“鍋パーティー”なんて言葉が定着するほど、人の集う場で人気の鍋物。野菜もたっぷり摂れることから好む女性が多いものの、いろいろな食材をひとり分で用意するのも大変だし、家族連れやグル―プで賑わう店内で一人鍋に向かう姿は哀愁が漂ってそうでイヤだし……なんて、おひとりさまでは口にする機会が少なかったりします。ところが、そんなちょっぴり人目の気になるおひとりさまでも、心おきなく鍋を堪能できるお店が銀座にありました!至れり尽くせりな鍋独り占めスペース高級な外観にテンションアップ誰に気兼ねするでもなく、鍋を独り占めして肉や野菜をしゃぶしゃぶできるそのお店は、「しゃぶせん銀座コア地下2階店」。銀座四丁目交差点すぐ、銀座コアビルの地下2階にあります。各席目の前には専用の鍋が!同ビル上階にテーブル席のみの系列店も入っていることから、昨今のおひとりさまブームに沿ったのかと思いきや、なんと今年で44周年を迎える老舗店とのこと。創業当時は高級料理としてあまり庶民に馴染みのなかったしゃぶしゃぶを「手ごろな価格で味わってほしい」との思いから、ひとり向けスタイルでオープンしたそうです。そんな店内85席はすべてカウンターで、一席ずつに専用の鍋が用意されています。OLさんや銀座に遊びにきたマダムなど、来客の6割近くは女性とのこと。20~30代のおひとり女性も多いそうです。取材に伺ったこの日も、ひとり優雅に鍋を嗜む女性の姿がチラホラありました。すぐに食べられますしゃぶしゃぶにつきものなのが、鍋が沸騰するまでの待ち時間。話す相手のいないおひとりさまにとって、おいしそうな食材を目の前にして待たされる一種拷問のようなこの時間も、同店にはありません。それは、あらかじめ大鍋で沸騰させておいたダシつゆを、目の前の鍋に注いでくれるから。ダシつゆの追加やおかわりの言い出しづらいおひとりさまにも配慮して、食事のペースを見ながらスタッフが声をかけてくれたり、席に余裕があるときには両サイドを空けて案内してくれたりと、おひとりさまへの心遣いも行き届いています。いざ、実食!「牛ロース+豚ロース」のコースがこちら気になるメニューは「肉・野菜の盛り合わせ・アスパラ豆腐orトマトサラダ・白飯orあずきがゆor中華麺・デザート」がセットになって、かなりのボリューム。お肉は「牛ロース」と「豚ロース」のほか、どっちも味わえる「牛ロース+豚ロース」、ちょっとリッチに「黒毛和牛ロース」のコースもあります。平日の16:00まで(土日祝は15:00まで)は、通常メニューのほかにリーズナブルなランチメニューも取りそろえていて、「すき焼定食」(1,338円)なるものも。牛も豚も捨てがたかった筆者、今回は「牛ロース+豚ロース」(2,880円・税込)のよくばりコースをチョイスしてみました。店内で丁寧にスライスされたお肉はどちらもやわらかく、肉の旨みが感じられるうえ臭みもありません。野菜の盛り合わせは「白菜、えのき、豆腐、わかめ、春雨」の5種。程よい酸味のポン酢だれとコク深いごまだれ卓上に置かれたオリジナルのごまだれやポン酢は素材の味を引き立てる上品な味ながら、しっかりとした個性を持ち、食べるたびにどちらにしようか悩んでしまうほど。ネギやもみじおろしなどの薬味もあり、自分好みに味わうことができます。ほんのり甘い「あずきがゆ」創業当時から提供しているという「あずきがゆ」は、なんと砂糖を和えていただく一品。「おかゆに砂糖!?」と驚きながらも恐る恐る一口含むと、赤飯のような優しい風味にほんのり甘さを感じ、懐かしさが胸に広がりました。ちなみにこちらのあずきがゆ、白飯とともにおかわり自由。白米とあずきがゆのチェンジも可能です。スープに浸すとラーメンのような「中華麺」中華麺を選んだ場合は白米やあずきがゆとのチェンジはできませんが、1回おかわりができます。鍋のダシつゆを注いでできるスープに浸ければ、ラーメンのような味わいでシメにぴったり。自家製の「くずきり」食事の最後を飾るデザートは、くずきりやアイスクリームぜんざい、シャーベットなど5種類の中から選ぶことができます。中でも一番人気のくずきりは同店の自家製。ひんやりした食感がしゃぶしゃぶ後の火照った体に心地よく、程よい弾力が黒蜜の甘みによく合います。これらの食材はすべて一品から追加オーダーができるので、心ゆくまで満喫することができます。高級感漂う店でひとりしゃぶしゃぶを食べる姿は、哀愁どころか気品さえ感じるほど。リーズナブルなのにお腹も心も満たしてくれる環境は、ハイステイタスな気分も味わえますよ。※表示価格は2015年6月19日時点の情報になります。しゃぶせん銀座コア地下2階店住所/東京都中央区銀座5-8-20銀座コアB2F電話番号/03-3572-3806営業時間/11:00~22:00(L.O.21:00)定休日/無休(ビルの休みに準ずる)Text/千葉こころ
2015年06月19日現在放送中の井上真央主演のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」に、田中麗奈が出演することがこのほど明らかとなった。本年度1月4日より放送中の大河ドラマ「花燃ゆ」は、明治維新で活躍した志士を育てた吉田松蔭を育てた杉家が、幕末の動乱の中での困難を乗り越えていく姿を描いている。主人公・文を演じる井上真央のほか、吉田松陰を演じる伊勢谷友介、大沢たかお(小田村伊之助)、東出昌大(久坂玄瑞)、高良健吾(高杉晋作)、劇団ひとり(伊藤博文)、佐藤隆太(前原一誠)など豪華キャストが名を連ねている。このほど、本作への田中麗奈の出演が決定。田中さんが演じるのは、長州藩最後の藩主・毛利元徳の正室・毛利安子(銀姫)。尚、田中さんは、「平清盛」以来二度目の大河ドラマ出演となる。今回の出演決定に際して、田中さんからは「奥のお姫様の役ですが、形式とかしきたりとか、通常の枠からはみだしている人で、すごく刺激的な役だなと思っています。文さんとのやりとりを大切にし、それによって安子の人物像が出ていくように演じていきたいと思っています。文さんとの共演が楽しみです」とコメントしている。田中さんが演じる毛利安子について、チーフ・プロデューサーである土屋勝裕氏は「毛利安子は、とても聡明な女性で、明治時代には女子教育に力を注ぎました。幕末、戦場に向かった夫の元徳の身を案じて、侍女たちよりも先に行動するなど活発な一面もあった姫。美和と名を変えた文とともに奥御殿の古いしきたりを変えていきます」とコメントしている。さらに、田中さんの抜擢に対して「爽やかで貴婦人のように凛とした雰囲気を持ちながら、一方で、時代の先陣をきっていく力強さを感じさせてくれる田中麗奈さんが、今回の『花燃ゆ』の安子役に相応しいと思い出演を依頼しました。豪華絢爛な奥御殿でのドラマを盛り上げてくださることを期待しています」と語っている。田中麗奈さんが出演するのは、7月12日放送の第28回目から。「花燃ゆ」は、NHK総合にて毎週日曜日8時~8時45分放送中。(text:cinemacafe.net)
2015年05月27日昨年3月にブロードウェイで開幕したディズニーのミュージカル『アラジン』を、初の海外プロダクション公演として上演する劇団四季の『アラジン』。これまでも『美女と野獣』『ライオンキング』等々、メガヒット作を送り出しているディズニーと四季の提携作ということもあり、注目が集まるこの新作ミュージカルの稽古場取材会が4月28日、横浜・あざみ野の四季芸術センターで開催された。劇団四季『アラジン』チケット情報作品は1992年公開の劇場版長編アニメーションをもとに創作されたもので、砂漠の王国に住む青年アラジンと王国の姫ジャスミンの恋模様を軸に、ランプの精ジーニーや数々の魅力的なキャラクターが絡む、冒険とロマンスの物語。この日は幕開けのビッグナンバー『アラビアン・ナイト』と、アラジンと友だち3人が歌い踊るナンバー『バブカック、オマール、アラジン、カシーム』のシーンを披露。俳優たちは稽古着だったものの、カラフルな布や小道具が独特な空気を醸し出している。ジャズテイストを盛り込んだ楽曲もノリが良く魅力的で、ダンスもアラビアン・テイスト。劇団四季の俳優たちのハイレベルなパフォーマンスで、早くも中東のパワフルで妖しげな世界が生き生きと色づいていた。オープニングナンバーでは、演出補のスコット・テイラー氏から「このアラビアの世界を旅行ガイドのように紹介するという手段もありますが、今日1日、このショーで楽しんでいただく、そういうやり方もあります。『すごく面白いお話をこれからご紹介しますよ』という気持ちを観客だけでなく、舞台に立っているお互いの間でも、例えば視線を交わしたりして伝えて欲しい」という注文が。そののち再度同じナンバーを通すと、俳優たちの笑顔が柔らかいものに。テイラー氏も「ダメ出しした部分を全部直してくれました!ありがとう」と満足気な表情だった。その後、クリエイティブスタッフとキャストの取材会も。アラジン役候補の島村幸大は「この作品は色が華やかで、舞台も演出もすごく派手。その中で大切な内容をしっかり伝えていくことを重点に置いて日々の稽古に取り組んでいます」と現在の心境を話した。他にもテイラー氏が「ブロードウェイにはない追加の要素もあります。ディズニーの舞台は“ディズニー・マジック”と呼ばれる秘密の要素がありますが、今回は“四季マジック”ですね。さらに楽しんでいただけるものが盛り込まれています」とブロードウェイよりさらに進化していることを明かし、ジーニー役候補の道口瑞之が「コメディの要素が強いイメージがありますが、最後は泣かせる作品。四季の色が加わったこの作品は“笑って笑って最後に泣かせる”、そこはブロードウェイに負けない」と胸を張った。期待が高まるこの公演『アラジン』は5月24日(日)に東京・大同生命ミュージカルシアター 電通四季劇場[海]にて開幕。チケットは2016年5月31日(火)公演分まで発売中。
2015年05月01日自分のペースで自由に動ける、ひとり旅。思い切ってひとりで行動してみると、思いがけない発見や出会いがあるものです。しかし、ヨーロッパは遠いですし、アメリカでは夜間の外出は危険が伴います。これらの点をクリアしつつ、朝から晩までひとりでもバッチリ楽しめる国といえば?そう、台湾です!東京(成田・羽田空港)から約3時間半という近距離にある台湾は、2泊3日でも「食事」「美容(マッサージ)」「買い物」を満喫できます。おまけに賢く選べば、飛行機・ホテル・ツアー込みで2万円台~という破格のお値段。国内旅行するよりも安いんじゃないのでしょうか?そして特筆すべきは、現地のイケメンたちが優しいこと!日本語が通じること!ひとり旅でも寂しくなることはありません。今回は、「台湾ひとり旅」で楽しむべきポイント3つをピックアップしてお届けします。食べ物がとにかく美味しい!そして安い!旅の楽しみといえば、ローカルフード!とくに夜市の屋台料理は有名で、現地の人しか訪れないような小規模なものから、食べ物から雑貨まであらゆるものが揃う「士林夜市」や「饒河街観光夜市(ラオホーガイカンコウヤシ)」など、多数あります。甘辛い味がベースの台湾フードは、わたしたち日本人の口にも合うはず。おすすめは、あっさり味のとろみにゅうめん「麺線」、甘辛いタレで食べる牡蠣のオムレツ「蚵仔煎(オアチェン)」に、焼き小籠包「生煎包」など。フレッシュジュースやマンゴーデザート、フワフワ感がたまらないかき氷「雪花氷(シェーファービン)」も、ぜひ味わって!適度に外国っぽさが味わえるのに、日本語が通じる快適さ・・・買い物では、店員さんに意見を求めたくなることもありますよね。台湾では日本語が話せる売り子さんが多いので「ひとまわり大きいサイズのスカートをください」なんて注文にも対応してくれます。また、日本の味が恋しくなったときは、サイゼや白木屋、ココイチ、大戸屋、ファミマ、ミスドなどもあるので安心。外国なのに日本にいるかのような心地よさを味わえます!老若男女、誰もが優しい。もちろんイケメンだって親切です。「なんでこんなに親切なの!?」と、疑いたくなるほど優しい台湾の人たち。道に迷っていると目的地まで連れて行ってくれたり、屋台でひとりで食事をしていると隣に座り合わせた人が話しかけてくれたり……。それがお年寄りから若者まで、男女問わず誰もが優しいのです。心から親切なイケメンが少なくないことに、驚きを感じました。台湾人の彼と恋に落ちるのもアリかも!?最後に、風光明媚な景色とショッピングが楽しい「淡水」、レトロ感たっぷりの町並が魅力の「九份(チョウフン)」、美味しいモノがいっぱいの港町「基隆」、南部のビーチリゾート「高雄」など見所がいっぱいです。そして、マッサージやエステも国内よりかなりお得!海外旅行初心者の人や、ひとり旅に慣れていない人でも確実に楽しい時間が過ごせる台湾。非日常なコトしたい!イケメンに癒されたい!と思ったら、ぜひ来週末にでも足を運んでみては?次回の記事では、台湾旅行だけでなく旅行全般に応用できる「安上がりかつ、ラグジュアリーに旅するコツ」をお伝えします。なんと10万円近く節約できることも!どうぞお楽しみに。
