今年のサンダンス映画祭で初上映され、A24が配給権を獲得したホラー映画『Talk to Me』(原題)の予告編が公開された。監督はオーストラリア出身のダニー&マイケル・フィリポウ。2人は双子の兄弟で、670万人の登録者を抱える「Racka Racka」というYouTubeチャンネルを共に運営している。そこで、A24が『Talk to Me』の配給権を獲得したことにも触れており、「夢が叶った!」と喜んでいた。映画の中心人物となるのは、母親を亡くし、その死を引きずっている少女ミア。死者と交信できる防腐処置が施された「手」の存在を知り、パーティーでその手を握ることに。新しいスリルに夢中になるが、それが恐ろしい超自然的な力を解放してしまう…。その様子が予告編で描かれている。映画ファンは「A24のホラーを待っていた。これは文字通り見逃せない作品だね。楽しみだ!」「A24は決して私たちをがっかりさせない。この映画もおもしろそう」と期待の声を寄せている。「ずっとフィリポウ兄弟を応援してきた。彼らの映画がサンダンスで上映されてA24の配給作品になった?本当にすごいことだ」「ついにオーストラリアの作品が世界で認められるようになるのはうれしい!それをダニーとマイケルがリードしてくれている」とフィリポウ兄弟の長年のファンから感慨深げなコメントも多く届いている。『Talk to Me』は7月28日に全米公開予定。(賀来比呂美)
2023年04月12日東急文化村が運営する複合文化施設「Bunkamura」の4月10日からの休館にともない、「渋谷TOEI」跡地にオープンする「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」の開業が6月16日(金)に決定した。ミニシアターの街・渋谷で30余年培ってきたBunkamuraカラーはそのままに、変わり続ける渋谷駅前・宮下エリアの刺激的なエネルギーを吸収し、これからの未来にひらかれた映画館を目指していくという。6月16日(金)から、こけら落としの特集上映として「マギー・チャン レトロスペクティブ」が決定。『欲望の翼 デジタルリマスター版』(1990)、『ロアン・リンユィ 阮玲玉 4K』(1991)、『ラヴソング』(1996)、『イルマ・ヴェップ』(1996)、『花様年華 4K』(2000)『クリーン』(2004)、『楽園の瑕 終極版』(2008)を上映。さらに、「ミュージカルが好きだから」として『RENT/レント』(2005)、『キンキーブーツ』(2018)などを上映する。『RENT/レント』Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下は6月16日(金)よりオープン。『大いなる自由』は7月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国にて順次公開。『サントメール ある被告』は7月14日(金)よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて順次公開。『ソウルに帰る』は8月、Bunamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:大いなる自由 2023年7月7日よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国にて公開©2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productionsソウルに帰る 2023年8月、Bunamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国にて公開©AURORA FILMS/VANDERTASTIC/FRAKAS PRODUCRIONS/2022
2023年04月04日翔愛学園の生徒になって楽しむオンラインコミュニティ「キャラフレ」では、毎年恒例の『学園祭』イベントを実施します。キャラフレが最も盛り上がる年2回の学園祭『2023皐月祭』は、5月13日から5月28日までの期間限定イベントです。ゲーム開発を手がける株式会社エイプリル・データ・デザインズ(本社:東京都世田谷区。代表取締役:濱田功志。以下、エイプリル。)は、ブラウザで手軽に楽しめる、多人数参加型学園コミュニティ「キャラフレ」( )にて、春の学園祭『2023皐月祭』開催の日程をお知らせします。春の学園祭『2023皐月祭』春の学園祭『2023皐月祭』翔愛学園の生徒になって楽しむ学園生活コミュニティ『キャラフレ』では、2010年のサービススタートより、年に2回の『学園祭』イベントを実施しています。通算26回目となる今回の学園祭は、バーチャルな学園内でユーザー同士が集まって行っている部活動やサークル活動の中でアイデアを出し合って、創作ストーリーやミニゲームを発表したり、オリジナルアイテムを配布するものです。昨年の11月に行われた秋の学園祭では56団体もの出展がおこなわれ、たいへん賑わいました。今回も団体ごとに得意分野を活かした、個性豊かな出展ブースが並ぶことでしょう。『キャラフレ』は、基本プレイ無料・アイテム課金のブラウザゲームで、どなたでも手軽に登録し、すぐに楽しんで頂けます。今なら、すでに活動中の部活に参加して、学園祭を創る活動にも間に合います。ご自宅のPCやスマートフォンから学園祭を気軽に体験してください。2023皐月祭 日程2023年5月13(土) 21:00 ~ 5月28日(日)21:00キャラフレ - charafre.net : テントブース出展募集皐月祭期間中は運動場にテントを張り、特設ブースを設けています。特設ブースでは学園を卒業したOB・OG生やカレッジ生徒を中心としたサークルによる出展と、企業や外部団体による期間限定アイテムの販売や交流会、コンテンツ配信をおこないます。※テントブース出展に関するお問い合わせ: info@charafre.net 運動場特設テントブース『2022年度末福袋』販売開始2023年3月31日(金)17:00~桜の開花目前の翔栄町では、毎年恒例の年度末福袋の販売がスタートします。男性・女性でフロアが分かれており、全9種類の福袋が発売されます。福袋は何が入っているか見えませんが、ショップを出なければダブリ無しで購入できます。(ショップを退出するとシャッフルされるため、同じ福袋が当たる可能性があります)女子は新作ワンピースと新作ウィッグ。男子は新作セット服(トップス+ボトムス)と新作ウィッグが必ず入っており、が必ず入っており、500コイン(有料ゲーム内通貨)で2セット分の衣装が揃うお買い得な福袋となっています。2022年度末福袋『イースター収穫祭』2023年4月1日(土) 15:00~ 4月9日(日)いっぱいゲーム内の教会に隣接する『フォレストファーム』で、素材アイテム「たまご」が収穫でき、一定個数を集めて「美術室」へ持っていくと、イースターにちなんだインテリアが作成できます。「たまご」をたくさん集めて自分の部屋をイースターに飾りましょう。『イースター収穫祭』翔愛学園の新学期は4月3日から2023年 4月3日(月)17:00~新学期翔愛学園では、年に3回ある期末試験の成績によって進級することができます。進級条件を満たした生徒には、新学期がはじまる4月3日(月)17:00以降に通知されます。進級するとクラス替えとなります。新しい教室で、新しい友だちを増やしましょう。キャラフレとは『キャラフレ』は、webブラウザで動作する学園生活コミュニティゲームです。プレイヤーはオンライン上の仮想学園、『翔愛学園』の生徒となり、ゲーム内のキャラクターや、ゲームに参加する他のプレイヤーとの出会いを通じて、学園生活を疑似体験することができます。webブラウザで動作するため、特別なアプリケーションをインストールする必要が無く、ノートPCやタブレット、スマートフォンでも快適に遊ぶことができます。キャラフレの特徴学園生活コミュニティ「キャラフレ」・「多人数同時参加型2Dアドベンチャーゲーム」という、独自システムを開発・採用。・2Dアドベンチャーゲームのシステムと多人数参加型オンラインゲームのシステムを融合。・“天使の羽”を集め、無料ポイントと交換。・チャット未経験者でもコミュニケーションを楽しめるゲームチャット。・豊富で個性的な登場人物。・たくさんの髪型や表情、細かく描き込まれたコスチュームなどで個性を演出。タイトル概要サービス名称:キャラフレURL: 対応ブラウザ:Microsoft Edge、Chrome、FireFox等主要なブラウザに対応価格:基本無料プレイ・アイテム課金開発:株式会社エイプリル・データ・デザインズ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月31日松尾スズキが、生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』を12月8日(金) から15日(金) に東京・スパイラルホールで開催することが決定した。1988年に「大人計画」を旗揚げして以降、舞台をはじめ、映画、小説、エッセイ、コントドラマなど数多くのエンターテイメント作品を世に送り出し続ける松尾。少年期は赤塚不二夫の影響を受け漫画家を志し、ギャグ漫画を描き続けた日々。大学時代はデザインを専攻し、さまざまなポップアートに触れ、アート作品制作に没頭するなど、松尾の創作活動は演劇よりも先にアートがあったという。初の個展となる今回は、これまでに松尾が描きためた絵画やイラストのほか、自身が手がけた舞台美術作品を展示。また過去の舞台作品の上映や、ゲストを招いて歌とトークのイベントも開催される予定だ。<イベント情報>生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』12月8日(金)~15日(金) 東京・スパイラルホール(スパイラル3F)生誕60周年記念art show『松尾スズキの芸術ぽぽぽい』ビジュアルお問い合わせ:大人計画TEL:03-3327-4312(平日11:00〜19:00)
2023年03月30日毎年ゴールデンウィークに開催され、世界各国から優れた舞台芸術作品を招聘・紹介するSPAC‐静岡県舞台芸術センターによる「ふじのくに⇄せかい演劇祭2023」が今年は4月29日(土・祝)から5月7日(日)まで開催される。去る3月15日に発表された、同演劇祭と駿府城公園をはじめとする静岡の市街地各所にて同時開催される「ふじのくに野外芸術フェスタ2023静岡」の全プログラムを紹介する。開幕を飾るのは中国・フランスを代表する演出家の日本初演作まず注目したいのが、開幕日に上演される2作品。ひとつ目は、せかい演劇祭としては13年ぶりの中国からの招聘作品となる、中国を代表する演出家、孟京輝(モンジンフイ)による『アインシュタインの夢』。アインシュタインが残した手紙や会話の記録などからインスピレーションを得た実験的な作品で、演出の孟京輝は中国で最も歴史ある中国国家話劇院に演出家として所属する傍ら、小劇場の運営や国内の複数の演劇フェスティバルのディレクターを務めている。スピーディな対話や歌唱・生演奏、恋愛メロドラマなどその多彩な作風で若者の共感を得ており、中でも『恋愛的犀牛』(’99年初演)は2,500回の公演を重ね、中国国内で「現代の恋愛バイブル」として知られるなどブームを巻き起こし、観劇がステータスになるほど若者の熱狂的な支持を集めている。『アインシュタインの夢』『アインシュタインの夢』※日本初演ジャンル / 製作都市・国:演劇 / 北京・中国公演日時:4月29 日(土・祝)13:30、30日(日)13:30上演時間:75分(途中休憩なし)会場:静岡芸術劇場そしてもうひとつが2014年から2022年までアヴィニョン演劇祭のディレクターを務め、2月に、パリ・シャトレ座のディレクター就任が発表されたばかりのフランスを代表する劇作家・演出家オリヴィエ・ピィによる『ハムレット(どうしても! )』。アヴィニョン演劇祭の市民参加型シリーズ企画として翻訳・演出し、俳優や一般市民、俳優学校の学生らとともにリーディング形式で2021年に上演、大きな評判を呼んだ本作は全10作に及び、そのエッセンスを凝縮したエピソード11が『ハムレット(どうしても!)』として上演される。ピィの演劇を貫くのは「ことばの力が世界を変える」という信念。傑作戯曲を新たな視点で体感できそう。『ハムレット(どうしても! )』(C) Christophe Raynaud de Lage / Festival d’Avignon『ハムレット(どうしても! )』※日本初演ジャンル / 製作都市・国:演劇 / アヴィニョン・フランス公演日時:4月29日(土・祝)17:00、30日(日)17:00上演時間:140分(途中休憩なし)※各回開演25分前よりプレトークありテキスト:ウィリアム・シェイクスピアに基づく翻訳・演出:オリヴィエ・ピィ会場:舞台芸術公園 野外劇場「有度」バラエティ豊かな韓国発の3作品若手演出家の新たな視点による作品から巨匠による意欲作まで、バラエティ豊かな作品が揃った韓国からの招聘作品も見逃せない。韓国の社会問題を細やかに描くスタイルで知られるチョン・インチョルよる演出の『XXLレオタードとアナスイの手鏡』。――大学入試を控えたジュノ。彼はレオタードを着ると幸せを感じるが、友人やガールフレンドには絶対に言えない。ところがある日、レオタード姿の男性の自撮り写真が流出、同級生たちが写真の人物を特定しようと騒ぎはじめた…...。一体誰が、何の目的で拡散させたのか? ――。2014年のセウォル号沈没事故をきっかけに、事故の犠牲となった高校生たちが暮らしていたアンサン市の協力を得て制作され、2015年の初演以来上演を重ね2022年にはロンドンでも上演され話題を呼んだ。「いま」を生きる若者たちの心の機微をポップに描き出す作風に注目だ。『XXLレオタードとアナスイの手鏡』(C)kisoul『XXLレオタードとアナスイの手鏡』※日本初演ジャンル / 製作都市・国:演劇 / アンサン・韓国公演日時:5月3日(水・祝)14:00、4日(木・祝)13:00上演時間:90分 ※各回開演25分前よりプレトークあり、5月3日(水・祝)公演終演後アーティストトークあり演出:チョン・インチョル作:パク・チャンギュ会場:静岡芸術劇場ひとりの歌い手が太鼓(プク)のリズムに乗せ、独特の節回しで喜怒哀楽を語る朝鮮の民俗芸能「パンソリ」。その技能保持者でもあるパク・インヘが州(チェジュ)島に伝わる〈家の神々の起源譚〉を、6人の“群唱”による叙情豊かな音楽劇に仕立てた『パンソリ群唱 ~済州島 神の歌~』。伝統芸能よりも創作手段としてのパンソリに注目し、活動するパクが、伝統的な家のあり方を映す神話を家族がコミュニケーション不全を乗り越え再生していく物語として昇華する。