俳優の千葉雄大が、映画『スマホを落としただけなのに2(仮)』(2020年公開)に主演することが2日、明らかになった。成田凌が共演する。同作は、志駕晃のデビュー作で、北川景子主演による実写映画(18)が興行収入19.6億円を超える大ヒットを記録した『スマホを落としただけなのに』のシリーズ第2弾『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』を実写化。前作の連続殺人事件が幕を閉じてから数カ月後、同じ事件現場から新たな身元不明の死体が発見され、真相を探るため刑事・加賀谷(千葉)は、かつて自分が逮捕した連続殺人鬼・浦野(成田)のもとへ行く。獄中の浦野が明かしたのは彼が師と仰ぐ「M」というダークウェブ上に存在する謎の人物の存在だった。同じころ、加賀谷の恋人・美乃里を狙う謎の男が現れ、加賀谷は、苦渋の選択で浦野に事件の捜査協力を依頼する。今作の主演となった千葉に加え、獄中の“連続殺人鬼”・浦野は、前作での怪演が話題を呼んだ成田凌が続投。さらに、中田秀夫監督も続投となり、警察組織を巻き込んだサイバー犯罪が前作以上のスケールで描かれる。○千葉雄大 コメント監督はじめスタッフの皆さんに、もう一度お会いできるのがすごく楽しみです。1作目の感想は僕もたくさんいただいたので、続編が決まって嬉しく思っております。この作品は、成田くん無しでは成立しないので、また共演できることも大変嬉しいです。ありがたいことに1作目では顔が似ていると言われることが多かったのですが、2作目では一緒のシーンもたくさんあるので、お客様を混乱させないようにしたいと思います(笑)。当たり前のことですが、やらせていただく限りは精一杯素敵な作品になるよう力を注ぎたいと思います。この作品が伝えたいことは何なのか。その軸をしっかり持ちつつ、加賀谷を演じたいです。第1作目では、事件を追う刑事という役柄でしたが、今回はそのパーソナルな部分が深掘りされると思うので、第1作目を観てくださった方にも楽しんでいただける作品になれば、と思います。もちろん観ていない方にも楽しんでいただける内容にもなっております(笑)。といった感じで全方位全網羅して参りますので、よろしくお願い致します!○成田凌 コメント2。わくわくします。まさか、2を。そして、自分がそれに出るとは。前作、全てを出し切った『スマホを落としただけなのに』を沢山の方にみていただいたという事でとても嬉しく思います。また皆様にゾクゾクしてもらえるよう、チーム一丸となり良い作品を作れるよう頑張ります!○中田秀夫 コメント『スマホを落としただけなのに』を大勢の方に楽しんでいただき、とても光栄に思います。前作のラストでは、フィジカルにも心理的にも対決した千葉さん、成田さんですが、彼等には強固な共通点があり、どうしようもなく惹きつけ合う点もありました。続編ではこの二人の「奇妙なタッグ」を軸に物語が展開します。お二人に俳優としての個性と感覚をぶつけ合ってもらい、さらなる高みを目指したエンタテイメントを作り上げたいと思います。
2019年04月02日2018年11月に公開され、興行収入19.6億円を超える大ヒットを記録した映画『スマホを落としただけなのに』の続編が製作決定。この度、千葉雄大が主演として“過去にトラウマを持つ”刑事役を続投、成田凌演じる“獄中の連続殺人鬼”と再び対峙することが分かった。主演に北川景子、共演に千葉さん、成田さん、田中圭ら最旬キャストを迎えた本作は、恋人が落としたスマホをきっかけに、やがて命を狙われることになるヒロインの恐怖と隠された過去が暴かれるという幾重にも謎が重なったミステリーとして、“スマホ世代”を中心に共感を集め、興行収入ランキングで邦画実写作品として4週連続1位を記録(興行通信社調べ)。“誰にでも起こりうる身近にある恐怖”を描いた、まさにSNS時代を代表する1本となった。そして今回決定した続編では、前作「スマホを落としただけなのに」で華々しい作家デビューを飾った志駕晃によるシリーズ第2弾「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(宝島社文庫)が原作に。主演を務めるのは、前作で“過去にトラウマを持つ”刑事・加賀谷を力強く演じた千葉雄大。加賀谷が解決したはずの連続殺人事件から数か月後、同じ現場から新たな死体が発見されるというショッキングな内容から物語は始まる。真相を探るため、加賀谷は彼が逮捕した獄中の連続殺人鬼・浦野と再び対面。浦野によって明かされる新たなネット上の闇の存在。そこには驚愕の事実が隠されていたーー、というストーリー。獄中の“連続殺人鬼”・浦野には、前作での怪演が話題を呼んだ成田凌。名匠・中田秀夫監督が続投し、 演技力に定評があるキャスト陣の新たな一面を引き出した中田監督のもと、千葉さんと成田さんという若手屈指の実力派が再び対峙する!千葉雄大「この作品は成田くんなしでは成立しない」千葉さんは「1作目の感想は僕もたくさんいただいたので、続編が決まって嬉しく思っております。この作品は、成田くんなしでは成立しないので、また共演できることも大変嬉しいです。ありがたいことに1作目では顔が似ていると言われることが多かったのですが、2作目では一緒のシーンもたくさんあるので、お客様を混乱させないようにしたいと思います(笑)」と、茶目っ気の中に喜びを交えてコメント。「第1作目では、事件を追う刑事という役柄でしたが、今回はそのパーソナルな部分が深掘りされると思うので、第1作目を観てくださった方にも楽しんでいただける作品になれば、と思います。もちろん観ていない方にも楽しんでいただける内容にもなっております(笑)。といった感じで全方位全網羅して参ります」と語り、「この作品が伝えたいことは何なのか。その軸をしっかり持ちつつ、加賀谷を演じたい」と力を込めている。成田凌「また皆様にゾクゾクしてもらえるよう」一方の成田さんは、「2。わくわくします。まさか、2を。そして、自分がそれに出るとは」と驚きをのぞかせながらも「前作、全てを出し切った『スマホを落としただけなのに』を沢山の方にみていただいたということでとても嬉しく思います。また皆様にゾクゾクしてもらえるよう、チーム一丸となり良い作品を作れるよう頑張ります!」とこちらも力強くコメント。中田監督が引き続きメガホン!「彼らには強固な共通点がある」「前作のラストでは、フィジカルにも心理的にも対決した千葉さん、成田さんですが、彼らには強固な共通点があり、どうしようもなく惹きつけ合う点もありました」と、表裏一体のような人物像を演じた2人について語る中田監督。「続編ではこの2人の“奇妙なタッグ”を軸に物語が展開します。お2人に俳優としての個性と感覚をぶつけ合ってもらい、さらなる高みを目指したエンタテイメントを作り上げたいと思います」と期待を煽っている。『スマホを落としただけなのに2(仮)』は2020年、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:スマホを落としただけなのに 2018年11月2日より全国にて公開Ⓒ2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
2019年04月02日ミュージカル『エリザベート』の合同取材会が1日に東京で行われ、花總まり、愛希れいか、井上芳雄、古川雄大が登場した。同作は1992年にウィーンで初演をむかえて以来、世界中で上演されているミュージカル。日本では1996年から宝塚歌劇団、2000年からは東宝版の上演が行われている。オーストリア=ハンガリー帝国の皇后・エリザベート(花總、愛希)の生涯を描き、ハプスブルク家の崩壊の物語に、"死"の概念である黄泉の帝王・トート(井上、古川)を絡めた。井上は「ミュージカルブームと言われて久しく、追い風が吹いてる気はしてるんですけど、日本のミュージカル界にとっては独自の進化を遂げている演目だと思う」と同作について表し、「『レ・ミゼラブル』には負けてられない」と意気込む。作品の中で好きな楽曲として「最後のダンス」を挙げ、エリザベートを振り回す同曲に「こんなに自分の中にSっ気があったのか」と周囲を笑わせていた。2018年11月に宝塚版の同作で同役を務めて退団した愛希は「作品の大ファンでしたので、出演できることがすごく嬉しかったのと、宝塚歌劇団でも演じまして、もう一度挑戦できるんだという気持ち。すごく愛されてる作品ですので、責任があるな、頑張らなきゃなと思いました」とオファー時を振り返る。また同作にはこれまでルドルフ役で出演していた古川は「前回(2016年)の最後のカーテンコールで、『ルドルフは卒業します』と宣言したんです。しばらく『エリザベート』は出れないのかなと思ってたんですけど、早くチャンスをいただけたなという気持ちで、すごくびっくりしている。プレッシャーとか不安の方が大きいです」と気持ちを表した。1996年に日本で初めてエリザベートを演じ、井上から「レジェンド」と呼ばれている花總は、今回Wキャストとなった愛希について「『マリー・アントワネット』公演を観にきてくださって、挨拶をしてくださったんですけど、宝塚やめたてほやほやで、湯気が出てました」と語る。湯気の内容についてきかれると、「熱気でしょうか」と説明し、愛希は「すごく緊張していたので」と恥ずかしがった。逆に愛希は花總に対し「ずっと拝見してて、お姫様というイメージが強かったんですけど、お会いしてすごく気さくに優しく話してくださった」と感謝していた。取材会はさらに、同作の演出を務める小池修一郎の話題に。宝塚歌劇団の演出家である小池について、花總が「宝塚の演出のとき、生徒の私たちに対するときと、(宝塚以外では)微妙に違う印象かもしれない」と考えを述べると、井上も「OGの方には、厳しいかもしれない」と同意。花總は「私たちには何を言ってもいいみたいな。このお稽古中にあれ? と思うかもしれない」と苦笑し、愛希は「覚悟して……」と息を飲んだ。井上が「古川くんだっていろんな目にあってるよね?」と話を振ると、古川は「小池先生の演出の作品じゃなくても楽屋にきて、胸からダメ出しノートを取り出して……」と明かし、「正しいことおっしゃってるなというのを感じるので、悔しいんです。どこまでも愛が深い」と感謝。また古川と同じく、ルドルフ役を経てトートを演じている井上は、「『闇が広がる』のデュエットで、ルドルフのとこ歌いそうになる。わけがわからなくなるから気をつけて」とアドバイスしていた。
2019年04月01日千葉雄大が30歳になった。3月9日の誕生日当日には自身のインスタグラムに、花束を抱え、クシャッとしたウインク姿の写真をアップ。ファンからは祝福の声とともに、「こんなに可愛い30歳はいない」「あざと可愛い三十路最高」といったコメントが続々と寄せられている。確かに千葉雄大はカワイイ。いや、“あざとカワイイ”。かつては、その柔和な雰囲気から“ヌクメン”(ぬくもり系男子)の代表格と呼ばれたほどだが、2016年放送の「家売るオンナ」あたりから毒舌のドS王子もハマるようになった。そして現在放送中の続編「家売るオンナの逆襲」では、千葉さん演じるテーコー不動産の営業マン・足立聡は恋をしている。しかも、お相手は松田翔太演じるフリーランスの不動産屋・留守堂謙治。これまで“人たらし”な魅力全開で数々の家を売りまくってきた“足立王子”が、新たに登場した同性の同業者の天才に恋してしまった。毎回、北川景子演じる三軒家万智が様々な事情を抱えた人たちにぴったりの家を売ってきた今作だが、LGBTの家探しの問題にも切り込んだ上、“らしくない”戸惑いや嫉妬を見せる足立の恋の行方も注目の的となっている。昨秋に公開された映画『スマホを落としただけなのに』やドラマ「高嶺の花」などでも新境地を次々と見せつけている千葉さん。「挑戦することを忘れずに攻めて参ります」という30歳の決意は、すでに実行されつつあるようだ。戦隊レッドから王子に!ヘタレキャラもお手のもの1989年生まれ、宮城県出身。近年では“奇跡のアラサー”といわれていた千葉さん。モデルとして活動後、2010年にスーパー戦隊シリーズ「天装戦隊ゴセイジャー」のアラタ/ゴセイレッド役に抜擢されて俳優デビュー。20歳を過ぎてから「桜蘭高校ホスト部」や『アオハライド』『黒崎くんの言いなりになんてならない』などで相次いで高校生を演じるも、違和感がなく、人気少女コミックの“王子キャラ”を確立。その一方で、主演ドラマ「白戸修の事件簿」や「きょうは会社休みます。」、初主演映画『Mr.マックスマン』などでのヘタレぶりから、中川大志&吉沢亮と“3バカトリオ”を演じた「水球ヤンキース」や朝ドラ「わろてんか」ではしっかり者など多彩な魅力も打ち出しており、菅田将暉や竹内涼真(仮面ライダー)、志尊淳や鈴木勝大(スーパー戦隊レッド)ら特撮出身者が多かった『帝一の國』も記憶に新しい。阿部サダヲや瑛太ら個性派たちを取りまとめる役どころを演じた時代劇コメディ『殿、利息でござる!』(16)では第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。教師役は3度も演じており、ドラマ「オトナ女子」では生徒の母親と年の差恋愛に落ちる中学教師、映画『暗黒女子』では全校生徒の憧れの的・飯豊まりえと男女の関係になる先生に、『帝一の國』で先輩・後輩として共演した志尊さん主演映画『走れ!T校バスケット部』ではイケメン教師として友情出演した。“足立王子”が男性に恋してキャラ変!?新たな魅力にヌクメンといわれていた“癒やし系”のイメージを一変させた作品のひとつが「家売るオンナ」。2017年にはドラマスペシャル「帰ってきた家売るオンナ」も制作されるほど大人気となった本ドラマでは、“王子スマイル”で人の懐にするりと入りこみ家を売る一方、三軒家万智の出現で時には毒舌も吐く“足立王子”が新たなハマリ役となった。