2020年4月7日、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を受け、大阪府を含む7都府県に緊急事態宣言が発令されました。コロナウイルスの感染拡大防止のため、各都道府県の知事たちは対応に追われています。そんな中、Twitterでは、懸命に頑張っている大阪府の吉村洋文知事に対し『#吉村寝ろ』というハッシュタグが数多く投稿されました。『#吉村寝ろ』とともに投稿されたコメントの一部をご紹介します。・吉村知事は本当に頑張っている。でも、少し休んだらどうですかね。あなたが倒れたら元も子もない。・いや、ほんま。いろんな番組にも出て、行政もやってる。大変やと思うわ。・吉村知事は若いのに、ほんまにようやってくれてる。・大阪府民として、吉村知事の頑張りをずっと見てきました。本当に、大阪のために頑張ってくれてありがとうございます。・吉村知事がいう通り、私らは家におるから。だから知事、寝てや。休んでや。吉村知事の熱意は、多くの大阪府民へしっかりと伝わっているようですね。頑張っている吉村知事のためにも、みんなでコロナウイルスを収束させようという大阪府民の意気込みが感じられます。そして、このハッシュタグに対し、今度は吉村知事自身が「ちゃんと寝ています。しんどいのはみな様のほうです」とコメントしました。 #吉村寝ろ 対策奔走の吉村大阪府知事気遣うツイート相次ぐ →ちゃんと寝てます。しんどいのは府民、国民の皆様の方です。橋下さんの言葉を借りれば、政治家は使い捨てでいいんです。この先、さらに厳しい状況になるかもしれませんが、国難を一致団結して乗り越えましょう。 — 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) April 11, 2020 多くの気遣いに応えた、吉村知事の「コロナウイルスをみんなで乗り越えよう」というコメントには元気づけられますね。この投稿に、「泣いた。素晴らしいリーダーだ!」「吉村知事、ありがとう!大阪府民も一致団結して頑張ろう!」などの称賛や感謝の声が多く寄せられました。Twitterでは、東京都の小池百合子知事に対しても『#百合子頑張れ』『#小池寝ろ』などのハッシュタグとともに応援する声が多く投稿されています。大変な時だからこそ、国民を想って頑張ってくれているリーダーたちに、エールを届けたいですね![文・構成/grape編集部]
2020年04月14日性に関しての描写に限らず、色気が漂いドキドキさせられる、そんな文章があります。文字と文字、あるいは行間に潜む色気を見出し、味わう。その喜びとは、どんなもの?小説『デッドライン』から考える、“色気のある文章”とは?昨年秋に発売され、芥川賞候補にもなった千葉雅也さんの初の小説、『デッドライン』。青春小説としての評価が高い一方で、文体の色っぽさもおおいに話題になっています。激しいセックス描写も出てこないこの小説に、なぜ色気が漂うのか。まずはそれを考えます。修士論文の締め切りが迫る、大学院生の“僕”の日々。舞台は2000年代初期の東京。主人公の“僕”は、大学院で哲学を学ぶゲイの青年。“僕”は、高校からの友人と深夜にドライブをし、大学院やその他の友人たちと自主映画を作り、授業で哲学を論じ合い、また行きずりの男性と体を重ねることも。そんな中、修士論文の提出期限が刻々と迫ってくる…というのが、物語のあらすじ。映画のような唐突な場面転換、カギカッコを使わない会話表現と、それによる視点の不思議な移動…。散文が続いていくような不思議な構造の隙間に、ふっと何かが現れ、そしてまたふっと消える、危うい雰囲気。千葉さんが淡々と描く、時間や人の境界線が曖昧な世界には、“わからないけれども惹きつけられてしまう何か”が漂います。その“何か”の正体を知りたく、取材のオファーをしたところ、「しゃべりすぎると、すべての色気は蒸発しちゃうので…」と苦笑いをしつつ、千葉さんは、ご自身の文章と色気の関係について、語ってくれました。作家・千葉雅也さんに聞く、“文章と色気”の関係。色っぽい文章とはなんですか。千葉雅也さんにその問いを投げたところ、一番最初に返ってきたのは、“説明しすぎないこと”という言葉でした。「偶然性を強く利かせるということが、文章においても、振る舞いにおいても、色気やエロティシズムのポイントだと思います。色気とは、理由はわからないけれども惹きつけられてしまう、そういうものだと思うんですが、だからこそ理由がわかってしまうと、受け手側のテンションが落ちてしまうということもある。とはいえ、説明不足なところばかりでは、それはそれで受け手は反発するので、ある程度の説明は必要ですが、“説明しすぎている感がない”ことが、色気を生む重要なポイント。人は、説明不足な何かに触れると“これはなんだろう…”と不安になって、それに巻き込まれていくわけです。さらに人間には、ある種のマゾヒズムというか、不安な状態が気持ちがいいと感じる習性があります。例えば自らジェットコースターに乗りに行き、怖い思いをしたりしますよね。同じように、文章でも、読み手に理由を説明しすぎず不安な状態を与えるというのは、色気を感じさせるひとつのテクニックです」説明不足が生み出す不安が、色気のもと。小説『デッドライン』は、まず主人公に名前がなく、“くん”と呼ばれているところからして、ある意味とても“説明不足”。また場面転換も非常に独特で、多摩川の河川敷にいるかと思ったら、いつの間にか場面が変わって大学院の廊下でタバコを吸っていたり。主人公の視点で描かれていると思っていたら、急に大学の先生が語り始めたり…。加えて、それぞれのシーンや会話の間には、繋がりを説明する要素がほぼないことも、ひとつの特徴です。意図的にそのような状態を生み出しているのかと聞いてみると…。「作品の種明かしをしてしまうと、受け手のテンションを下げかねないので、あまり言わないようにしているんですが…(笑)。とはいえ、自分にとって気持ちいい文章を書いていくと、自ずとそうなっていくというか。僕はもともと説明不足に文章を書く癖があるようで、よく“そこにもう一文入れて、もう少し説明を”と言われるんですが、それを入れてしまうと、どんどん飛躍するのが特徴の僕の文章ではなくなるし、何より野暮になる。なんでしょう、蕎麦に“つなぎ”の小麦粉を入れすぎると、うどんみたいになっちゃうじゃないですか。たまにありますよね、蕎麦粉が全然入ってないような、“ほとんどつなぎ?もはやうどんじゃない?”みたいな蕎麦(笑)。やっぱりね、文章も蕎麦も、つなぎは少ないほうが粋ですよ」ちなみに千葉さん、哲学の論文を書くときも、つい説明不足になりがちになるそうで…。それに関しては、「論文のときはもっとつなぎを入れなくちゃいけないと思うんですけどね」と笑います。「もちろん、“論文っぽい”タイプの文書も書きますけれども、僕ももう41歳、人生半分くらい過ぎたので、自分に心地よいものを認めよう、というか。そうなったときに、つなぎがいっぱい入っているようなものは、自分ではない。飛躍が多い、なんていうのかな、茶碗蒸しとかの“す”が入っている、そういうのが、僕なんですよね。最近はもう開き直って、残りの人生は“す”だらけでやるしかないと思ってます(笑)。もちろん書く文章も。それを人に置き換えて考えた場合、説明が多い人は、誤解されないように、間違えられないようにと、隙間を埋めよう、埋めよう…としているわけで、それはある意味防衛的だし、非常に閉じている。反対に、よく僕は“底が抜けている人”と表現するんですが、そういう抜けている人は、明るくてオープンで、惹かれます。でも一方で“抜けている”がゆえに、ふっと消えてしまう危うさもある。その、自分の前から去ってしまうかもしれない、その感覚こそが、エロティシズム。絶対に自分の前からいなくならない、そんなものを愛したところで、何も面白くないと思います」説明しすぎない、という意味では、“難しい言葉を使わない”というのも、色っぽさを生み出すためには大事なポイントだそう。「僕の個人的な感覚かもしれませんが、シンプルな言葉を使ったほうが、エロい気がしますね。変な熟語とか、妙な文学表現みたいなものは、ダサいし、嫌いです。同じ漢字に、常用漢字と難しい旧字があったとして、わざわざ難しい漢字を選ぶとか、もう絶対ありえない。シンプルな言葉のほうが間口が広いし、隙がある。哲学的なことを書きたいからといって、難しい言葉や表現を使う必要はない。やたらこねくり回した比喩を多用した文章って、“俺が、俺が”と、自己主張が激しすぎてダメだし、正直、あんまりモテない気がします(笑)」ちなみに『デッドライン』を書く際、スイス出身の、画家で美術理論家であるパウル・クレーの日記を参考にしたそうで、「日記は、人に読ませることを意図して書いていないから、説明も少ないし脈絡もない、さらにそれぞれの文章の関連性もない。その文章を他人が読むときに生まれる、意味のわからなさが、とても色っぽいと思います」ゲイの恋愛についての描写もあるこの小説。同性愛者同士の出会いの場である“ハッテン場”で相手を探し、その場限りの関係を持ったり、何度か体を重ねているのに相手のフルネームを知らなかったり…。淡々と描かれる主人公のセックスは、描写も彼の心情も、とてもドライな印象です。「湿度があるよりも、乾いているほうが絶対にエロいと思うんですよ。湿度がある状況とは、本来は分かたれているはずの物質と物質が、水分という媒質によって融合してしまっている状態のことで、繋がりを必然化してしまったら、それはまったく色っぽくない」同性愛の魅力とは、“落ち着きが得られないことによって生み出される儚さ”、と千葉さんは言います。「少なくとも現状では、同性同士の関係には結婚というゴールもないし、異性間のように“子供ができたから関係を考えよう”ということも起こらない。契約もなければフレームもないので、その関係性を繋ぐのは、信頼しかないんです。ただ、信頼しかないなんていう状況は、逆にいつ裏切りがあるかもわからない。でもだからこそドラマ性があるし、魅力的なわけで。繋がるか繋がらないかわからないところで、今は一緒にいる。そこにこそ、色っぽさがあると思う。『デッドライン』にはたぶん、その、いつバラバラになるかわからない感じが、全体的に漲っていると思います。同性愛の相手も、大学院の友達も、家族も、全部そう。だからこそ、そのとき、そこに一緒にいることを言ことほ祝ごう、ということが大きなテーマになっています」恐れを快楽に逆転させる。その回路を見つけてみて。本を通じ、文章の色気をもっと楽しむために、何かコツのようなものがあるのかどうか。それについて聞いてみると、「う~ん…、難しいですよね。根本的に、性に鈍感な人は、読み取れないんじゃないかな…(苦笑)。あの、レオ・ベルサーニというアメリカ人のゲイの理論家がいるんですが、彼の有名な言葉に、“セックスには重要な秘密がある。それは、誰もがセックスを嫌っているということだ”というものがあります。それはなぜかというと、基本的にセックスとはとても破壊的なもので、性的な状態というのは、自分の理性が崩壊し、保てなくなることなんですね。でも人間は、性の破壊性をマゾヒズム的に楽しめる逆説的な回路を持っているので、確かにセックスは怖いものだけれど、その怖さを逆転することができれば、快楽として楽しめる。それは芸術や文章にも同じことが言えて、説明が十分にあって、納得して安心できる、あるいは不安な思いをしないで済むところにいる限り、当然色っぽさを味わうことはできない、ということになる。読むことによって、自分の理性が危険にさらされる、そんな文章と出合うことができたら、新たな色気を知ることができるんじゃないでしょうか。恐れを快楽に転換できる回路を持つ、ということ。それを見つけるためには、自ら飛び込んで、試してみるしか方法はないと思いますよ」千葉さんおすすめの、色気を感じられる2冊。『クレーの日記』パウル・クレー 著ヴォルフガング・ケルステン 編高橋文子 訳¥7,200/みすず書房画家・クレーが生前、自己省察のためにつけていた日記を、第一線の研究者が再編集したもの。「日常の断片があちこちにあるだけ、偶然性しかないところが気持ちいい。どこを開いて読んでもいい、その関連性のなさが色っぽい」『時の瘡蓋』北大路 翼 著¥2,000/ふらんす堂自らが営む歌舞伎町の店『砂の城』を拠点に、“屍派”という俳句一家を束ねる俳人・北大路翼の句集。「俳句はとても短いですし、その説明の少なさが好きです。北大路は友人なんですが、彼の言葉選びには色っぽさがあると思います」千葉雅也『デッドライン』¥1,450/新潮社発売は昨年の11月。第41回野間文芸新人賞受賞。第162回芥川賞候補作。ドイツ出身の写真家・ティルマンスの作品を使った、装丁も美しい一冊。ちば・まさや哲学者、批評家、作家。1978年生まれ、栃木県出身。立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。4月中旬に、書肆侃侃房より新創刊される文学ムック『ことばと vol.1』に、新作の短編が掲載される。※『anan』2020年4月1日号より。写真・吉村規子(by anan編集部)
