蜷川実花展「Light of」が東京・六本木の新ギャラリースペース・コンプレックス665(complex 665)で開催される。期間は2016年10月21日(金)から12月3日(土)まで。一瞬の閃光を捉えた作品群蜷川実花展「Light of」で展示される作品は、花火や野外フェスの暗闇で煌めく光を写真で捉えたもの。一瞬の閃光を、力強く鮮烈に映し出している。視覚的な鮮やかと、刹那な美を止めようとする衝動、それを通して永遠なるものに触れようとする作家自身の視点は、観る者に強い印象を残すだろう。小山登美夫ギャラリーは北参道から六本木に移転なお、2016年10月、小山登美夫ギャラリーが北参道から六本木へ移転し、シュウゴアーツ、タカ・イシイギャラリーと共に新しく建設されるギャラリービル「コンプレックス665(complex 665)」に新スペースをオープンすることになった。オープン日は、2016年10月21日(金)。また、六本木アートナイト2016に合わせて、10月21日(金)、22日(土)の2日間に限り営業時間を11:00~21:00までに延長。本展は入場が無料なので、気軽に足を運んでほしい。【概要】蜷川実花展「Light of」が六本木・コンプレックス665で開催 -住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル 2F開催期間:2016年10月21日(金)~12月3日(土)OPEN:11:00-19:00休廊日:日、月曜日、及び祝日入場無料※本展より、小山登美夫ギャラリーは北参道から六本木に移転。※会場スペースの関係上、贈花等は行えない。【六本木アートナイト2016関連イベント】10月21日(金)、22日(土)の2日間に限り・営業時間を11:00~21:00までに延長・サイン付き蜷川実花写真集「Light of」(河出書房新社、税込価格3,456円、53頁)を、先着50名様に限り販売。
2016年09月17日蜷川実花が手掛けるブランド「M / mika ninagawa」のウェディングコレクションに、待望の‟和装”が登場。2015年のデビュー以来、蜷川独自の色彩感覚をいかしたカラフルなドレスが世に送り出されてきた。デザインからディテールにいたるまですべて彼女がディレクションするドレスは、映画『さくらん』『ヘルタースケルター』や写真作品の鮮やかなパレットが、そのまま洋服に落とし込まれたような、華やかな仕上がりだ。そして、第4弾となる今回、日本女性の晴れの日を艶やかに祝う、個性豊かな和装を提案する。日本の伝統美を改めて振り返り、蜷川のエッセンスを溶け込ませた。蜷川作品の中で出会える、写実的な花々は袖や襟元でまた違った表情をみせてくれる。また、2016年7月19日(火)にデビューコレクションを東京・明治記念館にて発表した。ランウェイには、モデルの秋元梢が登場し、豪華絢爛な和装ルックを披露。古き良き日本を感じさせる会場の雰囲気と、緑豊かな景色が和装を一層引き立てる。登場した7つの和装は、ピンクやレッド、ブルー、パープルをメインカラーに様々な花が描かれている。バラやガーベラ、ハイビスカスなどが咲き誇る華やかなドレスは、一生に一度の機会に思い切り和風に着こなしたい。1ルック目は、白無垢を思わせるオールホワイト。裾や襟の赤いラインがアクセントになり、清楚な中にも優美な魅力を感じさせる。また、秋元梢の着用した和装は、蜷川ワールドがより全面に表現された一着だ。レッドをメインカラーに、梅の花や富士山を思わせる和傘など様々なプリントをミックス。胸元の半衿には、バラの刺繍がちらりと顔をのぞかせる。【詳細】「M / mika ninagawa」ウエディングコレクション‟和装”展開時期:2017年1月全国の有名ホテル、結婚式場、衣装店でレンタルスタート※レンタルのみでの取り扱い。型数:全7型【問い合わせ先】株式会社クラウディア住所:京都市右京区西院高田町34番地TEL:075-315-2345
2016年07月22日蜷川実花による写真展「Light of」が、ザ・パーキング銀座で開催される。会期は、2016年7月22日(金)から8月16日(火)まで。本展は、蜷川実花の新作写真集『Light of』の発売にともない実現したもの。“花火”と“フェス”をテーマに構成された本写真集より、蜷川実花自身による空間構成で展開される。またザ・パーキング銀座としては初めての写真展だ。さらに、本展を記念したTシャツやiPhoneケース、トートバッグなどが発売。蜷川による初のZINEもラインナップ予定だ。独自のスタイルを貫き挑戦を続ける表現者と、独自の世界観が集まった空間を展開するザ・パーキング銀座両者によるコラボレーションをぜひ堪能してみて。【概要】Mika Ninagawa「Light of」会期:2016年7月22日(金)〜8月16日(火)場所:ザ・パーキング銀座住所:東京都中央区銀座5-3-1 ソニービルB3F■写真集蜷川実花『Light of』発売時期:2016年7月下旬期間限定特価:2,700円+税※2016年10月1日以降、定価3,200円+税単行本/A3変形(タテ220ミリ×ヨコ300ミリ)/並製 56ページ 河出書房新社刊©mika ninagawa, Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2016年07月10日東京・品川の「原美術館」にて、2014 年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来となる全館を使ったコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、8月21日(日)まで開催中だ。「原美術館」は、もともと個人邸宅として 1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的。居間や寝室であったスペースは企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼してユニークな常設展示作品に生まれ変わっているほか、建物の中以外の、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在している。