京都の梅体験専門店「蝶矢」では、2019年9月1日(日)より1ヶ月限定のテイクアウトドリンク「蝶矢 オーロラ梅ソーダ」の提供をスタートする。厳選された梅5種、砂糖5種、酒4種の中から好みの素材を選んで、オリジナルの梅シロップや梅酒を作ることが出来る梅体験専門店「蝶矢」。今回は同店を手掛けるチョーヤの創業105周年を記念して、チョーヤ(蝶矢)の名前の由来である蝶(バタフライ)にちなんで、青いハーブ“バタフライピー”を使用した限定ドリンクが登場。“バタフライピー”の幻想的な色彩を活かした「蝶矢 オーロラ梅ソーダ」は、天然の青色が梅シロップと混ざり合うことで、その名の通りオーロラのような色合いへ変化するドリンク。梅シロップの甘酸っぱさと微炭酸のレモンジンジャーですっきりビターな後味に仕上げた一杯で、丸ごと1粒入った梅の実を砕くことで、見た目だけではなく味の変化も楽しめる。【商品情報】「蝶矢 オーロラ梅ソーダ」販売期間:2019年9月1日(日)~9月30日(月)販売店舗:梅体験専門店「蝶矢」価格:520円+税【店舗情報】梅体験専門店「蝶矢」住所:京都府京都市中京区六角通堺町東入堀之上町108 CASA ALA MODE ROKKAKU 1F時間:営業時間 11:00~19:00 ※お盆、年末年始休業
2019年08月16日ダンス&ボーカルグループ・三代目 J Soul Brothersの山下健二郎が主演を務める映画『八王子ゾンビーズ』の全キャストが8日、明らかになった。同作は鈴木おさむが脚本・演出・監督を務めるオリジナル作で、2018年8月に舞台として上演された。ダンサーになる夢に破れ、八王子の山奥のお寺で自分探しを始めた羽吹隆(山下)は、墓場に集まる陽気なイケメンゾンビたちを成仏させるために、ダンスを教えることになる。7日にクランクインを迎えた同作。舞台版に引き続き出演する久保田悠来が元チーマーのリーダー・仁、藤田玲がメンバーの琉人、丘山晴己が快斗、劇団EXILEの小澤雄太が泣き虫の楓、高野洸)がバイク乗りの翼、牧島輝が瀧を演じる。さらに手業がすごい三太(三浦海里)と四太(才川コージ)が加わった。また、RIKACOが八王子市長・大池役、早乙女友貴が寺の用心棒・一刃役を続投し、一刃の妹・水刃役として坂東希が出演。「八王子ゾンビーズ」メンバーを憎む希望寺の住職・孔明役に松岡充、希望寺に仕える弟子・宝田役に勝矢が加わった。○山下健二郎コメント『八王子ゾンビーズ』は、ただのゾンビ映画ではなく笑いあり感動あり、そして夢がある方の背中を押せる作品になればと思っています。今回、鈴木おさむ監督と舞台に引き続きタッグを組ませていただきますが、映像作品では初めてなので色んな引き出しを開けていただいて成長したいです。舞台から約一年が経ちましたが、同じキャスト陣はすでにチームワークが出来上がっているので顔合わせから楽しかったですし、新しいキャストの方も増えていますが、2019年も熱い夏にして主演としてしっかり引っ張って、皆さんから愛される作品になるように頑張ります!!
2019年07月08日俳優の池田純矢が自身のプロジェクト「エン*ゲキ」シリーズで、オスカー・ワイルドが1893年に発表した戯曲『サロメ』を原案にした『絶唱サロメ』を上演する。「エン*ゲキ」とは、池田が「今一番面白いと思うことを今自分ができる全力で作りたいと立ち上げた場」。池田の最新の思いがもっとも集約されている舞台だ。エン*ゲキ#04「絶唱サロメ」チケット情報出演はもちろん、脚本・演出も手掛ける池田。本公演を「ミュージカルでも音楽劇でもない、新しい形の音楽と演劇の融合」と表す。「ミュージカルは感情や心情が歌になっていて、音楽劇は音楽が物語を運んでいくという性質がありますが、『絶唱サロメ』はそのどちらでもなく、歌を歌として歌います。でもライブシーンではありません(笑)。“歌います!”という宣言のもとで歌います。音楽というギミックがちゃんと物語に溶け込むように作っているので、違和感なく楽しんでいただけると思います。これは少なくとも僕はまだ見たことのない融合の仕方なので、お客様にどう届くか楽しみです」と笑顔を見せた。主演は松岡充。『サロメ』のエンタテインメント作品化と、演劇と音楽の新たな融合という企画は当初、異なるベクトルを向いていた。だが、2017年に出演した劇団鹿殺しプロデュースの舞台『不届者』で松岡と出会い、「どかんと一発、雷が落ちたような衝撃」を受けた。「松岡さんが歌ったときに歌詞や言葉が形になってどんと目の前に現れたような印象があって。その時、松岡さんというファクターを通すことによって、僕の頭の中にあったふたつの案がひとつにまとまりました」。池田は脚本を先に書き上げ、松岡に見せた。そして「これは松岡充でしかできないから、もし兄さんが断ったら、一生世に出ることはない」と迫った。しかし、松岡からはなかなか返事がなかった。ある日、恐る恐る聞いてみると「もう出演する気でいた」という答えだった。そうして動き出した本プロジェクト。原案は古典作品だが、気軽に楽しんでほしいといざなう。「演劇は娯楽。単純に遊びに来てほしいです。2時間後には“いや~楽しかったね”と劇場を出ていただける作品になっているので、まずは劇場に足を運んでいただいて、演劇体験をしてほしい」と意気込み、原作ファンに向けても「“あのシーンはこうなったんや”と思ってもらえるように作っています!」とアピールした。公演は10月5日(土)から13日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、10月26日(土)・27日(日)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演。7月13日(土)一般発売開始。チケットぴあでは、7月7日(日)23:59まで2次プレリザーブ受付中。取材・文:岩本
2019年07月03日「ネプチューン」「くりぃむしちゅー」「チュートリアル」の3組7人の芸人がMCを担当するバラエティ「しゃべくり007」の7月1日(月)今夜放送回に、女優の真矢ミキ、新木優子がゲスト出演。この夏公開の映画でそれぞれ活躍する2人はしゃべくりMC陣と何を語る?90年代に宝塚の男役スターとして活躍、日本武道館でソロコンサートを開催、篠山紀信による写真集出版など宝塚の世界に新風を吹き込むと、『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』や『舞妓Haaaan!!!』などの作品に女優として出演。最近では「下町ロケット」や「黒革の手帖」などで活躍。「理想の上司」ランキングで上位にランクインを続けるなど憧れの女性として多くの人々から支持をうける真矢さん。モデルとして活動しつつ「家売るオンナ」や『聖の青春』などで女優としても頭角を現すと、「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」では凄腕ハッカー役、「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season」では新人フライトドクター候補生、「SUITS/スーツ」では本番に弱いパラリーガル、そして1月クールの月9「トレース~科捜研の男~」では新人法医学者と多彩な役を演じ分ける実力派へと成長を遂げた新木さん。今回は真矢さんがその“男前すぎる”私生活を公開するほか、新木さんは秘密にしてきた“オタク生活”を解禁。2人の女優のプライベートは必見。今夜のゲスト、真矢さんは第28回日本冒険小説協会大賞、第13回大藪春彦賞を受賞した平山夢明による同名小説を映画化する『Diner ダイナー』に出演。同作は藤原竜也が元殺し屋の天才シェフを演じて、真矢さんも無礼図なる“殺し屋”役として登場する。また玉城ティナ、川栄李奈、コムアイ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、斎藤工、土屋アンナ、木村佳乃、小栗旬らバラエティに富んだキャストが共演。新木さんはおもちゃたちの世界を舞台にしたピクサーの大ヒットシリーズ最新作『トイ・ストーリー4』に声優として出演。ウッディと手作りおもちゃのフォーキーが迷い込んだアンティークショップにいる可愛らしい見た目の女の子の人形役を演じる。『Diner ダイナー』は7月5日(金)より全国にて公開。『トイ・ストーリー4』は7月12日(金)より全国にて公開。「しゃべくり007」は7月1日(月)今夜22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年07月01日将棋の羽生善治九段(48)が6月4日、第60期王位戦挑戦者決定リーグ白組プレーオフで永瀬拓矢叡王(26)を破り、通算勝利数1,434勝を達成。大山康晴十五世名人の持つ最多勝数記録を更新して歴代単独1位となった。対局後には会見が開かれ、羽生九段は今の気持ちを聞かれ、「大山先生と比較することは難しいとは思うんですけど、一応、数字の上では1つ先にいけたということは棋士として大変ありがたいことだなとも思っています」とコメントしたと各メディアが報じている。大記録を達成しながらも、謙虚な姿勢を崩すことはなかったようだ。今回の他にも永世七冠など数々の記録を残す羽生九段。次なる記録は通算タイトル100期の可能性が高く、6日には木村一基九段(45)との王位戦挑戦者決定戦が控える。今回の記録多成の熱も冷めぬまま、前人未到の新たな大記録を今年にも達成するかもしれない。ネットでは、ファンからも「羽生さんのタイトル通算100期が見たい」「タイトルホルダーに勝利して、新記録達成…このまま狙うはタイトル100期だ!!」と次なる記録を期待する声が上がっている。
2019年06月05日俳優の池田純矢が5月31日、大阪・カンテレ本社で行われた、作・演出・出演舞台『絶唱サロメ』(10月、東京・紀伊國屋ホールと大阪・サンケイホールブリーゼで上演)の会見に出席した。池田が、1893年にオスカー・ワイルドが発表した戯曲『サロメ』に出会ったのは小学生の頃で、16~17歳の時に「声を出して読むとこんなに面白いんだ!」と魅力に気付いたそう。主演の松岡充は、『不届者』という舞台で共演した際、運命的な出会いを感じたと振り返る。「松岡さんとの出会いは、僕の中でドカンと一発雷が落ちたような衝撃がありました。松岡さんの歌声に、歌詞や言葉が形になって目の前に現れるような、そんな印象を受けたんです。これをそのまま演劇にしたら面白いなと思い、妖艶な魅力のある『サロメ』という作品と、それまで別で考えていた演劇と音楽の融合を、松岡充というファクターを通すことで1つになったんです」と目を輝かせた。とはいえ、26歳の池田が松岡にオファーを頼むのには相当な覚悟もあったそうで、「僕は今26歳という若造なので、松岡さんに軽々しく『出てください』なんて言えないじゃないですか。だから、自分のできる限りの誠意として、ご本人に伝える前に、この『絶唱サロメ』の脚本を先に作ったんです。そして、松岡さんに『この本を読んでください。この作品は松岡充でしか作れないから、もし断ったら、もう世に出ることはないですから!』」と熱烈にオファーしたエピソードを披露した。大阪出身で、ジュノンボーイ準グランプリを獲る14歳まで、大阪で育ってきたという池田。地元への思いも強く、小さい頃から吉本新喜劇を観て育ってきたという。「大阪は自分のルーツですし、誇りを持っています。それに、関西の人ってめちゃくちゃ笑うじゃないですか。笑うから面白いんやろなって。そういう文化はすごく好きですし、あとは飯がうまいし、女の子もかわいい(笑)」と地元愛を語った。『絶叫サロメ』は、東京公演が10月5日~13日、大阪公演が10月26日~27日。チケット一般発売は、7月13日10時から。
