「千總」について知りたいことや今話題の「千總」についての記事をチェック! (1/3)
女優の花總まりが9日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】花總まり、ハードスケジュールでも肌の調子が崩れなかった理由とは!?「やっと桜と写真が撮れました」と綴り、最新ショットを公開。葉桜をバッグにした自撮り写真をアップし、「このまま暖かい日が続くといいな」と綴った。続けて、「さて今日は花の会の方にご連絡です」と綴り、ファンミーティングの締切が迫っていることを報告。さらに、ファンミーティングでファンに直接会えることを楽しみにしていると綴り、投稿を締めくくった。 この投稿をInstagramで見る 花總まりmarihanafusa(@hanafusamari_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「まりちゃんと桜キレイ~」「桜も素敵ですが、笑顔がもっと素敵ですね」といったコメントや多くのいいねが寄せられた。
2025年04月10日460余年の歴史をもつ京友禅の老舗・千總を母体とした千總文化研究所(所在地:京都市中京区、代表理事:西村總左衛門)は、大人が日本の文化芸術を学ぶワークショップ・講演会シリーズ「五感から知る言葉にならない日本の美」の第3回を2025年4月19日(土)に依水園・寧楽美術館(奈良市水門町74)にて開催いたします。「五感から知る言葉にならない日本の美」詳細 キービジュアル本プログラムは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口としたワークショップ・講演会です。人の感性に立ち返って、文化芸術を深く知る体験を提供いたします。本プログラムの収益は、当研究所が企画・開発を進める次世代育成プログラムの運営に充てられます。次世代に伝え遺したい日本文化を共に考え、大人の学びが子どもの学びの支援となる「学び」のバトンを繋ぐことで、文化継承の新たな形を社会に創ります。プログラム第3回のテーマは、「漆の艶と螺鈿の煌めき-素材がもつ光を求めて-」です。漆芸家の小西寧子氏を迎え、漆と螺鈿の美しさ、漆工品のものづくりについてご講演いただきます。会場は、国指定文化財である「依水園」にて講演に加え、プログラムの後半は小西寧子氏の作品鑑賞茶会と庭園見学を行います。小西寧子作「螺鈿重ね箱」小西寧子作「鋸歯文(きょしもん)螺鈿箱」-プログラム概要-第3回 「漆の艶と螺鈿の煌めき-素材がもつ光を求めて-」小西寧子氏(漆芸家)会場 :公益財団法人名勝依水園・寧楽美術館(奈良市水門町74)日時 :2025年4月19日(土)13:30~15:40 (受付:13:00)定員 :先着30名参加費:30,000円〈お申し込み〉期日:2025年4月13日(日)まで *定員になり次第締め切ります千總文化研究所公式ウェブサイト内「研究会・イベント」ページ( )または下記二次元コードよりお申し込みください。二次元コード-タイムテーブル-13:00~ 受付13:30~14:20 講演14:30~15:40 体験プログラム:小西氏の作品鑑賞茶会と庭園見学(解説付き)依水園日本の伝統工芸では、その土地土地で採取される天然素材を活かし、その気候風土や歴史を映す美意識と技が培われてきました。螺鈿は、真珠層と呼ばれる貝殻の内側の美しい面を模様の形に切り取り、器物を飾る技法で、世界各地に見られます。「鈿」は飾る、「螺」は巻貝を意味し、貝は夜光貝、鮑や白蝶貝、黒蝶貝などが使われます。日本には奈良時代に中国から螺鈿の品々がもたらされ、漆と組み合わされて日本の工芸技術として独自の発展を遂げました。螺鈿の中でも1ミリほどの厚みのものを「厚貝螺鈿」、0.1ミリ以下まで薄くしたものを「薄貝螺鈿」と呼び、厚みが異なることで、貝の光り方、煌めく色の表情が異なります。奈良の漆工芸は、厚貝螺鈿を用いた正倉院宝物の修理や復元を手掛ける職人が輩出された背景から、厚貝螺鈿の技術が継承され、天平の美を今に伝えています。名勝(国の文化財)に指定された庭園を持つ依水園にて、奈良の風土を感じながら螺鈿の材料や道具、作品を手に取りご鑑賞いただきます。漆芸家が見出す「素材が持つの光」を、皆様と共に探訪します。【登壇者プロフィール】小西寧子(漆芸家)1968年、奈良生まれ。京都女子短期大学部文化国語専攻卒業。1992年、結婚を機に実家の家業である漆工芸を始める。父・北村昭斎(重要無形文化財保持者)に師事。2006年、文化庁文化財修理技術者講習会修了、2009年「螺鈿の系譜 人間国宝 北村昭斎展」(高島屋大阪店)に出品。ギャラリーきのわ(奈良市)にて個展開催。2012年、国際漆芸玩飾展(北京 QIAO GALLAERY)出品、2013年、「北村繋・小西寧子二人展」(高島屋大阪ギャラリーNEXT)開催、2015年~2017年、「工藝を我らに」展(資生堂アートハウス)に出品。受賞歴として、2001年日本伝統工芸近畿展近畿支部奨励賞受賞、2011年第40回日本伝統工芸近畿展にて奈良県教育委員会長賞。漆芸家 小西寧子氏■「五感から知る言葉にならない日本の美」についてープログラムー第1回 2024年11月16日(土)「五感のバランスの再構築ー香りがうつす日本の感性ー」畑正高氏(株式会社松栄堂 代表取締役社長) *終了いたしました第2回 2025年2月22日(土)「ウイスキーの香りと味わいの世界ー日本のものづくりー」福與伸二氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー) *終了いたしました第3回 2025年4月19日(土)「漆の艶と螺鈿の煌めきー素材がもつ光を求めてー」小西寧子氏(漆芸家)第4回 2025年7月26日(土)「自然から紡ぐ佇まいー見て触れて知る竹の姿ー」黒田正玄氏(竹細工・柄杓師 14代)第5回 2025年10月11日(土)「五感で楽しむ五人囃子ー音を観て時空の旅へー」大倉源次郎氏(能楽囃子方大倉流小鼓方16世宗家)*会場 :京都市または京都市近郊(回により異なります)*時間 :午後の時間帯(回により異なります)*定員 :30名/各回*参加費:30,000円(税込)/各回【プログラムの背景】日本には、世界に誇るべきさまざまな文化芸術があり、そこには数えきれないほどの卓越した技術が凝縮されています。日本のものづくりにみる息を呑むような繊細な美や技術が、どのように伝承されてきたものか、誰もがその物語を知りたいと願っているのではないでしょうか。一方で、人の記憶や経験、歴史的・地理的な背景から重層的に構成された知識や概念を紐解き、深く理解することは容易なことではないでしょう。しかしそれが、日本の繊細なものづくりや長い伝統を持つ文化芸術を難しくする一つの要因かもしれません。そうした問題意識から、本プログラムでは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口とした講演とワークショップを設計いたしました。世代や時空を越えて受け継がれ完成されるもの、材料に見られる唯一無二の特性、修練を重ねて体得された表現に、五感を研ぎ澄ませる体験を提供いたします。これは、人のプリミティブな感性に立ち返った文化芸術の伝承であり、デジタル技術によって様々な事柄を容易に他者と共有できる現代への問いとして、共有と共感の次元を転換する試みでもあります。*各回の登壇者プロフィールならびに一般社団法人千總文化研究所が開発を進める次世代育成プログラムについては、添付資料をご覧ください。[法人概要]法人名 : 一般社団法人千總文化研究所Institute for Chiso Arts and Culture代表理事: 西村 總左衛門所在地 : 〒604-8166 京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80設立日 : 2017年3月30日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年03月19日老舗和菓子店・榮太樓總本鋪は、「みつ豆キャンディ」を2025年3月10日(月)より全国発売する。榮太樓の「みつ豆」がキャンディに!1818年に創業し、東京・日本橋に本社を構える老舗和菓子店・榮太樓總本鋪。飴をはじめ、生菓子や羊羹、焼き菓子、あんみつなど多彩なラインナップで長く愛され続けている。中でも1968年の発売以来、ロングセラーを誇るのがあんみつの「みつ豆」だ。缶の中には、あっさりとした甘さの白みつと、みかんや桃、パイナップルといった爽やかなフルーツ、食感のよい寒天をイン。どこか懐かしさを感じる、やさしいハーモニーを堪能することができる。“ミント入り”甘さすっきりのキャンディ今回「みつ豆」の味わいを再現した「キャンディ」が新登場。クリアな飴にカラフルなミンツを入れており、すっきりとした甘さを楽しめる。あんみつを描いた、レトロなパッケージにも注目してみてほしい。【詳細】「みつ豆キャンディ」238円発売日:2025年3月10日(月)取扱店舗:全国の一般スーパー、コンビニエンスストア、ドラッグストア※メーカー希望小売価格
2025年03月09日女優の花總まりが7日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】花總まり、ミュージカル『エリザベート』のキャスト陣と再会ショットを公開!「思ひ出写真」と綴り、最新ショットを公開。連日続いた帝国劇場でのコンサートについて「なかなかのハードスケジュールだったコンサート、終演はだいたい夜の10時」と綴り、早寝の自分にはキツイ毎日であったことを明かした。続けて、「それでもお肌の調子が崩れなかったのはほんとリペアジェルのおかげです!」と綴り、リペアジェルを手にした写真をアップ。また、帝国劇場の稽古場、楽屋、楽屋口などの写真もアップし、改めて帝国劇場に感謝の思いを綴った。 この投稿をInstagramで見る 花總まりmarihanafusa(@hanafusamari_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「リペアジェルは便利ですよね〜時短最強!」、「1枚目とっても可愛い表情」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年03月08日女優の花總まりが26日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】花總まりが三菱地所提供のラジオCM『国際ビルの物語』でナレーションを務める!「いよいよ今日からラストプログラム。」と綴り、最新ショットを公開。帝国劇場で開催されている『THE BEST』もラストプログラムまで来たことを明かし、同じく出演者の城田優と佐藤隆紀との写真をアップした。続けて、2人とはミュージカル『エリザベート』で共演しており、「トートとフランツで撮ろう!となりこうなりました。」と綴り、写真撮影の裏側を明かした。 この投稿をInstagramで見る 花總まりmarihanafusa(@hanafusamari_official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「シシィを取り合う2人、とぼけるシシィ、最高です」、「新しい帝国劇場にもたくさんたくさん出演されますようこれからも応援して参ります!」といった声や多くのいいねが寄せられた。
