フリーアナウンサーの滝川クリステル(41)が7日、自身のインスタグラムを更新。自民党の小泉進次郎衆院議員(38)との結婚と妊娠を報告した。滝川は「この度、私、滝川クリステルは、小泉進次郎さんと結婚することになりました」と報告し、「進次郎さんとは、数年ほど前に友人として知り合うご縁があり、良き友人として過ごしていました。しかし、昨年から徐々に友人としてではなく、人生において大事なパートナーという存在に自然と変わっていきました」と経緯を説明。また、「私が今までイメージしてきた『政治家の妻はこうあるべき』という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました」と打ち明け、「私はこれからも仕事を続けながら、滝川クリステル、小泉進次郎という個人を同志のような気持ちで高め合えるような夫婦関係を築いていきたいと思っています」とつづった。さらに、「今年42歳を迎える私ですが、幸いにも新しい命が舞い降りてきてくれました。おかげさまで無事に安定期に入り、年明けの新しい命との対面を二人でいまかいまかと心待ちにしている毎日です」と妊娠も報告。「これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが、願わくばこのご縁がたくさんの笑顔や絆に繋がり、私たちも周りの多くの方々の笑顔に支えられながら明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています」と決意を記した。■滝川クリステル コメント全文いつも応援してくださっている皆様へこの度、私、滝川クリステルは小泉進次郎さんと結婚することになりました。進次郎さんとは、数年ほど前に友人として知り合うご縁があり、良き友人として過ごしていました。しかし、昨年から徐々に友人としてではなく、人生において大事なパートナーという存在に自然と変わっていきました。そして、共に時間を過ごしていくうちに、恋人でもあり、同志、そして親友のような存在になっていきました。私自身も立場上、生活をする上でプライベートが制限された環境に身を置いていますが、私以上に制限された環境の中で、政治家小泉進次郎として息つく暇もなく日々の責任ある仕事に向き合う彼の姿に尊敬の念をもつ一方で、せめて一緒にいる空間、時間の中では心から解放されるように、パートナーとしてできることはないか、日々考えるようになりました。それは、肩の力を抜いた自然体の彼を見出していくことでした。そんな彼を見出していくたびに、フワッと優しく包み込んでくれるとても穏やかで優しく、無邪気でチャーミングな人柄をより感じる機会が増え、どんどん惹かれていく自分がいました。また、私が今までイメージしてきた「政治家の妻はこうあるべき」という形に捉われず、私らしく、ありのままの生き方、スタイルを尊重してくれることを話し合う中で感じることができたことも心強く感じました。私はこれからも仕事を続けながら、滝川クリステル、小泉進次郎という個人を同志のような気持ちで高め合えるような夫婦関係を築いていきたいと思っています。最後に、今年42歳を迎える私ですが、幸いにも新しい命が舞い降りてきてくれました。おかげさまで無事に安定期に入り、年明けの新しい命との対面を二人でいまかいまかと心待ちにしている毎日です。これから二人で新しく描いていく未来、山あり谷ありの未来かと思いますが、願わくばこのご縁がたくさんの笑顔や絆に繋がり、私たちも周りの多くの方々の笑顔に支えられながら明るく愛情たっぷりの家庭を築いていけたらと思っています。突然のご報告となりましたが、変わらず温かくみなさまに見守っていただけましたら幸いです。これからもどうぞよろしくお願いします。滝川クリステル
2019年08月07日チャン・イーモウ監督による映画『SHADOW/影武者』が2019年9月6日(金)より全国で公開される。古代を舞台にしたノンストップアクション『SHADOW/影武者』の舞台は古代、戦国時代の中国。圧倒的な軍事力の差で敵の炎国に領土を奪われ20年が経つ沛(ペイ)国が舞台。そこには領土奪還を願う沛国の重臣・都督の影武者がいた。巨大な脅威に立ち向かう影武者。鋭い刃で作られた傘をふるい、炎国の将軍にして最強の戦士・楊蒼と対峙。領地奪還は叶うのか?彼らの戦いをアクション満載で描く。なお、物語は戦国時代の中国。三国志において、魏・呉、蜀が荊州という場所を競って取り合った「荊州争奪戦」をアレンジしたものだ。チャン・イーモウが長きにわたって構想『初恋のきた道』『LOVERS』『HERO』などで知られる巨匠・チャン・イーモウが構想から撮影開始までに3年半の月日をかけて制作。中国らしさに拘った、とにかく撮りたい物語だったそうだ。特に作品全体として、中国伝統の水墨画の世界を思わせる白と黒を基調とした表現がなされている。そして、作品全体を通じて「雨」を降らせているという。主演はダン・チャオ主演は中国を代表する俳優の1人である、ダン・チャオ。頭脳明晰で武芸の達人でもある沛(ペイ)国の重臣・都督(トトク)とその影武者の、1人2役を演じている。また、都督の妻は、ダン・チャオと私生活でも夫婦であるスン・リーが演じる。その他、沛(ペイ)国の若き王の部下として、不義でどこか怪しげな腹心の魯(ルー)にワン・ジンチュン、同じく国王の部下でありながら境州奪還を進言し追放され、後に奪還軍の首領になる部下の田戦(ティエン・チャン)にワン・チエンユエンと、中国映画界の実力派バイプレーヤーも出演する。『SHADOW/影武者』あらすじ時は戦国時代、沛(ペイ)国が領土を、敵の炎国に奪われて20年が過ぎた。若くしてトップを継いだ王は、敵と休戦同盟を結び、平和であるが屈辱的な日々を過ごしていた。奪還を願う男たちの燃え上がる闘志を束ねているのが、頭脳明晰で武芸の達人の重臣・都督(トトク)だ。都督は敵の将軍にして最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)と対峙。手合わせを申し込む。彼の勝手な行動に怒り狂う王だが、実は目の前の都督は影武者。本物の都督は自分の影に、自由と引き換えに敵地での大軍との戦いを命じていた。そして王も、ある作戦を秘めていた。果たして、影武者を待つのは光か闇か、それとも?自由と引き換えに、大軍が待つ敵地に赴く影武者を待つのは自由か死か。作品詳細『SHADOW/影武者』公開日:2019年9月6日(金) TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー監督:チャン・イーモウ脚本:チャン・イーモウ、リー・ウェイ出演:ダン・チャオ、スン・リー、チェン・カイ配給:ショウゲート原題:SHADOW©2018 Perfect Village Entertainment HK Limited Le Vision Pictures(Beijing)Co.,LTD Shanghai Tencent Pictures Culture Media Company Limited ALL RIGHTS RESERVED
2019年06月20日古代オリエントの香りに包まれる夜株式会社サンシャインシティは、古代オリエント博物館において、女性限定のヨガレッスンを2019年1月23日(水)に開催します。キーワードは「ステキ女子への扉を開けよう!」今回の企画は、女性のために様々なアクティビティを提供している「サンシャイン女子道」のイベントです。ブルーロータスやバラなど、古代オリエントの香りを用い、心身ともにリラックスできるヨガレッスンは「博物館Nightヨガ」。約60分間のレッスンの後には、中近東の民族衣装を着て記念撮影できる時間も用意されています。募集概要定員は女性のみ25名で、応募者多数の場合は抽選となります。料金は一般2,500円。開催中の「ベツレヘム聖誕教会モザイク壁画の発見」の観覧も楽しめます。(画像はプレスリリースより)【参考】※サンシャイン女子道 ウェブサイト※プレスリリース
2018年12月23日古代オリエントの香りとともにヨガレッスン株式会社サンシャインシティでは、10月は初開催となる「古代オリエント博物館」で、女性限定ヨガレッスン「古代オリエント博物館Nightヨガ」を開始します。心も体もリラックス株式会社サンシャインシティでは、「ステキ女子への扉を開けよう」をキーワードにサンシャイン女子道を展開しています。サンシャインシティでは、様々な道のプロフェッショナルから女子道を教えてもらうレッスンが準備されています。ヨガレッスンは、サンシャインシティで人気イベントで、今までに展望台・水族館で行っています。初心者でも安心のレッスン内容開催日時は、10月24日19時~21時(受付:18時30分~)、場所は、古代オリエント博物館、参加費は、2,500円となります。スケジュールは、古代オリエントの香りに関してのミニトーク~(20分)、ヨガレッスン(60分)、館内自由観覧(40分)、希望者には博物館の研究員による解説を受けることができます。なかなか体験することができない古代オリエントを感じながら夜ヨガを楽しんではいかがでしょうか。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社サンシャインシティのプレスリリース古代オリエント博物館Nightヨガ
2018年09月12日高級筆記具ブランド、モンブラン(MONTBLANC)の「作家シリーズ(Writers Edition)」から、古代ギリシャの叙事詩人・ホメロスをモチーフにした新作が登場。1992年より毎年発表している、歴史上の作家たちの功績を讃えたハンドクラフト仕上げの筆記具「作家シリーズ」。28作目を数える2018年の新作は、現在まで脈々と続く西洋文学の礎となった叙事詩『オデュッセイア』『イリアス』で知られる古代ギリシャの叙事詩人ホメロスにフィーチャー。ギリシャ文字が発明された時期とほぼ同時代、おそらく紀元前8世紀後半を生きた人物だと言われているホメロス。彼の手によって、口頭伝承だったギリシャの英雄物語や神話、歴史的出来事、オリュンポスの神々や女神たちの事績を主題にしたストーリーが文字に残されたことは、文学史上もっとも大きな偉業のひとつだ。今回の新作は、そんなホメロスが残した叙事詩の世界から着想を得たディティールを、洗練された古代ギリシャ文明の香りゆたかなシルエットの中に盛り込んだもの。万年筆やキャップレスローラーボールといった筆記具に加え、鮮やかなギリシャブルーにインスパイアされたノートブックとインクも展開される。筆記具に採用されたマットブラックのプレシャスレジン製のボディ&キャップ、Au 750シャンパンゴールド仕上げのフィッティングの配色は、古代ギリシャ黒絵式陶器による配色から着想を得たものだ。ギリシア神話を題材とした長編叙事詩「イリアス」に登場するアキレウスの兜のエングレーヴを装飾したペン先、アキレウスの槍を象ったクリップなど、細部にまでホメロスの世界観を表現した芸術的なアイテムとなっている。【商品情報】モンブラン 作家シリーズ 2018 ホメロス スペシャルエディション発売日:2018年8月20日(月)価格:万年筆(ペン先:F、M) 125,000円+税キャップレスローラーボール 100,000円+税ボールペン 95,000円+税【問い合わせ先】モンブラン コンタクトセンターTEL:0120-39-4810時間:月~金(祝祭日を除く) 11:00~19:00
2018年09月10日俳優の寺島進(54)が8月5日、都内で行われたトークイベントに登場。11月末で「オフィス北野」を退社し、12月から「ジャパン・ミュージック・エンターテインメント」に移籍すると公表したと各スポーツ紙が報じた。各紙によると、寺島はすでにビートたけし(71)に移籍を報告済み。「自分を引き上げてくれた育ての親で一生忘れてはならない恩師。親分ですよ」と感謝していたという。「たけしさんの独立騒動により、寺島さんはオフィス北野の看板俳優になりました。当初、寺島さんは森昌行社長への恩義から残留を表明。しかし社員が激減してマネジメントが滞ることもあったため、移籍先を探していたようです」(テレビ局関係者)看板俳優の離脱はオフィス北野にとってかなりの痛手となりそうだ。「『たけし軍団』のつまみ枝豆さんがオフィス北野の新社長就任を宣言していましたが、かなり微妙。もともと『たけし軍団』の面々はたけしさんの事務所に合流する方向で動いていましたからね。オフィス北野の経営は今後ますます厳しくなるので、事務所をたたんでしまう可能性もありそうです」(芸能記者)寺島の移籍は、オフィス北野の命運を左右することになりそうだ。