2019年06月01日2016年の初演が全公演ともに完売し、日本中を熱狂の渦へと巻きこんだ「キンキーブーツ」。今回の再演では、大好評を博した小池徹平・三浦春馬の主演コンビを始め、ほとんどのキャストが続投。パワーアップをして帰ってきた。【チケット情報はこちら】今回、4月16日の開幕に先駆け、囲み取材と公開ゲネプロが行われ、取材には、靴工場「プライス&サン」のオーナーであるチャーリー・プライス役の小池徹平、その靴工場の専属デザイナーとなるドラァグクイーンのローラ役の三浦春馬、本作の演出・振付を手がけるジェリー・ミッチェルの他、ソニン、玉置成美、勝矢、ひのあらたなどの豪華なメンバーが登壇した。イギリスの田舎町にある老舗の靴工場「プライス&サン」の跡継ぎとして育てられたチャーリー(小池)は、父親の急死により、自らの意に反して工場を継ぐことになってしまう。倒産寸前である工場を立て直すため、“新しい市場”を開発するべく、ドラァグクイーンのローラ(三浦)にヒントを得たチャーリーは、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくる決意をする。型破りなローラと保守的な靴工場の従業員たちとの軋轢に悩みながらも、チャーリーはキンキーブーツに工場の命運をかけたプロジェクトを推し進めるが……。今回の日本人キャスト版の再演について、ブロードウェイのオリジナル版の演出・振付も手がけるジェリー・ミッチェルが「ほとんどのキャストが3年前の上演時と同じメンバーで戻ってきてくれた。それだけ作品を皆さんが愛してくれたということ。そして、このショー自体が非常に愛と信頼関係、そして相手をそのまま受け容れるということがテーマになっているが、その信頼関係があってからこその再演だと思っている。キンキーブーツに対する愛は私もそうですし、ニューヨークのシンディ・ローパーも同じ気持ちだと思う」と喜びを語ると、三浦も「1度やっているので、みんなのチームワークはそのままに、今回はそれぞれが3年間学んできたことをシェアしながら稽古できたと思っている」と手応えを語った。また、小池も「すごく安心感のあるカンパニーで、みんなの絆が稽古期間中により深まった。ようやく皆さんに見ていただけるので、本当に楽しみです」と笑顔を見せ、作品の完成度の高まりをアピールした。公演は5月12日(日)まで、東京・東急シアターオーブにて上演。その後5月19日(日)から5月28日(火)まで大阪・オリックス劇場にて上演。
2019年04月16日俳優の小池徹平と三浦春馬がW主演を務めるミュージカル『キンキーブーツ』の公開ゲネプロが15日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われた。2013年にトニー賞で作品賞をはじめとする6部門を受賞したブロードウェイミュージカル『Kinky Boots』を、2016年に小池と三浦のW主演で初演。連日スタンディングオベーションの盛り上がりを見せた『キンキーブーツ』が、3年ぶりに帰って来た。経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス役を小池、ドラァグクイーン・ローラ役を三浦、そして、靴工場で働く従業員・ローレン役をソニン、チャーリーのフィアンセ・ニコラ役を玉置成実、靴工場の現場主任ドン役を勝矢、工場長ジョージ役をひのあらたと、主要キャスト続投で贈る。イギリスの田舎町ノーサンプトンの老舗の靴工場「プライス&サン」の跡継ぎとして生まれたチャーリーは、父親の意向に反してフィアンセのニコラとともにロンドンで生活する道を選ぶが、その矢先、父親が急死し工場を継ぐことになってしまう。工場を継いだチャーリーは、実は経営難に陥って倒産寸前であることを知り、幼い頃から知っている従業員たちを解雇しなければならず途方にくれる。だが、従業員のローレンに、倒産を待つだけでなく新しい市場を開発するべきだとハッパをかけられたチャーリーは、ロンドンで出会ったドラァグクイーンのローラにヒントを得て、危険でセクシーなドラァグクイーンのためのブーツ“キンキーブーツ”をつくることを決意。チャーリーはローラを靴工場の専属デザイナーに迎え、2人は試作を重ねる。型破りなローラと保守的な田舎の従業員との軋轢の中、チャーリーはミラノの見本市にキンキブーツを出して工場の命運をかけることを決意するが・・・。困難な中でも自分らしく生きることの大切さを教えてくれる、笑いと感動にあふれたブロードウェイミュージカルの最高傑作。公開ゲネプロでは、小池、三浦をはじめとするキャストが、歌に踊りに、エネルギッシュなパフォーマンスで大切なメッセージを届けた。ドラァグクイーン役として衣装や肉体にも注目が集まる三浦は、ミニスカートやロングドレスなどの女装、ベスト&ボトムなどの男装で抜群のスタイルを披露。さらに、ボクシングシーンでは、ボクサーパンツ姿で鍛え上げた上半身を存分に見せつけた。公開ゲネプロ前に行われた囲み取材で、三浦は体作りについて「半年前から計画的に作ってきました」と明かし、「以前は、筋肉質な大きな体を目指していたんです。美しい肉体も必要不可欠だと思っていたので大きくしていたんですけど、今回は美を追求したというか、曲線をきれいに見せるための体作りをしてきたつもりです」と前回とは違うアプローチをしたと説明。その仕上がりに演出・振付のジェリー・ミッチェルは「エクセレント!」と絶賛していた。ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は、東京公演は4月16日~5月12日に東急シアターオーブにて、大阪公演は5月19日~5月28日にオリックス劇場にて上演。
2019年04月16日俳優の小池徹平と三浦春馬が15日、東京・渋谷の東急シアターオーブで行われたブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』の囲み取材に、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた、演出・振付のジェリー・ミッチェルとともに出席。三浦は、再びのドラァグクイーン役で美を追求したと明かした。2016年に小池と三浦のW主演で初演。連日スタンディングオベーションの盛り上がりを見せた『キンキーブーツ』が3年ぶりに帰って来た。経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役の小池、ドラァグクイーン・ローラ役を三浦をはじめ、主要キャスト続投で再集結した。三浦は「素晴らしい稽古ができたと思います。一度やっているので、みんなのチームワークそのままに、今回はそれぞれが3年間成長してきたので、それをみんなでシェアしながら練習できたかなと思っています」と手応え。小池も「本当に3年たったんだっていうくらい、みんなの顔を見たときにすごく安心感のあるカンパニーたちなので、『キンキブーツ』が動き出すのをみんな心待ちにしていたと思う。すごいまとまっていて、より絆が深まって、ようやくみなさんに見ていただけるので楽しみです」とうれしそうに話した。ドラァグクイーン役の三浦は、体のラインがあらわなセクシーな女装を披露。再演ということで堂々とした様子で、報道陣から「慣れた?」と聞かれると、「ですかね」と笑い、「やはり喜びがありますし、誇りにも思います。その思いがどっかしら現れているんですかね」と語った。また、今回の体作りについて「半年前から計画的に作ってきました」と明かし、「以前は、筋肉質な大きな体を目指していたんです。美しい肉体も必要不可欠だと思っていたので大きくしていたんですけど、今回は美を追求したというか、曲線をきれいに見せるための体作りをしてきたつもりです」と前回とは違うアプローチをしたと説明し、その仕上がりにジェリー・ミッチェルは「エクセレント!」と絶賛した。ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』は、東京公演は4月16日~5月12日に東急シアターオーブにて、大阪公演は5月19日~5月28日にオリックス劇場にて上演。
2019年04月15日笑福亭鶴瓶と川栄李奈のコンビがスタジオに招いたゲストとトーク、鶴瓶さんがゲストの関係者に徹底取材したVTRも話題の「A-Studio」。3月15日(金)放送回のゲストは俳優の小池徹平を迎え、舞台への一途な想いや弟との友情秘話などが語られていく。15歳でジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリに輝き芸能界入り。2002年にドラマ「天体観測」で俳優デビューを飾るとその後「ウォーターボーイズ2」などに出演。また同時期からウエンツ瑛士と音楽ユニット「WaT」を結成し地道なストリートライブ活動を始め、その後2005年、2006年と連続で紅白出場を果たすほどの成功を収めた。俳優としては田村裕の少年時代を映画化した『ホームレス中学生』で主人公の田村さんを演じ、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したほか、『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』や連続テレビ小説「あまちゃん」などの作品で話題を振りまいたほか、2016年上演の舞台「キンキーブーツ」に主演、舞台俳優としても高い評価を獲得。昨年秋放送の「大恋愛~僕を忘れる君と」では若年性認知症によって心が壊れていく青年を演じたのも記憶に新しい。そんな小池さんの弟を鶴瓶さんが取材、16歳で上京して弟と過ごす時間が短かったと語る小池さんが語る「いま、一番仲が良い」という弟との秘話や、舞台への想いなどがたっぷり詰まった30分をお届けする。小池さんが舞台俳優としての高い評価を受けるきっかけとなった「キンキーブーツ」がこの春再演されることに。前回に続き小池さんが経営不振に陥る靴工場の跡取り息子チャーリー役に、三浦春馬がドラァグクイーンのローラ役を演じるほか、靴工場で働く従業員のローレン役でソニン、チャーリーのフィアンセのニコラ役で玉置成実、靴工場の現場主任ドン役で勝矢、工場長ジョージ役でひのあらたらが再結集。ブロードウェイミュージカル「キンキーブーツ」東京公演は2019年4月16日(火)~5月12日(日)東急シアターオーブにて、大阪公演は2019年5月19日(日)~5月28日(火)オリックス劇場にて公演となる。「A-Studio」は3月15日(金)今夜23時15分~TBS系で放送。(笠緒)
