●「役に関する何かを逃す」危機感冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、現在ヒット中の映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)。「12人全員一致」で集団安楽死するため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。1番のサトシは、12人を廃病院に集めた企画者だが、演じた高杉は、今回の撮影に「緊張した」「全然周囲の人と話せていない」と語る。○「集中しないと」という現場――今回は、取材した方に他の方の印象を聞いておりまして、新田さんから見た高杉さんは「不敵な笑みを浮かべる人」。役柄のイメージが強かったそうです。今回僕が、不敵に見えてたら嬉しいです。ありがたいです(笑)。――皆さんの輪の外にいるような役でもあったと思いますが、不敵さは意識していたんですか?もちろん役としては意識していましたが、単純に、緊張して余裕がなかったところもありました。今回、別のことを考えると何かを失うんじゃないかという恐れがあったので、できるだけ、役のことと現場のことを考えて生きていたいなと思って。本当はもっとみんなとお話したかったし、ゲームの話もしたかったんですけど……。ゲームの話をしてる人が多くて「そのゲーム、やってるやってる!」と思いながらも、聞いてるだけの時もあったので、ある意味で不敵さに見えてたなら、嬉しいです。――そんなに緊張されてたんですね。堤監督や、このメンバーで仕事できるというような、諸々のことで緊張しちゃって、「集中しないとダメだな、どこかで何かを逃すんじゃないか」と、思っちゃってました。掴めそうなもの、というと難しいですけど……役に関する何かを。●黒島結菜は…「また出会いたい人」――最初にこの作品について、話を聞いた時はどのような印象だったんですか?原作の冲方丁先生はアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス 2』で知っていたので、嬉しかったです。12人が密室の中、会話で物語を成立させるのはすごい熱量だと思いますし、それだけで見せていくのは大変だとも思いました。でも完成した作品を見ると、圧倒される場面も多くて、会話の中のテンポ感も良くて、謎が紐解かれるすっきり感もあります。題名で「怖そう」と受け取られるかもしれないけど、エンターテインメントとしてすごい作品だと思います。受け取る人によっては違うものが生まれてくると思うので、まずは観に行ってほしいなと思います。――撮影方法も独特で、5台カメラがあったと伺っております。カメラがマルチなので、どうしても……緊張しました。こっち向いてもあっち向いてもカメラがあるって、緊張するんですよ!(笑) 自分の長台詞より、他の方の長台詞の方が緊張します。もちろん、映っていなくても演技はするんですけど、他の方がこれだけしゃべった後に、俺が変なことして、やり直しになってしまったら……と思ってしまって。――男子チームは、裏でよく話し合ってたという話もありましたが。今回は本当に、マジで誰とも喋れてないです! ご飯に誘ってもらったりもしたんですけど、余裕がなさすぎて……。そこに行ったら、持っているものを落とすんじゃないかなとずっと思っていました。――そこまで緊張する現場って、なかなか珍しいでしょうか?この緊張感は、ちょっと舞台に近いかもしれないですね。何か間違うと、1本の線が切れちゃうかもしれない……という感覚。ふっと素になって、糸が切れてしまうのが嫌で、その瞬間を産まないための行動、だったのかもしれないです。○試したくなる表情ばかり――すごい作品だったんですね。これまで皆さんにはくじで引いた方の印象をお話いただいていたのですが、高杉さんが最後なので、ぜひ黒島さんの印象を教えてください。1回『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』でご一緒してるのですが、良い意味ですごく印象が変わりました。黒島さん本人の印象は変わらないけど、役としてのイメージが全然違ったので、素敵だなと思いました。「こういう表情をしたら、こういう風に見えるんだ」という、自分も試したくなる表情ばかりで、見ていてすごく楽しかったです。僕はみなさんを観察できる立場の役なので、一人一人の表情がよく見えるんですよ。だから「メイコさんがこんな表情を」というのが面白くて、印象が本当に変わりました。――これを「〇〇な人」でまとめるとしたらいかがですか?うーん……「また出会いたい人」。――締めに、すごく素敵な表現をありがとうございます!やった!(ガッツポーズ)■高杉真宙1996年7月4日生まれ、福岡県出身。09年、舞台『エブリ リトル シング’09』で役者デビュー。10年には『カルテット!』で映画初主演。TV特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で二面性のある役どころを演じ、演技力の高さで注目を集める。主演映画『ぼんとリンちゃん』(14)で、第36回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。2017年は映画『PとJK』『散歩する侵略者』などに出演し、第9回TAMA映画賞最優秀新人俳優賞、第72回毎日映画コンクール スポニチグランプリ新人賞などを受賞。2018年は『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』『世界でいちばん長い写真』『虹色デイズ』『ギャングース』が公開、現在『笑顔の向こうに』(2019年2月)、『賭ケグルイ』(2019年春)が公開待機中となっている。
2019年02月01日永野芽郁と北村匠海が初共演でW主演を務める『君は月夜に光り輝く』の主題歌を「SEKAI NO OWARI」が担当することが決定。その楽曲「蜜の月 ーfor the filmー」に彩られた最新予告編が公開された。死期が近づくにつれて肌が光る原因不明の不治の病“発光病”を患う、余命ゼロの少女・渡良瀬まみずを永野さん。まみずが叶えることの出来ない願いを“代行体験”という形で叶えていく少年・岡田卓也を北村さんが演じる本作。『君の膵臓をたべたい』の月川翔が描く初共演・W主演となる2人の純愛物語は早くも注目を集めている。今回、本作『君月』の主題歌を担当するのは「SEKAI NO OWARI」。2010年に結成、2011年のメジャーデビュー以降、圧倒的なポップセンスとキャッチ―な存在感、テーマパークのような世界観溢れるライブ演出で幅広い人気を誇り、いまや日本を代表するグループとなった。2月27日に発売されるニューアルバム「Eye」「Lip」に収録されている「蜜の月」を、今作の主題歌用に小林武史氏と共にリアレンジしたタイトルは「蜜の月 ーfor the film-」。楽曲を聴いた主演の2人は、それぞれ「映画の最後に、綺麗な澄んでいる楽曲で更に気持ちを盛り上げてくださって幸せです」(永野さん)、「まるで作品の中での卓也とまみずの出会いのように、作品と楽曲の運命を感じました」(北村さん)と語っており、死と向き合いながらも強く美しく生きるまみずと卓也の背中を押すような、どこか温かく心に響く楽曲に心打たれた様子。「SEKAI NO OWARI」は「新しいアルバムの制作期間中に今回のお話を頂き、その時既に完成しつつあったものの、主題歌として映画により寄り添えるようにアレンジし直した楽曲」と説明、「王道なサウンドの中にも自分達の色がある楽曲に仕上がりました。アルバムに収録された『蜜の月』とは一味違うアレンジを気に入って頂けるとうれしく思います」とコメントを寄せる。また、その主題歌を使用した最新の予告映像も到着。発光病という不治の病を患う、まみずの“代行”をこなしていく卓也。お互い惹かれあい、そっと唇を重ねる様子や、確実に迫りくる死と葛藤する2人の姿、娘を案じて涙を流すまみずの両親、“代行”体験を通して卓也が出会っていく人たちなど、甲斐翔真、松本穂香、今田美桜、優香、生田智子、長谷川京子、及川光博といったオールスターキャストが総登場する美しくも儚い予告となっている。■「セカオワ」主題歌に感激のコメント全文永野芽郁『君月』の世界観に合わせて、映画用にアレンジしてくださったと聞いてとても嬉しかったですし、元々描き溜めてた楽曲の中にぴったりのモノがあるという、運命的な出逢いに感動しました。映画の最後に、綺麗な澄んでいる楽曲で更に気持ちを盛り上げてくださって幸せです。北村匠海SEKAI NO OWARIさんに今回、映画『君は月夜に光り輝く』の主題歌を担当していただきました。既にこの世に存在していた曲と作品の世界観がリンクしていた事にすごい出会いだなと思いました。まるで作品の中での卓也とまみずの出会いのように、作品と楽曲の運命を感じました。『君月』の余韻を感じさせてくれます。春名慶プロデューサー静謐なイノセンスを感じる映画の幕切れをイメージし、オファーしました。愛する人を亡くした喪失感を、悲しみではなく、懐かしむように柔らかに包む主題歌をとのリクエストに見事に応えていただけました。『君は月夜に光り輝く』は3月15日(金)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:君は月夜に光り輝く 2019年3月15日より全国東宝系にて公開© 2019映画「君は月夜に光り輝く」製作委員会
2019年01月31日12人の未成年たちが廃病院で集団自殺を確実に実行すべく奮闘する問題作『十二人の死にたい子どもたち』(原作:冲方丁 監督:堤幸彦 以下『シニコド』)が公開中。集団自殺を誰かが阻止しようとする物語はよくあるが、この話には、死にたい人しかいない。放っておけば、すぐにそろってジ・エンドのところ、なぜかメンバーがひとり多く、13人いたうえに、その13人めはすでに死んでいた。ルールに沿ってないことに不安や不信を抱いた12人が13人めの死の謎を探っていくと、思いがけないことが待ち受けている……。いわゆる予想の斜め上をいく展開の映画で、その魅力のひとつに、十二人が新鋭ぞろいということがある。新田真剣佑、北村匠海、黒島結菜、杉咲花、高杉真宙、竹内愛紗、橋本環奈、萩原利久、坂東龍汰、渕野右登、古川琴音、吉川愛(50 音順)U25俳優の選りすぐりで構成された座組による瑞々しい芝居が心を震わせる。生と死に引き裂かれる若者の叫びに満ちた2時間強。そのなかのひとり、北村匠海はノブオ役。12人は皆、死にたいと思いつめているだけあって、見た目や言動にちょっとワケあり感が漂うが、そのなかで最もそつなく見える人物だ。だからこそあやしいともいえるのがこの手の物語のお約束だが、はたしてノブオは?○イケメン3人のメガネの奥にはノブオは逼迫した状況でも余裕の笑みをいつも浮かべているが、この映画には、微笑み男子がふたりいるところがポイント。高杉真宙演じるサトシと、ノブオである。若き俳優の演技バトルを見どころのひとつにしている『シニコド』において、このサトシとノブオの笑顔対決も見逃せない。ちなみに、シンジロウ役の新田真剣佑も入れて三つ巴の眼鏡対決もある。なぜかイケメンと言われる3人が全員、眼鏡。3人の個性が出た眼鏡を見比べつつ、その奥の瞳の繊細な感情もしっかり見たい。眼鏡もいろいろ、笑顔もいろいろ。ノブオとサトシの笑顔はまるで違う。高杉は最初、サトシを笑わない人物かと思っていたら、堤監督に笑うように指示されて、集いのリーダーとしてミステリアスな微笑みを終始浮かべている。対してノブオは安心感をもたらす微笑み担当。基本、12人が集まって喧々諤々話し合ったり、廃病院をうろついたりする場面が多いのだが、初めて顔を合わせた者同士、本心を隠し、相手のことを探りあう。そんな中で、ノブオはつねに穏やかな微笑みを浮かべている。とりわけ、ある人物のその笑顔に対するリアクションに注目。現場で堤監督がこのリアクションを足していた。なにもかもうまくできそうに見えるのに、この人はなぜ死にたいのだろうかと気になる。丸メガネに、麻のジャケット、身につけているものはいまふうのもので、おしゃれに気を使っている設定のノブオを、北村匠海はじつにさらりとやっているように見える。私は映画のオフィシャルライターで現場に入って、コメントももらったのだが、質問に対する回答がすらすらとよどみない。パンフレットでは、堤監督と誕生日が同じで共感するところがある(大意)と言っていた。