2015年04月26日俳優の別所哲也が代表を務める、米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015(SSFF&ASIA)」の上映ラインナップが発表となった。昨年度は16,716人が訪れた本イベント。17回目の開催となる今年の上映期間は、「ショートフィルムの日」(日本記念日協会認定)の6月4日(木)から6月14日(日)まで。今年の注目作品は、長編映画『Mommy/マミー』が2014年カンヌ国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞を受賞するなど、監督としても手腕を発揮するグザヴィエ・ドランが、15歳のときに出演した『鏡』。また、12月公開予定の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のヒロイン、デイジー・リドリー主演の『ブルー・シーズン』や、スタンリー・キューブリックが賞賛し影響を受けたというカナダ人の映像作家アーサー・リプセットの『21-87』など、新旧含め世界中のショートフィルムが東京に集結する。さらに今年は、“イギリス特集”と題し『博士と彼女のセオリー』で初のアカデミー主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインや、ベネディクト・カンバーバッチ、オーランド・ブルームなど、英国人俳優44人が出演した『ハリウッド・ポートフォリオ』、『ノーウェアボーイひとりぼっちのあいつ』で若き日のポール・マッカートニーを演じたトーマス・サングスター主演の『軌道上の恋』が上映される。また、「SSFF&ASIA」初となる親子向けの「チルドレンプログラム」も設けられ、アニメーションやノンダイアログの作品が上映される。今年も100を超える国と地域から約5,000本の作品応募があり、その中から厳選された約200作品を上映。コンペティション部門には、劇団ひとり、千原ジュニア、バカリズム、森ハヤシ、それぞれの監督作品もノミネートされている。長編映画とはまた違った魅力があるショートフィルム。ぜひこの機会に、家族と、友達と、恋人と、もしくはゆったり一人で、各国の新進気鋭の監督たちによるショートフィルムを楽しんでみては。「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2015(SSFF&ASIA)」上映期間:6月4日(木)~6月14日(日)会場:表参道ヒルズ スペースオー、シダックス カルチャーホール、アンダース 東京 Andaz Studio、ラフォーレミュージアム原宿、iTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ、渋谷ヒカリエホール、ブリリア ショートショートシアター(text:cinemacafe.net)
2015年04月23日作・演出の松村武が主宰を務め、看板俳優に八嶋智人を有する劇団「カムカムミニキーナ」が、今年結成25周年を迎える。その記念公演『スワン・ダイブ』の上演を前に、劇団、さらに新作への想いをふたりに訊いた。カムカムミニキーナ『スワン・ダイブ』チケット情報四半世紀にも及ぶ劇団生活について、「とにかく続けたいという想いでやってきて、実際ここまで途切れずにきた。それがすごくありがたい」と八嶋。松村も「その中で“カムカムでしか観られない作品”にこだわって芝居をつくってきた。そこがはっきりしていたからこそ続けられたし、これからも続いていくものだと思います」と声を大にする。では“カムカムでしか観られない作品”とはいかなるものなのか。それは八嶋いわく「時間の捉え方」だと。その詳細を松村は、「僕ら奈良県人というのは、近所に古墳があったり、1000年幅で時間を考えていたりするんですよね。その“時間の縦軸”というものが作品の特徴でもあって、例えば5代前の人の生き方と、現代をリンクさせた物語をつくっていく。しかもそこにある説得力を持たせながら。カムカムってそういう団体なんです」と語る。そういった作品の演じ手として、「想像することの面白さ」を醍醐味のひとつに挙げる八嶋。さらに「(松村とは)中学校からの同級生ということもあり、僕にも似たような感覚があると思うんです。だから大きな時間のうねりの中で、すごく突発的なことが起きても、そんなに疑問を持たない。逆にそれにより各キャラクターが生きていく作風だと思うので、そこで自分が生きられるっていうのは、すごく楽しいことだと思います」と続ける。新作『スワン・ダイブ』も、まさに古代と現代がリンクした壮大な物語になる予定。諏訪大社の御柱祭や、列島縦横の大断層が交わる諏訪湖、ヤマトタケル伝説などをなぞりつつも、「諏訪湖とスワンをかけて『スワン・ダイブ』。いつもそうやってダジャレと流れだけで話をつくっていくんです」と松村は笑う。25周年記念公演ということで、「カムカムが久々って人にもぜひ観てもらいたい」と松村。また八嶋は、30数年前にチケットぴあで初めて演劇のチケットを買ったと振り返り、「そのことは今でも忘れられないし、演劇ってそれくらい強く残るものだと思うんです。我々もそういう想いでつくっているので、ぜひチケットぴあにアクセスしていただき(笑)、劇場まで足を運んで欲しいなと。30数年前の僕がそうであったように……」と目を輝かせた。公演は5月16日(土)から24日(日)まで東京・本多劇場、5月30日(土)・31日(日)大阪・ABCホールにて。チケット発売中。取材・文:野上瑠美子
2015年04月13日女優の竹内結子と、お笑い芸人で作家・映画監督としても活躍する劇団ひとりが、4月8日(水)より放送される「サッポロ一番」の新CMに、夫婦役で初共演。TOTOの除菌トイレCMや映画『トワイライト ささらさや』などで人気上昇中の子役・寺田心とともに、思わずホッコリするアットホームな家族を演じていることが分かった。今回登場するCMは、仕事も育児もこなす“テキパキ”ママ役の竹内さんが、「お腹すいた」という子ども役の心くんと一緒に料理をする「ママにもごほうび」篇と、パパ役のひとりさんと心くんが慣れない手つきで料理する姿を、ママが心配しながら見守る「お手伝いしましょうか?」篇の2本。「ママにもごほうび」篇では、今日1日頑張ったごほうびにと心くんのどんぶりに卵を割り入れてあげる竹内さんと、「ママにも」と6歳の心くんが卵割りに挑戦する姿が微笑ましい。また、「お手伝いしましょうか?」篇では、心配するママに「大丈夫」「だいじょうぶ」「お気持ちだけ」「おちもきだけ」と応える、ひとりさんと心くんのやりとりには思わず笑顔に。大切な人を思いながら、いつものラーメンにひと手間加える愛情を「このひと手間が、アイラブユー。」という言葉で表現し、仲良し親子のひとコマをコミカルに演じている。竹内さんは「よろしくお願いします!」と元気に挨拶する心くんと手をつないで、そろってスタジオ入り。セット内に組まれたキッチンに入るや、エプロンを手慣れた様子で身につけ、シャツの袖をまくり、テキパキと動く姿には、監督からも「板についてますねー」と声が掛かるほど。一方の心くんは、キッチンにあるたくさんの小物が気になるようで、時折、竹内さんが「これは危ないよー」と声を掛ける様子は、まるで本当の親子のよう。竹内さんと一緒にキャベツむきをしていた心くんは、シーンの中でもつい「本当のお母さんみたい!」と竹内さんに話しかけ、撮影現場はさらに和やかな雰囲気に包まれた。今回のCMの肝となるのは、「このひと手間が、アイラブユー。」を表現する卵を割るシーン。心くんが人生で初めてとなる卵割りに挑戦するも、そうそうきれいには割れず、失敗の連続。それでも一生懸命に卵を割る心くんの横顔を見つめ、応援の声を掛ける竹内さんは、完全にお母さん目線。さらに、CM初共演となる竹内さんとひとりさんは、パパ役のひとりさんが帰ってくるシーンでも、竹内さんが「ちゃんと手洗った?」とアドリブを入れると、「う、うん」と真顔で返答し、「それ、家でも(奥さんに)いつも言われる…」と動揺した様子。実生活の様子を自ら暴露し、竹内さんとスタッフの笑いを誘っていた。最後の撮影は、ひとりさんと心くんの2人が、大好きなママに感謝の気持ちを込めて料理をするシーン。ネギのみじん切りに挑戦するひとりさんは、さすが演技派芸人だけにリアクションと真剣な顔だけで笑いを誘う。途中、心くんがネギのにおいがついた手をひとりさんの鼻の近くに近づける“ネギ攻撃”には、「クサッ、クサいよ!」と何度も嫌がりつつも、心くんには大ウケ。ふだんのいいお父さんぶりも垣間見えた。そして、心くんがカレーラーメンを勢い良く食べ、口の周りにカレースープが付いている様子を見たひとりさんが、「ねー! 口の周りが凄いんだけどー!(笑)」と突っ込むと、すかさず竹内さんが口を拭いてあげるという、実際の家族のような瞬間もあり、撮影は終始、アットホームな雰囲気で進んでいた様子だ。「サッポロ一番」の新CM「ママにもごほうび」篇/「お手伝いしましょうか?」篇は4月8日(水)より全国にてオンエア開始。(text:cinemacafe.net)
