「私、本当は何がしたいのかな?」働いていれば誰だって、一度は考えたことがあるはず。アナウンサーとして活躍していた前田有紀さんも悩みを抱える一人だった。「仕事はやりがいもありましたが、5年ほど過ぎてから迷いが生じてきて。自分が夢中になれることを見つけようと必死でした」彼女を変えたのは、スーパーのレジ横で何気なく購入した花。「玄関に花を飾ったら、空間がパッと明るくなり、疲れて帰った時にすごく癒されて。もっと植物と触れ合う時間が持てたらと考えるようになりました。その気持ちが強くなり、花にまつわる仕事がしたいと思うように。会社を辞めることは人生のレールから外れる気がしてなかなか決断できませんでしたが、不安よりも好奇心が上回り、転職を決意したんです」会社を辞め、イギリスのガーデナーの下でインターンを経験。「想像以上に重労働で、毎日泥だらけになっていました。少し前までは身なりをきちんと整えて、カメラの前に立っていたのに、すごい変わりようですよね」周りの目も気にせず、植物に触れていると心が満たされていたという。修業を経て、帰国後は自由が丘にある生花店に就職した。「会社員を10年間やっていたので、世の中のことを知っているつもりでしたが、レジ打ちも梱包もまともにできなくて。でも、日々植物に囲まれ、気持ちはとても前向きでした。また、店に立っていると、想像以上に、限られた人しか花を買わないということもわかって。特別な日だけじゃなく、もっと日常で自然の息遣いを感じられる暮らしを多くの人に楽しんでもらいたいと思うようになりました」約2年半、勤務した後、独立。“都会の暮らしをもっと花と緑に溢れたものにすること”をテーマにオリジナルブランド『gui』を立ち上げた。店舗は持たず、オンラインで注文を受け、フラワーロスを抑えながら、花や緑のある暮らしを提案。また、カフェやアパレルブランドなどに積極的にポップアップショップを出店するなど、植物と触れる機会の少ない人にも出合いの場を創出している。転職後、着実にキャリアを進めてきた前田さんだが、起業する時には大きな葛藤もあった。「当時、妊娠していたので、“子育てしながら会社の経営なんて難しいんじゃない?”と、周囲から心配されました。でも、やってみなきゃわからないと思ったし、事実、大変なことはあったけれど、周りに助けてもらいながらできたこともたくさんありました」やりたいことを叶えるためには、周りの人に助けを求める姿勢も大切だと気づいたという。「昔は“できない”と言えなかったんです。今思えば、会社員の時は受け身で仕事をしていたし、周りの目が気になって、選択肢も消極的になっていたと思います。でも、好きなことを見つけてからは、人生の舵を切るのは自分しかいないと思えるようになり、やりたいことがクリアになって、すごく強くなったと思います」順調に仕事も増えていったが、コロナ禍の影響も受けたという。「イベントの装花の案件はほぼなくなってしまいました。そんな時、花を出荷しても値段がつかないと困っている農家さんもいると知って。もともと関心があった“農家さんの花の直送サービス”をスタートすることに。購入してくださる方が徐々に増え、新たな手応えを感じました」また、花の農家を取材し、記事を執筆したり、農園の人とインスタライブをして、花作りの現場を伝える取り組みも行っている。「どういう人がどういう環境で育てているのか、フラワーロスの実情など、知られていないことがこの業界にはたくさんあって。メディアの世界にいた私だからできることがあると思っています」花を飾る提案以外にも、花を使ったアクセサリーを作ったり、廃棄寸前の植物を活用してドレスを製作するなど表現の幅も広げる。「全く違う業界から入ってきたので、“花屋さんってこうだよね”っていう常識に縛られずに活動していきたいなと思います」HISTORY22歳:テレビ局入社。アナウンサーとして多くの番組で活躍。スポーツ番組を中心に担当。現場に出向いて、直接話を聞き、感じたことを自分の言葉で伝える大切さを学んだ。25歳:家に花を飾り、植物のある暮らしの心地よさに開眼。深夜に帰宅することも多く、不規則だった会社員時代。スーパーで購入した花に癒されている自分に気づく。32歳:会社を退職後、イギリスのガーデナーの下で修業。コッツウォルズでホームステイをしながら、中世の古城で庭を管理するガーデナーの下で下働き。泥だらけになりながらも花の仕事が好きだと再確認。33歳:自由が丘の生花店に勤務。店舗に立ちつつ基礎を学ぶ。店頭に立ち、花屋の仕事を基礎から学ぶ。「不慣れなため、怒られることもありましたが(笑)、できることが一つずつ増えていき、充実していました」34歳:花屋の仕事を応援してくれていた彼と結婚。大学の同級生とパートナーとして歩むことに。36歳:初めての子供を妊娠。生花店を退職し、独立。妊娠がわかり、花屋を退職して独立。起業し、ブーケや祝い花など個人向けのオーダーを中心に受ける。37歳:オリジナルフラワーブランド『gui』を立ち上げる。自身のフラワーブランドをスタート。育児と両立しながら商業施設のイベントの作品提供や企業コラボなどを行う。39歳:オンラインサイトで農家の花の直送サービスを強化。コロナ禍の影響で花を出荷できない農家を支援するため、直送サービスを強化。全国から多くのオーダーを受ける。まえだ・ゆき1981年生まれ、神奈川県出身。2003年、テレビ朝日入局。2013年に退社し、イギリスで見習いガーデナーとして修業。帰国後、都内の生花店に勤務し、独立。オリジナルブランド『gui』を立ち上げ、草花の魅力をさまざまな角度から発信中。※『anan』2021年1月13日号より。写真・大内香織取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2021年01月07日元AKB48の前田亜美が、10月7日に『前田亜美1stフォトブック AMI』を発売する。11歳から芸能活動をはじめ、2016年にAKB48を卒業。女優やタレントとして活動する中、以前よりファンから「写真集を出してほしい」と熱望されてきたことから、今年25歳を迎えた節目のタイミングで初のフォトブック発売を決意した。タイトル、表紙から中面まですべての写真セレクト、配色から構成に至るまですべて自らプロデュース。様々な表情を見せながらすべてのシーンにおいて好きな花を添え、「最初で最後」というランジェリーカットにも挑んだ。また、これまで語ることのなかった「AKB48時代の葛藤やつらさ」「ファンや家族に対する思い」などを、「孤独」「悲しみ」「愛」「家族」「夢」という5つのエッセイに込めた。前田は、「11歳から芸能活動を始めて、今年で25歳。1stフォトブックで、産まれてから今に至るまでの過去や未来を赤裸々にお話します。華やかな世界にいながらも、誰にも言えなかったあんなことやこんなこと。花が好きなので花と共に作り上げた1冊になっております」とアピール。帯にはAKB48時代から前田をかわいがっていたという篠田麻里子が、「すっかり大人の色気も出てきた25歳の前田亜美ちゃん。様々なお花のような可愛らしさ・美しさ・儚さ・・・芯が強く魅力的な少女から大人になった渾身の一冊です」と絶賛コメントを寄せている。(C)KADOKAWA PHOTO/MAKINO SHOTA
2020年09月07日2020年9月5日に、俳優の前田敦子さんがInstagramを更新。いきすぎた取材や報道の在り方について、苦言を呈しました。前田敦子「面白おかしく物語を作らないで」「真剣な内容を失礼します」という1文とともに、前田さんは同日起きた出来事について投稿。幼い我が子を連れてスーパーマーケットへ行く道中、記者に後ろから突然声をかけられたといいます。取材を断っても記者はついてきて、前田さんの行く先にはカメラを持った人が待ち構えていました。今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました。後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました。子供との写真はもちろんやめてほしいです。atsuko_maeda_officialーより引用 この投稿をInstagramで見る 前田敦子(@atsuko_maeda_official)がシェアした投稿 - 2020年 9月月5日午前1時27分PDT前田さんは、生活をおびやかされるような取材の在り方について、胸の内をつづっています。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います。自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました。毎日安全に穏やかに過ごせますように。atsuko_maeda_officialーより引用前田さんはいきすぎた取材に対し「面白おかしく物語を作らないでほしい」「悲しいし、危ない目に遭いかねないと危機感を抱いた」と訴えました。切実な呼びかけに対し、ネット上では労わりの声が上がっています。・子供が一緒にいる時に、そういう取材は本当に控えるべき。・最低限の配慮は持ってほしい。プライベートはそっとしてあげて…。・ほかの芸能人も同じような被害に遭っていそうなので、前田さんが声を上げてくれてよかったと思う。いうまでもなく、芸能人も私たちと同じ人間です。プライベートな領域を侵すような過度の取材に、不安や恐れを抱くこともあるでしょう。この呼びかけが然るべき相手のもとに届き、芸能人を取り巻く状況が少しでも改善されることを願います。[文・構成/grape編集部]
