タレントの千秋(52)が9日、自身のインスタグラムを更新。「実はママ友」とつづり、2ショットを公開した。写真に写っていたのは、俳優・ともさかりえ(44)。出会いは「りえちゃんが12歳の時。わたしがまだ事務所に入る前、半分素人の時」と関係は古く、歳は離れているが「子どものお話、お仕事のお話、デザインのお話、人生のお話」など、さまざまな話題を共有できる気の置けない仲間であることを紹介した。この投稿に対し「えーっ!いい関係ですね」「わあああああ大好きな2人」「ステキな雰囲気」「2人共可愛すぎる 時が止まってる!!」「素敵な写真ですね」など、さまざまな反応が寄せられている。
2024年04月10日TBS系『Nスタ』(月~金後3:49※一部地域を除く)でMCを務める井上貴博TBSアナウンサー&ホラン千秋が、番組終了後に取材に応じた。2017年からコンビで番組を担当し8年目を迎える2人が、改めて互いへの思いや番組に取り組む覚悟を語った。番組スタート時を振り返ってもらうと、井上は「最初に10分くらいの尺で番組のプレゼンコーナーをシミュレーションしてみようということになったんですが、互いに負けたくないのか30分くらいずっと2人でかぶせ合って一歩も引かない(笑)。それを見ていたスタッフが引いているのが忘れられなくて…懐かしいですね(笑)」と苦笑い。続けて「お互い勝ち気でしたし『絶対取り込まれないぞ』みたいなね。ホランさんはタレントさんとしてニュース番組に来るということの思いもあったでしょうし、こっちはこっちで負けてらんねえぞって(笑)」と当時の思いを明かす。ホランも「(井上に)張り合って、言いくるめられたりはしないぞ、という感じ。本当になんで睨み合っていたのか今でも分からないけど、牙むき出しでこう(ファイティングポーズ)なってた(笑)。でも番組がスタートするまでには信頼できる人だなと気持ちが変化していたので良かったです」と“凸凹コンビ”のスタートを明かした。そんな始まりから丸7年。井上は「これだけ何の分野でも、求められることをアジャストできる人って、我々局アナからすると脅威なんです。研修も経ていない中でここまでのクオリティーを出されると、たまったもんじゃないなって思います」と絶大な信頼を寄せた。一方のホランは、タレントとしてニュース番組のキャスターに抜てきされたことに不安もあったというが「井上さんも含めてほかのキャスターの皆さんが本当に快く迎え入れてくださった」と感謝。井上とのコンビに関しては「番組開始当初は、最初の方からこっちが不安に思っていることを察知して対応してくれて。私だけじゃなくてスタッフの皆さんも含めて、ずっと井上さんを信頼している」と思いを伝えた。いまでは、最初に感じていた絶妙な“合わなさ”が番組にもいきているそう。ホランは井上とのやりとりについて「全然価値観が違うので、分かり合えないことも多い。でも“分かり合えないことを、分かり合えている”感じ」と形容する。井上も「ここは大切にしたい」と力を込め「どっちがいいということでもないので(価値観が)違っていいと思っていて。生放送って、特にアナウンサー同士でやると肯定、肯定になりがちなんです。でも『僕こうだと思うんですよね』『何を言ってるんですか?』っていうのがお互いあった方がいい。意識していない中でそういうことがあると、本気でやってるというのが伝わるんじゃないかと思います」と持論を語った。視聴者から2人が「お似合い」と多くの声が寄せられていることについても聞いてみると、「まあまあ、皆さんの期待通りになるかどうか分からないですけど、期待していただいて(笑)」とおどけた。井上は「そのフリがよくわからないんですけど(笑)」としっかりツッコみ、長年の掛け合いを見せる。また、「そういっていただけるのはありがたいですけど」と井上が続けると、ホランは「お互いを尊重しつつ、けど別に忖度するわけでもなく。そのままの自分を正直に出せる場所なのかな。私たちだけじゃなく、本当にいいチームワークで『Nスタ』をやってるので、これからもそういうところを出せたらいいなと思います」と変わらず番組を続けていくと話す。最後に番組の方向性について井上に聞くと「他局との争いというよりは、テレビを見ていただきたい」と正直な思いを明かす。「テレビ報道がこれだけ“マスゴミ”と言われて久しい中、それをやっぱり内側から変えたい。ネットがこれだけ多様化したいま、テレビの付加価値を本気で追求しないといけない。だからニュース番組らしくない番組をやりたいし、この番組でしか見られないことをやっていきたい」と覚悟を語った。
2024年03月22日千秋さんが子育てで大切にしている3つのこと千秋さんは「めちゃくちゃ厳しく育てられた」という幼少期のエピソードを披露。厳しく育てられたことが影響し、「いまだにピアスも開けていない」といいます。「すごいんですよね? お父様……」と水を向けられると、千秋さんは「肩書きはすごいみたいなんですけど、それはちっちゃい時から知らなくて。サラリーマンから偉くなったから」「そんな大したことないですよ。マジックミラーとか防弾ガラスとか、ガラスの会社で、技術屋だったので」と謙遜。千秋さんの父親は日本板硝子株式会社の元取締役会議長兼取締役会長を務めた人物として知られています。両親ともに高学歴のため、「普通に勉強すれば東大いけるでしょ」「(東大に)いけないということは努力不足」という考え方だったといい、子どもの頃は漫画などを読むことも禁止されていたそう。唯一許された漫画は「未来とか科学のことが書いてある」『ドラえもん』のみでした。そんなふうに育てられた千秋さんは、自身の娘にも「簡単に物を買い与えない」「注文は自分でさせる」「『かわいい』『かっこいい』と言ってあげる」ことを意識して育てたそう。自身が子どもの頃、あまり欲しい物をねだっても買ってもらえなかったため、「買ってもらえないとしょうがないから代役でいろいろ考える」「作ったりアレンジしたり」するようになったという千秋さん。我が子にもそうしたクリエイティブ精神を持ってほしいと考え、「誕生日とクリスマスは何でも好きな物を買ってあげるんですけど、それ以外の(時期は)普段スーパーに行っても『あれ買って、これ買って』(と言われても)絶対に買わない」と徹底していました。すると、娘はダンボールなどを使って自分でおもちゃを作り、使い勝手をみてボタンを取りつけるなど工夫しながらものづくりを楽しむように。千秋さんの狙い通り「想像力が育っている」そうで、一人で海外旅行に行った際のトラブルなどにも対処できるようになったとか。また、子どもが自分の好きなものややりたいことを誰かに伝える際に、母親が子どもの意向を聞き取り代弁する流れに抵抗を感じるという千秋さんは、娘が小さな頃から飲食店では自分でオーダーするようにしつけていたそう。その結果、4歳から一人でオーダーできるようになったといいます。さらに「親が言わなくて誰が言うのと思うので、『(娘に)めっちゃかわいい』って言ってる。私もそうやって育てられた」とも。芸能界に入ってかわいい子がたくさんいることにびっくりしたそうですが、「自分だってめっちゃかわいい」と思えたのでしょう、心が折れることはなし。それゆえに、52歳になった現在も「ぶりっ子ポーズ」を堂々と披露できると明かしていました。子どもにただ「ダメ」とだけ伝えても何も学ばない子どもに対して「簡単には物を買い与えないぞ」と決めていても、スーパーに行った際などに「買って買って攻撃」に負けてしまうという親は少なくないでしょう。「なんでうちの子はいうことを聞いてくれないんだろう……」と落ち込むこともあるかもしれません。小さい子どもに理由を説明してもわからないだろう、と思ってしまいがちですが、しかしただ「ダメ」とだけ伝えても何も学びません。理由がわからなければ、子どもにとっては、「ダメ」とだけ言ってくる親の言いなりになるかならないかという話です。たとえば水筒の紐を肩にかけたまま遊具で遊ぶ子どもに対しては、ただ「ダメ!」いうのではなく、「引っかかって首が絞まるかも知れない。危ないからやめよう」と理由を添えて伝えることが大切です。まだ幼くて言葉の理解が難しい時期だとしても、”ママ・パパが言うことには何か意味がある”と感じることはできますし、繰り返し伝えることで少しずつ理解していきます。また、子どものしつけについては、ときに大人自身の言動を振り返ることも大切。言動に一貫性があるか、ブレていないかなど振り返ってみましょう。子どもも親もそれぞれ別の人間であり、理解し合うためにはお互いの努力が必要です。子どもにはとても難しいことなので、親が気持ちに寄り添ってあげられるといいですね。参照:言うことを聞かない子どもにしてしまう5大原因…効果アリな3つの対処法を解説【教えて保育士さん】
2024年03月08日永野芽郁主演、山田裕貴共演「君が心をくれたから」第9話が3月4日放送。案内人・千秋の素性と彼女の“願い”に今週も涙する視聴者多数。また太陽が雨に語った言葉にも「その発想は無かった」「本当に名の通り太陽みたい」といった声が上がっている。五感を失いつつある逢原雨を永野さんが演じ、雨のために花火を打ち上げようとする朝野太陽に山田裕貴。太陽の妹・春陽に出口夏希。太陽の父・陽平に遠藤憲一。雨を支えようとする望田司に白洲迅。“案内人”日下に斎藤工。同じく案内人の千秋に松本若菜といったキャストが出演する本作。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。陽平が亡くなった妻・明日香の写真を取り寄せたことで、太陽は母の顔を知ることになるが、写真に写る明日香は“案内人”千秋だった…千秋が太陽の母だと知った雨は「これでお母さんに伝えたい事を伝えられるね」と喜ぶが、そこに日下が現れ、案内人と奇跡の対象者が生前の関係者だった場合、本来担当することは許されないが、千秋が食い下がり正体を隠すと誓ったことで、天が生前にまつわる会話を禁ずることを条件に雨と太陽のもとにやってきたことを明かす。そして太陽が千秋を「母さん」と呼んだ場合、千秋の魂は完全に消滅すると告げる。太陽は休憩中の話し相手になって欲しかったと言って千秋を呼び出し、もし天国で偶然、明日香に出会ったら伝えて欲しいと前置きして「ごめんなさい。俺のせいで火事に巻き込んで」と、ずっと言えなかった謝罪を口にする。すると千秋は「私もいいかしら」と言って「見たい景色がある」と太陽に頼み事をする…。それは“家族団らん”だった。太陽は陽平と春陽を誘って家族で鍋を囲うが、そこには千秋の姿もあった。太陽は「母さんもここに呼ぼう」と言うと陽平の隣の空席の椅子を引き、鍋を取り分ける。太陽にだけ見える千秋はそこに座り、生前の明日香が果たせなかった“家族団らん”が叶う…。この展開に「千秋さん、よかったね。家族団欒の時間を持つことができて」「太陽くんお母さんに謝れてよかったね。千秋さん息子がどんな人生だったか聞けて、感謝の言葉も聞けて、家族団欒に参加できてよかったね」「太陽君と千秋さんとのやり取りからの涙、家族団欒を見れた、明日香さんの涙、もうもらい泣きしました」などの声がSNSに殺到。一方、千秋は太陽に対し、五感が無くなった後の人生に怯えてる雨を力づけるよう伝える。帰宅した太陽は「五感が無くなったら私の希望もなくなる」と話す雨に、自分が雨の五感を取り戻すと話す…。そんな太陽に「五感が無くなったら…取り戻す、その発想は無かった。確かに取り戻そうとしてもいいんだよな」「雨ちゃんの五感を取り戻す…って…また、新たな奇跡が起きるのかな…」「奇跡ではなくとも希望を灯してくれる太陽くん、本当に名の通り太陽みたいな人だな」などといった声も送られている。【第10話あらすじ】逢原雨は、朝野太陽から嬉しい報告を受ける。桜まつりの花火大会で打ち上げる花火の審査に、合格したのだ。トップバッターが太陽の父・陽平で、太陽の花火はその次だという。大喜びした雨は、どんな花火にしたのかと尋ねた。すると太陽は、当日までのお楽しみ、としながらも、「俺の人生で一番大切だった十秒間かな」と返す。桜まつり当日。雨は、望田司に頼み、母・霞美が入院している病院まで車を出してもらう。やってきた雨が杖をついていることに驚く霞美。雨は、触覚を失い、もうすぐ視覚も失ってしまうことを霞美に打ち明ける。雨のために何もできない、と泣きじゃくる霞美に、「お母さんの笑顔が見たい」と頼む雨。花火大会の会場では、太陽たち朝野煙火工業の面々が打ち上げの準備を進めていた。離れた場所でその様子を見つめていた千秋は、美術館で「自分の人生は今日この瞬間のためにあったのかもしれない」と言っていた日下の言葉を借り、太陽の作った花火を見届けることができたらもう思い残すことはない、と日下に伝える。雨は、霞美と別れて司とともに花火大会の会場へと向かう。だが会場では、次第に分厚い雲が広がり、強い風が吹き始めていた…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年03月05日バラエティでもニュース番組でも、常に自分らしい言葉で気持ちを伝えるホラン千秋さん。そんな彼女に、上辺だけでなく、お互いが心地よい距離感で相手と向き合うための関係性の築き方&会話のコツを伺いました。ホラン千秋さんが実践する、優しい人間関係のつくり方1、まずは自分に優しくなる。「自分が思う優しさと、相手が感じる優しさは一致するとは限らないし、ルールブックもない。それぞれ違うと認識するところからです」と、ホラン千秋さん。「その上で、相手に優しくしようと心がけるのは、もちろんいいことです。でもそれを優先するあまり、自分が本音を言えなかったり、何かを我慢したり、相手に寄り添いすぎるあまりに自分らしくいられないのであれば、まず自分に優しくできていないですよね。無理することで歪みが生じ、結果的に相手との関係性が崩れるようでは、健康的な優しさとはいえません。