ドラマ「東京タラレバ娘」も記憶に新しい吉高由里子が、阿川佐和子・原作の「正義のセ」のドラマ化で、仕事に恋に悪戦苦闘する“新米検事”に初挑戦することになった。原作は、170万部を超えるベストセラー「聞く力 心をひらく35のヒント」や、対談番組の司会、先の日曜劇場「陸王」への出演などで知られる阿川佐和子のシリーズ小説。そのテーマは、まさに「被疑者の話を“聞く”こと」が重要な検事。新米女性検事が、持ち前の正義感で事件解決に挑み、同僚や家族に支えられながら、一歩ずつ成長していく物語となる。主人公の女性検事・竹村凜々子は、横浜地検に勤める2年目の検事。東京の下町にある豆腐屋の長女で、実家暮らしの29歳。演じるのは、「東京タラレバ娘」以来1年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる吉高さん。SNSのフォロワー数は約300万人を誇る彼女が、まっすぐ過ぎるほどまっすぐな、“融通きかない”アラサー女性検事役に扮する。「検事」といえば、何でも完璧な人間のイメージが浮かぶが、吉高さん演じる凜々子はとても人間味あふれるキャラクター。融通が利かない性格で、正義のために声を出し、喜び、笑い、泣き、怒る。そんな姿には「頑張れ!」とつい応援したくなる女性だ。“事件もの”ではなく“お仕事もの”ドラマ犯罪に立ち向かう検事の仕事は、言うまでもなく責任重大。そのうえ、女性だからと舐めてかかる被疑者も多いため、精神的にもかなりストレスがかかる。なのに、凜々子の人生はままならないことばかり。恋人から結婚と仕事の選択を迫られたり、父の浮気疑惑が発覚したり、起訴した被疑者に冤罪の可能性が出てきたり…。そんな中でも事件や身の回りの騒動を解決していくうちに、検事として、女性として成長していく凜々子。検事として悩み苦しみながらも、決してくじけず事件と向き合い、女性としても幸せをあきらめない、そんな彼女の姿を通じて、世の女性たちに明日の活力を贈る痛快ストーリーとなっている。コメント到着吉高由里子(竹村凜々子役)初めての検事役に「難しい事件ものになるのかなと最初は身構えましたが、阿川さんの原作本を読ませていただき、普通の女の子がたまたま検事になり、仕事に恋に失敗しながらも一生懸命立ち向かっていく、女性なら誰もが共感できるお仕事ドラマだとわかってホッとしました」と吉高さん。「このような等身大の役をいただいた今回が、20代最後のドラマ出演になるのかなと思うと、自分の年齢にも改めて気づかされます。主人公の凜々子が、検事としても女性としても成長していく物語なので、凜々子と一緒に自分自身も作品を通して成長していきたいと思います」と意気込んでいる。原作・阿川佐和子コメント「『正義のセ』は、正義を貫きたいあまり、あちこちにぶつかって腹を立て、失敗を繰り返して泣きわめき、でもなぜかまわりに助けられて少しずつ成長しようとする、困ったほどに不器用な新米検事、凜々子の物語である。そんな凜々子が吉高由里子さんの愛くるしい魅力によってどんな化学変化をもたらしてくれるのか。たまらなく楽しみです」。日本テレビ制作局プロデューサー・加藤正俊コメント「阿川佐和子さんが生み出した魅力的なキャラクターを吉高由里子さんが演じる、考えただけでワクワクする組み合わせが実現しました。『正義のセ』は検察が舞台ですが、いわゆる事件ものドラマではなく、駆け出しの検事が同僚や家族に助けられながら成長していくお仕事ものドラマです。作品ごとに違った顔を見せる吉高さんの新しいヒロイン像に、どうぞご期待ください」。「正義のセ」は4月、毎週水曜22時~日本テレビにて放送。(text:cinemacafe.net)
2018年01月22日旅とグルメをテーマにした日本テレビ系バラエティ「火曜サプライズ」の9月26日(火)放送回は映画『ユリゴコロ』から吉高由里子と松山ケンイチが“アポなし旅”に参戦。また新ドラマ「奥様は、取り扱い注意」で主演を務める綾瀬はるかもゲストで出演する。今回は吉高さんと松山さんが番組人気の“アポなし旅”で「勝どき」を訪れる。地元の人に聞いた人気の焼肉店に松山さんがアポなし交渉。その後吉高さんとハンバーガー店で合流し次の店を探そうとすると、松山さんが尊敬する“大御所俳優”とバッタリ遭遇!その後俳優とは!?さらに松山さんの子どもに泣く演技をさせた際のエピソードなども暴露される。そして駅から歩いて3分以内の絶品グルメを巡る「3分歩けばウマいものに当たる!」では綾瀬さんが登場。再開発中で注目を集める北綾瀬駅周辺を巡りながらプライベートや意外な素顔、好みの男性のタイプなどのトークが展開する。吉高さんと松山さんが出演する映画『ユリゴコロ』は2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たし“まほかるブーム”を巻き起こした、沼田まほかる氏の同名ベストセラー小説の映画化作品。吉高さんが主演を務めるほか、松山さんをはじめ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江らが出演。殺人者の告白文が綴られた1冊のノート。そこに記された悲しき殺人者の記憶…一家の過去には何があったのか。吉高さん演じる美紗子を中心にして、過去と現在が交錯しながら登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていく…というストーリー。また綾瀬さん主演の日本テレビ系新・水曜ドラマ「奥様は、取り扱い注意」は、料理も掃除も家事一般はド下手だけど、正義感が超強く、怒らせたら超キケン!天涯孤独に生まれ育ち、愛情も知らずタフに生きてきた伊佐山菜美を綾瀬さんが演じるほか、広末涼子と本田翼が“主婦友”役を、西島秀俊が夫役を演じるほか、石黒賢、中尾明慶、銀粉蝶らも出演。夫にも秘密にしている過去を持つ菜美が主婦たちとの友情や、そばに寄り添う旦那の存在によって、本当の優しさと温かさを知っていく物語が展開する。『ユリゴコロ』は現在全国公開中。「奥様は、取り扱い注意」は10月4日(水)22時~放送スタート。初回10分拡大。「火曜サプライズ」は9月26日(火)19時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年09月26日沼田まほかるのベストセラーを吉高由里子主演で映画化する『ユリゴコロ』の初日舞台挨拶が9月23日(土)に開催され、吉高さんをはじめ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、熊澤尚人監督、主題歌を担当したRihwaが登壇した。本作は、ある一家で殺人者の告白を綴った手記が発見されたことをきっかけに、過去と現在が交錯しながら驚愕の真実が明らかとなる物語。この日は、映画が激しいほどの愛を描くことから、「あなたにとって純愛とは何ですか?」との質問に答えることとなった。松坂さんは「僕の両親のことが思い浮かんだ」と口火を切り、「親父がうちの母親に言ったプロポースの言葉が、お袋に土下座するような感じで『僕は君と結婚できなきゃ死ぬ!』って言ったらしいんです」と両親のエピソードを披露。キャスト陣や会場もどよめくなか、「お袋からそれを聞いたときは、『うわうわうわ、そんなのドラマのセリフでもないよ』と思ったんですが、それくらい思いが強かったんだなと思うと、純愛かなと」と語っていた。吉高さんは「狂気的だね。純愛のような、脅迫のような!」と驚きつつ、「まあ、愛は凶暴なんでね」と大きくうなずく。その吉高さんはと言えば、「愛は、勉強するものじゃないので。知識があったって、何もならない。体験や経験、感じることで育まれていく要素のひとつ。みんなが持っている愛の感覚が純愛」と持論を展開。自分の純愛については、「私は20歳でお酒のCMをいただいて。ハイボールのCMをやっている。日本でも海外でも、家でも外食しても、ハイボール。純愛を貫いています」とニッコリ。「愛の結晶、シュワシュワ。今日は土曜日なので、みなさんもおうちに帰っていかがでしょうか?お後がよろしいようで」ときれいにまとめ、会場の笑いを誘っていた。キュートな笑顔で会場を魅了していた吉高さんだが、劇中では殺人者役を体当たりで熱演。「引きずられた作品。自分自身も磨耗した」と苦労も多かった様子。熊澤監督は「吉高さんなくしては作れなかった作品。吉高由里子の100年残る代表作だと思っている」と心からの賛辞を送っていた。『ユリゴコロ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2017年09月23日“ユリゴコロ”とは心の拠りどころのこと。人はそれぞれ自分に生き甲斐を与えてくれる拠りどころを持っている。けれど、そのユリゴコロが“人の死を味わうこと”でしか感じられなかったとしたら…。数々の国内ミステリーランキングを賑わせた沼田まほかるのベストセラー・ミステリーの映画化。主演は吉高由里子。彼女に託されたのは、特殊な殺人者であり、悲しみや美しさも表現するヒロイン美紗子だ。2年間の充電期間を経て、5年ぶりに主演映画に挑む吉高さん。ふんわりとした雰囲気、飾らない人柄の彼女が、初めて殺人者を演じる。「ごく最近の私しか知らない人にとっては、こういう役もやるんだ、じゃあこんな役もやって欲しい、とかいろいろな声が聞こえてきたらいいですよね。映画デビュー作『紀子の食卓』も衝撃のミステリーなので、こういう系はひさびさです。しかも、殺人者役。これまで演じたことのない役と観たことのない物語、惹かれる要素はたくさんありました」。どんな準備をしたのか──。「役づくりといっても、殺人者なので事前に何か準備をすることは難しくて。美紗子が登場するのは過去パートなので、衣装はロングコートやレトロなワンピースなど、昭和チックなものばかりでした。メイクはほとんどしていないように見えるメイクです。生きたいという性(さが)を感じないように仕上げてもらっています」。衣装やメイクはもちろん美紗子を演じる手助けになったそうだが、彼女の内面、どういう人物であるのかを説明するのは「すごく難しいけれど…」と説明する。「洋介と出会う前までは、美紗子は愛することもそこから生まれる感情も知らなかった。でも、愛情を知ってしまったことで、怖い、嬉しい、寂しい…生きたいと感じてしまった。生きたいと思う性に戸惑いながら過ごしている女性です。