合同会社Seibundo(本社:東京都中央区、代表:内山 明夫)は、アートとビジネスの街である東京・京橋駅近くに、アート・ビジネスをテーマにした古書店「Seibundo」を2023年11月30日からのプレオープン期間を経て、この度開業いたしました。店内には有料の読書スペースを併設し、落ち着いた環境で店内で販売中の書籍を読むことができます。また、読書スペースには個別に仕切られた机に電源、Wi-Fiを完備し、落ち着いて集中できる環境をご用意。仕事などの作業にもご利用いただけます。また、セルフサービスでのコーヒー、紅茶などドリンク類や小菓子なども提供し、店内の書籍で読書をしながらゆっくりおくつろぎいただけます。【URL】 読書スペース全体【「Seibundo」概要】所在地 : 〒104-0031 東京都中央区京橋2-8-2 京橋MKビルB1Fアクセス: 銀座線京橋駅 6番出口徒歩3分都営浅草線宝町駅 A7出口徒歩3分JR東京駅 八重洲中央口徒歩5分有楽町線銀座一丁目駅 7番出口徒歩8分営業時間: 10:00~18:00(土日祝休み)座席 : 10席(読書スペース)お支払い: クレジットカード・交通系IC・二次元コード各種※現金のお取り扱いはございませんのでご注意ください。URL : 【老舗古書店と美大出身の学芸員資格を持つスタッフが選書したアート・ビジネスを中心とした書籍を販売】Seibundoは、横浜で50年続く老舗古書店である誠文堂書店ののれん分けで新たに開業した、アートとビジネスを中心とした古書店です。その老舗古書店と、美大出身で学芸員資格を持ったスタッフが選書したアートおよびビジネス関連書籍を販売しています。また、ビジネス関連書籍は、起業家でもある当社代表が一部選書を行っており、アート思考やアート投資、アート関連ビジネスなど、アートとビジネスを掛け合わせたテーマの書籍も充実。ギャラリーや骨董を扱う美術商が軒を連ねるアートの街であり、東京駅に隣接したビジネス街でもある京橋駅に合う書籍を選書して販売しています。アート関連書籍ビジネス関連書籍【読書や作業に没頭できる落ち着いた環境の読書スペースを併設】■落ち着いて読書に集中できる環境現代アートが展示された落ち着いた空間で、店内のアート、ビジネス関連の書籍をお読みいただけます。近隣の美術館・ギャラリー帰りにアートの勉強にご利用いただいたり、静かな空間、集中できる個別に仕切られた机、電源、Wi-Fi、セルフドリンクのコーヒーなどを完備しているため、集中して仕事をしたい時などにもご利用いただけます。■時間制で店内の全提供サービスをご利用可能<読書スペース概要>URL : 営業時間 : 平日10:00-18:00(土日祝日:不定休)ご利用料金 : 800円(税込880円)/時間、2,500円(税込2,750円)/日ご提供サービス: 店内書籍、電源、Wi-Fi、セルフドリンク(コーヒー、紅茶、緑茶など)、小菓子(チョコレート、ビスケットなど)、ブランケット※1、充電器※1※1 貸出制(数量限定)読書スペース個別席【書店が減少していく中、アートとビジネスの街である東京・京橋駅で街に合ったテーマの古書店】紙の出版物の販売金額は、過去20年で2.3兆円から1.1兆円(2022年※2)と半減。書店も減少しており、紙の書籍に触れる機会は減少してきています。その中で、改めて紙の書籍を体験する価値が特にあると考えられる図版、画集などが多いアート分野を中心に取り扱い、アート作品を展示することで、より紙の特徴と空間の価値を感じられる店舗づくりを目指しております。Seibundoの最寄り駅である京橋駅は、近隣に美術館やギャラリーが軒を連ね、複数のアートプロジェクトが進行する一方、様々な企業の本社が立地するビジネス街でもあります。京橋に集まる方々にあった選書を行い、アートをテーマにした落ち着いた空間を提供することで、街に合った書店として店づくりを行ってまいります。※2:出典 出版科学研究所「2023年版 出版指標 年報」店内本棚【合同会社Seibundoについて】合同会社Seibundoは、大手企業を中心に新規事業開発のコンサルティングを行ってきました。その新規事業開発のノウハウを活かし、アイデア創出など発想力を高めるためのアート思考やアートに関するイベント・研修を手掛けていく予定です。アート関係を中心とした品揃えの古書店を開業し、書籍販売やイベント・研修などを通してアートに関する関係人口を増やすよう取り組んでまいります。【会社概要】社名 : 合同会社Seibundo本社所在地: 東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD.7F代表社員 : 内山 明夫事業内容 : コンサルティング事業、書店運営事業設立 : 2022年1月HP : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月05日町の小さな古本屋「古書みつけ 浅草橋」は、出版事業を開始いたします。開始に際し、一部の出版物を一般公募によって制作していきたいと考えています。募集する原稿のお題は、「気がつけば〇〇〇になっていた。」。応募締切は、2022年8月31日(水)までです。古書みつけノンフィクション賞募集チラシ受賞作は、必ず書籍化(商業出版)をすることをお約束いたします。これまでになかった新しいかたちで、「作家デビュー」を目指せるチャンスです。【「古書みつけ」って何?】