俳優の原田龍二の妻・愛さんが17日に自身のアメブロを更新。原田に完璧と言われた料理を公開した。この日、愛さんは「たけのこごはんとたけのこの土佐煮?作りました」と報告し、料理が並べられた食卓の様子を写真で公開。原田からも好評だったそうで「完璧~ というお言葉をいただきました」と明かし「ご飯はちょっと甘めに味付けするのが我が家風です!」と調理ポイントを紹介した。続けて「あとは冷やしゃぶ豚サラダでごちそうさまでした」と述べ「季節の物は良いですね」とコメント。「山椒を少々ふりかけても美味しかったです!」と大満足の様子でつづり、ブログを締めくくった。
2024年04月18日俳優の原田龍二の妻・愛さんが30日に自身のアメブロを更新。病院へ駆け込み、検査を受けた結果を明かした。29日のブログで38.2℃の熱を出したことを明かしていた愛さんは、この日「夜中も体が痛かったり鼻が詰まったり鼻をかんだり飲み物飲んだりしながら朝になりました」と説明し「土曜日 午前中空いてる病院があるので駆け込みました!」と病院を訪れたことを報告。「只今車で待機中です!今も物凄い鳥肌ブルブルブルブル」と車内での自身の姿を公開した。続けて更新したブログでは、検査の結果について「インフルエンザBでした」とインフルエンザに感染したことを明かし、薬を受け取ったことを報告。自身について「息子の部屋で隔離してます笑」と説明し「ひとまず寝ますね お休みなさい」とつづり、ブログを締めくくった。この投稿に読者からは「辛いですよね」「ゆっくり休んでください」「早く良くなりますように」などのコメントが寄せられている。
2024年03月31日俳優の原田龍二の妻・愛さんが29日に自身のアメブロを更新。歯科医院を受診する際に心配していたことを明かした。この日、愛さんは「花粉症の時期辛い場所」というタイトルでブログを更新し「この時期しんどいなぁ」とコメント。「歯医者さんへ」と歯科医院を受診したことを報告し「良かった 鼻水 くしゃみ 止まってくれてました」と述べた。続けて「鼻水垂れたらどうしようかな?とか鼻が詰まってたらどうしよう?はたまたおっきなくしゃみしたらどうしよう」と心配していたことを明かすも「よかったよかったセーフでした」と安堵した様子でつづった。
2024年03月30日俳優の原田龍二の妻・愛さんが16日に自身のアメブロを更新。本当に厳しくて心配な息子の学費の支払いについてつづった。この日、愛さんは「今朝は娘より先に出かけた原田パパ」と玄関で舌を出した原田の写真を公開し「行ってらっしゃい!!」とコメント。「今日も風が強い」「洗濯物は部屋干しにしようかな」と述べ「今日のお弁当は麻婆豆腐と海老ケチャマヨ 卵焼き」と弁当の写真も公開した。続けて「今朝は息子の学費の支払い」があったそうで「1ドル150円という世界は。本当にきびしいです」と明かし「頑張れ日本」とコメント。アメリカに留学中の息子について「サッカーの練習 楽しんでいるようで何よりです」と述べ「楽しいという少ない言葉ではありますが...聞けてよかった 心配な気持ちが少しほぐれます」と親心をつづった。また「いつから私こんなに心配症になったかなぁ?」といい「それは円安が大きく影響してます。はい」とコメント。「お願いします どうにかしてとめてください!!円安」と述べ「今日はそんな心配も吹き飛ばす大好きなモノを食べてきます」「今日も良い一日になりますように」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年02月17日俳優の原田龍二の妻・愛さんが29日に自身のアメブロを更新。電話で問い合わせするも落胆した出来事を明かした。この日、愛さんは「原田パパのJALのマイレージをWAONに移してみたんです」と明かし、原田について「ポイントとか、全然ほったらかし」と説明。「やってみたものの私もやった事がない操作であたふた全然わからない」と述べ「そんな時は電話でお問い合わせだわ」と思ったそうで「電話をかけてきいてみた」と電話で問い合わせたことを報告した。一方で「iPhoneにはWAONの移行はできない」と言われたといい「カードはあるか、、などなど手取り足取り電話で応対してもらいました」と説明。「カードもみつかりポイントもカードに移行完了させ」と報告しつつ、原田について「本当に使えるのかよ?」「使えるとこないじゃんと、なにやら文句を言っていて」と明かし「こんな大変な手続きしたのに」「この態度ですか?」と納得のいかない様子でつづった。また「ありがとうって言われて良いと思う」と述べ「もーがっかり」と落胆した様子でコメント。「大好きなコンビニで使えますからぜひまずは私にご機嫌とりにアイスでも買ってきてほしいもんです。そして本当に使えるか、確認してください」とコメントし「思いがけずイラッとスイッチが入りました」と告白した。最後に「原田パパ寝てる間にも私は一生懸命色々と検索してどうにかならないかとやっていた」といい「ってことで老眼かけて寝てる姿のせちゃうもんね」と老眼鏡をかけて眠る原田の姿を公開。「すみません ささやかな反撃です」とお茶目につづり、ブログを締めくくった。
2024年01月31日俳優の原田龍二の妻・愛さんが25日に自身のアメブロを更新。アメリカに留学中の息子の病院でかかった費用について明かした。24日のブログで、愛さんは息子について「コーチが病院へ連れて行って下さり検査待ち中!と連絡が入り」と明かし「4時間経ってやっとインフルエンザだったと連絡がありました」と報告。「ひとまず原因がわかって一安心できました」と安堵した様子で述べつつ「その後どうなったのか、また連絡がないのでわからないのですが」「ひとまず、もうしばらくは安静にですね」と心配そうにつづっていた。この日は「息子のその後」というタイトルでブログを更新し「しばらく連絡がこないけれど寝てるんだろうなぁ?!と思いながら連絡を待っていました」と説明。「本人ビックリというくらい爆睡していたようで目覚めたと連絡が入りました!喉はまだ痛いけれど熱は36.5度になったそうです」と明かし「よかったよ~」と安堵した様子でつづった。続けて「早くサッカーしたいだろうに」と述べ「もうしばらくの辛抱ですよ!」とコメント。「病院でかかった費用は薬代の15ドルだけだったそうです」と明かし「仕組みがよくわかりませんがよかったよ」「一安心です」とつづった。最後に「こちらも今日は寒かったですね!」と述べ「各地で雪のトラブルも発生していますから雪の地方の皆さまは本当に大変ですよね」とコメント。「今夜もあたたかくしてやすみましょうね」と呼びかけ「みなさまもお風邪などひかれませんように!」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月27日俳優の原田龍二の妻・愛さんが24日に自身のアメブロを更新。インフルエンザに感染したアメリカに留学中の息子を心配する様子をつづった。この日、愛さんは「今日は久しぶりに巣鴨仲間のサッカーママ達とランチへ行ってきました!」と述べ「美味しいもの食べながら色々と話しながら」「サッカーママの時間て長いよね~なんて話していました」とランチでの様子を報告。一方で「息子から熱がどんどん上がったという連絡もきたりして」と息子から発熱したという連絡が届いたことを明かした。続けて「ヒヤヒヤと、、心ここに在らずみたいにスマホを気にしてしまったりもした」といい「みんなが本当に励ましてくれて本当にありがたいなぁって幸せな気持ちで過ごしていました」とコメント。息子については「コーチが病院へ連れて行って下さり検査待ち中!と連絡が入り」と明かし「4時間経ってやっとインフルエンザだったと連絡がありました」と報告した。また「ひとまず原因がわかって一安心できました」と安堵した様子で述べつつ「物凄い時間がかかって待たされていたようです」と説明。「高熱の時はつらいですよね、、がんばりました」と息子を労い「その後どうなったのか、また連絡がないのでわからないのですが」「ひとまず、もうしばらくは安静にですね」と心配そうにつづった。最後に「ただの心労かと思っていましたが、、原因がわかるだけでホッとしました」と述べ「早く良くなりますようにと祈るばかりです」とコメント。原田について「神社へ祈願してから帰ってきたと言っていたので心配だったようです」と明かし「外国での病院。ほけんなどは入っていますが少しどうなるのかそちらもドキドキ、ひやひやしますね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月25日俳優の原田龍二の妻・愛さんが23日に自身のアメブロを更新。健康診断の結果を受け再検査になったことを報告した。この日、愛さんは「健康診断の検査結果を聞きに行ってきました」と報告し「なんだかんだ原田パパドキドキしてたんじゃなーい?病院に着く前少々テンション高めでした 笑」とエレベーター内での原田との2ショットとともに様子を説明。「去年と何が違うかな??」と述べ、原田について「去年はLDLコレステロールが高めでした」とつづった。続けて「今年は、、下がっておりました!」と数値が下がっていたことを明かし「とっても嬉しそうですがまだ注意が必要」とコメント。「糖尿検査は少しだけオーバー」していたといい「甘い飲み物を気をつければ大丈夫でしょう!とのこと」と述べ「ウエストは太くなっておりました!!が、、メタボやその他胃がん肺がん大腸も問題ないとのことでした」と報告した。また、自身については「LDLコレステロールは去年ちょっと1mg/dlオーバー 特に問題はないと言われていましたが今回は正常内でした」と明かし「去年に引き続き貧血気味という数値でした」と説明。「骨粗鬆症など肺がん胃がんは大丈夫だった」と述べつつ「大腸が、、もう一度検査になった」と再検査になったことを告白した。さらに「何か思い当たりますか?」と尋ねられたといい「思いあたる部分があったのでもう一度検便をする事になりました」と報告。