オプトは3月17日、テレビ神奈川と、訪日外国人客の誘致やビジネス支援を目的とした動画の海外インターネット配信事業である「日本 千宝箱(Japan Treasure Box)」に共同で乗り出すことに合意し、業務提携すると発表した。「観光立国」を目指す日本への訪日外国人客数は年々増加し、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けてさらなる需要増が見込まれるとしながら、その恩恵は一部の観光地や店舗にとどまっているという。両社は今回の業務提携を通じ、まだ知られていない地方都市の魅力を特産品と共に積極的・効果的に海外に発信し、ツーリストの回遊性向上や地方経済の活性化を目指すとしている。具体的には、全国の地方自治体や観光団体、商業施設、「Made in Japan」をアピールしたい企業などをターゲットとし、観光地や商品の魅力を伝える動画コンテンツを制作し、日本への旅行や日本の物産に興味を持つ海外のユーザ向けに、ソーシャル・メディアを含むインターネットにて配信するとのこと。同時に、日本国内のホテル向けにも動画コンテンツ配信チャンネルを設置し、外国人宿泊者へのサービス向上につなげるという。稼働させるプラットホームはマーケティング機能も備えており、動画配信に加えて、例えば訪日外国人客の嗜好や行動の把握をすることで、訪日客向けインバウンドビジネスの支援に役立てることも可能としている。そのほか、ネットワークを利用したクーポンの配信や、ターゲティングごとのメッセージ配信も可能といい、EC機能も備えるとのこと。当面は中国向けの配信事業に取り組み、早期に東南アジアへも展開する予定としている。また、国内ホテル向けには、コンテンツのスマートフォン配信や多言語対応も準備しているという。
2016年03月18日アニメ専門店「アニメイト」を展開する株式会社アニメイトは3月17日(木)、東京・アニメイト池袋本店で「アニメイト30周プロジェクト」発表会見を行い、新しいロゴマークのお披露目、動画配信サービス「アニメイトチャンネル」の詳細などを発表した。アニメ・コミック・ゲーム・キャラクターグッズの専門店として、幅広いファン層に支持される「アニメイト」。今年2月現在までに、全国47都道府県すべてに117店舗、海外に3店舗を展開し、独占販売商品やオリジナル特典、人気作とコラボする「アニメイトカフェ」などバラエティ豊かな企画で、国内外のアニメカルチャー発信をリードしている。会見では新しいロゴマークとして、シンボル化された同店の宣伝キャラクター“アニメ店長”をお披露目。期間限定で店舗スタッフが着用するエプロンも、同ロゴ入りにリニューアルされる。また、同日、ライブやミュージカルの映像、アニメイト限定のインストアイベント、ドラマCDなどを配信する定額新サービス「アニメイトチャンネル」がスタートを切った。そのほか、女の子のためのすべてが集結した大型イベント「アニメイトガールズフェスティバル2016」が11月5日(土)、6日(日)に池袋サンシャインシティで開催されることも明らかに。代々木アニメーション学園とのコラボや、豊島区との共同映像制作、アニメ店長のLINEスタンプ登場など30周年を記念した企画展開が次々と発表された。株式会社アニメイトの代表取締役社長、崎田竜也氏は「スピード、シンプル、チェンジを目指す」と30周年の指標を示し、「特に今年は、変革の年にしたい」と意気込んだ。会見にはアイドルグループ「乃木坂46」屈指のアニメ好きだという生駒里奈、松村沙友理、佐々木琴子、アニメ店長の声を務める声優の関智一、会見でのプレゼンテーションを担当した声優・斉藤壮馬が出席。スタッフの制服に身を包んだ乃木坂メンバーは、「私にとっては竜宮城。世界で一番好きな場所です」(生駒)、「実家が大阪なので、毎日学校帰りに京橋店に行っていた」(松村)、「ひとりでモクモクと集中できる、癒やしの場所」(佐々木)とアニメイトへの思い入れを語っていた。(text:cinemacafe.net)
2016年03月17日コクヨは3月16日、同社が提供する帳票配信サービス「@Tovas(アットトバス)」とセイコーソリューションズが提供する長期署名サービス「eviDaemon(エビデモン)」を連携し、月額3万円からタイムスタンプが押し放題となるオプション機能を提供開始した。「@Tovas」と「eviDaemon」は共にクラウドサービスであり、専用サーバや回線が不要なことから、低コストかつ短期で利用開始でき、運用にも手間がかからないことが特長だという。同オプションにより、ユーザは送信する帳票の枚数上限を気にすることなく、無制限にタイムスタンプを付与することが可能となる。価格は、「@Tovas」クライアントAPIを契約している場合は月額6万円(内訳:API利用料3万円、タイムスタンプオプション利用料3万円)で、「@Tovas」サーバAPIを契約している場合は月額10万円(内訳:API利用料5万円、タイムスタンプオプション利用料5万円)となっている。
2016年03月17日ブラウザ「Sleipnir」などを展開するフェンリルは9日、犬・猫動画専門の10秒動画共有サービス「mofur」(モフール)のWeb版をリリースした。「mofur」は、犬と猫の動画に特化した10秒動画共有サービス。2015年10月にiOS版を、2015年12月にAndroid版を開始しており、アプリ版では動画の投稿や視聴、動画へのコメント機能、動画のランキング機能、SNSへの投稿機能などを備える。9日に開始したWeb版では動画の視聴とSNSへの投稿が行える。「mofur」のiPhone/Androidアプリもアップデート。ユーザーページに「フォロー」ボタンを設け、新規動画を投稿するたびに通知が届くフォロー機能を搭載した。また、コメント返信ボタンによる入力補助機能を追加したほか、プッシュ通知内容に沿った画面遷移に対応した。iPhone版(バージョン1.2.0)はiOS 8以降、Android版(バージョン1.1.0)はAndroid 4.4以降に対応する。同社では、Instagramで約240万人のフォロワーを持つ「柴犬まる」を9日付けで「mofur」PRキャラクターに起用。期間限定動画の投稿や、「柴犬まる」へのフォローでグッズが当たるキャンペーンなどを展開する。
