彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』が、12月から2023年2月にかけて東京、愛知、大阪、埼玉で上演されることが決定した。1998年のスタート以来、芸術監督・蜷川幸雄のもとでシェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指し、国内外に次々と話題作を発表してきた同シリーズ。本作は、完結目前の第36弾として2020年6月に上演予定だったが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止に。2021年5月に上演された第37弾『終わりよければすべてよし』でいったんのシリーズ完結を迎えたが、『ジョン王』を上演しないことにはシリーズは終われないという2代目芸術監督・吉田鋼太郎の強い想いから、このたび改めて上演される運びとなった。生命力とユーモアにあふれ世の中をシニカルに見つめる若者・私生児を主演として演じるのは、16年ぶりに同シリーズに復帰する小栗旬。そして、タイトルロールのジョン王役にはシリーズを代表する俳優・横田栄司。演出も兼ねる吉田は、ジョン王と敵対するフランス王役で出演する。また今回は蜷川の時代から度々上演されてきた、女性の登場人物含めすべての役を男性キャストが演じる“オールメール”公演となる。演出の吉田が「モーレツな女性」と評する3人の女性たちは、ジョン王の母・皇太后エリナー役に中村京蔵、幼き息子アーサーを王にすべく奔走する・コンスタンス役に玉置玲央、ジョン王の姪でフランス皇太子と結婚する姫・ブランシュ役に植本純米という布陣。さらに、フランス王の息子・皇太子ルイ役に白石隼也、ジョン王の臣下・ヒューバート役に高橋努など、シリーズ初参加の若手からシリーズ常連の面々まで、多様な魅力を持った俳優陣が集結した。東京公演、埼玉公演のチケットは今秋発売される予定だ。■吉田鋼太郎 コメント彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』。一昨年予定されていた上演はコロナ禍により遺憾ながら全公演中止となってしまいました。コロナの影響はまだまだ予断を許さない状況ですが、主演の小栗旬始めキャスト、スタッフ一同、2020年の中止から今回の上演まで更に2年間の準備期間を貰ったと解釈し、リベンジマッチに向け意気軒昂にそして粛々と動き始めています。近年殆んど上演される事のない、シェイクスピアの作品中最も駄作とさえ言われるこの『ジョン王』。蜷川幸雄の志を継いだ我々彩の国シェイクスピアチームと、約15年の歳月を経てこのシリーズに帰って来た小栗旬、そして初参加の強力な俳優達の共演が、駄作と呼ばれたこの作品にどんな光を当てる事ができるのか、楽しみでもあり少し不安でもあり、今から武者震いが止まりません。果たして駄作なのか、それとも…。皆様、どうぞ劇場でお確かめ下さい。■小栗旬 コメント本当ならばもう終わっているはずの公演が時を経て、 改めて出来ることになりました。再びこの場に戻してくれた鋼太郎さん、私にとって特別な彩の国シェイクスピア・シリーズ。楽しみにしてくれているお客様。本当に感謝しています。しばらく板の上を離れている自分に果たして務まるのか、一抹の不安はありますが、やらなくては、やるんだ。どうぞ、蜷川さん、怒らず見守ってください。後は皆様どうなることか、目撃してください。■横田栄司 コメント「『ジョン王』やらないんですか?」この2年間で一番聞かれた質問です。ようやく「やりますよ!」と答えられます。本当に長かったです。お待ちいただいた皆さま、ありがとうございました。そして、大変お待たせいたしました。皆さまのご期待にお応えできるよう、鋼太郎さんや旬をはじめとするキャスト・スタッフと力を合わせ、たくさん稽古をしてお待ちしております。溜まりに溜まった2年分の鬱憤を、さあ、思いっきりみんなで一緒に解き放ちましょう!<公演情報>彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』彩の国シェイクスピア・シリーズ『ジョン王』公演ビジュアル【スタッフ】作:W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】小栗旬、横田栄司中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、高橋努、植本純米間宮啓行、廣田高志、塚本幸男、飯田邦博、坪内守、水口テツ、鈴木彰紀、堀源起、阿部丈二、山本直寛、續木淳平、大西達之介、松本こうせい吉田鋼太郎【東京公演】期間:12月下旬~2023年1月会場:Bunkamuraシアターコクーン【埼玉公演】期間:2023年2月会場:埼玉会館お問い合わせ:彩の国さいたま芸術劇場TEL:0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)※2023年1月愛知公演、2月大阪公演あり※本公演にジョン王役で出演を予定されていた横田栄司さんは、心身の不調のため降板されることとなりました。東京公演におきまして同役は、吉原光夫さんが出演、埼玉・愛知・大阪公演については、同役を吉田鋼太郎さんが務め、東京公演で吉田さんが演じるフランス王役として、新たに櫻井章喜さんが出演。関連リンクホリプロステージ 公式HP:「彩の国シェイクスピア・シリーズ」公式Twitter:
2022年07月27日7月23日(土)から大阪中之島美術館で『展覧会岡本太郎』が始まった。岡本太郎と言えば、万博記念公園内にある《太陽の塔》の作者として、大阪人にとってはなじみ深い芸術家だ。【参考図版】岡本太郎《太陽の塔》1970年(万博記念公園)Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団しかし岡本太郎は、大阪出身のアーティストではない。しかも実は、大阪で岡本太郎の作品を幅広く紹介することさえ、初めてに近い。この展覧会は、「何かと不安を感じざるを得ない今だからこそ、何か漠然としたものに対して戦い続けてきた、エネルギーあふれる岡本太郎を見せたい」という思いから、企画された。そもそも岡本太郎とは何者だろうか? 6章立ての展覧会場を通して、私たちは知ることができる。岡本太郎《空間》1934/54年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団岡本太郎(1911~1996)は、漫画家の父・岡本一平と歌人で小説家の岡本かの子の長男として生まれる。1930年から、両親とともにフランス・パリに渡り、《空間》シリーズや《傷ましき腕》を制作し、現地の展覧会で発表した。岡本太郎《傷ましき腕》1936/49年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団第1章では、岡本のパリ時代の作品を紹介。新たに発見された、パリ時代に制作したと思われる作品3点も見ることができる。展示風景より左から、推定岡本太郎《作品C》、《作品B》、《作品A》、いずれもca.1931-33年ユベール・ル コレクション(パリ)蔵戦後、岡本太郎は日本に戻った。第2章、第3章では、岡本が改めて日本を見つめる中で、つくられた作品が並ぶ。展示風景より左から、岡本太郎《娘と犬》1953年 株式会社 大林組蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎《森の掟》1950年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎《重工業》1949年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団これらの作品は、日本の戦後まもない1940年代後半から50年代に描かれている。作品と向き合うと、その力強い色や筆づかい、表現された形に圧倒されるだろう。岡本はどれだけあふれるエネルギーを持っていたのだろうか。展示風景岡本太郎は、絵画や立体といった表現形態にとらわれることなく、文章を書いたり、書籍の装丁をするなど、さまざまな活動をしていた。展示風景第3章を見終わると、いったん美術館の通路へ。岡本太郎のフィギュア、天井から吊られた《光る彫刻》、実際に座れる《坐ることを拒否する椅子》などが置かれて、また違う岡本ワールドを体感できる。展示風景第4章からさらに、岡本ワールドは進化(あるいは深化)していく。大きな画面の絵画、FRPの立体やモザイク・タイルをつかったパブリックアート、家具やインテリアといったプロダクトまで、他ジャンルの表現者と交流しながら、世界を広げていった。展示風景また、大阪ならではの展示もなされている。あの近鉄バファローズのロゴマークが、岡本太郎デザインだったなんて!展示風景より、中央 岡本太郎《みつめあう愛》1990年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団、右 岡本太郎《近鉄バファローズ関連資料》ドローイング 1959年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団そして第5章では、皆さんご存じの《太陽の塔》と東京渋谷駅にある《明日の神話》についての展示空間が広がっている。模型、ドローイングや映像資料で、作品の制作背景も理解できるようになっている。展示風景《太陽の塔》の展示空間を抜けると、《明日の神話》の空間だ。岡本太郎《明日の神話》1968年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団太陽の塔が1970年、岡本太郎が亡くなったのは1996年。その間の岡本太郎は何してたの?というのが、最後の第6章でギュッと分かる。たえず探求を続けた岡本太郎の姿勢が、作品となって表れている。岡本太郎《娘と犬》1953年(その後加筆) 岡本太郎記念館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団注目したいのは、過去の作品に上描きされた作品群だろう。会場のキャプションでは、元の作品と今見える作品の両方を紹介。元のものに加筆しただけなのか、まったく別のものとして上描きしたのかなど、研究はこれからだというが、とても興味深い。岡本太郎 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団展覧会場には、約300点の作品や資料が並んでいるが、岡本太郎の画業だけを紹介する内容ではない。作品の背景には、岡本太郎が実際に足を運んだ場所、彼の行動力、考え、思い、さらに多くの人たちとの関わりが含まれている。展覧会を見終わった後、私たちは岡本太郎がどういう人間であったか、ということを改めて知ることができるだろう。なお、この展覧会は東京都美術館(2022年10月18日~12月28日)、愛知県美術館(2023年1月14日~3月14日)に巡回される。それぞれの会場でしか見られない作品もあるので、チェックしてほしい。取材・文:藤田千彩【開催概要】『展覧会 岡本太郎』会期:2022年7月23日(土)~10月2日(日)会場:大阪中之島美術館4F展示室時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)休館日:月曜(9月19日は開館) *日時指定制料金:一般1,800円、大高1,400円公式サイト:
2022年07月25日田中圭主演の刑事ドラマ「死神さん2」第1話にて、主人公の“死神”儀藤の相棒役を、吉田鋼太郎が演じることが分かった。本作は、田中圭演じる孤高のクセモノ刑事・儀藤堅忍が、毎話、異なる相棒と冤罪事件の捜査に挑む1話完結型の刑事ドラマ。初回のゲストに登場するのは、「おっさんずラブ」シリーズで田中さんと共演している吉田さん。入院していた前立腺癌患者が急死した事件で、司法解剖を担当した監察医・灰田優人が、儀藤の相棒に指名され、共に事件の謎解明に挑んでいく。灰田は、マッチングアプリを駆使してデートを繰り返し、儀藤の“パシリ”小刀祢(山本舞香)にも猛烈アピールするという一癖あるキャラクター。今回併せて、2人の捜査中の“手つなぎショット”も到着。捜査中、被害者の息子の妻に話を聞きに行った帰りのひとコマだという。「俳優としても1人の人間としても敬愛する田中圭とがっぷり四つに組める事、心から嬉しい」と共演を喜んだ吉田さんは、「異色人気シリーズ『死神さん』に参加させて頂き大変光栄であると共に、自分が加わる事によってより楽しんで頂ける作品になるよう全身全霊で取り組みたいと思っております」と意気込みを語っている。「死神さん2」第1話あらすじ三谷仁之助(品川徹)という富豪が筋弛緩剤の投与により死亡した。捜査本部は、元看護師・船津文子(池谷のぶえ)の犯行だとして逮捕するが、裁判では、無罪判決が出る。死神こと儀藤堅忍警部補(田中圭)は、事件当時、監察医として被害者の遺体を検視した灰田優人(吉田鋼太郎)を相棒に捜査を開始する。灰田は非常に女好きで、儀藤の新たなパシリ・小刀祢葵(山本舞香)に早速アプローチをかける。一方、儀藤は、仁之助の横暴な態度で、息子家族がバラバラになっていること、その裏側に奇妙な動きがあることを掴み…。Huluオリジナル「死神さん2」は9月17日(土)よりHuluにて独占配信開始(全6話)。※以降毎週1話配信(cinemacafe.net)
2022年07月22日9月17日(土)より独占配信される田中圭主演のHuluオリジナル『死神さん2』第1話に吉田鋼太郎がゲスト出演することが決定した。大倉崇裕による小説『死神さん 嫌われる刑事』(幻冬舎文庫刊)を堤幸彦監督がドラマ化した本作は、孤高のクセモノ刑事が、毎話異なる相棒と冤罪事件の捜査に挑む1話完結型刑事ドラマ。田中演じる主人公・儀藤堅忍は、警視庁内にある謎の部署でたったひとり、無罪確定となった事件を再捜査するクセモノ刑事。警察組織が掘り返されたくない事件の証言と証拠を徹底的に洗い直して、事件を180度転換させ、真犯人を検挙していくため、彼の相棒になる者も組織から疎まれ、出世の道を閉ざされることに。こういった背景から組織内では「死神」と呼ばれ、誰からも愛されず、誰とも群れない儀藤は相棒を常に変えながら「逃げ得は許しません」を決めセリフに、闇に葬られた真相をあぶり出していく。儀藤の2代目“パシリ”小刀祢を山本舞香が演じる。今回、第1話での儀藤の相棒役を、田中と数々の人気ドラマで共演してきた吉田鋼太郎が演じることが決定した。吉田が演じるのは、監察医の灰田優人。病院に入院していた前立腺癌患者が急死した事件で司法解剖を担当した彼が儀藤の相棒に指名され、共に事件の謎解明に挑む。灰田は、マッチングアプリを駆使して女性とデートを繰り返し、小刀祢にも猛烈アピールするなど、一癖あるキャラクター。上から目線の儀藤に時折イラッとしながらも、相棒として捜査に同行する。この度、そんなふたりの捜査中の“手つなぎショット”を捉えた場面写真が公開された。捜査中、被害者の息子の妻に話を聞きに行った帰りの1コマとなっており、数々のドラマで共演してきたふたりが生み出す、絶妙なコンビネーションが滲み出ている場面となっている。また、出演にあたり、吉田からのコメントも公開。吉田は、田中との共演について「俳優としても1人の人間としても敬愛する田中圭とがっぷり四つに組める事、心から嬉しいです」と述べ、10年ぶりとなる堤監督作への出演について「全身全霊で取り組みたい」と語っている。<コメント全文>吉田鋼太郎(灰田優人役)俳優としても1人の人間としても敬愛する田中圭とがっぷり四つに組める事、心から嬉しいです。と共に、田中圭とでしか生まれない特別な作品にしなければと少しだけ肩に力が入ってしまう撮影の日々です。巨匠とは約10年ぶりにご一緒させて頂いております。撮りたい画、撮りたい演技、創りたい空気、全てが明確で現場に停滞は一切ありません。堤監督の下で芝居が出来る幸せを10年ぶりに噛み締めております。異色人気シリーズ『死神さん』に参加させて頂き大変光栄であると共に、自分が加わる事によってより楽しんで頂ける作品になるよう全身全霊で取り組みたいと思っております。【配信情報】Huluオリジナル『死神さん2』9月17日(土)から、Huluで独占配信スタート(全6話) / 以降毎週1話配信
