映画『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』と映画3部作シリーズ『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー』のコラボレーション・イベントが4月15日(木)、神奈川・TOHOシネマズ上大岡で行われ、『ゼブラーマン』主演の哀川翔、ヒロイン・仲里依沙らが電王ら8人と競演した。翌16日(金)にオープンする同館のこけら落としとして東映の“ヒーローまつり”が実現。場内に敷かれた約50メートルのレッドカーペットを哀川さん、仲さん、三池崇史監督らゼブラチーム7人と仮面ライダーシリーズから電王ら8人の“ヒーロー”15人が歩いた。観客の熱狂的な声援を浴びた哀川さんは「東映のヒーロー、仮面ライダーたちと肩を並べて歩くなんて光栄。これでやっと地上に出た気分」とマイナーなヒーローとしてスタートしたゼブラーマンのメジャー化に興奮気味。仮面ライダーファンとしても知られるが「まさかこんなことになるとは、鳥肌が立ちました」と喜んだ。仲さんは、劇中で演じる悪のヒロイン、黒ゼブラを彷彿させるダークトーンのメイクに両肩を出したデザインで膝上丈のワンピースに網タイツというセクシーファッション。取材陣のカメラのフラッシュ放射を浴びた。写真撮影で電王らに囲まれると、「なんだか戦いたくなってきました」と黒ゼブラになり切り妖艶な笑み。劇中、歌にも初挑戦しているが「大好きなレディー・ガガのPVを研究しました」と明かしていた。ゼブラチームは、作品上映前に舞台挨拶。自身が思うヒーローは?という司会者の質問に、共演のココリコの田中直樹は「今回ご一緒させていただいた翔さん。アクションシーンの撮影のとき、膝をぶつけられてメチャクチャ赤く腫れ上がってしまって、スタッフさんとかみんな『大丈夫ですか?』と心配したのに、翔さん、2分後には(大好きな)カブトムシの話をしていました。『カッコイイ!』と思いました」と“ヒーロー伝”を紹介。哀川さんは「ムチャクチャ痛かったけど、こうすりゃ治る」と膝を粗っぽく撫でる仕草をし、「みなさんに教えときます。頭打ってたんこぶができたら、こうやって(手で撫でて)散らせば治る。ホント間違いない」と対処法を伝授した。同じ質問に共演のガダルカナル・タカは「私の師匠(ビートたけし)もある面、ヒーロー。ずば抜けた才能や人間的な奥行きの深さ、男としての優しさとか尊敬できますが、裏腹に人間的にどうなの?という欠陥が多い。いい年してなんでこんなにスケベなの?とか。今度、時間をとって、そのあたりをじっくりみなさんにお伝えしたい」と師匠ゆずりの毒舌。本作を(たけしさんに)観てほしい?と聞かれると「いいえ、観てもどうせ悪口しか言わないから。北野武監督も『アウトレイジ』が6月に公開されますけど、また出来がいいらしい。そちらも観に行っていただけたら」と“弟子愛”タップリだった。『ゼブラーマンゼブラシティの逆襲』は5月1日(土)より全国にて公開。映画3部作シリーズ『仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジー』は『EPISODE RED ゼロのスタートウィンクル』が5月22日(土)、『EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』が6月5日(土)、『EPISODE YELLOW お宝 DE エンド・パイレーツ』が6月19日(土)よりそれぞれ公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHEMOVIE超・電王トリロジーEPISODE YELLOWお宝 DE エンド・パイレーツ 2010年6月19日より全国にて公開「超・電王トリロジー」製作委員会© 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダーTHEMOVIE超・電王トリロジーEPISODE BLUE派遣イマジンはNEWトラル 2010年6月5日より全国にて公開「超・電王トリロジー」製作委員会© 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超電王トリロジーEPISODE RED ゼロのスタートウィンクル 2010年5月22日より全国にて公開「超・電王トリロジー」製作委員会 © 石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映ゼブラーマンゼブラシティの逆襲 2010年5月1日より全国にて公開© 2010「ゼブラーマン2 ゼブラシティの逆襲」製作委員会■関連記事:TOHOシネマズ上大岡オープン記念哀川翔舞台挨拶付き『ゼブラーマン』試写会に50組100様ご招待TOHOシネマズ上大岡オープン記念 阿部力舞台挨拶付き『花より男子』試写会に50組100名様ご招待「三池監督との勝負は五分五分」 哀川翔『ゼブラーマン』続編インタビュー in 沖縄【沖縄国際映画祭】哀川翔『ゼブラーマン』続編初公開に拍手【沖縄国際映画祭】哀川翔、安室奈美恵ら約200人がセレモニーに登場し華やかに開幕
