東京・上野にある東京藝術大学大学美術館で「大吉原展」が開かれています。江戸時代のファッションや芸術の発信地だった遊廓地、吉原。華やかな日本文化が集まる場であるとともに、負の歴史も背負う吉原をテーマにした異色の展覧会について、専門家のお話や展示風景などをレポートします。文化発信と売買春の場所…展示室入り口※本記事の写真は、主催者の許可を得て撮影しています。【女子的アートナビ】vol. 330本展では、江戸時代に約250年も続いた幕府公認の遊廓・吉原で発達した江戸文化や芸術などについて、国内外からの名品で紹介。大英博物館や千葉市美術館、細見美術館などが所蔵する浮世絵や美人画などの絵画をはじめ、工芸品や着物なども展示されています。そもそも吉原とは、どんな場所だったのでしょう?江戸幕府が1617年に遊廓として許可した吉原は、最初は現在の東京都中央区・人形町にありました。1657年、明暦の大火を機に吉原は台東区・千束に移転。日本の代表的な遊廓として繁栄しましたが、明治以降は衰退し、1958年の売春防止法により消滅しました。プレス内覧会では、本展学術顧問で法政大学名誉教授の田中優子先生から、展覧会の趣旨などについて詳しい説明がありました。以下、要約してお伝えします。田中先生吉原は、文学や絵画、工芸などさまざまなものが生まれた場所です。遊女たちはすばらしい着物を身につけ、絵師たちは深い関心と尊敬の念をもって彼女たちを描いています。吉原は遊廓ですが、文化が凝縮し、新しい文化が生まれる拠点にもなっていたという側面は、日本の文化史において見過ごしてはならない点です。しかし、吉原の経済基盤は売買春であり、膨大な借金を抱えた遊女たちが働かされていました。これは明らかに人権侵害です。遊廓という組織は二度と出現してはならない場所であり、その存在が現在に至るまで日本社会で「女性」についての固定観念をつくってしまったのは間違いのないことです。日本文化の発信地であり、売買春の場でもあった吉原ですが、その片方を見ることによりもう片方を隠してしまうことに問題があると私は思います。両方があることを知ってください。なぜその両方が両立できたのか、それを考えつつ、吉原文化を見ていただきたいと思います。夜桜見物を描いた大作!歌川豊春《新吉原春景図屏風》天明(1781〜89)後期〜寛政(1789〜1801)前期、個人蔵【通期展示】では、展示の見どころをいくつかご紹介していきます。地下二階にある最初の展示室では「吉原入門」というテーマで、吉原の町を描いた作品や、喜多川歌麿の大判錦絵などが並んでいます。この部屋で特に注目したいのは、浮世絵界の有名な流派「歌川派」の祖、歌川豊春の《新吉原春景図屏風》。夜桜見物でにぎわう町の景色をテーマにした肉筆画の大作です。吉原ではさまざまな年中行事が行われ、例えば桜の季節になると、本物の桜の木を植木屋が運び込み、客が遊女たちと一緒に花見を楽しめるように演出されました。この作品には、遊女や客など町を行きかう人々が桜を楽しんでいる様子が生き生きと描かれています。花魁が泣いて怒った作品とは…展示風景より、中央に見えるのが高橋由一《花魁》[重要文化財]明治5年(1872)東京藝術大学所蔵地下二階の第二会場では、錦絵美人画や蔦屋重三郎の出版物、明治期の絵画などが展示されています。ここでの見どころは、日本初の洋画家として知られる高橋由一の作品《花魁》。本展を企画した東京藝術大学大学美術館教授の古田亮先生は、この作品について次のように解説しています。古田先生本作品は、実際にいた遊女を油絵で描いたものです。それまで遊女は、浮世絵の美人画として描かれていました。本作のように写実的に描かれたのは初めてだったため、花魁は驚いて「私はこんな顔ではありません」と泣いて怒ったという逸話が残されています。この作品は数年前から修復しており、今回の展覧会で修復後はじめて公開となりました。顔のツヤや目の輝きなど、描かれた当時の微妙な質感を見ることができるようになり、高橋由一の技量がわかると思います。吉原にタイムスリップ!展示風景より三階の第三会場に入ると、雰囲気がガラリと変化。吉原の町並みが現れ、三味線の音色も流れて、江戸時代にタイムスリップした気分を味わえる展示空間になっています。例えば「京町一丁目大文字屋サロン」のようにテーマごとに区切って、浮世絵や工芸品などを展示。本展のキービジュアルにも使われている喜多川歌麿の華やかな肉筆画《吉原の花》をはじめ、溪斎英泉や歌川広重、歌川国貞などの作品も楽しめます。展示風景より特に目を引いたのは、三味線の展示。古田先生は、次のように述べています。古田先生これは、18世紀前半に実在した「玉菊」という花魁が使っていたと伝わる三味線です。才色兼備で諸芸に通じ、吉原の人々から愛された玉菊は25歳で亡くなりました。その死をいたみ、吉原では玉菊供養の燈籠(とうろう)を飾るようになり、それが年中行事のひとつになりました。遊廓の美しい模型も!辻村寿三郎、三浦宏、服部一郎《江戸風俗人形》昭和56年(1981)台東区立下町風俗資料館所蔵【通期展示】最後の展示室では、《江戸風俗人形》を展示。台東区立下町風俗資料館のコレクションで、3メートル近い台の上に文化文政期時代の美しい遊廓の世界が再現されています。檜細工師の三浦宏氏による建物は、国産の木材を使用。部屋のつくりなど細かな部分まで再現されています。江戸小物細工師・服部一郎氏が各部屋の調度品を手がけ、人形師・辻村寿三郎氏が制作した人形は、刺繍された美しい衣装を身につけています。女性たちの化粧も当時流行したものになっていて、見ていて飽きません。本展では、遊廓の華やかで美しい一面だけでなく、遊女たちが置かれた境遇についての説明もあり、吉原の歴史についても考えさせられました。吉原文化の光と影を感じられる展覧会、ぜひ一度訪れてみてください。Information会期:2024年3月26日(火)~5月19日(日)開館時間:午前10時 ~午後5時(入館は午後4時30分まで)※会期中、作品の展示替えがあります前期展示:3月26日(火)~ 4月21日(日)後期展示:4月23日(火)~5月19日(日)会場:東京藝術大学大学美術館休館日:月曜日、5月7日(火)(ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館)観覧料:一般 ¥2,000、高校・大学生 ¥1,200、中学生以下無料
2024年04月14日2024年3月26日(火)より、東京藝術大学大学美術館では、『大吉原展』を開催する。約10万平方メートルもの広大な敷地に、約250年の長きにわたって続いた江戸の吉原。公界としての伝統と格式を備えた幕府公認のこの遊廓は、常に贅沢な非日常の世界を演出することで多くの人々をひきつけた。遊廓は現在の社会通念からは許されざる制度だが、そうした負の歴史も踏まえて、吉原遊廓における江戸の文化と芸術を、国内外の名品の数々で丁寧に検証する。同展最大の特徴は、展示室全体で吉原の五丁町を演出する展示構成。来館者は吉原見物の客になった気分で、大門、常燈明、見返り柳などのある吉原の街を疑似体験する。独得のしきたりや風習、遊女の生活やファッションなど、吉原の文化や歴史は、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎らの厳選された浮世絵で紹介。明治時代に入って高橋由一が描いた油彩画《花魁》は、修復後初の公開だ。さらに辻村寿三郎の人形たちが妓楼「三浦屋」を舞台に生活を繰り広げる、3メートル四方の巨大ミニチュアワールドも出現。各部屋に置かれた精緻な作りの調度品なども注目だ。また今回は、アメリカ合衆国最古の公立美術館、ワズワース・アテネウム美術館や大英博物館から、数々の名品が里帰りする。とくに前者から出品される喜多川歌麿の《吉原の花》は、箱根、岡田美術館所蔵の《深川の雪》、アメリカ、フリーア美術館所蔵の《品川の月》と合せた三部作のひとつとして知られている。18000円の特典付き夜間特別開館チケット購入者が展示場内で実際に花魁道中を見ることができる「お大尽ナイト」や、江戸東京研究センター特任教授・田中優子による記念講演会など、スペシャルな企画多数。その他のイベントも合わせて、詳細は展覧会公式ホームページで確認を。<開催概要>『大吉原展』会期:2024年3月26日(火)~5月19日(日)※会期中展示替えあり会場:東京藝術大学大学美術館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般2,000円、大高1,200 円チケット情報: ()公式サイト:
2024年03月12日今年の春も、心ときめくコスメが目白押し。2024年春夏「ananモテコスメ大賞」トレンド部門編では、俳優の前田公輝さんがトレンドの香りをチェック。前田公輝×ふわり春気分フレグランス香りは空間づくりにもなり気分を変えるスイッチにも。香りデビューは中高生の頃。当時流行の『グッチ』の「ラッシュ2」だったという前田公輝さん。現在は、もう10年近くも『イソップ』の「マラケッシュ」を愛用しているそう。「本当はいろんな香りを試してみたいけど、寄り道しても結局、このウッディかつスパイシーな香りに戻っちゃうんです。香水をつけているというより、まるでお香のように、日常に溶け込む香りが大好き」撮影現場やプライベートで、香りはマスト。愛用ポーチには常に「マラケッシュ」を忍ばせている様子。「体につけなくてもマスクにつけたり、香りだけ嗅いだり。香りって集中力を高めたりテンションを上げたり、逆にリラックス作用もある。それが空間づくりにもなれば、気分を変えるスイッチにもなるんです」凛と佇む樹木が放つ華々しさがクセになる 賞【THREE】エッセンシャルセンツ X02 SAKURA MIDTOWN桜を樹木と捉えた新感覚の“SAKURA”ラベンダーなどの甘さをピンクペッパーで引き締め、ベルガモットやゼラニウムで舞い散る花びらを表現。桜=樹木と捉え、ウッディフローラルという新感覚な香りを提案。「好みのウッディ×スパイシーで、頭がクリアになる感じ。撮影現場で休憩から戻る時に、香りだけ嗅いで気合を入れたい」。9ml ¥5,390 3/3限定発売(THREE TEL:0120・898・003)「僕の肌がもともと甘い香りなのと、基礎体温が高いので、短時間で香りが変化しやすくて。それも香水をまとう楽しみです」エネルギーをもたらしモチベUPできる 賞【MUCHA】ヘアオイル リリーふわりと髪から香るやる気みなぎるリリー。アボカド油など8種の植物由来のオイルを使用した、シリコンフリー処方。華やかで濃厚なユリを主役に、エキゾティックなイランイランと甘いバニラの香りをブレンド。髪、手、体をケアできる。「エネルギーを感じ、精神を安定させてくれる香り。筋トレや有酸素運動をする時に髪につけたい」。35ml ¥5,940 3/1発売(ミュシャ)「最初は甘さの中にほんのり酸味を感じ、体温によって甘さが増す感覚でした。僕はボディよりも髪につけるほうが好き」地球にも香りをまとう人のマインドにも優しい 賞【SHIRO】ゼロサボン オードパルファン悩みも優しく包み込むような清潔感ある香り。エシカルなモノづくりを続けている『シロ』。規制に伴うリニューアルで余った香料を使えるよう調節し、魅力をさらに引き出したサボンはジェンダーレスに。「家でリラックスしつつコンビニに行けるぐらいのワンマイルウェアに合わせたい。悩みを緩和させる優しさを感じます」。40ml ¥4,180 限定発売(シロ カスタマーサポート info@shiro-shiro.jp)「お風呂上がりのような清潔感ある香りなので、手首につけたい。携帯をいじった時にふわっと香るぐらいがいい」Gouki Maeda1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。放送中のドラマ『アイのない恋人たち』(テレビ朝日系)に郷雄馬役で出演。美容男子としても知られている。※『anan』2024年2月28日号より。写真・恩田はるみスタイリスト・大島有華取材、文・若山あや(by anan編集部)
