出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、オーブンレンジを上手に活用する女になりきり。素材の味を堪能できるおしゃれなおやつ。このあいだ、私が養成所時代に唯一、「コンビになろうよ」と誘ったことがある友だちの家に遊びに行きました。突然、すごく良い匂いがしてきたと思ったら、3時のおやつとして焼き芋が出てきたんです。美味しいし、季節のものだし、腹持ちもいい。子どもにも安心して食べさせることができます。昔からあるおやつですが、一周回って、とても気の利いたおしゃれなものに感じました。そこにはないはずの暖炉が見えたし、窓からの光も、焼き芋のある空間をほっこりと温かく演出していると感じるほど素敵なものに思えたんです。彼女は焼き芋をオーブンレンジで作っているのですが、なんと、わざわざメニューボタンに焼き芋があるオーブンレンジを選んで購入したというのです。焼き芋をピンポイントで意識して買うことにめちゃくちゃ驚きました。我が家ではいまだに一人暮らし用のものを使っているし、メニューボタンも使わないものがほとんどです。いっとき、すごく反射するからと、オーブンレンジの扉の表面を鏡として使っていた時期もありました。と、さまざまなオーブンレンジの使い方をする人がいることを思うと、彼女の家にあるレンジは幸せですよね。彼女の旦那さんも、買った甲斐があるだろうし、いろいろな人にこの話をするんだろうなと思いました。焼き芋もそうですが、とうもろこしなど、加工されていない素材そのものを、ふかしたり焼いたりと調理して、おやつにしてみるところから始めてみましょう。フルーツジュースや梅シロップを自作してみるのも、素材の味や旬を知ることができるのでよさそうです。今の季節は、蜜がたっぷりのさつまいもは、美味しい種類もたくさんあるので、ぜひ挑戦してみてください!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年12月12日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、「まあいいか」では決して済ませない女性「核心に迫る女」になりきり。後悔しないよう、気になることを確かめるのが大事。いま話題になっている『バチェロレッテ・ジャパン』を見たのですが、バチェロレッテの福田萌子さんを見て、こんなに物事の核心に迫れる人がいるんだと驚きました。芯が強く、結婚相手候補である男性にとにかく詰め寄ります。たとえば、仕事が大好きだという男性に対して、「仕事は大好きなんですよね。ではなぜ、この企画のために仕事を2か月も休めるんですか?」というようなことをズバリと聞いたり。「友達がいないんです、あはは」と言うと、笑って流したりなどせずに「なんでですか?」と問い詰める。あまりの鋭い質問に、“たしかに!”と思わずにはいられませんでした。もし、私が同じことを思ったとしても、“私のことが好きだから無理して来てくれたのかな”などと、自分の中で勝手に理由をつけて、相手には聞けないと思います。女性が気になりながらも聞けないことを必ず聞いてくれる萌子さんは、見ていて気持ちがよかった。彼女のようなタイプは、友達の背中を押すのも上手そうです。恋愛で悩んでいたら、「好きなんだったら付き合えばいいじゃん」とはっきり言ってくれるはず。とにかく筋を通す人なんだなと思いました。萌子さんのような人は、“なんでこの商品は他のものより安いんだろう”など、日頃から疑問を持って生きていそう。衝動買いなどは絶対にしないと思います。だからこそ、まずは常に物事に対して疑問を持つようにして、そのまま放置せず、きちんと確かめるようにする習慣をつけるといいのではないでしょうか。萌子さんは、振った相手に「あんな気の強い女性、いないですよ」というようなことを言われていたけど、面倒くさいと思われるのを恐れないタフなメンタルを身につけることも大事だと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年12月04日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手が喜ぶポイントを知る女性になりきり。意外な角度からの感謝の言葉に胸を打たれました。以前、夫と一緒に旅館へ宿泊した時のこと。そこは、割烹料理が名物のひとつで、しっかりとした食事がついてきます。夕飯を楽しみ、翌日に朝ごはんを美味しくいただいていたら、宿の女将さんに「昨日はきれいに食べてくださってありがとうございました」と言われたのです。たしかに、食事がすごく美味しく、釜に入った白米が一人ひとつついてくるのですが、私はしゃもじにしゃぶりつくような勢いで食べていました。でも、本来ならば、こちらが「美味しい料理をありがとうございました」と言う場面であるはずなのに、そんな感謝の仕方をされると思っていなかったので驚いたし、同時に、すごく嬉しい気持ちになったんです。食事を残さず食べて褒められるなんて、子どもの時くらい。私からの「美味しかったです」というメッセージをちゃんと受け取っていただけたんだと思ったし、自分の行動を褒められて気分が上がるランキングで、かなり上位に入るものでした。また、そんなふうに喜んでいただけた姿を見て、生産者の方が手塩にかけて作った野菜が流通に乗り、この旅館へ来て料理長の手により美味しい食事になるという、料理ができるまでの重みまで感じることができました。そんなふうに、いろいろな思いを伝える言葉を、さらりと言うことができる人は素敵ですよね。まずは、自分の手料理を誰かに食べてもらった時に、“食事を楽しんでもらえたのなら嬉しいな”という気持ちを込めて、「きれいに食べてくれてありがとう」というフレーズを言ってみるところから始めてみましょう。相手から、「美味しかったよ」と言ってもらいやすくなる、先手を打つセリフにもなりそう。この一言が言えたら、ワンランク上の人間になれた気がするはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年12月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月29日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、普段使う調味料にこだわる女性、「こだわりの醤油がある女」になりきり。お醤油の種類はさまざま。料理に合わせて選んでみて。先日、友だちのお祝いにお肉を贈ろうと思い、百貨店へ行きました。すると、店員さんに「このお肉が一番美味しく食べられるのは、あのお店のアボカド用のお醤油ですよ」と薦められたんです。“どういうこと?”“すごい連携プレーだな”と思いながらも、同じフロアにあるお醤油の専門店に行ってみることにしました。するとそこには、アボカドはもちろん、ステーキや目玉焼き、サラダなど、さまざまな料理に合う、全国各地のお醤油が並んでいたんです。私にとって醤油は、まだ足を踏み入れていない領域のものだったので、こんなにさまざまな種類があるんだと驚くと同時に、テンションが上がりました。たしかに、最近、鯖寿司をテイクアウトしたことがあったのですが、それについている醤油を使うと、家の醤油で食べるよりもすごく美味しく感じました。やっぱり、料理に合った醤油を使うことは大切だし、こだわってみるのもいいなと思いました。ギフトにするのもいいですよね。実際、友だちにお肉と一緒に贈ったところ、「すごくうれしい!」と喜んでくれました。しかも彼女は、「香川県に行ったらこれを買おう」と、旅のお土産にお醤油を買う人だったようで、ぴったりの贈り物ができたこともうれしかったです。私も食べてみたのですが、めちゃめちゃに美味しくてびっくりしました。やっぱり、お醤油を使う料理といえば和食。今、あまり作らないという人は、なんでもいいから和食を作ってみると、お醤油に触れる機会は増えますよね。冷や奴からでもいいと思います。すると、「この料理にはこういう醤油もいいかも?」と、自然とこだわりが芽生えてくるのではないでしょうか。日本人に欠かせないものだからこそ、意識をしてみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月25日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、情報を上手に収集している女性、「図書館に行く女」になりきり。“インプットする日”を作ってみることが大事!先日、住んでいる自治体から、赤ちゃんに一冊の絵本をプレゼントしてくれるブックスタートのお知らせが届き、受け取るために図書館へ行きました。