「前編は“男たちの闘い”が、後編は“愛情”が、それぞれ主軸になっています。前後編通して、僕が演じる桐山零が成長していく。それが見どころです」 にこやかにそう話すのは、神木隆之介(23)。まもなく公開される主演映画『3月のライオン』(前編・3月18日〜、後編・4月22日〜)は、大ヒットコミックの実写化とあってこの春の超注目作。神木が演じるのは、高校生でありながらプロの棋士として活躍する桐山零。 「僕自身も幼いときから役者をやってきて、親からは『一人の役者として立て』『わがままは許されない』『できて当たり前』と厳しく言われてきました。幼いころ共演した役者の方々は、僕を一人の役者として見てくださっていたと思います。今回演じた零も、一回り以上年上の棋士たちと対局しますが、年齢に関係なく真剣勝負をしています」 将棋を知らずとも“棋士ってかっこいい!”と思わされてしまう迫力の対局シーンも注目だが、豪華キャスト陣との撮影の様子を聞いてみると……。 「天才棋士役の加瀬亮さんは、威圧感のあるお芝居をされるのですが、緊迫したシーンの直前でも『最近どう?』と話しかけてくださるおちゃめな方です(笑)。伊藤英明さんは健康オタクで『隆ちゃんもおなかが出てくるから今のうちに鍛えたほうがいいよ』と言いながら現場で腹筋をしていました。零が通う高校の先生役の高橋一生さんは、優しくてほんわかした方でした」 零が出入りするようになり、心の支えともなっていく川本家のシーンでは、猫たちも大活躍。 「猫、かわいくて癒されました。気分屋なところが好きです。近寄ってきてくれるときと、全然来てくれないときと両方あって、翻弄される感じが好きです」
2017年03月18日「もしも『3月のライオン』が実写化されたら?」。神木隆之介と佐々木蔵之介は、実写映画化が発表される前から、漫画のファンの間で行われてきたそんなアンケートで、主人公・桐山零役、そして島田開八段役で、それぞれ常に1位を獲ってきた。実写化が発表され、神木さん、佐々木さんの出演が発表されると、案の定、原作ファンからは歓喜の声が上がった。近年の人気漫画の実写化のニュースでは珍しいことと言えるが、かといって、演じる側の負担やプレッシャーが減るわけでは決してない。これまでいくつもの人気漫画原作の映画に出演してきた神木さんだが「発表の日は、正直、怖かったです。緊張しましたし、僕も漫画が好きなので(ファンの気持ちが)わかります」と語る。「『合っている』という声をいただけて、とてもありがたかったです。もちろん、まだ不安ですが…」。一方、佐々木さんに関しては、単なる読者アンケートNo.1ではない。原作漫画の島田を見ればわかるが、雰囲気も含めて佐々木さんそっくり…。それもそのはずで原作者の羽海野チカさん自身が「島田開八段のモデルは佐々木蔵之介さんです。漫画を描くときは、蔵之介さんの頭蓋骨を頭の中に思い浮かべて描いています」と明かしている。佐々木さんは島田さながらの落ち着いた口調で語る。「映画化の話が決まる前から、そんな(ファンの)声は何となく聞いていました。『映画化するなら佐々木蔵之介』と。実際にそうなって、ありがたいことこの上ないです。(原作のモデルになったことも)そう描いていただいてありがたいし、裏切らないようにしたいという気持ちでした。まあ、そう仰っていただいたからには、誰にも文句は言わせないぞ!という気持ちですが(笑)。『違う!』って文句言うほうがおかしいですから(笑)」。高校生にしてプロ棋士として活躍し、“未来の名人”と将来を嘱望されるも、幼い頃に事故で家族を失い、さらには引き取られた先の将棋の師匠の家庭を自らの存在のゆえに崩壊させたという心の傷を持つ零。そんな彼が、様々な出会いを通して成長していく姿を描く本作。島田は、零が対局で出会い、原作の表現で言うところの“頭をかち割られ(=なめてかかって惨敗して目を覚まされ)”、その研究会に通うことになるという、零を導く存在である。神木さんは、零と島田の関係性について「零にとって、決して“師匠”ではないんです」と語る。それは、島田が名人に君臨する宗谷(加瀬亮)と対戦するシーンに立ち会う中で、芽生えた感情だという。「島田さんが宗谷と対局していて、それに対する零の感情として、そう思いました。指針を与えてくれる存在ではありますが、自分も、彼らがいる場所(=タイトル戦)へ歩いていかねばならない覚悟、この先、島田とも再び敵同士で戦わなくてはいけないという想い。感謝をしつつも、棋士としての覚悟を教えてくれる存在なんだと思います」。そもそも、原作でも高い人気を誇る島田の魅力はどこにあるのか?神木さんは、佐々木さんと島田を重ね合わせつつ「強さ」と「謙虚さ」を挙げる。「謙虚さゆえの強さ――強いからこその謙虚さ。それは、佐々木さんご本人から対局中も零として感じていました。圧倒的な強さだなと。柔らかい雰囲気で、みんなから慕われていて、でもそこに確固たる強さがある。しかもそれは、積み上げてきた絶対的な、崩れない強さなんです。その大きさを感じました」。佐々木さんは「謙虚さは強さじゃなくて自信のなさや(笑)」と照れくさそうに笑い、さらに「敗者の横顔」こそ島田の人気の秘密ではないかと分析する。「負けた者の横顔って、やはり美しい。『どう負けるか』だと思うんですよね。真正面から向き合って思い切り負ける――下手に負けるんじゃない。そこが美しく、カッコよく、みなが気持ちを寄せるんじゃないかと思います」。そう、将棋の世界は自ら「負けました」と敗戦を認める競技である(しかも、その後には通常、“感想戦”と呼ばれる、勝者と敗者が終わったばかりの戦いを分析し合う時間まである!)。勝ち負けを競う競技の中でも特殊な世界に見えるが、俳優として作品を作り上げていくという仕事に従事する2人の目には、どのように映ったのか?神木さんは、将棋盤を挟んで相対する棋士たちの間にも“盤上のコミュニケーション”があり、それは「心と心の繋がりなんだ」と感じたという。「言葉はなくとも会話をしている、人と人、気持ちと気持ちがきちんとぶつかっている。そこは(演技の世界と)通ずるところがあるのかも、と思いました。演技は、勝ち負けはハッキリしないので、どうにも言えないところもあって、たまに自分で『悔しい』と思う瞬間はあっても、それは自分のなかのもの。一方で勝ち負けの世界に生きる棋士は孤独だなというのは、演じていても感じました。勝ちたいと思っている者同士が戦い、どれだけのものを背負っているかに関係なく、敗者と勝者が生まれるということは冷酷です。芝居はその点、チームプレイではあるのですが、ただ、どこかで自分と向き合わなければいけない。みんなで頑張りつつ、自分ひとりで、という部分もあり…もちろん、棋士たちの勝負の世界ほどではないですが、そこは少なからず共通点と言えるかもしれません」。佐々木さんも、神木さんの言葉に頷きつつ「対局しているときは、相手とぶつかっているだけでなく、自分とも向き合ってるんだと思います。その指し方、いまの自分の生き方が棋譜に出てくるんでしょうね」と語り、演技の世界との共通点について、こう語る。「役者には勝ち負けはないけど、『自分がどう思うか?』ということなんですよね。『この対局、雰囲気に呑まれた』とか『芝居で雰囲気に呑まれた』ということ――思い通りにできなかったというところは、将棋でも芝居でも、自分の積み重ねが足りなかったというところなんだと思います」。佐々木さんに、撮影現場での神木さん、共演しての印象について尋ねると「ずっと将棋を打って、没入していたよね? そうやって自分を(棋士・桐山零に)持っていってたんやろうな…」と語った。まさに島田と零そのまま、年齢差を超えて、共に過酷な世界で生きる者に対する敬意、シンパシー、そして対峙する覚悟――そんなものを感じさせる口調だった。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年03月17日今週末に放送がせまったスペシャルドラマ「北風と太陽の法廷」でW主演を務める波瑠、岡田将生と、同じく今週末公開を控えた映画『3月のライオン』に主演する神木隆之介が、3月14日(火)今夜放送の旅とグルメがテーマのバラエティ「火曜サプライズ」に登場する。メインMCのウエンツ瑛士とゲストが様々な街で繰り広げる「アポなしグルメ旅」が人気の本番組。今回は「人気者と下町アポなし旅2連発スペシャル」ということで、波瑠さんと岡田さんが「両国アポなし旅」へ繰り出すほか、前回の放送に引き続き神木さんの「月島アポなし旅」後編もお届けする。波瑠さん、岡田さんの両国ロケは番組史上に残る極寒のなかでの撮影。地元の人がなかなか見つからず、お店も休業日や準備中とロケができず、岡田さんに重いプレッシャーがのしかかる。果たして波瑠さん、岡田さん、ウエンツさんの3人はお店に入ることができるのか!?また神木さんの月島ロケ後半戦では名物の“もんじゃ”以外にも月島人気グルメが続々登場するほか、ミュージカルで活躍する女優の宮澤エマも登場する。今回ゲストで登場した波瑠さん、岡田さんがW主演する「北風と太陽の法廷」は3月17日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」特別ドラマ企画として放送される。冷徹で容赦なく相手を叩きのめす、イソップ童話「北風と太陽」の“北風”のような無敗の冷徹弁護士・櫻川風香を波瑠さんが、温かく、癒し系で相手の心をほどいていく、“太陽”のような無冠の仲裁弁護士・麹谷陽太を岡田さんがそれぞれ演じ、イソップ物語「北風と太陽」のように性格が正反対、仕事の仕方も正反対という“最強”弁護士の2人がこじれた夫婦に向き合っていく法廷ラブコメになる。また2週にわたって月島グルメを満喫した神木さんは、主演最新作となる映画『3月のライオン』前篇が3月18日(土)より全国にて公開。神木さんが17歳プロ棋士・桐山零を演じ、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャストの共演で、家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋に打ち込んでいた零と、彼をめぐる人々の、愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿を描く。前篇の公開に続き後編が4月22日(土)より全国公開。