2024年02月23日3月26日から東京藝術大学大学美術館で開催予定の展覧会「大吉原展 江戸アメイヂング」。その公式サイトの内容が、SNSで物議を醸している。「大吉原展」は、江戸幕府公認の遊郭だった吉原をテーマとした展覧会。公式サイトには「江戸のメディア王も、新進気鋭のクリエーターも、最新のエンタメもここから生まれた!」とのキャッチコピーとともに、展示について「美術館が吉原になる!」「桜満開の上野に江戸吉原の美が集結!」と紹介している。さらに吉原について、こういった説明も。《武士であっても刀を預けるしきたりを持ち、洗練された教養や鍛え抜かれた芸事で客をもてなし、夜桜や俄など季節ごとに町をあげて催事を行いました》《約250年続いた江戸吉原は、常に文化発信の中心でもあったのです。3月にだけ桜を植えるなど贅沢に非日常が演出され仕掛けられた虚構の世界だったからこそ、多くの江戸庶民に親しまれ、地方から江戸見物に来た人たちが吉原を訪れました》このように、「大吉原展」ではその様子や、その空間ゆえに発展した文化を知ることができるようだ。江戸文化に触れる、貴重な機会になることは間違いない。一方で、そもそも吉原は女性たちが性的に搾取されていたと指摘されている場所でもある。この展示で講演会を行う、法政大学名誉教授の田中優子氏は、著書の『遊廓と日本人』(講談社現代新書)の冒頭で、《遊廓は二度とこの世に出現すべきではなく、造ることができない場所であり制度である》と述べており、遊女として働く女性が「借金のかた」として自由を奪われていた事実を”人権侵害”と厳しく批判している。しかし、「大吉原展」の公式サイト上では、そのような点に触れている様子はない。また、吉原の風物詩を伝えるコーナーを紹介する際には「エンタメ大好き!」「お江戸吉原は年中イベント三昧」との文言が。また、吉原は「ファッションの最先端」で「イケてる人は吉原にいた」など、華やかな面を強調するコピーライティングが随所になされている。吉原が江戸文化の発祥地であることは確かであるものの、負の側面に一切触れず美しい面のみをフォーカスしている今回のWEBサイトの表現に対しては、“軽薄”だとして批判する声がSNS上で相次いだ。《人身売買や性的搾取という厳然たる側面に一言も触れずに、アートや芸術を標榜する軽薄さが痛々しい》《東京藝術大学美術館の大吉原展”イケてる人は吉原にいた!”という表現に違和感”生れては苦界 死しては浄閑寺“の句の如く人身売買された挙句に捨てられた吉原遊女がどれだけいたことか…だけど見どころにはそんな女性哀史には全く触れず…》《大吉原展のホームページ見たけど、暗い部分綺麗に排除されてて不自然さがすごかった》《「大吉原展」と銘打つなら負の部分も同程度にきっちり紹介すべきでは?「美の集結」だの「エンタメ」だの、軽すぎる。言葉も思想も軽すぎる。何を示そうとしているのか、全く分からん。あかんよ、ほんまに》そこでキャッチコピーに込めた意図や批判への見解などについて「大吉原展」の広報事務局に問い合わせると2月8日20時、担当者から次の回答があった。《本展の開催について、さまざまなご意見をいただいていることから、展覧会の主催者よりご説明申し上げます。本展のテーマである「吉原」という場所は、江戸時代に幕府公認のもとで作られました。この空間はそもそも芸能の空間でしたが、売買春が行われていたことは事実です。同時に、徹底した非日常の空間演出をはじめ、廓言葉の創造、書や和歌俳諧、着物や諸道具の工芸、書籍の出版、日本舞踊、音曲、生け花や茶の湯など、文化の集積地でもありました。その結果、多くの文化人が集い、膨大な絵画や浮世絵、書籍などを生み出す場となりました。本展は、今まで「日本文化」として位置づけられてこなかった「吉原」が生み出した文化を、美術作品を通じて再検証し、江戸文化の記憶として改めて紹介する趣旨で開催を決定いたしました。しかしながら一方で、上述しましたように、本展がテーマとする、花魁を中心とした遊郭「吉原」は、前借金の返済にしばられ、自由意志でやめることのできない遊女たちが支えたものであり、これは人権侵害・女性虐待にほかならず、許されない制度です。本展では、決して繰り返してはならない女性差別の負の歴史をふまえて展示してまいります。》そして、その30分後、同様の声明文が「大吉原展」の公式サイトにアップされた。
2024年02月09日吉高由里子が主演する大河ドラマ「光る君へ」の3話が1月21日放送。町田啓太演じる公任に「仕草が最の高…」など絶賛の声が相次いだほか、柄本佑演じる道長らとの“恋愛トーク”場面に「源氏物語」へのオマージュを感じた視聴者からの感想も寄せられている。世界最古の女性文学といわれる「源氏物語」を書き上げた紫式部が主人公の本作。脚本を「大恋愛~僕を忘れる君と」や「知らなくていいコト」などで知られる大石静が手がけ、平安中期を舞台にした物語が展開していく。並外れた文学の才を発揮しつつあったものの、父・藤原為時から代筆仕事を禁じられてしまった紫式部/まひろには吉高さん。前回のラストで盗賊と間違われ捕まってしまった藤原道長には柄本佑。自らの立場が危うくなることを避けるためまひろの母の死を隠し、代筆仕事も辞めさせた父・藤原為時に岸谷五朗。勉学が苦手で文学の才がある姉と比較されがちなまひろの弟・藤原惟規に高杉真宙。父・兼家から汚れ仕事を命じられる道長の次兄・藤原道兼に玉置玲央。才色ともに優れ上品さ、明るさをも兼ね備えた道長の長兄・藤原道隆に井浦新。道長の姉で円融天皇と子を設けた藤原詮子に吉田羊。政治のトップに躍り出ようと画策する道長の父で右大臣の藤原兼家に段田安則。道兼に毒を盛られ体調を崩す円融天皇に坂東巳之助といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。3話は自分のせいで放免に捕らえられた道長を心配するまひろだが、父の為時に謹慎を強いられ、ただ案じることしかできない。兼家の指示で道兼は女官を使って帝の食事に毒を仕込み、円融天皇は急激に体が弱っていく。政権を掌握するため兼家はライバルの左大臣家の動向を探ろうと、為時を利用してまひろを間者として送り込む…というストーリー。道長の嫡妻・源倫子(黒木華)たちのもとにやってきたまひろは、倫子に仕える女流歌人の赤染衛門(凰稀かなめ)ら女性たちと偏継(へんつ)ぎ遊びをすることに。そこで持ち前の文才を発揮していく姿に「空気読まずに無双するんかw」「ヤバいまひろが無双しちゃうw」「あー、下級貴族お嬢様が知性で無双してしまう!」「手加減してあげてー皆様泣いちゃうよ」などの声が視聴者から上がる。一方、碁を打つ道長と藤原斉信(金田哲)に、藤原公任は宮中の女性たちからもらった恋の詩を見せ“品評会”をしながら恋愛トークに華を咲かせる…町田啓太演じる公任に「爆モテ公任が町田啓太なの本当ありがとう」「光る君へ3話、私の中で完全に町田公任一色だったんだけど...」「横たわって登場するとは…しかも文を読む時に纓を手ではらう仕草が最の高…」など絶賛の声が相次ぐ。また道長、公任、斉信の3人のやり取りに「直衣姿でのボーイズトークが源氏物語の「雨夜の品定め」っぽくて身悶え」「3人の貴公子たちが女性について戯言を交わす場面、「雨夜の品定め」に引っかけているのが面白い」「こんなふうに源氏物語をオマージュしたシーンが毎回あるんですね」など、源氏物語に登場する“雨夜の品定め”を連想したというコメントも数多くSNSに投稿されている。【第4話あらすじ】互いに身分を偽ってきたまひろと道長だったが、まひろはついに素性を明かす。道長も真実を語ろうとするが…。円融天皇の譲位を知った詮子は挨拶のために謁見するが、思いもよらぬ嫌疑をかけられる。また、まひろは倫子からの依頼で、即位した花山天皇(本郷奏多)の前で五節の舞を披露する舞姫に選ばれ、驚愕の真実を知ることに…。「光る君へ」はNHK総合で毎週日曜20時~(再放送は翌週土曜13時5分~)、BS・BSP4Kで毎週日曜18時、BSP4Kで毎週日曜12時15分から放送中。(笠緒)
2024年01月22日女優の土屋太鳳が16日、東京・表参道で行われた「ディオール ホリデー ポップアップ」プレビューに登場。今年8月に第1子出産を発表してから初の公の場となった。土屋は、美脚のぞくレーススカートを取り入れたホワイトコーデに、ネックレスやイヤカフなどを合わせて華やかに。笑顔でフォトセッションに応じていた。11月18日~12月25日まで開催される同ポップアップは、ディオール 2024年クルーズ コレクションに登場したバタフライモチーフに彩られ、店内には、ゴールドやホワイトカラーのバッグやドレス、限定アイテムをはじめ、11月発売の新作ファイン ジュエリーなどホリデーギフト選びのイマジネーションを刺激するさまざまなアイテムが並ぶ。オープンに先駆けて行われたプレビューには、ディオール ジャパン アンバサダーの新木優子、横浜流星、中谷美紀らが出席。ディオールのファッションやジュエリーをまとい、表参道交差点でひときわ目をひくゴールドに輝く「TREE OF LIFE(生命の木)」の前に登場した。
2023年11月16日映画『ナックルガール』の撮影前から、アクションの稽古と並行して、自らの体づくりも行っていたという前田公輝さん。「日韓合作の映画で、アクション監修は韓国のチーム。アクション技術だけではなく基礎トレーニングから重視していました。初めて韓国式の基礎トレを1時間やった時は、そのあと2時間動けなくなったぐらいキツかったです(笑)」前田さんが演じたのは、三吉彩花さん演じる橘蘭に戦闘スタイルを教える、元恋人の神谷瞬。「体に厚みがないとキャラクター的に弱いと思って、上半身をメインに本気で鍛えました。最初はツラかったけど、そのうち体が変わっていくのが楽しくなって。よく聞く『筋肉は裏切らない』の意味もわかりました(笑)」普段から、役によって体の仕上がりを変えているそうで、そのトレーニング方法も様々だという。「神谷はお金がなくて、武骨で人間的な要素を持ち合わせているタイプの男なので、ジムには通わずにあえて家でソファなどを使って、自己流トレーニングを中心にしていました。スタイリッシュかつ、日本人らしい体格に見せたくて、プロテインは飲まずに、筋トレのみで作った体です。筋肉をつけたい時は筋トレを強化し、体力を維持したい時はとにかく走って有酸素運動をする。そうやって使い分けていました」クランクアップと同時に、そんな厳しいトレーニングからも解放されたと思いきや…。「続いてこのananの撮影のお話をいただき、トレーニングを継続中。昨晩からむくみ予防で水分摂取を減らして、より筋肉の凹凸を見せるために仕上げたつもりです。撮影が終わったら、いち早く大好きなグミを食べたい(笑)」今の体の仕上がりについては「自己評価は50点。でも写真や衣装などプロのみなさんのおかげで、80点ぐらいにはなったかな」と前田さん。「体を鍛えることはメンタルケアにもなる」のは、自ら実践したからわかったこと。「僕はめちゃめちゃポジティブ変換器なので、あまり落ち込まないタイプ。それに、そうなる前に体を動かすと、マインドを切り替えられて悩みも忘れられるので、すぐに走りにいきます。足を動かして走っているうちに、体づくりの過程が人生とリンクしているように思えてきて、前向きな気持ちになれるんですよね。足を前に出すことって大事!それにトレーニングをやり切ったり、目標を達成した時に見える景色は全然違うし、新たな喜びも知りました。多様化の時代であり、情報も溢れていると、選択肢が多いからこそ迷いや悩みも多くなるのかもしれません。そんな時、体が強いと自分を信じる強いマインドもキープできると思っています」一方で、鍛えている女性も素敵に映るそう。「うっすら筋の入った腹筋もヘルシーですが、鍛えることでくびれができたウエストは美しいと思います。いきなりハードなトレーニングは大変だけど、毎日1分ずつから始めても、続けていれば必ず体は変わっていくはず。筋肉は裏切りませんから(笑)」“護れるカラダ”への道のり+5kgで上半身に厚みを出すとバランスがいい。「セルフトレーニングで、腕立てを毎日やっていた時の腕は、自分史上最大で最高の出来だったので、記念に撮りました(笑)。僕は肩幅が広いので、身長に対しての理想体重だと痩せて見えてしまうんです。だから腕や胸筋を鍛えて理想体重より+5kgの、厚みのある上半身が、バランスがいい」強いマインドを作るため毎日お湯に浸かっています。「メンタルを整え、強いマインドをキープするためには運動ともうひとつ、お湯に毎日浸かって汗をかき、体内を循環させることも大事。入浴剤のBARTHは無色透明で香りも最小限。汗をたっぷり出してくれるので愛用しています。KITOWAのバスエッセンスは香りで癒されたい時に」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。6歳で芸能界入りし、俳優として活躍。代表作は、連続テレビ小説『ちむどんどん』ほか多数。放送中のドラマ『大奥 Season2』(NHK総合)、『セクシー田中さん』(日本テレビ系)に出演。トレンチコート、パンツ 共に参考商品(アン ドゥムルメステール/エム TEL:03・6721・0406)スニーカー¥83,600(ピエール アルディ/ピエール アルディ 東京 TEL:03・6712・6809)Prime Video映画『ナックルガール』日本のAmazonスタジオが手掛ける本作。日本人キャストと、韓国の映画制作会社クロスピクチャーズによる、日韓共同制作作品で、原作は『梨泰院クラス』(『六本木クラス』)などで知られる、韓国のKakao発の大人気Webコミック『ナックルガール』。ナックル一つで命をかけた戦いに挑む、若き主人公・橘蘭を三吉彩花さんが、また元恋人役・神谷瞬を前田公輝さんが演じる。11月2日より、プライム会員に向けて世界独占配信!※『anan』2023年11月1日号より。写真・SASU TEI(RETUNE Rep)スタイリスト・清原愛花ヘア&メイク・松橋亜紀取材、文・若山あや(by anan編集部)
