映像配信ネットワーク「Netflix」で映像化される、お笑いコンビ・ピースの又吉直樹原作のドラマ『火花』(全10話)が、6月3日から世界190カ国で同時に配信開始されることが6日、明らかになった。同作は、主人公である売れない芸人・徳永(林遣都)と、その彼が師と仰ぐ先輩芸人・神谷(波岡一喜)の姿を通して、「笑いとは」「才能とは」「生きるとは」「人間とは」を描くもの。第153回芥川賞受賞作で、単行本は251万部を超えるヒットとなった。昨年9月から日本でサービスを開始しているNetflixだが、日本のコンテンツが全世界に全10話が同時にストリーミング配信されるのは、今作が初めて。そして、日本のコンテンツで、初めて4K配信されることになっている。また、予告編とメインビジュアルも公開。予告編は、1話から10話のダイジェストになっており、林遣都と波岡一喜のリアルな漫才シーンも映し出される。メインビジュアルは、2人が向かい合う姿ような構図で、友情・師弟関係・ライバルなど、さまざまな関係性をイメージさせるものになっている。さらに、主題歌をOKAMOTO’Sが書き下ろすことも決定。タイトルは「BROTHER」で、オカモトショウが作詞作曲を手がけた。CDリリースも予定されている。
2016年04月06日日本テレビ系報道番組『NEWS ZERO』(毎週月~木曜23:00~23:59/金曜23:30~24:30)の新キャスターに就任した小正裕佳子が30日、東京・汐留の同局で取材に応じ、「普通の人として暮らした肌感覚を、1つでも多くニュースの中に盛り込んでいければ」と意気込みを語った。小正キャスターは、東京大学在学中にミス東大に輝き、卒業後はNHK新潟放送局にアナウンサーとして勤めていたが、2013年から獨協医科大学の職員に。「この4年間は、本当に一般人として暮らしておりましたので、まだ慣れないことばかりで…」というが、逆にその一般人の感覚を武器にしていく考えを示した。今月28日から出演しているが、知人からは「普段の姿をもっと出していけると良い」とダメ出しを受けたそう。早速、埼玉で起こった女子中学生誘拐事件の現場を取材し、「今の時代に特有の何かがあるかもしれないなと感じていまして、1つ1つの背景というのも、一時的なものでなく、継続的に追っていくようなキャスターを目指したい」と抱負を語った。取材していきたい分野については「医療のことや生活のことは、特に重点的にやりたいと思っています」と意欲を示し、スポーツには「昔から見るよりもやる!っていう感じです」とプレイヤー志向。それだけに、オリンピックなどで、表彰台に上がれなかった選手が「4位に終わりました」とよく伝えられることに対し、「その人たちの生きてきた軌跡の結晶であることを忘れずに、スポーツを見ていきたいです」と力説した。ちなみに、小正キャスターの祖父は、野球のバットなどを作る工場を経営していたそうで、元ヤクルト・古田敦也捕手のマスクを特注で製作したこともあるほか、その工場で、早稲田実業野球部の清宮幸太郎選手の祖父が働いていたこともあったという。同席したメーンキャスターの村尾信尚氏は「この社会を良くしたいとか、若者の皆さんにこういうことだけは伝えたいという心が、ニュースを伝える原点になると思うんです」と説いた上で、小正キャスターに対し、「その熱意を感じますから、本当に頼もしいと思います」と期待を寄せた。この改編で、平日夜のニュース番組はNHK(23時台)・フジテレビが新番組に、テレビ朝日・TBSがメーンキャスターを交代する。ニュースキャスター10年目に突入した村尾氏は「最初は『ZEROってどんな番組なの?』というところから始まったのが、今は追いかけられる立場になってきたんですが、やはり若い人たちに分かりやすくニュースを伝えていくという原点だけは、しっかり守っていこうと思います」と強く決意。一方で「常に進化しながら行きたい」と、番組への批判意見にも積極的に耳を傾ける姿勢を示した。同番組はこの春から、新たなお天気キャスターに、現役大学生の良原安美(月・火担当)と井上清華(水・木担当)を起用し、月1回ペースで出演するキャスターに、芥川賞作家のピース・又吉直樹(労働分野)、元フィギュアスケート選手の高橋大輔(エンタメ分野)が就任。4月4日の放送からは、番組エンディングテーマ曲が、シンガーソングライターの宇多田ヒカルが書き下ろす新曲となる。
2016年03月31日内村光良が知念侑李(Hey! Say! JUMP)とW主演を務め、脚本・監督まで手がける映画<a href="">『金メダル男』</a>。このほど、構想5年におよぶその原作となる小説を読売新聞夕刊にて連載を開始、6月には全60回分をまとめた文庫本が発売されることになった。1964年、長野県塩尻市生まれの秋田泉一は、小学校の徒競走での一等賞をきっかけに数々の大会で金メダルを獲得、中学に入るころには「塩尻の金メダル男」と呼ばれるようになる。水泳から剣道、陸上、絵画、俳句から“火起こし大会”までを網羅する彼は、“一番を目指し続ける”という波瀾に満ちた人生を送ることに――。本作は、内村さんが2011年7月に行った一人舞台「東京オリンピック生まれの男」をもとにしたエンターテインメント作品。何度失敗しても決してめげず立ち上がり、さまざまな一等賞にとことん全力で向かって、思いがけずチャンスをつかんでいく泉一。その一途な生き方が、高度経済成長からバブル崩壊を経て、平成の今日まで、時代風景と重ね合わせながらユーモアたっぷりに描かれていく。この度の新聞にて連載される小説は、内村さん自らが脚本・監督・主演を務める映画の原作として、新たに全編書き下ろしたもの。芥川賞にも選ばれた又吉直樹を筆頭に、異分野からの文芸作品が社会的な注目を集める中、内村さんは昨年「小説を書いてほしい芸人1位」にも選出(2015年7月「R25」にて掲載)。1964年生まれの内村さん自身が歩んできた道のりの集大成とも言えそうな、ある男の切なくも面白可笑しい半生を、内村さんの筆がどう描きだすのか要注目。なお、新聞連載の挿絵は人気のイラストレーター・五月女ケイ子が担当しており、小説の世界をレトロチック、かつ鮮やかに彩る。<内村さんコメント>この小説執筆のお話をいただいたとき、とても驚きました。日々多くの方々の手に届く新聞に、自分の文章が毎日載るなんて、夢にも思いませんでした。原稿の執筆は2015年夏から半年以上かけ、試行錯誤を繰り返しながらいまなお進めています。執筆時間の確保が一番大変で、セミの声を聞きながら時間が足りなくて気が狂うかと思ったこともありました。本作は、映画の脚本作りや撮影、編集と同時並行して書き進めていくという、通常にはない新しい試みにもなりました。映画のワンシーンをヒントに小説では、少し違った世界を描いたり、その逆もあったりで、相乗効果があったように思います。主人公と同世代の人には懐かしく、若い世代の人には新しいエンタメストーリーとして楽しんでもらえたら嬉しいです。長編小説「金メダル男」は4月4日(月)付の読売新聞夕刊にて連載開始、文庫本は6月25日(土)に中央公論新社より発売。映画『金メダル男』は10月22日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月30日芥川賞受賞の又吉直樹原作のNetflixオリジナルドラマ「火花」の主演や、話題作『僕だけがいない街』への出演、『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』での声優初挑戦と活躍著しい俳優・林遣都が市原悦子、藤井美菜らと共演、乃南アサの同名ベストセラー小説の映画化『しゃぼん玉』で主演を務めることが分かった。親に見捨てられ、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返し、自暴自棄な逃避行を続けていた伊豆見(林遣都)は、逃亡途中の宮崎県の山深い村で、怪我をしている老婆・スマ(市原悦子)を助けたことがきっかけで、彼女の家に寝泊まりするようになる。初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、スマをはじめ、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人たちが、あれこれ伊豆見の世話を焼くようになり、山仕事や祭りの準備を手伝わさせられるうちに、伊豆見の荒んだ心に少しずつ変化が訪れる。また、ある事件をきっかけに村に10年ぶりに帰ってきた美知(藤井美菜)との出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。「人生をやり直したい」、そう決意した伊豆見は…。「凍える牙」で直木賞を受賞した乃南アサの同名ベストセラー小説を、『亡国のイージス』の阪本順治監督や劇場版『相棒』の和泉聖治監督のもとで助監督を務め、TV「相棒」シリーズでも演出を手がける東伸児が、自ら脚色して映画化。本作で劇場映画監督デビューを果たす。通り魔や強盗傷害を繰り返す無軌道な若者が、逃亡先での老婆や村の人々の出会いによって、失くした感情を取り戻していく物語で主演を務めるのは、『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』や『悪の教典』ほか、『僕だけがいない街』『にがくてあまい』、ドラマ「火花」などの話題作に立て続けに出演する林さん。また、伊豆見が逃亡先で出会う老婆・スマ役には、『あん』にも出演した日本を代表する名女優・市原さん。ある事件をきっかけに村に戻ってきた美知役には、最旬若手女優が結集した『女子ーズ』や今秋公開『デスノート2016』などに出演し、韓国で爆発的人気を誇る藤井さん。厳しくも伊豆見を見守る村人・シゲ爺役に綿引勝彦、スマの息子役に相島一之らが脇を固めている。先日3月18日(金)には宮崎県でクランクイン、19日(土)には、本作のメインロケ地となる宮崎県・椎葉村に作られたスマの家でお祓いと製作発表会見が行われ、原作者の乃南さん、東監督、林さん、市原さんが出席し、映画の無事完成を祈願した。さらに本作は、延岡市、日向市ほか9市町村で構成される宮崎県北部広域事務組合(天孫降臨ひむか共和国)が特別協賛し、現代に忘れ去られた“血のつながり”を越えた人々のつながりを地域から描き出していく。<以下、コメント>■林遣都愛はどこからでも生まれ、人を築いていってくれる。どんなに苦しくても、大切な何かを失っても、生きてさえいて、誰かが見ていてくれれば、必ず取り戻すことができる。原作を読み、自分自身と重ね合わせ強く感銘を受けました。自分の居場所を見つけ、愛を知り、どんどん変わっていく伊豆見の心の動きを、大事に、繊細に表現したいと思います。■東伸児監督企画立ち上げから3年、ようやく映画化できる事を大変嬉しく思っております。登場人物はもちろん、豊かな自然や食物、そこで暮らす人々の温かさなど、舞台となる宮崎県北部(天孫降臨ひむか共和国)や椎葉村の魅力を存分に感じる映画にしたいと思っています。主演の伊豆見役には、本作では、極力台詞を排して細かい表情や行動で心情を描きたいと思っていたので、繊細な表情や存在感が際立つ役者さんだと常々思っていた林遣都さんにお願いしました。また、突然やって来た「訳ありな若者」に、何も聞かず黙って受け容れるスマ役には、「懐の深さ」「包容力」を感じさせる方が良いと考えたとき、一番に市原悦子さんが頭に浮かび、出演をお願いしました。『しゃぼん玉』は2017年春、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年03月22日アンリアレイジ(ANREALAGE)のデザイナーを務める森永邦彦と、作家としても活躍するお笑いコンビ・ピースの又吉直樹によるトークセッションが、3月22日の17時30分から18時30分まで伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内の期間限定ショップ「ANREALAGE FLOWER SHOP」にて開催される。文学が好きな森永邦彦とファッションが好きな又吉直樹は共に80年生まれと同世代。トークセッションでは、“文学”の魅力をデザイナーとして、作家として語り合う。ANREALAGE FLOWER SHOPでは、通常の花屋とは異なり、“花を贈る様に、花を着る”をコンセプトにファッションアイテムとして身につけることができる花々を展開している。ラインアップは、フラッシュで花が咲くTシャツや、リバティーと協業した再既成反射の花柄アイテム、フラッシュにより色づくコサージュなど。また、“バーチャルお花見”ができる桜の木も出現。肉眼では真っ白な桜が、スマートフォンでフラッシュ撮影することにより色鮮やかな花を咲かせる。なお、トークショーには22日に同ショップで商品を購入した人を先着で優先的に招待する予定だ。
