井上道義指揮、森山開次演出により、今年9~11月に全国7都市で新制作上演されるプッチーニ《ラ・ボエーム》(全国共同制作オペラ)。井上や森山、主要キャストらが出席して発表会見が、11日にミューザ川崎シンフォニーホールで開かれた。今年限りで指揮者引退を表明している井上道義。一番の注目はやはり、彼にとってこの《ラ・ボエーム》が最後のオペラになるということ。京都市交響楽団やオーケストラ・アンサンブル金沢はじめ、自身のキャリアにゆかりの楽団・自治体との共演にもなる井上は「感無量」と語った。「よく感無量というが、今回はその言葉を使いたい。人間は歳をとるとダメになる。心温かい人たちは、それを枯れた芸術と言ったりするが、ぼくは自分の一生をどう生きたらいいか考え始めた60年前の中学生の時からそういうのは疑っている。音楽というのは青春の息吹。生きている喜び。《ラ・ボエーム》を選んだのは、今の自分が持っていない青春というものへのあこがれ。人間が、ほとんどいるはずのない神というものを信じようとするように。ぼくは音楽家になりたいと思って指揮者になったわけじゃなく、舞台で一生を終えたいと思った。なぜなら世の中は虚偽に満ちているから。世の中は全部ウソじゃないか。だったら思いっきりウソついて死んでやる。舞台で思いっきり素晴らしいウソを作れたらいい。ぼくがあこがれる演出家や歌手のみんながそれを一緒にやってくれて、こんなにうれしいことはない。人はやめることを自分で決めてよいはず。みなさんもきっと考えると思う。その良い例にしたい」この「全国共同制作オペラ」は、超ジャンルの演出家の起用も特徴のひとつ。オペラ演出経験の有無に関わらず、というより、初めてオペラを手がける演出家を軸に起用することを意図しているように見える。近年の上演にも、野田秀樹(演劇)、笈田ヨシ(俳優)、河瀨直美(映画監督)、矢内原美邦(振付)、岡田利規(演劇)、上田久美子(宝塚)、野村萬斎(狂言)と、そうそうたる顔ぶれが並ぶ。ダンサー森山開次も、2019年の《ドン・ジョヴァンニ》がオペラ初演出。前回に続いて井上とのタッグで登場となる今回は、演出だけでなく、振付、美術、衣裳も手がける。《ラ・ボエーム》にダンスがどのようにフィットするのかは最大の関心事だ。森山は次のように語った。「無理にダンスを入れる必要はないと、始めに井上さんから言われている。この作品でどういう身体表現ができるだろうか。単なるダンスではなく、いでたちや、たたずまい、仕草というところに身体表現があると思っている。歌とともに躍動する身体、たたずまいを届けたい。また、4人のダンサーが入るので、彼らをどう演出するかは見てのお楽しみ。ダンサーも《ラ・ボエーム》の芸術家の一員に加えさせてもらって、屋根裏部屋で一緒に生活する思いでやっていきたい」また、「ひとつだけ、お客様に視点のフィルターをかけたい」として、「藤田嗣治」という独自の切り口を挙げた。《ラ・ボエーム》が初演された時代に、物語の舞台であるパリで活躍した日本の画家(のちにフランスに帰化)。「日本人から見た視点。藤田嗣治という日本人画家がフランスに行き、フランスの一員となっていく。画家であるマルチェッロ役にその藤田の視点を掛け合わせることで、違う視点が生まれる。パリを見る私たちの視点。どんなことが可能なのか、いろいろ相談しながら作り上げていきたい」舞台模型ちなみに今回の公演のチラシやポスターなどのビジュアルに使われているのは森山の画。会見場に置かれていた舞台模型も、森山自身の手で製作したものだそう。多才。会見に出演した歌手はミミ役の高橋絵理(ソプラノ)、ロドルフォ役の工藤和真(テノール)、ムゼッタ役の中川郁文(ソプラノ)、マルチェッロ役の池内響(バリトン)の4人。それぞれの役をイメージした服装でというドレスコードがあったそうで、高橋は自分で編んだショールを羽織り、中川は華やかな赤のワンピースで出席したが、ひときわ目を引いたのは池内。髪型まで含めて森山の語った藤田嗣治そっくりに寄せてきた。「全国共同制作オペラ」は、単独では予算的にも事業規模的にも実現困難な大規模なオペラ・プロダクションを、全国の劇場や自治体が力を合わせて制作しようというプロジェクト。今年は7つの劇場が参加して行なわれる。上演予定は以下のとおり。ミミ、ムゼッタ、コッリーネ、ショナールの4役はダブル・キャスト。開催地ごとに地元のオーケストラ・合唱が出演する。取材・文:宮本明※高橋絵理の「高」はハシゴダカです。全国共同制作オペラプッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」(画:森山開次)全4幕/イタリア語上演/日本語・英語字幕付き/新制作■チケット情報()9月21日(土)・23日(月・休)東京芸術劇場コンサートホール(管弦楽:読売日本交響楽団)9月29日(日)名取市文化会館大ホール(管弦楽:仙台フィルハーモニー管弦楽団)10月6日(日)ロームシアター京都メインホール(管弦楽:京都市交響楽団)10月12日(土)兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール(管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団)10月19日(土)熊本県立劇場演劇ホール(管弦楽:九州交響楽団)10月26日(土)金沢歌劇座(管弦楽:オーケストラ・アンサンブル金沢)11月2日(土)ミューザ川崎シンフォニーホール(管弦楽:東京交響楽団)