優しさの矢印は、相手にばかり向いてなくてもいいのではないかと。だからまずは自分に優しくあること。これが“優しい人間関係”を築く上での大前提だと思っています」意外なことに、ホランさん自身はフットワーク軽くいろんな場所に出向いて、新たな人間関係を積極的に築いていくタイプではないという。「プライベートでも仕事でも、私の理解者は、数人いれば十分幸せだと思っていて。だって、10人いたら同じことを10回話さなければいけなくて、それって時間もかかるし、すごく疲れることだと思ってしまう派で。心や体が疲弊していたら、そもそも人に優しくなんてできませんから。心身ともに健康を保つには、自分にとって優しい人間関係とは何かを、見直すのも手。もし今、誰にも優しくできないと思ったら、誰にも会わなくていい。ごはんに誘われても、仕事が忙しいから、今日は疲れているからと断ればいいんですよ。そのぶん自分の趣味や好きなことに没頭して、十分に心と体をいたわることが大切ですよね」2、自分の優しさの“キャパ”を知る。優しい人間関係を築く上で、もう一つ大事なのは「自分の優しさの“キャパ”を知ること」。「優しさの容量も人によって違うはず。100人の友だちを同様に大事にできる人は羨ましいと思うけれど、自分はそういうタイプではないから。自分が思いやりを持って接することができる規模はどのぐらいかを知って、それを守っていくこともまた、豊かな人間関係を築くためのポイントだと思います」変わりゆく人間関係を受け入れて、時には手放してみることも必要だと考えているそう。「結婚や出産、引っ越し、キャリアアップなど、誰もが人生とともにライフステージが変わるのは当たり前で、価値観や優先順位も変わっていくもの。私自身も30代に入り経験しましたが、絶対に変わらないと思っていた関係ですら変わってしまうことがある。大切な関係を失いたくないのはわかるけれど、離れつつある人に固執して無理に繋ぎ留めようとするのではなく、例えば夏休みのような感覚で捉えてみては?本当に必要な人なら、夏休みが終わってまた、『久しぶり』と戻ればいい。それに、お互いを思っているのであれば、関係を一時期断ったとしても、きっといつか元に戻る時がくるはず。そうやって人間関係はいつでも、離れては巡ってを繰り返しているような気がします。無理に抗わず、流動的なものだと考えていれば、悲しむことも悩むこともなくなると思います。それよりも優先すべきは、いま身近に寄り添ってくれている大切な人や、自分に必要な関係性。目の前の人に健全な状態で丁寧に向き合うことで、思いやりや優しさは大事にできるものだと感じています」3、“余白”を残して会話をする。円滑な人間関係を築くために「あいさつと笑顔が大事。これに尽きます」とホランさん。「若手の頃からどこでも誰にでも、あいさつは笑顔で元気にしようと肝に銘じてきました。すると最初は目も合わせてくれなかった人がだんだん気にしてくれるようになり、会話が生まれたりも。人の心はいつか動くということを実感しました。“あいさつ”って拍子抜けするくらいシンプルな方法ですが、円滑で平和な人間関係を築く間違いない方法だと思っています」また、どんなシーンでも相手の立場に立った“優しい会話”を意識しているそう。「摩擦を避けたいから当たり障りのない会話がしたい、と思っているなら、その関係性は長く続かないはず。自分の正直な意見を伝えることは、それだけあなたが必要だという意思表示になるし、思いやりを持って伝えようとすれば必ず届きます。その場合に私が意識しているのは、余白を残して話すこと。例えばAとBの選択肢があった場合、相手はAを、私はBを選んだとして『絶対にBだよ!』と一方的に自分の意見を押し付けるのはNG。『Aの可能性もあるけど、私はこういう理由からBだと思う』と相手の選択も間違いではないとしつつ、相手にはない意見を述べれば、相手のことをちゃんと考えて意見していることは伝わるはずです。年上やちょっと気難しそうに感じる相手には、あえて勇気を出して半歩踏み込んでみるのも手。自分の言葉に対する相手の様子を少しずつ観察しながら、その後の会話の進め方を探ってみる。相手によって対応をカスタマイズするのも、優しい人間関係を築くためのコツだと思います」ほらん・ちあき1988年9月28日生まれ、東京都出身。フリーキャスターとして報道番組『Nスタ』(毎週月~金曜・15時49分~19時/TBS系※一部地域を除く)に出演中。また、話題となったドラマ『コタツがない家』に出演するなど、役者としても活躍している。※『anan』2024年3月6日号より。写真・川原崎宣喜取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年03月01日永野芽郁&山田裕貴共演「君が心をくれたから」第7話が2月26日放送。明かされた千秋の“秘密”に大きな衝撃が走るとともに、雨と太陽の“キス”には「キスシーン切なすぎ」「こんなに泣いたキスシーンはなかった…」等の声も寄せられている。永野さん演じる主人公が想い続ける恋人を救うため“五感”を差し出すというストーリーの本作。1か月後に視覚を失う逢原雨を永野さんが、自分のために雨が五感を失うと知ってしまった朝野太陽を山田さんが演じるほか、2人の力になろうとする望田司に白洲迅、太陽の妹・朝野春陽に出口夏希、父親の朝野陽平に遠藤憲一、太陽の命を救うため雨から五感を奪う“案内人”日下に斎藤工、“案内人”千秋に松本若菜といったキャストが出演する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。太陽は司に雨が実際に五感を失っており、視覚も1か月後にはなくなると話したうえで、雨を支えるために花火師をやめるつもりだと伝える。その様子を見つめていた千秋は「子どもの頃からの夢を諦めるなんて反対だわ」と話す。「俺、その話しましたっけ」と少し驚いた表情をみせる太陽に、雨から聞いたと答える千秋だが、終盤、陽平が春陽に亡き妻・明日香の写真があると告げる。全部燃やしたはずではと驚く春陽に、明日香の実家から送ってもらったと封筒を渡す陽平。封筒の中に入っていた写真に写っていた太陽と春陽の母・明日香は案内人・千秋だった…。視聴者からは「やっぱり、千秋さんは太陽くんのお母さんだった!」「千秋さんが太陽くんのママだったなんて」など驚きの声が上がるとともに、SNSには「そしたら雨ちゃんの父は日下か?」と、日下が雨の父親では?と推測する投稿も多数寄せられる。一方、太陽が花火師を辞めるつもりだと知った春陽は、太陽に母との約束はどうするのかと詰め寄る。「今は何よりも雨が大切、支える責任がある」と応じる太陽に、激昂のあまり「お母さんのこと死なせておいて、そんな自分勝手なこと絶対許さない」と言い放つのだが、この発言に対しSNSには「春陽ちゃん、それは言っちゃいけない」「春陽ちゃん、絶対言うたらあかんこと言ったな」などの反応が。その後春陽は雨に“兄から花火を奪わないで、兄の前からいなくなって”と直談判。雨は太陽のプロポーズを受けた上で、太陽と婚姻届に判を押すと、太陽がその場を去ってから婚姻届を破り、証人となった司に「太陽君とは結婚しません」と告げ、太陽の未来を奪いたくないから、あと1か月で太陽の前から姿を消すつもりだと続け、自分の五感がなくなったら太陽に“責任を感じず自由に生きて欲しい”と伝えるよう頼みこむ。そして、その夜、帰宅した太陽とささやかな結婚式を挙げる雨。2人のキスシーンに視聴者からは「誓いのキスしても雨ちゃんは触覚がないから分かんないんだろうな。あんなに綺麗な絵なのに残酷すぎる」「2人だけの結婚式がめちゃくちゃ切なくて特にキスシーン切なすぎ」「こんなに泣いたキスシーンはなかった…」などの感想が集まっている。【第9話あらすじ】太陽は春陽から母・明日香の写真を渡される。写真に写っていたのは千秋で太陽は驚き、雨にも千秋の写真を見せる。「これからは伝えたいことを伝えられるね」と喜ぶ雨だが、そこに案内人の日下が現れ止めた方がいいと忠告する。もし太陽が千秋のことを「母さん」と呼んだら、千秋は月明かりに溶けて消えてしまうと言うのだ…。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年02月27日永野芽郁主演の月9「君が心をくれたから」第2話が1月15日オンエア。太陽の母の死の真相にSNSでは驚きの声が広がるとともに、松本若菜演じる案内人・千秋と太陽の関係性についての考察も多数投稿されている。永野芽郁と山田裕貴が「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」以来に共演する本作は、パティシエの夢に挫折した主人公が、再会した愛する男性のために自分の“心”を差し出すことと引き換えに五感を失っていくという、過酷な奇跡が引き起こすファンタジーラブストーリー。キャストは交通事故に遭った太陽を救うのと引き換えに五感を失っていく逢原雨に永野さん。雨に自分が作った花火を見せたいと願う老舗煙火店の跡取り息子・朝野太陽に山田さん。帰省した雨をサポートする長崎市役所勤務の望田司に白洲迅。太陽の妹の春陽に出口夏希。幼い雨を虐待していた母親・霞美に真飛聖。太陽の父で朝野煙火工業の当主・陽平に遠藤憲一。霞美に代わり雨を育てた祖母・雪乃に余貴美子。雨に対し、太陽の命を救うのと引き換えに心を差し出すよう告げる“案内人”日下に斎藤工。日下と行動する“案内人”千秋に松本さんといった顔ぶれ。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。2話の冒頭、幼い頃の太陽が火事に遭い助け出される場面が描かれる。太陽はその後、花火工場の火災を報じるニュース映像を見ながら春陽が語った言葉をきっかけに、火事の原因と母の死の真相について知った太陽は「俺が母さんを殺したの?あの火事、俺が起こしたんでしょ」と陽平に迫る。かつて朝野煙火工業の花火工場が火事となり、工場の中にいた太陽を救うために彼の母が火の中に飛び込んで犠牲になっていた。救出された太陽は母の写真を見ると過呼吸を起こすようになり、陽平は母の写真を全て燃やしてしまったという。火事の原因が自分にあること、そのせいで母を亡くし、写真がないことで妹の春陽が母の顔を知らないままなことに激しいショックを受けた太陽は号泣する…。「火事の原因、まさかだった。全然想像してなかった」「太陽くんが火事の真相を知ってしまう辛い回だった」「母を火事で亡くした原因子供の頃の太陽にあったってストレートにハードすぎない?」などの反応がSNS上にあふれるなか、「松本若菜さんが太陽くんのお母さんで、火事で瀕死の息子を救うために自分の心を差し出した~みたいな展開もあるかな?]「火事で亡くなるはずだったのは太陽君でお母さんが案内人と契約したとか」など、案内人の千秋が太陽の母なのでは? と推測するコメントも。終盤では味覚を失う直前の雨が太陽を呼び出し、「人生最後の最高傑作」と言って自分が作ったマカロンを渡す。その言葉を不思議がりつつマカロンを食べる太陽。その後、太陽は「もしよかったら」と雨にもマカロンを食べるよう促し、雨はマカロンを口にするのだが味覚を失った雨は、その味を感じることはできない…。この展開に「特別な人がくれた思い出の味だったマカロン。最後に食べさせて貰って口に入れた瞬間…味覚を失うなんて…」「マカロン見るたびに泣いてしまいそうになるな」「味がしないマカロンを美味しいと笑ってみせる永野芽郁さんの演技が素晴らしかった」など、このラストシーンにも多くの反響が寄せられている。【第3話あらすじ】味覚を失った雨はパティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。そんな雨の前に現れた日下は、ひとつの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイミリミットが腕時計に表示されると告げる。そして雨の時計に「鼻」のマークと11日後の午後9時というタイムリミットが表示される。「視覚」や「聴覚」ではなかったことにホッとしたという雨に対して日下は、嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなくもっと大切な意味があると告げ……。「君が心をくれたから」は毎週月曜21時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2024年01月16日タレントの出川哲朗(59)が10日に放送された『秋の爆笑さんま御殿!!3時間SP』(日本テレビ系)に出演し、「この人無理だ」と思った女性タレントとしてホラン千秋(35)を名指し。その理由となったホランの“過去の行動”に対して、ネット上では賛否が真っ二つに割れている。同番組内の「この人とは絶対無理!と思う異性のタイプ」という話題の際に、「ホラン千秋という人なんですけど」と同じくゲスト出演しているホランを挙げた出川。理由については「タレントさんとしては素晴らしいと思うんですよ。キャスターもできて、面白いし、素晴らしいと思うんだけど」とした上で、こう説明した。「今までの彼氏と2ショット写真を1回も撮ったことがないらしいんですよ。『別れた後にその写真を週刊誌に売られる可能性があるから撮らないんだ』って言ったんだけど。そんな、付き合っている男性を信用できない人は、オレ、絶対無理だなと思って」「ホランさんと出川さんはトークバラエティ番組『出川一茂ホラン☆フシギの会』(テレビ朝日系)で毎週一緒にMCを務めていて、この番組で過去にホランさんが“過去の汚点”について聞かれた際に、『汚点はない。汚点になったらイヤだから、好きな人ができても絶対に2ショットとか撮っちゃいけないと思ってて、昔から1枚もない』というようなことを答えて出川さんをドン引きさせたことが。出川さんはそのことをずっと覚えていたようです」(テレビ局関係者)今回の番組内でホランは「何があるかわからないじゃないですか。その人は秘密を守ってくれたとしても、その人が新たにお付き合いした人が仮に写真を見つけて『ちょっと週刊誌に出しちゃお』みたいなこともあるかもしれないじゃないですか。自己防衛、自己防衛の人生でございます」と弁護し、さらに「相手の人に迷惑もかけちゃうし」などと相手を気遣ってのことでもあると釈明した。これにはスタジオにいた明石家さんま(68)やみちょぱ(24)、小池栄子(42)など、出演者全員が驚くことに。芸能人ですら“やりすぎ”と感じるホランのリスク管理にネット上では、否定的な声も。《交際期間にも寄るけど信用されないのは悲しいよな》《危機管理かも知れないけど、別れるの前提が嫌だなぁ。私は出川さんに一票ですね》《後ろめたい事が無ければ堂々と写真は撮れるでしょう 何か相手に問題があるのか? 信頼できる相手なのか付き合う前にちゃんと見極める自信がないんだろうな》《自分の個人的な感覚だと出川さんの気持ちがよくわかるなぁ ホランさんの立ち回りに「プロ意識すばらしい」という人もいると思うけど、その立ち回りで失ってるもののほうが多いと思う》一方で、徹底したプロ意識を絶賛する声も。《一般人ではないホラン千秋のこの対応は素晴らしいと思う。 彼氏との写真撮影は芸能人ならではだが、一般人でも何か問題が出来てから遅い、という事は多々ある。 危険予知をし、対策をする事は人生で非常に重要》《むしろホランさんって人を見直した。慎重と言えば慎重なんだけど、先を読んで行動できる人なんでしょうね》《仕事をするうえでどう見られているか考えて動くことは当然だし、起用する側からしたら安心感はあると思う》《地位や名声が高いほど崩れるのはあっという間な現代ですからね、その方が絶対に賢いでしょ》
