お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、20日放送の文化放送『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(毎週土曜 13:00~)で、相方の田村亮が同日午後に会見を開くことについて言及した。亮はツイッターを更新し、「私、ロンドンブーツ1号2号田村亮は、雨上がり決死隊宮迫博之と、本日午後3時から謝罪会見を開きます。これまで長い間、会見を開くことができずに、本当に申し訳ございませんでした」とつづっていた。番組冒頭、淳は「僕も昼間に聞いたんですよ」と言及。福岡からの飛行機の中で、「ちょっと話をしたい」という亮からのLINEに気がつき、到着後に電話したところ、亮から「会見をすることにした。淳に言わなかったのは申し訳ないけど、会見して世間の皆様に正直に話したい」と明かされたとのこと。淳は「正直に話すのは同意するけど、相談はしてほしかったよね。3時から会見するらしいんですけど、この段階で僕がしゃべれることはこのぐらいしかないので…」と言い、「困惑してますね。寝耳に水ですよ。驚いたし、相談はやっぱりしてほしかったなと思うしね、相方としても」と漏らした。しかし、「でも、正直に語りたいという亮の気持ちも尊重したいと思う」とも話していた。
2019年07月20日モデル・タレントのMattが11日、自身のブログを更新し、お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳との2ショットを公開した。Mattは「収録にて」と題してブログを更新。「お仕事で素敵な方々と出会うなにより、“会いたかった”と思われることは とっても嬉しいことなのです!」と書き出し、「やっと会えましたね、淳さん!」と田村との2ショットを掲載した。互いのInstagramをフォローし合う仲の2人。Mattは田村について「お会いしたことなかったけどなぜかフォローしてくださりとても嬉しかった」「淳さんのレギュラーラジオ番組でも“Matt来てくれるかなぁ”とおっしゃってたみたいで、それも周りの人から聞いて知りました」とつづり、「今回やっと番組で一緒になり会うことができました」と報告した。そして、「僕はもう昔から知ってますし 番組もよく見てました!でもまさか僕に 興味があるとは思わなかったのでとてもびっくりしましたし“やっと会えたー!”と 言ってくださったのもとっても嬉しかった」と喜び、「会いたいと思われる存在でい続ける為にこれからも頑張りたいと思います」と締めくくった。
2019年07月11日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が、29日に放送された文化放送『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(毎週土曜 13:00~)に出演し、詐欺グループのイベントに事務所を通さずに仕事をした“闇営業”問題で、謹慎処分となった相方・田村亮らについて、言及した。淳は番組冒頭、「ウチの相方・田村亮さんのことで、世間をお騒がせし、ファンの方やスタッフの方には心配をお掛けして、本当に申し訳ないなと思っております」と謝罪した。「いろんなところから『お前はあんまりしゃべるな』って言われている」と明かしたが、「ただ、こういう番組をやっていて、自分のことに関してしゃべらないっていうのはいかがなものかと思うから。僕なりに今、亮の相方として、闇営業問題について僕が思っていることをちょっと話したいなって思う」とした。「反社会勢力のパーティーに行っていた人たちの謝罪文を見て、僕がちょっと感じたことなんですけど」と切り出し、「どこに対して謝っているのかっていうのが、僕はまだきちんと見えてなくて。反社会勢力が悪いことをして稼いだお金から、ギャラが支払われていて、そこには被害者の方がいるわけじゃないですか。その被害者の方に対して、謝罪がないっていうことに、僕はすごい違和感を覚えて。それがないのに、何をもって反省なんだろう?」と話した。続けて、「反社会勢力から支払われたギャラをもらったにも関わらず、保身のために『もらってない』ってウソをついたことを、謝罪しないといけないわけじゃないですか。それがきちんとされてないから、なんか腑に落ちないなって思ったんですよ」と心境を語った。また淳は、「ウソを発信したのは、宮迫(博之)さんと亮だけ」と言い、「『ギャラもらってない』ってウソをついてる人と、何にも言ってない人を分けてあげないと、同じ裁きを受けていることが、なんかこう腑に落ちない」と持論を述べた。「もらったことを認めたわけですから、お金をどういうふうに返金するとか。また、もらったままだとしたら、税処理はどうしているのかっていうのをまだ明言されてないんで。僕はまだ、『反省する、反省する』とは言っているけど、反省のスタートラインにも立ってないなっていう印象ですね」と指摘した。そして、「『相方なんだから、亮のことを守れよ』ってすごい言われるんですけど、僕は守りたいからこそちゃんと正直に全部言って欲しいなって思うし、ちゃんと反省するって文書で書いてるんだったら、反省して欲しいから。反省するってことは、何をどう反省するかっていうのをきちんとお伝えしないと、世間の皆様は納得してくれないなと思う」と思いを語っていた。
2019年06月30日吉永小百合が主演し、共演に天海祐希を迎え、新たな感動の物語を描く映画『最高の人生の見つけ方』。この度、本作初の映像となる特報とティザーポスタービジュアルが到着した。今回到着した特報映像では、吉永さん演じる“大真面目な主婦”幸枝と、天海さん演じる“大金持ちの女社長”マ子の2人が、“少女のやりたいことリスト”からスカイダイビングに挑戦するシーンが切り取られている。しかし決意したものの、直前になって怖くなってしまった幸枝に「言い出しっぺなんだから、ちゃんとやんなさい!」という強めに返すマ子の姿や、2人がカメラを覗き込み笑顔を見せるシーン、マ子の秘書・高田学役のムロツヨシの姿も確認することができる。併せて公開されたティザーポスタービジュアルでは、吉永さんに天海さんが寄り添い、微笑みながら遠くを見つめる表情が印象的だ。「あなたのせいで、残りの人生楽しくなるなんて」というキャッチコピーが意味するメッセージ。それはぜひ劇場で確かめてみて。『最高の人生の見つけ方』は10月11日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年10月11日より全国にて公開©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年05月09日吉永小百合と天海祐希が出演する映画『最高の人生の見つけ方』に、前川清と満島ひかりの出演が決定。キャラクター写真も到着した。ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンが主演、余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した棺おけリストを携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー『最高の人生の見つけ方』を原案に、設定を女性2人として新たに生まれ変わらせる本作。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。出会うはずのない2人が病院で出会い、余命宣告を受けた2人がたまたま手にした同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】を実行するというありえない決断をする――。今年歌手活動50周年を迎えた前川さんが演じるのは、主人公の主婦・北原幸枝(吉永さん)の夫・孝道。妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもゴロゴロしていてだらしない生活を送る人物。そして幸枝の娘・美春を、『悪人』『一命』『海辺の生と死』などに出演する実力派女優の満島さんが演じることが決定。美春は、女性誌で働くキャリアウーマンでしっかり者。幸枝から家のことをお願いされるものの、孝道たち家族の面倒は見られないと憤るという役どころだ。吉永さんとは映画では本作が初共演となった前川さんは「まさか映画で吉永さんの夫を演じる日がくるとは、夢にも思いませんでした」と驚き、また今回吉永さんからのご指名だったそうで、「本当に光栄なことです」と喜んだ。一方、吉永さんとは『北のカナリアたち』以来7年ぶり2回目の共演となる満島さんは、「ますます吉永小百合さんを好きになり、ますます前川清さんのファンになりました。おふたりの娘でいられた私は、幸せ者です」と撮影をふり返り、「上手に言えませんが、とても大切な日々でした。今までにない気持ちを、撮影現場でたくさん見つけた感じがしています」充実した撮影であったと話している。『最高の人生の見つけ方』は秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:最高の人生の見つけ方(2019) 2019年秋、全国にて公開予定©2019「最高の人生の見つけ方」製作委員会