本屋のなかった東京都台東区の浅草橋にできた手作りの古本屋さんです。2人の編集者によって運営されています。 【なんで古本屋がノンフィクション賞を?】古書みつけは2022年、出版事業をスタートします。全国書店やネット書店に本を展開する商業出版です。それに際し、まだ見ぬ新しい才能を発掘すべくノンフィクション賞を主催しました。【応募作品のタイトルは『気がつけば○○になっていた。』】古書みつけは、『気がつけば○○になっていた。』というタイトルのシリーズを刊行していきます。そのため、応募作品のタイトルも『気がつけば○○になっていた。』の形式に則ってください。応募作品の内容は、作者自身が経験した実話に限ります。文章のスタイルは物語でもエッセイでも構いません。例:『気がつけば給食のおばさんになっていた。』『気がつけばマグロ漁船に乗っていた。』『気がつけば生活保護を受けていた。』『気がつけば自己破産して死にかけた。』『気がつけば娘がヤンキーになっていた。』『気がつけばメンヘラおばさんになっていた。』『気がつけばスクールカースト最下位だった。』『気がつけばいまだ処女だった。』『気がつけば事故物件に住んでいた。』『気がつけばデリヘル嬢になっていた。』など。古書みつけ出版局局長の堀田が著し、代表の伊勢が編集した『気がつけば警備員になっていた。』は、現在映像化プロジェクトが進行しています。以降の「気がつけばシリーズ」も、映像化を視野に入れた出版を目指します。【『気がつけば警備員になっていた。』とは?】「気がつけばシリーズ」第1弾書籍『気がつけば警備員になっていた。』は、古書みつけ出版局局長の堀田が執筆し、代表の伊勢が編集をてがけ、2021年に発売されました。堀田が20代後半の4年間に、高層ビルの施設警備員として過ごしていた経験を1冊にまとめたノンフィクションです。そして、現在、この本を原作とした映像化プロジェクトが進行しています。以降の「気がつけばシリーズ」も、映像化を視野に入れた出版を目指します。【受賞したらどんなメリットが!?】・商業出版して作家デビューできる(自費出版ではないので、お金は一切必要ありません。むしろ印税が支払われます)【こんな人に応募してほしい!】作家になりたい、本を出したい大手出版社の新人賞はハードルが高すぎるnoteなどのウェブに連載しても芽が出ない自費出版はちょっと違う……創作は難しくても、実話なら書けるかも仕事や生活で苦しい思いをしたことがある(それを伝えたい)一般にあまり知られていない仕事をしていた(それを伝えたい)【審査員について】審査にかんしては、第一次選考を「古書みつけ 浅草橋」の伊勢と堀田にて実施いたします。そこで選りすぐった数本を最終選考いたします。最終選考は、古書みつけ運営陣がこよなく愛する作家さんたちにお願いしてあります。■新井英樹(漫画家)神奈川県横浜市出身、1963年9月15日生まれ。漫画家を目指すため文具会社を退職して作品投稿を始める。『8月の光』が四季大賞を受賞しデビュー。デビュー当初はソフトタッチな画風だったが、現在は反社会的な表現を多用する特徴的な作風になった。『宮本から君へ』で小学館漫画賞青年一般部門賞を受賞。『ザ・ワールド・イズ・マイン』は深作欣二が映画化を試みた傑作。2018年より、『宮本から君へ』『愛しのアイリーン』と、自作の映像化が続いている。『ひとのこ 上下』発売中。■加藤正人(脚本家)秋田県能代市、1954年1月14日生まれ。脚本家。映画からテレビドラマまで、幅広いジャンルで多数の脚本を書き続ける脚本界の巨匠。2009年『クライマーズ・ハイ』で第32回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。2011年『孤高のメス』第34回日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。2015年にはNetflixドラマ『火花』の脚本総括をつとめ、2019年の映画『凪待ち』は自身による原作。2022年は、島崎藤村原作の『破戒』を共同脚本。■本橋信宏(著作家)埼玉県所沢市、1956年4月4日生まれ。著作家、評論家。政治思想からサブカルチャーまで幅広い分野で執筆活動を行なう。反体制運動、アダルトビデオ、裏本に関する著作や評論で知られる。代表作の『全裸監督 村西とおる伝』は、Netflixでもブームとなった。『出禁の男 テリー伊藤伝』も好評発売中。【『気がつけば警備員になっていた。』とは?】「気がつけばシリーズ」第1弾書籍『気がつけば警備員になっていた。』は、古書みつけの堀田が執筆し、伊勢が編集をてがけ、2021年に発売されました。堀田が20代後半の4年間に、高層ビルの施設警備員として過ごしていた経験を1冊にまとめたノンフィクションです。【応募要項】■応募方法「 isepub@ise-book.biz 」宛に下記の内容をお送りください。■募集要項応募作品は未発表の作品に限る(同人雑誌、ネット上で発表した作品、他の新人賞に応募した作品は対象外とする)。文字数は400字詰原稿用紙換算で、150枚から300枚程度に。原稿はA4判、縦書き、1行30字×40行程度に。原稿の一枚目に、本名、筆名、生年月日、メールアドレス、職業、略歴を記載。■応募締切2022年8月31日(水)まで受賞作の発表は、2022年9月末日(受賞者にのみ事前に連絡をします)。※応募原稿の返却はいたしませんので、ご了承ください。