そんな千葉さん演じる足立が、今回なんと自分を超えるほどの(?)超イケメン&営業力を持つ留守堂に惹かれていくことに。あのイケメンキャラはどこへやら、ドジッ子の留守堂に萌えまくり、メロメロになる足立こと千葉さんの姿は視聴者の心をとらえて離さない。第2話で松田さん演じる留守堂に顎クイされると、乙女のようなキラキラ瞳になり思わず鼻血…。それを留守堂が指でふいてやるという展開には、Twitterのタイムラインも熱くなった。以降、メールを送る際もドキドキ、留守堂が「バンビみたいで可愛い」と言っていたと聞けば、喜びを噛みしめた絶妙な表情をしてみせる。「ケンジ」「サトシ」の名前呼びに歓喜していると、「お似合いですね」とゲイカップルと間違えられたことも。やがて留守堂の正体は万智の小学校時代の同級生・三瓶良雄であり、彼は万智を思っていることが判明。第8話で「黙ってるのも苦しいくらい愛してる」とついに告白を果たすも、あえなく撃沈。口では“卒業”と言い、庭野(工藤阿須加)とカラオケで弾けながらごまかしていたが、まだまだ心は留守堂にある様子。そんな叶わぬ恋に一喜一憂する足立王子は、千葉さんのいう挑戦の証にほかならない。最終回となる3月13日(水)放送の第10話では、留守堂が万智たちの前から姿を消して1年後が描かれる。新宿営業所は外資系ライバル会社・リッチブラスト不動産の急成長により、存続の危機に。万智は庭野や足立と調査に乗り出すが、客を装って偵察に向かった足立が出会ったのは、AIに万智のノウハウをたたき込み、副社長に上り詰めた留守堂!彼の万智への愛は憎しみへと変わっており…という展開となっている。CMでも活躍!新入社員に見える30歳!?「URであーる」でお馴染みの吉岡里帆が出演するCM「UR賃貸住宅」では、なんと千葉さんは吉岡さん(26歳)の後輩となる新入社員役で出演!“先輩”の吉岡さんから「URであーる」の発声レッスンを受けている。「時効警察」シリーズの奇才・三木聡監督による映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』でも共演していた2人。千葉さんは、“声帯ドーピング”を行うロックスター・シン(阿部サダヲ)をサポートするレコード会社の担当者・坂口役を演じた。長いものには巻かれる情けないキャラではあったが、実は自身の魅力を利用した“裏の顔”も…。同作の完成披露試写会では“もしドーピングできるなら?”という質問に「『an・an』のセックス特集をやらせていただける機会がありましたら、表紙で筋肉ドーピングをやりたいなと…。下半身もドーピング…って、すみません」と下ネタになる始末。「ご縁がないなと思っているので、なおさら(笑)。もし、機会があれば」と、ちゃっかりラブコールも送るところはさすがだ。また、吉岡さんが出演する日清「どん兵衛」のパロディ版のような「ラ王」CMでは、湯気の先に吉岡さんのような可愛いどんギツネではなく、カズレーザー演じる「全粒粉の妖精」が現れたことで不満そうな千葉さん。意外と食べっぷりは男らしく、Sっ気みなぎる表情にも要注目。そして「レノアハピネス ユニセックス」のCMでは沢尻エリカと姉弟役に。ベーグルを仲良く半分こしたり、映画を見て号泣してみたり、“可愛くて爽やかな”千葉さんを久々に(?)堪能できる。昨年9月の公開以来、388万回以上の再生回数を誇る。「高嶺の花」ピュアな芳根京子を手玉に!?このほか近作で特筆すべきは、これまで演じたことのないダークさと弱さを見せた2018年7月期の石原さとみ×峯田和伸のドラマ「高嶺の花」だろう。華道界に新風を巻き起こす新興流派を率いるイケメン華道家で、ブラックスーツに片耳にはピアスという出で立ちのクールな野心家・宇都宮龍一役を好演した。月島もも(石原さん)ばかりか、ピュアで無垢な妹なな(芳根京子)、果ては継母(戸田菜穂)までも手玉にとる“クズ男”ぶり!これまでの毒舌キャラやドS王子は足元にも及ばないほどだった。『スマホを落としただけなのに』彼がいたから犯人に近づいた『貞子』『リング』などを手掛けるJホラーの巨匠・中田秀夫監督による本作は、恋人(田中圭)がスマートフォンを落としたことをきっかけに、主人公・稲葉麻美(北川さん)の周りで不可解な出来事が相次ぎ、思いもよらない大事件に巻き込まれていくという現代の日常生活に潜む“恐怖”を描いた。千葉さんが演じた黒髪の女性連続殺人事件を追う刑事・加賀谷がいなければ、真犯人にたどり着けなかった、と言っていい。怪演で見る者を震撼させた成田凌と、表裏一体となるような役柄を担った。お仕事ドラマの傑作!「プリティが多すぎる」「家売るオンナ」などでは物語をかき回し、スパイスを与えるバイプレイヤーの役割を担ってきた千葉さんが主演を務めた深夜ドラマで、カンヌでワールドプレミアされた。エリート編集者・新見佳孝が出版社のお堅い文芸部から原宿系ファッション誌へと異動。全く畑の違う“Kawaii”の世界観を理解すべく、悪戦苦闘しながら次第に原宿系になじんでいく(?)姿を熱演した。「家売るオンナの逆襲」の床嶋役・長井短が雑誌の人気モデル・キヨラとして、同・第7話にゲスト出演した佐津川愛美が編集部の同僚役で出演している。時折王子っぽい優しさも覗かせ、キュンキュンさせたかと思えば、毒舌は相変わらず。元祖“カワイイ”系俳優が幾多の壁にぶつかりながらも、愛を持って“Kawaii”に向き合っていく様は必見で、“人気雑誌の編集”の裏側を描いたお仕事ドラマとしても秀逸。また、1月に放送された「世界ふしぎ発見!」ではミステリーハンターとして自身の念願だったというエジプトを初訪問。そのときの興奮を再び噛みしめるようにSNSを更新していた千葉さん。4月13日には昨年発売した写真集「横顔」に続き、2年連続となる「彩り」も発売決定。20代最後の姿を、ニューヨークで撮り下ろしたという。なお、待機作としては『殿、利息でござる!』で組んだ中村義洋監督の最新作で、堤真一と「ナインティナイン」岡村隆史による『決算!忠臣蔵』(冬公開)がある。「2度目の中村組。大変うれしかったです。ファンとしても公開がすごくたのしみです。みなさまもおたのしみに」と期待を煽るコメントをブログにアップ。1シーンだけの出演というが「大好きなあの方とも共演できて、むふふな気持ちでした」とのコメントを公式サイトに寄せており、またも期待値を超える姿を見せてくれそうだ。(text:Reiko Uehara)■関連作品:スマホを落としただけなのに 2018年11月2日より全国にて公開Ⓒ2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会決算!忠臣蔵 2019年冬、全国にて公開予定(C)2019「決算!忠臣蔵」製作委員会
2019年03月13日研ぎ澄まされた肉体で勝利を掴む!俊敏かつ力強いプレーで注目を集める、アルバルク東京の馬場雄大選手。激しい接近戦にも負けない体はコアトレーニングのおかげと教えてくれました。ぶつかってもブレない軸のある体作りを意識華麗なドリブルに軽やかなパス、豪快なダンクシュートで多くの人を魅了する馬場雄大選手。身長198cm、体重90kgと恵まれた体格を武器に大学在学中にプロバスケットボールチームと契約を交わした逸材で、プロ1年目から高い身体能力によるプレーが話題に。その背景には強い体作りが深く関わっているそう。「ぶつかり合いが激しいスポーツなので体幹を強くして、接近戦に勝たなくてはいけない。全身の筋トレと合わせて、コアトレーニングを意識的に行っています」特に目を引くのがふくらはぎの筋肉。引き締まった腓腹筋の下にあるヒラメ筋の長さは天性のもの。全速力でダッシュしたかと思えば、相手の動作に合わせてアクセル&ブレーキをかけ、踏み込んで軽やかにゴールを決める。しかしBリーグ新人賞に輝いた昨シーズン、試合中に足の甲を負傷。「落ち込みましたが、体の使い方に無理があったと気づきもあった。お尻の筋肉をうまく使えるよう重点的に鍛えるようになりました」また、気持ちの切り替えも大事だそうで、コートの外ではバスケのことは一切考えないとか。「頭に浮かぶのは“何を食べようかな”です。だから理想の女性は胃袋を掴んでくれる人(笑)」好きなものを好きなだけ食べるのがモットー。ただし、睡眠の質にはこだわっていて、寝る時は加湿器とアイマスクが必需品という。「寝つきが悪いと余計な考え事も増えますし。視界を真っ暗にするとリラックスして眠れます」近い将来、アメリカ進出も視野に入れている馬場選手。屈強な外国人選手と互角に戦っていくには、「あと5cmは身長が欲しい」と本音も。だが、今は体を強化することと同じくらい日本のバスケ界を盛り上げることも大事、と。「女性目線でいえば、Bリーグはかっこいい選手も多いですし、ユニフォームから見える腕の筋肉は見所のひとつかも?(笑)コートと観客席の距離も近いので、躍動する選手の筋肉にも注目して観戦してもらえたら」ばば・ゆうだい1995年11月7日生まれ。富山県出身。筑波大学在学中の’17年、アルバルク東京へ。座右の銘は「人の痛みを知る」。好きな食べ物は白味噌のお味噌汁。※『anan』2019年2月20日号より。写真・SASU TEI(W)ヘア&メイク・亀田 雅(The VOICE)取材、文・浦本真梨子(by anan編集部)
2019年02月16日ドラマ『わろてんか』や『ブラックペアン』での役柄やふんわりとした容姿から、女性らしい人を想像していたら、その素顔は意外にサバサバ。葵わかなさんは、きっぱりとして男前、少年のような人でした。以前、葵わかなさんの元に取材に伺った時に、雑誌名を告げるや否やキラキラした瞳で「年末の宝塚特集をいつも楽しみにしています」と言われたことがある。宝塚をはじめとしたミュージカルへの愛を熱く語っていた葵さんが、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で初舞台を踏む。なんとこの作品は、日本では宝塚で初演され、‘11年からは話題のキャストを迎えて上演されている人気作。演出は宝塚版と同じく小池修一郎さん。これはぜひ、葵さんに話を伺わなくては!――ミュージカルファンとして、念願が叶った感覚なのでしょうか。葵:昔からミュージカルは好きでしたが、正直、自分のなかでミュージカルは観るもので、出ることは考えたことがありませんでした。でも、この『ロミオ&ジュリエット』のオーディションのお話をいただいて、「もし受かったら出られるってこと?」って思ったら、挑戦してみたくなって。そこからボイストレーニングし、必死に歌を練習しました。だから、受かった時は嬉しかったです。ただ、いざ出演が決まってからはドキドキ。観る側としては馴染みのある世界でしたけれど、自分が舞台に立つのは全く未知の領域。これまで観客の前でお芝居をしたこともないので、恐怖心はすごくあります。――でもすでに制作発表会見で、大勢のオーディエンスを前に歌を披露されていますよね。葵:ボイストレーニングの時って、歌の先生とふたりきりなんです。でも、会見のための歌稽古では、たくさんのスタッフさんが立ち会うんですよね。そこでまず緊張してしまって…。制作発表までには多少慣れましたけど、ほんの短いフレーズを歌っただけなのに、ものすごく疲れていて、それだけ気を張ってたんだなと。――稽古が始まって、憧れの世界に入っている実感はありますか?葵:舞踏会の振り起こしをした時、観ていた場面だって思って、嬉しかったです。動きが全部カウントで決まっていて、それがちゃんとお芝居に見えるというのは面白い発見でした。それに、制作発表では緊張していたのが、セリフが入ってお芝居の中で歌うとなったら、大丈夫になってきました。役柄がつくと、普段のお仕事と近くなるからなのかもしれません。――『ロミオ&ジュリエット』という題材についてはいかがですか。名作ですし、憧れのようなものはありましたか?葵:じつは、ミュージカルに挑戦したかったというよりも、この作品に出てみたいという気持ちの方が先なんです。それで、出るからには歌も歌わないと、という感じで…。最初は宝塚で観たんですが、歌がすごく素敵だったのと、いまの年齢にしかできない役だったことも大きかったです。――小学生の時に芸能界に入られて、女優というお仕事に気持ちが向かうようになったきっかけみたいなものはありますか?葵:当時はやりたいことも具体的になかったんですが、オーディションなどでお芝居する機会が増えるうちに楽しいなと思い始めて、それがいまも続いている感じです。――いままだ20歳で、大学にも在籍されています。将来の可能性がたくさん広がっているなかで、女優というお仕事に感じている魅力ってなんでしょう?葵:なんでしょう…子供の頃からこの世界にいて、アルバイト経験もなく、自分に他の仕事ができるのかなって思うんです。いまは、私にはこの道しかない、というより、自分はこの仕事以外に何もできないかもしれない、という気持ち。ただ、継続は力…じゃないですけれど、習い事でもこんなに長く続いていることって他にないし、この仕事の面白さも知っていて、課題もまだ多いので、いまはそこを果たして、続けられる限りは続けてみようと思っています。――女優に迷いを感じたことは?葵:向いてないかも、と思っても、次の仕事をいただいたり、オーデョションに受かったりすると、頑張ろう、次で挽回しようって思う。あと、過密な仕事が終わったら1週間くらい旅行するんです。そうすると気分が晴れて、頑張ろうって思えたり。基本的には、忙しくしていたいタイプなんですけど。――プレッシャーのかかるお仕事も、軽やかに乗り越えてこられた印象があって…。葵:軽やかではないですが、軽やか風に見せるのは得意です(笑)。じつは、結構悩んだり考え込んだりするタイプなんですが、それは全部、家でやる。どんなに悩んでも、自分にできることは限られている。