俳優の黒川想矢(14)が、日本テレビ系『シャカレキ! ~社会歴史研究部~』(毎週土曜後8:54~後9:00)に新入部員・不破亜久人(ふわ・あくと)役として加入することが19日、発表された。同番組では、時計坂高校の社会歴史研究部を舞台に、顧問と部員による、映画のような重厚感あるドラマを展開。土曜の夜に家族との会話が膨らむ、知的情報番組となっている。窪塚は2022年4月の放送開始から同研究部の部員・利寺シイ役として出演してきた。利寺シイ(窪塚愛流)が3月に卒業し、社会歴史部は顧問・真実コウヘイ(尾上松也)と、部員・小峰アンナ(中島瑠菜)の2人きりになっていた。小峰のこん身の新入生勧誘チラシが功を奏し、4月に時計坂高校に入学した新入生の亜久人、通称・ファクトが入部することが決定した。歴史は少し苦手だが、コンピューターが得意な天才ハッカーの「ファクト」役を演じる黒川は、5歳から芸能活動を開始し、2021年NHK BS時代劇『剣樹抄~光圀公と俺~』での了助役が話題となり、2023年に公開された映画『怪物』では、映画初出演にしてブルーリボン賞、日本アカデミー賞、大阪シネマフェスティバルのそれぞれで新人賞を獲得した。黒川は「初めて参加した『シャカレキ!』の撮影現場は、その場その場でみんなで作りあげていく雰囲気がすごく楽しくて、これからの撮影もとても楽しみです。きょうの収録ではまだ一緒のシーンがなかったのですが、尾上松也さんは、憧れの存在なのでこれからお会いして、一緒にお芝居をできるのがとても楽しみです」と期待を寄せた。そして「僕もファクトと同じで歴史は得意ではないけれど、とても興味を持っています。特に好きなのは鎌倉時代で、御家人と呼ばれていた武士たちの上下関係や関係性などがとても面白いと思います。資料を読んだりして探求していくのが好きなので、社会歴史研究部の活動が楽しみです!」と意気込んだ。さらに、自身が演じるファクト役について「ファクトはこれまで自分が演じてきた役柄にはいなかった、ちょっとお調子者でおちゃらけているという初体験のキャラクター。普段はおちゃらけているけれど、興味のあることには集中力を発揮する、その切り替えの部分に注目してほしいです!」と見どころを紹介。「僕自身はすごく陽気だったり、元気いっぱい!というタイプではないので、普段の自分とは違う性格のファクトを演じるのは楽しいです。自分自身と重なるのはパソコンが好きなところです。僕はハッカーではありませんが(笑)」と語った。
2024年04月19日韓国のTV・映画・演劇において、その年の選りすぐりの作品が揃う第60回百想(ペクサン)芸術大賞のノミネート作品が本日4月8日に発表。テレビ部門では、昨年世界的にもヒットしたディズニープラスオリジナル「ムービング」が作品賞や主演男優賞、新人俳優(男性/女性)など7部門にノミネートされ、映画部門は作品賞・監督賞ほかファン・ジョンミンとチョン・ウソンが主演男優賞に揃ってノミネートされた『ソウルの春』(原題)が7部門ノミネートとなった。今年で60回目の節目を迎える百想(ペクサン)芸術大賞は、過去1年間に放映、上映、または公演されたTV・映画・演劇部門の制作陣と出演者に授与する国内唯一の総合芸術賞。人気俳優や製作者らが一堂に会することから、“韓国のゴールデン・グローブ賞”とも呼ばれる。昨年は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」のパク・ウンビンがTV部門大賞を受賞し、話題を呼んだ。今回、映画部門には日本未公開の作品が多いものの、TV部門には現在配信中で注目を集めるディズニープラスやNetflixのドラマも続々。「涙の女王」からはキム・スヒョンが演技賞(男性)にノミネートされている。授賞式は5月7日(火)に行われる予定。主な候補作品・候補者は以下のとおり。映画部門作品賞『クモの巣』(原題)『露梁:死の海』(原題)『ソウルの春』(原題)『コンクリート・ユートピア』『破墓』(原題)『コンクリート・ユートピア』監督賞キム・ソンス『ソウルの春』キム・ハンミン『露梁:死の海』リュ・スンワン『密輸』(原題)オム・テファ『コンクリート・ユートピア』チャン・ジェヒョン『破墓』最優秀演技賞(女性)キム・ゴウン『破墓』ラ・ミラン『市民ドクヒ』(原題)ヨム・ジョンア『密輸』(原題)イ・ハニ『キリング・ロマンス』(原題)チョン・ユミ『スリープ』『スリープ』最優秀演技賞(男性)キム・ユンソク『露梁:死の海』イ・ビョンホン『コンクリート・ユートピア』チョン・ウソン『ソウルの春』チェ・ミンシク『破墓』ファン・ジョンミン『ソウルの春』助演賞(女性)キム・ソニョン『コンクリート・ユートピア』ヨム・ジョンア『宇宙+人 2部』(原題)ヨム・ヘラン『市民ドクヒ』イ・サンヒ『ロ・ギワン』チョン・スジョン『クモの巣』助演賞(男性)キム・ジョンス『密輸』パク・グニョン『ピクニック』(原題)パク・ジョンミン『密輸』ソン・ジュンギ『ファラン』(原題)ユ・ヘジン『破墓』GUCCI IMPACT AWARD:コミュニティの格差や公平性に対する声を色濃く描き、より良い明日をつくることに貢献した作品に贈られる賞『ビニールハウス』『あなたと私』(原題)『ビニールハウス』『秘密の丘』(原題)『世紀の愛』(原題)『市民ドクヒ』新人演技賞(女性)コ・ミンシ『密輸』キム・ヒョンソ『ファラン』ムン・スンア『秘密の丘』オ・ウリ『地獄万歳』(原題)イム・ソヌ『世紀の愛』新人演技賞(男性)キム・ソンホ『貴公子』キム・ヨンソン『ビックスリープ』(原題)イ・ドヒョン『破墓』チュ・ジョンヒョク『万分の一秒』(原題)ホン・サビン『ファラン』キム・ソンホ『貴公子』テレビ部門作品賞「良くも、悪くも、だって母親」「ムービング」「悪鬼」「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」監督賞パク・インジェ「ムービング」イ・ミョンウ「少年時代」(原題)イ・チャンヒ「殺人者のパラドックス」チョン・ジヒョン「庭のある家」ハン・ドンウク「最悪の悪」「最悪の悪」最優秀演技賞(女性)ラ・ミラン「良くも、悪くも、だって母親」アン・ウンジン「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」オム・ジョンファ「医師チャ・ジョンスク」イ・ハニ「夜に咲く花」(原題)イム・ジヨン「庭のある家」「庭のある家」最優秀演技賞(男性)キム・スヒョン「涙の女王」ナムグン・ミン「恋人~あの日聞いた花の咲く音~」リュ・スンリョン「ムービング」ユ・ヨンソク「運の悪い日」イム・シワン「少年時代」キム・スヒョン「涙の女王」助演賞(女性)カン・マルグム「良くも、悪くも、だって母親」シン・ドンミ「サムダルリへようこそ」ヨム・ヘラン「マスクガール」イ・ジョンウン「運の悪い日」チュ・ミンギョン「ヒップタッチの女王」助演賞(男性)リュ・ギョンス「ソンサン -弔いの丘-」アン・ジェホン「マスクガール」イ・イギョン「私の夫と結婚して」イ・ヒジュン「殺人者のパラドックス」チ・スンヒョン「高麗契丹戦争」新人演技賞(女性)コ・ユンジョン「ムービング」キム・ヒョンソ「最悪の悪」ユナ「誘拐の日」イ・イダム「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」イ・ハンビョル「マスクガール」コ・ユンジョン「ムービング」新人演技賞(男性)キム・ヨハン「殺人者のパラドックス」イ・シウ「少年時代」イ・シンギ「最悪の悪」イ・ジョンハ「ムービング」イ・ジョンウォン「夜に咲く花」イ・ジョンハ「ムービング」(上原礼子)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-コンクリート・ユートピア 2024年1⽉5⽇より全国にて公開© 2023 LOTTE ENTERTAINMENT & CLIMAX STUDIO, INC. ALL RIGHTS RESERVED.ビニールハウス 2024年3月15日よりシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開© 2022 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED貴公子 2024年4月12日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2023 GOLDMOON PICTURES & STUDIO&NEW. All Rights Reserved.スリープ 2024年6月28日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2023 SOLAIRE PARTNERS LLC & LOTTE ENTERTAINMENT & LEWIS PICTURES ALL Rights Reserved.
2024年04月08日俳優の北村総一朗が23日に自身のアメブロを更新。まさかと思った“戦友”の訃報に悲痛な胸中を吐露した。この日、北村は「寺田農が逝った。まさかそんな」と14日に肺がんのため亡くなった俳優の寺田農さんの訃報に言及し「唇が震えて言葉が出ない」と驚いた様子でコメント。寺田さんについて「文学座の第一期生として共に演劇を学んだ戦友」だといい「当時は、未だ早稲田大学の学生で、養成所の三十人強の中で最も若く幼さを残した美少年だった」と振り返った。続けて「私より七歳も年下の彼が、さっさと逝ってしまった」とコメント。「俺の病を心配して、電話で『頑張れ』と言ってくれたじゃないか。テラ、お前が先に逝ったらいけないよ。これ以上、言葉なんて出ないよ」と悲痛な胸中を吐露し、寺田さんに「おつかれさま。それじゃ、またな」と呼びかけ「合掌」と追悼した最後に「文学座養成所第一期生同窓会。中央に座っているのは、故樹木希林さん。その後ろに立つ寺田農さん、一人置いて左側に立つ私」と当時の写真を複数枚公開。「寺田くんと、一緒に。真ん中は同窓生のお嬢さん」と寺田さんらとの3ショットも公開しつつ「寺田農くんは忙しい中、同窓会には必ず顔を出していた」と回想し、ブログを締めくくった。
2024年03月24日映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』日本語吹替版で主人公のウィリー・ウォンカ役を務めた花村想太(Da-iCE)のインタビュー映像が公開された。『チョコレート工場の秘密』で有名な工場長ウォンカ(ティモシー・シャラメ)の“夢のはじまり”が描かれる本作。日本語吹替版では花村、チョコレートプラネットの松尾駿と長田庄平、松平健といったキャスト陣が、セリフだけでなく全13曲におよぶ楽曲も担当している。公開された映像では、何度でも観てほしいシーンとしてヒュー・グラント演じるウンパルンパが“プレミアムエコノミーじゃ物足りない”と歌うシーンをピックアップ。花村は「最近プレミアムエコノミーに乗ったが、物足りなかった。いつかファーストクラスに乗れる人になりたい」と笑顔で話している。ウォンカと自身の似ている部分については、夢をひたむきに追いかける姿や、自分がやりたいと思ったことをやる際の集中力にシンパシーを感じているそうで、「自分の好きなことで、楽しくお仕事をしているところが似ていると思います」と語った。また、幼少の頃から自分のチョコレート工場を構えることを夢見ていたウォンカにちなみ、花村の幼少期の夢について話が及ぶと、「小学生から中学3年生までは歌手になりたいっていうことを口に出して言えなかった」と明かした。続けて「パン屋になるっていう2番目の夢を口にしていたけれど、もっと歌のことについて勉強したいと思って、高校受験をせずに音楽の世界に入った」と、当時の複雑な思いを振り返りながら、「ウォンカがチョコのことばかり勉強して文字もわからないぐらいにチョコレートにのめりこんでたっていうところがなんかちょっと自分と重ねちゃうな」と話し、「大きい夢を追いかけるっていうのは良いことだなというか、大事なことなんだな」と、本作を観て改めて思ったという。花村にとって初の吹き替え挑戦となる本作では、いかにティモシーを表現しつつ、自分の良さをそこに隠し味で入れられるかを意識したとのことで、「カレーにはちみつぐらいの隠し味を入れられるかどうかっていうところが重要だなと思っていた」と語った。最後に「吹き替えしか見てないっていう方も、どっちも観てないってあなたにも必ず楽しんでいただける作品になっているので、ぜひとも2回3回いや4回、たくさん見ていただけたらと思います!」と視聴者へ向けてメッセージを送った。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』花村想太 インタビュー映像<リリース情報>映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』3月8日(金) よりデジタルダウンロード販売開始4月10日(水) よりデジタルレンタル開始4月26日(金) より4K UHD、ブルーレイ、DVD発売開始ブルーレイ、DVDレンタル開始公式サイト: Warner Bros. Entertainment Inc. and Village Roadshow Films (BVI) Limited. All rights reserved.