2019年03月07日映画『最高の人生の見つけ方』が2019年10月11日(金)全国ロードショー。吉永小百合&天海祐希W主演本作は、ありえない出会いと予想外の行動から奇跡が起こるヒューマンドラマ。人生を家庭に捧げてきた“大真面目な主婦”と、人生を仕事に捧げてきた“大金持ちの女社長”の2人の女性を主人公に設定し、「人生を悔いなく楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない」というメッセージを、ハッピーに伝える。余命宣告を受けながらも残りの人生を生き抜く主人公の主婦・北原幸枝を演じるのは、吉永小百合。また、大金持ちの女社長・マ子を務めるのは、理想の上司にしたい芸能人ランキングで7年連続1位を記録している天海祐希だ。前川清&満島ひかりが吉永小百合の家族に歌手の前川清が、吉永小百合演じる北原幸枝の夫・孝道役を演じ、幸枝の娘・美春役を、『海辺の生と死』『愚行録』『悪人』など数々の作品に出演の実力派女優・満島ひかりが演じる。前川演じる孝道は、妻の幸枝が癌になったことも知らず、家事も任せっぱなし、家ではいつもだらしない生活を送る夫。また、満島演じる美春は、女性誌で働くしっかり者のキャリアウーマンで、幸枝から家のことをお願いされるものの、家族の面倒は見られないと憤る、という役どころだ。ムロツヨシ、憧れの秘書役にまた、天海祐希演じる女社長、剛田マ子の秘書・高田学役には映画『銀魂』シリーズ、『50回目のファーストキス』に出演のムロツヨシ。実は事務所に所属した時「一番好きな映画」「こんな役柄を演じられる俳優になりたい」と志したのが、アメリカ版『最高の人生の見つけ方』でショーン・ヘイズが演じた秘書トマス役だった。思い入れのある作品の憧れの役にムロツヨシがどのように挑むのか、注目が集まる。監督は、『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した犬童一心が務める。主題歌に竹内まりや主題歌「旅のつづき」を担当したのは、歌手・竹内まりや。本作の為に書き下ろしたという歌詞には、「残された時間をいかに生きるか?という問いかけへの私なりの小さな答えがこの 歌になりました。人生という旅が、誰にとっても素敵なものになるよう願いを込めて…。」と、竹内自身の想いが込められている。原案は2大アカデミー俳優主演作原案は、余命宣告を受けながらも、残りの人生を生きと笑顔で駆け抜けた主人公を描いた2007年公開の映画『最高の人生の見つけ方』。生涯最後の冒険旅行に出る2人の主人公を、ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンのアカデミー賞俳優が演じ、あらゆる世代の心に響く作品として大きな話題を集めた。あらすじ人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた<大真面目な主婦>と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた<大金持ちの女社長>。価値観が絶対的に違う、いわば出会うはずのない二人が病院で出会った。余命宣告を受けた二人は入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付く。いつのまにやりたいことがなくなってしまったのだろうか…?そんな二人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の【死ぬまでにやりたいことリスト】。二人はこのリストすべてを実行するというありえない決断をする。今までの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることで今まで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた二人には、ある奇跡が待っていた…。【詳細】映画『最高の人生の見つけ方』公開日:2019年10月11日(金)全国ロードショー監督:犬童一心出演:吉永小百合、天海祐希、ムロツヨシ、満島ひかり、前川清原案:「最高の人生の見つけ方」ジャスティン・ザッカム著
2019年01月20日ジャック・ニコルソン&モーガン・フリーマンの二大アカデミー俳優が主演を務めた2007年公開の『最高の人生の見つけ方』を原案に、新たに主演・吉永小百合、共演・天海祐希を迎えて日本で映画化。今秋に公開されることが決まった。『最高の人生の見つけ方』は、何もかも正反対な余命6か月の2人の男が、棺おけに入る前にやっておきたいことを記した“棺おけリスト”を携えて、生涯最後の冒険旅行に出るハートフル・ストーリー。残りわずかな人生を涙に暮れることなく、生き生きと笑顔で駆け抜けた主人公たち。彼らの生き方が映し出した「人生を悔いなく楽しく生きるのに、遅すぎることなど決してない」という希望に満ちたメッセージはあらゆる世代の心に響き、日本でも興行収入13.5億を超えるスマッシュヒットを記録した。■吉永小百合が大真面目な主婦に!「撮影現場で、胸が躍る毎日」それから12年、この感動の物語を原案に、平成から新しい元号に切り替わる2019年、2人の女性を新たな主人公にして日本で映画化。人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた“大真面目な主婦”・北原幸枝を演じるのは、日本を代表する国民的大女優、吉永小百合。余命宣告を受けながらも残りの人生を生き抜くという役柄に真摯に向き合っていく。本作『最高の人生の見つけ方』は吉永さんにとって121本目の映画出演作となる。吉永さんは、『カサブランカ』『インビクタス/負けざる者たち』など「深く心に残る映画を制作してきたワーナー・ブラザースの作品に初めて出演しています。大好きな天海さんと一緒に、思いっ切りスクリーンの中で飛び跳ねたい、生と死をしっかり受け止め、その中で新しい私を見つけたい」と語り、「撮影現場で、胸が躍る毎日です」とコメント。「世界中の方達にこの映画を観ていただけたら、どんなに幸せでしょう」と言葉に思いを込める。■天海祐希はリッチな女社長!「2人でロードムービーをやりたい」夢叶うまた、新入社員対象のアンケート調査で「理想の上司にしたい芸能人ランキング」7年連続1位を獲得している天海祐希が、吉永さん扮する幸枝とともに“やりたいことリスト”を実行していく大金持ちの女社長・マ子役に。2人は2001年公開『千年の恋ひかる源氏物語』以来、18年ぶり2度目の共演となる。「実は当時、次回作は2人でロードムービーをやりたいですね。と話していたんです」と天海さん。「それが叶い、しかも素晴らしい作品でご一緒できること大変光栄なことだと思っております。犬童監督に身を委ね、吉永さんを追いかけ、日々演じておりますが、夢のような現場です!」と喜びを語り、「きっと泣いたり笑ったり幸せな気持ちになって頂けると思います」と見どころをアピールする。さらに、メガホンをとるのは、『のぼうの城』で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞した犬童一心監督。「普通の主婦と大成功の実業家。まるっきり違う生き方をしてきた2人の女性が旅に出ます。自分の人生にまるごと『YES』と言うために。日本映画界のレジェンド、吉永小百合、演劇界の至宝、天海祐希。かつてない名コンビに助けられ、目指すは、楽しくワクワク、そして、グッとくるヒューマンエンターテイメント。是非、ご期待ください!」とコメントを寄せている。■あらすじ人生のほとんどを“家庭”に捧げてきた大真面目な主婦と、人生のほとんどを“仕事”に捧げてきた大金持ちの女社長。価値観が絶対的に違う、いわば出会うはずのない2人が病院で出会った。余命宣告を受けた2人は入院して初めて“自分の人生の虚しさ”に気付く。いつのまにやりたいことがなくなってしまったのだろうか…?そんな2人がたまたま手にした、同じ病院に入院する12歳の少女の“死ぬまでにやりたいことリスト”。2人はこのリスト全てを実行するというありえない決断をする。いままでの自分だったら絶対にやらないことも、自らの殻を破って初体験。そうすることでいままで気づかなかった“生きる楽しさ”と“幸せ”に出会えた2人には、ある奇跡が待っていた…。『最高の人生の見つけ方』は今秋、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年01月17日「40歳のときに雑誌の表紙に出るのはもうやめようって決めたんです。だけど今回は10代のころからお世話になってきた『女性自身』さんの60周年ですから」と、吉永小百合(73)。対談企画を提案したところ、吉永がその相手に希望したのが、’05年公開の主演映画『北の零年』で母子役として共演した石原さとみ(31)だった。なんと13年ぶりの再会という、ビッグ対談が実現!石原「小百合さんは、素晴らしい方との出会いで、女優として次の段階に進めたんですよね?」吉永「そうです。だから出会いって、すごく大事ですよね」石原「でもそういう出会いは、つかもうと思ってつかめるものじゃないですよね?」