映画『騙し絵の牙』公開前夜祭が3月25日(木)、都内劇場にて行われ、主演の大泉洋ほか共演陣が登場した。新型コロナウィルスの影響で公開日が当初より半年以上延期された本作は、久しぶりに観客を入れてのイベントということもあり、場内は熱気むんむん。登壇のはじめは感激の様子を見せていた大泉さんや共演の松岡茉優らだったが、大泉さんは徐々にエンジンがかかり、いつもの“大泉節”の温かい笑いで、劇場を包んでいた。宮沢氷魚、ネイティブ英語を披露『騙し絵の牙』は、大泉さんを主人公にあてがきしたベストセラー小説の同名映画化。大手出版社に勤めるパッとしない雑誌の編集長・速水(大泉さん)は、出版不況や社長の急逝から、廃刊のピンチに追いやられる。窮地に立たされた速水だが、実は笑顔の裏にとんでもない牙を秘めていた。嘘、裏切り、リーク、告発が横行、クセモノだらけの中で、生き残りをかけた速水の奇策が始まる。クセモノだらけの同作にかけて、「自分で、自分の癖の強いと思う部分は?」と聞かれた登壇陣。宮沢氷魚は、「何かを買うと、消費したい欲がすごく強くなるんです。例えば、洗剤とかを買った瞬間“0にしたい!”ってなるんです。ちゃんと使うんですけど」と力説するも、大泉さんを筆頭に共演陣に理解されずポカン顔をされる。何度か説明を繰り返す宮沢さんに、大泉さんが「英語を入れながらしゃべってくれる?」と振ると、宮沢さんは流暢な英語と日本語をミックスしながら説明し倒す。これには大泉さんも「氷魚くんのネイティブ英語、大好き(笑)!!」と話していた。中村倫也、“コトダマ”で身長が伸びた!?また、本作には「登場人物、全員嘘をついている」というキャッチコピーがある。これまでついた嘘に話が及ぶと、中村倫也は「そんなに嘘をつく側の人間ではないんですけど」と前置きしつつ、「身長が168だったんですね。プロフィールは170になってますね」とさらっと告白。大泉さんが「結構な嘘だね!! 2センチのせてる!?」」と目を丸くすると、中村さんは「ふかしてて(笑)。先日、生まれて初めて人間ドックに行ったら170ありました! コトダマです!」と嘘から出た実になったと話す。場内からは拍手が沸き起こり、大泉さんからは「今170ってことは172くらいいっても大丈夫ですね! 最終的に180くらいになるかも」と応援(?)されていた。そのほか、同イベントには池田エライザ、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、吉田大八監督が登壇した。映画『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(取材・文・写真:赤山恭子)(cinamacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月25日映画『騙し絵の牙』(3月26日公開)の公開前夜祭が25日に都内で行われ、大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、佐藤浩市、吉田大八監督が登場した。同作は塩田武士が大泉を主人公に当て書きし、表紙モデルにも起用した同名小説の映画化作品。創業一族の社長が急逝した大手出版社「薫風社」で、会社のお荷物雑誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)は、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが、実は笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めていた。今までについた嘘について聞かれた中村は「僕はそんなに嘘をつく人間ではないんですけど、身長が168cmだったんです。プロフィールは170cmになってます」と告白。「僕は17〜18歳でデビューしてるので、実に15年以上そのノリで、ふかして。ちょっとドラえもんくらいの浮き方で」と続ける中村に、話して良いエピソードなのかと共演者達も心配していたが、「先日生まれて初めて人間ドックに行ったんですよ。そしたら170cmありました。言霊ですね」と、身長が伸びていたという。客席に向かって「それでもまだ、チビだぞと思ってるんでしょう。この中でも前から2番目くらいですもんね。でもこの2cmでかいんですよ、本当に」と語りかける中村に、大泉は「今度は(プロフィールが)172cmでも大丈夫ですね。そうやって頑張っていったら180になってるかもしれない」と新たな説を示す。中村は「それは証明したいですね。50〜60歳になったら、180cmくらいに。(これからは)172cmと言っていきたいと思います」と意気込んだ。
2021年03月25日いま、日本で一番“笑い”を求められる俳優である。俳優としての映画やドラマへの出演はもちろんのこと、バラエティ、さらには年末の紅白歌合戦の司会まで務めるなど、コロナ禍にあっても引っ張りだこの大泉洋。恐怖や不安が社会を覆ういま、観客、視聴者を笑顔にすべく、この男が強く求められるのだろう。周りを楽しませるサービス精神「四六時中ひとを笑わせたい」この日のインタビューでも、取材部屋に入ってくるや、質疑応答に入る前の何気ない会話ひとつで、あっという間にその場にいる全員を笑顔にしてしまった。すさまじいまでのサービス精神! しかし、そんなふうに常に周りを楽しませようとすることに、大泉洋は疲れないのだろうか? 常に“おもしろいこと“を求められ、そのハードルがどんどん上がっていくことにプレッシャーは感じないのだろうか?そんなこちらの問いを一笑に付す。「僕の場合、『ひとつの笑いも取らずに淡々と真面目にやってくれ』と言われる方がつらいんです。四六時中、ひとを笑わせたい人間なんでね」。この取材が行われたのは12月。年末の大仕事を前に「確かに紅白の仕事はちょっと特殊かもしれない…」と語ったが、それは決して紅白歌合戦という伝統ある大舞台に対する恐怖や不安といった類のものではなく「面白いことを期待されているというのはわかるんですけど、紅白って全然、(フリートークの)尺がないでしょうからね。その部分での難しさはあるのかなと感じていて…」というもの。“エンターテイナー”としてのこの男のすごさが垣間見える。今回、大泉さんに話を聞いたのは、主演映画『騙し絵の牙』について。出版界を舞台にした小説の映画化だが、本作が特殊なのは原作者の塩田武士氏が小説の執筆段階で、大泉さんにあてがきする形で主人公・速水を作り上げたということ。映画やドラマの脚本執筆の段階で、出演俳優をイメージしてのあてがきはよくあるが、小説で、しかも執筆前の段階で作家が公言する形で、特定の俳優にあてがきするというのは非常に珍しい。わざわざ、あてがきされたキャラクターということは、この速水という男は、さぞや大泉さんそのままなのであろうと思いきや…。「速水さんという人はやりたいことが明確にあって、そこに向かって忖度なく、どんな手段を使っても突き進んでいく人なんですけど、僕にはそういうところが全くない(笑)。ものすごく周りばかりを見てしまう人間なので…。『これ、やりたいけど周りに迷惑かかるよな』って(苦笑)。速水さんのように策を講じて…ということも全くできないですし」自信をイメージした役なのに「一番僕らしさを出せなかった役」出版不況のなか、崖っぷちにある出版社、出版業界でエネルギッシュに暴れまわる速水だが、一方で周囲の人間をその気にさせ、味方にして巻き込んでいく“人たらし”の側面も持っている。そんなところは大泉さんと重なるのでは?「どうなんでしょうねぇ? 自分ではそうでもないと思うんですけどね。こう見えて、僕はすごく人見知りだったりするし、人付き合いを面倒くさいと思ってしまうタイプなので。いや、人は好きなんですよ。甘ったれなところもあるから、出会った人となるべく別れたくないんです。だから、北海道での仕事もそうですけど、僕の仕事って長いんです。でも、メチャクチャべったりというのでもなくて、仕事でつながっているくらいがちょうどいい。関係が切れるのが寂しいけど、だからってこっちから『ごはん行こう』とか『遊びに行こう』って連絡するでもない。仕事で会って、そこでくだらない話をしてくれるのがちょうどいいんです」大泉洋をイメージして作られたはずの人物なのに、リアル大泉洋とはズレている…。そんな不条理(?)は映画の撮影の現場でも続く。「当初は単純に『だって僕をイメージしているってことは僕のままでいいんだろ?』って思ってたんですけど、現場でやってみたら全然、そういうことじゃなくて。なんで僕をイメージした役を演じてるのに、こんなに監督から『いまのは大泉さんっぽかったからNGです』って言われるんだろう…? って(苦笑)。いや監督、原作者は僕をイメージしてんだから、大泉洋っぽくてもいいんじゃない?って思ったんですけど。そこが吉田大八さんという監督の素晴らしさで、彼がイメージする速水という人間がハッキリとあって、それはバラエティなどで見せる素の大泉洋ではないんですね。結果、僕がいままで演じた中で、一番僕らしさを出せなかった役になりました(笑)。この間まで宣伝してた『新解釈・三國志』の方がよほど大泉洋でしたね。それは本来、おかしいというか問題ですよね(苦笑)。あの役は劉備玄徳という実在の人物であって、あっちこそ俺じゃいけないはずなのに、99%俺でしたからね」好感度は「そこまで気にすることはない」ちなみに、こうした“ボヤキ節”もまた、大泉さんの魅力だろう。取材の場で、バラエティ番組で、暑さや寒さから共演者への嫉妬、愚痴などなど、とにかくボヤく。だが不思議と聞いてて、ネガティブな気持ちにならず、ボヤけばボヤくほど、なぜか好感度が上がっていく。昨年末も、先述の出演作などのプロモーションであちこちの番組に出演し、ボヤキを交えつつ愛娘や料理の話を披露し、しっかりと視聴者の心をつかんでいた。とはいえ本人は「好感度をそこまで気にすることはない」という。「どうなんでしょうね? いや、いろんなところで『三度の飯より好感度が好き』って話はしてるんですけど(笑)、そう言いつつも実際は、そこまで『好感度を上げてやろう』と思ってるわけでもないんです。バラエティ番組に出る際に事前に『いま気になっていることは?』とか『興味があることは?』とアンケートがあるんですけど、僕の興味って『娘』か『ゴルフ』か『食べること』しかない。でもゴルフって、TV局はほとんど乗ってこないですからね(苦笑)。結果、娘か飯の話になるわけです。こないだも散々、TVに出たけど、娘の話しかしてない。さすがに申し訳ないですね。嫁は『パパはあんなに娘の話をしてるのに、1回もベストファーザー賞が来ないね』って。いったい、どういうことなんだろう、これは(苦笑)。だから、好感度がほしくて娘の話をしてるわけでもないんです!」この取材中も、あれやこれやと現場でのことをボヤきつつ、完成した作品、そしてスクリーンに映る自身について「この映画、派手なお芝居をする話じゃなくて、速水も飄々とした何を考えているかわかんない人なんですけど、僕自身も『いつもの僕とは違うな』と思いながら見れました」と充実した表情で語っていた大泉さん。TVで見せる“おもしろい”部分は、この男の魅力の一側面でしかない。ぜひ、映画館で、役柄をまとった上での大泉洋のかっこよさにしびれてほしい。