2024年03月01日ティモシー・シャラメ主演『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のプレミア配信が開始された。また、ウォンカ役の日本語吹き替えを担当した花村想太(Da-iCE)のコメント付き予告編が到着した。世界的名作『チョコレート工場の秘密』の“夢のはじまり”を描く本作は、世界77のマーケットの中で、60の国と地域でNo.1スタートをきり、日本でも公開初週に動員・興行収入共に堂々の初登場第1位を記録した話題作だ。ティモシー・シャラメ主演映画としても動員・興行収入共に最高のオープニング成績を残した。公開5週間で北米興収1億7620万ドル、世界興収は3億2910万ドルで、全世界総興収は5億ドルを突破し、いまもなおチョコレートの魔法が世界中を席巻中。映画批評サイト“Rotten Tomatoes”ではオーディエンススコア91%(23/12/18時点)を記録した。また日本語吹替版では、キャストたちがセリフだけでなく、全13曲に及ぶ楽曲も担当。主人公ウォンカ役を人気男性アーティスト「Da-iCE」でボーカルを務める花村想太が演じ、高い歌唱力と表現力で大きな話題となった。さらに、警察署長&神父には大人気お笑いコンビ「チョコレートプラネット」、そして松平健が小さな紳士ウンパルンパ役を務めるなど、演技力&歌唱力を兼ね備えた豪華日本語吹き替えキャストたちが、さらに映画を彩っている。Prime Videoでは、ティモシー・シャラメ演じるウィリー・ウォンカがチャーミングな笑顔で歌う「Pure Imagination」を含む冒頭10分の字幕版が無料公開されている。未来への期待たっぷりに憧れの地に降り立ち、いつか自分のチョコレートのお店を構えることを夢見るウォンカ。ホットココアもすぐに固まってチョコレートになってしまうような寒い夜、ウォンカは怪しい男に格安の宿屋へ案内される。暖かい部屋の中、お酒でもてなされたウォンカは、数メートルもある宿屋の契約書にサインを求められる。宿屋にいた小さな女の子から「契約書をよく読んで」と注意されるが、宿屋の主人にはサインを促され…。憧れの地で早速不穏な雰囲気だが、ウォンカの運命はいかに?ミュージカル調に踊りを披露したティモシー・シャラメの、華麗なターンやステップにも注目だ。『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は各種プラットフォームにてプレミア配信中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ウォンカとチョコレート工場のはじまり 2023年12月8日より全国にて公開© 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved.
2024年02月09日黒毛和牛の価値を伝え続ける、イノベーティブ和牛割烹料理店クラシック×イノベーティブ、至高のコース料理高級なエンターテイメントとともに可能性を切り拓く黒毛和牛の価値を伝え続ける、イノベーティブ和牛割烹料理店伝統とモダンが共存する、隠れ家的な空間で味わうイノベーティブ和牛割烹料理海外からも多くの飲食店が集まり、また食文化としての注目度も高い銀座の地に、「和(日本)を想い、“和牛”を世界に伝道する」をコンセプトとするお店【銀座 和牛想榮】がオープンしました。使用しているのは、神戸牛、松阪牛、米沢牛、前沢牛など独自のルートで仕入れたA5ランクの最高級黒毛和牛。それらの素材のおいしさを活かし、また一番良いポテンシャルを引き出せるようにと「和」を感じさせる調理法にフレンチやイタリアンなど様々な技法を取り入れた料理で楽しむことができる、イノベーティブ和牛割烹のお店です。クラシック×イノベーティブ、至高のコース料理これまでロイヤルパークホテルやヒルトンホテルを中心に、鉄板焼きや洋食レストランなどで研鑽を積んでこられたという村田勝世料理長。村田氏を筆頭に、同店の料理人たちがこれまで築いて来たキャリアを総動員したというクラシック×イノベーティブの融合は、『想榮おまかせコース』で楽しむことができます。メニュー一例(季節により内容変更があります。)フレッシュキャビアと牛肉タルタルプチプチ食感と、控えめなねっとり感がプレミア感を増してくれる、『フレッシュキャビアと牛肉タルタル』。個性の強い食材のマリアージュを、焼きたての蕎麦粉入り自家製パンケーキにのせて愉しみますすきやき和牛本来の旨みを最大限引き立てる味わいを追求した、という一品。ソースにはシェリー酒と津軽りんご100%を使用するなど、日本食の代名詞である「SUKIYAKI」にフレンチのエッセンスを取り入れたメニューとなっています牛肉寿司銘柄牛の美味しさを、日本の伝統料理「寿司」の世界観で楽しむ一品。サーロイン、フィレ、ランプの3種を使用してそれぞれの味わいに仕上げられた牛肉寿司は、牛肉の奥行を感じられるものにシャトーブリアンステーキカウンター席目の前の鉄板で、ベストな状態に焼き上げてもらう厳選銘柄黒毛和牛の『シャトーブリアンステーキ』5種の調味料と楽しむ『シャトーブリアンステーキ』は、あえてカットせずに厚みのある状態で提供することで、お客様に切っていただく楽しみも感じてもらいたいとの想いが込められているそう炊き立て土鍋ご飯のお食事〆の土鍋で炊き上げるお米は、新潟県佐渡産有機栽培コシヒカリが使用されています。澄まし赤だし、香の物、佃煮などとともに抹茶ティラミス、ヴァニラアイス添え旬のフルーツを使用したデザートも、もちろんシェフの手作りカウンター席の目の前には、間近でシェフの熟練の技とこだわりの調理法を見ることができる「TEPPANYAKI」が。 インバウンド需要も高まる中、ライブ感あるオープンキッチンのエンターテイメント性と、「寿司」や「SUKIYAKI」などの日本らしい伝統を感じられるお料理の数々は、まさに「“和牛”を世界に伝道する」のに適した場所、と言えそうです。ワインを中心にジャパニーズウィスキーやこだわりの日本酒など、料理をひきたて会話が弾むドリンクの数々も揃います高級なエンターテイメントとともに可能性を切り拓くあえて昔の職人たちの技術がうかがえる梁や柱をダイナミックに施し、モダンなデザインと融合させたという、日本特有の美意識である「侘び寂び」を表現した空間内装のデザインコンセプトは、「洗練された都市、銀座で古民家改修を行う」。その言葉通り、店内の簾や、梁や柱として見える長く太く重い古木は、まるで古民家を改修したあとかのよう。それでいて、窓から見える銀座の夜景にぴったり寄り添ったかのようなモダンな印象を受ける店内は、清新が同居する、洗練と風情があふれた空間に。日本特有の美意識である「侘び寂び」を表現しているそうです。一期一会、この時限りの味として、熟練の料理長がお客様の細やかなニーズに即応するアレンジをしてくれるのも、国内外問わず、食を楽しみたい人を連れて行きたいと思えるポイントに。「和牛」の素材を様々な技法で丁寧にアップデートしたお料理を堪能することができる『想榮おまかせコース』、ぜひ大切な方と、心ゆくまで楽しんでみては。銀座 和牛想榮【エリア】新橋/汐留【ジャンル】鉄板焼き【ランチ平均予算】-【ディナー平均予算】-【アクセス】銀座・新橋駅徒歩5分、有楽町駅徒歩7分
2024年02月06日俳優の北村総一朗が27日に自身のアメブロを更新。がんのMRI検査の結果を報告した。この日、北村は「重粒子線治療後の6ケ月点検の為、私にとって厳しい現実の待つQST病院へと妻と共に向かいました」と妻と一緒に病院を受診したことを報告。「40分ばかりのMRIの検査を終えて、その結果に躊躇逡巡しながらも、診察室へと向かいました」と述べ「主治医の先生と画像を見ます」と診察中の様子をつづった。続けて「8mm程度の癌は未だにいるものの、発見時に比べて成長してるわけでも無く、転移も今のところ見当たらない」と検査結果を明かし、医師からは「経過は頗る順調です」と言われたことを報告。「先生の言葉に、やっと安堵して、妻を見ます。ニコッと笑い返す妻」と述べ「ああ、これが幸せの姿かと、しみじみ噛み締める瞬間です」とコメントした。一方で「抗がん剤は続けること、今後、3ヶ月ごとの定期検診は受ける事を言い渡されました」と明かし「帰ろうとした待合室に、何と高校時代の同窓生が、私を尋ねて、待ってくれていたのです」と説明。「嬉しさに胸が熱いです」と感激した様子で述べ「若かりし高校時代が昨日のように蘇り、思い出話に尽きる事なく花が咲きます。貴重で楽しいひとときでした」と振り返った。最後に「楽しい時間の最後は矢張り、同窓生の逝去の便りです」と明かし「『ああ彼もか』『えぇ彼女も』と驚嘆し、その死を悼むと同時に、淋しい諦観の情が湧くのです」とコメント。「そうか、行くべき時に行くべきところに逝ったんだ。『お疲れ様』と思うのです」と述べ「僕らは決して沈鬱にはなりません。残された時間を、粉骨砕身、進み続けるのみです」とつづった。
2024年01月29日●念願の声優初挑戦「過酷で難しかった」4オクターブを誇る歌唱力を生かし、ミュージカルでも活躍しているDa-iCEのボーカル・花村想太。映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)では主人公ウォンカの吹替声優に抜てきされ、本作でも歌声を披露している。念願だったという声優に初挑戦した花村にインタビューし、本作への参加がどんな経験になったのか、そして、俳優業や来年デビュー10周年を迎えるDa-iCEへの思い、今後の抱負など話を聞いた。○■『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』主人公ウォンカ役の声優に『チャーリーとチョコレート工場』(2005)で有名な工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”を描く本作。セリフに加え、劇中に登場する全13曲の楽曲も同じキャストが吹替をする完全吹替版で、花村は魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人である主人公ウィリー・ウォンカ役を務めた。花村はここ数年、「声優のお仕事がしたい」と希望していたという。「ミュージカルなど舞台を経験させていただく中で、自分の表情や動きではなく声だけを使って表現してみたいと思うように。声とたくさん向き合ってきましたが、この声を使って新しいことに挑戦して表現していきたいと思うようになりました」念願の声優の仕事、しかも歌唱もあり、「幸せでした」と大満足の様子。「声で表現するというのは自分にとってすごくやりがいがあり、さらに歌も歌わせてもらえるというのは、最高という言葉以外の何物でもないなと思いました」と語った。実際に声優に挑戦した感想を尋ねると「想像していたよりも過酷で難しかったです」と回答。「ミュージカルでステージに立つのと少し似ているのかなと思っていましたが、全然違う感覚でした。舞台でお芝居する時は、もちろん演出もありつつ、ステージに上がると自分のテンポや声色など、その時の気持ちで変えられますが、これはティモシーさんのお芝居ありきでやるので」ティモシー・シャラメ演じるウォンカを見て、花村は「声色がズシっとしている」という印象を受けたものの、アフレコでは監督から「夢を追いかけている青年のような、もう少し純粋で少年らしい声」を求められたそうで、「そこを表現するのがすごく難しかったです」と吐露しつつ、「低い声色のところもあれば、純粋に夢を見ているところは少年っぽくしたので、いろんな声色が楽しめると思います」と語った。○■声優初挑戦で新たな引き出し「ラッキーだなと」声優という新しい形で自分の声を向き合ったことで学びも多かったという。「例えば、周波数が声優さんと違うなと感じたところがあって、2日目から声の質感、響きを少し追加したり。また、最初の頃、空間の音が入ってシャリシャリ感が気になったのですが、マイクから離れていたからだと気づき、次の日から距離を近くして空間が入らないようにしました」声質を意識して演じたことは、ほかの仕事にも生かせる武器になると感じているそうで、「一つの声色の引き出しとして持っていけるので、ラッキーだなと思います」と笑顔で話した。夢を叶えるために奮闘する純粋無垢なウォンカを象徴する、主題歌「ピュア・イマジネーション」の歌唱においても、今後の活動にプラスになりそうな学びがあったという。「『Come with me~』という歌い出しなのですが、それを日本語だと『おいで~』という言葉で表現しなきゃいけない。英語だと『カム』『ウィズ』『ミー』と単語が一つ一つはっきりしていて、そのリズムに乗せながら『お~い~で~』と歌うのは難しかったですが、『お』『い』『で』という一文字にそこまでこだわってつなげていくというのは、自分がやっている音楽にも生かせそうだなと思いました」そして、自身の成長とウォンカの成長がうまくリンクしたと手応えを口に。「冒頭から順番に録らせていただいたので、自分が成長していく過程と、ウォンカが困難を乗り越えながら夢に向かって成長していく過程がリンクしていて、成長劇としてもいい作品になっていると思います」●俳優業で得たものをDa-iCEに還元最近では、ミュージカル俳優としても活躍しているが、Da-iCEの活動だけでは気づかなかった課題や学びがあると実感しているという。「Da-iCEという“島国”の中でお仕事していたら気づかなかったことがあるなと。声の発生の仕方や、キャラクターの作り方などが変わってきていて、少しずつ成長していく過程を楽しんでいます」自身の希望としてアーティスト活動だけでなく俳優業にも挑戦したいと考えていたのか尋ねると、きっかけはオファーがあったからだと説明。そして、「最初に舞台のオファーをいただいた時は断ろうと思っていました」と明かした。だが、母親に相談すると、「お仕事が欲しくてもなかった時代を思い出してみたら? 断るという選択肢なんてあったかな?」と言われ、「そんな選択肢はなかったな」と駆け出しの頃の気持ちを思い出し出演を決めたという。そして、舞台初出演となった『ちるらん 新撰組鎮魂歌』の演出家・岡村俊一氏のおかげで、自身の一番のテーマに気づくことができたと明かす。「僕の中で『歌うように演技して、演技するように歌う』ということを大切にしているのですが、これは岡村さんに言っていただいた言葉で、『花村くんはそれができているよ』と言ってくださって、自分の音楽やお芝居を客観視すると確かにその言葉が僕の中にテーマとしてあるなと思いました」○■Da-iCEデビュー10周年の来年は「音楽1本でやろうと」そして、俳優業で得たものをDa-iCEに還元するという意識で活動していると語る花村。