2023年10月11日フリーアナウンサーの武田真一が30日、千葉・幕張メッセで開催された日本最大級のファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER」に初登場した。4人組ボーイズグループ・OWVの浦野秀太と中川勝就に挟まれて登場した武田は、日本テレビ開局70年を記念したオリジナルTシャツの上にブルゾンを羽織り、帽子と黒縁メガネと装着。笑顔を浮かべながら軽快に歩き、人生初ランウェイながらも客席に向けて手を振る余裕をみせた。ランウェイトップではブルゾンを広げてTシャツが見えるようアピール。帰りのランウェイも笑顔で引き返し、56歳の初ランウェイを締めくくった。「GirlsAward」(ガルアワ)は、2010年から開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。24回目の開催となる今回のテーマは「美美樂樂(びびらくがく)」という造語で、ファッション・ビューティー・音楽が集う日本最大級のイベントを楽しんでほしいという思いが込められている。撮影:蔦野裕
2023年09月30日中島健人と堤真一共演の『おまえの罪を自白しろ』より場面写真が解禁された。真保裕一の同名小説を映画化した本作は、疑惑を抱える国会議員・宇田清治郎(堤真一)の幼い孫娘が誘拐され、宇田晄司(中島健人)が、家族の命を救うため、前代未聞の大事件に挑むことになる社会派サスペンス。この度解禁された場面写真には、穏やかな日常が一変、前代未聞の誘拐事件に巻き込まれる宇田家の姿が映し出されている。いつもと変わらない朝の風景を映し出したカットには、晄司が父・清治郎、妹の麻由美、姪の柚葉と何気ない日常の朝を過ごす穏やかなシーンが映し出されている。しかしそんな平穏な一日は、柚葉が何者かに連れ去られる誘拐事件の発生により一変。さらに、事件の渦中に置かれた清治郎が大勢のマスコミに囲まれる緊張感溢れるカットや、大切な家族の命を守るため、全ての罪を自白するよう父に迫る晄司の鬼気迫る怒りの表情を映したカットも。本格サスペンス映画初主演にして、政界というがんじがらめの世界の中で奔走する若き議員秘書という難しい役柄を見事に演じる中島さんの“新境地”を期待させる。また、家族のため、そして事件解決のため犯人からの脅迫に真っ向から対峙する晄司が、父の手を取り走り出すカットは、スピード感と緊張感に満ちたスリリングなドラマを予感させる。「おまえの罪を自白しろ」という清治郎への脅迫に対し、果たして晄司は罪に隠された真相を暴き、誘拐された家族の命を救うことができるのか?壮大なスケールで描かれる前代未聞のタイムリミットサスペンスに期待が高まる場面写真となっている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:おまえの罪を自白しろ 2023年10月20日より公開(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会
2023年08月29日「大好き」言うのはタダ(※画像は千秋さんオフィシャルブログより)千秋さんは2002年にお笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造さんと結婚し、2003年に女児を出産。遠藤さんとは2007年に離婚しましたが、元夫婦として協力し愛情を注いで子育てしてきたことでも知られています。そんな長女も今年の5月に20歳の誕生日を迎え、千秋さんは「子育ても卒業だと思っている」と話しました。長女の20歳を祝うInstagramの投稿で、「幼稚園に入園して、世の中のママ達を初めて知って、『ままはほんとうにおとななの?ちいさいしふくもしゃべりかたもほかのままとぜんぜんちがう。びょういんにいってほんとうにおとなかしらべてきて』って言われて」と明かしていた千秋さん。小学生の頃は、“厳しいお母さん”として有名だったそうです。千秋さんは、「子どもにとっては厳しかったみたいで、小学生のときに怖いお母さんランキングやったら私が堂々の1位」「他の子どもにも怒ったりして、クラスでも有名な怖いお母さんだった」と当時を振り返りました。ただ、その厳しさは、しっかり愛情表現をしてこそ。千秋さん自身も子どもの頃、両親から「大好き」という言葉をたくさんもらって育てられ、「言うだけはタダだし、親しか言ってあげられないから」と、我が子とも「大好き」「世界で1番好き」といつも言葉を交わしていたといいます。いつまでも若々しい千秋さんですが、実は芸歴30年を超すベテランです。仕事を頑張る一方で、息抜きできるのは、大学の仲良し4人グループの存在や、お子さんが幼稚園に入った頃からのママ友など、芸能から離れたところにいる友人たちとの時間。大学時代の友人とは、みんなが子育てで忙しくなる30代頃まで、毎週1回は必ず会っていたとのこと。「ポケビで忙しくても毎週会ってたので、私が芸能人っぽくならなかったのはその友達のおかげだと思ってる。ストレスもずっとなくて」と明かします。ママ友たちとも15年以上の付き合い。旅行したり、普段何でもないときにも遊んだり。「芸能界以外の友達がいっぱいいると、仕事のこと忘れてリラックスできる」と声を弾ませる千秋さん。きっかけは子どもの年が近い、家が近所といったことでも、そうして知り合ったママ友が子ども抜きでも楽しくいられるかけがえのない存在になることもあるのですね。とても素敵な関係を築いているようでした。
2023年07月28日平日朝5時25分~『めざましテレビ』を担当し、全国に笑顔を届けるフジテレビアナウンサーの軽部真一さんと井上清華さんのお二人の自分と仕事との向き合い方について伺いました。軽部さんの「よかった!」で自己肯定感上がります。――平日朝の生放送に出演するというプレッシャーは計り知れず、ある程度自己肯定感を高めておかないと務まらないのでは…なんて思ってしまいます。お二人は、自己肯定感は高いほうですか?軽部真一:“自己肯定感”という言葉に馴染みはないですが、ただ言葉として使わなくても、生活や仕事をしていく上で、自ずと向き合っているとは思います。そして、僕は低いほうだとは思いません。井上清華:高校生ぐらいの時から少しずつ積み上げてきたつもりではあるので、私も自己肯定感は低くはないと思います。――自己肯定感を積み上げてきたとは、どのようにですか?井上:高校時代から好きな言葉をノートに書き留めていて。悩んだりした時は、それを開くと自己肯定感高めな自分に戻れるんです。軽部:何が書かれてるの?井上:本で読んだ好きな言葉とか、名言、映画のワンシーンのセリフなどいろいろです。今でもごくたまにですが、ふと思い出した時に開いたり、書き足してみたり。当時はただ好きでやっていたことですが、一周回って高校生の時に書いた言葉が、社会人になった今また響いたりもして。そのノートがあってよかったです。軽部:テレビの世界や芸能界って、ネガティブシンキングとポジティブシンキングの2つがあるとしたら、多くがポジティブシンキングだと思いがち。でも今の話を聞いていると、そうでもないんでしょうね。苦悩や心配がある中で、それぞれ頑張っている感じがします。井上:100%ポジティブな人ばかりじゃないですよね、きっと。軽部:反省して落ち込んだり、視聴者の方からご意見をいただいたりすることでついネガティブになることもある一方で、ポジティブな部分もないと輝けないような気もしていて。苦労して悩んで、いろんな状況に立ち向かいながら、グッと自己肯定に持っていく術がないと、やっていけないのかも。井上:おっしゃる通り、どこかで自己肯定しないと疲れちゃいます。だから各々の方法で上げているのかなって。ちなみに、軽部さんにひと言「今日よかったね」って言われるだけで嬉しくて、かなり自己肯定感上がるんです。――軽部さんがそうやって褒めるのは、ケアの一環ですか?軽部:ケアというより相談されれば話は聞くし、面白かったら「面白かったよ」って伝えるようにしています。例えば、ディレクターが作ったVTRに対して「このナレーションが入っていたことによって、新しい感じがした。よかったよ」っていうふうに。――言われたほうは嬉しいし、自信になりますね。軽部:実は僕も人一倍褒められたい人で、『めざましテレビ』のエンタメを担当して30年たった今も「今日のインタビュー面白かった」って言われたら嬉しいんです。褒められることって自己肯定に繋がるんですよね。だから褒めたり、褒められることって、何歳になっても必要なんじゃないかな。――ちなみに、井上さんのように自己肯定感を高めるアイテムは何かお持ちですか?軽部:何かしているわけではないですが、『めざましテレビ』の初回放送からつけ始めたこの蝶ネクタイは、自己肯定の象徴かもしれない。蝶ネクタイによって、地味だった31歳の僕のすべてが変わりましたから。これがなければ、今はないと思っています。――蝶ネクタイがあれば堂々としていられて、自信も持てますか?軽部:いや、実は僕は結構反省するタイプ。後悔もするし、心配性でもあって。例えば、噛むことがものすごく嫌。それなのに結構噛むんですが(笑)。それでも周りからは“自分好き”とか“楽天家”だと思われていて。妻曰く「いいようにしか捉えない」部分があるのは自分でも認めますが。“ものすごく反省する楽天家”なんです。井上:軽部さんは、失敗したらそのあともう一回、うまくいくまで同じことをやると聞きました。軽部:そう(笑)。本番でトチったら、スタジオを出たあとに「もう一回やらせて」とスタッフ相手に声に出してやるのですが、復習しないではいられないんです。――脳の最後の記憶を失敗ではなく成功で終わらせたい、というか。軽部:そうそう、それです。失敗のまま終わりたくないから、自分なりの決着をつけておきたいんでしょうね。一回きちんと成功させてから、記憶から消す。井上:それを聞いて私もやるようにしたのですが、落ち込んで引きずっていたところからいい切り替えになるし、そこで成功すれば自己肯定の一つになると思いました。軽部:もちろんオンエアされないし“後の祭り”。でも復習して成功したら、気持ちは変わるから。――他の職業にも応用できそうですね。ところで、軽部さんはこれまでにたくさんのアナウンサーを見てこられたと思いますが、職場の雰囲気をよくしたり、モチベーションを上げるために心がけていることは、時代によって変わってきたという印象はありますか?軽部:この30年の間に八木亜希子、小島奈津子、高島彩…そして井上清華まで、多岐にわたるキャラクター陣と番組を作ってきましたが、でも実は彼女らが持つ悩みからこちらの接し方まで、あまり変わっていないというのが僕の印象。それは僕が共演している期間の、例えば八木亜希子と井上清華の年齢がほぼ一緒だから。そして、確かに平成初期と令和では時流が違うはずですが、『めざましテレビ』という根源は変わらない。“めざましイズム”を持つアナウンサーにDNAが受け継がれていて、つまり八木さんが持っていた雰囲気を井上さんも持っているんです。井上:八木さんやみなさん、当時は私ぐらいの年齢だったかもしれませんが、私からしたら雲の上の存在。それでも同じことに悩んだりしていたかもしれないと思うと、先輩たちが後ろから見守ってくれている気がして、心強いです。軽部:そもそも年齢やキャリア関係なく、テレビに出たら横一線なんですよね。自分が画面に映っている瞬間はフジテレビの代表で、ともすればひと言で“壊して”しまうかもしれない、そんな危険性と隣り合わせにいる。とてつもないプレッシャーがあるけど、その分やり甲斐も大きい。それって生き甲斐にもなるんじゃない?井上:あ、その通りですね。いい格言、ノートにメモします!軽部:あははは(笑)。かるべ・しんいち1962年10月8日生まれ、東京都出身。’85年フジテレビ入社。’94年の放送開始時より『めざましテレビ』(毎週月~金曜朝5時25分~/フジテレビ系)のエンタメコーナーを担当。以来30年間、同番組に出演。いのうえ・せいか1995年4月23日生まれ、福岡県出身。2018年フジテレビ入社。’21年より『めざましテレビ』の第8代メインキャスターに。バラエティ番組『ホンマでっか!?TV』や『世界法廷ミステリー』の進行を務めている。※『anan』2023年7月19日号より。写真・瀬津貴裕(biswa.)インタビュー、文・若山あや(by anan編集部)