ものの見方のことを言っていたようだが、インタビューで、どんな質問にも間を空けず、すらすらと答える反応の良さが、堤監督に少し似ている気がした。○ネタバレのない演技北村匠海は主に、青春ものの映画やドラマで活躍している。ブレイクのきっかけは、初主演作『君の膵臓をたべたい』(17)。病気の少女を想う少年の揺れる心を描く作品をみごとに演じることは、若手演技派の登竜門となる。さらにこの映画には、大きなドンデン返しがあるので、そのときの演技もすごく大事。そのへんもうまいこと演じていたと思う。とかく脚本を最後まで読んで展開がわかっているうえでの演技だから、図らずとも先を計算して演じてしまう、要するに、自らネタバレしている感じ(私は振られます。私が犯人です。私が最後に死にます、など)が大なり小なりありがちだ。でも、北村匠海にはそれがないように見える。つねに、いま、ここ、のような、いい意味のラフさがある。テレビドラマ『隣の家族は青く見える』(18)では、ゲイの役を演じた。昨今、LGBTの役を社会的背景なども学んだうえでしっかり演じると、演技派として認められるという傾向がある。北村が演じた役は、パートナーは性的指向を隠したいが、当人はオープン。その違いでふたりが悩み苦しむ。基本、あっけらかんとして、欲望に正直な人物を、北村は魅力的に演じて、人気を博した。このときも、ゲイだからといってなにかを変えて演じるのではなく、あくまで自然体なところが良かった。プレスシートによると堤幸彦監督は北村匠海のことを、「イケメンの顔の内側に硬い信念や、独特のリズムがあっておもしろい」と評価しているから、きっと俳優として人として、ちゃんと考えているのだろうけれど、それを、他者に押し付けない柔らかさがある。自意識で自分と他人の境界線という輪郭を描かないような俳優。『シニコド』でも、監督のある意味無茶振りにも、淡々と応えていた。リアルな人生、先が見えないもの。いつなんどき何が起こるかわからない。北村匠海の演じる役は、先の見えない道に立っている感じが見る者をひきつけて止まない。役の先は見えないが、当人の未来は大物になる予感が……。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、ノベライズ『隣の家族は青く見える』『コンフィデンスマンJP』 など。5月29日発売の蜷川幸雄『身体的物語論』を企画、構成した。
2019年01月31日冬は「思うようにお洒落が決まらない」「コーディネートが難しい」――ファッションの悩みが付きません。そんな悩みを解決してくれるのが、1月期ドラマを彩る女性たちの華やかな後ろ姿。今日は中でも個性的なお洒落が光る、こちらの3人をピックアップ!働く女性必見、役立つ豆知識と共にご紹介して参ります。独特の色使いがカッコイイ! 色×色が魅せる個性「家売るオンナの逆襲」北川景子/三軒家万智東京オリンピックを控え、熾烈な住宅売買競争が繰り広げられている東京――そこに現れた天才的不動産屋・三軒家万智(北川景子)を主人公に、「私に売れない家はない」の名台詞で知られる本作。働く女性の代表とも言える三軒家が身に纏うのは、とにかくカラフルなものばかり。赤、青、黄色と、毎話異なる色のロングコートが強烈な印象を残していますよね。さらに、インナーや靴、鞄なども決して消極的に構えることなく、色に色を重ねていく独特のスタイルは、三軒家の心根の強さを象徴していると言えるでしょう。ついつい控えめな色使いをしてしまうという方は是非、「家売るオンナ」を参考に一度その殻を破ってみては?今週放送の第4話では、定年を間近に控えた企業戦士・山路功夫(佐野史郎)から資金援助する娘夫婦の住宅購入を相談される三軒家。勤労を美徳とする功夫とは対照的に、娘婿・健太郎(田村健太郎)は会社で責任あるポストにつくことを拒みます。一方、娘・花(北原里英)も功夫の進める資産価値の高い家を「ダサい」と言って気に入らず…。難航する家探しとは裏腹、パキッとカラフルな冬コーデで変わらず邁進する三軒家の姿を是非お見逃しなく~。フォーマルをクールに着こなす、お洒落上級者「スキャンダル専門弁護士QUEEN」竹内結子/氷見江主人公・氷見江(竹内結子)は、法廷を介さずして様々なスキャンダルと対峙・解決していく専門弁護士。逃げ場を失い崖っぷちに立たされた女性たちを救うべく奔走する姿は、見ていてとても爽快!憧れを抱く女性も多いのではないでしょうか。さらに、彼女の格好良さを後押ししているのが、クールでお洒落なファッションアイテムの数々。職業柄シックな黒(ジャケット)を着用しているシーンが多いように思われるのですが――そこにチョイ足しされている小物使いがとにかく上級者。中でも、働く女性たちの憧れとも言える豪華アクセサリーは「見るだけで眼福」「テンションが上がる」と大きな話題に。世界を代表するラグジュアリーファッショングループ・ケリングの「ブシュロン(BOUCHERON)」が全面バックアップしているとあって、抜群の安定感でドラマを支えてくれています。今週の放送で氷見が立ち向かうのは、大手ゼネコン次期社長候補・佐久間からの依頼。その内容はなんと、ご近所トラブル!? 住まいであるタワーマンションの玄関前にゴミがばら撒かれたり、誹謗中傷のビラを貼られたり…嫌がらせに困っていると言います。マンションのセキュリティー上、佐久間家に嫌がらせを働いているのはマンション内の人間の可能性が高いこと、そしてそびえ立つタワーマンションの底にドロドロとした人間関係が渦巻いていることを知り――。氷見の潜入捜査の目が、キラリ光る第4話をお楽しみに。適材適所で輝く! ハイセンスのリーガルコーディネート「グッドワイフ」水原希子/円香みちる夫が汚職逮捕されたことをきっかけに、母として、16年ぶりに法廷に立つことを決めた主人公・蓮見杏子(常盤貴子)。ドラマ「グッドワイフ」は2009年から7年間アメリカで放送された原作を元に、スタイリッシュな映像美で法曹界を描いていきます。水原希子さんが演じるのは、同じ法律事務所で働くパラリーガルという役どころ。幅広い交友関係を駆使して、勝訴をサポートするために手段を選ばないちょっぴりダークな人柄、瞳に宿したどっしりとした強さが、そのままファッションにも出ていて――。ワンピースからパンツスタイル、カジュアルからフォーマルまで…適材適所でキラリ輝くハイセンス。幅広いジャンルのリーガルコーディネートが楽しめる一作となっています。続く第4話では、杏子の親友・奈津子(須藤理彩)の息子・翔平(佐藤緋美)が傷害致死容疑で逮捕されてしまいます。容疑を否認するも、指紋や目撃証言があり、無実を証明する手がかりが見つからず…。情状酌量を主張する朝飛(北村匠海)に対し、裁判で争うべきだという杏子。二人のやり取りを溜息顔で見つめるみちる――そのファッションも合わせて要チェックです!以上、彼女たちのコーディネートを楽しむだけでも十分見る価値のある、非常にファッショナブルなドラマ。是非一度、お試しあれ。(text:Yuki Watanabe)
2019年01月30日●監督は、イケメンに変な声を出させる冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、現在ヒット中の映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)。「12人全員一致」で集団安楽死するため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。北村が演じた9番のノブオは爽やかな好青年だが、そんな彼がなぜ自殺したいと決意したのか……北村はノブオについて、「普通の少年」と語る。○■役を暗く作りがちになってしまっていた――かなり特殊な設定の物語で、しかも同世代が集まって……という作品ですが、最初に内容を聞いたときはどういう印象でしたか?『十二人の死にたい子どもたち』というタイトルですが、それぞれの生き方や人生という話にもなってくるし、エンタメとして面白いものができそうだなと思いました。これだけ役者がそろって、堤監督のもとで、みんなが真摯に映画と向き合えば、面白いものできそうだなというのが、率直な感想でした。――これまでの取材でも、現場が特殊で大変だった……というお話を聞いております。いやあ、過酷でした。会話劇なので、座って話しながらの40分長回しもあったり、各々きついところがありました。まっけんは長ゼリフが大変だし、それを見守ってる方も撮られているから大変だし、同じく寝てるとまんくんも……。それぞれが自分自身と戦いながら撮影してたんじゃないかな。物語としても、一人一人にスポットを当てられる瞬間がちゃんとありますから、各々課題があったと思います。この男子3人(新田、北村、高杉)なんて、みんなメガネかけてますからね。――そこはちょっと気になっていました。たまたまなんですが(笑)。自殺願望があって集まっているという役だから、どうしても最初はみんなが暗く作りがちで、トーンが被ってしまう、という問題もありました。各々がクリアにして行って、みんなでこの映画が出来上がった気がします。――堤監督については、どういう印象を抱いていたんですか?誕生日が一緒なので、「11月3日生まれのすごい人」としてよく名前を拝見していました。映像業界に革新的な撮影技法を取り入れた方ですし、作品も見ていたので、撮影も楽しみだったんです。だからこんな豪華なキャストのみんなと堤監督で映画を作れる、ということだけで、撮影前からワクワクしていました。――よく意識していた方と、今回ついに一緒だったんですね。堤監督か、手塚治虫か、みたいなところで(笑)。憲法が公布された日でもあるし、11月3日生まれって芸術肌の人が多いらしくて、シンパシーを感じます。監督と会った時も、資料で見ていただいてたのか、真っ先に「誕生日が一緒だね」と言っていただきました。本当にユーモアのある方だったし、ブラックジョークも面白くて。イケメンに変な声出させがちだと思うんですが、今回、まっけんが矛先を向けられてました。間近で見ていて「あ、堤さんのフェチが出てる」と思いました(笑)。●橋本環奈は…「華がある人」――若手実力派の皆さんで演技合戦、という面もあったと思いますが、いかがでしたか?みんながみんな個性的で、お芝居も色があって、意外と僕の役は普通の少年だったので、「普通に見える少年も、自殺の決意に至るんだ」というところを体現したいと、演じていました。それが、誰かの刺激になればいいなと思いつつ。元から知っている人たちのすごさも肌で感じたんですが、僕は萩原利久くんがすごかったな、と思いました。飄々として明るくて能天気でふんわりした空気の利久が、タカヒロを違和感なく演じていましたし、台本読みの段階で完成していたんです。「すごい子だな」と思い、感動しました。――全員にスポットが当たっていますし、本当にそれぞれ刺激を受けそうな現場ですよね。結局お芝居も、誰か一人が突き進んでいくのでは面白くならないと思うんです。ちっちゃくて些細なお芝居の積み重ねで良い作品ができるのかな、とも思います。今回の『十二人の死にたい子どもたち』は本当に13人、さらに堤監督を入れた14人が同じ歩幅で進んでいった感覚があって、すごく心地良い時間だったし、完成した作品を観たときに純粋に面白くて、関われて良かったな、と思いました。○■あんなにフラットな女性はいない――今回は、取材した方に他の方の印象を聞いておりまして、黒島さんから見た北村さんは「大人子どもな人」だそうです。黒島さんとは、現場ですごく話したわけではないんですけど、同じ空気感があったように思いました。僕は環奈ちゃんやまっけんと共演経験があり、花ちゃんとは久しぶりに会ったので、結構喋っていました。そこに、物静かに輪の中にいる黒島さんがいて、人を観察しているんだろうな、と思います。――北村さんの写真が好きだともおっしゃってました。本当ですか! 黒島さんも写真を勉強されているんですよね。率直に嬉しいです。――くじで引いた方へのメッセージをお願いしているので、あと2枚なんですが、北村さんもぜひ1枚引いていただければ。お、4番の環奈ちゃん。「華がある人」って、こういう人なんだろうなと思います。自然と人が集まってくるし、どこかで「もっと見たい」と思わせる。だからこの映画における4番という立ち位置に、絶大な効果があると思いました。――セリフでも、ノブオが「本当にかわいいね」と言ってましたよね。ありましたね(笑)。僕は、映画『セーラー服と機関銃 -卒業-』で共演したんですが、環奈ちゃんは人と接するときに「そんなフラットに来る!?」くらいの絶妙な距離感で、すごくサバサバとしたところがある。僕は、よく中身がおじいちゃんと言われるくらいなので、気が合いました。昔同じイベントに出ていたこともありましたし、もちろん、僕には想像できない時間もあるかもしれないですけど、あんなにフラットな女性はなかなかいないと思います。■北村匠海1997年生まれ、東京都出身。2008年、『DIVE!!』で映画初出演。2013年にはダンスロックバンド・DISH//のメンバー(Vo.&G)としてメジャーデビュー。音楽・映像それぞれのフィールドで活躍する。初主演作『君の膵臓をたべたい』(17)では、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な作品に『セーラー服と機関銃 –卒業–』(16)、『あやしい彼女』(16)、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)、『恋と嘘』(17)、『勝手にふるえてろ』(17)など。