2024年04月23日エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)の新プロジェクトとして、指揮者・井上道義との協業による「TYPE-Ⅰ MM project」が始動。シャツやドレスなど全6型が2023年11月1日(木)よりエイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 青山ほかにて販売される。エイポック エイブル イッセイ ミヤケと指揮者・井上道義の協業プロジェクト様々なクリエイターたちとの協業により、革新的なプロジェクトを展開してきたエイポック エイブル イッセイ ミヤケが、今回タッグを組むのは井上道義だ。井上は、新日本フィルハーモニー交響楽団音楽監督などを歴任し、斬新な企画と豊かな音楽性で一時代を切り開いた。これまで数々の輝かしい経歴を残してきたが、2024年12月にて指揮活動の引退を公表している。“音楽とともにある”コレクションそんな日本を代表する指揮者のひとりである井上道義との協業で進める「TYPE-Ⅰ MM project」は、まさに“音楽とともにある”コレクションだ。衣服と音楽と人の新しいアンサンブルを奏でるための新たな試みとして試行錯誤を重ねた末に、シャツ1型、スタンドカラージャケット1型、パンツ2型、ドレス2型の全6型を完成させた。「特別な黒」と“五線譜”のようなストライプ素材は、これまでの「TYPE-Ⅰ」同様に、ソニーグループが開発した米の籾殻を原料とするトリポーラスを、糸に練り込んで使用。消臭・抗菌効果や高い洗濯耐性といった機能性をもつほか、従来の染色で実現しえなかった「特別な黒」を表現している。また、今回はイッセイ ミヤケの独自技術であるスチーム ストレッチ技法によって、これまでの「TYPE-Ⅰ」にはなかった躍動感ある仕上がりを実現。五線譜のようなストライプが立体的に施されており、身に着ける人とハーモニーを奏でるように自由で軽やかな動きを見せる。限定3店舗でドキュメンタリー映像の上映もなお、プロジェクトのプロセスを追った一編のドキュメンタリー映像では、井上のもとに集まったオーケストラの65名がエイポック エイブル イッセイ ミヤケの衣服を身に着けている。同映像は、エイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 青山、エイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 京都、イッセイ ミヤケ ギンザ / 442の3店舗にて特別上映される。【詳細】「TYPE-Ⅰ MM project」発売日:2023年11月1日(木)取扱い店舗:エイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 青山、エイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 京都、イッセイ ミヤケ 銀座 / 442、イッセイ ミヤケ 丸の内、イッセイ ミヤケ 船場、公式オンラインストア価格:シャツ 66,000円ジャケット198,000円パンツ 2型 各74,800円ドレス 2型 各220,000円■特別プログラムエイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 青山、エイポック エイブル イッセイ ミヤケ / 京都、イッセイ ミヤケ ギンザ / 442の3店舗では、プロジェクトに迫ったドキュメンタリー映像(本編14分)を店内で特別上映。※事前予約不要
2023年10月30日ヴァイオリンの服部百音が自ら企画して2021年にスタートしたコンサート・シリーズ「STORIA(ストーリア)」。その3回目が、共演に指揮者・井上道義を迎えて開催される。2024年12月限りで指揮者引退を表明している76歳のマエストロと24歳の注目ヴァイオリニスト。繰り返し共演を重ねて、絆を深めてきたふたりだ。「井上道義先生と初めて共演したのは17歳の時。2017年のNHK交響楽団とのチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲でした。それ以来、いろんな面白い曲でご一緒させていただいたことが私の財産になっています。引退されると聞いてすごくショックですが、でもそのご決心を受け止めたうえで、音楽で恩返しをしたいという気持ちで私のコンサートにお招きしました。最後に何か一緒にやりたい。やれたら素晴らしいなというのが動機です。初共演から6~7年の間に、音楽的にもすごく深いやりとりをさせていただきました。コンチェルトのステージで先生とご一緒している時、背中から痛いほどの刺激が伝わってくるのはもちろんなのですが、芸術家として人間として、先生のぶれない生きざまにもすごく感銘を受けています。私にとって、なかばメンターのような存在でもあるのです。ある時、道義先生から、人間・服部百音として自分の人生をどう生きたいか、音楽以外で自分の心が求めると感じているものは何かと問われて、『・・・』と答えに詰まってしまいました。私はずっとヴァイオリン10割で生きてきた人間なので、楽器が弾けないという現実に直面するとパニックになって、自分が消滅したみたいな感覚になっちゃうんです。