学生以来の図書館だったのですが、朝9時という早い時間にもかかわらず、人がたくさんいたことに驚いたんです。みんな、自治体のお金で買われた本を活用して勉強をしたり、活字で情報を得ているんだと思うと、そこにいる人がみんな知的に見えて、すごいなと思ったんです。自分の子どもも、こんなふうに図書館で時間を過ごすような人に育ってほしいと感じました。本には、さまざまなことが書かれていて、自伝を読んで会ったことのない人の人生を知ったり、脳の活性化をすることもできます。私の場合は、絵本の面白さや魅力に気がつくことができました。本以外にも、CDや雑誌などの貸し出しを行っている図書館もあって、お金をかけずに、さまざまな情報を得られる場所は他にないし、活用しない手はないと思いました。あと、本を借りたら、当然ですが返却しなければいけません。期限を守って本を読み、返せる人にも憧れずにいられません…!図書館と親しくなる第一歩としては、まず、自宅近くの図書館を探してみるのがよさそうです。引っ越しの時に意識してみてもいいですよね。そして、利用カードを作ってみましょう。一度に借りられる冊数や返却期限など、図書館のルールを知り、興味のあるものを借りてみる。それを何度か繰り返すうちに、図書館に行くことや、本を読むことが習慣づくのではないでしょうか。週末や連休の一日を“インプットの日”と決めて、図書館で過ごしてみるのもよさそう。大きな声でしゃべれない場所なので、今のご時世的にもぴったりだと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月18日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月13日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、風通しのいい空間を作る女性、「邪気を払う女」になりきり。お清めをすると場も心もすっきりします!このあいだ、場を清めるためにパロサントという木をたくことが流行っているという情報を聞きました。爽快感のある香りが部屋に満ち、そのあとに部屋の換気をするのだそうです。私は、昔から“邪気を払う”という言葉が好きなこともあり、そうした習慣が身についている人っていいなと思いました。“邪気を払う”という言葉は少し強いけれど、そうして場の空気を入れ替えることで気持ちがよくなりますよね。番組の収録をしている時に、スタッフさんが「今から換気タイムです!」と、スタジオや楽屋の窓やドアを開けてくれるのですが、空気はもちろん、メンタル面でもすっきりしてポジティブになれるし、人間関係の風通しまで良くなる気がします。まずは、邪気を払う習慣をつけるために、日頃から実践できるお清めの方法を探してみるのがよさそうです。パロサントに限らず、同じく空気を浄化するといわれるホワイトセージをたいてみるのもいいし、お伊勢さんなど神社で手に入るお清めスプレーのようなものを使ってみてもよさそうです。手軽なところでは、自分の好きなアロマの香りをディフューザーで取り入れるのも気分が変わりますよね。私の場合は、塩を一掴み入れた熱いお風呂に入ると気分がすっきりして前向きな気持ちになれます。人にどんな方法で邪気を払っているか聞いてみるのも面白そう。あとは、自分の厄年をきちんと把握して、厄払いに行くところから始めてみるのもいいのではないでしょうか。神社で行われるきちんとしたお祓いをしてもらうことで、邪気を払うことの大切さに気づけそうですよね。手軽なものから正式なものまで、お清めの方法は千差万別。自分に合う、ストレスなくできるものを見つけて実践してみましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月11日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年11月06日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、おトクな情報を人と共有する女性、「クーポンをくれる女」になりきり。クーポンをすすめる相手の見極めが大事です!先日、マネージャーさんと一緒にマクドナルドに立ち寄ったのですが、その時に「夏子さん、これ使ってください」と、クーポンをサッと出してくれました。私がお金を出したのですが、おごる側からすると、クーポンは出しづらいもの。すごくありがたかったし、“えー、好き!”と思いました。しかも、出し方がさりげなくスマートで、いやらしく見えないところもよく、こんなふうに気遣いができるなんてすごいなと尊敬してしまいました。以前、食材を宅配してくれる「オイシックス」を使い始めた時には、ママ友が安くなるクーポンをくれて嬉しかったこともありました。こういうことができるのは、日々、おトクな情報を集めているからこそ。クーポンはもちろん、クレジットカード会社と提携した安くなるお店なども知っているはず。住んでいる地域で使えるお買い物券などの存在もきちんとわかっていそうです。まずは、身の回りにあるおトクな情報やアイテムに敏感になることから始めてみるとよさそうです。そうしてきちんと準備をしたうえで、人に使うことを促してみましょう。この時に大事なのが、相手の人柄をきちんと見極めることだと思うんです。たとえば、プライドが高そうな人に対して「クーポンありますよ!」とすすめた時に、“お金がないと思われているのかな?”などと、ネガティブにとらえられる可能性があるからです。また、仕事の上司など目上の人に対して使うのも注意が必要ですよね。友だちなど気を使わなくていい相手に対して提案してみるとよさそう。「クーポンあるよー!」と、明るくあっけらかんとした感じで伝えると、もらったほうも気軽に使えるのではないでしょうか。せっかくおトクになるアイテムがあるのだから、活用しましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年11月4日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月30日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、気の利いたギフトを贈れる女になりきり。入浴剤がお風呂時間を楽しいものに変えます!お世話になっている、鍼灸師の先生がいるのですが、先日、その方から出産祝いとして紅茶と入浴剤をいただきました。紅茶は中国のもので、体の血行をうながしてくれるもの。そして、入浴剤は、高麗人参など漢方で使われる成分が入っており、とても高貴な香りがしてセレブのような気分を味わえました。「体の不調を治しますよ!」という気合が湯気から伝わってくるようでした。入浴中はもちろん、お風呂を上がってからも体がポカポカし、お肌はすべすべに。この日は、21時くらいにスッと寝てしまいました。以前、死海のバスソルトをもらったこともあるのですが、入浴剤は、すごくいいプレゼントになるとあらためて感じました。特別感があるし、普段は面倒くさいと感じるお風呂に入りたくなりますよね。いくつあっても困らないものだし、たくさん種類があるものだから、いただいた人の個性を感じられるのも楽しいポイントです。また、温泉のある旅館に泊まった時には、その温泉の入浴剤を売っていることもあり、お土産にしてもすごく喜ばれそうです!まずは、お風呂や温泉に、どんないい効能があるかということを勉強してみると、お湯や入浴剤に対する興味がわきそうだと思いました!温泉に行った時には、「生き返る~!」とのんびり浸かるのもいいですが、効能をきちんと見て分析したり、湯治に挑戦し、お湯の力を理解してみるのもよさそうです。お風呂に入って温まると血行がよくなって健康にもいいし、今日あった嫌なこともリセットされるはず。お風呂は、家で自分をメンテナンスできる、エステサロンのような場所だと思います。そんな、美容や健康を作るお風呂だからこそ、時間がある時はちゃんと浸かりましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月28日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月22日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、家のストックを把握している女性、「使い切る女」になりきり。家にあるかも、と思ったらいったん我慢して確認を。私はつい、化粧品や洗剤など、まだ使えるものがあるにもかかわらず、余計なものを買ってしまうタイプです。