2020年09月06日元AKB48で女優の前田敦子が5日、インスタグラムを更新し、過度な取材を控えるよう訴えた。前田は、「真剣な内容を失礼します」と切り出し、「今朝子供を抱っこしながらスーパーに向かって歩いていたら、記者の方に声をかけられました」と説明。「後から突然でびっくりしましたし、お断りしてエスカレーターに乗っている間もずっとで、エスカレーターを降りた先にはカメラを構えた方がいて。。子供が一緒だったのでとにかく危ないなと冷や冷やしました」とその状況を伝えた。「子供との写真はもちろんやめてほしいです。スーパーもコンビニもいきますし、毎日普通に生活しています。面白おかしく物語をつくらないでほしいな。。切実に思います」と吐露する前田。「自分の心の奥の気持ちは言ったり書いたりしたことはありませんでしたが、、今日はとにかく悲しかったですし、危ない目に遭いかねないと危機感を感じましたので、今まで思っていた事を含めて初めて書きました」と今回の投稿の経緯に触れ、「毎日安全に穏やかに過ごせますように」とつづっている。
2020年09月05日元AKB48で現在女優の前田敦子さん(28)と夫で俳優の勝地涼さん(33)が別居中であると、7月1日発売の週刊文春が報じました。前田さんは2019年3月に第一子を出産。現在は子育てをしながら女優として復帰していますが、国民的アイドルの元センターは子どもを生んでも人気健在のようです。そんな彼女の尻に敷かれていることが夫の別居原因……と記事では書かれていましたが、個人的に1つ気になることがあります。それは前田さんと前田さんのお母さまがすごく仲良しで、ご実家が同じマンションの別フロアに住まうほどであるという点です。結婚後の実家との距離感は、一般的に両者の物理的な距離に比例する傾向があります。今回のように意図的に自分の親と距離を詰め、夫婦関係が悪くなるというのは、そこに何かしらの弊害が起きることもあります。母親と娘の距離感というのは、いくつになっても難しいものです。とさらりと書きましたが、ここで言う「難しい」に納得した方は今現在で自分の母親との関係にネガティブなモノを感じているか、はたまた好きすぎて依存的になっているかもしれません。前田さんのご家庭がどうか、記事には詳細は書かれていませんでした。ただ一般的に必要以上に実の母親と近すぎる距離に住もうとする場合、両者の間には共依存的な愛情のつながりが続いている可能性があります。いつまでも母娘が仲良しといった表現は一見すると微笑ましく思えますが、それも程度問題。本来、結婚したら妻が1番に優先していくべきは、夫との家族を築くことです。しかしここで母娘の距離が近すぎると、夫婦の関係性に母の存在が割って入ることになり、パワーバランスが崩れます。例えば夫と妻が話し合って決めるというシーンにおいて、母親が横から「こうした方がいいんじゃない?」と口出ししたとしましょう。その結果として夫の意見が不本意に押し込められるというのは、よくないやり取りの代表です。はたまた物理的な干渉が母親側になくとも、妻が何かと実家にばかり寄り付いているような関係は夫からすれば面白くない部分があるものです。三者でのやり取りが基本となると、夫は2人の依存関係を壊す要因になる。そうするとだんだんと関係性から排除されていくか、夫側が強引に抵抗してきます。具体的には空気のように扱われたり、いつも言いなり的な役割になったり……。逆に夫が妻に対して、モラハラにも似た強引な態度で自分をアピールしてくるなどもあるでしょう。どちらにせよ、母親が過剰に間に入った関係は健康的な夫婦円満とはなりにくいのです。母と娘の関係がべったりで、夫は傍観者としてそれを眺めている。それを「バランスが取れているんだし、良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、人間関係に近すぎて良いことはありません。ここでの本当の問題は、母も娘も相手を求め続けるあまり、いつまでも心の隙間が埋まらないことが問題です。例えば娘の中には、いつまでも母親からの愛への渇望があります。「母親にべったりなのに?」と疑問に思うかもしれませんが、ありのままに母から愛されている感覚がないため、それを欲して母親にいつまでも執着するのです。その根底には母親の期待に答えられない自分への罪悪感や、長年愛されてこなかったという感覚への後ろめたさなど、いろんなものが蓄積されています。べったりすればするほど心の穴が満たされるわけでもないから、娘としては辛い状態が続きます。ではそんな不憫に見える娘に対して母親はどうなのかというと、実は母親も心のどこかでは同じようにありのままに愛されることを渇望しています。つまり母と娘、お互いがお互いの目線で「私を愛して」というメッセージを発し続け、そして見当違いのエネルギーを出しまくっている。なので、いつまでも関係は発展しません。ああ辛い。前田さんと勝地さんご夫婦がどういう関係性で成り立っているかは、これから明らかになっていくのでしょう。現在、夫婦は別居中とのこと。ただ今回ご紹介したような母娘の依存関係が根っこにある場合、別居を続けても根本的な解決にはなりにくいものです。AKB48の“神7”としては初めて結婚したあっちゃん。神7で初の離婚も、やはりあっちゃんなのか……。それだけは、避けて欲しいところです。(文:おおしまりえ)
2020年07月08日2017年放送の大ヒットドラマ『奥様は、取り扱い注意』が待望の劇場版に!菜美と勇輝を演じる、綾瀬はるかさんと西島秀俊さんにお話を伺いました。――このシリーズにはどんなところに魅力を感じていますか?綾瀬:やっぱり設定の面白さですよね。お互いに夫婦でありながら監視し合って、言いたいことを言い合って、そしてお互いに秘密を持っている。西島:奥さんが元特殊工作員ですもんね。綾瀬:菜美は普通の家庭に憧れて主婦になったけど、本能ではスリルみたいなものを求めていたりして、結局自分らしさは殺せないってことなんでしょうね。もし私も、主婦になって旦那さんのために毎日「おかえりなさい」ってやってたら、いつか爆発するかも…。私はこんなんじゃない、もっと自由なんだぁ!って。西島:目に浮かぶわ(笑)。それもそんな長期間の話じゃなくて、1週間ぐらいで爆発しそう。綾瀬:私を縛るのかー!って。あれ…質問なんでしたっけ?そうそう、菜美の得体の知れないワクワク感にも魅力を感じますね。西島:悪を必殺するような菜美の超絶な力は魅力的ですよね。そうかと思えば普段はドジだったりして、人としての魅力がある。綾瀬:あと菜美のヒーロー感はいいね。この(相手を挑発する手招き)ポーズとかお決まりの音楽を聴くと、きたー!って感じ。西島:見ていて一番気持ちがいい。法律では解決できない問題って、誰だってモヤモヤしますよね。それを菜美がスパッと解決していくのがこの作品のいいところ。映画ではそれがものすごい大きな規模になって、国際的な問題でも強さを持って解決していくっていう。今回も気持ちいいです。しかも夫婦喧嘩をしながら戦ってるし。綾瀬:ただ夫婦喧嘩のセリフだけを言い合うよりも、もはや動いている方が言いやすいよね。その方が菜美らしいし。それに、真面目に「私がなりたかったのは、あなたの奥様」って言われても重くなっちゃうなぁって。西島:それはあるね。――やっぱり菜美と勇輝の夫婦関係は魅力的ですよね。夫婦とはいえ、秘密を抱えているからうまくいく部分もあるのでしょうか。西島:それなんですが、勇輝って結構ポンコツなんで、一生懸命「仕事だから」って自分を律しようとしているんだけど、菜美にベタ惚れしてるのが出ちゃってるんです。全然自分の気持ちを隠せてない(笑)。だからどっちかというと、お互い秘密を抱えているというよりも、本音の部分が出ちゃってるからうまくいっているのかも。綾瀬:菜美は、勇輝には本心を言いやすそうだし、この二人は相性がいいのかもしれないね。――綾瀬さんと西島さん、お二人の関係性と似ていますね。二人:そうかも!(笑)綾瀬:私にとってのお兄ちゃんは、もはや相棒みたいな感覚です。あやせ・はるか1985年3月24日生まれ、広島県出身。主演作に大河ドラマ『八重の桜』(NHK)や『義母と娘のブルース』(TBS)など。NHK紅白歌合戦の司会を3度務めるなど、幅広く活躍。にしじま・ひでとし1971年3月29日生まれ、東京都出身。出演作に連続テレビ小説『とと姉ちゃん』(NHK)、『きのう何食べた?』(テレ東)など。映画『シン・ウルトラマン』が公開予定。『奥様は、取り扱い注意』元特殊工作員の菜美と、現役エリート公安の勇輝は共に、久実と裕司に名前を変えて地方で暮らしていたが、実は菜美は記憶をなくしていた。そして、国家レベルの大きな事件へ巻き込まれてしまう…。近日公開予定。※『anan』2020年5月27日号より。写真・三宮幹史(TRIVAL)スタイリスト・椎名直子(綾瀬さん)カワサキタカフミ(西島さん)ヘア・夛田恵子(mod’s hair/綾瀬さん)メイク・UDA(mekashi project/綾瀬さん)ヘア&メイク・亀田 雅(The VOICE/西島さん)取材、文・若山あや(by anan編集部)
