『悪人』『パレード』など数々のベストセラーで知られる吉田修一の同名小説を映画化した『横道世之介』(よこみちよのすけ)が27日、第25回東京国際映画祭の特別招待作品としてワールドプレミア上映され、主演を務める高良健吾とメガホンを執る沖田修一監督がTOHOシネマズ六本木ヒルズでの舞台あいさつに登壇した。その他の写真1980年代を舞台に、高良演じる上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く個性的な面々の人生を描く本作。高良と沖田監督のタッグは、テレビドラマに始まり、映画『南極料理人』、『キツツキと雨』に続いて4度目となり「僕にとってはイキイキしていられるのが、沖田監督の現場」(高良)、「いつか主演を…、と思っていた。今回は思う存分にやってもらった」(沖田監督)と今やそのコンビネーションは鉄板だ。主人公“世之介”は、人懐っこい笑顔を振りまくどこにでもいそうなお人好しという設定。これまでは対照的にクールな印象も強かった高良だが「役者として“狙ったり”、欲を出してしまうのは良くないなと思った。あくまで普通にこだわった」と役作りをについて語った。一方の沖田監督も「とても軽やかな原作で、登場人物たちが動いているのを見てみたいなと思った」とこちらも自然体で撮影に臨んだ。世之介のガールフレンドで社長令嬢の祥子を演じるのは、人気女優の吉高由里子。高良にとっては『蛇とピアス』以来約5年ぶりの再共演で「以前に比べると、二人ともよくしゃべりましたね。当時はお互い、とても暗かったので…(笑)。吉高さんとの共演は、予期せぬことが起こるから楽しいです」と手応え十分。沖田監督は「現場での爆発力がすごい」と吉高との初仕事に圧倒されていた。映画には高良、吉高に加えて、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派から、きたろう、余貴美子らベテラン勢まで幅広くキャスティングされている。沖田監督は「前作、前々作がおじさん、おばさん(笑)だらけだったので、若い面々と一緒に撮影できたことは僕にとっても面白かった」と振り返った。『横道世之介』2013年2月23日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年10月29日吉田修一の同名人気小説の映画化した『横道世之介』が10月27日(土)、第25回東京国際映画祭にて特別招待作品としてお披露目となり、主演の高良健吾と沖田修一監督が舞台挨拶に立った。長崎生まれで大学進学のために18歳で上京した世之介。お人好しで憎めない図々しさで人の心を掴んでいく彼と、ガールフレンドの祥子を始めとする周囲の人々の青春とその後を当時の時代背景と共に描き出す。高良さんにとっては沖田監督作品出演はドラマ「青梅街道精進旅行」、『南極料理人』、『キツツキと雨』に続き4作目。「自分に撮って現場はつらいものという思いが若干あるんですが(苦笑)、沖田組は上手い下手でなく生き生きとしてられる場所」と明かす。今回、演じた世之介は厚かましさに嫌みのない不思議なパーソナリティの持ち主で観る者をクスリとさせる微笑ましさがあるが、高良さんは役づくりについて「逆に意識せずに臨みました。脚本を『面白いな』と思いながら読んでたんですが、そういう部分を狙っていやらしく見えるのが嫌だったので、狙わないことを意識しました」とふり返った。沖田監督も「それが高良くんのいいところ。僕は舞台裏でお茶飲んでるときの姿も知ってますが、そういう姿が世之介に近いと思った。『いつか高良くんを主役に』と思ってたんですが、今回思う存分やって、でも互いに肩の力を入れずにできたと思います」と強い信頼関係を伺わせた。ヒロイン役として吉高由里子も出演しており、高良さんとは『蛇にピアス』以来の共演となる。高良さんは「『蛇にピアス』のときは『暗かったね』と話したんですが、今回は明るくやれてそこが違ったかなと思います。予期せぬことが起きるのが楽しい(笑)。吉高さんじゃないとできないテンションや間がある」と絶賛。沖田監督も「爆発力があります。こっちがきちんと用意して臨むとそれに応えてくれる。見ながら『スゲーな』とつぶやいてました」とその魅力を明かした。最後に、高良さんは「素敵な原作で沖田さんと主演でやらせていただけたこと、こういう役はあまりしてこなかったけど、このタイミングでできたことはデカかったと思います」と、自らのキャリアにとっても大きな意味を持つ1作となったことを強調。「また俳優を続けていく中で、ずっと沖田さんとはやっていきたい」と笑顔を見せた。『横道世之介』は2013年2月23日(土)より公開。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年10月28日10月20日(土)、今年で節目となる25回目を迎えたアジア最大級の映画の祭典「東京国際映画祭」が東京・六本木ヒルズにて開幕!アニバーサリー・イヤーに相応しく、国内外から駆け付けた各上映作品の豪華なキャスト陣や監督らがグリーンカーペットに華を添えた。“ECO・グリーン”と呼ばれるTIFF独自のカーペットを使用して行われるこのカーペットイベント。空は晴天ながら少し肌寒い秋の風を感じさせた、この日。大歓声に包まれながら登場したのは、TIFFのアンバサダーを務める女優・前田敦子だ。「AKB」を卒業し、大人の女優としての一歩を踏み出した前田さんは、AKBおなじみの赤のタータンチェックの衣装ではなく、モノトーンカラーのシックなドレス。沿道に駆け付けた熱狂的ファンからの「(AKBに)戻ってこいよぉ!」という悲痛な叫びにも女優然とした笑顔で応え、「こんな素敵な場所を歩かせていただけて、本当に嬉しいです」と語って、こらから歩む自らの道を確認するかのように一歩一歩、緑の絨毯を踏みしめていた。今年の流行色は“ブラック”ということで、前田さんだけでなく、ほかの女優陣も黒を取り入れたファッションが目立った今年のグリーンカーペット。脚を露わにしたショート丈&ワン・ショルダーのセクシードレスの吉高由里子に、内側にスケ感のあるショーツとロングスカートで合わせた伊藤歩、胸元にハートのアクセサリーでアクセントを効かせたブラックスーツの高良健吾と、まさに黒一色の装いで登場した『横道世之介』チームを筆頭に、金の刺繍が印象的なブーツとのセットアップドレスで合わせた『旅の贈りもの明日へ』の山田優、今年5月に第1児を出産した麻生久美子(『グッモーエビアン!』)はお腹周りをボリュームのある生地で覆うタイプのドレスと、女優陣はこぞってブラックを基調としたドレスで登場した。さらに、『終の信託』で共演の役所広司と夫で監督の周防正行と共に登場した草刈民代は、控えめなスパンコールをあしらったブラックドレス。タキシード姿の役所さんとの横並びの光景は、『Shall we ダンス?』を彷彿とさせた。同じブラック・ドレスでも一際、マスコミを騒然とさせたのは、本映画祭の「日本映画・ある視点部門」に出品される『GFP BUNNY─タリウム少女のプログラム─』に出演するTakahashi(身体改造アーティスト)。全身に入れられた刺青と大量のピアスで作り上げられた彼女の皮ドレスにロングブーツとで合わせたワイルド&ド派手なスタイルに、報道陣はもちろん観客たちも思わずカメラのシャッターを切ってきた。秋晴れの空の下には、黒尽くめのクールビューティーではなく、艶やかな着物こそよく似合うとばかりに、和装で参加した女優たちの姿も。『すーちゃん まいちゃん さわ子さん』の監督とプロデューサーと共に登場した柴崎コウは、色とりどりの折り鶴のヘアアクセ&胸元にレースの生地をあしらったストライプ&ドット柄の着物姿で、艶っぽい中にもポップ&キュートの彼女のセンスが生きる衣装。さらに、ノリノリの宴会芸で知られる「あやまんJAPAN」のあやまん監督は、自身が女優デビューを果たしたその名も『女優』を引っ提げてTIFFに参戦。いつもの過激なパフォーマンスからは想像できない、紅に和柄を敷いた着物で登場するも、いつものノリがついつい出てしまう場面も…。そのほかに注目を集めたのは、ショッキングピンクのオールインワンで登場した『カラスの親指』の石原さとみ。注目はカラーだけでなく、ざっくりと開いたセクシー背中。共にグリーンカーペットを歩く阿部寛や小柳友ら男性陣から「おぉ~(笑)!」と、囃子立てられていた。さらに『綱引いちゃった!』の井上真央は、控えめな色使いながらもドレスと靴のカラーを合わせ、アクセサリーも口紅の色も同系色の淡い系カラーで統一する上品なテクニックを見せ、客席に手を振るたびに「かわいい~!」という女子たちの称賛の声があちこちから聞こえていた。さらに、ラストを飾ったのは今年のオープニング作品『シルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語』のオフィシャル・ナビゲーターを務める上戸彩に本作の主演を務めたエリカ・リンツ、さらに本国からやって来た“シルク・ドゥ・ソレイユ”のパフォーマーたち。この日のために準備したという新パフォーマンス「夢の小舟」を披露し、上戸さんを始め、沿道に集まった観客たちから大喝采が贈られた。第25回東京国際映画祭は10月28日(日)までTOHOシネマズ六本木ヒルズほかにて開催中。特集「東京国際映画祭のススメ2012」■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会グッモーエビアン! 2012年12月15日よりテアトル新宿ほか全国にて公開© 2012『グッモーエビアン!』製作委員会終の信託 2012年10月27日より全国東宝系にて公開©2012 フジテレビジョン東宝アルタミラピクチャーズ綱引いちゃった! 2012年11月23日より全国東宝系にて公開© 2012「綱引いちゃった!」製作委員会渾身 KON-SHIN 2013年1月5日より島根・山陰地区先行公開、1月12日より全国にて公開© 2012「渾身」製作委員会旅の贈りもの明日へ 2012年10月27日より新宿武蔵野館ほか全国にて公開© 2012 「旅の贈りもの明日へ」製作委員会すーちゃん まいちゃん さわ子さん 2013年3月2日より全国にて公開© 2012 映画「すーちゃん まいちゃん さわ子さん」カラスの親指 2012年11月23日より全国にて公開© 道尾秀介・講談社/2012「カラスの親指」フィルムパートナーズシルク・ドゥ・ソレイユ 3D 彼方からの物語 2012年11月9日よりTOHOシネマズ 有楽座ほか全国にて公開© 2011 Cirque du Soleil Burlesco LLC. All Rights Reserved.