2023年10月29日東京都渋谷区にある太田記念美術館では、2023年11月1日(水)より、『葛飾応為「吉原格子先之図」―肉筆画の魅力』展が開催される。葛飾北斎の娘、応為の《吉原格子先之図》を中心に、館所蔵の浮世絵師による肉筆画の優品を紹介する展覧会だ。葛飾応為の本名はお栄。父の北斎にいつも「おーい!」と呼ばれていたことから、画号を「応為(おうい)」にしたという(諸説あり)彼女の絵は、世界で十数点しか作品が確認されていないにもかかわらず、北斎とは異なる印象的な作風で、多くの人を魅了し続けている。そんな応為の代表作のひとつが、太田記念美術館が所蔵する《吉原格子先之図》。江戸の遊郭、吉原の夜をドラマチックに描いた名品で、妓楼の格子に群がる客が持つ提灯の光や、見世から漏れる光が、人々の姿を闇の中に浮かび上がらせる幻想的な作品だ。同作が展示されるのは約3年半ぶり。ぜひこの機会に、北斎の娘が描いた貴重な名品を堪能したい。また今回は、北斎、歌麿、清親ら太田記念美術館所蔵の肉筆画コレクションも公開される。肉筆画は、彫師や摺師と協業で一度に大量に摺られる版画と違い、絵師が紙や絹に描いて仕上げた一点もの。本展では、それらを「人を描く」「市井を描く」「風景を描く」「物語を描く」という4つのテーマに分けて紹介する。なかでも注目したいのは、応為と同じく夜の光を描いた明治の浮世絵師、小林清親の《開化の東京両国橋之図》だ。巨大な橋やその上を行き交う人々を黒いシルエットであらわし、提灯やガス灯、家の窓から漏れる灯りがぽつぽつと光る「光線画」で、江戸の情緒と文明開化の雰囲気が混在する、ノスタルジックな風景画となっている。<開催情報>『葛飾応為「吉原格子先之図」―肉筆画の魅力』会期:2023年11月1日(水)~11月26日(日)会場:太田記念美術館時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:月曜料金:一般1,000円、大高700円公式サイト:()
2023年10月16日2023年秋冬「ananモテコスメ大賞」トレンド部門。ここでは、俳優・前田公輝さんが“優秀プライマー”にトライ!前田公輝×優秀プライマーいくつもの機能を兼ね備えた優秀な下地が続々と登場している今、どのようにアイテムを選べばよいのかが悩みどころ。透明感ある白肌をキープしている前田公輝さんは、自分の肌に合わせた使い方をしたいそう。「僕は色が白いほうなので、女性用の下地を使う時でも、白に近いブルベに似合う感じの色を選んでいます。きれいな肌にしておきたいと思いつつ、どの世代の方にも良い印象を持ってもらえるような、違和感のないバランス感を探しています」肌悩みを解消してくれる、ポイント使いにもこだわりが。「僕は疲れが出るとほうれい線に赤みなどが出てきたりするので、そういう悩んでいる部分をカバーできるようなアイテムがいいな、と思っています。日常的に使うとなると、肌馴染みの良さも大切。自分の素材はなるべく消さず、塗ることによってポテンシャルを高められるようなポイント使いをしていきたいです!」1、ツヤ、トーンアップで褒められ肌完成 賞【MAQuiIIAGE】ドラマティックフォルミンググロウベースさらっと馴染む使い心地。顔立ちに合わせてツヤと立体感をコントロールしてくれる下地。過剰な皮脂や水分も吸収し、テカリやカサつきを防ぐ。「使っていて、みずみずしさ、なめらかさがありました。トーンアップもして、肌状態があまり良くない時に使ったんですが、それでも周りからの評判が良かったです」。¥3,300(マキアージュ/マキアージュお客さま窓口 TEL:0120・456・226)「肌の赤みをしっかり補正してくれました。美容液が入っていてもさらっとした使用感」2、自信をくれる、ゴールドパールの輝き 賞【&be】UVプライマー シャイニーグロウ驚きの保湿力とのび。ツヤ肌、日焼け止め、美容液と、3役叶えるアイテム。ベージュカラーをベースに、ゴールドパールが透明感を与えるとともに、肌悩みをカムフラージュしてくれる。また、高い紫外線カット効果を、ノンケミカル処方で実現。「保湿力が高くてのびも良いので、少量でもカバーできます」。¥2,750 限定発売(&be/&be TEL:0120・274・032)「めちゃめちゃ輝きが強くて、SPFも50+なのに、肌にのせた時のゴワつき感がない!」3、潤いとなめらかな白肌が同時に叶うで 賞【ALBION】リングライト エフェクター美しいツヤ感が持続。凹凸を補正して、肌を整えて明るさを与えてくれる。保湿成分を配合した潤い膜が密着し、ベースとしてだけではなくセミファンデーションとしても機能。「トーンアップしつつ、とにかく自然な仕上がりとツヤ感になったのが印象的です。やりすぎ感が出ないので、日常使いしやすそう」。¥3,850(アルビオン/アルビオン TEL:0120・114・225)「“塗っている”という感じになりすぎず、程よいパール感で、肌に馴染みます!」まえだ・ごうき1991年4月3日生まれ、神奈川県出身。俳優。息もつかせぬ究極の100分間の心理劇、ミュージカル『スリル・ミー』に好評出演中。※『anan』2023年9月27日号より。写真・小川久志(by anan編集部)
2023年09月23日金曜ドラマDEEP枠の第2弾作品として、明日7月7日(金)深夜より放送される新ドラマ「癒やしのお隣さんには秘密がある」。ドラマ公式SNSにて、小関裕太と前田公輝のオフショットが公開された。小説から漫画化もされた人気作品を映像化する本作は、恋愛とは無縁の生活を送っている蓬田藤子(田辺桃子)の隣に、超ハイスペックな男性が引っ越して来るところから始まる物語。チャンス到来かと思いきや、お隣さん・仁科蒼真は、自分のストーカーだった――。小関さんが演じるのは、“謎の多いストーカー”仁科蒼真。前田さんが演じるのは、藤子にキツくあたってしまう藤子と同じ部署の先輩・柏木隆だ。今回TwitterとInstagramには、それぞれ別ショットの写真が投稿。「お二人とも笑顔がサイコー」、「ドラマでどんな絡みがあるのか楽しみ」、「公輝くんと裕太くんのツーショット見れるとかもう最高すぎて……」、「なんやこれ!!最強のふたりやん!!」といったコメントや、また2人共、教育番組「天才てれびくん」の出身ということで、「天てれコラボ素敵ーー」、「激アツっす」、「最高!!!」と歓喜のコメントも寄せられている。さらに、小関さんもこの投稿をリツイートする形で「ずっと続けてるとこういうこともあるのですね…」と感慨深げな様子だ。第1話あらすじ会社員の蓬田藤子(田辺桃子)は、実家に仕送りをしながら、古いアパートで独り暮らしをしている。真面目さがゆえに、頼まれた仕事は断らず笑顔で引き受けすぎてしまう日々を送り、恋愛とは無縁の生活を送っていた。そんなある日、隣の部屋にエリート会社員の仁科蒼真(小関裕太)が引っ越してきた。仁科は優しく真摯で、偶然にもベランダでビールを飲む習慣が一緒だった。いつの間にか、仁科とベランダで話すことが藤子にとって癒やしの時間となっていくが、仁科には絶対に知られてはいけない“秘密”があった。それは、彼が藤子のストーカーだということ――。金曜ドラマDEEP「癒やしのお隣さんには秘密がある」は7月7日(金)より毎週金曜24時30分~日本テレビほかにて放送(※初回は25時~)。毎週金曜24時30分~TVer、Huluにて配信。(シネマカフェ編集部)
2023年07月06日木村拓哉が刑事指導官を演じた「風間公親-教場0-」の最終話が6月26日放送。「風間公親って木村拓哉の代表作になったね」「木村拓哉の令和代表作」など、本作が木村さんの新たな代表作になったという声がネット上に溢れている。「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位獲得、シリーズ累計100万部突破ベストセラーとなった長岡弘樹の「教場」シリーズ。2020年と2021年にSPドラマが製作された同シリーズの過去、主人公・風間公親の刑事指導官時代を描いてきた本作。若い警察官のレベルの低さに激怒して刑事指導官を辞め、警察学校の教官になる道を選んだ風間公親を木村さんが演じ、風間の指導官室でデスクをしている伊上幸葉に堀田真由。非常に優秀だが十崎に千枚通しで刺され命を落とした遠野章宏に北村匠海。OJT型(On the Job Training:実際の現場で仕事を学ばせる)事件捜査で新人刑事を鍛えていく“風間道場”に送り込まれた瓜原潤史に赤楚衛二。風間道場初の女性刑事に選ばれた隼田聖子に新垣結衣。男女の機微に鋭い勘が働くが問題を起こし交番勤務に戻った鐘羅路子に白石麻衣。幼少期に誘拐された過去を持つ中込兼児に染谷将太。捜査一課の刑事・谷本進一に濵田崇裕(ジャニーズWEST)、結木滉星に尾山柔。風間の後輩で十崎を追う柳沢浩二に坂口憲二。千枚通しで風間と遠野を刺した十崎波琉に森山未來。遠野を風間道場に送り込んだ神奈川県警察学校の学校長・四方田秀雄に小日向文世といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。若い警察官によって逮捕された十崎だが、逮捕時に暴力行為があったと公安委員会に抗議し釈放される。この一件がきっかけで風間は一線を退く決意を固める。風間を見送った幸葉は残った備品を片付け始める。幸葉は風間と新人刑事たちが関わった事件をモチーフにしたミニチュアをブロック玩具で自作しており、風間道場に来た刑事たちにとって、それが事件解決のヒントになったこともあったという。ミニチュアを見ながら風間道場に来た刑事たちを思い出していた幸葉だが、誰が作ったのかわからないミニチュアを見つける…というのが特別編のストーリー。最後にブロック玩具の箱の中から、袋に入ったたくさんの花のブロック玩具を見つけた幸葉は、謎のミニチュアが遠野によって作られた花壇だったことがわかる…という展開だった。最終回のラストでは十崎が「妹はどこだ」と口にするなど新たな謎が提示されたが、特別編でその謎は解明されず、十崎も逮捕されなかった。そのことから視聴者には「続きが気になってしょーがない」「さらなる続編願望熱望切望」「必ず続編はあるはずなので待ちます」といった反応が続出。「木村の代表作の一つになると確信」「風間公親って木村拓哉の代表作になったね」「木村拓哉の令和代表作」など、本作が木村さんの新たな“代表作”になったとする感想や、「今後もシリーズを続け「相棒」のような息長いものにしてほしい」といった投稿まで、様々な声がSNSに寄せられている。(笠緒)