大規模な美術館とは一風異なり、作品と同時に、美術を鑑賞体験する“場”そのものも味わえる場所だ。1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼる。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示される予定だ。原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催されており、会期中には、8月13日(土)、14(日)に「トヨダ ヒトシ 映像日記・スライドショー」が行われる。また、日曜日と祝日には、同館学芸員による展示解説も行われる。展示解説は、14:30から約30分間で予約は不要。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日渋谷パルコPART1・3Fの「パルコミュージアム」では、写真家・蜷川実花による新作写真展「IN MY ROOM」が6月18日(土)より開催中だ。渋谷パルコは、渋谷宇田川町地区再開発計画に伴い、2016年8月7日に一時休業をすることになり、パルコミュージアムも一旦終了となる。これに伴って「パルコミュージアム」では、「SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITION」と銘打ち、渋谷パルコと縁の深いアーティスト達による3つの展覧会を開催する。その第一弾となるのが、蜷川実花写真展「IN MY ROOM」だ。本展では、新井浩文、綾野剛、斎藤工、東出昌大ら、モードな服に包まれた色気香る「オトコたち」をプライベートな視線で撮影した作品を、鑑賞者それぞれが体験、鑑賞出来るように写真を展示。雑誌『EYESCREAM』の人気連載「蜷川実花のプライベートモード」の世界を展開する。また、一般発売に先駆けて「蜷川実花のプライベートモード」を完全書籍化した写真集「IN MY ROOM」も先行発売される。本書では、いま最も旬な「オトコたち」36人のポートレート約250カット、巻末には各モデルとの対談も収録されている。会期は、7月4日(月)まで。(text:cinemacafe.net)
2016年06月27日写真家・蜷川実花と、エレクトロニックミュージック界の巨匠・アトムハートがコラボレーション。写真と音楽がリンクするライブイベント「Bcc:Holiday」が、2016年6月17日(金)、東京・渋谷の「コンタクト(Contact)」で開催される。ベルリンを中心にヨーロッパで活躍するアトムハートが、全く新しいテクノセットを披露する本イベント。天高8メートルの特設会場に、3台のプロジェクターを設置し、アトムハートが即興で奏でる音楽に合わせ、400点以上にのぼる蜷川実花のストリートスナップが巨大なマッピングとして映し出される。一夜限りで出現する、豪華コラボレーションによる新感覚のアート空間。この機会に是非足を運んでみてはいかがだろう。【開催概要】Bcc:Holiday開催日:2016年6月17日(金)会場:コンタクト(Contact)住所:東京都渋谷区道玄坂2丁目10−12時間:22:00 オープン料金:3,500円 /フライヤー持参 3,000円/CONTACT S MEMBER 2,500円/23歳以下 2,500円/23:00までの入場 2,000円出演:ATOMtm(Senor Coconut)、GONNO (WC | Merkur | mulemusiq | International Feel)、1DRINK、DJ NOA
2016年06月13日写真家で映画監督の蜷川実花氏が、今年の日本テレビ系『24時間テレビ39「愛~これが私の生きる道~」』(8月27日~28日)のTシャツを手がけたことが10日、明らかになった。毎年、番組のシンボルとなるTシャツ(チャリTシャツ)だが、今年は初の写真プリントデザイン。胸元に配置されたその写真には、青空や花、蝶が写っており、蜷川氏は「着ていてウキウキする、明るい気持ちになるものにしたく、男女問わず皆が着ることのできるよう、誰もが好きな、希望のつまった"青い空"が象徴的な写真を選びました」と説明する。枠には、さまざまな向きや大きさで描かれた、今年のテーマである愛(=LOVE)の文字が隠されているが、これにより「『愛』には、色々な"形"がある」というメッセージを表現。蜷川氏に加え、デザイナーの半田淳也氏も参加している。今年のメインパーソナリティーを務めるNEWSの手越祐也は「第一印象は『かわいい! 実花さんっぽい!』。写真から生命力やパワーを感じました。メインパーソナリティーとして、気合が入りました」とコメント。小山慶一郎も「実花さんのパワーを感じながら、やっていけるのは心強いです。このチャリTシャツを着て、24時間テレビを盛り上げていきます!」と意気込みを語っている。蜷川氏は、製作していたのが「生命のはじまりと、生命が終わっていく、グラデーションで重なっていた時期でした」といい、「『愛』を、恋愛や家族愛というものより、大きな生命体として受け止めていたころで、今年の24時間テレビのテーマが『愛』だったので、運命的なものを感じました」とコメント。「『愛』は、元からすぐ傍にあるもの、たくさんの『愛』に気づいて感じてほしいという思いを込めました」と狙いを話している。カラーは黄色、水色、ピンク、白の4種類で、サイズは6種類。価格は1,600円で、日テレ屋や全国のイオングループの店舗で販売される。