2025年02月28日470年の歴史をもつ京友禅の老舗・千總を母体とした一般社団法人千總文化研究所(所在地:京都市中京区、代表理事:西村 總左衛門)は、東本願寺法主所用の染織品が伝来する真宗東派本願寺(通称:嵯峨本願寺)所蔵の法衣装束の調査報告会を千總ビル5階ホール(京都市中京区御倉町80)にて開催いたします。キービジュアル【真宗東派本願寺所蔵染織品 調査報告会・研究会】日時 :2025年3月18日(火)午後2時~午後4時 受付開始午後1時30分形式 :(1)会場(京都市中京区御倉町80 千總ビル5階ホール)(2)後日動画配信(申込者へ報告会当日の録画を1週間視聴可能なURLをお知らせします)定員 :会場50名参加費 :無料申込方法:当研究所ウェブサイトイベントページ( )から申込締切日 :会場 2025年3月11日(火)午後5時 *定員になり次第締切後日動画配信 2025年3月14日(金)午後5時主催 :一般社団法人千總文化研究所【本会の趣旨】千總文化研究所では、千總が近代まで「御装束師 千切屋惣左衛門」として東本願寺の御用法衣商を営んでいた歴史から、これまで真宗大谷派の寺院を中心とした染織品の調査研究を進めてきました。2024年度は、東本願寺法主(真宗大谷派では門首)・大谷家の染織品に焦点を当て、法主所用の染織品が伝来する真宗東派本願寺所蔵の法衣装束の調査を行いました。さらに、幕末から近代にかけて東本願寺の御用を行った千總には、本願寺所蔵染織品の制作当初の資料が遺されています。本報告会では、これらの資料を取り上げた基調対談と調査報告を通し、京都有数の大寺院である東本願寺の中心的存在である法主を取り巻く衣文化の諸相を明らかにしたいと思います。真宗東派本願寺外観調査風景【本会のみどころ】○謎多き法主の衣文化を解き明かす鎌倉時代に宗祖・親鸞聖人によって開かれた真宗は、長い歴史の中で多数の宗派に分かれ、そのなかで法衣や装束は単なる衣服ではなく、僧侶の身分や属性を表象するもののひとつとして発達してきました。京都・烏丸六条に御堂を設ける東本願寺の中心的存在であった法主は、親鸞の末裔である大谷家が代々世襲します。法主が用いる特別な法衣装束は、宗派の中で法主が特別な存在であることを示す機能を持ちました。しかし、その実態がこれまで明らかにされることはなく、本会では現在まで半ば謎に包まれてきた法主の衣文化に光を当て、その意義を問い直します。○本願寺第25代法主と染織史の専門家による対談基調対談として、本願寺第25代法主 大谷 光道氏にご登壇いただき、染織の専門家であり本調査にも携わっていただいた中世日本研究所所長 モニカ ベーテ氏を聞き手にお招きし、法主の衣生活についてご対談いただきます。○本願寺・株式会社千總ホールディングス所蔵資料のコラボレーション会場では本願寺所蔵染織品、およびその制作過程を示す株式会社千總ホールディングス所蔵の雛形や下絵を展示し、京都の法衣商の活動を分かりやすく提示します。京都の歴史と文化をじかにご覧いただくまたとない機会です。【基調対談 登壇者紹介】ゲスト:本願寺 第25代法主 大谷 光道氏東本願寺大谷家当主。2005年に真宗大谷派より独立、嵯峨にて真宗東派本願寺を建立、住職を務める。コーディネーター:中世日本研究所 所長 モニカ ベーテ氏東洋染織史を専門とし、織り、能、尼門跡寺院などを長年にわたり研究。大谷大学教授を経て、現職。【タイムテーブル】14:00~14:05 概要説明 千總文化研究所 研究員 林 春名14:05~15:00 基調対談「東本願寺法主の衣文化」ゲスト:本願寺 法主 大谷 光道氏コーディネーター:中世日本研究所 所長 モニカ ベーテ氏司会:千總文化研究所 研究員 林 春名15:00~15:10 休憩15:10~15:50 調査報告「東本願寺における袈裟の様式と制作」千總文化研究所 研究員 林 春名15:50~16:00 質疑応答、閉会【会場の主な展示資料】緋絽地 金八藤文様 三緒袈裟「緋絽地 金八藤文様 三緒袈裟」(本願寺蔵)1884(明治17)年9月、千切屋惣左衛門製三緒袈裟雛形「三緒袈裟雛形」(株式会社千總ホールディングス蔵)1884(明治17)年8月6日、千切屋惣左衛門製光養麿様(東本願寺23代彰如上人)得度御用紺綾地唐花・生成地遠山文様 七条袈裟「紺綾地唐花・生成地遠山文様 七条袈裟」(本願寺蔵)遠山文様袈裟下絵「遠山文様袈裟下絵」(株式会社千總ホールディングス蔵)ほか【法人概要】法人名 : 一般社団法人千總文化研究所代表理事: 西村 總左衛門所在地 : 〒604-8166 京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80設立日 : 2017年3月30日URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年02月18日470年の歴史をもつ京友禅の老舗・千總を母体とした一般社団法人千總文化研究所(所在地:京都市中京区、代表理事:西村 總左衛門)は、大人が日本の文化芸術を学ぶワークショップ・講演会シリーズ「五感から知る言葉にならない日本の美」の第2回を2025年2月22日(土)にサントリー山崎蒸溜所(大阪府三島郡島本町山崎5丁目2-1)にて開催いたします。「五感から知る言葉にならない日本の美」詳細 キービジュアル本プログラムは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口としたワークショップ・講演会です。人の感性に立ち返って、文化芸術を深く知る体験を提供いたします。本プログラムの収益は、当研究所が企画・開発を進める次世代育成プログラムの運営に充てられます。次世代に伝え遺したい日本文化を共に考え、大人の学びが子どもの学びの支援となる「学び」のバトンを繋ぐことで、文化継承の新たな形を社会に創ります。プログラム第2回のテーマは、「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」です。サントリー株式会社 チーフブレンダーの福與 伸二 氏を迎え、ブレンダーの「五感」とウイスキーづくりについてご講演いただきます。会場は、日本で最初に創設されたウイスキー蒸溜所である「サントリー山崎蒸溜所」にて、実際の蒸溜所の見学、ウイスキーに関する講演に加え、プログラム後半のワークショップではウイスキーのテイスティング(利き酒)とブレンディングを体験いただきます。サントリー山崎蒸溜所 貯蔵庫【プログラム概要】「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」福與 伸二 氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー)会場 :サントリー山崎蒸溜所(大阪府三島郡島本町山崎5丁目2-1)日時 :2025年2月22日(土)13:30~15:40 (受付:13:00)定員 :先着30名参加費:30,000円(税込)〈お申し込み〉期日:2025年2月16日(日)まで *定員になり次第締め切ります一般社団法人千總文化研究所公式ウェブサイト 内「研究会・イベント」ページ( )または下記二次元コードよりお申し込みください二次元コード【タイムテーブル】13:00~ 受付13:30~13:50 主催者ご挨拶と山崎蒸溜所のご紹介13:50~14:30 山崎蒸溜所工程見学14:30~15:00 講演およびウイスキーのテイスティング15:00~15:40 ワークショップ:ブレンディングサントリー山崎蒸溜所 裏庭ウイスキーは、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダなどで発達し、その土地土地の気候・風土を反映した芳醇で複雑な香りと味わいを持つ酒として親しまれてきました。日本でウイスキーづくりが始まったのはおよそ100年前。現在のサントリーの前身である寿屋の社長・鳥井信治郎が、1923年に日本で初めての本格モルトウイスキー蒸溜所である「山崎蒸溜所」の建設に着手、1929年に最初の国産ウイスキー「サントリー白札」を誕生させました。製麦、糖化、発酵、蒸溜の工程を経て樽に貯蔵され、数年から数十年の歳月をかけて熟成されて、ウイスキーの原酒ができます。原料と製法、樽材の種類や寸法、熟成期間、気温や湿度など様々な要件の違いにより、香味の異なる個性豊かな原酒が生まれます。サントリーでは、ブレンダーが原酒をひとつひとつ吟味し組み合わせることで、多様なウイスキーがつくり分けられています。香味成分の詳細な化学分析が可能となった現代においても機械化・マニュアル化されない、人の五感でしか成し得ない日本のものづくりがあります。100年の叡智を積み重ねて今、世界的に高く評価されるその香りと味わいは、どのような感覚・感性によって創造されるのでしょうか。ワークショップでは、皆様にウイスキーのテイスティング(利き酒)とブレンディングを体験いただきます。登壇者・福與 伸二 氏と語らいながら、味覚と嗅覚を研ぎ澄ませて香りと味わいの世界を探訪します。【登壇者プロフィール】福與 伸二 (サントリー株式会社 チーフブレンダー)1961年、愛知県生まれ。名古屋大学農学部農芸化学科卒業。1984年サントリー株式会社(当時)に入社。白州ディスティラリー(現在の白州蒸溜所)、ブレンダー室を経て、1996年に渡英。ヘリオットワット大学(エジンバラ)駐在や、モリソンボウモア ディスティラーズ(グラスゴー)への出向勤務の後、2002年帰国。2003年に主席ブレンダー、2006年にブレンダー室長を経て、2009年に5代目チーフブレンダーに就任。山崎の各種限定シリーズをはじめ、数多くのサントリーウイスキーを手掛けている。サントリー株式会社チーフブレンダー 福與 伸二 氏■「五感から知る言葉にならない日本の美」について―プログラム―第1回 2024年11月16日(土)「五感のバランスの再構築―香りがうつす日本の感性―」畑 正高 氏(株式会社松栄堂 代表取締役社長) *終了いたしました第2回 2025年2月22日(土)「ウイスキーの香りと味わいの世界―日本のものづくり―」福與 伸二 氏(サントリー株式会社 チーフブレンダー)第3回 2025年4月19日(土)「漆の艶と螺鈿の煌めき―素材がもつ光を求めて―」小西 寧子 氏(漆芸家)第4回 2025年7月26日(土)「自然から紡ぐ佇まい―見て触れて知る竹の姿―」黒田 正玄 氏(竹細工・柄杓師 14代)第5回 2025年10月11日(土)「五感で楽しむ五人囃子―音を観て時空の旅へ―」大倉 源次郎 氏(能楽囃子方大倉流小鼓方16世宗家)*会場 :京都市または京都市近郊(回により異なります)*時間 :午後の時間帯(回により異なります)*定員 :30名/各回*参加費:30,000円(税込)/各回【プログラムの背景】日本には、世界に誇るべきさまざまな文化芸術があり、そこには数えきれないほどの卓越した技術が凝縮されています。日本のものづくりにみる息を呑むような繊細な美や技術が、どのように伝承されてきたものか、誰もがその物語を知りたいと願っているのではないでしょうか。一方で、人の記憶や経験、歴史的・地理的な背景から重層的に構成された知識や概念を紐解き、深く理解することは容易なことではないでしょう。しかしそれが、日本の繊細なものづくりや長い伝統を持つ文化芸術を難しくする一つの要因かもしれません。そうした問題意識から、本プログラムでは、日本の第一線で活躍する表現者・技術者による五感を切り口とした講演とワークショップを設計いたしました。世代や時空を越えて受け継がれ完成されるもの、材料に見られる唯一無二の特性、修練を重ねて体得された表現に、五感を研ぎ澄ませる体験を提供いたします。これは、人のプリミティブな感性に立ち返った文化芸術の伝承であり、デジタル技術によって様々な事柄を容易に他者と共有できる現代への問いとして、共有と共感の次元を転換する試みでもあります。【法人概要】法人名 : 一般社団法人千總文化研究所Institute for Chiso Arts and Culture代表理事: 西村 總左衛門所在地 : 〒604-8166 京都府京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80設立日 : 2017年3月30日URL : *各回の登壇者プロフィールならびに一般社団法人千總文化研究所が開発を進める次世代育成プログラムについては、添付資料をご覧ください。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2025年01月23日フォション(FAUCHON)と榮太樓總本鋪のコラボレーションキャンディー缶「フォションモーニングミルクティーキャンディー」が、2024年11月6日(水)より発売される。フォション×榮太樓總本鋪「紅茶キャンディー缶」再び!パリ発の老舗御用達グルメ食料品ブランド・フォションは、2023年に続き、1818年に創業した老舗和菓子屋の榮太樓總本鋪とコラボレーション。今回は、まろやかな甘みの“ミルクティー味”のキャンディーを展開する。甘くまろやかな本格ミルクティー味使用したのは、フォションの紅茶の中でも人気の茶葉「フォションモーニング」。濃い渋みとくっきりとした力強い香りが特徴の「フォションモーニング」に、コク深いミルクを組み合わせ、風味豊かなミルクティーキャンディーに仕上げた。キュートな“手のひらサイズ”の缶入りで、ちょっとした手土産にもぴったりだ。【詳細】フォション×榮太樓總本鋪「フォションモーニングミルクティーキャンディー」 648円発売日:2024年11月6日(水)販売店舗:榮太樓總本鋪日本橋本店、全国の百貨店、スーパー、榮太樓總本鋪公式オンラインストア
