市原隼人を主演に迎え、第8回WOWOWシナリオ大賞受賞作を映像化する「ドラマW 双葉荘の友人」が3月19日(土)、WOWOWプライムにて放送されることが決定。共演に臼田あさ美、中村倫也、陽月華らを迎え、見えないはずの“幻影”が見える男を演じる。2000年3月。舞台監督の川村正治(市原隼人)と雑誌編集者の妻・美江(臼田あさ美)は、横浜港を望む高台のテラスハウス・双葉荘に移り住む。この家の大家・寺田幸吉(中原丈雄)とその妻・直子(吉行和子)の高飛車な態度は気になったものの、隣の部屋に住む主婦・八井沙季(陽月華)との相性は良く、正治も美江も新生活になじんでいった。そんな中、正治は舞台監督の仕事を退職し、美江の計らいで自宅でのライター業を始めることに。ある朝、美江を送り出した正治は、家の中に不穏な気配を感じる。誰もいないはずの家に人影が…。それは26年前に双葉荘の同じ部屋に住んでいた倉田誠司(中村倫也)という画家の“幻影”だった。驚く正治に反応する倉田。似たような境遇の2人は次第に交友を結ぶようになるが、ある日、正治は幻影の中で信じがたい光景を見てしまう。それは幻か、実際に過去に起きたことなのか?驚くべき真相がやがて明らかになる――。プロ・アマ問わず優れたシナリオ作品を発掘し、脚本家の育成を通じて広く映像文化の発展に貢献することと、その映像化を目的に創設された「WOWOWシナリオ大賞」。今回、2014年の第8回で応募総数482編の中から大賞を受賞した、川崎クニハルの「双葉荘」をドラマ化したのが本作だ。主人公の“幻影”と出会う男・川村を演じるのは、『ホテルコパン』『星ガ丘ワンダーランド』と出演映画も控える市原さん。市原さんは「仕事も生活も順調な妻とは裏腹に、人生において目標もなくアイデンティティも持てない夫が、自宅で起こる奇妙(ファンタジー)な体験とともに独特な感情面を包み込む中で、夫として人として芽生えてゆく温もりを伝えて行きます。現場でも、この風変わりな作品の世界観を優しく感じていきたいです」とコメント。さらに、共演に臼田さん、中村さん、陽月さん、中嶋朋子、中原丈雄、吉行和子と若手からベテランまで多彩なキャストがそろう。監督は、長年、山田洋次監督のもとで助監督を務め、『母と暮せば』『家族はつらいよ』などの山田作品で脚本を担当、『ひまわりと子犬の7日間』では監督と脚本の務めた平松恵美子。定評ある丁寧な人物描写が、本作でも発揮されることになりそうだ。川崎さんが若いころに体験した実話をベースに執筆したという“ロマンティック・ミステリー”が、豪華キャスト&スタッフでどのように映像化されるのか、期待していて。ドラマW「双葉荘の友人」は3月19日(土)21:00よりWOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年01月18日市原隼人が主演を務め、1998年の長野冬季オリンピックから18年たった長野県・白馬村を舞台にした“グランドホテル形式”の群像劇『ホテルコパン』。このほど、その公開日が2月13日(土)に決定し、市原さん演じる元中学教師を始め、ワケありのキャラクターたちが勢ぞろいした予告編映像が解禁となった。舞台は、長野オリンピックであの感動のジャンプ競技が行われた白馬村にあるホテルコパン。東京で中学教師をしていた海人祐介(市原隼人)は2年前から、ここで働いていた。オリンピックで賑わった白馬村も、いまでは、かつての賑わいが嘘のように閑散としている。オーナーの桜木(近藤芳正)は、あのころのような活気を取り戻そうと躍起になるが、そう簡単に客は集まらない。もう一人の従業員のユリ(玄理)は、そんな桜木を尻目に無愛想に淡々と働いていた。あるとき、偶然にも数組の宿泊客が到着する。なんと、その中の女性・千里は教師時代に担任した生徒・守の母親。守はいじめを受けており、海人はいじめから救おうと努力したのだが、努力も虚しく守は自殺をしてしまったのだった…。本作は、ホテルコパンを舞台に、ワケあり10人のそれぞれの壮絶な人生の山場がぶつかり合っていく“グランドホテル形式”の群像劇。かつてない複雑な感情を抱える主人公を演じ切った市原さんを主演に迎えた本作は、これまで短編映画で数々の賞を受賞してきた門馬直人監督による渾身の長編デビュー作となる。今回届いた予告編映像でも、市原さん始め、壮絶な人生の山場を迎えるキャラクター10人が登場する。東京からやってくる元教え子の母親(清水美沙)に、一見ラブラブに見えるカップルの美紀(大沢ひかる)と班目(前田公輝)、多額の負債を抱えている宗教団体の教祖・段来示(栗原英雄)と資産家令嬢・ひかる(水田芙美子)、昔は脚光を浴びていた老女優・舟木(李麗仙)とマネージャーの澤井(大谷幸広)。 ホテルオーナーの桜木もまた、離婚した妻・美智代(遠山景織子)と娘・歩(山田望叶)と偶然再会してしまうのだ。オリジナリティあふれる多様なキャラクター、全員が“絶望”へと向かっていくストーリー。2020年の東京オリンピックも控える中、閑散としたホテル繰り広げられるノンストップの群像劇には、どんな結末が待っているのか。映像に映し出される「この世に“希望”があることをあなたが証明してください」という言葉に、思わず絶句しそうになる予告編を、まずはこちらからご覧あれ。『ホテルコパン』は2016年2月13日(土)より全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月25日大ヒットを記録した内田春菊原作のコミック「南くんの恋人」が中川大志と山本舞香によって11年ぶりにテレビドラマ化されることで話題の「南くんの恋人~my little lover」。この度、今月9日の放送開始に先駆け、オープニング映像が先行解禁された。さらに、日本での放送と合わせて、全世界同時配信・放送が正式決定した。イケメンで学力優秀な南瞬一(中川大志)と、ムードメーカーでダンスが好きな堀切ちよみ(山本舞香)。2人は、隣家に住む幼なじみで初恋の仲だったが、南の父親の失踪がきっかけで数年間まともに口を利いていない。そんなある日、ちよみは進路をめぐって両親と喧嘩。嵐の中、家を飛び出してしまう。ちよみは雨宿りをしながら「幼い頃に戻りたい」と願う。すると突風が吹き、落雷が!なんとちよみは小さく(15cm)なってしまう。小さくなってしまったちよみを、偶然みつけた南は「誰にも知られたくない」というちよみの願いを聞きいれ自宅へと連れて帰る。不思議な同棲生活がはじまり、徐々に2人の距離は縮まっていくが――。本作は、世界的大ヒットを記録したドラマ「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」のスタッフが再集結し、時代を超えて愛され続ける不朽の名作を再びドラマ化。実写化発表時から注目度も高く、海外からもオファーが殺到・ほぼ全世界で配信&放送されている「イタキス2」同様、完成前から既にアジア圏(台湾、韓国、中国、香港など)、欧米圏(ヨーロッパ、アメリカ、カナダなど)での配信(一部地域は放送)が決定。そして、日本での放送とあわせ、全世界同時配信・放送が正式決定し、特に中国では今年から全ての海外ドラマに対し検閲が必要となり、2015 年に中国へ輸出され同時配信される唯一の日本ドラマとなるなど、「イタキス2」製作スタッフによる大きな期待のもと、実現した。そして今回解禁された映像は、動画共有サイトで火がつき国内のみならず海外でも圧倒的な人気を誇るヴォーカリスト・天月-あまつき-が歌う「虹の向こうへ」を使用したオープニング映像。小さいサイズの南くんとちよみがスイーツがたくさん置かれたテーブルの上を走ったり、二人が小さい頃に遊んだ思い出のけん玉で遊んでみたり、ちよみが南くんの手を引いて笑顔で走る姿はとても印象的。そして映像に出てくるけん玉は、中川さんのキャスティングが決定した後に、中川さんがけん玉が得意ということが分かり、登場する事が決まった特別アイテムだ。また、世界中でけん玉ブームが起こっているいま、フジテレビが11月29日にフジテレビ球体展望室「はちたま」にて開催するけん玉イベント「8DAMA スパイク」に、中川大志がスペシャルゲスト・特別審査員として登壇することも決定している。「南くんの恋人~my little lover」は11月9日(月)26時35分よりフジテレビ系にて放送開始。(cinemacafe.net)
2015年11月05日オーストラリアはメルボルン発祥のスキンケアブランド、イソップ(Aesop)が東京・南青山に新店舗(東京都港区南青山5-10-19)をオープンした。店舗デザインを手掛けたのは、シンプリシティ(SIMPLICITY)の緒方慎一郎。46平方メートルの店内を、落ち着きのある抑えた色合いを用いることで広々と見せる演出がなされ、中央には彫刻的な円形のシンクが配置されている。また、内装の素材の種類は最小限に絞り込みつつ、様々な色や質感のコントラストを重ね合わせており、モルタルの床、亜鉛メッキの棚、和紙などは、質感と色彩の微妙に違うものが採用されている。同店では、厳選された植物やラボで開発された高品質の成分を配合したスキンケア、ヘアケア、ボディケアなどのアイテムを展開。高度なトレーニングを受けたイソップのコンサルタントが、個々のニーズにぴったりのアイテムを提案してくれる。
