一昨年、惜しまれつつ解散したFUNKY MONKEY BABYSのリーダー、ファンキー加藤。昨年2月にソロデビューし、ファンモンの加藤からソロアーティストに。いま、その魅力をさらに増している。「いよいよ立ち止まれなくなったというか、ソロとして走り始めたので、なりふり構わず、ただ前を見て突っ走っています。今年は39か所・44公演をツアーで回り、出会いや再会がありました。一人になってもこんなに応援してくれるのかと感じ、それが新たな原動力になっています」加藤さん自身、ソロでやっていくことを宣言したものの、“3分の1”からのスタートには、実は不安がつきまとっていたと言う。「オレの性格もあるんですが、根がネガティブというか、一つ不安を解消しても、また次の不安が出てくるんです。ツアー中もファンモン解散の傷が癒えてない皆さんが、ソロの加藤を受け入れてくれるか、ずっとモヤモヤしていました。でもライブを観て、良かった、応援するよ、という声を聞き、大きな勇気をもらいました。今まで以上に真っすぐな応援歌を聴いてもらいたい、その気持ちに自信が持てました」ニューシングル『MUSIC MAGIC』は、彼についてきてくれるファンへの思いを、直球で書いた熱いナンバーだ。「ツアー前に、みんなに聴かせたくて作った曲です。お客さんが来てくれるかな、体力持つかなぁ…とか、いつものように心の中がモヤモヤしているとき、その不安を吐き出したくて、思いのたけをノートに書き出し、そのまま歌にしました。歌詞はパーソナルな内容ですが、目の前にいる人に伝えたい思いが、ギュッと込められている曲。ライブの各会場でも、すごく盛り上がりました」後日、この曲をシングルにしたい、とスタッフから請われ、驚くと同時に嬉しかったとか。カップリング曲「少年の声」も、加藤さんの内面に深く切り込んだ異色のナンバーだ。「過去の自分と向き合ってできた曲です。誰でも大なり小なり、悩み多き10代を過ごしていると思うけど、オレは高校3年間、暗黒だったんですよ。人生で最も大切な3年間なのに何も思い出がない。だから、その青春時代を今なお取り戻そうとしているのかもしれない。いま必死で頑張ることで、あの空白にピースを埋めている、そんな気がするんです。オレと同じような日々を送っている若い子たちが、この歌を聴いて、悲観することないぜ、未来はまだまだ可能性あるから、ってメッセージを感じ取ってくれたら嬉しいですね」そして加藤さんの新しいチャレンジも進行中。映画『サブイボマスク』の主役に抜擢されたのだ。役柄は人々に笑顔や希望を取り戻す“暑苦しいほどの熱血漢”だとか。「監督さんがオレの武道館のライブを観て、さらに熱いキャラに脚本を変えたそうです(笑)。俳優はやりたいことのひとつでしたが、まさか主演なんて…。でも引き受けた以上は、全力投球で臨みました。別の人生を疑似体験できる仕事というのかな、こんなに楽しくて刺激的なことはないと感じました。撮影は終わりましたが、嬉しいことに主題歌と挿入歌も任されたので、現場の風景や肌で感じたことを組み込みながら、自分らしい曲を書きたいです」◇ふぁんきー・かとう昨年2月『My VOICE』でソロデビュー。2日連続の武道館公演、全国ツアーも大成功を収めた。俳優として来年の初夏公開の映画『サブイボマスク』で初主演を果たした。◇4th Single『MUSIC MAGIC』【初回生産限定盤CD+DVD】¥1,667 カップリング曲は「つながるから」と「少年の声」。特典DVDはタイトル曲のMVやライブダイジェスト映像を収録。通常盤CD¥1,000(DREAMUSIC)※『anan』2015年11月11日号より。写真・土佐麻理子文・北條尚子
2015年11月10日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月27日牡牛座の満月10月27日は牡牛座満月です。この時期の星回りをご紹介しましょう。牡牛座満月(蠍座太陽と牡牛座月)に対して魚座海王星が形而上的なサポートをしています。この魚座海王星は射手座土星からの相克的な干渉を受けていて、この配置が今秋から2016年秋にかけての主要な星回りのひとつになります。魚座海王星と射手座土星の相克的な星回りのキーワードは、「混迷、混沌、流動化、多極化」「なし崩し的な展開、模索しながらの変化」「きれい事ではかたづかないことや矛盾の露呈」「慈悲、あわれみ、思いやり、情け」「容赦、受け入れることで起こる癒し」などです。したがって今回の牡牛座満月が「見せて」くれるものとは、私たちが抱えている「硬直しているもの」「容赦(許容)していないもの」であったりするかもしれません。この時期の牡牛座満月は、それらをもっと「いいかげんに」「なし崩し的に」とらえてみては‥‥と示唆しています。この世界や人の内面を曼荼羅にたとえることがあるように、私たちの内外は本来、調和や対立、混沌や矛盾などのさまざまなものが存在しています。それが「自然」であり、自分の内外に公明正大なもの、理路整然としたものを探そうとすればするほど心や身体が苦しくなる場合があるのは、そういう行為にある種の「不自然」さがあるからなのでしょう。今回の牡牛座満月は、私たちにさまざまな「自然なこと」をあるがままに見せてくれるでしょう。自分の内外にあるものを「それはそれで自然なことであり、そのもの本来のありのままの状態である」と一度受け入れてみてください。そうすることで、硬直しきっていた何かが自然と動いていく場合があるのかもしれません。さらにはこの時期、乙女座で木星と金星、火星が重なり合っていて、この3天体に対して山羊座冥王星がサポートをしています。勤勉で実務的な星回りです。この時期、細々としたことで忙しく過ごす人が多いのかもしれません。そのように過ごすことで、やりがいや充実感、前向きな手応えを感じる人もいるでしょう。自分ができることに丁寧に取り組み、いつでも一生懸命であって下さい。そういう生き方を通じて人生の経験値が上がり、ひいてはあなたの人としての器をひろげることにもなるでしょう。またこの時期は、「ちゃんとやっている人」「口先だけでなく、実践経験が伴っている人」がしっかりとした結果を出しやすいでしょう。「できること」「自分に向いていること」「得意なこと」「好きなこと」に意欲的に取り組んで下さい。そういう意欲的な実践行動が次のステップにつながりやすいでしょう。今回の牡牛座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。いつもどおりのあなたでいることで本領を発揮できるでしょう。リラックスすればするほど実力を出せます。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、うわべをとりつくろったとしてもあまり意味がありません。その人と本音で向き合うか、自分に正直に行動しましょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて言葉にならない思いを感じとったり、伝え合ったりできるでしょう。加藤まやスペシャル占い理想の恋と理想の結婚【無料体験版】次回は11月12日蠍座の新月(11月11日更新)<< 10月13日天秤座の新月10月13日天秤座の新月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年10月26日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月13日天秤座の新月ここ最近、私たちは9月13日の乙女座日食(新月)、9月18日の土星射手座入宮、9月28日の牡羊座月食(満月)という印象深い節目を立て続けに経験してきました。9月は、私たちにとって意味深い1カ月だったと思われます。来る10月13日は天秤座新月になります。新月図を見てみましょう。天秤座新月(天秤座太陽と天秤座月)の真向かいに牡羊座天王星があります。また、この2天体に対して山羊座冥王星がゆるく関わっていて、天秤座新月と牡羊座天王星、山羊座冥王星による直角三角形の配置もできています。この星回りが意味することを考えたとき、もしかしたらこのように読み解くことができるかもしれません。9月13日の乙女座日食(新月)から9月28日の牡羊座月食(満月)にかけて、私たちが経験してきた内的プロセスが、この天秤座新月に目に見える形で展開していくでしょう。内側(裏側)で起こっていたことが外側(表側)の変化へとつながっていく‥‥今回の天秤座新月は、そのような展開を含んだリセット&スタートとなりそうです。もうひとつ印象深い星回りをご紹介します。乙女座金星と乙女座火星、乙女座木星の真向かいに魚座海王星があります。これらの天体を山羊座冥王星はバックアップしていて、射手座土星は相克的な配置を作っています。この時期、どのような形なのかは分かりませんが、私たちそれぞれの美意識や価値観、理想的な生き方のスタイルを打ち出していくチャンスに恵まれるのかもしれません。あるいは、私たちそれぞれが自分の理想や美意識を「私の生き方」「私の決断および行動」として表現していこうとするのかもしれません。自分の価値観や意思を自発的な行動にする‥‥そんなリーダーシップ的気質にあふれた行動がこの時期、新しい展開へとつながっていくように思われます。最後にお知らせします。この時期は、「望みが叶う人になる」「望みを叶える人として生きる」というテーマも強調されていると、私には思われてなりません。たとえば、望みが叶っているときのあなたはどんな感じでしょうか。また「望みが叶う」が当たり前の前提であるなら、そのときのあなたはどのように生きているでしょうか?「望みが叶う」を当たり前の前提にするということは、「望みが叶ったとき(未来)」を先取りすることでもあります。この時期、未来先取り型の生き方を心がけると、そのような現実が後からやってくる可能性が高いでしょう。今回の天秤座新月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「躍進」というべき進展があるでしょう。宇宙からの後押しをもらった気持ちになるかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたが主導権を握る方がよいでしょう。あるいは、持ち前の実力を発揮できるチャンスが舞い込みそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、この時期のリスクとチャンスは表裏一体です。何かを得るためには、決断して行動すべきでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年10月12日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月28日牡羊座の満月9月28日は牡羊座満月です。今回の満月は蝕が起こりますので月食となります。占星術では、次の月食(2016年3月23日)まで影響が続く特別な満月です。月食は、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術では「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解きます。心の影は、たとえば「自分の奥深くにしまってある感情」「言葉では表現できない深層心理や内的イメージ」と言えるでしょう。したがってこの月食を通じて、私たちは「心の奥にあるもの」を見知ることになりそうです。月食図を見てみましょう。今回の牡羊座満月(月食)に対して、牡羊座天王星と山羊座冥王星がゆるやかに関与しています。山羊座冥王星と牡羊座天王星は過去3年間、特別な星回りを形成していました。そして、先日の乙女座日食(9月13日)や秋分(9月23日)以降、この星回りの影響が一時的に強まっています。今回、牡羊座天王星と山羊座冥王星が牡羊座満月に関与することにより、私たちは2012年頃から今までの「心の軌跡(感情経験、心情の変化)」について振り返るのかもしれません。「あのとき」は見えていなかったことが、この月食を通じて見えてくるでしょう。そしてそのようなプロセスによって、あなたにとっての「今」や「これから(未来)」も変化していくかもしれません。さらにはこの時期、乙女座火星と射手座土星が占星術的な配置を作っています。私たちに「大胆であれ!」「前向きに!」とうながしていると思われます。また、私たちに生きる喜びをもたらしてくれる獅子座金星は、牡羊座天王星と調和的な配置を形成しています。