演劇祭最終日の7日にはパンソリの代表的な曲目や民族楽器の実演など、パンソリへの理解が深まるレクチャーも開催される予定。『パンソリ群唱 ~済州島 神の歌~』(C) NA Seungyeol『パンソリ群唱 ~済州島 神の歌~』※日本初演ジャンル / 製作都市・国:音楽劇 / ソウル・韓国公演日時:5月5日(金・祝)12:30、6日(土)13:00上演時間:95分 ※各回開演25分前よりプレトークあり演出・作・音楽監督:パク・インへドラマトゥルク:イ・ギョンファ会場:舞台芸術公園 屋内ホール「楕円堂」「ふじのくにせかい演劇祭2023」最終日に上演されるのが“韓国のピナ・バウシュ”とも評され、2002年FIFAワールドカップオープニングセレモニーの振付を務めるなど、長年にわたり国際的に高い評価を受ける振付家・アン・ウンミ振付・演出の『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』。アン・ウンミが故郷を巡る旅で出会ったグランマたちが自由に踊る姿を記録した映像と、鍛え抜かれたカンパニーのダンサーの身体とが化学反応を起こしポジティブなエネルギーが満ちる本作を、今回は静岡に暮らす“グランマ”たちと共演するスペシャルバージョンで上演する。会見でSPAC芸術監督の宮城は「そんなところにダンスはないよと思われるようなところにわざわざ出向いて、そこにダンスを発見していった。自分とは異なるものの中にリスペクトすべき文化を発見し、それを理解しようとする。アン・ウンミさんの仕事は今非常に重要な仕事じゃないかなと思っています」と称えた。劇場がダンスフロアと化すこと必至の演劇祭フィナーレをぜひ見届けたい。『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』(C)Young-Mo Choe『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』※日本初演ジャンル / 製作都市・国:ダンス / ソウル・韓国公演日時:5月7日(日)14:00 / 19:00上演時間:90分 ※各回開演25分前よりプレトークあり振付・演出:アン・ウンミ会場:静岡芸術劇場駿府城公演で上演される『天守物語』、注目アーティストの作品を身近に楽しむ「ストレンジシード静岡」演劇祭と同時開催される、広場や公園、路上など、身近な場所でアートに出会える「ふじのくに野外芸術フェスタ」では今年、宮城演出の代表作『天守物語』が上演される。1996年の初演以来、日本国内のみならずインド、パキスタン、中国、韓国といったアジア各地やヨーロッパなど世界30都市で上演を重ねるうちに、「アジアの文化がいかにダイナミックに交流してきたか。そして地下水のように共有しているものがあるということが実感としてわかってきた」(宮城)という本作を駿府城公園で上演する。宮城演出の特徴である「俳優による生演奏」と「二人一役の手法(ひとつの役を“台詞”を担当する俳優「語り手」と“動き”を担当する俳優「動き手」のふたりで演じる)」をはじめ、アジアの多様な演劇の伝統を現代の新しい創作につなぐ趣向が散りばめられた“祝祭音楽劇”。SPAC公演ならではの特徴として、「時間の感覚だけは現代の人間の時間間隔にマッチするよう意識した」(宮城)というあたりにも注目したい。なお、2日には「東アジア文化都市2023静岡県」春の式典でも上演され、5月27・28日には浜松城公園での野外上演も決定している。『天守物語』(c)MIURA KoichiSPACレパートリー『天守物語』ジャンル / 製作都市・国:演劇 / 静岡・日本公演日時:5月3日(水・祝)、4日(木・祝)、5日(金・祝)、6日(土)※各日18:45開演上演時間:65分 ※各回開演35分前よりプレトークあり演出:宮城聰作:泉鏡花音楽:棚川寛子会場:駿府城公園 紅葉山庭園前広場 特設会場【ストレンジシード静岡2023全ラインアップ】5月4日(木・祝)~6日(土)に開催されるストリートシアターフェス「ステレンジシード静岡2023」では、「ストリートシアターってなんだ?」をテーマに掲げ、「日本では定着していない“ストリートシアター”について参加アーティストと共に考えたい」(ストレンジシード静岡フェスティバル・ディレクター:ウォーリー木下)という今年、一部海外作品を除き、国内アーティストは全て新作を発表。駿府城公園周辺の市民の憩いの場となっている駿府城エリア、静岡の街の中心地となっている市役所エリア、個性あふれる店舗が並び発展をし続けている人宿町、毎日江崎ビルエリアを舞台に、ストレンジシード静岡がプロデュースする作品を含むまさにフェスティバルの核となる「コアプログラム」、ストレンジシード静岡とタッグを組んだアーティストがストリートシアターの魅力を最大限に引き出す作品を上演する「オフィシャルプログラム」、公募により選ばれたストリートシアターの可能性に挑戦するアーティストによる「オープンコールプログラム」の3つのプログラムで展開する。コアプログラムでは、「本物の空、本物の風が起こってる中で、どうやって観客の想像力を使った演劇が作れるかということを試してみたい」と語る、フェスティバル初のウォーリー演出による作品も上演される。[コアプログラム]・『χορός/コロス』(日本)※新作『χορός/コロス』ギリシャ演劇で生まれた「その他大勢」と「殺す」というふたつの意味を持つタイトルで、自身の記憶に今でも残っているという1985年の豊田商事会長の刺殺事件を下敷きにした作品を想定しており、演劇祭ならではの祝祭感のなかにほんの少し毒が入ったような作品になりそうとのこと。公演日時:5月4日(木・祝)~6日(土)※各日11:00開演上演時間:約40分作・演出・構成・美術:ウォーリー木下振付・演出・出演:いいむろなおき、金井ケイスケ、黒木夏海、冨田昌則音楽:吉田能出演:いいむろなおき / 金井ケイスケ / 黒木夏海 / 冨田昌則 / 公募で選ばれた出演者会場:フェスティバルgarden(駿府城公園 東御門前広場)・『Woman with Flower』(韓国)『Woman with Flower』空中パフォーマンスに特化した韓国のカンパニーが、江崎ビルをキャンパスに、ゴッホの絵を手がかりに、ダンサーが空中パフォーマンスにより壁面で絵を描く。公演日時:5月4日(木・祝)、5(金・祝)、6(土)※時間未定上演時間:約30分演出:アン・ウィスク振付:キム・ジジョン / アン・ウィスクテクニカルディレクター:ファン・ソンタクテクニカルアシスタント:キム・ミンテプロデューサー:イ・ランヒ出演:キム・ジジョン / パク・ジェヒョンコ・ギョンミン / イ・ミニョン会場:毎日江﨑ビルきゅうかくうしお、江本純子、マームとジプシーらが静岡の街で創作[オフィシャルプログラム]・きゅうかくうしお『素晴らしい偶然をつないで』ダンサーの辻本知彦、森山未來が立ち上げた、さまざまなジャンルのアーティストで構成される「きゅうかくうしお」。2022に城崎国際アートセンターで創作した作品「醸す」を、人宿町全体にインストール(街をジャックする形で展開)する。メンバーが作品を展開するポイント(店舗や劇場、倉庫、道路等)を辻本と森山が踊りながら繋いでいくパフォーマンス。※辻本知彦の「辻」のしんにょうは点1つが正式表記・江本純子『おでミずむ(仮)』劇団「毛皮族」主宰の劇作家・演出家・俳優、江本純子が、ストレンジシードでは初めて本格的な夜のプログラムを創作。1月から静岡の街をリサーチしており、フェミニズムなど社会的なテーマを扱った、歌などを伴った作品を想定しているとのこと。・マームとジプシー『break-fast』岸田國士戯曲賞や読売演劇大賞優秀演出賞を受賞した藤田貴大が作・演出を務めるカンパニー。公園内の芝生や木々に囲まれたなかで寝泊まりしてそこで朝食を作り、食事をするといったキャンプの形を利用した物語を計画しているとのことで、今後の海外展開も想定したポータブルな新作をプロトタイプで上演する。・tupera tupera(ツペラ ツペラ)いえやすんぷ プロジェクト 『フラワー家康といっしょに ちょんまげ行列』絵本作家としても活躍するユニット。駿府城をつくった徳川家康にちなんで、家康が実はガーデニングを愛していたというエピソードから着想したワークショップを開催する。・エンニュイ『平面的な世界、断片的な部屋 ストレンジシードver.』お笑いコンビ・クレオパトラのメンバーとしても活動する長谷川優貴が主宰する劇団。児童公園を舞台に、公園の風景の中の人たちを切り取って、同時多発的に起きてるものを捉え普段とは違う景色に見せてくれるという。[オープンコールプログラム]・TACT(TAkasaki Community Theater)『スパイダー糸の件』・DANCE PJ REVO『STUMP PUMP SHIZUOKA』・安住の地『わたしが土に還るまで』・ダンスカンパニーデペイズマン『ギガ超獣ギガ』・お寿司『怪獣回しし』ラインアップ発表会見より、左から)草野冴月(ストレンジシード静岡コミュニティディレクター)、宮城聰(SPAC芸術総監督)、ウォーリー木下(演出家・ストレンジシード静岡フェスティバルディレクター)、若林康人(ストレンジシード静岡プログラムディレクター)撮影:平尾正志そのほか関連企画として日本・中国・韓国の演出家たちが自由に語り合う「スペシャルトーク」(4/30)、宮城聰とアーティスト・論客たちが駿府城公園の開放的な空気のもと自由に語らう「広場トーク」(5/5)、舞台芸術公園の入口にオープンする「せかいの劇場ミニミュージアム『てあとろん』」、お茶摘み体験なども開催予定。各公演チケット発売中!※詳細は特設サイトにてご確認ください。◆ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイト: ◆ストレンジシード静岡 公式サイト:
2023年03月27日一昨年、コロナ禍の中、渋谷・シアターコクーンの芸術監督である松尾スズキさんの総合演出により開催された『シブヤデアイマショウ』。“大人の歌謡祭”と称し、演劇のみならず、歌に踊り、笑いと、さまざまな企画を詰め込んだエンターテインメントショーの第2弾が、長期休館を目前にした同劇場で開催される。歌にダンスに笑いと盛りだくさん。渋谷の劇場で松尾式レビューが開催。「そもそも芸術監督を引き受けるにあたってやりたいと思っていた柱のひとつに、ストーリーを排して純粋に楽しむためのショーができないかというのがありました。以前、公演でパリに行った時に向こうでいくつかのショーを観たんですが、既成の曲にダンスやプロジェクションマッピングと演出だけで魅せていて、こういうものって日本にないなと思ったんですね。すごく洗練されていて、ゴージャス感もあるし。舞台上につねに音楽が鳴っていて、ダンスがあってっていうのは、もともと僕の好みの世界観ではあるんです。今より小さい劇場でやっていた頃から僕の芝居には、急に歌とダンスが始まってレビューみたいになるところがなぜかあって。それは赤塚不二夫さんの漫画を読んで育った、というのがあるのかもしれないんですが。そういう好きな部分だけを抽出して、全部並べてみたらどうか、という実験的な意味合いもあったと思います」「バラエティに富んだものに」とコーナー演出には、歌舞伎を題材とした現代劇の演出を手がけている杉原邦生さんの名前も。また、日替わりゲストには、新妻聖子さんのような本格ミュージカルで活躍する俳優陣がこぞって参加。普段の松尾作品からは異色とも思える顔ぶれが並ぶ。「要素のひとつに“和”を取り入れようと思ったのが杉原くんにお願いした理由です。ミュージカルの方々とはあまりお付き合いがなかったのですが、歌やダンスのスキルというか、クオリティの高さは認めざるをえないんです。これまで、そういうものにわりと反逆的というか、素人の肉体をぶつけることであえて違和感を作り出してきた劇団なわけです。でも続けていると、結局俳優にスキルがないと、100%こちらが思い描いたようにはやれないということが、30年くらいかけてじんわりわかり始めてきた感じです」2年前の公演を経て、アンサンブルと呼ばれるキャストへの信頼が増し、役割の比重が大きくなったとも。「アンサンブルもそれぞれに個性があって、得意分野が違う。今回は、それを生かしたものを作りたいというか、アンサンブルが結構前面に立って頑張っていますから、彼らの公演でもあるといえますね」ただ、詳しい内容は「言いたくても言えない部分が多い」とのこと。「なんで言えないかも言えないんですが(笑)、日頃めったに見られない生のダンスや歌で綴る、面白いショーになるはず。この公演後、劇場が長期休館に入ることもあり、最後を飾るお祭り騒ぎにしたいと思っています。地方出身で30年以上東京に住んでも都会の祭りへの参加の仕方がわからない。なら自分で祭りを作る、みたいなところもあります」ところで、休館中の芸術監督は?「芸術監督を受ける際、演劇の場で活躍できる新人を育てたいという要望も出していました。つまり養成所です。最近、演劇で演出家の名前が入ってくることはあっても、『面白い俳優が出てきた』という話をあまり聞かなくて。それが僕は本当に悔しいんです。今から僕がやってできるかわからないけれど、育てる努力はしたい。なので、その活動をやっていこうと思っています」いまや映像でも活躍し、映画監督も務めたり、作家としても評価されているが、「演劇で認められて演劇に育てられましたから、恩返しのひとつもしたくなります」と話す。「どんな舞台に出ても、作品の世界観や演出を自分の体や声と融合させながら、この人だってわかる痕跡を残せる人。そういう身体性への美学が自分の中にはあるし、結局、そういう俳優が好きなんですよね」第二の阿部サダヲさんや荒川良々さんが見つかる日も近いかも!?COCOON PRODUCTION 2023『シブヤデマタアイマショウ』3月30日(木)~4月9日(日)渋谷・Bunkamuraシアターコクーン総合演出/松尾スズキ構成台本/松尾スズキ、天久聖一コーナー演出/杉原邦生、康本雅子、天久聖一出演/松尾スズキ、多部未華子、猫背椿、村杉蝉之介、近藤公園、後東ようこ、康本雅子、秋山菜津子ほか(日替わりゲストあり)S席1万2500円A席9000円コクーンシート5500円Bunkamura TEL:03・3477・3244(10:00~18:00)まつお・すずき1962年12月15日生まれ、福岡県出身。WOWOWにて3月25日放送・配信のオリジナルコントドラマ『松尾スズキと30分強の女優』では脚本、演出、出演を務めるほか、出演映画『シン・仮面ライダー』が公開中。スーツ¥127,600(BEAMS F)シャツ¥26,400(GUY ROVER)ネクタイ¥18,700(Holliday&Brown)チーフ¥7,480(PAOLO ALBIZZATI)シューズ¥143,000(Enzo Bonafe) 以上BEAMS TEL:03・3470・9393※『anan』2023年3月29日号より。