元俳優で編集者の井上希美さん(32)、俳優・映像クリエイターの田村良太(41)が22日、それぞれのSNSを通じ、結婚を発表した。井上さんは「私ごとで恐縮ですが、俳優・映像クリエイターの田村良太さんと結婚いたしました。前職の頃に出会った彼は常に光のほうへと導いてくれる人で、これからもさまざまなことを二人で乗り越えて行けるよう努力してまいります」と報告した。田村は「私事で恐縮ではございますが、私、田村良太は井上希美さんと結婚いたしましたことをご報告申し上げます」と明らかにし、「これからも公私共々、精進してまいりますので温かいご理解とご支援をどうぞ宜しくお願い致します」と伝えた。井上さんは、2020年放送のNHK連続ドラマ小説『エール』では、藤丸(下駄屋の娘)を好演。その後、編集者となり、漫画雑誌での連載、コミックエッセイ、書籍などを担当している。田村はミュージカルなどで活躍し、『レ・ミゼラブル』など多数の作品に出演してきた。
2024年08月22日現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」第48回最終話に、小栗旬が出演する。松本潤主演で贈る本作は、古沢良太が徳川家康の生涯を新たな視点で描く物語。そしてついに明日12月17日(日)、最終話が放送される。小栗さんが演じるのは、“神君家康”のシナリオを描いたフィクサー・南光坊天海。天台宗の高僧で、卓越した知識と教養を持ち、家康に取り立てられ暗躍、遺言を託された一人。家康の死後、「東照大権現」として神格化をはかり、久能山東照宮から日光東照宮に改葬したと言われる。小栗さんが大河ドラマに出演するのは、北条義時を演じた昨年の「鎌倉殿の13人」に続き、今作が9回目となる。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~総合/毎週日曜日18時~BS・BSP4Kにて放送中。※BSP4Kでは日曜午後0時15分から先行放送(シネマカフェ編集部)
2023年12月16日現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」に、鈴木杏と寺島しのぶが出演することが分かった。松本潤主演で贈る本作は、徳川家康の生涯を古沢良太が新たな視点で描く物語。岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、山田裕貴、杉野遥亮、広瀬アリス、山田孝之、板垣李光人、松重豊らが出演する。「花燃ゆ」以来、2回目の大河ドラマ出演となる鈴木さんが演じるのは、徳川と豊臣の橋渡しを託された茶々(北川景子)の妹・初。「本当にびっくりしました。まさか自分に白羽の矢が立つと思っていなかったので……。しかも初は、物語の本当に最後の最後、クライマックスの大事なところを担う役。急に超重要な役目を負わされる緊張感は、本物の初さんとリンクしているんじゃないかな、と思いました」と出演依頼を受けた際のことをふり返る。そして、「最終的に今回の初は、祈る人だと思うんです。家康はもちろん、茶々も秀頼も、千姫も江も、それぞれ見ている未来は違います。でも、たとえどの道を進んでも、そこには平和があってほしいと祈る。その姿勢を、初を演じるうえで大事にしたい」とコメント。松本さんとの共演は、「金田一少年の事件簿」や舞台「白夜の女騎士」以来、3度目となるが、「共通の友人がいるので、たまにプライベートでも会う機会もありますが、だんだん再会するとホッとする人になってきました(笑)。今回の共演では、本当に頼もしさしかないです。かっこいいな、すごいな、と。どんどん器が大きくなられている気がします。パフォーマーとしてだけでなく、現場を引っ張っていくチームリーダーとしての力もあり、全体を見ている方だなと、改めて感じました」と語る。一方、今回7回目の大河ドラマ出演となる寺島さんは、家光に帝王学を教え込む愛深き乳母・福(春日局)を演じる。自らを取り立ててくれた家康に、深い恩義と敬意を抱き、竹千代に祖父・家康の偉業を神のごとくと教え、家光の治世に大きな影響を与える。語りを務めてきた中での出演依頼となるが、「冗談交じりに、『いつかご出演も』と言われたことはありましたが、まさか実現するとは思っていなかったので、やはり驚きました」と明かす寺島さん。「語りのときは、私情が入ったナレーションだけでなく、戦における戦況の説明なども多かったので、講談調、語り部調で、どちらかといえば力強く発声していたんです。でも、福として話すとき、そのトーンでいくと芝居が舞台っぽくなってしまうかなと悩みまして、監督と相談しました。最終的には『福はそれでいいんじゃないか』と言っていただいたので、不自然にならない程度に、語りのトーンに寄ってお芝居をしました。ただやっぱり、それまで語りしかやっていませんでしたから、ポンと生身でセットに入ってお芝居するのは、なかなか難しかったです。うまくつながっているといいんですけれど」と違いを話す。松本さんについては「『撮影が終わったら飲みましょう』と言われました(笑)。語りは、撮影がクランクアップしたあとも仕事が続くので、それが終わったら、と。松本くんはこれまでずっと頭として頑張ってきて、きっと大変だったと思うんです。語りの立場だと、なかなか撮影スタジオには行かないので、私はあまり現場を見ていないんですよね。だから、お互い落ち着いたところで、ゆっくり話をしたいなと思います」とコメントしている。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合/毎週日曜日18時~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。※BS4Kでは日曜午後0時15分から先行放送(シネマカフェ編集部)
2023年11月27日トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン(TRADING MUSEUM COMME des GARÇONS)は、服飾芸術家・山崎良太とコラボレーションした限定Tシャツを2023年10月14日(土)より表参道GYRE店、東京ミッドタウン店にて発売する。服飾芸術家の山崎良太「アンチ」とコラボ山崎良太は、「アンチ(ANTI)」というブランドを掲げ、ハンドメイドのパッチワーク作品を制作する服飾芸術家。芸術家・岡本太郎の言葉に由来する“アンチ”の名の通り、流行には一切迎合しないという信念を貫き、反骨精神にあふれた“狂気”のパッチワーク作品を手掛けている。そんな山崎良太による新プロジェクト「アンチ プルタブ(ANTI pull tab)」とトレーディングミュージアム・コム デ ギャルソンによる限定Tシャツ7型が登場する。敷き詰めたビール缶のプルタブを手刷りのグラフィックに「アンチ プルタブ」では、山崎良太自身が飲んだビール缶のプルタブを床に敷き詰め、手刷りによる版画グラフィックを制作。Tシャツ1枚1枚に手刷りを施し、風合い豊かな「プルタブ」の絵柄を配した。さらに、アイコンである「プルタブ」のブランドタグはそれぞれ手縫いであしらわれており、まさに“1点物”のTシャツとなっている。Tシャツは、長袖と半袖を展開。ポケットに「プルタブ」の絵柄を配したモデルや、袖にモチーフを配したモデルなどが揃う。【詳細】トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン×山崎良太発売日:2023年10月14日(土)発売店舗:トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン Gyre(東京都渋谷区神宮前5-10-1 GYRE 2F)、トレーディングミュージアム・コム デ ギャルソン ミッドタウン(東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン 1F)価格:長袖Tシャツ 14,850円、半袖Tシャツ 12,100円~27,500円
2023年10月13日現在放送中の大河ドラマ「どうする家康」より、有村架純と細田佳央太のインタビュー映像が公開された。松本潤が徳川家康を演じ、脚本家・古沢良太が家康の生涯を新たな視点で描く本作。松本さんのほかにも、大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、山田孝之、松嶋菜々子、松重豊、岡田准一、阿部寛ら豪華キャストが揃った。今回公開されたインタビューに登場するのは、意外にも今回が大河ドラマ初出演となる有村さん。演じるのは、家康の正室・瀬名だ。映像では、「とても心に残る作品になりました」と話し、これからの物語について「家康さんたちの成長を見ていただけたら」とメッセージを寄せている。そして、瀬名の息子である徳川家嫡男・信康役は、「ドラゴン桜」や「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」、『花束みたいな恋をした』などに出演した細田佳央太。映像では、死を選択した信康の心境、両親から学んだことなどを語っている。そんな2本のインタビューが公開されると、SNSでは「有村架純さんで本当に良かった」、「瀬名ロス」、「次週から瀬名がいないの寂しすぎます」、「生きていて欲しかった...未だに思い出すと涙が溢れる」などと視聴者から多くの感想が書き込まれた。第26回 ぶらり富士遊覧 あらすじ(7月9日放送)信長(岡田准一)を恨む様子もなく従順に付き従う家康(松本潤)を理解できず、忠勝(山田裕貴)ら家臣の一部は不満を持っていた。そんな中、家康は安土へ戻る道中に信長を接待したいと申し出る。家臣団に於愛(広瀬アリス)や茶屋四郎次郎(中村勘九郎)も加わって富士遊覧の饗応が始まるが、気まぐれな信長に振り回され、計画は思うように進まず…。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合/毎週日曜日18時~BSプレミアム・BS4Kにて放送中。(シネマカフェ編集部)