2015年10月02日11月にフジテレビで放送開始する新ドラマ「南くんの恋人~my little lover」の会見が16日(水)、都内で行われ、主演の南役を務める中川大志と、身長15センチのちよみ役を演じる山本舞香が登壇。実際に小さくなったら何をしたいかという質問に山本さんは、「たくさん食べられるので、カップケーキに埋もれたい!」という食いしん坊な一面をのぞかせた。内田春菊による漫画が原作の同ドラマは、高校3年生の南くんと、突然小さくなってしまった堀切ちよみの恋と同棲生活を描く胸キュンなラブストーリー。4度目の連続ドラマ化にあたっては、原作とは異なる設定になる南くんを学力優秀なイケメンでとして描くほか、賛否両論が渦巻いた漫画のラストシーンをドラマオリジナルの展開で表現するという。また、小さくなったちよみのサイズは漫画では16センチだったが、“縮小後のサイズは元の10分の1”という原作設定に従い15センチに再設定するなど意欲的な試みが満載の作品だ。ドラマ初主演となる中川さんは、「たくさんのファンがいる作品なのでプレッシャーを感じて不安もあったけれど、台本を見た時にいままではとは違う、新しい南くんのキャラクターになると思いました。自分なりの新しい南くんを目指して頑張りました」とコメント。同じく名作へのプレッシャーを感じていたという山本さんは、「2週間、朝から晩まで毎日撮影していて大変だったけれど、モニターで小さくなった自分の姿を観た時に、いい作品になると思いました」と作品への自信を堂々と語った。また、報道陣から実際に小さくなったら何をしたいかという質問が飛ぶと、「等身大よりもたくさん食べられるので、いっぱい食べたい(笑)。スイーツが食べたいです。その中に埋もれたい。食べられるだけ食べてカップケーキに埋もれたいです」と17歳らしい素直な発言で会場の空気を和ませていた。新ドラマ「南くんの恋人~my little lover」は、世界的大ヒットを記録したドラマ「イタズラなKiss2~Love in TOKYO」のスタッフが再集結して贈る不朽の名作の再ドラマ化で、すでに海外のエンタメシーンからもオファーが殺到。ほぼ全世界で配信&放送されている「イタキス2」と同様に、作品の完成を待たずに台湾、韓国、中国などのアジア圏、ヨーロッパ、カナダ、アメリカなどの欧米権などで配信が決定しているとのことで、全世界規の展開に高い期待と注目が集まりそうだ。「南くんの恋人~my little lover」は日本では、11月よりフジテレビにて放送スタート。(text:cinemacafe.net)
2015年09月16日まだまだ日本人には珍しい南タイ料理日本人にはあまり馴染みのない南タイ料理。味の特徴で良く言われるのが、「辛い、味が濃い、酸味がある、甘さ控えめ」。中部タイ料理が甘味が強いのに対し、正統な南タイ料理には甘味をあまり使いません。味がとにかくしっかり濃いのは、ガピという小エビを塩漬けにして発酵させた調味料が主に使われているから。味が濃いため、料理には必ずフレッシュな生野菜が添えられています。ルーツを見てみると、仏教徒からの文化、タイ南部国境地帯のマラユー族と言われるイスラム教徒からの文化、そしてタイ全土に広がる華僑からの文化が混ざり合って出来たもので、中でも南インド料理が、南タイ料理の味に最も大きな影響を与えているそうです。また、南タイは海に囲まれているため、海の幸が豊富。そのためシーフードを使った料理も多く存在します。また、イサーン(東北)地方と同様に、魚を使った発酵調味料も作られています。一年を通して気温が高く雨も多いため、プリックゲーン(カレーなどに使われる香辛料のペースト)は、体を温め、不調を治すためのスパイスが多く使われているそうで、身体にも良いとされています。まだまだ馴染みの薄い南タイ料理ですが、見つけたら是非食べたい!王道の南タイ料理をご紹介します。1. マッサマンカレー(ゲーンマッサマン)南タイ料理の中でも文句なしに知名度が高いメニューがこのマッサマンカレーではないでしょうか?CNNが選ぶ「世界で最もおいしい料理50選」に選ばれてから、人気に一気に火がつきました。今や日本では、お菓子やカップ麺、レトルト食品などにもお目見えするほど。クミンシード、カルダモン、シナモンなど、香りの強いスパイスを多種混ぜ込んだペーストを使い、ココナッツミルクで仕立てたとてもコク深く食べやすいカレーです。その地位や、トムヤムクンと並んだタイの代表的な料理と言っても過言ではないでしょう。2. カオヤム見た目も鮮やかなカオヤムは、南タイで最もポピュラーな、海魚を塩水に漬けて発酵させた「ナーム・ブドゥー」を使ったサラダご飯。お店によっては、ご飯がバタフライピーの花で炊いた青色や、ターメリックで炊いた黄色など、目でも舌でも楽しめる色鮮やかな料理です。口の中でナーム・ブドゥーの独特な香りとハーブたちが絶妙に混ざり合う一品、是非一度試してみて!3. サトー豆のガピ炒め(サトーパッガピクン)サトー豆、(和名はネジレフサ豆)をガピと海老で炒めた、南タイ料理の特徴である、「辛い、味が濃い、酸味がある、甘さ控えめ」を地で行く王道のような一品。このサトー豆。大きな空豆のような風貌で、房から種子を取り出して食べるのですが、かなりクセのある強い匂いが特徴。しかしそれが好き、とサトー豆にハマる人多数!かくいう私も、サトー豆の出回る季節には、かなりの頻度で食べています。トンローは南タイ料理激戦区!これら南タイ料理は、やはり南タイ料理専門のレストランで食べたいところ。中部のタイ料理しか知らない人は、味の出し方の違いに驚く人も多いでしょう。次回はバンコクで本格南タイ料理を出すレストランをご紹介します!(photo&text : NatJanG)タイグルメライターのバンコク美食巡りその他の記事はこちら>
2015年08月28日マイナス15キロのダイエットに成功昨年俳優の市原隼人と結婚し、今や一児の母となった向山志穂。MAXの体重からマイナス15キロにのダイエットに成功し、あっという間にモデルに復帰したことで、彼女のオフィシャルブログ「Happy Smile」の閲覧ランキングが急上昇している。同ブログ6月23日付け記事では、ダイエット成功のお披露目記者会見の様子をアップ。会場で出産直後の等身大パネルが登場したシーンを載せて、「認めたくないけどもちろん私です」と苦笑い混じりの文章を綴った。「天使の美活」と「カラダファクトリー」また、同記事では、今回のダイエット成功は「天使の美活セット」とストレッチを教えてくれたという「カラダファクトリー」のおかげだと明かした。ダイエットに利用した「天使のパウダー」は、乳酸菌が豊富に含まれた粉末だそうで、マンゴー風味が「飲みやすくていつもガブ飲みしてました」とコメント。さらに、短期間のダイエット成功のヒミツは、「天使のキレイを使ったプチファスティング」だと告白。同商品はマルチビタミンやミネラル、鉄分をたっぷり含んでおり、産後や授乳中でも安心して使える置き換えドリンクだと絶賛している。【参考】・向山志穂オフィシャルブログ「Happy Smile」
2015年06月27日映画『極道大戦争』の初日舞台あいさつが20日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、キャストの市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が出席した。全国公開中の本作は、"ヤクザ・ヴァンパイア"によってヤクザ化した人々の抗争を描くエンターテイメント作品。神浦玄洋(リリー)を組長とする神浦組の舎弟・影山亜喜良(市原)。襲われて瀕死状態の神浦に首筋を噛まれ、超人的能力を身に付けた影山は、その敵討ちに挑む――というストーリーで、監督を三池崇史が務めている。主演の市原は、「オリジナルでやるのが難しい中で、ここまで笑って喜んで頂いて本当にすごい。これからはみなさんの作品になるので、心の中で可愛がってくれたら」と胸を張ってアピール。また、「クレイジーでぶっ飛んでて、本当にやるのかなと(笑)。でも、すべての部署のバイタリティがすごくて、三池組ならではの現場でした」と振り返ると、ヒロイン役の成海も、「台本を読んで何が何だか混乱したけど、この祭りに参加したいと思いました」と笑顔を見せた。一方のリリーも、「まさか公開されるとは思ってなかった。今は色んな規制があるのに、どんどん足しちゃって"R28"くらいまで上がってた。三池監督しかできない作品」とその過激な内容に驚いた様子。リリー演じる“ヤクザ・ヴァンパイア”を描く本作だが、「噛まれたら何になりたい?」の問いに、「大阪のおばちゃん。分かりやすい世の中になりそう」と答えた市原は、坂口から、「格好良い市原さんみたいになりたい」と言われて照れ笑いを浮かべていた。また、劇中キャラクター・KAERUくんによる瓦割りやアクション演舞で、会場を盛り上げたこの日の舞台あいさつ。カンヌ国際映画祭招待作品に選出されたことに続き、北米公開&世界21ヵ国での公開も発表され、市原は、「本当にすごいですね。他の国でも多くの人に楽しんで頂くことを願ってます」と喜びを語っていた。
