東京・上野にある東京藝術大学大学美術館で「大吉原展」が開かれています。江戸時代のファッションや芸術の発信地だった遊廓地、吉原。華やかな日本文化が集まる場であるとともに、負の歴史も背負う吉原をテーマにした異色の展覧会について、専門家のお話や展示風景などをレポートします。文化発信と売買春の場所…展示室入り口※本記事の写真は、主催者の許可を得て撮影しています。【女子的アートナビ】vol. 330本展では、江戸時代に約250年も続いた幕府公認の遊廓・吉原で発達した江戸文化や芸術などについて、国内外からの名品で紹介。大英博物館や千葉市美術館、細見美術館などが所蔵する浮世絵や美人画などの絵画をはじめ、工芸品や着物なども展示されています。そもそも吉原とは、どんな場所だったのでしょう?江戸幕府が1617年に遊廓として許可した吉原は、最初は現在の東京都中央区・人形町にありました。1657年、明暦の大火を機に吉原は台東区・千束に移転。日本の代表的な遊廓として繁栄しましたが、明治以降は衰退し、1958年の売春防止法により消滅しました。プレス内覧会では、本展学術顧問で法政大学名誉教授の田中優子先生から、展覧会の趣旨などについて詳しい説明がありました。以下、要約してお伝えします。田中先生吉原は、文学や絵画、工芸などさまざまなものが生まれた場所です。遊女たちはすばらしい着物を身につけ、絵師たちは深い関心と尊敬の念をもって彼女たちを描いています。吉原は遊廓ですが、文化が凝縮し、新しい文化が生まれる拠点にもなっていたという側面は、日本の文化史において見過ごしてはならない点です。しかし、吉原の経済基盤は売買春であり、膨大な借金を抱えた遊女たちが働かされていました。これは明らかに人権侵害です。遊廓という組織は二度と出現してはならない場所であり、その存在が現在に至るまで日本社会で「女性」についての固定観念をつくってしまったのは間違いのないことです。日本文化の発信地であり、売買春の場でもあった吉原ですが、その片方を見ることによりもう片方を隠してしまうことに問題があると私は思います。両方があることを知ってください。なぜその両方が両立できたのか、それを考えつつ、吉原文化を見ていただきたいと思います。夜桜見物を描いた大作!歌川豊春《新吉原春景図屏風》天明(1781〜89)後期〜寛政(1789〜1801)前期、個人蔵【通期展示】では、展示の見どころをいくつかご紹介していきます。地下二階にある最初の展示室では「吉原入門」というテーマで、吉原の町を描いた作品や、喜多川歌麿の大判錦絵などが並んでいます。この部屋で特に注目したいのは、浮世絵界の有名な流派「歌川派」の祖、歌川豊春の《新吉原春景図屏風》。夜桜見物でにぎわう町の景色をテーマにした肉筆画の大作です。吉原ではさまざまな年中行事が行われ、例えば桜の季節になると、本物の桜の木を植木屋が運び込み、客が遊女たちと一緒に花見を楽しめるように演出されました。この作品には、遊女や客など町を行きかう人々が桜を楽しんでいる様子が生き生きと描かれています。花魁が泣いて怒った作品とは…展示風景より、中央に見えるのが高橋由一《花魁》[重要文化財]明治5年(1872)東京藝術大学所蔵地下二階の第二会場では、錦絵美人画や蔦屋重三郎の出版物、明治期の絵画などが展示されています。ここでの見どころは、日本初の洋画家として知られる高橋由一の作品《花魁》。本展を企画した東京藝術大学大学美術館教授の古田亮先生は、この作品について次のように解説しています。古田先生本作品は、実際にいた遊女を油絵で描いたものです。それまで遊女は、浮世絵の美人画として描かれていました。本作のように写実的に描かれたのは初めてだったため、花魁は驚いて「私はこんな顔ではありません」と泣いて怒ったという逸話が残されています。この作品は数年前から修復しており、今回の展覧会で修復後はじめて公開となりました。顔のツヤや目の輝きなど、描かれた当時の微妙な質感を見ることができるようになり、高橋由一の技量がわかると思います。吉原にタイムスリップ!展示風景より三階の第三会場に入ると、雰囲気がガラリと変化。吉原の町並みが現れ、三味線の音色も流れて、江戸時代にタイムスリップした気分を味わえる展示空間になっています。例えば「京町一丁目大文字屋サロン」のようにテーマごとに区切って、浮世絵や工芸品などを展示。本展のキービジュアルにも使われている喜多川歌麿の華やかな肉筆画《吉原の花》をはじめ、溪斎英泉や歌川広重、歌川国貞などの作品も楽しめます。展示風景より特に目を引いたのは、三味線の展示。古田先生は、次のように述べています。古田先生これは、18世紀前半に実在した「玉菊」という花魁が使っていたと伝わる三味線です。才色兼備で諸芸に通じ、吉原の人々から愛された玉菊は25歳で亡くなりました。その死をいたみ、吉原では玉菊供養の燈籠(とうろう)を飾るようになり、それが年中行事のひとつになりました。遊廓の美しい模型も!辻村寿三郎、三浦宏、服部一郎《江戸風俗人形》昭和56年(1981)台東区立下町風俗資料館所蔵【通期展示】最後の展示室では、《江戸風俗人形》を展示。台東区立下町風俗資料館のコレクションで、3メートル近い台の上に文化文政期時代の美しい遊廓の世界が再現されています。檜細工師の三浦宏氏による建物は、国産の木材を使用。部屋のつくりなど細かな部分まで再現されています。江戸小物細工師・服部一郎氏が各部屋の調度品を手がけ、人形師・辻村寿三郎氏が制作した人形は、刺繍された美しい衣装を身につけています。女性たちの化粧も当時流行したものになっていて、見ていて飽きません。本展では、遊廓の華やかで美しい一面だけでなく、遊女たちが置かれた境遇についての説明もあり、吉原の歴史についても考えさせられました。吉原文化の光と影を感じられる展覧会、ぜひ一度訪れてみてください。Information会期:2024年3月26日(火)~5月19日(日)開館時間:午前10時 ~午後5時(入館は午後4時30分まで)※会期中、作品の展示替えがあります前期展示:3月26日(火)~ 4月21日(日)後期展示:4月23日(火)~5月19日(日)会場:東京藝術大学大学美術館休館日:月曜日、5月7日(火)(ただし、4月29日(月・祝)、5月6日(月・振休)は開館)観覧料:一般 ¥2,000、高校・大学生 ¥1,200、中学生以下無料
2024年04月14日2024年3月26日(火)より、東京藝術大学大学美術館では、『大吉原展』を開催する。約10万平方メートルもの広大な敷地に、約250年の長きにわたって続いた江戸の吉原。公界としての伝統と格式を備えた幕府公認のこの遊廓は、常に贅沢な非日常の世界を演出することで多くの人々をひきつけた。遊廓は現在の社会通念からは許されざる制度だが、そうした負の歴史も踏まえて、吉原遊廓における江戸の文化と芸術を、国内外の名品の数々で丁寧に検証する。同展最大の特徴は、展示室全体で吉原の五丁町を演出する展示構成。来館者は吉原見物の客になった気分で、大門、常燈明、見返り柳などのある吉原の街を疑似体験する。独得のしきたりや風習、遊女の生活やファッションなど、吉原の文化や歴史は、菱川師宣、喜多川歌麿、葛飾北斎らの厳選された浮世絵で紹介。明治時代に入って高橋由一が描いた油彩画《花魁》は、修復後初の公開だ。さらに辻村寿三郎の人形たちが妓楼「三浦屋」を舞台に生活を繰り広げる、3メートル四方の巨大ミニチュアワールドも出現。各部屋に置かれた精緻な作りの調度品なども注目だ。また今回は、アメリカ合衆国最古の公立美術館、ワズワース・アテネウム美術館や大英博物館から、数々の名品が里帰りする。とくに前者から出品される喜多川歌麿の《吉原の花》は、箱根、岡田美術館所蔵の《深川の雪》、アメリカ、フリーア美術館所蔵の《品川の月》と合せた三部作のひとつとして知られている。18000円の特典付き夜間特別開館チケット購入者が展示場内で実際に花魁道中を見ることができる「お大尽ナイト」や、江戸東京研究センター特任教授・田中優子による記念講演会など、スペシャルな企画多数。その他のイベントも合わせて、詳細は展覧会公式ホームページで確認を。<開催概要>『大吉原展』会期:2024年3月26日(火)~5月19日(日)※会期中展示替えあり会場:東京藝術大学大学美術館時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:月曜(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)料金:一般2,000円、大高1,200 円チケット情報: ()公式サイト:
2024年03月12日3月26日から東京藝術大学大学美術館で開催予定の展覧会「大吉原展 江戸アメイヂング」。その公式サイトの内容が、SNSで物議を醸している。「大吉原展」は、江戸幕府公認の遊郭だった吉原をテーマとした展覧会。公式サイトには「江戸のメディア王も、新進気鋭のクリエーターも、最新のエンタメもここから生まれた!」とのキャッチコピーとともに、展示について「美術館が吉原になる!」「桜満開の上野に江戸吉原の美が集結!」と紹介している。さらに吉原について、こういった説明も。《武士であっても刀を預けるしきたりを持ち、洗練された教養や鍛え抜かれた芸事で客をもてなし、夜桜や俄など季節ごとに町をあげて催事を行いました》《約250年続いた江戸吉原は、常に文化発信の中心でもあったのです。3月にだけ桜を植えるなど贅沢に非日常が演出され仕掛けられた虚構の世界だったからこそ、多くの江戸庶民に親しまれ、地方から江戸見物に来た人たちが吉原を訪れました》このように、「大吉原展」ではその様子や、その空間ゆえに発展した文化を知ることができるようだ。江戸文化に触れる、貴重な機会になることは間違いない。一方で、そもそも吉原は女性たちが性的に搾取されていたと指摘されている場所でもある。この展示で講演会を行う、法政大学名誉教授の田中優子氏は、著書の『遊廓と日本人』(講談社現代新書)の冒頭で、《遊廓は二度とこの世に出現すべきではなく、造ることができない場所であり制度である》と述べており、遊女として働く女性が「借金のかた」として自由を奪われていた事実を”人権侵害”と厳しく批判している。しかし、「大吉原展」の公式サイト上では、そのような点に触れている様子はない。また、吉原の風物詩を伝えるコーナーを紹介する際には「エンタメ大好き!」「お江戸吉原は年中イベント三昧」との文言が。また、吉原は「ファッションの最先端」で「イケてる人は吉原にいた」など、華やかな面を強調するコピーライティングが随所になされている。吉原が江戸文化の発祥地であることは確かであるものの、負の側面に一切触れず美しい面のみをフォーカスしている今回のWEBサイトの表現に対しては、“軽薄”だとして批判する声がSNS上で相次いだ。