「それでも反応がまたあればカメラ検査です」と述べ「ドキドキ」と心境を明かしつつ「その他は健康でした!!よかった」と安堵した様子でコメントした。最後に、原田については「これからも更に運動し続けよう!と張り切っていました」と報告し「ひとまず気になる部分はありますがだいたい問題はなかったので良かったです」とコメント。「私はもう一度検査しますが早め早めのだといいですね」と述べつつ「お尻のカメラはまだやった事がないのでやることになったら下剤とかが嫌ですね~」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月24日俳優の原田龍二の妻・愛さんが17日に自身のアメブロを更新。前歯が抜けて歯科医院を受診し、医師から言われたことを明かした。この日、愛さんは「実は私の前歯は差し歯なんです」と告白し「実は昨日歯が落ちまして 歯抜けだったんです」と説明。「速攻で歯医者さんに電話をして今日つけてもらいました」と歯科医院で治療を受けたことを報告し、自撮りショットを公開した。続けて、歯科医師から「根っこが浅いようで、、また落ちるかもしれません」と言われたといい「そうだとしたら、もう根本を抜かなければとか」と説明。自身について「八重歯だったんです」と明かし「14歳でTVのお仕事をさせてもらい事務所から八重歯を治すように差し歯にするように言われて、、たしか16歳で前歯が差し歯になりました」と振り返った。また「本当に歯は大事なので」と述べ「息子も娘も八重歯がありましたが矯正をして綺麗な歯にしました!」と子ども達について説明。「しばらくはおせんべい気をつけて食べなければと思いました」とコメントし「みなさまも歯は大切に」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年01月19日俳優の原田龍二の妻・愛さんが2日に自身のアメブロを更新。起床して左目に異変を感じたことを明かした。この日、愛さんは「今朝は朝起きると目が開けにくくてなんだか涙が流れるようで」と目に違和感を感じたことを明かし「顔を洗ってもすっきりせず」と説明。「逆さまつ毛?何か入ったかな?ものもらいかな?といった感じ」と述べ「左の目がおかしかったのです」と左目の異変を告白した。続けて「目がおかしいと鼻も鼻水がたれてくるし左側だけ」と明かし「体って不思議ですね!」とコメント。「しょぼーーーんな感じの顔」と自撮りショットを公開し「目が重くて重くて」とつづった。また、原田に「どんどん目薬流して」と言われたというも「目薬って流すの?なんて思いながら何度か抗菌目薬を指していくうちにゴロゴロした感じが治り鼻水も止まりました」と報告。「なのでお化粧もしちゃいました」と化粧後の自撮りショットも公開し「復活お見苦しいドアップですが失礼しました」とコメントした。最後に「今日は家族で出かけてきます」と明かし「準備して行ってきます」と報告。「抗菌目薬は一家に1つあると便利ですね」とつづり、ブログを締めくくった。
2024年01月03日俳優の原田龍二の妻・愛さんが1月1日に自身のアメブロを更新。帰宅時に娘から届いた連絡の内容を明かした。この日、愛さんは「心配ですね、、、」というタイトルでブログを更新。「帰り道に娘から地震が長くて気持ち悪い!と連絡が入り地震を知りました」と述べ「赤信号で車が止まるとユサユサと揺れていたので驚きました」とつづった。続けて「かなり大きな地震だったようなので心配ですね」とコメント。「どうか被害が広がりませんように」と祈るようにつづり「どうぞみなさまお気をつけてお過ごしくださいませ」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2024年01月02日俳優の原田龍二の妻・愛さんが30日に自身のアメブロを更新。不用品を売りに行き想定外で驚いた買取金額を公開した。この日、愛さんは「みなさま大掃除などお忙しいでしょうか?」と問いかけ「原田パパも何やらお部屋のいらないものを整理して」と原田について説明。「昨日ブックオフに本やCDを売りにいきました」と様々な商品の買取、販売を行う『BOOKOFF(ブックオフ)』を訪れたことを報告した。続けて「いくらになったと思う?」と聞かれたそうで「150円くらい?」と推測したことを説明。しかし「バカだよそれはもっといくよ」と言われたといい「じゃあ1500円!0を1つ増やしてみました」とつづった。一方で「なんと想定外!!」と述べ「えーーそんなに~」と「合計¥8,415」と記されたレシートの写真を公開。「びっくりしましたすごいじゃない!!」と驚いた様子でコメントし「そしてくじをもらってきてました」「当たりますように」と写真とともにつづった。最後に「今日はお墓参りに行こうと思っているのに子供達が起きてきません」と明かし「叩き起こしてきまーす」と説明。「みなさまも忙しいと思いますが今年も残り2日お付き合いくださいませ」と呼びかけ、ブログを締めくくった。
2023年12月31日俳優の原田龍二の妻・愛さんが23日に自身のアメブロを更新。原田と受けた健康診断で指摘されたことを明かした。この日、愛さんは「健康診断受けてきました!」と報告し、原田との2ショットを公開。自身について「体重が去年より2キロ減り」と明かし「痩せ型のようなのでこれ以上はやせないように!との事でした」と指摘されたことを説明した。続けて「原田パパは対照的に体重が増えてますので」と述べ「去年もコレステロール値が高めだったので」「今年もきっと高めとなるでしょう」と推測。「詳しい結果はまた後日です」と報告しつつ「何事もないように願いますが」とつづった。また「昨日の9時以降から食べていないのでお腹空いてきましたね~」と述べ「この後何を食べようかしら?」とコメント。「ひとまず無事に終わりましたよかった」「一年に一度今年も受けれて良かったです!」と安堵した様子でつづった。
2023年12月23日お笑いトリオ・ネプチューンの原田泰造と俳優の中村蒼が出演する、花王・サクセスのブランドムービー「あのころの自分に会って……」編が、15日から公開される。ブランドムービーでは、AI技術で20歳若返った原田と現在の原田が共演。露天風呂に浸かりながら“いい年のとり方”について中村と話していた原田がサウナ室に入ると、AI技術により再現された20代の原田と対面する。20代の原田から「今を大切に」という言葉を投げかけられ、あの頃の夢や情熱を思い出した原田は、中村と共にお風呂上がりに育毛トニックを使用しながら、“まだまだこれから”と前向きな表情を浮かべる。○■原田泰造 インタビュー――AI技術によって、20代後半の原田さんが再現されていますが、昔のご自身をみてどう思いましたか?面白くて何度も見ました。20代後半の僕は今考えるととても軽率でなんの根拠もないのに自信家だったと思います。なのに夢だけは沢山ある。それがちゃんと表現されていると思います。さっきからニヤニヤしながら見ています。過去があるから今がある。前を向く力にサクセス。ピッタリだと思います。――その時の自分に、今の自分だからこそ言っておきたい、後悔していることやアドバイスがあれば教えてください。まさか将来自分がクイズ番組をやるとは思ってもいなかった。学校で習う勉強に頼むから少しは力を入れてほしい。――息子さんが、今回ご自身が再現されているのとほぼ同い年の現在27歳かと思います。ご自身の27歳と比較されてどうでしょうか?息子と若い頃の僕が似ているところは独立心が強く学生生活が終わると直ぐ一人暮らしを始めるところが似ていると思います。全然、実家に帰ってこない所も似ています。サウナや食事にたまに付き合ってくれます。――実際に小学校の作文にて、“今を大切に”と記載されたそうですが、今も大切にされている言葉なのでしょうか?今を大切には僕の永遠のテーマです。小学生の時に作文を書いた時、自分で書いておきながらなんていいタイトルなんだと感動したのを覚えています。この頃の僕はテレビのバラエティ番組やドラマや映画それから漫画、同じクラスの友達や女子、色んな事に興味を持ちすぎて大変だったような気がします。今を大切にしていたと思います。○■中村蒼 インタビュー――前回に引き続き、サクセスのCMを撮影されていかがでしたでしょうか?また原田さんとサクセスのブランドムービーを撮影できて嬉しかったです。今回は“いい歳の取り方とは”について話していてそれは僕も常に思っている事でした。先の事なんて考えたところで分からないのにどうしても考えてしまって不安になる。でも今回のブランドムービーにもある様に“今を大切に”と今を楽しんで人生を歩んでいる原田さんに言われると何だか救われる様な気持ちになりました。ブランドムービーという短い時間ですが観ている方にも何か届いてくれるといいなと思いました。――20代後半の若い原田さんをみた印象はいかがでしたでしょうか?若かったです(笑)。でも今もとてもかっこよく渋さもあって原田さんの様に歳を重ねていけたらなと思いました。そしてその頃からこれまで第一線で活躍し続けている原田さんは本当に凄いなと改めて感じました。