2023年06月26日映画『怪物』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が19日に都内で行われ、安藤サクラ、永山瑛太、是枝裕和監督が登壇した。同作は是枝監督と脚本家・坂元裕二氏によるオリジナル作で、第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞した。大きな湖のある郊外の町に存在する、息子を愛するシングルマザー(安藤)、生徒思いの学校教師(永山瑛太)、そして無邪気な子供たち(黒川想矢、柊木陽太)。そこで起こったのはよくある子供同士のケンカに見えたが、彼らの食い違う主張は次第に社会やメディアを巻き込み、大事になっていく。そしてある嵐の朝、子供たちは忽然と姿を消した。今週末にも観客動員数100万人を突破する勢いの同作。集まった観客の中には5回以上観たという人もいたことから、安藤は「えぇ~!」と驚きのリアクションを見せる。日々、影響力の大きさを感じているようで、「聴いているラジオで次々に『怪物』の話をされるので、すごいんだなと……だんだん私よりもご覧になった皆さんの方が細かいことをご存じなんじゃないかと思い始めていて、しゃべるのが怖い気持ちになってます」と予想外の反響に戸惑いも。瑛太のもとにも感想が届いているようで、「2回以上観たという方々はこの映画の感想のニュアンスが違ってくるなという印象を受けました。いちばん多いのは、『言葉にならない』と(いう感想)。会って話がしたいと、連絡が来たり」と話す。「(この作品を)どういう風に語っていいか、わからなくなった。サクラがおっしゃっていたように、お客様の方がこの映画のことを理解しているような気がして。僕自身も言葉にできない」と現在の心境を明かした。また、同作が190以上の国と地域で展開されることについて、安藤は「国内でも様々な角度からの感想があるというのを公開されて感じたので、文化が違う中で、この映画が(世界に)広がったら、またその角度が増えるんだろうな。おもしろいんだろうなと思います!」と笑顔を見せ、瑛太も「想像できないですけど、すごいこと。カンヌ以外の方々の感想も聞いてみたいですね」と語った。一方、是枝監督は「すごい……すごいですね。190も国があるんだと最初に驚きますけど(笑)。カンヌにそれだけの国・地域の方がいたわけではないと思いますが、カンヌでも街を歩いでいると声をかけてくれて。あんな風にいろんな国でこの映画について、会話がつながっていくといいなと思います」とカンヌ滞在中のエピソードを披露しつつ、世界中でのさらなる広がりにも期待を寄せていた。なお、瑛太にとってこの日は、弟で俳優の永山絢斗が16日に大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されて以降、初の公の場。逮捕当日、マスコミの直撃取材を受けて「俺は許さない」などとコメントしていたが、イベントでは弟の事件について触れることはなかった。
2023年06月19日目黒蓮(Snow Man)映画単独初主演作『わたしの幸せな結婚』が現在公開中。この度、本作に土屋太鳳が特別出演していることが分かった。3月17日に全国313館で公開スタートし、3日間で観客動員数47.9万人、興行収入6.5億円を超えの好スタートを切った本作は、アニメ化の放送も控える、顎木あくみの同名作品の実写映画化。土屋さんが演じているのは、本作のヒロイン・斎森美世(今田美桜)の実母・澄美。物語の鍵を握る重要な役どころだ。美世は早くに実母を亡くし、継母や異母妹から虐げられながら育ってきたために、愛を知ることなく、生きる希望を持てないまま、清霞に出会うまで孤独に生きてきた。美世が唯一心の支えにしていたのは、優しく美しい、桜色の着物を纏う実母の姿の記憶。しかし美世は、久堂家に嫁いでから実母にまつわる悪夢に幾度となく苦しめられるようになる。今回の役について土屋さんは「物語の鍵を握るようなお母さんの役なので、短い登場シーンで重要な部分を伝えきれるかという不安がありました。ですが、現場の方々がすごく温かかったのとずっと尊敬している塚原監督とご一緒できてよかったなと思いました」とコメント。今田さんは今年26歳で、土屋さんとは年齢差2歳ながら、母娘役を演じることについても触れ、「今まで母親役は何回もやらせてもらっていましたが、19歳(美世の役年齢)という大きい娘は初めてでした。スラっとなさってて目がくりっとしていて、女性としても憧れるなと思いながら側にいさせていただきました」と笑顔を見せる。そして「幸せをテーマにした作品というのは今まででも本当にたくさんあったと思いますが、間違いなくこの作品が観る方々に幸せを届けることができる作品だと思っております。どうかご自身の心と大切な人の心を抱きしめながら美世ちゃんたちと一緒に幸せになってください。是非劇場でご覧ください!」と呼びかけている。また、監督の塚原あゆ子は「土屋さんとは彼女が10代の頃から何本もご一緒してきました。今回はお母さん役ということで今までにない土屋さんを感じられました。お芝居の幅が非常に広がっていて感激しましたし、短い出演シーンですが、そのインパクトたるや素晴らしかったです」と称賛した。『わたしの幸せな結婚』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:わたしの幸せな結婚 2023年3月17日より全国にて公開ⓒ2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
2023年03月22日中堅アーティストを対象とした現代美術の賞(Tokyo Contemporary Art Award(TCAA))の第3回受賞者、志賀理江子と竹内公太の展覧会『さばかれえぬ私(わたくし)へTCAA 2021-2023 受賞記念展』が、3月18日(土)〜6月18日(日)、東京都現代美術館で開催される。TCAAは、東京都とトーキョーアーツアンドスペース(TOKAS)で2018年から実施され、中堅アーティストのさらなる飛躍を期待し、受賞の翌年には海外活動支援を行うなど、複数年にわたる継続的なサポートに特色がある。併せて、各受賞者の過去作と、同展のための新作を掲載したモノグラフ(作品集)もバイリンガルで発行される。同展は、それぞれの作品発表の場だけでなく、展覧会タイトルの考案や制作段階からの意見交換などが行われている。展覧会タイトルの『さばかれえぬ私へ』は、東日本大震災で大きな被害を受けた宮城を拠点とする志賀、福島を拠点とする竹内が対話のなかで生み出した言葉だ。志賀は、2011年の被災後から始まったあらゆる分野での復興計画に圧倒された経験を、人間が「歩く」営みとして捉え直す。新作の映像作品を中心に、東京から三陸、青森の太平洋側先端までの沿岸部の地図を土台として写真や絵、メモなどが混在する大型のコラージュなども展示。震災後の12年間を、刻々と変化する自らの内面や思考も含めて可視化することを試みる。一方、竹内は、リサーチを続けてきた第二次世界大戦末期の日本軍の兵器「風船爆弾」について、アメリカでのさらなるリサーチを経て、風船が落ちた場所を特定した。その地面の写真を用いて実寸大の風船による新作インスタレーションを制作。また、2011年の震災の余波で建物の保存が叶わなかった、いわき市の劇場「三凾座(みはこざ)」が解体される様を作品とした《三凾座の解体》(2013年)と合わせて展示する。アーティストが過去の出来事へと憑依し、作品を通じて鑑賞者へと憑依するような体験の連鎖を生むことを試みる。見る私たち一人ひとりにとっても、東日本大震災と向き合い、さらに限定された地域の問題にとどめずに思考し、対話を促される機会となるだろう。<開催情報>『さばかれえぬ私(わたくし)へTokyo Contemporary Art Award 2021-2023 受賞記念展』会期:2023年3月18日(土)〜6月18日(日)会場:東京都現代美術館 企画展示室 3F時間:10:00〜18:00休館日:月曜日料金:無料公式サイト:
2023年03月09日「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔演じる平凡なフリーター・菅原裕一が、些細なことから、あらゆる人間関係を断ち切っていく逃避劇『そして僕は途方に暮れる』が現在公開中。この度、藤ヶ谷さんが全身全霊で演じ切り話題となっている、裕一の号泣シーンを切り取った場面写真が到着した。恋人、親友、先輩、後輩、姉、母から逃げた裕一は、最後に父親とも言い合いになり、居すわっていたアパートを飛び出し、久々に実家に戻ると、姉・香(香里奈)から「皆に言う事あるでしょ」と一喝された裕一は、逃げ続けてしまったことに初めて向き合う。「今、俺変わろうとしてます。なんか、ごめんなさい。なんかでしかないんですけど、なんか俺頑張ろうとは思ってます」と謝罪する表情が切り取られた今回の場面写真。実は、このシーンの演技は、監督が当初考えていた狙いとはやや違っており、かなりの数のテイクを重ね、藤ヶ谷さんの完全に裕一が乗り移ったかのような感情が溢れ出す真に迫った演技に心動かされた監督が、当初のニュアンスを変えてワンテイク目を採用したそう。鑑賞者からは「完璧なクズ男になりきっていた」「凄まじい名演技」「クズ男に泣かされた」と称賛と驚きの感想が寄せられている。そして、一件落着…のように思えるが、裕一の逃避劇はここからまさかの展開を迎える。『そして僕は途方に暮れる』はTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:そして僕は途方に暮れる 2023年1月13日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
2023年01月21日アイドルグループ・Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務める、映画『そして僕は途方に暮れる』(2023年1月13日公開)のエンディング曲特別映像が16日に公開された。同作は三浦大輔×藤ヶ谷のタッグで2018年に上演された舞台の映画化作。自堕落な生活を送るフリーター・菅原裕一(藤ヶ谷)は、恋人、後輩、家族を芋づる式に裏切り、あらゆる人間関係から逃げ続けるが、家族から逃げていった父に出会い変わっていく。裕一はなぜ逃げ続けたのか、最後にどのような決断をするのか。共感と反感の連続、予測不能なストーリー、人間誰しもが持つ「逃げたい」という心理や衝動を赤裸々にあぶり出す、現実逃避型エンタテインメントとなる。映画のエンディングでは、1984年に大ヒットを記録した大澤誉志幸の伝説の楽曲「そして僕は途方に暮れる」を起用。大澤本人が本作のための新アレンジで歌唱しているが、この度その「そして僕は途方に暮れる 2023 movie version」を使用したスペシャル映像が公開された。映像では藤ヶ谷演じる主人公・裕一の“逃げ続ける人生”が映し出されている。初お披露目のシーンも散りばめられた。16日0時より楽曲の配信も開始された。実は三浦大輔監督が舞台版を執筆していた段階では、実はタイトルは(仮)だったが、あまりに「そして僕は途方に暮れる」という文言が作品の内容とフィットしていたことから“(仮)”が取れて、正式な作品名に。小西啓介プロデューサーは「三浦監督も私たちプロデューサー陣も楽曲としての“そして僕は途方に暮れる”を使用すべきかどうかは本当に悩みました。一世を風靡した名曲なだけに、それは期待通りなのか、予定調和なのか? 実際にエンドロールに原曲を仮で当ててみたり、音楽を担当された内橋(和久)さんの劇伴を当ててみたりを何度も繰り返して。最終的に監督が出した答えは、内橋さんによる映画版のアレンジで大澤さんに歌唱をお願いすること。結果、大澤さんの歌入れを生で聴いて感動し、ようやく映画が完成することを実感しました。内橋さんの素晴らしいアレンジと快諾してくださった大澤さんに感謝の言葉しかありません」と語っている。○三浦大輔監督 コメント・今回、『そして僕は途方に暮れる』をエンディング曲に使いたいと決められた時の監督の意図やお気持ちをお聞かせください。この物語を考えたとき、自分の中で「そして僕は途方に暮れる」という文言がずっと頭に残り、どうしても離れず、最終的にタイトル名に決定しました。もちろん、同名の大澤誉志幸さんの大ヒット曲があったからこそ、浮かんだことは周知の事実です。今回、映画化にあたって、物語を「そして僕は途方に暮れる」の楽曲で締め括りたいと願い、大澤さん自身の歌声で新たにアレンジされ、叶えられたことを心から嬉しく思っております。・楽曲の使用方法については、色々と試行錯誤をされたと伺っておりますが、内橋さんのアレンジで、大澤さんが歌唱されたエンディング曲を聞かれたときは、いかがでしたでしょうか。物語と地続きなものとして「そして僕は途方に暮れる」をエンディング曲にしたかったので、映画の音楽を担当された内橋和久さんにアレンジをお任せしました。そのアレンジも見事でしたし、さらに大澤さんの歌声が映画に一際、余韻を与えて下さりました。・今回のエンディング曲は、本作にとって、どのような意味合いや効果があったと思われますか。物語と歌の歌詞が完全にリンクしているわけではないですが、交わる部分はたくさんあり、その余白も含めて、映画を観終わったあと、その先の主人公の姿に思いを馳せるエンディングになったのではと思っております。(C)2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会