《人身売買や性的搾取という厳然たる側面に一言も触れずに、アートや芸術を標榜する軽薄さが痛々しい》《東京藝術大学美術館の大吉原展”イケてる人は吉原にいた!”という表現に違和感”生れては苦界 死しては浄閑寺“の句の如く人身売買された挙句に捨てられた吉原遊女がどれだけいたことか…だけど見どころにはそんな女性哀史には全く触れず…》《大吉原展のホームページ見たけど、暗い部分綺麗に排除されてて不自然さがすごかった》《「大吉原展」と銘打つなら負の部分も同程度にきっちり紹介すべきでは?「美の集結」だの「エンタメ」だの、軽すぎる。言葉も思想も軽すぎる。何を示そうとしているのか、全く分からん。あかんよ、ほんまに》そこでキャッチコピーに込めた意図や批判への見解などについて「大吉原展」の広報事務局に問い合わせると2月8日20時、担当者から次の回答があった。《本展の開催について、さまざまなご意見をいただいていることから、展覧会の主催者よりご説明申し上げます。本展のテーマである「吉原」という場所は、江戸時代に幕府公認のもとで作られました。この空間はそもそも芸能の空間でしたが、売買春が行われていたことは事実です。同時に、徹底した非日常の空間演出をはじめ、廓言葉の創造、書や和歌俳諧、着物や諸道具の工芸、書籍の出版、日本舞踊、音曲、生け花や茶の湯など、文化の集積地でもありました。その結果、多くの文化人が集い、膨大な絵画や浮世絵、書籍などを生み出す場となりました。本展は、今まで「日本文化」として位置づけられてこなかった「吉原」が生み出した文化を、美術作品を通じて再検証し、江戸文化の記憶として改めて紹介する趣旨で開催を決定いたしました。しかしながら一方で、上述しましたように、本展がテーマとする、花魁を中心とした遊郭「吉原」は、前借金の返済にしばられ、自由意志でやめることのできない遊女たちが支えたものであり、これは人権侵害・女性虐待にほかならず、許されない制度です。本展では、決して繰り返してはならない女性差別の負の歴史をふまえて展示してまいります。》そして、その30分後、同様の声明文が「大吉原展」の公式サイトにアップされた。
2024年02月09日春に向けてのアイテムを揃え始める時期になってきましたね。今回は、千鳥格子柄が可愛い【GU】のセットアップを使った着回しコーデを紹介します!今どきっぽい可愛いデザインになっているのでぜひチェックしてみてください。大人顔負けのセットアップ出典:CoordisnapこちらなんとGUキッズのティーンのアイテムなんです!ジャケットとミニスカートでセットアップが可能な商品。どちらもLサイズで160センチ相当です。セットアップはもちろん、それぞれ単品でも使えるためヘビロテ確実のアイテムですね。プリーツスカートが可愛い♡出典:Coordisnapひらひら揺れるひざ上のミニ丈が可愛いプリーツスカート。ウエストにヨーク切り替えを施しており、脚長効果が期待できます!右側にポケットがついています。裏地付きなので1枚でも安心して着用可能。さらに安心感が欲しい方は、短めのスパッツなどの着用がおすすめです。後ろ中心ステッチでゴムを固定してねじれ防止してあるのも嬉しいですね!セットアップで着る出典:Coordisnapセットアップで着用すれば可愛いのはもちろん、トレンド感満載のコーディネートになります。インナーや小物は黒で引き締めて幼くならないようにしました。暖かくなってきたら、明るい色のインナーを取り入れるのもよさそうですね。プリーツスカートのみで出典:Coordisnapミックスニットの可愛らしいトップスを合わせて、キュートなコーディネートに。ミニスカートはロングブーツと相性抜群です。デイリーはもちろん、フォーマルにも使えるセットアップ。ぜひチェックしてみてくださいね。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございます。最新の商品情報は各お店にご確認くださいませ。<商品情報>商品名:GIRLSクロップドジャケット(長袖)JR(セットアップ可能)サイズ:KIDS Lカラー:08 DARK GRAY品番:349913価格:2,990円(税込)商品名:GIRLSプリーツミニスカートJR(セットアップ可能)サイズ:KIDS Lカラー:08 DARK GRAY品番:349917価格:1,990円(税込)
2024年02月02日東京都渋谷区にある太田記念美術館では、2023年11月1日(水)より、『葛飾応為「吉原格子先之図」―肉筆画の魅力』展が開催される。葛飾北斎の娘、応為の《吉原格子先之図》を中心に、館所蔵の浮世絵師による肉筆画の優品を紹介する展覧会だ。葛飾応為の本名はお栄。父の北斎にいつも「おーい!」と呼ばれていたことから、画号を「応為(おうい)」にしたという(諸説あり)彼女の絵は、世界で十数点しか作品が確認されていないにもかかわらず、北斎とは異なる印象的な作風で、多くの人を魅了し続けている。そんな応為の代表作のひとつが、太田記念美術館が所蔵する《吉原格子先之図》。江戸の遊郭、吉原の夜をドラマチックに描いた名品で、妓楼の格子に群がる客が持つ提灯の光や、見世から漏れる光が、人々の姿を闇の中に浮かび上がらせる幻想的な作品だ。同作が展示されるのは約3年半ぶり。ぜひこの機会に、北斎の娘が描いた貴重な名品を堪能したい。また今回は、北斎、歌麿、清親ら太田記念美術館所蔵の肉筆画コレクションも公開される。肉筆画は、彫師や摺師と協業で一度に大量に摺られる版画と違い、絵師が紙や絹に描いて仕上げた一点もの。本展では、それらを「人を描く」「市井を描く」「風景を描く」「物語を描く」という4つのテーマに分けて紹介する。なかでも注目したいのは、応為と同じく夜の光を描いた明治の浮世絵師、小林清親の《開化の東京両国橋之図》だ。巨大な橋やその上を行き交う人々を黒いシルエットであらわし、提灯やガス灯、家の窓から漏れる灯りがぽつぽつと光る「光線画」で、江戸の情緒と文明開化の雰囲気が混在する、ノスタルジックな風景画となっている。<開催情報>『葛飾応為「吉原格子先之図」―肉筆画の魅力』会期:2023年11月1日(水)~11月26日(日)会場:太田記念美術館時間:10:30~17:30(入館は17:00まで)休館日:月曜料金:一般1,000円、大高700円公式サイト:()
2023年10月16日2023-2024年秋冬 コレクションより、メゾンの永遠のヘリテージであり、シグネチャーコードのひとつ、千鳥格子モチーフを纏う新作クリエイションが登場します。Courtesy of DIOR創設者 クリスチャン・ディオールは、当時紳士服のみに取り入れられていた千鳥格子モチーフを女性用のスーツやジャケットに大胆に落とし込み、マスキュリンなモチーフとフェミニンなシルエットが融合した、ディオールのエレガンススタイルを生み出しました。Courtesy of DIORマリア・グラツィア・キウリによって再解釈されたこの千鳥格子モチーフは、クロップド ジャケットやニットのツインセット、ミディスカートなどのウエアから、アイコンバッグ「ディオール ブックトート」、「ジャディオール」パンプスや「ディオールアクト」サンダル、「CD シグネチャー」オーバル カメラバッグ、「D-ボビー」ボブハットといったアクセサリーにあしらわれ、エレガントで洗練されたルックを約束します。クロップド ジャケット 61万円(税込)/Courtesy of DIORツインセット 35万円(税込)/Courtesy of DIORストレートカット ミディスカート 43万円(税込)/Courtesy of DIOR「CD シグネチャー」オーバル カメラバッグ 34万5,000円(税込)/Courtesy of DIOR@Dior#Dior #ディオールお問い合わせクリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年09月04日ディオール(DIOR)の2023年秋冬ウィメンズコレクションから、千鳥格子柄のバッグやウェアなどが登場。全国のディオールブティックほかにて発売される。千鳥格子を採用したバッグやウェアディオールを象徴するモチーフのひとつである、千鳥格子。メゾンの創設者クリスチャン・ディオールは、当時、紳士服だけに用いられていた千鳥格子を女性用のスーツなどに取り入れたのだった。今季のディオールでは、こうした伝統ある千鳥格子を採用したバッグやウェアなどを展開する。バッグではたとえば、丸みを帯びたフォルムの「CD シグネチャー(CD Signature)」オーバル カメラバッグが登場。エンボス加工のCDシグネチャーを配したカーフスキンをフロントにあしらい、ブラックとホワイトの千鳥格子を刺繍で施したコットンを組み合わせた。また、ウェアには、ラウンドネックのニットカーディガンとニットタンクトップのアンサンブル、ストレートなシルエットのクロップド丈ジャケット、ウエスト下にギャザーを寄せたミディスカートなどを取り揃える。詳細ディオール 2023年秋冬ウィメンズ 新作発売時期:2023年7月末より順次取扱店舗:全国のディオールブティック、公式オンラインブティック展開アイテム例:・「CD シグネチャー」オーバル カメラバッグ 345,000円・ツインセット 350,000円・クロップド ジャケット 610,000円・ストレートカット ミディスカート 430,000円【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2023年09月01日wahoo.tv(有限会社ジブトリマーズ)は、若き天才と呼ばれた刀鍛冶・吉原義一の生前から4年間、最後の作刀に密着したドキュメンタリー映像を本日2022年11月1日(火)に公開・DVDを発売いたします。刀鍛冶・吉原義一刀匠 鍛錬■刀鍛冶【日本刀鍛錬道場 吉原】について吉原一門の日本刀は、伊勢神宮の御神刀を3度も受け、日本のみならず海外においても高い人気があり、刀匠で唯一、アメリカ・ボストン美術館や、NYメトロポリタン美術館などにも買い上げられています。映画監督の<スティーブン・スピルバーグ>氏や<ジャッキー・チェン>氏も吉原の工房を訪ね、吉原の日本刀を注文した話は有名で、海外でも認知度・人気も高く、世界の名だたる著名人の訪問・注文も多数。■最後の蛙子丁子乱!作刀映像化プロジェクトの背景史上最年少36歳で刀鍛冶としての最高位「無鑑査」となった刀匠・吉原義一(よしはら・よしかず)。蛙子丁字と呼ばれる刃文が特徴的な義一の日本刀は、世界中のファンを魅了しました。その吉原義一の作刀を世界により広めたいと思い2016年から撮影をしていたものです。が、しかし、撮影中に癌を発病し、闘病中も作刀に励み、当作品となっている日本刀を完成させました。その直後の2018年、病気のため51歳で義一は他界。