日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか?今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!陰口を救ってくれたのは…?学生のときの話です。同級生の女の子が、こちらに聞こえるように「あの子メイク濃いよね〜(笑)」と、私の悪口を言っていました。すると、それを聞いていたイケメンの男の子が「似合ってればいいじゃん!俺は似合ってると思うよ!」と一蹴。悪口を言っていた女の子は、返す言葉がなくなり黙っていました。フォローしてくれた男の子は、普段はあまり人と関わるようなタイプではなかったので驚きましたが、とても嬉しかったです。(女性/主婦)元気な挨拶で…学生時代のアルバイトでの話です。お店に来たお客さんに挨拶をしたところ、「そんなに声が大きいんじゃモテないだろう」と鼻で笑われました。苦笑いで返したところ、その方の後ろにいたお客さんたちが口々に「こんなに気持ちのいい挨拶をしてくれる子に対して何を言っているの!?」と言ってくれて、私に文句を言ってきた方は不機嫌そうな顔をしてそそくさと帰って行きました。出典:lamireそのあと、並んでいた方々から「あなたの挨拶は元気がもらえて本当に気持ちがいいから、そのままでいてね」と言ってもらえて、とても嬉しかったです。(女性/学生)人に対して嫌な態度を取る人は、放っておいて正解かもしれませんね。反面教師として、自分は周りの人に対して優しくありたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。"
2022年08月04日みんなでワイワイする飲み会って楽しいですよね。特に気心知れた同級生と会えると、気持ちもリフレッシュできるでしょう。でも思っていたよりもみんなの環境が変化していて、驚くこともあるもの。比べても意味がないとわかっていても、急に焦りや不安が生まれてしまうでしょう。そこで今回は1つ、「もしかして私取り残されてる……?」とヘコんだ瞬間のなかから、友人の教養度に圧倒されたエピソードをご紹介します。知識が豊富でコミュ力がアップしていた「高校時代の友人は私と同じで、人見知りなこじらせタイプでした。でもこの前飲みに行ったら、知識が豊富な大人の女性になっていてビックリ。お酒にも詳しくて、店員さんと仲むつまじく話す姿に呆然としてしまいました」(20代/女性)▽ もともと落ち着いているからか、社会に出てからのほうが長所を発揮できるタイプもいるもの。とはいえ自分と似たような性格だと思っていた友人が、すっかり自立していたら複雑な気持ちになるでしょう。
2022年07月31日みんなでワイワイする飲み会って楽しいですよね。特に気心知れた同級生と会えると、気持ちもリフレッシュできるでしょう。でも思っていたよりもみんなの環境が変化していて、驚くこともあるもの。比べても意味がないとわかっていても、急に焦りや不安が生まれてしまうでしょう。そこで今回は1つ、「もしかして私取り残されてる……?」とヘコんだ瞬間のなかから、友人の懐事情に圧倒されたエピソードをご紹介します。お金に余裕がありそうだった「久しぶりに会った友人が髪の毛からネイルまでピカピカ、バッグもハイブランドでお金に余裕がありそうだったこと。話を聞くと外食やUberを頻繁にしているみたいだし、予約してくれたお店も高級感が漂っていました。私は毎日カツカツで、必死に自炊しているというのに……。この違いって一体何なんだろう……」(30代/女性)▽ 雰囲気からその人の生活水準って見えてくるもの。でも表面上は余裕がありそうでも、ふたを開けてみたら意外とそうでもない……なんてこともあるようです。飲み会で一瞬会っただけじゃわからないし、こればかりは何とも言えないですね。
2022年07月30日みんなでワイワイする飲み会って楽しいですよね。特に気心知れた同級生と会えると、気持ちもリフレッシュできるでしょう。でも思っていたよりもみんなの環境が変化していて、驚くこともあるもの。比べても意味がないとわかっていても、急に焦りや不安が生まれてしまうでしょう。そこで今回は1つ、「もしかして私取り残されてる……?」とヘコんだ瞬間のなかから、友人の輝きに圧倒されたエピソードをご紹介します。自分のやりたいことで輝いていた「何年も前に会ったときは、私と一緒に仕事のグチを言っていた友人。だけどいつの間にか転職してイキイキしていました。いまは興味があった職種に就き、毎日大変だけど頑張っているそうです。私は以前と変わらず、毎日仕事をただ淡々とこなしているだけ……。人ってこんなにも差がつくんだって落ち込みました」(20代/女性)▽ 自分のやりたいことに挑戦できる人って尊敬するし、輝いて見えますよね。「努力したんだろうな」と思う反面、行動に移せる友人が羨ましくなります。
2022年07月29日日常では何かと理不尽なことも多く、モヤモヤするような出来事はありませんか? 今回は実際に募集したそんなモヤモヤを吹き飛ばしてスカッとさせてくれるエピソードをご紹介します!高校の同級生大学4年生の私は必死で就活をしていました。ある日、第一希望の会社の最終面接を前にしとてもドキドキしていたんです。そこで偶然、待合室で高校のときの同級生に再会。とても性格が悪く自己中な子で、いつも親が金持ちであることを自慢されて好きになれませんでした。出典:lamireそんな彼女とふと目が会ったとき、ニヤリと笑って近づいてきたんです。「あなたも面接受けるの?あなたみたいな地味な子、きっと受からないよ」と言われました。ムっとして無視をしていると、私の耳に小さな声で「私のパパの知り会いがこの会社にいるから、私は受かると思う」と言ったんです。この日の為に必死で面接対策をしてきた私と比べ、苦労せず彼女が受かったらひどいと思って弱気になりました。ですが、動揺している私の顔を見て嬉しそうにしている彼女を見て、絶対に負けられないと思ったんです。面接中の意地悪な質問にも毅然とした態度で挑み、面接は終了。もし彼女が受かって私が落ちても、やれることはやったから気にしないと自分を励ましました。結局私はこの会社に受かり、彼女は落ちたことがわかったとき、神様っているんだなとしみじみ思いました。(女性/会社員)大学受験私が高校3年生の頃の話です。大学受験のために、試験会場にやってきました。すると、中学時代の同級生と鉢合わせて「おお、久しぶりじゃん。てかお前勉強したの?受かるわけなくね?」といきなり言われました。そいつは当時から頭は良いのですがどこか人を馬鹿にするところがある少し嫌な奴で、私は気にせず目の前の試験に集中をして受験に取り組みました。終わった頃にまた話しかけてきたのですが、私の方は特に親身に話をすることもせず愛想笑いをしてその場を立ち去りました。私は無事にその大学に合格し、入学式を迎えました。受験のときに私に話しかけてきた同級生の姿はなく、落ちたんだなと思いスカッとしました。(男性/会社員)何かとストレスを抱えがちな現代。周りに迷惑をかけないように、うまく自分をコントロールしてトラブルのない日常を送りたいものですね。以上、スカッと体験談でした。次回の「スカッと体験談」もお楽しみに♪※こちらは実際に募集したエピソードを記事化しています。"