以上の星回りを考え合わせると、今回の月食は「スイッチ(転換する、移行する、取り替える)」というキーワードも思い浮かびます。この時期、「感情」と「意思」と「目的」が何らかの形でかみ合ったとき、その人の中で何かがスイッチするでしょう。この月食はそういうターニングポイントになり得ると思います。この時期の過ごし方としてアドバイスをするなら、以下のようなことが思い浮かびます。あなたの人生における旧式なものを取り替えたり、思い切って処分しましょう。新しい要素を迎え入れるための空きスペースを作って下さい。また、この時期はオープンマインドを心がけ、心躍るものを選択して下さい。今回の牡羊座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。今、思い通りに進まないこと、一時的に待たされていることがあるのかもしれません。「動き始めるまで待とう」と決めた途端に動き出すことがありそう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、何らかの出来事をきっかけに心境が大きく変化するでしょう。感情的なしこりがほどけ、素直になれそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は「アレじゃなくて、コレだったのね!」と分かるのかもしれません。取捨選択、あるいは再選択を通じて現状を打開できるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年09月27日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月13日乙女座の新月9月13日は乙女座で新月です。今回の新月は蝕が起こりますので日食です。占星術上、次の日食(2016年3月9日)まで影響が続く特別な新月です。日食は、地球から見ると月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。地上世界から光が突然消滅し、その後、光の回復と共に太陽が復活する現象をいにしえの人々は「天の異変」と畏れ、神話という形で象徴的に語り継いできました。占星術では、太陽を「(人生の主人公である)私自身」になぞらえます。そして、太陽が消滅して復活する日食現象を、これまでの「私」を一度葬った後で新しい「私」がよみがえるプロセスと読み解きました。したがって占星術における日食とは、自己変容・自己再創造を象徴しているタイミングなのです。今回の日食図を見てみると、天秤座水星をめぐる星回りがまずは目につきます。天秤座水星と山羊座冥王星、牡羊座天王星による直角三角形を見たとき、2012~2015年3月まで計7回形成された山羊座冥王星と牡羊座天王星による特別な星回りが思い出されます。この星回りは過去3年間、「既存の社会構造・社会システムの崩壊と再生」「次のステージへ移行するための目覚め」を私たちにうながし続けており、その影響は未だ色濃く残っています。要するに私たちは今、旧来的なものが崩壊しつつある一方、これからのグランドデザインを探し求めている時代を生きていると言えるのかもしれません。そして、この時期、乙女座木星と魚座海王星が相対する配置もできています。この星回りは、ますます複雑化・多様化していく世界の様相を思わせます。それと同時に「これからはさまざまな価値観への深い理解と共感が必要ですよ」と宇宙から諭されているように感じます。さらには、獅子座火星と獅子座金星がこの時期、天秤座水星をサポートしています。そのような時代を生きている私たちに「こういう時代だからこそ、自分の好きなように生きなさい」「好きなことをどんどん始めなさい」と励ましてくれているように感じます。このような星回りの元で起こる乙女座日食は、「多様で複雑な世界を柔軟に生きる」「そのために自己を整える」という意味での自己変容・自己再創造のタイミングと言えそうです。それぞれの人生において、スッキリとは片付かない状況と向き合いながら、それでも自分らしく柔軟に生きていこうとする、そんな契機になり得ると思います。多様な価値観をゆるやかに受け容れつつ、自分が大切にしていることに丁寧に取り組む‥‥そのようなあり方を選ぶ人もいるかもしれません。今回の乙女座新月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。ブレイクスルーを経験できるかもしれません。たとえば行き詰まった状態を打開できたり、難しい問題をクリアできるかも。この経験を通じて、あなた自身も変わるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「何をどうすべきか」について、目からウロコのヒントが舞い込みそうです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ほとんどあきらめていた問題が動き始めるかも。自分に自信がついたり、励みになるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年09月11日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月30日魚座の満月8月30日は魚座で満月です。今回は、木星が乙女座へ入宮(8月11日)後、初めての満月になります。占星術上、満月は「形となってあらわれる」「内側を外側に投影して見る」タイミングと読み解きます。このことから読み取れることをお知らせしましょう。魚座満月によって地上世界に光が当たるこの時期、人々の心の移り変わりを社会の変化として見るようになるのかもしれません。あるいは、私たちひとりひとりの心模様が反映した結果、「今の社会」がこのようにあらわれていると見えてくるのかもしれません。そうでなければ、この時期のふとした出来事をきっかけに「時代の空気」や「今ここで生きている人々の心情」を思い、「私たちの社会はこれからこういうことが必要かも」「これからはこういうことが大切になるのかも」と感じる人がいるように思われます。また、満月図を見てみると、魚座満月(乙女座太陽&魚座月)に対して、乙女座木星と魚座海王星がぴったり寄り添っています。このことから、今回の魚座満月が私たちに見せてくれることのいくつかは、たとえばこんな感じであるのかもしれません。「この世界や人々は(あなたが思っている以上に)寛容であり、限りない優しさに満ちているのです」「あなたはこの世界や人々から大切にされ、必要とされている存在です」「あなたはもっと優しくされてもいいのですよ」さらにお知らせします。今回、魚座満月に寄り添っている乙女座木星&魚座海王星は、私たちの世界の多様性について印象深いメッセージを伝えているように思われます。この世界は無数の「大切なもの」に満ちています。多様なものをそのまま優しく受け容れていて、だからこそ調和的で美しいのです。この時期、私たちがさまざまなことに対する深い理解と共感と共にあるとき、そのようなまなざしを通じて、この世界における無数の「大切なもの」が見えてくるのかもしれません。最後にお知らせします。この時期、獅子座金星と獅子座火星が牡羊座天王星と調和的な角度を取っています。思いがけない形で、ポジティブな機会や良好な可能性を見出せるでしょう。先に説明した魚座満月や乙女座木星、魚座海王星の配置と考え合わせると、「この世界や人々はこんなに優しい」と見たとき、そのように見たあなたにふさわしいチャンスが舞い込むのかもしれません。今回の魚座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。積極的に行動するつもりで、実際には肩に力が入っているようです。まずはリラックスしましょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「どうなるの?」「何のために?」「どのように?」と聞きたくなる展開がやって来るかも。今、分からなくてもよいことは分からないままにしておきましょう。そのうち分かります。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ここ最近気がかりだったことが、うまくいくようになるでしょう。あるいは「その問題は、自分が思っているほど悪くない」と感じるのかもしれません。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年08月29日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月14日獅子座の新月8月14日は獅子座で新月です。今回の新月は、木星が獅子座から乙女座へ移動した(8月11日)直後に起こります。つまりこの時期は、月サイクルの切り替わりと木星サイクルの切り替わりがほぼ同時になされるのです。このようなタイミングで起こる新月は、私たちにとっていつも以上に意味深い節目となる可能性があります。たとえばこの時期、ふとしたきっかけで過去1年間を振り返ったり、何らかの出来事を通じて「(年単位の)流れが切り替わった」と感じる人もいるでしょう。また、今回の新月あたりに起こった印象深い出来事は、あなたにとっての今後1年を象徴しているかもしれません。獅子座新月がもたらしてくれるメッセージについて、まずは木星サイクルの切り替わりという観点から読み解きます。乙女座へ入宮した木星は、その後、来年9月9日まで乙女座を運行します。したがってこれから約1年間、木星は乙女座的なものを「よきもの」として承認し、そのような気運が社会的にも広がっていくでしょう。具体的には、心身共にシンプルな生き方に注目が集まり、そういうライフスタイルを選ぶ人が増えるかもしれません。また、きちんとできて当たり前なことに黙々と取り組んでいる人が活躍するでしょう。さらには、乙女座は「清潔さ」に関する星座でもあります。これから1年は、けがれのない生き方を体現している人が信頼されやすいでしょう。次に、月サイクルの切り替わりという観点から獅子座新月のメッセージを読み解きます。新月図を見ると、獅子座新月と獅子座金星に対して牡羊座天王星が良好な角度を形成しています。「自己発見」「自己創造」「思いがけない魅力発見」といった感じの星回りです。たとえば、自分の中にキラッと光っているものが見つかり、その結果、あなた自身のキャラやセルフイメージが新しくなるのかもしれません。そういう意味で、この時期のイメージチェンジはおすすめできます。髪型やメイク、ファッション次第で新しい自分と出会えるでしょう。最後にもうひとつお知らせします。乙女座水星が魚座海王星と相対していて、この2つの星を山羊座冥王星がバックアップしています。必然的な展開を通じて天からのメッセージがもたらされそうな星回りです。この時期は「たまたま舞い込んできたきっかけをパスしない」「目の前の流れに何となく乗ってみる」を心がけて下さい。今回の獅子座新月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。思いがけない展開と共にうれしいメッセージを受け取るでしょう。これまでの取り組みが報われた気がしそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座はサポートかチャンス、進展がもたらされるでしょう。その出来事はこれから1年を示唆するものでもありそうです。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、この時期のハッピーはあなたの喜びと連動しています。喜ばしいこと、楽しいこと、好きなことを選ぶようにして下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年08月13日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月31日水瓶座の満月7月31日は水瓶座で満月となります。今月2回目の満月ですね。この時期の星回りをご紹介しましょう。この時期、私たちに意味深いメッセージをもたらしてくれる天体が金星です。今現在、金星は乙女座にあり、見かけ上の逆行をしています。したがって今、私たちは金星が象徴しているテーマについての再確認や見直しに取り組んでいるところなのです。金星が見かけ上の逆行を終えるのは9月6日。したがって9月6日まで金星を通じてもたらされるメッセージはたとえばこんな感じです。