堤幸彦監督が、島本理生の小説を北川景子主演で映画化した『ファーストラヴ』。この度、本作のBlu-ray&DVDリリースが決定し、これを記念して北川さんと共演の中村倫也からコメント映像も公開された。「動機はそちらで見つけてください」アナウンサー志望の女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まる小説「ファーストラヴ」は、第159回直木賞を受賞し、累計発行部数41万部を超えるベストセラーとなり、“稀代の問題作”とも称された傑作サスペンスミステリー。北川さんが、女子大生による動機なき殺人事件の真相に迫る主人公の公認心理師・真壁由紀を、父親殺しの容疑者・聖山環菜を芳根京子が演じるほか、中村倫也、窪塚洋介、高岡早紀、木村佳乃らが出演している。今回本作は、豪華版を含めた4形態でリリース。豪華版は、三方背ケース&フォトブックレット・特典ディスク付きとなっており、特典ディスクには撮影現場の裏側に密着したメイキングをはじめ、公開直前イベントや舞台挨拶の様子を収録したイベント映像集、WEB特番集、ミュージックビデオ集など盛りだくさんな内容。また音声特典として、劇場公開時も副音声として上映された、キャスト・監督によるオーディオコメンタリーも収録。そして、北川さんと中村さんが本作を説明するコメント映像も公開。2人が「是非ご自宅でご覧ください!」とメッセージを送っている。『ファーストラヴ』Blu-ray&DVDは8月13日(金)リリース。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年04月16日2021年4月16日から始まるテレビドラマ『リコカツ』(TBS系)で主演を務める、俳優の北川景子さん。ドラマでは、交際0日で結婚した北川さん演じるヒロインと、相手役を演じる俳優の永山瑛太さんが、離婚に向けて活動する異色のラブストーリーです。同月9日に放送された、バラエティ番組『ぴったんこカン・カン』(TBS系)では、北川さんと永山さんの2人がドラマの宣伝を兼ねて、ゲスト出演。永山さん演じる役柄が、航空自衛隊員であることから、茨城県にある百里基地を訪れ、実際に活動する自衛隊員たちと触れ合う様子を放送しました。番組内で、北川さんのファンである自衛隊員から、次のような質問が寄せられた時のこと。「上司の隊員は、怒ると鬼のように怖いのですが、北川さんは怒るとどうなりますか?」北川さんは、質問に対して「怒る時はある」とうなずき、こう語りました。本当の怒りって、1年に1回か2回しか出ない。そうなるともう、鬼じゃ済まない。ぴったんこカン・カンーより引用「鬼どころか魔物になる」といい、周囲の笑いを誘った北川さん。「それは仕事で?もしくはプライベートですか?」と聞かれると…。結構不器用みたいで。家庭のことも完璧にやりたいし、仕事も完璧にやりたいし…っていうことがあって。自分が最初は「いいよ、やるよやるよ」「全部私がやる」っていってるのに、それがいっぱいいっぱいになった時に、バーンって爆発してる。ぴったんこカン・カンーより引用北川さんは、やることが多くて怒りが頂点に達すると、自宅で無言になってしまうのだとか。それを聞いた俳優の石原良純さんが「普段の結婚生活では、夫とどんな感じなの?」と尋ねます。北川さんの夫といえば、明るいキャラクターで人気を博している、ミュージシャンのDAIGOさんです。北川さんは、夫であるDAIGOさんのことを、こう表現しました。ああいう人なので、もう家でもあのまんまです。見てくださっている方に、面白いものを提供したいっていうことで、結構ストイックにやってるのかなという風に思うし。尊敬できるところはたくさんある。今のところ『リコカツ』はしていない。ぴったんこカン・カンーより引用北川さんは、自身の出演するテレビドラマのタイトルに触れて、結婚生活が順調であることをアピール!番組の視聴者からは、次のような反響が上がりました。・北川景子さまに無言で怒られるのは、むしろご褒美では。・DAIGOさんが大好きな気持ちが伝わってきた。尊敬できる関係は理想だよね。・夫婦のこういうエピソードを、気さくに語る北川さんのキャラが好き。相手の長所を見つけて、尊敬の気持ちを持つことは、夫婦に限らずどんな人間関係でも大切なことかもしれませんね。北川さん夫婦の仲のよさが伝わってくるエピソードでした![文・構成/grape編集部]
2021年04月11日俳優の藤原竜也が主演を務める、映画『鳩の撃退法』(8月27日公開)のエイプリルフールビジュアルが1日に公開された。同作は『月の満ち欠け』で第157回直木賞を受賞した作家・佐藤正午による、「実写化不可能」と言われてきたエンターテインメント小説の実写化作。かつては直木賞も受賞した天才小説家・津田伸一(藤原竜也)が、とあるバーで担当編集者の鳥飼なほみに、書き途中の新作小説を読ませていた。富山の小さな街で経験した“ある出来事”を元に書かれた津田の新作に心を躍らせる鳥飼だったが、話を聞けば聞くほど、どうにも小説の中だけの話とは思えず、内容が本当にフィクションなのか検証を始めるが、そこには驚愕の真実が待ち受けていた。エイプリルフールビジュアルでは、鳩の姿が全面に出され、同作が「鳩と人間の長きにわたるベランダの闘争を描いた、バトルエンターテインメント」として登場。自宅のベランダに勝手に巣を作る鳩、騒音をまき散らす鳩、単純に目が怖くて可愛くないなど、人類が長年悩まされ続けてきた鳩による攻撃に人類が立ち向かっていく様を日本映画史上最大のスケールとアクションで描いた……という紹介がされている。主演の藤原は数多の鳩を撃退してきた伝説の鳩撃退師・津田伸一となり、鳩の謎を長年追い続けるジャーナリスト・鳥飼なほみを土屋太鳳 、ある日愛する妻を鳩に奪われた男・幸地秀吉を風間俊介、実は鳩好きの女・沼本を西野七瀬、鳩が人間界に送り込んだ刺客・倉田健次郎を豊川悦司がそれぞれ熱演。鳩と人類の長きにわたる因縁に隠された衝撃の過去、世界征服を目論む鳩の陰謀、人類は鳩に勝利しベランダの支配を取り戻すことができるのか? そして鳩の世界征服は阻止できるのか? といった、エイプリルフールならではの内容となった。
2021年04月01日「KAT-TUN」上田竜也が新ドラマ「ネメシス」に出演することが決定。広瀬すずと櫻井翔が演じるアンナと風真のいるチームネメシスの新メンバーとなり、“アニキ”と慕う櫻井さんと初共演を果たす。本作は、櫻井さん演じるポンコツ探偵と、広瀬さん演じる天才すぎる助手が、超難解な事件を次々解決していく極上のミステリー・エンターテインメント。今回、上田さんが演じるのは、依頼されたものは何でも作ってしまう、超職人気質な謎の道具屋・星憲章。横浜にある映画館「ジャック&ベティ」の地下にある星の仕事場に行くためには、顔認証に静脈認証、さらには合言葉を言わなければならない。そして、星に依頼をするためには、ある鉄の掟を守らなければならない。それは、“レアな駅弁を持参すること”。レアであればあるほど、面会時間は長くなる――という癖が強すぎるキャラクターだ。また、チームネメシスの道具屋という役どころで、どうやら風真とは昔からの顔馴染みのようだが、星は風真のことを完全に信用していない様子。初見のアンナに対しては「信用出来ない。なんか面白いことやって」と、信用ポイントは面白いかどうか…というこれまた謎ルールがある。さらに2話以降も、アンナと風真の凸凹推理をサポートする超便利な道具を作り出し活躍する。上田さんは「探偵ものでありながら、コミカルなシーンもあったり、いろんな要素が含まれていて脚本が面白い」と本作について語り、「星くんのキャラクターは、気難しい感じでいくのか、オタクっぽい要素を出した方がいいのか、様々なパターンを思い浮かべることができて楽しみでした。駅弁に物凄い執着があったりするところも興味深いキャラクターで、シーンシーンで演じることを楽しめるように心がけました」と今回の役柄についてコメント。共演の広瀬さんと櫻井さんについては「広瀬さんと櫻井さんとの掛け合いは、とても安心感があって、初日とは思えないほど自然に入りこむことができましたし、2人のテンションも身近に感じられて楽しめましたし、キャラクターの可愛らしさも出ていて、とてもいいコンビだと思いました」と印象を明かしている。「ネメシス」は4月、毎週日曜日22時30分~日本テレビにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年03月30日実力派として、多くの映画監督からラブコールを受ける俳優・若葉竜也さん。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったという。言葉ではえも言えない、複雑な人間らしさを役を通して体現し続ける、彼の素顔に迫った。ものづくりの現場に居心地の悪さは必要。――現在31歳の若葉さんですが、30代に入って、ポジティブな変化はありますか?30を過ぎてから、考え方がよりシンプルになりました。20代は悩んでいると考えている感じがして、自分はこれに対して考えているんだという安心感を得るために悩んでいる時間もあったんですけど、今はその必要は全くないと思ってるし、もっとシンプルな戦い方でいいやと思っています。後輩に話していたことが意外と自分に突き刺さることがあって、ますます自分自身に冷静な目を向けられるようになったのかもしれない。――ずっと離れたかった芸能界に戻ってきてから少しは居心地はよくなってきましたか?居心地は常に悪いですね。湿ったパンツをはいている感じです。でも居心地よくしたら面白くなくなっちゃうのかなというか、居心地悪いくらいがちょうどいい気もして。居心地がいいと思えるのは、やっぱり、気心知れた友達と休みにごはんを食べたりしているときくらい。僕はわりとプライベートな友達との時間を死守したいと思っていて、そのために仕事をしている感覚が強いんです。人生で一番楽しい場所ですし、優先順位で言ったら、そこがどう考えても一番です。なので、50代、60代になってもそれができていれば満足かなと。仕事は僕にとっては、会社に行ってるのと同じ感覚なんですよね。「朝何時にここに来てください」と言われたから行って、一生懸命仕事して帰ってくるだけ。「もっと上を目指すべきだ」とか言われたりもするんですけど、上って何よ。と(笑)。上とか下とかどうでもいいよって。一生懸命働いて、ごはん食べて、疲れたなぁって、また働く。それだけでいいです。向上心がないとカテゴライズされればそれまでですけど。