2022年12月16日wahoo.tv(有限会社ジブトリマーズ)は、若き天才と呼ばれた刀鍛冶・吉原義一の生前から4年間、最後の作刀に密着したドキュメンタリー映像を本日2022年11月1日(火)に公開・DVDを発売いたします。刀鍛冶・吉原義一刀匠 鍛錬■刀鍛冶【日本刀鍛錬道場 吉原】について吉原一門の日本刀は、伊勢神宮の御神刀を3度も受け、日本のみならず海外においても高い人気があり、刀匠で唯一、アメリカ・ボストン美術館や、NYメトロポリタン美術館などにも買い上げられています。映画監督の<スティーブン・スピルバーグ>氏や<ジャッキー・チェン>氏も吉原の工房を訪ね、吉原の日本刀を注文した話は有名で、海外でも認知度・人気も高く、世界の名だたる著名人の訪問・注文も多数。■最後の蛙子丁子乱!作刀映像化プロジェクトの背景史上最年少36歳で刀鍛冶としての最高位「無鑑査」となった刀匠・吉原義一(よしはら・よしかず)。蛙子丁字と呼ばれる刃文が特徴的な義一の日本刀は、世界中のファンを魅了しました。その吉原義一の作刀を世界により広めたいと思い2016年から撮影をしていたものです。が、しかし、撮影中に癌を発病し、闘病中も作刀に励み、当作品となっている日本刀を完成させました。その直後の2018年、病気のため51歳で義一は他界。日本人の魂である日本刀として「千年も先の人々に受け継がれていくであろう」という思いを込めて、義一は、この刀に「一期一会」と銘を切りました。この義一の魂のこもった作刀・技術を「千年先に、刀と共に映像として残したい!」という想いから、最初で最後のドキュメンタリー作品とし、発売・配信します。刀鍛冶・吉原義一刀匠義一作「一期一会」■当作品は、「文部科学省 教育映像等審査」社会教育 青年向き・成人向き選定作品となり、映画祭に関しては、下記となりました。・iHollywood Film FEST <BEST International Documentary>(ハリウッド・米)・Cannes World Film Festival <BEST Educational Film>(カンヌ・仏)・Los Angeles Film Awards <Honorable Mention:Documentary Feature>(ロス・米)・HEART INTERNATIONAL ITALIAN FILM FESTIVAL <FINALIST>(イタリア)・New York International Film Awards <FINALIST>(NY・米)・CINEMAGIA Movie Awards <Official Selection>(イタリア)映画祭受賞月桂樹■当社は、義一が人生をかけた「日本刀」という日本の美、伝統文化がこの「一期一会」ともに未来へと繋げられればという想いで制作しました。また、クラウドファンディングCAMPFIRE様にて、製作費の一部を海外を含めた義一のファンの方々から支援を受けました。本日、11月1日からAmazon.co.jpでいち早く発売となります。 JANコード<4582143510210>オンデマンドでの視聴日本語版 有料配信(無料予告編あり) 英語版 有料配信(無料予告編あり) ■刀匠・吉原義一 1967年3月29日 - 2018年5月1日(享年51)無鑑査・刀鍛冶 吉原義一刀鍛冶の名門、吉原家に4代目として生まれた。父は、世界的に有名な無鑑査・刀鍛冶 吉原義人(よしはら・よしんど)。曾祖父は、1940年当時「現代刀匠人気大番付」で、東の横綱とされた刀匠界の重鎮、初代・吉原國家(よしはら・くにいえ)。18歳で刀鍛冶として修行に入り、わずか5年という最短の修行期間で刀匠としての難関に合格。初出品した新作名刀展では「努力賞」と「新人賞」を受賞、その後、快挙と言われる10年連続の特賞を受賞。「高松宮賞」も3度受賞。36歳の時、刀剣界の最高位、「無鑑査」となった。これは、史上最年少での無鑑査認定となり、この記録は未だ破られていない。さらに、42歳の時、東京都葛飾区の指定無形文化財にも認定。義一は、日本が誇る伝統の日本刀文化を受け継ぐ若きリーダーだった。■義一丁子「蛙子丁子乱」義一は、「蛙子丁子」(かわずこちょうじ)という刃文を得意とする。「蛙子丁子」とは、おたまじゃくしの形に似た丁子乱れ刃で、平安時代から室町時代の備前伝の特徴的な刃文。丁子乱れとはスパイスとしても使われる植物・丁子(clove)の実の形からきている。■wahoo.tvについて有限会社ジブトリマーズのDVDレーベルおよびドメイン名。2005年より日本文化を世界に発信することを思い描き設立。主な作品は、にっぽんむかし影絵ばなしをはじめとする知育影絵シリーズ。ネイチャードキュメンタリーとして、世界的に有名な雪の中で温泉に入る日本猿を追った「雪猿」。四国お遍路さんの文化を弘法大師の足跡をもとに巡った「四国遍路寺」シリーズ。「雪猿」「四国遍路寺」は、地上波、BS、CS放送にて国内全国放送。「雪猿」は、シンガポールやアメリカPBSなどでも上映・放送。作品公式Facebook : wahoo.tv : 有限会社ジブトリマーズ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月01日リップ、ボディ、ベースメイク…。シェアコスメとして活躍しそうなアイテムを俳優の前田公輝さんがチェックしてくれました。俳優の前田公輝さんが新商品をお試し!1、FIVEISM×THREEコンシール バー S 全4色ユニセックスに使えるスティックコンシーラー。クマやシミ、ヒゲをカバーし、明るい肌を演出。「直径10mmで小回りが利くからメイク初心者の僕でも使いやすく、持ち運びに便利なコンパクトサイズ。ヒゲに少し塗るとオレンジが補色効果を発揮し、肌とのコントラストを自然になじませ、透明感を与えてくれます」。コンシール バー S 全4色 各¥4,620(FIVEISM×THREE TEL:0120・898・003)2、athletiaリップオイルエッセンス自然由来指数99%達成!濃密処方のリップ美容液。ベルガモットの甘さに、ユーカリプタスやジュニパーベリーの爽やかなアロマをプラス。「持続力の高い保湿効果で、リップパックのよう。息を吸うたびフワッと香る天然植物精油の香りが、マスク生活のリラクセーションに。唇に密着して、光沢感が出ます」。リップオイルエッセンス 10g¥3,300 10/28発売(アスレティア TEL:0120・220・415)3、DERMEDアイクリーム何歳になっても凜とした美しい眼差しを目指して。シワ改善の有効成分、ナイアシンアミドを配合。肌にピンとしたハリがよみがえる。「みずみずしいテクスチャーで肌に浸透。目元の肌にハリを与えて、しっとり柔らかく整えてくれる。さりげないオレンジの香りが、心を温かく、前向きな気分にしてくれます」。アイクリーム[医薬部外品]15g¥7,700 11/1発売(三省製薬 TEL:0120・847・447)4、CHANEL N°5 ザ ゴールド ボディ オイルシンプルで華やかな月の輝きをボディに纏う。月をイメージしたホリデー コレクションから。アイコニックな香りで特別な夜を演出する。「少量でのびて、ツヤと潤いをプラス。ふわっと肌を包み込むような、フローラルの香りとゴールドのパールがゴージャス。時間が経っても、輝きを保ち続けます」。N°5 ザ ゴールド ボディ オイル 250ml¥14,300 10/28限定発売(シャネル TEL:0120・525・519)まえだ・ごうき俳優。映画『HiGH&LOW』シリーズほか多数のドラマや舞台で活躍。現在はアクション映画の撮影に向けて、毎日100回の腕立て伏せとスクワットを目標に、体力&筋肉作りに励む。※『anan』2022年11月2日号より。写真・田村昌裕(FREAKS)スタイリスト・荻野玲子取材、文・風間裕美子
2022年10月29日wahoo.tv(有限会社ジブトリマーズ)は、若き天才と呼ばれた刀鍛冶・吉原義一の生前から4年間、最後の作刀に密着したドキュメンタリー映像作品を2022年11月1日(火)よりDVD発売・配信します。刀鍛冶・吉原義一刀匠刀鍛冶・鍛錬する吉原義一刀匠■刀鍛冶【日本刀鍛錬道場 吉原】について吉原一門の日本刀は、伊勢神宮の御神刀を3度も受け、日本のみならず海外においても高い人気があり、刀匠で唯一、アメリカ・ボストン美術館や、NYメトロポリタン美術館などにも買い上げられています。映画監督の<スティーブン・スピルバーグ>氏や<ジャッキー・チェン>氏も吉原の工房を訪ね、吉原の日本刀を注文した話は有名で、海外でも認知度・人気も高く、世界の名だたる著名人の訪問・注文も多数。■最後の蛙子丁子乱!作刀映像化プロジェクトの背景史上最年少36歳で刀鍛冶としての最高位「無鑑査」となった刀匠・吉原義一(よしはら・よしかず)。蛙子丁字と呼ばれる刃文が特徴的な義一の日本刀は、世界中のファンを魅了しました。その吉原義一の作刀を世界により広めたいと思い2016年から撮影をしていたものです。が、しかし、撮影中に癌を発病し、闘病中も作刀に励み、当作品となっている日本刀を完成させました。その直後の2018年、病気のため51歳で義一は他界。日本人の魂である日本刀として「千年も先の人々に受け継がれていくであろう」という思いを込めて、義一は、この刀に「一期一会」と銘を切りました。この義一の魂のこもった作刀・技術を「千年先に、刀と共に映像として残したい!」という想いから、最初で最後のドキュメンタリー作品とし、発売・配信します。義一作刀「一期一会」■当作品は、「文部科学省 教育映像等審査」社会教育 青年向き・成人向き選定作品となり、映画祭に関しては、下記となりました。・iHollywood Film FEST <BEST International Documentary>(ハリウッド・米)・Cannes World Film Festival <BEST Educational Film>(カンヌ・仏)・Los Angeles Film Awards <Honorable Mention:Documentary Feature>(ロス・米)・HEART INTERNATIONAL ITALIAN FILM FESTIVAL <FINALIST>(イタリア)・New York International Film Awards <FINALIST>(NY・米)・CINEMAGIA Movie Awards <Official Selection>(イタリア)映画祭受賞月桂樹■当社は、義一が人生をかけた「日本刀」という日本の美、伝統文化がこの「一期一会」ともに未来へと繋げられればという想いで制作しました。また、クラウドファンディングCAMPFIRE様にて、製作費の一部を海外を含めた義一のファンの方々から支援を受けました。11月1日からAmazon.co.jpでいち早く発売となります。(近日情報公開) JANコード<4582143510210>オンデマンドでの視聴日本語版 有料配信(無料予告編あり) 英語版 有料配信(無料予告編あり) DVDジャケット刀匠吉原義一■刀匠・吉原義一 1967年3月29日 - 2018年5月1日(享年51)無鑑査・刀鍛冶 吉原義一刀鍛冶の名門、吉原家に4代目として生まれた。父は、世界的に有名な無鑑査・刀鍛冶 吉原義人(よしはら・よしんど)。曾祖父は、1940年当時「現代刀匠人気大番付」で、東の横綱とされた刀匠界の重鎮、初代・吉原國家(よしはら・くにいえ)。18歳で刀鍛冶として修行に入り、わずか5年という最短の修行期間で刀匠としての難関に合格。初出品した新作名刀展では「努力賞」と「新人賞」を受賞、その後、快挙と言われる10年連続の特賞を受賞。「高松宮賞」も3度受賞。36歳の時、刀剣界の最高位、「無鑑査」となった。これは、史上最年少での無鑑査認定となり、この記録は未だ破られていない。さらに、42歳の時、東京都葛飾区の指定無形文化財にも認定。義一は、日本が誇る伝統の日本刀文化を受け継ぐ若きリーダーだった。■義一丁子「蛙子丁子乱」義一は、「蛙子丁子」(かわずこちょうじ)という刃文を得意とする。「蛙子丁子」とは、おたまじゃくしの形に似た丁子乱れ刃で、平安時代から室町時代の備前伝の特徴的な刃文。丁子乱れとはスパイスとしても使われる植物・丁子(clove)の実の形からきている。■wahoo.tvについて有限会社ジブトリマーズのDVDレーベルおよびドメイン名。2005年より日本文化を世界に発信することを思い描き設立。主な作品は、にっぽんむかし影絵ばなしをはじめとする知育影絵シリーズ。ネイチャードキュメンタリーとして、世界的に有名な雪の中で温泉に入る日本猿を追った「雪猿」。四国お遍路さんの文化を弘法大師の足跡をもとに巡った「四国遍路寺」シリーズ。