それなら、せめて現場の雰囲気を良くしたい。だから人といる時は、できるだけ面白くない話はせずに明るくしていようと思って。あと、プレッシャーって、あまり受けない方がいいものだと思うので、そこは考えないようにしています。――大学に進学しようと思われたのはなぜですか?葵:行かない選択肢もあったんですけれど、大学ってどんなところか気になっていたし…勉強が嫌いじゃなかったんです。本を読むのも好きだし、学ぶことが苦じゃないので、仕事と両立しながら、あと4年くらいは勉強するのもいいかなと思ったんです。――でも、両立は大変ですよね。葵:実際にいま行けていないので…。ただ、切り替えは上手い方だと思います。学校では中心的存在でもなく、どちらかというと地味で、仕事の話をすることもなく、本当に普通の生徒でした。ただ、朝ドラの時は切り替える暇もなかったですね。それくらいどっぷりハマって臨んだことで、役と自分が一緒に成長していくような感じがありました。――ロミオとジュリエットは、出会った瞬間に恋に落ちますけれど、憧れはあったりします?葵:最後は悲劇ですからね…。ただ、運命の出会いには憧れますし、小さい頃は、自分にも起こると信じていました。でもいまは、ロミオとジュリエットだからそうなったんだろうと思っています。――これまでにも、ラブストーリーに出演されていますけれど、演じながらいいなぁと思ったりは?葵:いい感じのラブストーリーでも…結構、お仕事モードだと思います。考えて役作りをしたいタイプなので、なぜ彼のことが好きになったのかとか、どういうところが好きなのかとか、冷静に分析しちゃっています(笑)。ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』は、2月23日~3月10日に東京国際フォーラムホールCで上演した後、愛知、大阪でも公演。ジュリエット役は、葵さんのほか、木下晴香さん、生田絵梨花さんのトリプルキャスト。ロミオ役は、古川雄大さんと大野拓朗さんのWキャスト。ホリプロチケットセンターTEL:03・3490・4949(月~金曜10:00~18:00、土曜~13:00、日・祝日休)あおい・わかな1998年6月30日生まれ。神奈川県出身。‘09年にデビューし、ドラマ『表参道高校合唱部!』、映画『サバイバルファミリー』『青夏 きみに恋した30日』などに出演。‘17年にNHK連続テレビ小説『わろてんか』のヒロインを演じ注目される。公開中の映画『劇場版ダーウィンが来た!アフリカ新伝説』ではナレーションを担当。コート¥55,000(RPKO/Sian PRTEL:03・6662・5525)トップス¥36,000パンツ¥52,000(共にAKANE UTSUNOMIYA/ブランドニュースTEL:03・3797・3673)その他はスタイリスト私物※『anan』2019年2月20日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・安井千恵(by anan編集部)
2019年02月13日ミュージカル界のヒットメーカー小池修一郎が手掛ける作品群の中でも、若手の登竜門的印象の強いミュージカル『ロミオ&ジュリエット』が新キャストを交え、2年ぶりに全国3都市で上演される。前回同様、古川雄大とのダブルキャストで主演を務めるのが大野拓朗だ。大野は2011年の日本オリジナル版初演に衝撃を受け、そのまま3回も観劇。以来8年間、公演CDを自発的に聴き込み、ボイストレーニングを続けてきた。「それまで全曲好きという作品に出会ったことがなかったので初演を観たときは衝撃でした。例えば人気の高い『世界の王』はロックテイスト、結婚式で歌う『エメ』はゴスペル調、他にもシャンソン風の曲もあります。8年間聴き続けていても飽きない、老若男女に染み入る曲ばかり。世界一好きな作品です」。ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」チケット情報念願の初出演を飾った前回は、ロミオが登場する場面で拍手が起こり、連日立ち見席が出るなど盛況を博した。ただ、5年ぶり2度目のミュージカル出演でもあったため「表現としてはまだまだ」との思いも残った。その後は歌稽古を継続し、NHK連続テレビ小説『わろてんか』、大河ドラマ『西郷どん』など数々の映像作品でも自力を養ってきた。「鈴木亮平さんをはじめ諸先輩方の芝居に間近で触れ、いろいろとお話させていただく中で人間としても成長できた実感がある。最近、色っぽいと言われることもあり、今まで自分の辞書になかった言葉が加筆されたかなと。前回より余裕を持って取り組めるので、ダイナミックかつ繊細なロミオをお見せできるはず」と自信を覗かせる。ジュリエット役には木下晴香、生田絵梨花とのトリプルキャストで『わろてんか』のヒロイン葵わかなが初舞台を飾る。「ドラマでの葵さんはお母ちゃん的存在だったので、今回恋人役というのは複雑です(笑)。でも、彼女もミュージカルが大好きですし、精神的にも強く器用な方なので、歌稽古も回を追うごとにめきめき上達されています。また先日木下さんと歌合わせをしたときには、互いにこの2年での変化を実感したので、生田さん共々、どんな仕上がりになるのか楽しみです」。現場に入ると「すごく幸せな感覚になる」のも本作ならでは。「なぜかカンパニーへの愛が溢れ出し、自分は天使なんじゃないかと思うほど(笑)。きっとロミオがそういう人だったんだと思う」。今回は溢れる愛を客席にまで届けるつもりだ。「じつは前回、怖くて客席が見られなかったんですが、今回は観客と視線を合わせてひとりひとりを虜にしていこうかなと計画中。でもこの作戦、先に言わない方が良かったかな(笑)」。公演は2月23日(土)から3月10日(日)まで東京国際フォーラム ホールC、3月22日(金)から24日(日)まで愛知・刈谷市総合文化センター、3月30日(土)から4月14日(日)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演。4月12日(金)追加公演のチケットが3月16日(土)一般発売。取材・文:石橋法子
2019年02月08日俳優の千葉雄大が、ヘアスタイルが素敵な著名人に贈られる「HAIR OF THE YEAR3<タレント部門>」の男性タレント部門に選出され22日、都内で行われた授賞式に登壇した。千葉は、髪の毛のこだわりについて「特にないんですけど、振り返って多いなと思うのは、中を刈り上げることが多くて…ツーブロックは多いなと思います。ついつい刈っちゃうんですよね」と冗談交じりにコメント。「最近は長めが増えてきたんですけど、もうすぐ30歳になるので大人っぽくていいかなと思います」と語った。失敗した髪型を聞かれると「高校生のときに失恋とか何もしてないのに坊主にしたときがあって、そのときは同級生にびっくりされました。なんとなく気分でやってみたんです。意外と似合っていたかなと思うんですけど、今思うとなんであのタイミングでしたのかなって」と苦笑。作品で坊主の役はないそうで、「興味はあるんですけど」と話した。また、髪の毛の悩みについては「最近、アホ毛がすごい多い。アホ毛ってかわいいと思っていたんですけど、よくよく聞いたら髪の毛が切れていると聞いて。痛んでいるんだなと思って」と打ち明け、「乾かさずに寝ていたんですけど、ちゃんとドライヤーをして寝るようになりました」と告白。この日の髪型については「大人の色気を意識しました」とドヤ顔で笑いを誘った。なお、女性タレント部門は、女優の川栄李奈が受賞した。川栄李奈と千葉雄大
2019年01月22日俳優の千葉雄大が、21日深夜(25:00~)放送の『千葉雄大のオールナイトニッポン』で、初となる「オールナイトニッポン」パーソナリティに挑戦する。ラジオ好きだという千葉は以前に「オールナイトニッポン」にゲスト出演した際、特番を熱望。ニッポン放送の編成部長に、ラジオ番組への熱い想いや、本人が考えた番組のコーナー案を書いた直筆の企画書を手渡しするなど、並々ならぬ意気込みを見せていた。今回の生放送は、千葉自身が出演・企画・構成の1人3役に挑戦し、千葉が考案した番組内容で放送される。番組では、リスナーにラジオネームを授ける「まさかりボンバー」、リスナーの書いた小話を千葉が朗読する「こんなの初めて…」などといったコーナーが行われる。千葉は「調子に乗ってことあるごとに売り込みをしまくっていたのですが、まさか本当に実現するなんて、世の中捨てたもんじゃないですね」とコメント。さらに「猫被らなくていいとのことなので、深夜の野獣としてお送りしたいと思います」と意気込んでいる。
2019年01月15日「こんなに面白いドラマはない!」と興奮ぎみに語るのは、俳優・古川雄輝(30)だ。クールなイメージの古川だが、現在出演中のドラマパラビ『天天和通りの快男児』(テレビ東京系・水曜25時35分~)の話になると迸る熱意を抑えられないようだ。「制作陣の熱量が半端なくすごいんです!本当に麻雀が大好きで、福本(伸行)先生の原作マンガが好きでたまらない。そういうスタッフたちが熱い思いを込めて作った作品はやはり完成度が高い!」古川が演じるのは、雀荘で素人相手に荒稼ぎをする青年・井川ひろゆき。無類の勝負強さと強い意志を持つ雀士・天貴史(岸谷五朗)と出会い、麻雀の請負業(=代打ち)の世界へと没入していく雀士という役だ。そんな岸谷との共演では“ある初体験”を経験したそうだ。「僕のことを、『雄輝!』って初めて呼んでくれた先輩かもしれません。僕自身、『先輩!先輩!』っていうタイプじゃないので、そんなふうに距離を詰めてくる人はあまりいなかったんです。でも岸谷さんは最初から『お?、雄輝』という感じで声をかけてくださって、きっと座長として気を遣ってくださったんだと思います。芝居の話をすることも多かったし、『兄貴!』という感じでした(笑)」プライベート唯一の趣味が麻雀という古川。学生時代から原作を読みながら麻雀を打っていたほどのマニアが語る今作の魅力とは?「僕のような麻雀好きでも全く思いつかないような展開もさまざまあって、そこがマニアにはたまらない(笑)。『うわっ! そんなことする!?』という驚きの連続で、麻雀好きの人にはぜひ、見てもらいたいですね。また意外なことに、BL好きの女性たちの反響が大きくて。放送後、『イケオジがいっぱい!』みたいなコメントが続々寄せられたりと、予想もしないような反応も面白い(笑)」そのいっぽう、古川が同じくテレビ東京系で出演しているのがドラマBiz『ハラスメントゲーム』(月曜22時~)だ。スーパー業界大手の老舗会社を舞台に、主人公の秋津渉(唐沢寿明)がパワハラ、セクハラ、マタハラ……とさまざまなハラスメントと対峙していく本作。古川は秋津とともに行動する真面目で堅物な顧問弁護士・矢澤光太郎を演じている。そんななか古川はハラスメントが蔓延する現代社会に“ある思い”を抱えているという。「このドラマを通してハラスメントを学びましたが、僕の個人的な意見としてはちょっと厳しすぎるかなあという印象です。日本人って、そもそも気を使いあって会話をする民族なのに、さらにハラスメントまで気にしていたらウソだらけの会話になってしまうような気がする。僕が帰国子女だから、余計に感じるのかもしれませんが」また、今作で初共演となった唐沢には驚かされることばかりのようだ。「唐沢さんは、台本には書かれていないアイデアを出されることも多いですし、自分以外のキャストのことをとてもよく見てくださっているんです。矢澤のセリフについても、僕の知らないところで、『こう言い換えたほうがキャラクターが際立つ』と監督に助言してくださることもあったようです」そんな唐沢とはプライベートでお酒を酌み交わす仲だという。「昨日も一緒にご飯に行きました。今週は3回くらい行っているんじゃないかな(笑)。お酒を飲んでいるときは、芝居以外の話でわいわい楽しく盛り上がることが多くて。『ここのご飯、美味しいだろう』と、いつも素敵なお店に連れて行ってくださいます」今後ドラマは、秋津を本社に呼び戻した社長(滝藤賢一)や、社長と反目する取締役たちの隠された思惑が徐々に明らかになっていく。「矢澤が秋津を助ける立場になっていくような予感はありますよね。また、広瀬アリスちゃん演じる真琴と、彼女に想いを寄せる矢澤の恋の行方も気になるところ。堅物な矢澤が真琴を前にするとキャラクターが崩壊!?というギャップも注目してください!」そんな多忙な日々を送る古川だが、 “猫”が大きな癒やしになっているという。「福士蒼汰くんが主演した『旅猫レポート』みたいな作品がやれたらいいなあ(笑)。猫の仕事がきたら、僕、なんでもやりますよ!」さらに、古川は最後に今後目指す“ある野望”について語ってくれた。「英語が話せるということは僕の武器だと思うので、やはり海外作品に挑戦したいです。オーディションも受けていますが、外国人がイメージする日本人が求められるのでなかなか厳しい。この前も唐沢さんとそういう話をしたんです。やはり海外作品のキャスティングに上がるためには、『日本でもっと努力して、集客力のある俳優にならないとダメだ』と。諦めずに目指していきたいです」【衣装】カーディガン:41,000円/ファクトタム(ファクトタム プレスルーム)、靴:20,000円/リーガル(リーガルコーポレーションお客様相談窓口)、リング:23,000円/ヨハン シルバーマン(ティーニー ランチ)、他私物カメラマン:竹井美砂子スタイリスト:五十嵐堂寿ヘアメイク:赤塚修二取材・文:服部広子【フォロー&RTプレゼント】古川雄輝さんのサイン入り生写真を2名様へプレゼント!応募方法は、12月1日(土)24時までにTwitterでWEB女性自身の公式アカウント(@jisinjp)をフォロー&プレゼント告知ツイートをRT(リツイート)。当選された方にはDM(ダイレクトメール)にて、応募フォームのURLをお送りします。<注意事項>・TwitterでWEB女性自身の公式アカウント(@jisinjp)をフォローし、該当ツイートをRT(リツイート)していることが当選の条件となります。・プレゼントに当選された場合、プレゼントがお手元に届くまでフォローを解除しないでください。・アカウントを非公開にされている場合は、DM(ダイレクトメール)をこちらから送ることができませんのでご注意ください。・賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。・賞品に関するご質問、抽選や当選に関するご質問の受付は行っておりません。・当選者の方に入力していただいた応募フォームの内容は、賞品の発送にのみ使用させていただきます。そのほかの目的には使用いたしません。・当選賞品の権利の譲渡、および換金はお断りいたします。