2022年07月22日現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』より、5分間の新たな本編映像が公開された。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で人気となった『鋼の錬金術師』。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円のヒットを記録。その続編となる映画が『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカ―』、完結編となるのが『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』だ。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。『最後の錬成』では、エドとホムンクルスの生みの親とされる“お父様”の最終決戦が描かれているが、原作者の荒川弘も一番の見所に挙げるほど完結編に相応しい圧巻のクライマックスとなっている。原作の再現度に加え、原作愛に溢れるキャスト陣による熱演にも注目だ。本作の役作りにおいて山田は15キロ増量するほどの肉体改造をして挑み、エドと“お父様”の若い姿、そしてホーエンハイムの若かりし頃の姿である、奴隷23号の1人3役を演じている。また内野はホーエンハイム、お父様、さらには物語の鍵を握るフラスコの中の小人の声を担当。公開された本編映像は『鋼の錬金術師』のすべての物語の始まりでもある、はるか昔に栄えた国家クセルクセスにて山田演じる奴隷23号がフラスコの中の小人に出会い、ヴァン・ホーエンハイムと名付けられる場面から始まる。フラスコの中の小人によって知識を与えられ、読み書きを教わったホーエンハイム。ある時“完全な存在”になることを望んでいたフラスコの中の小人は不老不死を求める国王を騙し、クセルクセスの国土を使った錬成陣で、国民の魂を使って賢者の石を錬成する。その結果、肉体を手に入れたフラスコの中の小人はホーエンハイムと瓜ふたつの姿に変貌し、自由の身となる。そして、フラスコの中の小人と血を分けたホーエンハイムは、賢者の石によって不老不死の体を与えられたのであった。映像の最後には、大勢の命を犠牲にした大惨事に絶叫するホーエンハイムの姿を捉えている。『最後の錬成』のクライマックスである国家をも揺るがすエドと“お父様”の最終決戦、そして“約束の日”に繋がる重要なシーンを収めた本映像。第1作から座長として常に高みを目指し、走り続けてきた山田の見事な演じ分けに加え、内野演じるホーエンハイムと“お父様”が対峙する場面では見ているものに緊迫感を与え、キャスト陣の熱量と本気度が伝わるはずだ。国家を巻き込む恐ろしい計画を企てる“お父様”。刻一刻と“約束の日”が迫る中、果たしてエドたちは史上最大の敵に打ち勝ち、元の体を取り戻せるのか。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開中『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』公開中
2022年07月07日アニメのコラボイベントなどを手がける株式会社エテルノレシ(所在地:千葉県野田市、代表取締役:伊藤 学)は、TVアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』の本格シルバーアクセサリーシリーズの発売を決定いたしました。エドワード・エルリック、アルフォンス・エルリック、ウィンリィ・ロックベル、ロイ・マスタング、エンヴィー、リン・ヤオの総勢6名のキャラクターの他、ウロボロスモチーフもラインナップ。キャラクターのイメージモチーフやマーク、イメージカラー等を贅沢に盛り込んだデザインのアクセサリーはファン必見のプレミアムアイテムになっています。販売はエテルノレシ公式WEBショップ( )にて。※こちらの商品は先行発売品となります。先行発売期間中は受注生産でのご予約販売となります。期間内にご予約いただいた方分のみの生産となりますのでご了承下さい。▼TVアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』コラボシルバーアクセサリー特設ページ(ETERNO RECIT公式サイト内) TVアニメ『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』コラボシルバーアクセサリー■アクセサリー概要※全ての内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。販売期間:2022年7月7日12時~販売場所:エテルノレシ公式WEBショップ( )◆商品名:モチーフイヤカフ 全2種 ※片耳分の販売となります。商品価格:6,600円(税込)素材 :・エドワード・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・アルフォンス・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア◆商品名 :モチーフペンダント 全7種商品価格 :13,200円(税込)素材 :・エドワード・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・アルフォンス・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・ウィンリィ・ロックベルシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・ロイ・マスタングシルバー925(ロジウムメッキ)/シンセティックブルースピネル・エンヴィーシルバー925(ルテメッキ)/キュービックジルコニア/エポキシ樹脂・リン・ヤオシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・ウロボロスシルバー925(ルテメッキ)/キュービックジルコニア展開サイズ:40cm/45cm/50cm/60cm◆商品名 :モチーフリング 全6種商品価格 :11,000円(税込)素材 :・エドワード・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・アルフォンス・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・ロイ・マスタングシルバー925(ロジウムメッキ)/シンセティックブルースピネル・エンヴィーシルバー925(ルテメッキ)/エポキシ樹脂・リン・ヤオシルバー925(ロジウムメッキ)/キュービックジルコニア・ウロボロスシルバー925(ルテメッキ)/キュービックジルコニア展開サイズ:5号~21号◆商品名 :モチーフロザリオ 全1種商品価格 :22,000円(税込)素材 :・エドワード・エルリックシルバー925(ロジウムメッキ)/オニキス展開サイズ:45cm/50cm/60cm(c) 荒川弘/鋼の錬金術師製作委員会【商品に関するお客様からのお問い合わせ先】株式会社エテルノレシ カスタマーセンターTel : 04-7103-5116E-Mail: customer@eternorecit.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年07月07日映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』(6月24日公開)の本編映像が7日に公開された。同作は2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載された人気漫画の実写化作。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯して挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田涼介)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリック(水石亜飛夢)の物語を描く。完結編二部作の2本目となる『最後の錬成』では、エドとホムンクルスの生みの親とされる“お父様”(内野聖陽)の最終決戦が描かれている。山田は15キロ増量するほどの肉体改造をして挑み、エドと“お父様”の若い姿、そしてホーエンハイムの若かりし頃の姿である"奴隷23号"の一人三役を演じている。また、内野はホーエンハイム、お父様、さらには物語の鍵を握るフラスコの中の小人の声を担当した。今回解禁された本編映像は、『鋼の錬金術師』のすべての物語の始まりでもある、遙か昔に栄えた国家クセルクセスにて奴隷23号(山田)がフラスコの中の小人に出会い、ヴァン・ホーエンハイムと名付けられる場面から始まる。フラスコの中の小人によって知識を与えられ、読み書きを教わったホーエンハイム(内野)だったが、ある時、”完全な存在”になることを望んでいたフラスコの中の小人は不老不死を求める国王を騙し、クセルクセスの国土を使った錬成陣で、国民の魂を使って賢者の石を錬成する。その結果、肉体を手に入れたフラスコの中の小人はホーエンハイムと瓜二つの姿に変貌し、自由の身となる。そして、フラスコの中の小人と血を分けたホーエンハイムは、賢者の石によって不老不死の体を与えられたのであった。今回解禁となった映像の最後には、大勢の命を犠牲にした大惨事に絶叫するホーエンハイムの姿を捉えている。(C)2022 荒川弘/SQUARE ENIX(C)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年07月07日俳優の生田斗真と吉田鋼太郎、女優の八木莉可子が出演する、ファミリーマートの新CM「激ウマ! ハバネロホットチキン対決」編が、5日から放送される。新CMでは、ファミチキ派の吉田とクリスピーチキン派の八木がそれぞれの魅力をアピール。視聴者に「あなたはどっち?」と迫るが、そこで間に生田が入り、「どっちもうまくない?」、「できればどっちも食べてほしい!」とメッセージを送る。撮影後のインタビューでは、新CMのテーマ「対決」にちなみ、「最近どちらを選べばいいか難しかったこと」について質問されると、生田は「洋服を選ぶとき悩みます。そういう時には、店員さんに選んでもらって決めます」と話し、吉田も「お昼ご飯になに食べようか悩むことがあります。カレーにしようってあらかじめ決めていても、ラーメン屋の前を通ると迷ったり、いざラーメンに入っても、炒飯にしようかとか思ったり、とにかく迷います」とエピソードを披露。八木は「ロケ弁でいつも迷っちゃいます。お肉かお魚かどうしようって迷って、そういう時は他の人がとっているのを見て決めることが多いです」と独自の解決策を明かした。また、実際にハバネロホットチキンを食べてみた感想について聞かれた八木が「“クリスピーチキン”は衣がカリカリしてておいしいですよね。ASMRができそうです!」と感想を話すと、「ASMR」がピンときていない吉田に気づいた生田が「あー! 知らないでしょ、吉田さん。俺は知っている人間なので」と一言。それを聞いた吉田は「なんでそっち(若者)側にいくんだよ。ちょっとあとで調べておきます」とコメントし、笑いを誘った。
2022年07月05日公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団 岡本太郎記念館(所在地:東京都港区南青山6-1-19、館長:平野暁臣)は、企画展「岡本太郎の1世紀」を2022年7月20日から11月20日まで開催いたします。題不詳(1947 年)本年7月から、当財団も主催者の一員として参画する展覧会『岡本太郎』がスタートします。質・量ともに岡本太郎史上例のない規模で展開する回顧展で、大阪・東京・名古屋を巡回。太郎の代表作が勢ぞろいするだけでなく、岡本芸術の全体像を一望に収める貴重な体験を提供するものです。本展では、この回顧展にちなみ、84年にわたる岡本太郎の芸術人生はもとより、没後のさまざまなプロジェクトや20年を超える当記念館の活動を一覧します。第一展示室では、1940年代から1980年代までの創作の歴史を、第二展示室では没後の活動を紹介。太郎が日本での活動をはじめた直後に描いた秘蔵の作品(1947)もお目見えします。「岡本太郎の1世紀」をめぐるショート・トリップをどうぞお楽しみください。岡本太郎記念館館長 平野暁臣『母と子』(1981 年)■開催概要会期 : 2022年7月20日(水)~2022年11月20日(日)開館時間 : 10:00~18:00(入館は17:30まで)休館 : 火曜日会場 : 岡本太郎記念館(東京都港区南青山6-1-19)アクセス : 銀座線・千代田線・半蔵門線『表参道』駅より徒歩8分入場料 : 一般 ¥650/小学生 ¥300公式サイト : 公式ツイッター: 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年06月29日現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』より、山田涼介(エド役)と水石亜飛夢(アル役)のオフショットが公開された。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で人気となった『鋼の錬金術師』。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円のヒットを記録。その続編となる映画が『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカ―』、完結編となるのが『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』だ。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。先日公開となった『最後の錬成』のオープニング3日間の興行収入は、5月28日、29日、6月13日に実施された先行上映分も合わせると、前作の『復讐者スカー』のオープニング3日間の興行収入対比の103%。原作の最終話までを描く『最後の錬成』の結末を見届けるべく、前作『復讐者スカー』よりも多くの観客が劇場に足を運ぶ結果となった。公開となったのは、1作目から約5年に渡り兄弟を演じた兄・エド役の山田涼介と、弟・アルフォンス役の水石亜飛夢を収めた仲睦まじいオフショット。1作目のクランクイン前、作品名を伏せつつ行われたモーションキャプチャーのオーディションに合格したことで本作への出演が決定した水石。最初はモーションキャプチャーのみの出演予定だったものの、現場での吹替が必要ないほど完成度の高い演技に声としての出演も決定。完結編二部作では身体を取り戻す前後のアルの姿も見事に演じており、その演技力にも注目だ。先日の『最後の錬成』公開記念舞台挨拶で山田は「前作撮影時は、毎日何カ月ものあいだ弟として接していて、今回久しぶりに会えたのが、彼が現場見学にきてくれた日で、僕が“お父様”を演じている日だったんです。その時の亜飛夢くんのドギマギした表情が忘れられないですね(笑)」と水石との再会を回想。さらに「ただ、エドとして会った時にはアルとしての温かい眼差しでこっちを見てくれていたので何の違和感もありませんでした。一緒にお芝居していたあの日々を思い出していました」と現場での関係を振り返っていた。オフショットからは、今回エドとアルは生身の体で再会することが伺えるが、果たしてどのように描かれているのだろうか。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開中『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』公開中
