「北村義浩」について知りたいことや今話題の「北村義浩」についての記事をチェック! (1/2)
俳優の北村有起哉(50)が13日、自身のインスタグラムを更新。息子たちの2ショットを公開した。北村は「『いつか、ヒーロー』本日、ヨル10:15より第二話放送です。見逃し配信の視聴回数もかなり健闘しておるようです、よかったよかった」と出演中のドラマについて紹介し、写真をアップ。長男(10)、次男(5)と見られる子どもたちが釣り堀で釣りをする姿がとらえられている。この投稿に「息子くんですか?後ろ姿がパパにそっくりですね」「後ろ姿がユキヤさん、ソックリ!」「素敵な写真ですね 癒されます!」などの声が寄せられている。北村は、俳優の高野志穂(45)と2013年6月に結婚。14年11月に第1子長男、20年2月に第2子次男の誕生を報告した。
2025年04月14日俳優の北村有起哉が13日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「聖人ロスに救いの光…」俳優・北村有起哉、『徹子の部屋』出演を告知しファン歓喜!投稿されたのは、釣り堀で子どもたちと過ごす穏やかな休日の一枚。赤いTシャツを着た少年と、もう一人の子どもが並んで釣り糸を垂らす後ろ姿を撮影したもので、北村本人と思われる後ろ姿も写り込んでいる。キャプションでは、自身が出演するドラマ『いつか、ヒーロー』の第2話放送を告知しつつ、作品への熱意やスタッフ・キャストの奮闘ぶりも語っている。プライベートと仕事、両方の姿を感じさせる投稿となった。 この投稿をInstagramで見る 北村有起哉(@yuki.yeah18)がシェアした投稿 コメント欄には「赤Tシャツは息子さん?」「後ろ姿がユキヤさん、ソックリ!」「一話から引き込まれる展開でした」といった声が寄せられている。
2025年04月13日俳優の北村有起哉が4日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】大竹しのぶ、北村有起哉との2Sに素敵すぎると話題に!投稿では「本日、徹子の部屋にお邪魔します。どうぞご覧くださいませ。」と、人気トーク番組『徹子の部屋』への出演を告知。シンプルながらも丁寧な一言に、ファンからは放送前から期待の声が続出している。近年はドラマなどで見せる存在感ある演技に定評があり、特に最近の出演作で注目を集めたこともあり「聖人ロス」に陥るファンも少なくない。そんな中でのメディア露出に、視聴者の喜びもひとしおだ。 この投稿をInstagramで見る 北村有起哉(@yuki.yeah18)がシェアした投稿 コメント欄には「お知らせありがとうございます♪聖人さんロスなのでとても嬉しいです」「楽しみにしております️」「早く用事終わらせて、ゆっくり観るぞー」などの声が寄せられている。
2025年04月04日俳優の北村一輝が25日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】北村一輝、地方ロケの合間に散歩を満喫「良か天気です」「有明アリーナ、熱くなりました!帰り道は有明の夜景に癒されながら、寒くて凍えました。」と綴り、複数枚の写真をアップ。KO勝ちや壮絶な撃ち合いによるドローなど、数多くの名勝負が繰り広げられており、現地での熱気が直接伝わるような投稿となった。 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「熱い闘いを見たあとに寒さで目が覚めちゃいますね」「楽しめて良かったです」といったコメントが寄せられている。
2025年02月25日俳優の北村一輝が7日、自身のインスタグラムを更新。【画像】「親戚のイケおじにしたい」北村一輝、“メンテナンスday”オフショットにファンからコメント殺到!耳ツボ施術、ヘアカット、ジムと、自身のメンテナンスを行ったことを報告した。「耳ツボ行って カット行って そしてジム。」とシンプルなコメントとともに投稿。ストイックに自身を磨く姿がうかがえ、渋さと色気を感じさせるショットにファンも歓喜。さらに、耳ツボ施術の影響かピアスを開けたかのようにも見え、「ピアス開けたの!?」「めちゃくちゃ似合う!」と驚く声も上がった。 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 この投稿には、「かっこよすぎ!」「さっぱりしてさらに素敵」「親戚のイケおじにしたい」など、絶賛のコメントが寄せられている。
2025年02月07日俳優の北村一輝が22日、自信のインスタグラムを更新。【画像】北村一輝、「ドッキリワールドカップ」告知で山里亮太を絶賛!魅力的な笑顔にファン歓喜!地方ロケの空き時間で散歩を楽しむ様子をインスタグラムで公開した。投稿には「ただ国道を真っ直ぐ良か天気です」とコメント。青空の下、のどかな風景を背景にリラックスした表情が印象的な写真が添えられている。夜の撮影が続くとのことで、「寒くならなきゃいいのに」と願いつつ、ロケ中の一コマをシェアした北村。 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 ファンからは、「空が綺麗で気持ちよさそう」といった温かいコメントが多く寄せられている。また、「リラックスした表情が素敵」「散歩姿に癒されます」などの声が上がり、彼の健康的なライフスタイルにも注目が集まった。
2025年01月22日北村匠海が3日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「1人だけ裏切ってるみたい(笑)」北村匠海、「マヂ、ごめんにょ」なプリクラ披露で反響続出!「あけましておめでとうございます」と新年の挨拶とともに、「笑って笑って生きていきましょう」「目の前の人を助けましょう」「僕らに出来ることを全力でやりましょう」と、ポジティブな抱負を綴った。「よし、行こうー!」という締めくくりに、前向きなエネルギーが感じられる投稿となった。 この投稿をInstagramで見る 北村匠海/TAKUMI KITAMURA(@take_me_1103)がシェアした投稿 投稿には多くの「いいね!」が集まり、「匠海くんの言葉に励まされた」「今年も応援しています!」といった声が続出。また、「髪切ったの?かっこいい!」といったコメントも寄せられ、ファンの熱い支持がうかがえる。俳優として、アーティストとして2025年も全力で突き進む北村匠海の活躍に期待が集まる。
2025年01月03日俳優の北村一輝が26日、自身のインスタグラムを更新。【画像】北村一輝 共演の田中圭からのリクエストで“地面師風”ショットを公開「明日。初コント、梶原先生。内村さんと!楽しかったなぁー!27日22時NHK「LIFE冬1」」と綴り、2枚の写真を投稿した。27日に自身初となるコント番組に出演することを報告した北村。番組では芸人の内村光良をはじめ、そうそうたるメンバーと共演する。 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「この顔!かっこいいのに笑ってしまいました〜」「初のコント!ウッチャンとの絡み楽しみにしてますね」といったコメントがよせられている。
2024年12月27日俳優でアーティストの北村匠海が24日、自身のインスタグラムを更新。【画像】北村匠海、Xmas前に色気漂うワンショットが話題「ナチュラルな色気にやられた」「よにのチャンネル」で撮影した写真を公開し、「少し光のコントラストをレタッチしたもの」とコメントを添えた。独特のセンスが光る作品に、ファンから熱い反応が寄せられている。 この投稿をInstagramで見る 北村匠海/TAKUMI KITAMURA(@take_me_1103)がシェアした投稿 「Photoby北村匠海様♡最高✨」「カメラの北村〜 .ᐟ.ᐟ」と絶賛の声が続出。また、「俳優兼アーティスト兼カメラマンって肩書き多すぎ!」とのコメントもあり、多才ぶりを改めて感じさせる投稿となった。
2024年12月23日俳優の北村一輝が13日、自身のインスタグラムを更新。【画像】北村一輝 共演の田中圭からのリクエストで“地面師風”ショットを公開「これから映画の撮影です!日差しがやばい。タイ」とコメントし、灼熱のタイで撮影に挑む様子を報告。投稿には腕にタトゥーを施した新たな役柄らしい写真が添えられ、ファンの期待が高まっている。 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 「タイの雰囲気が北村さんにぴったり!」「次はどんな個性的な役なのか楽しみです」と絶賛の声が相次ぎ、「タトゥーが似合いすぎて役柄が気になります」と注目するコメントも。「暑い中の撮影、熱中症に気をつけてください」と体調を気遣う声も多数寄せられた。「タイと北村さん、最高にマッチしてる」「映画楽しみにしてます!」と、作品の公開を待ちきれないファンも多く、投稿は早くも大反響。北村一輝の新たな挑戦がどのような形でスクリーンに映し出されるのか、期待が膨らむばかりだ。