ストックがあるのに、新作を見ると「試してみよう!」と手を伸ばしてしまうし、リップなどをプレゼントでもらった時は、いま使っているアイテムがあるのに、我慢できず新しいものを使っちゃう。一生なくならないリップたちが家にたくさんあります。最近は、毎日コーン茶を飲んでいるのに、そば茶を買ってしまったし、漂白剤も2本ある。そんなに必要がないのに、パッケージのかわいさにつられてジャムを買ってしまうことも…。家を整理するために、断捨離であったり、今流行っている1日に1個、物を捨てることに挑戦する人もいると思うのですが、私の場合は、それ以前の問題。とにかく“使い切る”ことが先なのではと思ってしまいます。まずは、つい欲しくなってもらった、家にたまっている試供品を使うところから始めてみるのがいいのかなと考えています。“旅行の時に便利そうだし”と思って置いていても、結局、使わないままに終わっていることがほとんど。洗剤などの場合は、目につく場所に置いたり、いま使っているものやストックを写真に撮っておくと、余計な買い物をせずにすみますよね。“家にあるかも?”と思ったものに関しては、いったん買わずに家に帰ってチェックしてみるのもよさそうです。もし、かぶりの食材がある場合は、在庫処分を念頭に置いて料理を作ってみると、スッキリするのではないでしょうか。そして、最後まで使った時には、お別れの儀式じゃないですが、きちんと感謝を伝えて捨てるようにすると、さらに“きちんと使い切ろう”という思いが強くなるはずです!一つ一つのアイテムにちゃんと向き合ってみましょう~。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月21日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月15日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、食べ物の栄養素を意識している女性、「原材料を見る女」になりきり。体の中に入れるものを理解するのが大事。子どものミルクを買う時に、私は、“商品として売っているものだから大丈夫だろう”と思って、成分や入っているものを、そこまできちんと確認せずに買っていました。でも、ちゃんと調べてみると、カゼインやDHA、タウリンなど、さまざまな栄養素が入っていて、それぞれにどんな効果があるのかがわかったんです。単に“たまねぎは体にいい”と思うより、“たまねぎは血がサラサラになるから体にいい”と、その効果を意識しながら摂るほうが、体によさそうな気がしませんか?筋トレをする時にも、“この筋肉に効いてる”と意識しながら鍛えるほうがいいといいますが、それに似ているように感じます。以前、施術を受けた美容鍼の先生は、肌に詳しいこともあり、栄養素や成分についての知識が豊富で、憧れました。自分の体の中に入ってくるものをしっかりとチェックして把握しておくと、自分の体の状態に合わせて、“今はこれを食べたほうがいいな”と必要なものもわかりますよね。“ビオチンが欠乏すると脱毛が起こりやすくなる”と知っておくと、対応ができます。それに、食べ物の成分を知っていると、会話のきっかけが生まれることもあるはず。管理栄養士やフードコンサルタントなど、食にまつわる仕事も多く、知っておいて悪いことはありませんよね。まずは、食品のパッケージに書かれている原材料を意識的に見る習慣をつけてみてはいかがでしょうか。暇つぶし代わりに見ることで、“一番最初に書かれている原材料が一番多く入っているんだ”と、意外な発見ができることも。食べ物のほかに、化粧品の成分や服の素材をチェックするのも習慣が身につく一助になるはず。体を作るものだからこそ、しっかりと理解できるようになりましょう!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月14日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月12日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手に罪悪感を持たせない女になりきり。手元にドリンクがあるだけで遅れた人の気持ちは楽に。友だち何人かとごはんを食べる時、誰かが集合時間に遅れてくることってありますよね。なかには、「先に食べてて!」と連絡をくれる人もいるのですが、そんな時、“どこまで注文しようかな…”と悩んでしまうんです。自分が遅れた場合も同じことを言うし、先に食べていてくれると気が楽だしありがたいので、食べようとは思うものの、具合がよくわかりません。だからこそ、その見極めがうまくできる人はいいなって思うんです。何も頼まずにじっと待っているよりも、遅れた側の罪悪感を減らしてあげることができる。どのくらい遅れてくるかにもよりますが、上手な人はドリンクと、サラダのような前菜的なものを頼み、メインに差し掛かるあたりで注文をストップ。そして、遅れてきた人が到着した時に、「メインを迷っていたんだけど何がいいと思う?」と尋ねるなど、スマートな対応をしてくれる。2人の場合でも、「先に飲んでいるね~」と伝えておくだけで、遅れた人は約束に間に合わなかったことに対する「ごめんね」は言う必要があるかもしれないけど、待たせたことへの「ごめんね」は言わせずに済みますよね。そうした判断ができるというのは、相手の気持ちをちゃんと考えられている証拠です。どのくらい先に食べているかを迷った時は、まず、飲み物を頼んで待ってみる。遅れた人が到着した時に、みんなの手元にドリンクがあるだけでも、感じるプレッシャーはだいぶ違うと思います。その後は、「料理、頼んでおく?」とみんなに声をかけたり、「あと5分待ってから頼もうか!」と、時間を決めるような提案をしてみるのもいいですよね。相手のことを考えて先回りし、行動できる人になれるよう、うまく見極めるようにしたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年10月7日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年10月05日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、相手に気を使わせずにゴミを集める女性、「ゴミをもらう女」になりきり。広告の紙で作ったゴミ箱が今、我が家では活躍中!ごはんを食べている時や仕事中などに、「ストローのゴミもらうよ」と、手を出して、ちょっとしたゴミをもらってくれる人がいます。決して、“ゴミを捨ててあげます”“働いてます”という感じを出すわけではなく、軽やかに、自然にゴミを引き取り、他のゴミとまとめて捨ててくれるんです。ヘアメイクさんの中には、私が口をふいたり、はなをかんだものを「もらいますよ」と言ってくださる方もいます。さすがに申し訳ないと思うのですが、そういう場合は手のひらにティッシュペーパーを置いてくださっていることが多く、“それならいいかな”と渡してしまいます。この、「ゴミもらうよ」という言葉は、言われると思わず頼りたくなってしまう、魔法のような言葉だと思いました。しかも、「ゴミ捨てようか」よりも、「もらうよ」と言う方がポジティブな感じがするのもいいですよね。それが言えるというのは、周りがよく見えていて、相手に気を使わせないスキルを持っている証拠。それに、ちょっとでもゴミが出たらすぐ捨てられるように、自然とゴミ箱近くのポジションにいることも多いはずです。まずは、すぐにゴミを捨てる習慣をつけるために、小さい袋を持ち歩いたり、ポケットがあるバッグを選ぶなど、ゴミを入れられるアイテムを活用するといいのではないでしょうか。そう、この間、おばあちゃんから広告の紙で作ったゴミ箱が送られてきたのですが、我が家でものすごく活躍しています!ゴミを捨てるために立ち上がるのが嫌でしょうがない私にはぴったり。ちなみに私は20個もらったのですが、全部で1000個ほど作ったそうです。レジ袋が有料になり、ゴミ用の小さな袋を確保することが難しくなった今、作ってみてはいかがでしょうか?よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月30日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月28日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、信頼できるサポート力を持つ女性、「歯科助手の女」になりきり。縁の下の力持ち。アシスタント力を養うには?