2010年04月15日「フランス映画祭2010」が3月18日(木)、東京・六本木ヒルズで開幕し、同所で行われたオープニング・セレモニーで来日代表団の団長、ジェーン・バーキンら15人が華やかにレッドカーペットを歩き、舞台挨拶を行った。先立って行われた記者会見に出席したジェーンは、「桜の時期だと聞いていたので、凄く楽しみにして来ました。日本には10〜15回も訪れているのに、いまだに桜を見ることが出来ていません。今回も難しそうなので、お花見にまた日本に戻ってきたい」と親日ぶりをアピール。日本の映画の印象について「『東京物語』など昔の作品でも女性が大切に描かれていると思います。フランス、特にパリでは海外の映画の上映も多いです。北野武はとても人気があってペドロ・アルモドバルやウディ・アレンと同じくらい有名よ」と話した。英国・ロンドン出身で1968年にフランスに移り、作曲家の故セルジュ・ゲンズブールと2度目の結婚をして、デュエット曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」がヨーロッパで大ヒットするなど話題を呼んだ。流暢に話すフランス語について「イギリス出身の私は、フランス語で歌や演技をするのに苦労した。きちんと学習していなくてセルジュの腕の中で覚えたの。だから最初はスラングばっかり。イギリスではなかなか言わない“R”の発音は、40年経ってやっとキレイな発音ができるようになったわ」とふり返った。オープニング作品の『ミックマック』(原題/ジャン=ピエール・ジュネ監督)の上映前に、代表団15人が舞台挨拶。ジェーンは「日本のみなさまは、世界一素晴らしい観客。日本での人気があったからこそ、こうして団長に選ばれて来ることができました。とても光栄です」と笑顔。同作のジュネ監督は「“ミックマック”と“ビックマック”を混同しないように」と表情を変えずにフレンチジョーク(?)。同作は、悪徳企業に挑む男たちの戦いを描くハートウォーミング・コメディ。「自由に作ってあるから楽しんで」と語りかけた。代表団の1人、ギャスパー・ノエ監督だけがこの日は欠席。ジェーンは「ノエは明日来ます」と説明した。同映画祭は、ユニフランス主催で1993年から始まり、今年で18回目。2005年までは横浜、2006年からは東京や大阪などで、昨年からは東京で開催。今年はジェーンが出演した『テルマ、ルイーズとシャンタル』を含む長編14作と短編9作を上映する。『ミックマック』は夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開。「フランス映画祭2010」は3月22日(月・祝)まで開催中。(text:Yoko Saito)フランス映画祭2010開催期間:3月22日(月・祝)まで開催中会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ公式サイト:■関連作品:ミックマック (原題) 2010年夏、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて公開2009 © EPITHETE FILMS –TAPIOCA FILMS –WARNER BROS. PICTURES –FRANCE 2 CINEMA -FRANCE 3 CINEMAシスター・スマイルドミニクの歌 2010年初夏、シネスイッチ銀座ほか全国にて順次公開クリスマス・ストーリー (原題) 2010年秋、恵比寿ガーデンシネマほか全国にて順次公開パリ20区、僕たちのクラス 2010年6月12日より岩波ホールにて公開© Haut et Court - France 2 Cinemaエンター・ザ・ボイド 2010年5月15日よりシネマスクエアとうきゅうほかにて公開オーケストラ! 2010年4月17日よりBunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座ほか全国順次公開© 2009 Focus Features LLC. All Rights Reservedあの夏の子供たち 2010年初夏、恵比寿ガーデンシネマにて公開■関連記事:さあ、人生を奏でよう!『オーケストラ!』試写会に10組20名様ご招待ギャスパー・ノエのTOKYOを舞台にした衝撃作『エンター・ザ・ボイド』予告編初公開フランスのオスカー、セザール賞が発表。ヴァンサン・カッセル亡父に捧げる主演男優賞
2010年03月19日映画監督・北野武が3月13日(土)、フランスから帰国した。9日(火)にフランス文化省から芸術文化勲章の最高章「コマンドール」を授与されたことを受けて成田空港で会見した北野監督は、金メダルのボケを繰り出しつつ「黒澤(明)さんがもらっているならすげぇ」と喜びの心境を語った。取材陣の拍手で出迎えられた北野監督は「えー、フランスの文化勲章ですから、これからは日本の文化勲章と人間国宝を一日も早くもらいたい。人間国宝をもらったら無銭飲食して捕まるのが私の夢なんで。日本の文化庁のみなさん、よろしく。紫綬褒章はいらないですから」とビートたけし節。「勲章ですがこれ…」と言いながら特製らしき金メダルを取り出すと「あ、バンクーバーって書いてある。バンクーバー、関係ないか」。いきなり大ボケを効かせて取材陣を爆笑させると「バレバレだったなー、メダル出した瞬間にバレてたな」と照れて頭をかいた。受章の報は、今回の個展と特集上映会のために渡仏した7日(日)の出発直前、所属事務所「オフィス北野」の森昌行社長から成田空港で聞かされた。「嬉しいニュースがあります」と前フリする森社長に「事務所の脱税がばれたか、山本モナの浮気現場が撮られたか、あとカミさんが死んだかぐらいかと思った」と言って困らせつつ、「ありがたいこった。それ黒澤さんももらったやつかな?と聞いたら、そうって言うから、そりゃすげぇ!って」と喜びをかみしめた。授章式は、パリ市内のパレ・ロワイヤルに受章者が出向くのが通例だが、北野監督の場合は、北野監督の個展を開催するカルティエ現代美術財団にフレデリック・ミッテラン文化相が出向いて行われる異例のものだった。ミッテラン文化相は「来る前に揉め事があったらしくて不機嫌だった」そうだが、北野監督と通訳とともに個展を鑑賞し終わると「(作品の内容の)くだらないことを通訳されて、すごく恥ずかしかったけど、ゲラゲラ笑ってくれた。すっかり笑顔になっちゃって。あまりにくだらないから」と大ウケだったという。同国からの勲章受章は、1999年の2等級下のシュバリエに続き2個目。会見に同席した森社長が読み上げた、フランス文化省から記した正式な受章理由は「映画監督としての活動は言うまでもなく、1つの才能を持った人ではない。人々を笑わせること、感動させることができ、怖がらせることもできる。