2020年05月23日俳優の西島秀俊と内野聖陽がW主演を務める、映画『きのう何食べた?』(2021年公開)が公開されることが27日、明らかになった。同作は『大奥』『西洋骨董洋菓子店』などで知られる漫画家・よしながふみによる、累計発行部数500万部の同名コミックを実写化。2LDKのアパートで同居する、料理上手で几帳面・倹約家の弁護士・筧史朗、通称・シロさん(西島)と、恋人で人当たりの良い美容師・矢吹賢二、通称・ケンジ(内野)の毎日の食卓を通して浮かび上がる、男2人暮らしの人生の機微を描く。2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送されると、Twitterの世界トレンド1位となり、さらに見逃し配信の再生数が全12話100万回再生を超えて歴代最高記録を次々と更新。また、調査開始以来、ドラマ24枠シリーズ平均でタイムシフト視聴率が歴代最高というヒット作となった。第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第101回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど2019年のドラマ賞を総なめし、2020年元日には正月スペシャルドラマが放送され視聴率、視聴者の評価も高い。映画では、西島、内野をはじめ、個性豊かな人気キャラクターたちも全員総出演。監督・中江和仁と、脚本・安達奈緒子のタッグも続投となる。○西島秀俊 コメントドラマからずっと応援して下さった皆様のお力で、映画化が決定しました。ケンジや仲間達との再会が今からとても楽しみです。スクリーンでより丁寧に、2人の温かく優しい生活をお届けしたいと思います。劇場版でも変わらぬ2人の姿をご覧頂けるよう、心を込めて演じたいと思います。○内野聖陽 コメントテレビドラマで育ってきた実写版『きのう何食べた?』がスクリーンにのる日が来ようなんて!うれしいの一言につきます。でもケンジの愛が銀幕の中で暑苦しくならないように、男性同士の愛の生活をより自然体で表現できたらいいなと思っております!○よしながふみ(原作者) コメントドキドキです! 深夜に放送された30分ドラマのささやかで幸せそうなシロさんとケンジの世界観はそのままに、ごほうびのように素晴らしい景色の中で二人が佇む美しい映像をスクリーンで観られたら素敵だなあと思っております。○瀬戸麻理子プロデューサー コメント映画化なんて、まさか夢のようです。これまでずっと応援して下さった皆様のお陰です。皆様に喜んでいただけるよう、劇場版ならではのお楽しみを用意して・・・でも、スクリーンの中でも彼らはきっといつも通りなんだと思います!(笑)(C)2021劇場版「きのう何食べた?」製作委員会 (C)「きのう何食べた?」製作委員会 (C)よしながふみ/講談社
2020年03月27日クリスマス・イブを舞台にした映画『サイレント・トーキョー』の製作発表会見が12月24日、都内で行われ、主演を務める佐藤浩市をはじめ、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督(「SP 革命篇」「SP 野望篇」)が出席した。邦画史上、空前のスケール!渋谷・スクランブル交差点を再現篠原涼子主演「アンフェア」シリーズの原作者である秦建日子の最新作で、ジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた「サイレント・トーキョー And so this is Xmas」を映画化。クリスマス・イブの東京を舞台に、突如勃発した「連続爆破テロ事件」に巻き込まれていく人々の恐怖と思惑が、複数の視点で展開される大型クライム・サスペンスだ。10月28日にクランクインし、都内を中心に撮影が行われたほか、栃木県足利市に再現された渋谷・スクランブル交差点のオープンセットにて、約1万人のエキストラを動員する大規模な撮影も敢行。キャスト陣はすでにクランクアップしており、2020年12月の公開が決定している。ネタバレ厳禁!佐藤浩市「何も言えないんだよ!」佐藤さんは事件現場に現れる“謎の男”朝比奈仁を演じており、「監督から『余計なことをしゃべるな』とアイコンタクトが来た」と戦々恐々。司会者から役柄について、深堀りされると「だから、何も言えないんだよ!」と返答に悪戦苦闘の様子だった。それでも、「大変な撮影でしたね。寒い栃木のオープンセットで、エキストラの皆さんが頑張ってくださった」と感謝を示した。また、来年は俳優デビュー40周年を迎え「40年もやってきちゃったんですね。自分の中では、39年も40年も変わらないですけど、ずっと走って、たまに休んでいたなと(笑)」としみじみ語っていた。波多野監督は「いま、ここにある危機を感じてもらえる作品に仕上げたい」と意気込み。撮影にはステディカムを多用したといい「なるべくカットを割らず、その場(テロの現場)にいるような混乱を味わっていただけると思う」と自信をのぞかせた。石田ゆり子「何気ない日々の生活が、どれだけありがたいか感じる作品」石田さんは一連の事件に巻き込まれる主婦を演じており「もしも東京でテロが起こったら…。自分では想像しきれない恐怖を、落とし込むのが大変でした」と役作りをふり返り、「何気ない日々の生活が、どれだけありがたいか感じる作品になるんじゃないかなと思う。全員が謎めいているので、最後までハラハラできる」とアピール。過去を引きずる刑事を演じる西島さんは、「群像劇なので、まだ見ていないシーンも多くあり、楽しみ」と期待に胸を躍らせ、「台本を最後まで読んで、見事にだまされました」と事件の真相に驚いた表情だった。石田さんと西島さんといえば、夫婦役での共演でも知られ「常にかわいそうな奥さん役でしたが(笑)、今回は夫婦ではないので、また(関係性が)全然違って」(石田さん)、「今回は奥さんじゃないんだと、不思議な気持ちでした」(西島さん)と笑いあっていた。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サイレント・トーキョー 2020年冬、全国にて公開予定Ⓒ2020 Silent Tokyo Film Partners
2019年12月24日綾瀬はるかと西島秀俊出演で“史上最強の夫婦喧嘩”のその後を描く、金城一紀原案映画『奥様は、取り扱い注意』より、両面仕様のティザービジュアルが到着。公開日も2020年6月5日(金)に決定した。2017年に放送されたドラマ「奥様は、取り扱い注意」は、元スゴ腕の特殊工作員でいまはちょっとセレブな専業主婦・伊佐山菜美(綾瀬さん)が、新婚生活を送る高級住宅街で次々とトラブルを解決していく痛快エンタメドラマ。今回本作が、アクションや舞台も大幅にスケールアップして劇場版として帰ってくる!ドラマ版最終回では、西島さん演じる勇輝が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了したが、今回の劇場版では、その後のストーリーが描かれる。到着したティザービジュアルは、豪華両面仕様。フライパンとフライ返しを手にした菜美が全面に使用された“最強の奥様ver.”と、真っ赤なドレス姿の菜美と黒スーツ姿の勇輝が、背中合わせに立つ“最強の夫婦ver.”となっており、“史上最強の夫婦喧嘩”の勃発を匂わせる仕上がりだ。『奥様は、取り扱い注意』は2020年6月5日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:奥様は、取り扱い注意 2020年6月5日より全国東宝系にて公開©2020映画「奥様は、取り扱い注意」製作委員会
2019年12月19日女優の綾瀬はるかと俳優の西島秀俊が夫婦役を演じ話題となった、『奥様は、取り扱い注意』の続編映画化が16日、明らかになった。2020年6月の公開を予定している。同作は2017年10月~12月に日本テレビ系列にて放送されヒット。他人も羨むちょっとセレブな専業主婦だが実は元スゴ腕の特殊工作員という過去を持つ伊佐山菜美(綾瀬)が、持ち前の強さと賢さで次々とトラブルを解決していく。最終回では、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚していた伊佐山勇輝(西島秀俊)が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了していた。SNS上では「え? 菜美が撃たれたってこと?」「びっくりしすぎて展開に頭がついていかない……」など、混乱する視聴者が続出。「続きはどうなるのー!?」「殺したように見せかけて2人でまたどこかに逃げると信じたい!」と続きを待ち望む声も多く見受けられていたが、“史上最強の夫婦喧嘩”のその後がスクリーンで描かれることとなる。見どころの一つである綾瀬と西島の超絶アクションもさらにスケールアップ。ポルトガルロケも敢行され豪華な新キャストの登場も予定しているという。金城一紀が原案、まなべゆきこが脚本を務め、佐藤東弥監督がメガホンを取る。○綾瀬はるかコメントドラマでは「続きがどうなるんだろう」と気になっていたので、映画化されると聞いてとても嬉しかったです!西島さんとは約2年ぶりの再会でしたが、そんなに変わっていなかったです(笑)。ドラマでは菜美が住んでいる街の中で起こる、主婦たちの事件を解決していましたが、映画ではストーリーがスケールアップしています。夫婦の絆や形にも注目して頂きたいですし、アクションも見ごたえのある作品になっていると思いますので、楽しみにしていてください!○西島秀俊コメントドラマの最終回放送後に、「この後、どうなるの?」とよく聞かれていました。現場でも「映画化できたらいいね」と話していたので、すごく嬉しいです。映画撮影初日が勢いのあるアクションシーンだったので、約2年ぶりの現場でしたが、スムーズに役に入れたと思います。映画では国の問題を解決するストーリーでスケールが大きくなっていますし、屈強な敵を菜美がバタバタと倒していく爽快感も楽しみにして頂ければと思います。