2020年03月28日フリーアナウンサーの田中みな実とお笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が29日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開幕した国内最大規模のファッションイベント「第30回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2020 SPRING/SUMMER」(TGC)にMCとして登場した。今回、新型コロナウイルスの影響で無観客での開催となり、内容をより適した形で再構築した上でLINE LIVE(生中継)にて実施。配信は、前編が29日13時50分から18時6分、後編が18時13分から21時6分までを予定している。MCは、4回連続となる田中みな実と2回目の挑戦となる吉村。オープニングで吉村は「どーも! よろしくお願いします!」とテンション高く登場し、「始まりましたね! 素晴らしいくらいに声が響きますね。気持ちいいですね」と話した。そして、「いやー盛り上がってますね。この奥に、日本中でいろんな方が見てくださっていると思ったら、吉村テンション上がってます!」と配信で見ている観客を意識し、田中が「吉村さん、長丁場ですから」と心配すると、「私は早めに飛ばして後半は田中さんに任せるというスタンスで」と返した。そして、「LINE LIVEといえどもパワーは届きますから、ぜひみなさん力をこちらに送り込んでいただければ。大成功させましょう!」と呼びかけた。今回のテーマは「I・TGC」(※・はハートマーク)。テーマを象徴するキービジュアルは、写真家・映画監督の蜷川実花氏が手掛け、ガールズ心をくすぐる蜷川氏の世界観をたっぷり味わうことができる作品となっている。撮影:蔦野裕
2020年02月29日吉村界人と武田梨奈がW主演し、企画もした映画『ジャパニーズ スタイル/Japanese Style』を製作。2人からコメントも到着した。2019年の大晦日。「巨大な絵を完成させようとする男」と、「袋とじを綺麗に開ける特技を持つ女」が空港で偶然の出会いを果たした。2人の男女はとある事情により、トゥクトゥクに乗って横浜の街をさすらうことに。彼らはその道中で惹かれあっていくが、それと同時に互いの秘められた過去が徐々に明らかになっていく――。本作は、“やり残したこと”を抱えた2人の男女が偶然出会い、大晦日の空港から年越し間際で賑わう横浜までの道中を、トゥクトゥクに乗ってさすらうロードムービー。主演の吉村さんは、『百円の恋』『ディストラクション・ベイビーズ』「獣になれない私たち」などに出演、武田さんは『ドクムシ』や「ワカコ酒」シリーズなどに出演する若手俳優。吉村さんは「今抱えてる不安も歓喜も、一旦全て置いて乗るしかないジェットコースターに自ら僕は乗りました。滑稽かも知れませんが、実体験でも想像でも少しの恥ずかしげもなく監督は自分の心を形にした作品だと思います」と本作への思いを語る。そして武田さんは「初めて企画から映画に携わらせていただきました。居酒屋で12時間話し合ったり、時に喧嘩したり、私たちは日々、映画への想いをぶつけ合いました」と製作をふり返り、「映画作りの全てをゼロから触れて、私の役者人生において、一生忘れられない瞬間が幾つも訪れました」と貴重な体験だったと明かす。さらに「劇中で出てくる『ジャパニーズスタイル』という言葉は日本語で『袋とじ』と言います。今作は、様々な袋とじから生まれる物語です。このタイミングで、この時代に、この瞬間に、この映画を生み出すことが出来た奇跡を、どうか世界中のスクリーンに届けられますように」と願った。本作は「背徳の夜食」シリーズのアベラヒデノブがメガホンをとり、2019年と2020年をまたぐ大晦日から、1月4日までの計5日間で撮影が敢行された。監督は「新年を迎えた瞬間、僕たちは撮影中で、しかも本番中だった。クレージーだ。年末は休め。心の底から思う。だが、僕たちは映画を撮らなきゃいけなかった!12月31日から始まり、1月4日にクランクアップを迎えた僕たちは、まるで浦島太郎みたいな想いで、渋谷を眺めた。やっと帰ってきた。2020年?なんだ2020って?今は、2019年だろ?そんな感覚!」とふり返り、「成し遂げるべき事を成し遂げないまま迎える大晦日は、エキサイティングで、地獄だ。吉村界人、武田梨奈演じる主人公はそんな1日を、ドキュメントみたいに、生きた!」とコメントしている。なお、本作は現在絶賛編集中、公開日は未定となっている。(cinemacafe.net)
2020年01月11日神尾楓珠と池田エライザのW主演で贈る連続ドラマ「左ききのエレン」。この度、連ドラレギュラー初出演となるシンガーソングライター・石崎ひゅーい、吉村界人、久保田紗友ら豪華キャストの出演が明らかとなった。原作は、2016年3月からcakesにて連載がスタートし、cakesクリエイターコンテストで特選を受賞したかっぴーによる同名漫画。2017年10月からは「少年ジャンプ+」にてリメイク版が発売されている。自らの才能の限界に苦しみながらも、いつか“何者か”になることを夢見る朝倉光一(神尾楓珠)。一方、圧倒的な芸術的才能に恵まれながらも、天才ゆえの苦悩と孤独を抱える山岸エレン(池田エライザ)。高校時代に運命的に出会った2人はやがて、それぞれ大手広告代理店のデザイナー、N.Y.を活動拠点とする画家としての道を歩むことになるのだが…。凡才と天才、相対する2人の敗北や挫折を通して、その先に“本当の自分”を発見するまでをリアルに描き出す青春群像劇となっている。そんな本作に今回、歌手、モデル、俳優など様々な分野で才能を発揮する、まさにこの作品にぴったりの豪華キャスト陣が決定。朝倉光一が憧れる売れっ子クリエイターで広告代理店・目黒広告社の上司・神谷雄介役に、今作で連ドラレギュラー初出演となる石崎ひゅーい。抜群のセンスとデザイン力で若くして会社のエースとなる。コメント原作、面白くて一気読みしてしまいました。モノ作りに携わる人間として心に響く言葉が溢れていて、ハッとさせられました。神谷役はかなりできる男で、今までに僕が演じたことのない役柄なのでワクワクしているし挑戦だと思っています。光一の同級生で、山岸エレンの幼なじみ・加藤さゆり役は「花にけだもの~Second Season~」の中村ゆりか。計算高く、学生時代は恋人である光一との現実的な将来設計を常に考えていた。現在はエレンと共に働いている。コメント主人公が、仕事の働き方へのイメージに反し、仕事を始めてみると段々と自己主張ができなくなり、本当にこのまま人生を歩むのか、果たして勇気を持って行動に起こすのか。そんな彼の生き方について、深く考えさせられました。それぞれのキャラクターがどれも印象的で、映像として仕上がるのが本当に楽しみです。是非、皆さまにご覧いただけたら嬉しいです!光一の後輩で愛嬌のあるコピーライター・三橋由利奈役に「恋のツキ」の今泉佑唯。若くして才能があるコピーライターで、光一のことをやや下にみているという設定。コメント原作を読ませていただき、自分に"才能"がないと感じ、そんな現実と向き合いながらも何事にも一生懸命な主人公の姿に、胸が締め付けられました。私が演じる三橋由利奈は、論理的で要領が良く、主人公のことを心配して明るく励ましたりと、好感を持って頂けるキャラクターなので、私も現場では常に明るくいるよう心がけています。壁にぶつかって挫けそうな人や、夢を追いかけている人たちを勇気づける作品なので、ぜひ観ていただけたら嬉しいです。光一の会社の先輩で営業部の流川俊役に、『Diner ダイナー』『太陽を掴め』の吉村界人。入社当時はコピーライターを目指していたが、ある事件をきっかけにクリエイティブの人たちを憎むようになる。コメントこの作品は人生の厳しさを語るものではなく、生きる中でこぼれ出た僅かな美しさを知ることができるものだと思います。地球上にいる誰かに刺さり、その心に1ミリでも共存できたら、とても意義があると思います。この作品に参加させて頂ける事に本当に感謝しています。営業部・流川(吉村さん)の部下・朱音優子役には「きみが心に棲みついた」の田中真琴。同期の光一のことを気にかけている。コメント私は朱音優子という役を頂きました。その優子のとあるセリフが自分自身に刺さったり、光一の天才じゃない自分に悩む姿がリアルで、自分と重なりました。台本を読み進めていく中で、読むだけでも自分があまりにも感情的になってる事に気付きました。そのくらい面白い作品です。一生懸命朱音優子を演じます。よろしくお願いします。そして園宮製薬の社長令嬢・園宮千晶役に、『サヨナラまでの30分』の久保田紗友。経験も浅いうちに若くして宣伝部長に就任し、目黒広告社との案件が責任者としての初めての仕事となる。コメント今回演じさせて頂く千晶は社長令嬢で、不器用で壁にぶつかりながらも一生懸命な子です。私自身も今まで挑戦したことのないような役柄で緊張する部分もありますが、楽しみながら演じたいと思います。圧倒的な集中力を武器に世界を席巻するカリスマファッションモデル・岸あかり役に『午前0時、キスしに来てよ』の八木アリサ。高校生の頃からファッションモデルとして活躍し、若い人達のカリスマ的な存在で、エレンとは違うタイプの桁違いの才能を持つ。コメント"魅せる"天才であるモデル 岸あかりを演じさせていただきます。私もあかりと同じくモデルのお仕事をさせていただいているのですが、私自身は天才ではありません。あかりは信念や人生観もくっきりとある魅力的なキャラクターなのでかなり気合を入れて演じて行かなければと思っています。原作は黒髪ボブヘアがトレードマークですが、ドラマ版では180度違った髪型で表現をさせてもらっています。ドラマ版の世界観もお楽しみに。一切の妥協を許さず、光一ら部下に厳しくあたる優秀なクリエイティブディレクター・柳一役には「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート」の丸山智己。実力はあるが人間性に難があり、内外問わず敵が多い。コメント何者でもない自分に焦り、失望し何者かになりたくてもがく光一の姿に、かつての自分を重ねては身につまされる思いで原作を読みました。とてもやりがいのある役で楽しんで演じつつ、関西人のキャラクターなので毎回苦戦しています笑。デザイン以外には興味が持てない柳の中に、チラッと見える人間性のようなものをどこかで感じていただけたら幸いです。「左ききのエレン」は10月20日より毎週日曜24時50分~MBSにて、10月22日より毎週火曜25時28分~TBSにて放送開始(MBS初回は10月20日25時15分~)。TBSの1話放送直後より、動画配信サービス「U-NEXT」にて独占見放題配信。(text:cinemacafe.net)
