イタリア⽂化に精通する⼥性経営者・⼤学講師 ⻑⾕川悠⾥による『イタリア通信 』第7弾!~2000年前の古代ローマ時代、人類はパーマからワックス脱毛までしていた~イタリア通信第7弾は、ヘルスビューティーケアについてリポートします。実はヘルスビューティーの歴史は、7000年前にさかのぼります。なかには長い歴史のなかで生まれた成分の黄金比率も。このたびエルゴンジャパンでは、3月30日から新しいブランド「YUTALY(ユタリー)」の先行販売を開始。イタリアに伝わる画期的な成分を再現した、サステナブルな商品作りの秘密もしっかりとお伝えします。古代と中世の○○ヘッドスパとは⁉卵黄×お酒、レモン酢まで。人類のヘルスビューティケアの歴史は、とても長いことを知っていますか?顔や身体の保湿クリームの発祥は7000年前から。樹脂やオイルを使ったワックス脱毛も、すでに2000年前の帝政ローマ時代、イタリアの女性たちに人気でした。その一方で、泡立てて髪を洗う「シャンプー」は、なぜか100年ほどしか歴史ありません。古代エジプト時代では、水、酢、レモンを混ぜたものが髪の洗浄剤でした。古代ローマでは、オリーブオイルとハチミツを水に溶かしたものも見られます。ともかく人類は長らく髪を“泡立てずに”洗っていました。洗うというより、油分や水分に“乳化させていた”、と言うべきでしょう。古代の絵画には、貴人の髪を奴隷が扱ったり、マッサージする風景が描かれています。時にはブナの灰、豆粉、粘土、ソーダ、温泉水などで“古代のヘッドスパ”は行われていたようです。さらに中世から19世紀には、溶き卵と、ブランデーなどアルコールを混ぜた「卵黄酒」が人気のへクレンジング剤として登場!実は現代でも、卵黄は、髪の浄化と保湿作用が実証されています。古からイタリアに伝わる髪の“卵黄酒クレンジング”には、科学的根拠があったのです。古代のパーマ技術では、熱い鉄棒や粘土を駆使なんとイタリア半島の理容室では、2000年以上前から、パーマ、カラー、ヘッドスパなどのサービスが提供されていました。古代の理容師は、どんなパーマ技術を持っていたのでしょう?古代のパーマは①土と水の混合物を髪に塗る②髪を布で包む③温めた鉄の棒に巻き付けるという方法。つまり熱の鉄棒で、ウェーブ形状を編み出していました。どれほど髪を傷めても、「扇形の波状パーマ」や「三つ編み半月型の前髪」の奇抜な髪型で、より高い地位を示したい。女性の美容への熱意は、現代も、古代も変わりません。髪の老化を防ぐ「究極の黄金比率」あまり知られていませんが、イタリア半島はヘルスビューティー原料産地の宝庫。トスカーナの特殊な温泉微生物、シチリアの髪に理想値を創るオリーブオイル、湖水地方ガルダの柑橘類。歴史が生み出した価値ある成分は、一般市場に出回らないものも。いまでは貴族制度は廃止されたものの、このような希少な成分を使って、美容品を自社生産している元貴族の名家もあります。その基材は、古代からの《ユーザーテスト》が蓄積された、特定産地のハチミツ、オリーブオイル、温泉微生物の黄金比率。さらに半日使い切り前提で、自家製の卵黄を混ぜることも。現代技術の結晶である、プラセンタや化粧品肝細胞を配合することもあるといわれています。イタリアの歴史をひとつのアイテムに昇華◆なぜ“Tesoretto(秘宝)”の商品化を目指したのか。3月30日に先行販売を開始した「YUTALY」への想い現代の日本女性に共通する悩みは「自分にかける時間がない」ことです。でも現代社会は女性たちに「何もしない」ことを許しません。事実筆者自身も、経営者、大学講師、二児の母として時間に終われる生活をしています。そのため、毎晩5分のバスタイムに、ひとつのアイテムで<最速のリカバリー>ができるアイテムが市場には必要だと考えました。そんな暮らしのなか、ミラノの元貴族の女性を通して、“Tesoretto(秘宝)”と名称された稀少なヘアクレンジングアイテムを試したことがありました。その中身は、泡立てるシャンプーではなく、まさに古代のオイルクレンジング。それまで感じたことのない質感でした。それから約3年の月日をかけて、乾燥、ダメージ、薄毛、白髪など多種多様な日本女性の髪の悩みに応えることのできるヘアケアを実現。<最速のリカバリー>で日本女性の深夜の自由時間を変える。そんなコンセプトで黄金比率のヘアケアを開発し、阪急うめだ本店、伊勢丹など、全国の百貨店で販売することとなりました。◆最速のリカバリーで、日本女性の「深夜の1時間」を変えたい美髪の即効エイジングケアを狙う美容液シャンプーは、イタリア・ミラノの貴族に500年間にわたり受け継がれた、秘伝の美容成分≪Tesoretto(秘宝)≫を再現。それは古代種海藻、ハチミツ、オリー ブオイル、かんきつ類などを調合した美容成分の⻩⾦⽐率です。その⾨外不出の成分を⽇本⼈の髪のために研究し、先端技術で仕上げています。【忙しい現代女性を応援する『YUTALY(ユタリ―)』】 ◆長谷川 悠里株式会社エルゴン・ジャパン 代表取締役慶応義塾⼤学⽂学部 講師13歳でイタリアへ渡り、20年にわたりイタリアで育つ。ボローニャ国⽴⼤学卒業。ミラノ国⽴⼤学⼤学院修了。司⾺遼太郎奨励賞。著書に『ダンテの遺言』他。現在は東京・港区で会社経営をしながら慶応義塾⼤学でイタリア文化⾔語の講師として教壇に立つ。⽇本とイタリアの交流を⽂化⾯だけでなくビジネス⾯からも促進している。『日経ウーマン』ほかメディア取材を多数受けるなど、イタリアの⽼舗ブランドと本格的にビジネス展開する、⽇本では数少ない経歴の⼥性経営者。さらにイタリア⽂化や健康のトレンドを伝える『イタリア通信』を配信中。◆エルゴン・ジャパンエルゴンはイタリア・ミラノ創業で50年の歴史を持ち、プロフェッショナル・サロンを中心に世界93か国に展開。すべての製造工程で、自社直営のもと、厳格な安全基準を守って生産。世界でも評価される徹底した品質管理体制を維持し、ISO22716やISO90001など厳しい安全・品質管理の国際認証機関の審査をクリア。サスティナブルな未来を目指し、SDGsを推進するグローバル・コスメティックブランド。◆イタリア通信■第1弾 『秋のイタリアでブームの新健康法とは!?⽇本⼥性にも最適!“キャロブ”“パレオ”で腸活とダイエットを実現。イタリア⽂化に精通する⼥性経営者による「イタリア通信」がスタート』 ■第2弾 『9⽉30⽇は世界翻訳の⽇!「⼈⽣が豊かになる魔法の⼀⾔」を考察。イタリア⽂化の象徴「〇〇がない愛は美しくない」の〇〇とは?!』 ■第3弾『10⽉25⽇は世界パスタの⽇!“幸せホルモン”はパスタから⁉イタリアのトレンド「炭⽔化物リバイバル」!<低GI⾷品パスタと幸せホルモンの関係値>を考察。』 ■第4弾『イタリア⼈有名シェフも驚愕!いま注⽬の「ナポリタン」が将来は⽇伊の架け橋となるパスタに⁉「トマトソース」と「ケチャップ」のルーツを考察。』 ■第5弾『ディカプリオ出資のファストフードからヴィーガンヘアカラーまで。年末のイタリア最新事情を現地リポート』 ■第6弾『2⽉27⽇は絆の⽇!夜の一工夫で「快眠」と「家族の絆」が 実現⁉イタリア⼥性の夜の過ごし方から学ぶ魔法の習慣とは。 エルゴン・ジャパンがイタリアで聞き取り調査を実施』 【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】株式会社エルゴン・ジャパンマーケティング部染谷詩織電話:03-4577-6521 お問い合わせフォーム: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2024年04月22日古代ローマの公共浴場「テルマエ」は、繁栄を誇った古代ローマ人の豊かな暮らしと優れた建築技術を象徴する存在だ。漫画家ヤマザキマリの漫画『テルマエ・ロマエ』とその映画化によって、日本で一躍知られるようになった古代ローマの「お風呂文化」に注目した展覧会が、東京・港区のパナソニック汐留美術館で、4月6日(土)から6月9日(日)まで開催される。ローマ市で最初のテルマエは、初代皇帝アウグストゥスの右腕だったアグリッパによって、紀元前1世紀に建設された。4世紀になると、市内の大規模な公共浴場は11を数え、小規模なものは約900軒にものぼっていたとか。現代の日本人と同じように無類のお風呂好きだった古代ローマの人々にとって、テルマエは最も愛され、日常的に通う場所だったのだ。また、浴室に加え運動場なども備えたテルマエは、身体を動かすと同時に人々と交流することで心身の健康を保つための場所でもあり、さらに彫刻やモザイクといった美術品に親しめる場所でもあった。同展は、その多様な役割をはたしていたテルマエを中心に、古代ローマの人々の衣食や娯楽も含めた生活を紹介するもの。美術作品や資料、映像、模型など約100件以上の多彩な作品が並ぶが、なかでも特に注目したいのは、イタリアのナポリ国立考古学博物館が所蔵する絵画、彫刻、考古資料32件が来日することだ。《恥じらいのヴィーナス》や《アポロとニンフへの奉納浮彫》など、見応えたっぷりの美術品も登場する。《恥じらいのヴィーナス》 1世紀 ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo © Luciano and Marco Pedicin《アポロとニンフへの奉納浮彫》 2世紀ナポリ国立考古学博物館蔵 Photo © Luciano and Marco Pedicini同展の特徴のひとつは、同じくお風呂好きの日本人の入浴文化にも注目していること。天然の温泉から、江戸時代に町中に整備された湯屋、今に残る銭湯、そして家庭内の内風呂まで、独自の風土の中で育まれた入浴文化が紐とかれる。展示品のなかには、古代ローマのテルマエを想像復元したCG映像や、カラカラ浴場を縮小復元した模型など、浴場文化をわかりやすく紹介するものも多い。また会場では、漫画『テルマエ・ロマエ』の主人公ルシウスが浴衣姿で案内役を務めてくれるそうだ。ルシウスが浴場を通して古代ローマと現代日本を往復したように、来館者のそれぞれがふたつの入浴文化を比較し、また体感する楽しみを味わえる展覧会となっている。<開催概要>『テルマエ展 お風呂でつながる古代ローマと日本』会期:2024年4月6日(土)~6月9日(日)会場:パナソニック汐留美術館時間:10:00~18:00、5月10日(金)、6月7日(金)、6月8日(土)は20:00まで(入館は閉館30分前まで)休館日:水曜(6月5日は開館)料金:一般1,200円、65歳以上1,100円、大高700円公式サイト:
2024年03月19日露天風呂で体を癒し、穏やかな時の流れを感じながら、じっくりとお詣り支度ができる「界 出雲」。美味しい名物で心をほぐして、文化にも触れるぜいたくな時間を。島根県/ひのみさき温泉【界 出雲】神話の空気と自然の営みを、間近で体感するぜいたく。島根半島の最西端に立つ日御碕灯台。日本で一番高い石積みの白い灯台は、まるで日本海を見守っているよう。そのすぐ近くに位置する「界 出雲」は、空や海が表情を変えていく自然の豊かさや、出雲神話の空気感をじっくり感じられるお宿。昼過ぎにチェックインして海岸沿いに散歩に出ると、日の光に照らされた無人島・経島(ふみしま)と、波打つブルーの海面が。神秘的な光景に見入りながら坂を下ると、山あいには青空に映える鮮やかな朱色の日御碕神社が現れる。清々しい空気を感じながら、日本の夜を守るといわれる神聖な神社でお詣り。宿のすぐ周辺を散歩するだけでも神話の地・出雲の空気を味わうことができる。宿に戻ったら、目の前の出雲松島を眺めながら露天風呂でリラックス。日常から離れた時間を過ごすことで、日々の疲労がほぐれていく…。塩分濃度が高い泉質で、湯冷めしにくいのも嬉しいポイント。入浴後は、オリジナルの生姜入りドリンクで爽やかな気分に。西側のお部屋からは灯台が見え、青空の中で明るく輝く白、夕方のオレンジ色の空に浮かぶ白など、時間によって異なる姿を楽しめる。かわたれテラスで、澄んだ空気を深く吸い込んでゆったりした時間を過ごすのもおすすめ。珈琲や紅茶などのドリンクで体を温めて、心も満ち足りるぜいたく時間を。夕食は、蟹づくしの会席に舌鼓。先付けには松葉蟹の灯台盛りが登場!お好みで料理に合わせた日本酒のペアリングを楽しむことができる。山陰の料理とお酒を堪能したら、もう一度お風呂に入って夜の日本海の静けさに浸るもよし。自然を間近に感じながら、心ゆくまで癒しの宿泊体験を。海を眺めながら、開放的な露天風呂で極上の癒しを。塩分濃度が高いので、保湿効果も抜群。山陰の松葉蟹を使った、11月~3月限定の八雲立つ蟹会席の「松葉蟹の灯台盛り」は日御碕灯台をイメージ。付け合わせのキャビアや雲丹、だいだい酢、煎り酒だれなど、どの組み合わせも絶品。お部屋、フロント、ロビーにも。島根の文化が染み込むお宿。「界 出雲」では、ご当地楽としてスタッフが島根の伝統芸能・石見(いわみ)神楽を披露。再現されるのは、出雲神話の中でも出雲大社建立のきっかけといわれる「国譲り」という物語。普段はロビー外のステージでたいまつを灯しながら、寒い季節には室内ロビーで上演される。本公演を鑑賞した翌日、神話のイメージをより詳細に浮かび上がらせながら出雲大社をお詣りするのも楽しい。ロビーには、石見地方特産の赤みがかった石州(せきしゅう)瓦のベンチが設置されている。また、各お部屋の壁には、2人の作家の作品を融合させた日本海をモチーフにした紙布のアートが飾られている。合計7人の作家がこのアートに参加しており、それぞれの解釈で彩られた日本海の姿が。他にも、島根伝統の製鉄技術から生み出された素材を使用したアートがフロントで宿泊客をお出迎え。宿泊中、温泉や山陰の名産品を使った食事で身も心もほぐしてくれるだけではなく、島根の文化や芸術を自然と享受できる。宿でゆったり過ごして癒しとパワーを頂いたら、翌日は朝食を食べていよいよお詣りへ。より清らかな気持ちに、そして健やかに整った体で、いざ。日御碕灯台で。波の音を聞きながら、沈む夕日を。展望台では、日本海の大きさや力をさらに間近で体感。泉質は海のような塩分濃度の高さ。清めの塩に見立てて温泉に浸かれば、神社へお詣りに行く前の禊湯に。温度ごとにお風呂が区切られていて、37°Cのぬるま湯で温まってから42°Cの温泉に入って体の疲労を癒すのがおすすめ。晴れている夜には、露天風呂で星空を眺めることができる。ロビーでは、泉質の説明やおすすめの入浴法を紹介してくれる「温泉いろは」も。界 出雲出雲市大社町日御碕604TEL:050・3134・8092(界予約センター)2名1室・1泊2食付き1名あたり¥25,000~チェックイン15:00チェックアウト12:00アクセス/JR出雲市駅より一畑バスにて「日御碕灯台」下車、バス停より徒歩3分、または山陰自動車道 出雲ICから約30分。※『anan』2024年1月24日号より。写真・中村香奈子(by anan編集部)