2016年03月10日●NetflixやHuluなど、キッズアニメの充実度は?第二の黒船と呼ばれたNetFlixが参入した昨秋ごろから、日本市場にも多くのサービスが林立するようになった映像配信サービス。子どものいる家庭で契約するとしたら、どのサービスがいいのだろうか?NetFlixをはじめ、HuluにdTV、Amazonプライム・ビデオなど、各サービスそれぞれ、オリジナルコンテンツを用意したり、有名海外ドラマの最新シーズンがいち早く見られることをアピールしている。しかし、パパ目線で考えたときに大切なのは、子どもが見たがるコンテンツが多いかどうかということ。ちなみに筆者の家は6歳を筆頭に4歳、2歳の女の子ばかり。なので、「プリキュア」シリーズなどの少女向けアニメや、「しましまとらのしまじろう」など幼児向けアニメには詳しいが、男児向けのアニメや戦隊モノには疎いことをあらかじめご了承いただきたい。○「Netflix」はキッズ向けも海外作が多いNetflixのログインメニューには「KiDs」アイコンが用意されており、それを選ぶとキッズ向けコンテンツだけを表示できる。プロフィールの編集画面で視聴可能なコンテンツを「未就学児対象のみ」と「未就学児~小学生対象」を切り替えることが可能だ。また、「キッズ」という名称を子どもの名前などに変更できるのも面白い。人気作品には、「妖怪ウォッチ」や「ちびまる子ちゃん」が並ぶほか、「しまじろうとくじらのうた」、Eテレ制作の「いないいないばぁっ!」などもある。しかし、それ以上に目立つのが海外制作のコンテンツ。Eテレでも放送している「おさるのジョージ」をはじめ、「レゴニンジャゴー」などをラインナップ。女の子向けのコンテンツとしては「セーラームーンR」があり、男の子向けとしては戦隊ものが10作品ほど。全体としては海外モノが中心で、未就学児、特に小さい子向けという印象を受ける。○日テレ系列の「Hulu」は国内コンテンツがそろういち早く日本市場に参入し、日本テレビ系列となった「Hulu」。ログイン後、画面上部のメニューの「その他」から「Huluキッズ」と進むと、コンテンツは非常に充実している印象。日本テレビ系列ということで、「アンパンマン」専用チャンネルがあり、通常版はもちろん映画版までしっかりそろっている。筆者宅の3人娘は皆、アンパンマンが好きなので、これは非常にうれしい。ほか、キッズアニメとしては「ポケットモンスター」「妖怪ウォッチ」「たまごっち!」「アイカツ!」「ケロロ軍曹」などの有名どころが並んでいる。ちょっと面白かったのが、男の子向けの特撮ヒーロー。「侍戦隊シンケンジャー」や「海賊戦隊ゴーガイジャー」そして、仮面ライダーシリーズや様々なウルトラマンが勢ぞろい。さらには、ウルトラQや初代ウルトラマン、仮面ライダー1号、2号まで網羅している。これらはむしろパパが喜んでしまうコンテンツかも。Netflixと比べると国内コンテンツが多めといった印象だ。○コンテンツ数は圧倒的だが探しにくい「dTV」当初、NTTドコモの契約者向けサービスとしてスタートしたのが「dTV」。ただし、現在はクレジットカード登録を行うことで、ドコモユーザー以外も利用できる。dTVではメインメニューが「映画・テレビ・BeeTV・音楽」の4つに分かれており、このうち「音楽」以外にそれぞれ「キッズ」メニューが用意されている。横串でキッズコンテンツを表示できないのが、ちょっと不便に感じるところだ。ただし、キッズコンテンツの数は圧倒的。「TV・キッズ」だけでも134シリーズを用意。他のサービスにはないディズニ-の「ミッキーマウス!」や「スティッチ!」なども楽しめる。さらにTVアニメでは「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」「名探偵コナン」「きかんしゃトーマス」などをそろえている。「テレビ・アニメ」メニューに移動すると、さらに多くのアニメが。「ワンピース」や「NINJAハットリくん」などがあり、小学生ぐらいの子どもなら、キッズメニューよりこちらの作品の方が気になるだろう。ちょっと面白いと思ったのが、キッズメニューに「のりもの」や「どうぶつ」が用意されていること。新幹線や重機などの乗り物や、水族館、動物園の映像を楽しめる。こちらは未就学児に見せてあげると喜びそう。マイナス点は、充実したコンテンツを探しにくいことだろうか。たとえば、「テレビ・キッズ」メニュー上では、特撮ヒーロー物は「琉神マブヤー」シリーズ7作しか表示されない。しかし、「国内ドラマ」に移動すると、「仮面ライダー」シリーズや戦隊シリーズがそろっている。これらがまとまっているとより使いやすくなりそうだ。○「Amazonプライム・ビデオ」はプライム会員なら無料「Amazon プライム・ビデオ」は、プライム会員になると見られる一種の定額サービス。メニューから「キッズ・ファミリー」を選択することで、子ども向け作品だけが表示される。ただし、キッズコンテンツの数は決して多くなく、キッズアニメ、映画、特撮ものなどをすべて合わせても100以下 (2016年2月22日現在)。人気の「妖怪ウォッチ」はあるが、そのほかの新しい国内作品は「ふうせんいぬティニー」や「怪盗ジョーカー」ぐらい。あとは、2000年代の特撮ヒーローものや、2000年以前のアニメ作品などが多い印象だ。他のサービスで視聴できる「Eテレ」の幼児向けコンテンツも残念ながらない。未就学児なら親がコンテンツを探し出せばなんとかなるが、小学生以上にはちょっと厳しいかもしれない。なお、Amazonのプライム会員には、即日配達やタイムセールに早く参加できるなどの利点がある。●視聴方法もいろいろある○選んだ動画配信サービスをどうやって見る?ここからは、視聴方法をチェックしてみよう。Netflixは、最新の液晶テレビの多くに視聴機能が搭載されており、リモコンを使って操作できるのが便利。同じようにNetflixボタンを搭載したメディアプレイヤーなども登場しているので、テレビを買い替えずにNetflixをリモコンで操作したいならこれを使う手もある。所有している液晶テレビなどで、これらのサービスを見たいなら、スティックタイプの動画プレイヤーが低コスト。たとえば、Amazonの「Fire TV Stick」は4,980円(税込)で購入できる。これをテレビのHDMI端子に差し込めばOKだ(別途電源接続は必要)。しかも、このFire TV StickはAmazon プライム・ビデオだけでなく、NetflixやHuluなどのサービスも見られるのが便利だ(残念ながらdTVは未対応)。dTVをテレビでみたい場合、おすすめなのがGoogleの「ChromeCast」。スマートフォンアプリやPCブラウザのChromeとの連携が必要なので、Fire TV Stickのように単体では使えないが、その分、親がコントロールしやすいという利点がある。もちろんChromeCastでも、NetflixやHuluを見ることができる。Windowsが動作するスティックPCを使う手もある。USBメモリーを一回り大きくした程度のスティックにCPUやメモリなどが詰め込まれた超小型PCだ。これをテレビのHDMI端子に装着して、ワイヤレスキーボードやマウスを用意すれば、リビングテレビをPCとして使うことができる。○最終的にどのサービスを見るか子どもに見せるという前提で、主要サービスの特徴と視聴方法について簡単に整理してきた。では、どのサービスと視聴方法を選ぶのがベストだろうか。既存のテレビで手軽に視聴するには、Amazonの「Fire TV Stick」が便利。ただし、「Amazon プライム・ビデオ」だけではコンテンツが不足しているので、これに「Hulu」をプラスするのが多くの方におすすめできるプランだ。アンパンマンシリーズが見られるので、うちの子どもたちも喜びそう。一方、子どもにチャンネル権を与えたくないが、家事の間はテレビに任せたいという場合は、「ChromeCast」と「dTV」の組み合わせが最適。番組を手持ちのスマートフォンで選ぶスタイルなので、子どもが勝手に別の番組に変えないようにできる。定額動画サービスを選ぶ際は、最終的には親が見たい作品があるかどうかも重要になる。ただし、オリジナル作品以外のラインナップは比較的似ているので、違いが大きなキッズコンテンツは選択の決定打になりやすい。これら定額動画サービスを利用すれば、子どもたちが喜ぶのはもちろんのこと、子どもが夢中になっている間に、家事がはかどったり、親のちょっとした息抜き時間も作れるだろう。
