「EXILE」として14年間を駆け抜けてきた松本利夫、USA、MAKIDAIが、12月27日に福岡ヤフオク!ドームにて開催されたツアー「EXILE LIVE TOUR 2015 “AMAZING WORLD”」の最終公演にて、「EXILE」パフォーマーとしてのラストステージを披露。最後のアンコールでは、サプライズでHIROが登場し花束を贈呈、3人を労った。全国5か所、20公演で開催されていた「EXILE LIVE TOUR 2015 “AMAZING WORLD”」は、“六情=楽・喜・怒・憎・哀・愛”という人間が本能的に持つ6つの感情がうごめく世界に導かれた者が、 “AMAZING WORLD”の世界を旅する物語を、壮大なスケールで繰り広げられた数々の楽曲と圧巻のパフォーマンスで表現するライヴ・エンタテインメント。「三代目 J Soul Brothers」岩田剛典や「GENERATIONS」白濱亜嵐など新メンバー5名が加入した「EXILE」第4章18人による初のドームツアーにして、松本さん、USAさん、MAKIDAIさんらのラストライブとしてファンから熱い視線が注がれていた。最終日となったこの日、特別な演出として、アンコール中のMC時に「EXILE」のリーダーHIROさんが登場!卒業する3人にサプライズで花束を贈呈した。本人たちも全く知らされていなかったようで、驚きを隠し切れていない様子の3人を、会場に訪れた大勢のファンはメンバーとともに祝福のムードで包んだ。今回の3人の卒業に関して、HIROさんは「マッチャン、ウッさん、マキダイが『EXILE』のパフォーマーとして最後のツアーを無事に終える事が出来、応援してくださっているファンの皆様、関係者の皆様に本当に感謝の気持ちでいっぱいです!少し寂しい気持ちもありますが、これからの3人の未来にとってかけがえのない財産になったAMAZING WORLDのツアーであり、『EXILE』メンバー全員が未来を切り拓くことができた、そんなツアーになったと思います」「来年からは『EXILE』の在り方、見え方が変わってくると思いますが、応援してくださる人たちのエネルギーをパワーに変えて、引き続き『EXILE』を盛り上げ、『EXILE』を更に輝かせていきたいと思います」「マッチャン、マキダイ、ウッさん、本当にお疲れ様でした。そして、これからも、共に『EXILE』を盛り上げていきましょう!」と、これからの未来に大きな期待を寄せた。今後3人はそれぞれに「EXILE」の活動の幅を広げる様々ことに挑戦するという。松本さんは「劇団EXILE 松組」を立ち上げ、舞台を中心に、舞台に伴った映画までをも作ったりするような総合的なエンタテイメントを作っていく予定。最後にファンに向けて「15年間『EXILE』パフォーマーとして、温かい応援をしていただき本当に本当にありがとうございました。心から感謝の気持ちでいっぱいです。来年からは新しい角度での『EXILE』の活動になりますが、その先には皆さんが信じてくれている未来がつながっていると信じています。これからも温かい応援をどうぞよろしくお願いします」とコメント。USAさんは、2006年から自身のライフワークとして活動していた「DANCE EARTH」の活動を本格的に始動させ、参加・体験型エンターテインメントをテーマに、フェスや祭りなどの様々なプロジェクトのプロデュース業にも挑戦するとか。「皆さんにはデビュー当時からいままで、本当に温かく応援していただきました。途中に別れがあったり、出会いがあったり、いろいろなピンチがあったりくぐり抜けたりして、皆さんにはすごく不安を感じさせてしまった場面もあったと思いますが、それでも僕らを信じてついてきてくれたことに、こころから感謝しています。その気持ちはずっと忘れずにこれからも皆さんと共有できるようなエンターテインメントを発信していきたいと思うので、日本中のどこか、世界中のどこかで一緒に楽しい時間を過ごしましょう」と力強いメッセージを送った。MAKIDAIさんは「デビュー以来、いままで『EXILE』を応援して頂き本当にありがとうございました。かけがえのない日々でした。これからも進化していく『EXILE』をどうか暖かくお見守り頂けたら幸いです」と感謝を表現。今後は、DJとしてのイベント出演や音楽プロデュース、そして、2014年から指導している「PKCZ」というDJユニットの活動をメインに行うようだ。なお、見納めになる松本さん、USAさん、MAKIDAIさんの3人を含むEXILE18人での至高のライヴ・エンタテインメントの模様は、2016年4月13日(水)に早くもリリースが決定したLIVE DVD&Blu-rayで堪能できるという。さらに多角的に活躍のフィールドを広げる「EXILE TRIBE」から、来年も目が離せない。(text:cinemacafe.net)
2015年12月29日日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属するLDHが共同で立ち上げた“HiGH&LOWプロジェクト”の新ビジュアルと来夏公開の映画の特報映像が公開になった。特報映像『HiGH&LOW…』は映画だけでなく、ドラマ、SNS、コミック、ライブなどが連動するプロジェクトで、23日にドラマのシーズン1の最終回が放送され、来春にドラマのシーズン2が放送されることが発表になった。特報映像ではAKIRA演じる琥珀(こはく)とTAKAHIRO演じる雨宮雅貴(あまみや・まさき)のバトルシーンなど、各チームのアクションシーンが次々に描かれる。シーズン1の最終回では謎のチーム“MIGHTY WARRIORS”が登場するなど、ストーリーはさらに新展開を見せており、今後もドラマ、映画、コミックなどを通じて作品世界がさらに進化・拡張していくことになりそうだ。『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』2016年7月16日(土)全国公開地上波ドラマ シーズン2 来春放送
2015年12月24日二階堂ふみ&山崎賢人をW主演に迎え、鈴木伸之、門脇麦、吉沢亮、菜々緒ら最旬俳優勢揃いで実写映画化する『オオカミ少女と黒王子』。この度、山崎さん演じるドS王子・恭也の中学時代の親友を演じる若手注目株・横浜流星から、シネマカフェ独占でコメントが到着した。高校に入学したばかりの篠原エリカは、恋愛経験ゼロなのに彼氏とのラブ話を語る“オオカミ少女”。本当は「彼氏がいないのでは?」と疑われたことから、街で見かけたイケメンを盗撮し、自分の彼氏として写真を友だちに見せてその場をしのごうとする。ところが、その彼は、同じ学校に通う佐田恭也。エリカは、そのイケメン同級生・佐田に事情を打ち明け、彼氏のフリをすることを承諾してもらえたが、実は彼、見た目は“王子でも中身は超ドSの“黒王子”だった!彼氏のフリの代わりに、エリカは恭也の“犬”となることに…。原作は「別冊マーガレット」(集英社)で連載中、既刊14巻で累計発行部数450万部を突破した大人気コミック。『ストロボ・エッジ』『娚の一生』の廣木隆一監督がメガホンをとり、主人公の“オオカミ少女”エリカに若手演技派女優・二階堂さん、ドS王子・恭也に山崎さん、そのほか「劇団EXILE」鈴木さん、門脇さん、吉沢さん、菜々緒さん、池田エライザ、玉城ティナらを迎え、女子が憧れるドキドキ・シチュエーション満載のストーリーが展開される。本作で、山崎さん演じる恭也の中学時代の親友・日比谷健役を演じる横浜さんは、「烈車戦隊トッキュウジャー」ヒカリ・トッキュウ4号役で一躍人気を博した若手俳優。安西慎太郎ら最旬舞台俳優たちが一堂に会した舞台「武士白虎 もののふ白き虎 -幕末、『誠』に憧れ、白虎と呼ばれた若者達-」や、大人気ゲームの舞台化第2弾「スーパーダンガンロンパ2 THE STAGE ~さよなら絶望学園~」と、立つ続けに主演舞台を経験。最近では池田さん&玉城さんと共演したドラマ「JKは雪女」にてW主演を務めるなど、今後の活躍から目が離せないネクストブレイク必至な俳優といえる。横浜さんは本作の出演について、「沢山の方に愛されている少女漫画原作の作品に出演させて頂けるのがとても嬉しいです。プレッシャーはありますが、原作を大切に挑みたいと思います」と意気込みをコメント。さらに、「健は明るく社交的で、何に対しても熱い男。凄くまっすぐな人間だと思うのでその役を全う出来る様に しっかりと役と向き合って、日比谷健として生きたいと思います」と役作りについて明かした。恋愛のドキドキが詰まった、この春一番のラブストーリーと評判の本作で、横浜さんが同世代の若手俳優たちとどんな競演をみせるのか、公開を期待して待ちたい。『オオカミ少女と黒王子』は2016年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年12月10日女優の菜々緒が、山崎賢人と二階堂ふみがW主演する人気漫画実写化映画『オオカミ少女と黒王子』(2016年5月公開)で、"ドS"役を演じることが10日、発表された。原作は、既刊14巻のコミックス累計発行部数は450万部を突破している八田鮎子氏の同名漫画。2014年には、『たまゆら』シリーズなどで知られるTYOアニメーションズの制作でTVアニメ化もされ、話題を呼んだ。恋人がいないにもかかわらず、周囲に「いる」と嘘をついてしまい、学校一のイケメン・佐田恭也(山崎)に彼氏のフリをお願いする、見えっ張りの女子高生・篠原エリカ(二階堂)のドタバタラブコメディが描かれる。菜々緒といえば『ラストシンデレラ』、『ミス・パイロット』、『ファーストクラス』といったドラマ、auのCMでの乙姫役など、数々の作品で"ドS"や"悪女"を熱演。最近でも、現在放送中の『サイレーン 刑事×彼女×完全悪女』で殺人鬼の悪女を演じ、ネットなどでも「怖すぎる」と話題になっている。そのイメージが定着する中、今回の作品では山崎演じる恭也のさらに上をいく"ドS"で美人な姉・怜香役。撮影に際し、「弟恭也同様、いや、それを超えるドS姉さん頑張りたいと思います」と意欲を燃やしている。また、そのほかの追加キャストが発表され、劇団EXILEの鈴木伸之、横浜流星、門脇麦、池田エライザ、玉城ティナ、吉沢亮ら。恭也同様、かなりのイケメンながらも遊び人気質の自信家・神谷望を演じる鈴木は、「アニメ放送などもされている漫画原作であり、僕自身初の恋愛映画とあって今から楽しみ」と話し、「女性のみならず、男性の方々もぜひ今から公開を楽しみに」と呼びかけている。恭也の中学時代からの腐れ縁的な友人・日比谷健役の横浜は、「少女漫画原作に初めて出演させていただくので、とても緊張しています」と吐露。門脇は、エリカと中学からの仲で嘘をつかずに素直な気持ちをさらけ出せる唯一の親友・三田亜由美を演じ、自身のシーンが「エリカだけではなく、見てる方々にもホッと一息つけるシーンになるよう頑張ります!」と意気込んでいる。このほか、池田エライザはエリカのクラスメートで嘘をつかねばならなくなってしまう原因となる友人の1人・手塚愛姫役を、玉城は手塚とコンビと言えるほど仲の良い立花マリン役を、吉沢は後ろ向きながらもある人物に恋心を寄せていく日下部憂役を、それぞれ担当。吉沢は、「ライバルは学校一のモテ男で、どうせ見に来る人たちは佐田(恭也)くんにキュン死にすると思いますが」と苦笑しつつ、「見に来ていただいた方1人にでも、日下部くんと実ってほしいと思っていただけるような恋をしたい」とアピールしている。(C)八田鮎子/集英社 (C)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
