「さんま御殿2時間SP美女もおブスも花嫁姿&玉木宏もノリノリ祭」が6月7日(火)今夜放送され、現在全国公開中の映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』から玉木宏と広瀬アリスらキャスト陣ほか豪華ゲストが出演する。同番組は明石家さんまが芸能人ゲストたちとトークを繰り広げる「踊る!さんま御殿!!」の2時間スペシャル。今回はスペシャルということで「ノリノリ芸能人」と「独身女子ウェディングドレスSP」の2部構成で放送され、玉木さんと広瀬さんは「ノリノリ芸能人」コーナーに出演、映画でも共演している小倉久寛、渡辺邦斗の2人をはじめ、藤田ニコル、りゅうちぇる、ゆうたろうら今注目の“個性派キャラ”芸能人、人気アイドル「でんぱ組.inc」の最上もが、「りこぴん」の愛称で注目される“日本一カワイイ女子高生”永井理子ら話題の芸能人たちとともにスタジオでさんまさんとトークで盛り上がる。また番組恒例企画となった「独身女子ウェディングドレスSP」では独身女子のゲストたちが華麗なウェディングドレス姿で登場。「モテる女とモテない女の違いはなにか!?」など、まだ見ぬ相手との恋愛について爆笑討論を繰り広げてくれる。玉木さんと広瀬さんが出演している『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』は、島田荘司による人気ミステリー「御手洗潔シリーズ」の最新刊となる「星籠の海 THE CLOCKWORK CURRENT」(講談社刊)をベースに「相棒シリーズ」を手がける和泉聖治監督がメガホンを取って映像化する。主人公・御手洗潔を昨年放送されたドラマ版に引き続き玉木さんが演じるほか、映画オリジナルキャラクターとして登場する編集者の小川みゆきを『ちはやふる』で妹の広瀬すずと“姉妹共演”したことも話題の広瀬さんが演じる。そのほか今回番組にも出演した小倉さん、渡辺さんをはじめ、石田ひかり、要潤、谷村美月、吉田栄作などが脇を固め、35年の歴史を誇る同シリーズ初の映画化に彩りを添えている。「さんま御殿2時間SP美女もおブスも花嫁姿&玉木宏もノリノリ祭」は6月7日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2016年06月07日俳優・玉木宏が11日、都内映画館で行われた主演映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』(6月4日公開)完成披露上映会の舞台あいさつに、共演の広瀬アリス、石田ひかり、小倉久寛、吉田栄作、和泉聖治監督とともに出席した。同作は島田荘司原作のミステリー小説で、1981年のシリーズ第1作目発表以来、初の映画化となる。探偵・御手洗潔(玉木)が、編集者・小川みゆき(広瀬)から聞いた、瀬戸内海の難事件に挑む。撮影の思い出を聞かれた小倉が「玉木くんなんか、寒くてダウン着てくるんですけど、裸足なんですよ。この人の暑い寒いという感覚はどうなっているのか!」と振り返ると、玉木は「そんなに寒い日ありましたっけ!?」と驚いた様子。小倉が「マネージャーがユニクロにダウンを買いに行った日があったんですよ! その時もビーチサンダル一つだったんですよ」と畳み掛けると、玉木は「そんなこともありましたっけ」と記憶を遡っていた。また玉木は、人気シリーズの映像化に「不安はあった」と心情を吐露した。さらに、2015年にTVドラマ版が放映されたが、実は「映画化の方が先に決まっていて、それに合わせてドラマが作られたんです」と明かした。玉木は「御手洗潔という役をやらせてもらうのは2回目」でありながら、「(ドラマから)監督・スタッフ・キャスト、全て変わってしまったんですね」と状況を説明。「役をつなげるのが僕しかいなくて、任された部分があるので、ちゃんとやらなきゃという思いで臨みました」と映画への思いを語った。
2016年05月12日俳優・玉木宏が11日、都内映画館で行われた主演映画『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』完成披露イベントに、共演の広瀬アリス、石田ひかり、小倉久寛、吉田栄作、和泉聖治監督とともに出席した。同作は島田荘司原作のミステリー小説で、1981年のシリーズ第1作目発表以来、初の映画化となる。探偵・御手洗潔(玉木)が、編集者・小川みゆき(広瀬)から聞いた、瀬戸内海の難事件に挑む。広瀬は、撮影中の玉木の様子について「よくゴキブリのおもちゃを投げてくるんですよね」と暴露。広瀬はさらに、「撮影が終わってしばらく経った後に、朝ドラ(『あさが来た』)のニュースがありまして、主演の波瑠さんが『玉木さんがゴキブリのおもちゃを投げてくる』と言っていて、『まだやってるんだ!』と思いました」と、笑いをこらえながら話した。意外な一面を明かされた玉木は「やっぱり現場ではコミュニケーションを取らなければいけないと思いますし、会話が生まれた方がきっと、いい関係も芝居上で表せるんじゃないかと思って」と、たじたじになりながら言い訳。しかし、『あさが来た』と、本作の撮影がかぶっていたため「ゴキブリのおもちゃは、ちょっと使い回しでした」と告白した。これを受けて、小倉も「ゴキブリ、アリスちゃんにやるのはわかるんですけど、僕にもやるんです」と告白。「車運転するシーンのところ、手を添えるから見たらゴキブリがあって。『俺にもやる!?』と思って」と驚きを語り、観客の笑いを誘っていた。
2016年05月11日島田荘司原作の人気ミステリーを映画化した『探偵ミタライの事件簿 星籠の海』の完成披露イベントが5月11日(水)、都内で行われ、主演の玉木宏をはじめ、広瀬アリス、石田ひかり、小倉久寛、吉田栄作、和泉聖治監督が出席した。「難しい事件でしたら、よろこんで」と豪語する脳科学者ミタライが、半年の間に6体もの死体が流れ着く難事件に挑む。IQ300超の主人公を演じる玉木さんは、「もちろん、そんなにIQは高くありませんし、常人離れした役どころなので苦労しました。無機質、機械的でありながら、人付き合いが苦手な人間らしさを意識した」とコメント。和泉監督は「長年、島田先生が映画化を許可しなかったのは、ミタライを演じられる俳優がいなかったから。玉木さんにお会いして、『ミタライがいる』と思った」と太鼓判を押した。広瀬さんはミタライを難事件に巻き込む編集者を演じたが、ミタライの魅力を問われて思わず無言・・・。とっさに玉木さんから、「広瀬さんは本番前に、『魅力を感じない。どうしよう』と困っていた」と暴露されタジタジ。反撃とばかりに、「玉木さんは現場で、ゴキブリのおもちゃを投げてくるんですよ。この映画の後で朝ドラ(『あさが来た』)があったそうで、波瑠さんも同じことを言っていて(笑)」と明かした。探偵ミステリーにちなみ、「人生最大の謎」というお題でトークが始めると、広瀬さんは「両親日本人なのに、ハーフ顔・・・」と自虐コメント。「(広瀬すずさんを含めて)3人きょうだいですが、私だけなんです。一生の謎ですね」と笑顔で語っていた。『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月11日テレビとともに人生を歩んできた黒柳徹子の半生記を綴るエッセイを、笑いあり、涙あり、ヒット曲ありのドラマ・バラエティーとして送るNHK総合土曜ドラマ「トットてれび」。この度、満島ひかり演じる主人公の黒柳さんと交流のあった坂本九役を「関ジャニ∞」の錦戸亮が務めることが決定。錦戸さんからコメントが届いた。テレビ放送が始まった昭和28年、徹子(満島さん)は、NHKがテレビ放送開始にあたって専属俳優を募集していることを知り受験する。筆記試験も面接も失敗続きだったが、なぜか合格。新人の徹子はエキストラとしてテレビやラジオに出演するが、目立ち過ぎて叱られてばかり。そんな徹子に転機が訪れる…!NHK専属テレビ女優第1号となって以来、テレビ草創期から「徹子の部屋」「ザ・ベストテン」の時代までテレビとともに歩み続けてきた黒柳さんのそうそうたる面々との交流や友情を描く本ドラマ。劇中では、1960年代の「夢であいましょう」や「若い季節」など、自由で創造的だったテレビ草創期の熱気を蘇らせながら、毎回ドラマのラストに日本中を熱狂させた懐かしいヒットソングを現代風にショーアップしてミュージカル仕立てで披露。さらに、黒柳さんの玉ねぎヘアー誕生の瞬間や1年間のニューヨークでの留学生活、おしゃれな黒柳さんならではの華麗なコスチュームも再現しつつ、オリジナリティ溢れる内容に仕上がっているという。主人公を演じるのは、『ONE PIECE FILM GOLD』で声優に初挑戦する満島さん。そのほか、『デスノート 2016』で死神・リューク役の続投が発表された中村獅童が渥美清役を、ミムラが向田邦子役、濱田岳が伊集院ディレクター役、安田成美が黒柳朝役、大森南朋が飯沢匡役、武田鉄矢が大岡龍男役、吉田栄作が黒柳守綱役、岸本加世子が沢村貞子役、吉田鋼太郎が森繁久彌役と、それぞれ豪華俳優陣が担当。さらに語りには、徹子さんが愛するパンダの姿を借りて小泉今日子が務め、黒柳さん自身も未来から現れた「百歳の徹子」に扮し劇中に登場する。そして、5月7日(土)放送の第2話と5月14日(土)放送の第3話に、若き日の坂本九役として、「ごめんね青春!」「サムライせんせい」などドラマで活躍する錦戸さんが出演することが決定。錦戸さんは「オファーが来たとき、すぐにやってみたいと思いました。坂本九さんがいろんな歌番組に出演されている映像を見たり、車の中でカラオケを流したり、練習もたくさんして、一瞬でも坂本九さんに見えたら、という気持ちで演じました」と意気込みをコメント。また、「第2話のエンディングで、子どもたちと一緒に『上を向いて歩こう』を歌いました。覚えやすい歌であるからこそ、難しさを感じましたし、口笛も音程が高いので難しかったですが、一生懸命歌いました。音楽を担当する大友良英さんの大友バンドの方と一緒に生演奏が出来て、とても楽しかったです」と収録をふり返った。今回の配役にSNS上では、「錦戸くん坂本九さん役やるのか!!