――プライベートと仕事はハッキリ分けているんですね。でも、はたからは楽しそうに仕事されているように見えますが。「楽しそう」とか「いま楽しいでしょう?」とかよく言われますね。でも、僕らがただ好きだから、楽しいからという理由でものづくりを始めたら、たぶん超つまらないものになってしまうと思うんです。誰かが観たときに心が動くものをつくるのであれば、趣味だったり、部活感覚でやっちゃいけないという思いがすごく強くて。その上で苦痛が伴ったとしても、そのくらいは受けとめなきゃいけないという感覚はあります。――今回の撮影ではかなりセクシーな表情を見せてくれましたが、若葉さんは色気のある人ってどんな人だと思います?もしそう見えたのだとしたら、スタッフがそうつくってくれたからだと思いますけど、色気って、得体の知れないものですよね。例えば、志村けんさんや北野武さんみたいに、ずっと一途に何かをやり続けている人は、色っぽいのかもと思います。色気を受け取るセンサーも、みんな違うものを持っているんでしょうけどね。プロのスタッフが集まれば、形骸的な色気は誰でも纏えると思ってます。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月26日遠くのファンタジーではなく、この人はちゃんと存在している。どんな役柄を演じてもそう思わせる、ブレることのない確かな存在感を持つのが俳優・若葉竜也だ。大衆演劇の家系に生まれ、選択する間もない1歳3か月という若さで初舞台を踏み、以後芝居の世界で生き続ける彼だが、「役者以外の道で生きていきたい」と思っていた時期も長かったとか。そんな彼が今やNHK連続テレビ小説『おちょやん』の助監督・小暮真治役で視聴者を“小暮沼”へと誘い、映画『街の上で』で初主演を果たす。『愛がなんだ』『有村架純の撮休』『あの頃。』とタッグが続く今泉力哉監督との関係についても聞いた。――一度は役者から離れたいとあがいていたという若葉さんが、この道で生きていこうと思うきっかけってあったのでしょうか。役者以外だったら何でもいいとは思っていたんですけど、25歳くらいのときに物理的にほかの道が途絶えていっているのを感じて。例えばボクサーや棋士でも、プロになるまでの年齢制限があるじゃないですか。やりたいものはいくつかあって、バンドもやってたんですが、メンバーが就職してしまって、続けるのは無理だなと思ったし、専門学校に通うことも考えましたけど、それも大変だしお金もないし。それで、一番飯の食える確率が高いのは昔からやっていた、このものをつくる仕事だなと思ったんです。だから、諦めに近いかたちだったと思います。でも、その頃から仕事に対する姿勢は変わりましたね。――NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演されてから、世間の注目度も今まで以上にアップしたと思いますが、それを肌で感じることはありますか?僕自身はあまり実感がなくて。単純に、『おちょやん』という企画が面白いと思ったし、女優さんとして杉咲花さんにとても興味があって、ご一緒したいと思ったのでお受けしたのですが、蓋を開けてみたら反響がこれだけ大きいので、なるほどな、そりゃみんな出たいと思うよなと。でも、一回も顔バレしてないんです。この間、丸亀製麺でうどんを食べていたときも、目の前に座っていた奥さまたちが『おちょやん』の話をしていて、バレるのかなと思っていたら、全くで(笑)。ま、だから実感はないですね。――『街の上で』で4度目のタッグとなる今泉監督作品の魅力を、若葉さんはどう捉えていますか?主人公が最後まで一切成長しないところがすごく好きです。特に『街の上で』は何も起きない映画で、それでも130分間観せ続けられるものになったんじゃないかなと。もしこの作品がうまくいけば、映画業界全体がいい変わり方をしていってくれるんじゃないかと僕は思ったりしているんです。――明確な答えを提示したがる業界への問いかけになりそうですよね。以前インタビューで、「ブレてる人が好み」とおっしゃっていましたが、今泉作品に出てくる人たちも人間らしくブレてますよね。やっぱり、主人公が成長を遂げる物語は観ていて爽快だし、そういう映画が好きな人もいると思うけれど、僕にとってはどこか夢物語というか、自分とは全く違う生き物の話のように感じてしまう。人はそんなに簡単に変わらないと思ってしまうところがあるので。そんな中でも今泉さんが描く人間は直線的に泣いたり怒鳴ったりしないですよね。人の目を気にせず泣いたり怒鳴ったりできる人間って、強いと僕は思うんです。でも、現実だと泣きたくても泣けないし、怒りたくても怒り方がわからないことのほうが大半で。そういう弱さや凡庸さを自分も体現したいし、今泉さんの世界観であればそれが実現できる気がするというか。――感情もですが、まっすぐにうまくはいかない恋愛の描かれ方も、リアリティがありますよね。今泉さんの描く恋愛って、必ず不均一が起きている。思いが必ずしも50:50じゃない。でも人間の恋愛とか思いなんて均一にならないものでしょ?と、ある種冷酷に投げかけていて、僕もそれが本当なんじゃないかと思ってるんです。お互い同じ比率で思い合っている多くの恋愛映画に対するアンチテーゼな気もするんですよね。――映画の中で、「友達のまま恋愛関係になれたらいいのに」というシーンが出てきますが、若葉さんは共感しますか?友達のまま恋愛関係になるって、成立はすると思うんです。あとは照れをどう対処するかの問題だと思っていて、それまで「お前さぁ」と喋っていたのに、どのタイミングで手をつなぐの?って困るじゃないですか。僕の場合は、そこで、ちょっと怖いなと思ってしまいそう。手をつなぐという行為もどこか恋愛に酔っている自分がいるからできることのような気がするので、友達関係だと照れが勝っちゃってまず無理ですね(笑)。――現場の今泉監督は、冷徹な面もあるとか。すごく冷徹だと思いますね。「今のいいシーンだったね!」とみんなで盛り上がることに対してすごく不安を抱いていると思うし、内輪ノリで絶対OKを出したりしないので。みんなが盛り上がったカットって、映画館で観たときに興醒めするシーンになっていたりするんですよ。なので、僕も現場での客観性はすごく意識しています。映画は、現場にいる僕らが観るものではなくて、他者が観るものなので、その意識は忘れてはいけないなと思っています。――若葉さんと今泉監督は少し似ているのかもしれないですね。今泉さんは「似ている」と言うんですけど、僕はあんなに駄目じゃないです(笑)。でもあの駄目さがキュートだなと思ってしまう自分もいるんですけどね。『街の上で』は古着屋さんを舞台に真夏に撮影していたんですけど、長袖を着ていた今泉さんが、暑いからと売り物のTシャツを着ようとしたんです。「あとでちゃんとお金を払うから」って。「駄目でしょ。それじゃ、コンビニで支払い前に商品食べ始めちゃう迷惑系のYouTuberと一緒になっちゃうから」って止めましたけど(笑)。――ご自身は、そういう破天荒さはあまりないタイプですか?僕は、本当に月並みだと思います。小さい頃からわりと大人の世界で過ごしてきているので、自分が子どもということを理解していましたし、子どもならどこまでなら許されるかもわかっていたので。昔から、あまり可愛くない子だったかもしれないです。わかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。作品によって違った表情を見せる幅広い演技力で数多くの作品に出演。2016年、第8回TAMA映画賞 最優秀新進男優賞を受賞。’20年後期放送の『おちょやん』でNHK連続テレビ小説に初出演。’21年の出演作に、今泉力哉監督 映画『あの頃。』(公開中)、松居大悟監督 映画『くれなずめ』(4月29日公開)がある。『街の上で』で若葉さんが演じるのは主人公の荒川青。下北沢の古着屋で働き、たまにライブを観たり、行きつけの古本屋や飲み屋に行ったりしながら、生活圏は狭く、下北沢を出ることはない。そんな彼のもとに、自主映画への出演依頼という非日常的な出来事が舞い込む。4月9日(金)より全国ロードショー。ジャケット¥60,000(Azuma./Sakas PR TEL:03・6447・2762)シャツ¥32,000パンツ¥32,000(共にmando/STUDIO FABWORK TEL:03・6438・9575)※『anan』2021年3月31日号より。写真・NAE.JAYスタイリスト・タケダトシオ(MILD.Inc)ヘア&メイク・FUJIU JIMIインタビュー、文・小川知子(by anan編集部)
2021年03月25日横浜の結婚式場に、ウエディングドレスに身を包んだ北川景子(34)の姿が。隣には“新郎”の永山瑛太(38)が寄り添っていた。本誌が彼女らを目撃したのは2月下旬。4月から放送予定の連続ドラマ『リコカツ』(TBS系)の撮影現場である。「今回のドラマは北川さんと、瑛太さん演じる交際0日で結婚した夫婦が、結婚してすぐに“離婚活動”を始めるという物語です。劇中ではけんかする2人ですが、撮影の待機中は控室にも戻らず、仲よく話しています」(ドラマ関係者)’20年9月に第1子を出産し、同作で連ドラ復帰を果たす北川。テレビ誌記者によると、「“ママ女優”生活についてバラエティ番組でよく語っています。以前は家に帰宅したら、“休める”と思っていたのに、いまでは“本業が始まる”と思うそうです」“本業”である帰宅後の子育てはかなりの負担のようだ。「『お風呂にゆっくりつかる時間すらない』と言っていた時期も。そこにハードな連ドラ撮影ですからね。『久々の連ドラで、家庭との両立に心が折れそう』とまで漏らしています」(芸能関係者)そんな彼女の癒しは、“女友達”との交流だという。「芳根京子さん(24)や、平手友梨奈さん(19)から連絡が来ると“後輩も頑張っているんだから、自分も”と思うそうです。同世代の親友はイモトアヤコさん(35)。2人はドラマでの共演がきっかけで、仲よくなりました。忙しいなかでも誕生日を祝いあったり、ディズニーランドに行ったりするほどですよ。産後にもイモトさんが北川さんの家へ赤ちゃんの顔を見に訪れたと聞いています。イモトさんがあやしてくれたりして、北川さんも気分転換できたようです」(前出・芸能関係者)最近、北川はインタビューでこんなことを語っていた。《子どもにとって母は私だけなのに、全部背負い込んで倒れちゃったら本末転倒。人を頼ってもいいと肩の力を抜けるようになったのも、子どもを授かったおかげなのです》(『steady.』’21年3月号)イモトをはじめ周囲の助けで、“地獄のママ女優”生活も乗り越えていきそうだ♪「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載