2024年01月20日毎年、正月になると多くの人が神社を訪れます。「これからの1年間が、よいものでありますように」という願いを込めて、おみくじを引いたり、絵馬を書いたりするのです。そんな願掛けをする際、外せないのが参拝。設置された賽銭箱にお金を入れ、神様に敬意を表した上で、願いごとをしますよね。参拝をする時のマナーについて、こういった言葉を聞いたことはないでしょうか。「『ご縁がありますように』という祈りを込めて、5円を投入するといいらしい」※写真はイメージ『5円』と『ご縁』をかけた、「5円玉を賽銭箱に投入するといい」という、お賽銭にまつわるジンクスは有名ですよね。しかし、島根県出雲市にある出雲大社はそういったジンクスついて、ウェブサイトでこのように考えをつづっています。お賽銭を5円にすると「ご縁がある」とか、「二重にご縁があるように」と25円、「始終ご縁があるように」と45円、「これ以上の硬貨(こうか=効果)はない」と500円などと、ガイドの方がおもしろおかしく話を作って案内されるのを聞くことがあります。これは、まったく根拠のないおもしろおかしくしようとの“ためにする”語呂合わせにすぎません。大切なのは神様に対して真摯な気持ちでお祈りをし、その気持ちをもって日々の生活を送ることです。祈りの心はお賽銭の金額によって、まして変な語呂合わせで左右されるものではありません。出雲大社ーより引用お賽銭は、お供えや祈願成就のお礼として、参拝者が捧げるもの。出雲大社は、そういった本来のお賽銭の意味を伝えた上で、語呂合わせのジンクスを否定しています。きっと神様も、お賽銭の語呂合わせで「この人の願いを叶えよう」と決めているわけではないでしょう。その想いが真っ直ぐに届けば、優しく背中を押してくれるはずです。[文・構成/grape編集部]
2024年01月01日「古代エジプト美術館展」が、東広島市立美術館にて2023年10月10日(火)から11月26日(日)まで開催される。福岡アジア美術館でも開催された巡回展だ。古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」所蔵作品を紹介「古代エジプト美術館展」は、古代エジプト専門美術館である「古代エジプト美術館 渋谷」の所蔵作品を紹介する展覧会だ。同館が所蔵する古代エジプト遺物は1,000点以上にのぼり、先王朝時代からローマ支配時代までを網羅。それらコレクションからは、古代エジプト文化の全貌をうかがい知ることができる。ミイラや木棺・ツタンカーメンの指輪など約200点を展示本展では、「古代エジプトの神々と信仰」「ファラオが率いた国家」「古代エジプト人の衣・食・住」「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」の4つのテーマに分けて作品を展示。ミイラやミイラマスク、人型木棺、神殿の石柱、ツタンカーメンの指輪といった当時の生活様式が分かる作品など約200点を展示する。古代エジプトの神々と信仰古代エジプト人は、この世界や宇宙は創世神によって創造されたもので、後に多くの神々が誕生したと考えていた。中でも、動物は人間にはない特別な能力を持つものと信じられていたことから、多くの動物神が信仰されていた。第1章「古代エジプトの神々と信仰」では、そんな動物神の信仰に着目し、多様な神々の護符や神像、動物のミイラを扱う。ファラオが率いた国家&古代エジプト人の衣・食・住このほか、第2章「ファラオが率いた国家」では、常に絶対的権力を行使していた国王ファラオや、人口の約10%にあたるエリート高官たちにフォーカスし、ファラオをモチーフとした像やレリーフ、神殿の柱などを展示。また第3章「古代エジプト人の衣・食・住」では、ツタンカーメン王の指輪や化粧用容器、ジュエリーなどを展示することで、当時の人々の生活様式に迫る。古代エジプトの死生観ー再生とミイラまた、古代エジプト人は、死後に再生し永遠なる生命を得ると信じており、死者の遺体をミイラとして保存していた。現在確認できている最古のエジプトのミイラは、先王朝時代に自然乾燥により作られたものだ。そして、第3中間期にミイラ作りの技術が頂点に達して以降、末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ支配時代にかけても多くのミイラが作られた。第4章「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」では、少女のミイラや人型木棺、副葬品などを紹介する。ピラミッドの最新調査の様子も紹介さらに本展では、過去100年間学術調査がほとんど行われなかったメイドゥム(マイドゥーム)・ピラミッドの最新調査も紹介。古代エジプト人が築いた神々への信仰や国家、暮らし、死生観など多様なテーマから、3,000年にわたる巨大文明の歴史を紐解いていく。展覧会概要「古代エジプト美術館展」会期:2023年10月10日(火)~11月26日(日)会場:東広島市立美術館 2階・3階展示室住所:広島県東広島市西条栄町9-1時間:9:00~17:00(入館は閉館30分前まで、ただし10月10日(火)は10:00開館、10月28日(土)・11月25日(土)は19:00まで開館)休館日:月曜日観覧料:・前売券 一般 1,040円、大学生 720円・当日券 一般 1,300円、大学生 900円、高校生以下無料※当日券に限り20名以上の団体2割引き。※学生料金は学生証の提示が必要。※後期高齢者医療被保険者証・身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳の交付対象者は提示により、観覧無料。※11月3日(金・祝)は無料開館日。前売券販売所:東広島市立美術館、セブンチケット(セブンコード:102-269)※販売期間:2023年8月10日(木)~10月9日(月・祝)/東広島市立美術館での販売は休館日を除く。【問い合わせ先】東広島市立美術館TEL:082‐430-7117
2023年09月28日ウェッジウッド(WEDGWOOD)から、新作「ヘリア(Helia)」のプレートやカップなどが登場。古代ギリシャ語の太陽にちなんだテーブルウェア「ヘリア」「ヘリア」は、古代ギリシャ語の太陽“ヘーリオス”にちなんで名付けられた新作テーブルウェア。夜明けを迎え、新たな世界が始まる兆しを感じさせるような、ブルーとゴールド、ホワイトを組み合わせてデザインされた、清廉で優雅な印象を受けるコレクションだ。プレートやボール、ティーカップ、ティーポットなどには、ウェッジウッド創設者のジョサイア・ウェッジウッドのオリジナルであるジャスパー焼成片にインスパイアされた、ブルーのコロネード柄をオン。まるで陽ざしのように広がる柱のような線は、光り輝くゴールドのラインと相まって一層上品さを演出している。全12アイテムが登場し、デザインはそれぞれ異なるのもポイント。「ヘリア」で食器を揃えるのはもちろん、贈り物としてもおすすめだ。【詳細】ウェッジウッド新作「ヘリア」取扱店舗:全国のウェッジウッドショップ、公式オンラインショップアイテム例:・ティーカップ&ソーサー 27,500円・コーヒーカップ&ソーサー 27,500円・プレート27cm 22,000円・プレート23cm 19,800円・ボール11cm 14,300円・ティーポット 77,000円
2023年09月03日株式会社アハハナは、古代ハワイ哲学および実践「Huna」に基づく1日の初級編イベントを2023年8月26日に一般公開し開催いたします。現代におけるHunaの重要な提唱者であるHuna伝承者28代目、Dr. Matt B. Jamesは、これらの教えを引用して、古代の知恵と現代の心理学、教育科学および脳神経科学を統合するトレーニングとセミナーを提供しています。彼のHunaへのアプローチは、エンパワーメント、許し、瞑想、および心の状態と感情の状態を変える技術を強調しています。これを東京都内で許可を持って株式会社アハハナは企業及び個人に提供しています。健康心理学、社会心理学的に研究される古代ハワイ文化から学ぶ健康生活Hunaは、古代ハワイの哲学や、思想、精神的および癒しの実践に適用される現代のラベルです。元々はHo’o Mana(エネルギー×作る=エンパワーメント)という名称の学問でしたが、米国の属領となった影響により、Huna(秘密)と呼ぶようになり、便宜上、今もHunaと呼ばれています。これは、個人のエンパワーメント、自然との調和、および心のより深いレベルの理解に焦点を当てた哲学と生活様式を包含しています。Dr. Matt B. Jamesは、古代ハワイのカフナの伝統にさかのぼる系統からそれを学んだHunaの著名な教師および実践者、28代目の伝承者です。株式会社アハハナの講師は500時間以上のハワイ文化と哲学の訓練、勉強、実践を行い、300時間以上のコミュニケーション及び教育科学の訓練を受けて初めて教える許可を得ています。■イベントのハイライト1. Hunaの基本的な原則と概念の紹介2. 三つの自己:Aumakua、Uhane、およびUnihipiliについての説明3. マナのエネルギーの理解と活用方法4. ポノとホオポノポノの実践に関するワークショップ「Hunaは単なる技術のセットではなく、生活の方法であり、日常生活にその原則を統合することで、人々の幸福、精神的明瞭さ、および全体的な生活体験を向上させることができます」と、株式会社アハハナの代表は述べています。古代ハワイの哲学「Huna」は、28代にわたって伝承されてきた法則と実践の集合体です。これらの法則は先人たちが厳しい状況下でも実践し、学び続けてきました。今回の講座では、講師の専門的背景とともに、これらの古代の知識を紹介します。●Huna(フナ)の伝統と法則:世代を超えて継承されてきたHunaの法則は、自己の内側を整える手助けとなります。●Ho’oku’u(ホォクゥ)-感情を手放す瞑想:長時間にわたる負の感情は過去の出来事の影響であり、古代ハワイの人々はこのような感情を手放す技術を持っていました。●Ho’oponopono(ホォポノポノ)-人間関係のリセット・許しの瞑想:古代ハワイには浄化のエネルギーが強い特定の地域があり、そこでの瞑想は心身の健康と和解をもたらします。●ALOHA(アロハ)の真実の意味:ALOHAという言葉は「愛」を意味するだけでなく、各文字には深い意味が込められており、それは生きるための指針として機能します。今回の講座は、古代ハワイの知識と瞑想技法を紹介し、現代の日常生活での適用方法を学ぶ機会となります。■イベント詳細●日時: 10:00-19:00●場所: 東京都文京区水道2-9-14 遠藤ビル1F 多目的レンタルスペースー畳(たたみ)ー●キャンペーン割引: 14,300円●定員: 6名●参加申し込み: ハワイの古代の知識と現代の心理学の統合を体験したいすべての方をお待ちしております。席には限りがございますので、お早めに席を確保してください。(画像はプレスリリースより)【参考】※公式サイト
2023年08月17日株式会社アハハナ(東京都文京区)は、古代ハワイ哲学および実践「Huna」に基づく1日の初級編イベントを2023年8月26日に一般公開し開催いたします。現代におけるHunaの重要な提唱者であるHuna伝承者28代目、Dr. Matt B. Jamesは、これらの教えを引用して、古代の知恵と現代の心理学、教育科学および脳神経科学を統合するトレーニングとセミナーを提供しています。彼のHunaへのアプローチは、エンパワーメント、許し、瞑想、および心の状態と感情の状態を変える技術を強調しています。これを東京都内で許可を持って株式会社アハハナは企業及び個人に提供しています。古代ハワイの知恵Huna 1 Day講座■Huna(フナ)とは?Hunaは、古代ハワイの哲学や、思想、精神的および癒しの実践に適用される現代のラベルです。元々はHo'o Mana(エネルギー×作る=エンパワーメント)という名称の学問でしたが、米国の属領となった影響により、Huna(秘密)と呼ぶようになり、便宜上、今もHunaと呼ばれています。これは、個人のエンパワーメント、自然との調和、および心のより深いレベルの理解に焦点を当てた哲学と生活様式を包含しています。Dr. Matt B. Jamesは、古代ハワイのカフナの伝統にさかのぼる系統からそれを学んだHunaの著名な教師および実践者、28代目の伝承者です。株式会社アハハナの講師は500時間以上のハワイ文化と哲学の訓練、勉強、実践を行い、300時間以上のコミュニケーション及び教育科学の訓練を受けて初めて教える許可を得ています。■イベントのハイライト1. Hunaの基本的な原則と概念の紹介2. 三つの自己:Aumakua、Uhane、およびUnihipiliについての説明3. マナのエネルギーの理解と活用方法4. ポノとホオポノポノの実践に関するワークショップ「Hunaは単なる技術のセットではなく、生活の方法であり、日常生活にその原則を統合することで、人々の幸福、精神的明瞭さ、および全体的な生活体験を向上させることができます」と、株式会社アハハナの代表は述べています。古代ハワイの哲学「Huna」は、28代にわたって伝承されてきた法則と実践の集合体です。これらの法則は先人たちが厳しい状況下でも実践し、学び続けてきました。今回の講座では、講師の専門的背景とともに、これらの古代の知識を紹介します。●Huna(フナ)の伝統と法則:世代を超えて継承されてきたHunaの法則は、自己の内側を整える手助けとなります。●Ho'oku'u(ホォクゥ)-感情を手放す瞑想:長時間にわたる負の感情は過去の出来事の影響であり、古代ハワイの人々はこのような感情を手放す技術を持っていました。●Ho'oponopono(ホォポノポノ)-人間関係のリセット・許しの瞑想:古代ハワイには浄化のエネルギーが強い特定の地域があり、そこでの瞑想は心身の健康と和解をもたらします。●ALOHA(アロハ)の真実の意味:ALOHAという言葉は「愛」を意味するだけでなく、各文字には深い意味が込められており、それは生きるための指針として機能します。今回の講座は、古代ハワイの知識と瞑想技法を紹介し、現代の日常生活での適用方法を学ぶ機会となります。