2019年03月15日俳優の飯島寛騎と鈴木勝吾が、舞台『ちょっと今から仕事やめてくる』でW主演を務めることが31日、明らかになった。同作は、70万部を超えるベストセラーとなり、第21回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞した北川恵海の同名小説を初めて舞台化。17年には映画化もされた。ブラック企業で働く若手社員の青山隆(飯島寛騎)は、疲労のあまり駅のホームで意識を失い、電車にはねられそうになったところを幼馴染みのヤマモト(鈴木勝吾)と名乗る男に救われる。しかし、青山がヤマモトについて調べると、出てきたのは3年前に激務で鬱になり、自殺した男のニュースだった。飯島、鈴木に加え、元℃-uteメンバーの中島早貴が、常に優秀な青山の先輩・五十嵐を演じる。葉山昴、ケーナ奏者としても活躍をみせる実力派俳優の田中健が出演。劇団oneor8の田村孝裕が脚本、深作健太が演出を務める。公演はCBGKシブゲキ!!にて6月13日〜6月23日。
2019年01月31日「お母さんが亡くなった直後、真矢さんは“介護後うつ”のような状態に陥り、人知れず苦しんでいました。真矢さんは認知症のお母さんを在宅介護していましたが、16年に施設への入所を決断したんです。『そのせいで母が弱ってしまったのでは……』と考えずにはいられなかったのだと思います」(真矢の知人)真矢ミキ(54)の母・雪子さん(享年88)が急逝してから1カ月半がたつ。自責の念を募らせていたからか、母の逝去後にはずっと沈黙を貫いてきた真矢。自身がMCを務める『ビビット』(TBS系)でも母の死について語ることを避けてきたのだが――。「当初、真矢さんサイドから番組の制作スタッフに『母の死についてはできるだけ触れないでほしい』との要請があったそうです。でもごく最近、『もう大丈夫です』と“解禁”が出たと聞いています。スタッフも共演者たちもみんな心配していましたが、真矢さんは気丈に仕事をこなしています」(番組関係者)そして11月27日に放送された同番組で、真矢が初めて亡き母について語ったことが話題になった。番組では、在宅介護していた母を看取ってから10年間うつに悩まされていたことを著書『“介護後”うつ』(光文社)で告白した、安藤和津(70)を特集。そこで真矢は「(安藤和津さんを)すごく尊敬します。とくに自宅介護で16年ですよね。私なんて(母が)忘れっぽくなってから10年くらい。この間亡くなったんですけども……」と言及したのだ。この心境の変化の裏には何があったのだろうか――。「12月15日に、真矢さんはお母さんの四十九日を迎えました。その直前に『ずっとクヨクヨしてても仕方がない!』と、気持ちを新たにしたのだといいます。もちろん完全に悲しみが癒えたわけではないと思いますが、真矢さんは少しずつお母さんの死を乗り越えようと前向きに頑張っています」(前出・知人)母娘関係改善カウンセラーの横山真香さんもこう同調する。「亡くなった直後は深い悲しみや負の気持ちが強いので、自分や故人を責めるようなネガティブな言葉しか出てこない。真矢さんは人前に出る仕事で自分を客観視できる方なので、これまではお母さんのことを話さないようにしていたのだと思います。だからこそお母さんの死を口に出せるようになったということは、心の窓が開いた証拠。これは、大事な人の死から立ち直るための一般的なプロセスなんです」プライベートでも真矢と親交が深いという安藤和津は、自身の経験を踏まえて、母の死との向き合い方についてこんなアドバイスをしてくれた。「アドバイスと言っても、私も母を見送ったのは1回きりの経験ですから。ただ、1つだけ言えるのは『絶対に悔いを残さないで』ということでしょうか。『あのときこうしていたら』とか『もっと一緒に過ごしてあげれば』とか、“タラレバ”は駄目です。私の場合、母が亡くなってから10年以上経った昨年くらいまでは、そんなことをずっと思い悩んでいたんです。でもそうした考え方は、亡くなった人の供養になりません。私は自分のことを責め続けていましたが、それでは母も嬉しくないだろうなって」最後に、真矢へこんなエールを送る。「真矢さんのお母様は施設に入られていたそうですが、プロの方にきちんとお任せするというのは正解だったと思います。私のときは施設は不十分で選択肢も少なかったですが、今は状況も全然違いますからね。まだまだ日が浅くて辛いと思いますが、きっと時が癒してくれます。真矢さんは、もう十分に親孝行されました。いつかお母様との楽しい思い出をだれかと語り合うことが、そして真矢さん自身がテレビを通してたくさんの人の心を癒すことが、お母様へのいちばんの供養になるでしょう」“親友”からの温かい言葉が、彼女のかけがえのない支えになっている――。
2018年12月21日朝の情報番組『ビビット』での、視聴者に寄り添いながらも自身の意見をズバリと表明する嘘のない姿勢が、多くの人の共感を得ている。率直で飾らない真矢ミキさんの素顔とは。――伝統を重んじる宝塚に、次々と新しい価値観を持ち込んだのが真矢さんだったといわれていますけれど、自覚はありましたか。真矢:ないですね。ただ、いま下級生と劇場で会ったりして、あの時に真矢さんにこんなことを言われて、って話を聞いて、自分でびっくりすることも多いんです。ある時、私のところに電話がかかってきて、「生きるのが嫌んなっちゃった」って言われたことがあって、その時の私ったら、「私には必要だから生きてね。じゃあ私、忙しいから切るわね」って切ったんだそうです。その電話の主には、「いろんな人から言われたどの言葉より、あの時に“生きなきゃ”って焦りました」って感謝されるんだけど。でも、そういうところあるんですよ。あんまり自分の意見を人に熱く語ったりするタイプじゃないんです。だから、気が合えば最高だけど、受け入れられない人もいるんだろうと思います。その方々には申し訳ないんだけれど。――『ビビット』でも、ご自身の言葉で語ろうとされていらっしゃるところが素敵だなと思います。真矢:あるがままなんです。だから時に言いすぎちゃったり、しゃべっているうちに何が言いたかったのかわからなくなってしまうこともあって…あの番組の2時間の間に、結構落ち込んだりしています。ぬいぐるみを置いて去ろうかと思ったこともありますから(笑)。――堂々とした印象があって…。真矢:それはこれまで演じてきた役のイメージが大きいと思います。そもそも私、カッコ悪い人間なんですよ。あるがままでいすぎて、失敗も多いし、失言も多いし。そんな自分に、唯一カッコいいところがあるとしたら、そのカッコ悪さを包み隠さずに言えるところだと思っています。――ナーバスな話題にも、無難なコメントで終わらせようとせずに、きちんと意見を表明するところがすごいなと思っています。真矢:私、無難っていうのが好きじゃないんです。それは自分のダメなところでもあるんですけどね。うちの母はずっと私に「普通に生きろ」と言い続けてきました。でも、言われるたびに「普通って、一番興味ないんですけど」って心の中で思ってたんですよね。母が他界してから、うっすらとわかってきたのは、人生って激動だから、いつも普通にいられるような考えでいろ、っていう意味だったんじゃないかってこと。忘れられないのは、私が初めて主役をもらった時、両手いっぱいの花束を抱えて帰ってきた私に、母がすぐに、「その花束を置いてゴミを出しに行ってきて」って言ったんです。その時には、なんでいまなのって思ったけれど、当時の母の心境としては、どんどん大きな役をもらうようになっていた私が過信するのを止めたかったのかもしれません。私が調子に乗っているのがわかると、いつも隣でそれを諌める人でしたから。だからいまも、ちょっと調子に乗りそうになると母の声がどこからか聞こえてくるんです。宝塚時代、悔しい気持ちが頑張るバネになってくれた。――宝塚でトップスターに上り詰めるには、ある意味、自分を信じることも必要だったのでは。真矢:でも、最後までそうは思えなかったです。代わりに悔しさがバネになってくれていました。周りのいろんな人に、どうせ上にはいけないんだからって言われるほど、いまに見てろっていう気持ちになって。当時の私は、ゆるーいアウトローみたいな感じ。あまり役がつかなかった時に、上層部の一番偉い方に、「なんで私に役がつかないんですか?」って言いに行ったこともありました。「できないからだよ」ってあっさり返されたうえ、一部始終をみんなに聞かれて、あれは恥ずかしかったぁ。そんなカッコ悪いことをいっぱいやってきているんです。――そんなふうに自分に正直に生きられたらと思う若い女性たちは多いんじゃないでしょうか。真矢:周りにいる若い子たちを見ていると、物事を逆算して考えて進んでいける賢さがあって、勇気も正義感もあって、すごいんです。彼らに足りないのは、あとはコミュニケーションだけじゃないかと思います。いまの時代って、興味があることは検索すればすべて出てきますよね。便利だけど、逆に自分の好きなことしか入ってこない。無駄だと思うかもしれないけれど、人としゃべったり、テレビやニュース番組とか、雑誌や新聞を見てほしいと思う。無駄なものがたくさんあるかもしれないけれど、その無駄なものから得られることっていっぱいありますから。自分の興味とは離れたところに新しい発見があって、それを手に入れたら、いまの若い子たちは鬼に金棒じゃないかしら。まや・みき広島県生まれ、大阪府育ち。1981年に宝塚歌劇団に入団し、’95年に花組トップスターに就任。宝塚の男役スターとして初めて日本武道館でソロライブをおこなうなど、高い人気を博した。’98年の退団後は女優に転身。ドラマや映画、舞台など幅広く活躍。’15年より『ビビット』(TBS系)の司会を務める。真矢さんの主演するドラマ『さくらの親子丼2』は、毎週土曜23時40分~、東海テレビ・フジテレビ系で放送中。全8話。自ら営む古本屋で、行き場をなくした子供たちに無償で親子丼を振る舞う九十九さくら(真矢)を主人公に、’17年に放送された『さくらの親子丼』の続編。今回は、古本屋から「子どもシェルター」に場所を移し、食事スタッフとして子供たちと向き合っていく。共演に名取裕子、柄本時生、相島一之ほか。※『anan』2018年12月19日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・石野美穂ヘア&メイク・平 笑美子インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2018年12月14日TVアニメ「聖闘士星矢 セインティア翔」に、三森すずこ、竹達彩奈、森下由樹子、佐藤利奈の出演が決定。本作のメインビジュアルも公開された。