2015年12月10日映画『劇場霊』の初日舞台あいさつが21日、東京・新宿ピカデリーで行われ、キャストの島崎遥香(AKB48)、足立梨花、高田里穂、町田啓太(劇団EXILE)、小市慢太郎と中田秀夫監督が出席した。全国公開中の本作は、『女優霊』、『リング』、『クロユリ団地』の中田監督が手掛けるホラー作品。ある舞台に出演することになった若手女優の水樹沙羅(島崎)は、恐怖の出来事に巻き込まれていく――というストーリーで、海外11ヵ国での公開が決定している。島崎は、AKB48グループメンバーを対象にしたオーディションで主役に抜てき。思い入れの深い作品の晴れ舞台に、キュートな肩出しドレスで登場し、「初主演なので、とても気合いが入っています」と集まったファンにあいさつした。そんな島崎は、急性胃腸炎を患っていたため、他で予定されていた2ヵ所の舞台あいさつを欠席。今月12日に明かした左足首のケガに加え、高熱・嘔吐という“災難”に言葉少なだったが、壇上では笑顔を絶やさなかった。一方、"女優同士の争い"も描く本作について、足立は、「裏ではみんな仲良し。胸が育つブラジャーの話題になって『買いに行こう』って話してました。私が1番必要なのにまだ買ってないから、早く行かなきゃ!」とエピソードを披露。女性キャストばかりの現場を振り返った町田が、「1人でいることが多くて寂しかった。でも、監督はスッと入っていって、一緒に女子トークをしてましたね」と暴露すると、中田監督は、「全然平気。割とオバハンなんで」と返して笑いを誘っていた。
2015年11月22日「AKB48」の“ぱるる”こと島崎遥香を初主演に迎え、ジャパニーズホラー界の巨匠・中田秀夫監督が贈る『劇場霊』。先日の東京国際映画祭では、ぱるるに塩対応されてしまったものの、劇中では男らしく彼女を守る役を好演する「劇団EXILE」町田啓太の場面写真がシネマカフェにて一挙解禁となった。女貴族の生涯を描いた舞台に出演することになった水樹沙羅(島崎さん)。配役をめぐり女優同士の壮絶な争いが繰り広げられる中、小道具として使われる球体関節人形が持ち込まれてから劇場に異変が起こり始める。スタッフの女性が変死を遂げ、続いて主演女優も不慮の事故で降板。そして代役として主役に抜擢された沙羅やほかキャスト・スタッフにも、次々と恐怖の影が忍び寄る…。本作は、中田監督が嫉妬・憎しみ・怨念がうずまく閉ざされた“劇場”を舞台に、救いようのない惨劇をスピード感たっぷりに描くジェットコースター・ホラー。町田さんは、島崎さん演じる若手女優・沙羅とともに恐怖の真相を追いつつ、ナイトのように沙羅を必死に守る美術スタッフ・和泉浩司役を好演する。今回解禁となった場面写真は、そんな男らしく女性を守る場面3連発。島崎さんの手をぎゅっと握って魔の手から逃れようとするシーン、大きな手で肩をしっかり押さえて守ろうとするシーン、斧を手に敵に立ち向かうシーンと、キュンキュンしてしまう場面ばかり!また、先日の第28回東京国際映画祭で行われた本作のジャパンプレミアイベントでは、“塩対応”で知られる島崎さんに「つまらない人」呼ばわりをされてしまったが、本作のインタビュー取材などでは真面目な好青年ぶりで素でもイケメンなところを発揮、すべての女性記者をメロメロしていた。町田さんといえば、NHKの朝ドラ「花子とアン」から注目を集め、7月16日(土)公開映画を軸にした総合エンターテイメント・プロジェクト「HiGH&LOW -THE STORY OF S.W.O.R.D.-」の連続ドラマでもキーパーソンを演じて話題となっており、今後はブレイク必至。本作でも、その誠実な男らしさを目の当たりにしてみて。『劇場霊』は11月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場霊 2015年11月21日より全国にて公開(C) 2015『劇場霊』製作委員会
2015年11月18日劇団「EXILE」のメンバー小野塚勇人がJホラーの時代を担う新鋭・川松尚良監督の最新作『丑刻ニ参ル』で映画初主演を飾った。全編走りっぱなしであると同時に、セリフの少ない中で深みのある心理描写を求められたという本作を経て、成長盛りの22歳は何を手にし、自らの「家」と語る劇団EXILEに外の世界から何を持って帰ってきたのか?公開を前に話を聞いた。その他の画像丑の刻(午前3時)に憎い相手に見立てた藁人形を釘で打つという古くから知られる呪いの儀式“丑の刻参り”をする女性の姿を目撃したがため、彼女から追われる身となった青年の恐怖体験を描く本作。小野塚の出演は、主人公のケンジを探し求めていた川松監督による一本釣りで決まったという。「監督がケンジに合う俳優を探している時に劇団のサイトで僕の写真を見て、何かを感じてくださったそうで、一度お会いして話をして、その後、公演を見てくださって『ぜひ』と言ってくださったそうです」。「映画の中の70%くらいは走ってる(苦笑)」という言葉どおり、時に約500メートルのダッシュを2本連続で行うなど、とにかく全編を通して走り回る!かといって本作はいわゆるアクションホラーではない。脚本家を志すケンジは心を病んだ恋人と同居し、彼自身もまた社会への鬱屈した思いを抱えて生きている。そんな彼がさらにもう一人、“負”を背負った丑刻の女と対峙し、何とも言葉にできない感情に飲みこまれていく。「心情の表現はとにかく難しかったです。特に最後に丑刻の女の顔を初めてちゃんと見るシーンは、鬱屈したケンジだからこそ、一瞬、共鳴するような感情もあり、それは考えて出すのではなく、現場に立って彼女を見ながら出すしかなかった。恋人の美穂との関係も普通の彼氏彼女の関係ではなくて、病んでいる者同士で互いに気を遣い、そこにイラついたりししながらそれでも一緒にいる理由がある。演じるというよりも、自分を洗脳しながら役に入り込んでいく感じでした(笑)」。主演を務め「責任感やどこまで自分を追い込み、いかに深く入り込めるかなど、この立場だからこそ経験できたことがたくさんあった」と充実した表情を見せる。同時に感じたのが「劇団EXILE」および「EXIE TRIBE」という存在の大切さ。「劇団EXILEにいるからこそ、自分の個性やストロングポイントを探そうともするし、刺激ももらえる。外に出ることで、この経験を劇団EXILEでも活かそうと思った。自分をどう見せるか?という部分に関しては『EXILE』というこれ以上ない見本があって、そうした存在のありがたさは、今回、役に悩んだりして強く感じました」。『丑刻ニ参ル』11月14日(土)よりユナイテッド・シネマ豊洲にて公開取材・文・写真:黒豆直樹
2015年11月12日劇団公演のみならず、プロデュース公演などここ1、2年立て続けに目覚ましい活動を行ってきた劇団鹿殺し。2016年、年明け早々に上演される最新公演は、活動15周年の記念すべき作品となる。劇団鹿殺し『キルミーアゲイン』チケット情報そんなメモリアルな作品にゲスト出演するのは、若手注目俳優・大東駿介。彼と鹿殺しの縁は、たまたま観に行った鹿殺しRJPのライブハウス公演がきっかけ。出演オファーを受け「最初は正直、ビビってるところもありました(笑)」という大東だが……。大東「でもね、丸尾さんが今回の公演に寄せたコメントで『僕は新しい劇団鹿殺しの旅立ちを宣言する』って書いてるんですよ。しらんけど、その熱量に感化されるというか。何でもやるぞ、いや、やってやろうやんけと、戦いを挑むような気分になってるんです。男ってよくわからないタイミングで節目を作ったり、戦いを挑んだりするものなんで(笑)」そう、大東にとっても“節目”なのだ。来年3月で、30歳を迎える大東。大東「もうすぐ30歳やし。大人にならな、とか思うんですけど、自分の中にどこか鬱憤や違和感があって、そのサイズだけが膨れていく感覚というか…仕事をしていても『芝居ってなんやろ』と考える瞬間がある。誰に向けて発信してるんだろう、とか。だから鹿殺しみたいな、純粋に内から出るものを評価してくれる空間って、すごく大事だなと思うんです」そんな大東の言葉を聞いて、どこか安心したような表情を見せるのは演出家・菜月チョビ。菜月「今回は15周年の節目ということもあって『舞台裏の話』にしようかと。上演する人の生身の姿と一緒に、俳優たちだけじゃない“作っている人たち”全員の裏側が透けて見える。そんな作品になると思います。大東君に演じてもらうのは作家。多分、丸尾が一番自分を投影するであろう役です(笑)」大東にとって、このクラスの「劇団公演」への参加は初体験。菜月「うちは稽古場に作家がいるし、みんなで演出を考えていく場面も多いから、意見が割れてどうしても譲れない時は2種類稽古したり。だから役者(さん)カットの負担は大きいし、ゲストというより『一緒に作品を作る人』という感じになる」大東「でも、鹿殺しだからできること、鹿殺ししかできないことはあって。俺もここでしかできないことはきっとあるし、それは“お客さん”じゃできないだろうな、というのは思ってます」芝居作りも、生き方も、“スマート”になりきれない…そんな話で意気投合する2人。その熱量の共鳴はきっと、舞台上にも立ち上ってくるはずだ公演は2016年1月9日(土)から20日(水)まで東京・本多劇場、1月28日(木)から31日(日)まで大阪・ABCホールにて。チケットの一般発売は11月8日(日)午前10時より。取材・文:川口有紀