2024年12月13日2024年11月スペインで開催されたパブロ・カザルス国際賞において、若きチェリスト北村陽がアルネ・ツェラー(ドイツ)とともに優勝の栄冠に輝いた。北村陽は2004年生まれ。これまで各地の国際コンクールで優勝を成し遂げ、2023年からベルリン芸術大学でイェンス=ペーター・マインツに師事している。使用楽器は1668年製カッシーニ。12月11日にはHakuju hallでベートーヴェン、ブラームス、ヤナーチェク、ショスタコーヴィチというプログラムでリサイタルを行う。そのプログラムの構成、内容について語ってもらった。「まず、冒頭のベートーヴェンのチェロ・ソナタ第4番と最後のショスタコーヴィチのチェロ・ソナタは対比を意味しています。ベートーヴェンは幸せで音楽の歓びが感じられる作品。ショスタコーヴィチは抑圧されたなかで書かれた作品。その内容の違いを表現したいのです。ブラームスのチェロ・ソナタ第2番もドイツ音楽の歓びを感じさせる。このソナタは私が大好きな作品です。ドイツに留学してちょうど1年になりますが、ベルリンという非常に多くの歴史を背負った町に暮らし、日々さまざまなことを経験することにより自分が変わっていくのを強く感じています。マインツ先生のレッスンも楽譜に忠実で、表現力の幅を広げてくれ、新たな視点が増えます。すべての感覚が日々変容し、自分の内面がまるで入れ替わったように変貌しています」こう語る彼はこの1年でヨーロッパの歴史、伝統、建築、音楽、美術に触れて自身が大きく成長したと感じ、それらをより多く吸収し糧にしたいという。その語り口は非常に熱く前向きで、エネルギーに満ちていてたのもしい。さて、前半のドイツ作品とはがらりと雰囲気を変え、後半はヤナーチェクで幕を開ける。「今年は3度もチェコを訪れる機会があり、プラハのドヴォルザークホールでドヴォルザークの曾孫にあたる人の前でドヴォルザークのチェロ協奏曲を演奏することができ、感動しました。そこでもうひとりのチェコ作曲家、ヤナーチェクの《おとぎ話》を組みました。この曲はロシアのジュコーフスキーの詩に基づいて書かれていますので、ショスタコーヴィチにつなげる意味を備えています。今回はドイツで勉強した成果を聴いていただきたいと思い、いまもっとも表現したいプログラムを組みました。長年共演を続けているピアニストの大伏啓太さんにも留学する前と比較してほしいと思っています。4作品ともピアノの難度がとても高いので大変だと思いますが…」北村陽は幼いころから祖父が愛聴していたカザルスの「バッハ:無伴奏チェロ組曲」の録音を聴き、カザルスに憧れてきた。「カザルスの生地で開催される国際賞(コンクール)にはぜひ参加したかったのです。本選前日にカザルスの生家の前に広がる海を散策し、海の音を録音しました。その深い音がカザルスの音の響きを感じさせたからです」若き逸材は広い海原に漕ぎ出したばかりだ。取材・文:伊熊よし子※インタビューの際予定されていたプログラムから曲順が変更となっております。北村陽 チェロ・リサイタル■チケット情報()12月11日(水) 19:00開演Hakuju Hall
2024年12月05日俳優でミュージシャンの北村匠海が、30日インスタグラムを更新した。【画像】北村匠海、スタイリストのイラストに大盛り上がり「アリーナツアー『群青飛行』もうすぐ始まります。4人での久々のライブになります。お待たせ。」と綴り、1枚の写真を投稿した。加えて「翔ぼう!歌おう。笑っていよう!あー楽しみだこと。」と、久々に行われる4人でのライブに前向きな気持ちを綴った。 この投稿をInstagramで見る 北村匠海/TAKUMI KITAMURA(@take_me_1103)がシェアした投稿 この投稿にはたくさんのいいねが寄せられている。
2024年11月30日俳優でミュージシャンの北村匠海が、13日インスタグラムを更新。【画像】北村匠海、ラジオ『KOJI10』の初回ゲスト出演で感無量!スタイリスト「Tさん」が描いたDISH//メンバーのイラストを公開し、「おいらたちの空気感」とコメント。独特なデフォルメイラストに、ファンは「特徴掴んでる!」「みんな白目でかわいい!」と大盛り上がり。 この投稿をInstagramで見る 北村匠海/TAKUMI KITAMURA(@take_me_1103)がシェアした投稿 ファンからは「絵の個性がみんなにぴったり」「足まで描いてほしい(笑)」と好評の声が続出。DISH//らしい自由な雰囲気が感じられるイラストに「空気感最高!」「可愛くて癒される」といったコメントが続々寄せられ、ファンの心を掴んでいる。この投稿には、メンバーの特徴を絶妙に捉えた絵の可愛らしさに、多くのファンが「アリーナツアーで実物が見たい!」「やっぱりDISH//最高!」と熱い応援を送っている。
2024年11月14日永瀬廉(King & Prince)、杉咲花、北村匠海が共演する『法廷遊戯』から、北村さん演じる模擬裁判を司る天才、結城馨が人生を賭けて“究極のゲーム”を企てた背景に迫る新場面写真が解禁となった。北村さん演じる馨はセイギ(永瀬廉)、美鈴(杉咲花)と同じロースクールに通う同級生で、在学中に司法試験に合格した校内でも一目置かれる存在。クラスではそんな馨が主宰者となり、「無辜(むこ)ゲーム」と呼ばれる模擬裁判が流行っていた。解禁となった場面写真では、「無辜ゲーム」の主宰者として法服を着て冷静に見つめる馨の姿が。他者を寄せ付けない雰囲気だった馨が、唯一心を開いていたのがセイギ。ある日「もし僕の身に何か起こったらリンドウの花を持って墓参りに来てほしい」と意味深な言葉をセイギに告げる。そしてロースクール卒業後、馨の「久しぶりに無辜ゲームを開く」という誘いを受け、学校に向かったセイギだったが、そこには馨の死体が…。場面写真では、リンドウの花が手向けられたお墓に手を合わせるセイギの姿もあり、同級生だった2人が立場を変え、弁護士と死者として生前の約束を果たすという予想外の展開に。さらに美鈴から「ゲームのプレイヤーは貴方なの」と告げられたセイギは、これは馨が仕掛けた最後のゲームであることを知る。さらに、高校生時代の馨が窓の外をみて呆然と立ちすくむ姿も。その視線の先には一体何があったのか。セイギによって馨の過去が紐解かれるとき、誰も想像のできなかった驚きの展開が待ち受けることになる。『法廷遊戯』は11月10日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:法廷遊戯 2023年11月10日より全国にて公開(C)五十嵐律人/講談社(C)2023「法廷遊戯」製作委員会
2023年09月28日2021年に公開され、最終興行収入45億円を記録した『東京リベンジャーズ』(21年)の続編、映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』(公開中)が2作連続で公開されている。和久井健氏による人気漫画『東京卍リベンジャーズ』を実写映画化した前作は、どん底人生真っ只中のダメフリーター・タケミチ(北村匠海)が、何者かに背中を押され線路に転落した瞬間、不良学生だった10年前にタイムスリップし、人生唯一の彼女・ヒナタ(今田美桜)を助けるために、ヒナタの弟・ナオト(杉野遥亮)の協力で過去と未来を行き来しながら、東京卍曾に入り込み、自分の人生のリベンジに挑む姿を描いている。そして『血のハロウィン編』では、凶悪化した東京卍會によってまたしてもヒナタが殺され、未来を変えようと過去に戻ったタケミチの奮闘を描く。ヒナタを救う鍵は“東卍結成メンバーを引き裂く過去の事件”と“東卍崩壊の危機となるかつての親友同士の戦い”にあることを知るタケミチ。マイキーの兄・真一郎の死により壊れてしまった仲間の絆は修復することなく、壮絶な決戦がついに始まった。タケミチは最悪の結末を止め、ヒナタと仲間の未来を救えるのか。今作では北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、村上虹郎、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮と旬の俳優陣がそろった。今回は主役のタケミチを演じた北村匠海にインタビュー。主役として作品の中心にいながら、「もう1人のプロデューサー」とも称される北村は、『2』をやりたいと切望。一方で、前後編の公開となったことに不安もあったという。作品の裏側で行われていた熱いやりとりについて話を聞いた。○■どうしても『2』までやりたかった――皆さんにお話を伺っていると、特に前編からの方は「前作で終わってもいい」くらいの気持ちを持ってたり、続編にプレッシャーがあったりというところでしたが、北村さんはいかがでしたか?僕は『1』を撮影している時に、「『2』まではやる」という気持ちがあったんです。『1』だけで終わらせてしまうと、まだまだタケミチを演じ切れていないのかなと。もちろん『1』の中ではやりきれているんですけど、『東京リベンジャーズ』という原作を含めて見るとまだやりたいという気持ちがあって、漫画でも成長して行く姿を読んでいたので、どうしても『2』までやりたかった。プレッシャーはもちろんありました。『2』までやりたいという思いを、監督さんとプロデューサーさんと話しながら、あとはみんなが「じゃあ、やろうぜ」と言ってくれるのを待っていました。――実際に続編ができて、前編もヒット中で後編を迎えられることについてはいかがですか?うれしさはあります。やっぱり僕らはせっかくやるなら『1』を超えようという思いで作ったんですけど、僕がもし映画を観る立場だったら、前編後編と分かれることに不安があったんです。前編があまりにも「いや、これからだろう」というところで終わるじゃないですか? 僕は試写で前編を観た時に、自分が映画ファンだとしたらこれを許せるのかどうかという不安があって。でも別の日に観た裕貴くんが「いや、これは『-決戦-』観るでしょ」「前編でこんな面白いのかと思った」と連絡をくれて。