2016年06月10日蜷川実花による写真展「IN MY ROOM」が、6月18日から7月4日まで渋谷パルコパート1・3階のパルコミュージアムで開催される。同展は、8月7日に一時休業をするパルコミュージアムの締めくくりに、渋谷パルコと縁の深いアーティストたちによる3つの展覧会を行う企画「SHIBUYA PARCO MUSEUM FINAL EXHIBITIONS」の第1弾となるもの。会場では、6月30日に発刊される蜷川の写真集『IN MY ROOM』から収録作品を展示する。『IN MY ROOM』は雑誌『EYESCREAM』の人気連載「蜷川実花のプライベートモード」が書籍化したもので、今最も旬な“オトコたち”を、プライベートモードに捉えた写真作品が綴られている。選ばれた“オトコたち”は、窪塚洋介、永瀬正敏、綾野剛、斎藤工、村上淳、渋谷慶一郎、妻夫木聡、金子ノブアキ、松山ケンイチ、早乙女太一、大森南朋、玉木宏、猪子寿之、堂珍嘉邦、伊勢谷友介、浅野忠信、坂口健太郎、東出昌大など。蜷川実花は、2001年「第26回木村伊兵衛写真賞」受賞発表の後に新作写真展「まろやかな毒景色」をパルコギャラリーで開催。以降、2003年「Liquid Dreams」、2008年「蜷川妄想劇場」、2012年「へルタースケルター」と継続的にパルコで個展を発表してきた。2007年には初監督作品となる映画『さくらん』の展覧会「さくらん極彩色絢爛展」をパルコミュージアムで開催、監督2作目となる映画『へルタースケルター』ではパルコの広告に起用されるなどした、パルコゆかりのアーティストである。【イベント情報】「IN MY ROOM」会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1、3階)住所:渋谷区宇田川町15-1会期:6月18日~7月4日時間:10:00~21:00(7月4日は18:00まで、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2016年06月04日蜷川実花が6月30日、いま最も旬な“オトコたち”36人のポートレートを収録した新作写真集『IN MY ROOM』を発売する。同写真集は、雑誌『EYESCREAM』の人気連載「蜷川実花のプライベートモード」を完全書籍化もの。同連載に登場したいま最も旬な“オトコたち”36人のポートレート約250カットを収録し、巻末には各被写体とのインタビューも掲載される。今回登場するのは、新井浩文、窪塚洋介、永瀬正敏、綾野剛、斎藤工、村上淳、MIYAVI、渋谷慶一郎、菅田将暉、妻夫木聡、金子ノブアキ、松山ケンイチ、早乙女太一、大森南朋、竜星涼、玉木宏、登坂広臣、猪子寿之、村上虹郎、大東駿介、小林直己、堂珍嘉邦、NAOTO、鈴木亮平、柄本佑、伊勢谷友介、三浦貴大、中村達也、瀬戸康史、浅野忠信、坂口健太郎、間宮祥太朗、成田凌、吉村界人、東出昌大、窪田正孝ら36人。なお、関連イベントとして、東京・渋谷のパルコ-ミュージアムで6月18日から7月4日まで写真展「IN MY ROOM」を開催する。【書籍情報】『IN MY ROOM』著者:蜷川実花出版社:スペースシャワーネットワーク並製/192ページ/B5判発刊:2016年6月30日価格:3,000円【イベント情報】「IN MY ROOM」会場:パルコミュージアム(渋谷パルコパート1、3階)住所:渋谷区宇田川町15-1会期:6月18日~7月4日時間:10:00~21:00(7月4日は18:00まで、入場は閉場の30分前まで)入場料:一般500円、学生400円、小学生以下無料
2016年06月02日内博貴が主演するミュージカル『グレイト・ギャツビー』の製作発表会見が5月20日、都内にて行われた。共演は相葉裕樹、愛原実花、大湖せしる、山口馬木也ほか。演出は錦織一清、脚本は『マッサン』の羽原大介が手掛ける。ミュージカル『グレイト・ギャツビー』チケット情報原作はF・スコット・フィッツジェラルドの代表作にして、アメリカ文学を代表する傑作小説。“狂騒の20年代”と呼ばれた1920年代のNYで、毎週末、絢爛豪華なパーティを繰り返す謎の大富豪、ジェイ・ギャツビー。彼は何のためにそんなことを繰り返しているのか。その裏には、あまりにも純粋な愛があった――。1974年にロバート・レッドフォードが、そして2013年にはレオナルド・ディカプリオが主演した映画もあまりにも有名だが、そのディカプリオ版を観た内が、自らプロデューサーに舞台化を提案したという。内は「映画を観終わってすぐ、これをミュージカルにしたら面白いんじゃないか、とビビっと来た。それから、やりたいやりたいと言い続けてきました。言い続けると、夢は叶うものですね」と感慨深げに話す。この物語のどこにそんなにほれ込んだのか、という問いには「デイジーというひとりの女性への熱い思い。“そんなに人を愛せる?”と、僕自身、そんな経験がないからこそ惹かれた」と内。自身とギャツビーとの共通点は「今は思いつかない」と話すも、演出の錦織からは「女にだらしない男が一途な男を演じるとマスコミが喜ぶから、そんな大俳優になってください!」というユニークなエールが贈られていた。その錦織は「25年前だったら、僕がギャツビーを演じられたのではと、(内に)嫉妬する」と話し会場を沸かせていたが、「アメリカが希望に燃えていた時代を描き出したい」と意気込みを。ヒロイン・デイジーを演じる愛原実花は「与えられた課題をこなすだけでなく、自発的にデイジー像を作っていきたい」と話していた。公演は7月2日(土)から10日(日)まで、東京・サンシャイン劇場にて。その後、愛知・京都・兵庫公演あり。チケットは5月28日(土)に一般発売を開始する。
2016年05月23日写真家で映画監督の蜷川実花氏(43)が12日、自身のインスタグラムを通じ、父で演出家の蜷川幸雄さんが同日に亡くなったことを明かした。80歳だった。実花氏は、格子越しに桜が映し出された写真を投稿。「今日、父が逝ってしまいました」と報告し、「最期まで闘い続けたかっこいい父でした。父の娘でいられたことを誇りに思います」とつづった。ファンからは700件を超える追悼コメントが続々と寄せられている。蜷川さんは昨年12月に軽度の肺炎で入院。今年2月から舞台を上演予定だったが、十分に回復しなかったことから延期が発表されていた。
2016年05月12日写真家の蜷川実花による初のファッションフォト写真展「ファッション・エクスクルーシヴ(FASHION EXCLUSIVE)」が、4月23日から5月8日まで表参道ヒルズ本館地下3階のスペース オーにて開催される。同展は、これまで様々なテーマや人物を取り上げてきた蜷川実花による、ファッションに特化した初の写真展。「ファッション・エクスクルーシヴ」というタイトルには、ファッションというジャンルを特別に選び、蜷川ならではの感性でファッションの捉え方を示すという意味が込められている。会場では、蜷川実花の写真集『ファッション・エクスクルーシヴ』に収録された写真約85点を展示。女優の柴咲コウや大島優子、前田敦子、俳優の浅野忠信や斎藤工、アーティストからは安室奈美恵、椎名林檎、百田夏菜子(ももいろクローバーZ)など突き抜けた個性を持つ俳優やアーティスト、モデルといった“STAR”とファッションを融合させることで蜷川ワールドを艶やかに彩った。また、限定のクリアファイルやポストカードブック、オリジナルステッカー、DECOチョコなどを販売。蜷川実花とゲストによるトークイベントも開催される。【イベント情報】「ファッション・エクスクルーシヴ」会場:表参道ヒルズ本館地下3階 スペース オー住所:東京都渋谷区神宮前4-12-10会期:4月23日~5月8日時間:11:00~21:00(4月24日、5月1日は20:00まで、5月8日は18:00まで)入場無料