2019年10月16日2017年秋ドラマとして放送された綾瀬はるか×西島秀俊共演の「奥様は、取り扱い注意」が、2020年6月、映画になって帰ってくることが分かった。金城一紀が原案・脚本を手掛けた本ドラマは、元スゴ腕の特殊工作員の専業主婦・伊佐山菜美が、新婚生活を送る高級住宅街で主婦たちが抱える様々なトラブルに直面し、持ち前の強さと賢さで次々とトラブルを解決していく、笑いありアクションありの痛快エンタメ作品。主演の綾瀬さんがキレキレのアクションも披露する伊佐山菜美を、実は公安のエリートでありながらそのことを隠し、菜美と結婚する伊佐山勇輝を西島さんが演じ、その“最強の夫婦”が話題になった本作。平均視聴率は12.7%、最高視聴率14.5%を記録し、第10回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で主演女優賞を受賞した。全10話で描かれたドラマの最終回では、勇輝が帰宅した菜美に拳銃を突きつける衝撃のシーンで終了し、SNSなどでは続きを待ち望む声も多く見られたが、今回ついに“史上最強の夫婦喧嘩”のその後がスクリーンで描かれる!さらに、見どころのひとつである綾瀬さんと西島さんのアクションもスケールアップ。強大な敵に立ち向かうキレキレアクションシーンは必見。加えてポルトガルロケも敢行され、謎めいたストーリーも舞台もスケールアップ。豪華な新キャストも加わるようだ。今回の映画化決定について綾瀬さんは「映画化されると聞いてとても嬉しかったです!西島さんとは約2年ぶりの再会でしたが、そんなに変わっていなかったです(笑)」と喜び、「夫婦の絆や形にも注目して頂きたいですし、アクションも見ごたえのある作品になっていると思いますので、楽しみにしていてください!」とアピール。一方、西島さんも「ドラマの最終回放送後に、『この後、どうなるの?』とよく聞かれていました。現場でも『映画化できたらいいね』と話していたので、すごく嬉しいです」と話し、「映画撮影初日が勢いのあるアクションシーンだったので、約2年ぶりの現場でしたが、スムーズに役に入れたと思います。映画では国の問題を解決するストーリーでスケールが大きくなっていますし、屈強な敵を菜美がバタバタと倒していく爽快感も楽しみにして頂ければと思います」と映画の内容についても少し触れた。監督は『カイジ』シリーズや「14才の母」「掟上今日子の備忘録」の佐藤東弥。脚本は『近キョリ恋愛』『心が叫びたがってるんだ。』のまなべゆきこが担当する。『奥様は、取り扱い注意』は2020年6月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2019年10月16日「嵐」櫻井翔と有吉弘行が司会を務める「櫻井・有吉THE夜会」。9月19日(木)今夜放送回のゲストに、女優の前田敦子が出演。先日第1子を出産した前田さんが最新プライベートを明かすほか、「Perfume」あ~ちゃんも登場する。2005年、AKB48のメンバーに選ばれ立ち上げ期からグループをリード。ブレイクの立役者となると、女優としても「毒島ゆり子のせきらら日記」や「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」などでその演技力が高く評価され、今年に入ってからも『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』『町田くんの世界』『旅のおわり世界のはじまり』と精力的に出演を続ける前田さん。今回は先日出産した前田さんが“食べて痩せる”衝撃の産後ダイエット法など、令和に入ってからの最新プライベートを大公開する。また2005年にメジャーデビュー、「ポリリズム」でブレイクすると「セラミックガール」「love the world」などが立て続けにヒット。日本だけでなく海外でも活躍し、いまや世界的なアーティストとなった「Perfume」からメンバーのあ~ちゃんが登場。今回はあ~ちゃんの自宅で起きた(秘)事件をメンバーが暴露。またSNSで話題の技に愛犬のぽぽたんが挑戦する。今夜のゲスト、前田さんが主演を務める映画『葬式の名人』は9月20日(金)より全国にて公開。大阪府茨木市で生まれ育った川端康成の作品群をモチーフに、奇想天外な高校の同級生のお通夜を体験する人々を描く同作で、前田さんは女手一つで息子を育てる渡辺雪子を演じる。雪子ら同級生を不思議な一夜に巻き込む豊川大輔を高良健吾が演じるほか、『HiGH&LOW THE WORST』も期待の白洲迅も出演する。「Perfume」は初のベストアルバム「Perfume The Best "P Cubed"」が好評発売中。「櫻井・有吉THE夜会」は9月19日(木)今夜22時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月19日9月19日(木)今夜放送の「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」に、映画『任侠学園』から西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかならが出演。また『3人の信長』に出演するEXILE TAKAHIROも登場。豪華ゲストはどんなモニタリングに挑戦する!?90年代からドラマや映画で活躍。「MOZU」シリーズや「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」でアクションもこなすシリアスな演技力が評価され、その後も「奥様は、取り扱い注意」「メゾン・ド・ポリス」などのドラマから『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』『人魚の眠る家』といった映画まで多彩に出演。今年春クールの「きのう何食べた?」も大きな話題になった西島さん。今回西島さんは平野レミが簡単レシピを伝授する番組お馴染み「モニタリング クッキング!!」に登場。手料理を映画で共演した西田さん、伊藤さん、葵さんに差し入れするが、平野さんのテンションに思わず「なんなんすか!この番組!」と絶叫。毎回話題となる平野さんのレシピにも注目。また「VOCAL BATTLE AUDITION」で優勝し「EXILE」のボーカルとして活動。ドラマ「戦力外捜査官」「ワイルド・ヒーローズ」をはじめ「HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」からはじまった「HiGH&LOW」シリーズにも出演。先日長編単独主演映画『僕に、会いたかった』も公開され、俳優としても活躍するTAKAHIROさん。元々美容専門学校で美容師を目指し、卒業後は実際に美容室で働いていた経験もあるTAKAHIROさんは今回美容師に。“本職”ならではのテクニックは必見だ。そのほか「チョコレートプラネット」は抱腹絶倒「心霊廃校ロケ」に挑むほか、新婚JOY&わたなべ麻衣、アレク&川崎希は夏恒例の「水着美女にサンオイルを塗ってとお願いされたら」モニタリングに登場する。『任侠学園』は、社会奉仕がモットーの地元密着型ヤクザ・阿岐本組が倒産寸前の私立高校を助ける世直し人情コメディ。西島さんが阿岐本組No.2の日村を、西田さんが組長・阿岐本雄蔵を演じW主演するほか、伊藤さん、葵さんをはじめ葉山奨之、桜井日奈子、池田鉄洋らも出演。『3人の信長』は「我こそが信長」と主張する3人の信長と、主を討たれ復讐心に燃える元・今川軍の侍たちとの攻防を描いた前代未聞の時代劇エンターテインメント。TAKAHIROさんのほか市原隼人、岡田義徳が“信長”役で主演。高嶋政宏、相島一之、「E-girls/Flower」坂東希らが共演する。『任侠学園』は9月27日(金)より全国にて公開。『3人の信長』は9月20日(金)より全国にて公開。「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」は9月19日(木)今夜20時~TBS系で放送。(笠緒)
2019年09月19日9月27日公開の映画『任侠学園』の完成披露試写会が26日、都内で行われ、西島秀俊、西田敏行、伊藤淳史、葵わかな、葉山奨之、桜井日奈子、生瀬勝久、木村ひさし監督が出席した。社会奉仕がモットーの地元密着型任侠団体"阿岐本組(あきもとぐみ)"が義理と人情を武器に、倒産寸前の私立高校や出版社、 病院や映画館など、困ってる人たちをボランティア精神で助ける姿を描いた今野敏の人気小説『任俠』シリーズ。その中でも人気の『任侠学園』が、西島秀俊と西田敏行のダブル主演で映画化された。不器用で親分に毎回振り回される阿岐本組No.2の日村を西島、頼まれたら断れない、強面だけどどこか憎めない組長を西田敏行が熱演している。本作で初めてヤクザを演じたという西島は「本当に怖いヤクザの人たちと戦わざるを得ませんでした。真面目なヤクザの役だったので、それがキャスティングされた理由だと思います」と自己分析。西田は『アウトレイジ』シリーズで強面のヤクザを演じてきたが、「"任侠"という言葉と"学園"という言葉が合わさってどう化学反応を起こすのか楽しみで撮影に臨みました。しかも若頭が西島くん。私も『アウトレイジ』で若頭でしたが、西島くんはキレイで立派な若頭を演じてくれました」と西島を絶賛した。その西田からロケ中にアドバイスをもらったという西島。「西田さんと撮影の途中によく食事に行かせていただきました。言われたのは、『セリフを食べろ』と。セリフは覚えたり考えるのではなく、『食え』と言われてなるほどなと思いました。僕だけでなく、そこにいた若い連中も深く深く噛みしめてましたね」と西田に感謝の言葉。西島の言葉に照れ笑いを浮かべた西田は「これは丹波哲郎先輩が『俺ってセリフを覚えられない。頭で覚えると全然出ないので、食べる意識だとどんどん出てくる』と仰っていたので、それをスライドで申し上げたんです」と先輩の言葉を西島に継承したという。映画『任侠学園』は、9月27日より全国公開。
