佐藤健が緋村剣心を演じる待望のシリーズ完結作『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』に、新田真剣佑が出演していることが分かった。2作品に大きく関わる剣心の“十字傷の謎”を知るシリーズ史上最恐の敵・縁(えにし)を演じる。緋村剣心役の佐藤さんのほか、武井咲(神谷薫役)、青木崇高(相楽左之助役)、蒼井優(高荷恵役)の続投が発表されている本作。今回新たに出演が明らかになった新田さんが演じる縁は、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた男。剣心に強烈な恨みを持ち、剣心だけでなく、剣心と関わるもの全て、そして剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、“人誅”を仕掛けてくるキャラクターだ。そして、黒いサングラスの奥からわずかに狂気の眼を見せるビジュアルも併せて初解禁。完結作にしてシリーズ初参加となった新田さんは「実は何年も前にオファーを頂いていて、その時はとても嬉しかったです。ただ、これだけ有名な作品への出演と、アクションシーンもある撮影がどうなっていくのか、全く想像つきませんでした」と明かしており、プロデューサーは撮影に入る約2年も前にオファーをしていたのだそう。そんな早い段階でのオファーについてプロデューサーは「人誅編の実写化は、縁と言う特殊な役を演じることができる俳優がいないと成立しません。どこかに幼さを残しインターナショナルな雰囲気があって圧倒的なアクションと演技で剣心を追い込むことができる、そんな俳優です。デビュー当時に会っていた真剣佑さんしかいないと思い、2017年に企画を立ち上げる段階で大友監督に会ってもらいました」とコメントしている。一方、大友啓史監督は新田さんについて「初めて対面した時、その真直ぐな眼差しの強さに惹かれ、すぐに彼以外考えられないとプロデューサーに話したことを鮮烈に覚えています」と決め手を明かし、「縁という役に不可欠な、圧倒的な若さと凄味。そして、その底に潜む狂気のような純粋さと繊細さ。大きな可能性とスケール感を体現した存在として、彼は僕の目の前に現れました。その時の直感に間違いはなかったことを、今ひしひしと感じています」「彼の新鮮な魅力が、間違いなく新シリーズの牽引力になっている。どうかご期待ください」と自信を見せている。本作は、海外でも活躍するアクション監督、谷垣健治による世界レベルのアクションが大きな見どころのひとつ。新田さんは壮絶な撮影をふり返り「とてもハードでしたが、大友監督やアクション監督の谷垣さん、アクションチームに支えられながら、本当になんとか乗り越えられました。何日も撮影が続き身体も悲鳴をあげていましたが、すごく良い経験になりました」と話す。さらに「冒頭からすごいアクションがあります。そして、剣心と縁が出会うシーンや、剣心との闘いを繰り広げるシーンを、身を削りながら撮影したので是非見てもらいたいです」と見どころをアピールしている。なお、2月21日(金)には本編の特報映像が初解禁される予定だ。『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』は7月3日(金)、8月7日(金)より2作連続公開。(cinemacafe.net)
2020年02月13日るろうに剣心シリーズ最終章2部作『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』が2021年に連続公開。それぞれ2021年4月23日(金)、6月4日(金)より公開される。人気シリーズ『るろうに剣心』原作は、「週刊少年ジャンプ」に連載された和月伸宏作の人気コミック「るろうに剣心−明治剣客浪漫譚-」。幕末から明治にかけての激動の時代を舞台に、かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた主人公・緋村剣心の活躍を描いたアクション時代劇コミックだ。これまで実写化された『るろうに剣心』『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』の3作品は、シリーズ累計興行収入125億円以上を突破。度肝を抜くような超高速アクション、そしてエモーショナルに描かれる人間ドラマは、大きな反響を呼び、世界各国でも数々の賞を獲得した。遂に完結へ!そんな人気映画が、2020年夏に遂に完結を迎える。前作から5年ぶりとなる最新作は、全2部作で構成。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、これまで語られることのなかった剣心の過去が明かされる。るろうに剣心 最終章 The Final『るろうに剣心 最終章 The Final』では中国大陸の裏社会を支配する謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていたシリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを描く。大胆なアクションシーンに注目だ。あらすじ『るろうに剣心 最終章 The Final』かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀”さかばとう”を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心達は、<神谷道場>で平和に暮らしていた。しかし、突然何者かによって東京中心部が攻撃される。剣心とその仲間に危険が及んでくる。それはいったい誰の仕業なのか?何のために攻撃してくるのか?剣心は仲間とともに新時代への一歩を踏み出すことができるのか?今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。るろうに剣心 最終章 The Beginningこれまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『るろうに剣心 最終章 The Beginning』。動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代の物語を通して明かされる、「るろうに剣心」の原点と究極のクライマックスに是非注目してほしい。キャスト主演に佐藤健主人公・緋村剣心は、『8年越しの花嫁』『サムライマラソン』の佐藤健が続役。「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」とコメントを寄せている。武井咲や蒼井優らが続役また剣心を支えてきた<神谷道場>に集う仲間たちのキャストは、シリーズお馴染みの顔ぶれが揃う。神谷薫役に武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役に青木崇高、女医の高荷恵役に蒼井優が続投。さらに、明神弥彦役には、「キングダム」信の子供時代を演じ注目を集めた、大西利空が新たな仲間として加わることとなった。ビジュアルには、平和の象徴である<神谷道場>に集うキャラクターたちの姿も映し出されている。縁(えにし)役 - 新田真剣佑シリーズ史上最恐の敵である雪代縁(ゆきしろえにし)を演じるのは新田真剣佑。縁は、剣心の十字傷の謎を知る男。中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実(ししお まこと)を操っている。剣心はもちろん、関わるもの全て、また、剣心が作り上げた新時代をも破壊するために、<人誅>を仕掛けてくる。斎藤一役 - 江口洋介元新選組三番隊組長として最大の宿敵である剣心と共に、幕末の動乱を生き抜いてきた斎藤一。時には剣心のライバル、時には剣心の頼もしい仲間として刀を振るってきた『るろうに剣心』シリーズに欠かせないその役には、江口洋介が引き続き出演。剣心との因縁が残るまま、新たな時代で別々の道を歩み始めるが、新たな脅威を前に再び剣心と共に戦いに身を投じていく。雪代巴役 - 有村架純幕末、人斬り抜刀斎時代、剣心は結婚していた。血も涙もない剣心が、唯一心を許したにもかかわらず、その手で斬殺してしまう妻。巴は剣心の頬の十字傷に深く関わるとともに、彼女の存在は剣心が人斬りをやめ、「不殺の誓い」を立てる理由にもなる。四乃森蒼紫役 -伊勢谷友介京都隠密御庭番衆の御頭。伊勢谷は、『京都大火編 / 伝説の最期編』からの続投。巻町操役 - 土屋太鳳京都隠密御庭番衆。蒼紫と共に生きる。沢下条張役 - 三浦涼介強の敵・志々雄真実の配下である十本刀の一人。また剣心の前に立ちはだかるのか?呉黒星役 - 音尾琢真呉黒星(ウーヘイシン)は、“縁”が率いる上海マフィアの副官。辰巳役 - 北村一輝剣心の過去に大きな影響を残す旧幕府直属の隠密組織「闇乃武(やみのぶ)」のリーダー。主題歌アーティストはONE OK ROCKが続投過去の作品で楽曲を提供し、『るろうに剣心』を最大限に盛り上げてきたONE OK ROCK。終章の2作でも引き続き書き下ろしの主題歌を担当する。監督に大友啓史監督は、引き続き大友啓史が担当。本作について、「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と、作品制作に対する意気込みを語る。かつて大河ドラマ『龍馬伝』を手掛けた大友が、新時代のアクション時代劇のクライマックスをどのように描くのか。7か月以上の撮影を経てクランクアップ2018年11月4日(日)にクランクインした『るろうに剣心』最終章は、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡・大阪・長野など全国43カ所で大規模な撮影を7カ月以上に渡って行い、2019年6月7日(金)に遂にクランクアップを迎えた。参加したエキストラは延べ6,000人。長きにわたる撮影は時に困難を極め、極寒の中での深夜撮影や、朝まで及ぶ撮影、悪天候によるスケジュール変更なども余儀なく実施されたこともあったという。佐藤健&大友監督のコメント約8年間を通して本シリーズの主演を務めてきた佐藤健は、「この作品は、言うまでもなく僕の誇りで、これまでもこれからも『るろうに剣心』を背負っていきます。特に今回のエピソードはこのシリー ズを語る上で避けることはできないですし、絶対演じたいと思っていました。そして、ただ描くだけじゃなく、圧倒的なクオリティをもって映画史に名を残す、という使命にも似たような気持ちもありました。」とコメント。これから1年を費やし映画の編集作業を進めていくという大友監督は、「東京オリンピックに負けない“るろうに旋風”を、再び世界中にまき起こせるような、すべての人が楽しめる、刺激的で圧倒的パワーを持ったエンターテイメント作品に仕上げたい。」と意気込みを語っている。シリーズ初と、緋村剣心フィギュア登場なお映画『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の公開を記念して、主人公「緋村剣心」の1/6 スケールのフィギュア化が実現。飛天御剣流 抜刀術を繰り出す際の姿を、11カ月の制作期間を経て忠実に立体化した、緊迫感溢れる佇まいに仕上げている。先行予約は、12月4日(金)よりセブンショッピングにて受付を行う。【詳細】映画『るろうに剣心』最終章公開時期:『るろうに剣心 最終章 The Final』2021年4月23日(金)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』6月4日(金)※購入した前売り券(ムビチケカード)は延期後の上映時に利用可能。配給:ワーナー・ブラザース映画監督:大友啓史音楽:佐藤直紀主題歌:ONE OK ROCK主演:佐藤健、武井咲、新田真剣佑、青木崇高、蒼井優、伊勢谷友介、土屋太鳳、三浦涼介、音尾琢真、鶴見辰吾、中原丈雄、北村一輝、有村架純、江口洋介