もちろん、バレエは大好きだし、映画も演劇も美術館巡りも好き。でも、それってすべて芸術に関連することで、どうしても仕事脳で見てしまうんですね。心身を休めるという意味では違うものが必要なんじゃないか。先生はそういうことをおっしゃっていたんだと思います。今年、腱鞘炎とか盲腸とか腸閉塞とかが続いて、しばらく楽器が弾けずに弱りきっていた時、やっとその意味がわかった気がしました。探そうと思って探せるものではないと思いますが、それを今、無理矢理にではなく、適度なアンテナを張って探し始めたところです」ふたりをつなぐショスタコーヴィチ愛服部百音と井上道義を結ぶキーワードとして“ショスタコーヴィチ”に触れないわけにはいかない。幼い頃からショスタコーヴィチに目覚めていたという服部。2016年のデビュー・アルバムにもショスタコーヴィチの協奏曲を選んだ。新人の初CDとしてはきわめて異例なことだ。一方の井上はショスタコーヴィチのエキスパート。2007年に日比谷公会堂で行なった交響曲全曲演奏会は、日本のショスタコーヴィチ演奏史に残る大プロジェクトだった。「子供の頃から、同世代の普通の子とは全然違う、24時間をヴァイオリンに費やすような生活で、ずっと孤独を感じていました。孤独は、演奏の時には良いほうに作用するので、芸術家にとっては必要不可欠な要素だと思うのですけど、やはりときには苦しみになることもあるわけです。ショスタコーヴィチの音楽からは、彼の孤独が痛いほど伝わってくる。そこにいたく共鳴してしまって、沼にハマっています。私の気持ちをわかってくれる!ではないですけど(笑)。もちろん道義先生がショスタコーヴィチを熟知していることは、ずっと前から知っていたので、いつか教わりたいなと思っていました。先生とショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番を弾いたのは2022年。読売日本交響楽団の演奏会で、コロナの影響で中止になったオペラ《エレクトラ》の代わりの急遽のプログラムでしたが、生涯忘れることのできない演奏になりました。先生にはショスタコーヴィチのシンフォニーのスコアを見せていただいたり、裏の裏のようなエピソードを聞かせていただいたり。教わったことは数え切れません。いつもわりと同じベクトルを向いてお話しさせていただいて、先生がショスタコーヴィチを人間的な存在として愛しているのだということもどんどんわかってきました。ショスタコーヴィチの性格は道義先生に似ていたんじゃないかなと思うんです。たとえばベートーヴェンとショスタコーヴィチって、時代も音楽も全然違うんですけど、私は彼らの持つ精神性は同じだと思っているんですね。『ベートーベヴェンがショスタコーヴィチの影響を受けた』という、哲学的な見方もあるぐらい。だとすれば、ベートーヴェンを井上道義にスイッチすることもできるのではないかと。演奏からもそう感じる部分があります。タクトに込めた、わかる人にはわかるような裏の意味があったり。リハーサルと本番で真逆のことをやったりもするけれども、普通にすごく素直なところもあったり。そのまぜこぜなところがショスタコーヴィチの気質と共通するのではないかと」元首相もYouTuberも。多彩な顔ぶれのコンサート現時点で発表されているプログラムは、エストニアの現代作曲家アルヴォ・ペルトの《タブラ・ラサ》とバーンスタインの《セレナード》。このコンサートのために結成されたオーケストラ「Storia Special Orchestra」との共演だ。「もちろんこれから発表して、もっとたくさん弾く予定です。まだ先生と一緒に演奏したことがない曲を弾くことを“しばり”にしようと相談しています。バーンスタインは私の、ペルトは道義先生の発案で決めました。オーケストラのメンバー集めは先生にお任せしていますが、小規模な編成なので、それを生かした選曲です。ペルトの《タブラ・ラサ》は2台のヴァイオリンとオーケストラのための作品。私とコンサートマスターの方がソロを弾きます。初めて弾くのですが、道義先生に音源を聴かせていただいていたら、突然記憶が蘇ってきて。じつは一度だけ聴いたことがあったんです。私の恩師のザハール・ブロン先生の門下生の演奏会。入門したばかりの8歳の私はそれを聴きに行っていたのですが、そこで姉弟子のユン・ソヨンと、アンドレイ・ローゼンデントという兄弟子がふたりで弾いていたのを思い出したんです。ああ、私はついにあの曲を弾くことになったんだと考えると感慨深いですね。しかも、記憶って面白いなと思うんですけど、すっかり忘れていたのに、一度思い出したら次々にフラッシュバックしてくるんです。譜面を読んでいても、あの時のふたりの細かい表情だとか、ここで目配せしていたなとか、いろんなことが鮮明に思い出されてきます」3回目を迎える服部の「STORIA」。2021年は亀井聖矢(ピアノ)、2022年は佐藤晴真(チェロ)と藤田真央(ピアノ)、そして今回の井上道義と、これまでは期せずしていずれも音楽家との共演になっているが、必ずしも音楽家に限らず、さまざまなジャンルのゲストを招こうという、楽しげな企画だ。「芸術という共通点で交われる場を作りたいんです。共演のみなさんとお話しする時間を設けて、ステージ上の演者が、何を考えて生きてきた人間で、今どういう思いでこの場に立っているかを伝えたい。それがわかるだけで、音楽の捉え方も変わって、まったく違う表情が見えてくることがあると思っています。