しかも黒柳さん役満島さん…!!!!最強すぎて感極まります……!!!!!」「昭和の古き良き時代と錦戸くんの歌声意外に馴染むかも大好きな歌なので楽しみです」「坂本九さんと言えば、笑顔が素敵で歌がお上手で、お人柄が良くて誰からも愛されていた尊い方。錦戸くんが選ばれたのは必然ですよねNHKでの放送だから全国の沢山の方と喜びを共有できそうで嬉しいみんなが穏やかで優しい気持ちになれますように」と、喜びの声や放送を待ち望む声が多く上がっている。土曜ドラマ「トットてれび」は、4月30日(土)20時15分よりNHK総合にて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月20日NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の高幡アリサ役などで知られる元子役で女優の吉田里琴が、学業に専念するため芸能界を引退することを発表した。現在16歳の吉田さんは4月1日(金)、芸能活動を終了するとブログで発表した。「みなさんのおかげで、3歳から子役としてたくさんのお仕事をさせていただきとても幸せな日々を送ってきましたが、学業がどうしてもおろそかになってしまい、このままではいけないと思いました」として、今後は学業に専念すると伝えている。また当該ブログエントリーでは、所属事務所のスタッフによる報告も掲出されており、「大変残念な事ではありますが、吉田里琴の人生もこれから先がずっと長く、芸能以外の世界を知ることは彼女にとっても良い事なのではないかと考えます」と理解を求めている。吉田さんは子役として「リーガル・ハイ」や「坂の上の雲」など多数のドラマに出演してきた。また<a href="" target="_blank">『映画 ひみつのアッコちゃん』</a>で俳優・岡田将生と共演した際、岡田さんに現場で「一緒に住まない?」と誘われたというエピソードから、“岡田将生がプロポーズした美少女”とバラエティ番組などで話題を呼んだ。(花)■関連作品:映画 ひみつのアッコちゃん 2012年9月1日より全国にて公開(C) 赤塚不二夫/2012「映画 ひみつのアッコちゃん」製作委員会
2016年04月01日内村光良を中心に個性的なメンバーたちが毎週オムニバスコントを届ける「LIFE!~人生に捧げるコント~」に、新メンバーとして女優の吉田羊が加わることが発表された。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は内村さんが田中直樹(ココリコ)、塚地武雅(ドランクドラゴン)といった芸人たちや、星野源、ムロツヨシらいま旬の顔を率いてコントを行う人気番組で、4月で4年目を迎える。そこに、大河ドラマ「真田丸」に出演予定で、いまや映画・ドラマ・舞台などで活躍中の吉田さんが仲間入り!スタジオコントは初挑戦とのことだが、すでに収録では内村さんらとの息のあった演技を披露したという。吉田さんは「『面白いな』と思って見ていた世界に自分が入ることになり、私でいいのかなという思いと、入ったからには面白いことしたいなという思いと、半分半分でした」と、コントというものへの導入には多少の戸惑いはありながらも、「実際入ってみると、みなさんがさらりと仲間として受け入れてくださったので、安心してお芝居できましたし、またスタッフのみなさんも含めて、面白い瞬間を切り取ろうと緻密に計算して準備してくださっていたので、全力で楽しませていただきました」と、楽しんで収録を行った様子。「番組ファンのみなさんに、新メンバーとして受け入れていただけるよう、精一杯頑張りたいと思います」と抱負を語った。吉田さん登場回は7日(木)だが、2日(土)には「LIFE!4月7日スタートSP」として、過去の名場面のふり返りとともに、新しいセットや衣装の披露、そして吉田さんの初収録にムロさんが潜入リポートを敢行する。「LIFE!」シリーズの永久保存版とも言える放送となりそうだ。「LIFE!~人生に捧げるコント~」は毎週木曜22時25分~、「LIFE!4月7日スタートSP」は4月2日(土)20時15分~放送。(text:cinemacafe.net)
2016年04月01日残すところあと2話となったNHK朝ドラ「あさが来た」でヒロイン・あさ(波瑠)の夫・白岡新次郎を好演した玉木宏が、一転、島田荘司原作の人気ミステリーで探偵ヒーローに扮する『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』。このほど、広瀬アリスをはじめ、石田ひかり、要潤、谷村美月、小倉久寛、吉田栄作が演じる登場人物の場面写真が一挙に解禁、ミタライを取り巻く彼らの関係性が明らかになってきた。「難しい事件でしたら、よろこんで」と豪語する、人よりも謎を愛する脳科学者ミタライ(玉木宏)。そんなミタライの新作出版のために、編集者の小川みゆきは難事件を持ち掛ける。ミタライとみゆきは、半年の間に次々と6体もの死体が流れ着いている事件を解決するため現地へ飛ぶが、続いて向かった福山で女性変死体事件と居比家誘拐殺人事件が発生する――。ミタライに次々死体が流れ着くという“死体島”の情報を伝え、共に謎の解明に挑む編集者・小川みゆきには、<a href="">『ちはやふる』</a>で広瀬すずと姉妹共演していることも明かされた広瀬さん。また、3つの難事件のひとつ、居比家誘拐殺人事件で、ベビーシッターをしていて巻き込まれ、腹部を刺された看護学生の辰見洋子に役は若手演技派女優の筆頭株・谷村さん、その恋人で西京文化センターの学芸員の小坂井准一を、<a href="">『あやしい彼女』</a>の要さんが演じている。その西京文化センターには、幕末の歴史を研究する石田さん演じる大学の准教授・滝沢加奈子が資料を調べるために訪れるが、「星籠」について調べ始めたころから、彼女の身の回りで不穏な出来事が起こるように。さらに、吉田さんは福山の有力企業、西京化学工業の社長・槙田邦彦役。若くして渡米、ビジネスマンとして成功し、経営難に陥った同社を立て直し、アジア最大の水族館建設を計画中という役どころ。小倉久寛は、ミタライに捜査協力をする福山署の刑事課長・黒田優作を演じる。一見、何の関連もないように見える人々が複雑に絡み合い、「星籠」の謎と全ての事件がつながっていることを、やがて突き止めるミタライ。徐々にパズルのピースが揃い、次第に浮かび上がってくる容疑者とは?ミタライの謎解きだけでなく、複雑な人間ドラマを織りなす緊迫感あふれるキャスト陣の熱演にも要注目だ。玉木さんが新たな探偵ヒーローとなり、シリーズ最大の難事件に挑む本格ミステリーエンタテインメントとなる本作。なお、全国公開に先駆け、本作のロケ地である広島県福山市にて5月18日(水)、玉木さん、広瀬さん登壇の舞台挨拶付き特別上映会の開催も決定している。『探偵ミタライの事件簿 星籠(せいろ)の海』は6月4日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年03月31日島田荘司のミステリー小説『御手洗潔(みたらいきよし)』シリーズを、玉木宏の主演で実写映画化する『探偵ミタライの事件簿星籠(せいろ)の海』の予告編映像が公開になった。人よりも謎を愛する天才にして奇人、脳科学者ミタライが3つの難事件に挑む。『探偵ミタライの事件簿』予告編映画は島田が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言したシリーズ最新作『星籠の海』(講談社刊)を基にしており、昨年3月にTV放送されたドラマ『天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~』で主人公・御手洗潔を演じた玉木が続投し、広瀬アリス、石田ひかり、要潤、谷村美月、小倉久寛、吉田栄作らが出演する。監督は『相棒』シリーズの和泉聖治。玉木演じる御手洗潔は、「難しい事件でしたら、よろこんで」と豪語する謎説きが好きな風変わりな脳科学者。映画は、瀬戸内海の小さな島で起こった怪事件(男の死体が半年に6体も流れ着き、その身元は不明のまま)に興味を持った御手洗潔が、その島へ向かうところから始まる。予告編映像には御手洗潔が挑む3つの難事件、半年の間に次々と6体もの死体が流れ着く不可思議な島“死体島”、アパートで外国人女性の変死体が発見される“女性変死体事件”、赤ちゃんが誘拐され、滝つぼに口と目をふさがれた男女が拘束される“居比家誘拐殺人事件”が断片的に登場するほか、「時計仕掛けの海」や「星籠の海の謎」という気になる台詞も差し込まれている。「たったひとつだけ真実があります」と言う御手洗潔は、どのように謎を解き明かしていくのか? 映画化にあたり原作者の島田が新たなストーリー構成を考案したという本作。原作ファンならず、ミステリー好きの期待に応える内容になりそうだ。『探偵ミタライの事件簿星籠(せいろ)の海』6月4日(土)全国ロードショー
2016年03月18日注目のイットガールが登場する連載。今回のゲストは、「今年もトライしたいことがたくさん。変化は恐れず、楽しみます!」というモデルの吉田沙世さん。雑誌や広告で引っ張りだこの吉田さん。一度は地元で就職するも、ファッションに関わる仕事をしたいという思いから、モデルに転身したそう。「小中高とダンスをやっていて、表現するのが好きだったということもあって。あと、母が若い頃モデルをしていたんですよ。今思うと、その影響も大きかったんでしょうね」。自らを“常に変化を楽しみたいタイプ”と分析。「新しいことをやるのに物怖じはしない方。ラジオや演技にも興味があります。走るのが趣味なので、フルマラソンにトライしたい!」◇よしだ・さよ1990年生まれ。『SEDA』の専属モデルとしてデビューし、小誌や『VoCE』など数々の雑誌で活躍。プライベートが覗けるインスタグラム(@sayobaby)も人気。◇「エアプランツやサボテンが好き。このプラントハンガーもお気に入り」◇「言葉に触れると表現の幅が広がると思うので、毎日何かしら読みます」◇「姉御タイプのシーと甘えん坊のミー。毎日くっついて寝ています♪」※『anan』2016年1月27日号より。写真・土佐麻理子文・間宮寧子