2022年07月21日大人気マンガシリーズ、今回は「お隣さんは図々しすぎる同級生」第3話です。隣に住むのがソラの同級生だと判明。嫌な予感がするソラとは対照的に、夫のコウジは呑気です。【前回のはなし】お隣さんは同級生だった!コウジは鈍感コウジの発言にイラッ先行きが不安予感的中の出来事警戒しながらドアを開ける子ども連れのワサビワサビの一言目答えを聞く気はない子どもたち突入【次回】めちゃくちゃな状態に…ソラの返事も聞かずに子どもを家に入れたワサビ。その後自分は仕事へ行ってしまいます。次回の配信もお楽しみに!出典:YouTube(lipine編集部)(シナリオ:モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年07月20日大人気マンガシリーズ、今回は「お隣さんは図々しすぎる同級生」第2話です。引っ越しの挨拶ソラは夫のコウジと、隣の家に挨拶に。普通の人だったらいいなと願った隣の人は、ソラと顔見知りでした。さわやかに挨拶ソラを知っている面識がある2人は同級生自分のことをしゃべるワサビソラの話はちゃんと聞かないソラが専業主婦で安堵【次回】夫は鈍感で…?隣の住人はソラの同級生でした。しかし、あまり仲良しではなさそうですね。次回の配信もお楽しみに!出典:YouTube(lipine編集部)(シナリオ:モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年07月19日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介!「きれいになりたい」第10話です。話しかけてきたみくさんに変な笑い方の理由を説明すると女の子はみんな笑顔が素敵な生き物だからもうちょっと自分の笑顔に自信を持ってみたら?と言われました。そうだよね出典:instagramよし!出典:instagramしょうがないよね出典:instagramジーッ出典:instagramみくさんに言われ少し笑顔でいることに決めました。そしてナエ子さんを誰かが見ています…!次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月11日大人気マンガシリーズ、今回はのじ(@noji09noji)さんの投稿をご紹介!「きれいになりたい」第9話です。中学生になったナエ子さんは変な笑い方のせいでクラスの子に変な目で見られそのままイジメの標的になってしまいました。そんな時、隣のクラスの子がなんでそんな笑い方をしてるのと話しかけてきました。えっと…出典:instagram歯並びが悪くて…出典:instagramふーん出典:instagram!?出典:instagramあのね出典:instagramもうちょっと出典:instagram行かなくちゃ出典:instagramタッタッ出典:instagramぽわあ出典:instagram変な笑い方の理由を説明すると女の子はみんな笑顔が素敵な生き物だと言われました。だからもうちょっと自分の笑顔に自信を持ってみたら?と…。次回の配信もお楽しみに!(lamire編集部)(イラスト/@noji09noji)本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。"
2022年05月10日※写真はイメージです先日、愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が同級生に刃物で刺し殺される事件が発生した。もし自分の子どもが、兄弟が、同じような事件を起こしたら、その「加害者家族」にはどんな運命が待ち受けているのかーー。凶悪事件も含め、200件以上の殺人事件の家族を支援してきたNPO法人『World Open Heart』理事長・阿部恭子さんによる解説。■真相究明には時間を要する愛知県弥富市で、中学生が同級生を刃物で刺し、被害者が亡くなるという痛ましい事件が起きてしまった。事件に関し、連日さまざまな報道が行われているが、現時点での情報は断片的で、必ずしも正しいとは限らず、事件の背景が明らかになるには時間を要する。結論を急ぐことなく、捜査の進捗を冷静に見守っていく姿勢が求められる。事件は、想像以上に多くの人を巻き込み、子どもたちの心に深い傷を与えている。ここでは、兄が同級生を殺害してしまい、“加害者家族”となった妹の体験をもとに、事件が与える子どもたちへの影響について考えてみたい。当時、中学生だった宏美(仮名・現在40代)は、その日、部活動に励んでいた。突然、担任から呼び出しを受け職員室に行くと、隣のクラスの由紀もいた。宏美の兄と由紀の兄は友達で、同じ高校に通っていた。「大変なことになったの。ふたりともすぐ着替えて。宏美さん、すぐ〇〇病院に行きなさい、由紀さんは先生が送っていくから」担任はいつになく余裕のない表情で、宏美を病院に行くように急かした。宏美は慌てて病院へと向かい、受付で案内された方に向かうと、怒鳴り声と同時にすすり泣くような声が聞こえてきた。土下座する両親の向こうには、泣き叫ぶ由紀とその両親の姿があった。宏美の兄は、由紀の兄に暴力を振るい、死亡させてしまったのだ。■家にも学校にも居場所はなかった当時、宏美の両親は自営業を営んでいたが、事件の影響で次々に契約はキャンセルされていった。これまで両親が喧嘩をしたところなど見たことがなかったが、事件が起きてからは日々大声で怒鳴り合うようになり、家の中は殺伐としていた。「両親は兄のことしか考える余裕はなく、私はいてもいなくてもいいんじゃないかと思うようになりました」学校では、嫌がらせをされるようなことはなかったが、誰ひとり、宏美に優しい言葉をかけてくれる人はいなかった。「もう仲よくできない」そう言って去っていく友達もいた。宏美が無視される一方で、遺族となってしまった由紀の周りにはたくさんの生徒が集まり、教員たちも気にかけている様子が目に入るとつらい気持ちになった。「私が罪を犯したわけでもないのに、どうしてこんな目に遭わなければならないのか、周りの人が全員、信用できなくなりました」学校でひとりぼっちになってしまった宏美は勉強をするしかなかった。元々成績はよかったが、皮肉にも事件後、周囲に差をつけてトップになった。■高校進学さえ許されなかった両親は、損害賠償の支払いで経済的余裕がないことは十分承知していたが、高校には行かせてもらえるはずだと思っていた。ところが、世間体が悪いということで進学に反対したのだ。「この地域で、あれから由紀さんのお母さんの体調がよくないことはみんな知っているでしょ。