2021年03月10日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の本編&特別インタビューが8日、公開された。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。かねてより藤原は自身の苦手なシチュエーションを「高所・水中・閉所」と語っており、本作では「そのすべての要素があった」と厳しい撮影の日々を振り返っていた。そしてこの度、中でも特に大変な撮影だったと語る「沈みゆく船内での水攻めシーン」の本編映像と、藤原竜也が船内での撮影秘話を語る特別インタビュー映像が公開された。本編映像では、田岡が大型貨物船の倉庫で手足を縛られ動けないところへ鷹野が救出に向かうが、船は徐々に傾きはじめ、天井から滝のように水が流れ、みるみるうちに水かさが上がっていく。度重なる極限の状況に心身ともに追い詰められた田岡は、「こんな生活おしまいにしたかったんだよ!」と、悲痛な表情で諦めかける。それを見た鷹野は「それでも生きろ!」と相棒であり、後輩である田岡に力強く声をかけ、決死の覚悟で救出を試みる。インタビュー映像では、当時の船内での撮影について、「船の中のセットでしたが、火花も散って、水の流れも速くて冷たくて、足もつかない。その中で潜りながらも田岡の腕に巻かれたチェーンだとかをほどかなければいけない。ハンマーや斧を探してはこれじゃないあれじゃないと何度もやる訳ですけれど、久々に堪えました。堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と、これまでの撮影の中でも特に大変だったことを振り返った。
2021年03月05日映画『太陽は動かない』より、藤原竜也と竹内涼真が演じるバディが所属する秘密組織「AN通信」の最強メンバーを紹介する特別映像が到着した。「AN通信」は、表向きは小さなニュース配信会社を装っているが、世界を股にかけ、国政や企業の裏で重要機密情報を入手し売買する、優秀なエージェントが所属する組織。24時間ごとの定期連絡を怠ると、体に埋め込まれたあるものが起動し、解除の申請をしないと5分以内で死んでしまうという常に命の危険と隣合わせな職場だ。映像では、そんな「AN通信」のメンバー4人を迫力のある映像とともに紹介。藤原さん演じる冷静沈着なエージェント・鷹野一彦、竹内さん演じる優しさを持つ若手エージェントで鷹野と最強バディを組む田岡亮一、さらに佐藤浩市演じる鷹野たちの上司で司令塔の風間武、市原隼人演じる裏組織に拉致された同僚エージェントの山下竜二がスピーディーに映し出されていく。「死にたければ死ね。生きたければ働け」という鷹野のセリフからも振り切れた職場環境の一端が覗けるようだ。藤原さんは佐藤さんとの共演について「個人的に学ぶことは山ほどありましたね。本当に芝居が上手い先輩たちとの共演は、いい意味で楽なんです。演じていて面白いし刺激も受けますし、非常に得難い経験をさせていただきました」と貴重な体験だった様子。また、市原さんについては「ブルガリアで市原(隼人)くんと一緒にワイヤーで吊られている時、市原くんから“竜也くん、高い所はダメですか?”と聞かれて、“何で?”と聞き返したら、“上に行ったとたんにブルブル震えるの、やめてもらっていいですか?”と言われました(笑)」と撮影中の裏エピソードを明かしている。映画『太陽は動かない』は3月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:太陽は動かない 2021年3月5日より全国にて公開©吉田修一/幻冬舎 ©2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
2021年02月20日北川景子がTBS4月期の金曜ドラマ枠「リコカツ」に主演。永山瑛太と、“交際ゼロ日婚”したものの離婚を決意する夫婦役を演じることになった。北川さんが同枠に出演するのは10年ぶり。本作で演じるのは、ファッション雑誌の優秀な編集者・水口咲。現代的で自由な家庭で育った自分に正直な女性。そんな咲と運命的な出会いをしたのが永山さん演じる緒原紘一。紘一は航空自衛隊に編成されている航空救難団のエース隊員で、厳格な自衛官一家で育ってきた。自由奔放と生真面目。まるで正反対な2人は、運命的な出会いをきっかけに交際ゼロ日でスピード結婚。華やかな結婚式を終え、幸せな新婚生活が始まると思われたのだが…。同じ家で暮らし始めた2人は、互いの生活習慣の違いや結婚生活に求める価値観の違いで意見が食い違い、大喧嘩に。売り言葉に買い言葉で新婚早々、離婚を決意する。ところが、職場や家族・友人から盛大に結婚を祝福され、将来を期待される新婚夫婦は、周囲になかなか離婚の決意を切り出せず…。水面下で離婚に向けた活動、2人は“リコカツ”を始めることに。日本でも年間20万件を超える離婚が成立しているという昨今(※厚生労働省「人口動態統計」)。離婚自体が珍しくなくなった現代ならではの価値観、そして時代が変わっても普遍的な夫婦関係、人間関係のもめごとを「リコカツ」というキーワードを通じて描き出す、オリジナルストーリーの“離婚するかもエンターテインメント”となる。北川さんは、永山さんについて「若い頃にCMでご一緒したり、イベントで豆まきをしたこともあるんですけど、こうしてお芝居でガッツリご一緒するのは初めて」と明かし、「いつかお芝居でご一緒させていただきたいなと思っていた」と語る。すると永山さんが「私生活も女優さんとしても安定感のある方という印象があって。主演が北川さんというのは、チャレンジしたいことを受け止めてもらえるんじゃないかという甘えがあり…」と語ると、すかさず「甘えてください、受け止めます!(笑)」と北川さん。「よろしくお願いします!」と永山さんも返し、早くも息ぴったり。また、撮影で楽しみにしていることについて、「『リコカツ』という言葉を私は初めて聞いたのですが、離婚から始まるラブストーリーがどんな物語になるのか、脚本が出来るのを楽しみにしていました。今は私達の恋の行方がどうなるのかとても楽しみです」と北川さんが語ると、「(本当に)離婚するかどうかですよね」と永山さん。「私たちもまだ分からないんです。するのかもしれないし、しないかもしれない」(北川さん)、「何話か台本を読ませていただいて、毎話ラストシーンで『え!?』『どんな展開になっていくんだろう』となるので、この先どうなるのかすごく楽しみです。リアリティがありつつ、のめり込めるようなドラマチックなストーリー展開もあるので、夫婦のやり取りなども含めて皆さまにも楽しんでいただければ」(永山さん)と、それぞれ見どころについてもコメント。さらに、「笑えて時々泣けるような、コメディ要素もあるラブストーリー」、「まずはポップな気持ちで見てほしい」と視聴者にメッセージを贈っている。金曜ドラマ「リコカツ」は4月、毎週金曜22時~TBS系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年02月15日現在公開中の北川景子主演映画『ファーストラヴ』より、北川さんと中村倫也が激しく口論をする本編映像の一部が到着した。膨大なカットを撮り切るための“カット割り”が毎回用意される堤幸彦監督の現場。しかし、「これは(カットを)割れない」と、ほぼワンカットのいわゆる長回しでいくことを決断したシーンが本作には3つあるという。その内のひとつのシーンが、今回到着した映像に登場する、法律事務所で主人公・由紀(北川さん)と敏腕弁護士・迦葉(中村さん)が激しく口論をするシーン。裁判での主張を巡り、意見の食い違いからヒートアップし、互いの感情が絡み合っていく、緊迫した場面だ。当初、本シーンも細かくカットを割る予定で準備が行われていたそうだが、堤監督は「自分の思い描いていたカットワークではどんなに手練手管を尽くしても勝てない!と。数十分のリハーサルでそれを目の当たりにしたんです」と語り、オフィスクレッシェンドの小林誠一郎プロデューサーは「監督の現場で最初に段取りをやってから、あのような決断をするのは本当に珍しいことでした」と証言。役者たちの気迫が監督に長回しを決断させたという。また、同い年の北川さんと中村さんは、本作が初共演。共に事件の真相を追うバディとも言える役柄であり、義理の姉弟であり、2人だけが共有する過去も持つという複雑な関係性。北川さんは「中村さんとは同い年なのですが、お芝居面ではとても引っ張ってくださいました」と明かし、中村さんは「北川さんと向き合ってセリフを交わしていく中での”気付き”、そこで芽生えた感情などは役にそのまま投影しようと、いろんなものを拾い集めていく作業でした」とお互いについて語っている。『ファーストラヴ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月13日北川景子主演、堤幸彦監督の映画『ファーストラヴ』公開を記念した初日舞台挨拶に、北川さんをはじめ、中村倫也、芳根京子、窪塚洋介、さらに“容疑者・環菜”の人生にもっとも深い影響を与えている両親という重要な役どころを演じた木村佳乃、板尾創路、そして堤監督が登壇。全国314劇場へライブビューイングの同時生中継も行われ、カメラに大きく手を振りながら中村さんが「全国ー!」とざっくり呼びかけて笑いを誘うなど、観客とこの作品とようやく共有できる喜びに一同が笑顔を見せた。初めての観客前での舞台挨拶とあって、北川さんは「久しぶりにお客様の前で、そしてこの映画で舞台挨拶ができて、本当に嬉しいです。今日幕が開いて、皆さまの感じたいように受け取っていただけたら、それ以上嬉しいことはない」と感慨深げ。「いろんな”愛”の物語なのですが、皆さんとこの作品を作ることが出来て、主演をやらせていただけたことで本当にたくさんの愛をいただきました。たくさんの人に届いたら良いなと思います」と語ると、中村さんも「久しぶりにお客様に会えましたし、幕が開いたんだなと実感しています」と感無量の様子でコメントした。中村倫也、木村佳乃&板尾創路のネタバレを全力阻止!?なかでも木村さんは、「本当は優しい普通のお母さんを演じたいんですが、鬼のような母を演じて…(笑)」と話し始める。