黙って上から音楽を投げかけるのではなく、客席とステージの垣根を、良い意味でやわらかくできる場所があったら面白いかなというのが発端で生まれた企画です」今回は井上以外に、元内閣総理大臣の小泉純一郎氏を特別ゲストとして招く。「子供の頃にヴァイオリンを弾いていたそうで、ほんとうにお詳しいんですよ。お話ししていると、混じり気のない、子供のように純粋な音楽愛に、いつも感銘を受けています」イタリア語の「STORIA」は「物語(Story)」の意味だ。「道義先生とのステージはいつも120パーセント非現実。どこか異次元に連れて行かれるような感覚です。今回の一夜限りのストーリーがどんなものになるのか、私も想像がつきませんけれども、お客さまにも未知の世界を体験していただける、面白い舞台になると思います。客席のみなさまにも、いろいろなご自分なりのストーリーを作っていただけたらうれしいです」物語を紡ぐのは、それを見つめる私たち聴き手の一人ひとりでもあるのだ。新しいストーリーが生まれ瞬間を見逃せない。司会はクラシック系人気YouTuberのnacoさん。取材・文:宮本明撮影:源賀津己Storia III12月12日(火) 18時30分開演東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアル■チケット情報出演:服部百音(ヴァイオリン)井上道義(指揮)特別ゲスト:小泉純一郎司会 naco (厳選クラシックチャンネル)演奏:STORIA SPECIAL ORCHESTRAプログラムペルト「タブラ・ラサ」バーンスタイン「セレナード」 他
2023年09月26日「わんダフルネイチャーヴィレッジ」と「南沢あじさい山」では、2023年6月16日(金)から7月9日(日)までの期間で「秋川渓谷あじさいまつり 2023」を開催。期間中は両施設を利用できる共通入園券が販売され、それぞれに趣の異なるあじさいが楽しめる。「秋川渓谷あじさいまつり 2023」東京・あきる野市で開催「わんダフルネイチャーヴィレッジ」東京サマーランドが運営する「わんダフルネイチャーヴィレッジ」内では、毎年恒例となっている「あじさいまつり」を開催。約3万㎡の広大なあじさいエリアを舞台に、純白の「アナベル」が群生する「アナベルの雪山」など、約60種・15,000株のあじさいが楽しめる。「南沢あじさい山」一方の「南沢あじさい山」は、“現代の花咲かじいさん”こと南沢忠一がたった一人で植え続けたあじさいを継承するため、2017年に観光事業として山開きされたあじさいの名所だ。金比羅山・瀬音方面へと抜けるハイキングコースに、約1万株のあじさいが咲き誇る。開催概要「秋川渓谷あじさいまつり 2023」開催期間:2023年6月16日(金)~7月9日(日)※開催期間中は無休。共通入園券:1,000円※小学生以下は「南沢あじさい山」のみ入山料400円が必要。販売場所:「わんダフルネイチャーヴィレッジ」「南沢あじさい山」各施設の窓口共通企画:①インスタフォトコンテスト「#秋川あじさい2023」②シャトルツアーバス付共通券(両施設巡り)運行日:6月24日(土)・25(日)、7月1日(土)・2日(日)の計4日間料金:2,000円※両施設の入園料が含まれる。<施設情報>■「わんダフルネイチャーヴィレッジ(東京サマーランド)」入園料金:おとな(中学生以上) 850円/犬(1頭) 850円/小学生以下 無料駐車料金:乗用車 700円/二輪車 300円/バス 2,000円所在地:東京都あきる野市上代継 白岩600アクセス:[車の場合]中央道八王子IC(都心方面から第2出口)より約10㎞、圏央道あきる野ICより約3㎞[バスの場合]JR五日市線秋川駅より平日限定で無料送迎バス運行(6月16日~7月9日)■「南沢あじさい山」入山料金:おとな(中学生以上) 600円/小学生以下 400円所在地:東京都あきる野市深沢368アクセス:JR五日市線武蔵五日市駅より有料シャトルバス運行(6月17日~7月2日)※上記以外の期間に来山する場合はタクシー又は徒歩で。※駐車場なし(あじさい山への車での来場不可)。
2023年05月19日「81声優フォークソング部 スペシャルイベント」チケットはカンフェティで発売株式会社81プロデュース(本社:東京都渋谷区、代表取締役社⻑:南沢道義/以下、 81プロデュース)がエレックレコード株式会社(本社:東京都世田谷区、代表者取締役:西原均/以下、エレックレコード)とタッグを組み、「81声優フォークソング部 スペシャルイベント」を2022年9月10日 (土)に原宿ペニーレイン(東京都渋谷区神宮前6丁目2-7)にて開催いたします。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。(左から 一ノ瀬ゆうり、仲咲志織、古賀英里奈、屋代瑠花)カンフェティにて9月2日(金)よりチケット発売中 公式ホームページ Twitter(@81seiyufolk) 伝説のレーベル エレックレコードと声優プロダクション 81プロデュースのコラボ企画!新人声優の古賀英里奈、屋代瑠花、仲咲志織、一ノ瀬ゆうり がフォークソングの聖地 ペニーレインでイベントを開催いたします。■イベント内容エレックレコード往年の名曲の弾き語りはもちろんのこと、彼女たちが演じる朗読劇「半寿女学院フォークソング部」では、エレックレコードマル秘ストーリーを披露。フォークソングファンも楽しめる内容になっています。