2023年09月15日’22年8月にクラブホステスへの性加害疑惑が報じられ、CMやテレビ番組などを相次いで降板した香川照之(57)。8月25日、自身が代表取締役を務める企業「ARANCIONE」の公式サイトで新たな声明を発表した。そこで香川は《昨年の報道の後、私をとりまく環境は大きく変化いたしました。しかし、今では、自分自身を見つめ直し、自分にとって本当に大切なものは何かを考えるよい機会をいただいたと感謝しております》とし、こう綴っている。《この命を何に捧げるべきなのか、考える時間をいただきました。ひとつはいうまでもなく歌舞伎です。歌舞伎は、歌舞伎の家に生まれてきた私の宿命であると、人生の途中から一大決心し身を投げ打って自らを投じた家業でございます》《数多の試練が続くことは承知しております。ですがこの試練に挑み続け、皆様のこれまでと変わらぬお支え、お力添えに引き続きご恩返ししなければならないことは、私の何よりの使命であります》「宿命を背負っていく」という覚悟を示した香川。8月7日、“昨年再婚し、新しい妻との間に一子を授かっていた”と公表したことも誓いのきっかけかもしれない。今回の声明で、今後は歌舞伎に専念していく意向がみられる香川。実はテレビを舞台にした活動から、今後は距離を置いていく方針を取ることに決めたという。「本人は『テレビ復帰はもう諦めた。俺にはもう歌舞伎だけだ』と言っていました。性加害報道で離れてしまった視聴者よりも、『自分を理解してくれるお客さんのために演技したい』とも。今後は梨園で生きていく決断をしたようで、歌舞伎の先輩後輩にかかわらず、自分から挨拶したり差し入れのおすそ分けをしたりしているとか。以前は時折見られた“上から目線”も消え、今は平身低頭な姿勢だといいます」(歌舞伎関係者)■「今後は私が澤瀉屋を背負っていかなければ」さらに市川猿之助被告(47)の“一家心中”事件以降、“歌舞伎で生きる”という決意をより強固なものにしたようだ。「事件直後、香川さんは楽屋で“今後は私が澤瀉屋を背負っていかなければ”と決意表明したといいます。実父である市川猿翁さん(83)のお弟子さんには、今の猿之助さんが座頭になってから、端役に追いやられるなどして去っていった人たちもいました。しかし、香川さんは彼らに『父がまだ生きているうちに戻ってきてくれないか』と声をかけているそうです」(後援会関係者)心境の変わった香川。次第に、芸にも変化がみられていったという。「香川さんは、東京・歌舞伎座『七月大歌舞伎』では昼の部『菊宴月白浪』で、猿之助被告に代わって主役・斧定九郎を好演し、初の宙乗りにも挑戦。座頭だった猿之助被告さんを失った澤瀉屋を守るべく奮闘しています。もともと“芸はまだまだ”と言われていた香川さんですが、激しい立ち回りもあるなか、約1ヵ月間にわたって代役を完走。奇しくも猿之助さんが起訴された日は、千秋楽でした。辛そうな素振りを見せることなく最後まで立派に務め上げたため、客席からはしばらく拍手が鳴り止みませんでした」(後援会関係者)澤瀉屋を背負う覚悟を決めた香川。市川中車として、再び栄光を築けるか――。
2023年08月28日市川猿之助被告(47)の一家心中騒動、逮捕・起訴でかつてない危機に瀕する歌舞伎界の名門・澤瀉屋。その再建に“一筋の光明”が――。香川照之(57)が昨年に再婚し、“次男”が誕生していたことが判明したのだ。8月7日の「デイリー新潮」の記事では、香川が20代後半の一般女性と入籍し、昨年に男児が誕生したと報じた。香川の所属事務所も同日中に、《弊社所属の俳優、香川照之が昨年再婚し、一子をもうけましたことをご報告させていただきます》と報道を認めるコメントを発表。「香川さんは’16年12月に、21年間連れ添った元CAの妻と離婚。再婚した女性との間に誕生したお子さんは、長男の團子くん(19)にとって弟にあたります」(梨園関係者)新たな伴侶だけでなく、愛しい第3子も誕生した香川。これは澤瀉屋の再建にとっても大きいという。「騒動が起こるまでの澤瀉屋は、圧倒的な知名度を誇る猿之助さんのワントップ体制で支えられてきました。香川さんの父・猿翁さん(83)は長らく舞台に立っておらず、猿之助さんの父・段四郎さん(享年76)も病気で引退状態でした。そんななか、猿之助さんが事件を起こし、段四郎さんは帰らぬ人に。逮捕・起訴された猿之助さんも、7月末に保釈された後は都内の病院で入院中だといいます。遺された人の中で年齢的なトップは香川さんですが、香川さんは昨夏に銀座のクラブホステスへの性加害が報じられ、イメージは失墜。40代で歌舞伎役者デビューしていることもあり、梨園での影響力はほとんどなく、澤瀉屋の次期トップとしては不適切と言われていました」(歌舞伎関係者)しかし明らかになった香川の“次男誕生”で、風向きが変わろうとしているようだ。前出の歌舞伎関係者は、考えられる“将来設計”をこう語る。「團子くんが5代目猿之助になると目されていますが、それはかなり先の話。さらにもう一つの名跡である段四郎さんも亡くなってしまい、澤瀉屋のメンバーそのものが激減。しかし香川さんに次男が誕生したことで、澤瀉屋に“跡取り”が増えたとの見方もできます。團子くんが猿之助を襲名するのは規定通りとして、将来的に次男が段四郎を継ぐ可能性が出てきました。もっとも順番としては、先に香川さんが段四郎を襲名。その後に次男が襲名するという流れが順当でしょう。團子くんが猿之助を襲名する際に、香川さんが段四郎を同時に襲名する可能性も考えられます」事件以降、猿之助被告の代役を務めるなど座頭不在の澤瀉屋を守るべく奮闘している香川。東京・歌舞伎座「七月大歌舞伎」では昼の部「菊宴月白浪」で、猿之助被告に代わって主役・斧定九郎を好演。初の宙乗りにも挑戦したという。「激しい立ち回りもあるなか、約1カ月間にわたって代役を完走。奇しくも猿之助さんが起訴された日は、千秋楽でした。辛そうな素振りを見せることなく最後まで立派に務め上げた香川さんに、客席からはしばらく拍手が鳴り止みませんでした。事件直後、香川さんは楽屋で“今後は私が澤瀉屋を背負っていかなければ”と決意表明していたといいます。今の猿之助さんが座頭になってからは、端役に追いやられるなどして去っていった猿翁さんの弟子たちもいました。そんな彼らに香川さんは、“父がまだ生きているうちに戻ってきてくれないか”と声をかけているそうです。スキャンダルによって芸能界を追われてしまった形ですが、歌舞伎界では香川さんの活躍ぶりに評価も上がってきています。将来の歌舞伎界を担う息子2人のためにも、これからが正念場かもしれません」(後援会関係者)香川が澤瀉屋を“掌握”する日は果たして――。
2023年08月09日《一部報道にもでておりますが、弊社所属の俳優、香川照之が昨年再婚し、一子をもうけましたことをご報告させていただきます》香川照之(57)が昨年再婚し、子供も誕生していたと8月7日、所属事務所が公式サイトで発表した。「デイリー新潮」によると、お相手は20代後半の一般女性Aさんで、子供は男の子だという。香川が1度目の結婚をしたのは’95年12月のこと。キャビンアテンダントだったBさんと結ばれ、市川團子(19)ともう1人女児を授かったものの、’16年12月に2人は離婚。別離のきっかけは、梨園特有のものだったという。「香川さんは’12年に市川中車として40代で異例の梨園入りしましたが、これまで家事と育児に専念してきたBさんも梨園妻の務めを果たすこととなりました。梨園妻としての仕事や和服の着こなしを学び、團子くんのデビュー後は演舞場で挨拶まわりに奔走。さらに香川さんのお父さんである市川猿翁さん(83)との同居も始まり、介護の負担も重くのしかかることとなりました。また歌舞伎座での公演は1ヵ月で25日間、昼夜公演で半日以上劇場で過ごす生活が休みなしに続きます。開終演後や幕間の挨拶だけでなく、楽屋見舞いの対応やお祝いをいただいた方々へのお礼状の確認など、気力や体力を使う日々の連続。1ヵ月公演が終わると皆さん疲れ果て、自虐的に“おかみさんダイエット”と言うほどです。そして40代で“おかみさん”になったBさんは、当時目に見えて疲れが溜まっているようでした」(歌舞伎関係者)そんなBさんに、さらなる追い討ちがかかることにーー。それは、“先輩梨園妻たちからのイジメ”だ。「劇場ロビーで挨拶をする際、Bさんにとっては知らない人ばかりでしたが、後ろ盾がないBさんには誰が誰と教えてくれる人もいませんでした。また香川さんは猿翁さんの後をついて回らなければならないため、結果的にBさんが現場を仕切ることに。悪戦苦闘するBさんに先輩たちの対応は冷ややかで、面と向かっての嫌がらせはなかったものの、Bさんが挨拶をしても無視するなど“イジメ”のような状態が続きました。さらにある日、伝統芸能の重鎮のひとりがブログで團子くんのことを“只の駄馬”と酷評したのです。名前こそ出していなかったものの、それが團子くんのことを指していたのは明らか。Bさんは『自分だけならまだしも、息子まで攻撃された……』と心が折れてしまい、離婚という形で梨園を去ることにしました」(前出・歌舞伎関係者)香川は現代劇と違い、歌舞伎ではまだまだ自身の地位を築けていない。さらに’22年8月には性加害が報じられ、梨園では肩身の狭い立場といえる。「香川さんは『テレビ復帰はもう諦めた。俺にはもう歌舞伎だけだ』といい、梨園関係者には先輩後輩問わず自ら挨拶をしに行くなど、以前に比べると気配りを心がけているそうです。ただテレビ出演などが減った分、収入も激減。さらに新参者にも関わらず性加害報道のあった“問題児”である香川さんだけに、新妻のAさんも梨園で冷遇される可能性は否定できません。猿之助さん騒動の後、澤瀉屋を支えようとしている香川さんの負担がこれ以上増えないことを祈るばかりです」(前出・歌舞伎関係者)