2012年10月20日生田斗真と吉高由里子を主演に、1,200万部突破の大ベストセラーコミックを邦画初の前後篇の2部作連続で公開してメガヒットを記録した『僕等がいた』。そのブルーレイ&DVDが、先月末に『前篇』、そして今月19日 (金)に『後篇』と、2か月連続でリリースされる。これを記念して、作品にちなんで『僕等がいた』コラボカフェ“恋する女子のための「恋活」応援カフェ”が東京・渋谷にオープンすることが決定し、先日、オープンを前に吉高由里子がまだ準備中のカフェに来店した。永遠の純愛ストーリーが女子たちの心を鷲掴みにし、3月に公開された『前篇』は25億円、4月公開の『後篇』は17億円突破の大ヒットを記録した本作。前篇では心に傷を抱えた高校生・矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の出会いが、後篇では東京と北海道で離れ離れになった2人の7年越しの恋の結末が描かれる。オープン期間限定で販売されるのは、コラボカフェのコンセプトに合わせた恋活を応援する女子力UPのオリジナルドリンク「カシスとベリーのヨーグルトドリンク」。ヨーグルトとカシスを合わせた、爽やかで甘酸っぱいドリンクで、トッピングにミックスベリーも添えられる。試飲した吉高さんは「さっぱりしていて飲みやすい」と大満足の様子だった。また、最近めっきり秋めいてきたが「四季の中で、秋が1番好き。少し人肌恋しいというか、人の体温が恋しくなる季節で、暑苦しい時間から突き放されたような時間があったり、夜が長かったり、月が綺麗だったり、考える時間が増える気がする。そういう日常の感情の起伏が、秋って恋人みたいだなと思うんです」と、ちょっぴりおセンチな吉高さん。また、自身が出演する作品のコラボカフェは初めてと言い、「みんな来てくれるかなと考えたけど、自分もよく渋谷に行くので、ついでに立ち寄ってみたいと思います。みんなが来てくれて、そしてオリジナルドリンクを飲んでいるところを見られたら嬉しい!」と語った。さらに、来場者が自由に願い事や大切な人へのメッセージを書き込める手書きメッセージボードに、「接吻の秋」と女子たちの背中を押しすぎ(?)な恋愛応援メッセージを書き込み、ニヤリと意味深な笑みを浮かべていた。最後には、今回リリースされるDVD&ブルーレイの特典映像として初めてビジュアルコメンタリーの収録に挑戦したことをふり返り、「こんなにじっくりワンシーン、ワンシーンをふり返ることはあまりないので、自分でも何度も観直した作品になりました。この作品でいっぱい“初めて”が使えて良かった。胸キュンシーンを何度でも楽しんで下さい!」と強烈プッシュしていた。※こちらのインタビュー映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY恋する女子のための「恋活」応援カフェオープン期間:10月18日(木)~10月26日(金) ※期間限定場所:LUMINE MAN SHIBUYA 1F 「カフェマンドゥーカ」(東京・渋谷)公式サイト:「僕等がいた 前篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[ブルーレイ]価格:7,035円(税込)「僕等がいた 前篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[DVD]価格:6,090円(税込)発売中「僕等がいた 後篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[ブルーレイ]価格:7,035円(税込)「僕等がいた 後篇 スペシャル・エディション<2枚組>」[DVD]価格:6,090円(税込)発売日:10月19日(金)発売元:博報堂DY メディアパートナーズ・小学館販売元:東宝© 2012「僕等がいた」製作委員会© 2002 小畑友紀/小学館■関連作品:僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館
2012年10月16日2010年本屋大賞3位、第23回柴田錬三郎賞を受賞した吉田修一著の話題作を、メインキャストに高良健吾&吉高由里子を迎え、『キツツキと雨』の沖田修一監督が実写映画化する『横道世之介』。このたび、本作の主題歌が「アジカン」ことロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」の新曲「今を生きて」に決定!『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作に、1980年代、そして上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描き出す本作。先月、2年3か月ぶりとなるオリジナル・アルバム「ランドマーク」をリリースしたばかりのアジカンが、本作の主題歌として書き下ろした新曲「今を生きて」は、主人公のキャラクターを象徴するかのような祝祭感に満ちたミディアムナンバー。彼らの新たな一面を垣間見せる楽曲に仕上がっているという。実は、「アジカン」と高良さんのタッグはこれが3度目!1度目は彼らのシングル曲「新世紀のラブソング」のミュージックビデオに高良さんが出演、2度目は高良さんが主演を務めた2010年公開作品『ソラニン』のメインテーマをアジカンが手がけた。「家族や友達や恋人や、世界そのものが、愛おしくなるような、そんな作品でした。そういう想いに、そっと花を添えるような、そんな楽曲を作ることができたと思います」とボーカル・後藤正文は楽曲に込めた思いをコメントしている。そして、もはや偶然とは思えない今回のコラボレーションに主演の高良さんからは「アジカンはいつも、僕をキュンとさせてくれる。ふと忘れている感情をいつも“生もの”にしてくれる。今回も『横道世之介』にぴったりな、イエイな曲です。心が舞う」と楽曲を大絶賛!沖田監督も「初めて聞いたとき、映画の主人公・横道世之介のような曲だなと思いました」とその仕上がりに大満足している様子。先日にはユニークな予告編も公開となり、徐々に明らかとなる本作の世界観。果たして、アジカンが奏でる“『横道世之介』”とは?いまから来年の公開が待ち遠しい。『横道世之介』は2013年2月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年10月02日高良健吾、吉高由里子が出演する来年公開の映画『横道世之介』(よこみちよのすけ)より、笑顔でサンバダンスを披露する高良の姿が収められた特報映像がこのほど到着した。『横道世之介』特報動画本作は、『悪人』や『パレード』などで知られる作家・吉田修一の同名小説を、『南極料理人』、『キツツキと雨』の沖田修一監督が映画化した作品。主人公の横道世之介を高良が、ヒロインの与謝野祥子を吉高由里子が演じ、1980年代を舞台に上京したばかりの大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々のその後を描く。特報映像では、大学のサンバサークルに入った横道世之介が、太陽をイメージしたコスチューム姿で踊っているシーンから始まり、世之介のガールフレンドで社長令嬢の祥子(吉高)や、世之介の友達・倉持一平(池松壮亮)、世之介が憧れる年上の女性・片瀬千春(伊藤歩)、世之介の同級生で女性に興味を持つことができない加藤雄介(綾野剛)、さらに世之介の両親(きたろう、余貴美子)など彼に関わる人々が次々と登場する。主人公“世之介”は、井原西鶴『好色一代男』の主人公と同じ名前の、人懐っこい笑顔を振りまくどこにでもいそうなお人好し。これまでクールな役を演じることの多かった高良が、本作でどんな“横道世之介”を見せてくれるのか期待したい。『横道世之介』2013年2月23日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー
2012年09月28日人気小説家・吉田修一による青春感動巨編を、メインキャストに高良健吾、吉高由里子を迎えて、『キツツキと雨』の沖田修一監督が実写映画化する『横道世之介』。本作の公開に先駆け、このたび太陽の姿に扮した高良さん演じるサンバサークルメンバーの世之介が、軽快なステップでサンバを披露する姿が収められたユニークな特報映像が到着!『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作に、1980年代、そして上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描き出す。『蛇にピアス』や『軽蔑』など、これまで眼光鋭いクールな印象の強かった高良さんだが、今回公開となった特報映像では一変、人懐っこい笑顔を見せて世之介を演じている。そして世之介のガールフレンドで社長令嬢の与謝野祥子役を務めるのは吉高さん。「世之介さ~ん!」と熱狂的に呼びかけたり、暑がる世之介をかいがいしくうちわであおいであげたりと、世之介が好きで好きでたまらない様子が伝わってきて、なんとも愛らしい。そのほか池松壮亮、伊藤歩、綾野剛に加え、世之介の両親役のきたろうと余貴美子ら豪華俳優陣による個性豊かなキャラクターも同予告編に登場。それぞれの登場人物が世之介と過ごしたときを思い出しながら、「世之介」と名前を連呼しており、それがサンバのリズムに乗せて展開していく今回の特報映像。高良さんの新たな魅力、そして作品のもつ温かな雰囲気がひしひしと伝わってくる映像に仕上がっている。ひと足お先に、最高に愛おしい『横道世之介』の世界を覗いてみては?『横道世之介』は2013年2月23日(土)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。※こちらの予告編映像はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY■関連作品:横道世之介 2013年2月23日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2013「横道世之介」製作委員会
