公開初日を迎えた映画『エイプリルフールズ』の舞台あいさつが4月1日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳一監督が出席した。本作は、フジテレビ系のドラマ『リーガル・ハイ』の演出を担当した石川淳一と脚本の古沢良太のコンビが描く愛と感動の爆笑エンターテインメント。1年に1度だけ嘘をついてよい日"エイプリールフール"に、小さな嘘をきっかけにして街中で巻き起こる珍騒動を描く。初日を迎えたこの日は、主演の戸田恵梨香をはじめとするキャスト陣と石川淳一監督が登壇して舞台あいさつ。「興行収入の目標は401億円ぐらいで!」と意気込んだ戸田は「無事今日初日を迎えまして、2度3度4度と映画館に来ていただければと思います。本当に皆さんを幸せにする作品だと思いますので、お子さんからお父さん、お母さんに見て欲しいです」とアピール。劇中で"ルパジャン"というシーンを見せた松坂は「"ルパジャン"とは、ルパン三世が峰不二子ちゃんに飛び込むこと。イメージトレーニングが大変でベッドのスプリングの具合を確認してました」と振り返れば、戸田は「一番キラキラしてましたよ」と横槍を入れて会場を沸かせた。舞台あいさつが行われたこの日は、4月1日のエイプリールフール。キャストが次々と嘘をついていく中、菜々緒が「撮影中に全員に告白させていただきまして、男性と女性1人ずつOKをもらいました。恵梨香ちゃんと小澤さんと付きあわせってもらっています。両刀?私は両刀いけるんですよ!小澤さんには最近OKをもらいました。昨日なんですけど…」と暗に滝川クリステルとの破局を匂わすと、それに応じた小澤は「待たせてごめんね」と苦笑いを浮かべていた。
2015年04月02日映画『エイプリルフールズ』が4月1日(水)のエイプリルフールに初日を迎え、戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、寺島進、富司純子、里見浩太朗、石川淳監督が舞台挨拶に登壇した。ドラマ「リーガルハイ」、「デート~恋とはどんなものかしら~」などで知られる人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本による本作。7つの嘘を軸に27人もの人生が複雑怪奇に絡み合っていく。エイプリルフールに公開ということで、戸田さんを筆頭にキャスト陣は「私事ですが…」と前置きし次々と嘘を暴露。戸田さんは「実は私は三つ子です」と告白し、これまでの舞台挨拶、さらには本作撮影時の戸田さんも別人であったと明かす。これにユースケさんが「確かに撮影のときの戸田さんの背中には毘沙門天があった」と“補強”し笑いを誘う。松坂さんは「このたび歌手デビューが決まりました」と明かし、実は本作のエンディング曲も歌っていると暴露。ここで止まればよかったが、すかさずユースケさんが「タイトルは『この子、誰の子?』です。演歌調で!」と付け足し、司会者も「一節、歌ってもらえますか?」とムチャぶり!松坂さんは苦笑を浮かべつつ「この子、誰の子~?」とその場で熱唱し男気を見せた。そして、当のユースケさんはいきなり「元『ワン・ダイレクション』のゼインこと、ユースケ・サンタマリアです。みんなからは“マッサン”と呼ばれています」と挨拶。さらに本作に関しては既にヒット確実なので、公開待機作の宣伝をさせてもらうと宣言し「4月に僕が初めて監督・主演した『寄生獣』が公開となります」と語り、実は『寄生獣』のミギーはCGではなく、ユースケさん自身の渾身の熱演によるものだと説明。さらに『進撃の巨人』もユースケさんの手による作品であり、『アベンジャーズ』の続編ではハルクを演じていると、まさに“立て板に水”とはこのことかというほどスラスラと放言を連発し、もはや周囲からのツッコミもなし!そしてこの日、最もきわどい嘘で会場をわかせたのは菜々緒さん。撮影中に共演陣全員に愛の告白をして「男女一人ずつからOKをもらいました。それは恵梨香と小澤さんです!」と明かす。最初は小澤さんも「シェアハウスでみんなで住んでます」とノリノリだったが、菜々緒さんはさらに「小澤さんには最近、OKをいただきました。『待っててくれ』と言われて…」と小澤さんについ最近、破局報道があったことを踏まえて踏み込んだ発言!小澤さんは笑顔で「ごめんね、待たせて」と返したが、さすがのユースケさんもこれには「何て言っていいのか分かんない」と苦笑。会場は爆笑に包まれていた。『エイプリルフールズ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2015年04月01日“嘘”と“美女”は切っても切れないセットのようなものだが、嘘をテーマに観る者の予想や期待をバッサバッサと裏切っていく映画、その名も『エイプリルフールズ』がこれほど似合う美女もなかなかいないかもしれない。「菜々緒って実際のところどうなの?」「やっぱり性格悪いの?」以前、別の作品で一度、彼女を取材した後で、周囲から幾度となくそう聞かれた。本人にそれを伝えると「よくあります(笑)。『ぶっちゃけ、菜々緒ってどうなの?』って。直接、取材される記者の方から『お会いすると(イメージと)違いますね』と言われることもありますよ(笑)」とのこと。それはいくらなんでも失礼だが、実際のところ、話をするとごくごく真面目かつ知的で、こんなにも嘘が似合いそうな美女なのに(重ね重ね失礼!)、嘘どころか“ぶっちゃけ本音トーク感”満載である…。いやいや、もしかしたらそんな“サバサバした美女”イメージさえも、彼女が作り出した嘘なのか!?「リーガルハイ」「鈴木先生」、最近では月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」などの売れっ子脚本家・古沢良太が、映画としては『キサラギ』以来7年ぶりとなるオリジナル脚本を執筆。総勢27名もの登場人物たちが様々な嘘に惑わされ、翻弄され、導かれて人生を交錯させていくさまがコミカルに描き出される。観る側だけでなく演じる俳優の中にも「古沢さんの脚本作品に出たい!」と語る信奉者は多いが、菜々緒さんも送られてきた脚本を読んですぐにその世界観に魅了された。「脚本の段階でこれは絶対に面白い映画になるという自信があったし、私自身も『これは観たい!』と思いました。追いつくのが大変なくらいドタバタ劇で2時間があっという間!27人も登場人物がいるのに、キャラクターが立っていてひとりひとりが主役になれる色を持っているんです」。菜々緒さんが演じるのは、魔性の国際線キャビンアテンダント・麗子。「色っぽく!エロく!セクシーに!」――そんな石川淳一監督の指示のままに、本作の重要な“美女枠”を担った。「見るからに女としての武器を使って生きている女性です。監督からは『もっと!』『もっと!』と言われ続けて、私の中の色気の絶対量が足りないんじゃないか?って不安になるくらいでした(笑)」。もちろん、単なるイメージ通りの美女で終わらないところが古沢脚本の面白さで、“いかにも”な美女・麗子の嘘、そして本音も見どころ!そして劇中で、菜々緒さんはこの作品をまさに一発で表現するような、決めゼリフとポーズを披露している。予告編でもすでに見られるが、それは「うっそぴょーん!」と言いながらの大胆なポーズ。どのような状況でこれが繰り出され、どのような意味を持つのかは映画を観てのお楽しみ。現実のドラマの中で、このセリフとポーズが果たして成立するのか?そんな疑問さえ持ってしまうシーンだが、石川監督は「絶対に成立する」と確信を持って菜々緒さんに委ねた。「ドタバタ劇が、これをきっかけにさらに輪を掛けて深みにハマっていく、さらなるドタバタの引き金ですからね(笑)。とりあえず、ポーズに関しては『そこまでしなくていいよ…』と言われるところまでやってみよう!と思い切ってやったんですが、監督からはそれをさらに上回る要求があって『もっとか!?』って戸惑いました(苦笑)。静まり返った中であれをやるのはプレッシャーや緊張もありましたが、とりあえず思い切ってやらせてもらいました」。この1年ほどで映画、ドラマに次々と出演し、女優としてのキャリアを積み重ねているが、そんな彼女の原動力、励みになっているのが周囲の評価や感想。これは単に“好意的な声”や“応援”だけを指しているのではない。「自分に届くコメントがすごく大きな支えになっているのは事実です。当たり前ですが『あの作品よかったね』『うまくなったよ』と言われたら率直に嬉しいですし、また褒めてもらいたい、もっと見てもらえるように頑張ろうという気持ちになります。一方でいいことだけでなく、悪い評価もあるし、それはあって当然。そういう意見も自分にとっては糧であり、大事にしたいものなんです」。実際、モデルという世界へのイメージ、そしてモデル出身の女優の演技力に対する世間の声は、厳しいものが多い。さらに、高飛車で腹黒い美人OLや、今回のような美人の国際線CAなど、これまで演じる機会の多かった「ハマリ役と言われてる…(笑)」という“悪女”的な立ち位置の役柄も、彼女を覆うある種の典型的なイメージを増幅させていると言えるが…。「確かにモデル出身ということで『演技は絶対に下手』というレッテルを貼って考える人は確実にいますし、普通にお芝居をしている方よりも厳しい目にさらされるという部分はあるかもしれません。ただ、そこは私にとっては逆に良かったと思ってます。そこでのプレッシャーやイメージでハードルを高くしてもらえたことで、伸びしろを大きくしてもらえて、それをバネにしてやれた部分が大きかったと思ってます。