元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみが酒気帯び運転とひき逃げの疑いで警視庁に逮捕されたことを受け7日、所属事務所が公式サイトを通じて謝罪した。サイトでは「吉澤ひとみの報道に関して」と題し、「平成30年9月6日18:00頃、弊社所属タレントの吉澤ひとみが逮捕されたことを確認致しました」と報告。現在報道されている内容等、全ての事実関係を確認中であります」とした。続けて、「このような事態となりましたことは誠に遺憾であり、この度の件でご迷惑をおかけしている全ての皆様に所属事務所として心よりお詫び申し上げます。また、日頃より吉澤ひとみを応援して下さっているファンの皆様にも、ご心配をおかけしている事を深くお詫び申し上げます」と謝罪し、「今後、詳細が分かり次第、厳正に対処してまいります」と記した。吉澤は6日午前7時ごろ、中野区東中野の路上で、酒に酔った状態で乗用車を運転し、自転車に乗った女性と衝突するもそのまま逃走。15分後に自ら通報したという。相手女性と付近を歩いていた男性が軽症を負ったと報じられている。吉澤は昨年9月にも車を運転中に衝突事故を起こしていた。
2018年09月07日元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみ容疑者(33)が出演した埼玉発地域ドラマ『越谷サイコー』(NHK)の放送が中止になったことが7日、わかった。同作は今年2月28日に放送され、今月24日の再放送を予定していた。吉澤は6日、自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反(ひき逃げ・酒気帯び運転)の疑いで逮捕。所属事務所は7日、公式サイトを通じて「このような事態となりましたことは誠に遺憾」として謝罪。「今後、詳細が分かり次第、厳正に対処してまいります」とコメントしていた。これを受け、NHKはドラマの公式サイトで「総合テレビ番組放送中止のお知らせ」と題し、「9月24日(月・休)午後5時から総合テレビで放送予定だった埼玉発地域ドラマ『越谷サイコー』の放送を中止することにしました。番組の出演者が逮捕されたことを受け、NHKとして総合的に判断しました」と報告した。NHKは日本各地の町の魅力を伝えるべく、地域発ドラマに力を入れてきた。その一環となる同作は、埼玉県越谷市を舞台に描かれるホームコメディ。住宅販売会社に務める加奈子を佐久間由衣が演じ、吉澤はその客で元キングオブコメディ・今野浩喜の妻・雅子役として出演した。佐久間由衣のスタッフもツイッターで、NHK発表のリンクと共に「お知らせです」とツイート。佐久間が単独主演を務めた初の作品でもあることから、ファンの間で「本当に本当に残念で仕方ない」「悔しくて仕方ない」「ショックです」といった落胆の声が広がっている。
2018年09月07日東京都内で酒気帯び運転してひき逃げし、自動車運転処罰法違反と道交法違反の疑いで警視庁中野署に逮捕された吉澤ひとみ容疑者(33)が8月6日の午後9時過ぎ、移送のため警視庁中野署から姿を現した。茶髪に白のワンピースを着た吉澤容疑者はうつむいたままミニバンに乗り込み、終始歯を食いしばっていた。現場の記者によると「『なんてことをしてしまったんだ……』というような絶望的な表情だった。モーニング娘。時代からのファンだったので手錠をかけられた姿を見て、ショックだった」という。吉澤容疑者は事故の2日前、ブログで長男(2)について「可愛すぎて死にそう」などと綴っていた。幸せな育児生活を送っていた彼女に何が起こったのか――。
2018年09月06日元モーニング娘。メンバーである吉澤ひとみ(33)が9月6日、酒に酔ってひき逃げをした疑いで逮捕された。各局の報道によると吉澤容疑者は同日午前7時ごろ、中野区の路上で酒に酔った状態で乗用車を運転。自転車に乗った女性に衝突したものの、逃走した疑いがもたれているという。同日のイベントに出席予定だったところ、急きょ欠席を発表していた吉澤容疑者。同じく元モーニング娘。メンバー・保田圭(37)が登壇したものの欠席の理由については知らされておらず、「申し訳ない。私もあまりよくわからない。ご迷惑をおかけしました」と代わりに頭を下げていたという。昨年9月にも衝突事故を起こしている吉澤容疑者。その際にブログでは「対向車に乗車されていた方、お仕事の関係者の方々には、ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。実は吉澤容疑者はモーニング娘。を卒業発表した直後、最愛の弟を交通事故で失くしている。ファンの間でもその“弟愛”はおなじみであったため、当時ファンはその心痛を慮っていた。それだけに今回の“飲酒ひき逃げ”についてTwitterでは《吉澤ひとみさんは弟を交通事故で亡くしてるのに、なんで飲酒運転なんてしたんだよ……》《弟が交通事故で亡くなってる経験をしているのに飲酒運転のうえ轢き逃げってどういう神経してるんだ。めちゃくちゃ悲しい》《人よりも交通事故については用心しないと。。。しかも飲酒運転とは。。。》といった悲しみのコメントが並んでいる。弟はいま、どういう気持ちで天国から姉を見ているだろうか――。
2018年09月06日元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみ(33)が、酒気帯び運転とひき逃げの疑いで警視庁に逮捕されたと、6日放送のフジテレビ系『プライムニュース イブニング』(毎週月~金曜16:50~)が報じた。同番組によると、吉澤は6日午前7時ごろ、中野区東中野の路上で、酒に酔った状態で乗用車を運転。自転車に乗った女性と衝突し、そのまま逃走した疑いが持たれている。女性は転倒し、付近を歩いていた男性にぶつかり、女性と男性が軽症を負ったという。吉澤は昨年9月29日にも車を運転中に衝突事故を起こし、10月5日にブログで「対向車に乗車されていた方、お仕事の関係者の方々には、ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます」と謝罪していた。
2018年09月06日香取慎吾主演、映画『凪待ち(なぎまち)』が2019年6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。主演は香取慎吾続編の製作も決定している『クソ野郎と美しき世界』などで俳優として活躍するだけでなく、カルティエ(Cartier)のブティックにアートを展示するなどアーティストとしての才能も発揮する香取慎吾。オリジナル脚本の映画『凪待ち』で香取が演じるのは、パートナーの女性とその娘と共に、彼女の故郷・石巻市で再出発を図る男・郁男。平穏に見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて取り返しのつかないことが起きてしまう―。人生につまづき落ちぶれた男が再生する姿を、香取がどのように演じるのか。香取は主演を務めるにあたり「今までぼくが演技したことのないような役と世界観で、この映画のこのストーリーの中に入れることがとても楽しみです。石巻の空気がこの映画の中に溢れおさまったら嬉しいです」とコメントしている。リリー・フランキー、西田尚美も参加香取演じる郁夫の恋人・亜弓役には、西田尚美が抜擢。映画『凪待ち』の登場キャラクターたちを“人間くさい”と表現する西田は、自身の亜弓という役柄を「私もどうしようもないダメ人間です」と表現している。また、亜弓の父・勝美役は『麻雀放浪記2020』の吉澤健が、亜弓の元亭主・村上役は『孤狼の血』『検察側の罪人』に出演する音尾琢真が担当する。また、郁夫を気に掛ける製氷工場の社員・小野寺役には『万引き家族』のリリー・フランキー。劇中で香取との共演シーンの多い、リリーは「慎吾ちゃんと共演できてよかった。すごく彼が色っぽかった。」