2016年01月24日数々の女性の生き様を演じてきた女優・吉田羊。「演じることが何より好き」と語る女優・吉田羊の周りには、凛とした気配が漂う。とはいえ、周囲へ心を配り、相手の目を見て語りかける優しい声からは、人としての味わい深さも感じられる。そんな彼女が憧れる女性とは?そして、来年の目標とは?ー昨年、ドラマ『HERO』に出演するまでは事務所に借金があったと伺いました。そのような苦労がありながらも女優の仕事を続けられたのはなぜでしょう?なにより演じることが好きだったというのが一番ですね。そして、ある程度、舞台やドラマなどに出演できるようになってきてからは、「楽しみにしてるよ」というファンの方からのメッセージが支えになりました。たまには、自分が「ああ今回はダメだったな」と思う時もあったのですが、ファンの方が「羊さんのこんなところがよかったよ」と声をかけて下さったり、そのみなさんの言葉に支えられて生きてきましたね。ー今年公開された作品でも、映画『ビリギャル』での母親役、ドラマ『コウノドリ』での助産婦役など、沢山の女性を演じられましたね。様々な人生を送る女性たちを演じる時、どのように役作りをされていくのですか?一つ、ファッションというキーワードもありますね。やはり、衣装を着た時にぐっと気持ちが入ります。衣装とヘアメイクでその役は8割完成すると思っているので、普段と違う格好をすることでその役が降りてくるイメージです。特に、私の場合は、憑依型で演じるタイプなので、緻密に計算していくというよりも、衣装とメイクで大枠を捉えたら、あとは現場で五感を研ぎすまして感情を作っていきます。お芝居は生ものだと思っているので、相手役の方やセットなど、視覚や聴覚をフルに使って役をふくらませていきます。だから、私自身で役作りを完成させてから現場に入っていく感覚ではないかもしれないですね。周りのみなさまに沢山のものを頂いて、演じさせて頂いている感覚です。ー多くの女性の憧れでもある羊さんですが、羊さんご自身が憧れる女性像とは?石田ゆり子さんが大好きで敬愛しています。ゆり子さんは、いつも穏やかで、言葉豊かで、自分の哲学を持ちながらも、相手の立場を慮ることが出来る女性です。まさに、私の理想の女性像ですね。ゆり子さんにお会いするたびに、自分が浄化されていく感覚。いつお会いしても、その時の私に必要な言葉を、確実にかけて下さいます。きっと、相手の心をちゃんと見てお話されているのだと思います。私もそういう女性でありたいと思っています。ー2016年は、どんな一年にしたいですか?今年は、沢山お仕事を頂いたのはありがたかったのですが、書物を読む時間がなかなか取れなかったんです。来年は本を読んで、視野を広げて物事を深く理解できるようにしたいなと思っています。女優のお仕事では、年明けに難役を一つ演じることが決まっていますし、頂いている役柄はどれも初挑戦の役ばかりなので、その一つひとつをしっかりと演じていきたいですね。また新しい自分と出会える年になるのではと楽しみにしています。
2015年12月28日アンリアレイジ(ANREALAGE)と、アートディレクターの吉田ユニとのコラボレーションによる「STAR WARS COLLECTION」が12月1日、そごう・西武限定で販売を開始した。同コレクションは、映画『スター・ウォーズ』のオープニングロールをイメージして製作されたもの。これまでの物語が文字で語られ、文字が宇宙に放たれていくかのように画面奥に流れて行く同作の象徴的なオープニングシーンを、シルエットやテキスタイル柄を変形させることでファッションに変換した。ラインアップは、遠近感のある独特な形と柄が印象的なTシャツ(2万2,000円)やスカート(4万8,000円)、シャツ(6万円)から、ネックレス(4万5,000円)など。平面の洋服に立体的なスケール感を与えることで、斬新かつ新しいファッションを作り上げた。取り扱いは西武 池袋本店、西武 渋谷店、そごう 横浜店となっている。
2015年12月01日「ポーター(PORTER)」「ラゲッジレーベル(LUGGAGE LABEL)などのブランドでおなじみの吉田カバンは、その機能性とデザイン性の高さからビジネスパーソンにもすっかりおなじみ。国内の協力業者の職人さんによる「メイドインジャパン」が特徴であり、年間180万本のカバンを生産しているそうです。そんな吉田カバンのビジネススタイルを明かしているのが、その名も『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』(吉田輝幸著、日本実業出版社)。現在も増収増益を続けているという、同社の成功の秘密が明かされているのです。■基本的に「値引き」をしない理由ところで吉田カバンは、原則として値引きをしないことで知られています。もし、小売店舗が承諾を得ずに値引きをしていた場合は、「商品引き上げ」という措置をとることもあるというのですから徹底しています。しかし、なぜそこまで値引きを拒むのでしょうか?著者によれば、そこにはいくつかの理由があるそうです。まず第一は、あとから値引きしたとしたら、定価で買ってくださったお客さまに対して失礼にあたるため。また値引きをするとブランドイメージも崩れ、当然のことながら利駅も減ってしまいます。もともと吉田カバンの商品は、手間ひまをかけて制作する職人さんの工賃と、材料費や運送費などの諸経費、そして一定の利益を乗せて「販売価格」を設定したもの。余分な上乗せは一切していないのだそうです。つまり値引きをしたとしたら、つくり手側は誰も幸せになれないというわけです。■百貨店との取引を減らした理由かつて、吉田カバンの主要販路は百貨店だったそうですが、2000年代に入ってから、百貨店との取引を徐々に減らしていったことがあったのだといいます。普通に考えれば、百貨店はきわめて重要な顧客であるはず。なのになぜ、そんなことをしたのでしょうか?著者によればその理由は、売り場の方との「考え方の違い」だったのだとか。というのも、いつのころからか百貨店からの要求がどんどん強くなっていったそうなのです。「吉田カバンの販売担当をする店員を2人雇ってくれ」といわれるときもあれば、「売り場のディスプレーは全部負担してほしい」「小品を置くための什器は持ち込んでくれ」というように、吉田カバン側の負担が大きくなっていったということ。そして、値引きをしない吉田カバンの商品はそれまで「セール除外品」となっていたのに、クリアランスセールの時期になると例外が許されなくなり、「今後、バーゲンを行うから必ず商品を何本か出してほしい」といわれるようになっていったのだとか。立場的に断ることができなかったため、やむなく対応した時期もあったとはいいます。しかしそれが何度も続いたので、「とてもこれ以上はおつきあいできない」との判断を下し、結果的に取引を減らしていったのだということ。メーカーと店舗との間で、ありそうな話ではあります。しかし近年は、取引を再開するケースが増えているのだそうです。吉田カバンのそうしたスタンスを理解してもらえるようになり、ブランドイメージが崩れないよう、「セレクトショップ的な商品構成の売り場で扱いたい」といったような依頼が多くなってきたから。方向性や考え方が認知されたということになりますから、時間がかかったとはいえ、これは理想的な展開だといえるのではないでしょうか?■あまり商品の値上げもしない理由ちなみに吉田カバンでは、値引きをしないかわりに、頻繁な値上げも行わないのだそうです。同社のカバンの主要顧客層は社会人男性。だからこそ多くのカバンは、1万円台から4万円台の価格帯に抑えるようにしているということ。いわば、「手の届く範囲での高品質」を目指すことが、吉田カバンのモノづくりの基本姿勢だというわけです。*他にも「広告を打たない理由」「バーコードを使わない理由」、果ては修理に対する考え方など、吉田カバンならではの考え方がぎっしりと詰まっています。なお余談になりますが、タイトルにもなっている「吉田基準」の語源についてもご説明しておきましょう。これは、決して妥協しない社員の姿勢に対して、職人さんや取引先の人々の間で使われはじめた言葉。だとすればそれは、本書に書かれている戦略があったからこそ生まれたといえるのではないでしょうか。(文/書評家・印南敦史)【参考】※吉田輝幸(2015)『吉田基準 価値を高め続ける吉田カバンの仕事術』日本実業出版社
2015年11月29日吉田羊がクールからキュートに!11月20日、花王は、化粧品ブランド「オーブ クチュール」の新CMに吉田羊を起用したと発表した。話題のドラマや舞台に出演し、男女を問わず人気のある彼女。人生初の化粧品CMということで、普段のクールな雰囲気を一新し、キュートな表情をみせている。“ぽんぽんチーク”を絶賛気になるCM内容は、11月24日から新発売する“ぽんぽんチーク”を楽しんでいる様子が撮られており、「自分で言うのもなんですがとっても綺麗でした」とメイクの仕上がりを絶賛した。簡単でなじみがいい!透明感もアップ多く女性が頭を抱えていたチークの入れ方。どの位置につけたらいいのかわからない、適量を取るのが難しい、ナチュラルにぼかせない、などの悩みに真剣に向き合い、開発されたのが同新商品だ。使い方は、本体から取りはずした「チークナビ」を、小鼻の横に“ぽんぽん”するだけ!簡単なのにふんわりなじんで、思わず笑みがこぼれてしまう。また、血色がよくみえることで透明感もアップし、理想の肌へと近づく。カラーは、柔らかな色合いのピンク、ピーチ、オレンジに加え、華やかなローズとレッドをあわせた5色を用意。彼女のようにイメージチェンジをして、可愛らしい女性を演出してみては。(画像はプレスリリースより)【参考】・花王 プレスリリース(PR TIMES)