2023年07月03日「コンフィデンスマンJP」シリーズや『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズなどを手がけてきた脚本家・古沢良太が、松本潤を主演に迎え、徳川家康の生涯を新たな視点で描く大河ドラマ「どうする家康」。約150年も続いた乱世を終わらせ、征夷大将軍となって江戸幕府を開いた家康の生涯は、事あるごとに“どうする!?”と究極の選択を突きつけられ、ピンチとガマンの連続。そして、これまでの大河ドラマでも描かれてきたように、歴史が動く裏には必ずカギを握る女性たちが存在している。家康にいま何をどうするべきなのか、叱咤激励と温かくも辛辣な気づきや導きを与えてきた有村架純演じる妻・瀬名役をはじめ、古川琴音演じる謎の巫女・千代役、北香那演じる初めての側室・お葉役など、多彩な女性キャラクターたちに迫った。家康が愛した瀬名と、戦国の2人の母尾張国主・織田信長を岡田准一、豊臣秀吉(木下藤吉郎)をムロツヨシ、武田信玄を阿部寛が演じ、家康の個性派家臣団のまとめ役・酒井忠次役に大森南朋、“戦国最強武将”の本多忠勝(平八郎)役に山田裕貴、マイペースな榊原康政(小平太)役に杉野遥亮、最も信頼される常識人・石川数正役に松重豊ほか、忍びの代表・服部半蔵を山田孝之、「イカサマ師」と呼ばれる家臣団の嫌われ者・本多正信を松山ケンイチ、さらに家臣団の新戦力・井伊直政役として板垣李光人など、超豪華キャストが揃った今作。「どうする家康」11話より小国・三河の岡崎城主・松平広忠の子として生まれた松平元康(のちの家康)は戦乱で父を失い、母とも離れ、駿河の大国・今川家のもとで人質として暮らしていた。今川義元(野村萬斎)に見込まれた元康は不自由ない生活を保障され、十分な教育も受け、やがて今川家重臣・関口氏純(渡部篤郎)の娘・瀬名と恋に落ちるーー。※以下、第10回までの内容に触れています。元康の正室で、彼のいいところもダメなところも一番に知り尽くしている瀬名/築山殿を演じているのが、大河ドラマ初出演となる有村さん。松本さんとはフジテレビ月9ドラマ「失恋ショコラティエ」(2014)、恋愛映画『ナラタージュ』(2017)以来の共演となる。瀬名/築山殿(有村架純)桶狭間の合戦で義元が倒れて以降、信長の顔色をうかがいながらも今川家に残してきた瀬名や嫡男・竹千代(後の信康)のことが気になる元康が、本多正信や服部半蔵、そして女大鼠(松本まりか)ら忍びの力を借りて妻子を取り戻すことに奔走した「瀬名奪還作戦」は2回に渡って描かれた。女大鼠(松本まりか)これまで悪女のイメージがあった瀬名/築山殿は、今作では、優柔不断で心配性な元康を懐深く見守るタイプとして描かれ、鵜殿長照(野間口徹)の妹で姉妹のように育った幼なじみ・お田鶴(関水渚)から何やら企みがあるのかと探りを入れられても適当にあしらうなど、筋の通った信念ある姿を度々見せている。お田鶴(関水渚)瀬名を巡っては、第3回「三河平定戦」で生き別れた母・於大の方と16年ぶりに再会したのも束の間、「主君たる者、家臣と国のためならば、己の妻や子ごとき平気で打ち捨てなされ」と乱世の厳しさを知る母から言われてしまった元康。だが、そうはできないのが彼のいいところだ。元康や瀬名の世話を焼き、口を出し続ける若き母・於大の方は、「花より男子」(05-08)で松本さんと“道明寺姉弟”として共演した松嶋菜々子が演じている。瀬名とのやりとりもさることながら、家臣・忠次の妻で家康の叔母にあたる登与(猫背椿)ともいいコンビ。2人で一向宗・本證寺に出かけた際には、忠勝(平八郎)と康政(小平太)にナンパされる(!?)ハプニングもあった。於大の方(松嶋菜々子)また、今川氏真(溝端淳平)のもとで屈辱的な日々を送っていた瀬名は、第6回「続・瀬名奪還作戦」では父・氏純と母・巴を置いて人質交換を受け入れることに。その決意をさせたのは、真矢ミキ演じる巴の言葉が大きかった。「おなごは、大切なものを守るために命を賭ける」「そなたが命を賭けるべきときが必ず来る。それまで、もっともっと強く生きるんです」と諭す巴もまた、戦国を生きた母だった。巴(真矢ミキ)ミステリアスな巫女も登場、家康を取り巻く女性たち戦国の世に女性として生きる難しさや悔しさは、権力と圧倒的カリスマ性を持つ信長の妹である北川景子演じるお市の方が、第4回「清須でどうする!」で語った言葉にも集約される。「乱世とは誠に愉快な世」とお市は語る。力さえあれば、何でも手に入れることができ、どんな大きな夢も描ける。「ただし、男であれば」とこぼしたお市の寂しそうな横顔は見逃せない。お市の方(北川景子)初恋の相手・元康との婚姻がなくなったお市はその後、信長の政略のために北近江の浅井長政(大貫勇輔)のもとへ嫁がされ、“浅井三姉妹”を出産。長政の死後は柴田勝家(吉原光夫)のもとへと嫁ぐことになる…。覇権争いの道具として扱われ、男児を生むことを第一とされ、歴史の影となってきた武家の女性たちだが、古川琴音が演じた伝承のみで語られる魅惑の巫女・千代も重要なキャラクターとなっている。第7回「わしの家」で、家康と一向宗・本證寺の住職、空誓上人(市川右團次)を引き合わせた女性で、“不入の権”を無視した松平家の強引な年貢取り立てに対し、武器を取れと一向宗徒たちを煽っていたのは彼女だ。千代(古川琴音)そこから端を発した三河一向一揆は、家康が経験した大ピンチのひとつ。松平昌久(角田晃広)や吉良義昭(矢島健一)が背後で手を引き、さらに家臣・本多正信も加担していると判明、せっかく“三河=わが家がやすらかでいられるように”と改名したばかりなのに、「どうする?」となった家康。昌久にすり寄っていた千代は、武田信玄にも通じていたことが明らかになっている。素性も狙いも分からないミステリアスな女性を演じる古川さんは、大ヒットした『今夜、世界からこの恋が消えても』や有村さん主演の『花束みたいな恋をした』、濱口竜介監督『偶然と想像』などの映画で知られ、連続テレビ小説「エール」や「岸辺露伴は動かない」でも印象深いが、今回、大河ドラマは初出演。引き続き気になるキャラクターだ。古川琴音さらに第10回「側室をどうする!」には、家康初めての側室・お葉/西郡の局として「鎌倉殿の13人」のつつじ役も記憶に新しく、「いだてん~東京オリムピック噺~」や「バイプレイヤーズ」シリーズなどでも知られる北香那が登場した。北さんが演じたお葉は女児を生んだ後、昔から男性が苦手だったことと同性愛者であることを自認し家康に告白、家康は現代よりもはるかに寛容にお葉とお美代(中村守里)を庇護した。なお、今後登場する側室には、後に武田信玄との激戦で疲れた家康の心に入り込む神秘的なお万として、大河初出演の松井玲奈、激動期の家康を支えた、二代将軍・秀忠の母として知られる於愛の方に同じく大河初出演の広瀬アリス。広瀬アリスお市の侍女・阿月役には連続テレビ小説「おかえりモネ」や映画『さがす』に出演し、紀里谷和明監督最新作『世界の終わりから』に主演する伊東蒼が決定している。また、家康と瀬名の長女・亀姫には、日曜劇場「オールドルーキー」のフェンシング選手役やアニメ映画『かがみの孤城』で注目を集め、ドラマ10「大奥」で田沼意次(龍)役を演じているほか映画『忌怪島』『水は海に向かって流れる』も控える當真あみが抜擢。亀姫(當真あみ)信長の長女・五徳(徳姫)役は、映画『左様なら今晩は』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』など俳優としても活躍する「乃木坂46」久保史緒里が演じる。幼くして家康の嫡男・信康(細田佳央太)に嫁ぎ、織田家と徳川家をつなぐ存在となるのだが…。五徳(久保史緒里)もともと史料が多くはない中で、フィクションも交えて描かれる戦国の女性像。ネクストブレイク候補ともいえる最旬俳優たちが演じるその姿には注目していきたい。第11回「信玄との密約」三河国主となり、姓を徳川に改めた家康は、今川領の駿河・遠江を狙う武田信玄と談判することに。交渉に臨んだ家康は、双方が今川領を攻め、切り取り次第で己の領地にする密約を交わす。今川と戦うことに抵抗を感じつつも、遠江の引間城へと兵を進める家康。引間城の城主は、瀬名の親友・田鶴だった…。大河ドラマ「どうする家康」は毎週日曜日20時~NHK総合ほかにて放送中。(上原礼子)
2023年03月18日米倉涼子主演、古沢良太脚本のAmazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」より、本予告とキービジュアルが解禁された。本作は、第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した佐々涼子氏の「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」を原作に、国境を越えて遺体を遺族の元へ送り届ける国際霊柩送還士の活躍を描く、一話完結の感動ヒューマンドラマ。この度解禁となった映像では、米倉涼子演じる伊沢那美とその仲間たちの奮闘、次々に振りかかる事件や遺族たちの悲しみや葛藤が映し出されている。物語の舞台となるのは、羽田空港内に事務所を構える“エンジェルハース”という小さな会社。口は悪いが情に厚い女社長の伊沢那美(米倉涼子)を筆頭に、新入社員の高木凛子(松本穂香)、遺体処置のスペシャリスト・柊秀介(城田優)、元ヤンの若手社員・矢野雄也(矢本悠馬)、噂好きな手続担当・松山みのり(野呂佳代)、温厚だが得体のしれない運転手・田ノ下貢(徳井優)、金勘定にうるさい強面の会長・柏木史郎(遠藤憲一)らクセの強い社員たちが国際霊柩送還士として働いている。エンジェルハースのメンバーは、世界の各地で事件や事故に巻き込まれ不慮の死を遂げた人々を遺族の元に送還しようと奮闘。「大切な人にお別れも言えないなんて辛すぎるじゃん」と語る那美は、突然亡くなった愛する人にせめて一言「さよなら」を言えるように、遺体だけでなく故人の隠された想いも一緒に運ぼうと尽力する。併せて解禁となったキービジュアルでは、“生と死”に真正面から向き合うエンジェルハースの面々が描かれている。主人公の伊沢那美を演じた米倉さんは、国際霊柩送還士という仕事について「事故や病気など原因は様々ですが、想像していた以上に海外で亡くなられる方は多いんだなと実感しています。国際霊柩送還士が行うご遺体の搬送業務は誰かがやらなければいけない仕事です。彼らがいなければ、海外で亡くなった方が自分の国に帰れないし、ご遺族には彼らの他に頼る人もいないので、とても大切な仕事です」と語っている。さらに、「本作では、ご遺族や故人のバックストーリーが細かく丁寧に描かれていて、脚本を読んだだけで涙を流していました。私たちの知らないところで、こんなにも尊い仕事をしている方々がいることを一つ一つのエピソードから感じてもらえると嬉しいです」と、配信を楽しみ待つファンに向けてメッセージを贈った。Amazon Originalドラマ「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」は3月17日(金)より世界同時配信。(text:cinemacafe.net)