2012年09月28日演劇界を牽引するふたりの怪優、生瀬勝久と古田新太が、“本気の劇団”立ち上げに挑んだドキュメンタリードラマ『勝・新(KATSUARA)』(現在WOWOWでシーズン2の第2回まで放送)。その最終回公開収録が、8月27日、東京・CBGKシブゲキ!!にて行われ、出演者の生瀬、古田、オーディションを勝ち抜いた12名の劇団員が囲み取材に応じた。シーズン2に入り、劇団として本格的なスタートを切った「勝・新」。旗揚げ公演としてふたりは、劇団名にちなみ、“勝新(かつしん)”こと勝新太郎の代表作『悪名』に挑戦すると決めた。本作は1961年から上映された人気任侠映画シリーズで、劇団「勝・新」ではその第1作を中心にしたダイジェスト版を上演する。演出を手がけるのは生瀬。「相手とちゃんと会話して」「起きている事象への芝居をしっかり」など、生瀬は舞台で演じる上での意識を若い劇団員たちに叩き込んでいく。そんな生瀬の演出に対し古田は、「非常に分かりやすい。ご本人も役者さんだから、その人が今どういう気持ちになっているのか細かく説明してくれます」と厚い信頼を寄せる。勝新太郎の当たり役、河内の暴れ者・八尾の朝吉に挑むのは古田。自身「オイラなりの朝吉を」と語る古田の芝居は、演出の生瀬から見ても「素晴らしい。やっぱり舞台での古田くんはピカ一です」と言わしめるほど。また時に古田は、劇団員たちのために手本を見せることも。そんな古田の芝居を見て、「完全にインプットしました!」と息巻くのは劇団員のイマニヤスヒサ。だがイマニの芝居を見た生瀬から、「全然出来てないじゃん!(笑)」とストップがかかると、スタッフや共演者からは爆笑が巻き起こっていた。また、WOWOW放送の『勝・新(KATSUARA)』では毎回豪華なゲストも話題で、シーズン1では伊勢谷友介、吉高由里子、藤原竜也などが登場。最終回にはなんとあの長澤まさみが出演しており、劇団「勝・新」の旗揚げを大いに盛り上げる。生瀬が「大人のバラエティって感覚で始まった番組ですが、みんなと稽古をしている今、真面目な気持ちでこの12人と向き合っていると自負しております」と語ると、その横では古田が力強く頷く。若い才能に触れ、舞台への思いを新たにしたふたり。今後、生瀬はケラリーノ・サンドロヴィッチ作・演出の『祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹』(12月より東京・シアターコクーンにて上演)に、古田は自身が所属する劇団☆新感線の新作、SHINKANSEN☆RX『ZIPANG PUNK~五右衛門ロックⅢ』(12月より東京・東急シアターオーブにて上演)への出演が決まっている。映像から舞台へと、怪優ふたりの快進撃はまだまだ止まることを知らなそうだ。取材・文:野上瑠美子
2012年08月28日人気小説家・吉田修一著による青春感動巨編を、『南極料理人』、『キツツキと雨』の沖田修一監督がメインキャストに高良健吾、吉高由里子を迎えて実写映画化する『横道世之介』。若手キャストが一堂に集結する本作に出演する新キャストの名前がこのほど発表となった。『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作に、1980年代、上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描き出す。先に発表となっていた高良さんと吉高さん、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派キャストに加え、今回新たに発表されたベテラン勢も個性豊か。世之介の父親・横道洋造役に『南極料理人』に続く沖田組参加となるきたろう、世之介の母親・横道多恵子役に余貴美子が扮するほか、世之介(高良さん)のアパートの隣人でカメラマンの室田恵介を『11.25自決の日 三島由紀夫と若者たち』の井浦新、ヒロイン・与謝野祥子(吉高さん)の父親を國村隼、同じく祥子の母親を堀内敬子が演じる。また、ベテラン勢も去ることながら、若手俳優陣たちの活躍も見逃せない。世之介の同級生・阿久津唯役に『神様のカルテ』の朝倉あき、世之介の元カノ・大崎さくら役に『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の黒川芽以、世之介の同郷の友人・小沢役に柄本佑、祥子の幼なじみ・戸井睦美に佐津川愛美(『忍道-SHINOBIDO-』)が扮する。さらに、その脇を固めるのが江口のりこ、眞島秀和、ムロツヨシ、広岡由里子、渋川清彦、大水洋介(「ラバーガール」)、田中こなつら個性派キャストたち。この個性豊かな俳優陣が、果たしてどのような人間模様を繰り広げるのか?作品ごとに異色のキャスティングで見事な調和を作り上げる沖田監督だけに、今回のコラボにも期待がかかる。『横道世之介』は2013年、全国にて公開。■関連作品:横道世之介 2013年、全国にて公開
2012年07月10日トヨタ自動車は7日、企業CM「ReBORN」シリーズ第9弾「ロンドン(五輪)」編の放映を開始した。お茶々役に吉高由里子さん、お初役にトリンドル玲奈さん、お江役に前田敦子さんという初共演のキャストが見所となる。「ReBORN」シリーズはこれまで、福島、仙台、石巻と東北を旅してきた。今回は特別編として、オリンピックが開催されるロンドンが舞台となる。戦国時代の浅井3姉妹の生まれ変わりの3人が、オリンピックスタジアムをはじめ、ビッグベン、ロンドン市庁舎、タワー・ブリッジ、ロイヤル・アルバート・ホール、ハイドパーク、グリニッジ天文台などをドライブするという設定だ。その浅井3姉妹の生まれ変わりに扮するのが、吉高由里子さん、トリンドル玲奈さん、前田敦子さん。3人は今回が初共演だったが、3日間にわたったロンドンロケでは本物の姉妹のように仲がよく、撮影の合間にAKB48の「ヘビーローテーション」の振付けを3人で踊るところも見られたという。豪華で贅沢な衣装や撮影も見所のひとつ。女優、アイドル、モデルと、それぞれの世界で活躍する3人が打ち掛け姿で一堂にそろい、華やかな姿で撮影車両のヤリスに乗り込むシーンは注目。一瞬だが、ビートたけしさん演じる豊臣秀吉と、吉高さん演じるお茶々の結婚式のシーンがあり、お茶々着用の金色の打ち掛けも見逃せない。また、リーデンマーケットの撮影では、アーケードを借りきって100名ものエキストラを動員するという大作映画顔負けの撮影も行われた。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月08日「あなたには双子の姉がいるのよ。名前は具里子」雑誌のスクープ記事で、双子の姉がいることを知り、母親から「それ本当なの。あなたには双子の姉がいるのよ。名前は具里子(ぐりこ)」と、衝撃の告白を受けた女優 吉高由里子。グリコの“チーズをカリカリに焼いたような、濃厚おつまみスナック”「Cheeza(チーザ)」のCMが15日よりオンエアー。“「Cheeza」と「宅飲み」を巡る運命のストーリー”“「Cheeza」と「宅飲み」を巡る運命のストーリー”「由里子と具里子」の予告編~第4話が、グリコのサイトで公開中。どうやら、具里子は双子の妹の由里子を夫や子供に教え、常日頃、女優 吉高由里子を応援していたような、妙に親近感のある出会いがどことなくひっかかるCMだが、由里子にしてみれば「Cheeza」とビールと、幸せそうな具里子の一家に出会えれば、あっけらかんとして、それでいいのかもしれない。元の記事を読む
2012年05月17日『ウォーターボーイズ』、『スウィングガールズ』の矢口史靖監督の最新作『ロボジー』が8月3日(金)より早くもブルーレイ&DVDでリリースされることが決定。このスペシャル・エディション版の映像特典として、矢口監督が初めてアニメーションの監督&脚本に挑戦した本作のアニメ化作品「アニメカ」が収録されることが明らかになった。開発した二足歩行ロボット“ニュー潮風”が大事な展示会を前に大破したため、代わりにロボットの中に背丈のぴったり合う老人を入れたことから巻き起こる騒動をコミカルに描いた本作。そのアニメ化作品「アニメカ」では、“ニュー潮風”が囲碁ロボットとガチンコ囲碁対決をする「対局」や、本編にも登場する木村電器の3人と映画館に訪れる「ムービースター」など3本のエピソードが収められている。注目すべきはアニメとなった“ニュー潮風”だけではなく、その開発者である木村電器の3人組を演じた濱田岳、川合正悟(=チャンカワイ/Wエンジン)、川島潤哉もかわいいキャラクターとなっている点。矢口監督は、今回の新たなる挑戦について「エンディングのイラストがとてもキュートだったので、思い切ってオリジナルアニメを作ってしまいました。より可愛く、よりスラップスティックに、より制御不能なニュー潮風を堪能してください!」とのコメントを寄せている。こちらのスペシャル・エディションには、ほかにも矢口監督作品の映像特典としてはおなじみでもある本編のサイドストーリーも。「ロボット大戦・前夜」、「誘拐バースデイ」と題された2作が収録される予定。アニメ化を経て、よりコミカルに、可愛らしく生まれ変わった『ロボジー』の面々、そして矢口監督のユーモアが再び観る者を心地よい笑いで包んでくれるはず。<セル>「ロボジー Blu-ray スペシャル・エディション」(※Blu-ray 2枚組)¥7,875(税込)「ロボジー スペシャル・エディション」(2枚組)価格:6,090円(税込)「ロボジー スタンダード・エディション」価格:3,990円(税込)発売日:8月3日(金)発売元:フジテレビジョン、アルタミラピクチャーズ、電通販売元:東宝© 2012 FUJITELEVISION,TOHO,DENTSU,ALTAMIRA PICTURES■関連作品:ロボジー 2012年1月14日より全国東宝系にて公開© 2012 フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ■関連記事:吉高由里子、相変わらずの天然ぶり!お祝いのくす玉を舞台裏で勝手に割る矢口監督待望の最新作『ロボジー』プレスシート&“カレンジー”を5名様プレゼント『ロボジー』五十嵐信次郎×吉高由里子50歳差なんて何のそのの通じ合う“熱さ”“年男”でもうすぐパパの濱田岳、去年は「グイグイ行かせてもらった」吉高由里子、70代チアリーダーに「女子高生みたい!」と喝采
