「古今亭今輔」について知りたいことや今話題の「古今亭今輔」についての記事をチェック! (1/6)
2024年12月1日、落語家の三遊亭鬼丸が自身のX(旧Twitter)アカウントで、ザ・コレクターズのライブを観覧したことを報告した。【画像】落語「七代目三遊亭円楽襲名へ、三遊亭王楽が決意表明」投稿には、「ザ・コレクターズのライブを観に行きました!音楽の力に圧倒されました。本当に素晴らしい時間でした」とコメントが添えられており、ライブ会場で撮影した写真も公開されている。ザ・コレクターズは、日本のロックシーンを代表するバンドの一つで、独特のスタイルと熱狂的なライブパフォーマンスで知られている。今回のライブでは、鬼丸自身もファンとして参加し、その魅力に心を打たれた様子が投稿から伝わる。三遊亭鬼丸は、落語家としての活動にとどまらず、多方面の文化やエンターテインメントにも興味を示しており、今回のライブ観覧が新たなインスピレーションとなったようである。コレクターズを恵比寿で観てきたよ pic.twitter.com/LJNyrLEtWS — 三遊亭鬼丸 (@onimaru31) December 1, 2024 ファンからは「鬼丸さんもコレクターズファンだったんですね」「素敵な感想、ライブがもっと気になります!」といったコメントが寄せられ、ライブの熱気が共有されている。
2024年12月03日Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が30日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】「家族思いのたいぴーが素敵」Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔、母の誕生日会を開催!選んだプレゼントとは…?!「やっとスタンプ50個貯まった!ボトルゲットだぜ!」と綴り、1本の動画を投稿した。表情からして、嬉しいという気持ちが伝わってくる。ファンは藤ヶ谷太輔の嬉しそうな表所を見ることができて、嬉しい気持ちになるだろう。幸せの気持ちが広がっていくよう! この投稿をInstagramで見る Taisuke Fujigaya(@taisuke.fujigaya625)がシェアした投稿 この投稿には「すごー‼️おめでとう王将の餃子美味しいよね」などの賞賛のコメントが寄せられている。
2024年12月01日Kis-My-Ft2 の藤ヶ谷太輔が29日、自身のインスタグラムを更新した。【画像】藤ヶ谷太輔が Kis-My-Ft2 への思い綴る「長く」「『GOAT』で、川村元気さんと対談させていただきました。」と綴り、2枚の写真を投稿した。写真には藤ヶ谷と映画プロデューサーで小説家の川村元気が登場している。加えて「対談はすごく刺激的で、多くの学びになりました。そして何より楽しかった。」と今回の対談へのポジティブな気持ちを綴った。 この投稿をInstagramで見る Taisuke Fujigaya(@taisuke.fujigaya625)がシェアした投稿 この投稿には2万件を超えるいいねが寄せられている。
2024年11月30日注目の若手落語家・春風亭かけ橋(落語芸術協会、春風亭柳橋門下、二ツ目)が、長編人情噺『嶋鵆沖白浪』(読み:しまちどりおきつしらなみ)全話連続公演を開催する。『嶋鵆沖白浪』は、江戸時代末期から明治時代にかけて活躍した落語家、初代・談洲楼燕枝(だんしゅうろう・えんし)が残した史実を元にした全12話に及ぶ長編落語。実在した侠客・佐原の喜三郎と吉原の遊女・大坂屋花鳥の、八丈島への流刑と命懸けの脱出を描いた波瀾万丈の人情噺だ。さまざまな人物たちが複雑に絡み合う人間模様を、春風亭かけ橋が1年をかけて挑戦する。しばらく演じられることのなかったこの噺を掘り起こし、新たにまとめ上げたのは柳家三三。初代・柳橋から続く“柳派”と呼ばれる一門の流れを汲むかけ橋にとって『嶋鵆沖白浪』は向き合うべき物語となっている。なお、本公演は生配信され、全公演2025年12月末までアーカイブ配信される。チケットは、12月1日(日) 10時より予約開始。<公演情報>春風亭かけ橋『嶋鵆沖白浪』連続公演■2025年2月21日(金) 第1夜「喜三郎とお虎」「芝山の斬込み」4月18日(金) 第2夜「三日月小僧庄吉」「怪僧玄若坊」6月20日(金) 第3夜「大坂屋花島」「伝馬町女牢」8月15日(金) 第4夜「三宅島の再会」「闇の島脱け」10月17日(金) 第5夜「松原の菊造斬り」「お虎の美人局」12月19日(金) 第6夜「小管屋の仇討ち」「八丁堀召捕り」開演 19:00 / 開場 18:30会場:梶原いろは亭出演:春風亭かけ橋【チケット】予約:2,500円当日:2,800円生配信・アーカイブ配信チケット:1,500円※全公演2025年12月末までアーカイブ配信ありチケットはこちら:公式サイト:
2024年11月16日6人組グループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が13日、都内で行われたフレグランスの祭典『FRAGRANCE DAY 2024』に登壇した。香水ブランド「Aimetoi(エメトワ)』のプロデューサーになった藤ヶ谷は「香りは昔から好きでシーンで使い分けていますし。プロデュースをさせていただいて100%イメージしたものが作れた。すごく気に入っております」と胸を張って紹介した。「Aimetoi」はフランス語で「自分自身を愛する」という意味。「僕自身、香水を誰かのためというより、自分自身のためにつけてきた」といい「響きやつづりも気に入っております」と笑顔をみせた。またチュベローズやフレッシュなピーチ、ココナッツの「08」、ムスクの「23」のネーミングについて「(自分が)8時23分に生まれたので08と23、自分の誕生とブランドの誕生をかけました。僕のなかでも大事な数字です」と説明した。制作期間は半年以上にもおよび「打ち合わせをすごくしまして。つけた瞬間のトップノートからラストノートまで計算しましたし、いろいろチームの方に教わりながら。ロゴをどうするとか、ボトルとかすべてやらせていただいたので楽しかった」と充実の表情をみせる。「自分自身も熱量を持って制作することができました。『届くのを楽しみにしています』という声も届いたので、みなさんにどんな感想をいただけるか楽しみです」と期待を寄せると、フレグランス業界に貢献した人に送られる『FRAGRANCE Person of the Year』に選出され、同席したMEGUMIは「すてきなボトルでナンバーもかっこいい」と感心していた。
2024年11月13日動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて、月間視聴回数ランキング(2024年9月)が発表された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと2,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。また落語に加え“人間国宝”の神田 松鯉のほか、講談の高座映像もお届け。現在、初月無料キャンペーンも実施中だ。2024年9月の1位に輝いたのは、古今亭駒治『楽しい山手線』。2位は柳家小ゑん『鉄の男・全編』、3位は入船亭扇辰『死ぬなら今』となった。そのほか、上位30位までの作品は以下の通り。■月間ランキング(2024年9月)01位 古今亭駒治『楽しい山手線』()02位 柳家小ゑん『鉄の男・全編』()03位 入船亭扇辰『死ぬなら今』()04位 柳家花緑『紺屋高尾』()05位 古今亭駒治『B席』()06位 桂三四郎『阿弥陀池』()07位 柳家花緑『明烏』()08位 柳家花緑『試し酒』()09位 古今亭駒治『車内販売の女』()10位 三遊亭遊馬『粗忽の使者』()11位 神田松鯉『源平盛衰記 那須与一 扇の的』()12位 鈴々舎馬るこ『鴻池の犬』()13位 笑福亭福笑『有馬小便』()14位 桂文治『牛ほめ』()15位 柳家花緑『笠碁』()16位 古今亭菊之丞『二番煎じ』()17位 桂右團治『時うどん』()18位 柳家花緑『愛宕山』()19位 雷門音助『たらちね』()20位 柳家小ゑん『悲しみは埼玉に向けて』()21位 三遊亭愛楽『ざるや』()22位 柳家花緑『三軒長屋』()23位 笑福亭福笑『絶体絶命』()24位 柳家花緑『芝浜』()25位 古今亭駒治『マナー車掌』()26位 鈴々舎美馬『金明竹』()27位 柳家勧之助『鈴ヶ森』()28位 五街道雲助『権助魚』()29位 橘家圓太郎『大工調べ』()30位 隅田川馬石『金明竹』()【集計期間】※2024年9月1日~2024年9月30日※会員の皆さまの視聴時間・回数を集計したランキングとなります(視聴時間・回数は非公表)。※30位以降、最新のランキングは「ぴあ落語ざんまい」にて公開中。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。
2024年10月18日オリックスの山岡泰輔が15日、自身のインスタグラムを更新した【画像】「本当に感謝しかありません!」オリックス・山岡、”最高の先輩達”に感謝「遅くなりました。今シーズンも応援ありがとうございました!」と綴り、写真をアップ。今シーズン終了を報告した。続けて、「プロ生活の中でも1番ファンの皆さんの期待に応えることが出来なかったシーズンでした。」と綴り、悔しさをにじませた。山岡は今シーズン6登板、防御率3.38、白星は無しで今シーズンを終えていた。開幕投手を務めたこともある山岡。来シーズンは復活となるのか。 この投稿をInstagramで見る 山岡 泰輔 / TAISUKE YAMAOKA(@yamaokataisuke__official)がシェアした投稿 この投稿にファンからは「シーズンお疲れ様でした。」「来年は必ず巻き返してくれると信じています。」とコメントが届いた。
2024年10月17日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 山本益博のおススメ】この夏、素敵な落語本が出版された。中村計著『落語の人、春風亭一之輔』(集英社新書)である。本の帯には「ふてぶてしいのになぜ魅せられるのか?」とある。読了すると、落語家一之輔ばかりか、人間一之輔としての魅力がたっぷりと描かれている。「高座の登場の仕方」ついて、著者は「一之輔はうつむきながら、不機嫌そうな表情を浮かべ、ゆらゆらと登場する。まったく覇気を感じさせない上、色白なため、毎度、体調が悪いのではないかと心配になるほどだ」それに対する、師匠の答えは「たぶん、僕の素です。あんまりニコニコして出るのも性に合わないんで。あとは、ちょっと演出もあるかな。不機嫌そうに出てきて、不機嫌そうにしゃべり始めたら、この人何なのかなってお客さんが見てくれるじゃないですか」『笑点』のレギュラーになって以来、益々人気絶大の一之輔。6日(日) の相模女子大学グリーンホール以外、10月は15日(火) は麻生市民館、20日(日) には三鷹市公会堂などで独演会がある。今、一番聴き応えのある落語家のひとりである。<公演情報>『らくごDE全国ツアー Vol.12 春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2024』2024年10月6日(日) 神奈川・相模女子大学グリーンホール 大ホール開場 13:00 / 開演 13:30