2019年09月20日●加藤浩次の助言で自由な笑いに「楽になった」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、マルチな才能で存在感を増している。かつては“破天荒キャラ”として注目を集めていたが、今ではMCとして進行を務めたり、ひな壇でもほかの共演者にツッコミを入れて盛り上げたり、全体を左右する重要な役割を番組やイベントに合わせて器用にこなす。さらに、吉本芸人によるボーイレスクショーの座長としても奮闘中だ。そんな吉村に自身のキャラや役割について話を聞くと、「破天荒は捨てました!」と宣言。時代の変化、そして、求められる役割の変化に適応させてきたそうで、現在の自身の役割について、全体を円滑に回す「潤滑油」「成立屋」と表現した。また、現在の芸風に影響を与えたという極楽とんぼ・加藤浩次の言葉も明かしてくれた。――幅広く活躍されていますが、芸人としての目標を教えてください。よく言っている理想は、“僕を目指して芸人をやる人”か“僕を見て芸人をあきらめる人”、そういう人が出てくる存在になりたいんです。どっちかに影響があるというのは目指しているところです。――どちらにせよ影響力がすごい人ということですね。それと、芸人が難しく考えるようになっちゃったんですよ。「お笑いとは」っていうのを突き詰めるようになってしまって、僕は北海道出身でその文化に育っていなかったので、下ネタも変顔も、そういうのも笑っていたなって。芸人がお笑いを小さくしないようにしようかなと思っています。――先日テレビ番組で、同じ北海道出身の加藤浩次さんについて「恩があって好きなんです」とコメントされていましたが、加藤さんへの“恩”について具体的に教えてください。加藤さんが若い時から一緒にやってきた方に比べたら薄いかもしれないですけど、過ごしてきた時間は濃厚で、飯を食いに行ったり、いろんなイベントや番組を一緒にやったり。そういった時間もそうですが、ほっとしたというか、加藤さんのこの言葉があって楽になったなっていうことがあったんです。――それはどんな言葉だったのでしょうか?テレビに出たくて、売れたくて、コントの大会や漫才の大会とか、いろいろネタをやっていたんです。そのとき加藤さんと飲みに行ったら、「お前、北海道の人だから、コントとか漫才とか別に見てなかっただろ」って言われて、「あ、そっか」って。確かに、北海道は新喜劇やっているわけではないですし、ネタの大会があるわけでもなく、ドッキリとかを見てきたんです。そうだよなって思ってちょっと楽になって、いろんなものを見るようになって視野が広がったら今の感じになったので、恩恵はありますよね。――ネタに縛られない自由な笑いということですね。そうですね。加藤さんのコンビのネタもたまに見ますが、ひどいですからね!(笑) 何も決めずにやったり、なんだこの時間はっていうときもありますけど、最後はバーンって盛り上がって帰っていきますから。こういうこともありなんだって。●“破天荒”は「世の中が求めていない」と痛感――そういった経緯で“破天荒キャラ”が生まれたのかなと思いますが、最近はそのイメージからも変わってきて、全体の盛り上げ役、まとめ役のようなイメージが強いように感じます。破天荒って今の時代違法なんですよね。コンプライアンスどころではなく、法に引っかかるくらいのレベルになっちゃっているので、捨てました! この間、生ごみの日に(笑)。今の時代に合わせて。――今の時代において、破天荒は受け入れられないと痛感した具体的な出来事がありましたら教えてください。昔は車をぶつけて笑っていたのが、今はダメなんだなって。ネットの番組も厳しくなってきているようで、媒体ではなく世の中がそれを求めていないんだと感じました。ネタをやっていても、昔は「じじい」「ばばあ」って言ったらウケていたのが、今はウケないんですよ。みんなが優しくなったっていうのと、その世代の人たちが見るようになったんだと思います。――最近はMCとしても活躍されていて、必然的に求められる役割が変わってきたというのもありそうですね。MCとか回しで破天荒っていうのはなかなか難しいですよね。本物の破天荒も見ちゃったから。山根(明)会長とか(笑)――山根会長と比べていたんですか!? でもやはり、全体をまとめるという役割を意識されるようになったということでしょうか?そんなこともないですけど、役割がそういう役割なので。何でも屋さんですね。この人の企画を成立させるとか、水と油の性格の人たちを同じ舞台に立たせて円滑に回すとか、成立屋! 潤滑油! ローション! って感じじゃないですか!?■プロフィール吉村崇1980年7月9日生まれ、北海道札幌市出身。2000年に同じく北海道出身で東京NSC5期生の徳井健太とお笑いコンビ・平成ノブシコブシ(旧名コブシトザンギ)を結成。フジテレビ『ピカルの定理』、『ノンストップ!』、テレビ朝日『しくじり先生 俺みたいになるな!!』、『くりぃむクイズ ミラクル9』など、数々のテレビ番組で活躍し、ニホンモニターの調査による「テレビ番組出演本数ランキング」で上位にランクインするように。2017年に吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を立ち上げ、プレゼンター「T.YOSHIMURA」としても活躍している。
2019年08月16日●月1開催で定着「ようやく根付いてきた」お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、服を脱いでいく過程の“じらし”をショーとして楽しむパフォーマンス「バーレスク」の男性版「ボーイレスク」に力を注いでいる。吉本芸人によるボーイレスクショー「Butterfly Tokyo」を2017年に立ち上げ、今年で3年目に突入。ともに活動しているイシバシハザマのハザマ陽平、てのりタイガーのムラジュンらと共にインタビューに応えてくれた吉村は、「少しずつ根付いてきた」と手応えを語る。昨年9月には、ニューヨークで行われた世界3大バーレスクイベント「NewYork BurlesqueFestival」に参加し、エンターテインメントに対する桁違いの思いに刺激を受けたそう。発想も広がったようで、8月16日に東京・渋谷 duo MUSIC EXCHANGEで開催するスペシャル公演「Butterfly Tokyo ~Premium~」では、公演前から観客をもてなす新たな試みにも挑戦する。そんな吉村の将来的な目標は、常設の会場で毎日のように開催すること。「もう1回バブルを作りたい」と意気込んでいる。――はじめにボーイレスクショーを始めた経緯を教えてください。吉村:2017年に始めたんですが、バーレスクのショーを観に行って面白いなと思ったんです。僕はチップを渡すのもすごい好きで、昔ラスベガスに行ったときにチップの渡し方が“ファンタジスタ”と言われて、“チップ芸”ってあるんだなって。忍者っぽい動きで渡したり、メガネに挟んで渡したり、いろんな渡し方をしたら喜んでくれて、そういう盛り上がり方ができるのもいいなと思いました。今は月1くらいで開催しています。――会場はずっと同じですか?吉村:はじめは新宿2丁目で2年間くらいやって、今年の6月から銀座でやるようになりました。8月は渋谷でやりますが、ホームは銀座になる予定です。――新宿2丁目から銀座に変えた理由は?吉村:2丁目もすごくよかったんですが、今後メンバーを増やしたいと思っていて、そのためには踊るスペースが狭かったんです。また、2丁目だとなかなか足を運びにくいという人も、銀座だと入りやすいかなと。もう1つ、2丁目だと早い時間帯しかとれなかったので、夜お酒が飲める時間にやりたいと思いました。――メンバーはどうやって決めたのでしょうか?吉村:僕はもともとプレゼンターという役割だったので、パフォーマンスはハザマをメインに、踊りがうまい人、顔がいい人、筋肉がある人など、いろんな人を集めたんです。僕はスケジュールが合えばMCをやっていたんですけど、いつの間にか毎回出て踊るように。やっぱ契約って口じゃダメなんだなって(笑)ハザマ:ダメですよ!――これまでボーイレスクショーを3年やってきて、やりがいをどう感じていますか?吉村:3年間、月1で物事をやるというのは、けっこうなことだと思う。今ではお客さんも練習に入れて公開稽古を週3くらいでしていて、お客さんも一緒に身体を動かしています。ゆくゆくはそこからパフォーマーを出していけたらとも思っているんです。3年でようやく根付いてきたなと。まだまだ小さな根付きですけど、もっと深く根を張れば大きくなるのかなという最中。発芽したかしてないくらいですね!――週3回くらい稽古ということですが、吉村さんはどれくらい参加されているんですか?吉村:僕はあまり参加できていなくて、個別練習をしています。映像をもらって深夜にやったりしています。ハザマ:いやいや、個別練習も(笑)吉村:実際はほとんど練習はやってないですね。渋谷のイベントで新作をやるので、それは3回くらい練習して本番を迎えますけど。――体を鍛えられているのかなと思ったのですが、肉体改造はしているんですか?吉村:全然鍛えてないです(笑)。でも体型はそんなに関係ないんです。海外でも、太っている男の人もスーパーパフォーマーとして活躍していますし。●世界3大バーレスクイベント出演で「度胸がついた」――昨年9月に、「NewYork BurlesqueFestival」に出演されましたが、どういう経緯で出演が決まったのでしょうか?吉村:予選が映像審査なんです。本戦ではなく前夜祭のステージでしたが、こっちで映像を撮って送ったら受かったんです。ハザマ:通過する確率はむちゃくちゃ低くて、奇跡なんです。振り付けの先生が大会に出られた経験があって、審査が通るように計算して演目を作ってくれて、受かることができました。――海外でのステージはどんな経験になりましたか?吉村:ニューヨークで、しかも初めて外で公演をやったので、すごくいい経験になりました。信じられないくらい緊張もしましたし、芸歴も18、19年くらいですけど、久しぶりに公演でネタ合わせしたみたいな、それくらいの緊張感でやったのは久しぶりでした。ハザマ:会場の大きさもお客さんのリアクションもショーの受け入れ方も、日本と全然違うなと感じました。ムラジュン:出演前後のリアクションが真逆で、アメリカはいいものはちゃんといいって手のひら返して称賛してくれるだなと。僕たちは最初「I LOVE NEWYORK」ってデザインされたお揃いのパーカーを着ていたんですけど、それが逆効果で、日本人がなめた態度で来ているって捉え方をしている方もいたと思うんですけど、パフォーマンスが終わると「すごかったよ」「よかったよ」ってみんな声をかけてくれました。吉村:別の機会にまたニューヨークに行ったらその評判が広まっていて、外国人もそうですけど、向こうで働いて日本人の方が「みんな話してましたよ」って話していて、たった1回出ただけでもこんなに広がるし、すごい興味を持ってくれるという意味では、エンターテインメントに対する思いが桁違いだなと感じました。――海外での経験によって成長したなと感じていることはありますか?吉村:度胸がつきました。初めての経験をしたというのもありますし、外国の人を盛り上げることができるんだと思ったら、度胸がついた気がします。――ニューヨークのステージはピースの綾部祐二さんは見に来られましたか?吉村:綾部さんは亡くなったんじゃないかな?(笑)ハザマ:ご存命ですよ!吉村:探したんですけど、そのときは会えなかったんです(笑)――吉村さんがニューヨークでパフォーマンスしたというのは、綾部さんとしてはすごく刺激を受けたんじゃないですか?吉村:どうでしょうかね。表には出さない人ですから。でもそこからインスタのアップは激しくなったというか、意識しているなというのはありますね(笑)●目標は常設会場で毎日開催! 日本で大会開催も――8月16日の渋谷でのショーはどのような内容に?吉村:もともと年に1回は大きいところでやろうと思っていて、去年も同じ場所でやったんですが、今回は金額が一律ではなく2万円、4万円の席も作って、近い遠いだけではないサービスをやるんです。4万円の席は、東京タワーで集合してリムジンで巡って、メンバーがお酒をついだりしながら会場に向かい、みんながエスコートするという内容で、こういった仕組みは初めてです。ハザマ:やることがだんだんゴージャスになっています。吉村さんの発想が、日本のお笑いのネタライブではなく、すべてがショーという風になっていますね。――それは、ニューヨークでの経験が影響しているのでしょうか?吉村:それはあると思います。向こうでショーを見たり、ベガスに行ってショーを見たりしたときの圧倒的な格差というか、でも後ろの人も前の人たちを見てすごい楽しんでいて面白いなって。こういうショーをやって、もう1回バブルを作りたい。政治とかに任せるのではなく、こっちでノリでやっちゃおうぜっていう感じです(笑)――今後の目標は?吉村:チップ文化を根付かせたいというのがありますし、今は月1ですけど、常設のクラブみたいなところで毎日のようにできるお客さんの数、タレントの数、それを実現したいですね。――常設はいつ頃目標に考えていますか?吉村:東京オリンピックが終わったくらいですかね。オリンピックのために建てたけど、終わったら使いようがないっていうような施設があるかもしれないじゃないですか。そういうところでできたらいいなと思います。――メンバーの人数を増やすというのはどれくらい?吉村:来てくれれば来てくれるだけいいと思います。なぜかというと、こっちから支払うギャラより、いただいたチップで食べていければいいわけですから、直接お客様が育ててくれるというか、SHOWROOMの投げ銭みたいなシステムですよね。それのもっと原始的なことをやっているだけなんで、やりたい人は吉本じゃなくても、芸人じゃなくてもいいです。門戸は広く!――常に募集している形ですか?吉村:ずっと募集しているんですけど、±0です。たまに抜けたり、僕がたまに強引につれてきたり、ほぼほぼ変動ないです(笑)――来年のオリンピックにあわせて海外の方も日本に来ますが、海外の人に日本のボーイレスクを見せたいという思いも?吉村:見せたいですね。だからちょっと和のテイストというか、忍者だったり侍だったり、J-POPとかも入れていけたらいいなと思っています。あと、日本でも大会ができたらいいなと。ベガス、ニューヨーク、ロンドンで3大大会が行われていますが、東京でもできたらいいなと思っています。