2015年11月06日日本テレビとEXILE、三代目J Soul Brothersらが所属する芸能プロダクションLDHがタッグを組み、映画、ドラマ、SNS、コミック、アルバム、ライブなどが連動する総合エンタテインメント『HiGH&LOW』。その皮切りとなる深夜連続ドラマの初回完成披露試写会が10月20日に、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた。その他の写真会場にはEXILE HIRO(企画プロデュース)、平沼紀久(脚本・プロデューサー)をはじめ、岩田剛典(EXILE/三代目J Soul Brothers)、鈴木伸之(劇団EXILE)、町田啓太(劇団EXILE)、山下健二郎(三代目J Soul Brothers)、佐藤寛太(劇団EXILE)、佐藤大樹(EXILE)、ELLY(三代目J Soul Brothers)、今市隆二(三代目J Soul Brothers)、登坂広臣(三代目J Soul Brothers)が集結した。不良チームが集う“SWORD地区”を舞台に、各チームのプライドをかけた壮絶な抗争を繰り広げる完全オリジナルストーリー。多くのファンを前に、EXILE HIROは「いよいよ始まるというワクワクを感じています。ドラマ、音楽、映画、ツアーが融合した世界初のプロジェクト。気合いが入っているし、力を合わせて最高のものに仕上げたい」と抱負のコメント。完成したばかりのドラマ第一話を見て、「今後、長く続くプロジェクトを占うスケール感がある」と手応えを示した。また、豪華なキャスティングについては「アーティストの側面、役者の側面をもつメンバーの個性や良さがよく出ている」と太鼓判。脚本を手がける平沼氏も「全員が主役。ご覧になる方が、誰かしらに感情を重ね合わせることができるはず」と語った。「いまだかつてないドラマ。第1話はあいさつ代わりの30分間になったし、本当に誇りに思っています」(岩田)、「このプロジェクトならではのコラボレーションが存分に発揮されているし、やってる僕らが楽しんでいる。今後も自分たち発信で盛り上げたい」(登坂)とキャスト陣も気合い十分だった。ドラマ『HiGH&LOW』は日本テレビ系で10月21日深夜25:29より放送開始。2016年7月16日(土)には松竹配給で、映画が全国公開される。『HiGH&LOW~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』10月21日(水)日本テレビ系/深夜連続ドラマ 放送スタート(※一部地域では、放送日時が異なります)10月21日放送後 Hulu/連続ドラマ特別版 独占配信スタート2016年7月16日(土)全国公開2016年 映画・ドラマ連動LIVEツアー決定!取材・文・写真:内田 涼
2015年10月20日「EXILE」のHIROが企画プロデュースし、「EXILE TRIBE」の面々が参加し、ドラマ、音楽、映画、ライヴツアーなどメディアミックスで展開する「HiGH&LOW」プロジェクトのドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D~」第1話の完成披露が10月20日(火)に開催された。上映後の舞台挨拶にはHIROをはじめ、ドラマ、そして来年公開の映画に出演するキャスト陣から、岩田剛典、鈴木伸之、町田啓太、山下健二郎、佐藤寛太、佐藤大樹、 ELLY、今市隆二、登坂広臣が登壇した。とある街の不良チームたちが集う“G-SWORD”と呼ばれる地区を舞台に、互いのプライドを懸けた男たちの激しい戦いが繰り広げられる本作。HIROさんは翌日からの放送開始を前に「いよいよ始まるんだとワクワクしています。力を合わせて最高のエンターテイメントを作っていきたいと思います」と力強く語る。幾つものメディアを横断して展開する本プロジェクトについてHIROさんは「世界初のエンターテイメント・プロジェクトでみんな気合いが入ってます。音楽、ドラマに映画、ツアー、全部が融合した総合エンターテイメントです」と宣言。「全員主役!」と掲げるが、HIROさんは以前からこのプロジェクトの構想が頭の中にあったようで「普段からEXILE TRIBEのメンバーひとりひとりとコミュニケーションをとってますが、それぞれのメンバーのアーティストとしての側面や役者の側面を照らし合わせて、ひとりひとりの夢が反映できる作品をいつか作りたいと思ってました」と実現の喜びを口にした。ドラマでは体を張った激しいアクションが大きな見どころとなっているが、登壇陣からは、本作の撮影を前にHIROさんから「説得力のある体にしておけ」「いつでも脱げるように」という“指令”が出ていたという告白も!俳優としてのみでなく、音楽の側面でプロジェクトをサポートする今市さんは自身が歌う楽曲について「アッパーで武骨で強さを感じる曲になってます」と語り、ソロでの活動についても「ひとつの武器にして盛り上げたい」と意気込む。登坂さんは、このプロジェクトならではのコラボレーションやこれまでにない組み合わせでの活動について「(観客の)みなさん以上に僕らが楽しみながらやっています」と満面の笑み。ELLYさんも「サイコーです!全てにサイコーの熱量で挑めました!」とノリノリで語り、ファンの期待を煽っていた。「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D~」は10月21日(水)より日本テレビ系列で放送開始。映画は2016年7月16日より公開。(「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D~」)
2015年10月20日EXILE HIROが企画プロデュースを担当し、全国公開映画を軸にドラマ、漫画など様々なメディアコンテンツを展開するプロジェクト、「HiGH&LOW」。この度、10月21日(水)より日本テレビで放送される深夜ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」の追加キャストが発表。林遣都、山田裕貴、早乙女太一、「ゴールデンボンバー」、中村達也、窪田正孝、YOU、小泉今日子ら豪華俳優陣が名を連ねた。日本テレビと「EXILE」らが所属するLDHがタッグを組み立ち上げた総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」は、2016年7月16日(土)より公開予定の映画にすべてのコンテンツが連動する形となっており、深夜連続ドラマ放送や漫画連載、「HiGH&LOW」の世界をリアル展開するInstagramなどのSNS企画、そして「EXILE TRIBE」のグループの垣根を越えたオリジナルアルバム制作や、「HiGH&LOW」の世界観を表現するライブツアー開催予定と、大注目企画が目白押しとなっている。その中のひとつ、深夜ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」では、伝説のチーム「ムゲン」がかつて支配していた「SWORD地区」を舞台に、5つの不良チームがそれぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いを繰り広げ、その裏のリアリティのある大人の世界や生き様を描き出す。既にAKIRA、TAKAHIRO、白濱亜嵐、ELLY、登坂広臣ら、「EXILE TRIBE」からの出演キャストが発表されており、続報が待たれていた。そして今回発表された追加キャスト陣には豪華な顔ぶれがずらり。黒木啓司(EXILE)が率いる誘惑の白き悪魔「White Rascals」には、連ドラレギュラー初出演となる「ゴールデンボンバー」の4人と遠藤雄弥(『TRASH/トラッシュ』)。スラム街を縄張りにし、永瀬匡(『好きっていいなよ。』)や佐野玲於(GENERATIONS)が属する無慈悲なる街の亡霊「RUDE BOYS」のリーダーには、ドラマ「デスノート」(日本テレビ)で“キラ”を熱演し話題を集めた窪田さん。不良の巣窟となっている漆黒の凶悪高校「鬼邪高校」を率いる頭に、「海賊戦隊ゴーカイジャー」ゴーカイブルーでデビューした山田さん。そして遠藤要(『クローズZERO』)、阿部亮平(NHK「花燃ゆ」)、小澤雄太(劇団EXILE)などが属する復讐の壊し屋一家「達磨一家」の頭に、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』『闇金ウシジマくん』など幅広い役を演じる林さんが決定。彼らが、岩田剛典率いる山王街二代目喧嘩屋「山王連合会」を中心に激しい争いを繰り広げる。そして小泉さんが演じるのは、岩田さん率いる「山王連合会」が行きつけにしているBARのママ。争いで傷ついた彼らを優しく向かい入れる数少ない理解者のひとりで、彼らの安らぎの場となるようだ。さらに「BLANKEY JET CITY」ドラマーとして活躍し、役者としても多数の作品に出演する中村さんや、「ザブングル」加藤歩、大屋夏南など各ジャンルで活躍する超豪華キャスト陣も集結するという。これら豪華キャスト陣との共演に岩田さんは「錚々たるキャストの方々が集まって下さり、この『HiGH&LOW』という作品に対する期待に胸が高まっております。歴史に残るプロジェクトとしてチーム一丸となって盛り上げていけるように気合入れて頑張ります!」と意気込みを寄せた。「ゴールデンボンバー」の4人も、「この度、素晴らしい出演者の皆様と一緒に新しいエンターテイメントの創造に関わることができて大変光栄です。与えて頂いた役、愛沢類人。精一杯演じさせて頂きます!」(鬼龍院翔)、「僕らは黒木さん率いるホワイトラスカルズということで、さっそく世界名作劇場『あらいぐまラスカル』を見て日々研究しているんで演技は完璧だと自負しております!この作品が終わったら劇団EXILEに加入予定なのでどうぞお楽しみに( ´ ▽ ` )ノ」(喜矢武豊)、「このドラマには様々なタイプのイケメンが出演すると聞いて、イケメン好きのわたくしとしてはもうすでに平常心でいられません。ゴールデンボンバーがどのように物語に関与して行くのかは分かりませんが、最後まで生き延びて少しでも長くイケメンを見ていたいと思っています」(歌広場淳)、「僕にとって人生で初めてのドラマ出演、右も左も全くわからない状態なので邪魔にならない様に必死にしがみついて頑張ります!」(樽美酒研二)と、それぞれ語った。映画『HiGH&LOW』は2016年7月16日(土)より全国にて公開。ドラマ「HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~」は10月21日(水)より日本テレビ系にて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年09月23日中屋敷法仁が率いる劇団「柿喰う客」の新作本公演『天邪鬼』が、9月16日(水)から東京・本多劇場ほかにて上演される。【公演情報はこちら】劇団「柿喰う客」は東京を拠点に活動する人気劇団で、来年には結成から10周年を迎える。新進気鋭の女優だけでシェイクスピアを上演する“女体シェイクスピア”シリーズやこどもから大人まで一緒に楽しめる作品を上演する“こどもと観る演劇プロジェクト”など幅広く作品創作に取り組んでいる。中屋敷法仁の新作を上演することを目的とする本公演は、1年半ぶり。また、劇団メンバーだけでの公演は、2011年に上演された『無差別』以来、実に3年ぶりである。本作で主役を務める玉置玲央を始め、プロデュース公演や映像でも活動の幅を広げるメンバーたちが集結し、どのような作品が出来上がるのか期待したい。“圧倒的なフィクションの創造”を劇団のテーマとして、様々な舞台を生み出してきた柿喰う客。本作で挑むのは、想像力を操り、拳銃に見立てた手から虚構の弾丸を放つことができるこどもたちが、大人たちにその能力を利用され、ホンモノの戦争ごっこに送り込まれるというストーリーだ。作・演出の中屋敷法仁は、「“演劇=虚構”という概念すら疑わしくなってきた昨今、より強く虚構の空間を築き、この演劇で現実の世界を取り戻したい」と語る。結成10周年を前に「10万人動員宣言」を発表し、より多くの人に気軽に演劇に触れてもらう機会をつくることを目的として公演の映像や戯曲の無料公開を行う企画「となりの柿喰う客」や全国の高校演劇部や大学生の演劇サークルに向けて公演のDVDと中屋敷法仁が高校在学中に発表した『贋作マクベス』の台本などを無償で提供する「めこちゃん宅配便」など、団体としても新たな試みにチャレンジしている。柿喰う客『天邪鬼』は、9月16日(水)の本多劇場を皮切りに、兵庫公演、岐阜公演と続く。取材・文:井藤 一