「あなたにとっての愛や喜び、豊かさや美しさとは?」「あなたにとって価値があることとは?」「あなたにとって大切な人とは?」‥‥この夏は、このような問いかけを通じて、私たちそれぞれの価値観が明確になっていくでしょう。さらにお知らせしたいことがあります。ただいま逆行中の金星は、水瓶座満月直後(31日)に獅子座へと再入宮します。つまり今回の水瓶座満月というタイミングは、私たちの中で「あなたにとっての愛や喜び、豊かさや美しさとは?」「あなたにとって価値あることとは?」「あなたにとって大切な人とは?」という問いかけに光が当たるときでもあるでしょう。満月図を見ると、今逆行中の金星は獅子座木星へと近づこうとしていて、蠍座土星からの影響も同時に受けています。この時期の蠍座土星は金星と木星に対してはシビアですが、蟹座火星とは信頼関係を結んでいます。このような配置を見て、私が思い浮かべたキーワードは「惜別(名残を惜しんだ後、ちゃんとお別れをする)」「感謝と共に送り出す・見送る」でした。水瓶座満月によって金星がクローズアップするこの時期、私たちそれぞれの価値観が明確となった結果、あなた自身の中で「惜別(名残を惜しんだ後、ちゃんとお別れをする)」「感謝と共に送り出す・見送る」がなされたり、誰かとの関係性において「惜別」や「感謝と送別」というプロセスが生じるのかもしれません。私たちは生きている限り「出会い」と「別れ」を繰り返します。出会うために別れ、別れることでまた出会います。今回の満月図を見ると、この時期の「別れ」は「感謝」や「愛」「祝福」「信頼」と共にあります。次の何かと出会うために、あなたは今、何について感謝と共に見送ったらいいのでしょうか。今回の水瓶座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。「原点回帰」「初心を思い出す」という思いと共に、何らかの価値判断や取捨選択をするのかもしれません。そのとき「今、このタイミングで結果的によかった」と思えるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、何らかの出来事を通じて「うまくいくことはうまくいくし、ダメなことはダメ」と感じるでしょう。この世界のシンプルな仕組みを「それでいいんだ」と受け入れたとき、新しい展開が舞い込みそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は「あのときのごほうび」「あのときの御礼」「過去の見返り」のような展開がやって来そうです。あるいは「損して得取れ」といった感じの出来事があるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年07月30日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月16日蟹座の新月7月16日は蟹座で新月となります。この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の蟹座新月(蟹座太陽と月)は牡羊座天王星と刷新的な角度を作っていて、この新月が「リセット&スタート」の節目であることを示唆しています。また、蟹座水星と蟹座火星の真向かいの位置に山羊座冥王星があり、魚座海王星がこれらの天体を包括的にサポートしています。これとよく似た星回りを、私たちは7月2日の山羊座満月時に経験しています。このことを考え合わせると、今回の蟹座新月は7月2日の山羊座満月がもたらしたことを本格的に起動させる星回りと言えるでしょう。あのときは山羊座満月に対して蟹座火星と山羊座冥王星がピッタリと寄り添い、魚座海王星がこれらの天体を包括的にサポートしていました。ちなみに山羊座満月の星回りについては、先日、次のように読み解いています。‥‥‥これまでの流れが何らかのタイミングを迎えた結果、あなたがこれから精魂を込めていくであろう方向性が見えてくるように思われます。またさらに、このプロセスにはある種の「必然」「不思議な巡り合わせ」「強い導き」が含まれている可能性もあります。この時期、「全てはなるようになっていく」という思いが、あなたの人生を実際に何とかしていく原動力でもあると思われます‥‥‥と。したがって、山羊座満月(7月2日)頃にこれから真剣に取り組みたいテーマが浮かび上がった方、心に残る出来事があった方は、今回の蟹座新月のタイミングをぜひお使い下さい。「山羊座満月頃(7月2日)に強く願ったこと」「どうしてもやらずにはおれないこと」「もはや選ぶしかない方向」へと実際に動き出していけると思われます。もうひとつお知らせします。獅子座金星と獅子座木星が蠍座土星による影響を受けていて、同時に牡羊座天王星からはサポートを受けています。「山羊座満月頃(7月2日)に強く願ったこと」「どうしてもやらずにはおれないこと」「もはや選ぶしかない方向」へと動き出したとき、そんなあなたを応援してくれる人もいれば、クールに対応する人ももしかしたらいるかもしれません。それでも自分なりに「筋の通った」行動を選んで下さい。なぜなら「私のことを嫌う人がいてもいい」「私の価値観とは相容れない人がいても構わない」と感じたときに、今、大切にすべき価値観が明確になると、この時期の星回りは示唆しているからです。今回の蟹座新月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「自分が何をしたいのか分からない」と悩んでいる人は、このタイミングで「私には似合っていないこと」をやめてしまいましょう。それに費やしていたエネルギーを、今のあなたにとってより本質的で価値が高いことに使えます。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ある人との関係性を「分かり合えない」段階からこつこつと築いていくのかもしれません。あるいは、お互いに分かり合えない部分があると認めた上で協働関係を結べるかも。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「みっともない自分」「かっこ悪い自分」を実感することがあるでしょう。そして、我ながら認めたくない自分と向き合おうとする「強さ」と「自己信頼感」が今後のあなたを変えるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年07月15日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月2日山羊座の満月7月2日は山羊座で満月となります。この時期の星回りをご紹介しましょう。今回の満月図を見たとき、真っ先に目に入るのが、山羊座満月(蟹座太陽と山羊座月が真向かいで向き合っている配置)をめぐる星回りです。山羊座満月に対して蟹座火星と山羊座冥王星がピッタリと寄り添っています。また、魚座海王星が山羊座満月と蟹座火星、山羊座冥王星を包括的にサポートしています。このような星回りを観て、私が感じることをお知らせします。今回、山羊座で満ちる月を通じて、今のあなたが精魂込めたいテーマが見えてくるでしょう。この時期に見えてくるものは、ただ単に「やってみたい」レベルの思いではなく、あなたの魂から生じている強い願いです。具体的な展開としては、これまでの流れが何らかのタイミングを迎えた結果、あなたがこれから精魂を込めていくであろう方向性が見えてくるように思われます。またさらに、このプロセスにはある種の「必然」「不思議な巡り合わせ」「強い導き」が含まれている可能性もあります。たとえば、何かを選択しなければならないとき、たったひとつの選択肢しか残されていない場合もあるでしょう。もしもそういうことが起こったなら、それは宇宙からのメッセージなのだと思います。自分が経験していること全てを信頼し、「私の人生はなるようになっていく」と思って前に進みましょう。この時期、「全てはなるようになっていく」という思いが、あなたの人生を実際に何とかしていく原動力でもあると思われます。今、宇宙は「精魂込めて何かに取り組むこと」を私たちに求めています。どうぞ濃く、熱く、真剣に生きて下さい。「どうしてもやらずにはおれないこと」「もはや選ぶしかない方向」へとまっすぐに向かっていって下さい。もうひとつ、お知らせします。ここ1カ月(6月3日の射手座満月、6月16日の双子座新月)は、「クエスト(探索、遠征、冒険の旅)」がキーワードでした。6月は揺れ動く展開にとまどったり、新たな選択肢を考慮に入れることになった方も多かったかもしれません。気になっていたことをトライアル的に始めてみた方もいるでしょう。そういった流れの先にあるのが今回の山羊座満月です。ここ1カ月ぐらいの経験を通じて、本気にならずにはおれないテーマがあなたの中で形作られるかもしれません。今回の山羊座満月の影響を強く受けるのは牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「どうしてもやりたいこと」「どうしてもやる気になれないこと」があなたの内外でハッキリしてくるかもしれません。あなたの「精魂」を何に傾けたいか、それを行動で示しましょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、本気で極めていきたいテーマと出会えるかもしれません。あるいはこの時期、あなたの個性や真価を見てとる人と縁があるようです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、自分の「本質」「性分」を実感するかもしれません。「私は私になるしかないんだな」「他の人みたいになろうとしても意味がないんだな」と分かることで、次の展開へ進めるでしょう。次回は7月16日蟹座の新月(7月15日更新)<< 6月16日双子座の新月6月16日双子座の新月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年07月01日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 6月16日双子座の新月6月16日は双子座で新月になります。新月図を見たとき、私は約2週間前(6月3日)の射手座満月を思い出さずにはいられませんでした。あのときは、射手座満月と牡羊座天王星、獅子座木星による火の星座の大三角形がゆるやかにできていました。さらに、この大きな三角形に双子座水星と双子座太陽、双子座火星が加わってカイト(凧)と呼ばれている特別な星回りもできていました。この心躍る星回りから感じたキーワードは「クエスト(探索、遠征、冒険の旅)」であり、この射手座満月によって、私たちにとってのクエストへと出立する「とき」が整ったのでした。今回(6月16日)の双子座新月では、先日の射手座満月頃に見られたカイト(凧)という星回りが、より地上的な機動力を持つ配置として残っています。先日の射手座満月が、矢をつがえた弓をどこかの方向へ力いっぱい引いている感じの星回りだとすると、今回(6月16日)の双子座新月は弓から手をはなすような星回りになっています。したがって今回の双子座新月がひとつの契機となり、「私のクエスト」が地上でそれぞれ本格的に展開していくのかもしれません。またさらに、この時期の星回りからは「動き(振幅)がどんどん大きくなっていき、そういう展開を通じて世界が広がっていく」という向きも色濃く感じます。「流れに乗ること」「動くに任せること」「開かれていくこと」を恐れず、あなたの人生で起きる出来事をどうぞ楽しんで下さい。この時期、とても楽しめるはずです。もうひとつお知らせします。今、双子座にある水星は見かけ上の逆行時期を抜けたばかりです。過去3週間ほど、私たちの「あたま」や世界の「システム」は乱調気味であったのかもしれません。しかし今、私たちの「あたま」や世界の「システム」の調子は戻ってきていると思います。ここしばらくの間、流れに乗ろうとするたびになぜかもたついてしまっていた方は、この双子座新月というタイミングを使ってみるとよいでしょう。宇宙は「今ですよ!」と合図を出しています。その気運に「うっかり」と乗っちゃって下さい。今回の双子座新月の影響を強く受けるのは双子座、乙女座、射手座、魚座です。今というタイミングだからこそ生じる変化があったり、何かを知らされるかも。全ては最善のタイミングで起こっていると受けとめて。宇宙から見れば、まさしくそうだからです。