私はこれまで虫歯になったことがなかったのですが、先日、親知らずを抜きに歯医者さんへ行きました。そこで、唾液を吸う器具の扱いが、ものすごく上手な歯科助手さんに出会ったんです。“この人に唾液の分泌を操られているんじゃないの?”と思うくらい、すごくいいタイミングで吸引をしに入ってきてくれる。それに、ちょっと血が出たなと不安に思っていたら即座に「大丈夫ですよ~」と声をかけてくれる。口の中を見るための鏡も見えやすい位置にスッと入れてくれるし、同時にライトの場所も動かしてくれました。最後に、「抜いた親知らずはいりますか?」と聞かれてどうしようかと悩んでいた時には、「みなさん、結構、持っていきますよ」と、アドバイスまで…!先を読みながら、いくつもの手を持っているかのような手さばきで、身の回りのお世話をする神業ぶりに感動しました。しかも、先生にも気を使わなければいけないお仕事。“助ける手”と書いて助手ですが、まさにそうだと思いました。前に出すぎず、でも仕事を全うして、物事をスムーズに運んでいく。人間力を感じたし、団長より副団長がモテるのと同じ原理で、人にも愛されそう。歯科助手には漠然ときらびやかなイメージがあったけど、こういうお仕事だったんだと、あらためて知ることができました。サポート力を学ぶには、料理番組で見切れるスタッフさんの動きを見るのがいいと思います。以前、『きょうの料理』に出演した時には、ディレクターさんが準備や後片づけを先回りしてくれるスタッフさんのことを天使と呼んでいたのですが、たしかに出演者が移動するだけで料理ができていく様子を見て、“なるほど”と思いました。世のアシスタントさん、本当にすごいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月23日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月16日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、ストーリーをうまく解説できる女性、「ドラマの予告のようにしゃべる女」になりきり。広報担当の気持ちで見ると大事な要素が見えてくる!このあいだ、ドラマ『愛の不時着』を見てすごく面白かったのですが、人に説明しようとした時に、まったく上手にできませんでした。相手は「え、そのドラマの何が面白いの?」と思ったはずです。少し前に再放送をしていた『愛していると言ってくれ』を見た時も、旦那に「どういう話なの?」と、抜き打ちテストのように聞かれて困ってしまいました。見るのは2回目なのに…!登場人物を説明すると、役名と演じている俳優の名前がごっちゃになってしまうし、ストーリーのかいつまみ方もわからなくて、「まあ、最後にはこの二人がくっつくんだけど」と、オチを言っちゃったり。落語家には絶対になれません。だからこそ、「続きはどうなるの?」と相手に言わせたり、その作品を見たくなるように思わせるトークスキルを持っている人を見ると、尊敬せずにはいられません。物語の筋道を立てて話すのがうまいのは、脳内のデスクトップがきちんと整理されているからですよね。説明上手な私の友人は、“そこらじゅうが痛いっていうおばさん”など、キャラクターの特徴をもとに、うまいあだ名をつけていて、関心してしまいました。映画やドラマの作品名で検索をすると、短く、わかりやすくまとめられたあらすじがヒットします。まずはあらすじを読んで、ストーリーをうまくかいつまんで説明するスキルを学ぶといいかもしれません。また、“自分がこの作品をPRする広報担当だったら?”という視点で作品を見ると、人に伝える時に盛り込むべき特徴やエッセンスが見えてきそう。作品のことを聞かれた時に、「感動するドラマだよ」と言うだけで終わらず、ストーリーや、一体何に感動したのかということをちゃんと伝えられるよう頑張りま~す!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月16日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月11日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、午後の時間を余裕を持って過ごせる女性、「午前中に済ませる女」になりきり。心穏やかな時間に、作業を済ませておこう!テレビ番組の『セブンルール』にスタイリストの百々千晴さんが出演されていたのですが、その中で「午前中にトイレ掃除を済ませる」とおっしゃっていました。その、「12時まで」という考え方がいいなと思ったんです。午後の時間を有効に使えて充実感が得られるし、心に余裕があるので爽やかな気持ちで過ごすことができます。「朝のうちに」というルールを設定してしまうと、寝坊をした時点で目標が達成できず、やる気もなくなってしまいますよね。「できそうだな」と思える、ちょうどいい首の絞め方が、「12時まで」だと感じました。「12時までに玄関掃除をしよう」というと、できそうな気がしますよね。それに、朝起きた瞬間は、生まれたてのような気持ちで邪念がありません。それが、時間が経つにつれてだんだんとネガティブな気持ちが蓄積していくからこそ、心穏やかな午前中に作業を済ませるといい感じです。「夏休みの宿題は午前中に終わらせなさい」と親に言われていたことを思い出しました。まずは、時間をきちんと意識できるように、大きなアナログ時計を買うといいと思います。「1、2、3」という時間だけじゃなく、小さな目盛りも書いてあるものだと、ひと目で時間がわかりますよね。もしくは、自分の好きなかわいいデザインのものを選ぶと、何度も見たくなっちゃうはず。「午前中のシンデレラになる!」という気持ちで、「12時まで」の締め切りに挑んでみましょう!そう、最近、スマホのタイムラプス機能の使い方を覚えたのですが、子どもを撮っている後ろで家事をすると、再生した時に忙しく働いているように見えることに気がつきました。それを人に見せて、「忙しく頑張ってるんだね」と思ってもらうように仕向けています(笑)よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月9日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年09月04日出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、空間の使い方と距離のとり方が上手な女性、「脚をかわす女」になりきり。自分が使えるスペースを即座に判断する訓練を!ネイルサロンへ行った時、向かい合わせに座っているネイリストさんの脚が当たらないなと思っていたら、なんと、脚を大きく開いて避けてくれていたんです。もちろん、“お客さんだからぶつからないようにしよう”という気持ちがあるのだと思うのですが、“私があなたの脚をお守りしましょう”という、まるで侍のような頼もしさを感じました。ずっと開いたまま施術をするのは大変だろうし、そもそも、脚をぐっと開くことができる股関節の柔らかさを持っているところもすごい。きっと、座る時の周りにいる人との距離感のとり方も上手に違いありません。電車のボックス席のように、向かいの席との距離がやたら近い椅子に座った時も、上手に脚を逃しているはずです。自分の体のサイズをしっかり把握できているんでしょうね。大人数が参加しているお花見でも、いい距離感で座るだろうし、4人席に5人で座る時には小さな空間にきちんと収まることができる。社会の中における自分が使っていいスペースがきちんとわかっていて、周りに配慮できる人。冷静ですごいですよね~。私のように、テーブルに脚をぶつけて揺らしてしまう…なんてミスをすることは絶対にないはず。彼女のような人はきっと、自分がこれから入る空間を客観的に見ていると思います。なので、ある場所に到着したら即座に自分に与えられたスペースを計算し、把握するというトレーニングをしてみるとよさそうです。その力が身につくと、自分が座っている椅子が、その後ろを歩く人の邪魔をするというような出来事も減るだろうし、自宅でも自分が心地よく動ける生活の動線をきちんと確保できそうです。空間の使い方が上手になって、インテリアスキルもアップしそうですよね!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年9月2日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣文・重信 綾(by anan編集部)