2015年04月07日4月から新しい生活が始まる人も多いこの季節。現在放送中のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」でも、井上真央演じる主人公・杉 文の兄で伊勢谷友介演じる吉田松陰のもとには、東出昌大(久坂玄瑞)、高良健吾(高杉晋作)、劇団ひとり(伊藤博文)、佐藤隆太(前原一誠)といった若者たちが、新たな希望を胸に次々と身を寄せ始めており、3月22日放送の第12回では、井上さん演じる文と東出さん演じる久坂の結婚式も控えている。そんな中、注目を集めているのが、毎回登場する激アツの“伊勢谷節”ともいうべき吉田松陰の名言。「勇気をもらった」という受験生も多い中、新生活を後押ししてくれる「花燃ゆ」から生まれた心に染みいるセリフに注目した。■第1回より「己を磨くために人は学ぶんじゃ」なぜ人は学ぶのか、という永遠の命題ともいえる問いに、伊勢谷さん扮する寅次郎(後の松陰)が話したセリフ。当時、“禁書”となっていた本が藩校内で見つかり、教師が犯人捜しをしていた際に、寅次郎がそもそも禁書とするのがおかしいのだという流れで話した。この言葉には、勇気づけられた学生は多そうだ。■第6回より「人は変わることができる」ペリーの黒船に密航しようとして捕らえられ、牢に入っていた寅次郎が、同じ牢にはいっている囚人たちに語った言葉。“学ぶ”意義を改めて感じた寅次郎が、塾を開くきっかけになった言葉ともいえる。■第9回より「君は何を志しますか?」エリート家臣の跡継ぎである高杉晋作(高良健吾)の口グセは「つまらん」。そんな高杉に対して寅次郎は、自分の志は自分で見つけるしかないと語り、高杉の心を高ぶらせた。■第9回より「お前の人生がつまらんのは、お前がつまらんからじゃ!」これは「人生を退屈だ」といい、松下村塾を見下したような態度をとる高杉に怒った久坂玄瑞(東出昌大)が言い放った言葉。2人は学問をめぐり、よきライバルとなっていく。■第10回より「ぼくが一番恐れとるもんがなんかわかるか?…何事もなさんことじゃ」松陰が文に語った言葉。松陰は「毒にあたる危険のあるフグは食べない」と塾生たちに語っていたが、それは死ぬのが怖いからではなく、志に沿ったことを何もできないうちに、思わぬことで死んでしまうことが怖いのだという思いを、松陰は説明したのだ。では、次回3月22日放送では、いったいどんな名言が語られるだろうか。文と久坂の新婚生活も、どうやら前途多難となる様子。そんな2人からは、結婚式についてのコメントも到着している。松陰が始めた、わずか三畳半の学び舎・松下村塾には、学びを志す若者が続々と集まり始めていた。だが、文と塾生の久坂は、互いに思い合いながらも言い合うばかり。だが、そんな2人が惹かれ合っていることに気づいた松陰と小田村伊之助(大沢たかお)の計らいにより、2人は晴れて結ばれる。しかし、式の直後、思わぬ事態が発生。妻となった文の志、夫となった久坂の覚悟とは…?<井上真央コメント>(主人公・杉 文 役)角隠しは経験があるのですが、白無垢に綿帽子は初めてだったので着てみたかったのと、「花燃ゆ」の中で機会があるんじゃないかと思っていたので楽しみにしていました。けど、着付けやメイクがいつもの倍、時間がかかって本当に大変でした!杉家のみなさんやスタッフに「きれいだね」って言っていただけて嬉しかったですし、とてもいい思い出になりました。久坂とは、一緒に暮らしていく中で、少しずつお互いが歩み寄り「あ、夫婦なんだな」っていう実感が徐々にわいてきて微笑ましいですし、文なりの志というか、「腹をくくったら女は強いんだぞ」というのが見せられる回になっています。この2人が夫婦として過ごした時間はとっても短かったのですが、たくさんの時間を一緒に過ごさなくても気持ちとして埋められるような、この2人ならではの関係性や絆を見せていけたらと思っています。<東出昌大コメント>(久坂玄瑞 役)白無垢を着た真央さんを見たときに、芝居だったんですけれども、「はっ」って息をのみました。本当におきれいです。武家の儀式を習ったり、裃付けて隣には白無垢の文さんがいて、金屏風の前で祝言っていうのは気が引き締まる思いがしましたし、幕末と言いつつも、幸せの象徴のワンシーンなので演じていて気持ちが良かったです。もうこれまでの子どもっぽい久坂では居られない、覚悟しないとっていう思いがあったと思います。生活を共にする期間は短くて、史実でも2か月ぐらいなんですが、それでも久坂が無茶できたのも文が家を守ってくれていたからだと思うし、久坂が家族を得たっていうのはすごく大きかったと思います。「花燃ゆ」第12回「戻れないふたり」は3月22日(日)20時より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年03月20日日本テレビ+ルーヴル美術館 特別番組「世界!極限アーティストBEST20」(3月9日21時放送)のスタジオ収録がこのほど行われ、MC初共演となったビートたけしと「関ジャニ∞」の村上信五が取材に応じた。「アートを知り尽くした」たけしさん&「アートを知りたがる」村上さんのコンビを案内人に、絵画だけではない、世界最先端の芸術家=極限アーティストの奥深い魅力に迫る。番組では「ビーズで作るストップモーションアニメ」「アコーディオンのように伸びる紙の彫刻」「ガラス細工のような透明標本」「巨大折り紙アート」など国内外の驚きアートを一挙紹介する。「世界全体で似た方向に向かっていて、みんなデジタル主体。ハイテクの技術を争うようになっているよね。でも、その反面でアナログな人もいるし、お互いバランスを崩さず進化するといいかな。例えば、ビーズでアニメを作るとか、過程を楽しめるものも重要視してほしいよね」とアートに対し持論を展開するたけしさん。番組内で特に印象に残ったのは、「ふなっしー」と最新プロジェクションマッピングとのコラボ企画だと言い、たけしさんは「あの技術が進化すると、下手したら(生身の)役者はいらなくなるかもね。デジタルの俳優とデジタルの背景で、ひとつの物語ができちゃうんだから。あれが3Dになれば、もっとリアルでとんでもない演技をするわけだし…」と、進歩するデジタル技術に期待と不安の両方を示していた。番組にはたけしさんと村上さんに加えて、ルーヴルナビゲーターの上田晋也、海外ロケに臨んだ俳優の大泉洋、スタジオゲストに芦田愛菜、劇団ひとり、鈴木亮平、武井咲(※50音順)が出演している。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日カタルシツ『地下室の手記』が、2月25日、東京・赤坂RED/THEATERで初日の幕を開けた。劇団イキウメの別館として生まれ、劇団からはみだしたものを上演する「カタルシツ」。その第一弾となった今作は、一昨年の初演時に、作・演出の前川知大が第21回読売演劇大賞優秀演出賞を、主演の安井順平が、同優秀男優賞を受賞した。その好評を受けて再び舞台に上がった作品は、全編を安井ひとりで演じる新演出になり、さらなる悶絶と抱腹の世界に変貌している。カタルシツ『地下室の手記』チケット情報原作はドフトエフスキーの同名小説。世間から軽蔑された男が、自分を笑った世界を笑い返し、攻撃し、絶望のなかでもがいていく手記である。前川はその小説世界を大胆に脚色。帝政ロシアを現代日本に、手記をニコニコ動画の生放送に変えて、地下室に引きこもる40男に自意識問答を繰り広げさせる。他人と関わろうとして失敗した話、ある女との後悔の念にさいなまれる出来事など、物語で起こるイベントは原作通りのようだが、まさに今が描かれていると感じられる構成が、見事である。まずユニークなのは幕開けだ。安井は安井本人として登場。いわば“前説”のように観客に誰もが経験するエピソードを語りかけ、自意識というものは誰でも持っているやっかいなものであるということを自然に植え付けていく。これから語られるのは“私”のことでもあるのだと。そうして、孤独な主人公が、警備員のアルバイトをしていた30歳の頃の話が始まるのだが、ニコ生の仕掛けがまた、思わぬ効果をもたらす。男が暮らす地下室のセットには、世間に毒づく彼に対して、つっこみを入れるニコ生のコメントが壁面に次々と現れ、その悲壮感を突き放していく。自意識過剰でプライドが高くて、それゆえ、現実の自分が受け入れられなくて苦しみ、卑屈になっていく舞台上の男を、そして、それをとても他人事とは思えぬ私たち自身を、同時に思い切り笑うことができるというわけだ。前回、小野ゆり子が演じた「理沙」とのエピソードを今回は安井ひとりで見せることによって、彼女に向ける言葉のイタさも際立った。観客それぞれの「理沙」像を通じて、男の後悔の大きさもより胸に迫ってくる。人前で語ることが演劇の原点であるならば、安井のこのひとり語りは、まさしくその原点を堪能できるものであろう。しかも、彼が口にし、表現した途端、どんなクズ発言もチャーミングに聞こえてくるのだから不思議だ。どうしようもない男の話ではある。だが、必ず胸のすく思いになるはずだ。東京公演は3月9日(月)まで。その後、3月13日(金)から15日(日)まで大阪・HEP HALLでも公演。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年03月02日映画『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2~サイキック・ラブ~』のBlu-ray&DVD発売記念記者会見+神舌(ゴッドタン)高等学校卒業式が19日、東京・品川のテレビ東京・天王洲スタジオで行われ、劇団ひとり、矢作兼、小木博明、上原亜衣、小島みなみ、白石茉莉奈、佐久間宣行監督が出席した。本作は、芸人たちが即興演技でセクシーアイドルによるキスの誘惑を退けるという、テレビ東京のバラエティー番組『ゴッドタン』の人気企画の映画版第2弾で、劇団ひとりが高校を舞台に、謎の人物に支配された場所で必死にキスを我慢する様子をすべてアドリブで演じ通すというもの。そんな本作のおすすめの楽しみ方を聞かれたひとりは「付き合って間もないカップルがこれを見てキスのキッカケができたりするのもいいですし、お1人の方は、結構お色気もあるので、近場に握れそうなものがあったら握っていただきたいなと思います(笑)」と作品をアピール。矢作は「ぜひ若い団体に見ていただきたい」、小木は「家族で見れば会話が弾んで壁のなくなると思います」とそれぞれ提案した。また、同イベントにかけて卒業にまつわる話を聞かれたひとりは、「キス我慢という作品は大好きなんですけど、そろそろ卒業したいです。娘が4歳なので、本当に見られたくない仕事なんです」と本音を明かし、「まだ劇場でやる分にはいいですけど、ソフト化は本当にやめてほしい。(映像を)残さないでほしい」とコメントして会場を沸かせた。さらに、上原は「イベントでファンの方にお菓子をいただくんですけど、それを食べちゃうことを卒業したいので、皆さんお菓子以外をください」とお願いし、小島は「夜、電気マッサージ器をするのがすごい好きなんですけど、それ以上の刺激がなくて仕事に支障をきたすので卒業したい」と意味深発言。白石茉莉奈は「『牛乳に相談だ』というCM撮影で中学校の卒業式に出てなくて後悔していたんですけど、ゆくゆく今の私のキャッチフレーズ『ママドルに相談だ』になったので、今となってはよかったです」と笑顔をみせた。なお、下ネタ満載の同作を奥さんが見たのか聞かれたひとりは、「たぶん見てないと思います。見ていたら離婚じゃないですかね(笑)」とコメントしたにも関わらず、イベントの最後には、セクシー女優の3人が劇団ひとりを誘惑。するとひとりは躊躇することなく、今まで我慢していたキスを3人と交わし、再び会場の笑いを誘っていた。Blu-ray&DVD『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2~サイキック・ラブ~』(Blu-ray:5,076円/DVD:4,104円)は、ポニーキャニオンより2月27日(金)発売。
2015年02月20日動画サービス「niconico」の「ニコニコチャンネル」にて、劇団四季の公式チャンネルとなる「劇団四季プラス」が12月15日に開設された。チャンネル登録料は月額540円。「ニコニコチャンネル」は、企業・団体などが動画や生放送を配信するためのプラットフォームとして2008年にサービスを開始。現在は、ブログとメールマガジンを組み合わせた「ブロマガ」機能も加わり、チャンネル会員に向けた記事コンテンツの配信も可能となっている。今回開設された「劇団四季プラス」では、所属俳優の近況や舞台裏を明かすブロマガなどを配信するほか、12月開幕の新作『劇団四季FESTIVAL! 扉の向こうへ』や2015年5月開幕予定のディズニーミュージカル『アラジン』といった、新作に関するさまざまなコンテンツを提供する予定。劇場では見ることのできないコンテンツを配信することで、ミュージカルの魅力を広める取り組みをネット(チャンネル)とリアル(劇場)の両方で進めていくという。