2019年12月23日2作連続公開となる佐藤健×大友啓史監督がタッグを組んだ『るろうに剣心』シリーズ最新作『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』。タイトル・公開日発表に続いて、共演者が発表された。かつては“人斬り抜刀斎”と恐れられた緋村剣心(佐藤さん)は、あるとき、「人を活かす剣」を唱える神谷道場の師範代・神谷薫や相楽左之助と出会い、穏やかな生活を送り始める。今回出演が明らかになったのは、そんな神谷道場に集う仲間たち。神谷薫役の武井咲、喧嘩屋の相楽左之助役の青木崇高、女医の高荷恵役の蒼井優が続投することが決定。久しぶりの本作の撮影に関して武井さんは「緊張していましたが、現場に入るとブランクを感じずに、不思議と一作目から続いているような気持ちになりました」と明かし、「神谷道場のメンバーが本当の家族のような雰囲気で撮影できたので、とても感動しましたし嬉しかったです」と喜ぶ。また「一作目から変わらず、命を張ってでも守りたい仲間です」と左之助と同様に熱く言い切った青木さんは、「『るろうに剣心』の現場は、監督を中心に役者や色々なスタッフがお互い挑発しあっている様に感じます。『ここで諦めたら駄目、こういう時だからこそどうプラスに展開させていくのか』をプライドを持って取り組んでいます」と話し、まだ完成前だが「絶対に最高傑作になっていると思います」と撮影を終え自信を覗かせている。そして蒼井さんは「5年の経過があるので皆微妙に変化しているのですが、フォーメーションを組んだときの形が一緒で懐かしいです。帰ってきたというより、タイムスリップした感覚でしたね。前回のエンディングから続きが始まったように感じました」と久々の撮影をふり返っている。さらに、神谷道場で最強の剣士を目指し、剣心の背中を追う明神弥彦役には、『3月のライオン』や『キングダム』で主人公の子ども時代を演じた大西利空に決定。オーディションは何度も行われ、この弥彦役のキャスティングは難航したそうで、参加人数は当初の予定人数を大幅に超えた総勢約200人以上となっていた中、ずば抜けた演技力が評価され、大友監督作品出演の経験もあった大西さんが選ばれた。前作を観ていたという大西さんは「受かったときはとても嬉しかったです。赤べこのセットも大きく驚きましたし、とても感動しました」とコメントしている。キャスト発表と合わせて到着したビジュアルは、平和の象徴である神谷道場から、変わらない仲間たちの笑い声が聞こえてきそうな、まさに家族写真のような1枚となっている。またワーナー公式Youtubeでは、シリーズの名シーンで構成されたダイジェスト映像が公開中だ。『るろうに剣心最終章 The Final』は2020年7月3日(金)より、『るろうに剣心最終章 The Beginning』は8月7日(金)より全国にて2作連続公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日佐藤健主演『るろうに剣心』シリーズの最終章が、『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』のタイトルでそれぞれ7月3日(金)と8月7日(金)に公開されることが決定。あわせてティザービジュアルが公開された。和月伸宏の原作コミックを大友啓史監督が実写映画化したアクション大作『るろうに剣心』シリーズ。2012年8月25日公開の『るろうに剣心』(最終興行収入30.1億円)、2014年8月1日公開の『るろうに剣心京都大火編』(最終興行収入52.2億円)、同年9月13日公開の『るろうに剣心伝説の最期編』(最終興行収入43.5億円)、シリーズ累計の興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破している。『るろうに剣心最終章 The Final』では中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた、シリーズ最恐の敵・縁(えにし)の戦いを壮絶なアクションとドラマで描く。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心(佐藤健)だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀を持ち穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実(藤原竜也)が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心たちは、神谷道場で平和に暮らしていた。しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ。今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。今回公開されたティザービジュアルは、目を閉じ逆刃刀を手にする剣心の姿が切り取られている。撮影は、2019年5月まで約7カ月以上に渡り続き、完成は2020年を予定している。『るろうに剣心最終章 The Final』2020年7月3日(金)公開『るろうに剣心最終章 The Beginning』2020年8月7日(金)公開
2019年12月20日佐藤健主演『るろうに剣心』シリーズより、2部作で公開される最新作のタイトルが『るろうに剣心最終章 The Final/The Beginning』に決定。それぞれ2020年7月3日(金)、8月7日(金)に連続公開される。『The Final』で描くのは、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた<シリーズ最恐の敵・縁(えにし)>の戦い。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀<さかばとう>を持ち、穏やかな生活を送っていた。最狂の敵・志々雄真実が企てた日本転覆の計画を阻止するため、かつてない死闘を繰り広げた剣心たちは、神谷道場で平和に暮らしていたが、突如、何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心とその仲間の命に危険が及ぶ…。そして物語は、これまで語られることのなかった<十字傷>の謎に迫る『The Beginning」へと続いていく。またタイトル・公開日決定と合わせて公開されたティザービジュアルには、目を閉じて逆刃刀を手にする剣心の姿が。頬には十字傷が刻まれ、剣心カラーの赤い着物をまとう姿からは、壮大な物語の始まりを感じさせる。『るろうに剣心最終章 The Final』は2020年7月3日(金)より、『るろうに剣心最終章 The Beginning』は8月7日(金)より全国にて2作連続公開。(cinemacafe.net)
2019年12月20日映画と舞台を完全連動させる新企画【東映 ムビ×ステ】第1弾となる、映画『GOZEN-純恋の剣-』が公開中、そして舞台『GOZEN-狂乱の剣-』が9月12日(木)に上演される。映画、舞台を通じて描かれるのは、江戸時代に8人の男たちが臨む“御前試合”。命をかけた攻防と、試合の出場者たちの秘めた想いが鮮烈に描かれる。映画『GOZEN-純恋の剣-』の主人公は、幕府の隠密・青山凛ノ介。北陸の府月藩に潜入し、藩の動向を探っていた彼は、殿の前で武芸を競う御前試合に参加することになったが、その試合とは隠密たちを炙り出して公開処刑するために藩主が企んだ死の宴だった。様々な思惑が交錯する中、8人の試合出場者の戦いと、それぞれの想いが映し出されていく。主人公・青山凛ノ介を演じるのは、『仮面ライダービルド』主演や『獣になれない私たち』で注目を浴びた犬飼貴丈。凛ノ介と恋に落ちるヒロイン・神谷八重を、映画『ちはやふる-結び-』や『ママレード・ボーイ』の優希美青が扮する。そして凛ノ介の“恋仇”となる狂気の剣士・寺脇甚八郎には、犬飼と『仮面ライダービルド』に続いての共演となる武田航平が演じる。このほか、矢崎広(ミュージカル『薄桜鬼』)、前山剛久(「舞台『刀剣乱舞悲伝』結の目の不如帰」)、井澤勇貴(映画・舞台『MESSAIAH PROJECT メサイア・プロジェクト』)、松本寛也(『特命戦隊ゴーバスターズ』)、井俣太良(『仮面ライダードライブ』)、元木聖也(『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』)、小野塚勇人(『仮面ライダーエグゼイド』)、町井祥真(『仮面ライダーエグゼイド』)、松村龍之介(舞台『戦国BASARA』シリーズ)、菊地美香(『特捜戦隊デカレンジャー』)、久保田悠来(『仮面ライダー鎧武/ガイム』)などなど、舞台や特撮作品で活躍した俳優たちが集結した。監督を務めるのは、『平成仮面ライダーシリーズ』をヒットに導き、多くの若手俳優たちを育てた石田秀範監督。石田監督の手によって、新プロジェクト【東映 ムビ×ステ】で躍動する若手たちに注目だ。映画『GOZEN-純恋の剣-』公開中
2019年07月07日主演・佐藤健×大友啓史監督で贈るシリーズ累計125億円突破の大ヒット作『るろうに剣心』がついに完結。シリーズの“始まり”と“終わり”を描く最終章が2020年夏、2作連続で公開されることが分かった(正式タイトル未定)。和月伸宏の漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を原作とした本シリーズは、2012年8月に第1作目『るろうに剣心』が公開され、最終興行収入30.1億円を記録。続く2014年8月と9月には『るろうに剣心京都大火編』(最終興行収入52.2億円)、『るろうに剣心伝説の最期編』(最終興行収入43.5億円)が公開され、シリーズ累計の興行収入は125億円以上、観客動員数は980万人を突破。日本だけでなく世界中を熱狂させた。そして5年の時を経て製作されるこの最終章では、これまで語られることのなかった剣心の「十字傷の謎」に迫る物語と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人であり、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた「シリーズ最恐の敵・縁(えにし)」との戦いを、動乱の幕末期と明治維新後の新時代の2つの時代を通して描く。原作の最終章にあたる<人誅編>をベースに、OVA化された人誅編の一部となる<追憶編>と、志々雄真実との壮絶な戦いの後のこれまでの剣心の生き方全てに決着をつける<人誅編>のクライマックスまでの物語を映画化する。第1作目当時は22歳だった佐藤さん。本シリーズには特別な思いがあると言い、「『京都大火編/伝説の最期編』を終えた時から、もしこの続編を作るとしたら一番難しいと感じていました。僕自身が絶対に作りたいと思っていたエピソードを撮影できる毎日を通して、これが自分にとってとても大切な作品になると実感しています」と前作をふり返りながらコメント。一方、大友監督は「続編を製作するなら“絶対に前作を超えなければならない。新しく驚きに満ちた『るろうに剣心』でなければならない”と考えていました」と思いを明かし、「このシリーズには絶対に欠かせないエピソードであり、主人公<緋村剣心>の人間性に踏み込んでいくことになる頬の傷の話を描くにあたって、もう一度『るろうに剣心』と対峙することへの覚悟を問われる感じがしました」「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と今作について語っている。そして、佐藤健×大友啓史監督のタッグはもちろん、スタッフもシリーズ全てを手掛ける人たちが再集結。すでに、昨年11月にクランクインした本作は、今年5月まで約7か月以上に渡り撮影が続くそうで、京都や奈良をはじめ、滋賀、三重、兵庫、熊本、広島、栃木、埼玉、静岡など全国で大規模なロケ撮影を敢行する。佐藤さんは「クランクインの日は、久しぶりに剣心を演じること、大友組ならではの大規模撮影の雰囲気など、全てにおいてソワソワしていました(笑)」とふり返り、「みなさんに楽しんで頂ける作品になるように、自分にとって人生の代表作にするつもりで最後まで演じ切りたいと思います」と新たに意気込みを語っている。最後に大友監督は「全員が『るろうに剣心』への想いが強くなっていますし、自分たちにできるベストなものを届けたいと思っています。健くんも多くの作品で経験してきたものをこの作品に捧げてくれています。皆さんに愛してもらえる作品に仕上がると思いますので、2020年夏を楽しみに待っていてください」とファンにメッセージを送った。『るろうに剣心』最終章は2020年夏、全国にて2作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 2012年8月25日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2012「るろうに剣心」製作委員会るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2019年04月12日俳優の佐藤健が主演を務める映画『るろうに剣心』シリーズの新作が、2020年に公開されることが、12日に明らかになった。監督は大友啓史が務め、シリーズすべてを手掛けるスタッフたちが再集結した。和月伸宏の同名コミックを実写化した同シリーズは、『るろうに剣心』(12)、『るろうに剣心京都大火編』『るろうに剣心伝説の最期編』(14)と3作合わせて累計興行収入125億円以上、観客動員数は980万人を突破した大ヒット作。幕末に人斬り抜刀斎として恐れられた剣心(佐藤)が、不殺(ころさず)を貫きながら仲間と平和のために戦う姿を描く。世界中でも人気となった同シリーズは、北米、イギリス、香港、韓国、台湾、フィリピンなどヨーロッパ・アジア諸国を含む世界100ヶ国以上で配給、世界50以上の国際映画祭に出品された。今回は5年の時を経てついに最終章を製作、原作の最終章にあたる「人誅編」をベースに2作連続公開となる。原作の「人誅編」の中で描かれる、剣心の"十字傷の謎"に迫る物語でOVA化され高く評価された「追憶編」と、中国大陸の裏社会を牛耳る謎の武器商人で、武器や軍艦を送り込み志々雄真実を操っていた、シリーズ最恐の敵・縁(えにし)との戦いを2作にわけ、『るろうに剣心』の原点とクライマックスが描かれることになる。