あらゆる面で支持者を持つ。類を見ない自由さをもってモノづくりを進める直感的才能に対し、章を贈る」。北野監督は「『たけし城』なんかがヨーロッパでかなり人気が出てきて、ネット配信やyoutubeなんかで、こういう(芸人としての)仕事をやってるって(認知が)何年か前からあって、映画監督としてはTVの映像を流されるのはヤバイかな?と思ったら、フランス人の見方は、もっと才能があるんだっていう。お笑いが悪影響を及ぼす、なんて気はなくて、この人はまだいろんなことがやれるんだって感じがあって。だからギャング映画撮っても問題ないし、バカバカしいことをやってもそれはそれとして見てくれる。気が楽になった」と感想。「日本は違う。日本は漫才師が映画撮った、みたいな雰囲気があって、松本人志が映画撮ると、“かつて映画を撮ったお笑い人”の中に必ず俺が入っている」と日本の偏見にチクリとやりつつ「そういうことじゃなく、映画は映画、バラエティはバラエティって分けてくれるんで、ありがたいのと、フランス人、個人主義で誇り高いんで、ダメなところダメだと平気で言ってくれるし、まあ気をつけなきゃ、がんばんなきゃ」と自身にはっぱをかけていた。フランスでは10日から『アキレスと亀』が一般公開されたほか、北野監督作品の連続上映会がポンピドゥー・センターで11日から6月26日まで開催中。さらに北野監督制作の絵画やオブジェを展示した個展「Gosse de peintre -絵描き小僧」がカルティエ現代美術財団で11日から始まり、9月12日まで開催予定。森社長は、フランスで終了後は東京での開催を「想定しています」と話した。加えて、北野監督を約7年取材してきたフランス人ジャーナリストのミシェル・テマン氏による北野監督の自伝「KITANO PAR KITANO(キタノによるキタノ)」が先月24日に発売。日本でも8月に翻訳版が発売される。芸術の都をビートたけしと北野武が席捲中の様子だ。なお、日本では最新作『アウトレイジ』が6月12日(土)より丸の内ルーブルほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:アウトレイジ 2010年6月12日より丸の内ルーブルほか全国にて公開アキレスと亀 2008年9月20日よりテアトル新宿、銀座テアトルシネマにて公開© 2008『アキレスと亀』製作委員会■関連記事:“いい人”加瀬亮がヤクザ役でマジギレ!?たけし最新作、題名の意味は“極悪非道”「オレの売りは“外国では評価が高い”(笑)」世界のキタノ『アキレスと亀』を語るたけし、ヴェネチアから帰国早々『ポニョ』とミッキー・ロークへの怒りを爆発!巨匠・北野武監督作『アキレスと亀』ぺんてるくれよんセットを3名様にプレゼント【ヴェネチアレポート09】あの三巨匠だけじゃない!世界で活躍する日本人俳優たち
2010年03月13日女優の杉本彩が3月11日(木)、TOKYO FMホールで行われた映画『NINE ナイン』(ロブ・マーシャル監督)のイベントで女豹になりきった妖艶ダンスを披露した。天才的映画監督と彼を取り巻く女性8人の様々な愛の形を描くミュージカル。杉本さんは8人の女性のうち、娼婦を演じたアメリカのヒップホップグループ「ブラック・アイド・ピーズ」のファーギーが歌って踊った楽曲「Be Italian」にインスパイアされて考案したという官能的なオリジナルダンスを披露。ラストでは自称“肉食系女子”らしく、四つん這いになり獲物に食いつく肉食動物を彷彿させるポーズを決めてエロス全開。「いかに動きと目で(観る人を)殺すか、挑発を心がけ、女豹になってみました」と肌を火照らせた。同イベントの出演オファーがあってから、「9日間で練習しました。ほかの仕事もあったので9回練習できた、という意味ではありません」と謙遜。髪を振り乱し、レオタードに破れた黒の網タイツというワイルド&セクシー衣裳で、途切れない取材陣のフラッシュ放射にもポーズを取り続けるなどサービス精神タップリ。41歳とは思えないメリハリの利いた極上ボディを保つ秘訣については、「もちろん恋と(趣味の)ダンスです。恋愛を楽しむため、アグレッシブでモチベーション高くいることが、エネルギーの源です、フフフ」。いま、恋愛対象の男性はいる?との司会者からの質問に「もちろんです!当たり前ですわ」と豪快に高笑い。劇中、主人公の映画監督(ダニエル・デイ=ルイス)は大勢の女性と絡みながらも1つの愛をなかなか選べない優柔不断ぶりを発揮するが、杉本さんは「相手を絶対服従させたいタイプです。魂ごと奪いたい」と“魔性の微笑み”。ホワイトデーが近いとあって、男性からもらいたいプレゼントについては「素晴らしい快楽。物欲はあまりないので」。9日(火)にフランスの芸術文化勲章の最高章コマンドール章を授与された北野武監督の話題には「地道にコツコツとやられて素晴らしい」と敬意を表す一方、北野監督作品への出演の意欲を聞かれ「(北野監督は)タップダンスですよね。やったことがありません。男性と絡むダンスしか」と照れ笑いを浮かべた。『NINE ナイン』は3月19日(金)より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:NINEナイン 2010年3月19日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2008 The Weinstein Company. All rights reserved.■関連記事:【アカデミー賞】ファッションチェック!〜レッド&ブラック編〜豪華オスカー女優競演!『NINE』ジャパンプレミアに10組20名様をご招待【シネマモード】アカデミー賞開催直前セレブファッション大胆予測!ペネロペ、受賞逃すも余裕の笑み?恋人ハビエルと一緒に公の場に登場ペネロペ・クルス、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの新ヒロインに?
