賃貸でも、壁や床を変えて自分らしい部屋が作りたい!そんなDIY好きさんにグッドニュース。大阪市大正区のUR賃貸住宅「千島団地」で、原状回復不要で好きなお部屋をつくれるプロジェクトが始まっていますよ。 大正区を盛り上げる。千島団地のプロジェクトがおもしろい!一人暮らし〜二人暮らしの若い世代にもオススメしたい千島団地今回訪ねたのは、大阪市大正区の真ん中に位置する、UR賃貸住宅の千島団地。JR大阪環状線、および大阪メトロ長堀鶴見緑地線の大正駅からバスで約89分、大正区役所のすぐお隣にある大きな団地です。環状線とメトロの2路線が使えて、十分な本数のある駅からのバスは団地の目の前に到着するため、「駅からバスとは言っても、かなり便利だな」という印象を持ちました。団地目の前からなんばまで、直通のバスを利用することもできます。 広場を真ん中に高層の住宅が並び建ちます。 1LDKや2DKなど、45㎡〜50㎡位の間取りが多い千島団地は、一人暮らし〜二人暮らし、それに小さなお子さんのいるご家族など、若者世代にとって暮らしやすい団地。礼金不要、仲介手数料無料など、UR賃貸住宅ならではのお得な制度もあるので、これまで「団地」を選択肢に入れていなかった方にもぜひおすすめしたいところ。それに「TAISHO☆UP」という、ちょっとおもしろいプロジェクトがここで進行中なんです。DIYでお部屋を楽しく彩ろう。「TAISHO☆UP」プロジェクト大正区役所近くの入り口に、かっこいい看板が。 「TAISHO☆UP」と描かれた、アーティストによる壁画も、敷地内の様々なところで見ることができます。 ご案内してくださったのは、UR都市機構の和藤さん。 実はここ千島団地、新しく募集中の多くの住戸は原状回復義務ナシのプチDIYルームとして貸し出されているんです。さらに、千島団地の広場を利用して、「大正DIYマーケット」や音楽イベント「TAISHO☆UPフェス」なども開催。DIYをきっかけにコミュニケーションが生まれていく、ユニークなプロジェクトなんですね。「人気インスタグラマー ranranさんの監修でDIYを実施したモデルルームがあるので、ぜひ見てください」と和藤さん。おしゃれなお部屋の投稿をほぼ毎日見ている私、ranranさんのことはもちろん存じ上げてました。これは、とても楽しみです。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *原状回復不要、工房やショップもある千島団地で、DIYを楽しもうアイディアの宝庫、DIYモデルルームを拝見!こちらがranranさん監修のモデルルーム。たくさんのアイディアが詰まっていて、DIY好きな人なら夢のような空間ではないでしょうか。 と言っても、間取りまで全てを変えるのではなく、元々の団地のよさを生かした空間づくりがされているのが素敵だなと感じました。 壁、床などを変更できる「プチDIY」現在、お風呂やトイレの交換なども含めて大規模にDIY可能なお部屋は満室ですが、募集中の住戸は全て、より手軽に始められる「プチDIY」が可能なお部屋になっています。例えば、壁を塗ったり、ふすまを張り替えたり、柱などの木造部分には釘打ちもOK。それだけでも、かなりいろんなことが楽しめそうですよね。(※詳細はお問い合わせください) 壁紙を貼ったり、床にクッションフロアを敷いたりするだけでも、かなりイメージは変わりますよ。 水まわりのスペースは、こんなサブウェイタイル風の壁紙を貼るのもいいですね。 キッチンの吊り戸棚もDIY可能な場所。こんな風に黒板シートを貼ってレシピを書いたり。これはやってみたいアイディア! この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *壁紙屋本舗LABが3号棟に入居!あなたのDIYをサポートしますそしてさらに嬉しいのが、DIY好きにとってはおなじみの壁紙や床材を扱うWebショップ「壁紙屋本舗」のショールームが、ここ千島団地の1階に入居していること!こちらがそのショールーム。見た目もおしゃれでテンションが上がりますね! 壁紙屋本舗で扱う商品のカタログが集まり、塗料の調色ができる「ペイントラボ」もあります。 壁紙や床材の大判サンプルも豊富に揃うので、組み合わせを確認することもできます。 さらに、店内の奥には工房が!いろいろな工具を借りてここで作業ができます。音の出る作業ができる場所があるのはありがたいですね(利用は有料です) 千島団地のプチDIY住戸を契約された方には、壁紙屋本舗で利用できるギフト券がもらえる嬉しい特典もあります(詳細はお問い合わせを)。DIYが初めて、という人は、このラボにぜひ足を運んでください。