2020年08月27日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、畳み掛ける技を持つ女性、「ナチュラルにポイントカードを勧める女」になりきり。人に物事をうまく勧めるためには想像力が不可欠!子どもが生まれる前、赤ちゃんのグッズを売っているお店に行った時に、「これからお買い物するとポイントが貯まるのでポイントカードを作ってください」と言われました。その時に「お子さんが生まれるとお母さんはなかなか来られなくなっちゃうので、お父さんも作ってほしいんです。ポイントは合算できないのですが…」と言われ、最初は、二人とも作る必要があるのかなと思いました。でも、確かにコンビニのポイントカードを持っていなくてケンカをしたことがあるなと思い当たり、それを見透かされているのもすごい。その後も、「紙のカードだと忘れてしまうこともあると思うので、アプリでぜひ」と、遊園地のアトラクションに乗る時のようにスムーズに誘導され、結果、カードを作っていました。子どもが生まれてからは、まんまと二人でポイントを貯めています(笑)。どの家族も当てはまるような便利なシチュエーションの伝え方や、お得なポイントの説明がうまい。表情一つ、目線一つからこちらの気持ちを読み取り、畳み掛けてくる。きっと、最初から「アプリを入れてください」と言われたら入れない可能性も高かった。と思うと、勧めるスキルが高い、この人に惚れてポイントカードを作ったのではないかという気持ちにすらなりました。ポイントカードを自然に作らせる女、すごいです!やっぱり、「あったほうがいいかも」と相手に思わせるような状況を想像する力がすごいのだと思います。自分自身がポイントカードを活用してみて、メリットとデメリットを知ることで、人にもうまく勧めることができそうですよね。あとは遊園地でバイトをして、誘導スキルを高めるのもよさそう。どんなシーンでもスムーズに物事を進める技が身につきそうです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年8月12日-19日合併号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年08月17日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、手間のかかる料理を作る女性、「トンカツを揚げる女」になりきり。手間も後片付けも大変な揚げ物を作る人を尊敬!先日、人生で初めてトンカツを作ってみました。“パン粉がないんだけど!”というところから始まり、無茶苦茶になるし、生焼けだし、硬い…。これは一体なんなんだろうとすら思いました。工程もたくさんあるし、フォークでお肉を潰したりと、とにかく手間がかかる。家でやると、油の処理や後片付けも大変で、コンロや床まで油でベタベタになっていたりと、トンカツを作るにあたって、立ちはだかる壁が、『SASUKE』のようにどんどん出てくるわけです(笑)。以来、トンカツをありがたくいただくようになりました。熟練すると、“揚げる音がシュワシュワからパチパチへと変わったら引き上げる”など、トンカツと会話ができるようになるといいますが、そんな域には到底、達せないと思います。トンカツだけじゃなく、揚げ物自体を作りたくないので、以前、旦那の実家でエビフライが出てきた時には驚きました。「カロリーがすごいのよ」と義母が言っていたけど、それは食べ物としてではなく、労力のことを言っているんだと今は思います。だからこそ、そんな手間も労力もかかる揚げ物を作る人は尊敬します。まずは、トンカツほど工程がない野菜の素揚げから始めて、揚げ物に慣れていくのはどうでしょうか。そうして目の前のステージを地道にクリアしていくと、恐怖心も減りそうです。ナスの揚げ浸しとかができるようになるといいですよね!それから、徐々に、ステージを上げて、唐揚げやトンカツなどのお肉に挑戦していくとよさそうです。そうして揚げ物マスターになったら、次はフランベに挑戦するかもしれません(笑)。フランベは、『SASUKE』でいうと最後の反り返った壁のような存在だけど、いずれ、できるように頑張りたいです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年8月5日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年08月08日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、日本のしきたりに詳しい女性「熨斗(のし)に詳しい女」になりきり。メッセージカード代わりに熨斗を活用してみよう!出産の内祝いをしようと買い物に行った時、店員さんに「お熨斗をつけますか?」「何の内祝いですか?」と聞かれました。出産ですと答えると、「それでは、蝶結びのものですね」と言われたんです。その時に、熨斗に描かれている水引は、結び方によって異なる意味を持つことに気づきました。さらに、出産祝いの場合は蝶結びの下に子どもの名前を書くのですが、「子どもの名前なんて、知りたいのかな?」と思って、自分の「横澤夏子」という名前を書いたんです。ある人には「なっちゃんが強い家庭なのね」と言われました。きちんと知っておかないと、家庭のパワーバランスまでバレてしまうんだと焦りました。やはり、ある程度のマナーは知っておかないといけないなと思いました。特に、冠婚葬祭に強くて損することはないし、日本古来のしきたりに詳しかったり、由緒正しいものを大事にしている人は素敵ですよね。その点、百貨店の店員さんは、ちゃんと知っているから尊敬します。ほかにも、熨斗の右上についている模様は、もともとアワビを細く切って干したものを贈っていたことの名残であることなど知らないことも多く、もっと早くに調べておけばよかったと思いました。まずは、熨斗を身近に感じることが大切です。デパートに行って、「あの人が結婚したらこれをあげようかな」と想像してみたり、プレゼントしたいものをリストアップしてみるのもよさそう。また、人に贈り物をする時に、メッセージを添える代わりに熨斗をつけることで、気持ちをのせてみるのもいいかもしれません。今の私の目標は、知恵袋をたくさん持っているおばあちゃんになること。そのためにも、熨斗にまつわる知識を身につけることは不可欠。勉強してみようと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月29日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、住む街を楽しむ女性、「ご近所情報を教えてくれる女」になりきり。近所の魚屋さんと話して、街に馴染めたと感じました。この間、予防接種で出会ったお母さんに住んでいる場所を伝えると、「私も前にそのあたりに住んでいて、知っているかもしれませんが、あの路地を曲がったところにお魚屋さんがあるんですよ」と教えてくれました。普段、美味しいお店を教えてもらうことはあるかもしれないけれど、近所の魚屋さんの情報を聞けることって、なかなかないですよね。ネットでよく紹介されているようなお店ではないし、『サザエさん』みたいな世界だと感じました。すぐに行ってみたのですが、店主の方に「どこから来たの~?」と聞かれ、話しているうちに、“この街に住んでいいんだ”と認められた気がしました。ほかにも、八百屋さんや、「このスーパーにあるパン屋さんのロールパンが美味しいよ」という情報も教えてくれて、仲間に入れた気持ちがして嬉しかったです。東京で暮らしていると、隣の家の人を知らなかったりすることもあるので、すごくいいと思ったし、ご近所さんは作るべきだなと感じました。それに、情報交換ができることはもちろん、災害など大変なことが起こった時に助け合えるのも大事ですよね。そう思って、同じマンションの人には会ったら挨拶をしようと決めています。ご近所さんと情報交換をするためにも、まずは、自分が住んでいる街のことやその周辺の事情をきちんとしっかり知っておくことが大事。お散歩をして小道に入ってみたり、キョロキョロしながら歩いてみましょう。また、自分なりの「食べログ」じゃないですが、頭の中に美味しかったお店のリストやマップを作ったりしておくと、会話も盛り上がりそうです。地元のお店にきちんとお金を落とすことも、地元に馴染むためには大切ですよね。せっかく住むのだから街を楽しみましょう~!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月22日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月18日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、役立つアドバイスをする女性、「後悔ポイントを教えてくれる女」になりきり。