吉永「そうね。自然にそういう機会がめぐってくると思う」石原「自分でつかみにいったことはありますか?」吉永「『時雨の記』という映画は、原作を読んでいて。ほかのところでやるっていう噂があったんだけど、絶対私がやりたかったの。だから、テレビ会社に行ってお願いしてお金を出してもらったり、相手役も渡哲也さんにお願いしたりして、実現したことがあります。だけど、思ったような映画にならなかった(笑)。そういうものなのかもしれないですね。でも、後悔はしていません。あのときに一生懸命行動してよかったと思っています」石原「最近、友達の存在ってすごく大切なんだなって実感しているんです。この間も、小中高の同級生たちと韓国旅行に行ってきて。ずっとしゃべりっぱなしだったんですけど、仕事の話は一切出なくて。その時間がすごく幸せだって思ったんです。小百合さんは10代でデビューされたときといまで、お友達の存在は変わりましたか?」吉永「すごく素敵ね。私も、昨日ちょうど小学校のクラス会があったんです。93歳になる先生もいらしたりして。楽しかったですよ。一緒に山登りに行ったりスキーをやったりもするんだけど、芸能人としての私じゃない付き合いができるから、気楽にいられますよね。大学時代の女友達とも、毎年集まってご飯に行ったりしています。この業界の友達は、そんなに多くないんです。親しくしていたのは、樹木希林さん。最近は、ギタリストの村治佳織とときどき旅行に行ったりもします」石原「私も芸能界の友達は少なくて、ほとんどの友達が同級生です。一時期、テレビやラジオで話せるからって、名のある方とばかり会っていたときもあるんですが、私は何をやってるんだろう?って苦しくなってしまって」吉永「ええ、わかりますよ」石原「そんなとき、同級生たちと一緒にいるとすごく救われて。私にとって友情は財産なんです。そう心から思えるんですけど、小百合さんもそうなんですね」吉永「それは、とっても大事にしないといけないね。そういう友達がいるのは本当に素敵なことだから。やっぱり友達は財産ですね」石原「私、もしも、もう一度、小百合さんと共演させていただけるのなら、もちろん母子もやりたいんですけど、社長と部下の役を演じてみたいなって。小百合さんに罵倒されたい(笑)」吉永「ふふふ(笑)。おもしろいかもしれない!社長と部下でも、敵対してたりとかしてね。やり合ったりもするんだけど、最後は同じ方向を向くとか、そういうのもいいですね。ぜひ誰かに考えてもらいましょう(笑)」
2018年12月07日「40歳のときに雑誌の表紙に出るのはもうやめようって決めたんです。だけど今回は10代のころからお世話になってきた『女性自身』さんの60周年ですから」と、吉永小百合(73)。対談企画を提案したところ、吉永がその相手に希望したのが、’05年公開の主演映画『北の零年』で母子役として共演した石原さとみ(31)だった。なんと13年ぶりの再会という、ビッグ対談が実現!石原「私、もうすぐ32歳になるんです。『北の零年』の撮影のときも当時なりの悩みがありましたけど、いままた人生において、悩んでいるところがあって……。小百合さんは、32歳のころ、どのように過ごされてましたか?」吉永「私は28歳で結婚したので、それから4年くらいたったころですよね……。当時はそんなに、映画の仕事に没頭できているわけでもなくて。このままなんとなくやっていくのかなって漠然と悩んで、迷っていた時期です。でもそのあと、34~35歳のときに『動乱』という映画で、高倉健さんとご一緒して、1年かけて映画をつくって。ああこれが“本当の映画”なんだって思いました。その後『夢千代日記』というテレビドラマにも出合って、この世界でもう一度、地に足をつけて頑張ろうと思えたんですね」石原「それからは、ずっと思いや熱量は変わりませんか?」吉永「ううん、それからも、失敗して、落ち込んだりすることもありましたよ。それに私くらいの年になると、どうしても身体能力が衰えるから、いまだって、自分はどこまでやれるんだろうっていう悩みがあるのね。セリフをいつまでしゃべることができるだろうか、とかね。周りの人に迷惑をかけたくないから、体を鍛えたりもしているんですけど、今年初め、ちゃんと予防接種を受けていたのに、インフルエンザにかかってしまったの」石原「えー!」吉永「映画のキャンペーン中だったんですが、1週間休まなきゃいけなくなりました。みんなに迷惑をかけてすごく落ち込みましたよ。この秋も予防接種したんだけど、大丈夫かなって心配(笑)。だから、いま、さとみちゃんに、いろいろと悩みがあるのも、自然なこと。そこからまた、新しい道が拓けていくと思う」石原「『天国の駅HEAVEN STATION』について伺いたいんです(※’84年公開。戦後初の女性死刑執行者をモデルとし、吉永が汚れ役や過激なシーンに挑んだことが話題になった)。あれは、ああいう役をやるということが、しっかりわかったうえで引き受けられましたか?」吉永「モデルとなった実際の事件のことは、資料をもらって知っていて。ものすごい事件だし、なんというか“猛女”の役でしょ?こんなのできるんだろうかという戸惑いはあったんだけど、脚本を書かれるのが『夢千代日記』でご一緒した早坂暁さんだと聞いて。もうお任せしようと」石原「信頼できる方と一緒だったからってことなんですね……!」吉永「そうです。だからほかの方だったら難しかったかも。さとみちゃんも、ああいう役のオファーがあったりするんですか?」石原「やりたいんです」吉永「本当に?すごい!」石原「それは、ああいう役だけじゃなく……」吉永「いろんな役を?」石原「やりたいんですけど……。いま悩んでおります……」
2018年12月07日「40歳のときに雑誌の表紙に出るのはもうやめようって決めたんです。だけど今回は10代のころからお世話になってきた『女性自身』さんの60周年ですから」と、吉永小百合(73)。対談企画を提案したところ、吉永がその相手に希望したのが、’05年公開の主演映画『北の零年』で母子役として共演した石原さとみ(31)だった。なんと13年ぶりの再会という、ビッグ対談が実現!吉永「今年、さとみちゃんから届いた年賀状に“また母上と呼びたい”と書いてあったのが、印象的でした。ずっと会いたいと思っていたから、今日は本当にうれしいの」石原「私もずっとお会いしたくて。たぶん、’06年の日本アカデミー賞の授賞式でお会いしたのが最後で……」吉永「最近の活躍も、自分のことのように喜んでいますよ。少女だったさとみちゃんがどんどん大人になってきて、その成長ぶりがものすごくきれい!清潔で、だけどほのかな色気もあって。いつも素敵だなって思って見ています」石原「小百合さんに気にかけていただけているなんて、本当にうれしいです……」吉永「『北の零年』のとき、撮影の合間にいろいろ相談をしてくれたでしょ?大学に進むべきかどうかとか。まるで本当の娘のように感じていたんですよね」■当時のさとみちゃんが昔の自分と重なって……石原「私はデビューのころからずっと、小百合さんが憧れなんです。もともと両親が小百合さんの大ファンで、特に母は小百合さんと同い年で。当時からどのインタビューでもいつかお会いしたいと話していて。『北の零年』のお話をいただいたときは呆然としました」本誌「初対面は覚えていますか?」石原「『朝ドラ(’03年放送、石原主演の『てるてる家族』)見てます』って声をかけてくださったんです。しかも、小百合さんは共演者全員の作品をチェックして感想を伝えていて。子どもながらに、なんてすごい方なんだろうと、感じました」吉永「さとみちゃんはとにかく懸命に役に取り組んでいましたよね。乗馬のシーンもあって大変だったと思うんだけれど。でも、本番に強いから、いつもばっちりだった」石原「それは、小百合さんが何度も練習に付き合ってくださったからです。馬に乗っていると、同じ箇所が擦れてものすごく痛かったんですけど、それをお話ししたら馬具を一式プレゼントしてくださって。『こう使うと痛みが軽くなるから』と教えていただきました。覚えてらっしゃいますか?」吉永「ええ?そうでしたっけ?」石原「当時のマネージャーさんには、ふつうここまでしてくれる人はいないよ、って言われて」吉永「でもそれは、私も日活時代に先輩にやってもらったことですね。特に芦川いづみさんという素晴らしい先輩に、ファンデーションをいただいたり、おうちに呼んでいただいたり。15歳でこの世界に飛び込んで、どうしたらいいかわからない部分もあったんですけど、私は先輩のおかげで乗り切れて。10代のさとみちゃんが、そういう昔の自分と重なったのかもね」■忘れることのできない小百合さんの言葉石原「共演当時のことで鮮明に覚えていることがあるんです。ある役者さんが小百合さんとのシーンでずっとNGを出されていて。その方は小百合さんの大ファンで、手が震えていて。そのとき“母上”が『大丈夫ですよ、何回でもやりますから』と声をかけていたんです。それを見て、なんて優しい方だろう、と思いました。私も年齢を重ねて、年下の女優さんにファンだって言ってくれる方が現れて。彼女が緊張してセリフが出てこないことがあったんですが、『何回でもやるよ』って言えたんです。そのときに小百合さんの思い出がフラッシュバックして、うれしかったですね」本誌「吉永さんは、そのときのこと、覚えていますか?」吉永「いえ、覚えていない(笑)」石原「誰かが落ち込んでいるときに、相手の心に寄り添った的確な言葉で励ましてくださる、というか。その一言で、心が軽くなったり踏ん張れたりして、乗り越えられたあとにも『よかったね』と言ってあげられる。私も、そういう人になれたらいいなと思います」本誌「吉永さんには憧れの女性はいらっしゃるんでしょうか?」吉永「おこがましいかもしれないんですけど、私の憧れは皇后さまです。本当に素敵で、日本に暮らす私たちのことをいつも考えてくださって。お優しいけれど、いろいろなことをきちっと見てらっしゃる。ああいう方をお手本にしていきたいと思っていますね」