2024年11月08日女優の上白石萌音が、イギリス・ロンドン ウェストエンドのロンドン・コロシアムにて現地時24日に舞台『千と千尋の神隠し』の大千穐楽を迎えた。同作は宮崎駿監督の名作『千と千尋の神隠し』の舞台化作。少女・千尋(橋本環奈/上白石萌音/川栄李奈/福地桃子)が引っ越し先に向かう途中で八百万の神々の世界へ迷い込み、様々な出会いを経て、人間の世界に戻るため生きる力を呼び醒ましながら奮闘する。英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター ジョン・ケアードが翻案・演出を手掛け、2022年に世界初上演された。○舞台『千と千尋の神隠し』半年にわたる公演がロンドンで幕舞台『千と千尋の神隠し』2024年公演は、3月に帝劇で開幕し、4月愛知御園座、4月~5月福岡博多座、5月~6月大阪梅田芸術劇場メインホール、6月北海道札幌文化芸術劇場hitaruと、国内ツアーを上演。並行してカンパニーが渡英し、4月~8月にロンドン・コロシアムで135公演を上演した。ロンドン公演は、日本人キャストによる日本語での海外上演としては演劇史上最大規模、また東宝主催公演としても史上初の試みとなり、ウェストエンド最大級となる客席数約2,300席を連日満席にし、約30万人を動員。8月24日19時30分の公演(千尋役:上白石萌音)をもって、6カ月にわたる2024年公演の幕をおろした。終演直後の舞台裏では、上白石が涙を流す姿も。また、ロンドンのカンパニー200名に、スタジオジブリ代表取締役プロデューサーの鈴木敏夫氏から、日英2カ国語でしたためられた直筆による湯婆婆の「大当たり!」色紙が届き、カンパニーは大喜び。カーテンコールでは、上白石が英語で「Thank you very much for your warm welcome.This was the final performance in the West End.Thanks to you all, we’ve had a wonderful journey for this four and a half months.We hope we can see each other again someday.(私たちを温かく迎えてくださり本当にありがとうございます。今回がウェストエンドでの最後の公演でした。皆様のおかげで、この四ヶ月半、素晴らしい旅となりました。またいつかお会いできることを願っています)」と挨拶し、大歓声を浴びる。袖に戻った上白石は涙を拭いながら達成感をにじませていた。また、この大千穐楽に際し千尋役の4人からのコメントも届いた。○橋本環奈 コメント2024年8月24日をもってロンドン・コロシアムにて、舞台『千と千尋の神隠し』が大千穐楽を迎えました。私は5月7日に本公演の初演を務めさせて頂きましたが、ロンドンを訪れ初めてこの劇場に足を踏み入れた時の事は、今でも鮮明に思い出されます。100年の歴史を感じる劇場内の装飾や仕様の素晴らしさにただただ圧倒されるばかりで、ここで演じられる事に素直に喜びを感じました。2022年3月2日帝劇から始まった『千と千尋の神隠し』も日本全国で多くのお客様に足を運んで頂きましたが、まさか日本を飛び出しロンドンで海外のお客様をお迎えしての公演が実現するとは思ってもいませんでした。こうして無事に大千穐楽を迎えられた事に深い感慨を覚え、何よりホッとしています。多くの困難があった開演までの道程と、それを乗り越え日本のみならず海外のスタッフの皆さんと一つになって作り上げたこの作品は、私にとって千尋が神隠しにあうのと同様、異世界に放たれ、多くの事を与えて頂き、成長させてくれました。ロンドン・コロシアムに世界中から足を運んで下さったお客様へ心からの感謝と共に、何よりも大切なキャスト、スタッフであるカンパニーのみんなに心から「お疲れ様でした」、そして「有難う御座いました」とお伝えしたいです。○上白石萌音 コメント大千穐楽を迎えられて本当にほっとしています。夢のようで、でも確かに一歩一歩を踏み締めた時間でした。日本とロンドンを行き来しながらの公演はとても楽しかったです。空気感の違いで作品の色が繊細に変わる、生の演劇の醍醐味を味わいました。ロンドンでは、言葉や文化を超えてカンパニーが家族になりました。どんなに大変な時も楽しく朗らかに仕事をする現地スタッフの皆さんからの学びは本当に大きかったです。大千穐楽後に日英のキャストスタッフ全員で三本締めをしたのですが、その音色が寸分の狂いもなく揃っていたことが、まさにこの四ヶ月半を表しているようでした。お心添えくださった皆さまに感謝します。ありがとうございました!○川栄李奈 コメント帝劇から始まりロンドンと、濃くて長いとても貴重な経験をさせていただきました。キャストスタッフのみなさんと切磋琢磨し、助け合いながら過ごしたこの期間、この出会いは、かけがえのない時間でした。2024年の半分以上をこの作品に捧げたので、終わった今、夢の中にいたような不思議な感覚で、まさに千と千尋の神隠しのストーリーと重なる部分があり、たくさんの愛と温かさに支えられていたんだなと思います。日本各地でこの舞台をお届けできたこと、ウェストエンドの舞台に立てたこと、お客様からの温かい拍手や声援、夢のような一生忘れられない景色を見させていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!○福地桃子 コメント舞台『千と千尋の神隠し』全ての公演が無事に終了致しました。長い旅が終わってしまう寂しさもありますが、この9カ月間を振り返ると稽古から本番までの期間過ごした日々で感じたことは心に残る大切な思い出ばかりです。公演を重ねながらも挑戦を続けていくカンパニーの皆さんの姿やそこで生まれる緊張感に沢山感化され、このチームの一員として千尋を務めることができ心から幸せな時間だったなと思います。物語の冒頭、千尋は一人で登場していくのですが、演出部の方が毎回「どうぞ」と合図を出してくれました。その「どうぞ」の中に込められた思いに身が引き締まり、でもなんだかとても励まされ、背中を押してもらえる感覚があり、とても好きな時間でした。お客様と作る空間で見えてくる風景に喜びや感動を沢山いただきました。出逢えた気持ちを大切に忘れぬように心に刻んでいきたいと思っています。本当にありがとうございました。○舞台『千と千尋の神隠し』 2024年公演メインキャスト(交互出演)■千尋:橋本環奈 上白石萌音 川栄李奈 福地桃子■ハク:醍醐虎汰朗 三浦宏規 増子敦貴(GENIC)■カオナシ:森山開次 小尻健太 山野 光 中川賢■リン/千尋の母:妃海 風 華 優希 実咲凜音■釜爺:田口トモロヲ 橋本さとし 宮崎吐夢■湯婆婆/銭婆:夏木マリ 朴ロ美 羽野晶紀 春風ひとみ■兄役/千尋の父:大澄賢也 堀部圭亮■父役:吉村直 伊藤俊彦■青蛙:おばたのお兄さん 元木聖也■頭(かしら):五十嵐ゆうや 奥山ばらば■坊:武者真由 坂口杏奈カーテンコール写真撮影:EllieKurttz
2024年08月30日橋本環奈、上白石萌音に加え、新たに川栄李奈、福地桃子が“千尋”を演じている舞台「千と千尋の神隠し」。この度、ロンドン・コロシアムにて行われる初の海外上演の大千穐楽公演(千尋役:上白石萌音)が、日本国内でライブ配信が決定した。ロンドンでの初の海外公演の劇場「ロンドン・コロシアム」は、約2300席の客席数を誇るウェストエンド最大級の劇場で、4月30日にプレビュー上演を開始し、5月7日に本初日を迎えた。日本人キャストによる日本語での海外上演としては、演劇史上最大規模となり、現地の観客&メディアからも高い評価を得た。そんな話題の本作が、舞台の臨場感をそのままに味わえるライブ配信で実施。さらに、橋本が千尋を務めた3月21日帝国劇場収録公演の舞台も同日配信。そして、ロンドン公演開幕までを追ったドキュメンタリー「舞台『千と千尋の神隠し』ロンドンへ飛ぶ」3エピソードの配信も決定。ロンドン公演の幕が上がるまで舞台裏に入ることが許された1台のカメラが捉えた、日本人キャストたちの公演にかける熱い思いや、日本とロンドンの美術・音響・照明などの制作チームの苦労と挑戦の姿が観られる。<ライブ・見逃し配信概要>▼舞台「千と千尋の神隠し」ロンドン公演大千穐楽Hulu独占ライブ配信配信日時:8月25日(日)3時30分開演千尋役:上白石萌音見逃し配信日時:ライブ配信終了後準備が整い次第~9月8日(日)23時59分まで出演者:上白石萌音 醍醐虎汰朗 山野光 妃海風 橋本さとし 夏木マリ 大澄賢也 伊藤俊彦 おばたのお兄さん 五十嵐ゆうや 武者真由 ほか▼舞台「千と千尋の神隠し」2024年3月21日(木)13:00帝国劇場収録公演をライブ形式でHulu独占配信配信日時:8月25日(日)3時30分開演千尋役:橋本環奈見逃し配信日時:ライブ配信終了後準備が整い次第~9月8日(日)23時59分まで出演者:橋本環奈 増子敦貴 森山開次 華優希 田口トモロヲ 羽野晶紀 大澄賢也 伊藤俊彦 元木聖也 五十嵐ゆうや 武者真由 ほか視聴チケット価格:各5,500円(税込)販売期間:8月6日(火)4時~9月8日(日)20時まで※ライブ配信時間は予告なく変更になる場合がございます※販売期間は予告なく変更になる場合がございます※別途システム利用料 220円(税込)がかかります「舞台『千と千尋の神隠し』ロンドンへ飛ぶ」は8月17日(土)0時~3エピソードHuluにて見放題独占配信開始。(シネマカフェ編集部)
2024年08月06日佐藤流司、高橋克典、花總まりが出演する舞台『応天の門』の共演者情報と第1弾ビジュアルが解禁された。原作は、2013年より「月刊コミックバンチ」「コミックバンチKai」(新潮社)で連載中の灰原薬による歴史漫画。平安時代を舞台に、学問の天才と称される菅原道真と、都で随一の色男である在原業平がタッグを組み、京の都で起こる怪奇事件を次々と解決していく様を描く歴史クライムサスペンスだ。舞台版には既報の通り、菅原道真(すがわらのみちざね)役で佐藤、在原業平(ありわらのなりひら)役で高橋、渡来人で都の遊技場を仕切る女主人・昭姫(しょうき)役で花總が出演するほか、紀長谷雄(きのはせお)役で中村莟玉、白梅(はくばい)役で高崎かなみ、藤原基経(ふじわらのもとつね)役で本田礼生、伴中庸(とものなかつね)役で白石隼也、小藤(こふじ)役で坂本澪香、藤原良房(ふじわらのよしふさ)役で青山良彦、源融(みなもとのとおる)役で篠井英介、伴善男(とものよしお)役で西岡德馬が名を連ねた。さらに八十田勇一、若狭勝也の出演も決定し、才気あふれる若手から実力派俳優まで個性豊かなキャストが集結した。公開された第1弾ビジュアルは、原作の雰囲気を踏襲しつつ、優美かつ幻想的な仕上がりとなっている。『応天の門』は2024年12月4日(水) から22日(日) に東京・明治座で上演される。舞台『応天の門』共演キャストコメント■中村莟玉不器用でおっちょこちょいで、騙されやすくて間抜けで、年がら年中空回りしっぱなしの、まるで普段の自分そのままのキャラクターの“紀長谷雄”というお役を頂戴し、いつ自分の素性がバレたのかと驚いています(笑)。歌舞伎以外のお芝居の舞台に出演するのは今回が初めてとなりますが、素敵な出演者の皆さまとご一緒させていただくのがとても楽しみです。一生懸命頑張ります!■高崎かなみ菅原道真様に仕える白梅を演じさせていただきます、高崎かなみです。今回こんなにも豪華なキャストの皆さまとご一緒させていただけること、明治座というとても大きな舞台に立たせていただけること、大変うれしく思います!皆さまと共に素敵な作品を創っていけるよう精一杯務めさせていただきますので、どうぞ宜しくお願いいたします!■本田礼生原作を読ませていただいたとき、すぐに世界に引き込まれました。そしてこの紛れもない求心力は、舞台でも再現しなければならないと感じました。その時代に、その世界に、藤原基経としてしっかり生きたいと思います。劇場でお待ちしております。■白石隼也偉大なる父と世情に翻弄され続けた伴中庸。彼の葛藤と苦悩、そして希望は何だったのか、中庸の如く大いに悩み抜きたいと思います。明治座に現る平安京が今からとても楽しみです。■坂本澪香自分の目標でもありました時代劇に初めて挑戦いたします。丁寧にたくさん勉強し、ご覧いただく皆さまに観て良かったと思っていただけるよう、毎度と変わらぬ私の気持ちで臨ませていただきます。どうぞよろしくお願いいたします!■青山良彦2017年9月公演以来コロナの影響もあり7年ぶりに明治座に出演いたします。長年にわたり育てていただき慣れ親しんだ、たくさんの思い出のある劇場で初めて共演させていただく方たちに囲まれどのような世界が出来上がるのか私自身ワクワクしております。■篠井英介原作の面白さそのままに佐藤流司さんを筆頭に素敵なキャストとご一緒できること。今から興奮しています。私にとっては久しぶりの明治座さんそして珍しい時代が舞台。きっとロマンと感動の作品になります。是非御運び下さい。■西岡德馬いつの時代も、権力闘争。文明は変わっても、それは変わらない、人間の性なのだ。共同生活を営む私たちにはリーダーが必要、誰を選ぶのか?そして誰がどう、それを決めるのか。今年もあった数々の選挙が物語る。果たして、平安の時代はどうであったか?人類は昔も今も変わらずなのか?その人の心を描く「応天の門」どうぞお楽しみに。<公演情報>舞台『応天の門』原作:灰原薬『応天の門』(新潮社「コミックバンチKai」連載)脚本:桑原裕子演出:青木豪出演:佐藤流司高橋克典/中村莟玉高崎かなみ本田礼生白石隼也坂本澪香/青山良彦/八十田勇一若狭勝也/篠井英介/西岡德馬/花總まり(特別出演)日程:2024年12月4日(水)~22日(日)会場:東京・明治座公式サイト:
2024年07月31日「榮太樓總本鋪」日本橋本店の店内併設カフェ・ニホンバシ イー チャヤ(Nihonbashi E-Chaya)から、2024年夏限定のかき氷が登場。2024年6月17日(月)から9月下旬ごろまで提供される。フォション「アップルティー」まろやかなミルクティー風かき氷まずは、フランス発の高級食料品店・フォション(FAUCHON)の“アップルティー”を使用した新作かき氷に注目だ。アップルティーは、通常よりも濃く煮だしているため、かき氷に合わせても口に広がるアップルティーの豊かな香りを楽しめるのが魅力。榮太樓のみつあめを合わせた特製みつと北海道産の生クリームと牛乳を合わせたエスプーマをかけ、まるでミルクティーのようなまろやかな味わいに仕上げた。“宇治抹茶”使用、甘さ控えめかき氷毎年人気を博す“山本山の宇治抹茶”と榮太樓のみつあめを合わせたかき氷が、2024年夏もお目見え。北海道産のつややかな小豆をたっぷりとトッピングした。抹茶の風味を活かした、甘さ控えめのかき氷なので、爽やかな味わいを最後のひとくちまで堪能できる。果肉感を楽しめる”あまおう”苺かき氷また、福岡県産“あまおう”苺を取り入れたかき氷も登場。果肉感を残したピューレ状のあまおう苺をベースにしたあまおうみつと、自家製のミルクみつをかけた。苺の甘酸っぱさと甘めに仕立てたミルクみつが織りなすハーモニーを楽しんで。詳細「ニホンバシ イー チャヤ」2024年夏限定かき氷提供期間:2024年6月17日(月)~9月下旬まで取扱店舗:榮太樓總本鋪日本橋本店内 ニホンバシ イー チャヤ住所:東京都中央区日本橋1-2-5<メニュー>・フォションアップルティー~根釧牛乳のミルクエスプーマ~ 880円・宇治抹茶金時 ~山本山×榮太樓~ 880円・あまおうミルク ~福岡県産あまおうと自家製ミルクみつ~ 880円
2024年06月16日舞台「千と千尋の神隠し」の北海道・札幌文化芸術劇場hitaruにて行われる全国ツアーの千穐楽公演がHuluにて独占ライブ配信されることが決定した。2022年、宮崎駿による不朽の名作『千と千尋の神隠し』を、「レ・ミゼラブル」オリジナル版の潤色・演出を担い、「ナイツ・テイル -騎士物語-」や「ダディ・ロング・レッグズ」など演劇史に残る名作を生み出してきた英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの名誉アソシエイト・ディレクター、ジョン・ケアード翻案・演出により世界で初めて舞台化された。主人公・千尋役を、橋本環奈と上白石萌音がWキャストで演じ、大きな賞賛を集めた。2023年の名古屋・御園座での再演を経て、2024年公演からは新たな千尋役として、川栄李奈、福地桃子が加わり、3月の帝国劇場から開幕。現在は4月から8月まで上演される、初の海外上演となるロンドン公演と並行して、全国ツアーを開催中だ。6月には北海道・札幌文化芸術劇場hitaruにて、国内ツアーが千穐楽を迎える。動画配信サービスHuluでは、6月20日(木)午後1時公演(千尋役:川栄李奈)と、6月20日(木)午後6時公演(千尋役:福地桃子)を独占ライブ配信する。舞台の臨場感をそのままに味わえるライブ配信に加え、期間中に何度でも楽しめる見逃し配信がセットになっている。舞台「千と千尋の神隠し」は6月20日(木)よりHuluにてライブ・見逃し配信。※宮崎駿監督の「崎」、正しくは「たつざき」(シネマカフェ編集部)
2024年05月28日不二家「カントリーマアム」が「榮太樓總本鋪」、「松北園」、「リーフルダージリンハウス」とそれぞれコラボレーションした限定メニューが、2024年3月15日(金)から3月19日(火)までの期間限定で、銀座三越 本館地下2階 ギンザスイーツパークⅠにて販売される。デパ地下3店舗とのコラボによる“焼き立て”「カントリーマアム」外側をサックリ、内側をしっとり焼き上げたクッキーに、チョコレートを忍ばせた不二家のロングセラー菓子「カントリーマアム」。デパ地下の3店舗とのコラボレーションでは、それぞれの店の個性が際立つアレンジを加えた特別な"焼きたて"カントリーマアムのスイーツが揃う。ベースとなるのは、全国でも限られた不二家の店舗でしか提供されない「窯出しカントリーマアム」。その名の通り、釜から出した“焼き立て”を楽しめるカントリーマアムで、クッキーやチョコの風味をより豊かに感じられるのが特徴だ。「榮太樓總本鋪」の小豆をバニラ味の「カントリーマアム」でサンドたとえば、1857年創業の老舗和菓子屋「榮太樓總本鋪」とのコラボレーションでは、焼き立ての「窯出しカントリーマアム」バニラ味でしっかりとした味わいの「榮太樓總本鋪」の小豆をサンド。あずきとバニラの相性抜群の組み合わせを楽しめる「窯出しカントリーマアムケーキ」を用意する。「リーフルダージリンハウス」の紅茶を使用したタルト紅茶専門店「リーフルダージリンハウス」とのコラボレーションでは、紅茶パウダーを使用した紅茶クリームと、砕いたカントリーマアムをのせて焼きあげたサクサクのタルト「窯出し紅茶タルト 」が登場する。「松北園」の濃厚抹茶パウダー×抹茶クリームを使用したタルトまた、京都・宇治の茶店「松北園」とのコラボレーションによる「窯出し抹茶タルト」も見逃せない。抹茶パウダー×抹茶クリームの濃厚な味わいがカントリーマアムのやさしい味わいと相性抜群な1品だ。チーズタルトや「窯出しカントリーマアム」を楽しむ3種フレーバーもさらに、ふわふわのチーズムースを絞ってサックリと焼き上げたオリジナルスイーツの「窯出しチーズタルト」や、焼き立てのおいしさをそのまま味わえる「窯出しカントリーマアム」の3種フレーバーもラインナップ。カシューナッツを加えた「ココア」、ドライ苺をトッピングした「いちご」、アーモンドの食感を楽しめる「バニラ」が揃う。詳細不二家「カントリーマアム」コラボレーションスイーツ販売期間:2024年3月15日(金)~3月19日(火)販売場所:銀座三越 本館 地下2階 ギンザスイーツパークⅠ商品:<榮太樓總本鋪>窯出しカントリーマアムケーキ(小豆とクリーム) 864円 / 1個<松北園> 窯出し抹茶タルト(カントリーマアム入) 432円 / 1個<リーフルダージリンハウス>窯出し紅茶タルト (カントリーマアム入) 432円 / 1個<その他>・窯出しカントリーマアム(左からココア、いちご、バニラ)各270円 / 1個・窯出しチーズタルト(カントリーマアム入) 378円 / 1個
2024年03月02日ミュージカル『ベートーヴェン』の12月24日の東京公演、2024年1月21日の兵庫大千穐楽公演が、エンターテイメントサイト・uP!!!で生配信されることが決定した。○公演プログラム付き配信チケットは数量限定同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。孤高の音楽家・ベートーヴェン役の井上芳雄、恋人“トニ”ことアントニー・ブレンターノ役の花總まりのほか、ベートーヴェンの弟のカスパール・ヴァン・ベートーヴェンを海宝直人(東京公演のみ出演)と小野田龍之介のWキャスト、“トニ”の義理の妹ベッティーナ・ブレンターノを木下晴香、野心家の弁護士バプティスト・フィッツオークを渡辺大輔、カスパールの妻ヨハンナ・ベートーヴェンを実咲凜音、ベートーヴェンのパトロンの一人であるフェルディナント・キンスキー公を吉野圭吾、銀行家であり“トニ”の夫フランツ・ブレンターノを佐藤隆紀(LE VELVETS)と坂元健児のWキャストで演じる。配信チケットの販売期間は、12月24日の東京公演が同月31日20時まで、2024年1月21日の兵庫大千穐楽公演が同月28日20時まで。公演プログラム付き配信チケットは、一般が8,300円、auスマートパスプレミアム会員が7,800円(共に送料込み)、通常配信チケットは一般が5,500円、auスマートパスプレミアム会員が5,000円でそれぞれ販売される。なお、公演プログラム付き配信チケットは数量限定のため、予定枚数に達し次第、受付終了となる。また、生配信に加えて、各公演のアーカイブ(見逃し)配信も決定。それぞれライブ配信終了後に準備が整い次第開始し、東京公演は12月31日23時59分まで、兵庫大千穐楽公演は2024年1月28日23時59分まで何度でも視聴することができる。
2023年12月19日井上芳雄、花總まりらが出演するミュージカル『ベートーヴェン』が12月9日(土)、東京・日生劇場で開幕した。『エリザベート』『モーツァルト!』など数々のヒット作を生み出したウィーンミュージカル界のゴールデンコンビ、ミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)が構想10年の歳月を費やしたという最新作。今年1月、韓国で初演された作品が、早くも日本上陸だ。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部偉大な音楽家を主人公にしたクンツェ&リーヴァイ作品といえば名作『モーツァルト!』が思い浮かぶが、モーツァルトの楽曲は効果程度に、リーヴァイ氏のオリジナルの音楽で全編綴った『モーツァルト!』に対し、本作『ベートーヴェン』は実際にベートーヴェンが残した名曲の数々をリーヴァイ氏が再構築、歌詞をつけミュージカルにしている、というのが眼目。楽聖の人生が楽聖自身の音楽で綴られていく面白さと同時に、「悲愴」「月光」「英雄」「運命」「田園」「皇帝」「エリーゼのために」「第九」といった楽曲の、多くの人が聞き覚えあるであろうフレーズがミュージカル曲になっている面白さは、想像以上だ。クラシック音楽で綴られた新感覚ジュークボックス・ミュージカルと言おうか、1曲の中に複数のベートーヴェンの楽曲モチーフが登場していることを鑑みるとマッシュアップ・ミュージカルと言うべきか。しかし独特の和音の音色や、「運命」にエレキギターが絡みヒートアップしていく展開など、そこかしこに“リーヴァイ節”も顔を覗かせる。そして物語は基本的に歌に乗って綴られ、28人編成のオーケストラが重厚感たっぷりに演奏する。冒頭で拍手の中マエストロが迎えられて始まるさまも、コンサートさながら。楽聖の生涯を描くにふさわしい、音楽がど真ん中に据えられたミュージカルである。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部物語はルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの実話――中でも彼が残した“不滅の恋人”に宛てた手紙をモチーフに彼の人生を綴っていくもの。ルートヴィヒは、かつて『モーツァルト!』