ドウシシャが、d-designの新しいデザインの加湿器2機種、①ハイブリッド式加湿器(DKHS-351/SHKD-351)、②ハイブリッド式加湿器(DKHS-352/DKHS-3521/SHKD-352/SHKD-3521)を9月に発売しました。床濡れを防ぎ、効率よく加湿!d-designとは、「インテリアと調和する家電」をコンセプトとした家電のブランドです。洋室、和室問わずどんな生活空間にも自然に溶け込み、一見すると加湿器に見えないオブジェのようなインテリアにマッチするデザインが特長です。本加湿器2機種は、背の高いデザインにこだわっっています。昨今フローリングでの生活が主流となっていることから、床置きする場合には出来るだけ高いところから加湿することで床濡れを防ぎ、効率よく加湿する為です。①d-designハイブリッド式加湿器(DKHS-351/SHKD-351)つややかなボディとのびやかなラインが空間を演出。高さ89cmから加湿することで効率よくお部屋を加湿します。アロマケース付きでお好みの香りが楽しめます。①ハイブリッド式加湿器(DKHS-351/SHKD-351)②d-designハイブリッド式加湿器(DKHS-352/DKHS-3521/SHKD-352/SHKD-3521)スリム&トールで端正な佇まいのソリッドデザイン。リモコン付きで離れた位置からも操作が可能です。高さ91.5cmから加湿することで効率よく加湿します。アロマケース付きでお好みの香りが楽しめます。②ハイブリッド式加湿器(DKHS-352/DKHS-3521/SHKD-352/SHKD-3521)商品概要①名称:d-designハイブリッド式加湿器型番:DKHS-351/SHKD-351希望小売価格:15,880円(税抜)加湿量:4段階(強350/中250/弱150/微弱100ml/h)本体+水タンク容量:約3.0.L連続加湿時間:約8.5時間(強運転時)適用畳数:プレハブ10畳/木造6畳サイズ:W20×D20×H89cm質量:2.2kg色展開:ホワイト(WH)/ブラウン(BR)機能:切タイマー(2・4H)、アロマケース付き販売開始日:2017年9月末日②名称:d-designハイブリッド式加湿器型番:DKHS-352/DKHS-3521/SHKD-352/SHKD-3521希望小売価格:16,880円(税抜)/木目17,880円加湿量:4段階(強350/中250/弱150/微弱100ml/h)本体+水タンク容量:約2.6L連続加湿時間:約7時間(強運転時)適用畳数:プレハブ10畳/木造6畳サイズ:W23×D23×H91.5cm質量:2.7kg色展開:パールホワイト(PWH)/ナチュラルウッド(NWD)/ダークウッド(DWD)機能:切タイマー(2・4H)、アロマケース付き販売開始日:2017年9月末日問い合わせ先株式会社ドウシシャお客様相談室Tel:0120-104-481〔受付時間〕9:00~17:00(祝日以外の月~金曜日)
2017年10月13日世界No.1(※)の清浄能力を持つ空気清浄機や、心と空間を潤す最高の加湿器等を製造・販売する「cado(カドー)」が、10月28日よりカドー加湿器シリーズにおける2018年モデルとして「STEM(ステム)620」を発売します。※AHAM(米国家電製品協会)におけるCADR(クリーンエア供給率)の公開値で、カドー空気清浄機AP-C710Sが最高値を獲得しています。この高さがちょうどよい さらに深化した最高の加湿器カドー加湿器シリーズにおける2018年モデルとしてこのたび発表された「STEM(ステム)620」。「STEM(ステム)」は植物の茎を意味しており、本体の特徴的なデザインである円柱のタンクは、水分を運ぶ植物の茎をイメージしているそうです。その最新形態の特徴を見ていきましょう。床から85.5cm。人が床に座った目線のあたりから最大1.3mまでミストが舞うと合計2.2m。この高さは日本家屋の平均的な天井の高さ2.4mを元に設計されています。加湿量は最大で600mL/hとパワフル。天井高く舞い上がった濃密なマイクロミストはちょうどよい高さから部屋全体に降り注ぎ、短時間で部屋中が潤うことで快適な空間を創り出します。パワーアップした2つの性能●水槽内に特殊抗菌処理を施した抗菌プレートがカビや雑菌を除菌(※)します。※本製品の除菌性能は全てのカビや雑菌の発生・抑制・除菌を保証するものではありません。本体は定期的なお手入れが必要です。測定方法:日本食品分析センター。JISZ2801「抗菌加工製品-抗菌性試験方法・抗菌効果」にて、24時間で細菌を99.9%以上抑制。●高性能イオン交換樹脂及び独自構造の新フィルターカートリッジを開発。従来機種「HM-C610S」搭載のフィルターカートリッジと比較して大幅にカルシウム除去性能がアップ(※)しました。※ご使用になられる水道水の硬度によっては、フィルターカートリッジの寿命が短くなることがあります。また、定期的な交換が必要です。測定方法:自社測定。従来機種と比べて抑制率1.4倍、99%以上抑制。存在感のある新デザインとイージーメンテナンストップパネルをアルミ素材の削り出しプレートにすることで、重厚感と清掃性の両立を実現しています。プレート一枚が蓋となっており裏面がフラットなため、清掃時はさっと一拭きするだけ。すっきりとした水槽内部は隅々まで簡単にお手入れすることができます。また、湿度をお知らせするイルミネーションは空間にやさしく色彩を与えます。フレグランスモードを搭載 オールシーズン使える加湿器乾燥が気になるこれからの季節に加湿器として活躍するのはもちろん、フレグランスディフューザー(※)として香りを楽しむことができるようになりました。香りを効率よく噴霧するフレグランスモード(間欠モード)を搭載し、優しい香りが安らぎを提供します。加湿器としてだけでなく、フレグランスモードも搭載しているので、オールシーズンで使用することができます。※アロマオイルは使用できません。カドーのフローラルウォーターをご使用ください。発売キャンペーン【1.初回数量限定!フローラルウォーターのサンプル(※)がプレゼント】「STEM620」と同時に、2種のフローラルウォーターが新発売されます。森林で深呼吸したようなイメージの「TREES(ツリーズ)」と、心がぱっと明るく弾けるようなイメージの「CITRUSFARM(シトラスファーム)」。そのうちの1つ「TREES」の100mLボトルが初回数量限定でプレゼントされます。森林のさわやかな香りをぜひ!※「STEM620」のために開発した、エタノールフリーでお肌にも優しいフローラルウォーターです。【2.カドー加湿器をすでにお持ちのお客様へ下取りキャッシュバック】カドーオンラインストアでは、すでにカドー加湿器を持つユーザーにも新製品「STEM620」を購入してもらいやすいよう、下取りキャッシュバックキャンペーン(※)を予定しています。この機会に是非、さらに深化した最高の加湿器を!・販売チャネル:cado公式オンラインストア・下取り対象製品:HM-C400/HM-C400E/HM-C600S/HM-C610S・キャッシュバック金額:4,000円※詳細はcado公式オンラインストアにて案内予定です。お楽しみに!製品概要・加湿器「STEM620」発売:2017年10月28日(土)価格:42,500円(税抜)本体色:ブラック/ホワイト適応床面積:~27m²(プレハブ洋室17畳)/~17m²(木造和室10畳)加湿量:間欠30mL/h/弱200mL/h/強400mL/h/急速600mL/hサイズ:直径270×高さ約855㎜/質量:約4.3kgタンク容量:約2.3L定格消費電力:間欠3W/弱22W/強31W/急速42WLEDサイン:湿度表示、各種警告表示交換用カートリッジ:フィルターカートリッジ「CT-C620」センサー:温度、湿度、照度自動OFFタイマー:1h/4h/8hフローラルウォーターは、「TREES」、「CITRUSFARM」(別売り)及び、「フォレストウォーター」シリーズの「TinyFlower」、「DeepWoods」(別売り)が本機種に対応しています。・フィルターカートリッジ「CT-C620」発売:2017年10月28日(土)価格:5,880円(税抜)質量:約0.4kg交換目安は6か月です。ただし、ご使用になられる水道水の硬度や使用頻度によって寿命が変動します。・フローラルウォーター「TREES」/「CITRUSFARM」発売:2017年10月28日(土)価格:3,880円(税抜)容量:400mL加湿器「STEM620」専用のカドーオリジナルのフレグランスです。