2016年03月22日人気お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹によるベストセラー小説を、オンラインストリーミングサービスのNetflixが自社オリジナルドラマとして映像化する「火花」。昨年11月のクランクインから約4か月にわたって撮影が行われ、先頃そのクランクアップも報告された本作だが、去る2月某日、クライマックスの撮影が行われる現場を目にすることができた。第153回芥川賞にも輝いた「火花」は、売れないお笑い芸人の先輩後輩2人が夢と現実のギャップに揉まれながら、自らの道を貫こうともがく青春ストーリー。その後輩芸人にあたる主人公・徳永を林遣都が、天才肌の先輩芸人・神谷を波岡一喜が演じる。撮影が行われていた場所は、都内の劇場・神保町花月。若手芸人の活躍の場としても知られる同劇場に、徳永が組むお笑いコンビ「スパークス」のライブシーンに挑む林さん、そして客席から後輩の舞台を見守る神谷役・波岡さんの姿があった。観客役のエキストラが場内を埋め尽くす中、林さんは相方役の好井まさお(井下好井)と共に軽快な漫才を披露。その冒頭からラストまでが、一連で撮影されていく。「基本的に、漫才シーンはワンカットで撮っていただくんです。演じる側としての流れ、ノリ、反応のどれを考えても、すごくありがたいことです」と、自身の漫才シーンも振り返りながら解説してくれる波岡さん。「大事なシーンですし、緊張していると思いますよ」と舞台上の林さんに理解を示す顔は、先輩芸人そのもののようだった。そんな中、熱演で応えた林さんは、「あまりにも好井さんが緊張していたので、僕は逆に冷静になってしまいました(笑)。台本を読んだときはやっぱり、“漫才シーンをどうやって演じよう?”と悩みましたが、実際に演じさせてもらえる幸せが不安に勝りました。あとは、今までやってきたことを信じてやるのみでしたね。とは言え、昨日の晩は、舞台の袖で本番をひたすら待つ悪夢をずっと見続けていましたけど(苦笑)」と撮影前日のほろ苦いエピソードまで披露。だが、その顔には漫才シーンを演じ切った満足感がにじんでいた。劇中の徳永は神谷を師と仰ぎ、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとするが、演じる林さんと波岡さんも息はぴったり。「波岡さんと初めてお会いしたのは僕が16~7歳の頃でしたが、今回の撮影でもっと波岡さんに近づけた気がします。いろいろなことを教えてくれる波岡さんの姿が、神谷さんの役ともリンクしますね」と林さん。「僕は自分のことを棚に上げて駄目出しをしたり(笑)、すごいなと思ったときは褒めたりするんですが、最近は遣都のことを褒めっぱなしです」と波岡さんも目を細める。『余命1ヶ月の花嫁』『甥の一生』などの廣木隆一が総監督を務めるほか、『凶悪』の白石和彌、『南極料理人』の沖田修一らが各話の監督として参加。全10話の連続ドラマではあるが、林さんも波岡さんも「連続ドラマではなく、長い映画を撮影している感覚」と口を揃え、映画界の名匠たちが集結した環境を喜ぶ。「廣木さんという柱がありながら、“凶悪テイスト”があったり、“料理人テイスト”があったり(笑)。贅沢だし、めちゃくちゃ面白いですよ」と締めくくる波岡さん。キャストたちが楽しみながら撮影に臨んでいることも、作品の味わいにつながるだろう。出来上がりが観られる日を、楽しみに待ちたい。(text:Hikaru Watanabe)
2016年03月11日「世界フィギュアスケート選手権2016」にゲスト出演することも決まった五輪銅メダリストの高橋大輔が、先日発表された芥川賞作家・又吉直樹に続き、「NEWS ZERO」の月一キャスターを務めることが分かった。昨今のフィギュアスケート人気を第一線で牽引してきた高橋さん。2010年、バンクーバー五輪で銅メダルを獲得し、同年のトリノ世界選手権では日本人初の世界チャンピオンとなった。また、2012年のグランプリファイナルでは日本人初の金メダリストに。2014年のソチオリンピックでは6位入賞を果たし、五輪3大会連続入賞という日本人選手初の快挙を成し遂げた。そして、この4月からはZEROキャスターとして、又吉さんと同様、月に1回程度のペースで定期的に「NEWS ZERO」に出演する。高橋さんが取材をするのは、ずばり「一流エンターテイメント」の裏側。広い世界を舞台に、華麗なるスケーティングとジャンプ、そして“世界一”と称されたステップで人々を魅了してきた高橋さんだからこそ感じることのできる、様々な分野のアーティストたちのこだわりやその凄さを伝えていく。初回出演は4月14日(木)を予定。今回の起用に高橋さんは、「不安も沢山ありますが、精一杯頑張ります。エンターテインメントの世界を勉強させていただき、感じたことや経験したこと、そしてエンターテイナーの様々な想いを皆様にお伝えできれば幸いです」とコメントを寄せている。頂点を極めながら、その苦悩や挫折をも知る高橋さんだからこそレポートできる「一流エンターテイメント」の裏側に、期待していて。「NEWSZERO」は毎週月~木曜23時~放送、毎週金曜23時30分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月10日著書「火花」が第153回芥川龍之介賞を受賞した又吉直樹が、このたび新たにZEROキャスターに加わることが明らかとなった。「ZERO(原点)にかえって、はじめる」「世の中の様々なことをZEROから考え直してみる」をテーマとして掲げる同番組。すでに嵐の櫻井翔や、桐谷美玲らが毎週ZEROキャスターとして活躍しているが、今後、又吉さんは月1回程度のペースで、ZEROに出演することとなる。又吉さんが自ら取材し伝えるのは、「働く」こと。驚きの「職場」、一流の「職人」、最高の「技術」…。さまざまな形で「働く現場」を切り取っていく。又吉さんは東日本大震災5年のテーマで、3月にもZEROに出演予定だが、自身のコーナーへの初回出演は4月28日(木)を予定している。このたびの起用にあたり、又吉さんは「今、日本や世界で起きていることに敏感でありたいです。あらゆる問題に対して簡単に答えを決めず、迷い、悩み、考え抜きたいと思います」と意気込みのコメントを寄せた。また、ZEROのテーマ曲も4月4日(月)から生まれ変わることに!宇多田ヒカルが新たに書き下ろした楽曲が使用されるという。さまざまな分野で才能を見せる又吉さんの、キャスターとしての活躍にも期待したい。「NEWSZERO」は毎週月~木曜23時~放送、毎週金曜23時30分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年03月04日世界最大級のオンラインストリーミングサービス「Netflix」にて、今春配信が決定している又吉直樹原作の「火花」。このたび本作の撮影が、約4か月の期間を経てクランクアップしたことが明らかとなり、また追加キャストとして、渡辺哲、温水洋一、高橋メアリージュン、今井華、忍成修吾、今田耕司などが発表された。売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い強く惹かれ、「弟子にして下さい」と申し出た。神谷は天才肌であり、また人間味に富んだ人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。神谷も徳永に心を開き、二人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわりさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて二人の歩む道は決定的に異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、その一方で、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。そしてある日、神谷は徳永をはじめ関わるすべての人々の前から借金を抱えたまま姿を消してしまう。神谷のいない日々を淡々と過ごす徳永。そして一年後、二人は再会するのだったが――。原作は、処女作にして芥川賞を受賞した又吉さんの異例のヒットとなった同名著書。お笑いという賑々しい世界の周辺で生きる女性たちの姿や、芸人の世界の厳しさも描きながら、驚くべきストーリー展開を描いている。キャストには、主人公・徳永役の林遣都をはじめ、相方・山下役に好井まさお、徳永の憧れの漫才師役に波岡一喜、村田秀亮、そのほか門脇麦、田口トモロヲなどが出演し、また監督には、総監督の廣木隆一をはじめ、白石和彌、沖田修一、久万真路、毛利安孝の5名の監督陣が力を合わせている。昨年11月よりクランクインした本作は、出演者が口々に「最高の環境」と言い切るほど、撮影中の現場の雰囲気は良いもので、約4か月にわたる撮影は順調に進んでいったようだ。なかでも林さんと波岡さんは撮影中に「廣木総監督を始めとして映画界のトップクラスの方々とご一緒できているのが、とにかく幸せ。何より僕らが自由に、ちゃんと魂を込めてリアルに演じられる環境を作って頂けているのが本当にありがたい事です」と林さん。波岡さんも「僕らが余計なことを考えないでいい環境を作ってくれている。監督とどう演じるかを話し合いながら、集中して役作りできています」と語っている。そして今回、新たに発表されたキャストには、徳永が住むアパートの住人役に、渡辺哲と渡辺大知。徳永のバイト先の陰険な店長・望月役に温水さん。徳永の相方の山下の彼女・百合枝役に高橋さん。合コンの女性役に今井さん、島袋聖南が出演。そのほか山本浩司、宮崎吐夢、徳永えり、徳井優、嶋田久作、福田転球、忍成さん、村杉蝉之介、武田梨奈など多くの俳優陣が勢揃いし、また今田さんやレイザーラモン、千鳥、パンサー向井、サルゴリラなど多くの芸人勢も登場するなど華やかな世界の舞台裏を描く本作に色を添えている。「火花」は今春、「Netflix」にて配信開始予定(全10話)。(cinemacafe.net)