そもそもモデルという立場にいる時点で『どうせ…』と何かしらのイメージを植え付けられて見られている部分はどうしてもありますよね(苦笑)。ただ元々、細かいことを気にしない性格もあるし、よく言えば根性が据わってるといいますか(笑)、そういう部分はわりと強いんです!役柄のイメージで見られるのも、ある意味がお芝居をリアルだと認めてもらえているとも捉えられるし、そういう部分を楽しんでもいますね」。「簡単にこなせることに興味はなくて、できないこと、苦手なことに取り組んでいる時の方が遥かに楽しい」と語る彼女にとって、女優という仕事はまさしく一生をかけて追及すべき楽しみである。「これまでに100%満足したことは一度もないです。もがいて、苦しんで頑張ってるのが楽しいんです。死ぬまで答えが見つからないからこそ、一生やっても飽きない、『もっとやりたい』と思える仕事なんです」。満足感を得るどころか、失敗し、悔しい思いを味わうこともたびたびある。それでも、彼女は失敗から目をそらさずに受け止め、前に進む。「常に悔しい思いはしてますし、『もっとこうしとけばよかった!』と思うことも絶え間なくあります。でもそこから逃げないで、また取り組む姿勢が大事だと思ってます。仕事でミスしたり、自分に納得できなければ、必ず仕事で挽回する――それが自分の中のルールです」。嘘のない、力強い口調でそう語る姿はやはり美しい。(photo / text:Naoki Kurozu)■関連作品:エイプリルフールズ 2015年4月1日より全国東宝系にて公開(C) 2015フジテレビジョン
2015年03月31日映画『エイプリルフールズ』の公開を前に3月26日(木)に、主演の戸田恵梨香と共演の松坂桃李が揃って舞台挨拶に出席し、互いの恋愛観にまで踏み込んだトークを繰り広げた。月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」や映画『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの人気脚本家・古沢良太をはじめ、フジテレビのドラマ「リーガルハイ」制作陣が手がける本作。7つの嘘を軸に27人もの登場人物たちのドタバタ劇が展開する。松坂さんはセックス依存症の医師を、戸田さんは彼との一度きりの関係で妊娠したと主張する対人恐怖症の妊婦を演じている。共にメインキャストとして約1か月にわたって、プロモーション活動に従事し、一緒の時間を過ごしてきたが、戸田さんは「松坂桃李は嘘をつくのが上手だと分かった」と語る。爽やかな青年役のイメージが強い松坂さんだが、今回のセックス依存症の天才医師役は戸田さん曰く「多分、松坂さんは素でやってた」と分析し、松坂さんは「僕のことはいいから(苦笑)!」と大慌て。会場は笑いに包まれる。ちなみに、松坂さんは劇中で全裸姿を披露し、激しいベッドシーンも見せているが、戸田さんは松坂さんの裸体について「ビューティフル!まさかそこまで出しちゃうんだ(笑)」と絶賛。松坂さんは「前貼りがバレないか気になってしょうがなかった(笑)」とふり返るが、戸田さんは「絡んでる時、すごく嬉しそうで生き生きとしてた」と語り、松坂さんは「いやいや、そうやってくれと言われたので!」となぜか再び釈明に追われていた。この日は、事前に観客から集められた質問に2人が答えたが「2人が付き合うとしたら上手くいくと思うか?」という鋭い質問も!戸田さんは松坂さんをオタク気質でインドア派と断じ「デートに誘っても『デートって何?』『おウチでよくない?ウチでゆっくり漫画読みたい』とか言いそう」と指摘。松坂さんは「デートくらいは分かります」と反論しつつも、インドア派であることは概ね認め「(家で漫画を読んで過ごすのは)悪くないですね」とうなずく。共に喋らずに無言でいることは苦痛ではないそうで「漫喫(=漫画喫茶)、付き合うよ!」(戸田さん)、「いいとこ教えます」(松坂さん)と意外なところで意気投合していた。また、互いに質問を促されると松坂さんは戸田さんに「お付き合いしている相手がいるとして、ものすごくクサいオナラとうるさいイビキ、どっちが我慢できるか?」と質問。戸田さんは「オナラ。オナラは愛嬌ですから。めっちゃクサいのが楽しかったりする。(オナラを)我慢しない男のヒト、全然好きです!」と意外な一面を見せる。一方、戸田さんは「巨乳と貧乳、どっちが好き?」と問い、松坂さんは少し考えて「貧乳」と回答。これをきっかけに戸田さんは「何してる時が一番楽しい?」「友達はいる?どういう話で盛り上がるの?」など興味津々で質問攻めにしていた。ちなみにこのトークの様子を、2人には黙って心理学者が客席から観察しており、2人が正直者か?それとも嘘つきなのかを診断するというサプライズ企画も実施!心理学の先生によると、戸田さんは「質問に対して黒目が上を向くのは率直で正直」「答えが早いのも、深く考えずにしゃべっている」「鼻をこするのは飾らない性格」と概ね、正直者であると分析する。一方、松坂さんに関しては「頭をかくのは『どうしようか?』と考えており、本心を見破られたくないから」「戸田さんの(松坂さんへの)言葉に対して、防衛行動が見られる。何を言われるか?大丈夫か?と警戒してる」、さらに「矛盾行動も見られる。『困ったな』という表情を見せつつも、口角が上がっていてまんざらでもない」と行動に見られる様々な嘘つきの傾向を喝破!思わぬところでの“嘘つき”認定に松坂さんもタジタジで苦笑を浮かべていた。『エイプリルフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月26日映画『エイプリールフールズ』完成披露が3月3日(火)に開催され、戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子と石川淳一監督が舞台挨拶に登壇した。現在、放送中の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」などを手がける人気脚本家・古沢良太のオリジナル脚本を、古沢さんと組んでドラマ「リーガル・ハイ」を生み出した石川監督が映画化。7つの“嘘”を巡り、27名もの登場人物たちが入り乱れる。この日は主要俳優陣のうち13名が登壇したが、その豪華さに会場は沸き立つ。物語の中心を担う“妊婦”を演じた戸田さんは「あっと驚く展開が待ってます!」とこれから映画を観る観客の期待を煽る。松坂さんは自ら「ゲスの極み」と言うほどのサイテー男を演じているが「監督がいい環境を作ってくださって、スムーズにやれました」とゲスの極みっぷりに自信をのぞかせる…?この日は、会場の隣の東京ドームで人気ハードロックバンド「KISS」の来日公演が行われており、「ももいろクローバーZ」とのコラボレーションも話題となっていたが、寺島さんは開口一番「今日は『KISS』のコンサートに来てくれてありがとう。ヨロシク!」と挨拶し、会場は爆笑に包まれる。その元妻を演じた山口さんは、寺島さんとの共演について「撮影は1日だけだったんですが、本当に夫婦と思えるくらいで幸せな現場でした」と満面の笑み。娘役の美波ちゃんも寺島さんについて「(最初は)緊張しましたが、話しかけてくださり、大好きになりました!ダンディだけど気を遣ってくださってステキでした」と語り、これには寺島さんは大テレで何度もハンカチで汗をぬぐい、会場は笑いに包まれた。そして、この錚々たる面々の中で、この日一番の女性ファンの歓声を集めていたのが窪田さん。矢野さんとのコンビで物語は展開し、2人は思わぬ“世界”へと足を踏み入れることになるが…。矢野さんは「窪田くんとは“いろんな”コトをしました」とニヤリと笑い「僕は表情を、窪田くんはカラダを見てください!」と語ると客席からは悲鳴のような歓声が上がる。窪田さんは撮影をふり返り「文字通り、体当たりで矢野くんにぶつかってハジケました!ここの2人は一線を越えてます(笑)」と意味ありげに語り、会場は再び笑いと歓声に包まれた。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月04日俳優の寺島進が3日、東京・後楽のTOKYO DOME CITY HALLで行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、上映前に舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。この日、隣の東京ドームではアメリカのロックバンド・KISSがライブを行っていたことから、寺島は「ようこそ! 今日は永遠の不滅のロックバンド・KISSのコンサートに来てくれてどうもありがとうございます」となりきってあいさつすると、会場からは笑いと共に拍手が起こり、「これから盛り上がります。2時間、ヨロシク!」と結んで会場を盛り上げた。寺島が普段のイメージとは違うことから、ユースケ・サンタマリアは「すみません。寺島さん一杯引っ掛けているみたいなんで。申し訳ございません」とイジり、タジタジの寺島。誘拐犯・宇田川勇司(寺島)に娘を誘拐される母・江藤絵里子を演じた山口紗弥加が、「撮影期間は1日だけだったのに、本当に寺(島)さんと夫婦だったんじゃないかって思うくらい」「すごく幸せな現場でした」と撮影を振り返ると、寺島は照れながら額の汗をハンカチで拭った。一方、その娘役を演じた浜辺美波は、寺島との共演について「すごく緊張したんですけど、すごくしゃべりかけてくださって」とエピソードを明かし、「寺島さんが大好きになりました」と告白。客席から「ヒュー!」と祝福の声が上がると、寺島は大量の汗を必死に拭き、ユースケは「寺島さんの汗が止まらないんですよ」「ピカピカになっちゃって」と再びイジって会場の笑いを誘った。