遠藤 蘭講師遠藤 貴則講師■イベント詳細●日時 : 10:00-19:00●場所 : 東京都文京区水道2-9-14 遠藤ビル1F 多目的レンタルスペースー畳(たたみ)ー●キャンペーン割引: 14,300円●定員 : 6名●参加申し込み : ハワイの古代の知識と現代の心理学の統合を体験したいすべての方をお待ちしております。席には限りがございますので、お早めに席を確保してください。受講状況のサンプル■株式会社アハハナについて「アロハスピリッツを持って世界をエンパワーし、インスパイヤする」のミッションを掲げ、2015年より、教育事業を展開し、企業研修から個人に対して脳科学、心理学、哲学に基づく講座を提供し続ける。現在、株式会社アハハナ主催の講座は類型500回を超え、生徒数も3,000名を超えます。株式会社アハハナの講師陣は全員300時間以上のトレーニングを行い、高いスタンダードのテストを合格して、米国統合心理学協会より認定を受けている教育のプロフェッショナルです。Hunaの勉強を500時間以上、ハワイ島で教える研修を毎年行いながら、日本で教えています。■会社概要会社名: 株式会社アハハナ所在地: 東京都文京区水道2-9-14連絡先: info@ahahanainc.com URL : Ahahana, Inc.(C)2021 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年08月14日茨城県笠間市に鎮座する神社、常陸国出雲大社の境内にあるアートスペース「ギャラリー桜林」にて、2023年6月25日(日)~8月27日(日)まで神社とアートのコラボ「鈴木寛子個展 Circle」を開催しております。「The world」 2022 キャンバス、アクリル、ペン 194×259cm(200号) (C)SUZUKI Hiroko「Planet」2022 マーカー、アクリル絵具、紙、72.9×60.7cm (C)SUZUKI Hiroko「継」2023 マーカー、アクリル絵具、キャンバス、80.5×100cm (C)SUZUKI Hiroko■作家・鈴木寛子鈴木寛子は京都府生まれ、名古屋芸術大学アートクリエイターコースを卒業し、現在は愛知県内にて制作活動を行っております。鈴木の作品は、主にかつて捕食者の頂点であった生き物、絶滅したもの、絶滅していくもの、密猟される生き物、時の流れの中を生きる様々な人種の人々、そして美しい自然などが、すべて手描きのペンによる線で描かれています。そして、色鮮やかな組み合わせの色彩には、自分の絵を観た人が少しでも幸せ(ポジティブ)な気持ちになれば、そこに小さな平和が生まれ、やがてそれは大きな平和につながっていくのではないか、との想いが込められています。時の流れは廻り巡る円(ご縁)として、また全ては同じ一つの命であり、特に世界平和を願い描いた卒業制作の大型作品「The world」(2022年)にはその強い思いが込められています。最新作を含めた約20点を展示する作家自身初個展「Circle」を、ぜひこの機会にご高覧およびご紹介ください。【作家コメント】「世界も命も一つであり、全ての生命は自分と同じ一つの命を持っています。自分はこの時の流れに生まれた一つの命であり、この世界は同じ命の集まりだということを伝えたいと思いました。続いてきた命、続いていく未来を大切にしたいです。」【作家プロフィール】京都府生まれ 愛知県在住2023年 名古屋芸術大学芸術学部アートクリエイターコース 卒業2023年 グループ展「space」ギャルリーくさ笛(愛知)2019年 コラボレーション「KONIKA MINOLTA × 名古屋芸術大学 2019-2020」<受賞歴>2021年 「中部二元展」愛知県美術館(愛知) 入選2022年 「中部二元展」愛知県美術館(愛知) 入選「第17回CBC翔け!二十歳の記憶展」愛知芸術文化センター(愛知)準グランプリ・松坂屋画廊賞<SNS>鈴木寛子Instagram( @hirokosuzukiart ) ■個展概要個展名 :鈴木寛子個展 Circle会場 :ギャラリー桜林所在地 :〒309-1634 茨城県笠間市福原2081番 常陸国出雲大社境内桜林館1FTel/Fax:0296-71-6700入場 :無料日程 :2023年6月25日(日)~8月27日(日)※同時にオンライン販売開催いたします。開廊時間:10:00~16:00休廊 :2023年7月4日・7月18日・8月8日・8月22日(火)、毎週水曜日※オープニングレセプションは開催いたしません。※作家は、2023年6月20日(火)・2023年6月25日(日)在廊いたしております。■ギャラリー桜林とは常陸国 出雲大社 境内施設内に2016年2月20日オープンした現代アートギャラリー。記念企画展を定期的に開催。なお、企画展に関しては、日本及びアジアの作家の作品を国際的なアートシーンに紹介している「ミヅマアートギャラリー( )」の全面バックアップにより開催。Twitter: ( @GalleryOhrin )■団体概要宗教法人 常陸国 出雲大社所在地 : 〒309-1634 茨城県笠間市福原2006番地URL : Facebook: Twitter : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年06月27日展覧会「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」が、2023年7月1日(土)から11月20日(月)まで、埼玉・所沢の角川武蔵野ミュージアムにて開催される。ツタンカーメンの"生涯の物語”を辿る体感型展示「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」は、“歴史の中には物語がある”という考えに基づいて、ツタンカーメンを歴史上の人物ではなく生身の人間として捉え、その時代にどう生きて何を思ったかを紐解いていく展覧会。ツタンカーメンは、父・アクエンアテンの後をわずか8~9歳で継ぎ、19歳でこの世を去った。若き王・ファラオとして青春時代を過ごしたツタンカーメンの短い生涯を、精緻な複製品の数々と最新デジタル技術を用いた体感型展示を通して辿っていく。黄金マスクや副葬品などスーパーレプリカ約130点が集結「体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春」の会場には、世界に3セットしかない「超複製品」が集結。有名な黄金のマスクや玉座、ツタンカーメンの王墓に収められていた副葬品のうち約130点を精巧に再現したスーパーレプリカの数々を、目の前で鑑賞することができる。プロジェクションマッピングやインタラクティブ展示さらに、場内の大空間では壁と床いっぱいにプロジェクションマッピングを投影し、古代エジプトの創生から神々の変遷、そしてツタンカーメンの生涯を映し出す。空間に身を置くことで、ツタンカーメンの生き様を目、耳、身体で体感することができるようになっている。さらに、エジプトから門外不出となったツタンカーメンのマスクや厨子といった副葬品の数々を最新技術による高精細3Dスキャンデータから映像化。超大型スクリーンにデジタル展示するとともに、来場者はNFTアートとして持ち帰ることも可能だ。また、ツタンカーメンの王墓を発見した考古学者のハワード・カーターとカーナヴォン卿の“世紀の発見”を来場者が追体験できるインタラクティブ展示や、王墓の再現、若きファラオの生活を想像し体験できる「ツタンカーメンの日常」、一神教と多神教の間を揺れ動いた古代エジプトの神々の展示、古代エジプトの死生観やミイラを解説するエリア、象形文字「ヒエログリフ」の読み方解説など、様々な角度からツタンカーメンの生きた時代を紹介していく。【詳細】体感型古代エジプト展 ツタンカーメンの青春会期:2023年7月1日(土)~11月20日(月)会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー住所:埼玉県所沢市東所沢和田3-31-3チケット価格:一般(大学生以上) 2,400円、中高生 1,800円、小学生 1,000円、未就学児 無料※オンライン購入、当日窓口購入開館時間:日~木 10:00~18:00/金・土 10:00~21:00 ※最終入館は閉館の30分前休館日:第1・3・5火曜日※休館日、開館時間は変更となる場合あり。最新情報は公式サイトにて告知。※「1DAY パスポート」「イブニングパスポート」は、「ツタンカーメンの青春」に加え、「古代エジプトの教科書」(会期:7月23日(日)~11月20日(月))の展覧会も観覧可能。詳細は公式サイトにて告知。※展示替えなどにより、日程によっては一部施設に入場できない場合あり。※展示内容が変更、または中止になる場合あり。【問い合わせ先】角川武蔵野ミュージアムTEL:0570-017-396(10:00~17:00)
2023年06月23日3000年以上にわたって独自の文明を花開かせてきたメキシコの代表的な3つの古代文明に焦点をあてた特別展「古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン」が、上野の東京国立博物館で、6月16日(金) から9月3日(日) まで開催される。一般公開を前に、本展の音声ガイドを務める上白石萌音が、展示室内で取材に応じた。幼少期の3年間、メキシコで暮らしたことがあり、“第二の故郷”と公言するメキシコの文明に触れ「どこか懐かしさも感じます」と瞳を輝かせていた。展示室入口マヤ、アステカ、テオティワカンのいずれの文明の人々も、火山の噴火や地震、干ばつなど厳しい自然環境のなか、神に深い信仰を捧げ、ときには畏怖しながら、大神殿や墳墓などの壮大なモニュメントを築いてきた。今回は、メキシコ国立人類学博物館をはじめとした主要博物館から、厳選した古代メキシコの至宝約140件が集結する貴重な機会。同時に、近年の発掘調査や研究成果の紹介によって、新たな知見に出会える機会にもなっている。「死のディスク石彫」(テオティワカン文明)ひと足先に展示を見学した上白石は、「神への祈りと切実さ。恐れを感じさせたり、ふっと頬が緩んだり、精密な技術に驚いたり、いろいろな気持ちでワクワクしました。大昔の文明の向こうに、人々の暮らしが見え、現代とのつがなりも感じました」と多様な環境から生み出された古代メキシコ文明の奥深さの魅力を語った。「赤の女王」(マヤ文明)特に注目されるのが、マヤの王朝美術の傑作「赤の女王」の墓の出土品が、メキシコ本国内とアメリカ以外で初めて公開されることだ。都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされるが、赤い辰砂(しんしゃ)で覆われて埋葬されていたことから、この通称がつけられた。同展では、子孫に関連する遺物も合わせ、200年にわたる王朝一族の物語が浮き彫りにされる。上白石も「赤の女王には、圧倒された!」と声をあげ、「先ほど学芸員の方が、『この機会を逃すと、日本では見られないかもしれない』とおっしゃっていて、本当に貴重な機会なんだなと思いました」。音声ガイドでは、その赤の女王に“憑依”する瞬間もあるといい「難しかったですが、頑張ったので、ぜひ聞いてほしいです」とアピール。「知らないこともたくさんあって、勉強になることばかりでした。壮大な歴史に触れて、ワクワクしてほしい。ぜひ家族と見に来たいですね。両親も喜ぶと思います」と締めくくった。「鷲の戦士像」(アステカ文明)今回は、パカル王と王妃(赤の女王)の墓、アステカの大神殿、テオティワカンの三大ピラミッドなどが、映像と臨場感あふれる再現展示で紹介されるなど、ダイナミックな展示も見どころ。世界遺産の古代遺跡の魅力を存分に体感したい。取材・文・撮影:内田涼<開催情報>特別展『古代メキシコ ーマヤ、アステカ、テオティワカン』6月16日(金)~9月3日(日)、東京国立博物館にて開催
2023年06月15日この度、常陸国出雲大社では、創建より30周年を迎えた記念事業として、新たに多目的ホール「山鬼(さんき)ホール」を備えた新社務所を造営、また、「常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念 金子富之展 宇宙蛇の夢」を山鬼ホールで2023年5月21日から開催しております。こちらのホールでは、今後常陸国出雲大社アートコレクションの公開展示をはじめ、さまざまなイベントを開催予定です。このホールは、これまで以上に芸術と宗教の融合を、大国主大神の身近で体現していただく、全国に類を見ない稀有な空間となっております。ご参拝に併せて、今後ともどうぞご注目ください。山鬼ホール 展示風景2023年5月21日の奉祝大祭より「常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念 金子富之展 宇宙蛇の夢」を開催しております。現代美術家 金子富之(かねこ・とみゆき)は、1978年埼玉県生まれ。山形県在住。幼少より土俗的な精神世界へ興味を持ち、高校卒業後は「遠野物語」などを育んだ東北の土地がもつ空気に惹かれ、山形の東北芸術工科大学で日本画を学び博士課程を修了します。卒業後も山形に留まり、山中の古民家を住居兼アトリエにして、日本をはじめ世界各地の妖怪・精霊・神仏など目に見えない精神的な存在を平面に置き換え続けています。作品は調査研究を元に独自の解釈で描かれ、その大胆な構図と圧倒的な迫力で注目を集めています。2015年には文化庁新進芸術家海外研修制度により、カンボジアで上座部仏教やヒンドゥー教、精霊信仰などの造形美術に触れ、スケッチを重ねました。主な展覧会は、2021年個展「辟邪の虎」ミヅマアートギャラリー(東京)、2017年個展「荒ぶる神々」ミヅマアートギャラリー(東京)、2017年「詩情の森 語りかたられる空間」KAAT神奈川芸術劇場、2016年「19th DOMANI・明日展」国立新美術館(東京)など。当社では2017年に個展「―アジアの神々―金子富之展」ギャラリー桜林にて開催し、虎を描いた作品を両面に配したART御朱印帳も人気を集めております。本展では、金子の代表作であり当社コレクションでもある≪レッドバナスパティラージャ≫、≪天手力男神(あめのたじからおのかみ)≫2作品の公開に加えて、ホールの天井画として奉納されました大作(縦460cm、横640cm 150号パネル8枚分)≪宇宙蛇≫、そして最新作である(縦460cm、横480cm 150号パネル6枚分)≪須佐之男(すさのお)≫も併せて展示いたします。こちらの展覧会は年間常設展示となります。自身過去最大となる力作をぜひこの機会にご高覧いただきます様お願い申し上げます。