また、新人声優 古賀英里奈、屋代瑠花、仲咲志織、一ノ瀬ゆうりの4名が自身で作詞作曲を手掛けたオリジナル曲をギターの弾き語りで披露します。4名の魅力がたくさん詰まったイベントを、是非フォークソングの聖地ならではの空気感でお楽しみください!■フォークソングの聖地「ペニーレイン」とは?昭和48年に発表された、吉田拓郎の名曲「ペニーレインでバーボンを」に登場する店。今でもフォークソングの聖地としてファンが集う。■4月22日(金)に実施した配信イベント「“FOLK&チョット朗読劇”LIVE」の映像がYouTubeで公開中!古賀英里奈、屋代瑠花、仲咲志織、一ノ瀬ゆうりが実施した初の配信イベント。4名の新人声優が70年代当時のエレックレコードの名曲を歌い、声優ならではの朗読劇を行います。古賀英里奈屋代瑠花仲咲志織一ノ瀬ゆうり開催概要■イベントタイトル「81声優フォークソング部 スペシャルイベント」■開催日時2022年9月10日 (土)1st ステージ13:30開演2nd ステージ16:00開演(※開場は、開演の30分前)■会場原宿ペニーレイン(東京都渋谷区神宮前6丁目2-7)■出演者古賀英里奈 / 屋代瑠花 / 仲咲志織 / 一ノ瀬ゆうり※出演者は変更になる可能性がございます。■スタッフ81プロデュース / エレックレコード■チケット料金前売:2,500円(全席自由・税込)※ドリンク代別途500円カンフェティにて9月2日(金)よりチケット発売中 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年09月06日井上道義&読売日本交響楽団によるマーラー『大地の歌』が、2022年1月28日(金)に、東京芸術劇場コンサートホールにて開催される。井上道義は、マーラーの交響曲第8番『千人の交響曲』(2018年)と交響曲第3番(2019年)で、国内外から著名ソリストを集めただけでなく、史上初となる首都圏音楽大学の合同コーラスを結成。常にベストを追求しチャレンジ精神を忘れない”老青年”マエストロ、井上が読売日本交響楽団を指揮し、続編として交響曲『大地の歌』を取り上げる。ソリストには、第3番に続き井上が全幅の信頼を寄せるアルトの池田香織。そして、テノールに、2020年当劇場での『ラ・トラヴィアータ』(アルフレード役)で日本人離れした圧倒的な声量と音楽性を披露した宮里直樹をキャスティングし、万全の布陣で臨む。さらにマーラー同様、20世紀を代表するシンフォニストの一人、シベリウスによる最後の交響曲である第7番、ケルン放送交響楽団とブルターニュ交響楽団、東京芸術劇場の共同委嘱作品となる藤倉大“Entwine”をプログラミング。 “Entwine”は今回が有観客としては世界初演となる。チケットは現在発売中だ。■公演概要「東京芸術劇場Presents読売日本交響楽団演奏会」日程:2022年1月28日 (金)19:00 開演(ロビー開場 18:00)会場:東京芸術劇場 コンサートホール曲目:藤倉大:Entwine (日本初演)*ケルン放送交響楽団・ブルターニュ交響楽団との国際共同委嘱作品シベリウス:交響曲第7番 ハ長調 op.105マーラー:『大地の歌』*アルト、テノール独唱と大オーケストラのための交響曲*歌詞:ハンス・ベトゥゲの詩集『シナの笛』から指揮:井上道義アルト:池田香織テノール:宮里直樹管弦楽:読売日本交響楽団
2021年12月03日南沢奈央が、演出・白井晃のもとで再びKAAT神奈川芸術劇場プロデュース公演に臨む。挑戦するのは、アイルランドの劇作家エンダ・ウォルシュが2016年に発表した『アーリントン』。副題に“ラブ・ストーリー”と冠された日本初演となる戯曲を一読し、作品のイメージを膨らませる稽古前の心境に耳を傾けた。【チケット情報はこちら】高層ビルの中にある待合室を舞台に、自分の“番号”が呼ばれるのを待つ若い女アイーラと、隣の部屋でモニター越しに彼女を見つめる若い男を軸とした物語が描かれる本作。壁を隔てた2人の間に何が芽生え、アイーラの番号が来た時に男はどんな決断を下すのか──。共演者には平埜生成、入手杏奈が名を連ねている。2019年5・6月に主演した白井の演出作『恐るべき子供たち』を通じて、彼と「もっと一緒に仕事をしてみたい!」と直感した南沢。豊富なアイディアや戯曲解釈の多様性を体感するだけでなく、役や作品のバックボーンをわかりやすい形で共有し、キャストの表現力に委ねる白井の演出手法に「新しい一面を引き出していただけた」と信頼を寄せる。1年を待たずに迎える再タッグは、白井からのオファーで実現した。南沢いわく「戯曲を読んだ白井さんが、今回演じるアイーラに私が重なったとおっしゃっていて」──。感情を内に秘める南沢の性格が、さまざまな過去や思いを抱えながら少しずつ自分について語るアイーラの役どころに「近いかもしれません」と分析する。南沢は、劇中の監視体制を「投稿を楽しむ一方で自分も誰かに見られている」とSNSが隆盛する現代のインターネット社会に置き換える。同時に「自分の目で観る、耳で聴く、肌で感じる機会がどんどん失われている気がして」とバーチャルへ移行しつつある世界についてコメント。しかし『アーリントン』では、アイーラと男の間にリアルな心の交流が芽生える。「誰かにそばにいて欲しいと願う彼女が、根本的な人の“あたたかさ”に触れる姿を見届けてください」と呼びかけた。その様子を、説得力ある形で観客へ提示するには──。南沢は「相手役の顔が見えず、声だけ聴いて反応する芝居は初めて。きっと五感をフル活用しないといけませんね」と青写真を描く。「最初は居心地が悪いと思いますが、そのやり取りで揺れ動くアイーラがおもしろいはず。新たなチャレンジです」と笑顔を覗かせた。公演は、4月11日(土)~5月3日(日・祝)に神奈川・KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオにて。チケット販売中。取材・文:岡山朋代