2023年07月13日松本穂香、堤真一共演の「ミワさんなりすます」の制作が決定し、秋より放送されることが分かった。とにかく映画が大好きなフリーター・久保田ミワは、映画愛が強すぎてバイト先のDVDレンタルショップをクビになる。ふとしたことから、敬愛する俳優・八海崇が自宅で家政婦を募集していることを知ると、好奇心を抑えきれず八海邸に偵察に向かう。まさかの偶然で、八海のマネージャーに八海邸の新人家政婦と間違えられたミワ。“推し”と同じ空気が吸えるという誘惑に負け、人違いと言い出せず、その日から“スーパー家政婦”になりすまして八海邸で働くことになる。「すぐにバレるに決まってる」とビクビクしながらも、“神”と崇める八海と言葉を交わせる職場で夢のような“圧倒的ロマンス”に身を焦がすミワ。垣間見える八海の素顔の尊さに、ますます夢中になっていく。度重なる身バレの危機をなんとか乗り切っていたものの、ある日ついに、ミワがなりすました当の本人・美羽さくらが姿を現す…。他人になりすまし、“推し”の家に潜入する衝撃の「なりすまし」ストーリーが描かれる本作。自分の“好き”に一途なミワの姿を通して、誰にでも居場所はある、失敗しても立ち直れる、そんな気持ちになれるドラマとなっている。原作は青木U平の漫画「ミワさんなりすます」、脚本は「おっさんずラブ」「unknown」の徳尾浩司が手掛ける。松本穂香映画好きの久保田ミワ役は、ドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」や映画『恋のいばら』などの松本穂香。松本さんは、自身の役を「傍(はた)から見ると一見地味でとっつきにくさを感じるミワさんですが、そこに秘められた愛情深さがとても魅力的な人物です」と紹介し、「原作漫画に流れる独特のあの雰囲気をドラマでいかに表現していくのか、今から演じるのが楽しみです」と期待を寄せる。堤真一そして、そんなミワの“推し”である俳優・八海崇を演じるのは、ドラマ・映画・舞台など幅広く活躍する堤真一。堤さんは、同じ俳優でありながら「八海は自分とは真逆の人間だなと感じます」とコメント。その上で、「台本から最初に受けとった八海の穏やかなイメージを大事にしながら、これまで様々な現場でご一緒させて頂いた『スター』の先輩方の姿を思い描きながら、八海崇というキャラクターを作っていきたいと思います」と意気込みを語っている。夜ドラ「ミワさんなりすます」は2023年秋、毎週月曜~木曜22時45分~NHK総合にて放送(各話15分)。(シネマカフェ編集部)
2023年06月27日2023年5月26日放送の情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)に出演した、タレントの千秋さん。同日にInstagramを更新し、番組内で告白した料理をやめた理由について、詳細をつづりました。家族のために不得手な料理を続けてきた千秋番組内のコーナー『サミット』では、女性が気になるテーマを生討論しており、この日は『やめてすっきりしたこと』についてトークが展開されました。千秋さんは、娘さんが20歳になったのを機に、毎日家族のために料理を作ることはやめたのだとか。Instagramでも、「そりゃあ作りたい時は作るけど、家族の栄養も気にしながら、『朝昼晩3食の担当は私』という考えをやめました」と書いています。料理を担当して感じた苦しさについて、千秋さんは次のように胸の内を明かしました。いつも冷蔵庫に食材を切らさないようにして、食べるか食べないかわからないのに作る準備をして、メニューに頭を悩ませ、スーパーで何を買うか迷い、腐らせて自己嫌悪になり、お皿を用意したり洗ったり、•••それが自然に出来る方にはなんてことないかもしれませんが、極端に言うと、ヒット商品を生み出すよりも、今夜の晩御飯のメニューを考えて美味しく作る方が難しいんです、わたしにとっては。こんな極端な考え方は言わない方がいいに決まってるんですが、さっき生放送で急に聞かれて思い出したから言っちゃった。でもまあ、そういうことです。chiaki77777ーより引用 この投稿をInstagramで見る 千秋/CHIAKITV/singer/Design/produce(@chiaki77777)がシェアした投稿 誰しも、得意なことがあれば不得意なこともあるものです。無理をしてでも、不得意な部分を伸ばす必要に駆られる時がありますが、方針を見直す機会を設けるのも大切でしょう。千秋さんは、料理について一家で話し合ったようで「『これからは全部万遍なくじゃなくて、得意不得意を加味してどこかで帳尻合わせでいいよね?』って感じで、家族も快諾してくれました」とつづっています。投稿には、同じ気持ちを抱いていた人たちから共感の声が殺到しました。・公の場でいってくださり、ありがとうございます。救われる人がたくさんいると思います!・張りつめていた気持ちが楽になりました。家族で得手不得手を補って生きていければいいですよね。・誰かが勝手に作った型に、はまる必要なんてないですよ!・私もポンコツながら、なんとか母親をやってきました。家事に対する認識が、もっと自由になればいいのに。自分が発信したことが『極端な考え方』だと思っていた千秋さん。反響を受けて、「同じように思っている仲間がこんなにいっぱいいて嬉しい。いってよかった、書いてよかった」とコメントを追加しています。生活が多様になり、便利なサービスも続々と登場している昨今では、料理を作るかどうかは家庭によってさまざまでしょう。従来のイメージに縛られず、家事についてもっと柔軟に考えていきたくなりますね。[文・構成/grape編集部]
2023年05月27日落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生・のだめこと野田恵と、同じ大学のエリートで指揮者を目指す千秋先輩こと千秋真一。このふたりを中心にクラシック音楽の世界を描いた大人気のコミック『のだめカンタービレ』が、ドラマ、アニメ、映画化に続いて、初めてミュージカルになる。のだめを演じるのは、ドラマ、映画でも大好評を博した上野樹里。千秋には、舞台で大活躍中の三浦宏規が扮する。どんなコンビとなりどんな舞台を作っていくのか。初顔合わせながら、会話のなかに作品への熱い思いがあふれた。「千秋先輩」との共通点は自分のミスが許せないところ──上野さんは、このミュージカル『のだめカンタービレ』が初舞台となります。その挑戦を決意された思いから聞かせてください。上野実は最初、原作の二ノ宮知子さんが私のラジオ番組(『Juri’s Favorite Note』)の第1回目のゲストに来てくださったときに、今度舞台になるんだというお話を伺ったんです。それで、「それ、ちょっと興味あります」と私が言ったところから、今に至ります(笑)。ちょうどその時期、原作の連載が20周年を迎えて開催された「のだめカンタービレ」展を私も見学させていただいて、のだめがよみがえってきたというか、自分の中に生き続けているということを改めて感じたこともあって。タイトルの「カンタービレ」は、「歌うように」という意味を表す音楽用語ですが、ミュージカルになって、のだめが本当にカンタービレするとどんなふうに歌うんだろうと、それがちょっと面白そうだなと思って、挑戦してみたいと思ったんです。──そして三浦さんには、千秋役に決まったときの気持ちをお聞かせいただければ。三浦ドラマを放送当時観ていて大好きな作品だったので、それがミュージカルになるというのがまず驚きでした。その大好きな作品の千秋先輩に自分がなるなんてもちろん夢にも思ってなかったですし。しかも、のだめ役を上野さんがやられるということで、本物の「のだめ」とお芝居させていただくなんてものすごく緊張しますが、本当にうれしいです。皆様の期待を裏切らないよう、ご迷惑をかけないよう、千秋先輩という役を務められるように精一杯頑張りたいです。──上野さんはのだめの魅力を、三浦さんは千秋という役をどう捉えておられますか。上野ハートフルなところが魅力ではないかなと思います。感情表現が豊かで、「ぎゃぼ―」という奇声を発したり(笑)、エンジンがかかると集中力を発揮して千秋先輩もコントロール不能になってしまう、ちょっと普通じゃないところもあるんですけど。でも、その人間的な感情がピアノ演奏に込められているから、千秋先輩の心を動かすのかなと思ったりします。演じていても楽しいんですよね。真剣に本気で演じているんだけどふざけているような感じにも見えたり。皆さんにとっても親しみやすいキャラクターだと思います。三浦千秋先輩は完璧主義者で隙がなくて、誰もが憧れる理想像ですね。でも、のだめが現れて、彼女に振り回されることによって、その完璧に見えていた千秋先輩のいろんな面が見えてくるところがかわいくて。そこが魅力的なところだなと思います。──ご自身とリンクするところはありますか。三浦どうでしょう。僕は決して完璧主義ではないんですけど、ミスをするのはイヤなんです。もちろん舞台にはミスがつきもので、それにどう対処するかというのは、演じる側にとっても観る側にとっても、「生もの」としての面白味のひとつだとは思うんですけど、自分がやってしまったら許せなくて、けっこう引きずるんです。上野みんなきっと、自分が失敗しちゃったらそうなりますよね。三浦はい。周りから「面白かったからよかったよ」と言われるんですけど、「許せない。稽古でやってきたことをちゃんとやりたい」って思うんです。あ、千秋先輩みたいなことを言ってますけど(笑)、ちょっとそういうところはあります。ちょっとだけ。未知数のミュージカル版『のだめ』に想像をふくらませて──ミュージカルでのだめを表現することについて、上野さんはどんなふうに想像されていますか。上野どうなるのか本当に想像がつかないんです。音楽という意味では同じかもしれないですが、歌ではなくクラシックの演奏を描く物語ですし。でも、とにかく何より、今でもDVDなどで繰り返し『のだめ』を観ていますというファンの方がたくさんいてくださるので、そういう方たちが、目の前に生ののだめがいることをうれしく思ってくださったりするのかなと思っていて。映像では年齢もリアルが求められますけど、舞台だったら今の私が大学生を演じることもできますし。再びのだめになって、皆さんと生で会えるのが私も楽しみなんです。──三浦さんはクラシックバレエを習っていらっしゃったので、クラシック音楽にもなじみがおありかと思います。三浦そうですね。5歳からクラシックバレエをやっていたので、クラシック音楽しか聴いてこなかったんです。最近はポップスも聴くようになって好きなんですが、昔は好きな曲はクラシックばかりでした。通学中やバレエのレッスンに行くときもイヤホンでクラシック音楽を聴いていて、それも、バレエ音楽じゃない協奏曲や交響曲を聴きながら、自分で適当に振りを付けるのを趣味にしていたんです(笑)。中学生くらいのときに好きだったのが、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」でした。『のだめ』の中でものだめと千秋先輩が連弾していたので、舞台でもそんな場面があったらいいな、なんて思っていますが、どうなるでしょう(笑)。──上野さんから「先輩」と呼ばれるのは、いかがですか。三浦いやいや、やめてください(笑)。上野でも、本当に先輩ですよ。だって、舞台においてはもう間違いなく先輩ですから。演出の上田一豪さんとも『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』『グリース』(共に21年)ですでにご一緒されているし、私はたぶんおふたりについていくしかできないと思うんです。しかも、クラシック音楽についても、そうやってラフマニノフを聴きながら振付を考えていたお話を聞くと、住む世界が違うなという感じで、千秋先輩を演じる素質が十分にあると思いますし。だから、すごく安心して信頼してついていきます。よろしくお願いします!三浦ありがたすぎるお言葉です。自分なりに精一杯頑張りたいと思います。『のだめ』の経験で開花されたもの──この機会に、舞台の先輩の三浦さんに上野さんから聞いておきたいことはありますか。上野何を聞いていいかわからないくらいですけど(笑)。稽古していくなかで台本もお芝居もどんどん変わっていくそうなので、本番直前に最終的な形に仕上がるとしたら、自分のものになってきたなという手応えはどのあたりで感じられるものなんでしょう。どのくらいから自信がみなぎってくるんですか。三浦自信がみなぎったことはないですけど(笑)、どれだけ入念に稽古ができても、僕は初日が開くまで怖いんです。だから、稽古の段階でどれだけ仕上がったと思ってもそれが自分の軸になることはなくて、初日が開いてお客様から拍手をいただいたときに初めて、自分のものになるというか。ふっと落ちてくる感じがあります。上野お客様の笑い声は耳に入ってくるの?三浦入ってきます。上野へぇ〜どんな感じなんだろう!その分、間ができるから、お芝居の時間が延びますよね。三浦絶対延びます。『のだめ』はたぶん笑いが多いでしょうし。上野じゃあ、笑いが止まらなくて上演時間が延びたら成功なのかな(笑)。三浦でも、笑いを欲しがって調子に乗ると怒られますから(笑)。