一般社団法人ツーリズムとよた(会長:太田 稔彦)は、スペシャルゲストに豊田市わがまちアスリートの「勝田範彦選手」を招き、ラリーの聖地「三河湖」をファンの方に堪能いただけるバスツアーを実施します。フォーラムエイト・ラリージャパン2023三河湖SSで走行したコースを、勝田選手の解説を聞きながら巡るバスツアー、ラリー講座やサービスパーク見学、質問コーナーやお楽しみ抽選会もある夕食会など一日たっぷりとラリーの世界をお楽しみいただけます。詳細ページ WRC2023三河湖SSイメージ■スペシャルゲスト 勝田範彦選手1993年に全日本ラリー選手権にフル参戦。2007年に年間6勝を挙げて初の全日本チャンピオンに。以後、計9回のタイトル獲得を誇る日本を代表するラリードライバー。現在は、LUCK with ROOKIE Racing Rally teamに移籍。勝田範彦選手<ツアーのポイント>■“勝田選手”とWRC三河湖SS名所巡りバスツアーフォーラムエイト・ラリージャパン2023三河湖SSで走行したコースを勝田選手の解説を聞きながら巡るバスツアー。ラリードライバー目線の解説はツアーでしか味わえない体験ですね!■“勝田選手”のラリー講座やサービスパーク見学当ツアーの翌日(5月19日)に開催される「豊田しもやまラリー2024」のサービスパークを勝田選手と一緒に見学し、ラリー用語などの講座を聴講します。豊田しもやまラリー2024参加者とのふれあいなどとあわせて、ラリーの基礎知識も学びましょう。■“勝田選手”と一緒に夕食会(質問コーナーやお楽しみ抽選会あり)湖畔のお食事処「三河路」にて勝田選手同席の夕食会を開催します。三河湖SSの名場面のお話、勝田選手への質問コーナーやラリーグッズが当たるお楽しみ抽選会も予定しています。サービスパーク見学(昨年の様子)1. ツアー内容●販売開始 2024年4月23日(火)午前9時30分より●出発日 2024年5月18日(土)日帰り●旅行代金 お1人様 6,500円(おとな・こども同額)※税込●募集人員 40名●食事 夕食1回●旅行行程豊田市役所下山支所(12:30出発)→バスで移動→【ラリー講座とサービスパーク解説】(約2時間)→バスで移動→【WRC三河湖SS名所巡り】(約2.5時間)→バスで移動→【勝田選手との夕食会とお楽しみ抽選会】(約2時間)→バスで移動→豊田市役所下山支所(20:00解散)2. 申込方法●旅行企画・実施 一般社団法人ツーリズムとよた●企画協力 しもやまラリー実行委員会、下山交流館●お問い合わせ先 一般社団法人ツーリズムとよた(TEL:0565-85-7777)●申込方法 ツーリズムとよたの会員制WEBサービス「いこまいるとよた」より先着受付 ■『ラリードライバー勝田範彦選手と巡る WRC三河湖SS満喫日帰りツアー』詳細はツーリズムとよた公式HP ■当ツアー翌日5月19日(日)開催の『豊田しもやまラリー2024』の情報はこちら 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月19日声優・野津山幸宏(27)と俳優の小玉百夏(30)が2日、それぞれSNSを通じて第1子となる男児が誕生したことを報告した。野津山は「私事で大変恐縮ですが…。先日、我が家に第一子が産まれした!」とし、可愛らしい赤ちゃんの手の写真をアップ。「命懸けで産んでくれた妻と産まれてきてくれた我が子に感謝の気持ちでいっぱいです。今後も役者として、表現者として高みを目指します!引き続き変わらず応援していただけますと幸いです」と呼びかけた。小玉は「皆様にご報告申し上げます!実は…1ヶ月半程前に、第一子となる男の子を出産いたしました」と伝え、赤ちゃんがすやすや寝ている様子を紹介。「ご報告が遅くなってしまいすみません。これからは我が子の為、家族の為、より一層頑張ります!今後ともよろしくお願い致します」と結んだ。野津山は1996年12月24日生まれ、大阪府出身。A型。主なアニメ出演作は、『厨病激発ボーイ』(男子生徒)、『ダンベル何キロ持てる?』(参拝客)、『Re:ステージ!ドリームデイズ♪』(ラッパー)など。また音楽原作キャラクターラッププロジェクト『ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-』(有栖川帝統)なども担当する。小玉は1993年7月11日生まれ、群馬県出身。『海賊戦隊ゴーカイジャー』、ドラマ『スターマン・この星の恋』、映画『劇場版 SPEC~結~漸ノ篇』、映画『悼む人』、NHK連続テレビ小説『半分、青い』などに出演した。2人は2021年10月、Xを通じて結婚を発表した。
2024年04月02日●お客さまの熱い思いに感動2011年から8年間、アイドルグループ・アンジュルムで活動した勝田里奈が、2021年4月にローンチしたオリジナルアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」。3月27日~4月2日には、東京・伊勢丹新宿で「PoFF 2024 SPRING SUMMER POP UP STORE」を開催する。インタビュー前編ではこれまでの活動やグループを卒業した仲間たちへの思いを聞いたが、後編では、ファッションディレクターを務める勝田が、2024SSコレクションのこだわりポイントやおすすめアイテムをアピール。昨年7月に開催された伊勢丹新宿でのPOP UPについて話を聞くと、一週間で1,000万円を売り上げたという驚きのエピソードが。「本当にびっくりして、自分のことのように思えなかった」という当時の心境も振り返ってもらった。○誕生から3年、アパレルブランド「PoFF」とは――まずは、「PoFF」について教えてください。PoFFは、“強さをまとう女性”というコンセプトのもと、アイテムを展開しているブランドです。自然と生まれてくる感情から表現した世界観を、私の好きな“服”を中心に発信しています。2021年にローンチして、今年の夏で丸3年になります。――今は「2024 SPRING SUMMER」のアイテムが展開されていますが、今シーズンのテーマはありますか。シーズンごとにテーマを掲げるのではなく、あくまで強さをまとう女性というブランドコンセプトをベースに、そのとき私が作りたいアイテム、着たい服を作っています。今シーズンはカラーバリエーションが豊富で、女性の“優しさ”や“柔らかさ”にフォーカスした春らしいラインナップになっています。サテンなど、光沢感のあるキラキラとした素材に、“強さ”も垣間見えるような。――こんなアイテムが作りたい、こんな服が着たいというアイデアはどこから浮かぶのでしょうか。日々を過ごしていく中で、経験したことや感じたことを全部書き留めるようにしています。それはデザイン面だけでなく「すごく暑いからなるべく身軽でいたい」「着脱が楽なのがいい」「室内に入るとめちゃくちゃ寒い」などの自然と感じる面でも。