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月22日大泉洋主演×吉田大八監督のタッグで贈る映画『騙し絵の牙』より、俳優だけでなく監督としても活動する池田エライザ、斎藤工、塚本晋也が吉田監督の撮影現場をふり返るコメントが到着。新たな場面写真も公開された。モデルや女優として活躍し、映画『夏、至るころ』の企画・原案・監督も務めた池田さんは、監督の現場での印象について「すごく紳士的でスマート」と言い、「『あともう少しこういうエッセンスを足して欲しい』とおっしゃるので、答えだけ渡されるわけではなく、『こうやってみてはどうだろう』と提案していただけるので、チャレンジングな感じが楽しいです」と語る。一方、『blank13』や移動映画館プロジェクト「cinema bird」など、多岐に渡る活動を行う斎藤さんは、外資ファンド代表役として本作に出演。「吉田大八というフィルムメーカーの大ファンとして、その一部になれたことがとても光栄です」と思いを述べ、吉田組は「すごくロジカルな繊細でとても大胆な現場」だったそうで、「僕の場合は、現場の空気感やノリみたいなものを、生モノだからといって優先して撮っていってしまうのですが、それってどこか無責任でもあって、準備したものと出来上がりの差が多く有るんですね。でも大八監督はその差はほとんど無いんじゃないかっていうくらい職人的な現場だと思います。さらに重箱の隅をつつくような内容じゃないところが面白いというか、とてもユーモアに富んでいて、遊びの利いた内容の裏側の緻密さというところにプロフェッショナルさを感じます」と監督の演出をふり返る。映画については「日本映画の強さが集合していると思いました。言葉です。日本語という言葉で展開していくものの緻密さみたいなもの。日本語で構成された秀逸な一枚の騙し絵というか。味付けがソースでもケチャップでもなく、醤油ベースであるという(笑)。今の時代だからこそ、より意味を持っていると思います」と話している。『鉄男』『KOTOKO』『野火』『斬、』など海外でも高い評価を得ている塚本さんは「吉田監督の映画だから出演させていただきたいというのは勿論あったんですけれど、自分の役がどうかの前に、脚本全体が面白かったので、とにかくこの映画に参加したいという思いがありました」と脚本が気に入ったそうで、今作では高野(松岡茉優)の父で本屋の主を演じているが「役も共感がすごくあって。僕が、本に頬ずりするほどの“本フェチ”といってもいいくらいの本好きなものですから、紙の質感がある本が、段々売れ行きが悪くなって、ネットの世界にどんどん移行していく、本が置き去りになっていくことに、心配とか、不安とか、懸念みたいなものがあったので、そのことを一本のドラマの中で解決していくような映画に思えました」と明かす。また「他の監督に呼んでいただいた時は、監督目線で全然行かない」という塚本さん。「『自分だったらこうするのになと思わないんですか?』と訊かれるんですが、全くそういう風には思わなくて、監督の個性を浴びに行くのが楽しみなんです。吉田監督は自分の中に一貫した強いビジョンがあって、そのことに良い意味で頑固で崩さないこだわりの強さを感じました。最初に脚本を読んだ時に、感情を豊かに分かりやすく出す演技モリモリ感で読んでいたんですけれど、(現場では)自分のシーンも意外に『あっさりやって』という感じだったんです(笑)。そのあっさりの中の日常のリアリティの雰囲気の中に情感をかもし出していくということが分かったので、そのことになるべく応えようとしていました」と吉田組での日々を回顧している。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。※塚本晋也の「塚」は正しくは旧字(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月20日主演・大泉洋ほかオールスターキャストで贈る『騙し絵の牙』。そのトークショーが3月14日(日)、東京の天狼院書店Esola池袋店で行われ、吉田大八監督と天狼院書店店主・三浦崇典さん(福岡天狼院よりリモート出演)が本作について、また豪華キャスト陣についてトークを繰り広げた。大手出版社・薫風社を舞台に、権力争いや雑誌の廃刊などを巡って、自らの守るものをそれぞれに抱えたクセモノたちが生き残りをかけた壮絶な騙し合いバトルを繰り広げる本作。出版業界や書店業界を舞台にしていることから、今回のコラボトークショーが実現した。原作小説に惹かれた点について吉田監督は、「出版業界の中でのサバイバルをかけた争いを借りて、俳優のドラマチックな表情を見せることのできる物語だと思った。そこを軸に考えたときに、僕の大好きな映画『仁義なき戦い』をやるくらいの気持ちで脚色しました」と名匠・深作欣二監督の傑作実録路線映画をイメージしたという。大胆な脚色も施されているが「小説を読んだ方にも映画を楽しんでもらいたいという思いがあり、原作ファンの期待に添いながらも、いい意味で気持ち良く“騙し”たかった」と監督。「ぜひ先に原作を読んでいただき、出版社の知識を入れてもらえれば、より映画を楽しんでもらえると思う。映画も原作小説もそれぞれ独立した楽しみ方ができるはず」と狙いを明かした。また、新人編集者・高野役の松岡茉優とは映画『桐島、部活やめるってよ』以来約8年ぶりのタッグ。「脚色をする中で高野の年齢も、速水との関係性も変わってきて、原作よりも年齢を若くして新人編集者という設定にしました。その設定になったときに松岡さんに声をかけることができると思ったし、速水役の大泉さんと松岡さんだったら面白いという結びつきで実現しました」とキャスティングの舞台裏を紹介。これに三浦さんも「松岡さんの設定がしっくりくると思ったし、高野のような人が出てこないと出版業界は良くならないと思った。僕は大泉さんの速水よりも、松岡さんの高野に感情移入が出来て応援しました」と共感を寄せた。また、三浦さんは「出版業界のことが上手く描かれているし、提言のようなものもあり、出版に携わっている人は観た方がいいとおススメしています。プロから見ても『なるほど!』と腑に落ちるところが沢山ある」と、リアリティを高評価。吉田監督は「出版関係の方々にリサーチしたし、その中で協力はするが名前は伏せてくれと言われたこともあります。相当にセンシティブなところに触れていると思ったけれど、僕自身もそこまで踏み込まないと面白くないと感じた」と綿密な取材の成果に胸を張る。オールスターキャストの座組も話題だが「僕も一同が揃ったポスターを見た時はビビりました(笑)。でも撮影時はそんなことは気にせず、目の前のことだけに集中していました」と笑わせつつ、初顔合わせとなる佐藤浩市については「お会いするまでは緊張したけれど、やはり映画を愛する方ですし、作品をよくするために乗ってくれる方。実は可愛い瞬間もあって、好きになってしまいました」とベテラン俳優の映画愛に感謝していた。最後に吉田監督は、「映画館で知らない人と一緒に映画を観る経験は家では出来ないもの。その意味では映画館には大きな可能性がある」と語り、「作り手としても映画の内容を含めて、体験として意味のある作品が作れるのか否かが問われてくる。映画館という体験の場所の可能性も捨てたものではないはず」と、コロナ禍における映画館という場に大きな期待を寄せていた。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月15日大泉洋が雑誌編集長を演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる仁義なき騙し合いバトルを描く映画『騙し絵の牙』より、松岡茉優、木村佳乃、小林聡美という女優陣の場面写真が公開された。薫風社の看板文芸誌「小説薫風」の“冷徹な編集長”江波百合子を演じる木村さん、江波の部下で「小説薫風」の新人編集者だったが雑誌「トリニティ」へ配属されることになる高野恵役の松岡さん、業界の裏事情に精通する“噂好きの評論家”久谷ありさ役の小林さん。今回到着した場面写真では、編集長として振る舞う江波や、高野に業界の裏情報を吹聴する久谷が写し出されている。吉田大八監督作品に初めて出演した木村さんは「吉田監督は仰ることが大変分かりやすいですし、非常に的確でした。緊張して臨みました」とふり返り、「文芸誌の編集長で品格のある女性なので、そう見えていればいいなという思いでいっぱい」だったと語る。今回、松岡さんとの共演シーンが多い小林さんは「社会派ミステリー&ヒューマンドラマの脚本を読んで、私も騙されました!『えっ!まさか!』みたいな(笑)」と作品の印象を明かし、「文芸評論家の女性ってあまりいないんですよね。シニカルだったり、鋭かったりする部分を役に滲まされればいいなと思いながら演じました」とコメントしている。そんな名女優たちの華麗なる騙し合い合戦が注目の本作。大泉さんは「(北海道の)事務所の社長が女性なので、高野(松岡茉優)とか、江波(木村佳乃)とかの女性キャラクターの視点で観たらしくて。女性たちの頑張りとか、働く女性たちの強さを感じて、『観た時にすごくすっきり観られるわ』っていう話をしていました!言えないけど、まさしく結末もね(笑)。実は女性が観た時に面白い映画なんですよ!」と太鼓判を押している。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月13日主人公としてあてがきされた大泉洋をはじめ、松岡茉優、佐藤浩市ら超豪華俳優陣が集結する映画『騙し絵の牙』。この度、吉田大八監督も立ち会ったインストロックバンド「LITE」のレコーディング収録風景や、本編シーンもふんだんに収めた特別映像が解禁された。本作の「ここぞ!」という名シーンの数々で流れ、観る者のテンションを引き上げる絶大な効果のひとつが、インストロックバンド「LITE」のサウンド。2003年に結成されると、独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる楽曲は瞬く間に話題となり、アメリカのインディレーベル「Topshelf Records」と契約し、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注目を集めている4人組。映画への楽曲提供は本作が初となる。今回解禁された特別映像では、騙し騙されるキャラクターの面々がリズムに同調して次々登場。中でも高野(松岡茉優)のシーンが多用されている点に注目。倉庫から原稿らしきものを見つけると、床一面に広げ集中して作業する高野。「LITE」の演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている高野の側には、投げ出されている雑誌…。ここは重要シーンの1つとなっており、高野がなぜ倒れているのかが気になるところ。また、特別映像の最後には、レコーディング収録現場にも立ち合った吉田監督の姿もある。本作に「LITE」が起用されたきっかけは、吉田監督。脚本を書いている段階から「LITE」を聴いていた吉田監督だったが、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語り、当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「日本映画では珍しいくらい音楽が鳴っているのに、セリフもしっかり聴こえている」と吉田監督もその仕上がりに満足の様子。