写真・土佐麻理子スタイリスト・安野ともこヘア&メイク・趙 英インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2023年03月23日大人計画主宰とシアターコクーン芸術監督を務める松尾スズキさんと、豪華女優陣が本気でコントに挑む姿が人気を博している「松尾スズキと30分の女優」シリーズ。2021年からスタートしたオムニバスコントドラマも、いよいよ第3弾を迎えます。そこで、シリーズ初参戦となるこちらの方にお話をうかがってきました。長澤まさみさん【映画、ときどき私】 vol. 561さまざまな作品でコメディからシリアスまで、幅広い役どころを見事に演じわけている長澤さん。30分強という番組尺のなかで、カード支払いセンターの通信先で働く夫婦を描いた「センタア飯店」、野良のキャッツを捕まえた女が登場する「野良キャッツ、捕獲女」、恋人と結婚するためにペットを手放そうとする女性が主人公の「老紳士を捨てる」、恐竜喫茶を舞台にした「恐竜最後の日」、居心地のいい会社の様子を映し出した「居心地最高」という5つのコントに挑戦しています。今回は、撮影現場の様子やコントへかける思い、そして笑顔の裏に隠された意外な素顔について語っていただきました。―これまでもコメディ作品には出演されていますが、演じるうえでコントとの違いはありますか?長澤さん私にとってはコントでもドラマでも映画でも舞台でも、芝居をするときは基本的に同じです。ただ、過去にコントで演じたときに感じたのは、作家さんによって笑いの感覚が違うということ。そういう意味で、台本の解釈が難しいなと思うことはありました。しかも、その場で感じて出たものが大切なので、コントって深いですよね。あと、練習しすぎても新鮮味がなくなってしまうので、お笑いの現場では最初の感覚を大切にされる方が多いかなと。今回もリハは軽く合わせる程度で、だいたい1発目で「はい、オッケーです」みたいな感じでした。演じてみたらどれも本当におもしろかった―どのエピソードも独特な世界観でしたが、印象に残っているのはどの役ですか?長澤さん台本を読んでいるときは、「センタア飯店」が一番キャッチーで楽しそうだなと思いましたが、演じてみたらどれも本当におもしろくて。そのなかでも、「老紳士を捨てる」はお気に入りでゲラゲラ笑ってしまいました。あと、印象的という意味では、「恐竜最後の日」ですね。劇中で恐竜の真似をしていますが、撮影前に恐竜の動きを真面目に研究している方の動画が送られてきました。こんな人たちがいるんだという驚きもありましたが、それがおもしろかったです。とにかくアングラ感がすごくて(笑)。真似させていただきましたが、まったくもってふざけているわけではありません。―練習されただけあって、恐竜の動きは素晴らしかったです。また、コンテンポラリーダンスを披露されるシーンでは、ご自身で振付をされたとか。長澤さん「どうすればいいですか?」と聞くと、「それを考えるのが俳優の仕事でしょ」と言われてしまうので、自分で考えていきました。ただ、撮影のあとにSNSでいろんなコンテンポラリーダンスの動画が流れてきて「ああ、これもできたな」と思うものがあったので、もっと早く教えてほしかったですね(笑)。―また、「センタア飯店」では謎の言葉を叫んでいるのが強烈でした。これも事前に家で練習されていったそうですが、鏡の前で試したり、ひたすら声に出したりしたのでしょうか。長澤さんいやいや、そんな1人でラップバトルみたいなことはしていません(笑)。そもそも架空の言語なので、自分なりに解釈をしてこういうふうに読んだらおもしろいかなと思う音を探していった感じです。セリフに小さい「つ」が2つ並んで書かれていたりしたので、「どう読めばいいんだろう?」というところから始まりました。でも、自分としてはすごく好きな分野だと思います。安心して思いっきりできるのが松尾さんの現場―眉毛をつなげたりするコントのメイクに抵抗はなかったですか?長澤さん私、大好きなんです(笑)。かつらもいっぱい被りたいし、おもしろいメイクもたくさんしたいですね。―ぜひ見てみたいです。松尾さんとは舞台でもお仕事されていますが、演出家として、俳優としての魅力をそれぞれ教えてください。長澤さんまず演出家としては、当たり前ですけど、真面目で厳しい方です。本番までにちゃんと用意していかないとすぐに指摘されてしまいます。でも、これまでの関係性もあったので安心して現場に行けましたし、思いっきりできました。俳優としては、個性的でおもしろい方ですが、独特なキャラクターも松尾さんが演じるとその世界観になるので不思議ですよね。―松尾さん以外にも、非常に個性豊かなキャストが揃っていましたよね。長澤さん本当に好きな俳優さんばかりだったので、一緒にお芝居ができて楽しかったです。そのなかでも、村杉蝉之介さんは一番共演させていただいている方なので、いてくれるだけで安心感もありました。でも、今回は邪魔してくる箇所もたくさんあったので、本当に迷惑でしたね……。というのは冗談です(笑)。―アドリブみたいなことはありませんでしたか?長澤さんそれはほとんどなかった気がします。ただ、「老紳士を捨てる」で近藤公園さんが私のことを目隠しするシーンで、近藤さんも松尾さんに目隠しをされていたのですが、本番が始まったら後ろから「痛い、痛い、痛い」と本気で痛がっている声がしたんです。何が起きているかわからなかったのですが、出来上がった作品を観たら近藤さんが松尾さんに目つぶしされていて(笑)。それが本当におもしろかったです。お笑いは本当に難しい分野だと感じている―長澤さんから見た松尾スズキ作品の魅力についても、お聞かせください。長澤さんすごく独特で感覚的なところも多いので説明するのが難しいのですが、どれもベースにあるのは普遍的な物語だと思っています。影を背負っている人物もポップに描いていますが、噛めば噛むほど味が出るというか、ジーンとくるキャラクター設定が多いですよね。そういうところが魅力的だなと感じています。―本作への出演が決まった際、お笑いの動画を参考に見たことは?長澤さんそれはなかったですね。というのも、コントやお笑いは誰かのをなぞるとおもしろくなくなると思ったからです。特に、日本のお笑い芸人さんがされているようなことは、その方のキャラがあっておもしろいパターンが多いので。―長澤さんのなかにあるコメディセンスに影響を与えている人はいますか?長澤さん私が大好きなのは、大人計画のみなさんです。俳優でありながら、それぞれの世界観がきちんと確立されている方々なので、そういうところが魅力的だなと。あの感じがうらやましくて、いつも憧れています。―今回の出演を通して、改めて「笑い」とは何か考えたこともあったのではないかなと。長澤さんやっぱり難しいなと感じました。たとえば、ここで笑ってもらえたらうれしいなと考えるところがあっても、ほかの人は意外と違うところでおもしろいと思ってくれることも多いので。上手くハマるときもありますが、その感覚がつかめないときもあるので、本当に難しい分野だなと感じています。ほめられるようになって、笑顔でいられるようになった―ちなみに、最近一番笑った出来事は何ですか?長澤さんもうすぐ『ロストケア』という映画が公開になりますが、共演している松山ケンイチさんが突然私に向かって「やっぱりまーちゃんと呼ぼう」と言い出したことです(笑)。そこからお互いにあだ名で呼び合うことになって、私は「けんちゃん」と呼ぶことになったのですが、唐突に何かが変わったりするとおかしかったりしますよね。―確かにそうですね。そして、何といっても長澤さんの笑顔に癒されている人が多いと思うのですが、笑顔でいられる秘訣を教えてください。長澤さん本当ですか!?癒しになっていますでしょうか(笑)。実は、私はつねにみんなに笑顔をふりまこうとがんばれるタイプではなく、どちらかというと、恥ずかしさをごまかすために笑っちゃっている感じです。というのも、根が照れ屋で、前に出たがるのに注目されると恥ずかしいみたいなあまのじゃくな性格なので……。私としては、気持ちいい状態で笑顔になっているというよりも、笑いながらハラハラしたり、大汗かいたりしていることのほうが多いので、笑顔でいるのも大変だなと思っています(笑)。でも、恥ずかしくて笑っているだけでも、周りからは「笑顔がいいね」と言ってもらえるようになったので、ほめられるようになってから笑顔でいられるようになったところはあるかもしれません。―それは意外に思う方が多いのではないでしょうか。長澤さんいつも恥ずかしい思いでいますし、「今日もうまくいかなかったな」とか「人に対してちゃんと誠実にできていたかな」みたいな感じで、家に帰るとだいたい反省から入ってしまうほどです。悩みながらも、立ち止まらずにがんばってほしい―そんななかで、素の自分に戻れるのはいつですか?長澤さん最近も共演した方から「いつリラックスしているんですか?」と聞かれたんですが、ということはリラックスしているように見えていないんだなと思って考え込んでしまいました。でも、ゆっくりと家の片づけをしているときや家族や友達のように自分が好きな人たちと一緒にいるときは、一番楽でいられる時間です。私は友達に話を聞いてもらってなるべく発散していますが、そんなふうに人と関わることっていいなと感じています。―今年で30代も折り返しに入りますが、今後のためにいまから準備していることはありますか?長澤さんあまり先のことを考えてはいないですが、カラダは大事にしたいので、最近はもっぱら健康管理にハマっています。というのも、20代のときはいらない気を張りすぎてすごく疲れていましたが、30代になって力を抜けるようになったおかげで昔よりもうまくカラダを使えるようになりました。30代のほうが体力もあるように感じるので、それを続けられるようにがんばって健康を維持したいです。―では、これから挑戦したいことといえば?長澤さんプライベートでは習い事をいっぱいしたいなと思っています。なかでも、趣味として楽器を習いたいと考えているのですが、候補がいくつかあるのでいま精査しているところです。仕事では、今回久しぶりに松尾さんと仕事ができたので、また一緒に舞台をしたいですね。―ananweb読者の女性たちは、長澤さんのような女性になりたいと憧れている方も多いので、ぜひアドバイスがあればお願いします。長澤さん私でいいのでしょうか(笑)。でも、言えることがあるとすれば、悩むのもすごく大事だということですね。ただ、悩んでいる間に立ち止まってしまうと後から何もなくなってしまうこともあるので、悩みながらも何かに一生懸命がんばっておくのは大切かもしれません。それが仕事であったり、家族との関係であったり、人によっていろいろだと思いますが、打ち込めるものを持っていたほうがいいというのは伝えたいです。インタビューを終えてみて…。とにかく自然体で、いるだけでその場を明るくしてしまう長澤さん。素敵な笑顔には釘付けになりましたが、その裏にはいろんな思いがあったことを知って驚かされました。とはいえ、そういった部分も隠さないところが人として魅力的な部分。そして、共感を呼ぶところでもあると感じました。ぜひ、本作では長澤さんのコメディセンスと身体能力の高さを堪能してください。予測不能な笑いの波が押し寄せる!松尾スズキさんにしか描けない独特すぎる世界観と、ほかの作品では決して見ることができない女優たちの姿が病みつきになるコントシリーズ。一度踏み込んだら最後、余計なことを考える間もない至極の30分強に誰もが虜になってしまうはずです。写真・幸喜ひかり(長澤まさみ)取材、文・志村昌美スタイリスト・影山蓉子(eight peace)ヘアメイク・スズキミナコニットトップ ¥232,100、スカート ¥214,500、(以上メゾン マルジェラ/マルジェラ ジャパン クライアントサービス 0120-934-779)ストーリー「バラエティ番組のコントじゃない、作品としてのコントが作りたい」との想いから、脚本・演出・出演を務める松尾スズキが女優と組んで繰り広げるオムニバスコントドラマ。第1弾には吉田羊、多部未華子、麻生久美子、黒木華、第2弾には生田絵梨花、松本穂香、松雪泰子、天海祐希が出演した。そして、第3弾となる最新シリーズは、30分から30分強に延長し、松たか子と長澤まさみの2人が登場する。思わず笑ってしまう予告編はこちら!作品情報『松尾スズキと30分強の女優』3月25日(土)より放送スタート午後9:30~ 「松たか子の乱」午後10:15~「長澤まさみの乱」[WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]※WOWOWオンデマンドでは無料トライアル実施中写真・幸喜ひかり(長澤まさみ)
2023年03月21日4月1日(土)夜6時30分放送土曜ゴールデンシアター特別企画「シアターコクーンと申します~33年の歩み休館、そしてこれから~」BS松竹東急<BS260ch・全国無料放送>では、4月1日(土)夜6時30分より土曜ゴールデンシアター特別企画「シアターコクーンと申します~33年の歩み休館、そしてこれから~」を放送いたします。2023年4月10日(月)から2027年度までの間、オーチャードホールを除き休館となる渋谷の複合文化施設「Bunkamura」。今回、中でも長年にわたり劇場文化を支えてきた「シアターコクーン」に焦点を当て、シアターコクーンの歴代の芸術監督をはじめ、舞台を彩ってきた俳優陣、共に歩んできたBunkamura社員から新聞記者まで、数々の関係者の証言により、その功績を深掘りします。さらに、シアターコクーン初のライブ配信となった舞台「プレイタイム」(2020年。出演:森山未來、黒木華)も放送。また、ナレーションは、開館から33年のシアターコクーンと同い年の岡田将生が担当するなど、演劇ファンはもちろん、広くエンターテインメント好きの方には必見の内容でお送りします。©Bunkamura「Bunkamuraシアターコクーン」芸術監督 松尾スズキ コメント撮影:細野晋司「シブヤデマタアイマショウ」(3/30~4/9上演。松尾が総合演出・構成台本・出演)は、シアターコクーン休館前の最後の舞台となります。再演ではありますが、前回を踏襲しながらも新たなものを模索していきたい。ひとつの日常がいったん終わりを迎える節目に居合わせるというのは、滅多にないこと。その寂しさもショーの一部にできたらと思っています。私も60歳になり、何にでも別れはつきまとうとわかってきました。楽しいショーが終わったあとに、切なさみたいなものを感じてもらえたら。シアターコクーンは、デパートの隣にあって、華やかで賑やかなイメージです。でも、私のような猥雑なものも受け入れてくれる懐の深さがある。歌舞伎があったり、海外の演出家を呼んでみたりと、挑戦ができる場所だなと思います。ひとつの劇場に対して番組が作られるのは、なかなかないことです。シアターコクーンという劇場がいったん終わりを迎える、そんな貴重なひとときを楽しんでもらえたらと思います。