「監督とご一緒したかったのでなんとか食らいついて…演じてる間、本当に心が痛くて苦しかったんです。(娘役の芳根さんが)かわいそうで、本当だったら『ウチの子はやってません!』ってやりたかったんですけど…」と、上映後の舞台挨拶とはいえ勢い余った様子に、同じ所属事務所の中村さんから「先輩、ネタバレ気を付けてください!(笑)」と鋭い静止が入る一幕も。また、「元気ですかっ!」との窪塚さんの呼びかけに、板尾さんは「元気ですね」と応じつつ「2019年に撮った作品で、寝かしてちょうど見ごろになってます。あのトイレが××××××…なぜ裁判で××××…」とこちらもネタバレ全開の勢いに、またも中村さんが「全部言いますね!(笑)」としっかり止めに入って会場を沸かせた。芳根京子「環菜も北川さん演じる由紀から愛をいただいた」「ファーストラヴ」のタイトルに秘められた真実をめぐり、“愛”の意味を問いかける作品とあって、北川さんは「つい最近、(木村)佳乃さんから『景子ちゃん大丈夫?疲れてない?』とお電話をいただいて、その声が凄く優しくて少し泣いてしまった。その電話のあと頑張ろうと思えました」と明かす。すると木村さんは「どうしよう内緒にしてた話が…恥ずかしい…汗かいちゃいました…」と動揺していると、なんと突如、窪塚さんのポケットで携帯電話が鳴りだすハプニングが発生し、会場が盛り上がった。続けて中村さんはエンドロールの背景で流れる映像について、「ある日、台本にない十数行のセリフをポンと渡されて…ゾっとしたんですけど、迦葉の普段働いている姿、本編で描かれていない姿を救い上げてくれるところに監督の愛を感じました」と撮影中のエピソードを明かす。さらに芳根さんが「私自身北川さんから愛をいただいて、環菜も北川さん演じる由紀から愛をいただいた。あの時期ちょっと悩んでいたりもしていて、私の心を“景さん”が癒してくれた」と語ると、隣にいた中村さんから熱視線が…。芳根さんが「中村さんが北川さんのこと“景ちゃん”って呼んでるのがうらやましくて、私も“景さん”って呼ばせてもらってます!」と対抗心を燃やすと、中村さんは「(芳根さんは北川さんのことが)好きすぎるんですよ!」と、芳根さんの“北川愛”の大きさにあらためて驚いた様子。そして窪塚さんは「堤監督と12年ぶりに一緒に仕事をさせていただいて、当時あった情熱、現場に向かう心意気みたいなものがより燃え盛ってて、北川さんや中村さんのお芝居も愛が無かったらやっていけないことだと思う。それを支えてくれる製作や現場のスタッフ、配給のために動いてくれているスタッフの皆さんの愛もあってこうして呼んでもらって話させてもらえるのが本当にありがたい。今この場所で愛を感じてます」と、照れながらも熱いコメントを表した。最後に改めて、堤監督が「この作品は心の奥にある闇や影のその先にほっこり明るいものがあると信じて作っていた。仕上げは大変な時期と重なりましたが、たくさんの皆さんのご意見、スタッフの力、この素晴らしいキャストの皆さんの力で、自信をもってお届けできる作品だと信じております。全身全霊という言葉がぴったりの作品」と力を込めてコメント。北川さんも「長い間宣伝活動もしてきて、ここが見所です、といろいろお話もしてきたんですけど、今日幕が開いて、皆さまの感じたいように感じて受け取っていただけたらそれ以上嬉しいことはないと思っています。届かなかった、受け取れるはずだった、すれ違った、いろんな”愛”の物語なのですが、私は皆さんとこの作品を作ることが出来て、主演をやらせていただけたことで本当にたくさんの愛をいただき感謝の気持ちでいっぱい」と締めくくり、タイトルに相応しい“愛”にあふれた初日舞台挨拶となった。『ファーストラヴ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月12日2021年2月11日、東京都港区にある『TOHOシネマズ六本木ヒルズ』で行われた、映画『ファーストラヴ』の初日舞台挨拶に、俳優の北川景子さんや木村佳乃さんら出演者が出席。そこで、映画のタイトル『ファーストラヴ』にちなんで「愛を感じたことは?」という質問が投げかけられました。サンケイスポーツによると、北川さんは質問に対し、「佳乃さんから電話がありまして、『景子ちゃん大丈夫?疲れてない?』と聞かれて。声が優しくて涙が出ました」と回答しています。木村さんは、電話で北川さんを気遣った理由についてこのように語りました。北川は昨年9月に夫で歌手、DAIGO(42)との間に第1子となる長女の誕生を発表。木村は電話の理由について「恥ずかしい。私、野太い声なのに…」と照れながら「(北川の)お子さんはまだ小さいですし、大変だろうな思って」と子育てと仕事を両立する北川を気遣っていた。サンケイスポーツーより引用木村さんは2人の子供を育てる母親でもあります。俳優であり母親である木村さんは、北川さんの大変さを誰よりも理解できるのかもしれません。このエピソードに、ネット上ではさまざまな声が上がりました。・子育てしながら映画の主演もこなして、北川さんの大変さはものすごいだろうな。・木村さんのように、北川さんの気持ちを理解してくれる先輩がいてよかった。・舞台挨拶、とても素敵でした。北川さんと木村さんが本当に仲がよさそうで癒されました。映画もとても面白かったです!大変な状況に置かれたとき、似た境遇を経験した先輩がそばにいてくれると、心強いものですね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月12日第159回直木賞を受賞した、島本理生氏による小説『ファーストラヴ』が女優の北川景子主演で実写化され、現在上映されている。アナウンサー志望の女子大生・聖山環菜(芳根京子)が父親を刺殺するという衝撃的な事件に対峙する公認心理師の真壁由紀(北川)が、二転三転する供述に翻弄されながらも彼女の心理へ迫っていく。今回は主人公の公認心理師・真壁由紀を演じた北川と、由紀とは大学の同期で由紀の夫の弟でもある弁護士・庵野迦葉(かしょう)役の中村倫也にインタビュー。作中で2人はタッグを組んで環菜と対峙するが、次第に自分たちの過去にも向き合うことになっていく。そんな難しい間柄を演じた北川と中村は、役を通して何を感じていたのか。○■ずっと内臓を握られてるような感覚――今回の物語の中では視線がキーにもなってきますが、芸能人のお二人も見られることは多いかと思います。そこに何か共感したことや、考えたことなどはありましたか?北川:ああいう経験はしたことがないんです。あまり男性から見られていると思ったこともなく……。中村:そうなの?北川:女子校だったので男性の同級生もいなかったですし、想像で演じたところはありました。ただ人から見られる仕事なので、お仕事を始めたときはどう見られているのかは気になりました。自分はすごく目が悪いから、誰のことも見えないんですけど(笑)。10代の頃は「家を一歩外に出たら、みんなは常に私のことを”北川景子”として見てる」ということが怖かったんです。最近はそういう生活の方が長くて、「見られているものなんだ」と、あまり気にせずに生きています。中村:僕はヘラヘラ生きているので、見られてる時は「ちゃんとしなきゃ」と思いますけど、この仕事をしていると、評価なども含めて麻痺していくところはあります。よくファンの方のお悩みとかで「評価が気になって緊張してしまう」ということを聞くんですよ。北川:それは、私もあります。中村:本当? 俺はもう、全然なくて。北川:どうやったらそうなるの?中村:見られ方、受け取られ方は千差万別なので……。人の視線は大事ですけど、それよりも大事なのは自分の中にあるものだと思うし、それは仕事をしていても街を歩いてても、共通してるのかなと思います。若手の子はエゴサとかはしちゃうけど、それも良くない。――後輩の方からそういったことで相談を受けることもあったんですか?中村:如実に芝居変わることがあって「どうしたの?」と聞くと、エゴサした評価でヘコんでいたりするので、「気にすんな!」と言って終わりです(笑)。僕は、エゴサはしないですね。恋愛ドラマに出始めたときは、あまりにも今までの自分とのギャップが気になったので、『はじこい』(『初めて恋をした日に読む話』)の初回にドラマの名前で検索しました。色々な反応に「へ~!」と思ったけど、それで何かが変わるということはないです。北川:強い!中村:演劇が長かったということもあるかもしれません。演劇をやってると、毎日色々なお客さんが来て、色々なことを好き勝手言うんです(笑)。それぞれ言うことも違うし、もう「このラーメンがお口に合えば。僕らはおいしいと思ってます」というのが、シンプルだなと。だから、「気にはかけるけど、気にはしてない」ということが多いです。――この作品も観た人の感想たくさんあると思いますが、役を演じていて感じたこと、気づいたことはありましたか?北川:難しい役だったけど、やっている時は苦しんでるとか悩んでるといった感覚はなくて、すごく楽しかったです。堤監督とも初でしたし、倫也くんをはじめとして初共演の人が多くて、毎日新鮮でした。でも、クランクアップですごい泣いてしまって、そこで「大変だったのかなあ」と気づきました。中村:「いつも泣かないんですけど」と言ってたよね。北川:「あれ、なんで泣いてるんだろう」と思って、「大変だったのかなあ?」という感じでした。中村:大変だったろうよ。北川:監督もすごい明るい方だし、「いいんだけど、こっちはこう撮りたいから顔をこっちに向けてくれると助かる」といった風に建設的に話をしてくださってわかりやすかったし、迷うこともなくて、順調にいい作品ができていっている手応えがあったんです。でも、終わったら泣いちゃったので、もしかしたらこの役は自分にとってチャレンジだったのかもしれない。でも、楽しかったです。「終わった~!」という気持ちもあったし、法廷のシーンが最後だったので、自分でも背負ってるものから解放されたんだと思います。中村:解放感は大きかったね。僕は、う~ん……ずっと内臓を握られてるような感覚でした。僕自身はいつもヘラヘラしてるんですけど、撮影期間中、迦葉はずっと僕の中にいたんです。だからずっと胃の中に石を詰め込まれてるような感覚で、だからこそ終わった時の解放感が大きかったですし、そういうふうに役と共に生きた期間があまり多くないので、自分としても、チャレンジだったのかな。単純に難しかったというのもいっぱいありますけど、なんかずっと心のどこかにいるんですよね、あいつ! 「家賃払え」という話なんですけど(笑)。間借りしやがって!