作家情報 詳しくはこちら (ミヅマアートギャラリーHP)「宇宙蛇」2020 墨、透明水彩、キャンバス、アクリル、ペン、龍神水、金泥、あかし紙、吉祥麻紙 460×640cm (C)KANEKO Tomiyuki Courtesy of Mizuma Art Gallery【展覧会概要】常陸国出雲大社 御鎮座30周年記念 金子富之展 宇宙蛇の夢会場 :常陸国出雲大社社務所内 山鬼(さんき)ホール会期 :2023年5月21日より一般公開公開時間:9:30~15:00料金 :入場無料主催 :常陸国出雲大社/ギャラリー桜林協力 :ミヅマアートギャラリー※会期終了日は未定になります。公開時間の変更及び一部作品の入れ替えも行う事がございます。あらかじめご了承ください。また最新情報をご確認お願いいたします。常陸国出雲大社 拝殿 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年05月25日アガット(agete)から、“古代の壁画”に着想した新作ジュエリーが登場。2023年5月10日(水)より発売される。原石の欠片を集めた“モザイクジュエリー”古代の壁画に残された神秘的な模様を描きだすのは、小さな原石のかけらを集めたモザイクジュエリー。ムーンストーンやタイガーアイを基調に、艶めくパールや繊細なダイヤモンドをポイントにのせているのが特徴だ。ラインナップは、リングやネックレス、チャームなど。全体的に落ち着いたブラウンカラーに仕上げているので、鮮やかなターコイズをはじめとする、寒色系のジュエリーを取り入れるのもオススメだ。【詳細】アガット新作ジュエリー発売日:2023年5月10日(水)~順次発売展開:アガット全店舗及び公式オンラインストアアイテム例:・ring 49,500円/ silver, K10, moonstone, tigers eye and resin・ring 40,700円/ K10, pearl, moonstone, tigers eye and resin・necklace 27,500円/ K10, gold filled metal and pearl・charm 27,500円/ K10, diamond, moonstone, tigers eye and resin・necklace 36,300円/ K10, pearl, moonstone, tigers eye and resin・pierced earrings 31,900円/ K10・charm 25,300円/ K10, moonstone, tigers eye and resin※モザイク加工には個体差あり。【問い合わせ先】アガットTEL:0800-500-5000
2023年05月12日島根・出雲の複合施設「ウィンディ ファーム アトモスフィア(WINDY FARM ATMOSPHERE)」がオープン。レストランやホテルが連なる複合施設「ウィンディ ファーム アトモスフィア」は、島根県出雲市西海岸の“食から始まる地方創再生プロジェクト”としてオープンする複合施設。施設内には、185席の大型レストラン、8室のみの崖の中のホテル、ハンバーガーやアイスを販売するパーキングエリアが揃う。島根の食材にこだわった大型レストラン中でも注目は、185席の大型レストラン「ガーブ クリフ テラス イズモ(GARB CLIFF TERRACE IZUMO)」だ。日本海を一望できる全長40mのカウンター席を備えたテラスは、開放感たっぷり。やわらかな食感と凝縮された旨味が特徴の「しまね和牛の薪火グリル」や、水と必要な養分しか透さない特殊なフィルムで育てたトマトが主役の「加田屋トマトカプレーゼ」など、地元・島根の食材を使用した料理を味わうことができる。気軽に立ち寄れるパーキングエリアバーガーショップをはじめ、コーヒーショップ、キッチンカーラーメン店、お土産ショップなど、多数の店舗が立ち並ぶパーキングエリア「出雲・湖陵パーキングエリア」も見逃せない。テイクアウトスタイルで提供する「しまね和牛ハンバーガー」や、出雲でしか食べられない限定アイスクリーム「出雲桃翠園の抹茶」など、気軽に堪能できるフードメニューが揃う。崖の中のホテルもこのほか、崖の中に位置するホテル「イズモ ホテル ザ クリフ(IZUMO HOTEL THE CLIFF)」も併設する。客室はわずか8室のみで全てが海辺に面し、ジャグジー付きテラスから、日本海に沈む夕日をゆっくりと楽しむことができる。宿泊者は、島根の自然から採れた食材を組み合わせた、豪華な和朝食を満喫できるのも嬉しいポイントだ。【詳細】「ウィンディ ファーム アトモスフィア」オープン日:2023年5月1日(月)住所:島根県出雲市多伎町久村1870(レストラン&カフェ/リゾートホテル)、島根県出雲市湖陵町大池5-1(パーキングエリア複合施設)アクセス:JR山陰本線小田駅より徒歩にて約30分/タクシーにて5分、出雲縁結び空港から山陰自動車道にて約35分、出雲大社から「国道431」「くにびき海岸道路」にて車で約19分
2023年05月05日八天堂(Hattendo)の「冷やして食べる とろけるくりーむパン 出雲抹茶」が、2023年4月25日(火)より全国のファミリーマートにて販売される。「とろけるくりーむパン 出雲抹茶」がファミマ限定で人気クリームパン専門店・八天堂で人気のメニュー「冷やして食べる とろけるくりーむパン」から、「冷やして食べる とろけるくりーむパン 出雲抹茶」がファミリーマート限定で登場。希少な“出雲抹茶”をふんだんに使用した濃厚な抹茶クリームとカスタードクリームの2層仕立てとなっている。一口頬張ると、出雲抹茶ならではの爽やかな苦味と甘味が広がり、優しい甘さのカスタードクリームや、ふんわり柔らかな口どけのパンとの絶妙なハーモニーを楽しむことができる。【詳細】「冷やして食べる とろけるくりーむパン 出雲抹茶」発売日:2023年4月25日(火)取扱店舗:全国のファミリーマート(約16,500店)※一部店舗では取り扱いがない場合あり。※八天堂店舗、オンラインショップでの販売はなし。価格:1個 280円【問い合わせ先】お客様相談室TEL:0120-52-7152(平日 9:00-17:00)
2023年04月27日世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」(岐阜県各務原市 館長:池谷 幸樹)では、2023年4月15日(土)~7月9日(日)に古代生物たちを紹介する企画展を開催いたします。企画展 ロゴ■古代生物って、どんな生き物?古代生物は恐竜やアンモナイト、マンモスなどの絶滅した生き物だけではなく、カブトガニやオオサンショウウオ、シーラカンスなど「生きている化石」とも呼ばれる生き物もいます。人類よりもはるか前に誕生し、姿や形をほとんど変えることなく現在まで生き延びている生き物たちです。■図鑑とコラボレーション!今回の企画展は、「角川の集める図鑑GET!」とコラボレーションした企画で、さまざまな生き物を出現した時代ごとに並べて紹介しています。■開催概要名称:企画展『古代生物がやってきた!~時を超えた生き物たち~』期間:2023年4月15日(土)~7月9日(日)料金:入館料のみ場所:館内1階 特別企画展示スペース展示:生体13種約50点(植物・藻類を含む)標本2種2点、パネル紹介など展示風景(1)展示風景(2)■どんな生き物が見られるの?「生きている化石」とも呼ばれる生き物(生体)を13種類展示。ヌタウナギやシベリアチョウザメなどの生体のほか、貴重なカモノハシの標本や植物なども展示し、普段のアクア・トト ぎふでは見ることができない生き物たちを紹介しています。ジュラ紀後期からほとんど姿が変わらないと言われるネコザメ(展示:ネコザメ)ネコザメ今とよく似た姿のカブトガニはジュラ紀後期にあらわれました(展示:アメリカカブトガニ)アメリカカブトガニ現在のハリネズミに近い仲間の化石は第四紀に見つかっています(展示:ミツユビハリネズミ)ミツユビハリネズミクラゲの仲間の化石は石炭紀の地層などから見つかっています(展示:ミズクラゲ)ミズクラゲ■書籍や関連グッズの販売コラボレーションした「角川の集める図鑑GET!」や展示している生き物のぬいぐるみなど、関連グッズも多数販売しています。関連商品■古代生物たちは館内の色々な場所に常設展示にも「生きている化石」とも呼ばれる生き物がおり、水槽の前には紹介看板を設置しています。また、恐竜の頭骨(複製)の展示や、触れるアンモナイトの化石など、館内全体で企画展をお楽しみいただけます。アンモナイトの化石■施設概要名称 : 世界淡水魚園水族館「アクア・トト ぎふ」所在地 : 〒501-6021 岐阜県各務原市川島笠田町1453 河川環境楽園内アクセス : 東海北陸自動車道川島PAハイウェイオアシス隣接一宮木曽川IC・岐阜各務原ICから約10分通常入館料金: 大人1,780円、中学高校生1,400円、小学生900円、幼児(3才以上)500円サイトURL : ※生き物の体調などにより、実施内容が変更になる場合があります。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月20日展覧会「古代エジプト美術館展」が、福岡アジア美術館にて2023年4月8日(土)から5月28日(日)まで開催される。古代エジプト専門美術館「古代エジプト美術館 渋谷」コレクションを紹介「古代エジプト美術館展」は、古代エジプトを専門とするの日本唯一の美術館「古代エジプト美術館 渋谷」が所蔵する作品を紹介する展覧会。国内では質量共に優れた内容を誇るコレクションは、先王朝時代からローマ支配時代までを網羅し、古代エジプト文化の全貌を知ることができるものだ。ミイラや木棺・ツタンカーメンの指輪など約200点を展示本展では、「古代エジプトの神々と信仰」「ファラオが率いた国家」「古代エジプト人の衣・食・住」「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」の4つのテーマを設けて展示を構成。ミイラやミイラマスク、木棺、神殿の柱、ツタンカーメンの指輪といった世界的に貴重な遺物や、当時の生活様式が分かるジュエリーやレリーフなど約200点を展示する。古代エジプトの神々と信仰古代エジプト人は、この世界や宇宙は創生神によって創造され、その後多くの神々が誕生したと考えていた。中でも古代エジプトでは多くの動物神が信仰されていた。動物には人間にはない特別な能力を持つものと信じられていたためだ。本章では、《アテフ冠を被ったトト神像》や《ウラエウス厨子装飾》など、多様な神々の護符や神像、動物のミイラを紹介する。古代エジプトの死生観ー再生とミイラ死後に再生し、永遠の生命を得ると信じていた古代エジプト人は、長きにわたりミイラを作ることで、死者の遺体を保存してきた。ミイラ作りの技術が頂点に達して以降、末期王朝時代からプトレマイオス朝、ローマ支配時代にかけても多くのミイラが作られた。「古代エジプトの死生観ー再生とミイラ」では、プトレマイオス朝時代などに作られたミイラマスクや人型木棺、少女のミイラなどを紹介する。ファラオが率いた国家&古代エジプト人の衣・食・住このほか、「ファラオが率いた国家」では、常に絶対的権力を行使し国家を運営していた国王ファラオや、人口の約10%にあたるエリート高官たちにフォーカス。ファラオをモチーフとした像やレリーフ、神殿の柱などを展示する。一方、続く「古代エジプト人の衣・食・住」では、ツタンカーメン王の指輪や化粧用容器、ジュエリーなどを多数展示し、当時のエジプト人たちの生活様式を浮き彫りにする。「ペコちゃん」コラボグッズを販売なお、展覧会オリジナルグッズとして、不二家(FUJIYA)の人気キャラクター「ペコちゃん」とコラボレートしたクリアファイルやウォーターボトル、マグネットなどを販売。また、「世界一おもしろいお菓子屋さん」アート・キャンディ・ショップ「PAPABUBBLE/パパブブレ」とのコラボレーションキャンディ、文具・雑貨メーカーのハイタイドとのコラボレーショングッズなど多数展開される。【詳細】「古代エジプト美術館展」会期:2023年4月8日(土)~5月28日(日)会場:福岡アジア美術館 7階 企画ギャラリーA・B・C住所:福岡県福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル7階観覧時間:9:30~18:00(毎週金・土曜日は20:00まで)※最終入場は30分前まで観覧料:一般 1,600円(1,400円)、高大生 1,300円(1,100円)、小中生 800円(600円)※( )内は前売り料金※チケットは、ARTNEチケットオンライン、ローソンチケット(Lコード 82255)、セブンチケット(セブンコード 098-803)等で販売■巡回情報・東広島市立美術館会期:2023年10月10日(火)~11月26日(日)住所:広島県東広島市西条栄町9-1・鳥取県立博物館会期:2024年4月6日(土)~5月12日(日)※予定住所:鳥取市東町2-124【問い合わせ先】西日本新聞イベントサービスTEL:092-711-5491(平日9:30〜17:30)