2022年06月28日2022年6月24日、シンガーソングライターの吉田拓郎さんがテレビ出演から引退する意向であることが分かりました。吉田さんが最後に出演するのは、同年7月25日に放送される音楽バラエティー番組『LOVE LOVE あいしてる 最終回・吉田拓郎卒業SP』(フジテレビ系)です。吉田拓郎、最後のテレビ出演!豪華メンバーが集結『LOVE LOVE あいしてる』は1996~2001年まで、吉田さんと、アイドルデュオ『KinKi Kids』の堂本剛さん、堂本光一さんの3人がMCを務め、人気を博していた音楽バラエティー番組。タレントの篠原ともえさんのほか、バンド『THE ALFEE』の坂崎幸之助さんなどがレギュラーメンバーとして出演していました。同番組の公式ウェブサイトによると、レギュラーメンバーのほか、吉田さんが「最後に会いたい」とオファーした豪華ゲストが出演するそうです。また番組内では、今回のために『KinKi Kids』と吉田さんが合作に挑んだ楽曲『Sayonara あいしてる』が披露されるとのこと。楽曲のリハーサルを終えた吉田さんは「有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と語りました。リハーサルを終えた剛は「久しぶりにこのメンバーで過ごして『LOVELOVE~』をもう一度やりたいと思うくらいめちゃくちゃ楽しい」と興奮。光一は特番放送や楽曲制作を実現した大御所の行動力に「昔も今も変わらないエネルギーがすてき」と感服した。吉田はキンキとの〝ラストステージ〟に向けて「すてきな有終の美を飾れそうで、とても幸せ」と2人に感謝した。サンケイスポーツーより引用ちなみに、吉田さんは同月29日にラストアルバム『ah-面白かった』をリリース予定。同アルバムは、吉田さんが1970年にデビューして以来、52年間のアーティスト活動にピリオドを打つ、最後のアルバムです。アーティスト活動の終了に次ぎ、テレビ出演からの引退も発表され、ファンからは悲しみや感謝の声が上がりました。・同じ時代に生き、吉田さんの音楽とともに青春が送れたことを心から幸せだと思います。コンサートに参加したこと、一生の思い出です。・日本初の単独全国ツアーや、オールナイト野外コンサートなど、さまざまな功績を残したこと、本当に尊敬します。・『LOVE LOVE あいしてる』、一番好きな番組です。出演者のみんなが心から楽しんでいると伝わってくるから。最終回、楽しみ!・吉田さんはフォークソングの神様だと思っています。引退は残念だけど、プロだからこその決断なんだろうね。さびしいな。シンガーソングライターとして、音楽業界に大きな影響を与えた吉田さん。彼の、最後のテレビ出演をその目に焼き付けてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2022年06月25日9月16日(金) から25日(日) まで上演される『ヘンリー八世』埼玉公演のチケット販売スケジュールが決定した。今作は、シェイクスピア全37戯曲の完全上演を目指して1998年にスタートした彩の国シェイクスピア・シリーズの第35弾として上演されたものの再演となる。元々は2020年2月に上演されたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の余波を受けて、終盤の公演が中止に。そこから2年半を経て、演出の吉田鋼太郎や主演の阿部寛ほか、再演を誓ったキャスト・スタッフがふたたび集結した。2020年公演より左から)阿部 寛、吉田鋼太郎撮影:渡部孝弘舞台は16世紀の英国王宮。ヘンリー八世の寵愛を受け、出世のために策略をめぐらす高慢な枢機卿ウルジーは王侯貴族たちの非難の的になっていた。ある晩、ウルジーが催す晩餐会で王は王妃キャサリンに仕える女官アン・ブリンに心を奪われる。王は王妃との結婚を無効にしようと離婚裁判を起こすが、宗教や複雑な国際問題が絡み、歴史的な問題へと展開していく。2020年公演より左から)宮本裕子、阿部 寛、吉田鋼太郎撮影:渡部孝弘2020年公演より左から)金子大地、阿部 寛、山谷花純撮影:渡部孝弘チケットは、ホリプロステージ プレミアム会員の抽選先行が6月27日(月) 18時より、先着先行が7月3日(日) 9時より、ホリプロステージ 無料会員の先着先行は7月3日(日) 10時より受付がスタート。SAFメンバーズは7月2日(土) より受付開始。一般発売は、7月9日(土) 10時からとなっている。『ヘンリー八世』は埼玉公演後、 9月30日(金) から10月2日(日) まで愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール、10月6日(木) から9日(日) まで大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ、10月14日(金) から16日(日) 北九州・北九州芸術劇場 大ホール、10月22日(土) から24日(月) 宮城・名取市文化会館にてツアー公演を行う。■演出・出演 吉田鋼太郎 コメント約2年前、公演中にコロナで中止が決まり、どうにも気持ちの落ち着かせどころが見つからず、帰るに帰れず楽屋でコーヒーなど啜っていると、1人又1人、同じ気持の役者達がゾロゾロと集まって来て「悔しいですね。地方公演も全部ダメらしいです。」「なんともなりませんかね。」と泣き事を並べている内、阿部ちゃんもやって来たので、何しろ多忙の阿部ちゃんなのでダメ元で「阿部ちゃん、もっかいやろうよ」と持ちかけてみると意外にも「やりましょうよ」と言ってくれた。ような気がした。後日その旨確認するとやはりやってくれるらしい。出演者達全員にも再演の意思を訊ねたら全員やると言っている。つまりこの再演はあれこれ試行錯誤の後に決まったのではなく、ほぼ中止が決まった時点で動き始めた企画という事になる。出演者も初演と99%同じメンバーで、皆 満を持している。阿部寛のキングはじめ、更にパワーアップ、更に想いが深くなっていく『ヘンリー八世』、ご期待下さい。■主演 阿部 寛 コメントあの血が煮えたぎるようなシェイクスピアの世界に再び戻れることに今からワクワクしています。2年前コロナで中止になった時、悔しさと同時にこれも1つのチャンスだと思った。案の定その日に鋼太郎さんが俺に再演の話を持ちかけてくれた。もちろん「やりましょう」と答えた。あの日からずっと自分の中のヘンリー八世は続いている。しかもほぼ全員が同じキャストでやれることに感謝している。今度のヘンリーはさらなる進化を遂げることになるだろう。楽しみで仕方がない。<上演情報>彩の国さいたまシェイクスピアシリーズ『ヘンリー八世』『ヘンリー八世』チラシ表【スタッフ】作:W.シェイクスピア翻訳:松岡和子演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)【キャスト】ヘンリー八世:阿部寛枢機卿ウルジー:吉田鋼太郎トマス・クランマー:金子大地キャサリン:宮本裕子アン・ブリン:山谷花純バッキンガム公爵:谷田歩ノーフォーク公爵:河内大和大石継太 / 間宮啓行 / 廣田高志 / 工藤俊作 / 櫻井章喜 / 塚本幸男 / 飯田邦博 / 二反田雅澄 / 杉本凌士 / 水口てつ / 佐々木誠 / 松本こうせい / 大河原啓介 / 鈴木彰紀 / 齋藤慎平 / 松尾竜兵石井 咲 / 古庄美和 / 山田美波 / 坂田周子 / 沢海陽子 / 悠木つかさ演奏:サミエル【日程】■埼玉公演2022年9月16日(金) ~9月25日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール【販売スケジュール】■SAFメンバーズ:7月2日(土)■ホリプロステージ プレミアム会員抽選先行:6月27日(月) 18:00~6月29日(水) 23:59先着先行:7月3日(日) 9:00~7月7日(木) 18:00■ホリプロステージ無料会員先着先行:7月3日(日) 10:00~7月7日(木) 18:00■一般発売7月9日(土) 10:00【チケット料金】■一般S席:10,000円(税込)A席:8,000円(税込)B席:6,000円(税込)■SAFメンバーズS席:9,300円(税込)A席:7,500円(税込)B席:5,600円(税込)U-25(B席対象):2,000円(税込 / 劇場のみ取り扱い)※未就学児入場不可※U-25チケットは公演時、 25歳以下の方が対象です。 入場時に身分証明書をご提示ください。※SAFメンバーズのご予約はSAFチケットセンター、 劇場・会館窓口にて承ります。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。主催:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団制作:公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団 / ホリプロ企画:彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会問い合わせ:彩の国さいたま芸術劇場0570-064-939(休館日を除く10:00~19:00)■愛知公演9月30日(金) 18:3010月1日(土) 12:00 / 17:3010月2日(日) 12:00会場:刈谷市総合文化センター 大ホール主催:メ~テレ / メ~テレ事業共催:刈谷市 / 刈谷市教育委員会 / 刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)問い合わせ:メ~テレ事業052-331-9966(祝日を除く月~金10:00~18:00)■大阪公演10月6日(木) 17:3010月7日(金) 13:0010月8日(土) 12:00 / 17:3010月9日(日) 12:00会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ主催:梅田芸術劇場 / ABCテレビ問い合わせ:梅田芸術劇場06-6377-3888(10:00~18:00)■北九州公演10月14日(金) 16:0010月15日(土) 12:30 / 18:0010月16日(日) 12:30会場:北九州芸術劇場 大ホール主催:RKB毎日放送 / インプレサリオ提携:北九州芸術劇場問い合わせ:インプレサリオ092-985-8955mailto:info@impresario-ent.co.jp■宮城公演10月22日(土)17:0010月23日(日) 12:00 / 17:3010月24日(月) 12:00会場:名取市文化会館主催:仙台放送問い合わせ:仙台放送022-268-2174(平日11:00~16:00)公式HP:彩の国シェイクスピアシリーズ公式Twitter:
2022年06月23日映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が現在公開中、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が6月24日(金)より公開となる。この度、『復讐者スカー』の特別ダイジェスト映像、キャスト陣のオフショットが解禁となった。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で人気となった『鋼の錬金術師』。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円の大ヒットを記録し、続編となる映画『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカ―』が5月20日より公開中、そして完結編となるのが『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』だ。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じる。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。遂にラストを迎える『鋼の錬金術師 完結編』は前後編の2部作。いよいよ『最後の錬成』の公開まであと一週間を切り、益々盛り上がりを見せるが、各地で実施された試写会にて一足先に作品を鑑賞した観客からは「本当に最後まで描き切って頂けて感動、感謝しかありません」、「ずっと大好きなハガレンの世界が原作のように完結した。途中途中感極まるところが……」、「兄弟親子師弟たくさんの絆を感じてとても素敵でした。感動の結末を是非たくさんの人に観てもらいたい」、「エドが文字どおり“最後の錬成”をする本編重要なシーンは最高に感極まった。兄弟の屈強な絆を実感した!」など、原作の再現率の高さやクライマックスのエルリック兄弟とホーエンハイムら親子の絆に感動する声が寄せられているもようだ。公開となった『復讐者スカー』のダイジェスト映像は、ストーリーの核となるエドとアルの前に立ちはだかる国家錬金術師に復讐心を抱く“傷の男”スカー(新田)との壮絶なバトルシーンや、スカーの復讐の裏に隠された真実、そして『最後の錬成』へと続く前作から登場している嫉妬のホムンクルス・エンヴィー(本郷)が巨大化するシーンなどが収められている。国家錬金術師に復讐心を抱くスカーだが、“イシュヴァール殲滅戦”によって国家錬金術師に敬愛する兄と故郷のすべてを奪われた内乱の被害者でもあった。そんなスカーと、エルリック兄弟の幼なじみであるウィンリィ(本田)には因縁があったことが判明。戦地でイシュヴァール人を治療し続けていたウィンリィの両親が、スカーによって殺されたことも明らかに。そんななか、負傷したスカーと対峙したウィンリィは、亡き両親の仇を討つためにスカーを殺めようとするが、両親と同様にスカーの傷の手当てをし、スカーは全てのアメストリス人が悪いわけではないと改心。エルリック兄弟たちを守ろうとするのだった。そして巨大化したエンヴィーがエドとリン・ヤオ(渡邊)の前に立ちはだかる。謎の存在であったホムンクルスは何のために生まれたのか、そしてホムンクルスたちの生みの親“お父様”とはいったい何者なのか、エルリック兄弟が歩んできた長い旅路の結末が徐々に明かされていく。この映像で予習することで、より一層『最後の錬成』を楽しめるはずだ。さらに撮影の裏側を捉えた貴重なオフショットも解禁されている。このオフショットはまさに、山田と本郷が『復讐者スカー』の、ラストシーンの撮影の臨む前の打ち合わせを捉えたもの。グリーンバックの中で撮影に臨むキャスト陣の演技、そして撮影された映像の完成度の高さにも改めて注目してほしい。『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカー』公開中『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』6月24日(金)より公開
2022年06月22日現在公開中の映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』、そして6月24日(金)より公開される映画『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』。それらを記念し、全5回配信される「『鋼の錬金術師』PERFECT GUIDE」。このたび、第4回目の配信として「#4 LAST SCENE」が6月16日19時より公開。さらに、山田涼介が演じる“お父様”の映像も公開された。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で、世界中から愛される大ベストセラーとなった漫画『鋼の錬金術師』。錬金術が存在する架空の世界を舞台としたダーク・ファンタジーの人気は、連載終了した今も留まることを知らない。そして連載開始20周年新プロジェクトとして発表された実写二部作では、エドとアル、兄弟の物語の最終章を、原作のままに映像化することにこだわった。国家錬金術師の抹殺を誓う男スカーとの対決を描く『復讐者スカー』。国家を揺るがす巨大な陰謀に導かれていく『最後の錬成』。物語の壮大なラストが描かれる。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ切る。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。公開された映像では、山田涼介自身も「完成を観て原作に近いものがあり、頑張ってよかったと思える仕上がりになっている」と思い入れを語り、最大の見所ポイントとして挙げているクライマックスシーンの一部も公開されている。ホムンクルスの生みの親とされるお父様による国土全体を使った恐るべき錬成陣計画が実行されようとしている中、エドとアル、ホーエンハイムたちが多くの人の命を守るため、決死の戦いに挑む姿が収められている。さらに、ここでは身体を鍛え上げた山田演じる“お父様”の姿が映像初公開。先日のイベントでも、”お父様”を演じるために食事と筋トレにより体重を15キロほど増やし、体を鍛え上げた上で撮影に臨んだと語っていた山田。本映像では、エドとアル、そして仲間たちの前に立ちはだかる最後の敵に相応しい怒りを宿した鋭い眼光と屈強な肉体を披露している。完結編二部作にて、山田はエドと若い姿のお父様、ホーエンハイムの若かりし頃の姿である奴隷23号の一人三役を演じることが明らかになっており、全くの別人格の演じ分けにも注目したい。また、『最後の錬成』入場者特典は、『復讐者スカー』に引き続き二週連続原作者・荒川弘描き下ろしのスペシャルイラストカードに決定。第一弾が6月24日(金)~26日(日)の三日間、第二弾は7月1日(金)~3日(日)の三日間、それぞれ先着限定で配布される。第一弾のスペシャルイラストカードは『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』の本ポスタービジュアルを再現したデザインとなっており、右腕の機械鎧(オートメイル)を抑えながら人間vsホムンクルスの最終決戦に向けて決意の眼差しを浮かべるエドと、その横で鎧の身体を見るも無残な姿に破壊され、うつむくアル。そしてエルリック兄弟の後ろには虚ろな瞳をした、本作最後の敵でありホムンクルスの生みの親“お父様”の姿も。その他にも、完結編二部作で大活躍する人気キャラクターたちが、ポスタービジュアルの迫力と勢いのまま描かれており、漫画『鋼の錬金術師』だけではなく実写映画『鋼の錬金術師』 シリーズの魅力も存分に詰まったビジュアルとなっている。第二弾は7月1日(金)~3日(日)の三日間のみ、先着限定で配布。配布されるのは敵味方関係なく映画撮影に臨む原作のキャラクター達による撮影の合間の一コマを描いたスペシャルイラストカード。作中では大総統という設定もあり、にこやかな表情を浮かべることがほとんどないキング・ブラッドレイの貴重な笑顔のオフショットや、慣れた様子でブラッドレイのヘアメイクを直すリザ・ホークアイ中尉、台本を片手にどうやらこの後の演出や流れについて打ち合わせしているであろうエドとロイ・マスタング大佐など、まさに原作×映画による奇跡のコラボレーションと呼ぶのに相応しい各キャラクターの貴重な姿が描かれている。荒川は、自身も撮影現場を訪れたことを明かしており、「撮影風景がとても面白かったので、原作絵で楽しい感じのイラストを描きたいと思い、このイラストを描かせていただきました」とコメントを寄せている。『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカー』公開中『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』6月24日(金)より公開