2015年11月21日トレンダーズは11月4日、吉田正樹事務所と動画事業における業務提携に至ったことを発表した。これにより同社は、動画マーケティングの事業領域を拡大したい考えだ。吉田正樹事務所とは、フジテレビ「夢で逢えたら」「笑う犬の生活 - YARANEVA!」など、数々のヒット番組を企画制作してきた吉田正樹氏が2009年1月に設立。TVも分かるクリエイティブカンパニーとして、Webを中心としたプロデュースや映像制作、インバウンドに強いYouTuberやタレントマネジメントを手がける。トレンダーズによると、企業のプロモーション・PRにおける動画の活用が注目を集め、動画制作ニーズが高まる一方で、制作した動画の視聴回数が伸び悩み、想定していた効果が得られないという課題を抱える企業も増加したほか、スマートデバイスとSNSの急激な普及により、動画を活用したプロモーションはSNS拡散が成否を決めるといっても過言ではいという。このような現状を踏まえ、同社は、企業のプロモーション動画の企画・制作において豊富な実績を誇る吉田正樹事務所と業務提携することで、SNSでより効果的に拡散される動画の企画・制作からPRまでをワンストップで請け負うことが可能に。今後、ユーザーアクションに加え、ユーザーインサイトの分析をさらに強化し、吉田正樹事務所の企画力を掛け合わせ、ターゲットユーザーへのリーチや拡散、共感を呼ぶ動画の制作を目指す。
2015年11月05日秦野たばこ祭実行委員会は9月26日・27日、「第68回 秦野たばこ祭」を神奈川県秦野市で開催する。○「火」をテーマにさまざまな催しこの祭りは、神奈川県秦野市発展の礎となった「たばこ耕作」に携わった先人たちの情熱を「火」にたとえて催されているもの。9月26日は、オープニングパレードや『Go! プリンセスプリキュア』ショー、吉田栄作ライブ、ダンスステージ、「ジャンボ火起こし綱引き」コンテスト、御輿パレード、阿波踊り、青森ねぶた、仕掛け花火、大かがり火と和太鼓の演奏などを開催。27日には、オーケストラのコンサート、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』ショー、「たばこ音頭千人パレード」、ラッパ隊や和太鼓の演奏、よさこい踊り、らんたん巡行などが行われる。さらに、「弘法の火祭」と題した行列や松明の点火、仕掛け花火、打ち上げ花火のクライマックスへと続く。そのほか両日開催の行事として、秦野たばこ資料展、ミュージックフェスタ、青空市場、県人会広場、こども広場(ポニー乗馬・ふれあい動物コーナー)、商店会スタンプラリーなどもある。会場は、秦野市役所、本町公民館、JAさわやか館、横浜銀行駐車場ほか(すべて神奈川県秦野市)。行事の詳細は、同祭公式サイトで確認できる。
2015年09月25日女優の吉田羊と木村佳乃が、黒木瞳の映画初監督作『嫌な女』(2016年公開)で、W主演を務めることが17日、明らかになった。吉田の映画主演は、本作が初となる。本作は、作家・桂望実氏の同名小説(光文社)を原作に、来年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を担当する西田征史氏が脚本を務める作品。人と打ち解けられないことから友だちができず孤独で真面目一徹な弁護士・石田徹子役を吉田、派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役を木村が演じる。境遇や立場が正反対の2人を通して、女性の強さや友情をコミカルで感動的な人間ドラマとして描き出す。昨年7月期に放送されたドラマ『HERO』(フジテレビ系)で一気に知名度を上げた吉田。以来、ドラマや映画のオファーが殺到しているが、本作は「共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いた時は自分の耳を疑いました」と本人にとっても予想外の抜てきだった。「かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さをぜひ見たいとも思いました。脚本と登場人物がうなるほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです」と気合をみなぎらせ、「共演者・スタッフの皆さまの胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います」と意気込む。一方の木村も、「黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました」と心境を伝え、「内容を知らない内から、ぜひやらせていただきたいと心躍っていました」と撮影を心待ちにしていた様子。「台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、いまだかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです」と女優としての喜びを噛みしめている。2人の魅力について、黒木監督は「自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ちあふれた女優だと思っています」と説明。その印象は撮影がスタートしてからも「徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます」「夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます」と変わらなかったが、「お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの『嫌な女』を、ご期待ください」と撮影前の予感は手応え、そして確信へと変わった。東映東京撮影所のほか、関東近郊でロケ。8月末にクランクアップ予定で、今秋の初号を予定している。
2015年08月18日女優の黒木瞳が監督に初挑戦し、桂望実のベストセラー小説を実写映画化する『嫌な女』。この度、女優の吉田羊、木村佳乃がW主演を務めることが決定。吉田さんにおいては本作が映画初主演作となることが分かった。石田徹子はストレートで司法試験を合格し、弁護士となった才媛。28歳で結婚をし、人も羨む幸せな人生…の筈が、仕事も結婚生活も上手くいかず、心に空白と孤独を抱えた日々を過ごしていた。そんなある日、婚約破棄で慰謝料を請求されたという女性が徹子の元に訪れる。女性の名は小谷夏子。徹子の同い年の従妹だった。夏子は初対面の相手でも、たちまちするりとその懐に入ってしまい、男をその気にさせる天才。彼女との未来を夢見た男は、いつの間にか自らお金を出してしまうのだ。徹子は子どものころから自分と正反対の夏子が大嫌いだった。しばらくぶりで再会した二人だったが、この日以来、徹子は生来の詐欺師の夏子に振り回され、トラブルが起こるたびに解決に引っ張りだされることになり…。原作は、境遇も立場も違う対照的な2人の女性の人生を鮮やかに描き出し、豊かな感動を呼ぶ傑作としてベストセラーとなった桂望実の「嫌な女」(光文社文庫刊)。日本を代表する女優の黒木さんが初めて映画監督を務め、女性の強さと友情をコミカルに、高らかに謳いあげた感動の人間ドラマを作り出した。主演には、実力派女優2人がキャスティング。人と打ち解けられず友達もいないまじめ一徹の弁護士・石田徹子役には、『ビリギャル』『HERO』と大ヒット作に立て続けて出演し、『心が叫びたがってるんだ。』ではアニメ声優初挑戦するなど活躍の幅を広げている吉田さん。派手好きで社交的な天才詐欺師・小谷夏子役は、『ホットロード』で主人公の母親を熱演、『星ガ丘ワンダーランド』でも母親役での出演を控える木村佳乃が演じる。主演の2人と黒木監督からコメントが届いた。■吉田羊共演すらまだない大先輩黒木瞳さんの初監督作品、しかも主演でというお話を頂いたときは自分の耳を疑いました。かつてない大役の重責に武者震いする一方で、瞳監督のこの作品に掛ける並々ならぬ情熱に身体を底から突き上げられ、女優が女優を撮る面白さを是非見たいとも思いました。脚本と登場人物が唸るほど魅力的で、これは何としても最高の作品にしたいという思いです。共演者・スタッフの皆様の胸を借りながら、丸裸で、瞳監督の情熱にぶつかっていきたいと思います。■木村佳乃黒木瞳さんが映画の監督をされると聞いて、大変驚きました。内容を知らない内から、是非やらせていただきたいと心踊っていました。台本を頂いた後瞳さんにお会いして、監督のこの作品への強い想いを感じました。これから 大先輩の前で丸裸になるのかと思うと身が引き締まる思いと共に、未だかつてない緊張を感じております。とてもとても熱い夏になりそうです。■監督・黒木瞳吉田羊さんと木村佳乃さんは、自分の殻にとどまらず、何かをみつけたい、何かを試したい、何かを成し遂げたいというエネルギーに満ち溢れた女優だと思っています。お二人からは、「なんか、面白そう」という感想とともにふたつ返事でご出演を快諾していただきました。この、なんか面白そう、という大胆なお気持ちが、私はすごいなと思いました。いま、撮影が始まり、お二人まったく違うキャラを演じていただいています。徹子を演じる羊ちゃんからは、忍耐力と理性とふところの深さを感じます。これは、徹子を演じる上でも不可欠ではありますが、役柄なのかご本人なのか、私でさえ見間違うほど、虚実皮膜の間を自由に行き来する才能に惚れ惚れしてしまいます。夏子を演じる佳乃ちゃんからは、順応性と探究心、そして自由自在の瞬発力を感じます。画面の中から飛び出してくるんじゃないかという演技力には、ドキッとしてしまいます。ハンパない感受性に、私は、ついニタニタしてしまいます。お二人は、同じ画面の中に存在していても、まったく違う色の光を発します。そのふたつの光が交わったときは圧倒されます。私の言葉に耳を傾け芝居に入る徹子と夏子、スクリーンの中で、この夏の太陽より輝いている吉田羊さんと木村佳乃さんの「嫌な女」を、ご期待ください。『嫌な女』は2016年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月18日3D昆虫ドキュメンタリー映画『アリのままでいたい』が7月11日(土)に公開を迎え、ナレーション、ボイスキャストを務めたDAIGOと吉田羊、撮影監督の栗林慧、鴨下潔監督が舞台挨拶に登壇した。