で主人公ヴォルフガングを演じた井上芳雄。愛を知らず自分すら愛せなかった音楽家が、愛を知り、絶望し、すべてを糧に音楽へと昇華していくまでの変化を、力強くも繊細に演じている。ルートヴィヒの思い人トニ(アントニー・ブレンターノ)は、花總まり。恵まれた環境におかれながら自分の幸せに疑問を感じているような女性の揺れる心を、しかし感情的にではなく落ち着いたトーンで演じる。歌唱力はもとより、その演技力に定評のあるふたりが、非常に細やかにお互いを思いやる愛を紡ぎ、大人のミュージカルとして作品を届けている。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部脇を固める俳優陣も贅沢で、ルートヴィヒの弟カスパール役の海宝直人は若々しい歌声で、時に対立しながらも兄に愛の形を示し、木下晴香は溌溂とトニの義妹ベッティーナを演じ、トニの夫フランツの佐藤隆紀は妻を押さえつける悪役ポジションながら、重厚な歌声で作品を締める。フェルディナント・キンスキー公役の吉野圭吾は安定の華やかさで、やはりクンツェ&リーヴァイ作品にこの人は欠かせない、と思う存在感を見せつけた。ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部ミュージカル『ベートーヴェン』より写真提供/東宝演劇部苦悩を乗り越えた先にある、穏やかなものを描く物語失われていく聴覚、弟との確執、孤独、禁断の恋……一般的に知られている“苦悩する音楽家”の一面はもちろんあるが、本作のルートヴィヒは、頭を掻きむしって苦悩するような人物ではなく、不器用に人と衝突し内に籠ってしまう孤独な天才、というタイプ。彼の苦悩をドラマチックに前面に押し出していないところに最初こそ戸惑うが、物語を通して味わうと、クンツェ&リーヴァイ両氏が描こうとしているのは、苦悩を乗り越えた先にある赦しや和解といった穏やかなものであるのだ、と腑に落ちた。実際、『モーツァルト!』で主人公は「運命から逃れたい」と嘆いていたが、ルートヴィヒは「運命はこの手で掴み取れ」と力強く歌う。本作は挫けてもなお生きることを肯定する高らかな人生讃歌であり、円熟期のクンツェ&リーヴァイが到達した境地なのだろう。それは最晩年に苦難を乗り越え歓喜に満ちた「第九」という境地にたどり着いたベートーヴェンの実人生ともオーバーラップする。祝福に満ちた、まばゆい光のようなミュージカルだ。初日前日には会見も行われ、井上は「ベートーヴェンの不屈の生涯と、ふたり(ルートヴィヒとトニ)の愛から、感じ取っていただけるものがたくさんあるのではと思います。あと、やたらと豪華(笑)。『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』や『チャーリーとチョコレート工場』にも負けないんじゃないかなというくらい美術費がかかってます。また日本では年末に「第九」を聞くというのが習慣になっているので、12月にふさわしい作品になっているのでは。ぜひこの新しいミュージカルを体験しにいらしてください」とアピールした。会見にはミヒャエル・クンツェ氏(写真左端)とシルヴェスター・リーヴァイ氏(右端)も駆け付けた公演は12月29日(金)まで同劇場にて。1月には福岡、愛知、兵庫公演もあり。取材・文:平野祥恵写真提供:東宝演劇部<公演情報>ミュージカル『ベートーヴェン』脚本/歌詞:ミヒャエル・クンツェ音楽/編曲:シルヴェスター・リーヴァイ演出:ギル・メーメルト出演:井上芳雄花總まり海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)木下晴香渡辺大輔 実咲凜音 吉野圭吾佐藤隆紀(LE VELVETS)/坂元健児(Wキャスト)ほか【東京公演】2023年12月9日(土)~12月29日(金)会場:日生劇場【福岡公演】2024年1月4日(木)~1月7日(日)会場:福岡サンパレス【愛知公演】2024年1月12日(金)~1月14日(日)会場:御園座【兵庫公演】2024年1月19日(金)~1月21日(日)会場:兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール公式サイト:
2023年12月12日ミュージカル『ベートーヴェン』の初日前会見が8日に東京・日生劇場で行われ、井上芳雄、花總まり、ミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイが取材に応じた。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』『レベッカ』『マリー・アントワネット』『レディ・ベス』など、日本ミュージカル界でも屈指の人気作品群を手掛けてきたミヒャエル・クンツェ(脚本/歌詞)とシルヴェスター・リーヴァイ(音楽/編曲)のゴールデンコンビの最新作。構想10年以上の歳月を費やし、偉大な音楽家の一人であり「楽聖」とも称される、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの謎に満ちた人物像とその生涯に肉迫した野心作となる。ほか海宝直人/小野田龍之介(Wキャスト)、木下晴香、渡辺大輔、実咲凜音、吉野圭吾、佐藤隆紀(LEVELVETS)/坂元健児(Wキャスト)が出演する。○■『エリザベート』『モーツァルト!』でも組んだ井上芳雄&花總まりが恋人役に今回ベートーヴェン役の井上と、その想い人のアントニー・ブレンターノ役の花總は、恋人同士に。井上は「花總さんとはいろんな作品でご一緒させてはもらってるんですけど、こんなにがっつり組むなんて。『エリザベート』でも相手役ではあるんですけど、死神なので生々しいやりとりはあまりなくて、ここまで濃ゆいラブストーリーをご一緒させてもらってるとは、と改めて思います」としみじみ。「素晴らしい女優さんとはよくわかっているので、ご一緒できるのは楽しいし光栄だな、と。花總さんご自身もやってる役によって普段変わられる方みたいで、エリザベートやってる時は近づき難い感じがプライベートでもあるんですけど、今回は親しみをこめて、終わるまでには『花ちゃん』って呼べるんじゃないかな」と予想する。しかし花總からは「遅いよ! 本当は稽古場の間に言わないと」とたしなめられ、井上は「5回くらい呼んでるけどちょっとまだしっくりこない」と苦笑。花總から「戻っちゃうんだよね」と言われ、井上は「戻っちゃうんだけど、この『ベートーヴェン』を通して、花ちゃんと呼べるくらい近づいていると思います」と自信を見せた。一方、花總も「『モーツァルト!』の時は姉と弟で、『エリザベート』は黄泉の帝王トートで、やっと今回人間らしい恋愛のやり取りができるので、今まで見たことない井上さんの……」とコメントし、井上から「全然距離縮まってないな。よっちゃんとか呼んでくれるかと思った」とツッコまれる。改めて「芳雄くんの表情をやっと独り占めできているので、今回やっていて楽しいです」と語った。照れ臭さがあるのかと聞かれると、花總は「ありますよ!」と食い気味に。井上は「長く知ってるけれども、ここまでのラブストーリーってなかなかないですし。でも入り込めば入り込むほど、演じる喜びがある作品で、ここからがスタートなので、どこまで行くかは自分たちもわからないし、楽しみだなと思います」と今後にも期待した。東京公演は日生劇場にて12月9日〜29日、福岡公演は福岡サンパレスにて2024年1月4日〜7日、愛知公演は御園座にて1月12日〜14日、兵庫公演は兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて1月19日〜21日。
2023年12月09日画家・中原淳一と、榮太樓總本鋪のコラボレーションキャンディー缶「榮太樓飴 梅ぼ志飴・黒飴」が登場。2023年11月18日(土)より順次、榮太樓總本鋪各店ほかで発売される。画家・中原淳一×榮太樓總本鋪によるコラボキャンディ缶ファッションデザイン、雑誌編集、そしてイラストレーションなど、多岐にわたる分野で活躍した中原淳一(なかはら じゅんいち)。戦後に『それいゆ』や『ひまわり』などの雑誌を創刊し、夢を忘れがちな時代の中でも美しく幸せに生きる道筋を示した。そんな中原淳一と、1818年に創業した日本の老舗和菓子屋の榮太樓總本鋪がコラボレーション。今回は、榮太樓總本鋪の代表商品である「榮太樓飴(梅ぼ志飴・黒飴)」に、中原によるイラストをあしらったコラボレーション缶を展開する。赤いスカートの女の子を描いた「梅ぼ志飴」「梅ぼ志飴」には、赤いスカートの女の子のイラストを採用。「梅ぼ志飴」とは、棒状に延ばした紅い飴を鋏で切り、指でつまんで作る三角の飴で、まるでしわの寄った梅干しのような見た目が特徴だ。歯に付かずカリカリと軽やかに噛み砕けるキレの良さや、「カラメル」を主体とした複雑な風味を楽しむことができる。「黒飴」にはネッカチーフの女性のイラストネッカチーフの女性のイラストをあしらった「黒飴」は、黒糖の独特の風味がより引き立つ沖縄県産の黒糖を使用した1品。上白糖、黒糖、水あめ、桂皮末のみで作られた、飽きの来ない味が魅力となっている。なお、いずれのパッケージにも、底面にイラストが隠されているためぜひ探してみてほしい。【詳細】「中原淳一コラボレーション缶 榮太樓飴 梅ぼ志飴・黒飴」648円発売日:2023年11月18日(土)~順次取扱店舗:榮太樓總本鋪各店、そごう美術館「111年目の中原淳一展」ほか、榮太樓總本鋪公式オンラインストア、
2023年11月20日フォション(FAUCHON)と榮太樓總本鋪のコラボレーションキャンディー缶「フォションキャンディー」が、2023年9月1日(金)より発売される。フォション×榮太樓總本鋪による“紅茶キャンディ”パリ発の老舗御用達グルメ食料品ブランド・フォションは、日本上陸50年を記念して、1818年に創業した日本の老舗和菓子屋の榮太樓總本鋪とコラボレーション。今回は、フォションで人気の紅茶を特別に仕立てたキャンディー展開する。リンゴやピンクで彩られた、キュートな手のひらサイズの缶にも注目だ。“アップルティー”&“フォションブレンドティー”使用使用したのは、フォションの紅茶の中でも人気の、甘酸っぱいリンゴの香りが特徴の「アップルティー」と、柑橘類とバニラ、ラベンダーがエレガントに香る「フォションブレンドティー」の2種類。長年飴をつくり続けてきた榮太樓總本鋪により、フォションの紅茶の風味を活かした飴が完成した。【詳細】フォション×榮太樓總本鋪「フォションキャンディー」発売日:2023年9月1日(金)販売店舗:榮太樓總本鋪日本橋本店、全国の百貨店、スーパー、榮太樓總本鋪公式オンラインストア価格:2種(アップルティー・フォションブレンドティー) 各648円