2018年11月26日少女マンガから抜け出たようなビジュアルで西洋のコスチュームを着こなし、数々の歴史大作でラブロマンスを演じてきた古川雄大が、ミュージカル『マリー・アントワネット』で、マリー王妃と恋に落ちるフェルセン伯爵を熱演している。「マリーは国王ルイ16世に対する愛とは別に、フェルセンに恋している。人間味あふれるマリーに、今まで多くの人が描いていた“マリー・アントワネット”の印象が変わってくる作品になるのではないかと思います」。ミュージカル「マリー・アントワネット」チケット情報18世紀、フランス。王妃マリー・アントワネット(花總まり/笹本玲奈)と庶民の娘マルグリット・アルノー(ソニン/昆夏美)、ふたりの“MA”が出会うとき、歴史に新たな真実が浮かび上がる…。『エリザベート』『モーツァルト!』を生んだミヒャエル・クンツェ脚本・歌詞、シルヴェスター・リーヴァイ音楽・編曲による歴史ロマン大作。日本では2006年の世界初演以来11年ぶりの上演が実現。今回は、2014年に韓国で初演されたロバート・ヨハンソン演出版が初登場する。初演と比較して新たに16曲が追加され、登場人物も新キャラクターが加わり、逆に姿を消した人物も。「演出家も音楽家も常により良い作品を目指しているので、9月の福岡公演で練り上げたものが10月の東京公演でさらに変更された部分もたくさんあります。特にマリーとフェルセンの楽曲、そしてルイ16世を加えた3人で歌う楽曲などはすごく変わりました」。主演のマリー役は花總まり、笹本玲奈が交互に演じる。「花總さんのマリーは恋に生きる少女のようで引き込まれます。それだけに、彼女が女性として成長していく過程で、フェルセンとしては心の距離を感じ、切ないです。笹本さんのマリーは一目みただけでも強い輝きを放つようで、王妃としての華を感じます。彼女のパワフルな歌声に引っ張られている部分もあります」。マリーといえば、貧困にあえぐ民衆に放ったとされる「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」の暴言から悪人の印象が強いが、ロバート版ではそこに一石を投じる作りになっている。「ロバートさんからは、マリーが勘違いから処刑されたことを伝えたいと言われました。王室という閉ざされた環境やオルレアン公による陰謀により、彼女は殺されてしまったのだと。もうひとりのMA、マルグリットは物語の中で唯一架空の人物ですが、彼女に観客は感情移入するんじゃないかと思います。ずっとマリーに恨みを抱いていた彼女が、その想いを変えていく…。今まで描かれたことのないマリー像に仕上がっていると思います」。大阪公演は、2019年1月1日(火・祝)から15日(火)まで梅田芸術劇場メインホールにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年11月19日今、注目の女の子を紹介する『anan』で連載中の「イットガール」。今回は女優の古川琴音さんです。デビューしたばかりにもかかわらず、出演作続々。ドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』では野球部のマネージャーを演じている。「同世代の出演者ばかりで、学校のような現場で楽しいです。これまで部活やサークルで演劇をしてきて、舞台に立つと時々アドレナリンが出る感覚があって。その瞬間が好き。女優としての目標は、いつか主役を務めること!」。趣味は散歩だとか。「この前、散歩中に鷹匠のおじさんに出会って、鳥をたくさん見せてもらったんです。不思議で素敵な体験でした」絶滅した鳥“モア”をモチーフに製作中。自分の思い描くぬいぐるみが欲しくて作りました。名前は“クレームモア”。勉強を邪魔する愛猫ぽんちゃん。どやってる顔がかわいくて(笑)。今はもう15歳のおじいちゃん。お父さんが握るお寿司が絶品!趣味なんですけど、味も見た目も本格的。ちゃんと白衣を着て握ります。ふるかわ・ことね1996年生まれ。2月に公開された沖縄市の観光PR動画でデビュー。待機作に映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』や『チワワちゃん』などがある。※『anan』2018年11月14日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子(by anan編集部)
2018年11月09日中性的なルックスなのに、実は雄っぽい。そんな一筋縄ではいかない雄ネコ男子が「中毒性高い」と話題。今回は雄ネコ代表として、千葉雄大さんがご登場!「確かにイヌよりはネコっぽい性格な気はします。考えてみれば僕、気分屋だし。ネコって、抱っこしようとしてもその気がないと“イヤッ”て逃げるじゃないですか。そこは似てるかも(笑)」微笑みを浮かべながら、自分の性格を分析する千葉雄大さん。でも飼いネコほど従順ではなく…。「僕の勝手なイメージかもしれないですが、飼いネコって、多少は主人の気を惹くような行動を取りますよね?でも僕の行動原理にはそれはなく、ただひたすらマイペースなだけ(笑)。大勢で飲んでても、ふと一人になりたくなったらふらふらっと外に行っちゃうし、あるいは隅っこでボーッとしてることも結構ある。自分的に楽しんでいるんだけど、“大丈夫?”って確認されることも多くて。つまり僕のマイペースさは、人には理解不能なのかもしれない。どっちかっていえば、同じネコでも野良ネコに近いのかなぁ…」街でこんなに愛らしいネコに出会ったら、手を伸ばさずにはいられない!とはいえさすが野良ネコ。一筋縄ではいかないようで…。「あえて言いますが、確かに“かわいい”って言っていただくことは多いです(笑)。でもかわいいっていっても、“柔らかいかわいい”もあるし、“あざといかわいい”もある。しかもそれが重なっている部分もあるし、他の“かわいい”だってある。さらにルックスと内面のギャップとか言いますが、人間って、外と中の2面だけではなく、もっと多面的ですよね。よく、『実は内面は男らしい?』と聞かれることもありますが、そういう部分もあるし、でも中性的な僕もいる…とか言ってると、なんか煙に巻いてるみたい(笑)。どんなときでも、直球は投げたくないのは本心。いろんな球を投げるけど、最終的にストライクは取るからいいでしょ?って感じ。天の邪鬼なんですよ、結局」公開中の映画『スマホを落としただけなのに』では、過去がありそうな若い刑事・加賀谷を演じている千葉さん。彼の思わせぶりな行動からは、何か裏があるのでは…と思わせる妙な闇があり、そこにどんどん興味を惹かれてしまう。「僕自身はそんなにそこを意識して演じたわけではなかったんですが、そういった感想をたくさんいただいたので、驚きつつも嬉しかったです。でも人は、一面だけではなく裏や闇があるんだろうなって思いますよ。それを意図的に使う人もいるだろうし、僕が演じた加賀谷みたいに、図らずもそれが出てしまう人もいるし」誰にも見せない一面をあえて見せることで、相手をドキッとさせる…。そんなふうに、恋のチャンスを意図的に作ることもできる?「あ、いわゆる“恋の駆け引き”みたいなやつですか?僕はそれ、嫌い。ヤキモチ焼かせたり、相手を試したりするのって、僕はダメです、苦手。自分は絶対できないし、女の人からそれをされると悲しくなるから、やめてほしい(笑)。徐々に徐々に距離を詰めて、手が届く…と思ったら、サッと手を伸ばして手に入れます」ちば・ゆうだい1989年生まれ、宮城県出身。東宝系で公開中の映画『スマホを落としただけなのに』に、若い刑事の役で出演。また、放送中のドラマ『プリティが多すぎる』(日本テレビ系)では主演を務めている。ジャケット¥35,000(Scye/マスターピースショールームTEL:03・5414・3385)Tシャツ¥13,000(ATELIER BETON/STUDIO FABWORKTEL:03・6438・9575)パンツ、靴、靴下はスタイリスト私物※『anan』2018年11月14日号より。写真・樽木優美子スタイリスト・寒河江 健(Yolken)ヘア&メイク・堤 紗也香撮影協力・AWABEES
2018年11月08日TBS日曜劇場「下町ロケット」が11月11日(日)放送の第5話で、第1章「ゴースト編」が終了。翌週の第6話からスタートする第2章「ヤタガラス編」に、“ミュージカル界の新プリンス”との呼び声も高い古川雄大の出演することになった。先日放送された第4話では、ギアゴーストの内部情報を漏らしていた裏切り者がついに発覚。また、佃製作所の経理部長・殿村(立川談春)が自身の決断を佃(阿部寛)に伝えるシーンが涙を誘った。物語は怒涛の展開を迎え、第1章「ゴースト編」が11月11日(日)放送の第5話にて終了する。そして、11月18日(日)放送の第6話から幕を開ける第2章「ヤタガラス編」にて古川さんが演じるのは、大農家の三男坊であり、農林協(農林業協同組合)に所属する吉井浩。農林協を通さずにスーパーや個人客と直接取引をする殿村を目の敵にするという、役どころ。三男坊として甘やかされて育ったがゆえにあらゆる物事を軽視し、「米なんて食えればいい」など不遜な態度を取る吉井に、米作りに人生をかける殿村は反発するのだが…。ミュージカル「エリザベート」ルドルフ役で注目を集め、今年は「モーツァルト!」で帝国劇場初主演、現在「マリー・アントワネット」の公演中であり、来年はロミオ役を演じる「ロミオ&ジュリエット」が控えている古川さん。今作の伊與田英徳プロデュ―サーが「舞台で輝いている姿を拝見して、釘付けになりました」と語る彼が、TBSのドラマにレギュラー出演するのは今作が初めてとなり、一癖も二癖もある吉井という役をどのように演じるのか、要注目。■古川雄大「とても豪華で個性豊かな出演者の皆様の中に埋もれないよう」「前作は一視聴者として」見ていたという古川さんは、「そんな作品に出演できることがとてもうれしい」と喜びをコメント。「この作品は善と悪、仕事に対して愛情を注ぎ信念のまま真っ直ぐ進む人々と、様々な欲望に駆られ間違った方向に進む人々とがはっきり分かれていると思っています。後者を演じさせて頂くうえで、とても豪華で個性豊かな出演者の皆様の中に埋もれないよう、作品のいいスパイスとなれるように精進していきます」と、意気込みを語っている。日曜劇場「下町ロケット」は毎週日曜21時~TBS系で放送中。(text:cinemacafe.net)
2018年11月08日映画『スマホを落としただけなのに』(11月2日公開)の公開初日舞台挨拶が2日に行われ、北川景子、千葉雄大、成田陵、田中圭、中田秀夫監督が登場した。同作は志駕晃のデビュー作を実写映画化。派遣社員の稲葉麻美(北川)は、自分の彼氏がスマホを落としただけなのに、身に覚えのないメールの送信やSNSのなりすましなど、奇妙な出来事が身の周りで起き、次第に思いもよらない大事件に巻き込まれていく。『リング』シリーズで世界中を震撼させた中田秀夫監督がメガホンを取る。舞台挨拶では、作品名にちなみ「〇〇しただけなのに」というエピソードを披露。田中は「財布を落としただけなのに」と、酔っ払って財布をなくしてしまった時のことを語る。田中は「すっごい落ち込んでたら、仲良いプロデューサーが、財布買ってくれたの! みんなの優しさに触れて泣けるじゃん?」と周囲に感謝。しかし忙しい中で、せっかくのオフの日に諸手続きを済ませなければいけなかったことを嘆いていた。成田は「煙草を絶ってるだけなのに」と、食欲も出てしまうし顔もむくんでしまうし、気が狂いそう……と、禁煙の苦労をとつとつと語る。一方で「11月15日に、僕は吸います」と宣言し、田中から「決まってんじゃん!」とつっこまれていた。また「野菜を煮込んだだけなのに」という千葉だが、両手を頬に当てたかわいいポーズのポスターが写し出されると、田中が「お前、そういうとこだぞ!」と猛抗議。千葉は「全然わかんな〜い」とかわいい表情を見せ、「仕事してるなあ」と感心される。さらに千葉はそのまま「野菜を煮込むと美味しい野菜スープが出来上がり、顔もむくみ知らず!」と主張。「僕も30近くなりまして、そろそろ代謝が落ちてきたというのもありまして、野菜スープを作って、成田くんと違ってすっきりした生活を送っています!」ときれいにまとめた。最後に北川は「みんなが勝手に言ってるだけなのに」と、クールに見られることへの心境を吐露。「もともと笑うし、乙女な部分も、一応あるんじゃないかなと思っていて。なんでかな? と思いました」と自身のイメージへの疑問を語っていた。