■会社概要商号 : 古書みつけ出版局代表者 : 伊勢 新九朗所在地 : 東京都台東区柳橋1-6-10設立 : 2022年2月事業内容: 古書販売、書籍制作URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年03月23日お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が7日、YouTubeチャンネル『ピース又吉直樹【渦】公式チャンネル』で、古書店の活用について持論を展開した。この日、「数々の失敗を経験した40歳の又吉だからこそのメッセージ。社会人になって久しい方々も必見【#15 百の三】」と題した動画を公開した又吉。新社会人に伝えたいこととして、自身の経験を踏まえ、「若いころは、古書店にだいぶん助けられましたね。新社会人でまだそんなにお金がないときは、すごい活用した方がいいと思う」と語った。その理由を、又吉は、「古書店っていう入口があったから、そこでいろんな作品を読んで『本ってホンマおもろいな』って思った。だから、30歳になって、本をいっぱい買うようになった」と説明。自身が若いころは、5冊100円などの特価本を読んでいたそうで、「ほぼ雨ざらしに近いような状況の。めくったらなんか砂ついてるみたいな(笑)。大人になって新しい本を読んだときは白過ぎて、『本ってこんなまぶしいん?』っていう印象でした」と笑わせていた。また、古書店の活用を勧める一方で、自身も作家として活躍している又吉は、「人によっては、作家やアーティストに印税が入らないから、中古で買うのはどうなんだっていう人もいると思うんですよ。それは、めちゃくちゃ分かるんですよ」とも。そのため、「40歳の僕は、古書店では古書店でしか買えないものしか買わない。あとは全部、新しい本、出版された本を買うようにしてる」と、現在のこだわりも明かしていた。
2021年03月13日BookWallet シリーズのイメージ写真。 古書をモチーフに展開するアイテム作品の素材となるのは“古書”。ブランド創設時は、古書に布などの素材をプラスしたり、または解体して様々なアイテムを作りだしていました。もちろん、それらはすべて1点もの。その希少価値を求め、おしゃれ感度の高い人たちから、本好き、アンティーク好きなどの幅広いファンがついています。古書を使った、バッグ、ブックカバー、ランプ、傘など初期の作品にはプレミアがつくほどの人気ぶりです。 今も人気が高い、1点物のクラッチバッグ。価格は本により異なります。 天然の革を使った人気のウォレットシリーズBookWallet各¥26,000+税 古書の風合いを革で表現したブックウォレット(二つ折財布)のシリーズも好評です。表面は天然の豚革にプリントしているため、色の発色、にじみが多少異なるところも、1点もののような雰囲気を醸し出しています。財布の内側は古書の紙の風合いを表現するため、牛革の裏を表として使用しています。本の表紙となる部分のデザインは、縁起や魔除けなどの意味を持つ伝統的なモチーフをテーマにしているそう。「ブックウォレットシリーズは、タイトルや表紙など架空の古書をデザインした本革財布です。目に見えない力の存在や、謂われ、バイオリズムなど昔から語り継がれているけど現代でもどこか不確かで、神秘的な世界...。けれどずっと信じていきたい、そんな魅力ある世界が込められています」とデザイナーのヨダさん。 たたむと小さな古書になるエコバッグ。各¥4,700+税 ほかにも、バッグに忍ばせておくと、まるで洋書のような佇まいのエコバッグなども人気。開くとアンティークな雰囲気が漂う、バッグの色合いも素敵です。 待望のエキシビションが開催!多くのファンが待ちに待ったエキシビションが表参道で開催されます。人気のバッグやウォレットシリーズ、希少な1点ものも数量限定で登場予定です。アクセサリーブランドとの二人展となるので、コーディネートしながらのお買い物が楽しめそう!『Yoda Hidemi』のアイテムが一堂に見れ、購入できる貴重なこの機会。春のお散歩がてらに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか? 以前の展示風景より。 [ jouer avec moa? x YodaHidemi exhibition ]開催:2019年4月6日(土)~7日(日)会場: シェアスペース marmelo住所: 東京都渋谷区神宮前4-16-12 青山ビル201時間: 13:00-19:00入場無料。展示販売会&受注オーダー会となります。 Yoda Hidemiのウェブショップはこちらから→ text : Mikiko Akiyama
2019年04月04日東京・目黒の学芸大学駅最寄りにある古書店BOOK AND SONSにて、毎年恒例となっている1日限りのフリーマーケット「BOOK AND MARKET」が12月8日に開催される。毎年開催される同イベントは、スタイリストや編集者、ブランドPR、フォトグラファーなど、業界で活躍中のクリエイターやショップスタッフが中心に出店。愛用の品やオリジナルグッズ、家具からワケあり品まで大放出する。今年のイメージイラストは、キリンビバレッジ「世界の Kitchen から」の電車広告イラストなどでおなじみのイラストレーター・白尾可奈子が担当。実際に店舗を訪れた際に気になったというモチーフを描いたイラストは、シルクスクリーンで刷られた手仕事の風合も残り、シンプルな中にも温かみを感じる一枚に仕上がっている。