2015年03月04日俳優の高嶋政伸らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。過去にトラウマを抱えた刑事を演じた高嶋。2012年に女優の美元との離婚が話題になったこともあり、「監督からは『とにかく、よどんだ感じてやってほしい』というお言葉をいただきましたので、今まで生きてきた中で僕のよどんだ人生のすべてを今回の映画にぶつけてみました。その"よどみっぷり"を楽しんでいただければ」という自虐コメントで、会場は爆笑に包まれた。また、司会者から「変な役はお手の物ですね」とイジられると「いやいや!」と否定しつつ、「朝起きてシャワーを浴びて、ボサボサの髪のままヒゲも剃らずに行ったら、監督が『それでいこう!』」と役作りの秘話を明かし、「ノーメイクでやることになったので、めちゃくちゃ楽でした」と撮影を振り返った。
2015年03月03日映画『エイプリールフールズ』の完成披露試写会が3月3日(火)に開催。戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリアらが映画の内容にちなんだ、虚実入り混じったトークを展開した。いま、邦画および日本のドラマ界で最も高い支持を集める脚本家・古沢良太が『キサラギ』以来となるオリジナルの映画脚本を執筆し、古沢さんと共にドラマ「リーガル・ハイ」を生んだ石川淳一が初監督に挑んだ本作。エイプリールフールの1日に、様々な嘘に翻弄されていく人々の姿を笑いと涙を交えて描く。松坂さんは本作で、チャラくてセックス依存症の医師を演じ、これまでのイメージを大きく覆している。「僕史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医です!ゲスの極みです」とアピールする松坂さん。セックスシーンでは、こちらも人生初の前貼り(=ベッドシーンなどで局部を隠すためのテープ)にも挑戦したそうだが、「なかなか手強かったです!角度で(貼っていることが)バレるので、ポジションを探し、ベストな前貼りを見つけました」ときわどいトークで会場を沸かせる。石川監督は前貼りに加え、松坂さんに「毛剃りもお願いしました」と明かしたが、ここでなぜか割って入ってきたのがユースケさん。「ヘアを剃ったのは僕です、得意なので」と堂々と名乗りを上げるが、これは嘘。ここから、ユースケさんの怒濤の“嘘トーク”が展開する!まず、本作について「最初は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、突然、堺雅人くんが降板しまして、これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリールフールズ』になりました」とここにいない、本作とは全く無関係の堺さんの名まで出して大嘘をつく。さらにユースケさんは、この発言に続いて、いかにもこれまでは嘘だったけど、今度の発言は真実であるかのように「今回、初めて製作にも関わりまして…。脚本も書いてます、古沢さんと半々で。ノーギャラです」と語り、会場は笑いに包まれた。戸田さんは、ユースケさんの発言に我慢できずに壇上で何度も笑い声を上げつつ、本作について“嘘”を描いてはいるが「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールする。ユースケさんは最後まで懲りることなく「この作品はノンフィクションです。実話を基にしました」とのたまうが、もはや共演者はおろか、司会者からさえもツッコミすら入らない状態で、最後まで笑いに満ちた舞台挨拶となった。『エイプリールフールズ』は4月1日(水)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年03月03日女優の菜々緒らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。菜々緒は、"魔性のキャビンアテンダント"の役柄を連想させる紫のドレスで登壇し、「本当に楽しい現場で笑いが絶えなかった」と撮影現場を振り返った。「SEX依存症の天才外科医」という松坂桃李の役どころと比較し、菜々緒は「結構ぶっ飛んだキャラクターでした」と自身が演じた役柄を説明した。さらに、「どんどん豹変していく。皆さんに負けず劣らずいいキャラクターなので、そんなところも見ていただければ」とアピールする菜々緒。司会者が「あの"変なポーズ"がずっと頭に残っている」「これからいろんなところであのポーズを求められるんじゃないでしょうか」と感想を語ると、「ネタバレになるのかなと思ってなかなか言いづらいんですけど」と言いつつ、「ご要望に応じて、いつでも何でもやらせていただきます」と約束した。
2015年03月03日映画『エイプリルフールズ』完成披露試写会が3月3日に開催。戸田恵梨香に松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、窪田正孝、木南晴夏、富司純子、石川淳一監督という豪華総勢15名が舞台挨拶に登壇した。完成披露の模様人気ドラマ『リーガル・ハイ』を生んだ名脚本家・古沢良太と石川監督のコンビによるオリジナル作品となる本作。27名もの俳優陣が7つの“嘘”を巡って運命を交差させていくさまをコミカルに描き出していく。“嘘”がテーマの映画とあって、舞台あいさつでひとり、嘘をまき散らしていたのがユースケ。本作について「本当は『リーガル・ハイ THE MOVIE』だったんですが、堺雅人くんが突然、降板しまして…。これじゃ撮れないということで、間を取って『エイプリルフールズ』になりました」と意味不明な論理展開で笑いを誘う。さらにその後、さもこちらは真実とばかりに「真面目な話、今回初めて製作に関わりまして。脚本にも参加してます、古沢さんと半々で。ノーギャラで」としれっと嘘をつき、共演陣さえも笑いの渦に包みこんだ。松坂は、チャラ男でセックス依存症の医師というこれまでにない役柄に挑んだが「ぼく史上初、ありえない、セックス依存症の天才外科医ということで…ゲスな男です。ゲスの極みと思ってやってました」と語る。そして、今回初めて“前貼り(※ベッドシーンで局部を隠すためにテープなどを貼って処理を施すこと)”にも挑戦しているが、加えて石川監督は「毛剃りもお願いしました」と明かす。松坂は「なかなか前貼りは手強かったです!角度によって(貼っていることが)バレるので、ポジションを…。ベストな前貼りを探しました」と苦労を口にした。ここでユースケが、また割って入り「(松坂の)ヘアを剃ったのは僕です。得意なので。新しい桃李像ができたと思います。後輩の成長が見られて嬉しい」と先輩ヅラで豪語し、会場は再び笑いに包まれた。ユースケ節は最後の最後まで止むことを知らず。石川監督の「みなさんが観終わって『もうちょっと観たかった』『お別れするのがさびしい』と思っていただければ成功だと思います」という言葉にかぶせるようにユースケは「この映画、ノンフィクションです。実話を基にしています!」と感動の押し売り。ここまで来るともはや、共演陣も司会者もツッコむ者さえもいない状況に…。最後に戸田は、豪華俳優陣が織りなすアンサンブルに触れ「人の個性がどれだけ愛おしく、美しいかを教えてくれる作品です」とアピールし、これから映画を鑑賞する客席からは期待を込めた温かい拍手がわき起こった。『エイプリルフールズ』4月1日(水)全国東宝系にてロードショー
2015年03月03日女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。対人恐怖症の妊婦・新田あゆみを演じた主演の戸田は、司会者から「顔の表情を見ているだけでも、とんでもない顔がたくさん出てきました」と話を振られると、「えっ! 本当ですか!?」と驚きながらも、「試行錯誤しながらやっていたのでどうなるかちょっと心配してはいたんですけど、そんなことよりも作品がとてつもなく素晴らしい作品になっていたので、安心しました」と作品の出来栄えをアピールした。その後、イベントの締めくくりにマイクを託されると、「もう、はじまるんだなと思うと…全く実感がなかったものですから驚いているんですけど」と感慨深げで、「これは嘘の話でもありますけど、本当に個性豊かなキャラクターたちが、人の個性がどれだけ愛おしく美しいのかというのを同時に教えてくれる作品」と説明。女性ファンからの「恵梨香ちゃーん!」という声援にもにこやかに手を振りながら応え、会場を後にした。
2015年03月03日俳優の松坂桃李、女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日"エイプリルフール"に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。SEX依存症の天才外科医・牧野亘を演じた松坂は、「僕史上初のあり得ない役」とその役柄を説明した上で、「本当に下衆です。下衆の極みだなぁと」の自虐コメントで会場は爆笑。「監督が気持ちのいい環境を作ってくれたおかげですごくスムーズにやらせていただきました」と撮影を振り返った。また、司会者から「初めてのことに挑戦したそうですが」と話を振られると、「前貼りしました」と明かし、「なかなか手ごわい。角度によってすぐにばれたりするので…そこの…こう…ポジショニングだったりとか。いろいろ試行錯誤して」と丁寧に説明し、再び観客の笑いを誘った。剃毛も初体験したという松坂を前に、ユースケ・サンタマリアは「ちなみに桃李くんのヘアを剃ったのは僕です」と作品の世界観に合わせて嘘の告白をしつつ、「新しい桃李像ができた。後輩がこんな感じにどんどん成長していくのはうれしい限りです」と嘘とも本当ともとれる発言で盛り上げた。一方、石川監督は、「一番意識したのは、豪華なメンバーが演じたキャラクターを観終わった時に『もうちょっと観たかった』『このままお別れするのは寂しい』と思っていただければ僕としては成功」とコメント。映画初監督作にして豪華キャストが出演することに触れ、「緊張しました。最初に決まった時に、こんな豪華なのでやって大丈夫なのかと思った」と当時の心境を伝え、「みなさんがキャラクターを僕が思っている以上にグングンのばしてもらって楽しく観れる作品になったと思います」と自信をうかがわせた。