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「大丈夫かしら‥‥??」とためらうことほど、やってみる価値があるでしょう。いろんな理由をつけて後回しにしていたこと、忘れたふりをしてきたことに着手しましょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたがハッキリ言ったり聞いたり、先に決めてしまうことで、その状況は案外うまく進んでいくでしょう。よけいな気を遣ったり、ヘンに遠慮しないで下さい。あなたの一押しでドミノがサーッと倒れていく感じの星回りです。次回は7月2日山羊座の満月(7月1日更新)<< 6月3日 射手座の満月6月3日 射手座の満月>>-->新月満月からのメッセージ目次ページへ >>加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年06月15日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 4月4日天秤座の満月4月4日は天秤座で満月です。今回の満月は蝕が起こりますので月食となります。占星術上、次の月食(2015年9月28日)まで影響が続く特別な満月です。月食とは、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術的には「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解けます。心の影とは、たとえば「自分でもなかなか認めづらい感情」「未だ昇華し切れていない思い」「言葉では表現しがたい深層心理」と言えるでしょう。この月食を通じて、私たちは今の自分が「見ようしていること」「見ようとはしていないこと」を知ることになりそうです。月食図を見てみましょう。今回の満月(月食)に対して、牡羊座天王星と山羊座冥王星が関与し、直角三角形を形成しています。この直角三角形は、先日3月17日に最終形成を終えたばかりの牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的配置を一時的にクローズアップ(表面化)するものでもあります。したがってこの時期、何らかの出来事を通じて、2012年頃から今までの「心の軌跡(感情経験、心情の変化)」について振り返ることになるでしょう。たとえば今回の満月(月食)の影響を通じて、あのときには見えていなかったことがふと見えてくるかもしれません。そうやってあのときの出来事があなたの中で「私の出来事」「私にとっての大切なプロセス」となりそうです。また「あのとき(過去)」の意味づけが変わることで、あなたにとっての「今」や「これから(未来)」も変化していくでしょう。また、今回の満月(月食)は獅子座木星からのサポートを同時に受け取っています。ここ2~3年で最も大きかった出来事を思い出し、「あの出来事を経験したからこそ、今の自分がいる」「いろいろ大変だったけれど、でもそのおかげで私は一回り成長した」と感じるかもしれません。また、そう思えることが自分でもうれしいでしょう。今回の天秤座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。今の自分は2~3年前よりもスケールアップしたと気づくでしょう。あるいは「自分の殻を思い切ってこわしてみよう。そうしてみても大丈夫」と思えるかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は次のステージへと進むことを自分に許可するでしょう。その結果、今までならば「とても無理」と思っていたチャレンジを始めそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「あのときの自分」「あのときのこと」を「それでよかった」と思えるでしょう。自分の中で「あのとき」にまつわる何かを赦して受け入れたとき、それとは別の新たな展開が舞い込みそうです。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年04月03日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 3月20日魚座の新月3月20日は魚座で新月です。今回の新月は蝕が起こりますので日食となります。占星術では、次の日食(2015年9月13日)まで影響が続く特別な新月です。日食は、地球から見ると月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。世界から光が突然消滅し、その後、光の回復と共に太陽が復活する現象をいにしえの人々は「天の異変」と畏れ、神話という形で象徴的に語り継いできました。日本では「天岩戸神話」がよく知られています。占星術では、これまでの「私」を一度葬り捨てた後、新しい「私」がよみがえるプロセスと考えます。つまり日食は自己変容・自己再創造の星回りなのです。日食図を見てみましょう。今回の新月(日食)は魚座の最終度数で起こります。魚座の最終度数での新月(日食)ですので、12星座の最終度数で起こる新月(日食)でもあります。また、今回の魚座新月(日食)の翌日(3月21日)は春分です。春分は太陽が牡羊座へ入る節目であり、占星術では春分が2015年の実質的なスタートになります。したがって今回の魚座新月(日食)は、さまざまなサイクルの「終わり」が重なるタイミングに自己変容・自己再創造プロセスが起こる上、それらが次のサイクルでは「新たな始まり」となる‥‥と読み解けるでしょう。ここまで考えたとき、私はジョン・レノンの「Starting over」という曲を思い出しました。「Starting over」は「またスタートから新しく始めよう」と愛する人に語る曲です。もう取り返しがつかない過去を踏まえた上で、それでも「またスタートから新しく始めよう」という決意を歌っています。「Starting over」の「終わりを超えて新しく始めようとする」というテーマは、3月20日の魚座新月(新月)にふさわしいと私は思います。もしかしたらこの時期、「あの出来事があったからこそ、今、ここで新たなスタートに立てる」と思うのかもしれません。あるいは、「あのときできなかったことを、今から新しく始めよう」と決意するのかもしれません。これまでのことを乗り越え、今ここから新しく始める‥‥今回の魚座新月(日食)は、すがすがしい決意と希望に満ちたスタートとなるでしょう。今回の魚座新月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。これまでいろんなことを経験してきたあなただからこそ、今ここでスタートできることがきっとあるでしょう。自分にとってそれが何であるのかを考え、真新しい気持ちで行動して下さい。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ある出来事を通じて「潮時がやってきた」「ここが引き際だな」と感じるでしょう。終わるべきことを終わらせることで、始めるべきことがスタートしそうです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、「今いる場所ですべきことはもう既に経験した」と感じるかも。また、あなたがそう思うこと自体が、次のステージへと歩き始めているあらわれでもあるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年03月19日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 3月6日乙女座の満月3月6日は乙女座で満月です。今回の星回りをご紹介しましょう。まずはじめに目がいく星回りが、牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置です。この星回りは2012年6月以降何回も形成されており、私たちに「旧来的なものを破壊すること」「新しいものへと刷新、シフトすること」を示唆してきました。牡羊座天王星と山羊座冥王星はちょうど今、7度目となる最終形成タイミング(3月17日)へと向かっている最中であり、今回の満月図上では地上からよく目立つ位置にあります。つまり今の時期は「旧来的なものを破壊すること」「新しきものへと刷新、シフトすること」という2つの局面が同時にクローズアップ(地上化)する可能性があるでしょう。あるいは、この時期に見られる展開を振り返ってみたとき、「この展開は2012年から今に至る流れの一部なのね」と実感できるかもしれません。また、この時期の牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置にはさまざまな天体が関与しています。牡羊座金星と牡羊座火星は、この星回りに勢いや熱さ、華やかさ、ある種の(対人的)価値観などを与えています。したがってこの時期に見られる「破壊と刷新、シフト」とは、あなたを取り巻く関係性にまつわる出来事であったり、その関係におけるコミュニケーションにまつわる出来事なのかもしれません。獅子座木星のサポートがあることも考え合わせますと、宇宙は今、「自分にとってパワーをもらえる楽しい関係を選んでもいいのですよ」「あなたにとってその関係はプラスとなりますか?」と伝えてくれているのかもしれません。さらに今回の乙女座満月は、先ほど指摘した牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置と調停的な関係です。そういう意味では今回の満月は、壊した方が良い旧来的なものと、刷新的な局面につながる方向性の両方を示唆しているようにも思います。あなたが今、向き合っている状況において、もはや壊した方がよいものは思い切って壊してみましょう。なぜならその「壊すこと」が刷新的な変化やシフトにつながるからです。今回の乙女座満月の影響を特に強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。「握りしめて離さなかったもの」を手放したり、「自分のもの」と思い込んできたものを壊すのかもしれません。その「壊すこと」はあなたという存在をスケールアップさせるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「私は変わります。違う私になります」と先に意思表明しましょう。この時期は意図を示すのが先であって、現実はそれについていく側です。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、自分に課している「レベル」「要求値」を抜本的に見直しましょう。厳しすぎるとつらいし、イージーではあなたのためになりません。自分に見合った適正な「レベル」「要求値」はどのあたりか、それをよく見計らって下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年03月05日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 2月19日水瓶座の新月2月19日は水瓶座で新月です。今回は先月(1月20日)と同じ水瓶座での新月となります。今回の星回りをご紹介しましょう。新月当日は、水瓶座の最終度数で新月となった直後(約2分後)に、太陽が魚座へと移動します。つまり今回の新月は、地上世界が魚座的時間へ移行する直前に起こる水瓶座新月であり、宇宙は大変興味深いタイミングに今回の新月をセッティングしていると思います。今、宇宙は水瓶座から魚座へと移行するプロセスを通じて私たちに知らせたいことがあるのかもしれません。水瓶座はあらゆる枠組みから自由になろうとする星座であり、魚座は自分の魂本来のあり方を完成させようとする星座です。太陽が水瓶座から魚座へと移行するこの時期、私たちの意識はさらに解放へと向かうでしょう。宇宙からの働きかけの元、私たちは自分の魂と響き合うものを見出すために、ありとあらゆる価値観を超えようとします。全てをあるがままに受け入れ、より開かれた世界へと自分を解放しようとするのです。このような時期に起こる新月なのですから、これから「より大きな世界へ自分を開いていく」「全てをあるがままに受け入れる」ことで、あなたにとっての自己超越的なプロセスが新たに始まるかもしれません。また、今回の新月には「個を超越すると、全ては本質的にひとつであると分かる」というメッセージも込められているように思われます。