○■一緒にいて楽だったバディ――回想では、2人の気持ちがすれ違ってしまうシーンもありました。互いの芝居を重ねて感じたことはありましたか?中村:あのシーンはボタンのかけ違いのひとつであり、それが現代までの分岐でもあって、2人にとって良かったのか悪かったのかわからないな、と思いながら演じていました。もしかしたら、そこで傷が浅くすんで良かったのかもしれないし。でも、2人の中にあった時間として、急に火花がスパークする瞬間だったのではないかと思いました。北川:私も非常に寂しい気持ちになりました。デートシーンの撮影も重ね、由紀にとって心を開いて声を出して笑い合える人に出会ったのが初めてだったのかな、と思って。こんなに一緒にいて楽しい人はいないし、迦葉も他の人に見せない笑顔を見せてくれていたんじゃないかなと思います。2人は本能的に息が合っていて、一緒にいるとすごく楽しい間柄で、「相棒ができた」みたいな気持ちだったのに、男性と女性になった時に、ちょっとしたことで崩れてしまうのはすごく切ない。由紀の涙も、口に出していた気持ち以外に、大事な形が壊れてしまったことへの涙だったのかなと思いました。演じてみると、迦葉が壁を殴って去って行く音が悲しくて、「明日からは元の私たちじゃないんだ」という気持ちがありました。なかなか、兄弟のような親友のような人って出会えないじゃないですか。そういう大切な何かを失ってしまったという悲しさがありました。――最近公開された北川さん出演の映画だと『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』では綾野剛さん、『約束のネバーランド』では渡辺直美さんとのコンビ感がありましたが、今回の中村さんはどういう相手でしたか?中村:ほめてほめて!北川:1番、気を遣わなかった!(笑)中村:シンプル!(笑) 嬉しい。北川:最初に調べた時に、学年が一緒で「なんだ、同い年なんだ」と。若い男性と組むことも多かったんですけど、今回は「私がしっかりしなきゃ」でもなく、自然体でいても良いのかなと勝手に思って、実際にあまり気を遣わなかったです。ふだんは初めて会う人には緊張しちゃったりして、いきなり素を出せないタイプというか、「場を明るく作らなきゃ」みたいな気持ちもあるんですが、それさえもなかった(笑)。中村:いいんだよ、しなくてさ(笑)。北川:対等な感じでいいのかなあと思って、「私は初日ですし緊張もしています!」という気持ちそのままで入っていけたことに、自分でもびっくりしました。ついつい「北川景子です!」みたいな感じでいっちゃうことも多いんですけど……。中村:“仕事モード”だね。「北川景子ですけどなにか? ソイラテを頂戴?」みたいな。北川:違う違う(笑)。中村:見たことないけど(笑)。北川:人見知りですが、「人見知りではございません」みたいな感じにしちゃうんです(笑)。けど、今回はすごく自然体でいられましたし、演技の相談をしたわけでもなく、一緒にいてお芝居することを楽しめました。自分自身も「こうなるんだ」と演じながら発見できればいいかなと思っていたら、その通りにできて。舞台にもたくさん出演されていてお芝居も百戦錬磨ですし、会う前から勝手に信頼して「助けてもらおう」という気持ちがあったんです。「こういうお芝居をされるんだ。じゃあ、こうしたらいいかな」と引っ張ってもらったところがありました。中村:こんなに信頼される俳優います!?北川:なんか楽だったんです。一緒にいるだけで、私も素敵に見えるはず! と思いながら演じていました(笑)。中村:そこまで思っていただいてたんですね。光栄です、持ち前の包容力を発揮できて(笑)。芝居って相手のためにするものなので、楽だったのなら良かったです。北川:楽だった! 感情をむき出しにもしなければいけなかったんですけど、ぶつけやすかった。謝らなくてもいい感じ。わがまま放題やらせていただきました(笑)。■北川景子1986年8月22日生まれ、兵庫県出身。2003年にミスSEVENTEEでモデルデビュー後、『美少女戦士セーラームーン』(03~04年)で女優として活動を開始。2006年に映画『間宮兄弟』でスクリーンデビューを果たし、同年公開された『チェリーパイ』で映画初主演。主な出演作に映画『花のあと』(10年)、『謎解きはディナーのあとで」(13年)、『抱きしめたいー真実の物語一』(14年)、『HERO』(15年)、『探偵はBARにいる3』(17年)、『スマホを落としただけなのに』(18年)、『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』(19年)、『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』『約束のネバーランド』(20年)など多数。 スタイリスト:多木成美(オオキナルミ)、ヘアメイク:板倉タクマ■中村倫也1986年12月24日生まれ、東京都出身。2005年に俳優デビューし、映画『SPINNING KITE』(13年)で初主演を務める。2014年には初主演舞台『ヒストリーボーイズ』での演技が評価され、第22回読売演劇大賞 優秀男優賞を受賞した。NHK連続テレビ小説『半分、青い。』(18年)、ドラマ『初めて恋をした日に読む話』『凪のお暇』(19年)と続けて話題となり、実写版『アラジン』(19年)吹き替えでは第70回NHK『紅白歌合戦』で美声も抜露する。近作に映画『影裏』『水曜日が消えた』『人数の町』『サイレント・トーキョー』(20年)、『劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き あるがままに、水と大地のネコ家族』(21年/ナレーション担当)、公開待機作に『騙し絵の牙』(3月26日公開)があり、今後主演ドラマ『珈琲いかがでしょう』放送を控える。 スタイリスト:戸倉祥仁(holy.)、ヘアメイク:松田陵(Y’s C)
2021年02月12日北川景子が自身の主演映画『ファーストラヴ』の主題歌となっている、Uruの「ファーストラヴ」ミュージックビデオに出演。映画から生まれたストーリーを堤幸彦監督が描き出し、北川さんにとってもミュージックビデオ初出演となった。今回公開された映像は、映画『ファーストラヴ』の後日談ともいえるストーリー。映画の主人公・真壁由紀を北川さんが演じ、堤幸彦が原案、監督を務め、楽曲の持つ切なくも温かいバラードの世界を、圧倒的な演者の力と幻想的な映像美で映画と同じスタッフによって作り上げた特別なミュージックビデオとなった。撮影を終えた北川さんは「ミュージックビデオはずっとやってみたいと思っていたんですが、何故か今まで機会がなくて。初めてが私が主演させていただいた映画の主題歌で、なおかつUruさんの楽曲で本当に嬉しかったです」と喜びを語り、「堤監督とは映画の撮影から1年以上空いていたんですが、久しぶりと言う感じもなく、現場に来て堤組のスタッフさんとお会いしたら映画の撮影の時に戻ったような感覚があって、すぐに役に入る事が出来ました」とふり返る。そして改めて楽曲について、「メロディの切なさとUruさんの声の柔らかさや深さが包み込んでくれて、聴いていると悲しいや辛いというよりも、心が浄化され、晴れやかな気持ちになる温かい曲だと感じました。楽曲が映画の内容に寄り添ってくださっていたので、楽曲を丁寧に自分が表現できれば映画の世界観とも自然とつながって来ると思い、映画の役柄を思い出しながらもUruさんのミュージックビデオだという事を意識して演じました」とコメントしている。Uruさんにとって通算10枚目となるシングル「ファーストラヴ」は、同曲を表題曲に、映画の挿入歌「無機質」を収録。カップリングには現在ストリーミングチャートを席捲中の優里「ドライフラワー」をピアノアレンジでカバーしたヴァージョンで収録、さらに最新シングル「Break」をバラードアレンジにしたセルフカバーが収録される。『ファーストラヴ』は2月11日(木・祝)より全国にて公開。Uruのシングル「ファーストラヴ」は各配信・サブスクリプションサイトにて先行配信中、2月10日(水)よりリリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2021年02月08日2021年2月3日放送のバラエティ番組『TOKIOカケル』(フジテレビ系)に出演した、俳優の北川景子さん。夫でミュージシャンのDAIGOさんとのエピソードや、出産後の苦悩を明かしました。「無視されてる?」北川景子が気になるDAIGOのクセとは番組で、DAIGOさんの気になるクセを聞かれた北川さん。それぞれの会話のテンポの違いが気になるようで…。多分、会話のスピード感が違うみたいで、私が質問しても沈黙が3秒ぐらいあって。例えば「明日何時に起きるの?」って聞いても「…」っていう感じで、シーンってしてて。「え、無視?」って聞いたら「あ、今考えてた」って感じですごい時間差があってすぐ答えてくれなくて。最初無視されてるのかなって思ったんですけど、時間軸が違う。TOKIOカケルーより引用北川さんの質問に、数秒の間をおいてから答えるDAIGOさん。初めの頃は無視をされているのかと思ったそうです。また、DAIGOさんといえば、指なしの手袋がおなじみの衣装ですが、特殊な素材の手袋以外は自宅で洗濯していたといいます。「洗濯をして、北川さんが洗濯ばさみで干すこともあるんですよね?」と聞かれると…。ダメにしちゃったことがあって、今はやらないようにしています。TOKIOカケルーより引用以前、洗濯をしたことで手袋が縮んでしまったことがあったそうで、DAIGOさんから「少し小さいね」といわれたことを明かしました。また、1児の母である北川さん。最高で13.53も体重が増えたため、減量に励んでいるといいます。仕事と子育てを両立している北川さんですが、家に帰ると思うことがあるようです。今までは仕事に行って帰ってきたら1日が終わったって感じだったんですけど、仕事して帰ってきてからが本当の1日が始まる。ここからが私の本業が始まるみたいな。TOKIOカケルーより引用北川さんは、仕事で社会とのつながりを持てていることでストレスを発散できているとのこと。番組を見ていた人たちからは共感の声が寄せられていました。・北川さんの話を聞いて、「私と同じ人間なんだな…」って思った。・子供はパワフルだから大変だよね。子育て頑張ってください。・手袋が縮んだ話、笑った!私も、「時間軸が違う」ってよくいわれるから分かる。理想の夫婦とも呼ばれる、北川さんとDAIGOさん。お互いのテンポの違いを受け入れているからこそ、楽しい夫婦生活を送れているのかもしれませんね。[文・構成/grape編集部]