原作漫画「聖闘士星矢」の“銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)編”と“聖域十二宮編”と時を同じくして、城戸沙織(アテナ)やアテナの身辺を警護する聖闘少女たちに巻き起こ る闘い、葛藤、そして、それぞれの成長の物語を描く本作。すでに、主人公・翔子役の鈴木愛奈をはじめ、M・A・O、水瀬いのり、中島愛、関俊彦、田中秀幸、置鮎龍太郎ら豪華声優陣の出演が決定している。今回新たに発表されたのは、4名の人気声優たち。聖闘少女で小熊座(ウルサミノル)のシャオリン役に、「ラブライブ!」「タイガーマスクW」などに出演し、歌手としても活躍する三森すずこ。同じく聖闘少女のカシオペア座のエルダ役には、「けいおん!」「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」「神のみぞ知るセカイ」に出演する竹達彩奈。聖闘少女であるが敵か味方かつかみどころのない冠座(ノー ザンクラウン)のカティア役に、「ちびまる子ちゃん」「ONE PIECE」など人気作にも出演した森下由樹子。聖闘少女になるべく決意した翔子に、聖闘士や小宇宙について教え、導く師となる白銀聖闘士 (シルバーセイント)の孔雀座(パーヴォ)のマユラ役に、「とある魔術の禁書目録」「夏目友人帳」「よんでますよ、アザゼルさん。」など数々の人気作に出演する佐藤利奈が決定した。なお、キャラクターデザインには荒木プロの血を継ぐ市川慶一と西野文那。シリーズディレクターを玉川真人。シリーズ構成を高橋郁子が担当。企画・製作の東映アニメーションと手を組み、GONZOがアニメーション制作を手掛ける。「聖闘士星矢 セインティア翔」は12月24日(月・祝)19時~アニマックスほかにて放送。12月10日(月)19時~Amazon Prime Video チャンネル (スカパー!アニメセット for Prime Video)にて最速配信※毎週月曜更新。(cinemacafe.net)
2018年11月19日境内の木々もわずかに色づき始めていた11月3日、東京都内の寺院を訪れたのは女優・真矢ミキ(54)だった。166cmの長身でいつも颯爽としたイメージのある真矢だが、通夜が行われる斎場へ向かう彼女は、うつむき加減で、心なしか小さく見えた。真矢ミキ“最愛の母”の逝去が、所属事務所によって公表されたのは10月30日のこと。《弊社所属の女優・真矢ミキのご母堂・佐藤雪子儀(享年88)が平成30年10月27日心不全により逝去いたしましたことを謹んでご通知申し上げます》母に認知症の症状があることを真矢がブログで明かしたのは8月20日。《今日、母が私を忘れていた。今年で米寿を迎える母母の夫、私にとっての父が他界してから約14年が経つあの父が亡くなった夜から、母は少しづつ悲しみを忘れたいのか、現実逃避していった気がする》そんな悲痛な告白から、わずか2カ月で母・雪子さんは逝ってしまったのだ。芸能関係者は言う。「ブログのコメント欄には真矢を励ます声も多数寄せられました。事務所が逝去を公表した翌日には、真矢がMCを務めている情報番組『ビビット』(TBS系)で何らかの報告をするのではないかと見られていましたが、彼女は何も語りませんでした。彼女のブログも9月25日以降はストップしています(11月5日現在)。その悲しみの深さがうかがえますね」真矢は9月上旬のインタビューで母・雪子さんを老人ホームに入所させていたことを語っている。’16年に、雪子さんが真矢夫妻と同居していた家の玄関で尻もちをつき、股関節の一部を骨折してしまったことがきっかけだったという。インタビュー中の真矢の言葉には、施設へ入所させたことが、母の認知症をより進行させてしまったのではないかという悔恨もにじんでいた。《しかし、認知症にならないためには生きた会話がないといけないと、思ったのも事実。いくら1対1で介護士が付くといっても、YES、NOの会話の連続では、やはり駄目だということも、毎日会いに行くということより、生きた会話をしなければいけなかったんだと今は思います》(『女性セブン』9月20日号)母の逝去後に沈黙を保っていたのは、“ほかの選択肢も探すべきだったのでは”という自責の念を募らせていたからなのだろうか。老人ホーム入居者の家族について調査をしている大妻女子大学人間関係学部人間福祉学科の井上修一准教授は言う。「ホーム入居者の家族は『不自由な場所で生活させている』など、多少なりとも罪悪感や後ろめたさに囚われているケースが多いのです。また介護をしていた相手を突然失ったことで、家族はやり場のない喪失感に襲われます。『もっと親孝行できたのではないか』『もっと会いに行けばよかった』……。頑張ってきた家族ほど、そうした後悔の念は強まる傾向にあります」通夜・告別式が営まれた寺は平安時代に創建されたと伝えられる古刹で、付近の住民からは散策スポットとしても親しまれている。「お寺は真矢さんのご自宅からも近いですし、きっとお母さまと歩かれた思い出もあるのでしょう」(真矢の知人)
2018年11月07日真矢ミキ(54)の母親・佐藤雪子さんが心不全のために死去したと10月30日、真矢の所属事務所が発表した。88歳だったという。宝塚歌劇団への入団を勧めたのも、“真矢ミキ”という芸名を思いついたのも雪子さんだった。さらに08年の西島数博(47)との結婚にも、雪子さんからのアドバイスの影響があったという。真矢にとって雪子さんとは、母であり恩人だった。「しかし真矢さんの40歳の誕生日にお父さん、つまり雪子さんの旦那さんが他界しました。すると雪子さんに認知症の兆候が出てきたそうです。心配した真矢さんは夫である西島さんの提案もあり、雪子さんとの同居生活を決心しました」(真矢の知人)雪子さんは16年、尻餅をついた衝撃で骨折。真矢は頼りにしていた母の次第に弱りゆく姿に“老いるとはこういうことなのか”とショックを受けたという。「今年8月、真矢さんは自身のブログで雪子さんについて『今日、母が私を忘れていた』と報告しました。骨折を機に雪子さんは高齢者ホームに入所しましたが、真矢さんの気づかないうちに認知症の症状が進行していたようです」(芸能関係者)真矢は女性セブン18年9月20日号で、「母が私を忘れていた」日について語っている。当初はショックだったようだが、介助を通して“学び”があったようだ。高齢者ホームからの帰り道、彼女はこう考えたという。《神様は親切で、徐々に親が老いていくということ、昔を忘れていくことを、ゆっくり時間をかけて教えてくれている。母の娘から、1人の大人の女性に、勇気を出して受け入れ一歩進みなさいと。そして母が忘れてしまっても、私が母の分も忘れないでいるからねと、心の中に決めた道のりでした》そんな母がいたからこそ、真矢もまた前を向いて歩き続けていた。「真矢さんは『ビビット』(TBS系)に出演するため、平日は朝4時半に起床。帰宅すると雪子さんの介助と家事をこなし、翌日の『ビビット』の準備をして夜11時には就寝していました。とてもハードな生活でしたが、彼女は弱音を漏らしませんでした。そこまで頑張ることができたのも、誰よりもお母さんのことを愛していたからなのでしょう」(前出・芸能関係者)母の老いを受け入れ、最後まで娘としての務めを果たした真矢。さぞ天国の母も、感謝しているだろう――。
2018年10月31日昨年10月に放送した真矢ミキ主演「さくらの親子丼」の第2弾が、12月1日(土)より放送することが決定。“オトナの土ドラ枠”から続編が制作されるのは今回が初、真矢さん主演の連続ドラマがシリーズ化されるのも初となった。■ストーリー一日だけ…。三谷弁護士に頼まれ、九十九さくらが食事スタッフとしてやってきたのは、子どもシェルター「ハチドリの家」。虐待などを受けた子どもたちが一時避難する施設で、親や大人から守るため、場所は公にされていない。そこにいたのは、母親の愛人から性的虐待を受けていた井口茜。父親から性的虐待を受け、反動で中学生の頃から売春や覚せい剤に手を染めた新城由夏。盗癖があり、ヤクザから追われていた藤島玲奈。裕福な家庭に生まれ、成績優秀も親から虐待を受けていた小宮山詩。母親の再婚相手から性的虐待を受けていた白鳥マリアなど…壮絶な地獄を見てきて子どもたちだった――。■「オトナの土ドラ」初めて“シリーズもの”前作では、行き場を無くした子どもたちに無償で親子丼をふる舞い続けた真矢さん演じる古本屋の店主・九十九さくら。今回は、さくらの古本屋兼自宅「九十九堂」から、虐待を受けた子どもたちが一時的に避難・保護できる施設“子どもシェルター”に舞台を移し、シェルターの食事スタッフとなったさくらが食事を通じ子どもたちと向き合う。また、今作では親子丼だけでなく、様々なメニューが登場する。■真矢ミキ、続編決定に「チョッと不安」本枠初の続編に主演の真矢さんは、「うれしいですね。私、何事においても初めてって“好物”なんですよ(笑)」と喜び、「今回も予定調和に終わることなく、さくらの気持ちを出していきたいです。ただパート2は、前作から数年後とかでなく、物語がすぐ続いているんです。髪の毛の長さとか、回想シーンとか、1年ぶりの私にちゃんと演じられるのか、チョッと不安です。『大丈夫、私。一年で老けてない!?』と(笑)」とコメント。また、「『さくらの親子丼2』は、いままさに社会が直面している問題を描いているんです。子供たちに関わるニュースを見聞きすることで、『いま、やるべき作品なんだ』と、私の背中を押してくれ、心を奮い立たせてくれています。さくらも模索していますし、ドラマ自体、答えを提示するような作りではありません。今回も謙虚に取り組み、パート1の出来事を経てのさくらというのを随所で見せていきたいので、心のひだをさらに丁寧に演じていくつもりです」と本作への意気込みを語っている。脚本は前作に引き続き、連続テレビ小説「あぐり」「すずらん」、「3年B組金八先生」の清水有生。実際にシェルターで取材を重ね、書き上げたオリジナル作品だ。オトナの土ドラ「さくらの親子丼 2」は12月1日より毎週土曜日23時40分~東海テレビ・フジテレビ系にて放送(全8話予定)。(cinemacafe.net)