「約20年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めて」となった「LITE」。「監督とのやり取りの中で0コンマまでこだわる音に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの音楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした」とコメント。「結果として『マスロックと映画』という、過去全世界を探しても類を見ない唯一無二の映画音楽に仕上がりました」と、自信をのぞかせている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月06日3月26日(金)より公開となる大泉洋主演の映画『騙し絵の牙』から、インストロックバンドLITEのサウンドともに本編シーンやレコーディング収録風景を収めた特別映像が到着した。累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきし、2018年本屋大賞にランクインするなど、話題・評判ともに世間の注目を集めたベストセラー小説「騙し絵の牙」(角川文庫刊)。そんな前代未聞の小説が、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八監督により実写化される。主人公の雑誌編集長・速水を演じる大泉をはじめ、松岡茉優、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じ、崖っぷち出版社を舞台に仁義なき騙し合いバトルを繰り広げる。そして、本作の「ここぞ!」という名シーンの数々で流れ、観る者のテンションを引き上げる絶大な効果のひとつがLITEのサウンドだ。LITEは2003年に結成され、独自のプログレッシブで鋭角的なリフやリズムからなる、エモーショナルでスリリングな楽曲は瞬く間に話題となり、アメリカのインディレーベル”Topshelf Records”と契約し、アメリカやヨーロッパ、アジアなどでもツアーを成功させるなど、国内外で注目を集めている4人組。映画への楽曲提供は本作が初となる。そんなLITE×『騙し絵の牙』の特別映像では、騙し騙されるキャラクターの面々がリズムに同調して次々登場。中でも高野(松岡)のシーンが多用されていることに注目してほしい。倉庫から原稿らしきものを見つけると、床一面に広げ集中して作業する高野。LITEの演奏シーンのインサートがあけると、アスファルトに倒れている高野の側に投げ出されている雑誌。これはまさに重要シーンのひとつ。高野がなぜ倒れているのかは、映画の公開日までのお楽しみだ。特別映像の最後には、レコーディング収録現場にも立ち合った吉田監督の姿もある。今回、LITEが起用されたきっかけは、吉田監督のこだわりだった。脚本を書いている段階からLITEを聴いていた吉田監督だったが、曲調的に「ドラムやギター、ベースもエッジが強いので、芝居に馴染ませやすい劇伴ではない。僕にとってもチャレンジでした」と語るほど当初は迷いもあったという。しかし完成した本編は「日本映画では珍しいくらい音楽が鳴っているのに、セリフもしっかり聴こえている」と吉田監督もその仕上がりに満足している。この度、映像の公開にあわせてLITEからの熱いコメントが到着した。●LITE実はLITEの約20年の活動の中で映画の劇伴を担当するのは初めてのことでした。「本当にLITEの音楽が映画に合うのだろうか」という疑念を抱きながら最初に見た試写で、音楽が無くても成立している映画そのもののクオリティに圧倒され更に不安が募ったことを覚えています(笑)。しかし監督とのやり取りの中で0コンマまでこだわる音に対する並々ならぬ熱意と理解、この映画の音楽はLITEでなくてはダメなんだという思いが伝わってきて、その熱に侵された僕たちは創作に没頭していきました。僕たちの音楽が徐々に映画に溶け込んでいく過程は興奮そのものでした。結果として「マスロックと映画」という、過去全世界を探しても類を見ない唯一無二の映画音楽に仕上がりました。監督と僕たちの「世の中に無い新しいものを作る」という思いが映画を通して耳からでも伝わったら、それほど嬉しいことはありません。LITE×『騙し絵の牙』特別映像『騙し絵の牙』3月26日(金)より公開
2021年03月06日大泉洋主演、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督の最新作『騙し絵の牙』。この度、本作の核となるキャラクターを演じる佐藤浩市や國村隼、リリー・フランキー、佐野史郎の新たな場面写真が解禁された。主人公となる、薫風社のお荷物雑誌「トリニティ」の編集長・速水輝役を、あてがきされた大泉さんが演じる本作。薫風社の文芸誌「小説薫風」はもちろん、社の発展を支えてきた大御所小説家の二階堂大作を演じるのが國村隼。本作ではウィッグを付け、個性溢れる衣装で登場。「こんなに髪の毛があったのはいつ以来だろう(笑)」と毎日メイクが楽しかったという國村さん。クランクイン前に偶然作家たちに会える機会があって参加したところ、原作で描かれている二階堂大作のような人物たちがおり、「リアルなんだ!」と思ったそうで「(二階堂大作役を)やってみるのも面白いな」と感じたという。また、薫風社専務の東松龍司(佐藤浩市)や、「トリニティ」編集長の速水(大泉洋)と何かと対立する関係の薫風社常務の宮藤和生を演じるのは佐野史郎。記者会見でマスコミ陣にブチ切れている宮藤が憤る場面写真を解禁。吉田組からのオファーを聞いた際、「これはやらなきゃ!」と本作に出会えた喜びを強く感じたといい、脚本を「二度、三度、四度、五度読む度に、『おや?』と引っかかるセリフが必ず1つ出てくるんです。全体の構造が正反対に読めたり」と佐野さん。また、演じた宮藤の「内心は(速水らと敵対するだけじゃなく)正反対じゃないかなと読む度に強く感じてきました」と思いながらも「それを表すと本末転倒になるので、そのさじ加減が面白く、モノを作っている実感がある」と吉田組の現場を楽しんだという。“謎の男”を演じるリリー・フランキーは、吉田大八監督と同い年で、同じ九州出身。同じタイミングで東京に出てきて、観に行ったコンサートや読んだ本も被っているという某映画のようなふたり。「いつも浮浪者か殺人鬼の役をやっていますから、今回の役は新鮮でした」と“謎の男”について語る。主演の大泉さんについては、「洋ちゃんがいると、あんなに圧の無い支配力というか、洋ちゃんの作品の空気や色になっていくというか。北海道のローカルテレビなんじゃないのかなっていう独特の支配感がある希有な俳優ですね」とベタ褒め。そして、薫風社専務として、速水(大泉洋)と組んで次々に施策を仕掛けていく東松龍司を演じる佐藤浩市。人を緊張させる独特のオーラに、大泉さんが思わず「オーラ怪獣」と名付けてしまったことを十分に伺わせる場面写真が解禁。東松龍司は実は原作にはいない、映画オリジナルのキャラクター。「『ステレオタイプな敵役じゃなくていいですね?』と吉田監督にも伺って、敢えて分かりやすい敵役にはしていません。これが形になった時にどうなるか楽しみです」と語る佐藤さん。クセモノ中のクセモノとなるのか、「オーラ怪獣」の存在感は見逃せない。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月04日大泉洋を主人公にあてがきした前代未聞のベストセラー小説の映画化『騙し絵の牙』のイベント“騙し合いバトル開幕式”が3月3日昨日行われ、主演の大泉さんをはじめ豪華キャストたちが登壇し、撮影の様子を語った。今回会場には、大泉さんが演じる微笑を浮かべる雑誌編集長・速水輝の顔が写し出された縦11メートル×横10メートルの巨大看板が吊るされ、口元に書かれた「大逆転始めましょうか。」という文字が剥がされた場所から、大泉さんらが登場。自身の口から登場となった大泉さんは、「相当に派手な趣向でやっていただき嬉しい」と言いつつも、「これだけ大きな自分の顔の口からの登場って…う~ん、あんまり気持ちのいいものじゃない」とぼやく。また今回は本作の主演となるが、「ものすごく豪華なスゴイ映画での主演…と考えると怖くなるので、自分では主演だとか座長だとかは考えていませんでした。座長だなんて…どうぞご勝手に!もはや妖怪大戦争状態」と言い、「主演なので皆さんとほぼ芝居で絡めたのが楽しかった。皆さんのお芝居を見るだけでも楽しい映画です」とアピール。また、速水の部下で新人編集者・高野を演じた松岡茉優は「編集会議のシーンではどのように雰囲気を出せばいいのか悩んだけれど、大泉さんが『劇団トリニティだ!』と編集部仲間でのセリフ合わせをしてくれた。そのおかげでいい雰囲気が出せました」と感謝すると、大泉さんは「それはね、私のセリフが怪しかったので、その確認をしたかっただけ。松岡さんはその話を必ずするけれど、もはや嫌味だと私は思っています」と照れ隠し。トークは本作の監督、吉田大八について展開され、大御所小説家役の國村隼は「吉田監督は撮影現場で一番楽しそうだった」と明かし、薫風社専務役の佐藤浩市も「吉田監督は思った以上に綿密に設計図を描かれる方だった」と印象を語る。また、老舗文学誌編集長役の木村佳乃は「私の好きなタイプなんです!ドンピシャ!撮影中も監督の横で根掘り葉掘り質問攻め!気づいていましたよね?」と公開告白すると、吉田監督はしどろもどろになり、外資ファンド代表・郡司一役の斎藤工も「僕もタイプです!色々な意味で!」と便乗して監督への愛を言葉にした。さらに本作にちなみ、崖っぷちを乗り越えたエピソードについて話題は移り、まさにこの撮影時だったという大泉さんは「吉田監督から全然OKが出ない。10回くらいやる。そこに佐藤浩市さんみたいな妖怪レベルの大物がいるからパニックに!常に崖っぷちでした」とふり返る。そこで松岡さんが「演技が大泉洋さんっぽいからNGというのもありましたよね」と暴露すると、「原作小説は私のあてがきですよ!」と不満噴出の大泉さん。しかし、「私の映画の中では一番私らしくなくて新しい。結局は吉田監督に感謝です」と新境地開拓の手応えを得ていたようだ。また、「この作品をやり遂げたこと」(宮沢氷魚)、「大泉さんとのシーンでテイクが重なると、大泉さんは『俺の馬鹿たれ!』と自分を責める。そんな中で自分が噛んでしまったら…と思ったけれど、なんとか乗り越えました」(池田エライザ)と若手キャストたちがそれぞれ語る中、一方で國村さんと佐藤さんは「崖っぷち?あまり思った事がないし、この仕事をしていたらずっとピンチ」(國村さん)、「僕らは昭和の時代の役者ですから、放送できないレベルのエピソードばかりです」(佐藤さん)とベテランならではの返答があった。最後に、「試写を観て本当に面白かった」と満足げな大泉さんは、「一度見始めたら脚本の面白さでグイグイ引き込まれるはず。今の映画館は換気にも十分に配慮をしているので、安心して映画館でご覧ください」とメッセージを寄せていた。