豪華なメンバーによる話題のイースト東京“アポなし旅”が楽しめる「火曜サプライズ」は3月14日(火)19時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月14日羽海野チカの人気コミックを、現在放送中のアニメ化に続き、2部作で実写映画化される『3月のライオン』。この度、本作の世界を体感できる聖地巡礼VR映像が公開された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!主人公の17歳プロ棋士・零役の神木隆之介を始め、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャストが出演する本作は、家も家族も居場所も何もなく、深い孤独を抱えてすがるように将棋に打ち込んでいた零と、彼をめぐる人々が愛を求めて迷い、ためらい、ひるみながらも、それぞれの闘いへと突き進む姿を描いた物語。今回登場したVR映像では、原作&アニメでお馴染みの舞台、そして映画が実際にロケを行った『3月のライオン』の世界が映し出され、プロ棋士の歩く道を360度で体感できる。映像は、原作の舞台となる「六月町」「三月町」、その2つを結ぶ中央大橋、そして将棋の神が宿る「鳩森神社」(千駄ヶ谷)を抜け、「将棋会館」へ――。本物の名人戦が行われる「特別対局室」に到達すると、そこには零を演じた神木さんが。まるで神木さんと将棋を指しているかのような、リアルな映像に仕上がっている。また道先案内人には、原作の“ニャー将棋”でお馴染みのニャーたちが担当している。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月28日羽海野チカの人気コミックを原作に、大友啓史監督×主演・神木隆之介で実写映画化する『3月のライオン』。この度、本作の公開に先駆け、3月10日(金)よりオフィシャル写真集「映画3月のライオンビジュアルブック」が発売されることが決定した。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていたある日、零は近隣の町に住む川本家の3姉妹と出会い、彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。いま、様々な人生を背負った棋士たちが、頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける――!現在、NHK総合テレビではアニメも放送中の「3月のライオン」が、原作連載10年を迎える年に、ついに実写映画化。親子、兄弟姉妹、友達、師弟…人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンタテインメントが前後編2部作にて公開される。キャストには、主人公の17歳プロ棋士・零役の神木さんを始め、有村架純、清原果耶、倉科カナ、染谷将太、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャスト陣も出演している。このほど発売が決定したのは、『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』『リップヴァンウィンクルの花嫁』などの映画スチールも手掛けたカメラマン・菊池修が撮影した、神木さんをはじめ各キャストの写真で構成された迫真のビジュアルを収めたオフィシャル写真集。巻末には神木さんと大友監督によるコメントや、原作者・羽海野氏によるメッセージイラストも併録されている。オフィシャル写真集「映画3月のライオンビジュアルブック」は3月10日(金)より発売。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)より、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:3月のライオン前編 2017年3月18日より全国にて公開(C) 2017 映画「3月のライオン」製作委員会
2017年02月27日1月21日より公開中のマーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』。この度、本作の観客動員が60万人を突破、興収も7億円越えを達成しロングラン上映が決定。さらにこれを受けて、本編映像が到着した。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――?本作は、世界20か国以上で翻訳され、いまも読み継がれる遠藤周作の名作「沈黙」が原作。そんな「沈黙」と出会ってから28年、スコセッシ監督が映画化を願い続け実現に至った本作は、第89回アカデミー賞「撮影賞」(ロドリゴ・プリエト)にノミネートされるなど、世界から高い評価を獲得している。また主演には、アカデミー賞「主演男優賞」にノミネートされたアンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソンらハリウッドで活躍する俳優に加え、窪塚洋介、浅野忠信、塚本晋也、イッセー尾形、小松菜奈、加瀬亮ら日本人キャストも参加。人間の強さ、弱さとは?信じることとは?そして、生きることの意味とは?「人間にとって本当に大切なことは何か?」を問いかけている。このほど公開された映像は、幕府に捕らわれ投獄されたアンドリュー演じる宣教師ロドリゴの前に、浅野さん演じる通辞が現れ、流暢な英語で棄教を迫るシーン。間もなく始まる尋問に備え、誤解が生じないよう通訳を担当すると自己紹介した通辞は、宣教師たちの態度を批判し、「我々には、我々の宗教がある」と文化の相違を説く。そしてこのシーンの後、ロドリゴは究極の選択を迫られ、物語は静かにクライマックスへと突き進んでく。人々を救うために棄教するのか、それとも信念を貫いて殉教するのか――。ぜひ大画面のスクリーンで確認してみて。『沈黙-サイレンス-』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月24日巨匠マーティン・スコセッシによる最新作『沈黙-サイレンス-』の大ヒット御礼舞台挨拶が1月31日(火)、TOHOシネマズ日本橋にて行われ、出演する窪塚洋介、イッセー尾形、塚本晋也が登壇した。公開されて1週間あまり経ち、3人のもとには感想が続々集まっているという。窪塚さんは、「僕が18歳でデビューしたときより反響が大きい気がしています。“一言では言えないんだけど”と言った後に永遠にしゃべってくる人が多かったりして」と、様々な方面からのリアクションを喜んでいた。『沈黙-サイレンス-』は、日本文学の金字塔と称される遠藤周作書「沈黙」を、スコセッシ監督が28年もの間、映画化を希望し温め続けてきた渾身作。幕府による非情なキリシタン弾圧下にある江戸初期の長崎を舞台に、ポルトガル人宣教師フェレイラ(リーアム・ニーソン)が拷問に屈して棄教したという真相を確かめるため、日本にやってきたロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)らの葛藤を描く。ハリウッド俳優に加え、窪塚さんや、イッセーさん、塚本さんのほか、浅野忠信、小松菜奈、加瀬亮らが参加していることでも大きな話題になっている本作。中でも、宣教師を取り締まる井上筑後守役のイッセーさんには大きな賛辞が集まっている。サンフランシスコ、LA、NYと渡り歩いたというイッセーさんだが、「映画が終わってロールが出てくるでしょう?全員が拍手をするんですけど、イッセー尾形のときはシーンとして(笑)。でも、日本で見た感想を聞くと“桁が違う”と言われます。100年に残る映画だと。…それは僕が言ったんだけど(笑)」とジョークを織り交ぜつつ充実感を語れば、窪塚さんも「100年、1,000年、万年残りますよ!」と力強く賛同した。本作は第89回アカデミー賞の撮影賞にロドリゴ・プリエトがノミネートされている。迫力のある映像美に圧倒されるが、塚本さんは「ご本人はいたって普通で。芸術家っぽくないというか、あんちゃん」と表現した。窪塚さんは、「“チョット、ミギ”とか“スイマセン”とか、誰よりも先に日本語を覚えてくれました。“こういうときは何て言うんだ?”って聞いてくれて、覚えると早速使って。そういうところも一流なんだなと思いました」と、撮影の様子をふり返っていた。『沈黙-サイレンス-』はTOHOシネマズ スカラ座ほか公開中。(cinamacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月31日『シン・ゴジラ』『君の名は。』など、歴史的大ヒットが生まれた昨年の日本映画界。2017年は『3月のライオン』や『銀魂』といった大人気漫画の実写化作品から、『かもめ食堂』などで知られる荻上直子監督による5年ぶりの最新作『彼らが本気で編むときは、』といったオリジナル作品など、気になる話題作が目白押し。今回は、そんな話題作に登場する、イケメン俳優たちが演じる最強”めがね男子”に注目。原作そっくりなあの人から、これまでのイメ―ジを覆す意外なあの人まで、さまざまな“メガネ男子”をご紹介!【こんな桐谷健太が観たかった!?イメージ一変、すべてを優しく包み込む“癒し系”メガネ男子・マキオ】優しさに満ちたトランスジェンダーの女性リンコ(生田斗真)と、彼女の心の美しさに惹かれ、すべてを受け入れる恋人のマキオ(桐谷健太)のカップルと、愛を知らない孤独な少女・トモ(柿原りんか)の3人が、それぞれの幸せを見つけるまでの心温まる物語を描く『彼らが本気で編むときは、』(公開:2月25日)。トランスジェンダーの女性という難役を演じた生田さんもさることながら、リンコの恋人役を演じた桐谷さんもまた、これまでのワイルドでパワフルなイメージや、CMのコミカルな“浦ちゃん”のイメージとは真逆ともいえるキャラクターを演じている。『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』では特殊メイクを施し、地獄の“緑鬼”役を、さらに『ターザン:REBORN』 では主人公・ターザンの声優にもチャレンジし、ワイルドかつ紳士的な新生ターザンに扮した桐谷さん。そんな彼が本作で演じたのは、リンコを一途に想う心優しい青年・マキオだ。