2019年08月27日モトーラ世理奈、西島秀俊、西田敏行、三浦友和が出演する映画『風の電話』より、場面写真が到着した。本作は、岩手県大槌町にある“天国につながる”といわれる「風の電話」がモチーフ。「風の電話」は、2011年に岩手県大槌町在住のガーデンデザイナー・佐々木格が死別した従兄弟ともう一度話したいという思いから発案。多くの人々が訪れている。映画では、東日本大震災で家族を失った主人公のハル(モトーラさん)が、故郷の岩手県大槌町に行くため、広島から旅をする物語を描く。今回到着した場面写真は2枚。旅に出たハルが、夜のホームで電車を待つカット。そして、旅の途中で出会い、行動を共にする、西島さん演じる森尾と、大槌町に着いて話をするシーンが切り取られている。『風の電話』は2020年初春、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:風の電話 2020年初春、全国にて公開予定
2019年08月16日前田敦子は「追いつめられ俳優」である。「追いつめられ俳優」とは追いつめられればられるほど圧倒的な力を発揮し、追いつめられる様まで最高のエンターテインメントにしてしまう俳優のことで、前田敦子のほかには藤原竜也、長谷川博己、戸田恵梨香などがいる。前田敦子はかつて、言わずとしれたAKB48のセンターとして活躍したトップアイドル。「過呼吸」になるほど自分をギリギリまで追いつめるパフォーマンスに定評があった。アイドルを卒業して俳優になってからも、監督は彼女を追いつめたいと思うのか、山下敦弘監督は『苦役列車』(12年)で土砂降りの中で追いつめ、中田秀夫監督は『クロユリ団地』(13年)で絶叫させていた。だが俳優としてキャリアを積むにつれ、アイドル時代のイメージに頼るだけではない面も出て来て、逆に追いつめる前田敦子を描いたのが黒沢清監督である。前田敦子の歌「セブンスコード」のイメージビデオ的に企画されたものが映画になった『Seventh Code』(14年)は、前田敦子演じる女が日本で会った男(鈴木亮平)をウラジオストクまで追いかける。思い込んだら一直線のちょっと危うい女性を演じているかと思ったら話はもっと壮大でのっぴきならず、男がまさに地獄まで追いつめられていく流れに。彼女のアクションが凄いのだが、冒頭のキャリーケースを引きずりながら猛ダッシュする前田敦子のパワーも見どころだ。追いつめようが追いつめられようがいずれにしても前田敦子の出る作品は体力勝負で身体的に負荷がかかるものが多い。華奢な体のどこからそんな力が湧き出てくるのか……とまばたきできないほど観客が見入ってしまうような状況をどれだけ用意できるかが監督に課されているような気さえする。それが堤幸彦監督の場合は、ちょっとひねって『イニシエーション・ラブ』(15年)にて真綿で男の首を締めるような前田敦子を描いた。とりたてて何もせずニコニコしているだけにもかかわらず強大な磁場ができあがるという前田敦子の蟻地獄的な“圧”だけを恋愛映画に取り入れたすばらしい企画であった。○非日常があっという間に収束するすごさ現在公開中の黒沢清監督作品『旅のおわり世界のはじまり』はまわりまわって追いつめられ俳優の面目躍如なところがある。中央アジアのウズベキスタンが舞台で、ドキュメンタリーというか旅に関するバラエティー番組のレポーターとして働いている主人公・葉子(前田)は海外の旅バラエティーといえば過酷なロケがつきものとばかり、体を張って様々なことにチャレンジさせられるのだ。とりわけものすごく危険そうな遊具に乗る場面を堂々とこなすところは涙なくしては見られない。誰もかばってくれず、やるしかない状況を淡々と引き受けていく葉子。もともと歌を歌いたかったのがなぜかレポーターで糊口を凌ぐしかなくて、このままでいいのかいけないのか悩んでいるところ、たまたま迷い込んだすばらしい劇場で歌ってみたことで彼女のなかで何かが動き出す。歌は前田にとって得意ジャンルであるはずだが、この映画では彼女を追いつめる。なぜなら、「愛の讃歌」という激しい愛を歌った普遍的な名曲である。エディット・ピアフが歌い、日本では越路吹雪や美輪明宏、大竹しのぶが歌っている歌だ。それを前田敦子が歌うのだ。相当精神的にも技術的にも追いつめられたはず。見た目に凄い状況ではなく静かに凄い状況で追いつめられたときどう出るか、前田敦子はこの映画でまた前進した。私はこの映画の前情報をほとんど入れずに見たので、前田敦子が首都タシケントにある由緒あるナボイ劇場というオペラ劇場で歌う場面がネタバレではなく、むしろ売りになっているらしきことを後で知った。たとえば、黒沢清監督と出演者の加瀬亮の対談の掲載された『文學界』では「闇に響いた前田敦子の歌声」というタイトルが堂々とついていた。この映画は「日本・ウズベキスタン国交樹立25周年」の記念プロジェクトで、全編ウズベキスタンロケでナボイ劇場を登場させるというのはお題だったそうだ。なるほど、そういう課題に、日本の歌姫でもあった俳優・前田敦子は生きる。この派手な部分ももちろんすばらしい。だが、絶叫マシーンに挑む表情、埃っぽい街を小走りに行く姿、ホテルでケータイの電波を探して窓を開けて風に吹かれたりホテルの屋上に上がったり、そういうほうも素敵に感じた。前田敦子はスポットライトがバーンっと当たったときよりも、その後が魅力的な稀有な人だと思うのだ。以前、私は前田敦子の笑顔の滞空時間が短いことについて書いたことがあるが、満面の笑顔や絶叫という非日常があっという間に収束して、ものすごく冷静な顔になるのが前田敦子の本当の凄さ。非日常の仮面を必死でかぶり続けることで俳優や歌手という特別なものでいられるものだという認識をさらりと破るのが前田敦子なのである。葉子は過酷なミッションを淡々とこなすと、たったひとりで食べ物を買いに遠くの繁華街に出かけていく。場所もわかりにくく言葉も不慣れで、ちょっと危険そうな目にあっても、はじめてのお使いに行く子供が誇りをもって口をへの字につぐんで弱音をはかず黙々と歩いていくような、プリミティブな強さがある。はじめてのお使いの子供を追った映像は目が離せなくて、ずっと見てしまうように、観客は葉子の行動を追いかけることで、ウズベキスタンのささやかな冒険を体験した気持ちになる。冒険が終われば、たちまちホテルで小さく丸まって座ってケータイいじって彼氏に連絡しているふつうな女の子に戻る。それはまるでわずか3分間しか変身できないウルトラマンのような、3分間の小さな魔法。前田敦子は、ふだん家でごろごろして、買った服の値札の紙の部分だけ手でちぎって、プラスチックの紐部分だけ残すような怠惰な生活を送るような(以前、前田がこういことをやると発言していたことに共感した)ふつうの人間が、ある瞬間、ものすごく劇的な追いつめられ体験をして、スターやヒーローになれる夢をひととき見せてくれる。次回作『葬式の名人』(樋口尚文監督)はシングルマザーの役だとか。どんな劇的体験を見せてくれるだろうか。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年07月23日「最近、このあたりで前田さんをまったく見かけなくなったんです。石原さんの姿は、今でも目撃することがあるのですが……」(近隣の住民)7月9日スタートのドラマ『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)で主役を演じる石原さとみ(32)。9月には彼女の主演舞台『アジアの女』が始まることもあり、現在は急ピッチでドラマの撮影が進められている。そんな多忙を極めるなか、プライベートに“異変”が起きているという――。昨年4月に「週刊文春」で沖縄デートが報じられ、「SHOWROOM」社長・前田裕二氏(32)との交際が発覚した石原。8月には彼女の引越し先が前田と同じマンションだったことを、本誌がスクープ。彼女は連日、“愛の巣”からドラマ撮影へと向かっていた。そんなひとつ屋根の下で前田氏との仲を深めてきた石原。今回の撮影中も、帰宅するのは件のマンションだった。だが冒頭のように、最近はマンション付近で前田氏の姿を目撃することがなくなっているという。そこには、理由があった。「実は、2人は破局してしまったようです。最近、前田さんが友人に『もう彼女とは別れたんだ』と漏らしていたそうで……」(前田を知る芸能関係者)今年1月時点で、2人は結婚に向けて着々と準備を進めていたはずだった。当時、石原の知人は本誌にこう明かしていた。「実は前田さん、すでに石原さんのご両親への挨拶をすませているんです。その後も何度か会っていて、親睦を深めているとも聞きました。それほど石原さんとの結婚について“本気”ということ。カレの真剣な姿勢に、ご両親もかなり好印象を持っていたようだと聞いています」両親公認の仲となったことで、“結婚秒読み”とも言われていたふたり。だがそこから一転して、“まさかの決別”を迎えていたというのだ。いったい、何があったのか。前田氏を知るIT関係者は「私もすでに別れたと聞きました」と証言。理由について、こう明かした。「いよいよ結婚が見えてきたことで、2人は改めて将来について話し合うようになったそうです。しかし、そこで価値観のズレが出てきたのです。前田さんは “仕事大好き人間”。いっぽうで石原さんは少しでもいっしょの時間を過ごしたいタイプ。話し合いのなかで、そうした違いが鮮明になってきたようです。最終的には前田さんがマンションを出ていくことになったと聞きました。現在は都内にあるほかのマンションで暮らしているそうです」本誌が取材したところ、たしかに前田は引越していた。7月上旬の深夜1時過ぎ、都内にあるマンションへと帰っていった前田氏。話に聞いたとおり、“愛の巣”とは別のマンション。やはり転居していたのだ。石原との破局の真相について聞くべく、本誌は「SHOWROOM」に問い合わせた。だが担当者は「プライベートについてはお答えいたしかねます」と答えるのみだった。