2019年01月30日●『十二人の死にたい子どもたち』で女優役に冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、話題を呼んでいる映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)。「12人全員一致」をルールに集団安楽死するため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。発表時には存在が隠され、誰が演じるのか注目の的となっていた4番・秋川莉胡(リョウコ)。橋本だと明かされると大きな話題となった。自らを"大人たちに作られた虚像"であると信じ、葛藤を抱える女優……という、本人の職業とも重なる役となっている。○■もともと原作を社長にも勧めていた――今回の企画内容を聞いた時は、どのような印象を受けられましたか?小説が好きで、もともと原作を読んでマネージャーや社長にも「面白いよ」と渡していたので、映画化するのかと、楽しみになりました。まず「何番?」と聞いて、「4番!」と思いましたし、「他のキャストは誰なんだろう?」と気になりました。同世代が中心で、これだけ密室空間で話が展開するので、どういう撮り方でどういう監督で、どういうキャストの皆さんでやれるのかな、という点も楽しみでした。――12人だけで、ワンシチュエーションで、演技合戦という面もあったのでしょうか。これだけ同世代のみんなが、密室で、すごい熱量で演じている。何かしらの化学反応が起きないわけない現場でした。若い世代ならではのパワーもありますし、露骨ではないけど、空間の中での緊張感もありました。誰かがそれまでと違うアクションをすれば、みんなが乗っかって、新たなものが生まれていくという、相乗効果のある空間でした。――相手のお芝居に「こう来たか!」みたいなこともあったんですか?たくさんありました! 段取りと本番で監督に言われて直すこともありますし、理論的に考えるよりも、肌で感じることの方が大きかったと思います。――今回演じた秋川莉胡(リョウコ)は、女優という点で、橋本さんと重なる部分もあったかと思いますが、どう思いながら演じていたんですか?リョウコは周りの大人たちの思惑に従わされて、どうしても自分の思うようにいかなくて……という感覚だったと思うんですけど、私は自分のやりたいようにやらせていただいているので、リョウコみたいにはならないかな(笑)。それでも、リョウコの気持ちをわかってあげたい、と思いました。●新田真剣佑は…「オリジナルの世界観を持ってる人」――大作でベテラン勢に囲まれて……ということも多かったと思いますが、今回同世代のみなさんが集まったのはいかがでしたか?同世代が集まることで、絶対に意識も変わってくると思うんです。それぞれ、ベテランの方の多い現場で揉まれている人たちが集まった時、良い意味で個々が尖っていました。誰も立ち止まることがなく演技を追求して、全速力で突っ走っていました。あの時にしか撮れない瞬間を切り取っていただいているな、と思います。だからこそ、今、このメンバーが集まって全く同じものを撮ろうといっても、絶対に無理だと思うんです。会議室のシーンなんてずっと長回しで、しかも順撮りだったので、一人一人の心情の変化が露骨に出ていました。さらに堤監督はが本当にすごいなあと……。これだけ役者が尖ってるのに、絶対にまとめてくださる。だからのびのびとやれてて、新しさも出せるんだと思いました。――お話を聞いていると、橋本さんがご自身でそういうところを把握しているところもすごいなと思いまして、ふだんから俯瞰して見ているようなところはあるんですか?"秋川莉胡"として、というのはあると思います。でも私自身も、いつも客観的に見ることを意識しています。自分に依存しないように、というのは心がけています。――先ほども話に出てきた、堤監督についてはどのような印象でしたか?ずっとご一緒したいと思っていた監督だったので、すごく嬉しかったです。しかも撮り方が独特で。1度みんなの芝居を作ったら、あとはモニターからマイク越しで指示されますし、編集の人がずっといて、撮った映像を次の日に見せてくださるんです。だから、撮ったものを見た中で「次はこうしよう」と進んでいけて、一人一人の意識も高かったと思います。「一緒に作っていこう」という感覚が強かったです。○■新田真剣佑に感じた"天才"性――最後に、今回みなさんに番号を引いていただいて、出てきた方について「〇〇な人」という言葉で語ってもらっているんです。こちらを引いていただければ……。5番、まっけん(新田真剣佑)だ! まっけんは誰だったんですか?――新田さんは高杉さん、黒島さんは北村さんについて語っていただきまして、橋本さんはまだ出てきていないです。出てないんですか! 気になります(笑)。新田さんは……天才肌で、「オリジナルの世界観を持ってる人」かな。何が、と具体的にはわからないんですが、ずば抜けていました。すごく変わってるし、"新田さん流"が強くて、天才。あれができる人って、絶対いないと思います! 多分、自分のことを全て理解しているんじゃないかな?今回演じたシンジロウを見て、最初は「全然イメージと違う」と感じました。だけど、それがまっけん自身の中にもある部分なんだろうな、と思うと、さらに深みが増して見えました。――お芝居の面で世界観を感じたんですか? それとも性格の面で思われたんですか?お芝居の面でも独特だし、性格的にも「変わった人だなあ」と思います(笑)。普通じゃないところが、本当にすごい。でも、すごく悩む人なんだろうな、とも思いました。悩みながら自分流の生き方を貫いて、それでも空回りしていない。すごく頭がいいけど、ファンの方が愛くるしく思うような抜け感があったり、時々計算があったり(笑)。世間がハマっちゃうようなところがあるんじゃないかな。本当に唯一無二の人だと思います。■橋本環奈1999年2月3日生まれ、福岡県出身。2011年、『奇跡』で映画初出演。その後映画、TVドラマで活躍し、2017年には第40回日本アカデミー賞 新人俳優賞を受賞。主な出演作に『暗殺教室』(15)、『暗殺教室~卒業編~』(16)、『セーラー服と機関銃 -卒業-』(16)、『ハルチカ』(17)、『銀魂』シリーズ(17~18)、『斉木楠雄のΨ難』(17)など。公開待機作に『キングダム』(19)がある。
2019年01月28日「神メン多すぎ」と話題の今期のドラマ。その中でも、常盤貴子が主演を務め、夫の裏切りと逮捕により16年ぶりに弁護士に復帰する主人公を演じる「グッドワイフ」では、小泉孝太郎と北村匠海の“仲良し”ぶりが話題を呼んでいる。“シャーペンの芯を15本乗せられる”という長いまつげ、爽やかで端正な顔立ちと、とろけるような子犬系の笑顔。映画『君の膵臓をたべたい』では、一体どれだけの人が彼の涙に号泣しただろう。だが、「グッドワイフ」で演じているのは少々軽薄で利己的、自身の目的や利益のためなら手段は選ばない小悪魔的ともいえるキャラクターで、かつてないほどの“ダークサイド”を覗かせている。「グッドワイフ」では常盤貴子をライバル視する新人弁護士に!TBS日曜劇場「グッドワイフ」は、ハリウッドの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、数多くのテレビ賞に輝いてきたアメリカの海外ドラマが原作。神山多田法律事務所の代表・多田征大(小泉孝太郎)は、事務所の1つしかない採用枠に働かざるを得なくなった旧知の蓮見杏子(常盤さん)を推薦するが、同じく仮採用の北村さん演じる新人弁護士・朝飛光太郎はそれを快く思わず、バチバチに対抗意識を燃やしている。ついこの間まで学生服姿だった北村さんが、弁護士バッジをつけ、小洒落たスーツを着こなしているだけでなく、上司に対してもはっきりと意見し、時にクレバーな立ち回りを見せる姿は新鮮。かと思えば、多田(小泉さん)と“いちゃいちゃ”してみたり、パラリーガルの円香みちる(水原希子)にアプローチし“ずきゅ~ん”とハートを打ち抜かれたりと、小悪魔的な可愛さを炸裂させている。現役の感覚を少しずつ取り戻していく杏子に対して、これからどんな“バトル”を仕掛けていくのか、みちるとの関係はどうなるのか、視聴者を釘付けにする存在となっている。名だたる人気俳優の幼少期を演じ、「キミスイ」で大ブレイク1997年11月3日生まれ。小学生時代にスカウトされて芸能界入りした北村さん。ダンスロックバンド「DISH//」のメンバーとしての活躍で知られる一方、2008年の映画デビュー作『DIVE!!』では池松壮亮、翌年の『重力ピエロ』では岡田将生、『TAJOMARU』では小栗旬などの少年時代を演じてきた。そして、2013年『陽だまりの彼女』で松本潤の中学時代を演じて、まず注目を集め始める。さらに、ヒロイン・土屋太鳳をはじめ、松岡茉優、未来穂香(現在は矢作穂香)らが生徒役で出演していた「鈴木先生」では、給食での“げりみそ事件”を起こしたり、劇場版で突然、生徒会長に立候補したりと、優等生かと思いきや何かと波風を立てる生徒・出水正役で印象を残した。大きな転機となったのは2016年だ。元旦に「DISH//」として東京・日本武道館でワンマンライブを成功させると、1月公開の大ヒット作『信長協奏曲』、3月公開の橋本環奈主演『セーラー服と機関銃 -卒業-』、多部未華子主演『あやしい彼女』などに相次いで出演。夏クールの「仰げば尊し」では村上虹郎、新田真剣佑、太賀らと共演し、音楽への情熱を秘めた不良少年役を演じ切った。そして2017年、浜辺美波演じるヒロインを支える主人公を演じた初主演作『君の膵臓をたべたい』が大ヒット。北村さんの繊細な演技は高い評価を受け、日本アカデミー賞新人賞にも選ばれる。2018年を代表する作品の1つ『スマホを落としただけなのに』にもカメオ的に出演、背筋がゾクッとする余韻を与えてくれた。また、北村さんといえば、いまCM界からも熱い視線を送られており、ソフトバンクの新CM「ギガ国物語」に抜擢されている。第1弾「はじまり篇」で、まるで『風の谷のナウシカ』のような荒涼とした終末世界を、深刻なギガ不足が蔓延する「ギガ国」と解説するのは北村さんのイケボだ。岡田准一演じるダジャレ好き(?)なリーダーの「オカダ」、土屋太鳳演じる真面目な妹的存在の「タオ」、白石麻衣演じる常に冷静沈着で凛々しい「シライシ」と、高性能AI搭載ロボット「サトウ」という個性的な面々の“旅人”の中にあって、北村さんが演じるのは気弱で他力本願な「タクミ」。第2弾「Wi-Fi難民」では白石さんにほっぺをムギュウ!とされるも、「イタイッ」と弱々しく答える姿は愛されキャラが全開。もう1つ見逃せないのは、JT「想うた」のWEB限定ムービー。「親を想う」篇に続いて出演する北村さんは、石井杏奈と遠距離恋愛中の恋人同士を演じている。遠恋といえば、口では「大丈夫」と言いながら心は不安でいっぱい。会いたくて会いたくて、ようやく会えたときの北村さんの“頭ぽんぽん”は宝物級だ。共演多数、新田真剣佑とは大の仲良し!「仰げば尊し」や映画『OVER DRIVE』、そして最新作の『十二人の死にたい子どもたち』で共演し、プライベートでも仲がいいという新田真剣佑からは、TV誌のインタビューで“お嫁さんにしたい俳優No1”といわせるほど、愛されている(?)北村さん。『OVER DRIVE』の完成披露試写会でもその一端を見せつけ、北村さんが「俺のほうが東出くんに顔が似てるから(笑)!」と、我こそが東出昌大の弟役にふさわしいとアピールすると、新田さんは「ライバル役、敵対する役ができるのは仲が良いからこそ」と言いながら、北村さんを真正面から凝視。