黒縁メガネで、ちょっぴり地味ではあるものの、ほっこりと柔らかな雰囲気を醸し出しており、これまでの桐谷さんのイメージをガラリと覆す”癒し系”ともいえるキャラクターに!桐谷さんの新たな魅力が開花した、地味系メガネ男子姿を披露している。【佐々木蔵之介の“インテリメガネ”が似合いすぎ!イケイケヤクザ・桑原保彦】映画の出資金詐欺に巻き込まれたイケイケなやくざ・桑原保彦(佐々木蔵之介)と、弁は立つが、ぐーたら貧乏な建設コンサルタント・二宮啓之(横山裕)の凸凹コンビが詐欺師を追って、関西やマカオを奔走する姿を描く『破門ふたりのヤクビョーガミ』 (公開:1月28日)。“インテリメガネ”桑原は、いまどきのビジネスマンのような雰囲気をかもしながら、一度スイッチが入ると誰も手が付けられないいキャラクター。そんな桑原を演じる佐々木さんが魅せる、“ガチ”アクションシーンも見どころの1つとなっている。【原作そっくり!?神木隆之介演じる若き“プロ棋士”・桐山零】孤独な青年棋士・桐山零(神木隆之介)が、ライバル棋士や川本三姉妹たちと心を通わせながら、切磋琢磨しあうなかで成長する姿を描く『3月のライオン』。その【前編】が3月18日公開される。神木さん演じる桐山零のビジュアルが解禁されるや、「原作そっくり」とその再現度の高さが話題となったが、島田八段を佐々木さんが演じるほか、羽生善治三冠がモデルといわれる宗谷役の加瀬亮(こちらもめがね男子!)、有村架純や倉科カナ、清原果耶、伊藤英明、高橋一生、豊川悦司ら超豪華キャストが集結した世界観は必見だ。【まさかの実写化!隠れ人気キャラ(!?)菅田将暉演じる“ツッコミ”メガネ男子・志村新八】大人気コミックのまさかの実写化となる福田雄一『銀魂』(公開:7月14日)。パラレルワールドの江戸を舞台に、侍魂を持ち続ける男・坂田銀時(小栗旬)と、銀時とひょんなことから出会った仲間の志村新八(菅田将暉)や神楽(橋本環奈)たちの身に起きるさまざまな事件を、笑いあり、涙ありで描く。本作で、隠れた(!?)人気キャラクターともいえる新八を演じるのは、いま破竹の勢いで活躍を続ける超人気イケメン俳優の菅田さん。若きカメレオン俳優としても知られる菅田さんが、“ツッコミ”キャラの新八をどう演じてくれるのか、いまからも楽しみ。話題作が目白押しの今年、何を観るか迷ったら、“メガネ男子”の出演作からチェックしてみては?(text:cinemacafe.net)■関連作品:破門ふたりのヤクビョーガミ 2017年1月28日より全国にて公開(C) 2017『破門 ふたりのヤクビョーガミ』製作委員会
2017年01月29日歌舞伎俳優の中村隼人と料理研究家・寺田真二郎がアットホームな雰囲気でお届けする料理トークバラエティ「メンズキッチン」と、映画『3月のライオン』がコラボ!主演・神木隆之介をゲストに迎え「メンズキッチン」特別編<ライオンキッチン>を放送することが決定した。羽海野チカ原作の大人気コミックを実写化する映画『3月のライオン』。幼い頃に交通事故で家族を亡くした17歳のプロ棋士・桐山零(神木さん)。父の友人の棋士の家に引き取られるが、そこでも居場所を見つけることができず、東京の下町で一人暮らしながら、孤独を抱えてすがりつくように将棋を指し続けていた。しかし、同じ下町に住む川本三姉妹との出会いや、ライバル棋士たちとの闘いによって、零は本物の愛を見つけていく…。神木さんのほか、有村架純、清原果耶、倉科カナ、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら豪華キャスト陣が集結する。本作の公開を記念し実現した今回のコラボレーションでは、前後編にわたり、映画にちなみ寺田さんが考案したオリジナル料理の「いなり寿司」や「カレーライス」作りに挑戦するという。もともと神木さんと中村さんは高校の同級生で、親友でもあるということから念願の初共演が実現。中村さんは、「高校時代からのテレビ共演の夢が叶いました!しかも、『メンズキッチン』に参加してからちょうど1年が経過した節目の年にゲスト出演してくれて本当に嬉しかったです」と共演を喜び、神木さんは「ついに来たか!と思いました(笑)隼人さんとはお互い違う業界にいるので、高校時代からいつ共演できるかな?と話していたんです。なので、今回“料理”というまた違った分野で一緒にものを作る機会が出来てとても嬉しいです!」とコメントした。映画『3月のライオン』公開記念 「メンズキッチン」特別編<ライオンキッチン 前編>は3月7日(火)23時~、<ライオンキッチン 後編>は4月4日(木)23時~女性チャンネル♪LaLa TVにて放送。『3月のライオン』前篇は3月18日(土)、後編は4月22日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年01月26日1月21日公開の映画『沈黙-サイレンス-』のジャパンプレミアが17日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、マーティン・スコセッシ監督、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮が出席した。アメリカが世界に代表する巨匠・マーティン・スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔とも言われる遠藤周作の『沈黙』を長い年月をかけて映画化した本作。公開を間近に控えたこの日、再来日したスコセッシ監督が窪塚洋介ら日本人キャストとともに豪華なジャパンプレミアに登場した。窪塚ら日本人キャストとの再会となったスコセッシ監督は「こうやって東京で一同に再会できるのは感慨深いものがあります。これまで2年間編集してきましたが、ずっと皆さんとお付き合いした感覚なので、私にとっては昨日会ったばかりのようです。お馴染みの顔になっていますね」と笑顔。日本人キャストたちの演技については「本当に皆さん素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。皆さんの頑張りや力、深みを見せてもらいました」と賛辞を惜しまなかった。そのスコセッシ監督との作業を問われた窪塚は「こんな極東のどこの馬の骨とも分からない俺に、毎日どれだけ敬意を払ってくれたことか。毎日夢の中で仕事をしているみたいでした。監督が僕らを本当に乗せてくれるので最高に良い芝居ができたし、改めて偉大な監督だと思いました」と感謝しきり。また、加瀬扮する隠れキリシタン・ジュアンの妻・モニカを演じた小松菜奈に、ジュアンが死ぬシーンを2度求めたというスコセッシ監督は「モニカが激しくリアクションするシーンで、彼女の芝居にびっくりして、もう1回お願いするのが痛々しかったです。でももう1回お願いしたら、激しい演技を見せてくれたので見ものでしたね」と褒めち、夫役の加瀬も「小松さんは普段ダルそうなのに、芝居に入ると200%の力が出ます。そのシーンも倒れちゃうぐらい力を出し切っていましたが、次の日も全く同じぐらいの力でやるので、普段パワーを蓄えているのかなと思いました」と小松の豹変振りに驚嘆していた。映画『沈黙-サイレンス-』は、1月21日より全国公開。
2017年01月18日俳優の窪塚洋介が1月17日(火)、都内で行われたハリウッド進出作『沈黙-サイレンス-』のジャパンプレミアに、メガホンをとった米映画界の巨匠マーティン・スコセッシ監督とともに出席し「役者人生、最良の日。本当に幸せです」と喜びを爆発させた。遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した本作。17世紀、若きポルトガル人宣教師のロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)は、キリスト教が禁じられた日本で“棄教”したとされる師(リーアム・ニーソン)の真相を確かめるようと来日。キチジロー(窪塚さん)という日本人に案内され、長崎へとたどり着き、厳しいキリシタン弾圧を目の当たりにする。まさに物語のカギを握る大役を務め上げた窪塚さんは、「スコセッシ監督がどれだけ、日本に対してあふれる敬意を払ってくれたことか。過酷な撮影も、長い待ち時間も幸せの一部。この映画を通して、スコセッシ監督の思いが皆さんに届き、より良い明日が来ることを信じています」と感無量の面持ちで、スコセッシ監督に感謝を述べていた。ジャパンプレミアには窪塚さんをはじめ、共演する浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮が顔をそろえ、スコセッシ監督も「ここ東京で、こうして皆さんに再会できて感慨深い。皆さんは俳優としての強みと深みを発揮し、作品の礎としてすばらしいパフォーマンスを見せてくれた。すでに私の周囲からも、皆さんを称える声がたくさんあがっている」と映画の完成、そして日本人キャストの奮闘に心底満足している様子。トーク中もことあるごとに「アリガトウ」と感謝の言葉を口にしていた。「出会えて幸せな作品。スコセッシ監督は辛抱強く、見守ってくれ、繊細な演技も見逃さず、新たなアドバイスをくださった。おかげで難しい役柄も乗り越えることができた」(浅野さん)、「貴重で刺激的な体験。英語など壁にもぶつかったり、迷ったりすることもありましたが、監督には丁寧に付き合っていただいた。ぜひ若い世代の方々にも見てほしい」(小松さん)と日本人キャストも本作への強い思い入れを語っていた。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月17日遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した米映画界の巨匠、マーティン・スコセッシ監督が1月16日(月)、都内で来日記者会見を行い、日本公開を控える『沈黙-サイレンス-』について「日本文化への敬意を力の限り描いた“巡礼”のような作品」と静かな口調で熱弁した。17世紀、若きポルトガル人宣教師のロドリゴとガルペは、キリスト教が禁じられた日本で“棄教”したとされる師の真相を確かめるようと来日。キチジローという日本人に案内され、長崎へとたどり着き、厳しいキリシタン弾圧を目の当たりにする。次々と命が失われるなか、ロドリゴらは極限の選択を迫られる…。