株式会社東急文化村 常務執行役員加藤真規 コメントはじめに、これまでシアターコクーンに足をお運びいただいたお客様皆様に感謝申し上げます。数多くの作品を世に送り出してきた劇場の節目にこのような番組を企画していただき光栄です。国内外の劇作家、演出家、俳優、様々な才能がこの舞台を踏んでくださいました。そんな方々のシアターコクーンへの思いが伝わるならば、これ以上の喜びはありません。32年間にわたり仕事をし続けた劇場が休館することとなりました。寂しさはありません、思い出されるのはひとつひとつの舞台を作り上げる上で、本当に毎回毎回様々な試練、それを乗り越えて得た感動や達成感です。すべての作品が私にとって宝物であり、これを肥やしにまた数年後、シアターコクーンでさらなる挑戦を続けていければと思っています。松尾芸術監督!私も60歳ですがもうしばらくお力を貸してください!番組プロデューサー BS松竹東急湯浅敦士 コメントシアターコクーンを訪れると、あの席であの芝居を観たなあと、鮮明に思い出すことがあります。それは、劇場という空間で演劇人と観客によって生み出された一種の特異な空気や感動が、僕の記憶に深く刻まれているからだと思います。あらゆる演劇は空間がなければ成立しません。劇場史を中心に描く演劇愛と感謝にあふれた番組を制作したいと思いました。BS松竹東急だからこそできる視点の番組だと思います。どうぞご期待ください。【番組概要】【 番組名 】土曜ゴールデンシアター特別企画「シアターコクーンと申します~33年の歩み休館、そしてこれから~」【 放送日時 】4月1日(土)夜6時30分~夜9時【 番組内容 】2023年4月10日(月)より2027年度までの間、オーチャードホールを除いて休館となる複合文化施設「Bunkamura」。中でも長年にわたり劇場文化を支えてきたシアターコクーンの功績に迫る。歴代の芸術監督でもある、串田和美、松尾スズキにインタビューし、これまでの歴史や演劇の発信に懸けた想いも送る。また、1999年から2016年の間、芸術監督を務めた蜷川幸雄の作品を振り返るなど、BS松竹東急ならではの視点で、「Bunkamura」が創出している“これまでの、そしてこれからの劇場文化”を紹介。加えて、2020年に新型コロナウイルスの影響で一時休館となったシアターコクーンが、初のライブ配信に挑戦した話題作「プレイタイム」も放送する。出演は森山未來、黒木華。また、コクーン アクターズ スタジオなど、休館後の「Bunkamura」のこれからについても伝える。●出演/串田和美松尾スズキ大竹しのぶ笹野高史多部未華子中村勘九郎中村七之助野村萬斎加藤真規山口宏子●舞台「プレイタイム」出演/森山未來黒木華●ナレーション/岡田将生「プレイタイム」撮影:細野晋司【 関連番組 】渋谷・コクーン歌舞伎「佐倉義民傅」4月9日(日)夜6時~夜9時▼中村勘三郎最後の渋谷・コクーン歌舞伎出演作。出演は、中村勘三郎、中村橋之助(現・芝翫)、中村七之助、笹野高史、片岡亀蔵、坂東彌十郎、中村扇雀2ケ月連続企画 「Bunkamuraル・シネマ」セレクション4月8日(土)〜5月20日(土)の土曜夜9時▼ミニシアター「Bunkamuraル・シネマ」で上映され好評を博した名作の中から、世界三大映画祭受賞作を含めて、珠玉の7作品を特集放送[ 放送予定作品 ]〈ジャック・ドワイヨン監督の代表作〉「ポネット」(「Bunkamuraル・シネマ」歴代興行収入1位)〈クシシュトフ・キェシロフスキ監督の「トリコロール」三部作〉「トリコロール/青の愛」(ヴェネチア国際映画祭 1993年金獅子賞受賞)「トリコロール/白の愛」(ベルリン国際映画祭 1994年銀熊賞(監督賞)受賞)「トリコロール/赤の愛」(全米映画批評家協会賞外国語映画賞受賞)〈ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督の代表作〉「ロゼッタ」(カンヌ国際映画祭 1999年パルム・ドール受賞)ほか【 放送局 】BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)【 番組「お知らせ」ページ 】 【 局公式Twitter 】@BS260_official©Bunkamura 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年03月16日NPO法人 まるごみJAPANは、環境改善と地域活性化を目的とした環境観光支援イベント『信玄光芸術竹灯籠'23』を開催するにあたり、協賛企業の募集を開始いたします。信玄光芸術竹灯籠'23ポスター■環境観光支援イベント『信玄光竹灯籠祭』開催の背景NPO法人 まるごみJAPANは、2006年にラジオDJのKOUSAKUが千葉県浦安市にて任意の環境保全団体として発足し、『毎月恒例の月一ゴミ拾い』を基本活動に、年一回の大型ゴミ拾い『日本まるごとゴミ拾い』を開催しております。2011年の東日本大震災以降からは災害支援も活動に取り入れ、現在は『ゴミ拾いで繋がり、もしもの時には助け合う活動』としてその輪を全国に広げています。そんなまるごみJAPANの山梨メンバーが中心となり、環境改善と地域活性化を目的に昨年初の試みで山梨県の象徴である甲府市武田神社にて開催した『信玄光竹灯籠祭』が大変評判を呼び今年も開催いたします。昨年はコロナ禍により多くの人を集めることが出来なかった状況にもかかわらず、『癒し・優しい気持ち』をテーマに開催したところ、口コミからSNS等で拡散され、南は九州、北は北海道からも訪れていただける催しとなりました。さらに今年は甲府市の夏の風物詩である『七夕祭り』とのコラボレーションで、武田神社のあとに甲府の中心街に竹灯籠を移して街を盛り上げます。この竹灯籠は、竹害で畑に光が入らず農作物が育たなくて困っている農家の方々の竹やぶを伐採し地元の高校生・大学生たちと一緒にその竹を利用して制作しています。ロシアのウクライナ侵攻に物価高騰など、依然として続く世の中の状況に下を向いているばかりではなく、訪れた方々が優しい光を見上げ前向きな気持ちになれるよう、また世界平和の願いを発信する『信玄光芸術竹灯籠祭23』を下記の日程で開催いたします。ご興味のある方は、県内外問わずご協力をお待ちしております。何卒よろしくお願い申し上げます。2022年信玄光芸術竹灯籠の写真(1)2022年信玄光芸術竹灯籠の写真(2)【イベント概要】○名称 :「信玄光芸術竹灯籠祭'23」○開催日時:≪武田神社≫令和5年5月27日(土)~7月2日(日)平日 18:00~21:00/週末 10:00~21:00≪七夕祭り(甲府中心街)≫令和5年7月7日(金)~7月9日(日)金・土 10:00~22:00/日 10:00~19:00〇掲載期間:ご協賛いただいた企業様のご芳名の入った竹灯籠を作成し、武田神社での37日間と甲府七夕まつりでの3日間、合わせて40日間にわたり飾らせていただきます。2022年信玄光芸術竹灯籠の写真(3)2022年信玄光芸術竹灯籠の写真(4)【ご協賛内容】<掲載協賛>●5千円 チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●1万円 チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載<竹灯籠協賛>●3万円 竹灯籠2本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●5万円 竹灯籠4本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●10万円 竹灯籠6本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載<ゾーン協賛>●15万円 ウェルカムゾーン(入口・赤い神橋)又は石畳ゾーンにご芳名竹灯籠6本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●20万円 お屋形様の散歩道ゾーン又は姫の井戸ゾーンのご芳名竹灯籠8本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●30万円 階段ゾーンへのご芳名竹灯籠10本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●40万円 一ノ鳥居から参道ゾーンへのご芳名竹灯籠12本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載●50万円 拝殿・二ノ鳥居の横、メインゾーンへのご芳名竹灯籠14本/チラシ・ポスター・ホームページ・パンフレットにご芳名の掲載【申込方法】「お名前/協賛内容/掲載名」をメール・お電話・FAXにてご連絡ください。お振込み確認後竹灯籠制作に入ります。※締め切りは4月末まで。3月末から製造がスタートします。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年03月14日新国立劇場の2023/2024シーズンのラインアップ発表会見が3月7日(火)に行われ、各部門の芸術監督が出席した。演劇部門のオープニングを飾るのはシェイクスピアの「尺には尺を」と「終わりよければすべてよし」。新国立劇場で2009年から12年にわたり「ヘンリー六世」、「リチャード二世」などの歴史劇を作り上げてきた制作陣が再集結! 演出に鵜山仁、キャストには岡本健一、浦井健治、中嶋朋子ら実力派俳優陣の名が並ぶ。2作が交互に上演され、キャスト全員が両作品に出演する。小川絵梨子芸術監督は「歴史劇と違った視点でシェイクスピアを綴っていきます。歴史劇ではどうしても男性の役柄が中心になりますが、この2作は女性が“軸”に置かれていて、違った魅力をお届けできると思います」と語る。6作目となるフルオーディション企画では、演出に藤田俊太郎を迎え、小川芸術監督就任以来始まったフルオーディション企画で初のミュージカルとなる「東京ローズ」を上演。2019年に英国の「BURNT LEMON THEATRE」が製作し、日米ふたつの祖国に翻弄されながらも戦う女性の姿を6名の女性キャストで描く。4月から7月にかけて上演される「デカローグ Ⅰ~Ⅹ」は、ポーランド出身の映画監督クシシュトフ・キェシロフスキの映画『デカローグ』の完全舞台化。旧約聖書の十戒をモチ―フにとある団地に住む人々の姿を10篇の物語で描き出す。小川芸術監督自身が20代の頃に見て「ずっとやりたいと思っていた」という本作。「人間の根源的な葛藤や悩み、『何が正しいのか?』ということを問い続けていく物語。日々の選択で犯す間違いや悩み、弱さ、それでも愛したいという思いなど、等身大の人間の姿を真摯に見つめる作品です」と語る。上演台本を須貝英が手がけ、小川と上村聡史が5篇ずつ演出を担当する。小川が就任以来、力を入れてきた長期にわたって作品を育てていく「こつこつプロジェクト」も第3期がスタートする予定。さらにギャラリープロジェクトとして中高生向けのワークショップやバックステージツアーなども積極的に行なっていく予定だという。コロナ禍における公共劇場の役割について問われた小川芸術監督は「公演を行なうだけの場ではないということが重要だと思います。たとえ公演ができなくともトークなど、やれることがあり、劇場に来れば“文化”がある。収益が出にくい部分ですが、だからこそ公共の劇場がやるのはよいことだと思います」とその意義を訴えた。取材・文:黒豆直樹
2023年03月09日社会現象になった伝説のメガヒットTVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」。その完結編となる『シン・エヴァンゲリオン劇場版EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME』Blu-ray&DVDが3形態で発売され、Blu-ray&DVDの全収録内容が明らかになった。庵野秀明が原作・脚本・総監督をつとめ、錚々たるスタッフ・キャストが集結し、常に新しいファンを獲得、長きに渡り人気を拡大し続けてきた本シリーズ。2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動し、完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が2021年3月8日に公開された。今回の「3.0+1.11」とは、上映された『シン・エヴァンゲリオン劇場版EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME』に対し、一部調整作業を行った「3.0+1.01」バージョンが同年6月12日より全国の劇場で上映、後に映像配信されたが、本商品に収録されるのは、それに対してさらに一部調整を重ねた「3.0+1.11」バージョンとなる。明らかとなった新作映像には、先に発表されていた「EVANGELION:3.0(-46h)」「Rebuild of EVANGELION:3.0+1.11」に加え、新たに「EVANGELION:3.0(-120min.)」が収録。こちらは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』上映中に入場者特典として配布された公式冊子「EVA-EXTRA-EXTRA」掲載の同名描きおろし漫画をモーションコミック化した映像となっている。加えて、庵野秀明・鶴巻和哉・前田真宏・緒方恵美が登壇し、2021年4月11日に新宿バルト9にて行われた「大ヒット御礼舞台挨拶」の一部編集を施した映像や、2021年6月21日にニッポン放送でのラジオ特番「シン・エヴァンゲリオンのオールナイトニッポン」内で放送されたキャストからの音声メッセージなど、貴重な収録内容となっている。また、キンクリ堂から発売されるグッズ付き限定版に封入の、オリジナルサウンドトラックCD「EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME original sound track」のボーナストラック収録内容も公開。「EVANGELION:3.0(-46h)」「EVANGELION:3.0(-120min.)」で使用されている楽曲に加え、高橋洋子歌唱の「What If? - memorial vocal」も収録される。さらに、「EVANGELION:3.0(-46h)」の場面カットが追加公開。こちらは2023年2月12日に開催された「ワンダーフェスティバル2023[冬]」にて先行公開されたもので、赤く染まる都市や謎の少女が道を駆ける様子など、特典映像への期待値が高まる場面カットとなった。『シン・エヴァンゲリオン劇場版EVANGELION:3.0+1.11 THRICE UPON A TIME』Blu-ray&DVDは発売中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:シン・エヴァンゲリオン劇場版 2021年公開予定