2023年03月31日京都外国語大学国際文化資料館では、学園創立75周年を記念し、2月13日(月)より特別展を開催いたします。テーマは『古代とは何か』。なぜ私たちは古代にあこがれるのか、古代から何を学ぶのか、本資料館に新しく寄贈、寄託された世界の古代文化の貴重な資料に触れながら、古代に思いを馳せていただければと思います。特別展の開催にあたり、2月13日(月)午前10時より開会式を実施いたします。つきましては、諸事ご多忙かと存じますが、是非ともご取材いただきますよう、ご案内いたします。ご取材いただける場合は、入試広報部までご連絡ください。記~京都外国語大学 学園創立75周年記念特別展~【タイトル】『古代とは何か』【内容】第1部「古代ギリシャ・ローマ」、第2部「古代エジプト」、第3部「古代中国」、第4部「古代中南米」の4コーナーに分け、主に国際文化資料館の所蔵資料・寄託資料を展示し、世界の古代文化の概要をたどる【会期】2023年2月13日(月)~3月31日(金)10:00~16:00【休 館 日】土曜日、日曜日、祝日、大学が定める入構不可日【場所】京都外国語大学 国際文化資料館3階・4階(受付は4階)【入 館 料】無料【関連イベント】◆開会式2月13日(月)10:00~ 館長挨拶、テープカット(会場:国際文化資料館4階)◆記念シンポジウム『古代とは何か~世界の古代文明からひもとく~』3月11日(土)10:00~16:00(京都外国語大学 452教室)※要申込み。申込方法はチラシをご参照ください。以上(チラシ)学園創立75周年記念特別展『古代とは何か』.pdf : 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年02月09日正月になると、多くの人が神社を参拝します。新年の幕開けという節目に、これからの1年間がいいものであるよう、神様に祈りをささげているのでしょう。神社でお祈りをする際は、境内に設置された賽銭箱にお金を入れるのが一般的。そんな時、多くの人がこんな疑問を抱いているのではないでしょうか。「お賽銭って、いくらがいいんだろう?」お賽銭は、お供えや祈願成就のお礼として、参拝者が賽銭箱に入れるお金。世間では「ご縁がありますように」という言葉にかけて、語呂合わせで5円がいいとされていますが、「金額が高いほど効果があるのかも」「5円じゃないと失礼なのかな?」といった疑問を一度は抱きますよね。そういった疑問に対する答えをウェブサイトに掲載しているのは、島根県出雲市にある出雲大社。お賽銭の金額について、このように考えをつづっています。お賽銭を5円にすると「ご縁がある」とか、「二重にご縁があるように」と25円、「始終ご縁があるように」と45円、「これ以上の硬貨(こうか=効果)はない」と500円などと、ガイドの方がおもしろおかしく話を作って案内されるのを聞くことがあります。これは、まったく根拠のないおもしろおかしくしようとの“ためにする”語呂合わせにすぎません。大切なのは神様に対して真摯な気持ちでお祈りをし、その気持ちをもって日々の生活を送ることです。祈りの心はお賽銭の金額によって、まして変な語呂合わせで左右されるものではありません。出雲大社ーより引用先述したように、お賽銭は神様へのお礼やお供えです。出雲大社は語呂合わせは関係ないとし、何よりも大切なのは神様への祈りの気持ちであることを説きました。もちろん、ゲン担ぎを信じることが悪いわけではありません。語呂合わせでお賽銭の金額を決めても、祈る気持ちがあれば同じです。※写真はイメージ神様はきっと、お賽銭の語呂合わせや金額にはこだわっていないはず。参拝する人たちの想いをくみ取った上で、見守ってくれるのでしょう。そして、願いを叶えるために何よりも大切なのは、今後の自身の熱意や努力ではないでしょうか![文・構成/grape編集部]
2023年01月01日日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、「ナショナル ジオグラフィック別冊」シリーズの最新刊として『聖書の王 甦る古代列強諸王の物語』を11月29日(火)に発売しました。本書は、ヨーロッパ文明の基礎をつくった古代メソポタミア、中東、地中海世界に君臨した王たちを、美しいビジュアル、精密な古代地図、読みやすい文章で綴ったビジュアル歴史エンターテインメントです。旧約聖書の創世記や出エジプト記には、さまざまな英雄が、神話と歴史の境目を縦横に駆け巡っています。例えばノアのひ孫と言われるニムロドは聖書で「最初の王」として描かれる人物ですが、ニムロドの築いたバベル、エレク、アカデなどの都市は、後のシュメール、アッシリア、アッカドなどの帝国の誕生につながるものと見られています。またバベルの塔は、ハンムラビ王の時代に栄えたバビロンに実在した四角錐のピラミッドと関連しているという見方もあります。様々な写真やイラストなど、豊富なビジュアルで、伝説と史実の入り混じった聖書の時代を、権力者たちの生きざまをたどりながら解き明かしていく、誰でも楽しみながら聖書の世界に入り込める、聖書本の決定版です。『聖書の王 甦る古代列強諸王の物語』2022年11月29日発売/定価 1,540円(10%税込)/A4変形/116ページ/ソフトカバー/日経ナショナル ジオグラフィック 発行/ISBN:978-4-86313-559-8商品のご案内 Amazon 楽天ブックス 【目次】・INTRODUCTION諸王の物語・CHAPTER1 創世記と出エジプト記に登場する王モーセに関わるファラオと最初の王たち・CHAPTER2 古代イスラエルの王ダビデとソロモンからエルサレム陥落まで、サウル王、ダビデ王・CHAPTER3 ユダヤ時代の王アレクサンドロス大王、ハスモンの王、ヘロデ大王、アウグストス■伝説と史実の入り混じった聖書の時代を、権力者たちの生きざまをたどりながら、わかりやすく解き明かす!■豊富なビジュアルと読みやすい文章で、誰でも楽しみながら聖書の世界に入り込める、聖書本の決定版!■聖書の地を巡る精密歴史地図、全10点を掲載! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年12月01日星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、2022年11月16日に「界 出雲(島根県・出雲ひのみさき温泉)」を開業、同日に「界 玉造(島根県・玉造温泉)」をリニューアルオープンします。二つの施設で、泉質の異なる温泉や、その地の歴史や文化を活かしたおもてなしを楽しめます。「界 出雲」では、出雲大社に近い立地を生かした出雲神話に文化体験を、「界 玉造」では、日本最古の美肌の湯や茶の湯、日本酒文化を満喫できます。観光資源が豊富な島根県の魅力を、それぞれの施設で多角的に楽しむ滞在を提案していきます。「界 出雲」(島根県・出雲ひのみさき温泉)コンセプトは「灯台と水平線を望むお詣(まい)り支度の宿」。宿の目の前には日本海が広がり、日御碕灯台が夕焼けに染まる絶景を望む立地です。また、界 出雲から徒歩約5分の距離に日御碕神社、車で約20分の距離には出雲大社が位置しており、宿泊前後に出雲を代表する神社に参拝することができます。コンセプトには、日御碕(ひのみさき)灯台や日本海を望む岬に立つ宿であることと、参拝前後に利用してほしいという思いを反映しました。出雲大社に近い地であることを活かし、出雲神話にまつわる文化体験や温泉を満喫できる温泉旅館です。「界 玉造」(島根県・玉造温泉)界 玉造は、日本最古の美肌の湯と称される玉造温泉に佇む全室露天風呂付の宿です。玉造温泉は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として知られる温泉地です。界 玉造のコンセプトは、「いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿」。奈良時代から続く美肌の湯に浸り、松江の茶の湯や日本酒の文化も感じてほしいという思いを込めています。「界 出雲」、「界 玉造」の特徴界は「王道なのに、あたらしい。」をテーマに心地よい和にこだわった快適な空間で、旅の醍醐味である「地域」や「季節」へこだわり、その土地ならではの旅の提案をします。2施設でそれぞれ、異なる島根の魅力を滞在の中で楽しめるようなおもてなしを用意しています。1客室:ご当地部屋「界」では、地域の文化に触れるご当地部屋を用意しています。居心地のよさとその土地の個性を追求した客室。それぞれの立地や文化、工芸品を活かし、島根県の文化の深さを再発見できる楽しさにあふれた客室です。ご当地部屋「彩海(さいかい)の間」(界 出雲)界 出雲の客室はご当地部屋「彩海の間」。客室から、刻々と表情を変えていく空や海の景色を楽しめるため、その様子を「彩海」と表現しました。灯台を望む客室、海を望む客室、大きく2つのタイプがあります。日御碕灯台と水平線を望む客室からは、オレンジ色に染まる夕日の情景をより美しく見られるよう、リビングに補色効果のある藍色を取り入れています。反対に海の景色を望む客室は、島根県の伝統工芸品「石州(せきしゅう)和紙」で朝焼けをイメージしたピンク色の壁紙を設えています。どちらも時間ごとに異なる海の彩り、絶景を満喫できる客室です。ご当地部屋「玉湯(たまゆ)の間」(界 玉造)界 玉造は客室を全室リニューアルし、ご当地部屋「玉湯の間」へと生まれ変わります。玉造温泉近くの丘陵地、花仙山(かせんさん)では、古墳時代から、勾玉(まがたま)の原料となる青めのうが採掘されていました。平安時代には玉造は勾玉の産地として栄え、三種の神器の一つである「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を製造した地として伝えられています。客室には、めのうや勾玉をモチーフとして取り入れました。また、全客室が露天風呂付のため、どの客室でも、美しい玉肌に導く玉造温泉の湯を堪能することができます。いにしえから続く玉造温泉の文化、伝統工芸、そして、温泉を感じることができる客室です。「玉湯の間」と名付けました。2温泉:異なる泉質・ロケーションの湯浴みを楽しむ「界」では、その土地の温泉の特徴に合わせた入浴法を提案しています。日本海を望む界 出雲の大浴場、木々の中で美肌の湯につかる界 玉造の大浴場、それぞれ違う趣の中で湯浴みを楽しめます。界 出雲の強塩温泉の泉質を楽しんだ後、界 玉造の美肌の湯に浸かり肌を整える、2施設を連泊する湯めぐりもおすすめです。日本海を望む絶景大浴場(界 出雲)界 出雲の湯は強塩温泉のため、身体がよく温まり、湯冷めしにくい温泉です。ぬる湯にゆっくりと浸かって全身を伸ばし、神々が降り立つ海辺を眺めれば、体が芯から温まります。湯上がりには真湯のシャワーで塩分を流し落しても、温かさが長く続くのも特徴です。また、海を思わせる塩分が含まれた泉質を清めの塩に見立て、神社に詣でる前の禊ぎ湯として利用できます。移り変わる空や海の様子を一望しながら、お詣り支度を楽しめる大浴場です。泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉玉肌の湯を堪能する大浴場(界 玉造)界 玉造の湯は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉です。そのなめらかな湯は、潤いに満ちて、つややかな肌へ導きます。大浴場では自然に囲まれ、いにしえから湧き出る「玉肌の湯」を堪能できます。泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉3夕食:島根の豊かな素材を味わう会席料理夕食では、島根や出雲の食文化を堪能できる会席料理を提供します。11 月上旬には松葉蟹漁解禁シーズンになり、松葉蟹を会席料理で堪能できる、特別会席「タグ付き活松葉蟹会席」の提供がスタート。メインの台の物は、2施設で異なる調理法を用いて提供します。「タグ付きの活蟹」を、すみからすみまで一杯まるごと味わい尽くせます。「活蟹の豊年蒸し」(界 出雲)「活蟹の豊年蒸し」は、松葉蟹を稲わらで包んで蒸しあげた料理です。出雲大社にゆかりのある五穀豊穣の神様、大国主命(おおくにぬしのみこと)からヒントを得た蒸し蟹料理です。稲わらで包み、俵型の器で提供します。稲わらで包んだまま蒸し上げているため、味に豊かさが増します。ほんのりと香るわらの香りとともに堪能できる一品です。「活蟹の杉板奉書蒸し」(界 玉造)「活蟹の杉板奉書蒸し」は、杉板で挟み、松葉蟹を奉書で包んで蒸しあげています。江戸時代から城下町として栄えた松江。7代目藩主である松平不昧公(ふまいこう)へ、魚などを奉書に包み献上したことから着想を得た一品です。旨み成分が流出せずに、蟹本来の味を最大限に楽しめます。ほのかに漂う杉の香りも堪能できます。4ご当地楽(とうちがく)「石見(いわみ)神楽」「ご当地楽」は、界の全施設で実施している地域文化を楽しめるサービスです。界 出雲、界 玉造では、豪華絢爛な衣裳と面を身につけ、太鼓や笛の音に合わせて舞う島根県の伝統芸能「石見神楽」を、スタッフが披露します。2施設で舞うのは神話をテーマにしたそれぞれの演目です。「神話の国」とも呼ばれる島根に根付いた伝統芸能に触れ、この地の歴史や文化を感じるひとときです。「国譲り」(界 出雲)出雲の国をかけた神様同士の戦いを描く神話「国譲り」の演目。海をバックに篝火(かがりび)を焚き、勇壮な神楽の舞を披露します。出雲大社の起源が描かれた神話で、参拝前に鑑賞することで歴史に思いを馳せ、お詣りに向けて心の準備を行います。「大蛇」(界 玉造)素戔嗚尊(スサノオノミコト)が大蛇を日本酒で酔わせ戦う「大蛇(オロチ)」。日本酒発祥の地である出雲地域にちなんだ演目です。鮮やかな衣装をまとったスタッフが、軽快なお囃子に合わせてダイナミックに舞います。5各施設のおもてなし:異なる島根の魅力を感じる界 出雲では日御碕に立つ立地を活かして景色を楽しみ、参拝前のお詣り支度をするおもてなし、界 玉造では日本酒や茶の湯など、文化に触れるおもてなしを用意しています。「かわたれテラス」(界 出雲)トラベルライブラリーに併設した、海の絶景を望む場所にテラスを設けています。館内でも特に開けていて、視界を遮るものもほとんどない、水平線と空の景色を見渡せる場所です。ゆっくりと椅子に腰かけ、明け方を意味する「かわたれ時」の景色の移り変わりを見ながら、非日常の時間を過ごせます。「神饌(しんせん)朝食」(界 出雲)「神饌」とは神様に献上する食事を意味します。古来より神饌で最も重んじられてきた三つの要素「米・塩・水」の他、川魚、海魚、野菜、海草といった神饌の要素を取り入れた特別な朝食です(*1)。神様と同じ食事をいただくことで、より強いご縁を祈願します。専用プランにて、12月から提供を開始します。宿泊プラン:1泊2日34,000円〜(2食付)*1 神社本庁ホームページ:[ ]{ }「日本酒BAR」(界 玉造)日本酒発祥の地といわれる島根県には多くの酒蔵があり、個性的な日本酒をつくっています。「日本酒BAR」では、スタッフの選りすぐりの地酒を楽しめます。県内ほぼすべての蔵の日本酒が揃い、各酒蔵の歴史やこだわり、日本酒の味わい深さを知ることが出来る体験です。(日本酒とおつまみのセット1,000円~)茶の湯体験(界 玉造)松江は江戸時代に茶の湯文化が栄え、現在も京都、金沢と並んで三大茶処の一つとして知られています。日本庭園に面した茶室で、抹茶と和菓子を楽しむひとときです。