この日、客席には多くの子供たちの姿も見られたが、初日に劇場に足を運んだ観客の中から100名に、昆虫好きで知られる哀川翔から、生きているカブトムシのつがいがプレゼントされるというスペシャルサービスを実施!これは哀川さん自身が飼育したカブトムシで、こうした映画のイベントで観客に生物がプレゼントされるのは初めてのこととなる。舞台挨拶では、吉田さんが開口一番「“YSDY”吉田羊です」とDAIGOさんのお株を奪う“DAI語”を炸裂させる。負けじとDAIGOさんも、今回のオファーが届いた時の心境について「わかりやすく言うと“TK”って感じでしたね」と語るが、これを司会者は「そうですか。次に吉田さんは…」と華麗にスルー!DAIGOさんは慌てて「そこスルーされちゃうと…!」と抗議し、改めて「TK」について「ついに来たかってことです」と説明するが、この微妙なやりとりに吉田さんが「喋りづらいなぁ…」とポツリと漏らし、会場は爆笑に包まれた。撮影監督の栗林さんは本作の撮影の苦労について「世界初の昆虫3Dということで、(適した)カメラがなかった。風景や人物を撮る3Dカメラはあっても、小さな昆虫を撮れるものがなく、世界中を探して医療用の内視鏡の3Dレンズに行き着きました。レンズが固定されているのでピントを合わせることができず、大変でした。カマキリなどの大きな昆虫を撮るには、苦心してカメラそのものを作りました」と明かした。鴨下監督も「昆虫には演出できないので、ワンチャンスを撮り逃さないようにした」と苦労に満ちた撮影を振り返っていた。最後の写真撮影は、DAIGOさんも吉田さんも、哀川さんに贈られた本物のカブトムシを手に行われた。「小学生の頃、桜の木に毛虫が大量発生し、30センチ四方の箱に毛虫を詰めて母にプレゼントしてこっぴどく叱られた」という“武勇伝”を持つ吉田さんも、一切、怖がることなくカブトムシを触っていたが、DAIGOさんのカブトムシが突然、飛び立つというハプニングが!さらに吉田さんのカブトムシも飛んで壁に張り付いてしまい、思わぬ事態に会場は笑いや子供たちの歓声に包まれた。『アリのままでいたい』は公開中。(text:cinemacafe.net)
2015年07月11日シェイクスピアの問題劇と呼ばれる戯曲『トロイラスとクレシダ』がこの夏、上演される。シェイクスピア全戯曲翻訳という偉業を達成し、本作の翻訳も手がける小田島雄志ですら「過去に一度しか観たことがない」と言うほど、上演機会の少ない作品だ。その演出を務めるのが、鵜山仁。日本を代表する演出家であり、シェイクスピア作品を数多く演出している鵜山だが、もちろんこの戯曲を取り上げるのは初。彼がこの作品をどう捉え、どう向き合っていくのか話を聞いた。チケット情報はこちらトロイ戦争を背景に、様々な人々の思惑や駆け引き、そして愛と裏切りを描く物語。悲劇的な部分も喜劇的な部分も内包し、悲劇とも喜劇とも単純に分類しがたいところが、問題劇と言われる所以だ。だが鵜山は「戦争ばかりではなく、恋愛と政治、個人の思惑と国の行く末が渾然一体となっている。それぞれの思惑が衝突しあって、結果誰の思惑もきれいには実現しないで終わる…という意味では、人間の試みがうまくいかない時のシンボルみたいな作品。そのあたりが奇妙といいますか、わかりにくいところだと思うのですが、そこに独特の魅力がある」と、それこそがポイントであると話す。「そもそも何のために人は生きているのか、何のために恋愛をするのかなんてわかりやすく説明がつくものではない。でもそれがきっと、人間が生きていく上でのエネルギーになる。人間が出会って変化していくということが、行く末、世界を豊かにしていく。そういう前提で芝居を創りたいと思っています」。そんな一筋縄ではいかない人間の複雑さは、シェイクスピア作品全体の魅力でもあるという。「人間の良いところばかり見ていない、良いやつも悪いやつもいるし、ひとりの人間の中に良い面も悪い面もあるというところが面白いですね。むしろその葛藤、ぶつかり合いが人間を動かしていく力になっている」、そこがシェイクスピア作品の力学なのでは…と見解を話してくれた。そしてキャストには、鵜山が信頼を寄せる顔ぶれが揃った。岡本健一、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、吉田栄作、江守徹ら個性的で力強い俳優たちが名を連ねる中、タイトルロールのトロイラスとクレシダは、浦井健治とソニンが扮する。「浦井君は、ぶつかりがいがある人。まだまだ色々な可能性があるんじゃないかなと思うし、そういう意味ではつかみどころがない魅力がある。ざっくばらんに話ができる“相方”です。また彼の新しい表情が見せられれば。ソニンさんはとにかく“女のパワー”を感じさせる人。ふたりの突っ込みと受け…コントラストが効いているんじゃないかな。どういう立会いになるのか楽しみにしています」と期待を語った。実力派揃いのキャストを得た鵜山が手がける問題作は、現代の我々に何を訴えかけてくるのか。7月の開幕を楽しみに待とう。公演は7月15日(水)から8月2日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて。チケット発売中。ほか石川、兵庫、岐阜、滋賀公演あり。
2015年06月25日7月1日(水)から2か月間の期間限定で、鎌倉市腰越海岸にエンターテイメントスペース「Beach House EDEN」がニューオープンする。【チケット情報はこちら】同会場では、ミュージシャンによるライブイベントだけではなく、トークショーやお笑いライブなど多岐にわたって公演が行われる。現在、7月30日(木)・31日(金)に若手俳優をフィーチャーしたニコニコ動画「キャストサイズチャンネル」によるイベント。8月4日(火)に吉田栄作、今井洋介などが出演するライブイベント。8月9日(日)に田島貴男のソロライブ。8月18日(火)に妄想キャリブレーション、ゆるめるモ!らが出演するアイドルイベントなどの開催が決定している。今後も公演は追加発表されるので、詳細は特設サイトでご確認を。■Beach House EDEN開催期間:7月1日(水)~8月31日(月)住所:神奈川県鎌倉市腰越海岸海水浴場内アクセス:小田急線「片瀬江の島駅」より徒歩約8分江ノ電「腰越駅」より徒歩2分
2015年06月19日シェイクスピア劇の中で、世界的に見ても特に上演機会の少ない異色作『トロイラスとクレシダ』がこの夏上演される。6月2日、都内にてこの作品の制作発表会が開催され、タイトルロールを務める浦井健治とソニンをはじめとする出演者たち、演出の鵜山仁らが登壇した。チケット情報はこちら紀元前のトロイ戦争を背景に、男女の愛と裏切りと、国同士の戦いという二本の柱を軸に、一癖も二癖もある登場人物たちの姿が描かれていく作品。喜劇、悲劇、歴史劇のすべての要素があり、分類不能であることから“問題劇”と称されることも多い。だが翻訳を務める小田島雄志は「以前、イギリスの知人が『この作品は演出家が一番やりたがる本であり、観客が一番観たくない本である』と言っていた(笑)。ただ最近になって、人間というものははっきり割り切れるものではないという人間観が広まってきてから、この芝居が面白いのではという興味が観客側にも沸いてきたと思う」と、今上演することへの期待を語る。また演出の鵜山は「愛や信義、名誉といったプラスのもの、良きものが壊れていく時にどのくらいのエネルギーを出すか。その崩壊のエネルギーを極大に感じられた時、崩壊した後に生きていくには何が必要になるか、何が支えになるか、そういうことを描いた作品だと思っています」とポイントを話した。クリエイター陣の意気込みを聞き、出演陣からも作品の上演意義を深く掘り下げたコメントが続く。トロイの王子・トロイラスを演じる浦井は「鵜山さんが仰った『混沌から未来へ』というのがテーマなんだろうな思いながら伺っていました。結論が出ないけれど結局は進んでいかなきゃいけないというのがとても現代的であり、現代日本の姿も表しているのかなと思います」と話し、ヒロイン・クレシダ役のソニンも「喜劇なのか悲劇なのか歴史劇なのか…という話ですが、人生って、時に悲劇だったり、すごく滑稽だったり、美しかったり汚かったり、そういうものが混ざっている、混沌とした世界なんじゃないかなとふと思いました」と語る。ふたりともこの作品の世界が我々の世界と地続きであることを感じているようだった。この日の登壇者はほかに岡本健一、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司、吉田栄作、江守徹。意気込みを熱く雄弁に語る共演者を見て、年長の江守が「みんなよくしゃべるのでひと言だけ…。新人のつもりで頑張ります」と話し、一同が大笑いする場面も。気心の知れた豪華出演陣が、この壮大な戯曲をどう舞台上に描き出すのか、楽しみに待とう。公演は7月15日(水)から8月2日(日)まで、東京・世田谷パブリックシアターにて。チケットは発売中。ほか石川、兵庫、岐阜、滋賀公演あり。