2022年06月17日『久原本家 茅乃舎 presents 葉加瀬太郎 音楽祭 2022』が6月11日・12日、京都・上賀茂神社で開催された。『葉加瀬太郎 音楽祭』は、これまで葉加瀬太郎が行ってきた野外フェス『情熱大陸ライブ』『葉加瀬太郎 サマーフェス』を引き継ぎ、2019年に上賀茂神社で初開催。2020年、2021年はコロナ禍の影響により中止となったものの、今年は6月4日・5日の東京・明治神宮での初開催を経て、上賀茂神社でも2度目の開催が実現した。――6月11日(土)――あいにくの雨模様ながら、朗らかな歌声で冒頭の「10 years」から盛り上げたのは渡辺美里。「3年ぶり、延び延びになっていました上賀茂神社でのコンサート、ついに実現することになりました。たくさんお集まりいただき、心から感謝いたします!」と葉加瀬の思いを代弁するような開幕宣言の後も、「Believe」「My Revolution」と代表曲を惜しみなく届け、「サマータイム ブルース」では彼女の声と葉加瀬のバイオリンが溶け合う極上のセッションを展開。「こうして集うということ、大好きな歌を届けられるのは当たり前じゃないんだな、奇跡みたいなことの連続でここまで走ってきたんだなと思います」とかみ締めた、「オーディナリー・ライフ」まで全5曲。3年ぶりの『葉加瀬太郎 音楽祭』の開催を祝う、これ以上ない幕開けとなった。ここで音楽祭のハウスバンドの一員でもある羽毛田丈史が、「地球に乾杯」のピアノ演奏&ごあいさつ。盟友の葉加瀬と日頃の仲の良さがうかがえる、ユーモアに溢れたやりとりでも場をにぎわせる。「Fragrant Woods」でも息の合ったプレイを見せ、終始和やかな空気が上賀茂神社を包み込む。それに続き葉加瀬が、「僕の曲にイタリア語の歌詞を付けて歌ってくれたりもして。素晴らしいテノール歌手です!」と大瀧賢一郎を紹介。大瀧が映画『グラディエーター』から「Nelle tue mani」を見事な歌唱で聴かせ、音楽祭に花を添えた。初っぱなから「すいません、雨の中。お願い、やんで~!本当に風邪をひかないように。寒くなったらどうぞお帰りください(笑)」と観衆をねぎらい和ませたのは、大竹しのぶ。「歌だったら男にも女にもなれる」とRADWIMPSの「オーダーメイド」をまるで目の前で舞台を繰り広げるように情感たっぷりに歌い、演じてみせる彼女。谷川俊太郎作詞、武満徹作曲による反戦歌「死んだ男の残したものは」でも、脈々と歌い継がれてきた言葉を、今こそ改めて伝えたいという意思を歌に宿すかのよう。フランスの国民的シャンソン歌手、エディット・ピアフの「バラ色の人生」や「愛の讃歌」では葉加瀬と共に、ひときわロマンチックにその歌声を響かせる。さらには、昭和歌謡の名曲「黄昏のビギン」では、山崎まさよしとの豪華デュエットも。「歌手・大竹しのぶ」を存分に堪能できた豊潤な時間となった。「また出てきてしまいました(笑)」と登場した山崎まさよしが、「メヌエット」でワイルドにアコースティックギターをかき鳴らしたかと思えば、早速、「普段は帽子なんてかぶらないんだから!」と麦わら帽をかぶった葉加瀬が合流。各出演者のテイストに合わせた衣装でももてなした葉加瀬が、「僕はここにいる」、そして「One more time, One more chance」と、名曲めじろ押しのセットリストをバイオリンの調べで彩っていく。その後も、SMAPがカバーしたことでも有名な「セロリ」、昨年のデビュー25周年に書かれた「Updraft」と、山崎まさよしのキャリアを凝縮したような濃厚なライブに。藤井フミヤは、1300年間にわたり20年に一度行われてきた「式年遷宮」のイメージソングとして伊勢神宮に奉納した「鎮守の里」からスタート。上賀茂神社の厳かなムードともマッチした同曲から葉加瀬が参加し、「今日は皆さんの心の中の青空に向かって歌いたいと思います」とはフミヤ。大ヒット曲「TRUE LOVE」、続く新曲「水色と空色」の美しくもはかないメロディ、それに寄り添う葉加瀬の旋律に、グッと引き込まれる会場。葉加瀬と入れ替わりで実弟の藤井尚之が現れ、猿岩石に楽曲提供した「白い雲のように」に続いて、チェッカーズ時代の「ジュリアに傷心」では華麗なステップでも魅了。世界の平和を願ったバラード「夜明けのブレス」で、後に控える葉加瀬へとバトンをつないだ。初日のトリはもちろん、葉加瀬太郎。白いスーツを身にまとい、NHK連続テレビ小説『てっぱん』のオープニングテーマとしても知られる「ひまわり」を奏でた後は、「今日は心から感謝を申し上げます、本当にどうもありがとう!」と、満員御礼の景色を前に礼を述べる。「風の向こうに」の力強いサウンドに身を委ねる頃には雨もすっかり弱まり、「明日は晴れるだろう!」と葉加瀬。バラエティ番組『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』のために書き下ろした「博士ちゃん」の躍動感もそのままに、ラストは待ってましたの「情熱大陸」!総立ちで手拍子が巻き起こる中、1日目を締めくくった。――6月12日(日)――前日の雨がうそのような晴天に恵まれた2日目のトップバッターは倖田來未。客席の後方にまで手を振り「WIND」を歌い上げ、「晴れましたね~!すごい天気」と思わず漏らすほどの野外ライブ日和に、松田聖子のカバー「SWEET MEMORIES」も映える。続く「100のコドク達へ」でコラボした葉加瀬も、「あんたのコンサートになってるやん!(笑)」と認めるほど、京都出身というパーソナリティと親しみやすいトークでも初見のオーディエンスをあっという間に笑顔にしていた。代表曲「愛のうた」や「You’re So Beautiful」に加え、ラッツ&スターの「め組のひと」でも大いに沸いた2日目のオープニングとなった。Vaundyと葉加瀬はおそろいのイエローのパーカー姿で、髪型までそっくり(笑)。1曲目の「恋風邪にのせて」から2人の相性の良さが際立つコラボレーションで、まだ22歳とこの日の最年少出演者ながらラインアップに名を連ねる理由を、「踊り子」でもこれでもかと曲で証明していく。「2~3年前にたまたまYouTubeで聴いて、ほれて、ラブコールしました!」と葉加瀬が熱く語る才能は、壮大なスケールで圧倒した「しわあわせ」でも明白。それに全幅の信頼をもって並走する葉加瀬のバイオリンの音色が、「花占い」でも冴えわたる。葉加瀬も舞台に出ずっぱりでサポートする期待に十二分に応えた、次世代のポップスターたるパフォーマンスだった。アカペラの「もらい泣き」から、一気に歌の世界観にいざなったのは一青窈。鮮やかなピンクのオーバーオールもキュートで、時にステージに腰掛け、語り掛けるようなアットホームなライブ。ジャズのスタンダードナンバーであり美空ひばりも愛した「LOVE」、敬愛する台湾のR&Bシンガー・陶喆(デヴィッド・タオ)の「飛機場的10:30」と、どの国の誰の歌でも自分色に染め上げ、MCでは「20年歌ってきて、今日、初めてスニーカーを履いて歌いました(笑)」というエピソードも。葉加瀬を迎えた昭和チックな「江戸ポルカ」では、バイオリンが楽曲のスリルを増幅。「あなたと、あなたの好きな人が、百年続きますように」の一言に自ずと拍手が起きた名曲「ハナミズキ」まで、歌い手としての唯一無二の存在感を改めて放っていた。桐谷健太は、ド頭の「喜びの歌」から俳優のみならずボーカリストとしての可能性をひしひしと感じさせる。葉加瀬のバイオリンとの絡みも絶妙だ。「僕、あと2曲なんです。すぐ帰るんです(笑)。全身全霊で歌うんで、皆さんも最後まで楽しんで帰ってください!」と告げた後は、ミドルバラードの「遣らずの雨と、光」をじっくり聴かせ、CMソングとしても耳慣れた「海の声」では、三線を弾きながら真っすぐで温かなボーカルを披露。わずか3曲ながら、見る者をきっちり虜にしたのはさすがだ。「春一番」「その気にさせないで」と、コーラスを従えキャンディーズ時代のヒット曲を連発し、いきなり歓喜の渦を生み出したのは伊藤蘭。昨年リリースしたアルバム『Beside you』からチョイスした「shalala ♪ Happy Birthday」「ICE ON FIRE」も、いつまでもみずみずしさが失われない魅力でいっぱいだ。後半戦も、「やさしい悪魔」「暑中お見舞い申し上げます」と日本の歌謡史に残るポップスで立て続けに魅せ、「年下の男の子」「恋するリボルバー」では葉加瀬とも共演。新旧の伊藤蘭の歩みをたどったスペシャルな30分だった。純白のスーツで徳永英明が「壊れかけのRadio」を一節歌うたび大きな拍手が。日が落ち始めた時間帯に、ハスキーで切ない歌声が胸に沁みわたる。続いても、手拍子に背中を押されるような「夢を信じて」、ドラマチックな感情が静かに押し寄せる「永遠の果てに」と緩急自在。葉加瀬も白いスーツという状況に笑い合いながら、坂本九の「上を向いて歩こう」では、歌声、バイオリン、そして不朽の名曲という三つどもえの感動が心を揺さぶる。これには徳永も「ブラボー!今でも鳥肌が立ってます」と声を上げる。クライマックスは「最後の言い訳」、そして「レイニー ブルー」。音楽に一心に身を捧げるような神懸かった光景に、とことん酔いしれた。いよいよ『葉加瀬太郎 音楽祭』もフィナーレへ。その時を脳裏に刻むように目を閉じ「ひまわり」を演奏する葉加瀬。音楽祭を支えたバンドメンバーに目線を送りながら、「昨日からたくさんの皆さんに力をお借りして、素敵な音楽祭を開催することができました。楽しかった!?いや~よかった!」と、その反応に葉加瀬の顔もほころぶ。「風の向こうに」でも「世界中を探しても、こんな幸せなバイオリニストはいない」と感無量の面持ちで、最後はアップテンポでロックな「博士ちゃん」を経由し、ご存じ「情熱大陸」!2日間にわたる幸福な宴が幕を閉じた。取材・文:奥“ボウイ”昌史(写真順不同) 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年06月15日人気マンガ『鋼の錬金術師』の実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が公開中、そして『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が6月24日(金)に公開される。この度、本作より新たな特別映像が解禁された。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で人気となった『鋼の錬金術師』。2021年に連載開始20周年を迎え新プロジェクトとして、5年ぶりとなる実写映画が発表されたばかり。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円のヒットを記録。続編となる今回の実写映画では、2部作で原作の感動の最終話までを描き切る堂々の完結編となっている。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ切る。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。解禁された映像は、かつて国家錬金術師が「人間兵器」として駆り出され多くの市民が犠牲となったイシュヴァール殲滅戦の回想シーン映像。将校がイシュヴァール人の子どもを誤射し殺してしまった事件をきっかけに起こったイシュヴァール内乱を終わらせるために、キング・ブラッドレイ大総統(舘ひろし)からイシュヴァール人をひとり残らず殺害するという非人道的な命令が下されたこの戦いは『復讐者スカー』のカギを握る傷の男”スカー”(新田)に「国家錬金術師を抹殺する」という強い復讐心が生まれた元凶となっている。本映像では、イシュヴァール人を狙う国家錬金術師たちが迫り、爆撃によって崩壊する家屋の合間を縫って兄を探して必死に走り回るスカーの姿が。無事に兄(大貫勇輔)と合流したスカーは、兄から錬金術に関する研究書を渡され、生き残る確率の高いスカーにそれを持って逃げてほしいと告げられる。そんな中、怪しい男がスカーと兄たちの前に。「紅蓮」の2つ名を持つ国家錬金術師・キンブリー(山田裕貴)が、錬金術によって爆発を起こし、原作でもお馴染みの台詞「いい音だ!」と自身の起こした爆発に興奮して歓喜の雄たけびを上げる…。キンブリーの攻撃からスカーを守ろうとした兄が命を失い、悲しき復讐者が生み出されてしまう運命的なシーンとなっている。原作でもこのイシュヴァール殲滅戦は凄惨な出来事として描かれており、焔の錬金術師である、ロイ・マスタング(ディーン・フジオカ)、リザ・ホークアイ(蓮佛)、”剛腕の錬金術師”アレックス・ルイ・アームストロング(山本)、マース・ヒューズ(佐藤)ら、アメストリス軍のメンバーにとっても、清算すべき過去として心に刻まれるもの。マスタング役のディーンも「イシュヴァールの戦いのシークエンスが加わることで、物語に深みと奥行きが生まれますよね。マスタングにとっては、あの戦いがターニングポイントであり、出発点であるので、非常に演じごたえがありました」とコメントを寄せている。爆発を愛する爆弾狂であり“紅蓮の錬金術師”、ゾルフ・J・キンブリーを見事に演じきった山田は、2021年だけでも、『東京リベンジャーズ』で髪を剃り上げ、暴走族の副総長・ドラケンを好演し『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』では生真面目で努力家の後輩刑事を演じ、また年末には『志村けんとドリフの大爆笑物語』では主人公・志村けん役を見事に演じ切った。山田は「原作が好きで、アニメも見てキンブリーという役を演じてみたいと思っていたところに、オファーを頂けたので嬉しかったですしありがたかったです」と、喜びを明かしており、狂気に満ちたキンブリーという役は高い演技力を持つ山田にぴったりな役であり、運命的な役であった様だ。一方、キンブリーによって兄を殺され復讐を誓うこととなるスカーを演じた新田は「スカーは内に秘めているものがすごく深いキャラクター」と自身の演じた役についてコメント。過去のシーンやスカーにとって辛いシーンは難しかったと振り返っている。さらに本映像では緊迫感に満ちたなか、スカーにとって辛く、決して忘れることが出来ない出来事となったシーンが収められており、新田はスカーが負った傷を体現。スカーの過去を知った観客は、悪であると分かっていてもスカーの悲しみに共感しどこか魅力を感じてしまうに違いない。エドとアルの前に現れた国家錬金術師に恨みを抱え、抹殺を誓う最強の復讐者スカーとの対決を乗り越え、兄弟2人は元の身体を取り戻せるのか。前作よりも遥かにスケールアップした本作の結末を、劇場で確かめてほしい。また5月27日(金)~29日(日)の3日間、入場者特典として原作のキャラクターたちが映画の撮影に臨む様子を収めた、原作者・荒川弘の描き下ろしスペシャルイラストカードが先着限定で配布される。さらに5月28日(土)、京都にて主演・山田涼介が登壇予定の『鋼の錬金術師完結編復讐者スカー』公開記念舞台挨拶が全国同時生中継。同日5月28日大阪にて、そして29日は『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開御礼舞台挨拶に加え、『最後の錬成』舞台挨拶付き最速先行上映も開催予定だ。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開中『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』6月24日(金)より公開<5月28日(土)京都「鋼の錬金術師完結編復讐者スカー」公開記念舞台挨拶&全国同時生中公開記念舞台挨拶&全国同時生中継>ライブビューイング詳細:<5月28日(土)&29日(日)大阪&福岡『鋼の錬金術師『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』公開御礼舞台挨拶 / 『最後の錬成』舞台挨拶付き最速先行上映>詳細:
2022年05月27日映画『極主夫道 ザ・シネマ』(6月3日公開)の公開直前祭が24日に都内で行われ、玉木宏、川口春奈、志尊淳、松本まりか、滝藤賢一、吉田鋼太郎、稲森いずみ、竹中直人が登場した。同作はおおのこうすけによる同名コミックの実写化作で、ドラマ版がヒットし映画化となった。数々の伝説を残した最凶の極道 “不死身の龍”が足を洗い、専業主夫に。強面にグラサンスーツと極道時代の外見や言動が抜けていない龍が、柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを羽織り、高すぎる主夫力で料理・洗濯・掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘する。壇上には櫓が組まれるなど、ステージ上は夏祭りさながらの雰囲気で、キャスト陣も全員が浴衣姿という夏祭りモードに。玉木は「ここ数年は夏祭りにも行けていなかったので、浴衣を着させていただいて気分も上がっています。このまま夏を迎えて気分も高揚していけたら」、川口も「久しぶりに浴衣を着ることができてテンションが上がっています!」と喜んだ。劇場版ならではのパワーアップポイントについて玉木は「吉田さんや松本さんら強力な方が登場していただいたことで、ドラマのスケールからさらに大きくなりました」と新キャラ登場に手応え。イタリア風味のマフィア・近藤役の吉田は「この世の中にイタリア風マフィアなんていませんから、演じる上で手がかりがさっぱりなかった。でも竹中直人親分を筆頭にふざけた人ばかりだったで、クヨクヨ悩まず飛び込みました」と振り返った。近藤はイタリア語を連発するキャラクターだが、吉田は「大変でした。イタリア語を言っている自分が嘘くさくて、お前は本当にわかって言っているのか?という自問自答をしていました」と苦笑い。玉木から「そんな不安を抱えているとは思えない迫力と圧があった。やはり鋼太郎さんは凄い!」と唸られると、玉木とは何度も共演経験のある吉田は「僕なんかよりも今回の玉木君は凄い! それこそ圧が凄くて、本当に龍にしか見えない。一見の価値がございます!」と絶賛していた。本作では龍(玉木)をめぐる、美久(川口)と虎春(松本)との恋のバトルも見どころになる。川口は「虎春とバチバチやらせてもらったことで、龍ちゃん愛を表現できればと思いました」と解説。松本は「私が演じた虎春の“剛拳の虎”虎二郎の妹で“広島レディース連合3代目元総長という肩書が凄い!洋服もピンクの特攻服で…。でも中身は純情というそのギャップもいい」と役柄を紹介。虎春は広島弁でヤンキー言葉をまくしたてるキャラだが「皆さんが自由にアドリブをされる中で、私は広島弁でのアドリブができず、『ウッ!』としか言えませんでした」と松本は思い出し笑いだった。龍の舎弟として今回も大活躍した志尊は「ドラマで色々とやり過ぎて映画で体を張った記憶がない。こんなもんか……という感覚です」ともはや感覚麻痺。カーアクションにも挑んだ滝藤は「あまりにも危険に見えて『俺を殺す気か!』と自分でやることを全力で否定したら、ワイヤー一本で車から宙吊りになっている玉木さんの姿があって…。玉木宏ヤベえぞと。結局僕もやらざるを得なくて食らい付いてやりました!」と熱演を報告した。爆笑シーンについて竹中は、吉田との初共演に触れて「遠い距離から『ジジイ!』と罵り合ったのが楽しかった。『お前の方がジジイだろうが!』と言われたときは嬉しかった」と謎の笑顔。それに吉田も「楽しかったですね~!最後の方は『おい吉田!』と言われて、もはや役名ですらなかった。もちろんそこはカットですけどね」と和気藹々の舞台裏を紹介した。ドラマに引き続き、そんな竹中との夫婦役共演に稲森は「竹中さんのアドリブの熱量が凄い! その洗練されたパフォーマンスには刺激を受けました」と改めて驚いていた。壇上では“公開直前祭”ということで、玉木・川口・志尊・稲森チームVS吉田・松本・滝藤・竹中チームで輪投げ対決を実施。玉木が「心強いメンバー! 稲森さんも本番に強いですから」と意気込むと、稲森も「やるよ!」とやる気満々。ところが勝負の結果は、吉田・松本・滝藤・竹中チームの圧勝だった。ゲーム中「やばっ……」と焦っていた大将・玉木の得点はなんと0点!玉木は「100ポイントしか狙わず、結果1個も入りませんでした。0点はやばい……」と敗戦の弁だった。最後に主演を代表して玉木は「マスクをして窮屈かもしれないけれど、たくさん笑いどころのある楽しい映画になりました。周りの方々にもたくさん勧めていただき、一足早い夏祭り気分を味わっていただきたいです」と大ヒットを祈願していた。(C)2022「極主夫道 ザ・シネマ」製作委員会www.gokushufudo-movie.jp
2022年05月25日2021年に連載20周年を迎えた漫画『鋼の錬金術師』。アニメ化のほか、2017年12月には実写映画化も公開された。それから4年。今年、『鋼の錬金術師完結編復讐者スカー/最後の錬成』が二部作連続公開される。主人公であるエドワード・エルリックを演じるのは前作に引き続き、山田涼介だ。実は、インタビューの直前に完成した作品を観終えたところだったという山田。「エモーショナルな気持ちになっている、じゃないけど……今は映画に想いを馳せているような、不思議なテンション」そんな中、『鋼の錬金術師』の世界に再び“エド”として立った気持ち、作品に対する想いを聞いた。完結まで描かれたことが嬉しい完結編は、1作目から4年を経ての続編。どのような気持ちで撮影に挑んだのかという問いに「いつかやるだろうな、というのは思っていたので、『このタイミングなんだな』と。技術的に制作が難しい部分がたくさんある作品ではあるので、いろんな準備が整うまでのことを考えるとむしろ早かったな、と思いました」と2年前に行われたという撮影を回顧しながら語った。アクションも多い作品ということで、トレーニングも積極的に行っていたという。「当時はドラマの撮影をしていたんですけど、朝5~6時ぐらいに起きて、夜中の11時、12時ぐらいまで撮影をして。そのあと、深夜1時ぐらいにジムに行って2時間ぐらいトレーニングして……という生活を半年間繰り返してました。すごいスケジュールでトレーニングをしていたな、と思います」実写化に当たり、原作ファンが気になるのは、全27巻ある作品をどのようにして描くのか、という点だ。自身もファンでもあるという山田は台本を読んだときに「できる限りの中で描こうとしてくれている、ということはすごく伝わってきた」と言う。「やっぱり原作のファンの方が多い作品なので、役に対してどうこうというよりは、どこを描くのかとか、『鋼の錬金術師』の作品自体にこの映画がどんなふうにアプローチしていくのか、という点はすごく気にかけていたかな、と思います。ここから始まる!というところで前作は終わっていたので、今回完結まで描けたというのはすごく嬉しかったです」個性豊かな面々でも「エドの姿なら」プレッシャーを感じない完結編では新たなキャラクターも多く登場する。アームストロング少佐を山本耕史が演じるほか、エドとアルの父親であり物語の重要なキーとなるヴァン・ホーエンハイムと“お父様”の二役を内野聖陽、キング・ブラッドレイを舘ひろしが演じる。「若手の方もいれば、大スターの方もいて、現場が不思議な空間でした。内野さんも舘さんも、クオリティの高い再現度で圧倒されましたね。喋り方やトーン、リズムも原作通りに寄せていらっしゃるな、というイメージがありました」そして、山田演じるエドとのシーンが多かったのが、スカー役の新田真剣佑と、リン・ヤオとグリードの二役をこなす渡邊圭祐だ。新田演じるスカーはエドの命を狙う。「マッケンは『復讐者スカー』でメインキャラクターを演じるということで、現場での初日は戸惑いもあったみたいで。経験者として僕もアドバイスできるところはさせてもらいました。マッケン自体、お芝居はもちろん上手ですし、アクションも、すごく体の利く役者さんなので、僕のほうが逆に負けないように、というか、食らいついていかなきゃ、と思っていましたね」若手からベテランキャストまで揃った現場。その中で座長として思うところはあったのか、という問いに山田はサラリと「何も思わないですよ」と答えた。「山田涼介として立っていたら多分プレッシャーでどうにかなってしまうと思うんですけど、現場ではあのエドの姿でいるので、何も思わないです。エドってそういう人なので。実は、ドラマの撮影をしていたので、僕は1ヶ月遅れでクランクインしたんです。だから、逆に迎えられた感というか、やっと来たか!みたいなスタッフさんの空気感があったんです。僕も『遅れてごめーん!』みたいな(笑)だからいい意味で緊張せず、初日からエドができたかな、と」その時に生きた証がそこにあるだけ完結までエドを演じ切って、山田の中でエドはどのような存在になったのだろうか。問いに「どうなんでしょうね……エドはエドなんですよね」と、ゆっくりと言葉を紡いだ。「もちろん、エドは特別な存在ではありますけど、他の作品をやるときにエドを思い出すことはないですし。引きずっていたら、いま撮影しているドラマでもしかしたら錬金術を出しちゃったりするかもしれない(笑)僕が演じたエドがそこにいるだけで、自分にとってどうなのか、というのはどの役でもそうなんですけど、その時に生きた証としか言いようがないというか。だから改めて2年越しに作品を観ると、懐かしい想いにふけると思うんですよね」前作から4年を経て、自身の成長であったり、変化を感じた部分はあったのだろうか。「自分自身の成長は、自分ではわからないんですけど、作品を撮るときに前作で感じていたような戸惑いみたいなものは一切なかったかな。作品の要領やスタイルも全部わかった上での撮影だったので、監督と話す内容がだいぶスタイリッシュになったというか。余計なことを話す時間がなくなりましたね」『最後の錬成』ではエドとしてだけではなく、ひとりで三役をこなす。心身ともにハードなシーンも多い。「僕が2人いるわけではないので、片方を1週間演じて、もう片方も同じシーンを1週間かけて撮る。ワンシーン撮るのに2週間ぐらいかかる現場でした。相手がいない状態で動きを想像しながらやるんですよね。グリーンバックのスタジオで、建物もなければ木の枝1本もないような現場で撮影しているので、『何をやっているんだろう?』と思い始めたらおしまいなんです。その気持ちを保ちながらずっと戦い続けるというのは大変でした」『鋼の錬金術師』の本質は人間ドラマ子どものころから作品のファンだったという山田に、改めて『鋼の錬金術師』の魅力について聞いた。「子どもが読んでもおもしろいんですけど、大人になって読むとまた違う面白さが生まれてくるんですよね。子どもってやっぱりヒーローが好き。いろんなヒーローがこの作品の中にはいます。かっこいいし、アクションシーンもあるし、魔法みたいなこともたくさん起きているし、たぶん子どもはそういうところを楽しんでいるんだろうな、って。でも、『鋼の錬金術師』の本質ってやっぱり人間ドラマなんですよね。ひとりひとりのキャラクターのバックグラウンドがちゃんと描かれているのがこの作品の魅力だと思うんです。映画でも『復讐者スカー』ではイシュヴァール殲滅戦を色濃く描いています。それぞれにどんなことが起こって復讐者が生まれるのか、復讐に復讐を重ねても復讐が生まれるだけなんだ、というところを事細かに描いているところが、僕は大人の方にすごく刺さるんじゃないかというふうに思っています。エンタメ作品ではあるけども、他人事では終わらない、考えさせられる映画になっているんじゃないかな、と思います」撮影当時のことを思い出すかのように、時々、ふっと黙り込んだ場面もあった。『鋼の錬金術師』の世界を振り返り、エドと山田涼介を行き来している様子が時折感じられたように思う。“エド”として山田涼介が生きた証をぜひスクリーンで見届けてほしい。取材・文/ふくだりょうこ
2022年05月20日二部作連続で公開される「Hey! Say! JUMP」山田涼介主演実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』の特番「『鋼の錬金術師』PERFECT GUIDE#2」が先ほど、YouTubeにて配信された。全5回の配信となる特番「『鋼の錬金術師』PERFECT GUIDE」。第2回となる今回は、個性溢れるキャラクターの魅力に迫っている。山田さん演じるエドをはじめ、傷の男スカー(新田真剣佑)、ウィンリィ(本田翼)、マスタング(ディーン・フジオカ)、リザ・ホークアイ(蓮佛美沙子)、エンヴィー(本郷奏多)、シン国の第十二皇子リン・ヤオ(渡邊圭祐)、国家の最高指導者である大総統キング・ブラッドレイ(舘ひろし)、内野聖陽が一人二役で挑む、エドとアル兄弟の父親ヴァン・ホーエンハイムと、ホムンクルスの生みの親“お父様”の姿や、キャスト陣が自身の演じた役についての熱い想いを語るインタビュー映像で構成されている本映像。山田さんはエドというキャラクターについて「自分の信じた道を恐れることなく突き進む、そのかっこいい姿が、『鋼の錬金術師』の魅力だなと思います」と話している。また、本作のキャスト陣、続投キャストから新キャストまで12名が大集結したスペシャルバナービジュアルも公開。5月13日(金)以降、全国の劇場(※一部劇場を除く)にて順次掲出予定。なお、『復讐者スカー』入場者特典も明らかに。第1弾は、5月20日(金)~22日(日)の3日間のみ、ティザーポスタービジュアルの描き下ろしスペシャルイラストカード。第2弾も5月27日~29日(日)の3日間のみ、原作のキャラクターたちが映画の撮影に臨む様子を収めたスペシャルイラストカード。2週連続、原作者・荒川弘描き下ろしのスペシャルイラストカードとなっており、いずれも先着限定で配布だ。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』は5月20日(金)より、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』は6月24日(金)より二部作連続公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー 2022年5月20日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成 2022年6月24日より公開©2022 荒川弘/SQUARE ENIX©2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会