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年03月04日2021年2月3日、俳優の吉田羊さんが誕生日を迎え、自身のInstagramを更新しました。吉田さんは「誕生日をどう過ごすかより、どんな心持ちで迎えたかを大切にしたい」と明かし、新たな1年への想いをつづりました。心穏やかに、お誕生日の朝を迎えた吉田羊です。年々、お誕生日をどう過ごすかよりもどんな心持ちで迎えることが出来たかが大切だなと思うようになってきました。穏やかに迎えられたなら、この一年を、自分なりに精一杯生きてきた証。よくやった、と褒めてあげてまた来年のお誕生日もそうあるよう、ひたむきに毎日を生きたいと思います。yoshidayoh_officialーより引用そんな文面とは裏腹に、吉田さんが投稿した写真はこれまでのイメージとは異なる『悪役』の姿。「ギャップに驚いた」「まさか吉田さんがこんなことまで…」といった声が上がった姿がこちらです!※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る 吉田羊( ♀)Yoh Yoshida(@yoshidayoh_official)がシェアした投稿 インパクトが強すぎる…!これは、2021年3月に放送される特別番組『がんばれTEAMNACS』(WOWOW)内での一幕の衣装だといいます。吉田さんは「#悪役ラスボス#何で引き受けた?#全力で楽しかったけどね?」と自虐コメントを残しました。ファンからは「デヴィ夫人かと思いました」「かっこいいです」「挑戦への振り切り具合がすごい」などのコメントが寄せられています。吉田さんが演じる役の、幅の広さに驚きますね![文・構成/grape編集部]
2021年02月03日大泉洋主演、崖っぷち出版社を舞台にした仁義なき騙し合いバトル『騙し絵の牙』より、ミステリアスな新人小説家を演じた宮沢氷魚のインタビュー映像と新たな場面写真が公開された。伝統ある文芸誌「小説薫風」編集部から、ビックマウスな男・速水(大泉さん)に引き抜かれた新人編集者・高野恵(松岡茉優)は、とある原稿に惹き付けられるが、連絡が取れず終い。そんなとき、速水がミステリアスな青年を編集部に連れてくる。実は彼こそ、高野が探し求めていた原稿の筆者である新人小説家・矢代聖(宮沢さん)。その才能を求めて、速水が編集長を務める雑誌「トリニティ」と、文芸誌「小説薫風」編集部との社内対立も勃発。矢代も巻き込まれていくが、彼もまた別の顔を持っていて――。「MEN’S NON-NO」専属モデルでもある宮沢さんは「編集部は身近で、他人事のように思えない不思議な感覚でした。(映画は)フィクションですけれど、結構リアルで現実に近いものが多いので、凄く楽しかったです」と撮影をふり返る。吉田大八監督については「セリフの間の取り方や、立ち位置、視線に目が行く方で、とても頭が良くて鋭い方なので、最初は戸惑いました」と話しつつ、「実際モニターを見ると全部成立しているので、全部任せています。僕としては新しい体験ですね」と語った。また、インターナショナルスクール通い、英語が得意な宮沢さんは「友達と話す時も、『今日、Dinnerどうする?』と(“Dinner”をネイティブの発音にしてしまう)ルー大柴さんのような日本語と英語が混ざる会話を大泉さんがすごく気に入ってくれて、会う度に新しいフレーズを注文されます(笑)」と大泉さんとの撮影中のエピソードも明かした。場面写真では、女性社員たちに群がられたり、とある大事件により記者たちに囲まれたり。華々しい作家デビューを飾るはずの記者会見でなぜか泣き出すシーンも切り取られている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。※映像内で「2020年」との発言がありますが、この映像の撮影が昨年の公開延期になる前だったためです。ご了承ください。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年02月03日「罪の声」の著者・塩田武士が大泉洋を主人公にあてがきし、吉田大八監督が映画化した『騙し絵の牙』。この度、大泉さんと映画初共演、吉田組には『桐島、部活やめるってよ』以来、8年ぶりとなる松岡茉優のインタビュー映像が解禁された。松岡さん演じる高野恵は、実家が小さな書店で父親譲りの文学への熱意に溢れ、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働いている。だが、熱い思いの余り、大御所作家にもつい率直な意見を論じてしまう。そんなとき、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めている廃刊ピンチの雑誌「トリニティ」編集長の速水(大泉さん)に引き抜かれ、速水の策略に巻きこまれていく…。今回新たに解禁された場面写真では、いろいろなトラブルに直面しつつも編集部で奮闘する、松岡さん演じる高野の姿が切り取られている。また、インタビュー映像では、大泉さんや吉田監督、さらに主役級の超豪華キャスト陣について言及。「10代の時に青春というものを私が一番残せたかなと思うのは『桐島~』だと思っていて、私にとっては一生ものの作品」と語る同作以来、8年ぶりに吉田監督作品に出演したことに、その間に積み重ねてきたことに思いを馳せながら「お話を頂けただけで嬉しかったですし、少しだけ自信を持てた気がしています」と語る。そして、主演の大泉さんについては、「どうしても現場がピリッとしまうときに、必ず立って場を和ませるような楽しい話をしてくださるんです。まさにスタンダップコメディアンのような方なんですよね。主演ですし、セリフも本当に多いので、きっと集中したい場面もあると思うのですが、現場の空気を察知して、みんなの気持ちを上げてくださるんです」と尊敬を込めてコメント。そんな撮影現場は、「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスター達なので…毎日、お腹が痛かったです(笑)」と打ち明け「同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、子羊3匹は大変震えております」と語る。「いつか共演したい、また共演したいと思っていた俳優さんたちと、毎日入れ替わりで撮影できることは本当に幸せでした。日本の俳優界をけん引する素晴らしい俳優さん、女優さん方の演技合戦にも注目していただきたいです!」と見どころにも触れている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年01月28日3月26日(金)に公開される大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、松岡茉優のインタビュー映像と彼女が演じる高野惠の新たな場面写真が公開された。原作は、累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチ。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることに。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者・高野恵(松岡)を他の編集部から引き抜き、文学への熱意に溢れる彼女を焚き付けながら、イケメン作家(宮沢氷魚)、大御所作家(國村隼)、人気モデル(池田エライザ)らバラエティ豊かなクセモノたちを手玉に取り、自由な発想と天性のトーク術で『トリニティ』を大きく売り出すための企画を次々と仕掛ける。小さな書店で父親譲りの文学への熱意に溢れる高野は、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働いているが、熱い思いの余り、大御所作家にもつい率直な意見を論じてしまう有様。そんな時に、笑顔の裏にとんでもない“牙”を秘めている編集長の速水に引き抜かれ、速水の策略に巻きこまれていく…。今回解禁された場面写真では、いろいろなトラブルに直面しつつも編集部で奮闘する高野の姿が切り取られている。また、インタビュー映像では、主演の大泉洋や吉田監督などについて語っている。インタビューの内容は以下の通り。――『桐島、部活やめるってよ』以来、8年ぶりに吉田監督作品に出演したことについて。「10代の時に青春というものを私が一番残せたかなと思うのは『桐島~』だと思っていて、私にとっては一生ものの作品です。そんな大切な作品の監督がまた呼んでくださったことがうれしいですし、この8年間、私がいろいろな人と出会って、様々な作品に出していただいて、嫌なこともあったり。でもそういったことも含めてすべてにありがとうと思えるくらい、お話を頂けただけで嬉しかったですし、少しだけ自信を持てた気がしています」――主演・大泉洋との共演について。「大泉さんの大好きで特に尊敬しているところは、いい作品を作る上で必要なことだと思うんですが、どうしても現場がピリッとしまうときに、必ず立って場を和ませるような楽しい話をしてくださるんです。まさにスタンダップコメディアンのような方なんですよね。主演ですし、セリフも本当に多いので、きっと集中したい場面もあると思うのですが、現場の空気を察知して、みんなの気持ちを上げてくださるんです。大泉さんとの現場は楽しいので、また他の作品でもぜひご一緒したいです」――撮影現場について。「(脚本のキャストページを)めくれどもめくれども、主演級のスター達なので…毎日、お腹が痛かったです(笑)。『それぞれで1本映画が撮れるのに』っていう人達が集まっている中、同世代は宮沢氷魚君と、池田エライザちゃんくらいで。もう、子羊3匹は大変震えております。もうそれ位、恐ろしいような、『あれ、ヤクザ映画かな?』っていう様な、コワモテがたくさんいるんです(笑)」――映画の注目ポイントは?「いつか共演したい、また共演したいと思っていた俳優さんたちと、毎日入れ替わりで撮影できることは本当に幸せでした。日本の俳優界をけん引する素晴らしい俳優さん、女優さん方の演技合戦にも注目していただきたいです!」『騙し絵の牙』3月26日(金)全国公開