そんな状況で、加害者側の人間がのうのうと勉強しているわけにはいかないじゃない」宏美は不条理に感じた。それでも、自分ひとりの力ではどうにもならなかった。結局、宏美はアルバイトをしながら専門学校に通い美容師になった。「私と同じ年位の学生さんの接客をするときがつらかったです。事件さえなければ、今ごろ私も……と、何度も誰もいない場所で泣いていました」宏美は、家族と縁を切るつもりで家を出てひとりで生活するようになった。その後、職場で知り合った男性と結婚したが、夫の家族には両親は亡くなったと話しており、兄の存在も隠してきた。理解ある夫と幸せな家庭を築いてきたが、それでも加害者家族としての後ろめたさが消えることはないという。「家族は?きょうだいは?という、当たり前の質問を受ける度に、傷ついて生きてきました。嘘をつかなければならないことにも罪悪感があります」その兄は少年院を出院後、普通に仕事をし、家庭を持ったと母から聞いていた。兄は友人が多かったことから、社会復帰にあたっては両親だけでなく多くの人が支援してくれたという。ところが、宏美を支援してくれる人は誰もいなかったのだ。加害者家族の子どもは第二の被害者と呼んでも過言ではない。被害者・加害者及び双方の家族、友人、目撃者など、事件によって傷を負った人々すべての包括的なケアこそが、事件現場に求められている。阿部恭子(あべ・きょうこ)NPO法人World Open Heart理事長。日本で初めて犯罪加害者家族を対象とした支援組織を設立。全国の加害者家族からの相談に対応しながら講演や執筆活動を展開。著書『家族という呪い―加害者と暮らし続けるということ』(幻冬舎新書、2019)、『息子が人を殺しました―加害者家族の真実』(幻冬舎新書、2017)、『家族間殺人』(幻冬舎新書、2021)など。
2021年12月07日<那月side story>人気者だった梨沙ちゃんと比べ、私は当時転校してきたこともあり人見知りが激しく、地味で大人しいタイプでした。そんな彼女が十数年ぶりに会う私のことを覚えていてくれたのもうれしかったし、これからの大変であろう出産も育児も、励まし合いながら乗り越えていこう! と励ましてくれ、とても心強く感じたのを覚えてます。この時はまさかこの関係が、あんなことになるなんて予想もしていませんでした。次回に続く(全11話)12時間後更新!※この漫画は実話を元に編集していますイラスト・ のばら
2021年11月24日小山田圭吾(2015年)「クラスの中でいつも5、6人のグループで固まってて。ちょっと怖いイメージの人でしたね……」高校時代の同級生の女性が証言する――。東京オリンピック・パラリンピックの開会式で楽曲を担当していたミュージシャンの小山田圭吾。20年以上前に音楽雑誌のインタビューで同級生に対する凄惨ないじめを行っていたことを告白していたことが問題となり、炎上。辞任に追い込まれた。「問題となったのは、1994年1月号の『ロッキング・オン・ジャパン』と1995年8月号の『クイック・ジャパン』に掲載された小山田さんのインタビューでした。学生時代の生活について彼は、同級生だった障がいのある生徒をいじめていたことを、まるで自身の武勇伝かのように語っていたのです」(スポーツ紙記者)小山田が小・中・高校を過ごしたのは都内にある私立学校。障がいのある生徒と健常者が一緒に学校生活を送るなど、自由な校風で知られる。■パンツを脱がせて女子生徒に前出の雑誌のインタビューで小山田は次のように語っている。〈掃除ロッカーの中に閉じ込めて、ふたを下にして倒した。泣き叫ぶのでロッカーをガンガン蹴飛ばした(中学)〉〈修学旅行のとき、全裸にしてグルグルに紐を巻いてオ○○ーをさせた(中学、注※編集部伏字)〉〈ウ○○を食べさせたうえにバックドロップをした(中学、注※編集部伏字)〉〈パンツを脱がせて女子生徒のいる廊下を歩かせた(高校)〉もはやいじめを通り越して犯罪とも言えるような内容の行為を障がいのある同級生に行っていたというのだ。しかし、当の本人はまったく反省していなかった様子で、インタビュー中では、「この場を借りてお詫びします(笑)」などと笑い交じりに謝罪をしていた。それどころか、後のインタビューでは、雑誌の編集者にいじめていた同級生の名前を教え、「対談企画」を行うために自宅を直撃させていた(対談は実現しなかった)。炎上当初は、続投を表明していた組織委員会と小山田だが、ネットを中心に批判が沸き上がり、海外でも報道される異例の事態に。そして19日、小山田は自身のツイッターで辞退を表明した。行われていたのは信じられないようないじめの数々だが、当時どんな状況だったのか。小山田の高校時代のクラスメートに話を聞くことができた。■自分は特別な存在だ「小山田君はバンドをやっていて、実家もお金持ちだったからいつもオシャレな私服を着ていました。絵や歌もうまくて下級生の女子生徒からは人気があったと思います。でも同級生にとっては近寄り難い存在で……」というのも、「いつも5~6人くらいの友人と一緒にいて、自分の仲間以外はバカにしているような態度をとっていました。“自分は特別な存在だ”という感じでしたね」(同級生、以下同)いじめについては、「確かに、障がいのあるクラスメートに対して“気持ち悪い”とか言ってからかっているのを見たことがあります。障がいのある子に声をかけて、少し変わった反応をするのを見て楽しんでいる様子でした。ただ、1人では絶対にやらずに、いつも集団で行動していましたね」また、「いじめがカッコいいって思っていたんじゃないかな。その後の雑誌のインタビューでの“いじめ自慢”も、いかにもやりそうだなと思いました」とはいえ当時の学校はそれほど荒れていたわけではないようで、「記事にあるほど酷いいじめの現場は見たことはないです。それにあれほどのいじめがもし本当にあったとしたら、もっと学校全体で問題になっていたと思うんですよね」生徒の自主性を重視していて、何か問題が起きたら話し合いで解決するという風潮だった。「だからなのか、他の学校と比べても、校内の雰囲気は穏やかだったと思います」陰で隠れていじめを行い、障がいのある生徒ということもあって事実を親や先生にうまく明かせなかった可能性もある。しかし何人かの同級生に聞いても「あそこまでひどいいじめは知らない」という。さらに「ウケ狙いで話を盛ったのでは」という意見がほとんどだった。東京五輪をめぐり、辞任・辞職に追い込まれた人物は、小山田で7人目。この負の連鎖はいつまで続くのだろうか――。