2016年04月22日表参道ヒルズ開業10周年を記念した特別展として4月23日(土)から5月8日(日)までの期間、本館B3F「スペースオー」にて、蜷川実花による初のファッションフォト展「FASHION EXCLUSIVE(ファッション・エクスクルーシヴ)」が開催される。美しく鮮やかな色彩で創り上げられた世界観と、トレンドを先取りする嗅覚で、いまや時代の顔となった蜷川実花。これまで様々なテーマや人物を取り上げてきた彼女だが、「ファッション」に特化した写真展を開催するのは今回が初めてのこと。「FASHION EXCLUSIVE(ファッション・エクスクルーシヴ)」というタイトルには、ファッションというジャンルを特別に選び、蜷川実花ならではの感性で「FASHION(ファッション)」の捉え方を示す、という意味が込められている。本展示では、いまを輝く俳優・モデルなどのスターたちによるファッションとの対話・約85点をダイナミックに展示し、艶やかな蜷川ワールドが披露される。尚、会場では限定オリジナルグッズの販売や、会期中には蜷川実花と豪華ゲストによるトークショーも開催。本展示で、蜷川実花の新たなるチャレンジと、生命力に満ちた世界観を堪能してみて。<蜷川実花「FASHION EXCLUSIVE(ファッション・エクスクルーシヴ)」開催情報>期間:4月23日(土)~5月8日(日)場所;表参道ヒルズ本館B3F「スペースオー」時間:11:00~21:00※4月24日(日)・5月1日(日)は~20:00、最終日5月8日(月)は~18:00入場:無料(text:cinemacafe.net)
2016年04月02日2月17日よりスタートする、三越伊勢丹の春のプロモーション「2016 花々祭」。伊勢丹新宿店では写真家・映画監督の蜷川実花とタッグを組み、メインビジュアル、ウィンドー、本館1階ザ・ステージをダイナミックに演出する。花々祭のテーマは“フューチャー・イズ・ワンダフル”。テクノロジーが広げる可能性を探り、デジタルとファッションの融合でこれまでに見たことのないスタイルを表現する。メインビジュアルでは、自然界を美しく彩る“花”を、デジタル機器により半永久的に新しい生き様として表現。ストロボなどの光を反射することで色や柄が現れる、リフレクト効果を応用し開発された特殊なアイテムを使用した真っ白なドレスに、蜷川ならではの生々しく鮮やかな花の映像を投影し撮影した。17日から23日までの期間は、“DIGITAL FLOWER GARDEN”と題し、本館1階ザ・ステージでスペシャルディスプレイを展示。蜷川が花々祭のために撮り下ろしたエクスクルーシブなビジュアルを、テクノロジーを用いて表現し、キャンペーンのテーマを体感できる空間を作り上げる。ビジュアルはモノクロームの花の写真にカラーの花の写真を重ねるという着想を出発点に、プロジェクションや透過性素材などの各種テクノロジーを用いて生み出した。日本では実例のない最先端テクノロジー「LEDマッピング」を使用したインスタレーションは、蜷川のエモーショナルな作品と最新テクノロジーが融合して生まれた空間を、ドラマティックに演出する。またスペシャルディスプレイの展示時期に合わせ、本館2階センターパークでは、蜷川がディレクションするアパレルブランド、エム / ミカ ニナガワ(M / mika ninagawa)の16SSコレクションを集めたポップアップストアをオープン。花火をデザインしたテキスタイルが初登場し、花をモチーフにした柄を中心に10ものテキスタイルがラインアップされる。アイテムはドレスを中心に、スカートやパンツ、オールインワン、ストール等の雑貨類など、豊富にそろう。ポップアップストアは、銀座三越、日本橋三越本店、名古屋栄三越、ルクアイーレ大阪と、全国の三越伊勢丹グループで開催される。
2016年02月18日東京・押上の銭湯2016年2月11日(木・祝)~3月31日(木)まで、ヘアケアブランド「TSUBAKI」10周年記念企画として写真家・映画監督の蜷川実花さんとコラボレーションし、東京・押上の銭湯を椿をモチーフに華やかに飾り付けた「TSUBAKI湯(つばきゆ)」がオープンしている。蜷川さん全面プロデュースヘアケアブランド「TSUBAKI」の「これからも自分らしく美しく開花し続ける女性たちを応援したい」というコンセプトに共感した蜷川さんが全面プロデュースした「TSUBAKI湯」は、「TSUBAKI」が試せるたくさんの椿が咲いた浴室、蜷川さんが撮り下ろした椿の写真展示(脱衣所)、華やかな椿の暖簾など、華やかさで満ち足りた気持ちになれる空間装飾となっている。是非、足を運んで、「TSUBAKI湯」を体感してほしい。また、10周年記念アイテムなども販売されている「TSUBAKI」誕生10周年記念サイトも要チェックだ。【TSUBAKI湯】会場:押上温泉 大黒湯(天然温泉)(東京都墨田区横川3-12-14 03-3622-6698)アクセス:半蔵門線、東武伊勢崎線、都営浅草線、京成押上線「押上駅」B2出口から徒歩6分営業時間 :平日 15:00~24:00土 14:00~24:00日・祝 13:00~24:00※2月の定休日は2/22。3月の定休日は大黒湯HPにてご確認ください。大黒湯公式サイト: (プレスリリースより)(画像はプレスリリースより)【参考】・TSUBAKI ブランドサイト・「TSUBAKI」誕生10周年記念サイト