チネカ(cineka)出店者は、阿佐ヶ谷のカフェ「ザグリ」、ASEEDONCLÖUD、荻野長坂川越、ひび の ごはん、irotoiro、iyes、松木写真館、mind soap、nop de nod、tokyobike、Vintage Market、よい服流通センター、花盛友里、FOTOM Inc.など。BOOK AND SONSからは、昨年大好評だった、映画を題材とした美しい「チネカ(cineca)」のお菓子に加え、広尾でアトリエを構える「スウィーチ(SWEETCH)」が制作したオリジナルクッキーを販売予定。またグッズ類を中心に、お得な福袋も展開予定だ。【イベント情報】BOOK AND MARKET会期:12月8日会場:BOOK AND SONS 1~3F住所:東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番時間:12:00〜19:00(入場受付終了は18:30)料金:入場料 500円(ワンドリンク制)
2018年11月28日とある古書堂の店主が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく三上延のベストセラーを、黒木華と野村周平のW主演で実写映画化する『ビブリア古書堂の事件手帖』。この度、本作に出演する成田凌の場面写真をシネマカフェが独占入手した。成田さんは、2015年の『飛べないコトリとメリーゴーランド』での映画デビューを皮切りに、『キセキ -あの日のソビト-』『新宿スワンII』、『君の名は。』では声優に挑戦。今年に入っては、『ニワトリ★スター』『ラブ×ドック』『劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』『ここは退屈迎えに来て』『スマホを落としただけなのに』と本作含め6本もの映画作品に出演。来年は『カツベン!(仮)』で映画初主演を務めるほか、『チワワちゃん』『翔んで埼玉』など続々と出演作の公開を控えており、いま最も勢いのある俳優のひとりであると言える。今作で彼が演じているのは、漫画専門のネット販売を行う稲垣役。黒木さん演じる主人公・栞子と図書同好会で出会い、本好き同士で気が合ったため、事あるごとに栞子たちと関わっていく人物。また、栞子、稲垣、過去の出来事から本が読めなくなった青年・五浦大輔(野村さん)が繰り広げる、恋の三角関係も気になるところ。新たに入手した場面写真は2枚。栞子の営むビブリア古書堂にやってきた稲垣が、全身黒尽くめの装いでどこか怪しげな雰囲気を醸し出しながら、何か物憂げに遠くを見つめているシーン。対して白いシャツを羽織り、本を持ち柔らかな表情を見せる姿が公開された。稲垣は、本のことになると饒舌になる栞子と同等レベルの知識を持ち合わせているというキャラクターだが、この人物像を作り上げる際、三島有紀子監督から「ジャミロクワイと中原中也のイメージ」とオーダーされたそうで、成田さんは持ち前のルックスと決して多くはないセリフ量で、稲垣という“フェミニンなインテリ文学男子”を見事に体現してみせた。加えて、自身が抱える秘密が栞子たちに大きな衝撃を与えるという重要な役どころでもある稲垣。本作では、その秘密が露呈したとき、稲垣の佇まいがそれまでと一変するのも見どころの一つ。本作を観る際には、成田さんの演技の振れ幅にも注目して観てほしい。『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日(木)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ビブリア古書堂の事件手帖 2018年11月1日より全国にて公開© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
2018年10月19日三上延の人気シリーズ「ビブリア古書堂の事件手帖」を、黒木華と野村周平のW主演で実写映画化する『ビブリア古書堂の事件手帖』。この度、本作にドラマや映画に出演が続く俳優の成田凌が出演していることが分かった。■成田凌が黒木華・野村周平と三角関係に?極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力を持つ、若く美しきビブリア古書堂店主・篠川栞子を演じるのは黒木華。栞子に魅せられ店を手伝うことになる、過去の出来事から本が読めなくなった青年・五浦大輔を野村周平が演じ、ほかに夏帆、東出昌大などの出演が明かされている本作。今回、新たに出演が発表された成田さんは、現在大ヒット公開中の映画『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』をはじめ、ドラマ、CMと様々な分野での活動が目覚ましい若手注目俳優のひとり。そんな成田さんが演じるのは、栞子の同業者で、漫画専門のネット販売を行う青年・稲垣。古書の市場である交換会で栞子と稲垣は出会い、本好き同士、好きな本の話で意気投合し、次第に心通わせるようになる。それを複雑な想いで見守るしかない大輔は、自分が栞子に想いを寄せていることに気づく…。旬の実力派俳優3人が繰り広げる、恋の三角関係に注目が集まる。■成田さん演じる「稲垣」には意外なモデルがいた!成田さんは、自身が演じる稲垣の人物像について、三島監督から詩人・中原中也のイメージとともに、イギリスのアシッド・ジャズアーティスト、ジャミロクワイの名前も伝えられていたという。