気をつけます。──三浦さんからも、『のだめ』という作品の先輩である上野さんに、ぜひ質問してみていただければ。三浦のだめって個性的で、演じるのが難しいキャラクターだと思うんですけど、ドラマで演じられているあのイメージは、すぐにできたものなんですか。上野1話を観るとまだうぶな感じで、当時は、監督が笑ってくれたら大丈夫とか、それを頼りに演じるしかなかった気がします。あとは、原作ののだめの動きをつなげて三次元にしたらどうなるか考えたり。でも、衣裳や髪型も原作に忠実に用意してくださったので、衣裳を着ればのだめになって、声や動きもこれくらいかなというのが徐々に感覚的にわかってきました。だから、そのうち自分でも、普通に立ったり座ったり歩いたりするだけでは物足りなくなってくるんです(笑)。そうやって、のだめによって開花された声の出し方とかがあって、それが未だに自分に根付いているかもしれないです。三浦この間、改めてドラマを見直したんですけど、あんなに個性的なキャラクターなのに、内から感情がリアルに出てきていて、本当に感動したんです。──見直して印象に残っているシーンは?三浦千秋先輩が指揮した演奏が終わったあと、拍手が起きるまでのひと間に、のだめの目から自然に涙がこぼれてくるんですけど、自分もよくあるんです。カーテンコールのときに、なんで泣いているのかわからないけど感動して泣いているっていうことが。だから、そののだめの姿が素敵で!って僕、うるさいですよね(笑)。上野いえいえ(笑)、ありがとうございます。でも、今回は観ている側ではいられないので、そういう表情にお客様がなってくださるような舞台を作らないといけないっていうことですね。三浦はい、そうです。頑張ります!上野感情表現が豊かなのだめと一緒にいろんな感情を楽しんでもらって、笑顔になっていただける舞台にできたらと思います。取材・文=大内弓子撮影=杉映貴子<公演情報>ミュージカル『のだめカンタービレ』原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社『Kiss』所載)演出:上田一豪脚本:上田一豪笠浦静花音楽:和田唱(TRICERATOPS)クラシック音楽監修:茂木大輔2023年10月3日(火)~2023年10月29日(日)会場:東京・シアタークリエ11月3日(金・祝)・4日(土)長野・サントミューゼ公演あり公式サイト:ぴあアプリでは上野樹里、三浦宏規のアプリ限定カットをご覧いただけます。ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=26fd672c-5dd5-477b-b989-76ce8d72f9ff&contentTypeId=2) すると、この記事内に掲載されています。
2023年05月22日2023年5月8日、タレントの千秋さんが自身のInstagramを更新。娘さんが20歳になったことを報告したところ、多くのファンからお祝いのメッセージが届いています。千秋「それなりに頑張ってきたんだようううう」2003年に娘さんを出産した千秋さん。娘さんが生まれてからの20年間を振り返り、「この家に生まれてきて、母親が私なんて、大変なこともいっぱいあったと思うけど、いいこともいっぱいあったと思ってくれたらいいなあ」と、娘さんへの思いをつづりました。また、投稿の中で千秋さんは、娘さんが幼稚園に入園した頃のエピソードも明かしています。幼稚園に入園して、世の中のママ達を初めて知って、「ままはほんとうにおとななの?ちいさいしふくもしゃべりかたもほかのままとぜんぜんちがう。びょういんにいってほんとうにおとなかしらべてきて」って言われて、確かに。とわたしも思ったんだけど、それなりに頑張ってきたんだよううううchiaki77777ーより引用 この投稿をInstagramで見る 千秋/CHIAKITV/singer/Design/produce(@chiaki77777)がシェアした投稿 娘さんのまさかの提案に、当時の千秋さんはとても驚いたことでしょう。そんな娘さんのことを、千秋さんは「私に似ず、いつも機嫌のいい優しい娘に育ちました」と嬉しそうに語っています。娘さんが20歳を迎えたことについて、千秋さんのファンからも多くの祝福コメントが寄せられていました。・素敵な日々を送ってください!・ママのような素敵なレディになるんでしょうね。・千秋さんと娘さんのような親子関係を目指して、私も頑張ります!千秋さんは投稿の最後で「これまでの20年で、娘に少しでも関わってくれた優しい大人のみなさん、すべての方に感謝します。みんなに育ててもらった気持ちです」と、感謝の気持ちを記しています。娘さんには、これからもたくさんの人に愛される人生を過ごしてほしいですね![文・構成/grape編集部]
2023年05月09日人気漫画『のだめカンタービレ』が初のミュージカル化。“のだめ”こと野田恵役に上野樹里、千秋真一役に三浦宏規を迎え、2023年10月に東京・日比谷のシアタークリエにて上演される。『のだめカンタービレ』初のミュージカル化二ノ宮知子による漫画『のだめカンタービレ』は、落ちこぼれながら天才的なピアノの才能をもつ音大生・“のだめ”こと野田恵が主人公の、クラシック音楽ラブコメディ。ゴミだらけの部屋で美しいピアノの音を奏でるのだめが、同じ大学に通うエリート音大生の千秋真一や個性的なキャラクター達と出会い、ともに音楽家として成長していく姿がコミカルに描かれている。2006年~2008年には“のだめ”役に上野樹里、千秋真一役に玉木宏を迎え、テレビドラマ化。2009年・2010年には劇場版が公開され、その後もアニメ化や韓国でのテレビドラマ化などあらゆるメディアミックスを展開し、ヒットを収めてきた。上野樹里が再び“のだめ”役に、千秋役は三浦宏規そんな人気漫画『のだめカンタービレ』が初めてミュージカル化されることに。“のだめ”こと野田恵役は、テレビドラマと劇場版でも同役を務め、ミュージカル『のだめカンタービレ』で初舞台に挑む上野樹里が担当。千秋真一役は、舞台『千と千尋の神隠し』やミュージカル『ヘアスプレー』など話題作へ立て続けに出演し、舞台『キングダム』で主演を務めた三浦宏規が演じる。演出は上田一豪演出は、『笑う男』『四月は君の嘘』『ファースト・デート』など、様々なジャンルを手掛けている上田一豪が担当。また、クラシック音楽監修は、NHK交響楽団首席オーボエ奏者を経て、指揮者として活躍している茂木大輔が務める。また、“のだめ”役と千秋真一役の決定に際して行われた取材会には上野樹里と三浦宏規が登壇。ミュージカル『のだめカンタービレ』に向けた意気込みを語った。上野樹里はミュージカル『のだめカンタービレ』で再び“のだめ”を演じることについて、「『のだめカンタービレ』は初めて連続ドラマの主演を務めた作品であり、長期にわたって関わってきた作品。まさか時を経て、映像とは別の形で“のだめ”を演じることになるとは想像もしていなかった」と語り、舞台上から新しい『のだめカンタービレ』を届けることについては、「お芝居の延長線上で“のだめ”がカンタービレすると、どのように歌うのか想像するだけで面白いと思い、挑戦することにした」と語った。千秋真一役に挑む三浦宏規は『のだめカンタービレ』について、「ドラマ放送当時から見ていた大好きな作品で、ミュージカルになるということだけでも驚いたし、あの“千秋先輩”に自分がなるなんて夢にも思っていなかった」とコメント。また、「本当に大役なので、皆様の期待を裏切らないように精一杯頑張りたい」と意気込みを語った。さらに、原作者の二ノ宮知子は、ミュージカル『のだめカンタービレ』に向けて下記の通りコメントを寄せた。<二ノ宮知子 コメント>私は原作者は作曲者みたいなものだろうと思っています。私が描いたのだめカンタービレという曲が、アニメ、ドラマから、今度は舞台という新しいステージで、演出する方々が指揮者となり、ソリストである役者さんたち、舞台を作り上げる多くのスタッフさんが一丸となって、また新しい演奏を聴かせていただけるのだと、とてもワクワクしております。そして天才的のだめソリストの上野樹里さんと、舞台で大活躍中の三浦宏規さんの、新しいのだめと千秋が見られるのが本当に楽しみです!皆さま、どうぞ自由に、楽しく頑張ってください!【詳細】ミュージカル「のだめカンタービレ」原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社『Kiss』所載)演出:上田一豪クラシック音楽監修:茂木大輔出演:上野樹里、三浦宏規■公演開催時期:2023年10月会場:シアタークリエ住所:東京都千代田区有楽町1-2-1
2023年03月25日ミュージカル「のだめカンタービレ」取材会が3月20日(月)に行われ、のだめ役の上野樹里、千秋真一役の三浦宏規が出席、記者からの質疑応答に応じた。「のだめカンタービレ」は累計発行部数3900万部を超える大人気漫画の初ミュージカル化作品。落ちこぼれながら天才的なピアノの才能を持つ音大生“のだめ”こと野田恵と、のだめと同じ大学に通うエリート音大生で指揮者を目指す千秋のストーリー。上野さんは2006~2008年の同名テレビドラマ&2009年・2010年の劇場版でのだめを演じ、自身の代表作ともなった。出演の経緯を聞かれた上野さんは、自身がパーソナリティを務めるラジオのゲストに、作者の二ノ宮知子氏を呼んだことがきっかけだったと話す。「ラジオの収録前に“今度、舞台をやるんだよね”と聞いて。“興味あるんですけど!”から今に至っているという感じです(笑)」と説明。上野樹里「初めての連ドラの主役が“のだめ”で、長期で関わることができました。今になって別の形で“のだめ”をやることになるとは、誰も、私も想像していなかったです。“のだめ”のファンの方とすれ違うと、若い人たちからも『小さいときにお母さんと見ていたんです!』と声をかけてくれます。たくさんの人の中に映像で残っているのだめが、ミュージカルになるのは想像がつかなくて、面白いな、挑戦してみようとなりました」と愛情たっぷりに話した。一方、千秋役の三浦さんは「いやあ…まさかでした」と出演が決まったときのことを思い起こす。「本当に大好きな作品で当時見ていましたし、その千秋先輩に自分がなるなんて夢にも思っていなくて…。しかも上野さんがのだめをやられると。本当にうれしいけど正直怖いです。『玉木(宏)さんじゃないんかい!』って言われそうで(笑)」と言うと、思わず隣の上野さんも「(記者の)皆さん、笑ってる~(笑)」と笑顔になり一気に場が和んだ。三浦宏規さらに、舞台を初めて踏むことになる上野さんから、「千秋先輩についていきますのでよろしくお願いします!」と言われると、三浦さんは向き直り、「いえいえ!千秋先輩と言われて、こんな(緊張の)顔にならないように気をつけたいと思います!」と軽快なトークで返し、すでに息ぴったりの様子を見せていた。原作者 二ノ宮知子氏コメント私は原作者は作曲者みたいなものだろうと思っています。私が描いたのだめカンタービレという曲が、アニメ、ドラマから、今度は舞台という新しいステージで、演出する方々が指揮者となり、ソリストである役者さんたち、舞台を作り上げる多くのスタッフさんが一丸となって、また新しい演奏を聴かせていただけるのだと、とてもワクワクしております。そして天才的のだめソリストの上野樹里さんと、舞台で大活躍中の三浦宏規さんの、新しいのだめと千秋が見られるのが本当に楽しみです!皆さま、どうぞ自由に、楽しく頑張ってください!二ノ宮知子ミュージカル「のだめカンタービレ」は10月、シアタークリエにて上演。(cinamacafe.net)
2023年03月22日2023年秋の上演が発表されていたミュージカル『のだめカンタービレ』の主演「のだめ」(野田恵)役にドラマ・映画でも同役を演じた上野樹里、「千秋先輩」こと千秋真一役に三浦宏規が決定した。演出は三浦も出演した『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』や『Grease』(共に2021年上演)も手がけ、3月30日にフジテレビで放映されるミュージカルドラマ『Play a Life』の脚本・演出でも話題を呼んでいる上田一豪。3月20日(月)、都内で開催された取材会に上野、三浦が出席し、本作への意気込みなどを語った。『のだめカンタービレ』は、2001年から2010年まで講談社の月刊Kissにて連載されたクラシック音楽ラブコメディ。2004年に第28回講談社漫画賞少女部門を受賞し、2006年には上野樹里、玉木宏出演でテレビドラマ化し空前の大ヒットを記録。日本中に一大クラシックブームを巻き起こした。その後劇場版(『のだめカンタービレ最終楽章』前編・後編)の大ヒットに加え、3期に渡るTVアニメ化、韓国でのTVドラマ化(『のだめカンタービレ 〜ネイル カンタービレ』)と続き、連載開始20年となった2021年から2022年にかけて全13巻の新装版単行本を発売、「のだめカンタービレ展」や「のだめクラシックコンサート」が開催されるなど、今なおファンを魅了し続けている。上野にとっては今回初の舞台出演となるが、きっかけは昨年自身のラジオ番組(JFN系列『Juri’s Favorite Note』)のゲストとして原作者の二ノ宮知子が出演した際に、偶然舞台化の話を耳にした上野が「ちょっと興味あるんですけど」と声をかけたところから始まったという。昨年開催された「のだめカンタービレ展」も本作への想いが再燃するきっかけになったようで、「(展覧会は)音楽と一緒にまわっていくブースになっていて、(展示されている)漫画のページを見ながらそのシーンの音楽を聴くと、やっぱり今ものだめの音楽と共に蘇ってくるというか生き続けているというか」と感慨深げに語り、「ファンの方々もすれ違うと、若い方たちが小さい時に親と観ていたんです、と言って下さる。