2019年08月14日俳優・吉村界人が7月9日(火)、エヴァーグリーン・エンタテイメントに所属したことを自身のSNSで発表した。吉村さんは「この度は、私事で申し訳ありませんが2019年7月9日よりエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属することとなりました」と報告。続けて、2月15日をもって退社した前事務所「オフィス作」についても触れ、「前社の社長である松田美由紀さんには、本当に未熟な自分をこれまで育てて頂き大変感謝しております。今の僕の全てでした。言葉にはできないほど大変お世話になりました」と感謝。「その上で、今僕はもう一度しっかり自分を見つめ直し、また1から自分を叱ってもらえる稀有な新たな場所で表現を続けさせていこうと決めさせて頂きました」と今回の移籍について明かしている。今回の発表に対し、ファンからは「いつも応援してます 頑張ってね」「いつでもどこでも応援してます!」「応援してます!吉村さんの活躍楽しみにしてます!」といった応援コメントが寄せられている。新たな所属事務所エヴァーグリーン・エンタテイメントには、溝端淳平、池田エライザ、佐野岳、栗原類らが在籍。すでに、事務所のTOPページには吉村さんの写真と共に、プロフィールも閲覧できるようになっている。1993年2月2日生まれ、現在26歳の吉村さん。2014年に自主制作映画『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、『百円の恋』や『お前はまだグンマを知らない』『モリのいる場所』「100万円の女たち」「獣になれない私たち」などに出演。現在は、藤原竜也主演『Diner ダイナー』、「銀杏BOYZ」の峯田和伸と岡田惠和が紡ぐ『いちごの唄』が公開中、そして中川龍太郎監督最新作『わたしは光をにぎっている』が待機作として控えている。(cinemacafe.net)
2019年07月09日京都の西エリアを巡るのに欠かせない電車が嵐電(らんでん)こと京福電気鉄道嵐山本線・北野線。四条大宮駅を起点に、三条通沿いの街並みの中をゆったり走りながら嵐山まで。1両もしくは2両で走る小さな電車は、生活路線としても大切で愛される存在だ。地元の人に交じり揺られて向かう先に待っているのは、神社や寺、そして美しい自然の数々のパワースポット。車折神社や蚕ノ社など、目的にしたい場所の名前がつけられた駅もあって、それはつまり駅近のロケーションであるということ。アクセスがいいのも大きな魅力となっている。途中の帷子ノ辻駅は2つある路線の分岐点。龍安寺や仁和寺、等持院などを巡る北野線で向かうのは北野白梅町駅。1日乗車券を片手に開運旅を楽しみたい。四条大宮駅から乗車明治43(1910)年開業の歴史ある鉄道。嵐山本線は四条大宮駅から嵐山駅まで、途中の帷子ノ辻駅からは北野線が北野白梅町駅まで延びている。ほぼ10分間隔で運行されている嵐電は想像以上に便利。3回以上の乗車なら1日乗車券を手に入れるのがマスト。気になる場所があればさっと降りる、なんて使い方がおすすめ。西院春日神社の疱瘡石を拝観する天長10(833)年、淳和天皇が退位してこの地に移った際、奈良の春日大社から神を招いて創建したという神社。京都では厄除けや病傷快癒のご利益で広く知られている。毎月1日・11日・15日に公開される疱瘡石は、淳和天皇の内親王の疱瘡(天然痘)を石にうつして一夜で回復したことからその名がついたもの。1駅目の西院駅下車。疱瘡石が公開されるのは、朔日月次祭、月次例祭、望月月次祭の3日間。毎年4月29日は藤花祭。右京区西院春日町61TEL:075・312・0474拝観自由授与所9:00~17:00無休木嶋坐天照御魂神社(このしまにますあまてるみたまじんじゃ)の三柱鳥居(みはしらとりい)にお参りする境内に養蚕や織物の神を祀る蚕養神社があることから、蚕ノ社の名で知られる。しんとした空気が満ちる境内の奥にあるのが3本の柱を持つ不思議な三柱鳥居。中央には石が積まれて御幣が立てられ、三方から拝むことができるようになっている。とはいえ作られた理由も創建の時代も謎の、京都三鳥居のひとつ。5駅目の蚕ノ社駅下車。5世紀頃に渡来し、太秦の地で活躍した秦氏にゆかりある神社。神社の名は「木嶋に鎮座する天照大御魂神の社」という意味。右京区太秦森ヶ東町50TEL:075・861・2074拝観自由車折(くるまざき)神社の清め石にお参りする芸能の神社として広く知られる車折神社のなかでも、パワースポットとして人気が高いのが清めの社。鳥居の中には石で作られた立砂があり、悪運の浄化や厄除けのご利益があると信仰を集めている。お参りしたあとは祈念神石を手に入れて本殿への参拝を。願いが叶ったら拾った石にお礼の言葉を書いて奉納することも忘れずに。9駅目の車折神社駅下車。「約束を違えないこと」を守ってくれる。祈念神石・おまもり型¥700、おふだ型¥500。右京区嵯峨朝日町23TEL:075・861・0039(代)拝観9:00~17:00無休ボートで嵐山の琴ヶ瀬茶屋へ清らかに流れる水は強いパワーをもたらしてくれるもののひとつ。渡月橋北詰から西へ進めば対岸に見えてくる「琴ヶ瀬茶屋」。そこへ向かうには、大堰川の河原に置かれたボートを使うというから驚き。ごく近くに水を感じながらたどり着いた先では、おでんやみたらし団子など心和む味が出迎えてくれる。終点の嵐山駅下車。大正8(1919)年創業で、保津川下りの船のための水上売店船も手がけている。西京区嵐山元禄山町TEL:080・5333・066610:00~16:00頃(変動あり)冬期、台風・荒天時休嵯峨野の竹林で森林浴すっと真っすぐな常緑の青々とした姿、日に数cm伸びることもあるという成長力、強い繁殖力などから、古来、神聖なものとして親しまれてきた竹。そのパワーを思う存分感じられるのが、美しく手入れされた嵯峨野の竹林だ。とはいえ人気スポットだけに人出も多い。早朝の静かな時間にぜひ足を運びたい。終点の嵐山駅下車。野宮神社から大河内山荘へ向かう約400mの小径のほか、美しく整備された「竹林の散策路」(9:00~17:00)も。右京区嵯峨小倉山田淵山町・嵯峨天龍寺立石町1‐46※『anan』2019年4月10日号より。写真・福森クニヒロわたなべよしこ伊藤 信吉村規子取材、文・大和まこ木薮 愛本庄 彩下川あづ紗(by anan編集部)
2019年04月08日出町柳駅から終点の鞍馬駅までを結び、壮大な自然にも触れることができる叡山電車。そんな“叡電”立ち寄りスポットをご紹介!商店街の中にできた映画館や独自のセンスが光るセレクトショップなど話題のスポットを巡りながら、駅の近くを散策しよう。時間があれば少し足をのばして、有名な寺社にも行ってみたい。比叡山延暦寺(ケーブル延暦寺駅)一生に一度は訪れたい、仏教の聖地と呼ばれる場所。最澄を開祖とする天台宗の総本山。多くの僧がここで修行し、世界文化遺産にも登録されている。広い境内は、東塔、西塔、横川の3つの区分に分かれていて、見どころがたくさん。滋賀県大津市坂本本町4220TEL:077・578・00018:30~16:30(東塔地区)、9:00~16:00(西塔・横川地区)※季節により変動あり拝観料¥700(東塔・西塔・横川共通券)延暦寺会館でいただける梵字ラテ¥700。瑠璃光院(八瀬比叡山口駅)鏡面上の床に映る青紅葉の景色が話題に。1万2000坪の寺域に建つ数寄屋造りの書院と庭。建物は「京数寄屋造り」の名人と称された中村外二、庭園は佐野藤右衛門一統の作と伝えられている。春と秋のみ季節限定で公開。寺院を囲む青紅葉が鏡面仕上げの床に映り込み美しい風景を作り出すことで知られる。現存する数少ない「かま風呂」も見学できる。左京区上高野東山55TEL:075・781・400110:00~17:00(年2回公開。今年の春の拝観は4月15日~6月30日)拝観料¥2,000keiokairai(一乗寺駅)長く使える良いものを扱うライフスタイルショップ。シンプルでそぎ落とされたデザインを好むセレクトショップ。左京区一乗寺高槻町28‐2TEL:050・7121・285011:30~19:00水曜休(月1日不定休あり)3階建ての洋館の1階が、生活雑貨やアクセサリー、ウェアを扱うフロア、2階が家具のショールーム、3階がギャラリーとなっている。マヤルカ古書店(一乗寺駅)郷土玩具も売っている2階建ての古書店。暮らしに寄り添う本と雑貨を取り扱う店。2階建ての古民家で、1階には古書が並び、2階は展覧会や様々なイベントを行うギャラリーと新刊本のスペースになっている。左京区一乗寺大原田町23‐12TEL:090・1039・539311:00~18:00金曜休民藝や民俗学にまつわる本が多いのが特徴。La Klassique(出町柳駅)一つ一つが芸術作品のような美しいスイーツたち。惜しまれながら閉店した『オ・グルニエドール』出身のパティシエが昨年8月にオープンしたパティスリー。左京区下鴨森本町13‐9糺の森ビル本館1FTEL:075・746・305910:00~18:00日曜休しっかりとした生地感のある苺のショートケーキ(¥520)は、季節ごとに苺の品種を替えるなど細かいこだわりが。出町座(出町柳駅)ローカルな雰囲気が楽しい商店街のなかの複合スペース。出町桝形商店街にオープンした映画館・カフェ・本屋の複合スペース。上京区三芳町133TEL:075・203・986210:00~22:00(本屋・カフェ)無休3種類の調理法で味付けをしたきゅうり3種サンド¥600(税込み)。カフェメニューはすべてテイクアウト可能なので鴨川ピクニックのお供にも。※『anan』2019年4月10日号より。写真・福森クニヒロわたなべよしこ伊藤 信吉村規子取材、文・大和まこ木薮 愛本庄 彩下川あづ紗(by anan編集部)