あとは、日頃のスタッフとのコミュニケーションはもちろん、POP UP STOREでは私が店頭に立っているので、お客さんとの会話の中で、「次はこの機能性を取り入れてみよう」とヒントをいただくこともあります。――そのアイデアをもとに、どんなアイテムを作るか打ち合わせをしていくんですね。「こういうイメージの、こういうアイテムが作りたいです」とチーム全体に共有し、まずは素材を大量に集めていくんですけど、とにかく膨大な中から「生地は良くても、いい色がないな」「この色とこの色は似ているけどちょっと明るさが違う」と見比べて、アイテムに使う素材を選んでいくので、楽しくもあり、すごく大変な作業でもあります。そのあと縫製されたサンプルが上がってくるので、実際に着て、サイズのチェックをしたり、動いたらどうなるかを確認します。よくあるのは、スカートが想像より歩きづらくて、でも歩きやすいように裾を広げると、もともとイメージしていたシルエットと変わってしまう、という悩み。デザインやシルエットを守りながら機能性を実現させていくのが、毎回の挑戦です。○今シーズンのオススメはセットアップ――今シーズンはカラーバリエーションが豊富ということですが、ディレクターとして、色展開で苦労する点を教えてください。「このカラーも作りたい」という願望が果てしなく生まれてしまうことですね。カラーがありすぎるとお客さまも選ぶのが大変なので、多くても三色ぐらいになっていますが、商品になったのは「渾身の三色!」という感じで。春って、お花がどんどん咲いて、世界がカラフルで、にぎやかになっていく季節なので、そんなイメージで色を選ぶのは楽しかったです。カラフルだけど、コレクション全体では統一感があるので、上下でどのアイテムを組み合わせても、合うんです。ルックのスタイリングを私が組んでいるんですけど、無限に組めちゃって(笑)。――特にオススメのアイテムは。もちろん全部ですが、シャツ(Point logo over shirt)とキュロット(Point logo culotte)のセットアップはイチオシです。お客さまとお話しする中でも、私個人も、同素材で上下セットで着られるセットアップって、かわいいよね、皆好きだよねって、感じていて。シャツはオーバーシルエットで、男性も着られるぐらいゆとりがあるので、ラフにさらっと着ていただけます。ありそうでなかなかないニュアンスカラーで展開していて、袖のオリジナルマークがアクセントになっています。キュロットはとにかく軽やかで着ていて何のストレスもなく、ウエストに一周ゴムが入っていて、紐で縛ってはくタイプなので、それぞれのウエストにフィットした形で着ていただけます。シャツもキュロットも、いろいろなアイテムと組み合わせられるところがポイントです。○お客さまの真剣な姿に感謝――今日、勝田さんはその、セットアップのシャツにスカートを合わせているんですね。かわいいです! 3月9日・10日には「PoFF 2024 SPRING SUMMER POP UP」が大阪で開催されました。感想を教えてください。昨年初めて阪急梅田さんでPOP UP STOREを開催させていただいたときは、大阪のお客さまに、“百貨店さんの中にあるPoFF”を初めて見ていただけてうれしかったです。今回は自分たちで会場をお借りしたので、実店舗のような世界観を作り込めて、また昨年と違う喜びがありました。ルック撮影のときに使用したスタジオのような会場が見つかったので、お客さまに、コレクションの世界観をそのまま体感していただけたんじゃないかなと思います。POP UPでは、皆さん熱い思いを持って駆けつけてくださって、毎度感動するというか。真剣にお洋服を本当に見てくださる姿がありがたいと感じた二日間でした。●目標大幅超えの売上を記録○直接アイテム選びの相談に乗ることも――POP UPでは、お客さまからアイテム選びの相談をされることもあるんでしょうか。されます! 私は即決めであまり悩まないタイプなのですが、「自分が普段着ない色に挑戦するか、いつも選んでいる色にするか」というお悩みが一番多いですね。――めちゃくちゃ分かります! そんなとき、勝田さんはどんなアドバイスを。私は直感ってあると思っていて、頭でどっちがいいか考える前に、最初に心が動いたものが、本当にときめいているほうなんじゃないかなって。そう伝えると、すんなり「じゃあこっちです」と決めてくださったりします。普段買わない色に惹かれたなら、私のブランドでぜひ挑戦していただけきたいという思いもありつつ、やっぱり日常でたくさん着ていただきたいので、お話しして少しずつ心を紐解きながら、どっちがいいか一緒に考えています。あとは、スタッフたちに投票してもらって、票が多かったほうを買っていかれる方も。そういうラフなコミュニケーションも含めて、POP UPは楽しいです。○POP UPの売上に「本当にびっくり」――そして、3月27日から4月2日には、東京・伊勢丹新宿(本館2階 イーストパーク)でもPOP UPが開催されます。伊勢丹新宿では、昨年に続く開催ですね。PoFF初の百貨店さんでのPOP UPは、昨年7月の伊勢丹新宿さんでした。昨年は、一週間で1,000万円以上の売り上げを上げることができまして。――すごい! 1,000万円!本当にびっくりしました。誰もが予想していなかったことでしたし、自分のことのように思えなかったというか。――「一週間で1,000万円を売り上げたファッションディレクター」になった感想を言葉にするなら。えぇー!?(笑)。いや、本当に全く実感がありません。今でもあまり信じられないような感覚なのですが、自分がこだわり抜いたものを展開している自信はもちろんあるので、たくさんの方に届けられたことがすごくうれしいです。もっともっと成長していきたいという向上心が生まれて、この先も頑張っていくぞと前向きな気持ちになれました。――POP UP開催にあたって、それぐらいの目標を掲げていたんですか。「このくらいたくさんの人が来てくれたらうれしいよね」とそれでも夢のようなイメージを思い浮かべていた目標を、はるかに上回る結果でした。どこで知ってくれたの!? というくらいたくさんの方が来てくださって、すごく感動しました。――お客さまはどんな反応でしたか。私も毎日店頭にフルで立って、一人ずつとコミュニケーションを取らせていただいたのですが、熱い思いを持って服を見にきたことが伝わってきました。私と話しに来てくれるだけでもうれしいなと思っていたんですけど、皆さん、私と一言二言会話したら「じゃ、試着してくるんで」「実物ちゃんと見たいんで」と真剣に服を見てくださっていて。今回も私が朝から夜まで店頭に立たせていただく予定なので、ぜひお越しいただけたらうれしいです。○これからも自分の自然な感情を第一に――最後に、勝田さんはこの先どんな女性として生きていきたいか、展望を教えてください。「何が楽しくて何が好きでどう感じるか」という自分の自然な感情を柔軟に、自由に、楽しく考えていきたいです。