2012年05月11日現在撮影中の映画『横道世之介』(2013年公開)の撮影報告会見が5月6日(日)、撮影現場の長柄源山荘(千葉県長生郡長柄町)で行われた。現場では微妙なタイミングや間合い、セリフの良い回しを沖田監督が丁寧に2人に伝えてシーンを作り上げているが、カメラ越しに満面の笑みで演技を見つめる監督の姿から、監督自身が現場の誰よりも楽しんでいる様子が伝わってくる。●高良健吾コメント『横道世之介』の現場は、休みが続くと不安になるくらい早く行きたくなります。吉高さんはどんな演技でも全て返してくれて、そこが予定調和の芝居にならなくて楽しいです。沖田監督は全てのシーンにこだわりを持っていて、「何かが違うからもう1回やらせてください」と声がかかります。でも、監督が言うように何かが違う感じがするんですよ。なので僕は、シンプルに毎回新しい気持ちでやっています。僕が生まれた1987年の設定ですが、世之介はきっとどの時代でも変わらない人物なんだろうなと思います。小道具で昔のジャンプ(コミック誌の)があったりすると面白いなと思いますし、携帯電話がない時なので、家に電話して出なかったら、家で待っているとか、その時代ならではの待ち合わせの仕方なんだなとは思います。●吉高由里子毎回現場で、モチベーションが高く前向きな高良くんに会うのが楽しみです。なんでも受け入れてくれて精神的によりかかっています。『南極料理人』を観て、沖田監督は良い雰囲気を持った監督さんだと思っていたし、大恋愛ではないけれど、春先に、指先が触れ合うような、何かが始まるような作品は、これまでやったことがなかったので、撮影に入るのが楽しみでした。撮影に向けて、普段から自分のことを「わたくし」というように心掛けました。普段使わない話し方なので、「用意、スタート」の声がかかると、誰かに背中を掴まれているように緊張しました。祥子の言葉遣いは普段私が使っていないお嬢様言葉ですし、周りにお嬢様の友達もいないので、なかなか慣れないですね。NGは私が一番多いかもしれません。1回言い間違い地獄にはまると、抜け出せないんじゃないか、という気持ちになります。監督は、どんなに狭い現場でも役者やスタッフ、撮影の全てを把握されている方なので、とても信頼しています。祥子は生まれた環境が特別だけど、プライドが高いわけでは無いし、だからこそ世之介とも遊べるのだと思います。80年代はあまり触れてきたわけではないですが、どこか懐かしい感じがします。一生懸命生きる人々を優しく見つめ、独特のユーモアを生み出す絶妙な演出に定評のある沖田修一監督が、劇団「五反田団」主宰、『生きてるものはいないのか』(石井岳龍監督)の劇作家・小説家の前田司郎と共に脚本を手掛け、1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と彼らのその後を温かく描く期待の新作映画。是非ご注目を。作品情報『横道世之介』原作:吉田修一監督:沖田修一出演:高良健吾 吉高由里子 池松壮亮 伊藤 歩 綾野 剛 他配給:ショウゲート
2012年05月07日吉田修一の同名人気小説を原作とした映画『横道世之介』の千葉県内での撮影の模様が5月6日(日)、報道陣に公開され、撮影後には主演の高良健吾、吉高由里子、沖田修一監督による記者会見が行われた。1980年代後半、東京で大学生活を送る横道世之介(高良さん)の青春の日々をユーモラスに描き出す本作。3月のクランクインから都内各所や吉田さんの母校である法政大学内、川越、横須賀、下田、さらに吉田さんの出身地で劇中の世之介の故郷でもある長崎でもロケが行われた。この日、撮影されたのは世之介がガールフレンドでやや浮世離れしたお嬢様の与謝野祥子(吉高さん)の実家を訪れるシーン。世之介が緊張しつつ祥子の両親と対面する場面や、改めて世之介と祥子が付き合っているということを確認する場面がカメラに収められた。時代はちょうどバブル景気が始まった1987年で、祥子の父は残土業社の社長。広い応接間にはビリヤード台、虎や鹿の剥製(はくせい)、西洋騎士の甲冑などが飾られているなどゴージャスな作りに。そんな中でちょっぴりとぼけた世之介が緊張しつつも祥子の両親と会話を交わすさまや、互いに照れながらも世之介と祥子が「好き」と気持ちを伝え合う様子が撮影された。高良さんと沖田監督は「青梅街道精進旅行」、『南極料理人』、『キツツキと雨』に続き4度目のタッグとなるが、主演作品はこれが初めて。高良さんは「本当に楽しいです。現場に来るのが楽しいし、休みをもらうと“僕がいない間にどんな撮影をしてるんだろう”って不安になる」と現場への愛着を語る。吉高さんと高良さんの共演は『蛇にピアス』以来、約5年ぶりとなるが、高良さんは吉高さんについて「計算しながらやってない。予定調和になりたくないし、そういう思いでやってるので楽しい」と語る。この日の撮影でも吉高さんが「…です」という語尾を「…だす!」と力強く言ってしまい、高良さんが吹き出す一幕もあり「(セリフを)噛むのなら我慢できますが、『だす』とか言われるのは苦手です」と思い出しながらまた笑っていた。一方の吉高さんは「以前やった作品(『蛇にピアス』)と真逆の作品で、前向きな高良さんを見るのは初めてです。何でも打ち返してくれるので寄りかかれる感じがします」と信頼を口にした。沖田監督も「僕も高良くんに寄りかかってるひとりです」とニンマリ。2人の芝居について「目の前に芝居する場があればそれに合わせて面白いものを見せてくれる。考えていること以上にやってくれる」と称賛を贈る。80年代後半という時代については「僕は小学生のときから『(週刊少年)ジャンプ』を読んでますが、昔の『ジャンプ』が現場に置いてあったりすると『こんな風だったんだ』という感じで面白い。(80年代は)楽しそうですね」と高良さん。吉高さんは「80年代は全然知らないですが、なんか懐かさを感じる風景に触れています」と笑顔を見せた。好景気にわく当時の空気や現代とは違い携帯電話がないため自宅に電話するカップルの様子も描かれており、高良さんは「携帯の存在ってデカイですね」とポツリとつぶやいた。沖田監督は本作で描き出す世之介の青春を「誰にでもあったこと」と語り「世之介という大学生の男の子の気持ちに映画が乗っていけば、時代は違うけど“分かる分かる”となってもらえると思う」と静かに思いを語った。『横道世之介』はまもなく5月9日(水)にクランクアップ予定で、その後、編集などを経て公開は2013年を予定している。■関連作品:横道世之介 2013年、全国にて公開■関連記事:高良健吾×水川あさみ、深い信頼関係で乗り越えた“新境地”「罪と罰」スタート吉田修一×沖田修一『横道世之介』、綾野剛ら注目俳優の出演決定!『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
2012年05月07日「ぴあ」調査による4月20日、21日公開の映画満足度ランキングは、歴代のライダーとスーパー戦隊が集結した『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』がトップに輝いた。2位に瀬戸内海を舞台に少女の不思議な日々を描いたアニメーション『ももへの手紙』が、3位に生田斗真、吉高由里子が共演した2部作の完結編『僕等がいた 後篇』が入った。その他の写真1位の『仮面ライダー×スーパー戦隊…』は、約240人のスーパーヒーローたちが大バトルを展開するアクション大作。出口調査では「とってもおもしろかった。特に最後の戦うところはすごかった」(7歳)、「仮面ライダーフォーゼがカッコよかった!」(8歳)、「懐かしいキャラから新しいものまでみんな出てくるお祭りで、どの世代が観ても楽しめる」(30歳)、「特撮ヒーロー映画の集大成」(30歳)、「スクリーンを埋め尽くすヒーローたちの物量に圧倒された」(35歳)、「子どもの頃から観ていたヒーローたちの夢の共演にワクワクした」(44歳)など、子どもたちやヒーローを愛する大人たちから絶賛の声が相次いだ。2位の『ももへの手紙』は、少女ももが体験する島での不思議な日々を描いた家族の愛の物語。アンケート調査では「家族と会いたくなった」「アニメーションなのにキャラクターの表情がリアリティーに富んでいて見応えがある」「こういうアニメが多くなると映画界はもっとおもしろくなるのでは」など幅広い世代から好評だった。(本ランキングは、2012年4月20日(金)、21日(土)に公開された新作映画9本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)