「こういうお仕事もDa-iCEというグループがあるからこそいただけると思うので、せっかくいただいた機会を糧にしっかり成長してDa-iCEにもう一度戻すことで、またいろんなお仕事につながっていくんじゃないかなと。これからも一つ一つのお仕事を大切にしながら、Da-iCEというグループを大きくしていけたらなと」意欲的に俳優業にも取り組んでいるが、来年は音楽活動に専念する予定だという。「毎年1本舞台に出させていただいていますが、来年はDa-iCEの(デビュー)10周年なので、舞台のお仕事はせず、音楽1本でやろうと思っています。とにかく来年の10周年は、Da-iCEがドームに立てるようにするために1年間突っ走り、その先にドームがあればいいなと思っています」俳優としての野望も尋ねると映像の仕事に意欲を見せた。「映像のお仕事は1、2回しかやったことがないのですが、久々にやってみたいです。昔やらせていただいた時に、やっぱり自分は映像ではなくナマモノがいいなと思い、『すみません』と言い続けていたんですけど、そろそろやってみたいなと思っています」●「夢を見る」大切さを改めて実感本作で演じたウォンカとの共通点も聞いてみると、「1つのことを考え出すと他のことが見えなくなるというのが共通点だなと思います。僕も音楽を作ったり、歌ったり踊ったりしている時は時間を忘れて没頭するタイプなので、そこは似ているなと思いました」と回答。さらに、「ウォンカはチョコレートのことばかり勉強して、ほかの勉強はしてこなかった。僕も音楽のことばかり勉強しすぎて、普通の勉強をおろそかにしていたので、そういうところも似ているなと思います」と笑った。本作は「夢見ることからすべては始まる」というメッセージが描かれているが、花村はその言葉にとても感化されたという。「『夢を持つ』と言うとすごく重いし強制感がありますが、そうではなく『夢見ることからすべては始まる』。夢を見ることで一歩踏み出せる、夢を見ることで夢が持てるという、もっとハードルの低いものでいいんだなと。『チョコを毎日食べたい』とか、そういう小さな夢を見つけることで、チョコを毎日食べるためにはどうしたらいいんだろうという気づきになると思いました」○■「小さい夢はたくさんあるんだな」と気づいたそして、自身についても「小さい夢はたくさんあるんだな」と気づき、そうすることで日々がより楽しくなると感じているという。「例えば、『キャンプしてバイク仲間で1泊して遊びたいな。そうするためにはキャンプ道具を買わなきゃな』とか。これも1つの夢なんじゃないかなと思い、これが派生していくと、『バイクショップを作りたい』といった大きい夢になっていくのかなと思いました」最後にファンに向けて「この作品は本当に心温まる作品です。ティモシーさんのお芝居だったり、いろんな俳優さんの思いが詰まっていると思うので、完全吹替版だけではなく字幕版も両方、2回見ていただけたらと思います」とメッセージを送った。■花村想太1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。Da-iCEのボーカル。4オクターブの高音ボイスが魅力で、楽曲制作も多数行う。作詞した「CITRUS」では「第63回日本レコード大賞」を受賞した。近年は舞台でも活躍。主演を務めたミュージカル『ジャージー・ボーイズ』(22)での演技が評価され、「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞」演劇部門新人賞を受賞した。バンド・Natural Lag、ユニット・UPSTARTとしても活動している。
2023年12月08日映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)の公開直前プレミアイベントが5日、都内で開催され、完全吹替版声優の花村想太、セントチヒロ・チッチ、松平健、チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、松本梨香、石井康嗣、武内駿輔が登壇した。『チャーリーとチョコレート工場』(2005)に登場した工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”を描く本作。吹替版では、劇中の全13曲もの歌とセリフを同一キャストが吹替を務め、魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人である本作の主人公ウィリー・ウォンカ役を花村想太、ウォンカの魔法を信じる孤独な少女・ヌードル役をセントチヒロ・チッチ、ウンパルンパ役を松平健、警察署長役を長田庄平、謎の神父役を松尾駿、ウォンカを騙す宿屋を営むスクラビットとブリーチャー役を松本梨香と石井康嗣、ウォンカの夢の邪魔をするチョコレート組合の1人・フィクルグルーバー役を武内駿輔が演じた。この日のイベントで、花村とチッチは、劇中で自信を失いかけたヌードルの背中をウォンカが勇気づけるようにデュエットする楽曲「フォー・ア・モーメント」を初披露。さらに、夢を叶えるために奮闘する純粋無垢なウォンカを象徴する本作の主題歌「ピュア・イマジネーション」をこの機会のみ特別に登壇者全員で歌唱した。花村は、「フォー・ア・モーメント」初歌唱お披露目した感想を聞かれると、「生のヌードルの声を聴きながら歌うのは初めてだったので、すごく神秘的な気持ちというか、やっとヌードルに会えたんだという気持ちになりました」とコメント。チッチは「『フォー・ア・モーメント』が流れる瞬間はとても大切な瞬間で、2人が少しずつつながっていくなと思える瞬間なので、今日初めて一緒に歌わせていただいて、花村さんの声に包まれながら歌う幸福感と、とってもうれしくてハッピーでした。ありがとうございます」を笑顔を弾けさせ、「すごく安心しながら皆さんと一緒に歌えることを楽しめました」と話していた。
2023年12月05日Da-iCEの花村想太、元BiSHのセントチヒロ・チッチが13日、東京・新宿バルト9で行われた映画『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』(12月8日公開)の主題歌歌唱イベントに登場。演じたキャラクターをイメージした衣装をまとい、主題歌「ピュア・イマジネーション」を初歌唱した。『チャーリーとチョコレート工場』(2005)に登場した工場長ウィリー・ウォンカの“夢のはじまり”を描く本作。吹替版では、劇中の全13曲もの歌とセリフを同一キャストが吹替を務め、魔法のチョコレートを作り出す純粋無垢なチョコ職人である本作の主人公ウィリー・ウォンカ役を花村想太、ウォンカの魔法を信じる孤独な少女・ヌードル役をセントチヒロ・チッチが務める。主題歌「ピュア・イマジネーション」は、コメディ俳優ジーン・ワイルダー主演で実写映画化した『夢のチョコレート工場』(71)で、工場長のウォンカが招待した子供たちにチョコレート工場を披露する場面で歌われた名曲。本作でもあのチョコレート工場への繋がりを予感させる感動のシーンで登場し、夢を叶えるために奮闘する純粋無垢なウォンカを象徴する、エモーショナルで壮大なメロディーと歌詞に胸打たれる楽曲となっている。劇中ではウォンカのみが歌うが、今回のイベントでは特別に、花村とチッチによるデュエットで初生披露。美しい歌声で魅了した。花村は「僕よくこの映画館に来させていただいていますが、もちろん歌ったことなかったので、いつも来ている場所と違う場所に来たような、魔法のような感覚になりました。一生自慢しようかなと思います」と感想をコメント。チッチは「ものすごく緊張したんですけど、花村さんというすごく信頼できる相棒が横にいてくれたので、緊張したときは花村さんを見て歌っていました。本当に助けられて。私もバルト9はよく映画を見に来ているので、この場所に立ててうれしいです」と語った。また、花村はチッチの歌声について「オクターブ上という、すごい難易度の状態で歌われてびっくりしました。ヌードルのときもお声を聞いて思っていたんですが、本当に声がきれいで素敵だなと思いました」と称賛。チッチは「吹き替えをしているときもこの曲はもう録っていらっしゃっていて、聞きながら吹き替えていたのですが、心に話しかけるように歌ってらっしゃったので、ちょっと泣いちゃったんです。いろんな人に届いていく曲なんだろうなと今日も改めて思って、素敵な歌でした」と花村の歌声の魅力を語った。
2023年11月13日多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める新ドラマ「いちばんすきな花」に、追加キャストとして白鳥玉季、黒川想矢、田辺桃子、泉澤祐希の出演が決定した。“男女の間に友情は成立するのか?”をテーマに描く本作は、潮ゆくえ(多部さん)、春木椿(松下さん)、深雪夜々(今田さん)、佐藤紅葉(神尾さん)という別々の人生を送ってきた4人の男女がある日、ふとした出来事を機に巡り会い、友情と愛情というテーマに自然と向き合っていくストーリー。白鳥玉季/望月希子役朝ドラ「とと姉ちゃん」や「テセウスの船」、「極主夫道」などに出演した白鳥玉季が演じるのは、ゆくえが講師として働く塾「おのでら塾」の生徒・望月希子。少し大人びた雰囲気を醸し出しているが、普段はゆくえのことを「ゆくえちゃん」と呼び、ゆくえの悩みも聞くなど、友人同士のような関係性でもある。「silent」を観ていたという白鳥さんは、「いつかこのチームの方々とご一緒したいと思っていたので、こんなに早く叶(かな)うなんて!と素直にうれしかったです」と参加を喜び、「“希子が登場すると安心する”と言ってもらえる存在になれるとうれしいです」とコメント。黒川想矢/穂積朔也役また、『怪物』で映画初出演を果たした黒川想矢が、ゆくえや希子たちが住む街に引っ越し、希子と同じ中学に転校した穂積朔也役。黒川さんは「登場して最初のセリフが僕の実体験であったかのような感覚で、もしかして学校生活をのぞかれているのかもしれないとちょっと怖くなり、背後を確認してしまいました(笑)」とふり返っている。田辺桃子/白石峰子役そして、「癒やしのお隣さんには秘密がある」で主演を務めた田辺桃子が、ゆくえにとって何でも話せるという唯一の男友達・赤田鼓太郎(仲野太賀)の婚約者・白石峰子を演じる。田辺さんは「柔らかい部分や受動的な赤田を優しくリードするようなキャラクターです。パートナーを大切に思う姿や考え方の違いとの向き合い方、峰子なりの表現方法を今作の一つの要素として楽しんでもらえたらうれしいです!」と呼びかける。泉澤祐希/相楽大貴役「時をかけるな、恋人たち」の放送も控える泉澤祐希は、夜々が務める美容院「スネイル」で働く美容師・相良大貴を演じる。夜々とは同期という間柄からか、夜々が職場で先輩からいびられていることを日頃から心配している。そんな相良について「いかようにも転がることのできるキャラクターだと思いました」と印象を明かし、「友達とは、恋人とはなんなのか、誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。自分はこう思っていても相手はそうじゃない、そんなドギマギした答えの出ないテーマで、一体登場人物たちはどのように自分に決着をつけるのか、是非お楽しみに」とメッセージを寄せている。「いちばんすきな花」は10月12日より毎週木曜日22時~フジテレビにて放送(※初回20分拡大)。(シネマカフェ編集部)
2023年10月05日永瀬廉(King & Prince)、杉咲花、北村匠海が共演する『法廷遊戯』から、北村さん演じる模擬裁判を司る天才、結城馨が人生を賭けて“究極のゲーム”を企てた背景に迫る新場面写真が解禁となった。北村さん演じる馨はセイギ(永瀬廉)、美鈴(杉咲花)と同じロースクールに通う同級生で、在学中に司法試験に合格した校内でも一目置かれる存在。クラスではそんな馨が主宰者となり、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判が流行っていた。解禁となった場面写真では、「無辜ゲーム」の主宰者として法服を着て冷静に見つめる馨の姿が。他者を寄せ付けない雰囲気だった馨が、唯一心を開いていたのがセイギ。ある日「もし僕の身に何か起こったらリンドウの花を持って墓参りに来てほしい」と意味深な言葉をセイギに告げる。そしてロースクール卒業後、馨の「久しぶりに無辜ゲームを開く」という誘いを受け、学校に向かったセイギだったが、そこには馨の死体が…。場面写真では、リンドウの花が手向けられたお墓に手を合わせるセイギの姿もあり、同級生だった2人が立場を変え、弁護士と死者として生前の約束を果たすという予想外の展開に。さらに美鈴から「ゲームのプレイヤーは貴方なの」と告げられたセイギは、これは馨が仕掛けた最後のゲームであることを知る。さらに、高校生時代の馨が窓の外をみて呆然と立ちすくむ姿も。その視線の先には一体何があったのか。セイギによって馨の過去が紐解かれるとき、誰も想像のできなかった驚きの展開が待ち受けることになる。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年09月28日是枝裕和監督の最新映画『怪物』に出演し、第76回カンヌ国際映画祭に参加。ガラスのように繊細な少年を熱演し世界の注目を集めた黒川想矢さん。国際的にも評価の高い是枝組の撮影から若き俳優が感じたこととは…?演技に悩み、考え、作っていく。新鮮な経験の連続でした。少年と青年の間を行き交うように、夏の太陽の下で一瞬ごとに違う表情を見せてくれた黒川想矢さん。是枝裕和監督の最新作『怪物』で主人公・麦野湊を演じ、世界から脚光を浴びる13歳。そのきっかけは2年前の夏のこと。「それまでも子役をしていたんですが、一度お仕事に区切りをつけようと思ったタイミングにこのオーディションの話が来て『湊の役をやってみたい』と思ったんです。オーディションは全部で4回あって、結果が出るまでものすごく長くて…(笑)。その間、お正月に『是枝組に受かりますように』ってお参りした記憶があります」是枝組には“是枝イズム”ともいわれる独自の手法があるという。幼い俳優には台本を渡さず口頭でセリフを伝えるのもその一つ。「でも今回は監督から『台本はあったほうがいい?』と聞いてもらったので、僕と(同級生役の)柊木陽太くん…僕は役名で依里くんて呼ぶんですけど、二人で『あったほうがいいです!』ってお願いして。まずは自分で台本を読んで、どこで自分の心が動くかを感じてみたいと思ったんです」一方でクランクイン直後は演技で壁にぶつかったことも。そこで手を差し伸べてくれたのは担任教師役の永山瑛太さんだった。「ある日瑛太先生がジンギスカンに誘ってくれたんです。そこで『俳優は監督の脳みそにあるものを表現するんだよ』って言われて、すごく腑に落ちました。それからは考えすぎず、迷ったら監督に質問して。そういうとき監督は『こうしたらいいんじゃない?』