それぞれの本編タイトルは後日発表される予定だ。2018年11月にクランクインし、2019年5月まで約7カ月以上、京都・奈良・滋賀・三重・兵庫・熊本・広島・栃木・埼玉・静岡など全国で大規模なロケ撮影を敢行した同作。1作目当時は22歳だった佐藤だが、撮影中の3月に30歳をむかえ、「毎回どの作品も全力で演じていますが、『るろうに剣心』に関しては、やはり特別な思いがあります。また、この二部作は、剣心の十字傷の秘密(剣心の過去)を描いていることもあり、剣心にとって間違いなく一番重要なエピソードです」と思いを語る。前作を振り返り「『京都大火編/伝説の最期編』を終えた時から、もしこの続編を作るとしたら一番難しいと感じていました。僕自身が絶対に作りたいと思っていたエピソードを撮影できる毎日を通して、これが自分にとってとても大切な作品になると実感しています」と続けた。大友監督は「続編を製作するなら“絶対に前作を超えなければならない。新しく驚きに満ちた『るろうに剣心』でなければならない”と考えていました。『るろうに剣心』シリーズは、すべてのキャスト・スタッフがそれぞれレベルの高いところを目指し、日本映画というカテゴリーを取っ払うような、常に自らの限界を超えていく映画作りを目指しています。私たちは過去3作品を通して“誰も見たことのない日本映画”を作る大変さを実感していましたので、その挑戦がまた始まると強く感じました」と、心境を吐露。今回の物語について「このシリーズには絶対に欠かせないエピソードであり、主人公・緋村剣心の人間性に踏み込んでいくことになる頬の傷の話を描くにあたって、もう一度『るろうに剣心』と対峙することへの覚悟を問われる感じがしました」と覚悟を表す。「今回描く物語は、ファンの方が一番大事にしているエピソードだと思いますし、初めて『るろうに剣心』を観る方にも届くような深い物語でもありますので、最終章は気合をいれ直し、いま全身全霊で挑んでいます」と語った。○平成から令和にかけての思い新元号である「令和」が5月1日より施行される直前の発表となったが、佐藤は「日本が新時代に入ります。そして30歳になり、僕自身も新しい時代に突入します。新しい時代を作るために、自分も生きていくということを、いま感じています」と思いを重ねる。今回は、剣心の頬の傷が一つであるビジュアルも初解禁となった。大友監督はこれまでの撮影について「過去シリーズの美しい記憶を汚さないように、これまでの『るろうに剣心』に負けないもの、そして他のアクションエンターテイメントとは一線を画すものを目指しています。自分達はそこを超えられているか、そこにたどり着くことができるのか、を問いながら日々撮影を行っています」と振り返る。佐藤も「クランクインの日は、久しぶりに剣心を演じること、大友組ならではの大規模撮影の雰囲気など、全てにおいてソワソワしていました(笑)。でも芝居が始まっていくうちに、『懐かしい』『帰ってきた』という感覚がとても強くなってきました。2020年、みなさんに楽しんで頂ける作品になるように、自分にとって人生の代表作にするつもりで最後まで演じ切りたいと思います」と思いを語った。最後に、公開を楽しみにしているファンに向けて、大友啓史監督は「“るろ剣クオリティ”を超えていくために、見たことのないアクション、幕末と明治という全く異なる2つの時代、剣心が背負ってきた深いドラマ、繊細なラブストーリーなど、多くの視点で大きな熱量を注いでいます。全員が『るろうに剣心』への想いが強くなっていますし、自分たちにできるベストなものを届けたいと思っています。健くんも多くの作品で経験してきたものをこの作品に捧げてくれています。皆さんに愛してもらえる作品に仕上がると思いますので、2020年夏を楽しみに待っていてください」と自信をのぞかせた。
2019年04月12日司馬遼太郎の小説『燃えよ剣』が、主演に岡田准一を迎え実写映画化。2021年10月15日(金)に全国ロードショー。燃えよ剣とは?「燃えよ剣」は司馬遼太郎の長編小説で500万部を超えるベストセラー。新選組副長・土方歳三を主人公に、近藤勇、沖田総司など新選組の志士たちの人生と、彼らが生きた激動の時代・幕末を描いた作品だ。新選組の結成から、大政奉還後の各地での戦い、そして土方と恋人お雪との愛を描いている。1966年にも同じタイトルで映画化された。登場人物&キャスト映画『燃えよ剣』に登場するキャラクター&キャストを紹介。俳優勢には、これまでも大河ドラマ「軍師官兵衛」『関ヶ原』など時代劇を豊富に演じてきた主演・岡田准一を筆頭に、柴咲コウ、伊藤英明、山田涼介など、豪華な顔ぶれが揃う。主人公・土方歳三(岡田准一)剣豪、類まれなる手腕で組織を作り、軍才をも持つ土方歳三。もともとは武州多摩郡の悪ガキ、ならずものだった。新選組では副長として厳格な戒律で組織を統率した。お雪(柴咲コウ)お雪は、土方歳三と恋に落ちる女性であり、小説のオリジナルキャラクターでもある。熱烈に惹かれあいながらも時代に引き裂かれていく。新選組局長・近藤勇(鈴木亮平)維新動乱期の象徴的な存在で、攘夷派の武士を恐れさせた「新選組」の局長。土方の盟友でもある。ドラマ「西郷どん」で幕府を倒す西郷を演じていた鈴木が、『燃えよ剣』では全く逆の立場で幕末を迎える人物を演じる。沖田総司(Hey! Say! JUMP山田涼介)美男子と言われ最も人気が高いと言われる剣士。一番隊組長。芹沢鴨(伊藤英明)徳川幕府の後ろ盾のもと、市中を警護する新選組を結成、初代筆頭局長となる。やがて近藤や土方と対立し新選組を追われる。松平容保(尾上右近)会津藩主。京都守護職に命ぜられ新選組を預かることとなる。演じる尾上右近は歌舞伎界で注目を集めている。一橋慶喜(山田裕貴)幕末の騒乱の中、京都の治安を維持するため、過激浪士の駆逐を命じる。徳川幕府 15代将軍。その他、土方・近藤・沖田と共に幕末を駆け抜けた新選組の隊士を、たかお鷹、安井順平、谷田歩、松下洸平らが演じるほか、髙嶋政宏、市村正親、金田哲(はんにゃ)らが出演する。気迫溢れるアクションシーン予告映像には、“新選組”史上最も有名な「池田屋事件」の完全再現シーンなどを収録。中でも、土方が故郷で“バラガキ”と呼ばれていた頃の勇ましい剣裁きは、圧巻のスピード感と気迫あふれる怒涛のアクションとなっている。新選組初代筆頭局長である芹沢と土方による、一触即発の決闘シーン映像も公開。岡田准一は主演に加え、殺陣の構築・指導も兼任しており、岡田のこだわりが詰まった決闘シーンとなっている。岡田から指導を受けた伊藤は「(岡田が)何十年という歳月をかけて習得したものをわかりやすく、芹沢鴨というキャラクターを織り交ぜつつ、殺陣をつけてくださって、本当に感謝しています」とコメントした。『燃えよ剣』<あらすじ>開国か倒幕か―動乱の幕末でわずか6年だけ存在した「新選組」。彼らはいかにして、歴史に名を刻む【伝説(レジェンド)】となったのか―?江戸時代末期。黒船が来航し開国を要求した。幕府の権力を回復させ外国から日本を守る佐幕派と、天皇を中心に新政権を目指す倒幕派の対立が深まりつつあった激動の時代-。武州多摩の”バラガキ“だった土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に、近藤勇(鈴木亮平)、沖田総司(山田涼介)ら同志と共に京都へ向かう。徳川幕府の後ろ盾のもと、芹沢鴨(伊藤英明)を局長に擁し、市中を警護する新選組を結成。土方は副長として類まれな手腕と厳しい法度で組織を統率し、新選組は倒幕派勢力の制圧に八面六臂の活躍を見せる。お雪(柴咲コウ)と運命的に出会い惹かれあう土方だったが時流は倒幕へと傾いていき・・・池田屋事件、鳥羽・伏見、五稜郭の戦い・・・変革の世で剣を手に命を燃やした男たちの、信念と絆。愛と裏切り。そのすべてを圧倒的スケールで描き切る、スペクタクル・エンタテインメント作品。■作品詳細映画『燃えよ剣』公開日:2021年10月15日(金)全国ロードショー原作:司馬遼太郎 「燃えよ剣」(新潮文庫刊/文藝春秋刊)監督・脚本: 原田眞人出演:岡田准一、柴咲コウ、鈴木亮平、山田涼介、尾上右近、山田裕貴、たかお鷹、坂東巳之助、安井順平、谷田歩、金田哲、松下洸平、村本大輔、村上虹郎、阿部純子、ジョナス・ブロケ、大場泰正、坂井真紀、山路和弘、酒向芳、松角洋平、石田佳央、淵上泰史、渋川清彦、マギー、三浦誠己、吉原光夫、森本慎太郎、髙嶋政宏、柄本明、市村正親、伊藤英明配給:東宝アスミック・エース
2019年02月14日アイドルグループ・V6の岡田准一が、映画『燃えよ剣』(2020年公開)に主演することが11日、明らかになった。同作は、司馬遼太郎により1964年に発表され、500万部を超える大ベストセラーを実写映画化。幕末を舞台に、武州多摩の百姓の悪ガキだった少年・土方歳三(岡田)が、近藤勇、沖田総司ら同士と共に京都で新選組を結成し、“鬼の副長”と呼ばれ討幕派勢力制圧に活躍する。幕末の動乱期で、剣に生き剣に死んだひとりのカリスマの姿と一途な愛、そして歴戦の数々を描いていく。土方の没後150年である2019年に製作されることが決定した同作は、原田眞人監督がメガホンを取り、岡田が主演した『関ヶ原』のスタッフが集結。“副長”として組織を作り厳格な戒律で新撰組を統率した土方を、岡田が演じる。そんな土方と恋に落ち、生涯愛し合うことになるお雪を演じるのは、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』以来の時代劇出演となる、柴咲コウ。岡田と柴咲は今回が初共演となる。土方の盟友である新選組局長・近藤勇を演じるのは、NHK大河ドラマ『西郷どん』で大河初出演にして初主演を成し遂げた、鈴木亮平。『軍師官兵衛』(14年)主演の岡田、『おんな城主 直虎』(17年)主演の柴咲、『西郷どん』(18年)主演の鈴木と、大河主演俳優が勢ぞろいした。さらに、病に倒れるも天才的な剣の使い手として知られ、新選組の中でも土方と並んで人気の高い若く美しき剣士・沖田総司を山田涼介(Hey! Say! JUMP)、土方や近藤に狙われることになる新選組初代筆頭局長・芹沢鴨を伊藤英明が演じる。撮影は2月~4月、京都・滋賀・岡山などを中心に行われる予定。「新選組」史上名高い「池田屋事件」が起こった、旅館・池田屋をオープンセットで当時のままに完全再現する。○岡田准一 コメント原田眞人監督から司馬遼太郎さんの名作、『燃えよ剣』の土方歳三という、身に余る大役をいただきました。 以前に原田監督作品に出演させていただいた『関ヶ原』に続き日本の変革の1つです。変革の時代を演じることは、やりがいのあるタフな作業になりますが、共演者の皆さん、スタッフの皆さんとこの作品を乗り越えて行きたいと思います。土方歳三の人生を覚悟と畏敬を持って楽しんで演じたいです。原田監督が作り上げる生っぽい激動の幕末をご期待下さい。○柴咲コウ コメント初めて演出していただく原田監督。初共演の岡田准一さん、鈴木亮平さん、山田涼介さん。世の中で語り継がれる新選組。司馬遼太郎さんの長編歴史小説のオリジナルキャラクターであるお雪を、時代に翻弄されながらも凛として生きる女性として、素直に表現できればと存じます。○鈴木亮平 コメント何者でもない。侍ですらなかった若者たちが、いかにしてあれだけの力を持ち、畏怖される集団になっていったのか。仲間さえも殺してまで作り上げたかったもの、守りたかったものとは何か。映画という別の世界で、近藤勇という一人の男として再びあの時代に入り込み、欲も恐れも友情も、全て肌で受け止めながら生きてみようと思います。原田監督と敬愛する岡田さんのもと、一丸となり、皆様に新しい新選組の肖像をお見せします。ご期待ください。○山田涼介 コメント錚々たる共演者の皆様の中でお芝居をさせていただくことに緊張する一方、武者震いしています。僕にしか出来ない表現で沖田を描きたいと思っていますし、原田監督、そして先輩の岡田君と共演するのは初めてで、先輩方の背中を見て、この作品の中で多くのことを吸収して、沖田を生き抜きたいと思います。○伊藤英明 コメント芹沢鴨という強靭な男を演じさせていただくことになりました。岡田君が演じる土方に対して、全力で対峙したいと思います。一緒にお芝居ができるのが本当に楽しみです。原田監督とは初めてですが、誘っていただき大変光栄です。改めて、俳優という仕事に全力で臨みたいと思っています。○原田眞人(監督・脚本) コメントチャンバラごっこではいつも新選組が仇役だった。私は桂小五郎に代表される「勤王の志士」。覆面をかぶりたくなれば鞍馬天狗にもなった。しかし、映画では桂小五郎が主役になることは殆どなく、鞍馬天狗映画は安易な娯楽作だった。新選組が主人公になる映画の方が圧倒的に多く、上質に思えた。幕末の知識は幼少時に祖父から伝え聞き、それがやがて時代小説を読むきっかけともなった。司馬遼太郎ワールドの入口も短編集「幕末」だった。「逃げの小五郎」を読みたくて足を踏み入れたのだ。高校生になって『燃えよ剣』と出会った。以来、新選組と土方歳三に魅せられ、「新選組血風録」のファンになり、子母沢寛の新選組トリロジーに心が震えた。