2010年03月11日『座頭市』のラストシーンが与えたインパクトは圧倒的!天は二物を与えず――とは言うものの、漫才を究めたお笑い界の星、ビートたけしがメガホンを取ったら世界に名だたる巨匠へと大変身してしまったのは現実のお話。後輩たちの中にも、監督・北野が切り開いた道を歩みだす芸人がちらほらと出始めています。話題作も続々と誕生している芸人監督作品のなかで、あなたにとってのNo.1はどの作品?20代を中心とした女性630名に、好きなお笑い芸人が監督の映画を尋ねてみました。>>女性編も見るQ:お笑い芸人が監督した映画で好きな映画はどれですか?(単一回答)1位『座頭市』(北野武)22.4%2位『ドロップ』(品川ヒロシ)10.5%3位『菊次郎の夏』(北野武)7.5%4位『Dolls』(北野武)5.9%5位『キッズ・リターン』(北野武)3.6%■『座頭市』で思い出に残っているシーンとは……・「最後の、キャストがみんなで踊っているシーンは何か異様だけどインパクトがあって印象に残っている」(27歳/倉庫/事務)・「複数の敵相手に、一人で斬りかかるシーンは恐ろしさもあるけど、芸術的だと思った」(25歳/金融/金融系専門職)・「兄弟の弟役で出ていた八乙女くんが、女物の着物を着ているシーンがあるが、さすが女形だなと思った」(27歳/IT/SE)■『ドロップ』で思い出に残っているシーンとは……・「笑いあり、感動ありで面白かった。けんかシーンは痛々しかったが、卒業式に嫌々出席するシーンなど、何だか青春って感じでよかった」(28歳/人材紹介/経営・コンサルタント)・「水嶋ヒロがかっこよかったこと」(25歳/飲食/サービス)・「仲間の大切さを感じた」(23歳/金融/営業)■『菊次郎の夏』で思い出に残っているシーンとは……・「久石譲の音楽がすごく印象的。北野作品にしてはめずらしく暴力シーンもなくて、作品全体ののんびり感がなんか好きです」(27歳/メーカー/プログラマー)・「音楽と青い空が本当に合っていて懐かしい気持ちになった」(28歳/不動産/総務)・「母親に対する息子の感情が照れくさいながらリアルで印象的だった」(30歳/小売/人事)■『Dolls』で思い出に残っているシーンとは……・「真っ赤なもみじや落ち葉を背景にして菅野美穂と西島さんが歩いているシーン」(24歳/IT/SE)・「菅野美穂さんの演じた刹那(せつな)的な女性がとても印象に残っているし、全体的に映像が美しくてひきつけられた」(23歳/教育関連/サービス)・「色彩がすごくきれいだった。赤い糸を結んで、線路を歩いているシーンが特にきれいで好き」(24歳/学生)■『キッズ・リターン』で思い出に残っているシーンとは……・「主役二人が自転車に乗って、校庭を回るシーンがキレイ」(27歳/小売/販売)・「がんばっているのにどんどん堕落していく主人公と、主人公に合わせていくだけなのにどんどん昇りつめてゆくその友人の対比が切ない」(29歳/金融/クリエイティブ)・「北野監督の今までの作品とは違って青春映画だったので新鮮だった。武さんって繊細な心の持ち主だなと改めて感じた」(31歳以上/人材派遣)総評好きなお笑い芸人監督作品は、北野武監督の『座頭市』が2位以下を大きく引き離し、圧倒的な1位となりました。『座頭市』で多くの人から評価されたのは、なんといってもラストのダンスシーン。北野映画のイメージを変えるほど、強烈なインパクトがあったというコメントもありました。品川ヒロシ監督の処女作で青春映画の『ドロップ』は、大健闘の2位にランクイン。今後の監督としての活躍にも注目です。お笑いで鍛えた感性が映画にも活かされた名作が、これからも続々と誕生することを期待したいですね。(文・高木亮介)調査時期:2010年1月29日~2月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:女性630名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】意外なラストに驚いた映画ランキング【女性編】頭が良さそうなお笑い芸人ランキング>>試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年02月21日北野作品以外にも、二人のお笑い芸人監督作品がランクイン!漫才で一時代を築いた北野武監督が、ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞したのは1997年。その後も次々と作品を撮り続け、今では日本を代表する名監督に。また、北野監督以外にも、お笑い芸人が監督を務めた作品が最近は増えてきました。その中で、あなたのお気に入りの作品No.1は?若手ビジネスマン276名に好きなお笑い芸人が監督の映画を聞きました。>>女性編も見るQ:お笑い芸人が監督した映画で好きな映画はどれですか?