2021年07月21日女子高生を主人公にインターネットの世界を描く細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』。この度、主人公の同級生のキャラクターの声を務めるキャストが発表された。本作の主人公は、過疎化が進む高知の田舎町で父と暮らす女子高生のすず。幼い頃に母を亡くし、心に大きな傷を抱えていた彼女は、超巨大インターネット仮想世界<U>に歌姫・ベルとして参加し、その歌声で瞬く間に世界で注目される存在になっていく。そんな“すず/ベル”の声優キャストに先駆けて今回発表されたのは、すずと同じく高知で暮らす同級生キャラクター。まず、すずの幼なじみであり、何かとすずを気に掛けるしのぶくんを、新海誠監督作品『君の名は。』『天気の子』にも出演した成田凌。幼い頃、すずにプロポーズした(?)というエピソードも登場するなど、甘酸っぱい関係性の行方と共に気になる役どころ。「監督はすごく優しくて、『成田くんならどう思う?』と優しいアプローチの仕方をしていただいたので、言って下さることも分かりやすかったです。もちろん妥協しない部分もたくさんありますし、僕が『今の大丈夫かな…』と思ったところが、意外に『今の良かったよ!』と言ってもらえたりもして、監督の中に常に正解があるんだなと思いながら、アフレコしていました」と収録をふり返り、「自分のアフレコが終わった後、ベル役の方が歌うと聞いたので、残って聴かせてもらったのですが、凄すぎましたね…」と未だ未発表のベルについても語る。また、カヌー部を一人で立ちあげ、インターハイを目指すアツイ生徒・カミシン役を、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続き、3度目の細田作品出演となる染谷将太が演じる。「普段は自分の顔が出るお芝居が多いので、監督がおっしゃっているニュアンスを声で体現するのは、改めて難しいなと思いましたし、求められるレベルに応えるのに必死でした」と話し、「今回はアクションやファンタジー要素も多いですし、純粋にエンターテインメント作品として楽しめながら、みんなが抱えているものだったり、人としての闇の部分であったり、そこもちゃんと描いた上で、見ごたえのある作品になっていると思います」と物語についてコメントした。さらに、吹奏楽部でアルトサックスを吹くみんなの人気者・ルカちゃん役を、アニメ声優初挑戦で今回オーディションで選ばれた玉城ティナ。「細田さんの作品は、以前から、新作の発表を待ち望んでいたので、オーディションでこの役が決まった時は、嬉しかったですし、初めてのアニメ声優のお仕事が、細田さんの作品でとても光栄です」と参加を喜び、「ルカちゃんは、皆から好かれていて、クラスの中心にいる目立つタイプの女の子ですが、物語が進むにつれ、表面的な部分だけじゃなく、内面も見えてくるキャラクターです。ただかわいいだけの女の子ではない」と自身が演じたキャラクターについて説明した。そして、すずの良き理解者であり親友のヒロちゃん役には、「YOASOBI」のメンバーikuraとして活躍する幾田りらが抜擢。すずを<U>へと誘い、歌姫・ベルとしてプロデュースする、すず=ベルの正体を唯一知るキーパーソンだ。「初めての声のお芝居でプレッシャーもありましたが、実際にアフレコが進んでいく中で、皆さんともコミュニケーションを取らせていただき、ヒロちゃんを通して私自身も成長させてもらえたのではないかと思います」と語る幾田さんは、すず役のキャストと初日から一緒だったそうで、「一言目のセリフから『すずだ!』と思ったのが、印象に残っています。ベルの歌声も素晴らしくて鳥肌が立ち、ご本人の感情が高ぶって声に現れる感じが、マッチしていて、感動しました」と印象を明かしている。また本日より、現在製作真っ只中の本作の完成までを追う「Making of 竜とそばかすの姫」が東宝MOVIEチャンネルにて配信開始。映画の公開に向け、毎週金曜に配信されていく。『竜とそばかすの姫』は7月、全国東宝系にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:竜とそばかすの姫 2021年7月、全国東宝系にて公開予定
2021年05月07日SNSの普及にともない、昔の友人や連絡の途絶えた幼馴染などをインターネット上で見つけ、再び連絡をとりあうことができるようになりました。昔の友人とつながることは懐かしい話で盛り上がったり、現在の姿に驚いたりと、楽しいものですよね。古市憲寿「18年ぶりに話せた!実は大学の同級生で…」2021年2月9日、社会学者の古市憲寿さんがTwitterを更新。音声SNS『Clubhouse(クラブハウス)』で、18年ぶりに会話したある友人とのエピソードを明かし反響を呼んでいます。クラブハウスとは、自分でルーム作りそこに友人を招待して会話を楽しんだり、ルームに入って話を聞いたりすることができるサービス。驚きの声が多く寄せられた、投稿がこちらです。クラブハウスで水嶋ヒロくんと18年ぶりに話せた!実は大学の同級生で、入学当初に会っていたのを覚えていてくれた。あと昔、YouTubeの悪口を言ったのもばれていた— 古市憲寿 (@poe1985) February 9, 2021 なんと、古市さんと俳優の水嶋ヒロさんは、2003年に慶応義塾大学へ入学した『同級生』だといいます。音声での会話を楽しめるクラブハウスで、水嶋さんと久しぶりに会話した古市さん。投稿では、「昔水嶋さんのYouTubeチャンネルの悪口をいったことがバレていた」と冗談交じりに明かしました。きっと、水嶋さんが18年経った今でも自分のことを覚えていてくれたことを、嬉しく思ったことでしょう。ネット上では、古市さんと水嶋さんの意外な関係に、驚きの声が上がっています。・まさかすぎる2人でした…!どちらも好きなので、嬉しい!・覚えていてくれてよかったですね。意外な組み合わせだったのでビックリです!・古市さん、悪口はほどほどに!クラブハウスで聞いていましたが、とても楽しいやりとりでした。SNSを通じて、学生時代を振り返った古市さんと水嶋さん。同窓会などができない中でも、SNSを通じて懐かしい友人とやりとりをするだけで、ちょっとした同窓会気分を味わうことができるかもしれませんね![文・構成/grape編集部]
2021年02月10日幼稚園のころまでは家でも外でも、遊常におとなの目の届く範囲で遊んでいた息子。わが家では未就園児の娘もいっしょのことが多いので、自宅の敷地内で遊ぶときも、もちろんそばで見守っていました。■小学生になり、ひとりで行動する同級生も…しかし、小学生ともなると関わる年代が増えるためか、同級生の中には上級生にまざって放課後の校庭で駆け回ったり、ひとりで友人の家を訪ねたりする子もいる。「それならうちもひとりで」…と、いきなりほっぽり出すのは心配だし、まだ不安がありました。わが家は、あくまで子ども自身の成長に合わせてと思いつつ…とはいえ、焦るわけではないが「付き添いはいつまで?」「どのくらいの距離感で?」と最近は、「見守りの距離感」をはかりかねていました。1学期、息子の様子はというと、新しい環境や人間関係に浮かれ楽しんではいるが、やはり不安もあるよう。公園などでは、私の付き添いに安心感を感じているようにみえました。そして学校生活にもすっかり慣れた2学期。■新しい環境に馴染み、成長する息子「危険に対して先回りし安全第一! トラブル発生時はダッシュで駆け寄る!」(←ちょっとオーバーに表現しています)というイメージの、乳幼児期のような接し方を見直す時期かな~、と思えました。おとなの目が届かない部分は増えるが、子ども自身がそれを望むなら(当然、心配や不安はありますが)、まずは子どもを信じることが大事かなとも思います。そして「やっていいこと」「いけないこと(交通ルール含む)」など、公共のルールや危険については、繰り返し一緒に考えたり、言葉で伝えていったりする必要があるなと思いました。具体的に防犯上の約束としてわが家では、以下の3点はとくに口を酸っぱくして伝えています。・ひとりでは遊ばない。(夕方のチャイムの前でも、みんなが解散したら息子も帰る)・親子で一緒に確認した道以外は通らない。・外で、知らない人はもちろん、知っている人に声をかけられても付いていかない。とにもかくにも…息子の「外ヅラ(?)」に成長を感じたのでした。