2022年05月12日4月中旬、小雨が降る都内の夕方の繁華街。3匹の黒いポーチュギーズ・ウォーター・ドッグのリードを引いた、赤いブルゾン姿のダンディな男性がゆっくり歩道を進んでいた。吉田鋼太郎(63)だ。すぐ隣には、買い物袋を手に、抱っこひもで赤ちゃんを胸元で支える夫人の姿が――。吉田は’16年に22歳年下の一般女性と4度目の結婚をしている。昨年3月に愛娘の誕生を公表し、「新しい命の誕生に大きな喜びと責任を感じております」とコメントしていた。冒頭の散歩の途中では、子供をあやす吉田の表情は明らかにデレデレ。テレビで見せるダンディな姿とは違い、柔和なパパの笑顔だった。4月11日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した吉田は、“いま、ひそかに抱えている野望”についてこう語っていた。「去年、娘が生まれまして。いろいろこれからのことを考えると、たとえば幼稚園や小学校に入って運動会で一緒に走りたい。ひそかに野望を持っているわけですよね。できればお父さんたちの間で一番になりたい!」本誌が目撃した散歩は、健康的な体力づくりの一環だろうか。手慣れたリードさばきで3匹の愛犬も連れていたが……。吉田の知人は言う。「今の愛犬を飼い始めたのは4年半前。実は吉田さんはもともと猫派だったのですが、愛犬家の今の奥さまと結婚して犬を飼い始めたら、すっかり犬派になったそうです(笑)。ただ、当時住んでいたマンションの管理規約では40センチ以上の犬の飼育が禁じられていたため、転居せざるをえなくなったと聞きました。『敷金、礼金とものすごくお金がかかったよ……』とボヤいていました」63歳のパパは、娘の育児に連日奮闘しているという。「仕事の合間を縫って、お風呂に入れたりオムツを取り替えたりと、育児にてんてこまいな日々を送っています。彼には2番目の奥さんとの間にすでに成人した息子さんがいるのですが、愛娘にはもはや“初孫”のような感じで接しているそうです。お世話に苦戦しながらも、かわいくて仕方ないようですね。愛娘の写真を毎日のように撮って、小栗旬さんや藤原竜也さんら親しい俳優仲間たちに送る“親ばか”ぶりだとか。“娘の成人式まではバリバリ働きたい”と意気込んでいるそうです」(前出・吉田の知人)愛娘の成長が、吉田をさらに若返らせているようだ。
2022年04月28日TVドラマから笑いもスケールもパワーアップした映画『極主夫道 ザ・シネマ』より、玉木宏演じる龍と、吉田鋼太郎演じるラスボス・近藤との初対決シーンを切り取った本編映像が公開された。イタリアンマフィア風の事務所「不動産会社・Kプランニング」で葉巻をくゆらせる近藤は、実は極道。映像では、そこに龍と雅(志尊淳)が自治会費の集金に訪れる場面だ。近藤はイタリア語を謎に乱発し、2人を混乱させる。しかし龍はちゃんと集金を済ませ、近藤に一矢報いた。葉巻の煙を龍に吹きかけたり、「自治会なめとんのか」と龍が自治会の仕事の数々を語りだしたりと、カオスな状況に可笑しみを感じさせる映像となっている。エプロン姿で祭りに参加する様子や、花壇修繕で花を愛でるほのぼのシーンにも注目だ。『極主夫道 ザ・シネマ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:極主夫道 ザ・シネマ 2022年6月3日より全国にて公開©2022 映画『極主夫道』製作委員会
2022年04月27日人気マンガ『鋼の錬金術師』の実写映画『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』が5月20日(金)、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が6月24日(金)と、二部作連続公開される。この度、二部作を繋ぐ「完結予告」と本ポスター、原作者の荒川弘のコメントが解禁となった。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で、人気となった『鋼の錬金術師』。2021年に連載開始20周年を迎え、新プロジェクトとして、5年ぶりとなる実写映画が発表されたばかり。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円の大ヒットを記録。続編となる今回の実写映画では、二部作で原作の感動の最終話までを描き切る堂々の完結編となっている。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”のふたつ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ切る。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。解禁された「完結予告」は、本作の主人公であるエドワード・エルリック(山田涼介)の「ちょっと行ってくるわ鋼の錬金術師最後の錬成にな」という名台詞とともに幕が上がる。かつて国家錬金術師が“人間兵器”として駆り出され多くの市民が犠牲となったイシュヴァール殲滅戦の凄惨な場面や、エルリック兄弟達の前に立ちはだかり自身もホムンクルスであるという秘密を持つアメストリス軍の大総統キング・ブラッドレイ(舘ひろし)、国家錬金術師の連続殺人犯として登場する“傷の男”スカー(新田真剣佑)の隠された過去と、恨みをエドにぶつける姿、物語の初期から登場し“嫉妬”を司るホムンクルスのエンヴィー(本郷奏多)など、それぞれの戦いに挑む各キャラクターたち。『最後の錬成』でその全貌が明らかになる、ホムンクルスたちの生みの親でもあり、国民の魂と引き換えに“完全な存在”になることを企てる最後の敵“お父様”(内野聖陽)や、彼と瓜ふたつの姿であり、エドとアルの父親でもあるヴァン・ホーエンハイム(内野聖陽)の姿も。その他にも、ヒロインかつ機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル(本田翼)が泣き崩れる様子、焔の錬金術師であるロイ・マスタング大佐(ディーン・フジオカ)、今作から登場するオリヴィエ・ミラ・アームストロング(栗山千明)をはじめとしたとしたアメストリス軍の面々、そして東の大国であるシン国からやってきたリン・ヤオ(渡邊圭祐)が。最後は、エドの弟のアルフォンス・エルリック(水石亜飛夢)が「あとは兄さんを信じる」と告げ、エドが「やめろ!」と絶叫する中で錬金術を発動。“お父様”とのすべてをかけた戦いの先に待つものとは、求め続けた身体と引き換えに兄弟が出した最後の答えとは。兄弟が歩んできた長い旅がついに完結する。また原作者・荒川弘は「原作が凝縮されているので、イベントが目白押し。本当に全部が見どころなので、原作ファンのみなさまにも是非観ていただきたいです。『最後の錬成』が楽しみです!期待しかないですね」とコメント。見どころについては「エドたちとシン組が戦うシーンからワクワクし通しでした。中でもランファンはとてもカッコよかったです!エド役の山田くんも、益々演技の感情の幅が豊かになって、とても魅力的な主人公になっていました。あと翼ちゃんの泣く演技には、もらい泣きしてしまいました。でも、一番泣いたのはフ―爺さんのところ。ああ、実写だとこうなるんだなと。自分で描いたお話なんですけど、CGの進歩の凄さと相まって、終始新鮮な気持ちで作品を楽しむことができました」とした。さらに本ポスタービジュアルでは、キャラクター総勢14名それぞれが、最終決戦へ向けて覚悟と決意の眼差しを見せる。中心にはエドとアル、さらに最後の敵である“お父様”の姿。原作で描かれてきた世界観やストーリーの壮大さを落とし込んだデザインとなっている。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』5月20日(金)より公開『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』6月24日(金)より公開
2022年04月21日人気漫画『鋼の錬金術師』の実写映画『鋼の錬金術師完結編 復讐者スカ―』が5月20日(金)、『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』が6月24日(金)と、二部作連続公開される。このたび、主人公エドの命を狙うスカーを演じる新田真剣佑のインタビューとメイキング映像が収められたスカー特別映像が公開された。2001年に月刊『少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載が開始するや、魅力的なキャラクター、緻密に練られたストーリー、圧倒的で唯一無二な世界観で、超人気漫画となった『鋼の錬金術師』。2021年に連載開始20周年を迎え、新プロジェクトとして、5年ぶりとなる実写映画が発表されたばかり。2017年12月に1本目の実写映画『鋼の錬金術師』が公開され、興行収入約12億円の大ヒットを記録。続編となる今回の実写映画では、二部作で原作の感動の最終話までを描き切る堂々の完結編となっている。主演は前作に引き続きHey! Say! JUMPの山田涼介が務め、主人公で“鋼の錬金術師”の二つ名を持つ国家錬金術師エドワード・エルリックを演じ切る。また本田翼をはじめ、ディーン・フジオカ、蓮佛美沙子、本郷奏多らが続投。そして本作から登場する新キャストに、内野聖陽や新田真剣佑、舘ひろし、渡邊圭祐、黒島結菜、山本耕史、栗山千明、山田裕貴ら豪華俳優陣が名を連ねる。新田は原作でも高い人気を誇るスカーを演じるにあたって「自分なりの正義があって、それを貫こうとする。そして自分の中にある芯がすごく強い。ただ悪いだけじゃなく、いかに魅力的に見せられるかを考えながら演じた」と話す。象徴的な顔の傷も「毎日2時間ぐらいかけてメイクをした。スカーは英語で《傷》。あれがなければスカーじゃない。特殊メイクの時間も役を作る上で大切な時間だった」と役作りを振り返っている。主演の山田とは本作が初共演。現場での山田について「綺麗でした。初日に『日本で一番綺麗です』って告白した」と笑いながら出会いのエピソードを語ってくれた。「敵対する役は仲がいいほど演じやすい」という新田は、初日からその人懐っこさで山田との距離も縮めたのか、戦いのシーンでも絶妙なコンビネーションを見せていた。カットがかかると二人揃って映像をチェック。その真剣なまなざしに本作への深い思い入れが感じられる。今回の完結編の撮影現場には巨大なオープンセットが組まれて、新田も現場に入った瞬間にワクワクしたという。「”街だ!”と思った。床から壁から…オープンセットに再現された世界観に助けられた」。グリーンバックでの撮影も多かったが、「監督のイメージするものを細かく説明してもらって、僕も100%理解して演じた。コミュニケーションが取れていたので想像していたものが撮れたと思うし、やりやすい現場だった」とハガレンならではの撮影現場にも対応していた。新田演じるスカーら新キャラを迎えていよいよ完結編へと突き進む『鋼の錬金術師 完結編』。未来をかけた最後の闘いに期待が高まる。『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー』5月20日(金)より公開『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』6月24日(金)より公開
2022年04月09日俳優の中村倫也と吉田鋼太郎、騎手の武豊とクリストフ・ルメールが出演する、Cygames・ウマ娘 プリティーダービーの新CM「武豊! たけーー大ジャンプ」編、「ルメールも楽しメール!」編が、10日より放送される。新CMは中村と吉田が、街中で武とルメールにそれぞればったりと出くわす。「武豊! たけーー大ジャンプ」編では、同ゲームをプレイした武が「『ウマ娘』、最高!」と叫びながら雲を割って飛び去ると、それを見た中村と吉田が思わず「たけぇ!」と叫んでしまう。「ルメールも楽しメール!」編は、ルメールが「ルメールも楽しメール!」とダジャレを言いながら登場する。同CMシリーズで何度も共演している中村と吉田は、騎手2人に遭遇した衝撃を息の合ったハイテンションな演技で表現した。■中村倫也、吉田鋼太郎インタビュー――――武さん、ルメールさんの印象を教えてください。吉田:福島の競馬場のレースでプレゼンター役をさせていただいたときに、ルメールさんが1着で優勝なさって、トロフィーと表彰状をお渡ししました。たぶんルメールさんは覚えていないと思うんですが(笑)。中村:僕も大井競馬場で3回くらいプレゼンターみたいな感じで表彰の時に立ち会わせていただいたんですが、3回中2回くらいルメールさんが1位でした。ファンに対するサービスや発言も人柄が出ていてお話ししてみたいなと思ったんですが、今回一緒には撮影できず残念でしたね。お二人はレジェンド中のレジェンドじゃないですか。吉田:武さんも長いよね。キャリアが。中村:お会いしたかったですけど、こうやって共演させていただけるのはとてもテンションがあがりますよね。吉田:光栄ですよね。ジョッキーの方って小柄なイメージで、その方が有利という話をよく聞きますけど、(武さんは)そんなに小柄じゃないんですってね。170cmはあるって。不利なところを持ちつつ、なおかつそれを払しょくして王者で居続ける、並大抵のことじゃないですよね。中村:やっぱり特出しているんでしょうね。詳しいことはわからないですが、馬との呼吸やレース展開など本当に特出した能力をもっているからこそ、それだけ長くご活躍されているんでしょうね。お会いして話してみたかったですね。吉田:一緒の画面に映れるなんて思ってもみなかったですね。中村:それだけで嬉しいです。――新生活の季節なので、お二人が新しくチャレンジしたいことなどあれば教えてください。吉田:最近その話一色になってしまって、申し訳ないんだけど。去年娘が生まれましてね。いろいろ今後のことを考えると、幼稚園やら小学校に入って、運動会が待っているわけですよ。その運動会で一緒に走りたいという野望をひそかにもっているんです。そのために鍛える。できればお父さんたちの中で1番になりたい。中村:役者をやっているとなんだかんだ体も使いますし、感覚も若いじゃないですか。なのでケガさえしないトレーニングをすれば全然あるんじゃないでしょうか。吉田:そうだね、せめてビリは避けたいという感じかな。少し言いすぎかなと思いますが、目指すは目指そうと。――中村さんはいかがでしょうか。中村:始めるというよりも直したいことになっちゃうんですけど……。僕、割ときれい好きではあるんですが、家事の中で1つだけ唯一苦手なのが洗濯物を畳んでしまうっていうことなんです。吉田:俺も、一緒。干すのはいいんだよね。わかる!中村:だってもうどうせこれ着るんだしって思っちゃうんですよね。それでなんだかんだ洗面所まわりが洗ったものでこうなっていくので。これを機にちゃんとしたいなと思っています。■武豊、クリストフ・ルメール インタビュー――――武さん、撮影はいかがでしたでしょうか。ルメールさんはこれから撮影ということで、意気込みなどを教えてください。武:慣れないことなので、競馬と違って上手くいかない感じでした。緊張したけど楽しかったです。ルメール:とても楽しみです。このゲームはとても人気ですから、プロモーションできてうれしいです。武:(ルメールさんに向かって)リラックスして頑張ってください。――CMには『ウマ娘』のキタサンブラックとサトノダイヤモンドが登場しますが、モチーフとなった競走馬についての思い出など教えてください。武:2年くらいキタサンブラックに乗っていたんですが、たくさん勝ったレースもあれば、それこそサトノダイヤモンドに負けた有馬記念もあったりと、すごく思い出深い馬です。ルメール:2頭とも有馬記念でいい試合をしてくれました。僕がサトノダイヤモンドに乗った時はいい思い出でした。今回ゲームの中でサトノダイヤモンド、キタサンブラックが出ています。ファンの皆さんにとってすごく楽しみだと思います。武:すでに自分が乗っていた馬がたくさんキャラクターとなっていて注目されています。一頭一頭思い出があって、昔を思い出しながら見ているんですが、今回キタサンブラックが登場ということで注目していますね。ルメール:日本にきてからたくさんいい馬に乗ることができました。やっぱりサトノダイヤモンドは僕にとって特別な馬ですね。JRA の免許をとってから一番強い馬でしたので、今ゲームの中に出ているのが素晴らしいです。――今回のCMはとてもテンションが高い内容になっていますが、最近お二人がテンションが上がったことはなんでしょうか。武:春はGIレースがたくさんあるので、ジョッキーとしてはテンションの上がる季節が来たなという感じですね。ルメール:一緒です(笑)。やっぱりGIのときは人気馬に乗ったらプレッシャーがかかりますね。ただ2人とも経験のあるジョッキーですから。GIもちろん勝ちたいです。毎週毎週頑張ります。武:ルメールさんは、この前サウジアラビアで1日に4回ビッグレースに勝ったからテンションが上がりましたね。TVで見ていてすごいなと思いました。ルメール:豊さんは一番リラックスしているジョッキーですね。GIの時はゲート裏でいつも静かです。いつもベストな競走をできるのは、17歳からやっているからだと思います。モデルですね、アイドルです。――『ウマ娘』の反響について、いかがでしょうか。武:普段街を歩いていても、若い女の子から「ウマ娘やってます」とか「見てます」と声をかけられることもありますし、後輩ジョッキーの中でハマっているジョッキーもいるので、いろいろ聞いています。すごく話題になっているなと思いますね。