2023年03月08日名作映画の上映イベント「午前十時の映画祭13」が2023年4月7日(金)から2024年3月28日(木)まで全国67劇場で開催される。名作映画の上映イベント「午前十時の映画祭」「午前十時の映画祭」は、特に素晴らしい傑作娯楽映画を選出し、全国の映画館で1年間にわたって連続上映するイベント。第13回を迎える今回は、新たな上映作品19本、再上映作品8本の全27本を届ける。『ジュラシック・パーク』シリーズ3作品などオープニングは、名作恐竜映画『ジュラシック・パーク』シリーズ3作品からスタート。また、外国映画の新規セレクト作品として『カサンドラ・クロス』『バックドラフト』『エクソシストディレクターズカット版』などの大作や『リバー・ランズ・スルー・イット』『スケアクロウ』などの名作、『暗殺の森』『ミツバチのささやき』など欧州の作品を上映する。邦画は、生誕90周年の伊丹十三監督作品『お葬式』『マルサの女』を新たにセレクト。さらに、日本公開60周年の『アラビアのロレンス完全版』や『大脱走』、特撮作品『地球防衛軍』、人気映画『ショーシャンクの空に』なども登場する。劇場の大きなスクリーンで、名作を鑑賞してみてはいかがだろう。【詳細】「午前十時の映画祭13」開催期間:2023年4月7日(金)~2024年3月28日(木)開催劇場:全国67劇場※劇場ごとに上映開始時間と料金が異なる。詳細は各劇場まで問い合わせるか、公式サイトを要確認。上映期間:1作品2週間上映※1週間上映の作品もあり上映作品:全27本(外国映画24本、日本映画3本)上映方式:DCP(デジタル)上映<新規セレクト外国映画16本>『ジュラシック・パーク』(1993)『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』(1997)『ジュラシック・パークⅢ』(2001)『バックドラフト』(1991)『アルゴ探検隊の大冒険』(1963)『エクソシスト ディレクターズカット版』(2000)『ミツバチのささやき』(1973)『グリーンマイル』(1999)『暗殺の森』(1970)『ボルサリーノ』(1970)『カサンドラ・クロス』(1976)『ショコラ』(2000)『リバー・ランズ・スルー・イット』(1992)『スケアクロウ』(1973)『愛と哀しみのボレロ』(1981)『海の上のピアニスト』(1998)<新規セレクト日本映画3本>『お葬式』(1984)『マルサの女』(1987)『地球防衛軍』(1957)<アンコール上映8本>『マイ・フェア・レディ』(1964)『アラビアのロレンス/完全版』(1962)『大脱走』(1963)『タワーリング・インフェルノ』(1974)『ショーシャンクの空に』(1994)『男と女』(1966)『ブラック・レイン』(1989)『バベットの晩餐会』(1987)
2023年03月03日新国立劇場2022/2023シーズン演劇『楽園』が、6月8日(木) から25日(日) に新国立劇場 小劇場で上演される。『楽園』は、日本の劇作家の新作を届けるシリーズ【未来につなぐもの】の第3弾で、□字ック主宰、演出家、映画監督など幅広く活動する山田佳奈の新作。日本のどこかの島を舞台に繰り広げられる女たちの物語で、伝統継承と変化に揺れる地方都市の姿を通して、現代の日本が抱える問題を描く。出演者は、豊原江理佳、土居志央梨、西尾まり、清水直子、深谷美歩、中原三千代、増子倭文江。演出は、劇団俳優座に所属し、劇団外でも幅広く活躍する眞鍋卓嗣が務める。■作:山田佳奈 コメント様々な価値観が急速で変化していく新しい時代に、自分はどうあるべきなのか――。「未来につなぐもの」というテーマで戯曲を書きおろすことが決まったとき、わたしの頭に真っ先に思い浮かんだのは、取材で訪れた離島のことでした。手付かずの大自然が残る絶景に、息を吞むほど美しい海。そこにはまさに天国のような世界が拡がっていて、かつてこの島が戦場であったという事実が信じ難いものでもありました。いつの時代も我々は懸命に生きて、その度に変化してきました。それらは動物の進化・絶滅と同じで、生き残るために導き出した正しい選択の成果です。しかし現代では必要以上に正しい選択を重視するようになり、ときに反対の意思を示す対象を否定して攻撃するようにもなりました。果たして正しい選択とは何なのでしょう。持続可能な未来を築くためにSDGsの目標が掲げられ、環境、貧困、教育、ジェンダーギャップなど多くの問題を前に、我々は何を選んで、何を考えなければならないのか。いままでと同じやり方では上手くいかない中で、将来に対する悲観的な気持ちも湧いてきますが、これからの進化に向かって、女性として何を理想としていくのか。それら全てに結論を出すのはとても難しいことだけど、わたしは不完全を受け入れて、歴史を受け容れたい。まずは知るところから始めたいと考えています。■演出:眞鍋卓嗣 コメント不安は分断を生み出す。私たちは不安だから意見の違う相手を嫌う。不安だからレッテルを貼り知ったつもりになる。不安だから反対の立場の人間を切り落とそうとする。しかし、その分断がどれだけ意味のあることなのか。結局は敵だと思っている人間も自分と地続きの場所に立っている。相手の場所を切り崩せば、自分の足場を少なくしていることに変わりはない。不安や不安定とどう付き合うか。それが、これから求められる人間的強さになるのかもしれない。人は不安定から逃げるために決めつけたがるが、それでうまくいく世の中とは到底思えない。山田佳奈さんと作品について打ち合わせをさせていただいているうちに、このようなことが頭に浮かんできた。山田さんは非常に熱心で、これまでのご自身のスタイルに留まらずに描こうとする強い意欲を感じる。その熱に私も存分に応えたい。出演者もスタッフも素晴らしい方々に集まっていただくことができた。はじめましての方も多く、どのような化学反応が起きるか予想がつかないが、みんなで、この大きなテーマである「未来につなぐもの」を紡ぎ出したいと思っている。<公演情報>新国立劇場2022/2023シーズン演劇『楽園』6月8日(木) ~25日(日) 新国立劇場 小劇場作:山田佳奈演出:眞鍋卓嗣出演:豊原江理佳土居志央梨西尾まり清水直子深谷美歩中原三千代増子倭文江【チケット情報】A席7,700円(税込)B席3,300円(税込)一般発売日:4月8日(土) 10:00~詳細はこちら:
2023年02月22日『関西演劇祭 in Tokyo』が、3月21日(火・祝) から26日(日) に新宿シアタートップスで開催される。2019年にスタートした『関西演劇祭』は、“つながる”をテーマに、劇団や観客、スタッフなど、参加するすべての人がさまざまな形で“つながる”ことを目的とした演劇祭。昨年に引き続き東京で2回目の開催となる今回は、昨年行われた『関西演劇祭2022』で最優秀作作品に贈られる「MVO」(Most Valuable Opus)に輝いた「激団リジョロ」のほか、話題となった人気・実力のある大阪と東京の6劇団が出演する。チケットは現在一般発売中。<公演情報>関西演劇祭 in Tokyo3月21日(火・祝) ~26日(日) 新宿シアタートップス【参加劇団】・かのうとおっさん(大阪)2022年:ベスト脚本賞、演出賞、ベストアクター賞・劇団不労社(大阪)2021年:ベスト演出賞、アクター賞・激団リジョロ(東京)2022年:MVO(Most Valuable Opus) 、脚本賞、演出賞・幻灯劇場(京都)2019年:アクトレス賞 2022年:脚本賞・ラビット番長(東京)2022年:アクター賞・RE:MAKE(大阪)2022年:観客賞、アクター賞【チケット情報】前売5,500円、当日6,000円購入リンク:
2023年02月20日映画館「Bunkamura ル・シネマ」が2023年6月16日(金)、東京・渋谷の「渋谷 TOEI」跡地に移転オープンする。映画館「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」として新生オーチャードホールを除き4月10日(月)より2027年度中(時期未定)まで休館する「Bunkamura」。館内の「Bunkamura ル・シネマ」は渋谷駅前に場所を移し、新たな映画館「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」として上映活動を継続する。Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下の各階シアターは、7Fが268席、9Fが187席と、ゆとりあるキャパシティを整備。7Fスクリーンは、35mmフィルムでの上映や、4K上映にも対応している。「影色」を基調とした落ち着きのあるロビー内装は、建築家、中山英之率いる中山英之建築設計事務所が担当。また、ロビースタッフが着用する制服には、ズッカ(ZUCCa)創業者の小野塚秋良が手掛けるユニフォームブランド・ハクイ(HAKUÏ)を起用している。こけら落としを飾る特集上映同館のこけら落としを飾るのは、ウォン・カーウァイ監督映画『花様年華』などで知られる女優マギー・チャンの本格的回顧上映「マギー・チャン レトロスペクティブ」と、ミュージカル映画特集「ミュージカルが好きだから」の2企画だ。「マギー・チャン レトロスペクティブ」マギー・チャンの日本初の本格的回顧上映となる「マギー・チャン レトロスペクティブ」では、ウォン・カーウァイ監督による『欲望の翼 デジタルリマスター版』をはじめ、『花様年華 4K』や、マギー・チャンが第57回カンヌ国際映画祭女優賞を受賞した『クリーン』など多彩な作品を上映。中でも、映画『ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K』では、1930年代の上海映画界のトップスターとして実在した伝説の女優ロアン・リンユイをマギー・チャンが演じ、ベルリン国際映画祭女優賞を受賞。全編にわたり、華やかなチャイナドレスに身を包んだマギー・チャンの姿を目にすることができる。「ミュージカルが好きだから」「ミュージカルが好きだから」では、心躍るミュージカル映画を上映。2006年の日本公開当時、Bunkamura ル・シネマでも連日満員のヒットを記録した『RENT/レント』をはじめ、ビヨンセやジェイミー・フォックス、エディ・マ ーフィ 、ジェニファー・ハドソンら豪華キャストが揃う『ドリームガールズ』、ライザ・ミネリの魅力が際立つミュージカル映画の金字塔『キャバレー』が登場する。さらに、本場の舞台をスクリーンで上映する人気シリーズ・ 松竹ブロードウェイシネマから『キンキーブーツ』も上映。傑作ミュージカル映画の数々を堪能できる機会となる。「Bunkamura」初配給作品を含む新作3本もまた、7・8月には、同性愛が禁じられていた第二次大戦後のドイツで「愛する自由」を求めて闘い続けた男を描く『大いなる自由』、2013年に起きた実話を基にした衝撃の法廷劇『サントメール ある被告』、ソウルの街を舞台に、異国の地で自分の原点を探し求める1人の女性の人生を描いた『ソウルに帰る』の3本の新作が上映。加えて、『エリザベート 1878』、『私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター』、『旅するローマ教皇』といった新作映画やライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選も上映される予定だ。「ドゥ マゴ パリ」のスタンドカフェ&「ナディッフ」によるブックストアもなお、「Bunkamura」で長年親しまれ、休館に伴い一旦営業を終了したカフェ「ドゥ マゴ パリ」が、小さなスタンドカフェとして「Bunkamura ル・シ ネマ 渋谷宮下」内にオープン。プチサイズにリニューアルされた名物の「タルトタタン」、「ドゥ マゴ パリ」オリジナルブレンドのホットコーヒーをはじめ、映画鑑賞のおともにぴったりのメニューを揃える。さらに、ロビーで目を引く「LIBRAIRIE」コーナーには、アートショップ「ナディッフ(NADiff)」の特別なキュレーションによるブックストアも併設。販売される書籍のラインナップは定期的に入れ替わり、足を運ぶごとに様々な本との出会いを楽しめるようになっている。施設情報「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」オープン日:2023年6月16日(金)住所:東京都渋谷区渋谷 1-24-12 渋谷東映プラザ 7&9F(2スクリーン/1F:チケットカウンター)スクリーン数:2(7F:268席+車いすスペース/9F:187席+車いすスペース)上映可能フォーマット:7F DCP(2K/4K) 、35mm、ブルーレイ/9F DCP(2K)、ブルーレイスクリーンサイズ:7F W9.94m×H4.7m(シネマスコープ)/9F W8.7m×H4.6m(シネマスコープ)■こけら落とし特集上映・マギー・チャン レトロスペクティブ上映期間:6月16日(金)〜7月13日(木)料金:一般 1,900円、学生 1,500円(平日は学生 1,200円)、シニア 1,200円※サービスデー:毎月1日、毎週火曜日、毎週木曜日(オンライン購入)は1,200円均一上映作品:『欲望の翼 デジタルリマスター版』(1990)、『ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K』(1991)、『ラヴソング』(1996)、『イルマ・ヴェップ』(1996)、『花様年華 4K』(2000)、『クリーン』(2004)、『楽園の瑕 終極版』(2008)・ミュージカルが好きだから上映期間:6月16日(金)〜7月6日(木)上映作品:『RENT/レント』(2005)、『ドリームガールズ』(2006)、『キャバレー』(1972) 、松竹ブロードウェイシネマ『キンキーブーツ』(2018)■7・8月~上映新作上映作品:『大いなる自由』(7月7日(金)公開)、『サントメール ある被告』(7月14日(金)公開)、『ソウルに帰る』(8月公開)
