永井大が時代劇に初主演するBS時代劇「新選組血風録」が収録されている神奈川・緑山スタジオで1月27日(木)、土方歳三に扮する永井さんをはじめ、近藤勇役の宅間孝行、沖田総司を演じる辻本祐樹、芹沢鴨役の豊原功補らが取材に応じた。原作は司馬遼太郎さんの同名小説。幕末を舞台に、武士であることに異様ともいえる情熱を捧げた男たち「新選組」の激しく切ない生き様と、彼らを見守る女たちの姿をエネルギッシュに活写。4月3日(日)からBSプレミアムで全12回放送される。現在はロケ収録を終え、この日スタジオ収録初日を迎えた。永井さんは「誰もが知る歴史上の人物。緊張やプレッシャーもあった」と語るが、撮影前には土方がその最期を迎えた北海道・函館を訪れ、「一本木関門でご挨拶させていただいた。背中を押された気がしました」といまは背筋を伸ばし、撮影に日々邁進中だ。「まずは怪我がないように。そしていま、僕たちに何ができるのか、どんな気持ちで演じるのかが勝負」と永井さん。ちなみに函館ではタクシー運転手に「土方役が似合いそうだね」と太鼓判を押されたといい、より気持ちも高まった様子だ。局長・近藤勇を演じる宅間さんは「彼らは成り上がり。武士以上に武士らしく生きる姿が、いまも多くの人を惹きつけるのだと思う」。現場にはスタッフや関係者も含め“近藤さん”がおり、撮影中は宅間さんのことは“局長”と呼ぶルールがあるのだとか。「決まりを破ったら、罰金10円」と早くもリーダーの風格漂う宅間さんだった。一方、豊原さんは「芹沢は酒好きで女好きのムチャクチャな男。品行方正で汚れのない僕がどう演じたらいいのか。まぁ、僕はどうせ死にますので」と後ろ向きな発言!?沖田総司をフレッシュに演じる辻本さんは、「殺陣も含めて僕はまだまだで、訓練の余地が有り余る。ひとりでできるものではないので、みなさんと息を合わせて、沖田らしい殺陣をやっていきたい」。ここで会見に同席したNHKの後藤高久プロデューサーから「辻本さんの殺陣が終わった後、スタッフから拍手が起こった」と明かされると、照れくさそうな表情を見せた。また、前田亜季が土方に想いを寄せる料亭の一人娘・お美代、井上和香が芹沢の娼婦・お梅を演じる。「とにかく現場は熱いの一言。新選組のみなさんは思わず応援したくなるし、殺陣は近くで見ていても壮観」と前田さん。井上さんも「必死に生きて、命に代えても志を貫く姿は尊敬できる」と新選組にメロメロの様子。今回は初の京都弁セリフに挑むが「母が京都なので、半分、京女の血が入ってる。それをどうにか引き出して、魅惑の女を演じた」と気合十分だった。「新選組血風録」は4月3日(日)よりBS時代劇にて放送開始。
2011年01月27日キャンペーンは2回第一生命保険株式会社が、12月1日より「あなたに、みんなに、いちばんキャンペーン」を開始した。『石川遼のような生命保険へ。』をキャッチフレーズとしている同社は、今回のキャンペーンでも石川選手にちなんだプレゼントを9,000名分用意している。キャンペーンは明年1月21日に第1回目が締め切られ、第2回目は3月11日までとなっている。応募方法は同社の「生涯設計デザイナー」から受け取った応募用紙か、もしくは専用サイトの応募ボタンから。専用サイトからの応募の場合は、「氏名」「住所」のほか、「メールアドレス」や「第一生命との契約の有無」を入力する必要がある。賞品は石川遼グッズかミッキーマウスか気になる賞品は、「あなたにいちばん賞」と「みんなにいちばん賞」から選択できる。このうち「あなたにいちばん賞」ではオリジナル石川遼選手スペシャルグッズとして、「キャディバッグ型カバー&ステンレスボトル」が合計3,000名に、キャディバッグ型マグカップが合計6,000名に当たる。「みんなにいちばん賞」では、「ミッキーマウスデジタルフォトフレーム」が各回500名、合計1,000名に当たる。同社によれば、第1回目の応募分は、第2回目の抽選対象とはならないとのこと。