(単一回答)1位『座頭市』(北野武)32.2%2位『ドロップ』(品川ヒロシ)7.6%3位『菊次郎の夏』(北野武)7.2%4位『キッズ・リターン』(北野武)5.1%5位『HANA-BI』(北野武)3.6%5位『大日本人』(松本人志)3.6%■『座頭市』で思い出に残っているシーンとは……・「タップダンスが印象に残っている。大勢でタップダンスを踊るシーン」(26歳/IT/SE)・「時代劇にお笑いの要素も入っていて面白かった。特に、踊りのシーンなんかが印象的です」(31歳以上/電気/設計)・「武自身が演じている、あんまさんの剣術アクションシーン全般と、ところどころにはさまれるボケ要素」(28歳/学校/その他)■『ドロップ』で思い出に残っているシーンとは……・「『かかってこいよ』というシーンがかっこいい」(31歳以上/ソフトウェア/総務)・「中学生のけんかで、ファミレスをボロボロにする大胆なシーン」(25歳/IT/SE)・「友情が芽生えるシーン」(30歳/ソフトウェア/SE)■『菊次郎の夏』で思い出に残っているシーンとは……・「流れるような美しい音楽と主人公とおっさんのやりとり」(27歳/鉄鋼/マーケティング)・「やくざ風のおじさんと子供が旅する中でいろいろな人と、友情を深めていく様子がよかった。ところどころで笑える場面もあるが、それがとても絶妙で好きです」(25歳/紙パルプ/営業)・「ストーリー全体が感動的だった」(27歳/医薬品/研究開発)■『キッズ・リターン』で思い出に残っているシーンとは……・「チャリでニケツしているところ」(28歳/サービス/研究開発)・「ラストシーンのセリフが印象に残っている」(31歳以上/公益法人/営業)・「お笑い芸人として成功しているシーン」(27歳/証券/企画開発)■『HANA-BI』で思い出に残っているシーンとは……・「打ち上げ花火のシーン」(26歳/IT/SE)・「全体的な流れとして良かったです」(30歳/通信/管理)・「夫婦のシーンが好き」(31歳以上/無職)■『大日本人』で思い出に残っているシーンとは……・「松っちゃんが好きなので観たら、期待を裏切らなかった。最後の方の戦闘シーンのグダグダ感がコントのようで好き」(26歳/アパレル/人事)・「独特の世界観」(29歳/繊維/財務)・「最後にCGから実写になるのが笑えた」(28歳/小売/販売)総評同率5位も含めて、トップ5に4つの北野作品がランクイン。作品数も多いだけに、やはり北野監督が圧倒的な支持を集めたようです。北野作品については、映像の美しさ、青春ドラマとしての完成度、映像とうまくマッチした音楽に対する評価が多数寄せられました。北野作品以外にランク入りした、品川ヒロシ監督の『ドロップ』と松本人志監督の『大日本人』も、作品中にそれぞれの個性をにじませ、お笑いファンからの評価は高かったようです。北野を超える名監督が誕生する日が、いつか来るかもしれません。(文・高木亮介)調査時期:2010年1月29日~2月5日調査対象:COBS ONLINE会員調査数:男性276名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】意外なラストに驚いた映画ランキング【男性編】頭が良さそうなお笑い芸人ランキング>>試写会も当たる!映画情報満載の『コブタメ』をチェック完全版(画像などあり)を見る
2010年02月21日ときに柔和で無防備な男性から、ときに狂気を内に秘めた役まで、日本映画界を牽引する数々の監督から引く手あまたの存在として、“色”を変え応えていく、加瀬亮。そんな彼が次の出演作として選んだのは、日本を代表する巨匠、山田洋次監督の10年ぶりの現代ドラマ『おとうと』。どこかノスタルジックで温かい空気に満たされた本作で、彼は主人公の娘・小春(蒼井優)を優しく見守る青年をまっすぐに演じた。「上の世代の方たちとすすんで仕事をしたい」。そう語る彼が、巨匠の現場を経て見据えるものとは――。初めて足を踏み入れた、巨匠の世界縁側から日が差し、引き戸の音とともに近所の住人が現れる。昔ながらの平屋の家を軸に描かれるのは、切っても切れない家族の絆。まさに『男はつらいよ』シリーズを彷彿とさせる本作だが、加瀬さんはそんな「山田監督の世界に自分がいるのは想像できなかった」と話す。「祖父が『寅さん』のビデオを全巻持っていて、祖父の家に行くと必ず観ていたので、山田監督と言うとまず出てくるイメージは『寅さん』ですね。今回お話をいただいたときは、びっくりしました。いままで本当に色々な人に怒られてやってきて、先輩方の演技を見せてもらってきましたが、技術もないですし、同じようにできない。自分はきちんとお芝居ができるタイプではないので、山田監督の作品に入れるのかどうかという思いはすごくありました」。そんな不安を抱えた状態で臨んだ、山田組の世界。撮影の様子を尋ねると、とある玄関でのワンカットを思い出して語った。