2016年03月02日-------------------------------------------大学1年生のみなさん! 「大学デビューのホントのところ」、知りたくないですか? 本連載は、かつて大学デビューに半分成功・半分失敗したトミヤマユキコ(ライター・大学講師)と清田隆之(恋バナ収集ユニット「桃山商事」代表)が、過去の失敗を踏まえ、時に己の黒歴史を披露しながら、辛く苦しい学生生活を送らないためのちょっとした知恵をお授けする。そんな連載です。-------------------------------------------○春休み中におすすめの本は2月頭から3月終わりまで続く大学の春休みは、長い上にこれといった宿題もないため、夏休み以上のお得感がありますよね! ちなみに、教員は採点とか入試などの業務がてんこ盛りなので、本格的な春休みはごく短いです(泣)。以前、夏休みには「とにかく本を読め!」とアドバイスしました。なので、春休みも長くて難解な本をどんどん読んで欲しいのですが、そればっかだと疲れちゃいますよね。ということで、もうすぐ新入生を卒業し「先輩」となるみなさんにうってつけの本を紹介したいと思います。なにも「こういう先輩/後輩関係が理想的」などと押し付けるつもりはありません。むしろ「いろいろな先輩/後輩がいる(いていい)」ということを知ってくれたら幸いです。○憧れの先輩との距離感が絶妙 又吉直樹『火花』(文藝春秋)漫才師として天才的なセンスを持ちながら、どこまでも不器用な先輩「神谷さん」を、後輩「德永」が観察し続ける物語。借金まみれ、恋愛も中途半端。面白さを追求する姿勢はカッコいいけれど、ときどきやりすぎて、みんなを引かせてしまう……そんな神谷さんに憧れとほんのちょっとの侮蔑を感じている德永。この「ほんのちょっとの侮蔑」というところがポイントです。德永は、先輩を盲目的に信仰したりはしないのです。先輩は神様じゃないし、先輩と自分の人生は、どれだけ密接にかかわりあっていても別物。好きだからって全肯定すればいいというものではないし、逆に、ちょっと相容れないところがあっても、それで絶縁するなんてバカげている。芸人の世界は特殊ですが、それでも、德永の人間関係調整力からは学ぶべき点がたくさんあると思います。○強引な先輩と出会ったら? ジュール=ベルヌ『海底2万マイル』(講談社青い鳥文庫)言わずと知れた少年小説の大傑作。ですが、大人になってから読むと、「とんでもない先輩に振り回される後輩の話」として読めます。潜水艦ノーチラス号のネモ艦長は、好奇心旺盛なアナンクロス教授を乗せ、世界の海をかけめぐります。が、ネモ艦長はなかなか行き先を教えてくれないし、潜水艦から逃げ出したらダメだというし、どこまでも強引。でも、アナンクロス教授が不満たらたらかというと、そうでもないんです。むしろ、これまで見たこともない光景を見せてくれた艦長に感謝している部分も。面白いのは、教授がネモ艦長との冒険旅行について「人々がこの話しを信じてくれようが、くれまいが、わたしにとって、それは、さして問題ではない」と語っていること。この承認欲求の薄さ、すごすぎ。ふつう、誰かに振り回されるとつい愚痴りたくなるし、貴重な経験をさせてくれたら、みんなに自慢したくなりそうなものですが、アナンクロス教授はあえて「自分とネモ艦長」の関係だけを見て、そこから得られるものだけを得ようとするのです。強引な先輩の言いなりかと思いきや、ひそかに経験値を上げている……アナンクロス教授、デキる男です。○人生のモチベーションを引き上げてくれる先輩 林真理子『野心のすすめ』(講談社現代新書)「低め安定」志向の若者を叱咤激励し、とにかく野心を持て、上を目指せと煽りまくってくる一冊。わたし自身「え~、そんなに頑張りたくないよ~」と思いながら読みはじめたのですが、読み終えるころには「野心、だいじ!」とすっかり考えを改めました。彼女の熱心な読者とはいえないわたしでも、こんなに心動かされるのですから、林真理子は「人生の先輩」として、かなり優秀だと思います。なんといっても、就活で40社以上から不採用を食らったところから今日の地位を築き上げ、有名になってからは数々のバッシングに耐え、仕事で結果を出し続けているのですから、説得力がハンパない!○プロ後輩になって先輩から学ぼう 石塚真一『BLUE GIANT』(小学館ビッグコミックススペシャル)本作は、一流のジャズミュージシャンを目指して奮闘する青年「宮本」の物語なのですが、彼が「プロ後輩」みたいなひとなんです。彼と関わったひとは、どういうわけかみんなイイ先輩になってしまう。それは、宮本が人間を好きで、人間を信じているから。「このひとと付き合うことにメリットがあるのか?」といったコスト感覚で人間関係を選択してしまうことってあると思うのですが、宮本にはそれがないんです。そういうコスト感覚をぶっ壊した先に、ものすごい人的財産があることを、彼は本能的に見抜いているのかも。これがプロ後輩のスキル……わたしも宮本の力でイイ先輩に仕立て上げて貰いたいものだよ……。○規格外の先輩に惚れる 加賀まりこ『純情ババアになりました』(講談社文庫)女優・加賀まりこのエッセイ集なのですが、びっくりするほど一般人の暮らしからかけ離れており、たいへん痛快です。父親の仕事の関係で小さな頃から勝新太郎と知り合いだったとか、20代で芸者あそびをしていたとか、妊娠が発覚してすぐにシングルマザーになると決めたとか、もう、人生の全てが、洒脱で、潔くて、かないません。なるべく失敗しないように、なるべくレールから外れないように生きる慎重派のみなさんにしてみれば、彼女の人生はまるで他人事かも知れません。が、わたしは本書を読むと「規格外の人生でも、なんとかなる」と感じ、なんだか安心します。人生、いくら用心していても、予想外のことが起きますが、加賀まりこマインドがあれば、もしすっ転んだとしても、ひとより早く立ち上がれる。慎重派のひとこそ、彼女を「いざという時に頼れる先輩」と思うべきだと思います。……全5作品、いかがだったでしょうか? ここから先輩/後輩関係を知るヒントをうまいこと引き出せたら、あなたの先輩/後輩力がアップするのはもちろん、読書力もアップしているハズですよ。トミヤマユキコライター・大学講師。「週刊朝日」「文學界」でブックレビュー、「ESSE」「タバブックス」でコミックレビューの連載を持つライター。早稲田大学などでサブカルチャー関連講義を担当する研究者としての顔も持っている。「パンケーキは肉だ」を合い言葉に、年間200食を食べ歩き『パンケーキ・ノート』(リトルモア)にまとめた。Twitter @tomicatomica清田隆之/桃山商事1980年、東京生まれ。失恋ホスト、恋のお悩み相談、恋愛コラムの執筆など、何でも手がける"恋バナ収集ユニット"「桃山商事」代表。男女のすれ違いを考えるPodcast番組『二軍ラジオ』を更新中。雑誌『精神看護』やウェブメディア「日経ウーマンオンライン」「messy」などでコラムを連載。著書に『二軍男子が恋バナはじめました。』(原書房)がある。Twitter @momoyama_radio
2016年02月03日ソフトバンクロボティクスとソフトバンクは1月27日、人型ロボット「Pepper」の法人活用事例を紹介するイベント「Pepper World 2016」を開催した(28日まで)。イベントに合わせて法人活用が進むPepperの記者説明会が行われ、ソフトバンク 代表取締役社長兼CEOの宮内 謙氏とソフトバンクロボティクス 代表取締役社長の冨澤 文秀氏が登壇。Pepperの法人活用事例や将来の展望について語った。○人材不足を解消する救世主に?2045年には日本の労働人口が今より30%減るという予測が示す通り、現在から将来にわたる日本全体の課題として「人材不足」が懸念されている。現時点でも、人材不足を感じている日本企業が83%に上ると説明する宮内氏は「Pepperが救世主になる」とアピールする。10月に提供を開始した法人向けの「Pepper for Biz」は企業ごとにカスタマイズが可能で、対応アプリも増えているそうだ。特に、Pepperの顔認識機能を活用し、来客者の属性データを集めて分析できる「接客データの見える化」は大きな価値があるとのことで「それらが月額5.5万円で使える」と、宮内氏は胸を張る。その上で、2016年は「企業のためのスマートロボット元年」と同社では位置づけ、Pepperが単なる集客ツールとしてだけではなく、接客や販売、介護の現場にも活用され、人をサポートできる存在になるという見通しを示した。○Pepper導入は500社超に現在、Pepperを導入している企業は500社を超える。宮内氏はそうした企業から数社の導入事例を紹介した。例えば、みずほ銀行はいち早くPepperを行員として採用しており、最適な金融商品を勧めるなど、対応した顧客の10%以上をカウンターに送客しているという。同行以外にも、37の銀行や信用金庫で導入されている。日産自動車は、女性客向けにレディー・ファースト・ショップを展開しているが、その100店舗にPepperを導入。クルマに関連した説明のほか、エンタメアプリを使って来客者を楽しませている。ネスレ日本は、コーヒーマシンの販売スタッフとして150店舗に配置。Pepperはマシンの説明や接客データの取得に活用されており、集客効果により売上が15%上がっているという。小売業では、イオンモールがイオンカードの説明などセールスプロモーションに活用している。また、ヤマダ電機はConcept LABI TOKYOに6台導入。日本語、英語、中国語でフロア案内や誘導を行い、主に訪日外国人客の満足度や店内回遊率の向上に貢献している。もちろん、全国のソフトバンクショップでも稼働しており、2月末までに2000店舗に導入する予定だ。呼び込みや来客者へのヒアリングといった店員がさばき切れない細かな仕事を支援しており、従来の1.5倍の集客で販売増に貢献しているという。将来的には全店舗に導入する。宮内氏は「Pepperはクラウドコンピューティング、AI、ロボットが合体したもの。登場してからそれほど時はたっていないが、毎日進化している」と語り、より進化した受付や過去の購入履歴を考慮した最適な商品の提案、外国人に対するスムースな多言語対応などは「すぐにでも実現できる未来」だと自信を覗かせていた。○Pepperは最新テクノロジーを体感できる存在続いて登壇した冨澤氏は、Pepper for Bizの取り組みについて説明。現在、200社以上のパートナーがアプリを開発しており、「もっと汎用性のあるアプリ、業種別アプリ、完全にカスタマイズされたアプリなど、さまざまなアプリを出していく」と語った。また、IBM Watsonとの提携について、「世界のITジャイアント、最新テクノロジーと提携していきたい。Pepperを中心に位置づけ、パートナーさんを通して身近に最新テクノロジーを体感できる世界にしていきたい」と意気込みを見せたほか、珍しさもあって「客寄せパンダ的なイメージ」でとらえられているPepperを、今後は「コスト削減や売上拡大など、リアルに企業に貢献していくことになる」と実理にかなった存在になる期待感を示した。○「Pepperだらけの携帯ショップ」が期間限定オープン説明会では、受付も接客もPepperだけで行う携帯電話ショップ「Pepperだらけの携帯ショップ」のオープンも発表された。このショップは期間限定だが、複数台のPepperが来店客の呼び込み、受付、来店目的のヒアリング、商品紹介などの業務を行う。宮内社長は「個人認証やレギュレーションもあるので、契約の最終作業は人が関与するが、セールスのアクティビティはできるだけPepperでカバーしたい」と語った。また、小泉今日子さん、広瀬すずさん、ピース・綾部祐二さん、又吉直樹さんがゲストとして登場し、Pepperだらけの携帯ショップのデモンストレーションが行われた。店員として「店長Pepper」「ご契約Pepper」「暇つぶしPepper」の3台のPepperが登場。暇つぶしPepperが言うギャグや胸のディスプレイで遊ぶゲームなどで楽しんだ。