2015年03月03日2013年に初演された中井貴一の主演舞台『趣味の部屋』(脚本・古沢良太、演出・行定勲)が3月、パワーアップして再登場する。絶賛を博した初演のキャスト、中井、戸次重幸、原幹恵、川平慈英、白井晃が完全集結して挑む、演劇ファン待望のサスペンスコメディの復活だ。「日本発の良質のミステリーをやりたかった」と語る中井は、この舞台の発起人でプロデューサーも担っている。あらためて本作誕生の経緯、再演にかける思いを聞いた。舞台『趣味の部屋』チケット情報「オリジナルにこだわりたいとずっと思っていたんです。海外の人間に『面白い、やりたい!』と思わせるような日本の作品を作れないかな、と」中井が狙いを定めたのは、巧妙なトリックを盛り込んだドラマを続々と生み出す脚本家、古沢良太。敏腕プロデューサーは自ら電話をかけて依頼し、理想の舞台の実現へと着実に歩を進めていった。「ミステリーで、ワクワクして、面白くて、観客が謎解きをしながら『えええ~!こうなるんだ!』って話を書いてください、とお願いしました。それ以外はいっさい制約なし。古沢さんに『今までで一番難しいオーダーだ』と言われましたね(笑)」その難題を見事にクリアして上回る作品がお目見えした。男たちが各自の趣味を心ゆくまで味わうために集う部屋、そこにある事件が舞い込んだことから、続々と予想外の事態が巻き起こる。謎が上書きされる毎に、観客席からは笑いと感嘆の息づかいが漏れた。「出ずっぱりなので、とにかく必死だった」と中井は当時を苦笑して振り返る。万全の態勢で迎える再演は、多少の余裕も生まれるのでは?と問うと……。「いや、古沢さんと相談して、少々作り替えることにしました。だから余裕はないです(笑)。前のことをなぞる稽古なんてしたくないし、お客様も慣れたことを見せられても喜ばないはず。役者が必死でいるから舞台は面白いんでしょう?」お決まりの面白さを味わうのではなく、新たな仕掛けを探る興奮が待つ再演だ。また、初演で見過ごした隠し味に気づくこともあるかもしれない。「伏線が多くて、裏の裏の、また裏がある。意外に最後のオチを理解しないままでお帰りになる方もいらっしゃるんですよ。でも、いろんな見方があって然るべき。それも古沢さんへのオーダーのひとつでした。幅広い世代のお客様に『面白かったね!』と言ってもらえるわかりやすさとスリル、それがミックスされたものが『趣味の部屋』です。終演後にお客様が1時間半、今観た舞台について話せるような作品を提供したい」そのためにも慣れは禁物!と強調する中井。自身は「緊張しいですから絶対に慣れない。最後まで手に汗をかいてるタイプ」と笑う。観客側も同じ心意気で劇場に駆けつけたい。公演は3月7日(土)から29日(日)まで東京・PARCO劇場にて。チケットの一般発売は2月7日(土)午前10時より。取材・文:上野紀子
2015年02月06日まもなく放送開始の月9ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」完成披露試写会が1月12日(月・祝)に開催され、主演の杏、長谷川博己をはじめ、国仲涼子、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、松尾諭、風吹ジュン、和久井映見、松重豊が舞台挨拶に登壇した。月9枠では1年ぶりの恋愛ドラマで、「リーガルハイ」シリーズ、「鈴木先生」といった話題作を手がけてきた古沢良太の脚本による本作。共に結婚を単なる契約に過ぎないと考える“恋愛力ゼロ”の依子と巧が恋愛感情を持たないままに結婚という明確なゴールを目指してデートを繰り返していくさまを描き出す。東大出身でマクロ経済の動向を予測するエキスパートという理系の超合理主義者・依子を演じる杏さんは、役柄の衣裳の野暮ったいメガネ姿で登場。自己紹介でも役柄そのままに理詰めで早口の口調で挨拶し笑いを誘う。本作について「“ロマンチックラブコメディ”と銘打ってますが、ロマンチックの90%くらいは横浜の景色で補ってます(笑)」とあくまで自分たちのやりとりはコメディであると強調。父親役を演じる松重さんは、依子と巧の2人は「変態です(笑)」と断言するが、杏さんは「2人は常軌を逸脱してますが(笑)、私たちが普段、思っている“恋愛”に鋭い切り口で切り込んでいます。面白い脚本が続いています!」と充実の表情を見せる。長谷川さんが演じる巧は文学や映画、エンターテイメントが好きな母親と暮らすニートだが、自らは“高等遊民”と称しており、母親がいなくなった時のための新たな“寄生先”として依子との結婚を目指しており長谷川さんも「最低な男です(苦笑)」と認める。「僕なんかに月9のお話が来るようになったのか…と思ったら、ニートの高等遊民と聞いて『なるほど、そういうことか』と思いました(笑)」と漏らす。この“最低な男”を長谷川さんも楽しんで演じているようで「普通は口に出して言っちゃいけないことをいうのは楽しいです。毒を吐いて、デトックス効果を感じて気持ちいです」と笑顔で語っていた。この先、2人がどんな道を歩み、どんな結末を迎えるのか気になるが、杏さんは「変わっていって恋愛を見つめ直すのもアリだし、いっそこのまま変わらないでという気持ちもある。でも、お父さんが報われてほしい!」と父親思いの一面も。長谷川さんは「このまま契約で結婚して、巧が高等遊民として自分を貫けるのか見てみたい」と期待を口にしていた。ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日(月)より21:00~フジテレビにて放送開始。(text:cinemacafe.net)
2015年01月13日さて、いよいよ2015年のスタートです。民放ドラマは1月6日(火)を皮切りに、続々と新ドラマの放送が始まりますよ!今日は、あなたのチェックリストの参考に…冬クールの注目作品をドドッと一挙ご紹介していきましょう。タイトルを聞くだけでは、物語の内容がなかなか掴めない面白ドラマが勢揃いしています。■ 恋愛ものは“オリジナル脚本”で勝負!“大御所”対決が見どころまずは月9に、「リーガルハイ」でお馴染み・古沢良太さんの脚本が登場。杏さん&長谷川博己さんという“爽やかタッグ”が送るロマンチック・ラブコメディ「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジテレビ)です。しかしながら内容はあまり爽やかではないようで…(笑)。長谷川さんはなんとニート役。結婚を目指すキャリアウーマンと、寄生先を見つける文学男のドタバタ劇を、古沢さんの筆がどう魅せてくれるのでしょうか。また水曜10時枠には、「家政婦のミタ」の脚本家である遊川和彦さんの作品「○○妻」(日本テレビ)が。すでに予告の放送が始まっていますが、内容がサッパリ分からない辺りが、ミタのように爆発的口コミ現象のきっかけとなりそうですよね!柴咲コウさん演じる主人公・ひかりは、人気キャスター・久保田正純(東山紀之)を支える主婦。いったいどんな秘密を抱えているかはオンエアにご注目。そして最後が、大石静さん手がける「セカンド・ラブ」(テレビ朝日)。「セカンドバージン」を彷彿とさせるタイトルに世のアラサー・アラフォー女性たちから期待の声が高まっています。亀梨和也さん演じるダンサーと、深田恭子さん演じる名門女子校の化学教師がいったいどのように絡んでいくのか…?ドロドロと“危険な恋”の予感が致します。■ 時代を風刺するタイトルが続々!?2015年は“女”のパワーが炸裂「僕シリーズ」の演出を手がける三宅喜重さんが再び立ち上がった「銭の戦争」(関西テレビ)は、今クール民放ゴールデンドラマのトップバッターとなります。2014年、お金の問題がやたらとニュースになった印象がありますが、本作では、父親の残した借金によって人生を“復讐”の二文字に染めることとなった主人公・白石富生を草なぎ剛さんが。そんな彼を翻弄する、ちょっぴりダークな2人の女性を木村文乃さん&大島優子さんが演じるとあって、どんな展開になるのか…楽しみですね。気になるタイトルで言えば、2人の女性の対決と友情を描く「ゴーストライター」(フジテレビ)も。才能の枯渇に苦しむ女流作家と、才能がありながらゴーストラーターとして生きる女性の対決を描いたヒューマンサスペンスを、中谷美紀さん&水川あさみさんが熱演。髪型をそっくりに揃え、見た目も寄せているということですが、そこにも何か物語のヒントがあるのでしょうか。さらには、そんな“力強い女性”たちをここぞとばかりに集結させた「問題のあるレストラン」(フジテレビ)も気になります!主演の真木よう子さんを始め、二階堂ふみさん、高畑充希さん、松岡茉優さん、臼田あさ美さんと2015年注目度の高い実力派女優陣がとある一軒のビストロに…。男社会に宣戦布告するストーリーということで、木曜10時はスカッと爽快な1時間になるかもしれません。■ 「ウロボロス」「流星ワゴン」ーー原作ものにもワクワク!他にもピックアップしたい作品は山ほどあるのですが、最後に原作ものを2本ご紹介しておきましょう。生田斗真さん&小栗旬さんという「イケパラ」コンビが、今度は刑事もので“秘密のバディ”役に挑戦。新崎裕也さんの同名コミックを映像化した「ウロボロス~この愛こそ、正義。」(TBS)で、刑事&ヤクザという斬新な関係を演じますよ。プライベートでも仲の良い2人が見せてくれる究極の正義とは!?激しいアクションシーンは必見です!また、強力タッグ繋がりで言えば、「MOZU」の西島秀俊さん&香川照之さんが今度は重松清さんの名作のドラマ化「流星ワゴン」(TBS)で共演です。過去を巡る物語でひょんなことから同い年の頃の父親と出会うファンタジーでほっこりさせてくれるようですので、これまでなぜか睨み合うことが多かった2人とは一味違った関係性が見られるかも…?時代を超えた香川さんの演技が楽しみですね。以上、いかがでしたでしょうか。これから始まる2015年冬クールのドラマ選びに是非、役立ててくださいませ。(text:Yuki Watanabe)