2017年10月05日毎日加湿器を使うご家庭では、日々蓄積されていく汚れが気になるのではないでしょうか?忙しくてうっかりタンクの水を換え忘れると、雑菌が繁殖しているのではないかと気になる方も多いはず。加湿器は健康のために付けるものですから、日ごろのメンテナンスも見直してみましょう。今回は、加湿器の普段のメンテナンス方法と、汚れが付着しにくい対策を紹介します。秋や冬など空気が乾燥する時期に毎日加湿器を付ける方は、チェックしてみてください。■目次1.効果的な設置場所2.日常でできるメンテナンス方法3.加湿器に汚れをためないためにできることをやってみたまとめ1. 効果的な設置場所加湿器は棚の上などに置きがちなため、設置場所はあまり考えたことがない方も多いはず。実は効果的な設置場所があるのです。【置いてはいけない場所】■エアコンの風が当たる場所はNG加湿器に湿度センサーが付いているものは、エアコンの風が当たる場所には置かないようにしましょう。エアコンから出る風の影響を受けてしまい、本来の湿度とは違う数値になってしまうからです。■窓の近くに置かない窓際は蒸気が冷えて結露が起きやすくなります。結露を放っておくとカビが生えて衛生的にも良くありませんから、窓際の棚には置かないようにしましょう。出窓への設置も避けるべきです。■家電製品の近くを避けるちょうどいい設置場所があるからといって、家電製品の近くには置かないようにしてください。家電製品は精密機器で、湿気を嫌うものがほとんどです。テレビの横など、家電製品の横はNGです。【オススメの置き場所】■エアコンの真下加湿した空気は上に上がりやすく、エアコンの下に設置すると、エアコンの風で湿気が部屋全体にいきわたります。■部屋の中央に置くエアコンがない部屋には、部屋の中央に加湿器を設置しましょう。温められた蒸気は冷えると結露するため、壁や窓から離れた場所がベストです。部屋の中央に置けば家具や壁、建物などを傷める心配がありません。2. 日常でできるメンテナンス方法加湿器を清潔に保つためには、日ごろのメンテナンスが重要です。毎日やる掃除方法から、汚れが付着したときの掃除方法を紹介します。■タンクの汚れタンクの水は1日1回交換するようにします。水を交換する際に、外側と内部を水洗いすれば、水垢は落ちます。フィルターが設置されているトレイは、2週間に1回取り外し、フィルターとトレイ本体を水洗いしましょう。■加熱式加湿器の汚れ加熱加湿器は加熱部分に「スケール」と呼ばれる汚れが付着します。水道水に含まれるミネラルが固まったもので、長期間放置すると固くなり落ちなくなるため注意が必要です。運転1週間でも付着するため、こまめな掃除を心がけましょう。スポンジか歯ブラシでこすって落とします。茶色く変色しているのは鉄分のため、落とすことはできません。■クエン酸水につけ置きパーツに水垢が付着してきたら、丸ごとクエン酸水につけ置きしましょう。ぬるま湯にクエン酸20gを入れたら、30分くらいつけ置きします。最後にしっかりすすいで、水気を拭き取りましょう。3. 加湿器に汚れをためないためにできることをやってみた加湿器に汚れを付着させないためには、こまめな水洗いが基本です。水タンクは毎日取り換えてから洗浄し、フィルターは2週間の1度の洗浄で汚れを落とすようにしましょう。こまめに洗っていれば水道水でも汚れは落ちます。■必ず水道水を使う水道水にはカルキが含まれ、タンクの中の水が腐敗しにくくなります。浄水器の水や、ミネラルウォーターを使わないでください。どうしてもカビを生えさせたくない場合は、除菌機能付きの加湿器を選びましょう。まとめ加湿器は健康のために使うものですから、こまめにメンテナンスをして清潔に保つようにしましょう。時間が経てば経つほど汚れは落ちにくくなるため、何日ごとにやるなど、ルールを決めて掃除をすると楽です。紹介した掃除方法をチェックして取り入れてみましょう。
2017年09月20日加湿器は定期的に掃除をしないと、雑菌を部屋に広げているようで気になる、という方も多いのではないでしょうか。加熱式加湿器は比較的雑菌は繁殖しにくいとはいわれているものの、本体に汚れが付着していれば同様に雑菌が繁殖してしまいます。今回は加湿器の掃除を実際にやってみました。汚れに対する洗剤の種類や、洗い方も紹介します。加湿器の間違った使い方も紹介しますので、冬になると加湿器が欠かせない方はチェックしてみてください。■目次1.掃除方法(水垢、カルキ編)2.掃除方法(ニオイ、カビ編)3.逆に乾燥を招く?誤った使用法まとめ1. 掃除方法(水垢、カルキ編)加湿器の汚れで一番気になるのが、水垢ではないでしょうか。タンク内部や、蒸気の噴出口、加湿器本体などにも水垢は付着しています。■用意するもの・クエン酸・ぬるま湯・洗面器・タオル・歯ブラシ水垢汚れにはクエン酸がよく効きます。100均やホームセンターのお掃除グッズコーナーで手に入れてください。洗剤を使わないため、健康に気を遣う方でも洗うことができます。1.クエン酸水を作る洗面器や洗面台のシンクにぬるま湯を張り、そこにクエン酸20gを溶かし入れます。このスプーンでは1杯5gです。2.部品を余洗い水垢が付着した部品は、本体から取り外します。クエン酸水につけ置きする前に、流水で汚れを簡単に落としておきましょう。3.クエン酸水につけ置き部品をクエン酸水に入れてつけ置きします。30分~1時間くらいでOKです。ここですべての汚れが落ちなくても、後で歯ブラシを使って汚れを落とすため問題ありません。4.歯ブラシで汚れを落とすクエン酸水から取り出し、落ちなかった部分を歯ブラシで洗います。最後に流水でしっかりクエン酸を洗い流してください。クエン酸が残ると故障の原因となるため注意が必要です。5.水気を拭き取る全ての部品を洗い終わったら、タオルで水気を拭き取りましょう。2. 掃除方法(ニオイ、カビ編)加湿器をこまめに洗っているのに、嫌なニオイがしてきたら、カビが発生している可能性があります。酵素系漂白剤やキッチン用漂白剤を使って、カビを退治します。1.表示に従い漂白水を作る洗面器や洗面所のシンクなどを使い、漂白水を作ります。水と漂白剤を入れる分量は、商品のパッケージに書かれている分量を参考にしてください。2.つけ置きする部品を取り外したら、漂白水につけ置きします。クエン酸水と同様30分~1時間くらいつけ置きしてください。3.水洗いをする漂白剤が残っていると故障の原因となるため、流水でしっかり洗い流しましょう。洗い終わったらタオルで水気を拭き取り完了です。3. 逆に乾燥を招く?誤った使用法加湿器は正しい使い方をしないと、故障の原因となります。また、間違った使い方で効果が半減する場合や、家具や壁を傷めることもあるため注意しましょう。■アロマを対応していない加湿器で使うアロマオイルが使えるのは、アロマ対応と商品に記載してあるものだけです。加湿器全般が使えるわけではありません。■ミネラルウォーターを使う浄水した水やミネラルウォーターは使用禁止です。水道水はカルキが含まれているため、浄水やミネラルウォーターのほうが便利なように感じてしまいます。カルキは雑菌の繁殖を防ぐ意味がありますから、雑菌が部屋に充満しないように水道水の使用がベストです。■加湿器を付けっぱなしにする寝室に加湿器を置いていると、寝ている間中付けっぱなしという家庭もあるのではないでしょうか。しかし、長時間付けっぱなしでは、必要以上に加湿してしまい、壁や布団のカビや、窓の結露の原因となるのです。加湿し過ぎはカビが発生し、健康にもよくありません。まとめ加湿器は紹介した方法でこまめに掃除して、清潔な蒸気で部屋を加湿しましょう。加湿器を長期間掃除しないと、抵抗力が低い人は肺炎になってしまうこともあるため、気になる方は定期的に掃除するのをおすすめします。
2017年09月20日夏の蒸し暑さから解放される秋。だんだん空気の乾燥が気になり、久しぶりに加湿器を出すと加湿器が汚れていている…なんて経験よくありますよね。今回は加湿器の汚れの種類や交換できそうな部品があるか、またそのタイミングなどを調べました。夏の間は加湿器を使うことがなく、秋になって室内が乾燥してきたから取り出してみたら、結構汚れていた……ということはよくあります。加湿器は蒸気を室内に噴出する器具のため、汚れたまま使用することに抵抗がある方も多いでしょう。そこで、今回はシーズンオフでしまわれていた加湿器を取り出し、汚れのチェックと、交換できる部品がないか調べてみました。■目次1.加湿器を掃除せずに使用する問題点(カビ、カルキ、ホコリ等)2.汚れやすい箇所3.フィルターなど、買い替えできるパーツ紹介・替えるといいタイミングまとめ1. 加湿器を掃除せずに使用する問題点(カビ、カルキ、ホコリ等)ワンシーズン使っていなかった加湿器を取り出してみると、意外と汚れが蓄積されていることが分かります。加湿器を汚れたまま使用すると、肺炎のような症状を起こすことも。■レジオネラ症の発症加湿器が汚れたまま使うと、最悪の場合はレジオネラ症を発症してしまう可能性があります。2007年の例では、60歳の男性が37度台の発熱、咳や呼吸の苦しくなる症状を出しました。高熱となったため病院を受診したところ、レジオネラ症だとわかり緊急入院となってしまったそうです。