2012年04月23日生田斗真と吉高由里子が4月21日(土)、揃って主演している映画『僕等がいた・後篇』の公開を記念して行われた舞台挨拶に登壇。三木孝浩監督が朗読した感謝の手紙に思わず泣きそうになり、涙をこらえる一幕もあった。このほど最終巻が発売された同名人気漫画を前後篇二部作で映画化した本作。前篇では心に傷を抱えた高校生・矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の出会いが、後篇では東京と北海道で離れ離れになった2人の7年越しの恋の結末が描かれる。この日は後篇の公開を記念し、「前後篇イッキミ上映」と銘打って、前後篇を連続上映。舞台挨拶は前篇と後篇の上映の合間に行われた。映画の中の出会い、また再び別れるという2人を暗示するように、生田さんと吉高さんは客席脇の別々の扉から登場し、客席中央で一度、ガッチリ握手。それからまたそれぞれ別の通路を歩いて壇上へ。客席からは歓声と拍手がわき起こったが、生田さんとしては微妙だったようで「なんか『COMPLEX』の布袋(寅泰)さんと吉川(晃司)さんみたいで『BE MY BABY』的でガッカリしてます」と苦笑いを浮かべていた。前篇は主に北海道の釧路で、後篇は東京で撮影されたが、かなり苦労も多かったよう。吉高さんは「釧路はメチャクチャ寒かったんですが、東京に戻ったら一発目の撮影の日から熱射病になるくらい暑くて、気温の変化に体がついていかなかった」とふり返った。生田さんは「人生で初めてお肌のトラブルに悩まされた」と告白。天候の変化などの影響もあってか日光による肌荒れの症状が出たそうだが、吉高さんはそれを思い出しながらなぜか爆笑。そのときの生田さんの様子について「ショック受けてセリフ言えなくなってたし、治ったら飛び跳ねて戻ってきましたね」と懐かしそうに明かした。吉高さんはさらに、これから後篇を観る観客に対し「(七美や矢野が)大人になっていく姿が、かっこよくはないけど描かれています。人の愛し方は教科書には書いてないですからね…。矢野と高橋はこうして大人になっていきました」とどこか作品が自らの手を離れていくのが寂しそうな様子で語りかけた。三木監督は手紙で、ハードスケジュールの撮影続きでスタッフにもキャストにも疲労がたまっていたときに、生田さんがあえて自らの喉の不調を理由にして撮影の順延をプロデューサーに申し出たことを明かし「相手や周りを気遣う思いやりのある人」と語った。吉高さんについても、駅での別れのシーンに何度もトライしうずくまって泣いていたこと、ケータリングの残ったご飯でスタッフのためにおにぎりを握ってくれたこと、カラオケで酔いながら「監督のこと信じてるから」と叫んだことなどを明かし、改めて感謝の思いを口にした。生田さんは「嬉しいですね、いろんなことを思い出した…ヤバい、このまま喋ってると泣いてしまいます」と苦笑い。吉高さんも涙をこらえるように顔を上に向け「『吉高、手紙で涙』とマスコミの人に書かれるのは悔しい」と言いつつ「あとで監督の前で素直になります」と漏らした。『僕等がいた』は前後篇ともに全国にて公開中。女性読者が語る!『僕等がいた』■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:吉高由里子、純白スーツの生田斗真に「キュンとしました!」と告白“運命”の恋の結末は…?『僕等がいた』特製エメリーボード&タオルセットを3名様プレゼント「再会」の先にある物語は?『僕等がいた・後篇』試写会に15組30名様ご招待吉高由里子&生田斗真の“生”「好きだ、バカ!」に観客熱狂生田斗真&吉高由里子、揃って高校時代の哀しい失恋エピソードを告白!
2012年04月23日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の後篇が21日(土)から公開される前に、本作の特別映像が公開された。主人公の恋の結末のヒントがギッシリとつまった本映像。そのポイントはどこにあるのだろうか?『僕等がいた 後篇』特別映像『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の7年にわたるラブ・ストーリーだ。北海道で出会ったふたりが、お互いを好きになるも、それぞれが抱える過去や迷いを前に立ち止まり、時に傷つけ合う姿を描いた前篇。そして明日から公開される後篇はその6年後を描く物語になる。このほど公開された特別映像では、東京の大学を卒業して出版社に務める七美、高校時代から彼女を見つめ続けた竹内(高岡蒼甫)らが登場する。遠距離恋愛中に音信を断ってしまった矢野はどこに行ったのか? 七美は矢野を待ち続けることができるのか? 特別映像は大自然を舞台に描かれる前篇とは異なり、都市で暮らす七美たちのドラマを捉えている。前篇の語り手は大人の七美で、矢野と初めて会った高校生の彼女は、“過去の記憶”だった。本作を手がけた三木孝浩監督が「この映画は、“過去の記憶”が現在の自分にどう作用しているのかを描いている」と語る通り、後篇で描かれる登場人物たちの行動や迷いは、前篇で描かれた出来事や関係が何らかの影響を与えている。このほど公開された特別映像に登場するシーンは、前篇で起こったどのドラマが関連しているのか? 短い映像ながら、劇場で観た前篇の“記憶”を頼りに、後篇のエピソードを予想できる内容になっている。『僕等がいた 前篇』公開中『僕等がいた 後篇』4月21日(土)公開
2012年04月20日前篇が興行収入21億を超える大ヒットを記録している『僕等がいた』の、完結編となる後篇が4月12日(土)にいよいよ全国公開!後篇公開に先駆け4月17日(火)にアパレルブランド「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」が贈る映画『僕等がいた』恋するキャンペーン!の一環として、女性限定試写会が開催された。当日は主演の吉高由里子が登場し、大人の女性が悩む“愛”について会場に訪れた女性たちから次々と質問が寄せられた。●前篇は“高校生の恋”、後篇は“大人になった愛”を描いた映画だと思いました。吉高さんは「前篇と後篇の違い」を、どのように考えていますか?「前篇」は釧路の優しい風景とほっこりしたようなストーリーで、ぽかぽかした気持ちで観られたと思います。「後篇」になったら、「前篇」とは違うテンポ感で進んでいって、おのおの乗り越えないといけない壁だったり、愛のお話がイッパイ詰まってます。前篇では生田さんと一緒のシーンが多かったけど、東京のロケでは会う回数が少なくて、(顔を合わせると)懐かしい気分になりました。映画を見るまで、私の知らないシーンがいっぱいあって、矢野があんなことになっていたなんて知らず、いっぱい電話してしまってごめんなさいという気分になりました。●後篇のお気に入りのシーンを教えてください。気づいたら見入っていたのは、矢野のお母さんと矢野のシーンで胸がギューッとなりました。矢野の今までにみたことのない表情がたくさんあったシーンです。あと、矢野と竹内の男子の取っ組み合いのシーンとかもいいですね。<来場した女性からの質問>●撮影で大変だったシーンを教えてください。後篇の七美と竹内が屋上で再会するシーンは、前篇の撮影の最中に(釧路で)撮ったので回想も何も「何を振り返ればいいんだろう?」って感じでした。●吉高さんがキュンキュンしたり、切ないと感じたシーンを教えてください。後篇はキュンキュンよりも試練が多いストーリーになっていると思います。でもやはり、白いスーツを着た矢野がかっこいー!ってキュンとしました。切ないと思ったのは空港のシーンで「矢野の一番辛かった時に、一緒にいてあげられなかった。それが、一番の後悔」というセリフは寂しかったです。こんな土壇場で言葉を探しても出てこなくて…●撮影秘話はありますか?表参道をデートするシーンは全部アドリブでした。そんなに仲良くしすぎてもいけないし、カチコチしてもいけないし、でも会話は続けなきゃいけないしっていうところが難しかったです。●忘れられない人がいるのに、別の人に優しくされたら付き合えますか?どちらかに遠慮する気持ちがあったら、それは恋愛にならない。七美も竹内の優しさにちょっとぶら下がったけど、付き合ってはいないんじゃないかな。●「好きな人から愛されたい」派ですか?それとも、「好きな人を愛したい」派ですか?♪愛されるよりも~(KinKi Kids)という曲がぐるぐる回ってしまいました。「愛したいマジで」(曲の続きの歌詞)って思って考えていたんですけど、両方欲しいですよね。作品情報『僕等がいた後篇』配給:東宝 アスミック・エース2012年4月21日(土)全国ロードショー2012「僕等がいた」製作委員会 ©2002小畑友紀/小学館
2012年04月19日吉高由里子が4月17日(火)に都内で行われた生田斗真とのW主演映画『僕等がいた・後篇』女性限定試写会の上映後のティーチインに登場。映画を観終えたばかりの観客の質問に答えた。小畑友紀の人気漫画を前後篇の2部作で実写化した本作。東京と北海道で離れ離れに暮らすことになった矢野(生田さん)と七美(吉高さん)の愛の結末を描き出す。吉高さんにとっては後篇を鑑賞した観客の前に立つのはこの日が初めて。客席の好反応に笑顔を見せつつ「こんな感じですいませんねぇ」、「生田さんに会いたかったでしょ?伝えておきますね」と低姿勢で笑いを誘っていた。後篇の撮影について「前篇では生田さんと一緒のシーンが多かったけど、東京のロケでは会う回数が少なくて状況が分からず、(顔を合わせると)懐かしい気分になりました。私も知らないシーンがいっぱいあって、矢野がまさかこんな風になってたなんて…(笑)」と映画の感想を交えてふり返った。前篇と後篇の間で、物語の上では6年の歳月が経過するが、前篇の釧路での撮影の合間に後篇のシーンが撮影されたこともあったそうで「(後篇で高岡蒼佑扮する)竹内と七美が屋上で再会するシーンも前篇の最中に撮ったので『何をふり返ればいいんだろう?』って感じでした(笑)」と苦労を明かした。矢野とのシーンでは白いスーツ姿の生田さんのかっこよさに思わず「キュンとしました」と告白。一方、演じながら切なくなったシーンを尋ねられると、空港でのシーンを挙げ「『大事なときにそばにいてあげられなくて…』というセリフは言いながら寂しかったです。こんな土壇場で言葉を探して…」と悲しそうに述懐。これには客席の女子たちも我がことのように頷いていた。七美は愛されることよりも愛し続けることを選択し生きていくが、ズバリ吉高さんは「愛されたい派」?それとも「愛したい派」?吉高さんは「♪愛されるよりも~♪」と「KinKi Kids」のヒット曲「愛されるより 愛したい」を口ずさみつつ「両方ほしいですよね…(笑)」と懇願するような目を見せ、これにも客席を埋めた女性ファンたちは「うんうん」と激しく同意していた。公開中の前篇は既に170万人以上が劇場に足を運び、興行収入は21億円を突破。後篇と合わせて50億円超えにも期待がかかる。『僕等がいた・後篇』は4月21日(土)より全国東宝系にて公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:“運命”の恋の結末は…?『僕等がいた』特製エメリーボード&タオルセットを3名様プレゼント「再会」の先にある物語は?『僕等がいた・後篇』試写会に15組30名様ご招待吉高由里子&生田斗真の“生”「好きだ、バカ!」に観客熱狂生田斗真&吉高由里子、揃って高校時代の哀しい失恋エピソードを告白!ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!