象徴的な説明になってしまいますが、この時期、何かをあるがままに受け入れたとき、それと自分は同じものであって、つまり全てはひとつであると分かるのかもしれません。新月図を見てみると、今回の水瓶座新月に対して射手座土星と魚座海王星がゆるく関わっています。また、射手座土星と水瓶座水星、魚座金星、魚座火星による小さな三角形もゆるく形成されています。「自信がなくても、うまくいくかどうか不安でも大丈夫。弱気な自分のままでいいから頑張ってみよう」と宇宙は語りかけているように感じます。今回の水瓶座新月の影響を特に強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。「新しい世界へ飛び込む」「次のステージへと移行する」という象徴的な出来事が起こるでしょう。宇宙からOKをもらって後押しされるような時期です。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、宇宙から「これからどうしたいの?」と聞かれるかもしれません。あるいは今後の方向性を示唆するような出来事が舞い込むでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、今いる場所でやるべきことを終えたら次のステージへと行けるでしょう。今回の新月でそのことが分かるようです。または、やるべきことを終えて次へ移行するのかもしれません。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年02月18日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 2月4日獅子座の満月2月4日は獅子座で満月となります。今回の星回りをご紹介しましょう。今回の獅子座満月(水瓶座太陽と獅子座月が向き合っている配置)に対し、獅子座木星が寄り添うように重なっています。また牡羊座天王星は獅子座満月に対して調停的な角度を作っています。この配置は、さまざまに読み解けるでしょう。まずは今回の獅子座満月を、水瓶座新月時(1月20日)に始まった流れが一時的に結実したものと見ることができます。水瓶座新月時に始まった流れとは、たとえば「個人の尊厳を重んじる人道主義的思想(ヒューマニズム)」であるのかもしれません。今回の満月図からは、金子みすゞさんの詩「私と小鳥と鈴と」の「みんなちがってみんないい」という一節と相通じるメッセージ性を感じます。この時期は「お互いに違う者同士だね」「それぞれ違うから、みんなすばらしいね」という思いによって誰かとつながり合えるでしょう。お互いの個性や考え方を大切にできる、フラットな人間関係が生まれそうです。さらに、今回の満月の星回りをより個人的なレベルで読み解いた場合、この時期、自分にとっては「当たり前なこと」を「(他の人から見たときの)すばらしい個性や才能」として見直すことができるでしょう。当の本人が「こんなことは誰でもできます。大したことはありません」と信じて疑っていないところに、その人らしい個性や才能の一端が現れている場合があります。今回、具体的にどのような出来事が起こるのかは分かりませんが、あなた自身にまつわる「当たり前なこと」を見直す機会がきっとあるでしょう。私はこれまでたくさんの方々のホロスコープを拝見してきました。どこにでもあるホロスコープなどは1枚もなく、この世界に「どこにでもいる人」は存在しないと占星術を通じて教わりました。私たちはどうしたって「たったひとりの人」なのです。この時期、そんなことを宇宙から知らされるのかもしれません。また、自分らしさを思い切り表現することをためらう傾向がある方は、この満月が良い意味での開き直りパワーをもたらしてくれると思います。「私らしいことを思い切ってやろう!」と積極的にコミットしたとき、そういう経験を通じて新しい自分を見出せるかもしれません。今回の獅子座満月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。新しいチャンスがやって来て、これまで表現してこなかった自分を出せるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、意外なことで褒められるかもしれません。その言葉を素直に受け入れましょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、追い風を受けてのびのびと行動できるタイミングです。どうぞあなたの好きなように行動して下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年02月03日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 1月20日水瓶座の新月1月20日は水瓶座で新月となります。2015年初めての新月ですね。今回の星回りをご紹介しましょう。今回の水瓶座新月図において、私が特に注目している星回りは、射手座土星と魚座海王星の相克的配置です。この配置は2015年~16年の主要な星回りのひとつであり、2015年11月、2016年6月、2016年9月の3回形成されます。今の時期の射手座土星と魚座海王星はまだゆるい角度ではあるのですが、魚座火星が魚座海王星に重なることでこの2天体を一時的に刺激しています。また、今回の水瓶座新月(水瓶座太陽と月)は射手座土星と協力的な角度を作っています。つまり今回の新月は「これからは射手座土星と魚座海王星の相克的配置から学んで下さいね」というインフォメーションであり、今、宇宙では「射手座土星と魚座海王星の相克的配置の前触れ」といった感じの配置ができているのです。この「射手座土星と魚座海王星の相克的配置」が私たちにもたらしてくれるメッセージとは何でしょうか。さまざまに読み解けると思われますが、私がお知らせしたいことは主に2点です。まずひとつは「確かだと思われていたものがあいまいになっていく」ということです。これを「よりどころとなるものの喪失」と見ることもできるし、「堅苦しいものからの解放」と見ることもできます。いずれにしても2015年~16年の私たちの世界では、さまざまなことに関してより流動的な動きが見られるでしょう。それらの動きは混沌へと向かっているように見える一方、実際には硬直しきった閉塞的状況を解きほぐし、新しいことを生成させる展開でもあると私は思います。射手座土星と魚座海王星の相克的配置がもたらす、もうひとつの示唆は「慈悲」「ゆるし」です。2015年~16年の私たちは、さまざまな出来事を通じて、自分の胸の内にある「悪いのは私です。ごめんなさい」という気持ち(罪悪感、自責の念)に触れる場面があるのかもしれません。そのときに、この配置は「誰もあなたを責めてはいません」「自分を責めるのはもうおやめなさい」と教え諭してくれるでしょう。さらには、この時期、水瓶座水星と金星が獅子座木星と相対する配置を作っています。これは、個人の尊厳を重んじる人道主義的思想(ヒューマニズム)を思わせる星回りだと思います。人が自縛的な罪悪感から解放されたとき、その人の本来の輝きがそこにあらわれます。2015年~16年の私たちは宇宙からのサポートの元、慈悲や赦しで流動的な局面などを超越し、自らの本来の輝きを解き放つことを経験的に学ぶのかもしれません。今回の水瓶座新月の影響を特に強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。今、意味深い経験をしている最中なのかもしれませんね。そこで本当は何が起こっているのかをよく見つめましょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、悟りに近い「あきらめ」を通じて心が解放され、新しい何かが始まるかもしれません。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座にとって、この時期のテーマは「美しく生きる」「かっこよく生きる」です。あなたの美学を生き方で示して下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年01月19日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 1月5日蟹座の満月1月5日は蟹座で満月となります。2015年初めての満月ですね。今回の星回りをご紹介しましょう。今回の満月(山羊座太陽と蟹座月が相対する配置)に牡羊座天王星と山羊座冥王星が関与した結果、大きな直角三角形が形成されています。この星回りにより、2012年6月から幾度も形成されてきた牡羊座天王星と山羊座冥王星による相克的配置の影響が、今回の蟹座満月に一時的にクローズアップ(表面化)するでしょう。牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的配置は2012年から2015年まで形成される星回りです。この星回りは、社会的にも個人的にも「破壊と刷新的再生、覚醒とシフト」というテーマの働きかけを私たちにし続けています。社会的展開としては「既存の社会構造・既存システムの崩壊と刷新的再生」「次の時代、次の社会構造への覚醒とシフト」の2方向の動きが見られるでしょう。個人レベルの展開では「これで人生安泰、普通は~あるべきといった固定観念やそのような固定観念に基づいた人生観・生き方・あり方の崩壊と刷新的再生」「新しい生き方への目覚めと、次の時代を意識した人生コースへの刷新的移行」という2方向の動きが、インパクトの強い変化と共に進行していく感じになります。要するに私たちは今、そういう時代を生きていて、それぞれの人生において「破壊と刷新的再生、覚醒とシフト」を経験していると言えるでしょう。したがって1月5日の蟹座満月では、2012年より今日までを振り返ってみるといいかもしれません。2012年の自分と今の自分を比べたとき、「今の自分はずいぶん変わったなぁ」と思う人もいるでしょう。あるいはこの時期、何げない出来事を通じて「あの頃(2~3年前)とは全く違う人生を今、生きているな」と感じるかもしれません。その他の星回りをご紹介します。今、水瓶座に3天体(水星と金星、火星)が滞在していて、水瓶座水星と水瓶座金星は射手座土星から、水瓶座火星は獅子座木星からそれぞれサポートを受けています。また、水瓶座は「旧来的な何かにとらわれず、自由であること」を志向する星座です。したがって今回の満月は、「旧来的な何かから自らを解き放つこと」「自由であること」「自由に生きること」についての自己承認や自己確信をもたらしてくれると思われます。あるいはこの時期、ふとしたきっかけで「私はこんなに自由になった」「より自由に生きるようになった」と気づくのかもしれません。今回の蟹座満月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。生きるとは、新しい自分を発見して今の自分を越え続けることでもあります。この時期、今の自分を越えるチャンスをつかめるでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、「今のままの自分がいい」「それでいい」と感じたとき、今まで打開できなかった問題をクリアできるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、今できることをするだけで充分です。あるいは、今のあなたに合った無理のないやり方があると思いますから、それを見つけて下さい。あなたと周囲の双方にとってプラスとなるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2015年01月04日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 12月22日山羊座の新月12月22日は山羊座で新月となります。今回の新月はさまざまなタイミングが重なっていて、とても印象深い星回りとなっています。ひとつずつご紹介しましょう。まずは冬至です。今年の冬至は12月22日。山羊座新月と同じ日です。このような冬至を朔旦冬至(さくたんとうじ)といい、19年に1度めぐってきます。今年の冬至はそういう意味でもスペシャルなタイミングなのです。また、冬至の頃は一年のうちで夜が最も長い季節であり、この頃から日増しに昼が長くなります。