2010年12月03日無謀、無茶だなどと思う前に“役者の本能”とでも言うべきものがうずくのか?阿部寛にとって、周囲の声など演じることを思いとどまる理由にはならないようだ。黒澤明の傑作『隠し砦の三悪人』のリメイクに、原作の熱烈なファンの多い司馬遼太郎の「坂の上の雲」(NHK)、東野圭吾の人気シリーズの「新参者」(TBS)など、「オリジナルを超えられない」、「映像化不可能」と言われる作品に次々と出演し、存在感を発揮してきた。そして今回、ヌーヴェルバーグの傑作『死刑台のエレベーター』に出演。製作決定の報に対して、おそらく否定派の方が多かったのではないだろうか?もちろん、それでも阿部さんは演じている…しかも楽しみながら。果たして阿部寛を突き動かすのは何なのか――?“エレベーターに閉じ込められる男”はシミュレーション済み?阿部さんが演じた時籐は、吉瀬美智子演じる愛人の夫を殺害し、逃走を図るもエレベーターに閉じ込められてしまう男。ほぼ全編にわたって阿部さんの演技は狭くて四角いハコの中…。「エレベーターに閉じ込められるって、誰でも夢で一度は見たことあるんじゃないかな?僕がよく見るのは、エレベーターが急上昇して止まらなくなって、100階くらいまで行っちゃう夢(苦笑)。だからある種、シミュレーションができてて、初めて演じるという気がしなかった(笑)。楽しく、孤独に(笑)やらせてもらいました」。映画で、ほかの共演者とほとんど絡むことがないというのもかなり珍しい。「たった一人で追い詰められた人間がどうするのか?それも面白かったですね。僕、『ランボー』なんか好きなんですよ(笑)。それが今回はエレベーター。隙間との戦いです。真四角のハコの中で大の男が繰り広げる必死の戦い。オリジナルを観たときに、最後の最後でドアが開いたときに男が見せる表情がすごく印象に残ってた。その“顔”こそが、この男の人生全てなんじゃないか?と。そういう男を演じるのは楽しかったですね」。「楽しい」とは言うものの、時籐という男の憔悴していく様子は“迫真”という言葉がぴったりの熱演である。相手は見えない中でどのようにあのテンションを保ち、役を作り上げていったのだろう?「今回は運よくと言いますか…蜷川(幸雄)さんの10時間もの芝居を終えた翌日にクランクインだったんです(笑)。それこそ(公演期間の)2か月ずっと追い込まれてて放心状態で。緒方監督からは『そのまま来てください』って言われました。だからもう、脱力した状態で現場に行って、それをそのまま役に移行した。時間が経ってから自分の芝居を見たとき、こんな芝居を演じていたことを忘れていたら面白いだろうなと思いました。計算も何もなく演じた。『覚えてない』ってことはそういうことですから。もう一度同じ芝居やれと言われても、変に考えちゃってだめだろうね」。「自分に肉付けできるように考え、楽しんで演じてます」では、改めて冒頭の質問に戻ろう。「この作品をなぜ映像化?」と反対する者の声が決して少なくない作品になぜ挑戦するのか?その裏にはどんな思いがあるのか?「『原作、オリジナルを超えることはできない』と言われることは多々ありますが、そこで役が自分の一部になる、肉付けをできるようにと考えながら楽しんで演じてますね。例えば『隠し砦の三悪人』で、三船敏郎さんが演じた役をやったとき、あの役のどんなところを盗んで自分のものにするか?僕にとっては馬上のシーンがそうで、あそこだけはあのまま表現してやりたかった。あとは自分流に分解して、最終的な到達点が同じ意味になるようにする、ただそれだけです。今回も本当に有名な作品で、この“力のない男”を演じるチャンスだ!と。フランス映画のフッと力を抜いたあの世界観に身を投じて、自分を映像で客観的に見ることができる。自分の中でもすごい経験になるとね」。常に演じる役から何が吸収できるかを考える。そんな阿部さんのスタイルがうかがえるが…。「リメイクの場合は特にそうかな。(オリジナルの)この役者は、自分の発想にないものを持ってる。それを真似して、盗んで、自分の肉にしようとする。あとは、新しい作品に臨む上ではこれまでと同じことをやるのではなく、できるだけ違う方向に引き離していこう、ということは意識してますね。もちろん、自己満足にだけ陥ったら見ている人は醒めてしまうからそこは気をつけていますが」。つかこうへいとの出会いが教えてくれたこと幾度となく口をつく「楽しい」という言葉。