ってヒントをくれました。印象的だったのは『感情を体の感覚に変えて演技してみたらどうですか』という言葉。例えばうれしいときは寒い日でもお腹の中がぽかぽかする、とか。それからは全身の感覚も使って演技ができてきたのかな」そして湊と依里。少年二人の無垢な絆は、迷宮のような物語の中で希望を感じさせてくれる。「依里くんとは、役作りと親交を深めるために、ロケ地近くの古い民家で生活を共にすることから始めました。オムライスを作ったり、一緒にお風呂に入ったり、喧嘩したり。依里くんは可愛いんですよ。LINEでスタンプを連続で送ってきたり悪ふざけをして、弟みたいに甘えてくる(笑)。ずっと一緒に過ごすうち、何でも言い合える親友になれました」少しずつ関係性を紡いで、感じたことを全身でカメラの前に表して。そうして生まれた映画はカンヌ映画祭の正式招待作品に。「飛行機も海外も初めて。タキシードを着て会場に行く車の中から見たカンヌの海の景色は、一生の思い出です。レッドカーペットの上ではみんなで喜び合って、一つの家族になれた気がしました。でも何よりうれしかったのは、完成披露舞台挨拶で母親役の安藤サクラさんが抱きしめてくれたこと。この作品に出られてよかったと心から思いました。実はサクラさんとは撮影中何か噛み合わなくて…(笑)。でも当時は“噛み合わない親子”の空気を作ってくれていたんだって、そのときちょっとわかりました。僕の中で作品が完結した瞬間だったかもしれません」『怪物』出演と時を同じくして変化したことがもう一つ。ドラマで共演した舘ひろしさんに憧れ「舘プロ」の一員になったのだ。「誰にもやさしく接する舘さんみたいな人になりたいです。舘さんとは二人きりでお寿司を食べたり…。約60歳差?そっか。でも一緒にいるだけで楽しいんです。いまは『あぶない刑事』を観た影響で、刑事役をやってみたいです。バイクから銃を撃つ場面、かっこよかった!ずいぶん撃つな~ってびっくりもしたけど(笑)」シャイな笑顔で13歳の素顔をのぞかせる。そしていつかは人を喜ばせる俳優になるのが夢。「僕のばあばが『怪物』を観て『私の楽しみはあなたたちよ』と言ったんです。誰かが喜んでくれるってなんかいい。その先にまた世界が待っていたらうれしいです」『怪物』稀代のクリエイターが集いカンヌを沸かせた話題作。それはよくある子供同士の喧嘩に見えた。しかし、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込んでいく。母と息子、小学校の教師や友人の歯車を狂わせる“怪物”とは…。メガホンをとるのは是枝裕和監督。家族や学校の狭いコミュニティでの人間関係の歪さを巧みに描く。第76回カンヌ国際映画祭では脚本を担当した坂元裕二さんが脚本賞を、そしてLGBTやクィアを扱う映画に与えられるクィア・パルム賞も受賞。また坂本龍一さん最後の映画音楽作品になった。©2023「怪物」製作委員会くろかわ・そうや2009年12月5日生まれ、埼玉県出身。5歳から芸能活動を開始し、NHK BS時代劇での舘ひろしさんとの共演を機に舘プロに加入。趣味は一眼レフカメラ。「カンヌでは是枝監督に被写体になってもらいました!」シャツ¥20,900(マスターキー/ティーニー ランチ TEL:03・6812・9341)※『anan』2023年8月30日号より。写真・高橋マナミスタイリスト・鹿野巧真ヘア&メイク・岩淵賀世取材、文・大澤千穂(by anan編集部)
2023年08月26日映画『サラバ静寂』『転がるビー玉』『異物 -完全版-』など、独自の世界観を生み出す作品で海外でも注目を集める宇賀那健一監督の最新作で、田辺桃子、小出薫、森田想がトリプル主演する『愚鈍の微笑み』の劇場公開が決定した。森の中の小屋に集う、幼なじみのマナ、ナナミ、ユカ。いつもと変わらぬ風景。山も川も、樹々の間から降り注ぐ日の光もいつもと同じ。バーベキューで肉を焼き、大好きなお酒を飲み、マクドナルドのハンバーガーを奪い合う。音楽を掻き鳴らして楽しく踊る3人だが、時よりふと不穏な空気が見え隠れするのだった。その後、3人のもとに大きな飛行機の音が近づいてきて、「早く逃げなさい」と叫ぶ自衛隊員とすれ違う。果たして、彼女達が見せる選択とは――?本作は、宇賀那監督が反戦をテーマに描いたファンタジー映画。マナ、ナナミ、ユカの幼なじみ3人が森の中の小屋でいつもと変わらない日常を過ごす中で、ある選択をしていく物語。しっかり者のマナを、主演ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」が現在放送中、『ラーゲリより愛を込めて』『とんび』などに出演してきた田辺桃子。ルーズなナナミを、宇賀那監督の『異物-完全版-』で初の主演に抜擢され、公開待機作多数の小出薫。天然で明るいユカを『アイスと雨音』『レジェンド&バタフライ』『わたしの見ている世界が全て』などの森田想が演じる。本作に対し、田辺さんは「異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分」、小出さんは「仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました」、森田さんは「迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います」とそれぞれの形でコメント。脚本も手掛けた宇賀那監督も「それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています」と、本作への強い思いを語っている。キャスト&監督コメント全文田辺 桃子(マナ役)『愚鈍の微笑み』のこの世界感とキャラクター達の個性的で心地いい時の流れに自分も溶け込んで参加できたことを本当に嬉しく思います。以前、宇賀那組の『異物-完全版-』でご一緒した薫さんと、友人の想と共演できたのもご縁を感じました。私が演じさせていただいた「マナ」は真面目で、冷静に考えながら周りの人を前向きに引っ張っていく性格で、3人のバランスをとる役割でもあり、私もマナの前向きさにセリフを言いながら背中を押されていました。異質で、コミカルで切なくて、ずっと見ていたいような瞬間を詰め込んだ60分、是非楽しんでもらえたら嬉しいです。小出 薫(ナナミ役)ある日、突然日常が変わる。それを何かや誰かによって本当に突然奪われてしまったとしたら、そこに湧いてくる感情は怒り? 哀しみ? それとも憎しみ? 最初に脚本を読ませていただいた時、宇賀那監督の真っ直ぐな眼差しに胸がキュッと締め付けられました。仲間たちや家族と美味しいものを食べながら笑い合う時間が急に愛おしすぎるものに感じました。きっと、大事な人に伝えたい事はどんな時代でも、いつだって同じな気がします。そんな事を思いました。森田 想(ユカ役)ユカ役を演じました、森田想です。撮影のある二日間、役と同化すると自然と現実離れした気持ちで、時間というものが惜しくなる瞬間がありました。迫られている焦燥感のなか少女たちが溜め込んだ想いも、物語に乗せれたと思います。唯一無二な宇賀那さんワールドに参加出来たことも、桃子ちゃんと薫さんと手を取り合った時間も、とても嬉しい出来事でした。公開が楽しみです。是非ご期待ください。宇賀那健一(監督・脚本)地震もパンデミックも戦争も、少し前までは自分に降りかかることのない出来事だと思っていた。でも、そんなわけがない。私たちは全てが起こり得る可能性を持った中、綱渡りで生きているのだ。それでも私たちは、たとえそれに気づいた後でも何も気づかないふりをして、あえて薄ら笑いを浮かべながら下らない会話を繰り出す日常を続ける。それこそが私たちに出来る唯一の抵抗なのかもしれない。この映画が誰かの心に触れられたらいいなと思っています。『愚鈍の微笑み』は2023年、劇場公開予定。(シネマカフェ編集部)
2023年08月24日俳優の北村匠海が出演する、ニコンの新CM「できるって、無限。」編が、13日から放送される。新CMでは、ブラックのスーツを着た北村がカメラを構えて登場。「ニコンってカメラだけじゃないんです。」というセリフとともに、半導体製造装置や再生医療用細胞など、一般にはあまり知られていない同社の技術を紹介する。■北村匠海インタビュー――今回ニコンの様々な領域に触れたと思いますが、CMを撮影してみていかがでしたか?今回のお話をいただくまでカメラのことしか知らなくて。撮影中にお話しを聞いて「こんなことしてるんだ」って驚きましたし、「すごいな」って撮影していて思いました。ニコンのスタジオがあったり、飛行機だったり風力発電だったり、宇宙まで行っていたり、撮影が楽しかったのと同時に感動もありました。自分が好きで使っていたニコンというメーカーがこんなにも幅広くいろんなことにトライして、世の中に貢献しているということを知れてよかったです。――夏休みにカメラを持っていきたいシチュエーションや場所を教えてください。ニコンF3というフィルムカメラと、コンパクトフィルムカメラ35Tiの2つをずっと使っていたり、高校生の時に父からD300を借りて撮っていたり、フィルムカメラを使うことが多くて。夏場だったら、友達を連れて川に行って遊んでいる様子を撮りたいですね。夏はやっぱりみずみずしい写真が撮りたいです。――北村さんが自ら撮影するときに意識していることは何ですか?僕は友達を撮ることが多いので自然体でいてくれればいいなって思っています。ポートレートを撮ることが多いんですけど、被写体でいてくれる人にはポージングは強要しないと決めていて、「あくまでそこで呼吸してくれればいいよ」と声をかけて撮るようにしていますね。カメラって面白いのが、同じ設定でも撮る人が違えば全然違う写真になるし、被写体との関係値でも全然違う写真になるし、昔からそういうところがカメラの好きなところです。――写真を撮りに行ってみたい場所はありますか?樹海とかめっちゃ行ってみたくて、富士の樹海って(地面が)溶岩で、地面の土がMAX10センチくらいしかないんですよ。でも木々が生えていて、ヤドリギといって倒れている木々にまた木が生えて樹海が出来上がっているんです。普通に考えたら根っこをすごく下まで生やして太い木が生えていると思いきや、たった10センチしかないなかでたくさんの生命が生きている富士の樹海とかは写真を撮ってみたいと思いますし、訪れてみたいと思います。――ニコンは「光の可能性」に挑戦していますが、今年の夏に挑戦したいことは何ですか?いろんな趣味があるのでいろんなことに挑戦してみたいんですけど、カメラが第一の趣味で、自分が一番最初にもった趣味といっても過言ではないので、ニコンのカメラを握りしめて、アイデアを振り絞って挑戦的な写真を撮ってみたいと思います。あとは旅に出てみたいなと思います。少しずつ年齢も重ねて、仕事もゆとりを持てるようになってきたから、自転車とカメラをぶらさげて旅に出て、町のちょっとしたごはん屋さんとかでおじいちゃんおばあちゃんに「写真撮ってもいいですか?」(と声をかけ)とか、そういう人の優しさをカメラで残していくのもおもしろそうだなと思っています。初めて写真の個展を開いたのが20歳のときで、ニコンのデジカメで撮ったんですが、漠然と高校生のときに「20歳になったら個展を開く」と思っていたんです。そこから5~6年経って、改めてどういうテーマで写真と向き合うかと考えたときに、長期的に人のやさしさを残していくというのは、チャレンジを続けていつか世に出したいと思っています。――俳優活動で挑戦してみたい役はありますか?教師ですね。自分の役者人生の中で小学校4年生のとき、中学校1年生から2年生、18歳から19歳にかけての3つの大きなキーポイントで学園ドラマに出ていて、その時の先生役だった方々が本当の先生と生徒みたいにものすごい人生経験を踏ませてくれるんですよね。自分も年齢を重ねてきたなかで、自分よりもっと年下の役者の後輩と教師と生徒という立場で触れ合ってみたいと思います。僕が出てきた作品は社会派のドラマだったり、かたや青春モノだったりしたので、生徒と一緒に何かを考えたり議論的なことはやってみたいです。見ている人も一緒に考えられるし、演じている自分も考えられるし、生徒役の皆さんが僕もそうだったように役者人生のなかで「あの時この作品に出会えてよかった」「この先生に出会えてよかった」と思えるものがいつかやりたいなと思います。
2023年07月13日2021年に公開され、最終興行収入45億円を記録した『東京リベンジャーズ』(21年)の続編、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(公開中)が2作連続で公開されている。和久井健氏による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』を実写映画化した前作は、どん底人生真っ只中のダメフリーター・タケミチ(北村匠海)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)の協力で過去と未来を行き来しながら、東京卍曾に入り込み、自分の人生のリベンジに挑む姿を描いている。そして『血のハロウィン編』では、凶悪化した東京卍會によってまたしてもヒナタが殺され、未来を変えようと過去に戻ったタケミチの奮闘を描く。ヒナタを救う鍵は“東卍結成メンバーを引き裂く過去の事件”と“東卍崩壊の危機となるかつての親友同士の戦い”にあることを知るタケミチ。マイキーの兄・真一郎の死により壊れてしまった仲間の絆は修復することなく、壮絶な決戦がついに始まった。タケミチは最悪の結末を止め、ヒナタと仲間の未来を救えるのか。今作では北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。今回は主役のタケミチを演じた北村匠海にインタビュー。主役として作品の中心にいながら、「もう1人のプロデューサー」とも称される北村は、『2』をやりたいと切望。一方で、前後編の公開となったことに不安もあったという。作品の裏側で行われていた熱いやりとりについて話を聞いた。○■どうしても『2』までやりたかった――皆さんにお話を伺っていると、特に前編からの方は「前作で終わってもいい」くらいの気持ちを持ってたり、続編にプレッシャーがあったりというところでしたが、北村さんはいかがでしたか?僕は『1』を撮影している時に、「『2』まではやる」という気持ちがあったんです。『1』だけで終わらせてしまうと、まだまだタケミチを演じ切れていないのかなと。もちろん『1』の中ではやりきれているんですけど、『東京リベンジャーズ』という原作を含めて見るとまだやりたいという気持ちがあって、漫画でも成長して行く姿を読んでいたので、どうしても『2』までやりたかった。プレッシャーはもちろんありました。