2012年04月17日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の前篇が現在公開されており、21日(土)からは後篇が公開される。人気原作を二部作連続公開で映画化する本プロジェクトはどのように進められたのか?メガホンをとった三木孝浩監督に話を聞いた。その他の写真『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の7年にわたるラブ・ストーリーだ。『ソラニン』では浅野いにお氏の人気コミックを、『管制塔』ではGalileo Galilei(ガリレオガリレイ)の楽曲を基に新作を撮りあげた三木監督だが、本作も熱狂的なファンが多いコミックの映画化だ。「原作もので間違ってはいけないと思うのは“作者の先生のキャラクターに対するアプローチ”。そこさえ間違えなければ原作の世界観は損なわれないと思います」という三木監督は、原作に込められた“情緒感”をスクリーンに表現しようと工夫を凝らしたという。「風の動きだったり、髪が少し揺れたり、カメラをほんの少しだけ動かしたりしながら、情緒を映画の“動き”に変換して表現しました」。本作で矢野と七美はお互いを想いながら、何度もすれ違い、傷つけあう。時にふたりは目の前に“正しいこと”があるにも関わらず、それとは異なる行動をしてしまう。その“説明のつかない感情、行動”こそが本作のファンを魅了してきた。しかし、具体的に脚本を書き、俳優の演出をして、スタッフにシーンの説明をする監督にとって、“何だかよくわからない”感情や行動を描くことは容易ではない。「恋愛ってだいたい理不尽ですからね。明確な答えはないし。でも、理屈ではないからこそ腑に落ちる部分もあると思うんです。だから俳優さんにも事前にあまり説明はしないで、その場でそのセリフを聞いて、感情がどう動くかだけを大事にしてもらったんです。だから現場では、キャラクターのリアクションが“生の感情”かどうかだけを見ていた気がします」。ちなみに本作は7年に渡る物語だが、前篇の語り手は大人の七美で、矢野と初めて会った高校生の彼女は、“過去の記憶”だ。「前後篇でやるとなった時から狙っていたことなんですけど、前篇を観た観客のみなさんは、後篇を観るときには少し時間が経っているので前篇の内容が“記憶”になっているんです。この映画は記憶や思い出に関する物語なので、そこが体感として追体験できる。この映画は、“過去の記憶”が現在の自分にどう作用しているのかを描いているので、前篇の記憶が自分の中である程度、鮮明なうちに後篇を観てもらいたいですね」。『僕等がいた 前篇』公開中『僕等がいた 後篇』4月21日(土)公開
2012年04月17日WOWOWの連続ドラマW「罪と罰 A Falsified Romance」の制作発表会見が4月11日(水)、東京・銀座の時事通信ホールで行われ、主演の高良健吾と共演の水川あさみが出席した。文豪・ドストエフスキーの名作をモチーフに、現代社会の闇に切り込む硬派な題材に「大変だった」と口を揃えるが、それでも「この2人だからこその“ぶつかり合い”ができた」(高良さん)、「現場を引っ張ってくれた。私より年下ですが、すごく尊敬している」(水川さん)。深い信頼関係があったからこそ、苦難を乗り越えたと誇らしげな様子だった。ロシア文学の古典を現代の日本に置き換え翻案したコミック「罪と罰 A Falsified Romance」(双葉社刊)を今回、実写ドラマ化した本作。高良さん演じる引きこもりの青年・裁弥勒(たちみろく)が独自の思想にかられ、女子高生殺害を決行するが、事態は思わぬ展開を見せ、弥勒本人も窮地に立たされる。水川さんが事件後、追い詰められる弥勒と出会い、その運命を大きく変える悲運のヒロイン・飴屋英知香を演じる。高良さんにとっては、今回が初の連続ドラマ主演。「こんなに濃い撮影期間はなかった。役柄と同じくらい追い込まれたが、現場が一緒に悩んでくれたし、『これはすごいドラマになるんじゃないか』といういままでにない異様な雰囲気だった」とふり返り、「これが(連ドラ)初主演で本当に良かった」と手応えは十分だ。一方、水川さんは“不幸中毒”とも言える英知香役に「何を考えているか本当に理解できない。決して素敵な女性とは言いがたい」と役づくりに苦心した様子。「体当たりと言えば聞こえはいいですけど(笑)、もう『やるしかないな』って。とにかく、むき出しの感情でしか成立しないと思った」と女優魂をぶつけた。2人はすでに共演経験があり、プライベートでも「何回か仲間内で飲みに行ったことがある」のだとか。撮影前には、高良さんが「これ、どうなるかな」、「不安でしょうがない」といった相談メールを水川さんに送っていたそうで、劇中さながらの“支えあう”関係性が構築されていたことを明かした。いざ撮影が始まると「高良くんの演技に対するエネルギーが、現場に満ち溢れていた」(水川さん)。追い込まれたからこそ、俳優としての本領を発揮した高良さんと水川さんの“新境地”が、「罪と罰 A Falsified Romance」の大きな見せ場となりそうだ。連続ドラマW「罪と罰 A Falsified Romance」は、WOWOWプライムで4月29日(日)より毎週日曜22:00~放送(全6話/第1話は無料放送)。■関連作品:苦役列車 2012年7月14日より全国にて公開© 2012「苦役列車」製作委員会横道世之介 2013年、全国にて公開■関連記事:吉田修一×沖田修一『横道世之介』、綾野剛ら注目俳優の出演決定!『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化岩井俊二×北川悦吏子によるラブストーリーも東映、多彩なラインナップを発表麻里子さま、前田敦子と大島優子を馬に例えると…?AKB48・前田敦子、芥川賞受賞の文学映画にヒロイン役で参加決定!
2012年04月11日第84回アカデミー賞で最優秀作品賞含め最多5部門を制覇し、フランス人俳優としては初の主演男優賞受賞の快挙を果たした話題作『アーティスト』の公開を記念して、4月2日(月)、東京・代官山のレストランにて“愛犬家試写会”と銘打たれたイベントが開催され、人気沸騰中のモノマネ芸人・福田彩乃がトークイベントに登壇し、得意のモノマネを披露した。トーキーへの移行期を迎えたハリウッドの黄金時代を舞台に、スター俳優と新人女優が歩む栄光と挫折を、白黒のサイレントという大胆な手法で描き上げた異色のラブストーリー。本作で俳優たち以上(?)の名演技で話題となったのが、ジャン・デュジャルダン演じる主人公の愛犬役のジャックラッセルテリア、アギー。“犬”版アカデミー賞と言われる第1回ゴールデン・カラー賞でもその実力が評価され、最優秀俳優犬賞を受賞している。この日はそんな世界一有名になったアギーの名演をひと目見ようと、愛犬家と共に様々な種類の犬たちが参加。そこに登場したのが、モノマネ芸人の福田さん。綾瀬はるかに吉高由里子と得意のモノマネを披露、さらにダックスフンドと一緒にタレントのローラに扮して登場し「映画では役者が喋らないけど、音楽がすごく良かったよ~。台詞なくても分かったよ~」とコメント。そこにすかさず司会者から「サイレント映画です!」というツッコミが入り、絶妙な掛け合いで会場を沸かせた。さらに、犬の被り物をまとった福田さんは、愛犬家たちを前に犬の吠えマネを披露。それに1匹の犬が反応し、福田さんと犬の鳴き声の応酬となり、客席は再び笑いに包まれた。最後に、福田さんは「恋愛もので甘くて切なくて、キュンとしました。音楽で心情が分かり面白かった。モノマネの仕事をしていますが、(本作を観て)妄想力がつきました。ファッションやヘアスタイルも素敵!」としっかり映画のアピールも忘れなかった。『アーティスト』は4月7日(土)よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開。■関連作品:アーティスト 2012年4月7日よりシネスイッチ銀座、新宿ピカデリーほか全国にて公開© La Petite Reine - Studio 37 - La Classe Americaine - JD Prod - France 3 Cinema - Jouror Productions - uFilm■関連記事:アカデミー賞最多5部門受賞の注目作!『アーティスト』試写会に10組20名様ご招待中谷美紀、オスカー像は「米の重さ」?『アーティスト』監督が緊急来日!【アカデミー賞】華麗なるレッドカーペットファッション!~ホワイト&メタリック編~【アカデミー賞】最高栄誉はハリウッド愛を贈るフランス映画『アーティスト』へ!【アカデミー賞】ジャン・デュジャルダン、フランス人初の主演男優賞を受賞!