2016年03月08日電通と電通テックは3月8日、パーソナライズド動画ソリューションを提供する米国SundaySky(サンデースカイ)と協業し、顧客エンゲージメントを高めるパーソナライズド動画の制作・配信サービスの提供を開始すると発表した。同サービスは、サンデースカイが保有する「Smart Video」を活用したサービスで、特に通信、保険、金融、医療、旅行、Eコマースなどの業界において、新規顧客の獲得率やリピート率、顧客満足度などの向上に役立つという。具体的には、顧客の属性や嗜好・契約内容・購買履歴などの最新情報に合わせて、一人一人の顧客に最適化された動画をすぐに制作・配信でき、メールやSMSでの送付、ログイン制のオウンドメディア上での表示、動画配信プラットフォームを経由した自動配信を可能としている。これにより、新規顧客に対するサービス内容の案内、既存顧客に対するCRMの施策、契約の変更・更新の促進など、あらゆるビジネスシーンに応用できる。今後電通グループでは、「Smart Video」で顧客データをコミュニケーションに活用する新しいサービスを企業に提供していくとともに、最新技術を持つ国内外の企業と連携することで、最先端のデジタルマーケティング・ソリューションを提供するとしている。
2016年03月08日鈴与シンワートは3月8日、動画・画像リアルタイム共有サービス「Smiss(エスミス)」のクラウドサービスを発売開始したことを発表した。「Smiss」はクレシアとリネイルが共同開発した、スマートフォンを活用し、離れた場所の状況を静止画、動画、ライブ中継でリアルタイム共有できるシステム。今回リリースされたクラウドサービスは、鈴与シンワートが初めて提供するものとなっている。同社によると、同システム自体の災害対策も兼ねて、クラウドサービスとしてリリースすることに至ったという。同システムでは、送信された画像を見ながら、遠隔地から現場に指示を行うことができるため、自治体やインフラ、建設業における、災害現場状況の確認や、遠隔作業現場の確認・指示・指導などでの活用が見込まれている。価格はオープンとなっている。
2016年03月08日モイは3日、同社が運営するライブ配信サービス「ツイキャス(TwitCasting)」にて、現在配信している人数をリアルタイムで表示するサービスを期間限定で開始した。リアルタイムの配信者数表示機能は、サービスのにぎわいを可視化するのが狙い。実験的試みとして、3月31日までの期間限定で提供する予定。
2016年03月03日サイバーエージェントとテレビ朝日は3月1日、共同出資による動画配信事業「AbemaTV」において、12チャンネル限定の一部先行配信を開始した。正式開局は4月11日を予定している。「AbemaTV」は、両社が“インターネットテレビ局”と謳う動画配信事業。約20チャンネルをスマートフォン、PCから無料で視聴できる。3月1日から開始した先行配信は、4月11日からの本開局に向けたサービス品質の向上や機能改善を目的としており、オリジナル生放送や音楽、スポーツなど12チャンネルに限定して提供する。機能面では、番組表、フルスクリーン、番組通知、Twitterでのシェアなどが利用できる。今後は、有料会員向けにタイムシフト機能や録画機能を随時実装する予定。PC版の対応OSは、OS X 10.9/10.10、Windows 7/8/10。対応ブラウザは、Chrome、Safari、Firefoxの最新版、Internet Explorer 11以降。スマートフォン版の対応OSは、Android 4.3以降、iOS 8.0以降。タブレット、Chromecast、AirPlay、Android TV、Apple TVへの対応も予定している。先行配信する12チャンネルの詳細は以下の通り。AbemaNewsチャンネルオリジナルのニュースを放送AbemaSPECIALチャンネルオリジナルの生放送や特別番組を放送Documentaryチャンネル世界で話題のドキュメンタリー映画や映像を放送WORLD SPORTチャンネル海外・国内のスポーツライブ映像を放送EDGE SPORTチャンネルBMXやモトクロスなど、エクストリームスポーツを中心に放送アニメ24チャンネルアニメ作品を中心に放送MUSICチャンネルミュージック・ビデオを中心とした音楽番組放送CLUBチャンネル世界各地の音楽フェスやイベント映像を放送ペットチャンネル人気ペットによるオリジナル生放送番組などを放送麻雀チャンネルオリジナル対局番組などを放送釣りチャンネル様々な釣り映像を放送AbemaRADIOチャンネルサイバーエージェントの映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」の番組映像を放送(C)AbemaTV
2016年03月01日Facebookは29日、Android版の「Facebook」アプリにおいて中継動画の共有機能「ライブ動画」の提供を開始した。iPhone版では、すでに提供されている。同機能は、2015年12月にテスト提供していたFacebook上でライブ配信できる新サービス。iPhone版向けには、2016年1月28日(米国時間)から米国内で正式提供が開始され、日本国内でも2016年2月2日より提供されていた。近況アップデートからライブ動画アイコンをクリックすることで利用可能。ライブをスタートする前に動画に説明を加えたり、共有する相手を選択でき、ライブ配信中は、視聴者の数や名前、コメントをリアルタイムでチェックできる。配信終了後は動画をタイムラインに保存され、通常の動画と同様の扱いとなり、削除にも対応する。