これには北村さんも観念した様子で「真っすぐな目だなぁ…」とぽつり。まるで夫婦漫才のような(?)やりとりを見せたこともあった。そんなどこまでも「可愛い」北村さんだが、演じる役柄は必ずしもピュアな好青年ばかりではないのが面白い。「ゆとりですがなにか」ダークサイド・匠海ながら…宮藤官九郎が脚本、『あやしい彼女』水田伸生監督が演出を手掛けた本作には、山路(松坂桃李)が指導する教育実習生・佐倉悦子(吉岡里帆)の年下彼氏・木暮静磨役として登場。職員室に乗り込み「オイ! コラ! テメェ!」と凄むものの、山路を“やまみち”と読むなど、どうにも残念なところが…。静磨が放った「童貞は黙ってろ」の言葉も含め、豪華キャストの中で存在感を発揮した。『ディストラクション・ベイビーズ』間違いなくダークサイド柳楽優弥、小松菜奈、菅田将暉らが豪華共演した問題作『ディストラクション・ベイビーズ』(16)にも出演。兄・泰良(柳楽さん)の行方を探す将太(村上虹郎)の親友・健二役を務めた。仲間のリーダー的存在ではあるものの、親友とは名ばかり。菅田さんの想像の上をいくクズキャラが話題となった本作だが、北村さん演じる健二もなかなかのサイテーぶり、パブリックイメージを見事に覆した。『勝手にふるえてろ』妄想の中のイチはグレーゾーン?松岡茉優の初主演映画『勝手にふるえてろ』(17)では、主人公・ヨシカが中学生時代から片想いする“イチ”役に。イチを思うあまり、視野の端っこでそっと見つめる“視野見”を体得したヨシカだが、クラスの人気者ながら、どこかクールで謎めいて見えるのは、ヨシカの妄想の中の存在だからか!?現実のイチの、悪気のない(これが立ち悪い)残酷な仕打ちはヨシカをドン底へと突き落とした。「隣の家族は青く見える」暗い過去があるからこそ正直に生きる!2018年1月期放送の本作では、ナチュラルな演技でゲイの青年・青木朔役を好演。朔との関係を職場や近所、母親にも隠したい“わたるん”広瀬渉(眞島秀和)の頑な心を溶かしただけでなく、周囲の偏見をも溶かしていく役柄がハマり、“わたさく”カップルが人気に。とはいえ、屈託のない彼の明るさにはそれなりのワケも。ちなみに「おっさんずラブ」の大成功は、この“わたさく”という布石がお茶の間にあったからこそ。『春待つ僕ら』“白”匠海が嫉妬に燃える瞬間「仰げば尊し」の平川雄一朗監督と再タッグとなった『春待つ僕ら』。北村さん演じるバスケ部四天王のひとり、永久は美月(土屋太鳳)が気になりはじめるも、2人の前に強豪校の天才バスケ選手で美月の幼なじみ・亜哉(小関裕太)が現れる!“王子さまキャラ”といえる最強ライバルの出現には、思わず同情してしまうほど。このハグへの視線からは嫉妬の炎が背後に見える!?たとえマイナスの感情であっても、共感を呼ぶように細やかに表現できるのは、北村さんならでは。『十二人の死にたい子どもたち』観客を混乱させるキーパーソンに安楽死を望み、廃病院の密室に集まった12人の未成年のひとりで、学校の人気者・ノブオ役を演じる『十二人の死にたい子どもたち』。クラスに必ずいる、何でもそれなりに器用にこなせるタイプの彼がなぜ「死にたい」のか?予告編などの「死にたい」も、なぜか彼だけ爽やかに聞こえるのが、かえって不気味。杉咲花、高杉真宙、橋本環奈、新田真剣佑ら同世代が一堂に会した本作で、彼が演じるノブオにぜひ注目してほしい。菅田将暉や山崎賢人、吉沢亮、福士蒼汰ら、いまをときめく黄金世代より少し年下、まさに次世代を担う俳優たちの中で、さりげなくカメレオンぶりを発揮している北村さん。今後は『君は月夜に光り輝く』(3月15日公開)で永野芽郁と共演。「余命ゼロ」という彼女のために絶叫マシンなどを“代行体験”することから恋が芽生えていく物語となる。さらに、「クライマーズ・ハイ」の横山秀夫による原作小説を、『花戦さ』『月とキャベツ』の名匠・篠原哲雄監督が映画化する『影踏み』(2019年公開)にも出演する。シンガーソングライターの山崎まさよしが『8月のクリスマス』以来、約14年ぶりに長編映画主演を果たし、北村さんはその弟役を金髪姿で演じるというから楽しみ。そろそろ、また新たな北村さんを堪能する時が近づいているのかもしれない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月28日常盤貴子主演、小泉孝太郎、北村匠海らが共演する「グッドワイフ」の第3話が1月27日にオンエアされ、ラストでみせた小泉さんの“ハグ”に視聴者からの興奮の声が続々と寄せられている。『ハンニバル』『プロメテウス』などのリドリー・スコットが製作総指揮を務め、ミー賞やゴールデン・グローブ賞を多数受賞したアメリカの大ヒットドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」を原作に日本版としてアレンジ。常盤さんが演じるのは、東京地検特捜部長である夫が汚職で逮捕され不倫スキャンダルも発覚、家族のために16年ぶりに弁護士に復帰した蓮見杏子。杏子の司法修習生時代の同期で彼女の復帰を後押しした神山多田法律事務所の代表・多田征大に小泉さん。杏子と採用枠をめぐって争いながら共に働く新人弁護士・朝飛光太郎には北村さん。元々杏子の夫の元で働いていたがクビになり、現在は多田の事務所のパラリーガルをしている円香みちるには水原希子。逮捕されながらも裏で何かを画策してる様子の杏子の夫・壮一郎には唐沢寿明。その部下・佐々木達也には滝藤賢一。壮一郎の後任の特捜部長・脇坂博道には吉田鋼太郎といったキャスト。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。第3話は鉄道事故を巡る驚愕の真実に迫るストーリー。回送列車が脱線、運転士が死亡し杏子らは遺族代理人として過重労働による事故で1億円の賠償金を提案するが、相手側となる東神鉄道の代理人を務める河合映美(江口のりこ)は運転士の居眠りだとして50万円の見舞金を提案。あの手この手で翻弄してくる映美にてこずりながらも事件の真相に迫っていくと、当初過重労働での居眠り運転が原因だと思われた事故は、実際にはブレーキの整備不良が原因だったことがわかる…というもの。さらに遺族が杏子を弁護士に指名していたことがわかる。遺族に杏子のことを勧めたのは壮一郎の弁護士でもある林(博多華丸)で、事件を以前脇坂が捜査していたことも判明。壮一郎は杏子を利用して脇坂を窮地に陥れたのだった…。ラストで悔し涙を流す杏子をそっと抱きしめる多田、そんな多田を演じる小泉さんに「最高だったよー今週の小泉孝太郎」「今日も小泉孝太郎ヤバみ」「知的でかっこいいのに一途なところにやられる」などの感想が殺到中。「パーカー&メガネ姿好き」とラフなスタイルにも好感が続出している模様で、なかには「パーカー小泉孝太郎国宝」という声まで上がるほど。小泉さんの新たな魅力が開花した本作に視聴者も大きな注目を寄せているようだ。(笠緒)
2019年01月28日映画『十二人の死にたい子どもたち』の公開記念舞台挨拶が26日に都内で行われ、杉咲花、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督が登場した。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。登壇者は皆ブラックの衣装で登場した同イベント。4番・リョウコ役の橋本は、肩を露出し胸元なシースルーになっている大人シックなドレスで登場し、同作を通じて成長した点について聞かれると「切り替えや集中力」と語る。「現場がセットで40分長回し。セットに入るだけで気持ちも変わるし、緊迫感もひしひしと感じていて」と振り返り、「(作中の)1日をこんなに濃く撮るというのは珍しいと思うので、集中力を欠かさないようにやってたんじゃないかな」と分析した。また、「ハワイで打ち上げしたい」と希望した橋本。堤監督から「最近ないですよ。新宿の大きいカラオケボックスとかで」とつっこまれると、「ないからこそなんですよ! 昔はあったとかって聞くじゃないですか」と主張。しかし、堤監督から「自分で計画して友達と行ってきたら?」と言われ、「じゃあ、行きます!」と宣言していた。
2019年01月26日人気作家・冲方丁の密室サスペンスを映画化した『十二人の死にたい子どもたち』の公開記念舞台挨拶が1月26日(土)、都内で行われた。当初、登壇予定だった出演者の新田真剣佑は、インフルエンザと診断され欠席した。新田真剣佑さんからメッセージが到着舞台挨拶では、新田さんからのメッセージが到着し、司会者が代読した。以下、全コメント。「本日は寒いなか、劇場に足を運んでくださり、ありがとうございます。インフルエンザのため、欠席となってしまい、大変申し訳ありません。今日という日をとても楽しみにしていたので、皆さまとお会いすることがかなわず、本当に残念に思っています。皆さまにこの映画を楽しんでいただければ、とてもうれしく思います」舞台挨拶には”11人の子どもたち”が勢ぞろいこの日の舞台挨拶には新田さんをのぞく、杉咲花、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗という“11人の子どもたち”に加えて、メガホンをとった堤幸彦監督が登壇した。安楽死を望む12人の未成年たちが集まった廃病院で、いるはずのない13人目の少年の死体が発見されたことで、真犯人捜しが始まる。疑心暗鬼に陥る彼らのウソが交錯するなか、それぞれの“死にたい”理由が明らかになり…。「死にたいから、殺されたくない」子どもたちがたどり着く結末は?北村匠海さん、「自分も歳とったな…」としみじみ?北村さんは「どの現場でも、僕がいちばん年下のことが多いんですが、今回は自分より年下の方もいらっしゃって」と現場を振り返り、「竹内さんは、現場で宿題していましたよね?数学でしたっけ。自分も歳とったな…って(笑)」としみじみ。高杉さんも「こんなに同世代が集まる現場は初めて」だと言い、「普段は人見知りなんですが、(同世代が多かったので)コミュニケーション力が少し成長しました」と話していた。『十二人の死にたい子どもたち』は公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月26日映画『十二人の死にたい子どもたち』の公開記念舞台挨拶が26日に都内で行われ、杉咲花、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督が登場した。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。前日の25日に、インフルエンザによる舞台挨拶欠席を発表していた新田真剣佑は「皆様にお会いすることが叶わず、とても残念に思っています」とコメントを寄せる。坂東は「昨日まっけんから電話があって。『板ちゃん、俺の分も楽しんで、頑張って』」と明かした。タイトルにちなみ「十二人の〇〇〇〇子どもたち」という言葉を考えてくるコーナーでは、物語の設定を考えてきた渕野(「脱獄したい」)、古川(「補欠を決められない」)、竹内(「サバイバルな」)、丸かぶりだった高杉&北村(「ゲームがしたい」)、吉川(「ゲーマーな」)、願望をのぞかせた橋本(「ハワイで打ち上げしたい」)、坂東(「うれたい」=熟れたい)、さらに萩原(「入れ替わった」)、黒島(「大人な」)と個性豊かな結果に。また欠席している新田の「個性の違う」という回答が映し出されると、プライベートでも親交の深い北村は「真面目だな〜」としみじみ。「真剣佑らしい。人への愛情がすごいので、この映画に出てるみんなのことが大好きだったんですよ。フォローしておきます」と、この場にいない新田の回答を補足していた。「もぐもぐしたい」と回答した杉咲は、「現場で、新田真剣佑さんが、大量のピザを差し入れてくださったんですよ。でも重いシーンも撮っていたので、和気藹々と食べるよりは、それぞれが食べる感じだったから、今度はみんなで楽しく食べたいな」と希望する。杉咲は、新田へも「真剣佑君がここに立てなくて残念だったんですが、ご本人が一番悔しいと思うので、早く、みんなでピザを食べられるくらい元気になってほしいなと思います」とメッセージを送った。