2014年12月16日「劇団四季×niconicoネットとリアルの融合」共同記者発表会が12月15日、東京・六本木のニコファーレで行われ、動画サービスniconico内で新チャンネル「劇団四季プラス」を配信スタートしたことを発表した。会見には四季株式会社の吉田智誉樹 代表取締役社長、株式会社ドワンゴの夏野剛 取締役、さらに劇団四季の俳優・青山弥生、佐野正幸が出席した。「劇団四季プラス」では、劇団四季の俳優の近況や舞台裏のブロマガ(ブログとメールマガジンを組み合わせたサービス)、作品をフィーチャーした生放送、舞台の裏側に迫る企画などのコンテンツを配信していくという。吉田氏は「まずは12月20日(土)に開幕する「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」を契機に、いろいろ展開していきたい。このステージは四季の代表的ナンバーをメドレーでお届けするショーで、『キャッツ』や『オペラ座の怪人』『ライオンキング』、そして最新作の『アラジン』などから有名ナンバーがこれでもかというくらい登場する予定です。ミュージカル初心者からベテランまで楽しんでもらえるはず」とコメント。一方、夏野氏は「例えばバックステージが見られたりと、リアルの舞台にはない付加価値がネットにはある。そしてネットを見ていると、また舞台を観にいきたくなる。そういうふうに盛り上がっていくことは「リアル」にとってすごくよいこと」と、ネットとリアルの融合について語った。またこの日は、「劇団四季 FESTIVAL! 扉の向こうへ」からステージの一部を披露。「キス・ザ・ガール」(『リトルマーメイド』より)、「メモリー」(『キャッツ』より)、「愛せぬならば」(『美女と野獣』より)、「サークル・オブ・ライフ」(『ライオンキング』より)の4曲をパフォーマンスし、会場を魅了した。ニコニコチャンネル「劇団四季プラス」は現在登録受付中(月額540円(税込))。
2014年12月16日アミューズに所属する若手俳優からなる劇団プレステージが2月8日(日)から東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!で新作公演を行う。劇団員の3人、リーダーの今井隆文、猪塚健太、風間由次郎に話を聞いた。今回は脚本に北川亜矢子、演出に大関真を迎えて上演する新作『WORLD’S ENDのGIRLFRIEND』。今井は「劇団にとって、ターニングポイントになった、第3回公演「『ゼツボー荘』より愛を込めて」(2011年)という作品を作ってくれたふたり」と紹介。「人間の持つ感情をシンプルにそして、ダイレクトに伝えられる作品になると思う」と自信を覗かせた。大関の演出については「とにかく熱い」と3人は口を揃える。「僕らに足りないエネルギーを与え、教えてくれる」(風間)、「これ、舞台でどうやってやるんだよ?」という難しい演出にも、絶対にNOと言わずに具現化してくれる」(今井)、「役者側の立場をすごくわかってくれる」(猪塚)と絶大の信頼を寄せる。ただ「いい意味でも悪い意味でも劇団員の素のキャラクターを知っている方なので、次は、こちら側が大関さんの持つ概念を打ち破って、想像を超えていかなければ」(猪塚)とも。舞台は動物病院を営む一家のダメ長男を主人公にしたラブストーリー。「劇団プレステージは、メンバー全員が男なので、女性も演じます。さらに、最近では、動物の役も増えてきています」と今井。現時点では配役オーディションを控えている彼らだが、演じたい役どころを訊ねると猪塚は「動物の役をやってみたいです。今回、動物が非常に重要な役どころになります。様々なコンプレックスを抱えながらも、必死に乗り越え、そして心情を伝えていく。そんな役になるといいなと思うし、演じたいです」と動物役を志願。一方風間は「まずラブストーリーを主とした舞台は経験が少ないですし、正直恥ずかしい気持ちもあるのですが(笑)それを表現することが、今の自分を成長させると思うのでラブストーリーが思いっきりできる役がやりたい」と意気込みを語った。公演は2月8日(日)から22日(日)まで。Photo/樋口 涼Hair&Make/氏川千尋(つくる女)Styling/部坂尚吾
2014年12月15日2012年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載され大きな話題を呼んだ人気コミックを実写化した映画『暗殺教室』。主演に「Hey!Say!JUMP」の山田涼介を迎え、つい先日“天使すぎる”アイドル・橋本環奈の出演が決定するなどフレッシュな俳優陣が話題の本作から、特報映像が公式サイトにて公開となった。有名進学校椚ヶ丘中学の落ちこぼれクラス3年E組に突然、タコ型の謎の生物が担任教師として現れた。E組の生徒たちは国家から来年の3月に地球を破壊すると宣言している「謎の生物(=通称・殺せんせー)の暗殺」の任務を依頼される。その成功報酬はなんと100億円!果たして、生徒たちの運命は?そして、意外に生徒想いな“殺せんせー”の真の目的とは…?今回、公式サイトにて公開された特報映像では、“殺せんせー”と共にE組に赴任してきた副担任・烏間惟臣役、椎名桔平の「月を破壊したこの生物は、来年の3月地球をも破壊する。」という“殺せんせー”の紹介に始まり、原作ではおなじみの「起立!気をつけ!礼!」の号令で生徒全員が一斉に担任に向けて銃を乱射するシーンも初公開。キャスト発表時に話題となった元「KARA」・知英演じる“ビッチ先生”のアクロバットな暗殺シーンの一端も垣間見え、殺し屋としてのキレのある動きを見せている。さらに、いままでそのビジュアルのみが公開されていた“殺せんせー”の動く姿が初お目見え!「殺せるといいですねぇ 卒業までに」という決め台詞までが初披露され、その声が明らかになった。いまだ“殺せんせー”役の声優は発表されていないが、最近『寄生獣』ミギー役を阿部サダヲが、『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』デビクロ役を劇団ひとりが演じるなど、声優キャスティングも注目される中、本作でもファンが喜ぶキャスティングに期待が高まる。一部のファンの間では、すでに特報映像を見て“殺せんせー”の声の主を当てようとしている動きがあるよう。一体あの声の主は誰なのか?特報映像を見ながら次なる続報を待ちたい。こちらの特報映像は12月6日(土)から全国の劇場でも公開されている。実写映画『暗殺教室』は2015年3月21日(土・祝)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日『ハナミズキ』『僕等がいた』と世の乙女をときめかせるラブストーリーから『脳男』『土竜の唄潜入捜査官 REIJI』とハードなアクションまで幅広く演じきる、ジャニーズきっての実力派・生田斗真。来年には『予告犯』やドラマ「ウロボロス」など話題作への出演が控えている彼が、2014年のクリスマスをロマンティックに飾る映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』が先日公開を迎えた。数多くの映画に出演しながら本作が初のクリスマスムービーという生田さんが、クリスマスのほろ苦い思い出や、初の犬童組参加の印象、また17年ぶりに共演となった相葉雅紀についても惜しみなく語ってくれた。中村航の小説を原作に映画化された本作。主人公は、漫画家を目指すちょっぴりヘタレな書店員・光(相葉雅紀)。人には言えない本音を「デビクロ通信」というビラに込めて描くという一風変わった青年だ。そんな光を始め、いつも近くで光を見守っている幼馴染の杏奈(榮倉奈々)、偶然知り合った世界的な照明デザイナーのソヨン(ハン・ヒョジュ)、超売れっ子の漫画家で光の大学の同級生である北山(生田斗真)…男女4人の切ない恋模様を描き出す。――脚本を読んだときの感想は?こういうクリスマスムービーというジャンルの作品に出た経験がなかったので、新鮮だったのと、家族で観られるような、ちょっとあったかい気持ちになれるような映画になればいいなと思いました。自分の演じた北山は、要所要所で出てくるキャラクターなので、彼は何故こういう言動をとっているのか、という助走部分はほとんど描かれていないんです。なので、北山のワンシーンワンシーンの背景も表現できるような、説得力をもたせられるような芝居ができたらなと思って演じていました。それにしても、相葉くんの演じた光や榮倉さんの演じた杏奈があまりにも純粋だったので、北山はなんて格好つけているんだろうって、完成した映画を観て思いましたね(笑)。ストーリー的には、アニメーションと実写が一緒になっているのも興味あるところですし、実際にどんなふうな映像になってくるのか楽しみでもあったんです。で、完成した映画を観て、とても可愛らしい映画というか、大人の恋愛の話ではあるんですが、脚本を読んだときに感じたように、家族みんなで観ても楽しめるクリスマス映画になったなぁと。撮影中から楽しみにしていたアニメーションに関しては、観終わった後に「劇団ひとりさんがデビクロの声をやっていたのか!」と気づいて。それくらい、劇団ひとりさんの声はデビクロにぴったりでしたね。そんなデビクロのセリフがいろんな局面で光を支えたり、救ったりしていたのもよかったし、幼なじみでずっと同じ時間を過ごしてきた男の子と女の子が、年齢を重ねるごとに意識していく感じもよかった。なにより、主人公の光という役が相葉くんに合っているなという気がします。すごく。――相葉さんとは久々の共演ですね。17年ぶりですね。その時は映画ではなく舞台だったんですが、お芝居のことは全然分からなくて、ひたすら与えられたセリフを覚えて、演出家さんに言われたことをやるという現場でした。役者という仕事をやっている感はなかったですね。なので、大人になってからの共演はこれが初。知っている仲だけれど、共演となるとなんだか照れくさい感じもして、でも感慨深くて、不思議な感覚でした。――光のような男性自体はどう思う?男からしたら「シャキッとしろよ!」って思うこともあるんだろうけれど(笑)、杏奈のような女性と一緒に過ごしてきたらこそ、彼のいい部分がちゃんと活かされている。それは純粋さであったり──あんなふうに純粋に人を思えるっていいなぁと思いましたから。そんな純粋な光を相葉くんが演じると、ほんとに無理がない。そうだよな、光ならそうするよな、って思わせるんです。相葉くんがどういう生活をしているかはさすがに詳しくは知らないですけど(笑)、でも、あの笑顔の奥に潜んでいる、ちょっと憂いを帯びている表情であるとか、ちょっと悲しさが混じったような明るさとか、そういうのが相葉くんに合っていると思うんです。そういうのが透けて見えた。光っていう役は彼の中にも大きく存在していると思いました。そして、映画の中のキャラクターではあるけれど、現実にも光のような人って多いんじゃないかなって思うんです。仕事においても恋愛においても、“あと一歩”が踏み出せなかったり、誰かに背中を押してほしい人って、今の時代の若者には多いんじゃないかなって。