日本人の魂である日本刀として「千年も先の人々に受け継がれていくであろう」という思いを込めて、義一は、この刀に「一期一会」と銘を切りました。この義一の魂のこもった作刀・技術を「千年先に、刀と共に映像として残したい!」という想いから、最初で最後のドキュメンタリー作品とし、発売・配信します。刀鍛冶・吉原義一刀匠義一作「一期一会」■当作品は、「文部科学省 教育映像等審査」社会教育 青年向き・成人向き選定作品となり、映画祭に関しては、下記となりました。・iHollywood Film FEST <BEST International Documentary>(ハリウッド・米)・Cannes World Film Festival <BEST Educational Film>(カンヌ・仏)・Los Angeles Film Awards <Honorable Mention:Documentary Feature>(ロス・米)・HEART INTERNATIONAL ITALIAN FILM FESTIVAL <FINALIST>(イタリア)・New York International Film Awards <FINALIST>(NY・米)・CINEMAGIA Movie Awards <Official Selection>(イタリア)映画祭受賞月桂樹■当社は、義一が人生をかけた「日本刀」という日本の美、伝統文化がこの「一期一会」ともに未来へと繋げられればという想いで制作しました。また、クラウドファンディングCAMPFIRE様にて、製作費の一部を海外を含めた義一のファンの方々から支援を受けました。本日、11月1日からAmazon.co.jpでいち早く発売となります。 JANコード<4582143510210>オンデマンドでの視聴日本語版 有料配信(無料予告編あり) 英語版 有料配信(無料予告編あり) ■刀匠・吉原義一 1967年3月29日 - 2018年5月1日(享年51)無鑑査・刀鍛冶 吉原義一刀鍛冶の名門、吉原家に4代目として生まれた。父は、世界的に有名な無鑑査・刀鍛冶 吉原義人(よしはら・よしんど)。曾祖父は、1940年当時「現代刀匠人気大番付」で、東の横綱とされた刀匠界の重鎮、初代・吉原國家(よしはら・くにいえ)。18歳で刀鍛冶として修行に入り、わずか5年という最短の修行期間で刀匠としての難関に合格。初出品した新作名刀展では「努力賞」と「新人賞」を受賞、その後、快挙と言われる10年連続の特賞を受賞。「高松宮賞」も3度受賞。36歳の時、刀剣界の最高位、「無鑑査」となった。これは、史上最年少での無鑑査認定となり、この記録は未だ破られていない。さらに、42歳の時、東京都葛飾区の指定無形文化財にも認定。義一は、日本が誇る伝統の日本刀文化を受け継ぐ若きリーダーだった。■義一丁子「蛙子丁子乱」義一は、「蛙子丁子」(かわずこちょうじ)という刃文を得意とする。「蛙子丁子」とは、おたまじゃくしの形に似た丁子乱れ刃で、平安時代から室町時代の備前伝の特徴的な刃文。丁子乱れとはスパイスとしても使われる植物・丁子(clove)の実の形からきている。■wahoo.tvについて有限会社ジブトリマーズのDVDレーベルおよびドメイン名。2005年より日本文化を世界に発信することを思い描き設立。主な作品は、にっぽんむかし影絵ばなしをはじめとする知育影絵シリーズ。ネイチャードキュメンタリーとして、世界的に有名な雪の中で温泉に入る日本猿を追った「雪猿」。四国お遍路さんの文化を弘法大師の足跡をもとに巡った「四国遍路寺」シリーズ。「雪猿」「四国遍路寺」は、地上波、BS、CS放送にて国内全国放送。「雪猿」は、シンガポールやアメリカPBSなどでも上映・放送。作品公式Facebook : wahoo.tv : 有限会社ジブトリマーズ: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年11月01日wahoo.tv(有限会社ジブトリマーズ)は、若き天才と呼ばれた刀鍛冶・吉原義一の生前から4年間、最後の作刀に密着したドキュメンタリー映像作品を2022年11月1日(火)よりDVD発売・配信します。刀鍛冶・吉原義一刀匠刀鍛冶・鍛錬する吉原義一刀匠■刀鍛冶【日本刀鍛錬道場 吉原】について吉原一門の日本刀は、伊勢神宮の御神刀を3度も受け、日本のみならず海外においても高い人気があり、刀匠で唯一、アメリカ・ボストン美術館や、NYメトロポリタン美術館などにも買い上げられています。映画監督の<スティーブン・スピルバーグ>氏や<ジャッキー・チェン>氏も吉原の工房を訪ね、吉原の日本刀を注文した話は有名で、海外でも認知度・人気も高く、世界の名だたる著名人の訪問・注文も多数。■最後の蛙子丁子乱!作刀映像化プロジェクトの背景史上最年少36歳で刀鍛冶としての最高位「無鑑査」となった刀匠・吉原義一(よしはら・よしかず)。蛙子丁字と呼ばれる刃文が特徴的な義一の日本刀は、世界中のファンを魅了しました。その吉原義一の作刀を世界により広めたいと思い2016年から撮影をしていたものです。が、しかし、撮影中に癌を発病し、闘病中も作刀に励み、当作品となっている日本刀を完成させました。その直後の2018年、病気のため51歳で義一は他界。日本人の魂である日本刀として「千年も先の人々に受け継がれていくであろう」という思いを込めて、義一は、この刀に「一期一会」と銘を切りました。この義一の魂のこもった作刀・技術を「千年先に、刀と共に映像として残したい!」という想いから、最初で最後のドキュメンタリー作品とし、発売・配信します。義一作刀「一期一会」■当作品は、「文部科学省 教育映像等審査」社会教育 青年向き・成人向き選定作品となり、映画祭に関しては、下記となりました。・iHollywood Film FEST <BEST International Documentary>(ハリウッド・米)・Cannes World Film Festival <BEST Educational Film>(カンヌ・仏)・Los Angeles Film Awards <Honorable Mention:Documentary Feature>(ロス・米)・HEART INTERNATIONAL ITALIAN FILM FESTIVAL <FINALIST>(イタリア)・New York International Film Awards <FINALIST>(NY・米)・CINEMAGIA Movie Awards <Official Selection>(イタリア)映画祭受賞月桂樹■当社は、義一が人生をかけた「日本刀」という日本の美、伝統文化がこの「一期一会」ともに未来へと繋げられればという想いで制作しました。また、クラウドファンディングCAMPFIRE様にて、製作費の一部を海外を含めた義一のファンの方々から支援を受けました。11月1日からAmazon.co.jpでいち早く発売となります。(近日情報公開) JANコード<4582143510210>オンデマンドでの視聴日本語版 有料配信(無料予告編あり) 英語版 有料配信(無料予告編あり) DVDジャケット刀匠吉原義一■刀匠・吉原義一 1967年3月29日 - 2018年5月1日(享年51)無鑑査・刀鍛冶 吉原義一刀鍛冶の名門、吉原家に4代目として生まれた。父は、世界的に有名な無鑑査・刀鍛冶 吉原義人(よしはら・よしんど)。曾祖父は、1940年当時「現代刀匠人気大番付」で、東の横綱とされた刀匠界の重鎮、初代・吉原國家(よしはら・くにいえ)。18歳で刀鍛冶として修行に入り、わずか5年という最短の修行期間で刀匠としての難関に合格。初出品した新作名刀展では「努力賞」と「新人賞」を受賞、その後、快挙と言われる10年連続の特賞を受賞。「高松宮賞」も3度受賞。36歳の時、刀剣界の最高位、「無鑑査」となった。これは、史上最年少での無鑑査認定となり、この記録は未だ破られていない。さらに、42歳の時、東京都葛飾区の指定無形文化財にも認定。義一は、日本が誇る伝統の日本刀文化を受け継ぐ若きリーダーだった。■義一丁子「蛙子丁子乱」義一は、「蛙子丁子」(かわずこちょうじ)という刃文を得意とする。「蛙子丁子」とは、おたまじゃくしの形に似た丁子乱れ刃で、平安時代から室町時代の備前伝の特徴的な刃文。丁子乱れとはスパイスとしても使われる植物・丁子(clove)の実の形からきている。■wahoo.tvについて有限会社ジブトリマーズのDVDレーベルおよびドメイン名。2005年より日本文化を世界に発信することを思い描き設立。主な作品は、にっぽんむかし影絵ばなしをはじめとする知育影絵シリーズ。ネイチャードキュメンタリーとして、世界的に有名な雪の中で温泉に入る日本猿を追った「雪猿」。四国お遍路さんの文化を弘法大師の足跡をもとに巡った「四国遍路寺」シリーズ。「雪猿」「四国遍路寺」は、地上波、BS、CS放送にて国内全国放送。「雪猿」は、シンガポールやアメリカPBSなどでも上映・放送。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年10月20日兵庫県立美術館では、「2022年コレクション展II」を、2022年7月30日(土)から12月18日(日)まで開催する。2021年度の新収蔵作品や吉原治良を特集兵庫県立美術館のコレクション展では、特定のテーマのもとで同館の収蔵品を展示する「特集」と、展示室の一角を使用した「小企画」を開催している。今期は、2021年度に新たに収蔵された作品を紹介する特集1「リ・フレッシャーズ─新収蔵品紹介展」、具体美術協会を率いた吉原治良の作品と資料群を展示する特集2「没後50年吉原治良の小宇宙(ミクロコスモス)」、そして前期には、手で触れて作品を鑑賞できる小企画「美術の中のかたち─手で見る造形彫刻の中のからだ」を開催する。3つのテーマのもとで新収蔵作品を紹介特集1「リ・フレッシャーズ─新収蔵品紹介展」では、「リフレイン」「リフレクト」「リフレッシュ」の3つのキーワードのもと、2021年度の新収蔵作品を紹介。今回の新収蔵作品には、反復やくり返しを特徴とするものが多く含まれる。「リフレイン」では、そうしたくり返しのリズムが感じられる中村一美《仙丈II》などの作品を集めて展示する。また、「リフレクト」では、作品に映しだされた作者の姿や経験などに焦点を合わせ、郭徳俊《カーターと郭》や青木千絵《BODY 10-1》などを読み解く一方、「リフレッシュ」では、柳瀬安里や棚田康司をはじめ、これまで兵庫県立美術館が所蔵していなかった兵庫ゆかりの作家や若手作家などの作品を紹介する。「具体」創設者・吉原治良の創作に迫る2020年度に兵庫県立美術館は、前衛美術グループ「具体美術協会」の創設者・吉原治良の素描を中心に、多数の作品と資料の寄贈を受けた。