AKB48を経て、幼い頃からの夢、女優へと転身した前田敦子さん。まるで最初から決められた運命だったかのように、光の当たる場所で輝いている前田さんですが、運命の道を歩み続けてこられた裏には、絶対的存在のあの人からの言葉がありました。* **結成当初から卒業までAKB48を引っ張り続けた前田敦子さん。彼女の成功を運命づけたのは、プロデューサー、秋元康さんとの出会い。「私にとって、秋元さんを超える存在はいません」とまっすぐな目で断言する。「今でも心に残っているのは『焦らなければ、絶対に売れる』という言葉です。売れるにはどうしたらいいのか。当時、ド素人だった私は、何が正解なのかなんてわかるはずもなく、秋元さんのその言葉を信じることでしか、進めませんでした」もがくほど、解決策が欲しくて、いろんな人の意見が聞きたくなってしまうもの。でも、まずは、一人をひたむきに信じる強さを持つ。それが、運命を分かつことを、秋元さんと前田さんの関係は教えてくれる。そもそも女優は、小さい頃から抱いていた夢。「なぜだか、ずっと」なりたかった。漠然とした思いが輪郭を持ち始めたのは、AKB48の始動前。「当時は、秋葉原の劇場で何かをするとだけ知らされていました。その“何か”が演劇かもしれない。そう思った時、『私は演技がしたいんだ』とはっきりわかったんです。アイドルとして歌って踊りたい、という動機ではなかったけれど、アイドルをやりたくないと思ったことはありません。がむしゃらに取り組んだAKB48は、一生、大事にしたい場所なんです」◇まえだ・あつこ1991年、千葉県生まれ。’05年、AKB48メンバーとしてデビュー。’12年に卒業。最新出演作『モヒカン故郷に帰る』は3/26、オールロケを行った広島で先行公開。4/9より全国公開。◇ニットトップス¥15,000(オープニングセレモニー ジャパン エクスクルーシブ ライン/オープニングセレモニーTEL:03・5466・6350)フレアスカート¥22,000(Dickies×k3&co./k3 OFFICETEL:03・3464・5357)ベルト、パンプスはスタイリスト私物※『anan』2016 年3月23日号より。写真・細見裕美(go relax E more)スタイリスト・岡本純子ヘア&メイク・増田加奈(ヘアーベル)取材、文・小泉咲子
2016年03月16日女優の前田敦子が17日、都内で行われた「第8回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」授賞式に出席した。ソフト&ハードのメーカーが加盟する次世代デジタルエンターテイメントの普及団体「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン(DEGジャパン)」が主催する同アワードは、同団体の目的でもあるブルーレイ普及活動の一環として行われるもの。ブルーレイディスクならではの高画質、高音質といったクオリティーを判断基準にして、2015年に発売された4,135作品の中から各賞が表彰され、栄えあるグランプリには『マッドマックス 怒りのデス・ロード』が選ばれた。そのプレゼンターに前田敦子が登壇。グランプリに選ばれた『マッドマックス 怒りのデス・ロード』について「ある監督さんが『興奮した』とおっしゃっていたので、私も映画館で見たんですが、『こんなに興奮したの初めて!』といまだに覚えています。映像や音楽、そして個性的なキャラクターしか出てこないし、シンプルなんですけど感動するし興奮するし、これは何度見ても楽しめる作品だと思います」と大絶賛。そして関係者に「本当におめでとうございます」と祝辞を述べてプレゼンターとしての役目を果たした。プライベートではブルーレイをかなり見るらしく「よりキレイな世界観を身近に体験できるので、借りる時も買う時もブルーレイを選ぶようにしています。音も良いですし目で見ても楽しいですしね」と語るなど、関係者を喜ばせていた。
2016年02月18日『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏を総監督に迎えて制作されている映画『シン・ゴジラ』(2016年7月29日公開)より、史上最大の設定で登場するゴジラのビジュアルが初公開された。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、12年ぶりに東宝が製作することでも話題になっている本作。脚本・総監督を庵野秀明氏、監督・特技監督を実写版『進撃の巨人』前編・後編で監督を務めた樋口真嗣氏が担当し、劇中に登場するゴジラの体長はこれまで最大とされてきたハリウッド版『GODZILLA』(2014年)を上回り、過去最大の118.5メートルに及ぶという。キャストには主演の長谷川博己のほか、竹野内豊、石原さとみの出演が発表されている。また、ゴジラのイメージデザインには『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)でコンセプトアート&デザインを手がけた、国際的にも評価の高いアニメーターの前田真宏氏が参加。前田氏は今作ゴジラの造形について「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました」と着想についてコメント。新ゴジラは「戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と、かつてのゴジラに対して、新たな世代にとっての"脅威"を表現する存在になっているという。キャラクターデザインには、『仮面ライダードライブ』で怪人デザインを手がけ、特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』で巨神兵の雛形造形を担当した、日本におけるキャラクター造形の第一人者・竹谷隆之氏が参加。竹谷氏は「庵野総監督と前田さんが作り上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました」と、長期にわたってアイデアが固められていったことを振り返る。そして「庵野総監督の頭の中にある"ゴジラ"の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした」と制作は充実したものだったようで、「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです」と作品への期待を語っている。なお、現在最新の特報動画が公式サイトなどで公開されている。映像は、都内近郊の街をまるごと封鎖した大規模ロケで撮影されたもので、ゴジラから逃げ惑う大勢の人々が描かれ、街中がパニックになっている様子が映しだされている。撮影は、すでに10月で終了し、現在は編集の真っ只中であるという。本編は6月下旬に完成を予定している。(C)2016 TOHO CO., LTD.
2015年12月10日長谷川博己、竹野内豊、石原さとみという人気俳優が総監督・庵野秀明のもとに集結し、12年ぶりに日本から発信する『シン・ゴジラ』。このほど、本作の公開日が2016年7月29日(金)に決定、全世界待望の“ゴジラ”の最新ビジュアルが初披露され、さらに舞台となる日本が大混乱に陥る超リアルな特報映像が解禁となった。『ゴジラ FINAL WARS』(’04)以来、およそ12年ぶりに東宝製作の“ゴジラ”が登場する本作。なんと今回は、これまで最大とされていたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(’14)の108mを10m以上も上回る、ゴジラ史上最大の118.5mとなり、まさに最大&最強のゴジラが誕生する。そのイメージデザインには、スタジオジブリ作品をはじめ、数多くのアニメ作品の原画を担当するほか、『マッドマックス 怒りのデスロード』ではコンセプトアート&デザインを務めるなど、国際的にも評価の高い前田真宏氏が参加。キャラクターデザインには、「仮面ライダードライブ」で怪人デザインを担当し、『巨神兵東京に現わる』では巨神兵の雛形造形を担当した日本におけるキャラクター造形の第一人者、竹谷隆之氏と、一流のクリエーターたちが集結、世界に通用するゴジラビジュアルを庵野総監督らとともに制作した。期間にして1年以上、100回以上もの意見交換を経て固められていったという新たな日本版ゴジラは、庵野総監督の意見が存分に反映されたものとなっており、今回のビジュアルで初お披露目されている。そして、巨大ゴジラにかかる「ニッポン対ゴジラ。」というコピーからも分かる通り、本作の舞台は、ズバリ日本!“ゴジラ”という脅威に直面したとき、日本の街に暮らす人々はどのように行動し、“ゴジラ”と向き合うのか。まさに、本作の見どころともいえるリアルさを追求した様子は、同時に公開された特報映像からも伺い知ることができる。史上最大のゴジラから逃げ惑う人々で街中がパニックになっている様子は、都内近郊の街をまるごと封鎖し、多数のエキストラによる大規模ロケが敢行されたという。東宝のプロデューサーは、このコピーに関して「“想定外”という言葉が様々な脅威の枕詞になったように、いままでのゴジラの踏襲ではない何かを求めました。