2019年04月07日電車で行く京都・聖地巡りプチトリップ。ここでは、大自然の新鮮な空気に触れられる“叡電”で行く、奥京都聖地・鞍馬&貴船ガイドをお届け。出町柳を起点に鞍馬山へと続く叡山電車沿線には、古くから人々の信仰を集めているパワースポットが点在している。もっとも知られているのは、鞍馬寺と貴船神社。鞍馬寺は、天狗信仰の地であり、牛若丸(源義経)が修行した場所。山道を登ったところに本殿金堂があり、その前の石畳(金剛床)から空を仰ぐと、願いが宇宙に届くのだとか。貴船神社は貴船川のほとりにあり、雨や水を司る神様として有名。石垣からあふれ出る御神水は、口当たりがよく茶会などにもよく用いられている。出町柳駅から終点の鞍馬駅まではたった30分程度にもかかわらず、壮大な自然に触れられるのも嬉しいポイント。忙しい日常から離れ、神聖な雰囲気を全身で感じたい。出町柳駅から乗車下鴨神社からほど近いところにある出町柳駅は、京阪電車と叡山電車とをつなぐ連絡駅。叡山電車は宝ケ池駅を分岐点に、鞍馬線と叡山本線の二手に分かれており、鞍馬線は貴船や鞍馬方面へ、叡山本線は八瀬や比叡山方面へと通じている。茶山駅の北白川疏水や、木野駅の妙満寺は桜の美しさでもよく知られている。貴船神社で水占みくじをひいてみる全国にある貴船神社の総本宮。水の神様「高おかみ神(たかおかみのかみ)」を祀っており、昔から朝廷による祈雨などが行われてきた。平安時代の女流歌人・和泉式部が参拝して夫との復縁が成就した逸話から、縁結びのご利益でも知られている。境内の水におみくじを浸して結果を見る「水占みくじ」にもチャレンジしてみて。(※おかみは、あめかんむりに龍)貴船周辺は京都の街中よりも10°Cほど気温が低いといわれており、夏は避暑地となっている。左京区鞍馬貴船町180TEL:075・741・20169:00~17:00(授与所受付時間)拝観料無料鞍馬で守護神・天狗に出合う天狗が住む山とされ、昔から恐れられてきた鞍馬山。鞍馬駅に着くと大きな天狗の像が出迎えてくれる。鞍馬寺の本殿は、山を30分ほど登ったところにあり、ケーブルカーでも登れるけれど、おすすめは自分の足で登ること。一歩一歩登ることで、山のスケールを体で感じ、御神体である山との一体感を高めることができる。霊宝殿には、山の豊かな自然生態系にまつわる資料や、貴重な仏像が展示・奉安されている。左京区鞍馬本町1074TEL:075・741・20039:00~16:30(霊宝殿~16:00)愛山費¥300雍州路(ようしゅうじ)で精進料理をいただく参拝後のランチには清らかな精進料理を。鞍馬寺の山門脇にある『雍州路』は寺の修行僧や関係者もよく利用するそう。麦ご飯やとろろ汁、山菜の白和えや胡麻豆腐、さしみこんにゃくなど、旬の食材のもち味を生かし工夫された料理は、肉や魚を使っていなくても十分な満足感が得られる。8品の料理のセット花精進膳¥2,000。店内はレトロで落ち着いた雰囲気。本わらび粉を使用したわらび餅やコーヒーなど、喫茶メニューもいただける。左京区鞍馬本町1074TEL:075・741・284810:00~18:00火曜休(祝日は営業)くらま辻井で牛若丸が食べていた木の芽煮を買う牛若丸(源義経)は、鞍馬山での修行時代、山で採れた山椒やアケビの蔓を塩漬けにしたものを常食としていたといわれている。それをルーツとし、昆布などを加えて食べやすくしたのが、鞍馬の名産「木の芽煮(きのめだき)」。『くらま辻井』の木の芽煮(¥500)は、昆布の旨味と山椒の風味をぎゅっと凝縮。木の芽煮の他にも、山椒じゃこや椎茸昆布など佃煮を多く扱う。野ぜりや新芽山椒など、旬の山菜を使った季節限定のものも。左京区鞍馬本町447TEL:075・741・112110:00~17:00水曜休実相院門跡で日本の美に触れる岩倉駅にある実相院門跡では、護摩木に願いを書いて本尊である木造不動明王立像に託すとあらゆる願いが叶うのだそう。日本列島を表現しているという小川治兵衛次期十二代目の小川勝章氏が手がけた石庭や、風光明媚な池庭が心を癒してくれる。築300年以上の見事な客殿や、狩野派の貴重な襖絵なども見どころ。境内では、四季折々の風景が楽しめる。4月初旬から中旬にかけては、見事なしだれ桜が見られる。左京区岩倉上蔵町121TEL:075・781・54649:00~17:00(不定休)拝観料¥500※『anan』2019年4月10日号より。写真・福森クニヒロわたなべよしこ伊藤 信吉村規子取材、文・大和まこ木薮 愛本庄 彩下川あづ紗(by anan編集部)
2019年04月06日美しい自然に癒されたり、縁起物をいただいたり…春の京都で体験したい“開運行動”とは?鴨川ピクニックで、水の流れに癒される穏やかなせせらぎを間近に感じながらゆるりと過ごす昼下がり。心を浄化して、運気もチャージ!悠久の昔から、京都人の心を潤してきた鴨川。澄んだ流れに、鴨やサギなど、野鳥たちも集う。遊歩道やグラウンドが整備された河川敷は、ぶらりとお散歩もいいけど、ローカル気分で自転車クルーズも楽しい。おいしいコーヒーを詰めたバスケットを載せて走り、お気に入りの景色と出合ったら、そこが今日のピクニックスポット。ラグを広げ、とっておきのランチやお菓子を用意して過ごしたい。まぶしく光る川面から、清らかなパワーを吸収できるはず。『THE GOOD DAY VELO BIKES & COFFEE KYOTO』のピクニックセットはコーヒーのほか、ラグや虫除けスプレーなどアウトドアに嬉しい備品も。『シャルキュトリー リンデンバーム』のランチボックス。日替わりのキッシュやミニサンド、デリなど。セットに入る浅煎り~深煎りの4種から選べるスペシャルティコーヒーは『OBSCUR A COFFEE ROASTER』のもの。サーモボトルにたっぷり。THE GOOD DAY VELO BIKES & COFFEE KYOTOコーヒースタンド併設のレンタサイクルショップ。自転車は20インチと26インチのほかカーゴバイクもあり、レンタル料は1日¥1,400~。ピクニックセット¥2,000。中京区堺町通姉小路下ル大阪材木町685‐1TEL:075・606・53459:00~18:00月曜、第3日曜休(不定休あり)シャルキュトリー リンデンバームソーセージやハム、テリーヌといった上質の自家製シャルキュトリーと並んで、デリも評判のテイクアウト専門店。10:30頃から販売されるランチボックスはスープ入りもあり、各¥850(税込み)。左京区東丸太町41‐6TEL:075・751・078610:00~19:00水曜、ほか月2回休縁起物である昆布を現代的にいただくお正月や結婚式などめでたい席でおなじみの縁起物「昆布」を、新しいスタイルで気軽にいただこう!子孫繁栄を願い「子生婦(こんぶ)」として結納品に用いられたり、「よろこんぶ(喜ぶ)」とダジャレになったり…昆布は、様々な場面で登場する縁起物。お出汁や佃煮として食べるのが一般的だけど、京都ではその味わい方も多様化している。タパスのような一皿や、クラフトビールとのマリアージュ、出汁そのものが主役の新しい料理など、今までにない食べ方が次々と登場。「こんな食べ方があったんだ!」と楽しみながら、幸運をチャージしよう。昆布・クリームチーズ盛り合わせ¥500(税込み)。うま味のある昆布はチーズと好相性。ちりめん山椒の塩気と食感がアクセントになり酒が進む。昆布の販売スペース。オールマイティに使える羅臼昆布、澄んだ色の出汁がとれる利尻昆布、おでんや佃煮に用いられる日高昆布など様々な種類の昆布や昆布を使った加工品などが並ぶ。おこぶ 北清(きたせ)創業100年以上の老舗昆布屋『きたせ昆布老舗』に併設する昆布バル。オリジナリティ溢れる昆布メニューが伏見の地酒とともに味わえる。伏見区南新地4‐52TEL:075・601・452818:00~22:00LO、土・日曜は12:00~22:00LO※平日のランチは予約制。月曜休(祝日の場合は翌日休)※『anan』2019年4月10日号より。写真・福森クニヒロわたなべよしこ伊藤 信吉村規子取材、文・大和まこ木薮 愛本庄 彩下川あづ紗(by anan編集部)
2019年04月05日春の京都で体験したい開運行動をご紹介。気軽に楽しめて、パワーをもらえるアクティビティがこちら!アウトドア朝活で自然のパワーをもらう朝少しだけ早起きして自然豊かな山や公園へ。京都のピュアな空気と大地の恵みを受け止めたら、デトックス効果で体がスッキリ、心まで軽やかに!「山さんぽと珈琲」は、緑豊かな山や公園を歩き、心身をリフレッシュさせるお散歩プログラム。澄んだ空気、やわらかな陽の光、芽吹く草花……。深呼吸すれば、体の中に大地のパワーが漲っていくよう。「五感を研ぎ澄ませながら歩いていると頭の中がどんどんクリアに。自然からパワーをもらえるだけでなく、思考の整理にも繋がります」とインストラクターの藪聡さん。季節や自然を肌で感じ、山頂に着くころには、体が内側から目覚めているのを感じられる。ひとしきり歩いたら、山頂付近でドリップしたての一杯を。心地よい香りと味に心がほっと緩む瞬間。スタジオのある北山は、街の中心部からほど近い場所にありながら豊かな自然が残る、気軽なアウトドアにぴったりのエリア。「宝が池公園」や「京都府立植物園」など、コースはその時どきで変化する。Nadi kitayama outdoor & studio FITNESS CLUB「山さんぽと珈琲」は、「Kyoto×Outdoor」の1コース。気軽にアウトドア体験ができる予約制のグループプランで、「里山ゆるハイキング」など4コースを用意。2時間¥3,500(3名から予約可。2名以下、9名以上の場合は要相談)北区上賀茂桜井町107‐1ジュネス北山TEL:075・723・0888木曜休おみくじ入り占い煎餅で運試し千本鳥居で知られる伏見稲荷の名物煎餅には、おみくじ入りの和製フォーチュンクッキーが!白味噌味の素朴な煎餅で占う運勢も楽しいもの。伏見稲荷の参道にて、昭和初期の創業以来変わらない焼き型を使い、今も一枚一枚手焼きで作られる稲荷煎餅。白味噌と胡麻の風味が漂う、素朴さが魅力の味わい。焼きたての煎餅を折って小さなおみくじを挟んだおみくじ入り煎餅も人気の品となっている。「辻占と呼ばれる吉凶を書いた紙を挟んだお菓子は、江戸や明治の頃からあるものです。ただ、手焼きの形で今も残っているのは、伏見稲荷だけ」と3代目の松久武史さん。昔ながらの文言も趣あるものに。焼きたての煎餅がまだ柔らかいうちに、二つに折って間におみくじを挟み、さらに半分にして完成する。おみくじ入り白みそ煎餅 鈴5個¥450(税込み)。鈴の名がついたのは鈴のような形をしているからとも。おみくじは末吉から大吉まで30種類ほどのバリエーションがある。総本家 宝玉堂おみくじ入りのほか、まるでお面のようなきつねの煎餅、バリッとした硬めの食感の二つ折、ピーナッツ入りなど20種類ほどの煎餅がすべて手仕事で作り出されている。京阪伏見稲荷駅からすぐ、伏見稲荷大社やJR稲荷駅までも歩いて5分ほどの場所。伏見区深草一ノ坪町27‐7TEL:075・641・11417:30~18:00無休※『anan』2019年4月10日号より。写真・福森クニヒロわたなべよしこ伊藤 信吉村規子取材、文・大和まこ木薮 愛本庄 彩下川あづ紗(by anan編集部)
2019年04月04日おやつに喫茶、京都中華から京寿司、アートを感じる時間まで、長く愛され続けてきた地元の名店に加えて、お目見えしたての新顔も。途中下車が必須のスポットが点在するのも嵐電こと京福電気鉄道嵐山本線・北野線に乗る楽しみに。そんな“嵐電”立ち寄りスポットをお届けします!どらやき 亥ノメ(北野白梅町駅)きめ細かな生地と優しい甘さの餡のどらやきを小さな専門店で楽しむ。桂の名店『中村軒』で修業した店主が作るどらやきは、気取らないむちっとした食感が魅力。上京区紙屋川町1038‐22TEL:なし9:00~17:00、喫茶11:00~16:00水曜、第2・4木曜、毎月26日休(25日は営業)写真の生クリームなど店内限定のトッピングが5種類からひとつ選べるどらやきセット¥710。飲み物は有機煎茶など、こちらも5種類から。イートインは焼きたてが楽しめる。テイクアウトは¥170~(共に税込み)。古い道具(等持院駅)週に1度だけお目見えする、店主の美意識が凝縮した古道具店。土曜日になると住宅街の中にそっと密やかに現れる古道具店。店主が選ぶのはゆらゆら歪んだガラスや、誰かが遊んだり使ったりした跡が残るおもちゃや道具たち。北区等持院南町68‐1TEL:非掲載土曜のみ11:00~17:00臨時休業あり明治頃の白薩摩茶器は1客¥5,000。京都府立堂本印象美術館(等持院駅)ドアノブまで作品という堂本ワールドで、アートに包まれて過ごすひとときを。幅広い作風で活躍した、京都を代表する画家・堂本印象。みずからデザインした美術館が2018年にリニューアル。北区平野上柳町26‐3TEL:075・463・00079:30~17:00(入館~16:30)月曜休(祝日の場合は開館、翌火曜休)入館料¥500レリーフを復元し、開館当初は金色だった部分を黄色に塗ったという外観。