2018年12月06日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3日、東京・増上寺にてラジオ番組『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(文化放送/毎週土曜13:00~)の公開生放送を行った。12回目となる文化放送のイベント「浜松町グリーン・サウンドフェスタ -浜祭-」。同イベントに初めて出席した田村は、増上寺の大殿をバックに生放送をすることについて「こんな立派なところでラジオ出来るとは思ってもいなかったので、いつもより言葉を選んじゃいますよね」と笑顔で語った。番組冒頭には、同局の『伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛』(文化放送/毎週土曜15:00~)に出演する俳優の伊東四朗とタレントの吉田照美が登場。吉田から「伊東さんが淳さんが何でモテるのか不思議がっている」と指摘されると、田村は「僕、伊東さんみたいに変な趣味ないですから」と言い、踵の皮をビンに集める伊東の趣味をいじった。その後、タレントのはるな愛、同局の斉藤一美アナウンサーをゲストに加えて、特別企画「番組対抗リスナースカウトバトル」を実施。「ニュース原稿生読み対決」「年齢ピタリ当て対決」「大縄跳び対決」などが行われ、田村が客席まで訪れると、大きな歓声があがった。また同日には、田村が一口馬主として出資している馬・ウラカワノオトのデビュー戦が行われた。田村は10万円の単勝馬券を購入したものの、「見事、11頭中10番目という…デビュー戦惨敗しちゃったんですよね、ショックでした(笑)」と心境を明かしていた。
2018年11月04日俳優の志尊淳が16日、千葉・幕張メッセで開催された「Rakuten GirlsAward 2018 AUTUMN/WINTER」にシークレットゲストとして出演した。志尊は最初の「GUESS」ステージのトリで登場。サプライズ登場に黄色い歓声が沸き起こる中、クールな表情でランウェイを歩き、先端では両手を耳に添えて笑顔で歓声を求め、そして、歓声に手を振って応えた。同ステージでは、女優の吉岡里帆がトップバッターを務め、そのほか滝沢カレン、藤田ニコル、古川雄輝、瑛茉ジャスミン、横田真悠、飯豊まりえ、朝比奈彩、香川沙耶、丹保ふぶき、福士リナが出演し、ランウェイを彩った。「GirlsAward」は、2010年から年2回、「渋谷からアジアへ。そして世界へ。」をスローガンに開催している日本最大級のファッション&音楽イベント。18回目となる今回は幕張メッセにて、「Heart Warming」をテーマに人気モデルによるファッションショーやアーティストによるライブステージなどを開催し、心も体も温かくなる一日を届ける。撮影:蔦野裕
2018年09月16日インテリア雑貨ブランド「スワティー(SWATi)」は、イラストレーター飯田淳とコラボレーションしたオリジナルデザインのフレグランス「SWATi by JUN IIDA パフューム」を2018年8月3日(金)より渋谷ヒカリエ4Fスワティーストア、阪神梅田本店2Fシーズンギフト・雑貨マルシェコーナー、オフィシャルオンラインストアにて発売する。飯田淳は、エルメス(HERMÈS)のインビテーションやビジュアルブック、雑誌『GINZA』のロゴデザイン、さらに、雑誌『アン・アン』『クロワッサン』『旅』『coyote』などのイラストレーションを手掛ける、東京生まれのイラストレーター。 今回はスワティーとタッグを組み、香りのイメージにあわせて、一人の女性とその女性に沿う部屋のイラストを書き下ろし、香水のパッケージにあしらった。ラインナップは全6種類。ブランド名を名前に取り入れた「マイネームイズスワティー」は、レモンやペアの爽快なトップノートから始まり、ミュゲ、ジャスミン、フリージアのフローラルノート、ラストにかけては甘いムスクへと移り変わるボタニカルの香り。パッケージにはベレー帽を被ったブロンドヘアの女性と、ワインと洋ナシで食事の準備をする彼女の部屋の一コマが刻まれている。スパイスノートやブラックペッパーで苦味を足したフルーティノートの「フィジカルフラワー」のパッケージには、腕組みして凛と立つレッドヘアの女性と、野菜やスパイスが並んだキッチンを描いた。各々のイラストについて飯田は「あえて全く違う6人の女性を描きました。買う時に、自分を当てはめてみるのもおもしろいかもしれません。もう片面の部屋のイラストは、誰かがいるような空間、世界観を出して奥行きを演出しています。どちらのイラストも交互にみて、世界観を楽しんでほしいと思います。」とコメント。なお、香水購入者には先着で限定トートバックのプレゼントも用意されている。【詳細】スワティー×イラストレーター飯田淳「SWATi by JUN IIDA パフューム」100ml 6,480円(税込)発売日:2018年8月3日(金)※阪神梅田本店のみ8月4日(土)より発売取り扱い店舗:・渋谷ヒカリエ4Fスワティーストア住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1・阪神梅田本店2Fシーズンギフト・雑貨マルシェコーナー住所:・オフィシャルオンラインストア<ノベルティ>香水購入者には先着で限定トートバックをプレゼント。※香水1点につきトートバッグ1個、なくなり次第終了。
2018年08月06日お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳が7日、文化放送『ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB』(毎週土曜13:00~14:55)に生出演。今年4月に慶應大学法学部・通信教育課程に入学したことを報告し、「“慶応おじさん”として頑張りたい」などと語った。ロンドンブーツ1号2号の田村淳田村は「まだ入学しただけなんで、卒業しないと通信課程においてはしっかりとはおめでとうとは受け取れないなと思うんですが、とはいえ、青学落ちてからすぐに『どうしても今年から法学を学びたい』と思って、なんとか慶応大学法学部通信教育課程に拾っていただきました」と説明。「小論文が2つあるんです。青学で落ち続けて落ち慣れして、どうせダメだろうと思ったけど、チャンスがあるなら受けてみようと思って小論文を提出したんです」と受験を決めた思いを明かした。そして、「嫁から『慶応から手紙来てるよ』と電話があったんです。自分で直接見るの嫌だったから『空けて』っていったら、嫁が『ギャー』って。きつねにつままれたような。俺より喜んでました。その『ギャー』を聞いて、俺より苦しんでたんだなと思いました。子育て参加できなかったので」と合格を知った時の妻の様子を伝えた。続けて、「でもここからですからね。通信教育課程ですから。レポートを全て提出してテストで合格点にいかないと1単位もらえないんで、それの繰り返しですからね。なかなかね。試験日が決まってますからね、この日休みだ、この試験が受けられる、じゃあこのレポートを書こう、ですから、自分が学びたいものというよりは試験先行でレポートを書かなきゃいけないものを勉強しなくてはいけないので、そこがスロースターター気味になっちゃう」と語り、「吉本興業って、細かいスケジュールは1週間前にしか出してもらえないんですよ。でもそれも言い訳にできないんで自分で組み立てて試験受けられるところを見つけて勉強して、というの今のところチャレンジしています。でも4年じゃ無理ですよね。12年在籍できるんで12年の間に卒業をと思って4月から動いています」と長期計画を明かした。岩沙好幸弁護士から「淳さんも“慶応ボーイ”ですからね」と言われると、「“ボーイ”って年じゃないので“慶応おじさん”として頑張りたいと思います。でも卒業しないと名乗れないと思うんですよ」と田村。「全然名乗っちゃっていいとおもいますよ。三田の『ラーメン次郎』とか行って。そういうのもエンジョイしてもらいたいです」と言われると、「たしかに学生証が届いたときにはうれしかったですね。楽しみながら学んでいきたいと思います」と話した。さらに、「自分で体感しないと何でも気が済まないタイプで、『茨の道だ』とは周りの人にもだいぶ言われたんですがとにかくやってみたい。できる限り全力で向かおうと思うんですけど、自分でやってみないといろいろ言えないなと思って挑戦している最中なんです」と強い決意を語った。