「最初にドアから入ってくるシーンを何度もテストしたのですが、ドアを閉めるのは左の手がいいとか、カットごとに本当に細かいところまで指示がありました。最初は何がダメなのかが分からなかったのですが、よく見たら、外を歩いているとき寒そうじゃなかったとか、左手で閉めれば蒼井さんと喋るときに自然に行けるとか、一個一個の小さなことがどういうふうに生きてくるのかがだんだん分かってきて、自分に足りないところがたくさん分かってすごく面白かったです」。幼なじみの淡い恋愛にほのかな共感今回、加瀬さんが演じる亨は、山田監督ならではのどこか昔気質な雰囲気をまとっている。彼が想いを寄せる小春に向ける言葉も、少し照れてしまうほど至ってストレートだ。そんな恋愛シーンについて尋ねると、困ったような笑みを浮かべた。「蒼井さんとはお互いによく知っていて、普段のキャラクターから遠い役だったので(笑)、正直に言えば、照れるというかやりづらい面はありました。でも照れていたらお芝居ができないので、途中から協力しようという暗黙の了解があったと思います。(小春に気持ちを伝え)『やったぜ!』と喜ぶ場面でも、なかなか自分にはない感覚だったのですが、蒼井さんもきっと、そこが一番照れくさいというのを分かっていたので、カメラの後ろですごく真剣にお芝居をしてくれていて、すごく助かりました」。監督の創りあげた亨という役に、世代間のギャップを感じながらもそこに「男らしさや丈夫さ」を感じたという加瀬さん。一方で、亨と小春の、幼なじみならではの淡い恋愛についても「感覚が分かる」とも。「小さい頃からの幼なじみにどこかで想いを寄せているんだけど、言うタイミングを逃して別の人と付き合ったり、距離が近いと逆にそういう想いがずれていくと思うんですよね。僕も小さい頃に、近所の子と遊んだりしていて、やっぱりどこか好きだったと思うんですが、結婚したと聞いて『おめでとう』と言えますし、でも、『あの頃いいな』と思っていた気持ちもまだありますし、そういうのはいつでも、『状況によって開くんじゃないかな』と思います。特に男の人はそうだと思いますね」。「ちゃんと年をとっていきたい」2000年に『五条霊戦記』で俳優デビューし現在、35歳。改めてデビューからふり返ってみて感じる、内なる変化とは?「余計なものがいっぱいくっついているとは何となく思いますけど、それはそれで汚れがついたらしょうがないかなと。でも、いまちょうど中途半端な年齢になったなという感じはします(笑)。まだ若い役もよくいただくのですが、年齢的にちょっと無理かなと。ちょうど『ハチミツとクローバー』のときが31歳でしたが、海に向かって叫ぶのは限界だと思いましたね(笑)。20代から30代になって、ちょっと先が見えなくてどうしようかなと思ったのですが、『それは自分で決められることじゃないな』と思って、そこからは役をいただくままにやってきました」。そして、今回共演した吉永小百合や笑福亭鶴瓶然り、山田監督然り、先輩の積み重ねてきたものを見て「ちゃんと年をとっていきたい」という言葉に力を入れる加瀬さん。「僕は最後のお姉さん(吉永さん)の背中を見てすごく感動したのですが、ああやってちゃんと続けて重ねてきたものが出ているのを見ると励まされます。今回もそうですが、自分のこれからの指針となる役者さんや監督など、ずっと続けられている方々と出会って、感じたいという気持ちはあるんだと思います。ちゃんと年をとるということの答えは全然出てないことですが、年をとると自分の感覚が変わってくるんですよね。それを、毎回変わるごとに素直に受け入れていきたいんです」。本作に続き、北野武の最新作『アウトレイジ』ではヤクザ役に、さらに『海炭市叙景』では熊切和嘉監督と再タッグを組むなど、今後の活躍からも目が離せない、加瀬亮。まずは、巨匠・山田洋次が引き出した、新たな彼の表情を本作で確かめてほしい。(photo:Yoshio Kumagai/Hairmake:KATSUHIKO YUHMI<THYMON>/stylist:Sonya S.Park)衣裳・シャツ:ドリス ヴァン ノッテン/TFC・パンツ:LOSTHILLS■関連作品:おとうと 2010年1月30日より全国にて公開© 2010「おとうと」製作委員会■関連記事:山田洋次監督『おとうと』がベルリン国際映画祭クロージング・フィルムに決定!五・七・五から見える“家族”の形思わず唸る『おとうと』川柳コンテスト大賞発表!笑いと感動を贈る“家族”の姿『おとうと』オリジナル一筆箋を5名様にプレゼント現在とこれからの日本の家族の姿を描く『おとうと』試写会に合計65組130名様ご招待温泉宿泊券&山田洋次監督サイン入りプレスをプレゼント!『おとうと』“かぞく”川柳コンテスト開催