2024年10月03日落語界の一大ニュースとして、三遊亭王楽が2024年春に七代目三遊亭円楽を襲名することが発表された。【画像】落語家・月亭方正が三人会を告知!王楽は「一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を襲名する運びとなった」その中で、「五代目・六代目、諸先輩方、応援してくださる方々の皆様方の今後と期待します。さらに精進致します所存」と意気込みを語り、伝統とともに今後を覚悟を示している。いつもお世話になっております。私こと三遊亭王楽は、一門の皆様のご推挙により、七代目三遊亭円楽を来春より襲名する事と相成りました。ひとえに五代目・六代目、諸先輩方、応援してくださる皆様方のお陰と存じます。更に精進致す所存ですので、これからも宜しくお願い致します!— 三遊亭王楽 (@ourakugo) September 24, 2024 この襲名時に、多くの関係者やファンから祝福の声が続々と寄せられている。七代目としての新たなスタートに期待が高まっている。
2024年09月27日2024年9月24日、落語家の三遊亭王楽さんが、来年2月に大名跡である『三遊亭円楽』の7代目を襲名することが分かりました。産経ニュースによると『円楽』の名跡は、2022年に6代目三遊亭円楽さんが亡くなってから、空席になっており、およそ2年ぶりの襲名となるといいます。三遊亭王楽、7代目円楽を襲名へ1977年、三遊亭好楽さんの長男として誕生した王楽さん。2001年に、5代目三遊亭円楽さんの最後の弟子として入門しました。父である好楽さんも、5代目円楽さんに弟子入りしており、親子で兄弟弟子という関係性にあります。2016年には二ツ目、2021年に真打ちへと昇進を果たし、2020年には、『NHK新人演芸コンクール』の落語部門で大賞を受賞。『片棒』『夢金』などの古典落語のほか、『パパずれてるゥ!』『祭りのあと』など自作の新作落語を発表し、華のある高座で人気を博しています。6代目円楽さんと好楽さんは、同じ5代目円楽さんの弟子であり、バラエティ番組『笑点』(日本テレビ系)でも共演しました。好楽さんの息子である王楽さんが『円楽』の名前を継ぐことに、SNS上ではたくさんの声が集まっています。・『円楽』襲名、おめでとうございます!好楽師匠もほっとしているでしょうね。・もう襲名が決まったのですね。5代目円楽師匠の最後のお弟子さんですし、応援しています!・止め名と思っていましたが、受け継がれましたか。頑張ってほしいです!・襲名されたら、高座に行ってみたい!『笑点』の今後も楽しみですね!大名跡である『円楽』の名を襲名した王楽さん。これからも、多くの人をうならせる落語を披露してくれることでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年09月24日長野県諏訪市で育ち、大学で落語研究会に入るも、上京して初めて観た落語会に登壇していた古今亭菊之丞師匠に圧倒され、二度目に観た師匠に直感で運命を感じ弟子入りを志願した落語家、古今亭雛菊。一門のみならず錚々たる大御所の落語家にも可愛がられる人柄の彼女に、落語家になって経験したエピソードや目指す将来像などを語ってもらったインタビューをお届けします。──ご出身は長野県諏訪市とのことですが、どのようなお子様でしたか。小学5年生から中学2年くらいまで自分の家の駐車場の中で一生懸命、ひとりで壁当てしてスカウトを待ってました(笑)。来るわけないのに。小さい時分から巨人のファンで。眼が悪かったので眼鏡が分厚くて、危ないからって野球チームには入れてもらえなかったんです。──落語家になった経緯を教えて下さい。ふたつ上の姉がすでに東京で寮生活をしていて、私は大学進学で上京してそこから一緒に過ごして。中学、高校はキリスト教の学校に行ってたんですけど、駒沢大学の仏教学部に入りました。「ポケモンのクリアファイルあげるから」と勧誘されて落語研究会に所属したんです。中高のときに落語を観ておきたかった……、都内で育った子が羨ましかったです。落研の先輩の『目黒のさんま』が初めて聴いた落語でした。当時“ぴっかり☆”だった(蝶花楼)桃花姉ちゃんの名前は知っていたので江戸川落語会を観に行って、師匠古今亭菊之丞がたまたま登壇されていたんです。そこで「すげえな」と思った。そのあと浅草演芸ホールに行ったらトリが師匠菊之丞で。直感で「この人だな!」と思って「落語家になろう!」と決心して、その日に出待ちしました。まずは「親に話してきなさい」と言われて、親の了承を得て再度行ったときに、師匠は普段弟子入り志願は喫茶店で話を聞くのですが、私なぜか初回から師匠のご自宅に行きまして。のちほど訊いたら「なんかこいつだけは家入れちゃったんだよね」って言われました(笑)。入門したときは兄弟子が居たんですけど、すぐ居なくなっちゃったもんで。破門になったらやりたいことはないので必死に食らいつきました。最初に言われたのが「俺は(古今亭)圓菊の家で志ん生の修業をしたから、お前も志ん生の修業をさせる」と。このご時世で怖い師匠も少なくなったと言われる中、毎朝通って見習いの期間も厳しく修業させてもらって、そこが優しさだなって感じてます。今、なんでも楽しいんですよね。“あっ、私、人と関わるのが好きなんだ”って思わせてくれたのは、師匠の修業のおかげです。──演目や芸風をどのように蓄積していったのですか。まず師匠から言われたのは、前座のうち、見習いのうちは“真似から”だと。でも私、反抗期があって(笑)。一時期、“師匠に似てるって言われるのが嫌だ”っていう時期もあって。思春期、反抗期みたいなのを超えて、やっぱり心地よいリズムは師匠だな、と思った。そして大師匠圓菊の落語って“こんなに人を魅きつけるって凄いな”って。私、軸に菊之丞があって、圓菊の聴き入っちゃう楽しい落語ができたらって。──ご自身の落語家としての将来、どのようなビジョンをお持ちですか。自分自身の先のことは一切見えてないんですけど、二ツ目って一番時間があるので、この時期に何をしたかで真打になったあとだいぶ変わってくると思うんです。私、落研の頃って女性の出てくる噺はしてないんですよ。師匠お得意の廓噺(遊廓を題材にした古典落語)に自分が手を出すなんて想像もしてなかったけど、いろんなジャンルをやって褒めてもらえると嬉しくて。今、怪談噺にも挑戦してまして。落語って面白い噺だけじゃないんだよって、私ごときがですけど、伝えていけたらと思ってます。五年後、十年後に師匠方の脂が乗りきった落語を観るのも楽しみですし、私も十年後は四十なので結婚、出産を超えたら変わるのかなとか自分の成長も楽しみです。それこそつる姉(林家つる子師匠)が弟子を取ったら私が嬉しくなっちゃう(笑)。“あっ、落語界、大丈夫じゃん”って思えたのは、つる子姉ちゃんのお披露目、満席の浅草演芸ホールを観たとき。そういう人たちが増えるのかと思うと嬉しいし、自分もそこに乗っかれたらいいんですけど。落語家になって気がついたのは、落語家ってヘンな人多いんで面白いんですよね。私、落語も好きだけど落語家が好きなんだなって。落語家全員のファンなんです(笑)。普通に師匠菊之丞のファンでもあるので、私は。こないだ、楽屋で師匠菊之丞の演目を観てゲラゲラ笑ってたら、(古今亭)駒治兄さんに「お前、めちゃくちゃいい弟子だな」って言われました(笑)。そこは自分の強みだと思ってて。“落語家が落語で笑うなんて”と言われますけど、でもやっぱり好きじゃないと。自分が好きじゃないものを好きになってもらおうと思ってもねえっていう(笑)。──昨年、ご出身の諏訪で「二ツ目昇進披露の会」を開催されました。師匠のほかに橘家文蔵師匠、柳家喬太郎師匠、紙切りの林家正楽師匠など錚々たる大御所が登壇されましたね。私、文蔵師匠の着物をよく繕ってるんですよ(笑)。文蔵師匠のお家に「襟つけて」「いいっスよ」って気軽に行ってて。文蔵師匠と(文蔵師匠の会をやっている)「つながり寄席」の方から「諏訪でお披露目やったの?」と言われて。「やってないっスよ」「やりなよ」「やって下さいよ」って(笑)。その場で文蔵師匠が正楽師匠や喬太郎師匠にすぐ電話してくれて、うちの師匠にもアポ取ってくれて。飲み会の中で決まりました(笑)。3月3日がひなまつりなので、高田馬場ばばん場で自分の好きな人たちだけを呼ぶ会「雛祭」もやらせてもらって。初回が(五街道)雲助師匠とのだゆき先生で、今年は(入船亭)扇遊師匠と正楽師匠だったんです。でも正楽師匠がお亡くなりになってしまったので(林家)八楽くんに来てもらった。「私が好きな人を集める会です」って言うと、皆さん「わかった、行くよ」と言って下さって。前座って自分からは話しかけない。私もよっぽどじゃないと自分から話しかけないですけど「雛菊ってめちゃくちゃ一生懸命働いてるよね」と言っていただいて。師匠方も「雛菊が楽屋に居ると明るくなるよね」って言っていただける。これは自分の特権だと思ってます。この前、嬉しかったことがあったんです。(柳家)小満ん師匠がお出になるトリの興行で、「師匠、かっこいい赤のお着物、素敵ですね」って言ったら、「いいレッドだろ」「あっ、ワインレッドですね」「そうだよ」と舞台に上がっていって、酔っ払いの噺をしたんですよ。降りてきて師匠が「ワインって聞いたからお酒の噺をしちゃった」って。私がワインレッドを引き出せたから、その噺をしてくれたって、そういうのも楽しいじゃないですか(笑)。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己<プロフィール>古今亭雛菊(ここんていひなぎく)1994年5月21日生まれ、長野県諏訪市出身。2017年、古今亭菊之丞に入門。2018年、前座となる。前座名「まめ菊」。2022年5月、二ツ目昇進。「雛菊」と改名。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★サイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい 古今亭雛菊 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年8月)()※柳家小袁治『死神』が月間1位!