2023年09月04日榮太樓總本鋪から、フォションで人気の紅茶を特別に仕立てた飴が、手のひらサイズの可愛らしい缶入タイプで登場しました。フォションの紅茶の中でも代表的な人気を誇る甘酸っぱいリンゴの香りをプラスした「アップルティー」。柑橘類とバニラ、ラベンダーの香りがエレガントな「フォションブレンドティー」の2種類。長年飴をつくり続けてきた榮太樓がお届けする、フォションの紅茶の風味を活かした飴です。●発売日:2023年9月1日(金)~●商品名:フォションキャンディー(アップルティー・フォションブレンドティー)●価 格:2種 各648円(税込)●販売店舗:榮太樓總本鋪日本橋本店、榮太樓總本鋪公式オンラインストア全国の百貨店、スーパーなど■FAUCHONとは…1886 年、フルーツや野菜の行商人であった創業者オーギュスト・フォ ションが、スパイスや鮮魚、ワインやハムなどを扱う食料品専門店をフランス・マドレーヌ広場にオープン。その後、1960年には今も有名なアップルティーを始めとした果物を使用したフレーバーティーを自社開発、販売に成功。世界中でその名が高まり、グレース・ケリーなどの世界各国のVIPがマドレーヌの本店を訪れました。1972 年に日本第一号のフォションブティックを高島屋にオープンして以降、日本国内外各地でブティック、ベーカリー、デリ、カフェを展開。ホテル業へも進出し、2018年9月、フォション初のホテル「フォション・ロテル・パリ」を開業。2021年3月、京都に世界で2軒目となるホテル「フォションホテル京都」をオープンしました。オーギュスト・フォションがパリで初めてマドレーヌ広場にスーツケースを置いたとき、彼の目的はフランスのノルマンディー地方のさまざまな特産品の品質の高さをパリジャンに紹介することでした。以来、フォションブランドの志は進化を続け、今日、フォションは、フランスで生まれた最高の製品と技術を世界中に届けられるようにたゆまぬ努力を続けています。フォションはその信条である「革新」、「伝統」、「品質」に基づいて、130年以上にわたって常に革新を追求し、フランスのガストロノミーの素晴らしさを世界に発信しています。榮太樓總本鋪とは‥1818年(文政元年)創業。東京日本橋に本社を置く和菓子の製造販売会社。社名の由来は1857年(安政4年)に日本橋本店を開業した栄太郎(のちに細田安兵衛三世)の名前から。全国飴菓子工業協同組合に加盟しているキャンディーメーカーとしては日本最古の歴史を持っており、取扱う菓子は、飴のほかに生菓子や羊羹、焼菓子、あんみつなど。他にも、コンセプトにより特化したブランド「Ameya Eitaro(飴専門)」、「にほんばしえいたろう(カジュアルパッケージ)」、「東京ピーセン(東京土産)」、「からだにえいたろう(健康志向)」を展開。また、取引先も百貨店、量販店、交通市場から神社仏閣と幅広いものになります。「温故知新」を尊ぶ社風を持ち、製造現場には最新機械だけでなく昔ながらの技術、設備も今なお現役として稼働しております。本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2023年09月02日ミュージカル『SUNNY』の公開ゲネプロが26日に東京・東京建物 Brillia HALLにて行われ、花總まり、瀬奈じゅん、小林綾子、馬場園梓、佐藤仁美、渡邉美穂、須藤茉麻、片桐仁らが登場した。同作は2011年に韓国で大ヒットを記録、日本でもロングランヒットとなった『サニー 永遠の仲間たち』のミュージカル化作。専業主婦の奈美(花總まり)は、ガンで余命1カ月の友人・千夏(瀬奈じゅん)に22年ぶりに再会し、高校時代の仲良し6人グループ“SUNNY”で集まることを決意する。バブル経済絶頂期の1980年代と現代の日本を舞台に、80年代のヒット曲と共に現在と過去の青春時代とが交錯する、笑いあり涙ありの人生ストーリーとなる。作中では「SWEET MEMORIES」(松田聖子)、「ダンシング・ヒーロー」(荻野目洋子)、「センチメンタル・ジャーニー」(松本伊代)、「待つわ」(あみん)などヒット曲が続々披露され、ラストにはフィナーレも。東京公演は東京建物 Brillia HALLにて6月26日〜7月5日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにてにて7月9日〜13日。○脚本・演出:西田征史 コメント本日は『SUNNY』に足をお運びいただき、誠にありがとうございます。本作で描かれているのは「輝いていた青春時代と今」です。「あの頃」と「今」という2つの時代を舞台としてどうテンポ良く見せるか……素敵な映画の魅力を損なうことなく舞台化するべく、試行錯誤を重ねました。花總さん・瀬奈さんをはじめとするキャストの皆さんの素晴らしい演技・歌唱・ダンスに、素晴らしい舞台美術・音楽・照明・映像・衣装が加わり融合することで、それが実現できたと感じています。一人でも多くの方にご覧いただきたい作品です。お力添えいただけましたら幸いです。何卒よろしくお願いいたします。○花總まり コメント本日いよいよミュージカル『SUNNY』の幕が開きます。お客様に楽しんでいただけるよう、今までお稽古してきたことを大切に一生懸命演じ、歌っていきたいと思っております。ご観劇の帰り道に、ふとナンバーを口ずさんでしまうような心に残る作品だと思います。どうぞ劇場へお越し下さい。お待ちしております。
2023年06月26日ミュージカル『SUNNY』の制作発表記者会見が14日に都内で行われ、花總まり、瀬奈じゅん、小林綾子、馬場園梓、佐藤仁美、渡邉美穂、須藤茉麻、片桐仁、演出の西田征史が登場した。同作は2011年に韓国で大ヒットを記録、日本でもロングランヒットとなった『サニー 永遠の仲間たち』のミュージカル化作。専業主婦の奈美(花總まり)は、ガンで余命1カ月の友人・千夏(瀬奈じゅん)に22年ぶりに再会し、高校時代の仲良し6人グループ“SUNNY”で集まることを決意する。バブル経済絶頂期の1980年代と現代の日本を舞台に、80年代のヒット曲と共に現在と過去の青春時代とが交錯する、笑いあり涙ありの人生ストーリーとなる。会見では花總、瀬奈、小林、馬場園、佐藤が「SUNNY」、渡邉、須藤ら高校生役のチームが「ダンシング・ヒーロー」を披露。花總は「こんなに出ずっぱりな舞台は意外と初めてなんじゃないかな」と苦笑しつつ、「少々頭の中が混乱してるんですけど、そこもいつか楽しみに変わるんじゃないかと思って、早く体に馴染ませていきたいと思っています」と意気込んだ。今回は既存のヒット曲を使う「ジュークボックス・ミュージカル」となるが、花總は「私はやっぱりミュージカルがすごく多かったので、気持ちをどうつなげるかとかどう伝えるかということが多く、今回は単純に切り替えて歌を歌う。でもそれがどこかリンクしてたり、楽しく歌わせていただいてます」と明かす。瀬奈も「私も普段出ているようなミュージカルだと、歌詞がセリフになっていて、歌詞を間違えると一巻の終わりみたいなところがあるんですけど、今回は歌詞を間違えてもそこまで話に問題はないところが新鮮であり、すごく楽しみであり、変なプレッシャーがなく歌えるかなっていうところはあります。多分作詞してもバレないだろうと」と周囲の笑いを誘った。また高校時代の奈美を演じる渡邉は「すごく内気で、ピュアなまっすぐな女の子なので、素敵な女の子を演じさせていただけるのはうれしいですし、私も奈美と一緒に成長していけるように頑張りたいなと思ってます」と語る。「同世代の方々がたくさんいるのはある意味すごく励みにもなりますし、青春を再び取り戻しているような気分になって楽しくやらせていただいていて、大人チームの皆さんと力を合わせて素敵な作品をお届けできたらと思います」と意気込んだ。一方、高校時代の千夏を演じる須藤は「千夏はカリスマ性があって、SUNNYメンバーの原動力だと思っております。大人になったSUNNYの瀬奈さんとも、『クセが一緒だったらいいね』一緒に考えて作ってます。高校生チームがキラキラしてればしてるほど、大人になったSUNNYの皆様と対比が出ると思うので……」と述べ、大人チームは「キラキラしてないみたいな……」とざわつく。須藤は「違う違う、違う、違う」と大慌てで、「大人になったら、皆さんがちょっと闇とかねいろいろ、悩みがあるじゃないですか。あの役でですよ、役ですよもちろん! 悩みを抱えられてるから、キラキラしてるほど対比が出ると思うので、ぜひ見にきていただければ嬉しいなと思います」と弁解し、会場は大爆笑となっていた。登壇キャストの中で1人だけ男性の片桐は1人8役を演じるとのことで「着替え、かつらのチェンジ、今から戦々恐々としてますけども。なんだったら今の地毛みたいなカツラをかぶりますからね。1回地毛を挟むとカツラ大変なので」と苦笑。「20人中男2人しかいませんですから。1人はイケメンのすっとした(井阪)郁巳くんですから。全部おじさんをぼくやるんですけど、いろんなおじさんがいるなと。『いろんなおじさん出てきたと思ったら1人だったの?』と言われたらいいなと思って。よくないですけど」「皆さんのサポートをちゃんと、お手伝いできるように。女性たちの話ですから」と語った。最後に花總は「韓国の映画の初舞台化なので、もう練りに練って、今みんなで一生懸命頑張っている最中なんですけど、間違いなく期待は裏切りません。それ以上のものをお届けできると思っていて、一丸となって頑張っております。誰でも共感できる物語ですので、一緒に見て一緒に楽しんで、ぜひ共有できたらいいなと思っています」とメッセージを送った。東京公演は東京建物 Brillia HALLにて6月26日〜7月5日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにてにて7月9日〜13日。
2023年06月14日舞台『おかしな二人』に出演する大地真央と花總まりが、3月23日(木) フジテレビ系『めざまし8』に生出演し、舞台のクライマックスで歌われるナンバー『Over the Rainbow』をデュエットで披露することが発表された。本公演は、ニール・サイモンの傑作コメディ『おかしな二人』を無精者のオリーブに大地真央、病的なまでに几帳面なフローレンスに花總まりという配役で上演した作品。2020年の初演では、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、渡辺大輔、芋洗坂係長ら豪華共演者との丁々発止のやり取りで人気を博した。今回、新キャストに青木さやかを加えて4月8日(土) より東京・シアタークリエにて再演される。『おかしな二人』2020年初演舞台写真大地真央が、情報番組で生歌唱するのは芸能生活50周年で初めて。また、大地、花總2人でのテレビ共演も初めてとなる。さらに花總は、本編では『Over the Rainbow』を歌わないため、貴重なパフォーマンスとなりそうだ。併せて、大地、花總よりコメントが到着した。<コメント>花總明日、3月23日8時いよいよ『めざまし8』です。大地『めざまし8』朝から歌うんですよ。私ね、今年宝塚の初舞台から50年なんですけど、こんなに朝早く歌うというのは初めてで……花ちゃん(花總)は朝強いでしょ?花總朝から歌うのはやっぱり……。大地なかなかね。私もドラマで朝早いのは慣れているけど、歌うというのは記念すべき日だなと思っているんですけどね。花總忘れられませんね。大地本当、頑張らないと!花總一体何時に起きればいいのか……。大地4時台? 5時台? ギリギリだと喉が起きなかったりもするし……でもこういう機会はチャレンジだと思って頑張りたいと思います。23日の朝8時『めざまし8』をぜひご覧ください。最後までお付き合いくださいね!<番組情報>フジテレビ系『めざまし8』2023年3月23日(木) 8:00~※予告なく放送内容が変更される場合がございます。※一部放送のない地域がございます。<公演情報>『おかしな二人』2023年4月8日(土)~26日(水) 東京・シアタークリエ※全国ツアー予定あり作:ニール・サイモン潤色・演出:原田諒(宝塚歌劇団)出演:大地真央、花總まり、青木さやか、宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、渡辺大輔、芋洗坂係長チケットはこちら:
2023年03月22日「月刊デザート」(講談社)にて連載中の漫画の映画化『なのに、千輝くんが甘すぎる。』より、主演・高橋恭平が演じる千輝くんが自宅で過ごす場面写真が公開された。千輝くんは学校一のモテ男子で、高橋さんはそれをクールに、時にあま~く演じている。高橋さんは先日行われたバレンタインイベントで都内の高校をサプライズ訪問した際には、場内からは割れんばかりの悲鳴が上がるほどいま人気急上昇中。そんな高橋さん23回目の誕生日となる本日公開されたのは、千輝くんの自宅で過ごす風景・メガネ姿のリラックスした姿を写した場面写真。学校ではクールな千輝くんだが、自宅では黒縁メガネにパーカー姿と、リラックスした表情が印象的。年の離れた妹の頭を撫でる何気ない姿には、千輝くんのうちに秘めた優しさが溢れている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2023年02月28日「月刊デザート」(講談社)にて連載中の漫画を、「なにわ男子」の高橋恭平が主演し実写化する映画『なのに、千輝くんが甘すぎる。』。この度、高橋さん演じる千輝くんの幼少期を、映画初出演となるジャニーズJr.の末永光(すえなが・こう)が務めることが分かった。2008年生まれの14歳、2021年にジャニーズ事務所に入所したばかりの末永さん。高橋さんが演じる千輝くんは、周囲には塩対応な陸上部のエースで、人生初の告白に玉砕した真綾(畑芽育)に“片想いごっこ”を提案する人物。千輝くんがふり返る、幼少期の記憶。“いま”の千輝くんに繋がる重要なエピソードを、繊細に、そして堂々と演じている。末永さんは「実際に演じてみて、感情を表情で表現することの難しさを実感し、その中で演じることの楽しさも知ることができました。また現場で高橋恭平くんとお会いすることができ、あまりの格好良さに緊張してしまいましたが、とても心強かったです」とコメントしている。プロデューサーは「はにかんだ優しい笑顔がとても魅力的な末永くんですが、たまにのぞかせる愁いを帯びた少し大人っぽい表情が、そんな大事なシーンにぴったりだと思い、出演をお願いしました」と末永さんの起用理由を語り、「撮影当日はとても緊張している様子でしたが、カメラが回ると集中して、監督の演出に応え、堂々と千輝くんを演じていました。撮影の合間には、妹の恋ちゃん役の女の子とお話したり、遊んであげたり、リアルないいお兄ちゃんぶりを発揮していました」と撮影の様子を明かしている。『なのに、千輝くんが甘すぎる。』は3月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:なのに、千輝くんが甘すぎる。 2023年3⽉3⽇より全国にて公開©2023「なのに、千輝くんが⽢すぎる。」製作委員会 ©亜南くじら/講談社