開花(かいほう)(撮影所前駅)撮影所に通う俳優にもファン多数の澄んだスープが決め手の京都中華。東映太秦撮影所の前に店を構えること40年。卵皮の春捲など王道の京都中華で、多くの俳優に愛されてきた存在。右京区太秦西蜂岡町9‐99TEL:075・881・932011:00~14:00(13:45LO)、17:00 ~ 21:00(20:40LO)日・祝日休(連休は変更の場合も)自家製麺を干して乾燥させ、蒸して再び乾かし、湯通しして炒めるという、手間暇がかかったあんかけ焼きそば。炒麺(やきそば)¥700。スマート珈琲店 太秦店(帷子ノ辻駅)たまごサンドにホットケーキ、駅近の老舗で昔ながらの味を満喫。寺町で行列になることもしばしばの人気店に、支店があるのはあまり知られていない。本店と変わらない味を楽しみたい。右京区太秦帷子ケ辻町11‐22TEL:075・881・16248:00~18:30水曜休焼きたて熱々、ふわとろの卵焼きのたまごサンド¥680。長方形の寺町店と違って、こちらは三角形にカット。表面はカリッと、中はふんわりのホットケーキと、自家焙煎コーヒーのセット¥880(共に税込み)。嵐山 大善(嵐電嵯峨駅)手間暇かけた京寿司を味わうなら天気のいい日には河原で折詰も。店主の横山智進さんは京都・大阪・江戸前とそれぞれの寿司修業を重ね、いいとこ取りのスタイルを作り上げる寿司職人。店内では料理も充実。右京区嵯峨伊勢ノ上町10‐3TEL:075・882・001812:00~21:30(入店~19:30)木曜、第4水曜休前日までに予約すれば折詰の注文も可能。写真は鯖寿司、鯛の笹巻き寿司、穴キュウの細巻き、いなり、ちらしが入った折詰¥3,000(税込み)。※『anan』2019年4月10日号より。写真・福森クニヒロわたなべよしこ伊藤 信吉村規子取材、文・大和まこ木薮 愛本庄 彩下川あづ紗(by anan編集部)
2019年04月03日吉村界人主演舞台「またここか」が9月28日(金)から10月8日(月・祝) まで、東京・DDD AOYAMA CROSS THEATERで上演される。ガソリンスタンドを舞台にした、異母兄弟を含む男女4人の危うい愛の会話劇だ。【チケット情報はこちら】2度目の演出となる豊原功補と、坂元裕二の脚本という、付き合い長く互いの魅力を知るタッグ。坂元はこれまでテレビドラマ『カルテット』『最高の離婚』『それでも生きてゆく』『anone』など数々のヒットドラマ作品を世に送り出しおり、今回は本舞台のための当て書き&書き下ろしとなる。脚本について豊原は「テレビドラマだと女性を主人公に描くことが多いですが、今回は男兄弟の話。かなり新しい気がする」と期待しているようだ。主演は、今回が初舞台の吉村界人。出演が決まった時には、緊張で逃げ出したかったそうだ。しかし同時にワクワクもしたと言う。「正念場。この舞台をクリアしないと役者としてやっていけない。自分をぶつけないといけない状況がきた」と力が入る。ガソリンスタンドで働く青年の役と知り、「ガソリンスタンドに行きバイトの相談をしました。「数時間になるのですが、見学だけでも」と頼みましたが、さすがにできなかった」と真顔で振り返る。これまで吉村は映画「モリのいる場所」や連続ドラマ「スモーキング」などで強い印象を残してきた。しかし役作りのために舞台の現場にまでリサーチしたことはなかったそうだ。初舞台に対する気合いの入りようが伺える。これを知った豊原は「嬉しいですね。俺も頑張ります」と笑顔を見せた。吉村が演じるのは、秘密を持ち、危うさのある青年・近杉。自らの妄想におびえるという役どころだが「やっちゃいけないことをやりたくなる衝動、わかります」と共感をつかんでいる。当て書きのため、稽古を重ねていくうちに役が変化し、吉村にしかできない舞台になるだろうことも楽しみだ。ほかの出演者は、舞台俳優として長年独特の存在感を放ってきた岡部たかし。映画『あゝ、荒野』で印象的なヒロインを演じた木下あかり。ナイロン100℃の小園茉奈。豊原は「負担はそれなりにあるだろうけれど、大丈夫でしょう」と信頼を見せる。取材の最後に豊原は、吉村について「異質感のある俳優で、一歩先へ行こうともがいている印象がいいなと思っていた。実際に会うと、役者に、芝居に、真剣に向き合ってる人だと言う印象。出っ張った感じが面白いですね」と期待が高まる様子だ。公演のチケットは発売中。取材・文:河野桃子
2018年08月30日吉本興業は21日、都内で会見を開き、秋元康氏プロデュースによるアイドルグループ・吉本坂46を結成することを発表。お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇は、オーディションに応募する意欲を見せ、また、メンバーに入ってほしくない人としてウーマンラッシュアワーの村本大輔を挙げた。平成ノブシコブシの吉村崇吉本坂46は、乃木坂46、欅坂46に続く坂道シリーズ第3弾。よしもと所属タレント約6000人を対象にしたオーディションでメンバーを決める。芸歴・男女不問、ユニットの芸人でも個人でのエントリーとなる。ガチで歌う本気のアイドルユニットで、ソニーミュージックからメジャーデビュー予定。活動開始は年内を予定しており、目標は「東京ドーム公演」「紅白歌合戦出場」とのことだ。会見には、陣内智則、次長課長の河本準一、平成ノブシコブシ、南海キャンディーズのしずちゃん、ジミー大西ら所属タレント約100人が出席。吉村は「恋愛は禁止ですか?」「37の独身の恋愛ってなんなんだろう」と恋愛禁止のルールを心配しつつ、「笑顔で楽しいアイドルになりたいと思います」と意気込みを語った。また、入ってほしい人を聞かれると、吉村は「河本さんに入ってほしい。すごい前向きなのでぜひ入ってもらいたい」と、会見で迷わず応募を宣言した河本を推薦。さらに、入ってほしくない人を聞かれると、「村本ですよね」と不仲を認めているウーマンラッシュアワーの村本大輔を挙げ、「単純に嫌い。やめてアメリカ行くみたいですから早く行ってほしい」と話した。
2018年02月21日俳優の吉村界人が27日、東京・ユーロスペース渋谷で行われた映画『サラバ静寂』(1月27日公開)の公開初日舞台挨拶に、SUMIRE、若葉竜也、森本のぶ、斎藤工、宇賀那健一監督とともに登場した。同作は娯楽が禁止された近未来の日本を舞台に、音楽に出会ってしまった若者たちの解放を描く青春SFロードムービー。吉村は「映画が好きで、表現したい一心でやっていて、やれることにすごく感謝しています」と初日の気持ちを表した。宇賀那監督は、2週間という撮影期間を「短い期間ではあったんですけどいろんなことにこだわっていたので、ロケ地が本当に廃墟。だからこそ生まれたリアリティのある芝居です」と振り返った。「斎藤工さんもこだわっていただいて……」と話を向けると、斎藤は「チュッパチャプスを買いに行っただけです」と謙遜する。撮影中、吉村らに若い力を感じていたという斎藤は「ここ(映画館)に入った時にも、すさまじい二酸化炭素の量を感じまして」と笑顔に。「後味も少しビターで、素敵な映画。雪がやや残る、ややいかがわしい渋谷の街を、この映画の余韻に浸りながら歩いてください」と観客にメッセージを送り、「週末の渋谷は危険なので」とニヤリと注意喚起した。トーク中には、マイクの電池が切れてしまうハプニングも発生した。斎藤が「地声で行きましょう」と促し、監督・役者陣も地声で話すなど対応。斎藤自身も新たなマイクが渡されるまで、観客に向かって地声でトークを繰り広げていた。
2018年01月27日名優・山崎努と樹木希林の初共演で話題を呼ぶ『モリのいる場所』。画家・熊谷守一をモデルに沖田修一監督がメガホンを取る本作の新キャストとして、若手演技派俳優・吉村界人をはじめ、加瀬亮、光石研、青木崇高ら豪華俳優陣の出演決定、「昭和49年懐かしのお茶の間」の風景とともにコメントが到着した。■あらすじ時流にも無頓着、自分のやりたいことだけに夢中になる画家の守一、通称モリは94歳。ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しむ妻・秀子76歳。自宅の庭には草木が生い茂り、たくさんの虫や猫など、モリの描く絵のモデルとなる生き物たちが住み着いている。守一は30年以上、じっとその庭の生命たちを眺めるのを日課にしていた。普段、モリは妻の秀子と2人の生活をしているが、毎日のように来客が訪れる。若い写真家、温泉旅館の主人、隣人の佐伯さん夫婦、郵便屋や画商や近所の人々、そして、得体の知れない男…。今日もまた、モリとモリを愛する人々の、可笑しくて温かな1日が始まる。■若手からベテランまで!追加キャスト発表山崎さん(80)と樹木さん(74)の初共演が話題となっている本作に、このほど、20代から60代までの個性豊かな俳優たちの出演が発表された。モリに惚れ込み、モリの写真を撮ることに情熱を燃やすカメラマン・藤田に、沖田監督と同世代で現在の日本映画を牽引する演技派・加瀬亮(42)、その藤田のアシスタントとして現場に連れてこられた鹿島に、TVドラマ「僕たちがやりました」で一躍注目を集め、『ビジランテ』『サラバ静寂』とこれからの日本映画を支える気鋭監督とのタッグが続く若手演技派の吉村界人(24)の出演が決定。さらに、経営する温泉旅館の看板を描いてもらうためにやってくる朝比奈に、多数の映画・TVで名バイプレイヤーとして大活躍する光石研(56)、熊谷家の隣のマンション建設のいかつい現場監督・岩谷に、『るろうに剣心』シリーズ、『雨にゆれる女』の青木崇高(37)、マンション・オーナー水島役に、映画に舞台にと才人ぶりを発揮する吹越満(52)、熊谷家の家事を手伝うモリの姪・美恵ちゃんには、名舞台女優・池谷のぶえ(46)、そしてモリの家に入り浸る画商・荒木役に、沖田組常連のきたろう(69)など、とびきり個性的で魅力的なキャストが勢ぞろい!■吉村界人&加瀬亮らコメント到着『南極料理人』をはじめ『キツツキと雨』『横道世之介』『滝を見にいく』『モヒカン故郷に帰る』など、国内外で高い評価を受ける沖田監督作品への出演について、キャストたちは「詩人のまどみちおにも通じるような熊谷守一の宇宙に興味をもっていたので。監督はじめ、今回参加するいろんな人の感じ方を知りたくて出演を決めました」(加瀬さん)、「熊谷×沖田×山崎×樹木。この魅力全開なスクエア映画を断る俳優はいません!現場では、最高に幸福な時間が流れておりました。有難うございました!」(光石さん)とコメント。今回、初の沖田組参加となる吉村さんは、監督の印象を「技術からは学ぶことができないその人の話し方や動きを、甘受してくださる方でした。僕は僕でいいんだと、思えました」と語り、山崎さんとの共演について「絶え間ない緊張感がありました。僅かですがお話させていただいたときに、僕は到底、聞くだけで精一杯でしたが、初心だけは、忘れたらいけないんだ。という感覚だけは感じました。それは、心も行動も。気構えが素晴らしかったです」と感銘を受けた様子。樹木さんに対する「生きていてお会いしたことないくらい稀有な方でした。映画、音楽、恋、仕事の話をしました。とても大切な時間になりました。ただ僕のことをジュリーと呼んでいましたけど…もう一度ご一緒したいです。必ず」というコメントからも、世代を超えた出演者たちの化学反応がうかがえる。また、山崎さんとの共演も出演の決め手になったという青木さんが「リラックスして関係性を探っていけたのでとても楽しかったです。樹木さんが現場で色んなアイデアを出されていたのが印象的でした」と撮影時を振り返っているほか、「まず、台本をいただいて、自分がどの役をやるのかは気にせず一度読んでモリの魅力に胸がきゅっとなり、二度めに樹木希林さんとの共演シーンがあると知り、お尻の穴がきゅっとなりました」(吹越さん)、「沖田監督の世界にどっぷり浸かることができる喜びで参加させていただきました。現場での誰よりもワクワクしている様子の監督に接して、ますますファンになりました。」(池谷さん)、「沖田監督が好きだから」(きたろうさん)とコメントを寄せるなど、数々の作品へ出演を果たしてきた名俳優たちも、沖田監督独特の世界観と、それを支える山崎さん・樹木さんの名タッグに惚れ込んでいるよう。12月1日から熊谷守一の没後40年・大規模回顧展がはじまるなど、映画ファンのみならず美術ファンからも熱い注目が集まる『モリのいる場所』。