2016年02月29日デジタルハリウッドは2月17日、エデュースと連携して学校プロモーションに特化した動画制作サービスを開始し、手軽でより身近に利用してもらうためのパッケージ・プランを展開していくと発表した。2016年度の制作本数として80本を目指す。自校の魅力を伝える手段として動画への関心が高まっているというが、ノウハウ不足や予算などがハードルになり、実際の制作・導入にまで踏み切れていないのが現状だと同社は指摘する。このため両社は、多様化する学校のニーズに合わせたクオリティの高い動画コンテンツを、3段階の価格プランで提供することにしたという。なお、エデュースは2002年に設立した、学校法人16校による共同出資企業であり、学校に対して多様な領域・角度で経営支援を実施しているとのこと。デジタルハリウッドは、同社が運営する大学・大学院・専門学校などで培った募集のノウハウを持つといい、卒業生を中心とするフリーランス・クリエイターやデジタル・マーケティング人材と連携して、Web・動画・Googleストリートビューの撮影などの制作及び、法人向けのプロモーションに関わるアウトソーシング事業である「Smart Work (スマートワーク)」を展開しているという。また、フジキャリアデザインとデジタルハリウッドが2015年4月に共同で設立したフジスマートワークのデジタル人材及びメディア人材の統合プラットフォームである「C-trip」を利用して、多様なニーズに合わせた高品質の動画コンテンツを制作するとしている。同サービスでは、アニメーションの制作やYouTuberの使用も可能といい、またスマートフォン向けの縦長の動画も作成可能とのことだ。
2016年02月19日オンライン動画配信サービス「Hulu」にて2月18日(木)より、全米で圧倒的な人気を誇る有料放送チャンネル「Home Box Office, Inc.(以下:HBO)」の人気作品が順次配信されることがこのほど決定した。今回の配信決定は、「Hulu」を運営する「HJ ホールディングス LLC」が、「HBO」と日本国内でのSVOD配信(サブスクリプション・ビデオ・オン・デマンド:定額制動画配信)において、独占かつ包括的コンテンツライセンス契約を締結したことにより実現。本日18日より、「HBO」のライブラリーから常時800話以上が配信される。配信される作品には、2015年のエミー賞において作品賞を含む史上最多の12冠を受賞した「ゲーム・オブ・スロ ーンズ」をはじめ、日本でも旋風を巻き起こした「セックス・アンド・ザ・シティ」、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レン役で注目を集めるアダム・ドライバー出演の「GIRLS」など注目作や、日本初配信となる「Silicon Valley」(原題)ほかプレミア配信作品など、数多くラインナップされている。「Hulu」のチーフコンテントオフィサーを務める長澤一史氏は、「海外ドラマの宝箱のような『HBO』の豪華なラインアップを一挙に日本の『Hulu』のユーザーの皆様にお届けできることに非常にエキサイトしています。個人的にもずっと見たかった『Silicon Valley』をついに視聴できるようになることが嬉しい限りです。これからも視聴者の皆様にご期待に応える国内外の作品をお届けできるように最大限の努力を続けてい く所存です」とコメント。海外ドラマファンにとって願ってもない朗報となりそうだ。(text:cinemacafe.net)
2016年02月18日AWAは16日、同社運営の定額制音楽配信サービス「AWA」が、Appleの車載システム「CarPlay」に対応したと発表した。今回の対応により、「CarPlay」対応車種であれば、車載ディスプレイに最適化された「AWA」を利用できるほか、タッチパネルやステアリングリモコンでアプリの操作が行える。また、スマートフォンやPCで利用している「AWA」アカウントとの連携にも対応する。同社は今後、カーナビゲーションのGPS機能と連動させ、場所やシーンに合ったプレイリストのレコメンド機能も提供する予定だとしている。
2016年02月17日世界最大のインターネット映像配信サービス「Netflix」のオリジナルドラマ「デアデビル」。昨年配信され、話題を集めた本作だが、早くも3月にシーズン2が配信されることが明らかとなり、また本作の予告編と場面写真も解禁された。『アベンジャーズ』や『スパイダーマン』を生んだマーベルの新キャラクターを主人公にした本作。シーズン1では、ニューヨークのヘルズ・キッチンを影で支配していたフィスクを倒し、人々に“デアデビル(=命知らず)”と呼ばれるまでが描かれている。そして今回配信されるシーズン2では、秩序を取り戻したはずのヘルズ・キッチンで再びマフィアたちが暗躍し始める。そんな中、犯罪者を容赦なく殺戮する処刑人フランク・キャッスル、通称“パニッシャー”や、マットのかつての恋人で、報酬金目当ての冷酷な暗殺者・エレクトラが現れ、法もモラルも無視するパニッシャーやエレクトラと対立しながらも、悪の組織による陰謀を阻止しようと危険な闘いに身を投じていくデアデビルの姿が描かれている。昼は弁護士、夜は覆面のヒーロー“デアデビル”として、正義のための闘いを繰り広げる主人公のマット・マードッグを演じるのは、前作に引き続き、『博士と彼女のセオリー』のチャーリー・コックス。デアデビル最強の敵となるパニッシャーに扮するのは、「ウォーキング・デッド」のシェーン・ウォルシュ役で知られるジョン・バーンサル。また、エレクトラ役には、『G.I.ジョー バック2リベンジ』にも好演したフランス人女優、エロディ・ユンが演じ、華麗なアクションを披露している。今回解禁された予告編では、「ひとつ、ふたつ、…復習の時だ」とつぶやく映像から始まり、カーアクションや銃撃戦など相変わらずのそのダークな世界観が垣間見える映像となっており、シーズン2から見始めても十分に楽しめる内容となっているようだ。「デアデビルシーズン2」は3月18日(金)よりNetflixにて全世界同時配信。(cinemacafe.net)
2016年02月16日●スマホで動画を視聴するのが当たり前にスマートフォンで海外ドラマや新作映画を楽しむ人が、筆者の周りにも増えてきた。dTVやHulu、Netflixなどのサービスがしのぎを削る国内市場だが、今後はどのような方向に進むのだろうか。情報通信総合研究所が12日に開催した国内有料動画配信サービスに関する記者説明会では、大手レンタルビデオが経営破綻に追い込まれたアメリカ市場の事例などが解説された。本稿で紹介していこう。○1社の動きが他社に影響する業界構造ICT総研の推計によれば、国内の有料動画配信サービス利用者は2015年末で1,000万人弱、2018年には1,500万人に到達する。なかでも10代~20代の若い世代には、動画をモバイル端末で視聴するスタイルが一般的になりつつある。この話題は“若者のテレビ離れ”や”スマホ依存”とも関連が深い。情報通信総合研究所の岸田重行氏によれば、調査機関による報告書にも「テレビ視聴の短時間化」や「モバイル端末の接触時間の増加」といった傾向が現れているという。