2019年01月26日●ひねくれてるし、共感もできない!?冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、公開前から話題を呼んでいる映画『十二人の死にたい子どもたち』(公開中)。「12人全員一致」をルールに集団安楽死するため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。今回話を聞く黒島が演じたのは、インパクトの強い6番のメイコ。自ら「嫌われ役」と言うメイコについて、黒島はどう捉えていたのか。○■撮影は「しびれる感じ」――かなり特殊な設定の物語で、しかも同世代が集まって……という作品ですが、最初に内容を聞いたときはどういう印象でしたか?これだけの同世代が集まって、それぞれの見せ場もあって……最初、プロデューサーさんに「演技対決になるよ」と言われ、「どうしよう」と思いました(笑)。ピリピリした感じになるのかなと思ってドキドキしてたんですけど、私が演じるのは嫌われ役のようなキャラクターだったので、自由にやれば面白くなるのかな、と思って、楽しみでもありました。――メイコは表情も鬼気迫るようで、少し狂気を感じるような部分が印象的でした。「本当にひねくれてるな」と思いましたし、あまり共感できるところもなくて……でもみんなとの会話で成り立つものだと思ったので、現場で相手のセリフをちゃんと聞いて、その時の気持ちを演じればいいかな、と。考えすぎずに臨みました。――自分が未成年の頃と比べて、気持ちがわかる、というようなところはあったんですか?本心じゃないことを思わず言ってしまうようなところは、「もっと言い方を考えればいいのに」と思いました。もっと違う言い方をすれば相手に伝わるし、ギクシャクしないですむのにな、と。自分もそうなんですけど、思ったままを言ってしまったりすると、良くない方向に行ってしまうこともあるから。――12人しか出てこなくて、一室で、相手と対峙する場面がすごく多かったように思いますが、それは楽しかったですか? それとも、難しかったですか?お芝居はすごく楽しかったんですけど、ワンシーンワンシーンがとても長くて、集中力を保つのが大変でした。途中で何度も「やばい、これは大変だぞ」と思いましたし。でも、みんな同じ環境で演じているし、弱音もなく一生懸命だったので、「私も頑張らなきゃな」という気持ちでした。カメラも5台あって、何十分も長回しでなかなかカットがかからないし、終わった時はみんな「は~っ」となってましたね。誰かと目が合ったら、「これやばいね、頑張ろう」とアイコンタクトをする感じ。「こんなになると思ってなかったあ」って、結構しびれてました(笑)。だから、逆に、楽しんでできました。――共演者の皆さんとは、濃密な時間を過ごした、戦友みたいな感覚だったんでしょうか。最初は、もう少しライバル意識が出てきたりするのかな? と思ったけど、全然そんなことなくて、「頑張ったよね!」という雰囲気でした。みんなで一生懸命頑張った作品だと思います。●北村匠海の印象は…「大人子どもな人」――新田さんは、男子チームでごはんに、という話もされてました。男子メンバーはみんな仲が良くて、ゲームしたりお弁当を食べたりしていました。新田さんのおうちに何人か泊りに行って、台詞を練習してるという話も聞きましたし、結構、新田さんがお兄さん的な感じだったのかな。――ここが難しかった、印象的だったというシーンを教えてください。セイゴ(坂東龍汰)に向かって、自殺しに来た理由を早口で言うシーンは、自分でも「よく噛まなかったな」と思いました。噛んだりつっかえたりしたら面白くないですし、瞬きもしないで、口だけペラペラ動かせるようにしたかったんです。犬の散歩をしながら、ブツブツセリフを覚えました(笑)。――あの過激なセリフを、犬の散歩しながら!以前は目の前にセリフを貼って、家でごはんを作りながら覚えていたりもしたんですけど、実際はカメラの前で動きながらセリフを言っているので、意外と動いていないとダメなんですよね。私には、歩きながらセリフを覚えるのが合っていて、散歩の甲斐もあって、長台詞を頑張れたと思いました。あと、作品を見て、「私、こんなに眉毛が動くんだ!」と驚きました(笑)。おでこを出していて、顔が全部出ているから、自分でも発見ができて面白かったです。○■北村匠海への印象は?――それは新発見ですね。今回インタビュー連載として、くじで引いた方へのメッセージをお願いしているので、ぜひ1枚引いていただければ。ええ~! ……これ! 9番、ノブオ君(北村匠海)ですね。――北村さんを「〇〇な人」と表すと、どんな方ですか?……大人子ども、な人!(笑) 演じていたノブオとリンクする感じもして、年の割には大人だと感じる部分もあるんですが、時々見せる子どもらしさみたいなところが印象的でした。――黒島さんは大学で写真を学ばれてますが、北村さんもカメラが趣味ですよね。そうなんです。前から「素敵な写真を撮る方だな」と思っていました。でも、そう言うのも、恥ずかしいじゃないですか(笑)。カメラの話、一切しませんでした。向こうもきっと私が写真をやっているのは知ってるだろうし、もう少し話してみたかったという、微妙な距離感でした。2回目、3回目の共演があったら、話せるようになるかもしれないですね(笑)。■黒島結菜1997年3月15日生まれ、沖縄県出身。2012年から芸能活動を開始した。2013年、『ひまわり~沖縄は忘れない、あの日の空を~』で映画デビュー。『あしたになれば。』(15)、『プリンシパル~恋する私はヒロインですか?』(18年)で主演、『サクラダリセット』(17)でヒロイン役。堤幸彦監督作品ではSPECサーガ完結篇『SICK’S 恕乃抄 ~内閣情報調査室特務事項専従係事件簿~』(18)、『SPECサーガ黎明篇 サトリの恋』(18)に出演している。公開待機作に『カツベン!』(2019年12月公開)がある。
2019年01月26日平成最後に絶対見るべき映画!言いたいけど言えない、衝撃のラストとは!? ショッキングなタイトルに思わず心を奪われる、映画「十二人の死にたい子どもたち」。ベストセラー作家の冲方丁(うぶかたとう)原作で、直木賞の候補作となり話題となった現代サスペンスの傑作が実写化されました。2019年1月25日(金)全国公開を前に、ネットにてアップされた予告動画の再生回数がとんでもないことに!公式Twitterでは瞬く間に600万回(24時間)、公式Youtubeは100万再生(24時間)を超え、凄まじい反響を呼んでいます。もはや社会現象!これは絶対観たい!ということで、PeLuLu編集部はひと足先に鑑賞してまいりました。 それぞれの“死にたい”理由を抱えた子どもたちが、安楽死を求めて廃病院に集うことから物語の幕が上がる。 自殺サイト管理人のサトシの厳正なる審査のもと12人の未成年たちが、廃病院の密室に集まった。 ▼目的12人同時の安楽死。▼ルール・12人の意見が合わないと実行できない。・全員一致するまで議論すること。・途中で退出することも可能。退出した場合は、秘密厳守。 「みんなで死ねば怖くない」気持ちは全員一致のはずでした。ところが、そこにまだ生温かい13人目の死体が現れることで、事態は思わぬ展開へと変化していきます。 「13人目の正体とは?」「自殺か他殺か?」「殺したのは誰か?」 その謎を解き明かそうとすればするほど、疑心暗鬼に陥っていく12人のウソとダマしあいの心理ゲームが始まる。果たして彼等は安心して“死ねるのか”怯えながら“殺されてしまうのか”……。12人の死にたい理由と13人目を巡る真実が明らかになったとき、あなたはを衝撃のクライマックスを体験する! 舞台となる廃病院は仄暗く、子どもたちが抱えている闇も深い!でも物語が進んでいくうちに、不思議と青春ドラマを観ているような清々しい気持ちになっていきます。もちろん、堤監督の繊細でドラマチックな映像美も存分に楽しむことができる作品でした。特に空の描写は素晴らしく、劇中の時間の流れと子どもたちの感情の変化を美しく写し出しているよう。 “未成年ではあるものの、もう自分の命に対して決断できる。”大人と子どもの狭間で揺れ動く個性豊かな12人の誰かしらに感情移入してしまう、人間模様もこの映画の大きな魅力のひとつです。自らの命を終わらせるために議論していたはずが、いつの間にか生きることの意味に向き合っていく12人の姿に心が熱くなる、素晴らしい映画でした! 全員平成生まれ!!日本を代表する次世代俳優たちの演技バトル 出演するのは2018年の日本映画界をことごとく席巻した杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈など若手超オールスターキャストに加え、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘し続けてきた堤幸彦監督にオーディションで選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら将来の活躍が期待される俳優6人。な、なんとこの12人“全員平成生まれ”……!日本を代表する若手俳優達の凄まじい才能のぶつかり合いが、この映画の大きな見どころであることは言うまでもありません! PeLuLu編集部が個人的に気になったのは、10番 セイゴの役を務める坂東龍汰(ばんどうりょうた)君。劇中では、不良キャラながらも繊細で心優しい一面も垣間見えるキーパーソンです。その繊細な表情の変化や演技力の高さに目が離せませんでした!デビューから1年余りで次々と出演作も決まり、若手実力派俳優として注目を集めています。▼坂東龍汰主な出演作:映画「EVEN~君に贈る歌~」、ドラマNHK BS「春子の人形」(主演)など公開待機作に、「十二人の死にたい子どもたち」(1/25公開)、「峠 最後のサムライ」(2020年公開予定)がある。 伏線だらけの謎解きミステリー×現代の死生観をめぐる人間ドラマ×次世代を担う若手俳優の演技バトル『十二人の死にたい子どもたち』、これは間違いなく平成最後に観るべき映画NO.1です! ■公式サイト■公式Twitter@shinitai12movie■公式Instagram@shinitai12movie■ハッシュタグ#しにたい12©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月26日杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈らを迎え、“映像化困難“といわれた冲方丁の密室サスペンスを映画化した『十二人の死にたい子どもたち』。この度、本編映像やメイキング映像が盛りだくさんに詰まった特別映像が到着した。今回到着した映像には、初解禁となる“名場面”が散りばめられ、豪華な顔ぶれによる登場人物の紹介とともに舞台裏の模様も収録。“激しい心理戦”を繰り広げる劇中の鬼気迫る演技とは一転、笑顔を覗かせるオフショットも織り込まれた特別映像となっており、そのギャップこそ彼らの演技力の高さを証明するものとなっている。■全てが“ネタバレ”の密室サスペンス!言いたいけど、言えない…「みんなで死ねば、怖くないから」――。その日、安楽死を望み、廃病院の密室に集まった12人の未成年たち。ところが、彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇する。突然の出来事にはばまれる彼らの安楽死。あちこちに残る不自然な犯行の痕跡、次々起こる奇妙な出来事。彼らだけしか知らない計画のはず。まさか、この12人の中に殺人が…?死体の謎と犯人を巡ってウソとダマしあいが交錯、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。全員、ヤバい。気が抜けない。いつ誰が殺人鬼と化すかも分からず、パニックは最高潮に。彼らは、安心して“死ねるのか”、それとも怯えながら“殺されるのか”…。■豪華スタッフ結集!“映像化困難“の壁を越え、原作者も絶賛の仕上がりに物語は、時系列や舞台となる廃病院の構造を利用し、かつ、個性的な登場人物それぞれの背景などが緻密に組み上げられているため映像困難と思われていたが、その高い山に挑んだのが、『人魚の眠る家』も記憶に新しい堤幸彦監督。脚本は今回が初めての映画脚本となる倉持裕。演劇界では故・蜷川幸雄、「劇団☆新感線」のいのうえひでのりらと組んできた才人だ。原作を読み込み、構造分析、解体、再構成…を繰り返し、2年近く試行錯誤を重ねた結果、原作の魅力を余すことなく残し、見事、映像化となる脚本が完成した。撮影を担当したチーフカメラマンは「トリック」「SPEC」シリーズでライブ感を大事にした撮影を行ってきた斑目重友。青みを強めた映像に、全体的にフィルム的な効果も施している。