2023年02月22日俳優の木村拓哉が主演を務める映画『レジェンド&バタフライ』(1月27日公開)の場面写真が20日、公開された。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回、公開されたのは、織田信長と木村を繋ぐ「孤独」というキーワードにフォーカスした場面写真。令和の時代にふさわしい作品として新しい信長像を描くために、脚本の古沢良太が重要視したのは信長が背負っている「孤独」であり、その孤独を誰よりも理解していたのが濃姫ということだった。天下統一を志し、戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長が他の者には感じさせなかった、トップにいるものにしかわからない「孤独」は、何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続け、スターとしてトップを走り続けてきた木村が背負った孤独と重なったという。他の人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」が2人にはあるのではないかと古沢はとらえ、信長と木村の存在を「孤独」というキーワードで結び付けた。この発想が、本作で描かれる、孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がる。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そして2人の生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの、唯一無二の大きな魅力になっている。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2023年01月20日俳優の木村拓哉が主演を務める、映画『レジェンド&バタフライ』(2023年1月27日公開)の場面写真が29日、公開された。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回公開されたのは、織田信長と濃姫が、力強い表情で視線を送る場面写真。今作の脚本を務めたのは、『コンフィデンスマンJP』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、そして2023年の大河ドラマ『どうする家康』など、数々の話題作の脚本を担当し、大きな注目を集めている脚本家・古沢良太で、本作の為に書き上げたのは“政略のために結ばれた2人”という男と女のラブストーリーだった。織田信長と濃姫の2人は10代半ばで政略結婚という最悪な形で出会う。「愛し合っていない2人が夫婦」となる世界であり、結婚も含めひとつひとつの選択次第で一族が滅んだり、一気に繁栄したりする状況で、水と油のような関係の2人は、同じ時間を共有し困難を乗り越えていくことで、少しずつ絆が生まれ、「天下統一」という夢に向かって奔走していく。濃姫との関係を中心にとらえることで、新たな信長像を浮かび上がらせている。古沢は「この作品にふさわしい信長像を作り上げようという気持ちで創作しました」と語っており、現代的な女性として描かれる濃姫の存在を通した夫婦という関係性から、“ひとりの人間”としての戦国の世に生きる織田信長を描いたという。「物語の舞台は戦国時代、常に死と隣り合わせで生きている人たちだからこそ表現できるものは、どうしたってドラマチックになる。些細なやり取りであっても愛おしさがより大きく、儚さがより深く伝わるはず」と意図を明かしている。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年12月29日木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが濃姫を演じるほか、宮沢氷魚、音尾琢真、斎藤工、中谷美紀らも出演する映画『レジェンド&バタフライ』より、信長と濃姫の新場面写真が公開された。本作の脚本を担当するのは、「コンフィデンスマンJP」シリーズ、大河ドラマ「どうする家康」などを手掛ける古沢良太。本作では、“政略のために結ばれた二人”という男と女のラブストーリーを書き上げた。信長と濃姫は10代半ばで政略結婚という最悪な形で出会う。結婚も含めてひとつひとつの選択次第で一族が滅んだり、一気に繁栄したりする状況で、水と油のような関係の2人が、同じ時間を共有し、困難を乗り越えていく中で少しずつ絆が生まれ、そして天下統一という夢に向かって奔走していく。今回、濃姫との関係を中心にとらえることで、新たな信長像が見事に浮かび上がってくる。我々が抱く信長のイメージは、創作による影響が大きく、先人たちは時代や状況に合わせてエンタメとして信長をキャラクター化してきたといえる。本当はどのような人物だったのかは誰も分からない、古沢さんは先人たちのようにいまの時代に合わせて再び信長を捉えたという。古沢さんは「この作品にふさわしい信長像を作り上げようという気持ちで創作しました」と語り、現代的な女性として描かれる濃姫の存在を通した、夫婦という関係性から、これまでにない“ひとりの人間”としての戦国の世に生きる織田信長を描いた。また古沢さんは、「物語の舞台は戦国時代、常に死と隣り合わせで生きている人たちだからこそ表現できるものは、どうしたってドラマチックになる。些細なやり取りであっても愛おしさがより大きく、儚さがより深く伝わるはず」ともコメント。現代とは全く違う戦国の世だからこそ、そこに生きる男と女の生き様が、現代を生きる者に新鮮に映るはずと確信をもって、信長と濃姫、そして濃姫を通した“人間”信長を書き上げた。そんな想いを込めた信長と濃姫が、力強い視線を送る今回の場面写真。簡単に夫婦という言葉では表現できない複雑な、どこかでお互いを信頼しているかのような関係性が感じ取れる。『レジェンド&バタフライ』は2023年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レジェンド&バタフライ 2023年1月27日より全国にて公開©2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年12月29日徳川家康の生涯を古沢良太が新たな視点で描く、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」より、9名の扮装ビジュアルが公開された。今回公開されたのは、家康を苦しめる阿部寛演じる武田信玄、家康が恐怖を感じる橋本さとし演じる山県昌景、信玄からの信頼が厚い田辺誠一演じる穴山信君(梅雪)といった、武田勢のビジュアル。穴山信君(梅雪)/田辺誠一また、家康の母の兄・水野信元(寺島進)、家康の義父・久松長家(リリー・フランキー)、大草松平家の当主・松平昌久(角田晃広)、松平家を見守る住職・登譽上人(里見浩太朗)、住職・空誓上人(市川右團次)、家康と空誓が出会うきっかけをつくる、ミステリアスな巫女・千代(古川琴音)といった、東海地域の領主や他勢力の人々の扮装ビジュアルも公開された。千代/古川琴音大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月09日大河ドラマ「どうする家康」より、溝端淳平、渡部篤郎、真矢ミキ、関水渚など、“今川勢”8名の扮装ビジュアルが公開された。松本潤が徳川家康を演じ、脚本家・古沢良太が家康の生涯を新たな視点で描く本作。今川義元/野村萬斎今回公開された扮装ビジュアルでは、家康が尊敬する野村萬斎演じる今川義元、溝端淳平演じる嫡男・氏真をはじめ、志田未来演じる氏真に嫁ぐ北条氏康の娘・糸や、義元を支える渡部篤郎演じる筆頭家老・関口氏純、野間口徹演じる今川家の重臣・鵜殿長照の姿が。関口氏純/渡部篤郎さらに、瀬名の母・巴(真矢ミキ)、瀬名の世話をするたね(豊嶋花)、瀬名の友人・お田鶴(関水渚)のビジュアルも公開となった。お田鶴/関水渚大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月08日大河ドラマ「どうする家康」より、また新たに7名の扮装ビジュアルが公開された。松本潤主演×脚本・古沢良太タッグで贈る本作は、徳川家康の生涯を新たな視点で描く、夢と希望にあふれたハラハラドキドキ、スピード感あふれる波乱万丈のエンターテインメント。本多忠真/波岡一喜先日の徳川家康(松本潤)、瀬名(有村架純)らに引き続き、今回新たに公開されたのは、松山ケンイチ演じる、家康の小さな野心を刺激する家臣団の嫌われ者・本多正信、甲本雄裕演じる家康を実務面で支える夏目広次、波岡一喜演じる“酔いどれサムライ”本多忠真。夏目広次/甲本雄裕木村昴演じるおしゃべり好きで、三河一向一揆では一揆側につき、家康に槍を向ける渡辺守綱、猫背椿演じる酒井忠次の妻・登与、千葉哲也演じる服部半蔵につかえる忍者集団の長・大鼠、松本まりか演じる大鼠の娘・女大鼠といった“徳川家臣団”の扮装ビジュアルとなっている。女大鼠/松本まりか大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月06日松本潤が主演を務める、脚本家・古沢良太が徳川家康の生涯を新たな視点で描く大河ドラマ「どうする家康」に出演する新たなキャスト7名が発表された。第6弾出演者として今回発表されたのは、明智光秀役の酒向芳、佐久間信盛役の立川談春、浅井長政役の大貫勇輔、穴山梅雪(信君)役の田辺誠一、空誓上人役の市川右團次、千代役の古川琴音、茶屋四郎次郎役の中村勘九郎。信長の配下になる物語のキーマンを演じる酒向さんは「60代も半ばに差し掛かると、出演にあたって「意気込みは?」と問われれば、『ない』というのが正直な気持ちです 笑(人それぞれでしょうが)」と言いつつ、「奥の奥の奥に秘めた思いは、決して人には語らぬものでしょう。