2018年07月07日現在公開中の『北の桜守』(滝田洋二郎監督)で、映画主演作が120本という節目を迎えた吉永小百合さん(73)。この作品は、『北の零年』(’05年)、『北のカナリアたち』(’12年)に続き壮大な北海道を舞台に描かれる“北の三部作”の完結編でもある。 吉永さん演じる“江蓮てつ”は、出征した夫の形見のようにして庭の桜を守っていた。太平洋戦争末期には樺太から息子と共に北海道に引き揚げる。戦後は極貧の生活を送りながらもたくましく生きていく。息子役で堺雅人、その妻に篠原涼子、夫役で阿部寛らが共演している。 映画デビューして59年の吉永さん。’62年の『キューポラのある街』では史上最年少(18歳)でブルーリボン賞主演女優賞にも輝き、日本中に“サユリスト”を生んだ。テレビの大ヒットドラマを映画化した『夢千代日記(’85年)では、広島で胎内被爆した芸者のヒロインを演じた。これを機に、吉永さんのライフワークである原爆詩の朗読の活動が始まる。 それ以前にも原爆をテーマとした『愛と死の記録』(’66年)がある。試写で会社側から『被爆者のケロイドの描写が刺激的すぎる』などとカットを命じられた。それに対して吉永さんたち出演者やスタッフは、撮影所前の芝生で座り込みの抗議をしたという。 「当時から、作品に入り込むたちだったんですね。原爆の悲劇というのを、自分のことのように思いながら撮影にのぞんでいましたから。7年前の、原発事故後の福島に対する社会の反応に似た構図を感じましたね。最近は核兵器禁止条約等にも関心が高まっていますが、もっと語り合っていかなければいけないと思っています」(吉永さん・以下同) 青春時代から現在まで、女優として全身全霊をかけて演じてきた。吉永さんはその思いを、共演する若い俳優たちに、しっかり語り継いでいる。 「お母さん役を重ねることで、『母と暮せば』(’15年)でご一緒した嵐の二宮和也さん(34)、今作の堺さんと、どんどん息子が増えている感じです。もちろん、かわいい娘たちも。石原さとみさん(31)とは『北の零年』で、母娘役でご一緒しました。あのころは、まだ高校生で進路を悩んでいるような話も聞きましたが、いまは堂々とお仕事なさっているし、すっかり女性らしくなりましたね」 今年の石原の年賀状には、「また吉永さんを『母上!』と呼ぶような役をやりたいです」とあったそう。 「満島ひかりさん(32)は、『北のカナリアたち』で、あのサロベツ原野での撮影があって。短いシーンでしたが、事前に現地を見に行ったと聞きました。一つの役に全力投球することの大事さを、私も改めて感じました。若い方の成長を見守るのは本当にうれしいし、お話しする機会があれば必ず、『映画に出続けてくださいね』ということを申し上げています」 来年は映画デビュー60年。今後の抱負を尋ねたとき、思いがけない言葉が吉永さんの口からこぼれた。ほんの1年前には「引退」も頭をよぎっていたというのだ。 「実は、昨年2月に『北の桜守』の撮影が始まる前までは、半分くらいは次の120本という節目で女優のお仕事に幕を下ろそうかということも、考えていたんです。でも、実際に撮影が始まってみると、やっぱり映画の現場はとても楽しくて。それにこんなこともあったんです……」 昨年暮れ、『おとうと』(’11年)や『北の桜守』にも出演している笑福亭鶴瓶(66)の落語会でのこと。 「八千草薫さん(87)にお会いしたんですよ。20代のころに姉妹役で共演して以来です。50年近くたっても、ぜんぜん雰囲気が変わらなくて、かわいい。現役で映画にも出ていらっしゃる。ああ、こんなふうに年齢を重ねていけたらどんなにいいかしら、って思いました」 もう一つは、『夢千代日記』でも共演した樹木希林(75)とのこんな約束だった。 「樹木希林さんと、かねてから『八月の鯨』(’87年)のような映画で共演したいということを話しています。93歳と79歳の女優の共演が日本でも話題になったアメリカ映画ですね。実は去年の暮れにも、希林さんに『ねえ、やろうよ』ってハッパをかけられまして(笑)。まだテーマも決まっていませんが、希林さんもお体を大事にしてくださって、いつか、ご一緒したいと思っています」
2018年03月16日現在公開中の『北の桜守』(滝田洋二郎監督)で、映画主演作が120本という節目を迎えた吉永小百合さん(73)。この作品は、『北の零年』(’05年)、『北のカナリアたち』(’12年)に続き壮大な北海道を舞台に描かれる“北の三部作”の完結編でもある。 吉永さん演じる“江蓮てつ”は、出征した夫の形見のようにして庭の桜を守っていた。太平洋戦争末期には樺太から息子と共に北海道に引き揚げる。戦後は極貧の生活を送りながらもたくましく生きていく。息子役で堺雅人、その妻に篠原涼子、夫役で阿部寛らが共演している。 吉永さんが『北の桜守』に込めた亡き母と祖母への思いを語ってくれた。『北の零年』や『母べえ』(’08年)など、母親役を演じることも多い吉永さん。 「前作『母と暮せば』(’15年)は嵐の二宮和也さん(34)と共演しました。亡霊となって出てきた息子に、『母さん、だめじゃないか』と叱られるような、いわば、はかないお母さんでした。今度のてつは、息子がいじめられていたら『殴り返してやれ』ときっぱり言います。成長したあとも『一人で生きていきなさい』と、突き放す母親なのでその強さをしっかり演じたいと心がけました。私は実生活では母親にはなりませんでしたから、母親役を演じるときは、自分の母のことを思い出すこともあります。私の母親も、やっぱり強い人でした」(吉永さん・以下同) 東京都渋谷区に終戦の年の昭和20年(’45年)3月13日に生まれた吉永さん。直前には東京大空襲もあった大変な時代だったが、病弱な父に代わり、母・和枝さんが3姉妹を守り育ててくれたという。 「私は自宅で生まれましたが、東京大空襲の3日後ですから、ほとんど防空壕で生まれたようなもんじゃないかと。わが家の地域は5月の空襲のほうが激しかったそうですから、乳飲み子を抱えての苦労も相当なものだったはずです。母は次女の私をおぶって神奈川の農家まで行き、自分の着物と食べ物を交換していました。幼い子どもが一緒だと少し分けてもらいやすくなると、後年語っていました」 母親の和枝さんは才能豊かな女性で、もともとはピアニスト志望だった。しかし、父親から音楽学校入学を許されずに、夢を断念していた。 「だから余計に、ぜんぶ、娘の私のほうにいろんな期待がかかったということもあったんでしょうね。母は’05年に亡くなりましたが、まだ自分の中には整理がついていない部分もあります。うちの庭には、桜の木が1本あって、その下で妹とままごとをしたり。それを思うと、桜には不思議な縁を感じます」 そして、『北の桜守』にはこんなエピソードが。 「もう一つ、ご縁という話では、“てつ”というのは、私の母方の祖母の名前と同じです。てつという名前は、激しい性格が出せるんじゃないかと思って、私からこの役名を提案させていただきました。実際の祖母は映画のてつさんとは違い、やさしいおばあちゃんでした。祖父が議員をやったり会社も経営したりして、祖母は苦労していたようです。だから、あの役をやらせていただくのは、天国の祖母へのレクイエムにもなるとの思いもありましたね」
2018年03月16日現在公開中の『北の桜守』(滝田洋二郎監督)で、映画主演作が120本という節目を迎えた吉永小百合さん(73)。この作品は、『北の零年』(’05年)、『北のカナリアたち』(’12年)に続き壮大な北海道を舞台に描かれる“北の三部作”の完結編でもある。 吉永さん演じる“江蓮てつ”は、出征した夫の形見のようにして庭の桜を守っていた。太平洋戦争末期には樺太から息子と共に北海道に引き揚げる。戦後は極貧の生活を送りながらもたくましく生きていく。息子役で堺雅人、その妻に篠原涼子、夫役で阿部寛らが共演している。 映画デビューして59年。節目で支えてくれた“共演者”について、吉永さんは印象に残っているエピソードを語ってくれた。 ’62年の『キューポラのある街』では史上最年少(18歳)でブルーリボン賞主演女優賞にも輝き、日本中に“サユリスト”を生んだ。一方で、20代に入っても、清純派のイメージが消えずに、吉永さんは女優としての方向性に悩み、スランプに陥った。 このころに、共演したのが渥美清さんだった。 「私自身、女優として大人の表現を模索していた時期でした。同時に、テレビにもたくさん出るようになり、心身に疲れがたまっていたのでしょう。あるとき突然、声が出なくなってしまったんです。そんなときに、『男はつらいよ柴又慕情』(’72年)のお話をいただくんです。まず、あの渥美さん独特の淡々としたたたずまいに圧倒されて。そうしたら撮影の合間に、渥美さんがアフリカロケに行ったときの話をしてくださって」(吉永さん・以下同) 《夜空を見上げりゃ、満天の星が無数に瞬いていて、これが降ってくるようでねーー》 「例の名調子で語って、最後に『役者なんて、さだめのないものなんだよ』と。ポツリと、おっしゃったとき、ああ、いまの生活を変えなきゃと思うんです。で、当時、のちに夫となる男性とお付き合いしていたんですが、ちょうど『女性自身』さんに見つかって(笑)。それが逆によかったといいますか、もう結婚するしかないと、私から押しかけて、生活を変えることができました」 山田洋次監督(86)も「とらやに遊びにくるような気持ちで、セットに入ってください」と、温かく受け入れてくれたという。 