とコメント。また自身に役柄については「難しかった点はいい人に見えなきゃいけない。いい人に見えすぎてもいけないというところでした。」と表現している。ヒロインには『くちびるに歌を』『散歩する侵略者』の恒松祐里が選ばれている。監督・白石和彌が描く「喪失と再生」メガホンを取るのは、『彼女がその名を知らない鳥たち』や、続編の公開も決定している『孤狼の血』などの話題作を世に送り出してきた白石和彌。香取との初タッグを待望していたという白石は、新たな香取の姿を描くべく、「喪失と再生」をテーマに映画を構想した。その構想を重厚な人間ドラマに昇華したのは、『クライマーズ・ハイ』『ふしぎな岬の物語』などを手掛けた脚本家・加藤正人。人の生きる強さや優しさに触れるような、魂を震わすストーリーを展開する。【詳細】映画『凪待ち』公開日:2019年6月28日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー主演:香取慎吾、恒松祐里、西田尚美、吉澤健、音尾琢真、リリー・フランキー監督:白石和彌脚本:加藤正人製作:キノシタ・マネージメント配給:キノフィルムズ宣伝:モボ・モガストーリー毎日をふらふらと無為に過ごしていた郁男は、恋人の亜弓とその娘・美波と共に彼女の故郷、石巻で再出発しよ うとする。少しずつ平穏を取り戻しつつあるかのように見えた暮らしだったが、小さな綻びが積み重なり、やがて 取り返しのつかないことが起きてしまう―。ある夜、亜弓から激しく罵られた郁男は、亜弓を車から下ろしてしま う。そのあと、亜弓は何者かに殺害された。恋人を殺された挙句、同僚からも疑われる郁男。次々と襲い掛かる絶 望的な状況を変えるために、郁男はギャンブルに手をだしてしまう。
2018年07月09日元モーニング娘。の吉澤ひとみ(32)が5日、自身のブログを更新。9月29日に乗用車を運転中、ワゴン車と衝突する事故を起こしたことを謝罪した。吉澤は「私事でお騒がせいたしまして、申し訳ございません」と謝罪し、「 一部報道にありましたとおり、先月29日、私が運転する自動車が対向車と衝突する事故を起こしました」と報告。「事故後、私は、そのまま現場に残り、駆けつけた警察官に対応しました。現在、警察が当時の状況を調べており、私もこれに最大限の協力をしています」と伝え、「対向車に乗車されていた方、お仕事の関係者の方々には、ご迷惑をおかけしました。心よりお詫び申し上げます」と重ねて謝罪した。報道によると、吉澤は9月29日午後8時ごろ、東京・板橋区で乗用車を運転中、交差点で右折しようとした際に、対向車線を直進してきたワゴン車と衝突。運転していた男性は軽傷、吉澤にけがはなかったという。
2017年10月06日先日、次男の1歳6ヶ月健診に行ってきました。長男はもうすぐ6歳のため、久しぶりの健診です。1人目のときは健診のたびに必ず一度は落ち込んだり、モヤモヤしていました。2人目になり分かったことも増え落ち込むことはなくなりましたが、やはりどうしても違和感が残るのです。子育て支援も経験したことから、健診で違和感を感じるその正体に気付きました。「ママへの信頼」が足りていない?健診に行くたび落ち込むのはなぜか…それは全体(保健師さんや会場作りなど)的に、ママへの信頼が足りないからではないでしょうか?筆者は元転勤族のため、3つの地方で健診を受けていますが、それはどこでも共通で感じました。ママの話から、「間違ったこと」「周囲と違うこと」を問題にしているような空気感が、悩みを相談したいママの口を閉じてしまっているのではないか…とも思います。そもそも育児は個人差の大きいもので、画一的に決められるものではありません。日々悩みながら子育てをしているママにとって「それは違う」と一刀両断されてしまっては、落ち込むのは当たり前。具体的にご紹介しましょう。アドバイスが「ちょっと違う…」次男は断乳していません。断乳・卒乳に関しては個人差ありますが、一度長男で断乳を試したものの違和感を感じ、長男は4歳で自然卒乳。WHOでは2歳まで母乳をあげることを推奨していますし、世界の卒乳平均は平均4.2歳。次男も自然卒乳でいくつもりです。ですが健診ではやはり、断乳を勧められました。「ぐずるたびにおっぱいは止めて」など一見アドバイス的なものをいくつかされたのですが、それが全て当てはまるかといえばちょっと違うのです。「こんな例もあって、それはどうかと思うのね」など保健師さんは懸命に話しているものの、聞いてる側からすると「それは私も違うと思うけれど、私も同じことをすると疑われているのでは…?」という気持ちに。「目の前にいるママへの信頼」よりも「ダメなママを是正しないと」という姿勢が優先されているように感じてしまいました。たとえ断乳を勧めるにしても、最初に「どういう時におっぱい飲ませてるの?」と聞いてほしい。最初に質問してママの話を傾聴しておけば、ママも安心して相談できますし、保健師さんも適切なアドバイスができるのではないかと思うのです。張り紙からの圧迫感健診では様々な張り紙が貼ってあったり、チラシも貰います。一例としてよく見かけるのが、『スマホに子守りをさせないで!』。職業柄か、表現が断定的なために「スマホに子守りをさせてるでしょ?絶対ダメだよ!!︎」という疑いと圧迫感を感じてしまいます。それがイヤで、続きを読むのをやめる人もいるようです。子育て支援の経験上、「ラクだから毎日2〜3時間はスマホを見せてまーす☆」というママは少数派。みんな「罪悪感を感じながら、迷いながら、それでもいっぱいいっぱいで」見せています。私も1人目のときは、できるだけスマホを見せたくありませんでした。しかし次男の産後2ヶ月目頃、毎日長男が幼稚園から帰ってくる夕方になると決まって、次男が激しい黄昏泣きを2時間以上…。のけ反りギャンギャン泣く次男をあやしながら、「あと1人大人がいてくれたら、長男に寂しい思いをさせないのに…。そうか、人がいなくなった代わりにテレビやスマホがあるのかな」と思いました。夫の帰りが遅く、『孤育て』状態の多い現代。今ではスマホを使う時があっても仕方ないと思います(子どもが執着するので適切にですが)。『スマホで育児もう一度考えてみませんか』などソフトな表現にすることで、ママの心の負担も軽くなるのではないでしょうか。信頼がないとママの心は開かない健診では違和感を感じましたが、ママが1番悩みを相談しやすいのもまた健診。ママの心を開き、相談してもらうためには、まずは保健師さんの対応や張り紙などにおいてもっとママを信頼してほしいと思うのです。確かに、育児を軽く見ているママもいるかもしれません。ですが真剣に子育てをしている大多数のママからすれば「すべてのママがそうではない」というのが本音。まずは目の前のママと向き合って、信頼してほしいと思います。信頼してもらえない人に、相談はできないのが人間ですから。ママにとって健診が、「ずっと悩んでたことを相談できて良かった」と思えるような場になることを願っています。ライター:メオトーク編集部
2016年09月29日元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみ(31)が14日、オフィシャルブログを更新。SMAP解散発表を受け「母と二人でショック…かなりショック!!」と心境をつづった。先月29日に第1子を出産した吉澤は、この日「搾乳」と題して投稿。母乳育児の苦労を伝えながら、「夜中、搾乳を終えて錦織君を応援していたら母からLINEが!!『SMAP解散』えぇぇぇぇぇぇ~~!(oロo)!!」と衝撃の瞬間を伝えた。吉澤は、母親がSMAPファンで、小学生の頃からSMAPのコンサートに毎年連れてもらっていたといい、「いつの間にか私もSMAPさん大好きになってましてね。。」と自らもすっかりとりこに。「今年の25周年LIVEも楽しみにしてたんですが…」と期待のコンサートが行われないことを気にかけていたようだ。この一報を聞いてショックを受けた吉澤。「旦那さんが慰めてくれましたょ…( ;∀;) 」とも報告している。