施設概要施設名称:界 出雲所在地:〒699-0763島根県出雲市大社町日御碕604電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:39室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)料金:1泊25,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)アクセス:JR出雲市駅より一畑バス「日御碕灯台」バス停より徒歩3分U R L:[ ]{ }開業日:2022年11月16日施設名称:界 玉造所在地:〒699-0201島根県松江市玉湯町玉造1237電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:24室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、日本酒BAR大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各1)料金:1泊35,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)アクセス:JR 玉造温泉駅から車で 5 分U R L:[ ]{ }リニューアルオープン日:2022年11月16日「界」とは「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽(とうちがく)」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2022 年 11 月には、「界 玉造」が島根県・玉造温泉にて改装をへて再開業、「界 出雲」が同県・出雲ひのみさき温泉に、「界 雲仙」が長崎県・雲仙温泉に新規開業します。[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年11月22日星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、2022年11月16日に「界 出雲(島根県・出雲ひのみさき温泉)」を開業、同日に「界 玉造(島根県・玉造温泉)」をリニューアルオープンします。二つの施設を通して、泉質の異なる湯めぐり旅や、「界」の特徴である、その地の歴史や文化を活かしたおもてなしを提供します。「界 出雲」では、出雲神話にまつわる文化体験を、「界 玉造」では、日本最古の美肌の湯や茶の湯、日本酒文化を満喫でき、島根を多角的に楽しむ滞在を提案していきます。界 出雲のご当地部屋「彩海の間」島根県の異なる魅力を満喫できる2つの「界」「界 出雲」(島根県・出雲ひのみさき温泉)界 出雲は、島根半島の最西端の「日御碕(ひのみさき)灯台」や、「出雲松島」を望める場所に開業します。コンセプトは「灯台と水平線を望むお詣(まい)り支度の宿」。宿の目の前には日本海が広がり、日御碕灯台が夕焼けに染まる絶景を望む立地です。また、界 出雲から徒歩約5分の距離に日御碕神社、車で約20分の距離には出雲大社が位置しており、宿泊前後に出雲を代表する神社に参拝することができます。コンセプトには、日御碕灯台や日本海を望む岬に立つ宿であることと、参拝前後に利用してほしいという思いを反映しました。出雲大社に近い地であることを活かし、出雲神話にまつわる文化体験や温泉を満喫できる温泉旅館です。「界 玉造」(島根県・玉造温泉)界 玉造は、日本最古の美肌の湯と称される玉造温泉に佇む全室露天風呂付の宿です。玉造温泉は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉地です。界 玉造のコンセプトは、「いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿」。奈良時代から続く美肌の湯に浸り、松江の茶の湯や日本酒の文化も感じることができる温泉旅館です。「界 出雲」、「界 玉造」の特徴1客室:ご当地部屋「界」では、地域の文化に触れるご当地部屋を用意しています。居心地のよさとその土地の個性を追求した客室。それぞれの立地や文化、工芸品を活かし、島根県の文化の深さを再発見できる楽しさにあふれた客室です。ご当地部屋「彩海(さいかい)の間」(界 出雲)界 出雲の全5タイプの客室すべてがご当地部屋「彩海の間」。客室からは、刻々と表情を変えていく空や海の景色を楽しめるため、その様子を「彩海」と表現しました。また、界 出雲から最も近い神社である日御碕神社の下の宮は、「日沉宮(ひしずみのみや)」と呼ばれ、天照大御神が祀られています。伊勢神宮が「日の本の昼を守る」ことに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」と言われています(*1)。その言い伝え通り、このエリアでは、夕日が沈む時から夜が明けるまでの景色の移り変わりを堪能できます。日御碕灯台を望む客室からは夕日に赤く染まる情景を、出雲松島を望む客室からは朝焼けに包まれる景色など、全39室の客室、それぞれ異なる海の彩りを感じることができます。(*1)島根県観光連盟ホームページ[ ]{ }ご当地部屋「玉湯(たまゆ)の間」(界 玉造)界 玉造の全3タイプの客室すべてがご当地部屋「玉湯の間」。玉造温泉近くの丘陵地、花仙山(かせんさん)では、古墳時代から、勾玉(まがたま)の原料となる青めのうが採掘されていました。平安時代には玉造は勾玉の産地として栄え、三種の神器の一つである「八尺瓊(やさかにの)勾玉(まがたま)」を製造した地として伝えられています。客室には、めのうや勾玉をモチーフとして取り入れました。また、全客室が露天風呂付のため、どの客室でも、美しい玉肌に導く玉造温泉の湯を堪能することができます。いにしえから続く玉造温泉の文化、伝統工芸、そして、温泉を感じることができる客室として「玉湯の間」と名付けました。2温泉:異なる泉質・ロケーションの湯浴みを楽しむ「界」では、その土地の温泉の特徴に合わせた入浴法を提案しています。日本海を望む界 出雲の大浴場、木々の中で美肌の湯につかる界 玉造の大浴場、それぞれ違う趣の中で湯浴みを楽しめます。日本海を望む大浴場(界 出雲)界 出雲の湯は強塩温泉のため、身体がよく温まり、湯冷めしにくい温泉です。ぬる湯にゆっくりと浸かって全身を伸ばし、神々が降り立つ海辺を眺めれば、体が芯から温まります。湯上がりには真湯のシャワーで塩分を流し落しても、温かさは長く続きます。移り変わる空や海の様子を一望しながら、開放的な空間で湯浴みを楽しめます。泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉玉肌の湯を堪能する大浴場(界 玉造)界 玉造の湯は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉です。そのなめらかな湯は、潤いに満ちてつややかな肌へ導きます。大浴場では自然に囲まれ、いにしえから湧き出る「玉肌の湯」を堪能できます。泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉3食事:島根の豊かな素材を味わう会席料理夕食は、プライベート感が保てる半個室のある食事処で、島根や出雲の食文化を堪能できる会席料理を提供します。11 月上旬には松葉蟹漁解禁シーズンになり、松葉蟹を会席料理で堪能できる、特別会席「タグ付き活松葉蟹会席」の提供がスタート。メインの台の物は、2施設で異なる調理法を用いて提供します。「タグ付きの活蟹」を、すみからすみまで一杯まるごと味わい尽くせます。「活蟹の豊年蒸し」(界 出雲)メイン料理は、松葉蟹を稲わらで包んで蒸しあげた「活蟹の豊年蒸し」。出雲大社にゆかりのある五穀豊穣の神様、大国主(おおくにぬしの)命(みこと)からヒントを得た蒸し蟹料理です。稲わらで包み、俵型の器で提供します。稲わらで包んだまま蒸し上げているため、味に豊かさが増します。ほんのりと香るわらの香りとともに堪能できる一品です。「活蟹の杉板奉書蒸し」(界 玉造)メイン料理は、杉板で挟み、松葉蟹を奉書で包んで蒸しあげた「活蟹の杉板奉書蒸し」。江戸時代から城下町として栄えた松江。7代目藩主である松平不昧公(ふまいこう)へ、魚などを奉書に包み献上したことから着想を得た一品です。旨み成分が流出せずに、蟹本来の味を最大限に楽しめます。ほのかに漂う杉の香りも堪能できます。4各施設のおもてなし:異なる島根の魅力を感じる界 出雲では日御碕に立つ立地を活かして景色を楽しみ、参拝前のお詣り支度をするおもてなし、界 玉造では日本酒や茶の湯など、文化に触れるおもてなしを用意しています。「神饌(しんせん)朝食」(界 出雲)「神饌」とは神様に献上する食事を意味します。古来より神饌で最も重んじられてきた三つの要素「米・塩・水」の他、川魚、海魚、野菜、海草といった神饌の要素を取り入れた特別な朝食です(*2)。神様と同じ食事をいただくことで、より強いご縁を祈願します。専用プランにて、12月から提供を開始します。(*2)神社本庁ホームページ「日本酒BAR」(界 玉造)日本酒発祥の地といわれる島根県には多くの酒蔵があり、個性的な日本酒をつくっています。「日本酒BAR」では、スタッフの選りすぐりの地酒を楽しめます。県内ほぼすべての蔵の日本酒が揃い、各酒蔵の歴史やこだわり、日本酒の味わい深さを知ることが出来る体験です。「かわたれテラス」(界 出雲)トラベルライブラリーに併設した、海を望む場所にテラスを設けています。ゆっくりと腰かけ、明け方、かわたれ時の朝日に染まる景色を満喫できます。「茶の湯体験」(界 玉造)松江は江戸時代に茶の湯文化が栄え、現在も三大茶処の一つとして知られています。日本庭園に面した茶室で、抹茶と和菓子を楽しむひとときです。モデルスケジュール<1日目>13:00出雲市に到着後、稲佐の浜や日御碕周辺を観光15:00界 出雲にチェックイン16:30ご当地部屋「彩海の間」で夕日に染まる日御碕灯台の景色を望む19:30夕食「季節の会席」開運をイメージした器で、翌日の参拝への期待を高める<2日目>6:00 朝日を眺めながら大浴場にて入浴強塩温泉の泉質で体を清める禊風呂を楽しむ7:00 現代湯治体操「稲佐の浜 神の渡り体操」朝日を浴び、出雲の大自然に触れて、参拝に向けた気持ちの準備を整える7:30 朝食神饌朝食でお詣り支度10:00チェックアウト11:00出雲大社参拝名物の出雲蕎麦を楽しみ、宍道湖周辺をドライブ玉造温泉の周辺を散策15:00界 玉造にチェックイン16:00お茶室にて茶の湯体験松江の茶の湯文化を体験する17:30夕食蟹会席でタグ付きの活松葉蟹を満喫20:00日本酒BARで、日本酒発祥の地である島根の日本酒を味わう21:00ご当地楽「神楽」日本酒発祥の地にちなみ、ヤマタノオロチをお酒で酔わせて退治した演目「大蛇」を鑑賞22:00 大浴場にて湯浴み界 出雲の強塩温泉に入浴した後の仕上げ湯として、界 玉造の美肌の湯を楽しむ<3日目>7:00 ご当地部屋「玉湯の間」客室露天風呂で入浴客室でもなめらかなお湯を堪能8:00 朝食宍道湖のしじみや地元の海の幸を味わう10:00トラベルライブラリーにて、出発前に島根の文化・歴史を知り、観光の準備をする11:00チェックアウト松江城観光、松江市内にて日本酒の酒蔵見学施設概要施設名称:界 出雲所在地:〒699-0763島根県出雲市大社町日御碕604電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:39室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)料金:1泊25,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)アクセス:JR出雲市駅より一畑バス「日御碕灯台」バス停より徒歩3分URL:[ ]{ }開業日:2022年11月16日施設名称:界 玉造所在地:〒699-0201島根県松江市玉湯町玉造1237電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:24室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、日本酒BAR大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各1)料金:1泊35,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)アクセス:JR 玉造温泉駅から車で 5 分U R L:[ ]{ }リニューアルオープン日:2022年11月16日「界」とは「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地(とうち)楽(がく)」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2022 年 11 月には、「界 玉造」が島根県・玉造温泉にて改装をへて再開業、「界 出雲」が同県・出雲ひのみさき温泉に、「界 雲仙」が長崎県・雲仙温泉に新規開業します。URL:[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年10月11日日経ナショナル ジオグラフィック(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、「ナショナル ジオグラフィック別冊」シリーズの最新刊として『古代の覇者 世界史を変えた25人』を9月29日(木)に発売しました。本書は、古代世界に登場する25人の著名な英雄、君主、哲学者、思想家、芸術家などを取り上げて、人物を中心に歴史を見直し、古代の偉人らが、どのような環境で生まれ育ち、どのような人物に感化されて成長し、次の世代の人々にどのような思想や哲学を残して死んでいったのかを探るビジュアルムックです。史上初めて帝国をつくったアッカドのサルゴン王、人類最初の成文法を制定したハンムラビを紹介する「古代の中東」。ハトシェプストやトトメス3世、ツタンカーメンら主要な支配者たちが登場する「エジプトの勃興」。中国から秦の始皇帝、インドからマウリア朝のチャンドラグプタなどを取り上げる「古代のアジア(中国とインド)」。哲学者のソクラテス、ローマ帝国のカエサル、カルタゴの名将ハンニバルらの生涯を追う「地中海の征服」の4つの章に分け、わかりやすく解説。様々な遺構の写真や壁画、彫刻、イラストなど、ビジュアルを豊富に使い、誰でも楽しみながら世界史を学べる、歴史エンターテインメントです。『古代の覇者世界史を変えた25人』2022年9月29日発売/定価 1,540円(10%税込)/A4変形/112ページ/ソフトカバー/日経ナショナル ジオグラフィック 発行商品のご案内 Amazon 楽天ブックス 【目次】第1章 古代の中東世界最古の諸文明からは、知力と体力と慈悲で国や時代を変貌させるリーダーが輩出した。