また、そういう人、光を支える活発な杏奈は見ていて気持ちがよかったし、お互い素直になればいいのになぁって思っていました(笑)。――その中で印象的なシーンはどこ?やっぱり、恋のライバルのソヨンが現れてからの杏奈ですね。私、やっぱりこの人(光)のことが好きかも…という想いがありつつも、それを隠しながら光と会話をしている姿は歯がゆかった。――生田さん的には杏奈のような女性はどう思う?僕、杏奈みたいな女性、好きですね。近所のおじさんおばさんとも仲がいいんだろうなぁと。そういう明るくて、しっかりしている女性、好きです。――一方、ハン・ヒョジュさんが演じたソヨンというキャラクターについては?僕が演じた北山に光が劣等感を感じたように、杏奈はソヨンに劣等感を感じている、そう思わせるシーンがありますよね。ソヨンみたいに綺麗じゃないし、うまく笑えないし…っていうシーンがあるように、杏奈にそう思わせてしまうほど、本当にキラキラしたキャラクターだったと思います。そして、その中にある癒されない部分やピースが欠けていたりする感じを、ハンさんはとてもうまく演じていたと思います。――光、・杏奈、北山、ソヨン…4者4様の片想いにはそれぞれの繊細な演技で表現されていますよね。ですね。一歩踏み出す勇気、想いを打ち明ける勇気というのが、クリスマスといったイベントの力を借りて4人それぞれが動き出していきますからね。僕自身もそういう経験というか──クリスマスシーズンは女の子の存在を意識したりというのはあったと思います。クリスマスの時季というのは特に街がキラキラしているので、「今日は何か起きるかもしれない!」という小さな奇跡を信じたくなりますよね。――最後に、生田さんにとってのクリスマスの思い出は?子どもの頃、自分の家族と近所に住んでいた仲良しの家族と一緒にクリスマスパーティをしたことがあったんですね。その時、家の奥の部屋の扉をカチャって開けたら、おじさんがちょうどサンタの服装に着がえているところで(苦笑)。見てはいけないものを見てしまったと、そのまま何も言わずにドアを閉めた記憶があります。小さい頃はサンタを信じていたし、少し大きくなってからも、サンタはいないと分かってはいつつも、やっぱりおじさんが着がえているのはね、ちょっぴり苦い想い出です(笑)。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年12月04日マルチな才能を発揮する芸人・劇団ひとりの第2作目の書き下ろし小説を自ら監督を務め映画化した『青天の霹靂』。11月30日(日)に長野県上田市の上田映劇にて開催された第18回うえだ城下町映画祭にて本作の上映と劇団ひとり監督のトークイベントを開催した。“青天の霹靂”――それは予期すらしていなかった突然の事件や出来事のこと。39歳、売れないマジシャンの晴夫(大泉洋)は、母・悦子には捨てられ、父・正太郎とは絶縁状態。そんな彼に突然、ホームレスとなっていた父の死の一報がもたらされる…。『探偵はBARにいる』『ぶどうのなみだ』に出演する大泉洋と、実力派女優の柴咲コウを迎えて贈る本作。ひとり監督は、上田映劇は本作の撮影が行われたゆかりの地であり、念願の初上映に「やっとですよ!ここで撮影したものを、その場でスクリーンで観れるなんてこんな臨場感が味わえる場所はここしかないですよ!」「上田市に出会わなければこの作品は撮れなかった!」と興奮気味に語る。しかし「撮影期間中は撮影にてんてこまいで全然、土地を堪能できませんでした…」と語るひとり監督は、「(大泉さんの写真を指差し)堪能していたのはこの男です!ずっと飯を食べていたんですよ!しかも後から聞いたんですよ。僕は一回も飯に誘われなかったです。後で聞いたら柴咲さんや風間(杜夫)さんとご飯に行っていたらしいんですよ。クライマックスの病院で泣くシーンの撮影直前には一番おいしい“鴨しゃぶ”を食べていたらしいです」とぼやきつつ「みなさん、『このシーンの前にあんなに旨いもの食べてから撮影したんだなぁ』と思いながら観てください(笑)」と語った。また、12月10日(水)に発売される本作のBlu-ray&DVDに関しても「豪華版には3時間を越えるメイキングも収録されていますので、是非ご覧ください」とアピール。最後に、「何年先になるか分かりませんが、また映画を撮れる機会があれば是非、また上田で撮影したいと思いますのでその際はみなさんにご協力いただければと思います」と語ると会場から温かい拍手が送られた。『青天の霹靂』Blu-ray&DVDは12月10日(水)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:青天の霹靂 2014年5月24日より全国東宝系にて公開(C) 2014 「青天の霹靂」製作委員会
2014年12月01日映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の初日舞台挨拶が11月22日(土)、東京都内劇場で行われ、嵐の相葉雅紀、共演の生田斗真、榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、劇団ひとり、塚地武雅、そして犬童一心監督が登壇した。それぞれのキャスト陣が、カメラ目線で「好き」と告白するCMも好評の同映画。この日は相葉さんと生田さんが満席となった客席と中継先の全国111劇場に向かって公開「好き」に挑戦した。生田さんはCM撮影を「拷問です。恥ずかしい」とふり返りつつも、「でも、今日は生でやってくれるらしいので…」と相葉さんにパス。「マジっすか?」とオロオロする相葉さんだったが、カメラ目線で「好きです」と決めて、会場を黄色い声で埋め尽くしていた。さらに相葉さんは「言い出しっぺがやるべき」と、仕返しとばかりに生田さんを指名。「相葉君の後は凄くやりづらい」と言いつつも「好きだよ」と渋めにキメた生田さんだったが「地獄、地獄、マジ地獄…」とカメラ位置からいそいそと逃げていた。イケメン2人が女子のハートをキャッチする中、なぜかひとりさんが公開「好き」に塚地さんを指名。会場からの興味ない空気を肌で感じた塚地さんは「この拍手の薄さ!ニーズの薄さ!」とジタバタするも、最後は「すっきゃねん」とカメラ目線。するとひとりさんは「事前に振られるのを聞いているのに、そうとは思えない自然さ。さすが演技派」と打ち合わせ済みの流れだったことを暴露。ネタばらしに慌てる塚地さんだったが「全然知らん。偶然ここに来ただけやから」とシラを切っていた。同作は、作家・中村航による山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をモチーフにした小説が原作。聖なる夜を舞台に、運命の女性と出会ってしまった光(相葉)、幼馴染に恋をする杏奈(榮倉)、元カレを忘れられないソヨン(ヒョジュ)、恋に素直になれない北山(生田)ら男女4人の片想いに訪れる奇跡を描く。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:MIRACLE デビクロくんの恋と魔法 2014年11月22日より全国にて公開(C) 2014『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』製作委員会(C)2013中村航/小学館
2014年11月23日女優の榮倉奈々が22日、都内で行われた映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』初日舞台あいさつに、共演者の相葉雅紀、ハン・ヒョジュ、生田斗真、劇団ひとり、塚地武雅らとともに登場した。本作は、運命の女性と出会ってしまった光(相葉)、幼なじみにずっと恋している杏奈(榮倉)、元カレを忘れられないソヨン(ハン・ヒョジュ)、恋に素直になれない北山(生田)の男女の4人の片想いをテーマに、光にしか見えないキャラクター"デビクロくん"が現れ、聖なる夜に奇跡を呼び起こす物語。本作が、単独初主演作となる相葉は「とうとうこの日が来たなという感じです。本当にありがとうございます」と会場のファンに向けてあいさつした。榮倉は「相葉さん、おめでとうございます。会場に入った瞬間の皆さんの温かさで、相葉さんってすごいんだなって、あらためてちょっと尊敬しています」と話し、会場の笑いを誘った。ハン・ヒョジュも「尊敬しています。(撮影中の相葉は)すごくいい人でした」と振り返ると、相葉も「ハンさんは日本語の上達ぶりがすごくて、すごく頭のいい子だなと思いましたね」とハン・ヒョジュの印象を語った。また、劇団ひとりが相葉と榮倉のキスシーンについて「ああいうのってリハーサルから本当にするの?」、「何テイクした?」と突っ込むと、相葉は「いや、何テイクもしてないですよね。リハーサルと本番を合わせて2回です。緊張して本当に覚えてないんだけど、リハーサルからしてましたよね」と答えると、榮倉は「え!? し・て・ま・せ・ん」とリハーサルでキスしたことはきっぱりと否定。さらに、劇団ひとりは2人のキスシーンについて掘り下げ、「一回離れてから、もう一回クイッといくところがすごく良かった」と絶賛。その演出が榮倉のアドリブであることが分かると、劇団ひとりや塚地は「榮倉さんのアドリブなの? かわいい!」と称え、榮倉は「ありがとうございます。そんなでしたっけ?」と照れ笑いを浮かべていた。また、本作は相葉や榮倉らが"好き"とカメラ目線で告白するCMが話題となっているが、相葉や生田らが「好きです」と会場で生告白を披露すると、榮倉は「もう恥ずかしいですね。熱い熱い」と顔をあおぐ仕草を見せ、ハンは「いいですね」と笑顔で感想を語っていた。
2014年11月23日相葉雅紀が映画単独初主演を果たした『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』の初日舞台あいさつが11月22日に東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、相葉をはじめ、共演する榮倉奈々、ハン・ヒョジュ、生田斗真、劇団ひとり、塚地武雅、犬童一心監督が登壇した。開始早々、ひとりは司会者の進行をさえぎり、「何テイク撮ったの?」「緊張するの?」と相葉&榮倉キスシーンについて本人たちを質問攻め。その後も司会を“横取り”する形で主導権を握り、舞台あいさつを盛り上げた。舞台挨拶その他の写真山下達郎の名曲『クリスマス・イブ』をモチーフにした中村航の小説を原作に、相葉、榮倉、ヒョジュ、生田が演じる片想い中の男女4人の切ないすれ違いと、クリスマスに起こる奇跡をファンタジックに描いたラブストーリー。相葉は「とうとうこの日が来た」と単独初主演作の全国封切りに感激しきり。生田とともに、劇中の告白シーンを再現し「こんな公開告白、したことない」(相葉)、「これは拷問ですね。恥ずかしい」(生田)と照れ笑いを浮かべた。一方、榮倉とヒョジュは熱気に包まれた客席を前に「今日は相葉さんが改めてすごいんだなと実感した。尊敬しました」(榮倉)、「私も尊敬します」(ヒョジュ)と相葉の人気ぶりに圧倒された様子。相葉に熱い視線をおくるファンに向けて、塚地は「少しは僕も見てください」と笑いを誘った。相葉とひとりは中学校の同窓生だといい「こんな後輩をもって誇らしい。先輩に対して、何か言いたいことない?」(ひとり)、「こんな多才な先輩がいるのは幸せ」(相葉)、「よせよ…」(ひとり)。ただ、ひとりをのぞく登壇者全員で食事会に行ったことが明かされると、ひとりは「何、食事会って?」とへこんでいた。ひとりは相葉演じる主人公・光の心を代弁する想像上のキャラクター“デビクロ”の声を演じている。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』公開中取材・文・写真:内田 涼