2024年09月22日代々木果迢会主催、一之輔落語×竹灯籠能『百万(ひゃくまん)』が2024年10月27日 (日)に妙寿寺(東京都 世田谷区 北烏山 5-15-1)にて開催されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて9月7日(土)より発売開始です。カンフェティにて9月7日(土)よりチケット発売開始 公式ホームページ 人気沸騰中の春風亭一之輔による落語独演会と能「百万」の公演を1日限りで開催!恒例となりました秋の祭典「一之輔落語×竹灯籠能」。今、落語界で最もチケットが取れないと言われている春風亭一之輔師匠の軽妙な語りに笑い、後半は能の幽玄美に浸って頂きます。庭から切り出した竹灯籠の灯りと共に一日限りの伝統芸能をお楽しみください。公演概要一之輔落語×竹灯籠能『百万(ひゃくまん)』公演日時:2024年10月27日 (日)13時開場/13時30分開演(17時20分頃終演)会場:妙寿寺(東京都 世田谷区 北烏山 5-15-1)■出演者落語:春風亭一之輔能:浅見慈一・小早川修・村瀬提・小早川泰輝・小早川康充他■チケット料金一般:7,500円、学生:4,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年08月24日高校卒業後に専門学校で介護福祉士の資格を取得し、介護職を経て、2009年に古今亭志ん輔師匠に弟子入りした落語家、古今亭始。入門から15年、2024年9月21日(土) から真打昇進が決定し、古今亭伝輔に改名して新たな道を歩き出す彼に、落語家になった経緯やこれからめざす将来像などを語ってもらったインタビューをお届けします。──落語家になった経緯を教えていただけますか。元々勉強しなかったんですよね、サッカーをやっていて。中学で埼玉県選抜だったので、高校はサッカー推薦で行ったんです。高校2年の最後の頃に怪我をしてしまい、これから先サッカーを続けるのもな……と思い、じゃあどうしよう。大学に行って遊ぼうと思ったんですけど勉強してないので入れないと(笑)。じゃあボランティアで推薦を目指そうってんで、高校の貼り出しをみたら、保育と介護があったんです。みんな子供のほうが可愛いからって保育を選ぶんですよね。介護のほうがポイント高いんじゃねえかって、実習みたいなボランティアに行ってレクリエーションをやったんです。元々人を楽しませるのが好きだったので、こういう道もいいなと思って専門学校に通って資格を取って働くようになって。レクリエーションをいろいろやったんですよ。劇をやったり、紙芝居やったり。ネタがなくなったなと思ってたちょうどその頃、ドラマ『タイガー&ドラゴン』をやっていて、“落語だったらじいさん、ばあさん知ってるかな?”と思って。それで興味を持って寄席に行って、面白いなと思って見よう見まねでやってみて。それでどんどん寄席に通うようになったんです。介護の世界って出世するにはケアマネージャー取ったりして現場から離れなきゃいけない。それじゃあやりたいことじゃないなと思って、人を楽しませるなら落語がいいんじゃないかと足を踏み入れました。──古今亭志ん輔師匠に弟子入りした経緯を教えて下さい。寄席に通ってるときに師匠の華やかな芸が好きで。明るくなるんですよね。最初は出待ちしたんですけど、師匠は出てくるとお客さんと飲みに行っちゃうんですよ。機会がなかったので師匠の独演会チケットを頼んだら送られてきたものに住所が書かれていたので家に行きました。おかみさんと娘さんが居て、玄関先で“やめたほうがいいよ”って(笑)。“あなたが思っているような世界じゃない”と。何度か通ったら“今日、お父ちゃん居るから上に行っていいよ”って言われて、師匠に会えても許されず何度か通って。“うちは駄目だと思ったら辞めてもらうけどそれでもいいなら”と許されました。弟子入りして、好きになった落語だから自分の芸がどうしても師匠に似るんですよね。目指すのは当たり前だから。それをどう表現するか、が難しかった。──真打昇進が決まったお気持ちをきかせていただけますか。私たちは、半年前に(三遊亭)わん丈、(林家)つる子に抜かれてるんです。だから真打になれたという嬉しさより悔しい気持ちのほうが強かったです。でも後々みんなから“おめでとう”と言われるようになって、嬉しいという実感が沸いた感じですね。──週刊少年ジャンプに連載されている話題の落語マンガ『あかね噺』のイベントで、6月に開催された『第二回あかね噺の会』に登壇されたきっかけは。このマンガの落語監修を務める林家けい木と仲が良いからだと思うんですけど。けい木が言うには、登場人物の“阿良川ぐりこ”に似てるって。明るいキャラも似てるし、妹弟子もたまたまできたし。謝楽祭で『あかね噺』を皆で語るコーナーを、配信でわいわいやったんです。そのときも出させてもらって、それで声がかかったみたいで、イベントでも“ぐりこ”のネタをやってくれって。この会は『あかね噺』10巻を買って応募しないと来られなくて。150くらいのキャパに応募が1800件あったんですって。マンガで興味を持った方々にもっと寄席に来てもらいたくて、登壇者全員、マクラは『あかね噺』から入って落語に引き込んでいく噺をしたんですよね。すごいありがたかったです。落語を知らなかった方がマンガを通じて本物に触れてくれて、これから寄席に来てくれればいいなって。「ぴあ落語ざんまい」も同じような感じで、きっかけで観るようになって寄席に来てもらえれば一番いいかな、と。──ありがとうございます。「ぴあ落語ざんまい」は、コロナ禍でどうにもエンタメをお客様が直接生で体験できない環境下で、“配信”で生き残りを賭けたのがきっかけなので、噺家さんにそう言っていただけて光栄です。コロナのときは全部無くなったじゃないですか。そうなると稽古もしなくなるんですよね。これはマズイということで、大阪の(桂)紋四郎や(林家)けい木とすぐに配信を始めたんですよ。配信を始めたのは噺家の中でも早いほうで。それがきっかけで、今でこそ配信を有料にしたりして観られるのも少なくなったけど、そのときは無料で全部観れるようにしたのもあってすごい反響があって。そのとき観てくれた地方の方々が今でも観てくれたり、北海道から来てくれたりするので、これから先もコロナ禍じゃなくても、配信は続けなきゃと思ってます。配信だけで満足せずに、生は絶対来てもらいたいんですけど。──将来的に実現したい夢は。私は、修行の形態も(古今亭)志ん朝師匠からの“古典を大事にする”という古き良き環境で育ってきたんですけど、時代が少しずつ変わってくるので、根っこはそのまま、少しずつ対応できるようにしていきたいと思っています。根っこをしっかり持ったまま、いろんなことに挑戦したいですね。コロナのときに配信ってうちの師匠はその頃は嫌がったと思うんですよ。あそこで時代はガラっと変わったので、今は師匠も配信をやっている自分を“よくやった”と言って下さる。そして師匠も配信をやっていますし。いくら時代が変わっても根っこはそのままで、それを持ったまま、幅広いことをやっていきたいなと思っています。取材:文=浅野保志(ぴあ)撮影=源賀津己ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント古今亭始のサイン色紙を3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<プロフィール>古今亭始 改メ 古今亭伝輔(ここんてい はじめ(あらため)でんすけ)1984年7月2日生まれ、埼玉県出身。2009年、古今亭志ん輔に入門、前座名「半輔」。2014年6月、二ツ目昇進。「始」と改名。2024年9月、真打昇進(予定)、「伝輔」と改名(予定)。<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」「ぴあ落語ざんまい」ビジュアル月額料金:1,089円(税込)■初月無料キャンペーン実施中!※キャンペーンは事前予告なく終了する場合がございます。予めご了承ください。「ぴあ落語ざんまい」はこちら()<関連リンク>ぴあ落語ざんまい 古今亭始 動画一覧()ぴあ落語ざんまい 月間ランキング(2024年7月)()※柳家花緑『柳田格之進』が2カ月連続月間1位!