2010年01月22日北野武監督が『アキレスと亀』以来1年ぶりの新作にして、『BROTHER』(’01)以来、久々にヤクザを主人公にした本格バイオレンス作品として期待が集まる作品のタイトルが決定!その名も『アウトレイジ』(OUTRAGE=極悪非道)というストレートなタイトルで、しかも登場人物が全て“悪(ワル)”という、異色のバイオレンス・エンタテイメントになっている。物語は、関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織である山王会の組長・関内が若頭の加藤に、直参である池元組の組長・池元について苦言を呈すところから始まる。加藤を通じて池元は、直系ではない村瀬組を締め付けるように命令を受ける。その後すぐさま、池元は灰化にある大友組の組長・大友に役目を言い渡す。命令はいつも小さい者へ弱い者へと流れゆく。大友はいつも、上の尻拭いや汚れ役に奔走させられたきたのだった。生き残りと面子を賭け、裏切りや駆け引きを駆使した激しい権力闘争が幕を開ける――。北野監督自ら、ビートたけしとして主人公・大友役を演じるほか、三浦友和(加藤役)、椎名桔平(大友組若頭・水野役)、加瀬亮(大友組組員・石原役)、さらに國村隼(池元役)、杉本哲太、石橋蓮司、小日向文世、北村総一朗(関内役)、塚本高史、中野英雄など、北野映画初登場の豪華俳優陣が集結している本作。注目は話題作への出演が続く加瀬亮のヤクザっぷり。柔和で親しみやすいイメージで語られることが多い彼だが、そんな世評とは裏腹に、これまでも『female フィーメイル』(短編「玉虫」)や『パッセンジャー』など狂気に満ちた役で存在感を示してきた。そして、本作でついに本格的なヤクザ役に初挑戦!その“キレ”の演技には監督が思わず拍手をする一幕もあったとか。監督からは「面白くて仕方ない」という発言が飛び出すなど、早くも本作に対する満足度と自信を感じさせる。今年の夏にクランクインし、現在、順調に編集作業が進められているとのこと。『アウトレイジ』は2010年全国にて公開。■関連作品:アウトレイジ 2010年、全国にて公開
2009年12月01日クリント・イーストウッドが、フランスの勲章「レジオン・ドヌール勲章コマンドール」を受勲、パリに赴き、13日にニコラ・サルコジ仏大統領からメダルを受け取った。5階級に分かれるこの勲章は国籍を問わず、フランス文化の推進に貢献した人物に贈られるもので、過去に北野武監督も「レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエ」を受賞している。2年前には当時の大統領、ジャック・シラク氏から「レジオン・ドヌール勲章ナイト」を贈られているイーストウッドは、「素晴らしい栄誉で、本当に光栄です。私は本当にフランスが好きです。映画も愛しています。そして、フランスの人々の映画に対する思いも大好きです」と英語でスピーチ。そして、次に渡仏するときは流暢なフランス語を話せるようにする、と約束した。今年4月、日本政府からも旭日中授章を叙勲した御歳79歳のイーストウッドは、『グラン・トリノ』を最後に俳優業からは退くと宣言したが、映画監督としてはいまも意欲的に活動中。マット・デイモン主演で『Invictus』(原題)を撮り終え、さらに現在、続けてマットを主演に迎えた『Hereafter』(原題)にとりかかっている。(text:Yuki Tominaga)© AFLO■関連作品:グラン・トリノ 2009年4月25日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2009 WARNER BROS. ENT. ALL RIGHTS RESERVED.■関連記事:【G.W.は何を観る?】匠イーストウッドが描く、愛すべき頑固者『グラン・トリノ』クリント・イーストウッド主演・監督作『グラン・トリノ』特別試写会に50組100名様をご招待これで見納め?イーストウッド、78歳にして『グラン・トリノ』で過去最高興収樹立【ハリウッドより愛をこめて】ブランジェリーナ、お揃いのグローブ像を獲得なるか?アンジー、イーストウッド最新作のプレミアに出席。子供たちはクリスマスの準備中
2009年11月16日若きビジネスマンの社会生活に大きな影響を与える、上司という存在。「いつかは超えたい目標」であったり、「仕事で成長してきた上での恩人」であったり、「絶対にああはなりたくない反面教師」であったり……。そのあり方は様々かもしれませんが、もしも上司を選べるならどんな人がいいですか?20代ビジネスマンから人気を集めた、個性豊かなナイスミドルの面々とは……。Q、上司になって欲しい俳優は誰ですか?1位所ジョージ12%2位北野武6%3位渡哲也5%4位島田紳助4%4位佐藤浩市4%■所ジョージこそ理想の上司!その理由は……・「どんな仕事でも面白くしてくれそう」(26歳/IT/SE)・「メリハリが利いていそうで、楽しく仕事ができそうだから」(23歳/商社/システム)・「博識で、仕事以外の分野でもいろいろ話ができそうなところ」(23歳/電気/財務)・「大きく構えて、仕事場の空気を働きやすいようにしてくれそうなイメージ」(28歳/IT/経営・コンサルタント)■北野武こそ理想の上司!