2018年08月06日ネイキッドが手掛けるアクアリウムショー「古代のすいぞくかん」が、福岡の水族館・マリンワールド海の中道にて開催される。期間は2018年7月14日(土)から9月24日(月)まで。これまでにも八景島シーパラダイス、マクセル アクアパーク品川など日本各地の水族館とコラボレーションしてきたクリエイティブカンパニー、ネイキッド(NAKED Inc.)。今回は九州を代表する福岡の水族館・マリンワールド海の中道とタッグを組む。「古代のすいぞくかん」では、2017年4月にリニューアルした館内7か所にて、プロジェクションマッピングやインタラクティブな演出、音楽を交えたアクアリウムショーを行い、絶滅した古代生物たちが水族館に蘇る様子を表現する。来場者は、古生代前期のカンブリア紀からシルル紀、デボン紀、そして現代の海へと歩みを進め、様々な古代生物と出会いながら、海の世界を冒険しているかのような体験をすることができる。注目は大水槽のパノラマ。シロワニやメガマウスなど、マリンワールド海の中道を象徴する現代の海の生物たちと、床面投影されたプロジェクションマッピングによって蘇る古代生物たちによる、幻想的なショーを楽しむことができる。【詳細】マリンワールド海の中道×NAKED「古代のすいぞくかん」期間:2018年7月14日(土)〜9月24日(月)時間:9:30~17:30 ※夏休み期間は9:00~21:30※施設の運営時間に準じる場所:マリンワールド海の中道(福岡県福岡市東区西戸崎18-28)入場料金:大人2,300円(シニア1,840円)/高校生 2,300円/中学生 1,200円/小学生 1,000円/幼児(4才以上小学生未満)600円※施設の入館料に準じる企画・演出:NAKED Inc.【問い合わせ先】マリンワールド海の中道TEL:092-603-0400
2018年07月01日日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』をモチーフに、その壮絶なる物語を、新たな解釈と装いで現代に甦らせる『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』。全七章で綴られる本作だが、いよいよ「第四章天命篇」が1月27日(土)より順次公開となる。主人公・古代進役の小野大輔は、第三章を「とにかく辛かった」とふり返る…一体、彼が体感した“辛さ”とは?そして、どう乗り越え第四章へ向かったのか――?小野大輔、古代進を演じて感じた“痛み”とは?第三章「純愛篇」では、古代が劇中、“多くの市民が乗った3艦のどれか1艦だけを助けてやる。選ばないと全員死ぬことになる”という悪魔のような選択を迫られる。「僕ら演者は役のことを知ろうとしますし、その情報を得たあとに自分の感情を乗せていきます。つまりその最初のアプローチには客観性が必要なのですが…。この展開には、自分がこの古代の状況に置かれたら、という主観的な考え方をせずにはいられなくなりました。そこで自分を投影し過ぎてしまうと古代進ではなく小野大輔になってしまうので、そこは役でありたいと考えるのですが。悩みましたね」。小野さん自身は「自分なら何も言えなくなってしまうんじゃないかと思う」と明かし、「あそこは本当に僕も苦しくて、精神的に自分を追い詰めた上で、本当だったら発せない、口がカラッカラになりながら、それでも言う。その感覚、痛みを感じながら演じていました」と当時の心境を語る。そして、古代は『選ばない』という選択を取る。「常識的な発想を飛び越えていますよね。人間の精神力ってそこまで行けるんだって。古代進という人はヒーローだと思います」「見方を変えればカッコ悪いですよね。『選ばない』という、だだをこねているわけですから。ただ、あそこで格好をつけない、あれを真っ向から言えるのが古代だと思います」と、役への憧れのような思いを口にした。本作のシリーズ構成を担当する福井晴敏は、製作発表会の頃から「試される愛を描こうと思っています」と明言。実際に、アフレコ現場では小野さんに「この第三章はずっと無理をさせます。ここは試練なので乗り越えてください」と話していたそう。「ですから、その後の雪へのプロポーズは、『ヤマト』をやっていて、古代をやっていて、本当の意味で報われた感じというのがありましたね。でも、これが第三章のタイミングということは、全然まだ終わりじゃないなっていう感じもしています」。そう、何と言っても物語はまだ続くのだ。「随分と試されましたし、ここから先もまた試されるんだろうなと覚悟しています」。艦隊戦、デスラー…熱い見どころ盛り沢山!第四章について、「ある意味ここからはヤマトの真骨頂になっていくんじゃないでしょうか」と期待感を煽る小野さん。「敵ともそうだし、自分ともそう。第四章では戦うというところに主軸が置かれているので、男臭くて熱いですね。掛け値なしに、艦隊戦はカッコイイですよ。あと空間騎兵隊が良い。昔から『ヤマト』を好きな方たちにも早く観てほしいです。是非その迫力を楽しんでいただきたいですね」。さらに、第三章ラストから登場した人気キャラクター・デスラーも、本作の見所だという。演じるのは、ベテラン声優の山寺宏一だ。「山寺さんが演じられるデスラーが、クールでミステリアスかつ情熱的でとても魅力的です。静かに燃え盛っている青い炎のような熱量を、そのお芝居から感じます。デスラーの声を聴いて、あらためて山寺さんは本当に素晴らしい演者さんだと感じました」。山寺さんは『2199』からの続投となるが、当時、人数が多かったためヤマト側とガミラス側で分かれて収録が行われたそうで、「そのときに『一緒にアフレコ出来たらいいね』という言葉をいただいていて、僕も『山寺さんと掛け合いしたいです』とお話ししていて。それがやっと実現した」と喜びもひとしおの様子。デスラーが青い炎なら、古代は「燃え盛る赤い炎」だと表現。「その違いは間違いなくあります。劇場へ観に来ていただければデスラーも愛に生きている人だと感じてもらえると思います。古代やヤマトだけでなくデスラーも『愛の戦士たち』の一人だと思います」。最後に第四章を楽しみにしている方へメッセージを寄せた。「いきなり第四章から観ると分からないこともあると思いますが、冒頭に『これまでのあらすじ』もありますので初心者の方もご安心ください!劇場で見ていただくのが一番いいなと思うスケールの大きさで描かれています。その大きな愛を感じていただければと思います」。(text:cinemacafe.net)
2018年01月25日(写真:アフロ) 「まさに政界のプリンスっていう感じ。安倍さんを通り越して、進次郎くんを見ちゃうわね」(50代主婦) 「一度、街頭演説で見たことがあるんです。あの鋭い目に、キッと見つめられているような気がして……。でも、話は面白い!あの目とトークはもやは罪!」(40代主婦) 今、主婦の心をわしづかみにしている国会議員といえば、小泉進次郎衆議院議員(36)。本誌読者にも、“進次郎にクギヅケ”という人が多いのではないだろうか。 「進次郎議員は、街頭演説でのトークスキルに定評があります。『あれ、カップルで来てるの!?』『ねえおばあちゃん、聞いてます?』といった“聴衆イジリ”でつかみは、彼のお家芸。その瞬間、どっと笑いが生まれ、聴衆はみんな彼の話に耳を傾けるんです」(政治部記者) 昨年10月の衆院選で、与党・自民党が圧勝したことは記憶に新しい。が、高い政党支持率に比べ、トップに君臨する安倍晋三総理大臣(63)の支持率は高いとは言えない。代わって、自民党の「顔」となったのが小泉進次郎衆議院議員だった。 「進次郎さんが衆議院議員に初当選したのは、’09年8月の総裁選でした。当時といえば、自民党が大敗し、野党になった歴史的な選挙。彼はくしくもそのような選挙でデビューを果たしたんです。私がお会いしたのはその翌年9月、自民党機関紙での対談でした。そのとき、『並の政治家ではない』と感じました。当時彼はまだ20代でしたが、とにかく礼儀正しく、話の内容もとてもしっかりしていたんです」 こう話すのは、『小泉進次郎と福田達夫』(文春新書)などの著書がある時事通信社特別解説委員の田﨑史郎さん(67)。田﨑さんは進次郎議員の初当選からおよそ10年、彼の働きを目の当たりにしてきた。 「進次郎議員はとにかくとっさの判断力に優れている。昨年10月の衆院選、千葉県松戸市で彼が演説するというとき、野党で新勢力となった立憲民主党代表の枝野幸男さんの演説とバッティングした。そのとき進次郎さんは、集まった聴衆を前に、『枝野さんの話を聞いたほうがいい』と、数分間、無言だったんです」(田﨑さん) 後に「なぜ話さなかったのですか?」と聞いた田﨑さんに対して、進次郎議員からはこんな言葉が返ってきた。 「『あそこは言葉ではないと。対応が問われると思ったので、演説しませんでした』と。演説に来て演説しない、そんな人を私は初めて見ましたが、それが“神対応”として、かなりの注目を集めました」(田﨑さん) だが、進次郎議員といえば、やはり街頭演説でのパフォーマンス。女性たちが黄色い歓声を上げてしまうほどの「演説力」はどこから得ているのだろうか。こう聞くと、田﨑さんは意外なキーワードを持ち出した。 「じつは、ひとつには『落語』があるんです。進次郎さんは、柳家さん喬師匠の高座に足しげく通っていたんです--」(田﨑さん) 柳家さん喬師匠(69)は、人間国宝である故・五代目柳家小さんさんの門下で、’17年には紫綬褒章も受章している人気落語家だ。人情噺を得意とするさん喬師匠と進次郎議員の関係は、進次郎議員のFacebookの投稿を見てもうかがえる。 《柳家さん喬師匠の落語「中村仲蔵」「雪の瀬川」を聴きました。最高でした…(中略)…終演後、さん喬師匠と一杯ご一緒し、記念撮影…(中略)…改めて落語の魅力、奥深さを再認識出来て、楽しく学びのある時間になりました。落語って素晴らしい!》(’17年8月21日の投稿) そこでさっそく、年末年始のビッシリ詰まった高座の合間、さん喬師匠に話を聞いた。 「小泉進次郎さんは、8年前に知人の方の紹介で寄席にお越しいただいて以来、落語をお気に入りいただきましてね。つい最近もお仲間と何人かでいらっしゃったり、ときにはおひとりでお見えになることもあるんですよ」(さん喬師匠) 69歳と、ベテランの域に入るさん喬師匠の語り口はおだやかで、実直そうな声には温かみも感じる。さん喬師匠は、進次郎議員との出会いをこう振り返る。 「最初にお食事をさせていただいたとき、こうお聞きになったんです。『師匠、落語とは、自分を語るんですか、それとも登場人物がお客さんに伝わるように語るべきなのでしょうか?』と。これには驚かされました。落語は自分を語らず、登場人物の“心”を伝えなければいけない。それを進次郎さんは見抜いていたんですね」(さん喬師匠) 進次郎議員の演説のキモは、最初の“つかみ”。それはまさに、落語でいう“枕”だ。彼の演説には、「落語の技」が随所に見られる、とさん喬師匠は説く。 「噺家に必要なのは、聴衆に細かく目配りすること。さらに、最初は時節柄の話などをして聴衆の心をひきつけながら、徐々に本題に入る。進次郎議員は、それを街頭演説という場で実践している。たとえばね、《今日は暑いですねえ、でも昨日よりはいいかもしれない》。ここまでが時節の話です。そして、《どうしたの、おかあさん、そんな重い荷物を持って。いいですよ、手前に置いちゃっても。私、見ていますから……》と、そうしてつなげることで、政策の話に耳を傾けさせているんです」(さん喬師匠) 紫綬褒章も受章した“大ベテラン”のさん喬師匠も、かなり“ベタ褒め”のご様子だが……。 「進次郎議員が弟子だったらどうだったかって?いや、脅威ですよ。『こいつ、俺よりうまくなる!』って(笑)」(さん喬師匠) 前出の田﨑さんは、今後の進次郎議員の注目すべき点をこう語る。 「どういうポストにつくか、ということだけが問題ではありません。彼がどんな仕事をするか、利害が錯綜する政治の世界をどううまくまとめ挙げていくか。それが彼の政治家としての“大成”の決め手になると思うんです」(田﨑さん) 進次郎議員がお気に入りの落語演目『中村仲蔵』は、しがない役者・中村仲蔵が劇舞踊の世界で大成する人情噺。彼の議員人生の“オチ”はいかに……。