2015年01月01日「極悪がんぼ」「HERO」「信長協奏曲」と、3作連続で王道の恋愛モノからは一線を画したラインナップが続いたフジテレビの“月9”ドラマだったが、2015年1月クールではロマンチックなラブコメディーが復活!ドラマ「デート~恋とはどんなものかしら~」を放送することが決定した。主演に“月9”初出演にして初主演となる杏が“理系女子”を演じることも明らかになった。東京から一番近くて、一番遠い都会・横浜を舞台に、「人生に恋愛は不要だ」と考えるようになった“恋愛力ゼロで恋愛不適合者”の男女が、それぞれのやむにやまれぬ事情から結婚を目指すことに…。お互いに一切の恋愛感情を持たないまま、デートを重ねていく様子をテンポのよい会話劇でコミカルに描き出す。「リーガルハイ」『ALWAYS 三丁目の夕日』『探偵はBARにいる』『寄生獣』など数多くの話題作を手がけ、“いま最も筆力のある脚本家”と言われる古沢良太と、「のだめカンタービレ」『テルマエ・ロマエ』など、コメディに定評のある武内英樹監督がタッグを組む。今回、杏さんが演じるのは、国家や社会に奉仕できる仕事に情熱を燃やし、マイペースで融通が利かない超合理主義者・藪下依子。効率的で規則正しい生活を好み、乗る電車、座る席、歩く道、着るものと食べるメニューは曜日ごとに決めているという独特の性格の持ち主だ。杏さんは月9ドラマ初主演。フジテレビの連続ドラマに出演するのは、「名前をなくした女神」以来、およそ4年ぶりとなる。そんな杏さんの相手役、“恋愛力ゼロ”の男・谷口巧には、「鈴木先生」シリーズ(テレビ東京)「MOZU」シリーズ(TBS)などのドラマや、映画『海月姫』、そして最強の男“シキシマ”を演じることで話題を呼ぶ実写版『進撃の巨人』などに出演し、作品ごとにまるで違う表情を見せる俳優・長谷川博己。長谷川さんも、杏さんと同じく月9ドラマ初出演となる。杏さんは“月9”出演について「ヒロインとして出させていただくということに、驚くとともに、これはぜひ頑張らないといけないな、と思っています」と意気込みを語った。また、理系女子を演じるにあたって「前髪をばっさりと切ってイメチェンしました。演じる依子はかなり個性的なキャラクターなので、それを中和する個性的な何かを掛け合わせたいな、と思って」とビジュアル面でのこだわりも。「依子は淡々とした人物なので、感情の起伏がそんなにない。その上、言動もかなり変わっているので、それを愛されキャラクターと言うか、ひとつのヒロインとして成立させ、受け入れてもらうっていうのは意外と難しそうだなと思っています。ただ、信念を持って、これが依子ですっていうふうになっていけば、面白いんだなって感じていただけるといいなと思っています」とコメントした。一方の長谷川さんは「まさか僕が“月9”に出ることになるとは思っていませんでした(笑)。すごく嬉しかったです。本当に本も面白く、巧のキャラクターはちょっと変わってはいますが、こんな面白い作品に出演する機会もなかなか無いので、すごく楽しみにしています」と喜びを語っている。本作を企画したフジテレビ編成部の成河広明氏は「1月の月9は、久しぶりのロマンチックコメディーです。でも、主人公たちはちょっと変わっていて、ちょっとイタい、恋愛不適合者。人生でデート未経験な超理系堅物女と自称“高等遊民”のアラフォーニート。これまでにない月9に仕上がるはずです」。「デート~恋とはどんなものかしら~」は1月19日より毎週月曜21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月28日戸田恵梨香が主演し、松坂桃李と共演する新作『エイプリルフールズ』が来年4月1日(水)に公開される。ドラマ『リーガルハイ』の石川淳一監督と脚本家・古沢良太がタッグを組む本作には、里見浩太朗、富司純子、ユースケ・サンタマリア、寺島進ら総勢27名の豪華キャストが出演する。『エイプリルフールズ』は、古沢による完全オリジナル・ストーリーで、「映画館でしか観られないエンタテインメントを!」をモットーにした“空前絶後、抱腹絶倒、お馬鹿なのにホロリとさせられる、誰も観た事のないエンタテインメント超大作”になるという。戸田の役どころは“対人恐怖症の妊婦”で、松坂の役どころは“SEX依存症の天才外科医”。そのほか、高嶋政伸、古田新太、生瀬勝久、岡田将生、小池栄子、小澤征悦、滝藤賢一、菜々緒、大和田伸也、千葉真一、戸次重幸、宍戸美和公、高橋努、浜辺美波、山口紗弥加、りりィ、千葉雅子、窪田正孝、矢野聖人、浦上晟周、木南晴夏が出演する。石川監督率いるドラマ『リーガルハイ』の製作チームと、「自由にオリジナル映画でも作りたいですね」というひと言から始まったという本企画。古沢は「これは、たくさんの愛とユーモアと嘘がちりばめられた4月1日の物語です。今は、早く皆さんに届けたいと願うとともに、この企画そのものが嘘じゃないことを祈るばかりです」とコメント。石川監督は、「この映画、『ジャンルは何?』と問われると、ちょっと考えてしまいます。コメディ?…う~ん人情物?…う~ん。でも笑って、泣けて、ビックリできる」と説明し、「『リーガルハイ』でご一緒した時も思いましたが、“古沢脚本、恐るべし”です。それに加え、今回の役では戸田恵梨香さんのキモカワイさと松坂桃李さんのふてぶてカッコよさが大爆発しています」と語っている。戸田と松坂は、「これはコメディーです。コメディーだけど笑えるだけではない。それをぜひ劇場で観て頂きたいです。私、またまた暴れまわってしまいまして…本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。とても熱い時間でした」(戸田)、「今まで演じた中でもかなり攻めている役で1シーン1シーン刺激的でした。見どころは、かなりディープな濡れ場です(笑)この映画のタイトルから察していただけるようにどこまでが“嘘”、どこからが“真実”なのかわかりません」とコメントを寄せている。『エイプリルフールズ』2015年4月1日(エイプリルフール)公開
2014年11月26日大ヒットテレビドラマシリーズ「リーガルハイ」チームが完全オリジナル・ストーリーを引っ提げ、満を持して映画界に進出することが明らかとなった。「映画館でしか観られないエンタテインメントを!」をモットーに描かれるそのタイトルとは、『エイプリルフールズ』。さらに、本作で濃すぎる個性あふれるキャラクターを演じる主演の戸田恵梨香を始め、松坂桃李、岡田将生、滝藤賢一、菜々緒、戸次重幸、窪田正孝ら豪華キャスト27人の存在も明らかとなった。ドラマ「相棒シリーズ」や映画『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ、映画『寄生獣PART1&2』、映画&舞台「キサラギ」、ドラマ「リーガルハイ」シリーズなど、エンタテインメント界全ジャンルで活躍する脚本家・古沢良太の「キサラギ」以来となるオリジナル脚本の映画化作品。本作の舞台となるのは、東京らしき大都会。時は4月1日、1年に一度だけ嘘をついていい日“エイプリルフール”。なにげなくついた嘘が新たな嘘を呼び、あちらこちらで大騒動が勃発!街は緊張と混乱に包み込まれていく…。一つのシチュエーションの中に、超個性的なキャラクターが登場し、複数のエピソードが同時に進行する複雑怪奇なストーリーが展開する。そんな本作で“対人恐怖症の妊婦”の主人公を演じるのは、若手実力派女優・戸田恵梨香。その相手役となる“SEX依存症の天才外科医”には、様々な役柄で映画・ドラマ・CMと大活躍を見せる松坂桃李が演じている。「これはコメディーです」と語る戸田さんは、「コメディーだけど笑えるだけではない。それを是非劇場で見て頂きたいです。私、またまた暴れまわってしまいまして…。本当に楽しい時間を過ごさせていただきました。とても熱い時間でした」といい、一方の松坂さんは「今まで演じた中でもかなり攻めている役で1シーン1シーン刺激的でした。見どころは、かなりディープな濡れ場です(笑)。この映画のタイトルから察していただけるようにどこまでが“嘘”、どこからが“真実”なのかわかりません。もしかしたら僕は出ていないかもしれないし、4月1日に公開しないかもしれません。その嘘を、皆様に見極めていただければ幸いです」とまさにどこから嘘なのか分からないコメントを寄せている。