明智はそう言っているようです」とコメント。酒向芳織田家の足元を支え、家康に無理難題を突きつける食えない男を演じる立川さんは「信長ファンからも家康ファンからも好かれない嫌な男を演じられたらと思います」と意気込む。また、愚直までに信義を通す義の男・浅井長政を演じる大貫さんは、大河ドラマ初出演。「愛する者がいながらも、自分の命をかけた選択に、僕自身、ものすごく心打たれました。その重みある彼の想いを胸に、覚悟をもって演じたいと思います」と身を引き締め、本作には豊臣秀吉役で出演するムロツヨシの大ファンだそうで「影からジッと見つめてると思います。(笑)」と共演に期待した。大貫勇輔のちに徳川家や織田家と対峙することになる役どころの田辺さんは「甲斐の国、武田家を守るために忠義を尽くしたいと思います」とコメント。そして、本證寺の境内で神秘的に舞う巫女として振舞い、家康と空誓が出会うきっかけをつくる、素性も狙いも、敵か味方かも分からないミステリアスな女性を演じる古川さんも、大河ドラマ初登場。「畏れ多くて、大河に出れるなんて夢のまた夢だと思っていました」と心境を明かし、「千代本人の意思はベールに覆われていて、どこか掴みどころのない、人間離れした印象です」と語り、「伝承のみの人物で、ほとんどオリジナルキャラクターですので、自由に、そして力強く演じようと思います」と意気込みを述べている。古川琴音さらに、数々のピンチを救い、家康のサクセストーリーとともに国づくりを支え、日本一への豪商へとのしあがる京の豪商を演じる勘九郎さんは「公私ともに仲が良い“松本”家康殿の為、身を粉にしてお仕えしたいと思います」とメッセージを寄せた。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ日曜日20時/BSプレミアム・BS4K日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年12月01日来年1月から放送予定の松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」のメインビジュアルが完成した。脚本家・古沢良太が徳川家康の生涯を新たな視点で描く本作。主人公・徳川家康を松本さんが演じるほか、山田裕貴、杉野遥亮、広瀬アリス、山田孝之、岡田准一、有村架純、ムロツヨシらが出演する。デザイン担当の「GOO CHOKI PAR」は、今回のビジュアルについて「『力』の時代において強さだけでなく、人間らしい優しさや弱さをはらんだ家康の心情をも表現したいと考えました。そこで『たくさんの感情の波が渦巻きながらも時代の変動を大きく見渡すような、静かで深く、力強い佇まいと表情を作り出してほしい』という抽象的で難しいオーダーを松本さんに伝えたところ、完璧に表現してくださいました」とコメントしている。なお、「どうする家康」の番組サイトも始動した。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※NHK総合テレビ 日曜日20時/BSプレミアム・BS4K 日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年11月28日徳川家康の生涯を古沢良太が新たな視点で描く、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」の初回放送日が2023年1月8日(日)に決定。メインビジュアルに先駆けて、東海地方向けの「東海先行ビジュアル」が公開された。放送開始までおよそ2か月となった本作。今回のビジュアルは、「物語の主な舞台の一つとなる東海地方の皆さんにもぜひドラマをご期待いただけたら」という思いから制作したという。家康役の松本さんは「何枚も連続してシャッターが切られるなかで、若いころの家康公が『どうする』と、揺れて、迷って、翻弄される心境のように、自分の感情にも揺らぎを感じながらビジュアルの撮影をしました」と明かす。ビジュアルは今後、東海地方の様々な場所でポスターやサイネージとして掲出予定となっており、「見るたびに「『どうする家康』、いよいよ始まるな!」と思っていただけたら幸いです。ぜひ、楽しみにしていてください」とメッセージを寄せる。また、デザイン担当のGOO CHOKI PARは「ブルーの衣装を纏い、力強い一歩を踏み出す家康。若々しく柔和な印象だが、その目の見据える先には激動の戦乱の世が迫っている。家康の周囲に起こるさまざまな事象と、渦巻く人々の情念。色彩のにじみや混ざり合う抽象形態と、強く佇む家康の写真をコラージュすることで“どうする”と思考を巡らしながらも、新しい時代を見据える家康の凛々しい生き様を描きました」とコメントしている。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月8日(日)より放送開始(初回15分拡大)。※総合テレビ 日曜日20時/BSプレミアム・BS4K 日曜日18時(cinemacafe.net)
2022年10月30日2023年放送予定の松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」より、タイトルロゴが発表された。脚本家・古沢良太が徳川家康の生涯を新たな視点で描く本作。今回ロゴのデザインを担当したのは、浅葉球・飯高健人・石井伶の3人のグラフィックデザイナーで活動するデザインユニット「GOO CHOKI PAR」(ぐー・ちょき・ぱー)。「ナイキ(NIKE)、「レッドブル(Redbull)」などのグラフィックを手掛け、「東京 2020 大会」においては、パラリンピックのアイコニックポスターも制作した。完成した丸いロゴについて、番組チーフ・プロデューサーは全く意表を突いたものだったと言い、「家康の人生は波乱万丈で、必死に転がり続けるようで円形になったと……。そう言われれば、徳川家の葵の御紋のようにも見え、家康の和を尊ぶ精神を表現しているような。家康が目指したのは四角四面でなく、多様な価値観を受け入れる丸い世の中でした。甲冑にロゴを重ねたイメージ画は、鎧に家康の刻印が押され、彼の不屈の生き様、不動の精神を示しているようにも見えます。大河ドラマのタイトルロゴとしてはちょっと変わっていますが、そこには深いメッセージが込められています。ドラマともども親しんでいただけるとうれしいです」とコメントしている。▼ロゴのコンセプトどうする、どうする。家康の頭の中は、ぐるぐるぐる。行ったり来たり、巡り巡って気づけばまるっと天下統一。強くもあり、弱くもある。怒りもあり、優しさもある。時代の激流のなかで、揺れ動く家康の人間味あふれる生き様。松本潤さんが表現する新しい家康像を、有機的かつ躍動感のある文字の表情で描き出したいと考えた。悩みながら、翻弄されながらも、なし得た天下統一の偉業。円形の塊は、一本道ではいかず必死に時代を転がり続けた家康の人生の旅路を表現している。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月よりNHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2022年09月05日1980年から続く『映画ドラえもん』シリーズ42作目のタイトルが、『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』に決定し、2023年3月に公開されることが発表された。さらに最新ビジュアルと特報映像も公開されている。今年3月に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』は、1985年に公開された『のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品でありながら、新しい脚本と最新技術を駆使し様々な進化を遂げ、子供だけでなく親世代も楽しめる作品としてヒットしたのも記憶に新しい。待望となる本作を手がけるのは、TVアニメ『ドラえもん』の演出を数多く手がける堂山卓見。初の『映画ドラえもん』シリーズ監督への抜擢となる。脚本には『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『リーガルハイ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズなど数々のヒット作を手掛け、2023年放送の大河ドラマ『どうする家康』の脚本を手掛けるなど、幅広いジャンルで活躍し続ける脚本家・古沢良太。今作の舞台となるのは空に浮かぶ、誰もが幸せに暮らせて何もかもが完璧な世界「理想郷(ユートピア)」。大昔から多くの冒険家たちが夢見たアトランティスや竜宮城といった、誰もが一度は想像したことがある夢のようなユートピアを探しに、ドラえもんたちが空をかける大冒険へと飛び立つ。特報映像でドラえもんたちが乗り込んでいるのは、今作オリジナルのひみつ道具でタイムワープ機能付きの飛行船「タイムツェッペリン」。一体どんな飛行船になっているのか、新たなひみつ道具に期待が膨らむ。<堂山卓見・コメント>映画ドラえもん第一作「のび太の恐竜」が公開されたのは、僕が生まれた1980年のことでした。そんな歴史ある作品に関われるだけでも光栄なことなのに、いきなり監督のお話をいただき、喜びや感激を感じる前にびっくりしたというのが正直なところです。今回のお話の舞台は大空です。いつの時代も人は空に憧れを抱いてきました。ドラえもんにはたくさんの「空を自由に」飛べる未来のひみつ道具が出てきますが、いろんな乗り物で世界中の空を飛べるようになった現代でも、一つ一つのひみつ道具に詰まった大きな夢はとても魅力的です。そんなひみつ道具の力も借りながら、数多くの作品で人々を魅了する脚本を書かれている古沢良太さんとともに、映画を観終わった皆様が幸せな気持ちで空を見上げられるような、素敵な作品を作りたいと思います。<古沢良太・コメント>近所の友達と自転車に乗って、方角を決めてひたすら進み、知らない街で日が沈み、心細くなって迷いながら帰る。そんな遊びをよくしていた。たしか「冒険」と呼んでいたっけ。最初に脚本のお話を頂いたとき、あまりに恐れ多いことでお断りするつもりでしたが、脳裏によみがえって仕方なかったのが、そんな少年の風景の数々でした。それらは、大魔境、海底鬼岩城、魔界大冒険といった名作の数々にわくわくどきどきし、のび太たちの冒険への羨望から来たものだったに違いありません。藤子・F・不二雄先生は間違いなく、僕に創作者へのあこがれを最初に抱かせてくれた方です。ドラえもんは不世出の天才が遺した偉大な宝であり、それを守り継いできた数多の素晴らしいクリエイターたちの末席に加われるのならこんなに名誉なことはありません。また冒険に出ようと決め、あの頃の僕らと、今の子供たちのために一生懸命書きました。皆さんものび太やドラえもんたちと一緒に、大空の大冒険に出て、わくわくどきどきしてもらえたらうれしいです。『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』2023年3月公開