人と人との懐かしく温かいつながりを描く本作を楽しみにしていて。『モリのいる場所』は2018年5月よりシネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年12月07日吉村界人を主演に、浅野忠信とCharaの愛娘SUMIRE、若葉竜也という注目の若手俳優が出演する宇賀那健一監督による『サラバ静寂』。本作に、斎藤工も出演していることが分かった。俳優として、映画『着信アリfinal』や大河ドラマ「龍馬伝」などに出演、初監督作『発狂』が数々の国際映画祭で上映され、続けて監督した3作品がカンヌ国際映画祭ショートフィルムコーナーに入選。2016年に公開された『黒い暴動』も注目を集めた宇賀那監督が、企画・脚本から手がけた本作。音楽や映画、小説など、一切の娯楽が禁止された架空の日本を舞台にすることでも話題を呼んでいる。このたび、主人公ミズト(吉村さん)とトキオ(若葉さん)たちを追い詰め、音楽を心から憎んでいる警察官・杉村役で、映画『昼顔』や『去年の冬、きみと別れ』などに出演する斎藤さんの出演が決定。高橋一生・主演『blank13』で長編初監督をし、移動映画館 「cinema bird」の主催など、幅広い活躍をしている斎藤さんが驚くほどの怪演を見せている。また、斎藤さん演じる杉村と同じく警察官の三島役で、「オフィスMORIMOTO」代表にして、『アウトレイジ最終章』『亜人』『沈黙-サイレンス-』など映画やテレビで活躍中の森本のぶ、そして映画『ケンとカズ』で主演を務めたカトウシンスケらの出演も明らかになっている。キャストコメント到着■斎藤工(杉村役)海外の映画祭等に行く度に痛感するのは、若いチームだとか、バジェットがどうだとか、日本でどんな状況だとか、そんなことは映画には全く関係なくて、そんなことを観に来てる人間は居なくて、それらを凌駕する“何か”が宿り、届くか否かでしかない。その“何か”を船頭である宇賀那監督から感じた気がしました。■森本のぶ(三島役)人は映画や音楽が無くても生きていけるのかもしれませんが、戦後の日本人を支えたのはやはり娯楽。映画や音楽を見聞きすることで人々の希望になったと思います。いまでも映画・音楽を禁止する国が実際にあるらしいですが、日本も近い未来そんなことになり、兼ねないと思えるリアリティーがこの映画にはあるとおもいます。自分が演じさせて頂いた三島役はそんな近未来の世の中で警察官という立場でありながら…難しい役どころを演じさせていただきました。『サラバ静寂』は2018年1月27日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月07日芝浦工業大学デザイン工学科の橋田規子教授が、コンパクトで軽い「ミニマルチェアENOTSエノッツ」(岩谷マテリアルより販売中)をデザインし、そのコンセプトおよびデザイン性が評価され、ドイツの『レッドドットデザイン賞2017』を受賞しました。コンパクトであらゆる生活空間にフィットする樹脂製の椅子ミニマルチェアENOTSエノッツは、コンパクトであらゆる生活空間にフィットする樹脂製の椅子を目指し、デザインされました。小さいながら、安定した座り心地を実現。背もたれのカーブが腰の低い位置をしっかりとホールドするため、疲れにくく、小さい座面を感じさせません(座面の高さは、座りやすい約40cm。身長の低い人や、くつを脱ぐ習慣にちょうど良い高さです)。重さは2.1kg。片手で持ち運びできる軽さのため、気軽に出したりしまったり、置き場所の移動もラクにできます(積み重ねられるため、パーティーなどの来客用ストック椅子として収納場所をとりません)。世界3大デザイン賞『レッドドットデザイン賞2017』を受賞同賞はドイツの「iFデザイン賞」やアメリカの「IDEA賞」と並び、世界3大デザイン賞として世界的に最も権威のある賞の一つです。なお、本ミニマルチェアは2015年にグッドデザイン賞を、2016年に公益社団法人日本インテリアデザイナー協会のJIDAWARD(インテリアプロダクト部門・部門賞)も受賞しています。下記リンクでは、橋田教授が今までにデザインしたプロダクトの写真が見られます。エモーショナルデザイン研究室ホームページ製品情報価格:8,000円(税別)サイズ:幅36cm×奥行き33cm×高さ56cm(座面高さ40.5cm)重量:2.1kg(垂直耐荷重100kg)(8脚まで積み重ね可)カラー:ホワイト、グレー、オレンジ、グリーン(4色)材質:本体/ポリプロピレン・ガラス繊維、脚キャップ/ポリエチレン製品ページ
2017年07月26日大森南朋×鈴木浩介×桐谷健太がトリプル主演を務め、鬼才・入江悠監督がオリジナル脚本でメガホンをとる『ビジランテ』。本作に、若手俳優随一の個性派・吉村界人や、「日活ロマンポルノ」リブート・プロジェクト作品で注目を集めた間宮夕貴、岡村いずみの出演が明らかとなった。『SR サイタマノラッパー』劇場版三部作で躍進を遂げ、現在公開中の『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』が全国映画動員ランキング3週連続No.1に輝いた入江監督が、“長男”大森さん、“次男”鈴木さん、“三男”桐谷さんという実力派俳優を主人公の三兄弟に迎えて贈る本作。監督の地元・埼玉を舞台に、地方都市の闇に生きる男たちのヒリヒリとする葛藤と衝突をオリジナル脚本で描いた衝撃のノワールだ。タイトルの「ビジランテ」とは、警察や法律が機能してない世界で、自分たちの力・判断で自分たちを守ろうとする “自警団”の意味を持つ。そんな本作に出演することになったのは、同世代の人気若手俳優の中でも、独特の個性と魅力にファッション界など多方面から熱い視線が集まる吉村さん(24)。鈴木さん演じる次男・二郎とともに地元の自警団で活動する石原陸人に扮する。どこか危険な雰囲気を漂わせる鬱屈した感情を抱えた若者を“危うく”かつ“妖しく”演じる吉村さんは、「僕は、オーディションのときから、陸人は僕しかいないんだ!と強く思っていました。だから決まったときは1人小さく頷きました。入江監督のようにオリジナルでこういう作品をやる監督はいま稀有ですし、こういったテイストが僕は好みでもあるので、ここで他の作品とも、先輩方とも、勝負するんだと、冷静に想像しました。冷静と情熱の間で、胸騒ぎがしてました」と、アツく真摯にコメント。また、大森さん演じる長男・一郎とともにヤクザに追われて逃げてきたサオリ役を務めるのは、間宮さん(26)。「日活ロマンポルノ」45周年を記念したリブート・プロジェクト『風に濡れた女』で主演を努め、「第26回 日本映画プロフェッショナル大賞」にて新進女優賞を受賞しており、本作では大森さんとの激しい絡みのシーンも体当たりで演じ切る。「1月の撮影、己との戦いはありますが、寒さとの戦いも激しく、キャスト、スタッフ、命を削って撮影しました。入江悠監督の世界に入っていままでの人生をかき乱されました」と間宮さん。「こだわりの強さ、粘り強さ。現実なのか映画の世界なのかわからない状態で五感を研ぎ澄ました作品です。この作品に出会ったことで私は大きく変われた自信があります。皆様も心が震えて、燃えてグチャグチャにかき乱されて欲しいです」と気になるコメントを寄せる。さらに、桐谷さん演じる三男・三郎の経営するデリヘルで働く亜矢役を演じる岡村さん(27)は、同リブート・プロジェクトの行定勲監督『ジムノペディに乱れる』にて初ヌードを披露し、「第59回ブルーリボン賞」新人賞を受賞するなど役柄の幅を広げている。岡村さんは本作の出演にあたり、「入江監督の『太陽』の長回しのシーンに心を射抜かれ、いつかご一緒できたらなと思っていたので、お話をいただいたときは本当に嬉しかったです」とふり返ってコメント。「今回演じた亜矢は、私にとって初めてとなる風俗嬢の役で、大変ではありましたが、監督の熱い想いを感じ、喜びと、なんとか食らいついてやる、という気持ちで挑みました。厳しい寒さの中、スタッフキャストのみなさんと必死で生きた日々は、過酷ながら幸せな時間でした。みなさんにどう受けとってもらえるのか、楽しみでなりません」と、観客の反応に期待を込めている。『ビジランテ』は12月9日(土)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月21日数多くの人気若手俳優の中でも独特の個性と魅力にファッション界など多方面からいま、熱い視線が集まっている吉村界人。その存在感で急速に頭角を現し、この夏以降ドラマ、映画と出演作が続々控え、「今年下半期No.1ブレイク」の呼び声も高い吉村さん、その魅力とは!?吉村さんは93年2月2日生まれの現在24歳。同世代の俳優といえば菅田将暉、山崎賢人、福士蒼汰、野村周平、竹内涼真、成田凌といったいずれもこの数年で飛躍を遂げた人気俳優たちがズラリ。まさに“イケメンゴールデンエイジ”と言っても過言ではない世代に生まれた吉村さんは、2014年に『ポルトレ-PORTRAIT-』で映画主演デビューを飾り、アカデミー賞外国語映画賞出品作品『百円の恋』や「信長協奏曲」シリーズなどへの出演を経て2016年公開の『いいにおいのする映画』でW主演。その後は『ちはやふる』や『ディストラクション・ベイビーズ』、『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』など立て続けに出演作が公開。浅香航大、岸井ゆきのといった同世代の俳優たち、そして『ディストラクション・ベイビーズ』でも共演した柳楽優弥らも参加した『太陽を掴め』でミュージシャンのヤット役で再び主演を務めた。今年に入ると「お前はまだグンマを知らない」の轟一矢役でコメディの可能性も開花させ、先日最終回を迎えた日本テレビ系「母になる」では一転、沢尻エリカ演じる主人公・結衣の息子・広を誘拐、その後自殺を図る大学生役を演じ、テレビ東京系「100万円の女たち」では金髪姿で登場するなど、俳優としての底知れぬ可能性を見せ続けている。吉村さんといえば、同世代の若手俳優たちと一味違う独特の雰囲気とセンスが、映画、ドラマ界以外からも大きく注目される存在。特に彼のインスタグラムにはファッション誌のモデルのような個性的なスタイリングの吉村さんが毎回のように登場。SNSでは「おしゃれ感漂うわ~~吉村界人さん好きだわ~~」「吉村界人は存在がアート。不思議。」「インスタ初めて見たけど、まさに表現者という感じで惹かれました」など、その比類なき世界観に魅了されたファンのつぶやきも多数見受けられる。もちろんその内面で培われた感性は演技にもフィードバック。「危ない匂いのする俳優がすきなんだよなぁ吉村界人」「印象的な演技をするなーって思った。」と彼の持つ“危うさ”や“妖しさ”に惹かれる人が続出している模様だ。若手俳優のなかでも比類なき個性で独自の存在感を醸す吉村さんだが、7月19日(水)23時56分~TBS系でスタートする「くりぃむしちゅー」有田哲平、本田翼、「水曜日のカンパネラ」コムアイら個性派キャストが揃った「わにとかげぎす」に出演が決定。また映画最新作となる『獣道』が7月15日(土)よりシネマート新宿ほかで全国にて公開、さらに岡田准一主演、原田眞人監督で贈るスペクタクル・アクションムービー『関ヶ原』が8月26日(土)より公開されるなど、今年後半はより一層吉村さんの姿を目にする機会が増えそう。俳優としてだけでなく“表現者”としてただならぬポテンシャルを秘めた吉村界人の今後の活躍から目が離せない。(笠緒)
2017年06月16日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、きょう16日深夜に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)で、再び自腹の100万円投資に挑戦する。"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクターが、映像コンテンツを制作していく同番組。今回は、昨年8月の放送で、自腹資金100万円で人生初の投資に挑戦して、1週間で全額を失ってしまった吉村が、100万円を取り返すべく、再び自腹100万円でハイリスク・ハイリターンの投資に挑む。ロケが行われた昨年12月、「絶対100万円を取り戻したい!」と息巻く吉村は、今回もポケットマネーから100万円の資金を用意。アメリカ大統領選挙でドナルド・トランプ氏が劇的な勝利をおさめた影響で、激しく相場が変動する「トランプ相場」に殴り込む。しかし、専門家が「買い」をアドバイスするにもかかわらず、破天荒な吉村は勝負に出ようと、100万全額を投資して「売り」を選択する。吉村は100万円を取り返すことができるのか、それとも合計200万円を失うことになるのか…。