商品や施工方法についての相談をすることもできますし、「壁紙の貼り方教室」などのワークショップも頻繁に開かれているので、「これからDIYを始めたい」という人にこそ、千島団地はおすすめです。 この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*ほかにもたくさんある、団地内のユニークな施設をご紹介洗濯している間にフィットネス!?「壁紙屋本舗ラボだけではなく、千島団地にはほかにもいろいろユニークな施設が揃っているんですよ」と、和藤さんに案内していただきました。 まず目をひいたこちらは「クイックドライフィット」。コインランドリーとフィットネスジムが隣り合っています。 コインランドリーを待っている間にフィットネスジムで健康促進!一石二鳥の嬉しい仕組み。 クリニックの集まる「ちしまメディカルパーク」大阪市内でも最大規模の団地であり、大正区役所のすぐお隣ということもあって、千島団地の周辺にはスーパーなどの商業施設が集まっています。すぐ近くには大型商業施設の「千島ガーデンモール」も立地。それだけでも十分便利なのですが、団地の敷地内にも「パルティちしま」というショッピングセンター、それに「ちしまメディカルパーク」が入居しています。 心療内科、整形外科などのクリニックが入居している「ちしまメディカルパーク」。急な病気やケガの際に安心できるのはありがたいですね。 アイランドキッチンのある集会所「集会所も、ちょっとゴージャスなんですよ」と見せていただくと、アイランドキッチンがあって驚きました。ちょっとしたパーティーが開けそう。 団地のすぐお隣には大きな「千島公園」。ランニングやお散歩にちょうど良いです。 大正区とUR、それにDIY好きたちが一緒になって、ユニークな取り組みを進めている千島団地。訪れてみると利便性の良さもなかなかで、ここなら自分らしい暮らし方ができそう、とワクワクしてきました。ここで一緒に、街を盛り上げていきませんか? この団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る*『千島団地』の募集中のお部屋はこちら1号棟 632号室(1LDK / 41.19㎡ / 家賃56,400円 / 共益費 4,700円)※プチDIY可能なお部屋です このお部屋の詳細をみるgoodroomで詳細を見るこの団地の空室一覧をみるURの公式サイトで詳細を見る *出典: goodroom journal 記事提供元:リノベーション・デザイナーズ賃貸 goodroom(グッドルーム)デザイナーズ、リノベーションなど、おしゃれな賃貸サイト・アプリ「goodroom」を運営しています。インテリアや、ひとり暮らし、ふたり暮らしのアイディアなど、賃貸でも自分らしい暮らしを楽しむためのヒントをお届けします。おしゃれ賃貸サイト・アプリ goodroom journal journal 暮らしの実例
2019年11月15日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『68TH STREET』上田義彦撮影する写真のカテゴリーにとらわれず、第一線でシャッターを切り続けてきた上田義彦。そんな上田が一枚の紙をモチーフにしたあるシリーズを撮影した。ニューヨーク68丁目の部屋に落ちてきた光は、刻々とその姿を変え、やがて消えていく。上田はその光をある日から飽きずに毎日追いかけ、完璧な美しさでモノクロームの印画紙の上に、彼にとっても命題であった写真の宿命である光と、それによって生まれる影を定着させた。その写真群を託されたのは、上田が信頼し、ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)の2018年春夏キャンペーンなども手掛けている世界有数のトップディレクターファビアン・バロン(Fabien Baron)。印刷・製本は京都のサンエムカラー。数々の写真集や美術書、カレンダーなどの美術印刷で知られるサンエムカラーならではの1,000dpixの高精度印刷と、UVインクとエンボス加工も施した、日本の印刷技術と造本技術の粋を極めた仕上がりになっている。竹芝駅周辺の再開発および鈴江倉庫ビルの取り壊しに伴い、2018年5月20日をもって閉廊した上田義彦がキュレーションするGallery 916では、最後のエキシビションとして本シリーズの上田義彦写真展「68th Street 光の記憶」が開催された。【書籍情報】『68TH STREET』写真:上田義彦出版社:ユナイテッドヴァカボンズ言語:日本語ハードカバー/140ページ/360×250mm発刊:2018年価格:1万円■Shelfオフィシャルサイトで『68TH STREET』を購入する