2023年01月20日ニール・サイモンの傑作コメディ『おかしな二人』が無精者のオリーブに大地真央、病的なまでに几帳面なフローレンスに花總まり、という配役で上演されたのは2020年のこと。巧みなかけ合いで観客を惹き込み、好評を博した。そして2023年、大地オリーブ&花總フローレンスが帰って来る。前回に引き続き出演する宮地雅子、平田敦子、山崎静代(南海キャンディーズ)、渡辺大輔、芋洗坂係長、そして新たに青木さやかが加わり、明るく楽しいステージを堪能させてくれるに違いない。『おかしな二人』どころか『おかしな八人』――この作品のどんなところが魅力なのでしょう。大地まず、ニール・サイモンの戯曲が非常に面白い。それと8人の出演者それぞれのキャラクターが非常に面白くて、『おかしな二人』どころか『おかしな八人』ですね。女子会的ななかでそれぞれが自立して行く姿に、ご覧になった方がご自分を当てはめて楽しんでいただくこともできる。そんな『おかしな二人』だったんじゃないかと思います。――戯曲の面白さについて、もう少し詳しく伺えますか?大地セリフの応酬というか、かけ合いが本当に面白いですよね。それを活かすも殺すも、私たちのテンポや間しだい。前回すごくチームワークが良かったので、今回も絶対に面白くなると思っています。花總おっしゃる通りですね。1日1日お客様の雰囲気も変わっていくので、お客様と一緒に作品の良さをさらにアップさせていきたいです。――前回公演で工夫・苦心した、あるいは手ごたえを感じた場面を教えてください。大地ドンって落ちることなくグッと上げたいという良い意味の緊張感、それがテンポや間合いです。それでいて、リラックスしてダラーっとしているような、自然な会話でなければならない。どこか特定の場面ではなく、作品全部が面白くできたと思いますね。花總私はストレートプレイであれだけのセリフをいただいたことが初めて。例えば1幕で「自分はこうでこうで」と言うところは本当に畳みかけるというか、テンポ感を大切にしなくてはいけないと思って、すごく緊張していましたね。本当に、セリフの多さに苦労したので。大地多いよね(苦笑)。花總はい!間違えてはいけないので毎朝ずっとブツブツ言っていた記憶があって、またその日々が始まるのかと(苦笑)。大変でしたけど結果的にはすごく楽しかったし良い結果に繋がっていたと思うので、また挑戦できることがすごく嬉しいです。大地さんには大きな愛がありました――それぞれの演じるキャラクターへの愛着を伺えますか。大地私が演じるオリーブはキャリアウーマンで一応テレビの敏腕プロデューサーですが、仕事に関係ないところはどうでもよくて、グチャグチャな部屋でも平気で住んでいる。大らかというか大雑把で、友達とゲームをしたりすることが一番のリラックスタイム。汚い部屋なのにみんながオリーブの所に集まって来てはなんだか落ち着くという、変な魅力のある人じゃないかと思います。花總悪気はないけど人からはかなりうるさく思われる、豆台風的な存在です。オリーブの家で同居し始めますが、ちゃっかりしているところがあって憎めない。ウザさと愛らしさをうまく同居させることでフローレンスが成り立っているので、そこは大切にしていきたいと思います。――前回共演されてのお互いの印象は?大地宝塚での学年も、年も離れているけど、最初から相性が良いと感じました。「コメディは初めて」と言う割に体当たりで挑んでいて「全然初めてじゃないでしょ」っていう感じでしたし、すごく可愛いと思いましたね。花總私のすべてを受け止めてくださって、大地さんには(某CMで言っているような)大きな愛が確かにありました(笑)。――大地さんは今年、初舞台から50周年。大地さんにとって舞台とはどのようなものでしょうか。大地50年なんてびっくりです。映像もすごく面白いですが、私は宝塚という舞台から始まったので、やっぱり基本は舞台です。「これ(最新の作品)が一番面白い」と言われたいですし、ライバルはひとつ前の作品の自分。そういう意識で、一つひとつの作品に真摯に向き合ってきたという自負はあります。花總舞台ってもちろん楽しいけど、つらいことも多いですよね。大地身を削るよね。花總そうですね。でも「今日も頑張って良かった」って思えるのは、やっぱりお客様の拍手だとか、お手紙やコメントで自分の想像以上の言葉をかけていただけた時でしょうか。自分の舞台がそういう風に人に思っていただける、影響を与えることができた訳ですから。それはとても嬉しいです。――今度も、お客様の反応が楽しみですね。大地前回はコロナの始まった頃で、お客様にも大声は出さないとかいろいろな制約があったのが本当に申し訳ない。でもこの3年で少しは違ってきたかと思いますし、万全な準備をしてお迎えしますので、よりリラックスして自由に楽しんでいただきたいと思っています。取材・文=金井まゆみ<公演情報>『おかしな二人』2023年4月8日(土)~4月26日(水)会場:東京・シアタークリエ※宮城・富山公演ありチケット一般発売:2023年1月28日(土)★【よくばり❣ぴあニスト限定】チケット先行発売受付中!()
2023年01月19日スペクタクルリーディング『バイオーム』の公開ゲネプロが7日に東京・東京建物 Brillia HALLで行われ、中村勘九郎、花總まり、古川雄大、野添義弘、安藤聖、成河、麻実れいが登場した。物語はとある屋敷の庭を舞台に繰り広げられ、主人公は8歳の男の子・ルイ(中村勘九郎)。政治家一家の婿養子である父(成河)は家族を顧みるいとまがなく、心のバランスを欠いた母(花總まり)は怪しげたセラピーに逃避と、さまざまな思惑が渦巻く家族の行く末を植物たちが取り巻く物語となっている。宝塚歌劇団を退団した上田久美子が脚本、ドラマ・舞台等多岐にわたるジャンルの作品を手掛ける一色隆司が演出を務め、キャストは全員が2役を演じている。公演は東京建物6月8日〜12日。6月11日17時公演の国内・海外ラィブ配信も決定した。○ルイ・ケイ役:中村勘九郎 コメント最初は朗読劇として稽古を進めていたのですが、稽古を進めていくうちに作品がどんどん進化していき、ついていくのが大変でした(笑) 今でも難しく感じておりますが稽古中は皆様に助けていただきながら進められたので、短い期間で充実した稽古でした。本作は配信もございますので、映像ならではの美しさをおうちでも楽しんでいただけること間違いなしです。大変な状況下ではありますが、メッセージ性の強い作品になっておりますので是非ご覧いただき、多くのものを感じ取っていただけたらと思います。○怜子・クロマツの芽役:花總まり コメントスペクタル・リーディングって? と頭にはてなが飛んだ当初から気がつけば2週間余りのお稽古期間はアッという間に過ぎて、初日は目の前。まだ迷いや不安との闘い中ですが、今までに経験したことのない2つの対照的な役に全力で立ち向かっております。素晴らしい共演者の方々と共に千穐楽まで全集中で駆け抜けたいと思っておりますので、ご覧になるお客様には濃密でセンシディブな舞台時間を共に味わっていただければと思っております。○野口・一重の薔薇役:古川雄大 コメント稽古の一瞬一瞬がとても刺激的で、あっという間に過ぎていきました。それと同時に、上田さんー色さんという最高のタッグに、尊敬する先輩方と共に過ごす時間は濃厚に感じました。そして、わずかな時間で着実に出来上がっていく「スペクタクルリーディング」を目の当たりにし、震えました。僕も野口・イングリッシュローズとしてこの世界に立てることを幸せに思いながら、これから千穐楽まで役を全うできるように努めます。皆様、ご期待下さい。○克人・クロマツの盆栽役:野添義弘 コメントスペクタクルリーディングという言葉は、今回初めて耳にしました。スペクタクル? どうなるのか? 全く予想がつかなかったのですが稽古に参加するたびになるほど! と思えるようになりました。たのですが稽古に参加する度になるほど!まさにスペクタクルリーディングです。これがスペクタクルリーディングです。皆様同様、私も初めての体験です。ドキドキワクワクしながら演じたいと思います。皆様もスペクタクルリーディングの世界にドップリと浸かって下さい。○ともえ・竜胆役:安藤聖 コメント経験したことも目撃したこともない朗読劇に仕上がっています。タイトル通り、スペクタクルなリーディング劇です。なので稽古中は、これか? これか!! と、様々な課題に頭がフル回転していました。頭も身体も疲れ切っているはずなのに楽しんで稽古に参加できたのは、素晴らしい共演者の皆さま、スタッフの皆さまがいてくれてのことです。迎える本番では、ここまでのプロセスをしっかりお客さまに観ていただけるよう、そして作品を存分に楽しんでいただけるよう、思いを込めて舞台に立ちます。○学・セコイア役:成河 コメント試演としての朝読劇からは随分とはみ出して欲張ったものになっていると思います。3週間あるんだったら覚えませんか、などと焚き付けてしまった責任の一端も感じつつ、これは吉と出るか凶と出るか、ドキドキしております。ミクロな視点とマクロな視点を行き来する非常にダイナミックな戯曲です。この戯曲の持つスケールと繊細さを損なわないよう、細心の手付きと集中力で5日間、お客様と共に作品を育てて行ければと思います。よろしくお願いします。○ふき・クロマツ役:麻実れい コメント頂いた本に初めて目を通した時、私にはとても難解な作品と感じましたが読み込んでいくうちに、ふきと植物たちを通して、生きていく強さと暖かさが私の中に広がり始めました。この気持ちを最後まで育み、皆様にお渡しできたらと願っています。
2022年06月07日千總(ちそう)が京都に展開する千總ギャラリーでは、展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」を、2022年8月22日(月)まで開催する。120年前に千總が屏風祭で公開した作品を展示京都の夏の風物詩である、祇園祭。その宵山の期間には、京都の旧家や商家が秘蔵の名品を公開して祭りを盛り上げる、屏風祭を行っている。千總ギャラリーでも、この時期に合わせて、屏風をはじめとする所蔵品を紹介してきた。2022年は、今からちょうど120年前、千總が屏風祭で公開した作品を展示。『京都新聞』の前身である『京都日出新聞』は、1902年の屏風祭でどのような作品が陳列されたかを報じており、そこから当時公開された屏風5点がわかっている。本展「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」では、岸竹堂《牛馬図》や山口素絢《やすらい祭図》など、明治の屏風祭を彩った作品を目にすることができる。展覧会概要展覧会「千總の屏風祭─明治の屏風祭ふたたび」会期:2022年5月28日(土)〜8月22日(月)会場:千總ギャラリー ギャラリー1住所:京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店開館時間:11:00〜18:00休館日:火・水曜日※開館日や開館時間は千總本店の営業時間に準ずる※入場無料【問い合わせ先】千總本店TEL:075-253-1555