つまり冬至とは、暗く閉ざされた季節が極まった後、太陽の光が回復していくことであり、新しい太陽の誕生を祝福するタイミングでもあるのです。したがって今回の新月では、「暗闇の極みから光が(再)誕生する。それを祝福する」という感じのプロセスを経験する方もいるかもしれません。さらに今回の山羊座新月の直後(12月24日)には、土星が射手座へ移動します。土星は私たちに「しっかり知り組むべきテーマ」を示唆してくれる天体です。これから2017年12月までの約3年間、私たちは射手座土星から長期的なテーマを指示され、取り組むことになるでしょう。それはたとえば「自由に生きること」「成長し続けること」「善い人であること」「真の賢明さを身につけること」などであるのかもしれません。したがって今回の新月は、その人にとっての「長期プロジェクト」が始まるタイミングとなるでしょう。もうひとつお知らせします。ここ最近、牡羊座天王星と山羊座冥王星の相克的な配置が強調され続けています。今回の新月図では、この配置に山羊座金星と山羊座水星が関与しています。したがって今回の新月は、その人の生き方やあり方を大きく変えるタイミングにもなるでしょう。具体的には、2012年6月頃から「自分の生き方を変えよう」「新しい私になろう」と取り組んできたプロセスの一過程が今回の山羊座新月であり、それと同時に、今回の経験が「2015年の私」につながると思われます。今回の山羊座新月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。「次はこれ!これを越えて行きなさい」と新たなハードルを宇宙から手渡されるでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、自分の中にある「違和感」とじっくり向き合って下さい。また、その「違和感」の「おさまり方」「おさめ方」を考えて下さい。双子座、乙女座、射手座、魚座は、ある出来事を通じて「自分の人生に対する責任を果たさなくては」と感じるかもしれません。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年12月21日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 12月6日双子座の満月12月6日は双子座で満月となります。射手座太陽と水星、双子座月が相対する配置に対し、牡羊座天王星が調停的な角度を作っています。「新大陸発見!」「未知なるランドマーク(地上の目印)が見えてきた」という感じの星回りです。今回の満月頃に起こる何らかの出来事をを通じて、あなたは、自分にとっての「新大陸」を見出すのかもしれません。あなたの行く手に新たなランドマークが見えてきて、「これからここを目指していくのだな」と知らされるでしょう。また、この展開は11月22日の射手座新月時にお知らせした「今ここから高みを目指す」「私の現実(リアル)を見据えた上で大いなる夢を見る」「大志によって始める。動く」というメッセージと、私は連動しているように感じます。すなわち、11月22日の射手座新月頃に「今ここから高みを目指す」「大志によって始める。動く」を経験した方は、今回の双子座満月で「高みを目指してみたら、新たなランドマーク発見!」となるかもしれません。いずれにしても、この双子座満月というタイミングにおいて、私たちはあるランドマークを宇宙から示唆されるでしょう。そしてそのランドマークは、私たちを未知なる冒険へと誘うものでもあると思います。さらに満月図を見てみます。今回の双子座満月をサポートしている牡羊座天王星は、山羊座冥王星とは相克的な角度を作っています。牡羊座天王星と山羊座冥王星の配置は、2012年6月から何回も形作られてきた長期的な星回りです。この星回りを通じて、私たちは「今まで良しとされてきた旧来的な生き方、人生観からの脱却」「次なる生き方・人生観への目覚めと、新しい人生コースへの刷新的移行」の2点を繰り返し指示されてきました。この星回りは2015年まで続きます。つまり私たちは「今のまんまじゃ、もはや無理って分かっているよね」「2015年にはどんな風に新しくなっていたい?」と問われている最中であり、今回の双子座満月が教えてくれる「ランドマーク」は、2015年にかけての「目覚めと刷新的移行プロセス」とも関わりがあるはずです。今回の双子座満月の影響を特に強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。あなたの中で何かと決別できます。内的な切り替わりと共に、新しい目標やビジョンが見えてくるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「あぁ、これだ!」と感じる出来事があるでしょう。新たなことに目覚めるような出来事であり、同時に何かを思い出したり確認する出来事でもあるようです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、自分の内側をとことん掘り下げてみて下さい。自己追求していった先に、新たな展開への突破口が見えてくるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年12月05日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 11月22日射手座の新月前回の牡牛座満月(11月7日)には、「今、自分の命をどのように使っているのかを知る」「我が身の使い道を深く考える」というメッセージが込められていたように私は思っています。私たちは自分の命を何かに費やすことで生きています。生きている以上、自分の命は絶えず何かに使われています。したがって私たちは「何もせずに」生きることは本質的にはできないのです。そういう意味で、今、自分の命をどのように使っているのかを知ることは、今のあなたの「生き様」「現実(リアル)」をあるがままにとらえることにもなります。さて、11月7日の牡牛座の満月頃、あなたはどのようにお過ごしでしたか?そして11月22日は射手座の新月です。今のあなたの「生き様」「現実(リアル)」をあるがままにとらえた上で、今回の射手座新月においては「今ここから高みを目指す」「私の現実(リアル)を見据えつつ大いなる夢を見る」「大志によって始める。動く」というメッセージを私は感じました。新月図を見てみましょう。射手座0度の新月(太陽と月)の理想追求主義に対し、魚座海王星がロマン主義的影響を与えています。「少年よ大志を抱け」という言葉がピッタリな配置です。また、蠍座水星は蠍座土星とゆるく重なると共に、獅子座木星がこの2天体に横やりを入れています。この配置は「夢か現実か」という宇宙からの命題でしょう。またさらに、蠍座水星は山羊座火星とは協力的な関係を結んでいます。これは「私はこれをする。始める。」という意思や現実的行動と読めます。したがって今回の新月からのメッセージは「今ここから高みを目指す」「私の現実(リアル)を見据えつつ大いなる夢を見る」「大志によって始める。動く」となるのです。ですからこの時期、どんな小さなことでもいいですから、自分の「夢」「大志」を現実的にかなえて欲しいと思います。自分の「夢」「大志」のために、本当に動いて欲しいと思います。「いつかはやってみたい」と思っていたことを、リアルに体験して下さい。あなたの「夢」「大志」は実現するのだという現実(リアル)を心身で経験したとき、今回の射手座新月らしい新たな流れがあなたの人生において始まるでしょう。今回の射手座新月の影響を特に強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。より大きな世界へ羽ばたきましょう。あるいは「やってみたらできた!」という成功体験をするでしょうし、して下さい。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。自分の世界観を積極的に打ち出しましょう。自分にしかできないことをさらに極めるタイミングでもあります。双子座、乙女座、射手座、魚座は、たまたま舞い込んだ機会が、あなたの「夢」「大志」を示唆する何かとなるでしょう。その流れに乗ってみて下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年11月21日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 11月7日牡牛座の満月11月7日は牡牛座の満月です。早速満月図を見てみましょう。山羊座火星と山羊座冥王星、牡牛座満月(蠍座太陽と牡牛座月)と牡牛座金星、乙女座MC(黄道と子午線の南側交点)により、カイト(凧)と呼ばれる配置がゆるやかにできています。前々回(10月8日)の牡羊座満月(月食)、前回(10月24日)の蠍座新月(日食)という印象深い節目を経験してきた私たちにとって、今、このタイミングで結実するものがあるように思います。10月からの流れを振り返りつつ、今になって見えてくるもの、次第に形作られてきているもの、ようやく実感できるようになったことなどを「腑に落とす」ようにしてみて下さい。また、11月7日の満月は私たちに「あなたは今、我が身をこのように使っていますよ」「自分をこんな風に取り扱っていますよ」と示唆しているようにも感じます。我が身の使い方を知ることで、今の生き方や自己のあり方、セルフイメージ、自己評価を確認するでしょう。そして「我が身をこれからどのように使いたいか」も何となく見えてくるのかもしれません。もうひとつお知らせします。カイトを形成している山羊座火星と山羊座冥王星に対し、牡羊座天王星が横やりを入れる形で関わっています。また、同じくカイトを形成している牡牛座金星に蠍座土星がゆるく重なっている一方、獅子座木星がこの2天体に横やりを入れる形で関わっています。これらの天体配置を視野に入れた上で、今一度、この満月の星回りを見たとき、「自分との約束を守れる人が信頼され、愛される」「自分に対して筋(道理)を通し、自分との信頼関係を築きなさい」というメッセージを私は感じました。「自分との約束を守る」「自分に対して筋(道理)を通す」ために、11月7日の満月以降、具体的な行動としてできることがいろいろとあるのだろうと思います。今回の牡牛座満月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。逆説的な展開が舞い込みそうです。「周囲に悪く思われたくない」「箔(ハク)をつけたい」「愛されたい」という思いと共に動くのをやめたとき、あなたの評判は逆に上がり、愛されるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、あなたにしかできないことに専念するだけでよいのだと思います。あるいは、ただ単純に「楽しいこと」「好きなこと」「得意なこと」を追求するだけでよいのであって、それが結局は誰かのためにもなるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、いろんなオファーが舞い込みそうです。何をすべきか、何をやめるべきかを明確にして下さい。我が身の使い道にメリハリをつけ、肝心なことにエネルギーを集中させて下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年11月06日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。10月24日蠍座の新月10月24日は蠍座の新月です。今回の新月は部分日食となり、次の日食(2015年3月20日)まで影響が続く特別な新月です。日食とは、地球から見ると月が太陽を覆い隠すように通過する現象です。地上世界から光が失われた後、光の回復と共に太陽が復活する現象をいにしえの人々は「天の異変」と畏れ、神話という形で象徴的に語り継いできました。日本では「天岩戸神話」ですね。占星術的には「私」という自意識を一度葬り捨てた後、新しい「私」をよみがえらせるプロセスと解釈します。つまり日食は自己変容・自己再創造のタイミングと言えるのです。日食図を見てみましょう。蠍座新月(日食)に蠍座金星がピッタリ重なっています。さらに、この3天体と魚座海王星、アセンダント(黄道と地平線の東側交点)が水の星座の大三角形を形成しています。