物語としてはミステリーから始まりますが、そこからラブストーリーになっていく。それは(ロマンス的なラブストーリーではなく)、みんなそれぞれ誰かを守ろうとすることで、愛情がこんがらがっていく物語。男女の愛だけではない、家族の愛、血のつながりとか…ですね」。人の死を味わうことと人から愛されること、どちらにもユリゴコロを感じる美紗子。それだけでも難役だが、美紗子の心情はナレーションとして語れるため、吉高さんのお芝居としてのセリフはかなり少なく、しかも受けの芝居。このキャラクターを演じられる女優はそうそういない、吉高由里子だからこそ成立していると思える圧倒的な演技だ。「美紗子のセリフは本当に少なくて、感情も表に出さない役でした。相手の感情を避けることをしないし、構え方も知らない、来るもの全部を受ける。こんなに受け身のお芝居は初めてで。普段はどんな役でも(現場を離れると役に)引っぱられることはあまりないタイプだと思っていました。でも、今回はロケーション地が持っている雰囲気なのか、夏の停滞している暑さや台風が近づく重力なのか、何かに引っぱられていました。撮影中は地方に行ったきりで、ホテルと現場の行き来だけ。自宅から現場に通える場合は、家に帰ることでリフレッシュすることができますが、この作品ではそれはできず…でしたが、結果的によかったと思います。とにかく簡単ではない現場でした」。そのなかでも特に大変だったと記憶しているのは、洋介と別れるダムのシーン。熊澤尚人監督が思い描く理想のダムを見つけるロケーション探しも大変だったそうだが、松山ケンイチさんの演じる洋介の想いと自分自身の想いをぜんぶ受け止るシーンだ。吉高さんは、こうふり返る。「いままで感じたことのないベクトルから感情を持ってきて演じました。たしか撮影は2日間かけて、30カット近くあって、もう『なんなのっ』って思うくらい長い撮影でした。人って、イライラしたりストレスが溜まって、自分なんて幸せじゃない…と思っているとき、1日3回いいことをしたり、人の役に立つことをすると幸福感に満たされるそうなんですね。これはテレビからの情報で、撮影後に知ったことなので、撮影中はもう、ストレスコントロールで大変でした(笑)。それでも、やっぱりこういうテイストの作品、自分が引きずられるような作品が好きだと思えた。オールアップを迎えて『喜怒哀楽、いろいろな気持ちにさせてもらい、ありがとうございました』って言ったのを覚えています。女優として、もの凄くいい経験をさせてもらいました」。今年29歳を迎えた吉高さん。「少しは大人になったかな」と、少し前の自分と向き合い見えてきたのは──。「こう思ってほしい、こう見えてほしい、こういう人間として映りたいとか、そういうことを求めなくなりました。人は、嫌な思いをするから嬉しさを感じるわけだから…そういう物事のつながりが分かってきたのは、大人になったのかな(笑)。年を重ねると、人から怒られることってなくなっていくじゃないですか。そうすると、人って知らず知らずに傲慢になっていくと思うから、そうならないように…。あとは、年を重ねていったとしても、女性らしさも忘れないようにしたいですね」。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)
2017年09月22日木村拓哉(44)が主演する映画『検察側の罪人』(来年公開予定)の打ち上げが、都内の東宝スタジオで盛大に行われた。屋台が並んだ会場内で、出演者やスタッフ、約120人が集まったという。 「目についたのは、木村さんがスタッフひとりひとりに『お疲れさまです。ありがとうございました』と、律儀に挨拶をして回っていたことです。マネージャーを連れず、1人の“木村拓哉”として、深々と頭を下げているように見えました。若いスタッフたちとの記念撮影にも気軽に応じていましたよ。男性にはハグ、女性はやさしくエスコートしてあげるサービスぶりで、赤面した女性スタッフに『そんなになる!?』と大笑いしながら、カメラに収まっていました」(別の映画関係者) 呼ばれて挨拶に立つと、今回、初タッグを組んだ原田眞人監督(68)に「また呼ばれるよう精進したい」と頭を下げて話し始めた。 「(撮影前に)監督の作品を絶対見ておかないとと思い、『日本のいちばん長い日』を拝見させてもらったんですが、その直後に恐ろしい腹の痛みに襲われました。こんな作品を創る人と俺が1本やんなきゃいけないと思うと、すげえ腹が痛くなりまして(苦笑)」 壇上で木村は原田監督と熱い抱擁を交わした。じつはこの日、共演した後輩の二宮和也(34)と、ヒロインを務めた吉高由里子(29)は打ち上げを欠席。二宮はバラエティ番組の収録があり、遅れて駆けつける予定だったが、収録が押して間に合わなかったという。 「吉高さんも姿が見えなかったため、場内で“どうしたんだろう”と声が出ていました。そうしたら、“今日は急性胃腸炎で欠席されています”とアナウンスがあって。気心の知れたスタッフたちからは“来たくなかったんじゃないのー!”なんて声も飛んでいました(笑)」(前出・映画関係者) この日は無念の欠席となったが、そんな軽口も飛び出すほど、撮影現場の雰囲気は良いものだったという。 「吉高さんの天然ぶりがさく裂して……(笑)。木村さんとすごく波長が合ったようで、大先輩の木村さんに『ねえ、タクちゃん』と普通に話しかけていて。周りはびっくりして凍り付いていましたが(笑)、木村さんも彼女をかわいがっていました。おかげで撮影もとてもスムーズで、打ち上げに吉高さんが来られなくて、木村さんも残念だったと思います」(前出・映画関係者) 打ち上げは夜9時前に終了。ここでも木村は“座長”としての責任を全うしていたという。ひとり会場内を回って、屋台の片づけをする職人全員に、「今日はおいしいご飯をありがとうございました」と丁寧に頭を下げていたのだ。ようやく木村が帰りの車に乗り込んだのは午後9時過ぎ。 だが、見送りに並んだスタッフに木村が大声で「お疲れ様でした。ありがとうございました!」と声をかけると、またもやハプニング発生!ドラマ『HERO』(フジテレビ系)でも共演した八嶋智人(46)が、「えー、もう帰るの?」とチャチャを入れたのだ。 「帰るよ!(笑)」 大声で言い返すと、木村は去っていったが、なんとも現場の雰囲気のよさが伝わってくる場面だった――。
2017年09月22日9月23日(土・祝)より全国にて公開される『ユリゴコロ』で主演を務める女優の吉高由里子が、9月20日(水)今夜放送される「TOKIOカケル」にゲストとして登場。幾多の“心理戦”で鍛えられた「TOKIO」も吉高さんの不思議な世界観にふり回されることに…。本番組は城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の「TOKIO」メンバー5人が毎回ゲストを迎えトークや“心理戦”を繰り広げる番組。今回、吉高さんを迎えて行われるのは番組で人気の“生まれて初めて聞かれました”。これは「TOKIO」の5人が事前に考えた吉高さんがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入、吉高さんはそれらのカードを1枚ずつ引いて、そこに書かれた質問に答えていくというもので、ゲームやフリートークから見えてくる新たな一面も見どころになっている。2008年公開の『蛇にピアス』から今年1月クール放送で話題をさらった「東京タラレバ娘」まで様々な作品で多彩な表情を見せる女優としての姿と同時に、“不思議”な世界を持った素顔も魅力も吉高さん。今回はそんな“吉高ワールド”に「TOKIO」の5人がふり回されることに…夢の入口を自由に決められる?子どもの頃はオバケが友だち?デートで壁にもたれて激怒された?…ゲームの行方をお見逃しなく。『ユリゴコロ』は2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たし、“まほかるブーム”を巻き起こした、沼田まほかる氏の同名ベストセラー小説を映画化した作品。本作は殺人者の告白文が綴られた1冊のノートを見つけるところから始まる。そこに記された悲しき殺人者の記憶…一家の過去には何があったのか。吉高さん演じる美紗子を中心にして、過去と現在が交錯しながら登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていく…という物語。主演の吉高さんのほか、吉高さん演じる美紗子と運命的な出会いを果たす男・洋介役に松山ケンイチ、ノートを見つけその秘密に惹き寄せられる男・亮介役に松坂桃李。さらに佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江らが出演。『君に届け』や『近キョリ恋愛』を手掛けた熊澤尚人監督がメガホンを取って、これまでとは一線を画す美しき衝撃作を実写化した。『ユリゴコロ』は9月23日(土・祝)より全国にて公開。「TOKIOカケル」は9月20日(水)23時~フジテレビ系にて放送。(笠緒)