「こうしなきゃいけない」ではなく、“自然さ”や“自由さ”を第一に、ありのままの自分を大事に生きていきたいです。――まさに“強さをまとう女性”の一つのアンサーですね。これからのご活躍も楽しみにしています!■勝田里奈1998年4月6日生まれ、東京都出身。オリジナルアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」ファッションディレクター。2011年から2019年までハロー! プロジェクト「アンジュルム」(加入当時は「スマイレージ」)に在籍。2017年に文化学園短期大学部へ入学し、アイドル業と並行してかつてより興味のあったファッションを学ぶ。グループ卒業後、2021年4月にオリジナルアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」を立ち上げ、ファッションディレクターに就任。同年8月、2021 FALL WINTER COLLECTIONにてデビューを果たした。3月27日~4月2日に東京・伊勢丹新宿で「PoFF 2024 SPRING SUMMER POP UP STORE」開催。
2024年03月23日●スマイレージ加入も「全く歓迎されていないんだな」2011年にハロー! プロジェクトのアイドルグループ・アンジュルム(当時のスマイレージ)へ二期生として加入した勝田里奈。グループ在籍中に文化学園短期大学部でファッションを学び、2019年にグループを卒業、2021年4月にはオリジナルアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」を立ち上げた。3月27日~4月2日には、東京・伊勢丹新宿で「PoFF 2024 SPRING SUMMER POP UP STORE」を開催する。「PoFF」のコンセプト“強さをまとう女性”には、アンジュルムへの思いが込められているという。そんな勝田に、「全く歓迎されていない」と感じていた加入当初の心境、アンジュルムの魅力、そして、書家・朝ドラ女優・新グループ・ME:Iのメンバーとなった仲間たちの第二の人生への思いを聞いた。○「PoFF」のコンセプトはアンジュルムから生まれた――勝田さんが立ち上げたブランド「PoFF」のコンセプトは、“強さをまとう女性”。どこから着想されたのでしょうか。自分にしか作れないブランドにしたいと過去を振り返ったとき、飛び抜けて大きな経験だと感じたのは、やはりアンジュルムでの活動で。私が所属していたアンジュルムというグループを客観視したときに浮かんだ言葉が“強さをまとう女性”でした。「強さ=気が強い」ではなく、優しさも強さですし、いろいろな強さがあるので、“強さをまとう女性”像はお客さまそれぞれの解釈でいい。PoFFにふれて、「私なりの強さをまとう女性って何だろう」と考える楽しさや自由さを感じていただければと思っています。○憧れのスマイレージ加入も「全く歓迎されていない」――アンジュルムでの活動がコンセプトの土台にあるということで、当時のお話を聞かせてください。勝田さんは2011年にアンジュルム(当時のスマイレージ)のサブメンバーを経て、二期生としてグループに加入されました。当時はどんな気持ちでしたか。当時のハロー! プロジェクトでは、モーニング娘。さん以外で、メンバーがあとから加入するグループがなくて。さらにスマイレージは初期メンバーの四人が絶対的な存在だったので、卒業や加入があるなんて、誰も思っていなかったのではというくらいでした。私は当時エッグ(研修生)として四人の姿を見たり一緒にライブに出たりしていたのですが、衣装もめちゃくちゃかわいいし、曲もかわいさの中に面白さがあって、すごく魅力的なグループだなと。そんなときオーディションが開催されて、四人のイメージは強いけど、好きなグループだから絶対に受けたいと思って、合格することができました。でも、最初はサブメンバーとしての仮合格だったので、うれしさもあったけど、複雑な思いもありました。そのあと、初期メンバーと同じように、たくさんの人の笑顔を集めるミッションを与えられて。街で怪しい人扱いされながらも(笑)、何とか頑張って集めることができて、無事にデビューできました。でも、ファンの方に温かい目で見てもらえず、「全く歓迎されていないんだな」と感じたのが正直なところです。○マネージャーに「なんで人気がないんだ」と聞かれたことも――ファンの方の、初期メンバーへの思いが強すぎて。今はもう面白エピソードとして話してるんですけどね(笑)。でも私たち二期生の中にはネガティブ思考の子がいなかったので、「なんで私たち、歓迎されていないんだろうね?」と、深刻に捉えず、全く落ち込んでなくて。初期メンバーの皆さんもすごく優しかったので、「ただ皆でいるだけで、毎日楽しいからいっか!」という気持ちでした。今振り返ると大変な時期だったかもしれないけど、姉妹のような、家族のような存在のメンバーたちと笑って過ごしていました。――かなりの逆境だったと思うんですけど、フラットな気持ちでいたんですね。マネージャーさんに、「なんでお前たちは人気がないんだ」って真面目な顔で言われたこともあったんですけど、「なんでって言われてもねぇ。私たちも分かんない、知りたいよね」って笑い合っちゃうくらい(笑)。――皆ポジティブだったんでしょうか。変な人が多いというと語弊がありますが、皆ぶっ飛んでいて、どんなことも「面白い」に変換できるメンバーばかりでした。6人の頃、全員が座ったら歩く場所もない、誰かを「ごめん」ってまたがないと出られないぐらい狭い楽屋があったんですけど、それも「車みたいで面白いね」って。だから、その時期に「つらいから辞めます」と卒業したメンバーもいませんし、私も毎日楽しかったです。○アイドルグループにとって大切なものは“グループ愛”――勝田さんが思うアンジュルムならではの魅力や、アンジュルムのメンバーで良かったと感じるところは。個性が強いところと、皆がグループのことを大好きで、愛を持って活動しているところです。“グループ愛”は、アイドルグループとして活動するうえですごく大切なもの。どんなことがあっても、メンバーの思いやりとグループ愛があったから乗り越えられてきました。どんなときもメンバーが味方でいてくれて、今もそれは変わりません。すごくメンバーに恵まれていたと思います。――ポジティブ思考の勝田さんでも、大変だと感じたお仕事はありますか。ライブツアーで47都道府県を回ったときはすごく大変でした。47都道府県を回るとなるとかなり長期間になるので、ツアーをやりながらハロコン(ハロー! プロジェクトに所属するグループの合同コンサート)、舞台のお稽古・本番、新曲のリリースと、いろいろなお仕事が一緒に動いているのが大変でした。大変すぎて、昔すぎて、あまり鮮明には覚えていないんですけど、一度にたくさんのことを覚えなくちゃいけなかったんですよね。