そうやって情報量が増えるにつれ新選組を描く映像作品への不満が募るようになった。例えば、ダンダラ。子母沢寛が壬生の新選組のホストファミリーだった八木家ご子息から得た証言では、近藤や土方ら幹部クラスは一度もダンダラの制服を着なかったという。理由は、安っぽかったから。新選組は黒の集団であった。ダンダラは、平隊士の一部が着用し、一年も経たずに淘汰された。おそらく芹沢鴨の発想で赤穂義士を模したダンダラ制服を作ったのではないか。当然、土方は着ない。映画では、大島渚監督の「御法度」だけが、ダンダラ俗説を避けて黒の隊服にしている。新選組は維新動乱期の象徴的、宿命的な存在だ。既成の秩序やモラルがくずれ、新しい体制が模索されている混乱の時代に現れた若者たちの右往左往と魂の叫びがそこにはある。人は変革期に如何に生きるべきか。現代の世相とダブる混沌を、土方は筋を通して生きた。『燃えよ剣』は激流を生きる人間の営みをスケール感とともに描いている。武州多摩郡のバラガキ(茨垣:不良、ならず者)であった近藤勇、土方歳三、沖田総司、井上源三郎の四人の生き様死に様は、ハワード・ホークスの『リオ・ブラボー』の四人組にそっくりで、男気の連帯が心豊かに描かれている。中でも土方にはTHE LAST SAMURAIの風味が漂う。絶妙のキャストも組めた。岡田准一さんは超一流の武芸者が俳優のふりをしているような人。今回は主役の土方歳三のみならず土方が絡むすべての剣技の構築・指導も委せている。映画史上最高の土方歳三、時代劇史上最高の立ち役が生まれると、私は信じている。ヒロインのお雪は土方の思い人であると同時に司馬先生の思い人であるようにも思う。原作にある絵の素養を映像的にも広げたインディペンデント・ウーマンとして柴咲コウさんに演じてもらう。彼女にはホークス作品のヒロインに通ずる凛とした美しさと男世界で生き抜く逞しさがある。近藤勇はデビュー以来、「私のイサミ君」と思い続けて来た鈴木亮平さんを迎えることができた。西郷どんで付けた27キロ分を削ぎ落として、見事な男振りである。山田涼介さんは作品を見る度に、彼の演ずる沖田総司を見たいという思いが強くなった。俊敏な剣技も、儚げな微笑みも、土方との軽やかな会話もすべてが「スクリーン上の沖田総司であるべき人」のベクトルを指している。土方、近藤、沖田がハマリ役の理想を突き進む以上、芹沢鴨の配役は「意外性」を前面に押し出したかった。本来なら公開まで名前を伏せたかったくらいだ。伊藤英明さんが引き受けてくれたのは幸運だった。私の考える鴨は、しらふなら土方、沖田がふたりがかりでも倒せない武門の人。近藤に欠けた教養もある。そして何よりも原作で沖田の口を借りて言わせている「私の知る限りいちばんの善人かもしれない」という要素を大切にしたかった。伊藤さんにはそれらがある。原田組初参加の四人と岡田さん。このケミストリーは最強だ。脇を固める顔ぶれも、原田映画史上最高のヴァラエティに富んでいる。書きたくて書きたくてたまらないが、今は我慢しよう。司馬人類学講座を半世紀に渡って学んだ生徒として、私は、BARAGAKI土方歳三がBROKEN SAMURAIになりUNBROKEN SAMURAIに至る物語を、紡ぎたいと思う。芝居はナチュラル、剣技はリアルをモットーに、世界勝負の本格的時代劇を目指したい。とはいえ「リオ・ブラボー」と「グッド・フェラーズ」を心に抱いて現場に挑むことになる。(2019年1月17日記)
2019年02月11日アニメ化に実写映画化、さらには宝塚歌劇団での舞台化と、様々なメディアでヒットを飛ばし続けている人気コミック『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』(和月伸宏作、集英社ジャンプコミックス刊)。その宝塚版で原作ファンもうならせた元雪組トップスターの早霧せいなが、退団して女優になった現在、舞台浪漫活劇「るろうに剣心」において、再び主人公の緋村剣心を演じている。ヒロインの神谷薫役に、テレビドラマ『義母と娘のブルース』で人気急上昇の上白石萌歌、舞台版オリジナルの敵役・加納惣三郎役に松岡充と、華やかな顔ぶれでの上演。10月11日に行われたゲネプロに足を運んだ。【チケット情報はこちら】物語は江戸末期、まだ“人斬り抜刀斎”と恐れられていた剣客・緋村剣心が、新撰組と立ち回りを繰り広げるシーンから始まる。花道から現れた早霧剣心は殺気を漂わせ、小柄だが俊敏な動きで10余人の隊士を次々に斬り捨ててゆく。殺陣の後、息も切らさず端然とたたずむ早霧がなんとも魅力的だ。その後、舞台は明治時代の東京へ。ある事件から“不殺”の誓いを立てて過ごす剣心は、偶然、神谷道場を守る少女・薫と出会う。“人を活かす剣”を信じて生きる薫を、上白石は強い眼差しと明瞭なセリフ回しで好演。どこか虚しさを抱えたまま、ニセの“人斬り抜刀斎”にも飄々とした態度を崩さない剣心が、薫と過ごすうちに少しずつ素の穏やかさを見せていく。宝塚版から続投の小池修一郎の演出は、剣心が“人斬り”から“不殺”に至った葛藤を、より深く描く。コミカルなシーンは宝塚版より少ないものの、だからこそ剣心がふと見せる、和らいだ表情が印象的だ。剣心と因縁の元新撰組隊士で、今は貿易商として暗躍する加納役の松岡は、よく響く低音の歌声と安定感のある殺陣で貫録の存在感。同じく元新撰組で、現在は警視庁警部補となった斎藤一役の廣瀬友祐も、クールな表情に長身の制服姿がよく似合い、ハマり役だ。その他、アヘンを売る悪徳実業家・武田観柳を演じる上山竜治の達者ぶり、武田の用心棒を務める四乃森蒼紫役・三浦涼介の妖しさ、剣心の仲間となる相楽左之助役・植原卓也の屈託無さなど、それぞれの個性が際立つ。囲み会見では、早霧と上白石、松岡、そして小池も登壇。早霧が「やはり(男性との)立ち回りはスピート感とパワーを感じますね。自分も元男役としての誇りをかけて(笑)、戦いに挑む気持ちでやっています」と意気込みを吐露。小池も「稽古は大変だったと思いますが、より芝居が濃く深くなった早霧を見ていただければ」と話した。「小池先生が妥協を一切しないので、稽古では心の動きに殺陣を付けるということをみっちりやりました」と松岡が話せば、「(宝塚版は)女性のみの輝きを感じましたが、今回は男性もいるので、よりパワーアップした部分があるのでは」と言いかけた上白石。続けて「そんな男性陣は素敵ですが、私は早霧さんしか見えていません!」と告白し、早霧がヨシヨシとうなずいて、取材陣から笑いが漏れるひと幕も。芝居に殺陣にと、千秋楽に向かって進化し続ける舞台。その行方を、ぜひ見届けたい。取材・文:佐藤さくら
2018年10月22日浪漫活劇『るろうに剣心』の製作発表会見が27日に都内で行われ、早霧せいな(緋村剣心役)、上白石萌歌(神谷薫役)、廣瀬友祐(斎藤一役)、三浦涼介(四乃森蒼紫役)、植原卓也(相楽左之助役)、愛原実花(高荷恵役)、松岡広大(剣心の影・緋村抜刀斎役)、松岡充(加納惣三郎役)、小池修一郎(脚本・演出)、木村有祐(梅田芸術劇場 代表取締役社長)、安孫子正(松竹 取締役副社長・演劇本部長)が登場した。司会は中井美穂が務めた。原作は、漫画家・和月伸宏による、累計部数6,000万部を超える人気コミック。アニメ化、実写映画化もヒットした同作を、2016年に小池修一郎の脚本・演出により宝塚歌劇団が初めて舞台化、今回は小池の新演出による上演となる。宝塚版で主人公・緋村剣心を演じた早霧が、男女の枠を超えて再び同役を演じることとなる。製作発表では、劇中衣装を身につけた出演者陣による殺陣のパフォーマンスも行われ、会場内はヒートアップ。小池は、東アジアで盛んな性別を超えた演劇、日本が世界に送り出す最大の文化である漫画をベースにした”2.5次元”など、これまであった文化が融合し「新しい文化のエンターテインメントが生まれたらいいんじゃないか」と、同作への期待を熱弁した。早霧は「男性キャストの皆さんのいる中で、男性を演じるのはどうなのかと悩んだこともありましたが、人を演じるという意味では変わりはないんじゃないかという境地に行き着いて、ここに立っています」と葛藤を吹っ切った様子。一方で、久しぶりの男役に「堂々と足を広げて座っていられる。やっぱり楽なんだなって。染みついた感覚はなかなか抜けないと思い、男役を17年間勤めてきた自分としては喜びでもありました」と心境を明かした。松岡は「芝居を始めてからはまだ浅く、15年になるんですけど、僕がお芝居を始めた当初に小池先生に一度お声がけいただいたことがありました」と振り返る。「今回お声をかけていただいて、すごく光栄でしたが、初めてお会いした時に『松岡くん、結構年いってんだね!』と言われて」と訴えると、小池は頭を下げて謝罪していた。実際に"早霧剣心"に会った上白石は「好きになってしまいそうです」と笑顔を見せ、「日本のみならず、世界中の人に愛されてる漫画原作。お客さんと密に同じ空間に入れることや、その場の空気で感じる臨場感があると思うので、原作ファンの方にも感じていただきたいです」と意気込んだ。また、「彼の中での正義があって、信念がある。そういったものも、自分なりに舞台の中でできたらなと思います」と語る廣瀬や、映画版にも出演していた三浦、宝塚時代に色気が足りずに小池に怒られたという愛原など、個性豊かな出演者陣がそろう。"体を大きくする"という使命のある植原は「ご飯もいっぱい食べて、人生における中で体重が一番重い状態まで来ていて、ここから稽古を通して本番どうなるかな」と期待。松岡は「伝説の人斬り役、刀を使う殺陣は初めてで、役者としてすごく成長できると思うので、芝居を汲み取った殺陣を見ていただけたらと思います」と見どころを明かした。東京公演は新橋演舞場にて10月11日〜11月7日、大阪公演は松竹座にて11月15日〜24日。
2018年06月27日日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」では2週連続で映画『るろうに剣心』シリーズを放送中。2週目となる4月6日(金)今夜はシリーズ完結編となる『るろうに剣心伝説の最期編』をオンエアする。累計発行部数は5,000万部超、90年代を代表する超大人気コミックを壮大なスケールで実写化した本作。第1作が2012年に公開され大ヒットすると、その後続編の『京都大火編』と今夜オンエアされる『伝説の最期編』が前後編2部作として2014年に公開された。本作が描くのは原作でも高い人気を誇る「京都編」となり、緋村剣心の後を継ぎ“人斬り”の仕事をしてきた志々雄との決着が描かれる。主人公の緋村剣心に佐藤健、ヒロイン・神谷薫には武井咲、さらに最狂の宿敵・志々雄真実に藤原竜也、四乃森蒼紫に伊勢谷友介、瀬田宗次郎に神木隆之介。さらに謎の男として福山雅治も出演。1作目から続けての出演となる蒼井優、青木崇高、土屋太鳳、田中泯、小澤征悦、滝藤賢一、江口洋介といった豪華キャストが勢ぞろい。志々雄(藤原さん)との戦いの最中、海に落とされた薫(武井さん)を助けるために海に飛び込んだ剣心(佐藤さん)は、流れ着いた漁村で謎の男(福山さん)に助けられるが、事件から既に3日が経過しており薫が生きている保証はないと男に言われ剣心は衝撃を受ける。その頃、新政府に向かって“国盗り”を宣言した志々雄が巨大戦艦「煉獄」で浦賀に砲撃を開始。大混乱の中、伊藤博文(小澤さん)ら日本政府を呼び出した志々雄は、ある取り引きを持ちかける。日本を守るという大義の元、志々雄の要求に応じた伊藤は、“抜刀斎”こと剣心を指名手配。最大の危機に陥った剣心は絶望的な状況の中、果たして志々雄を倒すことができるのか…というストーリーが展開する。日本映画界の名だたるスターが集結した豪華3部作の壮絶な結末をその目でしっかり確かめて。金曜ロードSHOW!『るろうに剣心伝説の最期編』は4月6日(金)21時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)■関連作品:るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開© 和月伸宏/集英社© 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2018年04月06日佐藤健主演で大ヒットした人気シリーズ『るろうに剣心』を日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」が2週連続でオンエア。3月30日(金)今夜は第2作『るろうに剣心京都大火編』を放送、また次週4月6日(金)は完結編『るろうに剣心伝説の最期編』が放送される。原作は和月伸宏により1994年から連載が開始され、全28巻に及ぶ単行本の累計発行部数が5,000万部を超える超大人コミック。過去にはTVアニメ化され主題歌が軒並み大ヒットした伝説的作品を、佐藤さんをはじめとした豪華キャストが集結して実写化したのが本作である。『亜人』『8年越しの花嫁』など出演作が話題となり、この春からは連続テレビ小説「半分、青い。」にも出演する佐藤さんが主人公・緋村剣心を、「黒革の手帖」「今からあなたを脅迫します」などの武井咲がヒロインの薫を演じ、『ジョジョの奇妙な冒険』「監獄のお姫さま」の伊勢谷友介、『日本で一番悪い奴ら』「地味にスゴイ!」