2022年07月06日映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の企画発表会見が21日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、古沢良太(脚本)、大友啓史監督、東映 代表取締役社長 手塚治氏が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。今回夫婦役となる2人だが、綾瀬は木村に「初めてフジテレビのSPドラマでご一緒させていただいたのがすごく昔で、そのあと何度か共演させていただいてるんですけど、夫婦役は今回初めてだったので。なんというか、楽しかったですよね」と話しかける。綾瀬が「アクションシーンとかもあって、やっぱり(木村は)運動神経もよくいらっしゃるんで……」と言うと、木村は「それ、自分でしょ?」とツッコミ。木村はさらに「本当はアクションシーンはない予定で。現場で綾瀬さんとお互いアイデアを出し合って作業をさせていただきましたし、皆さんご存知だと思いますけど、見た目はおっとりした感じに思われるのに動いたら半端じゃないので、これは難しいんじゃないかというような監督からの要望にも普通に笑って答える出演者なので、ぶつかり合うシーンも慰め合うシーンも見つめ合うシーンも非常に……」と綾瀬のすごさを表す。そして「互いがその場に同時にいないようなシーンでも、撮影する時には濃姫の存在を非常に大きく自分の中に置いて撮影はしていたので、綾瀬さんで助かりました」と感謝する木村。逆に「木村のことを考えて演じていたか?」と聞かれると、綾瀬は「もちろんです」と答えるが、木村がオフマイクで「食べ物のこと考えてたんじゃないの?」と尋ね、綾瀬は「ほんとですよ! 食べ物のことばっか考えてないです」と苦笑する。「木村さんの信長さんというか、そこのたたずまいと木村さんが同一化して、私の中での存在感になってました。何をやっても絶対に受け止めてもらえるっていう、安心感のもとでやらせていただきました」と改めて語った。また、互いのすごいと思うところについて聞かれると、木村は「京都をメインに撮影させていただいたんですが、東の撮影所ではこういう状況ってあまりないかなと個人的に思うのが、本当にベテランの79歳の衣装さんなんかが、現場に実在するんですよ。そういう方達も、若い出演者も、スタッフから大先輩のスタッフ共演者の方達まで、一瞬にして虜にしてます。独特の佇まいなのか人柄なのか、みんな虜になってますね。そこは敵いません」と明かす。一方、綾瀬は木村について「モチベーションの高さ。1mmも負ける要素を感じさせない気力のパワーみたいなのがいつもあって、『不安だな』と思っても、そのすごいパワーで現場に立ってらっしゃるから、見てるだけで安心、大丈夫だと思える感じがあって。気迫というか、全力を超えたエネルギーでいつもいるのが本当にすごいなと、今回も感じました」と語っていた。
2022年06月21日映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の企画発表会見が21日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、古沢良太(脚本)、大友啓史監督、東映 代表取締役社長 手塚治氏が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。織田信長に思い入れがあるという木村は「自分は特に織田信長さんに惹かれる部分が多いというか。たまたま木村家の家紋と織田家の家紋が全く同じ『五瓜に唐花』で、幼少期の時に時代劇を後ろから覗き見していた時に『なんでうちのマークが映っているんだろう?』と思ってたんですけど、歴史を学んで『同じ家紋なんだ』というのがありまして」と意外な共通点を明かす。木村は「中には残虐な行為もありますけど、根源にあるものだったりいろんなものの記述に目を通したりして知っていくうちに、どんどん魅力を感じていたので、今回こういった大作で彼を演じさせていただけるということはすごい名誉なことであったし、今の世の中に生きる僕たちが当時実際に生きていた人たちを演じるということになるんですけど、その作業をする上で、共演の綾瀬さんとも監督の大友さんとも現場のスタッフの皆さん、キャストの皆さん、古沢さんももちろんそうだけど、当時の方達に失礼のないような作品にしたいですねというモチベーションは常にあった」と振り返った。信長像については、「時代の流れに逆行したような幼少期を過ごしていますし、親からの偏った愛情も受けていると思いますし、人が純粋に愛し合って結ばれるような世の中ではきっとなかったので、今では想像もできないようなストレスにさいなまれているような瞬間もあったと思います。今よりも死と隣り合わせの世界にいたと思いますし。風習やしきたりだったりの中で、平和に見える世の中に疑問を抱いて、結果悲しい終わり方をしているかもしれませんけど、疑問を感じていたものに対して高らかに声を上げた人、上げた声に自分の行動をもって責任を果たした人と自分は解釈しています」と分析する。さらに木村は今作における信長像について「そばに濃姫という存在がいてくれたことによって、そういう決断だったり、判断だったりがあったり、もしくは彼しか抱くことのなかった愛情があったりしたんだろうなと思っています」と語った。(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会
2022年06月21日映画『THE LEGEND & BUTTERFLY』の企画発表会見が21日に都内で行われ、木村拓哉、綾瀬はるか、古沢良太(脚本)、大友啓史監督が登場した。同作は東映70周年を記念する新作オリジナル映画。「大うつけ」と呼ばれていた尾張の織田信長(木村拓哉)と、信長の元に嫁いできた「マムシの娘」と呼ばれる美濃の濃姫(綾瀬はるか)。2人の夫婦生活は最悪の出会いで始まり、互いの寝首をかこうと狙う一触即発な毎日を送るが、次第に強い絆で結ばれ、誰も成し遂げたことのない天下統一という夢に向かっていく。東映 代表取締役社長 手塚治氏は「この作品、総事業費20億円でございます。私も稟議に判を捺す時、少し手が震えました」と苦笑する。「東映が本気でございますということを、申し上げておきたいと思います。今仕上げにかかっておりますが、素晴らしい作品になっていますので、ぜひご覧いただければと思います」と自信を見せた。6月21日は本能寺の変で信長が討たれた日だとされており、さらに木村は撮影中に信長の享年である49歳を迎えたということで、「もちろん本能寺の変も劇中にはあるので、撮影をしている最中に監督がまじまじと見ているので『どうしたんですか?』と聞いたら、『同い年の時に同じ状況になったんだね』と何度も現場でおっしゃっていただいたので、感慨深いところが多いです」としみじみ。「ご報告できる今日という日も、実際に(本能寺の変が)あったんではないかと言われている日」と噛み締めていた。古沢は「3年前くらいですけど、東映さんから『木村拓哉さんで信長の映画を作るというのが、東映の悲願なのだ』と熱っぽく語っていただいて、素晴らしいと思いつつもどういう切り口がいいんだろうかと考えた中で、もともと戦国時代の政略結婚に興味があって描いてみたいと思っていたので、信長と濃姫の夫婦の物語として描けば、いわゆるカリスマのみんながイメージする信長と、その裏側の人間・信長を描けるのではないかと、モチベーションを持って書かせていただきました」と振り返る。大友監督は「歴史上の人物をやるのは、キャラクター化していくことと真逆だと思うんですよね。生身で生きてきた先人の足跡をそのまま現場で手繰り寄せていく作業で。フィクション化されやすい、大袈裟にキャラクター化されやすい信長と濃姫を、しっかりと地に足をつけた名前のついた喜怒哀楽のある人間に落とし込もうといろんなところで話してて。できるだけ自由に感じたり演じてもらえたりする場所を用意したい、そういう思いでスタッフに駆けずり回ってもらった」と明かした。
2022年06月21日現在放送中のTVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編において、上弦の陸・堕姫の兄・妓夫太郎の声を、逢坂良太が担当することが分かった。いよいよ、最終局面を迎える本作。1月16日放送の第7話に初登場し、大きな話題を呼んだ妓夫太郎。逢坂さんは「上弦の鬼という大事な役どころを演じるのはかなりのプレッシャーではありましたが、自分なりに他の役者の方にも引っ張ってもらいながら全力で演じております」と心境を明かし、「ぜひ最後まで楽しんでいただければ嬉(うれ)しいです」とコメントしている。さらに、制作を手掛けるufotable描き下ろしの第2弾キービジュアルも到着。竈門炭治郎と音柱・宇髄天元、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎を描いており、二身同体の鬼の兄妹と繰り広げる戦闘の激しさを感じさせる。第2弾キービジュアル解禁PVテレビアニメ「鬼滅の刃」遊郭編は毎週日曜日23時15分~フジテレビにて放送中。(cinemacafe.net)