2024年08月21日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 橘蓮二のおススメ】才能溢れる若手落語家が群雄割拠する中で、現在加速度的に存在感を増している新鋭・古今亭佑輔さんが自作怪談『寝子』とその前日譚『女』を一挙に口演する超オススメの会がこちら。安定感のある流麗な所作と美しい口跡で描く端正な高座は定評があるが、初見で圧倒された本作は伏線の張り方からクライマックスに向けてのストーリー展開、確りと演じ分けられた個性的な人物造形、さらに感情の手触りと余韻が残る見事なサゲに至るまでのクオリティの高さは、将来的に佑輔さんの代表作になりうる完成度である。古典・創作共にハイレベルな表現力を持つ古今亭佑輔さんの世界観を体感すべく皆さま是非この夏は佑輔怪談に足を運んでいただきたい!「古今亭佑輔の会 佑輔、サプライズ特別編」8月4日(日)神保町らくごカフェにて13:30開演。<公演情報>『佑輔、サプライズ特別編 #4』8月4日(日) 東京・らくごカフェ開場 13:00 / 開演 13:30【出演】古今亭佑輔『寝子』『女』【チケット】全席自由:2,300円チケットはこちら:()
2024年07月21日7月7日(日) 東京・らくごカフェにて『第9回 ぴあ寄席』が開催された。『ぴあ寄席』は、演芸写真家・橘蓮二が注目する新進気鋭の芸人を紹介するプログラムで、第9回は古今亭志ん輔門下の二ツ目・古今亭佑輔が登場。滑稽噺と怪談噺をそれぞれ一席ずつ披露した。橘さんからの紹介を受けて佑輔さんが高座に上がると、マクラでは落語を聴きに来てくれた観客との縁の話から、あまり有り難くない出会いの話に。某電器店にて遭遇したクセの強い店員とのエピソードに、会場からは早くも笑いが起こる。そして、落語で縁といえば描かれるのは夫婦の話ということで、一席目に『加賀の千代』を口演。『加賀の千代』は、遊んでばかりで働かない亭主とその尻を叩く女房を描いた滑稽噺。隠居にお金を借りるため女房が知恵を授ける場面での流れるような口上が素晴らしく、また後半のご隠居に金の無心をする場面では、開けっぴろげな性格の亭主を演じる佑輔さんの全身を使った表現に笑いが巻き起こった。仲入りを挟んでもう一席は、夏ということで橘さんからリクエストされていた怪談噺。佑輔さんは怪談が好きで、去年より「佑輔怪談」として自身で創作した怪談噺を披露している。「一席目とは変わって、まったく笑いのない噺ですが、ぜひお付き合いいただければ」と前置いた上で、自作『寝子』を高座にかけた。『寝子』は、吉原を舞台に、身請けしてもらうはずの大店の若旦那に裏切られた、花魁こはるの恨みと執念を描いた噺。橘さんが会の冒頭で佑輔さんのことを「所作が美しい」と語ったとおり、こはるが登場する場面などでの指先まで神経が行き届いた表現は、儚さとともに怖さを感じさせた。本編を終えると、ふたり揃ってのトークコーナーに。佑輔さんは、今後も年にひとつは怪談噺を作ると宣言。橘さんは、佑輔さんの高座を称えつつも、ちょっとした面白エピソードを暴露し、会場の笑いを誘った。なお、佑輔さんはこの日披露した『寝子』の前日譚となる怪談噺『女』を創作しており、8月4日(日) らくごカフェで行われる『佑輔、サプライズ特別編 #4』にて二席同時公演する。ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★古今亭佑輔のサイン入りチラシを3名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>『佑輔、サプライズ特別編 #4』8月4日(日) 東京・らくごカフェ開場 13:00 / 開演 13:30【出演】古今亭佑輔『寝子』『女』【チケット】全席自由:2,300円チケットはこちら:()
2024年07月10日六花亭の期間限定ショップが、2024年5月28日(火)まで東京・麻布台ヒルズにてオープンする。北海道の老舗和洋菓子店「六花亭」六花亭は、1933年に北海道で創業された老舗和洋菓子店だ。代表菓子は、六花亭オリジナルの小麦粉を用いた「マルセイバターサンド」。ホワイトチョコレートとレーズン、そして北海道産生乳100%のバターをあわせたクリームをビスケットでサンドしたロングセラー菓子となっている。麻布台ヒルズの期間限定ショップでは「マルセイバターサンド」の販売はもちろん、実演販売のスイーツも展開される。ブルーベリーの果肉入りチーズスフレ、道外初の実演販売中でも注目の「六花亭醍醐 ブルーベリー」は、北海道外で初の実演販売となる。ブルーベリーの果肉入りジャムとコクのあるチーズクリームをサンドしたチーズスフレで、出来立てではみずみずしいフレッシュなブルーベリーをより楽しむことができる。“賞味期限3時間”サクサクパイも出来立てでまた、サクサクとしたパイの食感と、しっとりとしたクリームの組み合わせが絶妙な「六花亭サクサクパイ」も実演販売を行う。コルネ状のパイの中にはたっぷりのクリームが入っており、味は定番の生カスタードクリームに加え、帯広西三条店だけで販売している苺ヨーグルトも用意した。サクサク感をより感じるため、買い上げ後は3時間以内に食べるのがおすすめのスイーツだ。【詳細】六花亭の期間限定ショップ会期:2024年5月15日(水)~5月28日(火)場所:麻布台ヒルズ マーケット B2F住所:東京都港区麻布台1-2-4<メニュー例>・マルセイバターサンド(5個入り) 780円・六花亭醍醐 ブルーベリー 250円・六花亭サクサクパイ(3本入り) 720円
2024年05月19日2024年7月21日(日) に東京・世田谷パブリックシアターで開催される『せたがやアートファーム2024「せたがや 夏いちらくご」』のゲストが発表された。『せたがや 夏いちらくご』は、昨年より演芸番組『笑点』の大喜利レギュラーメンバーになったことでも話題となった落語家・春風亭一之輔がプロデュース・出演する人気寄席公演で、昼夜2公演が行われる。昼の部は子どもたちにおすすめの入門編で、2008年フランス・ペリギューの国際マイムフェスティバルで観客が選ぶベストアーティスト賞を受賞するなど、世界各国で高い評価を得ているパントマイムのシルヴプレがゲストとして登場する。また夜の部は、初めて落語に触れる人から落語ツウまで楽しめる本格的な落語会。邦画・洋画はもちろんのこと、アニメや記録映画に至るまで350にもおよぶレパートリーを持つ活動写真弁士の片岡一郎をゲストに迎える。<公演情報>せたがやアートファーム2024『せたがや 夏いちらくご』2024年7月21日(日) 東京・世田谷パブリックシアター昼の部:13時開演 / 夜の部:17時開演プロデュース:春風亭一之輔【出演】昼の部:春風亭一之輔、シルヴプレ(パントマイム)夜の部:春風亭一之輔、片岡一郎(活動写真弁士)詳細はこちら:
2024年04月24日4月30日(火) 19時より、オンライン落語会『志ん輔と仲間たち』がライブ配信される。本配信は、古今亭志ん輔師匠の自宅稽古場から生配信される落語会。古典芸能や落語ファン拡大を目指しゲストを招いて毎月1回配信されている。過去の『志ん輔と仲間たち』配信映像今回のゲストは、横浜にぎわい座館長の布目英一。横浜にぎわい座初代館長の故・玉置宏(アナウンサー)と、2代目館長の故・桂歌丸師匠のもとで公演企画を担い、2019年に3代目館長に就任。演芸評論家としても活躍し、日本の伝統芸能の魅力を紹介するウェブサイト「文化デジタルライブラリー 大衆芸能編寄席」の監修・執筆も務めている。演目は、大岡政談もののひとつ『三方一両損』など二席。『三方一両損』は、名奉行で有名な「大岡越前」が登場する演目。3両の金が入った財布を拾った左官が、中に入っていた書き付けを頼りに持ち主の大工に返そうとするが受け取ってもらえず、奉行所で裁いてもらう話。左官と江戸っ子の大工、奉行を演じ分ける所が見どころだ。もう一席は当日のお楽しみとなっている。古今亭志ん輔(横浜にぎわい座にて撮影)<配信情報>第37回『志ん輔と仲間たち』4月30日(火) 19:00~20:30出演:古今亭志ん輔ゲスト:布目英一(横浜にぎわい座館長、チーフプロデューサー)■視聴料金1,500円(税込み)※見逃し配信(配信後5日間)あり公式サイト:
2024年04月23日お笑いコンビ「蛙亭」イワクラ(33)が4月9日に放送された『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日)に出演し、交際中のお笑いコンビ「オズワルド」伊藤俊介(34)と一時破局していたことを明かした。男友達というテーマで、イワクラは親友に「めちゃくちゃ話を聞いてもらってて」と切り出すと「最近、伊藤君とバチもめしたんですけど」と告白。「めっちゃぎゅっと話すと、伊藤君が一緒に飲んでいる時に、ちょっと店長に失礼だなと思うようなことをやって、”ちょっとないな”みたいな感じで言ったら、“俺は水商売で関係性とか心得てるから”って感じで、お互いの飲み方についてもめて、私が”もう別れる”ってその勢いで言ってしまいまして」と明かした。すると伊藤は「わかった。お互い、お笑い頑張ろうな」とあっさり別れを受け入れたという。イワクラは次の日、”ごめん、やっぱり別れたくない”と復縁を求めたが、伊藤は“いや、それはないな”と拒否し、そこからもめにもめたのだという。泣いたかと出演者から問われると、「好きなので戻りたいです」とイワクラが伊藤に伝えた際、「ごめんだけど気持ちが切り替わったから」と伊藤に拒否され、「今までありがとうございました」と号泣したと明かした。伊藤も泣きそうになりながら「これから何かあったらすぐ頼ってきてな。嫌いになったとかではないから」と男気を見せたが、気持ちが切り替わったイワクラは「いや連絡しないです。今後も共演NGで」と告げ、家を出たと話した。しかし、結果的には「揉めたんですけど、最終的に仲直りして。友達たちにも電話して”戻ることになりました”って」と復縁を報告した。実は、伊藤も3月20日に放送された『ほら!ここがオズワルドさんち!』(TBSラジオ)で、イワクラとの破局について告白し、ある”超大物女優”がイワクラとの関係をつないでくれたと明かしていた。破局の翌日に、復縁の申し出を伊藤に断わられたイワクラは「泣きながらキャリーケースに荷物を詰め込んで“一生1人で生きていってやる”って飛び出して行った」という。伊藤は小籔千豊(50)にイワクラとの破局について相談したところ、後日2人で神社に行ってお祓いをすることに。お祓い後に2人で食事していると、女優の泉ピン子(76)から小籔に突然電話があったという。小籔によれば、メール以外で泉からの電話は初とのことだった。さらに、伊藤と食事していることを伝えると「私、あの方(伊藤)好きよ。あの子の彼女のイワクラちゃんも好き。だから、伊藤くんには、あの子だけは手放しちゃダメよって伝えといて」と告げられたという。小籔からは「お祓い行った途端にピン子さんに(破局を)止められた。これは神様が”別れるな”って言うてんねん」と言われたといい、伊藤は「結果的に俺とイワクラの”かすがい”になってくれたのは泉ピン子さん。お礼言わないと」と、泉への感謝を述べていた。別れによって、二人の絆はより強くなったかもしれない。