「雪猿」「四国遍路寺」は、地上波、BS、CS放送にて国内全国放送。「雪猿」は、シンガポールやアメリカPBSなどでも上映・放送。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月20日現在放送中の「King & Prince」永瀬廉主演ドラマ「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」より、Huluオリジナルストーリー「新・信長公記 外伝」(全3話)の配信が決定。山田杏奈、萩原利久、犬飼貴丈が出演することも分かった。戦国武将のクローンたちが15歳の高校生になり、天下統一を目指す、青春あり、戦ありの学園天下獲りエンターテインメント「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」。今回のオリジナルストーリーでは、山田さん演じるみやびが、歴女として歴史情報を解説しながら本編に登場したエピソードの裏側をさらに掘り下げていく内容となっている。第1話(8.5話)は、犬飼さん演じる上杉謙信にまつわるエピソード。教室で浮かない顔をしているみやびに、上杉が声をかける。武将たちの力になりたいと考えるみやびは、上杉がどうやって武田信玄(満島真之介)を立ち直らせたのかが気になり、質問をするが、その裏にはライバルである武田に対する、上杉のある気持ちが秘められていて…というストーリー。また、萩原さん演じる明智光秀は、第2話(9.5話)に出演。本編最終話放送後の第3話(10.5話)では、アフターストーリーも描かれ、見どころ満載だ。以下、出演者コメント山田杏奈本編をさらに掘り下げたストーリーを展開できることがとても楽しみです。武将たちの魅力をより深くお伝えできるスピンオフになっていると思います。あのとき、実はこうだったのか~とか私自身も台本を読んでいて新鮮な驚きがありました。ぜひ楽しみにお待ちください!萩原利久台本をいただいてふと、明智くんに関してはあまり本編では見せられていない面が多く出ているんじゃないかと思いました。そして、意外な生態?と言うのが合っているのか分かりませんが本編で描ききれていない武将の姿が見られるじゃないかと。ぜひ、お楽しみに。犬飼貴丈このとき、実はこうだった!みたいなお話で「新・信長公記」の物語に厚みを持たせてくれると思います。見応えたっぷりだと思うので、お楽しみください!Huluオリジナルストーリー「新・信長公記 外伝」は9月11日(日)第8話放送終了後からHuluにて独占配信。※第9話、第10話(最終話)放送後に新エピソード配信(全3話)「新・信長公記~クラスメイトは戦国武将~」は毎週日曜日22時30分~日本テレビ系にて放送中。(cinemacafe.net)
2022年09月02日兵庫県立美術館では、「2022年コレクション展II」を、2022年7月30日(土)から12月18日(日)まで開催する。2021年度の新収蔵作品や吉原治良を特集兵庫県立美術館のコレクション展では、特定のテーマのもとで同館の収蔵品を展示する「特集」と、展示室の一角を使用した「小企画」を開催している。今期は、2021年度に新たに収蔵された作品を紹介する特集1「リ・フレッシャーズ─新収蔵品紹介展」、具体美術協会を率いた吉原治良の作品と資料群を展示する特集2「没後50年吉原治良の小宇宙(ミクロコスモス)」、そして前期には、手で触れて作品を鑑賞できる小企画「美術の中のかたち─手で見る造形彫刻の中のからだ」を開催する。3つのテーマのもとで新収蔵作品を紹介特集1「リ・フレッシャーズ─新収蔵品紹介展」では、「リフレイン」「リフレクト」「リフレッシュ」の3つのキーワードのもと、2021年度の新収蔵作品を紹介。今回の新収蔵作品には、反復やくり返しを特徴とするものが多く含まれる。「リフレイン」では、そうしたくり返しのリズムが感じられる中村一美《仙丈II》などの作品を集めて展示する。また、「リフレクト」では、作品に映しだされた作者の姿や経験などに焦点を合わせ、郭徳俊《カーターと郭》や青木千絵《BODY 10-1》などを読み解く一方、「リフレッシュ」では、柳瀬安里や棚田康司をはじめ、これまで兵庫県立美術館が所蔵していなかった兵庫ゆかりの作家や若手作家などの作品を紹介する。「具体」創設者・吉原治良の創作に迫る2020年度に兵庫県立美術館は、前衛美術グループ「具体美術協会」の創設者・吉原治良の素描を中心に、多数の作品と資料の寄贈を受けた。特集2「没後50年吉原治良の小宇宙(ミクロコスモス)」では、これらの新収蔵作品に加えて、《牧歌》や《作品(二の字)》など従来のコレクション作品も展示し、吉原の創作活動を探ってゆく。手で触れて鑑賞する展示──ブールデルの彫刻を中心に兵庫県立美術館では、前身である兵庫県立近代美術館時代から、作品を手で触れて鑑賞できる展覧会「美術の中のかたち─手で見る造形」を継続的に開催してきた。今回は、同館の彫刻収集第1号であるエミール゠アントワーヌ・ブールデル《風の中のベートーヴェン》が返却されることにあわせて、ブールデルによる彫刻作品を特集。ブールデルがどのように身体を把握していたのかに光をあてるとともに、ほかのフランス近代彫刻作品との比較も行う。展覧会概要2022年コレクション展II会期:2022年7月30日(土)〜12月18日(日)[前期 7月30日(土)〜9月25日(日) / 後期 10月8日(土)〜12月18日(日)]会場:兵庫県立美術館住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)※展示替え期間中(9月26日(月)〜10月7日(金))は常設展示室を閉室観覧料:・当日券=一般 500円、大学生 400円、高校生以下 無料、70歳以上 250円、障がい者(一般) 100円、障がい者(大学生) 100円・団体料金(20名以上)=一般 400円、大学生 300円、高校生以下 無料、70歳以上 200円、障がい者(一般) 100円、障がい者(大学生) 50円・特別展とのセット料金=一般 300円、大学生 200円、高校生以下 無料、70歳以上 150円、障がい者(一般) 50円、障がい者(大学生) 50円※障がい者1名につき介護者1名無料、ただし「美術の中のかたち」展開期中(前期)は障がい者も無料※一般以外の料金には証明できるものの提示が必要※毎月第2日曜日は公益財団法人伊藤文化財団の協賛により無料※団体(20名以上)での鑑賞の際には事前に連絡のこと■展示構成・特集1「リ・フレッシャーズ─新収蔵品紹介展」(常設展示室1・2・3(前後期)+4(後期))・特集2「没後50年吉原治良の小宇宙(ミクロコスモス)」(常設展示室6)・小企画「美術の中のかたち─手で見る造形彫刻の中のからだ」(常設展示室4(前期のみ))・近現代の彫刻(常設展示室5)・小磯良平記念室・金山平三記念室【問い合わせ先】兵庫県立美術館TEL:078-262-1011
2022年07月04日薮宏太(Hey! Say! JUMP)主演のミュージカル『BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)』の公演ビジュアルが公開された。また、東京・福岡・大阪各公演の公演詳細も明らかとなった。『BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)』は、2004年に出版されたアメリカ人作家ネッド・ヴィジー二による同名小説をもとに、脚本のジョー・トラックス、音楽 / 歌詞のジョー・アイコニスによってミュージカル化され、2015年にニュージャージー州で誕生した。1カ月弱という短い公演期間だったにも関わらず、YouTubeで公開された楽曲が注目を集め、2015年にリリースしたキャストアルバムが、世界各国のオンライン上で若者を中心にジワジワと話題に。97週経ったところで突如BillboardキャストアルバムチャートTOP10に浮上するという異例の大ヒットを記録。さらに、前代未聞の絶大な支持を受け、オフ・ブロードウェイ公演が2018年8月に開幕すると、チケットは完売、公演は延長。上演を心待ちにしていた観客が、アメリカ国内50州、世界18カ国から集まった。2019年2月からはオン・ブロードウェイで上演。同年のトニー賞最優秀作曲賞ほか、数多くの賞にノミネートされるなど高い評価を受けた。この期待度が高い日本初演版の本作に挑むのは、近年舞台作品でも活躍が光るHey! Say! JUMPの薮宏太。とある日本製のスーパーコンピューター入りの錠剤「スクイップ」を手に入れることでクールな青年に生まれ変わり、学校の人気者になっていくも、スクイップに操られ次第に自分自身を見失っていく、冴えない男子高校生のジェレミーという難役を演じる。共演は、親友のマイケルを加藤清史郎、ジェレミーが想いを寄せるクリスティンを井上小百合、擬人化されたスクイップを横山だいすけが演じる。加えて、木戸邑弥、内海啓貴、斎藤瑠希、ダンドイ舞莉花、ラリソン彩華、ブラザートムと、若手からベテランまで豪華なキャストが結集した。また、この本公演のために、本作オリジナルの演出家であるスティーヴン・ブラケット自らが来日し、演出を手掛けることになっている。公演ビジュアルは、作品の持つポップさや色鮮やかな世界観に加えて、「BE MORE CHILL(もっとクールに)」をイメージして撮影したという出演者の表情が印象的な一枚となっている。また、各公演の公演詳細も発表。東京公演は2022年7月25日(月)から8月10日(水)まで新国立劇場中劇場にて、福岡公演は2022年8月20日(土)から21日(日)までキャナルシティ劇場にて、大阪公演は2022年8月27日(土)から29日(月)までCOOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて上演される。チケットは、6月9日(木)より、東京公演から順次発売される。【公演概要】ミュージカル『BE MORE CHILL』原作:ネッド・ヴィジーニ脚本:ジョー・トラックス音楽 / 歌詞:ジョー・アイコニス演出:スティーヴン・ブラケット出演:薮宏太(Hey! Say! JUMP)加藤清史郎井上小百合木戸邑弥内海啓貴斎藤瑠希ダンドイ舞莉花ラリソン彩華ブラザートム横山だいすけ東京公演:2022年7月25日(月)~8月10日(水)新国立劇場中劇場福岡公演:2022年8月20日(土)~21日(日)キャナルシティ劇場大阪公演:2022年8月27日(土)~29日(月)COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールチケット発売日東京公演:2022年6月9日(木)10:00~福岡公演:2022年6月18日(土)10:00~大阪公演:2022年7月31日(日)10:00~公式サイト:
2022年06月09日『エターナルズ』のバリー・コーガンが、公の場で酩酊した疑いにより、今月10日に逮捕されていたことがわかった。「independent」の報道によると、10日の午前7時前、地元警察にバリーの近所の住民から通報があった。場所はダブリン北部のマンションで、「窓の外(バルコニー)に男がいて、騒いでいる」という苦情が寄せられたのだ。警察が駆け付けると、酩酊状態のバリーを発見。バリーは決して周囲を脅かすようなことはしていなかったが、逮捕され、警察署へと連行された。その後、起訴されることなく解放されたという。バリーといえば、昨年8月にも“事件”が起きている。だれかに暴行を受けて大けがを負い、救急搬送されたことが報じられていた。バリーはMCU映画の『エターナルズ』、DC映画の『THE BATMAN -ザ・バットマン-』(クレジットなし)とアメコミ大作に続けて出演し、『プロミシング・ヤング・ウーマン』で脚光を浴びたエメラルド・フェネルの新作に出演することも決まっている。不起訴という事実もあり、ツイッターでの反応は「まもなく赤ちゃんが誕生するから、うれしくて飲みすぎちゃったのかも」「大げさに報じないで」と擁護の声が目立つ。先月、バリーは自身のインスタグラムのストーリーに恋人とのジェンダーリビールの模様を載せ、「私たちは幸せです」とつづっていた。(Hiromi Kaku)■関連作品:エターナルズ 2021年11月5日より全国にて公開