2015年06月21日三池崇史監督の最新作『極道大戦争』の初日舞台挨拶が6月20日(土)、東京・TOHOシネマズ新宿で行われ、市原隼人、成海璃子、リリー・フランキー、高島礼子、青柳翔(劇団EXILE)、でんでん、坂口茉琴が登壇した。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーを映画化。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメントで、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」での公式上映でも大旋風を巻き起こした。この日は新作の撮影を理由に、三池監督は残念ながら欠席。その穴を埋めようと(!?)、市原さんらキャスト陣は、本作の“ハチャメチャ”な世界観について言いたい放題だった。「クレイジーでぶっ飛んだ作品。すべてがオリジナルというのも本当にすごい」と市原さん。ヒロインを演じる成海さんは「台本を読んでも、何が何やらで、すごく混乱しました。でも、この祭りには参加したいなと思った」と笑顔を見せた。「よく分からない…でも面白い!ぜひ感性で楽しんで」(高島さん)、「深く考えるのはやめようと思った」(青柳さん)、「台本を読んで、これ準備稿だと思った(笑)。よくこんな企画が通ったな」(でんでんさん)、「まるで刺激的な絵本みたい」(坂口さん)と、やはり唯一無比な三池ワールドに圧倒されたようだ。いちばん“舌”好調だったのがリリーさんで、「イカれている」「この映画が公開されるなんて思っていなかった」「現場では“R-28”くらいの描写も。これ、誰が観られるの?と思った」とリリーさん流の賛辞を贈っていた。『極道大戦争』は全国で公開中。北米を始め、世界21か国での公開が決定している。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月20日「おぉっ、マジか?」。市原隼人が出演のオファーを快諾したと聞いて、三池崇史監督は驚愕した。オファー出した本人が驚くっておかしいだろっ!とツッコミたいところだが、なぜか納得してしまう。そして市原さんは、自らが主演を務め、完成したこの映画をこんな言葉で評する。「これまでの映画、これから先に公開される映画、その全てが“過去”になってしまうような新たなジャンルの映画だと思います」。ここまでで『極道大戦争』がどれくらいブッ飛んだ映画なのか十分に想像がつくと思う。一応、どんな映画なのかを説明するとタイトルの通り、やくざ映画である。だが、出てくるのはただのやくざではない。“ヤクザヴァンパイア”である。彼らに噛まれると、カタギの人間もやくざになってしまう。そして街には(文字通り)血に飢えたヤクザヴァンパイアがあふれる…。もちろん、原作小説などない。こんな、とんでもない話を思いつき、実際に映画にしてしまうのは三池監督だけだ。そこに市原さんは一寸の迷いもなく飛び乗った。そして撮影を、現場を心の底から楽しんだ。セオリーも常識も超えた戦場に身を投じる、やんちゃな男たちに話を聞いた。人気漫画やベストセラー小説の映画化が主体の邦画界にあって、本作の始まりは、三池監督によると「飲み屋での無駄話」だという。そんな奇跡のような本作が成立したという事実について監督は感慨と意義を口にする。「いま、ヒットしそうだから映画を作るとかそういう流れ、見る側というより、われわれ作る側のモヤモヤっとしたところ――そんな闇に向かってデカい石を思いっきり、筋肉が切れてもいいやって感じで、全力で投げた快感があった。そういう快感が意外とエンターテイメントの観客に必要なんじゃないかと思うんです。なかなかいま、闇に向かって石投げるのは歓迎されないけど(笑)」。ちなみに出てくるのはヤクザヴァンパイアだけではない。最強のKAERUくん、カッパなどワケのわからないものだらけなのだが…。市原さんはそんな奇想天外なストーリー展開に驚きつつ「演じていて繊細な感情と大胆な部分と凄い振り幅を持ってるんです。お客さんにとってもいろんな見方ができる作品だと思う」とその魅力を語る。特に、演じる上で印象深かったのは『ザ・レイド』でその名をとどろかせたインドネシアが誇るアクション俳優ヤヤン・ルヒアンとの1対1のアクション。「楽しかったですね。(ヤヤンさんは)もう、目が獲物を狩るような感じで(笑)。アクショントレーニングに始まって、息遣いやモーションを確認し合っていくんですけど、三池組って“生もの”だから、どんどん変わっていくんです。そうした中でのアクションはすごく刺激的でした。撮影中も次にどうなって、何が来るのかわからない楽しみがあって、子供の頃に『あそこには行っちゃダメ』と言われている場所に毎日、通っているような気分でした」。三池監督と市原さんのタッグは『神様のパズル』以来、実に7年ぶり。だが、三池監督が前作の頃から抱いてきた市原さんの印象は、7年を経ても何ら変わることはなかった。「とんがっているところは相変わらずで、その鋭さは変わらないままにより太くなったと思う。何かの覚悟を決めたんだな、この人は…という印象がある。役者というのは仕事が来れば役者だし、逆に自分が乗り気じゃなくてもやらなければいけなかったり、いろんな要素があるワイルドな生き方だと思いますそこで、どっちかを選んだり、何かを選ばないといけない時があるけど、それを全くあきらめずに『おれはこうなんだ』という強いものを持ってる。でもね、それは7年前からあったよね。役作りについて何を言われても『役作り?自分はしないんで』って言えちゃってた(笑)。そこはカッコいいと思うし、この先も変わらないんだろうなって思う」。さらに三池監督は、市原さんの“素顔”について、ハリウッドのあの名優を引き合いにこんな言葉も漏らす。「意外とね、市原隼人って役としての人間は知ってても、彼自身はどこか別の国のやんちゃな王子様って感じで実態がつかめないの。タイプは違うけど、同じ匂いを感じるのがデ・ニーロ。よくこの世界でああいう生き方していけるなと思いますよ」。そんな三池監督の言葉に「いやいやいや」とかぶりを振りつつ、市原さんは「職人でいたいんです」と自身の俳優という仕事へのスタンスを口にする。「芝居で会話したいし、現場で遊びたい。現場が終わってからじゃなくて。やらされるのは嫌だし、そういう人を見るのも好きじゃないんです」。決して多くを言葉で語ろうとはしないが、そのひと言ひと言に信念が見える。「物の捉え方が多少変わってくるし、それは必ず芝居の中にも出てくると思います。知識も増えていろんなことが見えてくると、裏ではこんな風に物事が動いているのか、こう進んでいるのか、というのが分かってくる。その中で、変に芝居をしなくていいのかな?気持ちだけそこにあればいいのかな?と思えてくるようになりましたね。基本的なことは変わらないし、がむしゃらでいたい。誰がおっしゃっていたか忘れてしまいましたが『努力はしてないけど、ポイントを押さえてきただけだ』と。それがなかなかできないんですが、そうなれたらいいなと思いつつ、年食っている最中です」。三池監督は「この映画がこんな風になったのはおれのせいじゃないよ。市原隼人がスタッフ全員を、映画を加速させたから(笑)」とおどけつつ「ひとつだけ絶対に真実として言えるのは、現場に何十人といる中で、彼が一番集中してるということ。一瞬がもったいない、真剣に生きないと…という迫力がある」と市原さんを称え、そしてこんな思いをも口にする。「いま、みんながイメージしてる“自由”というものがずいぶん小さい気がするんです。自分が自由でいられる場で自由でいようとしているような感じがして、自分が作り手となったことで、下に若い人たちが来るけど、迫力や熱を感じないんです。実際、30代の面白そうな監督がゴロゴロ出てこないといけないのに『極道大戦争』を撮ってもまだ次のオファーが来るからね(笑)。個人的に嬉しいことだけど、大丈夫かよ?とも思っちゃう。ガツガツ来る下からの熱があるからこそもっとやれるのになぁ…とも感じます」。それは若い世代に向けての叱咤激励であると同時に54歳の己を鼓舞するための刃でもある。「周りからとやかく言われなくなったら終わりが近いのかなって思います。そういう意味でカズ(=三浦知良)に学ぶことって多いです。あの張本(勲/野球評論家)さんとのやり取り(※張本氏の『もうおやめなさい』という引退勧告にカズは『“もっと活躍しろ”って言われているんだなと思う。光栄です』と返した)は本音だと思うんです。非難されることで悔しさも出てくる。あのTVでのひと言が意図せずしてカズにゴールを量産させる――そんな結果が起きてほしい。映画監督って守りに入りがちで、作品のイメージで“そういう監督”と見られがちで、それは単なる虚像なんだけど、でもいつのまにかそれが理想の生き方みたいになっちゃってる。