前作から12年が経ち、その期間、日本は様々なパラダイムシフトを経験しました。その経験を端的に現したテーマが今回のコピーとして誕生しました」とコメント。ある種、異様ともいえる特報映像についても「いま、日本や世界が感じている漠然とした時代の雰囲気やムードを映し出したものだと考えています」と、そのこだわりを明かしている。また、“ゴジラ”のイメージデザインを担当した前田氏は、「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました。戦後間もないころに製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と語り、現代だからこその原点回帰を強調。キャラクターデザイン・竹谷氏も「庵野総監督と前田さんがつくり上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました。庵野総監督の頭の中にある“ゴジラ”の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした」とコメント。「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在が、ダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです!」と語り、現在、編集作業中という本作の完成に期待を込めた。『シン・ゴジラ』は2016年7月29日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日2016年夏に公開される『シン・ゴジラ』の公開日が来年7月29日(金)に決定し、新ビジュアルと特報映像が公開になった。『シン・ゴジラ』特報映像『シン・ゴジラ』は日本が誇る怪獣ゴジラを、庵野秀明が総監督を務めて新たに描く作品で、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが出演する。このほど公開された特報映像は、何かから必死に逃げ惑う人々を捉えた緊張感あふれる内容で、ゴジラの姿はないが、本作に登場するゴジラはシリーズ史上最大の118.5メートルであることが発表になった。ゴジラのイメージデザインを前田真宏が、キャラクターデザインを『巨神兵東京に現わる』で巨神兵の雛形造形を担当した竹谷隆之が手がけた。ゴジラのデザインは庵野総監督とクリエイターたちが何度もやり取りを繰り返して完成。イメージデザインを手がけた前田は「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました。戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と語り、キャラクターデザインの竹谷は「庵野総監督と前田さんがつくり上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました。庵野総監督の頭の中にある“ゴジラ”の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした。人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです!」とコメントを寄せている。12年ぶりに日本に姿を現す、史上最大のゴジラは一体、どんな姿をしているのか? 本作すでに撮影を終了しており、現在は編集作業中。来年の6月に完成予定。『シン・ゴジラ』2016年7月29日(金) 公開
2015年12月10日●「あと5年で限界」発言、トピックとしてまとめられてそうなってしまった7月18日、東京・新宿バルト9にて「日本アニメ(ーター)見本市 初号上映会」が開催された。「日本アニメ(ーター)見本市」はスタジオカラーとドワンゴが共同で制作・配信する短編アニメ企画。さまざまな監督による短編作品を毎週1本のペースで無料配信しており、業界内外の注目を集めている。ジャンルや表現手法などの縛りがない自由な創作の場を提供することで、日本のアニメ文化のさらなる発展と人材育成などにつなげていく狙いがある。同イベントでは、ファーストシーズンで配信された全12話を一挙公開。さらにサードシーズンからも3話分が先行公開された。また、「日本アニメ(ーター)見本市」の企画立案者である庵野秀明監督、ドワンゴの川上量生会長をはじめ、作品を制作した監督陣(雨宮哲氏、荒牧伸志氏、江本正弘氏、谷東氏、鶴巻和哉氏、平松禎史氏、堀内隆氏、本田雄氏、本間晃氏、前田真宏氏、吉浦康裕氏、吉崎響氏)とアニメ研究家で明治大学院客員教授の氷川竜介氏、アナウンサーの山田幸美氏が登壇。「アニメ業界の今後」をテーマにトークを行った。第一線で活躍するクリエイターたちは、アニメ業界の現状をどうとらえているのか。本稿ではトークの内容を中心にレポートしていく。口火を切ったのは、今年5月末に庵野監督が発した「アニメ業界はあと5年で限界を迎える」という言葉の真意を尋ねる質問からだった。庵野監督は「(あと5年くらいで限界という発言は)そういうつもりで言ったんじゃなかったけど、トピックとしてまとめられてそうなってしまった」と苦笑いしながら、「厳しいのは厳しいですよね。展望がないわけじゃないと思いますが、業界全体のシステムが厳しい。ビジネススキームが難しいし、人も来ない。何とかなるんじゃないかなというのと、何ともならないんじゃないかというのがせめぎ合っています」と胸の内を明かした。これに、アニメ研究家である氷川氏は「マンパワーの問題で、企画が増えても人が増えていないんです。諸外国は日本も何倍も人口があるところがアニメを始めたりしていて、マンパワーで負けそうです」とコメント。川上会長も「アニメは社会的影響力のわりに産業規模が小さく、制作環境の犠牲のもとにタイトル数がどんどん増えている状態。このままの形だと業界規模が大きくなっても現場が厳しいので、そこを変えていければいいのでは」と業界の将来を危惧する。一方で、「昔はもっとひどい状況だった」と語るのは、30年間アニメ業界の第一線で活躍するベテラン・荒牧監督。「アニメ業界はどんどんデジタルになって、3D化の流れがくるのかなと見ています。そういう変化を含めてTVシリーズを見ていると、よくがんばっているなと思います。30年前、業界に入ったときはもっとひどい状況で、その頃からもう業界はダメだよねと話していました。よくがんばってるなと思うし、意外と続いたりするのかもしれません」こうした現場の声に対して氷川氏は「アニメはお客さんが思い入れを持たないと何も見えてきません。絵が動くことに意味があるのではなく、お客さんの心を動かすことで生まれる愛が作品を支えています。そのあたり(愛)が痩せてきている気がするのが、一番危惧している部分です」と問題提起し、「アニメそのものがエネルギーになる、日本アニメ(ーター)見本市のような企画があるのはいいことです」とエールを送った。続いてのテーマは「今後アニメーターを目指す若者へのメッセージ」。話題を振られた本間監督は、「僕は業界に入って10年くらいたちますが、人との出会いや関わってきた仕事の運がよかっただけ」と謙遜。その上で、「この業界、先がないような言われ方をすることが多く、楽しい仕事だよと簡単には言えません」としながらも、「絵を仕事にするという信念がある人ならやりがいはあるし、居心地がいい仕事です」とアピール。前田監督も「絵を描いてお金になる業界ってなかなかないですよね」と同意する。また、サラリーマンからアニメ業界に転身したという経歴の持ち主である谷監督は「10年がんばるといいと思います」とコメント。その理由として、自身が10年前にはサラリーマンだったことを挙げ、「今、この壇上にいることを10年前の自分に言っても信じないと思いますから」と笑顔で語っていた。●アニメは多様性が大事だけど、今は二極化しているトークイベントの後半では、観客から寄せられた質問に答える大質問会を開催。「アイデアは普段から溜め込んでいるもの?」という質問に対しては、平松監督が「第一期の作品(『until You come to me.』)ではスタジオカラーからこういうネタでやってくれという感じできたのですが、第二期の『イブセキヨルニ』は普段から見ていた社会問題をやってみました。日本アニメ(ーター)見本市のためというよりは、普段から小さなことでも使えるかなと(溜め込んでいる)」と回答。雨宮監督も「普段から溜め込んだほうがいいというのはその通りだと思います」と同意し、「僕はやっていなかったので大変でした。有名な映画などは共通言語として見ておいたほうがいいと思います」と語った。将来はCGの現場で働きたいという方から寄せられた「CGとアニメの融合について」という質問に対しては、吉浦監督が「より渾然一体となっていくんじゃないか」と回答。「昔は飛行機やロボがCGで人は手描きだったのですが、最近は同一のキャラクターであっても手描きとCGが混在することもあります。手段として、どちらかがやりやすいかを考えて自由に選べる時代になりました」と語っている。根本監督は、「割合としてはCGの方が多くなっていくと思います。