2018年01月12日アニメーションの歴史に輝く不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」。中でも日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフに、その壮絶なる物語を新たな解釈と装いで現代に甦らせた完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』。全七章で綴られる本作の第三章「純愛編」が10月14日(土)より劇場上映&デジタルセル版配信が同時スタートするのに先駆け、主人公・古代進を演じる声優の小野大輔と、シリーズ構成・福井晴敏の対談インタビューが届いた。■あらすじ第十一番惑星の岩塊に埋もれたヤマトの頭上に、おびただしい数のガトランティス増援艦隊が到着する。波動砲を封印したいまのヤマトには為す術がない。逡巡の末に、古代が取った道とは――。苦難の連続で追い詰められた古代を見かね、ヤマトに密航していた雪が姿を現したところで、事態が好転することはない。必要に駆られ、惑星シュトラバーゼへと立ち寄ったヤマトを、二つの巨大な罠が襲う。ガミラスに革命を促さんとする反乱軍は、なぜヤマトを待ち構えていたかのようにシュトラバーゼを襲撃したのか。その混乱の中、古代はアケーリアス文明の遺跡の中でガトランティスの意思を体現する男と対面を果たしていた。宇宙の真理として絶対的な“愛”を説く男は、「おまえの愛を示せ」と、古代に恐るべき選択を迫るのだが――!?■小野大輔、福井晴敏氏の言葉で「タガがはずれました」ヤマトのピンチで幕を下ろした第二章。続く第三章では、ヤマトが波動砲を使うのか決断が迫られると、福井氏は語る。「古代にとって波動砲を撃つという行為は魂に対する裏切りになる。自分の魂、沖田さんの魂、そして地球の恩人であるスターシャに対してもそうです。彼が何を納得して、あるいは納得できずに引き金を引くのかどうか…そこがまず最初の見どころになってくると思います」。主演の小野さんも“決断”については想いが深いようで「古代は幾度も選択を迫られていますが、第三章は特に『古代、選べ!』となっていて、そこはずっとつらかったですね。演者としても一個人としても、古代の気持ちになるとかわいそうで仕方がない。本当に福井さんは酷い人だと思います(笑)」と心境を吐露した。そんな第三章で注目すべきは“キーマン”だという。小野さんは「キーマンはクールで俯瞰的に物事を見ている人なので、納得のいくセリフが多くありました」「古代の背中を押すような部分もあるし、ヤマトに寄り添って大事なものが見えている人なのかな」と分析すると、福井氏は「たとえば企業の問題点も、内部の人間よりも外からやってきた協力会社の人のほうがわかるわけです。ただ、わかっていても、言うか言わないか、という選択がある。キーマンは言ってしまいます。あの立場にいる人物としては迂闊なことなはずだけれども、彼は愛せる人だし人情家ですね」。クラウス・キーマン役を演じるのは、小野さんと共演作も多い声優・神谷浩史。小野さんはアフレコ時に神谷さんについて深く印象に残ったシーンがあったよう。「キーマンはひとことで言えば『暗躍しているんじゃない?』と思える人物です。ですから先のことをわかっていないと演じられない役柄だと思うんです。それで神谷さんが、福井さんに熱心に質問をしていたことが印象的でした。アフレコブースを出てまで質問をしていました。それが、『俺は知りたいんだ』と行動するキーマンの役柄然としていたし、現場の士気を高めるファクターにもなっていました」。一方の小野さんは、演じていて「古代がここまで自信をなくしてしまっていいのか?」と悩むシーンもあったという。手を差し伸べてたのは福井氏だ。「福井さんがアフレコに来てくださって、『迷っていいです。情けないくらいやっていいです』と言われたので、タガがはずれました。古代って、こんなに泣くかなと思ったのですが、思い出してみれば『2199』の最後で、みっともないくらい泣いているんですよね。彼のメンタリティは、衝動が発露したときはなりふり構わない部分も持ち合わせているんですよ」。福井氏は「キーマンともう一人、ズォーダーも注目です」と明かし、「ガトランティスがどのような敵なのかがわかってくる。圧倒的に強大な敵という存在ですが、何がどのように人類に脅威なのか?これが見えてきます。人間ともガミラスともまったく違う存在が、『愛』を外側から見て嗤う、忌み嫌うのですが、逆に言えば、愛を外から見ている彼らだからこそ、愛について語れる部分があるわけです」と解説。■サブタイトル「純愛」は皮肉なタイトル!?“愛”が持つ多面性そう、本シリーズは“愛”が大きく関わってる。第三章では特にサブタイトルが「純愛」となっているが、それが意味するところとは?「愛というのは、それこそ『愛は地球を救う』であって、輝かしい部分もあるのですが、反面こわいものも含んでいます」と持論を語る福井氏。「世界を見渡せばさまざまな事件が起きていますが、それも間違いなく愛のもとでやっているわけです。でも『そういうことじゃない、愛する人のためだけで人間はいいのではないか?』と言っていたのが『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』だった。しかしその、愛する人のためということも、結局はエゴに転換してしまうのではないか?第三章『純愛篇』は愛の輝かしい部分を描いていますが、今後は愛の暗い部分も出てくることになると思います。その両面を描くことが大事なのです」「第三章はその所信表明みたいな回ですね。そういう意味では、実はちょっと皮肉なタイトルです」。「違う愛も描くからこその、この時点での『純愛篇』となると、僕=古代としてはつらいなあと思いました(笑)」と率直に明かす小野さん。「ただ、古代としての愛の表現や生き方は、僕は共感ができています。人が好きとか、何かが好きというのは突き詰めていくと理屈ではないと思っていて、理由は後付け。それを俯瞰して問いかけてくる存在も必要だとは思うのですが、ただそれに対してはやっぱり、理屈抜きで『俺は好きなんだ』って、胸を張って言えるかなと思います」。■見どころは“芝居”!「生々しいまでの生を感じて」最後に「第三章の一番の見どころは?」と問われると、二人とも共通する考えを抱いていてることが分かった。福井氏は「今回の章は『芝居』ですね。役者さんの芝居をすごく粘って録っています。絵も、実は相当リテイクがあって、熱を入れて描き直しなどが行われています。もちろんヤマトらしいメカのアクションやスペクタクルもあるのですが『アニメーションってこれくらい突っ込めるんだ』というところの一端を見ていただけるといいなと思います」。「ストーリーとしても、方向が見えてきます。第二章までの『2202』は『2199』の続きであり、『さらば』かもしれないし『2』かもしれないしという、言ってみれば三要素の中の複雑な経路をどうやって渡っていくのか?という答え合わせをしてきた部分がありました。第三章からは、それらがクリアできたのはわかったけれど、どこに向かうの?という部分が、初めてちょっと明らかになるのかなというところですね」。「福井さんに『芝居』とおっしゃっていただけましたし、僕もそこなんだなと実は思っていて」と続ける小野さん。「完成直前の映像を見てゾクゾクしたんです。生の感情がそこにある気がして。ヤマトはSFアニメですが、やっぱり生きているなって思える映像でした。生々しいまでの生を感じていただきたい。そこにはやっぱりアニメーションを作るすべてのスタッフさんたちの技術と、『好き』という“想い”が詰まっていますので、みなさんにも感じていただければと思います」。(text:cinemacafe.net)
2017年10月13日テレビ東京では、寺島進扮する“駐在さん”こと江波敦史が活躍する人気シリーズのスペシャルドラマ「駐在刑事スペシャル」を10月13日(金)に放送することを決定。今回はゲストに黒木瞳を迎え、人情味あふれる“駐在刑事”が傷ついた子どものために奮闘する物語を描くという。奥多摩・水根に駐在する警察官・江波敦史(寺島さん)は、かつて警視庁捜査一課の刑事として活躍していた。しかし担当事件の取調べ中、重要参考人の中瀬由紀子(杉本彩)が服毒自殺したことで左遷されることに。赴任してから4度目の夏。いまや地元では“駐在さん”と呼ばれ慕われている。ある夕方、江波は山岳ガイド・池原孝夫(鈴之助)に呼び出され、奥多摩山岳ガイドセンターへ。登山道具がなくなってしまったという。盗んだのは合宿に来ている少年山岳会の三田浩樹(小林喜日)だった。大人でも過酷な槍ヶ岳のクラシックルートを登りたくて持ち出したと江波に打ち明けるが、そこにはある理由が…。駐在所では、老舗旅館の女将・池原美也子(市毛良枝)と、アウトドア用品メーカーのサンレイ副社長・羽川雄一(飯田基祐)が、江波の帰りを待っていた。宿泊客の権藤則夫(大浦龍宇一)が森から帰ってこないという。サンレイでは、水根で “サンレイの森”というレジャースポットを作る大規模計画が進行中で、権藤はその計画責任者。だが早速森へ向かった3人が発見したのは、権藤の撲殺体だった――。今回ゲストとして出演する黒木さんが演じるのは、警視庁捜査二課理事官の緒方綾乃。冬山遭難事件、奥多摩で起きた殺人事件、そして森林開発に絡む贈収賄事件――。複雑に絡み合う3つの事件を、駐在・警視庁捜査一課・捜査二課、それぞれの立場の人間が対立しながら解決へ突き進んでいく。主演の寺島さんは、「江波という駐在所の警察官は庶民派で、自然を愛していて、お年寄りやこどもや女性に優しい人間。二枚目気取りしてない所も自然体で魅力なんじゃないかと思います」と自身の役柄について語り、「奥多摩の大自然の美しさと黒木瞳さんの吸い込まれるような美しさ!!もうこれが見どころでしょう!一緒に会話してて吸い込まれてセリフを忘れちゃうこともあるくらい」と見どころをアピール。一方、「刑事を演じるのはすごく久しぶり」と言う黒木さんは、「『刑事貴族』に出演したとき以来、久しぶりに拳銃も持たせていただきました。寺島さんとは前に夫婦役を演じたことがあり、気心は知れてるのでお芝居も阿吽の呼吸・勝手知ったる…という感じでとても安心して現場に入ることができました」と撮影は順調だったよう。また「私が演じる緒方綾乃は何かを思って水根に来た、ミステリアスな部分や正義感みたいなものを引き受けたキャラクターだと感じています。自然豊かなところで活躍する駐在さんを『ぎゃふん』と言わせる綾乃を是非みてください!」とコメントしている。ドラマ特別企画「駐在刑事スペシャル」は10月13日(金)20時~テレビ東京にて放送。(cinemacafe.net)
2017年09月22日東京・池袋の古代オリエント博物館で7月29日(土)~9月10日(日)の期間中、夏の特別展「魅惑のランプ―古代地中海からヨーロッパ、アジアまで―」が開催されます。貴重なランプ展示のほか、ナイトミュージアムやワークショップも実施予定。子どもから大人まで楽しめる展示内容、イベントをご紹介します。「魅惑のランプ―古代地中海からヨーロッパ、アジアまで―」の見どころ特別展では、世界各地のさまざまな種類のランプが紹介されます。火を使用していた古代からランプに至る変遷、古代ギリシアやエジプト、近現代の南アジアとヨーロッパのランプも展示。ランプの歴史をたどります。もちろん日本のランプ、明かりも見られますよ。目玉は、ローマ時代のシリア、パルミラ遺跡の墓の復元した展示「古代の墓室をのぞいてみよう」です。光を遮断した墓の中で灯す炎の明るさを再現、体感しましょう。イベントに参加してもっとランプに詳しくなろう●夏休み製作教室「自分のランプをつくってみよう!」粘土を使い、LEDライトを灯すランプを作りましょう。陶芸教室の講師が教えてくれるから、だれでも楽しく作れます。先着50名、事前申込をお忘れなく。開催日時:8月 5日(土)13:30~15:00会場:サンシャインシティ 文化会館ビル7階会議室 710室料金:1,000円(材料費・焼成燃料費込、送料別)※古代オリエント博物館とは別会場のため入館料は不要。※事前申込(先着50名):●夏休み製作教室「エジプトの護符つくり」エジプトの護符をオーブン粘土で再現!技法は古代と同じ「型作り」です。事前申込不要なので、気軽に参加しましょう。開催日時:8月1日(火)〜9月3日(日)13:30~ ※16:00受付終了会場:古代オリエント博物館料金:100円※別途入館料が必要。●子ども向けワークショップ「ワークブック制作」ワークショップ「夏休みの宿題はおまかせ!古代オリエントをたのしむワークブックを完成させよう!」は、展示内容を見ながらワークブックを制作します。参加すると24ページオールカラーのワークブックがもらえますよ。夏休みの自由研究にピッタリです。事前申込制、先着30名なので早めのお申込をおすすめします。開催日時:8月19日(土)14:00〜16:00会場:古代オリエント博物館参加費:無料※別途入館料が必要。※事前申込(先着30名)●講演会「魅惑のランプ(1):死者を送った古代のランプ」シリアの古代の墓から出土したランプを例に、津村 眞輝子氏(古代オリエント博物館研究員)が「シリア、ユーフラテス川流域の墓におさめられたランプ」、西藤 清秀氏が(奈良県立橿原考古学研究所技術アドバイザー)「パルミラの墓にみるランプと死者について」の講演をおこないます。開催日時:8月11日(金)13:30~15:30会場:サンシャインシティ 文化会館ビル5階会議室 502室料金:500円※友の会の方及び博物館入館チケットの半券を提示すれば無料。※古代オリエント博物館とは別会場のため入館料は不要。●講演会「魅惑のランプ(2):会期終了間近!見どころトーク」特別展の会期終盤に、3人の講師が改めて見どころを解説。すでに観賞した人も、これから観賞する人も要チェックです。開催日時:8月26日(土)13:30~15:30講師:下釜和也氏、津村眞輝子氏(古代オリエント博物館)、竹田麻衣子氏(横浜ユーラシア文化館)会場:サンシャインシティ文化会館ビル5階会議室 710室料金:500円※友の会の方及び博物館入館チケットの半券を提示すれば無料。※古代オリエント博物館とは別会場のため入館料は不要。●ナイトミュージアム通常17:00の閉館を20:00まで延長(入館は19:30まで)。19:00から約40分のギャラリーツアーをおこないます。夜の博物館で、いつもとは違う雰囲気を味わいましょう。日時:8月9日(水)、8月24日(木)19:00~20:00ランプの温かな光、幻想的な明かりに癒されること間違いなし。ぜひお出かけください。開催概要「魅惑のランプ―古代地中海からヨーロッパ、アジアまで―」開催期間:2017年7月29日(土)~9月10日(日)時間:10:00~17:00 ※最終入場は終了30分前会場:古代オリエント博物館(東京都豊島区東池袋3-1サンシャインシティ文化会館ビル7階)入館料:一般 900円、大学・高校生 600円、中・小学生 400円TEL:03-3989-3491URL:
2017年07月05日池袋サンシャインシティにある古代オリエント博物館では、世界各地の様々なランプを紹介する特別展「魅惑のランプ―古代地中海からヨーロッパ、アジアまで―」を開催。期間は2017年7月29日(土)から9月10日(日)まで。本展では古代ギリシアやエジプトといった地中海から、近現代の南アジア、ヨーロッパ、そして日本までの様々なランプを展示。西アジアにおいて使われていた陶製ランプや、中国製のランプなどが一堂に会す。中でもドイツの金属製ランプは、まるで街灯をそのままミニチュアにしたかのようなデザイン。さらに会場には、ランプが多く出土されたシリア・パルミラ遺跡の地下墓を再現。墓の暗さの中で、当時のランプの明るさを実際に体感できる。ほかにも、LEDライトを入れるランプを粘土で作るワークショップや、夜間に展示資料を観ながらギャラリーツアーを行うナイトミュージアムも開催される。【詳細】魅惑のランプ ―古代地中海からヨーロッパ、アジアまで―開催期間:2017年7月29日(土)〜9月10日(日)時間:10:00〜17:00 ※最終入場は終了30分前会場:古代オリエント博物館住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ文化会館 7階入館料:一般 900円、大学・高校生 600円、中・小学生 400円※価格は税込■自分のランプをつくってみよう!日時:2017年8月5日(土) 13:30〜15:00会場:サンシャインシティ 文化会館ビル7階会議室 710室参加費:1,000円(材料費・焼成燃料費込、送料別)※事前申込制。※詳しい申し込み方法は、ウェブサイト(を確認。※古代オリエント博物館とは別会場のため入館料は不要。■ナイトミュージアム日時:2017年8月9日(水)、8月24日(木)19:00〜20:00※最終入場は終了30分前ツアー時間:19:00〜19:40
2017年06月26日不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」を完全リメイクしたアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」(以下「2199」)。今年2月からは、その3年後の世界を描くヤマトファン待望の完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』全七章が順次劇場公開。まもなく第一章に続き、『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』第二章「発進篇」が公開を迎えるが、今回、主演を務める小野大輔が、公開を控えた現在の心境を語ってくれた。「涼宮ハルヒの憂鬱」古泉一樹役や、「黒執事」セバスチャン・ミカエリス役、「おそ松さん」松野十四松役、「デュラララ!!」平和島静雄役などアニメ作品はもちろん、海外ドラマ「glee/グリー」フィン・ハドソン役や「GOTHAM/ゴッサム」ジェームズ “ジム”・ゴードン役など吹き替え作品でも活躍する実力派声優の小野さん。また、2007年からは歌手活動も行っており、昨年は武道館ライブを成功させ、6月28日(水)には記念すべき10枚目のシングル「ROSA ~Blue Ocean~」がリリース予定となっている。本作『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』(以下『2202』)では、主人公・古代進役を熱演している。第一章のときは「再びヤマトに乗らなければならない理由って何だろうとか、またあの不安やプレッシャーと戦わないといけないのか」と、正直複雑な思いがあったと明かす小野さん。しかし「『第一章』が、多くのファンから『ヤマトっていいですね』と非常に好意的に受け止めていただけたし、スタッフの皆さんにも“ヤマト愛”というものを感じました」と言う。「第一章『嚆矢篇』は、なぜ古代たちがヤマトに乗らなければならないかという葛藤を描いていたと思います。ですから、この第二章が本当の意味での旅立ちになります。ようやくというか、ついにヤマトが宇宙に飛び立つということで、この第一章から第二章になる時点ですでにカタルシスが生まれているわけですね。僕自身も、やっと旅立てるなという気持ちを、この第二章になって感じています」と、第一章から第二章へ、現在の心境を明かした。前作「2199」のときは、“やらなきゃいけない”という使命感に動かされていた部分もあったと思うと語る小野さん。しかし今回は「あくまでも自分たちの意志で集まり、発進するという点が違いますね。もちろん、自分が大切に思っている人に呼ばれたという部分はありますが、『俺はやるんだ』というそれぞれの強い意志を感じます」と、自らの意志で発進していくのだと説明。そんな中、古代自身は自分の知らないところで進められていた地球の現実の姿に対する憤りがあったと言う小野さん。「『2199』では、『異星人との間でもわかりあえる』という心境に達した古代ですが、その思いは理屈ではなく、彼が肌で感じた部分だと思うんです。それだけに、同じ地球人同士なのになぜわかりあえないのか。そういうもどかしさはあったでしょうね」と分析する。「福井(晴敏)さんも、今回の『2202』の脚本には、現代的な人間関係などを反映させたいとおっしゃっていました。それが如実に感じられる部分と言っていいでしょうね。今年39歳の僕や、少し上の年齢の方だとそれが痛いほど感じられるんじゃないでしょうか。ちょうど組織の中では中間管理職についているような年代ですから、その悲哀、あるいはうまくいかない社会においての自分のあり方。そういうやり場のない怒りみたいなものは古代も感じていると思います。同じような気持ちは、僕と同じ、あるいはもっと上の世代のヤマトファンなら見て共感してもらえるかもしれません」。またすでに公開されている本予告では、冒頭に「ヤマト発進!」のセリフが登場。小野さんは「やはり『背負ったな』という感じですね。以前はとにかくお兄さんの無念を晴らしたいとか、いろいろな思いに動かされたという感じでしたが、今回は自分の決意で旅立つわけですから。さらに艦長代理にも選ばれたことで、ようやく沖田艦長の気持ちが理解できたような気もします。そういう意味ではすごくプレッシャーを感じました」とあのセリフに込めた思いを語り、「沖田艦長役の菅生(隆之)さんの言い方を意識して、あの声を頭の中に響かせながら演じたんです。たしかにいまは古代がリーダーとなって動かしていますが、ヤマトはやはり沖田艦長の艦だと思っていますので」と明かす。本作第二章では、“ヤマト愛”のあるスタッフの「新しいヤマトを作っていくんだ」という決意と覚悟が感じられるパートになっていると断言する小野さん。最後に上映を待つファンへ熱いメッセージをくれた。「もうこの『第二章』を見たら、物語がたどり着くゴールまで一緒に行ってみたくなるはずです。いやもう、この先を見ないという選択肢はないと言ってもいいでしょう。それくらい先が気になる展開になっていますから、ぜひ覚悟を持って見ていただきたいですね。絶対、この艦に乗ってよかったと思わせてくれると思います。ファンの皆さんも、ぜひ一緒に、このヤマトという艦を未来へ進めていきましょう」。(cinemacafe.net)
2017年06月23日京都屈指の老舗カフェ! 「進々堂 京大北門前」京阪鴨東線出町柳駅近く、京大生で賑わうエリアに「進々堂 京大北門前」があります。フランスに留学していた創業者が、先生や学生が落ち着いて勉強できる空間を作りたいという思いを込めて昭和5年に開業しました。パリのカフェをイメージした建物は、当時の佇まいをそのままに京都の街並みにしっくりと馴染んでいます。店内はレトロモダンな雰囲気。人間国宝・黒田辰秋製作の重厚なテーブルと長椅子が存在感を放っています。初デートの待ち合わせは「進々堂 京大北門前」で!「進々堂 京大北門前」は、映画「夜は短し歩けよ乙女」の作中で使われました。映画の主人公が、初デートをする時の待ち合わせをする場所として登場し、映画ファンの巡礼地巡りでははずせないスポットでしょう。歴史ある京都の街並みに馴染む創業85年の純喫茶は、創業当時の姿を守り続けています。ガラス窓から優しく日の光が差し込む店内はゆったりと空間を広く使い、レジは戦後からずっと活躍している年代もの。現在のマスターは4代目ということからも、お店が愛され続けているということがわかります。映画の主人公になった気分で、「進々堂 京大北門前」でデートの待ち合わせをしてみてはいかがでしょうか。一番人気の「カレーパンセット」に舌鼓!元はパン店だった「進々堂京 大北門前」は、日本におけるフランスパンの発祥の地と言われています。フランスパンをはじめとするおいしいパンは、これだけを求めにくるお客さんも多いそうで、テイクアウトも可能。なかでも店内で提供されている「カレーパンセット」(830円)は、一番人気のメニューです。店内のショーケースには、フランスパンを筆頭に、昔ながらのレシピのあんパンやクロワッサンなどが並んでおり、京都散策のお供に買って帰るのもおすすめです。レトロでモダンな純喫茶でほっと一息。創業者の思いの詰まった落ち着ける店内で、おいしいコーヒーを片手にゆったりとした時間を過ごしせる「進々堂 京大北門前」をぜひ、訪れてみてください。スポット情報スポット名:進々堂 京大北門前住所:京都府京都市左京区北白川追分町88電話番号:075-701-4121