2020年03月25日前回からのあらすじママ友とのつきあいに悩む友里を、夫の亮が突然ソファに押し倒し…。自分をぞんざいに扱うくせに、同僚を助けようとする夫。疲れ果てた友里だったが、クロッキーを描き出した途端…。 疲れ果てたママ友との関係、夫が私を雑に扱う理由は? ●登場人物●立花友里:都会で就職し結婚したが、夫・亮の転勤で地元の街に戻ってくる亮:友里の夫。友里から告白してつきあうように。息子の悠斗を妊娠して以来、夜の生活がないイナガキ:友里の幼なじみ。小学校~高校まで一緒だった。現在は人気デザイナー。上田:悠斗と同じ幼稚園に通うママで、うさぎ組のクラス委員長カオル:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友で、友里を配下に置こうと考えてる※このお話はフィクションです■夫と向き合えない日々の中、彼からLINEが…それからというもの、時間をやりくりしてはクロッキー画やデザインラフを描く日々が続いた。もちろん、悠斗にきちんと向き合うのは当たり前。一緒に登園し、買い物しながら家に帰り、ごはんを食べて、お風呂に入って寝かしつける。悠斗と心を通わせながら、そのなかで湧き出てくるものをクロッキー帳にまとめていく。クロッキー帳は常に持ち歩いて、ふとした瞬間すらも逃さず描けるようにした。亮くんはそんな私に対して何も言わないし、私も亮くんがなにをしているか聞かないようにした。ただ、ごはんを食べてくれれば、そして、何事もなければそれでいい、と。そんな日々が続いたある日。再びイナガキくんからLINEが届いた。“友里ちゃん、今週金曜にホテルをチェックアウトすることにした。だから、その前に会ってくれないかな?”この間、泣きながら電話してみたものの、私が迷惑かけてはいけないとすぐに切ってそれっきりになってしまっていた。(イナガキくんには、きちんと話しておきたい)私は少し悩んだけれど、会いたいと返事をした。*そして、待ち合わせ当日。悠斗にはちょっと申し訳ないけど、また預かり保育をお願いした。「ママ、今日も遅くなっちゃうけど、いい子で待っててね」悠斗は、「はぁい」と返事をしてひまりちゃんたちと遊び始める。その様子に後ろめたさを感じないわけではないけど、自分の心の整理のためと言い聞かせて私は教室を後にした。正門を出た途端、背後からカオルさんに呼び止められた。「あんた、最近ちょっと様子がおかしいんじゃない? 今だってやけに急ぎ足だし……」「あ、ごめんなさい。本当に急いでいるのですみません~」私は話を遮るようにそそくさと歩き、自転車に飛び乗り力を込めてペダルをこぎ始める。「ねえ、仕事でも始めたら教えなさいよー」遠くからそんな声が聞こえたけれど、私の時間はだれかの許可が必要なものではないとうことを十分わかってる。だから、もう人の意見に左右されっぱなしの毎日はやめるんだ。■思い出の彼との別れ。そして新しい一歩待ち合わせ場所は、私とイナガキくんが出た高校の最寄り駅。電車から見る景色は、10数年前とだいぶ変わったようにも感じるが、実際は大きく変わっていなかった。葉桜がしげる橋を渡ったとき、少し胸が締めつけられた。もう、あのころには戻れない。なぜかそんな思いが頭をよぎる。ホームに降りると、すでにイナガキくんがベンチに座って待っていた。「待ってたよ、いこっか」私はうなずき、イナガキくんの半歩後ろを歩き始める。駅舎を出ると、そのまま学校のほうに向かっていた。「学校に行くわけじゃないけど、久しぶりに通学路を歩きたくなってね。こんな時間からつき合わせちゃってごめんね」イナガキくんはそういいながら微笑んだ。どこか、寂しさを含ませながら。「ううん、大丈夫。それより、話って何?」そう言うと、イナガキくんは深く息を吐いて私の顔をすっと見つめた。「僕、日本を離れることになったんだ」……え? イナガキくん、いなくなっちゃうの?こうなる予感はしていたのに、いざ言われるとなんて返せばいいのかわからない。「一年間、フランスを拠点に活動することになったんだ。詳しいことはまだ話せなんだけどね。仕事の合間にオリジナルのテキスタイルを作れたなぁと思ってね……あれれ、友里ちゃん。そんな顔しないで」そういわれても、気持ちは追いついていかない。「せっかく、再会したのにもうお別れなんだなって思ったら、急に……」私はイナガキくんから視線を逸らしぎゅっとくちびるを噛み締める。これ以上言葉を紡いだら、何かが壊れそうな気がしたから。「これを逃しちゃいけないんだ……」優しい口調だけど、強い決意を秘めているように聞こえた。「そうだよね。私も少しずつ……」進まなきゃ……と言いたかったけど声にならない。でも、お互いがいま、それぞれの道を進み始めるときだということは、言葉にしなくてもわかった。■離れていく彼。私が選んだ夫「そっかー。そんなことがあったんだ」私は、歩きながらイナガキくんにこれまでのことを丁寧に話した。就職のこと、結婚や出産のこと、亮の転勤でこちらに戻ってきたときのこと、孤独な育児、幼稚園入園、そして――。「友里ちゃんはそういう生活のなかで妙に人に気を遣う子になっちゃったんだな。この間は、よく聞きもしないでホントごめん」「ううん、私もいろいろ気づかされることがあったから別にいいの。それに、私はその場にうまくなじもうとするあまり、自分を出さないようにしていたみたい」「その通り。友里ちゃんは“みんなと同じ”を安心するタイプじゃないのに、無理やりそういうキャラになろうとしてるからね。出る杭は打たれるっていうけど、出過ぎた杭は打ちようがないのが僕の持論」「出過ぎた杭って、もしかして自分のこと言ってる?」私は真顔で尋ねると、イナガキくんは笑いながら私の髪をわしゃわしゃとなでまわす。「なにするのー?」私が体をよじりながら避けようとすると、「これだよこれ、友里ちゃんのいいところ! 的確なツッコミ! 鋭い切れ味超サイコー!!」ケタケタ笑うイナガキくんに、私もつられて笑っていた――。