2012年04月03日トリンドル、剛力、吉高…時代顔ポイントはここ!時代とともに旬の顔、可愛いとされる顔は変わってゆくもの。ファッション雑誌「ViVi」最新号の5月号では、トリンドル玲奈や剛力彩芽、蒼井優、吉高由里子に紗栄子など、今最も旬な、高い人気を誇る輝かしい活躍を見せる彼女らの共通点を見出し、時代のカワイイ新基準を提唱している。共通するというのは、ずばり「ベイビーフェイス」。たしかにメイク法でも、ベイビーフェイスになれるといったコピーが大人気だ。うぶでストレートな可愛らしさ、守ってあげたくなる愛らしさがにじみ出るフェイスに注目が集まっている。有名人のすっぴん公開ブームも、このあたりにきっかけとカギがありそうだ。今年らしい“ベイビー”になるには?旬顔がわかったところで、次に知りたくなるのは、やはり今年らしいそんなベイビーフェイスに見せるには、どんなメイクを施せばいいのかということ。「ViVi」では、ポイントとして、産毛っぽいようなふわふわの眉、色はほんの少しで艶たっぷりのうるおい唇、小型犬をイメージさせるような大きな黒目を挙げている。メイクでは、眉は存在感をあまりださず薄くやや太く、肌になじませるようにするといいだろう。リップには、ヌーディーカラーや透明色をチョイスし、ぷるんとした質感重視でメイクとケアを進めたい。アイメイクはきつくなるのではなく、丸みを帯びた印象づけで大きく見せることを意識し、涙袋も効果的に演出するといい。誌面では、先のトリンドル玲奈が究極のベイビーフェイスをつくる最新メイクテクを実演し、さらに詳細な紹介をおこなっている。こちらも参考にすると簡単に“旬カワイイ”になれるかも。元の記事を読む
2012年04月01日「僕は妹に恋をする」、「僕の初恋をキミに捧ぐ」の作者として知られる青木琴美の新作で、少女コミック誌「Cheese!」(小学館刊)で連載中の大人気コミック「カノジョは嘘を愛しすぎてる」が、フジテレビの製作で実写映画化されることが決定。人気若手俳優&女優の登竜門とされてきた少女コミックの実写映画化だが、このほど、ヒロインを一般オーディションで決定することが発表された。「僕は妹に恋をする」では兄妹間の恋、「僕の初恋をキミに捧ぐ」では幼なじみ同士の恋を描き、多くの女性から支持を集めてきた青木琴美が本作では描くのは、音楽業界をめぐる年の差の恋。天性の歌声を持った16歳の女子高生・リコと、自分の正体を隠したままに彼女をナンパし付き合い始めた25歳の売れっ子サウンドクリエイターの秋。やがてリコは、秋の元バンドメンバーでライバルの心也にボーカリストとしての才能に惚れこまれ、プロデュースされることに。リコをめぐり、秋と心也の恋の争奪戦へと展開していく。憧れのミュージシャンとの三角関係、さらに歌手としての才能が開花していくサクセスストーリーという、女性の夢と願望をぎゅっと詰め込んだ物語に加えて、音楽ビジネスの裏側を興味深く描いている本作は、2009年の連載開始以来、実写映画、TVドラマ、アニメと全ての映像業界から高い注目を集め、映像化権の争奪の的となった。待望の実写化でメガホンを握るのは『タイヨウのうた』、『Flowers』の小泉徳宏。さらに音楽プロデューサーには、先日惜しまれつつ解散した「東京事変」のベーシスト、亀田誠治が抜擢された。映像と音楽を熟知している最強の2人がタッグを組み、オーディションを進めていく。松本潤&栄倉奈々で映画化された『僕は妹に恋をする』、井上真央&岡田将生による『僕の初恋をキミに捧ぐ』を始め、現在公開中の『僕等がいた』(生田斗真&吉高由里子)や『パラダイス・キス』(北川景子&向井理)などなど、ラブストーリーの鉄板である少女コミックの実写映画化では、人気絶頂の若手キャストが抜擢されるイメージがあるが、異例の一般オーディションを実施するのは、これまでのあらゆる既成概念に囚われず、原作のコミックから飛び出してきそうな“本物”のリコを探すため。プロ・アマ問わず、13以上の女性であれば誰でも参加OK!3月24日(土)~6月30日(土)まで3か月間以上をかけ、2曲の歌唱素材を審査内容にするなど、大々的なオーディションとなりそう。「我こそはリコ!」という方は、映画公式サイト、公式Twitterで詳細をチェック!果たして、どんなヒロインが誕生するのか?映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は2013年以降、公開予定。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』公式サイト:kanouso-movie.com公式Twitterアカウント:kanouso_movie■関連作品:カノジョは嘘を愛しすぎてる 2013年以降、公開予定
2012年03月24日美しき女性たちを素材として採集、アートに表参道ヒルズ本館B3階の「スペースオー」で4月27日から5月6日まで、現代アーティスト、清川あさみの作品展が開催される。この展覧会は「清川あさみ|美女採集」展と名付けられており、文字通り、さまざまな美女たちを“採集”して、つくられた作品群が見ごたえたっぷりに展示される。“採集”されているのは、広末涼子、黒木メイサ、吉高由里子、AKB48など、まさに現代を彩る、多彩な美しき女性たち。彼女らの写真を素材に、独創的な世界観で、新たな美しさの見出し、そして世界へのメッセージが込められた、独自のアートがつくりあげられている。(公式サイトプロフィールより参考画像)特別企画等も!アートに気軽に触れてみて展示される作品では、糸や布を自在に使用した作品をはじめ、空間デザインや映像、広告など幅広く手がける清川あさみらしく、モデル素材となった女性のイメージに合った、また、生まれるインスピレーションにそった技法で、動物や植物の装飾などがCGで施されている。先にあげた女性陣ばかりでなく、特別バージョンとしてエヴァンゲリヲン新劇場版の綾波レイや、男性版として金子ノブアキなどを被写体としたシリーズ作品も同時に展示されるとのこと。開催時間は11時~21時で、4月30日は20時、最終日となる5月6日は18時までとなっている。入場は無料なので、ぜひ気軽に足を運んでみてほしい。なお、特別協賛で参加するハーゲンダッツジャパンとのコラボレーションイベントも開催されるとか。このコラボを記念したオブジェ展示や、新商品の試食サンプリングもあるそうなので、こちらも楽しみに出かけてみるといいだろう。元の記事を読む
2012年03月19日人気漫画を映画化した『僕等がいた』の前篇が3月17日(土)に公開初日を迎え、W主演の生田斗真と吉高由里子、三木孝浩監督、原作者の小畑友紀が都内劇場で行われた舞台挨拶に登壇した。クラスの3分の2の女子生徒を虜にするほどの魅力の持ち主である矢野(生田さん)とそんな彼に徐々に惹かれていく七美(吉高さん)。不条理な運命に翻弄されつつも愛を貫こうとする2人の姿を前後篇2部作で描き出す。北海道から博多まで、本作のプロモーションのために全国各地を回ってきた2人だが、ようやく公開を迎えたことでいつもよりもわずかにハイテンション?うまく言葉が出てこない吉高さんをフォローするかのように生田さんは「私たち、緊張しております(苦笑)!東京は怖いです」とおどけたが、吉高さんは「いくつの目ん玉がこっち向いてると思ってるんですか!?」と観客に逆ギレ。かと思えば「とっ散らかしてすいません」と頭を下げ、客席の笑いを誘っていた。吉高さんはここ最近、映画のプロモーションで雑誌やテレビを賑わしてきたが「怒涛の番宣でお茶の間を騒がしてますが、ロングランが続かなければ今年はこの『僕等がいた』で吉高は見納めとなりますので、1か月でも長く公開されるようにみなさん、よろしくお願いします」と茶目っ気たっぷりに映画をアピールした。撮影中の印象深いエピソードを尋ねると、生田さんは七美と矢野がバス停でキスをするシーンを挙げ「2人っきりでいるように見えて、道路を挟んでカメラを構えた撮影クルーがいて、さらにその後ろに200人くらい見学の人がいました。(セリフで)『誰も見てないよ』なんて言いつつメッチャ見られてました(笑)」と明かした。映画の中で七美が矢野に言う「好きだ、バカ!」というセリフが印象的だが、この日は吉高さんのみならず、生田さんや監督も連呼。生田さんが「僕や吉高さんの舞台挨拶でのオシャレな衣裳がうらやましくなって、『僕の衣裳も持ってきてください』と僕のスタイリストに頼む監督が好きだ、バカ!」と暴露すれば、吉高さんは「酒飲めないのに私たちの話に朝まで付き合ってくれる監督が好きだ、バカ!」と告白。さらに生田さんは客席に向かって「こんな雨の中を朝早くから観に来てくださってるみなさんが好きだ、バカ!」と語り、ファンを喜ばせた。この日は、釧路から上京した原作者の小畑さんも来場。本作の実写化が決まったときの心境について「嬉しかったしビックリしましたが、少女漫画という狭い枠でドキドキしたい10代の女の子のために書いていたつもりが、一般のところに引き出されるような怖さがありました」と述懐。一方で完成した作品については「何気なく試写会に行ったら、漫画そのものでビックリしました」と太鼓判を押した。間もなく、矢野と七美が迎える結末を記した最終16巻が発売となるが「(映画と原作で)ちょっとラストが違うので、見比べて二度おいしい『僕等がいた』を楽しんでください」とアピールした。『僕等がいた』前篇は全国にて公開中。後篇は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:生田斗真&吉高由里子、揃って高校時代の哀しい失恋エピソードを告白!ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待