現在、日本国内でモバイル端末を介して視聴できる有料動画配信サービスには、ドコモの「dTV」、KDDIの「ビデオパス」、avexとソフトバンクによる「UULA」のほか、J:COMの「J:COMオンデマンド」、日本テレビの運営となった「Hulu」、米Netflix社の「Netflix」などがある。会員数はdTVが476万人、ビデオパスが100万人、UULAが124万人、Huluが100万人(いずれも昨年時点)。月額料金やタイトル数、提供コンテンツのジャンルなどに各社の個性が出ている。ざっと俯瞰すると10社近くが”群雄割拠”し、思い思いに展開している状態といえそうだが、岸田氏は、国内市場において各社の動きが連鎖的に波及しやすい業界構造になっていると説くが、どういうことだろうか。例えば昨年、ソフトバンクはNetflixとの提携を発表した。するとソフトバンクの利用者の多くがNetflixの契約へと流れた。この結果、ソフトバンクが40%を出資するUULAでは会員数が減少。この煽りを受けたのはdTVとUULAにコンテンツを提供しているavexで、業績が悪化。ひいてはdTVが競争力を低下させることとなった。コンテンツ提供者、配信プラットフォーム、通信プラットフォームといった各レイヤーが複雑に入り組んでいるため、こうした連鎖反応が起きるのだ。岸田氏は、Netflixの躍進に影響されてレンタルビデオの大手Blockbuster社が経営破綻したアメリカ市場の事例を紹介。そこで気になるのが国内ビデオレンタル大手のTSUTAYAの業績だが、岸田氏は、同社では2008年に動画配信をスタートしており、HuluやNetflixがカバーし切れていない新作に注力するなどして存在感を維持していると解説した。国内では昨夏、既述の通りソフトバンクとNetflixが提携したほか、KDDIとテレビ朝日がスマホ向け動画配信で提携するなどの動きがあった。今後はどのように業界が形作られていくのだろうか。岸田氏はアメリカの大手通信事業者Verizon、およびAT&Tが米国市場で展開しているビジネスモデルを紹介しつつ、日本市場の今後と照らし合わせた。●動画配信サービスによる3つの収入源○3つの収入源 - 国内でも追随の動きがある?岸田氏は、動画配信サービスを運営することで通信事業者は3つの収入源を手にすると分析。それは月額料金の「サービス収入」、パケット使用による「通信収入」、アメリカでは一般的になっている「広告収入」である。通信収入と聞くと、パケットを消費させることによる増収がすぐに連想されるが、このほかにも特定の動画視聴で消費するパケットを無料化することで、契約者の獲得・維持を狙う手法もある。米Verizon社などが既に導入している「ゼロレーティング」と呼ばれるビジネスモデルだ。日本国内でも昨秋、J:COMモバイルがJ:COM TV契約者向けにパケット非課金サービスを開始して話題となった。米国市場では広告収入へ注力する動きもみられる。Verizonの見立てでは、デジタル広告は2016年にプリント広告を越え、2018年にはテレビ広告を越えるとのこと。そして2019年にはデジタル広告の50%をモバイル広告が占めるようになる、とする観測だ。このほか米AT&Tでは、ショッピングやアンケートに回答することで、コンテンツ提供者から消費者にデータ通信量が付与されるサービスを開始している。Verizonもこれに追随する構え。コンテンツ提供者がスポンサーとなることから、スポンサードデータの広告収入と呼ばれる。岸田氏は、その仕組みを「モバイルデータをカレンシー(通貨)と捉えている。市場には、通貨ではなく”データ通信”が流通する」と解説。ただ日本市場ではポイントのマーケットが発達しており、同様の動きが国内でも見られるかは懐疑的だった。最後に、岸田氏は「国内の有料動画配信サービスは1,000万人、1,000億円規模の巨大な市場。動画配信サービスを持つ通信事業者は、戦略のオプションを多く持てる。ただ、戦略的にどう位置づけるかは、まだ各社とも模索中だ」とまとめた。●日本国内で普及するには○日本はまだ黎明期か成熟したアメリカ市場と比較すると、国内における有料動画配信サービスはまだ黎明期といえるかもしれない。良く言えば伸びしろが残されている。例えばいまアメリカでTVを購入すると、リモコンにはNetflixへ接続するボタンが当たり前のようについているが、日本ではそこまで「テレビ」と「インターネット」の融合が進んでいない。レンタルビデオと有料動画配信サービスの共栄も、当面は続いていくだろう。モバイル業界と有料動画配信サービスとの関係に話を絞ると、現在、大手通信キャリアでは家族割や家族とのデータシェアプラン、学割の適用期間の延長、光回線とのセット割、電力とのセット割など、顧客を“より長期に囲い込む”ための様々な施策を打ち出している。有料動画配信サービスが今後、その一翼を担うようになれば通信事業者にとっては旨味が大きい。ただ家族割や学割などは「いかにお得になるか」が最大の焦点であるのに対し、有料動画配信サービスは「見たいコンテンツがあるか」が最重要となる。話が少し逸れるようだが、NTTドコモではスマホ向け放送サービス「NOTTV」を6月末に終了する。会員数が伸び悩み、かねてから赤字が膨らんでいた。この失敗の理由はいくつか挙げられる。同社の加藤薫社長は1月の決算発表会で「スマホ向け動画配信サービスが想定より早く普及したため」と説明しており、それもひとつの事実だろう。このほか、利用者が見たいと思うコンテンツを提供できなかったことも失敗の一因であるはずだ。動画を配信するサービスでは、利用者のニーズに沿ったラインナップをいかに多く揃えられるかが成否の鍵を握ることはいうまでもない。逆に、見たいコンテンツさえあれば途中にCMが差し挟まれても利用者は見続けたいと思う。先の記者説明会で岸田氏は、サービス収入、通信収入に加えて将来は広告収入が通信事業者の収入源になると紹介していた。アメリカ市場では一般的となっているモバイル広告だが、国内ではまず有料動画配信サービスの人気を定着させてからになりそうだ。
2016年02月16日Facebookは2月1日、試験的に提供していた動画サービス「ライブ動画(英語版のサービス名は「Live」)」の機能を拡大したと発表した。ライブ動画は、著名人や友達のリアルタイム動画を自分のニュースフィード上に表示する機能で、2015年11月に試験提供を開始。リアルタイムの動画をFacebook上でシェアできるだけでなく、ライブ視聴中に画面内の「フォロー」を選択すると、その人が次のライブを公開するタイミングで通知を受け取れるといった機能を備える。米国では2016年1月28日(現地時間)より機能を拡張し、米国内のすべてのiPhone利用者がライブ動画を使えるようになった。米国以外は今後、数週間以内に提供を開始し、日本は米国に続く2番目の提供国となる。現在はiPhone版のみだが、Android版も提供準備も進めている。iPhoneでライブ動画をシェアする際は、まず近況アップデートの欄からライブ動画のアイコンをタップする。次にコメントを入力してシェアする範囲(グループ)を選ぶ。これで、グループのメンバーのFacebook上に、ライブ動画が表示されるようになる。配信中のライブを動画は、ニュースフィードで検索できる。視聴中は同時にライブを視聴している人数と視聴者の名前、すべてのコメントがリアルタイムで確認可能となる。