過去には小児の発症歴などもみられています。2. 汚れやすい箇所加湿器は見えない部分まで汚れが蓄積されている可能性があるため、定期的に分解をして清掃するようにしましょう。■タンクの汚れ給水タンクは水を長時間入れておく部分のため、水垢が付きやすい場所です。綺麗に見えても内部には雑菌が繁殖している可能性があります。こまめに洗っているのであれば、ぬるま湯で洗うだけで汚れは落ちます。タンク内に付着した水垢は、水をこまめに取り換えていないからです。水道水も常温で置いておけば腐敗してしまい、雑菌やカビが生える原因となります。■フィルター超音波加湿器などは、水道水のカルキが部屋に充満しないように、フィルターが付いているものがあります。フィルターを長期間交換していなければ、水垢やカルキ汚れが付着している可能性があるでしょう。■給水箇所タンクを取り外すと、タンクから加湿器本体へ給水する部分があります。加熱式加湿器の場合、水道水のミネラルが固まっていることがあるので注意してみましょう。これは全部ミネラル汚れです。タンクは洗っても、加湿器本体は見逃していたという方も多いかもしれません。しっかりと注意して見ておきましょう。■吹き出し口の汚れ蒸気が出る口にも同様の水垢が付着しています。いくら中身をきれいにしても、吹き出し口が汚れていると雑菌を部屋にばらまくことになってしまいます。こちらのチェックも忘れずに。3. フィルターなど、買い替えできるパーツ紹介・替えるといいタイミング安価な加熱式加湿器や、超音波式加湿器では、フィルターが付属していないものも多いようです。今回汚れをチェックした加湿器でもフィルターは付属していませんでした。■フィルターの交換は2週間に1度お掃除サインが点灯する機器では、そのサインの指示に従います。なければ2週間に1度が、フィルターの掃除の目安です。フィルターは水道水に含まれるカルキの除去のために付属しているものが多く、気化式やハイブリッド式、超音波式などで付属していることがあります。■部品を洗う超音波式は直接水道水を噴出するのに対し、加熱式は水道水を加熱してから蒸気を出すため、フィルターの必要がありません。部品が外れますから、取り外してこまめに掃除をしましょう。本体に付属する部品は水垢で汚れるため、同じように2週間に1度掃除しましょう。注意書きにも2週間に一度の頻度で、ベンジン、金属たわし、ナイロンたわしなどを使わないよう書かれています。まとめワンシーズン加湿器を使えば汚れも蓄積していきます。使用する前に、一度本体やフィルターの汚れをチェックしましょう。次回からは、使い終わって収納する前にきれいに掃除しておくというのも良いですね。今回紹介した内容をもとに、汚れをチェックしてみてはいかがでしょうか?
2017年09月19日冬の乾燥対策に役立った加湿器も、もうそろそろお休みの時期に。収納しようと考えているママは多いことでしょう。汚れた加湿器を使用し続けると、体に害が及ぶ可能性もあるそうです。汚れは放置するほど落とすのが難しくなりますので、お手入れはぜひとも収納前に。しっかりメンテナンスをして、来シーズンに備えましょう。■誤ったお手入れは故障のもと! 「取り扱い説明書」の確認はマスト加湿器にはいくつかの種類があり、種類によってお手入れの方法が異なる場合があります。ここでは、できる限りどの種類の加湿器にも活かせるお手入れ方法を紹介したいと思いますが、中には当てはまらないタイプがあるかもしれません。間違った方法でお手入れすると故障につながりかねないため、製品に添付されていた取り扱い説明書をしっかり確認し、その内容に従ってお手入れを進めましょう。フィルター(吸気用)や蒸気吹き出し口が取り外せるタイプなら、取り外して汚れをキレイに落としておきましょう。フィルターのホコリは掃除機で吸うのがおすすめ。吹き出し口やフィルターの枠は、やわらかい布で汚れを拭き取ります。■タンクやトレイの見えない汚れ・雑菌に注意加湿器内部に設置されている給水タンクやトレイは、水垢がつきやすい部分です。見た目はキレイでも、見えない雑菌が付着している可能性がありますので、収納する前にキレイにしておきましょう。タンクは、基本的にはぬるま湯で軽く洗えばOK。ただし、触るとヌメリを感じる・見るからに汚れがついているような場合は、お湯を入れたタンクにクエン酸を溶かし、軽く振ってから一晩浸け置きして、それからキレイにすすぐとスッキリします。洗ったあとは水気を拭き取り、しっかり乾燥させましょう。トレイの細かい部品や凹凸部分は汚れが溜まりやすいため、やわらかめの歯ブラシなどを使ってキレイに落とします。■手強い加湿フィルターの汚れを落とすには?加湿器のお手入れでもっとも厄介なのは、加湿フィルターかもしれません。ちょっと油断すると、水に含まれるカルキ汚れや水垢がついてしまいます。それを除去するためには、クエン酸水を使った浸け置き洗いが効果的。酸性のクエン酸が、カルキや水垢といったアルカリ性の汚れを中和してくれます。●フィルターの浸け置き洗い1. バケツなどの大きな容器にクエン酸水(濃度1%程度)を準備して、その中にフィルターを2~3時間浸けておく。2. バケツの水を捨ててあらたにお湯を張り、その中で優しく押し洗い。これを数回繰り返す。ゴシゴシ擦り合わせたり、ブラシで洗ったりすると、フィルターが傷む原因に。洗うときは、丁寧に優しく、押し洗いすることがポイントです。また、フィルターにピンク色の汚れが付くことがあります。これはカビではないそうですが、放置しておくとカビの発生につながることもあるのだとか。ピンク汚れの段階なら通常の押し洗いで落とせる可能性が高いため、カビが発生する前にきちんとお手入れしておきましょう。黒カビが生えてしまった場合も、クエン酸による洗浄が効果的だといわれています。また、黒カビ掃除に適した洗剤も市販されていますので、取扱説明書で使用の可否を確認した上で、可能なら活用してみると良いでしょう。■収納のコツ加湿器は、できれば購入時に近い状態(緩衝材などが残っていれば活用する)で、箱に入れて収納しましょう。箱に入れると積み重ねが可能になるため、省スペースに役立ちます。また、加湿機本体が傷つくリスクも軽減できます。家電を長く快適に使うためには、正しいお手入れが欠かせません。水を使用する加湿器は特に、汚れやカビが気になる家電。収納する前に、しっかりお手入れを済ませておきましょう。
2017年03月26日ヴィレッジヴァンガードオンラインから、電球型の加湿器が発売されました。えっ、電球が加湿してくれるの?この時期は、喉もお肌もカサカサに。そんなあなたを救済してくれるおしゃれな加湿器が登場しました。まるでおしゃれなインテリアのような電球型の加湿器です!商品ページ商品概要LEDライトがゆっくりと七色に変化して、お部屋を照らしてくれます。たっぷり約6時間も加湿してくれるので、お休み前のリラックスタイムに最適です!電球型USB超音波加湿器スマイルフェイスの操作ボタンを押して操作します。短く押す:加湿器のオン/オフ長押しする:LEDライトのオン/オフ(自動的にグラデーションします。)サイズ:高さ約15cm×幅88cmタンク容量:約400ml電源:USB材質:ABS/PP/PET加湿時間:約6時間※常温の新しい水道水を使用して下さい。※アロマオイルなどは故障の原因となりますので、ご使用にならないで下さい。ヴィレッジヴァンガードオンライン
2017年03月06日乾燥対策に必需品の加湿器が、LEDを内蔵乾燥が気になる季節がやってきた。巷には、たくさんの対策グッズが出回っているが、中でも加湿器は乾燥対策の必需品となりつつある。株式会社ドスパラが運営する、世界中の商品を輸入販売する上海問屋が、USB給電のLED内蔵アロマ加湿器の販売を開始した。自宅やオフィスで乾燥対策しながらリラックス同品は、乾燥する季節の自宅やオフィスのデスク用に最適な、USB給電のアロマ加湿器。デスクサイドに置いて、空気の乾燥による肌や喉への影響予防や、PCワークでのドライアイ対策にも活用できる。また、水と一緒にアロマオイルを入れることもできるので、ベッドやソファー周りに置けば、睡眠や読書のリラックス効果を高めることにも役に立つ。イルミネーションで、ちょっとしたインテリアにも同品は、作動中、内蔵のLEDイルミネーションが点灯して様々な光色に変化するため、ビジュアル面で楽しむことができるのも特徴だ。また、本体には給電/充電専用のUSBポートを装備しており、0.5A前後の出力(同店調べ)で、電力の低いUSB機器を動かすことができる。ちょっとしたインテリアにもなりそうな同品だが、値段も1990円とリーズナブル。今年の冬の乾燥対策に、リラックスに、大いに活躍をしてくれそうだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ドスパラプレスリリース(ValuePress!)