そうやってたくさんの人の中に映像で残っている『のだめ』がミュージカルになるというのが想像がつかなくて。歌ものではなくクラシックの、どちらかというと演奏するコメディなので。でもそこで生のオケが入ったり、練習シーンなんかもオケの人たちが入って一緒に息を合わせてお芝居を作っていくということも未知の世界ですし、お芝居の延長線上でのだめがカンタービレ(音楽用語で歌うように、表情豊かに、などの意)するとどんなふうに歌うの? というのがちょっと面白いなと思って、挑戦してみようかなと思いました」決意に至った胸の内を語った。「私自身、初めて連ドラの主役をさせていただいたのが『のだめ』で、まさか今になってもこうして別の形でのだめをやることになるとは想像していなかったですけど、映像で何度も観て下さっているファンの方々が、生の『のだめ』がいるとなったらちょっと嬉しく思ってくれたりするのかなと思って。映像だとその年代にぴったりの俳優さんさんじゃないとできないですけど、舞台ではその年齢じゃなくてもリアルにみせられるというところもまた挑戦かなと思って、楽しんで、『のだめ』として皆さんと再び会えるといいなと思います」と意気込む。本作が好きでTVドラマ放送当時も観ていたという三浦は「“まさか”でした」と興奮。「あの大好きだった作品の千秋先輩に自分がなるなんて夢にも思っていなかったですし、しかも上野さんがのだめをやられるということで、ちょっと本当に嬉しいです」と喜びを語りつつ、「怖いです正直。『玉木さんじゃないんかい』って言われそうで」と吐露し会場の笑いを誘った。5歳でクラシックバレエを始め、学生時代はクラシック音楽しか聴いてこなかった(ポップスは全く知らずに育ってきた)という三浦に記者から特に思い入れのある楽曲を問われると、中学生時代、バレエのレッスンへの道中や通学時、イヤホンでクラシック音楽を聞きながらバレエ音楽ではない協奏曲や交響曲に自分で振りを考えるのが趣味だったとのことで、その当時一番好きだったというラフマニノフ『ピアノ協奏曲第2番』をあげた。「のだめでも連弾するシーンがあって、本当に好きな曲なので舞台でも(そのシーンが)あったらいいなと思いますけど、どうなんでしょうね……?」と期待を込めて問いかけた。また、会見では本作の上演にあたり、二ノ宮知子から寄せられた激励のコメントも紹介されふたりが背筋を伸ばす場面も。最後に「『のだめ』は感情表現がすごく豊かな役なので、劇場でいろんな感情をのだめと共に楽しんで。本当にエンターテインメントとしてすごく優れた作品だと思うので、笑ったり、悔しい気持ちになったり、哀しくなったり、幸せになったり、皆さんの笑顔が感じられるような、そんな舞台にできたらいいなと思っています」(上野)。「大好きな作品なので、その作品の名を汚さぬようにしっかりと努めたいなと思いますし、本当に上野さんにはお世話になることばかりだと思いますが、素敵な作品を皆様に提供できればと思います」(三浦)と締めくくった。ミュージカル『のだめカンタービレ』は2023年10月に東京・シアタークリエにて上演。【原作者・二ノ宮知子より、ミュージカル『のだめカンタービレ』へ向けたコメント全文】私は原作者は作曲者みたいなものだろうと思っています。私が描いたのだめカンタービレという曲が、アニメ、ドラマから、今度は舞台という新しいステージで、演出する方々が指揮者となり、ソリストである役者さんたち、舞台を作り上げる多くのスタッフさんが一丸となって、また新しい演奏を聴かせていただけるのだと、とてもワクワクしております。そして天才的のだめソリストの上野樹里さんと、舞台で大活躍中の三浦宏規さんの、新しいのだめと千秋が見られるのが本当に楽しみです! 皆さま、どうぞ自由に、楽しく頑張ってください!二ノ宮知子<公演情報>ミュージカル『のだめカンタービレ』原作:二ノ宮知子『のだめカンタービレ』(講談社『Kiss』所載)演出:上田一豪クラシック音楽監修:茂木大輔上演時期:2023年10月上演会場:東京・シアタークリエ公式サイト:
2023年03月22日「Sexy Zone」の中島健人が主演を務めるタイムリミットサスペンス映画『おまえの罪を自白しろ』が2023年10月20日(金)に全国公開となる。堤真一と父子役で初タッグを組む。ある日、政治家一族の宇田家の孫娘が誘拐される。犯人からの要求は身代金ではなく、「明日夕方5時までに記者会見を開き、おまえの罪を自白しろ」。それは決して明かすことが許されない、国家を揺るがす罪だった――。本作は、社会派ミステリーのヒットメーカー・真保裕一の同名小説を、『舞妓Haaaan!!!』「ゆとりですがなにか」の水田伸生監督が映画化。サスペンス映画初主演となる中島さんが演じるのは、宇田家の次男で、内閣府副大臣の父・宇田清治郎のやり方に疑問を持ちながらも、やむなく父の議員秘書を務める晄司。父・清治郎を演じるのは、近年では「妻、小学生になる。」「ファーストペンギン」『望み』への出演が注目を集めた堤さん。家族や息子にも権威的に振る舞う清治郎は、孫娘を誘拐され、犯人から罪の自白を要求されるが、決して明かせない理由が…。中島さんは「堤さんとは初共演で親子という間柄を演じるうえで、父・清治郎が醸し出す迫力に負けないように努めました。さらに、大物国会議員の秘書という初めての役柄でプレッシャーもありましたが、晄司が家族のために奮闘する姿、苦悩や葛藤する姿にも注目していただきたいです」と呼びかけ、堤さんも「初共演の中島くんが演じた晄司は、“政治というがんじがらめの世界の中でも、強く生きる男”という難しい役柄ですが、彼はその役を自由に演じていて、その芝居がとても良かったです。本作は、社会派ドラマでありながら、サスペンスの要素もあり、エンターテインメントとして楽しめる、今の時代だからこそ見ていただきたい作品です」とコメントしている。そして今回、2種類のビジュアルも公開。タイトルを挟んで晄司と清治郎が互いを睨みあい、今後の父子の衝突を予感させる。また、不気味にそびえ立つ国会議事堂を背に、無数のマスコミのフラッシュが焚かれる中、晄司が一人何かに挑むような表情で佇むビジュアルは、犯人からの脅迫に対して晄司が真っ向から対峙する構図になっており、ここから始まる物語に期待高まる一枚となっている。『おまえの罪を自白しろ』は10月20日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2023年02月22日1990年にNHKに入局し、情報番組『ニュース7』や『クローズアップ現代+』などでキャスターを務め、同局の顔として活躍してきた、武田真一アナウンサー。2023年3月までに同局を退局することが報道されています。また、サンケイスポーツは、「同年4月から放送が始まる朝の情報番組『DayDay.』(日本テレビ系)のMCを、武田アナウンサーが務める説が濃厚」と報じました。NHKを本年度内にも退局し、フリーアナウンサーに転身する武田真一アナウンサー(55)が、4月スタートの日本テレビ系朝の新情報番組「DayDay.」(月~金曜前9・0)でMCを務めることが濃厚になったことが31日、分かった。サンケイスポーツーより引用『DayDay.』は、同年3月に終了する情報番組『スッキリ』(テレビ朝日系)の放送枠を受け継ぐ番組。『スッキリ』に『天の声』として出演していた、お笑いコンビ『南海キャンディーズ』の山里亮太さんがMCを務めると発表されており、話題になっていました。『スッキリ』後番組がついに発表山里亮太のコメントに「めっちゃ嬉しい」「期待大!」『DayDay.』のMCを務めるのは、全3名。同番組は山里さんのほか、日本テレビの黒田みゆアナウンサーの出演をすでに発表しましたが、あと1人のMCが誰かは「後日発表する」としています。このニュースに、ネットからは多くの期待の声が寄せられました。・武田さんがNHKを退局するのは知っていたけど、朝の情報番組のMCになる可能性が…!?夜の情報番組を務めるのかと思っていたのでビックリ。・おー!?武田アナと山ちゃんの掛け合いが見れるっていうこと?どんな風になるのか、楽しみだな。・どの番組に出演することになってもいいけれど、武田さんのことが大好きなので、出演する新番組の制作陣には頑張ってほしい。・本当に武田さんが『DayDay.』のMCになるの…?本当だったら、4月の放送が楽しみすぎる!一連の報道に対し、山里さんは同年1月31日に放送されたラジオ番組『赤江珠緒たまむすび』(TBSラジオ)にて、このように語っています。これはまだ分からないですよ。どうなんでしょうね。こればっかりは…私は何も知らないですから。赤江珠緒たまむすびーより引用武田アナウンサーが『DayDay.』のMCに選ばれれば、山里さんとの掛け合いや、黒田アナウンサーとどう関わっていくのかが気になるところです。『DayDay.』による、正式な発表が待ち遠しいですね。[文・構成/grape編集部]
2023年02月04日逝去後も事務所スタッフのトラブルが続く“昭和のアクションスター”千葉真一さん(享年82)。昨年8月、新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなったが、長女で女優の真瀬樹里(47)が喪主を務めた「偲ぶ会」と、長男の新田真剣佑(25)と次男の眞栄田郷敦(22)が願主となった「お別れの会」で、一周忌がふたつ行われるという異例の事態に。さらに、事務所関係者の間でも対立が深まっている。「晩年まで千葉さんの側近を務め、現在は真剣佑さんの事務所『エム・アンド・リーヴス』代表のA氏と、千葉さんと業務提携を結んでいた事務所『アストライア』代表のB氏の裁判が、10月にはじまりました。千葉さんが遺した会社の権利を巡る争いです」(芸能プロ関係者)トラブル続きの千葉さんだが、うれしい報せもある。「一時はギクシャクしていた2人の息子さんの関係が最近は良好で、お母さんといっしょにそろって千葉さんのお墓に手を合わせに行ったそうです」(千葉さんの知人)息子たちは仕事も好調。千葉さんの生前の夢がかないつつあるという。「マッケンこと真剣佑さんは、来年ハリウッド版『聖闘士星矢』の公開が控えています。弟の郷敦さんもドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(フジテレビ系)で主演の長澤まさみをサポートする若手ディレクター役を好演中ですが、兄に続いてハリウッドからオファーが複数届いているそうです。世界的大ヒットとなったSF映画の続編も含まれているとか」(映画関係者)父も活躍したハリウッドの舞台に、兄弟で立つ日も近そうだ。
2022年11月21日タレントのホラン千秋が出演する、マウスコンピューター・「マウスってそうなんだ。」シリーズの新WEB CM「国内生産&サポート」編、「国内生産」編が17日、公開された。新WEB CMには、前回に引き続きホランが出演。「マウスって、そうなんだ。」をキーワードに、ホランがマウスコンピューター飯山工場の社員にインタビューし、製造工場の様子やコールセンターの現場をレポートする。ホランが「コールセンターで夜中に問い合わせ電話が鳴らないときはどうしているんですか?」と質問すると、社員は真摯に「そんな日はマウスを買った人が1日、平和だったと思うだけですね」と回答。その答えを聞いたホランは、「すてきな話ですね~!」と感動してしまう。撮影では、インタビュー部分のセリフを難なくこなしたホラン。一方で、「マウスって、そうなんだ。」というセリフと共に、ハイヒールで振り向く演技には苦戦する姿も見られたが、最後にはバランスをとりながら見事に演じ切った。また、WEB CMのほかに6秒ショートムービー6本も合わせて公開された。