の青木崇高、『東京喰種』「先に生まれただけの僕」の蒼井優、『君の名は。』「刑事ゆがみ」の神木隆之介、『トリガール!』「IQ246」の土屋太鳳、『天空の蜂』「BG~身辺警護人~」の江口洋介、『22年目の告白』「リバース」の藤原竜也らのほか、田中泯、宮沢和史、小澤征悦、滝藤賢一、三浦涼介、丸山智己、高橋メアリージュンといった錚々たる面々が顔を揃えた。“人斬り抜刀斎”の異名で恐れられていた幕末最強の剣士・剣心(佐藤さん)は、戦いのない世の到来とともに“不殺(ころさず)の誓い”を立て、薫(武井さん)の道場で左之助(青木さん)や恵(蒼井さん)たちと平和に暮らしていた。ある日、内務卿の大久保利通(宮沢さん)に呼び出された剣心は新政府に恨みを抱く人斬り・志々雄真実(藤原さん)が暗躍していることを知る。「志々雄を倒せるのは剣心しかいない」と、志々雄討伐を懇願する大久保。剣心は悩むが、大久保が志々雄の部下・瀬田宗次郎(神木さん)に暗殺されたことを知り、京都へ向かうことを決意。剣心は道中で出会った操(土屋さん)と共に志々雄が支配する村に立ち寄ると、そこには志々雄が剣心のために用意した“罠”が。剣心と対面した志々雄は、剣心が人斬りではなくなったことに気付きその場を去っていく。残された宗次郎と対決する剣心だったが戦いの末、逆刃刀が折れてしまう。京都に戻った志々雄はクーデターを実行に移すために行動を開始。絶望的なピンチに陥った剣心は、果たして“不殺(ころさず)の誓い”を破らずに、大切な人たちを守ることができるのか…!?金曜ロードSHOW!『るろうに剣心京都大火編』は3月30日(金)今夜21時~日本テレビ系でオンエア。次週4月6日(金)は『るろうに剣心伝説の最期編』をお届け。(笠緒)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開© 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2018年03月30日「クレイジーケンバンド」のメンバー全員が揃って本人役で出演、バンドの中心でもある横山剣が主演を務める映画『イイネ!イイネ!イイネ!』。この度、本作の公開を記念して6月15日、フライングスペシャル上映会が行われた。横浜・本牧で育った3人の幼なじみケン(横山剣)、ドブオ(伊原剛志)、トニー(中野英雄)。「将来は何になる?」というトニーの質問に、ケンは「通信簿がよくないから、ミュージシャンになる!」。そしてドブオは「高倉健みたいなかっこいい俳優になるんだ!」と話していた。時は流れて2015年。ケンは「クレイジーケンバンド」を率いるミュージシャンとなり、トニーは彼らを支える敏腕マネージャーとして活躍していた。そして高倉健になりたいと言っていたドブオは、本物のヤクザとなり横浜の闇の秩序を守っている。生きる道は違いながらも、男同士の友情はいまだに健在で「イイネ!」の一言が3人を繋げている。トニーの口から彼らがずっと夢に見ていた横浜スタジアムでのコンサートが決まった夜、喜びをかみしめながら横浜を歩く横山のそばを、怪しげな中国人たちが走り抜ける。「あの女で間違いないか?」怪しんだ横山が彼らの後を追うと、若い女性がクルマに押し込まれる瞬間だった。全員をぶちのめして、彼女を救った横山は一目で恋に落ちてしまう。久しぶりに落ちた恋、病に倒れた母、組内の内部抗争、それぞれが人生の分岐点に立たされたケン、トニー、ドブオ。子どもの頃からの合言葉「イイネ!」できっと人生もうまくいくはず…。横浜に生まれ育った男・横山さんを中心に結成された「クレイジーケンバンド」(通称:CKB)。今年はバンド結成20周年、来年にはデビュー20周年と記念すべきとき。そんな中公開されるのが、ディープなサウンドと渋みのある歌声で多くのファンに愛されている「クレイジーケンバンド」のメンバー全員が揃って本人役で出演し、彼らが生まれ育った横浜の街を舞台に、男たちの友情物語がCKBの名曲と共にに描かれる『イイネ!イイネ!イイネ!』だ。主演には、「演技は得意ではないが、自分役をセルフカバーと考えればやれるかもしれない!」と、横山さん自ら本人役を演じ唯一無二の存在感で「横山剣」を熱演。また、ミュージシャンになったケンを支え続けるマネージャーのトニーを、『アウトレイジ』シリーズで迫力ある演技を見せた中野英雄。ヤクザとなったドブオを『硫黄島からの手紙』『十三人の刺客』など国際的に活躍している伊原剛志。そのほか、金子賢、菜々緒、山口智充、パンツェッタ・ジローラモ、大鶴義丹、宮川大輔、小嶋陽菜など多くの豪華ゲストが参加。横浜スタジアムや、山下公園、本牧など、クレイジーケンバンドの顔でもある横浜を中心にロケを行った。今回の上映会イベント会場となったのは、TIAT SKY HALL(羽田空港国際線旅客ターミナル)。そこで映画のダイジェスト版が流れると、映像を映し出していた白い幕がはらりと落ち、そこに「クレイジーケンバンド」が登場。ライブがあることを知らされていなかった観客たちからは大きな歓声があがり、劇中で歌われた「漢江ツイスト」「生きる。」が披露された。この日は「クレイジーケンバンド」のほかにも、伊原さん、中野さん、門馬直人監督、脚本の一雫ライオンが登壇。横山さんとの共演について伊原さんは、「役者としてはフレッシュでしたね。新鮮でした。びっくりするくらいフレッシュでリハーサルのときからそうで、あんまり剣さんには似合わない言葉んですけど、本当にぶどうのような(フレッシュさが)」と表現。一方中野さんは「割と側についていることが多いんですけど、台詞を終わったあとにすぐ僕を見るんですよ」と暴露すると、すかさず横山さんが「保護者みたいな」返し、中野さんもまた「このサングラスのまま見られるんで、え?って思うんですけど。カメラの方向を観てくださいって言われてるのに、台詞を言い終わったら僕のほうを向く、そういう感じでした。剣さんのいいところがたぶん出てるんじゃないかなと思うんですけど」と撮影での様子をふり返った。そんなライブMCのような軽妙な掛け合いの後、再び演奏へ。「リクエストを賜りたい。元町の歴史的なダンスホールの栗不再度で演奏シーンがあるんですけど、そのときにやった『不良倶楽部』をお届けしたいなと」と横山さんが話し、「不良倶楽部」を熱唱した後、横浜にちなんだものを、とリクエストを受けて「☆☆☆☆☆」、「逆輸入ツイスト」と続けた。ここでフォトセッションが入り終了かと思いきや、客席から「もうちょっとやって!」の声が。そして、横山さんの「やりたい。ドラから始まりましょう。豪快に!」 との声が掛かり、「スージーウォンの世界」を披露。さらに、スペシャルゲストとして山口さんが登場し、一緒に「タイガー&ドラゴン」を。 “剣さん!”“ぐっさん!”と言い合いながらセッション!歌い終わると、自信の役柄について山口さんは、「DJロッキー役。クレイジーなDJをやっております」「名前も勝手に付けてください。衣装も自由。描く人を勝手に自分の服から選んでやったんですけど、ほとんど台本ないんですよ。俺のピーがピーしてるぜっていう」と明かし、「僕はシーン的にはご一緒していただいてないんですけど、現場にお越しいただいてみていただいて幸せな環境で収録させていただきました。普段を僕が語るのはおこがましいんですけど、気さくでどこがあったかというと下ネタがあうこと。野郎同士、非常に…!」 と共通点は“下ネタ”だったと打ち明けていた。『イイネ!イイネ!イイネ!』は6月24日(土)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年06月16日今、宝塚歌劇団雪組が一本立ての大劇場公演『るろうに剣心』の稽古に励んでいる。緋村剣心を演じる雪組トップスター・早霧せいな。和月伸宏氏の大ヒットコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」の初ミュージカル化に向け、「ひとつのことに集中してしまう性分」で剣心一色の日々を送っている。宝塚歌劇雪組『るろうに剣心』チケット情報「剣心はお茶目な部分と人斬り抜刀斎と恐れられていたクールな部分とがあり、そのバランスをどうとるか試行錯誤中。やはり原作に忠実でいたい、というのが一番の目標です」。脚本・演出の小池修一郎は妥協を許さない。「久しぶりに小池先生とご一緒して、こんなに転んだりジャンプしたり、稽古場で実演して下さる先生だったかなと驚きました(笑)。先生の熱い思いが伝わってくるので私も負けていられません! 今回初めて曲のカウントに合わせての立ち回りや歌舞伎調の立ち回りにも挑戦。小道具とはいえ先の尖ったものを向け合うので、気が抜けず、神経を張っています」。明治初期の東京下町、流浪人となった緋村剣心の前に様々な人物が現れる。今作では新選組隊士・加納惣三郎(望海風斗)というキャラクターが新たに書き加えられた。「惣三郎が登場することで幕末の部分が広がりました。明治になると彼は政治面でもボス的な存在で、剣心と神谷 薫との仲を裂く黒い設定になっています」。恋愛でも絡むタカラヅカ的な役どころが加わり、アニメや実写映画版とも違うものに。「剣心が歌っているのだから、もうそこで別ものだとふっきれました(笑)。ただ、アニメだとカット割りができる。原作では剣心の丸い大きな目が、(つり上がって)ギンッとなるのを舞台でどう見せるか。一瞬後ろを向いて目にテープを張るわけにもいかないですし」と豪快に笑う。昨年ルパン三世を好演した早霧だけに勝算はある。「漫画が原作の作品を演じることが多かったので、そのときの勘を信じてやっていきたい。やはり大切なのは内面です」。制作発表会で原作者を感服させたビジュアルに加え、彼女の根底にある明るさと芝居心で大作を成功へと導くはずだ。「『るろうに剣心』では“悪”のキャラクターもみんな信念があり、過去の自分と闘っている。その筆頭に剣心がいて、身近な仲間とのささやかな幸せや笑顔を求めて生きています。そういう剣心の生き様をきちんとお見せしたい」。過去のトラウマと笑顔…。観客の胸を焦がす新たなヒーローが誕生する。公演は宝塚大劇場にて2月5日(金)から3月14日(月)まで上演。チケットは発売中。東京宝塚劇場公演は4月1日(金)から5月8日(日)まで。2月28日(日)より一般発売が開始される。取材・文:小野寺亜紀
2016年01月27日イ・ビョンホンにとって4年ぶりの韓国映画主演作として話題の『メモリーズ 追憶の剣』。『G.I.ジョー バック2リベンジ』、『RED リターンズ』、『ターミネーター:新起動/ジェニシス』など、ハリウッド超大作に続けて出演し、名実共に国際派トップ俳優の座を爆走し続ける彼の待望の最新作である、本作の予告編がこのたびシネマカフェに到着した。舞台は高麗末期、3人の剣士ユベク(イ・ビョンホン)、ウォルソ(チョン・ドヨン)、プンチョンは世を変えるべく最強と謳われた3本の剣により反乱を起こすのだが、ユベクの裏切りにより計画は失敗。プンチョンは命を落としウォルソはプンチョンの子と共に姿を消した…。18年後ユベクは国内で最も権力のある男になっていた。ある日、自ら主催した武術大会でウォルソにそっくりな剣さばきの少女を見つけたユベクは彼女を追う。ばらばらになった3本の剣が再び揃うとき、真実が明かされる――。本作に出演するビョンホンが、韓国映画に主演するのは、韓国史上第3位の興収を記録し日本でも大ヒットした『王になった男』以来の4年ぶり。本作ではスタント無しで本格ソード・アクションに挑戦し、ダイナミックかつ美しいワイヤー・アクションを披露している。そのほか、2014年韓国人史上初の「カンヌ国際映画祭」の審査員を務めた実力派女優のチョン・ドヨン、『監視者たち』『二十歳』など俳優としてのキャリアを着実に築いているK-POPアイドルグループ「2PM」のジュノ、そしてデビュー作『ウンギョ 青い蜜』にて激しい濡れ場にも体当たりで挑み、その演技を高く評価された新生女優ゴウンなど、豪華キャストが脇を固める。今回解禁された予告編は、過酷な運命を背負った4人の最強の剣士が冒頭で紹介される映像から始まる。ユベクは欲望の剣、ウォルソは正義の剣、ホンイ(キム・ゴウン)は復讐の剣、そしてユル(ジュノ)は野心の剣。それぞれの想いと秘密が隠された剣で、戦いに乗り出す様子が描き出されている。「4人が交わる時、剣に秘められた、真実が明かされる」というナレーションの後には、韓国映画史上最大スケールで撮影されたというワイヤーを使った激しくも美しいソード・アクションが映し出される。この4人のキャスト全員がノースタントで挑んでおり、草原や大雨の森の中、宮殿など各所で展開されているのも見どころの一つだ。また、『王になった男』で魅せた貫録の演技を彷彿とさせるような、ビョンホンが玉座に君臨するシーンも登場。今度は強張った表情で、しかし変わらない強烈な存在感を放っている。さらに、切ない表情で涙を流すビョンホンや、彼とドヨンの川辺でのキスシーン、ジュノとゴウン2人の、隠れた場所でのキスシーンもチラリと登場。最後は、愛する者と戦わざるを得なかった4人の最強剣士による、切なすぎる「愛と復讐の物語」として予告編が締めくくられている。「2PM」のジュノにとって、初のキスシーンもある本作。キャスト全員がスタント無しで行った壮大なソード・アクションにビョンホンの悲涙。