2016年08月14日元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみ(31)が12日、オフィシャルブログを通じ、先月29日に第1子男児を出産したことを発表した。吉澤は、「7月29日に元気な男の子を出産いたしました!!」と報告し、「産声を聞いた瞬間、嬉しくて涙が溢れ止まりませんでした」と感動の瞬間を回顧。「母子共に健康」で、「産まれてきてくれてありがとう」と愛息にメッセージを送る。「これからは家族3人。助け合い、可愛い私達の宝物に精一杯の愛情を注いであげたいと思います」と幸せいっぱい。「母としてスタートしたばかり」と気持ちを引き締め、「まだまだ未熟者ですが、皆様のご指導のもと成長していけたらと思います」と意気込みもつづる。そして、この日のブログを「出産まで支えてくれた家族、友人、先生に看護師さん。たくさんアドバイスをくれたOGメンバー。Blogを通し応援してくれた皆様。本当にありがとうございました」と結んだ。
2016年08月12日元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみ(31)が8日、オフィシャルブログを通じ、同日に38歳会社経営者との再婚を発表した元メンバー・加護亜依(28)を祝福した。吉澤は「かおりん、お誕生日~おめでとうです」と同じく元メンバー・飯田圭織(35)の誕生日にも触れながら、「加護ちゃんが結婚~~ニュース見てビックリ」と事前には知らされていなかった様子。「あいぼんお幸せに」と祝福のメッセージを送っている。一方の加護は、この吉澤の投稿を自身のブログで取り上げ、「嬉すぃ~ですなぁ」「よっすぃ~~ありがとう」と感謝。互いのコメント欄には「仲間っていいですね」「同期生愛に溢れていますね」「4期は…家族だもんね」といった同期の絆をたたえる声が寄せられている。
2016年08月09日長編ドキュメンタリー映画『健さん』が2016年8月20日(土)から全国公開される。2014年11月10日、俳優・高倉健が惜しくもこの世を去った。これまで『幸福の黄色いハンカチ』『鉄道員(ぽっぽや)』など邦画史上に残るヒット作に出演してきた名優は、スクリーンからにじみ出る圧倒的な存在感のみならず、彼の考える俳優のあり方や人生哲学によって、多くの人を惹きつけてきた。本作は生前に限られたインタビューしか受けなかった高倉健の素顔を明かす、初のドキュメンタリー映画。監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一だ。海外の名優、名匠のインタビューからは、映画そして日本の美学を紐解く。また、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史も辿っていく内容となっている。解禁された予告編では、ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、「ブラック・レイン」で共演したマイケル・ダグラ スが高倉健から多くを学んだと語る。またマーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったとコメント。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督なども登場するほか、高倉健の実妹、森敏子が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。【作品詳細】『健さん』公開日:2016年8月20日(土)全国公開監督:日比遊一エグゼクティブ・プロデューサー:李鳳宇出演者:マイケル・ダグラス/ポール・シュレイダー/ヤン・デ・ボン/ユ・オソン/チューリン/ジョン・ウー/マーティン・スコセッシ (50音順)阿部丈之・真子/石山希哲・英代/今津勝幸/梅宮辰夫/遠藤 努/老川祥一/川本三郎/佐々木隆之/澤島 忠/関根忠郎 立木義浩/中野良子/西村泰治/降旗康男/森 敏子/八名信夫/山下義明/山田洋次/中井貴一(語り)音楽:岩代太郎 / 写真提供:遠藤努 今津勝幸 立木義浩 操上和美 高梨豊 2016年/日本/95分/5.1ch/ビスタカラー・モノクロ 製作:ガーデングループ、レスぺ制作・配給:レスぺ / 宣伝協力:ブラウニー / 後援:読売新聞社(c)2016 Team "KEN SAN”
2016年08月08日日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の知られざる姿を、マーティン・スコセッシ監督やマイケル・ダグラスら、国内外20名以上の証言で綴る長編ドキュメンタリー映画『健さん』。このほど、その大スターの魂にふれ、力強さと温かみを感じさせる予告編が解禁となった。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健が逝った。1960年代に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた俳優。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし、我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか?生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?本作は、そんな疑問への答えを提示した、高倉健初のドキュメンタリー映画。 ニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一が手がけ、その輝かしいキャリアはもちろん、今日もなお活躍し続ける国内外のクリエイター陣の証言から、高倉健の魂とともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。解禁された予告編では、在りし日の健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督が、『ミッション:インポッシブル2』でトム・クルーズを撮影する際に健さんのスタイルを意識したことを明かせば、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスも健さんから多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、「高倉健は本物のアーティストであった」と評する。さらに、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督たちも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」――。そんな健さんの人生哲学が貴重な証言で綴られ、知られざるスターの姿が浮き彫りとなる予告編を、こちらから確かめてみて。『健さん』は8月20日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年06月24日この度、故・高倉健の長編ドキュメンタリー映画『健さん』のポスタービジュアルが完成。そして、本作が上海国際映画祭「2016上海・日本映画週間」に出品されることが決定した。2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。“最後の映画スター”高倉健、逝く――。1960年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた、「健さん!」。しかし我々は“健さん”を本当に知っているのだろうか? 生前に限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか?監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。そして『ブラック・レイン』で高倉さんと共演したマイケル・ダグラスが当時の思い出や撮影秘話を初披露し、またジョン・ウーら海外の名優、名匠が出演している。映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉さんの輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。そしてこの度、ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞受賞の『グッドフェローズ』や、『カジノ』、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などを手掛けるハリウッドの名匠マーティン・スコセッシ監督も出演することが決定。マーティン監督は、劇中で長年連絡を取り合いながらも、共に仕事をすることがかなわなかった無念や、高倉さんとの出会いなどの思い出を語り、偲ぶ姿が映し出されるようだ。このほど解禁されたのは、マイケル、ヤン・デ・ボン、山田洋次など、上段には在りし日の高倉さんゆかりの映画人、関係者の名前が綴られ、下段には過去に数々の高倉さんの肖像を世に発表し、話題を呼んだ福山小夜の絵が使用されているポスタービジュアル。そして本作のタイトル“健さん”という文字を書いたのは、日本を代表する書家であり、「旭日小綬章」を受章した中野北溟、デザインは長友啓典が手掛けた。高倉さんの力強さと温かみを感じさせると同時に、彼を偲び本作に出演する面々から、未だに高倉さんが我々の心の中で生き続け、胸を熱くさせていることに圧倒させられるビジュアルとなっている。なお本作は、「第19回上海国際映画祭」の正式イベントである「2016上海・日本映画週間」にて、本作の出品が決定。本作のほかにも、オープニング作品として『人生の約束』をはじめ、『暗殺教室』『HERO』『呪怨-ザファイナル‐』『図書館戦争 THE LAST MISSION』『ギャラクシー街道』『縁 The Bride of Izumo』と、魅力溢れる8作品が勢揃い。また、熊本で発生した地震の復興を願い、今回は熊本県をロケ地とした行定勲監督の『うくつしいひと』が特別上映される。そして、上海国際映画祭レッドカーペッド、日本映画週間オープニングセレモニーなどに当日、日比監督の参加も予定されている。『健さん』は8月20日(土)より公開にて公開。(cinemacafe.net)
2016年06月03日シンガーソングライター上北健が4月16日に東京・日本橋三井ホールにてワンマンライブ「上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌"」を開催。2015年12月末のツアー以来、4か月ぶりのワンマンコンサートに約700人のファンが会場に駆けつけた。【チケット情報はこちら】同公演のチケットは即日ソールドアウト、満員の熱気の中ライブはスタート。昨年リリースしたアルバム『SCOOP』の収録曲を中心に新曲も披露、MCで熊本へのエールも送りながら、映像演出も交えて全16曲を熱唱した。アンコールで登場した上北より、夏にミニアルバムのリリースと、全国ツアーを行うことが発表されると観客から大歓声が起こった。ツアーは「上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 2016」と題し、8月27日(土)大阪・梅田AKASOを皮切りに、初の仙台公演を含めた4都市の全国ワンマンツアーとなる。チケットの一般発売は7月16日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、オフィシャルHP先行を実施中。受付は5月1日(日)午後10時まで。取材・文:西山英治■上北健 HALL LIVE IN TOKYO "僕と君が、前を向くための歌”4月16日 日本橋三井ホールセットリスト1 ミスト2 クロス・ストリート3 泣いていたから4 Phototaxis5 本音の手紙6 アイニイキル※acoustic ver7 ゆらぎ8 上昇9 false color10 緑閃光11 DIARY12 ブルータウン13 空が繋いだ14 COMPASS15 フラワーパズル<アンコール>16 心根~心音※弾き語りver■上北健 1st mini-album “TIDE” Release TOUR 20168月27日(土)umeda AKASO(大阪府)9月4日(日)LIVE HOUSE enn 2nd(宮城県)9月10日(土)ボトムライン(愛知県)9月17日(土)草月ホール(東京都)
2016年04月22日2014年に亡くなった高倉健さんの俳優としての在り方に焦点を当てたドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定したことが11日、明らかになった。2016年春の完成を予定している本作には、『ウォール街』(88年)でアカデミー賞主演男優賞を受賞、製作を担当した『カッコーの巣の上で』(76年)ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞するなど、俳優業だけでなくプロデューサーとしても多くの実績を残すマイケル・ダグラスが登場。『ブラック・レイン』(89年)で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かす。また、高倉さん主演『君よ憤怒の河を渉れ』(76年)の西村寿行氏による同名原作の再映画化作『追捕 MANHUNT』でメガホンを取ることが発表されたジョン・ウーも出演を快諾。かねてより大ファンと公言していた高倉さんへの思いを語っている。このほか、当時『ブラック・レイン』の撮影監督を務め、キアヌ・リーヴス主演『スピード』シリーズやアンジェリーナ・ジョリー主演『トゥームレーダー2』でメガホンを取ったヤン・デ・ボン、高倉さんが出演した『ザ・ヤクザ』(74)やロバート・デ・ニーロ主演『タクシードライバー』(76年)の脚本を手がけてきたポール・シュレイダーら、世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにしていく。さらに、高倉さんの40年来の付き人である西村泰治氏が、プライベートのエピソードも紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見え、本作の見どころの一つとなっている。監督は、ニューヨークを拠点に活動しており、写真家としての作品が世界の著名なコレクションに収蔵されている日比遊一。高倉さんが遺した言葉や作品を通して、国際的な視点から、映画や日本人の美学をひもといていく。「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのもの」と話す日比監督。「健さんファンに見ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』との忘れられない出会いになることを、心から願っております」と希望を口にした。