飄々(ひょうひょう)としながらも紳士的で、優しさと余裕を併せ持つ大人の男の魅力も見どころのひとつ。本作で共演した黒木さんについて成田さんは、「ご本人がお持ちの雰囲気に加えて、男前でかっこよく、力強さを持っている方」と語り、野村さんについては、「あんな俳優見たことないですね。彼とは同い年ですが、誰に対してもフラットで、いるだけで現場がすごく明るくなるし、愛おしいやつです」と尊敬と親しみを込めてコメントしている。また今回初タッグとなる三島監督に対しては、「初めてお会いした時は、キレのある格好いい女性だと思いました。俳優部に寄り添ってくれて、人を動かすという仕事に本当に向いている方だと思うし、優しいからこそ強い方で、もう一回仕事がしたいです」と三島組に参加した喜びを語った。数々の実在の名作古書と、そこに刻まれた謎と秘密を紐解く極上の感動ミステリーをお見逃しなく。『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビブリア古書堂の事件手帖 2018年11月1日より全国にて公開© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
2018年08月10日映画『ビブリア古書堂の事件手帖』が、2018年11月1日(木)に全国で公開される。原作は三上延による同名の小説で、黒木華と野村周平が主演を務める。三上延の“古書探偵ミステリー”が実写映画化原作の「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズは、鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の店主である篠川栞子が、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていくミステリー小説。SNS発信の口コミで人気が爆発し、本屋大賞をはじめとする数々の賞を受賞、発行部数は累計640万部を突破している人気作品だ。いわゆる“キャラクター文芸“ブームの火付け役とも言える同シリーズが、コミック化やTVドラマ化を経て、遂に実写映画化。主演に黒木華と野村周平、監督に三島有紀子を迎え、“古書探偵ミステリー”が劇場の大スクリーンにやってくる。篠川栞子役に黒木華、五浦大輔役に野村周平若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子を演じるのは、黒木華。『小さいおうち』(14)で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を日本人最年少で受賞、同作と『母と暮せば』(15)で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞するなど、高い演技力で日本映画界を牽引する彼女が、驚くべき本の知識とプロファイリング能力を持つ文芸女子、栞子を魅力たっぷりに演じる。そして、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる五浦大輔役には、『ちはやふる 上の句・下の句』(16)、『22年目の告白 -私が殺人犯です』(17)など話題作への出演が続く野村周平。本作では、本が読めない特異体質と、不器用ながらも誠実で憎めない性格を持つ難しい役どころに挑戦する。成田凌演じる稲垣と恋の三角関係成田凌が、栞子の同業者で、漫画専門のネット販売を行う青年・稲垣を演じる。古書の〝市場“である交換会で、稲垣から栞子に声を掛けたところから2人は出会い、本好き同士、好きな本の話で意気投合し、次第に心通わせるようになる。その2人を見て、嫉妬を覚えるも複雑な想いで見守るしかない大輔。3人が繰り広げる、恋の三角関係に注目したい。『繕い裁つ人』の三島有紀子が監督そんな2人を主役に物語をまとめあげるのは、『しあわせのパン』(12)や『繕い裁つ人』(15)、『幼な子われらに生まれ』(17)などを手がけた三島有紀子。人物像を深く掘り下げることに定評のある三島監督が、1冊の古書から始まるミステリアスなストーリー展開と共に、栞子と大輔の純朴で愛らしい関係性を繊細に描く。夏帆&東出昌大、主役以外のキャストにも豪華俳優陣また、野村周平、黒木華以外のキャストにも豪華俳優陣が出演。大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日を演じるのは映画『海街diary』(15)で日本アカデミー賞・助演女優賞を受賞し各界から高い評価を受ける個性派女優・夏帆。そして、その絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉男役には、主演作『オーバードライブ』(18)の公開を6月に控え、映画やドラマなど出演作が絶えない俳優・東出昌大が抜擢された。主題歌をサザンオールスターズ主題歌は桑田佳祐が作詞・作曲した楽曲「北鎌倉の思い出」。北鎌倉を舞台に時空を超えて行き来する、愛する人への想い。自然の美しい描写とともに情緒的に表現原由子の歌声が優しく包みこんでくれる。あらすじ鎌倉の片隅にひそやかに佇む古書店「ビブリア古書堂」。過去の出来事から本が読めなくなった五浦大輔(野村周平)がその店に現れたのには、理由があった。亡き祖母の遺品の中から出てきた、夏目漱石の「それから」に記された著者のサインの真偽を確かめるためだ。