2023年9月22日、人気アイドルユニット『ももいろクローバーZ』(以下、『ももクロ』)のマネージャーである古屋智美さんが、亡くなっていたことが分かりました。同グループのウェブサイトによると、古屋さんは同年8月22日に亡くなったといいます。古屋さんは、『ももいろクローバーZ』結成当初からマネージャーを務め、2019年後半からはプロデューサーを兼任。ファンからは『古ちゃん』と呼ばれるなど、『ももクロ』のお姉さん的存在としてファンに親しまれていました。突然の知らせに、ネット上では「古ちゃんがいたから、今の『ももクロ』がある。ずっと支えてくれてありがとう!」「マネージャーだけど、10年来一緒に歩んできた仲間。みんなの古ちゃんだった」「『ももクロ』愛が誰よりも強かった古ちゃん、大好きです」など、ファンからの追悼コメントが相次いでいます。古屋さんのご冥福をお祈りします。[文・構成/grape編集部]
2023年09月22日モデル、役者、カメラマン、映像クリエイターといった複数の肩書をスラッシュで区切る"スラッシュキャリア"として多方面で活躍している"スラッシュ男子"の古屋呂敏(カメラマン名義・ROBIN FURUYA)が17日、東京・渋谷のギャラリー ルデコで開催された写真展「reflection」(同所で2月18日~20日に開催)の取材会に、モデルを務めた川床明日香、菊池日菜子とともに出席した。今回、写真展初開催となった古屋は、「反射」や「反映」といった意味を込めた「reflection」をテーマとした同写真展を開催した経緯や、テーマについて聞かれると「モデルから役者に転向した中で、ずっと写真をやっていて、1度、表の舞台を辞めて、映像制作やスチールカメラマンとして約3年ほど活動していたんですけど、今までクライアントワークが多くて、その中で今回、初めて自分の心がおもむくままに撮影をしてみようと思って、写真展という形で自分の思いを表現させてもらいました」と説明し、「実際に自分の写真がこうやって印刷されて飾られるといいですね。何より素敵なお2人に協力してもらって撮影させてもらって楽しかったです」と感慨深げに語った。また、撮影は冬の西湖(山梨県)をメインに行ったそうで、モデルを務めた川床と菊池から「寒かった」と声が飛ぶと、古屋は「それはアミューズが本社を(東京から)西湖に移したせいですね」とコメントして会場の笑いを誘い、「僕自身、アミューズの本社が移動してから初めて西湖に行ったんですけど、たぶんアミューズに所属しているアーティストの中で1番西湖に行っているんじゃないかと思います。今となっては思いが多いところになりました」と笑顔を見せた。お気に入りの写真を尋ねられ、モデルの2人が夕日をバックにはしゃいでいるカットを挙げた古屋は「光の関係で撮影時間が短かったんですけど、その中でも嫌な顔ひとつせず、むしろ自分からクリエティブに対してトライしてくださって、とても楽しかったですし、やりやすかったです」と2人に感謝し、「年齢が近いお2人だからこそ、特に表現者はその年齢だからこそ出る光があると思っていまして、それが如実に感じられて、シャッターを押しながらお2人の年齢に合った出せる光、出せる匂いというのが伝わってきたので大好きです」と満足げな表情を浮かべた。さらに、今後、撮ってみたいものを尋ねられた古屋は「いつか官能的ではなく美しいヌードとかチャレンジして表現できたらと思っています」と打ち明け、現在、北京五輪が開催中であることにちなみ、撮ってみたいアスリートを追求されると、スノーボード男子ハーフパイプで金メダルを獲得した平野歩夢選手の名前を挙げ「3回目のあの強さは必ず写真に出ると思いますし、写真を撮ったときに反射してくるものは、女優さんや俳優さんとは別物のものを感じられると思うので、機会があればぜひ撮ってみたいですね」と目を輝かせた。
2022年02月18日古屋兎丸の漫画『女子高生に殺されたい』が、主演に田中圭を迎えて実写映画化。2022年4月1日(金)に公開される。古屋兎丸の漫画を実写映画化『女子高生に殺されたい』は、『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などで知られる古屋兎丸の画業20周年記念作品として発表された人気コミック。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の、9年間に及ぶ、前代未聞の “自分”殺害計画を描いたものだ。禁断の扉をひらく衝撃作が、遂に実写映画化を果たす。<映画『女子高生に殺されたい』あらすじ>女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人。