「このとき感じたのですが、私、山田監督には予知能力があると思っているんです(笑)。というのも『柴又慕情』で演じたのが、当時の私と同じように思い悩んだのちに結婚する女性だったんです。監督に相談はしていませんから、本当に不思議な気持ちでマドンナを演じていました」 15歳年上のテレビ・プロデューサーの岡田太郎さんとの結婚は、渥美さんとの共演のちょうど1年後だった。女優として最もつらい時期を支えてくれた夫との結婚生活は、今年で45年目となる。 「夫は退職後、朝にはコーヒーを入れてくれたり。というのも、私、朝がぜんぜんダメなんですよ、寝坊で(笑)。夜も、彼が好きなワインに合わせた料理を作ってくれたり。結婚当初はお茶も入れない人でしたから、まさかこの年齢になって“主夫業”をやってもらえるとは、本当にありがたいですねえ(笑)」 “寅さん”との出会いや結婚を経て、再び映画への情熱を取り戻した吉永さん。やがて高倉健さんと『動乱』(’80年)で初共演する。 「最新作の『北の桜守』の舞台は北海道ですが、『動乱』でも、北海道ロケの思い出があります。サロベツ原野で、私が長襦袢一枚で雪原に倒れるシーン。昼休みには極寒に耐えられなくて、ロケバスに駆け込みました。ふと外を見ると高倉さんが一人、吹雪の中に立っていらして。二・二六事件の将校の役作りで、ご自分の気持ちを持続させるためだったんですね。この北海道での撮影の日々を通じて、高倉さんの映画作りにかけるストイックな姿勢を見せていただいたことは、その後の私の女優人生でも貴重な体験でした」 名優2人の演技は高い評価を得て、早くも2年後には『海峡』(’82年)で2度目の共演を果たした。 「たしか青森県の竜飛崎での撮影後に、結髪さんの部屋で茶話会みたいになって。すると、高倉さんは前のときとは打って変わって、とても冗舌におしゃべりされてたんですね。ですから、その流れで、高倉さんに『腹筋は1日に何回やれば、その体形を維持できますか』と尋ねたんです。そうしたら、『100回やれば、キープできますね』と。以来36年間、今日まで、私も腹筋100回を続けています。ただ最近は、トレーナーの指導を聞いて、十数回やったら30秒休むという、私なりのやり方に変わりましたが」
2018年03月16日女優の吉永小百合(72)が3月8日、『news every.』(日本テレビ系)に出演。女優として、今なお輝き続ける秘訣を語った。 この日、3月10日公開の映画『北の桜守』で共演した女優の篠原涼子(44)との対談インタビューで出演。今作で映画出演が120本目の吉永が今なお輝ける秘訣を聞かれると「とにかく健康で、元気で、画面に出てるってことが大事だと思って」と最近ジム通いをしていることを告白した。 「最近はやっぱりジムでバーベルを持ち上げたりとか、そういうことをやって、まだ25kgぐらいですけど……」と続けると、隣の篠原は「えっ!? 25kgって結構なものですよね……」と驚愕。「いいえ、全然それは初級なんですけどね」と吉永が断りを入れるも、「初級なんですか……」となお驚きを隠せない様子だった。 ちなみに、7歳男子の平均体重は24.1kg(平成29年度学校保健統計調査より)。小学校1年生の子どもほどもあるバーベルを72歳の吉永が持ち上げるとなれば、篠原が驚くのも無理はないだろう。 また今後やってみたいこととして「スポーツの数を増やしたい。テレビ見てたら空手がね、結構かっこいいんですよね。パンパーン!とね、やりたいなって…」と抱負を語った吉永。 篠原は「それ以上増やしちゃうんですか!」と、さらに驚きながらも、「いつも前を向いて、何かがないかしらっていつも思っている、そういう人間に私もなりたいです。全部同じことをやってみたいです。そしたら少し近づけるかなって(笑)。だから、1週間くらいまず一緒に住んでみたいです」と憧れの視線を向けていた。 挑戦し続けるその姿勢こそ、吉永が輝き続ける秘訣なのだろう。
2018年03月08日青山学院大学を受験したロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が3月3日、「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~」(AbemaSPECIAL)に出演。入試結果がすべて不合格だったと発表した。 前回までに全学部日程と、個別学部日程「社会情報学部A方式」と「経営学部A方式」の結果が不合格であると発表されていた。その後受験した「経営学部A方式」、大本命の「法学部B方式」についても、無念の不合格という結果だった。 結果をインターネットで確認した田村は「すぐには気持ちは建て直せないけれど、法律を学ぶことの道が閉ざされたわけじゃないから。いや、強がっているのか……」と複雑な心境を語った。 出演者からの“多くを犠牲にしてきた”という言葉には、「現役生のほうが……」と謙遜。「俺が仕事しながら受験しているのは自分の勝手なこと」と話し、番組プロデューサーには「感謝しかない。こんな機会をいただいて」とお礼を述べた。 敗因の科目は“英語”だと分析。再受験の可能性を視野に入れつつ、「日本史と現代文はこの状態をキープできると思う。あとは英語。受験が終わったあの日から単語帳は見続けている。(頭から)抜けていくのが嫌だから……」と、悔しさをにじませた。 田村は番組終了後にTwitterを更新。「法律を学びたい気持ちは変わらないので、浪人にして再チャレンジするか、大学ではない場所で学ぶか、よく考えてから行動に移したいと思います」と、今後の方針を明かしている。 法律を学びたい理由について田村は、『ハフィントンポスト日本版』の取材にて「ルールの逸脱が厳しく問われる時代だからこそ、どこまでがルールの範囲内で、どこからが逸脱なのか、それを分ける縁がどこかも知っておきたい」と話している。
2018年03月04日吉永小百合(72)が、3月6日に放送される「マツコの知らない世界」(TBS系)にゲスト出演。司会を務めるマツコ・デラックス(45)と吉永の共演は、今回が初めてとなる。 同番組ではマツコが、ある“世界”に人生を捧げたスペシャリストを招いてトークを繰り広げる。そして今回は「吉永小百合の世界」と題し、吉永自らが語り尽くす。 「(吉永と)お会いしないままでいたかった……」 収録まで、そう考えていたことを番組冒頭で告白したマツコ。しかし徐々に打ち解けていく中で、2人が見つめ合った瞬間に「忘れかけていた男の部分が……」と思わず本音を漏らしてしまう。 3月10日公開の「北の桜守」で映画出演120本の節目となる吉永。同番組では1年に16本もの映画に出演していた当時の多忙ぶりから、映画で図らずも奪われたファーストキスの話まで語るという。さらに人生を変えた結婚についてや妻としての思いも明かし、その内容は多岐に渡る。 収録後、同番組をみていることを告白した吉永。毎回特殊な世界の話を聞かされるマツコに「大変そう」と気遣いを見せた。 「私も、どんなことでもお話しするつもりでいたので、マツコさんにお会いできると思ったら昨日は緊張して眠れませんでした。いざお会いしたらとても優しい方で、今日は全てを委ねられたと思います」 マツコと吉永の共演はもちろんのこと、普段バラエティに出ることのない吉永の“素顔”が垣間見られる同番組。Twitterは“騒然”としている。 《わああすごい……!!必見だ……!!》《マツコの知らない世界吉永小百合出るの楽しみでしかない》《マツコ・デラックスさんと吉永小百合さんのツーショットめっちゃいいね》 マツコは「間違いなく今日、日本の頂点に触れた気がしました。おそらく小百合さん以上の方は、この番組にご登場いただけないと思うので最終回のつもりで臨みました」と収録後、興奮気味に明かしている。放送当日が楽しみだ。
2018年02月26日女優の吉永小百合(72)が2月20日、都内で行われた主演映画「北の桜守」(滝田洋二郎監督、3月10日公開)の舞台あいさつに出席した。 イベントの冒頭、吉永は18日に行われたスピードスケート女子500メートルで金メダルを取った小平奈緒(31)に言及。「正座して拝見しました。素晴らしかったです」と小平を称賛し、「(映画の)公開まであと18日、よし、私も頑張るぞという思いになりました」と自身を鼓舞した。 「吉永さんの取材をすると、原稿を書きやすいし見出しも立ちやすいんです。なぜなら毎回、その時々の話題のトピックを盛り込んだコメントをしてくれるからです。吉永さんご自身はイベント直前まで何を話せばいいか真剣に考え込んでいるらしく、その努力には頭が下がります」(イベントを取材した記者) 16年3月には転倒によって左手首橈骨を骨折していたにもかかわらず、都内で行われた「日本アカデミー賞」の授賞式にギプスをして出席。同イベントで司会を務めていた西田敏行(70)が頸椎を亜脱臼したことを公表済みだったことを引き合いに、「西やんも首を痛めていらっしゃるので、私も一緒に痛みを分かち合おうと思って……。滑って転んで手首を骨折してしまいまして、ごめんなさい」と冗談交じりに謝罪。翌日、各メディアで大々的に報じられた。 「演技は当たり前ですが、“コメント力”も超一流。人柄はもちろんのこと、そうした細やかな気配りがみんなから愛されているんです」(芸能デスク) 今後も、その言動が大いに注目されそうだ。