2016年11月19日プラマイゼロが発売する、受験をひかえた子供の健康管理に最適なスチーム式を採用した、シンプルかつおしゃれなデザインの加湿器『Z210』。同商品は昨年少量発売し、あまりの人気に品切れになってしまったため、今季再度在庫を潤沢にした上で発売されます。冬の健康管理に欠かせないのは“湿度”2016年は残暑があまり厳しくなく、夏が終わるとすぐに長袖に羽織るものが必要な気候になりました。受験生の子供を持つおうちでは、冬の乾燥、インフルエンザ、寒さに備えて勉強に集中できる部屋作りを始める方も多いと思います。遅い時間まで頑張る子供に、親がしてあげたいことといえば「健康管理」。冬の気候は乾燥しているため、風邪やインフルエンザウイルスが繁殖しやすいのが特徴です。ウイルスは湿度を嫌うため、湿度を50%前後に保つと良いとされています。そこで、ウイルスの抑制に“加湿器”の出番です。乾燥、インフルエンザ、寒さすべてをフォローする加湿器とは加湿器の一般的な加湿方式は、気化式・超音波式・スチーム式の3タイプ。この3タイプにはそれぞれ長所と短所があります。気化式は、水を含んだフィルターに風を当ててお部屋に潤いを拡散させます。吹き出し口から涼しい風が出るため、近くにいると少し寒い感じがするかもしれません。超音波式は、超音波を使い水に振動をかけ、霧のようなミストを作り出します。どちらも熱い蒸気が出ず、電気代も安いです。フィルターを清潔にお手入れをこまめにすれば、匂いや雑菌も発生しにくくできます。スチーム式は、電気の力でお湯を沸騰させ水蒸気をお部屋に拡散する方式です。気化式、超音波式に比べ電気代がかかり、吹き出し口の蒸気が熱いので注意が必要ですが、受験勉強部屋にぜひおすすめしたいのがこのスチーム式。加湿のパワーがあり、連続運転すればお部屋がたっぷり潤います。また、水を入れたまま放置したり、フィルターを水に浸しっぱなしにすると雑菌の繁殖が危惧されますが、スチーム式は煮沸した水蒸気をお部屋に拡散するため、菌の繁殖も抑えられます。さらに、温かい水蒸気が拡散するので室温も下がりません。乾燥、ウイルスの抑制、お部屋を暖かく保つという、受験生のお部屋づくりに重要な要素を解決してくれるスチーム式に注目したいですね。『Z210』詳細ページ
2016年11月07日シャープは3月28日、除湿と加湿、空気清浄機能を一台に集約した除加湿空気清浄機「KC-GD70」を発表した。発売日は4月21日で、価格はオープン、推定市場価格は100,000円前後(税別)の見込み。「ホコリ」、「ニオイ」、「湿度」、「温度」、「照度」という5つのセンサーを搭載。「おまかせワンボタン」機能を使うと、部屋の状況や明るさなどに応じて除湿、加湿、空気清浄を自動的にコントロール。たとえば、春から夏は部屋が明るい日中に空気清浄運転をして花粉やPM2.5を集じん。人が部屋にいない夜間は、除湿運転でカビや部屋干しなどの湿気を除去する除湿運転に切り替わる。秋から冬は、日中は人の肌に潤いを与える加湿運転、夜は結露を抑制する除湿運転に切り替わる。「衣類乾燥モード」を搭載し、部屋干しの生乾き臭をプラズマクラスターイオンで抑制。通常の空気清浄運転時は、本体ななめ後ろ20°から送風するが、衣類乾燥モード時は、上下最大110°スイングして送風。HEPAフィルターを通した清浄な風を、直接衣類にあてて乾燥させられる。また、「スピード循環気流」機能により、遠くのホコリも引き寄せて集じん。0.3μmの微小な粒子を99.97%以上集じんする「静電HEPAフィルター」、タバコ、ペット、料理の匂いなどを脱臭する「脱臭フィルター」、大きなホコリをブロックする「抗菌・防カビ・ホコリブロックプレフィルター」という3つのフィルターによって、集じんと脱臭を行う。本体サイズはW405×D337×H687mm、重量は約17.4kg。高濃度プラズマクラスター7000の適用床面積の目安は約18畳(約30平方メートル)。空気清浄適用床面積の目安は最大32畳、最大風量は7.0m3/分、運転音は20~52dB。除湿はコンプレッサー方式で、除湿能力は最大8.0/9.0L/日(50/60Hz)、排水タンク容量は約3Lだ。加湿方式は気化方式で、加湿量は最大630mL/h、給水タンク容量は約3.0Lとなる。
2016年03月28日ユニットコムは20日、USB給電式のコンパクトな加湿器「NIGHT-LIGHT-HUMIDIF」をパソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,599円。通電すると自動でLEDが点灯する、コンパクトな加湿器。本体は球形の透明ボディで、水のゆらめきでLEDの光が反射する様子を楽しめるほか、水の残量も目視できる。スイッチは電源オンオフ用の1ボタンで、水がなくなると自動で加湿機能が停止する。カラーはブルー、グリーン、ピンクの3色。本体サイズはW100×D105×H95mm、重量は200g。100cm長の給電用USBケーブルが付属する。消費電力は2W。
2015年11月20日ユニットコムは、コンパクトなUSB加湿器「USB棒状加湿器 L225-MINI-MAGIC-WAND-HUM」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて販売開始した。価格は税込1,599円。棒状の給水芯を水に浸して使用するUSB加湿器。付属のカップに水を入れ、1分ほど給水芯を浸してからスイッチを入れると、加湿をスタートする。給水には付属カップのほか、給水芯が入るサイズのコップやペットポトルも利用可能だ。給水芯部と本体上部のスイッチ部を分解可能だ。バラバラにすれば、さらにコンパクトになり運びやすいという。加湿性能は1時間あたり40mlから45ml。サイズは直径42×高さ164mm、重量は51g。付属するUSBケーブルの長さは100cm。カラーはグリーン、ブラック、ホワイト、ピンクの4色だ。
2015年11月02日ユニットコムは7日、水を入れたペットボトルにかぶせることで、USB加湿器になる「BOTTLE-CAPS-HUMIDIF」を、パソコン工房の通販サイト内雑貨店「Nantena」にて発売した。価格は税込1,383円。水の入ったペットボトルに給水芯のついたキャップをかぶせる形状の加湿器で、USB接続で駆動する。LEDが搭載されており、駆動時にはイルミネーションを楽める。対応ボトル口径は海外ブランドに多い28mmだが、日本国内で一般的な25mm口径のペットボトルでも使用できる。ただし、この場合は転倒しやすくなるため利用に注意したい。加湿性能は40ml/h。カラーバリエーションとしてピンク、ホワイト、ブルーをラインナップする。ボトル付きモデルも用意し、価格は税込1,491円。
2015年10月08日グリーンハウスは10月5日、たまご型のUSB加湿器「GH-UMSEC」と「GH-UMSED」の2シリーズを発表した。発売は10月上旬。価格はオープンで、推定市場価格はGH-UMSECが2,880円前後、GH-UMSEDが3,480円前後(いずれも税別)。両シリーズとも、USBポートから電源を得る超音波式加湿器。連続してミストを発生し続ける「連続モード」と、ゆっくりとしたリズムでミストを断続的に発生させる「インターバルモード」の2種類の動作モードを搭載し、連続モード時は緑、インターバルモード時は青色でミスト吹き出し口が光る仕様だ。GH-UMSECシリーズはホワイトとブルー。GH-UMSEDシリーズはダークエボニーとホワイトアッシュの木目調デザイン2種と、ゴールドとシルバーのメタリック調モデル2種類を用意している。サイズはいずれもW90×D90×H110mm。重さは約135g。水タンク容量は160mlで、動作時間は約5時間。○バーバパパ誕生45周年アニバーサリーモデル「GH-UMSB45-PP」グリーンハウスは同日、超音波式加湿器のバーバパパ誕生45周年アニバーサリーモデル「GH-UMSB45-PP」も発表した。機能と仕様についてはGH-UMSECシリーズGH-UMSEDシリーズと共通。推定市場価格は税別3,480円前後だ。(c)2015 Alice Taylor & Thomas Taylor All rights reserved.