2014年11月22日「GQ MEN OF THE YEAR 2014」の授賞式が11月20日(木)に開催され、今年の受賞者として小栗旬、唐沢寿明、劇団ひとり、坂上忍、鈴木敏夫、園子温、「ウルフルズ」、布袋寅泰が出席。それぞれに喜びを口にした。雑誌「GQ JAPAN」が今年、最も輝きを見せた男性に贈る賞として、2006年に創設され、今年で9回目を迎えるこの賞。4年半ぶりの“復活”を遂げた「ウルフルズ」のトータス松本は、この1年を振り返り「早かったです。『ウルフルズ』に没頭していてあっという間でした」と述懐。活動休止前と再開後の違いを問われると「4人での会話が多くなったと思います」と楽しそうに語り、さらに来年については「ライヴをたくさんやりたい」と抱負を口にした。同じく音楽会から選出された布袋さんは、イギー・ポップ、「ザ・ローリング・ストーンズ」といった世界的なロッカーたちとの共演など、世界を股にかけての活動が評されての受賞となった。受賞の喜びを語ると共に今年1年を表す漢字として、挑戦の「挑」の字を掲げ「ソロになって25年になりますが、殻に閉じこもらず、満足せずに14歳で初めてギターを手にした時の思いで世界に挑み続けたい」とさらなるチャレンジを誓っていた。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『思い出のマーニー』と昨年からの約1年間で過去にないハイペースで3本のジブリ作品が公開されたことに触れ「あっという間に過ぎた」とふり返る。「来年は何もやりたくない(笑)」と語るも、まだまだやらねばならないことがあるようで、この1年を表す感じとして「続」を選択。「宮崎駿の引退でヒマになることを願ったけど、忙しい(苦笑)。やめようと思っても、まだスタジオジブリは続くようです」と語った。坂上さんはTVで引っ張りだこの1年となったが「こんなに働く年はない。休みたいけどそんな身分じゃないので、来年も細々と働きます」とぼやきつつ来年に向けた抱負を口にしていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月21日雑誌「GQ JAPAN」による「GQ MEN OF THE YEAR 2014」の授賞式が11月20日(木)に開催。「ウルフルズ」に小栗旬、唐沢寿明、劇団ひとり、坂上忍、鈴木敏夫、園子温、布袋寅泰という多彩な面々が今年を代表する男性として顔を揃えた。2006年に創設され、その年、最も輝いた男性に贈られる同賞。8組11名の受賞者はタキシード姿で授賞式に臨んだ。各界からの多彩な面々の中で、たびたび集まった人々を笑いの渦に巻き込んでいたのがひとりさん。これまでもお笑い芸人としてのみならず、俳優、小説家など多才な面を見せてきたが、今年は『青天の霹靂』で念願の映画監督を務め、こうした活躍が評価された。ひとりさんは受賞の挨拶で、いきなり“泣き”の演技を見せ、声を詰まらせながら受賞の喜びを吐露。だが、コメントをよく聞くと「下手の横好きでいろいろなことをやらせていただきましたが、類まれな才能でどれも高い評価を得て、改めて俺ってすごいなぁと思ってます」と一貫して自画自賛!会場は笑いに包まれる。誰に喜びを伝えたいか?という質問では「4歳の娘がお受験なので、学校関係者に」と語り、妻でタレントの大沢あかねはひとりさんのどんな部分に惹かれたと思うか?と問われると「ちょうど出会った頃、小説の印税が入ってくる時期だったのでそれを狙ったんだと思います」と生々しい話で笑いを誘う。さらに、司会を務めるフリーアナウンサーの田中みな実から、映画監督としての次回作の構想を尋ねられると「僕は芸人なので、芸人の話をやりたい。できれば、藤森(慎吾)さんをぜひ!」と田中アナの交際相手である「オリエンタルラジオ」の藤森さんの名前をあえて出し、田中アナを苦笑させるなど、この日も冴えわたるトーク術を見せつけていた。(text:cinemacafe.net)
2014年11月20日11月28日(金)より、劇団イキウメの新作『新しい祝日』が開幕。同作の作・演出を務める前川知大に話を聞いた。イキウメ『新しい祝日』チケット情報1年ぶりの劇団新作となる同作。ある会社、働き盛りの男がひとりで残業している。男はふと不安に駆られる。自分はなぜここにいるのだろうと。見慣れた社内を見渡していると、いつの間にか道化のような奇妙な男がいることに気がついた。道化のような男は、会社員の男に現実の見直しを迫る…。今見えてる現実は本物なのかと、その「現実」を壊し始めた。男は道化に誘われるまま、立場も名前もない「世界」へ入っていく……。前川は、「今回は登場人物の個人情報を排し、周囲の人間との関係性だけでひとりの人間の人生を抽象化して語る。そういうものができたら、これまでとは違う『世界』の捉え方ができるのではないかと思ったのが、今回のはじまりでした。また、イキウメではこれまで、日常の中に異世界がスーッと侵入して、いつの間にか非日常へと入れ替わってしまう、という構造の作品をつくってきました。今回の異世界は登場人物にとっての現実や社会です。人生が“人が異世界に馴染んでいく過程”に見えた瞬間、作品がスタートしました」と制作のきっかけについて説明。また「今作の登場人物は、異世界に迷い込む人と異世界の住人にスッパリ分けられるんです。迷い込むのは浜田信也、安井順平のふたり。このふたりには自分たちのいるところが舞台上で、両脇に舞台袖があるとか、舞台ツラはここまででその先は客席だとか、“世界”の境界線が見えている。いわば観客と同じ状況です。でもそれ以外の登場人物たちは、基本的に演劇で言う“見立て”をしていて、目の前の空間が部屋だと言われれば玄関から出入りし、壁を突き抜けないように歩く。浜田と安井は次第にそれらルールに気づき、理解し、周囲(異世界)に溶け込むため、ルールに沿った行動をするようになる。舞台上で浜田たちが『観客と同じように“見えていないものを見る”ようになる』ということが描ければ、演劇を観ている人たちが自然にやっている“見立て”について、『普段僕たちは、日常を浜田たちと同じように見ていますよね』と提示できると思ったんです」と同作の狙いについて話した。これまでイキウメが発表してきた作品とはひと味違った世界を作り上げるために、現在稽古を重ねている。「ただ、このメタ構造をどう見せていくかが予想以上に難しくて。どこまでを物語の内側に入れ、どこまで客席にはみ出していくか、非常に繊細なさじ加減で計らなければいけない。そこはとにかく、役者たちと実際にやってみながら探していくほかないと思っています」と意気込みを語った。舞台『新しい祝日』は11月28日(金)から12月14日(日) まで、東京芸術劇場シアターイースト、12月19日(金) から21日(日)まで、大阪・ABCホールで上演。チケット発売中。取材・構成:尾上そら
2014年11月20日「自分の行きたい場所を自由気ままに巡りたい」「誰にも気を遣わず、お気に入りの場所でゆっくり時間を過ごしたい」…そんな気分のときは、迷わずひとり旅がおすすめ! なかでも、ひとりでじっくりと眺めたい名庭や、自分磨きにもぴったりな京体験、ゆっくりしみじみ味わえる和食など、京都には女子ひとり旅のおすすめポイントがたくさん。今回はそんなおひとりでも楽しめる、京都のとっておき情報を紹介します。■ひとりだから発見できる、京都の本当の魅力 京都といえば、何はなくとも社寺巡り! ふだんはお寺などあまり行かない…という方でも、ひとり旅ならぜひ訪れたい場所です。ぼーっと眺めているだけで心のモヤモヤが取り払われるような名庭や、歩くだけで自然とパワーをもらえるような竹林。オフィスや都会では決して味わえない贅沢な時間が過ごせます。時間があれば、坐禅体験をしてみたり、お茶とお菓子をいただいてみたり、じっくりとお寺を楽しむのもいいですね。■ひとり旅なら、やらなきゃ損する京体験! 同行者と旅をしていると、相手の趣味や嗜好に配慮するあまり本当にやりたいことができなかった…ということ、ありませんか? ふと興味を持ったことに気軽にチャレンジできるのもひとり旅の大きな魅力です。たとえば、京都の日常ごはん“おばんざい”をイチから教えてくれる料理教室。1回からの参加が可能なところもあり、旅行者にも野菜の見分け方や包丁の使い方からていねいに指導してくれます。京都ならではの文化に触れながら、女子力もアップできて、そのうえおいしいごはんも食べられちゃう。同じ趣味を持ったほかの参加者や先生との交流もきっと旅の素敵な思い出になるはずです。■ひとりだから楽しめる京都のグルメって? ひとり旅は気ままで魅力的だけど、食事処に困る、という方多いと思います。でも京都なら、同行者がいなくても気後れしないで過ごすことができ、さらに色々な種類を少しずつ食べられる食事処がたくさん。お寺のなかでじっくりといただける精進料理に、ひとり客に優しいカウンター割烹、豊富な種類のひとり鍋が自慢の店まで、まさに京都はひとりごはんにうってつけ。もちろんスイーツだって、ひとりで色々な味が食べられる、甘いもの好き女子にうれしいお店が揃っています。■さらなる“ひとり京都”の楽しみ方は『京都 ひとりを楽しむまち歩き』をチェック! 今回ご紹介した“ひとり京都”のおすすめスポットの詳細は、すべて「京都 ひとりを楽しむまち歩き」(ダイヤモンド社)で掲載しています。ひとり旅におすすめのテイクアウトごはんや、ゆっくりもの思いにふけるのにちょうどいい喫茶店、じっくり時間をかけて選びたい京雑貨や手仕事ものなど、厳選情報が満載。女子ひとりで京都を旅する際のポイントや、ひとり旅におすすめなホテル・宿リストも必見です。▼『京都 ひとりを楽しむまち歩き』の詳しい内容はこちらをチェック 公式サイト