さらに、ユースケ・サンタマリア(命懸けの接客係)、寺島進(不器用な誘拐犯)、高嶋政伸(過去に囚われた刑事)、生瀬勝久(生還した男)、千葉雅子(生還させた女)、岡田将生(不運続きの救急隊員)、小池栄子(パンクの女)、窪田正孝(告白される大学生)、矢野聖人(告白する大学生)、小澤征悦(ホラ吹きシェフ)、滝藤賢一(お人好しの運転手)、菜々緒(魔性のキャビンアテンダント)、大和田伸也(謎の髭の紳士)、千葉真一(強面暴力団幹部)、高橋努(従順な舎弟)、戸次重幸(巻き込まれた夫)、宍戸美和公(巻き込まれた妻)、浜辺美波(ワケあり小学生)、山口紗弥加(困惑する母親)、りりィ(うさんくさい占い老婆)、浦上晟周(僕は宇宙人)、古田新太(激しい店長)、木南晴夏(ポップなバイト女子)、里見浩太朗(ロイヤル紳士)、富司純子(ロイヤル婦人)と総勢27名の超豪華な俳優陣が集結。「リーガルハイ」で堺雅人が演じた古美門研介に負けず劣らずの、古沢氏が生み出した強烈なキャラクターに注目が集まりそうだ。古沢氏は「これは、たくさんの愛とユーモアと嘘がちりばめられた4月1日の物語です。今は、早く皆さんに届けたいと願うとともに、この企画そのものが嘘じゃないことを祈るばかりです」とコメントを寄せるが、果たして無事に公開されるのだろうか?『エイプリルフールズ』は2015年4月1日より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月26日堺雅人が熱烈なキャラクターを演じ人気を博したドラマ「リーガルハイ」のスペシャルドラマが11月22日(土)に放送される。この度、堺さんの対決相手となる大森南朋を始め、吉瀬美智子、剛力彩芽、東出昌大、古谷一行らゲストキャストが発表され、喜びのコメントが到着した。相変わらずの日々を過ごしていた古美門研介(堺雅人)と黛真知子(新垣結衣)のもとに、巨大総合病院から弁護の依頼が入る。依頼は、1年前に病院内で死亡した患者の妻・中原さやかが弁護士を立て、病院に対してクレームを入れてきた件を処理してほしいという内容。お安いご用と依頼を引き受けた古美門が対峙した相手側の弁護士・九條和馬は、うだつの上がらない中年で、正式に病院を訴えるのではなく、依頼人の夫が死んだ原因を院長である赤目義二の医療過誤と決めつけ、病院からお金を巻き上げようとするような、いわゆる“たかり弁護士”だった。百戦錬磨で舌鋒鋭い古美門に“たかり弁護士”の九條がかなうわけもなく、あっさりと追い払われてしまう。しかし、その後、古美門のもとに、九條が病院を医療過誤で訴えてきたと赤目院長から連絡が入る。初めは、九條のことを「ゆすりたかりの野良犬」と決めつけ、余裕を見せていた古美門だが、法廷で“たかり弁護士”ならではの戦い方を見せる九條に苦戦を強いられることに…。映画『ALWAYS 三丁目の夕日』「ゴンゾウ 伝説の刑事」など話題作を手がけてきた古沢良太による完全オリジナル脚本で描く。「法律」と「笑い」相反する2つの要素が絶妙に組み合わさった大人が笑える極上コメディを堺雅人、新垣結衣、生瀬勝久、小池栄子ら芝居達者なキャスト陣で贈る本作。今回、堺さんの対決相手となる“たかり弁護士”九條和馬に実力派俳優・大森南朋が好演。そのキャラクターは、堺さんが「男くさくて、もの悲しい、実に魅力的な人物で、台本を読んで、できればこっちを演じたいと思った」と語るほど。そのほか、病院側の医療過誤が疑われる状況で夫を亡くし、九條に弁護を依頼することになる未亡人・中原さやかに、「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」での好演が記憶に新しい吉瀬美智子。巨大総合病院院長の赤目義二の次女・赤目好美に剛力彩芽、赤目のもとで働く若手内科医で、好美と婚約中の広瀬史也に東出昌大、さやかに医療過誤で訴えられ、古美門に弁護を依頼する巨大総合病院院長の赤目義二に古谷一行が出演。主演の堺さんも「(ゲストで出演されるみなさんの)お名前を聞いて、期待がふくらみました」と豪華俳優陣の集結に心躍らせているようだ。■出演者コメント<大森南朋/九條和馬役>「完成されたチームに入るプレッシャーが、かなりありました。堺さんの見事なセリフまわしに、がく然としました」<吉瀬美智子/中原さやか役>「人気シリーズの作品に参加できてうれしい気持ちと、本物の古美門先生に会えるという喜び、そして大森さんとご一緒できるという喜びがありました」「疲労感を出すのに苦労しました。精神的にもつらい役だったので、気持ちをキープすることが大変でした」<剛力彩芽/赤目好美役>「とてもうれしかったです!最初のシリーズから見させていただいていました。その世界観の中にご一緒できると思ったら撮影が待ち遠しくなりました」「堺さんも新垣さんも、とにかくステキな方でした。そのお二人が作られる現場の雰囲気がとても温かく、人見知りな私でも居心地良くさせていただきました! 堺さんはアドリブで、私が踊っているダンスをドラマの中で取り入れてくれました! とてもうれしかったです!」<東出昌大/広瀬史也役>「完成された世界観の中に、ゲストとして入るのはとても緊張しました。出演者皆さんの持つ個性とリーガルハイの世界観が混ざった時に、どのようなドラマになっているのか、一視聴者としもいまから完成が楽しみです」<古谷一行/赤目義二役>「すごく活気があって、楽しい撮影現場だった。堺君、新垣君のコンビが、スタッフたちと共に作り出してきた、この楽しい雰囲気なのだろう。初日は、私はほとんど意識のないベッドの中のシーンだった。初めて会った堺君は私に“やっとお会いできましたね、お待ちしていました”と握手。この作品に参加してくれて、ありがとうの気持ちが伝わってきた。今回の赤目役は、大病院の院長。週刊誌のスキャンダルになるほどの悪い医者のイメージが強い男。圧倒的に悪い医者の部分が多く、冷酷な面を出すのに苦労した。私自身、どんな男にでき上がっているか楽しみ。皆さんもお楽しみに!!」<堺雅人/古美門研介役>「九條役の大森南朋さんは、昔から大好きな先輩です。何作かご一緒したことはありますが、撮影現場ではすれ違ってばかりで、残念な思いをしておりました。念願かない、今回はじめて、がっぷり四つのお芝居です。南朋さんの俳優としての色気と包容力、間近でたっぷり堪能したいと思います」「古谷一行さん、吉瀬美智子さん、東出昌大さん、剛力彩芽さんとは初めて共演させていただきます。これだけのメンバーのドラマなら、『リーガルハイ』じゃなくても“おもしろそうだ”とおもわれる方は多いんじゃないでしょうか。僕もお名前をきいて、期待がふくらみました。今回は、“ゲストをお呼びする”ではなく、“ゲストのみなさんの本格ドラマに、僕たちレギュラーメンバーがまぜてもらう”スペシャルドラマになりそうです。ゲストのみなさんによって繰り広げられる人間ドラマを、見てくださるお客様と一緒に、僕も楽しみたいと思っています。どうぞご期待ください」土曜プレミアム「リーガルハイ・スペシャル」は11月22日(土)21時~フジテレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2014年11月05日2012年4月期に放送され、今年4月にスペシャルドラマとして1夜限りの復活を果たした「リーガルハイ」の続編がいよいよスタート。偏屈、毒舌、皮肉屋、気分屋、浪費家という人格破綻者にもかかわらず、訴訟の勝率100%を誇る敏腕弁護士・古美門研介という強烈なキャラクターを、堺雅人さんが引き続き演じます。弱者救済の使命に燃える真面目な女性弁護士・黛真知子演じる新垣結衣さんとのコミカルな掛け合いが人気の弁護士ドラマ。今回の新シリーズでは、古美門&黛の凸凹コンビに新たなライバルが登場!変わり者の古美門すら魅了してしまう天性の“人たらし”で、誰とでもボーダレスで付き合えるゆとり世代の若き弁護士・羽生晴樹というニューキャラクターが2人の前に立ちはだかります。息の合った芝居を見せるレギュラーキャスト陣の中に、物語の鍵を握る羽生役の岡田将生さんが加わり、さらにパワーアップした「リーガルハイ」。待望の新シリーズのスタートを前に、主演の堺さんが本作の見どころ、意気込みを語ってくれました。■「リーガルハイ」の続編がついにスタート!――待望のシリーズ化!再び、古美門研介というとても癖のあるキャラクターを演じてみて、いかがですか?連続したシリーズへの出演は初めてですが、その分の時差も十分に見越したうえで、脚本の古沢良太さんは書いてくれていると思います。古沢さんの本は本当に楽をさせないというか、今は「しんどいよね」と、弱音ばかり吐いている状態で…。一回演じた役だから余裕を持って演じられるようになったわけでなく、周りのスタッフや古沢さんから刺激を受けながら、新しいものを作っているような感覚ですね。――『リーガルハイ』の魅力はどこにあると思われますか?僕は古沢脚本に面白さがあると思います。新シリーズの魅力はまだはっきり分からないですが、安易な答えに落ち着かないことは確かでしょうね。一流の脚本家である古沢さんと同じ時代を過ごせたことを幸せに感じますし、古沢作品にまた関われたことを嬉しく思います。――古沢脚本を映像化する上での難しさは?この作品では、価値観が二転三転しますよね。一つの世界観を作っておいて、それを崩してまた戻す。これは、監督さんやスタッフの方が、本当に腕がないとできないことだと思います。相当ハードルの高いことをされてるんだろうなという気はします。(テレビドガッチ)