2016年02月16日資生堂は、写真家・映画監督の蜷川実花氏とのコラボレーションによるコラボさんの世界を体感できる銭湯「TSUBAKI湯(つばきゆ)」を、期間限定でオープンしたことを発表した。会場は東京都・押上の「押上温泉 天然温泉 大黒湯」。期間は3月31日まで。営業時間は平日 15:00~24:00/土 14:00~24:00/日・祝 13:00~24:00(2月の定休日は2月22日) 。料金は大人460円/中人160円/幼児80円。このたび3月31日までの期間限定でオープンした銭湯は、資生堂のヘアケアブランド「TSUBAKI」の誕生10周年を記念して、写真家で映画監督の蜷川実花氏とのコラボレーション施策の一つとして開催されるもの。蜷川氏の全面プロデュースにより、東京都・押上にある銭湯「押上温泉 天然温泉 大黒湯」が、女性の身も心髪も艶やかに美しく開花させる入浴体験ができる空間としてデコレーションが施されている。また、銭湯の外観では華やかな花柄の暖簾が出迎え、ロビーには「TSUBAKI」の10周年メッセージと限定商品が紹介される。脱衣所の壁やロッカーには、蜷川氏が撮り下ろした椿の花々が展示されるほか、浴室の壁などにも沢山の椿が描かれるとともに、天井からは椿が降りそそぐ。また、銭湯絵の定番である"富士山"にも椿が加わり、コラボレーションしているということだ。なお、洗い場では「TSUBAKI」を実際に試すことが可能となっている。なお、TSUBAKI湯の2月の定休日は2月22日。3月の定休日は大黒湯公式サイトで確認のこと。
2016年02月15日アシックスは1月8日、「オニツカタイガー」ブランドから、写真家・映画監督として活躍する蜷川実花氏のディレクションブランド「M / mika ninagawa」とコラボレーションしたシューズ2品番3タイプを国内の直営店「オニツカタイガー」の表参道、渋谷、神戸、名古屋で発売する。「オニツカタイガー大阪心斎橋」では12月23日から先行発売している。同商品は、スリッポンタイプの「TIGER SLIP-ON DELUXE(タイガースリップオンデラックス)」がベース。蜷川氏ならではの色彩や魅惑的な世界観が表現された写真の中から、日本らしさを表現した「和柄」と2種類の「花火」の計3タイプを選び、アッパー(甲被)や中敷きに大きくプリントした。「和柄」タイプは、蜷川氏独特の鮮やかなレッドを基調に、障子や和傘、提灯、桜を写している。「花火」タイプは、右足にレッド、左足にグリーンとブルーと、夜空に浮かぶ大きな花火を写したものと、花火が持つ幻想的な輝きをホワイトで引き立たせたものがある。サイズは25.0cm~28.0cm(0.5cm刻み)、29.0cm、22.5cm~24.5cm(0.5cm刻み)。価格は各1万6,000円(税別)。
2016年01月05日愛媛県松山市では10月1日、道後地区を中心に開催中のアートフェスティバル「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の第3弾作品が公開される。松山市は2014年、道後温泉本館の改築120周年を記念し、温泉とアートの祭典「道後オンセナート 2014」を開催した。結果、道後温泉の宿泊者は過去10年間で最高の88万7,000人に達し、現在開催中の「道後アート2015」でも「道後オンセナート 2014」 のテーマ「最古にして、最先端。」を継承。アーティスト・蜷川実花さんとのコラボレーションを目玉として打ち出している第3弾作品の目玉である『道後温泉本館インスタレーション』では、道後温泉のシンボル「道後温泉本館」の障子やガラスが、蜷川実花さんが撮影した花の写真によって彩られる。夜間はライトアップと映像の投影が施され、日中とは違った幻想的な空間を楽しめるとのこと。10月1日~2016年2月29日の期間中、終日の展示で、ライトアップは日没~22時に行われる。また、セレクトショップ「BEAMS」とのコラボレーションによるオリジナルエコバッグを道後地区限定で作成。イベント参加者等に、ノベルティとして11月1日から配布する。なお、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の会期は2016年2月29日まで。(C)mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2015年09月30日東京スカイツリータウン内のすみだ水族館で9月9日、写真家・映画監督として活躍する蜷川実花がプロデュースする「蜷川実花 × すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」がお披露目された。蜷川実花、すみだ水族館双方にとって初のコラボレーションとなる同企画は、映像と音楽、生き物のみならず、アロマや照明をも駆使して来場者の五感を刺激するというもの。壁と天井の3面に約5,000枚の鏡を敷き詰めた、全長50mにもおよぶトンネル状の空間は色鮮やかな極彩色の蜷川カラーに彩られ、空間に投影された写真や映像は、トンネル内に設置された8つのクラゲ水槽の上と壁面とを自在に行き来する。すみだ水族館の担当者は、今回のコラボレーションに対して「東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会理事に就任されている蜷川さんに、東京、そしてすみだ水族館をさらに盛り上げてもらえたら」と期待を寄せる。“万華鏡”に使用されている映像はすべて今回の企画のために制作された新作で、力強い太陽を感じさせる南国の花や海を切り取った「昼」、高速道路やネオンといった都会的な「夜」の2パターンを用意。後者の中には、東京スカイツリーを含むものもあるという。イメージの異なる2つの世界がくるくると回り続ける空間は、まさに万華鏡そのもの。その中を浮遊するクラゲたちを“内側”から眺める、まさに芸術の秋にぴったりの幻想的な体験を味わうことが出来るはずだ。開催期間中は、「蜷川実花 × すみだ水族館」オリジナル年間パスポートを販売。また毎週金曜の夜には、女性限定の大人向け鑑賞プログラム「ふわふわクラゲ」も開催される。【イベント情報】「蜷川実花 × すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」会場:すみだ水族館住所:東京都墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン ソラマチ5階、6階会期:9月9日~12月27日すみだ水族館営業時間:9:00~21:00(入館は20:00まで)すみだ水族館入館料金:一般 2,050円:高校生 1,500円:小中学生 1,000円:幼児(3歳以上) 600円