2020年03月10日お笑いコンビ・オードリーの若林正恭が、3日深夜に放送されたニッポン放送『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜 25:00~)に生出演し、女優・南沢奈央との破局を報告するとともに、感謝の気持ちを明かした。番組冒頭、若林が「いやー参ったなー。困ったなー。よりによってなんで土曜かね」とボヤいたのは担当マネージャーについて。その後も「絶対話さなきゃいけないニュースがあって…」と切り出しつつも、別の話題について言及した。通常は40分ほどオープニングトークを繰り広げる同番組だが、この日は20分過ぎで「提クレいきましょうか」と締めようとする若林。「珍しくオープニングで話すことないね」と打ち明けると、相方の春日俊彰は「ああそうなの? ないですか、なにか? ありそうだなと今日の朝、思ったけどね。若林さん、今日話すことあるだろうなって思ったけどね」と同日朝に一部スポーツ紙に報じられた破局報道に暗に触れた。その後、若林は「しゃべらないといけない」ニュースとして、アリアナ・グランデが破局ネタで笑いをとる元婚約者に不快感を示したニュースなどを紹介。春日は「どうでもいいよ! 違うのよ。破局違いなんだよ、聞きたいのは」とツッコんだ。これに対して、若林は「でも分かんないよね、そういうニュースが真実なのかどうかって。真実を自分で見極めないと。皆さん、気をつけましょう。出てるネットニュースが全部正しいとは思ってないよ、ハッキリ言って」と話したが、「ただ、今日の俺のニュース、事実だね。あれ事実です」と南沢との破局を認めた。南海キャンディーズ・山里亮太から同日の早朝、「おかえりなさい」とのLINEが送られてきたことも明かし、「アイツ、一緒の"こっち側"みたいな言い方するからさ。なんか嫌なんだよ(笑)」と話した。そして「こんなこと言うと、『うるせえよ、気持ち悪いな』って言われるかもしれないけど、いい恋させてもらったね」と若林が振り返ると、春日は「うるせえよ、気持ち悪いな。40歳のおじさんがよ。気持ち悪いだけよ」とツッコミ。破局の理由については、「私の度量の狭さですよ」と述べ、「先方には言われましたよ。『今回の件、笑いにガンガンしていいからね』と。でも今日のこの感じだと、あんまりできてないっていうのが、ただただ悔しいね。クソーッと思うよ」と明かした。さらに若林は「いろんな話聞いてもらって。俺を人間にしてくれたよね」と"先方"への感謝を語った。
2018年11月04日舞台『ウォーター・バイ・ザ・スプーンフル 〜スプーン一杯の水、それは一歩を踏み出すための人生のレシピ〜』の公開ゲネプロが行われ、尾上右近、篠井英介、南沢奈央、葛山信吾、鈴木壮麻、村川絵梨、陰山泰が登場した。同作は『イン・ザ・ハイツ』のキアラ・アレグリア・ヒュディス作で、2012年にピューリッツァー賞戯曲賞を受賞した。イラク戦争の帰還兵であるエリオット(尾上)と、その産みの母でコカイン中毒者の集まる掲示板を運営するオデッサ(篠井)、現実とインターネット上の世界が交錯していく。初の現代劇挑戦となる右近は、「ゲネプロという経験もほとんど初めてで、緊張といろんな意識が混ざって、正気の沙汰じゃなく、精神状態としては完全にオーバードーズ」と苦笑。「今の自分の中でできる感情というものを乗せて踏み出して明日を迎えたい」と意気込んだ。歌舞伎では「型に守られ、初役でも先輩に教わることができるし、型が洗練されている」が、今回は「お稽古をしながらすり合わせてぶつけあわせ、自分の型を作っていく」点に難しさを感じているという。今回母親役の篠井が女方として出演することから、右近は「初めての現代劇で、お母さんが女方というのは、安心材料です」と感謝した。南沢は「最初に台本を読んだ時は面白いと思ったけど、読めば読むほどどうなんだろうと謎が生まれてきた」と稽古を振り返る。「ディスカッションしながら理解して演じられた」と周囲に感謝し、右近も「台本の内容をみんなで考えるのも、初めての経験。南沢さんとはずっと一緒にいる役なので、一緒に踏み出したい」と語った。インターネットが題材となるが、右近は「たくさん宣伝してください! 噂もどんどん立ててもらったほうがいい。役者なんだから」と器の大きさを見せる。南沢も「この舞台が盛り上がれば」とクチコミにも期待を寄せた。東京公演は紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて7月6日〜22日、大阪公演はサンケイホールブリーゼにて8月4日。