体力も含めて、まだ中学生や高校生くらいの子どもだったからできたのかなと。●ME:I笠原桃奈の活躍に「お母さんのような気持ち」○竹内朱莉との仕事で感じた安心感と楽しさ――勝田さんの同期である竹内朱莉さんは、グループ卒業後、書家の道へ進みました。書道展『煌々舞踊』のビジュアルスタイリングを勝田さんが担当されていましたが、卒業後に同期とお仕事をして、どんな気持ちでしたか。卒業する前もしたあともプライベートで結構会っているので、久しぶりという感覚はなかったですね。私は卒業して5年ぐらい経つので、さすがに一人のお仕事にも慣れたのですが、卒業してすぐの頃はもう寂しくて寂しくて。そう思うくらい、アンジュルムの楽屋がうるさかったんですよね(笑)。今回タケと一緒にお仕事をして、現場にメンバーがいることの安心感や楽しさは、一人のお仕事では味わえないものだなと実感しました。○夢を叶える田村芽実の人生が「めいらしい」――同期といえば、女優の道へ進んだ田村芽実さんは、昨年、朝ドラにも出演されました。活躍を見て感じることを教えてください。すごい。すごいですよね、本当に。昔、グループ全員で舞台に出たときも、めいはもちろん全然違っていて。台本を覚えるのもすごく早くて、皆がまだ台本を見ながらお稽古をしているときも、もう一人だけ台本を持たずに、演技をどう見せるかという表現を探る段階にいっていたし、毎回いろいろなことにトライしながらお芝居をしていました。めいは若くして卒業していったんですけど、自分の夢や目標を叶えていく人生がめいらしいなと思いますし、すごく刺激を受けます。○ME:I・笠原桃奈のコメント力に感動――アンジュルムの卒業生といえば、サバイバルオーディション番組で1位に輝き、「ME:I」のリーダーとしてデビューを控える笠原桃奈さんも注目を集めています。勝田さんはどんな気持ちでオーディションを見守っていましたか。お母さんのような気持ちになっちゃうというか。もともと言葉で思いを伝える力が素晴らしいと知っていたんですけど、1位になったときのコメント力がもう! 世界中に配信されていろいろな方が見ているという状況で、ちゃんと落ち着いて、自分の思いを伝えている姿に感動しました。皆さん全員が、順位に限らずきっと大変なことがたくさんあったと思うんです。だから、とにかくすごいなと思いながら見ていました。――最初に“コメント力”を褒めるところが、一緒に活動してきた先輩ならではの目線ですね。昔からブログでの文章力もすごかったんです。和田彩花さんに似ているというか。難しい言葉が出てきて、私が意味を聞くことがあるぐらい、語彙力や表現力が素晴らしくて。まだまだ若いので、皆の妹のようなキャラクターや、かわいらしい一面も魅力的です。これからも見守っています!○後輩たちへ…自分の“好き”を大切にしてほしい――卒業後、十人十色の道に進んでいるアンジュルムの皆さんですが、勝田さん自身も、現役時代に短大に進学し、卒業後に自分のアパレルブランドを立ち上げるという、新しい道を切り開いたメンバーの一人です。後輩の皆さんに向けて、将来のために大切にしてほしいことがあったら教えてください。現役のときはとにかくスケジュールが詰まっていて、自分のことを落ち着いて考える機会を意識的に作らないと、時間が勝手に流れていってしまうくらい忙しくて。だからまずは、自分が何が好きか、自然と興味が引かれるものは何か、そういう身近な感覚を大事にしてほしいです。私の場合は高校生ぐらいのときに、いずれ必ずグループを卒業することになる、そのあとどんな人生を歩んでいこう、と考えたことがきっかけ。私は何が好きなんだろうと掘り下げていくと、今まで当たり前すぎて気づかなかったけど、服が好きだなと。それが学校で学べるものなら勉強しにいきたいと思って、短大への進学を決意しました。「第二の人生について考える」という大きな話じゃなくても、自分が何が好きかを知っておくだけで、人生の豊かさが変わってくると思います。――好きなものを見つけると、アイドルにとってはセルフプロデュースにも繋がっていきそうですね。そうですね。好きなメイクをしてみたり、好きなアイドルを目指してみたり。桃奈みたいに、アイドルが好きで、第二の人生でもまたアイドルになるという道もあると思うので。自分が何が好きでどうなりたいか、自分の好きという気持ちを大事にしてほしいです。インタビュー後編では、勝田がディレクターを務めるアパレルブランド「PoFF」について、そして3月27日~4月2日に東京・伊勢丹新宿で開催される「PoFF 2024 SPRING SUMMER POP UP STORE」について話を聞く。■勝田里奈1998年4月6日生まれ、東京都出身。オリジナルアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」ファッションディレクター。2011年から2019年までハロー! プロジェクト「アンジュルム」(加入当時は「スマイレージ」)に在籍。2017年に文化学園短期大学部へ入学し、アイドル業と並行してかつてより興味のあったファッションを学ぶ。グループ卒業後、2021年4月にオリジナルアパレルブランド「PoFF(ポーフ)」を立ち上げ、ファッションディレクターに就任。同年8月、2021 FALL WINTER COLLECTIONにてデビューを果たした。3月27日~4月2日に東京・伊勢丹新宿で「PoFF 2024 SPRING SUMMER POP UP STORE」開催。
2024年03月21日ミュージシャンの高橋幸宏さんが亡くなったことが伝えられた、2023年1月15日。『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:Y.M.O.)』をはじめ、数々の音楽グループを結成するほか、アーティストのプロデュースを担ってきた高橋さんは海外でも評価が高く、突然の訃報に多くの悲しみの声があがりました。『イエロー・マジック・オーケストラ』高橋幸宏さん逝去「名曲をありがとう」「ライディーンが大好き」『Y.M.O.』細野晴臣、高橋幸宏さんを追悼高橋さんの訃報から5日が経った同月20日。『Y.M.O.』のメンバーでありベーシストの細野晴臣さんが、追悼のコメントを発表しました。人の人生は一冊の本のようだ。いま「高橋幸宏」という本を読み終え、多くのファンがあとがきを書こうとしている。物語は終わったが本は消えず、ずっとそこにある。幸弘の死は世界に反響を及ぼした。彼が海外のミュージシャンに与えた影響の大きさを今更ながら知り、高橋幸宏が実は大スターであることが判明した。@hosonoharuomi_ーより引用 pic.twitter.com/zuEK3kPKk4 — 細野晴臣_info (@hosonoharuomi_) January 20, 2023 「物語は終わったが本は消えず、ずっとそこにある」という一文からは、高橋さんの功績や生きた証が、本のように、これからも時を超えて誰かに影響を与え続けることを意味しているのかもしれません。