現状はCGとのハイブリッドが多いので、CGの分野であっても、手で描くスキルがあればさらに仕事をする上で有利になると思います」とアドバイスを送った。「日本アニメ(ーター)見本市」の企画自体に関する質問も上がった。「企画前にイメージしていたもの、予想してものと変わったことは? 他のクリエイターへの影響は?」という質問に対して、庵野監督は「やったかいがあったし、僕自身よかったなと思っています。アニメは多様性が大事だけど、今は二極化している気がしています。ストップモーションとか影絵とか、アニメには色々な面白さがあったはずなのに、新作ではそういうものがない。それを新作で見てみたいという思いが企画の趣旨でした」とコメント。他のクリエイターへの影響については「こういうものは主流にはならないでしょうけど、端っこでやっていることで業界に広がっているんじゃないでしょうか」と回答し、「単純にアニメは面白いんです。それが伝わればいいなと」と、「日本アニメ(ーター)」見本市の意義について語った。さらに「アニメ制作は中抜きが多い。未来の才能に投資できるクラウドファンディングのような場がほしい。直接的に支援したい」というファンからの声があり、これに庵野監督は「お気持ちは大変うれしいです」とコメントし、「アニメは安いと言われるが、権利関係なども諸々あって、一本作るのにけっこうなお金がかかります。大変なのはもとをとることで、日本アニメ(ーター)見本市はそれを捨てたからできています。今は円盤が売れないと言われていて、色々なスタジオが赤字になっている状態。売れない原因は今突き詰めても仕方ありませんが、小さなお金でも積んでいただければ大きくなります」とアニメ業界の事情を説明。「お金より先にまず気持ちが大事で、愛情があれば。こういうイベントも、お金儲けではなく大画面で見てほしいという気持ちでやっています。自分で言うのもあれですが、愛ですかね(笑)」とアニメへの思いを熱く語った。最後に「ファンとして何かできないか」という質問に対しては雨宮監督が「アニメがすごく好きな人は業界にきてください。それが力になります」と回答。これに庵野監督は「雨宮、いいこと言うね。久しぶりに感動した」と笑顔を見せていた。トークショー後、出演した監督陣のサイン色紙がプレゼントされる大抽選会が行われ、日本アニメ(ーター)見本市の作品上映会を経てイベントは終了となった。アニメがクールジャパンともてはやされる中、業界の低賃金労働と人手不足をどう解決していけるか。第一線で活躍している監督陣も、まだ明確な道筋は見つけられていないようだ。「日本アニメ(ーター)見本市」の可能性と同時に、アニメ業界が抱える問題の根深さを改めて感じたイベントであった。
2015年08月05日『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明氏が代表取締役を務めるスタジオカラーとドワンゴが共同で進めている短編映像シリーズ企画「日本アニメ(ーター)見本市」が、7月25日から8月7日までの2週間限定で劇場上映されることが明らかになった。日本アニメ(ーター)見本市は、オリジナル企画やスピンオフ企画、ミュージックビデオ、VJ(ビジュアル・ジョッキー)のフィルムなど多種多様な短編映像をジャンル問わず制作・配信するプロジェクト。2014年11月7日より、小説家・舞城王太郎とアニメーター・鶴巻和哉が監督した『龍の歯医者』を皮切りとして、毎週金曜日に1話ずつ、公式サイトにて無料配信している。企画者・企画立案は庵野氏で、ロゴ題字をスタジオジブリの宮崎駿氏、題字色彩を鈴木敏夫氏、エグゼクティブプロデューサーをドワンゴの川上量生氏が担当。いずれの作品も、男性の声は山寺宏一が、女性の声は林原めぐみが務めている。このたび発表された劇場公開では、現在、公開終了となっているファーストシーズン12作品に加え、7月中旬より公開予定のサードシーズン3作品も初公開。この3話はいずれも未公開作品で、舞城×前田真宏監督の『HAMMMERHEAD』(第25話)、中澤一登監督の『コント(ころしや)1989』(第26話)、なかむらたかし監督の『ブブとブブリーナ』(第27話)が劇場スクリーンで楽しむことができる。また、今回のポスターのキャッチコピー「アニメ(ーター)の技と魂の祭」は企画者である庵野氏が考案したものが採用されている。チケット価格は、2,000円(税別)で、7月25日からの2週間限定上映。新宿バルト9をはじめ、全国10カ所の劇場で公開され、各映画館、1日最大2回の上映となる。
2015年06月30日ドワンゴとカラーが日本アニメーションの可能性を探る共同プロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」において、3月13日より開始するセカンドシーズンの作品ラインナップが公開された。新シーズンではスタジオカラーに加え、トリガー、神風動画、PARTYといったアニメ制作会社が参加し、ジャンルを問わず個性ある作品を制作。今回発表された作品は、安野モヨコ氏×川村真司氏(PARTY)による『オチビサン』、前田真宏氏による『Kanon』、鶴巻和哉×上田大王による『I can Friday by day!』など全12タイトル。ラインナップは以下のとおり。『I can Friday by day!』鶴巻和哉×上田大王『イブセキヨルニ』平松禎史×さかき漣『オチビサン』安野モヨコ×川村真司(PARTY)『おばけちゃん』コヤマシゲト『Kanon』前田真宏『偶像戦域』山下いくと×古橋一浩『三本の証言者』うつのみや理『SEX and VIOLENCE with MACHSPEED』今石洋之(TRIGGER)『2 of killers of 2』中澤一登『月影のトキオ』須田剛一(GhM)×水野貴信(神風動画)『鼻下長紳士回顧録』安野モヨコ×AЯTRA entertainment Inc.『ハンマーヘッド』舞城王太郎×前田真宏また「日本アニメ(ーター)見本市」は、3月20日~22日に東京ビッグサイトで開催される日本最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2015」にブースを出展することを決定。同ブースでは、各作品の原画や設定資料を展示するほか、数量限定で「オリジナルメモパッド」や、「オリジナルアニメーターキット」「オリジナルポストカード」を来場者にプレゼントする。さらに当日は、5月13日に発売される「日本アニメ(ーター)見本市サウンドトラック(仮)第一弾」のブックレット撮影を会場内で実施。ブース来場者に先着順で整理券を配布し、ブックレットの撮影会を敢行する。詳細は「日本アニメ(ーター)見本市」公式サイトまで。
2015年03月10日ドワンゴとカラーが日本アニメーションの可能性を探る共同プロジェクト「日本アニメ(ーター)見本市」のセカンドシーズンが始動し、3月6日に公式サイトで新作PVが公開、そして9日に第二期のラインナップが発表されることが明らかになった。「日本アニメ(ーター)見本市」は、『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督が代表を務めるアニメ製作会社・スタジオカラーと、ニコニコ動画を運営するドワンゴが共同で行う短編映像シリーズ企画。さまざまなアニメーターらが決められた予算と時間の中でオムニバスアニメーション作品を自由に創作し、毎週金曜日に1話ずつ公開していく。セカンドシーズンの始動にあたり、動画サービス「ニコニコ生放送」では3月9日22:00より「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-2ndシーズン開始特番」を放送。同番組には、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』などで知られるアニメーション監督の前田真宏氏と鶴巻和哉氏に加え、劇場版『進撃の巨人』の監督を務める樋口真嗣氏、劇場版『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督を務める出渕裕氏が出演する。第二期のラインナップ発表とともに、オープニング映像募集企画の最終選考実施、アニメ全般に関してのトークも予定されている。