*楽しい時間は過ぎ、帰りの電車を待つホームで、ふいに疑問に思ったことを確かめたくなった。「ところで、聞きにくいことなんだけど、ご両親、最近どうしてるの?」「一昨年、父親が倒れちゃってさ。あ、たいしたことないんだ、単なるギックリ腰だから。それでちょっと寂しくなっちゃったみたいで……」「誰かいい人と再婚したの?」「それがね、なぜか母親に連絡取ったみたいで、いろいろ食事の差し入れとかしてもらってるうちに復縁しようという話になって、今、温泉地にあるマンションでふたりで暮らしてるよ。だからね。今、夫婦仲が怪しくても、長い目で見れば大丈夫なんじゃないかなって思ってる。それにね」イナガキくんは言葉を切ると、そっと私の耳に唇を寄せてくる。「友里ちゃんが選んだ人なんだ、自信持っていいと思うよ」そう囁くように言われ、私は妙にどきりとしてしまった。私はひたいの汗を拭うためにハンカチを取り出そうとして、バッグの中身を盛大にぶちまけてしまった。慌てて拾い集めると、いつの間にかイナガキくんがクロッキー帳を手にしていた。「あ、それは……」恥ずかしくて返してほしくて手を伸ばしてもそのたびにイナガキくんは身体を反らして渡してくれない。「友里ちゃん、何枚か貰うね。ちょっといろいろ参考にさせてほしい」リングから切り取るとイナガキくんは自分のバッグに入れていた。その目は、さっきまでと打って変わって真剣なものだった。電車はあっという間に駅に着き、改札でイナガキくんが振り向きながら「じゃ、僕はここで」そういってスタスタと歩き出そうとしたので、私は引き止めるように「あ、ホテルまで送るよ?」とついて行こうとした。だけど、「ダメ……ぶっちゃけ今の僕はキミに何しでかすかわかんないから」イナガキくんは私に背中を向けて手を振り、タクシーに乗り込んだ。(イナガキくん……)唐突に現れたた、少女だった私が大切にしていた青い糸の彼。そして彼はきっとまたいつか多くの人に希望や夢を届ける商品を紡ぎだしてくれるのだろう。*季節は廻り、秋。年に一度の、おゆうぎ会の季節がやって来た。しばらく続いた穏やかな日常に、ひっそりと暗い影が忍び寄る。次回更新は3月17日(火)を予定しています。イラスト・ ぺぷり 【わたしの糸をたぐりよせて】 連載 「第1話」から読む ≫ 夫とは口喧嘩ばかり…幸せな家庭が壊れかけていく 前回「第9話」のお話 ≫ 疲れ果てたママ友との関係、夫が私を雑に扱う理由は? \「うちのダメ夫」連載が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年03月10日前回からのあらすじ幼稚園のママ友の逆鱗に触れ、怒りとともにどうしていいかわからなくなる友里。さらに夫の不穏な行動で不安になる。そんなとき同級生だったイナガキの誘いで出かけたのだが…。 「ママ友の逆鱗、夫の不穏な行動…心折れた私が頼ったのは」 ●登場人物●友里:都会で就職し結婚したが、夫・亮の転勤で地元の街に戻ってくる亮:友里の夫。友里から告白してつきあうように。息子の悠斗を妊娠して以来、夜の生活がないイナガキ:友里の幼なじみ。小学校~高校まで一緒だった。現在は人気デザイナー。上田:悠斗と同じ幼稚園に通うママで、うさぎ組のクラス委員長カオル:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友で、友里を配下に置こうと考えてる※このお話はフィクションです■意外なダメ出し。私は変わった…?レストランに着いた私は、店の外観にたじろいでしまった。子どもがいては到底利用できないラグジュアリー感。それは雰囲気的な問題もあるけれど、頭を掠めるのはやっぱりお金のこと。(これ、ランチだけで2000円超えてくるよね……)夫に食べさせてもらっている立場で、こんなところに行けるはずもなく思わず後ずさりしてしまう。「どうしたの? 入ろうよ」「うん……でも……」「いいからっ!」イナガキ君は私の後ろに回ると、背中をぐいっと押して無理やり店に入らせようとする。「わかったわかった、入る。入るからやめて」席に案内されると、イナガキ君はいきなり笑い出した。「だってさ~、友里ちゃんおかしかったんだもん。覚えてる? 高校3年のときの文化祭で隣のクラスがお化け屋敷やってて、怖がって入ろうとしなくて背中押したの」「うん、なんとなく」「あのときとなんか一緒の顔してたんだよなあ。もしかして、値段とか気にしてた?」図星を突かれて私は押し黙ってしまう。「大丈夫だよ。ここはランチだけはお得なんだ。ディナーに使うとそれなりにとられちゃうけど、メニュー見てみて。ランチセットはみんな千円札でおつり来ちゃうから」イナガキ君のそのセリフに店員さんが苦笑いした。「さ、好きなもの頼んでよ」そう言われてメニューを見ても、私は何も選べなかった。結局、イナガキ君がハンバーグステーキセットを頼んだので同じものを頼むことにした。*「で、どうしたの? さっきすごく浮かない顔してたよ」私はことの顛末を話した。すると――。「友里ちゃんってさ、いつからそんなに人の顔色窺うようになっちゃったの? 高校のときは、そんなんじゃなかった気がするよ」イナガキ君に私のよくない変化を指摘されて、口をつぐんだ。「あのさ、文化祭でコスプレ衣装作ったじゃない。そのときにどうしてもセルリアンブルーの布地が欲しいって電車で1時間半もかけて県庁近くの手芸用品店行ったじゃない。んで、めちゃくちゃかっこいいもの作るんだってクラスのみんな巻き込んでさ。すっごく大変だったんだけど、あのときの友里ちゃんはかわいかった」「えっ……」かわいかったとはっきり言われ、あっという間に耳まで真っ赤になる。「もう、褒められなれないコはすぐそうなっちゃうんだから。いくらでも言ってあげるよ。キミはかわいいって」その後もハンバーグをひとくち口に運ぶたびにかわいいとかステキとか連呼され、食べ終わるころには身体中が熱くてかなわなかった。「あー、おもしろかった。やっぱり友里ちゃんはからかいがいがあるなぁ」「もう、そういうところ小学生のときから変わってない」「でも……話戻しちゃうけど、顔色うかがうようになっちゃったのいつからなの? ママになってから? それより前あたり?」そう尋ねられて私は言葉に詰まってしまう。「まあいいや。そろそろ出ないと、幼稚園のお迎え間に合わないんじゃないの?」言われて時計を見ると、2時半近くになっていた。今日は延長保育を頼んであるから大丈夫と告げると、イナガキ君はじゃあ行きたいところがあるからと店を出て歩き出した。■人の顔色ばかりうかがうようになったのはナゼ?歩き始めてすぐに、高校近くの並木道ということに気がついた。「懐かしいよね……」私はそう水を向けるも、イナガキ君はさっきまでの様子とは打って変わって神妙な顔つきになっていく。互いに無言のままどれくらい歩いただろうか。そして、イナガキくんが不意に立ち止まるとこう切り出してきた。「あのさ、友里ちゃん。今日僕は友里ちゃんに伝えたいことがあって呼び出したんだけど、今のキミにとても話すことはできないって思った」「え……?」