欠点を知っているのは、アイテムを熟知している証。最近、旦那と“マイホームをどうするか”という話をするようになりました。他の人はどんな家を建てているんだろうと気になり、インスタグラムを見ているのですが、本当にいろいろなタイプが出てきて面白い。特に、「#マイホーム後悔ポイント」というハッシュタグがあるのですが、それがついた投稿は、本当にタメになります。「ここをこうしてよかった!」という自慢話より、「もっとこうしておけばよかった」というエピソードの方が参考になる。たとえば、「クローゼットとドアの高さがずれているのが気持ち悪い」とか、「雨の日に自転車が置けるように、土間を広くしておけばよかった」など、家を建てたことがある人だからこそわかる情報が詰まっています。めちゃくちゃ「いいね!」を押しています(笑)。自分が失敗したことは普通なら隠したいものなのに、言いづらいことを教えてくれるのがありがたい。めちゃくちゃきれいな家の人が、後悔ポイントを教えてくれるというギャップもいいです。そもそも、家という日本の地図に載るものを作ったこと自体がすごいのに、失敗したところまで教えてくれるなんて心が広いですよね~。これは、家だけじゃなく、買ったものすべてに言えることだと思うんです。私は、「がオススメ」という人に、「欠点はどこですか?」と聞くようにしているのですが、その質問に答えられるというのは、アイテムをきちんと使っている証。欠点を知り、我慢できるかを考えて購入します。だからこそ、普段から「ここはよかったけど、ここはこう」と、買ったアイテムに向き合い、長所と短所の両方を言えるようにしておくことが大事。買い物での失敗も減るし、人に聞かれた時にいいアドバイスもできるはずです!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月15日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月10日出会ってから3回目のデートで告白!せっかちを自称する横澤夏子さんならではの、スピード感を誇るアプローチ術をご紹介。恋愛&婚活はもちろん、日常生活でも役立つヒントがいっぱいです。出会い第一印象はお高くない女。初対面では気楽なムードを醸し出すことが重要。「華やかに着飾ると、どんな店に連れていけばいいか迷うからNG。仕事帰りに誘えそうなカジュアル系の女性はモテます!」(横澤さん)聞きにくい質問を自然に!キラークエスチョン。既婚・未婚や金銭感覚などのパーソナルな要素は、アプローチ前に知りたいけれど直接聞くのは憚られる面も。「探っているとバレずにさりげなく炙り出す、とっておきの質問がこちら」【彼女・妻子持ち?】朝ごはんは会社の近くで食べてるの?「朝から家で目玉焼きとかサラダを食べてる人は、家庭が存在してる可能性アリ。最近の夜ごはんを聞いてコンビニや外食が入ってこない場合もムムッ。単に自炊好きの場合もありますが」【金銭感覚は?】コンビニのアイスは何をよく買う?「年収よりもわかりづらいのがお金の使い方。“バニラに280円出すんだ”とか“あたり付きのアイス買っちゃうの好感度高い!”など、好きなコンビニアイスで経済感覚が大体わかります」【家族関係は?】家族とどれくらいのペースでごはん食べてる?「盆暮れ正月には帰省しているくらいがちょうどよさそう。仲良すぎても大変ですが、私は家族とそれなりに仲がいい人と結婚したかったので、そこの距離感はすごく大切にしていました」繋がる~交流アイコン?エアドロップ?さりげなく連絡先を入手しよう!「“アイコンで性格がわかるんだよ”と占いを装い、LINEを開いてもらった流れで連絡先を聞くと自然な印象に。一緒に写真を撮り、“エアドロしてないから送り先教えて”と言う技も」話が盛り上がる“し・た・し・げ”。「会話に困った時に役立つのが、“し(出身地)・た(食べ物)・し(仕事)・げ(芸能)”の話題。誰とでもトークが弾む上、なにげない回答から相手の生活や共通点が探り出せるんです」し(出身地)出身地を持たない人はいないため、聞けば何かしらの展開が見込める鉄板ネタ。「浦和ならサッカーとか、その土地について知っているワードを3つくらい出せば必ず会話が弾みます」た(食べ物)定番中の定番である食べ物の話題は、関係を進展させる絶好のチャンス。「好きな食べ物を聞き出し、“の美味しいお店を知っているのでぜひ行きましょう”と次のデートに繋げて」し(仕事)「大人の男性なら基本的に仕事しているから話に事欠かないし、無職回避のチェックにもなる(笑)。職業を聞けば土日休みなど相手の勤務形態がわかるので、誘いやすさがアップ!」げ(芸能)「ドラマやバラエティなど、好きなテレビ番組を聞くのが私の常套手段。“金曜の夜8時に家にいる人なんだ”とか、見ている番組の時間帯で相手の帰宅時間や生活リズムがわかります」デート“捨て誘い”をせよ。「気軽に誘える相手だと思わせるには、こっちから『今日飲みに行きません?』と断られてもいい“捨て誘い”を入れる作戦が有効。2回くらいジャブを打てば誘い返してくる可能性アリ」名残惜しい女になる。「もっと話したかった!またね!」「ダラ飲みして話すことがなくなるより、このセリフとともに2軒目で去るのが正解。かぐや姫的な引き裂かれ感を演出し、相手の気持ちを盛り上げて」。長く過ごすのは付き合ってから。告白仮定プラス大胆な質問で相手を意識させて。本気の告白の前に仕込んでおきたいのが、冗談めかしたライトな告白。「ドキッとさせて恋愛対象として見ていることを相手の脳裏に焼き付けて。次第に向こうも意識し始めるはず」究極の3択で一気にゴール!真剣告白は3回目のデートで。「結婚・交際・会わないの3択から選んでもらうことで、他と比べてソフトな“交際”を選択しやすくなるんです。ここで選ばない相手なら次に行くべし!」よこさわ・なつこ1990年生まれ、新潟県出身。2009年にピン芸人としてデビュー。テレビや劇場などで幅広く活躍し、2016年にR-1ぐらんぷりのファイナリストに選出。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)では、21歳から始めた婚活の経験と結婚までの軌跡が赤裸々かつユーモラスに綴られている。ブラウス¥9,500スカート¥14,500(共にLADYMADE TEL:03・6433・5786)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子イラスト・別府麻衣スタイリスト・大瀧彩乃取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2020年07月06日婚活パーティに参加すること実に100回以上。様々な経験で築き上げた独自のルールのもと、幼い頃からの夢だった結婚を成し遂げた横澤夏子さん。誰よりも強い信念で愛と幸せを手に入れた彼女から恋の哲学を学んで。恋愛は場数がモノをいう。足を止めず、前へ前へGO!私、親からずっと「好きな人がいたらすぐに結婚しなさい」と言われて育ったんです。その影響で、小さな頃から人を好きになると結婚を意識。せっかちですよね(笑)。学生時代は7年間同じ人に片想いしていたんですが、想った年月が重さに変わりなかなか成仏できなくて。なので、上京後は好きでいる期限を決めることにしたんです。ズルズル行くと時間がもったいない。“今年の汚れ、今年のうちに”と同じように、毎年年末になるととりあえず告白。さっぱり終わらせて次に進んだ方が、自分のためになると思ったんですよね。本格的に婚活を始めたのは21歳の時。出会いがないと知り合いの女性に言ったら、「それはただのサボり。5年経つごとに誘われる数は半分になるから、今すぐ婚活しろ」と言われて。当時の誘われる回数がゼロだったので、永遠にゼロじゃんって思いましたけど(笑)。それはともかく、その頃から自然に任せず、自分で出会いをつかみに行く姿勢に変わりました。合コンは恋愛願望の有無など確認事項が多いので、せっかちな私は結婚に前向きな人しか来ない婚活パーティに行くことに。自分からガツガツ行くなんて…と思う人もいるだろうし、私も以前は運命的な出会いに憧れていました。でも婚活パーティだって人間が主催しているんだから、ある意味“知人の紹介”。それも運命だし、ストーリーにはなるなって思ったんです。この“ストーリーだと思い込む”っていう技はすごく使えて、婚活でヘコんだ時はドラマ風に「夏子は落ち込んだのであった。