2018年07月05日女優の南沢奈央が、来年1月に放送されるテレビ朝日系スペシャルドラマ『不機嫌な果実スペシャル~3年目の浮気~』に出演することが2日、明らかになった。小悪魔キャラクターを演じる。このドラマは、今年4~6月に放送され、ドロドロの不倫愛憎劇を描いたもの。今回のスペシャルは、その3年後を舞台にした物語で、主演の栗山千明ののほか、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎といったメンバーが再集結し、あちこちで禁断の三角関係が発生してしまう。南沢が演じるのは、麻也子(栗山)の夫・道彦(市原)を誘惑する女子大生。ピュアな言動の中にドキッとする小悪魔ぶりもにじませながら、非常勤講師の通彦に"進路相談"と称して急接近する役柄で、「大人なチームに参加させていただけることになり、ドキドキワクワクしています!」と期待を語る。ほかにも、山本裕典が、麻也子の心を奪う野性的で筋肉質、長身イケメンの農業男子・相馬宏人役。MEGUMIが、謎の女・夏希役で出演することが決定。山本は「すてきな肉食男子を演じたいと思います」、MEGUMIは「女性は笑いながら、男性はドキドキしながらご覧ください」と呼びかけている。
2016年12月02日12月11日、秋葉原に新たなスポットアニマックスCAFEがオープンした。パソコンショップを展開しているユニットコムが運営し、アニメ専門チャンネルのアニマックスがプロデュース、そして声優事務所である81プロデュースがスタッフ協力を行ったコンセプトカフェだ。アニメやコミックとコラボレートしたフードやドリンクの提供、コラボレーション作品のイベントや展示を楽しめる。住所はジャンクショップなどが並ぶ、東京都千代田区外神田3-7-12。17時のオープン直前に行われた内覧会ではアニマックス、ユニットコム、81プロデュース各社の社長が参加し、挨拶と鏡開きを行って開店を祝った。○アニマックス、ユニットコム、81プロデュース各社社長による挨拶アニマックスの滝山氏は「電波以外で視聴者やファンの方々と繋がるコンタクトポイントを作りたいと思っておりましたが、これまではなかなかチャンスがありませんでした。しかし今回、秋葉原で創業されたユニットコムさんというベストパートナーに出会うことができ、"このチャンスを逃す手はないだろう!"ということで、アニマックスCAFEをオープンさせていただいた次第です。キャストさんの中から、ヒットを担う素晴らしい才能が開花することを信じております。私どもスタッフも新しいアニメファンを獲得できるように頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。」とアニマックスCAFEオープンまでの経緯と今後の抱負について話す。ユニットコムの高島氏は「開店まで短い準備期間ではありましたが、目を輝かせて働いているキャストの皆さんに非常に感動し、夢や可能性を感じました。こういった若者の皆さんを少しでも支援して盛り上げて参りたいと思いますので、ぜひご支援のほどよろしくお願い申し上げます。」とコメントした。81プロデュースの南沢道義氏は「声優の人気は世界中に広がっています。私どもの会社にも欧米や中国、韓国、最近ですと東南アジアなどからも声優志望の方たちがたくさんオーディションを受けにいらっしゃいます。その中で成績が優秀だった方の一部が、本日パフォーマンスを見せてくれたメンバーです。本来であればこのようなコンセプトカフェというような企画には参加しずらい会社でありますけれども、"これはやろう、絶対にやってみよう!"ということで、色んな議論や練習を重ねながらがんばってきました。それがこのカフェからみなさんに伝わっていけばいいなと思っております。若いみんなが羽ばたいていける、そんな場所になってくれたら大変うれしく思います。」と熱い思いを語った。○声優やアーティストを目指すスタッフがアフレコとライブを披露!スタッフの一部は81プロデュースに所属する声優やアーティストを目指すメンバーで、キャストと呼ばれる。キャストはカフェのステージでアフレコやミニライブなどのイベントを繰り広げる予定だ。なお、人気投票で上位となったキャストは、アニマックスの番組などに出演できる予定だという。内覧会では、実際に7名のキャストがステージイベントとしてパフォーマンスを披露してくれた。○アニメやコミックなどに関連したコラボメニューやグッズを展示1Fはファストフード形式のカフェスペースとなっており、アニマックスCAFEのオリジナルグッズやフードなどを販売している。2FはアニマックスCAFEのキャストが対応してくれる予約制のカフェフロア。キャストによるステージを始め、週末には声優やアニメソングのアーティスト、作家やアニメ製作スタッフによるさまざまなイベントが開催される予定だ。壁面のショーケースは、コラボレーション作品の展示コーナーとなっている。オープンを記念してコラボレーションされているのは、集英社「少年ジャンプ+」の各作品。「エルドライブ【ēlDLIVE】」、「KISS×DEATH」、「i・ショウジョ」、「神様、キサマを殺したい。」「World 4u_」、「カラダ探し」の6作の展示が行われており、コラボフードやドリンクを注文するとトレイマットやコースターが配布される。アニメファンや少年ジャンプ+各作品のファンは、ぜひ一度カフェを訪れてみてほしい。