「キミは、いつの間にか顔色をうかがうことを覚えて正当なことと理不尽なことの区別がつかなくなってる。僕はまだしばらくホテルにいるから、できればこっちにいる間に……」そこまで言って、イナガキ君は口ごもり、少し俯いた。すぐに顔を上げると、さっきまでの明るい表情に戻っていた。「今日は僕が時間切れ。ホテルに戻ったらさっきの香水渡すから」ホテルに戻ると、イナガキくんは香水を取りに部屋に向かった。(正当なことと理不尽なことの区別……か)そんなこと考えたこともなかったなと思っているところに、イナガキ君が戻ってきた。「さっきはちょっとひどいこと言っちゃったけど、できればまた近いうちに会ってほしい。そのときは、この香水の感想を聞かせてね」わかったとうなずいて、私はホテルを後にした。■抜け出せない地獄と思っているのは、私だけ?イナガキ君の指摘を引きずりながら幼稚園に迎えに行くと、ちょうど上田さんと鉢合わせる格好になった。上田さんは、建築パースの仕事をしていて、ときどき延長保育を使っていることを保護者会の席で話していた。「あ、立花さん。今日は延長したんですね」「はい、ちょっと人に会う用事があって。個人的な用事で制度を使うのってあんまりよくはないんでしょうけど」「ちょっと待って、よくないって誰が決めたの?」「誰がってことはないですけど……先生方の負担を考えると申し訳なくて」私はとっさに言葉を濁す。脳裏に浮かんでいるのはカオルさんたちの姿で、しきりと園に甘えるのはよくない、母親なんだから自分のことは後回しにすべきだと言われたことが頭のなかで響いている。「あのね、制度として存在しているものに対して、“本当は使ってほしくないんじゃないか”と遠慮するの、自分の首を絞めるだけだと思うのね。だって、その制度をうたっているんだから、それを利用することのどこが悪いの? ルール違反はだめだけど、規約の範囲内なら罪悪感を持つ必要はないと思うわ」「……」「もし、もしもね、それに対して裏でグチグチいうような園だったら、私はここに入れていないと思うの。それに、『本当は嫌なんだけどね』なんて言い出すくらいなら、最初から制度化しなきゃいいだけの話だと思わない?」私は、ただ黙って上田さんの話を聞いていた。園の門にさしかかったとき、上田さんは一呼吸おいて私と向き合った。「ねえ、言いたくなかったら別に言わなくてもいいけど。もしかしたら園ママの誰かに“良妻賢母とは”みたいな感じの話をされた?」私はぎくりとした。まさにカオルさんにその説教を繰り返し言われているところだったから。「いえ、あの…。確かに、言われたこと、あります。でも、それがなにか……?」「あなたが言われた『理想のママ』というものが苦しかったのなら、それはスルーしちゃっていいと思うのよ」上田さんの凛とした、でもなぜだかもっと聞いていたくなる言い方に、わずかに心が動く。そんなふうに振る舞えたら、どんなにか楽だろう。周りの声を気にするがゆえに、クモの糸が絡みついたように身動きが取れなくなっているいまの自分を思い、にわかに焦りを感じ始めた。早くこの状況を抜け出さなければ……。イラスト・ ぺぷり 【わたしの糸をたぐりよせて】 連載 「第1話」から読む ≫ 夫とは口喧嘩ばかり…幸せな家庭が壊れかけていく 前回「第7話」のお話 ≫ ママ友の逆鱗、夫の不穏な行動…心折れた私が頼ったのは \「うちのダメ夫」連載が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月18日前回からのあらすじ夫を見送りに行った先で偶然出会ったのは、幼なじみで友里がひそかに好意を寄せていたイナガキだった! その出会いに驚きながらも、自分が忘れようとしていたある思いに駆られていく友里。そしてイナガキからホテルに誘われる…。 「夫への不信感、そして昔好きだった彼とLINE交換で私は…」 ●登場人物●立花友里:都会で就職し結婚したが、夫・亮の転勤で地元の街に戻ってくる亮:友里の夫。友里から告白してつきあうように。息子の悠斗を妊娠して以来、夜の生活がないイナガキ:友里の幼なじみ。小学校~高校まで一緒で、現在は人気デザイナーカオル:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友で、友里を配下に置こうと考えてる上田:悠斗と同じ幼稚園に通うママで、うさぎ組のクラス委員長※このお話はフィクションです■ママ友からの激しい糾弾! そのとき助けてくれたのは…イナガキ君との待ち合わせ当日の朝。6時に起きてダイニングを覗くと、亮くんが飲んだと思しきコーヒーカップが置かれたままになっていた。(え……早出なんて聞いてないよ)いつの間にか出勤していた亮くん。私のなかに言いようのない不安が広がっていく。取り敢えず、悠斗だけはきちんと園に送り届けないと。そう思い、悠斗の前では普段どおりに振る舞った。「じゃあね、ママ。行ってきま~す」悠斗の無邪気な笑顔に心がチクリと痛みながら、踵を返す。すると、いつの間にかカオルさんが背後に立っていた。これまで見たことがない、まさに頭から湯気が立っている…という表現がぴったりの顔つきで。「お、おはようございます」「…………」カオルさんは無言で私を睨み、腕を掴むと、そのまま引っ張りながら歩き出す。「え、え、なにこれなにこれ……?」*状況が飲み込めないまま、連れて行かれたのは近くの月極駐車場だった。「あんた! あんな良いマンション住んでて招待しないってどういうことなのよ!!」「え……!?」「とぼけないで! この子がたまたま親戚の用事とかで近くを通りかかったら、悠斗と一緒に家に入ってくところ見たっていうんだから!!」カオルさんのとなりには、バツの悪そうな顔をしてる園ママがふたり。そのうちの一人は私が一番最初にお茶会に招待されたママ、佐々木さんだった。「あの、私、社宅だから無理って……?」「だから何だって言うの? オンボロ官舎の佐々木さんにかぶせて言ってくるからうっかり騙されたじゃない! 社宅は社宅でも借り上げマンションじゃないのよ、この卑怯者!」(どうしてここまで……あっ!!)とっさに、スーパーの生け垣でのことが思い浮かんだ。あのときから、私はこのふたりのどちらかにつけられていたのかもしれない…そう考えると急に悔しさと怒りがこみ上げてくる。「あの、お言葉ですけど……」私が言いかけた途端、誰かが駆け寄ってくる砂利の音が聞こえてきた。「あー、いたいた。カオルさん、園長先生がちょっと話がしたいって言ってたから探しちゃった」みんなが一斉に声の主を見ると、息を切らせた上田さんがいた。「えぇっ……なんなの、もう!」「私にもよくわからないけど、とにかくそういうことだから」カオルさんはしぶしぶと園のほうに戻っていき、園ママたちもモヤモヤした表情でその場を離れた。「……ありがとうございました」私が礼を言うと、上田さんは「なんのこと?」と笑顔で言いながら立ち去った。