2015年03月03日ドワンゴとカラーが日本アニメーションの可能性を探るために進める共同企画「日本アニメ(ーター)見本市」の作品群を紹介する番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第12回放送が、2月9日にニコニコ生放送にて放送された。番組には、2月6日に「日本アニメ(ーター)見本市」の公式サイトにて公開された第12弾作品『evangelion:Another Impact(Confidential)』の監督・メカニックデザインを務めた荒牧伸志氏とCGディレクターの松本勝氏、プロデューサーの石井朋彦氏が出演。本作は、「別の場所、別の時」で、決戦兵器として秘密裏に開発と実験が進められていた「Another No.=無号機」の暴走する様が描かれている。本作の監督を務めたのは、フル3DCGアニメ『APPLESEED』(2004年)で世界中のクリエイターに大きな影響を与え、日本における3DCGアニメーションのトップランナーとして時代を切り開き、『EX MACHINA』(2007年)や『スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン』(2012年)、『キャプテンハーロック』(2013年)や最新作『APPLESEED ALPHA』(2014年)などを手がけてきた荒牧伸志氏。本作を制作したのは、石井氏から「何か一緒にやらないかと誘われた」のがきっかけだったという。荒牧監督は「『パシフィック・リム』や『ゴジラ』など、日本のコンテンツがアメリカのハリウッドに行って、すごい形で戻ってくる。素晴らしいことだが、作り手として手放しで喜んでいていいのか」と感じており「日本の意地を見せたい」と思っていたという。荒牧監督と庵野氏は、20代の頃に庵野氏が関わっているアニメの仕事を庵野氏に手伝ってもらったこともある旧知の間柄であり、今回の"オフィシャル二次創作ムービー"とでも言うべき本作に、庵野監督が即GOサインを出したことを明かした。スタジオジブリで『千と千尋の神隠し』(2001年)や『ハウルの動く城』(2004年)などでプロデューサー補を担当し、Production I.Gへ移籍した後は『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(2008年)や『東のエデン』(2009年)などをプロデュースしてきた、スティーブンスティーブン取締役兼務の石井氏は、「庵野さんからも『エヴァンゲリオン』を好きにしていいという返事をもらいまして、じゃあもうやるしかないな」と本作制作の覚悟を決めたという。全編を3DCGで制作された本作、「最初は1分半くらいのつもりで、地上に出て終わるつもりだったんです」と荒牧監督は考えていたようだが、「でもよく聞いてみると4分半くらいあるという(笑)」と裏話を明かした。「それからスタッフに声をかけました。エヴァンゲリオンの名前を出すと話が早くて(笑)」と、とんとん拍子で企画がまとまっていった模様。今回、劇中のメインキャラクターとなる"Another Eva"のデザインを担当したのは、荒牧監督が絶大な信頼を寄せる竹内敦志氏。「盲目のエヴァ」をイメージし、原作を踏襲しながらも新しいもう一つのエヴァンゲリオンが生み出されている。そのデザインを見た庵野監督は、その絵を見ただけで竹内氏の仕事だとすぐにわかったという。「エヴァンゲリオンを立たせるとワクワクするんですよね」と荒牧監督はうれしそうに語り、「やっぱりエヴァンゲリオンってフォトジェニックなんだな」と実感。番組ではそのほかにも、モーションキャプチャを用いた制作の方法や絵コンテなど、本作のこだわりが語られた。アニメ特撮研究家の氷川竜介氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナーでは、"浮遊粉塵"をテーマに講釈。氷川氏は「フレアやレンズ感があって、地上に出た後も立体的に粉塵が待っていて美しい。空気感や遠近感が出ています」と絶賛すると、松本氏はこの部分を非常にこだわっていたことを明かし、「この世界(CG)は綺麗すぎる。そこにいかにノイズをのせてリアルに見せるか。リアルだと逆にきれいな絵にするんですが」と、CGと実写の違いを説明した。クリエイターのパーソナルな部分に迫る「クリエイターの法則」のコーナーでは、「あなたにとってアニメとは?」という話題になり、石井氏は「世界へのパスポート」と回答。「日本人が世界に出る唯一の手段がアニメだと思います」と語り、「今作を見た『パシフィック・リム』スタッフからも荒牧さんと一緒に仕事がしたいという声が届きました」ハリウッドでの活躍を期待させる裏話も。松本氏は「考えたことが無い」とフリップを出し、「子供の頃からあって当たり前のものだったので」と回答。荒牧監督は「魂」と一文字で回答し、「自分の魂の拠り所」であると補足。「心の真ん中に必ずアニメーションがあるという意識でCGアニメも作っている」と自身のアニメとの関係を語っていた。3月上旬には第13弾作品『Kanon』が「日本アニメ(ーター)見本市」の公式サイトで公開。監督を務めた前田真宏氏と鶴巻和哉氏をゲストに招き、本企画セカンドシーズンの話や「日本アニメ(ーター)見本市OP募集企画の選考発表などを行う特別番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」2ndシーズン開始特番が、動画サービス「ニコニコ生放送」にて3月9日22:00から生中継される。■「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」2ndシーズン開始特番放送日時:3月9日22:00~23:00(予定)出演者:前田真宏氏、鶴巻和哉氏、氷川竜介氏(アニメ特撮研究家)、山田幸美氏(MC)番組URLはこちら「日本アニメ(ーター)見本市」は、『新世紀ヱヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督が代表を務めるアニメ製作会社・スタジオカラーとニコニコ動画を運営するドワンゴが共同で行う短編映像シリーズ企画。若い才能に"挑戦の場"を提供するべく立案されたもので、さまざまなアニメーターたちが決められた予算と時間の中でオムニバスアニメーション作品を自由に創作し、毎週金曜日に1話ずつ公開していく。作品は公式サイトおよび公式スマートフォンアプリにて無料で視聴できる。(C)2014 nihon animator mihonichi, LLP.
2015年02月13日染谷将太主演、前田敦子共演の『さよなら歌舞伎町』が公開中だ。新宿歌舞伎町を舞台に、不器用に生きる人々の1日を映し出す群像劇だ。染谷と前田が演じるのは倦怠期のカップル。『ヴァイブレータ』『やわらかい生活』の廣木隆一監督、脚本の荒井晴彦コンビによるオリジナルの新作とあって、映画ファンからの期待も高い本作に、初共演の染谷と前田も「(出演を)断る理由がなかった」と声を揃えた。その他の画像染谷はラブホテルの店長・徹、前田はプロミュージシャンを目指す徹の彼女・沙耶に扮する。染谷は「絶対におもしろいはずだと思いました。廣木監督と荒井さんの作品ですからね。歌舞伎町が題材だというのも魅力的に思えました。お話しをいただいたときはまだ脚本ができていなかったんですけど、やりたいとすぐにお返事しましたね。出来上がった脚本は愛に溢れていました」と振り返る。前田も「呼んでいただいた時点で、出たいとしか思わなかったです」と同様の答え。さらに「廣木監督の作品にはいろんなタイプがありますが、ピンク映画出身だということは知らなかったんです。それを知ったとき、監督の出発点に近い作品に出られるなんてとさらに嬉しかったです」と続けた。共演の情報が公になった際、「あっちゃんの恋人役!?なんでお前なんだ!と言われました(染谷)」、「現役・元を問わず、AKBのメンバーが羨ましがっていました(前田)」と、周囲にとても羨ましがられたというふたり。共演を経て、「すごくフラットな方で、リラックスしてやらせていただきました」と染谷。前田も「染谷さんがそういうスタンスで、すごく嬉しかった。きっちり話し合いをしなくちゃいけなかったらどうしようと思っていたので(笑)」とここでも意見を一致させた。そして完成した作品に「同世代の女の子にも勧めていきたい(前田)」、「どこか愛おしいと感じさせる人々のお話し。最後には心が温まって清々しい気持ちで家路に着ける映画だと思います(染谷)」と胸を張った。『さよなら歌舞伎町』公開中※取材・文・写真:望月ふみ
2015年01月27日ドワンゴとカラーが日本アニメーションの可能性を探るために進める共同企画「日本アニメ(ーター)見本市」の作品群を紹介する番組「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」の第5回放送が、12月8日にニコニコ生放送にて放送された。番組には、12月5日に「日本アニメ(ーター)見本市」の公式サイトにて公開された第5弾作品『安彦良和・板野一郎原撮集』を構成・編集した庵野秀明氏と、監修を担当したアニメ特撮評論家の氷川竜介氏が出演。 本作は、『機動戦士ガンダム』の原画を撮影した映像と完成品を比較するという"原撮集"という、これまで発表されてきた「日本アニメ(ーター)見本市」作品とはテイストの異なる内容となっている。制作のきっかけは「氷川さんが言い出しっぺ」と庵野氏が切り出す。「安彦良和さんの原画がすばらしい」という2人の世間話が盛り上がり、そこから庵野氏自身が編集した書籍『安彦良和アニメーション原画集「機動戦士ガンダム」』が発行され、今回の原撮集はその映像版だという。番組では、『機動戦士ガンダム』本放送当時に発売された、安彦氏が表紙を手がけた『アニメージュ』なども公開され、安彦氏にまつわる思い出話が語られていった。「安彦良和さんのアニメーターとしての原点であるガンダムの原画、その魅力を今のファンに伝えたかったのです」と熱く語る氷川氏。