2018年11月02日映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日公開)の公開記念舞台挨拶が13日に都内で行われ、阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、田中哲司、三木聡監督が登場した。見どころを聞かれた阿部は、「今週公開の映画の期待度2位という好成績で、1位ではないんですけれども、それがこの映画っぽくて素晴らしいと思います」と会場の笑いを誘いつつ、「原作ありきの作品が多い中、完全オリジナルの脚本なのでそこに期待して見て欲しい」とアピール。吉岡は初挑戦した歌唱とギターについて触れ、「半年前から準備して、こんなに長く時間をかけて準備した映画はないので思い入れがとても強いです」としみじみした。ふせは「テレビでは見られないような阿部くん、吉岡さん、千葉くんの普段みられない姿に注目してほしい。阿部さんこんなことできるんだ〜とか、千葉くんそれはまずいぞ! というシーンもある」とニヤリ。田中も「いろんなカツラが出てきます」と独特の見どころを明かした。さらに、キャストはそれぞれ、自分が変わるきっかけになった“言葉”にまつわるエピソードを披露。阿部は自身が中学生の時に同級生の母親に「阿部くんはさ〜30歳くらいになったら売れるよ!」と言われたという。「当時は役者ではなくプロ野球選手を目指していたのに、今こうして役者になり、主役をさせていただいている」と、先見の明に会場も驚いていた。吉岡は本作の「いいのいいの、ブライアン・イーノ!」という台詞をセレクトし、「大変な時も前向きにまあいっか、明日頑張れたらいいか、と思えるような台詞が三木監督の作品にはたくさん散りばめられているんですけど、それがとても顕著に表れている台詞だなと思います」と理由を説明した。また千葉は、知人の俳優に「千葉はさ、役じゃない時は全然色気がないよね」と言われたというが、「でもそれは逆に役の時は多少なりとも色気が出てるんだ! と勝手に自信を持ったんですけど……今回出てますか?」と登壇者に質問。一同が「出てるよ!」と口を揃えて言うと、阿部がすかさず「色気が出てなきゃ、こんな千葉千葉ってたくさん出てこないよ」と千葉のうちわを持った観客を眺めながらつっこむ。千葉本人も「色気のあるシーンというと、田中さんとのシーンを見て欲しい」と、内容に関わる意味深な発言で盛り上げた。最後に、映画の公開を祝して公式キャラクター「音タコくん」があしらわれた”音タコ! 特製くす玉”が登場。登壇者全員でくす玉の紐を引くと「テンションを上げろ!!」という垂れ幕が現れた。阿部、吉岡の直筆だが、阿部は最後の「!!」しか書いておらず、ほとんど吉岡が書いていることも判明した。阿部は「なかなかロック・コメディという映画はないと思います。ふざけてはいるんですけど、こんなに真面目にやったことはない映画で、心に焼き付けて帰って欲しいです。よろしくお願いします」と頭を下げた。
2018年10月13日俳優の千葉雄大が、2019年のカレンダー『千葉雄大 CALENDAR2019.1-2019.12』(11月10日発売 ワニブックス/税抜2,300円)を発売することが3日、明らかになった。数多くの映画に出演し、10月からは日本テレビの主演ドラマ『プリティが多すぎる』(10月18日スタート、毎週木曜24:59~ ※関東ローカル)も放送される千葉。千葉自身の発案により「毎月なにかを食べている」写真で構成された12カ月と、おまけショットが収録される。さらに直筆コメントも毎月にプリントされ、千葉の個性が光るカレンダーとなった。撮影は森栄喜、A5サイズ両面16枚綴りの卓上カレンダーで、表紙には、口元にごはんつぶをつけて笑う自然体の千葉の姿が。また同カレンダー発売を記念して、東京・大阪で発売イベント開催決定。詳細は後日発表となる。
2018年10月03日俳優の千葉雄大(29)が9月27日放送の日本テレビ系『妄想ふくらむフグ女たち』に出演。彼女との別れ方を実演し、反響を呼んでいる。番組では、スタジオに同席した女性タレントらが千葉の恋愛スタイルについて「LINEの返信をくれなくなりそう」「突然別れを切り出しそう」と予想。それを聞いた千葉は「犬より猫っぽくて、自分の都合がいいときは甘える。彼女から来ても自分のタイミングじゃないと“今違うから”ってなります」と実際もツンデレタイプであることを明かした。そして、彼女と別れる様子をフリーアナウンサーの加藤綾子(33)と実演。千葉は「あのさ~話があるんだけど、別れよう」とクールな声で直球に伝え、加藤が「なんで?」と追及しても「ちょっと、ほんともう無理」とばっさり。そのまま立ち上がって去るという超塩対応ぶりにスタジオからは驚きの声があがった。クールな別れ方について千葉は「中途半端に気持ちを残したままでは逆に失礼かなって」と説明。放送を見た視聴者たちからはツイッターなどで「別れ方怖すぎだけどめっちゃかっこいい!」「ドSすぎる」「中途半端が嫌なのわかるなー」といった声が寄せられている。
2018年09月28日ミュージカル『マリー・アントワネット』の製作発表が3日、都内で行われ、花總まり、笹本玲奈、ソニン、昆夏美、田代万里生、古川雄大、吉原光夫、シルヴェスター・リーヴァイが登場した。同作は『エリザベート』『モーツァルト!』など数々の傑作を生み出したミヒャエル・クンツェ&シルヴェスター・リーヴァイが手がけるミュージカル。2006年に日本で初演を迎えて以来世界で上演され、今回12年ぶり・新演出版で日本上演される。フランス革命で散った王妃マリー・アントワネット(花總・笹本)と、庶民の娘マルグリット・アルノー(ソニン・昆)、2人の“MA”の運命が交錯する。初演の際にもキャスト候補として名前が挙がったものの、当時は宝塚歌劇団に所属していた花總。「新演出版でも私に役を与えてくださったことに光栄ですし、身の引き締まる思いです」と感謝し、「マリー・アントワネットは、1人の女性として、1人の母親として、フランス王妃として、ものすごく成長を遂げていく。彼女がどんどん変わっていく生き様をぜひ自分なりに追求して、皆様にいろんなことを感じていただけたらいいなと思います」と意気込んだ。初演時はマルグリット・アルノーを演じ、今回出産を経て王妃を演じることとなった笹本は「 体型も戻りましたし、しっかりとドレスを着てマリー・アントワネットとして最後まで立つことができるように頑張りたいと思います」と語る。マリー・アントワネットが当時の王族には珍しく、母乳で子供を育てていた点に注目し「芯の強さを感じましたし、最後まで誇りを持っていた姿を演じたい」と役への思いを明かした。演出家から「フランス革命は、世界で一番最悪な革命だったと言われている」と聞いたというソニンは、「こないだまで(『1789 -バスティーユの恋人たち-』で)革命を信じて戦ってたのに……と思っていたんですけど、人々が革命というのに酔いしれて、自分を見失うような狂気じみた行動が出てくる。全然切り取り方が違うフランス革命を体現していて、深い」と、フランス革命の物語の魅力を分析。昆は「12年前にこの作品に出会ってから大ファンでして、『いつ、また上演されるのかな』とずっと思っていたので、自分が出演させていただけるという驚きと、日々感謝を感じている」と喜びを表した。またマリー・アントワネットの愛人となる、フェルセン公爵を演じる田代と古川の2人は「貴公子」感が大事だという紹介に笑みを浮かべる。田代は「初演を演じた井上芳雄さんが先日稽古場にいらして。お帰りになる時に『どうでした?』と聞くと、(井上は)『ほとんど知らない曲だった』と。それくらい新鮮に見てくださったようです」と、新演出版の違いを明かした。一方古川は「光夫さんから『君だけ、(『花より男子』の)道明寺みたいだね』言われて。僕も万里生さんの衣装を見てちょっとびっくりしたんですけど、 この衣装のように違いのあるフェルゼンを演じられるように頑張っていきたいです」と語り、周囲の笑いを誘っていた。オルレアン公役の吉原は、マリー・アントワネットについて「この世の中で初めてメディアに中傷された人、嘘偽りで殺されていった人」と分析。「地面がゆるい世の中じゃないですか。なんでもメディアがそう言えばこっちに行ったり」と現代の風潮に苦笑しつつ、「そういう時代の中ですが、自分は何なのかということを、作中の誰もが持っている」と、同作の魅力を表した。キャスト陣は400人のオーディエンスの前で、6曲の歌唱も披露。「100万のキャンドル」(昆夏美+アンサンブル)、新曲の「遠い稲妻」(田代万里生)、「私こそがふさわしい」(吉原光夫)と、歌い上げていく。さらに製作発表に駆けつけたリーヴァイがピアノ伴奏を務めた新曲の「孤独のドレス」(笹本玲奈)、「もう許さない」(ソニン+アンサンブル)、「あなたへ続く道」(花總まり+古川雄大)と続き、会場からも拍手が沸き起こっていた。
2018年09月02日映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』の完成披露試写会が8月22日(水)、都内で行われ、主演の阿部サダヲをはじめ、吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、松尾スズキ、三木聡監督が出席した。■『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』って、どんな映画?『時空警察』シリーズや『俺俺』など、唯一無二のセンスが光る三木聡監督が原案・脚本を手がけ、メガホンをとったロックコメディ。4オクターブの音域と万人の心を打つ声量を武器に、金も女も名声も手にしたロックスターのシン(阿部さん)。しかし、その歌声は、「声帯ドーピング」という掟破りの方法で作られていた。ドーピングの副作用で喉に限界が近づいていたシンは、歌声が小さすぎるストリートミュージシャン・ふうか(吉岡さん)と出会い…。■まさに音量アップ?キャストが応援団風の挨拶この日は舞台挨拶を前に、明治大学応援団が登場し、応援歌を披露。会場を盛り上げたところで、キャスト勢が登場した。阿部さんが「あべー!さだーおーでーす!!」と、まさに音量アップの応援団風挨拶を決めると、続く吉岡さん、千葉さんもそれぞれ「よしおかーりほでーす!」「ちば、ゆうだいでーーす」と力強い自己紹介。客席は、世紀の熱戦が繰り広げられた甲子園に負けない(!?)熱気に包まれた。■ドーピングするとしたら?千葉雄大、まさかの下ネタ劇中の設定にちなんで、「ドーピングできるとしたら?」と問われると、阿部さんは「役作りという意味では、『形から』と言いますから、太ったり、やせたり、歳を取ったりすることが、ドーピングでできたら楽だろうなって」と役者らしい願望を告白。シンのマネージャー・坂口を演じる千葉さんは「もし、(雑誌の)『an・an』のセックス特集をやらせていただける機会がありましたら、表紙で筋肉ドーピングをやりたいなと…。下半身もドーピング…って、すみません」とまさかの下ネタ。それでも、千葉さんの発言だけに、やはり“かわいらしさ”が先行し、ファンからは歓声が。「ご縁がないなと思っているので、なおさら(笑)。もし、機会があれば」とラブコールも忘れなかった。『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』は10月12日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!! 2018年10月12日より全国にて公開ⓒ 2018「音量を上げろタコ!」製作委員会
2018年08月22日映画『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日公開)の完成披露試写会が22日に都内で行われ、阿部サダヲ、吉岡里帆、千葉雄大、ふせえり、松尾スズキ、三木聡監督が登場した。同作は監督・脚本を三木聡が務めるオリジナル作品。驚異の歌声を持つロックスター・シン(阿部)だが、実は彼の歌声は、「声帯ドーピング」というタブーな方法によって作られたものだった。限界が近づく喉に焦るシンは、異様に声の小さなストリートミュージシャン・ふうか(吉岡里帆)に出会う。過酷なシーンの連続となった撮影に、千葉は「撮影の2日後くらいに鼻からチーズが出てきました」と衝撃の告白。「ずっとピザの匂いするなあと思って、頑張ってフンッてやったらチーズがポンって。は〜とれたと思って」と明かすと、阿部も「また少し発酵しただろうね。おいしくなって」と頷いていた。また作品にちなみ、「何のドーピングがしたいか」という質問に、「もしananのセックス特集がをやらせていただく機会があるんだったら、表紙で筋肉ドーピングやりたい」と希望する。「(上半身)ギリギリまで。なんなら下半身もドーピングして」と問題発言に会場がざわつき、照れながら「すいませんでした」と謝っていた。千葉が改めて「ご縁がないなと思ってるので、なおさら、もしやるんだったら」と希望を明かすと、三木監督が「映画の中でちらほらやってますよね」とセクシーなシーンを示唆。千葉は作品内では「ノードーピングで」と語った。また三木監督が「実はバイクでこけて鎖骨が折れたまんま。鎖骨がつながりませんという話なので、なんとかしたい。2〜3年治ってない」と告白すると、「触ったら割れてるんですか?」確かめる千葉。「わっ! すごいです!!」と驚き、三木監督は「俺の鎖骨の断面を千葉さんが触った」と解説していた。