2016年04月12日2014年11月に亡くなった映画俳優・高倉健に迫る長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が発表になった。写真家・映画監督の日比遊一がメガホンを執り、マイケル・ダグラスやジョン・ウーらのインタビューを通し、日本が生んだ稀代の映画俳優の知られざる姿を浮き彫りにする。その他の写真『健さん』は、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉健の俳優としての在り方に焦点を当てた記録映画で、ダグラスは『ブラック・レイン』で共演した当時の思い出や撮影秘話を初めて明かし、大の高倉健ファンを公言し、『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作を再映画化する『追捕 MANHUNT』(香港=中国合作・邦題未定)を監督するジョン・ウーは、健さんへの思いを存分に語っているという。そのほか、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、高倉健が出演したハリウッド映画『ザ・ヤクザ』で脚本を担当したポール・シュレイダー、そして40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉健の貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介する。日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、“健さん”を知らない若い世代の人たちにとっても“映画俳優、高倉健”との忘れられない出会いになることを、心から願っております」とコメントを寄せており、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいてはアジアの美学を紐解いていくドキュメンタリー映画になるという。『健さん』2016年全国公開
2016年04月12日日本を代表する映画俳優・高倉健が逝去して、早くも1年が経った。この度、高倉さんの知られざる姿を描く、高倉健長編ドキュメンタリー映画『健さん』の製作が決定。現在快調に製作が進んでおり、今年春の完成を予定していることが明らかになった。『鉄道員(ぽっぽや)』<a href="">『あなたへ』</a>など邦画史上に残るヒット作に出演し、享年83歳でこの世を去った高倉さん。 いまもなお映画の追悼上映や、旧交を深めた人々による回想が絶えることなく続き、改めて高倉さんが遺したものの偉大さは計り知れない。ニューヨークを拠点とし写真家としての作品は世界各国の著名なコレクションにも収蔵されている日比遊一が監督を務める本作では、高倉さんが遺した言葉や作品を通して、インターナショナルな視点から、映画の美学、日本人の美学、ひいては、アジアの美学を紐解いていくという。日本映画のみならず、外国映画にも積極的に出演し続けた高倉さんの俳優としての在り方に焦点を当てる本作には、『ウォール街』でアカデミー賞主演男優賞を受賞、『カッコーの巣の上で』ではアカデミー賞作品賞を含む主要5部門を受賞し、プロデューサーとしても多くの実績を残すハリウッドの名優マイケル・ダグラスも出演。『ブラック・レイン』で高倉さんと共演した当時の思い出や撮影秘話を、初めて明かすという。さらに、高倉さんが主演した『君よ憤怒の河を渉れ』の西村寿行による同名原作の再映画化である『追捕 MANHUNT』(香港 =中国合作・邦題未定)を監督することが発表された世界的名匠・ジョン・ウーは、かねてより大の高倉健ファンを公言しており、本作への出演も快諾。その思いを存分に語っている。そのほかにも、『ブラック・レイン』の撮影監督を務めたヤン・デ・ボンや、『ザ・ヤクザ』で脚本を担当し、数々の作品の監督でも知られるポール・シュレイダーなど、高倉さんを知る世界の名優・監督陣のインタビューを通じ、新たな「高倉健像」を浮き彫りにする。さらに本作では、40年来の付き人である西村泰治氏が、高倉さんの貴重なプライベートのエピソードの数々を紹介。中でも、西村氏の息子の結婚式に高倉さんが内緒で出席し、祝辞を述べる場面は、高倉さんの人としての優しさが垣間見える本作の見どころのひとつとなるようだ。この度の製作決定にあたり、日比監督は「高倉健さんという一人の人間の在り方は、どんなに時代が変わっても日本人として忘れてはならない矜持そのものだと思います。健さんファンに観ていただきたいのはもちろん、『健さん』を知らない若い世代の人たちにとっても『映画俳優、高倉健』と忘れられない出会いになること、心から願っております」とコメントを寄せた。世界の名優&名匠によって初めて明かされる “健さん”の知られざる姿。 いまもなお多くの人の心に残る高倉さんの偉大さを、本作を通して改めて感じることができそうだ。『健さん』は2016年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:あなたへ 2012年8月25日より全国東宝系にて公開(C) 2012「あなたへ」製作委員会
2016年04月12日2010年にアマチュアミュージシャンの登竜門ともいえる「Music Revolution」でグランプリとオーディエンス賞をダブル受賞し、メジャーデビューの切符を手に入れたシンガーソングライター・吉澤嘉代子さん。その吉澤さんの3枚目のミニアルバムが『秘密公園』です。今作には全6曲を収録、すべてラブソングというコンセプトアルバムとなっています。『綺麗』ではある一夜の「綺麗」を切り取ってほしいと願い、吉澤さんの幼なじみの名前だという『ユキカ』は初恋がテーマとなっています。そして、『運命の人』では手に入れたものを失う恐さを描き、『キスは焦らず』ではダイアナ・ロスの名曲『恋はあせらず』を意識し、『必殺サイボーグ』でナンセンスストーリーを展開、ラストの『真珠』では孤独をモチーフにした恋愛模様を綴っています。このように6種類のラブソングを描き切った吉澤さん。その心に染み渡る個性的な歌声とともに、共感性の高い作品が完成しました。リリース情報:『秘密公園/吉澤嘉代子』(2015.10.7発売/¥1667(tax out)/CRCP40432)※初回限定盤(¥2963(tax out)/KICS93205-6/2CD+DVD付)も同時発売※ツアー情報/「吉澤嘉代子 秘密ツアー ~8都市をめぐる秘密公演~」2015年11月27日~2015年12月20日(8公演)
2015年10月14日日本サイクリング協会(以下、JCA)は7月31日、「JCAサイクリング親善大使を囲む会議」を開催し、元モーニング娘。で現在女優やタレントして活躍している吉澤ひとみさんをJCAサイクリング親善大使に任命した。JCAは自転車を電車、自動車に継ぐ第三の交通インフラとすべく、安全・安心の自転車活用を推進している。同協会が毎年9月に開催している「東京シティサイクリング」は「バイクニューヨーク」と姉妹提携をしたこともあり、15周年を機に「バイク東京ライド2015」と改名した。今回、吉澤さんは自転車活用のシンボルとして「JCAサイクリング親善大使」に就任し、「バイク東京ライド2015」を手始めに活動していくという。親善大使に任命されたことに対して吉澤さんは、「自分自身もロードバイクは大好きなスポーツなので、非常にうれしいですし、大使として魅力をもっと伝えていけたらと思います。ロードバイクに乗っている女性がまだまだ少ないので、もっともっとファンを増やしていきたいです。シェイプアップにもつながり、美容にも良いですし、何より普段見られない景色を楽しみながらのライドは最高です」とコメントしている。9月20日に開催する「バイク東京ライド2015」には、都内を巡る約45kmのツーリングで、吉澤さんも親善大使の初仕事と参加を予定している。エントリーは8月31日までとなっている。