2022年11月17日8月19日、千葉真一さん(享年82、本名・前田禎穂)が亡くなって1年を迎えた。2日前の17日には、長女の真瀬樹里(47)が喪主を務める「偲ぶ会」が営まれるなど、今も多くの人々に愛されている。生前はアクションスターとして活躍し、日本だけでなく世界にも大きな影響を与えた。「千葉さんは、日本におけるアクション俳優の草分け的存在。海外にも進出し、空手の達人を描いた映画『激突!殺人拳』(’74年)はアメリカでも大ヒット。千葉さんが海外でSonny Chiba(サニー・チバ)と呼ばれるきっかけになりました。さらに、『ジャパンアクションクラブ(JAC)』を設立するなど後進の育成にも尽力し、日本アクション界の発展に貢献。千葉さんに影響を受けたというタランティーノ監督の『キル・ビル』(’03年)では、俳優として出演だけでなくアクション指導も務めました」(芸能関係者)そのような長年の功績が認められ、’20年12月には「令和2年度文化庁長官表彰」に輝いた。表彰式では、「海外の仲間と話し合っている。あと1つ2つやろうかなと。体も鍛えなおしている」とさらなる意欲を語っていた。しかし、新型コロナウイルスによる肺炎で迎えたあまりにも突然の死。そのため、死後には予期せぬ事態がーー。映画に情熱を注ぎ続けた千葉さんだが、“借金トラブル”の連続でもあった。「’90年に千葉さんが10億円の製作費をつぎ込んで監督を務めた映画は不入りで、2億円の負債が生じました。さらに’08年に開校した俳優養成学校をめぐる金銭トラブルは訴訟にまで発展。騒動の果てに3千万円もの借金を作るなど、どんどん膨らんでいきました。千葉さんは、総額で5億円近い借金を負うことになったのです。’73年に結婚した野際陽子さんも、ご自身の私財や土地などを売らざるをえないほど、千葉さんの借金に苦しんで、’94年に離婚しています。千葉さんが亡くなった当時、借金は数千万円台までに減っていると聞きましたが、関係者たちは『もっとあるんじゃないか』と心配していました」(映画製作会社関係者)実際に千葉さんが亡くなってから、“借金取り”たちが自宅に押しかけてきたという。当時、千葉さんの知人は本誌にこう証言していた。「千葉さんは交友関係が広く、また積極的に映画ビジネスに関わってきましたから、金銭関係の全容を把握している人がいない状況なんです」借金問題だけでなく、今年2月には「FRIDAY」によって“遺品トラブル”も報じられた。「記事では千葉さんの知人が、マネージャーら千葉さんの“取り巻き”たちが映画の衣装や写真などを自宅から無断で持ち去ったと証言していました。さらに千葉さんの実姉も、衣装などが持ち出されていることを認めていました。持ち出された遺品は、取り巻きたちが『形見分け』していたことがSNSの投稿で判明したといいます。千葉さんの財産を管理できる相続人は、樹里さんだけだそうですが……」(芸能関係者)さらに驚くべきは、千葉さんの自宅の鍵が千葉さんのマネージャー・A氏によって替えられていたという。A氏は「FRIDAY」の取材に、遺品を持ち出したことは否定。その上で、「千葉さんが亡くなった後に泥棒が入って、やっぱり遺品がなくなっているんですよ」と“遺品の持ち出しは泥棒の仕業”だと説明。そして、「何かを持っていかれているのですが、物が多くて何が盗まれたかはわからない。それで鍵を交換したんです。それからは大丈夫です」と話していた。しかし、「自宅の鍵を替えた途端、泥棒が入った。中に入れなくなったから窓を壊して入ってきた」と辻褄が合わない回答も。加えて、交換した新しい鍵を樹里には渡さない意思も示していたが……。昭和の大スターとして今もなお慕われ続ける千葉さんだが、死後は波乱が相次いだ。日刊スポーツによると、樹里は17日に開かれた「偲ぶ会」の最後でこう挨拶したという。「私が、父の長子として、残してくれた、たくさんのものを、責任を持って継がせていただいて、関係者、ファンの皆さまに父の作品を楽しんでいただき、ずっと父が心の中に生き続けてくれるように、責任を持って守っていきたい」一周忌での愛娘の決意を、千葉さんは天国から温かく見守っていることだろうーー。
2022年08月19日奈緒が“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーを演じる、実話のドラマ化「ファーストペンギン!」に、堤真一が漁船団を率いる昔気質の漁師役として出演することが決定。コメントが到着した。多くの敵が潜む海に、なかなか飛び込むことができない臆病な動物、ペンギン。勇気ある1羽が飛び込むと、仲間たちも次々と荒海へと向かうことができる。その「勇気ある1羽目」=「ファーストペンギン」のように、縁もゆかりもない“漁業の世界”に飛び込んだシングルマザーと、彼女と共に改革の荒波に漕ぎだした漁師たちの実話をモデルに、「JIN-仁-」「義母と娘のブルース」などの森下佳子のオリジナル脚本で紡ぐ本作。主人公・岩崎和佳役を演じる奈緒この度、漁船団「さんし船団丸」を率いる船団長・片岡洋(かたおかひろし)役に堤真一が決定。本作が日本テレビの水曜ドラマ枠初出演となる。堤さんが演じる片岡洋は、真っすぐで情に厚く、周囲から頼られる親分肌。しかし、「男とはこうあるべき」「漁師とはかくあるべき」という価値観にとらわれ、見栄っ張りな側面がある。都会から移り住んできた若きシングルマザー・岩崎和佳(奈緒さん)と出会い、“浜の立て直し”のオファーを持ち掛ける張本人。しがらみだらけの“漁業の世界”で、真っ向からタブーに切り込もうとする和佳とぶつかり合い、ケンカを繰り返しながらも、少しずつ絆を深め、共に新事業の立ち上げに挑む仲間に。和佳の前では、子どものようにスネたり、ヤキモチを焼いたり、癇癪を起こしたりと、何かと扱いづらい存在。だが、不思議とどこか憎めない、チャーミングな役どころとなる。堤真一「明るさやエネルギーをもらえる作品になる」「元々ドキュメンタリーや報道番組を通じて、ドラマのモデルとなった実話については知っていました」という堤さん。「脚本の森下さんとは一度ご一緒したい!と願っていましたので、今回実現して、とても嬉しいですし、先々の展開が今から本当に楽しみ」と期待を口にする。演じる片岡洋については、「頑固なところがあって、古い価値観からなかなか脱却できない、新しいことをしたいと言うわりには、全然動けない…そんな昔ながらの人物」と分析、奈緒さんら共演陣にも期待を寄せ、「メンバーが素晴らしい!奈緒さんとも話していたのですが、このメンバーで飲みに行ったら楽しいだろうなぁ…って。今の状況では、実現できないので残念ですが…。とにかく楽しい現場になると思います」と語る。「『ファーストペンギン!』というタイトルも好きですし、主人公の成長の記録を描いたドラマになると思います。彼女が何と戦い、周りの人がどう変化していくのか…そういった姿が見られるドラマです。明るさやエネルギーをもらえる作品になると思います」とアピールした。「奈緒さんが新鮮な感性を持って、経験値豊かな堤さんに向かっていく」一方、脚本家・森下さんは「大胆なくせに小心で、熱いくせにしょげやすく、惚れてるくせに暴言を吐き、頑固なくせに妙なとこは素直、夢はあるのに現実にがんじがらめ、片岡というこの漁師は矛盾だらけ、『矛盾』こそが彼のキャラクターといってもいい人物です」ときっぱり。とはいえ、「1人の大人として未来への責任を果たそうと彼なりに悪戦苦闘している。堤さんなら、この『矛盾』だらけの大人の男を人間くさく愛すべき人として表現してくださるに違いない!と、今からワクワクしております。奈緒さんが新鮮な感性を持って、経験値豊かな堤さんに向かっていく。その状況は、劇中の和佳と片岡の有様にそのままかぶるような気もします。そんなところも密かに楽しみにしております」と明かしている。新水曜ドラマ「ファーストペンギン!」は10月、毎週水曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2022年08月16日俳優の堤真一、モデルの蛯原友里、女優の森七菜が出演する、三井不動産商業マネジメント「三井ショッピングパークららぽーと」の新CM「出会いに、会いに。」2022年編が、29日より放送される。堤の撮影は、ららぽーとの“パーク感”、“多様性”を表現した壮大なセットの中で行われ、広い青空・緑あふれる空間で人々が思い思いにららぽーとを楽しんでいる様子が描かれている。また、蛯原は友人と館内でワークショップに参加したり、家族とアパレルショップでお買物を楽しむ様子を、森は友人とバーベキューをしたり、気持ちのよい青空のもとドッグランでくつろぐ様子などを表現している。なおCMの放送開始に合わせて、堤へのインタビューの様子を記録したスペシャルコンテンツが、ららぽーと公式Youtubeチャンネル限定で公開される。○■堤真一インタビュー――CM撮影時の感想を教えてください。今回初めてららぽーとの館内ではなくスタジオでの撮影でした。素敵なセットで、よりららぽーとのよさが表現されていると思います。――お買い物は即決派? 吟味派?僕はどちらかというと吟味派です。ネットでのお買い物も苦手なんですよね。ちゃんと物を見て、いいなと おもっても少し考えて一回妻と相談して買うか買わないか決めるタイプです。――夏になったら必ずすることは?僕は関西人なので、鱧の湯引きが出ると夏だなと思います。僕が東京に出てきた頃は鱧を食べる習慣がなかったみたいで。だけど、今はスーパーでも売っているので鱧を食べますね。
2022年06月28日2022年6月3日、タレントの千秋さんが自身のYouTubeチャンネルを更新。約20年ぶりとなる新曲をリリースし、MV映像を公開しました。千秋、約20年ぶりに新曲をリリース同年5月31日、ニューシングルをリリースする予告動画をYouTubeに投稿していた、千秋さん。千秋さんといえば、バラエティ番組『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』(日本テレビ系)で結成した音楽ユニット『ポケットビスケッツ(通称:ポケビ)』で、ボーカルを担当したことで知られています。疾走感あふれるサウンドと千秋さんのパワフルな歌声が人気を博し、1996年9月にリリースされた『YELLOW YELLOW HAPPY』は、100万枚以上の売り上げを達成しました。しかし、ポケビは、2000年に活動を休止。「もうあの歌声が聞けないのか…」と、多くのファンが悲しみの声を上げていました。それから約20年が経過した2022年6月3日。ポケビの作・編曲を担当していたパッパラー河合さんを迎え、千秋さんが作詞を担当し誕生した新曲が、『GREEN FLASH』です。早速こちらをお聴きください!ポケビ時代と変わらぬ歌声で、新曲を歌い上げる千秋さん。「『YELLOW YELLOW HAPPY』を超えるものを」と作られた曲は、ポケビの曲を知る人々の心をわしづかみにしました。・ポケビ時代を思い出させてくれる。感動しました。ありがとうございます。・めちゃくちゃかっこいい!疾走感あるサウンドにストレートな歌声と作詞、千秋さんの真骨頂ですね!・「これを待ってたんだな」と再認識。すべてが最高です!また、千秋さんは、同日に放送された情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)で、生歌を披露。自身のInstagramにリハーサル風景の一部を投稿し、次のようにコメントしています。画像はリハの風景の一部。ノンストップのスタップさん達、みんなありがとうございました!ADさんが横で泣いてたの。それを見てもらい泣きしそうになりました。本番では、歌う前に虻ちゃんがそっとハンカチで目を拭いていたのを見ちゃって、また泣きそうに歌のことだとすぐ泣いちゃう傾向があるから自分でもやだ。「もう泣かない」chiaki77777ーより引用 この投稿をInstagramで見る 千秋/CHIAKI(@chiaki77777)がシェアした投稿 同番組に出演していた、お笑いコンビ『北陽』の虻川美穂子さんやスタッフが涙している姿を見て、泣きそうになったという千秋さん。「もう泣かない」と、決意表明とも取れるコメントをつづっていました。千秋さんは今後、ポケビの時のような力強い歌声で、私たちを再び元気づけてくれるのでしょう。[文・構成/grape編集部]
2022年06月03日堤真一、森田剛、伊藤蘭らが出演するCOCOON PRODUCTION 2022 DISCOVER WORLD THEATRE vol.12『「みんな我が子」-All My Sons-』東京公演が5月10日よりBunkamuraシアターコクーンで開幕。それに伴い、スタッフとキャストからのコメント、舞台写真が公開された。『セールスマンの死』(ピューリッツァー賞・トニー賞受賞)、『るつぼ』などで有名な、20世紀を代表するアメリカの劇作家アーサー・ミラーの代表作のひとつとされる戯曲が『みんな我が子』だ。1947年にアメリカ・ブロードウェイで初演され、第1回トニー賞を受賞、その後世界各国で上演、1948年と87年には映画化。近年では、2019年にイギリス・ロンドンで上演、同年ブロードウェイでのリバイバル公演は、第73回トニー賞の演劇リバイバル作品賞を受賞するなど、初演から70年以上の時を経ても色褪せることなく、世界中で上演され続けている。第二次世界大戦後の一見円満そうなとある家族の葛藤と崩壊が描かれ、悲劇的なラストに至るまでにこめられた胸に刺さる台詞の数々は、今もなお多くの観客の心を揺さぶるはずだ。シアターコクーンでの公演としては、2016年にDISCOVER WORLD THEATREシリーズ(以降DWT)の第1弾公演として上演した『るつぼ』以来のアーサー・ミラー作品となる。演出はリモートながらも高い完成度で上演した2020年のDWT vol.9『十二人の怒れる男』から2度目の登場となるリンゼイ・ポズナー。1991年に上演した『死と乙女』にてイギリス演劇の最高峰ローレンス・オリヴィエ賞作品賞を受賞し、多彩な現代劇作家作品の演出で評価を得ているポズナーが、2009年にイギリスで手掛けた『橋からの眺め』以来となるミラー作品をどのように手掛けるのかに期待だ。家族のためにただひたすらに生きる父ジョー・ケラーには堤真一。戦争から戻らない次男ラリーの無事を信じ、家族を愛する母ケイトには伊藤蘭。ケラー家の長男クリスには森田剛。ラリーの婚約者アンには西野七瀬。アンの兄ジョージには大東駿介。そして、ケラー家の隣人ドクター・ジムには山崎一と、日本屈指の俳優陣が本作に挑む。<リンゼイ・ポズナー(演出):コメント>私のプロセスは、まずかなり長い時間をかけて俳優の皆さんとひとつひとつの台詞について1行ずつ、ト書きも含めて心理的動機や社会・歴史的背景を話し合います。それからきめ細かく、何度も短いセクションを繰り返しながら立ち稽古をし、最終段階になったら通し稽古を行います。このような進め方が初めての方もいらっしゃったと思いますが、皆さんとてもオープンで私のやり方をすぐに理解し対応してくださり、クリエイティブで心がひとつになる関係を築くことができたと強く感じています。個人、そして社会全体に対する罪の意識と責任というテーマを扱っているアーサー・ミラーの素晴らしい戯曲を日本で演出できることは本当に名誉なことですし、学びの多い経験となりました。またこの戯曲は、家族の肖像と家族が抱える問題を見事に描いており、これは普遍的に理解されるものであると信じています。私たちのプロダクションが、ご覧になる観客の皆様の心を深く動かし、そして個人と社会における責任の本質について問い直すものになることを願っています。