その理由は……・「普段はふざけているが、いざというときはしっかりしそうだから」(27歳/精密機器/研究開発)・「面白いけど頭もきれるところ」(28歳/IT/SE)・「発想力のすごいところ」(23歳/精密機器/設計)■渡哲也こそ理想の上司!その理由は……・「厳しいところは厳しく指導してくれそうなので」(26歳/通信/企画開発)・「誰にでも平等に接してくれそう。考え方に一本筋が通ってそう」(27歳/精密機器/営業)■島田紳助こそ理想の上司!その理由は……・「知識、行動力、面倒見のよさ」(22歳/ソフトウェア/SE)・「能力を引き出す力がある」(25歳/建築/建築)■佐藤浩市こそ理想の上司!その理由は……・「仕事に対する熱意が感じられるから」(27歳/化学/研究開発)・「トヨタ『マークX』のCMのイメージ」(24歳/自動車関連/設計)■その他、こんな上司も理想的!・明石家さんま「いろいろと冗談を言いつつ、士気を盛り上げてくれそう」(28歳/精密機器/財務)・タモリ「いろいろな人生観を教えてもらえそう」(24歳/IT/経営・コンサルタント)・江口洋介「冷静沈着で、後輩に対しても厳しさと優しさがありそう」(26歳/商社/営業)・阿部寛「硬派かつ、コミカルな面もある」(27歳/T/営業)・織田裕二「熱い感じがいい」(24歳/小売/販売)・星野仙一「監督として非常にリーダーシップを発揮しておられ、あの人の下で仕事をしてみたいと感じたから」(25歳/繊維/研究開発)・福山雅治「万能なところ」(22歳/機械/設計)完全版(画像などあり)を見る
2009年09月16日東京・銀座のフォトギャラリー「RING CUBE(リング キューブ)」にて、9月2日(水)よりマグナム・フォト所属アレックス・マヨーリの写真展「ONE JUMP!」が開催中。13日(日)には来場者10万人を突破した。14日(月)、アレックス・マヨーリが来日し、東京での写真展開催について語った。この「ONE JUMP!」は、2007年、カンヌ国際映画祭60周年と写真家集団、マグナム・フォト創設60周年を記念したコラボプロジェクト。報道写真をメインとし、セレブリティを撮る例があまりないマグナム。その中で、「LIFE」誌(現在休刊)の表紙など、各界著名人を数多く撮影していたマヨーリのマグナム・フォトの先輩、フィリップ・ハルスマンの名作「Jump」へのオマージュとして、「ONE JUMP!」がスタートした。写真展開催は、1回目のパリ展に続いて、今回が2回目となる。マヨーリはカンヌで、スターたちが報道陣の前を通り過ぎたあと、記者会見会場に向かうコースの途中にテントのような小さなスタジオを設置。彼らをつかまえ、とにかくジャンプしてもらうように頼んだ。最終的に撮影したのは約300人。その一部が今回の写真展で展示されている。「ジャンプをする瞬間は、その人を覆っているニセモノの仮面が剥がれ、本当のその人が現れる」と話すマヨーリ。中でも最も印象的だったのは映画監督の故シドニー・ポラックと、ヴィム・ヴェンダースだという。「シドニーは本当に優しい紳士で、レッドカーペットに向かう前にスタジオに寄ってくれたんだ。ヴィムは私のスタジオのことを聞きつけ、自らぜひ参加したい、とカンヌを発つ空港へ向かう途中にスーツケースを持ったまま来てくれたよ」。世界に名を馳せる日本人監督、北野武も参加。「キタノももちろん、映画監督はみんなプロジェクトを気に入ってくれて、積極的に参加してくれたよ。どちらかというと、俳優はジャンプしている間でも、自分をコントロールして、良く見せようとしてしまうんだよね」。展示されているのは、キアヌ・リーヴス、ブルース・ウィリス、クエンティン・タランテイーノ、ペネロペ・クルス、ソフィア・コッポラら憧れの映画人。それぞれのジャンプの仕方や表情に、思いがけない一面を発見することが出来るかもしれない。開催は10月4日(日)まで。アレックス・マヨーリ写真展「ONE JUMP!」期間:2009年9月2日(水)〜2009年10月4日(日)※休館日を除く場所:RING CUBE ギャラリーゾーン開館時間:11:00〜20:00(最終日17:00まで)休館日:火曜日入場料:無料■関連作品:第62回カンヌ国際映画祭 [映画祭]■関連記事:ペ・ドゥナ、駆け込みセーフに日本語で「遅れて申し訳…」ARATAも板尾もホッ…【カンヌ現地レポ 14】やんちゃぞろいの審査員たちの思惑…パルムドール決定の裏側【カンヌ現地レポ 13】52歳の新星!ブラピを喰った男演賞俳優クリストフ・ワルツ【カンヌ現地レポ 12】娘シャルロットの快挙に母ジェーン・バーキンも絶叫!【ハリウッドより愛をこめて】次世代アイドルC・クロフォードが『フットルース』に!
2009年09月15日