「これは10年以上前から思っていたことですが、安彦氏の線のままで動いたものって誰も見たことがないんじゃないかと。トレスされていない、机の上で描かれた安彦原画がそのまま動いている映像を見たかったのです」と熱弁すると、庵野氏も「漫画家、イラストレーターとしての安彦良和さんの絵は充分に評価されているけど、アニメーターとしての安彦良和さんは世にあまり出てないのでなんとかして出したいと」と補足。さらに「アニメーションは動いてなんぼ。止め絵で安彦さんの絵を見る機会はまだあるけど、原画が動いているところはなかなかない。動いているところを出しておきたかったのです」と、原撮集制作のきっかけを力説した。本企画は5月頃から本格的にスタートしたが、原画を発掘して復元する作業には苦労が伴い、氷川氏は前田真宏監督から"アニメ考古学"と言われたという。そして、庵野氏の師匠のひとりとしても知られるアニメーター・板野一郎氏の話題に移り、庵野氏から「最初に会ったときに見た板野さんの原画がこれまたすばらしくて、この人と仕事をしたいと思いました」という当時のエピソードが語られた。本来、アニメ制作が終わってフィルムになると原画は破棄されてしまうらしく、「今回、現存する板野さんの原画は全部入れられた」と庵野氏はうれしそう。「原画集の作業中、別作品のカット袋に入れたガンダムの原画が捨てられかけたことがあったんです。制作の人がたまたま見つけて、『これ、ガンダムじゃないですか!』って(笑)」という出来事もあったという。板野氏の魅力は「フォルムとタイミングで魅せる人なんです」という庵野氏。「モビルスーツの動きなどは安彦さんをトレスしてるところがあるけど、爆発のフォルムはほぼ無視している。安彦さんもすごくいいんだけど、板野さんの爆発はさらに洗練されているんです」と絶賛。「最初の師匠が板野さんでよかったと思います。がんばっているんだけど、なかなかあの境地には達しない。超えようと思ったけど、超えられない人ですね」と板野氏への想いを口にした。また、番組では原撮集で使われた原画の現物を披露しながら、作画技法といった専門的な話も。「富野(由悠季)さんのコンテを安彦さんが描くことでさらに素晴らしいものになるんです」と語る庵野氏は、「『ガンダム』が成功したのは安彦さんと板野さん、2人の存在が大きいと思います」と両氏の功績を称えた。ほかにも、これまで原画集に収録されていなかった貴重な原画も登場し、視聴者を驚かせた。アニメ特撮研究家の氷川氏が注目ポイントを紹介する「氷川の二度見」のコーナーでは、"安全フレーム"をテーマについて講釈。安全フレームとは、本来の撮影フレームのさらに内側にあるひとまわり小さく四隅が丸いフレームのことを言い、当時は曲面のブラウン管TV受像器が主流で、映る範囲がまちまちだったため、どのTVでも共通に映る範囲として"安全フレーム"が設定されていたという。氷川氏は「安彦さんのカットは撮影フレームと安全フレームの両方でレイアウトが成り立っている。その職人技に注目してほしいです」と力説し、「通常は安全フレームを映像として見る機会はないため、今回の原撮集ならではの見どころとなっています」と語る。すると庵野氏も「『エヴァ』のアスカのパンチラ(TVシリーズ第八話)は安全フレームの外だったんです。危ないものは安全フレームの外に。安全フレームの正しい使い方です(笑)」と、安全フレームのエピソードを披露した。番組の最後には、庵野氏と氷川氏に対してさまざまな質問が投げかけられた。「お二人の出会いは?」という質問に対して氷川氏は、「『マクロス劇場版』の直後だから、84年の業界の飲み会でしたね」と回答。お互いの印象について尋ねると、氷川氏は「もちろん、すごいアニメーターとしてですよ」と答え、庵野氏は「ヤマト・アソシエイション(氷川氏主宰の『宇宙戦艦ヤマト』ファンクラブ)のすごい人」と返答した。その上で庵野氏はアニメの歴史の重大さに触れ、「未来を探るにしても、まず過去を知っておかないと。今回、この原撮集を作ったのもそういうことがあるんです」と今作の制作意図を明かし、「作品の歴史もあれば、人の歴史もあるので。未来しか見ずに古いものを何でも切り捨てていくのは、あまりよくない観念」とし、「昔のものでも良いものはあるし、今のものでも悪いものはあります」と持論を述べた。続いて、「クリエイターになるのに大切なことは?」という質問に対して、両氏は「センスと観察力」と回答。「その中でバランスが取れる人と、何かに特化する人と、そこに個性が出ます。ほかに経験値も必要」と庵野氏は語る。「人間は想像力もあるけど、その前に経験とか観察とか何かきっかけがないとそこに至らない。一部の天才を除いて、イメージにはきっかけが必要なんです」と作品作りに大切なことを明かしてくれた。最後に「庵野氏にとってアニメとは?」と投げかけると、庵野氏は「想像(イマジネーション)と技術(テクノロジー)」と回答。「イメージを作品にするには技術がいるんですよ。想像と技術、アニメには両方必要なんです」とコメントした。さらに「アニメは第三者が見ないと作品として成り立っていないので」と切り出して、日本アニメ(ーター)見本市第3回作品『ME!ME!ME!』が、日本よりも米国での視聴数が多いことを明かした。「やはりアニメは世界に通用するな」と実感したといい、「この企画については商売抜きでやっているので、それ以外の結果を残したい」と意気込みを語った。また、12月12日には第6弾作品『西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可』が「日本アニメ(ーター)見本市」の公式サイトで公開。監督を務めた前田真宏氏、原案・キャラクターデザインの本田雄氏、エンディングテーマを担当したSotte Bosseをゲストに招き、『西荻窪駅徒歩20分2LDK敷礼2ヶ月ペット不可』の上映や作品に込めた思いや制作秘話などを解説する特別番組「日本アニメ(ーター)見本 市-同トレス-」第6回が、動画サービス「ニコニコ生放送」にて12月15日22:00から生中継される。■「日本アニメ(ーター)見本市-同トレス-」第6回概要放送日時:12月15日22:00~23:00(予定)出演者:前田真宏氏、本田雄氏、Sotte Bosse、氷川竜介氏(アニメ特撮研究家)、山田幸美氏(MC)番組URLはこちら「日本アニメ(ーター)見本市」は、『新世紀ヱヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督が代表を務めるアニメ製作会社・スタジオカラーとニコニコ動画を運営するドワンゴが共同で行う短編映像シリーズ企画。若い才能に"挑戦の場"を提供するべく立案されたもので、さまざまなアニメーターたちが決められた予算と時間の中でオムニバスアニメーション作品を自由に創作し、毎週金曜日に1話ずつ公開していく。作品は公式サイトおよび公式スマートフォンアプリにて無料で視聴できる。(C)2014 nihon animator mihonichi, LLP.(C)創通・サンライズ
2014年12月14日前田敦子が、「どうしても来たかった」と釜山へ。10月5日(現地時間)、開催中の第19回釜山国際映画祭での『さよなら歌舞伎町』公式上映で、前田敦子、イ・ウヌ、廣木隆一監督が観客からの質問に答えた。昨年も主演作『もらとりあむタマ子』で釜山国際映画祭に参加した前田さんは、「今年も釜山映画祭に来られて嬉しいです。去年とは全然内容の違う映画なので、そこを味わってください」と挨拶。映画は、歌舞伎町のラブホテルを舞台に、ホテルの店長(染谷将太)と同棲相手で歌手デビューを目指す少女(前田敦子)、韓国人デリヘル嬢(イ・ウヌ)とその恋人、時効寸前の男女(南果歩、松重豊)らの人生が交錯する24時間を描いた群像劇だ。前田さんは「どうしても来たかったんです」と多忙と台風で飛行機が飛ぶか危ぶまれる中、舞台挨拶に駆けつけた。昨年の映画祭ではキュートなAラインのドレスが印象的だったが、今年は私服だというミニスカート姿で、大人っぽい印象。上映後の観客とのQ&Aで前田さんは、「廣木監督とはずっと前から一緒に仕事をしたいと思っていたので、内容以前に『廣木さんとお仕事をしたい!』という私の強い願望でやらせていただきました」と出演の動機を明かした。この1年で女優としてどう変化したか、との質問には「『もらとりあむタマ子』はグループ卒業後すぐの撮影で駆け出し状態でしたが、そこからぺースを掴めたんじゃないかなと思います。その後、黒沢清監督や廣木監督と仕事をさせいただいて、感謝していますし、自分のやりたい道を歩けている今の状態に満足しています」と笑顔で語った。。廣木監督は、理想的とは言えないカップルばかり登場することについて「僕は人生がうまくいっている人より、うまくいっていない人を描く方が好きなんだと思います」と語った。感激して泣きながら監督へ質問する観客もおり、廣木監督が作品にこめた想いは伝わったようだ。イベント後、前田さんは多くのファンに囲まれつつ「観客の皆さんがものすごく盛り上がってくれて、とても嬉しかったです。釜山ならではですね」と感激の笑顔を見せていた。主演の染谷さんは体調不良で急遽欠席したが、染谷さんの両親が日本から上映に駆けつけていることを廣木監督が紹介すると、観客から温かい拍手が沸き起こった。第19回釜山国際映画祭は10月11日(現地時間)まで開催。(photo / text:Ayako Ishizu)