2016年02月02日米Facebookは28日(米国時間)、ライブ動画の共有サービス「Live」の提供を開始した。まずは米国のみの提供となり、端末はiPhoneをサポートする。その後数週間で提供地域を拡大する予定だ。Liveは12月にテスト提供していたFacebook上でライブ動画を共有できる新サービス。近況アップデートからLive Videoアイコンをクリックすることで利用可能。ライブをスタートする前に動画に説明を加えたり、共有する相手を選択でき、ライブ配信中は、視聴者の数や名前、コメントをリアルタイムでチェックできる。配信終了後は動画をタイムラインに保存され、通常の動画と同様の扱いとなり、削除にも対応する。友人のライブ動画はニュースフィードに表示される。視聴中にサブスクリプション(フォロー)ボタンをタップすると、次回その友人が再び配信するとその旨の通知が届くようになる。Liveは現時点ではiPhoneアプリのみのサービスだが、間もなくAndroidにも対応するとしている。
2016年01月29日さくらインターネットは1月28日、日本国内向け「コンテンツ配信サービス」の提供を開始した。同サービスは、Webサイトだけでなく、オンラインゲームや大容量アプリケーション、動画、広告、画像の配信など、大量のアクセスやトラフィックが集中するコンテンツの配信に適している。同サービスは、同社の計600Gbps以上の大容量バックボーンに直結したコンテンツ配信システムを利用しており、同社の大手町のデータセンターより、高速かつ安定した配信を実現するほか、大容量の回線とサーバの負荷分散を行うことで、突発的なアクセス集中によるウェブサイトの表示速度の低下とサーバダウンを防ぐ。また、同社で用意したストレージにファイルをアップロードするだけで配信が可能となり、新規の設備投資が不要。初期投資や運用コストを抑えつつ、さらに使用した分に応じて課金する安価な従量課金の料金体系で利用できる。HTML、JPEG、PNG、MOV、WMVなどの静的コンテンツが配信可能で、対応プロトコルはHTTP、HTTPS。ストレージ容量は1GBから数百TB。アップロード方法はFTP、SCP、rsync。利用者の独自ドメインやSSLサーバー証明書も利用可能だ。
2016年01月29日さくらインターネットは1月28日、Webコンテンツを国内向けに高速かつ安定的に配信するという「コンテンツ配信サービス」を提供開始した。月額料金はデータ転送料とストレージ使用料で構成し、いずれも1GB単位の従量課金。新サービスでは、Webサイトの他、オンライン・ゲームや大容量アプリケーション、動画、広告、画像の配信といった大量のアクセスやトラフィックが集中するコンテンツの配信に適するとしている。同社のバックボーン・ネットワークに直結したコンテンツ配信システムを利用しており、予測外の突発的なアクセス集中によるWebサイトの表示速度の低下や、サーバ・ダウンを防ぐことができるという。また、同社が用意するストレージにファイルをアップロードすることで配信が可能となるため、新規の設備投資が不要とのこと。初期投資や運用コストを抑えつつ、さらに使用した分に応じて課金する安価な従量課金の料金体系で利用可能としている。配信可能なコンテンツはHTML/JPEG/PNG/MOV/WMVなどの静的コンテンツであり、対応プロトコルはHTTP及びHTTPS。ユーザーの独自ドメイン及びSSLサーバー証明書の利用も可能だ。配信コンテンツをファイルとして保存するストレージの容量は1GB~数100TBであり、アップロード方法はFTP/SCP/rsyncなどに対応する。コンテンツに一定時間のみアクセス可能なURLを発行する「ワンタイムURL機能」を備え、不正・不要なアクセスを可能な限り防止できるとしている。また、「ダウンロード速度制御機能」により、適切な速度での配信が可能という。特定のリクエストがあった場合に指定したヘッダを付与する「ダウンロードヘッダ付与機能」を装備、httpリクエスト・ヘッダ内に条件を設定して適切なコンテンツ配信が可能であり、レスポンス・ヘッダにも特定の文字列を付与できるとのこと。この他、API/コントロール・パネルのどちらからでもキャッシュを削除可能な「キャッシュパージ機能」や、ストリーミング再生などで利用可能でありファイルを途中からダウンロードできる「Range Request」を備える。
2016年01月29日サイバーエージェントは1月27日、同社が運営する動画広告に特化した調査機関であるオンラインビデオ総研が、慶応義塾大学の研究室と共同で実施した「テレビCMに接触しない層のライフスタイルと、メディア行動に関する調査・研究」の研究結果を応用し、テレビCMに接触しない層に対して優先的に動画広告を配信するサービスを2016年2月から開始すると発表した。同研究の名称は「テレビCMに接触しない層のライフスタイルと、メディア行動に関する調査・研究」であり、2015年11月1日~3月31日の期間で研究を予定している。テレビCMにほとんど接触しない層を「ローテレ(Low TVCM Reach Group)」、一方、テレビCMに多く接触する層を「ハイテレ(High TVCM Reach Group)」と定義し、テレビとの接触頻度を5区分に分類すると共に、人々の代表的なライフスタイル(サイコグラフィック)を9類型に分類するという。これらをクロス配置し整理した計45セルの「ターゲット・アロケーション・マップ(仮称)」では、各種Webメディアの利用率に加え、デモ・グラフィック/居住地/世帯年収/好きな芸能人など各種のデータをプロットでき、具体的なデータを基に、想定ターゲットに対して最適なWebメディアのプランニングやコミュニケーションの方向性を見出すことを可能するという。また同サービスでは、テレビCMにほとんど接触しない層と多く接触する層を見分け、Web動画メディア上でテレビCMにほとんど接触しないユーザーに向けて優先的に動画広告を配信するとのことだ。