2016年01月28日大原美術館のコレクションが集う「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」が16年1月20日から4月4日まで、国立新美術館で開催される。大原美術館は、岡山県倉敷市の大実業家であり、社会貢献や福祉の分野でも活躍した大原孫三郎が、1930年に創設した西洋美術を紹介する日本初の本格的な美術館。同展では、大原美術館が収集した美術品の数々のなかから、代表作を展示しつつ、1世紀近くにわたる活動を紹介する。展示されるのは、エル・グレコの《受胎告知》をはじめ、西洋の近代美術からはクロード・モネの《睡蓮》、パブロ・ピカソの《頭蓋骨のある静物》、アメデオ・モディリアーニ の《ジャンヌ・エビュテルヌの肖像》、ジョルジョ・デ・キリコの《ヘクトールとアンドロマケーの別れ》、ポール・ゴーギャンの《かぐわしき大地》など。このほか、《白玉弥勒仏倚座像》、《女神イシスまたはネフティス像》、38歳で夭折した岸田劉生の《童女舞姿》、大原美術館の礎を築いた児島虎次郎の《和服を着たベルギーの少女》など日本の近代洋画や民芸運動に関わった作家の作品、戦後の美術たちが展示される。また、芥川賞を受賞したピースの又吉直樹が同展のサポーターに就任。見どころや楽しみ方を又吉ならではの表現方法で展覧会ムービーなど様々な機会で紹介していく。又吉が出演する全10話のオリジナルムービーは、謎解きのストーリー仕立てになっており、現在展覧会サイトおよびYoutubeにて公開中だ。動画引用元: (はじまり展オフィシャルYouTube: 【イベント情報】「はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション」会場:国立新美術館住所:東京都港区六本木7-22-2会期:16年1月20日~16年4月4日休館日:火曜日時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)料金:一般1,600円、大学生1,200円、高校生800円
2016年01月16日ぽっこりと膨れ上がったおなかは「メタボリックシンドロームの象徴」とも言え、日本人からするとどうにも不健康に見えてしまいがちだ。ただ、世界は広い。多少の「メタボ腹」ならば、むしろ「健康的」と感じられる国もある。それならば、日本人の物差しでははかることができない、外国人による「不健康の判断基準」とはどのようなものなのだろうか。このほど、日本在住の外国人20人に「母国で不健康に見える男性の身体的特徴」および可能ならば、「その特徴を持つ著名人」を答えてもらったので紹介しよう。>>健康そうに見える男性編の回答も見るQ. 「母国で不健康に見える男性の身体的特徴」を教えてください。また、日本の著名人で言うと誰が最もその特徴に当てはまりますか■太っているのはちょっと……・「ぽっちゃりしている人。伊集院光とかマツコ・デラックス」(韓国/34歳/男性)・「太っている。マツコ」(チェコ/58歳/男性)・「太ってる人。伊集院光」(フィリピン/35歳/女性)・「太っている。秋元康」(マレーシア/31歳/女性)・「おなかが大きい人」(ブルガリア/33歳/女性)■やせすぎはよくないよ……・「細すぎる人。矢部浩之」(インドネシア/36歳/男性)・「体が痩せている男性」(エジプト/33歳/男性)・「細すぎる男性。例えば、お笑いコンビの『アンガールズ』のお二人」(シリア/35歳/男性)・「痩せすぎで髪の毛ぼさぼさの人。又吉」(香港/34歳/女性)・「色が白すぎて、痩せていて、あまり外に出ないような人です。アンガールズの田中さんです。ガリガリ代表です」(台湾/30歳/女性)・「不健康に見える男性は痩せていて、髪の毛が薄暗くて、歯がない(シミがついてる)、肌が暗いなどです。日本の著名人では例えば坂本龍一」(ロシア/31歳/女性)■肥満とやせ、どちらも……・「顔色が悪く、細すぎるあるいは太すぎる人」(中国/28歳/男性)・「肥満体とかやせすぎとかです」(ベトナム/36歳/男性)・「基本的にすごく痩せている、あるいは太っている人は健康ではないという印象です。あとタバコの影響で歯が黄色くなったり、唇が黒くなったりする人も健康的ではない感じです」(イラン/28歳/女性)■総評結果は、「肥満」と「やせすぎ」で、回答のほぼすべてがうまるというものだった。この2つは、多くの日本人が抱く「不健康」のイメージと合致するのではないだろうか。ただ、中には「顔色悪い、歯の色が死んでる、姿勢が崩れ、視線がきつい」(モンゴル/39歳/女性)などのように、体形が判断基準ではないとする回答もあった。体形も含めてその人の「個性」となるわけだが、周囲からマイナスのイメージを抱かれやすい体形・風貌では何かと損することも少なくないだろう。他人から「健康的だな」と思われたい人は、今回の結果を参考にしてみるのもいいかもしれない!?※写真と本文は関係ありません
2016年01月09日人気お笑いタレントで芥川賞作家のピース又吉直樹さんがサポーターをつとめる注目の展覧会、『はじまり、美の饗宴展すばらしき大原美術館コレクション』が六本木の国立新美術館で開かれます。岡山県倉敷市にある日本を代表する美術館のひとつ、大原美術館。日本ではじめて本格的な西洋美術を紹介する美術館として1930年に創設され、今では日本近代洋画や東洋古美術、現代アートなど幅広いコレクションを所蔵しています。本展では、大原美術館の全部門からセレクトされた名品を一挙に紹介。東京にいながら、珠玉の大原コレクションを楽しめるまたとないチャンスです。イチオシの作品は、エル・グレコの傑作、《受胎告知》。日本にあることが奇跡、といわれるほど貴重な名画で、海外からの貸し出し依頼も多い本作品は、まさに大原美術館の至宝。本展でも必見中の必見作品です。公式サイトでは、ピース又吉直樹さんが出演する動画「謎解きムービー」を公開中。笑いをまじえた又吉流の切り口で、本展の名画たちにアプローチしています。ムービーの中で出される謎が解けた人には、特典映像のおまけつき。ぜひ公式サイトもチェックしてみて!イベントデータ:『はじまり、美の饗宴展すばらしき大原美術館コレクション』会期:2016年1月20日(水)~4月4日(月)※休館日は毎週火曜日時間:10:00 ~ 18:00(金曜日は20時まで開館)※入場は閉館の30分前まで会場:国立新美術館料金:一般 1,600円/大学 1,200円/高校生 800円/中学生以下無料画像クレジット: エル・グレコ《受胎告知》1590年頃-1603年/ 109.1 × 80.2 cm / 油彩・カンヴァス※画像無断転載禁止
2016年01月01日小説、写真集、伝記など、2015年も教養や道徳、自分の知らない世界を広げてくれる様々な本が刊行された。そこで、FASHION HEADLINEのなかで紹介した、話題の書籍、本にまつわるニュースをピックアップしてご紹介する。是非、お正月休暇を機に、手に取ってみてほしい。■『SAPEURS the Gentlemen of Bacongo』ダニエーレ・タマーニ14年、NHKのドキュメンタリー番組「地球イチバン」で特集された、世界一エレガントな紳士集団・サプールを特集した写真集。イタリア人写真家のダニエーレ・タマーニが「サプール」の中心的人物を撮影したスナップを始め、インタビューや彼らのファッションセンスに衝撃を受けたデザイナーのポール・スミスによる序文などで構成されている。6月に日本語版が刊行されたがその後、大きな反響を呼び、発売1ヶ月で3刷に至ったほどの売り上げをみせた。■『GIRL IN A BAND キム・ゴードン自伝』キム・ゴードンアメリカで発売後、ニューヨークの「ストランド・ブック・ストア(Strand Book Store)」を始めとする有名書店で軒並み完売した書籍がついに日本で刊行。同自伝では、ソニック・ユースの誕生、アルバム解説、ラストステージ、映画『ラストデイズ』、「エックスガール」の設立、日本でのファッションショーなどについて語られる。更に、約30年の結婚生活の末に突然離婚した元夫、サーストン・ムーアとの出会いや破局など、プライベートについての真実も明かされている。■『LABYRINTH OF UNDERCOVER 25 year retrospective』15年、アンダーカバーが設立25周年を記念して展覧会「LABYRINTH OF UNDERCOVER 25 year retrospective」を開催した。本展の図録である本書には、94-95AWから15-16AWまでの25年分のコレクションより、各シーズン2から3点、計100点近くのコレクションルックを撮り下ろした写真を中心に、各シーズンのコンセプトや09年、11年に行われたインスタレーションの解説などを掲載。■『CRAFT BAKERIES - パンの探求 小麦の冒険 発酵の不思議』BREAD LABパン屋やパンのお供が集結するマーケット「青山パン祭り」のメンバーを中心に15年8月に発足したBREAD LABが発刊した書籍。“小麦にこだわる”、“酵母にこだわる”などそれぞれの店舗の特徴ごとに分けてカテゴライズして国内外のクラフトベーカリーを紹介している。その他、パンを始めとした様々な食品の発酵の不思議やパンの味を左右する素材などについても追及した、濃い内容を掲載。■『不思議の国のアリス・150周年記念アニバーサリーエディション』ルイス・キャロルヴィヴィアン・ウエストウッドが、カバーと見返しのデザインを手掛けた150周年記念スペシャルエディション。ヴィヴィアンは同書のファンであり、ヴィヴィアン・ウエストウッド レッドレーベルの11-12AWコレクションでは、同書にインスパイアされたショーを発表している。また、発売を記念し南青山で、ヴィヴィアン・ウエストウッドによる一夜限りの茶会も開かれた。■『THE 501(R) XX A COLLECTION OF VINTAGE JEANS』ジーンズの定番とされている「リーバイス501」の1890年頃から1966年までの変遷を、51本のデニムの写真とともに紐解く本書。監修者は、ビンテージウエアショップ「ベルベルジン」の店長・藤原裕と、古着屋・スマイリーの店長・川又直樹が501の歴史を辿る。