2014年10月09日(画像はプレスリリースより)前田敦子 女優に歌手にもはや「元AKB48」と呼ばなくても、その存在感は確かなものになってきました。前田敦子さんはAKB48を卒業後、時代劇や映画に出演し女優としての才能を開花させています。また、今月18日には3rdシングル「タイムマシンなんていらない」をリリースし、歌手としての実力も評価されています。そんなノリにのっている彼女の新CMが放映されます。2013年9月20日、花王株式会社は、「ロリエエフしあわせ素肌」の新キャラクターに前田敦子さんを起用し、同日(9月20日)より彼女が出演する新CMを放映すると発表しました。「ロリエエフしあわせ素肌」リニューアル肌にやさしい生理用品として評判の高い「ロリエエフ」。更なる改良を重ねて通気性をアップさせ、「ロリエエフしあわせ素肌」としてリニューアルされました。CMでは彼女のさわやかな笑顔が、商品の快適さをさりげなくアピールしています。あっちゃんファンでなくても、清楚な彼女の魅力にとらわれてしまいそうです。憂鬱な日も、CMの彼女のように可憐に過ごしたいもの。あえて白いワンピースを選んで着てみましょう。「ロリエエフしあわせ素肌」なら心配なく「白」を楽しめそうです。【参考】▼花王株式会社プレスリリースくっさ~い●●に、彼は萎えてる!まだまだ蒸すこの季節にケアが必須な部位とは?(9月23日)9月中なら「月額2,980円」であなたも今日からスベスベ芸能人ボディになれます!(9月16日)30代女性に向けたブログメディア、「ANGIE」が登場。仕事や恋愛で悩みが多いこの世代に、楽しく生きるためのヒントを提案。(7月29日)元の記事を読む
2013年09月26日前田敦子が11日に都内のスタジオで行われた『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』の公開アフレコに参加。同時上映される短編『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』で初のナレーションを務めることになり、「初めての経験なのですごく難しい」と緊張した面持ちでマイクに向かった。その他の画像短編には人気のポケモン“イーブイ”とピカチュウ、ニャースらが登場し「映画を見る小さなお子さんに、ポケモンたちが『かわいいな』『楽しいな』と思ってもらえるように頑張りました」と前田。ディレクターからは「目の前にいるたくさんの子どもたちに語りかけるように」という指示があったそうで、「実際には誰もいないブースの中なので、気持ちを込めるのが大変でした」と苦労を明かした。そんな前田に対し、イーブイの進化系であるニンフィアを演じる中川翔子は「優しく語りかける姿はまるで聖母、いや女神!」と絶賛。中川自身は7年連続の劇場版ポケモン出演で、「ポケモンは地球が平和な証。3年前に“エア出産”した長男も喜んでいる」としょこたん節を存分に発揮した。また、シリーズ全16作に出演する人気声優の山寺宏一は、「今年も呼んでいただき、一安心。これでお声がかからなかったら『何かあったな』と思われてしまう(笑)」。毎回、異なるキャラクターを演じており、今回は本編でプラズマ団に改造された3億年前のポケモン・ゲノセクト役に挑んでいる。映画ではゲノセクトと、同じく人間の手によって生まれたミュウツーの激しいバトルが描かれている。公開アフレコには、ミュウツーを演じる高島礼子、ポケモンヒルズに暮らす案内役・エリックとイシツブテ役を演じるお笑いコンビ“平成ノブシコブシ”の吉村崇と徳井健太、メガホンを執る湯山邦彦監督が出席した。『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速(しんそく)のゲノセクト ミュウツー覚醒』『ピカチュウとイーブイ☆フレンズ』7月13日(土)から全国ロードショー
2013年06月11日前田敦子にそっくり過ぎ!Twitterでも大反響のサッカー選手AKB48を卒業する前田敦子に似ていると言うよりも、ほぼ一緒と大評判のサッカー選手がチェコに存在している。今回Twitterで、一番似ていると言われるショットが公開され「そっくり!」というツイートが殺到している。あっちゃん似のチェコのサッカー選手はトマーシュ・ロシツキー選手。本人曰く、自分の顔は日本人顔だと言っているらしいが、二人がツーショットで並ぶと兄、妹として紹介しても納得できるようなソックリぶりだ。あっちゃんは浜田雅功にも似ている?以前からあっちゃんはお笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功に似ていると言われていたが、そのつながりで行くと、トマーシュ・ロシツキー選手と浜ちゃんが似ていると言うことになるが、いかがだろうか?似ている顔ネタだけでも大ブレイクする人気者の前田敦子のAKB48卒業は8月27日AKB48劇場で予定されている。元の記事を読む
2012年06月11日前田敦子の卒業式が秋葉原、AKB48劇場公演に決まる!AKB48の悲願、東京ドーム公演が8月24・25・26日の3日間開催される。取りざたされていた前田敦子の卒業式も8月27日(月)にAKB48の原点でもある東京・秋葉原のAKB48劇場公演に決定した。AKB48の2005年の結成以来の悲願だった東京ドーム公演の発表は、東京ドームシティホールで行われたリバイバル公演『見逃した君たちへ2』最終日24日のステージで発表。同時に、2ヶ月前にAKB卒業を電撃発表した前田の卒業式も発表された。「本当にジャパニーズドリームだ」 “井上公造 語録”25日、テレビ朝日「おはよう朝日です」に出演していた芸能レポーターの井上公造は、前田の卒業式決定に「前田をはじめAKB48が、初めてのステージで秋葉原のAKB48劇場に立ったときは観客が7人だった。本当にジャパニーズドリームだ!」と、コメントした。前田敦子のコメント卒業式が決定した前田は、ドーム公演に向けて「これからも皆さんの前で、たくさんパフォーマンスをお見せすると思いますので、皆さんの胸に焼きつけてくれたら嬉しいです」と伝えた。(オリコンスタイルより)元の記事を読む
2012年05月25日春夏の明るさをポップに表現エステティックのTBCグループが、CMイメージキャラクターとして起用している、人気アイドルグループAKB48の前田敦子、大島優子、そして韓国アイドルのチャン・グンソクの3人による新CMを公開した。8日から全国オンエアがスタートしている。今回のCMは3人を起用したものの第2弾CMで、「HAPPY BEAUTY TBC」篇。ファンタジックな世界観を前面に出した広告で、パリの上空を風船に乗って舞う前田と大島、それを雲の上から見守るグンソクというストーリーで描かれている。前回の第1弾CMは、シックに“新しい美の世界へ”というコンセプトのもと、それぞれが普段とは違った魅力を出していたが、今回は春夏のシーズンらしく、ポップで明るい、まさにハッピィな美を提案するものとなっている。ミュージカル風の演出もみどころシャーベットカラーの衣装に身を包み、ミュージカル風に歌を口ずさむシーンなどもみどころのひとつ。YouTubeの公式チャンネルではメイキング映像も楽しめる。TBCという美のブランドCMということもあり、イメージキャラクターの名に恥じないよう、それぞれが肌の手入れやプロポーションの維持にも日ごろから努めているそうだ。前田敦子は野菜の摂取を積極的にすること、半身浴を行うことを実践しているといい、グンソクは野菜とたんぱく質を中心とした食生活で、しっかり睡眠をとるようにしているという。明るく、楽しく、キレイにを提案する新CM。ぜひオンエアでもチェックを。元の記事を読む
2012年05月10日真似したいという声続々!人気アイドルグループAKB48。そのメンバーで近く卒業することを発表し、さらに注目の的となっている前田敦子だが、彼女がみせた「甘顔メイク」が大きな反響を呼び、話題となっている。これはファッション誌「CUTiE」の3月号表紙を彼女が飾った際に、みせていたメイク。発売開始以来、読者らから「真似したい!」という問い合わせの声が殺到したという。そこで、同誌では12日発売の最新号、「CUTiE」5月号で、この「甘顔メイク」を大特集。テクニックなどが詳細明かされている。(話題となった「CUTiE」3月号)愛され甘顔にあなたもなれる!「甘顔カバーガールになりきりメイク」と題されたこの特集では、前田敦子はもちろん、アーティストの西野カナや人気モデルの益若つばさなど、現代の注目されるファッションリーダーらの「甘顔メイク」のテクニックが満載だ。細かくテクニックが明かされているので、これを実践すればあなたも旬の愛され甘顔に今すぐ変身できるかも。ぜひチェックしたい。主なポイントとしては、素肌感を出したナチュラルメイクと、たれ目気味のラブリーキュートなフェイスがカギといえる。つけまつげやカラーコンタクトで目力を保ちながらも、下まぶたの涙袋部分にパールホワイトカラーをのせて、ぷっくり、そしてほどよいヌケ感を出すのが特徴。一見自然なのに、ひきつけられる不思議な印象を与える、まさに甘い魅惑がポイントとなっている。アイシャドウはブラウン、つけまつげは目尻を重めに、チークはピンクカラーをほんのり広めに、リップは中央にグロスを重ねて輝きとボリュームをオン、ぷっくりリップに……といった点も具体的なテクのポイントだそうだ。メイクテクニックのほか、おすすめの使用コスメも詳しく紹介されているとのこと。ぜひ本誌も目を通してみよう。(発売中の最新号「CUTiE」5月号)元の記事を読む