2012年03月18日累計発行部数が1200万部を突破した小畑友紀の同名コミックを生田斗真、吉高由里子共演で映画化する『僕等がいた』の女性限定試写会がこのほど行われ、幅広い年齢層から高い評価が集まった。その他の写真『僕等がいた』は、北海道と東京を舞台に、誰からも愛される人気者でありながら心に暗い影を持つ青年・矢野元晴(生田)と、矢野の影を受け入れ彼を一途に想い続ける高橋七美(吉高)の10年以上にわたるラブ・ストーリー。映画化に際しては前後篇の2部作として製作し、連続公開する。本作は、恋人たちの10年以上に渡る恋の行方を描いた作品だが、今回の試写会では、北海道を舞台に高校生の矢野と七美の出会い、恋、そして迷いを描いた“前篇”を上映。終了後のアンケートでは「胸がキュンとした」と回答した観客が90パーセントを突破し、原作コミックを読んでいるという観客からも「最初は不安だったが、原作の要素をうまく2時間にまとめていて好感」「大好きだったシーンがちゃんと映画版にも残っていてうれしかった」などの声が寄せられた。注目なのは高評価を与えている観客の年齢に偏りがないことで、若い観客が「七美たちの純愛を観て、私はまだまだ本気の恋愛をしていないのかなと思った」という感想を述べる一方で、年配の観客は「十代の頃の純粋な恋をしたくなりました」「高校をとっくの昔に卒業した自分でも充分楽しめ、大満足」「自分が高校生の頃のことを思い出して胸がせつなくなった」など、自身の過去の恋愛を絡めながら感想を述べる人が多かった。コミック原作の純愛ドラマは、10代をメインターゲットに制作されることが多いが、本作は幅広い年齢層からの支持を集めており、公開後は口コミなどでさらに多様な観客を集めることになりそうだ。『僕等がいた』3月17日(土) 前篇4月21日(土) 後篇 2部作連続ロードショー
2012年03月16日人気小説家・吉田修一著による青春感動巨編を、主演に高良健吾、ヒロインに吉高由里子を迎えて『南極料理人』、『キツツキと雨』の沖田修一監督がメガホンを取り実写映画化する『横道世之介』。このほど新たに、池松壮亮、伊藤歩、綾野剛ら若手実力派俳優3人の本作への出演が明らかとなった。『悪人』や『パレード』の原作者としても知られる吉田修一の同名人気小説を原作にもつ本作。1980年代を舞台に、上京したての大学生・横道世之介の日常と、彼を取り巻く人々の生活を優しいタッチで描く。今回出演が決定したのは、いまがまさに“旬”の3人。世之介の大学の友達・倉持一平を、『ラスト サムライ』でハリウッド・デビューも果たした池松壮亮、世之介が憧れる年上女性・片春千春を、『ソラニン』や『GANTZ』など話題作への出演が相次ぐ伊藤歩が演じる。そして女性に興味がない世之介の同級生・加藤雄介を、現在放送中のNHK連続ドラマ小説「カーネーション」での活躍で脚光を浴びている綾野剛が演じる。徐々に明らかにされていく映画『横道世之介』の世界。心温まる人間模様を独特のユーモアと世界観で描くことに定評のある沖田監督の指揮のもと、若手実力派俳優たちがどのような化学反応を起こしてくれるのか、公開を楽しみに待ちたい。『横道世之介』は2013年、全国にて公開。■関連作品:横道世之介 2013年、全国にて公開■関連記事:『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
2012年03月15日吉田修一原作、主人公・横道世之介に高良健吾、ヒロイン・与謝野祥子に吉高由里子が決定している『横道世之介』の、豪華実力派追加キャストが決定した。世之介の大学の友達、倉持一平に池松壮亮(『ラストサムライ』『いけちゃんとぼく』)、世之介が憧れる年上女性、片瀬千春に伊藤歩(『リリイ・シュシュのすべて』『ソラニン』)、 女性に興味がない世之介の同級生、加藤雄介に綾野剛(『GANTZ』、『ヘルタースケルター』)と若手実力派の豪華キャストが集結。1980年代後半に青春時代を送った若者たちの日常と、彼らのその後を温かく描く期待の新作映画。クランクインは3月下旬予定。作品情報『横道世之介』原作:吉田修一「横道世之介」(毎日新聞社刊)監督・脚本:沖田修一脚本:前田司郎出演:高良健吾 吉高由里子 池松壮亮 伊藤歩 綾野剛配給:ショウゲート2013年、全国ロードショー
2012年03月15日3月14日(水)のホワイトデーに映画『僕等がいた』の特別試写会が東京・文京区の跡見学園女子大で行われ、W主演の生田斗真と吉高由里子が舞台挨拶に登壇し、女子大生の質問に答えた。生田さんはこの日、入籍した親友の小栗旬と山田優に対して「幸せな家庭を築いてほしい」と祝福のコメントを贈った。累計1,200万部を突破した小畑友紀の同名人気コミックスを前後篇2部作で映画化した本作。北海道・釧路の高校で出会った矢野と七美の6年に及ぶ運命的な恋のゆくえを描く。女子大を訪れるのは初めてという2人。生田さんは「こういうのは『オレンジデイズ』(TBS)でしか見たことがない(笑)。いい景色ですね」と女子大生で埋まった客席を見やりニンマリ。吉高さんも客席からの「かわいい!」という歓声に気を良くしたのか「みなさん、立派な学校に通っていらっしゃいますね、トイレも多いし(笑)。私もこういう生活送りたかったです」と大ハシャギだった。女子大生からの「(劇中の矢野と七美のような)遠距離恋愛に耐えられるか?」という質問に生田さんは「会えない時間が(相手を)好きにさせるというところがあると思う。距離は関係なく、お互いが信じられるかどうか」と回答。理想の恋愛については「優しい時間が過ごせればいいなと思います」(生田さん)、「何もしてなくてもホッコリして幸せだなと思える環境があれば」(吉高さん)と答え、女子大生たちをキュンキュンさせていた。さらに、話題は高校時代の恋愛エピソードにも及んだが、生田さんは「先輩が好きでしたけど、プレゼントを渡そうと最寄りの駅の改札を出たら電話がかかってきて、『何してるの?』って聞いたら『彼氏と一緒にいる』と言われまして…。プレゼントを捨てて帰った哀しい思い出があります」と失恋の思い出を告白した。吉高さんも、同じ学校の相手に「好きです」と告白したが「『友達にしか見えない』と言われ、放課後に『あぁっ…』ってなりました」とこちらも失恋のエピソードを披露。2人の意外な失恋秘話に観客は一様に驚いた様子だった。イベント後に改めて報道陣の取材に応じた生田さんは「親友の小栗旬が結婚し、僕にとっても嬉しい日になりました。2人が付き合いたての頃から見守ってきた仲間として嬉しい」と祝福した。実は小栗さんからは「かなり前の段階で『結婚することになると思う』と教えられていた」という生田さん。小栗さんとは電話で話したそうだが「お祝いは直接言いたい」と会える日を心待ちにしているよう。「めっちゃ羨ましい!僕もしたいな」と笑みを浮かべていた。『僕等がいた前篇』は3月17日(土)より全国にて公開。『僕等がいた後篇』は4月21日(土)より公開。■関連作品:僕等がいた・後篇 2012年4月21日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館僕等がいた・前篇 2012年3月17日より全国東宝系にて公開© 2012「僕等がいた」製作委員会 &© 2002小畑友紀/小学館■関連記事:ミスチル主題歌で涙必至TV版とは異なる『僕等がいた』ウェブ限定予告編が到着!女子は「安定感」、男子は「隙」?『僕等がいた』を題材にモテの秘訣を伝授!吉高由里子、モノマネ芸人・福田彩乃との禁断の共演に「やりづらい…」恋愛講座付き!『僕等がいた』女性限定試写会に25組50名様をご招待『蛇にピアス』コンビ復活!高良健吾&吉高由里子で吉田修一の青春小説を映画化
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