2021年02月04日女優の北川景子が主演を務める、映画『ファーストラヴ』(2月11日公開)の本編映像が1日に公開された。同作は第159回直木賞を受賞した、島本理生による同名小説の実写化作品。「動機はそちらで見つけてください」 アナウンサー志望の美人女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まり、事件のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀(北川)が、うら若き容疑者・聖山環菜(芳根京子)と面談を重ね、二転三転する供述に翻弄されながらも彼女の心理へ迫っていくが、やがて由紀自身の過去の記憶にも結び付く、意外な真相が浮かび上がる。解禁された映像は、大学生時代に中村倫也演じる迦葉が由紀の髪を優しく切るシーンから始まる。主演の北川が本作のために髪を30㎝以上切ったことが話題となったが、劇中では、髪を切られることで由紀と迦葉の距離が一気に近づいていく非常に重要なシーンとして描かれている。さらに2人は海辺の街を共に歩き、迦葉が差し出した手を由紀が戸惑いながらも握り返し、海へと向かっていく。海に沈む夕日を見ながら、由紀はそっと迦葉の横顔を見つめ、2人しか知らない過去を共有する由紀と迦葉の回想にUruの挿入歌「無機質」が寄り添うシーンは、本作の謎を紐解くうえで重要であると同時に、男女の心の機微を見事にとらえた映像となっている。挿入歌を手掛けたのはドラマ『テセウスの船』の「あなたがいることで」や映画『罪の声』の「振り子」も手掛けるシンガー・Uru。本作では主題歌「ファーストラヴ」も書き下ろしており、1つの作品で本人作詞・作曲で主題歌と挿入歌の2曲を手掛けるのは初となる。Uruは新曲の挿入歌「無機質」について、「この曲の持つ孤独感と温かさを映画の人物や世界観に中和しながら作りました。感じたことや書きたいこと、心の動きを、不器用さに合わせて直接的な表現を避けて書きましたが、主題歌の『ファーストラヴ』と自然に一対になる挿入歌になってくれたような気がしています。映画の背景で、そのシーンに寄り添う曲になってくれたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
2021年02月01日女優の北川景子が主演を務める、映画『ファーストラヴ』(2月11日公開)の場面写真が27日に公開された。同作は第159回直木賞を受賞した、島本理生による同名小説の実写化作品。「動機はそちらで見つけてください」 アナウンサー志望の美人女子大生が父親を刺殺するという衝撃的な導入で始まり、事件のドキュメンタリー本の執筆を依頼された公認心理師の真壁由紀(北川)が、うら若き容疑者・聖山環菜(芳根京子)と面談を重ね、二転三転する供述に翻弄されながらも彼女の心理へ迫っていくが、やがて由紀自身の過去の記憶にも結び付く、意外な真相が浮かび上がる。今回北川が演じた公認心理師とは、2017年の公認心理師法施行により認められた、心理職において国内で初めてとなる国家資格。専門的知識及び技術をもって心の問題を抱えている人やその周囲の人に対して、心理状態の観察・分析、また解決に向かうための相談・助言・援助を行うことが職務とする専門職者である。悩みやストレスが多様化する現代社会、さらには世界中を悩ませている新型コロナウイルスの感染拡大により生活が一変した人々も多く、心理的ケアの需要増大が見込まれている今日、ますます大きな注目を浴びている。"公認心理師"の役を演じるにあたり北川は、先日行われた完成報告イベントでも「本物の公認心理師の方が見てもちゃんと勉強しているなと思っていただけるようにしたいと、勉強しました」と明かしたように、実際の公認心理師から話を聞き、関連文献などからも徹底的にリサーチを重ねて挑んだという。このたび解禁された場面写真には、柔和な笑顔で語りかける様子、熱のこもった視線を投げかける姿など、1人ひとりと真摯に向き合いカウンセリングを行う公認心理師・由紀の誠実さがにじみ出ている。北川は「この作品をご覧になる方の中にも、今まさに苦しんでいる方、あるいは苦しみを乗り越えられた方……様々な方がいらっしゃると思いますが、どこかでこの作品と結びつくポイントがあるかもしれない。そこにこの作品をやる意義を強く感じたので、生半可な気持ちでは絶対にやらないと決めていました」と語った。
2021年01月27日数々の有名ブランドが出店する都内の老舗デパート前。DAIGO(42)が手慣れた様子で車の荷台からベビーカーを降ろすと、北川景子(34)が9月に生まれたばかりの娘を大切そうにそっとそこへ乗せる――。本誌が目撃した1月11日に5回目の結婚記念日を迎えた北川とDAIGO。娘を連れてのランチデートかと思いきや、3人が向かったのはたくさんの雛人形が並ぶデパートの催事場だった。「北川さん夫婦は毎年、結婚記念日は2人でディナーに出かけるのが恒例。ですが、今年は緊急事態宣言中ということもあって、娘さんの雛人形を選んだあとは自宅で静かに祝ったと聞いています」(北川の知人)記念すべき娘の初節句とあって、真剣に店員の説明を聞く北川。そんな妻を優しくほほ笑みながらDAIGOは見守っていた。その場に居合わせた客は言う。「北川さんがいちばん熱心に見ていたのは、京都の有名な職人が手掛けた三段飾りのものでした。衣装が特注品で、カタログにも掲載されていない非常に人気の高い作品だそうです」北川はじっくり雛人形を吟味すると、そのまま家族と帰路についた。9月の出産からわずか2カ月で仕事復帰を果たした北川。本誌が目撃した翌日には2月公開の主演映画『ファーストラヴ』のイベントに出席し、共演者の中村倫也(34)から「真面目でストイック」とその仕事ぶりを絶賛されていた。しかし、仕事と子育ての両立への苦悩も抱えていた。1月2日放送の『さんまのまんま』(フジテレビ系)で北川は、泣きながら産後の体形戻しに励んだことを明かしたうえでこう吐露していた。「初めての子育て疲れでメンタルが追い込まれていて、ちょっとした冗談でもイラッとするんです」4月からは地上波での連ドラ主演も控えているという多忙な北川を支えているのが家族だ。「ボーカルを務めるバンドの新曲のジャケットとミュージックビデオで娘さんと共演するほどDAIGOさんはぞっこん。最近は撮影で多忙な北川さんを支えるため、自宅でおむつ交換などを率先して行っているそうです。また出産を機に、北川さんの両親も同じマンションの別フロアに移って2人をサポートしています。初節句は妻の実家側で用意するという慣例から、今回の雛人形選びではお母さんが事前に助言していたそうです」(前出・知人)家族の支えを受け、愛娘への“品定め”を終えた北川。初節句は忘れられないものになるだろう――。「女性自身」2021年2月2日号 掲載
2021年01月21日女優の北川景子が、映画『さんかく窓の外側は夜』(1月22日公開)に出演していることが18日に明らかになった。同作は、ヤマシタトモコによるミステリーホラー作品の実写化で、ワタナベエンターテインメントと松竹がタッグを組み、共同で企画開発・製作する、ワタナベエンタ×松竹による共同制作プロジェクト第1弾となる。霊を祓うことができる男=冷川理人(岡田将生)と、霊を視ることができる男=三角康介(志尊淳)が心霊探偵バディを組み、刑事・半澤に依頼され、ある不可解な連続殺人事件の謎を追うことになる。この度、映画公開を目前に控え、本作に北川景子が出演していることが解禁。“呪いを操る女子高生”としてストーリーの鍵を握るヒロイン・ヒウラエリカ役の平手友梨奈との劇中写真も初公開となった。北川は、街中を歩いているところをヒウラエリカに呼び止められ、エリカから呪いをかけられる弁護士・慶子を演じる。北川と平手と言えば、映画『響-HIBIKI-』(18年)での共演以降今でも交流があるという仲。今回は「呪いをかける・かけられる」という役どころではあるが、撮影日は再共演を喜び合い、撮影合間には和気藹々と楽しそうに話すふたりの様子も見られた。今回メイキング写真に加え公開されたメイキング映像には、1シーンのみの出演である北川が先にクランクアップを迎え、平手が「終わって欲しくない…」と北川との撮影終了を悲しむ様子も収められた。
2021年01月18日主演する新ドラマ「青のSP-学校内警察・嶋田隆平-」が1月12日(火)今夜放送を控える藤原竜也が、WOWOWで新レギュラー番組「藤原竜也の番組 フジタツ猪突猛進撃!!」をスタートさせることが分かった。藤原さんの意外とまだ世間には知られていない、素の部分を余すところなく、惜しげもなく、無駄にさらけ出す本番組。毎回豪華ゲストを迎え、そのゲストが得意とするスポーツやこだわりの趣味など、様々な“勝負”に猪突猛進する予定だという。忖度無し、容赦なし、ハプニング上等のリアルドキュメンタリー感満載の本番組。「意気込みも何もまだ企画内容すら聞いていないので正直困惑しています」と心境を明かした藤原さんは、「とにかくこのコロナ禍で日本はもちろん世界中が暗くなっているので、一人でも多くの方に『元気になってほしい』という気持ちでいます」とコメントしている。「藤原竜也の番組 フジタツ猪突猛進撃!!」は2月15日より毎週月曜日21時30分~WOWOWプライムにて放送(全6回/第1回無料放送)。※放送終了後、WOWOWオンデマンドにてアーカイブ配信あり(cinemacafe.net)
2021年01月12日藤原竜也が主演、竹内涼真が出演する映画『太陽は動かない』(3月5日公開)の特別映像が8日、公開された。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。今回公開されたのは、藤原史上最も極限状態に追い詰められる同作から、心臓の爆弾が爆発へのカウントダウンを開始する絶体絶命のシーンを捉えた特別映像。敵対する裏組織のリーダー、ジミー・オハラ(横田栄司)に捕らえられた鷹野の心臓の爆弾が爆発へ向けてカウントダウンを開始する緊迫の瞬間が収められた。鎖で吊るされ、爆弾解除の申請を出来るはずもない状況で、拷問を受け苦悶の表情を浮かべる鷹野。極限状態のなか、無常にも心臓の爆弾は、爆発までの時を刻むことを止めない。刻一刻と迫る爆発の危機に手に汗握る展開となっている。さらに映像では、高層ビルの屋上での鬼気迫る肉弾戦や、乗っているヘリコプターが撃墜、水中での決死の脱出劇など鷹野と田岡に降りかかる絶体絶命のシーンがふんだんに盛り込まれた。