『2』までやりたいという思いを、監督さんとプロデューサーさんと話しながら、あとはみんなが「じゃあ、やろうぜ」と言ってくれるのを待っていました。――実際に続編ができて、前編もヒット中で後編を迎えられることについてはいかがですか?うれしさはあります。やっぱり僕らはせっかくやるなら『1』を超えようという思いで作ったんですけど、僕がもし映画を観る立場だったら、前編後編と分かれることに不安があったんです。前編があまりにも「いや、これからだろう」というところで終わるじゃないですか? 僕は試写で前編を観た時に、自分が映画ファンだとしたらこれを許せるのかどうかという不安があって。でも別の日に観た裕貴くんが「いや、これは『-決戦-』観るでしょ」「前編でこんな面白いのかと思った」と連絡をくれて。僕はその一言だけで「早くみんなに『-決戦-』を観てもらいたい」「やっと自信を持てたな」と思えました。『-決戦-』を観終わって初めてこの作品が完成するので、そこまで終わって初めて感慨が湧いてくるのかもしれません。――山田さんが言ってくれるというのが熱いですね。そうなんです。あれだけキャリアがあって、ドラケンとしてこの作品を支えてくれた裕貴くんがそう言ってくれるのは、タケミチにとっても自分にとっても大きかったです。僕が『2』をやるにあたっての不安は前編と後編に分かれる部分にあったので、それを払拭してくれたのが裕貴くんでした。――後編を観たらまた前編を観たくなるんじゃないかとも思いました。『-決戦-』のための『-運命-』で、いい意味でも前編後編をあわせて一つの作品の面白さを持っています。体力もいるけど、続けて観てほしいなと思いますし、一つの作品として前編後編がまとまってるという思いではやっています。前編から後編までに2カ月空いてしまっているし、『-決戦-』を観た後に、もう1回『-運命-』を観たいと思ってもらえたらいいなと思っています。○■「全てを知って背負った上で」という思い――岡田翔太プロデューサーは、北村さんをこの作品の「もう一人のプロデューサー」とも表しています。そう言ってもらえてうれしいです。――それはいつもなんですか? それとも『東京リベンジャーズ』だからですか?いつも全体を見る気持ちではありますけど、今回の岡田さんは、『キミスイ』(『君の膵臓をたべたい』)における月川(翔)監督との関係とちょっと近い感覚があります。『キミスイ』の時には、月川監督が「これがお互いの階段を上るきっかけになると思います」と手紙をくれたんです。岡田さんは若いプロデューサーさんで、『1』で声をかけてもらった時にはまだ20代だったかな。世代も近い中で、仕事仲間でもありながら特別な思いがあるプロデューサーさんですし、今後ももちろん一緒に仕事をさせていただきたいと思いました。――作品も撮影も熱いですが、裏側の熱さもすごいですね。役者の仕事って、芝居だけかと思いきや宣伝にも絡んでくるし、僕は全てを知って背負った上で表に立ちたいから。宣伝でも単なる「仕事」としてではなく、 覚悟や責任も感じながらやりたかったので。――そんな作品を、やっぱりぜひ観てほしいという思いは強いですよね。今回もタケミチが主役ではあるんですけど、それよりもみんながかっこよかった。だからこそ、僕は主演という立場で、現場を引っ張る座長としての意識がすごく強かったような気がします。みんなが中心にいる、その中の座長でいる、という。公開までなんとか来れたのはとてもうれしいことですし、僕にとって誇りを持てる作品になったので、みんなの覚悟をぜひ映画館で観てください。○■一問一答 『東リベ』メンバーの中で〇〇な人・一緒に戦いたい人は?吉沢亮くんです。一緒に戦ってきた経験が長いのもあるし、彼は自分にとって役者として特別な存在です。一緒に舞台をやったりもしたし、間違いなくこの先も一緒に戦いたい。みんなに等しくそういう思いはあるんですけど、特にこの『東京リベンジャーズ』の始まりから考えると、お亮とのつながりは今後も感じるかな。・守りたいところがある人は?うーん……清水尋也ですかね。尋也は15歳ぐらいから知ってますけど、ほっとけない後輩の1人でもあって、僕の数少ない“後輩の友達”。だから、守りたさはある気がしています。・「この人は何を考えてるんだろう?」と本音を聞いてみたくなる人は?間宮くん。良い意味で独特のつかめなさがあるから、キサキという役をキャスティングされたのかなと思います。たぶんすごい情熱がある人だし、一緒に飲んだこともあるんですけど、まだ深くまで知らないところがあると思います。率直に本音を言うタイプだと思いますけど、すごく周りに気を使う人だし、空気とか場とか相手のことを考えて行動している人でもあると思います。・兄弟、もしくは姉妹にしたい人は?山田裕貴くんですね。年子のお兄ちゃんとかであってほしい。気が楽というのもありますし、あんなに明るさを維持できる人ってそうそういない。裕貴くんと兄弟だったら楽しそうだな。(山田、吉沢は2人とも「北村を弟にしたい」と回答)そうなんですか? うれしい。気は合いますよね。お亮と裕貴くん、2人とも一緒にいるとすごく楽なんです。この作品における存在としてもそうですし、裕貴くんともこの先確実に一緒になっていくことが増える気がしていて、特別な2人だと思っています。・「この人タイムリープしてるんじゃないか」と思う人は?磯村勇斗くんです。ちょっと独特な感性があるんですよね。 よく「似てる」とも言われるんですけど、いっそん(磯村)は自分と同じで、ものごとをけっこう俯瞰的に見ていたり、状況を楽しんでたり、なんかタイムリープしてそう(笑)。知ってそうな感じがする。■北村匠海1997年11月3日生まれ、東京都出身。『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。そのほか、『さくら』(20年)、『明け方の若者たち』(21年)、『とんび』(22年)など数々の話題作に出演し、2023年Netflixにて全世界同時配信予定の実写ドラマ『幽☆遊☆白書』への主演も決定している。声優としての出演は、『HELLO WORLD』(19年)、『ぼくらの7日間戦争』(19年)、『かがみの孤城』(22年)。
2023年07月08日女優の香音、石井杏奈、俳優の井上想良、山下幸輝、松本大輝が27日、岩手・一関市総合体育館で開催された「TGC teen ICHINOSEKI 2023」に出演した。5人は、3人組人気動画配信グループ・コズミックのメンバーに“ガチ恋”している女性ファンの物語を描く現在放送中のドラマ『ガチ恋粘着獣』(テレビ朝日毎週土曜26:30~、ABCテレビ毎週日曜23:55~※最新話をTVerで配信中)のスペシャルステージに登場。「ヒナだけを見てほしいの。スバルくんの一番にしてください」「コスモくんに彼女ができても応援します。だってそれが本当のファンでしょう」という劇中の台詞が流れ、まずは主演を務める香音と石井が真っ白な衣装でランウェイを歩いた。続いて井上・山下・松本も同じく白を基調としたコーディネイトで現れ、観客に笑顔を振りまく。5人が集合すると、ステージ上で客席をバックに自撮り撮影。井上が「今日はまだまだたくさんの方が出てくると思うので、1日全力で楽しんで帰ってください」と観客にメッセージを送るもカミカミで、山下から「大丈夫!? 緊張してる!?」とツッコミが入っていた。「TGC teen」は、SNSやYouTubeでティーンに絶大な影響力のあるモデルやタレント、YouTuberたちが出演する“令和teen”のためのガールズフェスタ。トレンドを発信するファッションショーをはじめ、アーティストライブなどを開催するイベント。今回が東北初開催となった。(C)TGC teen ICHINOSEKI 2023
2023年05月28日俳優の北村匠海が11日、東京・銀座のロロ・ピアーナ 銀座店で行われた「ロロ・ピアーナ ヒョンビン・エディション」プレビューに出席した。ロロ・ピアーナは、韓国のブランドアンバサダー・ヒョンビンとコラボレーションした「ロロ・ピアーナ ヒョンビン・エディション」を4月12日より発売。ロロ・ピアーナのアイコニックなホワイトソール・シューズとキャップに、ヒョンビンのスペシャルエディションが登場する。これを記念し、ヒョンビンが約5年ぶりに来日し、記者会見を行った。また、フォトコールに大政絢、北村匠海、桐谷美玲、窪塚洋介、滝沢眞規子、永山絢斗、長谷川潤、三吉彩花が登場した。北村は、ヒョンビン・エディションのシューズを取り入れたベージュを基調としたコーディネートを披露。「シューズがお気に入りですが、全体を通して着心地がとってもいいです。ベージュとか人肌に近いカラーは今年の自分の中のトレンドだったので、自分の普段のファッションの気持ちの流れともすごくマッチしていて着ていて楽しい服です」と大満足の様子だった。このファッションでゴールデンウィークに行きたいところを聞かれると、「シンプルな中にとてもこだわりが詰まっている服なので、ただ街を歩いているだけでも周りと違う感じをまといながら歩けると思いますし、鼻高くして歩きたいです(笑)。自分が着ていてすごく楽しい、どこか周りと違ういいものを着て歩いている自分にすごく自信が持てるという意味では、今すぐここを出て闊歩するだけでも楽しいと思います」と答えた。また、「今年はアクティブな趣味を増やしたいなと思う一年」だと言い、「人との距離が少しずつ近くなってきて、コロナも少しずつ緩和されて、そういう時代だからこそ自分も外に出てみようという気がしているので、自転車で旅をしたり友達とひたすら遠くまで散歩してみるとか、外の空気をいっぱい吸うアクティブなことにチャレンジしてみたい」と宣言。「ゴルフを始めまして、先輩に連れて行ってもらう機会も増えそうなので、趣味を増やしてみたいなと思っています」と語った。
2023年04月11日Ayumu Imazuが、5人組男性アーティストDa-iCEのボーカリスト花村想太をフィーチャリングに迎えた新曲「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」を3月31日(金) に配信リリースすることを発表した。以前よりSNSを通じて交流があった両者。音楽に対する姿勢で共感するところが多く、コミュニケーションを重ねるうちに今回のコラボレーション楽曲を制作することとなった。本楽曲は、Ayumu Imazuと花村想太が作詞・作曲を担当した共作曲で、編曲をSIRUPやBE:FIRSTなどの作品を手掛けるビートメイカー/プロデューサーのA.G.Oが担当した。また、同曲は2023年TBS系列プロ野球中継『S☆1 BASEBALL』のテーマソングにも決定しており、4月1日(土) にBS-TBSで放送する「西武vsオリックス」戦で初めて使用され、4月2日(日) の同試合で地上波放送でのお披露目となる。併せて、「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」のために撮り下ろされたアーティスト写真、配信ジャケットも公開された。さらに本日3月27日より音楽配信サービスApple Music/SpotifyにてPre-Add/Pre-Saveキャンペーンも開始。キャンペーンに登録したユーザーは、Ayumu Imazu本人からの特別なメッセージ動画を見ることが出来る。そのほか、楽曲ダウンロードキャンペーン、LINE MUSIC再生キャンペーン、LINE BGMキャンペーンなど、応募特典がもらえるデジタルキャンペーンも実施される。■Ayumu Imazu コメントAyumu Imazuです!新曲「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」は毎日頑張る人に向けた応援ソングで、通勤中や通学中に聴いて朝から気分アゲアゲになってくれたらうれしいです! ずっと発表を楽しみにしていて、念願の花村想太さんとのコラボ曲ということで、めちゃめちゃ思い入れの強い曲です! 今回、花村想太さんと作詞・作曲と一緒に制作し、A.G.Oさんの編曲の力も借りてより最高の楽曲に仕上がりました!そして世界中で盛り上がった2023年のWBCですが、父と兄の影響もあり一番好きなスポーツが“野球”で、今回2023年TBS系列プロ野球中継『S☆1 BASEBALL』のテーマソングに選んでいただきましたことを光栄に思います! よく家族で野球中継を見ていたのでとてもうれしいです!「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」が沢山の人に元気を与えられたらうれしいです!■花村想太 コメント花村想太です。今回Ayumuくんの新曲「Don’t Mind Me」にフィーチャリングで参加させていただきました。毎日頑張っているあなたへ、力を抜きながら程よく楽しいことを見つけて生きていきましょう。というメッセージが込められています。メロディや、歌詞からラフさと楽しさ、そして少しの辛さを感じ取っていただけたら幸いです。念願のコラボを実現でき本当に幸せです!歌って踊る中堅と若手の異色コラボをお楽しみに!■甲斐大志郎(野球中継プロデューサー)コメントこのテーマソングがWBCで盛り上がった日本野球界をさらに盛り上げてくれることを期待しつつ、この曲をきっかけに、野球にあまり興味ない方や、幅広い世代の女性、Z世代、子どもたちが野球中継を視聴してくれればと思っています。Ayumu Imazuさん、花村想太さんのお力を借りて、「野球のすばらしさ」を日本中に届けたいと思っています。<配信情報>デジタルシングル「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」3月31日(金) 配信リリース「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」配信ジャケットPre-Add/Pre Saveキャンペーンサイト:※3月27日(月) 11:00〜3月30日(木) 23:59まで有効Pre-Add/Pre-Saveキャンペーン詳細「Don’t Mind Me(feat. 花村想太 from Da-iCE)」リリース記念 デジタルキャンペーンサイト:デジタルキャンペーンカレンダー<番組情報>2023年TBS系列プロ野球中継『S☆1 BASEBALL』TBS系列プロ野球中継『S☆1 BASEBALL』ロゴ【地上波放送予定】4月2日(日) 14:00西武 vs オリックス(TBS生中継)4月8日(土) 14:00横浜DeNA vs 中日(TBS生中継)4月9日(日) 14:00広島 vs 巨人(TBS系列全国生中継)4月15日(土) 14:00中日 vs 巨人(TBS系列全国生中継)4月16日(日) 14:00横浜DeNA vs 阪神(TBS系列全国生中継)TBS系列プロ野球中継『S☆1 BASEBALL』ティザー動画公式YouTube:公式Twitter:公式Instagram:<ライブ情報>『Ayumu Imazu LIVE 2023 “knock. knock.”』4月14日(金) 東京・EBISU LIQUIDROOMOPEN 18:00 / START 19:00出演:Ayumu Imazu【チケット料金】オールスタンディング:4,500円(税込・ドリンク代別)問合せ:HOT STUFF PROMOTION050-5211-6077関連リンクAyumu Imazu Official HP: Imazu WARNER MUSIC JAPAN 公式HP: Imazu YouTube: Imazu Instagram: Imazu Twitter: Imazu TikTok: Imazu STAFF Twitter:
2023年03月27日俳優の綱啓永と井上想良が14日、都内で行われた韓国ドクターズコスメ「Easydew」記者発表会に出席し、人生最大のモテ期について語った。最大のモテ期を聞かれ、綱は「ないない」とした上で、「強いてエピソードを話すとすると……高校はマラソン大会があって、男子と女子で分かれて走るんですけど、僕は体力がなくて、最初めちゃめちゃいきがって先頭を走っていたんですけど、1分後には後ろにいて、365人中360位とかだった。僕がゴールするときに後輩の女の子が10人、20人くらい集まってくれて『わ~!』ってしてくれました」とエピソードを披露。「めちゃめちゃモテているじゃないですか」と言われると、「その日だけです。後輩はちょっとだけ『かっこいい』と言ってくれている人がいたので」と謙遜していた。井上は「僕は20年間くらいテニスをやっていたんですけど、高校の部活で先輩たちも強くてなかなか勝てなくて、でも学年が上がっていくと少しずつ勝てるようになって、最後の大分県の大会では、同じ高校同士は応援するのが禁止なんですけど、僕の試合のときは他校の女の子が応援してくれるから、同じ高校同士でも僕にだけ応援がついているというのがうれしかったエピソードです」とモテぶりがわかるエピソードを披露した。大熊製薬は、ドクターズコスメ/スキンケアブランド「Easydew」の日本専用ラインナップ「EasydewEX」「Easydew」の2シリーズを3月15日より日本にて本格展開を開始。これを記念し、「EasydewEX」シリーズのイチオシ商品“持てる(モテる)ヒアルロン酸”「フィルアップ」にちなみ、綱と井上がモテコーデで登場した。
2023年03月14日俳優の綱啓永と井上想良が14日、都内で行われた韓国ドクターズコスメ「Easydew」記者発表会に出席した。大熊製薬は、ドクターズコスメ/スキンケアブランド「Easydew」の日本専用ラインナップ「EasydewEX」「Easydew」の2シリーズを3月15日より日本にて本格展開を開始。これを記念し、「EasydewEX」シリーズのイチオシ商品“持てる(モテる)ヒアルロン酸”「フィルアップ」にちなみ、綱と井上がモテコーデで登場した。綱は「花をモチーフにしたアイテムが今流行っているみたいで、モノトーンに花を合わせることでアクセント的なかわいさをプラスしました」と紹介。井上は「春間近ということで、鮮やかな水色の服に、ジャケットだとかっちりしすぎちゃうので、ベストで程よいかっちりさにしました」と説明した。ホワイトデーにちなんだトークも展開。好きな人とのデートを成功させるコツを聞かれると、綱は「事前準備」と答え、「僕はデートになると緊張しちゃうので。オーディションとかも準備をしっかりしたら緊張しないから、デートも事前準備をしたら」と話した。井上は、この時期にデートするならどんなプランを組むかという質問に、「春ということで、色の鮮やかな服を着られるタイミングでもあると思うので、街をショッピングデートしたい」と答え、「そういうのも事前に伝えておかないと、日焼け止めとか必要じゃないですか。事前に伝えてあげてショッピングデートとかもいいなと思います」と優しさを見せた。また、今日の服でどんなところにショッピングデートに行きたいか聞かれると、井上は「表参道」と回答。「本当は横浜とか行きたいんですけど、カッチリしすぎじゃない?」と続け、綱が「そんなことないよ」と返すと、「横浜に行きます」と変更した。一方、綱は「海辺にドライブとかどうでしょうか」と話していた。
2023年03月14日俳優の北村匠海が出演する、VT COSMETICSの新CM「Village Town – 北村の匠海 -」編が、21日より放送される。新CMは、同社アンバサダーに就任した北村が、ホワイトタイガーの“しろ”とともに登場。CICAコスメをめぐり、東西南北に分断された”Village Town“を舞台に、「CICAがゆらぎ肌を整えたように、Village Townからストレスをなくすべきだ」と意気込む“North Village Town”(=北村)の住人を演じている。撮影が16㎜のフィルムカメラで行われることを知った北村。「お~そうなんだ!」と嬉しそうな表情を見せ、カメラ好きの一面をのぞかせた。撮影の合間にもフィルムカメラについてスタッフと談笑したり、ホワイトタイガーの“しろ”役の子犬と触れ合ったりと終始和やかな雰囲気で撮影は進んだ。■北村匠海インタビュー――撮影の感想は?監督から説明を受けた世界観が、CM撮影ではあるんですけど、ただのCMではなくて、ちゃんと物語やバックボーンがあったり、そのキャラクターの裏側の野心みたいなものも、説明して頂いたので、すごくお芝居が楽しかったです。あと最初入って、セットにまずびっくりしました。ビレッジタウンと聞いていたので、近未来的な世界ではなく、もっとほんわかしているのかと思いきや、かなりかっこいい建築物がこの世界には沢山あるんだなという、そういうファンタジーの中を僕も1人の主人公として楽しく生きることができたなという気がします。――CMの舞台である「North Village Town」に込められたメッセージにお気づきですか?まさか自分の苗字が作品に反映されると思っていなくて、VT COSMETICSさんのVillage TownもVTじゃないですか。不思議なご縁というか、北村という苗字から、Village Townという今回のテーマから。すごくこっ恥ずかしさはありましたけどね。セリフで北村、西村、南村とか……自分の苗字の村にいるんだ~と思ってニコニコしてました。――印象に残ったシーンは?今回しろという自分のバディとして虎がいて、CICAのアイテムにも虎が描かれていますけど、そのバディ的な物語というか、しろとの絡みは僕も完成が楽しみだなぁと思うシーンが多かったですね。――普段からスキンケアはされていますか?していますね。僕は結構食生活だったり、体調や疲労とかで肌の状況が変わりやすいので、普段から気にしていますね。元々VTのパックは使っていて、第一印象で匂いがいいなと思いました。ほかのものも使わせて頂いてましたけど、すごく肌なじみがよくて、スッキリしますよね。使ってから少しずつ肌の調子も良くなってきていて、寝る前だったりとか朝だったりとかいつでも使えるんだなと思っています。――「#1日1CICA」がテーマですが、1日に1回やっているルーティーンはありますか?正直ルーティーンっていうルーティーンはずっとなかったのですが、最近、撮影の時や音楽活動でライブをする時に、その地面に寝るっていうルーティーンが生まれかけています。例えば、アクション物とかやる時には、階段だったりとか地面だったりに転げなくてはいけないのですが、まず地面と友達になるっていう感覚で1回地面に寝たことがきっかけで、最近自分のルーティンになりそうだなっていう予感はしてますね。――「みんな一緒じゃないか」というセリフがありましたが、一体感を抱いた出来事はありますか?毎回違う会社に就職している感じなんですよね、役者って。なので毎回一体感っていう具合も感覚も違うんですけど、皆が同じ方向を向く瞬間というか、役者が本番でやったことに対して、監督も受け取って、1発OKみたいな流れにすごく一体感を感じます。具体的に言うと、すごく長いシーンをワンカットで撮るってなったとき。1発で、芝居のコミュニケーションも全部が繋がって、監督の中でもOKでっていうときは本当に気持ち良いですよね。
2023年02月20日映画『スクロール』でW主演を飾る北村匠海&中川大志の本取材が行われたのは、2023年早々のことだった。北村さんと言えば、フロントマンを務める「DISH//」の活動で年末は怒涛の歌番組出演があり、一方の中川さんは初の音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」が年末に大千秋楽を迎えたばかり。多忙を極めるふたりに、せめてお正月はゆっくりできたのかと聞くと、対照的な声が上がった。「年末年始は音楽の仕事をしていたので、まだ正直、年が明けたかどうか実感がないです…!」(北村さん)「僕は匠海と反対だわ、ごめん(笑)」(中川さん)そう話す中川さんに、北村さんは「いいなあ~!」と身をよじり、「オフの自分を輝かせるために仕事していますからね」とにこりとする。そして、ときには愛車のドライブで息抜きをしていることも、朗らかに教えてくれた。ふたりの出会いは今から10年以上前。同じ事務所に所属している1歳違いで、子役時代から同じ役のオーディションを受けてきた。近い距離を保ちながらそれぞれのステージを見つめてきた瞳には、表現者としてのプライドと熱がこもっている。映画での共演は中川さんが石井杏奈とW主演を務めた『砕け散るところを見せてあげる』以来2度目だが、正確に言えば『砕け散る~』では共演シーンがなく(中川さんの成長した子供役が北村さんで撮影はすれ違い)、本作『スクロール』が正真正銘・堂々たる共演作となった。大学時代の友達の死を通して再びつながった〈僕〉(北村さん)とユウスケ(中川さん)のふたりが、20代中盤にして改めて向き合う生死への葛藤を描く物語。ふたりに作品のテーマや共演について、じっくりと語り合ってもらった。同じ熱量を持つも、役者としてのタイプの違い――北村さんと中川さんのW主演映画『スクロール』では共演シーンも多かったです。お互いに刺激を受けたと思いますが、その感想から伺えますか?北村:僕は大志のことを常々、言葉に芯がある役者だなと思っていました。言葉の意味がきちんと伝わる役者はなかなかいないけれど、大志のお芝居は大志自身の芯が通っている感じがすごくするんです。僕はどちらかと言うと、かなりぼんやりしているから「つえぇなあ」と今回すごく思いました。僕らは同じ熱量を持っているけれど、役者としてのタイプは全然違うと思うんです。そのことを久々に一緒にお芝居をして感じました。映画の中でふたつの役が違うようで似ているのと同じ感覚というか。向いている方向も炎の大きさも一緒だけど、炎の色が全然違うんです。――似ているけれど表現のあり方が違うとは、面白いお話です。作品のトーンとしてもぴったりだったわけですね。北村:僕らのベクトルは違うけれど、同じような感覚を持っていると思うんです。今起きているいろいろなことに対して、一(いち)人間として感じていることは同じはず。だけど、歩んできた道が違うから得てきた色も違うということは、芝居を見ていてもすごい感じました。中川:うん。僕は匠海と一緒に“W主演で映画”をできることが、単純にすごくうれしかったです。お互い20代半ばになって共演できた、っていう。北村:僕ら、もう半ばなのか…!中川:26でしょ、今年?北村:26だね。中川:でしょ。僕達は子どもの頃からお互いを知っているわけですけど、匠海はすごく映画に愛されている人だな、と感じていて。映画の中の北村匠海が「やっぱりすげぇな」と思っていました。匠海は「ぼんやり」という言い方をしていたけれど、“〈僕〉(北村さん演じる)”は抽象的でどこかつかみどころのないキャラクターなんです。でも、それをすごく細かいところまで抽出するようなお芝居をするんですよね。だから、隣で一緒に芝居をしていて現場で見ても気づかなかったことが、映画館のスクリーンだと拾えるんですよ。もう微粒子レベルのものを放っていることを、映画(の画)では捉えられる。完成したものをスクリーンで観たときに、「わぁ、こんなところまで!」と驚きますし、匠海はそういうものを表現できる人だと思っています。北村:うれしいなぁ…!――「映画に愛されている人」という表現もすごく素敵ですよね。北村さんが中川さんにキャッチフレーズをつけるなら何になりますか?中川:キャッチフレーズ(笑)。北村:そうですね…僕は大志のことを革命家だと感じているんです。勝手に僕が革命を起こす仲間だと思っているのもあるけど。キャッチフレーズになるのかな、大志のことは「三国志」でいう諸葛亮的な立ち位置だと思っています。中川:えっ!諸葛亮…って、どういう人なの?北村:諸葛亮(孔明)は、天才軍師。策士なんだよね。中川:そうなんだ…!北村:何と言うか、僕自身はわかりやすく音楽と役者をやっている中で、音楽は自分の持っているものが大事というか、ある意味すごく自分勝手でいいところもあると思うんです。役者の場合は脚本というのがそもそもあるので、また違っていて。でも大志は役者という一本道に生きながら、その両方を持っている感じが僕にはすごく感じられるんです。だから、プレイヤーであり、クリエイターの心をすごく持っていて、スケッチするのが大志なのかなと思ったりしました。取材で話していても、それはすごい感じています。だから諸葛亮!中川:うわ、すごいうれしい。ありがとう!“今”起きていることへの向き合い方「考えてみることが大事」――作品内では、〈僕〉もユウスケも友人の死をきっかけに「生きることや生きる意味」を見つめ直します。おふたりも「生きる意味」について、考えたりしますか?北村:僕は「生きる意味」が人生のテーマでもあるので、しょっちゅう考えています。…さそり座なんですけど、さそり座は「生きる・死ぬ」とかがテーマらしくて。生きると一言で言っても、自分の人生についても、今のエンタメ界における自分の存在意義は何だろう、とかも考えます。特にエンタメ界に生きることについては、すごく難しいなと思っています。自分がやることが正解なのか、不正解なのか、常に模索しながらやっている感じです。生きることに答えなんてないと思うんだけど、…としたら死ぬことにも答えがないとすると、じゃあ何なんだろうと。だから常に、やることなすこと自分が本当に心の底からわくわくできるものを選んでいくことが、単純だけど、そういうことの積み重ねが北村匠海の生きることなのかな、と思っています。中川:「生きる意味」を考えているかという質問の答えとは、ちょっと違うかもしれないけれど、僕は自分の生きている時間を大切にするようにしています。僕らがやっている仕事と、ひとりの人間に戻った瞬間の部分は、いつも切り離せないんですよね。