この後未来の夫に出会うとは知らずに…」とナレーションをつけるんです。“今は最終回前のちょっと泣かせる回なのね”と思うと、自分のドラマの来週が楽しみになって頑張れるんですよ。それと、私のケツを叩いてくれる女友達の存在もモチベーションになっていましたね。彼女らに会う時に“恋バナがない”と言いたくないがために動いていた感じでした。結局、結婚相手に出会うまでに100回以上婚活パーティに通ったんですが、続ける中で相手に求めるものが精査されていきました。最初は背が高い人を希望していたけれど、実際にそういう人に会っても“なんか違う…”と感じたり。少しずつ理想が削ぎ落とされて、80回目くらいで“好きでいてもらうために頑張るのは疲れるから、とにかく気が合う人がいい”という結論に達したんです。というのも、デートまで漕ぎ着けても2回目に繋がらないことって多いんですよ。そういう時は「私とは合わなかったんだな、早くフってくれてありがとう」と思っていました。婚活のリミットを自分に設けていたので、常にラストスパートをかけている感覚だったんです。そうやって1000人ほどと会い続け、ようやく出会ったのが今の夫。話した時に感覚が近く、こちらが緊張しない程度に面白くないトークがちょうどよかった(笑)。今までの恋愛遍歴を振り返ると、場数を踏みまくったことが成功のカギだった気がします。お笑いの先輩に「舞台は場数を踏めば絶対にうまくいく」と言われたことがあるんですが、恋愛も同じ。ケースバイケースの経験を積むほど、対応力がついていく。だから、目の前の相手は練習だと思うくらいがいいのかも。重く考えない、停滞しない。フットワーク軽く前へ前へと進めば、きっと道は拓けるはず!よこさわ・なつこ1990年生まれ、新潟県出身。2009年にピン芸人としてデビュー。テレビや劇場などで幅広く活躍し、2016年にR-1ぐらんぷりのファイナリストに選出。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)では、21歳から始めた婚活の経験と結婚までの軌跡が赤裸々かつユーモラスに綴られている。ブラウス¥9,500スカート¥14,500(共にLADYMADE TEL:03・6433・5786)その他はスタイリスト私物※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子スタイリスト・大瀧彩乃取材、文・真島絵麻里(by anan編集部)
2020年07月04日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、未来の自分を助けられる女性、「とにかく仕込む女」になりきり。コミュニケーションも料理と同じく下準備が大事。最近、YouTubeにアップされている、“1週間分のお肉や野菜の仕込みをしておく”という動画をよく見ています。結構な量の食材を切ったりすることは大変だけど、結果、楽になる。自分を助けることになるんです。料理人の仕事も、基本的に、最初は仕込みから始めることが多いですよね。そのくらい、仕込みというのは、料理の土台となる大切なものなんだと思います。以前、ドラマの『ちりとてちん』の中で、主人公がエビチリを作ろうとするシーンがあったんです。エビの背わたを取り終わり、“あとは炒めるだけ”という段階にきた時に、友人の女性がやってきてエビを勝手に炒めてしまい、キレるのですが、これはかなり嫌だし、私ならもう作りたくないとすら思いました(笑)。やっぱり、仕込みをちゃんとした人にこそ、胸を張って炒めるというメインのパートを担う権利があるはず。それに、料理だけじゃなく、人間関係においても仕込みは大事。例えば友だちとリモートで話す時も、見せたいものをパソコンの周りに並べておくと、話の引き出しが増えて盛り上がりやすいことに最近気がつきました。仕込むことは手間がかかるし面倒くさいので、“今日は仕込む日”と、きちんとスケジュールに組み込んでみると実現しやすそうです。“未来の私のために”と思えば頑張れそう。実際、後で“過去の私が助けてくれた。ありがとう!”と、自分に対して感謝の気持ちが芽生えるはず。それに、仕込みの動画を見ているだけでも楽しくなって、見ているうちに実践したくなるかもしれません。時短になるだけでなく、食材を腐らせて自分を責めてしまう、なんてこともなくなりますよね~。早速私も、動画をマネしながら、やってみたいと思います!仕込みを実践してみました~!私も野菜を仕込んでみました。大変ではあるものの、やってみると熱中できることが判明!ただし、これをどう使うかは、思い浮かびません…。よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月8日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年07月02日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、適役を選ぶスキルがある女性、「人に託せる女」になりきり。誰かをサポートする時には、自分が一歩引くことも大事!産後、落ち込みやすくなっていた時期がありました。産後ケアホームに入院している時は、助産師さんの前で泣きたくないのに泣いてしまったり…。退院後も不安でしたが、区の訪問助産師さんが来てくださったことで、すごく気持ちが落ち着いたんです。その方に、「入院中、すごく辛かったんですよね~」と話したら、「みんな心配していたんですよ」と言われました。その時に初めて助産師さんたちにバレていたことに気づき、ちゃんと見てくれていたんだと、ありがたい気持ちになりました。また、入院中に仲良くなったお母さんと退院後も連絡を取っていて、「あなたがいてくれて心の支えになりました」と伝えたんです。すると、どうやら訪問助産師さんに、「横澤さんを支えてあげて。あなたなら力になれるから。メールとかいっぱいしてあげて」と言われていたようで、助産師さん本人がケアするのではなく、そのお母さんに託していたことに、感動したんです。間接的に伝わる優しさがあることを知りました。しかも、そのお母さん自身も、もともと私のことを気にかけてくださっていて“こんなに心の隙間に入ってくれる人、いる?”と思うような方。そして、訪問助産師さんに頼まれたことも一切言わず、ただただ親切にしてくれた。そんな人柄をわかっていた助産師さんは、本当にすごいなと思いました。そんな助産師さんのような人を目指すには、“私が私が!”と自分が何かをすることにこだわるのではなく、適役を見つけられるようになること。周りを観察し、周りの人たちの特性をきちんと知ることが大事です。そして一番向いている人にお願いし、自分が引くべきところでは、ちゃんと引ける。そうして誰かのために動けることは、本当にすごいと思います!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年7月1日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月28日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、伝え上手な女性、「赤ちゃんの気持ちを代弁する女」になりきり。伝え方次第で、言われた側の気分は変わります!出産前から、赤ちゃんの気持ちを代弁する人がたくさん現れるようになりました。たとえば、なかなか子どもが生まれない時に「お母さんのお腹が気持ちいいからか~」と言ってくださった助産師さん。正直、“本当にわかるの?”と疑ったこともあるけれど、その方が「女の子はおしゃべりが好きなのよ」と言うと、お腹がポコポコいうことがあり、“本当にわかっているのかも…”と思うようになりました。そして、いざ出産となった時にも、「赤ちゃん、頑張ってるよ!」と言われ、“本当に頑張ってる?”と心配したものの、結果、知識がある方が言うなら間違いないだろうなと安心できました。まるで赤ちゃんが乗り移ったかのようにしゃべるイタコみたいな人もいて、「早く会いたいね~」「ママも頑張っているよ!」と、次から次へと名言が飛び出すことも。子どもの声として言われると、「そっか~」と素直に聞けますよね。早く生まれてほしくてイライラしていた時も、「お母さん、イライラしないで」ではなく、「のんびりしたいみたい」と言われて、すごく気分がよかったです。そういう人は、赤ちゃんだけじゃなく、人の気持ちを察することにも長けているはず。相手の気持ちを汲み取り、ポジティブな言葉に変えて代弁する。そのスキルを磨くことが大事だと思います。お世話になった病院には、そんな“代弁師”がたくさんいて本当に助かりました!