2017年05月08日『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした前作『宇宙戦艦ヤマト2199』は、多くのヤマトファンを満足させるに十分な内容だったが、同時に、彼らはこうも思っていたはずだ――「“さらば”もリメイクするのだろうか?」と。その答えが、続編となる完全新作シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』である。1978年に日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフとして、新たな解釈のもとに書き下ろされた物語だ。主人公・古代進を演じる小野大輔と、その親友であり航海長の島大介を演じる鈴村健一は、新シリーズの制作決定を聞いてなにを思ったのだろうか。小野:前作の『宇宙戦艦ヤマト2199』で、旅を終えたという達成感と、やりきったという感覚がありましたので…また旅に出るということで、実は僕は「なんのために旅をするんだろう?」と不思議な気分でした。「なんのために戦うんだろう? なんのために艦に乗るんだろう?」と。でも、始まるのは嬉しかったです。鈴村:僕は「いよいよきたな」と思いました。『宇宙戦艦ヤマト2199』が始まったときから、僕のまわりのヤマトファンは「“さらば”はいつやるんだ?」と言っていたくらい期待値が高い傑作ですから。それがいよいよ始まるということで、注目度も高いですし、やっと「始まります!」と言えるなあと思うと嬉しかったですね。すごく嬉しい出来事だなあと思いました。■古代と島、想いは違っていても変わらない関係古代のことを「自分で決めたことを最後まで貫き通す力強さがある、とてつもないヒーロー」と評する鈴村さんと、島のことを「実務的にも精神的にも、島が居ないと艦が進まない、居ると安心する存在」と評する小野さんだが、第一章で登場する古代と島の距離は、物理的にも精神的にも、前作に比べて少し離れたところから始まっているという難しさがあった。小野:一話目で、古代が乗っている艦に島が居ないんですよね。「なんで居ないんだろう?」って不安でした。「島はどこに居るんですか?」ってスタッフさんにも聞いたくらいで(笑)。だから、再会できたことは純粋に嬉しかったですし、そのなかでも…単なる友情だけじゃなくて、いま置かれている状況を考えて、「森くん(古代の婚約者)はどうするんだ?」って言ってくれる…3年経ってもその関係性は「やっぱり変わってないな。島と古代だな」と思って、二話目にしてじーんときましたね(笑)。嬉しかったです。鈴村:僕も同意見ですね。第一章に関して言えば、古代が選ぶ道と島の選ぶ道がズレているんですけど、それでも…静かにそれぞれの道を歩むのではなく、ちゃんと交差点があるんですよね。古代との会話で、お互いの気持ちをぶつけ合うシーンがあって…古代が情熱的に「発進しようよヤマトを、すぐにでも!」みたいに、鼻息荒く言ってきて(笑)。小野:はははは(笑)。鈴村:それを島が「現実ってものがあるだろう」と。しかも「森くんのことを考えろ」って…そう言ってあげられるのは、やっぱり島しかいなくて。たとえば僕らの日常生活において、「俺、会社を辞めて独立しようと思うんだ」って言ったときに、「いや、奥さんのことも考えてあげなさい」って言ってくれる人っていうのは(笑)、相当だと思うんですよね。とてつもなく関係値が深い人。小野:うんうん、親友ですよね。鈴村:だから、島と古代の関係っていうのは本当に素敵だなあと思いますね。■さまざまなカタチで描かれる「愛」の物語に期待先述したとおり、今作は『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』に新たな解釈がなされている。キーワードとなるのは「愛」――シリーズ構成を務める福井晴敏が「“愛”という言葉を、人間性を象徴するひとつの言葉ととらえて、どんな実写映画よりもきちんと人間を描いているという自負はある」と語るように、今作にはさまざまな愛のカタチが前作以上に描かれている。それらは物語にどのような効果をもたらすのだろうか。鈴村:リアリティが増しますよね。人の営みには、愛というものが必ず付いてくるので。戦争や政治劇においても、人として生きているバックボーンが必ず存在するはずなんです。それは恋愛に関わらず、友情もそうでしょうし…誰かと関わることで生まれるもので、それがあることでキャラクターが浮き彫りになる。今回の『2202』だけでなく『2199』も含めて、そういったものをさりげなく描いているのがいいなあと思います。まあ前回は古代がモテすぎですけどね(笑)。小野:はははは(笑)。違うんですよ、島がモテなさすぎなんですよ(笑)。鈴村:そう、そこだけが僕は不満なんですけど(笑)。でもやっぱり、あれだけの使命をまとって生きていく人間のモチベーションってどこにあるかというと、誰かのためだったり、当然自分のためであるべきだと思うんですよね。それは「誰かと一緒に居たい」という気持ちを考えると、必然的とすら思います。小野:本当にね…異星人とだってわかり合えるんです。『2199』のときも、古代はガミラスの対地球外交官とわかり合っていたんですよね…けっこう強引に(笑)。だから、ここで言う「愛」って、わかり合うことなのかなと思って。そういう意味での愛が、いろんなカタチで描かれていくんだろうなと思うんですよね。タイトルも「愛の戦士たち」になっていますし…今回は島にモテてほしいなあ(笑)。鈴村:はははは(笑)。僕も切に願うよ(笑)。■ヤマトのクルーが再び旅に出る理由とは?第一章でカギとなるのは、イスカンダルから地球に帰還したのち解散していたヤマトの乗組員たちが、まったく同じタイミングで幻を見るという出来事だ。古代は沖田艦長を、島は亡き父親を幻のなかに見るわけだが、その原因を探ることを目的に、物語は第二章へと続いていく。その印象的なシーンには、果たしてどのような意味が含まれているのだろうか。小野:幻には、自分の人生のなかでいちばん関わりが深い、つながっている人が出てくるんでしょうね、きっと。つまり、記憶ということですよね。記憶って、人が生きていくうえで…生きる原動力のひとつになる、拠り所にする部分だと思うんですよね。記憶がないと、生きてきた積み重ねができないことになるので。それが見えたということは、あのシーンって…ヤマトのクルーが「生きている」、「人と関わり合っている」、「歴史がある」っていうことを象徴しているような気が…僕はしました。すごく、生きている感じがしましたね。鈴村:そうだね。僕らもまだ幻の正体はわからないから、想像するしかないんだけど…ヤマトはやっぱり、なにかを救う物語だと思うから。『2199』は「地球を救う」という大きな使命があったけど、『2202』に関しては、「自らを救う」というようなイメージがあるのかなあという気がしていて。小野:そうか…なるほど。鈴村:幻に出てきた人は…島は亡くなったお父さんでしたけど、自分の暮らしや、日常につながっている人たちなんですよね。そのことを考えると…今回も強い敵が現れて地球が危なくなるのであれば、大義名分として「地球を救う」というのがあるかもしれませんが、じゃあなんのためにそれを行なうのか?と紐解いていくと、「自分を救うために生きている」というのが本質だと思うんですよね。だから、今回見えた幻には、そういうものが表現されているのかなあ?って勝手に思いましたが、その正体は僕にもわかりません(笑)。小野:それを追い求めていくって、なんだかロマンがありますよね。「自分とはなにか?」を確認しに行くという意味もあって。それを知るために、地球とガミラスをつなぐ大使に会いに行くところから始まりますから…たしかに、鈴村さんの言うとおり、自分を救うためっていうのがあるんだろうなあ。鈴村:ひいては、全てのためにつながるっていうのがね。自分のためになにかをするってことは、誰かのためでもあるっていうことにつながっていくって考えるとおもしろいよね。小野:より明確になりますね。僕…さっき言ったように、「なぜこの艦で旅に出るんだろう?」って思っていた部分があったんですけど、それを探しに行くんじゃないですかね、ヤマトのクルーたちは。「なぜ生きているのか」とか「なにが使命なのか」とかを探しに…。■期待を裏切らない熱い物語に、ともに乗船してほしい2話からなる第一章について語るだけでも、これほどまでに深く、熱くなってしまう。宇宙戦艦ヤマトというのは、昔もいまもそういう作品だ。全七章で描かれる『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の物語はまだ始まったばかり。最後に意気込みを聞かせてもらった。小野:僕らは年齢的に“ヤマト世代”と言われる方々の後の世代だと思うんですよね。だからこそ、いま改めて「ヤマトは本当におもしろい」と感じています。そして、普遍だなあと思うんですよね。先ほど「愛」の話もしましたけれど、どの時代に描いたとしても変わらない魂というか…老若男女問わず、誰しもが魂を震わせるような、とても熱い物語だなあと改めて感じています。次の世代にその熱さを伝えていくためにも、またこの艦に乗り込みたいと思いますので、みなさんもぜひ一緒に乗っていただければと思います。鈴村:みなさんが期待していた『2199』の続編ということで、すごく注目されていると思いますが…少なくとも第一章を観た感じ、その期待をまったく裏切らない、おもしろいものになっています。前作以上に人間関係が丁寧に描かれていて、全てが未来につながっていくような作劇になっているので、「この人たちはこの後どうなっていくんだろう?」、「この人たちがどう関わっていくんだろう?」とワクワクしますね。オールドファンの方も、前作を観た方も、期待を持って観てもらえるし、いままでヤマトを知らなかった人も…すごく重厚な人間ドラマ、いまの現代にぴったりな群像劇を描いていると思うので、楽しめると思います。(text:とみた まい)
2017年02月22日日本SFアニメの不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」を完全リメイクし、古代進を小野大輔、森雪を桑島法子が務めるほか、手塚秀彰、神谷浩史ら豪華声優陣で贈る『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』。本作の新キャストとして、神田沙也加が金髪の女神“テレサ”役を演じることが決定。神田さんの声も収められた劇場本予告と合わせ、第一章のメインビジュアル、および新劇中カットが一挙に解禁となった。時は、西暦2202年。あの壮大な片道16万8000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、すでに3年。〈コスモリバースシステム〉により、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた――。大ヒットを記録したTVアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」(2013年4月~9月全国放送)から3年の時を経て、ファン待望の新シリーズとして劇場上映される本作。モチーフとなるのは、1978年に公開され、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』。脚本は『亡国のイージス』の原作者であり、『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーを手掛けた福井晴敏。壮絶なる「ヤマト」の物語が、新たな解釈とビジュアルで2017年に蘇る。このたび、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』「宇宙戦艦ヤマト2」でも強烈なインパクトのあった金髪の女神“テレサ”が本作にも登場、その声優を神田さんが務めることになった。テレサとは、伝説の女神。宇宙の平安を願い続け、テレザート星から強力な祈りの精神エネルギー波“コスモウェーブ”を放ち、旧ヤマトクルーに危機の到来を知らせた「ヤマト」のアイコン的キャラクターだ。神田さんは、今回の決定に「私自身、『宇宙戦艦ヤマト』という作品はもちろん知っていたので、最初はそれが新しく作られるということにすごく驚きました。役をいただけて嬉しいという気持ちは大前提としてあるのですが、作品の中で重要な役割を担うテレサというキャラクターを私が演じるということに、最初はとても恐縮しました。初めて『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』を観させていただいたときに、テレサは非常に印象に残るキャラクターだったので、責任がすごく重大だなと思いました」と、喜びとともにその役柄に言及。錚々たるキャスト陣と顔を揃えたアフレコでは、「足を引っ張ってはいけないという気持ちがある中、今回の台本の内容が冒頭で数行喋って消えていくというものだったので、こんな冒頭で躓く訳にはいかないという想いがありましたね(笑)。役作りをするにしても役が壮大すぎて、どんな風に作ろうかと、アフレコの前日からとにかく緊張していました」と、並々ならぬ緊張を明かす。さらに、「テレサは『ヤマト』という作品において、キーでありアイコン的な存在でもあるので、そういう責任感は継いでいきたいという想いは高まっています。シリーズが終わる時に、みなさんの中に新しいテレサとして自然になっていられるように頑張っていきます」とファンにメッセージを贈った。また、神田さん演じるテレサが初登場し、その声もお披露目される最新の劇場本予告に合わせ、第一章のメインビジュアルも完成。海中より勢いよく発進する宇宙戦艦ヤマトをバックに、精悍な顔つきで艦長服を身にまとった古代進とどこか不安げな表情の森雪が描かれ、まるで新たな『ヤマト』の旅立ちを象徴しているようなビジュアルに仕上がっている。なお、「宇宙戦艦ヤマト2199」TVシリーズ26話をぎゅっと4分に凝縮し、人気キャラ・岬百合亜役の内田彩がハイテンションなナレーションと共にわかりやすく解説してくれる「内田彩の4分でわかる宇宙戦艦ヤマト2199【完全版】~road to 2202~」も公開中。なぜ、ヤマトはイスカンダルへ旅立つことになったのか?そもそもイスカンダルって何?という「ヤマト」初心者にとっても役立つ映像となっている。『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』第一章は2月25日(土)より新宿ピカデリーほか全国15館にて2週間限定劇場上映。(text:cinemacafe.net)