磁器のように滑らかな肌と涼やかな瞳が美しい若き店主の篠川栞子(黒木華)は極度の人見知りだったが、ひとたび本を手にすると、その可憐な唇からとめどなく知識が溢れだす。さらに彼女は、優れた洞察力と驚くべき推理力を秘めていた。栞子はたちどころにサインの謎を解き明かし、この本には祖母が死ぬまで守った秘密が隠されていると指摘する。それが縁となって古書堂で働き始めた大輔に、栞子は太宰治の「晩年」の希少本をめぐって、謎の人物から脅迫されていると打ち明ける。力を合わせてその正体を探り始めた二人は、やがて知るのであった。漱石と太宰の二冊の本に隠された秘密が、大輔の人生を変える一つの真実につながっていることを―。作品情報映画『ビブリア古書堂の事件手帖』公開時期:2018年11月1日(木)全国ロードショー出演:黒木華、野村周平、夏帆、東出昌大原作:三上延『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫/KADOKAWA 刊)監督:三島有紀子脚本:渡部亮平、松井香奈
2018年05月28日黒木華と野村周平がW主演を務める11月1日(木)公開の映画『ビブリア古書堂の事件手帖』。第2弾キャストとして東出昌大、夏帆の出演が発表され、初の映像となる特報映像も解禁となった。原作は累計640万部を突破する国民的大ベストセラー、小説家・三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ。極度の人見知りだが、驚くべき本の知識と優れた洞察力で古書にまつわる謎を解き明かす、若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子を演じるのは、実力派女優・黒木華。そして、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる、不器用ながらも誠実で不器用な青年・五浦大輔を野村周平が演じる。監督は、昨年『幼な子われらに生まれ』で第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞ほか数々の映画賞を受賞した三島有紀子。そしてこのたび、新たなキャストが発表となった。野村さん演じる大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日を演じるのは、『海街diary』で日本アカデミー賞助演女優賞を受賞、清楚な役柄からアクション、さらには艶やかな役まで幅広いキャラクターを演じ分けられる夏帆。絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄を、カンヌコンペ部門出品の『寝ても覚めても』や『OVER DRIVE-オーバードライブ-』など、いまや日本を牽引する俳優となった東出昌大が演じる。2人の共演は「予兆散歩する侵略者」(黒沢清監督)に続き2度目。お互いの印象を、東出さんは「夏帆さんは、強い芯を持った、真っ直ぐとした女優さん。彼女と素直に恋が出来たのは、本当に夏帆さんの力であり、魅力だと思う」と話し、夏帆さんも「すごくストイックで真面目な方で、自然と(東出さん演じる)嘉雄さんと接することができた」と話している。また、現代パートの黒木さんと野村さんに関しては2人とも一緒のシーンはなかったが、原作を読んでいたという東出さんは「(現代パートは)魅力的な俳優さんがたくさん出ているので、原作から飛び出してきたような、原作の魅力そのままの映画になっている」と原作ファンも楽しめると話し、夏帆さんもクランクアップ直後に「もう少し、撮影をしていたかったというのがいまの正直な感想。現在と過去がつながった時に、一体どういう映画になるのか凄く楽しみです」と作品が終わった心境と、作品への期待感を語っている。今回解禁となった特報は、大輔の亡き祖母の遺品の中から出てきた夏目漱石の「それから」と、栞子が大切に保管している太宰治の「晩年」の2冊の本を中心に、黒木さんと野村さんが演じるビブリア古書堂を舞台とした “大切な秘密”を巡る“現在のパート”、そして東出さんと夏帆さんの演じる“知られてはいけない恋”を描く“過去のパート”が交差し、ある事件を解決へと導くミステリアスな雰囲気漂う映像となっている。クランクアップコメント東出昌大(田中嘉雄役)クランクイン前、初めて三島監督とお会いした際に、考えながら絞り出す様にしか喋れない僕の言葉を、真っ直ぐに目を見据えながら聞いて下さるそのお姿に、信頼を寄せ覚悟を決めたことを覚えています。恋人役の夏帆さんや、素晴らしい共演者の方々と充実した日々の中、過去パートを撮影させて頂きました。撮影には立ち会えなかった現代パートですが、黒木さんや野村さんのお芝居が銀幕で観れる日が楽しみです。原作ファンの方も、ご存知ない方も、是非、ビブリアの映画を楽しみになさって下さい。夏帆(五浦絹子役)三島組に参加して三島さんの作品とは不思議な縁があると感じました。作品にかける想いの強さと、いつもは凛とした監督がたまに見せる少女の顔が印象的で。三島さんの強さのなかに垣間見える繊細な感性がこの作品の世界観にぴったりだなと思いました。東出さんは、以前ご一緒した作品との役の振り幅に驚き、その立ち姿から文学の香りのする方だな、と。この作品は本に纏わるひとたちのお話です。わたし自身もあらためて古書の魅力を教えてもらった気がします。ぜひ公開を楽しみにしていてください。『ビブリア古書堂の事件手帖』は11月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ビブリア古書堂の事件手帖 2018年11月1日より全国にて公開© 2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