2022年04月18日関西ジャニーズJr.福井宏志朗&奧村颯太がW主演を務め、5月に名古屋、6月に大阪での上演が決定している『キャッシュ・オン・デリバリー』の全キャストが発表された。本作は上質な翻訳劇を日本に紹介することを目的に、2018年から1年に1本のペースで作品を発表しているユニット「SHY BOYプロデュース」シリーズ。第4弾となる今回は2018年に上演し、好評を博した『キャッシュ・オン・デリバリー』を装い新たに上演。本作の初演、2019年『ザ・フォーリナー』、2021年『ラン・フォー・ユア・ワイフ』で演出を手がけた野坂実が引き続き演出を担当し、爆笑ノンストップハートフルコメディを届ける。これまでW主演の関西ジャニーズJr. 福井宏志朗と奧村颯太、ヒロインとしてSKE48チームSリーダーの松本慈子の出演が発表されていたが、今回、東海エリアを中心に活躍するBOYS AND MENの吉原雅斗、田野聖子、椙本滋、谷口敏也(30-DELUX)、礒谷菜々、東てる美、そして本シリーズではおなじみの清水順二(30-DELUX)が出演することが決定した。舞台はロンドン郊外、エリック・スワンの自宅。エリックには、妻のリンダに大きな隠し事があった。2年前に勤め先をクビになって以来、嘘を駆使して社会保障手当を不正受給し、生計を立てていたのだ。 良心の呵責を感じ始めたエリックは、手当てを打ち切る方法を思いつく。でっちあげた人物をひとりずつ抹殺しよう…。ところがそこへ、社会保障省の調査員、ジェンキンズ氏が訪ねてくる。 2階の間借り人・ノーマンを巻き込んで、どうにかごまかそうと嘘を重ねるエリック。 ごまかせばごまかすほど嘘がこじれ、エリックとノーマンは窮地に立たされていく。果たしてふたりはごまかしきれるのか?世界で愛される翻訳劇を推奨する「SHY BOY プロデュース」がお送りする、爆笑ノンストップハートフルコメディに期待しよう。<公演概要>SHY BOY プロデュース『キャッシュ・オン・デリバリー』脚本:マイケル・クーニー翻訳:小田島恒志演出:野坂実出演:福井宏志朗(関西ジャニーズ Jr.)奧村颯太(関西ジャニーズ Jr.)松本慈子(SKE48)吉原雅斗(BOYS AND MEN)田野聖子椙本滋谷口敏也(30-DELUX)礒谷菜々東てる美清水順二(30-DELUX)<名古屋公演>2022年5月20日(金)~22日(日) 全4公演会場:ウインクあいち 大ホール<大阪公演>2022年6月3日(金)~5日(日) 全4公演会場:サンケイホールブリーゼ公演公式サイト:
2022年03月24日●井上公造氏の芸能リポーター卒業「ショックでした」芸能リポーター・井上公造氏が、今年3月いっぱいで芸能リポーターを卒業する。井上氏のものまねキャラ“井上小公造”で知られるお笑いコンビ・女と男の市川義一は、本家の卒業をどう受け止めているのか本人にインタビュー。気になる井上小公造の今後や、井上小公造キャラによって激変したという芸人人生についても話を聞いた。井上氏は昨年12月に自身のYouTubeチャンネルで、今年3月末で出演中の全レギュラー番組から卒業すると発表。約7年前から自律神経の不調に悩まされていたことを明かし、「ちょっと体を休めたい」と話した。市川は、「やっぱりショックでした」と発表を聞いた時の心境を明かしつつ、「体調があまり良くないというのは聞いていたので、ゆっくりしていただきたいです」と気遣う。井上氏の卒業が迫ってきた今の心境も尋ねると「寂しいというのが一番ですが、完全な引退ではないので、また公造さんと一緒にできることもあるのかなと」と答えた。市川は4月以降も井上小公造のキャラは続けていくという。「僕ってあまり『井上公造さんですよね』って言われないんです。『井上小公造さんですよね』って。新たなキャラクターが生まれてきているので、ものまねを辞めるもなにも、井上小公造というキャラクターなので、と思っています」。そして、「長州小力さんみたいな新たなキャラクターという認識です」と続け、「もともとコロッケさんが大好きで。コロッケさんってオマージュしていて、似ているというより面白い。僕も面白いほうにしたいと思っています」と語った。市川が井上小公造を始めたきっかけは、芸人仲間の声だった。「15年くらい前にテレビ局で公造さんとすれ違ったときに周りの芸人が『顔似てるやん』って。僕自身、言われるまで気づいていなくて」。そこから漫才で相方のワダちゃんが「公造さんや」といじるようになり、『笑いの金メダル』で市川と共演した渡辺徹が井上氏に「顔似ている子がいるよ」と教えたことから、井上氏がすぐに市川を取材。「食事会も開いてくださって仲良くなりました」と、井上氏との交流が始まった。その後、先輩芸人・サバンナの番組の前説にて、「井上公造さんに顔が似ているんだからモノマネしたらええんちゃう?」とサバンナの高橋から提案され、「あのですね」と初めてものまねに挑戦。その後、「すごい芸能人のどうでもいいニュースをやったらどうや」という高橋のアイデアから今の形が誕生した。披露するスクープには「僕なりの“しょうもない度”の基準がある」とのこと。「皆さんのSNSやインタビュー記事などを見て、プライベートなところでチョイスするのが僕なりのスクープの集め方。そのしょうもなさを喜んでいただけるのが一番ありがたい」と話した。ちなみに、オレンジの衣装と黄色のメガネは15年前の井上氏の宣材写真を参考にし、それをずっと続けている。「今、公造さんはこんな格好していませんが、自分の中で小公造をやるよっていう切り替えになりますし、イメージの植え付けにもなるので」。●井上小公造で知名度アップ! お笑いだけで生活できるように小公造を始めてから知名度がアップ。「関西では市川という名前で覚えてくれていますが、関西以外の市川という名前を知らない方からも『井上小公造さんや』って声かけられるようになりました」。小公造が広く知れ渡るようになった最初のきっかけは、サバンナ高橋が出演していた『芸人報道』に10年以上前に出演したこと。そこから、『笑っていいとも!』や『スッキリ』、さらに井上公造がレギュラー出演している各地の番組に出演。そして、約4年前に『ウチのガヤがすみません!』に出演するようになり、注目を集めると、若い人たちからも「小公造さんや」と声をかけられるように。さらに、『ザワつく!金曜日』への出演も反響が大きいという。「公造さん、小公造のおかげで多くの方に知っていただけた。たまに子供が『絶対言わないでくださいよ』ってものまねしてくれるのがうれしいですね」と声を弾ませる。「絶対言わないでくださいよ」というお馴染みのフレーズは、井上氏が言っていたものではなく市川が生み出したもの。「『〇〇さん、最近……』って話すより、『〇〇さんなんですけど、これ絶対言わないでくださいよ。実は最近……』と言ってから話したほうが、『なんやねん!』ってなるので」。小公造キャラで活躍の場が広がると、芸人の仕事だけで生活できるように。「『ウチのガヤがすみません!』と『ザワつく!金曜日』によっていろんな方に認識していただけなと。飛躍的に東京の仕事もいただけるようになり、営業のお仕事も増えて、お笑いだけでご飯を食べていけるようになりました」。「公造さんのおかげで飯を食わしてもらっています。人生変わりました」と感謝を述べ、「小公造というキャラクターは、漫才にも入れられるし、ロケでも使える。営業先の宴会でも、身内ネタを事前に仕入れて言うとウケるので、小公造はどこでも役立ちます」と、万能ぶりも説明する。まさに芸人人生の転機となった井上小公造キャラ。「いろんな転機がありましたが、公造さんのものまねをするようになったことが一番大きいですね。小公造をやってなかったら今の僕はたぶんないので。東京の番組にほとんど出てなかったと思います」としみじみと語った。●ハワイ取材の夢「公造さんと2人で芸能人を待ち構えたい」小公造の活躍を井上氏も喜んでいるそうで、「『相方さんと漫才頑張ってください』って、小公造に間違えられた。お前もすごくなったな」と報告してくれたこともあるという。井上氏の卒業について「やっぱり不安はあります。今までちょこちょこ番組に呼んでいただいていますが、これからも呼んでもらえるのか……」と本音も吐露。だが、芸能人のくだらないスクープを披露する井上小公造というキャラクターとして知ってくれている人も多いので成立するのでは、と期待も込めて考えている。「本家の公造さんを知らない子供が僕を見て笑ってくれることもありますし、井上小公造として認知してくださっている方もいるので大丈夫かなと。テレビに今あまり出ていない(アントニオ)猪木さんや長嶋茂雄さんのモノマネをされている方もいますし、小公造というキャラクターとして楽しんでもらえたら」。井上氏の卒業後、より頑張らねばという思いもあるという。「4月以降、小公造をもっと頑張って、小公造がもっと売れれば、本家の公造さんもまた出てくれると思うんです。そうやって呼び戻すというか、また共演したいです」。さらに、「僕は1つ、公造さんとの夢がありまして。12月31日、1月1日のハワイの取材に2人で行きたいんです。ハワイの空港で、2人で芸能人を待ち構えたい。芸能人の方も、公造さんと小公造がいたら笑ってくれると思うので(笑)。公造さんも『やろうやろう』と言ってくれているので、コロナが落ち着いたらやりたいです」と、ハワイでの芸能人直撃取材の夢も明かした。3月14日には、井上氏と小公造、さらにレイザーラモンRG、サンケイスポーツ記者の森岡真一郎氏を加えた4人で、東京・ルミネtheよしもとにてイベント「RGが90分あるあるを歌い続け、井上公造と井上小公造とサンスポ森岡が90分芸能ニュースを言い続ける会…これ絶対言わないでくださいよ?!」が開催される。関西で過去に2回開催された4人による企画。観客参加型のイベントで、セットにずらりと芸能人の名前を書き、観客が選んだ芸能人について4人がトークを展開する。「RGさんのあるある、井上小公造のどうでもいいスクープ、そして公造さんと森岡さんのガチのスクープ。この4つが絡み合うのがすごく楽しくて、最高なんです!」。自身が楽しみにしていることを尋ねると、「今回は50個くらいの芸能人のネタを用意する予定ですが、僕だけ事前に用意していて3人は即興。RGさんはネタなのでその場で考えて作りますが、公造さんと森岡さんはスクープなので嘘は言えない。関西でやったときに小公造みたいにどうでもいいスクープを言うときがあって、それが面白くて(笑)」と話し、「そこも楽しんでいただけたら」とアピールした。■市川義一(いちかわ・よしかず)1980年9月26日生まれ、大阪府出身。2003年にワダちゃんとお笑いコンビ「女と男」を結成。井上公造氏のモノマネキャラ“井上小公造”としても活躍している。ファイナンシャルプランナーや家電製品アドバイザーなど、40以上の資格を持つ。また、市川と同じ名前であることから、出身地ではない兵庫県市川町のふるさとPR大使にコンビで任命された。
2022年03月09日東京コンサーツ(東京都新宿区)マネジメントによる『吉原すみれパーカッションリサイタル2021』が2021年11月1日 (月)に東京文化会館小ホール(東京都台東区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ 吉原すみれ 演奏者本人の主催によるパーカッションリサイタルです。出演:吉原すみれ(パーカッション)共演:菅原淳(パーカッション)※田中 賢作品【プログラム】(演奏順未定)糀場富美子(1952-):フラグメンツ Ⅳ~メタル・メタル~(2020)[世界初演]Tomiko Kohjiba(1952-):Fragments Ⅳ metal-metal(2020)[World Premiere]小出稚子(1982-):〇△□の音楽(2020)[世界初演]Noriko Koide(1982-):〇△□(2020)[World Premiere]田中賢(1946-):こころの庭で・・・(2020)[世界初演]Masaru Tanaka(1946-):im Garten, in dem Herzen・・・(2020)[World Premiere]~出版記念~山口恭範(1941-):コナンドラム(1997)Yasunori Yamaguchi(1941-):Conundrum(1997)湯浅譲二(1929-):マリンバのための音楽(2006)Joji Yuasa(1929-):Music for Marimba (2006)吉原すみれ(パーカッション) Sumire Yoshihara東京生まれ。幼少の頃より、工藤昭二のマリンバのレッスンを受ける。高校入学時より、打楽器を小宅勇輔に師事。東京藝術大学に入学し、打楽器一般を有賀誠門、マリンバを高橋美智子に師事。1972年東京藝術大学大学院在学中に、ジュネーヴ国際コンクール打楽器部門で優勝。同時に各部門のグランプリであるプリ・アメリカン賞も受ける。