2018年10月22日西森博之の人気原作を鬼才・福田雄一監督で実写化する「今日から俺は!! 」。主演の賀来賢人をはじめ、伊藤健太郎、清野菜名、橋本環奈など若手俳優が出演する本作から、この度、総勢11名の敵役メインゲストが発表された。■福田組常連から初参戦まで豪華キャストが集結!主役の賀来さんのほか、ムロツヨシ、佐藤二朗、吉田鋼太郎など、豪華メンバーが揃う中、この度解禁されたのは、物語の核となる敵役、その数なんと11名!演じるメインゲストには、福田組常連、『亜人』の城田優、『オズランド笑顔の魔法おしえます。』の出演を控える中村倫也、『純平、考え直せ』の戸塚純貴、『50回目のファーストキス』の勝矢、『honey』の坂田聡。そして舞台を中心に活躍の幅を広げる若手俳優、平埜生成や池田純矢。さらに福田組初参戦となる、須賀健太・阿部亮平・渋谷謙人・波岡一喜と、個性豊かなメインゲストが勢ぞろい。果たしてどんな悪党に徹し、敵役を演じ切るのか期待が高まる。■敵役メインゲスト、コメント一挙公開!城田優福田組で初めて一切笑いをとらない役ところを演じさせて頂きました。とにかく最怖のラスボスを作り上げることに徹しました。また、お茶の間に嫌わることでしょう(笑)次世代の面白い役者さん達が集まっています。僕自身放送を楽しみにしています。中村倫也今回は、洗練されたファッションに身を包み、三橋と伊藤をひたすらイラつかせるシティ派の不良という役。ふざけてなんぼの福田組で、まさかのボケ禁止令発動。台本からはみ出すことばかり要求されてきたのに!普通に演じることが、この組ではむず痒くて落ち着かない!なんか嫌だあ!そんな気持ちを押し殺し、頑張ってチャラついた男を演じました。あ、久しぶりにアクションも頑張りました。是非観てやってくださいませ。須賀健太ついに念願の福田組に参加!こんな嬉しい事はないっ!!お話をいただいた時はどんなアドリブやれるんだろうなぁ~とワクワクしていました!しかし蓋を開ければアドリブゼロ!っていうより僕、笑いゼロ!ですがそれ以上にトリッキーで刺激的な役を頂きました…ぜひお楽しみに。勝矢話をもらった時には、また楽しくなるぞ!って、台本を読んでさらにこりゃ面白くなるぜ!!って興奮しました。子供の頃読んでた漫画だったので、ドラマ化ってのも嬉しかったですね。しかも、その当時の髪型やファッションまで再現してますから、そこも楽しんで観て下さい。戸塚純貴中学の時に読んでいた名作、福田さんからの今作のありがたいお声がけで強い人が演じられると思っていたら…安定のヘタレでした。登場人物、セリフから喧嘩、制服から時代背景、完全復活しています!お楽しみに!坂田聡福田さんとのお仕事は、毎回そりゃーおもしろいですよ。楽しすぎて今となっては撮影後に共演者の皆さんと食べた美味しいお肉の味しか思い出せない私ですが、確かアウトレイジ風味で、柔道の師範代の役を熱演しました。そんなこんなで楽しく仕上がってると思うので是非ご家族でお楽しみください。波岡一喜福田監督とは、以前からお話させていただく機会はたくさんあったのですが、仕事としては今回が初の福田組参加でした。しかも、若い頃にガッツリ読んでた「今日から俺は!!」でご一緒できるなんて、こんな幸せなことはありません!でも…俺があと20歳若ければ学生役もできたのに(涙)阿部亮平今回このお話を頂いた際、リアルタイムで学生時代見ていた漫画であるということに加え、あの福田監督と初めてご一緒出来るということで、ワクワクした気持ちと緊張感がありました。現場では雰囲気も凄く良く、稽古、リハーサルも行い、皆さんで作り上げることが出来たと思います。アクションも含め、物凄く楽しめる作品に仕上がっていると思いますので、是非楽しみに待っていて下さい!平埜生成福田雄一監督、主演・賀来賢人、伊藤健太郎、「今日から俺は!」。伝説のドラマが始まる!僕も参加したい!と思っていました。本当に出演させて頂くことになり、狂喜乱舞、欣喜雀躍、有頂天外でした!間違いなく面白い作品です!是非とも!お見逃しなく!渋谷謙人福田雄一監督の作品に初参加です。とにかく楽しみです!大きな声を出して威嚇しながらヘコヘコしている角刈りリーゼントのチンピラが、僕です。見どころ沢山、衣裳やメイクは必見です。皆様、ぜひ楽しみください。池田純矢福田組に初参加させて頂きました池田です。現場はいつも温かく笑いに溢れた素敵な環境で、毎日の撮影が楽しくて幸せな時間でした。面白いだけじゃない、熱くてカッコよくていなせな男達の姿を是非ともご覧下さいませ。「今日から俺は!!」は10月14日(日)から毎週日曜日、22時30分~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年09月24日PlayStation(R)4初のアニメ専門チャンネル「ANIMAX on PlayStation(R)」にて配信予定のアニメ「聖闘士星矢 セインティア翔」に、関俊彦、田中秀幸、置鮎龍太郎の出演が決定した。本作は、原作となる車田正美の描いた「聖闘士星矢」の“銀河戦争(ギャラクシアンウォーズ)編”と“十二宮編”と時を同じくして、城戸沙織(アテナ)やアテナの身辺を警護する聖闘少女たちに巻き起こる闘い、葛藤、そしてそれぞれの成長の物語を描いていく。すでに、主人公・翔子役の鈴木愛奈、翔子の姉・響子役のM・A・O、沙織役の水瀬いのり、美衣役の中島愛といった“聖闘少女”ら4名のキャストが発表されているが、このほど、聖闘士たちの本拠地である聖域を護る“黄金聖闘士”たちのキャスト情報が明らかに。翔子や響子に力を貸す存在として度々登場する蠍座(スコーピオン)のミロ役に「忍たま乱太郎」「機動戦士ガンダムSEED」の関俊彦。同じく獅子座(レオ)のアイオリア役に「シティーハンター」「SLAM DUNK」の田中秀幸。そして、聖域を統べる教皇と入れ替わっている双子座(ジェミニ)の黄金聖闘士サガ役に「ママレード・ボーイ」「BLEACH」の置鮎龍太郎と、これまでのシリーズから続投が決定。さらに今回、本作のビジュアルも公開された。「聖闘士星矢 セインティア翔」は12月、ANIMAX on PlayStation(R)にて配信予定。(cinemacafe.net)
2018年09月19日皆さん、“三本の矢”という故事はご存じでしょうか?1本の矢は折れやすくとも、3本まとめると折れにくいことから、一族の結束が重要であることを説いたといわれています。「何の話やねん!」とツッコミを入れたくなる方もいるかもしれませんが、今回いただくカレーはその名も『戦国咖喱(カレー)』。三本の矢の逸話をコンセプトに、(1)広島産の梨(2)ブレンドスパイス(3)沢山の野菜という三つの素材を合わせたカレーです。 ■野菜と果物の甘味たっぷりのカレー早速カレーを一口いただいてみると、口の中に甘味が広がります。原材料名の表示には、最初に“野菜・果実(和なし、玉葱、人参、りんご)”の文字が。原材料名は内容量が多い順番に掲載されます。つまり野菜と果実が最も多く入っているカレーということ。たっぷりと煮込まれた野菜と果実の味を堪能すると、後からほんのりとスパイスの味がしてきます。それほど辛くはないので、子どもにも食べやすい仕上がりです。牛肉も3切れほど入っており、大きさはビー玉くらいの大きさでしょうか。赤身肉なのか、とろっと口の中でとろけるというよりは、噛み応えのある食感のお肉でした。 ■総評甘めで野菜と果実がたっぷりの印象のカレーになっていました。味★★★☆☆可もなく不可もなく、普通のレトルトカレーでした。辛さ★☆☆☆☆かなり甘めのカレーに仕上がっていたと思います。辛いカレーが好きな方は物足りないと思います。果実・野菜度★★★★☆お肉より充実していて、非常に具沢山でした。【筆者略歴】カレーはおやつ1日3食のカレーに加えおやつにもしばしばカレーを食します。
2018年08月26日歌手の矢井田瞳が、7月31日に放送されたTBSラジオ『たまむすび』(毎週月曜~金曜 13:00~)にゲスト出演し、大学の同級生であるお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太との思い出を語った。大学の同期生である山里について、矢井田が「大学時代、めっちゃ格好良くて有名でした」と振り返ると、番組火曜パートナーの山里は「へいへいへいへい! ちょっとヤイコさんね、営業妨害!」と慌てた様子。番組パーソナリティの赤江珠緒が、矢井田の発言を疑うと、矢井田は「マンモス校の中でも山ちゃんは有名でした。NSC(よしもと養成所)通ってて、絶対売れると思ってました」と語る。さらに矢井田が「背も高くてスラっとしていて、おしゃれで。赤ぶちメガネをかけてる大学生あまりいなかったので、目立っていて」と当時の様子を明かすと、山里も「服もこんなこと言うと恥ずかしいけど、吉井和哉さんが着てそうな服着てたのよ、俺」とのこと。赤江は「そういう山里さん見たことない」と驚いていた。大学時代には実際に会ったことがあるという矢井田と山里。しかしその際、"よそよそしく帰った"という山里は、その理由を「その日、寮の昼ご飯がカレーだったの。急いで帰らないとおかわりできない時間だった」と弁明。さらに「ヤイコさんはめちゃくちゃ謙虚なんだけど、俺ちょっと天狗だったのよ。俺は芸能界で結構いく男だぜ感だすための"ツン"だったかもしれない」と明かし、「後で1回謝る!」と話していた。
2018年08月01日俳優の高杉真宙が23日、都内で行われた主演映画『世界でいちばん長い写真』(公開中)の初日舞台挨拶に、武田梨奈、水野勝(BOYS AND MEN)、草野翔吾監督とともに登場した。同作は誉田哲也の同名小説を実写映画化。目標もなく、冴えない毎日を送る主人公・宏伸(高杉)が、祖父のリサイクルショップで世界一長いパノラマ写真が撮れるカメラを見つけ、だんだんと人生が変わっていく。互いの印象を聞かれると、水野は「真宙くんは物静かで人見知りするタイプなんですけど、すごくチャーミングで、すごい天然なんですよ。つつけばつつくほど色々な面が出てくる」と語る。高杉はその言葉に「フラグですね」と、今後の展開を予感させるように苦笑しながら頷いていた。その後、武田が15日に誕生日を迎えたことからサプライズでケーキが登場。出演者陣は「えっケーキがあるんですか!」「ちょっとこれ聞いてないよ!」「嘘〜!!」と口々に驚きを表し、会場も一体となってハッピーバースデーの歌を歌う。しかし武田は「本当だったら泣いてるはずなんですけど、実はある人がやらかしてしまって」と告白。「打ち合わせをする前に『はい梨奈ちゃん、台本』と渡されたんですけど、私が見てはいけない台本だったんですよ」と明かす。水野が「思いっきり赤字で『バースデーケーキをここで投入』って。誰かさんがね、お配りしたんですよね」とたたみかけると、下を向いていた高杉は「本当に、誰ですか!」ととぼけるが、客席にも伝わった様子。武田が「思わず私さっき、真宙くんの左腕パーン! って」と攻めると、高杉は「やっちゃったんですよね〜。みなさん、すいませんでした」と謝罪した。草の監督も「バレてから、スタッフも一切ケーキを隠さない」と苦笑。水野が「袖に置いてありましたもん。世界で一番驚かないサプライズ!」と作品名にかけて表すと、会場からも「うまい!」と拍手が起こった。フォトセッションでは、約2mのパノラマ写真が登場。実際に作中では145mのパノラマ写真が登場するため、「この173倍」という説明に、観客も驚いていた。