僕らは毎回台本をもらって、いろいろな“誰か”を生きないといけない。そうなってくると、まずは自分の人生をちゃんと(見つめ)、僕はそこに立ち返ってくる時間を大事にします。作品や仕事場でずっと目まぐるしくしていると、だんだん軸がわからなくなってくるんです。そこで家族や友人との時間に戻ると、自分に帰ってこられるんです。自分の人生や生活、生きている時間に1回戻ってくることを大事に生きています。――本作は、ハラスメントや社会的な問題にも触れています。おふたりは今ハラスメントについてどう感じたり、もしくは向き合ったりしていますか?北村:映画の中で、まさしくハラスメントはいっぱい出てきますよね。でも、ハラスメントしている側をたどっていくと、その上にはきっとハラスメントを受けてきた過去があったりするのかな、と思うんです。だから、僕らはいろいろ試行錯誤するし、それがかなったり・かなわなかったり・失敗したり・成功したりする年代なのかなと受け止めています。中川:うん、そうだね。結構いろいろなことが転換期なんじゃないかなと、僕も思ってる。北村:変わるよね。変わっていっているよね。――中川さんも肌で感じていらっしゃるんですね。中川:肌で感じたり、ニュースを見て感じたりします。これまで当たり前としてやってきたことを、1回冷静に立ち止まって考えてみることが大事なのかなと思います。やることがすべてになってしまって、なぜやっているかを考えなくなることが、結構怖いなと思いました。北村:そういう話を大志とちょろっとしたよね。中川:そうそう。意味を求めることが、すごく大きなことという気がしています。(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年02月04日主演にチョン・ウを迎え、極道たちの壮絶な末路を描く傑作ノワール小説を映画化した『野獣の血』。本作で第58回百想芸術大賞の男性新人演技賞に輝いた若手俳優イ・ホンネに迫った。裏社会で生きるヒス(チョン・ウ)が、血で血を洗う激しい抗争の中に身を投じ、野獣となっていくさまを、韓国ノワールの真骨頂ともいえる容赦ない描写で描き出す本作。港町のボス・ソンの右腕として一帯を仕切っていたヒスには生活を共にし、いつかはヤクザを辞め静かに暮らしていくことを夢見ている相手インスクという大切な存在がいる。そんなインスクのひとり息子アミは、刑務所上がりで若くエネルギーに満ち溢れ、ヒスを実の父親のように慕うシーンや、ヒス自身もアミを心の底から可愛がっていることが分かるやり取りは、本作で唯一心が温まる描写となっている。だが、アミを待ち受ける悲惨な運命が、ヒスを狂った野獣へと豹変させる決め手となる。まさに本作のキーパーソンを担うのがアミであり、そんな重要な役を務めあげたのがイ・ホンネだ。2014年に映画『悪党』で俳優デビューを果たし、2017年には「2PM」テギョン主演ドラマ「君を守りたい~SAVE ME~」に出演、2018年にはコン・ヒョジン主演のスリラー映画『ドアロック』、2019年には実力派俳優たちが豪華共演で観客動員数200万人超えの大ヒットを記録した映画『タチャ ワン・アイド・ジャック』、クォン・サンウ主演映画『鬼手』に出演するなど、俳優として着実にキャリアを重ねてきた。そんな彼を一躍有名にしたのは、OCNチャンネルのオリジナルドラマ史上最高の視聴率を記録した韓国ドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ」(2020)。悪役として登場し、唯一無二の存在感を放ち名が知れ渡った。さらに、「BTS」が2017年にリリースした楽曲「Come Back Home」のミュージックビデオにもメインのキャラクターとして出演し、もがき苦しむ印象的な演技で曲の世界観を体現したことでも注目を集めた。本作『野獣の血』でチョン・ミョングァン監督は、アミ役で何百人もオーディションした中で、イ・ホンネを「見た瞬間に彼だ!」と即決したと明かす。イ・ホンネも「アミは常に仲間にカッコいいと思われたい。無謀で熱い男だ」と語り、「すばらしい映画だ」と自信を覗かせる。熱演を見せたイ・ホンネは2022年・第58回百想芸術大賞の男性新人演技賞を獲得。強烈な存在感で物語を加速させていく彼に注目だ。『野獣の血』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:野獣の血 2023年1月20日より全国にて公開© 2022 KidariStudio, Inc. & WHALE PICTURES. All Rights Reserved.
2023年01月30日W主演である北村匠海と中川大志、共演に松岡茉優、古川琴音が集結した『スクロール』より、ストーリーが大きく動き出すきっかけとなる<僕>(北村匠海)とユウスケ(中川大志)の再会シーンを切り取った本編映像が到着した。到着した本編映像は、ユウスケ(中川さん)が歩きながら「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と言葉を選びながら電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上で1人佇む<僕>(北村さん)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって…」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで本編映像は終了する。友人の死をきっかけに2人は再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる。本作の撮影を担当したのは、清水康彦監督とも以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、「King Gnu」、あいみょん、「Suchmos」、藤井風、椎名林檎と宇多田ヒカルなど、錚々たるアーティストのミュージックビデオを手掛けるほか、映画、広告、ファッションなどの様々な分野で活躍している。川上さんは映画製作では異例ながら、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに貢献していた。そして、清水監督は川上さんに全幅の信頼をおき、改めて川上さんのすごさを感じたという。清水監督は「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時をふり返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。今回解禁された本編映像でも、前半部分ではそれぞれ引きの画角で撮られているが、会話の核心に迫るシーンでは細やかな表情までカメラに納められるように、寄りで2人の会話が撮られている。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、川上さんは「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語った。『スクロール』は2月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年01月26日北村匠海と中川大志がダブル主演を務める映画『スクロール』の本編映像が公開された。清水康彦が監督を務める本作は、YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説『スクロール』を原作とした実写映画。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描いた、リアリティあふれる青春群像劇となっている。このたび公開された本編映像は、ユウスケ(中川)が「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上でひとり佇む<僕>(北村)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって……」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで映像は終了する。友人の死をきっかけにふたりは再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる――。本作の撮影を担当したのは、清水監督と以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、King Gnu、あいみょん、Suchmos、藤井風などのミュージックビデオを手がけるほか、映画、広告、ファッションなど様々な分野で活躍している。川上は映画製作としては異例となる、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに参加。清水監督は川上に全幅の信頼をおいていたとのことで、「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時を振り返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語っている。映画『スクロール』は2月3日(金) に公開される。映画『スクロール』本編映像<作品情報>『スクロール』2月3日(金) 公開監督・脚本・編集:清水康彦脚本:金沢知樹 木乃江祐希原作:橋爪駿輝『スクロール』(講談社文庫)主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)出演:北村匠海 中川大志 松岡茉優 古川琴音水橋研二 莉子 三河悠冴/MEGUMI 金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子関連リンク公式HP:::
2023年01月26日●作品選びのポイントは「モチベーションが上がるもの」北村有起哉、48歳。現在、映画、ドラマ、舞台と縦横無尽に駆ける男の出発点は、1998年の舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』だった。特定の劇団に所属しないまま多くの舞台を踏み、映像作品でも独自のポジションを築いてきた。初主演映画『太陽の蓋』(2016)から、6年ぶりとなった主演映画『終末の探偵』(公開中)では、とある街で次々と厄介な依頼を引き受けることになるアウトローの探偵・連城新次郎として、作品世界を支配してみせる。近年ますます魅力を増す北村。NHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『アンナチュラル』『美食探偵 明智五郎』『ムショボケ』『先生のおとりよせ』、映画『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』と、ここ数年の映像作品を挙げるだけでも、欠かせない俳優であることは明白だ。様々な場、役の経験が、「ブレンドされて、僕のオリジナルスープになっていった」「俳優とは聖職者から極悪人、その中間も。自分以外のどんな役にもなれる職業」と語る。その歩みとともに、「圧倒的な目標」と口にする、2007年に亡くなった名優の父・北村和夫さんへの思いなど、俳優・北村有起哉に迫る。○■ハードボイルドな探偵ものに憧れることは……「ない」――探偵ものでの主演というのは、ある種、俳優としてのステイタスでもありそうです。最初に井川(広太郎)監督と打ち合わせをしたとき、監督の持っているイメージを感じました。過去の作品へのオマージュだったり、いわゆる松田優作さんのようなハードボイルドな探偵ものの雰囲気を彷彿とさせたり。でも僕としては、そうした部分はカメラワークや監督のディレクションなどから結果的に感じられる部分もあっていい、くらいがいいんじゃないかと感じたんです。あの時代のものをそのままやるのはもったいないというか、令和だからできるものはないのかなと。その辺のイメージを膨らませていきたいということはお伝えしました。――単純に役者として、いわゆるハードボイルドな探偵ものに憧れるといったことは。ないですね。まあ、探偵という役が初めてだったので、そういった意味で、ワクワクはしましたけど。――探偵が初というのは意外です。たぶんやってないです。しかも主演ですし。怪しい興信所にいる役とかはやってきたかもしれないですけど、がっつり柱として探偵役での主演というのはないですし、そういう意味では本当にやりがいを感じました。○■『アンナチュラル』は「いろいろな人から反応があった」――北村さんは、映像のみならず、1998年『春のめざめ』に始まる舞台での印象も強いです。でも劇団には所属されていません。あえてですか?いや、たまたまですね。結構見て探したりはしましたが。やっぱり一人でいるのは不安ですから。何か出会いがあればと思ったんですけど、なかなかなくて。「ジョビジョバ」は面白いな、一緒にやりたいなと思ったんですけど、当時は解散しちゃいましたし。ほかにも興味が湧いたところもありましたが、骨をうずめるくらいに思えるところはなかったです。そうこうしているうちに、ワークショップとかオーディションとかに参加して、プロデュース公演の客演とかで数珠繋ぎに進んでいった感じです。途中からどこかに所属しなくちゃといった焦りもなくなりました。というか、ひとつひとつが真剣勝負ですから、また呼ばれるぐらいじゃないとダメだと思ってやっていました。――それが北村さんには合っていたと。そうですね。とても贅沢なことをさせてもらったと思います。演出家によって要求してくるものも違いますし、たとえば前回出た劇団のスタンスでやっても全く通用しない。そうやって経験してきたことが、ブレンドされて、僕のオリジナルスープになっていった感じです。振り返ると、本当に上手に、いいところでいろんな演出家の方に出会ってきたなと思います。――映画初主演となった『太陽の蓋』以降で、ご自身のなかでの意識変化、もしくは周りの変化を感じた作品はありますか?『アンナチュラル』(TBS系・18)については、本当にいろいろな人から反応がありました。悪い役ではありましたが、その人にはその人の絶対正義というか、正解があるわけですよね。そこを追求していったほうが、話自体も面白くなるし、視聴者にとってはムカっとしたり、最後スカッとする。なので僕自身はいつも通りのことをやっていたつもりですが、ドラマ自体が大評判だったこともあって、参加させてもらえてラッキーでした。――演じられた記者の宍戸は、おっしゃった悪い役でありながら、窪田正孝さんの演じた六郎が翻弄される説得力がありました。僕としては悪魔のささやきをしているつもりは全くなくて、本当に自分の思う正論を言ってるだけなんですよね。