2015年09月09日蜷川実花が手掛けるファッションブランド、エム / ミカ ニナガワ(M / mika ninagawa)のウェディングドレスコレクション第2弾が、9月1日に都内某所で披露された。色とりどりのウエディングドレスのテキスタイルは、蜷川撮影が撮影した写真をグラフィックに落としこんでプリントしたもの。特に今季は香水瓶を想起させるフェミニンな曲線や花々の香りをイメージさせるロマンティックなデザインに仕上がっている。ブライダル事業を総合的に手掛ける株式会社クラウディアとのコラボレーションにより誕生した同コレクションは、2015年2月にデビュー。蜷川の映し出す鮮やかな世界感をそのままドレスへ投影した、赤やピンク、オレンジ、黄、青など独創的で芸術的なカラードレスが注目を集める。1stコレクションでは、全12型計24着が2015年夏より展開されており、今回新たに発表された2ndコレクションは、全10型計23着で、2016年春より、全国の有名ホテル、結婚式場、衣装店にて取り扱いがスタートする。また、9月には、大阪・梅田の結婚式場「ル・センティフォーリア大阪」に、蜷川実花がディレクションを行ったブライズルーム3室が登場。蜷川作品の極彩色を活かした壁紙を始め、独創的で華やかな空間がパートナーとの記念すべき1日をロマンティックに演出してくれる。家具セレクトを含む内装は、セレクトショップや個人邸のインテリアプランナーとして活躍する笠原英治が手掛けた。更に、グアムで最も有名な景勝地・恋人岬の新チャペル「アモール・イン・ザ・スカイ」へもオリジナルブライズルーム&ウエディングルームのオープンが決定している。
2015年09月02日すみだ水族館は、同館の「クラゲ万華鏡トンネル」内にあるクラゲ水槽や壁面に、写真家・映画監督の蜷川実花氏の作品を投影する「蜷川実花×すみだ水族館クラゲ万華鏡トンネル」を開催すると発表した。開催期間は9月9日~12月27日。入館料は大人 2,050円、高校生 1,500円、中・小学生 1,000円、幼児(3歳以上) 600円。「蜷川実花×すみだ水族館クラゲ万華鏡トンネル」は、同所の壁や天井に約5,000枚の鏡で敷き詰められた、全長50メートルのスロープ「クラゲ万華鏡トンネル」内にある8つのクラゲ水槽や壁面に、蜷川実花氏が街中で撮影した写真や動画を投影するという、同氏プロデュースによる初のコラボレーション企画。「昼」と「夜」のふたつのバージョンが用意され、昼バージョンは南国の花、 海、 空などが、 夜バージョンは東京の夜景、 高速道路、東京スカイツリー、渋谷のスクランブル交差点などの撮り下ろし作品が投影されるということだ。水槽内を浮遊するクラゲが作品の投影によってさまざまに変化し、まるでクラゲと一緒に海の中を漂っているような幻想的な空間が創り出されるということだ。また、同企画の開催期間限定で「蜷川実花×すみだ水族館」オリジナル年間パスポートが販売される(販売枚数に達すると終了)。販売場所は年間パスポート窓口。販売時間は9:00~20:00。年会費は大人 4,100円、高校生 3,000円、中・小学生 2,000円、幼児(3歳以上) 1,200円。さらに、9月11日~12月25日の毎週金曜日 19:30~19:50には、夜の水族館でクラゲをじっくりと観察できる女性限定の体験プログラム「ふわふわクラゲガール」が実施される。参加対象は18歳以上の女性で、料金は無料。参加希望者は、同館の公式Webサイトより事前に申し込む。定員は各回10名(応募者多数の場合は抽選)。
2015年08月31日道後アート実行委員会はこのほど、「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」の第2弾を道後温泉(愛媛県松山市)およびその周辺エリアでスタートした。同企画は、2015年5月1日~2016年2月29日の期間開催する、道後を中心としたエリアで展開するアートの祭典。2014年に開催したアートフェスティバル「道後オンセナート 2014」で設けたテーマ「最古にして、最先端。」を引き継いでいる。期間中は、写真家で映画監督の蜷川実花さんをメインアーティストに迎え、道後地区にさまざまなアート作品を展開。同地区のホテルが参加する、"宿泊できるアート作品群"「HOTEL HORIZONTAL(ホテル ホリゾンタル)」(~8月31日)も引き続き実施している。また、2種類のデザインのペーパーうちわを道後エリアの旅館・ホテル・商店街・道後温泉本館などで計15万枚配布する。道後温泉本館および13の旅館では、スプレー菊や椿の写真の浴衣2種類の貸し出し(有料・~8月31日)もスタートした。道後温泉「茶玻瑠」の3階に位置するレストラン「La Cuisine Japonaise 玻璃」では、柱と2つの個室の壁面に作品を展示。ホテル「花ゆづき」では蜷川さんのディレクションブランド「M / mika ninagawa」のウエディングドレスをオリジナルのウインドーディスプレーにて展示している。なお、第3弾のオープンは2015年10月を予定している。道後温泉本館全体を使った大規模展示を行うほか、BEAMSとのコラボレーションエコバッグのノベルティ配布も行うとのこと。All images (C)mika ninagawa,Courtesy of Tomio Koyama Gallery