2019年07月09日西島秀俊や西田敏行らが義理と人情に厚すぎるヤクザに扮し、世のため、人のために走り回る、傑作“世直し”人情コメディ『任侠学園』。この度、阿岐本組のお人好し感満載の姿を写した場面写真が到着した。困っている人は見過ごせないヤクザ阿岐本組の組長は、社会貢献に目がなく、次から次へと厄介な案件を引き受けてしまう。そんな阿岐本組が今作で行うのは、経営不振の私立高校の建て直しだ。到着した場面写真では、西島さん扮する組のナンバー2・日村が、“学園一の問題児”ちひろ(葵わかな)に真っ直ぐ向き合う場面を切り取ったものをはじめ、笑顔で街をパトロールする姿や、綾小路校長(生瀬勝久)に何故か甘え顔を見せている西田さん演じる組長。さらに、ちひろの大ファンのカメラ小僧・祐樹(葉山奨之)や、ワケありの優等生・美咲(桜井日奈子)の姿も写し出されている。本来なら交わるはずのないヤクザと高校生。そんな彼らが高校を舞台にどんなドラマを繰り広げていくのか、期待が高まる場面写真となっている。『任侠学園』は9月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:任侠学園 2019年9月27日より全国にて公開©今野 敏 / ©2019 映画「任俠学園」製作委員会
2019年07月04日「嵐」大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤の5人がゲストとトークやゲームで盛り上がる「嵐にしやがれ」。その5月11日(土)今夜放送回に俳優の西島秀俊と戸次重幸がゲスト出演。2人は“春のスイーツデスマッチ”に初参戦する。「あすなろ白書」『ニンゲン合格』などへの出演後、連続テレビ小説「純情きらり」や大河ドラマ「八重の桜」への出演で多くの視聴者から注目されるなか、『MOZU』や「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」ではハードなアクションで視聴者を魅了したかと思えば、放送中の「きのう何食べた?」では料理上手な弁護士役で毎回華麗な包丁さばきを見せ視聴者を癒す西島さん。「TEAM NACS」のメンバーとして舞台を中心に活躍しつつ、「チーム・バチスタ」シリーズや『一週間フレンズ。』「死幣-DEATH CASH-」など映像作品にも進出。昨年も「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018-」や「グッド・ドクター」『神と人との間』『恋は雨上がりのように』など多彩な作品に出演。今年は放送中の連続テレビ小説「なつぞら」に出演と、その実力が高く評価される戸次さん。5月24日(金)より全国にて公開される映画『空母いぶき』で共演する2人が今夜本番組に登場。西島さんの大好物絶品スイーツをかけたクイズでは二宮さんと西島さんの意外な関係も明らかに…2人の“秘話”をお楽しみに!今回のゲストである西島さんと戸次さんが共演する『空母いぶき』は「沈黙の艦隊」「ジパング」のかわぐちかいじによるベストセラーコミックを映画化する作品。再び“空母の時代”となった近未来を舞台に架空の航空機搭載型護衛艦「いぶき」と、その乗組員を中心に、国籍不明の軍事勢力から襲撃を受けた非常事態下の日本において、それぞれのやり方で平和を守ろうとする人々の熱い闘いを描いていく。主人公・艦長の秋津を西島さんが演じ、副長・新波には佐々木蔵之介。“空母いぶき”に乗り込む唯一の女性・本多裕子役で本田翼。そのほか藤竜也、高嶋政宏、玉木宏、市原隼人、佐藤浩市、吉田栄作、斉藤由貴、片桐仁、中井貴一ら超豪華かつ重厚な布陣でリアリティと緊迫感溢れる物語が展開する。映画『空母いぶき』は5月24日(金)より全国にて公開。「嵐にしやがれ」は5月11日(土)今夜21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年05月11日映画『名探偵ピカチュウ』の初日舞台挨拶が5月3日に都内で開催され、西島秀俊(48)がピカチュウ役の日本語吹き替えを担当したことが公表された。ネットでは「西島さんかわいすぎる」と大反響を呼んでいる。本作は、人間とポケモンが共存する街で主人公・ティムが名探偵ピカチュウとタッグを組み、父親を探す物語。舞台挨拶には日本語吹き替え版でティム役を務めた俳優の竹内涼真(26)と、ルーシー役の飯豊まりえ(21)が登壇。途中で西島がサプライズ登場し、ピカチュウ役であることが明かされた。ニュースはすぐにネットでも拡散され、Twitterでは「名探偵ピカチュウ」と「西島さん」というワードがトレンド入り。「西島さんのピカチュウ無理可愛すぎん?」「観るしかない!」「西島さんがピカピカ言うてた、という感想だけでめっちゃ見たくなる」「字幕でみるつもりだったけど、吹き替え版も気になってきた」と話題沸騰。この反響に、舞台挨拶終了後には竹内も「ピカチュウの声は西島さん。これは観なくちゃ」とツイート。ファンからは「大好きな二人!」「ますます見逃せないですね」といった反応が上がっている。
2019年05月03日俳優の西島秀俊が3日、都内で行われた映画『名探偵ピカチュウ』(5月3日公開)の初日舞台挨拶に、竹内涼真と飯豊まりえと共に登壇。西島が“名探偵ピカチュウ”の吹き替えを担当したことが発表された。人気ゲームソフト『ポケットモンスター』をハリウッドが初めて実写化した本作は、主人公のティムが、人間とポケモンが共存する街・ライムシティを舞台に、名探偵ピカチュウとともに、父・ハリーが巻き込まれた大事件に立ち向かう物語。見た目は可愛いのに中身は“おっさん”、しかも人の言葉を話す名探偵ピカチュウの吹き替えはこれまでベールに包まれていたが、初日舞台挨拶でついに明らかに。西島は「プレッシャーで…。必死で一生懸命やらせていただいたという感じです。今も緊張しています」とピカチュウ役のプレッシャーを打ち明けた。また、「ポケモンたちの動きもものすごいかわいくて、見とれて全然声が。『今ですよ』っていうのが多かったです」とアフレコを振り返り、「人間と一緒に暮らしているのもチャーミングで、声を当てに来ているんですけど、いち早く見られて、興奮して見とれることが多かったです」と語った。本作では、ピカチュウ役をライアン・レイノルズ、ティム役をジャスティス・スミス、ルーシー役をキャスリン・ニュートン、ヨシダ警部役を渡辺謙が演じ、日本語吹き替え版では、ティム役を竹内涼真、ルーシー役を飯豊まりえが演じた。
2019年05月03日女優の前田敦子が23日、都内で行われた「ウズベキスタン共和国 観光大使就任イベント」に出席した。黒沢清監督がメガホンをとり、シルクロードを舞台に描かれる『旅のおわり世界のはじまり』(6月14日公開)で主演を務める前田。同作は、日本とウズベキスタンの共同製作により、ウズベキスタンでの全編ロケ撮影が実施された。前田は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビリポーターを演じる。夫で俳優の勝地涼との第1子を3月4日に出産したばかりの前田。産後初の公の場にブルーのワンピース姿でスレンダーなスタイルを見せ、就任状を受け取ると「すごくうれしいです」と喜びを伝えた。ウズベキスタン副首相からビデオメッセージで「無事にお子さんをご出産されたことを心よりお祝い申し上げます」と祝福されると笑顔を見せ、「ウズベキスタンでお会いしたんですけど、すごく明るくてステキな方で。その時にウズベキスタンのノートをいただいて、帰ってからそれに日記を書いています」とうれしそうに話す。また、「その後に妊娠して出産したので、そういうことを書いています」と出産や育児の日記をつけていることを告白。副首相の祝福に「ありがとうございます」とあらためて感謝し、昨年7月に結婚、そして今年3月に出産したことに触れ、「びっくりですよね」と笑顔を見せた。ウズベキスタンでの撮影では、片道7~8時間バスで移動することもあったが、「どんどん景色が変わっていくので、ずっとみんなでワクワクしっぱなし。ずっと楽しかったです」と苦にならなかった様子。現地の人々とも交流し、「いろいろ質問もしてくれるし、興味を持ってくれているのがすごくうれしかったです」「こんなステキな場所があったんだと、行ってすごく思いました。日本の方はすごく好きだと思います」と魅力をアピールしていた。