2018年02月22日3月10日公開の映画『北の桜守』の公開記念イベントが20日、東京・丸の内TOEIで行われ、主演の吉永小百合をはじめ、子役の土屋慶太、三谷麟太郎、大竹悠義、山崎光が出席した。吉永小百合120本目の出演作となる本作は、『北の零年』(2005年)、『北のカナリアたち』(2012年)に続く、"北の三部作"最終章となる一大巨編。北海道を舞台に、戦中から戦後という激動の時代を懸命に生き抜いた親子の物語を描く。公開まで3週間を切ったこの日は、主演の吉永小百合が登壇して公開記念イベントを実施。本作の宣伝活動は既にスタートしており、1月半ばには広島、福山、姫路を佐藤浩市とまわったそうで「夜のお食事をご一緒させていただき、三國連太郎さんのお話を懐かしそうにしてくださいました。息子さんも俳優におなりになり、そうやって俳優の道を受け継いでいくのは素敵だなとしみじみ思いました」とコメント。また、直近では息子役の堺雅人と大阪での宣伝活動で一緒だったといい、「堺さんは本当に真面目で秀才。一緒にテレビに出演してもきちんとお答えになりました。でも堅苦しいお方ではないので、とても楽しい思いをしました」と満足げだった。その吉永は、劇中で祖母と同じ名前でもある"てつ"を熱演。「私が18~19歳の時に祖母と一緒に住んでいて、いつも美味しいオニギリを作って私を撮影に送り出してくれました。とても優しい祖母で、この映画の私の役は逞しい役ですが、私のおばあちゃんはどちらかというと優しすぎて旦那さんに翻ろうされた可哀想な一生だったと思います」と明かしつつ、「そのおばあちゃんのことを思い出して、てつを演じさせてもらいました。きっと天国から見てくれているのかもしれませんね」と笑顔を見せた。イベント中には、吉永がこれまで出演した過去の作品についても言及。1980年に公開され、高倉健さんと初めて共演した『動乱』の話題となり、「稚内の近くにあるサロベツ原野で3月初めに撮影し、高倉健さんと初めて共演しました。高倉さんは『八甲田山』の後の撮影で、寒いところも平気で陸軍将校の格好をして立っていました。私はお昼にバスの中でカレーなどを食べていましたが、高倉さんは外で食べていらっしゃいました。今も思い出しますね」と懐かしそうに振り返っていた。映画『北の桜守』は、3月10日より全国公開。
2018年02月21日青山学院大学の合格を目指しているロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)。その「全学部日程」の入試結果が2月17日、「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線~学歴リベンジ~」(AbemaSPECIAL)で明かされた。 これまでの人生で一度も勉強をしてこなかったことが、自身にとって唯一のコンプレックスだという田村。それを克服すべく、たった100日で憧れの青山学院大学に合格することを目指している。 放送現場には田村の合否を見守るべく、多数のゲストが集まった。その中には、相方の田村亮(46)やAbemaTVを立ち上げたサイバーエージェントの藤田晋社長(44)の姿も。彼らの存在を知らなかった田村は驚きつつ、恥ずかし気に「こんなに賑やかに見たくないなぁ」と漏らした。 田村は結果発表の直前に「今まで勉強してきたことは当日全部ぶつけられた」と手応えを明したものの、「やっぱり英語なの。一番配点が高いから。すごい頑張ったんだけど」と語った。 田村は学生時代から英語が苦手という。しかし受験直前に行われた最後の模試では150点中86点と、これまでの中で1番良い結果を残していた。入試直後に更新した自身のTwitterでも「英語もはじめて時間内に解き終えて、見直す時間が取れました!」と報告していたが、結果は――。 「田村淳、青山学院大学の受験の結果……不合格です」 パソコン画面を確認し、田村はうな垂れた。「そんな簡単に入れる大学じゃないね…」と悔しさを滲ませた。 そんな田村の様子を見て、相方の亮は勇気づけた。 「淳は失敗した後の方が気持ちが強い。ここから気持ちが切り替わることさえできれば、(合格)できるのかなと思っている」 続けて、「俺らが手伝えることがあったら手伝う」と今後も協力することを約束した。 「全学部日程」による結果は不合格となってしまったが、「個別学部日程」が残されている。田村は「次のために走り出します」と語り、次なるチャンスに気持ちを切り替えたようだった。
2018年02月18日吉永小百合(72)が大阪市内で行われた映画「北の桜守」の取材会に2月15日、共演の堺雅人(44)と共に出席した。 今作は05年の「北の零年」、12年の「北のカナリアたち」に続く“北の三部作”完結編。北海道を舞台に壮大な人間模様を描いており、吉永と堺は親子役を演じている。 「堺さんにはとても嫌われてしまって……」 吉永から意外な一言が飛び出した。そして、こう続けた。 「(堺の)ご出身が宮崎で、私の父は鹿児島。『なんで“南の三部作”じゃないんですか』と言われました」 吉永から北海道ロケにクレームをつけたことを暴露された堺。しかし慌てて訂正する姿からも、仲睦まじい現場の雰囲気がうかがえた。 実はこの2人、11年のアニメ「手塚治虫のブッダ-赤い砂漠よ!美しく-」でも親子役を演じていた。当時堺は吉永の演技を「心に染み入るような芝居」と表現。また吉永も「お母さん冥利に尽きる」と“母”になりきり、寄せていた。 3日、ロケ地である稚内にて開かれた「北の桜守」先行上映会でも吉永はロケを振り返り、堺がウニをたくさん食べていたことを嬉しそうに明かしていた。スクリーンの中でも外でも、2人は“親子”のようだが――。 「途中から母親なのか恋人なのか分からなくなることもあって、この関係性には名前をつけなくてもいいんじゃないかと」 1月の舞台挨拶で、堺はこう語っている。これからも“親子”以上の仲睦まじい共演に期待したい!
2018年02月16日お笑いコンビ、ロンドンブーツ1号2号の田村淳(44)が1月13日、センター試験を受験したことを自身のTwitterで報告した。 田村は昨年9月青山学院大学受験を表明しており、2月の本試験を前にセンター試験を受験。 Twitterで、「センター試験終わりました!はじめての試験会場に困惑、緊張…」と感想を述べ「出来るだけ他の受験生に迷惑をかけないように、気づかれないよう息をひそめながら受験しました!僕に気づいたのは試験官だけだと思う。たぶん…」と報告した。 さらに、田村は試験終了後インターネットテレビ局AbemaTVの番組「偏差値32の田村淳が100日で青学一直線」に生出演し、「収録でもあんまり緊張しないんだけど、すごい緊張が高まって、めっちゃお腹が痛くなった」と感想を述べた。また、試験での時間配分について「日本史は大丈夫だったけど、英語がまったく足りなかった」と明かした。 これに対しファンは「いくつになってもどんな環境でも頑張り続ける姿勢、尊敬します。努力が報われますように!」「勉強だけじゃないですもんね仕事しながら努力されてる姿に関心と応援してます!」「お疲れ様でした。いい大人ががむしゃらに勉強するのかっこいいです」「とりあえずセンター試験お疲れさまでした。人に見つからないように努力しないといけないのも神経使うし大変でしたね。そういう意味では他の受験生よりも大変だったかも。次は2月!まだまだ頑張ってください」などの反応を見せている。
2018年01月14日“北の三部作”最終章を飾る一大巨編『北の桜守』の公開を記念して、「映画女優 吉永小百合」と銘打ち、吉永小百合出演の過去の名作を2月17日(土)より一挙上映することが分かった。吉永さんは1959年の映画初出演以来、数々の作品に出演してきた唯一無二の映画女優。『北の零年』『北のカナリアたち』に続く“北の三部作”最終章である今作は、大戦末期から高度経済成長期という激動の時代を生き抜いたある“親子の物語”。厳しくも温かく息子を守る母・江蓮てつを好演した吉永さんは、自身120本目の映画出演作となった。そんな本作の公開を記念して、今回吉永さん出演の作品群から選りすぐりの6本を上映することが決定。ラインナップは以下の通り。■『動乱』第1部 海峡を渡る愛/第2部 雪降り止まず1980年公開の森谷司郎監督作『動乱』。2部構成で描かれ、高倉健と吉永さんが共演を果たしたほか、桜田淳子、志村喬、田村高廣らが出演している。■『天国の駅』1984年公開、出目昌伸監督作『天国の駅』。戦後初の女性死刑執行者をモデルに描き、吉永さんのほか、西田敏行、三浦友和、津川雅彦ら名優たちが出演する。■『長崎ぶらぶら節』2000年に公開された、「事件」シリーズや「あ・うん」の深町幸男監督作『長崎ぶらぶら節』。共演には高島礼子、原田知世、渡哲也らが名を連ね、主演の吉永さんは第24回日本アカデミー賞や第43回ブルーリボン賞なども受賞した。■『北の零年』『世界の中心で、愛をさけぶ』『ピンクとグレー』の行定勲が監督を務めた『北の零年』(2005年)。豊川悦司、石原さとみ、渡辺謙、柳葉敏郎、香川照之ら豪華キャストが集結している。■『北のカナリアたち』阪本順治が監督を務め、作家・湊かなえの「往復書簡」を原案とした2012年公開の『北のカナリアたち』。