2017年09月20日女優の吉高由里子が3日、都内で行われた映画『ユリゴコロ』(9月23日公開)のレッドカーペット&完成披露試写会舞台あいさつに、共演の松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江、松山ケンイチ、メガホンをとった熊澤尚人監督とともに登壇した。映像化が困難とも言われた沼田まほかるの同名ベストセラーミステリー小説を、熊澤監督が映画化した同作。過去と現代の物語が同時に進行する中、5年ぶりに映画主演を務めた吉高由里子が、生まれながらに「人間の死」を"拠りどころ"とし、絶望的な喪失を抱えながら数奇な人生をたどる悲しき罪人・美紗子を演じる。映画は5日前に完成したそうで、共演シーンが多かったという吉高と松山は、同作を見て回顧したことはあるか尋ねられると、吉高は「ずっと大変だったんですよ。不安なところもいっぱいあったんですけど、出来上がったのを見たら、ねっ!」と明かし、話しを振られた松山は「あの大変な撮影が水の泡になるような作品になっていたら、こういう取材の場でも、ご飯を食べに行った話とか、パチンコに行った話しかしないって由里子ちゃんと言っていたんですけど、そんな話が一切出ないくらい、この作品に打ちのめされました。本当に凄かったです」と絶賛し、吉高も「監督、ありがとうございます」と頭を下げた。また、会場を映画館内に移し、多くの観客を目にした吉高は「クスッとするところが1つもない映画で、見終わった後は魂が抜かれていると思います。感想はぜひどこかで聞かせてください」と紹介し、「出演者全員が泣いています。見終わったあとに誰かと話し合いたくなると思うので、1、誰の涙が1番共感でしたか。2、誰の涙が1番自分と離れていたか。3、誰の涙を舐めたいか。その答え合わせをしてください」とアピールして笑いを誘った。さらに、同作のタイトルにちなみ、自身にとっての"心の拠りどころ"は何か聞かれると、「すごく大きい劇場でこうやって見に来てくださる方を目の前にすると、この映画をやってよかったというか、こうやって見ていただける方がいるということが、私の今の拠りどころだなと思います」と感慨深げに語った。そして、同作を見て印象的だったことを尋ねられた松山は、「聞いたらすぐ忘れてほしいんですけど…」と前置きしながら、吉高とともに裸になって撮影したシーンがあったことを明かし、「僕は撮影のときにどこから撮られてもいいように準備万端で、お尻も出していたんですけど、出来上がった作品を見たら巧妙にお尻が隠されていた」と嘆き節。「(お尻に)ファンデーションまで塗ったのに『何で!』って聞いたら、『レーティングに引っかかる』って。いや、ちょっと待ってよ。本当に危ない狂気的なものはいっぱい出ているでしょ。ワイのお尻はそれを超えちゃったの?」と打ち明けて会場を沸かせると、吉高は「狂気的なお尻(笑)。見たこともない凶暴さを持っていたんでしょうね」と大爆笑していた。
2017年09月03日沼田まほかる原作・ベストセラーミステリーの映画化『ユリゴコロ』の完成披露試写会に先駆けて、レッドカーペットイベントが9月3日(日)、都内にて行われ、主要キャスト陣が歩いた。松山ケンイチが、吉高由里子にスッと手を差し伸べ、その完璧なエスコートの様子に会場からは黄色い声が上がっていた。本作は1冊のノートに記された禁断の真実が紐解かれていき、夫婦とは、家族とは、人を愛するとは、を問う物語。亮介(松坂桃李)が実家で見つけた1冊のノートには、人を殺め続ける美紗子(吉高さん)のすべてが、一人称で描かれた告白文として書かれていた。人の死をよりどころに生きていた美紗子は、絶望の日々を送っていたが洋介(松山さん)と、ある日運命的な出会いを果たす。完成披露試写会の5日前に出来上がったという本作。ようやく観られたという吉高さんは、満足気に「早く皆さんに観ていただけたらうれしいです。こういう日に晴れていただいてうれしいですね、アハハン♪」とキュートな挨拶に代え、会場から「かわいい!」とラブコールを浴びていた。松坂さんも、「間に合いましたね!」と作品が完成したことに喜びをみせつつ、「濃厚な1日1日を過ごしていました。あっという間で、撮影自体はギュッとした感じだったんですけど、ギュッとしたものがずっと残るくらい印象的な日々でした。参加できてよかったと思います」と、想いを馳せた。共演シーンが多かった吉高さんと松山さんだが、とにかく撮影が壮絶だったとふり返る。松山さんは、「あの大変な撮影が水の泡になる作品だったら、今日のような取材の場でも、ご飯を食べに行った話とか、パチンコに行った話しかしないって、(吉高さんと)言ってたんです!でも、そんな話が出ないくらい僕自身が打ちのめされて」と、完成作への手ごたえを露わに。すると、熊澤尚人監督は、「パチンコの話、大丈夫ですよ(笑)」とそそのかしたが、「しちゃ失礼だなって思います」と松山さんはキリリとした表情で返していた。そのほか、レッドカーペットには佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江が歩いた。『ユリゴコロ』は9月23日(土・祝)より全国にて公開。(cinamacafe.net)
2017年09月03日吉高由里子が主演する、沼田まほかるのベストセラー原作の映画化『ユリゴコロ』。この度、宿命に翻弄される吉高さん、松坂桃李、松山ケンイチが三者三様の表情を浮かべる本作の本ビジュアルと、初公開となる“現代パート”の映像が含まれた予告編が公開された。とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた一冊のノート。そこに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、一体何があったのか。数々の疑念に先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる。いま、容赦ない愛と宿命の物語が、静かに動き始める――。2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たし、“まほかるブーム”を巻き起こした、沼田氏の同名ベストセラー小説を、『君に届け』『近キョリ恋愛』の熊澤尚人監督が映像化に挑戦した本作。「一冊のノートが、僕の人生を狂わせたんだ」という松坂さん演じる亮介の言葉とともに、殺人者の記憶を辿る導入部が映し出されていく予告編では、7月上旬に撮影終了したばかりの“現代パート”の映像も盛り込まれ、“過去”と“現代”のシーンが交錯するような仕上がりに。映像には、吉高さん演じる「人の死」でしか満たされない絶望的な喪失を抱えた美紗子が掴んだ、松山さん演じる洋介との運命的な出会いなどが収められ、ラストではこの3人の涙するシーンともに、「あなたの優しさには、容赦がありませんでした」という意味深なセリフで締めくくられている。『ユリゴコロ』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年08月04日「木村さんと二宮さんの共演が5月上旬に発表されて話題の映画『検察側の罪人』で、発表されていなかった共演女優に吉高由里子さんが決まったんです。すでに7月中旬から撮影も始まっています」(映画関係者) 木村拓哉(44)と、嵐の二宮和也(34)が“初の共演”を果たす来年公開の映画『検察側の罪人』。 「人気ミステリー作家・雫井脩介さんの原作で、木村さんはベテラン検事を演じ、正義感の強い後輩の新人検事を二宮さんが演じます。ある殺人事件をきっかけに2人がすれ違っていくのですが、木村さんにとっては初の“汚れ役”です」 主演の木村と吉高由里子(28)も初共演になる。これは楽しみな組み合わせ!出演者たちの“初顔合わせ”は、6月30日、東京都内のスタジオで行われた。 「自己紹介と“台本読み合わせ”のため、木村さん、二宮さん、吉高さんはもちろん、脇を固める大倉孝二さんや八嶋智人さん、キムラ緑子さんら豪華出演陣が勢ぞろいしたんです。舞台出身の“芸達者たち”が揃い踏みといった雰囲気でしたね」(東宝関係者) それぞれが、これまで大作にも出演してきた役者ばかり。ホン読みから全員が静かな闘志をみなぎらせていたと言う。 「検事役ですから、セリフ量も多いし、とくに法廷の場面は明瞭に話さなければならないのですが、木村さんはあえて静かにセリフを口にしているように感じました。この映画にかける決意をひしひしと感じましたね」(前出・東宝関係者) 対照的に“熱い”演技を見せていたのが二宮だという。 「二宮さんが怒りをあらわにするシーンでは、大倉さんや八嶋さんといった演技派の先輩たちに真っ正面からぶつかっていく迫力を見せていました。ハリウッド映画で鍛えた“迫力”を、初日から見せていましたね」(前出・東宝関係者) 5月放送のラジオ番組で、木村は二宮との共演についてこう語っている。 「いっしょに昼メシを食いました」「後輩ではあるけど、彼もすごくたくさんの映画やドラマを経験しているので、“彼だったら安心できるな”っていう印象を持ちましたね」 だがこの日は初のホン読みということもあったのか、2人の間には次第に対立を深める役柄そのままの“緊張感”すら感じられたという。 「同じ事務所の先輩後輩だからこそできる、演技をぶつけ合う“無言の対決”には、吉高さんも言葉を失っているように見えました。この日は吉高さんも素晴らしい気合いを見せていました。ふだんのにこやかな彼女と違って、木村さんや二宮さんとも、あまり話していませんでしたよ」(前出・東宝関係者) 撮影はこれからが本番――。
2017年07月29日木村拓哉と二宮和也による映画『検察側の罪人』(2018年公開)の追加出演者が24日、明らかになった。同作は雫井脩介による同名小説を実写化。若手検事・沖野啓一郎(二宮)と、憧れの検事・最上毅(木村)の正義が、一つの殺人事件を前に次第にすれ違って行き、最上の捜査に疑問を持ち始めた沖野は、互いの正義を賭して対峙する。監督・脚本は原田眞人が務める。今回、2人の正義をめぐる闘いの行方を左右するヒロインの検察事務官・橘沙穂を演じるのは女優の吉高由里子。原田監督について「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたらなと思います」と語り、「初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と意気込んだ。闇社会のブローカー・諏訪部役の松重豊は、白髪の役作りのため髪を染めずに挑んだところ「思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です」とコメント。「木村君も二宮君も以前ガップリ組ませて頂いたことがあります」と振り返り、「今回はどちらも全く違った関係性なので、どんなことになるやら、乙女のようにワクワクしています」と茶目っ気たっぷりに気持ちを表した。8月に公開する映画『関ヶ原』に続き出演することになった平は最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役を演じる。また、沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役に八嶋智人、凶悪な殺人事件の容疑者の一人である弓岡役に、大倉孝二が決定。他、矢島健一、音尾琢真(TEAM NACS)、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜ら実力派俳優陣が揃った。