そうやって“ポジション”“ブランド”を築いた瞬間に終わりは始まってるんです。だから、黒澤明が晩年に『ゴジラ』を撮ったらよかったんだけど(笑)、それはなかなかできないんですよ。その存在を知らしめるような代表作を超える作品を撮れる監督ってなかなかいない。イーストウッドくらいが唯一、異様な気配を持って常識を崩してる。そういうことをなんとなく考えてしまう年齢ですね。いまだに企画会議で三池崇史が土俵に上がる。ありがたいと思いつつ、ヤバい感触を持っています」。50代半ばの鬼才の原点回帰、それに呼応し見事なまでに踊り狂う若き才能の咆哮をとくと味わってほしい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月19日市原隼人が6月15日(月)、東京・千代田区の神田明神で行われた主演作『極道大戦争』のヒット祈願イベントに、共演する成海璃子、高島礼子、三池崇史監督とともに出席。「こんなクレイジーな台本は初めて。公開が近づき、うずいています」と武者震いしていた。本作は“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメント。三池監督が原点回帰と位置づけた、渾身の完全オリジナルストーリーであり、第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」で旋風を巻き起こしたばかりだ。現地入りした三池監督は、「誰も見たことがない映画として受け入れられた。カンヌの観客は基本的に厳しい目を持っているが、みんな驚きながら楽しんでくれた」と報告していた。また、市原さんについて、「アクションでけがをしても、意に介さず撮影をやり遂げる集中力がすごい」と絶賛する三池監督は、「もし生まれ変われるなら、市原隼人になりたい!アツすぎて家族は迷惑かな(笑)」と敬意を表した。一方、女優陣も「現場では、ウソと思うようなことがたくさんありました」(成海さん)、「私が演じるのは、ヤクザの“若頭”。でも、何でもアリの三池さんの世界だから、ありがたく演じさせてもらった」(高島さん)と唯一無比の三池ワールドに心酔していた。この日、4人は季節先取りの浴衣姿で、イベントに臨んだ。『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:極道大戦争 2015年6月20日より TOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開(C) 2015「極道大戦争」製作委員会
2015年06月15日現在開催中の第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出された三池崇史監督、市原隼人主演の『極道大戦争』。このほど、本作で市原さんと死闘を繰り広げる謎の“ゆるキャラ(?)”殺し屋、KAERU君が現地入り、なんと同映画祭内で開かれたイベントで、ゆるキャラ界の人気者・くまモンと夢の2ショットが実現したことが分かった。“ヤクザヴァンパイア”に噛まれたら、誰もがヤクザになってしまうという衝撃の極道エンターテイメントとなる本作。三池監督が自身の“原点回帰”と位置づける、渾身の完全オリジナルストーリーだ。さらに本作は、2011年に『一命』、2013年に『藁の盾』がそれぞれコンペティション部門にて、2012年には『愛と誠』がミッドナイトスクリーニング部門にて上映されたカンヌの“常連”・三池作品としては、12年ぶりとなる「監督週間」への正式招待作品。そこで、日本からは、本作に登場する“世界最強の殺し屋”KAERU君がカンヌ入り。現地時間5月18日に行われたジャパンデイ プロジェクト主催イベント「KANPAI NIGHT」で、くまモンと夢の競演を果たした。このKAERU君とは、ヤクザヴァンパイアとなった影山(市原さん)と死闘を繰り広げる、ヤクザ嫌いの謎の殺し屋。一見可愛らしい姿とは裏腹に、金属バットを振り回し、強烈なミドルキック(!)でヤクザたちをなぎ倒す暴君っぷり。いまや世にあふれるゆるキャラとは、明らかに一線を画す存在だ。昨今は、くまモンを始め、ふなっしー、ねば~る君やバリィさんなど、ゆるキャラが各メディアで群雄割拠し、地域・経済活性化の重役を担う存在となるほどの、“ゆるキャラ戦国時代”。もちろん映画界においても、昔からゆるキャラがヒットの要因となる例が少なくなく、特に『スター・ウォーズ』シリーズのヨーダ、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム、『ハリー・ポッター』シリーズのドビーなど、大人気シリーズでは世界中から愛されるキャラクターとして定着。つい最近でも、2013年に一大ブームを起こした下品なテディベアのテッド(『テッド』)、2014年に彗星のごとく現れた、生きるイボ痔のマイロ(『バッド・マイロ!』)など、ひとクセもふたクセもある映画界のゆるキャラ(?)たちが、作品のヒットに貢献している。今回、KAERU君も、ゆるキャラブーム火付け役・くまモンとの共演したことで、2015年度映画界最強のゆるキャラ(?)のお墨付きをもらったといえるかもしれない!?『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年05月21日俳優・市原隼人の4年ぶりとなる写真集「G 市原隼人」の発売が決定。市原さんが初監督にして主演を務めたショートフィルム「Butterfly」(’14)のロケ地・タイを舞台に撮影されたことが明かされた。現在開催中の第68回カンヌ国際映画祭「監督週間」に出品される三池崇史監督作『極道大戦争』で主演を務めるなど、さまざまな作品に出演し、三池監督にも「根っこは太くなったけど、変わらないエッジを持っている」と役者としてのパワーを称賛された市原さん。今回発売となる写真集では、タイを舞台に、バンコクの街並みに自然に溶け込み、ひとり佇む姿や、熱帯の島・シーチャン島でストイックに鍛え上げられた美しい肉体を披露している。さらに今回は写真集だけでなく、米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2014」の「話題賞」を受賞した、市原さん自ら監督・主演を務めるアクションムービー「Butterfly」のDVDも同日発売されることが明らかに。約18分の本編映像のほかに、バンコクに到着してから、ロケハン・撮影・滞在最終日までの10日間の行動を追う40分のメイキング・インタビュー映像も収められており、本番前夜まで欠かさずにアクション練習を行う姿や、監督として現場で指揮を取る姿、タイの街中をのんびり散策する姿など、滞在中にみせる市原さんのさまざまな表情を堪能することができるファン垂涎の内容となっている。「G 市原隼人」、DVD「Butterfly」は6月20日(土)発売予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月18日市原隼人主演の映画『極道大戦争』の試写会が本作でもメガホンを握っている三池崇史監督主催のビルボードライブ東京におけるイベント「三池崇史監督 presents 大人だけの空間」で4月20日(月)に上映され、市原さんと三池監督によるトークが繰り広げられた。近年の三池作品では稀な原作なしのオリジナル脚本による本作。任侠に生きる影山は、ヴァンパイアとなってしまい、彼に噛まれると即、街のカタギの人々が“ヤクザヴァンパイア”になり、感染が広がっていくという事態が起こる。そんな中、影山は尊敬する組長のカタキを討つべく立ち上がるが…。市原さんは、本作について「ブッ飛んだ、クレイジーな作品(笑)」と断言。脚本を読んでも、そのシュール過ぎる内容に「何も想像ができなかった(苦笑)。カエルやカッパが出てくるわ…」と困惑を明かすが、そのオファーをそれでも受けた市原さんを三池監督は絶賛する。2人のタッグは7年前の『神様のパズル』以来となるが、三池監督はこの7年での市原さんの変化について「根っこは太くなったけど、変わらないエッジを持っている」と称し「映画界も最近、コンプライアンスなどが厳しくなって、勝新太郎さんが生きていけない世界になった(笑)。その中で、市原隼人が生きられる世界でありたいというのは、ひとつのバロメーターでもある」と昭和の名優で破天荒の代名詞とも言える“勝新”の名を例に挙げ、市原さんの持つ鋭さ、スケールの大きさを説明する。改めて、本作のぶっ飛んだ内容について監督自身がそれを認めながら「(企画が)加速していったのは全部、市原隼人のせい(笑)!」と市原さんに責任を転嫁し笑いを誘い、そのパワーを称えた。市原さんは、つい最近、キャリアで二度目となる舞台を経験したが、シーンごとに撮影していく映画と違い、舞台は最初から最後まで途切れることなく上演されるという点に触れ「すごく贅沢なことだなと感じます。舞台はやはり生き物」とその面白さを語る。さらに「どんな役でもその人の人間性が出るものだけど、舞台はなおさらそう感じる。