2015年10月06日グリーンハウスは5日、たまご形のUSB加湿器として、バーバパパ誕生45周年記念モデル「GH-UMSB45-PP」と、「GH-UMSEC/D」シリーズを発表した。ともに10月上旬から発売し、価格はオープン。○バーバパパ誕生45周年記念モデル「GH-UMSB45-PP」「GH-UMSB45-PP」は、バーバパパ誕生45周年を記念して発売されるUSB加湿器。店頭予想価格(税別)は3,480円。USB接続の卓上型で音も静かなため、机上に設置するのに適している。ミストの噴出は超音波式となっており、火傷の心配がなくスイッチを入れればすぐに使用できる。連続モードとインターバルモードの2種類のモードを搭載し、電源を切り忘れても約5時間で電源がオフになる「オートパワーオフ機能」も搭載している。タンク容量は160mlで、動作時間は約5時間。本体サイズはW90×D90×H110mm、重量は約135g。(c)2015 Alice Taylor & Thomas Taylor All rights reserved.○GH-UMSEC/Dシリーズ「GH-UMSEC/D」シリーズは、たまご形USB加湿器の通常モデル。「GH-UMSEC」シリーズの本体カラーはホワイトとブルーで、店頭予想価格(税別)は2,880円。「GH-UMSED」シリーズの本体カラーは、ダークエボニー、ホワイトアッシュ、ゴールド、シルバーで、店頭予想価格は3,480円(税別)。主な仕様は上記「GH-UMSB45-PP」と共通。
2015年10月05日ダイキン工業は、9月16日に発売されたコンパクトな加湿空気清浄機「加湿ストリーマ空気清浄機 MCK55S」の説明会を開催した。新型の加湿ストリーマ空気清浄機は、従来の形状とは異なるスリムタワー型を採用し、設置面積が小さくなっているのが特徴だ。説明会では、構造のちがいや大きさ、運転音など、旧モデル「MCK55R」との比較が行われた。○加湿機能付き空気清浄機の需要は増加傾向はじめに、ダイキン工業 空調営業本部 事業戦略室 住宅用事業担当課長 谷内邦治氏が、市場動向や製品開発の経緯について説明した。ダイキン工業は2008年に加湿機能付きの空気清浄機を初めて発売し、2009年には加湿空気清浄機の需要を大きく伸ばした。その後、花粉の大飛散やPM2.5が話題になり、2012年度は空気清浄機が300万台に迫る爆発的な売れ行きを記録。2013年以降、空気清浄機市場は縮小傾向にあったが、加湿機能を持たない空気清浄機から加湿空気清浄機への買い替えや買い増し需要は拡大傾向にある。特に求められているのは、リビングなどの広い空間向けより、寝室や子供部屋で使用するコンパクトな加湿空気清浄機だ。小さな空間で使用する際のニーズに応えるべく、省スペースでも置けるようなコンパクトな加湿空気清浄機を開発するに至った。○スリム化することで、部品もゼロから作り直し空気清浄機に対する1番のニーズは「しっかり集じんする」という基本性能だ。ただ、基本性能を追求すると本体が大型化し、コンパクトにしようとすると運転音が大きくなるといった、相反する技術的課題も。難しいながらも、MCK55Sでは旧モデルの集じん性能を維持しながら、コンパクト・静音の実現を目指した。特に6畳、8畳、10畳といった比較的狭い部屋に設置するには、設置スペースを小さくすることが求められるため、部品から構造に至るまで、ゼロから見直している。大きく変わったのは、部品の配列。旧モデルのMCK55Rは、前から奥に向かって部品を横に配列している。ダイキン工業に限らず他のメーカーも同じような構造を採用しており、スタンダードともいえる方式だ。しかし、この方式では、性能を維持しながら静音を実現しようとすると、本体が大型化するという欠点がある。そこで、改めて構造を見直し、MCK55Sは下から上に部品を積み上げる縦方向の方式を採用した。下から送風ファン、集じんフィルター、脱臭フィルター、加湿ユニットの順で、上部に手入れが必要な部品を集約している。その結果、旧モデルと比べると容積は約85%となり、設置面積も30%縮小、人が感じる運転音(SONE)は30%低減している。旧モデルのMCK55Sは幅が374mm、奥行きが280mmだったが、MCK55Sは幅と奥行きともに270mm。底面が正方形のすっきりしたタワー型に生まれ変わった。スリムになっても従来通りの高い空気清浄性能を維持している。独自の除菌・脱臭技術「ストリーマ」と、イオンの力で部屋に染み付いたニオイや菌を除去する技術「アクティブプラズマイオン」のダブル方式を採用しており、0.1~2.5μmの粒子を99%除去できる。さらに、吸い込み口と吹き出し口の距離が離れたことにより、吸い込みの風と吹き出しの風がぶつかってはね返ることがなく、効率よく吸引できるようになった。吸い込み領域も約20%アップし、より広い範囲のホコリを吸引できるようになったという。○手入れのしやすさも大幅に改善定期的な掃除が必要なプレフィルターを本体側面に配置したことで、フィルターを取り外すことなく、付着したホコリを直接掃除機で吸い取れるようになっている。ユーザーは掃除機の吸込口をMCK55Sの本体側面に当てるだけと、掃除の負担は軽減した。加湿用の給水タンクを本体上部に配置することで、ラクな姿勢で取り出せるようになった。しゃがむ必要がなく、立ったまま取り出せる。また、給水タンクの背の高さが旧モデルより110mm低い190mmになったことで、浅い洗面台でも給水しやすくなった。背が低くなったことで奥まで手が届きやすく、洗いやすいというメリットもある。さらに、有害物質を酸化分解するストリーマユニットは、これまで定期的なメンテナンスが必要だったが、放電部の構造を見直すことで、メンテナンス不要になった。○子どもがいても安心して使える細かい配慮小さな子どもがいる家庭では、いろいろなアクシデントを想定しておかなければならない。予想外のいたずらをする場合があるからだ。空気清浄機で多いのは、子どもが送風口にモノを入れてしまうこと。異物落下を防止するネットがあるものの、鉛筆などが入ってしまったときは、外に出せない場合がある。爪楊枝のような細長いモノは、簡単にネットを通って入ってしまい、送風口近くにある高速回転する送風ファンに当たって故障することも。MCK55Sなら上から何か異物が入ったとしても、そこにあるのは高速回転するファンではなく、ゆっくりと回る加湿ファンなので、ぶつかったとしても危険性はない。すぐに異物を取り除くことができる、今までにない構造だ。これは、子供がいる家庭にとってはうれしい改善と言えるだろう。重いモーターやファンを下に配置することにより、重心をできるだけ下げているため、子どもがぶつかってしまっても、倒れにくい。もし心配であれば、安定性を高める「置台」も別売で用意されている。小さな子どもがいる家庭なら、こういったオプションを利用するとさらに安心して使えそうだ。