2015年08月28日伝説の舞台『熱海殺人事件』が12月、奇跡のキャストを揃えて紀伊國屋ホールに帰ってくる。70年~80年代の小劇場ブームを牽引したつかこうへいの代表作に、オリジナルキャストである風間杜夫と平田満が再挑戦。演出にいのうえひでのりを迎え、つかの愛娘である愛原実花、気鋭の若手俳優中尾明慶とともに、新たな伝説を刻むこととなった。「ちょっとヘンだと思うんですよ。無理がありますよね(笑)」。演劇ファンの興奮をよそにのんびりと笑う平田満に、思い出の舞台へ向かう心境を聞いた。舞台『熱海殺人事件』チケット情報「大好きな作品ですけど、これは若い肉体と情熱でやるべきものだと思っていて。この歳で若き熱血刑事の役をやるなんてとんでもない、とは今でも思ってますよ(笑)。でも、風間さんも、演出のいのうえさんも本気でやろうとしている。冗談じゃないとしたら、僕が今やる意味は何だろう?と。自分の原点であるこの作品で、当時の情熱を再び感じられたら素晴らしいなと思いましたし、“あ~やっぱり平田満は歳をとったな”と思われたら、それも本望だと。なんだかリトマス試験紙みたいなものですよ(笑)」舞台では、“熱海で工員が女工を絞め殺した”という平凡な事件を、刑事たちがそれぞれの美学を振りかざし、自身の愛憎劇を絡めながらドラマチックに飾り立ててゆく。熱演という言葉では足りないほどの激情を、惜しみなく放つ俳優たち。その姿を目にした観客にも、味わったことのない破格のカタルシスが押し寄せる。時代によって人物設定やディテールを変えながら、つかは度々、この作品を多くの若い俳優たちとともに甦らせた。「さまざまな変更があっても作品の根幹は変わらない。つかさんは一人一人の役者を魅力的に見せてくれる天才でしたね。役者自身が素っ裸になり、“俺ってこんな人間だったのか!?”と思いながらも汚い言葉を吐いて、でもちょっと気持ちいいなと感じたり(笑)。そこに意義を持たない俳優はダメだ、ということは教わりました」そんな“つか魂”を熟知した平田と、つか作品への初挑戦を決意した愛原との共演にも感慨を深くする。「当然ですけど、愛原さんは僕らの舞台をご覧になっていない。ご自宅では、つかさんは芝居の話をいっさいしなかったと聞いています。一番新鮮な目で、この作品に向かわれるんじゃないかと思いますね。今回はもちろん、いのうえさんのお考えに委ねてやっていこうと思っていますが、その向こうにはつかさんがいらっしゃって、皆でつかさんの声を聞く…、そういう稽古になるような気がします」。つか作品のファンには「きっとこれまでのバージョンを観てきていると思うので、対比によって作品のより深いところまで伝わればいいな」と語った後、すぐに「とは言え」と続ける。笑顔の瞳に、原点の頃を思わせる闘志の輝きが浮かんだ。「骨董品を見るみたいな面白さじゃなく、今現在の感覚で、面白いね!とウケたいな(笑)」12月8日(火)から26日(土)まで東京・紀伊國屋ホールにて。チケットぴあではインターネット先行を受付中、20日(木)午前11時まで。取材・文上野紀子
2015年08月19日東京スカイツリータウン内にある、すみだ水族館が9月9日から12月27日まで、写真家・蜷川実花のプロデュースによる「蜷川実花 × すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」を開催する。同企画では、壁と天井に約5,000枚の鏡を敷き詰めた「クラゲ万華鏡トンネル」内の8つのクラゲ水槽や壁面に、蜷川実花が今回のために撮影・制作した新作を投影。投影する作品は昼と夜の2バージョンに分かれており、昼は南国の花、海、空などの写真と映像が、夜は東京の夜景や高速道路、東京スカイツリー、渋谷のスクランブル交差点などが投影される。浮遊するクラゲと照明、蜷川実花の作品によって常に表情を変えるトンネル内を歩けば、まるで海の中を漂っているような感覚を味わうことができる。さらに開催期間中限定で、「蜷川実花 × すみだ水族館」オリジナル年間パスポートを販売。また9月11日より毎週金曜の夜には、ふわふわと漂うクラゲを観察する女性限定の大人向けのプログラム「ふわふわクラゲ」も開催される。【イベント情報】「蜷川実花 × すみだ水族館 クラゲ万華鏡トンネル」会場:すみだ水族館住所:東京都墨田区押上1-1-2東京スカイツリータウン ソラマチ5階、6階会期:9月9日~12月27日すみだ水族館営業時間:9:00~21:00(入館は20:00まで)すみだ水族館入館料金:一般 2,050円:高校生 1,500円:小中学生 1,000円:幼児(3歳以上) 600円
2015年08月14日写真家の蜷川実花が、16年春より新潟エリア(越後湯沢~新潟間)を中心とした上越新幹線区間で運行される新幹線「現美新幹線(GENBI SHINKANSEN)」の外観デザインを手掛けた。来春、“移動する現代アートの美術館”をコンセプトにした「現美新幹線」が新潟エリアで運行される。外観のデザインを手掛けた蜷川実花は、大胆に列車自体をキャンバスに見立て、日本三大花火大会の一つでもある長岡大花火大会の“花火”を描き出す。車両は6両編成となっており、車中には車両ごとに各アーティストが同新幹線のために制作したインテリアが設置される。絵画、立体、写真、映像、テキスタイルなどの現代アートを中心とした様々な作品で彩られる予定だ。また、うち中程の1両は「カフェ」と「キッズスペース」空間とされ、カフェでは魚沼産コシヒカリの米粉を用いたスイーツを製造する十日町市の菓子工場「十日町すこやかファクトリー」と、著名な菓子研究家がコラボレーションした地元や地域の食材を活用したメニューを提供する。キッズスペースはアーティストの監修により、子どもがアートに触れられる空間が創造される。なお、同新幹線は臨時列車となっており、土休日を中心に年間120日程度の運行を予定している。
2015年07月09日愛媛県松山市の「道後温泉」が写真家・蜷川実花をメインアーティストに迎えたアートの祭典「蜷川実花×道後温泉 道後アート2015」を道後温泉、及びその周辺エリアで開催している。期間は2016年2月29日まで。昨年、道後温泉本館改築120周年の大還暦を記念して開催されたアートフェスティバル「道後オンセナート 2014」に続く形で実施される同企画。昨年のテーマであった“最古にして、最先端。”を引き継ぎ、メインアーティストに蜷川実花を迎えて5月1日から10ヶ月の会期中に様々なアート作品を展開していく。同イベントは第1弾から第3弾までで構成されており、5月の第1弾オープンでは同イベントのメインビジュアルである蜷川実花の写真による路面電車のラッピングや、蜷川実花の写真を全体に配した堤灯ゲートの設置、蜷川実花の作品を用いた道後温泉本館のエントランス陣幕や暖簾の設置などが行われた。また、道後(松山市)に因んで椿の写真をセレクトした道後温泉本館の床の間作品も展示された。7月オープンの第2弾ではうちわの配布、スプレー菊の写真を使ったグラフィカルな浴衣、蜷川実花ディレクションブランド、エム/ ミカ ニナガワ(M / mika ninagawa)のウエディングドレスの展示、ホテルの一室やレストランを活用した空間などが出現。第3弾となる10月1日から2016年2月29日までは、改築121年目を迎えた道後温泉本館が鮮やかな蜷川実花作品で彩られる。外観の北側、北側のガラスや障子には、様々な花の写真が設置され、更に夜間は南側の3階に映像作品が投影される予定。その他、道後アート2015×BEAMSのオリジナルエコバッグの配布も行われる。また、「道後オンセナート 2014」のメインプログラムであった、蜷川実花、草間彌生、皆川 明、谷尻誠を始めとした各アーティストが道後地区の10のホテル・旅館の客室を作品化し、客室を宿泊可能なインスタレーションとして表現する「ホテル ホリゾンタル(HOTEL HORIZONTAL)」も行われている。なお、草間彌生、皆川 明の手掛けた客室は今年の8月末まで。【イベント情報】蜷川実花×道後温泉 道後アート 2015会場:道後温泉、及びその周辺エリア会期:5月1日~2016年2月29日