2015年08月03日4月25日公開の映画『龍三と七人の子分たち』の完成披露試写会イベントが14日、東京・内幸町のイイノホールで行われ、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子、北野武監督が出席した。本作は、2012年公開の映画『アウトレイジ ビヨンド』以来、3年振りとなる北野武監督の最新作。主演の藤竜也扮する元ヤクザの親分が、昔の仲間を呼び寄せて若者を成敗しようする姿をコミカルに描く。この日は北野監督をはじめとキャスト陣合わせて11人が登壇。主演の藤は「この映画は人生を深く語る難しい作品ではありません。笑いのスイッチを入れてご覧ください」と観客に訴え、藤が演じる龍三親分の子分を演じた中尾彬は「10カ月ぶりにお会いしましたが、養老院に帰ってきたようですよ」と笑わせる場面も。続けて「1年前の本読みをやった時が目に浮かんできて、北野監督は映画の話全くなし。監督は照れ屋だから向こうから芝居を見てるだけで仕事が早く終わっちゃって困りましたよ」と明かすと、横から近藤正臣が「いいじゃねえか! 寝てりゃ~! 年寄りなんだからさ」と横ヤリを入れるなど、終始和やかな雰囲気で舞台あいさつが行われた。最後に北野監督が「本当に心配したこともありまして。中には『用意スタート!』の声が聞こえなかったりカンペ書いたら小さくて読めなかったり衣装着てそのまま帰っちゃった人がいたんですね。皆さんには『とにかく今日まで頑張ってください』と言いました。まず黙祷から始まるのが怖かったので。皆さん元気なので、この映画がヒットしたら『龍三と七人の幽霊たち』という映画が出来るかもしれません」と言いたい放題だったが、最後には仕切りなおして「自分の映画は暴力映画が多いんですけど、たまにはお笑いの映画をと思って撮りました。単に笑いではなくてお笑いの"基本"が入っていると思います。とにかく最後まで楽しんでください」と観客にアピールしていた。映画『龍三と七人の子分たち』は、4月25日より全国公開。
2015年04月15日北野武監督が4月14日(火)、都内で行われた最新作『龍三と七人の子分たち』の完成披露試写会に出席し、平均年齢70歳を超えるベテラン俳優たちを率いた現場の苦労を告白。さらに“予測不可能”な舞台挨拶にさすがの北野監督もタジタジだった。この日は北野監督をはじめ、藤竜也、近藤正臣、中尾彬、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健、小野寺昭、安田顕、萬田久子という豪華キャスト陣がズラリ。北野監督は「今日まで皆さんが生きていてくれて、本当に良かった。もしや舞台挨拶が“黙とう”で始まるんじゃないかと怖かった」とまずは毒舌挨拶。早くも続編に意欲を見せ「タイトルは『龍三と七人の幽霊たち』で決まり」と笑いを誘った。とはいえ、現場では苦労も多かったようで「本番の『よーい、スタート!』のかけ声が聞こえなくて、『えっ?』って聞き返す人がいた」「カンペが見えないって言うから、巨大なのを作ったけど、今度はそれをまじまじと見つめちゃって、カンペがバレバレ…」「衣装のまま、家に帰っちゃう人もいたし、衣装さんをずっと口説いているおじいさんもいた」とお手上げ状態だったのだとか。さらに舞台挨拶では「誰かがしゃべれば、誰かが話をさえぎる」「順番を無視して、挨拶を始めてしまう」というジジイ特有(!?)の場面も多々あり、これには北野監督もタジタジ。その分、本作の楽しい魅力が伝わる舞台挨拶となった。映画は元組長の龍三親分(藤さん)がかつての仲間を呼び寄せて、自分をだましたオレオレ詐欺集団の若者を成敗するコメディタッチのエンターテインメント作品。「金無し、先無し、怖いモノなし」な平均年齢72歳の“ジジイ”たちが世直しに奮闘する姿が、激シブかつ愛らしく描かれている。北野監督と初タッグを組んだ藤さんは、「人生を深く考えるような映画じゃないので、笑いのスイッチを入れて楽しんでもらえれば」とアピール。中尾さんは『アウトレイジ ビヨンド』に続く北野組参戦で、「今日はまるで養老院にいるみたい(笑)。撮影中も話題にあがるのは年金と病気、誰が死んだって話ばかり」と楽しげにふり返っていた。『龍三と七人の子分たち』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:龍三と七人の子分たち 2015年4月25日より全国にて公開(C) 2015 『龍三と七人の子分たち』 製作委員会
2015年04月14日佐藤健と神木隆之介を主演に迎え、「デスノート」の大場つぐみ×小畑健コンビの傑作漫画を実写化する映画『バクマン。』。このたび、2015年10月に公開を迎える本作のティザービジュアルが解禁となった。高い絵の才能を持つ、真城最高(サイコー)。巧みな物語を書く、高木秋人(シュージン)。クラスメイトの亜豆美保(アズキ)への恋心をきっかけに、二人はコンビを組み、週刊少年ジャンプの頂きを目指す。編集者・服部に見いだされた最高と秋人。次々と生み出されていく漫画。だがそこに立ちはだかるジャンプ編集部。新進気鋭のライバルたち。そして突如現れ、遥か先を走り始めた若き天才漫画家・新妻エイジ。果たして二人はジャンプの頂点に立つことができるのか――。『モテキ』で日本映画の新たな地平を切り開いた鬼才・大根仁監督がメガホンを握り、週刊少年ジャンプ連載を目指す高校生漫画家(作画担当)・真城最高を佐藤さん、真城とコンビを組む(ストーリー担当)同級生・高木秋人を神木さんが演じる本作。佐藤さん扮する最高が恋心を抱くヒロイン・亜豆役を小松菜奈、最高&秋人と「ジャンプ」連載をめぐり白熱の戦いを繰り広げる最強ライバル、新世代の天才マンガ家・新妻エイジ役に染谷将太が参戦。そのほか最高&秋人コンビの仲間でありライバルとなる漫画家役として、長髪にニット帽がトレードマークの漫画家・福田真太役に桐谷健太、異色系漫画家・平丸一也役に新井浩文、遅咲き漫画家・中井巧朗役に皆川猿時。さらに、最高&秋人の才能を見抜き、2人を支えるジャンプ編集部・服部哲を山田孝之、そんな2人を陰で見守るジャンプ編集部編集長・佐々木役をリリー・フランキー、主人公・最高の叔父で漫画家の川口たろうを宮藤官九郎ら豪華キャストが集結している。メインキャスト陣が発表され、少しずつ全貌が明らかになってきた本作だが、このたび解禁となったのはファン待望のティザービジュアル!主演の2人にフューチャーし、「描く。」、「ジャンプの頂点へ。」と力強いコピーが印象的なビジュアルとなっている。2人が手に持っているイラストはなんと、原作者である小畑氏が今回のために特別に描き下ろしたものだそう。実力派俳優陣が脇を固め、ますます盛り上がりを見せる本作。いったいどのような作品に仕上がるのか?期待は高まるばかりだ。『バクマン。』は10月3日(土)より全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年04月13日人気テノール歌手・錦織健がプロデュースし、自らも出演する「錦織健プロデュース・オペラ」の第6弾として、モーツァルト《後宮からの逃走》が、2~3月に全国7都市で上演される(全8公演)。「錦織健プロデュース・オペラ」は、ビギナーも気楽に楽しめるエンタテインメントとしてのオペラ上演を理想に掲げて2002年にスタートした、彼曰く「旅まわりの一座」。抵抗なくオペラに入るためには笑いが一番と、毎回喜劇を題材にした作品を採り上げている。何事も同じだと思うけれど、初体験にはなるべく上質なものを勧めたい。「オペラは初めて」という観客も重視しているからこそ上演クオリティにはこだわっている。日本のトップクラスの歌手たちに「座長」の錦織自身が声をかけて集めるキャストはいつも豪華な顔ぶれ。加えて、稽古の質の高さと内容の濃さは、オペラ歌手たちの間でも評判になっているほどだという。若い頃からテレビのバラエティ番組でロックやポップスを熱唱したりと、オペラを囲む垣根を取り払って広い層のファンを獲得してきた錦織ならではの経験と熱意と本気が結実したプロジェクトと言ってよいだろう。《後宮からの逃走》は「ジングシュピール」と呼ばれ、歌と歌をつなぐたくさんのセリフによって物語が進行してゆくタイプの作品。今回は歌の部分は原語のドイツ語だが(日本語字幕つき)、セリフは日本語で上演するからわかりやすい。わりに単純な物語なので、特別な予習なしでも理解できるはずだ。筋さえわかってしまえばあとは歌芝居。モーツァルトの軽快で美しい音楽と声の魅力を、耳が感じるままに楽しもう。実は歌い手にとってはかなり技巧的で難しい曲も多いのだけれど、観る側としてはそれも大きな楽しみのひとつだ。オペラの筋は、公演タイトルに添えられた錦織発案の「ハーレムから助け出せ!」というキャッチコピーのとおり、スペイン貴族の青年ベルモンテが、誘拐された恋人コンスタンツェを奪還すべく、トルコの後宮(ハーレム)に単身乗り込むという、恋と冒険の物語。最後には大どんでん返しのハッピーエンドが待っている!文:宮本明