■『火花』又吉直樹今年最大トピックスのひとつであろう、第153回芥川賞を受賞したお笑いコンビ・ピースの又吉直樹による処女作『火花』。そんな本作の冒頭とラストシーンに描かれる熱海海上花火大会が印象的だ。又吉は小説家の太宰治好きでも知られているが、実は、昭和23年に熱海の旧旅館起雲閣の別館で『人間失格』の第2の手記までを書き上げた太宰も熱海に縁があった。執筆中には起雲閣の本館(熱海市指定有形文化財・現在見学のみ可能)に宿泊したこともあるという。■本を通じて感性を豊にする新スポット泊まれる本屋”をコンセプトにしたホテル「BOOK AND BED TOKYO」池袋にオープンしたこのホテルでは、“本を読んでいたら、いつの間にかマブタが重くなって気づいたら朝だった”というような、最高の眠りを宿泊者へ体感してもらえることを目的としている。宿泊者が本に埋もれながら眠ることが出来るよう、本棚の中にベッドを埋め込むなどのユーモアな工夫も。ブックセレクトは“本のある暮らし”を提案する本のセレクトショップ・SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSが担当している。NADiff、銀座ソニービルの新店舗「ナディッフ・デュ・シャン」ナディッフが、銀座のソニービルにブック&スーベニアショップ、ナディッフ・デュ・シャンをオープン。お店のコンセプトは、“アート、写真、映像、映画、デザインなど“image”にまつわる表現を複層的に取り扱うこと”。国内外の写真集や流通の少ないアートブック、グッズなどのアイテムを中心に、ユニークなデザイングッズや、お土産にも最適なギフトアイテム、希少古書なども取り扱われる。(ナディッフには、毎週木曜日、FASHION HEADLINEにて【NADiffオススメBOOK】として連載を行っていただいています)
2015年12月31日TSUTAYAは12月28日、独自のデータベースを集計分析した2015年の本の年間ランキングを発表した。上位TOP5については男女比率と平均年齢なども調査している。書籍総合ランキングで1位になったのは、第153回芥川賞を受賞した又吉直樹氏による『火花』(文藝春秋/2015年3月発売)。以下は下記のとおり。BOOK部 ユニットリーダー 安本朋幸氏は「2015年は『置かれた場所で咲きなさい』、『一〇三歳になってわかったこと』、『家族という病』といった、新たな生き方や家族の在り方を考える本の人気が高まりました。近年の“持たない”“シンプルライフ”などのキーワードが書籍のランキングにも反映されています。また、TSUTAYAでは女性へのライフスタイル提案として、料理、美容、エッセイといったジャンルをハッピースタイルランキングとして提案しています。中でも、『フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~』は、発売当初からランクインし、年間でも第3位なりました。キャラクター関連書籍では2015年は「妖怪ウォッチ」が席巻、2016年は「ポケットモンスター」が20周年を迎え大きな盛り上がりが期待されます」と総評している。
2015年12月29日来年の3月で東日本大震災から5年を迎える今年の「第66回NHK紅白歌合戦」では、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を、プレゼンターに「嵐」櫻井翔、コーナゲストに「紅白」ゲスト審査員を務める仙台市出身のフィギュアスケーター・羽生結弦選、ピアノ演奏に「X JAPAN」のYOSHIKIを迎えて放送することが分かった。綾瀬はるかと「V6」井ノ原快彦が司会を務める「第66回NHK紅白歌合戦」。毎年、初出場アーティストに注目が集まるが、今年久しぶりに「紅白」の舞台にカムバックするアーティストにも豪華アーテイストが集結。中でも「X JAPAN」は、1997年の電撃解散時以来、18年ぶり6回目の出場を果たすとして話題に。さらにゲスト審査員も今年を代表する面々が揃い、有村架純&堺雅人ら俳優陣から、「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞した又吉直樹、フィギュアスケーター・羽生選手までが出演する。今回、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を披露するにあたり、嵐の櫻井さんがプレゼンターを担当。また、実際に16歳のときに東日本大震災に被災した羽生選手は、震災をいかに乗り越えフィギュアスケートと向き合ってきたのか、あれから5年を経たいま、故郷へ寄せる思いを語るという。ピアノ演奏は、先日、宮城県石巻市でワールドツアーのスタートを切った「X JAPAN」のYOSHIKIが務める。また、ちびまる子ちゃんが紅組司会を、ウィスパーが白組司会をつとめる「アニメ紅白」への出場アーティストが決定。「美少女戦士セーラームーン」の「ムーンライト伝説」を、セーラー戦士にコスプレした「AKB48」が歌唱。郷ひろみと「ゴールデンボンバー」は「ポケットモンスター」の「めざせポケモンマスター」を人気キャラクター“ピカチュウ”らとともに披露する。そのほか、「TOKIO」が「機動戦士ガンダム」の「翔べ!ガンダム」を。石川さゆりとmiwaがデュエットで「新世紀エヴァンゲリオン」の「残酷な天使のテーゼ」を。「ちびまる子ちゃん」の「おどるポンポコリン」は、「E-girls」と大原櫻子が初共演で披露する。「妖怪ウォッチ」の「ゲラゲラポーのうた」は、「キング・クリームソーダ」がNHKホールに妖怪たちをひきつれ登場し歌うという。そして名作「鉄腕アトム」の主題歌は、「V6」を中心に「アニメ紅白」出演者が一堂に会し盛り上げるようだ。アニメキャラクターと人気歌手による夢の共演がどんなステージを作り出すのか、いまから楽しみだ。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19時15分よりNHKにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月28日「ザッツ、日本!ザッツ、紅白!」をテーマに掲げる「第66回NHK紅白歌合戦」。先日、曲順が発表され豪華アーティストたちの共演に大きな注目が集まったが、この度、さらに「紅白」を華やかに盛り上げるゲスト審査員10名が発表された。紅組司会を綾瀬はるか、白組司会を井ノ原快彦(V6)、総合司会を有働由美子アナウンサー、そして過去に5回の司会経験がある黒柳徹子が務める今年の「紅白歌合戦」。初出場となる「BUMP OF CHICKEN」、星野源、「レベッカ」、「乃木坂46」らが名を連ね、「X JAPAN」や近藤真彦、小林幸子などカムバック勢にも豪華アーティストがずらり!郷ひろみがトップバッターを華々しく飾り、大トリとして松田聖子がステージを締めくくる。そして今回発表された審査員には、今年大活躍した面々が大集結!映画『ストロボ・エッジ』『ビリギャル』で主演を務め、月9ドラマ「ようこそ、わが家へ」出演やドラマ「永遠のぼくら sea side blue」での主演など、数々の話題作でメインキャストを務め上げた女優・有村架純。今年はなんといっても連続テレビ小説「まれ」の好演や、大ヒット公開中『orange-オレンジー』やTBSドラマ「下町ロケット」で一躍知名度を上げた女優・土屋太鳳。そして『海街diary』での熱演が記憶に新しく、2016年は大河ドラマ「真田丸」ヒロインのきり役をはじめ『アイアムアヒーロー』『グッドモーニングショー』と出演作が立て続く女優・長澤まさみ。そして、2013年放送「半沢直樹」主演で大きく注目を浴び、来年の大河ドラマ「真田丸」では主役の真田信繁(幸村)を演じる俳優・堺雅人。その兄・信幸を演じる俳優・大泉洋も審査員として並ぶ。大泉さんは、『駆込み女と駆出し男』『バケモノの子』連続テレビ小説「まれ」と今年も映画にドラマに大活躍した。そのほか、デビュー作「火花」で第153回芥川龍之介賞を受賞、単行本は累計245万部を突破するベストセラーとなったお笑い芸人「ピース」の又吉直樹。今シーズンNHK杯で世界最高得点で優勝しながら、グランプリファイナルでは自身の持つ世界最高得点を更新し3連覇を果たした羽生結弦選手。2015年文学賞「本屋大賞」に著書「鹿の王」が選ばれた作家兼川村学園女子大学特任教授の上橋菜穂子。ウエイトリフティング選手・三宅宏実、タレント・所ジョージらが審査員を務める。「第66回NHK紅白歌合戦」は12月31日(木)19:15より放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月25日文豪・夏目漱石が亡くなってから100年という節目を迎える2016年に、「嵐」の二宮和也をはじめ古田新太、及川光博、松下奈緒ら豪華俳優陣を迎え名作をドラマ化する新春ドラマスペシャル「坊っちゃん」。この度、宮本信子、佐藤浩市、小林薫、浅野ゆう子、又吉直樹ら主要全キャストが決定!新春に相応しい豪華な顔ぶれが揃った。夏目漱石の教師時代の実体験をベースに描かれた「坊ちゃん」。物語の舞台は明治時代。住み込みの女中・清から「坊ちゃん」と呼ばれ、短気で暴れん坊だが、うそが嫌いで直情型の正義感を持つ型破りな江戸っ子・坊ちゃんが、四国は松山の旧制中学校に数学の教師として赴任をすることに。そこで生徒や同僚の教師・赤シャツ、学校外の松山の人々とぶつかり合い大暴れする痛快なストーリーで、発表から100年以上経ったいまでもなお、世代を超えて多くの人を魅了し続けている漱石の代表作の一つだ。キャステイングには、漱石没後100年というメモリアル・イヤーにドラマ化するに相応しい豪華な顔ぶれ集結。主人公の坊っちゃんを演じる「嵐」二宮さんをはじめ、坊っちゃんと意気投合する同僚の数学教師・山嵐を古田さん、マドンナを松下さん、マドンナとひそかに思い合う英語教師・うらなりを山本耕史、マドンナを横恋慕する教頭・赤シャツを及川さん、赤シャツの腰巾の画学教師・野だいこを八嶋智人、そして教師たちをまとめる校長・狸を岸部一徳が演じる。今回、さらに物語を彩る豪華追加キャスト陣が発表された。坊っちゃんが小さい頃からずっと住み込みで働いている女中・清を演じるのは、民放ドラマ7年ぶりの出演となる宮本さん。二宮さんとは2度目の共演となるが、「今回、坊っちゃんを演じるのが二宮さんと聞いたとき、本当に良かったと思いました。二宮さんは坊っちゃんにピッタリですから。揺らいだり流されたりせず、とにかくまっすぐで素敵な方です。そんな二宮さんが演じる坊っちゃんの、育ての母と言うべき存在が清ですが、芝居では自然に2人の関係を演じることができたと思います」と語った。そして、坊っちゃんが松山へ赴任するきっかけをつくった物理学校の校長を演じるのは、昨年放送された「オリエント急行殺人事件」で二宮さんと共演した佐藤さん。無鉄砲な教え子にほとほと手を焼いている折、松山の学校から教師として働く者はいないかと頼まれ、断ると思いながら坊っちゃんに聞いてみると、事も無げに松山へ行くと言い、あ然とする役どころだ。小林さんと浅野さんが演じるのは、松下さん演じるマドンナの両親。江戸時代の“家が第一”という封建的な考えと、開国してもたらされた“個が第一”という自由な考えの間に揺れる明治という時代。