■豪華若手俳優の演技バトルは見逃せない!杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈という若手オールスターキャストと、「池袋ウエストゲートパーク」「SPEC」シリーズで数々の若手俳優を発掘してきた堤監督により、オーディションから選ばれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗といった将来の活躍が期待される面々が出演。個々の役柄構築を始め、お互いがお互いを意識しコラボレートしていく集団演技が要求された彼らは、撮影現場で凄まじい“演技力”を発揮。ライブのような空間に晒された役者たちは、それぞれが互いを警戒し合いながら本心を隠し、平然と振舞う表情や仕草の生々しさに思わず息をのむ、“この瞬間”にしか生まれない芝居を誕生させた。台本は6、7ページにわたるのはざらで、クライマックスの場面はなんと12ページにも及んだという。■衝撃!異常なまでの大反響!公開前から“現象化”衝撃的な特報が解禁されるや否や、ネット上では異例のペースでリピートする若者が続出。さらに11名のキャストと予告編、そして12人目のキャスト・橋本環奈の解禁と、作品の情報が少しずつ明らかになる度に、若者を中心に異例の盛り上がり見せている。「10代女子が選ぶ“2019年流行りそうなコト”」(マイナビティーンズ調べ)では、強い支持を得て見事1位になるなど、まさに1つの現象と化している。『十二人の死にたい子どもたち』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月25日映画『十二人の死にたい子どもたち』(2019年1月25日公開)の特別映像が25日、公開された。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。今回公開された特別映像には、本編映像&メイキング映像を収録。杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈といった若手オールスターたちの、劇中の緊迫した場面と、オフになった場面が写し出される。時系列や舞台となる廃病院の構造を利用し、個性的な登場人物それぞれの背景が描かれるため、映像化は困難と言われていたという同作だが、堤幸彦監督と、演劇界で注目される脚本の倉持裕とのタッグにより、2年近く試行錯誤を重ねながら実現に至った。また同作は特報、11名のキャスト&予告編、12人目のキャスト・橋本環奈の解禁と、作品の情報が少しずつ明らかになる度に、若者を中心に盛り上がりを見せる。2019年1月公開の映画期待度ランキング1位(Filmarks調べ)、新作期待度ランキング1位(1月第4週、映画ランド調べ)と注目を受け、原作がオリコン週間文庫ランキングにて2位を獲得(1/14付)。「10代女子が選ぶ『2019年流行りそうなコト』」(マイナビティーンズ調べ)では、1位になるなど、盛り上がりをみせている。
2019年01月25日「嵐」櫻井翔と有吉弘行の2人が話題の人物、一流芸能人の願望・疑問・悩みを出演者、スタッフ、視聴者の力を借りて解決・実現する「櫻井・有吉THE夜会」の1月24日(木)今夜オンエア回に、俳優の滝藤賢一、女優の水原希子とその妹でモデルの水原佑果がゲスト出演する。昨年、連続テレビ小説「半分、青い。」とドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」で対照的な父親像を並行して演じたかと思えば「探偵が早すぎる」では一転これまでにない探偵像を描き出し、『孤狼の血』ではハードすぎる芝居で観る度に新たな顔を見せ続ける名優・滝藤さん。アメリカに生まれ神戸に育ったグローバルなバックグラウンドから来る独自の感性とセンスで、モデルとして圧倒的な存在感と魅力を放つ一方で、映画『ノルウェイの森』で女優デビュー。『ヘルタースケルター』から『進撃の巨人』まで出演作がいずれもヒット作となっている水原希子さん。放送中のドラマ「グッドワイフ」で共演中の2人が今夜の「夜会」にお目見え。いまや“日本一忙しいバイプレーヤー”となった滝藤さんの買い物に密着。芸能界屈指のオシャレ俳優として知られる滝藤さんが行きつけのお店で連発した“異常行動”とは?さらに“脇役界の主役”にまで上り詰めた滝藤さんの過酷な下積み時代から現在までの半生を年表で紹介。また水原希子さんの妹でモデルとして活動中の佑果さんも登場、トークバラエティ初共演を果たす水原姉妹が“食べるエステ”と呼ばれる注目の激辛火鍋を大公開。幾度もの“ネット炎上”も話題になる希子さんはその真相についても語ってくれる。滝藤さん、水原希子さんが出演中の日曜劇場「グッドワイフ」は、常盤貴子を主演に迎え人気の海外ドラマの日本版として制作。常盤さんが演じるのは夫が汚職で逮捕され浮気も発覚、16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見杏子。その夫・壮一郎に唐沢寿明、杏子の元同期でいまは事務所代表も務める多田征大に小泉孝太郎、杏子と採用枠の座を争う朝飛光太郎に北村匠海。壮一郎を敵視する後任の特捜部長・脇坂博道に吉田鋼太郎といったキャストで、滝藤さんは壮一郎の元部下でいまは脇坂の下で働く佐々木達也を、水原希子さんはパラリーガルの円香みちるをそれぞれ演じている。日曜劇場「グッドワイフ」は毎週日曜21時~TBS系で放送。「櫻井・有吉THE夜会」は1月24日(木)22時~こちらもTBS系でオンエア。(笠緒)
2019年01月24日●思わぬ展開にハラハラする作品冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化し、公開前から話題を呼んでいる映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)。「12人全員一致」をルールに集団安楽死をするため、廃病院に集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れる…という衝撃的な展開を見せる。さらに、堤幸彦監督のもとに杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗と若手の実力派が集まったことで、さらに注目度が上がっている。今回マイナビニュースでは、新田、北村、高杉、黒島、橋本の5人にインタビューを決行し、それぞれの同作にかける思いを聞いていく。トップバッターは、推理好きで薬や医療機器に詳しい「5番」シンジロウを演じる新田真剣佑。念願の堤監督作品で、芝居合戦といった様相を呈した同作に、ワクワクしていたという。○■芝居をし合うのが好き――特殊な設定の物語でしたが、内容を知ってどのような印象を受けましたか?新しい密室ゲームの映画だと思いました。特に、ほぼ12人の若手だけが集合して芝居し合うことはなかなかないので楽しみでしたし、堤監督とご一緒したかったので、お話をいただいて、ワクワクしました。芝居をし合うのが、好きなんです。――実際に、完成した作品を見ての感想はいかがでしたか?一人ひとりの役者さんが魅力的で、プラス堤監督ワールドに包まれた映画なので、思わぬ展開にハラハラしますし、魅力が飛び交ってる映画です。解釈の仕方は人それぞれだと思うんですけど、命の大切さ、そして人の価値観が伝わる映画になっていると思います。――シンジロウは推理力もある設定でしたが、探偵役への憧れなどはありましたか?推理が好きな役でしたね。でも、僕自身は役者がやりたいです(笑)。――念願の堤監督は、どのような印象でしたか?監督が一番ミステリアスでした。ふざけたことばかり言って……と言ったら、悪口になっちゃうのかな?(笑) 面白い方で、僕は大好きです。撮影中は、役の話をたくさんしました。シンジロウの話を、たくさん。僕が「こうしたいんです」という思いを伝えて、撮影当日も「これでやるので、監督が編集で決めてください」とお願いしました。自分から自由にやらせてもらいながら、最終的に監督を信じて委ねていました。――『OVER DRIVE』では、北村匠海さんとのシーンが少なかった……というお話でしたが、今回はがっつりでしたね。今回は2人とも闇を抱えてる役で、たっぷり芝居するシーンがあったので、よかったです。匠海以外は初共演だったのですが、匠海がいたので、気持ちの面では少し楽でした。今回は12人同じ条件下での密室劇でしたが、もしまた二人でやるなら、匠海が黒幕でがっつり敵対する作品とかもいいな、と思いました。その時は全力で受けます。――吉川さんとはマイナビウエディングのCMでもご一緒されることになりましたね。あまり役的な絡みはなかったんですが、実力がある方だと思いました。12人みんな、役者としてしっかり向き合えていたと思います。●1番、高杉真宙は…「不敵な笑みを浮かべる人」――"死体"役のとまんさんも入れて、ほぼ13人だけがメインで出演する映画って、なかなかないですよね。そうなんです。だから、アップが多いですよね。撮り方も舞台のようで、40分くらいカメラを回し続けて、感情が途切れることがありませんでした。そういう意味では、やりやすかったです。ただ、セリフの量はかなりありました。台本でいうと、13ページくらいを一気に、しかも何度も演じるので、その点は大変でした。――撮影の合間は何をされていたんですか?印象的だったのは、男子チームでごはんを食べたことでした。ずっと病院の中での撮影だったので、昼休憩で部屋に集まって「さっきのシーンどうだった?」とか、話しながら食べていました。(セイゴ役の)坂東龍汰は「俺大丈夫かな!?」ってすごく気にしてたことを覚えています。――新田さんが普段役者として面白いことや、今回の作品でワクワクしたことを教えてください。芝居同士でぶつかり合う所に、すごくワクワクしました。展開が読めないですし、その瞬間にしか撮れない、役の気持ちが映っている……と考えるとものすごく良いですね。2度と同じことはできない。毎回そうですけど、今回の映画でも、そういうシーンがたくさんありました。――今回このシーンが、と挙げるとしたらどこでしょうか?やっぱり、シンジロウが感情をあらわにするシーン。そこに向けて、気持ちを作っていきました。本当に監督には自由にやらせてもらって、逆に「いいのかな?」と、怖かったくらいです。後から聞いたら大丈夫だったらしくて、安心しました。○■新田が語る高杉の印象――最後になりますが、このくじを引いていただいて、出てきた番号の方について語ってください。1番、高杉真宙君ですね。終始不敵な笑みを浮かべるサトシという役なんですけど、だんだん、普段から不敵な笑みで何かを企んでるようにしか見えなくなってきて(笑)。一緒にお弁当を食べたんですけど、お弁当食べながらも、何か企んでるのかな? と思っていました。最初に高杉君が13人目として部屋に入ってくるシーンも印象的で。本当は、すごく優しいお兄ちゃんなんです。でも、その優しさも不敵に見えてくる。――となると、高杉さんの印象を一言で表すと…「不敵な笑みを浮かべる人」ですね(笑)。■新田真剣佑1996年生まれ、米ロサンゼルス出身。2014年より日本を拠点に活動をスタート。『ちはやふる –上の句–/–下の句–』(16)で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞する。主な作品に『チア☆ダン ~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』(17)、『ピーチガール』(17)、『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』(17)、『ちはやふる –結び–』(18)、『パシフィック・リム:アップライジング』(18)、『OVER DRIVE』(18)、『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(18)など。1st写真集『UP THE ROAD』が2月1日発売。