2015年06月04日シェイクスピア演劇「トロイラスとクレシダ」の制作発表会が2日(火)、都内で行われた。本作は、世田谷パブリックシアター、文学座、兵庫県立芸術文化センターの3者が共同制作を行い、7月15日(水)より世田谷パブリックシアターで公演が開始する。演出は鵜山仁が、翻訳は小田島雄志が務める。「この作品は、演出家が一番やりたい作品であり、観客が一番見たくない作品、と言われているんです」と小田島さんが紹介するほど、喜劇とも悲劇とも歴史劇ともいえない本作は、シェイクスピアの中でも問題作として扱われている。本作で愛と戦いに翻弄される王子トロイラスを演じるのは、浦井健治。そしてトロイラスを裏切る恋人役にはソニンが抜擢された。NYに演劇留学に行っていたソニンさんは「NYで刺激を受け、格好悪い自分も認めようと思いました。本作はとても難しい作品なので、どうなるかわかりませんが、チャレンジは大好きなので、とても楽しみです。」と意気込みを話した。周りを固めるのは、江守徹、岡本健一、吉田栄作、渡辺徹、今井朋彦、横田栄司という蒼々たるメンバーだ。ソニンさんと禁断の恋に落ちる役を演じる岡本さんが、「誘惑ではなくて、出逢ってしまったんですよね。ギリシャの将軍がみんな惚れるのも分かるくらいソニンさんも美しいです」というと、すかさず「その一文を読んで、整形しようかなって思いました」とソニンさんが謙遜した。ひとりひとりの挨拶では、「情欲担当です」と岡本さんがいうと、「俺の担当はなんだろうな」と笑う吉田さん。そして「公には言えませんが、文学座で売れているメンバーだけを集めてみました。面白くなかったらすべて鵜山さんの責任です」と笑いを誘う渡辺さん。「腕力では勝てませんが、策略担当として頑張ります」という今井さん、「明後日から稽古なんですが、今逃げ出したいくらいな気持ちです」と横田さん。そして最後に江守さんが「新人の気持ちで頑張ります」と話し、会場は終始和やかな雰囲気で包まれた。「人が崩壊するときにどのくらいエネルギーを放出するのかを表現したいです。今回は劇団が交錯するので、集団も個人の力も増進すると思います」と鵜山さんが3者合同で行うことへの期待も語った。「トロイラスとクレシダ」は7月15日(水)~8月2日(日) 世田谷パブリックシアター、その後、石川・兵庫・岐阜・滋賀にて上演。(text:cinemacafe.net)
2015年06月02日今年3月、主人公の探偵・御手洗潔役に玉木宏を迎えドラマ化され話題となった、島田荘司原作の御手洗シリーズ最新作が、『星籠の海 探偵ミタライの事件簿』として映画化が決定。このほど5月8日(金)に撮影ロケ地となる広島にて現場会見が行われ、キャスト陣からコメントが到着した。今回、映画化される最新作「星籠の海」は、原作者の島田氏が「天才探偵・御手洗潔が国内の事件を解決する最後の作品」と宣言したシリーズ集大成とも呼べる一作。彼の故郷である広島県・福山市を舞台に、日本で唯一太古の昔から変わることなく6時間ごとに機械のように満ち引きが繰り返される“時計仕掛けの海=瀬戸内海”が、天才探偵・御手洗潔を難解な事件へと巻き込む本格ミステリーとなっている。本作製作の発端は、福山市長と島田氏が「(福山市制100周年という節目に)そんな福山を舞台にした御手洗潔の映画を作りましょうよ」と話したことだったそうで、市制施行100周年となる記念事業として福山市では、福山観光コンベンション協会、福山商工会議所ほか「星籠の海」製作支援委員会を立ち上げるなど、本作を全面的にバックアップ。撮影も順調のようで、主演の玉木さんは「撮影が始まって2週間くらいたちますが、原作『星籠の海』で描かれている福山の魅力を身に染みて感じながら、日々撮影をさせていただいています」とコメント。さらに「御手洗潔という、自分とは本当にかけ離れた人物を演じることの難しさを痛感していますが、彼がいいのは、本当に迷いがないという人物なので、セリフをしっかり頭にいれて演じているところです」と役作りにおいても好調な様子。小川みゆき役を演じるのは、「黒の女教師」「35歳の高校生」で知られる広瀬アリス。「まだまだ未熟者の自分が、こんな素敵な作品に参加させて頂くということがとても大きなことで日々緊張しながら毎日撮影しています」と謙虚な姿勢をみせた。滝沢加奈子役を務める石田ひかりは、「久々に脳に汗をかく本当に難しいセリフと格闘しています」と奮闘ぶりを明かし、小坂井准一役の要潤は「鞆の浦の海のエネルギーをうけながら福山で生まれ、福山で育った人間を演じていきたいと思っています」と意気込みを述べた。また、本作で主演の玉木さんとは共演3作目となる槙田邦彦役の吉田栄作は、過去2作品が力を合わせて日本を守る、というシチュエーションだったことに触れ「きっと今回もそうなんじゃないかと…ぼく個人的には祈っています」と想いを語った。脚本作りにも携わった島田氏は「ようやくここまで来たという思いです」と喜ぶと共に、「御手洗を演じていただく主演の玉木宏さん、広瀬アリスさん、石田ひかりさん、要潤さん、吉田栄作さんにここ福山に来ていただき、和泉聖治監督の手腕によるこの作品に、大きく期待しています」とコメントを寄せた。『星籠(せいろ)の海 探偵ミタライの事件簿』は2016年全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月11日シリーズ累計330万部を記録する島田荘司の「天才探偵・御手洗潔シリーズ」。今年3月の玉木宏主演でのドラマ化が記憶に新しいが、このほど最新作「星籠(せいろ)の海」の映画化が決定。同じく玉木さんの主演で「相棒」シリーズの和泉聖治が監督を務めることが明らかになった。「御手洗潔シリーズ」は、1981年「占星術殺人事件」からはじまり、総部数330万部を更新し続けているミステリー作家・島田荘司が生み出した大人気作。“和製シャーロック・ホームズ”とも称される天才探偵・御手洗潔が登場するシリーズは、中短編あわせて49もの作品があり、34年もの長い間ファンに愛され続けている。そんな大人気シリーズは、「御手洗のレベルを越えた天才ぶりを演じることのできる俳優など存在しない」との理由から、原作者・島田氏自身が映像化を拒み続けてきたが、ただ1人「彼であれば…」と、その出演を熱望したというのが玉木さん。今年3月にフジテレビ系列にて放映された「天才探偵ミタライ~難事件ファイル「傘を折る女」~」は、「のだめカンタービレ」『真夏のオリオン』『幕末高校生』『神様はバリにいる』など、幅広いジャンルの作品で活躍する玉木さんが主人公の天才探偵・御手洗潔を演じきったことで話題となった。このほど明らかになった映画化の企画は、なんといまから5年前、ドラマ化の2年前に立ち上がったもの。島田氏が和泉監督と手を組み、主人公・御手洗の魅力を余すところなく伝えるべく、新たな構成を考案。御手洗役には、ドラマを見た後の島田氏も「期待以上の御手洗」と大満足だった玉木さんが続投する。玉木さんは「難しいのは、膨大なセリフと戦わなくてはいけないことです。でも、登場 人物の中でたった一人、事件を解決していくキャラクターなので、すごく心地良いです。楽しみながら演じています」と語る。さらに、映画オリジナルの女性キャラクターも登場し、玉木さん演じる御手洗とともにシリーズ最大の難事件に挑んでいく。脇を固めるのは、石田ひかり、小倉久寛、要潤、谷村美月、吉田栄作ら実力派の豪華俳優陣。原作ファンはもちろん、はじめて御手洗潔に触れる観客たちにも、その圧倒的な存在感を感じさせる物語に仕上がっているという。また、本作で舞台となるのは広島県・福山市で、謎解きの鍵となるのは瀬戸内海。劇中では、日本で唯一、太古の昔から変わることなく、6時間ごとに潮の満ち引きが繰り返される“時計仕掛けの海”が、天才探偵を難解な事件へと巻き込んでいく。現在すでに撮影に入り、10月には完成予定という本作。天才探偵・御手洗潔の姿をスクリーンで見られるのを楽しみにしていて。『星籠(せいろ)の海 探偵ミタライの事件簿』は2016年全国公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年05月02日集英社は1月26日、女子レスリングで活躍する吉田沙保里選手の初エッセイ「明日へのタックル!」を発売する。吉田沙保里選手はアテネ、北京、ロンドンのオリンピック3大会で金メダルを獲得したほか、現在も世界選手権を含めた世界大会15連覇の記録を更新し続けている。今回発売する「明日へのタックル!」では、世界トップレベルのアスリートとして、また30代の1人の女性としての考えや、レスリングを始めた子供時代の思い出をはじめとするこれまでの歩みがつづられている。その他、連勝記録が途絶えて初めてわかったことや、3つの金メダルの裏にあった苦悩、急逝した最愛の父への思いについても語られている。価格は1,200円(税別)。
2015年01月23日既報のとおり、1月1日付けで日本HPの新社長に吉田仁志氏が就任したが、日本HPは1月8日、同氏の就任会見を都内のホテルで開催した。吉田氏は、2014年12月まで米SAS Institute副社長 兼 SAS Institute Japan 代表取締役社長を務めていた。この会見の中で、米HP シニアバイスプレジデント エンタープライズグループ&マネージングディレクター アジアパシフック&ジャパン担当 ジム・メリット(Jim Merritt)氏は、吉田氏を新たな社長に指名した理由を、「吉田さんとは長いこと知り合いだが、すばらしい実績があり、ソフト、サービス、ハードでも経験がある。これは非常に重要だ。また、リーダーとしてあらゆる資質をもっている。面接を通じて、吉田さんであれば、日本HPを任せられると確信した」と説明した。日本HP 代表取締役 社長執行役員 エンタープライズグループ 事業統括 吉田仁志氏は、日本HPを新たな職場として選択した理由を次のように述べた。「私も年をとるにつれ、日本を元気にし、いい状態で次の世代に渡していかなければならないという気持ちがずっとあった。HPはITのトップ企業だ。また、顧客志向の高い会社で社会に貢献していくというすばらしい企業文化をもっている、非常にまじめな会社だ。HPを元気にすれば、日本に、さらには世界に貢献できると思い日本HPに入社した。現在はビジネスモデルを変えざるを得ない状況になっており、これからITの果たす役割は大きい。HPは業界の中でも一番影響力のある会社で、ありとあらゆるものがある。それにより、包括的的なサービスを提供できる。そういったサービスを提供できる会社は数えるほどしかなく、さらに、グローバルで貢献できるのはHPしかない。HPの果たす役割は大きく、業界の先頭を切って貢献できる。私は8年4カ月SASにいたが、記録的な成長を続けてきた。今回、縁があってHPに来ることになったが、わくわくしている」(吉田氏)また、今年の3月までの活動については、「日本HPについては勉強中だ。3月まではお客様、パートナー、社員の話を聞いていきたい。そして、さらなる顧客志向を目指し、企業の業績に貢献するにはどうすればいいのかという点に取り組んでいきたい。ただ、HPだけではできないので、お客様やパートナーとチームになって取り組んでいきたい」と語った。日本HPの課題について同氏は、「社内にはまじめですばらしい人がいるが、まじめすぎることろがある。もっと高い視点で、価値の高い提案をしていってほしい。また、もっと積極的にアピールしてもいいと思っている」と述べた。なお、日本HPが分社化したあと、吉田氏が「Hewlett-Packard Enterprise」の社長に就任するのかという質問に対して、ジム・メリット氏は明言を避けた。