2019年04月23日前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生を迎え、シルクロードを舞台に描く黒沢清監督の最新作『旅のおわり世界のはじまり』。この度、前田さんが異国の地で心の移ろいを繊細に表現した本予告と場面写真が一挙解禁となった。本作は、“舞台で歌う”という夢への情熱を胸に秘めたテレビ番組リポーターの主人公が、番組のクルーと取材のためにウズベキスタンを訪れ、異国での様々な出会いによって、新しい扉をひらき、成長していく姿を描く心の冒険物語。主人公の葉子を演じたのは、黒沢監督のもと、“プレッシャーが大きいほど輝く”という個性を発揮し、役者として新境地を開いた前田敦子。彼女と行動を共にする番組クルーを演じるのは加瀬亮、染谷将太、柄本時生という演技派たち。監督の意図を直感的に理解した“引きの演技”は本物の撮影スタッフと見紛うリアルさで、劇中でも絶妙のチームワークを見せている。今回解禁となった本予告は、前田さん演じるテレビ番組リポーターの葉子の心許ないリポートから始まり、ときに怯えながら、まるで自分の心の居場所を探すかのようにバザールを走り回る姿が印象的。ウズベキスタンで全編ロケ撮影されただけあり、シルクロードの美しい風景も相まって観る者も一緒に異郷を旅しているかのよう。そして号泣の後、ラストに見せるアップの葉子の表情は、ささやかな勇気を手に入れ、自分の殻から一歩踏み出せたかのような、心の移ろいを映し出している。また、解禁となった場面写真でも、雄大なシルクロードの草原や美しい湖と山脈、ホコリっぽい街角、バザールといった異国の地でのテレビ番組リポーターの葉子(前田さん)とクルー(加瀬さん、染谷さん、柄本さん)の様子が、まるでドキュメンタリーの1コマのように切り取られている。『旅のおわり世界のはじまり』は6月14日(金)よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:旅のおわり世界のはじまり 2019年6月14日よりテアトル新宿、渋谷ユーロスペースほか全国にて公開Ⓒ2019「旅のおわり、世界のはじまり」製作委員会/UZBEKKINO
2019年04月23日俳優の西島秀俊が3日、都内で行われた映画『ダンボ』の公開御礼舞台あいさつに、遠藤璃菜、岡部息吹とともに登場した。鬼才ティム・バートン監督が、世代を超えて愛され続けているディズニーの名作を実写化して大きな話題を集めている本作。西島は本作でダンボの運命を握るキーマン・ホルトの日本語版声優を担当した。3月14日にティム・バートン監督やコリン・ファレルらとともに出演したジャパン・プレミアの話題となり、西島は「おふたりとも日本が大好きということでものすごくテンションが高かったです。ティム・バートン監督は吹き替えの映画を見て育ったらしく、吹き替えが大好きと仰っていました。本当にオープンなおふたりで、幸せな思い出です」とエピソードを披露。本作は耳が大きいという個性を持つ幼い像・ダンボの成長を描いた物語にちなみ、「個性を生かしていくことで大切にしていることは?」という質問には「質問とは違うかもしれませんが」と断りを入れながらも「僕はかなり不器用な人間なんです。なかなか俳優として芽が出ない時期が長く、時間が掛かりました。時間を掛けて自分を信じ、遠回りしても一歩一歩進んでいくことが個性を大切にする秘けつなのかなと思っています」と自身のエピソードを交えながら個性を大事にする大切さを訴えた。舞台あいさつの途中からは、ミリー役の遠藤璃菜とジョー役の岡部息吹も登壇。4月から遠藤が中学生、岡部が小学校5年生に進級し、ふたりは「陶芸をやりたい」(遠藤)、「ダンボみたいに勇気を出してやりたいことを自分から進んでやれたらと思います」(岡部)と新年度の抱負を。そんな彼らに西島は「素晴らしいですよね。裏でもお話したんですけど、すごくしっかりしていて羨ましいですね。可能性が無限にあることが伝わってきました」と絶賛した。また、西島は遠藤らと同じくこの春から新生活がスタートする人々に「僕は自分がやりたいことを言うのが恥ずかしくてずっと言えない子どもでした。大きくなっても言えませんでしたが、映画の仕事に関わりたいと思ってからは口で言うようになり、運命が転がり始めました。やりたいことが言えないこともあると思いますが、可能性を信じて実際に声に出して言うことが大きな何かにつながると思います。自分の可能性を信じ、新しいことにチャレンジして欲しいですね」とエールを送った。ディズニーの名作『ダンボ』を、鬼才ティム・バートン監督が実写映画化した本作。"大きすぎる耳"というコンプレックスを翼に変えて空を飛ぶ子象ダンボが、サーカス団の仲間と共に金儲けを企む興行師によって引き離された母象の救出に挑む。
2019年04月04日俳優の西島秀俊が4月3日(水)、都内で行われたディズニー映画『ダンボ』の公開御礼舞台挨拶に登壇。西島さんは日本版ボイスキャストとして、ダンボの運命を握るサーカス団員のホルトを演じ、ハリウッド声優に初挑戦している。■「ピンチのときこそ、家族に勇気づけられる」と西島さんファンタジックな世界観に加えて、ダンボと母親、ダンボを助けようとする人間の父子やサーカス団員たちの“家族愛”が感動に描かれる本作。西島さんは「楽しい時間はもちろんですが、ピンチのときこそ、家族に勇気づけられますね。僕自身も助けられることはたくさんありますし、そんなときはきずなを強く感じます」と家族への思いを、『ダンボ』に結びつけ、深い共感を示していた。また、「自分は不器用な人間で、俳優として芽が出ない時期もあった」と語り、「人よりも遠回りし、時間がかかったが、それはマイナスではなかったし、一歩を踏み出す秘けつだったのかも」とコンプレックスを個性に変えたダンボに、自分自身を重ねる瞬間もあった。■“子どもたち”の輝く未来にエール「可能性は無限にある」舞台挨拶には、ホルトの子どもを演じた子役の遠藤璃菜(娘ミリー役)、岡部息吹(息子ジョー役)が駆けつけ、ダンボをモチーフにしたブーケをお披露目。この春、進級する二人が「陶芸に挑戦して、大きな器を作りたい」(遠藤さん)、「小学5年生になるので、委員会を頑張りたい」(岡部くん)と抱負を語ると、西島さんは「可能性は無限にある」と“子どもたち”の輝く未来にエールをおくった。さらに「ダンボのように、自分の夢や可能性を信じて、新しいことにチャレンジしてほしい。2人ともやりたいことをしっかり持っているから、大丈夫だよ」と背中を押していた。■日本でも旋風、週末動員&興行収入で洋画No.1!『チャーリーとチョコレート工場』『アリス・イン・ワンダーランド』の鬼才ティム・バートン監督が、ディズニーアニメの名作を実写映画化した本作。大きな耳を使って空を飛ぶことができる子象のダンボが、元曲芸乗りのホルトをはじめ、サーカス団の仲間たちの力を借りて、引き離されてしまった母象の救出に挑む姿がファンタジックに描かれる。3月29日に日米同時公開を迎え、アメリカの映画ランキングでは貫録の首位デビュー。日本では封切り3日間で観客動員19万8573人、興行収入は2億5143万円を記録する好スタートを切り、大きな耳で旋風を巻き起こしている。『ダンボ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年04月03日キャスケットを被り、レザージャケットに黒のパンツ姿で颯爽と歩く、前田敦子(27)。3月下旬の夕方6時過ぎ、前田がバスに乗って1人で訪れたのは都内のビルの1室だった。彼女は3月4日に勝地涼(32)との第一子である長男の出産を発表したばかりだが、産後1カ月とは思えないスリムな体型に戻っていた。その秘密とは――。「前田さんが入って行ったのは美容骨格矯正を医学的に追及する完全会員制の接骨院で、産後の骨盤矯正のために来院する女性も多いそうです。90分の施術で2万円、初診料に5,000円かかります。ゴッドハンドのオーナーが経営しており、HPもパスワードを入力しなければならないと閲覧できないというプライベート性の高さから、芸能人がお忍びで通っているといいます」(美容関係者)産後1カ月での骨盤矯正にはいったいどんな効果が――。産後の骨盤矯正を専門とするバランス工房の岡林秀和代表はこう語る。「産後3週間は安静にするのが基本ですが、逆に長期間放っておくと出産で広がった骨盤が元に戻りにくくなってしまいます。なので、産後1カ月から2カ月までに施術を受けるのがベストです。骨盤の広がりを放っておくと、痛みが出るケースが多いです。また、姿勢が悪くなることで、太ももの外側とお尻が太くなることもあります。2人目を産むにも、1人目のときに骨盤をきちんとケアしたほうがよいとされています。健康のためにも産後太り予防のためにも、骨盤矯正はとても重要なこと。産後数カ月は骨盤矯正に通いつつ、骨盤ベルトを着けることを推奨しています」前田といえば、6月に2本の出演映画が公開される。「6月にある映画の舞台挨拶が、産後初の仕事復帰となりそうです。その復帰まで2カ月なので、いま前田さんは産後ダイエットに励む日々だといいます。前田さんが外出している間は勝地さんが赤ちゃんをみてくれるので、心置きなく出かけられているそうです」(夫妻の知人)「産後でもスリム!」の陰には、凄腕の骨盤矯正&イクメン夫のサポートがあった。