原作との出会いから28年を経て、念願の映画化が実現した一大プロジェクト。それだけに、「読んだ当時は、どう解釈し、映画として完成させるべきか答えが見つからずにいた。自分自身も信仰心を見失いかけていたからね。もっと深い探究をしないといけないと感じたし、この企画と付き合い続けることは、学びと試行錯誤の旅そのもの。完成はしたが、これで終わりとは思っていない。今後もこの映画とともに生きていくつもりだ」と思いは格別だ。実際に、映画化への確かな自信を深めたのは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年公開)を撮り終えた頃だといい、「長年、映画化権を持ち続けたせいで、イタリアの権利者から訴えられたり苦労もあったけど、当時再婚をし、子どもを授かったことで自分の中にも大きな変化が生まれ、(映画化の)可能性がグッと広がったんだ」とふり返った。「信じること、疑うことを包括的に描いた作品だ」とスコセッシ監督。激動の時代に本作が公開される意義については、「人間すべてが強くある必要はない。世の中には弱者や、“はじかれてしまった”人たちが必ずいるもの。皆が一個人として、彼らのことを知ることが大切だし、技術が進歩し物質的な価値ばかりが重んじられる現代だからこそ、『何かを信じたい』という普遍的な思いを真剣に考えるべき時期だと思う」と力強いメッセージをおくった。本作は主演にアンドリュー・ガーフィールドを迎え、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソンらハリウッドの人気俳優に加えて、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が名を連ねる。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月16日グラビアアイドルの葉加瀬マイが15日深夜、自身のツイッターを更新。新年早々にレストランで口論になったタレントのフィフィがツイッターで説明した経緯について、「事実と全く違う」と反論した。葉加瀬は15日に出演したTBS系情報番組『サンデー・ジャポン』で、年明け1月1日の1時頃にタレントの友人とレストランで食事をしていたところ、偶然フィフィらのグループと言い争いになった"事件"を暴露。フィフィの男友達が葉加瀬たちを勝手に撮り始め、店のオーナーが注意すると、フィフィは「私の方が芸能人なのに何言ってんの」「あんたたちブスが!」と激怒したと明かした。フィフィは番組内で、葉加瀬に「うるせーババァ」と言われたと言い返し、「写してないの。私たちは自分たち撮ってたの。ツイッターにもあげてる。自意識過剰。撮ってねーよ!」と反論。さらに、放送終了後にツイッターで経緯を説明し、自分が激怒して「ブス」と罵倒したのは、葉加瀬が先に「うるせーババァ」と言ってきたからだと主張した。これに対し、葉加瀬は「ええええ 全然違うじゃないですか! 一部始終を話しちゃうとだいぶ悪くなるとおもって抑えて言ったのですが」と反論。「サンジャポで共演することが決まり、年始の事があったので事務所と番組とが相談して放送で話すことになり」と説明した上で、「サンジャポファミリーの皆さんに笑っておさめていただいたのでこれでもし別の所でお会いしても普通にできるかなと思っていたのですが、事実と全く違うことを言われてしまって何と言っていいか」と不信感を示した。
2017年01月16日巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を基に映画化する『沈黙-サイレンス-』。この度、本作から日本だけに特別映像が到着した。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じたことでわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――?原作「沈黙」は、世界20か国以上で翻訳されいまも読み継がれる名作。スコセッシ監督がこの原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えての今回の夢の一大プロジェクトには、主演のアンドリュー・ガーフィールドを始めアダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、また日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら各世代の実力派がキャスティングされている。そして今回、スコセッシ監督の来日に先駆け到着したのは、本作のメイキングやインタビューが収められた特別映像。まずスコセッシ監督は「原作を読み終えてすぐ、自分が映画化しなければならないと思った」と語り始め、しかし、あまりに深く壮大なテーマであるため、様々な準備や困難を乗り越えるため28年の歳月を要したと明かした。さらに映像には主演のアンドリューやアダム、リーアム、窪塚さん、浅野さん、塚本さん、そして原作者遠藤氏の長男・遠藤龍之介らのコメントも収録。アンドリューは「この映画のすごいところは、あらゆる人が正しくあらゆる人が間違っていることだ。それに道は一つではない、答えは一つではない」と力説し、また浅野さんも「日本が舞台で日本がテーマでも、人が持っている葛藤が全て」と国境を越えた強いメッセージを代弁している。そして、遠藤龍之介氏は「世の中に絶対的な善、絶対的な悪はほとんどない。悪の中にも善はあるし、良き事の中にも悪しき事がたくさんある」とならではの哲学をよく言っていたとコメントしている。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月16日グラビアアイドルの葉加瀬マイが15日、TBS系情報番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜10:00~11:22)に生出演。新年早々に起きたタレントのフィフィとの口論バトルを告白した。葉加瀬は「私、謝ってほしいんですフィフィさんに。覚えてますか? この間のカウントダウンの日」と切り出し、年明け1月1日の1時頃にタレントの友人とレストランで食事をしていたところ、偶然フィフィらのグループと言い争いになったエピソードを話し始めた。そのレストランで、フィフィの男友達が葉加瀬たちを勝手に撮り始め、店のオーナーが「控えてください」と注意すると、フィフィは「私の方が芸能人なのに何言ってんの」「あんたたちブスが!」と激怒したという。フィフィも「うるせーババア」と言われたと明かしたが、葉加瀬はさらに、「この世のものとは思えないようなけんまくで、『あんたたちブス、謝んなさいよ!』みたいな…」と訴えた。そして、フィフィが「写してないの。私たちは自分たち撮ってたの。ツイッターにもあげてる。自意識過剰。撮ってねーよ!」と反論すると、葉加瀬は「『私、フォロワー23万人なのよ。ブスたち許さない』って」と続け、フィフィは「それは言った。『有名人にしてやろうか』って」と苦笑しながら認めた。
2017年01月15日笑福亭鶴瓶と森川葵が司会を務め、ゲストの友人や関係者への徹底取材からその素顔に迫るバラエティー番組「A-Studio」。1月13日(金)放送回に俳優の浅野忠信が登場。俳優としての役に対するこだわりなど様々なトークを展開する。90年、『バタアシ金魚』で映画デビューすると2000年公開の『御法度』で報知映画賞助演男優賞受賞。2001年には『地雷を踏んだらサヨウナラ』で毎日映画コンクール男優主演賞受賞。2005年には『誰がために』『乱歩地獄』で毎日映画コンクール男優主演賞受賞。2009年には『ヴィヨンの妻』などで日本アカデミー賞優秀主演男優賞受賞を受賞とその演技力が高く評価され、日本のみならず海外にも進出。『マイティー・ソー』『バトルシップ』と立て続けにハリウッド大作に出演したほか、『岸辺の旅』と昨年公開の『淵に立つ』がカンヌ国際映画祭・「ある視点」部門で2年連続受賞と今や世界的俳優へと成長を遂げた浅野さん。今回も同番組では鶴瓶さんが浅野さんの周辺を極秘取材。スタジオでは「若い人で面白い人が出てくると同じ年齢の役をやりたい」「高校生役をやりたい」などと語る浅野さんに、鶴瓶さんが「壁ドンしたい?」と訪ねると「そうですね、こんななって」と浅野さんが答えるなど浅野さんの演技への熱意などいろいろな話が語られる模様。そんな浅野さんだが出演作『新宿スワンII』が1月21日(土)より全国にて公開となる。同作は綾野剛主演で2015年に公開され大ヒットを記録した『新宿スワン』の続編となり、原作の中でも特に人気の高い「横浜王国編」をベースに、シマの拡大のため横浜進出を目論む新宿バーストと、その新宿さえも飲み込もうとする横浜ウィザードとの裏社会全面戦争が描かれる。監督は引き続き園子温が務めアクション監督に『るろうに剣心』シリーズなどで知られる谷垣健治が新たに参加、迫力ある映像は必見だ。また同じく1月21日(土)にはマーティン・スコセッシ監督の28年越しの渾身作『沈黙-サイレンス-』も全国にて公開。スコセッシ監督が遠藤周作の原作を読んで長年に渡り温め続けてきたという作品で、江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教(信仰を放棄すること)したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いたポルトガル司祭の目に映った想像を絶する日本を舞台に、人間にとって本当に大切なものとは何かを描き出す。リーアム・ニーソン、アンドリュー・ガーフィールド、アダム・ドライバーらのほか、浅野さんをはじめ窪塚洋介、塚本晋也、イッセー尾形、加瀬亮、小松菜奈らが出演。浅野忠信がゲストで登場する「A-Studio」は1月13日(金)23時15分~TBS系で放送。(笠緒)