2014年10月31日●一番の達成感は「初めて心が通じ合う場面」テレビ東京深夜のバラエティー番組『ゴッドタン』の人気コーナー「キス我慢選手権」。芸人たちがセクシー女優の誘惑に耐えながら、アドリブの演技で「キスを1時間我慢できたらクリア」となる企画で、中でも劇団ひとりのアドリブ力と忍耐力は群を抜いていた。そこで2013年には劇団ひとりを主演に据えた劇場版第1弾『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE』を制作し、ルールは「24時間耐久」へと進化。それからわずか1年足らずで第2弾『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』が制作され、今月17日から公開をスタートした。本作は高校が舞台。お色気とアクションに加え、超能力戦争と青春学園ものの要素がプラスされ、前作以上にスケールアップした。これまで同様、劇団ひとりは物語や共演者などを一切知らされていない状態で現場に放り出され、佐久間宣行監督をはじめ出演者とスタッフは本番当日まで入念なリハーサルを重ねる。その中で、責任が重くのしかかるヒロインを務めたのが上原亜衣。セガのゲーム『龍が如く』のセクシー女優人気投票では、有村千佳、紗倉まなに続いて3位にランクインするなど、現在のセクシー女優界を代表する1人。本作の現場エピソードを交え、本業との違い、今後のことなどについても語ってもらった。――ネタバレになってしまうので多くは語れませんが…終盤の展開は本当にビックリしますね。現場の空気はどのような感じだったのでしょうか。まさかの展開すぎて…。ただ、その場の空気でなんとなくそうなるかなとは予感はしてました(笑)。現場の「マズイ…」という空気が、すごく伝わってきて。(劇団)ひとりさんもその空気を感じ取ったみたいですけど、もう後戻りはできないと思ったそうです(笑)。――本番には、どのような流れで臨んだのですか。ひとりさん以外で集まって、リハーサルを何度も何度も繰り返しました。ひとりさんの代役の俳優さんがいくつかのパターンの演技をしてくださって、それに合わせて練習しました。本番は、想像していた返しもありましたし、そうじゃない返しも(笑)。プールのシーンは、ひとりさんとの距離が初めて縮まる大事な場面だったので、何度も練習しました。でも、いざ本番がはじまると最初の方は台本に書いてあるイメージと近かったんですが、演技自体はそれよりも長くなっちゃって(笑)。途中から「私もアドリブで返さなきゃいけないんだ!」と切り替えました。――意外と冷静に対応できるものなんですね。本当にいっぱい練習しましたし、常に台本とにらめっこ。最初にこのオーディションの話をいただいた時は映画だと知らなくて(笑)。「キス我慢選手権」も初めての経験だったので、本当にどんな感じなのか全然分かりませんでした。だから、とにかく台本を覚えないといけないなと。台本には1つじゃなくてひとりさんのアドリブを想定して何パターンか書かれているので、ただ覚えるだけじゃなくて、「こう来たらこう返そう!」と準備していました。――ヒロインで出番が多い上、超能力の使い手だったことから動きに合わせて爆発が起こるシーンなどもありました。爆発も、スタッフさんと私のタイミングが合わないとおかしなことになってしまいますので、そこも念入りに練習しました。本番はそれに加えてひとりさんの演技が物語に絡むように、頑張って戻したりしながら(笑)。でも爆発シーンは、割りとスムーズだったと思います。――劇団ひとりさんもアドリブとは言え、ストーリーを考えながら演技しているわけですね。たぶん、頭の中はフル回転だと思います。ひとりさんは本番まで出演者を知りません。トイレに行かれる時も、他のみんなは出歩くことを禁止されるくらいで。いきなり爆発したら、私だったらどうしたらいいか分からなくなっちゃう(笑)。しかも、返しもすごく長いセリフを言ってくださるんです。私だったら、「うん」とかで終わらせちゃうんだろうなぁ(笑)。――以前、『ゴッドタン』で出演したのは「イチャまんグランプリ」(芸人とのイチャつき漫才を披露する企画)でしたね。そうですね。「イチャまんグランプリ」はその芸人さんの持ちネタをイチャイチャで崩していく感じで、芸人さんも自分のネタだからなんとなく展開が読めるみたいです。でも、今回の作品は映画なので規模も大きくて、撮影も本格的で演技重視という感じです。――撮影後のインタビュー映像では「達成感があった」とおっしゃっていましたが、一番どこに達成感を感じましたか。やっぱりプールのシーンです。ひとりさんに初めてキスを仕掛けて、初めて心が通じ合う場面。そこはすごく力を入れていました。この作品は2日間かけて撮影しているんですけど、そのシーンは1日目。終わった時はちょっと安心しました。●求められるアドリブは「いつものエロ用語じゃない」――共演の方からは演技のアドバイスもあったそうですね。はい! お兄ちゃん役の福士誠治さんとは割りと一緒になることが多くて。やっぱり映画にもたくさん出演されている俳優さんなので、本当に演技がうまいんです。福士さんが手を上げた時に私が超能力を使う場面では、いろいろとアドバイスをくださいました。――共演するとそれまでの印象は変わるものですか。リハーサルの時から、演技がとにかくすごい。私はこういう演技の経験はなかったので圧倒されっ放しで、こんなすごいみなさんの中でヒロインなんて大役をいただいて私で大丈夫なのかなぁって心配になっちゃいました(笑)。不安でも、ほかの役者さんたちに迷惑はかけられないですし。本番直前まで超不安でした。――ドラマ『闇金ウシジマくん2』に出演した紗倉まなさんに以前お話を聞く機会がありまして、自然な演技が難しかったとおっしゃっていました。やはり、上原さんもAVの現場との違いは感じましたか。確かに違うと思います。私、普段のAVのお仕事ではアドリブが結構得意なんです。ポンポンポンポンセリフが出てくるんですよ。AVでは、アドリブの時と演技指導が入る時と台本がちゃんとあるドラマ物の時によって違いがあります。中でも私はアドリブの作品が得意です。カメラに向かって話しかけるようなシーン。でも、今回はそれとは全然違います(笑)。ひとりさんがどんなことを言ってくるか分からないですし、もちろんいつものエロ用語じゃなくてちゃんとしたセリフを言わなければいけません(笑)。――これまで「キス我慢選手権」には、数々の人気セクシー女優が出演してきました。上原さんも出てみたいと思っていましたか。そうですね。テレビで拝見していて、いつか出たいなぁと思っていました。「ゴッドタン」にはまず「イチャまんグランプリ」に出演させていただいて、次に呼んでいただいたのがこの作品だったのでこれもテレビだと思っていました。ちなみに、マネージャーさんも(笑)。それがまさかのザ・ムービー! 台本もらったら超分厚くて、セリフの量もすごいですし(笑)。マネージャーさんと慌てちゃって、これはがんばるしかないなと。それからはAVの撮影の時も、待ち時間も休憩中も、「キス我慢」の台本を読んでいましたし、必死でした(笑)。――こうしてお話していると想像できませんが、AVではかなりハードな作品に出演されていて、ここまできる女優さんは最近では珍しいと聞きました。割りと何でもやっちゃうタイプです。M役が多いんですけど、実際はSなんですよ。最近カミングアウトするようになりました(笑)。本当は攻めるのが大好き。時々、女王役でムチとか叩ける時は超楽しくて! ビンタとかも本気でやっちゃうんです(笑)。――「なんでもやる」というモチベーションは仕事が好きだから? それとも他に源となる物があるのでしょうか。もともとチャレンジ精神があって、どんなことでも「やってみないと分からない」というタイプなんです。AVはスカウトなんですが、当時は自分に自信が持てなかったのもあり、こういう経験をしてみるのもいいかなという感じではじめたことがきっかけでした。――トータルで何本ぐらい、月にどのくらいのペースで出演されているんですか。自分の名前が出ないものも含めると…800くらいだと思います。一番頑張っていた時は、月に20とか(笑)。今は月に10いかないくらい…8とかです。「ゴッドタン」とか、AV以外のお仕事も増えてきましたし。――最新作『龍が如く』のセクシー女優人気投票でも3位になるなど、今ではAV業界でもスター的な存在だと思います。ブログには、今回の映画をきっかけにもっと演技が好きになったと書いてありましたが、今後の人生設計はどのようにお考えですか。私はすごい負けず嫌いなんですよ。この仕事をはじめたからには、歴史に名を残すような女優になりたいと思っているので…。――もうすでに伝説になっていると思いますが(笑)。全然ですよ! まだまだです! 例えば、みひろさんとかRioさんのように、名前を言えば誰でも分かってくれるようなレジェンド女優さんになりたいです。だから、もっと幅を広げて活動していきたいなと思います。上手いとか下手とか、得意とか不得意とかは別にして、演技をすることがすごく好きなんです。セリフを覚えるのは苦手なんですが、もらった役に入り込むことはすごく好き。今回の撮影もすごく楽しかったので、今後もドラマや映画に挑戦していけたらなと思っています。■プロフィール上原亜衣1992年11月12日生まれ。福岡県出身。2011年にデビュー。セクシー女優として活動するほか、バラエティ番組や映画『実写版 対魔忍ムラサキ』(2014年)に出演するなど、活動の幅を広げている。セガのゲーム『龍が如く』のセクシー女優人気投票では、有村千佳、紗倉まなに続いて3位にランクインし、同作への出演権を獲得した。(C)2014「キス我慢選手権 THE MOVIE2」製作委員会
2014年10月25日ひとりご飯、ひとり飲み、ひとりカラオケ…初めのうちはお店に入るだけでドキドキしていても、“おひとり様”生活に慣れてくると、たいていのことはできるようになってきますよね。実際、20~30代の独身女性は、どのあたりまで“おひとり様”活動をしているのでしょうか?独身女性が集い、日頃溜まったストレスや愚痴を発散できる完全匿名性のSNS【独女の溜まり場アマリリス】では、「“おひとり様”活動の可能ラインは?」というテーマで投稿を募集中。これまでに「カフェ」や「映画」といったソフトなものから、「ひとりディズニーランド」などハードなものまで、多数のコメントが寄せられました。今回はその一部をご紹介。みなさんはどこまで挑戦できますか?≪“おひとり様”活動の可能ラインは?≫【おひとり度☆】・「食事、スポーツ観戦、映画鑑賞はいけます!カラオケもしてみたいな」・「ひとり水族館に挑戦したい!」・「カフェぐらいならひとりで行ける。焼肉はちょっと…」――まずは、まだまだ伸びしろのありそうな“おひとり様”初心者たちの意見。これからの成長っぷりに乞うご期待!【おひとり度☆☆】・「ひとり回転寿司、デビューしました。余裕」・「先日、ひとりでスイーツパラダイス行きました。たまにひとりで行きます。むしろひとりでしか行かないです。ストレス溜まったり、急に甘いものいっぱい食べたくなると仕事帰りにふらっと寄ります」・「焼肉、遊園地は攻略済。カラオケは狙ってる。そういえば今年の初め、和風ファミレスのしゃぶしゃぶ食べ放題にひとりで挑戦している女性を見た。尊敬した」――ひとりで焼肉やカラオケに行く女性は増えてるらしいけど、ひとり遊園地って結構すごいかも。でも、自分のペースで楽しめるのはいいな。三連続で絶叫マシンに乗ったりしても、誰にも文句を言われないなんて素晴らしい。【おひとり度☆☆☆】・「ラーメン、映画、遊園地、国内旅行、スキー、あとバンジージャンプ…。楽しいからよいのです」・「ひとりスノボしたことあるわ」・「ひとりもんじゃ屋。しかもお酒もひとりで堪能。去年はひとり旅デビュー。ひとり旅って素敵すぎる。好きなもの食べて、好きな時に寝て、好きな場所に行ける。ハマる」――ここまで来ると、おひとり様生活も堂に入ったもの。スノボやバンジーは誰かと行きたいな…と思ってしまった筆者は、彼女たちから見たら甘ちゃんなんでしょうね。なんかすみません。【おひとり度☆☆☆☆】・「とうとう、ひとりで雀荘デビュー」・「むしろ、ひとりでできないのって何だ?シーソーとか合コンとか??」・「セックスとキス以外」――最後は仙人級のツワモノたちのコメント。ひとりでできる範囲のことは、基本、全部OKってことですよね。あと、ひとりじゃできないものって何だろう?じゃんけん、組体操、フォーメーションダンス、ポッキーゲーム。それから…恋愛と結婚?おひとり様って、慣れれば本当に何でもできちゃうものなんですね。ひとりで何かするのって楽しいし、傍から見ても自立している感じがしてかっこいい。カウンターでひとり寿司してる美女とか…。ただ、その気楽さの虜になると、今度は人付き合いが面倒になりそうだから、それはそれで怖いかもしれません。ずっとひとりで生きていくつもりなら構わないけど、いつかは結婚と思ってるのに、誰かと一緒にいると不自由と感じ、イライラしたりするようだと問題あり。できれば、ひとりの時間と、パートナーと過ごす時間を、同じぐらい楽しめるようになれたらいいですよね。ていうか、ふたりでいても、ひとりのとき同様に自然体でいられる相手と出会えたら最高なんですが…。(文=編集J)この記事は、独身女性が日頃感じているストレスを発散・共有することで共感と安心を得られる、独身女性限定の秘密のSNS、「アマリリス」に応募・投稿された内容をもとに作成しています。【独女の溜まり場アマリリス】今、あなたは人生の中でこのような位置にいます【無料占い】