2015年09月16日「三代目 J soul brothers from EXILE TRIBE」のELLYが満を持して初主演を果たした映画『TRASH/トラッシュ』。9月8日(水)、都内で特別先行上映会と舞台挨拶を実施。主演のELLYと八木将康(劇団EXILE)が登壇した。地元では負けなしの本堂ケント。勢いよく東京に出てきたものの、腕っぷしだけでは上手くいかず、何でも中途半端に投げ出してしまう生活を送っていた。いつも世話になっているバーのマスター野中に紹介してもらった仕事も喧嘩が原因でクビに。ある日、地元に戻ったケントは、高校時代に付き合っていた細川南が旦那の作った借金で厄介ごとに巻き込まれているのを知る。旦那探しを引き受け、東京に戻ったケントが、闇金ニコチンファイナンスに殴り込むが、そこは元暴走族の堀田昌樹が仕切る地下組織の息のかかった店だった…。夢や希望が見つからず、そのモヤモヤをぶち壊すために暴れまくる若者の姿を描く本作。初主演作の撮影や演技について聞かれたELLYさんは「短期集中の撮影で、寝られない日があったり、アクションシーンのあと風呂場で服を脱いで血だらけになっていることに気づいたり、肉体的にもハードな部分がありましたが、とにかく気持ちを入れて役に向き合いました」とふり返る。劇中でELLYさん演じるケントの親友役を演じた八木さんは「ELLYと主人公に通じるものを感じられたので、非常にカッコよかったです(笑)」と絶賛した。本作でELLYさんは自身が手がけた楽曲を提供しているが「監督が映画に合う楽曲を探していると聞いて、もともと作りためていたものを、渡したところ採用してくれてとても嬉しかったです」とその経緯についても明かした。そして「ラストのアクションシーンの撮影がかなりハードだったのですが、仕上がりを見るととてもリアリティが出ていて良かったです。また八木くん演じる親友との相棒ぶり、熱い友情にも注目してほしいです」と見どころを語ると共に、「シンプルに見えてとても深いテーマ。人を守りたいと本気で思ったとき、本気で人を好きになったときなんかに、人はいろんなことができる、思ってもみなかった力を発揮できる。そんな思いが伝わったらいいなと思います」と本作に込めた熱い思いを口にした。『TRASH/トラッシュ』は10月24日(土)よりシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月09日●結婚に踏ん切りがつかないのは、たいてい男の方EXILEの橘ケンチが主演を務めるBSスカパー!の単発ドラマ「俺たちがプロポーズ出来ないのには、3つの理由しかなくてだな」が、2015年9月20日19時より放映される。本作は、女性チャンネルLaLa TVで放送された「わたプロ」こと「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」の逆バージョンとなるドラマだ。「わたプロ」は、女性の結婚観を赤裸々に描いたジェーン・スー原作の“逆”結婚指南書「私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな」のドラマ化作品。それを、男性目線に切り替えた「おれプロ」で橘は、結婚に踏み出せない優柔不断男役を好演した。彼が演じるのは、つき合っている彼女はいるけど、何かと理由を付けてプロポーズができない、またはしない30代半ばの・星野俊介役。橘ケンチにインタビューし、本作の撮影秘話や結婚観、パフォーマーや俳優としての今について話を聞いた。――まずは、脚本を読んだ感想から聞かせてください。男性のへなちょこさが面白かったです。日常に潜んでいる当たり前のことをピックアップした、ありそうでなかったドラマで、男としては共感する部分も多かったけど、きっと女性には理解されないんだろうなとも、思ったりしました(苦笑)。演じた俊介は年齢設定も近かったし、共感できるポイントを探しながら、楽しくやらせていただきましたね。川村(泰祐)監督からはその都度、アドバイスをいただき様々な事を教わりました。――女性版である「わたプロ」も観られたそうですが、いかがでしたか?ああ、いるいる、こんな人と思いながら、客観的に観て笑えたのですが、僕は女性ではないので、共感できるという感じではなかったです。今回の男性版は、3話目がいちばん共感できるポイントが多かったですね。――エピソード3「なんか今じゃない。」のどういう点に共感しましたか?俊介が男同士で集まって、「結婚するのは、今じゃないよね」と、ぐだぐだと何かしら言い訳をつけて自分たちを正当化し、男たちだけで解決したふうになる。でも、女性目線で見れば、それって実は全然解決してない! ということなんです。やっぱり、男は高校生くらいから進化してないのかなという感じがします。僕ももちろんそうですが、男同士の感覚でいくと、社会に出ていろんな仕事をして、成長はしていっても、根底の部分はずっとどこかしら子どもだと思うので。結婚に踏ん切りがつかないのは、たいてい男の方で、女性は肝がすわっていて強いなと思うことがよくあります。――演じられた星野俊介と橘さんは全く違うという印象を受けますが、共通点などはありましたか?俊介という人間は、高校生や二十歳前後の頃の自分に感覚が近い気がしました。僕も若い時に「自分は絶対大丈夫」とか「絶対どこかで成功する」という変に根拠のない自信がありましたから。そこまでの道筋は何も見えてないけど、すごく先のゴールだけが見えている感じがね。ところが社会に出た時、ぜんぜんそこへ向かえないことにショックを受け、挫折を味わうことになるんです。そこがなんだかわかるなあと。僕も、若い時の座右の銘は「なんとかなる」でしたから。――そこから考え方をどう変えていったのですか?時が経つに連れ、いろんなことを経験させてもらい、「なんとかなる」じゃダメなんだなと気づいていくんです。実はいろんな人が関わって、なんとかしてくれているんだなというのがわかってきた気がします。だったら「自分がなんとかしなきゃいけない」と、イメージを切り替えていくんです。いまは、自分が率先していろいろとやって、自分の道を開こうとはしていますが、根底には若い時の自分がいる。今回、台本を読んだ時、そこを刺激された感じがしました。――考え方を替える分岐点は、いつだったのでしょうか?いや、徐々に変わっていきました。切り替わった波は、小さいも大きいも含めて今まで何百回、何千回とあったんじゃないかと。白がパッと黒になったということではなく、山あり谷ありで、黒が少しずつ白になっていったんだと、今振り返って思います。昔、悩んでいたことなどは、本当に小さかった。そこはいい意味で、自分のなかでそう思い込んでいるのかもしれないけど。――切り替えという意味では、EXILEのパフォーマーとしている時と、俳優として演技をしている時と、どう切り替えているのですか?昔は「今はEXILE」「今は役者」と、切り替えスイッチを無理やり作ろうとしていました。でも、最近はそうではなく、より自然体でいるのが心地良いです。頭の中で決め切ってしまうと、それだけになっちゃうので、常に自然体でいられるようにすると、もっといろんなことができるという道が見えてくる気がするし、日々発見があるんです。●「バカだな、男って」と思って笑ってほしい――EXILEのパフォーマーとして、今のスタンスを聞かせてください。EXILEでいる時は自然体なんですが、やっぱりグループのなかにいるから、EXILEを守ろうとします。EXILEは打ち出したいテーマ性がしっかりあるので、自分の中にそのことを備えるというか、EXILEという鎧を着て立っている気がします。強いものが一直線にズドーンとある感じですね。――役者の場合は、どういうスタンスでいるのですか?役者は、もっと本質的にむき出しにならなきゃいけないし、なおかつ他の人の服を着なければいけない。EXILEの場合、お笑いなどはやらないけど、芝居になったらそんなことは関係なくて、もっと幅が広がります。コメディはもちろん、真面目な役も悲しい役もやるし、表現という意味では、芝居の方がいろんな振り幅があり、いろんな方向へ向かえるのかもしれないです。――パフォーマーと役者の両方をされていることでのメリットはありますか?もちろんありますし、実際、僕はすごく得をしていると思います。よく共演者の方から「東京ドームでライブをやれるなんてすごいね」と言ってもらえるのですが、EXILEとしてはそれが真骨頂で、それをやるために頑張っています。それは畑が違う役者さんならではの感覚で、僕からしたら、映画の主演を張れる役者の方はすごいと思いますし、まあ、ないものねだりですよね。それぞれの世界で本気でやると、何か見えてくるものがある気がします。EXILEと役者という、ただ単に2つのことをやっているわけじゃなくて、それが何乗にも掛け合わさって、自分にとっては得になっているのだと思います。――英語や中国語も話される橘さんは、将来的に海外での活動も見すえていると思いますが、その目標についても聞かせてください。昔から海外には興味があって、若い頃は自分でよく海外へ遊びに行ったりもしていました。日本だけじゃなく、世界のいろんな国でいろんな人とコミュニケーションをとることですごく学ぶことが多かったので。後に、今のような仕事をすることになるんですが、EXILEや役者としての活動をさせていただく中で、エンタテインメントで世界に挑戦したいという思いが強くなりました。東日本大震災の後、EXILEが「日本を元気に」というテーマを掲げ、日本中の人々にEXILEのエンタテインメントで少しでも元気になってもらおうと活動してきましたが、その時にもそういうことを思ったりしました。また、僕は昔から、世界で活躍するアスリートの方々を尊敬の目で見ていて、刺激をもらっていました。サッカー選手にしろ、オリンピック選手にしろ、世界で戦うことはすごいことだし、その景色を自分の目でいつか見てみたいです。――橘さんご自身も、アスリートと共通する部分があるような気がします。メンタル的には、アスリートっぽいところがあるかもしれない。EXILEでもトレーニングをすごくやりますし、ライブをやるのでいつも肉体的にタフじゃないといけないから。トレーニング面でも、ダンサーからだけではなく、アスリートの方から教わることもすごく多いです。やっぱり自分の体を知っている人は頭が良いと思いますし、自分を知ることが、目標に近づくための最大の一歩なのかなとも思っています。――自分を知ることって難しそうですが。そうですね。まだまだ気づけていないところがたくさんあると思いますし、もしかしたら一生気づきながらやり続けていくのかなとも思っています。自分はこれからも変わっていくでしょうし。将来的な長いミッションで、人生をかけて挑戦することに、意味があると思っています。いずれは世界へ出て、何かエンタテインメントに携わる仕事をして、そのことで、日本に対して何か持ち帰れたらいいなあと。いずれそうなりたいとは思っています。――最後に、「おれプロ」をこれから観る方にメッセージをお願いします。「わたプロ」は女性シリーズでしたが、「おれプロ」は、男性目線のドラマとなります。男性の方はきっと共感してもらえると思いますし、女性の方は「バカだな、男って」と思って笑って観てほしい。そして、観た後は、ちょっと男性に対して優しい気持ちをもってくれたりして、男性と女性の距離感が縮まるきっかけにしてもらえればうれしいです。