2022年01月17日大ヒットシリーズの最新作である、映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(1月14日公開)。コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回様々な世界を舞台に、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる同作だが、最新作ではマルタ島を舞台に3人がまさかの勝負を行い、最大の危機も待ち受ける展開となっている。今回はドラマシリーズから脚本を手がけ、同シリーズの生みの親である脚本家・古沢良太氏にインタビュー。作品を長く続けることや、今作への思いについて話を聞いた。○■「また集まって作りたい」という思い――古沢さんの中でも、「コンフィデンスマンJP」のように、これだけ同じキャラクターを何年も続けて描くというのはないことかと思いますが、続けてきてどんな心境ですか?キャラクターに対しての愛着は深まっていきますよね。話を考えるのはいつも大変なんですけど、本当にいいチームワークで、大好きなメンバーなので、また集まって作りたいなと、その思いで頑張ってやってます。――毎回、『プリンセス編』とか『英雄編』というテーマを決定されるのはご自身のアイデアなんですか?そうですね。「今度はこれでいきましょう」ってことはなくて、もう本当に何もないところから、新作を作るんだということだけが決まっていて、それに向けて自分を追い込んで作っています。――今回、『英雄編』であり、舞台をマルタにしたのは?今までけっこうアジアが多かったので、絵として見たときに感じの違うヨーロッパがいいんじゃないかということがありました。マルタに決めたあとに『英雄編』でいくということが決まりましたかね。――古沢さんは普段、脚本を書くときに、こんなシーンをしたら予算的に難しいかな? と思いながら書いたりするんですか?大変そうなシーンは少な目にしておこうということは考えますけど、このシリーズでは割とそういうことを考えることは少ないですね。いつもできあがってくる映像が自分の予想を超えるものになっているし、今回も自分の書いたキャラクターをここまでの人物にしてくれたんだという感動がありました。現場のスタッフに対する信頼というと聞こえがいいですが、まあ早いところが丸投げという感じです(笑)――今回、できあがったものをみても感動がありましたか。今回は特にどんなものができあがるのか予想ができなかったんですけど、こういう厳しい状況の中でここまでの作品にしてもらったことに感謝ですね。ホテルでの捕り物のシーンがあるんですけど、アクションもかっこよくて迫力がありました。――シリーズを追うごとに、キャラクターがどんどん増えてきて、その人たちが次は仲間として出てきたりするわけですよね。たくさんのキャラを愛情を持って、そして矛盾なく登場させるのも大変なのでは。毎回、1回こっきりと思って新しいキャラクターを出してるんですけど、魅力的なキャラクターにできあがってくるので、俳優さんの魅力も含めて、また出したいというか「また会いたい」という気持ちになってしまうんです。こじつけかもしれないけれど、作品全体も華やかになるんじゃないかと思って登場してもらっています。――その中でも、赤星(江口洋介)の出方というのもどんどん変わってきて。過去作をちゃんと見ている人にとっては同じ出方だと退屈かなと思いますけど、初めて見る人のためにも、あんまりひねりすぎてもいけないと思って、その辺のバランスも考えています。まあ今回はちょっとひねってますね。とはいえ、いつでも変わらない人が、そこにいる方がいいと思っているので、本来の魅力を忘れないようにしたいとは思っています。○■俳優に引っ張られることも…――古沢さんは、キャラクターの履歴書をあまり書かないそうですが、このシリーズに関しても書いていないそうですね。書かないのは、何が本当かわからないようにしたいということがあるんです。今回は、ちょっと彼らの過去というものが垣間見えますけど、その過去もいずれひっくり返せたらいいなと思っています。――今回、瀬戸康史さんの役が印象的でした。瀬戸さんというと、『ルパンの娘』にも出られているので、こういうフィクションにすごく馴染む感じがあったんですが、意識はされましたか?キャストは決めずに書いたんです。最終的に瀬戸さんがやってくれることになって、あ、ぴったりだなって思いました。当初はもう少し年齢を上の設定で書いてたんです。でも、若くて才能があって鼻持ちならないキャラクターというのもいいなと思い直して、台詞のニュアンスとかも多少変えたんです。そこをまた瀬戸さんが魅力的にやってくださってぴったりでした。――シリーズが進むと、ご自身が書かれたキャラクターが、勝手に動き出すというか、俳優さんを通してまた変化していきますよね。なるべく意識しないように、俳優さんに引っ張られないように、最初に描いたイメージを維持して書くようにはしてるんですけど、五十嵐とかね、どんどん最初のイメージと変わってきちゃったんで、小手(伸也)さんのせいで(笑)。リチャードも、当初は超一流で、悪事にも手を染めるキャラクターというのがあったんですけど、今回、本来の姿に近づいたというか、渋くはなったかな。ボクちゃんなんかは、今回はちゃんとボクちゃんっぽさが表現できたのかと思います。――今回も見ている方としては、気持ちよく驚かされました。でも、そこにあんまり重きを置きたくないということがあって。お客さんを騙せるかどうかのゲームになるように一応は頑張ってやっているけれど、騙すか騙されないかって構造的な面白さなので、そこもありつつ、そうじゃないところにちゃんとテーマを持たせられたらいいな、と。そういうものを感じ取ってもらえたら嬉しいですね。だからこそ、書くのが難しいんでしょうね。○■大河ドラマ執筆とも違いはない――現在は2023年の大河ドラマ『どうする家康』の執筆中かと思います。こうした「コンフィデンスマンJP」のシリーズと大河ドラマというものは、やっぱり違うものですか?別のものですね。まあ作品は全部違うから、大河が特別ってことではなくて、気持ちとしてはいつも通りでやっています。でも、量に関しては大変ですよね。気が遠くなるときもあります。作品によって、すぐに書けちゃうこともあるし、この映画みたいにすごく時間がかかるときもあります。「コンフィデンスマンJP」シリーズに関しては、毎回、書き直しをたくさん重ねてできあがっています。たくさんの人が関わっていて、みんなが納得するものが目標なので、そういう台本を作るためにねばるのは当然のことだと思っています。――ちなみに、脚本家さん同士って連絡をとりあったりするんですか?こう、書く大変さを分かち合ったりとか…。たまにメールするくらいですね。「あれを見ました。面白かったです」ということを送ったりとか。この作品に関しては、プロデューサーの成河(広明)さんと、田中亮監督と相談しながら作っているという感じが大きいです。自分でなんとかしなきゃいけないところもあるんですけど……。――最後に、この映画を見られる方に、今回の見どころについて教えてください。今回は今までにやっていない新しい形にチャレンジしています。ちょっと乱暴なくらいに“はてな”がいっぱいあって、話がどんどん進んでいくんだけど、見ていくと、その“はてな”のひとつひとつが解消されていって、また新たに“はてな”が出てくるような構造になっています。混乱するかもしれないけれど、そこを楽しんでしてもらいたいですね。こういう暗いことも多い時代だからこそ、明るい気持ちになってもらいたいと思います。■古沢良太1973年8月6日生まれ、神奈川県出身。『アシ!』(02年)で第2回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞を受賞しデビュー。『ALWAYS 三丁目の夕日』(05年)で第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞、『探偵はBARにいる』(11)年で第35回アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。近年の主な作品に「コンフィデンスマンJP」シリーズ(18年~)、『大河ドラマ どうする家康』(23年)など。
2022年01月11日脚本家・古沢良太が、新たな視点で徳川家康の生涯を描く奇跡と希望の物語、松本潤主演大河ドラマ「どうする家康」。この度、岡田准一、有村架純、ムロツヨシ、野村萬斎、阿部寛という豪華キャストの出演が明らかになった。今回発表となった5名が演じるのは、家康(松本さん)に「どうする?」を突きつける人々。「軍師官兵衛」に続き、大河ドラマ2回目の出演となる岡田さんが演じるのは、家康がその背中を追い続けた孤独なカリスマ・織田信長。大河ドラマ初出演となる有村さんが、家康の正室で家康を一番知り尽くした女、瀬名/築山殿。ムロさんが、家康の最大のライバルとなる、明るく人たらしな豊臣秀吉を演じる。有村架純また萬斎さんが、家康が父のように心から尊敬し、家康を乱世へと導く駿河国大名・今川義元役。阿部さんが、家康のなすこと全てを先読みし、赤子の手をひねるようにたたき潰す武田信玄役に決定した。阿部寛なお、本日より「どうする家康」のTwitterも始動した。今回の出演者発表会見の内容や、舞台裏をまとめた映像も後日公開予定だという。大河ドラマ「どうする家康」は2023年1月~12月NHKにて放送予定。(cinemacafe.net)