2024年04月10日抹茶体験を通して気軽に日本の茶文化を楽しめるカフェ「京都 茶の湯 明保野亭」がグランドオープン。“詫び寂び”を感じる抹茶カフェ「京都 茶の湯 明保野亭」京都 茶の湯 明保野亭は、京都屈指の観光地・清水の産寧坂にある幕末ゆかりの建造物「明保野亭」内に位置し、日本らしい“侘び寂び”の心を感じられるような空間が魅力のカフェだ。店内では、1階と2階で構成され、2023年12月に1階のカフェスペースが開業し、続いて4月に2階の茶室がオープンする。<1階・カフェ>目の前で点てられた抹茶を堪能1階のカフェはカウンター席を中心としたカフェ空間。スタッフが目の前で丁寧に抹茶を点てて、本格的な「茶」の文化に浸れるメニューを提供する。宇治抹茶を使用した上質な「抹茶ラテ」などのドリンク、スイーツメニューを手に、京都の風情を感じながら観光中にホッと一息つくことができる。<2階・茶室>抹茶の体験会を実施産寧坂の街並みを望む2階には、和の雰囲気に包まれた茶室を3部屋用意。事前予約制で実施する抹茶の体験会を新たに開催し、抹茶を石臼で挽く・点てる・飲むという抹茶体験や茶菓子などを気軽に楽しむことができる。詳細京都 茶の湯 明保野亭グランドオープン日:2024年4月1日(月)住所:京都府京都市東山区清水2-222営業時間:11:00~18:00席数:30席TEL:075-334-6757■メニュー例・抹茶ラテ(S / R) 660円 / 770円・アイス抹茶ラテ(S / R) 660円 / 770円・濃厚抹茶ラテ(S / R) 770円 / 880円・アイス濃厚抹茶ラテ(S / R) 770円 / 880円■抹茶体験会・電話での事前予約(開催日は電話で確認)料金:30分 ひとり3,500円※1回6名まで※専任スタッフが在籍の場合のみ当日の参加が可能な場合あり・当日の参加料金:20~30分 ひとり2,500円
2024年04月05日今年で12年目を迎える春風亭一之輔のらくごDE全国ツアー!!広島ホームテレビ(所在地:広島県広島市)は、2024年8月23日(金)上野学園ホール、8月24日(土)三原市芸術文化センター ポポロで、「らくごDE全国ツアー vol.12春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2024」を開催します。北海道から沖縄まで全国を股にかけた本ツアーも、今年で12年目を迎える。ネタに入る前の旬な話題や、日常をテーマにしたフリートークのような「まくら」も絶妙!痛烈な笑い、毒、艶を備え、演じるたびに進化する一之輔節‼古典落語を守りながらも、現代的なギャグを織り込み、登場人物が闊歩する魅力的な噺の世界は、初めて落語を聞く方にも楽しんでいただけますので、ぜひ目の前でご堪能ください。■広島公演: ■三原公演: らくごDE全国ツアー vol.12春風亭一之輔のドッサりまわるぜ2024春風亭一之輔人気・実力ともに若手真打No.1!柳家小三治師匠に『本物』と認められ、逸材として注目される落語家。古典落語に現代風のスパイスを効かせ、緩急をつけた語り口で一気に客の心をつかむ技は天下一品。 2024年3月、第40回浅草芸能大賞「奨励賞」受賞。公演概要(開催日時)■広島公演:2024年8月23日(金) 18:30開演■三原公演:2024年8月24日(土) 13:30開演(会場)■広島公演:上野学園ホール■三原公演:三原市芸術文化センター ポポロ(料金)共通 3,800円(全席指定・税込)※未就学児童のご入場はお断りさせていただきます。プレイガイド(先行発売)(広島公演・三原公演)■イープラス先行発売3月23日(土)12:00~3月31日(日)23:59・WEB受付: ■ローソンチケットプレリクエスト4月5日(金)12:00~4月14日(日)23:59・WEB受付: ■チケットぴあプレリザーブ4月5日(金)11:00~4月11日(木)11:00・WEB受付: (三原公演)■ポポロクラブ会員先行発売4月13日(土) 10:00~・電話受付:0848ー81ー0886(9:00~20:00)※発売翌日から・WEB受付: ※一般発売は4月19日(金)10:00より(広島公演・三原公演)■イープラス■ローソンチケット【L:63267】■チケットぴあ【P:524-843】(広島公演)■エディオン広島本店(東館9F)(三原公演)■ポポロ、ポポロオンライン主催:広島ホームテレビ/イープラス制作:ジェイ・ファースト企画製作:夢空間/イープラス共催:一般財団法人みはら文化芸術財団※三原公演のみ 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年03月21日映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。【水先案内人 橘蓮二のおススメ】今秋九月下席より真打ちに昇進すると共に「七代目 古今亭志ん橋」を襲名する期待の若手、古今亭志ん松さんが半年にわたり古今亭の十八番といわれる根多に毎月挑む『志ん松真打ちまで ~古今亭六席~』が神保町らくごカフェにて3月20日(水・祝) 19時よりスタートする。師匠である六代目の得意根多やじっくりと稽古を付けてもらいながら受け継いだ根多、さらに習うことが叶わなかったが演じてみたいと願った根多と全回思い入れのある演目が並ぶ。加えて入船亭扇橋師匠(第一回)、春風亭一蔵師匠(第二回)、蝶花楼桃花師匠(第三回)、柳亭小痴楽師匠(第四回)、柳亭小燕枝師匠(第五回)、立川小春志師匠(第六回)と毎回協会を越えての豪華ゲストが志ん松さんを盛り立てる。柔らかさの中にある芯の通った力強い語り口と端正な所作が光る若き才能の挑戦に是非注目して欲しい!<公演情報>『志ん松真打まで 〜古今亭六席〜』3月20日(水・祝)『幾代餅』ゲスト:入船亭扇橋4月20日(土)『宗珉の滝』ゲスト:春風亭一蔵5月11日(土)『付き馬』ゲスト:蝶花楼桃花6月8日(土)『柳田格之進』ゲスト:柳亭小痴楽7月13日(土)『お見立て』ゲスト:柳亭小燕枝8月17日(土)『火焔太鼓』ゲスト:立川小春志会場:らくごカフェ
2024年03月04日2022年7月の開幕から1年半が経った今も、好評のうちに無期限ロングランを続ける舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。2年目から登場した大貫勇輔ハリーと、1年目キャストだった宮尾俊太郎ドラコはすれ違いと思われていたが、今年2月に宮尾がカムバックを果たしたことで共演が実現した。旧知の仲のふたりが語る共演の喜びと実感、そして本作の見どころとは――。共にダンサーとしてスタート。親友でありライバルのふたりが演じるハリーとドラコ――おふたりは2013年のミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で同じ役を演じて以来、仲良くしていらっしゃると聞きました。宮尾そうですね。同じ役をやることになって、まず勇輔が踊っている映像を観てみたら「こんなにすごいダンサーがいるのか!」と。会ってみたら身体のサイズが僕と全く一緒で、このサイズであんなに動けるのは本当にすごいと改めて思って、「ロミジュリ」中は色々なことを教えてもらいました。あの頃は、僕の家に週4日くらい勇輔がいましたね(笑)。大貫これは本当の話です(笑)。Kバレエ カンパニー(当時)のトップを張っている方が、年下の僕に本当に謙虚に貪欲に色々と聞いてきてくれて、その人間性に僕は惚れてしまって。お互い忙しくて会えない時期もありましたけど、連絡はずっと取り続けていて、お互いの誕生日には毎年プレゼントを送り合ってます。……あ! 去年のプレゼント、まだ俺もらってないな。宮尾眼鏡でしょ? どれがいいのか選んでくれないと。大貫うん、選ぶわ。宮尾さんも何がいいか、また言ってね?宮尾でも俺、欲しい物がもうないんだよね。大貫じゃあ……愛?宮尾うん、そういう無形のものでお願いします(笑)。大貫はい(笑)。宮尾さんは僕にとって、尊敬できて、他愛もない話もできて、カッコつけることなく正直に何でも話せる相手。ライバルでもあるのに良いこと教え過ぎちゃったな、と思うこともありますけど(笑)、それも結果的にはお互いが高め合うことにつながっていくんです。宮尾それだね。前提にリスペクトがあるから、学び合えるのだと思います。――そんなおふたりが、本作で再び共演することになった時のお気持ちは?大貫僕がハリーを演じることになってから、色んな人から「宮尾さんのドラコとの共演はないの?」と言われていましたし、僕自身、親友でライバルでもある僕らの関係はハリーとドラコに重なる部分があると思っていたので、本当に嬉しかったです。大貫勇輔=ハリー・ポッター扮装写真宮尾ダンサーとしてスタートしたふたりが、ミュージカルでのWキャストや共演を経験し、今度はストレートプレイでの共演。苦労を共有し、それぞれに努力も重ねてきたふたりがまた共演したらどうなるのか、という期待が僕は大きかったですね。宮尾俊太郎=ドラコ・マルフォイ扮装写真大貫実は僕、まだ自分がハリーを演じることになるなんて思ってもいなかった時に、宮尾さんからこの作品のことをたくさん聞いてたんですよ。宮尾そうだね。お互い、その時々の仕事で感じたことや気付きの情報交換はしていたから。大貫それは僕にとって、本当にありがたい情報で。特に、ロングラン公演というのは先の見えないトンネルを歩いているような感覚だ、という話には助けられました。宮尾稽古中は、これだけの公演回数をこなすのは“鍛錬”だと思っていたんですね。でも開幕してみたら、鍛錬というより“摩耗”だと思うようになって。何度もやっていると、衣裳の同じところが擦れていくのと同じで、身体の一部が物理的に摩耗していくんですよ。でもさらに時間が経つと、これはやっぱり鍛錬だなと。そんな話を勇輔にしていました。大貫摩耗して強くなるって、筋肉と一緒だね!(笑) そういうのって、体験しないと分からない感覚ですけど、宮尾さんのおかげで情報としては持っていられたから本当にありがたかったです。宮尾さんのドラコはスピードと美しさがダントツ――おふたりが演じるハリーとドラコには、“魔法”を使って対決するシーンもありますね。大貫宮尾さんのドラコは、机に上り下りするスピードと美しさがダントツです(笑)。デュエル(対決)中のスピードも速くて、初めて一緒に稽古した時はドキドキハラハラしたんですが、ということはお客さんにもドキドキハラハラしてもらえるんじゃないかなと。