2015年07月04日メリーサイトは6月12日、写真家・映画監督の蜷川実花さんのディレクションによるブランド「M / mika ninagawa」とコラボレーションしたコスメコンタクト「NADESHIKO COLOR(ナデシコカラー)」を日本・台湾・中国の3カ国で発売する。同商品は、日本の伝統色をキーカラーに、大人のカラーブレンドで「KOKHAKU」「BENI」「HACCA」「RURI」の4色を展開。終日装用・1日使い捨ての単回使用視力補正用色付コンタクトレンズとなっている。またパッケージは、「アート缶(12枚入り)」(税別2,000円)と「アート引出しBOX(30枚入り)」(税別4,200円)の2種を用意している。
2015年06月11日百貨店向けブランド「パルファージュ(PARFAGE)」と蜷川実花のディレクションブランド「エム/ミカ ニナガワ(M/mika ninagawa)」とのコラボレーションランジェリー第2弾が伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で6月3日に先行発売された。上質感と大人感を表現したというデザインが特徴の「パルファージュ」に、独自のスタイルで極彩色の艶やかな写真を撮りつづける蜷川実花が手掛ける「エム/ミカ ニナガワ」の世界観が融合した同コラボレーション。昨年に続いて第2弾となる今回は、谷間を寄せてキープする「リボンブラ」とバストメイキングに定評のある「フロントエックスブラ」の2シリーズで展開。花のグラフィック作品をプリントやレースに使用することで、ランジェリーに“蜷川ワールド”ならではの鮮やかな色彩を表現している。取り扱いは7月初旬からで、全国の百貨店の「パルファージュ」取り扱い店舗の他、ワコールウェブストアにて。また、蜷川実花が編集長を務める『エムガール(M girl)』5月22日発売号では、同ランジェリーを身に纏ったモデルのオードリー亜谷香がピックアップされている。
2015年06月04日ワコールの百貨店向けブランド「パルファージュ」から蜷川実花ディレクションブランド「 M / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」とのコラボンジェリーが、2015年6月3日(水)から伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で先行発売される。上質感と大人を表現したデザインでキャリア女性に高く支持されている「パルファージュ」に、独自のスタイルで極彩色の鮮烈な写真を撮りつづけ、多く女性から共感得ている蜷川実花氏のディレクションブランド「 M / mika ninagawa」が融合した、待望のコラボ企画第二弾。今回は、谷間を寄せてキープする「リボンブラ」シリーズとバストメイキングに定評のある「フロントエックスブラ」シリーズで展開。デザインは、花の作品を用いたグラフィックをプリントやレースに使用することで、"蜷川ワールド"ならではの鮮やかなカラーバリエーションに仕上がっている。また、2015年5月22日に発売の蜷川実花氏が編集長を務める「M girl(エムガール)」誌面では、モデルとして活躍中のオードリー亜谷香が今回のコラボランジェリーを着こなし、身に纏うアートを表現。7月初旬からは、全国の百貨店の「パルファージュ」取り扱い店舗のほか、ワコールウェブストアで随時販売を開始する。※一部店舗によって発売日が異なる【コラボランジェリー概要】「パルファージュⅹM / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」■先行発売発売日:2015年6月3日(水)取り扱い:伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店■全国発売発売日:7月初旬取り扱い:全国の百貨店の「パルファージュ」取り扱い店舗、ワコールウェブストア▼「パルファージュⅹM / mika ninagawa(エム/ミカ ニナガワ)」コラボ解特設ページ【問合わせ先】ワコールお客様センター電話番号:0120-307-056(平日:9:30~17:00)元の記事を読む
2015年06月03日写真家で映画監督の蜷川実花にフィーチャーした書籍2冊が、クリエイティブジャーナル誌『クォーテーション(QUOTATION)』の特別版として、5月20日に同時発売される。蜷川実花の20年の活動を総括した『QUOTATION BOOKS:couleur「蜷川実花の20年を知る」』(1,600円)では、新作を含めた写真作品を46ページに渡って掲載。さらに、様々な業界で活動する10人のスペシャリストとの特別対談も収録される。ラインアップは作詞家の秋元康、「チームラボ(teamLab)」代表の猪子寿之、三越伊勢丹ホールディングス代表の大西洋、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナーの高橋盾、漫画『かくかくしかじか』で第8回マンガ大賞を受賞した漫画家・東村アキコなど。一方、『QUOTATION SPECIAL ISSUE:noir一冊、エッジな蜷川実花』(1,200円)は、蜷川実花が監督を務めた映画『さくらん』で音楽を担当した、シンガーソングライターの椎名林檎とのロング対談を収録。さらに、原美術館で好評を博した作品を中心に、未発表のものも含めた写真作品を40ページに渡り掲載する。
2015年05月21日