戦いの場へと引きずり込まれていく愛と復讐の物語をまずはこちらの予告編から覗いてみて。『メモリーズ 追憶の剣』は2016年1月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年11月27日宝塚歌劇団が、アニメ化・映画化もされた和月伸宏の大人気コミック『るろうに剣心』をミュージカル化する。この公演の制作発表が10月20日に行われ、剣心に扮する雪組トップスター・早霧せいなをはじめ、雪組スター8名が登壇。意気込みを語るとともに、扮装姿で登場したキャスト陣がパフォーマンスも披露した。宝塚歌劇雪組『るろうに剣心』チケット情報早霧の剣心をはじめ、原作から抜け出したかのようなビジュアルで登場した神谷薫(咲妃みゆ)、相楽左之助(鳳翔大)、高荷恵(大湖せしる)、武田観柳(彩凪翔)、斎藤一(彩風咲奈)、四乃森蒼紫(月城かなと)といった人気キャラクターたち。その姿に、原作者・和月伸宏も「宝塚でやるために剣心があったんじゃないかと錯覚するくらいバッチリ合っていて感動」と大喜び。宝塚版のオリジナルキャラクターとして、望海風斗扮する加納惣三郎が加わるが、この日のパフォーマンスを観て「違和感がまったくないのが凄い。自分の作品にも出してみたいなと思うくらい」と絶賛。アニメ版で剣心の声を演じた涼風真世も「自分が声の担当をしていたとは思えないくらい素敵な剣心。(剣心の口癖である)「おろ?」も、自分も色々な声を出してきましたが、今日の早霧さんの「おろ?」が一番良いのでは。ぴったり」と太鼓判だ。そんな原作者と先輩からの絶賛を受けた早霧は、「私自身も剣心に惚れました。本当に愛すべきキャラクター。人斬りという過去を持ちながら、それでもより多くの人を笑顔にするという使命のもと、彼は生きている。それは今の私の宝塚での人生と重なるものがあります。自分自身を剣心に投影しながら剣心を生きていきたい」と意気込みを語った。脚本・演出は『エリザベート』等を送りだしているヒットメイカー、小池修一郎。「私自身も、今日のパフォーマンスを見て本当に面白い、同時に(宝塚と『るろうに剣心』の世界が)本当にハマるんだなと改めて認識しました。楽しい公演にしたい」と手ごたえを感じた様子。早霧率いる雪組は『ルパン三世』の舞台化でも高評価を得ている。今回の宝塚版『るろうに剣心』も期待したい。公演は2016年2月5日(金)から3月14日(月)まで兵庫・宝塚大劇場、4月1日(金)から5月8日(日)まで東京宝塚劇場にて。チケットは兵庫公演が1月9日(土)、東京公演が2月28日(日)に一般発売を開始する。
2015年10月21日剣幸ら宝塚歌劇元トップスターたちが集結するショー作品『SUPER GIFT! ~from Takarazuka stars~』が9・10月に東京と大阪で上演される。梅田芸術劇場10周年を記念して上演されるもので、宝塚歌劇の名曲の数々と、現在の彼女たちの魅力を引き出す歌やダンスで綴る二部構成。剣幸とこだま愛、安寿ミラと森奈みはるという元トップコンビが、退団後のショー作品で初めて共演するのも話題だ。剣とこだまに、本作への想いを聞いた。『SUPER GIFT! ~from Takarazuka stars~』チケット情報第1幕は、宝塚でも上演された名作ミュージカル『ME AND MY GIRL』『コパカパーナ』『Ernest in Love』『雨に唄えば』などから懐かしい名曲が登場。第2幕は、退団後も女優として舞台に挑み続ける彼女たちの魅力に焦点を当て、意外な曲も披露する。なかでも『ME AND~』は、剣・こだまコンビの初演で大ヒットを記録した伝説の作品。待望のデュエットに期待も高まるが、「こういう役柄の男を演じる、と思えば男役のスイッチが入ります。ショーでも芝居心が必要ですし、それは今の女優の仕事と同じなんですよ」と剣。こだまもうなずきながら、「純粋で一生懸命だった当時の気持ちを忘れずに、でも変わっていくものは変わっていっていいんじゃないかと思っています」と、気負いはない様子。「女優をやっている今の時点では、男役として舞台に立つのはちょっぴり抵抗がありますが、衣装と相手役の力を借りてがんばってみます!」と剣が笑うと、「“娘役”って生身の女性じゃなく、ベールを一枚かぶって演じている存在。今回は普段とは違って、逆にその空気感を大切に務めたいです」と、こだまも意気込みを語る。取材中も息ぴったりだったふたりのやりとり。スペシャルなステージが、今から楽しみだ。公演は9月12日(土)から27日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、10月3日(土)から8日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケット発売中。取材・文佐藤さくら
2015年08月20日佐藤健を主演に迎えた大ヒットシリーズの完結編2部作で、興行収入計95.7億円超え、観客動員数743万人を突破し、日本映画界を席巻した『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』。このほど、1月21日(水)の『伝説の最期編』のBlu-ray&DVD、および映画3作品を全て収めた『るろうに剣心 コンプリートBlu-ray BOX』の発売に先駆け、先着購入者特典となるスペシャルディスクに収められた未公開映像がシネマカフェにて解禁。主人公・緋村剣心を演じる佐藤さんが壮絶なアクション稽古に励む姿や、撮影の裏側の一部が明らかとなった。「週刊少年ジャンプ」(集英社)にて連載され、1999年に完結した和月伸宏による少年漫画「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」が原作となる本作。コミックは現在までに累計5,800万部を突破しており、佐藤さん主演の実写映画化3部作はいずれも大ヒットとなった。今回届いたのは、『るろうに剣心 伝説の最期編』または『るろうに剣心 コンプリートBlu-rayBOX』を、アミューズオンラインショップ「ASMART」にて購入した方の特典となるスペシャルディスク(DVD)に収められた映像の一部。稽古シーンでは、本作のアクション部と佐藤さんとの間で動きを試行錯誤し、形を作り上げていく舞台裏がとらえられ、剣心の華麗なアクションが誕生するまでに迫っている。また、『るろうに剣心 京都大火編』のラスト、満身創痍の剣心が砂浜に漂着したシーンの撮影中には、海波に襲われても動じない佐藤さんに思わぬ敵(?)となるカニが登場!役に没頭し、横たわっていた佐藤さんが、一瞬、素に戻ってカニと格闘する微笑ましい姿には注目だ。この映像以外にも、オフショットや今回初めて挑んだ乗馬シーン、12月の寒空の下で行われた水中のシーンなど、スペシャルディスクには各Blu-ray&DVDのメイキング映像にも収められていない初公開映像が満載となっている。『るろうに剣心 伝説の最期編』は1月21日(水)よりBlu-ray&DVDリリース、レンタル同時開始(※デジタルセル先行配信)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」るろうに剣心 伝説の最期編 2014年9月13日より全国にて公開(C) 和月伸宏/集英社(C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2015年01月09日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』3作の累計興行収入が120億円を突破したことが17日、明らかになった。現在公開中の『るろうに剣心 京都大火編』の観客動員数が公開76日間で401万1,497人に、興行収入が51億8,073万3,800円に達し、『るろうに剣心 伝説の最期編』は公開33日間で観客動員数303万5,533人、興行収入が38億7,567万2,300円に。2012年公開『るろうに剣心』(興行収入30億円)と合わせると、3作の累計興行収入が120億円を突破した。『京都大火編』は9月5日に興行収入44億円超えを達成し、今年公開された実写邦画1位の『テルマエ・ロマエII』(興行収入44億円)を抜いて1位となっていた。公開から2カ月以上たった現在も全国240スクリーン以上で上映されており、一度に見るリピーターも続出している。(C)和月伸宏/集英社 (C)2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」製作委員会
2014年10月17日どうせ愛されるなら・・・誰でもいいわけじゃなくて、やっぱりカッコイイ男に愛されたいですよね。いま、映画館で大ヒット上映中の『るろうに剣心』の主人公の緋村剣心。温厚そうに見えてつらい過去を背負ってるところなんて、母性をくすぐりますねー。それに、圧倒的に強いところがやっぱり一番魅力なのかな。そんな剣心と最終的に結ばれるヒロインの神谷薫。やっぱりイイ女なんです。今回は、緋村剣心が愛する神谷薫殿のセリフから、男性の心をつかむポイントをご紹介します。■1.「誰だって語りたくない過去はひとつやふたつあるわ」この発言、なかなか言えるもんじゃないと思います。特に、好きな人のことってとにかく知りたくて、過去も聞きたくなっちゃいますよね。『ねぇ~わたしのこと愛してる?』『過去に浮気したってことはさー、またするってことじゃないの?』なんて、相手都合で物事考えるよりも、自分都合でつい掘り出そうとしちゃうような。相手が知られたくないことを無理やり知っても、だいたい状況は悪くなるだけ。男と女は、距離感が大事です。■2.「大丈夫。どんな勝負だろうとわたしは負けない。必ず勝つ」ブレないというか、剣心よりも自信家。剣心よりも弱いにも関わらずです。人は自信のないものを嫌悪する傾向にあります。自分に自信が持てないから、自信のない姿をうっかり見ちゃうと、自分とダブらせてしまうですね。そして、そんな風に思ってしまう自分を嫌悪します。根拠なんてなくていんです。ムダに自信満々でいましょう。■3.「大丈夫でござるよ。剣心」剣心の口癖、ござるよ。を使ってお茶目な演出。死ぬか生きるかってときにこの茶目っ気が出せるって、薫殿は相当図太いです。これは、剣心を安心させようとする気遣いからきています。図太くないと、いざってときに気遣いできないです。大変な時こそ、余裕をもって動ける。男性をほっとさせられる女性はいい女です。■4.「お帰りなさい」「流浪人」剣心というぐらいだから、剣心は帰る家を持ったことがない。そんな剣心に『お帰りなさい』と言えるのはある意味確信犯です。男性の弱点を瞬時につかみ、グッとくるセリフを言えるっていうのはイイ女のポイントです。■5.「わたしは剣心とずっと一緒にいたい」このストレートな発言。男性というのは、照れやプライドが邪魔してなかなか素直になれないものです。こんなとき、女からストレートに愛の言葉を言われたらグッとこないはずないでしょう。変な駆け引きをせず、いくときは直球でいきましょう。■おわりにいかがだったでしょうか。神谷薫殿、何気にグッとくる言葉を吐いてます。イイ男に愛されるのはイイ女。これは世の常です。たまにいい男そうにみえても、自己顕示欲を満たすために、自分より頭の悪い、地味で、目立たない女性をわざわざ選ぶ男性もいますが、それは自分を引き立てるための鏡と同様、その女性のことが本当に好きだとは言えません。理想の男女間というのは、お互いが支えあってお互いが助け合える関係。イイ男にはイイ女じゃないと釣り合わないんです。イイ男と付き合うために、イイ女になりましょう。(内野彩華/ハウコレ)