宮尾僕は(藤原)竜也さんと最初にやった時から速かったんですよ。安全のために決まり事がカッチリあるシーンだけど、危険にならないスレッスレのスピードを狙ってた(笑)。勇輔なら絶対に同じスピードでできると思っていたら、実際にそうでしたね。というか勇輔は、“魔法”を使って表現してることも全部肉体でできちゃいそう。ひとりで側宙できるし、身体を反らせて止まれるし、そのまま床まで行ってまた戻って来るのもできる。大貫それは宮尾さんもでしょ? 僕ら、肉体の魔法使いだから(笑)。宮尾“魔法”の要らないふたり、というお声はいただいております(笑)。大貫ああでも、逆さまの状態で止まるのだけは、“魔法”がないと無理かな。宮尾いや、(少し動いてみながら)こうやってこうやればできるよ。大貫ああ、そうか……やれるな!1回くらい、そういう回があってもいいかもしれません(笑)。ハリー・ポッター=大貫勇輔(左)(撮影:渡部孝弘)ドラコ・マルフォイ=宮尾俊太郎(左から2番目)(撮影:宮川舞子)――改めて、ハリーとドラコを演じる上で今、大事にしていることを教えてください。大貫お客さんにいかに分かってもらうか、ストレスなく集中して観て感動してもうかが一番大事なんだって、やればやるほど思いますね。宮尾それは俺も思う。1年目キャストと2年目キャストは稽古した時期が違うから、もちろんすり合わせはしていますけど、ズレが生じることもあるわけで。そのズレがお客さんに伝わってしまうことなく、一本のまとまった作品として見えるようにするためには、稽古の時点で大事にしてたことをいつまでも大事にするんじゃなく、その日のキャストに寄り添うことが必要なのだと思います。そのシーンの主軸にいる人をよく観察して、台詞のスピードも、勢いとか熱量もその人に合わせていく。それがロングランならではの苦しみと味わいなんじゃないかな。大貫そうですね、とにかく柔軟に。あと僕は、“命を燃やす感覚”も大事にしています。命を扱った作品だから、その重さと責任を感じて舞台に立っていたい。それは心が擦り減ることだから、舞台に立っていない時間で心を癒やすこともそうですけど、笑いのシーンで心を軽くすることも大事にしてますね。笑いのシーンは、まずお客さんにとって、このシリアスな話を楽しんで観るために必要なものだと思いますが、僕らにとってもそうなんです。宮尾うん、だからぜひ、声を出して笑ってほしいよね。笑い声が聞こえると心が軽くなるから、もちろん無理して笑う必要はないですけど(笑)、我慢はしないでほしいなと思います。たまに小さなお子さんが笑うとシーっとなだめる大人の方を見かけますが、『ハリー・ポッター』はそれをしなくていい舞台。皆さんの笑い声に、僕らはいつも助けられています。ハリー・ポッター=大貫勇輔(中央)(撮影:渡部孝弘)ドラコ・マルフォイ=宮尾俊太郎(左)(撮影:渡部孝弘)それぞれがイメージする19年後は・・・?――ここでひとつ、作品にちなんだ質問を。この舞台はシリーズ前作の19年後の世界を描いていますが、おふたりの19年後はどうなっていると思いますか?宮尾19年後というと、僕は59歳か。大貫僕は55歳。何やってるかなあ、芝居の仕事が続けられてるといいなあ。それも人に喜びを与えるための仕事ができていたらいいなと思います。家族ができたばかりの今は、家族を守る責任を感じていて、これはこれでもちろん楽しいし必要な時間。でも19年後にはそういうものから解放されて、自分の好きなことをして幸せを感じながら人も幸せにする、という循環がもっともっとクリーンな感じでできていたらいいですね。宮尾僕は、マズローの5段階欲求(編注:人間の欲求が5段階で構成されていることを表した、アメリカの心理学者アブラハム・マズローの唱えた説)の6段階目に存在する「自己超越」の領域に行っていたい。大貫……その話は、ここでは終わらなそう。ぴあさんに宮尾さん特集組んでもらわないと(笑)。でも面白い、ちょっと聞きたいな。宮尾歴史とか科学とか宗教を勉強したら、感情の正体が見えてきたんですよ。じゃあそれをどこに向けたらいいのかと言ったら、最終的には「自己超越」。5段階の4段階目がよく言われる「承認欲求」で、5段階目の「自己実現欲求」のさらに先にあるのが「自己超越」です。勇輔は子どもができたから、もしかしたらもうその領域に行ってるのかもね。大貫どうだろう、そもそも目指していないかも(笑)。人間、色んな形があっていいじゃん?って思うほうだから。でも宮尾さんは、僕の知らないことを本当にたくさん知ってるよね! だから宮尾さんといると、いつも本当に面白いんです。――最後に、2年目の『ハリー・ポッターと呪いの子』の見どころを改めてお聞かせください!大貫これだけ長くやっていると、何度も観ている方もいらっしゃると思うので、そういう方にはその回ごとの演者同士のキャッチボールとかリズムを楽しんでもらえたら。僕自身は、表情までは見えない遠い席の方にも伝わる声の出し方、身体の在り方を意識して演じているつもりなので、それが伝わったら嬉しいですね。宮尾僕は今から、良いことを言います!大貫はい(笑)。宮尾人間はひとりでは生きていけないから、必ず集団生活をする生物。そのなかで必ず周りの人と比較をして、残念な気持ちになったり憎しみを持ったりすると思います。そういう苦しみから逃れられない人間が、じゃあどうやったら幸せに生きていけるかを描いているのがこの作品。寄り添う気持ちってとっても美しいよね、それがあれば、明日への一歩を幸せに踏み出せるんじゃない? ということだと思うので、自分が生きている上で抱えているものと照らし合わせて味わってみてほしいですね。……ちょっとヘタクソだったかなあ(笑)。大貫いやいやいや! 宮尾さんがそういう前振りをした時って大体笑いに持って行くのに(笑)、想像以上に「良いこと」だったからびっくりした。本当にその通りだと思います!取材・文:町田麻子ぴあアプリ限定!アプリで応募プレゼント★大貫勇輔さん×宮尾 俊太郎さんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント!【応募方法】1. 「ぴあアプリ」をダウンロードする。こちら() からもダウンロードできます2. 「ぴあアプリ」をインストールしたら早速応募!<公演情報>舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』ロングラン上演中会場:東京・TBS赤坂ACTシアターチケット情報:()公式サイト:
2024年02月26日今、もっとも勢いのある落語家のひとりと言っても過言ではないだろう。三遊亭わん丈、落語協会所属の二ツ目。今年3月下席より、落語界の最高位である真打へ、先輩16人抜きの大抜擢で昇進する。落語協会では“抜擢昇進”自体が12年ぶり。過去、抜擢で昇進した噺家は、林家たい平、柳家喬太郎、春風亭一之輔ら、第一線で活躍する人気者ばかり。期待の高さが伺えるというものだ。2023年に務めた高座は脅威の1509席2023年は、1509席の高座に上がった。これもまた、わん丈の売れっ子っぷりを補強する数字だ。「コロナ禍で減っていた仕事が戻ってきたところに、さらに真打昇進が決まり、『真打になる前にもう一回出てよ』と呼んでくださる方が増えた。あと私は“学校寄席”という学生さんの前で噺をするお仕事も多く、そうなると休日や平日夜だけでなく、朝・昼・夕もお仕事をさせていただけるんですよ。ありがとうございます、とどんどんお受けしていたら……こんなことになっていました」と笑う。落語家を目指す以前は、バンドのボーカリストだったという経歴を持つ。「滋賀県出身ですが、大学が北九州なので、そのまま北九州で活動していました。いわゆるミクスチャーロックバンドで、私たちのちょっと上に175Rさんがいて。私のいた音楽シーンは、頂点がマキシマム ザ ホルモンさんや10-FEETさん、ROTTENGRAFFTYさんといった方たちで、そういったバンドが北九州に来た時に、地元でツアーサポートをしたりしていた。7年くらい続け、地元ではワンマンをやればお客さんが入るし音楽だけで食えるようにはなったのですが、30歳手前にして、このままやり続けても食い続けることができるほどの才能は自分にはないなと思ったんです」もともと音楽をやっていたのも「人前でパフォーマンスをしたいというところからの逆算だった」と振り返る。「ライブでは30分の持ち時間中15分はMCというくらい、喋るタイプ(笑)。だからラジオの仕事とか喋る仕事ができないかなと、東京のとある芸能事務所にデモテープを送ったところ、面接をしてくれることになり、東京に出てきました。でも結局、ダメだったんです。その時に言われたのが『君には芸の入り口がない』。中に入ってしまえば能力を生かせるところはありそうだけど……と。でもこちらはなけなしのお金をはたいて東京に出てきているので、おめおめと帰れません。“入り口”とはなんぞやと模索し、漫才、お芝居……色々なものを観に行きました。その中で行ったひとつ、池袋演芸場で落語に出合いました」。そこでもう、ビビッときた。「純粋に面白かったんです。出てくる人出てくる人みんな面白くて、しかも老若男女のお客さまが、平日昼から笑っている。ひとつのことで老若男女関係なくみんなが笑うって、難しいことだと思うんですよ。これはすごい芸能だと思った。それが27歳の時です」予備知識もなく見た落語だったが、今でも具体的に思い返せるほど印象に残っている。「すごいフリースタイルで、後から考えたら、それは新作落語の会でした。出演されていたのは、今でも寄席で活躍されてる師匠でしたね。林家彦いち師匠と林家きく麿師匠が特に記憶に残っている。でも『やりたい』でやっていい年齢じゃないなと思って悩んだのですが、高座に上がる師匠方がみんな太っていたから『この人たち食えてる(笑)! この仕事なら今から始めても大丈夫かも』と(笑)。あとは、ひとりでやれるという点も惹かれました」そして、2011年に故・三遊亭円丈に弟子入り。円丈を師匠に選んだのは「一番面白かった。そして、上品」。円丈は後進に多大な影響を与えた、新作派のトップランナーである。新作落語の会で衝撃を受け、円丈に弟子入り。わん丈自身も、印象的な新作落語を数多く持っている。最初の入り口は新作落語だったのだろうか。「そうか、そう思われそうな経歴ですね(笑)。私、新作と古典と分けて考えるのはナンセンスだと思っていて。古典落語だって、生まれた時は新作落語だし。面白い新作は面白いし、面白くない新作は面白くない。面白い古典は面白いし、面白くない古典は面白くない(笑)。面白ければ何でもいいと思っています。円丈も、新作落語のすごい人……という印象がどうしても勝ちますが、僕が最初に聞いたときに感動したのは古典の『金明竹』でした」落語は「究極のエンタメ」では落語という芸の魅力は、と尋ねると「究極の芸」と即答する。