特集2「没後50年吉原治良の小宇宙(ミクロコスモス)」では、これらの新収蔵作品に加えて、《牧歌》や《作品(二の字)》など従来のコレクション作品も展示し、吉原の創作活動を探ってゆく。手で触れて鑑賞する展示──ブールデルの彫刻を中心に兵庫県立美術館では、前身である兵庫県立近代美術館時代から、作品を手で触れて鑑賞できる展覧会「美術の中のかたち─手で見る造形」を継続的に開催してきた。今回は、同館の彫刻収集第1号であるエミール゠アントワーヌ・ブールデル《風の中のベートーヴェン》が返却されることにあわせて、ブールデルによる彫刻作品を特集。ブールデルがどのように身体を把握していたのかに光をあてるとともに、ほかのフランス近代彫刻作品との比較も行う。展覧会概要2022年コレクション展II会期:2022年7月30日(土)〜12月18日(日)[前期 7月30日(土)〜9月25日(日) / 後期 10月8日(土)〜12月18日(日)]会場:兵庫県立美術館住所:兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1開館時間:10:00〜18:00(入場は閉館30分前まで)休館日:月曜日(9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館)、9月20日(火)、10月11日(火)※展示替え期間中(9月26日(月)〜10月7日(金))は常設展示室を閉室観覧料:・当日券=一般 500円、大学生 400円、高校生以下 無料、70歳以上 250円、障がい者(一般) 100円、障がい者(大学生) 100円・団体料金(20名以上)=一般 400円、大学生 300円、高校生以下 無料、70歳以上 200円、障がい者(一般) 100円、障がい者(大学生) 50円・特別展とのセット料金=一般 300円、大学生 200円、高校生以下 無料、70歳以上 150円、障がい者(一般) 50円、障がい者(大学生) 50円※障がい者1名につき介護者1名無料、ただし「美術の中のかたち」展開期中(前期)は障がい者も無料※一般以外の料金には証明できるものの提示が必要※毎月第2日曜日は公益財団法人伊藤文化財団の協賛により無料※団体(20名以上)での鑑賞の際には事前に連絡のこと■展示構成・特集1「リ・フレッシャーズ─新収蔵品紹介展」(常設展示室1・2・3(前後期)+4(後期))・特集2「没後50年吉原治良の小宇宙(ミクロコスモス)」(常設展示室6)・小企画「美術の中のかたち─手で見る造形彫刻の中のからだ」(常設展示室4(前期のみ))・近現代の彫刻(常設展示室5)・小磯良平記念室・金山平三記念室【問い合わせ先】兵庫県立美術館TEL:078-262-1011
2022年07月04日ディオール(DIOR)の2022年春コスメ「ニュー ルック エディション」が、2022年1月1日(土・祝)より全国で数量限定発売となる。ニュールック着想「千鳥格子」の限定コスメ2022年の幕開けと同時に、ディオールから「千鳥格子」モチーフの限定コスメが登場。この千鳥格子は、ディオールのアーカイブから着想を得たデザインで、1947年“ニュールック”としてファッション界に旋風を巻き起こした千鳥格子のスーツにオマージュを捧げている。アイコンリップ&人気ファンデが「千鳥格子」デザインに「ニュー ルック エディション」では、ディオールの“顔”といえるアイコンコスメをピックアップ。不動の人気のリップスティック「ルージュ ディオール」と、リピーターの多い人気ベースメイク「ディオールスキン フォーエヴァー クッション」が、「千鳥格子」の限定デザインで展開される。「ルージュ ディオール」からは、肌色を引き立ててくれるレッド「999V ベルベット」や、1947年のニュー ルックのモチーフにしたベージュ「100V ヌード ルック ベルベット」など、全6色の限定色が登場する。さらに、軽やかなつけ心地と保湿力を備えたリップスティック「ルージュ ディオール バーム」から、深みのあるローズウッドカラー「728 ニュー ローズ サテン」をセレクトした。「ディオールスキン フォーエヴァー クッション」は、全面にモダンな千鳥格子模様をあしらいながら、中央にクリスチャン ディオールのロゴバンドを添えて、アイコニックなスタイルに。素肌のような仕上がりの「ルミナスマット」と、艶と明るさのある肌を演出する「ルミナスグロウ」の2種から選べ、それぞれ4色のカラーが揃うので、自分の肌色や理想の肌に合わせてチョイスできる。ディオール“最高峰フレグランスの「千鳥格子」デザインにさらに、フレグランス コレクション「メゾン クリスチャン ディオール」の人気の香りも、千鳥格子デザインに。スズランの香り「ラッキー」と、グラースの花畑を想起させるフラワーノートの「ジャスミン デ ザンジュ」、そしてアイコンシェード“ディオール グレー”を表現した「グリ ディオール」の3種のオードゥ パルファンが、限定ボトルで展開される。【詳細】ディオール2022年春コスメ「ニュー ルック エディション」発売日:2022年1月1日(土・祝)より数量限定発売※ディオール公式オンライン ブティック限定カスタマイズ数量限定品は2022年1月25日(火)より発売。・ルージュ ディオール〈ニュー ルック エディション〉数量限定6色(内1色はイベント限定色) 各5,940円・ルージュ ディオール バーム〈ニュー ルック エディション〉数量限定1色 5,940円・ディオールスキン フォーエヴァー グロウ クッション〈ニュー ルック エディション〉SPF50 / PA+++ 数量限定4色 各9,130円9,130円※ディオール公式オンライン ブティック限定カスタマイズ数量限定品 11,440円・ディオールスキン フォーエヴァー クッション〈ニュー ルック エディション〉SPF35 / PA+++ 数量限定4色 各9,130円※ディオール公式オンライン ブティック限定カスタマイズ数量限定品 11,440円・メゾン クリスチャン ディオール(オードゥ パルファン)〈 ニュー ルック エディション〉各40mL 各14,300円、各125mL 各33,000円種類:グリ ディオール / ラッキー / ジャスミン デ ザンジュ※メゾン クリスチャン ディオール製品は、メゾン クリスチャン ディオール取扱店とディオール公式オンライン ブティックのみ。取扱い店舗:ディオール ビューティー 銀座、ディオール パフューム&ビューティ 表参道ブティック、ディオール ビューティ シブヤ、日本橋高島屋、仙台藤崎、ディオール ビューティ うめだ阪急、心斎橋大丸、ディオール公式オンライン ブティック【問い合わせ先】パルファン・クリスチャン・ディオールTEL 03-3239-0618
2021年12月13日東京コンサーツ(東京都新宿区)マネジメントによる『吉原すみれパーカッションリサイタル2021』が2021年11月1日 (月)に東京文化会館小ホール(東京都台東区)にて上演されます。チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 ⼤剛)にて発売中です。カンフェティでチケット発売中 公式ホームページ 吉原すみれ 演奏者本人の主催によるパーカッションリサイタルです。出演:吉原すみれ(パーカッション)共演:菅原淳(パーカッション)※田中 賢作品【プログラム】(演奏順未定)糀場富美子(1952-):フラグメンツ Ⅳ~メタル・メタル~(2020)[世界初演]Tomiko Kohjiba(1952-):Fragments Ⅳ metal-metal(2020)[World Premiere]小出稚子(1982-):〇△□の音楽(2020)[世界初演]Noriko Koide(1982-):〇△□(2020)[World Premiere]田中賢(1946-):こころの庭で・・・(2020)[世界初演]Masaru Tanaka(1946-):im Garten, in dem Herzen・・・(2020)[World Premiere]~出版記念~山口恭範(1941-):コナンドラム(1997)Yasunori Yamaguchi(1941-):Conundrum(1997)湯浅譲二(1929-):マリンバのための音楽(2006)Joji Yuasa(1929-):Music for Marimba (2006)吉原すみれ(パーカッション) Sumire Yoshihara東京生まれ。幼少の頃より、工藤昭二のマリンバのレッスンを受ける。高校入学時より、打楽器を小宅勇輔に師事。東京藝術大学に入学し、打楽器一般を有賀誠門、マリンバを高橋美智子に師事。1972年東京藝術大学大学院在学中に、ジュネーヴ国際コンクール打楽器部門で優勝。同時に各部門のグランプリであるプリ・アメリカン賞も受ける。以後、ヨーロッパ、日本を中心にソロ活動を続ける。1977年ミュンヘン国際コンクールで1位なしの2位。ソロ・レコードがRCAより全世界に発売される。1979年より85年までカメラータ・レーベルにて5枚のソロ・アルバム(吉原すみれ・打楽器の世界1-5)を制作。1980年サントリー音楽賞受賞。アルバム「吉原すみれ・打楽器の世界1」において芸術祭優秀賞受賞。アンサンブル・ヴァン・ドリアン、トライアングル・ミュージック・ツアーなどアンサンブル活動も行い、アンサンブル・ヴァン・ドリアン団員として1983年中島健蔵賞受賞。1986年立花隆の制作録音によるCD「とぎれた闇」を発表。1986-93年CBSソニーで4枚のソロCDと1枚のデュオCD(笛の藤舎推峰との「デュエル」)を制作。1991・97年ミュンヘン国際コンクール、1992年ジュネーヴ国際コンクール、審査員。1993年ニューヨークにてミュージック・フロム・ジャパン公演。97年「打楽器通信」、2002年「打楽器通信2」(フォンテック)CDリリース。2002年第20回中島健蔵音楽賞優秀賞を受賞。2004年第13回朝日現代音楽賞受賞。アンサンブルタケミツ、メンバー。武蔵野音楽大学教授。相愛大学客員教授。「吉原すみれパーカッションリサイタル2021」公演期間:2021年11月1日 (月)開場18:15/開演19:00会場:東京文化会館 小ホール(東京都台東区上野公園5-45)【出演】吉原すみれ(パーカッション) / 菅原淳(パーカッション/デュオ作品共演)【スタッフ】マネジメント: 東京コンサーツ【チケット料金】一般:4,000円学生:2,000円(全席自由・税込) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2021年10月28日ディオール(DIOR)の2021-22年秋冬コレクションから「マクロカナージュ」が登場。バッグやウェアを全国のディオールブティックにて順次展開する。