2018年06月30日上田義彦による写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」が、1月19日から3月25日までGallery 916にて開催される。竹芝駅周辺の再開発に伴い4月15日に閉廊する同所は、2012年2月のスタート以来、かつてない写真体験の場、東京の主要なアートの発信地として、歩んできた。個展として最後になる本展では、30年もの長きにわたり、生命の循環と全身全霊で対峙した上田が紡ぎ出した、生けるものの原初の摂理を現す森の姿が、1989年から2017年の最新作まで約50点並ぶ。上田氏は、「僕が森を撮り始めて、30年が経とうとしている。そして今、アメリカ北西部のQuinaultの森と、日本列島の南に位置する屋久島の森、そして、日本の中心部に位置する奈良の春日大社の原生林、地理的には太平洋を挟んで存在するという以外、無関係に思える三つの森を、僕は写真に撮った。乱暴に言えば、行きがかり上、たまたま偶然、縁があって等など。しかし実は、これら三つの森には僕にとって重要な共通点がある。それはこれらの森が太古から人間によって守り継がれてきた、守らねばならないと、人に感じさせる何か大切な力があったからだということ。それを感じとる大事な力を、人は太古から受け継いできた。それを自分自身にも強く感じる。多くの森に僕は出かけた。しかしこの三つの森と出会った時、特別な感覚に襲われ、そして『撮らなければ』と、強く思った。それは言葉にならない、僕の中で起こった鋭い感覚だった。その感覚が僕に、この三つの森を撮らせることになったのだと思う」とコメント。本展覧会に併せて、青幻舎より写真集『FOREST 印象と記憶 1989-2017』が1月19日に出版される他、1月27日15時から16時半には後藤繁雄(編集者)、2月11日15時から16時半には伊藤俊治(美術史家)、3月3日16時から17時半には飯沢耕太郎(写真評論家)とのトークセッション&ブックサイニングが行われる。【展覧会情報】上田義彦写真展「Forest 印象と記憶 1989-2017」会期:1月19日~3月25日会場:Gallery 916住所:東京都港区海岸1-14-24 鈴江第3ビル 6F時間:11:00〜20:00/土日、祝日 11:00〜18:30料金:一般800円 大学生・60歳以上500円 高校生300円 中学生以下無料休館日:月曜日(祝日を除く)
2018年01月14日写真家・上田義彦の個展「林檎の木」が、12月2日から2018年1月13日まで東京・六本木の小山登美夫ギャラリーで開催される。林檎の木 6 2017 c-print, acrylic frame 63.1 × 52.8 cm ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Galleryアート写真、広告写真というカテゴリーやジャンルにとらわれず、35年もの間第一線でシャッターを切り続けてきた写真家・上田義彦。自然、静物、人物など多様な主題を扱いつつも、誠実で一貫したまなざしで、目の前の世界の最高の瞬間を捉え、その写真で多くの人を魅了してきた。本展で発表する新作「林檎の木」は、2013年に上田義彦が群馬県川場村で開催されている「川場村ネイチャーフォトフェスティバル」の審査員として同地を訪れた際に、タクシーで会場へ向かう際に撮影した1枚の写真に由来する。思わずカメラを向けたのは、車窓から見えた、たわわに実った林檎の木。その時の印象が鮮烈で「また撮りたい」という強い想いが残ったという。林檎の木 6(部分) 2017 ©Yoshihiko Ueda, Courtesy of Tomio Koyama Galleryその2、3年後、再び川場村を訪れた上田義彦は、8×10のカメラで撮影。彼が魅かれたのは、林檎の赤、強い太陽の光、それらの生命力。川場村で一番古いと言われる林檎の木の、醸し出される歳月だったという。太陽の光が林檎を照らし、林檎の赤い色が生命力を放ち、その反射と充満した光の中でシャッターを切る瞬間、上田は「眼が歓び、身体全体に歓びがわきあがった」と言う。「林檎の木」には、林檎の木という被写体を通して、生命力やその木が経て来た年月、そしてそこに出会えたという上田義彦の高揚した気分までもが写し出されているかのような作品だ。個展開催初日である12月2日18:00から20:00には、オープニングレセプションを開催。上田義彦も在廊する。【イベント情報】上田義彦展「林檎の木」会期:2017年12月2日〜2018年1月13日会場:小山登美夫ギャラリー住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F時間:11:00〜19:00休廊日:日、月曜日、祝日。2017年12月29日~2018年1月8日 冬期休廊入場無料
2017年12月02日