2013年10月01日第24回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞、第35回日本アカデミー賞作品賞含む7部門受賞と、その年の数々の映画賞を受賞した映画『探偵はBARにいる』の続編『探偵はBARにいる2』が、来年5月に公開されることが決定!2013年、予測不能なコンビ・探偵と高田が再びスクリーンに戻ってくる。東直己の手による「ススキノ探偵」シリーズ2作目にあたる「バーにかかってきた電話」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉洋、松田龍平をキャストに迎えた前作は数々の映画賞を獲得し、DVDは5万6,000枚のヒットを記録。こと北海道では異例の4か月のロングランを記録した。そしてこのたび製作が決定した続編は、ススキの探偵シリーズ「探偵はひとりぼっち」(ハヤカワ文庫刊)を原作に、大泉さん演じる酒好きで美人に弱く、街と仲間を愛する主人公の探偵と、松田さん演じる喧嘩はめっぽう強いが、いつも探偵のピンチに遅れて来るマイペースな相棒・高田がススキノで発生した事件を追い、奔走する姿が描かれる。脚本は前作に続き、「リーガルハイ」でも脚本を担当した古沢良太とプロデューサーも勤める須藤泰司の2人。監督も同じく前作から続投、『臨場劇場版』に『相棒シリーズXDAY』と立て続けに話題作を手がける橋本一がメガホンを握る。先月末より札幌でクランクインを迎えた本作だが、主演の大泉さんは「気合入りましたね。久々に。ビシッとね!」と、久しぶりの探偵衣装に背筋がシャンと伸びたよう。どうやら前作よりも派手なアクションが盛り込まれているようで「今回はひどいですね!バカじゃないの?っていう。僕はジャッキー・チェンじゃないんですから…。車から車に飛び移るとか…どうするんでしょうね?」とパワーアップしたアクションシーンへの不安もポツリ。一方、久々に高田の衣装で大泉さんと並び、客観的に見ても好きなコンビだと話す松田さんは「大変そうですけど、面白くなりそうです」と期待を込めて語る。さらに「前作は探り探りな部分もあったし、今回はそれ踏まえて『2』ということで、もっと歩み寄ったところでやっていいのかなっていうのが、楽しみです。『探偵はBARにいる』の独特の雰囲気、少しだけアングラ感というか、華やかな世界とはちょっと違う世界観みたいなものは出るんじゃないかなと思っています」と作品に対する意欲を口にした。橋本監督からも「現場の意気込みは前作の2倍!興奮3倍、笑い4倍、感動5倍、面白さ10倍の仕上がりを目指して奮闘撮影中、お楽しみに!」と期待をせずにはいられないコメントが寄せられた。クランクアップは11月上旬を予定。果たして今回は、いったいどんな依頼が彼らの元に舞い込むのか?続報を楽しみに待ちたい。『探偵はBARにいる2』は2013年5月11日(土)より全国にて公開。■関連作品:探偵はBARにいる2 2013年5月11日より全国にて公開探偵はBARにいる 2011年9月10日より全国にて公開© 2011「探偵はBARにいる」製作委員会
2012年10月19日現在公開中の『外事警察 その男に騙されるな』の公開を記念し、9日(土)、王子シネマにて監督をはじめスタッフ、キャストを交えてのトークショーイベントが行なわれた。その他の写真『外事警察 その男に騙されるな』は実在する対国際テロ捜査専門の諜報部隊“外事警察”の活躍を描いた同名ドラマの劇場版。このイベントを観ようと21時すぎという時間帯にも関わらず、会場は満員。鑑賞後の熱気に包まれる中、まずは堀切園健太郎監督と脚本を担当した古沢良太氏、岩倉達哉プロデューサーが登壇し、製作の裏側について語った。ドラマ放映直後から映画化の話が出ていたという本作だが、脚本を担当していた古沢氏は、「大変すぎて2009年の記憶があまりない(笑)」としながらも、「TV版はすごくいいものが作れていたのに、評価的に悔しい思いをしたので、どこかでリベンジしたいと思っていた」と、執筆中の思いを明かした。また、脚本が上がった日がまさに震災当日だったというエピソードも。「映画なんか作ってる場合なのかという思いもあったが、こういった有事のときこそ水際で戦う外事警察のような人々がいることを知り、前に進もうと決意した」と堀切園監督。核問題や工作員の暗躍といったハードなテーマを扱う覚悟を感じさせる秘話の数々には、観客も深く聞き入っていた。第2部では、渡部篤郎演じる住本健司と行動を共にする外事警察のメンバーたちが登場。金沢涼雅役の北見敏之、久野秀真役の滝藤賢一、大友遥人役の山本浩司、森永卓也役の渋川清彦らキャスト陣が揃って賑やかなトークが繰り広げられた。撮影中は、専門用語の多いセリフに一様に苦労したようで、ベテランの北見ですら「20回ほどNGを出した」シーンもあったとか。さらに、実際に追尾をしたことがあるかという質問では、「役作りのためにおじさんを追尾した」と滝藤が告白。通常の刑事ドラマとは違った本作の演技は、実力派と謳われる俳優たちにとっても大きな刺激になったようだ。このほか監督の直筆サイン入りポスターの抽選会なども行われ、約1時間に渡ったイベントは終了。作品のダークなムードとは裏腹に、会場は終始和やかな笑いに満ちていた。『外事警察 その男に騙されるな』公開中取材・文・写真:渡部あきこ
2012年06月11日「セカンドバージン」で一躍脚光を浴び人気沸騰中の俳優、長谷川博己を主演に迎え、昨年4月よりテレビ東京にて放送されたTVドラマ「鈴木先生」の映画化作品が先日、クランクイン!注目の劇中写真が披露された。武富健治の人気コミックを原作に、黒縁メガネとループタイがトレードマークの国語教師・鈴木先生が、“鈴木メソッド”なる独自の教育理論を駆使し、緋桜山中学校で起こる問題を解決に導いていく姿を描く。ドラマ版に続く本作では、生徒会選挙と文化祭の準備で賑わう学校である日起きたOBの立てこもり事件に、鈴木先生と生徒たちが立ち向かっていく。ドラマ版に続き、主人公の鈴木先生役を務める長谷川さんは、今回の映画化の決定について「僕はドラマが終わったときから映画化されると思ってたんですよね」と意外にも驚きは少なかった様子。クランクインを迎えたばかりだが「1年ぶりにこの役を演じるわけですが、以前の鈴木先生に戻るのではなく、この1年に得た“経験値”を加えたうえで映画『鈴木先生』に入りたい」と気合十分。さらに「真面目な人間が抱える苦悩というテーマの集大成的な作品になります」と作品への期待感を煽る。さらに、脇を固めるキャストの続投も発表された。鈴木先生の妻・麻美役を演じる臼田あさ美を始め、田畑智子(数学教師・桃井里香役)、でんでん(英語教師・川野達郎)の教師陣に加え、土屋太鳳ら生徒役のキャスト陣もドラマ版に続き、物語を盛り上げる。監督にもドラマからの続投で河合勇人。脚本は『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどで知られる古沢良太が手がける。『セカンドバージン』や現在放送中の「運命の人」(TBS)といった愛憎渦巻くドラマへの出演を経て、まさに「この1年に得た“経験値”」を長谷川さんがどのように魅せてくれるのか?完成を楽しみに待ちたい。映画『鈴木先生』の撮影は4月上旬まで続き、年内の公開を予定。また、4月9日(月)23:30から日本映画専門チャンネルにて、ドラマ「鈴木先生」(全10話)を一挙放送。■関連作品:鈴木先生© 武富健治/双葉社 © 映画「鈴木先生」製作委員会
2012年03月13日内野聖陽、田中圭が主演する舞台『幻蝶』が3月12日に開幕する。同日、東京・シアタークリエにて、舞台稽古が報道陣に公開された。『幻蝶』チケット情報はこちら作品は『キサラギ』、『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズなどを手がける脚本家・古沢良太によるオリジナル戯曲。主人公はイケイケオヤジの戸塚保(内野)と、他人に心を開けない引きこもり青年・内海真一(田中)だ。ふたりは同じ蝶オタク――“チョウ屋”だが、戸塚はかつては蝶の捕獲で名を轟かせた男、一方の真一は蝶の飼育・撮影が趣味。性格もキャラクターもまったく逆のふたりだが、幻の蝶“シロギフチョウ”を探し求めて廃屋で共同生活を送っている。同じチョウ屋仲間ですら、その存在を否定するシロギフチョウをふたりは見つけられるのか……。真一の心を開かせようとうっとおしいほどちょっかいを出す戸塚など、物語は時にコミカルに、リズミカルに展開していく。だが戸塚にも真一にも、孤独の影が見え隠れする。「現代、楽園はどこにあるのか?」というテーマを通し、純粋な人間には生き辛い現代社会の中、信じることを貫くふたりの生き方が観るものの心に訴えかける作品になりそうだ。初日にあたり、内野は「ものごとを“信じる”ということの意味を強く投げかける舞台にしたいと思っています」、田中は「大好きな皆と、幻蝶を追いかけ続けたいと思います」とそれぞれコメントを発表した。演出は白井晃。詞的で美しい作品を数多く手がけているが、今回も木が生い茂るリアルなセットの中にも幻想的でロマンチックな世界が浮かび上がる。共演は七瀬なつみ、中別府葵、細見大輔、大谷亮介。公演は4月4日(水)まで同所にて。チケットは発売中。その後4月12日(木)から15日(日)の兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールをはじめ、広島・新潟・福岡・仙台・長野でも上演される。