2023年02月20日高橋一生が演劇界の栄誉、第29回読売演劇大賞にて最優秀男優賞に選ばれ大賞・最優秀作品賞も受賞したNODA・MAP「フェイクスピア」(2021)。同作でタッグを組んだ橋爪功と親子役を演じているドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は、急逝した花火師の父とその息子、そして2人の前に突然現れた女性(本田翼)が織りなすホームドラマで、花火師という“仕掛け”や地方都市でのロケがありながらも、基本的にはテンポのいい会話劇が繰り広げられている。第5話は、高橋さん演じる望月星太郎だけに姿が見える父・航(橋爪さん)は「本当に“幽霊”なのか?」と、ひかり(本田さん)に問われ、星太郎のみならず視聴者たちも皆ハッとする、というラストで幕を閉じた。そんな不思議な日常が描かれる、ひと筋縄では行かないファンタジーとなる本作。これまで数多くの作品に出演してきた高橋さんだが、「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフから生まれた「岸辺露伴は動かない」は大好評につき、制作陣が再集結して映画化も決定。アニメ「ムーミン谷のなかまたち」ではスナフキンの声優を務め、『シン・ウルトラマン』ではウルトラマンの声を担当するなど、“日常を超越した”世界はお手のもの!?今回はファンタジーな世界観に生きる高橋さんに注目した。互いをリスペクトする橋爪功との共演「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」8歳で児童劇団に入り子役としてデビュー、映像作品とともに演劇作品でも蜷川幸雄演出「から騒ぎ」や藤田俊太郎演出「天保十二年のシェイクスピア」など、多くの代表作を持つ高橋さん。橋爪さんと共演したNODA・MAP「フェイクスピア」はフェイクが飛び交う時代に、真実の言葉を巡る物語。高橋さんは“コトノハ(言の葉)”の詰まった筺を持つ記憶をなくした主人公・monoを演じた。その筺とは、日航機墜落事故で残されたボイスレコーダーがモチーフとなっている。その舞台を機に、橋爪さんは「以前からも『面白い役者だな』と思っていた」という高橋さんと意気投合、世代を超えて互いにリスペクトを送り合う2人が「一緒にドラマをやりたい」と今回、再タッグが実現した。そんな「6秒間の軌跡」は、草彅剛の代表作「僕シリーズ」などで知られ、小芝風花主演「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」で向田邦子賞を受賞した橋部敦子によるオリジナル脚本。高橋さんは橋部さん脚本のドラマ「僕らは奇跡でできている」で主演し、橋爪さんは「モコミ」で主人公の祖父役を演じた縁がある。「『花火師』『父子』『死』というキーワードをいただいたところから脚本づくりが始まりました。レギュラーキャストが3人だけで、できるだけ家の中のシーンという制約の中、会話劇という形でとても自由に書かせていただきました」と橋部さんは公式サイトでコメントしており、「日常のドラマですが、死んだはずなのに現れた航と突然家に住み込むことになったひかりによって、星太郎は大きくゆらぎます」と解説している。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」5話よりコロナ禍で夏の風物詩ともいえる花火大会が中止となり、大打撃を受けた花火業界。2人暮らしの親子が営む望月煙火店も例にもれず、個人向け花火を始めようかと父・航が提案していた矢先に、航は「すまん…」と言い残して突然他界。遺された星太郎のもとに、“あなたのためだけの花火を打ち上げます”と書かれたチラシを持ったひかりが現れ、その花火を打ち上げた後は煙火店で住み込みで働くことになる。繊細な作業と大胆な発想が求められる花火師。いままであまり知られることのなかったその仕事の一端を覗くことができる一方で、伸びっぱなしの髪とスウェットに半纏、若干世情に疎く、ひかりとの同居にも動揺が隠せない星太郎を演じる高橋さんはやはり職人役がよく似合う。花火作りを実際に体験し「細かい緻密な作業は嫌いではなかった」と自身でもふり返っていた。そして、星太郎が9歳のときから23年間、2人で花火と向き合ってきて「一番の変化が親父が死んだこと」というくらい二人三脚だった父子。それがいまや、橋爪さん演じる航は神出鬼没の幽霊(?)となって時々、星太郎の前に現れる。2人の口ゲンカは絶えることなく、ひかりの同居話に「落ち着いてくださいよ」「お前だよ」という絶妙なツッコミ合いもこの父子ならでは。かと思えば、ひかりのために上げた花火には「いい花火だった」とストレートに褒めてくれる温かさがあり、「(今度は)突然いなくなったりしないでくれ」と星太郎のほうにも、ふと本音がこぼれる瞬間がある。しかも困ったことに、幽霊(?)の航と謎多きひかりは、彼女にその姿は見えずとも何だか気が合うところがある様子。「(航のことが)見えてんの? 聞こえてんの?」「見えてませんし、聞こえてません」というやりとりが、星太郎とひかりの間で繰り返されていく。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」5話よりそのひかりは、不思議と本質を突いてくる。第4話では本作のタイトルである6秒間とは、4号玉の花火が打ち上がってから開き終えるまでの時間ということが、彼女の問いから判明した。その6秒間の煌めきのために、2か月かける世界が花火師。生前の航を知らなくても、そんな“2人だけがわかり合ってる世界”がひかりには通じているようだ。人もまた何十年生きてきても、一瞬で花が散ることもある儚いもの。長い期間をかけて稽古を重ね、1回1回の本番に臨む“生もの”といわれる演劇にも相通じるものがありそうだ。さらに第5話では、定年退職する小学校の担任のための同窓会に行きたくない、花火も上げたくないと、子どものように駄々をこねる星太郎に、ひかりは「キレるくらいならちゃんと説明して」と至極まっとうに反論する。ひかりの出現とその何気ない問いかけによって、実は癒やしきれない傷でいっぱいの星太郎の胸に何かが確実に刺さっていることは間違いない。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」5話より“あの人”とずっと呼んできた母・理代子についてもそうだ。航と星太郎はくだらない会話で日常を埋めてきたが、特に9歳という十分に物心がついている星太郎が「“あの人”は母親なんかじゃない」「母親なんていらない」といったプライドで覆い隠してきた喪失感を自覚するきっかけを、ひかりがもたらしている。この2人に翻弄されまくっている“星太郎”高橋さんが堪らない、というファンも多いのではないだろうか。「物語の終盤では更にゆらがす重要な人物も現れます」と脚本の橋部さんは宣言しており、その人物の登場とゆらぎ続ける“星太郎”高橋さんから目が離せない。【第6話あらすじ】望月航の遺品整理をする望月星太郎。中には、ガラクタのようなものまで混じっており、星太郎は「なんでとってあるかな」と嘆くが、航は、そのうちに捨てようと思っていたら死んでしまった、先送りにしていてはだめだと語る。その後、星太郎は幼馴染の田中勇人(小久保寿人)に花火を打ち上げた後、クラス会に顔を出すと告げる。また、ひかりから母親の写真が見たいとお願いされた星太郎は、手元にあった母親の写真をひかりに見せる。するとひかりは「お父さんの秘密を知っちゃったかもしれません」と言い出す。結局、星太郎はクラス会に顔を出さずに帰宅。実は別れた恋人・由紀子(安藤聖)もクラス会に出席してして、顔を合わせるのが気まずかったようで…。ドラマ「僕らは奇跡でできている」(2018)高橋さんの民放ゴールデン・プライム帯の連ドラ初主演作。韓国ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を彷彿とさせるファンタジー要素も交えたハートフルドラマ。座学よりもフィールドワークが大好きな動物行動学の大学講師・相河一輝は、周りの評価は一切気にしない、超マイペースな主人公だが、画一主義を良しとする社会から見れば“変わり者”とされる人物の生きづらさを、どこか愛らしく体現できるのは高橋さんならでは。映画『ロマンスドール』(2019)蒼井優と『リリイ・シュシュのすべて』以来18年ぶりの共演で夫婦を演じたラブストーリーで、原作者でもあるタナダユキ監督は「私の中では、ダーク・ファンタジー」と語る『ロマンスドール』。今作で黙々と作業をこなす職人ぶりは健在で、「演技力と手先の器用さをあわせもつ俳優が演じることが絶対条件」と監督が語ったように、どうせやるなら良いものを作りたい、という気概を持つ美大卒のラブドール造形士・哲雄は高橋さんのハマり役に。造形士の師匠(きたろう)の存在と、彼を亡くしてからの人生の変化に注目。ドラマ「天国と地獄 ~サイコな2人~」(2021)高橋さんの人気を決定づけたNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」の小野政次役を生み出し、現在はドラマ10「大奥」も話題の森下佳子が脚本を手がけ、綾瀬はるか演じる警視庁捜査一課の女性刑事・望月彩子との“入れ替わり”演技が大きな注目を集めたサスペンスドラマ。『転校生』のように「階段から転げ落ちたら魂が入れ替わっていた」という設定を納得させる両者の演技に脱帽。高橋さんはサイコパスな殺人鬼・日高陽斗と、“中身”が彩子になった日高のいわば二役を見事に演じ分けた。原作ファンも異論なし!「岸辺露伴」がスクリーンへ演劇的といえば、今作もそうかもしれない。人の記憶を本にして読むことができる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気マンガ家・岸辺露伴。その人物デザイン監修・衣装デザインを柘植伊佐夫、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズも手がけている脚本・小林靖子や、川端康成原作の高橋さん主演ドラマ「雪国-SNOW COUNTRY-」演出も手がけた渡辺一貴監督らが創りあげた世界は、高橋さんと編集者・泉京香役の飯豊まりえや、濃厚なキャラクターを演じるキャスト陣との会話劇の妙を楽しむ側面もある。2020年から3期にわたり話題を呼んだドラマシリーズの“猛者”たちが続投し、2009年にフランス・ルーヴル美術館のバンド・デシネプロジェクトのために描き下ろされた読切作品を映画化する『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は、露伴のルーツを描くため、原作ファンも、ドラマからのファンも、そのどちらも知らない方も楽しむことができそうだ。「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」は毎週土曜23時30分~テレビ朝日系で放送中。『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』は5月26日(金)より全国にて公開。(上原礼子)■関連作品:岸辺露伴 ルーヴルへ行く 2023年5月26日より公開© 2023「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」製作委員会 © LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
2023年02月18日2023年6月にオープンする新たな映画館「Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下」のオープニングを飾るラインナップとキービジュアル、館名ロゴが発表された。同映画館は、Bunkamuraの4月10日からの休館にともない、6月より渋谷東映プラザ内「渋谷TOEI」跡地にオープン。こけら落としを飾るのは、マギー・チャン日本初の本格的回顧上映『マギー・チャン レトロスペクティブ』と、17年ぶりにル・シネマのスクリーンによみがえる映画版『RENT/レント』の上映を含むミュージカル映画特集『ミュージカルが好きだから』の2企画。さらに7月と8月には、男性同性愛を禁じたドイツの刑法175条のもと、愛する自由を求め続けた男の20余年を描くBunkamura初配給作品『大いなる自由』、若き母を巡る実在の裁判を描き、「2022年最高のフランス映画」として絶賛された衝撃の法廷劇『Saint Omer(原題)』、ソウルの街を舞台に、ひとりの女性の25歳から33歳までをユーモアと寂しさ、生きる歓びとともに描き、新人パク・ジミンの並外れた演技が絶賛された『ソウルに帰る』といった新作映画3本がラインナップされている。併せて公開されたオープニング・キービジュアルと館名ロゴのデザインは、グラフィックデザイナーの畑ユリエが担当。「映画のスクリーンから、無数の未来が広がっていくようなイメージ」のキービジュアルと、「若草が生えているような瑞々しく新鮮な雰囲気」をまとう館名ロゴが、新たな映画館のオープンを彩る。また、Bunkamuraで長年親しまれている「ドゥ マゴ パリ」のスタンドカフェもオープンする予定だ。<劇場情報>Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下6月オープン予定Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下 キービジュアル<各作品・各企画概要>『マギー・チャン レトロスペクティブ』6月開催予定マギー・チャン レトロスペクティブより『花様年華 4K』(C)2000 BLOCK 2 PICTURES INC. (C)2019 JET TONE CONTENTS INC.ALL RIGHTS RESERVED上映作品:『欲望の翼 デジタルリマスター版』(90)、『ロアン・リンユイ/阮玲玉 4K』(91)、『ラヴソング』(96)、『イルマ・ヴェップ』(96)、『花様年華 4K』(00)、『クリーン』(04)、『楽園の瑕 終極版』(08)特集上映『ミュージカルが好きだから』6月開催予定ミュージカルが好きだからより『RENT/レント』(C)2005 REVOLUTION STUDIOS DISTRIBUTION COMPANY, LP.ALL RIGHTS RESERVED上映作品:『RENT/レント』(05)、『キンキーブーツ』(18)、and more『大いなる自由』7月7日(金) 公開(C)2021FreibeuterFilm•Rohfilm Productions監督:セバスティアン・マイゼ出演:フランツ・ロゴフスキ、ゲオルク・フリードリヒ『Saint Omer(原題)』7月公開予定(C)Laurent Le Crabe監督:アリス・ディオップ出演:カイジ・カガメ、ガスラジー・マランダ『ソウルに帰る』8月公開予定(C)Aurora Films監督:ダヴィ・シュー出演:パク・ジミン、キム・ソニョン関連リンク公式サイト:::