2021年01月28日作家・塩田武士が、俳優・大泉洋を主人公にあてがきした小説を、大泉さんを主演に迎え、吉田大八監督が実写化した『騙し絵の牙』。この度、主人公の雑誌編集長・速水を演じた大泉さんのインタビュー映像が公開された。インタビューでは「監督とも話して、とにかく“何を考えているのかがわからない”という人を意識していました」と演じたキャラクターについてふり返る。また共演者についてもコメント。新人編集者を演じた松岡茉優については「これまでの共演では今回ほど絡みのない役どころでしたので、今回改めて『しっかりしているな』と。現場の雰囲気もとにかく楽しくしてくれますしね」と印象を明かす。専務役の佐藤浩市とはこれまでも共演が多く、「その都度緊張するというか。とても気さくで素敵な方なので、決して周りを緊張させることはしないのですが、僕ら役者からすると佐藤浩市という存在がすごすぎて勝手に緊張するわけですよね」と話し、「僕ら世代の『北斗の拳』でいうとラオウですよね。『来たなー!』というね」と表現した。さらに撮影中に“騙されたこと”を問われると、「やっぱり監督かな」と大泉さん。「打ち合わせでお会いした際には、クールな印象で話しにくい雰囲気がありました。ところが、撮影が始まってみると大変話しやすいし、テイクも多いと聞いていましたが永遠に撮るということもなく。それはいい意味で騙されたなという感じでしたね。なんかファンになりますね、あの方」と話している。また場面写真では、速水が新人編集者・高野恵(松岡さん)の実家である書店に突然訪れる様子、社内で改革派の急先鋒に立つ東松(佐藤さん)の姿が切り取られている。『騙し絵の牙』は3月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年3月26日より全国にて公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2021年01月20日6月19日(金)に公開される大泉洋主演映画『騙し絵の牙』。この度、大泉が役作りと共演者である松岡茉優や佐藤浩市、吉田大八監督について語ったインタビュー映像と、新たな場面写真が公開された。原作は、累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説。監督は『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチ。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることに。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めていた。新人編集者・高野恵(松岡)を他の編集部から引き抜き、文学への熱意に溢れる彼女を焚き付けながら、イケメン作家(宮沢氷魚)、大御所作家(國村隼)、人気モデル(池田エライザ)らバラエティ豊かなクセモノたちを手玉に取り、自由な発想と天性のトーク術で『トリニティ』を大きく売り出すための企画を次々と仕掛ける。解禁された場面写真では、伝統ある文芸誌編集部の一員として誇りを持って働く高野の実家である書店に突然訪れた速水や、社内で改革派の急先鋒に立つ東松を演じた佐藤浩市の姿を垣間見ることが可能だ。大泉のコメントは以下の通り。――速水を演じて「監督とも話して、とにかく“何を考えているのかがわからない”という人を意識していました。彼なりのポリシーや真実があるのでしょうけど、飄々としていて、まわりには本音がわからないという人を意識しましたね」――松岡茉優との共演について「子役からお芝居をされているキャリアのある方なので、とても安定感がありました。これまでの共演では今回ほど絡みのない役どころでしたので、今回改めて『しっかりしているな』と。現場の雰囲気もとにかく楽しくしてくれますしね。松岡さんはいつも僕と話をするときに『我々は』と、僕と松岡さんをまとめて言ってくれるんです。確かに僕たちは考え方が似ているなと思います」――佐藤浩市との共演について「ありがたいことに、僕の短い役者キャリアの中でも佐藤浩市さんとの共演は多い方です。そして、その都度緊張するというか。とても気さくで素敵な方なので、決して周りを緊張させることはしないのですが、僕ら役者からすると佐藤浩市という存在がすごすぎて勝手に緊張するわけですよね。なんですかね、あの、とてつもなく人を緊張させるオーラといいますか。僕ら世代の『北斗の拳』でいうとラオウですよね。『来たなー!』というね」――撮影中に“騙されたこと”「撮影中に騙されるってことはなかったけれど、やっぱり監督かな。打ち合わせでお会いした際には、クールな印象で話しにくい雰囲気がありました。ところが、撮影が始まってみると大変話しやすいし、テイクも多いと聞いていましたが永遠に撮るということもなく。それはいい意味で騙されたなという感じでしたね。なんかファンになりますね、あの方。かわいいんだよね。一見、クールに見えるのですが、暖かくて気づかいのある方だったので、いい意味で騙されていたなと思いましたね」さらに現場については「本当に楽しい現場で、とても充実した楽しい日々でした」と語ったという。このコメントを踏まえ、ますます内容に期待が高まる。『騙し絵の牙』3月26日(金)全国公開
2021年01月20日主演の大泉洋ほか、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、木村佳乃、小林聡美、佐藤浩市ら超豪華キャストの共演で話題の『騙し絵の牙』。公開が延期されていた本作の新公開日が2021年3月26日(金)に決定、大泉さん自身の口からそれを伝えるスペシャル映像「未来で待つ男」も到着した。主人公の雑誌編集長・速水役には、本作の主人公としてあてがきされた国民的人気俳優の大泉洋。大泉さんと映画初共演で吉田組には『桐島、部活やめるってよ』以来となる松岡茉優のほか、佐藤浩市、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼など日本を代表する超豪華俳優陣が大集結。それぞれがクセモノ揃いのキャラクターを見事に演じ、崖っぷち出版社を舞台に繰り広げられる仁義なき騙し合いバトルが誕生した。さらに新たな公開日の決定を告知するため、大泉さんを主演に、吉田大八監督の企画・演出ほか本作のスタッフが再集結して撮影された超贅沢なスペシャル映像「未来で待つ男」が完成。▼スペシャル映像「未来で待つ男」暗い映画館の座席に座っている大泉さんはスポットライトが当たると立ち上がり、カメラ目線で「大泉洋です。ちょっとだけ未来に来ています」と語り始めると、「色々とあって公開が遅れましたが、ご安心ください。1年熟成でちょうど今が食べごろです。私はここ3月26日でみなさんをずっとお待ちしております」と、未来の大泉さんが観客に公開日に待っていると語りかける、という内容。短いものの、緊迫感に満ちピリッとした雰囲気を漂わせ、本編同様に一杯食わされたような気持ちにもなる仕上がりになっている一方、最後には大泉節が炸裂している。撮影は、全10カットをテストと本番を重ねながらの順撮り。立ち位置、目線、話すスピード、タイミングなどを確認しながら進められ、大泉さんはセットチェンジ中にもセリフの練習を重ね、監督はモニターと大泉さんの間を何度も行き来して相談&指示し、時にカメラマンからも目線の指示が飛ぶなど、緊張感漲る中、約2時間をかけて丁寧に繊細に行われた。撮影を終えた後の大泉さんは「久しぶりの監督の緻密な演出にピリッとした(映画本編)撮影中を思い出しました。久々に相当細かく言われました(笑)」と吉田監督の緻密な演出に対して、早速ぼやき!?「俺も自分で良くやったなと思います」と自分の頑張りを笑いを交えながらふり返った。一方の吉田監督は、「なんとか僕たちの気合いを形にしたくて大泉さんと相談した」と明かし、「誰も気づかないでしょうが勝手にTENETも意識しつつ」1年ぶりに大泉さんを演出した撮影はスムーズに進んだとコメント、納得の仕上がりになった様子だ。▼新予告『騙し絵の牙』は2021年3月26日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 2021年、公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2020年12月04日NMB48・吉田朱里の発案で実現した音楽番組『MY PLAYLIST 7』が、23日より吉田の公式YouTubeチャンネルにて配信された。NMB48の楽曲の中から、推し曲7曲のプレイリストを“MY PLAYLIST 7”として発表する同番組。「もっともっと歌番組に出たい!」というNMB48の強い思いを吉田が形にし、「歌番組つくってみた」というタイトルでYouTubeに公開された。“毎週オンエア”されており“高視聴率で10年目”と、設定もしっかり練られている。司会を吉本新喜劇・川畑泰史が、アシスタントをメンバーの安田桃寧が務め、オリコン1位を獲得した24thシングル「恋なんかNo thank you!」の選抜メンバーと、派生ユニット・だんさぶる!、難波鉄砲隊其之九、Queentet、LAPIS ARCHが出演した。だんさぶる! からプレイリストを発表したのは、NMB48キャプテンの小嶋花梨。「HA!」は「NMB48が持っている大阪の強い女のイメージが出ていて、一番イキって踊れる」と紹介するも「私は埼玉出身ですけど」と明かす小嶋に「大阪ちゃうんかい!」と川端が鋭くツッコむ。NMB48・10周年企画のファン投票で選ばれた難波鉄砲隊其之九は、山本望叶がプレイリストを紹介するも、塩月希依音が「理由をたくさん書いたのに選ばれなかった」とクレームを入れる一幕も。吉田、渋谷凪咲、村瀬紗英が所属するQueentetは、村瀬がプレイリストを発表。「『儚い物語』はオリジナルメンバーじゃないけど、熱唱したくなります」という意見に、吉田も「あ~、わかる!」と共感。ただ吉田にとっては「一生やりたくないけど、好きな曲」に位置しているという発言も飛び出した。「一生やりたくない」理由は番組内で明かされている。LAPIS ARCHは、休日の1日というテーマで7曲を選んだという梅山恋和のプレイリストを。一番の推し曲「おNEWの上履き」の紹介では、小嶋が「曲中、恋和のジャンプがどんどん高くなって、最初は大の字だったのに、土になった」と、梅山の跳躍を絶賛。川畑とLAPIS ARCHの4人で実際にジャンプにも挑戦した。最後に登場した「恋なんかNo thank you!」の選抜メンバーからは、吉田がプレイリストを紹介。「夢に色がない理由」は「この曲を聴いて号泣しました」と歌詞についての思いを語り、21日より始まった吉田プロデュースの7期研究生公演「Will be idol」の最後の曲にも選んだことを明かした。吉田の卒業について小嶋は「朱里さんが卒業することで危機感もあるけど、メンバーそれぞれ頑張るしかないので、不安はありません」とコメント。白間美瑠も「あかりんが作ってくれた道は大きいです。私も最後の1期生として頑張りたい」と心境を語った。