2017年01月06日日本SFアニメ史の始祖にして不朽の名作「宇宙戦艦ヤマト」を完全リメイクしたTVアニメシリーズ「宇宙戦艦ヤマト2199」の3年後の世界を、全七章で描く新シリーズ『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』。この度、大人気声優・神谷浩史が物語の“キーマン”となる新キャラクターを演じることが分かった。時に西暦2202年。あの壮大な片道16万8,000光年にも及ぶイスカンダルへの大航海から宇宙戦艦ヤマトが帰還して、既に3年――。コスモリバースシステムにより、かつての青い姿を取り戻した地球は、ガミラス帝国とも和平条約を締結。復興の傍ら、防衛のためと最新鋭戦艦アンドロメダを含む新鋭艦隊の整備が進められていた。イスカンダルのスターシャの願いも虚しく、地球は軍拡への道を歩み始めていたのだ。はたしてこれが、かけがえのない数多くの犠牲の果てにヤマトが成し遂げた、本当の平和なのだろうか?宇宙の平穏を願う女神テレサの祈りが、ヤマトを新たな航海に誘う。いま、宇宙を席巻するガトランティスの脅威が、地球に迫っていた――。本作のモチーフとなるのは、1978年に公開され、日本全土を熱狂させた劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち』。脚本は、『亡国のイージス』の原作や『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のストーリーを手掛けた福井晴敏が担当し、壮絶なる物語を新たな解釈と装いで現代に蘇らせる。キャスト陣には、主人公・古代進役の小野大輔をはじめ、森雪役に桑島法子、真田志郎役に大塚芳忠、徳川彦左衛門役に麦人、南部康雄役に赤羽根健治、相原義一役に國分和人、榎本勇役に津田健次郎ら実力派が勢ぞろい。そして、本作の新キャラクター、クラウス・キーマン役を、「進撃の巨人」リヴァイ役や「おそ松さん」チョロ松役、「ONE PIECE」トラファルガー・ロー役などで知られる人気声優の神谷さんが演じることが決定。神谷さんは本シリーズについて「『ヤマト』という作品はもはや日本のアニメの原点であり、ある意味、古典になりつつあるコンテンツだと思っています。実際に観たことはないけどタイトルは知っていて、主題歌を知っている。主題歌を知っているということは、実は話の内容を理解しているということになりますから、もはや『ヤマト』は御伽話とか昔話に近い存在になっている気がします。主題歌の1番の歌詞だけでも知っていれば、前作『2199』のストーリーを知っていることになるんです。細かい部分や感じるものは違うかもしれないですけど、本質はあの歌1曲に集約されているので、それさえ分かっていれば今回の『2202』は観ることができます」と、コアなファンでなくても楽しめると解説。また、クラウス・キーマンはガミラス帝国地球駐在武官。その名の通り今後の“キーマン”となる役どころだというが、「僕個人としてはキーマンという役がオリジナルのキャラクターで、福井さんの意思がすごく色濃く反映されたキャラクターになるのではないかと思っているので、気合を入れて臨んでいきたいと思います。素晴らしいものをみなさんにお届けできるようにと思っていますので、ぜひ劇場へ足を運んで頂ければ嬉しいです」と意気込みを述べた。さらに、神谷さん演じる“キーマン”も初登場する本予告(15秒ver)も公開。『宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち』第一章は2017年2月25日(土)より、全国15館にて2週間限定劇場上映。(text:cinemacafe.net)
2016年12月16日インプロセス(IN-PROCESS)の2017年春夏コレクションを紹介する。太古のモチーフやデザインをモダン化した今シーズン。メソポタミアやエジプトなどの古代文明のデザインを、ボタニカル柄や幾何学柄に変えて多用。それを素材やシルエットによって、フェミニンかつ洗練されたものへと変貌させた。また、今季は女性のライフスタイルに寄り添うようなワードローブを想定。例えば、オフィスで着られるような、コンサバティブなパンツやブラウス、あるいはリゾート感を出したリラクシングなパーカー、デートシーンに最適なコクーンシルエットのワンピースなど。洋服のひとつひとつに女性の日常にあるワンシーンが感じられる。首元にパールを添えたり、ヘムの一部分に精緻な花柄の刺繍を乗せたりと、エッジをプラスすることも忘れていない。インディゴ染のニットには、リボンを一緒に編み込んで、ツヤ感と愛らしさを加味している。異素材の切り替えからなるデザインも、上質なムードを作る要素。四角や三角を並べて古代的な柄をさりげなく表現したレースを、カットソーのバックに切り替えて配置。一方で、ハイウエストのパーカーの裾には、コットンシルクの素材をペプラムのようにあしらって、柔らかく揺れるように仕立てている。ジャカードは表裏を逆にすることで立体的な柄へ。気の利いた遊び心が加わることで、より洗練された女性像が明確になっていく。
2016年08月31日全世界20か国 NO.1を獲得した、古代エジプトを舞台に贈る冒険スペクタクル・アクション『キング・オブ・エジプト』。本作から、間もなく初来日する本作の注目若手俳優ブレントン・スウェイツが、華麗なアクションを披露する本編映像が解禁となった。舞台は、神と人間が共存する、古代エジプト。黄金の楽園であった古代エジプトが残虐な暴君と化した砂漠の神・セト(ジェラルド・バトラー)の支配によって、荒廃した世界と国民が苦しめられる。そんな中、王座を巡る壮絶バトルが勃発!エジプトの運命を託されたのは、1人の盗賊の青年・ベック(ブレントン・スウェイツ)。王に君臨する重要なアイテムとなる≪神の眼≫を探し出すため、そして囚われた最愛の恋人ザヤ(コートニー・イートン)を救い出すため、ベックは天空の神・ホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)らとともに壮大な冒険の旅に出る――。抜群のルックスで世界的にも注目を集める主演のブレントン・スウェイツが、ヒロイン・ザヤを務めたコートニー・イートンとともに、8月30日(火)に初来日を果たす本作。今回解禁となったのは、愛する恋人を救うため、天空の神・ホルスとともに砂漠の神・セトに立ち向かう、ブレントン演じる盗賊の青年ベックの超絶“ニンジャ”アクションが炸裂する本編シーンだ。神殿の宝物庫から“神の眼”を奪うため、仕掛けられた罠を忍者並みの身体能力でかいくぐり、最後は崩壊していく床を助走台に、青く光る≪神の目≫目がけて一気に飛び上がる映像となっている。それは、走り幅跳びの大会でいえば、間違いなく世界記録(8.95m)レベルとなりそうなハイジャンプ。ブレントンは幼少期よりサッカーやテニス、サーフィンに、スケートボードなど、さまざまなスポーツを経験しており、運動神経は抜群。さらに撮影に向けて「1、2か月くらいトレーニングしたんだ」と、肉体的な面からもストイックに役作りをしていたことを明かしている。このシーンのほかにも、最先端CG技術を駆使し、美しく激しいアクロバティックなバトルシーンを始め、巨大ピラミッドの崩壊や2匹の大蛇の襲撃、スフィンクスの謎解き、カラクリだらけの神殿といった、息をのむ見せ場が次々と展開される本作。主人公ベックを熱演するブレントンは、地元オーストラリアでキャリアをスタートさせ、2014年に公開された『マレフィセント』でフィリップ王子役を演じて注目を集めると、2017年8月公開予定の『パイレーツ・オブ・カリビアン5/Dead Tell No Tales』(原題)でジョニー・デップ演じるジャック・スパロウの新たな相棒にも大抜擢。今後、日本でもブレイク間違いなしのハリウッドの注目株の初来日に期待高まる。『キング・オブ・エジプト』は9月9日(金)よりTOHOシネマズ スカラ座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年08月29日稲荷町の古代檜がつくる贅沢な空間稲荷町からほど近い銭湯「日の出湯」には、古代檜の浴槽があります。「狭くて色々なお風呂は作れないから、何か一つ秀でたものを作りたい」という店主の思いから、導入を決めたそう。神木とも呼ばれる貴重なひのきで造られた古代檜のお風呂は、”海抜2000メートル以上の深山幽谷の地に自生し、樹齢千数百年を越える巨大な樹木”だけをそう呼び、浸かるだけで新陳代謝が活発になり、森林浴をしているようなリラックス効果があります。「この湯船に浸かると、体の調子が良い」と遠方から足を運ぶ人も少なくないそう。男女週替わりで楽しめるお風呂は、1階と2階で少し仕様を変えています。こぢんまりしたスペースの中にも、店主の丁寧なこだわりを感じる浴室。目玉の古代檜のお風呂は両方に。そして、1階にはスチームサウナ、2階には外気が心地よい半露天の岩風呂もあります。銭湯業界初!炭酸シャワーでヘッドスパ体験そして「日の出湯」でもう一つ見逃せないのが、炭酸シャワー。炭酸泉の浴槽はよく見かけますが、シャワーは業界初だそう。炭酸の湯船は、頭から浸かれないのがもったいない! ということで、ペットボトル100本分にも相当する、50ℓの炭酸泉(5分100円)が使用できるという嬉しいサービスも。古い角質や毛穴の汚れを取ってくれるので、お風呂あがりは「肌がワントーン明るくなる!」と女性にも大好評。もちろん、頭皮の毛穴の詰まりにも効果的なので、艶髪になれると、炭酸シャワー目当てに来る人が多いんだとか。サロンのヘッドスパなら、1回2000~3000円というお店が多い中、5分100円でできるコスパもGOODです。小さな空間だからこそ、人と人とが触れ合う。そんな憩いの場。湯上りの常連客の方に、笑顔で声をかける店主の田村さんを見ると、ここに来たくなる理由も頷けます。頑張った日には、自然の恵みを感じられる”古代檜”のお風呂で深呼吸。ほっとひと息ついたらまた明日も頑張れそう。店舗情報店名:日の出湯TEL・予約:03-3841-0969住所:東京都台東区元浅草2丁目10−5アクセス:銀座線 稲荷町駅から徒歩3分営業時間:15:00~24:00定休日:水曜日
2016年05月27日1959年に公開され、アカデミー賞で最多受賞記録を持つ映画『ベン・ハー』が、最新技術によるリメイクで現代に復活。2017年に全国の劇場で公開される。古代ローマ帝国の圧政とキリストの死を背景に、ユダヤ豪族の息子であるベン・ハーの数奇な運命を描いた一大歴史スペクタクル映画『ベン・ハー』。公開当時、アカデミー賞で作品賞、監督賞をはじめとする11冠を達成した不朽の名作だ。その記録は、後に『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』に並ばれるも、破られていない。そんな『ベン・ハー』を、最新技術でリメイクした本作。映画『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフが監督を務め、主演には、『アメリカン・ハッスル』出演のジャック・ヒューストンが抜擢された。また、宿敵のメッサラ役をトビー・ケベルが演じるほか、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロなどが共演。脚本は、アカデミー賞脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』のジョン・リドリーと、キース・クラークが担当する。【作品情報】『ベン・ハー』公開時期:2017年監督:ティムール・ベクマンベトフ『ウォンテッド』原案:ルー・ウォーレス「ベンハー」出演:ジャック・ヒューストン、トビー・ケベル、モーガン・フリーマン、ロドリゴ・サントロほか(C) 2016 Paramount Pictures and Metro-Goldwyn-Mayer Pictures Inc. All Rights Reserved.