2023年08月08日「7月末に原宿警察署から保釈された猿之助被告は、そのまま入院してメディアの目から逃れましたが、一連の流れはすべて香川照之さんが手配したそうです。その直後、猿之助さんと面会をして、今後の裁判のことや金銭問題、澤瀉屋の今後について話したと聞いています」(後援会関係者)両親に対する自殺ほう助の罪で起訴された市川猿之助被告(47)は現在、都内の病院に入院中だ。猿之助被告は逮捕後の聴取に対して「両親が自殺する手助けをしたことに間違いありません。3人で自殺することになったのは私に関する記事が週刊誌に掲載されることが引き金となった」などと話していたという。歌舞伎関係者は言う。「実刑となれば、猿之助さんの復帰の道は完全に閉ざされてしまいますが、保釈された現状では執行猶予の可能性があります。猿之助さんは完全引退する意向を固めているそうですが、松竹は“今後は裏方として、ペンネームで脚本だけでも書いてくれないか”と願っているといいます」8月2日、松竹は来年2月~3月に東京・新橋演舞場で予定していたスーパー歌舞伎II『鬼滅の刃』の上演を見合わせると発表した。猿之助被告が出演と総合演出を務める予定だった舞台だ。「香川さんは違う演目で、その期間の新橋演舞場を満杯にする方法を模索しています。7月は市川中車として、歌舞伎座で猿之助さんの代役を務めましたが、半分も席は埋まらず、実力不足を露呈させてしまいました。團子くんもまだまだこれからです。香川さんとしては澤瀉屋が崩壊するのだけは避けたい。團子くんに五代目猿之助を襲名させるために、香川さんも必死です。そこで香川さんは、今の猿之助さんが座頭になってから端役に追いやられ、外に飛び出して行った猿翁さんの弟子たちに、“父がまだ生きているうちに戻ってきてくれないか”と次々に声をかけているそうです」(前出・後援会関係者)猿之助は『スーパー歌舞伎II』を手掛けるにあたり、人気・実力のある若手を積極的に登用していた。そのため、澤瀉屋の古参の役者が次々と去っていた経緯がある。「まずは『VIVANT』に出演している市川猿弥さんと市川笑三郎さんを今秋から本格的に澤瀉屋に呼び戻すそうです。喜多村緑郎さんや河合雪之丞さんも戻るのは時間の問題だと思います。昔の全盛期の澤瀉屋の面々を“土下座”も辞さない低姿勢で集め、中村隼人さんと團子くんのWキャストで、猿翁さんの傑作『ヤマトタケル』を再演したいと目論んでいるようなのです」(前出・後援会関係者)父の威光を借りた香川の“土下座”秘策は実るのだろうか。
2023年08月05日7月3日、歌舞伎俳優の市川中車こと香川照之(57)が東京・歌舞伎座で初日を迎えた「七月大歌舞伎」に出演した。香川は6月27日に母親に対する自殺ほう助の疑いで逮捕された歌舞伎役者の市川猿之助こと喜熨斗(きのし)孝彦容疑者(47)の代役として、昼の部「菊宴月白浪(きくのえんつきのしらなみ)」で主演を務めた。クライマックスでは、澤瀉屋のお家芸である「両宙乗り」に初挑戦。ワイヤーロープで吊り下げられ、舞台や客席の上を飛んで移動すると、観客からの拍手が鳴りやまなかった。香川は終演後、「父の熱い思いを受け継ぎ、力を込めてつとめます」と決意を新たにしたが、ネット上ではこの代役起用に疑問の声も相次いでいる。《猿之助さんの代わりに香川照之こと中車さんが演じて好評を得た、って言ってたけど彼もセクハラでTV干されてるよね?》《香川照之のセクハラだかパワハラはもうなかった事になってるの?》《ハラスメントの告発が理由で一家心中しようとした人の代役に、よりにもよってセクハラで失脚した人を…??そういう業界だっていうネガキャンをしてるようなもんじゃん。いいの?》また、この日歌舞伎座には勧進元である松竹の迫本淳一会長も訪れ、香川に「頑張ってもらわないと。歌舞伎ファンが戻ってきているし、一人でも多く非日常感を味わってもらいたい」とエールを送った。澤瀉屋についても「温かく見守ってもらいたい」と語った。しかし、この迫本氏の激励に対してもネット上では批判の声が。《松竹(株)という組織にはコンプライアンス遵守の認識があるのだろうか?伝統文化の歌舞伎役者だから、何をしても良いとの認識ですかね》《将来の歌舞伎界を松竹として考えるなら場当たり的な対応はやめた方が良いと思う》《この会社が、社会常識より自社の利益を優先する体質だってことがよくわかりました》伝統を守り、「温かく見守ってもらいたい」のであれば、自浄作用が失われている歌舞伎界の改善も必要ではないだろうか。
2023年07月04日映画『BAD LANDSバッド・ランズ』が2023年9月29日(金)に全国公開される。監督は原田眞人。主演は安藤サクラ。原田眞人が黒川博行の傑作小説『勁草』を映画化映画『BAD LANDSバッド・ランズ』は、直木賞作家の黒川博行による重厚な傑作小説『勁草』を原作とする映画。『検察側の罪人』や『関ヶ原』 『ヘルドッグス』など、数々の話題作を手掛けてきた原田眞人が監督・脚本を務め、実写映画化する。映画で『BAD LANDSバッド・ランズ』で描かれるのは、特殊詐欺を生業とする主人公のネリと、その弟ジョーによるストーリー。後戻りのできない闇の世界へ踏み入ってしまったネリとジョーの向かう先は天国か、地獄か?予測不可能なクライムサスペンスエンタテインメントが繰り広げられる。安藤サクラが主演、弟役に山田涼介主演を務めるのは、『ある男』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を受賞し、『万引き家族』や『怪物』にも出演する安藤サクラ。また、安藤演じるネリの弟・ジョー役を、Hey! Say! JUMPの山田涼介が演じる。安藤サクラと山田涼介は初共演となる。橋岡煉梨(ネリ)…安藤サクラ特殊詐欺を生業とし、その成果によって弟のジョーとともに生き延びてきた。特殊詐欺グループの受け子のリーダー格であり、警察の張り込みにも目ざとく気付く。一方、自身も生活をする「ふれあい荘」の住人たちを束ねており、住民たちからの人望も厚い。体調不良の者が出ると病院へ連れて行くなど面倒見の良い一面も。矢代穣(ジョー)…山田涼介(Hey! Say! JUMP)ネリの弟。黒い革ジャンがトレードマーク。刑務所から出所してきたばかりで他に頼る宛が無く、高城に仕事を紹介してもらおうと姉のネリを頼りにやってくる。特殊詐欺に手を染めることでしか生きていくことの出来ない“危うさ”を持つ一方で、血が繋がらないながらも唯一の家族であるネリを心の拠り所にし、守ろうとする側面も持っている。尚、ジョーを演じる山田涼介は、原田眞人とのタッグは『燃えよ剣』以来、2度目となる。曼荼羅(まんだら)…宇崎竜童「ふれあい荘」に住む元ヤクザで、幼いころからネリのことをよく知る存在。高城…生瀬勝久表向きはNPO法人「大阪ふれあい事業推進協議会」の理事長。裏の顔は特殊詐欺グループの名簿屋。佐竹…吉原光夫大阪府警で特殊詐欺の捜査をする捜査一課の刑事。日野…江口のりこ大阪府警にある特殊詐欺合同特別捜査班の班長。新井ママ…天童よしみネリも加担する特殊詐欺の道具屋であり、「亥誠組」とのつながりを持つ。教授…大場泰正博識ながら「ふれあい荘」に住み特殊詐欺の受け子をして生きる通称“教授”。胡屋…淵上泰史グローバル・マクロ投資家の大物で、総資産500億ドルにものぼるゴヤ・コーポレーションの会長。林田…サリngROCK裏賭場の帳付、さらに裏社会での黒い仕事を仲介する謎多き女。映画『BAD LANDS バッド・ランズ』あらすじ<持たざる者>が<持つ者>から生きる糧を掠め取り生き延びてきたこの地で、特殊詐欺に加担するネリと弟・ジョー。二人はある夜、思いがけず“億を超える大金”を手にしてしまう。金を引き出す…ただそれだけだったはずの2人に迫る様々な巨悪。果たして、ネリとジョーはこの<危険な地>から逃れられるのか。【作品詳細】映画『BAD LANDSバッド・ランズ』公開日:2023年9月29日(金)出演:安藤サクラ、山田涼介、生瀬勝久、吉原光夫、大場泰正、淵上泰史、縄田カノン、前田航基、鴨鈴女、山村憲之介、田原靖子、山田蟲男、伊藤公一、福重友、齋賀正和、杉林健生、永島知洋、サリngROCK、天童よしみ、江口のりこ、宇崎竜童監督:原田眞人脚本:原田眞人プロデュース:原田眞人原作:黒川博行『勁草』(徳間文庫刊)音楽:土屋玲子
2023年06月02日「毎月のように歌舞伎の舞台に立っている市川中車さん(香川照之)ですが、6月公演でついに主役を務めます」(歌舞伎関係者)昨年8月に銀座のホステスに対する性加害を報じられた香川照之(57)。昨年末の「十二月大歌舞伎」で舞台復帰しているが、歌舞伎ファンからは辛口な声も聞こえてきた。「まったく声が出ていませんでしたね。襲名披露した10年前から変わっていないようで残念でした」「六月大歌舞伎」では、『傾城反魂香』で主役の浮世又平を演じるが、果たして観客を満足させることはできるのか。「通称“吃又(どもまた)”と呼ばれる人気の演目です。吃音を抱える主人公が自分のコンプレックスを克服し絵師として成長していく物語で、夫婦愛も描かれます。中車さんにとって初めて演じる役どころですが、主役としてどれくらいの存在感を出せるかに、今後がかかってくると思います」(歌舞伎ライター・仲野マリさん)いっぽう、テレビについては“追放”されたまま半年以上が過ぎた。「香川さんと結びつきの強かったTBSからも声はかかりません。7月期の日曜劇場は主演が堺雅人さん、演出は福澤克雄さんと『半沢直樹』チームの制作だったのですが……」(テレビ誌記者)そんな香川は、自分をとりまく状況について近しい仲間にこう語っているという。「“テレビ復帰はもう諦めた。俺にはもう歌舞伎だけだ”と言っていました。性加害報道でそっぽを向いた視聴者よりも、“自分を理解してくれるお客さんのために演技したい”とも……」(香川の知人)梨園だけで生きていく決断をしたという香川。「先輩後輩にかかわらず、自分から挨拶したり、差し入れがあればおすそ分けするなど殊勝な態度です。以前は時折見られた“上から目線”も消えましたね」(前出・歌舞伎関係者)出演の決定権を持つ座頭には特に気を使っているようだ。「中車さんをよく起用しているのが、市川猿之助さん(47)です。中車さんは、演技で評判を落とすと彼の顔をつぶすことになってしまうので、必死ですよ。また、復帰の手を差し伸べてくれた市川團十郎さん(45)にも、一生頭が上がらないでしょう」(前出・歌舞伎関係者)主役に向けて、歌舞伎にとりつかれたように稽古しているという。ドラマ『半沢直樹』では一度失脚した大和田常務が復活していたが、果たして香川もしぶとさを見せられるか。