第2章 エジプトの勃興豊かなエジプト文明を発展させた支配者たちは、努力と才能を惜しまず大ピラミッドを建設した。第3章 古代のアジア(中国とインド)中国やインドの賢人たちの遺産は、石に刻まれたり巻物に書かれたりして、後世の人々に訴え続ける。第4章 地中海の征服地中海沿岸の帝国を拡大し、人々の世界観を押し広げた非凡なリーダーたちが、西洋文明の基礎を築いた。■古代世界に登場する25人の著名な英雄、賢人たちを取り上げ、人物を中心として歴史を探る! 歴史エンターテインメント!■中東、エジプト、アジア、ヨーロッパと4つの章に分け、わかりやすく解説!■様々な遺構の写真や壁画、彫刻、イラストなど豊富なビジュアルで楽しみながら世界史を学べる! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月03日トルコ共和国文化観光省はこの度、トルコ南部のメルスィン県にあり、地中海で最も重要かつ大規模な港湾都市の一つであるソリ・ポンペイオポリスの古代港を発掘するための調査を開始しました。ソリ・ポンペイオポリスの古代港ソリ・ポンペイオポリスの古代港は、2世紀につくられた1800年前の港です。調査は、ドクズ・エイリュル(9月9日)大学文学部博物館学科長レムズィ・ヤージュ教授の指揮のもとで約2カ月間行われる予定です。第一期発掘調査では、港の防波堤の発掘を実施します。最終的には、港と列柱通りとのつながりを明らかにすることを目標としています。レムズィ・ヤージュ教授は、この地域が東地中海で最大の港の一つであったことに触れ、「ここは偉大なポンペイウスが築いた都市の港です。ソリ・ポンペイオポリスは大きな都市であり、港は大きな経済活動の指標となるものです。現在はほとんどの部分が埋もれていますが、ローマ帝国時代には最も活気ある港の一つだったのです。この遺跡は長い間、私たちの発掘プログラムの中にありましたが、今回、作業が開始されました。」と述べました。“これは壮大な港だ”ソリ・ポンペイオポリスの古代港ヤージュ教授は、現在、西側防波堤で発掘作業を行っていることを説明し、「長さ160メートルのエリアが見えるようになりました。港の全長は320メートルです。2つの防波堤の間の距離は180メートルで、ここには大きな港で使われる水硬性コンクリートが用いられています。ローマ帝国の港を調査したところ、ポンペイオポリスとイタリアの港は同じような比率でした。港は堅牢な2階建ての構造を特徴としていて、その姿は建国249年の記念コインに描かれています。また、防波堤の河口には彫像があり、立派な港であったことがわかります。港の発掘は中期的ではなく、長期的なプロジェクトです。」と述べています。ヤージュ教授は、港が2世紀には完全に完成していたことを強調し、「この港が本格的に稼働したのは、今から約2000年前です。港と列柱通りをつなぐことが重要です。砂で埋め尽くされたため、現在は港のほぼ4分の3が砂で覆われています。まず防波堤を見せることで、ここが港であることをアピールしたいです。」と抱負を伝えています。■古代都市ソリ・ポンペイオポリスの歴史史料によれば、ソリはロードス人により築かれた港湾都市です。他のアナトリアの都市と同様、後にペルシャの支配下に入りますが、ソリは自国の貨幣を発行する権限を持つ比較的自治性の高い都市でした。紀元前333年にアレキサンダー大王がペルシャを破ると、この地域はヘレニズムの支配下に置かれるようになりました。アレキサンダーの死後、彼の指揮官セレウコスの統治下で、この都市は最盛期を迎えました。ヘレネスの力が弱まると、街は海賊の襲撃にさらされるようになりますが、紀元前67年、ローマの将軍ポンペイウスが海賊を退治し、さまざまな計らいで街をよみがえらせました。130年にローマ皇帝ハドリアヌスがこの街を訪れ、港の建設に資金援助をしました。ビザンツ時代には、古代都市ソリは教区の中心地となり、その宗教的な側面で際立っていました。525年のキリキア大地震により都市は放棄され、さらにその後リパリス川が運んだ沖積土がかつての都市を覆ってしまいました。19世紀にメルスィンを訪れたヨーロッパの旅行者の記録には、劇場、ネクロポリス、浴場などの存在が記されています。ソリ・ポンペイオポリスの古代港■トルコについて地中海沿岸に位置し、有名なボスポラス海峡が隔てるアジアとヨーロッパを結ぶトルコは、多様な気候と文化交流の中心地であることにより、何世紀にもわたる多様な文明が反映された歴史、自然や美食を有し、2021年には約3,000万人の訪問者をお迎えしました。文化が交差するこの国は、伝統とモダンが融合した芸術やファッションに大変寛容で、またダイナミックなショッピングとエンターテメントライフによって世界中から訪れる人々を魅了し続けています。トルコの詳細は公式ウェブサイト( )または以下のSNSをご覧ください。Facebook : Twitter : Instagram: YouTube : ■トルコ観光広報・開発庁(TGA)についてトルコ観光広報・開発庁(TGA)は、トルコの有形・無形の自然・文化・生物学的遺産、人工の所産をプロモーションすることで、国内外の観光においてのトルコのブランディングを確立させ、トルコ経済における観光投資へのシェアを高め、観光のサービスの質を向上させるために、短期・中期・長期のコミュニケーション・マーケティング活動を行っています。TGAは、現在の観光資源を世界に向けて宣伝・マーケティングを行い、トルコの観光目標を達成し、かつ潜在的な観光資源を発見・開発・活用するために文化観光省の観光戦略・政策に沿ってあらゆる宣伝、マーケティング、コミュニケーション活動を担っています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年09月06日星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、2022年11月16日に「界 出雲(島根県・出雲ひのみさき温泉)」を開業、同日に「界 玉造(島根県・玉造温泉)」をリニューアルオープンします。2施設の宿泊予約は2022年6月27日に開始します。二つの施設を通して、泉質の異なる湯めぐり旅や、「界」の特徴である、その地の歴史や文化を活かしたおもてなしを提供。「界 出雲」では、出雲神話にまつわる文化体験を、「界 玉造」では、日本最古の美肌の湯や茶の湯、日本酒文化を満喫でき、島根を多角的に楽しむ滞在を提案します。島根県の2つの「界」について「界 出雲」(島根県・出雲ひのみさき温泉)界 出雲は、島根半島の最西端の「日御碕(ひのみさき)灯台」や、「出雲松島」を望める場所に開業します。コンセプトは「灯台と水平線を望むお詣(まい)り支度の宿」。宿の目の前には日本海が広がり、日御碕灯台が夕焼けに染まる絶景を望む立地です。また、界 出雲から徒歩約5分の距離に日御碕神社、車で約20分の距離には出雲大社が位置しており、宿泊前後に出雲を代表する神社に参拝することができます。コンセプトには、日御碕(ひのみさき)灯台や日本海を望む岬に立つ宿であることと、参拝前後に利用してほしいという思いを反映しました。出雲大社に近い地であることを活かし、出雲神話にまつわる文化体験や温泉を満喫できる温泉旅館です。「界 玉造」(島根県・玉造温泉)界 玉造は、日本最古の美肌の湯と称される玉造温泉に佇む全室露天風呂付の宿です。玉造温泉は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉地です。界 玉造のコンセプトは、「いにしえの湯と出雲文化を遊ぶ宿」。奈良時代から続く美肌の湯に浸り、松江の茶の湯や日本酒の文化も感じることができる温泉旅館です。「界 出雲」、「界 玉造」の特徴1客室:ご当地部屋「界」では、地域の文化に触れるご当地部屋を用意しています。居心地のよさとその土地の個性を追求した客室。それぞれの立地や文化、工芸品を活かし、島根県の文化の深さを再発見できる楽しさにあふれた客室です。ご当地部屋「彩海(さいかい)の間」(界 出雲)界 出雲の全5タイプの客室すべてがご当地部屋「彩海の間」。客室からは、刻々と表情を変えていく空や海の景色を楽しめるため、その様子を「彩海」と表現しました。また、界 出雲から最も近い神社である日御碕神社の下の宮は、「日沉宮(ひしずみのみや)」と呼ばれ、天照大御神が祀られています。伊勢神宮が「日の本の昼を守る」ことに対し、日御碕神社は「日の本の夜を守る」と言われています(*1)。その言い伝え通り、このエリアでは、夕日が沈む時から夜が明けるまでの景色の移り変わりを堪能できます。日御碕灯台を望む客室からは夕日に赤く染まる情景を、出雲松島を望む客室からは朝焼けに包まれる景色など、全39室の客室、それぞれ異なる海の彩りを感じることができます。*1島根県観光連盟ホームページ[ ]{ }ご当地部屋「玉湯(たまゆ)の間」(界 玉造)界 玉造の全3タイプの客室すべてがご当地部屋「玉湯の間」。玉造温泉近くの丘陵地、花仙山(かせんさん)では、古墳時代から、勾玉(まがたま)の原料となる青めのうが採掘されていました。平安時代には玉造は勾玉の産地として栄え、三種の神器の一つである「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」を製造した地として伝えられています。客室には、めのうや勾玉をモチーフとして取り入れました。また、全客室が露天風呂付のため、どの客室でも、美しい玉肌に導く玉造温泉の湯を堪能することができます。いにしえから続く玉造温泉の文化、伝統工芸、そして、温泉を感じることができる客室として「玉湯の間」と名付けました。2温泉:異なる泉質・ロケーションの湯浴みを楽しむ「界」では、その土地の温泉の特徴に合わせた入浴法を提案しています。日本海を望む界 出雲の大浴場、木々の中で美肌の湯につかる界 玉造の大浴場、それぞれ違う趣の中で湯浴みを楽しめます。日本海を望む大浴場(界 出雲)界 出雲の湯は強塩温泉のため、身体がよく温まり、湯冷めしにくい温泉です。ぬる湯にゆっくりと浸かって全身を伸ばし、神々が降り立つ海辺を眺めれば、体が芯から温まります。湯上がりには真湯のシャワーで塩分を流し落しても、温かさは長く続きます。移り変わる空や海の様子を一望しながら、開放的な空間で湯浴みを楽しめます。泉質:ナトリウム-塩化物強塩泉玉肌の湯を堪能する大浴場(界 玉造)界 玉造の湯は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られたことから、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉です。そのなめらかな湯は、潤いに満ちてつややかな肌へ導きます。大浴場では自然に囲まれ、いにしえから湧き出る「玉肌の湯」を堪能できます。泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物温泉3食事:島根の豊かな素材を味わう会席料理夕食は、プライベート感が保てる半個室のある食事処で、島根や出雲の食文化を堪能できる会席料理を提供します。11 月上旬には松葉蟹漁解禁シーズンになり、松葉蟹を会席料理で堪能できる、特別会席「タグ付き活松葉蟹会席」の提供がスタート。メインの台の物は、2施設で異なる調理法を用いて提供します。「タグ付きの活蟹」を、すみからすみまで一杯まるごと味わい尽くせます。「活蟹の豊年蒸し」(界 出雲)メイン料理は、松葉蟹を稲わらで包んで蒸しあげた「活蟹の豊年蒸し」。出雲大社にゆかりのある五穀豊穣の神様、大国主命(おおくにぬしのみこと)からヒントを得た蒸し蟹料理です。稲わらで包み、俵型の器で提供します。稲わらで包んだまま蒸し上げているため、味に豊かさが増します。ほんのりと香るわらの香りとともに堪能できる一品です。「活蟹の杉板奉書蒸し」(界 玉造)メイン料理は、杉板で挟み、松葉蟹を奉書で包んで蒸しあげた「活蟹の杉板奉書蒸し」。江戸時代から城下町として栄えた松江。7代目藩主である松平不昧公(ふまいこう)へ、魚などを奉書に包み献上したことから着想を得た一品です。旨み成分が流出せずに、蟹本来の味を最大限に楽しめます。ほのかに漂う杉の香りも堪能できます。施設概要施設名称:界 出雲所在地:〒699-0763島根県出雲市大社町日御碕604電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:39室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)料金:1泊25,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)アクセス:JR出雲市駅より一畑バス「日御碕灯台」バス停より徒歩3分URL:[ ]{ }開業日:2022年11月16日施設名称:界 玉造所在地:〒699-0201島根県松江市玉湯町玉造1237電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:24室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、日本酒BAR大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各1)料金:1泊35,000円~(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)アクセス:JR 玉造温泉駅から車で 5 分URL:[ ]{ }リニューアルオープン日:2022年11月16日「界」とは「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2022年1月に19施設目となる「界 ポロト」が北海道・白老温泉に開業しました。[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月28日特別企画展示「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち~」が、カワスイ 川崎水族館で2022年7月15日(金)から9月25日(日)まで開催される。“恐竜・古代生物”が図鑑を飛び出しカワスイに“世界の美しい水辺”をテーマにした新感覚のネイチャーエンターテインメント水族館・カワスイ 川崎水族館は、学習図鑑『角川の集める図鑑GET!』シリーズとコラボレーションして、“恐竜・古代生物”をキーワードにした特別企画展示を実施する。学習図鑑『角川の集める図鑑GET!』シリーズで紹介されるカブトガニや、ポルカドットスティングレイ、ポリプテルス・エンドリケリーなどの“恐竜・古代生物”たちが図鑑を飛び出し、カワスイ 川崎水族館へ。巨大な図鑑に見立てた会場・カワスイホールを生きものたちが動き回り、迫力満点のパフォーマンスを披露してくれる。会場には、図鑑テイストの解説文をのせた「ナゾトキシート」も用意しているので、楽しく“恐竜・古代生物”について学ぶこともできそう。恐竜や古代生物と思い出の1枚が撮影できるフォトスポットや、限定コラボレーションメニューなども登場予定だ。【詳細】特別企画展示「恐竜・古代生物展~図鑑から飛び出した生きものたち~」場所:カワスイ 川崎水族館住所:神奈川県川崎市川崎区日進町1-11 川崎ルフロン9-10F開催期間:2022年7月15日(金)~9月25日(日)カワスイ 川崎水族館入館料:大人 2,000円、高校生 1,500円、小・中学生 1,200円、幼児(4歳以下) 600円※本特別企画展示の詳細や追加情報は後日発表。