短くも、高橋さんと細野さんの関係を物語るには十分すぎる追悼コメントに、ファンからも多くの反応が寄せられています。・めちゃくちゃ素敵な言葉だ。・「高橋幸宏」という本は、これからも大切にしたい1冊です。・細野さんらしい、細野さんにしか書けない追悼文。高橋さんの『本』は、これからもきっと多くの読者に愛され続けていくことでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月21日《弊社所属、高橋幸宏(たかはしゆきひろ)が、2023年1月11日午前5時59分、脳腫瘍により併発した誤嚥性肺炎のため、永眠いたしました》1月15日、ミュージシャン・高橋幸宏さんが亡くなったと発表された。70歳だった。加藤和彦さん(享年62)たちとのサディスティック・ミカ・バンド、そして坂本龍一(71)や細野晴臣(75)とともに結成したYMOでドラマーとして活躍し、世界規模で音楽シーンに影響を与えた高橋さん。近年もコーネリアスの小山田圭吾(53)らとともにMETAFIVEの一員として積極的に活動していたが、’20年夏に脳腫瘍が判明。摘出手術は成功し、リハビリを重ねてきたが、昨年末に誤嚥性肺炎を併発し帰らぬ人となった。高橋さんの訃報に触れた親交の深いミュージシャンたちは悲しみに暮れている。坂本龍一は15日、自身のTwitterにグレー一色の画像を無言でアップし、矢野顕子(67)は《YMO Goes Forever》とツイート。また海外メディアも高橋さんの訃報を伝え、元JAPANのSteve JansenやOrbitalといった海外アーティストも追悼コメントを発表している。国内外問わず、著名なミュージシャンに愛された高橋さん。いっぽうで、アイドルとの接点も多かった。高橋さんはこれまで’81年に発売された、ピンク・レディーにとって最後から2枚目となる21枚目のシングル「ラスト・プリテンダー」の作曲や、堀ちえみ(55)や元おニャン子クラブの高井麻巳子(56)、浅香唯(53)らの楽曲を手掛けてきた。安田成美(56)に関しては1stアルバムのプロデュースを務めている。■SMAPの面々も尊敬。高岡早紀は「高橋さんの教えはずっと残っていました」アイドル本人たちからの信頼も厚く、’88年にアイドル歌手としてデビューし、’90年のアルバム『楽園の雫』以降3枚のアルバムに高橋さんが関わっている高岡早紀(50)はこう話している。「若い頃にお世話になった高橋幸宏さんは、音楽性もさることながら、言葉を大事にされている方で。リズムに合わせて歌うなかで、歌詞にある言葉を伝えることの大切さを重点的に教えていただいた記憶があります。女優と歌手は別物ですが、言葉に感情をのせてお客さんにお届けするという意味では、重なる部分もあるんですよね。8年前に歌手活動を再開したときも、高橋さんの教えはずっと残っていましたし、それは今も変わらないです」(「Real Sound」’21.06.14)元SMAPの面々も高橋さんをリスペクトしていた。草彅剛(48)は15日の『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で高橋さんの訃報に触れ、「SMAP×SMAPで一緒に歌を歌わせてもらいました。本当に音楽シーンをけん引された方なので残念だと思いますし、温かく優しく見守ってくれたな、というのが印象的です」と述べた。また稲垣吾郎(49)も1月16日、ラジオ番組『THE TRAD』(TOKYO FM)で高橋さんについて「おしゃれな佇まいで、魅力あふれるダンディーな方でした」といい、高橋さんが自身のアルバムでSMAPの楽曲「どんないいこと」をカバーしていることについて「自分たちとは違ったアレンジで歌う人がいると思って、本当に嬉しかった」と明かしている。■櫻坂46の小池美波「音楽を教えてくれた」原田知世(55)はアイドル的人気を誇ったデビュー当初、高橋さんから楽曲提供を受けたりはしなかったものの、’08年にCDデビューを果たしたバンド「pupa」で高橋さんとともに活動。その前年にリリースしたソロアルバム『music&me』でも高橋さんと共演していた彼女は同作のリリース当時、こう明かしている。「高橋幸宏さんとは、ここ数年プライベートでお付き合いさせていただいているのですが、音楽を一緒にやるのは、実は今回がはじめてでした。洋楽カバーの選曲とアレンジをお願いしたのですが、ほんとにじっくりと選んで下さって、歌入れでもいろんなアドバイスを下さいました。アレンジもすっごく良い感じに仕上がってます」(「HMV&BOOKS online」’07.11.01)若手アイドルからの支持も厚い。櫻坂46の小池美波(24)は高橋さんの大ファンで、高橋さんの生誕70年を祝って開設された特設サイトで、「私にとって『音楽』を教えて下さり、興味を持たせて下さったのは高橋幸宏さんです」とコメント。また小池は高橋さんの訃報に際し、’19年のNHK『イエローマジックショー2』に出演した当時、高橋さんと会ったことをブログで明かし、《私にとってはずっと夢のような一日で、一生の宝物のような日となりました》と綴っている。国境も年代も性別も関係なく愛されたミュージシャン・高橋幸宏。その偉大さは、これからも多くの人々に受け継がれていくだろう。
2023年01月17日1978年に結成され、『テクノポリス』と『ライディーン』といった数々の名曲を生み出してきた、音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:Y.M.O.)』。2023年1月15日、『Y.M.O.』でドラムとボーカルを担当していた、ミュージシャンの高橋幸宏さんが70歳で亡くなったことが分かりました。同じく著名なアーティストである細野晴臣さんや坂本龍一さんとともに『Y.M.O.』として活動するほか、さまざまなアーティストのプロデュースも手掛けた高橋さん。亡くなるおよそ半年前の、2022年6月の誕生日には、「みんな、本当にありがとう」というメッセージとともに写真を投稿していました。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 高橋 幸宏(@room66_yukihiro)がシェアした投稿 あまりにも急すぎる旅立ちに、ネットからは多くの著名人やファンから悲しむ声が上がっています。大槻ケンヂ、高橋幸弘との『思い出』を明かす高橋さんの旅立ちが報じられた2023年1月15日、アーティストの大槻ケンヂさんがTwitterを更新。大槻さんといえばロックバンド『筋肉少女帯』が代表的ですが、『大槻モヨコ』の名義で『空手バカボン』という音楽ユニットにも参加しています。ひと昔前に大槻さんは、『ライディーン』に歌詞を付けた楽曲を作成。