2015年08月28日1990年代に別冊マーガレットで長期連載され、日本、台湾、韓国とドラマ化されてきた人気コミック「イタズラなKiss」。“イタキス”と呼ばれいまでも多くのファンを持つ本作がこの度、初めて映画化されることが決定。「劇団EXILE」の佐藤寛太と美沙玲奈が本作で映画初主演を務めることが明らかになった。1999年3月号まで連載中であった作者・多田かおるの急逝によって未完の作品となってしまった「イタズラなKiss」。映画化に挑むのは2008年に未完部分のアニメ化を企画し、長年のファンの夢であった「イタキスの続き」を映像化した溝口稔監督。多田氏の夫で音楽プロデューサーの西川茂と親交を深め、作品に登場するバンドやアシスタントたちとも交流を持ち、多田氏の作品ネタとなるエピソードを間近で見聞きしてた溝口監督。そのこともあり「イタズラなKiss」関連作品の全てに企画プロデューサーや脚本監修、ならびに脚本家として参加してきた。斗南高校3年A組でIQ200、全国模試1位、さらにスポーツ万能で超イケメンの入江直樹を演じるのは、青柳翔や鈴木伸之らと共に「劇団EXILE」で活躍する佐藤寛太。成績順のクラス分けでは万年“落ちこぼれ”3年F組の相原琴子には、溝口監督より大抜擢を受けた美沙玲奈。ドジで、勉強もイマイチだが、友達思いで、いつも明るく根性だけは誰にも負けないヒロインを好演する。そのほか本作の共演者には、相原琴子の父親役に陣内孝則、入江直樹の父親役に石塚英彦、母親役に石田ひかりを始め、大倉士門、山口乃々華(E-Girls)らいま注目の若手俳優が登場する。以下、キャスト&スタッフ コメント■佐藤寛太(入江直樹役)主演と聞いたとき、最初はあまり実感がなかったのですが、徐々にイタキスの世界を知っていくうちに、作者である多田かおる先生の想いが詰まっている原作が大好きになり、入江直樹という役を自分が演じることが出来るという実感と共に、自分だったらどう演じられるだろうと、いつの間にか挑戦心がわいてきました。初めての映画出演で、初の主演を演じさせて頂けるということでプレッシャーはありますが、いまの自分に出来る限り全身全霊で入江直樹を演じさせて頂きます。映画ならではの世界観で、また新たな「イタズラなKiss」をみなさんにお届けできるよう、そして末永く愛していただける作品を完成させることができるように頑張ります!■美沙玲奈(相原琴子役)正直びっくりしました。この作品には、本当にたくさんのファンの方々がおり、まだまだ新人である私なんかが抜擢されて本当に幸せです!意気込みは、「イタズラなKiss」は、昔からある人気の漫画で日本でも海外でも実写化されているので、映画版の新しい琴子を楽しんで頂けるように頑張ります!役作りとしては、まずはテンションですね。琴子の明るく元気な性格を出すためにボイトレから始めて、アニメやドラマ、漫画を読んで雰囲気を掴みつつ、日頃からテンション高めに過ごすようにしました。そして髪型は、原作の琴子に近づけるために前髪を作りました。服も琴子が着てそうなものを毎日着ていました!原作に忠実にしっかり琴子の気持ちを理解して、精一杯、琴子を演じようと思います。素敵なキャストの方々とスタッフさんに囲まれてドキドキしていますが、精一杯、琴子になります!よろしくお願いします!!■溝口稔監督「イタキス」の魅力と言えば、ドジだけどポジティブで何事も諦めないヒロインの琴子と、勉強、スポーツなんでもできる天才なのに、感情を表現することだけは苦手で、自ずと琴子に対して「ツンデレ」になってしまう直樹のキャラクターにあります。この二人の物語は日本のみならずアジアを始めとした世界各国で大ヒット!改めて“イタキス”という永遠の乙女のバイブルが世界中で愛され続けているのを感じます。今回、この大ヒット作品を新しいキャストで映画化するにあたり、多田かおる先生が漫画では発表しなかったエピソードを含めて脚本家しました。ドラマとはひと味ふた味も違う、映画ならではの表現で、琴子と直樹の、ホットなラブストーリーをお届けします。『イタズラなKiss』は2016年秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月23日グループの勢いそのままに、最近では各メンバーが映画やドラマなどで活躍の場を広げている「三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE」。そのメンバーのELLYが映画初主演を果たした『TRASH/トラッシュ』から、ELLYさん自身が楽曲提供した「CLAPTIME」が使用された激アツの予告編が解禁となった。地元では負けなしの本堂ケント(ELLY)。東京に出てきたものの、腕っぷしだけでは上手く行かず、何でも中途半端に投げ出してしまう生活を送っていた。いつも世話になっているバーのマスター野中に紹介してもらった仕事も喧嘩が原因でクビになり、ある日、地元に戻ったケントは、高校時代に付き合っていた細川南(中村ゆり)が旦那の作った借金でやっかいごとに巻き込まれているのを知る。旦那探しを引き受け東京に戻ったケントは、闇金ニコチンファイナンスに殴り込むが、そこは元暴走族の堀田昌樹(遠藤要)が仕切る地下組織の息のかかった店だった…。その独自の感性で評価を得ながら、パフォーマーとして類まれな身体能力を発揮するELLYさんが、夢や希望が見つからず、そのモヤモヤをぶち壊すために暴れまくる“アウトロー”を好演する本作。何かに打ち込めず苛立ちを体でしか表現できない主人公・ケントを演じるELLYさんは、ダンスで培った能力を十分に活かしたキレキレのアクションや、鍛え抜かれたボディで腹筋を披露。彼のファンはもちろん、アクション映画ファンをも納得させられる格闘シーンを熱演。予告編映像には、ケントと共に東京で夢に向かってガムシャラに働く親友・森崎宏太役の「劇団EXILE」八木将康ほか、ヒロインの中村ゆり、遠藤雄弥、天野浩成、さらに、地下組織で暗躍する堀田役として、『クローズ ZERO』でのヤンキーや「ようこそ、わが家へ」「アイムホーム」の“クズ”役ぶりで注目を集めた遠藤要も登場。 ELLYさんとの直接対決も楽しみな映像となっている。『TRASH/トラッシュ』は10月24日(土)よりシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月20日ELLY(三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE)が映画初主演を果たした『TRASH/トラッシュ』の予告編が解禁された。“最強の男”を演じるELLYがアツい格闘シーンを披露する本映像では、彼が楽曲提供したメインテーマ曲『CLAPTIME』が使われている。予告編ELLYが演じるのは、地元では負けなしの男・本堂ケント。勢いよく東京に出てくるも、不器用ゆえに何かに打ち込むことが出来ず、ケンカに明け暮れる日々を送っていた。そんなある日、昔の恋人が闇金からの借金が原因で、トラブルに巻き込まれていることを知る。仲間のため闇金に乗り込むケントだったが、彼の前に元暴走族が仕切る地下組織が立ち塞がる。三代目JSBのパフォーマーとして、高い身体能力を誇るELLY。このほど公開された予告編映像では、ダンスで培った技量を活かしたキレのあるアクションシーンが次々に登場する。『ガチバン SUPERMAX』や『アラグレ』などを手がけた権野元監督と脚本家の池谷雅夫がタッグを組んだ本作には、ELLYのほか、八木将康(劇団EXILE)がケンタの親友役、中村ゆりが彼らのヒロインとして出演している。『TRASH/トラッシュ』10月24日(土)よりシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほかにて全国ロードショー
2015年08月20日「アディダス(adidas)」は、EXILE・TETSUYAとの共同製作による、ダンスパフォーマン スシューズ「DP.01」の2015 年秋冬ニューカラーを8月11日(火)に発売した。「DP.01」は、「月刊 EXILE」にて E.P.I(EXILE パフォーマンス研究所)の所長を務めるTETSUYAの理想的なダンスパフォーマンスシューズを作りたい」という提案によりプロジェクトが実現。EXILE や E.P.Iの活動で活躍するTETSUYAならではのダンスのノウハウを盛り込んで、アディダス初となるダンスパフォーマンスシューズの開発がスタート。約2年間にわたる緊密な共同作業を経て「DP.01」が完成した。「DP.01」の特徴は、足とシューズの間に隙間を作らない絶妙なフィット感の実現。シューズ内での動きの激しい、かかとのホールド感の強化。つま先立ちができる強さとサポート性を備えたアッパー。しっかりとステップを踏むための、アウトソールのグリップ力。長時間のパフォーマンスにも耐えられる優れた耐久性と快適性などだ。2015年秋冬シーズンの「DP.01」は、新色のカモ柄2カラーを加えた全4カラーを展開。ダンスパフォーマンス時だけでなく、秋冬のミリタリー・ルックのキーアイテムとして1点投入して良さそうだ。新色2カラーはアディダス直営店、アディダス オンラインショップ、24karats、ABC-MART(一部店舗を除く)にて発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日これまでに何度も上演を重ねてきた樫田正剛作・演出の『あたっくNo.1』。昭和16年、行き先を知らされぬまま極秘の任務に旅立った潜水艦の乗組員たちの物語が、戦後70年という節目の年の夏に蘇る。11人の男たちが集う熱気あふれるこの舞台。白石隼也、加藤慶祐、小澤雄太(劇団EXILE)がキャストを代表して、意気込みを語った。【チケット情報はこちら】『あたっくNo.1』が誕生したのは、樫田の伯父の日記がきっかけだった。広島県呉軍港からイ18号潜水艦に載り、航行中に行き先がハワイの真珠湾であると知らされたことが綴られていたその日記から生まれた物語だと聞いて、白石は「舞台の経験は少ないんですけど、ぜひやらせてもらいたい」と思ったのだという。「演じるのは、真珠湾攻撃で戦死された“九軍神”のひとりをモデルとした古瀬中尉。実在された方を演じるのは初めてです。その責任や、樫田さんのこの作品への思いを感じつつ、この時代のことを勉強して、いかに役に寄り添っていくかということを大事に、演じていきたいと思います」。また、「ハンパない熱量の舞台になる」と話すのは、寺内という愛すべき男を演じる加藤。「正直言って、死を覚悟して任務を遂行するという気持ちは簡単にはわからない。でも、だからこそ、嘘なく本気でぶつかることで見えてくるものがあると思うので。本気で演じて、この時代のことを知らない方にも、少しでも伝えられたらいいなと思います」。そして、劇団EXILE公演として行われた公演から数えて3度目の参加である小澤。「僕が演じる大滝少尉は、狂犬のようだった男が潜水艦で仲間たちと出会って友情に目覚めていくという役柄。大滝ひとりにもそれだけの物語があるように、それぞれ物語があるので、一人ひとりに注目してほしいし、何度でも観てほしい」とアピールする。繰り返し上演を求められるのには理由もある。「戦争とか潜水艦の話と聞くと暗いイメージが浮かぶかもしれないですけど、これは若者たちの青春が詰まってる話なんです」と加藤が言えば、小澤も「死を覚悟した人たちがそれまでの日常をどれだけ楽しく幸せに過ごしたか。僕たちが伝えたいのはそこなんです」と強く語る。ただ史実を描くのではない。若者たちがその時代をいかに生きたかということを熱くリアルに見せてくれるのだ。白石が最後に胸を張った。「『あたっくNo.1』史上最高の舞台にします。ぜひ期待して観に来てください」。取材・文:大内弓子