僕はその一言だけで「早くみんなに『-決戦-』を観てもらいたい」「やっと自信を持てたな」と思えました。『-決戦-』を観終わって初めてこの作品が完成するので、そこまで終わって初めて感慨が湧いてくるのかもしれません。――山田さんが言ってくれるというのが熱いですね。そうなんです。あれだけキャリアがあって、ドラケンとしてこの作品を支えてくれた裕貴くんがそう言ってくれるのは、タケミチにとっても自分にとっても大きかったです。僕が『2』をやるにあたっての不安は前編と後編に分かれる部分にあったので、それを払拭してくれたのが裕貴くんでした。――後編を観たらまた前編を観たくなるんじゃないかとも思いました。『-決戦-』のための『-運命-』で、いい意味でも前編後編をあわせて一つの作品の面白さを持っています。体力もいるけど、続けて観てほしいなと思いますし、一つの作品として前編後編がまとまってるという思いではやっています。前編から後編までに2カ月空いてしまっているし、『-決戦-』を観た後に、もう1回『-運命-』を観たいと思ってもらえたらいいなと思っています。○■「全てを知って背負った上で」という思い――岡田翔太プロデューサーは、北村さんをこの作品の「もう一人のプロデューサー」とも表しています。そう言ってもらえてうれしいです。――それはいつもなんですか? それとも『東京リベンジャーズ』だからですか?いつも全体を見る気持ちではありますけど、今回の岡田さんは、『キミスイ』(『君の膵臓をたべたい』)における月川(翔)監督との関係とちょっと近い感覚があります。『キミスイ』の時には、月川監督が「これがお互いの階段を上るきっかけになると思います」と手紙をくれたんです。岡田さんは若いプロデューサーさんで、『1』で声をかけてもらった時にはまだ20代だったかな。世代も近い中で、仕事仲間でもありながら特別な思いがあるプロデューサーさんですし、今後ももちろん一緒に仕事をさせていただきたいと思いました。――作品も撮影も熱いですが、裏側の熱さもすごいですね。役者の仕事って、芝居だけかと思いきや宣伝にも絡んでくるし、僕は全てを知って背負った上で表に立ちたいから。宣伝でも単なる「仕事」としてではなく、 覚悟や責任も感じながらやりたかったので。――そんな作品を、やっぱりぜひ観てほしいという思いは強いですよね。今回もタケミチが主役ではあるんですけど、それよりもみんながかっこよかった。だからこそ、僕は主演という立場で、現場を引っ張る座長としての意識がすごく強かったような気がします。みんなが中心にいる、その中の座長でいる、という。公開までなんとか来れたのはとてもうれしいことですし、僕にとって誇りを持てる作品になったので、みんなの覚悟をぜひ映画館で観てください。○■一問一答 『東リベ』メンバーの中で〇〇な人・一緒に戦いたい人は?吉沢亮くんです。一緒に戦ってきた経験が長いのもあるし、彼は自分にとって役者として特別な存在です。一緒に舞台をやったりもしたし、間違いなくこの先も一緒に戦いたい。みんなに等しくそういう思いはあるんですけど、特にこの『東京リベンジャーズ』の始まりから考えると、お亮とのつながりは今後も感じるかな。・守りたいところがある人は?うーん……清水尋也ですかね。尋也は15歳ぐらいから知ってますけど、ほっとけない後輩の1人でもあって、僕の数少ない“後輩の友達”。だから、守りたさはある気がしています。・「この人は何を考えてるんだろう?」と本音を聞いてみたくなる人は?間宮くん。良い意味で独特のつかめなさがあるから、キサキという役をキャスティングされたのかなと思います。たぶんすごい情熱がある人だし、一緒に飲んだこともあるんですけど、まだ深くまで知らないところがあると思います。率直に本音を言うタイプだと思いますけど、すごく周りに気を使う人だし、空気とか場とか相手のことを考えて行動している人でもあると思います。・兄弟、もしくは姉妹にしたい人は?山田裕貴くんですね。年子のお兄ちゃんとかであってほしい。気が楽というのもありますし、あんなに明るさを維持できる人ってそうそういない。裕貴くんと兄弟だったら楽しそうだな。(山田、吉沢は2人とも「北村を弟にしたい」と回答)そうなんですか? うれしい。気は合いますよね。お亮と裕貴くん、2人とも一緒にいるとすごく楽なんです。この作品における存在としてもそうですし、裕貴くんともこの先確実に一緒になっていくことが増える気がしていて、特別な2人だと思っています。・「この人タイムリープしてるんじゃないか」と思う人は?磯村勇斗くんです。ちょっと独特な感性があるんですよね。 よく「似てる」とも言われるんですけど、いっそん(磯村)は自分と同じで、ものごとをけっこう俯瞰的に見ていたり、状況を楽しんでたり、なんかタイムリープしてそう(笑)。知ってそうな感じがする。■北村匠海1997年11月3日生まれ、東京都出身。『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。そのほか、『さくら』(20年)、『明け方の若者たち』(21年)、『とんび』(22年)など数々の話題作に出演し、2023年Netflixにて全世界同時配信予定の実写ドラマ『幽☆遊☆白書』への主演も決定している。声優としての出演は、『HELLO WORLD』(19年)、『ぼくらの7日間戦争』(19年)、『かがみの孤城』(22年)。
2023年07月08日俳優の北村匠海が出演する、VT COSMETICSの新CM「Village Town – 北村の匠海 -」編が、21日より放送される。新CMは、同社アンバサダーに就任した北村が、ホワイトタイガーの“しろ”とともに登場。CICAコスメをめぐり、東西南北に分断された”Village Town“を舞台に、「CICAがゆらぎ肌を整えたように、Village Townからストレスをなくすべきだ」と意気込む“North Village Town”(=北村)の住人を演じている。撮影が16㎜のフィルムカメラで行われることを知った北村。「お~そうなんだ!」と嬉しそうな表情を見せ、カメラ好きの一面をのぞかせた。撮影の合間にもフィルムカメラについてスタッフと談笑したり、ホワイトタイガーの“しろ”役の子犬と触れ合ったりと終始和やかな雰囲気で撮影は進んだ。■北村匠海インタビュー――撮影の感想は?監督から説明を受けた世界観が、CM撮影ではあるんですけど、ただのCMではなくて、ちゃんと物語やバックボーンがあったり、そのキャラクターの裏側の野心みたいなものも、説明して頂いたので、すごくお芝居が楽しかったです。あと最初入って、セットにまずびっくりしました。ビレッジタウンと聞いていたので、近未来的な世界ではなく、もっとほんわかしているのかと思いきや、かなりかっこいい建築物がこの世界には沢山あるんだなという、そういうファンタジーの中を僕も1人の主人公として楽しく生きることができたなという気がします。――CMの舞台である「North Village Town」に込められたメッセージにお気づきですか?まさか自分の苗字が作品に反映されると思っていなくて、VT COSMETICSさんのVillage TownもVTじゃないですか。不思議なご縁というか、北村という苗字から、Village Townという今回のテーマから。すごくこっ恥ずかしさはありましたけどね。セリフで北村、西村、南村とか……自分の苗字の村にいるんだ~と思ってニコニコしてました。――印象に残ったシーンは?今回しろという自分のバディとして虎がいて、CICAのアイテムにも虎が描かれていますけど、そのバディ的な物語というか、しろとの絡みは僕も完成が楽しみだなぁと思うシーンが多かったですね。――普段からスキンケアはされていますか?していますね。僕は結構食生活だったり、体調や疲労とかで肌の状況が変わりやすいので、普段から気にしていますね。元々VTのパックは使っていて、第一印象で匂いがいいなと思いました。ほかのものも使わせて頂いてましたけど、すごく肌なじみがよくて、スッキリしますよね。使ってから少しずつ肌の調子も良くなってきていて、寝る前だったりとか朝だったりとかいつでも使えるんだなと思っています。――「#1日1CICA」がテーマですが、1日に1回やっているルーティーンはありますか?正直ルーティーンっていうルーティーンはずっとなかったのですが、最近、撮影の時や音楽活動でライブをする時に、その地面に寝るっていうルーティーンが生まれかけています。例えば、アクション物とかやる時には、階段だったりとか地面だったりに転げなくてはいけないのですが、まず地面と友達になるっていう感覚で1回地面に寝たことがきっかけで、最近自分のルーティンになりそうだなっていう予感はしてますね。――「みんな一緒じゃないか」というセリフがありましたが、一体感を抱いた出来事はありますか?毎回違う会社に就職している感じなんですよね、役者って。なので毎回一体感っていう具合も感覚も違うんですけど、皆が同じ方向を向く瞬間というか、役者が本番でやったことに対して、監督も受け取って、1発OKみたいな流れにすごく一体感を感じます。具体的に言うと、すごく長いシーンをワンカットで撮るってなったとき。1発で、芝居のコミュニケーションも全部が繋がって、監督の中でもOKでっていうときは本当に気持ち良いですよね。