2014年12月22日咽頭がん治療のため4月から演奏活動を休止していた指揮者の井上道義が、10月2日、活動復帰記者会見を東京芸術劇場で行った。「井上道義」の公演情報「今はまるで生まれ変わったような気持ち」と語る井上道義。闘病中は喉の痛みや咳、不眠などとても音楽を聴く心境ではなかったという。「本当に辛いときは音楽は全然助けにならない。それよりもどうしたら咳が止むか、眠れるのか必死だった」と過酷な闘病生活を打ち明けた。「この場に戻ってこられたのは、たくさんの人たちの温かい応援があったから」と、オーケストラやファン、友人から贈られた千羽鶴や寄せ書きを紹介。「どう生きていくか。改めて自分の使命について考えさせられた。これからはひとつひとつをもっと大切に考えたい」と真剣な面持ちで語った。治療の経過は順調で、7月の退院後はリハビリテーションに努めている井上道義。復帰後初の公演は、10月11日(土)に鎌倉芸術館でNHK交響楽団、ヴァイオリニストの前橋汀子と共演する。また、今後は「大きな生きがい」と語る新曲の創作活動に加え、演出家・野田秀樹と共に手がけるオペラ『フィガロの結婚』(2015年に10都市13公演を予定)の準備にも取り組むという。<井上道義 今後の公演スケジュール>■NHK交響楽団 井上道義×鎌倉芸術館「いざ、鎌倉への道」Vol.410月11日(土) 鎌倉芸術館 大ホール(神奈川県)■上田市交流文化芸術センター開館記念事業 NHK交響楽団上田公演10月12日(日) 上田市交流文化芸術センター 大ホール(長野県)■大阪フィルハーモニー交響楽団 第482回定期演奏会10月23日(木)・24日(金) フェスティバルホール(大阪府)■佐倉市民音楽ホール会館 30周年記念 東京交響楽団演奏会11月3日(月・祝) 佐倉市民音楽ホール■大阪フィルハーモニー交響楽団 マチネ・シンフォニーVol.1211月13日(木) ザ・シンフォニーホール(大阪府)■オーケストラ・アンサンブル金沢 ファンタスティック・クラシカルコンサート11月23日(日・祝) 石川県立音楽堂 コンサートホール(石川県)■新日本フィルハーモニー交響楽団 埼玉会館公演11月29日(土) 埼玉会館 大ホール(埼玉県)
2014年10月03日エイベックスとNTTドコモによる携帯電話専用放送局「BeeTV」にて放送される韓国ドラマ「キミの記憶をボクにください〜ピグマリオンの恋〜」に女優の南沢奈央がヒロイン役で出演することが発表された。オール韓国ロケによる、BeeTVにとって初めてのオリジナル韓国ドラマとなる本作で海外進出を果たす南沢さん。そんな彼女の共演者となるのは「コーヒープリンス1号店」などの話題作に出演し、人気沸騰中の若手俳優キム・ジェウクと、韓国版「花より男子」のF4メンバーの一人を演じ高い人気を誇るキム・ジュンの2人。記憶障害で、愛する恋人との思い出は憶えているものの、その恋人の顔を忘れてしまったミカと、亡くした恋人の記憶に苦しみつつ、親友の恋人であるミカに恋してしまうギヨン、そしてミカの恋人で、彼女との愛とギヨンとの友情のはざまで苦しむヒョンジュンという、国籍の違う3人の切ない愛が描かれる。韓国へと乗り込んだ南沢さんだが、撮影現場の様子について「みんな優しいです」とコメント。「もし自分が逆の立場で、日本に韓国の方がいらっしゃっても、そんなに話しかけられないのでは?と思うのに、みなさん日本語でどんどん話しかけてくれます。ジェウクさんは日本語が話せますが、ジュンさんは話せないのに勉強してきてくださって、話しかけてくれます」と2人の優しさに感動した様子だった。そして「(言いたいことを)書いたり、ジェスチャーしたりしてコミュニケーションをとっています」と明かしてくれた。本作の見どころについては「ミカの記憶が戻った後、両方(の男性)を好きになってしまう複雑な心の揺れや気持ちのすれ違いなど、友情と恋愛のはざまを最後まではっきりとは描かないのですが、そこがいろいろな見方ができておもしろいのではないかと思います」と自信をのぞかせた。ジェウクは撮影について「この環境自体がすごく楽しくて不思議です。日本の役者さんと芝居するのが初めてなので、そのこと自体が楽しいですね。(南沢さんと)コミュニケーションをとるのも日本語ですし。ちゃんとみんなが南沢さんをケアしている雰囲気もすごくいいと思います」と楽しそう。見どころを尋ねると「ジュンくんの日本語と奈央ちゃんの韓国語かな(笑)」とおどけつつ答えた。ジュンは南沢さん、ジェウクの印象をそれぞれ「(南沢さんは)目がきれいな方だと思いました。(ジェウクは)初対面でしたが、(これまでの)作品の中のイメージとは違いましたね。気楽な友達のような感じです」とかなり打ち解けた様子を感じさせた。そして自身の役柄について「非現実的な設定の中で、友情や愛情に苦しむ役なので、最初は受け入れるのが難しかったです。でも役名(ヒョンジュン)が本名と同じということもあり、キャラクターに似ているところもあるような気がします。優柔不断なところとかね(笑)」とこちらも笑顔で答えてくれた。メガホンを握るのは「私の名前はキム・サムスン」のキム・ユンチョル。海外へと活躍の場を広げた南沢さんが、韓国の人気俳優たちとどのような化学変化を見せるのかご注目!「キミの記憶をボクにください〜ピグマリオンの恋〜」は3月20日(土)より配信開始。BeeTV公式サイト■関連作品:コーヒープリンス1号店 [海外TVドラマ]■関連記事:コン・ユ「僕にとって一生忘れられない作品」と語る「コーヒープリンス1号店」シネマカフェ的海外ドラマvol.62「コーヒープリンス」へようこそ!最終回シネマカフェ的海外ドラマvol.61「コーヒープリンス」へようこそ!その3シネマカフェ的海外ドラマvol.60「コーヒープリンス」へようこそ!その2シネマカフェ的海外ドラマvol.59イケメン限定「コーヒープリンス」へようこそ
2010年02月22日