2016年05月23日東京国立博物館、朝日新聞社、NHK、NHKプロモーションは、古代ギリシャの歴史を約300件の作品で紹介する特別展「古代ギリシャ -時空を超えた旅-」を開催する。会場は東京都・上野の東京国立博物館 平成館(上野公園)。会期は6月21日~9月19日(月曜休館)。開館時間は9:30~17:00(土・日曜祝日は18時まで、金曜および7月、8月の水曜は20時まで。入館は閉館の30分前まで)。同展では、ギリシャ共和国文化・スポーツ省の全面協力により、約300件もの古代ギリシャ時代の貴重な作品が、テラ先史博物館やアテネ国立考古学博物館、イラクリオン考古学博物館など、ギリシャ国内40か所以上の国立博物館より出品される。エーゲ海諸文明からギリシャ本土の アルカイック期、クラシック期、アレクサンドロス大王のマケドニア、そしてヘレニズム時代までを「時空を超えた旅」と見立て、西欧文化の原点となった古代ギリシャの歴史を約300件の作品で紹介する。このほか、古代オリンピックに関連する特別コーナーも設置されるということだ。
2016年02月24日兵庫県三田市という郊外エリアにありながら、地元の人々のみならず、遠方からの客足も途絶えない名店「パティシエ エス コヤマ」。オーナーパティシエ・小山進氏はロールケーキブームの火付け役となった「小山ロール」でその名を馳せた。しかし、小山の創造性はとどまるどころか、今もなお前進し続けている。小山が今、情熱を注いでいるのが「ショコラ」だ。2011年には、パリで毎年開催される「サロン・デュ・ショコラ」に初出品ながらフランスで最も権威あるショコラ愛好会「C.C.C.」のコンクールで最高位となる5タブレットと外国人部門最優秀ショコラティエ賞のW受賞の快挙を達成し話題となった。以後、最高位を5年連続獲得。最優秀賞も3度受賞するなど、名実共に日本を代表するショコラティエとなった。その沸き上がる創造性のルーツは何か?小山に話を聞いた。■大切なのは「切り取る力」「表現し伝える能力」「技術力」の3つエスコヤマのショコラトリー・Rozillaには、小山の創る宝石のように繊細で美しいショコラがずらりと並ぶ。世界各地から個人輸入しているカカオの特徴を存分に堪能できるもの、一見意外な素材の組み合わせが口の中で思わぬマリアージュを見せる2層で構成されたもの、さらに名前に目を向けると「NINJA」「Genesis~創世記~」「YABAI」など、すぐには味が想像できないようなアイテムも。「C.C.C.」のガイドブックで「味覚の錬金術師」と称されるショコラティエ・小山進の、作品へのインスピレーションはどこから来るのか。「インスピレーションは日常生活を送る中で自然に得ています。例えば、日課のジョギング中に感じた『いい花の香りやなぁ』というメモであったり、偶然手元に届いた日向夏であったり、京都の料理屋で食べたふきのとうだったり。『あのカカオと合わせたら面白そう』、そう思った瞬間に、頭の中ではもう味のイメージが完成している。あとはその配合を実験して表現していくだけなんです」創造性溢れる物創りを行うためには、日常生活から面白いことを「切り抜く力」、それを「表現し、伝える能力」、そしてそれを具現化する「技術力」が揃って、初めて実現すると言う。そしてこの3つの力はどんな職種の仕事をするうえでも不可欠な要素だと小山は語る。■カカオとの出会い2011年のC.C.C.での受賞が、小山が真剣にカカオに向き合い始める一つのきっかけとなった。産地が同じでも収穫時期や発酵、乾燥の仕方などでその味ががらりと変わるカカオ。その魅力の虜になるショコラティエも多い。「本気を出さないと」。翌年から小山はマダガスカル、ベトナム、インドネシアにコロンビアと様々なカカオの産地を巡り、実際にカカオを見て、産地の方々と触れ合い、カカオを深く勉強する旅に出ることとなる。「世界にはフレッシュのカカオフルーツの種を食べただけで、その着地点であるチョコレートの味が分かる、いわば“クーベルチュリエ”というべき人たちがいる。僕はいつかその領域に足を踏み入れたいと思っているんです。そこまで知らなくてもショコラは創れます。だけど、“究極”を知ってしまった時に湧き出す、そこに辿り着きたい!という感情と行動が、さらなるいいものを生み出すと思うんですよ」現在、エスコヤマには約90種ものクーベルチュール(原料となるチョコレート)があるという。ここ2年ほどの間に、惹かれた素材にカカオを合わせた「素材ありき」の創作から、個性豊かなカカオにぴったりの素材を合わせる「カカオありき」のショコラづくりへと変化してきたという。■アルアコ族のカカオを巡る物語2015年夏、小山はコロンビアのカカオ生産地を訪問した。2014年に続き、2度目となる。シエラネバダ山脈の麓で伝統的な自給自足生活を営むアルアコ族に、彼らが栽培したカカオを用いたクーベルチュール「アルアコ72%」で創作したボンボンショコラを届ける目的もあった。「2年連続で訪ねて来る変わったヤツやと思われたのか(笑)、このときはトップとなる祈祷師にお会いすることができた。そこで、16世紀のスペイン侵略によってアルアコ族が大切なカカオの森を捨ててシエラネバダの山深くに逃げなければならなかった、という悲しい物語を初めて聞いたんです。断絶されたカカオの文化が、その末裔たちの手により現代に復活し、そのカカオが僕に供給されている。これはすごいことやと思いませんか?僕はこのカカオを大切に使わないといけないと改めて思ったし、この物語を伝える使命があると感じて物語を書き始めました。」小山は『THE LOST TREASURE~失われたアルアコの秘宝~』と題した冒険ファンタジーを書き、さらにミュージシャンの佐藤竹善氏が10分超の大曲に仕上げクリスマスアルバムに収録。また、小山がその表現力に惚れ込んだ「キングコング」のにしのあきひろ氏がこの冒険物語に絵を製作し、3月には絵本として発刊される予定だという。「伝えなければ」という小山の強い想いによって、アルアコ族のカカオをめぐる物語は確実に人々に伝えられているのだ。■フレームに収まりきらないエネルギー「何でもはっきり言う性格は子供の頃から」と笑う小山。正しくないことに流されるのが嫌だという彼の幼少期はどんな子供だったのだろうか。「このままです(笑)。住んでいた京都では路地裏でよく遊び、夏休みの一ヶ月間は、兵庫県の母方の田舎で虫捕りや木登りをして遊んでいました。虫が大好きな僕は、その頃からクワガタやカブトムシのフォルムもとても魅惑的だと感じていたし、その模様がまるでエンボス加工のようだな、このツヤもかっこいいな、とかそういう視点で虫を見ていました。絵を描くことも好きでした。一枚の紙では足りずにはみ出してしまうので、母親は模造紙を何枚もつないで僕に絵を描かせてくれた。それでもまだ足りなくて、壁にまで描いてしまう。ただ、母は途中では止めずにいてくれて、最後に『消しとき!』と一言(笑)。母は、僕の『表現したい!』という強いパワーを見抜いていて、フレームに収めることよりも、のびのびと表現することを伸ばしてくれたのだと思います」そんな小山が大人になり、自分の店を構えたのは兵庫県三田市。どこまでも青い空。広大な敷地に広がる「パティシエ エス コヤマ」は我々が想像する「ケーキ屋さん」のフレームを超えている。洞窟のようなショコラトリーの空間に一歩入れば、波打つ左官壁が広がり、四季折々、色々な表情を見せる庭にはカブト虫やお菓子の妖精のオブジェ。近未来のお菓子工場を思わせるパティスリーは子供だけが入れるワンダーランドだ。「それが子供たちにとっての『ケーキ屋さん』の原風景になるとしたら、面白いでしょ」と小山はたまらなく楽しそうな顔になる。■「夢」ではなく「具体的な目標」をこれからの目標を訊ねると、「何かを残したい」と即答。実は、ここ数年、小山は幼稚園から大学まで、依頼された講演会は可能な限り引き受け、様々な子供たち・若者たちと話をする機会を積極的に作っている。「ケーキの話なんてしませんよ(笑)。子供たち自身が楽しいと感じたことを発表する授業です。生徒さんを指名して、前に出てきてもらって、「昨日、なんか楽しいことあった?」って聞くんです。発表すること、発信すること、それを皆に聞いてもらうこと。話すことが苦手な子も、きちんと誘導してあげればどんどん話してくれます。終わって聞いていた人が拍手してくれたらもっと気持ちよくなって、話すこと、伝えることが得意になります。伝える力はどんな職業にも共通して必要な能力です。それから、例えばチョコレートって、「体温で溶ける」という特性を使って、口の中でとんでもなく楽しいことが起こせる。『すごいな、こんなことまでできるんだ!』という刺激を子供たちが受けてくれたら、ジャンルを問わずもっとすごい化学変化を起こしてみよう!という子が現れるかもしれない。そんなことも考えています。また、僕は『好きなことを見つけて掘り下げる』こと、『夢ではなく、それに近づくための具体的な目標を持つこと』の大切さも伝えたいんです。「夢がある」というと、素敵に思えるけど、じゃあ何をすればいいのかというと、あまりに漠然としていてわからないですよね。具体的に「目標」をもって、今日何かを実際に達成する方がはるかに有意義です。だから、「夢ではなく目標を持て」とお話ししています。学校で目を輝かせて僕の話を聞いてくれる子たちは、たいてい学校の先生方からは「問題児」扱いされている。僕から見れば、「フレームからはみ出ているけれど、突出した何かをもっている子たち」です。カカオハンティングで出会う未知のカカオと同じ。一人ひとり、一粒一粒の魅力を生かして、導くことが大切だと思っています」フレームに収まりきらないエネルギーをはみ出させることで起こる、さまざまな化学変化。そのDNAはケーキやショコラの世界にとどまらず、必ずやこれからも多くの人に伝わっていくのだろう。【Profile】小山進 こやま・すすむ1964年京都生まれ。大阪の調理師専門学校を卒業後、神戸の洋菓子店に入社。本店パティシエ、商品開発部長など様々なポジションを経験したのち独立。2003年、兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」を開店。「小山ロール」は店頭販売だけで1日1600本を売り上げ、ロールケーキブームの火付け役となった。日課はジョギング。ミュージシャン、グラフィックデザイナーから陶芸家までいろんな職業に憧れた好奇心はファッションにも向けられていて、最近はバルマンのパンツを愛用。オートクチュールのようなフィット感がお気に入りなのだとか。
2016年02月13日東京都・上野の東京国立博物館は、古代のアフガニスタンで栄えた文化を、4つの遺跡から出土した名宝によって紹介する特別展「黄金のアフガニスタン-守りぬかれたシルクロードの秘宝-」を開催する。会期は4月12日~6月19日(月曜休館、ただし5月2日は開館)。開館時間は9:30~17:00(土・日・祝日および5月2日は18:00まで、金曜日は20:00まで)。観覧料は一般1,400円、大学生1,000円、高校生600円、中学生以下無料。同展は、紀元前2100年頃から紀元後2世紀頃までに古代のアフガニスタンで栄えた文化が、4つの遺跡から出土した名宝246件によって紹介されるもの。なかでもアフガニスタン北部のティリヤ・テペから出土した煌びやかな黄金製品の数々は日本初公開となっている。これらの名宝は、首都カブールにあるアフガニスタン国立博物館に所蔵されていたが、1979年のソ連による軍事介入とそれに続く内戦などにより、博物館は甚大な被害を受け、その所蔵品の多くは永遠に失われてしまったと考えられてきた。しかし、勇気ある博物館員の手により、とりわけ貴重な文化財は秘密裏に運び出されていたのである。そして内戦終結後の2004年4月、秘宝を大切に保管していた金庫の扉が再び開かれ、貴重な文化遺産が無事であることが確認された。同博物館の入り口には、再開を期して、「自らの文化が生き続ける限り、その国は生きながらえる」というメッセージが掲げられているという。同展は、これらの秘宝の再発見を機に、アフガニスタンの文化遺産の復興を支援するために企画された国際巡回展となる。2006年のフランスのギメ国立東洋美術館での開催以来、アメリカのナショナル・ギャラリーやメトロポリタン美術館、イギリスの大英博物館など、世界10カ国を巡回し、すでに170万人以上が来場しているという。日本での展覧会では、この奇跡的に守られた古代アフガニスタンの至宝231件に加え、日本で「文化財難民」として保護されてきた流出文化財15件が合わせて紹介される。なお、この15件を含むアフガニスタンからの流出文化財102件は、同展終了後、アフガニスタンに返還される。同展の開催に際し、同展の担当学芸員は次のようにコメントを寄せている。「戦禍の中、勇敢な博物館員によって命がけで守られた古代アフガニスタンの秘宝たち。彼らが救ったのは人類の宝だった。この素晴らしい秘宝を、その裏に潜む男たちの物語とともに是非ご覧ください。」