2015年08月12日EXILE TRIBEをはじめ豪華キャスト陣が総出演する映画『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』が来年7月16日(土)に公開されることが決定した。公開に先がけ、連続ドラマなど、本作を軸に様々なメディアコンテンツと連動する“HiGH&LOWプロジェクト”を始動することが発表され、企画プロデュースを務めるHIROがコメントを寄せた。その他の写真映画『HiGH&LOW…』は、5つの不良チームが集まるSWORD地区を舞台に、そこで巻き起こるプライドをかけた壮絶な闘いと、その裏でうごめく大人たちの生き様を描く大作。映像ディレクターとして数々のMusic Videoやライブ映像を手がけてきた久保茂昭が映画とドラマの監督を務め、完全オリジナル原作で、このプロジェクトの為に集結した脚本家集団Team HI-AX(チーム・ハイアックス)が脚本を担当する。撮影は9月から来年3月にかけて行われる予定。出演者は、EXILEからAKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、黒木啓司、岩田剛典、白濱亜嵐、佐藤大樹。三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEから山下健二郎、ELLY、登坂広臣。GENERATIONS from EXILE TRIBEから佐野玲於。劇団EXILEから青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、野替愁平、八木将康、佐藤寛太。E-girlsからは楓、藤井夏恋、藤井萩花、坂東希、佐藤晴美という豪華キャストが集結する。その他のキャストは随時発表される。“HiGH&LOWプロジェクト”は、10月期から日本テレビで放送される深夜連続ドラマや、配信、コミック、SNS、映画・ドラマと連動したLIVEツアーなど、あらゆるメディアコンテンツと連動させた総合エンタテインメント・プロジェクトで、HIROは「世の中をビックリさせたい、ワクワクさせたいという気持ちと、EXILE TRIBEメンバーの夢や、普段からのアーティスト活動や役者活動などを照らし合わせていくうちに様々なアイデアが生まれてスタート致しました」と説明。「日頃から僕らは“Love,Dream,Happiness”を根本に活動しておりますが、今回のプロジェクトでは、普段僕らがライブや作品などを通して伝える伝え方とは全く別の角度から、“Love,Dream,Happiness”を届けていきたいと思っております。今までにない様々な展開を見せていくので、是非期待して楽しみに待っていて下さい」と語っている。『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』2016年7月16日(土)全国公開
2015年08月11日EXILEらが所属するLDHと日本テレビがタッグを組み、映画を軸にドラマ、連動型ライブ、動画配信といったさまざまなメディアで展開する世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」(ハイ・アンド・ロー)が11日、発表された。同プロジェクトの企画プロデュースを務めるのは、EXILEのHIRO。来年7月16日公開予定の映画を軸に、今年10月クールの日本テレビで深夜連続ドラマを放送し、同時期に動画配信サービス・Huluでドラマの特別版を配信する(全10話・30分)。さらには『HiGH&LOW』の世界を、『別冊少年チャンピオン』と『ヤングチャンピオン』の2つの漫画誌でそれぞれ違った目線から漫画化される。物語をよりリアルにする試みとして、写真共有サービス・インスタグラムの公式アカウントを立ち上げ、出演者の紹介やその世界観にもとづいた写真を日々公開。EXILE TRIBEグループの垣根を越えたオリジナルアルバムを来年の発売に向けて制作するほか、一連の世界観と連動したライブツアーも来年実施する。完全オリジナル作品として制作される映画『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』は、不良チームが集まる架空の街・SWORD地区が舞台。5チームによるプライドをかけた抗争を切り口に、その裏にある大人の世界、生きざまを描き出す。脚本は、今回のプロジェクトのために招集された脚本家集団・Team HI-AX(チーム・ハイアックス)が担当。HIROと共に数々のミュージックビデオやライブ映像を手がけてきた久保茂昭氏が、映画とドラマの監督に初挑戦する。映画公開に先駆けて放送されるドラマには、EXILEからAKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、黒木啓司、岩田剛典、白濱亜嵐、佐藤大樹、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEから山下健二郎、ELLY(ドラマ初出演)、登坂広臣(ドラマ初出演)、GENERATIONS from EXILE TRIBEから佐野玲於、劇団EXILEから青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、野替愁平、八木将康、佐藤寛太、そしてE-girlsからも楓、藤井夏恋、藤井萩花、坂東希、佐藤晴美が出演する。今後の追加キャストについては、随時発表される予定。同プロジェクトについてHIROは、「世の中をビックリさせたい、ワクワクさせたいという気持ちと、EXILE TRIBEメンバーの夢や、普段からのアーティスト活動や役者活動などを照らし合わせていくうちにさまざまなアイデアが生まれてスタート致しました」と経緯を説明。「日頃から僕らは"Love, Dream, Happiness"を根本に活動しておりますが、今回のプロジェクトでは、普段僕らがライブや作品などを通して伝える伝え方とは全く別の角度から、"Love, Dream, Happiness"を届けていきたいと思っております」と今回の企画にかける熱い思いを伝え、「このHiGH&LOWを中心に、LDHならではのエンタテインメントを創造していき、今までにないさまざまな展開を見せていくので、ぜひ期待して楽しみに待っていてください」と呼びかけている。(C)HiGH&LOW製作委員会
2015年08月11日女性からの絶大な人気を誇る「EXILE」、「三代目J Soul Brothers」らが所属する「LDH」が、日本テレビとタッグを組み総合エンタテインメント・プロジェクト「HiGH&LOW」を立ち上げたことが明らかになり、この度、企画プロデュースを務める「EXILE」のHIROからコメントが到着した。伝説はある街から幕をあける。かつて、「ムゲン」という伝説のチームがこの一帯を支配していた。その伝説のチームに唯一潰せない凶悪な兄弟がいた。 その名は雨宮兄弟。 死闘の中、突如「ムゲン」は解散し、その地区に5つの組織ができた。 各チームの頭文字をとって、SWORD地区と呼ばれ、 そこにいるチームは「G-SWORD」と呼ばれている。 山王商店二代目喧嘩屋「山王連合会」、誘惑の白き悪魔「White Rascals」、漆黒の凶悪高校「鬼邪高校」、無慈悲なる街の亡霊「RUDE BOYS」、復讐の壊し屋一家「達磨一家」、この5つのチームによるプライドをかけた 闘いが始まろうとしている。しかし、物語はさらに深く…敵か味方か、謎の組織「MIGHTY WARRIORS」の出現。いったい、この街に何が起ころうとしているのか…?完全オリジナル原作となる本作では、不良チームが集まるSWORD地区で巻き起こるそれぞれのチームのプライドをかけた壮絶な闘いと、その裏のリアリティのある大人の世界・生き様を描く。企画プロデュースをHIRO、監督には多くのMusic Videoやライブ映像をHIROさんとともに創りあげてきた久保茂昭が映画・ドラマに初挑戦する。また、脚本は今回のプロジェクトのために集結された脚本家集団「Team HI-AX(チーム・ハイアックス)」が担当する。今回発表されたのは、様々なメディアコンテンツ全てが映画に連動した、世界初の総合エンタテインメント・プロジェクト。2016年7月16日(土)公開予定の映画『HiGH&LOW』を軸に、日本テレビでの深夜連続ドラマ展開、オンライン動画配信サービス「Hulu」では連続ドラマのディレクターズカットを加えた特別版を全話独占配信。さらには、原作のコミカライズ、また、『HiGH&LOW』の世界をリアル展開するInstagramなどのSNS。そして「LDH」ならではのエンタテインメントによる企画として、「EXILE TRIBE」のグループの垣根を越えたオリジナルアルバムを制作し、『HiGH&LOW』の世界観を表現するライブツアーを計画するという。HIROさんは「この『HiGH&LOW』プロジェクトは、世の中をビックリさせたい、ワクワクさせたいという気持ちと、『EXILE TRIBE』メンバーの夢や、普段からのアーティスト活動や役者活動などを照らし合わせていくうちに様々なアイディアが生まれてスタート致しました。日頃から僕らは “Love, Dream, Happiness”を根本に活動しておりますが、今回のプロジェクトでは、普段僕らがライブや作品などを通して伝える伝え方とは全く別の角度から、“Love, Dream, Happiness”を届けていきたいと思っております。