2017年07月24日木村拓哉と「嵐」二宮和也が初共演を果たす映画『検察側の罪人』。5月に公開が決定し話題となっている本作から、この度、さらに豪華なキャストたちが決定。本作のヒロインを女優・吉高由里子が務めるほか、松重豊、大倉孝二、山崎紘菜らの出演が明らかになった。若手検事・沖野啓一郎(二宮和也)は東京地検刑事部に配属された。東京地検刑事部は百人近い検事が所属する 大組織で、捜査本部が立つような凶悪事件を担当する本部係には沖野が憧れる検事・最上毅(木村拓哉)がいた。管理職への昇進を間近にした最上は、有能で人望も厚いエリート検事。最上と同じ部署になったことを喜び、持ち前の正義感を熱く燃やして仕事に励む沖野だったが、ある日、金貸しの老人が刺殺される事件が発生。被害者は、複数の知人に金を貸し付けており、金庫に残された借用書リストには、ある男の名前があった。その男、松倉重生は、すでに時効が成立した女子中学生殺害事件において重要参考人と目された人物だった。 その女性の生前を知っており、遺族の無念を我がことのように引きずっていた最上は、今回の殺人事件の被疑者となった松倉重生に今度こそ法の裁きを受けさせようと捜査に尽力するが…。一つの殺人事件を前に、すれ違っていく2人それぞれの「正義」。敵同士となり、対峙することになった2人の正義が行きついた先とはいかに――。「犯人に告ぐ」「クローズド・ノート」の雫井脩介の小説を原作に描く本作は、東京地検を舞台に、ある殺人事件をめぐり2人の検事が対していく物語。“時効”、“冤罪”そして“法律”というキーワードを軸に、「“正義”とは何か?」を問いかける深いテーマ性も携えている。監督・脚本は『駆込み女と駆出し男』『日本のいちばん長い日』『関ヶ原』の原田眞人。検事の2人、エリート検事である最上役には木村さん、若き検事・沖野役は二宮さんが演じる。そして今回、新たなキャストが発表。最上と沖野の「正義」を巡る闘いの行方を左右する重要なヒロイン、検察事務官・橘沙穂役を演じるのは、連続テレビ小説「花子とアン」や「美丘-君がいた日々-」など話題作に出演し、「東京タラレバ娘」で独身の売れない脚本家役が記憶に新しく、また主演作『ユリゴコロ』の公開も控える実力派女優の吉高さん。正義とは対極を成す、社会の必要役である闇社会のブローカー・諏訪部役には、「孤独のグルメ」シリーズや現在WOWOWで放送中の話題作「アキラとあきら」に出演する松重さん。最上の重要な決断に影響を及ぼす同級生の国会議員・丹野役に大河ドラマ「篤姫」「真田丸」の平岳大。沖野と共に検察との闘いに挑んでいく弁護士・小田島役に、バラエティ番組の司会やドキュメンタリー番組のナレーション、そして「HERO」「早子先生、結婚するって本当ですか?」などで俳優とマルチに活躍する八嶋智人。凶悪な殺人事件の容疑者の一人である弓岡役に、ドラマ・映画・舞台で様々な作品に出演する大倉さん。人権派大物弁護士・白川雄馬役には、原田組常連の山崎努が扮する。原田監督作への出演は今回が初となる吉高さんは、「脚本や監督、役者としてもたくさんの才能を持っている方なので、近くで過ごせる期間を大切にしてたくさん吸収できたら」と意気込み、「私の今回演じる役柄は幼い頃のある出来事がきっかけで検察事務官になるというすごく信念のある強い女性像です。初めて挑戦する役どころを楽しみながら演じていきたいと思います」と役柄を語る。自身の役を“悪い老人”と言う松重さんは、「監督が白髪でやりたいということで、髪を染めずにいました。思ったより白くて、一気に老け込みました。不良にでもならないとやってられない気分です。思えば高校時代、福岡中洲の映画館に、新進気鋭の映画監督の作品『さらば映画の友よ、インディアンサマー』を観に行きました。まさか40年近く経って、その監督の作品に、出ることになるとは驚きです」とコメント。また木村さん、二宮さんとの共演が本当に楽しみと語る平さんは、「僕が演じる丹野という男は木村さんの演じる最上の学友です。2人の男が、それぞれ異なる生き方を選択した原点が、その学生時代にあったと感じとれるような関係性を作れたら、と思っています」と言い、山崎さんも「原田監督という傑出した才能のもとに木村くん、二宮くんとご一緒できるのが本当に楽しみです」と期待を込めた。そして八島さんと大倉さんは、「国選弁護士として夫婦で頑張る小田島は、この一件に関わり人生が一変するのでしょう。人生のターニングポイントを生きたいと思っています。原田監督は深く落とし込んだ台本なのに芝居の自由度は高い。そこがむしろ怖いのですが。アイディアを出し合いながら創る現場は幸せです」(八島さん)、「みっともなく見えるように、やれればと思います。原田組に声を掛けて頂けるとは、想像もしていませんでした。あまり気が大きい方ではありませんが、萎縮せずに出来ればと」(大倉さん)と話している。そのほか、矢島健一、「TEAM NACS」の音尾琢真、キムラ緑子、芦名星、山崎紘菜の出演も決定した。『検察側の罪人』は2018年、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年07月24日9月23日公開の映画『ユリゴコロ』のキックオフ会見が9日、都内で行われ、主演の吉高由里子をはじめ、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、熊澤尚人監督が出席した。映像化が困難とも言われた沼田まほかるのベストセラーミステリー小説『ユリゴコロ』を、『近キョリ恋愛』 (2014年)や『心が叫びたがっているんだ。』(2017年)などの熊澤尚人監督が映画化した本作。過去と現代の物語が同時に進行する中、5年ぶりに映画主演を務めた吉高由里子が、生まれながらに"人間の死"へ本能的な衝動を感じ、そこから逃れる術を持たなかった"悲しき罪人・美紗子を好演している。全撮影を終えて会見が行われたこの日は、主演の吉高らが勢揃い。吉高は「いつもは脚本を読むのに結構時間がかかかるんですけど、この脚本はあっという間に読み終えました。殺人者の役もこれまでやってこなかったので、すごく興味が湧いて是非やってみたいと思いました」とオファー時の心境を語った。吉高は松山ケンイチ、佐津川愛美らとともに過去編に登場。「現代パートの方たちは(過去編の映像を)見たんですよね? と思って、ズルいなと思いました(笑)」と話し、「私たちも早く現代パートを見たいし、そういった異なる2つのストーリーがどう交わるのか、すごく楽しみです。今皆さんと並んでいますが、全然親近感が湧きません。別の現場の方たちと思うぐらい交わっていませんでした」と笑いを誘った。吉高との共演シーンが多かったという松山は「由里子ちゃんと会ったのは10年以上前で、その時から癖の強そうな女の子だな~と思っていました。共演は何度かありましたが、僕が刺し殺すだけとか出番が違うシーンばかりで、今回ちゃんと出来たのですごくうれしかったです。2人でスッポンポンになりましたね(笑)。過酷なシーンはありましたが、由里子ちゃんだから乗り越えられたというのはあります」と吉高を絶賛。それを受けた吉高も「共演者の方がどんどんクランクアップしていく中、長い間一緒にいた共演者は、松山さんが初めて。ようやく一人ぼっちじゃなくなってホッとしたし、すごくうれしかったです。もっとお芝居が見たいなと思う役者さんでした」と褒めていた。映画『ユリゴコロ』は、9月23日より全国公開。
2017年07月09日吉高由里子の5年ぶりの主演映画で殺人者役を演じる『ユリゴコロ』のキックオフ会見が7月9日(日)に開催され、吉高さんをはじめ、松山ケンイチ、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、木村多江、熊澤尚人監督が出席した。沼田まほかるの人気ミステリを実写化した本作。ある一家で見つかった一冊のノートに綴られた、殺人者の告白を軸に、過去と現代が絡み合っていく。物語は吉高さん、松山さん、佐津川さんが参加した過去編と松坂さん、清野さん、木村さんが出演する現代編に分かれるが、過去編は昨秋に撮影され、現代編は昨日、クランクアップを迎えた。吉高さんは、最初に脚本を読んだ際の印象について「普段、脚本を読むのに時間がかかるんですが、あっという間に読み終えていました。私自身、殺人を犯す役をやったことはなかったので、興味がわいて、ぜひやってみたいと思いました」と語る。本作はラブストーリーでもあり、吉高さんは松山さんとのシーンも多かったそう。物語に深く関わるとあって、話せることが限られており、共演シーンについて「何も言えないね」(吉高さん)、「ダメだね…」(松山さん)と苦笑交じりに互いに顔を見合わせていたが、吉高さんは松山さんについて「もっとお芝居を見たいと思う役者さんでした」と語る。一方の松山さんは「初めて由里子ちゃんに会ったのは10年以上前で、クセの強そうな女の子で…」と語り、すかさず吉高さんは報道陣に「ポジティブに書いてくださいね!」とお願い。松山さんは「そういうクセのある人が大好きで、これまで共演することはあっても、僕が一方的に刺すだけだったり(笑)、出番が違ったりしてたんですが、今回、(初めてじっくりと)共演できてよかったです」とふり返る。明かせないながらも2人でのシーンは「変わったシーンが多かった」と松山さん。「ミステリなのに、ギャグか?ってシーンもあって。2人ともずっとスッポンポンで…」と語り、吉高さんも「金太郎でしたね(笑)」と楽しそうに述懐。果たして、どんなシーンになっているのか…?現代編の中心を担う、告白ノートを見つける亮介を演じた松坂さんは、あえて過去パートのダイジェスト映像を見ないで撮影に臨んだという。「こんなにも(現代と過去で)ハッキリと分かれている作品はなかなかないと思います。監督の絶妙な仕掛けがちょいちょいあるので、それがどう作用して、一つの作品になるか楽しみです」と完成作への期待を口にする。吉高さんは「2か月後に本当に公開できるのか…(笑)?何か手伝う?大丈夫…?って感じですが(笑)、仕上がりがとても楽しみ。2つのストーリーがどうひとつに交わっていくのか?早く見たいです」と完成を待ちわびていた。『ユリゴコロ』は9月23日(土)より公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月09日女優の吉高由里子が26日、都内で行われた江崎グリコのアイスクリーム『パナップ』コラボ新商品発表会に出席した。