2014年10月24日「ぴあ」調査による2014年10月17日、18日のぴあ映画初日満足度ランキングは、瑛太と松田龍平が主演した『まほろ駅前狂騒曲』がトップに輝いた。2位に深夜バラエティ番組の名物企画から始まった痛快コメディの第2弾『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』が、3位に押井守が総監督を務める人気シリーズの実写版『THE NEXT GENERATION パトレイバー 第5章』が入った。その他の写真1位の『まほろ駅前狂騒曲』は、まほろで便利屋を営む多田(瑛太)と、居候の行天(松田)が、やっかいな依頼に悪戦苦闘する姿を描いた人間ドラマ。出口調査では「ふたりの掛け合いが好き。笑えて泣けて、ふたりの成長に胸が熱くなった」「多田と行天のコンビがいい。ふたりともマイペースで、そこから生まれる独特の間や沈黙が、台詞やストーリー展開を印象付けているように感じた」「多田が子どもと接することで次第に変化していく姿がよかった」「ほろりとさせられたかと思うとどんでん返しがあって、プロットが見事。身近に感じられるキャラクターたちもいい」などのコメントがあがり、20代から60代までの観客から支持を集めた。2位の『ゴッドタン…』は、あるシチュエーションに放り込まれた劇団ひとり(川島省吾)が、あらゆる事態にアドリブで対応していくコメディ。観客からは「テレビ版よりもスケールが大きくて、前作の映画版よりも笑いもスケールアップしていて満足。最後まで笑いっぱなしだった」「期待をこえる内容で、存分に笑わせてもらった。くだらない仕掛けが多くあって、笑いの要素がたくさんあるのがいい」「前作よりも出演者がありえないほど豪華でおもしろかった。劇団ひとりは主役にふさわしい演技で、物怖じしない姿が素晴らしい」などの声が寄せられた。(本ランキングは、10月17日(金)、18日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2014年10月20日テレビ東京の人気バラエティ企画の劇場版第2弾となる『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ』の公開を記念し、ファン感謝祭舞台挨拶が10月18日(土)に開催。劇団ひとり、おぎやはぎ、バナナマンにヒロインの上原亜衣らキャスト陣が一堂に会した。タイトル通り、様々な誘惑をはねのけ美女とのキスを我慢する様子をシナリオに沿いつつも、ドキュメンタリー的に映し出していくという人気企画の劇場版第2弾。本作では高校を舞台に、超能力を介在させつつ川島省吾(劇団ひとり)がキスの誘惑と戦う…。この日はひとりさん、ヒロインの上原さん、“ウォッチングルーム”で解説を加える「神様」役のおぎやはぎ(小木博明&矢作兼)、バナナマン(設楽統’日村勇紀)に加え、小島みなみ、白石茉莉奈、中尾明慶、安井順平、福士誠治に佐久間宣行監督も出席した。神がかったアドリブによるリアクションを連発し“ミスターキス我慢”と称されるひとりさんは、劇場版第2弾が前作から1年を経ずに公開されることに「感無量でございます!」。佐久間監督や共演陣を称えつつ「その期待に応える劇団ひとり!脱帽ですね!」と文字通りの自画自賛で周囲から「自分で言わない!」とツッコまれるが、「もっと褒めてください」とアピールし会場を笑いに包む。ひとりさん以外の出演者は、あくまでもシナリオに沿った形で物語を進行させるため、入念なリハーサルを行ない、予想される川島のリアクションを何パターンもシミュレーションし本番に臨んでいるが、その予想を超えるアドリブに苦しめられることもしばしば。特に、川島が急に歌い出したシーンは「歌い出すって発想がなんで出てくるのか分からない(苦笑)」(安井さん)と周囲はかなり戸惑ったそう。ひとりさんは「オレとしては『レミゼ(=映画『レミゼラブル』)」っぽかったんだけど、観たらそうはなってなかった」と苦笑する。一方、ひとりさんが驚いて思わず素のリアクションをしてしまう部分もあったそう。特に、伊藤英明の参戦については「画面上で見てもビックリしてる。相当な方ですからね」とふり返る。ちなみに伊藤さんの出演は、設楽さん経由で伊藤さんが「ゴッドタン」が好きということを聞きつけ、オファーを出して実現したとのこと。佐久間監督は「(伊藤さんは)スケジュールの調整をして出てくださったんです。ちなみに錦織圭くんも(『ゴッドタン』を)見てて、ツアーの時もDVDを持っていってるそうです」と芸能界やスポーツ界にも本シリーズのファンが多いことを明かした。キャストを代表して締めの挨拶を任されたひとりさんは、神妙な表情で「上原さんを初めて目にしたのは1年以上前でした…」と上原さんが出演しているアダルトビデオのタイトルを口にし「何ていいコなんだ!ホントに女神だと思った」と告白。「そのコと、同じスクリーンでお芝居して、いまここに立ってる…。『夢は叶うんだ!』ということをみなさんに伝えていけたら!」と本作に込めたメッセージ(?)を語る。そして再び上原さん出演のAV作品のタイトルを連呼し「ぜひ見てください!ヒマがあれば『キス我慢選手権2』も観ていただければ」と語り、爆笑に包まれたまま舞台挨拶は幕を下ろした。『ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE 2 サイキック・ラブ』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴッドタン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ 2014年10月17日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開(C) 2014「キス我慢選手権 THE MOVIE2」製作委員会
2014年10月18日先日、山下達郎が30年ぶりに音楽監修を務めることが発表された、相葉雅紀・主演映画『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』。このほど、本作のテーマソングでもあるクリスマスの代名詞、山下さんの「クリスマス・イブ」の特別映画版PVが完成。相葉さん演じる主人公に片想いし続けるヒロイン・榮倉奈々の目線で、本編映像も盛り込まれて描かれている。本作は、冴えない漫画家志望・光(相葉雅紀)、幼なじみに気持ちを伝えられずにいる杏奈(榮倉奈々)、元カレを忘れきれないソヨン(ハン・ヒョジョ)、素直になれない人気漫画家・北山(生田斗真)の4人の片想いに、“デビクロくん”(声:劇団ひとり)が奇跡を起こす、聖なる夜のラブストーリー。「100回泣くこと」の中村航による、山下さんの名曲「クリスマス・イブ」を基にした原作小説を、「グーグーだって猫である」『ジョゼと虎と魚たち』の犬童一心監督が映画化。原作のモチーフとなる曲を歌う山下さんが音楽監修をすることに加え、さらに「クリスマス・イブ」の特別映画版PVまで完成したというのだから、まさに“ミラクル”が続いている。「クリスマス・イブ」といえば、遠く離れていた彼を待つ女の子の切なさ、会えたときのとびきりの笑顔を描いた、JR東海の「クリスマス・エクスプレス」のCMで有名だ。以来、28年連続オリコンランキングTOP100入りを果たしており、いまやクリスマスには欠かせないスタンダード・ナンバー。その名曲が時を越え、本作で光(相葉さん)に片想いするヒロイン・杏奈(榮倉さん)の目線で、胸がキュンキュンする新たな「クリスマス・イブ」に生まれ変わっている。特別映画版PVでは、幼少期の可愛らしい光と杏奈の2人の姿があり、よく見れば足元には“デビクロくん”が…。大人になった杏奈を演じる榮倉さんの熱演と相まって、片想いの恋をした女子の心に響く、ちょっぴり切ないPVに仕上がっている。さらに、「クリスマス・イブ」に加え、本作の劇中歌として使用された竹内まりやの「ザ・クリスマス・ソング」と山下さんの「ハヴ・ユアセルフ・ア・メリー・リトル・クリスマス」のメドレー曲が収録された限定CDが11月19日(水)に発売されることも決定。伝説のクリスマス・ソングが起こし続けている“ミラクル”を、まずはこのPVから目にしてみて。『MIRACLE デビクロくんの恋と魔法』は11月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月07日ひとりユニット「バンダ・ラ・コンチャン」でさまざまな演劇をプロデュースしてきた近藤芳正が、若手4劇団とコラボするオムニバス公演『コンビアルバム公演御ゑん祭~近藤さん出ずっぱりだって!?~』にチャレンジする。「ナカゴー」「ぬいぐるみハンター」「青☆組」「Mrs.fictions」に、ベテラン役者を揃えたスペシャルユニット「オールド」をプラスした5作すべてに出演にするという無謀な(?)近藤の試みを、若手はどう受け取めて参加するのか。「Mrs.fictions」のメンバーで、今回は役者として登場する今村圭祐と岡野康弘、そして、同劇団の中嶋康太の作・演出作品に出演する女優・相楽樹が近藤を囲んで、この企画への期待を語った。バンダ・ラ・コンチャン チケット情報若い劇団のオリジナリティに刺激され、「このなかに自分も混ざりたい!」と、今回の企画を立ち上げた近藤。「年齢を重ねていくと勝手に自分のやり方ができてしまうけど、そういう枠をぶっ壊していかないと成長がない。既成概念にとらわれていない若い人たちからその面白さを受け取りたかったんです」。しかし、近藤とともに稽古をしている役者陣は、むしろ近藤から刺激を受けていると声を揃える。「僕らと同じ目線でものを作ろうとされてる姿に驚きました」と言うのは今村。19歳の相楽も、「1作品にしか出ない私たちの5倍稽古してらっしゃるのに、集中力がすごい」と驚く。「本番では5作品通すうちにどんどん青白くなっていくかもしれないけどね(笑)。でも、そういう体力の部分とか、経験だけじゃ太刀打ちできないものに挑戦してる感じも、ショーとしてのひとつの面白さになると思う」と、近藤は前向きだ。今公演が上演される青山円形劇場は閉館が決まっているとあって、近藤には特別な思いもある。「もう二度と立てないかもしれない場所の空気を若手に味わってもらう。それもオールドチームと一緒に。それが、僕らの世代から若い世代への何かの受け渡しになればいいなと思うんです」。その思いを聞いて岡野も、「ここに立ったということは、きっと今後の自分と劇団に生きてくると思います」と奮い立つ。また、世代のみならず、合間にミュージシャンを登場させたり、美術を担当するアーティストの作品を展示したりと、この公演であらゆるものをつなごうとしている近藤。「“御ゑん祭”ですから、ご縁があるようにということで(笑)。だから、これをきっかけに4劇団を観に行くようになったり、お客さんにも何かご縁ができればうれしいですね」。10月9日(木)から13日(月・祝)まで東京・青山円形劇場にて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2014年10月03日