2015年02月05日北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』の公開を記念して、劇中で大暴れする主人公ら“ジジイたち”のイラストをプリントした“痛快!モバイルクリーナーステッカー”付特別鑑賞券・ムビチケカードが、1月31日(土)より全国の上映劇場で発売されることが決定した。その他の写真本作は、引退した元ヤクザの親分が昔の仲間たちと団結して、世直しのため、詐欺集団のガキどもに立ち向かう姿を描いたジジイ大暴れエンタテインメント。主演の藤竜也が龍三を演じ、その子分である7人のジジイを近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健が演じる。モバイルクリーナーステッカーは、ステッカーとしてモバイル機器の裏に貼り付けることができ、剥がせばクリーナとしても使えるグッズ。イラストは全10種類あり、龍三親分とジジイ7人のほか、安田顕演じる若造詐欺師集団のボス・西と、ビートたけし演じる刑事・村上の2種類がレアキャラとして用意されている。イラストの横には龍三親分の「義理も人情もありゃしねぇ」など、それぞれの決めゼリフもプリントされている。今回の特典は、本編完成後に実施した試写アンケートで「ジジイたちのキャラが濃い!」や「ジジイたちがかわいい!」と支持されたことを受けて、藤、近藤、中尾ら超ベテラン俳優たちが演じる“ジジイたち”をかわいいイラストにすることが決まったという。『龍三と七人の子分たち』4月25日(土)全国ロードショー
2015年01月30日17作目となる北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』。『アウトレイジ』シリーズとはうって変わって、平均年齢72歳の超ベテラン俳優が演じる個性豊かな“ジジイ”たちが大活躍する本作から予告編と共に最新ビジュアルが到着した。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らは、普通のジジイに収まれるはずもなく、毎日くすぶっている。ある日、オレオレ詐欺にひっかかってしまった元組長の龍三(藤竜也)。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がる――。今回公開された予告編は、藤竜也演じる龍三がオレオレ詐欺にひっかかるシーンから始まり、西(安田顕)率いる“詐欺集団のガキ”たちの「ジジイに邪魔されまして…」「ジジイが…」という台詞が鳴り響く中、龍三と七人の子分たちのジジイたちが意気揚々と大暴れする様がテンポよく描かれている。その“ジジイ”たちをまとめるのが、北野作品初出演となる藤竜也。そのほかに若頭のマサ(近藤正臣)、はばかりのモキチ(中尾彬)、神風のヤス(小野寺昭)、早撃ちのマック(品川徹)、ステッキのイチゾウ(樋浦勉)、五寸釘のヒデ(伊藤幸純)、カミソリのタカ(吉澤健)と各キャラクターが集結。さらに本作の監督を務めるビートたけしも、龍三たちと昔からの顔なじみの刑事・村上役として登場する。『アウトレイジビヨンド』以来2年ぶりとなる北野作品だが、本作では20代以下の若者からの満足度がどの世代よりも高い80%以上を記録するという驚きの結果に。「『アウトレイジ』は怖くて観られなかった」という声が多い女性層からも支持を得ているよう。最新ビジュアルにも「ジジイが最高!!」「俺たちに明日なんかいらない!!」というコピーとともにズラリと並ぶ超ベテラン俳優陣。この春、若者に負けじと大暴れする個性的なジジイたちに釘付けになりそうだ。『龍三と七人の子分たち』は4月25日(土) より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月27日北野武監督の最新作『龍三と七人(しちにん)の子分たち』の予告編映像が公開になった。藤竜也演じる引退した元ヤクザと彼の七人の子分たちが、詐欺集団のガキどもに立ち向かうエンターテインメント作品で、モニター試写会では若い世代から支持を集めているという。予告編映像本作は、金無し、先無し、怖いモノ無しのジジイ軍団が、“世直し”のために立ち上がる様を描いた作品。このほど公開された予告編では引退した元ヤクザの龍三のもとに“オレオレ詐欺”の電話がかかってくる場面から始まり、やがて龍三のもとに子分たちが集結し、詐欺集団のガキたちと対決する場面がテンポよく描かれる。またビートたけし演じる刑事も登場。プルプルと震える手で拳銃を構えるジジイ、足下がおぼつかないジジイなど個性的なキャラクターのジジイたちに魅了される映像だ。藤の他に、龍三の子分役で近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健が出演。完成後に実施されたモニター試写会では20代以下の観客やどの世代より高い支持を寄せているそうで、女性からも高評価が集まっているという。『龍三と七人の子分たち』4月25日(土) 全国ロードショー!
2015年01月27日北野武監督の最新作『龍三と七人(しちにん)の子分たち』が来年4月に公開されることが決定し、特報映像が公開になった。藤竜也演じる引退した元ヤクザと彼の七人の子分たちが、詐欺集団のガキどもに立ち向かうエンターテインメント作品だ。『龍三と七人の子分たち』特報映像“全員悪人”のキャッチフレーズで映画ファンをわかせた『アウトレイジ』シリーズに続く、北野監督の新作は、金無し、先無し、怖いモノ無しのジジイ軍団が、“世直し”のために立ち上がる様を描いた作品だ。北野監督は「今回の作品はメインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいて欲しい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」と語るも「ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね。随所にギャグを散りばめ、コメディ・タッチに仕上げてあるから、世代を超えて楽しめる娯楽作品だな。笑ってくれればそれでいいよ」とコメント。すでに映画は完成しており、ビートたけしも出演しているという。主演の藤は初の北野作品で「オファーの話を初めて聞いたとき、監督ご本人とは面識もなかったので「出てくれ、出てくれ詐欺」かと思いましたね」と振り返るも「僕も長い間、役者をやらせてもらっているので、現場では監督の意向やシーンの流れなど何となく見当がつくんだけど、北野監督はあまり指示を出さないので、自分のアンテナを鋭敏にしないといけないし、とても考えさせられました。ジジイたちにはボケ防止にちょうど良かったんじゃないかな。毎年また、来年の桜の花を見られるようにと思って生きているので、来年は北野監督の作品と桜を一緒に観られるなんてとてもおめでたい気分です」と感想を寄せている。藤の他に、龍三の子分役で近藤正臣、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健が出演。平均年齢72歳のベテラン俳優たちがタイトルロールを演じ、『座頭市』『アウトレイジ』『アウトレイジ ビヨンド』に続いて鈴木慶一が音楽を務める。『龍三と七人の子分たち』2015年4月25日(土) 全国ロードショー!