2023年05月01日●ディズニー作品初参加「夢の中にいる感じ」 父親としての顔もネプチューンとして第一線級で活躍する一方、俳優としてもコンスタントに映画・ドラマに出演し、高い評価を受けている原田泰造。そんな彼が、来年100周年を迎えるウォルト・ディズニー・カンパニーが贈る最新作『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』(公開中)で主人公サーチャー・クレイドの日本版声優に挑んだ。50代になって巡り合った「ほぼ初めて」という声の芝居。長年エンターテインメントの最前線で活躍してきた原田にとって、この年齢になったことで感じた思いとはどんなものだったのだろうか――。「まだまだ夢の中にいるような感じなんですよ」と初となるディズニー・アニメーション作品に参加した思いを語った原田。映画やドラマなどで渋い演技を披露しているが「声優は、昔に少しだけやらせてもらったことがあったのですが、ほとんど覚えていなかったので、初めてに等しかったんですよね」と苦戦することも多かったという。それでも「映像が素敵で、サーチャーと一緒に驚いたり、息を飲んだり……と冒険しているような感覚。とても面白かった」と充実したアフレコ体験だったという。自分で声を吹き込んだキャラクターが作品の中で動き回るのを観ると「スゲー。本当にディズニー作品に参加したんだ」と実感が湧いてきた。トリオを組むネプチューンの名倉潤や堀内健からも「おめでとう」と声を掛けてもらい、家族も「おーまじか」と自分以上に興奮していたという。前述のとおり、最初はディズニー作品に参加しているという実感はなく「フワフワした感じ」だったという。さらに「自分の声が作品の世界観を壊してしまったらどうしよう」というプレッシャーも襲ってきた。しかし物語に入り込むと、そこは壮大で胸躍るファンタジーの世界が広がっていた。原田は「本当にワクワクするような冒険の旅に魅了され、気がついたら不安みたいなものはなくなっていました」と語ると、「そんな壮大な世界である一方、普遍的な家族の絆の物語であるので、そこはスッと入っていくことができました」と作品の大きなテーマに触れる。○■年々出不精に「出掛けると言えばサウナぐらい」原田が言及するように、本作はサーチャーを中心に、父である偉大な冒険家・イェーガー、サーチャーの息子イーサンという親子3代の物語でもある。自身の夢を追い求めるイェーガーを観ていたサーチャーは冒険嫌いになり「安定こそが一番の幸せ」という考えを持つようになる。そしてその思いを息子のイーサンにも受け継がせようとする。「この3人は、多くの人が備えているような気質を持ち合わせているので、誰にでも感情移入しやすいキャラクターだなと思いました」と感想を述べると、「サーチャーと僕が似ているところは、冒険嫌いなところですかね」と笑う。アクティブなイメージがある原田だけに意外な回答に感じられたが「もう、僕はずっと家にいます。奥さんや子供たちはイェーガーみたいに冒険好きで、いろいろなところに出かけるのですが、僕はほとんど家にいますね。年々出不精になってしまって……まあ自分の部屋が好きなんですよ。出掛けると言えばサウナぐらい」と笑う。さらに、サーチャーのように自分の考えを子供に主張するようなところがあるのか聞いてみると「もう子供は成人しているのですが『お前の幸せはこれだ』みたいな父親ではなかったですね。たまに『え、それはやらないほうがいいんじゃないかな』って言うぐらい。基本はやりたいことを応援していたと思います」と語ってくれた。またサーチャーは、イーサンの友達の輪にも入っていくようなところがあったが「僕のお父さんがあんな感じだったんです。野球をしているところに来て混ざろうとしたり……。それがすごく嫌だったので、僕は絶対そういうことをしない父親になろうと思っていました(笑)」と語ると「サーチャーって『俺についてこい! お父さんだから頑張るぞ』ってタイプじゃないですよね。ずっと巻き込まれていく感じ。それでも息子を守らなければ……と一生懸命。それが格好良く映りましたね。僕も家族を引っ張っていくタイプではないし、(サーチャーの妻)メリディアンがしっかりしているところも、うちの家庭に似ているかも」と笑っていた。●「認められたい」という気持ちが強かった若手時代からの変化現在52歳の原田。この年齢になってディズニーの世界に足を踏み入れた。「すごく楽しかったですね」とキラキラした目を向けると、「とてもありがたいことでした」と今回のチャレンジについて語る。お笑い界でも俳優としてもベテランの域に突入しているが「あまり番組や作品に臨む姿勢は若い頃と変わっていないんですよね」と振り返ると「でも楽にはなってきたし、今が一番面白いかな」とつぶやく。その要因を問うと「若い頃はどうしても結果を求めるというか、認められたいという気持ちが強かったけれど、今はとにかく楽しみたいなという気持ちが強いからですかね」と回答する。自分がしっかりと楽しめれば、周囲の評価はまったく気にならなくなったという。本作も「とても楽しくできた」というと「これからもずっといまやっている芸能の仕事を大切にしながら、自分のキャパシティのなかで続けていけたらいいなと思います」と柔らかい表情を見せる。すでに確固たる地位を確立しているように思えるが「この仕事がなくなったら嫌だなと心から思うんですよ。だから大切にしていきたいですね」としみじみ語った。■原田泰造(はらだ・たいぞう)1970年3月24日生まれ、東京都出身。ネプチューンのメンバー。バラエティやCMで活躍する一方、俳優としても数々の作品に出演し高い評価を得る。主な出演作に大河ドラマ『篤姫』『龍馬伝』や連続テレビ小説『ごちそうさん』(NHK)、ドラマ『全力失踪』(NHK BS)、『サ道』(TX)、映画『ボクの妻と結婚してください。』(16)、『ミッドナイト・バス』(18)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)、『夏への扉 -キミのいる未来へ-』(21)など。
2022年12月01日ホステスの女性に対する性加害が報じられ、大きな波紋を呼んだ香川照之(56)。10月31日、12月に行われる13代目市川團十郎白猿襲名披露公演「十二月大歌舞伎」で仕事復帰することが発表された。そこに香川は市川中車として、昼の部「鞘當」に、市川猿之助(46)とのダブルキャストで登場する。今年8月の性加害報道によって、情報番組『THE TIME,』(TBS系)の金曜日MCを降板し、『香川照之の昆虫すごいぜ!』(NHK)や、原作・プロデュースを手がけていたミニアニメ『インセクトランド』(NHK Eテレ)は放送中止となり、さらにトヨタ自動車など6社のCM契約が次々に打ち切られた。「香川さんにとって一番の痛手は“CMの違約金”でしょう。香川さんクラスだと出演料は1年契約で1社あたり4千万〜5千万円ほど。一般的に、違約金は実際に放送できなくなった日数分が日割りで生じることになります。例えばサントリーは10月から香川さんの新CMを放送する予定でした。もし撮影済みだった場合は、数千万円の再撮影費用の補償を求められる可能性も。違約金は1億円程度になると考えられます。クライアントはイメージを何より重視しますから、今後CM起用されることは考えにくいです」(広告代理店関係者)また俳優仕事も“キャンセル”が相次いでいる。「性加害報道を受けて、香川さんはドラマ『アトムの童』(TBS系)を降板。代役にはオダギリジョーさん(46)が選ばれました。また香川さんは、来年の冬に公開が予定されている役所広司さん(66)の主演映画にも出演する予定でしたが、報道の責任を取る形で自ら降板を申し入れ、代役は立川談春さん(56)が務めることとなったそうです」(映画関係者)■TBSでは『当分は出入り禁止にするべき』の声が…CM、ドラマ、映画と降板の続く香川。かつてない苦境は香川にも精神的なダメージを与えているようで……。「今まで連日のように届いていたドラマや映画のオファーが途絶えたことで、本人はひどく落ち込んでいるといいます。イメージダウンに伴い、香川さんがプロデュースするアパレルブランドも大打撃。香川さんは近しい人に急に怒りだしたり、『俺なんか……』と弱気になったりと、精神的にも不安定になっているそうです」(映像関係者)そんな香川だが仕事復帰を果たしても、騒動の余波が尾を引く可能性がーー。長らく“蜜月”を過ごしてきたTBSとの関係にもヒビが入りかねないというのだ。「香川さんが芸能界に入ると決めたとき、お母さんの浜木綿子さん(87)は大反対。そこで親交のあったTBSプロデューサー・石井ふく子さんに相談して、『芸能界の現場の過酷さを知ればあきらめてくれるのでは』という結論に。そして香川さんは東京大学4年生当時、TBSのドラマ制作現場のADとなりました。ところが、香川さんは『ADはつらすぎる。役者としてドラマに出るほうが楽なのでは』と考えるようになったのです」(テレビ局関係者)そして’88年、当時22歳の香川は、石井プロデュースの単発ドラマ「空き部屋」でストーリーの鍵を握る青年役を好演。このドラマはいまもTBSの名門枠とされる「日曜劇場」の作品で、それ以降、信頼関係を築いてきたが……。「『空き部屋』から34年、近年は『半沢直樹』シリーズや『99.9-刑事専門弁護士-』シリーズなどに出演し、香川さんは“ミスター日曜劇場”と呼ばれるほど局内でも存在感のある俳優に。そして『THE TIME,』に起用されたのも、信頼関係があってこそのものでした。ですが、性加害報道で評価が一転。特に報道部門関係者の間では、『なぜ司会就任前に、ホステスとのトラブルについて報告していなかったのか』と香川さんを批判する声が……。なかには『当分は出入り禁止にするべき』という意見も出ているんです」(TBS関係者)■團子にも影響が…このままでは“本末転倒”かさらに最愛の息子・市川團子(18)にも悪影響が及びそうだという。「香川さんは息子である團子さんに“市川猿之助”の名跡を継がせたいという夢があります。すでに俳優業界では高く評価されていた香川さんが、わざわざ40代で梨園に飛び込んだ背景には、團子さんが歌舞伎界で苦労しないために基盤を整えたいという思いもあったのでしょう。香川さんの尽力の甲斐もあって、近頃團子さんの人気は右肩上がり。ポジティブな意味で“香川照之の息子”という看板がついていました。さらに『メンズノンノ』といったファッション誌にも登場するほど、次世代の歌舞伎役者として注目を浴びていました。ところが、騒動でその看板に傷がついたことで、むしろ團子さんにとってマイナスイメージになりかねない。このままでは本末転倒ですね……」(歌舞伎関係者)今回の騒動で自身だけでなく、家族にも大きな影を落とした。果たして香川は仕事復帰後も続く茨の道をどう歩むのかーー。