2020年11月24日女優としてさまざまな作品で活躍する、吉田羊(よしだ・よう)さん。出演作品以外にも、過去に出演したバラエティ番組で、俳優の吉田鋼太郎さんを魅了したエピソードが明かされるなど、そのプライベートが話題になったこともあります。そんな吉田羊さんの彼氏に関する情報や、相手がジャニーズアイドルという噂などをご紹介します。吉田羊の彼氏と噂される人物は?これまでに、俳優の西島秀俊さんや劇作家・映画監督などで活躍する三谷幸喜さん、お笑いコンビ『ピース』の又吉直樹さんとの熱愛が噂されてきた吉田羊さん。しかし、どれも噂の域を超えず、決定打に欠けるものばかりでした。そんな中、2016年に大々的に報じられた熱愛相手が、ジャニーズのアイドルグループ『Hey! Say! JUMP』のメンバー、中島裕翔(なかじま・ゆうと)さんです。中島裕翔、吉田羊との熱愛報道に無言『SUITS/スーツ』で織田裕二と初共演し「勉強になった」中島裕翔さんは、『Hey! Say! JUMP』のメンバーとして活躍するかたわら俳優としても活動中。ドラマ『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)やドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』(フジテレビ系)など、話題作への出演も目立ちます。\Happy Birthday!中島裕翔さん/本日8月10日は、我らが中島裕翔さんのお誕生日です㊗️㊗️㊗️おめでとうございます㊗️㊗️㊗️中島さんにとって素敵な1年になりますように…♡ #SUITS2 #ドラマスーツ #中島裕翔 #誕生日 #中島裕翔誕生祭 pic.twitter.com/NbvaSenY9E — 『SUITS/スーツ2』ご視聴ありがとうございました (@drama_suits) August 9, 2020 そんな中島裕翔さんが所属するジャニーズ事務所といえば『恋愛禁止』という厳密なルールこそないものの、恋愛ネタはご法度。また、吉田羊さんと中島裕翔さんの年齢が19歳差、ほぼ20歳という年の差でも話題を呼びました。週刊誌『週刊ポスト』が報じたところによると、中島裕翔さんが吉田羊さんの自宅に7連泊したといい、記事には2人が寄り添って歩く写真も掲載されています。なお、2人に共演経験はなく、記事によると出会いはバーとのこと。週刊誌では、同じバーのマスターを介して親交が深まり、交際に発展したと伝えています。吉田羊の熱愛報道にジャニーズ側の反応は?吉田羊さんと中島裕翔さんの熱愛が報じられた後、ジャニーズ事務所側は「仕事について相談に乗っていただいたことはあるようだ」としつつも「交際という事実はありません」と2人の関係を否定。吉田羊さん側の事務所もまた「役者の仲間の1人であり、交際はしていない」とコメントしました。一方で、出席するイベントなどで中島裕翔さんとの関係に関する質問を振られても、沈黙をつらぬき続けた吉田羊さん。しかし、熱愛が報じられた直後に出席した『日経ヘルス Presents ビューティーミューズ大賞2016』では、「基本的にはすべてが試練」「意味がある試練だと思っているので、しんどいですし、外に出られないこともありますけど、そこにきっと意味があると思っていれば、乗り越えられる」と意味深な発言をしたこともありました。『日経ヘルス Presents ビューティーミューズ大賞2016』出席時の吉田羊なお、この日のイベントではファンからの声援を受け涙するひと幕も。最後には「あなたを大事だと思っている人もきっと笑顔になると思いますので、日々笑顔で過ごしてください」という言葉も飛び出し、中島裕翔さんのことを思っての発言なのではないかと、噂になりました。吉田羊、ジャニーズの彼氏とのその後は?2016年に吉田羊さんと中島裕翔さんの熱愛報道が出た直後、しばらく2人の続報が出ることはありませんでした。一部では破局と見る動きも強まっていた中、2018年には久々に2人の関係に触れた記事が出ます。記事では、中島裕翔さんとの熱愛報道で吉田羊さんと事務所の社長との関係に溝ができたといい、独立準備と留学を予定していると伝えていました。しかし、後に吉田羊さん自身が留学の噂を否定。自身のインスタグラム上で「#嘘が本当のように報道される」とハッシュタグをつけて投稿しています。 この投稿をInstagramで見る 吉田羊( ♀)Yoh Yoshida(@yoshidayoh_official)がシェアした投稿 結局、吉田羊さんと中島裕翔さんが本当に熱愛関係にあったのかは本人たちがコメントを避けている以上分からないまま。しかし、中島裕翔さんが吉田羊さんの自宅に連泊し、決定打となる写真も撮影されているだけに、2人が親密な関係にあることは事実。今後、吉田羊さんが幸せな恋を手にすることを多くのファンが願っているに違いありません。[文・構成/grape編集部]
2020年11月13日吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和らがレギュラー出演する連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」より、ポスタービジュアルが公開。吉田さんからコメントも到着した。取調室を舞台に、吉田さん演じる女性刑事・石川百合をはじめとするお馴染みメンバーが並ぶこのビジュアルは、さらに強く深まった彼らの絆を感じさせつつも、百合が初めて斜めに構えている点に注目。吉田さんは、今回のポスターについて「これまでとは明らかに違う百合の変化を感じ取りました」と感想を述べ、「事実、今シリーズは百合にとって試練の多い、しかも彼女のアイデンティティに揺さぶりを掛けるエピソードが多く、これまでに体験したことのない感情が生まれる瞬間が多々ありました。また今回、自粛期間を挟んで半年間捜査一課メンバーと一緒に過ごした関係で、その絆の深まりもまた、このポスターから滲み出ているように思います」と太鼓判を押す。また「最高にカッコいいこのポスターを眺めながら、どうぞシリーズ開始を楽しみにお待ち下さいませ」と視聴者へメッセージを寄せた。さらに、本作のシーズン1とシーズン2の一挙放送も決定。新シリーズ放送開始直前の12月1日(火)を皮切りに過去シリーズが一気に楽しめる。連続ドラマW「コールドケース3 ~真実の扉~」は12月5日より毎週土曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全10話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年10月29日二宮和也主演、『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野量太監督による映画『浅田家!』が第36回ワルシャワ国際映画祭にて最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を受賞、邦画作品では初の受賞となった。10月9日(金)~18日(日)の間、開催されていたワルシャワ国際映画祭は1985年の初開催以降、2009年に国際映画製作者連盟公認の映画祭となり、カンヌ、ベルリン、ヴェネチア、さらにロカルノ、サン・セバスティアンなどと並び、ヨーロッパの中でも重要な映画祭の1つとして知られる。本作のプレミア上映は、現地時間10月14日にワルシャワ市内の映画館マルチキノ(キャパ366席)で上映されており、観客の反応は良く、中には「中野監督にお礼を伝えてください」という観客もおり、多くのシーンで笑いが巻き起こっていたという。また、今回の授賞理由についてある審査委員は、「本作は、現在の混沌とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた、非常に感動で楽しい作品でした。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めない、ユニークなある家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしく、私たちは最優秀アジア賞(NETPAC賞)を授与いたします」とコメントしている。二宮和也「“家族というものの一つの形”を感じて頂くことができたのかな」今回、新型コロナウィルスの影響で残念ながら映画祭に出席できなった二宮さんは、「人から人へ気持ちが伝わったことが嬉しいです。それだけでも嬉しいです」とコメント。「こういった映画祭があるからこそ、世界の人に観ていただく機会があり、世界中にある“家族というものの一つの形”を感じて頂くことができたのかなと思います」と喜びを語る。と同時に、「たくさんの方が久しぶりに映画館に行ったきっかけが『浅田家!』だと言ってくれているのを知り、すごく嬉しかったです。色々な価値観の人が集まって一つのスクリーンで同じものを共有できる映画館という場所に人が戻ってきて、お客さんが『よかった』と言ってくれる作品を作れたことが何より素晴らしいと思います」と、現在全国で公開中の本作に触れた。中野量太監督「家族の話なので、世界共通」「この映画が言葉の壁や国境も超えて海外の人にも受け入れられたということがとても嬉しいです。国際コンペティション部門に選ばれた理由も『この苦しい時代だからこそ、こういう映画が必要だ』というものだったのですが、受賞理由も同じだったと聞いて嬉しかった」と中野監督。「この映画は家族の話なので、世界共通だと思いました。東日本大震災の中で苦難にぶつかっても、希望を見つけて乗り越え、前に進むという話なので、世界の方々にも理解をして頂けたんだと思います」と語り、「この作品で映画館に帰ってきてくれたというお話を聞いて、世界の映画ファンも帰ってきてくれるきっかけの映画になってくれたらいいなと。受賞理由を聞いて、もしかしたらそういう役目をもった作品なのかもと感じたので、今、上映できていることが嬉しいです」と、二宮さん同様に映画館で上映されていることの意味に触れた。なお、ワルシャワ国際映画祭での邦画作品の受賞は、2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(吉田大八監督)のフリースピリットコンペティション部門大賞受賞以来、最優秀アジア映画賞としては初。同賞はコンペティション部門に関わらず、今年対象になったアジア映画12本の中から選出された。ワルシャワ国際映画祭国際コンペティション部門グランプリといえば、これまで2004年に『別離』でベルリンのグランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督の『美しい都市(まち)』(日本劇場未公開)や、『ブレードランナー2049』『DUNE/デューン』で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『灼熱の魂』が2010年に、『COLD WAR あの歌、2つの心』のパヴェウ・パヴリコフスキのアカデミー賞外国語映画賞受賞作『イーダ』が2013年に受賞するなど、後の巨匠監督の初期作品が多く受賞しているという特徴がある。二宮さんの出演作が海外の映画祭に選出されるのは、第57回ベルリン国際映画祭の『硫黄島からの手紙』、第2回マカオ国際映画祭での『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』公式上映、第38回ハワイ国際映画祭出品『検察側の罪人』の以来。また、10月21日から開催の第25回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門にも正式招待されており、日本のみならず世界から注目を集めている。『浅田家!』は全国東宝系にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:浅田家! 2020年10月2日より全国東宝系にて公開©2020「浅田家!」製作委員会