2016年01月28日米GoProは25日(米国時間)、米Twitterのライブ動画配信アプリ「Periscope」と提携し、一部のGoProカメラから直接、動画の配信を可能にすると発表した。対象製品は「GoPro HERO4 Black」または同「Silver」。GoPro HERO4 Blackおよび同Silverは、GoProが1年前に発表したカメラで、30fps/4K動画の撮影に対応している。Periscopeはスマートフォンのカメラを利用して端末からライブ配信ができるアプリで、Twitter上からもアクセスできる。Periscopeのユーザー数はすでに1,000万人以上に達しているという。今回の提携により、PeriscopeアプリをインストールしたiPhone経由で自分のGoProから直接、動画を配信できるようになった。Periscopeのインタフェースからスイッチボードのように2つのカメラアングルを切り替えることも可能。なお、撮影した動画は配信するものも、これまで通りmicroSDカードに保存される。対応機種はiOS 8.2以降をインストールしたiPhone 5s/6/6 Plus/6s/6s Plus。AndroidなどのOSについてはアナウンスされていない。
2016年01月27日富士ソフトは1月27日、SYNCNELの全事業譲受に関する事業譲渡契約を締結したと発表した。これに伴い、SYNCNELのiPad対応ファイル配信クラウドサービス「SYNCNEL」の提供を2月1日より開始する。「SYNCNEL」は、イントラネットのシステムやファイルサーバとの連携が可能で、電子カタログシステムとして利用できるほか、電子会議の機能も有する。また、「柔軟な配信ルール設計」「Read/Write権限制御」「キャッシュ期限設定」「デバイスのアクセス制限」などに対応しており、セキュリティ機能も充実している。今回、デザインカタログの配信・管理や既存システムとの連携を強みとする「SYNCNEL」の提供を開始することで、会議や営業、外出先などのあらゆるビジネスシーンで効果的な情報共有のためのトータルソリューションとして、最適なサービスをユーザーへ提供するという。SYNCNELの価格は、端末ごとのライセンス体系になっており、1万2000円(1~10台)から。ディスク容量価格は1Gまで無料、1GB追加ごとに月額1000円となっている(すべて税別)。
2016年01月27日サイバーエージェントは1月21日、映像配信プラットフォーム「AmebaFRESH!」を開始した。現時点で約200チャンネル、1,000番組を配信。サービスは無料で利用できる。AmebaFRESH!はインターネットを通じて、オリジナル番組や提携企業とコラボレーションしたコンテンツなどを配信する動画サービス。スポーツの試合中継や人気ペットの動画、テレビ局やインターネットメディアの公式チャンネルなど、現段階で約200チャンネルを用意しており、2016年12月末までに約1,000チャンネルまで拡大する。視聴はChrome、Safari、Firefox、Microsoft Edge、Internet Explorer 11以降などのPCブラウザや、専用のiOS・Androidアプリから行える。アプリの対応OSはiOS 8.0以降、Android 4.3以降。同社は、インターネットテレビ局「AbemaTV」をテレビ朝日と共同運営し、2月にプレオープン、4月に正式開局する。AbemaTVでは、AmebaFRESH!との連携も行っていく予定だ。
2016年01月21日ウェブインパクトは1月15日、自社で開発、運用をしている給与明細のクラウドサービス「WEB給」がマイナンバーに対応したと発表した。WEB給は、給与明細や賞与明細、源泉徴収票をWeb上で携帯電話またはPCから閲覧、もしくはPDFデータにてメール配信を行うクラウドサービス。「給与奉行」「弥生奉行」「PCA 給与X」「給与応援Lite」「給料王」「給与大臣NX」など、さまざまな給与ソフトで計算されたデータをWEB給にアップロードすると、給与明細を発行できる。スタッフへの配信方法は、携帯電話・スマートフォン・PCから選択可能。スタッフは、過去最大24ヶ月分の電子化された給与明細がいつでも閲覧可能。今回、マイナンバーを記載した源泉徴収票が必要になった際に、WEB給の管理画面上から印刷できる機能が追加された。なお、新機能追加に伴う価格変更はない。
2016年01月18日LINEは1月13日、ライブ動画の配信プラットフォーム「LINE LIVE(以下、LIVE)」について、サービス開始1カ月の月間ユニーク視聴者数が1,100万人を突破し、1月9日時点で配信番組の延べ視聴者数が累計4,300万人を記録したことを明らかにした。同サービスは、著名人やタレント、企業などによるライブ配信形式の映像・番組を、LIVE公式アカウントやタレント・アーティスト・企業のLINE公式アカウント、スマートフォン向けアプリ「LIVE」(iOS/Android)、Webブラウザから無料で閲覧することができるサービス。2015年12月10日より、本格的に提供を開始した。同社によると、プッシュ通知機能にて番組開始を通知し、移動中や外出中など居場所を問わずライブ配信形式の映像・番組をLINEアプリ上にて無料で視聴できることだけでなく、豪華ゲストが出演するランチトーク番組「さしめし」や人気アーティスト・タレントによる個人配信番組など、同サービスでしか見ることができない番組が多数配信されている点が好評で、広く多くのユーザーに利用されているという。また、ロンドンブーツ1号2号の田村淳さんが出演する「アツシメーカー」では、LIVEアプリのコメント欄に書かれた意見だけを頼りに田村淳さん氏が行動するという「リアルタイムならではのコミュニケーション」が生まれたほか、アニメ「ラブライブ!」で人気のアイドルグループμ’s(ミューズ)による「ラブライブ!μ’sワンマンライブ映像(特別編集版)」においては、ユーザー同士が音楽に合わせてコメントで合唱し、その場にいるかのような盛り上がりを生みだすことに成功。映像を楽しむだけでなく、映像を介してユーザー間でコメントし合い盛り上がる新たな視聴体験が生じている。また、TBSテレビ「第57回 輝く!日本レコード大賞」と連動し、テレビ放送直前まで番組出演アーティストの舞台裏の様子を配信した「日本レコード大賞舞台裏へ生潜入!出演者に直撃レポート」では、視聴者数が100万人を突破し、既存メディアと連動した番組も好評だという実感を得たとしている。
2016年01月14日ユミルリンクは1月13日、同社が提供するメール配信システム「Cuenote FC」を、徳島県の安否確認サービス「すだちくんメール」に導入したことを発表した。「すだちくんメール」は、大規模な地震などに直面した際に、大切な人と互いの安否情報の確認を行うことができるサービス。サービスのリニューアルに伴い、このたび、メール配信スピードの向上や安定したメール配信基盤の構築、携帯各社の提供するメールアドレスだけでなくWebメールへの対応、柔軟なシステム連携を目的に「Cuenote FC」の採用に至ったという。「Cuenote FC」は、独自開発の配信エンジン(MTA)により、フィーチャーフォンやスマートフォン、パソコン向けのメールを確実・高速に届けることが可能。今回の導入により、メールの配信スピードを向上させることで、緊急・防災メールなど、即時性が求められる情報を即座に届けていくとしている。