脚本がしっかりしていたので、僕が余計なことをしなくても、物語がどんどん回っていく確信があったので、普通にやったほうがいいだろうなと。――作品選びはご自身でされているのですか?もちろん事務所とも話しますしスケジュールの都合もありますが、空いていれば、モチベーションが上がるものがひとつでもあればやります。なにかしらありますし。割とドライなところがあるんです。そのほうが絶対に自分のためにもなりますから。――縁のあった役を自分でどれだけ膨らませられるか。そうですね。奇をてらいすぎず、でも想定内に収まらないように。年齢も重ねてきたので、以前のように突飛なことをやってもダメだとも思いながら。昔は「爪痕残したる!」ってことばかりやってましたけどね。もちろん求められれば今でもやりますが(笑)。●共同生活は「僕自身を随分豊かにしてもらっている」○■目指してきたイメージ通りにできているか――何年も前のインタビューでは、俳優として「どこのポジションが空いているか」といったことを考えながら動いていると話されていました。そう、隙間をね。――そこからキャリアを重ねてきて、向き合い方も変わってきた。そんなにガツガツはいかなくなりましたね。――昨年の主演ドラマである任侠コメディ『ムショボケ』(プロデュース藤井道人、メイン監督・脚本アベラヒデノブ)は、まさに影の部分とユーモアと、北村さんの両方の魅力を楽しめました。正直、大変だったのひと言でしたけど(笑)。関西弁でまくしたててましたし。関西弁はやっぱり苦手意識がありますから。時間をかけてなんとかセリフをバ~っと言えるようにしたうえで、現場でさらにアイデアを見つけられないかと探していく必要があるので。怒涛の日々でした。でも頑張った甲斐があったかなと。僕を乗せるのが上手な若い監督さんで、相性もとてもよかったですし。――北村さんならではの作品でした。「まだあるでしょ、球が」「まだ全然あるでしょ」みたいな感じで来るんですよ。気が付いたら僕も火がついてて。こうして考えてみると、もしかしたら、僕がひとつひとつ積み重ねてきたものを、たまにちらっと振り返ってみたとき、今おっしゃってくださったような、いろんな役をやれるというのはあるかもしれません。それは、もともと自分の中にあった目指すべきイメージでもありますが、その通りにできているかなと確認できるぐらいにはなってきた気がします。――なんでもできる俳優に。僕の中での俳優とは、いろいろ変化できるというか、化けられる、自分以外のどんな役にもなれる職業です。それこそ聖職者から極悪人まで。そのどちらも、中間もできる。そうした俳優のほうが、単純に食いっぱぐれないかなとも思いますし。○■タラレバを想像も「家庭人でもある今が一番」――文学座に所属されていた名俳優のお父様、北村和夫さん(享年80)に、もし今「俺、こんな演技もできるんだぜ」と見せられるとしたら、どの作品を挙げたいですか?全部見てもらいたいです。そのうえでもし思ったことがあれば言ってほしいかな。でも「よかったよ」なんて言われた日にはこそばゆいかもしれませんね。ただ、生きているときから、全部見てくれという思いでやってました。やっぱりどこかでおやじへの意識は捨てきれないです。恵まれているなと思いますよ。圧倒的な目標があるので。最低でも80歳まで台本を2~3冊持って、そのまま死ななきゃいけないなと思ってます。――お父様の影響もですが、結婚して(2013)家庭を持った影響はありますか?共同生活で僕自身を随分豊かにしてもらっています。子供の存在もですが、家に帰れば「おかえりなさい」と言ってもらえる環境がある。それを選ばなかった選択肢もあったはずで。役者バカでもっと私生活が乱れていて、その代わり、もっともっとエッジの効いたものすごい役者になれたのかなぁなんていうタラレバなことを想像したこともありますけど、でもやっぱり今が一番だと思っています。――ありがとうございました。最後に改めて、今回演じた探偵・新次郎はどんな人物だと思いましたか?内面というか雰囲気で参考にさせてもらったのは、ロバート・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』(1973)です。人と人との繋がりがどんどん失われていくような風潮とか、明るい希望を持っている人が多くいるようには感じられないとか、ニュースは明るいニュースばかりじゃないとか。それって今の日本全国で感じていることだと思うし。そういった憂いを、ちゃんと内包させたいと思いました。それでいて、完全に社会との繋がりをなくすのではなく、どこかでしがみついてる人。新次郎って多分、選挙に行ってると思うんですよ。彼の中にはまだどこかに希望がある。そういったことをちゃんと肉体で表現できればと。人と繋がるのはめんどくさいんだけど、それ以上になんとかしてあげたい。すごくブレながら生きている人だと思います。■北村有起哉1974年4月29日生まれ、東京都出身。父は俳優の故・北村和夫さん、妻は女優の高野志穂。1998年に舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』(今村昌平監督)でデビューを果たす。コメディからシリアスまでこなす実力派。近年の主な映画出演作に『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『浅田家!』(20/中野量太監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)など。公開待機作に『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23/内田英治監督・片山慎三監督)、『有り、触れた、未来』(23/山本透監督)がある。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2022年12月23日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の30thシングル「想花」(14日発売)が、「12月13日付オリコンデイリーシングルランキング」で1位を獲得した。同シングルの表題曲「想花」は、玉森裕太主演の日本テレビ系ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(毎週土曜22:00~)の主題歌で、切ないメロディーが印象的なミディアムバラードソング。歌詞はドラマのストーリーとリンクしており、つらいときや不安なときにすべてを受け止めてくれる存在に救われ、自分もそのような存在でありたいという願いが描かれている。また、タイトルには、「花が咲き、舞い散っても、大地に還った種がまた季節が巡れば咲き続けるように、いつまでも大切な人の幸せを思っていこう」というメッセージを込めた。同シングルは13日付の「オリコンデイリーシングルランキング」で1位を獲得したほか、表題曲「想花」はサブスクリプションサービス・LINE MUSICの「リアルタイムランキング」で1位となった。さらにLINE MUSICでは、千賀健永とダンサーがカップリング曲「Rebirth Stage」をMVとは異なるオリジナルの振り付けで踊った映像コンテンツ「Rebirth Stage Original DANCE Ver.」を公開。こちらも、「ミュージックビデオTop100」で1位に輝いた。そのほか、11月3日にYouTubeで公開された「想花」のミュージックビデオが、発売日前日の13日に1,000万再生を突破。Kis-My-Ft2がシングルのミュージックビデオで再生回数1,000万回を超えるのは、昨年2月にリリースした「Luv Bias」以来、発売前としては初となった。
2022年12月15日川口春奈と目黒蓮が共演する「silent」の第9話が12月9日オンエア。想の思い出のCDを捨てられないように“保護”していた萌に、想は笑顔で髪を“わしゃわしゃ”する…SNSではこのシーンに触れた視聴者からのコメントが続出。桜田ひよりの演技も絶賛されている。主人公が突然別れを告げられた高校時代の恋人と8年の時を経て偶然再会するが、彼は耳が聴こえなくなっていた。再び想い合うようになる2人と周囲の人々の姿を描く切なくも温かいラブストーリーとなる本作。高校時代に付き合った想の影響で音楽が好きになり、一度は就職するも今は渋谷の大型CDショップでアルバイトとして働いている青羽紬役に川口さん。18歳の時“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなりはじめ、紬や湊斗の前から姿を消したが、その後奈々の支えもあって今は校正の仕事をしている佐倉想役に目黒さん。高校時代から紬を想っていて、想と別れたことを知ると紬と付き合うようになったが、再び想が紬の前に現れたことで彼女と別れた戸川湊斗役に鈴鹿央士。前回、正輝とかつて親しい関係だったことが明かされた桃野奈々役に夏帆。紬が手話を学ぶため通う手話教室の講師で、奈々とかつて親しかった春尾正輝役に風間俊介。家に訪ねてきた湊斗に想の耳が聞こえないことを教えた妹の佐倉萌役に桜田ひより。想の姉で現在は結婚して実家を離れている井草華役に石川恋。紬と一緒に暮らしている6歳下の弟・青羽光役に板垣李光人。想のことを過剰なほどに心配する母親の佐倉律子役に篠原涼子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。久しぶりに実家に帰ってきた想は、空になったCDラックを見て、大学にサッカー推薦で入ったが耳が聞こえにくくなったことで部活を辞めてしまったことや、律子に紬や友人たちに病気のことを隠してしてくれと伝えたこと、大好きな音楽を遠ざけてきた過去を思い出していた。一方、湊斗も同じタイミングで実家に戻っていて、想に会いにいくことにする…というのが今回のストーリー。耳が聴こえなくなっていった頃、実家に帰った想は、イヤホンをしても音楽が聴こえないことにショックを受け、CDを部屋にまき散らし号泣する…それから時を経て現在、想は部屋でダンボールにしまわれてたCDの中からスピッツのアルバム「フェイクファー」を見つけ、ケースを開く。するとそこに萌がやってきて、律子が想の目に入らないようにCDを捨てようとしてたのを見つけ、また見たいかもと思って「保護してた」と話す。すると想は笑顔で萌の頭を“わしゃわしゃ”とする…。「毎度、桜田ひよりちゃんの演技で涙が増してしまう。頭わしゃわしゃのシーンも最高だった」「萌ちゃんが「CD保護してた」って言った後に、想くんが萌ちゃんの頭わしゃわしゃしたのすっごい好き」「ひよりちゃん可愛すぎるんよおお 頭わしゃわしゃ尊い」などこのシーンに触れた投稿がSNSに続々とアップされる。「桜田ひよりちゃんの演技に引き込まれすぎた」「今さらだが桜田ひよりちゃんって、めっちゃ演技上手いな」「桜田ひよりちゃん、目がとんでもなく大きくて、涙も綺麗に流せて演技が素晴らしすぎ」など、萌役の桜田さんの演技にも多くの反応が集まっている。【第10話あらすじ】想は「手話するとき、声出してるよね?」と紬に問いかける。「大体、いつも、しゃべりながらだね」と答える紬。紬は想が時々寂しそうな顔をすることが気になっていた。想は自分の病が遺伝することについてネットで調べていて…。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年12月09日川口春奈&目黒蓮共演「silent」第7話が11月17日オンエア。奈々と正輝を巡る“衝撃事実”に「繋がり気になるじゃん」など様々な声が寄せられるとともに、紬と想の“ハグ”にも多数の反応が集まっている。高校時代の恋人によって音楽に目覚め、今はレコード店で働く主人公が、その恋人と8年ぶりに再会を果たすが、彼は“若年発症型両側性感音難聴”で耳が聞こえなくなっていた…という展開の本作。主人公の青羽紬を川口さんが演じるほか、18歳の時“若年発症型両側性感音難聴”にかかって徐々に耳が聞こえなくなり、3年ほどまえにほぼ失聴状態になった佐倉想に目黒さん。大学時代、孤独になった想が出会い手話を教えてもらった桃野奈々に夏帆。想と別れた紬と付き合い始めたが、結局別れを選んだ戸川湊斗に鈴鹿央士。湊斗と出会ったことがきっかけとなり、紬に手話を教えることになる春尾正輝に風間俊介。想の妹・萌には桜田ひより。紬の弟・光には板垣李光人。想を心配する母親の佐倉律子には篠原涼子といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。想の前で奈々が泣いているのを見た紬は、その場を立ち去ろうとするが、後を追った想は心配をかけまいと、奈々が泣いていたことは「紬とは関係ない」と線を引く。しかし紬はそんな想の態度に壁を感じてしまう。そんな2人の姿を見た奈々は、これまで借りた本を持って想のアパートへ。帰ってきた想に想いを明かしたうえで、想とはこれからもずっと友達だと伝える。紬は中途失聴者が声で話すことが多いと知り、想になぜ声で話さないのか訊ねる。想は「声が好きなんだもんね」と伝えようとして、入力した文字を消し手話で“手話があれば十分ってだけ、奈々としか話さないから声が必要ないってだけ”と答える。その後、湊斗が想から声で名前を呼ばれたことを聞いた紬は複雑な表情を見せる。紬は想から奈々の連絡先を聞き直接話すことに。身構え緊張気味の奈々だったが、紬の話を聞いて“プレゼントを使いまわされた”気持ちが“おすそ分け”した気持ちに変化していく。そのことを想に話すと、想は奈々と声で話す夢を見ると語る。それは奈々が見る夢と同じだった…というのが今回のおはなし。そんな奈々に“衝撃事実”が発覚する。正輝の手話教室の看板を見つめる奈々。そこにやってきた正輝は奈々の顔を見て愕然とした表情に。そんな正輝に奈々は「久しぶり」と挨拶する…。SNSには「奈々ちゃんと風間センセーの繋がり気になるじゃん!!!」「風間くんと奈々昔付き合ってたとかかな~再来週その関係が描かれるのかな」といった反応や「奈々ちゃんはあそこが風間くんの手話教室だって知ってる感じに思えたなぁ…」といった声まで様々な反応が投稿。また「風間くんだけみんな風間くん呼びなの面白い」「silentみんな役名呼びなのに、風間ぽんだけ風間ぽんで呼ばれてるし風間ぽんでトレンド入りしてる」と、多くのツイートが正輝を“風間”呼びしてることに触れるポストも。想が紬の腕を掴んでハグするラストにも「最後のハグのくだり最高すぎ」「キュン通り越してギューーン」「想のハグ…ギュッて目つぶるとこ、よかった」「最後に想くんのハグしながらギュッてなる表情が1番泣けた」などの感想が殺到している。【第8話あらすじ】11月24日はW杯放送のため休止となり、12月1日に15分拡大放送。「silent」は毎週木曜22時~フジテレビ系にて放送中。(笠緒)
2022年11月18日