私が私として生まれてきたこと、今こうしてここ(地上)で生きていること‥‥そのことを宇宙が大地と共に祝福してくれる星回りだと思います。今回、具体的にどのような形なのかは分かりませんが、「あなたは生きているだけですばらしい存在なのですよ」「あなたは宇宙と大地から愛されているのですよ」と宇宙からのメッセージがもたらされるでしょう。もうひとつの星回りをお知らせします。天秤座水星、山羊座冥王星、牡羊座天王星による直角三角形が形作られています。これは、抜本的な変化や変更、重要事項(あるいは隠されていたこと)の開示を示唆しています。たとえば今回の蠍座新月(日食)を機に、今まで見て見ぬふりをしてきた自己欺瞞、あるいは外的矛盾が明るみになり、それを解消することになるのかもしれません。あなたらしくあることを阻んできた抑圧的な何かが壊され、それが壊れるのと同時に「私が今、こうして生きていること」への根源的な賞賛や癒やしがもたらされるでしょう。「私は私として生きていてもいい」と実感したとき、あなたのあり方そのものが根本的に変わると思います。あなた本来の美しさ、輝きが自然と放たれるようになるでしょう。今回の蠍座新月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。「そのままのあなたでいいのですよ」と(宇宙の代わりに)誰かが言ってくれるのかも。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「自分をごまかすのはもうやめよう。やりたいことをやろう」と感じ、思い切った決断や行動をとるのかもしれません。双子座、乙女座、射手座、魚座は、宇宙から賞賛がもたらされるでしょう。その賞賛を通じて、あなたの真価や存在価値が明らかとなるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年10月23日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 10月8日牡羊座の満月10月8日は牡羊座の満月であり、皆既月食となります。月食とは、地球の影が月にかかることで満月が欠けて見える現象です。占星術的には「自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見る」と読み解けます。心の影とは、たとえば「自分でもなかなか認めづらい感情」「未だ昇華し切れていない感情」「言葉では表現しがたい深層心理」と言えるでしょう。つまり明日、私たちは月食を通じて、今の自分が「見ようしていること」「見ようとはしていないこと」を知ることになりそうです。今回の満月図を見ると、獅子座木星、射手座火星、牡羊座天王星によって大きな三角形ができています。この大三角形を形成している天体は火の星座です。何かを強く望むときの高揚感、内なる情熱に身を任せる勇気、生きている者としてのシンプルな喜び‥‥‥この大三角形にはそんな熱いエネルギーに満ちていて、私たちに「生きるって楽しいね!」「もっともっと楽しく生きよう!」と教えてくれるでしょう。今回の月食によって「楽しく生きるということ」を思い出す人もいるかもしれません。また今回の満月(天秤座太陽と牡羊座月)には、大三角形のこのようなメッセージを「自己成長、自己刷新、人生上のシフトアップ」という展開と共に、私たちにより具体的に示す働きもするようです。したがって明日以降、私たちは何らかの出来事を通じて「今、自分のために楽しく生きていますか?」「何を楽しみに生きていますか?」「あなたの意図があなたの人生を動かしていますよ。今までも。これからも」「さて、あなたはどう生きますか?」とうながされると思います。もうひとつお知らせします。今回の満月(天秤座太陽と牡羊座月)には山羊座冥王星も関わっています。この山羊座冥王星は、2012年から2015年にかけて作られる牡羊座天王星との相克的な星回りの一部でもあります。したがって今回の牡羊座満月は、2012年(もっとさかのぼると2010年)から2015年にかけて経験するプロセスの一過程でもあると読み解けるでしょう。今回の月食を通じて、「これまでどんな風に生きてきた?」「これからどんな風に生きて、2015年を迎える?」「2015年にはどんな私になりたい?ならば今、どう生きる?」と問われる機会が舞い込むかもしれません。もしもそうなったなら、そのとき「私はこれから楽しく生きる」と決めてしまうといいのでは‥‥と、(満月図を見た上で)私は思っています。「私は楽しく生きる」と決めることは、自分の人生の主人公になることでもあると思います。そういう形で、人生に対するリーダーシップを発揮してみて下さい。今回の牡羊座満月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。宇宙から「どんどんおやりなさい」と励まされるでしょう。または、あなたをそういう方向へと誘うきっかけが印象深い形でやって来るかも。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は「気がすむまでおやりなさい」と宇宙から仕向けられるでしょう。あるいは、これまでがんばってきたことの成果が出て、「私は大きく変わった。成長した」と実感するかもしれません。双子座、乙女座、射手座、魚座は「とりあえずやってごらんなさい」と宇宙から言われるでしょう。小さな変化、ささやかなチャレンジがその後のあなたを大きく変えることになるかもしれません。「人生って楽しいな」と感じるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年10月07日加藤ミリヤが2015年3月20日(金)千葉・市原市市民会館より過去最大規模の全国ツアーを開催する事が決定した。同ツアーは、加藤ミリヤが今年デビュー10周年を迎えた事を記念して開催。6月21日(日)神奈川・横浜アリーナまで、27公演が予定されている。また、同ツアーに先立って、10月29日(水)に10周年記念アルバム『MUSE』を発売。同作には『YOU... feat. 仲宗根泉(HY)』、中島美嘉×加藤ミリヤでリリースされた『Fighter / Gift』のシングル曲のほか、AI、青山テルマ、JASMINE、SUGAR SOULとの共演楽曲が収められている。なお、チケットの一般発売に先がけて、モバイル会員限定先行を実施中。受付は10月7日(火) 午後11時59分まで。■加藤ミリヤ 10th Anniversary "A MUSE" Tour 20153月20日(金)市原市市民会館大ホール(千葉県)3月27日(金)オリックス劇場(大阪府)3月28日(土)オリックス劇場(大阪府)4月4日(土)長良川国際会議場メインホール(岐阜県)4月5日(日)四日市市文化会館(三重県)4月18日(土)ホクト文化ホール大ホール(長野県)4月21日(火)渋谷公会堂(東京都)4月22日(水)渋谷公会堂(東京都)4月28日(火)名古屋国際会議場センチュリーホール(愛知県)4月30日(木)アクトシティ浜松大ホール(静岡県)5月1日(金)神戸国際会館こくさいホール(兵庫県)5月5日(火・祝)島根県民会館大ホール(島根県)5月6日(水・祝)倉敷市民会館(岡山県)5月8日(金)広島文化学園HBGホール(広島県)5月10日(日)アルファあなぶきホール大ホール(香川県)5月16日(土)旭川市民文化会館大ホール(北海道)5月17日(日)ニトリ文化ホール(北海道)5月19日(火)リンクステーションホール青森(青森県)5月21日(木)仙台サンプラザホール(宮城県)5月22日(金)郡山市民文化センター大ホール(福島県)5月27日(水)本多の森ホール(石川県)5月29日(金)新潟県民会館(新潟県)6月9日(火)鹿児島市民文化ホール第一(鹿児島県)6月10日(水)宮崎市民文化ホール(宮崎県)6月12日(金)福岡サンパレス(福岡県)6月13日(土)福岡サンパレス(福岡県)6月21日(日)横浜アリーナ(神奈川県)
2014年10月02日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月24日天秤座の新月9月24日は天秤座の新月です。前回(9月9日魚座の満月)、「次の大きな星回りへと向かう『調整期』といった感じの節目となります」「『次の大きな星回り』とは、10月8日の皆既月食(牡羊座満月)、10月24日の部分日食(蠍座新月)を指しています」と書きました。今回の新月は、この「次の大きな星回り」を意識した「天の計らい」が動き始めるタイミングとなるでしょう。今回の天秤座新月を境に、10月8日の皆既月食(牡羊座満月)、および10月24日の部分日食(蠍座新月)へと向かうプロセスが始まりそうです。ここで、「次の大きな星回り」のひとつである10月8日の皆既月食(牡羊座満月)について、少々お知らせしておきます。このときの皆既月食を通じて、私たちはおそらく自分でこしらえた心の影を外側の世界に投影して見るでしょう。また宇宙からは「あなたの人生において、純粋な気持ちで強く望みなさい」「あなたの意図があなたの人生を動かします」と示唆されるでしょう。要するに24日の天秤座の新月は、「純粋な気持ちで強く望みなさい」「あなたの意図があなたの人生を動かします」という示唆を含んだ天の計らいが始まるスタートです。皆既月食(牡羊座満月)までの約半月間、私たちは「自分の人生において純粋な気持ちで強く望むということ」「自分の意図によって人生を動かしていくということ」の2テーマについて、意味深い経験をしていくのだと思います。さらにお伝えします。今回の新月図からは「自分を開いて、天の計らいに任せる」というメッセージも読み取れます。天の計らいによってもたらされる新たなる可能性に心を開いて下さい。天の計らいを受け入れ、未知の展開へ乗り出す勇気を、今の私たちは宇宙から求められているように思います。今回の天秤座新月の影響を強く受けるのは、牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座です。飛躍や成長につながるチャレンジが舞い込むでしょう。どうやら宇宙は「あなたはこの程度で終わる存在ではないですよね。そのことはあなたも分かっているでしょう?」と言いたいらしいのです。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、「全身全霊で生きること」を宇宙から求められるでしょう。「もしも今日一日の命だとしたら、今、何をする?何をしたい?」と自問自答してみて下さい。最初に思い浮かんだことに全力を尽くしましょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、どうしたらいいのか分からない問題が持ち上がるかもしれません。しかしそういうプロセスを経て、あなたは「人生の主人公」「真のヒーロー」へと成長するでしょう。したがって今、ピンチに見えていることはチャンスでもあるのです。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年09月23日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 9月9日魚座の満月9月9日は魚座の満月です。前回、乙女座新月(8月25日)については「夏の終わりと秋の始まりを感じるタイミングとなりそうです。」と書きましたが、その半月後に起こる今回の満月は、次の大きな星回りへと向かう「調整期」といった感じの節目となるでしょう。満月図を見たとき、細やかな調整的展開と共に秋めいていく‥‥そんな気配を感じました。折しも、魚座満月の前日9月8日は中秋の名月でした。あなたの身近で、さまざまな「秋」を目にする機会がこれからますます増えるでしょう。ちなみに先で述べた「次の大きな星回り」とは、10月8日の皆既月食(牡羊座満月)、10月24日の部分日食(蠍座新月)を指しています。これは後日お知らせすることにしますね。今回の魚座満月図を詳しく見てみます。主な星回りは3つです。ひとつは、魚座満月(乙女座太陽と魚座月)に対し、蠍座土星が調停的に関与しています。これは今回の満月が言葉にならないものや目には見えないもの、無意識に感じ取ったこと、限りない思いを形にできるタイミングとなり得ることを示しています。もうひとつは、乙女座金星と魚座海王星が相対している配置です。この配置は「良いもの」「善いもの」「美しいもの」「愛らしいもの」へと心が動き、それらを賛美したり、細やかに愛しむエネルギーを示しています。