2015年09月18日インバイトは9月15日、水に浮かべて使う超音波式加湿器「MIRO CleanPot(ミロ クリーンポット)」に新色を追加した。MIRO CleanPotは本体に給水タンクを持たず、洗いやすい構造になっている加湿器だ。発売は10月7日で、価格は税別18,000円。MIRO CleanPotは、一般的な加湿器に備わっている給水タンクを持たず、直径280×高さ120mmのボウル状トレーに水をため、MIRO CleanPot本体を浮かべて使用する。新モデルでは、新たにレッドとパープルの2色を追加し、グリーンと合わせてラインナップは全3色になった。給水タンクを持たないだけでなく、本体には水がたまらない構造になっており、水アカや雑菌の繁殖を防ぐ。本体内部の部品は分解して水洗い可能だ。曲線で設計され、角になる部分がないため、すみずみまで洗えるとする。本体サイズは約W180×D180×H220mmで、重量は750g。最大加湿量は1時間に約250ml。付属のコントローラーでミスト量を調節できる。電源はAC100Vで、消費電力は約24W。付属トレーの容量は1.8L。なお、本体が収まれば付属トレー以外(洗面器など)でも給水できる。
2015年09月15日三菱重工冷熱は8月25日、加湿器「roomisut(ルーミスト)」の2015年モデルを発表した。ラインナップは、ハイブリッド式が3モデル、スチームファン蒸発式が3モデル。9月1日から順次発売する。希望小売価格(税別)はハイブリッド式が30,000円~40,000円、スチームファン蒸発式が19,000円~60,000円だ。ハイブリッド加湿式は、水を含んだフィルターにファンで風を送って加湿する「気化式」と、ヒーターからの温風を当てて加湿する「加熱気化式」を組み合わせた方式。部屋の湿度に合わせて運転方法を自動で切り替え、電力消費を抑える。ヒーターをオフにしたエコ運転も可能だ。また、同社製のルームエアコン「SRK-SS」シリーズとの連動機能を搭載した。エアコンのセンサーで湿度を検知して、加湿器の運転をコントロールできる。スチームファン蒸発式は、水受け皿の上に蒸発布を配置して、蒸発布が吸い上げた水だけを加熱して蒸発させる方式、転倒時の安全性が高く、運転開始からスチーム発生までの立ち上がり時間が短いのが特徴だ。
2015年08月25日アイリスオーヤマは8月10日、「人感センサー付セラミックヒーター」の新モデル「加湿セラミックヒーター SHH-121」(以下、SHH-121)と「セラミックファンヒーターハイタイプ JCH-12DH」(以下、JCH-12DH)を発表した。発売は9月中旬。価格はオープンで、推定市場価格はSHH-121が24,800円、JCH-12DHが19,800円(いずれも税別)。両製品とも、人の動きを感知する人感センサーを搭載し、自動で運転を開始・停止する。そのため、無駄な電力消費を抑えられるという。SHH-121は暖房と加湿を同時もしくは単独で行える。加湿方式は加熱超音波式を採用。水タンク容量は3Lで、水位を確認しやすいよう、タンク内にはLEDライトを備える。適用床面積は加湿が~17畳、ヒーターが~8畳。加湿量は1時間に600ml、連続加湿時間は約5時間。サイズはW250×D275×H400mmで、重量は約4.9kg。JCH-12DHは、上下2つの送風口を備えたタワー型のセラミックファンヒーター。上下独立して手動で風向きを調整できるルーバーを採用するほか、送風口は温風温度や電源のオン・オフなどを上下別々で設定できる。運転モードは「連続」と「人感センサー」のほか、室温変化で暖房運転を制御する「室温連動」の3モードを搭載。室温連動モードでは高~低の4段階で設定可能だ。サイズは直径270×高さ710mm、重量は約3.7kg。消費電力は600W×2(上下)。
2015年08月10日ダイキン工業は8月4日、「加湿ストリーマ空気清浄機」の新製品として、デザインを一新した「MCK55S」と「MCK40S」を発表した。発売は9月16日。価格はオープンで、推定市場価格はMCK55Sが58,000円前後、MCK40Sが53,000円前後だ(いずれも税別)。MCK55SとMCK40Sは、スリムタワー型を採用した加湿機能付きの空気清浄機。集じん性能を維持しつつ、小型化と運転音の低減を図ったモデルだ。送風ファンや集じんフィルター、加湿ユニットなどの部品の形状や内部構造を見直したことでスリムタワー型を実現。設置面積は従来の構造に比べて約30%縮小した。また、運転音の原因となる送風ファンを本体最下部に、その上に集じんフィルターを配置したことで、人が感じる運転音(SONE)の大きさを約30%低減したとする。これまで本体前面に配置されていたプレフィルターを、本体側面に設置。これにより、前面のパネルを開けずに、プレフィルターに付着したホコリを掃除機で直接吸い取れるようになった。MCK55SとMCK40SともにサイズはW270×D270×H700mm、重量は9.5kg。最大風量はMCK55Sが1分間に5.5立方メートル、MCK40Sが1分間に4立方メートル。空気清浄時の適用畳数はMCK55Sが25畳(41平方メートル)、MCK40Sが19畳(31平方メートル)。加湿時(プレハブ)の適用畳数はMCK55Sが14畳(23平方メートル)、MCK40Sが11畳(18平方メートル)。8畳を清浄するのにかかる時間は目安として、MCK55Sが11分、MCK40Sが15分。カラーはMCK55Sがホワイト、ディープブラウン、ブライトオレンジ、ミッドナイトブルー、MCK40Sがホワイト。また、ダイキン工業は同日、リビングなどに適した「MCK70S」も発表した。最大風量は1分間に7立方メートル。適用畳数は空気清浄時で31畳(51平方メートル)、加湿時(プレハブ)で18畳(29平方メートル)。サイズはW395×D287×H620mm、重量は12.5kg。推定市場価格は税別65,000円前後だ。
2015年08月04日夏はエアコン、冬は暖房によって乾燥するオフィス。若々しいお肌を保つためには、乾燥対策は欠かせません。そこでおススメなのが自分専用プチ加湿器。デスク周りにピッタリなプチサイズで、インテリアとしても楽しめるおしゃれな加湿器があるんです。助けて!オフィスはまるで砂漠状態・・・乾燥のひどいオフィスに長時間いると、さまざまな障害が出てきます。オフィスは砂漠以上に乾燥していることも!髪や肌が潤いを失い、枝毛やしわにつながったり……。目が乾燥し、頻繁に目薬をさすことで余計ドライアイになってしまったり……。せめて自分の周りだけでも、加湿器を取り入れて乾燥を和らげたいですよね。こっそりデスクにおしゃれ加湿器を自分のデスクに置けるサイズで、なおかつインテリアとしても映えるデザイン性の高いものが勢ぞろい!Photo by Amazonおシャレな香水の小瓶をイメージした『BRUNO パーソナル超音波加湿器 Vidrio G BDE011-G』は、USB電源に接続して使うタイプのもの。デスク上がぱっと華やかになりますね。オフィス内で注目されること間違いなし!Photo by Amazonスティックタイプの『BRUNO パーソナル超音波加湿器 BIRD STICK アイボリー BDE009-IV』は持ち運びに便利!水の入ったグラスにさして使う加湿器です。可愛いい小鳥が潤いを届けてくれます。こちらも同じくUSB電源に接続して使うタイプのものです。出張のお供にいいかも!Photo by Amazon電気がいらないタイプなら『BRUNO パーソナルペーパー加湿器 HEART FLOWER POT BDE015-PK 』がおススメ。置くだけですぐに加湿ができますよ。カラー展開が豊富なので、選ぶのも楽しい!加湿器でウイルス対策も!加湿器は、お肌や髪を保湿するだけでなく、ウイルスが蔓延するのを防ぐ効果もありますよ。スチーム式や超音波式のものなど、さまざまなタイプのものが出ています。自分にピッタリの加湿器をチョイスしてみてくださいね!