2017年01月13日遠藤周作の「沈黙」を原作に、アカデミー賞監督のマーティン・スコセッシが手掛ける『沈黙-サイレンス-』。この度、スコセッシ監督の来日が決定。監督は来年1月中旬に記者会見、そして日本人キャストとジャパン・プレミアのステージに立つことも予定されている。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどり着いた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――。本作は、「初めて遠藤周作の『沈黙』を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」と語るスコセッシ監督にとって、いくつもの困難を乗り越えて実現した一大プロジェクト。主演にはアンドリュー・ガーフィールドを迎え、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン。さらに日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が名を連ねる。12月23日(現地時間)から、全米4劇場限定で公開された本作。1スクリーンあたりの興収で1位となる16,000ドルを記録(12月23日単日記録/Box Office Mojo調べ)。そして米レビューサイト、ロッテントマトでも91%の満足度をマーク。賞レースでは、ナショナル・ボード・オブ・レビューでトップテン作品&脚色賞受賞を皮切りに、AFIアワードやボストン・オンライン批評家協会賞でトップテン作品に選定され、LA批評家協会賞「助演男優賞」の次点にイッセーさんが選ばれるなど、4受賞14ノミネートを記録しており、来年1月24日に発表となるアカデミー賞ノミネーションへの期待がますます高まっている。またこの監督来日決定を受け、日本人キャストの場面写真も解禁。窪塚さん演じるキチジローが、十字架を突きつけられ“転べ”と棄教を迫られている一コマをはじめ、棄教したとされるフェレイラ(リーアム・ニーソン)の真実を探るために、長崎に潜入したロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とキチジロー。長崎奉行から隠れ、山中で激しい喉の渇きを訴えるロドリゴを抱えながら、右手を差し出して川へと案内するキチジローの2ショット写真。さらに、長崎奉行所の牢屋にとらえられた隠れキリシタンたち5人の場面写真と3枚が到着。加瀬さんが演じる敬虔な信者である村人は、殴られて右目を腫らし、本作でハリウッド・デビューを飾る小松さんの村人姿も確認することができる。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月28日マーティン・スコセッシ監督のもと、アンドリュー・ガーフィールドらハリウッド俳優とともに、日本から窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形らが出演することでも話題を呼んでいる『沈黙-サイレンス-』。このたび、待望の日本版オリジナル予告編が完成、場面写真2点も合わせて解禁となった。アカデミー賞受賞の巨匠スコセッシ監督が、戦後日本文学の金字塔にして、世界20カ国以上で翻訳され、現在も読み継がれている遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した本作。日米の豪華キャストに加え、トータルでアカデミー賞受賞6回、アカデミー賞ノミネート23回を数えるスコッシゆかりの最高のスタッフと、時代考証や美術で日本人チームが参加し、舞台となる江戸初期の長崎を再現させた。届いた予告編は、「初めて原作を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」というスコセッシ監督のメッセージから幕を開ける。冒頭から、敬虔な信徒であるモキチが荒波の中、水磔に遭うという過酷なシーンが描かれる。演じるのは、『野火』『鉄男』などの映画監督としても知られ、『シン・ゴジラ』にも出演していた塚本晋也。さらに、湯煙の雲仙で行われる信徒への激しい仕打ちを目にし、絶望的な表情で腰を落とす宣教師(リーアム・ニーソン)の姿に、「フェレイラが棄教した」と告げる神父の姿が重なっていく。「あり得ない。日本での布教活動に生涯を捧げられておられた」と驚くガルペ(アダム・ドライバー)とともに「すぐに彼を見つけ出さないと」と、ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)は長崎潜入を決意する。江戸初期、キリシタン弾圧下の長崎に着いた2人の宣教師は、弾圧の中、隠れてキリスト信仰を続けていた村人たちに匿われる。2人を長崎へと導くのは、窪塚さん演じるキチジローだ。彼は「パードレ(司祭)、どうかお助けを。弱い者はどうすれば?」と赦しを求める。だが、奉行の厳しい追及は容赦なく、イッセーさん演じる井上筑後守は、「お前のせいで奴らは苦しむことになるのだ」と、あくまでも口調は穏やかだが棄教を迫る。「我々が彼らを救うのだ」と、なおも固い信念で前に進もうとするロドリゴだったが、ついに囚われの身となってしまう。彼の牢に現れた浅野さん演じる通辞もまた、「悩むことはない“転ぶ”のだ。お前が転ばぬ限り犠牲がでる」と棄教を迫る。弾圧はさらに激しくなり、目を覆いたくなるような光景に言葉を失い、絶望の表情を見せるロドリゴ。加瀬亮、小松菜奈演じる信徒たちの運命もにおわされているが…。併せて解禁された場面写真は、ロドリゴが長崎奉行の追跡を逃れて山中をさまよう中で、キチジローが自らの罪を告白し、赦しを請う告解のシーン。さらに、奉行所に囚われたロドリゴに、「転べ」と棄教を迫る通辞の姿をとらえたもの。若き宣教師ロドリゴが見た想像を絶する日本と、彼を待ち受ける過酷な運命の一端を、ここから確かめてみて。『沈黙ーサイレンスー』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月21日神木隆之介主演の映画『3月のライオン』(前編2017年3月18日、後編4月22日公開)予告編第1弾が15日、公開となった。同作は、漫画家・羽海野チカによる同名コミックを実写化。中学生という若さで棋士としてデビューし、東京の下町で一人暮らしをしている桐山零(神木隆之介)を主人公とし、将棋や下町の人々との交流を通じて、心のどこかで空虚を抱えている零がさまざまな思いに直面していく様を描く。今回公開となった予告編第1弾では、幼少期の主人公・桐山零が、交通事故で失った両親と妹の葬式の場で、プロ棋士・幸田(豊川悦司)に「君は将棋、好きか」と問われるところから始まる。「家も家族も居場所も何もない」という零が、川本家の3姉妹(倉科カナ、清原果耶、新津ちせ)や、ライバル棋士の二海堂晴信(染谷将太)、高校教師の林田高志(高橋一生)など、様々な人物と心を通わせていく様子が描かれる一方、義理の姉・香子(有村架純)に激しく罵られるシーンも。また、零を導くプロ棋士・島田(佐々木蔵之介)や、"神様の子供"宗谷冬司(加瀬亮)など、零をとりまく棋士たちの姿も確認できる。「将棋しかねーんだよ! …強くなるしか…」という零の叫び、「すべて将棋に奪われた」と泣き叫ぶ香子、泣き崩れる後藤(伊藤英明)、静かに涙を流すあかり(倉科)、学校で事件に巻き込まれたひなた(清原)など、登場人物の"涙"が大きくクローズアップされた予告編となっている。
2016年12月15日羽海野チカ原作の国民的人気コミックを、これ以上ない再現度と話題の神木隆之介を主演に迎え実写映画化する『3月のライオン』。親子、兄弟姉妹、友達、師弟――人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合うこのエンターテインメントから、先日明らかになった二階堂役の染谷将太をはじめ豪華キャストが続々登場する、90秒の第1弾予告編が解禁となった。主人公は、桐山零・17歳、将棋のプロ棋士。中学生でプロ棋士としてデビューした彼は、幼いころに交通事故で両親と妹を失い、父の友人であるプロ棋士の幸田に引き取られたものの、ある事情から幸田家を出て1人で暮らしている。彼には、“将棋しかなかった”――。今回解禁となった予告編は、交通事故で両親と妹を失った幼少期の零が、葬式場で父の友人の幸田(豊川悦司)に「君は将棋、好きか」と問われ、生きていくために「はい」と答えてしまうところから始まる。17歳にして天才プロ棋士と呼ばれる零だが、家も家族もなく、孤独を抱えてすがりつくように将棋に向かう日々。やがて、川本家の3姉妹(倉科カナ、清原果耶、新津ちせ)や、ライバル棋士の二海堂晴信(染谷将太)との出会いによって自分の居場所を見出すが、義理の姉・香子(有村架純)に存在を否定されるような言葉を投げかけられる。夜空の中、「将棋しかねーんだよ!…強くなるしか…」という零の魂の叫びが響きわたる。零を導くプロ棋士・島田(佐々木蔵之介)との出会いや、香子と微妙な関係を続ける強面の棋士・後藤(伊藤英明)との対決、そして“将棋の神様の子ども”宗谷冬司(加瀬亮)の存在…。すべてを賭けてトップを目指す零に加え、さまざまな人生を背負った人々の姿が映し出される。零に対して複雑な思いを抱え、「すべて将棋に奪われた」と泣き叫ぶ香子。難病を抱えながら将棋に向かう二海堂。1人泣き崩れる後藤の背中。実は、ある秘密を抱えた宗谷。そして、学校で事件に巻き込まれた川本家の次女・ひなたに、「僕は一生かかっても、君に恩を返すよ」と告げる零。“何も持たなかった”少年と彼をめぐる人々は、どのように闘い、人を愛し、生きていくのか?神木さんが全身全霊で体現する零を軸に、かつてないほどの贅沢なキャスティングが実現した本作。それぞれが何かを抱えながら生きようとする姿を、まずは、この映像から確かめてみて。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月15日アカデミー賞に輝く巨匠マーティン・スコセッシが、世界20か国以上で翻訳されている遠藤周作の「沈黙」を、日米の豪華キャストにより映画化した『沈黙-サイレンス-』。このほど、待望の日本版ポスターとともに特報映像が解禁となった。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教した(信仰を棄てた)とされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、キチジローの裏切りにより、ついにロドリゴらも囚われの身となってしまい…。