この『HiGH&LOW』を中心に、『LDH』ならではのエンタテインメントを創造していき、いままでにない様々な展開を見せていくので、是非期待して楽しみに待っていて下さい」とコメントを寄せた。映画の全国公開に先駆け、2015年10月期から日本テレビで始まる連続深夜ドラマには、「EXILE」からAKIRA、TAKAHIRO、橘ケンチ、黒木啓司、岩田剛典、白濱亜嵐、佐藤大樹、「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」から山下健二郎とドラマ初出演となるELLY、同じくドラマ初出演の登坂広臣、「GENERATIONS from EXILE TRIBE」から佐野玲於、「劇団EXILE」から青柳翔、秋山真太郎、小澤雄太、鈴木伸之、町田啓太、小野塚勇人、野替愁平、八木将康、佐藤寛太、「E-girls」からも楓、藤井夏恋、藤井萩花、坂東希、佐藤晴美など、異例の豪華キャストが一堂に集結。今後は「EXILE TRIBE」以外の豪華キャスト陣も随時発表されるとのことだ。映画『HiGH&LOW』は2016年7月16日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月11日年内で「EXILE」のパフォーマーとしての活動を終えると発表したUSAがプロデュースする「DANCE EARTH PARTY」が、この度、7月24日(金)放送のテレビ朝日系列「ミュージックステーション」に初出演。「EXILE」のTETSUYAと「Dream」Shizukaら正規メンバーに加え、ゲストヴォーカルとして「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」今市隆二を迎えた新曲「BEAUTIFUL NAME」を初歌唱することが分かった。「DANCE EARTH PARTY」は、“ダンスを通じて社会へ貢献したいという”というUSAさんが企画するプロジェクト「DANCE EARTH」の思いを表現する、ひとつのカタチとして生まれたグループ。4月29日には、「EXILE」USAさん 、TETSUYAさん、そして「Dream」Shizukaさんの3人で活動していく事を正式に発表し、今回の新曲は正式メンバー決定後初のリリース作品となる。そんな記念すべき新曲「BEAUTIFUL NAME」には、同じ事務所の「三代目JSB」今市さんがゲストボーカルとして参戦。ゴダイゴの名曲「ビューティフル・ネーム」を大胆にカバーした楽曲となっており、日本語歌詞、英語歌詞を折り混ぜたオリジナルの構成が聞き所だ。演奏には、ジャマイカのポピュラー音楽であるスカの流行に大きな役割を果たした「The Skatalites」が参加している。タイトルの「BEAUTIFUL NAME」には、「一つの地球。世界中のどの国、どの人でも名前があり名前のない人はいない。名前で呼びかけよう!肌の色や髪の色は関係ない!素晴らしい名前をみんな持っているんだから!」というピースフルな思いが込められているそう。楽曲の思いに加え、メンバーのハッピーでポップなダンスパフォーマンスと、本場ジャマイカのスカアレンジが重なり、夏を盛り上げるキャッチーな楽曲に仕上がっている。「DANCE EARTH PARTY」が、初の「Mステ」という舞台でどんなエネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げるのか、期待が高まる。「ミュージックステーション」は毎週金曜日20時より放送。ニューシングル「BEAUTIFUL NAME」は8月5日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)
2015年07月24日去る6月22日。EXILEのオリジナルメンバー、松本利夫、USA、MAKIDAIの3人が年内でEXILEパフォーマーとしての活動を終えることを発表。この報告にファンは驚きを隠せませんでしたが、同時に、三者三様の“新たな挑戦”にも注目が集まり始めています。EXILEは、2001年8月、ボーカルのATSUSHIらを迎え、活動をスタート。いまや日本を代表する国民的グループとして成長を果たしました。その誕生からグループを牽引してきた3人は、今、何を想い、そして、その先に見据えるものとは?* **MAKIDAI:今回の発表は急に決まったわけではなく、メンバー会議で繰り返し話し合いを持っていたんです。USA:EXILEが次の段階に進化するために、今から準備しておいたほうがいいね、っていう話は常にしていました。松本:メンバーやスタッフさん含めて、新しい階段を上るためにコミュニケーションを重ね、考えを深めていった感じです。――それぞれの勇退後の方向性を聞かせてください。松本:芝居は僕にとって、ダンスと同じぐらい楽しくワクワクするもの。「演じる」ことの意味を突き詰めたいと思っています。EXILEとして培ってきた経験を注ぎこみ、劇団EXILEを自分の人生を賭けて確固たるものにしたいと思っています。その決意の証として、劇団EXILE「松組」を立ち上げます。EXILEのエンターテインメントの延長線上にある、音楽とダンスに溢れた新たなエンターテインメントを創造するため、これまで以上に全力で頑張ります。夢は大きく、劇団四季や宝塚、歌舞伎のような一つのジャンルを作ることです!MAKIDAI:EXILEのパフォーマーとして第一章から今まで活動させていただき、改めてEXILEの原点を追求していこうと思っています。原点とは「音楽を聴いて楽しんで、踊る」こと。そのために僕はDJとして、今までとは違う角度からEXILE TRIBEを盛り上げていけたらと考えています。活動の中心の場はPKCZ。DJのプレイヤーとしてだけでなく、古今東西のヒト・コト・モノをMIXしたエンターテインメントのプロデュースをしていきたいと思っています。USA:EXILE USAとしてダンスをずっと踊り続けます。中心となるパフォーマンスの場はEXILEからDANCE EARTHへ。’06年から続けているDANCE EARTHの活動を通して、EXILEのテーマ“LOVE、DREAM、HAPPINESS”を世界中の人たちに伝えていければ幸いです。音楽ユニット・DANCE EARTH PARTYでも、EXILEとは違った音楽を取り入れ、世界中のさまざまなアーティストとパーティを組み、新しいエンターテインメントを創造していきたいですね。◇松本利夫1975年生まれ、神奈川県出身。’07年、劇団EXILEの舞台を中心に俳優業をスタートし、映画やドラマに多数出演。’14 年秋、連続ドラマ初主演を果たす。ラジオMCとしても活躍中。◇EXILE USA1977年生まれ、神奈川県出身。’06年、DANCE EARTHの活動を始動し、’13年、音楽ユニット・DANCE EARTH PARTYを結成。レギュラー番組ではダンス講師も務める。◇EXILE MAKIDAI1975年生まれ、神奈川県出身。DJMAKIDAI名義でのミックスCDのリリースのほか、プロデュース集団・PKCZのメンバーとしても活動中。俳優業、司会業もこなす。※『anan』2015年7月29日号より。写真・矢吹健巳(W)スタイリスト・JUMBO(SPEED WHEELS)ヘア&メイク・千絵水野明美取材、文・紺谷宏之
2015年07月24日EXILEのオリジナルメンバーとして、精神的支柱を担ってきた松本利夫、USA、MAKIDAI の3人。青春時代のすべてをEXILEに捧げた彼らは、今年でEXILEパフォーマーとしての活動を終えます。14年間にわたる活動の中で、これまでに印象に残った出来事、そして、今、内に秘めたそれぞれの“誇り”を明かしてくれました。* **松本:いろいろあるなぁ。ひとつに絞るのは難しいですね。MAKIDAI:’07年のEVOUTIONツアーのファイナルの時、最後の曲、「One love」が鳴り響いた瞬間、会場中が緑色で染まるっていうファンの皆さんからのサプライズは印象に残ってるなぁ。感動して鳥肌がたったこと、鮮明に覚えてますね。USA:常に変化しているEXILEをファンの皆さんに受け入れてもらえるか、いつもどこかで不安があるんです。だからライブ中、多くの人の声援を聞いてはじめて、「これでよかったんだ!」って、やっと思える。思えばずっと、その繰り返しだったと思います。松本:たしかにそうだね。――ズバリ、やり切った達成感はありますか?MAKIDAI:やり切ったっていうより、「まだまだこれから!」という想いのほうが強いですね。USA:年内で、EXILEのパフォーマーとしての活動はひと区切りつけるけれど、MAKIDAIにしても自分にしても今までどおり、名前に“EXILE”を付けて活動するしね。松本:卒業でも引退でもなく新たな挑戦。「いつまでも僕らはEXILE!」っていう誇りを持って。MAKIDAI:それと、もうひとつ言えることがあるとすれば、EXILEというグループは、出会いと別れを繰り返して進化してきたんです。今回のことは、新たなEXILEを切り開く、ということにも繋がると思います。USA:形あるものに永遠はない。だからどんどん、恐れることなく形を変えていくっていうことです。松本:いいこと言うね(笑)。USA:ただ、もし僕らが世の中の力になれたことがあるとすれば、それはEXILEでの活動を通してパフォーマーという存在をみなさんに知ってもらい、その地位を確立できたことだと思っています。最初はインタビューなどでも、「ダンサーですよね?」という感じでなかなか理解してもらえなくて。でもそれを一所懸命、何年も何年もやり続けて、やっとここまでたどり着いた。その誇りはあります。自分が、というわけではなく、EXILEが、ですが(笑)。MAKIDAI:自分たちがダンスを始めた20年ぐらい前とは状況が変わり、ダンススクールがある環境になり、嬉しい限り!◇松本利夫1975年生まれ、神奈川県出身。’07年、劇団EXILEの舞台を中心に俳優業をスタートし、映画やドラマに多数出演。’14 年秋、連続ドラマ初主演を果たす。ラジオMCとしても活躍中。◇EXILE ÜSA1977年生まれ、神奈川県出身。’06年、DANCE EARTHの活動を始動し、’13年、音楽ユニット・DANCE EARTH PARTYを結成。レギュラー番組ではダンス講師も務める。◇EXILE MAKIDAI1975年生まれ、神奈川県出身。DJMAKIDAI名義でのミックスCDのリリースのほか、プロデュース集団・PKCZのメンバーとしても活動中。俳優業、司会業もこなす。※『anan』2015年7月29日号より。写真・矢吹健巳(W)スタイリスト・JUMBO(SPEED WHEELS)ヘア&メイク・千絵水野明美取材、文・紺谷宏之