人気教師として日常を送りながらも “理想的な殺され方”の実現のため、9年間も密かに綿密に、“これしかない完璧な計画”を練ってきた。彼の理想の条件は二つ「完全犯罪であること」「全力で殺されること」。明るく平和な学園内で、静かに着実に男の計画は進んでいく―。田中圭が“女子高生に殺されたい”狂気の高校教師に主人公・東山春人役(田中圭)女子高生に殺されたいがために高校教師になった男。主演を務めるのは、『総理の夫』『そして、バトンは渡された』『あなたの番です 劇場版』など出演作が続く田中圭。田中圭は「物騒なタイトルではありますが、初めて台本を読んだ時撮影に入るのが物凄く楽しみになった、ワクワクする台本でした。不気味なのにカッコいい雰囲気が漂うスタッフさんの画作りや、監督のこだわりに唸っていた日々を思い出します」と撮影期間について振り返りながら、「“女子高生に殺されたい”とは、どういう意味なのか。不思議なサスペンスを味わってください!!」と語っている。佐々木真帆役(南沙良)(出演作:映画『太陽は動かない』、日曜劇場『ドラゴン桜』)心優しくも引っ込み思案で、どこか陰のある正統派の美少女。小杉あおい役(河合優実)(出演作:映画『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』)対人関係が苦手で、親友の真帆にだけ心をひらく異端の美少女。君島京子役(莉子)(出演作:映画『君が落とした青空』『牛首村』)演劇部に所属し、男子ウケ抜群の快活な美少女。沢木愛佳役(茅島みずき)(出演作:映画『青くて痛くて脆い』、NHK「おかえりモネ」)強くなりたい一心で、柔道の稽古に打ち込む孤高の美少女。川原雪生役(細田佳央太)(出演作:映画『花束みたいな恋をした』『子供はわかってあげない』)明るく純粋で、真帆に一途な恋心を抱く同級生。深川五月役(大島優子)春人の過去を知る元恋人で臨床心理士。木下マユ役(加藤菜津)森口ミキ役(久保乃々花)生島役(キンタカオ)監督は城定秀夫メガホンを取るのは、Vシネマから劇場公開映画まで幅広いジャンルを手がけ、2020年公開の『性の劇薬』『アルプススタンドのはしの方』でヒットを連発した城定秀夫。今泉力哉監督とタッグを組んだ監督作『愛なのに』、脚本作『猫は逃げた』『よだかの片思い』の公開も控える注目の監督だ。映画『女子高生に殺されたい』は、自身の脚本で原作を大胆にアレンジし、圧倒的な映像美と上質なストーリーテリングで“怪作”を生み出した。原作者・古屋兎丸のコメントなお、原作者の古屋兎丸は、『女子高生に殺されたい』の実写映画化について、下記の通りコメントを寄せている。「もしも僕が映画を撮るとしたらどんな物語にするか」このお題を元にこのお話は出来ました。勿論自分で撮ることは出来なかったのですが今回こうして最強の布陣で映画化されることを嬉しく思います。城定監督はこれまでメジャーとマイナーの垣根を越えて数多くの映画を生み出してきた方でその立ち位置が僭越ながら自分と共通する部分を感じていて、この映画化にはピッタリな方だと思います。監督が執筆されたオリジナル要素を足した脚本も「こうすれば良かった」感ありましたし、撮影現場での職人的な手際の良さにも感嘆しました。そして主演の田中圭さんはいい人役のイメージがあったので強烈な二面性と狂気が漂う今作の春人役でどんな演技を見せてくれるのか楽しみにしてます。誰にも言えない二面性と願望。異様だけど儚く美しい。そんな今作を皆様も楽しみに待ってて下さい。【詳細】映画『女子高生に殺されたい』公開日:2022年4月1日(金)出演:田中圭、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、細田佳央太、加藤菜津、久保乃々花、キンタカオ、大島優子原作:古屋兎丸「女子高生に殺されたい」(新潮社バンチコミックス)監督・脚本:城定秀夫企画・プロデュース:谷戸豊制作プロダクション:ダブ企画・配給:日活
2021年12月27日成田凌主演の新土曜ドラマ「逃亡医F」で和田聰宏演じるベテラン刑事の優秀な右腕、野末考正役に、「仮面ライダーセイバー」に出演した古屋呂敏(ふるや・ろびん)が決定。プライム帯連続ドラマで初のレギュラー出演を果たす。天才的なオペ技術をもつ脳外科医の藤木圭介(成田さん)は、ある日、恋人殺害の濡れ衣を着せられ、指名手配犯となってしまう。恋人の死の真相を究明するために地位と名前を捨て、「鳴海健介」として追っ手から逃れるうちに、藤木は様々な理由で医療を必要とする人々と出会う。満足な道具も設備もない中で、逮捕されるリスクを負いながら、それでも、藤木は目の前の命に手を差し伸べる――。