アレンジ曲『来たるべき世界(通称:テクノ・ライディーン)』はネットで拡散されました。それから数年が経ったある日、高橋さんのイベントに招待された大槻さんは、大胆にもある行動をとったのだそうです。昔「ライディーン」に勝手に歌詞つけ歌って音源作ったらその後ネットで拡散。数年前ユキヒロさんのフェスに招かれ「これそれやれって事?」おっかなびっくり歌付きライディーンやって大受け。楽屋に戻ると「しょうがないな」という表情のユキヒロさんが微笑んでくださいました。— 大槻ケンヂ・オーケン (@OfficialOken) January 15, 2023 『ライディーン』のアレンジは無許可で行ったもの。人によっては、自身の楽曲を勝手にアレンジされることに対して、よく思わないかもしれません。きっと、当時の大槻さんにも「もしかしたら、この楽曲を披露することで怒られるかもしれない」という一抹の不安があったことでしょう。しかし、高橋さんはイベントで『テクノ・ライディーン』を披露した大槻さんに対し、「まったく、しょうがないな」というかのように笑顔で受け入れてくれたのだとか!高橋さんが亡くなった後に明かされた、大槻さんとご本人しか知らない思い出のエピソード。温かい内容に、多くの人が心打たれました。・『テクノ・ライディーン』は今でも大好き!そんなエピソードがあっただなんて…。・温かさが伝わるエピソードで、読んでいたら泣けてきた。・ええ話や…。高橋さんは本当に優しくて懐の広い人だったんだなあ。大槻さんのアレンジによって、「原曲の『ライディーン』を聴くたびに、アレンジ版の歌詞が頭の中で流れ出す」という人は少なくない様子。エピソードを知った多くの人が、高橋さんの優れた音楽センスや人柄を再認識したようです。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日2023年1月15日、音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:Y.M.O.)』のメンバーである、高橋幸宏さんが亡くなったことが分かりました。『イエロー・マジック・オーケストラ』高橋幸宏さん逝去「名曲をありがとう」「ライディーンが大好き」同日、『Y.M.O.』のメンバーであり、音楽家の坂本龍一さんは自身のTwitterとInstagramに1枚の画像を投稿しています。投稿された画像は、いずれも一面灰色の画像。Twitter、Instagramのどちらにも、投稿文はありませんでした。ネットからは「高橋さんの訃報を受け、追悼したのでは?」と推測する声が多く上がりました。 pic.twitter.com/LjiZy3K4n0 — ryuichi sakamoto (@ryuichisakamoto) January 14, 2023 坂本さんは、高橋さんの訃報を受け、言葉にならない想いを灰色の1枚で表現したのかもしれません。高橋さんは『Y.M.O.』の数々の名曲とともに、ファンの心の中で生き続けるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日2023年1月15日、ミュージシャンの高橋幸宏さんが亡くなったことが分かりました。70歳でした。サンケイスポーツによると、高橋さんの逝去は、関係者がこの日に明らかにしたとのことです。音楽グループ『イエロー・マジック・オーケストラ(通称:Y.M.O.)』のメンバーとして、高橋さんはドラムとボーカルを担当。さまざまな音楽グループを結成するほか、アーティストのプロデュースを担うなど、数々の場で才能を発揮してきました。『Y.M.O.』では、細野晴臣さんや坂本龍一さんという著名なアーティストとともに、多くの名曲を生み出してきた、高橋さん。中でも『Y.M.O.』の代表曲である『テクノポリス』と『ライディーン』は、2023年現在もさまざまな場で耳にするほど長く親しまれています。高橋さんの逝去を受け、ネットでは「名曲をありがとう」「素晴らしいミュージシャンとしてずっと忘れません」といった声が上がりました。今後も、素晴らしい楽曲たちは愛され続けていくのでしょう。高橋さんのご冥福をお祈りいたします。[文・構成/grape編集部]
2023年01月15日東京夜光の舞台『悪魔と永遠』が2月5日に開幕。この度、作・演出を手がける川名幸宏からのコメントと舞台写真が公開となった。東京夜光は下北沢演劇祭の若手支援企画「下北ウェーブ 2018」に川名が選出され、それを機に活動をスタート。一貫して自身の経験や、そこで得た感覚を普遍の物語に昇華し、繊細で綿密な会話劇と、ムーブメントによる空間 演出を織り交ぜる試みをしている。本作『悪魔と永遠』は、東京・本多劇場初進出となる作品。主演に東出昌大を迎え、確かな演技力で舞台から映像まで目覚ましい活躍を続ける尾上寛之、劇団40ドル50セントでの活動に裏付けされた力強さと瑞々しさを併せ持つ前田悠雅、舞台上で圧倒的存在感を誇る個性派俳優村上航に加え、演出家川名の絶大な信頼のもと、東谷英人、砂田桃子、吉田多希、中西良介、藤家矢麻刀が出演している。春の決算から解放された高揚感から夜の街に出向いた鞍馬正義(東出昌大)は朝方、クラブで知り合ったマリア(前田悠雅)と名乗る女性にビルの屋上へ連れてこられた。マリアは”一緒に”飛びたいらしい。なんだか楽しいし、頭もうまく回らないし、今日だったら飛べる気もしてきた、と、そこで鞍馬は気を失う。しかし、心中して自分だけが生き残る鞍馬。4年の刑を終え、足場鳶として働き始めるが、ただあの日から、幽霊になったマリアがずっとついてきて語りかける。「あんた悪くないよ」と……。川名は『悪魔と永遠』が初日を迎え、「このご時世に “無事に” ということが、本当に尊くて奇跡で、ここまで一緒につくってくださった皆さんに感謝です」と感謝を表した。また、「全員で何かをさらけ出し、魂を削ってつくりました。演劇はいつでもそうですけど、今しか生み出せない、触れられない、体感できない作品になりました」とこの舞台に対する万巻の思いを語った。●作・演出 川名幸宏 初日開幕コメント全文東京夜光『悪魔と永遠』本多劇場で無事に初日が開きました。このご時世に “無事に” ということが、本当に尊くて奇跡で、ここまで一緒につくってくださった皆さんに感謝です。東出昌大さんを迎え、罪と罰とそれからの物語。全員で何かをさらけ出し、魂を削ってつくりました。演劇はいつでもそうですけど、今しか生み出せない、触れられない、体感できない作品になりました。このようなご時世ですが、もしよろしければぜひ目撃しにいらしてください。■公演情報『悪魔と永遠』作・演出:川名幸宏出演:東出昌大尾上寛之前田悠雅(劇団 4 ドル 50 セント) /丸山港都草野峻平笹本志穂(劇団 東京夜光) /東谷英人(DULL-COLORED POP)砂田桃子(劇団扉座)吉田多希中西良介藤家矢麻刀 / 村上航(猫のホテル)会場:下北沢 本多劇場公演日程:2月5日(土)~13日(日)チケット:全席指定・税込一般|前期:6,300円 / 後期:6,800円学生|前期:4,300円 / 後期:4,800円※当日券は各券種500円増(毎ステージ用意あり)※前期:2/5(土)~2/7(月)、後期:2/9(水)~2/13(日)▼プレイガイドチケットぴあ(Pコード:510-129)