江崎グリコは、セゾンファクトリーと共同でフルーツソースの美味しさとパフェのような華やかさが楽しめるロングセラーアイス「パナップ」の限定商品を7月1日より全国5カ所の百貨店で販売スタート。希少価値の高い「宮崎県産 完熟マンゴー"太陽のタマゴ"」と「佐渡島産黒いちじく"佐渡の黒ダイヤ"」を使用したプレミアムセット(2,500円税抜き)、そしてラ・フランス、あまおう、ブルーベリー、マスカットのレギュラーシリーズ(各500円税抜き)がラインナップされる。真っ白なドレス姿で登場した吉高は「今日は試食があるというので、食べるのが楽しみです(笑)」と話し、アイスクリームとしては2,500円と高額でもある「宮崎県産 完熟マンゴー"太陽のタマゴ"」と「佐渡島産黒いちじく"佐渡の黒ダイヤ"」というプレミアムセットを試食。「う~ん美味しい。これすごいですね。ソースというよりは果物がそのまま入っていて、香りと濃厚な感じが今までとは全然違います」と舌鼓を打ち、「無駄なことを言いたくないぐらいすごく美味しいです!」と笑顔を見せた。「佐渡島産黒いちじく"佐渡の黒ダイヤ"」のいちじくは熟度が高く、流通させるのも難しい幻の食材で、その説明をMCから聞いた吉高は、指を振りながら「すごい。IKKOさんが出てきた。まぼろし~!」とIKKOのマネを披露して会場の笑いを誘った。高額な同商品をどんなシチュエーションで食べたいか問われた吉高は「今日のやることを全部終わらせて、何もない状態でリラックスした時に食べたいですね」と高級アイスを独り占めにしたい様子。「久し振りのイベントで緊張しました」と感想を漏らしたが、終了間際はほっと胸をなでおろしていた。
2017年06月26日吉高由里子を主演に迎え、沼田まほかるによるベストセラー原作を映画化する『ユリゴコロ』。先日、松坂桃李、佐津川愛美、清野菜名、清原果耶に加え木村多江、そして松山ケンイチと、人気・実力を兼ね備えた豪華俳優陣の出演が発表され、話題を呼んだばかりだが、このほど、本日6月12日の「日記の日」に、ノートに綴られた<過去パート>の場面写真が解禁となった。とある一家で見つかった「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノート。そこに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、いったい何があったのか。数々の疑念に先に、驚愕の真実が突き付けられる。いま、容赦ない愛と宿命の物語が、静かに動き始めた――。2012年、大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたし、出版業界の事件と呼ばれる“まほかるブーム”を巻き起こした沼田氏の同名小説を、『君に届け』『近キョリ恋愛』など手がけてきた熊澤尚人監督が映画化。これまでの作品とは一線を画す、美しき衝撃作に挑んでいる。そしてこのたび、ユダヤ人少女アンネ・フランクが「アンネの日記」を書き始めた日であることから制定された「日記の日」にちなみ、物語が動き始めるきっかけとなる場面写真が一挙に解禁。今回は、吉高さん、松山さん、佐津川さん、清原さんらが出演する<過去パート>から、ノートに綴られた物語の断片的なシーンが明らかにされた。特に注目は、美紗子(吉高さん)と洋介(松山ケンイチ)が寄り添う姿。生まれながらに“人間の死”へ本能的な衝動を感じ、そこから逃れる術を持たなかった美紗子と、誰にも言えない心の傷を抱えた洋介。悲しみを抱えた者同士が運命的な出会いを果たしたその先に、突きつけられる結末とはいったい何なのか――。涙をこらえる松山さん、ぼう然として空を見上げる吉高さんの姿、そして特報映像でも映し出されていた“決定的瞬間”の姿に想像が膨らむ場面写真となっている。さらに、時代を感じさせるファッションも印象的な美紗子の友人役・みつ子を演じる佐津川さん、美紗子の学生期を演じる清原さんの劇中カットも解禁されている。なお、松坂さん、木村さん、清野さんらが出演する、ノートの秘密へ迫る<現在パート>は、いよいよ今月末からクランクイン。自らのいのちの拠りどころを求め、愛と宿命の渦に翻弄される者たちの壮絶な物語は、過去と現在がどう繋がり、どのようなドラマを紡ぐのか…。今後の続報にも期待していて。『ユリゴコロ』は9月23日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年06月12日『ちはやふる』シリーズや『チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』など主演作が続く若手女優・広瀬すずが、「ファイブミニ」のCMキャラクターに起用されることが決定。この度、広瀬さんが出演する新CM「恋よりセンイ。」篇が、5月20日(土)より放映開始されることが分かった。今回のCMでは、広瀬さんが出演した映画『海街diary』の監督を務めた是枝裕和がメガホンをとり、広瀬さんとの再タッグが実現。また、撮影と照明は同作を手掛けた瀧本幹也、藤井稔恭が担当しており、『海街diary』のチームが揃った。60秒バージョンのCMでは、帰宅した広瀬さんが、故郷の友人から地元の卒業式の様子を電話で聞いている映像から始まる。鏡に映るのは、化粧をし大人びた姿の広瀬さん。友人から送られてきた卒業式の写真を見ながら電話を続ける。自身の仕事を評価する友人の言葉に、「そんなことないよ…すごくないけん全然」と方言でぽつり。「楽しそうなんか、会いたいな、みんなに」と本音が。そして夕刻、スッピンで素の自分に戻り自宅の屋上に上る広瀬さん。大きく息をついて、いまの自分と向き合う。ライトアップされた東京タワーと、飲んでいたファイブミニの瓶が重なり、東京の空で光輝く…という内容になっている。
2017年05月18日吉高由里子主演で、沼田まほかるベストセラー小説を映画化する『ユリゴコロ』。この度、本作の衝撃の結末を予感させるティザービジュアルと特報映像が到着。ティザービジュアルでは、吉高さんの快活なイメージを覆す、大罪を背負い宿命に囚われたキャラクターの、美しくも儚い表情を浮かべた姿が写し出されている。とある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノート。そのノートに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作話か。誰が、何のために書いたのか。そしてこの家族の過去に、一体何があったのか。数々の疑念の先に、運命をも狂わす驚愕の真実が突き付けられる。いま、壮絶な愛と宿命の物語が、静かに動き始める――。原作は、2012年大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たし、“まほかるブーム”を巻き起こした、沼田氏の同名ベストセラー小説。女性心をくすぐる作品『君に届け』や『近キョリ恋愛』を手掛けた熊澤尚人監督が、これまでの作品とは一線を画す美しき衝撃作に挑む。本作は、殺人者の告白文が綴られた1冊のノートを見つけるところから始まる。そこに記された悲しき殺人者の記憶…一家の過去には何があったのか。吉高さん演じる美紗子を中心に、過去と現在が交錯しながら登場人物たちは愛と宿命の渦に翻弄されていく…。主演の吉高さんのほかキャストには、吉高さん演じる美紗子と運命的な出会いを果たす男・洋介役に松山ケンイチ、ノートを見つけ、その秘密に惹き寄せられる男・亮介役に松坂桃李。さらに佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江らが出演する。映画では、吉高さんや松山さんらが出演するノートに綴られた“過去”の物語と、松坂さんらが出演するノートの秘密に迫る“現在パート”と、2部作的なスケール感で描かれているのだが、到着した特報映像は、そんな昨年9月~10月に撮影が行なわれた、“過去パート”のみで構成されている。「人殺しが、人から愛されてもいいのだろうか」というナレーションから始まるこの映像は、とある一家で見つかったノートに記された、断片的な記憶が映し出されていく…。吉高さん演じる美紗子と松山さん演じる洋介との出会い、無表情で何かを振り下ろす美紗子、そして「あなたの優しさには、容赦がありませんでした」という、映像内で唯一発せられる台詞と共にに涙する2人のシーンが切り取られている。なお、“現在パート”は6月下旬から撮影に入る予定となっており、どのような形で加わるのか、続報にも注目したい。『ユリゴコロ』は9月23日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年04月28日女優の吉高由里子が、28日から全国放送される江崎グリコ・パナップの新CMで、人気YouTuberのHIKAKINと初共演することが26日、明らかになった。CMでは商品アピールに加え、HIKAKINプロデュースのWEB動画「パナップTV」も告知。「HikakinTV」をモチーフに、YouTuber特有の構成・撮影方法を取り入れた内容となっている。CM「魅力伝えます」編の冒頭、吉高は「ハローパナップ!」とあいさつ。定点カメラに向かって商品をアピールし「パナップTV」へと誘導、HIKAKINがおなじみの「ブンブン ハローパナップ!」で締める。「パナップTV」では吉高がMCを務め、HIKAKINとオリジナルのパナップを作ったり、レアパナップが出るまで開封したりとさまざまなネタ動画に挑戦する(全5編)。撮影をしながら、「すごく新しいことをしている」と感じたという吉高。HIKAKINとの初共演については、「緊張されていたようで、アイスを食べていたのに、汗びっしょりでした(笑)」と笑いを誘いつつ、「でも、HIKAKINさんは普段からユーチューバーとして活動されているので、カメラを通して伝えるのがお上手ですよね。私一人のシーンは心細かったんですけど、共演したシーンではとても楽しい時間を過ごせました」と魅力も伝えた。一方のHIKAKINは、「とても勉強になりました」「YouTubeの動画だと3分ぐらいあるので、15秒という尺の中で最大限パナップをアピールする工夫は参考になります」とYouTubeとの違いを実感した様子。共演した吉高については、「テレビで見ている雰囲気そのままの、気さくな優しい方で、たくさんお話ができました」と語り、「『普段、どういうことを考えて台詞を言っているんですか?』とお聞きしたら、『どうにでもなるっしょ、って考えてると、メンタルが強くなっていくよ』と答えてくださって。名言ですよね(笑)」とやり取りを思い返していた。