2023年02月20日映画『スクロール』でW主演を飾る北村匠海&中川大志の本取材が行われたのは、2023年早々のことだった。北村さんと言えば、フロントマンを務める「DISH//」の活動で年末は怒涛の歌番組出演があり、一方の中川さんは初の音楽劇「歌妖曲~中川大志之丞変化~」が年末に大千秋楽を迎えたばかり。多忙を極めるふたりに、せめてお正月はゆっくりできたのかと聞くと、対照的な声が上がった。「年末年始は音楽の仕事をしていたので、まだ正直、年が明けたかどうか実感がないです…!」(北村さん)「僕は匠海と反対だわ、ごめん(笑)」(中川さん)そう話す中川さんに、北村さんは「いいなあ~!」と身をよじり、「オフの自分を輝かせるために仕事していますからね」とにこりとする。そして、ときには愛車のドライブで息抜きをしていることも、朗らかに教えてくれた。ふたりの出会いは今から10年以上前。同じ事務所に所属している1歳違いで、子役時代から同じ役のオーディションを受けてきた。近い距離を保ちながらそれぞれのステージを見つめてきた瞳には、表現者としてのプライドと熱がこもっている。映画での共演は中川さんが石井杏奈とW主演を務めた『砕け散るところを見せてあげる』以来2度目だが、正確に言えば『砕け散る~』では共演シーンがなく(中川さんの成長した子供役が北村さんで撮影はすれ違い)、本作『スクロール』が正真正銘・堂々たる共演作となった。大学時代の友達の死を通して再びつながった〈僕〉(北村さん)とユウスケ(中川さん)のふたりが、20代中盤にして改めて向き合う生死への葛藤を描く物語。ふたりに作品のテーマや共演について、じっくりと語り合ってもらった。同じ熱量を持つも、役者としてのタイプの違い――北村さんと中川さんのW主演映画『スクロール』では共演シーンも多かったです。お互いに刺激を受けたと思いますが、その感想から伺えますか?北村:僕は大志のことを常々、言葉に芯がある役者だなと思っていました。言葉の意味がきちんと伝わる役者はなかなかいないけれど、大志のお芝居は大志自身の芯が通っている感じがすごくするんです。僕はどちらかと言うと、かなりぼんやりしているから「つえぇなあ」と今回すごく思いました。僕らは同じ熱量を持っているけれど、役者としてのタイプは全然違うと思うんです。そのことを久々に一緒にお芝居をして感じました。映画の中でふたつの役が違うようで似ているのと同じ感覚というか。向いている方向も炎の大きさも一緒だけど、炎の色が全然違うんです。――似ているけれど表現のあり方が違うとは、面白いお話です。作品のトーンとしてもぴったりだったわけですね。北村:僕らのベクトルは違うけれど、同じような感覚を持っていると思うんです。今起きているいろいろなことに対して、一(いち)人間として感じていることは同じはず。だけど、歩んできた道が違うから得てきた色も違うということは、芝居を見ていてもすごい感じました。中川:うん。僕は匠海と一緒に“W主演で映画”をできることが、単純にすごくうれしかったです。お互い20代半ばになって共演できた、っていう。北村:僕ら、もう半ばなのか…!中川:26でしょ、今年?北村:26だね。中川:でしょ。僕達は子どもの頃からお互いを知っているわけですけど、匠海はすごく映画に愛されている人だな、と感じていて。映画の中の北村匠海が「やっぱりすげぇな」と思っていました。匠海は「ぼんやり」という言い方をしていたけれど、“〈僕〉(北村さん演じる)”は抽象的でどこかつかみどころのないキャラクターなんです。でも、それをすごく細かいところまで抽出するようなお芝居をするんですよね。だから、隣で一緒に芝居をしていて現場で見ても気づかなかったことが、映画館のスクリーンだと拾えるんですよ。もう微粒子レベルのものを放っていることを、映画(の画)では捉えられる。完成したものをスクリーンで観たときに、「わぁ、こんなところまで!」と驚きますし、匠海はそういうものを表現できる人だと思っています。北村:うれしいなぁ…!――「映画に愛されている人」という表現もすごく素敵ですよね。北村さんが中川さんにキャッチフレーズをつけるなら何になりますか?中川:キャッチフレーズ(笑)。北村:そうですね…僕は大志のことを革命家だと感じているんです。勝手に僕が革命を起こす仲間だと思っているのもあるけど。キャッチフレーズになるのかな、大志のことは「三国志」でいう諸葛亮的な立ち位置だと思っています。中川:えっ!諸葛亮…って、どういう人なの?北村:諸葛亮(孔明)は、天才軍師。策士なんだよね。中川:そうなんだ…!北村:何と言うか、僕自身はわかりやすく音楽と役者をやっている中で、音楽は自分の持っているものが大事というか、ある意味すごく自分勝手でいいところもあると思うんです。役者の場合は脚本というのがそもそもあるので、また違っていて。でも大志は役者という一本道に生きながら、その両方を持っている感じが僕にはすごく感じられるんです。だから、プレイヤーであり、クリエイターの心をすごく持っていて、スケッチするのが大志なのかなと思ったりしました。取材で話していても、それはすごい感じています。だから諸葛亮!中川:うわ、すごいうれしい。ありがとう!“今”起きていることへの向き合い方「考えてみることが大事」――作品内では、〈僕〉もユウスケも友人の死をきっかけに「生きることや生きる意味」を見つめ直します。おふたりも「生きる意味」について、考えたりしますか?北村:僕は「生きる意味」が人生のテーマでもあるので、しょっちゅう考えています。…さそり座なんですけど、さそり座は「生きる・死ぬ」とかがテーマらしくて。生きると一言で言っても、自分の人生についても、今のエンタメ界における自分の存在意義は何だろう、とかも考えます。特にエンタメ界に生きることについては、すごく難しいなと思っています。自分がやることが正解なのか、不正解なのか、常に模索しながらやっている感じです。生きることに答えなんてないと思うんだけど、…としたら死ぬことにも答えがないとすると、じゃあ何なんだろうと。だから常に、やることなすこと自分が本当に心の底からわくわくできるものを選んでいくことが、単純だけど、そういうことの積み重ねが北村匠海の生きることなのかな、と思っています。中川:「生きる意味」を考えているかという質問の答えとは、ちょっと違うかもしれないけれど、僕は自分の生きている時間を大切にするようにしています。僕らがやっている仕事と、ひとりの人間に戻った瞬間の部分は、いつも切り離せないんですよね。僕らは毎回台本をもらって、いろいろな“誰か”を生きないといけない。そうなってくると、まずは自分の人生をちゃんと(見つめ)、僕はそこに立ち返ってくる時間を大事にします。作品や仕事場でずっと目まぐるしくしていると、だんだん軸がわからなくなってくるんです。そこで家族や友人との時間に戻ると、自分に帰ってこられるんです。自分の人生や生活、生きている時間に1回戻ってくることを大事に生きています。――本作は、ハラスメントや社会的な問題にも触れています。おふたりは今ハラスメントについてどう感じたり、もしくは向き合ったりしていますか?北村:映画の中で、まさしくハラスメントはいっぱい出てきますよね。でも、ハラスメントしている側をたどっていくと、その上にはきっとハラスメントを受けてきた過去があったりするのかな、と思うんです。だから、僕らはいろいろ試行錯誤するし、それがかなったり・かなわなかったり・失敗したり・成功したりする年代なのかなと受け止めています。中川:うん、そうだね。結構いろいろなことが転換期なんじゃないかなと、僕も思ってる。北村:変わるよね。変わっていっているよね。――中川さんも肌で感じていらっしゃるんですね。中川:肌で感じたり、ニュースを見て感じたりします。これまで当たり前としてやってきたことを、1回冷静に立ち止まって考えてみることが大事なのかなと思います。やることがすべてになってしまって、なぜやっているかを考えなくなることが、結構怖いなと思いました。北村:そういう話を大志とちょろっとしたよね。中川:そうそう。意味を求めることが、すごく大きなことという気がしています。(text:赤山恭子/photo:Maho Korogi)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年02月04日W主演である北村匠海と中川大志、共演に松岡茉優、古川琴音が集結した『スクロール』より、ストーリーが大きく動き出すきっかけとなる<僕>(北村匠海)とユウスケ(中川大志)の再会シーンを切り取った本編映像が到着した。到着した本編映像は、ユウスケ(中川さん)が歩きながら「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と言葉を選びながら電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上で1人佇む<僕>(北村さん)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって…」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで本編映像は終了する。友人の死をきっかけに2人は再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる。本作の撮影を担当したのは、清水康彦監督とも以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、「King Gnu」、あいみょん、「Suchmos」、藤井風、椎名林檎と宇多田ヒカルなど、錚々たるアーティストのミュージックビデオを手掛けるほか、映画、広告、ファッションなどの様々な分野で活躍している。川上さんは映画製作では異例ながら、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに貢献していた。そして、清水監督は川上さんに全幅の信頼をおき、改めて川上さんのすごさを感じたという。清水監督は「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時をふり返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。今回解禁された本編映像でも、前半部分ではそれぞれ引きの画角で撮られているが、会話の核心に迫るシーンでは細やかな表情までカメラに納められるように、寄りで2人の会話が撮られている。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、川上さんは「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語った。『スクロール』は2月3日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スクロール 2023年2月3⽇よりTOHOシネマズ ⽇⽐⾕ほか全国にて公開©橋⽖駿輝/講談社 ©2023映画「スクロール」製作委員会