2012年03月12日上下巻合わせて累計340万部を超える妹尾河童のミリオンセラー小説「少年H」が巨匠・降旗康男の手で実写映画化することが決定。さらには本作で水谷豊、伊藤蘭夫妻が“夫婦初共演”を果たすことがこのほど明らかとなった。阪神・淡路大震災の1周期となる1997年1月17日に、神戸復興の思いを込めて出版され、そのユーモラスな文体と魅力的なエピソードで瞬く間にベストセラーとなった「少年H」。異国情緒あふれる神戸を舞台に、戦争という激流の渦に巻き込まれながらも、勇気、信念、愛情を持って生き抜いた名もなき家族の姿が描かれている。物語の主人公「少年H」こと肇少年の父親と母親を演じるのは、芸能界きっての“おしどり夫婦”としても知られる水谷豊と伊藤蘭。意外にも2人は本作が夫婦初共演作となる。発売から15年経ったいまも多くの人に読み継がれている名作の映画化について、水谷さんは「戦前戦後という激動の時代を、主人公ともなる名もなき『家族』が必死に健気に乗り越えていく姿に、時代を越えて心を動かされます」とコメント。さらに、「夫婦共演が実現したのも『少年H』の力にほかなりません。尊敬する降旗監督の下で『少年H』の世界を生きようと思います」と撮影に向けての意気込みを語る。一方、伊藤さんも「これまで想像もできなかった夫婦共演ですが、30年という月日を経て、また共に一つの目標に向かえるということは大きな喜びです」と、長年連れ添ったパートナーとの初共演に感慨深げといった様子。本作のメガホンを取るのは、『鉄道員』『ホタル』など数々の感動作を手がけてきた巨匠、降旗康男監督。今年公開となる高倉健主演作『あなたへ』の次作として取り組む。脚本を担当するのは、『ALWAYS三丁目の夕日』シリーズ前作を手がける古沢良太。降旗監督は「この時代だからこそ、家族で観てほしい映画を目指してまいります」とコメントを寄せている。撮影は5月にスタートし、神戸、千葉、静岡など全国各地での大規模ロケを敢行予定。さらに、空襲で一面焼け野原と化した神戸を再現するためにロケ地は韓国・ハプチョンにまで及ぶという。日本映画界の枠を超えたアジア最大級の撮影体制で製作されるだけに、作品の完成が待ち遠しい。『少年H』は2013年夏、全国東宝系にて公開。■関連作品:少年H 2013年夏、全国東宝系にて公開
2012年03月08日俳優に火を点ける脚本がある。今月12日(月)開幕の舞台『幻蝶』が、まさにそれ。内野聖陽と共に主演する田中圭が、目を輝かせて話す。「誰が書いたのか知らずに読んでも“おもしろい!”と感じたと思うんですけど。もともと僕は(『幻蝶』の戯曲を書いた)古沢良太さんの本が大好きだったから“おもしろい!”と同時に“古沢さんぽいなー、うれしいなー”と(笑)、思いながら読みました」。『幻蝶』チケット情報古沢は、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』『キサラギ』で注目を集め、テレビドラマ『ゴンゾウ伝説の刑事』『相棒』『鈴木先生』で厳しいドラマ通からも絶賛された、気鋭の脚本家。何気ないせりふにこまやかな伏線を仕掛け、登場人物の過去や思い、人と人の関係性、その変化などを、最後には深く鮮やかに観る者に伝える。「一番最初に“何だ、この人は!?”と思ったのが映画の『キサラギ』でした。もちろん、監督やスタッフやキャストの力もベストな形で作用しているんですけど、それにしたって脚本の完成度に驚かされましたね。その人と初めて仕事ができるだけでうれしいのに、ずっと共演したかった内野さんとも組める。さらに、演出はこれまで2回、舞台を一緒にやっている白井晃さんでしょ?“もしかしたらこれは、すごいところまで行けるんじゃないか”という予感が、頭をよぎる今日この頃です(笑)」。その前向きな貪欲さを支えるのは、昨年の舞台経験。「オードリーの若林(正恭)さんと『芸人交換日記』という舞台をやらせてもらって、すごく評判がよかったんです。僕自身、手応えのようなものも感じましたし。放送作家の鈴木おさむさんが作・演出で、僕らは漫才コンビの役で、ラストでは毎回ふたりともガチで泣いてました。でもそこには、普段はお笑いをやっている人のセンスや、さまざまな偶然が働いていたと思うんです。それを観た人に“前のほうがおもしろかったね”と言われたら悔しいじゃないですか。お芝居を本業にしている人たちが集まって、力を合わせてつくり込んだら超えられるんじゃないかなと思って。古沢さんの脚本には、それができそうな予感があるんですよ」。その感覚は、稽古場全体に感染しているらしい。「白井さん、内野さん、ベテランの大谷(亮介)さんが集まると、脚本には書いていない話──“こいつは昔こういうことをして……”とか──で盛り上がっていますね。長くなるので、僕はそっと椅子を引いて離れるんですけど(笑)、聞いているだけで刺激的です」。火が点いた俳優達が練り上げて、どこまですごい舞台になるのか。これはやはり、観て確かめなければならない。取材・文:演劇ジャーナリスト徳永京子公演は3月12日(月)から4月4日(水)まで東京・シアタークリエで上演。その後、広島、兵庫、新潟、福岡、仙台、長野と各地を回る。チケットは一部を除き発売中。
2012年03月01日内野聖陽、田中圭が初共演する舞台『幻蝶』の製作発表会見が2月9日、都内にて行われた。『ALWAYS 三丁目の夕日』『キサラギ』『ゴンゾウ 伝説の刑事』など話題作を次々と手がけている脚本家・古沢良太がオリジナル戯曲を書き下ろす注目作だ。『幻蝶』チケット情報はこちら古沢が10年以上温めていたという物語は、幻の蝶を追いかける蝶オタクのダメ男ふたりを通し、コミカルな中に現代人の孤独を濃密に描くもの。蝶の捕獲の名人であり、豪胆で自信家のイケイケ男・戸塚は内野聖陽が演じる。「古沢君とは(内野が主演した)『ゴンゾウ』というドラマでご一緒して、すごい面白い本を書く人だなと思ったら、それが向田邦子賞を獲っちゃった。その方が今回は舞台の本を書いてくれるということで非常に楽しみにしていましたら、予想を上回る本当に面白い脚本でした。古沢君に先制攻撃を受けてしまったので、役者は徹底的に遊ぶしかありません。ワクワクしています」と脚本の面白さを熱弁。そして、同じく蝶マニアだがひきこもりの青年・真一に扮するのは田中圭。「僕も、これは面白い!と、笑ったり涙流しながら脚本を読みました」と語り、「真一は幻蝶を負い続ける姿が悲しく思える男の子で、でもそれが愛しくも感じます。愛着を持って作っていきたい」と意気込んだ。出演者に絶賛された古沢は「多分いいものが書けたと思います」と控えめながら自信を覗かせ、「戸塚と真一は僕の中で10何年もいたので、やっと外に出してあげられる。しかも内野さんと田中さんという理想以上のふたりにやっていただけるので、どうだ文句ないだろう! 存分に暴れておいでと(キャラクターの)背中を押してあげたい気持ち」と話した。演出の白井晃も「僕も俳優として『ゴンゾウ』に出た時に、自分の出番が終わったあとの台本を読ませてくださいと言ったくらいに古沢さんの脚本に惹かれたんです。今回は古沢さんの描く面白い世界の中で、自分の中では最高の役者さんに演じていただける」と、こちらも自信を見せた。「一番楽しみなシーンは、田中圭を犯そうとするとするところ(笑)。そのラブシーンが素敵で可愛くていいんです。(初共演なので)どんな子だろうと思ったら、とてもイケメンでおいしそうな男の子だった」と内野から衝撃発言も。一方田中からは「内野さんをおんぶするシーンがあるので、あまり食べないでください」という要望が内野に出されていた。共演は七瀬なつみ、中別府葵、細見大輔、大谷亮介。公演は3月12日(月)に東京・シアタークリエにて開幕。4月4日(水)まで。チケットは発売中。その後4月12日(木)から15日(日)の兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールをはじめ、広島・新潟・福岡・仙台・長野でも上演される。
2012年02月10日2009年の冬に渡部篤郎主演で放送され注目を集めたNHKドラマ『外事警察』の映画化され、来年6月に公開されることが決定した。その他の情報本作は、日本のCIAとも呼ばれる“警視庁公安部外事課=外事警察”を主人公にした麻生幾の同名小説を原案に、オリジナルの脚本で映画化。2011年の震災で混乱する日本と韓国を舞台に、核テロに立ち向かう“外事警察”の姿を描く。渡部が引き続き、主演を務めるほか、真木よう子、尾野真千子、キム・ガンウ、イ・ギョンヨンらが出演し、ドラマ版を手がけた堀切園健太郎が監督を、『相棒』シリーズなどで知られる古沢良太が脚本を務める。渡部は「韓国の非常に優秀なスタッフが加わり、素晴らしい環境の中での撮影は、とても貴重な体験となった」と、今年の9月から10月にかけて行なわれた韓国ロケについてコメント。劇中では韓国語の台詞も多く、渡部は1か月のレッスンで雑談ができるレベルの韓国語を体得。撮影現場では通訳を介さずキム・ガンウら韓国人俳優、スタッフらと直接会話をし、周りを驚かせたという。冷酷非情な“公安の魔物”と呼ばれる主人公・住本健司については「裏の世界で生きる住本健司というキャラクターは、演じていて心臓をえぐりとられたような苦しい気持ちになる難しい役」と話し、「日韓のコラボレーションによる、映像美や重厚感が随所に散りばめられた作品となっています。緻密なストーリーは、ドラマと変わらず素晴らしく、舞台が韓国にまで広がっていることでスケール感がさらにアップしています」と見どころを語った。『外事警察』は2012年6月2日(土)に公開される。『外事警察』2012年6月2日(土)公開(C)2012「外事警察」製作委員会
2011年10月28日