2019年01月24日旅とグルメをテーマにしたバラエティ番組「火曜サプライズ」。1月22日(火)今夜は映画『十二人の死にたい子どもたち』から女優の杉咲花と橋本環奈をゲストに迎え、ヒロミの地元・高幡不動でアポなし旅を繰り広げる。MCにヒロミ、山瀬まみ、日本テレビアナウンサーの青木源太、また石塚英彦、DAIGO、オリエンタルラジオらがレギュラーとして出演。人気の名物企画を多数擁する本番組。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でヒロイン・高畑充希の妹役を演じその知名度を飛躍的に上げ、『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞助演女優賞に輝くと、昨年春クールの「花のち晴れ~花男 Next Season~」で連ドラ初主演を務め同作が爆発的ヒット。『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で映画初主演と順調に女優の階段をステップアップしてきた杉咲さん。アイドル時代“千年に一人の美少女”と注目を集めると『暗殺教室』シリーズでは律役を演じ、『セーラー服と機関銃-卒業-』では星泉役で主演を務めると、2017年からは本格的に女優業にシフト。『ハルチカ』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』などの映画から、「警視庁いきもの係」「FINAL CUT」「今日から俺は!!」などのドラマまでいずれもヒットに導いている橋本さん。プライベートでも食事に行く間柄だという杉咲さんと橋本さんが今回、2人きりで自撮りしながら長時間の撮影交渉に挑むも、建立およそ1100年を誇る関東有数の寺院を相手に慣れない交渉で困惑モードに。大のうどん好きという杉咲さんの1日費やして手打ちうどんに挑戦したというほっこりエピソードや、「桑の葉うどん」を求め粘りの交渉など、仲良し2人組とヒロミさんの高幡不動を巡るアポなし旅をお楽しみに。杉咲さんと橋本さんが共演する映画『十二人の死にたい子どもたち』は2人をはじめ新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、とまんらが出演。安楽死を求め、廃病院の密室に集まった12人の未成年たちの前に、“十三人目”の死体が。12人の中には殺人犯が!?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中ウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく――というもの。『十二人の死にたい子どもたち』は1月25日(金)より全国にて公開。「火曜サプライズ」は1月22日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年01月22日常磐貴子が夫の逮捕がきっかけで16年ぶりに弁護士に復帰する主人公を演じる日曜劇場「グッドワイフ」の第2話が1月20日にオンエア。今回も新人弁護士役で出演している北村匠海に「可愛い」の声が続々と集まっている。人気の海外ドラマを原作に日本版としてアレンジ。常磐さん演じる蓮見杏子は東京地検特捜部長である夫が汚職の疑いで逮捕されてしまう、さらに浮気まで発覚。2人の子供を抱え生きていくために16年ぶりに弁護士に復帰する。その復帰をサポートしたのが小泉孝太郎演じる杏子の司法修習生時代の同期で神山多田法律事務所の代表・多田征大。彼は現在賀来千香子演じる神山佳恵と共に事務所の共同代表を務めている。だがこの復帰には条件があった。事務所の採用枠は1つしかなく、杏子は北村さん演じる新人弁護士・朝飛光太郎と採用枠を巡り争うことになる。一方、唐沢寿明演じる杏子の夫・壮一郎は潔白を主張しているものの、滝藤賢一演じる部下・佐々木達也と口裏合わせをして何かを裏で進めている様子。さらに吉田鋼太郎演じる壮一郎を敵視する後任の特捜部長・脇坂博道が壮一郎だけでなく杏子にも揺さぶりをかけ始める…という本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。佳恵の父で事務所の名誉顧問・神山大輔(橋爪功)が飲酒運転に公務執行妨害も起こし起訴され、その弁護に杏子が指名される。状況証拠はどうみても有罪。しかも自由奔放な大輔は裁判でも勝手に発言、杏子を翻弄。しかしその発言には法廷で闘うヒントも隠されていて、杏子はそこから戦いを有利に進めていく。実は大輔は初期の認知症で、それが発覚すると自分の弁護士人生に影響が及ぶと考えわざと酒を飲んだというのが真相。一方裁判所では脇坂が杏子に接触。脇坂から聞かされた話から壮一郎の疑惑がますます深まる…というのが2話のストーリー。前回多田との“いちゃいちゃ”が話題となった光太郎だが、今回も水原希子演じるパラリーガルの円香みちるにアプローチしたり新たな面を見せ、視聴者から「可愛さが溢れる」「可愛さが爆発してた」などの反応が多数寄せられいたほか、「意外と演技よい」「上手いな~やっぱり」などその演技を評価する声も多数。さらにラストでは宝石屋の店員役で元フィギュアスケーターの村上佳菜子が出演。「似てるなぁと思ったら、本人やった」「やっぱり村上佳菜子ちゃんだった」「佳菜子ちゃんがドラマに出ているよお~!」など、こちらもSNSで話題になっている。(笠緒)
2019年01月21日常盤貴子が主演を務め、唐沢寿明、小泉孝太郎、吉田鋼太郎、滝藤賢一、水原希子、北村匠海、賀来千香子ら豪華キャストが顔が揃えたTBS日曜劇場「グッドワイフ」が好評だ。その原作は2009年から7年間、アメリカで放送された大ヒットドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」。日本では2014年のシーズン4以降、長らく続編がDVDリリースされていなかったが、今年1月から7月にかけ、シーズン5からファイナルのシーズン7までを一挙リリースすることが決定!今回、シーズン1からファイナル・シーズンまでを約2分でチェックできる特別映像が公開された。●2分でわかる!海ドラ「グッド・ワイフ」の見どころ紹介ハリウッドの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、テレビ版のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞やゴールデン・グローブ賞を多数受賞してきた本作。この度到着したのは、これまでのシーズンの見どころをふり返る映像とシーズン6&ファイナル・シーズンの予告編だ。出産を機に弁護士を辞め家族を支えてきた専業主婦が、検事の夫が汚職・不倫スキャンダルで失職したことから、子どもたちを守るために16年ぶりに弁護士として復帰する――。主人公像の設定は原作と同じだが、日本版では、解決する事件や背景は現在の時代に即した独自の内容になっている様子。一方、原作は家族を最優先に生きてきた主人公アリシア(ジュリアナ・マルグリーズ)が、次々と迫り来る人生の厳しく難しい選択に迫られたとき、力強く、時にしたたかに“母として、妻として、女として”生き抜くために下す決断が大きな共感を呼び、とりわけ女性視聴者のハートをわし掴みにしてきた。特にシーズン5からファイナルにかけては、アリシアも真面目な“清廉潔白”な人間ではなく、自身のステップアップ、また野望のため事務所の独立、政界進出など“攻め”の展開を次々と仕掛けていき、ときには不倫も…。●主人公アリシアの心境を反映するファッションにも注目!また、守りから攻めの姿勢に移るに連れ、アリシアのファッションがゴージャスになっていく見た目の変化も見どころのひとつ。専業主婦時代の夫を引き立てる華やかで保守的な装いから、弁護士として社会復帰直後はダークなテーラードスーツ、そして社会的な地位を得ていくにつれ、自身の魅力を最大限表現するかのように、フェミニンで洗練されたスーツにシフトしていく。ファイナル・シーズンでは、子どもたちが成長し、独立のときを迎える。これまで夫への愛情が一切なくなっても、子どものために離婚せずに家族を支え続けたアリシアは“良き妻”のままフィナーレを迎えるのか!?それとも真に愛する男性と人生を新しく歩むのか!?彼女の決断を最後まで見届けてほしい。「グッド・ワイフ 彼女の評決」はシーズン5 DVD-BOX1とvol.1~6がリリース中。2月6日(水)よりDVD-BOX2、vol.7~11がリリース。さらにシーズン6、ファイナル・シーズンが順次リリース。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グッド・ワイフ 彼女の評決 [海外TVドラマ]
2019年01月20日「嵐」の大野智、櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤がゲストとともにトークやゲームで盛り上がるバラエティー「嵐にしやがれ」の1月19日(土)今夜放送回のゲストに女優の杉咲花が出演。「タカアンドトシ」は親友・相葉さんと富士山ツーリングに繰り出す。味の素「Cook Do」のCMで回鍋肉をおいしそうに食べる姿が話題になると「夜行観覧車」での演技も高く評価され、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ではヒロインの妹・美子役に抜擢、『湯を沸かすほどの熱い愛』で日本アカデミー賞をはじめ各映画賞に輝くと『無限の住人』への出演に『メアリと魔女の花』では声優としてアニメ映画初主演。昨年「花のち晴れ~花男 Next Season~」でヒロイン・江戸川音を演じ同作が大ブームを巻き起こすと秋には『パーフェクトワールド 君といる奇跡』で映画初主演。この1月からは大河「いだてん」に出演中の杉咲さん。そんな杉咲さんが今回「絶品パスタデスマッチ」企画に参戦。パスタ激戦区の群馬県・高崎からのキングオブパスタに、ひたひたカルボナーラ、名古屋の絶品あんかけパスタなど各地の絶品パスタが続々登場。杉咲さんと「嵐」メンバーは激ウマパスタにどんな反応をみせる!?そして相葉さんと親友だという「タカアンドトシ」は富士山にツーリングへ。3人の織りなすマル秘トークにも注目。また櫻井さんは話題の東大レゴ部を訪れ東大生のすさまじいレゴ作りに仰天。リアルすぎる圧巻レゴジオラマは必見。さらに櫻井さんの感性が爆発したレゴ作品も。今回ゲスト出演した杉咲さんは1月25日(金)から公開される映画『十二人の死にたい子どもたち』に出演。同作は12人の未成年の少年少女が織りなす密室サスペンス。安楽死を求め廃病院の密室に集まった12人の未成年。彼らはそこで13人目のまだ生あたたかい死体に遭遇、突然の出来事に彼らの安楽死は阻まれる。この12人の中に殺人鬼が――?死体の謎と犯人をめぐり、疑心暗鬼の中、うそとダマしあいが交錯するなかで12人の死にたい理由が生々しくえぐられいく…という物語。杉咲さんのほか、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、とまんら若手キャストが大集結する。「嵐にしやがれ」は1月19日(土)21時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2019年01月19日「一緒にタピオカ飲む?」と声を掛ける新田真剣佑(22)と、その気遣いに「さすが!」と反応する北村匠海(21)。取材現場で、息ピッタリだった2人はプライベートでも大の仲よしという関係。北村が、個展を開くほどの写真好き、ということで、このたび本誌のために、新田を撮り下ろしてもらった!いちばん愛用しているという古いデジカメとフィルムカメラを持参して、やる気満々の北村。仕事で新田を撮るのは初めてだという。撮影中、カメラの液晶モニターをチェックして「いいね!いいね!」と大満足の新田は、ついつい満面の笑みをカメラに向けてしまうけれど、「笑わないで真剣な表情で。クールめに」と北村から指示されていた。2人の最新共演作は、話題の映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)。集団安楽死を求めて12人の未成年が廃病院に集まるが、そこには13人目のまだ生あたたかい死体があり……。北村「僕がもし(新田演じる)シンジロウ役って言われたら不安で仕方ないくらいのセリフ量で。物語の後半はシンジロウが大活躍で、いろいろな要素を全部まとめていく大事な役だから、本当にすごいなって思いながら見ていました」新田「匠海は、最後においしいところをもっていくので……」北村「すいませんね、頑張ってしゃべってるのに(笑)」新田「そのために僕は積み上げてきて、はいどうぞ、という感じで」北村「一発入魂タイプなので(笑)」と、インタビューでも仲よしぶりが止まりませんでした!