2018年05月25日俳優の東出昌大と夏帆が、黒木華と野村周平がW主演を務める映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(11月1日公開)に出演することが25日、わかった。同作は三上延による大ベストセラー小説を実写映画化。鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の店主である篠川栞子(黒木)が、栞子に密かに思いを寄せる青年・五浦大輔(野村)とともに、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく。夏帆は、野村が演じる大輔の亡くなった祖母・五浦絹子の若き日を演じ、絹子に惹かれる小説家志望の田中嘉雄を東出が演じる。共演は2回目となるが、東出は「夏帆さんは、強い芯を持った、真っ直ぐとした女優さん。彼女と素直に恋が出来たのは、本当に夏帆さんの力であり、魅力だと思う」と話し、夏帆も「すごくストイックで真面目な方で、自然と嘉雄さんと接することができた」と印象を明かした。現代パートの2人と一緒のシーンはなかったが、原作を読んでいたという東出は「魅力的な俳優さんがたくさん出ているので、原作から飛び出してきたような、原作の魅力そのままの映画になっている」と太鼓判。夏帆もクランクアップ直後に「もう少し、撮影をしていたかったというのが今の正直な感想。現在と過去がつながった時に、一体どういう映画になるのか凄く楽しみです」と期待感を寄せた。また、特報映像も公開。大輔の亡き祖母の遺品の中から出てきた夏目漱石の『それから』と、栞子が大切に保管している太宰治の『晩年』の2冊の本を中心に、黒木さんと野村さんが演じるビブリア古書堂を舞台とした “大切な秘密”を巡る現在のパート、そして東出さんと夏帆さんの演じる“知られてはいけない恋”を描く過去のパートが交差する。○東出昌大コメントクランクイン前、初めて三島監督とお会いした際に、考えながら絞り出す様にしか喋れない僕の言葉を、真っ直ぐに目を見据ながら聞いて下さるそのお姿に、信頼を寄せ覚悟を決めたことを覚えています。恋人役の夏帆さんや、素晴らしい共演者の方々と充実した日々の中、過去パートを撮影させて頂きました。撮影には立ち会えなかった現代パートですが、黒木さんや野村さんのお芝居が銀幕で観れる日が楽しみです。原作ファンの方も、ご存知ない方も、是非、ビブリアの映画を楽しみになさって下さい。○夏帆コメント三島組に参加して三島さんの作品とは不思議な縁があると感じました。作品にかける想いの強さと、いつもは凛とした監督がたまに見せる少女の顔が印象的で。三島さんの強さのなかに垣間見える繊細な感性がこの作品の世界観にぴったりだなと思いました。東出さんは、以前ご一緒した作品との役の振り幅に驚き、その立ち姿から文学の香りのする方だな、と。この作品は本に纏わるひとたちのお話です。わたし自身もあらためて古書の魅力を教えてもらった気がします。ぜひ公開を楽しみにしていてください。(C)2018「ビブリア古書堂の事件手帖」製作委員会
2018年05月25日俳優の黒木華と野村周平がW主演を務める映画『ビブリア古書堂の事件手帖』(11月1日公開)のティザーポスター、及び第一場面写真が24日、公開された。同作は三上延による大ベストセラー小説を実写映画化。鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂の店主である篠川栞子(黒木)が、栞子に密かに思いを寄せる青年・五浦大輔(野村)とともに、古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく。今回公開されたティザーポスターには、ビブリア古書堂店内にある数えきれないほどの重厚な古書の中で、天窓からの光に照らされ一冊の本を見つめる栞子と、後ろから見守る大輔の姿が映し出された。“本の虫”と“本が読めない体質”という正反対の2人の“バディ感”を見せるポスターとなっている。また、あわせて公開された場面写真は、一冊の本を真ん中に、至近距離で顔を見合わせる栞子と大輔という秘密めいた一枚となっている。
2018年04月24日東京・丸の内にあるインテリアショップ「H.P.DECO 丸の内」のウィンドウにて、雑誌の古書店「マグニフ(magnif)」のポップアップストアが12月7日から25日まで開催される。本ポップアップストアでは古本の街、神田・神保町に店を構えるマグニフがセレクトした、様々なジャンルの雑誌を展示・販売する。小説や単行本類とは異なり、広告なども含めて時代がありのまま詰めこまれている雑誌。古い雑誌をひもとけば、ただ懐かしいだけでなく、むしろ新鮮で、刺激的に映ることもしばしば。マグニフは、そのなかでもとりわけ魅力的なファッション雑誌を中心にセレクトし、その周辺に位置するような書籍、写真集等もあわせて陳列している。店主の中武康法は、宮崎県から上京して間もなく、世界的な古書店街である神保町にて古書の道へと進むと、10年以上の古書店勤務を続け、過去のファッション雑誌を顧みることの面白さと、重要性を見出していく。