2015年07月24日ダンス&ボーカルグループ・EXILEの橘ケンチが主演を務める単発ドラマ『俺たちがプロポーズ出来ないのには、3つの理由しかなくてだな』が、BSスカパー!で9月に放送される。同作は「女性チャンネル♪LaLa TV」で放送された、結婚できない女性が知らず知らずにやってしまっているエピソードが描かれるオムニバスドラマ『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』から誕生した、BSスカパー!のオリジナルドラマ。今作は逆に、男性目線から描き、男性の結婚できない・しないあるあるを、3つのエピソードで構成する。橘演じる主人公の星野俊介は、30半ばで独身。毎回、何かと理由をつけてはプロポーズができない・しないという優柔不断な男だ。3つの各エピソードでは、佐藤瑠生亮演じる少年時代の俊介が現れ、大人の俊介に直球ストレートの意見をぶつけて困らせる。橘は、台本を読んで「男って本当に身勝手だなと思うんですけど、それを理解できてしまう自分がいたり…男って残念な生き物ですね」と、共感できてしまった自身に苦笑い。男性がなかなかプロポーズできない理由を「男って常に男らしくありたいと思ってるけど、実は結構乙女チックだったりする部分もあると思うので、いざ結婚となると、踏ん切りがつかなかったりするところもあるんですかね」と分析している。そして、男性視聴者には「共感していただけるポイントがきっとたくさんあると思います」、女性視聴者には「男ってこんな生き物なんだなぁバカだなぁ、と感じていただいて、男性に対してちょっとでも優しい気持ちを持っていただけたらうれしいなと思います」とメッセージを寄せた。この他の出演は、木南晴夏、荒木宏文、佐津川愛美、川畑要(CHEMISTRY)、上野なつひ。脚本をふじきみつ彦、監督を川村泰祐が担当している。なお、「女性チャンネル♪LaLa TV」では、9月2日から『私たちがプロポーズされないのには、101の理由があってだな』のシーズン2(毎週水曜23:00~ほか)がスタート。貫地谷しほり、夏菜、小池栄子、酒井若菜、釈由美子、菜々緒といった女優陣の主演バージョンに加え、城田優、中村倫也が主人公を演じる男性目線バージョンも放送される。
2015年07月14日方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』に、劇団EXILEの小野塚勇人と八木将康が出演する。ふたりが演じるのは、タイムスリップによって昭和25年という時代にやってきた男たち。小劇場の手練れに混じって、この作品にどう取り組んでいるのか。初日を控えた小野塚と八木が気合いを見せた。方南ぐみ企画公演『ボンバーマン初夏の浅草の秘密』チケット情報自分の人生がうまくいかないのを世の中や人のせいにしていた若者が、ひょんなことから昭和25年の浅草に迷い込んだ。そこで出会うのは、戦争を生き抜き、貧しくとも懸命に生きている人たち。小野塚と八木は、台本を読んですぐ、この物語に惹かれたという。「現代にいると、ちょっとイヤなことがあっただけで面倒くさいってなるけど、この時代はイヤだからって頑張らなければ本当に死んでしまう。生きていくためには何だってやるぞっていう強さを感じるんです」(小野塚)。「知らない時代のことだから、自分にとって新しい知識としてすごく勉強になりますし、また「知らない」ということが逆に役を演じる時にリアルな反応をすることができる強みでもある。観てくださる方も、僕たちと同じ目線で物語に入っていけると思います」(八木)。まさに、ふたりを通して観客にも何かが届くという仕掛けだ。「現代っ子の僕たちだからこそ伝えられるメッセージというものも台本には詰まっているので、しっかり伝えていきたいと思っています」(小野塚)。今作の作・演出を手がけ、方南ぐみを主宰する樫田正剛は、実はふたりの恩人である。2012年の樫田の作品『あたっくNo.1』への出演をきっかけに、劇団EXILEに加入することになったからだ。だからこそ、期待に応えたいという気持ちは強い。「まったく未経験の僕らに、技術じゃなくて気持ちで芝居をするっていう役者としての基礎を教えてくれた人なので、今回もちゃんと精神を入れて、本気で役と向かい合いながら芝居をしたいと思います」(小野塚)。「常にチャレンジしろ、やりすぎるぐらいがいいっていうこともいつも言われるんです。だから、ベテランの方々にもまれながら、食らいついていこうと思ってます」(八木)。また、今回は小劇場で上演されるとあって、このふたりならではの息の合ったところも間近で観ることができそうで、「視線を合わせるところや細かい表情も観ていただきたいポイントです」と八木もアピールする。「戦後の話ですけど、エンターテインメントにあふれる物語で、笑える部分もたくさんあります。それに、知らないことが描かれているからこそ面白いということもあると思うんです」と最後に語った小野塚。その言葉が演劇の真髄を表していた。公演は7月15日(水)から20日(月・祝)まで東京・キンケロ・シアターにて。チケット発売中。取材・文:大内弓子
2015年07月08日アミューズ所属の俳優によって結成され、今年10年目を迎える劇団プレステージが挑むのは、東京・紀伊國屋サザンシアター初進出&初の大阪公演!劇団を代表して今井隆文、大村学、高橋秀行の3人に見所と意気込みを聞いた。劇団プレステージ『Have a good time?』チケット情報上演される『Have a good time?』は、デビュー10年目を迎える5人のC級アイドル『東京オードル』の起死回生をかけた物語。2012年8月に初演され、ファン待望の人気作だ。「劇団の成長ともリンクするような内容ですし、初演当時と比べて、ぼく自身の視点も変わってきている。今までにない大きな劇場ですし、今この作品でどんな景色が見えるのか楽しみ」(今井)、「ぼくらがキャパ100人足らずの小さな劇場から飛び出すキッカケになった演目でもあるので思い出深い。それを大きな劇場で再演するのは劇団としても緊張感があります」(高橋)、「アイドルの物語で、ファン視点も盛り込まれているのでセリフを受け取った方々の心が痛かったり揺れたりするかもしれません。エンタメ性の高い舞台なので心が動くことも含めて楽しんでほしいし、初めての方にもすごく入りやすいお話ですね」(大村)劇団プレステージでは公演のたびに、配役を劇団内オーディションで決定する。結果によって出番がガラッと変わるというから実にスリリング。多彩な劇団員たちも魅力的だ。「飛び道具みたいな役者や女装がすごくきれいな役者、オジサン役が得意な役者もいる。オバサンをやらせたら僕の右に出る者はいないですね(笑)」(今井)、「ぼくみたいなイケメン(笑)や、よく見るとイケメン?というヤツも。いろんな味わいのメンバーがいるので、お芝居と一緒に人間味みたいなものも感じてほしいですね」(大村)、「そんな劇団員たちが本作ではブサイクとイケメンのアイドルグループに分かれて演じます。すごく華やかでおもしろくてポップですが、見終わったときに果たしてどちらの生き方が幸せなんだろう……と考えてしまうかもしれません」(高橋)劇団として常に試されながらも10年目を迎えられたのは、持ち前のチームワークの良さと、そんな彼らを楽しみにしているファンたちの存在だ。「新たな劇場進出も大阪公演の実現も皆さんの応援があってこそ辿りつけました。なので、この公演は勝負だと思っているし、これまでの感謝の気持ちも贈りたいですね」(今井)公演は8月8日(土)・9日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホール、8月12日(水)から23日(日)まで東京・紀伊國屋サザンシアターにて。チケットの一般発売は7月11日(土)午前10時より。チケットぴあでは、インターネット先行抽選を実施中、6月29日(月)午前11時まで受付。取材・文おーちようこ
2015年06月26日映画『極道大戦争』の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が出席した。全国公開中の本作は、"ヤクザ・ヴァンパイア"によってヤクザ化した人々の抗争を描くエンターテイメント作品。神浦玄洋(リリー)を組長とする神浦組の舎弟・影山亜喜良(市原)。襲われて瀕死状態の神浦に首筋を噛まれ、超人的能力を身に付けた影山は、その敵討ちに挑む――というストーリーで、監督を三池崇史が務めている。主演の市原は、「オリジナルでやるのが難しい中で、ここまで笑って喜んで頂いて本当にすごい。これからはみなさんの作品になるので、心の中で可愛がってくれたら」と胸を張ってアピール。また、「クレイジーでぶっ飛んでて、本当にやるのかなと(笑)。でも、すべての部署のバイタリティがすごくて、三池組ならではの現場でした」と振り返ると、ヒロイン役の成海も、「台本を読んで何が何だか混乱したけど、この祭りに参加したいと思いました」と笑顔を見せた。一方のリリーも、「まさか公開されるとは思ってなかった。今は色んな規制があるのに、どんどん足しちゃって"R28"くらいまで上がってた。三池監督しかできない作品」とその過激な内容に驚いた様子。リリー演じる“ヤクザ・ヴァンパイア”を描く本作だが、「噛まれたら何になりたい?」の問いに、「大阪のおばちゃん。分かりやすい世の中になりそう」と答えた市原は、坂口から、「格好良い市原さんみたいになりたい」と言われて照れ笑いを浮かべていた。また、劇中キャラクター・KAERUくんによる瓦割りやアクション演舞で、会場を盛り上げたこの日の舞台あいさつ。カンヌ国際映画祭招待作品に選出されたことに続き、北米公開&世界21ヵ国での公開も発表され、市原は、「本当にすごいですね。他の国でも多くの人に楽しんで頂くことを願ってます」と喜びを語っていた。
2015年06月21日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』が北米をはじめ、世界21カ国で公開されることが決定した。6月20日に東京・TOHOシネマズ新宿で行われた初日舞台あいさつで発表された。第68回カンヌ国際映画祭“監督週間”で旋風を巻き起こした本作が、さらなる国際的な飛躍を遂げることになった。『極道大戦争』初日舞台あいさつ/その他の写真三池監督が原点回帰と位置づけ、「ヤクザヴァンパイアに噛まれたら、誰もがヤクザになってしまう」という唯一無二の完全オリジナルストーリーを映画化。新作撮影中の三池監督は初日舞台あいさつを欠席したが、主演の市原隼人をはじめ、共演する成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴らキャスト陣が勢ぞろいした。市原は「ボーダーラインを壊す怪物的な破壊力。ぜひ世界中の人たちに楽しんでほしい」と海外配給に胸を高鳴らせ、本作の奇抜な設定については、「クレイジーでぶっ飛んでいる。オリジナルストーリーが難しい時代に、すべてがオリジナルというは本当にすごい」と熱弁した。共演陣も「何が何やら、すごく混乱しましたが、この祭りに参加したいと思った」(成海)、「まさか本当に公開されるなんて」(リリー)、「よく、わからない…でも面白い」(高島)、「深く考えるのは、やめようと思った」(青柳)、「台本を読んで、これ準備稿だろと思った」(でんでん)、「刺激が強い絵本みたい」(坂口)と思い思いに、“三池ワールド”の魅力を語った。『極道大戦争』公開中取材・文・写真:内田 涼
2015年06月20日