演じることに楽しさを覚えるようになったのは、今年亡くなった演出家のつかこうへいさんとの出会いがきっかけだったという。20年近くも前につかさんの「熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン」に出演。バイセクシャルの刑事役が称賛されると共に、二枚目役の多かった阿部さんのイメージを一新した。「そのころは自分の幅なんて本当に小さかった。イメージとか、くだらないものが邪魔してて。そこをつかさんが、舞台で強制的に壊してくれた。そのときは理解できなかったんだけど、2年、3年と経つうちに、『あのとき、あそこまでできたんだから今回はこれができるんじゃないか?』と自分で考えるようになった。最初に思い切り広げてもらったから、そこで自分なりの選択肢が持てるようになった。すごく演じるという世界の中で“遊ばせて”もらったんだなと思います」。「僕は決して芝居がうまくない。だからこそ越えたい壁がいろいろあるんです。壁を高く感じ続けているうちは大丈夫かな(笑)と思いますが」。演じ続ける、挑戦し続ける理由をこう語り、“不敵”とも言うべき笑みを浮かべる。。少なくとも彼がチャレンジし続ける限り、どんな「映像化不可能」作品もまずは観てみたい――。そう思わせてくれる笑みだった。■関連作品:死刑台のエレベーター 2010年10月9日より角川シネマ新宿ほか全国にて公開© 2010「死刑台のエレベーター」製作委員会■関連記事:吉瀬美智子「毛穴が分かる顔アップ」に困惑吉瀬美智子&阿部寛、年代物の貴重なワインを壇上でゴクリ!2つの事件が導く衝撃の結末『死刑台のエレベーター』試写会に20組40名様ご招待阿部寛悪女に悩まされる恋「したことある」仏映画の傑作『死刑台のエレベーター』が吉瀬美智子×阿部寛でリメイク!
2010年10月15日MBS、TBS系列で大好評の内に放送を終えたドラマ「新撰組 PEACE MAKER」。昨今の歴史好き女子、いわゆる「歴女」ブームと相まって、新撰組人気が再び高まってきているようです。かく言う僕も、歴女でこそありませんが、ドラマがきっかけで新撰組にハマった一人。新撰組についてもっと詳しく知りたい! ということで大学で幕末史について研究している女学生のMさんに、意外な新撰組雑学を教えていただきました。――早速ですが、沖田総司に関する雑学を教えていただけませんか? 美少年で剣が強くて、それでいて病弱・薄命という特徴で、ファンの心をワシづかみにしているものですが……「確かに沖田は『美少年』というイメージが一般的ですが、実はそういった記述のある文献は残っていないんです。それどころか、『ヒラメ顔で色黒』、『猫背』なんていう、『美少年』の印象からは遠く離れた証言をされていたりもするんですよ」――そうなんですか! ではなぜこんなにも「沖田は美少年」というイメージが定着したんでしょう?「沖田は剣技に優れていたにもかかわらず、結核に苦しんで死んでいったというドラマチックな人生を送りました。そのため、司馬遼太郎の『燃えよ剣』をはじめ多くの作品ではかなげなキャラクターとして描かれました。そういった印象がそのまま沖田に定着していったんでしょうね」――なるほど、歴史上の人物の印象なんて、意外と後世の人間が勝手に作っちゃっているものなのかもしれないですね。そうなると、新撰組副長・土方歳三がよく色男として描かれているのもまゆつばモノなんでしょうか。「それが、土方に関しては面白い資料が残っているんです。土方本人が小島鹿之助という親せきにあてた書簡なのですが、これが、『ものすごくモテて困る』といった内容なんです」――えー! 親せきにモテ自慢をしてるんですか!? 「鬼の副長」なんて呼ばれてますが、意外とおちゃめなところもあったんですね。面白いエピソードです。――さて、そろそろ人物以外についても聞きたいんですが、新撰組といえばあの水色の隊服! 女性から人気があるとはいえ、新撰組は一応戦闘集団のはずですよね? 本当にあんな派手な服を着て戦いに臨んでいたんですか?「あさぎ色に染められた羽織のことですね。確かに派手ですよね。