格子柄“カナージュ”を再解釈マリア・グラツィア・キウリによる2021-22年秋冬コレクションで、新たに再解釈されたメゾンを象徴するコード“カナージュ”。新作「マクロカナージュ」では、エレガントな格子柄“カナージュ”をキルティングで施し、モダンなムードを纏わせた。ショルダーバッグ「ディオール カロ」ラインナップするのは、「レディーD-ライト」や「ディオール ブックトート」などアイコニックなバッグ。レザータイプのショルダーバッグ「ディオール カロ」は、フラップにあしらった“CD”ツイストクラスプのフラップクロージャーとオリジナルキルティングの質感が相まって、より一層スタイリッシュな印象に仕上がっている。「バー」ジャケットやスカートもまた、アクセサリーだけでなくウェアも豊富なラインナップで用意。メゾンのアイコン的アイテム「バー」ジャケットをはじめ、コートジャケットやスカートが揃う。【詳細】「マクロカナージュ」発売日:2021年9月より順次展開取扱店舗:全国のディオールブティック、公式オンラインブティックアイテム例:・「バー」ジャケット 440,000円・ディオール カロ ミディアムバッグ 517,000円・ディオール カロ スモールバッグ 473,000円【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2021年09月17日田舎から出てきたひとりの商人。吉原随一の花魁に一目ぼれしたが、花魁には情夫がいて……。花の吉原を舞台に、現代にも通じる人間模様がじっくりと描かれた歌舞伎の人気演目『籠釣瓶花街酔醒(かごつるべさとのえいざめ)』。この作品のシネマ歌舞伎が7月23日(金)より期間限定で上映される。明治21年に河竹黙阿弥の弟子三世河竹新七が、吉原で実際に起こった惨劇を基に書き下ろした世話物だ。上州(現在の栃木県佐野市)から江戸へ商いにやってきた絹商人佐野次郎左衛門と下男の治六。江戸の土産噺にと吉原を訪れる。そこで目もくらむような花魁道中に出くわしたふたり。次郎左衛門は吉原随一の人気を誇る花魁の八ツ橋に魂を奪われてしまう。『籠釣瓶花街酔醒』より、佐野次郎左衛門を演じる十八世中村勘三郎(左)と花魁の八ツ橋を演じる坂東玉三郎あばた顔の田舎者だが人柄も気前も良い次郎左衛門。それから半年、江戸に来る度に八ツ橋のもとへ通い身請けの話も出始める。だが八ツ橋は情夫の繁山栄之丞がいた。栄之丞は八ツ橋に次郎左衛門との縁切りを迫る。苦悩し葛藤する八ツ橋だったが、態度を変え、ついに次郎左衛門に愛想尽かしをしてしまう。満座の中、思いがけない言葉を八ツ橋から聞かされ、酷く恥をかかされた次郎左衛門、それが吉原を揺るがす惨劇の始まりだった。八ツ橋をはじめ吉原の花魁たちが妍を競う花魁道中の豪華さを、次郎左衛門目線で味わえるのはシネマ歌舞伎ならでは。その衣裳のディテールはもちろん、焚きしめられた香りまで漂ってきそうだ。見ている私たちもまたほろ酔い気分で吉原仲の町をそぞろ歩きしているかのよう。そして映画とも舞台とも違ったシネマ歌舞伎独特の撮影手法により、次郎左衛門の狂気に至る心情や、八ツ橋の苦しみ、栄之丞の本性など、登場人物たちの気持ちが刻々と動いていく様まで手に取るように伝わってくる。さらにこの3人だけではなく吉原という花街に棲む男女たちの息遣いまで感じられるのもシネマ歌舞伎の魅力だ。佐野次郎左衛門に十八世中村勘三郎、八ツ橋に坂東玉三郎、そして繁山栄之丞に片岡仁左衛門。十七代目中村勘三郎二十三回忌追善「歌舞伎座さよなら公演」ならではの豪華顔合わせを、もう一度堪能できるのもうれしい。この豪華な顔ぶれの『籠釣瓶』、絶対に見逃せない。文:五十川晶子シネマ歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』上映期間:2021年7月23日(金)~2021年7月29日(木)全国の映画館にて上映公式サイトシネマ歌舞伎『籠釣瓶花街酔醒』の東劇(東京・築地)招待券を【よくばり❣ぴあニスト】限定で10名様にプレゼント!ぴあアプリを ダウンロード(dpia-app://contentAll?contentId=b2b4c461-0a0d-4ece-850f-5afc93f2deab&contentTypeId=2) すると、この記事内に応募ボタンがあります。
2021年07月01日ブロックチェックにギンガム、タータン…。クラシカルな表情のものからモダンなものまで、いろいろなバリエーションの格子柄アイテムをセレクト!細部までこだわり満載のパジャマで、最高の眠りを。発汗性があり、手触りも柔らかなフランネルのパジャマ。体にストレスをかけないために縫い目を細かくしたり、パイピングで引っ掛かりをなくしたりするなどの工夫も。上下セットで¥27,000(SLEEPY JONES/THE MOTT HOUSE TOKYO TEL:03・6325・2593)ブリティッシュチェックできちんと感をプラス。落ち着いたトーンのチェック柄ハンカチは、ツイル生地の程よい光沢感が上品。オプションで好きなアルファベットや数字を刺繍できるから、プレゼントにもおすすめ。46×46cm¥1,200(H TOKYO/オールドファッション TEL:03・3487・4883)どこかノスタルジーを感じるギンガムチェック。NY発のアクセサリーブランド『Coming of Age』のミトン型手袋は、適度にハリのあるシルク生地がモダンな印象。内側はフリース素材のため、防寒もばっちり!¥16,000(THE MOTT HOUSE TOKYO)アートなクッションをお部屋のアクセントに。ドイツ・バウハウスの設立100周年を記念し、復刻されたブランケットで作られたクッションカバー。生地を切り取る場所によって柄の印象が異なるのも面白い。46×46cm¥21,000(WALLACE SEWELL/スタンプス TEL:03・6809・0424)歴史あるタータンブランドが手掛けるランチシリーズ。スタイリッシュなタータン柄アイテムで、ランチタイムも楽しく。ポリプロピレン製のランチボックスは軽量で持ち運びに便利。ステンレスボトル290ml¥2,200フラットランチボックス¥1,600(DC DALGLIESH/三好製作所 TEL:03・6416・4500)※『anan』2021年2月3日号より。写真・多田 寛スタイリスト・野崎未菜美文・瀬尾麻美(by anan編集部)
2021年01月28日ディオール(DIOR)の「ヴァニティケース」バッグに、「カナージュ(格子)」モチーフの新作が登場。ディオール ブティックにて発売される。「カナージュ」モチーフのヴァニティケースエレガントなデザインと優れた収納力をあわせ持つディオールのヴァニティケースに加わるのは、メゾンを象徴する幾何学的な「カナージュ(格子)」パターンをあしらった2型だ。レディ ディオール「レディ ディオール」を思わせる、マイクロサイズのヴァニティが登場。レザーに「カナージュ」のステッチを施し、“D.I.O.R.”チャームを取り付けた。取り外し可能なショルダーストラップが付属し、ハンドバッグとしても、ショルダーやクロスボディバッグとしても使用することができる。ディオール トラベル一方「ディオール トラベル(DiorTravel)」のヴァニティケースは、スモールサイズ。「カナージュ」ステッチとともに、“Christian Dior”シグネチャーをエンボス加工であしらっている。また、「ディオール トラベル」には、全体に刺繍を施したメッシュ素材のラーズサイズモデルも用意。ベース部分にはオープンワークを施し、繊細な表情に仕上げている。詳細ディオール ヴァニティケース新作発売時期:2021年1月取扱店舗:ディオール ブティック、ディオール 公式オンラインブティック展開アイテム:・マイクロ(カーフレザー / H7.5×W12cm) 260,000円+税・スモール(カーフレザー / H13×W18.5×D10.5cm) 315,000円+税・ラージ(メッシュ エンブロイダリー / H17×W24×D13.5cm) 275,000円+税【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2021年01月17日ディオール(DIOR)の2021 クルーズ コレクションから、新作バッグ「ディオール カロ(DIOR CARO)」が登場。2021年1月7日(水)より発売される。“格子柄キルティング”の新アイコンバッグ「ディオール カロ」は、メゾンを象徴する幾何学的な「カナージュ(格子)」パターンを繊細なキルティングで表現した、新しいアイコンバッグだ。素材には、柔らかくしなやかなカーフレザーを使用。フロントにメタルのCDシグネチャーを大胆にあしらうとともに、チェーンとクラスプ、そして内側にはゴールドの“Christian Dior”シールを配した。多彩なカラー展開サイズは、ラージとスモールの2種類。ベーシックなブラック、グレー、ベージュ、アイボリーに加えて、スカイブルーやミントグリーン、くすみピンクなども展開する。デニム素材もさらにスモールサイズにはデニム素材も用意。インディゴだけでなく、2021クルーズコレクションに登場したタイダイ「タイ & ディオール(Tie & Dior)」を採用したバッグも取り揃えた。詳細ディオール カロ発売日:2021年1月7日(水)展開アイテム例:・ラージサイズ カーフスキン 480,000円+税 (H17×W28×D9cm)・スモールサイズ カーフスキン 390,000円+税 (H12×W20×D7cm)カラー:ブラック、グレー、ベージュ、アイボリー、スカイブルー、ミントグリーン、ピンクなど・スモールサイズ デニム 370,000円+税 / タイダイ390,000円+税 (H12×W20×D7cm)【問い合わせ先】クリスチャン ディオールTEL:0120-02-1947