2018年08月22日俳優・千葉雄大主演の深夜ドラマ「プリティが多すぎる」が、日本テレビにて10月より放送スタート。また、本作がカンヌでワールドプレミアを開催、さらに日本を含めアジアの9つの国と地域で同時期放送されることも併せて発表された。■第1話ストーリー大手出版社で働く新見佳孝(千葉雄大)は、同期(中尾明慶)も羨む文芸編集部のエース。しかしある日突然、編集長(杉本哲太)からファッション雑誌「ピピン」への異動を命じられる。不貞腐れて出社した新見を待ち受けていたのは勝気な利緒(佐津川愛美)をはじめ、曲者揃いの女性スタッフ&ド派手ファッションのわがままモデルたち…。果たして、カワイイ至上主義の世界に放り込まれた男子の運命は――!?■“ジャパニーズ・カワイイ”がテーマのお仕事ドラマ本作は、大崎梢の同名小説が原作。大手出版社で働く入社3年目の文芸編集部のエース・新見佳孝が、突如「原宿系ファッション誌」に異動するところからスタート。プリティ満載な職場にドン引きするも、徐々に“カワイイ”という文化に本気で取り組むことを決意。「自分の居場所はここじゃない」と思いながらも、一生懸命働いている多くの人に、前を向いて生きようと思って貰えるような「お仕事ドラマ」となっている。大崎氏は、「ドラマの撮影現場では、あまりにもキュートなピピン編集部にびっくり。あそこで働きたい。俳優さんたちもスタッフの皆さんも和気藹々と頑張ってらっしゃって、良い刺激をたくさん受けました。プリティなドラマの全容を楽しみにしています」と期待のコメントを寄せている。■“カワイイ”千葉雄大、カワイイが理解できない!?そんな突然ファッション雑誌への異動を命じられてしまう新見佳孝役を演じるのは、連続テレビ小説「わろてんか」、「家売るオンナ」、『Mr.マックスマン』、『兄に愛されすぎて困ってます』や、現在放送中の「高嶺の花」に出演する千葉さん。これまで、“ヌクメン”と呼ばれ、多くの女性を虜にしてきた彼は、本作について「タイトルから想像すると、『あ、また千葉が年甲斐もなくぶりっ子するドラマか』と感じる方もいらっしゃるのかなぁ、なんて勝手に想像してしまったりするのですが」とぽつり。続けて「今回僕が演じる新見佳孝は、カワイイを全く理解できない堅物な野心家です。文芸編集者のエリートとして働いていたところ、突然、ティーンファッション誌へ異動することになり、葛藤しながらも成長していく役どころです」と演じる役柄について説明。演じるにあたって、改めて“働く”ということについて深く考えたという千葉さんは、「自分が望んだ職に就けた人はどれくらいいるだろう。その望んだ職に就いたとしても、思い描いていた環境で働いている人はどれくらいいるだろう。何れにしても、みんな何かを我慢したり、理不尽な局面にぶち当たったり、それでもなんとか自分の爪痕を残して、次に進んで行こうとする。そして、一人では決して成し得ない壁にもぶつかる。振り返ると仲間がいる。そんなお仕事ドラマだと思っています」と思いを述べ、「原宿を舞台に繰り広げられるキラキラしたカワイイを作る人たちの泥臭い生き様をご覧ください」とアピールしている。■共演者も発表ほかにも、新見の同期役に中尾明慶、編集長役に杉本哲太。さらに、佐津川愛美、小林きな子、矢島舞美、池端レイナ、黒羽麻璃央、長井短、森山あすか、堀内敬子が出演する。なお、日本の放送に先駆けて、フランス・カンヌでの世界最大級の国際映像コンテンツ見本市「MIPCOM」において、ワールドプレミアが行われるが、千葉さんが舞台挨拶に登壇、前夜に行われるレッドカーペットにも登場する予定だ。新深夜ドラマ「プリティが多すぎる」は10月18日(木)深夜24時59分~日本テレビにて放送スタート(全10回予定)。(cinemacafe.net)
2018年08月21日新進の作家・志駕晃による同名小説を実写映画化した『スマホを落としただけなのに』に、すでに発表されている主人公を演じる北川景子に加え、この度新たに千葉雄大、成田凌、田中圭らの出演が決定。特報映像とティザービジュアルも到着した。原作は、2017年4月に刊行されるやいなや、スピーディな展開と圧倒的な描写力で、現代の日常生活に潜む恐怖を描いた新感覚のノンストップ・ミステリーとして小説愛好家の中で話題となり、SNS時代を代表する作品として国内外から映画化のオファーが各社から殺到した。自分ではなく彼氏がスマホを落としただけなのに、身に覚えのないメールの送信や、SNSのなりすましなど、奇妙な出来事が身の周りで立て続けに起こる…。次第に思いもよらない大事件に巻き込まれていく派遣社員・稲葉麻美役を北川さんが演じることが明らかになっている本作だが、今回新たに9名のキャストが発表された。■頼りない彼氏役に田中圭、千葉雄大は刑事役長い黒髪の身元不明の女性遺体が次々と発見される連続殺人事件を追いかける刑事・加賀谷学役を、現在放送中のドラマ「高嶺の花」に出演する千葉雄大。麻美が頼るセキュリティ会社勤務のSE、浦野善治役をモデルで俳優の成田凌。全ての発端となるスマホを落としたちょっと頼りない麻美の彼氏・富田誠を、「おっさんずラブ」で人気爆発し、放送中の「健康で文化的な最低限度の生活」での演技も話題の田中圭が演じる。千葉雄大コメント僕が演じる加賀谷は、長い黒髪の女性がキーとなる事件を追う刑事という役どころです。作品を通して光と陰は隣り合わせというか、いつ自分もクルッと別の世界にいってしまうか分からない危うさがあるんだな、と感じました。先輩刑事、毒島役の原田泰造さんとは、お芝居をご一緒するのは初めてだったのですが、大変な撮影の際も常に笑顔で、すごく包容力のあるジェントルマンだなと思いました。完成版を観るのがとても楽しみです!成田凌コメントスマホを落としただけなのに。ぞっとします。自分自身スマホを使っていますが、落としてしまうときや管理しきれていないところがあります。僕が演じた浦野という人間は、北川景子さん演じる麻美をネットストーカーから守るという役どころです。中田組、参加できて嬉しく思います。常に寄り添ってくれ、お芝居を楽しんでいてくれている中田監督、綺麗で力強く、心強い北川さんがいてくれたので、幸せな現場でした。物凄い作品が出来上がりそうな予感がしています。みなさまも、お楽しみに。田中圭コメント富田役の田中圭です。僕自身スマホを落とした事がないのですが、いつか落として、そしてこんな事件に巻き込まれたらと考えると、怖すぎて穴掘って埋まっていたいです。が、しかし!ただ景子ちゃん演じる麻美が素敵で、一緒にいる時間が楽しくて、だから穴には埋まらずに撮影頑張りました。富田がスマホを落としてしまったが故に、彼女まで事件に巻き込んでしまい、2人の関係性がどう変わって行くのか、手に汗握る展開と結末をお楽しみに!皆様と劇場でお会い出来ることを楽しみにしています!さらに、加賀谷と共に事件を追いかける捜査一課の警部補・毒島徹を原田泰造が演じるほか、バカリズム、要潤、高橋メアリージュン、「アルコ&ピース」酒井健太、筧美和子が参加する。■センセーショナルな特報&ティザー到着キャスト発表と同時に公開されたのは、センセーショナルな言葉が羅列される特報映像とティザービジュアル。ただ、“スマホを落としただけなのに”――。突如、不可思議な出来事に巻き込まれ恐怖に怯える麻美の様子が映し出される。『スマホを落としただけなのに』は11月2日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:スマホを落としただけなのに 2018年11月2日より全国にて公開Ⓒ2018映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
2018年07月27日●アルバム『Ultra Worker』はコンセプトから映像や舞台など、様々なシーンで活躍する俳優・加藤和樹。ミュージカル界では『1789~バスティーユの恋人たち』『レディ・ベス』などの大作で美声を聴かせることが多いが、2006年のCDデビュー以来、アーティストとしても精力的に活動している。そんな加藤が自身名義では9年ぶりのフルアルバム『Ultra Worker』を7月18日に発売する。アーティスト活動10周年を経て、ますます波に乗る加藤がテーマとして選んだのは「働くこと」。自ら作詞した3曲も含め、すべてが思い入れのある曲になったという。今回は加藤に、アルバムに込めた思いや働くことについてインタビューした。○「初心を忘れない」ことを大切に――シングル、ミニアルバムは発売されていましたが、自身名義ではフルアルバムは9年ぶりなんですね。ちょっと時間が空いてしまいました。自分が自信をもって出せるアルバムを作れるタイミングが合わず……今回はがっつり長い時間をかけて、レコーディングもできましたし、「Ultra Worker」というコンセプトにいろいろな楽曲が集まり、非常にバラエティに富んだ内容になりました。――アルバムタイトルの「Ultra Worker」には、どのように決まったのですか?以前から働いている人たちに向けて、何かメッセージを歌で届けられないかなと考えていた。コンセプトありきで楽曲も集めていきましたし、どういうことを歌いたいかとかというビジョンは明確にあったので、非常に充実したレコーディングになりました。――働く人に対しての寄り添う空気をすごく感じるアルバムでした。自分自身こうやって働いている中で、楽しいこともあれば、立ち止まったりすることもあります。全ての人たちの支えになり、自分を見つめ直すきっかけになるような楽曲があったらいいな思いながら選びました。――うちもマイナビという働く人を応援する会社なんですが、加藤さんご自身が働いてる時に心がけているのことをぜひ教えてください。「初心を忘れない」ということと、「楽しむ」ことは常に考えています。忙しくて、時間に追われることってすごく沢山あるじゃないですか。その中でもやっぱり、自分の意志や想いを込めないと、仕事をこなすだけになってしまう。僕自身、見失いそうになった時期もあります。そんな自分に対して、「良くないな」と見つめ直すこともできた、今の自分だからこそ作れたアルバムだと思います。●前回のアルバムから9年の間に「人が好きになった」○自分にとってはなくてはならない場所――今回はアルバムツアーも行われる予定で、ミュージカルなどステージで歌う機会も多いと思うのですが、やはりライブで歌う時とは感覚が違いますか?舞台やミュージカルは役を表現するものですから、どうしても立っているのが自分自身ではないんですよね。だからこそ、音楽で自分の思いを表現してお客さんとつながれるライブは、自分にとってはなくてはならない場所です。――歌い方や意識も変わったりするのでしょうか?ミュージカルでは、自分の得意な歌い回しや癖を抜いていかなけれないけないので、最初は難しいと思っていましたけど、役に入ることで、自然とできてくるようにはなりました。逆にミュージカルを始めてからは、発声の仕方や声帯のコントロールも出来るようになって、自分の楽曲を歌う時に活かされることも多くなってきました。「こういう風に声を出したい」という自分の中のイメージを、技術的な面で支えられようになったことは非常に大きいです。――今回のアルバムも、制作は『1789』公演と被っているんですか?そうですね、合間でレコーディングを行っています。でも歌い続けているという意味では、そんなに大変なことではなかったです。昔はやっぱり、公演中にレコーディングなんて、考えられなかったですよ。歌い方が戻らなかったですし、バラードを歌っていた時に「ミュージカルの歌い方になってるよ」と言われて、自分では全然気づかなくて(笑)。でも、声帯のコントロールができるようになった、今のタイミングだからこそ出すことのできたアルバムだと思います。――アルバムの中では、どの曲に思い入れがありますか?全部です(笑)。強いてあげるなら、今回のリード曲になっている「HERO」、そしてタイトル曲の「Ultra Worker」は自分の素直な想いを書いていますし、思い入れがあります。「Ultra Worker」の「Ultra」には、「超越する・越えていく」と意味があるので、今ある自分を越えていくということや、自分の仕事に誇りをもって充実して働いてる人たち、目標に向かって頑張ってる人たち、というイメージを託しています。「HERO」には、誰もが自分の人生の主人公であるという意味を込めました。歌詞の中にもあるように「想い描いたヒーローじゃなくても、自分の道を歩んでいく」ということに気付けると、いいなと思います。つい人のせいにしたり、自分は悪くないと擁護してしまうことも多い時代かもしれないですけど、自分の人生は自分しか歩んでいけないということを忘れたくない、という思いを込めて書きました。――加藤さん作詞曲でいうと、「Butterfly」は夜のイメージもあるようで気になりました。まさに、夜のイメージです。この曲を選んだ当初は働く人たちの大人な恋愛を描こうと思ってたのですが、アレンジがあがってきた段階で、自分の中でガラリとイメージが変わってしまいました。職種にも色々あるので、夜の街で働く人たちにスポットを当てて描いてみようと思い、蝶というイメージになりました。――「お、色っぽい!」と思ったんですけど、夜の街で“働く”というのは、アルバム全体のテーマにもかかっているんですね。そうですね、そのテーマは一貫しています。○ステージの前にいる人はみんな味方――前回のアルバムから今回のアルバムまでの9年間で、自分の内面や生活が変わったな、と思ったところはありますか?昔は喋るのも苦手でライブでもMCが苦手でしたが、年を重ねるごとに、人がすごく好きになりました。握手会も何を喋ったらいいのか、と思ってましたけど、今は自分にとって必要な時間で、直接ファンの方の顔が見えて声を聞けることが、自分にとってどれだけ力になっているか、よくわかるんです。自分が相手から力をもらうようになったと思います。ただ、今度は自分がやっぱりもっと強く引っ張っていかなきゃとも、思うようにはなりました。共に成長していきたいと思いますが、自分がアーティストとして導いていく存在、一歩先へ行かなければいけないという意識は持つようにはなりました。――ファンの方の反応で、印象的なことはありますか?やっぱり楽しそうに笑ってくれていることが一番です。それが自分の笑顔の源だと思います。――すごく通じ合っているようで素敵ですね。もう、ライブっていつもすごく緊張するんですよ。