2022年02月07日明治大学POLARIS(市民社会と科学技術政策研究所)代表の法学部 勝田忠広教授が、「第6次エネルギー基本計画」のテキストマイニング(テキストデータから情報を抽出しデータ分析する手法)による定量分析を公開しました。「原子力発電」や「再生可能エネルギー」に着目した結果、福島第一原発事故など重要な課題が避けられていることが分かりました。また審議会とパブリックコメントの意見が乖離しており、両者の意見を組み合わせると議論の偏りがなくなることも分かりました。これらの結果から、勝田教授は、パブリックコメントを審議会に早い段階で反映させることで、長期的な政策の実行に役立つことを指摘しました。■ <結果抜粋>■審議会では、原子力発電に関連する用語の登場頻度は、再生可能エネルギーに関する用語の1/2であった。また、福島第一原発事故に関する用語の頻度は、原子力発電の1/20、再生可能エネルギーの1/30だった。■原子力発電と再生可能エネルギーの議論は互いに関連性が低くかつ強い対立構造をしている。また、福島第一原発事故や核燃料サイクルの議論は主要な議論とはみなされていない。■パブリックコメントにおける福島第一原発事故や核燃料サイクルの頻度は審議会よりも7~8倍多く、再稼働や消費者視点の意見が多い。公開内容全文は、こちらからご覧ください。URL: ■ 明治大学POLARIS(市民社会と科学技術政策研究所)とは?科学技術は、私たちが十分に理解するスピードよりも速く拡大を続けており、それらに必要な制度や倫理について十分な議論がされているとはいえない状況です。当研究所では科学技術政策が及ぼす市民社会への影響を研究し、望ましい未来社会の在り方について提言を行います。・WEBサイト: ・Twitter:@POLARIS_meiji 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年01月26日自身のブランド『PoFF』の洋服をまとい、セルフメイクで現れた勝田里奈さん。個性を自在に表現する現在の姿からさかのぼり、自分らしさと向き合うことになった原体験から話してくれた。「中学1年生でハロー!プロジェクトのアイドルグループに加入したときに、自己紹介で使うキャッチコピーを考えなくちゃいけなくて。当時の私には、趣味も特技も何もなかったので、誰でも使えるような『365日笑顔ガールです』と言っていました。でも、周りの子は、自分の好きなことや得意なことをキャッチコピーに表現できていて。私も自分らしい何かが欲しかったけど、すぐに見つかるわけでもなく。そのときからしばらく、自分らしさについて常に探しているような状態でした」――グループ体制も変わり、キャッチコピーを求められなくなっても、どこか引け目を感じていたという勝田さん。そんな中で、大きな転機が訪れる。「高校生のとき、進路を考える中で、進学してもっと専門的なことを学びたいと思いました。アイドルの仕事で本当にたくさんのことを経験させてもらっていたけれど、それとは違うものを求めていて。改めて自分は何が好きなのか、どんなことをやっていきたいのかを考えました。そこでたどり着いたのが、当たり前すぎて気がつかなかった“ファッションが好きだ”という気持ち。ただ好きなだけではなくて、もっと勉強したいし仕事につなげたいと意識するようになって、服飾の大学に進学しました。ファッション業界は様々な職種があるので、自分が苦手なことと、やりたいことをはっきりさせるために勉強をして。そうして、ファッションブランドをやりたいという気持ちが強くなっていったんです。アイドルグループにも長く所属してきたので、やりきったなという気持ちもあって。長い間、自分の個性を追求し続けて苦戦はしたけれど、やっとスタートできたかなと思っています」――グループを卒業し、ブランドを立ち上げるにあたり、さらに“自分らしさ”について深掘りしていった。「ブランド名もそうですが、コンセプトやそれを伝える言葉についてめちゃくちゃ考えました。ブランドは自分の分身のようなものだし、私にしかできないものにしたいからこそ、自分の経験を基にした言葉にしたい。そこから生まれたのが、私のアンジュルムでの経験を表現する“強さを纏う女性”という言葉でした。アンジュルムで活動していた2017~’18年くらいの時期、私たち最強だったんです(笑)。女の子のアイドルだけど、かわいらしさよりも自立した女性像や強さが楽曲のコンセプトにあって。みんな同じ方向を向きながら個性を爆発させていたときの表現方法、自分たちを肯定するパワーが本当に素晴らしくて。あの経験から今の自分らしさを示したくて、服をまとうことと、心の強さを身にまとうことを同時に表すコンセプトにつながりました。思い返すとグループ加入当時にキャッチコピーを考えたことがきっかけで今につながっていて。ここに来るまで、本当に色んなストーリーがあって(笑)」――実際にブランドを始めた今、勝田さんが思う自分の強さとは、どんなものだろう。「コンセプトに掲げている“強さを纏う女性”という言葉の捉え方は、人それぞれでいいと思っています。強さといっても色々な面があるので、その人にとって、強い女性像は優しい人だなとか、自分の意見を言葉にできる人などと、自由に感じてもらえれば嬉しい。私自身が強さを考えるときにいつも大事にしているのは、まっすぐで芯のあるブレない心。そういう人になりたいし、そうで在りたいと思っているから」かつた・りなPoFFディレクター。1998年生まれ、東京都出身。アパレルブランド『PoFF』ディレクター。2009年よりアイドル活動を始め、’19年9月アンジュルムを卒業。センター ダブル ステッチ ジャケット¥14,000クレッシェンド プリーツ スカート¥13,800(共にPoFFinfo.poff2021@gmail.com)※『anan』2021年10月13日号より。写真・角田 航取材、文・菅原良美(akaoni)撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY(by anan編集部)