映画もそうあってほしい。瞬間ごとのカットだけでなく、長い感情を持って臨みたい。映画の持つ面白味は『ハプニング』と『アクシデント』と三池監督が仰ってましたが、それが感じられる、意図して作ったのではない化学反応で起きることが増える芝居は楽しいんです」と三池監督の現場がもたらす芝居の楽しさについて語った。そんな風に熱く、深く芝居について考えて語る市原さんを、三池監督は「市原さん、幼稚園の時から変わらないでしょ?想像できるもん(笑)」と楽しそうにイジる。そんな市原さんを育てた親について三池監督から聞かれ、市原さんは「母は厳しい人で、僕は頭がいい方でもなかったんですが『人様が頑張ってるんだから、寝ている間に10倍頑張って努力しなさい!』って言われました」と説明。いまの俳優という仕事や作品に関する親の反応については「(作品については)何も言わないですけど『まゆ毛細すぎると変だよ。太くしな!』とか『腰パンはやめなさい!』ということは言われます(笑)」と明かし、会場は笑いに包まれた。『極道大戦争』は6月20日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月20日俳優の市原隼人が主演を務める、三池崇史監督映画『極道大戦争』(6月20日公開)の予告動画とポスタービジュアルが、このほど公開された。予告編は、街の人々からの信頼が厚い人情派のヤクザ親分・神浦(リリー・フランキー)が牛耳る平和な商店街からスタート。しかし、神浦の血を受け継ぎヤクザヴァンパイアに生まれ変わった影山(市原)が本能のままカタギをかんでしまったことで、街中の人がヤクザ感染してしまう。夫婦ヤクザ、女子高生ヤクザ、看護師ヤクザ…圧倒的多数となったカタギ・ヤクザが、影山を筆頭に、リアル・ヤクザと壮絶な死闘が繰り広げられる様子が捉えられている。劇中で市原は鍛え抜かれた肉体でキレのあるアクションを披露。「今回アクションシーンが多かったので、現場ですぐに対応できるよう、常に体を動かしていました。現場をフルで楽しめるように、心と体の準備を万全にして挑みました」と気合十分の市原。予告編にも登場する、インドネシアの格闘技アクション映画『ザ・レイド』シリーズでおなじみヤヤン・ルヒアンと圧巻の対決シーンを繰り広げており、2人はクランクイン前からトレーニングを行い、撮影前にも数回手合わせをする念の入れようだったという。本作は、三池監督の「この辺で一度原点に戻りたい」という思いのもと、原作なしのオリジナル企画で制作。三池監督は「映画って知らないから見に行くものだったのに、いつのまにか安心できて裏切られないものを見に行くものになっていると思うんです。『極道大戦争』を見て『えっ、なんだこれ!』『こんな映画作って怒られないんだ!』って思ってもらえると、この映画も役に立ったと言えるかな」と、ぶっ飛んだ内容の作品に自信を見せた。共演にはほかにも、若頭に女優の高島礼子、さらに、青柳翔(劇団EXILE)、渋川清彦、優希美青、でんでんらベテランから若手までが顔をそろえ、それぞれが個性を生かしたヤクザ演技を披露している。(C)2015「極道大戦争」製作委員会
2015年04月20日サントリー食品インターナショナルは4月14日、「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」を発売した。同商品は、「南アルプスの天然水」をベースとしたヨーグルトフレーバーの飲料。牛乳由来のミネラルやアミノ酸を含む透明素材"ホエイ(乳清)"の乳酸菌発酵液をブレンドすることで、水のように透明でありながらヨーグルトのコクとすっきりした甘みが味わえるとのこと。ヨーグルトならではの香りを引き出すために素材も厳選したという。そうして選ばれた発酵乳に果実由来の香りを組み合わせることで、ほんのり甘く華やかな風味を引き出したとしている。発売前のモニタリング調査では、「透明なのに想像以上にヨーグルトの味がしてびっくりした」「朝や仕事中にも良さそう」などの高評価を得たとのこと。税別価格は、515mlペットボトル124円、280mlペットボトル115円。
2015年04月15日俳優の市原隼人が主演する、三池崇史監督『極道大戦争』(6月20日公開)の主題歌が、神戸出身の4人組ロックバンドKNOCK OUT MONKEYの「Bite」に決定したことが2日、発表された。"神戸の暴れ猿"との異名をもつ同バンド。ラウド、レゲエ、ヒップホップなど、さまざまなジャンルを取り込んだキャッチーなサウンドと、日本語に重きを置いたリリック、激しいライブパフォーマンスで全国のロックリスナーの間でじわじわと話題を呼んでいた。さらにANDREW W.K.の東京公演サポートアクトへの抜てきなど、海外アーティストとの共演も重ね、「SUMMER SONIC」など大型フェスへの出演も果たしている。制作サイドは、「三池監督の原点=オリジナルであると同時に、ぶっ飛んだ作品には、よくある甘い主題歌ではなく、しっかりぶっ飛んでないといけない。聴いた瞬間、ノックアウトされないといけない。さまざまな条件が重なって、今、勢いがあるKNOCK OUT MONKEYという名前が挙がりました」と起用理由を語った。三池監督も一発OKで決定したという。ボーカルとギターを務めるw-shunは、「今年の頭、淡路で曲作り合宿をしている時に映画主題歌決定の話を聞きました。自分たちはまだまだ駆け出しのバンドだし、普通に三池崇史作品のファンだったので、まさか監督の映画主題歌を僕らが作ることになるなんて、悪い冗談だと本気で思いました」と振り返る。「その頃ちょうど、何か自分たちの中にあるネジをぶっ壊したいと思っていた時期だったので、本当にぶっ飛んだこの映画と出会えた事、三池組とお仕事できた事は自分の中で大きかったです」と、映画にも大いに触発されたという。本作は、ヤクザヴァンパイアにかみつかれた人間が次々にヤクザ化してしまうという、三池監督による完全オリジナルストーリー。ヴァンパイアが"かみつく"印象から、タイトルの「Bite」につながったというw-shunは、「最近の世の中はデフォルメされた表現が多いなと感じることがあるのですが、自分はそこにかみついてでも異を唱えて、嘘偽りのない自分を表現していきたいという僕個人の想いも詰まっています」と曲の意図を語った。彼らの楽曲に触発され、映画の最後に予定されていたエンドクレジットのフォントを差し替えたという三池監督。「Bite」によって進化したその書体にも注目が集まる。(C) 2015『極道大戦争』製作委員会
2015年04月02日市原隼人を主演に迎え、リリー・フランキーやピエール瀧、成海璃子らが共演を果たす、三池崇史監督の“ヤクザヴァンパイア”映画『極道大戦争』。このほど、園子温・監督作『TOKYO TBIBE』でアクロバティックな本格アクションを見せ、「あの子は、誰?」と話題騒然だった当時、現役女子高生の坂口茉琴が、本作ではまさかのパンチパーマ姿でさらなる超絶なアクションを披露していることが分かった。最強伝説をもつ“ヤクザヴァンパイア”の組長・神浦(リリー・フランキー)が、敵対する羅漢組の組長(ピエール瀧)との抗争の後、何者かに殺された。その神浦の遺志を受け継いだ影山(市原隼人)は、その敵討ちの刺客と戦いながら、ヤクザヴァンパイアとして覚醒していく――。噛まれたら、みんなヤクザになってしまうという未曾有のヤクザ感染バトルを三池監督が描く本作。同じく世界的に注目を集める園監督が井上三太の人気漫画を実写化した『TOKYO TBIBE』で、ヒロインのスンミ(清野菜名)とともに大男たちに立ち向かい、俊敏でアクロバティックなアクションを披露していたのが坂口さん。観客からは、その小柄で中性的な容姿ゆえ「小学生の男の子?」といった声があがる場面もあったが、実際は現役の女子高生。アクションが大好きだという坂口さんは、世界で評価を受けるアクション俳優であり、『TOKYO TBIBE』でアクション監督を務めた坂口拓と血縁にあたる匠馬敏郎の元でトレーニングをしていたところを園監督に見出されたという逸材なのだ。坂口さんは、この3月で高校を卒業したばかりだが、2014年4月~5月に撮影された本作でも、当時、現役女子高生ながら超絶なアクションを披露。しかも、ヤクザといえばパンチパーマ!ということで、三池監督が行きつけの床屋に足を運び、カツラではなく地毛で“勝負”することになった。本作で彼女が演じるのは、ヤクザヴァンパイアとなったマサル役。借金苦で一家心中を図ろうとしていたところをリリーさん演じる神浦組長に助けられたものの、その神浦を狙う刺客に父親を無残に殺害されたことで復讐を決意、大斧を振り回して暴れ狂う…という。坂口さんは「女子高生の自分がパンチパーマをあてるという貴重な体験をさせていただき、『極道大戦争』には感謝するばかりです!初めて自分のパンチパーマを触ったときは女ながらも興奮してしまいました!」とコメント。「人生初のパンチパーマで挑んだ『極道大戦争』、ビシッときめた自分の頭に負けない様に気合いを入れて挑みました!