2022年11月01日「先日、12月に歌舞伎座で行われる市川團十郎白猿の襲名披露興行に、性加害問題で活動自粛中の香川照之さんが出演すると報道されましたが、実際にその方向で話が進んでいます。もちろん、海老蔵さんは昔から香川さんと交流があり、好意から手を差し伸べた面はあるでしょう。ただ、襲名披露興行のチケット売れ行きが意外に苦戦していることから、“話題作りになる”と考えている節もあるようです」(歌舞伎関係者)性加害報道で9月から活動休止の香川照之(56)。復帰報道で元気を取り戻したかと思いきやーー。「いままで連日のように届いていたドラマや映画のオファーが途絶えたことで、本人はひどく落ち込んでいます。近しい人に急に怒りだしたり、『俺なんか……』と弱気になってみたり、精神的にも不安定になっているようです。イメージダウンに伴い、香川さんがプロデュースするアパレルブランドは大打撃を受けています。なかでもいちばん痛いのはCMの違約金のようです」(映像関係者)香川が出演していたのは、トヨタや東洋水産など7社のCMだ。「香川さんクラスだと出演料は1年契約で4千万〜5千万円。一般的に違約金は実際に放送できなくなった日数分が日割りで生じることになります。たとえばサントリーは10月から香川さんの新CMを放送する予定でした。もし撮影済みだった場合は、数千万円の再撮影費用の補償を求められる可能性もあります。そうしたことなどから考えると、違約金は1億円程度になるでしょう」(広告代理店関係者)先々の収入が見込めなくなったうえに巨額の違約金の支払い—。この苦境に、長男・市川團子(18)と中学生になる長女とともに暮らしている元妻・A子さんも頭を抱えているという。「香川さんは、私立に通う子供2人の学費などを含めて毎月40万〜50万円の養育費をA子さんに支払っていると聞いています。現在の香川さんの“窮状”を聞き、養育費の支払いが滞らないか、A子さんも心配しているようです」(後援会関係者)騒動後、香川は息子・團子と直接話す機会をもうけたと別の歌舞伎関係者は言う。「父親として逃げるわけにはいかなかった香川さんは、團子さんに今回の事件で、家族に迷惑をかけたことを心から詫びたそうです。そして團子さんに“これからお父さんは好きなことしかしない”“あなたは将来の猿之助になる人間なんだから、身を引き締めて頑張りなさい”と伝えたそうです」息子を通じて元妻にも“土下座”釈明した香川ーー。主演映画『宮松と山下』はお蔵入りになることなく、11月18日公開が決まった。翌月の團十郎襲名披露への出演を機に“窮状”をしのぐことはできるのだろうか。
2022年10月26日原田知世が、デビュー40周年を記念したスペシャルコンサート『原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”』を10月16日に東京・東京国際フォーラム ホールAで開催した。今年デビュー40周年を迎えた原田は、これまで応援してくれたファンへ感謝の気持ちを伝えるべく、2022年は歌手活動をメインに展開。本公演は4,000人の観客を動員し、定刻から5分を過ぎたころ、場内が暗転し演奏がスタート。そしてステージ中央に赤いワンピースを身にまとった原田が現れると、大きな拍手が起こった。1曲目はラヴソングカバーアルバム『恋愛小説3~You & Me』(2020年)からナイアガラ・トライアングルの「A面で恋をして」。歌い出しからトレードマークの透明感はそのままに、伸びやかなヴォーカルが会場内を包み込む。原田をサポートする伊藤ゴロー率いるバンドは、ここ10年近くレコーディングやライヴを共にしているメンバー。この日はストリングカルテットやホーンが加わり、原田含め総勢11名がステージに立った。最初のMCでは、「今日が40周年最後のライヴになります。今回は大好きなゲストの方が次々とステージに上がってくださいますので、“知世まつり”に参加するような気持ちで楽しんでください」と語った。「恋をしよう」、「ユー・メイ・ドリーム」(シーナ&ザ・ロケッツのカバー)と華やかなナンバーが続いたのち、先ほどのMC通り、早くも1人目のゲストである大貫妙子がステージに招かれた。披露されたのは、原田のデビューミニアルバム『バースデイ・アルバム』(1983年)で大貫が提供した名曲「地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)」。初録音から40年におよぶ深い信頼関係を物語る、相性抜群のデュエットを聴かせた。そして、デビュー当時に主演ミュージカルの主題歌として松任谷由実から提供された「ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ」をしみじみと歌ったのち、2人目のゲストの土岐麻子がステージに登場。土岐が作詞を手掛け、デュエット・ヴァージョンも録音した「ping-pong」を軽やかに披露した。第1部の最後では、『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』の主題歌になった「冬のこもりうた」を、スクリーンに投影される美しい映像をバックに感動的な歌唱を繰り広げた。休憩をはさんだ第2部は、最新作『fruitful days』収録の「Like This」からスタート。降りたままのステージ幕にさまざまなイメージが投影され、その背景で幻想的な演奏が繰り広げられる。曲が終わって幕が上がり、原田のシルエットがステージ後方に浮かび上がると、楽曲は川谷絵音提供の「ヴァイオレット」へ。そして、白いワンピースに着替えた原田はファルセットを交え、切ないメロディを凛とした表情のヴォーカルで歌い上げた。続いては、ポップエレクトロニカバンド、pupaで活動を共にした高野寛が3人目のゲストとして登場し、高野が作詞を手掛けた『fruitful days』収録曲「邂逅の迷路で」を演奏。高野のギターとコーラスが加わることで、楽曲がよりドラマチックに変貌を遂げたのが印象的だった。そして、最後のゲストとしてムーンライダーズの鈴木慶一がステージに招かれた。鈴木は1992年から96年にかけて原田のプロデュースを手がけ、アイドルからアーティストへの扉を開いた歌手・原田にとっての最重要人物。高橋幸宏とのユニット、THE BEATNIKS名義で『fruitful days』に提供した「アップデートされた走馬灯」にギターとコーラスで参加。同曲は今回がステージ初披露となった。コンサートの終盤には、自身で作詞を手がけた「夢の途中」や、「もっと多くの人に届けたいので、これからも大切に歌っていきたい」と紹介した「一番に教えたい」という、現在の原田の想いが込められたナンバーが並んだ。そして本編ラストは「銀河絵日記」。作家 / 作詞家の高橋久美子が手がけた人生をあてのない旅になぞらえた歌詞を軽やかで芯のある歌声で表現し、これから先の原田を予感させるパフォーマンスとなった。今日この時を皆さんと共に過ごせていることを本当に幸せに思いますアンコールは、まず1997年のヒット曲「ロマンス」。ファンへの感謝のしるしとしてこの曲のみ観客も撮影OKとなり、原田はステージの左右まで歩いていき客席に笑顔を振りまく。演奏後には、胸いっぱいの表情で「14歳の私はこんな日が来るなんて、あの時は想像できませんでした。本当にたくさんの素晴らしい出会い、そして愛をいただきながら、ここまで歩んでくることができました。なにより、一緒に歩んできてくださった皆さんが温かく見守ってくださっていて、こうして今日この時を皆さんと共に過ごせていることを本当に幸せに思います。40周年で、いつも応援してくださっている皆さんにお返しをする一年にしようと思ってやってきましたが、逆にたくさんの勇気や力を皆さんからいただきました」と語った。そして最後は「時をかける少女」。ここで観客が携帯電話のライトを点灯し左右に振るサプライズが。客席全体が星空のような空間となり、まさに時をかける素敵な演出となった。原田は感激のあまり涙を流し、時おり声を詰まらせる場面もあったものの、最後まで大切に歌いきった。心にしみるパフォーマンスに、客席からは惜しみない拍手が送られた。歌い終わり、出演者全員がステージから去ったあとも、原田は何度も観客に向けて感謝の気持ちを繰り返していた。なお11月2日には初のオフィシャルカバーアルバム『ToMoYo covers』がリリース予定だが、アルバムからの先行シングル第2弾となる、kiki vivi lilyの「ロマンス」が10月19日に配信リリースとなる。MELRAWやLAGHEADSのメンバーで構成されるk.v.l Bandによるトラックに、唯一無二のウィスパーヴォイスと趣向を凝らしたコーラスワークが乗る、軽やかでフレッシュなカバーに仕上がっている。撮影:三浦憲治<公演情報>原田知世 40th Anniversary Special Concert “fruitful days”10月16日(日) 東京・東京国際フォーラム ホールAセットリスト1. A面で恋をして2. 恋をしよう3. ユー・メイ・ドリーム4. 地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)(with 大貫妙子)5. ダンデライオン~遅咲きのたんぽぽ6. ping-pong(with 土岐麻子)7. 冬のこもりうた~休憩~8. Like This9. ヴァイオレット10. 邂逅の迷路で(with 高野寛)11. アップデートされた走馬灯(with 鈴木慶一)12. 夢の途中13. 一番に教えたい14. 銀河絵日記Encore15. ロマンス16. 