2020年10月19日アイドルグループ・嵐の二宮和也が主演を務める映画『浅田家!』(10月2日公開)が、第36回ワルシャワ国際映画祭で最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を獲得したことが19日、明らかになった。同作は写真家・浅田政志とその家族を映画化した映画。4人家族の次男として生まれた政志(二宮和也)が、家族それぞれが“なりたかった自分”をテーマにコスプレで家族写真を収めた写真集「浅田家」が、第34回木村伊兵衛写真賞を受賞しプロとして活動を始めた最中、東日本大震災が起こる。政志は津波で泥だらけになってしまったアルバムや写真を洗浄、元の持ち主に返すボランティア活動をする人々を約2年間にわたって撮影していく。『湯を沸かすほどの熱い愛』(16年)で、第41回報知映画賞作品賞、第40回日本アカデミー賞優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞など数々の賞を受賞した中野量太監督が独自の目線で映画化した。9日~18日の間行われていた、第36回ワルシャワ国際映画祭「国際コンペティション部門」に出品にされていた同作だが、現地時間17日16:30(日本時間23:30)よりワルシャワ市内の映画館マルチキノにて授賞式が行われ、アジア映画12本の中から最優秀アジア映画賞(NETPAC賞)を獲得。ワルシャワ国際映画祭においての最優秀アジア映画賞は、邦画作品では初の受賞となる。本作のプレミア上映は、現地時間14日に、ワルシャワ市内の映画館マルチキノ(キャパ366席)で上映され、観客の反応は非常にポジティブで、多くのシーンで笑いが起こっていた。今回の授賞理由について、ある審査委員は「本作は、現在の混沌とした時代にこそ必要とされる希望に満ちた、非常に感動で楽しい作品でした。誰もが大きな心を持ち、純粋な夢を決して諦めない、ユニークなある家族の悲しみと喜びの描写が素晴らしく、私たちは最優秀アジア賞(NETPAC賞)を授与いたします」と述べている。ワルシャワ国際映画祭国際コンペティション部門グランプリでは、これまでも2004年に『別離』でベルリンのグランプリ、アカデミー賞外国語映画賞を受賞したアスガー・ファルハディ監督の『美しい都市(まち)』(日本劇場未公開)や、2010年、『ブレードランナー2049』で知られるドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の『灼熱の魂』、2013年、『COLD WAR あの歌、2つの心』のパヴェウ・パヴリコフスキのアカデミー賞外国語映画賞受賞作『イーダ』などが受賞しており、後の巨匠監督の初期の作品が多く受賞しているという特徴があるという。邦画作品の受賞は、2007年『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(吉田大八監督)のフリースピリットコンペティション部門大賞受賞以来となる。二宮の出演作が、海外の映画祭に選出されるのは『硫黄島からの手紙』(06年)での、第57回ベルリン国際映画祭、第79回アカデミー賞のノミネート、『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』(17年)での第2回マカオ国際映画祭での公式上映、『検察側の罪人』(18年)の第38回ハワイ国際映画祭への出品以来。21日から開催の第25回釜山国際映画祭のオープンシネマ部門にも正式招待されている。今回、新型コロナウィルスの影響で映画祭に出席できなった二宮と中野監督は、この吉報を耳にし、コメントを発表した。○二宮和也 コメントまずは監督、受賞おめでとうございます! 朝起きて、「最優秀アジア賞を受賞しました」という知らせが深夜に来ていたことを知り、大変驚きました。人から人へ気持ちが伝わったことが嬉しいです。それだけでも嬉しいです。最初から賞を目的として、作品に参加したわけではありませんが、こういった映画祭があるからこそ、世界の人に観ていただく機会があり、世界中にある“家族というものの一つの形”を感じて頂くことができたのかなと思います。賞をいただけたことはもちろん光栄ですが、映画を観た皆さんの感想で、たくさんの方が久しぶりに映画館に行ったきっかけが『浅田家!』だと言ってくれているのを知り、すごく嬉しかったです。色々な価値観の人が集まって一つのスクリーンで同じものを共有できる映画館という場所に人が戻ってきて、お客さんが「よかった」と言ってくれる作品を作れたことが何より素晴らしいと思います。○中野量太監督 コメントこの映画が言葉の壁や国境も超えて海外の人にも受け入れられたということがとても嬉しいです。国際コンペティション部門に選ばれた理由も「この苦しい時代だからこそ、こういう映画が必要だ」というものだったのですが、受賞理由も同じだったと聞いて嬉しかったです。この映画は家族の話なので、世界共通だと思いました。東日本大震災の中で苦難にぶつかっても、希望を見つけて乗り越え、前に進むという話なので、世界の方々にも理解をして頂けたんだと思います。日本の映画ファンの方々が、この作品で映画館に帰ってきてくれたというお話を聞いて、世界の映画ファンも帰ってきてくれるきっかけの映画になってくれたらいいなと。受賞理由を聞いて、もしかしたらそういう役目をもった作品なのかもと感じたので、今、上映できていることが嬉しいです。
2020年10月19日吉田羊主演の新TVCMが、7月10日(金)より全国にてオンエア。その新CMの楽曲には、菅田将暉×石崎ひゅーいによる「糸」のカバーが起用されている。吉田さんらが家に帰ってくるシーンからスタートし、料理シーンなど日常が映し出される本新CM。撮影では、青色の背景をバックに家族が紹介するシーンでアドリブのやりとりも生まれ、和やかな雰囲気で進んだそう。そして本CMシリーズでは、2015年度、中島みゆきのオリジナルを起用して以来、EXILE ATSUSHI、Aimer、「いきものがかり」吉岡聖恵、「スキマスイッチ」が「糸」をカバーし、歌い継いできた。6年目となる2020年度は、映画『糸』とのタイアップにより、主演のひとり菅田さんと石崎さんがカバー。本楽曲は、映画のエンディングソングにも決定している。またYouTube東宝MOVIEチャンネルにて、本楽曲が使用された「映画『糸』メイキングスペシャル映像」が公開。ほかにも、芸人「かが屋」が初登場するコミカルなWEB限定CMも公開。TOYOTA HOME DIGITAL PARK やトヨタホーム公式YouTubeチャンネルにて視聴可能。さらに、吉田さんとの対談動画もTOYOTA HOME DIGITAL PARK限定で楽しめる。トヨタホームTVCM“「なのに」がある家 夏篇”は7月10日(金)より全国にて放映。菅田将暉×石崎ひゅーい「糸」は7月17日(金)配信リリース。(cinemacafe.net)
2020年07月09日吉田羊と大泉洋がW主演し、リモートで制作したショート連続ドラマ「2020年 五月の恋」が好評につき、配信期間延長が決定。吉田さんが制作の裏側などを語るコメントも到着した。本作は、吉田さんが撮影の自粛が続いている中、「お芝居で日本を元気にしたい」「心の栄養を届けたい」と思いを寄せたことから企画がスタート。これに大泉さん、脚本家・岡田惠和、松永大司監督の思いが重なり、奇跡のタッグが実現。大手スーパーマーケットに勤め、都心店舗の売り場を任されているユキコ、在宅勤務で慣れないリモートワークに奮闘する中堅の設計会社に勤める営業マン・モトオという“元夫婦”の電話での会話を中心に物語が展開していく。WOWOWでは全4話で放送された本作が、現在YouTube WOWOWオフィシャルチャンネルとWOWOWメンバーズオンデマンドにて無料配信中。当初、6月末までの配信を予定していたが、延長が決定。YouTubeでは7月いっぱいまで、WOWOWメンバーズオンデマンドでは来年5月いっぱいまで無料配信する。全4話のYouTube合計視聴回数は、68万を超え(6月26日時点)、反響を集めている本作。また、7月5日(日)には全4話を1本化し、未公開映像を含んだ特別版の放送もされ、ここだけでしか見られないエンディングが用意されている。主演の吉田さんは、最初に脚本を読んだときのことをふり返り「『面白い!うまい!』と思わず声が出たほど、岡田さんの想像力と筆力にただただひれ伏したくなるパーフェクトな脚本でした」と言い、「中でも秀逸と感じたのは、二人の人物設定。リモートワークのモトオもスーパー勤めのユキコも、まさに『2020年の5月』を生きた私たちと地続きの二人。彼らが感じ口にする言葉はみな、リアルな私たちのものでもありましたし、“自粛する者”と“するわけにはいかない者”双方の立場で語られるところに、全ての人にこの作品を楽しんでもらいたいという岡田さんの愛情も感じました」と感想を語る。また、リモートの撮影方法については「二人が住むマンションは、離れた二つのスタジオ。各現場には、iPhoneとiPadの2台がアングル違いで設置され、それらの映像はリアルタイムでWOWOW本社内の基地に送信されていました。監督はその基地からリモート演出し、各スタジオに設置された指示用パソコンからそれが聞こえるという具合」と説明。“毎話ワンカット撮影”だったことも明かしながら、「リハーサルを見て直しを入れたら、あとの本番は最後までノンストップ。リモートあるあるですが、町内放送が流れてきてNGなんてこともありました。また画面のスウィッチングは収録と同時に行われ、それをベースに編集が加えられと聞きました」と詳細に撮影の様子を語っている。さらに、大泉さんとの共演については「それぞれ都内にあるハウススタジオでしたが、その距離は16km離れておりました。会話は、実際に電話をかけ、受話器から相手の声が聴こえる状態。しかも、部屋には本人以外入らなかったので、完全なる一人暮らしの長電話でした」と状況をふり返り、「監督は、何度もリハーサルをする中で役者の芝居を新鮮に保つため、どっちかの音声をオフにし、『内緒の演出』をして、相手の新鮮なリアクションを引き出すこともありました」とコメント。タイミング合わせに関しては「例えば3話冒頭の『同時マスト』のくだりは、演出パソコンからキューをもらいタイミングを合わせたものです。ところが、二人が偶然にも同じタイミングで同じ動きをするという奇跡の瞬間が幾つかあったことは、オンエアを見て知りました」と奇跡もあったそうだ。「2020年 五月の恋」は7月31日(金)までYouTube WOWOWオフィシャルチャンネルにて、2021年5月31日(月)までWOWOWメンバーズオンデマンドにて全4話無料配信中、WOWOWプライムにて7月5日(日)13時より【特別版】無料放送。(cinemacafe.net)
2020年06月27日大泉洋を主人公にあてがきした塩田武士の小説を、大泉さん主演で映画にした『騙し絵の牙』。6月19日(金)より公開を予定していた本作だが、新型コロナウイルスの影響で公開が延期されることが決定した。本作は、「罪の声」で数々の賞を受賞した小説家・塩田武士が、俳優・大泉洋を綿密に分析、完全あてがきによる新感覚小説「騙し絵の牙」を、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』の吉田大八監督が映画化。大手出版社の雑誌編集長・速水役の大泉さん、速水の策略に巻き込まれていくヒロインを松岡茉優、大手出版社・薫風社専務を佐藤浩市、ほかにも宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也、リリー・フランキー、木村佳乃ら豪華俳優が出演している。そんな本作が、今回公開延期を発表。新たな公開日については現在未定。決まり次第、映画公式サイトやSNSにて発表される。『騙し絵の牙』は近日公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:騙し絵の牙 近日公開©2020「騙し絵の牙」製作委員会