2021年11月29日音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」が2021年7月4日(日)から7月25日まで東京建物 ブリリアホールで、8月4日(水)から8月8日(日)まで大阪・オリックス劇場で上演される。主演は、Kis-My-Ft2の宮田俊哉が務め、監修を古沢良太、演出を河原雅彦が担当する。古沢良太の人気アニメ「グレートプリテンダー」「グレートプリテンダー」は、映画「コンフィデンスマンJP」などで知られる古沢良太が脚本・シリーズ構成を手掛ける人気アニメ作品。世界を股にかけたスリリングな“詐欺ゲーム”や、随所に散りばめられた軽妙なユーモアなどで幅広い層から人気を集めている。河原雅彦の演出で舞台化今回上演される「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」は、アニメ作品「グレートプリテンダー」を斎藤栄作の脚本、河原雅彦の演出により“音楽劇”として舞台化したもの。会場では生バンド演奏を交えながら、疾走感溢れる騙し騙されの“コンゲーム”の物語を届ける。主人公・エダマメ役に宮田俊哉「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」で、善良な老人や旅行客に対して詐欺を働き生計を立てる、通称・エダマメこと枝村真人を演じるのは、Kis-My-Ft2の宮田俊哉。原作ファンでもあるという宮田が、“日本一の天才詐欺師”と自称する主人公・エダマメをどのように演じるのか期待が高まる。さらに、エダマメを取り巻くキャラクターには、個性豊かなキャストが勢揃いする。ローラン・ティエリー(美弥るりか):エダマメが行動を共にすることになる信用詐欺師(コンフィデンスマン)北大路(加藤諒):舞台版オリジナルキャラクターアビゲイル・ジョーンズ(山本千尋):抜群の運動能力をもつ信用詐欺師(コンフィデンスマン)ポーラ・ディキンス(仙名彩世):美しく知的なFBI敏腕捜査官工藤(福本伸一):エダマメと組んで詐欺を働くキム・シウォン(平田敦子):熟練の信用詐欺師(コンフィデンスウーマン)でローランとは旧知の仲サラザール(三上市朗元):ギャングのボスだが今はボディーガードをしているエディ・カッサーノ(大谷亮介):今回の事件の渦中の大物。表の顔はハリウッドの映画プロデューサー、その実、裏社会を牛耳るマフィアのボスである詳細音楽劇「GREAT PRETENDER グレートプリテンダー」上演時期・会場:・2021年7月4日(日)~7月25日:東京建物 ブリリアホール(東京都豊島区東池袋1-19-1)・2021年8月4日(水)~8月8日(日):オリックス劇場(大阪府大阪市西区新町1-14-15)※休演日あり監修:古沢良太脚本:斎藤栄作演出:河原雅彦出演:宮田俊哉、美弥るりか、加藤諒、山本千尋、仙名彩世、庄司ゆらの、前田悟、伽藍琳、小島亜莉沙、大澤えりな、吉田繭、當真一嘉、安福毅、横沢健司、穴沢裕介、真鍋恭輔、辺田友文、岡野一平、黒沼亮、工藤翔馬、福本伸一、平田敦子、三上市朗、大谷亮介ミュージシャン:Bass 立川智也、Keyboard 矢吹卓、Guitar 武藤良明、Drums 沼 直也、Percussion 伊達弦、Sax&Flute 武田和大、Trumpet 二井田ひとみ/河原真彩■チケット発売日:6月12日(土)10:00~<東京公演>チケット料金:S席 12,000円、A席 9,000円(全席指定/未就学児入場不可)プレイガイド:・チケットぴあ:公式サイト、Pコード:506-532、チケットぴあ店頭(~2021年6月30日(水))、セブンイレブン店頭・イープラス:公式サイト、ファミリーマート店内(Famiポート)・ローソンチケット:公式サイト、Lコード:34042、ローソン店頭・ミニストップ店頭(店内Loppi)・フジテレビダイレクト:公式サイト・としまチケットセンター:公式サイト(24時間受付/発売初日は10:00~)、TEL 0570-000-589(発売日のみ)、TEL 0570-056-777(発売日翌日以降)(電話は10:00~17:00、窓口は10:00~19:00。6月30日(水)は休業。臨時休業あり)※発売初日の窓口での販売はない。問い合わせ先:サンライズプロモーション東京TEL:0570-00-3337(平日12:00~15:00)<大阪公演>チケット料金:S席 12,000円、A席 9,000円、B席 6,000円(全席指定/未就学児入場不可)プレイガイド:・チケットぴあ:TEL 0570-02-9999 Pコード:506‐802、公式サイト、チケットぴあ店頭(~2021年6月30日(水))、セブンイレブン店頭・ローソンチケット:公式サイト、Lコード:55160、ローソン店頭・ミニストップ店頭(店内Loppi)・CNプレイガイド:TEL 0570-08-9999、公式サイト、ファミリーマート店内(Famiポート)・イープラス:公式サイト、ファミリーマート店内(Famiポート)・フジテレビダイレクト:公式サイト問い合わせ先:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(11:00~16:00 日祝除く)
2021年06月13日Kis-My-Ft2の宮田俊哉主演で音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』が7月に東京、8月に大阪にて上演される。原作は、脚本家・古沢良太の軽妙でユーモラスな筆致で描かれた同名アニメ。「日本一の天才詐欺師」を自称するも、その実、真面目でお人好しな主人公・枝村真人(通称エダマメ)を中心にした、詐欺師たちによる騙し騙されのスリリングな“コンゲーム”は、アニメーションのアカデミー賞と呼ばれるアワード「アニー賞」でBest Direction-TV/Media部門にノミネートされるなど、大きな注目と高い評価を集めた。今回、舞台版ではアニメ1~5話で描かれる「CASE1:ロサンゼルス・コネクション」をベースに構成されるという。果たしてどのような作品になるのか、演出の河原雅彦に話を聞いた。舞台ならではの外連味のあるキャスティングで──原作アニメは舞台化が決定してからご覧になったそうですね。そうですね。もちろん楽しく拝見しましたけど、どう演劇にすると面白くなるかなという目で観てしまいましたね。──どう演劇にすると面白くなると思われましたか?まず、これは原作ものに共通する難しさのひとつですが、ファンの方は既にストーリーを知ってるんですよね。しかもこの作品は、騙し騙されのどんでん返しが肝なのに、それも知られてしまっている(笑)。──確かに。それは困りますね。ただ僕は、’19年に『オリエント急行殺人事件』というアガサ・クリスティーの小説の舞台化を演出させてもらったのですが、これもオチは有名ですよね。それを演劇なりの手法を駆使して、「話を分かっていても楽しめる舞台にする」、ということを経験しているので。だから今回もあれこれ策を講じているっていう感じです。──その策というのは、例えば音楽劇にすることなどですか?そうですね。音楽劇……実は歌うのは2曲くらいなんですけど(笑)、でもジャズを基調としたオリジナルの曲も劇伴としてつくっていただいて、生バンドの素敵な演奏がずっと鳴っているような舞台になります。あとは、美弥るりかさんにローラン・ティエリー(フランス人男性の信用詐欺師)を演じてもらったり、キャスティングにおいても舞台ならではの外連味を意識したり。あ、美弥さんについてはなんのオチもないですからね?実は女性でした! とか一切なくてガチの男性役です。──美弥さんは元宝塚歌劇団の男役スターでいらっしゃいますからイメージはしやすいですが、なにか秘密があるのかなと少し思っていました。下手に男性俳優がやってもアニメのローランには敵わないと思ったんですよ。色気×きな臭さ×アニメでしょう?そしたら美弥さんに演じてもらった方がずっとハマるような気がして。演劇ならこういうプリテンドもアリですから。仕掛けのひとつですね。演劇はアナログのインチキ──加藤諒さんが演じるオリジナルキャラクター・北大路も気になります。アニメの場合はモニターを見つめる視聴者が俯瞰の形でストーリーを追いますが、それをこの舞台に置き換えた場合、作品の中に“ストーリーを追っていく目線”が入る必要があるなと思って。それでつくった役です。まあ、他にもいろいろ舞台ならではの作戦は立てていますが、この手の娯楽作を一流のエンタメに仕上げるのは本当に骨が折れますよね。オファーを引き受けた時点で覚悟はしてましたけど。──詐欺の話でオチが知られている、という状態から面白く見せるってどういうことになるんだろうなと思います。でも意外とみんな忘れちゃうんですよ、単純に目の前で起きていることが面白ければ。結末を知っていても、そこへの行き着き方や見せ方が痛快で楽しければ、ワクワクしながら舞台に魅入っちゃう。だからそういうものの連続をつくらないといけないなと思っています。苦労するとは思うんですけど、“コーンゲームもの”と“舞台”って相性がいいんじゃないかな。だって演劇だってインチキですから。アナログのインチキ(笑)。むしろそこを活かさないと面白くはならないと思います。僕がもしこの原作を知っているうえで観に来た時に、どうだったら楽しめるか、どうだったらいい裏切りをされたなと感じられるかってことを常に意識してつくっていきたいです。これは毎回そうですが、今回は特にそうですね。どうしたらワクワクできるかなって。宮田さんは何を考えているかわからない──主演の宮田俊哉さんとは初タッグですが、どういうところを期待されていますか?音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』メインビジュアルまだ一度しかお会いしていないのと、先ほどリモートで対談しただけなのですが、物怖じしないしニコニコした方だなという印象です。ただ、ずっとニコニコしているから逆に何を考えているかわからないところもあって。今回歌唱シーンがあって、その歌は宮田くんが普段歌っているポップスとは全然違う、本格的なミュージカル調の歌だよという話をしたときに、それでもニコニコしていたんです。あれで歌えなかったらとんだ詐欺野郎ですよ(笑)。そんなこともあって、僕は今、彼に興味津々です。一体どんな人なんだろうって。──どんな舞台になるか楽しみですね。そうですね。まだ全然わからないですけど、早く本読みをしてみんなの声が聞きたいし、みんながどういうイメージを作品に持ち込むのか、稽古の中で見てみたい。芝居作りは最終的にカンパニー力ですから。今回いろんなジャンルの方々に集まっていただきましたけど、まずは僕が頑張って、いいチームになったらいいなと思います。取材・文:中川實穗音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』監修:古沢良太劇作・脚本:斎藤栄作演出:河原雅彦出演:宮田俊哉 / 美弥るりか / 加藤諒 / 山本千尋 / 仙名彩世 / 福本伸一 / 平田敦子 / 三上市朗 / 大谷亮介 / 他【東京公演】2021年7月4日(日)~2021年7月25日(日)会場:東京建物 Brillia HALL【大阪公演】2021年8月4日(水)~2021年8月8日(日)会場:オリックス劇場★チケットは6月12日(土)10:00より、専用URLにて一般発売開始!