2017年04月26日映画『ユリゴコロ』が、2017年9月23日(土)より全国の劇場で公開される。原作は、2012年に大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートをはたし、“まほかるブーム”を巻き起こした沼田まほかるによる同名のベストセラー小説。ある一家で見つかる、殺人者の告白文が綴られた一冊のノート。その登場人物である美紗子を中心に、過去と現在が交錯しながら、登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていくさまを描く恋愛ミステリーだ。物語は、ノートに綴られた物語を描く<過去パート>と、ノートの秘密へ迫る<現在パート>の2つで構成。それぞれで画のトーン、現場スタッフなどを変更したほか、撮影時期もあえてずらすことで、過去と現在が交錯する物語をより深く印象付ける工夫がなされている。ノートの登場人物であり、物語のキーである美紗子役を演じるのは、3年ぶりの主演作『東京タラレバ娘』で恋・友情・仕事に奔走する等身大の女性像を演じた吉高由里子。『君に届け』、『近キョリ恋愛』の熊澤尚人監督とタッグを組み、衝撃のミステリーを実写化した本作で主演を務める。美紗子(吉高由里子)と運命的な出会いを果たす男・洋介役には、松山ケンイチ。誰にも言えない罪、心の傷を抱えながら生きる、色気と繊細さが同居したキャラクターを熱演する。そして、物語が動き出すきっかけとなる一冊のノートを見つけ、その秘密に迫っていく男・亮介役に松坂桃李。「これは事実か創作か?」「いったい誰が、何のために書いたのか?」数々の疑念を抱きながらも強烈にそのノートに惹き寄せられ、自らの運命を狂わせていく役どころを演じる。そのほか、ある日突然に亮介(松坂桃李)の前から姿を消してしまう婚約者・千絵役の清野菜名、千絵(清野菜名)の元同僚で、彼女からある伝言を預かり亮介(松坂桃李)の前へ姿を現す謎多き人物・細谷役に木村多江が、主演キャストの脇を固める。公開された場面写真には、美紗子(吉高由里子)と洋介(松山ケンイチ)が寄り添う姿や、悲しみを抱えた表情の洋介、さらに美紗子の友人役・みつ子(佐津川愛美)の姿が映し出されている。【作品情報】映画『ユリゴコロ』公開日:2017年9月23日(土)キャスト:吉高由里子、松坂桃李 / 松山ケンイチ佐津川愛美、清野菜名、清原果耶 / 木村多江原作:沼田まほかる『ユリゴコロ』(双葉文庫)脚本・監督:熊澤尚人©沼田まほかる/双葉社 ©2017「ユリゴコロ」製作委員会
2017年04月13日ものまねメイクで人気のタレント・ざわちん(24)が12日、自身のブログを更新し、女優の吉高由里子が主演した日本テレビ系連続ドラマ『東京タラレバ娘』で、ドラマプロデューサー・早坂哲朗役を演じた俳優・鈴木亮平のものまねメイクを披露。さらに、5人のものまねメイクをまとめた「東京タラレバ娘 主演5人衆コンプリート」写真も公開した。ざわちんは「『東京タラレバ娘』ファンの皆さん、鈴木亮平さんファンの皆さん、そしてあの優しい目での口元を隠された写真で、無言のリクエストをくださった早坂さん、大変大変お待たせしました~」と書き出し、同ドラマの中で唯一やっていなかったという「早坂さん 鈴木亮平さん風ものまねメイク」を公開。以前ブログで「あまり似せれないとは思いますが」と弱気な発言をしつつ、「チャレンジしたいと思います」と約束していたざわちん。「あの男っぽい骨格の早坂さんのものまねメイク、当初の予想通り、大苦戦しました」とやはり苦戦したそうだが、「ただ座右の銘『やらずに後悔するより、やって後悔』で、精一杯やってみましたよ」「あまり似せれなくてごめんなさいなんとなく早坂さんの雰囲気が出ていたら嬉しいです」とつづった。その後すぐにブログは更新され、「吉高由里子さん、大島優子さん、榮倉奈々さん、坂口健太郎さんに続きまして、早坂さん 鈴木亮平さん風ものまねメイクもできましたので、恒例のコンプリート写真を」と記して、「東京タラレバ娘 主演5人衆コンプリート」写真も披露した。ファンからは「すごく似ている」「早坂さん&亮平さんメイクありがとう」「待ってましたよ~!やって下さり、本当に有難うございます。」「感激」「雰囲気、出てる~」「ファンとして嬉しい」「似てます!似てます!」「いつも、前向きでチャレンジャーのざわちんに脱帽」「おぉーー!」「大好きな薄眉とぷっくり涙袋」「亮平さん、そっくりです」「目元そっくりですよ。雰囲気でてます。」「早坂さん感出てるぅ~」「タラレバ娘の早坂さんキター! 」と称賛の声が寄せられている。
2017年04月12日吉高由里子が5年ぶりに映画主演を務め、2012年に大藪春彦賞受賞、本屋大賞ノミネートを果たした沼田まほかるのベストセラーを映画化する『ユリゴコロ』。本作の新キャストとして、松坂桃李と松山ケンイチ、さらに佐津川愛美、清野菜名、清原果耶、木村多江という豪華な顔ぶれが明らかになった。ある一家で見つかる「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノート。そのノートに綴られていたのは、悲しき殺人者の記憶。これは事実か、創作か。誰が、何のために書いたのか。その秘密に踏み入ってしまったなら、もう後戻りはできない。壮絶な愛と宿命の物語が、いま静かに動き始める――。“出版業界の事件”ともいうべき空前の“まほかるブーム”を巻き起こし、その名前を広く知らしめた作家・沼田まほかるの同名小説を、「東京タラレバ娘」の好演も記憶に新しい吉高さんが主演、『君に届け』『近キョリ恋愛』などを手がけた熊澤尚人監督で映画化。殺人者の告白文が綴られた1冊のノートと、その登場人物・美紗子(吉高さん)を中心に過去と現在が交錯しながら、登場人物たちが愛と宿命の渦に翻弄されていく物語となる。そんな本作で、熊澤監督とは『親指さがし』(’06)以来、2度目のタッグとなる松山さんは、吉高さん演じる美紗子と運命的な出会いを果たす男・洋介役に。誰にも言えない罪、心の傷を抱えながら生きる、色気と繊細さが同居したキャラクターを、昨年の『聖の青春』で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞を受賞するなど、日本を代表する俳優の1人として活躍を続ける松山さんが、その圧倒的な表現力と存在感で演じる。一方、松坂さんは、物語が動き出すきっかけとなる1冊のノートを見つけ、その秘密に惹き寄せられる男・亮介役に。余命わずかな父の書斎で見つけた、殺人者の記憶が綴られたショッキングなノート。「これは事実か創作か?」「いったい誰が、何のために書いたのか?」「自らの家族とどんな関係があるのか?」数々の疑念を抱きながらも強烈にそのノートに惹き寄せられ、自らの運命を狂わせていく役どころ。菅田将暉とのW主演映画『キセキ -あの日のソビト-』が大ヒットを記録、今後も続々と新作映画の公開が控える松坂さんが、宿命に翻弄されるキャラクターで、どんな姿を見せてくれるのかは要注目。さらに、ある日、突然に亮介(松坂さん)の前から姿を消してしまう婚約者・千絵役には、『暗黒女子』をはじめ映画・ドラマはもちろん、宮藤官九郎やいのうえひでのりなど、名だたる演出家たちに見いだされ舞台へも表現の場を広げる清野さん。そして、千絵(清野さん)の元同僚で、彼女からある伝言を預かり、亮介の前へ姿を現す謎多き人物・細谷役を、『ぐるりのこと。』など数多の映画・ドラマへ出演し、あらゆる女性像をも体現する表現力と独特の存在感が魅力の木村さんが演じる。また、生まれながらに“人間の死”へ本能的な衝動を感じ、そこから逃れる術を持たなかった美紗子(吉高さん)の若き日を、『3月のライオン』などへ出演する清原さんが抜擢。そして、美紗子が特別な感情を抱く友人・みつ子役には、『ヒメアノ~ル』などへの出演でその演技力には定評がある佐津川さんが演じるなど、若手注目女優も集結する。なお、ノートに綴られた“過去”の物語に出演する吉高さん、松山さん、佐津川さん、清原さんは昨年9月初旬~10月中旬に撮影を終了。ノートの秘密に迫る“現在パート”へ出演する松坂さん、木村さん、清野さんらは本年6月下旬から撮影に入るという。過去と現在が交錯する物語をコントラスト強く表現するため、画のトーン、現場スタッフなども変更。あえて撮影時期もずらし、二部作的なスケール感の制作体制を敷いているという。そして松山さんと松坂さんからコメントが到着した。■松山ケンイチ暖かく、柔和で、暗くなりがちな役柄を演じるのは久しぶりだったので、自分の中のステレオタイプも参考にしながら演じました。由里子ちゃんとの共演も願っていたことだったので、とても嬉しく思っています。熊澤監督とは2回目で10年近く間が空いてますが、プライベートでもお付き合いがあったので、良い関係で最後まで出来ました。僕自身大好きな90年代の映画の匂いのする作品だなと思ったので完成が楽しみです。■松坂桃李非常に不思議な本でした。ミステリーでもあるけれど人間ドラマとしても深いところをえぐってくる。完成するまで「こういう作品だ」と言いきれないんじゃないかと思いました。偶然にも近いタイミングで同じ原作者の沼田さんの作品(「彼女がその名を知らない鳥たち」)に携わることになり、そこにも深い“縁”を感じました。過去の出来事を想像しながら、現在の物語を大切に演じていきたいと思います。『ユリゴコロ』は9月23(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月10日東村アキコの大ヒットコミックを吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平らを迎えドラマ化した「東京タラレバ娘」が3月22日放送回でフィナーレを迎え、“タラレバ娘”の人生の選択にネットはどんな反響を寄せたのか!?30歳で独身、売れない脚本家で彼氏もいない主人公・鎌田倫子を吉高さんが、その親友であるネイリストの山川香を榮倉さんが、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪を大島さんがそれぞれ演じ、大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ女”たちの仕事と恋の物語を綴った本作。