2023年01月26日北村匠海と中川大志がダブル主演を務める映画『スクロール』の本編映像が公開された。清水康彦が監督を務める本作は、YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝が2017年に発表したデビュー小説『スクロール』を原作とした実写映画。理想と現実のギャップに溺れながらも、社会、そして自分と必死に向き合う若者たちの姿を描いた、リアリティあふれる青春群像劇となっている。このたび公開された本編映像は、ユウスケ(中川)が「俺、同じ大学だったユウスケ。分かる?」と電話をかける場面から始まる。その電話越しには屋上でひとり佇む<僕>(北村)の姿が。突然の旧友からの連絡に「え、何?」と戸惑いを見せる<僕>だったが、ユウスケから告げられたのは「森っていたでしょ大学に。亡くなっちゃって……」という内容だった。大学の同級生が自殺したという突然の知らせに、ただ呆然とする<僕>。ユウスケは続けて「手伝って欲しいことがある」と何かを頼むところで映像は終了する。友人の死をきっかけにふたりは再会し、人生が少しずつ動き出す。そして、“生きること・愛すること”を見つめ直していくことになる――。本作の撮影を担当したのは、清水監督と以前から親交のある川上智之。グラフィックデザイナーを経て、現在写真家、撮影監督として活動しており、米津玄師、King Gnu、あいみょん、Suchmos、藤井風などのミュージックビデオを手がけるほか、映画、広告、ファッションなど様々な分野で活躍している。川上は映画製作としては異例となる、脚本開発の段階からチームに加わり、撮影監督の視点から物語作りに参加。清水監督は川上に全幅の信頼をおいていたとのことで、「自分がこの作品で大事にして込めた思いを彼なりに受け取ってくれて、それならこう撮らなきゃいけないという感覚がとても鋭いんです。だからほぼディスカッションはなく、出てきたものに対して『いいね、そうきたか!』という感じでした」と撮影時を振り返る。また、こだわったシーンやカメラワークについては、かっこいいミュージックビデオみたいな映画ではなくナチュラルに自然な人間を切り取ったポートレートの連続のようなイメージを共有したという。限られた撮影スケジュールに苦労もあったというが、「このスピード感の中で描くべきものがあるぞという使命感があった。時間をかけて悠々と撮ったものとは違う“今”この瞬間を撮り逃したらもう撮れなくなるぞ、という緊張感を大切にしていました」とチャレンジングな撮影について語っている。映画『スクロール』は2月3日(金) に公開される。映画『スクロール』本編映像<作品情報>『スクロール』2月3日(金) 公開監督・脚本・編集:清水康彦脚本:金沢知樹 木乃江祐希原作:橋爪駿輝『スクロール』(講談社文庫)主題歌:Saucy Dog「怪物たちよ」(A-Sketch)出演:北村匠海 中川大志 松岡茉優 古川琴音水橋研二 莉子 三河悠冴/MEGUMI 金子ノブアキ/忍成修吾/相田翔子関連リンク公式HP:::
2023年01月26日●作品選びのポイントは「モチベーションが上がるもの」北村有起哉、48歳。現在、映画、ドラマ、舞台と縦横無尽に駆ける男の出発点は、1998年の舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』だった。特定の劇団に所属しないまま多くの舞台を踏み、映像作品でも独自のポジションを築いてきた。初主演映画『太陽の蓋』(2016)から、6年ぶりとなった主演映画『終末の探偵』(公開中)では、とある街で次々と厄介な依頼を引き受けることになるアウトローの探偵・連城新次郎として、作品世界を支配してみせる。近年ますます魅力を増す北村。NHK連続テレビ小説『エール』、ドラマ『アンナチュラル』『美食探偵 明智五郎』『ムショボケ』『先生のおとりよせ』、映画『新聞記者』『ヤクザと家族 The Family』『すばらしき世界』と、ここ数年の映像作品を挙げるだけでも、欠かせない俳優であることは明白だ。様々な場、役の経験が、「ブレンドされて、僕のオリジナルスープになっていった」「俳優とは聖職者から極悪人、その中間も。自分以外のどんな役にもなれる職業」と語る。その歩みとともに、「圧倒的な目標」と口にする、2007年に亡くなった名優の父・北村和夫さんへの思いなど、俳優・北村有起哉に迫る。○■ハードボイルドな探偵ものに憧れることは……「ない」――探偵ものでの主演というのは、ある種、俳優としてのステイタスでもありそうです。最初に井川(広太郎)監督と打ち合わせをしたとき、監督の持っているイメージを感じました。過去の作品へのオマージュだったり、いわゆる松田優作さんのようなハードボイルドな探偵ものの雰囲気を彷彿とさせたり。でも僕としては、そうした部分はカメラワークや監督のディレクションなどから結果的に感じられる部分もあっていい、くらいがいいんじゃないかと感じたんです。あの時代のものをそのままやるのはもったいないというか、令和だからできるものはないのかなと。その辺のイメージを膨らませていきたいということはお伝えしました。――単純に役者として、いわゆるハードボイルドな探偵ものに憧れるといったことは。ないですね。まあ、探偵という役が初めてだったので、そういった意味で、ワクワクはしましたけど。――探偵が初というのは意外です。たぶんやってないです。しかも主演ですし。怪しい興信所にいる役とかはやってきたかもしれないですけど、がっつり柱として探偵役での主演というのはないですし、そういう意味では本当にやりがいを感じました。○■『アンナチュラル』は「いろいろな人から反応があった」――北村さんは、映像のみならず、1998年『春のめざめ』に始まる舞台での印象も強いです。でも劇団には所属されていません。あえてですか?いや、たまたまですね。結構見て探したりはしましたが。やっぱり一人でいるのは不安ですから。何か出会いがあればと思ったんですけど、なかなかなくて。「ジョビジョバ」は面白いな、一緒にやりたいなと思ったんですけど、当時は解散しちゃいましたし。ほかにも興味が湧いたところもありましたが、骨をうずめるくらいに思えるところはなかったです。そうこうしているうちに、ワークショップとかオーディションとかに参加して、プロデュース公演の客演とかで数珠繋ぎに進んでいった感じです。途中からどこかに所属しなくちゃといった焦りもなくなりました。というか、ひとつひとつが真剣勝負ですから、また呼ばれるぐらいじゃないとダメだと思ってやっていました。――それが北村さんには合っていたと。そうですね。とても贅沢なことをさせてもらったと思います。演出家によって要求してくるものも違いますし、たとえば前回出た劇団のスタンスでやっても全く通用しない。そうやって経験してきたことが、ブレンドされて、僕のオリジナルスープになっていった感じです。振り返ると、本当に上手に、いいところでいろんな演出家の方に出会ってきたなと思います。――映画初主演となった『太陽の蓋』以降で、ご自身のなかでの意識変化、もしくは周りの変化を感じた作品はありますか?『アンナチュラル』(TBS系・18)については、本当にいろいろな人から反応がありました。悪い役ではありましたが、その人にはその人の絶対正義というか、正解があるわけですよね。そこを追求していったほうが、話自体も面白くなるし、視聴者にとってはムカっとしたり、最後スカッとする。なので僕自身はいつも通りのことをやっていたつもりですが、ドラマ自体が大評判だったこともあって、参加させてもらえてラッキーでした。――演じられた記者の宍戸は、おっしゃった悪い役でありながら、窪田正孝さんの演じた六郎が翻弄される説得力がありました。僕としては悪魔のささやきをしているつもりは全くなくて、本当に自分の思う正論を言ってるだけなんですよね。脚本がしっかりしていたので、僕が余計なことをしなくても、物語がどんどん回っていく確信があったので、普通にやったほうがいいだろうなと。――作品選びはご自身でされているのですか?もちろん事務所とも話しますしスケジュールの都合もありますが、空いていれば、モチベーションが上がるものがひとつでもあればやります。