スコセッシ監督が原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えて実現した本作には、改めてその演技力を示したアンドリュー・ガーフィールドを筆頭に、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシほか、EXILE AKIRA、青木崇高、片桐はいりら、各世代の実力派が多数出演していることが発表されたばかり。そんな中、本作の舞台となる長崎の荒れた海を背景にした、ポスタービジュアルが完成。日本オリジナルとなるビジュアルは、重く暗い雲が空を覆い、激しい波が打ち寄せる長崎にたどり着いた2人の宣教師、ロドリゴ(アンドリュー)とガルペ(アダム)の姿をとらえている。棄教したとされる師フェレイラ(リーアム)を探すため、固い信念を胸に長崎へと潜入した瞬間であり、雲の切れ目からは、一条の陽光が差し込んでいるのが見てとれる。そして、ポスターの上部には、宣教師たちを導くキチジローを演じた窪塚さん、通辞役の浅野さん、激しい弾圧を行う長崎奉行・井上筑後守役のイッセーさん、敬虔な信者モキチ役の塚本さん、同じくイチゾウ役の笈田さん、さらに囚われのキリシタンの村人を演じる加瀬さん、小松さんら、主要キャストたちのそれぞれ複雑な表情をとらえている。また合わせて、劇場でも上映が開始された特報(60秒/30秒)も解禁。頑ななロドリゴに対し、すでに絶賛を受けている井上筑後守役のイッセーさんが「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る様子や、ロドリゴが目の当たりにする“犠牲”、小松さん演じる村人との交流などが描かれていく。守るべきは、大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。強いと信じて疑わなかった信仰への思いが揺らぐ若き宣教師ロドリゴ。彼が見た想像を絶する日本とは?彼を待ち受ける過酷な運命とは?「なぜ、弱きわれらが苦しむのか――」というポスターのコピーのように胸に迫る映像となっている。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月14日12月3日(土)より新宿武蔵野館ほか全国にて公開される『アズミ・ハルコは行方不明』に出演している女優の蒼井優と高畑充希が11月30日(水)今夜放送のフジテレビ系バラエティー「TOKIOカケル」にゲスト出演する。同番組は城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也ら「TOKIO」メンバーが毎回登場するゲストと大人の駆け引きを駆使したオリジナルゲームやトークを展開。駆け引きのなかからゲストの意外な“素顔”が浮き彫りになるところが魅力のバラエティだ。今回蒼井さんと高畑さんを迎えて行われる企画は番組おなじみ“生まれて初めて聞かれました”。2人がいままで聞かれたことがないであろう質問を「TOKIO」メンバーが考案。ゲストは質問が記入されたカードを引いて答えていくというもの。「恋するとズボンはいてしまうクセ?」や「必殺、女優の演技涙」「元カノの番号残す男許せる?許せない?」「酔ったときだけ電話男?」などトークのなかで明かされていく2人の“恋愛観”に注目。今回ゲスト出演した蒼井さんと高畑さんが出演している映画『アズミ・ハルコは行方不明』は、山内マリコによる原作小説を『アフロ田中』などの松居大悟監督が映画化した作品。蒼井さんが突然姿を消したアラサーのOLを、高畑さんが地方都市に暮らすハタチの超派手なキャバクラ嬢をそれぞれ演じるほか、太賀、葉山奨之、加瀬亮、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩らが共演。大型モールや洋服店、レンタルCDショップ、中古車店、ファミレスが並ぶ典型的な地方の寂れたロードサイドで、ある日突然姿を消したOL安曇春子。彼女が消えた街では捜索願いのポスターをパロった落書きが不気味に拡散、無差別に男をボコる謎の女子高生集団が出現する…。ハルコはどこへ消えたのか?彼女が消えるまでと、消えた後の2つの時間を交錯させながら現代の女子の生きざまを描き出す新世代の青春ストーリーが繰り広げられる。『アズミ・ハルコは行方不明』は12月3日(土)全国公開。「TOKIOカケル」は11月30日(水)23時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月30日渡部篤郎さんと中谷美紀さんや加瀬亮さんと戸田恵梨香さんのように、理想的なカップルと思われても別れが訪れてしまった二人。それは個々の性格ゆえなのでしょうか。それとも組合せや時期の問題?相性を掘り下げるのにぴったりな「宿曜占星術」でそれぞれのカップルの相性を占ってみたところ、意外な別離の真相が見えてきて…。今回は相性と結婚の行方を占いサイト「魔性の宿曜」監修者である宇月田麻裕先生に3組のカップルをじっくり占ってみていただきました!■長い時間を一緒に過ごす相手としては…渡部篤郎さん(1968年5月5日)×中谷美紀さん(1976年1月12日)渡部篤郎さん(1968年5月5日)は「張宿」、中谷美紀さん(1976年1月12日)は「井宿」。相性は「危成の近距離」です。この二人に関しては、宿の特徴というよりも、相性のほうに破局した原因があります。この相性は、異なる価値観など、"交わらないこと"が多い相性なのです。一緒にいたとしても、最初のうちはそれを新鮮に感じられるものの、次第に違和感を覚えたり、長い時間を一緒に過ごす相手としてはどうだろうか?という疑問が湧き上がってくるのです。ただお互いに俳優同士ということもあり、忙しいときには会える時間が少なくなり、その結果、それが幸いして、濃い関係ではなく曖昧な関係により交際が長続きしていたのでしょう。ただし、それがいざ結婚ということになると、現実問題が浮上します。不一致を感じることが多くなり、一緒にいることすら意味がなくなっていってしまうのです。そんな理由により、渡部さんは、結婚をするならば、中谷さんではないと判断したのかもしれません。中谷さんのほうは、この相性ゆえに、結婚をして家庭に入るという決断がつかなかったといえます。■男女逆転していたなら結婚もあったかも?国分太一さん(1974年9月2日)×aikoさん(1975年11月22日)国分太一さん(1974年9月2日)は「壁宿」、aikoさん(1975年11月22日)は「星宿」。相性は、「友衰の遠距離」。この二人の場合には、音楽を通じて楽しみを分かち合える関係になります。ただし「遠距離」の相性なので、密な時間を過ごせたのは、出会ったころ、恋が盛り上がっていたころまでといえるでしょう。次第に友達関係のようになり、友達以上恋人未満のような状態が持続していきました。aikoさんの星宿は、自分の夢に向かって粘り強く突き進んでいく人。「まだまだ仕事で実績を残したい。夢を叶えたい」という気持ちが強く、結婚へと踏み切れなかったのではないでしょうか。国分さんはそれを支えてサポートをしていく壁宿なのですが、アイドルということもあり、それを上手く生かせない環境にありました。もしこの関係が男女逆転していたならば、結婚という現実があったのかもしれません。■戸田さんと加瀬さん、それぞれの2016年の運気がポイント加瀬亮さん(1974年11月9日)×戸田恵梨香さん(1988年8月17日)加瀬亮さん(1974年11月9日)が「角宿」、戸田恵梨香さん(1988年8月17日) は「氐宿」。相性は、「友衰の近距離」です。趣味などを共有できるので、友人や恋人関係としては大変いい相性です。加瀬さんの角宿は、"遊楽宿"の一つで、角という漢字に反するように、とっても社交的。遊んだり人を楽しませるのに秀でています。恋愛面でも大変モテるタイプ。戸田さんは、パワフルで人を喜ばせる能力に長けています。そんな二人なのと、友衰という相性もあり、楽しい時間を過ごせていたことは間違いありません。では何故、破局してしまったのでしょうか。戸田さんの2016年の運気は「衰」。持ち前のパワフルさが失われています。加瀬さんは「危」で、異性問題を引き起こしやすい年です。また、環境も不安定でしょう。年の後半になるにつれて、それが顕著になるため、二人の間で異性問題が発生した可能性があります。また仕事をしていく上で、二人の関係において、心身が不安定になっていたこともあります。その結果、次第に恋愛面でパワーダウンしていったのでしょう。どんなに素敵に見える恋人同士にだって、それぞれの状況やタイミングで別れが訪れる可能性はありますよね。自分と好きな相手との関係性がどんなものかを理解していれば、上手に回避もできるのかもしれませんが…。恋人や気になる彼との深い相性や恋の行方を占いたいなら、モバイルサイト「魔性の宿曜」がオススメです。監修者紹介宇月田麻裕皇室関係の家庭で育つ。学生時代から東洋・西洋の占いに関心を持ち、特に宿曜経の研究を積み重ね、「宿曜占星術」の若き第一人者として知られるようになる。そのプロセスの中で、「自分の存在を、人々の幸せに役だてたい」と願うようになり、ハッピネスファクトリー®を設立。現在、開運研究家、タレント、作家としてマスコミで活躍中。読売新聞日曜版連載、日本テレビ系列「ズームイン!!SUPER」(あかさたな占い)レギュラー出演。