2015年01月09日吉田拓郎が12月3日に発売した最新ライブBlu-ray『吉田拓郎 LIVE 2014』。同作が今週12月15日付オリコン週間総合Blu-ray Discランキングで初登場9位を記録し、同チャートにおける最年長TOP10入り記録を更新した。同作で、これまで小田和正が2012年に発売した『小田和正コンサート“どーもどーも”その日が来るまでin東京ドーム』で達成した“65歳2か月”を3年6か月上回る“68歳8か月”を記録し、同記録歴代1位となった。吉田は2013年1月にリリースしたDVD『吉田拓郎 LIVE 2012』で、週間総合DVDランキングにおける歌手最年長TOP10入り記録を樹立しており、今回の偉業達成によって、同記録におけるDVD&BDランキング1位の2冠を手にする事になった。現在avexのオフィシャルYouTubeでは同作のダイジェスト動画が公開されているので、気になる方はご確認を。■『吉田拓郎 LIVE 2014』【DVD&2CD】8,640円(税込)【Blu-ray&2CD】9,180円(税込)【DVD】6,480円(税込)【Blu-ray】7,020円(税込)
2014年12月18日●『劒岳 点の記』の次作を求めて『八甲田山』『復活の日』『誘拐』『鉄道員(ぽっぽや)』など日本映画史に残る珠玉の名作で手腕をふるってきたキャメラマン・木村大作氏。2009年には初監督作品となる『劔岳 点の記』が大ヒットを記録し、日本アカデミー賞最優秀監督賞・最優秀撮影賞ほか多くの賞を受賞した。それから約5年、待望の最新作となる『春を背負って』が2014年6月に公開された。笹本稜平氏の同名小説を原作に、山に生きる人々の"家族"の物語を描いた『春を背負って』。立山連峰の3000mを超える大汝山に建つ山小屋を舞台に展開される本作は、木村監督こだわりの演出と撮影によって、圧巻の映像美を見せつける。出演者は、主人公・長嶺亨を松山ケンイチが演じるほか、菫小屋(すみれごや)で働く従業員・高澤愛を蒼井優、菫小屋(すみれごや)で働きながら亨の成長を見守る多田悟郎を豊川悦司、亨の母親・菫を檀ふみ、亡き父・勇夫を小林薫が扮し、さらに新井浩文、吉田栄作、安藤サクラ、池松壮亮、仲村トオル、市毛良枝、井川比佐志、石橋蓮司など個性的な実力派の俳優たちが揃っている。そんな『春を背負って』がBlu-ray/DVDとなって2014年12月17日にリリースされる。そこで今回は、Blu-ray/DVDの発売を前に、本作のポイントや近況をあらためて木村大作監督に振り返ってもらった。○木村大作監督が語る『春を背負って』――『春を背負って』の監督をするのが決まった経緯を教えてください木村大作監督「決まったというより、自分が考えたことだからね(笑)。『劒岳 点の記』が2009年に公開された。この映画で、俺は映画界からおさらばするんだ、死んでもいい、みたいなことを言ってたんだけど、いざ終わってみると、明日からどうして生きていけばいいんだろうって。なので、もう一本くらい良いだろうということで、いろいろ考えたところ、やっぱり新田次郎だろうと。新田さんの本はすべてがドキュメントで、大好きだから、次は『孤高の人』をやりたいと思って、本も書いたし、ロケハンにも行った」――もうほとんど決まっていた感じですか?木村監督「あとはクランクインをいつにするか、くらいの話まで決まっていた。原作を読めばわかるとおり、加藤文太郎という大正から昭和にかけての登山家が、冬の日本アルプスをあちこち初めて縦走する。それも単独行で。それを読んで、これだと思った。『劒岳 点の記』よりもしんどい、大変な映画になると思ったとき、これだと思ったわけですよ」――さらにハードルを上げたかった木村監督「そういうもんですよ、やっぱり。それで、夏にロケハンをやったんだけど、夏でも相当に大変なところなんだよ、槍ヶ岳は。それが冬になると思うと……。富山から長野まで10日間、単独行で縦走するんだけど、考えるだけでも大変だよね。これを実際にやったら死ぬなと思った。自分は死んでもいいけど、スタッフや俳優さんをそんな目にまで遭わせるわけにはいかない」――それで『孤高の人』はあきらめたわけですね木村監督「自分の判断でやめにしたんだけど、そうしたら言われましたよ、『誤魔化してやればいいじゃない』って(笑)。でも、『劒岳 点の記』のあとに、誤魔化しの映画は撮れない。俺は、そういうのをけっこう気にするんだよね。そう言いながらも、一応、誤魔化すための場所も見にいった。通年でやっている山小屋があって、ロープウェイもあったりするんだけど、そこで撮っちゃうと、そこばかりになってしまう。もちろん、そういうのを誤魔化しながら撮るのが映画なんだけど、自分の精神にはどうもあわない。なので、『孤高の人』はやめちゃいました」●『春を背負って』との出会い――そして、次に出会ったのが『春を背負って』木村監督『それで、新宿の本屋さんで何となく本を探していると、『春を背負って』という本があった。そのときは、映画化のための本を探していたわけではなく、ふらっと立ち寄って、棚を眺めていただけだったんだけど、タイトルが気になってね。『背負って』という言葉が好きなんですよ、昔から」――キャメラを背負ってみたいなことですか木村監督「それもあるけど、やっぱり人生は何かを背負って生きているもんだよ。俺なんかもう倒れそうだもん、重さで(笑)。それで、いいタイトルだなと思って読んでみると、たまたま山小屋の話だった。原作は奥秩父なんだけど、奥秩父は2,000m台だから、やっぱり3,000mのほうが画のスケールがすごい。だから原作者に会って、立山に変えたいと。それがダメだったら映画化はしないという話をしたら、ぜひ映画にしてくださいということだったので、原作者の了解をとって、話を進めていったわけです」――偶然の出会いだったんですね木村監督「今考えると、『春を背負って』は、大汝山の山小屋にたどり着けば、そこで生活しながら撮れるわけですよ。それに比べると、しんどさは『劒岳 点の記』のほうが上だよね。25箇所もあちこちの頂にいったわけだから。まあ、楽といえば……決して楽じゃないよ、楽じゃないけど、これだったら映画が撮れると思った。で、周りもそれに乗ってくれて、映画を作ったわけだけど、そういう映画の作り方は良くないなっていうのが、今の反省点だね」――良くないというのは?木村監督「『劔岳~』に比べて、あまりお客が来なかった(笑)。僕はね、普通の監督とは違うかもしれないけど、賞をとってもあまり嬉しいと思わない。やはり多くの人が観てくれたということのほうが嬉しい。それはキャメラマンをやっているときから同じで、その映画が賞を取ったり、自分が撮影賞を取ったりするよりも、いっぱいお客さんが観に来てくれたというほうが記憶に残っているし、嬉しいよね。そういうところがものすごく如実に出るもんで、あまり人が入ってないなっていう印象があったので、6月14日の封切りから今まで、ほとんど家から出ていない。家に篭って、歯医者に行ったり、読書をしたり……みたいな感じ(笑)」――意外と監督にとってダメージが大きかったと木村監督「あらためて思ったのは、映画作りというのは、多くの人が観に来てくれないと、相当にショックなんだなって。僕は二作目だけど、いろいろな監督が、当たったり、こけたりしながらも、監督生活を続けているのを見て、逆に感心した(笑)。もちろん、『春を背負って』は、こけたというわけではないんだけど、『劒岳 点の記』と比べると少ないよね。だから、監督には向いてないと思った」――監督としての精神的な部分ですね木村監督「一作目、二作目と、自分の思ったことをやったわけだけど、また違うものをと思っても、なかなか身体の中から出てこない。たとえば、黒澤明さんなんかは、次から次にアイデアが出てくる人だった。例えば『七人の侍』。あの作品も、きっかけは日本で西部劇をやってやろうということでしょ。それで、アメリカ映画の西部劇には雨がないから、最後を雨にした。そういうことで一千万以上の人が入っているわけですよ。それからいろいろあって、この辺で一発面白いものを作ってやるといって『用心棒』を作った。だから、そういう心境になりたいという気持ちがある。もし、次の映画を撮るんだったら、たくさんの人に観てほしいよね。でも、だからといって、今の流行にゴマをするような映画はやりたくない。作品名を出すといろいろ問題があるけど、今の世の中で受けている映画をやりたいとは思わない。自分がやりたいと思う作品をたくさんのお客様に観てもらいたいわけですよ」――今はそれを探している途中ということですね木村監督「やりたいものがまったくないわけじゃなくて、これまでにも2、3本あったんだけど、『どれくらいお金がかかりますか?』って言うから、金額を言ったら、それっきりだもん(笑)。製作費のかかる作品は、今の映画界では本当に難しい。やっぱり向こうは商売だから。現実的な予算感で、俺が出来るもの、やりたいものは何かと考えて、最近やっとまとまりだした感じだね。今日もちょっと偉い人と話したんだけど、まあ乗ってこない(笑)。そういうやりとりをしていく中でも、突然に思いつくこともあるので、今はそれを待っているところがある」――ひらめきですか?木村監督「そう。それをずっと待っている感じだね。これまでの2本もそうだったから。『劒岳 点の記』も『春を背負って』も突然に下りてきた。『劒岳 点の記』は、撮影旅行で能登半島に行った帰りに、一回、劒岳を拝んでみようと思って撮影したんだよ。それでこれを映画化したいと思って作ったんだから、本当は世の中にもっと出て行かないとダメなんだよな。