2015年07月20日サンワサプライは18日、7色に発光しLEDライトを搭載する超音波式のUSB加湿器「USB-TOY83W」を発売した。価格は税込4,946円。7色に発光するUSB加湿器。超音波式を採用し、水を微細な分子にして放出するので、スチーム式と違って火傷などの心配がない。タイマー機能も搭載し、30分 / 60分 / 120分の3段階での設定が可能。タンク内に水が残っていても2時間で電源が切れるオートパワーオフ機能も搭載する。空焚きをしないように、タンクの水がなくなる前に自動で電源をオフにするほか、万が一本体が倒れた場合にも電源がオフになる。本体備え付けのLEDは7色で発光。1色のみを点灯できるほか、7色を次々に切り替えて発光するグラデーションモードも用意されている。電源はUSBから給電し、ケーブル長は約75cm。タンク容量は50mlで、1時間あたりの使用量は約15ml。本体サイズは直径66×高さ118mmの円柱形、重量は140g。
2015年03月19日ダイソンは、加湿器「Dyson Hygienic Mist 加湿器 AM10」(以下、AM10)の貯水タンクを一部無償交換すると発表した。貯水タンクに亀裂が発生し、水漏れに至るおそれがあるため。貯水タンク無償交換の対象となるのはAM10の製造初期ロット。使用方法によっては、貯水タンクに小さな亀裂が発生し、水漏れに至ることがある。なお、ダイソンはこの不具合について、安全上のリスクになるものではないと説明している。対象製品かどうかを確認するためには、製品底面か説明書、梱包箱に記載されたシリアルナンバーを同社のWebページで入力する必要がある。対象製品のユーザーには、最新製造ロットの貯水タンクを無償で送付する。AM10は超音波式を採用したダイソン初の加湿器。「Ultraviolet Cleanse(ウルトラバイオレットクレンズ)」テクノロジーを用いて、強力なUV-Cライトで水を除菌してからミストを拡散する。オンラインストアでの直販価格は税込63,504円だ。
2015年03月05日AV・家電製品の企画・開発・販売を行うINBYTE(インバイト)は1月29日、水に浮かべて利用する超音波式加湿器「MIRO CleanPot(ミロ クリーンポット)」を発売した。○水に浮かべて利用する新構造で、デザイン性と清潔さを両立同商品は、内部に給水タンクを持たず、水に浮かべて利用することで動作する、新構造の加湿器。内部に水を溜めない構造となっているため、一般的な超音波式の加湿器に比べて、内部の水垢や雑菌を抑えて清潔に利用することができるという。また、丸みを帯びた柔らかなデザインは、インテリアになじむだけでなく、衛生面も考えて設計。すべての部品が曲線で設計されているため、角になる部分がなく隅々までしっかりと洗うことができる。加湿器本体の内部は、すべての部品を取り外して水洗いできるようになっており、日々の手入れも簡単に行える。付属のコントローラーで、オン/オフの切り替えやミスト量を調節。ミスト量は無段階で調節できるようになっているため、利用に合わせた最適な加湿量を選べる。専用アロマオイル(オプション)は、オーストラリア産のユーカリ葉を100%使用した天然オイルとした。トレーに数滴たらすだけで、ミストと一緒にさわやかな香りが広がり、日々のリラクゼーションに利用できる。最大加湿量は、約250ml/h。連続使用時間は5~8時間だが、利用環境によって大きく異なる場合がある。サイズは、本体が約180×180×220mm。付属トレーは約280×260×120mm。重さは、約750g。価格はオープンで、直販価格は1万6,800円(税込)。
2015年01月29日インバイトは1月29日、水に浮かべて使う超音波式加湿器「MIRO CleanPot」(MIRO-CP02EX)を発売する。本体に給水タンクを持たず、洗いやすい構造になっている。価格はオープンで、直販価格は16,800円(税込)。MIRO CleanPotは、一般的な加湿器に備わっている給水タンクを持たない。直径280×高さ120mmのボウル状トレーに水をため、MIRO CleanPot本体を水に浮かべて使用する。本体の内部には水がたまらない構造になっており、水アカや雑菌の繁殖を防ぐ。また、本体内部の部品は分解して水洗い可能だ。本体サイズは約W180×D180×H220mmで、重量は750g。最大加湿量は1時間に約250mL。付属のコントローラーでミスト量を調節できる。電源はAC100Vで、消費電力は約24W。付属トレーの容量は1.8L。なお、本体が収まれば付属トレー以外(洗面器など)でも給水できる。
2015年01月28日山善は1月22日、同社が2006年9月から2008年の1月までに販売した加湿器「YAMAZEN スチーム式加湿器/DSKI-320P」の製品回収および返金を開始した。水アカ(カルキ)付着による内部劣化が原因の発火事故が2件発生したため。回収および返金の対象となるのは、ミュージーコーポレーションが輸入して山善が2006年9月から2008年の1月までに販売した加湿器「YAMAZEN スチーム式加湿器/DSKI-320P」22,850台。型番は本体側面に記載されている。対象製品のユーザーは製品の使用を中止し、フリーダイヤルかメールで連絡するよう山善は呼びかけている。詳細は同社のWebページを参照のこと。
2015年01月23日ユニットコムは25日、パソコン工房の通販サイト内雑貨専門店「Nantena」にて、オフィスや自宅のPC周りなどで使える、USB接続のミニ超音波加湿器「YGH-389」を販売開始した。税込価格は1,383円。花をイメージした上部のフタと、水を入れる器を備えた小型のUSB加湿器。タンク容量は90mlで、約2時間利用できる。底面はゴム加工されており、滑りにくい仕様だ。電源はUSBバスパワー。本体サイズは直径97×81mm、重量は110g。約100cmのUSBケーブルが付属する。カラーはブルーとグリーン、ピンクの3色。
2014年12月26日●従来の加湿器の常識を打ち破る掃除機、扇風機、ヒーターと、独自の技術と発想、デザイン性で常識を覆す製品を市場に届け続けているダイソン。そんなダイソンが、同社初となる加湿器「Dyson Hygienic Mist AM10」を発売した。見た目はセンセーショナルに市場デビューを飾った"羽根のない扇風機"と極めて類似している。しかし、似ているのはこのデザインに固執しているというわけではなく、ファン(扇風機)で培った技術を加湿にも最大限活かすためである。今回はそんな注目の新製品の試用レポートと使ってみた実感をまとめてみたい。○どのタイプにも属さないダイソンの加湿器メーカーが謳っている本製品の独自性は除菌機能だ。本体に水を注入することで湿度を上げる加湿器では、従来から衛生面に弱点があった。というのも、フィルターなどの内部や水自体にカビや細菌が発生しやすいのだ。加湿器の中でも主流となっている"超音波式"や"気化式"と呼ばれる製品の場合、加湿時にカビや細菌をそのまま空気中に放出してしまうという懸念がある。"ヒーター式"と呼ばれるタイプであれば、水を加熱して除菌できる。しかし、ヒーターを使うぶん、消費電力が高くランニングコストの面でデメリットがある。こうしたジレンマに対して、最近では"ハイブリッド式"と呼ばれる製品も登場している。ハイブリッド式は、いったん加熱した水を消費電力の少ない超音波や気化式の仕組みで拡散するというもの。今回のダイソンの新製品は、従来のどのタイプとも一線を画している。タイプ的には微細なミストを超音波で振動させて拡散させる超音波型に属するが、衛生面での問題を「Ultraviolet Cleanse(ウルトラバイオレットクレンズ)」テクノロジーという独自の技術でクリアしている。