2020年04月15日累計発行部数50万部突破を誇るミステリー小説『罪の声』の著者・塩田武士が、あの大泉洋を主人公に当て書きし、2018年本屋大賞にランクインするなど、世間の注目を集めたベストセラー小説『騙し絵の牙』が実写映画化。もちろん大泉洋を主演に迎え、6月19日(金)より全国ロードショーされる本作の特報映像が公開し、あわせて場面写真も公開された。本作の監督は、『桐島、部活やめるってよ』『紙の月』などの吉田大八。国民的俳優と日本アカデミー賞監督の最強タッグで、邦画界最高峰のエンタテインメント作品が誕生。舞台となるのは、大手出版社・薫風社。かねてからの出版不況に加え、創業一族の社長が急逝し、次期社長を巡って権力争いが勃発する。その中で、専務・東松(佐藤浩市)が進める大改革で、雑誌は次々と廃刊のピンチに。会社のお荷物雑誌『トリニティ』の変わり者編集長・速水(大泉)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされることになる。しかし、一見頼りないこの男、実は笑顔の裏にはとんでもない“牙”を秘めているのだ。公開された特報映像では、大泉、松岡茉優、佐藤のほか、宮沢氷魚、池田エライザ、中村倫也、佐野史郎、木村佳乃、和田聰宏、坪倉由幸、斎藤工、塚本晋也、リリー・フランキー、小林聡美、國村隼ら日本を代表する超豪華俳優陣の姿が次々と映し出され、重厚感のある映像になっている。廃刊の危機が迫る編集部で、速水は雑誌を立て直そうと奮闘する一方、國村演じる超大御所作家や、佐藤演じる改革派の専務・東松らからは「戦争だな」「狸黙らせろよ」などと、なんとも不穏な雰囲気。さまざまな陰謀が渦巻く様子がうかがえる。一体どんな裏切りや逆転劇が繰り広げられるのか。超豪華な“クセモノ”キャストたちが展開する、仁義なき騙し合いバトルを予感させる映像だ。またあわせて公開されたのは、大泉演じる速水の姿を収めた場面写真。一癖も二癖もありそうな表情から、大泉がどんな演技を見せてくれるのかに期待が高まる。さらに、デスクや資料が乱雑に積まれ、使い込んだ様子のホワイトボードのあるオフィスからも、リアルな編集部の空気感が伝わってくるものとなっている。『騙し絵の牙』6月19日(金)より全国公開
2020年01月23日吉田兄弟が1月11日から2日間、神奈川・カルッツかわさき ホールで「吉田兄弟 20周年記念コンサート - The Yoshida Brothers –」を開催する。昨年11月にデビュー20周年を迎えた吉田兄弟。これまでもMONKEY MAJIK、ももいろクローバーZ、EXILEなど多くのアーティストとコラボするなど、津軽三味線の枠にとらわれないユニークな活動を展開してきた。先日1月8日に発表したアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』でもLUNA SEAのSUGIZOを客演に招いた『GIBIATE』など挑戦的な楽曲も収録されおり、彼らの創造性は留まることを知らない。5年ぶりとなる新作を起点に彼らのアニバーサリーイヤーが幕を開けた。それにともない様々なコンサートが企画されている。本日の「吉田兄弟 20周年記念コンサート- The Yoshida Brothers –」もそのひとつだ。関東公演はカルッツかわさき ホールで本日から、関西公演は2月にNHK大阪ホールで行われる。どちらも熱量の高いステージとなるだろう。ぜひ本日は津軽三味線の力強い打撃音に酔いしれてほしい。■公演情報「吉田兄弟 20周年記念コンサート- The Yoshida Brothers –」会場:カルッツかわさき ホール1月11日(土)開場/14:30/開演/15:301月12日(日)開場/13:30/開演/14:30
2020年01月11日津軽三味線に新しい風を起こし、独自の道を切り開いてきた吉田兄弟が、2019年にデビュー20周年を迎えた。これまでの思いや新作、2020年2月に開催する『吉田兄弟 20周年記念~スペシャルコンサート』について、ふたりが語った。「吉田兄弟」チケット情報1999年にデビューして以来、その驚異的なテクニックや、口ずさめるようなフレーズ、多彩なアーティストとのコラボレーションなどで多くのファンを獲得してきた。「2003年に全米デビューし、いろんな国でプロモーションしてつくづく感じたのは、津軽三味線だけでは限界がある。日本のいろんなアーティストとセッションやコラボをして、その力や可能性を見せていかないと。それを実行し、やっとここまで来たという思いです」と弟の吉田健一。兄の良一郎も「20年前だったら、津軽三味線とJ-POP・ROCKが一緒に演奏するなんて考えられなかった。でも、この20年で変わり、和と洋楽器が垣根を超えてコラボできるように。世界中にこんな音楽はないですよね。“どう、すごいでしょ津軽三味線!”というのを見せられたと思います」と力を込める。そのふたりの思いを結集させたニューアルバム『THE YOSHIDA BROTHERS』(2020年1月8日発売)は、2000年から現在まで、吉田兄弟がさまざまなアーティストとコラボした楽曲や新曲が入る。ヲタ芸のグループGinyuforcEと共演した『雷-IKAZUCHI-』は疾走感あふれ、「ヲタ芸が踊りやすいスピードで作り、速さは吉田兄弟史上マックス。あれ以上は速く弾けない(笑)」と健一。「まさかヲタ芸とコラボするとは(笑)。演奏中、後ろで彼らが踊っていてすごく面白かった」と良一郎もうなずく。一転して、オーケストラと共演した『ファビア・サントコフスキー:2つの三味線のための協奏曲』は、自然の中を津軽三味線が旅するという曲。三味線のために協奏曲が書かれたのは世界初で、譜面に基づきながらもふたりの即興演奏が入る。三味線で蝉や風の音などを表し神秘的だ。「コンサートで演奏中、指揮者の大野和士さんも乗ってきて、どれが指揮の合図だか分からなくなって(笑)。途中でロストしましたが、無事に弾き終えた。かつてない大挑戦になりました」と声を揃える。ほかには来年公開のアニメ『ジビエート』のオープニングテーマ曲など、聴き応えのある作品に仕上がった。20周年を迎えるコンサートはギターや尺八、太鼓などを交えた約10人編成。「僕らの集大成でありますが、未来を感じさせるものにしたい。20周年でもここからもう一度始まる、1年生の気持ち」と健一。「津軽三味線はお年寄りだけがやる楽器ではなく、20年かかって若者や海外の人が演奏するカッコいい楽器になった。もう一歩、僕らで進めたいです」と良一郎。新1年生が奏でる音にじっくりと耳を澄ませたい。公演は2月1日(土)・2日(日)、NHK大阪ホールにて。チケット発売中。取材・文:米満ゆうこ
2019年12月17日笑福亭鶴瓶が吉田茂を、生田斗真が吉田の右腕・白洲次郎を演じ、熱き人間ドラマを描くスペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」。この度、若手女優の新木優子が、ドラマの原案「父 吉田茂」の著者でもある吉田の娘・麻生和子役を演じることが分かった。「日本は絶対立ち直る」という思いを胸に、吉田茂が日本の独立を目指した戦後政治の軌跡とその生き様を描く本作。今クールでは「モトカレマニア」で初主演を果たし、もうすぐ写真集も発売されるなどいま注目の新木さんが演じる吉田の娘・和子は、妻を早くに亡くした吉田を、その勝気で社交的な性格から事実上の“ファーストレディ”として支えた人物。現在、副総理を務める元総理・麻生太郎の母親でもある。今回、父を厳しくも温かく見守る愛に溢れた娘・和子を演じる新木さんは「大変な時代に逞しく生きた女性は、いつか挑戦してみたかった役なのですごく嬉しかったです!」と喜び、「いつかご一緒したいと思っていた方々と共演させていただけると聞いて夢のようでした。特に父役の笑福亭鶴瓶さんとはバラエティで一度共演させていただいたことがあるのですが、今回はお芝居でご一緒できて嬉しかったです」と共演者についてコメント。「鶴瓶さん演じる吉田茂は優しさの中に厳しさや強さを感じる印象がありました。鶴瓶さんはすごく優しくお茶目な方なので、現場の雰囲気をいつも盛り上げてくださっていました」と撮影の様子も明かし、「吉田茂の生き方を通して、どう強くあるべきなのか、いざという時の決断力がいかに大切かを感じていただけるドラマだと思います。ぜひたくさんの方々に見ていただきたいです」とメッセージを寄せている。<ストーリー>1936年。第二次世界大戦前の吉田茂(笑福亭鶴瓶)は駐英大使としてロンドンにいた。貿易商の白洲次郎(生田斗真)とは“ジイさん”と呼ばれるほどの間柄。やがて吉田が反対するドイツとの防共協定を締結したのを機に、吉田は駐英大使を辞すことに。太平洋戦争が始まり、吉田は大磯で戦争を早く終わらせるべく上奏文の準備を進めていたが、情報が漏れたのか終戦工作に関わった罪で拘留されてしまう。だが、この年に終戦を迎えた日本はGHQに占拠され、外務大臣を更迭させるなど政治にも口を出すようになる。新たな大臣に任命された吉田は、言いなりにはならないと、臆せずマッカーサーに意見していく。テレビ東京開局55周年特別企画スペシャルドラマ「アメリカに負けなかった男~バカヤロー総理 吉田茂~」は2020年2月、テレビ東京系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2019年12月09日ユニクロ(UNIQLO)のTシャツブランド「UT」がアートディレクター・吉田ユニとコラボレーション。2020年春夏コレクションから、吉田ユニが手掛けるハローキティ(HELLO KITTY)をはじめサンリオキャラクターのグラフィックを採用した新作Tシャツ「ハローキティ Tマーケット BY ヨシダユニ(HELLO KITTY T-MARKET BY YUNI YOSHIDA)」を2020年6月上旬より発売する。吉田ユニは、渡辺直美展のビジュアルや星野源のCD・DVDジャケットのアートワークなど、数多くの作品を手掛けてきたアートディレクター。ファッション界でも、Mercedes-Benz Fashion Week TOKYO、シアタープロダクツ(THEATRE PRODUCTS)、ワコールなど、これまで国内外の名だたる企業やブランドとタッグを組んできた。そんな彼女がUTのため制作したのは、サンリオの人気キャラクターたちの作品。そのメインとなるハローキティは、愛らしい丸いフェイスを花で表現した。吉田ユニらしいカラフルで遊び心溢れる世界観を凝縮している。また、ハローキティのほか、マイメロディやパティ&ジミーもオリジナルのグラフィックで登場。なお、シルエットは、通常のUTと異なりボックスシルエットを採用している。【詳細】HELLO KITTY T-MARKET BY YUNI YOSHIDA発売時期:2020年6月上旬価格例:・ウィメンズ 1,500円+税・ガールズ 990円+税
2019年11月30日