2018年06月23日旅とグルメをテーマにしたロケバラエティ「火曜サプライズ」の6月5日(火)今夜放送回に俳優の山田孝之と女優の長澤まさみがゲストで登場。映画『50回目のファーストキス』で共演している2人が、今回“アポなし旅”に繰り出すのは八王子市。果たしてどうなる!?「闇金ウシジマくん」シリーズでみせたハードな姿とは対照的に、「勇者ヨシヒコ」シリーズや『銀魂』(声の出演)ではコメディの才能も発揮し、「山田孝之の東京都北区赤羽」「山田孝之のカンヌ映画祭」など実験的なスタイルの作品にも果敢に挑むなど自身の俳優としての可能性を追求し続ける山田さん。『世界の中心で、愛をさけぶ』や『涙そうそう』『モテキ』などの作品で幾度にもわたり日本アカデミー賞に輝くなど日本を代表する女優として知られ、最近も『海街diary』や『散歩する侵略者』『嘘を愛する女』など意欲的に出演を続け「コンフィデンスマンJP」も大好評の長澤さん。番組初登場となる2人は今回、東京の“八王子市・山田”でアポなし旅を繰り広げる。自由すぎる山田さんと長澤さんにMCのウエンツ瑛士が振り回されまくり、爆笑ハプニングを連発。さらに穴場グルメも続々発見。山田さんと長澤さんが繰り広げる“斬新食リポ”にも注目。さらに広大な牧場へと予測不能の珍道中ロケをお見逃しなく。いまも熱狂的なファンをもつロマンティック・コメディの傑作『50回目のファースト・キス』(2004/ピーター・シーガル監督)を原案に、「勇者ヨシヒコ」『銀魂』シリーズの福田雄一監督が初めて王道ラブストーリーに挑む『50回目のファーストキス』は現在全国公開中。ハワイのオアフ島でツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠依という明るくて魅力的な地元の女性と出会う。2人はたちまち意気投合し、次の日も会うことに。でも、翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠依はかつて事故に遭い、新しい記憶がひと晩でリセットされてしまうという後遺症を抱えていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日、“初対面”の瑠依をあの手この手で口説き落とす。2人は毎日恋に落ち、毎日ファーストキスをくりかえすことになるのだが…というストーリー。山田さん、長澤さんのほか、ムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜、大和田伸也、佐藤二朗らも共演。平井堅が書き下ろした主題歌「トドカナイカラ」も感動的に作品を盛り上げる。「火曜サプライズ」は6月5日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年06月05日これまで数々のジャンルで“笑い”を届けてきた福田雄一監督が、山田孝之と長澤まさみをW主演にまさかのラブストーリー、それも原案がハリウッド映画という驚きの新作を発表した。今回はすでに多くの注目を集めている『50回目のファーストキス』の見どころや、キャストの裏話をまとめた。■あらすじハワイのオアフ島。ツアーガイドのバイトをしているプレイボーイの大輔は、ある日、カフェで瑠依という明るくて魅力的な地元の女性と出会う。2人はたちまち意気投合し、次の日も会うことに。でも、翌朝会った瑠依は、大輔のことをまるで覚えていない。瑠依はかつて事故に遭い、新しい記憶がひと晩でリセットされてしまうという後遺症を抱えていた。そんな彼女に本気になった大輔は、毎日、“初対面”の瑠依をあの手この手で口説き落とす。2人は毎日恋に落ち、毎日ファーストキスをくりかえすことになるのだが…。■原案はいまなお人気のハリウッド映画から!いまも熱狂的なファンをもつロマンティック・コメディの傑作『50回目のファースト・キス』(2004/ピーター・シーガル監督)が原案となる本作。ドリュー・バリモアとアダム・サンドラーがハワイを舞台に共演しており、今回、舞台はそのままに、キャストを日本の豪華俳優陣で装いを新たにした。監督は『銀魂』「勇者ヨシヒコ」シリーズの福田雄一が務め、初めて王道ラブストーリーに挑む。■おなじみの「福田組」キャストが勢ぞろい!本作で、毎日恋におちる大輔と瑠依を演じるのは、いずれも日本映画界には欠かせない存在である山田孝之と長澤まさみ。映画での共演は『そのときは彼によろしく』(’07)以来、約11年ぶり。さらに山田さんはTV版、長澤さんは映画版の『世界の中心で、愛をさけぶ』に出演し、「セカチュー」ブームを巻き起こした2人が、恋人役でタッグを組むことも注目されている。弓削大輔役/山田孝之今回満を持して“王道ラブストーリー”に帰還した山田さんが演じる大輔は、ハワイでツアーガイドのアルバイトをしながら天文学の研究をしている、という設定。あとクサれのない恋愛が信条のプレイボーイだが、瑠依にひと目惚れしたことで、一途で真面目な一面を見せていく。本作ではユーモアと大人の色気を炸裂させながら、優しい包容力で全女性の心を虜にするに違いない。藤島瑠衣役/長澤まさみ日本アカデミー賞を5度も受賞し、演技派女優としてますます磨きがかかる長澤さん。記憶障害を抱えながら、そのことさえも覚えていられず、明るくけなげに生きているチャーミングな女性・瑠依を演じる。月9ドラマ「コンフィデンスマンJP」や『銀魂』での弾けっぷりも記憶に新しいところだが、本作で見せる破壊的な可愛さは『モテキ』以来とすでに評価されている。さらに、秘められた悲哀の繊細な表現には、涙を誘われるはず。脇を固めるのは、福田監督作常連が!そのほかのキャストも福田組お馴染みの俳優たちが多数登場!大輔の親友・ウーラ山崎を演じるのはムロツヨシ。また、大輔がアルバイトをするツアーガイド会社の上司・味方和彦役を『テルマエ・ロマエ』の勝矢。大輔に密かな恋心を抱く同じ会社の同僚・高頭すみれ役を『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』の山崎紘菜が演じる。そして、記憶障害を抱える瑠衣を献身的に支える筋トレ好きな弟・藤島慎太郎役を、『南瓜とマヨネーズ』の太賀。瑠衣の主治医・名取医師役を「踊る大捜査線」シリーズの大和田伸也。瑠衣の幸せを願うがゆえに、彼女が事故に遭った日の出来事を毎日同じように繰り返せるように努力するひとクセある父・藤島健太を、福田組常連の佐藤二朗が演じている。■平井堅の書き下ろした主題歌が涙を誘う!本作では、平井堅が主題歌「トドカナイカラ」を書き下ろし、その歌声に彩られた感涙必至の本予告も公開されている。大輔がカフェで瑠依にひと目惚れするシーンや、ハワイの美しいロケーションでの2人のデート、「ファーストキスって最高!」と叫ぶ瑠衣などのロマンティックな映像が満載だ。脇を固めるキャストも登場する中、苦悩し叫ぶ瑠衣や、涙を流す大輔の姿などが映し出されており、これまでの福田作品からは想像もつかないほど、涙を誘う映像が完成した。主題歌に平井さんを起用した理由にも、本作で“恋愛映画を大人に取り戻したい”という強い気持ちがこめられている。■舞台挨拶ではサプライズに山田さん「損した気分…」都内にて行なわれた完成披露試写会に出席した出演陣と監督。そこでサプライズゲストとして、主題歌を担当した平井堅さんが登場。すると山田さんは「普通だったら(出演作に平井さんが楽曲提供したことに)喜べるのですが、福田組だったので損した気分。もっとちゃんとした場で味わいたかった」と発言し、客席を笑わせていた。一方の福田監督は「舞台挨拶でこんなにドキドキしたのは初めてです。エンドロールで曲が流れると泣いちゃうんです」とうれしそうに語っていた。■長澤さんの演技を、ムロさんが大絶賛!また、後日行われたレッドカーペットイベントでは、劇中で一番泣けた場面や、一番笑えた場面を紹介する企画が行われた。太賀さんは「長澤さんがムロさんをバットで追いかけるシーン」を上げると、ムロさんは「すっげえ、痛かったもん。だって」と明かし、長澤さんも「すみません。本気で行かせて頂きました」「そこは本気で行かないと、うそになっちゃうと困ってしまいますので」とガチでムロさんに殴りかかったことを告白した。ムロさんは「1発で、分かりました。本気で逃げました」と言うと、「いい絵が撮れています!」と役者魂を発揮して笑顔を見せた。■気になる、久々の共演となった感想は?長澤さんは「山田さんのシーンはどれもおかしくて」と声を弾ませた。特に、大輔がバッテリーが上がってしまった車のボンネットを開けてエンジン部をのぞき込む場面をあげており、そのときは、瑠衣は悲鳴をあげて怖がるため、長澤さん自身は芝居として笑ってはいけない場面だったそう。しかし、長澤さん自身は「『どうしよう。笑っちゃうかも』と思いながらなんとか持ちこたえました」とコメント。長澤さんは「福田さんの演出なのですが」と声に出していたが、共演者たちは、福田監督の演出に応えようと、最後まで演じきることができる長澤さんの力量を絶賛していた。瑠衣を愛し続ける大輔と、自分の存在が大輔の夢を邪魔しているのではと苦しむようになる瑠衣。2人の恋の行方は…?これまでの福田監督作では想像できなかった感涙必至の本作を是非チェックして。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年06月02日取材部屋に山田孝之にムロツヨシ、そして佐藤二朗(※パンチパーマ)が入ってきただけで、その場の空気に「笑」という色が帯びる――。「勇者ヨシヒコ」シリーズなど、おなじみ福田雄一監督作において、安定の笑いをもたらしてくれる3人。もちろん、今回の映画『50回目のファーストキス』でも、映画館が爆笑の渦に包まれることは言うまでもないが、ひとつ、大きく違うのは、本作が正真正銘、感動のラブストーリーであるということ。天文学者になる夢を抱えるプレイボーイと短期記憶障害を負ったヒロインの恋に、ハンカチが必要となること請け合いなのだが、これら熱い涙のシーンに3人はどのように向き合ったのか?アダム・サンドラー&ドリュー・バリモア主演のハリウッド映画『50回目のファースト・キス』の日本版リメイクとなる本作。事故の後遺症で新しい記憶が1日でリセットされてしまう短期記憶障害を負っている瑠衣(長澤まさみ)に恋する主人公で、天文学者になる夢を抱え、ハワイで働く大輔を山田さんが演じ、その親友をムロさん、そして瑠衣を傷つけまいと事故の日と全く同じ出来事を毎日繰り返す父親を佐藤さんが演じている。――「あの福田雄一監督がラブストーリーを」、「福田雄一に泣かされる!」と話題の本作ですが、みなさんはいつもとひと味違う福田作品をどのように受け止めたんでしょうか?山田:最初に話をいただいて、オリジナル版の映画を観たら、すごく面白かったし福田さんっぽいなと思ったんですよね。福田さんに合ってるなと。どこがって聞かれるとわかんないけど、テンポとかコメディ色とかですかね?これを日本でやるなら、福田さんだろうって思えたんです。実際、脚本を読んでも日本版としてうまいなと思いました。これは面白くなるなと。ムロ:僕は、福田さんとは一緒に舞台もやってて、福田さんが実は“いい話”も書けるってことは知ってたんでね。佐藤:実はね(笑)。ムロ:だから、すんなりと入れたんですけど。まあ、まさかこのメンバーでこういうラブストーリーをやれるとは思ってなかったんで。主人公とその親友、ヒロインの父親ってポジションで…。――完成した映画を観て、特に「泣けた!」というシーンは?ムロ:まあ、本人の前では絶対に言わないけど、佐藤二朗の涙には弱いので、そこかなぁ…?佐藤:目の前にいるよ(笑)!いや、僕もムロと同じなんですけどね。以前、福田の演出で「THE 39 STEPS」という舞台に出させてもらったんです。