時をかける少女原田知世(vocal)伊藤ゴロー(bandleader, guitars) / 佐藤浩一(piano, keyboards) / 鳥越啓介(bass) / みどりん(drums) / 織田祐亮(trumpet) / 藤田淳之介(saxophones) / 伊藤彩ストリングカルテット(violin:伊藤彩, 沖増菜摘, viola:三木章子, cello:結城貴弘)<リリース情報>原田知世『原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベスト・アルバム』Now On Sale●限定盤(2CD+DVD):5,500円(税込)原田知世『原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベスト・アルバム』限定盤ジャケット●通常盤(2CD):3,850円(税込)原田知世『原田知世のうたと音楽~デビュー40周年記念ベスト・アルバム』通常盤ジャケット【CD収録内容】■Disc11. 悲しいくらいほんとの話2. 時をかける少女3. ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ4. 愛情物語5. 天国にいちばん近い島6. 雨のプラネタリウム7. 彼と彼女のソネット8. さよならを言いに9. 早春物語10. 100 LOVE-LETTERS11. ロマンス12. シンシア13. 恋をしよう14. Tears of Joy15. 空と糸 -talking on air-■Disc21. くちなしの丘2. Anywhere / pupa3. FINE4. 名前が知りたい5. 夢の人(I’ve Just Seen a Face)6. September7. やさしさに包まれたなら8. 地下鉄のザジ(Zazie dans le métro)9. 銀河絵日記10. 冬のこもりうた11. A面で恋をして12. A Doodlin’ Song(duet with 細野晴臣)13. ヴァイオレット14. 一番に教えたい15. 時をかける少女(2017 version)【DVD収録内容】※限定盤のみ■Music Video Selection・ロマンス・シンシア・空と糸 -talking on air-・くちなしの丘・FINE・夢の人(I’ve Just Seen a Face)・September・ロマンス(2017 version)・銀河絵日記・A面で恋をして■Live at Bunkamura Orchard Hall 2022・冬のこもりうた・時をかける少女購入リンク:『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』11月2日(水) リリース価格:3,300円(税込)『ToMoYo covers~原田知世オフィシャル・カバー・アルバム』ジャケット【収録内容】1. 天国にいちばん近い島(土岐麻子)2. 早春物語(藤原さくら)3. ダンデライオン〜遅咲きのたんぽぽ(中納良恵)4. シンシア(堀込泰行)5. ロマンス(kiki vivi lily)6. ヴァイオレット(indigo la End)7. 冬のこもりうた(橋本絵莉子)8. くちなしの丘(キセル)9. 時をかける少女(Plastic Plastic)予約リンク: vivi lily「ロマンス」10月19日(水) 配信リリースkiki vivi lily「ロマンス」ジャケット関連リンク公式サイト:::ユニバーサル ミュージック 原田知世サイト:
2022年10月17日12月に行われる市川海老蔵(44)の十三代目市川團十郎白猿襲名興行に香川照之(56)が出演、表舞台に復帰するのではと各メディアで報じられている。「銀座ホステスの性加害報道でメディアから姿を消した香川さんのため、海老蔵さんが手を差し伸べたというのです」(スポーツ紙記者)香川の方が年齢は上になるものの、歌舞伎役者としては海老蔵の方が格上になる。「香川さんが歌舞伎界に入ったのは、46歳の時。‘06年に海老蔵さん主演の映画『出口のない海』で共演した際、香川さんの方から息子・團子さんともども、歌舞伎界入りを相談したとも言われています。そんな経緯があり、香川さんは海老蔵さんには頭が上がらないのです」(歌舞伎ライター)実際に『出口のない海』の完成披露試写会の舞台は歌舞伎座で行われ、香川は「海老蔵さんのおかげで、40歳にして歌舞伎座という舞台に立てた。ありがとう」と涙を流して感謝の気持ちを伝えたほど。一方、海老蔵も香川が歌舞伎界入りした2年後のブログで、「素敵な方です」「今日から兄さんと呼ぶことにしました」と香川との交流を明かしている。「歌舞伎の舞台では、‘17年1月に行われた三代目市川右團次襲名公演でも2人は共演しています。共に同じお酒の失敗で辛酸をなめた2人だからこそ、分かり合える心境ではないでしょうか」こう語るのは、ある歌舞伎関係者だ。「今回の性加害報道で香川さんが出演するドラマや司会業といったテレビの仕事は、ほとんどが降板となりました。しかし、香川さんは機転が利く方ですから、騒動に火がついたとき“残る仕事は歌舞伎だけ”と思っていたはずです。歌舞伎の世界はテレビや映画に比べると、“女性問題”にはまだ寛容。そもそもが女人禁制ですし、昔から“芸の肥やし”とも言われてきました。実際に3回も不倫疑惑が伝えられた中村芝翫さんが歌舞伎の舞台を降板した、などということはありません。それだけ女性問題にゆるい世界だからこそ、今回のケースは起こりうるのでしょう」一方、海老蔵にとっても香川救済は自身のイメージアップになるという。「大名跡の團十郎襲名公演は、海老蔵にとってはどうしても成功させたい一大イベント。ところが、梨園の重鎮たちが海老蔵さんの奔放な言動にあきれ果て、口上にはほとんど出ないといわれています。そこで海老蔵さんは、そんな重鎮たちを見返すためにも、まずは観客動員を増やすことが成功の道だと思っているはず。そこで、困っている香川さんに助け舟を出し、『過去の團十郎とは違う』と、五代目以来となる團十郎白猿の“懐の深さ”をアピールすることができると踏んでいるのでしょう。また興行主である松竹も、最近のコロナ渦で観客動員数が減少していることを危惧しており、香川さんが出ることで少しでも話題になるのはさほど悪い話ではないと考えている節があります」(前出・歌舞伎関係者)果たして海老蔵の計略は、目論見通りになるのだろうか。
2022年10月15日監督集団「5月」が香川照之を主演に迎え制作した初の長編映画『宮松と山下』が、11月18日(金)に公開される。この度、90秒予告と追加場面写真が公開された。数多くの名作CMや教育番組『ピタゴラスイッチ』を手掛けてきた東京藝術大学名誉教授・佐藤雅彦、NHKでドラマ演出を行ってきた関友太郎、多岐にわたりメディアデザインを手掛ける平瀬謙太朗の3人からなる監督集団「5月」。“新しい手法が生む新しい映像体験”を標榜し、過去に2本の短編映画がカンヌ国際映画祭から正式招待を受けるなど注目を集めている。映画・ドラマ・舞台に限らず、ニュース番組・教育番組など、八面六腑の活躍を続ける香川にとって本作は、ポン・ジュノ監督作品『TOKYO!<シェイキング東京>』、黒沢清監督作品『トウキョウソナタ』に主演した2008年以来の単独主演作品となる。公開された90秒予告は、「ヤー!」と大声をあげた香川照之演じる男が、勇ましく相手の侍に刀を振りかざすも、斬り返され倒れるところから始まる。あたりは静まり、死んだはずの男がおもむろに立ち上がる。この男は「端役」ばかりを演じるエキストラ俳優・宮松。宮松が掛け持ちしているロープウェイの仕事で同僚から「なんでこの仕事をしているのか」と問われ、「エキストラだけで食べていける人なんていないよ」と切なげだ。ある時は刀で斬られ、ある時は弓で射られ、ある時は銃弾に倒れるエキストラの宮松が映し出されるなか、一緒にタクシーの運転手をしていたという谷(尾美としのり)が現れたことから、宮松の日常は僅かに歪みだしていく。何者かに押されて頭を強打する男。「12年前」という文字と共に、普段の様子からは想像できない笑顔で煙草を吸いながら振り向く宮松の姿。そして「お兄ちゃん、いつもここで吸ってたな」という妹の藍(中越典子)と「お兄さんといえば日本酒だったじゃないですか」という藍の夫、健一郎(津田寛治)の登場で、謎に包まれていた宮松の過去が徐々に明らかに。「どこで何をしていたのか」、「どれが本当の彼なのか」という言葉と共にバッティングセンターでホームランを打つ姿、同僚らしき人物と乾杯する姿、ちょんまげ姿でラーメンを食べる姿と様々な宮松が映し出される。これらはエキストラとして演じている役なのか、それとも宮松自身なのか。「昨日までの自分を失ったら何を演じたら良いのだろう」という意味深な言葉と宮松の微かに変化する表情にミステリーを感じさせる予告編となっている。あわせて公開された追加写真は、高級レストランで男性と食事をする野波麻帆、怪訝そうな顔でどこかを見つめる大鶴義丹、スーツ姿でビールを片手に持つ諏訪太朗、作業着の尾上寛之、白衣を着た黒田大輔。この5人は宮松のエキストラ仲間なのだろうか。それとも宮松の過去を知っているのだろうか。現実シーンなのかエキストラシーンなのかより謎が深まるカットだ。『宮松と山下』11月18日(金)公開