新撰組があの羽織をドラマのように着用していたかというと、そうではないようです。普段は汚れや返り血などが目立たない黒い羽織を着ていたそうですよ」――やっぱり!「しかし、このあさぎ色の羽織には新撰組の覚悟が表れているんです。武士は切腹時、あさぎ色の裃(かみしも)を着たのですが、新撰組はそのあさぎ色を隊服に取り入れることによって『死を覚悟の上で戦いに臨む』という姿勢を示したんですね。この隊服は副長・土方によって考案されたのですが、こういう粋なことを考える土方ってやっぱりかっこいいですよね!」――あれれ、Mさん、熱心に幕末を研究している方だと思っていたら、ご自身も土方に入れ込んでいる歴女だったんですね! いやあ、熱のこもった雑学、いろいろとありがとうございました!ドラマがきっかけでハマった新撰組ですが、お話を伺ううちに、幕末の歴史や文化そのものにも興味がわいてきました。知識を増やして、さらに深く楽しんでいきたいと思います。皆さんも、この機会に新撰組にどっぷり浸かってみませんか?(永田兄弟/オモコロ)戦国時代の非常食、「干飯」を作って食べてみた新選組の隊員も食べていたんでしょうか?女子の間で戦国武将好きが急増中?? その理由に迫る好きな戦国武将アンケートなど行ってます。果たして1位は!?どうやったら"偉人"になれるの? 偉人研究家に聞いた偉人になって、沖田や土方と肩を並べたい!【関連リンク】世界経済の流れをつかもう出勤前にジブン磨き!丸の内朝大学で学ぶ卒業式の袴特集
2010年03月27日歴史好きと言えば、男性だけのイメージでしたが、最近は歴史好きを公言する女性も多く、彼女たちを総称する「歴女(れきじょ)」という言葉も話題になりました。では、そんな歴女たちが一番好きな時代はいつでしょうか?20代を中心とした女性にアンケートを採ってみました。男性編との違いはあるのでしょうか。>>男性編も見るQ.日本の歴史の中で一番好きな時代はいつですか?1位平安時代21%2位江戸時代15%3位昭和時代13%4位戦国時代12%5位明治時代8%平安時代・「『女性が男性を待つ』という風潮が好き」(22歳/商社/営業)・「『源氏物語』などから読み取れる、その時代の恋愛観や人間関係が面白い」(24歳/金融/金融系専門職)・「清少納言や紫式部の活躍(そしてバトル)が面白い」(25歳/官公庁/その他)・「文化が華やかで文学が発達した点がいい」(23歳/教育関連/サービス)・「平安貴族の優雅な暮らしぶり。衣装や行事などが趣深いから好き」(26歳/食品/研究開発)江戸時代:・「浮世絵が好きだから」(26歳/金属/財務)・「徳川家康から続く、葵三代が好き。彼らが江戸という時代の基礎を作ったから」(26歳/商社/総務)・「庶民が最もイキイキとしていた時代だと思う。江戸しぐさの話は大好き」(27歳/小売/販売)・「すごくエコな生活をしていることに興味があるから」(23歳/倉庫/事務)昭和時代・「高度成長期の家電やファッションの急成長、そしてバブル時代に興味があるから」(29歳/旅行/サービス)・「アポロ13号の、月面着陸に興味があるから」(26歳/精密機器/マーケティング)・「貧しかったかもしれないけど、人とのつながりが温かかったと思うから」(24歳/生保/その他)・「学生運動など、パワフルな時代だったと思うから」(23歳/不動産/営業)戦国時代・「自分の命を賭けて戦う姿に男らしさを感じる」(26歳/商社/財務)・「徳川家康、織田信長、豊臣秀吉の3人の物語が好き」(23歳/運輸/マーケティング)・「夢や野望、理想を求めて知恵をフル活用する武将たちが好き」(24歳/その他/給食サービス業)明治時代・「幕末の維新志士。坂本龍馬や桂小五郎、吉田松陰などが好き」(24歳/医薬品/研究開発)・「近代化しようと頑張っていた時代だから。司馬遼太郎の『坂の上の雲』を読んで秋山真之にはまった」(24歳/IT/SE)・「明治維新。ここから現代へと時代の流れができてくるので興味がある」(27歳/金融/金融系専門職)・「建物や文化がオシャレで好き」(24歳/食品/企画開発)完全版(画像などあり)を見る
2009年10月30日