なにかしらありますし。割とドライなところがあるんです。そのほうが絶対に自分のためにもなりますから。――縁のあった役を自分でどれだけ膨らませられるか。そうですね。奇をてらいすぎず、でも想定内に収まらないように。年齢も重ねてきたので、以前のように突飛なことをやってもダメだとも思いながら。昔は「爪痕残したる!」ってことばかりやってましたけどね。もちろん求められれば今でもやりますが(笑)。●共同生活は「僕自身を随分豊かにしてもらっている」○■目指してきたイメージ通りにできているか――何年も前のインタビューでは、俳優として「どこのポジションが空いているか」といったことを考えながら動いていると話されていました。そう、隙間をね。――そこからキャリアを重ねてきて、向き合い方も変わってきた。そんなにガツガツはいかなくなりましたね。――昨年の主演ドラマである任侠コメディ『ムショボケ』(プロデュース藤井道人、メイン監督・脚本アベラヒデノブ)は、まさに影の部分とユーモアと、北村さんの両方の魅力を楽しめました。正直、大変だったのひと言でしたけど(笑)。関西弁でまくしたててましたし。関西弁はやっぱり苦手意識がありますから。時間をかけてなんとかセリフをバ~っと言えるようにしたうえで、現場でさらにアイデアを見つけられないかと探していく必要があるので。怒涛の日々でした。でも頑張った甲斐があったかなと。僕を乗せるのが上手な若い監督さんで、相性もとてもよかったですし。――北村さんならではの作品でした。「まだあるでしょ、球が」「まだ全然あるでしょ」みたいな感じで来るんですよ。気が付いたら僕も火がついてて。こうして考えてみると、もしかしたら、僕がひとつひとつ積み重ねてきたものを、たまにちらっと振り返ってみたとき、今おっしゃってくださったような、いろんな役をやれるというのはあるかもしれません。それは、もともと自分の中にあった目指すべきイメージでもありますが、その通りにできているかなと確認できるぐらいにはなってきた気がします。――なんでもできる俳優に。僕の中での俳優とは、いろいろ変化できるというか、化けられる、自分以外のどんな役にもなれる職業です。それこそ聖職者から極悪人まで。そのどちらも、中間もできる。そうした俳優のほうが、単純に食いっぱぐれないかなとも思いますし。○■タラレバを想像も「家庭人でもある今が一番」――文学座に所属されていた名俳優のお父様、北村和夫さん(享年80)に、もし今「俺、こんな演技もできるんだぜ」と見せられるとしたら、どの作品を挙げたいですか?全部見てもらいたいです。そのうえでもし思ったことがあれば言ってほしいかな。でも「よかったよ」なんて言われた日にはこそばゆいかもしれませんね。ただ、生きているときから、全部見てくれという思いでやってました。やっぱりどこかでおやじへの意識は捨てきれないです。恵まれているなと思いますよ。圧倒的な目標があるので。最低でも80歳まで台本を2~3冊持って、そのまま死ななきゃいけないなと思ってます。――お父様の影響もですが、結婚して(2013)家庭を持った影響はありますか?共同生活で僕自身を随分豊かにしてもらっています。子供の存在もですが、家に帰れば「おかえりなさい」と言ってもらえる環境がある。それを選ばなかった選択肢もあったはずで。役者バカでもっと私生活が乱れていて、その代わり、もっともっとエッジの効いたものすごい役者になれたのかなぁなんていうタラレバなことを想像したこともありますけど、でもやっぱり今が一番だと思っています。――ありがとうございました。最後に改めて、今回演じた探偵・新次郎はどんな人物だと思いましたか?内面というか雰囲気で参考にさせてもらったのは、ロバート・アルトマン監督の『ロング・グッドバイ』(1973)です。人と人との繋がりがどんどん失われていくような風潮とか、明るい希望を持っている人が多くいるようには感じられないとか、ニュースは明るいニュースばかりじゃないとか。それって今の日本全国で感じていることだと思うし。そういった憂いを、ちゃんと内包させたいと思いました。それでいて、完全に社会との繋がりをなくすのではなく、どこかでしがみついてる人。新次郎って多分、選挙に行ってると思うんですよ。彼の中にはまだどこかに希望がある。そういったことをちゃんと肉体で表現できればと。人と繋がるのはめんどくさいんだけど、それ以上になんとかしてあげたい。すごくブレながら生きている人だと思います。■北村有起哉1974年4月29日生まれ、東京都出身。父は俳優の故・北村和夫さん、妻は女優の高野志穂。1998年に舞台『春のめざめ』と映画『カンゾー先生』(今村昌平監督)でデビューを果たす。コメディからシリアスまでこなす実力派。近年の主な映画出演作に『生きちゃった』(20/石井裕也監督)、『浅田家!』(20/中野量太監督)、『ヤクザと家族 The Family』(21/藤井道人監督)、『すばらしき世界』(21/西川美和監督)など。公開待機作に『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(23/内田英治監督・片山慎三監督)、『有り、触れた、未来』(23/山本透監督)がある。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら
2022年12月23日俳優の北村一輝さん(53)は、シンガーソングライターで俳優の福山雅治さん(53)のラジオ番組に出演。その際にツーショット写真を公開したところ反響が!早速チェックしてみましょう!色気満載の同い年コンビ豪華ツーショット写真に反響 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 福山雅治さんのラジオ番組『福のラジオ』にゲスト出演した北村一輝さん。9月16日に公開となったガリレオシリーズの最新映画『沈黙のパレード』で共演しているお2人。2007年のドラマスタートからの共演ということや同い年という共通点もあり、ラジオでのトークは大盛り上がりでリスナーからの反響も大きかったようです。コメント欄には「大好きな2人の共演は最高でしたぁー♡」「色気のお話し。ほーんと、服着てても色気満載です〜」「このかっこいいお二人でラジオは勿体ない〜お顔が見たくなります」「イケメン声の王子様2人♡中秋の名月にぴったり」とリスナーからのコメントも寄せられ、こちらの写真公開には歓喜の声が上がっておりました。ガリレオシリーズの最新映画『沈黙のパレード』での2人の演技がとても楽しみですね!あわせて読みたい🌈刺激的…“次世代愛人”古河由衣さん、黒の水着ショットに「むちむちっ」「圧巻」との声殺到
2022年09月20日新進気鋭のピアニスト北村朋幹による「北村朋幹ピアノ・リサイタルTomoki Kitamura Real-time Vol.4 “Années de pèlerinage I ”」の開催が発表された(2022年10月1日:ムジカーザ)。シリーズ第4回目となる今回の公演から第6回までは、リストの『巡礼の年』を軸としたプログラムが取り上げられる。そのスタートとなる1回目は、『巡礼の年 第1年スイス』、そしてシューマン『森の情景』、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第17番『テンペスト』という魅力的かつ意欲的なもの。若きリストの心の旅や、空想の森の中をひとり彷徨うシューマン、そして、ベートーヴェンの「遺書」を貫く「生き返さねばという決意」が滲む、詩的で絶妙の並びだ。芸術が生み出されたその背景を考えつつ、美しいピアノの音色に浸りたい。●公演概要10月1日(土)ムジカーザ北村朋幹ピアノ・リサイタルTomoki Kitamura Real-time Vol.4 “Années de pèlerinage I ”*チケットは6月12日(日) 10:00より受付開始●北村朋幹(ピアノ)Tomoki Kitamura, piano(c)TAKA MAYUMI1991年愛知県生まれ。3歳よりピアノを始め、浜松国際ピアノ・コンクール第3位、シドニー国際ピアノ・コンクール第5位ならびに3つの特別賞、リーズ国際ピアノ・コンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノ・コンクール第2位などを受賞。第3回東京音楽コンクールにおいて第1位(2位なし)ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽、そして古楽器による演奏活動を定期的に行っている。その演奏は「類稀なる時間の感覚。まるで素晴らしい指揮者によるオーケストラの演奏を聴いているよう」(パーヴェル・ギリロフ)、「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)などと評された。また2020年9月、東京オペラシティ文化財団主催「B → C:バッハからコンテンポラリーへ」における、4台の鍵盤楽器を用いた、ケージの作品を中心としたプログラムによる画期的なリサイタルは「我が国のピアノ演奏史において重要な一夜と言っても過言ではない(伊藤制子)」と高く評価された。2019年からは自身のリサイタル企画「Real-time」を展開している。録音はフォンテックから『遙かなる恋人に寄す―シューマン「幻想曲」からの展望―』、『夜の肖像』、『黄昏に-ブラームス/リスト/ベルク作品集』をリリース。最新アルバム『ケージプリペアド・ピアノのためのソナタとインターリュード』は、令和3年度(第76回)文化庁芸術祭賞レコード部門 優秀賞を受賞。またレコード芸術《特選盤》、読売新聞 REVIEW《特選》、毎日新聞《特選盤》、朝日新聞 for your collection《推薦盤》に選ばれ、主要紙において好評を得ている。東京藝術大学に入学後、ベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。伊藤恵、エヴァ・ポブウォッカ、ライナー・ベッカー各氏に師事。現在はフランクフルト音楽・舞台芸術大学に於いて、イェスパー・クリステンセン氏のもと歴史的奏法の研究に取り組んでいる。