2021年01月10日黙していると強面(こわもて)。でも、ミュージカル『レ・ミゼラブル』の主人公・バルジャンや、ドラマ『エール』の馬具職人・岩城など、吉原光夫さんの演技を見れば、内に秘めるまっすぐな情熱や真面目な人柄が伝わってくる。ただ、今回出演する舞台『23階の笑い』は、これまでのイメージを覆すようなコメディ。自身もオファーを受け、「エッて50回くらい言ってから」出演を決めたとか。そうは見えないかもしれないですが、稽古場に通うのが本気で楽しいです。「僕は、これまでコメディを追求してこなかった人間で、そもそも笑いがわからないんです。これだけ大きな振り幅のものって初めてだし、ミスキャスティングなんじゃないかと思いつつ…。いま42歳で、新しいことに挑戦するのが無性に怖くなったりして、凝り固まりそうな部分があるんです。でもいまは、自分よりキャリアも年齢も上の百戦錬磨の方がたに囲まれて、1年生になった気分で稽古場に通えているんです」共演に名を連ねるのは、浅野和之さん、山崎一さん、梶原善さんら、今回の演出を手掛ける三谷幸喜さんの作品でもお馴染みの面々。「コメディックな方向に演技を振るのって、すごく勇気がいることだと思うんです。客席からウケるウケないっていうことに対する抵抗力というか。僕がどうしようかって迷ってる間に、みなさんはそこをポーンと飛び越えていく。そのジャンプ力がすごい。自分が演じてて、まだ楽しいとは思えないけど、このメンバーと23階の笑いっていう部屋に一緒にいるのは本気で楽しいです」そう言ってから、「僕、こういう顔なんで、そういうふうに思われてないと思うんですけど…」とボソッ。逆にこちらは、この生真面目すぎる姿に、思わず笑みが漏れ出てしまうが、本人はまだまだ悩みの淵に。「最初の本読みで、自分が求められているものと全然違うものを演じているのを感じたんです。それに気づいた瞬間から、全部捨てて、これまで無しだと思っていたものを試している段階で、苦しいは苦しいです」朝ドラへの出演、初の三谷作品と、新しい挑戦が続いている。「劇団四季を出て、小川絵梨子という演出家に出会ったとき、演劇の世界ってこんなに広くて、まだ知らないことがいっぱいあるんだって思ったんです。まさに目から鱗でした。そこから知らないままで終わってしまうことが怖くなったんですよね。いいなと思ったら、とりあえず出かけていくようにしています」シス・カンパニー公演『23階の笑い』12月5日(土)~27日(日)三軒茶屋・世田谷パブリックシアター作/ニール・サイモン演出・上演台本/三谷幸喜翻訳/徐賀世子出演/瀬戸康史、松岡茉優、吉原光夫、小手伸也、鈴木浩介、梶原善、青木さやか、山崎一、浅野和之S席1万2000円A席1万円B席8000円1階補助席9000円(すべて税込み)シス・カンパニー TEL:03・5423・5906(平日11:00~19:00)1953年のNY。高層ビルの23階にある人気コメディアン・マックス(小手)のオフィスでは大騒動が巻き起こっていた。大衆受けを望むテレビ局上層部が厳しい要求をつきつけてきて…。よしはら・みつお1978年9月22日生まれ。東京都出身。劇団四季を経て、数々の舞台に出演する傍ら、演出も手掛ける。NHK連続テレビ小説『エール』岩城役でも注目される。※『anan』2020年12月9日号より。写真・小笠原真紀インタビュー、文・望月リサ(by anan編集部)
2020年12月05日5月下旬、まだ明かりも目立たない東京・吉原のネオン街。広瀬すず(20)、山口智子(54)、比嘉愛未(32)に岡田将生(29)、リリー・フランキー(55)らという豪華メンバーが集まっていた。ご存じ、朝の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK)東京編の出演者たちだ。平均視聴率20%超えと絶好調をキープし続けている。彼らが入っていったのは桜鍋で有名な老舗店だった。「会員制で、1日数組のみの完全予約制です。吉原で最後に残った料亭を引き継いだ、地元では知らない人はいない、由緒ある名店です。食事のメニューは馬肉を中心としたコースのみで、お酒代込みで、1人2万円程度でしょうか」(地元の常連客)桜鍋は馬肉をすき焼きのようにして食べる、明治時代から愛されてきた東京の伝統料理。精力がつくメニューとしても知られる。「昨年6月から始まった『なつぞら』の収録もちょうど1年。広瀬さんは以前から、出演者たちから『夏バテしないよう、みんなでスタミナのつく料理を食べに行こうよ!』と誘われていたそうです。6月が広瀬さんの誕生月ということもあり、同じく6月生まれの比嘉さんとともに合同誕生会を開くことになったようです」(番組関係者)『なつぞら』の収録現場で、広瀬を娘のようにかわいがっているのがおでん店『風車』の女将を演じる山口だという。「山口さんは『純ちゃんの応援歌』で平成最初の朝ドラヒロインを演じました。今回、平成最後のヒロインとなった広瀬さんに『平成つながりだね!』とひとからならぬ縁を感じ、積極的に声をかけています」(前出・番組関係者)広瀬演じる奥原なつの“東京の母”並みの世話の焼き方だとか。制作関係者は言う。「朝ドラ30年ぶりの登場となる山口さんはヒロイン経験者だけあって現場をよく見渡していて、特に広瀬さんのことは目にかけています。アニメーターの役柄ゆえ、休憩時間にも色彩やトレースの練習をしている広瀬さんに、あまり根を詰めさせないよう、雑談したり、リラックスできるような気づかいを見せています。基本的にフレンドリーでオープンな性格の山口さんは、広瀬さん以外の出演者の面倒もよくみています。岡田さんは今回“歌とタップダンスが好き”という設定なのですが、素の岡田さんはそれほど得意ではないようで、レッスンでも相当苦労していました」そこで“東京の母”山口が“息子”岡田に助け船を出したという。「彼女は20代のころ夢中になったフラメンコを3年前から本格的に再開したそうで現場で披露するダンスも“キレ”が抜群なんです。劇場付きの元ダンサーという役柄同様に、岡田さんにもダンスをレクチャーしていますね。ダンスは基本的に振付師が考案していますが、彼女は意欲的に自分の意見を出しています。広瀬さんも17年の映画『チア☆ダン』でダンス漬けの日々を過ごしたことがあるので、岡田さんの苦労がわかったんでしょう。空き時間に3人で仲よくダンスのステップを踏む一幕もありました」(前出・制作関係者)そんな気の置けないメンバーが集まった“東京決起集会”。なぜ舞台となる新宿ではなく、吉原だったのだろう。「『なつぞら』東京編は昭和30年が舞台。今の新宿には古きよき街並みの面影はほとんど残っていません。当時の風情を感じられる場所ということで、下町界隈になったようです」(前出・番組関係者)広瀬と比嘉は、吉原が初めてだったようで、店に入ってしばらくすると座敷の窓を開け放って、通行人や車が行き交う、ネオンが灯り始めた吉原の様子に見入っていた。1次会が終わったのは入店から約3時間が過ぎた夜9時過ぎだった。店から出てきた一行は2台のタクシーに乗り込んだ。向かったのは、鶯谷。無数に並ぶラブホテル街のど真ん中で止まると、一行はホテルの合間にポツンとたたずむ会員制バーの中に入っていった。2時間ほどこのバーで過ごすと、夜11時過ぎに一行が店から出てきた。みんな、赤ら顔に見える。広瀬と比嘉は肩を組み、大通りのほうへ歩いていく。この日、広瀬と比嘉、山口の朝ドラヒロイントリオは、偶然にもみんなトップスが白で統一。周囲のネオンよりひと際明るいオーラを放っていた。1台目のタクシーに最初に乗り込んだのは、現役朝ドラヒロインの広瀬だった。翌日は朝から収録なのだろうか。みんな笑顔で手を振って広瀬を見送った。この日のスタミナ鍋で、なつの笑顔はさらに輝くはずだ。
2019年06月05日間近で刀を見てみたい人、必見!刀鍛冶・吉原義人(よしわらよしんど)さんが出演するドキュメンタリー番組「4K Katana Project」のブルーレイ&DVD発売に合わせて、2018年8月25日(土曜日)に「吉原義人『刀~温故知新』トークイベント&サイン会」が「刀剣博物館」(東京都墨田区)1階講堂で開催されます。吉原義人さんは次期人間国宝に最も近い人物としても名高く、作品は海外の美術館にも展示されています。今回のイベントでは吉原義人さんが手がけた刀を展示。ガラスケースに入れずに、直接目に触れることが可能なスペースも設けられるので「間近で刀を見てみたい」というアナタにおすすめです。さらに、吉原さんのお弟子さんによる銘切り(刀に作者の銘を彫る作業)の実演や、吉原さんご本人への質疑応答、ブルーレイ&DVDの購入者を対象としたサイン会も行われます。トークイベントの参加は無料ですが、メールでの予約が必要です(アドレス:fanclub@horipro.co.jp)国宝、重要文化財を含む作品を多数収蔵都営地下鉄大江戸線「両国駅」から徒歩5分の場所にある「刀剣博物館」は、日本美術刀剣保存協会の付属施設として昭和43年に開館。平安・鎌倉・南北朝期の古名作を中心に、国宝や重要文化財など国の国の指定認定物件を数多く含むさまざまな年代・流派の作品が収蔵されています。毎月第2土曜日には実物の刀剣を手に持って鑑賞する「本部定例鑑賞会」を開催しています。開館時間は9時30分から17時(入館は16時30分まで)。毎週月曜日は休館日となっています。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社ホリプロのプレスリリース/PR TIMES※刀剣博物館公式サイト※株式会社ホリプロ
2018年08月05日「2017年(第35回)毎日ファッション大賞」の表彰式が11月29日、都内で行われ、 ハイク(HYKE)の吉原秀明と大出由紀子が大賞を受賞した。表彰式で、吉原は「自分たちなりの信念を持ち、真摯に取り組んできた結果が今回の受賞につながったと思うし、受賞したことで歩んできた道が間違っていなかったと背中を押してもらえたと感じている。今回の受賞は自分たちが考えたことやビジョンを形にしてくれた工場や附属業者の人たち、お店の人、プレスの方たちなどの協力のおかげ」とあいさつ。大出は「1997年に代官山に古着屋をオープンしてから創業20年という節目の年に受賞できてうれしい。グリーン時代からずっとノミネートされていて、とれるとれる詐欺みたいになっていたので、やっぱりとれるんだと思いました」と喜びを語った。また、新人賞・資生堂奨励賞はユイマナカザト(YUIMA NAKAZATO)の中里唯馬、ファッション界に功績を残した人に贈られる鯨岡阿美子賞はスタイリストの高橋靖子がそれぞれ受賞。話題賞はアシックスとGINZA SIX、特別賞は島精機製作所の島正博会長に決まった。中里は「いばらのような道を歩いてきた中で、転機となる1年だった。これまでの衣装デザインでは、1人1人それぞれの人のためのデザインをしてきたが、技術の進化によって縫製をせずにぴったりとフィットする新しい服ができた。これからも恐れずに時代を切り開いていきたい」と挨拶。高橋は「今回の受賞で何年やってきたのかを初めて知った。今まで55年やってきたのと同じように明日からもやっていきたい」と喜びを語った。表彰式の後に行われたパーティーでは、ユイマナカザトがパリのオートクチュールコレクションで発表したコレクションを紹介するファッションショーも行われた。