そのとき、渡部篤郎さんを撃つシリアスなシーンで、どうしようかと思ってたら、福田に「上手まで歩いてきて」と言われたんです。そうすると渡部さんを見ないで撃つことになるんだけど、そのひと言の演出で、シリアスなシーンがグッと良くなったの。――その経験もあって、福田監督が笑いだけでなく、シリアスな作品やラブストーリーでもいい演出をするであろうことはわかっていた?佐藤:WOWOWのシリアスなドラマ(「同期」)を書いたりもしてるしね。ネタとして「福田がラブストーリー…体調でも悪いのか?」とか言ってますけど、世間で言うほど実際は意外でもなくて。今回も、テーマは結構、重いものをはらんでいるけど、不思議なほど悲壮感なく描かれているところが福田らしいなと。老若にゃんにょ…(苦笑)。ムロ:わかりますよ。大丈夫です(笑)。佐藤:老いも若きも男性も女性も楽しんでもらえるんじゃないかと(笑)。――佐藤さんのお気に入りのシーンは?佐藤:僕は孝之が勤めてる旅行会社での、同僚の勝矢と山崎紘菜と一緒の3人のシーンが好きだね。テンポがよくて面白くて。山田:ホントですか(笑)?佐藤:ホント、山崎がね。映画の中で大輔が、瑠衣を元気づけるために作るビデオがあって、それを父親も見てグッとくるシーンがあるんだけど、芝居の中でビデオを見たとき、(ほかの共演者と比べて若い)山崎はまだ委縮して、ちょっと緊張してるのかな? と思ったの。でも、完成した映画で改めて見たら、すごく良くなってて、福田に「いい演出だね」ってメールしたもん。――福田監督によるラブストーリー自体に3人とも意外性は感じなかったようですが、実際の現場でもいつもとの違いや変化はなかったんですか?ムロ:僕はそんなに感じなかったけど…ただ、みなさんがよく想像するであろういつもの作品と比べて、コメディしなくていいシーンが多かったのは事実ですね。みなさん、お気づきかとは思いますが、僕らももちろん“役者”ですから…(笑)。山田:そうですね(笑)佐藤:あははは。うん、そこちゃんと言っとこうな(笑)!――決してコメディアンや芸人ではなく…。ムロ:役者です! そこで役者に集中できる時間がいつもよりは長かったです。いつもは、そういう時間に加えて「このシーン、成立させてくれるよね?」「何かちょっと足してくれるよね?」という無言の圧力との戦いがあるから(笑)。――恋と夢とどちらを選ぶべきか悩む大輔との2人の砂浜でのシーンも感動的です。ムロ:山田孝之とそういうシーンをやることはもうないのかな? とあきらめかけていた頃に巡ってきたんでね(笑)。肩の力を入れずに、ずっとやりたいと思っていたことがやれるんだなぁって。山田:楽しかったですね。もちろん大輔は悩んでるし、決断しなきゃいけないシーンなんだけど、真剣にやればやるほど「え?ムロさんと何やってるんだろう?」「ハワイのこんないいロケーションで、なんで泣きそうになってんだ?」って(笑)。佐藤:僕も、これは決して楽をしようと思って言うんじゃないけど(笑)、ムロが言ったのと全く同じです。ムロの発言を僕の意見として書いてほしい(笑)。いつも「なんか面白いことやってくれよ」という無言の圧力を感じてるのも同じ。だから今回、肩の力を抜いて、孝之や長澤と芝居ができるのは嬉しかったね。いつもは雲の上から孝之を見てたけど(※「ヨシヒコ」シリーズの仏)、やっと孝之と同じ目線で芝居ができると(笑)。――瑠衣を傷つけまいと、事故の日の新聞とニュース映像を用意し、毎日、同じ1日を繰り返そうとする父親の姿に涙する観客も多いかと思います。佐藤:すごくつらい境遇にいる娘を持った父親なので、そこは土台としてしっかりと持っていようと思っていました。そこに大輔が現れて「なんだこいつ?」って感じなんだけど、おそらくはそういう状況にいる父親って、誰かに助けてほしいという、藁(わら)をもすがる想いを抱いてると思うんですよ。その藁がこいつなのかも?と思い、頼りつつも、でもこいつはいずれハワイを出て行くんじゃないか? という思いもあって。そういう感情の変化を計算しつつの芝居を孝之とやれたというのは、この映画での一番の収穫というか、すごく嬉しいことでしたね。ムロ:(瑠衣の弟役の)太賀の存在が大きかったですよね。佐藤:そうなの。大きかったね。ムロ:太賀がいることで、この苦しい状況を笑いにしていいんだなって。「ボケ」と「ツッコミ」という言い方はあまりしたくないんだけど、僕らって実はボケ側の人間じゃないんですよ。どっちかというと受け身で「それ違うだろ」と言う側。太賀がいたことで、お父さんのいい部分がすごく出てたし。佐藤:太賀がいてよかったのは、まず僕自身にとって、同じシーンにいるときに彼が笑いを担ってくれたから、力を抜いて芝居に集中できたってこと。もうひとつ、物語にとってもそうで、全体として結構、悲惨なお話ですけど、そんな状況でも人は毎日、飯を食うし笑うし、そんな悲壮になってばかりいられないんです。彼の存在でそれが観客にも伝わるんだよね。ムロ:あのシーン、良かったね!車で病院に向かうところ!――自身の障害を知らされた瑠衣と父親、弟、大輔が、瑠衣が治療を受けていた病院に向かう車中のやり取りですね?ムロ:あのシーン、シリアスなはずが途中からコメディになっていくの。あれが福田さんの凄さですね。普通ならあそこはずっとシリアスなままでしょ。あそこにコメディ要素を入れるって、いま、他の監督にはない部分だなと思いますね。――山田さんは、いつもの福田組との違いは現場で感じられましたか?山田:いや僕自身、普段からこの監督だからこういうストーリーで…というスタンスがあるわけでもないので、あんまり「福田さんだから」とか関係ないんですけどね。まあとはいえ、ふとした瞬間に「なんで福田組で…」という思いはよぎるんですけど(笑)。佐藤:ふとした瞬間にな(笑)。山田:なんで福田さんとこんな真剣な話をしてるんだ? と(笑)。――久々のラブストーリーという点に関してはいかがでしたか?山田:楽しかったですね。正直、不安もすごくあったんですよ。10年近くやってなかったので、24~25歳の時と34~35歳じゃ感覚は全然違うし、あの当時みたいに素直に目の前の状況に笑ったり、泣いたりできるのかな?って。でもやってみたら、逆にいまのほうが素直にできましたね。無駄にあれこれ考えず、「見え方」とかを気にせずに自然とできたなと思います。――ここまでも十分に語っていただきましたが、改めて福田監督の凄さ、福田作品の魅力についてお聞かせください。ムロ:改めて言うと…(真剣なまなざしで佐藤さんのほうを向き直り)ふざけた“フリ”をできる人、普通のことをするのが実は難しいと知ってる人は、どうやったら普通のことをできるのか?とすごく考えてると思うんですよね。普通の状況がないと、逸脱した面白さって作れないんです。それは、福田さんもそうだし、僕の大好きな佐藤二朗という役者にも言えることだと思います。「普通」ということができるってことは、「ふざけたこと」をできるということ。そのバランスを福田雄一と佐藤二朗は持ってるんじゃないかと。佐藤:(こらえきれず)うはははは(笑)!ムロ:すごいでしょ?いまのやりとりの面白さ、文章にしたら絶対に伝わらないでしょ?佐藤:これ伝わらないよ(笑)。どういう顔でムロが言ってたのか…文章だけで読むとめっちゃ気持ち悪いわっ!ムロ:僕は面白いこととして言ったけど、文章で読んだらクソ真面目ですからね。山田:もったいないな。「ボクらの時代」であってほしかった…。ムロ:いや、「冗談」と言いつつ、それはホントです。普通ができることの難しさを知ってるんですよね。――山田さんは?山田:やっぱり笑いですよね。ジャンルで言うところのコメディとかそういうのはわかんないけど、笑いって全ての要素が詰まっていて、そうじゃないとできないと思うので。これだけずっと笑いをやり続け、求められるって、それだけですごいことだと思います。佐藤:僕の意見は、ムロと全く同じなので(笑)、インタビューの「ムロ」というのをそのまま「佐藤」にしてもらえたら大丈夫(笑)。(text:Naoki Kurozu/photo:EMI)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年05月29日6月1日公開の映画『50回目のファーストキス』のレッドカーペットセレモニーが22日、東京・表参道ヒルズで行われ、山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗が出席した。本作はハワイのオアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との一生に一度の恋を描いた大人のラブストーリー。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりの共演となる本作のメガフォンを執ったのが福田雄一監督で、福田監督にとっては初めての本格的なラブストーリーとなる。公開まで2週間を切ったこの日は、表参道ヒルズでレッドカーペットセレモニー。多くの観客が詰めかけた中でトークセッションが行われ、長澤が「福田組にちゃんと入るのは今回が初めてだったんですが、現場は穏やかで楽しい感じなんです。でも、一発本番が多いので、気が抜けないんですよね。ピリッとした現場というか、そういうところが意外でした。福田さんは柔らかいイメージでヌルいと思ったらそうでもなく、ビシバシ動いてました」とイメージとは異なる現場だった様子。一方、これまで何度か福田と仕事をしたことがある山田は「いつも通り楽しかったですよ。みんな仲良く楽しく真面目に頑張っていました」と振り返った。ゴールデンウイーク中に行われた完成披露試写会で、観覧者の感想として「泣ける」と「笑える」の感想が二分したという。それにちなみ、MCから「一番笑えた、泣けたシーンは?」と問われた長澤は「山田くんが演じた大輔が毎日どうにかして瑠衣を口説こうとするシーンの一つで、車のバッテリーがあがり、私が助けに行こうとしたら、山田くんが感電しちゃうんです。本当に面白すぎて負けると思いました。悲鳴を上げて怖がるシーンなんですが、笑わず何とか持ちこたえました」と回答。その回答に男性陣から「負けなかった!」と褒めれた長澤は「それは福田監督の演出だったんですけど」と答えると、ムロツヨシが「福田さんの演出にちゃんと応え、それをしっかりと演じきったあなたはすごいと言っている!」と長澤を褒め称えた。映画『50回目のファーストキス』は、6月1日より全国公開。