2014年10月06日今日から話題の映画『るろうに剣心京都大火編/伝説の最期編』が公開!ストーリーはもちろんですが、女性としては主演の佐藤健さんをはじめとする男性キャラクターに注目したいところですよね。佐藤さんに江口洋介さん、伊勢谷友介さん、福山雅治さん……イケメン揃いの中で、あなたが最も惹かれるのはどの男性キャラですか?『るろうに剣心』に登場する男性キャラから、「あなたの恋愛願望」を探っていきます!≪好きなキャラでわかる恋愛願望≫以下の6人から、一番好きなキャラを選んでください。原作ではなく、実写版映画のキャラをイメージしていただければと思います。■緋村剣心(佐藤健さん)■斎藤一(江口洋介さん)■志々雄真実(藤原竜也さん)■瀬田宗次郎(神木隆之介さん)■四乃森蒼紫(伊勢谷友介さん)■比古清十郎(福山雅治さん)選びましたか?それでは1人ずつ見ていきましょう。■緋村剣心(佐藤健さん)→恋人の全てを把握していたい主人公・剣心は、かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれた伝説の剣客ながら、剣を置いた今はのほほんとしたキャラの男性。普段のおとぼけな雰囲気と大切な人を守る凛々しい姿…ヒロイン・薫のために戦うシーンには、ときめく方も多いのでは?そんな剣心に惹かれる人は彼氏の交友関係や過去の恋愛、黒歴史など、彼が積極的に話したがらないことまで全部知りたがるタイプ。根掘り葉掘り聞いたり、携帯をチェックしたりするとトラブルの元になりがちなので、気をつけて!■斎藤一(江口洋介さん)→好きな人にとことん尽くしたい新撰組の残党で剣心のライバルでもある斎藤一は、そのクールさで女子のハートをわしづかみ!しかもただ冷たいのではなく、その奥には「悪は斬る」という信念がメラメラと燃えています。作品では江口さんが持つ男の渋みが、キャラのイメージとみごとにマッチ!でも、彼は女性にはあまり興味がないみたい。斎藤に惹かれるのは、苦しむとわかっていても「彼に尽くしたい」と願う世話焼きで一途な女性と言えそうです。■志々雄真実(藤原竜也さん)→Sっぽい男に振り回されたい今作での剣心の最大の敵・志々雄は、全身を包帯で覆った異様な姿の男。顔は見えないながら、藤原さんの妖しげでキレのある演技を堪能できるキャラでもあります。無能な人間は仲間でも切り捨てる。そんな冷酷さを持つ志々雄に惹かれる女性は、ちょっとMっぽいタイプかも。Sっ気のある男性に振り回されるような恋をしたいと思っているのでは?■瀬田宗次郎(神木隆之介さん)→年下男子を甘やかしたい虐待されていた過去を持つ宗次郎は、いつもはニコニコしていて本当にキュート!そのかわいさに癒される一方、一度キレたら手がつけられない部分にも神木くんならではの魅力を感じます。深く傷ついている彼の姿を見て、「守ってあげたい」と思った女性のみなさんは、年下男子に弱いタイプなのではないでしょうか。母性本能をくすぐる宗次郎みたいな男の子を甘やかすような恋愛をしてしまうかも。■四乃森蒼紫(伊勢谷友介さん)→多忙な男性を陰で支えたい『るろうに剣心』の原作でも、一・二を争う美形キャラの四乃森。映画でも、原作ファンの期待を裏切ることなく、伊勢谷さんが美貌の四乃森を演じています。時折見せる苦痛の表情さえもカッコいい!自分の目標にひた進む彼に惹かれる女性は、“耐える女”と言えそう。仕事人間の彼を支え、一人前の男に仕立て上げたい、なんて思っていたりするのでは?■比古清十郎(福山雅治さん)→余裕のある男性と大人の恋がしたい剣心の師匠・清十郎は、剣心を「バカ弟子」と言いつつ、いつも気にかけている情に厚い男性。原作では40代とは思えない細マッチョっぷりが人気でした。映画では福山さんが演じることで、清十郎の魅力がさらにアップ!年を重ねながらも剣心に負けることのなかった清十郎に惹かれる女性は、落ち着いた雰囲気の“大人な男”が大好き。「この人、余裕があっていいな」「精神年齢が高いな」と感じたら、すぐにでもアプローチしたくなるのでは?いかがでしたか?今回ご紹介した6人のキャラクターは、それぞれ個性豊かで、魅力的な男性ばかり。「こんなステキな人、現実にはいないよね……」なんて諦めず、あなたの願望に合った男性を探してみてくださいね!(文=三浦由子)こんな恋になりやすい!あなたの男運鑑定【無料占い】
2014年09月13日佐藤健を再び主演に迎え、男女問わず幅広い世代からの人気を誇るジャパニーズコミックの金字塔を実写映画化した『るろうに剣心』。その続編として、この夏、2部作連続で公開される『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』から、前作に引き続いて武井咲が演じる、神谷薫のキャラクタービジュアルが公開となった。激動の幕末を生き抜いてきた伝説の人斬り、緋村剣心(佐藤健)。かつては人斬り抜刀斎(ばっとうさい)」として恐れられていた彼だったが、新時代の幕開けとともに、神谷薫(武井咲)ら仲間たちと穏やかな生活を送っていた。だが、ある日、政府から剣心の「影の人斬り役」を引き継いだ男、志々雄真実(藤原竜也)が京都で暗躍していると聞かされる。かつては剣心とほぼ互角の腕前だった志々雄は、野心政府に身体を焼かれたはずが、全身包帯の姿で蘇り、瀬田宗次郎(神木隆之介)らとともに日本制圧を目論んでいた。「頼みの綱はもうお前しかいない。お前が動かなければこの国は滅びる」と、最後の望みを託された剣心は、逃れられない運命を背負い、斬れない刀“逆刃刀”を手に、単身、京都へと向かう…。いよいよ劇場公開まで1か月となった本作。G.W.より劇場に配布された本チラシは、すぐにラックからなくなり、50万枚も増刷かけられるなど、続編への期待度は相当なものだ。今回解禁されたキャラクタービジュアルには、こちらをふり返るかのような武井さん扮する薫の切ない表情とともに、「もう、離れない」というキャッチコピーが。劇中では、日本を転覆させようと企む志々雄の出現により、佐藤さん演じる剣心は薫に別れを告げ、ひとり京都へと向かうのだが、薫もまた剣心を追って京都へ。このビジュアルからも、健気に剣心を慕う薫の女性らしさが見て取れる。果たして、薫は再び剣心と再会することはできるのか。薫の一途さが胸を打つ、こちらのビジュアルから、2人の激動の展開にも思いを巡らせてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年07月01日『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』の2部作が来月から公開される前に江口洋介演じる斎藤一のキャラクターバナーが解禁された。その他の写真映画は、激動の幕末を刀一本で生き抜いた伝説の人斬り緋村剣心(佐藤健)が、日本制圧を目論む最狂の敵・志々雄真実の暗躍を阻止すべく“最期の戦い”に身を投じる姿が描かれるが、江口は前作に続いて斎藤一を演じる。斎藤一は、元新撰組三番隊組長で、維新後は、幕末に敵対していた明治政府の警官となり、“悪・即・斬(悪はすぐさま切り捨てる!)”を信念として行動する人物だ。新作で彼は、維新後に政府から裏切られ反旗を翻した志々雄を倒すために、二度と人を殺さないと不殺の誓いを立てた剣心と協力する。ちなみにこのほど公開された画像には、“正義が、悪をつくるのか”というコピーが記載されており、維新を経てそれまでの価値観が大きく変化してしまった時代を生きる斎藤一の迷いや問いが感じられる。江口は「前作は斎藤一の人間的な部分を出しましたが、今回はニヒルでクールな斎藤を意識しながら、その下に隠された狂気が潜むように演じました」とコメント。新作で江口がどんな“斎藤一”像をスクリーンに描き出すのか気になるところだ。『るろうに剣心 京都大火編』8月1日(金)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー『るろうに剣心 伝説の最期編』9月13日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー
2014年07月01日『るろうに剣心』といえば、佐藤健演じる主人公・緋村剣心の赤い着物姿に象徴されるように“赤いサムライ”というイメージだが、現在ブラジルで開催されているサッカーワールドカップでは、グループリーグ突破をかけた“サムライブルー”の勝負の一戦が近づいている。その決戦を前に、『るろうに剣心 京都大火編』から“最後まであきらない”「サムライ編」TVスポット映像が到着した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で90年代に高い人気を誇った人気漫画を、主演・佐藤健、『プラチナデータ』「龍馬伝」の監督・大友啓史で実写化した『るろうに剣心』の続編となる本作。今回、本作と『伝説の最期編』の2部作で描かれるシリーズは、原作ファンに最も人気の高い「京都篇」がベース。剣心(佐藤健)の後継者として暗殺稼業の“人斬り”となり、やがて剣心の最大の敵となる志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止するため、再び人斬りになる覚悟を胸に因縁の地・京都へと向かう剣心やヒロイン・薫(武井咲)たちを描く。今回到着したのは、“蒼きサムライたち”=サッカー日本代表のグループリーグ突破を賭けた一戦を前に日本中が盛り上がりを見せている中、各局にて21日(土)から放映中のTVスポット映像(※一部地域を除く)。「サムライたちよ戦え」という言葉から始まる映像は、大火の京都を背後にたたずむ宿敵・志々雄の姿や、剣心にも引けをとらない剣の腕を持つ四乃森蒼紫(伊勢谷友介)との壮絶バトルなどが描かれている。もちろん、「ONE OK ROCK」による書き下ろし主題歌「Mighty Long Fall」もさらにドラマチックに映像を盛り上げており、志々雄の部下・瀬田宗次郎(神木隆之介)との一戦では剣心の持つ“逆刃刀”が折れてしまうシーンが、衝撃の余韻を残している。「本当のサムライは最後まで絶対にあきらめない」というセリフが、サッカー日本代表の “サムライ”だけでなく、幕末を生きた“赤いサムライ”とも重なる映像を、まずはこちらから見届けてみて。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『伝説の最期編』は9月13日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:るろうに剣心 京都大火編 2014年8月1日より丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 和月伸宏 / 集英社 (C) 2014「るろうに剣心 京都大火/伝説の最期」
2014年06月23日佐藤健を主演に迎え、2012年に公開され大ヒットした映画『るろうに剣心』の続編となる、映画『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』の2部作。先日の京都に続き、今回潜入したのは神奈川県南東部に位置する三浦半島でのロケ。2部作では、“志々雄真実”を演じる藤原竜也や“四乃森蒼紫”を体当たりで作り上げた伊勢谷友介、“瀬田宗次郎”役の神木隆之介、さらには十本刀の面々など新キャストたちが登場するが、今回の撮影現場で話を聞いたのは前作から剣心を支え続ける仲間たち。“神谷薫”役の武井咲、“相楽左之助”役の青木崇高、そして今作から新たに“明神弥彦”役に抜擢された大八木凱斗くん――“緋村剣心”役の佐藤さんとの再会、2年ぶりの『るろうに』ワールドへの帰還、その胸の内を語ってもらった。――今回の撮影に入った心境は?武井さん:「前作をやっていたときから、また会えるだろうなと感じていました。劇場公開中もみなからの評判や感想をたくさんいただけて…。前作チームとも『また会おうね』とお別れしていましたから、今回現場で再会できた時は何かホッとするような気持ちでした。また、前作を超えるものを作ろうという勢いをすごく感じました。前回は大友さんとも初めてだったので、今回は思い切りぶつかっていけたらいいなと思っています。剣心や左之助、薫さんだったり自分的にも慣れた環境で、本当の家族ではないけどそういう距離感でいられたので、すごく現場が楽しかったです」。青木さん:「海外の映画祭も監督と一緒に行きましたけど、これは続きを絶対やるだろうと、スタッフや自分たちだけでなく、世間も完全に志々雄の部分を期待しているだろうっていうのがあったので、自分としても前作終了時点からその心の準備はしていました」。大八木くん:「僕は初めてでしたので、最初は緊張していました。楽しみな部分もありましたが、みんなとうまくできるかな、という不安もありました。(共演の俳優さんは)優しすぎるくらい優しいです(笑)」。武井さん:「そう思ってたんだ(笑)」。――2年ぶりの『るろうに剣心』ということで、今回改めて感じるこの現場の魅力を聞かせてください。青木さん:「大友監督の現場はとにかく本当に刺激的・挑発的です。台本はあくまでも設計図で、僕たちがキャラクターをどれだけ輝かせられるか、その役として生きることができるのかという事を見せないと監督的にはOKにならないんです。それができない役者ははじかれてしまう。そういう危険な組ではあるんですけど。ただ、だからこそ中毒性がありますね。衣裳一つにしても実は前作と裏地が違っていたり、ルーティンワークをしているような人はこの現場には一人もいません。一人一人が自分の役割を最大限見つめ直しています。だから前作よりもだいぶ飛躍しているんじゃないかと思いますね。どのシーンも基本的には長回しで撮るんで、どういうことが起きてもいいように、何が起きても自分たちがどう用意して動けるかっていうのがすごく面白いです」。武井さん:「大友さんは、その作品の世界で生きていないと許してくれないんですよね。そのヒントはくれるけれど、答えは絶対に教えてくれない。自分で見つけて感じて、それをその場で表現しないとダメな現場」。青木さん:「ほかの役者に食われちゃう」。武井さん:「そう!消えちゃう!自分が思った通りに動いても許してもらえる現場はなかなかないのですが、逆に前作ではその環境に慣れなくてもったいなかったなという気持ちもありました」。青木さん:「前作の公開のときに小耳に挟んだんだけど、“悔しい思いをしている”っていうのを聞いた」。武井さん:「そうそう!本当にキャラクターが強いし…それだけじゃないんですけど。自由に動いて、それをいろんな角度から撮っていてもらえるのでちょっと舞台で演じているような感覚ですし、『るろうに剣心』の世界で生きている気がするので本当に楽しいです」。青木さん:「思いがけない表情を撮られている事もあるね」。武井さん:「どこを撮られているか、全然わからないです(笑)」。