以後、ヨーロッパ、日本を中心にソロ活動を続ける。1977年ミュンヘン国際コンクールで1位なしの2位。ソロ・レコードがRCAより全世界に発売される。1979年より85年までカメラータ・レーベルにて5枚のソロ・アルバム(吉原すみれ・打楽器の世界1-5)を制作。1980年サントリー音楽賞受賞。アルバム「吉原すみれ・打楽器の世界1」において芸術祭優秀賞受賞。アンサンブル・ヴァン・ドリアン、トライアングル・ミュージック・ツアーなどアンサンブル活動も行い、アンサンブル・ヴァン・ドリアン団員として1983年中島健蔵賞受賞。1986年立花隆の制作録音によるCD「とぎれた闇」を発表。1986-93年CBSソニーで4枚のソロCDと1枚のデュオCD(笛の藤舎推峰との「デュエル」)を制作。1991・97年ミュンヘン国際コンクール、1992年ジュネーヴ国際コンクール、審査員。1993年ニューヨークにてミュージック・フロム・ジャパン公演。97年「打楽器通信」、2002年「打楽器通信2」(フォンテック)CDリリース。2002年第20回中島健蔵音楽賞優秀賞を受賞。2004年第13回朝日現代音楽賞受賞。アンサンブルタケミツ、メンバー。武蔵野音楽大学教授。相愛大学客員教授。「吉原すみれパーカッションリサイタル2021」公演期間:2021年11月1日 (月)開場18:15/開演19:00会場:東京文化会館 小ホール(東京都台東区上野公園5-45)【出演】吉原すみれ(パーカッション) / 菅原淳(パーカッション/デュオ作品共演)【スタッフ】マネジメント: 東京コンサーツ【チケット料金】一般:4,000円学生:2,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月28日福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)がW主演するタイムリープ・ラブストーリー『君が落とした青空』より、WEB限定のティザーポスターが公開された。女子中高生に人気の小説アプリ「野いちご」にて、“切ない小説ランキング”第1位を獲得した物語の実写化となる今作。とにかく素直で一生懸命、思わず応援したくなる等身大のヒロイン・水野実結を福本さん、実結の彼氏で学校の人気者・篠原修弥を松田さんが演じている。このほど公開されたポスターでは、力強い視線をこちらに向ける実結と、意味深な表情を浮かべる修弥の2人が、タイトルの“青空”とは反対に傘を差している。交通事故に遭った修弥を救うため、何度も同じ日を繰り返す実結。「私はまだ、君を知らなかった」というコピーは、実結の切ない心情を表現した。『君が落とした青空』は2022年初春、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:君が落とした青空 2022年初春、TOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©2022映画『君が落とした青空』製作委員会
2021年10月13日田舎から出てきたひとりの商人。吉原随一の花魁に一目ぼれしたが、花魁には情夫がいて……。花の吉原を舞台に、現代にも通じる人間模様がじっくりと描かれた歌舞伎の人気演目『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』。この作品のシネマ歌舞伎が7月23日(金)より期間限定で上映される。明治21年に河竹黙阿弥の弟子三世河竹新七が、吉原で実際に起こった惨劇を基に書き下ろした世話物だ。上州(現在の栃木県佐野市)から江戸へ商いにやってきた絹商人佐野次郎左衛門と下男の治六。江戸の土産噺にと吉原を訪れる。そこで目もくらむような花魁道中に出くわしたふたり。次郎左衛門は吉原随一の人気を誇る花魁の八ツ橋に魂を奪われてしまう。『籠釣瓶花街酔醒』より、佐野次郎左衛門を演じる十八世中村勘三郎(左)と花魁の八ツ橋を演じる坂東玉三郎あばた顔の田舎者だが人柄も気前も良い次郎左衛門。それから半年、江戸に来る度に八ツ橋のもとへ通い身請けの話も出始める。だが八ツ橋は情夫の繁山栄之丞がいた。栄之丞は八ツ橋に次郎左衛門との縁切りを迫る。苦悩し葛藤する八ツ橋だったが、態度を変え、ついに次郎左衛門に愛想尽かしをしてしまう。満座の中、思いがけない言葉を八ツ橋から聞かされ、酷く恥をかかされた次郎左衛門、それが吉原を揺るがす惨劇の始まりだった。八ツ橋をはじめ吉原の花魁たちが妍を競う花魁道中の豪華さを、次郎左衛門目線で味わえるのはシネマ歌舞伎ならでは。その衣裳のディテールはもちろん、焚きしめられた香りまで漂ってきそうだ。見ている私たちもまたほろ酔い気分で吉原仲の町をそぞろ歩きしているかのよう。そして映画とも舞台とも違ったシネマ歌舞伎独特の撮影手法により、次郎左衛門の狂気に至る心情や、八ツ橋の苦しみ、栄之丞の本性など、登場人物たちの気持ちが刻々と動いていく様まで手に取るように伝わってくる。さらにこの3人だけではなく吉原という花街に棲む男女たちの息遣いまで感じられるのもシネマ歌舞伎の魅力だ。佐野次郎左衛門に十八世中村勘三郎、八ツ橋に坂東玉三郎、そして繁山栄之丞に片岡仁左衛門。十七代目中村勘三郎二十三回忌追善「歌舞伎座さよなら公演」ならではの豪華顔合わせを、もう一度堪能できるのもうれしい。この豪華な顔ぶれの『籠釣瓶』、絶対に見逃せない。文:五十川晶子シネマ歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』上映期間:2021年7月23日(金)~2021年7月29日(木)全国の映画館にて上映公式サイトシネマ歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』の東劇(東京・築地)招待券を【よくばり❣ぴあニスト】限定で10名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=b2b4c461-0a0d-4ece-850f-5afc93f2deab&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年07月01日黙していると強面(こわもて)。でも、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の主人公・バルジャンや、ドラマ『エール』の馬具職人・岩城など、吉原光夫さんの演技を見れば、内に秘めるまっすぐな情熱や真面目な人柄が伝わってくる。ただ、今回出演する舞台『23階の笑い』は、これまでのイメージを覆すようなコメディ。自身もオファーを受け、「エッて50回くらい言ってから」出演を決めたとか。そうは見えないかもしれないですが、稽古場に通うのが本気で楽しいです。「僕は、これまでコメディを追求してこなかった人間で、そもそも笑いがわからないんです。これだけ大きな振り幅のものって初めてだし、ミスキャスティングなんじゃないかと思いつつ…。いま42歳で、新しいことに挑戦するのが無性に怖くなったりして、凝り固まりそうな部分があるんです。でもいまは、自分よりキャリアも年齢も上の百戦錬磨の方がたに囲まれて、1年生になった気分で稽古場に通えているんです」共演に名を連ねるのは、浅野和之さん、山崎一さん、梶原善さんら、今回の演出を手掛ける三谷幸喜さんの作品でもお馴染みの面々。「コメディックな方向に演技を振るのって、すごく勇気がいることだと思うんです。客席からウケるウケないっていうことに対する抵抗力というか。僕がどうしようかって迷ってる間に、みなさんはそこをポーンと飛び越えていく。そのジャンプ力がすごい。自分が演じてて、まだ楽しいとは思えないけど、このメンバーと23階の笑いっていう部屋に一緒にいるのは本気で楽しいです」そう言ってから、「僕、こういう顔なんで、そういうふうに思われてないと思うんですけど…」とボソッ。逆にこちらは、この生真面目すぎる姿に、思わず笑みが漏れ出てしまうが、本人はまだまだ悩みの淵に。「最初の本読みで、自分が求められているものと全然違うものを演じているのを感じたんです。それに気づいた瞬間から、全部捨てて、これまで無しだと思っていたものを試している段階で、苦しいは苦しいです」朝ドラへの出演、初の三谷作品と、新しい挑戦が続いている。「劇団四季を出て、小川絵梨子という演出家に出会ったとき、演劇の世界ってこんなに広くて、まだ知らないことがいっぱいあるんだって思ったんです。まさに目から鱗でした。そこから知らないままで終わってしまうことが怖くなったんですよね。いいなと思ったら、とりあえず出かけていくようにしています」シス・カンパニー公演『23階の笑い』12月5日(土)~27日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/ニール・サイモン演出・上演台本/三谷幸喜翻訳/徐賀世子出演/瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之S席1万2000円A席1万円B席8000円1階補助席9000円(すべて税込み)シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(平日11:00~19:00)1953年のNY。高層ビルの23階にある人気コメディアン・マックス(小手)のオフィスでは大騒動が巻き起こっていた。大衆受けを望むテレビ局上層部が厳しい要求をつきつけてきて…。よしはら・みつお1978年9月22日生まれ。東京都出身。劇団四季を経て、数々の舞台に出演する傍ら、演出も手掛ける。NHK連続テレビ小説『エール』岩城役でも注目される。※『anan』2020年12月9日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年12月05日11月20日(金)に公開される仲野太賀主演の映画『泣く子はいねぇが』のカウトダウンビジュアルと動画コンテンツが、本日11月16日(月)から公開まで毎日1点ずつ公開されることが決定した。本作は、秋田・男鹿半島の壮大な風景を舞台にそこで生きる人々のリアリティを切り取った青春グラフティ。仲野演じる親になっても大人になりきれない青年たすくが、地域に伝承する“ナマハゲ”を通して少しずつ成長していく姿を描き出す。たすくの妻ことねを吉岡里帆が演じるほか、寛一郎、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派が集結。日本映画界を牽引する是枝裕和監督がその才能に惚れ込んだという新進気鋭の監督・佐藤快磨の長編デビュー作で、スペインのサン・セバスティアン国際映画祭のオフィシャルコンペティション部門で最優秀撮影賞受賞という日本映画初の快挙を成し遂げ、国内外から注目されている一作だ。本日公開されたビジュアルと動画のテーマは「いつまでたっても、男は子ども。」。ビジュアルは主人公たすくと悪友の志波(寛一郎)が歩く中、ふとこちらを見る自然体のたすくの表情を捉えている。この写真は本作の撮影現場に帯同した写真家・草野庸子が現場で撮影したもの。今後も劇中のカットだけでなく、特写として男鹿で生きる人々を捉えた写真が公開される予定だ。また、特別映像でもたすくと志波のシーンを中心に公開されている。大人になっても中身は子供という男性ならではのあるあるが盛り込まれた。冒頭ではかつて逃げ出した故郷へ2年ぶりに戻ったたすくが、娘の養育費を稼ぐために親友の志波と一緒に極寒の海で密猟をしている場面も。見張り役のたすくが崖の上で、“踊り”で合図を出すという何ともコミカルなシーンが印象的だ。明日からも毎日映画公式サイト及びSNSにてアップ予定(毎日正午アップ予定)とのことなので、引き続き注目してほしい。なお、今回のカウントビジュアルを撮影した草野が現場で撮りためた写真を展示する公開記念写真展「泣く凪へ」が東京都・下北沢にあるBonus Track内のギャラリーにて開催中。完全無料となっているので、映画公開に先立ち『泣く子はいねぇが』の世界を堪能してはいかがだろうか。【映画『泣く子はいねぇが』公開記念、草野庸子写真展「泣く凪へ」】<開催日時>前期:11月14日(土)~11月19日(木)/11時〜19時(※初日11/14は13時OPEN/最終日11/19は17時CLOSE )後期:11月24日(火)~11月26日(木)/11時〜19時<開催場所>Bonus Track内ギャラリー(東京都世田谷区代田2丁目36−3)『泣く子はいねぇが』11月20日(金)全国公開
2020年11月16日