教頭という立場にあり、学校で唯一の帝国大学卒業の文学士、ゆくゆくは町一番の名士になることを嘱望されている赤シャツからの求愛に、果たして両親はどう出るのか…?名優が波乱の三角関係を大いに盛り上げることに期待したい。最後に、著書「火花」で芥川賞を受賞し、単行本の累計発行部数は200万部を突破した「ピース」の又吉さんが、原作者である夏目漱石役を演じる。坊っちゃんの下宿先の隣の部屋に住んでおり、坊っちゃんのことがどうも気に掛かる…という役どころだが、「坊っちゃん」の世界に夏目漱石が登場するのは史上初の試み。プロデューサーの長部聡介は「“坊っちゃん”は夏目漱石自身が教べんをとった経験を基に書かれた小説です。もし、漱石が当時の自分たちを客観的に見ていたら、どのような感じであっただろうかと思い、この役を創ることにしました」と真意を明かした。「坊っちゃん」は2016年1月3日(日)21時よりフジテレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年12月24日アイドルグループ・AKB48の入山杏奈、NGT48キャプテンの北原里英が23日、都内で行われた、映画『ひつじのショーン~バック・トゥ・ザ・ホーム~』のBlu-ray&DVD発売記念イベントに出席した。今年7月に全国公開された本作は、ひつじのキャラクター・ショーンの冒険を描くクレイ・アニメーション作品。1995年に公開された映画『ウォレスとグルミット 危機一髪!』にショーンが初登場してから、今年は20周年のアニバーサリーイヤーとなっている。製作国のイギリスをイメージしたタータンチェックの衣装と"ひつじヘア"で登場した入山は、「思わず笑ってしまう面白さ、泣いてしまう感動シーンもあって大人でも楽しめます」とアピール。また、北原も、「最初から最後までワクワクドキドキ。キャラクターが全員愛らしくて、応援したくなる作品です」と笑顔で紹介した。牧場主を必死になって探すショーンの冒険ストーリーにちなみ、2人はそれぞれ“会いたい人”を告白。「ピースの又吉さんに会いたい」と即答した入山は、理由を聞かれると、「好きだからです! 知的で謎めいている感じをひけらかさないところに魅かれます」と目を輝かせながらラブコール。一方、ラグビー日本代表でトンガ出身のアマナキ・レレイ・マフィ選手を挙げた北原は、「体格もしっかりしていて、ヒゲが生えた濃い顔をしてるけど、絶対に心優しいと思う」と微笑んでいた。また、この日のイベントでは、20周年のショーンと同じく、今月3日に20歳の誕生日を迎えた入山にバースデーケーキのサプライズも。特製ケーキを美味しそうに頬張った入山は、「誕生日は仲が良いメンバーと過ごすことができました。友だちから深海魚の図鑑をもらってうれしかったです。深海魚が好きで、頭が透明なデメニギスは神秘的で魅かれる」と意外な趣味も告白。最後は、「最近は演技のお仕事をさせて頂いてるので、みなさんを"メ~"演技で魅了できるように頑張ります」と茶目っ気たっぷりに意気込み、会場の笑いを誘っていた。
2015年12月24日「芥川賞」を受賞し大ヒットとなった又吉直樹の「火花」(文藝春秋刊)。林遣都、波岡一喜、門脇麦らを迎えNetflixにて映像化することで話題となっている本作だが、この度、新たなキャストに、小林薫、染谷将太、田口トモロヲ、山本彩などが出演することが決定した。売れない芸人の徳永は、熱海の花火大会で、先輩芸人である神谷と電撃的に出会い強く惹かれ、「弟子にして下さい」と申し出た。神谷は天才肌であり、また人間味に富んだ人物。「いいよ」という答えの条件は「俺の伝記を書く」こと。神谷も徳永に心を開き、二人は頻繁に会って、神谷は徳永に笑いの哲学を伝授しようとする。吉祥寺の街を歩きまわりさまざまな人間と触れ合うのだったが、やがて二人の歩む道は決定的に異なっていく。徳永は少しずつ売れていき、その一方で、神谷は少しずつ損なわれていくのだった。そしてある日、神谷は徳永をはじめ関わるすべての人々の前から借金を抱えたまま姿を消してしまう。神谷のいない日々を淡々と過ごす徳永。そして一年後、二人は再会するのだったが――。原作は、処女作にして「第153回芥川賞」を受賞、累計245万部発行という異例の大ヒットとなった「ピース」又吉さんの同名著書。初の映像化となる本作は、いままでの“ドラマ”という概念に縛られることなく、1本の作品として約450分の壮大な物語として制作に及んでいる。これまでメインキャストとして、主人公の若手芸人・徳永役に林さん、その先輩芸人・神谷役に波岡さん、同棲相手・真樹役を門脇さんが決定しているが、今回新たなキャストに、珈琲店の主人役に小林さん、日向企画の社長役に田口さん、日向企画のお笑い担当社員・緒方役に染谷さん、緒方の部下・西田役に菜葉菜など実力派俳優の出演が追加決定。染谷さんは「とても素敵な監督陣と共演者陣と、とても素敵な空気の現場に参加させていただいています。この全10話から何が滲み出てくるのか、楽しみで仕方ありません。そして、楽しみにしてもらえるような作品になるよう、自分ができることをぶつけさせていただいています」と喜びを語っている。さらに、徳永と神谷が初めて出会う熱海で訪れた居酒屋の店員役に「AKB48」と「NMB48」を兼任する山本さんが好演。小説の入口となる“あのシーン”へ出演する山本さんは、「上京してきて、夢や野望をもって立ち向かっていく人の熱いメッセージみたいなものが込められているかなとも思います。私も自分に重ねて、がんばろうという気持ちにもなったので、是非みなさんにも見て頂いて、自分の目指すものへ取り組んでもらえたらなと思います」とコメントを寄せた。そして、徳永の相方・山下役に「井下好井」の好井まさお、神谷の相方・大林役に「とろサーモン」の村田秀亮が抜擢。漫才師が演じる“漫才師役”という役柄に対し、クランクイン初日全然緊張していないと言っていた好井さんは「僕はオーディションを受けていなくて、オーディションの練習役だったんです。そんな素の状態で受かったのなら素のままでいこう、と。いまはそう腹をくくっているので、すべて楽しいです」とコメント。また以前より波岡さんとは知り合いだったということで「本当にやりやすい」とお墨付きをもらった村田さんは「僕に関しては奇跡ですよね。東京に出てきてからくすぶっていたので、是が非でもいい結果を残したいと思います」とそれぞれ語るなど、不安以上に期待の方か大きい様子。原作も未だ人気を博している中、今回の追加キャスト決定にさらなる期待が膨らむ。「火花」は2016年春、Netflixにて全話(全10話)一斉配信予定。(cinemacafe.net)
2015年12月22日日経BP社は7日、雑誌『日経WOMAN』が主催する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2016」の表彰式を行い、受賞者7名を発表した。○「働く女性」のロールモデルとなる人材を表彰「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」は1999年から毎年実施しており、今年で17回目を迎える。同イベントでは、組織の中に埋もれがちな個人の業績に光を当て、働く女性のロールモデルを掲示し、その年に活躍した女性達を通して時代の変化の矛先を捉えることを主旨としている。「メガヒットメーカー賞」を受賞したのは、文藝春秋『文學界』編集部の浅井茉莉子氏。お笑い芸人のピース 又吉直樹氏に小説の執筆を口説き、出版不況のなか240万部のヒットを創出したことが決め手となった。イベントでは、芥川賞受賞作品『火花』の著者であるお笑い芸人のピース又吉直樹氏からのビデオメッセージが上映された。又吉氏「なぜ僕が書かなければならないのかなという気持ちはあったんですが、それを丁寧にしっかりと伝えてくれて、僕の不安を取り除いてくれました。しっかり僕の話を聞いてくれますし、丁寧で真面目でとことん、やるという感じ。こんな人はなかなかいないというのはわかりますね。浅井さんに声を掛けていただいていなかったら『火花』を書いていなかったので、感謝しています」表彰された浅井氏は「小説家・小説にとって、編集者とは何かと考えると、その関わりは大きいことにも小さいことにも思います。又吉さんは私がお願いしなくてもいつか小説を書いたかと思いますし、それは素晴らしい作品になったかと思います。小説というのは、小説家が孤独で描くものなので、編集者ができることはわずかなことに過ぎません。多くの人の共通の話題として『火花』が上がることや色々な人と小説のお話ができるのは、喜び以外の何物でもありません。そこに関われたことはただただ幸運なことだと思っています」とコメントした。○大賞は「ふるさとチョイス」創立者に大賞に選ばれたのは、トラストバンク代表取締役社長の須永珠代氏。全国初のふるさと納税ポータルサイト「ふるさとチョイス」を開設し、ふるさと納税ブームの牽引に貢献したとして高く評価された。サイト開設前は年間100億円未満だったふるさと納税の寄付額は、2015年度には1,000億円を達成する見込みだという。須永氏「3年8カ月ほど前にマンションの一室で起業しました。起業して2年間は小さな企業でした。その間に出会った、地域の人達と小さな成功事例をつくっていき、その方達と出会うたびに可能性を感じました。我々が全国セミナーを開始すると、そのセミナーで出会った人達は地元地域の資源を発掘し、ふるさと納税をPRし寄付を増やそうと努力していました。その情熱を持った職員や事業者たちが大きなうねりとなって、全国に広がっていくのをひしひしと感じていた2年間でした。意思あるお金は経済的効果を生むだけでなく、それ以外の情熱や行動を生み出すと思っています」このほか、多彩なキャリアを持つ5名が受賞された。■「ベストマーケット賞」カルビー マーケティング本部 フルグラ事業部 事業部長 藤原かおり氏「フルグラ」の売上を2年で年間約100億円に拡大させた。■「情熱経営者賞」石坂産業 代表取締役 石坂典子氏窮地の産廃処理会社を社員教育と環境に配慮した経営を行い、世界に注目される企業へと変革させた。■「未来をつくるサイエンティスト賞」理化学研究所 プロジェクトリーダー 髙橋政代氏世界初のiPS移植を目の難病患者に施した。■「次世代ものづくり賞」UPQ代表取締役の中澤優子氏女子1人で家電メーカーを立ち上げ17種類24製品を2カ月で開発した。■「チェンジメーカー賞」特定非営利活動法人 虹色ダイバーシティの村木真紀氏年に100件以上の講演やコンサルティングを実施し、企業のLGBT施策に大きな影響を与えた。表彰式が終わると、同イベントの後援である内閣府の特命担当大臣・女性活躍推進大臣を務める加藤勝信大臣が登場。今回のイベントを振り返り「表彰された7名の方は、ビジネスのなかで先んじたリーダーシップの発揮や、消費者のニーズを掴んだヒット商品の創出、これからの時代の流れの先取りをしたキャリアアップなど、社会に素晴らしいインパクトを与えてくれたと思います。その足取りが、これから後に続く特に若い女性の方々にロールモデルを示して下さいました。新たな視点やこれまでの規制の流れを乗り越えて努力をすることで日本に活力をつくっていただいたように思います」とコメントした。