2017年12月03日特別展『歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会―』が、2017年7月28日(金)から10月29日(日)まで、神奈川・岡田美術館で開催される。本展では、喜多川歌麿によって描かれた肉筆画の大作「雪月花」三部作のうち、ワズワース・アセーニアム美術館所蔵の「吉原の花」を米国から迎え、岡田美術館収蔵の「深川の雪」、原寸大の高精細複製画として制作された「品川の月」と同時に展示する。「雪月花」三部作とは?「雪月花」三部作とは、喜多川歌麿(?〜1806)によって描かれた、一連の肉筆画の大作「深川の雪」、「品川の月」、「吉原の花」のこと。「雪月花」の最も古い記録は、明治12年(1879)11月23日、栃木県の定願寺における展観に、当地の豪商・善野家が出品したというもの。その後、三部作は美術商の手によってパリへと渡り、現在「吉原の花」は、アメリカ・コネチカット州のワズワース・アセーニアム美術館、「品川の月」は、アメリカ・ワシントン D.C.のフリーア美術館の所蔵となっている。「深川の雪」だけは、戦前に日本へ戻り、戦後まもない昭和23年(1948)と27年(1952)の2度にわたり公開展示されてから長らく行方知れずだったが、2012年に再発見され、岡田美術館の収蔵となっている。大作「吉原の花」22年ぶりの来日今から22年前の平成7年(1995)に、千葉市美術館が開催した「喜多川歌麿展」で展示された三部作の一つ「吉原の花」。今回の里帰りは、明治期に日本から出て以来2度目となるもので、日本で「深川の雪」とともに展示されるのは138年ぶりのこととなる。最大級の肉筆浮世絵の迫力を体感「雪月花」三部作で特筆すべきは、各作品の大きさだ。一番大きな「深川の雪」で、縦約2m×横約3.4m。他の2作品も大画面で、浮世絵史上最大級の掛軸画といえる大きさを誇る。屏風クラスの大きさであるにも関わらず、なぜ掛軸として描かれたのか、あるいはどこに掛けることを想定して発注されたのかなど、三部作をめぐる謎は未だ明かされていない。本展に訪れた際は、実際に絵の前に立ち、その大画面の迫力に圧倒される体験を是非楽しんでほしい。歌麿美人の変遷をたどる歌麿といえば、浮世絵界を代表する美人画絵師。生涯をかけて新しい表現に挑戦し続け、江戸の人々から強い支持を集めた画家であったという。今回展示される「雪月花」三部作の登場人物は女性が大半を占めており、「吉原の花」が最多で52人、次いで「深川の雪」が26人、「品川の月」が19人。最初に描かれた「品川の月」から歌麿晩年の「深川の雪」までは実に10年以上もの開きがあるため、歌麿美人の様式変遷が楽しめるのも本展のポイントの一つだ。貴重な歌麿肉筆画も同時公開現存する歌麿の肉筆画(筆で描いた絵)は非常に少なく、40点程度しか存在が確認されていない。そのうち「深川の雪」以外に、遊里の女性たちがプライベートな時間にくつろいだ様子で会話を交わす「三美人図」、座敷に呼ばれた芸者の凛とした姿を描いた「芸妓図」を収蔵する岡田美術館は、本展に併せ、歌麿の名品2点「三美人図」「芸妓図」を、4階展示室にて特別に公開する。開催概要『歌麿大作「深川の雪」と「吉原の花」―138年ぶりの夢の再会―』開催期間:2017年7月28日(金)〜10月29日(日)休館日:会期中休館日なし所在地:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷 493-1開館時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)入館料:一般・大学生 2,800円、小中高生 1,800円
2017年05月25日特別展「北斎-富士を超えて-」が、大阪市阿倍野区のあべのハルカス美術館で、2017年10月6日(金)~11月19日(日)まで開催されます。葛飾北斎の晩年30年間に描いた作品と人生に焦点を当て、北斎が追い求めた美の世界に迫る展覧会です。また、近年注目度の高まっている北斎の娘・応為(おうい)の作品も登場するので、こちらも見逃せません。北斎の晩年にフォーカス!特別展「北斎-富士を超えて-」が大阪で開催!《富嶽三十六景 神奈川沖浪裏》 天保元~4年(1830~33)頃 大英博物館© The Trustees of the British Museum. Acquired with the assistance of the Art Fund.あべのハルカス16階にある美術館・あべのハルカス美術館で、江戸時代後期の浮世絵師として世界にその名が知られる葛飾北斎の展覧会「北斎―富士を超えて-」が開催されます。会期は、2017年10月6日(金)~11月19日(日)まで。本展はイギリス・大英博物館との国際共同プロジェクトによるもので、北斎研究の第一人者である、あべのハルカス美術館館長・浅野秀剛氏と、大英博物館の北斎研究者とが協力して実現した企画です。《雲龍図》 嘉永2年(1849) ギメ美術館 Photo ©Musée Guimet, Paris, Dist. RMN-Grand Palais / Thierry Ollivier / distributed by AMF稀代の浮世絵師・葛飾北斎。彼の作品「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」は、英名「Great Wave」として海外でも広く知られ、世界でもっとも有名な絵の1つに数えられています。このような作品を描いた北斎は、いったいどのような人物だったのか。今回は、これまで行われてきた画業全般を辿る北斎展とは異なり、晩年30年に焦点を当てているのが最大の特徴です。肉筆画を中心とした約200点を紹介すると共に、北斎の精神性や人物像に迫ります。本展の特徴《雨中の虎図》 嘉永2年(1849) 太田記念美術館●大英博物館国際共同プロジェクト大英博物館では、2017年5月25日(木)~8月13日(日)まで、70年ぶりとなる「Hokusai-beyond the Great Wave」が開催されます。世界各国で所蔵されている北斎の作品が、大英博物館とあべのハルカス美術館に集結。2020年に東京オリンピック、パラリンピックを控えた今、世界が日本の北斎に再び注目しています。●晩年の30年にフォーカス!北斎の人となりに迫る「70歳までに描いたものは取るに足らない」など、北斎が晩年に掛けた信念を伝える言葉は少なくありません。70歳を過ぎて「富嶽三十六景」を完成させた後、さらに精力的に作品を生み出しました。今回は、そんな北斎晩年の30年間に焦点を当て、神の領域に至るべく描き続けた、画狂老人・北斎の人となりに迫ります。●肉筆画約60点を中心に約200点が展示!北斎の妥協のない筆遣いがそのまま伝わるのは、やはり肉筆画です。版画とは異なり肉筆画は1点もの。北斎の技量や色彩感覚をそのまま感得できます。森羅万象を描き続けた北斎の1点1点をじっくりと鑑賞してください。見どころをご紹介!●代表作「富嶽三十六景」の展示《富嶽三十六景 凱風快晴》 天保元~4年(1830~33)頃 大英博物館 © The Trustees of the British Museum. 新たに日本のパスポートの顔となる北斎の代表作「富嶽三十六景」。北斎にとって富士山とは大自然の象徴でもあり、超絶なるのものの象徴でした。すなわち、崇高なる神であり、超えるべき目標でもあったのです。そして、いつしか北斎は、富士山に自分自身の人生を重ねていたように思われます。1820年後半、妻の死や、自身の病気、孫の逸脱行為による経済的困窮など、様々な苦境を乗り越えてきた北斎にとって、「富嶽三十六景」シリーズは、画家としてのキャリアを復活させるきっかけとなった大切な作品。その連作の中から、「Great Wave」として海外でも人気が高い「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」や、赤富士を描いた「富嶽三十六景 凱風快晴」、「凱風快晴」とペアになる「富嶽三十六景 山下白雨」などが展示されます。●神の領域への軌跡を辿る!《花見》 文政7~9年(1824~26)頃 ライデン国立民族学博物館 © Collection National Museum van Wereldculturen. RV-1-4482-m19歳で浮世絵師・勝川春章の門下となった北斎は、「春朗(しゅんろう)」という名を貰い、翌年、 役者絵「瀬川菊之丞 正宗娘おれん」でデビューしました。それから70年、神の領域を目指し、邁進する北斎の苦難の道を作品と共に辿ります。美人画、浮絵、黄表紙や洒落本などを発表して、一流絵師になろうと努力を重ねますが、春章の没後、俵屋宗理と改名し、勝川派を離脱。その後は、狩野派、琳派などの流派にはとどまらず、中国画や銅板、油彩、西洋画を積極的に取り入れていきました。その後、肉筆画にも力を入れるようになり、70歳になってからは、「富嶽三十六景」や「諸国滝廻り」に代表される風景版画シリーズを発表。そして、75歳で、画狂老人(がきょうろうじん)と改名。以降、90歳で没すまで、肉筆画、絵画、手絵本を中心に画業を展開しました。●北斎の波の集大成!「濤図」小布施北斎館から小布施の祭屋台の天井絵として描かれた「濤図」も展示されます。小布施の豪商・高井鴻山の招きで、娘・応為と共に小布施に旅行し、小布施の祭屋台の天井絵として一対の「濤図」を描きました。この時、北斎は実に86歳。北斎は「富嶽三十六景」を完成させる前から、波の描き方を研究しており、「濤図」は北斎の波の集大成とも言える作品です。この2枚を並べると、道教の陰陽を対比させた「太極図」が浮かび上がって見えます。道教の教えで、全ての根源を意味する「太極」。北斎は、波だけでなく、宇宙の成り立ちも描こうとしていたのではないでしょうか。●88歳から90歳までに描かれた数々の肉筆画が登場!北斎晩年の作品では、龍や獅子、鷹などの生き物、さらに、力強いエネルギーに溢れた伝説上の人物や聖人が生き生きと描き出されており、北斎が信仰と芸術の崇高な領域に達したことが今に伝えられています。また、北斎は亡くなる直前に、「天があと5年命をくれたなら、真正の絵師になれただろうに」という言葉を残したと言われています。死を目の前にしながらも、画家としての道を邁進し、理想を追求し続けた北斎。彼が目指した神の領域とは何だったのか、富士を越えて天へ昇っていく龍を描いた「富士越龍図」や「雪中虎図」など、晩年に手掛けられた肉筆画を通して、北斎の心象風景をじっくりと読み解いていきましょう。●北斎の娘・応為の作品にも注目!北斎に「美人画にかけては応為には敵わない」と言わせたほどの力量を持っていた伝えられる、北斎の三女・応為。応為の肉筆画は少なく、推定作を含めても10点も現存しない貴重な作品です。今回、この特別展のため、東京国立博物館の「月下砧打ち美人図」、クリーブランド美術館の「関羽割臂図」、太田記念美術館の「吉原格子先図」が展示されます。色彩の豊かさや鮮やかさ、女性ならではの細やかさを楽しんでみてください。北斎が追い求めた美の世界に迫る展覧会に、お出かけしてみてはいかがでしょうか。イベント詳細名称:大英博物館国際共同プロジェクト「北斎-富士を超えて-」会場:あべのハルカス美術館住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16階会期:2017年10月6日(金)~11月19日(日)休館日:10月10日(火)、16日(月)、23日(月)、30日(月)、31日(火)開館時間:火~金 10:00~20:00、月・土・日・祝 10:00~18:00※いずれも入館は閉館の30分前まで。料金:一般 1,500(1,300)円、大学・高校生 1,000(800)円、中学・小学生 500(300)円※()内は前売りと15名以上の団体料金。※障がい者手帳を持つ方は、本人と付き添い1名まで当日料金の半額。※前売券は7月29日(土)~10月5日(木)まで販売予定。公式サイト:
2017年04月30日特別展『歌磨大作「深川の雪」と「吉原の花」ー138年ぶりの夢の再会ー 』を神奈川・岡田美術館にて開催。会期は2017年7月28日(金)から10月29日(日)まで。江戸の浮世絵師、喜多川歌麿。彼の晩年の肉筆画の「雪月花」三部作は、画家人生の集大成と呼べる大作だ。江戸最大の遊郭「吉原」の大通りを舞台に、美しく着飾った52人の遊女たちを描いた「吉原の花」や、雪が降り積もる冬の日に、深川の料亭で働く侍女や芸者たちの姿を描いた「深川の雪」。そして、海を臨む眺めのよい遊里の様子を描いた「品川の月」の3点から「雪月花」は成る。明治12年に3点揃って展示されたのを最後に、「吉原の花」と「品川の月」はアメリカに、「深川の雪」は昭和23年と27年に公開されてのち、長らく行方知らずではあったが日本の岡田美術館に収蔵され、現代に至るまで3点はバラバラに保管されていた。本展では、「深川の雪」と「吉原の花」が138年ぶりに日本で同時に公開される貴重な機会だ。さらに、「品川の月」も原寸大の高精細複製画で同時展示される。咲き乱れる桜や、この時代でもひときわ華やかで美しい着物を身にまとう大勢の遊女たち、そして画面全体を彩る金。「吉原の花」は、溢れる色彩と煌びやかな装飾で溢れている。一方で、渋い色彩の着物を着た侍女たちや、真っ白に雪化粧をした松が描かれ、静かでキリッとした冬の空気が伝わってきそうな「深川の雪」。どちらも2メートルに及ぶ大作であり、その2つを同時に並べることで、それぞれが放つ異なる趣きをありありと感じることができる。また、作品にはたくさん描かれた人の着物の柄など、細部まで緻密に描きこまれているので、目の前で眺めればついため息が出るほど見応えがあるだろう。【詳細】歌磨大作「深川の雪」と「吉原の花」 - 138年ぶりの夢の再会 - 会期:2017年7月28日(金)〜10月29日(日) ※会期中休館日なし会場:岡田美術館住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1開館時間:9:00〜17:00 (入館は16:30まで)入場料:一般・大学生 2,800円、小中学生 1,800円
2017年02月11日マーベル・スタジオが贈る最新作『ドクター・ストレンジ』。この度、今年レコード大賞新人賞を受賞した「BOYS AND MEN」の吉原雅斗が、本作で声優に初挑戦していることが分かった。上から目線の天才外科医ドクター・ストレンジ。突然の交通事故で神の手を失った彼を甦らせたのは──魔術。厳しい修行により、人智を超えた力を手に入れ魔術師となった彼は“闇の魔術”の存在を知り、世界を滅亡から救う戦いに巻き込まれていく。だが、たとえ敵であっても、医者である彼に命を奪うことができるのか?大いなる葛藤を抱えたまま、いまドクター・ストレンジの本当の戦いが始まる…!すでに11月4日に全米で公開された本作は、全米初登場1位を獲得。公開3日間では興行収入約8,500万ドル(約88億4千万円)の大ヒットスタートとなり、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品としては14作連続の第1位を記録。さらに公開2週目の週末も、約4,300万ドル(約46億円)で2週連続No.1を獲得す大ヒットとなっている。吉原さんが演じるのは、不慮の事故で腕の機能を損なわれたベネディクト・カンバーバッチ演じるストレンジが、様々な治療方法を探しもとめている中で出会うバングボーンと一緒にバスケをしている友達。自身の年齢よりも年齢が高い役どころとあって、今回の収録のために“ナイスミドル”な声を練習してきたそう。映画の中では顔出しはない役であり、バスケをしながらの躍動感のあるセリフに当初は悪戦苦闘している様子も見られた。「BOYS AND MEN」メンバーの中でも、自他ともに認める程の大のマーベルファンでもある吉原さん。今回のオファーには「すごく嬉しかったです!でも声優初挑戦なのですごく緊張もしました!」と語る。また難しかった点については、「いろんな表現をしてくれというリクエストに必死に応えようとするものの、オーダー通りの声にならなかったりとすごく難しかったです」と話すも、「『ドクター・ストレンジ』に関われているというところですごく楽しかったです!僕が初めて声優に初挑戦した作品、ドキドキ・ワクワクする作品です。ぜひ劇場でご覧ください!」とメッセージを寄せた。『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月26日思わず惹きつけられる、カバーの装画。朝井まかてさんの『眩(くらら)』に使われているのは、江戸のレンブラントとも称される葛飾応為の代表作のひとつ、「吉原格子先之図」だ。朝井さんにお話を伺った。「原宿の太田記念美術館で展覧会が開かれたときに観に行き、この絵の前で立ちすくむほどの衝撃を受けました。奥行きのある大きな空間を描いていますが、想像するよりずっと小さな作品。他の浮世絵師とはまるで違う光と影の表現。真ん中に陣取る花魁は影なんです。すぐに応為の人生に迫ってみたいと思いました」葛飾応為は、葛飾北斎の三女・お栄の雅号。父の右腕として絵筆を執り、代作も引き受けたほどの才能の持ち主だが、時代が時代だけに、彼女をめぐる記録は極端に少ない。「遺っているわずかな手紙や、北斎の弟子たちなど周辺の証言などから、お栄の人物像を読み解いていきました。弟子の証言にもあるように、“侠気に富んだ”気っ風のいい性格。江戸の女性観では“貞女”が褒め言葉ですから、規格外だった彼女は、奇女と見なされていたようです」四六時中絵のことばかり考えているさまや、結婚の失敗、兄弟子であり自分の絵の理解者でもあった善次郎との恋といった虚実ないまぜのエピソードで彩りながら、本書は「なぜ応為は『吉原格子~』のようなすばらしい絵に到達できたのか」という答えに迫る。「北斎と応為との関係は、杉浦日向子さんの『百さるすべり日紅』でも読んではいましたが、いい具合に記憶が薄れていて、イメージに引っ張られることなく消化できていました。目の前の仕事に、寝食を忘れて没頭するようなところが私にもあって、『わかるわかる』とうなずきながら執筆していました(笑)」いまで言うなら、タダで配るチラシの小さなイラスト仕事までも全力でやってしまったという応為。「依頼主が『こんなにすごいものを描いてくれなくても』と言っても、『いつのまにか精密に描いてしまうのだ』と答えたという逸話が残っています。他愛もない仕事も手を抜くことのできない、本当の意味でプロフェッショナルだったと思います」恋にも仕事にもまっすぐに情熱を注いだ応為は、働く現代女性と相通じるものがある女性。時代小説の垣根を越えて、楽しめるはず。◇光と影を艶やかに浮かび上がらせる応為の20代から60代までを、史実を織り込みながら追う。彼女の鮮烈な生き方に触れてみたい。新潮社1700円◇あさい・まかて作家。1959年、大阪府生まれ。2008年に小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。『恋歌』が、本屋が選ぶ時代小説大賞2013と、’14年の第150回直木賞を受賞。※『anan』2016年5月18日号より。写真・岡本あゆみ(朝井さん)森山祐子(本) インタビュー、文・三浦天紗子
2016年05月17日三陽商会による「100年コート」の裏地と着脱可能なライナーを、歌舞伎の様々な衣裳に使われる「翁格子」を元に開発した「三陽格子」柄にカスタマイズ出来るオーダー会が9月19日から23日まで三陽銀座タワー6階にて開催される。人気演目「勧進帳」の武蔵坊弁慶役を始め、歌舞伎の様々な演目の衣裳として用いられる「翁格子」。名前にある“翁”とは老人のことであり、太い格子の間に何本もの細い格子が入れ込まれたデザインを、翁(老人)が大勢の孫をもつ姿に見立てたことに由来したと言われている。今回は、“世代を超えて永く愛される。”ことをテーマに製作された「100年コート」のコンセプトと、「翁格子」の持つ“老人と大勢の孫”の意味が合致したことにより、「翁格子」にフォーカス。伝統ある「翁格子」を元に、オリジナルの配色によって現代的に表現することで「三陽格子」が製作された。ベースには大徳寺の土壁の色である砂色が、格子の太い部分にはいぶし瓦の墨色を採用。さらに、アクセントとなる細い格子には三陽商会のカラーである紺青と柿色の2色が使われている。
2015年09月09日東京大学と理化学研究所(理研)は2月10日、低温環境で原子の高精度分光を行う光格子時計を開発し、2台の時計が2×10-18の精度で一致することを実証したと発表した。この精度は、2台の時計で1秒のずれが生じるのに160億年かかることに相当するという。同成果は、東大大学院 工学系研究科の香取秀俊教授(理研 主任研究員)、理研 香取量子計測研究室の高本将男研究員らによるもの。詳細は、英国科学誌「Nature Photonics」に掲載された。光格子時計は、現在の"秒"を定義するセシウム原子時計の精度を1000倍近く向上させる次世代の時間標準として、世界中で盛んに研究されている。この光格子時計の精度向上を阻む最大の要因は、原子を囲む室温の壁から放射される電磁波(黒体輻射)が、原子固有の振り子の振動数を変化させてしまうことだった。研究グループは、低温環境でストロンチウム原子を分光することによって、黒体輻射の影響を1/100に低減する低温動作・光格子時計を開発した。そして、2台の時計を約1カ月間にわたって比較することで、それらが2×10-18の精度で一致することを確認した。このような高精度な原子時計の実現は、"秒の再定義"を迫るだけでなく、従来の時計の概念を超える新しい応用の可能性を秘めている。また、離れた場所にある2台の原子時計の重力による相対論的な時間の遅れを検出することで、土地の高低差を測る"相対論的な測地技術"への展開の他、物理定数の恒常性の検証など、新たな基盤技術の創出や新しい基礎物理学的な知見をもたらすことが期待されるとコメントしている。
2015年02月13日