2023年02月17日松たか子、長澤まさみが出演する「松尾スズキと30分強の女優」の放送・配信日が3月25日(土)に決定、番組ビジュアルも公開された。本作は、松尾スズキが女優と組んで繰り広げる至極のコント番組の第3弾。「バラエティ番組のコントじゃない、作品としてのコントが作りたい」という思いから、松尾さんが脚本・演出・出演を務める、各話30分のオムニバスコントドラマ「松尾スズキと30分の女優」。今回は“強”となってさらにパワーアップ。「松たか子の乱」初回は「松たか子の乱」、続いて「長澤まさみの乱」を放送・配信。なお、吉田羊、多部未華子、松雪泰子、天海祐希らが出演する過去シリーズ(第1・2弾)は、WOWOWオンデマンドにて配信中だ。「長澤まさみの乱」「松尾スズキと30分強の女優」は3月25日(土)WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信(「松たか子の乱」21時30分~/「長澤まさみの乱」22時15分~)。(cinemacafe.net)
2023年02月15日英国の権威ある演劇賞「第23回WhatsOnStage Awards」の授賞式がロンドンで行われ、スタジオジブリのアニメーション映画『となりのトトロ』を舞台化した「My Neighbour Totoro」が、最優秀演出賞など最多の5冠を受賞した。映画で音楽を手掛けた作曲家の久石譲が舞台化を提案し、宮崎駿監督がこれを快諾したことで始まったプロジェクト。久石氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務め、イギリスの名門演劇カンパニー「ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)」と日本テレビが共同製作し、舞台化した。昨年10月8日~今年1月21日までロンドンのバービカン劇場で上演した舞台は、久石氏の音楽、原作を尊重した世界観、そしてRSCならではの作劇力で観客の心をつかみ、13万3,000枚のチケットは完売。連日万雷の拍手とスタンディングオベーションが続き、ガーディアン紙をはじめ多くの劇評で五つ星を獲得するなど、高評価を得ていた。最優秀演出賞を受賞したフェリム・マクダーモットは授賞式で「原作の精神に導かれるように、皆で一丸となって作り上げたショーです。パンデミックで街に人がいない中、バービカン劇場で様々なトライを続けました。キャストは卓越したアンサンブルでこのショーを育み、お客様の気持ちが加わって完成しました。私はこの賞を、個人としてではなく、チームとして受け取りたいと思います」と喜びをコメントした。最多の9部門でノミネートされていた本作は、演出賞ほか舞台美術、照明デザイン、音楽監督、音響デザインを受賞。4月には英国演劇界で最も注目されるローレンス・オリヴィエ賞も控えており、さらなる受賞も注目されている。「My Neighbour Totoro」(となりのトトロ)第23回WhatsOnStage Awards受賞一覧◆Best Direction(最優秀演出賞)- Phelim McDermott(フェリム・マクダーモット)◆Best Musical Direction/Supervision(最優秀音楽監督賞)- Bruce O‘Neil(ブルース・オーネリ) and Matt Smith(マット・スミス)◆Best Set Design(最優秀舞台美術賞)- Tom Pye (トム・パイ)and Basil Twist(バジル・ツイスト)◆Best Lighting Design(最優秀照明デザイン賞)- Jessica Hung Han Yun(ジェシカ・ハン・ハンユン)◆Best Sound Design(最優秀音響デザイン賞)- Tony Gayle(トニー・ゲイル)(text:cinemacafe.net)■関連作品:となりのトトロ 1988年4月16日より公開
2023年02月14日Bunkamuraル・シネマの編成担当が「見過ごされてはならない映画」として自社買付・初の全国配給を決めた2021年カンヌある視点部門審査員賞受賞作『Great Freedom』が、邦題『大いなる自由』として新劇場Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下にて7月7日(金)より公開されることが決定した。本作は、第二次大戦後ドイツで男性同性愛を禁ずる「刑法175条」のもと、「愛する自由」を求め続けた男の20余年にもわたる闘いを描いた静かな衝撃作。1871年から1994年までの123年間施行された刑法175条はナチス時代に厳罰化され、処罰者は14万人にも及んだ。自身の性的指向を理由に繰り返し投獄される主人公ハンスを演じたのは、ミヒャエル・ハネケ監督『ハッピーエンド』(17)やドイツ映画賞主演男優賞に輝いた『希望の灯り』(18)、現代ドイツ映画を代表する作家クリスティアン・ペッツォルト監督の『水を抱く女』(20)などで大きな印象を残した次世代スターで、ダンサー・振付師でもあるフランツ・ロゴフスキ。非人道的な法に踏み躙られながらも愛を諦めないハンスの、消えない炎のような魂を、少ない言葉と雄弁な身体で表現した。当初は同性愛者であるハンスを嫌悪しながらも、次第に心をほどいていく殺人犯ヴィクトールを演じたのは、『Bright Nights』(17・未)で第67回ベルリン国際映画祭最優秀男優賞を受賞したゲオルク・フリードリヒ。ハンスと同房になったヴィクトールは175条違反者である彼を遠ざけようとするが、腕に彫られた番号から、ハンスがナチスの強制収容所から直接刑務所に送られたことを知る。反発から始まった2人の関係は、長い年月を経て互いを尊重する絆へと変わっていく…。刑務所という特殊な環境下で育まれる唯一無二の関係性を具現化した両者のケミストリーは、海外メディアから「言葉はいらない。この二人がいればいい」(DEUTSCHLANDFUNK KULTUR)、「傑出した俳優たちによる、力強く忘れがたい物語」(POLYESTER FRANCE)など称賛された。監督・脚本は、オーストリア人監督のセバスティアン・マイゼ。各国映画祭で高く評価された長編デビュー作『Still Life』(11・未)以来の劇映画となる。撮影監督は『燃ゆる女の肖像』のセリーヌ・シアマ監督が『トムボーイ』『ガールフッド』などでタッグを組んだクリステル・フルニエ。本作は「レンブラントの絵画のような美しさ」(SCREEN DAILY)、「深遠なる官能」(Little White Lies)と評され、映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では97%フレッシュという高評価を獲得(2月7日時点)。日本公開に先んじて同タイトルで上映された2022年レインボー・リール東京でも「超絶大傑作」「あまりに衝撃的なラスト」「どっと涙が出て困った」など絶賛が相次ぎ、劇場公開を望む声が多く寄せられていた作品だ。Bunkamuraル・シネマ編成担当者は「編成チーム一同ぜひ上映したい!と魅了されました」と語り、「公開方法を模索するなか、昨年7月にレインボー・リール東京で再見。スクリーンで、そして日本語字幕付きで観ると、ますます『見過ごされてはならない映画』だと確信し、自分たちで全国配給することを決めました」とコメントを寄せている。『大いなる自由』は7月7日(金)よりBunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2023年02月12日日本人なら一度は耳にしたことがある「灯台下暗し」ということわざ。「人は身近なことにはかえって気がつかないもの」という意味を表します。灯台といえば、海上のはるか遠くまで光を照射できる一方、真下の地面や周辺の海は暗いまま。「言い得て妙」と思いきや、語源を調べてみると驚きの事実が判明しました。江戸時代に使われていた燭台のことだった正しくは、灯台ではなく「燭台(しょくだい)」。江戸時代に使われていた室内照明器具のことを指していたのです。燭台は、台となる火皿の上に伸びる支柱の先端にロウソクが立つように設計されています。部屋全体を明るく照らしてくれる反面、真下は影になって暗くなってしまう。燭台の構造上から生まれる陰影からきていたわけです。さらに、落語の「真打ち」という言葉が誕生した背景にも燭台が関係していると言われています。そもそも真打ちとは、「もっとも高い技量を持つ人」「寄席の最後に登場する人」という意味を持つ言葉です。燭台に立てたロウソクを照明代わりに使っていた当時の寄席。1番最後に高座へ上がる師匠は、その日の演目が終わるとロウソクの火を消して明かりを落としていました。当時の「打つ」には「消す」という意味があったことから、寄席のトリに登場してロウソクの芯を打つ落語家を「真打ち」と呼ぶようになったという説が有力とされています。ことわざの由来を調べてみると、意外な新事実に出会えるかもしれません。[文・構成/grape編集部]
2023年02月08日全国無料放送のBS12 トゥエルビ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:須磨直樹)では日曜よる7時より劇場版アニメや長編アニメに特化した『日曜アニメ劇場』を放送しています。2023年3月は「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」「劇場版マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜」「劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜」「ルパン三世 お宝返却大作戦!!」をお届けします。1.「日曜アニメ劇場」概要新作、旧作、隠れた名作まで毎週日曜よる7時は『日曜アニメ劇場』!劇場版アニメや長編アニメを中心に、映画、OVA(オリジナル・ビデオ・アニメーション)やTV用に編集されたスペシャル版など、無料放送ではなかなか出会えない貴重なラインナップでお届けします。2.2023年3月の放送予定3月5日日曜アニメ劇場特別編「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」(4Kデジタル修復版 ※2Kダウンコンバートで放送)3月12日「劇場版マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜」3月19日「劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜」3月26日「ルパン三世 お宝返却大作戦!!」★放送予定は『日曜アニメ劇場』ホームページもあわせてご確認ください ©KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ博報堂DYメディアパートナーズ 日販/1999©2009 BIGWEST/MACROSS F PROJECT©2011 BIGWEST/MACROSS F PROJECT原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV3.掲載時のお願い<コピーライト>「ガメラ3 邪神<イリス>覚醒」: ©KADOKAWA 徳間書店 日本テレビ博報堂DYメディアパートナーズ 日販/1999「劇場版マクロスF 〜イツワリノウタヒメ〜」: ©2009 BIGWEST/MACROSS F PROJECT「劇場版マクロスF 〜サヨナラノツバサ〜」: ©2011 BIGWEST/MACROSS F PROJECT「ルパン三世 お宝返却大作戦!!」:原作:モンキー・パンチ ©TMS・NTV■作品紹介画像のトリミングは不可とします。■その他注意事項:宣伝について、視聴者向け作品紹介であれば凡そ問題ありませんが、例えばプラットフォーム/チャンネルが新規顧客獲得・契約を目的として実施する広告/営業ツール等内での当該作品の映像画像の使用は一切不可となっております。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月07日舞台『演劇調異譚(えんげきちょういたん)「xxxHOLiC」 -續(ゾク)-』が2023年4月7日(金)から4月23日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場、4月28日(金)から5月7日(日)まで兵庫・AiiA 2.5 Theater Kobeで上演される。チケット一般発売日は3月26日(日)。CLAMPの人気漫画『xxxHOLiC』舞台化創作集団CLAMPによる『xxxHOLiC』は、シリーズ累計発行部数1,450万部を超える人気漫画だ。2003年から『ヤングマガジン』で連載され、劇場版アニメーションやTVアニメーション、実写ドラマ、実写映画など様々なメディアミックスを展開。2021年には、男性キャストだけで演じるオールメイルで舞台化した『演劇調異譚「xxxHOLiC」』が上演され、新たな注目を集めた。壱原侑子役に太田基裕&四月一日君尋役に阪本奨悟そんな人気作品『演劇調異譚「xxxHOLiC」』の続編となる『演劇調異譚「xxxHOLiC」 -續-』が上演されることに。前作に引き続きオールメイルでの上演となる今回は、壱原侑子役に太田基裕、四月一日君尋役に阪本奨悟と続投するほか、百目鬼静役・松島勇之介、九軒ひまわり役・赤澤遼太郎、マルダシ役・後藤成貴&村山董絃(Wキャスト)、モロダシ役・加藤岳&猪股怜生(Wキャスト)、座敷童役・櫻井圭登、雨童女役・大平峻也らキャラクターが再び登場。また『演劇調異譚「xxxHOLiC」 -續-』からの新キャラクターとして、猫娘役・三井淳平が初出演し、前作より女形指導で座組を支えた劇団「花組芝居」の加納幸和が佳朱弥役としてキャストに名を連ねる。<配役>壱原侑子:太田基裕四月一日君尋:阪本奨悟百目鬼静:松島勇之介九軒ひまわり:赤澤遼太郎マルダシ:後藤成貴/村山董絃(Wキャスト)モロダシ:加藤岳/猪股怜生(Wキャスト)座敷童:櫻井圭登雨童女:大平峻也猫娘:三井淳平佳朱弥:加納幸和【詳細】『演劇調異譚「xxxHOLiC」 -續-』企画:大川七瀬、松田 誠原作:CLAMP『xxxHOLiC』(講談社)演出:松崎史也脚本:畑雅文出演:太田基裕、阪本奨悟、松島勇之介、赤澤遼太郎、後藤成貴、村山董絃、加藤岳、猪股怜生、櫻井圭登、大平峻也、三井淳平、加納幸和、橋本有一郎、篠尾佳介、水島渓、木村和磨、山﨑竜之介、鶴岡政希チケット料金:10,500円(全席指定)、サイドシート 10,500円(全席指定)一般発売日:2023年3月26日(日)10:00■東京公演期間:2023年4月7日(金)~4月23日(日)場所:天王洲 銀河劇場住所:東京都品川区東品川2-3-16■兵庫公演期間:2023年4月28日(金)~5月7日(日)場所:AiiA 2.5 Theater Kobe住所:兵庫県神戸市中央区北野町1 コトノハコ神戸2F【チケットに関する問い合わせ先】MittTEL:03-6265-3201(平日12:00~17:00)©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社©Nelke Planning co.,ltd.