2015年12月10日ヤフーは12月9日、2015年に検索数が最も急上昇した人物や作品、製品を表彰する「Yahoo!検索大賞2015」の表彰式を開催。人気音楽グループ「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」が大賞とミュージシャン部門賞の2冠を獲得した。表彰式には、三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBEからメンバーの登坂広臣さんと今市隆二さんが出席。今年発売されたアルバム「PLANET SEVEN」オリコン上半期アルバムランキングで1位になった点や、今年行われたドームツアー「三代目 J Soul Brothers LIVE TOUR 2015 "BLUE PLANET"」がパブリックビューイングを含めて120万人動員した点などに触れ、登坂広臣さんは「私たちのことを検索してくれたすべての方に感謝したいです。今年は初めてドームツアーをやりましたが、三代目J Soul Brothersとしてドームのステージに立つことが大きな夢でした。それを叶えることができたので、支えてくださっているみなさまに感謝したいですね」とコメント。また今市隆二さんは「アルバムのセールスも、ドームツアーの動員も、改めて自分たちの音楽をたくさんの人たちに聴いてもらっているんだということが実感できる瞬間で、本当に光栄に思う」と語っている。今回の賞は大賞のほか、部門賞として「パーソンカテゴリー」9部門、「カルチャーカテゴリー」5部門、「プロダクトカテゴリー」6部門を表彰。なお"今年の顔"となる大賞は、パーソンカテゴリー受賞者の中から検索数データに基づいて決定される。パーソンカテゴリーでは、お笑い芸人部門を8.6秒バズーカ、アイドル部門をHey! Say! JUMP、声優部門を金田朋子さん、モデル部門を藤田ニコルさん、女優部門を広瀬すずさんがそれぞれ受賞した。また俳優部門に選ばれたのは、人気コミックを原作としたテレビドラマ「デス・ノート (日本テレビ)」の主人公のキラ役を演じて注目を集めた窪田正孝さん。同作品の撮影を振り返り、「これほどプレッシャーがかかる作品は今までなくて、多くの人に知られているキャラクターをやるということで、クランクインする前からいろいろなことを考えていた。ただ、クランクアップしたときには、これで役が自分から離れていってしまう、一緒に撮影で苦労したり楽しい時間を過ごしてきた仲間との時間が終わってしまうことを思い、思わず泣いてしまった」とコメント。作品での鬼気迫る演技について聞かれると、「ここに登壇する前は緊張で足が震えていました。でも、ドラマ撮影で演じるキャラクターに振り切れると、逆に気持ちが楽になるんです」と語った。また、アスリート部門を受賞したラグビー日本代表の五郎丸歩さん(ヤマハ発動機)と、作家部門を受賞したお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹さんは、ビデオレターで挨拶。イギリスで行われたラグビーワールドカップで活躍した五郎丸さんは、キック前のルーティン(通称 : 五郎丸ポーズ)に注目が集まっている点に触れ、「(ルーティンでは)非常に珍しいポーズをするので、多くの人に興味を持ってもらえたのかなと。2019年には日本でラグビーワールドカップが開催されるので、これからは『五郎丸』の前に『ラグビー』という言葉が入ってくれば嬉しいですね」とコメントしている。また小説「火花」で今年の芥川賞を受賞した又吉さんは、来年は明るいキャラクターで注目を集めたいと抱負を語り、「子どものころからずっと、暗い、気持ち悪いと言われてきたが、芥川賞を受賞したことで少し明るくなった。来年は、ダンス、格闘技、クラブ通いに挑戦して暗いイメージを払拭して、『又吉明るくなった』と検索されたい」と会場を笑わせた。そのほか、「カルチャーカテゴリー」において、映画部門では「ジュラシック・ワールド」、ゲーム部門では「モンスター・ストライク」、小説部門では「火花」、ドラマ部門では「まれ」が受賞。アニメ部門を受賞した「暗殺教室」からは主人公である「殺せんせー」が登場し、「(私の存在は)本当は国家機密なのですが、検索すると膨大な情報が出てきます。ぜひたくさん検索してほしい」とコメント。司会を務めたお笑いコンビの雨上がり決死隊の2人から、大きな殺せんせー(の着ぐるみ)が壇上に移動する様子を「いつもはマッハ20で移動できるのに、今日の移動はめっちゃ遅い」と突っ込まれ、会場は大きな笑いに包まれた。一方「プロダクトカテゴリー」では、飲料部門に日本コカ・コーラの「爽健美茶」、お取り寄せ部門に菊水堂の「できたてポテトチップ」、家電部門に「ダイソン 掃除機」、クルマ部門にホンダの「S660」、コスメ部門に日本ロレアルの「イヴ・サンローラン 口紅」、スイーツ部門にセブン・イレブンの「セブンカフェ ドーナツ」がそれぞれ選出された。菊水堂の「できたてポテトチップ」は、自社工場で生産したポテトチップを即日顧客に直送するという商品で、担当者によるとテレビ番組「マツコの知らない世界 (TBS系列)」などで紹介されたことをきっかけに多くの注目が集まったのだという。なお、Yahoo!検索大賞2015は、2015年1月1日~11月1日における1日あたりの平均検索回数から、2014年の1日あたりの平均検索回数を差し引き、「検索急上昇度」を算出したのち、昨年と比較して検索数が最も急上昇した人物、作品、製品を表彰するもので、今年が2回目の開催となる。ヤフー代表取締役社長CEOの宮坂学氏は「Yahoo!検索は毎月5,000万人以上が利用しており、その検索キーワードは世の中の興味・関心そのもの。蓄積されたビッグデータは世相を映す鏡であり、(そのデータだけを元に決定する)この賞は民意を反映したものではないか」と挨拶。また、ヤフー執行役員メディアカンパニー長の宮澤弦氏は、「Yahoo! JAPAN利用者に占めるスマートフォンの割合は約6割にのぼり、肌身離さず持つデバイスから生まれる検索ビッグデータは日常生活で生まれる興味・関心を色濃く反映している。ビッグデータという事実のみで決定するこの賞は、インターネット時代にふさわしいものになるのでは」と語った。
2015年12月09日今年、Yahoo!での検索数が最も伸びた人物や商品を部門ごとに表彰する「Yahoo!検索大賞 2015」授賞式が12月9日(水)に開催。「三代目 J Soul Brothers」が大賞、ミュージシャン部門2冠に輝いたほか、広瀬すず、窪田正孝、藤田ニコル、「8.6秒バズーカ」らが選出された。昨年より始まったこのアワードは選考委員による話し合いによってではなく、毎月5千万件を超えるYahoo!における純粋な検索数によって決定。プロダクトカテゴリ、カルチャーカテゴリ、ヒューマンカテゴリの3カテゴリごとにさらに細かく部門が分類され、各部門の1位が表彰される。「三代目 J Soul Brothers」からは登坂広臣と今市隆二の2人が出席。今年はドームツアーでライブビューイングを編ませて120万人を動員し、1月に発売されたアルバム「PLANET SEVEN」もミリオン超えを果たし、上半期のアルバムランキング1位を獲得した。今市さんはこの1年を振り返り「ドームツアーは初めてでしたが、『7人でドームのステージに立てたらヤバいよね』と言ってたデビュー当時の夢が実現しました。支えてくださったみなさんのおかげです」と感慨と感謝を口にする。登坂さんも「改めて、僕らの音楽を聴いていただけているんだと実感しました」と喜びを語った。女優部門の広瀬すずは手紙で、アスリート部門の五郎丸歩はビデオメッセージでコメント。五郎丸さんは「2019年には日本でラグビーワールドカップも開かれるので、“五郎丸”(という検索ワード)の前に“ラグビー”と入ると嬉しい」と自身のみならず、ラグビーそのもののさらなる人気の広がりを訴えた。「お笑い部門」受賞の「8.6秒バズーカ」は「流行語大賞」では、本命視されつつもベスト10から漏れるという悔しい思いをしたが、客観的な数字に基づく本アワードでの受賞にホッとしたよう。田中シングルは「まさかの芸歴1年目で、人生が変わりました!」と喜びを語る一方、流行語漏れショックは続いているようで「言ったら角が立つけど『トリプルスリー』は僕も知らなかった」と悔しさをにじませた。また「8.6秒バズーカ」に続く第2検索ワードでは、「素顔」という言葉が多かったそうで、報道陣の要望で2人ともサングラスを外して素顔をカメラの前で披露した。窪田正孝は「この場に立てているのがあり得ない…足が震えてます」と劇中で見せる堂々たる演技からは想像できない、緊張した表情を見せる。称賛を浴びたドラマ「デスノート」のクランクアップで涙を見せたということについて尋ねられると「あそこまでプレッシャーのかかった作品はこれまでなかったです。いざ終わると寂しく、役が離れていってしまう気持ちで思わずウルッとしました」と明かしていた。この他、カルチャーカテゴリではアニメ部門で「暗殺教室」、小説部門で、又吉直樹の芥川賞受賞作「火花」が受賞した。(text:cinemacafe.net)
2015年12月09日サイバーエージェントはこのたび、Amebaブログに1月1日~11月16日の期間に投稿された、総記事数1億件超となるブログ記事の内容からキーワードを分析し、記事の投稿数をもとにランキング化した「2015年流行語」を公表した。これによると、2015年、ブログへの投稿数が最も多かったキーワードは「ココナッツオイル」で9万717件。1日500件を超えた2015年1月のピーク時のあとも、1年を通して話題が継続した。料理や美容アイテムとしての利用方法を紹介するブログが多く、生活者に関心の高い食材だったことがうかがえる。2位には、ティーン雑誌から30~40代をターゲットとした雑誌まで、幅広くコーディネートが掲載されるなど流行ファッションアイテムとなった「ガウチョパンツ」(8万9,700件)がランクイン。4月13日より放映されたファッションブランドGUのCM期間となった4月にはブログ投稿数が急激に増加し、モデルや一般ユーザーのガウチョパンツの着こなしを掲載するブログ記事が多くみられた。通年で高い投稿数が継続した1位・2位とは対照的に、3位の「スーパームーン」は9月に約1週間で7万件を超える圧倒的な投稿数を記録した。4位となった、お笑い芸人クマムシの「あったかいんだからぁ」(61,611件)と、8位の8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」(31,882件)は、2015年2月~3月をピークとしたあと減少傾向となり、今年のお笑いネタの話題は上半期に集中していたようだ。2014年と比較すると、今年は、2014年に投稿数が60万件を超え圧倒的1位となった「増税」や、記録的大ヒット「アナ雪」のような象徴的な流行語は見受けられなかった。上位ワードでも投稿数10万件に届いておらず、話題が分散する傾向となった。また、2014年は、「阪神」や「羽生結弦」などスポーツ分野での活躍に注目が集まったが、2015年は「戦争法案」(23,061件)「大阪都構想」(18,048件)といった、政治に関わるワードがランクインしたことが特徴的。人気芸人のネタが流行語にノミネートされるなか、お笑い芸人ピースの又吉直樹さんの著書「火花」が20位に入り、新たな分野での活躍が話題となる結果となった。