<ピーター・マッキントッシュ(美術 / 衣裳):コメント>来日することができなかった『十二人の怒れる男』(20年上演)を、コロナ禍の最中にもかかわらず上演できたこと、困難を乗り越えてやり遂げたことは、信じられないほど感動的でした。あの経験も、かけがえのないものだったと思います。今回の『みんな我が子』においても、創作過程の一部はリモートで行いましたが、来日できて非常に嬉しく思っています。もし来日が叶っていなかったら、成し遂げることができなかったことも出てきていたことと思います。リモートで行った作業を、来日後にやり直さざるを得なかった部分もありますが、皆さん果敢にチャレンジしてくださっているので、とても充実しています。日本のカンパニーの皆さんは本当に全力を尽くしてくださっていて、共に楽しい時間を過ごすことができています。全ての要素が極めて美しく仕上がり、素敵な作品を創り上げることができました。俳優の皆さんの演技には目を見張るものがあり、ご来場いただく皆様には素晴らしいひと時をお過ごしいただけると思います。どうぞお楽しみください。堤真一・森田剛・西野七瀬らキャストコメント全文「ひと色ではない思いを持ち帰っていただけたら」<堤真一・コメント>やればやるほど難しい台本だなと感じます。ジョーは学もなく単純な人間で、想像力もない。戦場は経験しておらず、戦争はあくまで“外”で行われていることで、人の命に対する感覚が薄れている。最初に台本を読んだ時は「なんて酷い父親だ!」と憤りを感じましたけど、役柄を理解すると、そのどこがいけないんだ?という彼の主張もわからないではないんです。ジョーを演じる上で、落ち着いた強い父親でありたいとは思うものの、声や身体の使い方も含めて、今までにない挑戦です。この強烈な自己主張に満ちた人間を、一見“正しく見える人間”にできるように創り上げたいと思います。それにしてもアーサー・ミラーはやっぱりすごいなと。いかに人間が完璧じゃないかということを突きつけられますね。人は時に自分を正当化しながら生きるものであり、直接・間接に人を巻き込む戦争がいかに馬鹿げたものかも痛感させられる。この父親も観る人によって意見はさまざまでしょうけど、ひと色ではない思いを持ち帰っていただけたらと思います。<森田剛・コメント>会話のスピード感、人物たちの思考がものすごい速さで動いているので、その言葉のキャッチボールはとても演劇的だなと思います。言葉と腹の中で思ってることが全然違う、そんな人がいっぱい出てくる話なので、観る人によって解釈も違ってきますよね。笑っている人の腹の中には絶対にその反対があるな、と思って見ちゃうけど(笑)、意外にそのまんまの笑顔の人だったり。また、怒りの感覚を相手に向けて発散するのと、自分に向けて発散するのでも、見え方がずいぶん違って来る。そういう意味では、クリスはどう見られるんだろうな、という楽しみもあります。稽古が苦しくて逃げ出したくもなりましたが、でも忘れちゃうんですよ。舞台ってそんなものかもしれない。いいことばかり残って嫌なことは忘れちゃう。クリスとして生き生きと、真っ直ぐに立つ自分を想像して、そこを信じてやるしかないなと思っています。<西野七瀬・コメント>海外の戯曲、海外の演出家さん、共演させていただく皆さんも初めての方が多く、初めての経験ばかりです。自分の幸せを実現するために、やむを得ずとはいえケラーを追い詰めるきっかけを作るのはアンです。台本を読む前までは、こんなに物語の鍵を握る役割があるとは想像していませんでした。どうしてこれほど贅沢で素晴らしいお話をいただけたのだろう?と思う一方で、難しい挑戦の方がやりがいがあるということは今までの経験上わかっていました。毎回葛藤しますが、安定の道には行きたくないタイプで、どうしても難しそうな方に興味を引かれてしまう。挑戦は大好きですね。実際はめちゃめちゃ弱音を吐いていますが(笑)、とても充実しています。生の声でちゃんと客席に届けられるのか、もっと細かくリンゼイさんのリクエストに応えたいのに全然できていないところなど、考えなければいけないことばかりで頭が一杯一杯ですが、挫けずにこの壁を乗り越えていきたいです。<大東駿介・コメント>リンゼイさんの演出は面白いです。丁寧に、丁寧に進めていくので、発見がすごく多いんです。こうしてとことん繊細に台本と向き合える時間をもらえたことは本当にありがたいし、演劇はこうして作られるんだ!という楽しさを実感できて、すごく嬉しいですね。この戯曲を最初に読んだ時、いち家族の出来事のなかに、その時代の痛みや悲しみ、そこから先に進もうとする人間の強さみたいなものをすべて見せていると思って、とんでもない重圧を心に感じたんです。その圧の強さをしっかりと舞台の上に表せられるようにしたいですね。ちゃんとその時代の風が、劇場に吹けばいいなと。今、本当に戦争の最中であるという現実、ニュースの映像に対して、どこまで僕らがリアリティを感じられるのか…といったことも考えずにはいられません。それでも僕たちは生きていく、そうした小さな、灯火みたいな命のエネルギーに、向き合える時間になればいいなと思っています。<山崎一・コメント>ミラー作品は「これでもか!」としつこいぐらいに打ちのめされるようなところが面白いと思える人と、そこが苦手な人と、二手に分かれる気がします。僕はこのヒリヒリする感覚が好きですね(笑)。それにやっぱり構成が上手いんですよ。サスペンスめいた部分もありつつ、でも全てが理詰めで成立しているわけじゃない。すごく曖昧な部分も残されている。おそらくケラー家っていい家族だと思うんです。でもひとつの嘘だけが重くのしかかっている。もちろんそれは許されないことだけれど、寛容な心を持って見るならば、その1点のみで友達関係を壊すことをしなかったんじゃないかな。加えて、戦場を経験しながらピュアな心を持ち続けているクリスの存在もジムの心を動かしたんじゃないか…と、勝手に解釈しています(笑)。ジムは知的で、ちょっと皮肉ったジョークも言い、周りが見える人物。ユーモアがありつつも視野が広く、やさしい眼差しを持っている、そんな風にできればいいなと思っています。奇しくも今、ウクライナで戦争が起きて、現実と作品がリンクしています。戦争で犠牲になるのは誰にとっても「我が子」なのにと思ってしまいますね。<伊藤蘭・コメント>繰り返し台本を読んでみると、登場人物一人一人の悩みや葛藤に改めて惹きつけられます。1日に凝縮された中で濃密すぎる出来事が起きていきますが、時に滑稽でもある人物たちが愛おしくなってくるんです。心理的サスペンスのような側面もありつつ、そんな風にそれぞれの人間らしさが浮き出てくるところが、このお芝居が長く愛されてきた理由ではないかなと思っています。強烈な個性の母親役は色々と経験してきましたが、ケイトはひときわアップダウンが激しくて、まるでジェットコースターみたい(笑)。精神的に不安定な人のように見えて、並外れてエネルギーが大きい人だと思います。彼女の判断や深謀は自分でも言う通り愚かかもしれませんが、最後まで揺るがない夫婦の結束、夫に対する愛情という一点は大切にしたいです。ケイトとしては子供たちに愛情を分け与える一面と、感情が沸騰して心の奥底が覗く部分と、メリハリをつけて表現できればと思います。■公演情報COCOON PRODUCTION 2022 / DISCOVER WORLD THEATRE vol.12『みんな我が子』 -All My Sons-作:アーサー・ミラー翻訳:広田敦郎演出:リンゼイ・ポズナー美術・衣裳:ピーター・マッキントッシュ出演:堤真一、森田剛、西野七瀬、大東駿介、栗田桃子、金子岳憲、穴田有里、山崎一、伊藤蘭ほか<東京公演>5月10日(火)~30日(月)全25回会場:Bunkamuraシアターコクーンチケット料金:S席11,000円A席9,000円コクーンシート5,500円(全席指定・税込)※コクーンシートは、特にご覧になりにくいお席です。ご了承の上、ご購入ください。※未就学児童の入場はご遠慮いただいております。<大阪公演>6月3日(金)~8日(水)全8回会場:森ノ宮ピロティホールチケット料金:11,500円(全席指定・税込)大阪公演のチケット公式先行販売中。受付日時:~5月11日(水)23:59受付URL: ※抽選での受付になります。※注意事項詳細は、受付ページをご確認ください。
2022年05月10日霜柱が立つ冷え込んだ1月下旬の朝8時半ごろ、東京郊外の私鉄駅前にあるバスロータリー近くの広場でロケが行われていた。中心にいたのは、堤真一(57)。ドラマ『妻、小学生になる。』(TBS系)の主役として、娘役の蒔田彩珠(19)とともにテンポよく撮影を進めていた。堤を発見した高校生グループから声がかかると、堤は手を上げて応えていたーー。57歳で主演作の早朝ロケに挑む堤は9年前に結婚。現在は8歳と4歳の娘2人のパパでもある。「堤さんにとって、16歳年下の奥様はいわば“娘”で、2人の子供は“孫”のような感覚だそうです。最近は親しい人たちに『長女が20歳のとき、僕は70歳。長生きせなアカン!』と公言して健康的な生活を心がけています。飲み会を断り、早々に帰宅するようになりました」(テレビ局関係者)2児の父としても奮闘する堤だが、実は故郷から90歳の実母まで呼び寄せたという。最近のインタビューでこう語っている。《母を(実家の兵庫県から)東京に呼んだということもあって、実家は大きな仏壇だったんですけど、自宅には小さい仏壇を置いて、毎日、お線香をあげています》(『終活読本ソナエ』2022年新春号)前出のテレビ局関係者は言う。「堤さんは20歳のときにお父さまを亡くされました。製鉄会社に勤めていた典型的な九州男児で、寡黙な方だったとか。一方で、お母さまは、髪を薄紫色に染め、よくしゃべる典型的な“関西のおばちゃん”だとお話しされていました。2年前、堤さんが『A-Studio』(TBS系)に出演した際、ビデオ出演したお母さんの陽気さにMCの鶴瓶さんも大笑いしていました。テレビ出演はお母さんの希望だったとか。堤さんはお母さまのおにぎりが大好物だったそうで『お袋の手にはダシがついている!』と笑顔で話されていました」ある舞台関係者は、母親を呼び寄せたのには理由があると話す。「数年前、お母さまが脳梗塞で倒れて以来、言葉がうまく出てこない時期もあり、堤さんは気がかりだったそうです。地元に住む堤さんのお姉さんがサポートしていたようですが、また体調を崩されたこともあり、療養のため東京へ連れてきたと聞いています」「株式会社ねこの手」代表で介護コンサルタントの伊藤亜記さんは「育児と介護の両立は本当に大変です」と堤を気遣う。「コロナ禍で県またぎの移動や面会がNGというケースもあるため、実家から親を呼び寄せる人が増えているのではないでしょうか。家族がお互いに優しくいられるようプロの手を借りることが大事です」次女の小学校入学時には還暦となる堤。公私の奮闘は続くーー。
2022年01月28日「1月22日に、都内で千葉真一さんの『偲ぶ会』が開かれるのですが、真田さんも発起人として名前を連ねていることに、2人の関係を知っている関係者の間では驚きの声が広がっています」(スポーツ紙記者)現在はハリウッドで活躍する真田広之(61)にとって、昨年8月に亡くなった千葉真一さん(享年82)は、俳優としての“恩師”だ。真田は幼いころに、千葉さんが創設したJAC(ジャパン・アクション・クラブ)に入団。アクションの英才教育を受け、実力を養ってきた。JAC13期生の若山騎一郎(57)は、真田が在籍していた当時をこう振り返る。「そのころの広之さんの愛称は、“ミスター・パーフェクト”。アクションにまったく無駄がないし、どんなに激しい動作をしても息一つ乱れなかったからです。そんな広之さんを、オヤジ(千葉さん)はあまたいるJAC所属俳優の中でも、“秘蔵っ子”として特にかわいがっていました」1980年代に入り、『里見八犬伝』や『麻雀放浪記』など主演映画が増えた真田は、1989年にJACから独立する。その原因は、真田のギャラを巡って師弟が“絶縁”してしまったことにあった。「映画のほか、テレビドラマやCM、レコードデビューと、真田さんは着々と売れていきました。しかし、どんなに働いても、真田さんの月収は100万円ほど。若かった彼は『このギャラではやっていけません』と、千葉さんに直訴したのです。ところが千葉さんは『なら辞めろ!』と突き放し、千葉さんの“真一”の“真”と、本名である“前田禎穂”の“田”を組み合わせて名付けられた“真田”という芸名を返すように強く求めました。真田さんはそれを拒み、千葉さんとたもとを分かったのです」(当時を知る芸能プロ関係者)■真田が挨拶しても千葉さんは無視…千葉さんの生前、2人が和解することはなかった。「ある大物俳優の法事の席で2人が顔を合わせたときに、真田さんが挨拶しても千葉さんは見て見ぬふり。結局、晩年まで真田さんの名を口にすることはありませんでした」(前出・芸能プロ関係者)そんな真田が、「偲ぶ会」に名を連ね、33年目の“電撃和解”を果たす橋渡しをしたのは、千葉さんの愛娘・真瀬樹里(47)だった。「彼女が幼いころ、よく千葉さんの自宅に真田さんや志穂美悦子さんが遊びに来て、樹里さんもかわいがられていました。大きくなってからも、彼女は真田さんを“ひろ兄”と呼んで慕っていました」(千葉さんの知人)真瀬は真田の出身大学である日本大学藝術学部に入学、背中を追うかのように、真田も所属した殺陣同志会に入る。父と“ひろ兄”が絶縁してもなお、交流は続いていたという。「樹里さんは、真田さんが生前ずっと千葉さんと没交渉だったことを強く悔やんでいました。そうした経緯から、樹里さんが『偲ぶ会』の発起人を務めてほしいと声をかけたのです。 真田さんは当日出席できないそうですが、やっと“和解”できたと、2人を知る人はみな胸をなで下ろしています」(前出・知人)師弟の“雪解け”がようやく果たされたーー。
2022年01月20日