俳優のほか、ROBIN FURUYAとして「CHANEL」「FENDI」などのハイブランドから「ISETAN」「SK-II」などの映像制作を行うクリエイターの顔も持つ古屋さん。今回演じるのは、成田さん演じる主人公・藤木を和田さん演じる刑事・筋川とともに警察として追う実直で正義感にあふれる刑事・野末考正という役どころ。演じるにあたり、「素直に嬉しい気持ちと、原作に対する愛を感じながらオリジナリティ溢れる脚本に、この作品の世界で生きられることへワクワクしています」と語り、演じる野末については「正義感に溢れる刑事でありながら、どんな組織にも1人は居るだろうなと思えるような男」「濃いキャラクターに囲まれながらも、彼なりの正義をどこまで大切にできるのか今から演じる事が楽しみです」と期待を滲ませる。和田聰宏古屋さんはすでにクランクインしており、「すでに撮影が始まっているのですが、松岡昌宏さん演じる八神の気迫と熱さからスタートして、そして上司である和田聰宏さん演じる筋川が出す魅力的な空気感を感じながら、楽しくお芝居をさせてもらっています」とふり返りながら撮影中の胸のうちを明かし、「上司と部下の関係である筋川と野末の関係性や会話は、2人だからこそ生まれる空気感を作れるよう毎シーン大切に撮影に臨んでいきたい」と意気込みを語っている。古屋呂敏「逃亡医F」は2022年1月15日より毎週土曜22時~日本テレビ系にて放送。(text:cinemacafe.net)
2021年12月22日創業1806年の熱海で最も老舗とされる温泉宿「古屋旅館」を経営する合資会社古屋旅館が、スイーツ事業に進出いたします。それにあたり、スイーツ事業の運営会社「株式会社モデストスマイル」(同代表)を2020年10月6日に設立。第1号店として、2021年3月に和栗スイーツカフェ「和栗菓子 kiito -生糸-」を熱海銀座商店街に開業することが決まりましたのでお知らせいたします。株式会社モデストスマイルの創業メンバー老舗旅館が新規事業を立ち上げる理由熱海に訪れる年間315万人のお客さまの多様なニーズに応えたいという想いで新会社を創業しました。古屋旅館は「家業ではなく企業を経営する」というポリシーで、新型コロナウイルス対策のテクノロジーを業界でいち早く導入したり、移住を促進する新タイプの女子寮を建設したりするなど、様々な経営改革に継続的かつスピーディーに取り組んでいます。培ってきたおもてなしや経験を生かし、「街としての魅力」をさらに引き上げていくために、付加価値の高いスイーツと居心地良い空間を提供していきます。和栗スイーツカフェ「和栗菓子 kiito -生糸-」の店舗イメージ(店内)和栗スイーツカフェ「和栗菓子 kiito -生糸-」の店舗イメージ(外観)「和栗菓子 kiito -生糸-」コンセプト厳選された高品質な宮崎産や熊本産など純国産和栗を100%使用。低糖度の香り高いモンブランを細さ1mmの錦糸状に、お客さまの目の前で絞って提供いたします。「和栗菓子kiito -生糸-」の開発にあたっては、京都の行列が絶えない「和栗専門 紗織」が細部に至るまで開発サポート。熱海では少ない「大人が熱海時間を過ごすカフェ」を開業いたします。高品質な純国産和栗100%使用したモンブランお客さまの目の前で絞って提供(写真は京都の「紗織」)代表メッセージ熱海の地で200年以上商売を営み、今後もずっと存在する会社だからこそ、短期間ではなく、中長期的に熱海の価値を上げ、また熱海に来たいと思える要素の一つに育てていきます。熱海の他のお店とともに、まちづくりに貢献して参ります。また、古屋旅館でも業界に先駆けて導入している「低濃度オゾン発生器」の設置、「ナノゾーンコート」の施工など、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安心して来店いただけるお店作りをいたします。多くの観光客が行き交う熱海の商店街「熱海のまちづくりに貢献していく」代表:内田宗一郎企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2021年02月02日中島美嘉と古屋敬多(Lead)がW主演を務める『イノサンmusicale』の製作発表が行われ、演出の宮本亜門、脚本の横内謙介、音楽監督・作曲の深沢桂子、楽曲提供のMIYAVIのほか、キャスト5人が登壇した。坂本眞一のマンガ『イノサン』『イノサンRougeルージュ』を原作とするこの舞台。18世紀のフランス革命下で国王ルイ16世らを極刑に処した実在の死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンと、その妹マリー=ジョセフ・サンソンの壮絶な生き様が描かれる。