そして、2009年にマグニフを開業。ヴィンテージマガジンを中心とした品揃えは瞬く間に注目を集め、服飾メーカー、デザイナー、ファッション雑誌編集者、多くの洒落者や趣味人たちが足繁く通う店となった。最近ではアパレルショップ、百貨店などのイベント協力など、その活動の幅は更に広がりを見せている。期間中に訪れて、ぜひその世界観を体感して。【イベント情報】magnif POP UP STORE VOL.2会期:12月7日~12月25日会場:H.P.DECO丸の内住所:東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸の内ビルディング 3階時間:11:00~21:00、日祝は20:00まで年末年始を除く年中無休
2017年12月06日“古書探偵ミステリー”として文芸ファンから熱い支持を受ける三上延の「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ実写映画化が発表されていたが、この度本作の詳細が一部明らかに。『繕い裁つ人』の三島有紀子がメガホンをとり、W主演として黒木華と野村周平を迎え、来年公開されることが分かった。また、今回の発表にあわせて2人のキャラクター写真も公開された。五浦大輔(野村周平)は、亡くなった祖母の遺品から夏目漱石の直筆と思われる署名入りの『それから』を見つけ、鑑定依頼のため北鎌倉の古書店「ビブリア古書堂」を訪れる。そこで出会ったのは、極度の人見知りながらも、本に対しては並大抵でない情熱と知識を持つ、若く美しい店主・篠川栞子(黒木華)だった。栞子は本を手に取り見ただけで、大輔の祖母が死ぬまで守っていたある秘密を鮮やかに解き明かしてしまう。栞子の推理力に圧倒された大輔は、足を怪我し、力仕事のできない栞子のためにビブリア古書堂を手伝うことに。互いの魅力に惹かれ始め、2人の距離が少しずつ近づく中、栞子は大輔にある秘密を打ち明ける。それは、自身が所有する太宰治『晩年』の希少本が、“大庭葉蔵”という謎の人物に狙われ、栞子自身も度重なる脅迫を受けており、足の怪我もその人物の仕業だという驚きの告白だった。太宰治『人間失格』の主人公“大庭葉蔵”を名乗る謎の人物の正体は――。そして明かされる50年前の悲しく切ない愛の物語。原作は、年間ベストセラー文庫総合第1位(2012年トーハン調べ)、「本屋大賞」文庫初ノミネート(2012年)など数々の賞を受賞し、発行部数はシリーズ累計640万部を突破している同名シリーズ。鎌倉の片隅にあるビブリア古書堂を舞台に、その店主である篠川栞子が古書にまつわる数々の謎と秘密を解き明かしていく物語だ。これまで、コミック化や剛力彩芽やAKIRA出演でTVドラマ化がされ、またこの実写映画化と同時にアニメ映画化も発表されている。今回の実写映画化で、若く美しいビブリア古書堂店主・篠川栞子を演じるのは、『小さいおうち』で第64回ベルリン国際映画祭最優秀女優賞(銀熊賞)を日本人最年少で受賞し、同作と『母と暮せば』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞を2年連続受賞した黒木さん。そして、ひょんなことからビブリア古書堂で働き始め、栞子に密かに思いを寄せる五浦大輔を、『ちはやふる』シリーズや『帝一の國』などに出演する人気若手俳優の野村さんが演じる。以前から原作を読んでいたという黒木さんは、「うれしかったです。表紙に描かれている栞子さんのビジュアルが強く印象に残っていて、そこがプレッシャーでもありましたが、ぼそぼそ喋るところだったり、人の目をぱっと見られないところだったり、雰囲気を近づけられるよう意識しました。また監督と『何か癖があるといいよね』とお話している中で、頭を掻くとか、推理をする時は人の目をバシッと見るとか、細かい仕草を詰めていきました」と役作りを明かす。また野村さんは「本作で僕は五浦大輔という、過去の経験から本が読めなくなった青年を演じていますが、僕も活字に少し苦手意識があったりするので(笑)大輔と共通点が多く、すごく入りこんで演じられています」とコメント。黒木さんと野村さんは、本作が初共演でW主演。2人は、「TVなどで見ている姿とあまり変わらずとても面白い方で、いつも現場を盛り上げて下さり、楽しかったです」(黒木さん)、「最初は物静かな方という印象がありましたが、たくさん話しかけてくださり、一緒にいてとても楽しい方です。今回共演できて本当によかったです」(野村さん)とお互いの印象を語っている。また本作の監督を務めるのは、『しあわせのパン』『繕い裁つ人』などのヒット作を手掛け、今年9月には最新作『幼な子われらに生まれ』が第41回モントリオール世界映画祭審査員特別大賞を受賞した三島監督。主演の2人については「栞子さんは黒木華さん以外に考えられませんでした。まず、実際に本を読む人で本を読む姿が栞子さんと重なる人は誰か…そして、繊細な心の変化を見せてくれる人…黒木華さんだ!と思いました」「月の光りのような栞子に対して、大輔は太陽のような人にやってもらえたらと思っていました。野村周平さんは、存在するだけでまわりの人の心がほぐれて明るくなり、根底に流れる心の強さみたいなものを感じました」とコメントしている。『ビブリア古書堂の事件手帖』は2018年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年11月08日