出産後、子どもと一緒に生活するうちに、だんだんと泣く理由がわかるようになってはきたものの、韓国ドラマ『愛の不時着』の最後に出る通訳者のクレジットを見て、“赤ちゃんの通訳者が欲しい”と思ったことも。何人も子育てを経験しているお母さんも、赤ちゃんの気持ちがわかりそうですよね。尊敬します!新潟の山菜、美味しすぎます!地元新潟で採れた「こごみ」という山菜が実家から届きました。ザルのまま食べることも実家と変わらず、一度食べたらやめられない美味しさも変わらず!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年6月24日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月22日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は試験の時に助けてくれた女性、「チャイルドマインダーの問題を出す女」になりきり。学生時代のような気持ちになりました!出産前、チャイルドマインダーの資格を取るための勉強をしていました。ベビーシッターの資格は持っているのですが、さらにステップアップしたいと思い挑戦することに。チャイルドマインダーの資格を取ることで、0~12歳までの子供を訪問や在宅で、お預かりできるようになります。私と同じ日に資格試験を受けた人が一人いて、「頑張りましょう~」と励まし合っていたのですが、その人が「問題を出してもいいですか?」と言ってくださったんです。そして、「子供が熱を出した時の対策は?」「イチゴ舌になってしまう病気は何?」などと出題されて、私は、「え~、難しい~!」と返す。そのやりとりが、まるで学生時代のようで楽しかったんです。しかも、答えが合っていると「正解です!」と喜んでくれる。その人は一度、試験を受けたことがあるので問題の対策もできているし、対策講座も受けていて、「病気のことはめちゃめちゃ出ますよ!」と傾向を教えてくれる。「お子さんが生まれるなら、一回で受かりたいですよね!」と気持ちに寄り添ってくれたりもして、なんて優しい人だろうと思いました。話をしていると、私と同じ新潟の出身で、ユニクロの同じ服を着ていたりと、いろいろな共通点があって盛り上がったんです。普通、試験といえば、相手を蹴落としたいという気持ちになるはずなのに、“一緒に受かりましょう!”と、私のために問題を出してくれるのがすごいと思いました。彼女のように優しくできるようになるには、まず、しっかりと勉強をして、自分に余裕を持つことが第一です。しかも、その人は、「自分の勉強にもなるから~」と、私に気を使わせないようにしてくれて、そういう素敵なところも真似したいと思いました!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年6月17日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月11日出会った女性がネタの源。そんな横澤夏子さんが、産休中だからこそ出会えたいい女を実演する“おめでた編”。今回は、人の悩みを解決できる女性、「道しるべを示してくれる女」になりきり。優しい光は人を素直にさせます!子どもが生まれると自然と授乳ができるものだと思っていたのですが、私の場合、ぜんぜん母乳が出ませんでした。しかも、いろいろとマッサージをして、ようやく出てくるようになったのに、今度は赤ちゃんが飲み方を知らなくて、おっぱいがちぎれるほど痛かったんです。上手にあげられず、“これから、どうやっていけばいいんだろう”“自分で搾乳して子どもにあげるのが、いつまで続くんだろう”と、途方に暮れました。さらに、夜にまったく寝てくれなかったんです。おっぱいをあげればいいのかもしれないけど、痛みが怖くてなかなかあげられない。そうして悩んでいた時に、助産師さんが、「おっぱいをちょっとくわえさせるだけで寝ますよ」と教えてくれました。本当かな、と思いつつも、朝4時まで寝てくれず限界だったので、“だまされたと思ってやってみるか”と試してみたところ、子どもが自然にパクッとくわえて上手に飲むことができたうえ、すぐに寝てくれたんです。もちろん、そこから完璧な授乳ができるようになったわけではないけれど、痛みに対する恐怖心が減り、ものすごく助かりました。私一人では、こんな手段を見つけることはできなかったので、道しるべを与えてくれたことに感謝すると同時に、そんな人助けができる人はすごいなと思いました。助産師さんはキャンプに使うようなランプを持って見回りをするのですが、その光がすごく優しいものに感じたし、マザー・テレサに見えました。「ヘンゼルとグレーテル」の世界に入ったような気持ちで、“灯りに照らされる方へ行きます”と素直に思えたんです。そんなすがれるような優しいライトを準備してみるのはどうでしょうか?自ずと解決策が見えてくるかもしれません!リモートでラジオ収録をしました!パソコンを使って、自宅の寝室から放送をお届けする私です。あまりにも家モードになりすぎて、いつも以上にダラダラしてしまいました…!よこさわ・なつこ芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。2月に第一子を出産。※『anan』2020年6月10日号より。写真・中島慶子文・重信 綾(by anan編集部)
2020年06月08日洋菓子店で買い物した時や、冷蔵食品を購入した時など、さまざまな場所でもらえる『保冷剤』。「いつか使うかも」と思い、冷凍庫に入れっぱなしにする人は多いのではないでしょうか。横澤夏子のInstagramに寄せられた『保冷剤の活用方法』2020年5月27日、お笑いタレントの横澤夏子さんはInstagramを更新し、冷凍庫の保冷剤をすべて出したことを報告。「保冷剤を冷凍するためだけの冷凍庫な気がしてきた」と、あまりの量の多さに困っている様子でした。 View this post on Instagram A post shared by 横澤夏子 (@yokosawa_natsuko) on May 26, 2020 at 11:07pm PDTするとそれを見た一部のファンから、余った保冷剤の活用術を提案するコメントが寄せられたのです。保冷剤の成分と活用方法日本保冷剤工業会によると、保冷剤の中身は水と少量の『高吸水性ポリマー』をゲル化させて作られたもので、紙おむつなどに使用される一般的な物質とのこと。さらに防腐剤と安定剤を加えており、ゲルのカビ防止や菌の繁殖を抑え、安定した凍結をうながして破袋しにくいようになっています。『高吸水性ポリマー』は、基本的には人体や環境に無害な原料から作られているため、横澤さんのInstagramに寄せられたコメントに記された、こちらの通りの再利用が可能だそうです!・中身を瓶に取り出してアロマを少量たらすと、芳香剤や消臭剤になりますよ!・吸水性ポリマーの水分をこして乾かすと、簡易トイレの材料になります。ちなみに保冷剤を捨てる際は、地域によって埋め立てゴミだと判断される場合があるため、調べてから捨てるか、分からない場合は地域の役所や清掃局に問い合わせたほうがいいでしょう。活用方法を知っておけば、冷蔵庫や冷凍庫に保存している保冷剤を役立てることができそうです![文・構成/grape編集部]
2020年05月28日2020年4月29日、お笑いタレントの横澤夏子さんがInstagramを更新。同年2月に生まれたばかりの娘との動画を公開し、反響を呼びました。ぐずる赤ちゃんのあやし方動画では、ぐずって泣き出した娘を独特な方法であやす横澤さんの姿が映し出されています。 この投稿をInstagramで見る 横澤夏子(@yokosawa_natsuko)がシェアした投稿 - 2020年 4月月28日午後11時37分PDT泣き出した赤ちゃんに横澤さんは「え、ウソ!?」と驚いた振りをして対抗。ついには赤ちゃんも根負けしたのか、泣き止ませることに成功しました。横澤さんは動画に次のようなコメントを寄せています。#永遠にぐずぐずしてる時に#私は永遠に驚いてみたら#10分の1の確率で勝ったのよー!#10分の9は私なんでこんな驚いてるんだろうって思って終わるのよー!#うふ!yokosawa_natsukoーより引用お笑いタレントらしいユーモアあふれる育児に、ネット上では「2人ともかわいくてずっと見ていたい!」「笑いました。楽しく育児をするって大事ですね」「発想が面白い。私もやってみます」といった声が上がりました。赤ちゃんが泣き止まない時には、こんな方法も試してみるといいかもしれないですね![文・構成/grape編集部]
2020年05月06日