2015年12月03日トーハンは12月1日、「2015年 年間ベストセラー」(集計期間=2014年11月27日~2015年11月26日)を発表した。それによると、総合では芥川賞作品の「火花」(又吉直樹)が1位。以下、2位は「フランス人は10着しか服を持たない パリで学んだ“暮らしの質”を高める秘訣」(ジェニファー・L・スコット/神崎朗子 訳)、3位は「家族という病」(下重暁子)となっている(著者敬称略)。
2015年12月01日雑誌「VOGUE JAPAN」が今年、活躍した女性に贈る「VOGUE JAPAN Women of the Year 2015」の授賞式が開催され、女優の吉田羊、広瀬すず、直木賞作家の西加奈子、3人組メタルダンスユニット「BABYMETAL」ら受賞者が顔を揃えた。その年に圧倒的な活躍をした女性に贈るという形で2005年に始まり今年で11回目を迎える「VOGUE JAPAN Women of the Year」。2015年の受賞者は吉田羊、広瀬すず、西加奈子、「BABYMETAL」、ファッションブランド「サカイ」のデザイナーの阿部千登勢、ダンサーでスティーヴィー・ワンダーとの共演CMが話題を呼んだ菅原小春、世界水泳で200m個人メドレー2位、200m平泳ぎ優勝を成し遂げた競泳の渡部香生子、この日の授賞式には欠席となったが染繊作家で人間国宝の志村ふくみの8組(10名)。ちなみに受賞者の中で最年少は「BABYMETAL」のMOAMETALで1999年生まれの16歳(※YUIMETALも同年生まれの16歳)、最年長は志村さんで1924年(大正13年)生まれの91歳となった。また、今後の活躍が期待される女性に贈る「Riding Star of the Year 2015」にデザイナーの黒河内真衣子が選出された。受賞者は「VOGUE JAPAN」の渡辺三津子から、今回のために建築家の田根剛がデザインした花をイメージしたというトロフィーを受け取った。菅原さんは「小さい時からダンスを信じて、ダンスがここに連れて来てくれました。これからも心を持った女性の強さをダンスで表現していきたい」と受賞の喜びを語る。この日は、西さんんと以前より交流の深い、お笑い芸人で芥川賞受賞で話題を呼んだ「ピース」の又吉直樹、その相方の綾部祐二がエスコート役として来場。又吉さんは、自身の芥川賞受賞作「火花」を書くきっかけとなったのが、西さんの直木賞受賞作「サラバ!」であると公言しているが、西さんは壇上で「私の『サラバ!』も又吉さんのおかげで生まれたようなもの」と語り、相思相愛ぶり(?)を見せつけた。渡部さんは競泳の水着を思わせるようなアルマーニのドレスで登場し「普段は着ることがないので新鮮ですが、アスリートらしさが出ていていいなと思ってます」と笑顔を浮かべた。リオ五輪を来年に控え、金メダルへの期待が高まるが「2度目のオリンピックなので、4年前の経験を活かせるように精いっぱい頑張ります」と力強く語った。「BABYMETAL」は壇上でポーズを決め「目標は『BABYMETAL』というジャンルになること!」と唯一無二のアイコンとなることを最終的な目標として掲げた。広瀬さんは「素敵な女性になれるよう、この賞に恥じないように頑張ります!」とさらなる飛躍を誓った。吉田さんは「一生懸命にやってきた結果、あまりあるご褒美をいただきました。『きみはそれでいいんだよ』とマルを付けていただいた気持ちです」と受賞の喜びを口にする。「今年一番、女性に生まれてよかったと思った瞬間は?」という質問には「私は出産も結婚も経験していませんが、母親役をやらせていただき、役を通して我が子を愛しいと感じたり、母性が生まれてきたり、子宮がうずいたりすると、女性に生まれてよかったと感じます」とにこやかに語っていた。(text:cinemacafe.net)
2015年11月26日人気作品『遊☆戯☆王』初の長編アニメーションとして2016年4月に公開される、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。これまで、その神秘的なビジュアルのみが先行公開され話題を呼んだ謎の少年の名前が「藍神」(あいがみ)で、俳優の林遣都が演じることが明らかにされた。製作発表以来、風間俊介(武藤遊戯)×津田健次郎(海馬瀬人)というファン待望の名コンビの復活、原作者:高橋和希氏自らが、原作・脚本・キャラクターデザイン(製作総指揮)として携わるなど、日本のみならず海外からも注目を集めている新作映画、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』。謎の少年「藍神」を演じる林は、07年、あさのあつこ氏原作のベストセラー小説の映画化『バッテリー』で、中学時代の野球経験を活かして天才ピッチャー役で俳優デビューを果たし、同作で第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した後、映画『パレード』(10)やWOWOW連続ドラマW『しんがり~山一證券 最後の聖戦~』(15)そして、2016年には『にがくてあまい』『僕だけがいない街』『グッドモーニングショー』、第153回 芥川龍之介賞を受賞した、又吉直樹の小説「火花」の映像化で主演を務めることが決定しているなど、人気の実力派俳優。今回の林の起用に関して、プロデューサーである実松照晃(じつまつてるあき)氏は「私の中で、明るい役から影のある役までを幅広く演じているという印象があり、今作のサブタイトルが『THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』に決まった時、真っ先に名前が浮かんだ俳優さんです。これだけキャリアがあるのに、声優を務めたことがないとのことで、どんな風に藍神を演じて頂けるのか、林さんが演じることでどんな藍神に出会えるのかとても楽しみです。藍神の正体については徐々に明かしていくつもりですので、楽しみにしていてください。」と述べている。藍神の名前と林遣都の起用が発表されてなお、藍神に関する詳細はいまだ不明。遊戯・海馬との関わりが今後も注目を集めることとなりそうだ。12月12日(土)からは、一部を除く全国の劇場にて、劇場版で海馬が呼び出す、新たな「青眼の亜白龍」(ブルーアイズ・オルタナティブ・ホワイト・ドラゴン)のカード付き前売り券が発売となる今作。TVシリーズでも描かれなかった、誰も観たことのない、原作者本人が手がける、劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年4月23日(土)☆決闘(デュエル)開始!(C)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会
2015年11月20日「遊☆戯☆王」初の長編アニメーション映画『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』で、俳優・林遣都が謎の少年「藍神」役で声優初挑戦することがこのほど分かった。武藤遊戯役の風間俊介と海馬瀬人役の津田健次郎の名コンビが復活し、原作者の高橋和希自らが原作・脚本・キャラクターデザイン(製作総指揮)を手がけることでも話題の本作。今回の発表で、ビジュアル解禁の際に話題となった謎の少年の名前が「藍神」(あいがみ)であることが明らかとなり、林さんが声優初挑戦でキャスティングされている。林さんは、2007年も『バッテリー』俳優デビューを果たし、同作で第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。その後、『パレード』やWOWOW連続ドラマW「しんがり~山一證券 最後の聖戦~」などと出演歴を重ね、来年度には『にがくてあまい』『僕だけがいない街』『グッドモーニングショー』などの出演作を控えるほか、第153回芥川龍之介賞を受賞した又吉直樹の「火花」の映像化で主演を務めることが決定し、ますます注目を集めている。今回の林さんの起用に関してプロデューサーの実松照晃は「私の中で、明るい役から影のある役までを幅広く演じているという印象があり、今作のサブタイトルが『THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』に決まったとき、真っ先に名前が浮かんだ俳優さんです。これだけキャリアがあるのに、声優を務めたことがないとのことで、どんな風に藍神を演じて頂けるのか、林さんが演じることでどんな藍神に出会えるのかとても楽しみです。藍神の正体については徐々に明かしていくつもりですので、楽しみにしていてください」とコメント。林さんの演技はもちろん、遊戯・海馬とどのような関わりをもつ役どころなのか、今後の続報に期待したい。『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』は、2016年4月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日俳優の鈴木亮平が11月19日(木)、都内で行われた「GQ Men of the Year 2015」授賞式に出席。激しい体重の増減を伴う役作りで映画、ドラマに大活躍だった2015年を「記憶がないくらい駆け抜けた年」と総括し、漢字一文字で“挑”と表現した。晴れの舞台に立った鈴木さんは「正直、とてもとてもうれしいです」と喜びの声。世界19か国で発行されている同誌は「憧れの雑誌」だといい、「今回の受賞をアメリカの友だちに報告したら、『ウソだろ』って言われた。それだけ世界的に認められているアワード(賞)なんだと実感した」と感無量の表情だった。30キロの増量で臨んだ主演作『俺物語!!』をはじめ、6本の出演作が公開され、連続ドラマ「天皇の料理番」では激ヤセした姿も大きな反響を呼んだ。「やはり、(役作りの)準備は孤独なもの。俳優としてさまざまな“挑戦”ができるのは願ったり、叶ったりで本当にありがたいが、もちろん不安やプレッシャーもありました」と胸中を明かした。「GQ Men of the Year 2015」は男性向け情報誌「GQ」が毎年、各分野で圧倒的な活躍を見せた男性に贈る賞で、今年は鈴木さんをはじめ、五郎丸歩選手(ラグビー日本代表)、又吉直樹(芸人、作家)、松岡修造(スポーツコメンテーター、タレント)、葉加瀬太郎(バイオリニスト)、吉田鋼太郎(俳優)が受賞。特別賞には世界的に活躍する女性三人組メタルダンスユニット「BABYMETAL」が選ばれた。初めての小説単行本「火花」が芥川賞を受賞し、230万部を超えるベストセラーとなった又吉さんは「今年だけが特別にならないように、小説やお笑いライブなどいろんな形で大好きなモノづくりを頑張りたい」と決意表明。鈴木さん同様、俳優として幅広く活躍した吉田さんは、「去年、この賞を受賞した小栗旬にさんざん自慢されたので、この後真っ先に自慢し返したい」とニンマリ顔。日めくりカレンダーが大ヒット中の松岡さんは「僕がこの賞をいただくこと自体GQ…、グレート・クエスチョンです」と笑いをさそった。(text:cinemacafe.net)■関連作品:俺物語!! 2015年10月31日より全国東宝系にて公開(C) アルコ・河原和音/集英社 (C) 2015映画「俺物語!!」製作委員会
2015年11月19日