2016年11月30日神木隆之介演じる桐山零のビジュアルが解禁されるや、その原作再現度の高さが話題を呼び、大いに期待が高まっている『3月のライオン』。東京・千駄ヶ谷にある将棋会館での撮影の模様が公開され、大友啓史監督、谷島正之プロデューサーが手応え、キャスティングについて語った。『ハチミツとクローバー』の羽海野チカの人気漫画の実写化で、先日、最新12巻が発売されたばかり。中学生にしてプロ棋士となり“将棋の子”として生きる桐山が、苦悩しながらも周囲の人々との出会いや対局を通じて成長していくさまを描く。この日、取材陣に公開されたのは、将棋会館での対局のシーンで、神木さん演じる桐山、そして、伊藤英明演じる後藤がそれぞれの対戦相手と対局を行なうシーンの撮影が行われた。実際、撮影が行われているのは、普段からプロ棋士たちが対局を繰り広げる広間で、床の間には「平常心是道」という掛軸も!勝負師たちの戦いの場は静寂に包まれており、駒を打つ音が心地よく響き渡る。つい先日、アマチュア初段を授与された神木さんだが、腕前に加えて、駒を持つ手つきや所作は、プロ棋士も驚くほどのものだという。撮影前から、プロ棋士が俳優陣の指導に当たってきたが、撮影の現場にも同様にプロ棋士たちが控えており、棋士役の俳優の動きをチェックし、指導を行っている。その中には、原作ファンにはおなじみ、原作漫画の将棋監修を務め、単行本の軽妙なコラムも人気の先崎学九段の姿も見られた。撮影の合間に取材に応じた大友監督。神木さんとは『るろうに剣心 京都大火編』『伝説の最期編』以来のタッグとなるが、主人公で“神童”“天才”と称され、中学生にしてプロの道に進んだ桐山について「神木くんのキャリアと重なる」と語る。「僕自身『プロフェショナルとはどういうこと?』という部分に興味があるけど、彼は中学前からプロの俳優で、キャリアと出会いを積み重ねて、いい俳優になっている。桐山は自分の意志で決める前に『これしかない』とプロ棋士の道を選択してる。神木くんがどういうモチベーションで俳優の道に進んだかは知りませんが、重なるところがあると思う」とうなずく。大友監督にとって、俳優・神木隆之介は「いい意味で、フィクションの申し子」とのこと。「呼吸をするように演じているし、どこか“祈り”に近いような…演じることで救われてきたんじゃないか?と思う瞬間がありました。そんな彼が、この桐山役をやることで、フィクションの申し子の実の顔がどこかでのぞくんじゃないか?と思っています」と期待を口にする。また、この日、撮影に参加した伊藤さん演じる後藤は、桐山にとって因縁の相手ともいえる存在。大友監督は伊藤さんの起用について「これまで豪快な役が多く、肉体派のイメージがあるかもしれないけど、ドラマなどで見ていて、実は繊細だなと感じる部分があった。後藤も、裏表がいろいろと要求される役柄。勝負師の顔、弱さを隠してる部分など、強弱が必要とされる」と語り、手応えを口にしていた。この2人のほか、島田八九段役の佐々木蔵之介、桐山と深い関わりを持つ川本家の三姉妹の長女・あかり役の倉科カナ、将棋界の“神”宗谷名人役の加瀬亮など、映画完成前から、キャスティングが大きな話題となっている。谷島プロデューサーは「普段、主役をやっている俳優が10人以上もズラリと揃い、いままで演じたことのない役柄に全員が挑戦しています。かつてない贅沢な映画ですよ」とニヤリ。個々のキャスティングについても「原作ファンの声を意識した部分はある」と語り、「原作者の羽海野先生も、もともと、島田八段について、佐々木蔵之介を意識した部分があるということを聞いたことがあり、ファンの声も含め、佐々木蔵之介は外せない!」と当然のキャスティングだったと強調。さらに「あかりに関しても、連載が続いているいま、ファンの要望が多かったし、映画独自の意向とも上手くマッチしたのが倉科カナだった」と。最も難しかったとされるのが宗谷役。加瀬亮の起用は「最後の最後でお会いして決定しました」とキャスティングの経緯について明かした。「宗谷は将棋の神であり、幻であり、彼岸に立つ人であり、(モデルとなっていると言われるのは)羽生(善治/三冠)さんですからね。ファンタジー(※神、亡霊)で行くのか?それともリアルでいくのか?と考えたとき、いざ、実写で映すとなったら、雰囲気やイメージでは弱い。リアリティのある演技力で、キッチリと人間の重さを持って、駒を打てる人がよかった。加瀬さんに会って、大友監督も稲妻に打たれたんだと思います」と。ファンの要望=映画実写化の正解とは限らないが、少なくとも本作に集結した俳優陣が、実力派であることは間違いのない事実。大友監督の下で、どんなドラマを見せてくれるのか? いまだ発表されていない、重要キャラクターのキャスティングも含め、公開まで目が離せない。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月17日きょう17日に74歳の誕生日を迎えたマーティン・スコセッシ監督がこのほど、最新作『沈黙-サイレンス-』(2017年1月21日公開)に込めた思いを明かした。戦後日本文学の最高峰とも称される遠藤周作の『沈黙』を、『タクシードライバー』、『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ監督が、構想から28年の時を経て映画化に至った本作。17世紀の江戸初期、激しいキリシタン弾圧の中で棄教したとされる師の真実を確かめるため、日本にたどり着いた宣教師が目にした日本を舞台に、"人間にとって本当に大切なものとは何か"を描く。キャストはアンドリュー・ガーフィールド、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバーに加え、日本から窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が集結。遠藤周作没後20年、原作『沈黙』の刊行50年の節目の年に、ハリウッドと日本が融合した。監督が原作と出会ったのは1988年。「当時、キリスト教をモチーフにした『最後の誘惑』を撮っている時だったのですが、宗教というのは私の人生を色濃く色づけてきたものです。私は、度々作品の中で裏社会を描いてきましたが、さらにいろんなテーマを深堀りしていかなければならない、言葉ではなんとも表現できない領域に到達しなければならないと感じていました」と振り返り、「それは"信じることとは何なのか"というテーマです」と明かす。そして、数年後から脚本の執筆を始め、2006年にようやく執筆が終わったという。「20年という歳月を経ていますのでその間、父になり、夫になり、そしてフィルムの修復、保存活動などを通じて、私自身もこの小説と共に成長を遂げたと思っています。そういう思いがあってやっと今回作るに至ったのです」と、本作と共に成長した自身について語る。また、「今回、山中や海など。さまざまなロケ地を巡りました。これが一種のキリスト教への巡礼のような体験になりました」と撮影を振り返り、「それでも、信じるということは今でも、劇中のロドリゴやフェレイラのように試練と感じる時もありますし、自然と享受できるものではない。自らが欲して勝ち取らなければならないものだと思います」と監督。「人は日々考えたり、書いたり、映画を作ったりして、人間とは何なのか、人間とは良い存在か、悪しき存在なのかということを考えていますが、その過程が信ずるとは何なのかを探る過程なのだと思います」との考えを示した。さらに、「『沈黙』のストーリーが私の心をつかんでやまないのは、異文化の衝突を描いているからです」と説明。「信ずるという信仰を心底分かるためにはありとあらゆる衝撃を通過しなければならないのです。そしてこの物語において、やはり異文化の中にキリスト教を持ち込むわけですから、少しずつ削っていかなければならないわけです。そして削っていく行為こそ、その神髄に至る過程なのだと思っています」と打ち明け、「こんな想いで作った私の最新作を、早く皆さんにご覧いただきたい」と願っている。Photo Credit Kerry Brown
2016年11月17日マーティン・スコセッシ監督が長年温めてきた遠藤周作の小説の映画化を、日米の豪華キャストにより実現させた『沈黙-サイレンス-』。このほど、本作で主演を務めるアンドリュー・ガーフィールドの場面写真が解禁となった。早くもアカデミー賞最有力と目される本作は、スコセッシ監督が1988年に原作と出会い、その瞬間に映画化を希望し、28年に渡って温め続けてきたという待望のプロジェクト。主演のアンドリューほか、リーアム・ニーソン、アダム・ドライバー、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら各世代の実力派が集結。遠藤周作没後20年、原作「沈黙」刊行50年の節目となる年に、ハリウッドと日本の融合が実現した。アンドリューといえば、2007年、ロバート・レッドフォード監督作品『大いなる陰謀』で映画デビュー。ヒース・レジャーの遺作でテリー・ギリアム監督の『Dr. パルナサスの鏡』(‘09)、今年日本でドラマ化もされた『わたしを離さないで』(‘10)、デヴィッド・フィンチャー監督の『ソーシャル・ネットワーク』(‘10)などで着実にキャリアを積み、そして主人公ピーター・パーカーを演じた『アメイジング・スパイダーマン』2作で、彼の名は世界的に知られることとなった。その後も、リーマンショック後のアメリカに生きる若者を演じた『ドリーム ホーム99%を操る男たち』などで実力を発揮。メル・ギブソン監督による沖縄戦を舞台にした主演最新作『Hacksaw Ridge』(原題)では、敬虔なクリスチャンであることから武器を放棄した救護兵を体当たりで熱演!批評家の評価も高く、アンドリューは日本発の本作『沈黙-サイレンス-』との2作品で賞レースへのノミネートが確実視されている。そんな彼が本作で演じているのは、ポルトガル人の若き宣教師ロドリゴだ。日本に渡った恩師フェレイラ(リーアム・ニーソン)の棄教の真偽を確かめるため、同僚のガルペ(アダム・ドライバー)と共に日本を目指す。長い旅の中継地であるマカオで出会った日本人キチジロー(窪塚洋介)に導かれ、長崎へとたどり着く。だが、無事に到着したのもつかの間、苛烈な切支丹(キリシタン)弾圧を行う長崎奉行の目を逃れ、敬虔な信者であるモキチ(塚本晋也)らが暮らすトモギ村に匿われることになる。今回公開された場面写真は、ガルペと共に潜伏を続けていたロドリゴが、つかの間の休息を求めて、隠れ家から外に出た姿をとらえたもの。降り注ぐ陽光によって浮かびあがるのは、手入れされていない髪に伸び盛った無精ヒゲ。それでも、ロドリゴの表情には輝ける未来を信じる信念が宿っているかのようで、その瞳は輝きに満ちている。どんな苦難にも耐える信念を胸に秘めたロドリゴだったが、この先にはさらに過酷な試練が待ち受けているとも知らず…。世界的巨匠スコセッシの演出によって、ひと皮むけた感のあるアンドリュー。より精神的な表現が必要となる難役に挑んだ若き俳優に、オスカーは微笑むことになるのか。さらにレベルアップしたその演技力に、期待は高まるばかりだ。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月10日11月4日(金)今夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」に、NHK朝ドラ「とと姉ちゃん」でヒロインを演じ一躍国民的女優の1人となった高畑充希がゲストで出演。