2021年01月08日2021年1月2日放送の、トーク番組『新春大売り出し!さんまのまんま』(フジテレビ系)に、俳優の北川景子さんが出演。2020年9月に女の子を出産したばかりの北川さんは「子育てが大変すぎて、気が立ってしまう」と明かしました。初めての子育てで追い込まれてるので、ちょっとした冗談とかでもイラっとするんですよ。普段、許せるようなことが「…え?」みたいな感じになってました。新春大売り出し!さんまのまんまーより引用また、北川さんは出産後、1時間おきに授乳していたため、約2か月間、ほぼ徹夜のような生活が続いたそうです。そんな中、夫であるミュージシャンのDAIGOさんについて「夜に娘が泣いても爆睡していた」と不満を漏らしました。一度、(DAIGOさんから)「一晩ゆっくり寝なよ」「俺がリビングに布団を敷いて、娘の面倒を見るから」っていわれて、任せてみたんですよ。それで私は寝室で寝てて。そしたらすごい泣き声が「ギャー」って聞こえてきて。「あれ、どうしてるのかな…でも『任せて』っていってたし」と思って。でも、泣きやまなくて!「え?」と思ってリビングに見に行ったら、爆睡ですよ。爆睡してたんですよ、(泣く娘の)真横で。新春大売り出し!さんまのまんまーより引用この話を聞いた、同番組のMCを務める、お笑いタレントの明石家さんまさんは「DAIGOくんらしい」と笑いつつ、「娘が生まれた後、同様の理由で夫婦関係が悪くなった」「子育て中は、夫婦仲が悪くなるので気を付けなあかん」とアドバイスしています。子育てには、芸能人ならではの苦悩も…?北川さんは「娘にはできれば芸能界に入ってほしくない」と考えているのだそうです。対して、明石家さんは「ミュージシャンと俳優の子供やから、『芸能界に入りたい』っていうと思うで」とひと言。さらに、明石家さんの娘であり、タレントや歌手として活躍するIMALUさんについてこのように語りました。うちももう、ずーっと「(芸能界には)入るな、入るな」といってましたけど。もう大逆転。18歳くらいまで「入らない、入らない」っていってたのに、急に「入りたいんだけど」って。「え!?」って。新春大売り出し!さんまのまんまーより引用明石家さんは、IMALUさんの芸能界入りを阻止するため、芸能界の汚いところを語り聞かせたそうですが、結局、意志は変わらなかったのだそうです。北川景子「娘とさんまさんは会わせない」その後、番組の後半では、明石家さんが北川さんに、タレントや、アニメのキャラクターのモノマネをやってみるよう無茶ぶりをしました。北川さんは恥ずかしさや戸惑いを抑えながら、モノマネをやってみたもののやりきった後「これが芸能界ですよね」とひと言。「もう絶対、子供は芸能界に入らせないようにしようと思いました。さんまさんにも会わせない!」と決意を表明し、笑いを誘っていました。視聴者からはさまざまな声が上がっています。・北川さんでも、子育てでイライラしたり、夫にムカついたりすると知って、ほっとしました。・子供が夜泣いていても夫が爆睡しているの、うちも同じです!それでケンカになります。・北川さんの夜泣きの話、耳が痛いです。妻にいつも任せきりなので、反省します。・モノマネを無茶ぶりされて困惑している北川さん、かわいかった!子育ての大変さを身をもって体験している北川さんが、これから俳優としてどんな演技を見せてくれるのか、ますます楽しみですね。[文・構成/grape編集部]
2021年01月02日北川景子と堤幸彦監督がタッグを組み、島本理生の小説を映画化した禁断のサスペンスミステリー『ファーストラヴ』。この度、公開に先駆けて、北川さんと芳根京子のメイキング映像が到着した。今回のメイキング映像では、会うたびに供述が二転三転し、感情の起伏が激しい父親殺しの容疑者・環菜役の芳根さんと、公認心理師としてその本心を読み解き、事件の真相を明らかにしようとする由紀役の北川さんのコメント、さらに、環菜の過去の記憶を由紀が初めて紐解く面会室シーンの撮影現場の様子が映し出されている。ガラス1枚を隔てただけの面会室での緊迫のシーンの撮影。堤監督が丁寧に言葉と感情を共有しながらつけていく演出を受ける2人の表情が印象的に映る。そして、思わず息をこぼす北川さんの姿からは、大きなプレッシャーと覚悟をもって臨んでいたことが感じられる。そんな撮影をふり返り、北川さんは「全く初めましての女優さんではなく、芳根さんだったことはすごく良かった」と話し、「毎回100パーセントでぶつかってきてくれた。だから自分も、お芝居だけどうそじゃない本当の感情が出てきた」とコメント。一方の芳根さんは、過去の共演をふり返りながら「爪痕を残すではないが、こういう風に成長したんだなって思ってもらえたらいいな、というのが一つの目標だった」と明かしている。なお、今回のメイキング映像に続き、公式Instagramでは北川さんと中村倫也、北川さんと窪塚洋介のメイキングも公開決定。中村さん演じる迦葉が由紀と環菜は似ていると示唆するシーンや、我聞を演じた窪塚さんが料理するシーンの撮影風景、お互いの印象を語る場面も収められている。『ファーストラヴ』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2020年12月25日北川景子×堤幸彦監督の初タッグで、直木賞受賞の島本理生のベストセラーサスペンス小説を映画化する『ファーストラヴ』。この度、国家資格“公認心理師”役に挑んだ北川さんの徹底した役へのアプローチと、心の機微を丁寧に演じ分けた様子がうかがえる場面写真が解禁となった。本作で、心の問題を抱えている人などに、専門的知識をもって心理状態の観察・分析、また解決に向かうための相談・助言・援助を行うことを職務とする国家資格“公認心理師”という職業に挑むことになった北川さん。「この作品のためにデビュー以来初めてショートにしましたが、髪を切ったことでより由紀という役に近づけたような気がしています」と語り、原作のイメージから自ら発案をした大胆なショートカットに触れる。その姿も相まって、対面の相談でも電話越しでも真摯に相談者と向き合い、丁寧に相手の心を感じとろうとする姿が見え、心理師としての説得力を感じさせる。一方、面会室で容疑者・環菜(芳根京子)と向かい合う緊迫のシーンでは頬に涙をつたわせながら、力強くもどこか弱さもにじませる繊細さも。“心理師”の職務を超え自分の感情があらわになる瞬間を演じきっており、それぞれの場面でまったく違った顔を見せる、多彩で確かな表現に唸るばかり。また、堤監督は北川さんとの撮影を、「北川さんとは早い段階から”同じ船に乗っている感”がありました。いろいろな意見やアイディアも出してくれましたが、すべてが”言ってもらってありがたい”というタイプの発言ばかりでした」とふり返り、「理論的に演技プランを練ってくる人なんですが、アウトプットの能力も抜群に高い。素晴らしい主役だったと思います」と絶賛。初のタッグにして確実に築かれている信頼関係がうかがえる。全身全霊をかたむけた、北川さんの女優としての矜持をも感じさせる役柄に注目だ。『ファーストラヴ』は2021年2月11日(木・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ファーストラヴ 2021年2月11日より全国にて公開© 2021「ファーストラヴ」製作委員会
2020年12月23日主演・藤原竜也が学校内警察“スクールポリス”として校内外で起こる様々な問題に立ち向かう学園エンターテインメントドラマ「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」。この度、1月からの放送に先駆けて、本編映像を盛り込んだ予告映像がWeb先行公開された。赤嶺中学3年1組の担任で国語教師の浅村涼子(真木よう子)は、夜の繁華街の見回り中、同級生から集団で金を奪った中学生を注意するが、自らがナイフを突きつけられ窮地に。そこへ警察官が現れ、生徒たちを恐喝と暴行の罪で現行犯逮捕、所轄の少年係刑事・三枝弘樹(山田裕貴)に引き渡す。翌日、学校では文科省の承認を得て試験導入される学校内警察官、通称スクールポリスの初登校を迎えようとしていた。涼子をはじめ、水野楓(山口紗弥加)や阿部裕亮(音尾琢真)たち教師が不安を覚える中、校長(高橋克実)に紹介されたのは、昨晩の男・嶋田隆平(藤原竜也)だった。3年1組では、一ノ瀬悟(石井正則)による数学の授業が行われていたが、授業態度を注意された真田一樹(中川翼)が逆上、駆けつけた隆平に器物損壊と暴行罪で逮捕される。さらに、この逮捕劇がクラスの何者かによってSNSで拡散。一方で、校内のあるうわさを耳にして…。今回公開された映像では、藤原さん演じる嶋田隆平が「(校内で法律に触れる行為をした生徒も、)遠慮なく警察に突き出します」と言い放つシーンからスタート。時に暴力的な方法で事件解決に挑む嶋田のアクションも見どころのひとつとなっており、本映像でもその様子を垣間見ることができる。ラストカットでは、警察官とは思えない暴言を吐く一幕も。藤原さんのほかにも、教師役の真木よう子、山口紗弥加、泉澤祐希、音尾琢真、校長役の高橋克実、嶋田の後輩刑事役の山田裕貴ら共演者の姿も映し出されている。「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」は2021年1月12日より毎週火曜日21時~カンテレ・フジ系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年12月11日2020年12月8日放送の、情報番組『めざましテレビ』(フジテレビ系)に、モデルや俳優として活躍する北川景子さんが出演。同番組によると、北川景子さんは『女性がなりたい顔ランキング』で1位にランクインしています。そのランキングにちなんで、同番組では北川さんに「『なりたい顔』の人はいるか」と質問。北川さんは「昔は、俳優のナタリー・ポートマンの顔になりたいと思っていた」と語りました。若い頃はありました。鼻がもうちょっと大きくなくて、小っちゃくて、かわいかったらいいなって。「ナタリー・ポートマンみたいになりたい」ってずっといってましたもん。本気で。めざましテレビーより引用しかし現在は、特に『なりたい顔』はないのだそうです。だんだんこの仕事が長くなってくると、この顔でみなさんに覚えていただいているということもあるし。いろいろと個性的な部分も含めて「自分の顔でいいかな」みたいな境地に、30歳ぐらいからなってきて。