2014年11月06日西田敏行、三浦友和、加瀬亮など豪華キャストのみならず、自身も“ビートたけし”として出演し、大ヒットを記録した『アウトレイジビヨンド』から2年。このほど、先日の東京国際映画祭において「SAMURAI賞」を受賞した北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が、2015年4月に公開決定。併せて、主演の藤竜也や、近藤正臣、中尾彬など、やけに“平均年齢の高い”キャスト陣が登場する特報映像とポスタービジュアルが到着した。本作の主人公は、なんと引退した元ヤクザの“ジジイ”たち。金無し、先無し、怖いモノ無し!?何もかも失った彼らは、普通のジジイに収まれるはずもなく、毎日くすぶっている。ある日、オレオレ詐欺にひっかかってしまった元組長の龍三(藤竜也)。「若い者に勝手な真似はさせられねぇ」と、昔の仲間を呼び寄せ、世直しに立ち上がる!2012年、初日2日間の観客動員ランキングで北野監督史上初となる興収第1位を獲得する大ヒットを記録した『アウトレイジビヨンド』。以来2年ぶり、通算17作目となる本作は、その前作とは打って変わって、引退したヤクザたちのその後をコメディ・タッチで描き、新境地を切り開いた。龍三親分を演じるのは、本作が北野監督作品に初出演となる『私の男』『柘榴坂の仇討』の藤竜也(73)。七人の子分たちには、こちらも北野作品初参加となる近藤正臣(72)、『アウトレイジビヨンド』に続く出演となった中尾彬(72)、さらに小野寺昭(71)、品川徹(78)、樋浦勉(71)、伊藤幸純(72)、吉澤健(68)といった渋い面々が登場。平均年齢72歳という豪華ベテラン俳優陣たちが、超高齢社会やオレオレ詐欺など、様々な逆境にも負けずに暴れまわる“ジジイ”たちを熱演する。北野監督は、「今回の作品はメインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいて欲しい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」と、半分本気(?)のコメント。「でも、『ローリング・ストーンズ』やポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね。随所にギャグを散りばめ、コメディ・タッチに仕上げてあるから、世代を超えて楽しめる娯楽作品だな。笑ってくれればそれでいいよ」とアピールする。また、初の北野作品参加となった藤さんは、「オファーの話を初めて聞いたとき、監督ご本人とは面識もなかったので“出てくれ、出てくれ詐欺”かと思いましたね」と切り返しながら、「北野監督はあまり指示を出さないので、自分のアンテナを鋭敏にしないといけないし、とても考えさせられました。ジジイたちにはボケ防止にちょうど良かったんじゃないかな」と、苦労の中にも自信を覗かせた。詐欺で人々を騙す若者=“ガキ”を成敗しようと世直しに立ち上がる、元ヤクザのジジイたち。笑いを交えながらも昨今の社会問題に鋭く切り込む、気分爽快のエンターテイメントに今後も目が離せない。『龍三と七人の子分たち』は2015年4月25日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月06日北野武監督の最新作『龍三と七人の子分たち』が2015年4月25日から公開されることが決定し、俳優・藤竜也が北野作品初出演にして主演を務めることが5日、明らかになった。『アウトレイジ ビヨンド』から2年。待望の最新作は、元ヤクザの"ジジイ"たちの活躍を描き、高齢化社会やオレオレ詐欺など昨今の社会問題に切り込みながらも、世代を超えて楽しめるコメディタッチのエンタテインメント作品となっている。4月28日にクランクインし、6月29日にクランクアップ。本編はすでに完成しているという。物語は、藤竜也演じる元組長がオレオレ詐欺に引っ掛かってしまったことにはじまる。「若者に勝手な真似はさせられねぇ」とかつての子分7人を呼び寄せ、金も居場所も失って毎日くすぶっていた"ジジイ"たちが世直しに立ち上がる。子分役には北野作品初出演となる近藤正臣のほか、中尾彬、小野寺昭、品川徹、樋浦勉、伊藤幸純、吉澤健といった平均72歳のベテラン俳優が起用された。北野監督はビートたけし名義で役者としても出演している。本作について北野監督は、「今回の作品はメインキャストが高齢なんで、作品の公開日までとにかく元気でいて欲しい。誰かの遺作になっちゃったりしないよう、皆さんの健康が心配でしょうがないね」とおなじみの毒舌を交えながらも公開が待ちきれない様子。「でも、ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーに象徴されるように、国際的にもジジイたちが大活躍している時代であることを、あらためて思い知れって若者たちに言いたいね」と映画に込めた思いを語り、「随所にギャグを散りばめ、コメディ・タッチに仕上げてあるから、世代を超えて楽しめる娯楽作品だな。笑ってくれればそれでいいよ」と北野節で呼びかけた。一方の藤竜也は、「監督ご本人とは面識もなかったので『出てくれ、出てくれ詐欺』かと思いましたね」と出演オファーが信じられなかったようだが、「僕も長い間、役者をやらせてもらっているので、現場では監督の意向やシーンの流れなど何となく見当がつくんだけど、北野監督はあまり指示を出さないので、自分のアンテナを鋭敏にしないといけないし、とても考えさせられました」と発見も。「ジジイたちにはボケ防止にちょうど良かったんじゃないかな。毎年また、来年の桜の花を見られるようにと思って生きているので、来年は北野監督の作品と桜を一緒に観られるなんてとてもおめでたい気分です」と喜びを語った。また、森昌行プロデューサーは、誤解を招かないようにと「ついに北野監督が初めて現代日本にメスを入れた社会派の映画を完成させた!? そんなわけないでしょ…」と前置きした上で、「出来上がったのは、コメディ・タッチでありながらも哀愁も感じさせてくれ、そしてその絶妙のバランスに感動すら覚える北野武監督ならではの個性的で魅力あふれる新しい映像の世界です」と世界観を説明。「『ジジイ』がこれからの時代のキーワードであることも教えてくれる必見のエンターテイメント・ムービーです」とアピールしている。同日に公開された予告編は、「おい! ジジイ!」「ジジイが俺らにケンカ売んのか?」「てめぇ、ジジイに脅かされて逃げてきたってなんだよ!」「ジジイに邪魔されたので…」などのセリフで"ジジイ"連発。杖やナイフを振り上げたり拳銃を放ったりと、「金無し、先無し、怖いもの無し」"ジジイ"たちの暴れっぷりが伝わる内容となっている。(C)2015『龍三と七人の子分たち』製作委員会
2014年11月06日