2023年01月30日舞台『ロミオ&ジュリエット』の取材会が27日に東京・Bunkamura シアターコクーンにて行われ、W主演を務めるTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE・長谷川慎と北乃きいのほか、中尾暢樹、小松準弥、石川凌雅、京典和玖、若杉宏ニ、紺野まひる、鈴木省吾、美羽あさひ、野口かおる、松村雄基、山崎樹範、演出のアレクサンドラ・ラター氏が登場した。世界でもっとも有名な劇作家・シェイクスピアの不朽の名作『ロミオとジュリエット』を原作にした同作。フレッシュなキャスト陣が、ピュアな恋人たちのロマンスや若者たちのやり場のない情熱と葛藤を、芝居とダンスを融合させたムーブメントで表現する。宮崎駿監督が『もののけ姫』の舞台化を初めて認めたことで話題を集めた、イギリス出身のアレクサンドラ氏が演出を務める。今作が舞台初主演となる長谷川は、「初めに台本を読んだときは、何を言っているのか、さっぱりわからなくて混乱してました」とシェイクスピア作品の難しさに直面したことを告白。アレクサンドラ氏の演出のおかげで難解なセリフを紐解くことができたと明かし、「自分がセリフで困っているところを、英語でかみ砕いて違った表現で教えてくれて、意味がわかったことで自分の中に落とし込みながら演じることができました」と感謝を伝えた。また、ライブや大事な撮影に赤の勝負パンツで臨むことで知られる長谷川。報道陣から“初日にはく勝負パンツの色は?”という質問が飛ぶと、「赤ですね……というか、今も赤をはいてます。今日(公開ゲネプロ)もお客さんはいないですが本番なので、今日から2月12日の千秋楽まで、毎日“赤パン”でがんばります!」と気合いをのぞかせた。長谷川の勝負パンツトークで盛り上がっていると、共演の野口が「いつも勝負のときは赤なんですか?」と報道陣さながらに質問。すると、すかさず山崎が「どちらの媒体の方ですか?」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
2023年01月28日毎年ゴールデンウィークにSPAC-静岡県舞台芸術センターが開催している「ふじのくに⇄せかい演劇祭」が、今年も4月29日(土・祝)〜5月7日(日)に開催される。世界中から優れた演劇・ダンス・人形劇・映像などの舞台芸術作品を静岡に集めて開催される同演劇祭。今年は静岡県が「東アジア文化都市」※に選ばれたこともあり、演劇祭にも中国や韓国の話題作がラインアップ。フランスからはオリヴィエ・ピィの注目作が日本初演される。また、駿府城公園エリアでは「ふじのくに野外芸術フェスタ2023 静岡・日本」と「ストレンジシード静岡」を同時開催。SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督で演出家・宮城聰の代表作『天守物語』やウォーリー木下が作・演出・構成・美術を手がける新作が上演される。この新作『χορός / コロス』(仮)では現在出演者を含む参加者を募集中だ(2月28日募集〆切)。※「東アジア文化都市」: 2023年、静岡県は中国の成都市・梅州市、韓国の全州市の3都市とともに、日本の東アジア文化都市に選ばれた。2023年の1年間で、様々な文化交流を図る。【ふじのくに⇄せかい演劇祭 2023 上演ラインアップ】会期:4月29 日(土・祝)〜5月7日(日)『アインシュタインの夢』※日本初演『アインシュタインの夢』演劇(北京・中国)演出:孟京輝会場:静岡芸術劇場『XXL レオタードとアナスイの手鏡』※日本初演『XXL レオタードとアナスイの手鏡』(C) kisoul演劇(アンサン・韓国)演出:チョン・インチョル、作:パク・チャンギュ会場:静岡芸術劇場『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』※日本初演『Dancing Grandmothers 〜グランマを踊る〜』(C) Young-Mo Choeダンス(ソウル・韓国)振付・演出:アン・ウンミ会場:静岡芸術劇場『ハムレット(どうしても!)』※日本初演『ハムレット(どうしても!)』(C) Christophe Raynaud de Lage / Festival d’Avignon演劇(アヴィニョン・フランス)<ウィリアム・シェイクスピアによる>翻訳・演出:オリヴィエ・ピィ会場:舞台芸術公園『パンソリ群唱〜済州島 神の歌〜』※日本初演『パンソリ群唱〜済州島 神の歌〜』(C) Na Seungyeol音楽劇(ソウル・韓国)作・演出:パク・インへ会場:舞台芸術公園ー駿府城公園で同時開催!ー■ふじのくに野外芸術フェスタ2023 静岡・日本「東アジア文化都市」春の式典上演作品『天守物語』『天守物語』(C) K. MIURA[SPAC作品]演劇(静岡・日本)演出:宮城聰、作:泉鏡花■「ストレンジシード静岡 2023」コアプログラム『χορός/コロス』 (仮)※新作『χορός/コロス』 (仮)演劇 (静岡・日本)作・演出・構成・美術:ウォーリー木下振付・演出・出演:いいむろなおき、金井ケイスケ、黒木夏海、冨田昌則※公演日時等の詳細は公式サイトにて順次発表。◆ふじのくに⇄せかい演劇祭 特設サイト: ◆ストレンジシード静岡 公式サイト:
2023年01月26日2月10日(金) より全国の映画館で公開されるナショナル・シアター・ライブ『かもめ』の劇場予告編が公開された。本作は、『ゲーム・オブ・スローンズ』などで知られるエミリア・クラークがウエストエンドでのデビューを果たし、初主演を務めた舞台の模様を収録。演出を手がけたジェイミー・ロイドは、ジェームズ・マカヴォイ主演の『シラノ・ド・ベルジュラック』でローレンス・オリヴィエ賞を受賞しており、本作も『シラノ・ド・ベルジュラック』と同様に、古典に新たな魅力を加えた舞台として高い評価を受けている。また、本作の劇場公開を記念したトークイベントが、2月10日(金) にTOHOシネマズ 日本橋で開催されることが決定。過去に『かもめ』の演出を手がけた演出家・鈴木裕美がゲストとして出演するほか、司会進行は演劇ライターの上野紀子が務める。ナショナル・シアター・ライブ『かもめ』劇場予告編<イベント情報>ナショナル・シアター・ライブ『かもめ』公開記念トークイベント2月10日(金) TOHOシネマズ 日本橋※19:10の回上映前に実施トークゲスト:鈴木裕美(演出家)司会進行:上野紀子(演劇ライター)座席販売スケジュール:2月8日(水) 0:00~劇場HPで購入可能劇場HP:<作品情報>ナショナル・シアター・ライブ『かもめ』作:アントン・チェーホフ脚本:アーニャ・ライス演出:ジェイミー・ロイド出演:エミリア・クラーク、トム・リース・ハリーズ、ダニエル・モンクス、ソフィー・ウー、インディラ・ヴァルマ字幕翻訳:柏木しょうこ【公開劇場】■2月10日(金)~東京:TOHOシネマズ 日本橋神奈川:TOHOシネマズ ららぽーと横浜愛知:TOHOシネマズ 赤池大阪:大阪ステーションシティシネマ福岡:中洲大洋劇場■2月17日(金)~兵庫:シネ・リーブル神戸京都:アップリンク京都【鑑賞料金】一般3,000円、学生2,500円(要・学生証の提示)、障がい者2,500円ナショナル・シアター・ライブ 日本公式サイト:
2023年01月25日冬の夜灯りに酔う、山鹿ならではの彩ある世界夏の風物詩「山鹿灯籠まつり」から季節を流し、冬の祭典「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」が訪れます。風情溢れる豊前街道の古き良き町並みを、和傘や竹を使ったオブジェが鮮やかに彩り、数千もの蝋燭の灯りが幻想的な世界を演出します。その雰囲気は訪れた者の心を打ち、まるで時空を超えたような気持ちにさせてくれます。重要文化財の芝居小屋『八千代座』では伝統芸能に目を奪われ、五感で味わう醍醐味に酔いしれます。仄かに揺れる灯りに包まれながら、山鹿の心を感じてください。山鹿灯籠浪漫・百華百彩山鹿灯籠浪漫・百華百彩のはじまりかつて、和傘の大産地としてその名を轟かせていた山鹿。「当時の風景を蘇らせる賑やかな祭りができないものか」、そんな想いから地元のみなさんの手作りによって「山鹿灯籠浪漫・百華百彩」は生まれました。九州6県で取り組まれていた「冬の九州・灯りの祭典」の一環としてはじまったため、毎年冬に開催しています。★灯りの点灯★・内容約5000個の竹灯りと約300本の傘灯りでライトアップします。・点灯時間19~22時(17時30分点灯開始)・交通規制豊前街道(湯の端公園~NTT前)17時30分~22時30分まで※点灯ボランティア歓迎!竹ぼんぼりの中のロウソクに火をつけてお手伝いをしてくださる方を大募集!点灯をはじめる17時30分頃に、柄の長いライター(チャッカマンなど)をご持参ください。小学生も保護者同伴ならOKです。★山鹿風情物語★・内容山鹿太鼓と山鹿灯籠踊りの共演(幕間にお楽しみ抽選会あり)・会場八千代座・時間20時開場、20時30分開演(約60分)・入場料1,000円(お買い物券200円付き・小学生以下無料)※お席は全て自由席となります。※入場券は当日販売となります(18時より八千代座入口にて)。※小学生以下は無料となりますが、幕間に行います抽選会の抽選券はございません。お問い合わせ先山鹿温泉観光協会電話番号:0968-43-2952E-mail: y-kankoukyoukai@viola.ocn.ne.jp HP: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年01月23日CENTRIC株式会社は、2022年12月25日(日)に「秩父産10年保存水 清流灯 ~セイリュウトウ~」500ml、2LをECサイトで販売を開始いたしました。秩父山系の自然のフィルターでろ過・浄化された湧水近年、深刻な被害をもたらす自然災害が相次ぎ発生し、備蓄用として飲料水を用意するニーズがますます増えております。一方で、世界的に広がるインフレの傾向が見受けられます。このような状況の中、より良い商品を安価で提供を行うため、自社商品(OEM商品)の販売を開始する事となりました。【秩父産10年保存水 清流灯 ~セイリュウトウ~とは】「もしも」のときに家庭を助ける灯となってくれるよう願いを込めて作りました。秩父は、アイヌ語では「清水」を意味し、秩父地方から湧き出た水を加熱殺菌しボトリングしております。秩父山系の自然のフィルターでろ過・浄化された湧水を源水にした天然水。弱アルカリ性で、天然のミネラル分をバランスよく含んだ体にいい、おいしい水です。災害時の持ち運びや利便性から小容量でも製造しております。併せてラベルレスタイプも製造することでプラスチックごみが少なくなり環境負荷低減につながるのはもちろん、避難所等の利用の際にもゴミの分別作業の手間を減らすことが出来ます。(現在、ラベルレスタイプのみ販売。今後ラベルありタイプも販売予定です。)環境に配慮しながら、備蓄の重要性を改めて訴求することで、お客様に防災意識を高めていただくきっかけを作っていきます。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年01月16日CENTRIC株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:山田 亮)は、2022年12月25日(日)に「秩父産 10年保存水 清流灯 ~セイリュウトウ~」500ml、2LをECサイトで販売を開始いたしました。秩父産 10年保存水 清流灯 ~セイリュウトウ~いつものデパート 楽天市場店 近年、深刻な被害をもたらす自然災害が相次ぎ発生し、備蓄用として飲料水を用意するニーズがますます増えております。一方で、世界的に広がるインフレの傾向が見受けられます。このような状況の中、より良い商品を安価で提供を行うため、自社商品(OEM商品)の販売を開始する事となりました。【秩父産 10年保存水 清流灯 ~セイリュウトウ~ とは】「もしも」のときに家庭を助ける灯となってくれるよう願いを込めて作りました。秩父は、アイヌ語では「清水」を意味し、秩父地方から湧き出た水を加熱殺菌しボトリングしております。秩父山系の自然のフィルターでろ過・浄化された湧水を源水にした天然水。弱アルカリ性で、天然のミネラル分をバランスよく含んだ体にいい、おいしい水です。災害時の持ち運びや利便性から小容量でも製造しております。併せてラベルレスタイプも製造することでプラスチックごみが少なくなり環境負荷低減につながるのはもちろん、避難所等の利用の際にもゴミの分別作業の手間を減らすことが出来ます。(現在、ラベルレスタイプのみ販売。今後ラベルありタイプも販売予定です。)環境に配慮しながら、備蓄の重要性を改めて訴求することで、お客様に防災意識を高めていただくきっかけを作っていきます。【CENTRIC株式会社( )会社概要】代表者:代表取締役 山田 亮所在地:〒171-0014 東京都豊島区池袋2-50-9 第三共立ビル5F設立日:2009年4月6日事業 :コンタクトセンターコンサルティング、コンタクトセンター運営、音声感情解析サービス開発研究および販売2009年創業。コンタクトセンターコンサルティング事業からスタート。「心豊かな社会の実現」というミッションのもと、業務の企画・設計から運用まで、ワンストップサービスを様々な企業様へ提供。2017年「最もお客様を大切にするコンタクトセンター」をコンセプトに熊本に自社内初のコンタクトセンターを設立し、2018年に和歌山にもセンターを設立。2022年には元々支店のあった沖縄に自社センターを設立し全国3拠点にて運営。ECを主としたコンタクトセンターの運営・コンサルティングを行なっており、近年では自治体のコロナ対策に係る業務のアウトソーシングの受託も積極的に行なっている。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月12日カンヌ国際映画祭パルムドール受賞の注目コメディ『逆転のトライアングル』よりポスターと予告編が解禁された。世界三大映画祭の中でもゴージャスでエレガント、世界中のセレブが集まるカンヌ映画祭で上映され、スクリーン上で繰り広げられる想像をはるかに超えた“地獄絵図”っぷりに場内が爆笑の渦に飲まれた本作。そのまま最高賞パルムドールを受賞し、“異色のパルムドール作品”とも囁かれた。この度解禁された予告編では、男性ファッションモデルの主人公カール(ハリス・ディキンソン)が高級ブランドと庶民派ブランドを演じ分けるシーンから始まる。カールは、恋人で人気インフルエンサーのヤヤ(チャールビ・ディーン)と豪華客船の旅に出るが、そこはロシアの大富豪、英国の武器商人、アル中の船長(ウディ・ハレルソン)、高額チップのためならどんな観客の望みでも叶える客室乗務員など、クセモノの巣窟だった。さらにある夜、嵐に巻き込まれ船が難破。そのまま海賊に襲われ、彼らは無人島に流れ着く。水も食べ物もSNSもない極限世界でのサバイバル生活が始まるが、そこでヒエラルキーというピラミッドの頂点に君臨したのは、サバイバル能力抜群な船のトイレ清掃婦アビゲイル(ドリー・デ・レオン)だった…!大逆転してしまった世界に翻弄される登場人物たちの混乱、混沌、そして残酷なまでに晒される人間の本性が描かれる中、果たして私たちはこの転覆劇を笑い飛ばすことができるのか?さらに併せて解禁されたポスターは、セレブを乗せた豪華客船が傾きながら炎上し、彼らを襲う災難を予期させるデザイン。「狂った時代を、笑い飛ばせ。」のキャッチコピーは、時代の闇をユーモアをもって斬りまくるオストルンド監督らしい一言だろう。キラキラ輝くゴールドの液体が散りばめられている意味は、映画を観れば分かるかも…?一部のファンから熱烈に公開が待たれる本作。2部門で見事ノミネートを果たしている第80回ゴールデングローブ賞はじめ、今後の賞レースの行方も気になるところ。続報にも注目したい。『逆転のトライアングル』は2023年2月23日(木・祝)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:逆転のトライアングル 2023年2月23日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開Fredrik Wenzel © Plattform Produktion
2022年12月22日