「怖い」とか「逃げ出したい」とか思うんですが、ステージの前にいるお客さんたちはみんな味方で、笑顔で待っているから、その姿を見た瞬間に、怖いという気持ちは全部なくなっちゃうんです。不思議な感覚だなあと思います。それだけ、自分の場所が出来たということなんだと思います。●ミュージカル『テニスの王子様』への思い○後輩の道しるべになりたい――ライブには普段俳優として接している共演者の方も来られると思うんですが、どういう感想が多いんですか?「楽しかった」という感想が多いです。かっこいい、とかではなく「楽しかった」と言ってくれることがなんか……嬉しいですね。Tシャツを買って、一緒になって騒いでくれたとか、お芝居の現場だけだとなかなか見えない部分だし、わざわざ足を運んでくれて非常に嬉しいことですし、もし自分が刺激をあたえられる存在になっていたら良いなと思いました。僕も共演者の作品を見に行くことも多いので、刺激を受けています。先日はミュージカル『モーツァルト!』を観に行きまして、『1789』でも共演してた古川雄大が帝劇の主演。テニス時代(ミュージカル『テニスの王子様』)から一緒に戦ってきた仲間でもあるし、そんな彼が、『モーツァルト!』という大きな作品で主演をしていたのは、非常に感慨深いものもあったし、すごく刺激になりました。そうやって競い合える仲間が身近に沢山いるので、嬉しいですし、「負けらんないな」とも思います。――最近は、『ミュージカル「テニスの王子様」15周年記念コンサート Dream Live 2018』や、『許斐 剛✮パーフェクトLIVE~一人オールテニプリフェスタ2018~』にもゲストで出られたんですよね。ちょうど、ミュージカル『テニスの王子様』が15周年で、『テニスの王子様』自体は来年20周年。元々作品のファンなので、感慨深いですし、やっぱり「ここが自分の原点なんだ」ということをすごく感じました。音楽やりたいと言って初めて立った舞台でしたし、初めて人前で歌った作品でした。10年以上経っても、握手会に来た若い子が「『テニスの王子様』で知りました」と言ってくれて、「何歳の時だったんだ」と思うんですけど、DVDで観てくれているみたいです。こうやって受け継がれているからこそ、初代の時に戻ってくれるんだなと、すごくありがたくて。自分たちがやってきたことが礎になり、積み上げてきたのだと感じます。やっぱり僕らがそれぞれの活動をしていく中で、後輩たちが歩く道しるべになればいいなと思うんです。先輩たちに言われたことを、今度は伝えていく側にならなければならない年齢にもなってきている。一番難しい年齢でもあると思うんですが、残せるものを残していきたいです。――本当に、学校みたいですね。それだけの人数もいますしね。僕は、もともとミュージカルは少し苦手だなと思っていたんですが、『テニスの王子様』をやってから、ミュージカルをやるようになったし、音楽活動にもつながっています。本当にきっかけはどこに落ちているか分からないので、それぞれの道を見つけて欲しいと思います。■加藤和樹1984年10月7日生まれ、愛知県出身。2005年、ミュージカル『テニスの王子様』で脚光を浴び、2006年4月Mini Album「Rough Diamond」でCDデビュー。日本や韓国・台湾・中国でのCDリリースの他、自身のアルバムなどのTOURである「LIVE "GIG" TOUR」とラジオ公開放送のように投稿メールとリクエストを中心に構成されている「"KK−STATION" TOUR」や、日本武道館や日比谷野外音楽堂、アジア圏でも単独ライブを開催するなど精力的に活動。俳優としても活動しており、ドラマ『仮面ライダーカブト』『ホタルノヒカリ』『乾杯戦士アフターV』、映画『真田十勇士』などに出演するほか、アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN』『義風堂々』、ゲーム『戦場の円舞曲』『イケメン戦国」などで声優としても活躍。近年はミュージカル『ロミオ & ジュリエット』『レディ・ベス』や『タイタニック』など大型ミュージカルにも出演。○アルバム「Ultra Worker」(7月18日発売)初回限定盤(CD+DVD) TECI-1591 ¥3,704+税通常盤(CD) TECI-1592 ¥2,778+税・CD収録曲(初回・通常 共通全10曲)1.HERO2.Ultra Worker3.knock knock knock!4.L∞P5.魂6.Calling Me7DIAMOND8.stay by your side9.Butterfly10.BLUE MONDAY・初回限定盤DVD収録内容「HERO」ミュージックビデオ+メイキング映像
2018年07月20日第9回岩谷時子賞 授賞式が11日に都内で行われ、受賞者が登壇した。「岩谷時子 Foundation for Youth」にピアニストの黒木雪音、「岩谷時子賞 奨励賞」にサクソフォン奏者の上野耕平、俳優の古川雄大、「岩谷時子賞 功労賞」に演出家・石井ふく子、「岩谷時子賞 特別賞」に女優の大地真央、「岩谷時子賞」に女優の松たか子が選ばれ、プレゼンターを市毛良枝が務めた。同賞は稀代の作詞家であり、越路吹雪を支えたマネージャーとしても知られる岩谷時子の名を冠し、音楽・芸術に功労のあった個人・団体を表彰する。授賞式では黒木が「エチュード ヘ長調 Op.10-8」、上野が「ニューシネマパラダイス」、古川が「僕こそ音楽」(ミュージカル『モーツァルト!』より)、大地が「ラストダンスは私に」のライブパフォーマンスを披露した。「この賞をいただいたからには、これからもっともっと表現者として成長していけるように日々精進していきたい」と意気込む古川。授賞式後の取材では「賞というものをもらったことがなくて、初めていただく賞がこの素晴らしい賞で幸せな気持ち」と心境を表した。また、1月からドラマ『越路吹雪物語』で越路吹雪役を演じていた大地は「初舞台から45周年、という年に素晴らしい賞。『越路吹雪物語』にも主演して、喜びの年となりました。これからも歌とお芝居と、この賞に恥じないようにますます精進していかなきゃ」と気合いを新たにする。賞を受け取る際にはドラマで岩谷時子役だった市毛とハグし、「私の"時さん"の市毛さんから手渡ししていただいたこと、一生忘れられない思いです」と喜んだ。一方、松は「とてもうれしいです。が、なんで私なんだろうという思いのまま、ここにきてしまいました。本当はそんなことじゃいけないんでしょうが」と恐縮。ドラマ『カルテット』の主題歌やNHK連続テレビ小説『わろてんか』主題歌なと、音楽活動も充実していたが「このような賞をいただいていいのだろうかという思いで、どうしてもそこから抜け出せません。良かったんだなと思えるような自分に、もうちょっと時間をかけてなりたいと思います」と今後への思いを表した。これを受けて、審査委員である作曲家の都倉俊一は「満場一致で決めたことでございます。八面六臂のご活躍だけじゃなくて、皆さんが松さんから受け取る癒やしみたいなあたたかさ、アーティストとしての存在も大きな一つの要素になっていると思います」と受賞理由を説明。「ぜひ堂々と受け取っていただければ」と促すと、松は「すいません……」と苦笑する。授賞式後の取材では、「ミュージカルも最近そんなにやってなくて、本当にいいのかなと思いつつ、『もっと頑張れ』という風に受け取ります」と振り返った松。「また、これを励みに頑張っていかなきゃなと思うように、やっとなれました」と語った。
2018年06月11日中村アン、古川雄輝、大谷亮平らが出演した木曜ドラマF「ラブリラン」の最終回が6月7日(木)深夜に放送され、古川さん演じる町田翔平がついに笑顔を見せた。SNS上には「古川くんのこと好きになりました」など“古川=町田”ファンの声が溢れている。天沢アキの人気コミックを原作にドラマ化された本作。中村さん演じる南さやかは男性経験のない30歳地味女子。元々は大谷さん演じる「ワイルド甘々男子」鷺沢亮介に15年間片思いを続けていたのだが、古川さん演じる「ドSツンデレ男子」町田翔平と同棲、地味女子とは正反対の女性へと変貌を遂げる。しかしある日記憶を失ってしまう。そしてさやかと町田の“二度目の恋”に大政絢演じる町田の元カノのモデル・小笠原杏子。片瀬那奈演じる亮介の恋人・青山瑞希が絡んで…というストーリー展開。最終回ではこれまで断片的にしか蘇ってなかったさやかの記憶が復活。さやかが町田に別れを告げた真の理由が明かされた。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。町田は以前の会社でミスを犯し会社を追われた。その後かつての上司からロンドン行きを誘われ、それを元カノの杏子に相談していたのだが、さやかは浮気と誤解。二人の仲が上手く行かなくなっていた頃、杏子がさやかのもとを訪れ「町田君をロンドンに行かせてほしい」と説得。さやかは町田の夢のために別れを決意。亮介が好きだとうそをついて町田と別れたのだった。さやかの記憶が戻りお互いの想いを伝え合った2人。ラストは渡英した町田が帰国、それを空港で待っていたさやかが「おかえり」と町田に抱きつく…というハッピーエンド。もちろん亮介はさやかに振られるのだが、瑞希とはより深い絆を築いて、それぞれが新たな道を歩む…という展開。渡英直前、会社のお別れ会で初めて笑顔をみせる町田に「最後にあんな笑顔見せられてもっと好きになってしまった」「まっちーの笑顔がみれて最後までキュンとしたぁ」などの声多数。「ラブリランで古川くんのこと好きになりました。毎週木曜日の夜が楽しみでした」「週一の楽しみが終わってしまったー古川雄輝すきだー」「ドSツンデレ男子の雄輝くんを見れて幸せでした」といった古川さんへの賛辞の言葉がネット上にあふれたほか、「古川くんの次回作が何なのか、楽しみ」という反応も。本作でこれまで以上に大きな注目を浴びた古川さんの今後の活躍に期待が高まる最終回となった。(笠緒)
2018年06月08日ビアトリクス・ポターの世界的ベストセラー絵本をハリウッドで初めて実写化した映画『ピーターラビット』(公開中)の日本語吹替え版で主人公のウサギ・ピーターの声を担当した俳優の千葉雄大(29)に前・後編のインタビューを実施。自然豊かなイギリスの湖水地方を舞台に、ウサギたちがミュージカルのように歌い踊る本作では、ピーターのかわいいだけではない魅力が生き生きと描かれる。後編では、「僕もかわいいだけじゃない!」と語る千葉に、「かわいい」と言われ続けてきたその一般的なイメージをどう感じているのか本音を直撃。また、かわいいだけではない自身の意外な一面も教えてもらった。○昔はかわいいキャラではなかった!?――千葉さんといえば「かわいい」というイメージが強いですが、ご自身ではこのイメージをどう感じていますか?最近、以前よりはあんまり言われなくなってきたんですが、そういうイメージはいまだにあるみたいですね。自分としては「別に"かわいい"もできますけど?」っていう感じで(笑)、それくらい抵抗はないんですけど、自分からあえてかわいく見せようとは思っていないです。――何もされなくて、そのままでもかわいさが出ていると思います。そうですかね? 自分ではそれがよくわからないんですよね。狙っているときはわかりやすく狙いますから(笑)――たしかに、狙っていろんなかわいい表情をよくされますよね! ちなみに、昔からかわいいキャラでしたか?いえ、全然かわいいとは言われてなかったです。自分の記憶がない小さい頃は、母から「あんた女の子と間違われていたのよ」と言われるのでかわいかったんだと思いますが、物心ついてからは、そんなにかわいいという扱いはされてないですね。――かわいいイメージをキープするための努力をされていますか?何にもしてないですよ(笑)○年上への憧れ――いまでも制服がお似合いですし、年齢的に若く見られると思いますが、若さを保つ努力は?それも特にしてないですね。そんなに若くいたいという気持ちはないので。どっちかっていうと早く年を重ねたいなと。早送りしたいです。――なぜ早く年をとりたいんですか?年上の方への憧れが強いのかもしれないです。年上の友達が多いので、そういう人たちの楽しそうな感じを見ていると自分はまだ青いなと思う時があります。――素敵な大人の男性になるために大切なことは何だと思いますか?うーん、余裕じゃないですかね? 今はまだいっぱいいっぱいです。――かわいさや若さをキープするための努力はされていないということですが、美肌とスタイル維持のために何かやられていることは?あ、それはしています! 僕はすぐ太るので食事制限をしていますし、運動も軽くですがしています。お酒がすごく好きなので、飲みに行くときは我慢したくない。だからそれ以外の日はけっこう節制して、楽しい時はとことん楽しむ! メリハリを意識しています。運動は走るくらいです。○冷静で勝ち気!? 意外な一面を告白――声優発表のイベント時も、ピーターラビットと同じく「かわいいだけじゃない」と熱くアピールされていましたが、かわいいとは違う意外な一面を教えてください。自分がどう見られているのかわかりませんが、わりと冷静だと思います。おじいちゃんみたいに達観しているというか・・・そこまで余裕はないですけど(笑)。あと、勝ち気なところもあります。――そうなんですね! 勝ち気というのは俳優としてプラスでしょうか?どうですかね。良し悪しだと思いますが、それで自分に対してイライラすることもあります。人に対してはないですが、「ああすればよかった」「なんでできないんだろう」とか、自分にイライラすることが多いです。――そういうことが多いと疲れちゃいそうです。そう、疲れちゃう(笑)。そういうときは『ピーターラビット』を見ればいいと思います!――そうですね! では最後に映画の魅力をアピールお願いします!ピーターラビットがかわいらしいのでお子さん向けだと思っている方もいらっしゃると思いますが、大人の方が見ても楽しめるし、個人的に強く推したいのが、意外と泣ける! うるっとする感動的なシーンもあり、すごくハッピーになれる映画なので、ぜひ見てください!■プロフィール千葉雄大1989年3月9日生まれ、宮城県出身。2010年『天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイレッド・アラタ役で本格的に役者デビューを果たす。2016年映画『殿、利息でござる!』に出演し、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以後、映画『帝一の國』、NHK連続テレビ小説『わろてんか』、舞台『危険な関係』など話題作に多数出演し、2018年1月期日本テレビ系連続ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』の執事見習い役も話題に。甘いルックスと幅広い演技で多くのファンを魅了している。