アクションシーンでは三池崇史監督やアクションチームGocooさんのおかげもあり、楽しくアクションすることができました。狂犬役のヤヤン(・ルヒアン)さんにもすごく優しくしていただいて、自分のシーンの撮影を見守ってくれたときは心強かったです!パンチパーマ姿の自分をたくさんの方にみていただきたいです!!」と、女子高生らしい(?)無邪気な一面をのぞかせる坂口さん。その気合たっぷりのアクションを、まずはこちらの写真から確かめてみて。『極道大戦争』は6月20日(土)よりTOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日現在、東京・天王洲 銀河劇場で上演中の舞台『最後のサムライ』の記者会見が行われ、主演の市原隼人のほか、徳山秀典、岡本玲、ソニン、演出家のイヴァン・キャブネットらが出席した。【チケット情報はこちら】同作は、市原隼人の舞台初主演作品。市原は、300年続いた徳川幕府が終わりを迎え、明治維新の荒波が日本を揺るがした時代に実在した長岡藩士・河井継之助を演じる。市原は「素晴らしいスタッフとキャストで出来上がったこの作品の主演を務められるのは本当に幸せ。役者にとって舞台とは、役者のあり方を学べるとても重要な場。舞台に立てる喜びを感じながら、日々精進していきたい」とコメント。役作りについては「実際に新潟県の長岡市にある河井継之助の記念館に行って、そこの館長と話をして、そのうえで継之助がどういう人物であったか、周りの人間にどういう風に見られていたのか、という事を考えました。あとは稽古場で信頼できる人々と、お芝居を通して役を作り上げました」と語った。ただの藩士であった継之助の才能を見抜き、家老まで押し上げる長岡藩主・牧野忠恭を演じる徳山は、市原が演じる継之助について「市原くんはデビュー当時から知っていて、まっすぐな方だという印象があります。今回市原くんが演じる継之助という役は、まっすぐを通り越して変人と言われた人物。お芝居を見て、市原くんには継之助が憑依しているように感じたので、市原くんは良い意味で変人なんだと思いました(笑)」と役作りに太鼓判を押した。妖艶な花魁、小稲と紅小壺の2役を演じるソニンは「侍達が闘っている中で、艶やかな衣装を着た自分がお芝居の中のアクセントになれば良いなと思います」とコメント。さらに、演出のイヴァン・キャブネットについて「アメリカの人が想像している侍や日本へのイメージを押し付けられたらどうしよう、という不安もあったのですが、日本の歴史なども凄く勉強されているのにまず感銘を受けました。そのうえで演出ではアメリカの方らしい演出を上手く組み込んでくださっている」と語った。ブロードウェイで演出を手がけるイヴァン・キャブネットは「これまでのカンパニーの中でも、出演者は1番勤勉にお芝居に取り組んでいるし、才能のある人が揃っている。自分の中でも誇りに思える作品になったと思います」と自信をのぞかせた。また、市原について「お芝居の中でも、練習のなかでもリーダーを務めてくれた。頭も良いし、本当に素晴らしい役者さんだと思いました」と賞賛した。舞台『最後のサムライ』は3月15日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場で上演。チケットは発売中。
2015年03月06日市原隼人が舞台初主演に挑む『最後のサムライ』(3月4日(水)から東京・天王洲 銀河劇場にて)。開幕に向けて熱気あふれる稽古場を取材した。明治維新の荒波が日本を揺るがした時代に、画期的な改革を成し遂げながら武士道を守り抜いた男、長岡藩士・河井継之助の一生を描く舞台。取材したのは2月28日に行われた公開稽古。第一幕のハイライトシーンが公開された。市原は河井継之助という豪放磊落な武士の姿を見事に演じ、親しみやすい笑顔からシリアス表情なまで様々な感情を体現していた。どの場面も真剣そのもの。その姿から舞台初主演への気合が見てとれる。継之助の妻役には数多くのドラマや舞台にも出演している岡本玲。夫のことを誰よりも理解して心配しているおすがを演じる。愛らしい可愛さのなかに、家を留守にすることが多い継之助を信じて支える健気さが窺えた。歌手ながら演技派女優としても名高いソニンは、妖艶な花魁・遊女として登場。江戸吉原一の遊女であり、継之助を虜にしてしまうが、時折見せる表情は物憂げで、目が離せない。出演はほかに徳山秀典、中村誠治郎、阿久津愼太郎ら。演出はブロードウェイで活動する新進の演出家イヴァン・キャブネット。イヴァンの英語による演出指導を、通訳を介しながらも真摯に聞き入れ、指導された内容について議論する市原の姿が印象的であった。舞台は3月4日(水)から15日(日)まで。チケット発売中。
2015年03月03日市原隼人が初主演を務める舞台「最後のサムライ」が来週からの公演を前に、都内のスタジオにて2月28日(土)、マスコミへの公開稽古を行った。本作は、300年続いた徳川幕府が終わりを迎え、明治維新の荒波が日本中を揺るがす中、“最後のサムライ”と呼ばれた男、河井継之助の奮闘を描いたもの。激動の日本に西洋文化を取り入れ、画期的な改革を成し遂げながら、武士道を守り抜いた男の一生を描いた時代劇だ。この日、主演の市原さんのほかにも、徳山秀典、中村誠治郎、阿久津愼太郎、岡本玲、ソニンなど個性派キャストが集結。その中でも、やはり座長・市原さんの気合いは別格。「日本人として、いまの日本を支えた歴史を少しでも多くの人に伝えたい」という想いをもって挑んだといい、時代を変えようとした革新者・継之助のスピリットを継承するかのような熱演を魅せた。また公開稽古を終え、3月4日の公演初日に向けて「最後の最後まで、全てのキャスト・スタッフが自分の務めるべき仕事と向き合い精進してまいりました。演出家のイヴァンがニューヨークから持ってきた新たな風を余すことなく、熱を冷まさず、僕たちキャストを通して、皆様にお届けできればと思っております。ぜひ、お楽しみいただけることを心より願っております」と熱いコメントを寄せた。舞台「最後のサムライ」は3月4日(水)~3月15日(日)まで天王洲・銀河劇場にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年03月02日多数の話題作を世に送り出し続ける鬼才・三池崇史の最新作『極道大戦争』。この度、主演の市原隼人を始めとした、オールキャストが“ガン飛ばす”迫力のあるビジュアルが到着した。「ヤクザVSヤクザヴァンパイアオールヤクザで贈る、極道エンターテイメント」と銘打たれた本作は、あの三池監督が自身の原点回帰と位置づけ、初心に戻って挑んだという期待の一作。神浦玄洋(リリー・フランキー)はヤクザの組長だが、街の人々からの信頼も厚い大人物。影山亜喜良(市原隼人)は神浦に憧れて極道の世界に入り舎弟となったものの、自分の半端さと理想とはかけ離れたヤクザ社会にうんざりしていた。ある日神浦は刺客に命を狙われ、瀕死の状態となってしまう。駆け寄った影山の首筋に、瀕死の神浦が突然噛みついた瞬間、影山に神浦の血が逆流する…「ヤクザヴァンパイアとして生きろ!」と言い残し絶命する神浦。かくして“血の儀式”が行われ、街中を巻き込んだ刺客たちとの新たな闘いがはじまろうとしていた…。今回解禁となったティザービジュアルでは、鍛え上げられた美しい体を披露している市原さんを中心に、ヤクザヴァンパイアの宿命を背負った恋人の行く末を心配する杏子を演じた成海璃子、鬼の形相をしたヤクザの組長役のリリー・フランキー、姉御改めアニキ肌の若頭・高島礼子ほか、青柳翔、渋川清彦、ピエール瀧、でんでんらがこちらを睨んでいる。“みんなヤクザ”にふさわしく、全キャラクターがガンを飛ばしているというビジュアル…のはずなのだが、そこにはなぜか不似合いなカエルのキャラクターの姿が!同時に解禁されたもう一面のビジュアルに至っては、まさかの全面占有という前代未聞の状況なのだ。主役の市原さんを差し置いて目立っているこのカエル、実はキャスト発表の時点ですらまったく触れられていなかった謎の存在なのだが、ビジュアルには「ヤクザなんてだいきらいだ」と書かれており、よく見てみると「ヤクザの天敵KAERUくんです」という一言が添えられている。果たして、彼(彼女?)は主人公・影山の敵なのか?味方なのか?ヤクザヴァンパイアの宿命を背負い、覚醒していく影山の行く末とともに、その正体を見守りたい。『極道大戦争』は6月20日(土)TOHOシネマズ 新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月19日タレントの南明奈が6日、東京ドームシティで行われた『ウィンターイルミネーション』点灯式に出席した。お笑いコンビ・よゐこの濱口優と交際中の南だが、クリスマスの予定を聞かれると「ももクロちゃんのライブの抽せん待ち」とうれしげに回答。仲の良いももクロファンと参加するというが「(濱口は)そういうので怒る人ではないので、『行っといで』って。大丈夫な証拠です」と順調ぶりをアピールした。【写真】幻想的なイルミネーションにアッキーナもうっとり2012年から毎年、クリスマスはももクロライブに行くという南は「ライブ後もファンの集まりがある」と濱口と会う予定はない様子。「優先度はももクロの方が高い?」と聞かれると「そういうことではない!」とキッパリで、「結婚しても私は(ライブに)行くと思います!大好きです!観ていて幸せになる。笑顔になれる」と“ももクロ愛”を熱弁した。クリスマスはももクロ一色だが「(プレゼント交換は)できたらいいです。あっという間にクリスマスになっちゃうから考えなきゃ。会話で探ろうかな」とにこにこで「去年は私の好きなディズニーのキャラの置物をもらいました。一緒にお店で見て『可愛い』っていってたんです。おねだりはしないですが、何をくれるのか楽しみ」と幸せオーラ全開。さらに、報道陣から、濱口からのプレゼントに婚約指輪を提案されると「私はまだそんな気分ではないです」と結婚には消極的だった。今年は過去最大約220万球のLEDが東京ドームシティ全体を彩る。毎年登場するギャラクシードーム前に立った南は「(濱口と)見に来たいです。あの中に入りたい」と目を輝かせていた。来年2月15日まで開催。