2021年10月08日METAFIVE(高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI×ゴンドウトモヒコ×LEO今井)がニューシングル『環境と心理』のMVを公開した。METAFIVEは、7月11日に『METAFIVE. STILL ALIVE.』と題したムーヴィング・ロゴの映像を突如発表。その後7月24日に発売されたデジタルシングル『環境と心理』は、iTunesオルタナティブ・チャートで1位を獲得するなど、ファンをはじめとした各所で大絶賛を受けている。今回のMVの監督は、『METAFIVE. STILL ALIVE.』と同じく中村勇吾 (tha ltd.)。開発中のビデオゲーム “HUMANITY”の世界の中でミュージック・ビデオを制作し、数えきれないほどの群衆が織り成す、どこか懐かしい夕暮れの風景が印象的な作品に仕上がっている。『環境と心理』MUSIC VIDEOMETAFIVE(高橋幸宏×小山田圭吾×砂原良徳×TOWA TEI×ゴンドウトモヒコ×LEO今井)ニューシングル『環境と心理』発売日:7月24日(金)0:00()『METAFIVE. STILL ALIVE.』
2020年08月04日大規模な市民レース茨城県ひたちなか市では「第68回勝田全国マラソン」が例年1月に行われます。次回の大会は、2020年1月26日(日)に開催され、フルマラソン 15,000人、10km 10,000人が参加する大規模な市民レースです。大きな大会でありながら、応援や私設エイドも充実、地元密着の暖かい雰囲気のあふれる大会です。乾燥いも食べて、完走だ今回で68回を迎える老舗大会なので、硬派な大会と思うかもしれませんが、仮装ランナーいるアットホームな雰囲気のマラソン大会です。フルマラソン参加費は、6,000円と他のフルマラソンに比べて安く、メイン会場は、最寄りの勝田駅から徒歩10分とアクセスがとっても良いです。参加賞には、大会オリジナル長袖Tシャツと完走いも(乾燥いも)が貰えます。ぜひ、マラソンを完走して、茨城県名産の乾燥いも(干しいも)を食べてください。起伏の少ないコースコースは、表町商店街をスタートし、石川運動ひろばをフィニッシュします。中盤にアップダウンもありますが、市街地を周回コースで、走路が広く走りやすいので記録が狙えるはずです。(画像は公式サイトより)【参考】※第68回勝田全国マラソン公式サイト
2019年10月11日ユニクロ(UNIQLO)とジェイ ダブリュー アンダーソン(JW ANDERSON)がコラボレーションしたコレクション「UNIQLO and JW ANDERSON」の新作となる2018年春夏コレクションアイテムが4月20日に発売される。それに先駆けて、4月10日には、来日したジョナサン・アンダーソンを迎えてのプレスプレビューが行われ全アイテムがお披露目された。プレビューの会見には、ジョナサン・アンダーソンと、ファーストリテイリング 執行役員でデザイナーとのコラボレーションプロジェクトを指揮する勝田幸宏ユニクロ R&D 統括責任者が登壇。ジョナサン・アンダーソンは、2017-18年秋冬に続き2シーズン目となった今シーズン、ユニクロと協業する意味の一つとして「私はファッションの民主化が重要であると考える。服は高貴であり過ぎるような“エクスクルーシブ”なものではなく、誰のワードローブにもなり得るよう“インクルーシブ”であるべき。そういった意味でリーズナブルに提供ができ、また様々なブランドと組み合わせて個性を表現できる服を生み出せるユニクロとのコラボレーションは意味のあること」とコメント。また、「近年、“ノーマリティー”を表現したいと考えてきた。朝起きて何も考えずにクローゼットの中からジャンパー、チノ、ソックスを選んで着る、このようなベースをキープしつつ、そこに天気、休日の予定などといったエレメンンツを加えて自分を開放させている」。そんなパーソナルな思いが詰まった今シーズンのアイテムは本人も大変気に入っていると言い、「この夏はこのコレクションを着て過ごすと思う」とも話した。株式会社ファーストリテイリング 執行役員 ユニクロ R&D 統括責任者の勝田幸宏とジョナサン・アンダーソン英国の夏を象徴する南イングランドのリゾート地、“ブライトン・ビーチ”をテーマにした今シーズン。サブカルチャーの発信地としても知られるブライトン特有の自由奔放な文化からインスピレーションを受け、コレクションはユニセックスなベーシックアイテムを自由にミックスしたり、レイヤードしたり様々なスタイリングが楽しめるアイテムラインアップとなっている。トゥルーブルー、ポピーレッド、セージグリーン、ホワイトやベージュなど、日焼けを思わせるソフトなニュアンスのカラーパレットをキーに、海辺を連想させるビビッドなカラーのボーダーTシャツやワンピース、靴下。それに加え、カラフルなニットポロを始め、シアサッカー地のボンバージャケットやジェイ ダブリュー アン ダーソンに欠かせない、ストライプやパッチワークのシャツやスカート、ラッフルやリボンをあしらったブラウス、フレアスカートなどがそろう。50年代風のデニムジャケットやトラディショナルな英国の警官服のシャツからインスパイアされたチュニックシャツといったワークウエアの要素も加わり、英国の伝統的なカルチャーの要素も見て取れる。また、イギリス諸国のアイコンであるカモメモチーフをプリントしたTシャツやニット、バッグも登場し、ブライトンの爽やかな潮風が感じられるようなラインアップとなっている。カモメモチーフは、デザイナーのジョナサン・アンダーソンも海辺を思い起こさせるお気に入りのモチーフの一つだという。軽さがポイントになる2018年春夏コレクションにぴったりな、柔らかく清涼感のあるリネンコットンを使用したシャツは、よりリラックスした抜け感を表現。また、ユニクロこだわりの高級感のあるエクストラファインコットンを用いたり、本格的なデニムの加工感を出すために、日本が誇るデニム生地メーカー・カラハイの生地を採用するなど素材にもこだわっている。機能面でも、吸水・速乾性に優れた「DRY EX」や耐久撥水加工を施したシワになりにくいポケッタブルパーカーなど充分に考慮され、ビーチでも街中でも活躍しそうだ。アイテムはウィメンズ10型、メンズ19型(ハット・バッグはユニセックス、アウター・Tシャツ・ポロシャツ・ニットは一部ユニセックス)の計29型。価格帯は、ウィメンズ、メンズともにアウター2,990円から5,990円、Tシャツ・ポロシャツ・ニット1,500円から2,990円、パンツ・スカート2,990円から4,990円、ワンピース2,990円から4,990円、ソックス390円、ハット・バッグ1,990円から3,990円など。ユニセックスを含むメンズ、ウィメンズともに4月20日より世界19ヶ国と地域にあるユニクロ店舗及び、ユニクロオンラインストアにて販売がスタートする。内、ユニクロ銀座店、ビックロ ユニクロ 新宿東口店、ユニクロ吉祥寺店、ユニクロ MARK IS みなとみらい店、ユニクロ札幌エスタ店、ユニクロ仙台泉店、ユニクロ名古屋店、UNIQLO OSAKA、ユニクロ心斎橋店、ユニクロキャナルシティ博多店を始めとする全58店舗とユニクロオンラインストアでは、フルラインアップでの取り扱い。最終更新: 4月11日
2018年04月10日