2022年06月09日重松清の永遠のベストセラー小説を初映画化した、阿部寛×北村匠海共演の『とんび』。この度、北村さんが本作の魅力をナビゲートする特番映像と、親子が生きた足跡を想像させられる場面写真が公開された。幾度途切れても必ず繋がっていく親子の絆を描く「とんび」は、いまこの時代にこそ届けたい物語。到着した映像は、阿部寛演じる主人公ヤスの息子・アキラ役の北村さんのインタビューと共に本編映像が流れる。本作について北村さんは「親と子というものは絶対に切り離せなくて、無償の愛というものは存在すると改めて感じた作品」と語り、「人は誰しもが自分を産んでくれた親という存在がいて、自分もまた親になって…そうやってバトンが渡されていく尊さを感じました。作品のメッセージと登場人物の生き方がリンクしている作品に、僕は初めて出会いました」とふり返っている。不器用な父に男手一つで育てられた“愛すべき息子”アキラ。「とてもピュアで真っ直ぐ」と役柄を説明した北村さんは、「難しいことを考えずに演じました。とにかく(父親役の)阿部さんの懐に、アキラと同じように飛び込んでぶつかっていく。そういう所を意識していました」と役作りを明かす。今回、初共演となる阿部さんについては、「実際にお会いするととてもチャーミングな方でした。芝居の中での言葉ひとつひとつが重く、父親としての阿部さんの思いを、肌で感じることができました」とコメント。2人は役を超えた親子の強い絆で結ばれ、撮影に望んだという。そして最後には、「中々人に会えず、色々なことに縛られている今の時代ですが、この作品の持つ暖かい愛情が、縮こまった心を解してくれると思います」とメッセージも寄せている。『とんび』は4月8日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:とんび 2022年4月8日より全国にて公開©2022『とんび』製作委員会
2022年03月03日俳優の北村匠海が、その年に圧倒的な活躍をみせた人を称えるアワード「GQ MEN OF THE YEAR 2021」に選出され24日、都内で行われた「GQ MEN OF THE YEAR 2021」フォトコールに出席した。メンズファッション・ライフスタイル誌『GQ JAPAN』(コンデナスト・ジャパン刊行)が毎年開催している同アワード。今年は「勇者たちの年」をテーマに受賞者を選出した。北村は「メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞」を受賞。「主演映画『東京リベンジャーズ』が2021年の実写映画で興行収入トップを記録し、『猫~THE FIRST TAKE VER.~』が累計ストリーミング再生回数4億回を突破した。俳優とアーティストの“二刀流“で大躍進を見せた」との理由で選出された。フォトコールで北村は「日々、映画やドラマだったり、音楽だったり、自分の出せるものを出し切って生きてきたので、こうやって評価していただけるというのは、自分の頑張りがつないできた点が線になった感覚があります」と喜び、「表彰される子供ではなかったので、親に『こんな息子になりましたよ』という気持ちもあります」と話した。また、「2020年から目まぐるしく世の中が止まったり進んだりを繰り返している中で、僕たちとしてはエンターテインメントを止めてはいけないという思いで作品や音楽と向き合ってきました」と述べ、「それが2021年はより濃く役者として背負わせていただく責任も感じましたし、DISH//のボーカルとしてステージに立ち、言葉を届ける立場での責任を背負えるタイミングが多かったので、関わってきた人を代表してここに立たせていただいている感覚があります。自分たちのバンドメンバーも含めて」と語った。今年のテーマにちなみに、自身にとっての“勇者”を訪ねられると、「子役の頃からいろんな作品に出させていただいて、みんながいろんな世界での勇者でしたし、ヒーローでした」と答えた上で、「親のことばかり言うのもあれですが、自分と性別も同じで、一番近くにいた背中は父でした。弟とも『こういう家族になりたい』、『こういう父になりたいな』と話すのですが、包容力や自分の口から出る言葉がそうなっていたらいいなと思います」と父への思いを明かした。○「GQ MEN OF THE YEAR 2021」受賞一覧有村架純(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクトレス賞)北大路欣也(メン・オブ・ザ・イヤー・レジェンド賞)北村匠海(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アクター賞)JP THE WAVY(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・ラップ・アーティスト賞)志尊淳(メン・オブ・ザ・イヤー・インスピレーション賞)TOMORROW X TOGETHER(メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞)マヂカルラブリー(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディ・デュオ賞)役所広司(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・アクター賞)ゆりやんレトリィバァ(メン・オブ・ザ・イヤー・ベスト・コメディアン賞)LEX(メン・オブ・ザ・イヤー・ブレイクスルー・アーティスト賞)阿部詩&阿部一二三、五十嵐カノア、都筑有夢路、野口啓代、堀米雄斗(メン・オブ・ザ・イヤー・ヒーロー・オリンピアン賞)
2021年11月24日北村匠海主演、人生のマジックアワーを描いた、20代の青春譚『明け方の若者たち』より、特報映像とティザービジュアルが公開された。今回到着した映像は、北村さん演じる<僕>と、<彼女>(黒島結菜)が過ごす日々が、北村さんのナレーションで紡がれる。「沼のような5年間」という言葉からスタートする映像では、ベッドの上で初キスに失敗してしまう初々しい様子、真冬に花火をしたり、親友の<尚人>(井上祐貴)と3人で夜明けまで飲み明かしたり、かけがえのない日々を送っていたが、「でも僕はわかっていた。いつか、この時間に終わりが来ることを…」と、そんな日々が一変することを予感させる言葉で締めくくられる。また、まさに人生のマジックアワーを駆け抜けるような<僕>、<彼女>、<尚人>の後ろ姿が描かれたティザービジュアルも到着した。『明け方の若者たち』は12月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:明け方の若者たち 2021年12月、全国にて公開予定
2021年08月06日俳優の北村匠海が、3日より放送される明治「VAAM」の新CM「VAAM IMAGINATION編」に出演する。新CMでは、北村がランニングやトレーニングに取り組む様子を、日本のCMでは導入実績の少ない最新テクノロジー「4Dview」を駆使して撮影。躍動感のあるダイナミックな映像に仕上がってる。撮影終了後、北村は「企画を見させて頂いた時から、『あ、今日は動くんだろうな(笑)』と……。色々な撮影をしていく中で、だいぶ左足のふくらはぎがびりびりきている感じです(笑)」とコメント。「本当に今日は自分自身もアグレッシブな気持ちで臨めましたし、それがそのままCMを見てくれた方に伝わって、『あ、VAAM飲んでみようかな』って思ってくれたら嬉しいです」と撮影を振り返った。また、「以前やっていた悪しき習慣でやめたこと」を聞かれると、「ボクシングの『アンダードッグ』という作品に出演した際に、10kg減量したのですが、その時に、VAAMのゼリータイプのものをトレーニングの度に飲んでたんですね。それで体重は落としたのですが、それ以前は『とんかつDJアゲ太郎』という作品のために、増量して、運動もしてないので筋肉もないし、飲んでは食べて、欲望のままで生きていたので……。だから今は欲望のままに生きることをやめました(笑)」と回答。「少し前までは『人生一回だし、今楽しくなくてどうするんだ!』と思って、お酒も好きだし、そのあとにラーメンも好きだしバランスを考えてなかったのですが、これは絶対に良くないなと思い、やめました」と話した。