東映が創立60周年記念作品として製作され、吉永さんが主人公の小学校教師・川島はるを演じるほか、柴田恭兵や仲村トオル、里見浩太朗、森山未來、満島ひかりらが出演した。日本最北の地である利尻島・礼文島。20年前に一人の女性教師と生徒6人の間に起こった“ある転落事故”を軸に、双方の思いが複雑に絡み合いながら、当時明かされることのなかった謎と真実が、一つの衝撃的な結末を導き出す――。■『ふしぎな岬の物語』2014年に公開、吉永さんが『孤高のメス』『八日目の蝉』の成島出監督と共に初めて企画も手掛けた主演作。作家・森沢明夫の小説を基に映画化したもので、のどかな太陽と海に抱かれた岬村の先端に佇む「岬カフェ」を舞台に、店主の悦子とカフェに集う人々の温かいドラマを描き出し、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶らが共演。また本作は、第38回モントリオール世界映画祭で「エキュメニカル審査員賞」と「審査員特別大賞グランプリ」のW受賞という快挙を成し遂げた。のどかな太陽と海に抱かれて、時代に流されることなく、どこか懐かしさの漂う岬村。その岬の先端で、柏木悦子(吉永さん)は長年、小さなカフェを営んできた。悦子のいれる、とびきりおいしいコーヒーと、和やかな語らいを楽しみに、店に集う人々との交流を通して、当たり前すぎて忘れてしまいがちな、世の中の不思議や人と人との絆が、なめらかに紡ぎ出されていく――。名作揃いのラインナップで贈る「映画女優 吉永小百合」特集上映。上映劇場は、東映公式Webサイトにてチェックしてみて。「映画女優 吉永小百合」特集上映は2月17日(土)~3月9日(金)丸の内TOEIほか全国にて上映(※上映作品・日程は各劇場により異なる)。『北の桜守』は3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:北のカナリアたち 2012年11月3日より全国にて公開(C) 2012『北のカナリアたち』製作委員会
2018年01月13日女優の吉永小百合が1月4日(木)、都内で行われた主演作『北の桜守』の完成報告会見に出席した。日本映画界を代表する吉永さんにとって120本目の出演作。「よくここまでやってこられた」と感慨深げに語り、スタッフや共演者に対し、感謝を示した。■吉永小百合、『北の桜守』に強い手応え「大事な作品になった」戦中から戦後にかけ、極寒の北海道で懸命に生き抜いた母子の30年にわたる葛藤と軌跡を描く本作。『北の零年』(行定勲監督)、『北のカナリアたち』(阪本順治監督)に続き、北海道を舞台にそこで生きる人々を描いた“北の三部作”の最終章にあたる。北の大地で力強く生きる母親を演じた吉永さんは、「とても難しい役だった」と回想。それだけに、「皆さんに支えられ、大変な撮影を乗り切ることができた。いまはホッとしているし、大事な作品になったと思います」と強い手応えは十分だ。■息子役の堺雅人、吉永さんは「すてきな大先輩です!」完成報告会見には吉永さんをはじめ、共演する堺雅人、篠原涼子、岸部一徳、滝田洋二郎監督が出席。吉永さんと親子役で共演した堺さんは、「吉永さんのひたむきさ、何事にも一生懸命にぶつかる姿に感動しました。すてきな大先輩です!」と敬意を示し、「44歳になりましたが、まだまだ一生懸命さが足りないなと思う」と背筋を伸ばした。また、「すっと役に入り込めた」(吉永さん)、「そばにいるだけで幸せ」(堺さん)と共演をふり返った。■共演者が明かす“スター・吉永小百合”の意外な一面は?「吉永さんとご一緒できるなんて、夢にも思っていなかった」と感激するのは、篠原さん。「すごくスポーツがお好きで、プロ顔負けのアスリートぶりに驚かされました。私も触発されたので、何か始めようかなと思う」と吉永さんの意外な一面を明かすと、吉永さんは「じゃあ、同じジムに行って、一緒にプールで泳ぎたいですね」と早速“お誘い”していた。また、岸部さんは「吉永さんは“スター”ですけど、現場ではそういうことを一切出さず、役にしか見えない。俳優はこうあるべきだなと、いつも思う」と話していた。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月04日吉永小百合主演で贈る、北の三部作最終章『北の桜守』。すでに堺雅人、篠原涼子、阿部寛、佐藤浩市ら豪華俳優陣が集結している本作だが、この度本作をさらに盛り上げるキャストとして、安田顕、野間口徹が出演していることが分かった。本作は、終戦直後の北の大地で懸命に生きた母と子が、長年にわたる別離を経て、家族の記憶を巡る旅に出る物語。今回新たに発表された安田さんが演じるのは、堺さん扮する修二郎の同級生で、少年時代に修二郎をいじめていた過去がある杉本久。今作で共演シーンはないものの、吉永さんにとって120本目という作品に出演することを尋ねられると、「日本映画界の歴史を作られてきた方と、その方が主演される作品にこうして同じスクリーンに出させていただき、本当に光栄なことだなと思います」とコメント。そして、野間口さんは、修二郎が日本で開業したミネソタ24の社員で、社長である修二郎をサポートする木村学を演じる。また安田さんは、アメリカ帰りの修二郎を訪ねた際「What can I do for you?」と聞かれて戸惑うというシーンで、「ホッケ?ホッケがどうしたって?」という北海道人らしいアドリブで応戦。カット後にほかのキャストやスタッフを爆笑させていたという。そして野間口さんも、稚内での撮影では初夏の東京から移動してきたため油断したのか、寒空の北海道に短パン姿で現れ、堺さんにからかわれるなど、独特の空気感で現場を盛り上げていたようだ。2人のキャスティング理由についてプロデューサーは、「これまでの出演作を見ていて、それぞれの役のイメージにぴったりだなと思いましたし、実力派のお2人だったので、ぜひ、お願いできればと思いました。撮影を終えて、滝田洋二郎監督もお2人の演技を絶賛していました」と語っている。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年11月10日『おくりびと』の滝田洋二郎監督のもと、吉永小百合が主演を務める映画『北の桜守』。吉永さんにとって120本目の出演作となる本作から、“息子”役の堺雅人や、その妻役の篠原涼子、岸部一徳、笑福亭鶴瓶、阿部寛、佐藤浩市が姿を見せる本予告が公開された。構想7年、物語の舞台・北海道を中心にロケーションを敢行した本作は、7月12日に無事クランクアップを迎え、現在、鋭意編集作業中という。そしてこのたび、豪華キャストが勢揃いする予告編が完成。吉永さん演じる母・てつと、堺さん演じる息子・修二郎の親子の物語を中心に、さまざまな人間模様を映し出している。まずは終戦直後1945年の8月、ソ連軍の侵攻が起こる。江蓮てつは息子2人と共に南樺太を脱出し、決死の思いで北海道の網走へと辿り着いた。そんな満身創痍の親子を待ち受けるのは、意識を失うほどの厳しい寒さと飢餓。その中を懸命に生き抜いていく親子とともに、てつの夫・徳次郎役の阿部さん、そして、闇米屋として貧困にあえぐ江蓮親子に仕事を与える菅原信治役の佐藤さんの姿が見える。1971年、成長した次男の修二郎は米国で成功し、日本初のホットドックストアの日本社長として帰国。15年ぶりに網走を訪れた。そこには長男の姿はなく、1人、夫を待ち続けながら慎ましい生活を送る年老いたてつの姿があった。修二郎はてつを札幌へと連れ帰り、共に暮らし始めるが…。1人、網走に戻ろうとしたてつのために、修二郎は母と2人で、北海道の大地を巡る過去への道行を始める。満開の桜、母が「憶えてるよ」と語る古びた駅。「親子で旅行って、うらやましいですな」と声をかけるのは、居酒屋「たぬき」の主人を務める鶴瓶さん。だが、どこか堺さん演じる修二郎は、母を気にかけている様子だ。北へ、北へと記憶を辿る親子の旅。「思い出しちゃいけない!」息子が必死の思いで叫ぶ、禁断の記憶とは…?激動の時代、北の大地を懸命に生きた“親子の物語”に、心を奪われる映像となっている。『北の桜守』は2018年3月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年10月03日「いっぱい楽しんで、幸せ感を出さなければと思って、大切に演じています」 そう話すのは、女優・吉永小百合(72)。自身の映画出演120作目となる主演作品『北の桜守』(’18年3月10日公開)の撮影現場。『北の桜守』では、終戦直後に故郷の樺太をソ連の侵攻で奪われた女性とその息子たちが、激動の戦中・戦後を生き抜く姿が描かれる。 この日は本作で唯一といってもいい“幸せなシーン”とあって、吉永は撮影中も待ち時間も幸福感あふれる和やかな表情。夫役を演じる阿部寛(53)に“お姫様抱っこ”される場面では、軽々と抱き上げられていた。 「阿部さんに抱えていただいて幸せです」(吉永・以下同) 撮影地の北海道は、自身で「北海道オタク」と語るほど、好きな土地。『北の零年』(’05年)、『北のカナリアたち』(’12年)などを撮影したなじみ深さもある。 「日活時代の15歳のころ、撮影のために、初めて飛行機に乗ってやって来たのが北海道。そのころはホームシックで泣いていましたけどね(笑)」
2017年07月07日