本体内のすべての水にUV-Cライトを直接照射することで99.9%の除菌を行うという仕組み。また、バクテリアの温床となりやすいスポンジやフィルターもすべて排除した。スポンジやフィルターがないぶん、手入れも比較的簡単。分解できる部品の構造も単純で、カルキ対策として月1回の頻度で給水タンクを中心にクエン酸洗浄を行えばよい。残念ながら、除菌の効果を各家庭で調べることは難しいため、あくまでメーカーの謳い文句をそのまま信じるしかない。しかし、目に見える形で消費電力や手入れの面でメリットがあるのはありがたいポイントだ。●ミストを遠くに届けるためにもう1つの特徴は、ミストを送り届ける能力。ここで「Air Multiplier(エアマルチプライヤー)」テクノロジーと呼ばれる、ダイソンがファンで長年培ってきた技術が用いられているのだ。"ループ"と呼ばれる上部の円形パーツからミストが飛び出る様子は肉眼でもはっきり確認できる。本体と2mから2.5m離れた場所でもはっきりと風を感じるが、難点は温風ではなく冷たい空気が吹き出てくること。気温の低い冬場に使う家電製品としてはやや考えものであると筆者は思う。しかし、置き場所を変えるなど試行錯誤した結果、壁に向けても部屋を均一に加湿してくれることが確認できたので、人がいない方向に向けて使えば問題ない。○実際に湿度を計測してみたちなみに本製品の適用畳数は8畳程度となっている(木造住宅、鉄筋コンクリート建て、部屋の向きなどで異なる)。鉄筋コンクリート建てで気密性の高いマンションである筆者宅の北側に位置する7畳程度の寝室で、晴れて空気が乾燥している室温22.7度・湿度33%の日中、「湿度60%・最大風量」に設定して加湿運転を行った。すると15分ほどで湿度40%まで上がり、30分後に50%、1時間後には58%まで上昇した。一方、南向きで13畳ほどのLDKで、日中の室温23.3度・湿度28%という状態で同条件の加湿運転も行ってみた。適用畳数を超えているのと極度の乾燥状態にはさすがに太刀打ちできず、1時間経っても33%までしか上昇しなかった。しかし、日没後の夕方に、室温20度・湿度33%の状態から加湿運転を行ったところ、1時間後には40%まで、最高で48%まで加湿できた。○寝ている間も安心な機能室温と湿度を感知するインテリジェントサーモスタット機能を搭載。設定された湿度を超えると自動で運転を停止する。加湿しすぎは結露の原因にもなるので、特に就寝中には助かる機能だ。筆者宅の寝室は夜間、45%前後の湿度が保たれているため、あっという間に加湿しすぎになってしまう。しかしサーモスタット機能により自動で運転を停止してくれるので、加湿のしすぎと無駄な電力消費を防いでくれるので大変ありがたかった。もちろん、スリープタイマー機能もあり、設定した時間で運転を停止することも可能だ。運転音については、最大57db、最少36dbとなっている(加湿モードの場合)。これは扇風機の場合とほぼ同等で、最大風量だとかなりうるさい。現実的には10段階の風量設定のうち「4」あたりが許容範囲といったところ。適用畳数を満たしているならば、急いで加湿したい場合を除いてその程度で大丈夫だろう。最小風量であれば、ファンのモーター音よりもむしろポコポコと立てる水の音が聞こえるぐらい静かなので、就寝時も気にならない程度だ。消費電力については、スペック表にある最小35W、最大55Wとワット計での実測値もほぼ相違がなかった。スイッチを入れて最初の3分間で行われる除菌運転の際は35W前後、風量設定が1~5まではおよそ32~35Wの範囲内に収まり、サーモスタット機能で運転を待機している際は9W前後だった。●ズバリ"買い"なのか?他のダイソン製品同様、本製品も洗練されたデザイン性やシンプルなインタフェースが魅力の一つとなっている。インジケーターはLEDで光る電源ボタンとその上のデジタル表示灯のみ。設定湿度と風量を表す数字、アルファベット表示のほか、色の違いや点灯パターンで状態を区別をする仕様なのだが、洗練されすぎていて給水タンクが空になったサインに気付きにくい印象を受けた。個人的には給水タンクの状態を知らせるサインは今後改善されてほしいポイントだ。もちろん空になると運転は自動停止し、消費電力も1.5W程度に抑えられるので安心ではあるのだが。給水タンク容量は3L。1日1回満タンに補水しておけば十分な容量だ。給水の仕組みは一般的な加湿器と変わらないが、注水する穴が小さいので水量をうまく調節してピンポイントで入れるテクニックが必要。反面、タンク自体は底が広く鉢状のものなので、変に縦長だったり、底が広すぎたりするようなタンクに比べると使い勝手もよく、安定する。シンクの大きさや水道栓の位置に左右されにくい形状だと感じた。○あの"羽根のない扇風機"としても使えるファンモードで扇風機としても使用可能であるというのも魅力の一つ。ダイソンのテーブルファンとの差額は20,000円ほどなので、「両方欲しい」という人にとってはお得度の高い製品だ。設置・収納面を考えてもメリットの高い製品といえる。ただし、リビング用としての需要を考えると、8畳というのは力不足を感じるので、より広い部屋に適合した製品の登場などラインナップの展開を待ちたいところだ。
2014年12月24日カドーは28日、「cado」ブランドから、アロマトレイを搭載した加湿器「HM-C600S」と、ポータブルタイプの加湿器「MH-C10U」を発表した。発売はHM-C600Sが11月20日、MH-C10Uが12月10日。価格はHM-C600Sが税別41,482円、MH-C10Uが税別18,333円となっている。HM-C600Sは、パフューマリー・ケミスト(香りの科学者)と共同開発したアロマトレイを搭載した超音波式の加湿器。抗菌沸石を使用した「ゼオクレア・テクノロジー」によって、タンク内の水と空気中の細菌を除去する。タンクに上から水を注ぎ入れる上面給水方式を採用。サイズは直径270×高さ855mm。適応畳数は17畳。加湿能力は1時間に最大600ml。カラーはブラックとホワイト。MH-C10Uは、バッテリーを内蔵したポータブルタイプの加湿器。加湿機能のみで、空気の除菌やアロマ機能は搭載しない。最大で約3時間から4時間の運転が可能だ。サイズは直径66×高さ220mm。運転モードは弱・強・間欠の3モード。カラーはブラック、シルバー、ゴールド。
2014年10月30日アイリスオーヤマは20日、「強力ハイブリッド加湿器」4モデルを発表した。日本気象協会と共同開発した「肌ナビ」機能を搭載しており、発売は10月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は適用畳数および搭載機能によって異なり、税別22,800円から税別32,800円。強力ハイブリッド加湿器は、「肌ナビ」と「温湿度ナビ」で適正な温度・湿度環境を知らせてくれる加湿器だ。「肌ナビ」は日本気象協会の定める「素肌乾燥指数」にもとづいて、室内の温度・湿度が肌に与える影響を「適正」「カサカサやや注意」「カサカサ注意」の3段階で表示。「温湿度ナビ」はウイルスが生存しやすい温度・湿度かどうかを「適正」「やや注意」「注意」の3段階でユーザーに知らせる。一般的に雑菌が繁殖しやすいといわれている超音波式と、ヒーターで加熱して除菌できるスチーム式を組み合わせたハイブリッド式を採用。さらに衛生面を配慮して抗菌銀ユニットを搭載している。また、「SPK-750Z-N」「SPK-1000Z-N」は村田製作所のマイナスイオン発生器「イオニシモR」を搭載。浮遊ウイルスやカビを抑制する効果が見込めるという。吹き出し口付近には、ミストを拡散するサーキュレーターを搭載している。これにより、部屋のすみずみまでパワフルにミストを行き渡らせることが可能になった。主な仕様と推定市場価格は以下のとおり。
2014年10月21日