2014年11月06日StationRide in 南房総 実行委員会は11月8日、千葉・南房総の自然の中を巡るサイクリングイベント「StationRide in 南房総」を開催する。○地元グルメ「館山メンチ」も同イベントは、南房総館山の丘陵地帯や田園地帯・海岸線を走るサイクリングイベント。適度なアップダウンがあるバラエティー豊かなコースで、北条海岸(千葉県館山市)をスタートし、房総半島の先端にあたる館山市の西側や内陸部・東側の和田浦を抜けていく。海岸線をぐるりとまわるルートで、コース全長は85km(最大標高差57m)。イベントには「ステーションライド」という名前が付けられているが、これは休憩ポイントのエイドステーションがコース上に多く設けられ、各所で地元の味覚などが楽しめることからきている。エイドステーションは「道の駅」に設置。「さんがバーガー」「館山メンチ」「みかんドーナッツ」といった地元グルメが味わえる。JR東日本ではイベントの開催に合わせて、団体専用臨時列車を利用したサイクルトレインを運行する。JR両国駅から千葉駅を経て、会場近くのJR館山駅まで運行する往復便。両国駅からは、自転車はそのまま列車に積み込める。千葉駅からの場合、自転車は輪行による積み込みとなる。もちろんサイクルトレインを利用せず、現地集合での参加もできる。申込みは10月24日まで受け付ける。参加費は、現地集合の場合8,000円。サイクルトレイン利用は1万2,800円(千葉駅発着1万1,800円)。詳細は「Station Ride in 南房総」公式サイトで案内している。※価格は税込
2014年10月16日俳優の市原隼人が、9月20日から動画配信サービス「dビデオ powered by BeeTV(以下、dビデオ)」で配信をスタートするドラマ『ハング』(全4話)で、『ROOKIES』シリーズを手掛けた平川雄一朗監督と約5年ぶりにタッグを組んだことが11日、明らかになった。同作は、『ストロベリーナイト』や『ジウ』シリーズなどで知られる作家・誉田哲也の同名小説を原作に、次々に起こる不可解な事件、組織権力の陰謀、見えない敵に翻弄されながらも、巨大な闇に立ち向かう刑事たちの姿を描いた警察ドラマ。主人公の警視庁捜査一課の刑事・津原英太を市原隼人、同僚刑事役を金子ノブアキ、山本裕典、浅利陽介が演じるほか、蓮佛美沙子、石橋蓮司、時任三郎などの俳優陣が脇を固める。市原は、2008年にTBS系でドラマ化、2009年に映画化された『ROOKIES』で安仁屋を演じた。同シリーズを手掛けた平川監督とは5年ぶりとなり、市原は「内面的な細かい箇所まで教えて頂いて、作品にも演者にも愛を持って臨む方だと改めて思いました」とその魅力を再認識。「また是非ご一緒させて頂きたいです」と別の作品での再会に期待を寄せている。一方の平川監督は「今回は一人の大人が、目に見えない大きな渦に飲み込まれていくという難しい役で、お互い試行錯誤しながら主人公の人間像を築き、向き合う事が出来て良かったです」と前回とは違った発見があった様子。「今作は沢山の人間が死んでいくドラマで、出演者の人達には特に死に対して真摯な演技をお願いしました」とハードな撮影だったことをうかがわせた。同僚刑事を演じた山本も映画『ROOKIES -卒業-』に赤星役で出演していたことから、平川監督の現場に「すごく安心できました。撮影日数は、5、6日と短かったんですが、スタッフのみなさんとも一体感がありました」と信頼を寄せていた。同じく5年ぶりの再会となった市原については、「相変わらず男らしいままでしたね」。「控室とかでも、雑談をしながら部活動みたいな雰囲気でした。作品のストーリー自体は暗い感じなんですが、現場は反比例して明るかったですね(笑)」と楽しげに振り返っていた。主題歌は、歌手・三浦大知の「Bring It Down」。自ら脚本を読んで書き下ろした楽曲で、市原が「"サスペンス"、"アクション"、"正義"、そして"葛藤"、"緊張感"とたくさんの感情が入り混じっている素晴らしい作品」と語るドラマの世界観を表現している。
2014年09月12日コピーライターの糸井重里が主宰するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」が、東京・南青山に初のリアル店舗「TOBICHI(トビチ)」(東京都港区南青山4-25-14)をオープンした。店舗、ギャラリー、そしてイベント会場としての機能を持つTOBICHIでは同サイトとコラボレーションし、ギャラリーやイベントなどさまざまな催しを開催する。催しの内容はサイト上で紹介され、リアルとネットを行き来する中で、コンテンツをより広く伝えていくのが店の狙いだ。建設デザインのコンセプトは“30歳くらいの特にお金もコネもない人が、一所懸命になにかやりたくてつくった場所”。什器や家具は天然素材を得意とする「三角屋」の姉妹店でもある「六角屋」が担当した。ゆくゆくは同店の製品をその場で発注できるようになるという。なお、10日までの期間、オープニング企画として「福森雅武のあそび部屋」が開催される。福森は伊賀にある「土楽」の七代目当主で、陶芸の傍らで花や絵、書などを趣味にしている。会場では氏が趣味に戯れる様子が見られる他、器や花器、陶仏などの作品を購入することも出来る。8月下旬には「いちにちだけの大坊珈琲店(仮)」や「ほぼ日手帳2015(仮)」などのイベントも開催される予定だ。
2014年08月05日パリのフレグランスブランド「ディプティック(diptyque)」が、日本初の旗艦店を東京・南青山にオープンした。住所は東京都港区南青山5-6-15。店舗デザインは、西洋と和の融合がテーマ。エントランスは石畳や植栽などで日本庭園をイメージし、店内は楽焼のタイルで作った棚や、ゴールドのアルファベットモチーフでできた壁などで設えられた。中央には、大小500個以上のキャンドルが並んだタワーがそびえ立つ。建物は3階建てで、1階がショップ、2階はフレグランスのワークショップなどを行うスペースとして利用され、3階はオフィス。オープンを記念して、青山店限定で、梅やサクラが香る「東京」キャンドル(6,825円)、鈴蘭やリンデンフラワーが香る「パリ」キャンドル(6,825円)、それぞれの街が描かれたランタン(各1万2,600円)も登場。また、期間限定で”光の祭典”をテーマにしたクリスマスキャンドル(7,875円)をオレンジ、緑、紫の3色で展開。他にも、2013年ホリデーコレクションの限定ギフトセットも販売されている。定番アイテムでは、フレグランスやフレグランスキャンドル、オーバル(石けん)、地中海をイメージしたスキンケアシリーズも取りそろえる。人気アイテムは、カシスとバラを配合した「べ(BAIES)」の香りのフレグランスやキャンドル、そして、砂時計型のディフューザー(1万5,750円)。ギフト用のラッピングも日本風で、それぞれの香りをイメージした色の3枚の薄葉紙を、折り紙のように重ねた包装を用意している。ディプティックジャパン代表取締役社長福住和久氏は、「日本はディプティックが世界展開する中で以前から注目していた市場。日本で最初の店は絶対に良いものを作りたいと意気込んだため、予算は当初の4倍になってしまった。今後も、それぞれの街に合った店作りとデザインを心がけ、店舗を拡大していきたい」と語る。