2012年04月15日いよいよカウントダウン開始人気アイドルグループAKB48の前田敦子がグループを卒業することを発表し、話題を集めているが、依然卒業時期の詳細については未定。だが、ここにきていよいよカウントダウンが始まっていることを感じさせる動きが出てきている。6日、福岡の福岡サンパレスホテル&ホールで全国ツアー「野中美郷、動く。~47都道府県で会いましょう~」をスタートさせたAKB48。前田敦子も卒業発表以来、初めてステージでファンの前に立った。秋元氏も東京ドームかと胸中語る卒業発表後初のステージということで、「辞めないで」といったファンの絶叫も飛ぶ中だったが、ステージは盛況のまま終了。この日は彼女の祖父母も会場に来ていたという。家族への感謝もこめ、いよいよグループ活動のゴールへと走り始めたようだ。同日、総合プロデューサーの秋元康氏もGoogle+で前田の卒業時期について初めて言及。「やっぱり東京ドームかなあ」とその胸中を明かしている。本人と相談してとのことだが、このようにコメントが公表されるところをみても、今夏に予定されている東京ドーム公演は大きな節目となりそうだ。卒業後の活動にも注目が集まるなか、いよいよその卒業の時は近づいてきている。ファッション界、芸能界、各界が注目する一大アイドルの転機。今後も動向に注目だ。元の記事を読む
2012年04月07日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)まだ詳細は未定ということだが、卒業の時期は次回総選挙の後ではないか、東京ドームが最後になるのではなど、いや、はたまたAKB劇場だ、など憶測が飛び交っている。そんな前田敦子の卒業、本当は篠田や板野だったのではなどといった話も聞こえてくる。そんなところに、映画の主役に関しても、本当は「前田じゃなかった」というとんでも話が飛び出した。『苦役列車』の主役は「柏木由紀」だった?今回話題になっているのは、2011年に第144回芥川賞を受賞した小説『苦役列車』(新潮社)の映画版について。今年7月に公開を予定していることもあり、3月にBSジャパンで放送された『小林麻耶の本に会いたい』で、同作品の著者である西村賢太氏と小林とのトークで事件は起こった。(動画:ゴリ押し前だ敦子にウンザリ)西村氏が、原作者であるもの映画には全く不介入であったことを述べた後、このような「ぶっちゃけ」トークが繰り広げられたのだ。小林「前田敦子さんがいい・・・みたいな?」西村「他の方の名前を言ったんですけど…まぁ聞いちゃくれない(笑)」小林「そうだったんですか!?」西村「柏木由紀さんとお願いしたんですけど・・・」小林「(腹抱えて)あ~っはははは。柏木由紀ちゃんの方が?」西村「柏木由紀さんの方が理想だったんですけど…」小林「そうだったんですね…」西村「まぁ聞いては貰えなかったですな!」ネットでの反応これに対してネットでは、「リアル過ぎるw 」「ゴリ推しいい加減にしろ! 」「まあ普通はキャスティングについて原作者はベタ褒めするもんだけどな宣伝文句として不満持ってもよっぽどのことじゃなければ表に出てこないもんだけどなw 」などといった声があがっている。前田の卒業の真相は、「作り上げられたゴリ押し」と「本当の人気のギャップ」に本人が悩んでいたためだというような声もあがっていた。今回の西村氏の「爆弾発言」によってそれが裏付けされてしまったのではないだろうか。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年04月04日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)まだ詳細は未定ということだが、卒業の時期は次回総選挙の後ではないか、東京ドームが最後になるのではなど、いや、はたまたAKB劇場だ、など憶測が飛び交っている。怒りに震える吉本興業実は、そんな前田の「卒業サプライズ」に、大損害を被った会社があるという。西のお笑い大手「吉本興業」だ。吉本は3月24日から31日、恒例の「第4回沖縄国際映画祭」を開催していた。この事業は吉本が社を挙げて取り組んでいる企画で、相当気合いが入っていたにもかかわらず、「前田卒業」に話題を総ざらいされた。しかし、吉本はAKBグループのNMB48を支援している立場。その怒りを直接AKBサイドにぶつけることもできず、ただ肩を震わせるしかない状況なようだ。編集部 鈴木真美【関連ニュース】AKB48板野友美「卒業したい」AKB板野友美、単なる「セフレ」キス上手の秘密、AKB48大島優子マツコ負け!AKB48容認か小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か大森南朋に小野ゆり子を紹介したのは蒼井優だった元の記事を読む
2012年04月03日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)前田はステージで、「私、前田敦子はAKB48を卒業します。」と挨拶し、卒業の理由については、「不安でいっぱいですが、後輩のためにも私が卒業して歩き出さなければいけないと思いました」と後輩に道をゆずるためだとした。卒業の真相は……しかし、前田の卒業に関しては、今年1月4日に2ちゃんねるでリーク書き込みがされていたことから、すべて出来芝居なのではないかという噂も出ている。以下が、そのリークの内容だ。「テレビ局に出入りしている制作会社の話だけど,今年は姉妹グループ込みでシャッフルするらしい。前田と高橋が反対してるらしく、前田はそうすると卒業すると言ってるらしいよ!多分その話じゃないかな。」(画像: )しかし、日刊サイゾーの取材で、舞台裏を知る芸能関係者はこう明かした。「あれは本当に“ヤラセ”ではありません。前田は前日まで『辞める』『辞めない』で悩んでいた。むしろ前日の段階では『やっぱり辞めない方がいいかな』と親しいメンバーにこぼしていたほどです」高橋みなみは1年ほど前から話を聞いていたというが、実際の決断や発表時期に関しては、プロデューサーの秋元氏などほんの一握りだったようである。前田は、AKBのセンターではあったものの、握手会のファンの数など実際の人気が伴っていないことにかなりのプレッシャーを感じていたようだ。編集部 鈴木真美【関連ニュース】AKB48板野友美「卒業したい」AKB板野友美、単なる「セフレ」キス上手の秘密、AKB48大島優子マツコ負け!AKB48容認か小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か元の記事を読む
2012年04月03日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)人気絶頂での「卒業」であっただけに、世間を驚かせているが、実際は現在の不況でアイドルビジネスもそれほど儲からなくなってきているようだ。まだ詳細は未定ということだが、卒業の時期は次回総選挙の後ではないか、東京ドームが最後になるのでは、いやAKB劇場でサプライズ卒業だ、など様々な憶測が飛び交っている。前田、卒業後は政治家に?飛び交っているのは、憶測だけではない。芸能人おせっかい占いの「ハピズム」は「AKB48前田敦子が"国民的アイドル"の次に目指すべきものとは?」と題した占いまでやってのけた。そこで、前田はなんと、「アイドルの次は、政治家か実業家が向いている」と診断されている。同占いは、次のように前田を診断する。「彼女の本質を生かせるのは、政治家や実業家などです。もともと頭の良い人なので、その分野について学びたいという思いが湧いてきたら、素直に従ってその道を目指したほうがいいでしょう。まずはゆっくりと休んで、普通の女の子の時間をやり直しながら、大学で政治、経済、経営などの分野を学んでください。アメリカに留学して、MBAを取得するのもいいでしょう。」卒業後、政治活動に関わっていくなんてこともあるのだろうか?この占いが本当なら、芸能活動をするよりもそちらの方が才能が開花できるとある。女優業については、「あまりオススメしませんが、それでも女優としてやっていきたいのであれば、かなりの努力が必要になります。」とバッサリ切り捨てられた前田。いったい「卒業」後、前田はどうなるのだろうか。世間の注目が高まっている。編集部 鈴木真美【お勧めニュース】AKB48板野友美「卒業したい」AKB板野友美、単なる「セフレ」キス上手の秘密、AKB48大島優子マツコ負け!AKB48容認か小池栄子と佐藤江梨子がダブルAV出演か元の記事を読む