倫子を取り巻く男性として坂口さん演じる年下金髪イケメンモデル・KEYと、鈴木さん演じるドラマプロデューサーの早坂哲朗が登場。最終回では倫子が2人のどちらを選ぶかに注目が集まった。そして注目の最終回、最初はKEYへの気持ちを封印して早坂と同棲するための部屋探しを続ける倫子だったが、倫子の本当の気持ちに気付いた早坂が付き合いをやめようと言いだし、2人は別れることに。そして1か月後、石川恋演じるAD・芝田マミの結婚式場で再会した倫子とKEYはお互いの気持ちを告げ、結局倫子はKEYを選ぶというラストになった。放送中から“早坂派”“KEY派”に分かれ倫子の選択に注目していたネットだが、放送後には常に倫子のことを思い続けた早坂に対する感動のツイートでタイムラインが溢れかえった。「早坂さんイイ人過ぎる」「早坂さんマジで仏」「テレビ見てた皆の感想が“早坂さん可哀相”だった」「タラレバの鈴木亮平がいい人過ぎてつらいハゲる」などの感想から「別れ話の持ち出し方本当優しすぎ」「早坂さん大人すぎてヤバイ」など、倫子への愛の深さや大人の振る舞いに対しての賞賛が続々投稿。また「早坂さんがただただ幸せになるだけの続きが観たい」という早坂メインの続編希望の声も上がっていた。一方“KEY派”からも「Key最高にかっこ良かった」「keyくんの笑顔に全女子がやられる」「最後の笑顔の破壊力」「倫子が好きと告白したときのkeyくんかわいすぎた」「最後の笑顔でキュンとした」など、特にラストシーンで見せた笑顔に対する感想が多数寄せられていた。倫子の下した決断に対し賛否両論が飛び交うラストとなった「東京タラレバ娘」。あなたは“タラレバ娘”たちの人生の選択をどう思われただろうか?(笠緒)
2017年03月23日吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平といったキャストで大人になりきれないまま30代を迎えたヒロインたちの姿を描いたドラマ「東京タラレバ娘」が、3月22日(水)今夜の放送で最終回を迎えることになった。原作は「ママはテンパリスト」「かくかくしかじか」「海月姫」などで知られる東村アキコが講談社「Kiss」で連載中の同名コミック。売れない脚本家で彼氏もいない主人公・鎌田倫子(吉高さん)と、その親友でネイリストの山川香(榮倉さん)、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪(大島さん)の3人は、大人になりきれないまま30代を迎え「キレイになっ“たら”もっといい男が現れる!」 「好きになれ“れば”ケッコンできる!」 と“タラレバ”言いながら女子会を繰り返す日々を送っていた。ある日、年下の金髪イケメン男子に「このタラレバ女!」と言い放たれ現実に目覚める…というストーリー。3人を取り巻く登場人物として年下金髪イケメンモデル・KEY役で坂口さん、倫子にかつて振られたが成長して今度は付き合うことになったドラマプロデューサー・早坂哲朗役で鈴木さん、香の元カレ・涼役で平岡祐太、小雪と不倫する妻子持ちサラリーマン・丸井役で田中圭、早坂の部下のAD・芝田マミ役で石川恋といったキャストが出演。亡き妻の七回忌で義父から「娘のことは忘れて自分の人生を歩いて」と言われ心の支えをなくしてしまったKEY。ボロボロになったその姿を見て倫子は放っておけず家に一晩泊めてしまう。早坂に嘘をついてKEYを泊めたことを後悔しながらも、KEYに惹かれている自分に気づく倫子だが、その気持ちをなかったことにしようと決意する。そして改めて婚活をスタートさせた香の前に再び涼が現れ「彼女と別れた。もう一回ちゃんとつきあいたい」と告げ、小雪も不倫関係を終わらせたはずの丸井と街で偶然遭遇してしまう…というのが最終回のストーリー。“タラレバ娘”の3人とも今夜でお別れ。3人の未来をしっかり見届けて。「東京タラレバ娘」最終回は3月22日(水)22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月22日東村アキコの人気漫画をドラマ化する、日本テレビ系水曜ドラマ「東京タラレバ娘」。この度、3月22日(水)放送の最終回を前に、主演の吉高由里子らメインキャスト5人の撮影が順次終了し、本作がクランクアップを迎えたことが分かった。本ドラマは、主演の吉高さん演じる鎌田倫子と、親友・山川香(榮倉奈々)、鳥居小雪(大島優子)が、「~だっ“たら”」「~してい“れば”」という会話を繰り返すうちに仕事も恋愛も行き詰まってしまったアラサー女子3人組に扮し、厳しい現実にもがく姿を描く、女子のリアルがグサグサ刺さりまくるラブコメディー。撮影ラストシーンは、やはり居酒屋「呑んべえ」にて。たくさんのドラマが生まれ、思い出の詰まったこのセットでまず撮影を終えたのは、タラレバ娘たちから“金髪”と呼ばれているモデル・KEY役の坂口健太郎。最終カットOKの声がかかるとクールな役どころから一転、少年の様な笑顔に変わった坂口さんは、「とても楽しかったです!KEYは厳しいこと言ってましたけど僕自身は、たられば言っている女性は嫌いじゃないです(笑)。素晴らしいスタッフキャストに囲まれて、役を全うできました。本当にありがとうございました!」と挨拶。続いて、早坂役・鈴木亮平もホッとしたように微笑むと、「あー楽しかった!タラレバの3人娘が楽しそうにしているのを見て、僕も本当に楽しかったです。早坂という役をやりすぎかなぁと思うくらいで演じているのを温かく見守って頂いて、すごく感謝しています。ありがとうございました!」とコメント。そして、ついにタラレバの3人娘は仲良く同時にクランクアップ。「これをもちまして東京タラレバ娘、クランクアップです!」の声と共に拍手が起こると、3人娘に笑みが。しかし次の瞬間、「急に実感して…さみしい」と大島さんが声を詰まらせると、「困るんだけど…」とつられて吉高さん、榮倉さんの目にも涙が。涙を堪えながらも大島さんは、「さみしいです…。毎日現場に来るのが楽しくって。2、3時間巻きが当たり前だから嬉しくって」と周りを笑わせ、「普通なら連ドラって撮影が進むにつれて大変になって行くんですけど、この現場はスタッフの皆さんがどんどん朗らかになっていって、空気が温かかったから、いまこうやって終わりを迎えるのが本当にさみしいです」と名残惜しい様子。撮影はあっという間で色んな思いが込み上げてくると話す榮倉さんは、「毎日、倫子と小雪を見るのがすごく楽しくて、そう思えるドラマってとても素敵だなと感謝しています。まだまだ続いていくような気がするこの作品に参加できて嬉しかったです」と述べた。最後に吉高さんは、「皆さん3か月、お疲れ様でした。クランクインしたのがついこの前の様な感じで、日々楽しくて気がついたら今日になってました。3年ぶりの連ドラ出演だったんですけど、毎日皆さんに会いに来るのがすごく楽しみで、こんなに疲れも忘れてできたのは皆さんのおかげです。温かく見守って頂いてありがとうございました」とコメントし、「2人にも感謝してます。元気がないときに明るく盛り上げてくれて、励まされた日が一杯ありました」と榮倉さんと大島さんへの思いも述べていた。「東京タラレバ娘」最終回は3月22日(水)22時~日本テレビにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月21日ものまねメイクで人気のタレント・ざわちん(24)が15日、自身のブログを更新し、日本テレビ系ドラマ『東京タラレバ娘』で"タラレバ3人娘"を演じている女優の吉高由里子、大島優子、榮倉奈々のものまねメイクを連続で披露し、反響を呼んでいる。同日夕方更新されたブログで、「今年入ってからやったものまねメイクを振り返ってみると、GACKTさん、GENKINGさん、本田翼さん、『チア☆ン』広瀬すずさん風ととわずか4人かなりスローペースやねこら、あか~ん」と反省し、「ということで、3月、4月はものまねメイク強化月間ということでものまねメイク頑張りますよ」と気合いを入れたざわちん。その後、「吉高由里子さん風ものまねメイク」、「大島優子さん風ものまねメイク」、「榮倉奈々さん風ものまねメイク」を連続披露した。女性ファッション誌の連載以来、2年4カ月ぶりに挑戦したという吉高風メイクについて、「今もナチュラルなんでそれをナチュラルにメイクで表現するのほんとーーーーに大変でした」とコメント。大島風メイクについては「ほとんど前にやった時と変わらず全体的に色物はすこしナチュラル化したのと変わったのが眉毛ぐらいです」と前回との違いを説明し、「ひさびさにやらせて戴きましたが、AKB時代のセンターの時の大島優子さんでなく、女優 大島優子さんとして寄せてみました」とつづった。さらに、榮倉風メイクについては「あのちっちゃいお顔はざわちんと真逆で大変難しいのです」と打ち明け、「やっぱり難しかったぁ」とコメント。「実はこれでも3回目のリベンジ。。。榮倉奈々さんとは目元のパーツがあまりにもちがいすぎて苦戦しました。。。」と吐露しつつ、「もっとメイクと表情筋を鍛えて(笑)もっと似せれるようにがんばって改めてリベンジしたいと思います」と誓った。また、同日、第一子妊娠中であることを発表した榮倉に「プライベートでは第一子ご懐妊とのことでおめでとうございます」と祝福の言葉を送った。3人のモノマネメイクに、ファンからは「似すぎててヤバいやん!!!」「そっくりすぎます!!!」「いやいやいや……激似っす!」「やっぱり、ざわちんは凄い!!!」「ざわちん失敗じゃないよ!目頭とか特徴とらえて良く似てます!」「頑張ってくれてありがとうございます」「3人完成おめでとう!」など、高いクオリティに驚く声や、"3人娘"完成を祝福するコメントが寄せられている。