そこからは人と比べてどうのっていうのがなくなりました。めざましテレビーより引用芸能活動を続けてきたことで、他人と比べなくなったという北川さん。モデルや俳優として、美を追求してきたからこそのプライドや考え方がうかがえます。また、北川さんは妊娠中に133体重が増えたそうです。現在は増えた体重を戻すため、甘いものを控えるなどに取り組み、減量中なのだとか。減量中と聞いたほかの出演者から「もう完全に、妊娠前の体型に戻っているのでは?」といわれると「あともうひと息、あと13」と、ストイックさを見せました。視聴者からはさまざまな声が寄せられています。・子育てもしながら、芸能活動のため、美しさも保たなければいけないのは本当に大変だと思う!それを実現していて、本当にすごい。・ストイックに取り組む姿が素敵!・努力しているからこそ、人と比べても意味がないと思えるんだろうな。かっこいい!ほかの誰でもない、理想の自分であり続けようと努力できる北川さんだからこそ、多くの人を魅了し続けるのかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2020年12月09日夢を諦めた/諦められない人たちへ。実話の“世紀の一戦”を元に作られた、将棋を媒体とした青春ドキュメント『AWAKE』。出演する若葉竜也さんにお話を伺いました。棋士とAI将棋ソフトの対局を巡る実話がベース。プロを目指すも夢半ばで散り、ソフト開発者として再生する英一を吉沢亮さん、英一に刺激を与える若き天才棋士・陸を若葉さんが演じます。――台詞も動きも少ない棋士役は、演じるのが難しかったのでは?運やまぐれではなく、実力だけで勝ち負けが決まる世界で生きている棋士から漂う勝負師の緊張感は、勝ち負けのない俳優の世界で生きている僕の想像力だけでは、とうてい体現できないと感じました。自分の拙い想像力や感情だけで演じると役者の独りよがりになってしまう。それは絶対にやりたくなかった僕にとって偉大な存在だったのは、将棋指導の栗尾軍馬でした。栗尾は僕の幼なじみで、天才棋士という役に説得力を持たせるのに最も大切な所作である「指し手」も彼に徹底的に教わったんです。頭で考えなくても手が自然に動くように、常にポケットに歩の駒を入れて、時間があれば練習していました。自己満足的な役作りやアプローチは排除して、棋士の立ち居振る舞いを徹底的に体に落とし込みました。――もともと将棋はお好きなんですか?“歩は前に進む”くらいしかルールを知らないんです…。作品に入る前にやってみたんですけど、陸が戦っている盤上の勝負はレベルが高すぎて、諦めました(笑)。――この作品に参加したかった理由は?題材こそ将棋ですが、本質的には人と人とが関わり合いながら、成長したり挫折したり、普遍的なことを描いているところですね。それと、(山田篤宏)監督の商業デビュー作品ということにも惹かれました。――山田監督の演出はいかがでしたか。信頼してもらい、自由にやらせてもらえました。これはあくまで僕の想像ですけど、監督は陸よりも吉沢(亮)くんが演じた英一に思いを寄せているように感じました。監督自身と重なる部分があるのかな?と。――その英一は途中でプロの夢を諦めざるを得なかった一方で、才能ある陸は、将棋道を究めていきます。1歳で初舞台を踏み、ここまで俳優を続けている若葉さんの歩みは、陸と重なる部分があるのでは?たしかに小さい頃から大衆演劇をやってきましたが、ずっと役者以外の仕事をやりたかったんです。役者以外なら、何でもよかった。でも、ある時気づいたんですよ。それまで放射状に広がっていた役者以外の可能性が、年齢とともにどんどん消えているって。ある種、挫折を感じながら役者になった珍しい例かと(笑)。昔からやってきたし、生活していける可能性が一番高いと思える職業が、役者だった。リアリストなんですよ、僕。だからこそ、プロとして、監督の表現したいことを全力で体現しているつもりです。じゃないと役者なんて、すぐに仕事がなくなっちゃいますから(笑)。――将棋に親しみが薄い読者も観たくなるポイントを教えてください。この映画は将棋が一ミリもわからない人でも楽しめますが、強いて言うなら、吉沢くんのゾクッとするような美しくて冷たい目線。吉沢くんって、本当に綺麗で、顔合わせをした日の帰り、栗尾と2人で「すごい男前だった」「肌もキレイだった」って話してましたから(笑)。対局を重ねて成長する高純度な青春ドラマ。同世代で圧倒的に強い陸に、英一は負けを受け入れることを教わる。陸も、かつては英一に負けたことでより強くなった。やがて二人は棋士とプログラム開発者として対局。そんな切磋琢磨し合えるライバル関係が尊く美しい。©2019「AWAKE」フィルムパートナーズわかば・りゅうや1989年6月10日生まれ、東京都出身。NHK連続テレビ小説『おちょやん』に出演。来春公開の主演映画『街の上で』など待機作多数。コート¥55,000(タクタク/スタジオファブワーク TEL:03・6438・9575)シャツ¥25,000(ジョン メイソン スミス/HEMT PR TEL:03・6721・0882)パンツはスタイリスト私物『AWAKE』プロの夢に破れた英一は、コンピューター将棋のプログラミングに情熱を注ぐ。やがて、〈AWAKE〉と名付けた自作のプログラムで、かつてのライバル、陸と対戦することに。12/25より新宿武蔵野館ほか全国公開。※『anan』2020年12月9日号より。写真・佐藤航嗣(UM)スタイリスト・タケダトシオ(MILD)ヘア&メイク・FUJIU JIMI取材、文・小泉咲子(by anan編集部)
2020年12月02日映画『太陽は動かない』(2021年3月5日公開)のスペシャル生配信イベントが26日に行われ、藤原竜也、竹内涼真が登場した。同作は吉田修一による同名小説を実写映画化。心臓に爆弾を埋め込まれた秘密組織のエージェント・鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)は、24時間ごとに迫る死の危険を抱えながら、「新時代エネルギー」の極秘情報をめぐり、各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦に挑む。吉田監修のオリジナルストーリーによる連続ドラマ版もWOWOWで放送された。ブルガリアで撮影が行われ、韓国のみならずハリウッド進出も果たした人気女優のハン・ヒョジュ、そして同じく韓国映画・ドラマ界で一躍スターダムを駆け上がってきたピョン・ヨハンが出演するなどグローバルな作品となった同作。藤原の宿敵を演じたヨハンだが、藤原は「すごいアクションで、それぞれ日本と韓国で稽古して、ブルガリアで手を合わせて、あとは『撮影だけだ』といって、みんなで飯に行っちゃったんだよね。みんなで仲良くしようとしてよくおもてなしをして、『明日からがんばろうな』って、翌日セット入ったらなんかざわついてるわけ。『ヨハンどうした?』と聞くと、『兄さんのこと蹴れない……あんないい人の顔は蹴れない』」と衝撃の展開を明かす。藤原が「ちょっとおもてなししちゃったから。もてなしすぎて、『稽古してるから、全然いいから!』と言っても『兄さんは無理……』って。朝8時に撮影が止まった」と苦笑すると、竹内も「僕はホテルにいて、現場が押してるって情報だけ入ってきて。何があったんだろう? って」と爆笑。藤原は「向こうも気を使ってくれたんですよね。監督も折れて、ブルガリアでオリンピックに出るような体操選手がいるから、顔を蹴るカットだけ、その人にやってもらおうと言って」と意外な展開に。さらに藤原は「その体操選手が3回転半回し蹴りとか、バク宙してパンパンパン! とか、ずっとリハーサルをやってる。1時間くらい。そろそろ行かないとまずいからって本番行ったら、足が上がらなくなっちゃったの!」とまさかの練習のしすぎが仇となったという。「『すいません』じゃないんだけど! こっち1時間待ってんだけど! って」と振り返った。また初共演となった2人だが、竹内は「事務所の先輩で、僕は若手で、威圧されたり指導されんのかなと思ってて……でもブルガリアで会ったらそんなこと忘れて、気付いたら一緒に頑張ってた」と述懐。藤原は「もう、年齢とか先輩後輩とか関係ないよね、こういう作品は。すごく辛いから、1人だったら乗り越えてない。仕事だからもしかしたら乗り越えられるかもしれないけど、田岡(竹内)が隣で橋に飛び込んでビルから転がり落ちて、2人だったからできたかな。よりどころという思いがあった」と感謝していた。
2020年11月26日2020年11月19日、お笑いコンビ『オリエンタルラジオ』がYouTubeチャンネルを更新。藤森慎吾さんが俳優の北川景子さんの『神対応』について語り、反響を呼んでいます。藤森慎吾「ドラマ撮影中、しゃべれなくなって…」動画では、藤森さんが北川さんと共演した2012年放送のドラマ『悪夢ちゃん』(日本テレビ系)の撮影での失敗を、相方の中田敦彦さんへ話し始めます。撮影の休憩中にエチケットのためガムを噛んでいた藤森さんは、緊張でガムを捨てるのを忘れ、そのまま本番へ行ってしまったそうです。ガムを歯と頬の間に挟み撮影を進めますが、セリフを話すうちにだんだんとガムが落ちてきてしまうというハプニングが発生してしまいます。「このままでは、自分のせいで撮影が止まってしまう…」と焦る藤森さん。すると北川さんが…!「ごめんなさい!私、今間がとりづらかったのでもう1回お願いします!」っていったの。俺のガム(が落ちるの)を正面で見てるんだよ。俺に責任の矛先が向かないように、自分がミスしたかのような感じでカットをかけてくれた。オリエンタルラジオーより引用ガムが落ちるのを見ていた北川さんは、まるで自分がミスをしたかのように振舞い、撮影を止めてくれたといいます。これには話を聞いていた中田さんも北川さんを絶賛。最後はコンビ2人で北川さんへ感謝の気持ちを述べました。北川さんの『神対応』に、ネット上では称賛の声が続出!・北川さん、本当に素敵な女性ですね。私も見習わなければ。・素晴らしい対応力…!きっと周りに気を配れる方なんですね。・自分のミスにするなんて、かっこよすぎます…!画面の中だけではなく画面外でも周囲への気遣いを忘れない、北川さんの人柄が垣間見えたエピソードでした。きっとそんな底知れない魅力を持つ北川さんだからこそ、多くの人を惹きつけるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2020年11月20日