2017年01月16日お笑いコンビ・NON STYLEの石田明と、平成ノブシコブシの吉村崇が、きょう17日(21:00~22:54)に放送される読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』の2時間スペシャル(レギュラーは毎週木曜22:00~23:00)に出演し、同局系演芸番組『笑点』の独特の風習を暴露する。いずれも『笑点』にゲスト出演した経験のある2人。石田は「『笑点』に出るときは恥ずかしい。楽屋に『NON STYLE先生』って書いてあるんですよ」と、他の番組では「○様」と書いてある部分が意外な表記になっていることを説明する。また、吉村は「ケータリングは大体せんべい」と紹介。しかも、それが「硬い」「柔らかい」「濡れている」の3種類に分かれているそうだが、「硬いせんべいは残っていますね」と、年配の出演者が多い番組ならではの状況を暴露する。今夜の放送には、その『笑点』から、三遊亭好楽が初出演。5代目三遊亭圓楽から目をかけられ、『笑点』メンバー入りも後押ししてくれたくれたそうだが、「引っ張ってくれたから、すごく厳しかった」と秘話を語る。他にも、堺正章、ヒロミ、勝俣州和、泰葉、篠原信一、山本美憂、長谷川穂積、滝沢沙織、西山茉希、戸塚祥太、河合郁人、あばれる君、GENKING、菊地亜美、橋本環奈、祥子、宮本エリアナ、平野ノラ、ぺえが出演する。
2016年11月17日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が13日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。芸人をターゲットにハニートラップを仕掛ける集団がいるという噂があることを打ち明けた。番組では、トレンディエンジェルの斎藤司が交際中の彼女との結婚について語った話題を取り上げ、それに関連して爆笑問題の田中裕二が「吉村君はどうなんですか? 最近は」と質問。吉村は「最近は全然ですね」と答え、「芸人界が世間にビビり始めていますね。遊べなくなっちゃてる」と話した。そして、「噂ですよ」と前置きした上で、「ある女性の集団が芸人を狙い撃ちできている。誘って何かあったら金銭を要求するような、ハニートラップみたいな集団がいると聞いたことがあるので、みんな遊ばなくなりましたね」と告白。「ビビっちゃって、老舗の"にゃん友"とばっかり遊んでいますね」と近況を伝えた。
2016年11月13日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇、お笑いトリオ・パンサーの向井慧らが出演するコント特番『生放送! 未来はこうなっちゃうんじゃないの?TV』が、12月18日(21:00~21:59)にNHK BSプレミアムで生放送される。この番組は、この先が気になる年末の時期に、"未来"を大胆予測したコントを送るもの。吉村、向井のほか、澤部佑(ハライチ)、江上敬子(ニッチェ)、小宮浩信(三四郎)、あばれる君、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、アントニー(マテンロウ)ら、20~30代の芸人たちが集結する。吉村は「芸人としてこんなにぜいたくなことはありませんよ! 生でのコントあり!コーナーありのバラエティ!! 何が起こるか予想できないワクワク感がたまりません!」と興奮。「たぶん僕がリーダー格で、不安を感じたスタッフさんがガチガチに固めてくれたのだと思います!」とキャスティングを想像しながら、「日本一の大みこし!!暴れ尽くします!!笑います!!笑わせます!!!」とテンションを上げている。向井は、メンバーや生放送の内容に「こんなに攻めた番組があるでしょうか!」と大盛り上がりで、「こんなドキドキすることが最近のテレビであったでしょうか。しかもこれを NHK BSプレミアムでやってしまうという攻め方」と、局の姿勢を絶賛している。
2016年10月29日話題作への出演が続く注目の若手俳優・吉村界人主演の映画『太陽を掴め』が10月26日(水)、開催中の第29回東京国際映画祭にて上映され、吉村さんをはじめ、共演の松浦祐也、脚本の木村暉、髭野純プロデューサー、そして中村祐太郎監督が舞台挨拶に登壇した。多くの名監督を輩出した東京学生映画祭で『雲の屑』がグランプリと観客賞をダブル受賞の新鋭監督・中村祐太郎の新作で、吉村さんに加え、浅香航大、岸井ゆきの、柳楽優弥らが出演。ミュージシャンとフォトグラファーとその元恋人という高校時代の同級生の3人が織りなす青春模様を鮮烈に描き出す。主演としてステージの真ん中に立った吉村さんは「緊張してます…(苦笑)」とやや固い表情ながらも「この映画はみんなで作った、全員が主人公の映画だと思っています」と語る。すでに学生映画界では知らぬ者がおらず、邦画の未来を担う監督として期待を集める中村監督だが、吉村さんとの出会いは、東京学生映画祭グランプリの『雲の屑』の上映会だったそう。「吉村くんが観に来ていて、そこで意気投合し、次の日に『喫茶店で会おう!』となり、『一緒に映画を作ろう』と話しました」と運命的な出会いと明かす。吉村さんは、監督の作品のどこに惹かれたのかという問いに「映画を観ていると、この映画、主役の人が監督のことをすごく好きなんだなと感じる作品があって、それを(中村監督の作品から)すごく感じました。俳優がすごく愛されていて、主役も監督のことが好き。そういう愛のある映画が好きなんです。それと、作品だけでなく、監督に会ったときに感じた“生命力”、(監督という)人間がものすごく好きでした」と強い絆を結び、中村監督に絶大な信頼を寄せていることをうかがわせた。髭野プロデューサーは「企画の最初の時点で、東京国際映画祭での上映と劇場公開を目標としていたので、実現できて幸せです」と感慨深げ。12月24日(土)に劇場公開を迎えるが、改めて観客に応援を呼び掛けた。『太陽を掴め』は12月24日(土)よりテアトル新宿、名古屋シネマスコーレほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年10月26日お笑いコンビ・平成ノブシコブシの吉村崇が、きょう15日深夜に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『EXD44』(毎週月曜24:15~24:45 ※一部地域を除く)で、自腹の100万円で先物取引に投資する。AKB48グループ総合プロデューサーの秋元康氏が企画監修を務め、"EXD44"と命名されたテレ朝の若手ディレクター11人が、毎週出されるお題に沿った映像コンテンツを制作していく同番組。今回は、6月に競馬で大穴を的中させ、665万円を手にした破天荒芸人・吉村が、使わずに残っている100万円を先物取引に投資するという大勝負に挑む。これまで投資をしたことがないという吉村は、当初「先物はヤバイんじゃないですか?」と不安を見せるが、「たった1日でも大儲けの可能性がある」という専門家の話を聞くとがぜんやる気に。専門家のアドバイスをろくに聞かない上、周囲の予想とは真逆に全額100万円の投資を決断する。
2016年08月15日青山真治監督や園子温監督を輩出した「東京学生映画祭」グランプリほか数々の受賞歴を誇り、俳優の斎藤工も絶賛を贈る新星・中村祐太郎監督のもと、吉村界人、浅香航大、岸井ゆきのと注目の若手キャストが出演した劇場映画『太陽を掴め』。本作に、柳楽優弥が友情出演を果たしていることが分かった。本作は、元子役で現在ミュージシャンとして活動するヤット(吉村さん)、フォトグラファーのタクマ(浅香さん)、タクマの元恋人であるユミカ(岸井さん)を中心に、それぞれに歯がゆさを感じながらも日々を生きる都会の若者たちを、音楽を題材に描く青春映画。「第27回東京学生映画祭」にてグランプリ&観客賞をW受賞した、インディペンデント映画界の新星といわれる中村監督のもと若き才能が結集し、現在、完成・公開に向けたクラウドファンディングを9月12日(月)までMotionGallery にて実施中だ。キャストには、『ちはやふる-上の句-』『TOO YOUNG TO DIE!若くして死ぬ』『いいにおいのする映画』など話題作への出演が相次ぐ新鋭俳優・吉村さん。朝ドラ「マッサン」で注目を集め『桜ノ雨』などで演技力が注目されている浅香さん。『ピンクとグレー』『森山中教習所』などで独特の存在感を放ち続ける若手演技派・岸井さんらが集結。さらに今回、兄でありながらヤットを脅迫し金をたかりに来る男・タクロウを、太賀主演『走れ、絶望に追いつかれない速さで』の松浦祐也、ヤットのプロデューサーであり愛人関係にあるキョウコを『アレノ』の内田淳子、ユミカの父親・フミヤを『淵に立つ』の古舘寛治、そしてタクマの兄貴分であり、ヤットを見守る謎の男・ユウスケを柳楽さんが演じることが発表された。柳楽さんは『ディストラクション・ベイビーズ』で共演するなど、主演の吉村さんとはプライベートでも親交が深く、出演を快諾したという。なお、8月7日(日)昼には、渋谷の新施設 LOFT9 Shibuya にてキックオフイベント「ROAD TO 太陽を掴めvol.1 ~映画『太陽を掴め』ってなんだ?~」が開催される予定だ。『太陽を掴め』は今冬、公開予定。(text:cinemacafe.net)
2016年07月26日せっかく京都でお買い物をするならば、伝統を継ぐ名店のお道具を買ってみてはいかが?作りのしっかりした扇子やうちわ、目に涼やかな手漉き和紙…。暑さをしのぐ知恵の詰まった、値打ちものを手に入れて。今回は数多くあるオススメのお道具の中から、3つをご紹介します。■尾張屋の「匂い玉」カラフルな中に昔懐かしい香りを閉じ込めて骨董店が軒を連ねる通りにたたずむ、お香の専門店。火をつけてたくタイプに加え、かつては着物の袖やバッグにしのばせていたという匂い袋も揃う。ツートーンの色使いとコロンとしたフォルムが愛らしい「かおり丸」は、白檀や丁字などを調合した、スパイシーで漢方を思わせる香り。玄関先に飾りながらふわりと香らせたり、クローゼットに入れれば防虫効果も。かおり丸(全5色)各¥180東山区新門前通大和大路東入西之町201TEL:075・561・50278:00~18:30不定休■かみ添(そえ)の「京唐紙」涼を運ぶ唐紙で、大切な人へ暑中見舞いを。併設の工房で店主・嘉戸浩さんが手がけるのは、さまざまな版木を使って手摺りで文様を転写する京唐紙。ほのかに透け感のある薄手の手漉き和紙をベースにした便箋は、夏のお便りにふさわしい爽やかさ。インドネシアのカリグラフィー作家ほか、国内外のアーティストの意匠も揃い、白×白の濃淡で表現される小さな芸術作品に心を奪われる。カリグラフィー作家ヴェロニカ・ヘルムとのコラボ便箋セット¥2,000(税込み)より便箋用唐紙。北区紫野東藤ノ森町11-1TEL:075・432・855512:00~18:00月曜休、不定休あり■山武扇舗(やまたけせんぽ)の「扇子」手に取れば、所作もはんなり優雅になりそう。扇子専門店として、100年余りの歴史を重ねる一軒。京扇子は竹製の中骨を30~60本とふんだんに使ってあり、広げた時の姿が優美で、やわらかな風を送るのが特徴。四季の花々を描いた伝統的な品々のほか、京都在住のアーティストとコラボしたモダンな表情の新作もこの夏から登場。バッグにいつも一本しのばせて、酷暑を颯爽と乗り切りたい。上・中LA(京都のアーティスト)コラボ夏扇子¥3,500下・夏扇子(なでしこ柄)¥6,000中京区六角通柳馬場東入ル大黒町70TEL:075・221・29739:00~19:30日・祝日休※『anan』2016年7月13日号より。写真・吉村規子取材、文・本庄 彩
2016年07月10日