2017年03月16日東村アキコの大ヒットコミックを吉高由里子、榮倉奈々、大島優子らをメインキャストに迎えドラマ化した「東京タラレバ娘」の第9話が3月15日(水)今夜オンエア。ついに付き合うことになった吉高さん演じる倫子と鈴木亮平演じる早坂…残された香(榮倉さん)と小雪(大島さん)は?30歳で独身、売れない脚本家で彼氏もいない主人公・鎌田倫子を吉高さんが、その親友であるネイリストの山川香を榮倉さんが、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪を大島さんがそれぞれ演じ、大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ女”の3人が繰り広げるラブストーリーを描く本作。この3人を取り巻く男性として、かつて倫子に振られたがその後出世、いまは素敵なドラマプロデューサーとなった早坂哲朗に鈴木さん、3人に「このタラレバ女」と現実を直視させた年下金髪イケメンモデルで、実は過去に妻を亡くしているKEYに坂口健太郎、香の元カレのバンドマン・涼に平岡祐太、小雪が不倫しているサラリーマンの丸井に田中圭といったキャストが共演している。前回、香に妊娠の可能性が発覚、結局妊娠はしていなかったが涼の「できてなくてよかった」という発言と、KEYの「ふり返るな。行け」の言葉に、香は涼と別れることを決意。そして酔った勢いでしたキスに対し想い悩む早坂と、そんな早坂に一歩踏み出せないでいた倫子だったが、ついに2人は付き合うことになった。早坂と付き合い始めた倫子は気取らない店で好きなものを食べ、一緒にテレビを見たりと「フツウ」の幸せを実感していた。さらに早坂は「一緒に暮らそう」と提案。ようやく“おさまるところにおさまった”倫子を香と小雪は心から祝福する。一方香はKEYに背中を押されて涼と別れ、また婚活を再スタートさせる。KEYの方はというと、亡き妻の七回忌の法要で義父から「娘のことは忘れてほしい」と言われショックを受ける。そして小雪は“ルール違反”だと思いながらも妻が出産の里帰りで不在の丸井の自宅に泊まる。その翌朝、丸井の妻の緊急帝王切開の知らせが。慌てて出ていく丸井。一人取り残された小雪は…というのが今夜の第9話のストーリー。未来へ一歩踏み出した倫子と香、小雪はどうする!?「東京タラレバ娘」第9話は3月15日(水)22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月15日吉高由里子、榮倉奈々、大島優子の3人が大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ女”を演じ、坂口健太郎、鈴木亮平らが共演する「東京タラレバ娘」の第8話が3月8日(水)今夜放送される。吉高さん演じる駆け出しの脚本家・鎌田倫子、榮倉さん演じるネイリストの山川香、大島さん演じる居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪の3人は大人になりきれないまま30代を迎えた“タラレバ”女。ドラマはこの3人を中心に展開。鈴木さん演じるドラマプロデューサー・早坂哲朗や、坂口さん演じる年下金髪イケメンモデル・KEY、平岡祐太演じる香の元カレ・涼や、田中圭演じる小雪に好意を抱く妻子持ちサラリーマン・丸井らが“タラレバ女”たちとラブストーリーを繰り広げる。前回、早坂は自らの地元、北伊豆のPRドラマの脚本を倫子に依頼。最初そこまで気乗りしていなかった倫子だが地元の人々の熱意に脚本家としての自分を取り戻し、脚本を書きなおすことに。そして打ち上げの夜、倫子は早坂からキス、そんな2人を目撃してしまうKEY…。第7話は倫子を巡る“三角関係”が大きく動き出しそうなラストで幕を閉じた。倫子と早坂の“キス報告”を受けた香と小雪は「今度こそプロポーズ!?」と盛り上がるが、倫子はまだ素直に喜べない。その夜早坂と2人で会うことになった倫子だったが、早坂はキスについて「思わず舞い上がってしまって」と謝罪。倫子も早坂への気持ちを抑えてしまう。そんな中で香に妊娠の可能性が発覚。相手は元カレの涼で、妊娠をきっかけに涼がもう一度自分を本命にしてくれるかもしれないと期待する香だが、一方で「もし嫌な顔されたら…」と妊娠を確かめられずにいた。そして倫子と早坂のキスを目撃したKEYも複雑な思いを抱え…というのが今回のストーリー。倫子は早坂とKEYのどちらを選ぶのか、香と涼の恋は復活するのか、父に不倫がバレた小雪の今後も気になるところ。終盤に突入し“タラレバ女”の3人の恋愛もいよいよ大きく展開しそうな予感。「東京タラレバ娘」第8話は3月8日(水)22時~日本テレビ系にて放送。(笠緒)
2017年03月08日星野源さん・新垣結衣さん主演の『逃げるは恥だが役に立つ』、吉高由里子さん・榮倉奈々さん・大島優子さん主演の『東京タラレバ娘』など……。ここ最近、コミックの映像化作品が次々とヒットしていますね!これらに引き続き、2017年もコミックが次々と映像化される様子です。そこで、今後話題になるかもしれない3作品を厳選してご紹介。話題に乗り遅れないように、ぜひチェックしてみてくださいね!4月にドラマ化決定!「人は見た目が100パーセント」(講談社)Photo by Amazon製紙会社で日夜研究に没頭している城之内 純(30歳)・佐藤 聖良(25歳)・前田 満子(40歳)の3人組が主人公。研究室にこもりっきりで外との接点が少なく、いまどきのファッションやメイクに疎くなり、「もしかして、私たちは女子ではなく”女子もどき”なのでは?」と気づき、”美”について研究を始めるというストーリーです。初めてつけまつげをつけてみたり、流行りのファッションにトライしたり……。「人は見た目が100%」と考える3人の一生懸命な姿を見れば、”私も女子力上げなきゃ!”と背中を押されることでしょう。『人は見た目が100%』のドラマは、4月からフジテレビでスタート予定だそうです。現在、桐谷美玲さんと水川あさみさん主演であることが発表されています。「2人とも女子力が低くても、すでにかわいいのでは!?」と思ってしまいますが、どんな風に演じるのか楽しみですね!2017年秋に映画化決定!「先生!」(集英社)Photo by Amazon高校教師と女子生徒の恋愛を描いた、少女漫画の名作『先生!』がついに、2017年秋に映像化!学生時代に夢中で読んだ方も少なくないのでは?主人公の島田響は、まだ誰も好きになったことがない、ごく普通の女子高生。そんな響がひょんなきっかけから、高校教師の伊藤先生と接点を持ち、恋心を抱いていくラブストーリー。教師と生徒、大人と子供という壁がある二人の純愛は、今読んでも胸がキュンとする切なさです!『先生!』の実写映画では、主人公を広瀬すずさん、先生役を生田斗真さんが演じることが決定。女子高生の純粋な恋愛感情を、透明感のある広瀬すずさんが演じるのはピッタリですね!映画を観たら、学生時代のキラキラした感覚を思い出せそう。2017年3月に実写映画化!「3月のライオン」(白泉社)Photo by Amazon『ハチミツとクローバー』で一躍有名となった羽海野チカさんのコミック『3月のライオン』が、前・後編の2部作で実写映画化!前編は公開中で、後編は4月22日に公開予定です。天才と呼ばれる17歳のプロ棋士・桐山零は、東京の下町で一人暮らしを始めます。その生活の中で出会った川本家の三姉妹や様々な人たちと関わることによって、一人の人間としてプロの棋士として、悩んだり成長したりしていく、深くて切ない人間ドラマを描いたストーリー。実写映画で主人公の桐山零を演じるのは、神木隆之介さん。映画のキャラクター写真が公開されると、インターネット上でも「本物だ!」と話題になったほど、漫画からそのまま出てきたような再現度の高いビジュアル!神木さんの他にも、有村架純さん、清原果耶さん、倉科カナさん、佐々木蔵之介さんと、そうそうたる役者陣が出演するため、注目されること間違いなしの映画です。今年もコミックの実写化作品がヒットの予感かも!ぜひチェックしてみてくださね。
2017年03月01日東村アキコの大ヒットコミックを吉高由里子主演、榮倉奈々、大島優子、坂口健太郎、鈴木亮平ら豪華キャストでドラマ化した「東京タラレバ娘」の第7話が3月1日(水)今夜放送となる。吉高さん演じる倫子は新たなチャンスを掴めるのか…!?売れない脚本家の鎌田倫子を吉高さんが、その親友でネイリストの山川香を榮倉さんが、居酒屋「呑んべえ」の看板娘・鳥居小雪を大島さんがそれぞれ演じ、30代を迎える3人の“タラレバ娘”たちが恋愛や仕事に向き合っていく物語が描かれる本作。3人を取り巻く人々として、年下金髪イケメンモデルのKEYを坂口さんが、かつて倫子に振られ、いまは仕事で関わっているドラマプロデューサーの早坂哲朗を鈴木さんが、香の元カレのバンドマン・涼を平岡祐太が、小雪と不倫関係になるサラリーマン・丸井を田中圭が、早坂の部下のADで一時早坂と付き合っていた芝田マミを石川恋がそれぞれ演じて共演している。前回、速水もこみち演じるバーテンダー・奥田優一に“運命の出会い”を感じ付き合うことになった倫子だったが、いざ付き合いはじめてみると“ズレ”を感じるように。倫子に彼氏ができたことを知ったKEYは顔を曇らせ、倫子に彼氏ができ脚本家も辞めようとしていることを聞いた早坂は驚き、倫子に電話して「まだ夢を叶えてないよね?」と告げる。結局価値観が合わないと思った倫子は奥田と別れ、倫子は自分が無理に恋愛しようとしていたことに気付くという展開に。そして今回の第7話では倫子に新たなチャンスが舞い込むことに。それは早坂の地元、北伊豆町の町おこしPRドラマの脚本の依頼だった。倫子は小さな仕事のため気乗りがしないまま香と小雪とともに北伊豆へ向かうが、そこでドラマを企画した早坂の恩師・田口(田山涼成)らの「ドラマで町の魅力を一人でも多くの人に届けたい」という熱い思いに心動かされ、一度書いた脚本を捨て新たに書き直すことに。仕事への意欲を取り戻した倫子の姿にKEYの心も動き始める。一方、小雪は父・安男(金田明夫)に丸井との不倫関係を知られてしまう…というストーリー。自らの夢を取り戻す倫子。そして倫子の前には早坂とKEYという2人の男性が。倫子はどんな恋の選択をするのか。また脚本家としての夢を叶えることはできるのか。香と涼の関係はどうなっていくのか、また不倫が発覚した小雪は丸井との関係にどんな決着をつけるのか。「東京タラレバ娘」第7話は3月1日(水)22時~日本テレビ系で放送。(笠緒)
2017年03月01日