「できないことがない。しかも身軽。座布団を用意していただき、着物・扇子・手ぬぐいを自前で持っていけば、どこでもできます。日本人って、想像力に長けている民族らしいんですよ。私たちは何もないところで喋るけど、そこに様々な登場人物がいて、会話して動いているように見えるでしょ? お客さまの頭の中で想像していただけるんですよ。想像力というものはリミットがない。舞台上にセットや小道具を実際に用意するよりも、はるかに大きいものをお客さまは見ることができる。そういう意味で落語は究極のエンタメだと思います」16人抜き大抜擢!……だが「こんな制度、なくなった方がいい(苦笑)」わん丈の抜擢真打昇進は昨年4月に発表され、落語ファンの間でも大きな話題となった。さぞや嬉しかったのでは、と訊くと、少し複雑な表情を見せた。「言われた瞬間は、嬉しかったです。言われた瞬間“だけ”、嬉しかった(苦笑)。落語協会って、会長や理事といった偉い師匠方が、全員面白いんです。組織のトップというものはキャプテンタイプとエースタイプがありますが、全員現役のエース。その方々が私のことを見てくださっていたんだな、ということが嬉しかった」そもそも落語家にとって真打昇進というのはどういう位置づけなのか。「落語家の身分は、前座、二ツ目、真打とあります。ざっくり例えると、前座は義務教育、二ツ目は大学生、真打が社会人。真打昇進がスタートラインですので、そこに到達したというのは喜ばしいことではあります。ただ、こちらとしては二ツ目を(平均的に二ツ目修行期間とされる)10年やると思っていたところ、2・3年早いけど上がれと言われたわけです。大学3・4年と遊ぶぞ! と思っていたのに、大学2年でいきなり社会に出ろと言われているようなものです。正直、お断りしようかなということは頭をよぎったし、そこから先は……嬉しいことはない(苦笑)!」。……どういうことなのだろう。「めっちゃ本人喜んでる、と思われているかもしれないですけど、二ツ目でいた方が楽に決まってます! もちろん、言っていただいた限りは頑張りますけれど……。意外と理事の方からも、お会いした際に『悪かった! みんな俺のせいにしろ!』と言われたりもしました、なので今してみました(笑)」ちなみにずばり、軋轢は?「……ありました。あるに決まってる(笑)。こんな制度、なくなった方がいいですよ、これ書いておいてください(笑)! 芸人の世界って、厳密に序列が決まっているんです。1秒でも先に入ったら“兄さん・姉さん”で、食事に行けばぜんぶ先輩がご馳走してくれて、翌日後輩は御礼の電話をする。そんなガチガチに厳しい序列で回っている世界に、なぜ抜擢なんてものがあるのか! どれだけややこしいかと言うと、例えば私が抜いた先輩Aさんと二人会を開催しているとする。それまでは『A・わん丈 二人会』だったものが、今後ずっと『わん丈・A 二人会』となります。トリも、基本的に香盤が上になる私がとる。でも、楽屋の広い方はA先輩が使うし、ご馳走してくれるのもA先輩。お客さまに見えるところは私が上、でもお客さまに見えないところは今までと何も変わらず、先輩は先輩のままです。こんなの、軋轢が生まれないわけないです」。だが、大抜擢ということで世間からの注目も集まった。良い面もあったのでは、と重ねて訊いてみても「そんな注目いらないです、のらりくらりと落語をしていたい」と本音を漏らす。「私としても、二ツ目の間にこういう古典を勉強しよう、こういう新作を作っていこうと計画していたんですよ。その設計図が崩れた。でも性格上、『できない』じゃなく『3年でやることを1年でやらなあかん!』と思っちゃう人間なんです。それで今、あがいているし、さすがに支障もきたしている。ただ、こんな失敗をするんだ、こんなに自分はダメなんだと気付かされて、それもまたいい経験になっています。おそらくそれも含め『こいつならなんとかするだろう』と言われているのかなと思って、頑張っているところです」昇進準備で感じる、亡き師匠・円丈のありがたみだが想定外だったのは「師匠が亡くなったこと」。最初の師匠、三遊亭円丈は2021年に他界。落語家は真打になって一人前。前座・二ツ目は、師匠がいないと落語家として認められない。そのため現在は、元兄弟子である三遊亭天どんが、わん丈を弟子として預かっている。とはいえ「私が何かしくじった時、一部の人からは『だから師匠がいない人間はダメだ』という評価になってしまう。そうなると今ものすごく面倒をみてくれている天どんにも迷惑をかける、と必要以上に気を遣う場面も多い。それに、私がやらかした時、私が偉い方に謝ってもダメなんです。師匠がその方に謝ってくださって、師匠の顔で弟子のしくじりを許してくださっていた、そして師匠が僕に怒ってくれることで成立していたんだなということを痛感したりもしています」落語の世界は、師匠がどんなことを言っても弟子は従わなければいけない、という厳しい師弟関係が存在することはよく知られるところ。「それを理不尽だと言う人もいます。でも先に理不尽を仕掛けているのは弟子側なんですよ。誰だかわからないと思いますが私を弟子にとってください、食い扶持を与えてください、芸を教えてくださいと押しかける。師匠には何の得もないのに。しかも私は、円丈が67歳の時に弟子入りしています。前座・二ツ目の修業期間は15年と言われています。『私のために83歳まで生きて!』と言ったようなもの。無茶苦茶ですよね(笑)。それを受け入れていただいた。亡くなって2年以上経ちますが、亡くなった時以上にこの1年は師匠のありがたみを感じています」披露興行は"寄席デビュー"にもちょうどいい3月21日(木)からは、いよいよ真打昇進披露興行が始まる。披露興行は都内4つの定席寄席――鈴本演芸場、新宿末廣亭、浅草演芸ホール、池袋演芸場で各10日ずつと、紀尾井小ホール(建て替えを控えている国立演芸場の代替会場として)5日、計45日かけて行われる。「寄席は通常、十数人の芸人が15分程度の持ち時間で次々と高座に上がり、4・5時間かけ様々な芸を見せていきます。落語家でいうと、最初に前座が上がります。2番目に二ツ目が上がる。それ以降上がる落語家は基本的に、すべて真打。そしてトリを人気の師匠が努めます。披露目はその最も重い責任であるトリを、新真打が務めます。真打になった洗礼を浴びるわけです。……でも、そんなん無理でしょ、キツイでしょ、お客さまも不安でしょと、普段寄席でトリを取るような大看板の師匠方が、ボンボンボンボンっと私めの前に登場されます。超有名な師匠がいきなり3番目に出てきたりもする。もう、オールスターですね。……年齢的には“名球会”ですが(笑)」ちょっと毒なギャグを挟みつつ、テンポよく説明してくれる。「さらに途中には、そのオールスターの師匠方が並ぶ中、私がいて、横には私の師匠がついてくださり、『わん丈とはこういう男です』とお客さまに紹介してくださる“口上”もあります。いつもの寄席とはひと味違う、お祭りのような興行です。もう、すごいですよ。今後しばらくこの人の後に上がることはないだろうなという師匠方が、全員私の前に出てくる。びっくりするほど豪華ですし、絶対に全員、面白い。そう考えると、披露興行は、落語初心者や寄席デビューしたい方にもいいかも!」さらに2024年は、落語協会誕生100周年の記念の年でもある。「おめでたいタイミングで上がらせてもらいます。ただ協会の方に『抜擢昇進は、100周年を盛り上げるために決めたことではないから』と言っていただいた。それもまた嬉しい。とはいえお祭り気分が続く中で披露目ができるというのは、多くの方に見ていただける可能性があるということで、ありがたいです」また、落語協会では5人ずつ真打に昇進する例が多く、一般的に新真打は45(50)日を5人で割った10日前後をトリとして上がるが、今回わん丈は、先輩である林家つる子と二人で昇進するため、45日の半分・22日間のトリをとる。加えてトリとして上がらない23日間も、後半の時間帯に高座に上がることが決まっている。「今まで体験したことのない、寄席連勤が始まります」と気合いを入れる。さらに「なるべく、トリで上がる22日間は、全部違う噺をかけたい。変えりゃいいというものではないですし、寄席というものは“流れ”がありますので絶対とは言えませんが……できる限り、変えたいですね」。こういう貪欲な姿勢が、今現在の評価を引き寄せたのだろう、とチラリと思った。最後に、わん丈の考える“理想の落語家”とは。「今、コンプライアンスの遵守が叫ばれている時代です。当然ながらそれは、お客さまが不快にならないように守っていきたい。でも人って、ちょっとした他人の不幸を笑ってしまったり、尾籠な話で笑ってしまうもの。落語の名人は、それを嫌な思いをさせず、笑いに昇華できる人だと思っています。少しエッチな噺でも『色っぽい噺を聞いたな』、ちょっと不幸な人の噺でも『ついてないときってあるよね』と思ってもらえるような。落語でしか表現できない、下品なものを上品に見せる芸というのはあると思う。師匠・円丈の噺で『うんこ三部作』というものがあるんですが(笑)、ある方が『うんこって何度も言っても、円丈師匠がやるとうんこの匂いがしない』とおっしゃった。これはすごい誉め言葉だと思う。うんこって、存在も語感も面白いんですよ。そこから汚さを取り除いたら、最高ですよね(笑)。今のは究極の例えですが……これは新作に限らず、古典もです。難しい材料でも上品に聞かせられる芸人に私はなりたいです」真打昇進披露興行のチケットは1月21日(日)に一般発売開始。取材・文:平野祥恵撮影:源賀津己<公演情報>真打昇進披露興行2024年3月21日(木)~3月30日(土)会場:東京・鈴本演芸場2024年4月1日(月)~4月10日(水)会場:東京・新宿末広亭2024年4月11日(木) ~4月20日(土)会場:東京・浅草演芸ホール2024年4月21日(日) ~4月30日(火)会場:東京・池袋演芸場チケット情報()公式サイト:落語の動画配信サブスク「ぴあ落語ざんまい」はこちら:
2024年01月19日12月14日(木) 東京・丸ビルホールで行われた『柳家花緑×古今亭菊之丞 二人会』が、動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」にて本日12月27日(水) より配信がスタート。併せて、オープニングトークがYouTubeで公開された。「ぴあ落語ざんまい」は、落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しめる動画配信サービスで、「新宿末廣亭」の全面協力のもと1,000本を超える落語の高座をオンデマンドで配信。総勢100名以上の芸人が登場し、今後も東⻄や会派を超えた落語家の新着映像が追加。来春頃までには2,000本の映像が公開される予定だ。イベントでは、柳家花緑師匠が『時そば』『芝浜』、古今亭菊之丞師匠が『二番煎じ』『長短』と、それぞれ二席を口演。滑稽噺あり、人情噺ありの盛りだくさんの内容となっている。そのほか同サービスでは、現在「新宿末廣亭のトリの高座」を配信中。長尺の聴き応えのあるコンテンツが揃っており、年末の連休中、落語にたっぷりと浸れるコーナーとなっている。『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』オープニングトーク<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月27日12月14日(木) 東京・丸ビルホールにて『「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ』が開催された。落語の高座映像をスマホやパソコンで定額見放題で楽しむことが出来る動画配信サービス「ぴあ落語ざんまい」。本イベントは、そのスタートを記念した落語会だ。司会とともに、柳家花緑師匠、古今亭菊之丞師匠が登壇するとまずはトークコーナーからスタート。まずは、菊之丞師匠が白を基調とした自身の着物を指して「病院からやってきました」と笑いを誘う。そして、同サービスの企画が立ち上がった2020年から両師匠に相談をしていたことが明かされると、花緑師匠は「正直、このサービスは実現しないと思ってました」と、まさかの発言も飛び出し会場は笑いに包まれた。また、花緑師匠はさっそく配信を視聴したようで「落語家は座席でほかの芸人の高座を聴くのはご法度。だから座席視点で高座が見られるのは新鮮」。さらに「1000本近いコンテンツの中には重複したネタもあるが、人によって様々なバリエーションがあるので聴き比べをすることができて楽しい」と満足な様子だった。トークコーナーを終え、出囃子が鳴ると一席目に登場したのは、花緑師匠。師匠であり祖父の五代目・柳家小さんが好きだったそばの話から屋台の話になりそのまま『時そば』へ。そばを勢いよくすする音が実に美味しそうに感じさせる。そして独特のリズムで会場の笑いを誘った。続いて菊之丞師匠が登場すると、マクラでは花緑師匠の噺を受けて『時そば』を十八番としていた五代目・柳家小さんとの思い出話も。そして『二番煎じ』を高座にかける。歌が上手いことで知られる菊之丞師匠らしく、夜回りのシーンでは様々な声色で美声を響かせていた。仲入りを挟んで、ふたたび菊之丞師匠。自分と同じ「菊之丞」という名前が3人いて間違えられることから、そそっかしいお客さんの話につながりそのまま『長短』へ。気の短い「江戸っ子」とゆったりはんなりとした「上方」の対比がことさら強調され、特に煙草を一服する所作では何度も笑いが起きていた。トリを飾る花緑師匠は、冒頭のトークコーナーで司会から「師走らしい噺を」というリクエストを受けて、噺の山場が大晦日なことから年の瀬に演じられることが多い『芝浜』を口演。それまでの滑稽噺から一転、夫婦の愛情を描いた人情噺に会場からは割れんばかりの拍手が起こり、公演は終了した。なお、本公演は「収録ライブ」と銘打っている通り、12月中に「ぴあ落語ざんまい」にて配信されることが決定している。また、12月25日(月) 23時59分までの期間限定で初月無料キャンペーンも実施中だ。<イベント情報>定額見放題配信「ぴあ落語ざんまい」is coming!! 柳家花緑×古今亭菊之丞 収録ライブ12月14日(木) 東京・丸ビルホール【演目】柳家花緑『時そば』古今亭菊之丞『二番煎じ』-仲入り-古今亭菊之丞『長短』柳家花緑『芝浜』<サービス概要>「ぴあ落語ざんまい」月額料金:1,089円(税込)※初月無料キャンペーン実施中!「ぴあ落語ざんまい」はこちら()
2023年12月19日2022年7月に交際していることが発覚した、お笑いコンビ『オズワルド』の伊藤俊介さんと、お笑いコンビ『蛙亭』のイワクラさん。週刊誌で熱愛が報じられたおよそ1週間後、ポッドキャスト番組『蛙亭のトノサマラジオ』(ニッポン放送)にて、イワクラさんが伊藤さんとの交際を認めたことで話題になりました。オズワルド伊藤&蛙亭イワクラのプライベート写真に反響2023年11月28日、お笑いタレントの石井ブレンドさんがX(Twitter)を更新。自身が運営するコーヒーショップ店に、伊藤さんとイワクラさんが2人で来たことを明かしました。石井さんが「なんというか、すごくほっこりしました」という、ツーショット写真をご覧ください!伊藤くんと岩倉ちゃんが来てくれました。なんというかすごくほっこりしました。伊藤くんの持っているのは、太煙草ではなくアイスのメープルラテです。いや、太煙草の可能性も捨てきれないです。 pic.twitter.com/AQS5W5KOtX — 石井ブレンド (@comandanteishii) November 28, 2023 コーヒーを片手に笑顔で写る、伊藤さんとイワクラさん。職種こそ同じですが、きっと互いに仕事に集中しているからこそ、公の場でたわむれ合う姿は控えているのでしょう。プライベートのため、自然体で距離感も近い2人からは、『幸せオーラ』があふれていますね!伊藤さんとイワクラさんのツーショット写真には、さまざまな声が寄せられました。・2人とも、本当にお似合いなカップル!・大の大人に失礼かもしれませんが、ほほ笑ましいカップルですね。心が和む~!・『推し』のカップルです!素敵な写真をありがとうございます!2021年12月から交際しているという2人。仲睦まじい姿を見せた伊藤さんとイワクラさんに、「幸せになってほしい」と、多くの人が願ったことでしょう![文・構成/grape編集部]
2023年11月29日『春蝶・一之輔の“春一番”』が、2024年3月9日(土)に神戸朝日ホールで開催される。「春蝶・一之輔の“春一番” 」 チケット情報上方落語から桂春蝶、江戸落語から春風亭一之輔という、東西で人気・実力ともに高いふたりが、「今、1番聴いてほしい」お薦めの噺家として、桂九ノ一と春風亭一花を招いて開催する4人の落語会となる。演目は、後日発表されるのでお楽しみに。チケットは、11月20日(月)23:59までオフィシャル先行(抽選)を受付中。桂春蝶コメント『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画として、僕と一之輔君、それぞれ推しの若手を紹介する会です。僕の推しの桂九ノ一くんは、間といい、声の出し方といい、本人の持つリズムといい、上方落語界でも「めっちゃいい!」と評判です。当日は、東と西の落語を交互に聞いてもらいます。東と西のコントラストをご堪能ください!春風亭一之輔コメント僕の推しの春風亭一花さんは妹弟子で、二ツ目ですが、性別を感じさせない落語をします。ボーイッシュでもなく、女性的な感じでもなく、一花さんを通して落語の登場人物が自然に会話をしているような、落語本来の面白みを感じさせてくれる若い噺家さんです。今回は4人全員がメインの四人会。寄席ならではの団体芸もお楽しみください。
2023年11月13日来年3月9日(土) 神戸朝日ホールにて、落語会『春蝶・一之輔の春一番』が開催されることが決定した。本公演は、『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画。上方落語から桂春蝶、江戸落語から春風亭一之輔のふたりが、「今、1番聴いてほしい」お薦めの噺家として桂九ノ一と春風亭一花を招いて開催する4人の落語会となる。併せて、桂春蝶、春風亭一之輔のコメントが到着した。■桂春蝶 コメント『春蝶・吉弥と一之輔 三人噺』のスピンオフ企画として、僕と一之輔君、それぞれ推しの若手を紹介する会です。僕の推しの桂九ノ一くんは、間といい、声の出し方といい、本人の持つリズムといい、上方落語界でも「めっちゃいい!」と評判です。当日は、東と西の落語を交互に聞いてもらいます。東と西のコントラストをご堪能ください!■春風亭一之輔 コメント僕の推しの春風亭一花さんは妹弟子で、二ツ目ですが、性別を感じさせない落語をします。ボーイッシュでもなく、女性的な感じでもなく、一花さんを通して落語の登場人物が自然に会話をしているような、落語本来の面白みを感じさせてくれる若い噺家さんです。今回は4人全員がメインの四人会。寄席ならではの団体芸もお楽しみください。<公演情報>『春蝶・一之輔の春一番』2024年3月9日(土) 兵庫・神戸朝日ホール(全席指定)昼公演:開場 13:00 / 開演 13:30夜公演:開場 17:00 / 開演 17:30出演:桂春蝶 / 春風亭一之輔 / 桂九ノ一 / 春風亭一花【チケット料金】指定席:5,000円(税込)オリジナル手拭付き指定席:6,380円(税込)■オフィシャル先行11月11日(土) 12:00~11月20日(月) 23:59チケットはこちら:■一般発売2024年1月13日(土) 10:00~
2023年11月11日サクサク食感がおいしい、ローソンの「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」2つのソース味粉末を使用したスナック菓子は、甘辛い味わいが絶妙でおいしいですよ♡3時のおやつにもぴったりです!2つのソース味粉末を使用した甘辛い味わい出典:coordisnap「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」は、ローソンより10月3日(火)に発売されました。価格は108円(税込)です。開封してみると、ソースの甘辛い香りが広がりました。食欲をそそります♡パクっと手に取って食べやすい出典:coordisnap手に取ってみると、パクっと食べやすい一口サイズです。まん丸な形がまるでたこやきのようで、かわいいですよね!サクサク食感がおいしい出典:coordisnap食べてみると、サクッと軽めの食感。ソースの甘辛い味わいが絶妙で、くせになる味わいです。食べ始めると手が止まらなくなり、気づいたら完食していました!気になるカロリーは?出典:coordisnap1袋当たり271kcalです。たっぷり入っているので、シェアして食べるのもおすすめ。おやつとしてはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりですよ。おやつにもおつまみにもぴったり出典:coordisnapローソンの「元祖たこやき亭昔ながらのソース味51g」は、サクサク軽めの食感がおいしいですよ♪ソースの味わいが絶妙で、一度食べ始めると止まらないおいしさです。気になる方はローソンへ足を運んでみてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<writer>どめさん(@chouchou.kitchen)食べること料理をすることが好き2児のママInstagram
2023年10月11日