2016年01月13日Twitterは12日(米国時間)、ライブ配信アプリ「Periscope」の動画をTwitterのタイムラインに統合すると発表した。今後数日のうちにiOS版から反映されるという。これまで、Twitter上でPeriscopeの配信に関するツイートが回ってきても、動画を閲覧するには、ツイート内のリンクをクリックして、Periscopeアプリを起動する必要があった。タイムラインに統合されることで、ツイート上で動画が再生される形式となり、アプリやアカウントを持っていなくても閲覧できる。Periscopeは、Twitterが昨年3月から提供している(Android版は5月から)ライブ配信アプリ。視聴者は放送を見ながら、Facebookの「いいね」のようなハートを付けたり、コメントを書き加えられる。終了した放送は保存され、終了後24時間は視聴者がリプレイ可能。
2016年01月13日ソフトバンクは1月7日、簡単な操作で動画の撮影・共有・管理ができるとするマルチ・デバイス対応の動画共有型ソーシャル・ネットワーキング・サービスである「ビジュアモール ムービーライブラリ」(ムービーライブラリ)を提供開始した。料金は、初期費用が3万円(税別)、月額費用が10万円(同)。新サービスは、専用アプリケーション(当初はiOSのみ対応)を利用するとスマートフォンやタブレットから動画の撮影・編集から投稿・共有までが簡単にできるという、ビジネス向けのコミュニケーション・サービス。テキストや写真だけでは伝えにくい情報でも、動画を使ってソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)と同じ手軽さで共有できるほか、資料の共有も可能なため、多様なビジネス・シーンでの利用が可能としている。また、月額固定料金のため、動画の配信流量を気にすることなく利用できるという。専用アプリケーションの利用により、タップ操作だけでシーンとシーンを接続可能であり、短時間でも分かりやすい動画を作成できるとのこと。動画をチャンネル単位で管理し、チャンネルごとに利用者を紐づける視聴制限ができるため、安全な動画共有が可能としている。また、動画の公開期間終了後はコンテンツを自動的に非公開にできる機能を備えており、管理の手間を削減するという。さらに、社外関係者との情報共有用に、アカウント認証が不要なゲスト・ユーザーを作成でき、顧客や関連会社のへ配信管理も可能としている。全ての動画コンテンツは自動的に暗号化し、配信先のデバイスに応じた最適なセキュリティ・プロトコルで配信するという。また、データ・キャッシュが残らないストリーミングで配信するため、情報漏洩の心配が無いとしている。さらに、ログイン認証やIPアクセス制御、コンテンツごとのパスワード認証で、よりセキュアな配信が可能とのことだ。なお、月額費用では最大1,000人まで利用可能であり、50GBのストレージを含み、配信流量は無制限。ユーザー数やストレージ容量は有償で追加が可能。
2016年01月08日凸版印刷は1月6日、同社が運営する電子チラシ・サービス「Shufoo!(シュフー)」において、電子チラシを配信する仕組みを活用して、訪日前および訪日中の外国人に対して流通企業のチラシをはじめとする買い物情報を届けるサービスを開発し、2016年3月から提供開始すると発表した。同サービスは、従来からのチラシ配信の仕組みを利用すると共に、国内外の旅行代理店や観光情報ポータルサイトなど複数の事業者と連携し、訪日外国人に対して流通企業の買い物情報を届けるもの。現地の旅行サイトなどに流通企業のチラシや店の情報を掲載し、訪日前の買い物計画作りを支援するという。また、日本滞在中はスマートフォンで観光情報サイトからホテル周辺の免税対応店を検索できるようにするなど、訪日前および訪日中の外国人旅行者の買い物を支援し来店を促す。チラシは日本語のものをそのまま使用可能であり、検索導線や店舗情報、地図、経路案内を多言語化するという。対応言語は英語と中国語(簡体字・繁体字)。店のカテゴリや商品カテゴリに加え、目的地別や現在地検索などの方法で店舗情報やチラシを検索可能。主なターゲットは、企業としては百貨店・家電量販店・ドラッグストア・スーパーを中心とする流通企業、訪日外国人は中国、台湾、香港などからの旅行者。主な参加予定企業として、イオンリテール、イオン琉球、イトーヨーカ堂、エディオン、近鉄百貨店、ココカラファイン、上新電機、ヤマダ電機、ユニーを挙げる。提携予定企業としては、国内企業の他に台湾・中国・香港といった国々の旅行代理店や航空会社に加え、日本観光情報サイトや訪日外国人向けWi-Fi事業者など、多数の企業を予定している。なお、同サービスは2016年10月以降に有償化を予定しているが、2016年3月~9月まではShufoo!掲載企業に限り、チラシ配信・掲載費用無料及び店舗情報翻訳料無料のキャンペーンを実施する。同社は流通企業に対して同サービスを拡販し、2017年3月末までに5,000店舗の導入を目指す。
2016年01月07日スクーは1月5日より、オンライン動画学習サービス「schoo WEB-campus」にて、ビジネスパーソン向けの特集授業第3弾『重いカラダを軽くする、大人の健康管理』の放送を開始する。「schoo WEB-campus」では、IT系を中心とした仕事に使えるスキルが身につく学習動画を提供している。仕事のスキルとともに、健康管理も大切であるとして、年末年始の暴飲暴食などで体がなまっている1月初旬から、「運動」「睡眠」「食事」に関する授業を順次公開する。運動のテーマは「悪い姿勢はこうやってなおす」。「体型」「姿勢」「肩こり」「体力」を改善するには、ストレッチが効果的とのこと。スポーツ&サイエンス代表の坂詰真二氏を先生に迎えた授業「ストレッチ編」(1月5日 / 19時~20時)、「筋トレ編」(1月6日 / 19時~20時)、「有酸素運動編」(1月7日 / 19時~20時)を放送する。食事のテーマは「外食で偏ったカラダからの脱却」。管理栄養士の道江美貴子氏が、何をどうやって、どれだけ食べるべきか「正しい食事」のコツを紹介する。授業は「太らない食事の選び方・食べ方」(1月5日 / 21時~22時)、「パフォーマンスアップの食事術」(1月12日 / 21時~22時)。睡眠のテーマは「パフォーマンスを上げる睡眠方法」。睡眠カウンセラーの小林孝徳氏が「よくある睡眠の悩みとその解決方法」(1月15日 / 21時~22時)、「仕事もプライベートも充実させる睡眠法とは」(1月22日 / 21時~22時)の授業で、ベストな睡眠方法について解説する。授業の動画は無料。なお動画を見るには、「schoo WEB-campus」への無料登録が必要となる。
2016年01月05日