2022年06月23日星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」は、2022年11月16日(水)、島根県・出雲ひのみさき温泉に「界 出雲」を開業する。出雲ひのみさき温泉に「界 出雲」が開業縁結びの神・福の神として名高い出雲大社をはじめ、出雲は島根屈指の観光地として知られている。また、出雲大社の近く、島根半島西端に湧く出雲ひのみさき温泉は、2010年に掘り当てられた比較的新しい温泉で、その周辺には日本海を見渡す開放感に溢れる露天風呂が点在し、新たな温泉観光地としてにぎわいを見せている。その場所に誕生する「界 出雲」。これまで、松江市・玉造温泉の施設を「界 出雲」として2011年より運営してきたが、「界 玉造」に改称し、リニューアルオープン。出雲ひのみさき温泉にて“新生”「界 出雲」を開業することとなった。立地は、島根半島の最西端の日御碕灯台や、岬の反対側に位置する出雲松島を望める場所。「界 出雲」の前には日本海が広がり、日御碕灯台が夕焼けに染まる景色を眺めることができる。また、車で20分ほどの距離には出雲大社があり、宿泊前後で参拝に足を運ぶのもおすすめだ。既存の「界 出雲」は「界 玉造」としてリニューアル玉造温泉は、「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られ、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉。「界 出雲」から名称を変更し、リニューアルオープンとなる「界 玉造」では、“美肌の湯”を堪能できるだけでなく、地域の伝統文化を体験する「ご当地楽」として、石見神楽の演目「大蛇(おろち)」を鑑賞することができる。“景色の移り変わりを堪能”するご当地部屋「界」では、地域の文化に触れるご当地部屋を用意しており、「界 出雲」「界 玉造」でも、居心地の良さと土地の個性を合わせた客室を展開。それぞれの立地や文化、工芸品を活かした島根県の文化が感じられる客室に仕上げた。「界 出雲」は、全5タイプの客室すべてがご当地部屋「彩海の間」。日御碕灯台を望む客室からは夕日に染まる情景を、出雲松島を望む客室からは朝焼けに包まれる景色など、全39室の部屋からそれぞれ異なる海の彩りと空の眺望を楽しめる。「界 玉造」は、全3タイプの客室すべてご当地部屋「玉湯の間」として用意。玉造温泉近くの花仙山は、平安時代には勾玉の産地として栄え、三種の神器のひとつ「八尺瓊勾玉」を製造した地として伝えられている。客室には、勾玉をモチーフにした内装を取り入れ、落ち着いた雰囲気に。また、全室客室露天風呂付きのため、玉造温泉の湯を堪能することができる。異なる泉質・ロケーションを楽しむ大浴場「界 出雲」「界 玉造」の大浴場では、それぞれ異なる泉質と、その土地ならではのロケーションが楽しめる。界 出雲の湯は強塩温泉のため、身体がよく温まり湯冷めしにくい温泉。視界の開けた開放的な空間で、移り行く空や海の色や様子を眺めながら温泉に浸かるとができる。界 玉造の湯は、“美肌の湯”として知られ、『出雲風土記』にも登場したことがある。自然に囲まれた大浴場で、潤いに満ちた艶やかな肌へと導いてくれる。島根や出雲の食文化を堪能する会席料理も夕食は、島根や出雲の食文化を堪能できる会席料理を提供。11月上旬は、旬の松葉蟹を使用した、2施設で異なる調理法の料理を楽しめる。ほかにも、日本酒を心ゆくまで味わえる「日本酒BAR 」や、のんびりと海を一望できるテラスなど心休まる穏やかな時間を過ごせるスペースも用意する。【詳細】■「界 出雲」開業予定日:2022年11月16日(水)住所:島根県出雲市大社町日御碕TEL:0570-073-011(界予約センター)料金:1泊35,000円~~(2名1室利用時1名あたり、夕朝食付)※サービス料込客室数:39室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)■「界 玉造」リニューアルオープン日:2022年11月16日(水)住所:島根県松江市玉湯町玉造1237TEL:0570-073-011(界予約センター)料金:1泊35,000円~(2名1室利用時1名あたり、夕朝食付)※サービス料込客室数:24室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、日本酒BAR、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各1)
2022年04月17日星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランド「界」は、2022年11月16日に出雲ひのみさき温泉に「界 出雲」を開業します。また、2011年から「界 出雲」として運営を続けていた玉造温泉の施設は「界 玉造」に改称、客室改装を行い、同日にリニューアルオープンします。2つの施設では、島根県の2つのエリアの食や文化など、それぞれの地域の魅力を存分に体験できる温泉旅館滞在を提案します。島根県の2つの「界」について島根県内の出雲市、松江市には多くの観光資源があり、年間を通して約3,000万人が島根県を訪れています。(*1)そんな観光需要の高い島根県の松江市にある、2011年から「界 出雲」として運営を続けていた玉造温泉の施設は、「界 玉造」に改称。さらに、松江の茶の湯や日本酒の文化、玉造温泉街など島根の多数ある魅力を存分に体験できるよう、客室改装を経て、2022年11月16日にリニューアルオープンします。そして、同日に、出雲市の出雲ひのみさき温泉に「界 出雲」を開業します。出雲大社により近い立地を活かし、出雲神話にまつわる文化体験や温泉を満喫できる温泉旅館です。泉質の異なる2施設の湯めぐり旅や、「界」の特徴である、その地の歴史や文化を活かした滞在提案など、島根を多角的にたのしめるおもてなしを提案します。*1平成30年島根県観光動向調査より「界 出雲」(出雲ひのみさき温泉)島根半島の最西端の「日御碕灯台」や、岬の反対側に位置する「出雲松島」を望める場所に開業予定。宿の目の前には日本海が広がり、日御碕灯台が夕焼けに染まる絶景を眺め、癒されます。界 出雲から車で約20分の距離には出雲大社があり、宿泊前後で参拝に足を運ぶこともできます。ナトリウム-塩化物強塩泉の泉質の温泉を活用し、温泉で体を清め、参拝の準備を整えるなどの滞在提案を行う予定です。施設概要所在地:〒699-0763島根県出雲市大社町日御碕電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:39室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各2)開業日:2022年11月16日「界 玉造」(玉造温泉)玉造温泉は「出雲風土記」に「いで湯に一度入ると、容姿が端麗になり、再び入れば万病が治る」と綴られ、奈良時代から現在まで、美肌の湯として称される温泉です。湯浴み後は、地域の伝統文化を体験する「ご当地楽(とうちがく)」として、石見神楽の演目「大蛇(おろち)」を披露します。また、島根の日本酒を味わいながら、日本酒発祥の地である島根県の日本酒や歴史を感じる「日本酒BAR」のプログラムもあり、1泊2日を通して、出雲文化に触れることができる宿です。施設概要所在地:〒699-0201島根県松江市玉湯町玉造1237電話:0570-073-011(界予約センター)客室数:24室付帯設備:食事処、トラベルライブラリー、ショップ、湯上がり処、茶室、日本酒BAR大浴場(男女別、露天風呂各1、内風呂各1)U R L:[ ]{ }リニューアルオープン日:2022年11月16日「界」とは「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求しています。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」が特徴です。現在、全国各地に展開しており、2022年1月に19施設目となる「界 ポロト」が北海道・白老温泉に開業しました。[ ]{ } 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月14日『日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~』が3月25日、京都市京セラ美術館にて開幕した。「日中国交正常化50周年記念 兵馬俑と古代中国~秦漢文明の遺産~」チケット情報古代の中国では、王侯が亡くなると従者や周囲の動物も死者の墓室に収められる従死(殉葬とも)という風習が存在した。その代わりに埋葬されるようになったのが人や動物の姿を写し取った像「兵馬俑(へいばよう)」である。1974年、中国・西安の畑で井戸掘りをしていた農民が偶然見つけた陶器の欠片。掘削を進めると、2000年以上前に作られた実物大の兵士や馬の陶器が大量に出土し、「20世紀最大の発見」と世界中が驚嘆。中国の歴史上初めて統一帝国を打ち立てた秦の始皇帝陵墓近くから出土した兵馬俑の数は約8000体と推測され、被葬者を守るため埋葬されたと考えられる。本展の見どころは、何といってもズラリと並ぶ計36体もの兵馬俑だ。中でも、一級文物(中国での国宝にあたる)「将軍俑」に注目を。高級軍人を模した11体の俑で、高さ196cmもの体躯を誇る「戦服将軍俑」は日本初公開のもの。他にも弩(いしゆみ)を構えて待機する「跪射武士俑」など迫力ある俑からは、秦国の強靭な兵力が想起される。それぞれ実在した人物を再現しているとされ、一体たりとも同じ表情はない。秦国統一前夜の春秋戦国時代では、当時の騎兵の姿を分かりやすく示した高さ22cmの「騎馬俑」のように、小ぶりなものが主流。その後、秦の始皇帝時代に等身大へとサイズアップし、続く前漢時代では再び小さな兵馬俑へと移り変わっていった。中国史上、唯一等身大の兵馬俑だったのが天下統一を成し遂げた秦の始皇帝時代なのだ。本展が示すテーマは、この3時代の兵馬俑を通して中国史を振り返ること。監修を務めた鶴間和幸・学習院大学名誉教授は、「私たちが知らないことはまだまだある。兵馬俑を通して、こんな世界があったのかと歴史の面白さに触れてください」と語る。また、馬の俑も数多く、秦の人々と馬の強いつながりも感じられる。実に36年ぶりの日本展示となった一級文物「鎏金青銅馬」は、漢の武帝から姉に贈られたとされる秘宝。古代中国の最高峰の技術による青銅製の車馬「2号銅車馬」では始皇帝の巡行の様子を垣間見ることができ、その威光を感じ取れることだろう。他にも秦の時代を分かりやすく楽しめる漫画『キングダム』の名場面を集めたコーナーも。兵馬俑の姿から悠久のドラマに生きる人々の力強い生きざまを見届けてほしい。開催は5月22日(日)まで。取材・文・撮影:後藤愛
2022年04月08日日経ナショナル ジオグラフィック社(代表:滝山晋、所在地:東京都港区虎ノ門)は、「ナショナル ジオグラフィック別冊」シリーズの最新刊として『古代の都市 最新考古学で甦る社会』を3月31日(木)に発売しました。本書は、今では見ることも訪れることもできない失われた古代都市が、どのようにして発生し、どのような文明を生み出していったのかを、豊富な写真やイラストで解説したビジュアルムックです。今から数千年前にウル、バビロンなど高度な文明を持った都市が誕生したメソポタミアをはじめ、エジプトや地中海、アジア、南北アメリカ大陸など世界各地で発生した人類最初の都市について詳しく紹介。都市や国家の興亡史はもちろん、最近の考古学的発見によって明らかになった、当時の市民生活に関する新発見を多数掲載しています。遺伝子解析の進歩により、当時の人々の化石化した歯垢から、食生活までが今ではつぶさにわかるようになってきました。為政者や権力者たちの歴史だけでなく、民衆の目線で数千年前の世界を再発見していくことができる楽しい歴史ガイドブックです。『古代の都市 最新考古学で甦る社会』2021年3月31日発売/定価 1,540円(10%税込)/A4変形/96ページ/ソフトカバー/日経ナショナルジオグラフィック社 発行商品のご案内 Amazon 楽天ブックス 【目次】INTRODUCTION 再発見された都市CHAPTER1 最初の都市 メソポタミアCHAPTER2 古代の王朝 北アフリカと西アフリカCHAPTER3 地中海の宝石 南ヨーロッパと小アジアCHAPTER4 東洋の起源 アジア太平洋CHAPTER5 新世界の黎明 南北アメリカ大陸図版クレジット■今では見ることも訪れることもできない失われた古代都市の発生や文明の進化をわかりやすく紹介!■メソポタミアから、エジプト、地中海、アジア、南北アメリカ大陸まで世界各地で発生した都市を豊富な写真とイラストで詳しく解説。■為政者や権力者たちの歴史だけでなく、当時の人々の食生活など市民生活に関する新発見を多数掲載!月刊誌『ナショナルジオグラフィック日本版』2021年11月号特集「世界を驚かせた考古学の発見100」ムック『古代の都市 最新考古学で甦る社会』の連携企画である特集「世界を驚かせた考古学の発見100」では、人類史をひもといた100の発見を振り返ります。370万年前の足跡化石から豪華客船タイタニックの発見まで、考古学が開いた過去2世紀の成果を一挙掲載! 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月31日