2019年04月03日有村架純がヒロインを務め2017年上半期に放送された連続テレビ小説「ひよっこ」。同作の“その後”をスペシャルドラマにした「ひよっこ2」が3月25日(月)今夜から28日(木)まで4夜連続で放送。みね子たちの“2年後”が描かれる。連続テレビ小説第96作目として2017年4月から9月まで放送された「ひよっこ」は、東京オリンピックが開催された1964年、茨城県の北西部にある山あいの村・奥茨城村で育った谷田部みね子が、“金の卵”として東京に集団就職。就職先で出会った仲間たちとの友情、行きつけの洋食店・すずふり亭で出会った見習いコック・秀俊との恋などの経験を経て、自らの殻を破って成長していく波乱万丈の青春記。みね子役に抜擢された有村さんをはじめ、みね子と結婚することになる前田秀俊に磯村勇斗、みね子の父・谷田部実に沢村一樹、母・美代子に木村佳乃、祖父・茂に古谷一行、みね子が就職する向島電機の「乙女寮」の舎監・永井愛子に和久井映見、集団就職先の向島電機で出会う秋葉幸子に小島藤子、夏井優子に八木優希、青天目澄子に松本穂香、兼平豊子に藤野涼子、みね子の幼なじみで女優を目指す助川時子に佐久間由衣、「すずふり亭」の料理長の牧野省吾に佐々木蔵之介、「すずふり亭」の店主・牧野鈴子に宮本信子といった朝ドラならではの幅広く豪華なキャストが出演した。今回のスペシャル版は前作から2年後、1970年の東京赤坂と奥茨城村を舞台に展開。みね子は夫となった秀俊とともに「すずふり亭」で働きながら「あかね荘」でつつましい新婚生活を送っていた。毎日楽しく暮らしていた2人だが、最近少し気がかりなのはすずふり亭の店主・牧野鈴子の元気がないこと。息子で料理長の省吾と妻の愛子もすずふり亭の今後について話し合っていた。一方みね子の故郷、奥茨城村では、高校2年生になった妹のちよ子(宮原和)が進路について悩み中。そんなある日、商店街の福引で愛子が熱海旅行を当て、牧野家は初めての家族旅行へ行くことに。みね子と秀俊も奥茨城村へ帰省することになる。久しぶりの故郷で待っていたのはちよ子の大演説と、スキャンダルを起こし村に戻ってきた時子。みね子の父・実の記憶は果たして戻るのか――という物語。お馴染みのキャストが再び集結したスペシャルドラマ「ひよっこ2」は3月25日(月)~3月28日(木)、19時30分~NHK総合で放送。(笠緒)
2019年03月25日女優の宮崎あおい、俳優の西島秀俊が20日、東京・銀座のアルマーニ/銀座タワーで行われた「アルマーニ/銀座タワー リニューアルオープニングイベント」に出席した。ジョルジオアルマーニジャパンは、昨年3月より改装を行ってきた「アルマーニ/ 銀座タワー」を、3月21日にリニューアルオープン。それを記念したオープニングイベントがこの日行われ、スペシャルゲストとして宮崎あおいと西島秀俊が出席してトークショーを繰り広げた。春らしいピンクのドレス(63万円※税抜き)とベージュの靴(12万円※税抜き)を履いて登場した宮崎。「もうすぐ桜が咲きそうということなので、春らしいピンク色のお洋服を着させていただきました」とファッション解説した宮崎の姿に、西島は「本当に素晴らしいですよ。結構何度かご一緒させてもらっていますが、時代劇が多くてお着物が多かったので、すごく新鮮で素敵に感じます」と絶賛した。西島について宮崎も「ご一緒させていただいた映画で西島さんが料理人の役をやられていた時に、スーツを着られていたんです。その後ろ姿が格好良かったですね」と当時の印象を語り、「西島さんとは私が19歳ぐらいからのお付き合い。もう10年以上になりますが、昔はとてもふんわりして柔らかく、ぼんやりした印象がありましたが、それがどんどん歳を重ねられて会う度にシャッキリ?(笑)」と言葉の選択を間違えると、西島が「褒めてます?」と指摘されて苦笑い。気を取り直した宮崎が「西島さんの柔らかい中に、男性としてのかっこよさがあるという印象に変わって、今はカッコイイと思います」と話した。また、リニューアルした同店舗でチョコレートを食したという宮崎、「とても美味しかったですよ。今度はレストランで美味しい食事をいただいて、その後にお買い物をしたいですね。友だちとかにプレゼントで買うことも多いので、是非人のことを思いながらアルマーニでお買い物ができたら楽しいんじゃないかな? と思いました」と次回に同所を訪れるプランを明かしていた。
2019年03月21日鬼才ティム・バートン監督が贈る最新作『ダンボ』で、ダンボの運命を握るキーパーソン・ホルトの日本語吹き替え版声優を務める俳優・西島秀俊。この度、バートン監督の大ファンだという西島さんが、演じたホルトと自身との共通点は疑似家族ともいえる仲間たちと支え合うことだと明かした。■「ドラマや映画の撮影現場も、ある意味サーカスと同じ疑似家族」西島さんが声を演じるのは、サーカス団に戻ってきたばかりの元看板スター・ホルト(コリン・ファレル)。彼は留守中に最愛の妻を亡くし、残された子どもたち、ミリーとジョーと共にダンボの世話をするキャラクターだ。西島さんはホルトについて「留守をしている間に、自分の居場所が変わっていて、家族の気持ちも離れてしまっていました。そういう状況の中で、ダンボがいろいろなことを乗り越えていく姿に影響を受けて、ホルトも、もう一度、家族の絆や、サーカスという1つの疑似家族の絆を取り戻していくキャラクターです」と説明。“大きすぎる耳”のためサーカスの笑いものだったダンボが、個性を強みに変えていく懸命な姿に感銘を受け、何もかも失っていた自分も変わっていくキャラクターであると分析する。そんなホルトと自身には共通点があるそうで、「ホルトは家族やサーカスという疑似家族においても、“自分が大黒柱としてやっていくんだ!”と強い意志で周りのみんなに接するのですが、実は、子供たちや周りのサーカスの仲間たちにすごく支えられています」と言う。「ドラマや映画の撮影現場も、ある意味サーカスと同じ疑似家族だと思います。僕もそんな撮影隊という疑似家族でスタッフのみなさんとお互いに支え合って撮影しているし、特に支えられるタイプなので(笑)、家族や、疑似家族に支えられて日々生きているというところが似ています」とジョーク混じりに明かした。■「大人や目の肥えた映画ファンにも楽しんでもらえる」本作でプロデューサーを務めたジャスティン・スプリンガーは、「ディズニー・アニメーション『ダンボ』には、ダンボと母親の泣かせるストーリーがありました。本作ではその要素を生かしつつも、他の家族でも似たような状況を描いています。ホルトの家族だけでなく、サーカスの一家も含めてです。家族とは一体何なのか?というのがこの映画のテーマの1つです」と、ホルトとの共通点として西島さんが挙げたポイントこそ、作品のテーマであると語る。さらに「アニメーションよりも、実写なので、アクションやアドベンチャーの要素が強調されるようになっていると思います。ホルトの子どもたちのストーリーとダンボのストーリー、そしてホルトやサーカス団のストーリーと複数のドラマが描かれているので、より広い観客にアピールすることができると思います」と世代を問わず楽しめる作品であると自信の程を覗かせる。そして西島さんも同様に「僕が子供の頃に読んだ『ダンボ』のテーマをそのまま踏襲しつつ、現代に対応している部分もあり、とても面白い脚本でした。大人や目の肥えた映画ファンにも楽しんでもらえると思います」と、新たな「ダンボ」の物語は大人をも魅了すると語っている。『ダンボ』は3月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ダンボ(2019) 2019年3月29日より全国にて公開©2018 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved
2019年03月17日3月29日公開の映画『ダンボ』のジャパン・プレミアが14日、都内で行われ、来日中のティム・バートン監督、コリン・ファレル、日本語版の声優を担当した西島秀俊が出席した。耳の大きい幼い像・ダンボの成長を描いたディズニーの名作『ダンボ』を、鬼才ティム・バートン監督が実写映画化した本作。"大きすぎる耳"というコンプレックスを翼に変えて空を飛ぶ子象ダンボが、サーカス団の仲間と共に金儲けを企む興行師によって引き離された母象の救出に挑む。ティム・バートン監督と劇中でダンボの運命を握るキーマン・ホルトを演じたコリン・ファレル、さらにはホルト役の日本語版声優を担当した西島秀俊が登場してジャパン・プレミアイベントを開催。レッドカーペットを歩いて待ち受けたファンにサインなどに応じた後、3人はステージに登壇してトークショーを行った。ディズニー作品の中でも『ダンボ』が大好きだというティム・バートン監督。実写化に込めた思いを「空飛ぶ象は自分に語りかけていることがあって、奇妙なキャラクターで周りと合わない物語を現代にご紹介したかったのです。今は混沌としている中、ダンボを通して純粋な感情を伝えたかったですね」と熱く語った。ティム・バートン監督の作品に初参加となったコリン・ファレルは「最悪だったんだよね。こんなにエネルギーを持っている方と6カ月ご一緒ですよ! 疲れちゃいますよね(笑)」と笑いを誘いつつ、「美しい体験でした。自分自身、役者になってから同じぐらいの時間、監督のファンとして過ごしてきました。この作品の中心には美しい心と違っているものを大切に祝福するメッセージがあります。そういう作品にご一緒したことが何よりもうれしかったです」と監督との初仕事に満足げだった。コリン・ファレル演じたホルト役の日本語版声優を担当した西島秀俊は、ハリウッド作品の日本語を吹き替えるを担当するのは本作が初めてとなる。「僕自身、ティム・バートン監督の大ファンだったのでこんなお話をいただけて非常に光栄に思っています」と恐縮しきり。西島は、自宅には象のグッズがたくさんあるという象好きで「『ダンボ』のお話ということですごくうれしかったです」と語った。また、コルト役を演じたコリン・ファレルについては「今回の吹き替えでは彼が出す息や吐く息など全部、厳密に監督から演出され、コリン・ファレルさんがどれだけ繊細に丁寧に演じられたのかを身体と心を通して体験できました。本当に素晴らしい体験で、素敵なホルトを演じられていましたね」と同じ俳優として刺激を受けた様子だった。映画『ダンボ』は、3月29日より全国公開。
2019年03月15日