2021年06月03日木村拓哉さんの娘、Kōki,(こうき)さんや、バンド『THE BOOM』の宮沢和史さんの息子、宮沢氷魚さんをはじめ、いわゆる『2世』の活躍が目立つ、最近の芸能界。そんな芸能界で注目を集めている2世が、俳優の北村一輝さんの息子、北村将清さんです。北村一輝さんといえば、日本人離れした顔立ちと強い眼差しが特徴的。息子もまた、北村一輝さんのDNAを色濃くついでいました…!息子の将清さんが、自身の年齢が20代後半に差し掛かったことを機に、「いつかはバレることだし、もういいかなって思えるようになった」と公開した、親子ショットがこちらです。 この投稿をInstagramで見る Shosei Kitamura(@shosei_kitamura)がシェアした投稿 1993年に結婚し後に離婚した女性との間に息子が誕生している北村さん。2021年2月には、北村さんが自身のインスタグラムで息子とのツーショットを公開。横顔ながら「兄弟みたい」と話題になりました。 この投稿をInstagramで見る 北村一輝 Kazuki kitamura(@kazuki_kitamura_official)がシェアした投稿 一時は、俳優としてテレビドラマ『ヤンキー君とメガネちゃん』(TBS系)や『ブラックボード ~時代と戦った教師たち~』(TBS系)に出演したこともある将清さん。同年3月現在は、プロのダンサーとして活動しており、有名アーティストのライブのバックダンサーなども務めているといいます。 この投稿をInstagramで見る Shosei Kitamura(@shosei_kitamura)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Shosei Kitamura(@shosei_kitamura)がシェアした投稿 この投稿をInstagramで見る Shosei Kitamura(@shosei_kitamura)がシェアした投稿 2020年に北村さんと親子であることを公表した将清さんは、これまで以上に注目を集め、写真を見た人からは「イケメン」「俳優としても、また活躍してほしい」といった声も寄せられています。・ダンスがめちゃくちゃうまい!いつか親子で共演してほしい。・2人が並ぶと、兄弟みたい。・目元が北村一輝さんに似ている!俳優とダンサー、ともに表現者として活躍する北村さん親子。寄せられているコメントにもあるように、いつか親子で共演が実現する日を、多くの人が心待ちにしています。[文・構成/grape編集部]
2021年03月16日DISH//の北村匠海がYouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」で「猫」を歌った動画が、同チャンネル初の1億再生を突破した。この快挙に、北村本人からのコメントが到着した。アーティストの一発撮りパフォーマンスを切り取った動画で人気を集める「THE FIRST TAKE」は、現在チャンネル登録者353万人を超え、世界220カ国から視聴されている。本動画「DISH//(北村匠海) - 猫/THE FIRST TAKE」は、昨年3月20日に公開。2017年に発売したDISH//のシングル「僕たちがやりました」のカップリング曲でシンガーソングライター・あいみょん作詞作曲の同曲を、DISH//のメンバーがアコースティックバージョンとしてリアレンジし、ボーカルの北村がソロで披露した。公開後、「猫」のオリジナル楽曲がストリーミングチャートでも急上昇を果たし、2020年を代表するヒット曲に。THE FIRST TAKE ver.として初の音源化もされ、累計ストリーミング再生数は「猫」と「猫~THE FIRST TAKE ver.~」の合算で2億回を突破している。今回の快挙に北村は、「凄すぎる。ゼロ何個かわかりません。昨年3月に公開されたときはこんなことになるとは思ってもいなかったですし、世の中が大変な中で生み出したこの作品が、1億回も見ていただけた事に本当にありがたい気持ちでいっぱいです」と述べ、「バンドとしても『猫~THE FIRST TAKE ver.~』という楽曲で昨年、色々な景色を見せていただきました。THE FIRST TAKEスタッフの皆様、見ていただいた方々、この楽曲を書いてくれたあいみょんにも感謝したい気持ちでいっぱいです」と感謝をあらわに。そして「これからもDISH//は4人でよりたくさんの人に音楽でたくさんの感情を与えていけるバンドになっていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけた。
2021年02月08日俳優の北村匠海が主演を務める、映画『とんかつDJアゲ太郎』が現在公開されている。同作はイーピャオ(原案)・小山ゆうじろう(漫画)により、集英社『少年ジャンプ+』で2014年から2017年まで連載されていたギャグ漫画の実写化作で、主人公・アゲ太郎(北村)が“とんかつ”も“フロア”もアゲられる男を目指す。単独初主演となった北村はコメディにも初挑戦で「最初に脚本を読んだ時は『どうしよう』と思いました。コメディをやったことないけど、自己暗示的に『僕は絶対にやれるんだ!』というところから入りました」と苦笑する。タイトルの印象からは意外なほどに、実はエモさも感じさせる作品となったが「実は、撮影している間にだんだん自信を失ってきたんですけど、それを救い上げてくれたのが、キャストのみんなで……そのエモい感じや青春的な感じは、お芝居を超えた現場でのつながりが作り上げたのかなあと思ったりしています」と振り返った。撮影中の自信喪失については「やっぱりね、難しいんですよ! お芝居って!」と訴える北村は、「そもそも考えて演じるタイプじゃないんですが、『こうした方が面白いんじゃないか』とか、ものすごく考えちゃってたんですよね。コメディで面白いはずなのに、どんどん自分の中で負の方に行ってしまって」と反省した様子。「衣装合わせの時に、前髪を短くして『めっちゃアゲ太郎じゃん!』と言っていただいたんですけど、見た目負けしないかな、ということも気になりました。実写化するというハードルもあるし、もともと原作もちょっとエッジの効いた感じなので、お芝居的な濃厚さを出すべきか出さないべきか、いろんなことを考えすぎちゃったけど、それを助けてくれたみんながいたから」と周囲に感謝する。その姿について自ら「カットがかかったら、だいぶサゲ太郎でした」と笑顔を見せつつ、北村は「『主演』という看板を、初めて感じたかもしれないですね。主演とはいえ、主演ではない心意気で臨むのが自分のポリシーだったんですけど、初めて『よっ、座長!』みたいな感じだったんですよ。そこにもプレッシャーの気持ちがあったところを、みんなが軽くしてくれました」としみじみ。「自由な映画に見えますが、主演を張るって、こんなにも映画の軸にならなければいけないんだ、という思いが強かったです」と心境を表した。二宮健監督については「ハリウッドやマーベル系の映画が好きみたいで、三代目(三代目道玄坂ブラザーズ)がゆっくり横並びになるシーンなどは、意識されていたようです。シーンごとにこの映画のこの感じ、と言われることが多かったですね」と明かし、「コメディ映画であり、音楽映画である、今の時期にぴったりの映画になっている」と自信を見せる。最後に、作中でも挑戦し、自宅にも機器を揃えているというDJのコツについて質問すると、「"頭"をとらえることです! ドゥグドゥグとやって、いかに速くならずに頭の音を出せるか」と基本を教えてくれた。そして「あとは、好きな曲をかければいいと思います。曲を紹介する職業だと思うので!」と語った。■北村匠海1997年11月3日生まれ、東京都出身。9歳でTV CMデビュー。2011年に4人組ダンスロックバンド「DISH//」を結成。メインボーカルとギターを担当し、13年にメジャーデビュー。俳優としては08年映画『DIVE!!』で池松壮亮の幼少期を演じた。同年『太陽と海の教室』でドラマ初出演を果たす。『君の膵臓をたべたい』(17年)で第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。主な出演作にドラマ『信長協奏曲』(14年)、『ゆとりですがなにか』『仰げば尊し』(16年)、映画『OVER DRIVE』『春待つ僕ら』(18年)、『十二人の死にたい子どもたち』『君は月夜に光り輝く』(19年)、『思い、思われ、ふり、ふられ』など。公開待機作に『さくら』(11月13日公開)、『東京リベンジャーズ』(21年公開)がある。
2020年11月08日その動画は、北村匠海さんのプロポーズから始まります。北村匠海さんと石井杏奈さんが結婚したのは『JT公式チャンネル』の動画『想うた夫婦を想う』篇の中。これまでの2人の成長や遠距離恋愛を見守っていたファンにとっては、「待ってました!」といわんばかりの展開です。幸せそうな2人の姿にほっこりするのも束の間。些細な習慣の違いや生活のすれ違いから、ケンカになってしまいます。あんなに幸せそうだった2人の間に流れる険悪な空気。2人はどうやって仲直りするのでしょう。「見ていると泣ける!」「何度も見たくなる!」と話題の結末は、ぜひ動画でご覧ください。互いを想い合い、歩み寄る2人の姿にきゅんとなるラスト。見ているだけで幸せな気持ちになります。MONGOL800のキヨサクさんが歌う『夫婦を想う(JT CMオリジナル楽曲)』も、じんわり心に沁み渡ります。もちろんこのストーリーは動画の中のドラマなのですが、そうとわかっていながらも、北村さんと石井さんの幸せを想って止みません。『ひとのときを想う。』ことの大切さを再確認!幸せな気持ちのまま、今度は身近な人を想ってみてはいかがでしょう。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2020年10月23日