宮本は、原作を「マンガを超えたアート」と評する一方で「残虐で生々しく、目を覆いたくなるものまで見せる大変チャレンジ精神の強い作品」と紹介する。オファーを受けるにあたって原作者の坂本と対話を重ね、彼の抱える“現代日本における女性差別への怒り”が中島演じるマリーへ投影されていることに触発されたというエピソードを披露。「舞台でもフランス革命のリアルな裏側を立ち上げ、現代人に通じるメッセージを送れたら」と意気込み、これを受けた横内も「原作を再現する2.5次元作品を超えた何かが込められる」と賛同した。MIYAVIは「当時の“生きる”ことに渇望する人々のパッションを自分のギターで表現したい」とコメント。劇中における音楽の役割を問われた深沢は「差別されながらもバンバン男性を斬ったマリーのたくましさが音楽の中で描ければ」と述べ、楽曲はロックが中心になるという構想を覗かせた。ここでシャルル役の古屋、アラン・ベルナール役をWキャストで演じる梶裕貴と武田航平、ルイ16世役の太田基裕、アンヌ=マルト役の浅野ゆう子が壇上に呼び込まれ、それぞれが作品に対する思いを語る。古屋は緊張の面持ちながら、主人公を演じる上で「リアルさを追求すると同時に原作の持つ“美しさ”を意識したい」と真摯にアピールした。会見を欠席した中島からは手紙が届き、表紙に惹かれた原作を“全巻買い”し、対談番組で坂本と共演するなど作品との縁を強調。「初めてのミュージカル挑戦で不安も大きく緊張していますが、全力でがんばります」と気合を見せた。映画『NANA』をはじめとする出演作から受ける中島の印象を、宮本は「音楽を通じてドラマを伝えられる方」と評価。「マリーは本当にぴったりのキャスティング」と話し、笑顔を見せた。公演は11月29日(金)から12月10日(火)まで、東京・ヒューリックホール東京にて。6月27日(木)から7月2日(火)まで、オフィシャル先行二次抽選受付中。取材・文:岡山朋代
2019年06月27日「気をつけろ、これは罠だ!」豪雨の峠で、一夜の宿を借りようと豪奢な館を訪れた一行を迎えたのは、たった今まで食事をしていた気配が残る、しかし無人の食卓だった。果たして、繰り広げられたのはシリアスな謎解き、かと思いきや……!?【チケット情報はこちら】11月14日(土)に幕を開けたのはWBB vol.9『殺意は月夜に照らされて』。WBBとは、佐野瑞樹・佐野大樹による兄弟プロデュースで『みず=WATER』『だい=BIG』『兄弟=BROTHERS』の頭文字を取り結成。互いの活動で得たすべてを駆使して放たれる極上の舞台なのだ。そして、今回は兄・佐野瑞樹の企画により脚本に徳尾浩司、演出に亀田真二郎を迎えて届けられた。劇場に一歩入ると、そこには雨音に包まれた空間が広がる。舞台の上には瀟洒なリビングのセット。「まるでアガサ・クリスティの小説みたいだな」という、あるキャストのセリフ通り、待っていたのはワクワクドキドキするサスペンス・コメディだ。嵐の夜に辿り着いたのは、結婚式の二次会帰りという5人。彼らは安楽英和(荒牧慶彦)とその姉の披露宴に参加した、彼女の大学の同級生たちでアガサ研ことアガサ・クリスティ研究会の仲間だった。実は安楽の姉に惚れていた園田浩一(佐野大樹)、その同級生の亀井秀介(永島敬三)と未解決事件マニアな西久保アキラ(林野健志)、留年と休学を繰り返した先輩、古屋宗雄(森戸宏明)は持ち前の好奇心と無駄に前のめりすぎる行動力とで、無人の食卓の謎に挑むべく勝手に捜索を始めだす。しかし次から次へと誤解が生じて行き違い、事態は思わぬ方向へ。ドカンドカンと舞台を騒がせる彼らとは別に事態を撹乱するのは小山賢作(佐野瑞樹)と槇野啓(古川裕太)。やがて物語は「赤松峠の殺人事件」と呼ばれる、未解決事件と絡み出す。佐野大樹がカッコよく早とちりし、永島敬三がにぎやかに油を注ぎ、林野健志が不遜な態度で斜め上の推理を広げて、荒牧慶彦はにこにことマイペースに事態を進め、森戸宏明は無駄にやかましくかき回し、佐野瑞樹は淡々と実に当然の権利を主張し、古川裕太は寡黙に佇み爪を噛む。キャストが出たり入ったりしての行き違いに思わず吹き出しながらも、停電により状況が一転し度肝を抜かれ……とワンシチュエーションならではの軽快な展開が続く。そのテンポにつられて観ていると、一気に舞台はスリリングな方向へ。心がぐいっと引っ張られ、惹きつけられてしまう感覚がたまらない。特に注目したいのは終盤の、瑞樹と大樹兄弟のどシリアス、なやりとり。いつもはふざけ倒している(?)、ふたりの意外な姿も堪能してほしい。すべての関係が明かされる時、舞台に残っているのは誰か?──そんな彼らの公演は11月23日(月・祝)まで、東京・赤坂RED/THEATERにて上演。取材・文:おーちようこ
2015年11月17日