2018年05月23日映画『50回目のファーストキス』のレッドカーペットイベントが5月22日(火)、都内にて開催され、W主演の山田孝之と長澤まさみをはじめ、出演のムロツヨシ、佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎紘菜の7名が豪華集結した。同作は、『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などで知られる福田雄一監督が手掛ける初のラブストーリー。ハワイのオアフ島を舞台に、交通事故の後遺症で短期記憶障害を抱え、1日で記憶が消えてしまう瑠衣(長澤さん)に一目惚れした大輔(山田さん)が、偶然の出会いを一生に一度の恋にしようと奮闘。瑠衣は毎朝、目覚めるたびに前日の記憶が消えてしまうため、大輔とは毎日が“初対面”。そのため、大輔は瑠衣にあの手この手を使って、“毎日”アプローチを試みる。■7名がレッドカーペットを歩いて豪華登場!7名は、大階段に敷かれたレッドカーペットの上を歩いてステージまで登壇。詰め掛けたファンに手を振り、大歓声を浴びた。■長澤まさみの迫真の演技に、ムロツヨシ「いい絵が撮れています!」トークでは、劇中で一番泣けた場面や、一番笑えた場面を紹介する企画が行われた。太賀さんは「長澤さんがムロさんをバットで追いかけるシーン。そこがおかしかったですよね(笑)」と、すでに予告編で紹介されている、長澤さん演じる瑠衣が「人を殴っちゃダメでしょ!」と言いながら、ムロさん演じるウーラ山崎に向けてバットを振りまわす場面をあげた。ムロさんは「すっげえ、痛かったもん。だって」と明かし、長澤さんも「すみません。本気で行かせて頂きました」、「そこは本気で行かないと、うそになっちゃうと困ってしまいますので」とガチでムロさんに殴りかかったことを告白。ムロさんは「一発で、分かりました。本気で逃げました」と回顧し、「いい絵が撮れています!」と役者魂を発揮して笑顔を見せた。■共演者たちが長澤まさみの女優としての力量を絶賛同じ話題で、長澤さんは「山田さんのシーンはどれもおかしくて」と声を弾ませた。特に、山田さん演じる大輔がバッテリーが上がってしまった車のボンネットを開けてエンジン部をのぞき込む場面をあげた。そのときは、瑠衣は悲鳴をあげて怖がるため、長澤さん自身は芝居として笑ってはいけない場面だったそう。ただ、長澤さん自身は「『どうしよう。笑っちゃうかも』と思いながらなんとか持ちこたえました」と述懐。長澤さんは「福田さんの演出なのですが」と声に出していたが、共演者たちは、福田監督の演出に応え、最後まで演じきることができる女優としての長澤さんの力量を絶賛。長澤さんは、福田監督の作品ではすでに『銀魂』に出演しているものの登場時間は多くはなかったそう。長澤さんは、「福田組っぽいし、山田君っぽいし、私も『福田組に混ぜてもらった』と感じたシーンでした」とふり返った。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(竹内みちまろ)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年05月22日6月1日公開の映画『50回目のファーストキス』の完成披露試写会舞台あいさつが30日、都内で行われ、山田孝之、長澤まさみ、佐藤二朗、勝矢、太賀、山崎紘菜、福田雄一監督、主題歌を担当した平井堅が出席した。映画『50回目のファーストキス』の完成披露試写会舞台あいさつに出席した長澤まさみ、山田孝之(左から)本作はハワイのオアフ島を舞台に、事故による後遺症で新しい記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害を抱える瑠衣(長澤まさみ)と、そんな彼女に一目惚れした元プレイボーイのツアーコーディネイター大輔(山田孝之)との一生に一度の恋を描いた大人のラブストーリー。山田孝之と長澤まさみが10年ぶりに共演した本作のメガフォンを執ったのが福田雄一監督で、福田監督にとっては本格的なラブストーリーは初めてとなる。本作で久しぶりとなるラブストーリーのオファーに山田が「18年ぐらい俳優をやっていた時でしたが、やっとご褒美が来たなと思いました」と満足げで、撮影時は「結構仕事していて大変なことが色々ありましたが、そんな中、福田組で長澤さんとご一緒してチューがいっぱい(笑)」とニンマリしていた。一方の長澤は「山田さんとは11年前に映画でご一緒させてもらい久しぶりの共演です。数年前にドラマでナレーションと出演でご一緒しましたが、ちゃんとお芝居をやっていなかったので、これは楽しそうだなという気持ちで二つ返事で答えました」と撮影前は山田との共演に期待していたそうで、その山田たちと作り上げた本作は「笑って泣いて感動するラブストーリーができました。世代を問わず楽しんでもらえる作品になったと思います」と自信を見せた。舞台あいさつの途中からは、主題歌「トドカナイカラ」を手掛けた平井堅がサプライズで登壇。かつてスペイン料理店で偶然会ったという山田は「僕も顔が濃いと言われますが、濃い顔の2人がスペイン料理屋で会いました(笑)」と笑いを誘うと、平井は「山田さんはお一人で飲んでましたよね。僕の友だちが酔っ払って声をかけちゃって失礼をお掛けしました」と山田に詫びる場面も。また、主題歌を作った平井に山田は「普通だったら素直に喜べるんですが、福田組なので……。この題材で書いてもらったのは1回分損した気分ですよ。平井堅さんに書いてもらうなら、ちゃんとした場で書いてもらいたかったです」と申し訳なさそうに話すと、平井は「いやいやいや! 毎回書きます」と恐縮しきりだった。映画『50回目のファーストキス』は、6月1日より全国公開。
2018年05月01日山田孝之と長澤まさみが4月30日(月・祝)、都内にて行なわれた映画『50回目のファーストキス』完成披露試写会に、勝矢、太賀、山崎紘菜、佐藤二朗、福田雄一監督と共に出席。山田さんは、サプライズゲストとして主題歌「トドカナイカラ」を担当した平井堅さんが登場すると「普通だったら(出演作に平井さんが楽曲提供したことに)喜べるのですが、福田組だったので損した気分。もっとちゃんとした場で味わいたかった」と発言し客席を笑わせていた。■福田監督、平井さんの主題歌で泣いた!本作は、2004年にアダム・サンドラー&ドリュー・バリモアで映画化された同名映画を、山田孝之&長澤まさみでリメイク。事故の後遺症で、記憶が1日で消えてしまう短期記憶障害の女性・藤島瑠依(長澤さん)と、彼女に一目ぼれしてしまったハワイでツアーガイドとして働きながら、天文学の研究をする弓削大輔(山田さん)との切ない恋愛模様を描く。平井さんがこの日、登壇することを知らされていなかった山田さんたちは、舞台袖から平井さんがあらわれるとハイテンションに。福田監督が「舞台挨拶でこんなにドキドキしたのは初めてです。エンドロールで曲が流れると泣いちゃうんです」とうれしそうに語るが、山田さんは前述のように「損した気分」と発言し、福田監督を憤慨させる。平井さんは「ストーリーがとても美しくどうしようかと曲作りに悩んだのですが、二人の幸せと、背中合わせにある壊れやすいものを表現しようとして作りました」とコンセプトを説明すると、長澤さんは「こういう作品が好きなんじゃないかなと思いました」と平井さんに笑顔で語りかけていた。■本作出演に「断る理由がなかった」と山田さんまた「コメディ色が強い作品を手掛ける福田監督がラブストーリーを!」ということが話題になっているが、山田は「僕は18年ぐらい俳優業をしていますが、大変なことはたくさんありました。今回は、福田組、ハワイ、長澤さんとご一緒と、僕にとってはご褒美です」と語ると「昔はラブストーリーをよくやっていたのですが、一時期ほかのことがやりたくなって、遠ざかっていました。4年ぐらい前からまたラブストーリーをやりたいなと思っていた。断る理由がない」と快諾したという。一方の長澤さんも「福田監督は『銀魂』でご一緒しているのですが、あの作品は3日間の撮影だったので、やっとガッツリできるなと思いました」と楽しみにしていたことを明かすと「山田さんとも11年前にご一緒して以来、久々の映画だったので、二つ返事で『やりたい』といいました。でも全編ハワイロケで浮かれちゃったので反省しています」と苦笑いを浮かべていた。■福田監督が断言「自信があります!」福田監督は「いつもくだらない笑いを撮り続けているので『面白かったです』と言ってもらえると『おーそうなんですか』と返事するのですが、今回は『面白かった』言われると『でしょ』って言っています。自信があります」と力強く作品をアピールすると、山田さんも「あまり構えず、気楽に観てもらえれば、大輔や瑠依のキャラクターにも感情移入できると思います」と語っていた。『50回目のファーストキス』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:50回目のファーストキス 2018年6月1日より全国にて公開© 2018 『50回目のファーストキス』製作委員会
2018年04月30日俳優・池田純矢が企画、脚本、演出する「エン*ゲキ」シリーズの第3弾『ザ・池田屋!』が4月20日、東京・紀伊国屋ホールにて開幕。公演に先立ち、公開ゲネプロと囲み取材が行われた。エン*ゲキ#03「ザ・池田屋!」チケット情報「エン*ゲキ」シリーズは、「演劇は娯楽であるべきだ」を信条に、すべての世代が楽しめ、笑い、感動できる王道エンタテインメント作品を深く追求するべく立ち上げられた企画。今回は、幕末に京都の旅館で起きた「池田屋事件」を、襲撃された側の尊皇攘夷派志士・吉田稔麿(としまろ)の視点から描く、ハイテンポ・ハイテンション・コメディ。稀代の秀才・稔麿を中心に、史実に基づきながらも新たな解釈のオリジナルストーリーを展開している。囲み取材では池田に加え、鈴木勝吾、松島庄汰、中島早貴、松尾貴史が登壇。まず、作・演出を手がけ、高杉晋作役を務める池田が「すべての役それぞれが魅力的ですが、僕は新撰組隊士に注目してほしい。一瞬だけ出てくるキャラクターにも、それぞれが過ごしてきた人生があるんです。その一瞬の煌きをお見逃しなく!そして「エン*ゲキ」は、どこまでもエンタテインメントでありたいと考え、企画しました。劇場で2時間楽しんでもらい、幸せだったなと感じて劇場を出ていただけたらうれしいです」とコメントし、吉田稔麿役の鈴木は「毎日が初日だと思って、いい緊張感を持って頑張りたいです!僕には長ゼリフがあるのですが、毎回限界までやっています!テーマパークに遊びに来るような気軽な気持ちで劇場にお越しください」と語る。沖田総司役の松島は「笑いからシリアスに、また笑いにと、いい意味で安定していない舞台(笑)。僕は殺陣がほぼ初めてなのですが、役は新撰組最強の剣士。お客さんにパワーをもらいながら頑張ります!」と意気込み、おつね役の中島は「舞台がとても華やかで、熱量がすごくて、魂が吸われてしまいそうになります。実際の私は違いますが、舞台では言葉使いが激しく毒舌なので、初めての方はびっくりしてしまうかも(笑)」と語る。さらに宮部鼎蔵役を務める松尾は「普段、自分が出ていないシーンは休んでいることが多いのですが、この作品はずっと袖で観ていたい作品なんです。隠しテーマを見つける面白さもあるかもしれません。女性2人が、こんなことやるんですか!?というシーンがたくさんあって、精神力がすごいと思いました。ぜひそこにも注目を!」と見どころを語った。東京公演は4月30日(月・祝)まで紀伊国屋ホールにて、大阪公演は5月11日(金)よりABCホールにて開催。チケットぴあでは当日引換券を販売中。文:黒石悦子
2018年04月26日