2022年10月13日香川照之(56)に過去の性加害が報じられて1カ月。10月期放送のTBS日曜劇場『アトムの童(こ)』では、降板した香川の代役としてオダギリジョー(46)の起用が発表されるなど余波が広がっている。「当初、香川さんのキャスティングは未発表でしたが、性加害報道によって明るみになったかたちです。すでに収録されていたシーンもあったそうですが、撮り直すことになったといいます。代役を引き受けてくれたオダギリさんに、香川さんは感謝していたと聞いています」(芸能界関係者)さかのぼること8月26日、『THE TIME,』(TBS系)で生謝罪をした香川。この時点ではドラマやCMの降板はなく、活動を継続させるものだと思われていた。「高い演技力とユーモア溢れる人柄で知られていた香川さんは、好感度が高かったこともあり世間では擁護する声も多数上がっていました。しかし『週刊新潮』が9月1日号で、香川さんがクラブのママの髪を掴んでいたことを写真つきで報じると空気は一変。9月2日放送の『THE TIME,』では録画映像が流れ、香川さん自ら降板を発表しました。さらに、香川さんをCMに起用していた企業が、次々と放送の見合わせや契約を更新しないことなどを決定したのでした」(前出・芸能関係者)CM出演においては、トヨタ自動車やアリナミン製薬など有名企業7社に起用されていた香川。現在までに6社が撤退しているが、「キンチョー」の愛称で知られる大日本除虫菊株式会社は各メディアの取材に「検討中」と回答していた。本誌も8月26日、同社に今後の対応について問い合わせると、「報道があって発表があったばかりなので、まだ検討中です。決まっていないというよりも“検討中”ですね」との返答があった。テレビでのCM放送は終了しているが、現在も同社の公式サイトでは香川が出演する複数のCM動画が残っている。報道から1カ月が経ったいま、何らかの判断は下されたのだろうか?9月28日に改めて電話で問い合わせると、担当者は「まだ色々考えています」と回答。続けて「それは検討中ということですか?」と問うと、「そうですね、大きく言えば。はい」との返答が。検討内容の詳細については、「申し上げられません」とのことだった。香川にとって“最後の砦”となる同社は、最終的にどのようなジャッジを下すのだろうか。
2022年09月28日深町秋生の問題作「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を名匠・原田眞人監督が実写映画化した『ヘルドッグス』。主演を務めるのは、原田監督と映画『関ヶ原』、『燃えよ剣』と時代劇でタッグを組んだ岡田准一。初の現代劇となる本作でも、技闘デザイン(アクション構成)を担当した岡田は、原田監督との現場は「ハリケーンみたい」と笑う。そんな岡田演じる元警察官でヤクザ組織に潜入捜査を行う兼高とバディを組む制御不能のサイコボーイ・室岡を演じるのが坂口健太郎だ。圧倒的な熱量で周囲を巻き込むハリケーンのような原田監督の現場は、彼にとっても俳優として大きな気づきがあったようだ。“相性98パーセント”というバディを組んだ岡田と坂口が熱すぎる撮影現場を振り返った。ハリケーンのような現場では、ハプニングすらも正解に!本作について岡田が原田監督から相談されたのが「ジャパニーズフィルムノワールというか、モノクロ時代のフィルムノワールを撮りたい」ということだったという。岡田自身「台本を読んでセクシーであり暴力的であり、ぶっ飛んだ世界観だなと感じたんです」と感想を述べると「キャストたちを見たとき、MIYAVIさんがいて大竹しのぶさんがいて、その他にも濃いキャラクターばかりで(笑)。さらに朝ドラとかでさわやかなイメージだった坂口君がこんな作品に出ていいのかなと思いつつ、このメンバーでどんなフィルムノワールになるのか」とワクワクしながら現場に入ったという。過去2度原田監督とタッグを組んできた岡田だったが、本作でも「ハリケーンのような人」は健在だったようで「既存のやくざ映画ではないというのは大前提だったので、あれこれ筋道立てて考えていてはついていけない。監督の熱量を浴びるような覚悟で臨むこと」に徹した。坂口も初の原田組の感想を「息つく間もなく終わりました。本当に怒涛の日々でした」と振り返ると「1日の撮影が終わるとものすごい疲労感でした。しんどかったという意味ではなく、心地よい疲労感で、非常に充実した毎日を過ごしていました。現場で起きていることがものすごくスピーディーで、突発的に起きたことも原田監督はすくい上げる方なので、ボーっとしていると飲み込まれてしまう感じ」と岡田と同じようにハリケーンに襲われたような現場だったと語る。現場で起こるハプニングすらも作品に取り入れるというドキュメンタリー性。台本上は“ミス”とカウントされるようなことでも、面白ければそれが正解になる。役に対する既成概念を取っ払わなければ対応することができない。原田組に必須な俳優としての能力とは?原田監督の撮影スタイルはハリウッド方式だという。岡田は「全方向から回数を重ねて撮る。カメラサイズも変えるので、テイク数的には多い」と特徴を挙げると「引きの画は基本的なサイズがあり、動きも合わせるのですが、寄りのときは好きに動いていいというスタイルなので、何度テイクを重ねても新鮮さが失われることがないんです。特に決まりきったカメラワークを求められていないので、画に入るすべての人が、どこの場所にどう映るかを意識しなければいけない。その意味では、自分の役だけではなく、全体像を俯瞰で把握していなければ務まらない」と原田組は非常に頭を使う現場だという。坂口も「俳優陣に求められるクオリティが非常に高い」と語ると「フィジカルだけではなく脳みそもすごく使う。僕が演じた室岡は、サイコパシーな一面を持っているのですが、表面的な演じ方では面白みがない。いろいろと考えることが多かったのですが、現場で室岡のことだけを考えていると弊害が出てくる瞬間もありました。シーン全体のことを考え、監督がいま何をすくい取ろうとしているのかを敏感に察知しないといけない。いろいろなことを一度に考える必要がありました。それも疲労感につながっていると思います」と撮影を振り返っていた。今回、初の原田組を経験した坂口は「原田組だからなのか『ヘルドッグス』という作品だったからなのかは分かりませんが、かなり特殊な現場だったと思います」とほかの作品とは一線を画していた撮影だったことを明かすと「これまでの作品が決して緩いということではないのですが、どんなことがあっても対応する図太さみたいなものは、原田組を経験して身についた気がします。本作のあと違う現場に行ったとき『なんかアクションの動き分かってんじゃない?』って言われたことがあったのですが、それは原田組で岡田さんとのお芝居を経験できたからだと思います」と変化を述べていた。岡田准一のすごさは「ケガをしないこと」アクションを含め、がっつりと対峙した岡田と坂口。岡田は「アクションは一歩引いてやらなければいけないことが多いのですが、いざやり始めると結構極端な方が多いんです。でも坂口くんは割と中庸というか、バランスがすごく良いのでやりやすかったです」と感想を述べると、坂口も「岡田さんはとても自在な方。アクションはもちろん、技闘デザインも担当されているので、たくさんの方々の芝居を受け、エネルギーをぶつけられていると思うのですが、ちゃんとすべてに反応されている。僕自身も岡田さんの胸を借りられるからこそ、いろいろなチャレンジができました」と頼りになる背中だったという。さらに坂口は「何よりケガをしないことがすごい」と岡田のフィジカルの強さを絶賛すると「安全に配慮して撮影は行われますが、言ってもちょっと打撲しちゃったり、擦りむいたりはあるものですが、岡田さん全然そういうのもないですよね」と感嘆していた。多くのカタルシスが得られるという原田組だが、撮影は体と頭をフル稼働しハードさを極める。岡田は「撮影中はあきらめるしかないですね」と疲れには抗わないというが、それでも限界に近づいたときは「漢方薬ですかね」と笑う。坂口も「今回の撮影はスイッチをオフにする必要がないぐらいスッと寝てしまいました」と“特別”な体験だったことを強調していた。『ヘルドッグス』9月16日(金)公開取材・文:磯部正和
2022年09月14日香川照之(56)の性加害報道について、その余波が広がり続けている。これまでトヨタなど6社がCMの打ち切りを発表。残る大日本除虫菊も、今後については「検討中」としている。収入は総額で5億円とも報じられていたが、その大部分を失うこととなった。影響は作品方面にも及んでいる。9月2日にはNHKがEテレの昆虫アニメ「インセクトランド」を放送中止にすると発表。またテレビ朝日もドラマ『六本木クラス』では続投させているものの、定額制動画配信サービス「TELASA」で配信中の「ウラ六本木クラス」出演は白紙になったと報じられている。さらに9月8日には、TBS日曜劇場「アトムの童」の降板も明らかに。複数のメディアによるとすでに撮影も行っていたが、総合的に判断して出演しないことが決まったという。過去にも芸能人が不祥事を起こしたことで、降板騒ぎが巻き起こることはあった。その度にネットで浮上してきたのが「作品に罪はない」論争だ。「作品のお蔵入りや降板を選ぶのではなく、あくまで不祥事とは別物と考えるべき」という主張だが、今回はそうした声がこれまでほど聞こえてこない。ネットでも疑問の声が……。《香川照之の件では作品に罪はないって吠えないの何で???》そこには、“髪つかみ写真”のインパクトが強すぎたことも影響しているようだ。そもそも香川は、報道直後から番組を即降板となったわけではなかった。8月26日には『THE TIME,』(TBS系)で生謝罪をしたが、この時点では降板はなし。もともとの香川に対するイメージの良さもあってか、世間でも擁護論は多かった。だが9月1日発売の「週刊新潮」で続報が出ると、空気は一変。鬼の形相でクラブのママの髪の毛をつかんでいたことを写真つきで報じると、次々と降板が発表されることに。ネット上でも批判が続出し、擁護派の声はかき消されるようになってきたのだ。そして作品出演についても、Twitterではこんな声が上がっている。《香川照之の銀座のクラブの写真みてしまって、笑顔が怖すぎて出てる作品みたくない。作品に罪はないと思ってるから落ち着いたら見たいが…ちょっとしばらくは無理そう。怖い》《あの香川照之さんの女性の髪を掴むにやけた顔が 昆虫掴む時の顔と重なってしまって もはや得意げな笑顔が怖い… これから先、あの人が出る作品は見られないと思う… 》笑いながら女性の髪をつかむという、衝撃的な写真によって窮地へ追いやられてしまった香川。イメージ回復への道のりは、あまりにも険しいものとなりそうだ。
2022年09月09日