2013年12月13日ロシアの純文学を代表する文豪・ドストエフスキー。彼の最高傑作と称される「カラマーゾフの兄弟」が市原隼人、斎藤工、林遣都をメインキャストに迎え、フジテレビの土曜ドラマ(通称・土ドラ)にて初のドラマ化が決定した。物語は、“父殺し”という究極の罪。容疑をかけられたのは、血の繋がった息子たち。ミステリーの鍵は、追いつめられ変容していく彼らの心の機微に、掲げた哲学に、せめぎ合う会話の中に浮かんでは沈む。父親が象徴するものは、理不尽な現代、のさばる体制…。その混沌の中、人間の底なしのエゴと強欲が描かれる。原作とは異なり、日本が舞台となるドラマ「カラマーゾフの兄弟」。市原さん、斎藤さん、林さんの3人が物語の中心となる黒澤家の3兄弟を演じる。主人公となる次男・黒澤勲を演じるのは、フジテレビ系ドラマでの主演は「WATER BOYS 2」以来8年ぶりとなる市原さん。勲は、一流大学の法学部・法科大学院を卒業したクールな若手弁護士という表の顔と、サイコ小説を書き精神のバランスを保っている危険な香りを放つ2面性をもった難役だ。そして、勲と同様に父殺しの容疑をかけられる残りの2人、失業中でヒモのような生活をしているいい加減な長男・満役に斎藤さん、精神科医を目指す医大生の三男・涼役に林さんがそれぞれ扮する。今回の決定を受け、市原さんは「小説家の代名詞とも言われるドストエフスキーの作品に携われることを心より感謝しています。今作は、サスペンスと共に3人の兄弟やその父親、登場人物一人一人の“考え方”“心理”“振る舞い”を大切にして、道理や常識の枠にはまりきらない世界観を楽しんでいただければ」とやる気満々といった様子。それぞれに全く性格の違う3兄弟が、果たしてどんなアンサンブルを見せてくれるのだろうか?実力派俳優が織りなす重厚なサスペンス劇に目が離せない。ドラマ「カラマーゾフの兄弟」は2013年1月12日(土)から毎週土曜日23時10分よりフジテレビにて放送スタート。公式サイト:www.fujitv.co.jp/brothers_karamazov/
2012年11月27日住むならやっぱり南向き!と思う人は少なくないでしょう。南向きは「洗濯物がすぐ乾く」「布団が干せる」「ひなたぼっこができる」などのメリットがたくさんありますから。けれども、他の向きと比べて家賃が高い場合が多いうえ、南向きを重視すると駅からの距離が遠くなるなど、ほかのことを我慢しなければならないこともあります。実は、南向き以外も、こんなにメリットがあります。部屋の向きとその特徴をご紹介します。■「東向き」に向く人、「西向き」に向く人朝早くから部屋が明るくなる東向き。朝型の人、早寝早起きの生活をしている人に向いています。休みの日でも、「午前中に家事を全部済ませて午後には外出する」というライフスタイルの人に適するでしょう。午後から日が差さないのですが、夏に部屋に熱気がこもりにくいメリットがあります。一方で、冬になると午後から部屋が暖まりにくく、やや寒さを感じやすいでしょう。このため、冬場の暖房費がかかる可能性があります。夏に弱く、冬に強い人にはよいでしょう。西向きの部屋には、午後からポカポカと日が差してきます。夜更かし型の人に向くでしょう。昼ごろに起きても日を浴びられるので、掃除、洗濯をゆっくりこなせますし、午後からでも布団を干せるのもメリットです。ただし、夏の西日はかなりきつく、室内の気温上昇はハンパない状態です。反面、冬は夜になっても室内が暖かく、暖房費は他の向きと比べて少なくて済みます。ところで、地域によって日の出、日の入り時間が異なります。例えば、夏の札幌では、最も早ければ4時前に太陽が昇ります。が、同時期の東京の日の出は4時半ごろ、福岡では5時過ぎです。冬のもっとも遅い日の入り時間は、札幌で16時ごろ、東京では16時半ごろ、福岡では17時過ぎです。さらに、部屋の前に建物があれば、その高さや形状で日照時間が遮られるので、太陽光を気にしている人は、こういった点も考えて部屋選びをしたいものです。なお、あまりにも「朝、まぶしすぎてつらい」、あるいは「夏の西日にへきえきしてしまう」といった場合は、窓に遮光カーテンを用いる方法をオススメします。■北に窓がある日が差さない北向きは、賃料の安いのがメリット。向くタイプは、外出の多い人です。平日も休日も外でアクティブに過ごす人であれば、太陽を必要とする時間はないので、適しているでしょう。また、乾燥機を使った生活をしていれば、洗濯物を干す、ということも必要ありません。一方で、北向きは湿気がたまりやすいので、こまめに窓やドアを開けて風通しをよくするようにしたいものです。なお、北向きには、前の景色が綺麗に見える、という意外なメリットがあります。部屋の前に緑あふれる公園があれば、他の向き以上に太陽光を浴びた美しい景色を楽しむことができます。また、北側斜線制限という法が適用された住宅であれば、北側(部屋の前)に広いルーフバルコニーのあるタイプもあります。この場合、部屋に日は差しませんが、周辺に高層建築物がなければバルコニーに太陽が降り注ぐので、洗濯物や布団を干すことができます。■東西向き東と西の両方に窓がある、振り分けタイプの部屋があります。南向きのように一日中、日が差す部屋はありませんが、逆にいえば、どの部屋にも何時間かは必ず日が差します。向いているのは、一日中、室内にいることが多い人。専業主婦や家で仕事をしている人でしょう。太陽が東にあるときは、早朝にした洗濯を東向きのバルコニーで干す、昼ごろに洗った大型のシーツは、西向きのバルコニーで干す、という太陽を全面に取り入れた暮らしができます。いかがでしょうか。自分のライフスタイルを見つめると、必ずしも「南向き」にこだわる必要はないかもしれません。他の向きにも視野を広げて探してみると、意外に快適な住まいが見つかるかもしれませんよ。(不動産・住生活ライター 高田七穂)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月01日住むならやっぱり南向き!と思う人は少なくないでしょう。南向きは「洗濯物がすぐ乾く」「布団が干せる」「ひなたぼっこができる」などのメリットがたくさんありますから。けれども、他の向きと比べて家賃が高い場合が多いうえ、南向きを重視すると駅からの距離が遠くなるなど、ほかのことを我慢しなければならないこともあります。実は、南向き以外も、こんなにメリットがあります。部屋の向きとその特徴をご紹介します。■「東向き」に向く人、「西向き」に向く人朝早くから部屋が明るくなる東向き。朝型の人、早寝早起きの生活をしている人に向いています。休みの日でも、「午前中に家事を全部済ませて午後には外出する」というライフスタイルの人に適するでしょう。午後から日が差さないのですが、夏に部屋に熱気がこもりにくいメリットがあります。一方で、冬になると午後から部屋が暖まりにくく、やや寒さを感じやすいでしょう。このため、冬場の暖房費がかかる可能性があります。西向きの部屋には、午後からポカポカと日が差してきます。夜更かし型の人に向くでしょう。昼ごろに起きても日を浴びられるので、掃除、洗濯をゆっくりこなせますし、午後からでも布団を干せるのもメリットです。ただし、夏の西日はかなりきつく、室内の気温上昇はハンパない状態です。反面、冬は夜になっても室内が暖かく、暖房費は他の向きと比べて少なくて済みます。ところで、地域によって日の出、日の入り時間が異なります。例えば、夏の札幌では、最も早ければ4時前に太陽が昇ります。が、同時期の東京の日の出は4時半ごろ、福岡では5時過ぎです。冬のもっとも遅い日の入り時間は、札幌で16時ごろ、東京では16時半ごろ、福岡では17時過ぎです。さらに、部屋の前に建物があれば、その高さや形状で日照時間が遮られるので、太陽光を気にしている人は、こういった点も考えて部屋選びをしたいものです。なお、あまりにも「朝、まぶしすぎてつらい」、あるいは「夏の西日にへきえきしてしまう」といった場合は、窓に遮光カーテンを用いる方法をオススメします。■北に窓がある日が差さない北向きは、賃料の安いのがメリット。向くタイプは、外出の多い人です。平日も休日も外でアクティブに過ごす人であれば、太陽を必要とする時間はないので、適しているでしょう。また、乾燥機を使った生活をしていれば、洗濯物を干す、ということも必要ありません。一方で、北向きは湿気がたまりやすいので、こまめに窓やドアを開けて風通しをよくするようにしたいものです。なお、北向きには、前の景色が綺麗に見える、という意外なメリットがあります。部屋の前に緑あふれる公園があれば、他の向き以上に太陽光を浴びた美しい景色を楽しむことができます。また、北側斜線制限という法が適用された住宅であれば、北側(部屋の前)に広いルーフバルコニーのあるタイプもあります。この場合、部屋に日は差しませんが、周辺に高層建築物がなければバルコニーに太陽が降り注ぐので、洗濯物や布団を干すことができます。■東西向き東と西の両方に窓がある、振り分けタイプの部屋があります。南向きのように一日中、日が差す部屋はありませんが、逆にいえば、どの部屋にも何時間かは必ず日が差します。向いているのは、一日中、室内にいることが多い人。専業主婦や家で仕事をしている人でしょう。太陽が東にあるときは、早朝にした洗濯を東向きのバルコニーで干す、昼ごろに洗った大型のシーツは、西向きのバルコニーで干す、という太陽を全面に取り入れた暮らしができます。いかがでしょうか。自分のライフスタイルを見つめると、必ずしも「南向き」にこだわる必要はないかもしれません。他の向きにも視野を広げて探してみると、意外に快適な住まいが見つかるかもしれませんよ。(不動産・住生活ライター 高田七穂)
2012年09月01日