2016年02月12日もうすぐ2015年も終わりますね。年始が近づくにつれ、自分にとって来年がどんな年になるのか、気になる人も多いことでしょう。年明けに、おみくじで運試しをするのも楽しいですが、たまには本格的な占いを試してみるのも面白いかもしれません。そこでおすすめなのが、古代マヤ文明から伝わるマヤ暦を使用し、よく当たるといわれている「マヤ占い」です。今まで私はほとんど占いをみてもらった経験がないのですが、以前一度だけ、この「マヤ占い」を試して驚いたことがあったのです。そんなマヤ占いを、「エキサイト電話占い」の無料サイトで占えるというので、久しぶりに占ってみることに。そもそもマヤ暦、マヤ占いとはどんなもの…!? ところで、マヤ暦といわれても、ピンとこない方も多いかもしれませんね。まず簡単に説明しましょう。マヤ暦の一年の暦は、私たちがふだん使っている太陽暦のカレンダーの365日とは異なる260日。毎日を順番に守護する聖なる存在「守護者」がいて、人はみな、生まれた日の守護者の一族に属している、と考えられています。守護者の数は全部で20。マヤ暦はその守護者と、1~13までの数字が順に組み合わされた、260通りのパターンで形成されています。だから260日なのですね。そして、自分の生年月日で決まる守護者と数字によって、その人本来の運命や性質、未来や方向性を読み解くのが「マヤ占い」です。 自分の「守護者」と「数字」は生年月日で決まるさっそく占うため、「エキサイト電話占い」のマヤ占いのサイトに、生年月日を入れてみると……出てきたのは、「あなたは、香の一族です」という言葉。以前も驚いたことですが、マヤ暦には「香」という守護者が存在していて、しかも私は自分の名前である「香」と同じ一族に属しているのです!また、数字は7ということでで「香の7」となります。まったく同じ「香の7」を持つ有名人も同じページで紹介されており、浅田真央さん、宮崎駿さん、赤塚不二夫さん、宮崎あおいさんなどといった方々のお名前が。自分と同じというのは興味深いですよね。続いて、来年、2016年の自分について占ってみると、こんなメッセージが。「2016年は2月から『香』年になります。大地のパワーが地球に戻ってきて、『香』のサインの自分という土台の上に夢や目標の神殿が建造されてくる好調な年となりそうです!」来年2月から「香」年とは! 「好調な年となる」ということで、ひとまずホッとしました。 マヤ占いによる、2016年のあなたの運勢は……!?ちなみに、「エキサイトの電話占い」でマヤ占いを監修しているのは、マヤ占いの第一人者といわれる弓玉(みろく)先生。以前、私が「電話占い」で占ってもらったのもこの弓玉先生でした。そのときのことで、印象に残っていたことがあります。「香」という名前の私の守護者は、ずばり「香」でしたが、他にも「水」を守護者とする人の名前が「泉」だったり、コンドルを守護者とする人の名前が「翔」だったり……。名前と守護者に関連がみられることがあるのだとか。マヤ暦における守護者は、以下の20個になりますが、これらの言葉に何かを感じた方は、マヤ占いで占ってみると、自分の名前と何か関わりがあるなど、新しい発見があるかもしれませんね。もちろん、名前と関わりがなくてもOKです!<マヤ占いにおける、20の守護者>ワニ、風、夜、トカゲ、ヘビ、死、シカ、ウサギ、水、イヌ、サル、道、コーン、ジャガー、ワシ、コンドル、香、ナイフ、嵐、祖先長い歴史があり、世界でも人気のマヤ占い。無料会員登録するだけで、あとは生年月日を入れれば占えるので、とても簡単。気になる2016年の自分について、占ってみてはいかがでしょうか。「エキサイト電話占い」 マヤ暦占い2016(無料)はこちら 人気の占い師に、電話やメールで24時間いつでも占ってもらえる、電話鑑定サービス「エキサイト電話占い」恋愛、結婚、彼のホンネ、相性、将来、転職のご相談など、深夜でもケータイからすぐ利用できる電話占いです。口コミやプロフィールを参考にしながら、あなたにピッタリの占い師が選べます。電話占いはあなたが幸せになる1つの手段。 あなたが幸せになるために、上手に利用してください。 占い師は、そのときにあなたができる最大限のことが何かを伝えてくれるでしょう。
2015年12月31日『ダークナイト』3部作で知られる“ゴッサム・シティ”を舞台に、その前日譚として若き日のゴードン刑事の活躍を描いた海外ドラマ「GOTHAM/ゴッサム」。先日、本作のメインキャストらが来日し話題を呼んだが、この度、主演のベン・マッケンジーと彼の吹き替えを担当した人気声優・小野大輔との夢の“日米ゴードン”対談が実現。その模様がWEB上で公開された。本作で主役のゴードンを演じるのは、「The OC」のライアン役で人気を博したベン。実はそのライアン役の日本語吹き替えを担当したのも、本作と同じく人気声優の小野さんだったという。小野さんは、洋画吹き替えでは「glee」(フィン・ハドソン役)、「スティーブ・ジョブズ」(スティーブ・ジョブズ役)などを担当。またアニメ作品にも多数出演しており、「黒執事」(セバスチャン・ミカエリス役)や「宇宙戦艦ヤマト2199」(古代進役)など話題作で立て続けに主演を好演。声優アワードでは主演男優賞を過去2回受賞している実力派声優だ。アーティスト活動も活発に行なっており、2016年1月には自身初の単独日本武道館公演が決定している。そんな人気声優の小野さんにとって、「The OC」は洋画での初主演作であり、当時は大きなプレッシャーを感じたという。そんな中、ベンと小野さんが同じ歳であるということや、2人とも“役者としてはこれから”という似た境遇にあることを知り、シンパシーと勇気を感じたそう。「この役者さんと一緒に成長してゆきたいと思っていたんです。お会いするのは初めてなんですが、昔からの旧友に会ったような感覚です」と大感激の様子。一方のベンも、「『The OC』の頃は、僕もカメラの前に立った経験はほぼゼロだったんだ。だから小野さんと同じように、火の中へ投げ込まれるような感覚だった。分身に会ったようでとても面白いね。自分の役の声優さんにお会いするのは、初めてなんだ。とても新鮮な感覚だよ」と、小野さんとの出会いに感銘を受けたよう。また「吹き替えを聞いたけれど、深い声ですごくいいね。おかげでジムも男前に見えるね。もうすっかりファンだよ」と小野さんの演技を絶賛した。公開された対談映像では、そのほかにもそれぞれのキャラクターの演技論や、ベンもアニメでの声優経験があることからアニメ吹替え論について熱く語る姿が映し出される。最後には、小野さんから「これからもベンの吹替えは僕が担当したいです。そして、もし僕が声優として出演したアニメがアメリカで放送されるときは、ぜひベンにお願いしたいです」と互いの今後の活躍を健闘しあう一幕も。日米の実力派俳優たちが、不思議な縁で結ばれ役10年越しに同じ役を演じた本作。ぜひ吹き替え版でも本作を観賞し、ベンも絶賛した小野さんの演技を堪能してほしい。「GOTHAM/ゴッサム<ファースト・シーズン>」は7月22日(水)よりDVD&デジタルレンタルがスタート。(text:cinemacafe.net)
2015年07月05日声優の宮野真守が、8月28日に公開されるアニメーション映画『劇場版 弱虫ペダル』に登場する新キャラクター・吉本進役を担当することが明らかになった。吉本進は、熊本台一高校チームのエース。けがのためインターハイに出場することはかなわなかったものの、阿蘇の山で鍛え抜かれた走りから、"火の国・炎のクライマー"と称される実力派。明朗かつアグレッシブな性格の持ち主として描かれるという。出演が決定した宮野は「今までにチャレンジしたことのないキャラクター、しかも『熊本出身』のキャラクターを担当させていただけるということで、正直ドキドキですが、かなり気合入っています!」と意気込み、「全身全霊をかけて演じていきますので、ぜひ楽しみに待っていてください!」と呼びかけている。映画の主要キャストには、アニメに引き続き、小野田坂道役を山下大輝、田所迅役を伊藤健太郎、巻島裕介役を森久保祥太郎、金城真護役を安元洋貴、鳴子章吉役を福島潤、今泉俊輔役を鳥海浩輔が担当する。原作コミックスの累計発行部数が1,300万部を突破している『弱虫ペダル』は、自転車のロードレースにすべてをかける高校生たちが繰り広げる熱いドラマと迫力とスピードに満ちた戦いが多くのファンを獲得。アニメは、2013年10月~2014年6月に第1期、2014年10月~2015年3月に第2期『弱虫ペダル GRANDE ROAD』が放送された。初の長編アニメーション映画となる『劇場版 弱虫ペダル』では、原作者の渡辺航氏がシナリオを新たに書き下ろし、TVアニメに引き続き、小野田坂道役を山下大輝、田所迅役を伊藤健太郎、巻島裕介役を森久保祥太郎、金城真護役を安元洋貴、鳴子章吉役を福島潤、今泉俊輔役を鳥海浩輔が担当する。(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/劇場版弱虫ペダル製作委員会
2015年05月28日1年で最も活躍した声優に贈られる「第9回声優アワード」の授賞式が7日、東京・文化放送メディアプラスホールにて行われ、主演女優賞を神田沙也加、主演男優賞を小野大輔が受賞した。2006年の外画放送開始50周年を機に、その年度に最も印象に残る声優や作品を対象に、その業績を称える本格的な声優を対象とするアワードとして設立された「声優アワード」。今年で9回目となる同アワードは、2013年12月1日~2014年11月30日に放送、配信、発表されたアニメに出演した声優が対象となり、一次審査のネット投票を経て、選考委員が各賞を選出した。大ヒットを記録したディズニーのアニメーション映画『アナと雪の女王』日本語吹き替え版でヒロインのアナ役を演じた神田は、同アワード初の受賞。「私にとって取れるはずのない賞だと思っていました。私は14歳でデビューしましたが、デビュー前になりたいと思った職業が声優でした。大好きなアニメがあり、尊敬する声優さんがたくさんいます。受賞の連絡をいただいた際は、正直戸惑いの気持ちがありました」と心情を吐露。そして、『アナと雪の女王』という作品については、「たくさんの方が観て、歌って、愛していただいたことに感謝いたします。今後も勉強を重ねて、今日ここでお会いした声優の皆さんとお仕事ができる日を目指してがんばります。影響を受けたアニメやゲームのすべての作品に感謝いたします」と目を潤ませながら、受賞の喜びをかみしめていた。そして主演男優賞は、TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』の空条承太郎役、『宇宙戦艦ヤマト2199』シリーズの古代進役などで知られ、第4回にも主演男優賞を受賞している小野大輔が2度目の受賞。小野は「今日の受賞に際して、第4回の受賞の際に着たものと同じものを着てきました。このタキシードは、前社長の納谷光枝さんに第4回受賞の際にプレゼントしてもらったものです」と述べ、一昨年亡くなった前社長へ受賞の喜びを伝えた。また小野は「思えばこの1年、主演させていただいたのは、これまでの積み重ねてきた歴史や育んできた情熱を次の世代に伝えていく作品を多く担当させていただきました。いろいろな人の思いを背負って、ここに立たせていただいていると思います。関わった作品のスタッフさん、キャストさん、皆が作品が好きだという気持ちが強く、僕はそれがうれしくて、これまで作品に関わってきました」と感謝を伝えつつ、「好きという気持ちはすごく強い力を持っています。これからもこの気持を忘れずにお仕事をしていきたいと思っています」と述べ、最後に「声優というお仕事が大好きです!」と大きな声で宣言をした。「第9回 声優アワード」受賞者は以下のとおり。主演女優賞:神田沙也加主演男優賞:小野大輔助演女優賞:沢城みゆき、花澤香菜助演男優賞:小西克幸、森川智之新人女優賞:雨宮天、上田麗奈、洲崎綾新人男優賞:逢坂良太、斉藤壮馬、花江夏樹歌唱賞:μ’s(新田恵海、南條愛乃、内田彩、三森すずこ、飯田里穂、Pile、楠田亜衣奈、久保ユリカ、徳井青空)パーソナリティ賞 小野大輔、神谷浩史功労賞:大竹宏、白石冬美富山敬賞:大塚明夫高橋和枝賞:高島雅羅シナジー賞:妖怪ウォッチキッズファミリー賞:小桜エツコ最多得票賞:神谷浩史特別賞:Wake Up,Girls!(吉岡茉祐、永野愛理、田中美海、青山吉能、山下七海、奥野香耶、高木美佑)
2015年03月08日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日