――続編となりますが、前回演じたキャラクターに戻るのに時間はかかりましたか?青木さん:「前作では役へのアプローチを、フィジカルなところから作っていったんです。だから今回もアクションの稽古に入ったらキャラクターに戻れる構造になっていました。実際、体を動かしたらすぐでした。頭で気持ちをイメージするのではなくて、体を動かしてそのリズムで役に入る、そんな回線ができていたんですね。キャラクターについて言うと、もちろん原作はありますが、そこをいかに膨らませるか、語弊はあるかもしれませんが“オレたちのるろうに剣心”がちゃんとできるかどうかが重要だと思っています。原作ではこうだからこっちじゃないといけない…という事ではなくて、こいつだったら絶対こうするなというかもう体が動いているというような直感を信じていいレベルには来ていると思います。オレが左之助だから、と信じて疑わない状態になっています。ほかのキャラクターに対しても同様です。そこは前作があってこその強みでしょうね」。武井さん:「私は前回と比べてビジュアルが…。前髪をちょっと横に流していて…(笑)。ちょっと大人っぽくなっているんです。前はパッツンだったんですけど(笑)」。青木さん:「気付きました?イメチェン全然気づかれてない…(笑)」。武井さん:「『ちょっと成長した薫』と監督からは言われていました。だから着物も少し雰囲気が変わっているんです。今回は薫も戦う場面があって、アクション練習をする時間もいただいていました。そこから薫の健気さや、気の強さのような感覚が勝手に出て来た気がします。監督もアクション監督も、前回からの私の弱点をよく分かってくださっていて、自分でも今度こそはアクションしっかりやりたいなという気合もあり、気持ちは最初からできていました」。――新しく参加された、伊勢谷さんや神木さんの印象はいかがですか?青木さん:「神木君はちょうど大河ドラマ『平清盛』で一緒に仕事をしていて、それをやっている頃から『剣心いいなあ』って言っていました。やるなら宗次郎ってずっと話していましたし。アクションも相当モチベーション高くやっている。僕は『竜馬伝』では伊勢谷さんと一緒の場面はないのですが…。この作品では共演していて、ちょっとパラドックス的な楽しさがありました。また別の役でご一緒できたらなと。やっぱりみなさんカッコいいですよ。アクションで『誰々が良かったよ』と聞くと、ちょっと嫉妬しますね」。武井さん:「あまり一緒の場面はないのですが、神木さんに連れ去られる場面がありました。アクションを部活並みにやっているという噂を聞いていたので、どんな感じに連れ去られるんだろうと…(笑)。もう気合が凄すぎて、いなくても感じるくらい、名前聞いただけでも気合を感じるレベルでした!」。青木さん:「瀬田隆之介ね(笑)」。武井さん:「そんなにも役を愛して、自分のものにしてしまうのは凄いなと思いました。伊勢谷さんとは戦うシーンはなくて、ご一緒するのはもう今日が初めてなんです。お話がすごく面白くて、私に『オレたちイオンチームだから』って(笑)。なんていうか、カッコいいですよね」。――伊勢谷さんは積極的にカメラの外でもいろんな方に話しかけられている印象ですが、チームワークはどうですか?青木さん:「心強いですよ。もしかして新キャストということでプレッシャーとか感じる部分もあるかもしれませんが、表には一切出さずに同じ撮影のチームとしてスッと入って来られました。それは大友さんの力かもしれません」。――前作を踏まえて、今回に活かそうと思っている事があれば教えてください。青木さん:「日本だけではなくて、海外の人にもたくさん観てもらいたいんです。海外ですごくウケている、という事実をあまり知られていないのが悔しくて。だから公開されたら、監督や共演者と海外にたくさん行きたいと思っています。この映画って、コンテンツとしてはすごく特殊だと思うんです。時代劇でコミック原作で、アクションもしっかりある。さらに西洋と東洋が入り混じった時期という特殊な時代背景でもある。ほかのコミック原作の実写化映画と比較しても、『るろうに剣心』は頭一つ突き抜けていると自負しています」。武井さん:「私は前作からの“続き”だと思っています。剣心とは離れている時間が多かったのですが、描かれていない部分を監督と話して気持ちを作って挑みました」。――最後に、今回の“剣心”はいかがでしたか?武井さん:「佐藤さんが剣心にしか見えなくなりました」。青木さん:「さっきのシーンでも、誰も左之助を心配してくれていなかった…(笑)」武井さん:「とにかく佐藤さんが演じる剣心が大好きなんです。今回、戦っているところを見ることができず、練習の部分しか見られなかったのですが…殺陣が好きなんです。惚れます!殺陣をやっている男子サイコーですね。めっちゃカッコいいです」。青木さん:「男から見ても殺陣やってる人はカッコいいと思う」。武井さん:「アクションチームのみなさんは本当にカッコよかったです。和服も似合うんですよね。素敵だなって思います。この人助けてくれそうだなって分かるんですよね。あ、この人はちょっと遅れそうだなとか(笑)。その人のセンスが見えたりして」。『るろうに剣心 京都大火編』は8月1日(金)より、『るろうに剣心 伝説の最期編』は9月13日(土)より、丸の内ピカデリー・新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年03月12日2014年夏に2本が続けて全国公開される映画『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。シネマカフェは、姫路城西御屋敷跡庭園・好古園で行われた撮影現場に潜入!この日撮影されていたのは、大久保利通(宮沢和史「THE BOOM」)暗殺の現場。6人の士族が大久保の乗る馬車に襲い掛かるシーンや暗殺後の現場を多くの群集が遠巻きに覗き込むシーン。このシーンでは多くのエキストラに混じって剣心役の佐藤健、瀬田宗次郎役の神木隆之介の姿もあった。剣心とは別に影の“人斬り”を引き受けたもう一人の男・志々雄真実(藤原竜也)。志々雄の野心、功名心、支配欲を恐れた政府の人間たちによって殺されたはずだった。しかし、その志々雄が生きており、政府への復讐のため政府転覆を企てていた。そして剣心は内務卿・大久保利通から志々雄の抹殺を依頼されたのだった…。前作から2年ぶりの撮影――現場は出演者を始め、スタッフの間にも熱気があふれていた。現場には立ち居振る舞いなど、剣心そのものの佐藤さんの姿があった。佐藤さんは「歩き方、立ち姿、走る姿など、剣心になり切るため常に注意している」と意気込む。大友監督もそんな佐藤さんに「軸が全くブレていない」と太鼓判を押す。前作よりスケールがアップし、よりハードなアクションに悲鳴を上げながらも佐藤さんは「最初に演じた剣心を一度忘れ、初心に戻って、がむしゃらに向かっている」と語る。今回は初めてとなる乗馬にも初挑戦した。「使っていない筋肉を使い、やったことの無い動きもあって…」と苦労を吐露する。さらに、「今回は前作よりも人間・剣心が深く描かれている。自由にやらせてもらっていて、“自分の剣心”をやらせてもらっています」という佐藤さん。スタッフのエネルギーを感じながら撮影に邁進している姿があった。『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』の2部作を同時並行で撮影しているため、体力の消耗も生半可なものではない。佐藤さんは「アクション、多すぎる!」と悲鳴を上げながらも、過酷な撮影に備え、筋トレに励む日々で「後は楽しもう!ということ」と自身を叱咤激励している様子。食べたいものを食べ、マッサージも受けていることを明かした。現場には、大久保利通を演じる宮沢和史さん(THE BOOM」)や志々雄の部下・瀬田宗次郎役の神木隆之介さんの姿も見える。佐藤さんと神木さんは同じ事務所に所属しており、普段から仲もいいとか。撮影休みの時間は2人で和やかに笑みを浮かべながら話す姿も見られた。2人がガッツリと共演するは今回が初めてとなる。神木さんは、剣心に匹敵する剣の才能をもつ瀬田宗次郎役は念願だったそうで、役を手にして喜びもひとしおの様子。現場からは楽しそうに撮影に臨んでいる様子が感じられた。佐藤さんにとって代表作となった剣心役だが、「いい役をいただいた。この役にめぐり合えて、ほんとに幸せです。燃え尽きたい」と力強くコメント。佐藤さんからは、満身創痍、傷だらけになっても頑張り抜くという強い決意が体中にみなぎっているのが感じられた。撮影はまだまだ前半。公開は来年夏の予定。2部作の連続公開に早くも期待がかかる。映画『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて公開。(Text:Sachiko Fukuzumi)
2013年12月24日佐藤健・主演で大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』の続編として、2014年夏に2部作で連続公開される『るろうに剣心 京都大火編』と『るろうに剣心 伝説の最期編』。第1弾の神木隆之介ver.“瀬田宗次郎”、第2弾の伊勢谷友介ver.“四乃森蒼紫”に続いて、ビジュアル解禁第3弾となったのは、若手女優・土屋太鳳演じる“巻町操(まきまち みさお)”だ。今回、2部作として描かれるのは原作ファンに最も人気の高い「京都篇」。剣心(佐藤健)の後継者であるにもかかわらず最大の敵となる宿敵・志々雄真実(藤原竜也)の日本制圧の野望を阻止すべく、剣心やヒロイン・薫たちの活躍を描く。本作で土屋さんが扮するのは、御庭番衆先代御頭(四乃森蒼紫の師匠)の孫娘である巻町操。殺伐とした裏の世界で生きてきた操は男勝りな性格ながら、蒼紫に恋心を寄せる乙女な一面も持つ少女だ。土屋さんは、これまで『映画 鈴木先生』での女子高生・小川蘇美役を始め、優等生や美少女を演じることが多かっただけに、本作で挑んだ初の本格的なアクションは、女優として新境地と言える役柄となる。操というキャラクターについて、土屋さんは「ふざけることもすごく好きで、操ちゃんに近い部分が多い」とコメント。初挑戦となるアクションに関しては、「演技をしながらアクションするのが難しかった」と語るが、幼いころから日本舞踊やクラシックバレエを嗜んでいたそうで、その身体能力の高さには大友啓史監督始め、スタッフも舌を巻くシーンが多かったそうだ。土屋さん自身、「この役を取らなかったら自分がいままで踏ん張ってきた意味がない」と熱い想いを抱えてオーディションに臨んだそうだが、今回公開されたビジュアルでは、その気迫がそのまま乗り移ったかのような鬼気迫る表情を見せている。原作コミックスでは、飛んで・走って・ボロボロになって…と、剣心たち男性キャラに負けず劣らずのアクションが描かれているが、女優・土屋太鳳が初めて見せるアクションにも注目が集まりそうだ。『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2013年12月12日佐藤健が頬の大きな十字傷を負った伝説の“人斬り”緋村剣心を演じ、興行収入30,1億円の大ヒットを記録した映画『るろうに剣心』。その続編となる『京都大火編』、『伝説の最期編』を来夏、2部作連続公開される。本作への期待が高まる中、続編の新キャラクター解禁第1弾として神木隆之介演じる、剣心の宿敵・志々雄(藤原竜也)の部下にして剣心にも匹敵する天賦の剣才・瀬田宗次郎(せた そうじろう)のビジュアルが初公開された。本作は、原作中のクライマックスにあたる「京都編」を2部作で描き、撮影期間は6か月、エキストラの起用は延べ4,000人、さらに茨城・山形・熊本・滋賀・兵庫・京都・長野・栃木・千葉・神奈川など全国を縦断する大規模なロケが敢行された。先日寄せられたコメントでは、「憧れていた役なので気合いが入っています。原作ファンの期待を裏切ること無く、かつオリジナリティのある瀬田をお見せしたい。アクションは精一杯、練習しております」と語っていた神木さん。本作の公開決定発表後からWEB上では「瀬田宗次郎は神木隆之介しかいない」という声が上がっていたほどのハマリ役。そんな中、今回お披露目された神木さん扮する宗次郎のビジュアル。前作『るろうに剣心』公開時の続編が決まっていない段階から宗次郎に憧れ、本作のために人生で初めて髪を染めて撮影に挑んだほど。撮影のたびに時間をかけてブリーチをかけ、髪を紺色に染める気合いの入れようで、ビジュアル面での役作りは完璧。さらに、憂いを帯びた表情で何かを狙う瞳はまさに宗次郎そのもの。感情の欠落を笑顔で隠す“ほっとけない男子”として、原作ファンの女性たちに特に人気の高いキャラクターだが、スクリーンでの心の揺れをどんな表情で演じているのかも本作の見どころの一つとなりそうだ。さらに、佐藤さん演じる剣心をも凌駕する“縮地(距離を縮めることで長距離を瞬時に移動する術)”の使い手でもあるが、剣心との壮絶なアクションシーンにも期待が高まる。『るろうに剣心 京都大火編』、『るろうに剣心 伝説の最期編』は2014年夏、全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2013年11月29日