2021年06月11日dTVが11日、先月結婚を発表した女優の新垣結衣と歌手で俳優の星野源の共演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(※レンタル作品)の5月の視聴数が、結婚発表の前月と比較して約15倍に増加したと発表した。きょう6月11日は新垣の記念すべき33回目のバースデー。dTVでは『ワルボロ』(07)、『恋空』(07)、『フレフレ少女』(08)、『くちびるに歌を』(15)、『ミックス。』(17)のほか、新垣の出演作を多数配信している。■映画『ワルボロ』(2007年公開)ゲッツ板谷氏の自伝小説を、松田翔太と新垣の共演で映画化。80年代の東京・立川市を舞台に、不良に目覚めた中学生の青春と恋を描く。■映画『恋空』(2007年公開)原作は、1,200万アクセスを超え、書籍も140万部のベストセラーとなった美嘉氏のケータイ小説『恋空 〜切ナイ恋物語〜』。女子高生の初恋、妊娠、家族愛、友情など様々な要素を盛り込んだ青春ラブストーリーで、主演を務めた新垣のほか、三浦春馬さん、小出恵介らが出演している。■映画『フレフレ少女』(2008年公開)恋した野球部エースのために、廃部寸前の応援団に入部して奮闘する女子高生の姿を描いた青春コメディ。新垣が主演を務め、『ラブドガン』『となり町戦争』の渡辺謙作監督がメガホンをとった。■映画『くちびるに歌を』(2015年公開)アンジェラ・アキの名曲「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」をモチーフに生まれた中田永一氏の小説を、新垣主演で映画化。『僕等がいた』『ホットロード』など、話題の青春映画を立て続けに手がけている三木孝浩監督がメガホンをとった。■映画『ミックス。』(2017年公開)※レンタル作品新垣と永山瑛太がW主演を務めるロマンティックコメディー。脚本を『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズ、『探偵はBARにいる』シリーズの古沢良太氏、監督を『エイプリルフールズ』の石川淳一氏が務めた。
2021年06月11日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の宮田俊哉が、音楽劇『GREAT PRETENDER グレートプリテンダー』の主演を務めることが24日、明らかになった。同作は古沢良太による脚本・シリーズ構成で2020年に放送されたアニメ『GREAT PRETENDER』の舞台化作。2021年にアニメーションのアカデミー賞と呼ばれる、国際アニメーション映画協会の主催アワード「アニー賞」でBest Direction-TV/Media部門にノミネートされ、大きな話題を呼んだ。疾走感ある展開と世界中を飛び回るスケールの大きさ、そして細やかでバラエティ豊かなキャラクター造形が幅広い層から熱い支持を受けている。初の舞台化となる今回の物語は、CASE1:ロサンゼルス・コネクションをベースに構成。そして、生バンドによる演奏でさらに疾走感あふれる、痛快クライム・エンターテインメントとなる。主演を務める宮田はアニメを心から愛していることでもおなじみ。2013年の舞台『キフシャム国の冒険』で舞台単独初主演を務め、久しぶりの舞台単独主演となる同作で、主人公の枝村真人(通称:エダマメ)を演じる。 “日本一の天才詐欺師”を自称するが、実は真面目でお人好しのエダマメを音楽劇として体現する。演出はストレートプレイやミュージカル、音楽劇とジャンルを問わず活躍する演劇界の奇才・河原雅彦が手掛け、古沢が監修、斎藤栄作が脚本を務める。公演は2021年7月に東京・東京建物 Brillia HALL、8月に大阪・オリックス劇場を予定している。○宮田俊哉 コメント今回のお話をいただいて、とても嬉しく思っています。舞台の主演を一人で務めるのはすごく久しぶりで、一人で背負うのでドキドキしていますが、舞台は観に行くのも自分が演じるのも好きなので、本当に楽しみです。原作の『GREAT PRETENDER』は、面白くてワクワクするところがとても好きで、僕が「面白いよ!」と勧めた友人達と皆で、ハマりました。出演のお話を伺ったとき、「僕、ローランじゃないの!?」とボケてしまいましたが(笑)、エダマメをやらせていただけるのは光栄です!エダマメは、ちゃんと芯があるな、と思います。心のある人物で、良心を感じます。物事を、“良いか悪いか”ではなく、“目の前の相手に対して、親切かどうか”というのが判断の基準になっているような、印象があります。僕も似たところがあるので、とても共感できます。あとはグループ内での立ち位置が似ていますね。僕もメンバーによくいじられるので(笑)。このコロナ禍で、ファンの皆さまと中々お会いできていないので、この舞台でお会いできるのが本当に楽しみです。原作ファンの方にも、楽しんでいただけるよう、精一杯頑張ります!○河原雅彦 コメント騙し騙されの応酬が飛び交うこの作品は、いわゆる“コンゲームもの”で、どっちに話が転ぶか分からないスリリングな展開が魅力。そんな場合、一番の肝は登場人物たちのキャラクターに尽きるわけですよ。宮田くんとは初めてのお仕事になりますけど、『日本一を自称するも、てんてこ舞いに振り回されるダメダメな詐欺師』って主人公にピッタリのような気がして。あ、これ別にディスリじゃないですよ? 主人公のエダマメは、キめるところはビシっとキめるし。僕がアニメ原作を舞台する際、常に心掛けていることは、演劇の強みを最大限に活かすこと。ストーリーをなぞるだけじゃ意味ないですからね。今回の舞台化にあたっても、舞台オリジナルの重要な役どころを足させてもらったり、ミュージカル要素までちょっぴり足させてもらいました。欲張りすぎですかね??ま、ちょっとやってみます。(C)WIT STUDIO/Great Pretenders
2021年03月24日1月19日、松本潤(37)が23年のNHK大河ドラマ「どうする家康」で主演を務めることが発表された。脚本を手がけるのは、ドラマ『リーガルハイ』(フジテレビ系)や『コンフィデンスマンJP』シリーズなどで知られる古沢良太氏(47)。徳川家康を“現代に通ずるリーダー像”にアップデートし、幅広い世代が楽しめるエンターテイメントとして描くという。NHK公式サイトに掲載されたコメントによると、松本は「初めにこの話を聞いたのは昨年の11月」と告白。そして「嵐として2020年いっぱいまでは走り切りたいと思ってた僕は、これだけの大きな事を決めることはできないと思い、結論を待っていただきました」と、葛藤ぶりを明かした。しかし「年が明けてから今一度考えました」とし、「嵐という船を一度降りて、新たな冒険の先を見つけようとしている僕にとってこんなに大きな挑戦はありません」と決意を語っている。初出演となる大河ドラマで主演を務める松本。昨年末をもって活動休止した嵐だが、これまで大河ドラマに出演したメンバーはいない。嵐は複数の番組や大規模なコンサートを抱えていたため、映画やドラマのスケジューリングが容易でなかったという。「その多忙さは、現場でもはっきり見て取れるほど。18年1月から放送された松本さん主演の『99.9-刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)は夏から秋にかけて撮影。嵐のドームツアーを挟んで、年明けから撮影を再開するというハードさでした。松本さんはブランクを埋めるため、正月早々から共演者に『台本読みの練習をしませんか?』と呼びかけたといいます」(テレビ局関係者)放送中の『麒麟がくる』(NHK)で主役の長谷川博己(43)が撮影開始したのは、19年6月3日。しかし新型コロナウィルスの影響で約3カ月の制作休止を余儀なくされ、クランクアップしたのは昨年12月27日だった。制作休止期間を除いても、実に1年以上の拘束となった。日刊スポーツによると、『どうする家康』の撮影は来夏から始まるという。過密スケジュールになることが予想されるが、松本にとって役者に注力する“新境地”となるようだ。「嵐の活動が続いていたら、挑戦することは難しかったでしょう。かつて松本さんは嵐や役者などの両立に、『どの分野もまだ発展途上』と自己評価していました。それゆえ“ひとつのことに集中できる”という環境は、演技力の向上にもつながるのではないでしょうか。これまでも『仕事は全て共同作業で成り立っている』と語っていたように、松本さんは共演者やスタッフとのコミュニケーションを大切にする人。それに加えて、細部にこだわりながらも全体を見る“演出家”としての視点も持っています。松本さんを座長として、強力なチームの誕生が期待できます」(芸能関係者)NHKの公式サイトでも、「周囲を動かす情熱があり、彼のためなら何とかしたいと、みんなを引きつける魅力があります」と松本を絶賛。新天地での出会いは、松本にとって大きな財産となるだろう。
2021年01月20日「古沢さんの考える家康像はとても斬新です。今までとは違う新たな家康を一緒に作っていけたらと思っています」NHKの公式サイトで、こうコメントしたの松本潤(37)。松本は1月19日、23年の大河ドラマ『どうする家康』(同局)で主演を務めることが発表された。松本が戦国武将の徳川家康を演じる同作。脚本は、人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマンJP』や『リーガル・ハイ』(ともにフジテレビ系)を手掛けてきた古沢良太氏(47)が担当する。これまで20作以上の映画やドラマで脚本を務めてきた古沢氏だが、意外にも時代劇を手掛けるのは大河が初めて。「もともと漫画家志望だった古沢さんは18歳のとき、アクション時代劇もので手塚賞に純入選しています。黒沢明監督(享年88)の時代劇に影響を受けていて、黒沢映画の脚本を相当な数、読み込んできたといいます。ですから時代劇初挑戦とはいえ、盤石の人選といえるでしょう」(制作関係者)そんな『どうする家康』には、映画界からも期待がかかっているという。「松本さんや古沢さんのファンには、若い世代が多い。そして双方のファンから、《時代劇とか大河とか見たことないけど絶対見る》《大河見たことないけど古沢さんなら見てみようかな》といった声がネットに上がっています。映画界はいま、時代劇ファンの新陳代謝をはかりたいと考えています。もともとのファンが高齢となり、名画座で上映しても以前ほど客足がかんばしくないんです。そのため『どうする家康』が新たなファン層を獲得する“起爆剤”になるのではと期待が高まっています」(映画関係者)2年後に空前の“時代劇ブーム”がやってくるかも!?
2021年01月20日