2022年04月09日玉木宏、川口春奈、志尊淳らが再集結した映画『極主夫道 ザ・シネマ』の公開日が6月3日(金)に決定。併せて、濃すぎるキャラたちが暴れまくる本予告編と本ポスタービジュアルが公開された。到着した映像では、伝説の最凶の極道“不死身の龍”から、“史上最強の専業主夫”になった龍(玉木さん)は、自治会費の集金のため、イタリア風味のマフィア・近藤(吉田鋼太郎)の事務所を訪れるが、極道時代の外見が誤解を生んでしまうシーンや、なぜか警察官に追われる、その後の極主夫道史上最大のピンチを予感させるシーンも登場。さらに、元極道の専業主夫vsイタリア風味のマフィアのバトルが勃発したり、元レディース・虎春(松本まりか)と美久(川口さん)の恋のバトルが発生したり。美久に“ポンコツ嫁”呼ばわりをして、雅(志尊さん)がビンタをくらうお約束の場面や、ドスをきかせてキレる白石園長先生(安達祐実)、体を張る龍の宿命のライバル・虎二郎(滝藤賢一)など、濃すぎるキャラたちが大渋滞している。そして映像後半では、「Creepy Nuts」の主題歌「2way nice guy」が初披露されている。またポスターは、「夏だ!祭りだ!カチコミだー!」「笑いの頂上決戦、開幕!」というコピーと共に、濃すぎるキャラが大集合で、お祭り感満載。花火が楽しい夏を思わせる、史上最強の専業主夫渾身のお弁当にも注目だ。『極主夫道 ザ・シネマ』は6月3日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:極主夫道 ザ・シネマ 2022年6月3日より全国にて公開©2022 映画『極主夫道』製作委員会
2022年04月05日吉田鋼太郎が演出を務め、柿澤勇人、ウエンツ瑛士、木南晴夏ほかそうそうたる実力派俳優が集結したミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』が3月21日、東京国際フォーラム ホールCにて初日を迎えた。左より)サミー役 内田朝陽、 リンダ役 木南晴夏、 ミセス・ジョンストン役 堀内敬子、 ミッキー役 柿澤勇人、 ナレーター役 伊礼彼方1983年イギリス・リバプールでの初演以来驚異のロングランを続け、ウエストエンドを代表するミュージカル作品であり、日本でも繰り返し上演を続け上演30周年を迎える『ブラッド・ブラザーズ』。今回は新演出版として、自身も日本初演時に出演をしていた吉田鋼太郎が初めてミュージカルの演出を手掛けた。本作は二卵性双生児として生まれたふたりの男の子が、一人は裕福な家庭に引き取られ、もう一人は実の母親と貧しさの中で暮らし、双子と知らずに出会い人生を通して固い友情を育んでゆく物語。親友として過ごしてきたふたりが血が繋がっていると知った瞬間に運命が変わってしまう、数奇で切ない人間ドラマ。出演は、柿澤勇人、ウエンツ瑛士のほか、木南晴夏、鈴木壮麻、内田朝陽、伊礼彼方、一路真輝、堀内敬子など、この作品にふさわしい、演技に定評のあるキャストが揃った。左より)ミセス・ジョンストン役 堀内敬子、 ミセス・ライオンズ役 一路真輝左より)リンダ役 木南晴夏、 ミッキー役 柿澤勇人、 エドワード役 ウエンツ瑛士舞台上に現れるジョンストン一家が住む公営団地と、ライオンズ一家が住む豪邸という美術セットは、双子の運命を分けた対照的なふたつの生活を見事に表現している。それぞれの家は、 階級社会が持つ隔たりを常に想起させ、照明や衣裳が、作品をより生き生きとしたものにしている。セットの2階部分に設置されたバンド台から奏でられる音楽は、俳優の呼吸に寄り添うようドラマとシンクロし、観客の感情を増幅させてくれる。物語にたびたび登場する劇中曲「マリリン・モンロー」は、その時々の情景で演奏され、思わず口ずさんでしまうほど耳に残るナンバーのひとつだ。左より)エドワード役 ウエンツ瑛士、 リンダ役 木南晴夏、 ミッキー役 柿澤勇人双子の兄弟・ミッキーには柿澤勇人、エドワードにはウエンツ瑛士が扮する。1幕では7,8歳の男の子の持つ若さと遊び心をある種のリアリティをもって表現し、物語が進むに連れ、 10代の若者の溢れるエネルギーを、さらに彼らが大人になるまでを説得力を持って演じ、 緻密な稽古に裏付けされた高い演技力を証明している。柿澤は、 ミッキーが精神的に崩壊していく様子を力演しており、その瞬間の身振りや表情の変化が見事だ。 一方、ウエンツは 典型的な英国のスクールボーイを持ち前の清潔感とユーモアのセンスで見事に演じきる。双子の幼なじみ・リンダ役の木南晴夏は、活発な少女から可憐な女性へと変貌していく。ミッキーとエドワード、ふたりの男性の間を揺れ動く繊細さと、結婚後は献身的にミッキーを支えていく健気な女性を演じている。左より)鈴木壮麻・堀内敬子堀内敬子演じるミセス・ジョンストンは、ダンスが大好きな子沢山の肝っ玉母さんとして、必死に生きていくパワーが凄い。子供を手放さざるを得ない苦しみに耐える彼女が歌うナンバーは、どれも感情を揺さぶるようなエモーショナルなものばかりだ。再出発し、新しい人生のチャンスを手に入れたミセス・ジョンストンの姿に、思わず笑みと勇気が湧いてくる。エドワードの育ての親となるミセス・ライオンズを演じるのは一路真輝。 彼女の演技力とその歌唱力の高さで自分の子供を持てない女性の苦悩を見事に表現している。ミッキー役 柿澤勇人エドワード役 ウエンツ瑛士左より)ミセス・ジョンストン役 堀内敬子、 ミッキー役 柿澤勇人この作品の語り部・ナレーターの伊礼彼方は、常に舞台上を支配し、常に監視している。観客をドラマの背景へと誘い、悪魔のような語り口が絶え間なく不穏な空気を醸し出す。 ある時は牛乳配達人、ある時は婦人科医と、変幻自在の役柄も見どころだ。上)ナレーター役 伊礼彼方、 下)ミセス・ライオンズ役 一路真輝左手前)ミセス・ジョンストン役 堀内敬子、 左奥)ナレーター役 伊礼彼方、 右)ミセス・ライオンズ役 一路真輝ミスター・ライオンズを演じる鈴木壮麻は、持ち前の紳士さ柔和な夫として作品を締め、内田朝陽の演じるミッキーの兄・サミーは、奔放な悪ガキぶりが最大の特徴であり、大人になった凄味も感じさせる。迷信をテーマにしたこの作品では、不吉な数字として知られる13人というキャストの人数も納得だ。運命とはいったい何か?この物語は観る者にそんな問いを投げかけるだろう。演出家・出演者からのコメント全文■演出・吉田鋼太郎稽古から非常に順調で素晴らしい俳優さんたちのお芝居、それから音楽。スタッフワーク含め本当に全てうまく噛み合って、いいお芝居ができる予感でいっぱいです。これまでの上演の中でもおそらく一番面白いものだと思います。 まぁそれはお客様の見方でしかございませんが、我々としては一番面白いものが出来上がっているのではないかという自信があります。 こういう世の中ではありますが、『ブラッド・ブラザーズ』を見に来ていただいて、明日から頑張ろう!コロナを乗り切っていこう!新しい生活を一歩踏み出していこう!と言う元気と勇気を是非皆様に持って帰っていただければと思います。必見です!■柿澤勇人(ミッキー役)本番を迎えるまでに10回もの通し稽古を行いました。舞台を始めて15年ほど経ちますが、このようなことは初めてです。いつも以上に本番が待ちきれません。吉田鋼太郎さんの初めてのミュージカル演出で、双子の相棒、ウエンツ瑛士さんと共に暴れます。劇場でお待ちしております。■ウエンツ瑛士(エドワード役)また1つ、大好きな作品が出来ました。この作品に出会えた事を心から感謝しています。真摯に、誠実に、そして丁寧にキャスト一同向き合ってきました。あとは勇気を持って皆様のもとにお届けするだけです。このキャスト、スタッフならばそれが出来ます。吉田鋼太郎さんのもと集まった素晴らしいチームで時代、国境を越えた舞台の素晴らしさをお届けしたいと思います。■木南晴夏(リンダ役)この脚本を初めて読んだ時、なんていいお話なんだと思いました。それと同時に、なんて胸に突き刺さる物語なんだと。その物語の一員となり、みなさまにお届けできることを、とても嬉しく思います。このような状況下の中、舞台に立てる喜び、そして見に来てくださる方への感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこのまま最後まで完走できますように。■鈴木壮麻(ミスター・ライオンズ役)演出家、吉田鋼太郎さんのもと、役者たちは皆とても高い熱量を求められた。 限界点に達したからこその、そこから余分なものを削ぎ落して行く作業。 芝居は全てが一期一会。 稽古場で行われた10回の通し稽古はひとつとして同じものはなかった。言葉、感情、意識、肉体が激しくぶつかり合い、時に共鳴に合い、やがて一つの大きなうねりとなる。さぁ、これからスタッフ・キャスト・ミュージシャン一家総出で心を込めてこの作品をお客様にお届けしよう!■内田朝陽(サミー役)こんなミュージカルがあるのを僕は知らなかった。完全に可笑しい。毎日が楽しい。稽古を終えて初日を目前に控えても、未だに『ブラッド・ブラザーズ』という作品を誤解していたなと感じる毎日です。イギリスのミュージカル作品と聞くとなんだか畏まった嗜好品を想像していたが全く違いました。この作品はまるでパーティーみたいだ。色々起きて炸裂してそして終焉していく。これからの連日パーティーでどんな事が起こるのか楽しみでならない。でも、少し怖い。■伊礼彼方(ナレーター役)最初に結末を伝えてしまうシーンから始まりますが、観劇者はきっと、 いつの間にか結末を忘れて目の前で起きている物語に引き込まれていくと信じてます。そして最後には誰もが望まない結末に心が引き裂かれる。世情が揺れている中、感じることは多いと思います。 当たり前に「明日」が来ると思わず、 今一緒に過ごせる時間に感謝します。■一路真輝(ミセス・ライオンズ役)今まで観客として、幾度となく観てきたミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』。素敵な作品である事に間違いないのですが、演じてみて改めて、奥深い完成された戯曲であると痛感しました。そんな作品を熟知されている演出の吉田鋼太郎さんの導きの中、カンパニー一同迷いなく前に進んで稽古を重ね、初日を迎えます。最高の『ブラッド・ブラザーズ』になると信じて精一杯務めさせて頂きます。■堀内敬子(ミセス・ジョンストン役)いよいよ初日をむかえ、幕が上がる事に、とてもワクワクドキドキしております。みんなで、お稽古を沢山重ねて来ました。マスクで表情が読み取りにくい中、必死に目を見つめ、お稽古しました。当たり前が、 そうでなくなった世界。心の叫びを感じていただけたらと思います。劇場でお会いして、同じ時間、空間を共有しましょう。お待ちしております。■公演情報ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』上演時間:約2時間55分(20分の休憩を含む)<東京公演>期間:2022年3月21日(月・祝)~4月3日(日)会場:東京国際フォーラムホールC<愛知公演>期間:2022年4月9日(土)・10日(日)会場:刈谷市総合文化センターアイリス大ホール<久留米公演>期間:2022年4月15日(金)~17日(日)会場:久留米シティプラザザ・グランドホール<大阪公演>期間:2022年4月21日(木)~24日(日)会場:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ<東京公演当日券について>本公演の当日券は各公演開演の1時間前より【東京国際フォーラム ホールC当日券窓口】にて販売いたします。S席:12,500円 / A席7,500円※現金のみ。 Yシート、 U-25チケットの当日券窓口での販売はございません。※残席がある場合は、 ホリプロステージにて開演時間までご購入頂けます。<東京公演チケット料金>S席:12,500円A席:7,500円(全席指定・税込)Yシート:2,000円(※20歳以下対象・当日引換券・要証明書)U-25チケット(25歳以下当日引換券):5,000円(※25歳以下対象・当日引換券・要証明書)※未就学児入場不可。※本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。※やむを得えない事情により、 出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。 予めご了承ください。※公演中止の場合を除き、 払い戻し、 他公演へのお振替はいたしかねます。 ご了承のうえ、 お申込みください。※車いすでご来場予定のお客様は、 あらかじめS席のご観劇券(チケット)をご購入の上、 座席番号をホリプロチケットセンター(03-3490-4949)までお早めにご連絡くださいませ。また、 車いすスペースには限りがございますため、 ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。 予めご了承くださいませ。
2022年03月22日ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』の公開ゲネプロが20日に東京・東京国際フォーラム ホール Cで行われ、吉田鋼太郎(演出)、柿澤勇人、ウエンツ瑛士、木南晴夏が取材に応じた。同作は1983年のロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛され、日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきたミュージカル。二卵性双生児として生まれた2人の男の子が、1人は裕福な家庭に引き取られ、もう1人は実の母親と貧しさの中で暮らしていく中で、双子と知らずに出会い人生を通して固い友情を育んでゆく。しかし血を分けた実の兄弟が、血が繋がっていると知った瞬間運命が変わってしまう数奇で切ない人間ドラマとなっている。作品には他、鈴木壮麻、内田朝陽、伊礼彼方、一路真輝、堀内敬子らが登場する。吉田は初のミュージカル演出、さらに自身が出演せず演出に徹するのも初めてのことだという。「シェイクスピアの芝居の演出が多くて、それに比べると楽しいと言ってしまうと不謹慎かもしれないですけど、楽しいですね、ミュージカルの演出は」と心境を明かし、「ちゃんとセリフが大事だし俳優同士の感情のやり取りが高じて歌になっていくというスタイルを持ってると思うんですけど、絶対に役者同士がきっちりコミュニケーションしないと歌になっていかないんだなと。もしコミュニケーションがとれたら本当に素晴らしい歌がそこに立ち上がってくるんだと改めて思いまして、今回はそれが大変うまくいってる」と自信を見せた。「自分も出演したくなるのでは?」という問いに、吉田は「初めは出たくなるんではないかと思ってたんですが、ミュージカルにたくさん出ている俳優さんたちはすごい訓練された人々なんですよ。出る幕がないということが途中でわかってきて、とてもじゃないけど出れない、もし出るんであればちゃんと練習をして訓練をして出なきゃいけないんだなと思いました。僕の出番ないですね」と苦笑。一方でウエンツは「鋼太郎さん、絶対出たいだろうなと、僕らは感じてました」と指摘し、柿澤も「稽古場の最終日で順調に行ってすぐ終わるのかなと思ったら、僕の役を鋼太郎さんが普通にやり始めて。『柿澤見てろ、こうやるんだよ』って」と明かす。吉田は「演出家がやって見せると、俳優にプレッシャーがかかるしそれにとらわれちゃうんで、今回しなかったんですけど、最後の最後、ダメ押しで……」と弁解し、柿澤は「セリフ、ほとんど覚えてましたから」、ウエンツは「俺のセリフまで全部入ってる」と次々とツッコミ。吉田は「世が世ならミッキー(柿澤の役)をやりたいです」と認めていた。1幕では3人とも7歳という設定のため、木南は「おほほ。すいません」と笑いつつ「この格好でみんなで普通に大人としてしゃべってるのがすごく恥ずかしい」と胸の内を語る。今回は柿澤、ウエンツ、木南の3人が幼馴染役となるが、柿澤は「蜷川(幸雄)さんの芝居のパリ公演に木南ちゃんと行ってたんですが、(ウエンツが)ロンドンに留学してる時にわざわざわ観に来てくれて、この3人で2〜3日飲んだり一緒に買い物したりしていたんです。もちろんんそのお時はこの話なかったので、キャストを見た時は『え〜、こんなことあるんだね』って。不安がない、楽しみというのが大きいです」と縁があった様子。一方、ロンドン留学の成果について聞かれたウエンツは「稽古場でもみんなにそれをいじられるというか、何かと『イギリス帰りの実力を……』みたいな感じになるので、なるべくそういう質問は避けてほしいというか……」とたじたじだったが、最終的には「イギリスの話ですし、(留学の成果は)出ます。ぜひステージ上で観てください」と胸を張る。吉田は「すばらしいですよ、イギリス感満載だし」と褒めながらも、「割と蜷川さんも『イギリスの俳優って均等の感覚をとって並べないんだよ。シンメ(左右対称)の位置がとれねえんだよな。苦労するよ』とおっしゃってたんですけど、ウエンツくんがまさにそれ」とつっこみ、ウエンツは「確実に俺はイギリス人に近づいてるわけですから」と開き直っていた。そんな吉田について柿澤は「蜷川さんに似てきた」と指摘し、作品については「ミュージカルが大好きなキャストとスタッフが集まった一方で、矛盾するようですけど、ミュージカルの弱点というか『もっとこうなったらいいのに』と思っているところを、初ミュージカル演出の鋼太郎さんが『こうした方がいいんじゃない?』といろんなアプローチのもと稽古を重ねてきました」と振り返る。「ミュージカルが大好きな方にとっても、すごく新鮮な思いで見てもらえると思いますし、ミュージカルを観たことがない方も『こんな舞台があるんだ。こんな命がけの俳優が一生懸命頑張っている世界があるんだ』と、一生忘れることのない作品をお見せできると、自信を持って言えるので、ぜひ劇場でお待ちしています」とアピールした。東京公演は東京国際フォーラム ホール Cにて3月21日〜4月3日、愛知公演は刈谷市総合文化センター アイリス大ホールにて4月9日〜10日、久留米公演は久留米シティプラザ ザ・グランドホールにて4月15日〜17日、大阪公演は梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて4月21日〜24日。