2012年04月03日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)まだ詳細は未定ということだが、卒業の時期は次回総選挙の後ではないか、東京ドームが最後になるのではなど、憶測が飛び交っている。人気絶頂での「卒業」であっただけに、世間を驚かせているが、実際は現在の不況でアイドルビジネスもそれほど儲からなくなってきているようだ。(AKB48前田敦子ヌード5000万円)本当は「前田」ではなく「篠田」だった実は、今回の「卒業」、本当は「前田」ではなく最年長「篠田麻里子」が最有力候補だったというから驚きである。「卒業商法」という言葉があるように、メンバーの「卒業」はあくまでもビジネスの一環。ファンにインパクトを与えられる存在として「篠田」と「前田」の名前があがったようだ。しかし、「篠田卒業」の発表をする予定だった横浜アリーナライブは大震災の影響で中止となり、半年後の「じゃんけん大会」では、篠田がまさかの「優勝」を果たしてしまった。その結果24枚目のシングル「上からマリコ」で篠田がセンターを務めることになり、卒業のタイミングを逃した事から「じゃあ前田を先に」というようになったようだ。全ては予定通り?今年1月4日には、2ちゃんねるで以下のようなリークが書き込みされていたことも話題をよんでいる。(AKB48前田敦子、卒業の真相は……)「テレビ局に出入りしている制作会社の話だけど,今年は姉妹グループ込みでシャッフルするらしい。前田と高橋が反対してるらしく、前田はそうすると卒業すると言ってるらしいよ!多分その話じゃないかな。」(画像: )「突然の発表」とみせかけてはいたが、全ては「予定通り」の発表だったのか。いずれにせよ、人気絶頂かつ主要メンバーであった前田の卒業に、ファンはショックを隠せないようだ。編集部 鈴木真美【関連記事】AKB48前田敦子ヌード5000万円AKB48前田敦子、卒業の真相は……前田敦子、AKB劇場で卒業ライブか元の記事を読む
2012年03月29日前田敦子の卒業AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイトより)事前リークがあったといった情報も飛び交い、「突然」の卒業発表ではなかったことが噂されている。(AKB48前田敦子、卒業の真相は……)しかし、噂は噂。いまだに「卒業の時期」「卒業の方法」などは決まっていない。卒業商法が行われるのか?AKB絶頂期といえども、人気が出てからもう数年。近年の不況でなかなか売り上げが伸ばせなくなって来ていたのも事実。(AKB48前田敦子ヌード5000万円)「おにゃんこ」や「モーニング娘。」の時にも、「卒業」発表後に別れを惜しむファンで一時的に売り上げを上げ、また新たなメンバーを加えるという「卒業商法」が行われた。2010年の雑誌インタビューで、秋元氏は「モーニング娘。」を失敗例としたうえで、「AKBは卒業→加入システムは取りません。身近に失敗例があるから 」と語っていた。しかし、その秋元氏も「卒業商法」に頼らざるを得なくなったというのが現状なのだろうか?最後は劇場で!の声ファンからは「最後は劇場で」という声が多くあがっているという。ドン・キホーテ秋葉原8FにあるAKB48劇場を最後の舞台にすれば、周囲の交通事情などで大混乱が予想される。(画像:AKB48公式サイトより)しかし、サプライズを仕掛ける才能に長けている秋元氏だけに、なんとか「劇場での卒業ライブ」を実現させ、新たな伝説が作られるのではないか?と、期待が高まっている。編集部 鈴木真美元の記事を読む
2012年03月28日前田敦子卒業を発表AKB48の中心メンバーであった前田敦子が25日、さいたま市で開かれたコンサートで、「卒業」を発表した。(画像:AKB48公式サイト、メンバー情報より)まだ詳細は未定ということだが、卒業の時期は次回総選挙の後ではないかなど、憶測が飛び交っている。前田はステージで、「私、前田敦子はAKB48を卒業します。」「私なりに頑張ってきた6年半でした。14歳のころからみんなで見てきた夢がかなったと、とても感動した。20歳の夢に向かって歩き出さなきゃいけない。」と挨拶し、卒業の理由については、「不安でいっぱいですが、後輩のためにも私が卒業して歩き出さなければいけないと思いました」と涙ながらに話した。卒業の真相は……実は、前田の卒業についてはこんな噂がささやかれている。「前田がSKEとNMBメンバーからのAKB入りを快く思っていなかったことから卒業にいたった」というものだ。(動画:いっしょにコレイチ!前田敦子)この前日、同じくさいたま市で開かれていたコンサートの最後に、SKE48の松井珠理奈とNMB48の渡辺美優紀が期間限定でAKB48入りすることが発表されていた。ここでは、松井珠理奈が、大島優子や板野友美らが属する「チームK」に、渡辺美優紀が、柏木由紀や渡辺麻友らが属する「チームB」に入ることが発表され、場内を騒然とさせた。この件について、今年1月4日に2ちゃんねるでこのようなリークが書き込みされていたのだ。「テレビ局に出入りしている制作会社の話だけど,今年は姉妹グループ込みでシャッフルするらしい。前田と高橋が反対してるらしく、前田はそうすると卒業すると言ってるらしいよ!多分その話じゃないかな。」(画像: )また、別のリークによると以前からこの夏にメンバーを卒業させることになっていたらしく、卒業のリストには選抜メンバーも数名含まれていたという。こうした事前リークがいくつかあったにせよ、人気絶頂かつ主要メンバーであった前田の卒業に、ファンはショックを隠せないようだ。編集部 鈴木真美【関連記事】AKB48前田敦子ヌード5000万円元の記事を読む
2012年03月26日衝撃の卒業発表に騒然人気アイドルグループAKB48の不動のトップともいえる存在、前田敦子がグループを卒業することが決定した。さいたまスーパーアリーナ3Days公演の最終日である25日の全演目終了後に本人から発表された。突然の卒業発表に会場も騒然。2万5000人のファンらからは絶叫にも近い声が上がったという。卒業の具体的時期は現時点では不明だが、前田は「私なりに頑張った6年半でした」とこれまでを振り返り、決断を伝えた。一歌手、一女優として活動かメンバーらも泣き崩れるなど、衝撃の発表となったが、長くともに歩んできた高橋みなみも涙ながらに、AKBにいることがゴール地点ではないことを伝えたほか、彼女をあたたかく見送ってほしいと語ったという。昨年6月にはソロデビューを果たし、映画「もしドラ」にも初主演。歌手としても、女優としても活躍の場を広げていた彼女。美容界をはじめ数々の受賞も手にした。今後はグループのなかの前田敦子ではなく、一歌手、一女優として活動していくこととなるのだろう。トップアイドルの真価が問われる。これからどんな輝きを見せてくれるのか、注目が集まるところだ。元の記事を読む
2012年03月26日春の新作ボトムス“ゆるパン”の新 TV-CMオンエアファーストリテイリンググループ傘下のカジュアルブランド、ジーユー(g.u.)は、前田敦子さんが出演する、春の新作ボトムス“ゆるパン”の新 TV-CM「ゆるパン Infinity」篇(15 秒)を、3月12日からオンエア。g.u. は、ホームページにて、CM と CM 撮影の裏側を特別にまとめたメイキングシーンを公開。期間限定で、ウォールペーパーをでダウンロードでき、併せて、撮影に関する前田さんのインタビューを掲載する。*画像はニュースリリースより「もっとジーユーな私へ」新 TV-CMのキャッチコピーは「もっとジーユーな私へ」。ドレッシングルーム(試着室)のカーテンが開くたびに“ゆるパン”をはいてポーズをきめる、さまざまなコーディネートの前田さんが現れ、その日の気分で自由なファッションが楽しめるg.u.の魅力と、豊富な柄バリエーションを持つ“ゆるパン”を、「前田さんがきめるクールなポージングと無限に続くかのようなスピード感あふれる映像」で訴求するとしている。元の記事を読む
2012年03月12日前田敦子、新成人の言葉に「身を引き締めて頑張ります」AKB48の前田敦子が自身のブログで新成人になった社会人としての覚悟を、日本のトップアイドルとして、若者として爽やかなコメントを記している。9日夜のブログには、「今までの自分を良い意味で捨てて行きたい」「駄目な自分は連れて行かない」「沢山努力して認めてもらえる日を目指す」など大人になった自覚と、変わらなければいけないという思いを素直にコメントしている。健康法も伝授毎日ハードなスケジュールをこなす前田にとっては健康管理も大変重要な課題だ。8日のブログでは、「最近の健康法」として具体的に記している。朝起きたら無調整豆乳と青汁のシェイクを飲みます♪あとトマト!!夜は映画観ながら半身浴しながら炭酸水飲みます♪♪そんな毎日ですよ元気に過ごせるように少しでも違うかなって日々そんな感じです♪寝る前はプロポリス♪なんでも積み重ねが大事ですよね:-)プロポリス(propolis)とは?ハチミツや、ローヤルゼリーと並んでミツバチがもたらす健康食品の一つ。プロポリスにはアミノ酸やフラボノイド、ミネラルといった天然成分が含まれている。おもな効能には殺菌、抗酸化作用、抗炎症作用、抗腫瘍作用などが挙げられるという。また、採取できる量が少なく希少価値があり高価。元の記事を読む
2012年01月10日