2022年06月04日株式会社PisaraDesign(本社:東京都墨田区)は、「總水とおま」をメインボーカルとする音楽PROJECT「Shinshoku」によるファン待望の1st CD「逆針(さかばり)」を2022年6月15日(水)に発売します。Shinshoku「逆針」6か月連続公演の「TOMA LIVE 2021」で演奏されてきた楽曲を中心に、全4曲を収録したファン待望の作品となっています。【ボーカル:總水とおま(そうすとおま)】Shinshoku、それは神職であり、真色、新色、新植でもある。Shinshoku、その音の連なりはあなたの内面世界を鮮やかに映し出す。【プロデューサー:鎌田昌郎】總水とおまのアーティストとしての世界観に魅了され、シンプルに湧き出たメロディーを自然に楽曲にまとめ上げたものがこの「Shinshoku」。今回の「逆針」は、今後広がるであろうShinshokuのアクティヴワークのプリプロダクションとも呼べる基礎となるミニアルバムです!【リリース情報】總水とおまPROJECT「Shinshoku」/「逆針」発売日:2022年6月15日(水)価格 :¥1,650(税込)発売元:原宿voiceBeat-oz Label、株式会社PisaraDesign品番 :VBO-226Shinshoku「逆針」<収録曲>1. 大きな嘘2. 未だ見ぬ夢3. 猫と浪漫4. 風が知っている<「逆針」ダイジェスト> <制作>MKD office llc. また、初の全国ツアー「Connect a New World Tour」の開催も決定しましたので、併せてチェックをお願いいたします。【LIVE情報】TOMA LIVE「Connect a New World Tour」2022年6月4日(土) 大阪2022年6月15日(水) 横浜2022年7月8日(金) 大阪2022年8月6日(土) 大阪2022年8月17日(水) 広島2022年9月3日(土) 大阪2022年9月9日(金) 東京2022年10月1日(土) 大阪2022年10月11日(火) 札幌2022年11月4日(金) 大阪2022年11月11日(金) 横浜2022年12月3日(土) 大阪2022年12月17日(土) 熊本※会場など詳細は後日発表Connect a New World Tour【Profile】- Shinshoku -「總水とおま」をメインボーカルとし、「鎌田昌郎(MKD office llc.)」がプロデュースする音楽PROJECT「Shinshoku」Shinshoku、それは神職であり、真色、新色、新植でもある。Shinshoku、その音の連なりはあなたの内面世界を鮮やかに映し出す。- 總水とおま(そうすとおま) -總水とおま歌手・女優として活動している。各土地で感じるエネルギーからインスピレーションを受けて音楽を制作し、神社や寺院、国内外のイベントにて演奏を行う。2016年から今まで日本全国を回り、ハワイ・イギリス・バリなど、海外でも活躍の場を広げている。■Download&Streaming ■Official YouTube channel ■總水とおまオフィシャルスタッフブログ *總水とおまPROJECT「超次元トリッパー☆イシュタール」/ボーカル&作曲配信先 *總水とおまPROJECT「Shinshoku」/ボーカル&作曲*朗読CD「エメラルドタブレット」/朗読オフィシャルサイト 配信先 *ソングユニット「カミムスヒ」/ボーカル&作曲オフィシャルサイト 配信先 *覚醒体験映画「くう」「ウル」/出演&プロデューサーオフィシャルサイト *その他ゲームやCMに声や歌で多数出演中- 鎌田昌郎(かまたまさろう) -1991年プログレッシヴロックバンド『テレピアス』にてビクターよりデビュー。その後ロックユニット「ジェラルド」に参加し、自身の楽曲“世界中をこの手で動かせるとしても”を株式会社アポロンよりリリース。ソロアーティストとして活動するかたわら音楽系アーティストのプロデュース・育成・サウンド制作等を主軸に活動。MKD office llc. 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月18日中川晃教が主演する『銀河鉄道999 THE MUSICAL』の制作発表会見が2月26日に開催され、出演する中川、花總まり、佐藤流司、梅田彩佳のほか、演出の小山ゆうな、音楽監督のミッキー吉野らが登壇し、意気込みを語った。作品は言わずと知れた松本零士の傑作SF漫画『銀河鉄道999』が原作。2018年、19年と過去2度にわたり同じく中川主演で舞台化されているが、今回は初のミュージカル版だ。ゴダイゴが歌う主題歌も印象的な1979年公開の劇場版『銀河鉄道999』をモチーフに、漫画やアニメ・映画で語られなかったキャラクターの過去を描くオリジナルストーリーを加え、「限りある命(人間)・永遠の命(機械の体)」という作品のテーマを描いていくものになるという。もともとメーテル役は神田沙也加さんが務める予定だったが、昨年末の訃報を受け、急遽花總まりが務めることも先だって発表された本作。会見の冒頭では『銀河鉄道999 THE MUSICAL』実行委員会委員長の清水慎治氏より「神田さんの突然の訃報を受け、中止も検討したが、神田さんの事務所より「沙也加のためにも実現させてほしい」とのお言葉をいただき、花總まりさんの出演OKをいただき再始動しました」とその経緯も語られた。清水慎治(銀河鉄道 999THE MUSICAL 実行委員会・委員長)音楽は、ゴダイゴのミッキー吉野がすべての楽曲を手掛けるというのも注目ポイントだ。会見では中川が、ミッキー吉野の伴奏で劇中歌『マイ・ディグニティ』を披露。中川によるとこれは「星野鉄郎のテーマ曲となるもの」とのこと。ミッキー吉野はその中川について「隣に鉄郎がいるんじゃないかというくらいのベストキャスト。こうして一緒に作品を作れることは喜びです」と感想を。劇中曲『マイ・ディグニティ』を披露する中川晃教(手前右)とミッキー吉野(奥左)劇中曲『マイ・ディグニティ』を披露する中川晃教また「中川君が以前主演した舞台版も拝見しました。今回はついに音楽監督もやらせていただきます。『銀河鉄道999』はゴダイゴ最大のヒット曲でもあります。発表から43年、特にここ数年のコロナ禍においても、CMに使われたりとこの曲に後押しされている気がします。今回は『銀河鉄道999』の歌詞にもあるように“古い夢は置いて、新しくスタートしていこう”というイメージで音楽を作っていきたい。今作のために若手の作曲家3人と僕の4人で、“ミッキー吉野 チーム999”を結成して音楽制作にあたっています」と話した。ミッキー吉野クリエイターチームも盤石の体制で、脚本・作詞は高橋亜子、演出は小山ゆうなという、今の演劇界を代表する実力派が務める。小山は「日々ワクワクしながら準備をしています」と語り、「舞台版1作目のパンフレットに松本先生が書いていた『私は空爆、敗戦、占領下の時代を経験しました。その時代の中でも多くの映画であったり書籍に触れて、そこに生まれた夢を描きました』という一文を改めて読み、この『銀河鉄道999』は素晴らしいエンターテインメントであると同時に、松本先生の哲学が貫かれた“命の物語”と捉えるようになりました。戦争という経験を通じ松本先生が、命について、別れについて、ささやかなものの美しさについてを、鉄郎の純粋なまなざしを通して描かれた作品。今回の舞台ではそれぞれのキャラクターがひとつひとつの命の光であると捉えて、皆さんの個性や魅力が松本先生の描かれたキャラクターと融合して最大限活きるように稽古していきたい」と展望を話す。小山ゆうな(演出)高橋は「松本零士先生の原作には、限りある命を生きる人間の悲しさと素晴らしさが存分に描かれています。今回はそこにオリジナルストーリーを加え、鉄郎というひとりの少年がメーテルやたくさんの人々と出会い、彼らに勇気を与え、自分も勇気を得て大きな戦いに挑む姿を描いています。現実の世界では感染症含め、厳しい状況が続いていますが、未来を信じ立ち向かう鉄郎の姿に少しでも勇気を感じてもらえたら嬉しい」とメッセージを寄せた。さまざまな想いをのせて、再び冒険の旅へ質疑応答では、中川、花總に加え鉄郎の敵となる機械伯爵役の佐藤流司、999号のウエイトレス・ガラスのクレア役の梅田彩佳も参加。まず出演が決まった時の気持ちを問われると、中川が「様々なミュージカルがありますが、日本オリジナルミュージカルとしてこの『999』がミュージカル化されるのはやりがいがあることだし、運命も感じます。ワクワクと喜びでいっぱい」と心境を。花總は「私はお話をいただいたのが突然のことでしたので、ただただ驚きました。様々な感情が交錯し複雑な気持ちでしたが、神田さんがとても楽しみにしていた役です。やることを楽しそうに話していた姿が今でも目に浮かぶくらいです。彼女の分も一生懸命やりたい、今はただそれだけです」と決意を語り、佐藤は「『999』を知らない人は日本にはいないのではというくらい有名な作品へのオファーをいただけて、本当に光栄です。機械の役ですが、おそらく今回は彼が人間だった状態のシーンもある。2面性ある役というのは役者冥利につきます」、梅田は「出演が決まったとマネージャーから聞いた時はあまりに嬉しく、ケータイを前に正座してしまった。とても興奮しました」とそれぞれ心境を話す。中川晃教続いて、それぞれの役柄に関しては、鉄郎役の中川は「僕は今39歳なのですが、16歳の役を演じます(笑)。鉄郎の実直なところ、真面目な性格を考えると、自分のまわりにいる人や、もしかしたら自分自身にもこういう一面があるのかなと気付かされる。そして色々な旅、素晴らしい出会いを通して、彼は気付きを得ていく。未来へと旅をすすめていく希望にみちた、でも人間臭さもある役だというところを、精いっぱいお見せしたい」と語る。花總まり人気キャラクター・メーテルを演じる花總は「まだわからないところがたくさんありますが、一般的にはメーテルはミステリアスな謎の美女。でもその中に母性があったり、秘めた悲しみがあったり……。稽古を進めていくうちに、自分の想像を超えたメーテル像が浮かんでくるのかなと思います。ビジュアル撮影でも正直なところ、原作のあるものは難しいなと感じました。私の中でも「メーテルはこうだ」というイメージがあったのですが、いざ自分が扮装するとギャップがあり、まだ「違う」と思っています。初日までにもっともっと追求してメーテルらしく作っていきたいです」と謙虚に話した。佐藤流司また機械伯爵役の佐藤は「機械伯爵は無残な死を迎えますが、もともと彼にはとても大きな夢があり、平和を愛し、頭が良く優しい人間だった。それを主人公に託し生涯を終える。誰にでも愛されている人間が変わっていってしまうさま、心が機械になっていく葛藤は、現代の人々にも刺さるところなのでは」と分析をし、クレア役の梅田は「ガラスの役をどうやって演じようかと思い、家で一度ガラスを掴んでみたんです。最初は冷たかったのですが、次第に自分の体温が伝わり温かくなった。ガラスって寄り添ってくれるものなのかもしれないと思いました。クレア自身の持つ強さに加え、寄り添えるような温かさを出せたら」と意気込んだ。梅田彩佳ほか、今作で楽しみにしていることを問われ、花總が「楽しみにしているというのとは少し違うかもしれませんが」と前置きした上で、「今まで自分は、ひとりで役に向かって悩み、ぶつかっていたのですが、今回は私の中ではひとりではありません。それが自分の中で支えになってくれると思います。今まで私が感じたことのないお稽古になるし、公演になる」と、神田さんと二人三脚で進む決意を話す一幕もあった。最後には中川が「『銀河鉄道999』にはお客さまに感動を届けられる精神が息づいています。(感染状況次第で)先のことはわからないと思っている方もいると思いますが、僕たちは、劇場に足を運んでくださったら感動が伝わる作品をまずは作り上げていくことが第一歩。心を込めて挑んでいきたい」と真摯に語り、会見は終了した。様々な人の様々な思いを乗せて、999号はふたたびの冒険の旅へ——。公演は4月8日(金)から18日(月)、東京・日本青年館ホールにて上演される。取材・文:平野祥恵『銀河鉄道999 THE MUSICAL』2022年4月8日(金)~4月18日(月)会場:東京・日本青年館ホール★アフタートークショー決定!・4/11(月)13:00登壇者:梅田彩佳 / 矢沢洋子 / 松本梨香 / 北翔海莉・4/12(火)13:00登壇者:中川晃教 / 佐藤流司 / 徳永ゆうき / 藤岡正明 / 三浦涼介・4/15(金)13:00登壇者:中川晃教 / 佐藤流司 / 北翔海莉 / 三浦涼介<チケット情報>【プレイガイド先行※先着】2月26日(土)17:00~3月4日(金)23:59【一般発売】3月5日(土)10:00~
2022年02月27日