LAの最新グルメやファッションなど最旬スポットを巡る。「アナザースカイ」は毎回ゲストが自分だけの第2の故郷“アナザースカイ”を訪れるという旅バラエティ。10月からはモデルで女優の中条あやみが5代目女性MCとして今田耕司と共に司会を担当している。今回のゲスト、高畑さんはすっぴんでLAへと赴き、話題のグルメを食べ尽くすほか、大好きな洋服を探すべく世界有数のファッション街、メルローズアベニューで古着屋をハシゴ。LAの最旬スポットを堪能する。さらに人気のロンハーマンではロンハーマン氏自らが登場、奇跡のコラボも実現する。「とと姉ちゃん」での大ブレイクと前後し、ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』や『怒り』への出演。さらには数多くのCMへの起用と超多忙を極めたこの一年を完全リセット。澄み切った青空の下で現在の苦悩と葛藤を語ってくれる。そんな高畑だが出演最新作『アズミ・ハルコは行方不明』の公開が12月3日(土)に控えている。同作は山内マリコの同名小説を『アフロ田中』などで知られる松居大悟監督がメガホンを取って映画化。主演に蒼井優を迎え、蒼井さんが突然姿を消したアラサーのOLを、高畑さんが地方都市に暮らすハタチの超派手なキャバクラ嬢を演じている。また太賀、葉山奨之、加瀬亮、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩ら個性的なキャストが脇を固めている。物語の舞台は、寂れた国道沿い。大型モールや洋服店、レンタルCDショップ、中古車店、ファミレスが並ぶ典型的な地方のある街。ある日、突然姿を消したOL・安曇春子。彼女が消えた街では、捜索願いのポスターをパロディしたグラフィティアートが拡散され、無差別に男をボコる謎の女子高生集団が出現する。ひとりのOLの失踪をきっかけにひとつの街で交差する、ふたつのいたずら。これは、アズミハルコの企みなのかーーというストーリー。国民的女優がLAの青空の下で語った今の心境とは!?「アナザースカイ」は11月4日(金)今夜23時~日本テレビ系でオンエア。(笠緒)
2016年11月04日11月3日(木)今夜放送の「ぐるぐるナインティナイン」スペシャルの人気企画「ゴチになります!17」に、女優の高畑充希とリオ五輪女子レスリング金メダリストの登坂絵莉がゲスト出演。レギュラー陣と高級中華料理対決を繰り広げる。今回の舞台は赤坂の大型複合型施設「東京ガーデンテラス紀尾井町」内にある、調味料や食材にとらわれない新しい中華料理“ヌーベルシノワ”をベースに伝統的な広東料理の技法や、香港調味料での味付けなどを加えた、一歩未来を行く高級中華が味わえる「ザ シノワテイスト オブ カントン」。スペシャル料理を賭けたゲームは、レスリング場を会場にレギュラーメンバーと高畑さんが腹ばいになって、女子レスリング金メダリストの登坂さんにひっくり返されないように必死に踏ん張るというもの。岡村チーム、矢部チームに分かれてどちらがより長く粘れるかを、3人の合計タイムで競っていく。今回を入れて残り4戦となった「ゴチバトル」は、クビレースも佳境に入りメンバーも若干緊張気味。今回自腹を切るのは一体誰か!? 勝負の行方をお見逃しなく。高畑さんと登坂さんのほか、番組レギュラーとして岡村隆史、矢部浩之、柳葉敏郎、国分太一、二階堂ふみ、羽鳥慎一らが出演する。今回ゲストで登場した高畑さんは映画最新作『アズミ・ハルコは行方不明』が12月3日(土)公開。『私たちのハァハァ』『アフロ田中』の松居大悟監督が山内マリコの同名小説を映画化した本作。蒼井優が突然姿を消したアラサーのOLを演じ、高畑さんは地方都市に暮らすハタチのギャルで超派手なキャバクラ嬢を演じる。この秋まで演じていたNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」のヒロインのイメージを覆す高畑さんのギャルキャバ嬢ぶりは必見だ。物語の舞台は、寂れた国道沿い。大型モールや洋服店、レンタルCDショップ、中古車店、ファミレスが並ぶ典型的な地方のある街。ある日、突然姿を消したOL・安曇春子。彼女が消えた街では、捜索願いのポスターをパロディしたグラフィティアートが拡散され、無差別に男をボコる謎の女子高生集団が出現する。ひとりのOLの失踪をきっかけにひとつの街で交差する、ふたつのいたずら。これは、アズミハルコの企みなのかーー。蒼井さんと高畑さんのほか、太賀、葉山奨之、加瀬亮、菊池亜希子、芹那、落合モトキ、山田真歩ら個性的なキャストが共演する。高畑さんと登坂さんが高級中華を楽しむ「ぐるぐるナインティナイン」スペシャルは11月3日(木)今夜19時56分~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年11月03日神木隆之介が主演を務める実写映画『3月のライオン』の特報映像とポスタービジュアルが公開になった。特報映像には、主人公の桐山零をはじめ、川本3姉妹やプロ棋士の島田、後藤、宗谷、義父の幸田、林田先生、そしてライバルで“心友”の二海堂など主要人物がこぞって登場する。『3月のライオン』/特報映像本作は、羽海野チカの人気コミックを大友啓史監督が2部作で実写化するもので、中学生で将棋のプロとしてデビューした桐山零が、将棋の世界を通じて様々な人々に出会い、自身の居場所や家族、そして夢に向かっていく様を描く人間ドラマ。ポスタービジュアルは、桐山零が暮らす桜の舞う季節の中、河沿いの町を背景に、ひとりたたずむ主人公の姿を捉えたもの。原作タイトルの由来となった英国のことわざ“3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる”をイメージさせるビジュアルだ。特報映像は、「家も、家族も、居場所も何もなかった」というナレーションとともに、17歳の桐山零が、孤独と不安を抱えながらも、前に進むため顔を上げるシーンから始まり、そんな彼が人生という闘いの中で出会う様々な人々の姿が映し出されていく。桐山零をいつも陽だまりのような温かさで迎え入れる川本3姉妹と祖父は、有村架純(幸田香子役)、倉科カナ(川本あかり役)、清原果耶(川本ひなた役)、前田吟(川本相米二役)。ともに切磋琢磨するプロ棋士に佐々木蔵之介(島田開役)、伊藤英明(後藤正宗役)、加瀬亮(宗谷冬司役)。そして桐山零を内弟子として引き取った師匠・幸田柾近役の豊川悦司らが登場。さらに、まだキャストは発表されていないが、零のライバルであり、“心友”である二海堂晴信も一瞬だが姿を見せている。『3月のライオン』『前編』3月18日(土)/『後編』4月22日(土)2部作連続 全国ロードショー
2016年11月02日『君の名は。』が大ヒット上映中の神木隆之介と『ミュージアム』『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督がタッグを組み、国民的人気コミックの実写化に挑む『3月のライオン』。先日来、キャスト発表で大いに話題を呼んだ本作の、原作の世界観そのままの特報&第1弾ポスターが解禁された。中学生でプロ棋士としてデビューした桐山零(神木隆之介)。“若き天才”と呼ばれ、棋士として日々研鑽を積む彼は、東京の下町にひとりで暮らしている。幼い頃に交通事故で両親と妹を失い、父の友人である棋士の幸田に引き取られたが、ある事情から幸田家を出るしかなかったからだ。深い孤独を抱えてただひたすらに将棋を指し続けていたある日、零は同じ町に住む川本家の三姉妹と出会い、やがて彼女たちとのにぎやかな食卓に居場所を見出していく。様々な人生を背負った棋士たちが頭脳と肉体と精神の全てを賭けて挑む、想像を絶する戦いが零を待ち受ける!原作は最新刊12巻が発売されたばかりの、羽海野チカの大人気同名コミック。神木さん演じる零と同じく将棋の世界に身を置く棋士に、佐々木蔵之介、加瀬亮、伊藤英明、豊川悦司ら、零の日常をあたたかく見守る面々を倉科カナ、清原果耶、前田吟、高橋一生らが演じることが明らかになり、原作ファンはもちろんのこと、映画ファンからも熱い注目を集めている。このほど解禁された特報映像は、「若き天才と呼ばれる、17歳のプロ棋士・桐山零。しかし彼には、家も、家族も、居場所も――何もなかった」という衝撃的なナレーションからスタート。不安と孤独と、勝負の世界に生きる緊張感を抱えた零に扮する神木さんの表情に、一瞬で魅せられてしまう。映像の後半では、原作から飛び出してきたかのような生き生きとしたキャラクターたちが次々に登場。佐々木さんが演じる島田をはじめ、勝負の世界に生きるプロ棋士たちの姿に、雫への複雑な思いを抱える有村架純演じる零の義姉・香子、高橋さん演じる林田先生、豊川さん演じる義父の幸田、そして倉科さんらが演じる明るい川本姉妹がより一層の彩りを添えている。さらに、現段階で未だキャストが未発表であり、原作ファンが何よりも注目している、零のライバル兼“心友”・二海堂晴信も、その素顔は映らないものの一瞬だけ登場しているのも見逃せない!また、併せて解禁された第1弾ポスターには、川辺の街の風景を背に、舞い散る桜の下こちらを真っ直ぐに見つめる零の姿が。タイトルの由来となった、春の訪れを表す英国のことわざ「3月はライオンのように荒々しい気候で始まり、子羊のように穏やかに終わる」という季節に、不安を抱きながらも未来を見据える零の眼差しをとらえる。特報映像にも織り込まれた“闘うことでしか生きられない”という叫びに秘められた感情をさぐりたくなるような、美しく繊細な空気に満ちた1枚に、豪華キャスト陣も顔を揃えている。人と人を結ぶ愛を求めて、魂がぶつかり合う感動のエンターテインメントとなる本作。NHKでスタートしたTVアニメも話題を呼び、神木さんが日本将棋連盟からアマチュア初段免状を授与されるなど、話題が尽きない中、満を持して迎える本作に、二海堂役のキャスト発表も含め今後も目を離せない。『3月のライオン』は「前編」2017年3月18日(土)より、「後編」4月22日(土)より全国にて2部作連続公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月02日