2022年03月20日吉田羊、大原櫻子らが出演する舞台『ザ・ウェルキン』のビジュアルと公演詳細が18日、明らかになった。同作は英国期待の若手劇作家ルーシー・カークウッドによる作品。1759年、英国の東部サフォークの田舎町を舞台に、人々が75年に一度天空に舞い戻ってくるという彗星を待ちわびる中、一人の少女サリー(大原櫻子)が殺人罪で絞首刑を宣告される。しかし、妊娠している罪人は死刑だけは免れることができるため、妊娠を主張するサリー。その真偽を判定するために、妊娠経験のある12人の女性たちが陪審員として集められた。なんとかサリーに公正な扱いを受けさせようと心を砕く助産婦エリザベス(吉田羊)が尽力する中、法廷の外では血に飢えた暴徒が処刑を求める雄叫びを上げていた。『チャイメリカ』(2013年上演)でローレンス・オリヴィエ賞最優秀作品賞を受賞し、英国期待の若手劇作家として一躍メインストリームに躍り出たルーシー・カークウッドの新作として、コロナ禍直前の2020年1月下旬に、英国ナショナルシアターで開幕した同作。ロックダウンで中止になるまでの限られた期間の上演だったが、若い観客層を中心に大喝采を浴びたという。タイトルの「THE WELKIN ザ・ウェルキン」は、英語の古語で「天空」を意味し、75年ぶりに「天空」に舞い戻る大彗星(のちにハレー彗星と命名)を待つ18世紀半ばの英国辺境を舞台にサスペンスフルに展開する物語では、現代にも残る女性たちが受けてきた苦難の歴史が、陪審員審議の会話の中でドラマチックに語られていく。出演は吉田羊、大原櫻子、鷲尾真知子、梅沢昌代、那須佐代子、峯村リエ、明星真由美、那須凜、西尾まり、豊田エリー、土井ケイト、富山えり子、恒松祐里と13人のパワフルな女性たちが登場。土屋佑壱、田村健太郎と、声で出演する段田安則が物語にスパイスを加える。気鋭の劇作家・演出家:加藤拓也が、初めて翻訳戯曲の演出に挑む。東京公演はBunkamura シアターコクーンにて7月7日〜7月31日、大阪公演は森ノ宮ピロティホールにて8月3日〜8月7日。
2022年03月18日演出を吉田鋼太郎が担当し、柿澤勇人、ウエンツ瑛士、木南晴夏らで2022年3月21日(月・祝)より上演されるミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』の稽古場お披露目会が3月9日(水)、都内で開催され、演出の吉田とキャストらが出席した。ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』は1983年ロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛され、日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきた不朽の名作。お披露目会には数奇な運命をたどる双子を演じる柿澤(ミッキー役)、ウエンツ(エドワード役)と、双子の幼なじみ・リンダ役の木南のほか、ミッキーの実の母親ジョンストン夫人を演じる堀内敬子、その兄・内田朝陽、エドワードを引き取るライオンズ夫妻役の一路真輝と鈴木壮麻、そしてナレーター役の伊礼彼方らが出席。本編から6シーンを披露し会見に臨んだ。Q:稽古も終盤ですが、稽古の感想や手ごたえ、初日への意気込みを教えてください。柿澤稽古後半戦になってきて、通しをかなりやっています。早い段階で通しができるのは初めてで、とても充実した稽古になっています。初日には皆様に完成度の高い良いお芝居を届けられると思います。ウエンツ稽古後半戦に入りましたが、まだまだ発見することも多く、演出の吉田鋼太郎さんを先頭に素晴らしいキャストの方々に頼りつつ、ここからレベルをひとつ、ふたつあげて、初日にむけて素晴らしい舞台を作り上げていきたいです。木南通し稽古も始まり、体もボロボロでかなりしんどいところもありますが、お芝居やっているとそれを忘れることができて、毎日この世界に浸れることに幸せを感じれています。もうすぐ本番という実感は、今はまだないですが、早く観客のみなさまの前でお見せできる日を楽しみに毎日頑張っています。鈴木この素晴らしいメンバーと共に日々稽古を積んでいます。吉田鋼太郎さんの演出のもと、細かなヒントをいただき、みんながどんどん変わっていくのを稽古場で感じています。とてもクリエイティブな稽古場にいるんだなと感じ、日々ワクワクしています。感情が爆発するこの舞台を、是非観ていただきたいという思いでいっぱいです。内田通し稽古をこんなに多くやっている稽古は人生初めてで、初めての経験ですが、頑張ろうと思いながらやっています。自分が出演する作品に感動することはあまりないのですが、稽古を観ていても今回はグッときてしまいます。このミュージカルは本当に素敵な作品で、鋼太郎さんの演出のもと、とても心に刺さります。まだまだ稽古は続きますので、ここからさらに良い作品にできるよう、自分のできることを一生懸命頑張ります。伊礼本読みの段階から、鋼太郎さんの演出のもと、これはミュージカルではなく、たまたまお芝居に歌がのっかっている作品なんだなと、ワクワク楽しんでいます。もともと涙もろいんですが、冒頭からボロボロと涙しているので、観に来ていただけるお客様も同じような感情で観ていただけるのではないかと思っています。劇場でお待ちしています。吉田鋼太郎「なんてミュージカルの演出をするのは楽しんだろうとワクワクしています」一路このミュージカルは、個人的にとても大好きな作品だったので、今回参加させていただけて本当に幸せです。その上で素敵な出演者との稽古や吉田鋼太郎さんの演出を受けているこの日々がとても幸せで、その気持ちを舞台からお客様にそのままお伝えできれば、観に来てくださった方々も幸せな気持ちになっていただけると思います。感動できる素敵な作品になると思いますので、早く観に来ていただきたい気持ちでいっぱいです。堀内素晴らしい作品に参加せていただき、本当に嬉しいことだなと思っています。出演者をはじめ平均年齢が高い中、全力で稽古をやる人ばかりで、気は抜けないですが、良い刺激をいただいています。実は、歌うことがとても怖く、不安なのですが、今回は鋼太郎さんの言葉を重視するという創り方で歌に対する怖さがなく、なんだか不思議な鋼太郎マジックにかかっているようです。言葉を伝えていくんだという気持ちでやっているようなところがあります。何が起こるか分からない世の中ですが、最後までみんなで完走したいなと思っています。吉田こんなに多く通し稽古をやったのは、役者としても、演出家としても初めてで、まさかこんなに早く通し稽古がやれると思っていませんでした。今回は、初めてのことばかりで、これまでは全て演出と俳優を兼ねていましたが、今回は演出のみで、また、これまではミュージカルと一線を画す人生を歩んでいましたが、今回は初めてミュージカルの演出をさせていただいております。俳優陣のおかげもあるのですが、なんてミュージカルの演出をするのは楽しんだろうとワクワクしています。初めて尽くしで非常に不安も抱えて挑んだのですが、不安は全部払しょくされて、本当に素晴らしい現場に立ち会わせていただいている実感があります。初演の時に参加させていただき、出演作でもあるのですが、その時に感じたなんて素晴らしい本なんだろう、なんて素晴らしい芝居なんだろう、それを今、演出家として自分の目の前で繰り広げられていることを観る幸せを感じています。この幸せを、お客様と一緒に分かち合いたい、ぜひ一緒に体感していただきたいという気持ちでいっぱいです。本当に素晴らしい作品になると思いますので、どうぞよろしくお願い致します。柿澤「ウエンツと芝居すると救われる」ウエンツ「カッキーには見習うところばかり」Q:W主演の柿澤さんとウエンツさんですが、お互いの印象はどうですか?柿澤ウエンツと芝居するととても救われるというか、預けていいんだと感じます。失敗しても、ダメだったとしても、助けてくれるんじゃないかと思わせてくれる。双子役として、舞台上に一緒にいてくれることに本当に感謝しています。ウエンツカッキーは失敗しても助けてくれる存在と言ってくれますが、大体間違えるのは俺(笑)本当に刺激になる存在、今回は双子役ですが、実際の年齢はカッキーが年下ですが見習うところばかりで、そんなことを感じつつ日々一緒にいます。Q:吉田さんは、今回は演出のみですが、俳優として出演したい気持ちはありますか??吉田今回、僕のやる役はないです(笑)。以前は、サミーの役で出演していましたが、よくできるなと思って見ています。途中までは、みんなが芝居しているのを見ていると、自分も役者なので混ざってやりたいなと思うと思っていましたが、今は全く思わないです。本当に俳優陣が凄く、大げさでなく、体もお芝居でボロボロで、そんな中、歌も歌わないといけない、俳優陣はとても楽しくやっていただいていると思うので、今はそれに甘えて好き放題やらせてもらっていますが、とてもじゃないけど僕は舞台の上にいたくないです(笑)Q演出家吉田鋼太郎さんから見た、W主演の柿澤さんとウエンツさんはどうですか??吉田柿澤は本当にミッキーの様に、ウエンツは本当にエディーの様に舞台の上にいるので、こんなに素晴らしいミッキーとエディーは見たことがないというのが正直な感想です。この調子でやっていただきたいです。Q吉田さんが今回の演出で意識されていることはなんですか?吉田今回は、セリフがあって、そのセリフを俳優同士がしっかり掛けあって、お互いに分かりあって生まれてくる感情、そしてその感情が歌になるということをさらに突き進めています。Q最後にW主演の柿澤さんとウエンツさんよりファンの皆様にメッセージをお願いします。柿澤もうすでに通し稽古を何回も行い、完成度も高くなっていますが、まだまだ改善の余地もありますし、より高みを目指して、初日には最高の芝居を、ミュージカルを届けられるように頑張ります。劇場でお待ちしております。ウエンツ吉田鋼太郎さんの元。素晴らしいキャストと共にこの『ブラッド・ブラザーズ』という作品を高みに持っていけるように、稽古は残り少ないですが、頑張っていきます。なかなか日常も簡単に取り戻せなかったりとか、いろんなことが起きている状況ではありますが、少しでも皆さまの心を軽くできるように、何か新しい発見が皆さまのもとに届くように頑張りますので、劇場に足を運んでいただけたらと思います。ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』東京公演は3月21日(月・祝)~4月3日(日)、東京国際フォーラム ホールCにて上演。その後、愛知・刈谷市総合文化センター アイリス大ホール、久留米・久留米シティプラザ ザ・グランドホール、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。
2022年03月10日ミュージカル『ブラッド・ブラザーズ』稽古場お披露目会が9日に都内で行われ、吉田鋼太郎(演出)、柿澤勇人、ウエンツ瑛士、木南晴夏、鈴木壮麻、内田朝陽、伊礼彼方、一路真輝、堀内敬子らが登場した。同作は1983年のロンドン・ウエストエンドでの初演以来、世界中で愛され、日本でも1991年以来、繰り返し上演されてきたミュージカル。二卵性双生児として生まれた2人の男の子が、1人は裕福な家庭に引き取られ、もう1人は実の母親と貧しさの中で暮らしていく中で、双子と知らずに出会い人生を通して固い友情を育んでゆく。しかし血を分けた実の兄弟が、血が繋がっていると知った瞬間運命が変わってしまう数奇で切ない人間ドラマとなっている。お披露目会では「My Child我が子」(堀内、一路)、「Easy Termsかりそめの暮らし」(堀内、一路)、「Shoes Upon The Table 1テーブルの上の靴1」(伊礼、堀内、一路ら)、「That Guyあいつに」(柿澤、ウエンツ)、「I’m Not Saying A Word言わない気持ち」(ウエンツ、木南)、「Miss Jonesミス・ジョーンズ」(鈴木、柿澤、木南、内田、堀内ら)の6シーンを披露。演出を手掛ける吉田は「こんなに多く通し稽古をやったのは、役者としても、演出家としても初めてで、まさかこんなに早く通し稽古がやれると思っていませんでした」と稽古の状況を説明する。吉田は「今回は初めてのことばかりで、これまでは全て演出と俳優を兼ねていましたが、今回は演出のみ。またこれまではミュージカルと一線を画す人生を歩んでいましたが、今回は初めてミュージカルの演出をさせていただいております。俳優陣のおかげもあるのですが、ミュージカルの演出をするのは、なんて楽しいんだろうとワクワクしています。初めて尽くしで非常に不安も抱えて挑んだのですが、不安は全部払拭されて、本当に素晴らしい現場に立ち会わせていただいている実感があります」と充実感を表した。柿澤はW主演を務めるウエンツについて「一緒に芝居するととても救われるというか、預けていいんだと感じます。失敗しても、ダメだったとしても、助けてくれるんじゃないかと思わせてくれる。双子役として、舞台上に一緒にいてくれることに本当に感謝しています」と語る。ウエンツは「カッキーは失敗しても助けてくれる存在と言ってくれますが、大体間違えるのは俺」と笑いを誘い、「本当に刺激になる存在、今回は双子役ですが、実際の年齢はカッキーが年下ですが見習うところばかりで、そんなことを感じつつ日々一緒にいます」と信頼を寄せる。そんな2人について吉田は「柿澤は本当にミッキーの様に、ウエンツは本当にエディーの様に舞台の上にいるので、こんなに素晴らしいミッキーとエディーは見たことがないというのが正直な感想です。この調子でやっていただきたいです」と絶賛した。俳優として活躍し、同作の前回公演にも出演していた吉田だが「今回、僕のやる役はないです」「途中までは、みんなが芝居しているのを見ていると、自分も役者なので混ざってやりたいなと思うと思っていましたが、今は全く思わないです」ときっぱり。「本当に俳優陣がすごく、大げさでなく体もお芝居でボロボロで、そんな中、歌も歌わないといけない。俳優陣はとても楽しくやっていただいていると思うので、今はそれに甘えて好き放題やらせてもらっていますが、とてもじゃないけど僕は舞台の上にいたくないです」と苦笑する。演出で意識する点については「今回は、セリフがあって、そのセリフを俳優同士がしっかり掛けあって、お互いに分かりあって生まれてくる感情、そしてその感情が歌になるということをさらに突き進めています」とポイントを説明した。公演は東京国際フォーラム ホール Cにて3月21日〜4月3日。写真:企画制作ホリプロ
2022年03月09日