今、月に2回くらい、地方で講演があるんだけど、そのときはいつも車で行くようにしている。そうすることで、何かが出てくる可能性があると思っているんだよ。あとは、DVDが売れてくれると、次の企画が言いやすい(笑)。だから、こうしてお願いしてるんだけど、この業界は、本当に損得勘定がすべて」●家族と一緒に落ち着いてみてほしい――現在、監督が探している題材は、やはり山や風景などは鍵になっているのでしょうか?木村監督「いや、山はちょっとしんどいかな(笑)。『劒岳 点の記』が70歳で、『春を背負って』が75歳。次に封切られるのはたぶん80歳だよ。75歳を過ぎると、体力が心配なので、次は違うものをやりたいんだけど、やっぱり山になるかもしれない。"山三部作"なんて良いと思うんだけどね。次にもし"山"を題材にするなら、誤魔化して撮る(笑)。今までは絶対に誤魔化さずに撮ろうと思っていたんだけど、それはそれで、映画の持っている本来のカタチだと思うんだよ」――山の題材がひらめけば誤魔化して撮るわけですね(笑)木村監督「だから、今は何か良いものがないかといろいろ探している。1日、2日くらいで長編一冊読んじゃうからね。この4カ月でものすごい量の原作を読みましたよ。読んだ本を、本棚に入れずに、ずっと並べてあるんだけど、もう部屋の端から端まで埋まっちゃってる。それを見ると、俺も勉強家だなって思うんだよ(笑)」――あくまでも、ピンと来る原作を探している木村監督「そう。だから、現代物はあまり読んでいない。現代物は俺の精神にフィットしないんだよ。何だか知らないけど、殺人の話ばっかりだし……読む気がまったくしない。やっぱりドキュメンタリか時代物がいいね。気に入ると、その小説家の本ばっかり読んじゃう。本屋で探すときも、題名じゃなくて、小説家の名前で探すくらい。そういう意味では、誰かにすがっているところがあるのかな。その本には書かれていない精神的なものが、他の本にあるかもしれないと思って、いろいろ探しちゃうんだよね。そういう意味でも、時代劇とかの精神状態が好きだなあ。現代劇をあまり読まないのは、何か違うと思っちゃうんだよ。何かキレイじゃない」――現代劇は、あえて汚れたところをみせている感じがありますよね木村監督「それが嫌いなんだよ。汚れだけがドラマじゃないだろうって。そんなものは人生の中の一瞬だし、特定の人だけですよ。基本的には、そんなに劇的なことばかりが起こるわけがない。そんなことを思ったりするので、何も自分の中に入ってこない。だいたい、小説って5ページくらい読むとわかるんだよ。5ページ読んでダメだと思ったら、絶対にダメだと思うのでもう読まない。そういう意味では、小説家にこだわっているとだいたい同じような書き出しになるから、結局全部読んじゃう(笑)。その小説家が好きで読んでいるんだから、半分くらい読んで面白くなくても、確実に後半は面白くなるという期待感や安心感がある。そして実際、ちゃんと面白くなるんだよ」――ちなみに、監督は映画を観るとき、やはりキャメラマンとしての視点で観ていらっしゃるのでしょうか?木村監督「普通に一般の映画観客として観てますね。だから、基本的にはキャメラとかは気にしない。やっぱり、観客を引き込ませる作品というのは、キャメラや監督の演出とかじゃなくて、その映画がすごいんだと思うし、だから観るんだと思うな。ただ、何だこれって思う作品だったら、逆にキャメラが気になったりする(笑)」――『春に背負って』がBlu-ray/DVDとなってリリースされますが、あらためてBlu-ray/DVDで観てもらいたいポイントはありますか?木村監督「DVDやBlu-rayだと、じっくり観られるのが良いよね。映画館だと、興奮したり、夢中になったりするけど、Blu-rayだったら、家でタバコを吸いながら、安楽椅子に座って、落ち着いて観られる。場合によっては途中で止めて、トイレに行ったりもできる。そういう安心感があるから、すごく観やすいと思う。自分から、Blu-rayで観たほうが良いよなんて、あまり言っちゃいけないんだけど、今の映画館はあまり好きじゃないんだよ。というのも、3D以降、シルバースクリーンになっちゃって、基本的には明るい。でも、自分の家だったら調整できるじゃない。俺は家で映画を観るとき、部屋を暗くしてみるんだよ。プラズマテレビの後ろにブラックのカーテンを引いたりして。それがすごく観やすいだよなあ」――それでは最後に読者の方へのメッセージをお願いします木村監督「『劒岳 点の記』は観たけど、『春を背負って』は観ていないという人がたくさんいると思いますが、映画の質としては、『春を背負って』のほうが上じゃないかといってくださる方も多い作品なので、まだ観ていない人にはぜひ観てもらいたいね。できればBlu-rayで、ちょっと部屋を暗くして、落ち着いて観てもらいたいし、できれば家族と一緒に観てもらえるといいなあ。『春に背負って』はそういう映画だと思うので、ぜひ家族と一緒に落ち着いて観てください」――ありがとうございました『春を背負って』のBlu-ray/DVDは2014年12月17日の発売。"豪華版"となるBlu-ray版は、本編Blu-rayと、未公開映像満載の特典Blu-rayとの2枚組みで、価格は5,700円(税別)。DVD版は1枚組で、価格は3,015円(税別)となる。
2014年12月16日情報には価値がある。人がそれを入手することをきっかけに、消費が発生する可能性が高いからだ。また、「自分がそれを知っている」ということそのものが価値になる場合もある。そのため、一歩手前の"人が知りたがっているもの"にも情報としての価値が生まれる。多くの人がこの後何を求めて行動するのか、予測する手立てになるからだ。これはいわば、マーケットの空気を読むことに他ならない。本稿では、あるカテゴリに関する複数の検索ワードや、その検索ワードに関する関連検索ワードの月間検索量ランキングを調べ、その結果を元にマーケットの空気を斜め読みしていく。なお、ランキングはGoogle Japanから提供された日本国内における2014年9月の一ヶ月間のものだ。今回は、検索件数全てを対象としたランキングのほか、スマートフォンに関する検索ワードランキングを調べた。○もちろん、iPhoneが話題をさらった9月現地時間2014年9月8日、米国カリフォルニア州クパチーノにてアップルのスペシャルイベントが開催され、スマートフォンの新機種「iPhone 6」「iPhone 6 Plus」が発表された。イベントそのものは同時に発表されたApple Watchが目玉に据えられていたが、発売が来年ということもあり、メディアの関心はiPhoneのほうへ向いていった。当然ながら、スマートフォン関連で最も検索されたのはiPhone 6だ。しかし、新製品2機種がワンツーフィニッシュとはならず、6が1位で6 Plusが3位という結果に。実際、街中でも6を見かけることが増えてきたが、6 Plusは意外に少ないのが体感的な印象だ。間に割って入った「Xperia Z3」は、9月5日から10日までドイツで開催されたIFA 2014(国際コンシューマ・エレクトロニクスショー)で発表されたソニーモバイルの新機種。高感度カメラやハイレゾ音源対応といったハイスペックが特徴のモデルで、日本国内では10月下旬から順次各キャリアで発売開始が発表されている。関連検索ワードランキングを見ると、iPhone 6/6 Plusではいずれも「ケース」がトップで、購入確定または購入済みの人が具体的に商品を探している様子がうかがえる。「カバー」「バンパー」なども同様だ。一方でXperia Z3は9月時点でまだ国内での発売日は発表されておらず、「au」「docomo」というキャリア名や、「価格」「予約」「発売日」といったワードから、購入するための手段を探している様子、あるいは比較検討している様子と言える。また、iPhoneでも6 Plusの方は「レビュー」「サイズ」や「違い」「どっち」といったワードから、大きさの感覚を具体的に調べたかったり、6/6 Plusのどちらを選ぶかを迷っている人が多かったのではないかと考えられる。○Y!mobileとMVNO、スマホ市場の変化がが滲むランキングこのほか、ランキング上位は9月に発表された各社秋冬モデルの端末名が目立つが、「DIGNO」「Nexus 5」「STREAM S」は、8月よりイー・アクセスとウィルコムのブランドを統合してサービスが開始されたY!mobileが提供する端末だ。テレビCM投入や、PHSからの無料乗り換えキャンペーン実施などで注目されたものと思われる。10月に入ってからは他社からの乗り換えで端末を最高4万円で下取りするキャンペーンも開始するといったプロモーションも行っている。また、「Ascend」や「LG G2」はMVNO向けのSIMフリー端末。9月は「BIGLOBE LTE・3G」が吉田栄作を起用したテレビCMや交通広告で積極的な露出を行っていたようだ。この他にもMVNOにはOCN、So-net、niftyといったプロバイダ系が多数参入しており、量販店でSIMカードを購入しオンラインで開通手続きをするだけという手軽なプリペイドタイプも販売されている。携帯電話大手3キャリアのスマートフォン向け料金プランは、これまでフィーチャーフォンよりも割高な設定が当たり前だったが、すでにそういうワケにはいかない状況であることが検索動向からも読み取ることができる。新製品やSIMフリー端末以外では、夏モデルの「らくらくスマートフォン」「isai」「URBANO」「AQUOS CRYSTAL 」がランクイン。また、6月発売の「AQUOS PAD」や昨年2月発売の「スマートフォン for ジュニア」は、一部の不具合修正などでアップデート情報があったことから検索量が増加したと考えられる。全体としてランキングの内容は然るべき結果と言えるが、関連するランキングを一覧し比較したり、ニュースと照らし合わせることで、ただ順位付けだけではない関係性が読み取れるところが面白さと言える。検索ワードの検索量推移は、Googleトレンドでも調べることができる。
2014年10月31日