2018年05月27日●男気を意識したピーター役ビアトリクス・ポターの世界的ベストセラー絵本をハリウッドで初めて実写化した映画『ピーターラビット』(公開中)の日本語吹替え版で主人公のウサギ・ピーターの声を担当した俳優の千葉雄大(29)にインタビュー。自然豊かなイギリスの湖水地方を舞台に、ウサギたちがミュージカルのように歌い踊る本作では、ピーターのかわいいだけではない魅力が生き生きと描かれる。「僕もかわいいだけじゃない!」と語る千葉に、ピーターの魅力や作品全体に魅力、そして、ピーター役という大役挑戦の感想を聞いた。○ピーター役の難しさとやりがい――まず、ピーター役の吹き替えで特に意識したことを教えてください。今回のピーターは「かわいいだけじゃない」というのがあって、僕もそうだったんですけど、みなさんがピーターラビットに抱いているかわいいキャラクター性だけでない一面・・・イタズラをする、リーダーシップがあって男気がある、そういう部分を出すことを意識して演じました。――苦労した点や難しかった点は?会話のテンポが速かったので、そのスピードについていきながら、その中で声の抑揚で感情の波を表すというのは、なかなか必死でした。――これまでもアニメや実写の吹き替えを経験されていますが、声の演技はお好きですか?好きですね。表情が映らず動きもわからない中で、その絵に合わせてなりきるというのは、やりがいがあって魅力的です。まだ慣れていない部分があるので「あー大変だな」と負荷を感じる部分もあり、そういう緊張感のあるお仕事という楽しさもあります。――自分の声はお好きですか?嫌いというわけではないですけど、好きではないです(笑)――どうしてですか!?自分の声って客観的に聞くと変じゃないですか? だからあんまり。人からはよく、早口だと言われます。――完成した本作を見て、ご自身のピーターの声はどう感じましたか?なぜだかわからないんですけど、今回はすごく客観的に見ることができて、だから声に違和感を抱くことなく作品として楽しむことができました。声を吹き込む前に字幕版も見せていただいたんですけど、吹き替え版には字幕版のおもしろさとはまた別の楽しさも盛り込まれているというか、色合いが違っておもしろかったし、感動しました。○テーマソング歌唱は「死にもの狂いで」――テーマソング「I Promise You」も歌われましたが、歌もとても素敵でした!そんなことないです。もう死にもの狂いで(笑)。でも先生にご指導いただき、歌詞の意味や歌い方からいろいろアドバイスしてもらったので、それを繰り返し練習して挑みました。――具体的にどんなことを教えてもらったんですか?ピーターラビットの役として歌ったので、この歌詞のときのピーターの気持ちはどうだとか。あと、歌詞自体がとても前向きな歌だったので、「ちょっと笑いながら歌ってみましょう」とか、いろんなバージョンを試してふり幅をつけてくださって、最終的に「ここはさっきのパターンでやりましょう」というように仕上げていきました。――演じながら歌うというのは、普通に歌うよりも何倍も難しそうですね。普段は誰かに聞かせるつもりで歌ってないですから。自分が気持ちよくなるために歌っているので、その違いがまずありますよね(笑)――歌の自己採点は!?いやー歌に関しては採点できないです(笑)――これをきっかけに今後、歌のオファーがきたらどうしますか?それはやらせていただきたいです! ミュージカルもすごく好きなので挑戦してみたいですし、ただ歌手デビューとなると、それはちょっと違うかなと(笑)。僕はライブに行く側が好きなので。――歌うことへの抵抗はなさそうですね!抵抗はないです!●声の仕事がますます好きに○挑戦の大切さを感じたピーター役――ピーターラビット役という挑戦で新たな発見や成長を感じた点を教えてください。自分が思っている以上にもっとやっていいんだなとか、感情表現という意味で自分はすごく笑顔なイメージでやっているつもりでも足りなかったり、声だけということでそういうことがより顕著でした。また、歌もそうですが、慣れないことをやるのは大事だなと。なんでもできた方がいいと思うので、今回チャレンジさせていただいてすごくよかったですし、このピーターラビット役で声のお仕事がますます好きになりました。――これまでの声の仕事とは何か違った魅力があったのでしょうか?作品を通してピーターラビットが描かれていたので、より感情に寄り添いやすかったのだと思います。お客さんに見てもらってからでないわからないことですけど、とにかく自分の中でできる100%を尽くしたので、後悔はないです! なくはないですが・・・。――なくはないというのが本音ですか!? あえて挙げるとすると、どこでしょうか。歌の練習期間がもっとあったらビブラートとかバッチリできたかもしれないですし(笑)。練習期間が1週間くらいだったので。○ピーターの好きなセリフはトマトの歌!?――私は、ウサギたちがおでこを合わせて謝るシーンがすごくキュンとしました。千葉さんが心が動いたシーンを教えてください。ピーターといとこのベンジャミンがケンカして、ピーターが1人で頑張ろうとするんですけど、そこにベンジャミンが駆けつけるシーンはグッときましたね。おもしろいシーンなんですけど、そこすらもグッときます。――千葉さんが演じられたピーターで、特にここに注目してほしいというポイントは?ピーターは無意識のかわいさや行動力があるので、そういうのはすごいなと。あと、意図的にイタズラをしかけてとことんやる姿がコミカルでおもしろいです。あのドタバタした感じは子供も大人も楽しめると思います。――好きなピーターのセリフはありますか?テーマソングを歌わせてもらいましたが、それ以外にも歌っているところがあって、「トマトトマトこの指止まれ」っていうセリフを、ちょうちょの歌に合わせて歌うシーンがあって、そこはおもしろかったですね。歌っていて楽しかったので、注目してほしいです!○ミュージカルも! 新たな挑戦に意欲――さまざまな映画やドラマに出演され、演じられる役の幅も広い千葉さんですが、今後挑戦したいことを教えてください。いろんな分野に挑戦したいと思っています。ラジオがもともと好きなのでラジオの番組をやってみたいですし、ミュージカルも挑戦してみたいですし、キャスターとかも興味あります(笑)。声の仕事もとても興味があるので、これからも声優のお仕事はやらせていただきたいです。あと、お父さんの役とか、すごく神経質な役とか、とにかくやったことないものは何でもやってみたいです。■プロフィール千葉雄大1989年3月9日生まれ、宮城県出身。2010年『天装戦隊ゴセイジャー』のゴセイレッド・アラタ役で本格的に役者デビューを果たす。2016年映画『殿、利息でござる!』に出演し、第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。以後、映画『帝一の國』、NHK連続テレビ小説『わろてんか』、舞台『危険な関係』など話題作に多数出演し、2018年1月期日本テレビ系連続ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』の執事見習い役も話題に。甘いルックスと幅広い演技で多くのファンを魅了している。
2018年05月26日幼少期より神童と崇められた天才音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの歓喜と苦悩に満ちた35年の生涯を鮮烈に描き出す、ミュージカル『モーツァルト!』が4年ぶりに上演される。『エリザベート』で火がついたウィーン・ミュージカル人気を不動のものとした記念碑的作品。以降も日本では、脚本・歌詞ミヒャエル・クンツェ、音楽・編曲シルヴェスター・リーヴァイ、演出・訳詞小池修一郎という黄金トリオが数々のヒット作を量産する。昨今のミュージカルブームの先駆けとなった名作が初演から16年を経て新演出版として登場する。ミュージカル「モーツァルト!」チケット情報美術、音楽、脚本がブラッシュアップされる中、主演には山崎育三郎とのダブルキャストで新顔の古川雄大が大抜擢。その妻コンスタンツェには前作からの続投で平野綾、さらに生田絵梨花、木下晴香の若手ふたりが初役で挑む。演出の小池から「若手ふたりの見本となるように」と託されたという平野は「期待に応えたい!」と気合い十分だ。平野は東京児童劇団の出身。アイドルや声優の活動を経て、近年は舞台女優として着々と評価を高める。『レディ・ベス』『レ・ミゼラブル』『ブロードウェイと銃弾』など出演作も幅広く、とりわけ小池修一郎、福田雄一演出作への出演が続く。「小池先生には常に一挙手一投足を見られている緊張感があり、だからこそ自分を高められる。また福田さんには毎日アドリブをプレゼンしなくてはいけないという質の異なる緊張感があります。近年はおバカな役、正当派ヒロインが交互に続いたこともあり、役の幅が広がりました(笑)」デビュー20周年、30歳の節目となった昨年は思いきって仕事をセーブしNYへ留学。ボイストレーニングではアレクサンダー発声法を座学から学び直した。「いかに自分の体を酷使せず最高のパフォーマンスを引き出せるか。息の長い役者をめざし、骨格や筋肉の仕組みから学びました」。帰国直後の主演舞台『レディ・ベス』では小池から「歌が全く変わった」と太鼓判を押された。今作でも成長の一端を感じられるはずだ。「今回のコンスタンツェでは女の業や憎悪みたいな部分を表現したい。前回は技量や当時の年齢感もあり、迫力を出し切れなかったことが一番悔しかったので。4年でどう変わったのか自分が一番知りたいですし、いろんなものを総動員して若手の見本となるような演技をお見せしたいです」平野は同じ作詞・作曲家が手掛ける作品群の中でも『モーツァルト!』が一番好きだという。「主人公が男性で音楽家でもあるので、作品が持つ魂の叫びみたいなものは、そのままクリエイター陣の本心でもあるのかなと。そのパワーにすごく引き寄せられる感覚があるので。私は天才に寄り添う凡人の悩みや胸中を深く掘り下げて演じたい。ネットで全世界と繋がれる今の時代だからこそ、ここでしか味わえない生の舞台の特別感やドキドキを一緒に楽しんで頂ければと思います」公演は、5月26日(土)から6月28日(木)まで東京・帝国劇場、続いて大阪・梅田芸術劇場メインホール、名古屋・御園座でも上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年05月15日俳優の千葉雄大が10日、東京・日比谷のTOHOシネマズ日比谷で行われた映画『ピーターラビット』(5月18日公開)のジャパンプレミア試写会に登場。日本語吹替え版で主人公のウサギ・ピーターの声優を務めた千葉は、ピーターの顔をして演じていたことを明かし、鼻をヒクヒクさせる表情を披露した。千葉雄大ピーターの声優を務め、テーマソングも歌った千葉は、ピーターを意識した青い衣装で登場。『ANNIE/アニー』の監督としても知られるウィル・グラック監督、そして、日々動物たちとのにぎやかな生活を楽しむタレントの森泉、平昌(ピョンちゃん!?)五輪スキージャンプ女子銅メダリストで世界トップレベルのジャンプを誇る高梨沙羅も駆けつけた。千葉は「(本国版でピーターラビットの声を演じた)ジェームズ・コーデンさんに負けないように頑張りました」と堂々とコメントし、監督から「完全に勝ちますよ!」と太鼓判を押されると「言わせた感がありますね」と照れ笑い。そして、「かわいいイメージがあったんですけど、活発な一面だったり、友情も見られるし、歌も素晴らしいですし、いろいろなものが詰まった素敵な映画。より力が入りました」と作品への思いを語った。また、「ピーターに合わせた顔をしてやりました」とピーターの顔をしながら演じていたと明かすと、森が「ピーターに似てるよね! 似てるよ!」と発言。すると千葉は、ピーターのように鼻をヒクヒクさせる可愛い表情を披露し、会場を沸かせた。千葉は、ジャパンプレミア試写会の前に、東京ミッドタウン日比谷 パークビューガーデンで行われた「ウサギまみれイベント」にも登場。10羽の本物のウサギに囲まれながら「(ピーターは)激しいイタズラを繰り広げて、でもなんとなく誰からも憎まれない愛されるキャラクター。僕と同じ」「ピーターラビット役でウサギの気持ちがわかるようになった」などと話して笑いを誘った。全世界110カ国(35カ国語)で発行され、シリーズ累計2億5000万部のベストセラー絵本、ビアトリクス・ポター原作の『ピーターラビット』を米ハリウッドで初めて映画化した同作。圧倒的な美しさを誇るイギリスの湖水地方を舞台に、青いジャケットがトレードマークのピーターが生き生きと走り回り、まるでミュージカルのような心躍る世界で魅了する。
2018年05月10日