3つめは、天秤座水星と山羊座冥王星による相克関係の配置です。また、この天秤座水星は獅子座木星とは協力的配置を作っています。あるアナウンスが告げられ、それを押し通そうとする動きを示唆しています。これら3つの星回りを見た上で、今、私がお伝えしたいのは「誰か(何か)を愛しく思うプロセスにコミットして下さい」ということです。この時期、「愛しい人(もの)を愛する」プロセスへとコミットする場合、もしかしたらそれ相当の意思や覚悟が必要なのかもしれません。しかし同時に意味深い学びも得られるでしょう。愛することを恐れないで下さい。愛されることも恐れないで下さい。頭の中で計算して愛するのではなく、ハートから生じる愛に従って下さい。「愛しい」と感じた自分自身を信頼して下さい。今回の魚座満月は「愛するということに真摯に取り組んで下さい」と示唆してくれているように思います。エーリッヒ・フロムの「愛するということ」を読み返してみたくなる、そんな星回りです。今回の魚座満月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。今、あなたの目の前でどのような出来事が繰り広げられているにせよ、それもまた愛の現れなのです。そこに愛を見て取る賢さ、あなた自身の愛の力が試されています。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、誰か(何か)を愛するというプロセスを通じて、とても大切なことを学ぶのかもしれません。誰か(何か)を愛するという経験が、あなたという人を成熟させるでしょう。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、ハートから生じる愛、内側からわき上がる喜びが、この時期のあなたの指針となるでしょう。あなたのハートから生まれる愛ときちんと向き合い、それに従って下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年09月08日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月25日乙女座の新月8月25日は乙女座の新月です。今夏の流れが明日の新月によって新しく切り替わるでしょう。夏の終わりと秋の始まりを感じるタイミングとなりそうです。今夏の星回りをザッと振り返りますと、前回の新月(7月27日の獅子座新月)は、獅子座木星時期が始まったことを盛大に知らしめる節目でした。宇宙は私たちに「自分の人生の主人公として輝いて生きなさい」とうながし、「あなたはそのように決意しますか?」と問いかけました。また獅子座新月以降、「自分で自分を輝かせて生きる」という意味において、私たちの意志を問う星回りも始まりました。そして8月11日の水瓶座満月では、私たちそれぞれの世界観、価値観のギャップをよりストレートに見せられた上で、「あなたはどのように自分らしく生きるつもりですか?」と問われたのです。要するに今夏(特にこの1カ月間)は、「自分らしく生きる」「かけがえのない存在として自ら輝く」という生き方、あり方を自己選択する際、私たちはそれ相応の決意や覚悟を問われたと言えるでしょう。この時期の私たちは、「自分らしく生きる」という意思表明としての決断をしたり、ある関係性にまつわるけじめをつけた一方、自分を活かせる縁と必然的につながっていったのかもしれません。明日の乙女座新月は、今夏のプロセスを踏まえた上での新たなコンセプトとして、「自分を受容して自己評価を上げる」というキーワードが思い浮かびました。自己評価は「自分らしく生きる」「かけがえのない存在として自ら輝く」という生き方の土台になります。また、自分以外の何か(他者や世間)に依存した自己評価は根本的なもろさを抱えていますが、自分で培っていく自己評価は「本物」である、と私は思います。さて、どのようにしたら自己評価が上がるのでしょうか。今回の新月図を見ながら、ヒントをいくつかお知らせします。◆「喜び」や「楽しさ」という感情に敏感になる◆自分に本物を用意する。間に合わせのものをあてがわない◆欠点に思える資質を「それも私の個性」と認める◆人に嫌われることを恐れない◆人に愛されることも恐れない◆自分で自分を喜ばせる。がっかりさせない。さらに、自己評価を上げる上で最も重要なことをつけ加えます。それは「自分に対して素直になる」ことです。あなたは実は誰よりも自分を愛しているし、「こんな自分でいい」「こんな自分だから好き」と心のどこかで分かっているはずです。「実はそうです。私はこんな自分がとても好きです」と今の自分を素直に受け容れたとき、自己評価は自然と上がるでしょう。今回の乙女座新月の影響を強く受けるのは、双子座、乙女座、射手座、魚座です。ある出来事を通じて「こんな自分だから好き」と感じるでしょう。また、そのような内的変化が外側の展開をよりプラスに変化させるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、さまざまなことに関する優先順位が、あなたの中で入れ替わるでしょう。もしもあなたが自分のためにそうしたいなら、「好き嫌い」「向き不向き」「損得」で選んでも構わないと思います。牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座は、あなたの値打ちはあなた自身が決めています。真の問題は誰にどう思われているかではなく、あなたが自分をどのように見なし、扱っているかだと思います。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年08月24日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 8月11日水瓶座の満月8月11日は水瓶座の満月です。満月図を見ると、獅子座太陽と水星、水瓶座月、蠍座土星と火星で直角三角形が形成されています。これは、獅子座太陽・水星と蠍座土星・火星の相克関係(矛盾する2つのものが相争う関係)を、水瓶座満月がクローズアップしている星回りと言えます。さらにこのような星回り全体を、牡羊座天王星がより高い視点からサポートしています。前回、獅子座新月からのメッセージとして「誰が何と言おうと自分を主役にする生き方を選ぶ」「自分にふさわしい尊厳を選び、誇り高く生きると決める」という提案をしました。自分で自分を主役にする生き方は、とても輝かしいものに見えますね。しかしそういう生き方は、「ひとりであること」を引き受けることでもあります。この時期、宇宙はあなたにこのように問うでしょう。「自分らしく生きたいって、あなたはどこまで本気ですか?」「主役になる生き方は、ある意味では厳しいと言えますよ」と。もしかしたら今、宇宙から「あなたは本気なのですか?」と問われている最中の人もいるかもしれません。たとえばここ最近、「離れる・手放す」「ひとりになる・ひとりでいる」「何かを取りやめる」と自分で決め、生き方やあり方をより自分らしく変えようとしている人もいるでしょう。もしもあなたが今、そうであるならば、ぜひお伝えしたいことがあります。私たちは「ひとりになる」可能性を引き受けずに、自分らしい存在として輝くことは実はできないのだと思うのです。今、あなたが経験していることは、自分の人生の主人公として生きていく上でとても重要なプロセスなのかもしれません。さらにもうひとつ、お伝えしたいことがあります。「ひとり」になれる自立した人は、逆にどんな人とも共に生きていける自由な人でもあると思います。今回の水瓶座満月、および牡羊座天王星は、「ひとり」になったからこそ初めてつながる「縁」、「ひとり」であるからこそより自由に広がっていく「つながり」があると気づかせてくれると思います。今回の水瓶座満月の影響を強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。あなたがそう思い込んでいるだけで、それは必ずしも「ダメ」「難しい」のではないのかもしれません。今、自分を制限しているものから解放されたいなら、まずはあなたがそう決意して下さい。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は、「しなくてもよいこと」にエネルギーを費やしたり、「ひとりになる」ことを恐れてはいませんか。「やめる」「ひとりになる」と決めると、その後の展開が変わるでしょう。双子座、乙女座、射手座、魚座は、どんな経験も成長のヒントになり得ます。小さなつまづきがブレイクスルーのきっかけとなることだってあります。小さなことから「意味」を見つけ出して下さい。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年08月08日夜空が明るくなり、天体観察が難しくなりつつある今現在、新月&満月は、私たちが肉眼で直接観察できる星回りです。新月&満月というタイミングをきっかけに外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じていただきたいなと思います。この占いコラムが外なる光(宇宙)と内なる光(自己)の共鳴を感じるのに役立ちますように。新月満月からのメッセージ 7月27日獅子座の新月7月27日は獅子座の新月です。今回は木星が獅子座に入った(7/16)直後に起きる新月であり、獅子座新月(獅子座太陽と月)は獅子座木星と重なります。したがって明日は、獅子座木星時期が始まったことを盛大に知らしめる新月となるでしょう。これから来年8月11日までの約1年間、木星は獅子座的なものを「よいもの」として承認し、そのような風潮を公的に盛り上げるでしょう。感情を高揚させるもの、王道を行くものが流行しそうです。たとえばエンタテインメントの分野で大ヒット商品が生まれたり、圧倒的な輝きを放つ本格的なスターが世に出るかもしれません。獅子座木星時期を過ごす上で、あなたにぜひ意識していただきたいことがいくつかあります。まずは、誰が何と言おうと自分を主役にする生き方を選んで下さい。そのためには「自分を好きになること」がますます必要となるかもしれません。私たちはみな唯一無比の存在です。ですから、自分を主役にすることを誰かに許可してもらわなくてもいいのです。次に、「自分の素晴らしさ」をためらわずに表現して下さい。あなたにしかできないことが実はたくさんあって、それは本来、自分で見出せるもののはずです。自己表現は生きることそのものであり、喜びでもあります。これからは自ら輝くように生きている人がもてはやされるでしょう。惜しみない自己表現を通じて、喜びに満ちた輝ける日々を創造して下さい。さらに今回の星回りを見た上で、この新月時期に意識して欲しいことがあります。それは「誇りが持てる行動をとる」です。今回の新月のキーワードは「自分にふさわしい尊厳を選び、誇り高く生きようと決める」だと私は感じています。そのような「矜持」「カリスマ性」を持つ人であって下さい。私たちは全員何らかのカリスマ性(唯一無比の輝き)を持っているのだと思います。この時期、あなたは宇宙から「誇りを持って生きると決意しますか?」と問われるでしょう。自分の人生の主人公として生きていこうとするとき、「私はそうする」と決意するかどうかが問われます。もしかしたら今回の新月を皮切りに、そのような決意へとうながされるのかもしれません。その際、「定め」のような必然的な展開が起こりそうです。今回の獅子座新月の影響を特に強く受けるのは、牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座です。ある出来事をきっかけに「私が主役なのだから、自分の思い通りにしてもいいんだ!それでもいいんだ!」と驚き、深く納得するチャンスが巡ってくるでしょう。牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座は「不退転の決意」と共に、心底やりたかったことを始めるでしょう。「もう後戻りはしない」とハンドルを切り、アクセルを踏む感じです。双子座、乙女座、射手座、魚座は、何か新しいことを思いつきで始めるかもしれません。気まぐれっぽく見える選択行動があなたを大きく変え、新たな展開が見えてくるでしょう。加藤まや2003年に占星術研究を開始。2004年より雑誌やWEBでの占い連載、占星術コンサルティングなどを行う。趣味は神社参拝と天然石アクセサリーの製作。ウェブサイト:まやブログ
2014年07月26日