2019年01月18日常盤貴子が19年ぶりにTBS日曜劇場で主演を務める「グッドワイフ」が1月13日から放送開始となった。唐沢寿明、小泉孝太郎、吉田鋼太郎、滝藤賢一に水原希子、北村匠海、賀来千香子と錚々たる顔ぶれでおくる本作の第1話に視聴者はどんな反応を寄せたのだろうか。巨匠・リドリー・スコット製作総指揮による海外版を原作に、オリジナル要素を加えて描く本作で常磐さんが演じるのは、東京地検特捜部長である夫が汚職で逮捕され、さらに不倫スキャンダルまで発覚するなかで、16年ぶりに弁護士に復帰する蓮見杏子。その他のメインキャストに杏子の夫・壮一郎には唐沢寿明、杏子の司法修習生時代の同期で神山多田法律事務所の代表・多田征大には小泉孝太郎。壮一郎の後任の特捜部長・脇坂博道役には吉田鋼太郎。壮一郎の部下だった佐々木達也には滝藤賢一。多田の事務所のパラリーガル・円香みちるには水原希子、1つの採用枠をめぐり杏子と争うことになる新人弁護士・朝飛光太郎には北村匠海、多田とともに事務所の共同代表を務める神山佳恵には賀来千香子。初回はゲストに武田鉄矢らを迎えた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。初回は杏子が壮一郎の逮捕から数か月後、かつての同期である多田が手を差し伸べたことで弁護士に復帰。過激な言動が売りの人気キャスター・日下部 (武田さん)が、ネット番組でスーパーでの幼女行方不明事件を取り上げた際、犯人は母親の可能性が高いと放送したことで、追い詰められた母親が自殺。父親が日下部を名誉毀損で訴えた裁判を担当することになるところからスタート。日下部も対抗し名誉棄損で訴える訴訟合戦となるなか、久々の法廷に慣れない杏子が悪戦苦闘しながらも、日下部の“ウソ”を暴いていくストーリーを軸に、壮一郎を落としたい脇坂と今は脇坂の部下となった佐々木の関係性も描かれた。そんな1話、かつて杏子に好意を寄せていた壮一郎は、杏子と採用枠を争う光太郎とも仲睦まじい姿を見せるのだがこの仲良しぶりが“濃厚”で「まさかあんなにじゃれ合うとは」「2人がわちゃわちゃイチャイチャしてる所がツボ」「小泉孝太郎くんと北村匠海くんのいちゃいちゃがとても気になりつつ来週も見ます」などの声が多数。また「あそこでBUMP流れるの反則、、、泣いた」「BUMPのauroraが最高だった」など、ラストを彩ったBUMP OF CHICKENによる主題歌「Aurora」にも感動したという反応がいくつも寄せられている。(笠緒)
2019年01月14日モデル・俳優のとまんが、映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)に出演していることが11日、明らかになった。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗という若手豪華キャスト情報が発表されると、解禁と同タイミングでワーナーブラザースジャパン公式Twitterに投稿された特報映像の再生数は24時間で600万回を突破。公式Youtubeにアップされた新たな予告編も24時間で100万再生を超える大反響となった。さらに今回明らかになったとまんが演じるのは、安楽死を求め廃病院の密室に集まった12人の未成年たちの前に立ちはだかる、ルール違反の"13人目"=死体役。「彼は誰なのか」「なぜ死んでいるのか」「自殺なのか、他殺なのか」という謎をめぐり、疑心暗鬼の中でウソとダマしあいが交錯し、12人の死にたい理由が生々しくえぐられていく。また、公開を記念して、とまんが死体役を生実演。とまん自らが19日、新宿ピカデリーの1Fエントランスに死体役として登場する。時間は正午から不定期で、劇場オープン時より整理券配布の上、各回人数制限を設け複数回実施する予定。
2019年01月11日岡田准一、土屋太鳳、白石麻衣、北村匠海が“旅人”に扮した「ソフトバンク」の新CMが、1月12日(土)よりオンエアされることが分かった。今回の新CMは、架空の国“ギガ国”を通じて様々なサービスを紹介していく「ギガ国物語」シリーズ。慢性的なギガ不足に悩むギガ国を訪れた個性豊かな4人の旅人と1体のロボットが、色々な問題に直面していくというストーリーで、岡田さん演じるリアクションや声が大きいリーダー・オカダ、土屋さん演じる真面目で純粋な妹的存在のタオ、白石さん演じる常に冷静沈着で凛々しいシライシ、北村さん演じる気弱で他力本願ながら愛されキャラ・タクミの4人の旅人と、高性能AI搭載ロボット・サトウが登場する。明日放送スタートする「はじまり」篇では、旅人たちが砂嵐の中を進んでいくと、ギガ国の街並みが現れる。そこでは、ギガを求めて泣き叫び、争う人々の姿があった。街の中心部“Wi-Fi エリア”は、足の踏み場もないほどにスマホを手にした人たちで埋め尽くされており…。冷静に状況をレポートする様子や、「この国は、どうが(動画)してるぜ!」と叫ぶなど、コミカルなシーンが展開される。“ギガ国”の市街地は、スタジオの中にセットを組み作られたそうで、細やかな部分までこだわって作られた。そんなセットは、多くの映画に出演する岡田さんも「すごいですよね。(丁寧に作り込まれた)セットが。衣装なども含めて、映画関係者がうらやむようなスケール感ですね。世界の映画クラスだと思います」と大絶賛するほど。また「Wi-Fi エリア」での撮影シーンは、分厚いコートにマントの重ね着など重装備となったキャストたち。土屋さんと白石さんの衣装を見た岡田さんは「2人とも似合うよね、こういう格好が」「めっちゃ戦えそうだもん!」と言うと、すかさず土屋さんも「いや、岡田さんの方が戦えそう」と。その後も衣装についてやりとりがあり、和やかな雰囲気の中での撮影が始まったという。なお、20日(日)からは「Wi-Fi 難民」篇のCMもスタート。街で国民の様子を伺う彼らは、ギガが足りないことを改めて実感するという流れ。終盤には、「ギガー!」と叫ぶタクミに、シライシが「うるさい!増えないって言ってんだろ!」と強い口調で言い放ち、頬をつまんで止めるシーンがあるのだが、撮影では監督から「もっと力強く!」という指示が飛び出したそう。その度に「大丈夫ですか?」と北村さんを気遣いつつ、そしてOKが出ると白石さんが「すみません!ありがとうございました」と、申し訳なさそうに北村さんに向けて手を合わせる一幕もあったそうだ。ソフトバンク「ウルトラギガモンスター+」新TVCM ギガ国物語「はじまり」篇は1月12日(土)より、ギガ国物語「Wi-Fi 難民」篇は20日(日)~全国にて放送。(cinemacafe.net)
2019年01月11日ソフトバンクが、岡田准一、土屋太鳳、白石麻衣、北村匠海を起用した新TV CMシリーズ「ギガ国物語」の放映をスタートすることが11日、明らかになった。CMは12日より順次放映される。同CMは、スマホでの動画視聴やSNS利用が一般的となり、ギガの消費が激しい現代を表した架空の国「ギガ国」を訪れた旅人が、さまざまな問題に直面する様子を描く。岡田演じるリーダーの「オカダ」、土屋演じる真面目で純粋な妹的存在の「タオ」、白石演じる常に冷静沈着でりりしい「シライシ」、北村演じる気弱で他力本願ながら愛されキャラの「タクミ」という4人の旅人と、高性能AI搭載ロボット「サトウ」が登場する。ギガ国物語「はじまり」編では、街の中心部、「Wi-Fiエリア」へひしめく国民を見た旅人たちが驚き、オカダが。「この国は、どうが(動画)してるぜ!」「人々はギガがないと楽しめない。つまり、リア充かどうかは、ギガ充かどうかだ!」と叫ぶ。さらに地面が大きく揺れ動き、4人と1体の目の前にあるものが現れ「この国を救えるかも……」と、光明を見い出す。ギガ国物語「Wi-Fi 難民」編では、Wi-Fi エリアを求めて走り回る学生たちの姿に、タオやタクミが「ギガー!」と叫び、オカダとシライシに「叫んでもギガは増えない!」と一喝されるという内容になっている。CMの舞台となった「ギガ国」の世界観には、岡田も「すごいですよね、セットが。衣装なども含めて、映画関係者がうらやむようなスケール感ですね。世界の映画クラスだと思います」と絶賛。また、「Wi-Fi エリア」撮影シーンでは、砂嵐の中をくぐり抜けてきた末にたどり着くという設定のため、分厚いコートにマントの重ね着、手にはグローブ、さらに防塵マスクに無骨なゴーグルを携行する重装備となったが、岡田は土屋と白石に「二人とも似合うよね、こういう格好が」と声を掛ける。「え?」と不思議がる土屋に、岡田が「めっちゃ戦えそうだもん!」と言うと、土屋は「いや、岡田さんの方が戦えそう」ともっともな意見。白石の衣装についている花に岡田と土屋が反応したりと、和やかな雰囲気の中での撮影がスタートした。ギガ国物語「Wi-Fi 難民」編の終盤、「ギガー!」と叫ぶ北村の頬を、白石が「うるさい! 増えないって言ってんだろ!」と言いながら両手で掴むシーンの撮影では、監督から「もっと力強く!」の指示が出る。白石は「大丈夫ですか?」と北村を気遣い、OKが出ると「すみません! ありがとうございました」と申し訳なさそうに手を合わせる。しかし撮影後、「人の頬をつねったのっていつ以来ですか?」と尋ねられると、「けっこう(乃木坂46の)メンバーの頬をつねってるんですよ(笑)。 う~ん、久しぶりではなかったかもしれないです(笑)」と回答していた。
2019年01月11日安楽死志願の未成年十二人による密室サスペンス『十二人の死にたい子どもたち』。高杉真宙、橋本環奈、新田真剣佑、杉咲花ら若手注目俳優が出演することで話題の本作から、キャラクター写真と場面写真が到着した。先日、公式Twitterに投稿された特報映像が再生回数600万回(24時間)を突破し、『銀魂』や『ファンタビ』を超え、2018年ワーナー作品におけるNo.1の再生数を記録(ワーナー調べ)、予告編も大反響を呼んでいる本作。そんな徐々に盛り上がりを見せる中、今回新たに到着したキャラクター画像には、1番:サトシ(高杉さん)は「実験」、5番:シンジロウ(新田さん)は「絶望」、7番:アンリ(杉咲さん)は「復讐」、9番:ノブオ(北村匠海)は「代償」など、何やら二字熟語がそれぞれ添えられている。実はこれ、十二人それぞれが抱えている“死にたい理由”のヒント。さらに、片隅にはそれらを象徴するアイコンも記されている。また併せて、若手俳優たちひとりひとりが写された場面写真も公開。息の詰まりそうな廃病院の一室で繰り広げる、究極の心理戦の一部始終が収められている。若手人気キャストと堤監督にオーディションによって選び抜かれた注目キャストで贈る密室サスペンスをお見逃しなく。『十二人の死にたい子どもたち』は1月25日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:十二人の死にたい子どもたち 2019年1月25日より全国にて公開©2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会
2019年01月10日映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)のキャラクター画像が10日、公開された。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。キャスト情報が明らかとなると、解禁と同タイミングでワーナーブラザースジャパン公式Twitterに投稿された特報映像の再生数は24時間で600万回を突破し、『銀魂』『ファンタビ』を超え、2018年ワーナー作品におけるNo.1の再生数を記録(ワーナー調べ)。公式Youtubeにアップされた新たな予告編も24時間で100万再生を超える大反響となった。さらに中国でも関心を集め、公開が決定していない日本映画の予告、また無字幕の映像にも関わらず、再生回数は200万回を超えているという。公開されたキャラクター画像は、12人それぞれが抱えている“死にたい理由”のヒントとなる二字熟語が表され、画像の片隅にはそれらを象徴するアイコンが添えられている。さらに今回場面写真も一挙解禁に。杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈と2018年をことごとく席巻した若手オールスターキャストと、堤監督にオーディションによって選び抜かれた吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗ら将来の活躍が期待される新鋭たちのキャスティングが反響を呼んだが、今回公開された場面写真は彼らの息の詰まるような心理戦が垣間見える画像となっている。
2019年01月10日映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)のジャパンプレミアが9日に都内で行われ、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督が登場した。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。作品にちなみ、人生で「決断した場面」を聞かれたキャスト陣。「ロスで生まれて、日本に拠点を移したこと」(新田)、「大学を目指して勉強してたけど、芸能1本でやることを決めた」(北村)、「小学6年生の時に、福岡からの上京を決めたこと」(高杉)、「地元(沖縄)から上京したこと」(黒島)と、仕事に関わる決断を明かしていく。さらに、橋本も「本当に同じことで申し訳ないんですけど、私もそうなんですよ」としみじみ。「結果的にみんな年齢が近いので、節目となると、上京だったりに。福岡から上京するというのは、今までの人生の中では、一番大きな決断でした」と振り返った。決断の際の心境を聞かれると、「結構、ざっと! 潔く決断をしました」と力強く答えていた。
2019年01月09日映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)のジャパンプレミアが9日に都内で行われ、杉咲花、新田真剣佑、北村匠海、高杉真宙、黒島結菜、橋本環奈、吉川愛、萩原利久、渕野右登、坂東龍汰、古川琴音、竹内愛紗、堤幸彦監督が登場した。同作は、冲方丁による密室ゲーム・サスペンスを実写化。廃病院を舞台に、「死に方、タイミングが12人全員一致すること」という集団安楽死をするために集結した12人の未成年たちの前に、ルール違反の13人目の死体が現れ、ミッション達成が崩壊し出す。剥き出しになる12人の死にたい理由と、犯人捜しの追及が同時進行していく。12人のメインキャストが集結したジャパンプレミアでは、監督以外の全員が全身真っ白な衣装に身を包み登場。いくつかの質問が全員になされ、トータライザーに「YES」と答えた人数だけが示されていく。「12人の中に好きな人がいる?」という質問には、9人がYESと答え、真っ先に疑われた坂東は「押した。マッケン」と、あっさり自白。北村も「好きだよなあ、マッケン」と納得していた。「共演者のとんでもない秘密を知っている」という質問には、新田が「セリフ合わせに付き合ってもらってて、(萩原、渕野、坂東が)1週間くらい連続で家に泊まりにきてくれて……」とエピソードを披露。「坂東龍汰が隣に寝てくる。すると、足を絡めてくる」と高杉を使って実践すると、会場もざわつく事態に。坂東は「夏だから、冷房が逆に寒くて!」と弁解していた。また、新田は挨拶の際に「十二人の子どもたち……あれ?」とタイトルをマジボケし、「間違えちゃった」と頭をかく。杉咲は「この映画は、衝撃的な内容なのはもちろんそうなんですけど、ひとくくりにできない。アクションもないし恋愛も描かれてないのに、ハラハラドキドキしたりクスッとしたり、心がキュッとしたり、ひとくくりにできないのがこの映画」と表し、「意外な仕掛けがいっぱいある、秘密箱みたいな映画だと思います」と語った。
2019年01月09日