■なつかしい彼の背中嫌な気分を引きずったまま待ち合わせのホテルのロビーに着くと、イナガキ君とすぐさま目が合った。「ごめんね、急に呼び出したりして」「ううん、大丈夫だよ」「そっか、じゃ、行こうか」そう言って立ち上がるイナガキ君の顔を、つい見つめてしまう。「……ん? まさか友里ちゃん、僕の部屋に一緒に行くなんて思ってる?」そんなこと思ってもいなかったはずなのに、なぜだか心を見透かされたような気分になり、私は顔を真っ赤にしながら激しく首を横に振った。「あはは、冗談だよ。昔からそっち方面の話に弱いよね~」そう言いながらロビーを歩くイナガキ君の背中に、高校時代の思い出がよみがえる。いつも、私はイナガキ君にからかわれてた。軽口を叩かれ、ムキになって顔を赤くしながら怒ったりしてた。だけど、どこか居心地がよかった。ずっとこのままでいたいと思ってたけど、お互いに大学合格したのと同時にイナガキ君のご両親の離婚が決まり、よく遊びに行ってた家も取り壊されることになった。壊されていく家を見ながら、涙を流していたイナガキ君。私はどうしていいかわからずに、ただ見守ることしかできなかった――。その背中を抱きしめたいと思いながら…。■「彼にすがりたい!」セルリアンブルーは背徳の色?「セルリアンブルーだな、今日の空。季節が違うはずなのに、あのときの空の色に似てる気がするのは、友里ちゃんがいるからかな」一足先にロビーを出たイナガキ君が、そうつぶやくので私も空を仰ぎ見る。青い空はどこまでも眩しく目がチカチカと痛くなった。「お昼なんだけど、壁紙やナフキンなどに僕のテキスタイルを使ってくれてるレストランがあるからそこ行こう」私たちはエントランスに横づけにされているタクシーに乗り込み、イナガキ君は運転手に行き先を告げた。タクシーのなかは、少し寒さを感じるほどに冷房が効いていて、私は思わず「寒っ……」と身体を縮こませる。すると、「はい、これ羽織りな」ふわりとイナガキ君にジャケットを掛けられ、服についていたフローラル系の香りが鼻腔をくすぐった。「イナガキ君、これいい匂い……」「あ、気に入った? 先週出たばかりのフレグランスなんだけど、限定パッケージデザインを担当したんだ。ちょうど持ってきてたから後で戻ってきたときにあげるね」「いいの? ありがとう」タクシーは街道を進んでいく。すると、遠目にカオルさんとよく似た人が見えて思わず私は顔を伏せた。「なにしてんの? 別に僕たちはやましいことをしてるわけじゃない」「そうなんだけどね……」「う~ん、なんかあるっぽいな。着いたら話してよ」イナガキ君の優しい言葉に、つい私は涙腺が緩みそうになる。(ダメだあぁ! ここで泣くのはよくないって!)それでも、最近降りかかってきたいろいろなことで心が折れかけている私は、つい彼の言葉にすがってしまいたくなっていた。それが、どんな結果を招くのかも知らずに――。イラスト・ ぺぷり 【わたしの糸をたぐりよせて】 連載 「第1話」から読む ≫ 夫とは口喧嘩ばかり…幸せな家庭が壊れかけていく 前回「第6回」のお話 ≫ 夫への不信感、そして昔好きだった彼とLINE交換で私は… \「うちのダメ夫」連載が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月11日前回からのあらすじ幼稚園のママ友からの執拗なダメ出しに疲れていく友里。さらに夫の亮のスマホには、意味深なメッセージが届く。心にわだかまりが残る中、夫に頼まれた封筒を届けに行った先で、懐かしい顔と再会するのだった! 「ママ友の執拗なダメ出し、夫への不穏な通知…心のわだかまりが解けない」 ●登場人物●友里:都会で就職し結婚したが、夫・亮の転勤で地元の街に戻ってくる亮:友里の夫。友里から告白してつきあうように。息子の悠斗を妊娠して以来、夜の生活がないマキ:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友で気が合うカオル:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友で、友里を配下に置こうと考えてるイナガキ:友里の幼なじみ。小学校~高校まで一緒だった※このお話はフィクションです■心に暗い感情がのしかかる中、再会したのは…夫のスマホに届いた不穏なメッセージ。そして急に決まった出張。何もかもが怪しく思えてしまう夫の行動を、結局私は何ひとつ問いただせないまま、出張に出かける夫を見送った私。そのホームで偶然再会したのは、幼なじみで小学校から高校まで一緒だったイナガキ君だった。「イナガキ君、久しぶり! 元気だった?」「うん、相変わらず元気でやってるよ! 今日はどうしたの?」私は、夫の忘れ物を届けに行って、ついでに見送りまでしてきたことを話した。「そっか、いい奥さんしてるんだね。僕はまだ独身だからなー」そう言って微笑むイナガキ君は、高校時代とまったく変わりのない笑顔だった。「懐かしいなー。このままお茶でも誘いたいけど、あいにくアポイント入ってて。LINE交換しない?」LINEを交換したイナガキ君は、颯爽とホームの階段を下りていった。イナガキ君こと、イナガキアキラはいまもっとも注目を集めるイラストレーターだ。最近では、大ヒットゲームのキャラクターデザインを担当したり、お菓子のパッケージデザインを担当したりと活動は多岐にわたっている。私とは、小学校と高校が一緒で、家も近所だったことからよく互いの家に遊びに行っていた。イナガキ君のお母さんがつくる餃子がとても美味しかったのを覚えている。そして私は、あの頃ずっとそっとだけどイナガキ君を見つめ続けていたんだった…。それはもしかしたらイナガキ君も………?(でも……イナガキ君の実家、もうないんだよね)*亮が出張から戻る日。悠斗と二人で餃子を作った。「おにくこねこね、たのしいー!」悠斗のその言葉に、ちょっぴり昔のことを思い出す。イナガキ君のお母さんの前で餃子のひだを作ったこと、うまくできなくて泣いちゃったこと、顔じゅうがオイスターソースだらけになっちゃったこと。全部が愛おしく、懐かしい時間だ。「ママー、これでいいの?」悠斗が私のほうを見上げながら、慣れない手つきで餃子を包んでいく。ちょっと不格好な餃子だけど、焼いてみればたぶん世界でいちばん美味しいはず。餃子は、出張から戻ってきた亮にも食べてもらった。悠斗が包んだことを話すと、とても喜んでくれた。おなかも心も何となく満たされて、眠りに就こうとすると、またLINEが鳴った。カオルさんグループからだ。『明日、久々にお茶会するよー。場所はまだ未定だけど、みんな集まってねー』慌てる気配が漏れてくるほど、「わかりました」メッセージが一斉に届く。私も、何とか遅れないように通知することができて、少しだけ安堵する。■恐怖のママ友お茶会は順番制!?幼稚園に着くと、カオルさんたちが待ち構えていた。場所は一番初めにお茶会をやったママさんのところになったらしい。「ペンキ塗り、終わったからまたみんなをお招きできます」彼女は引きつり笑いでそう言った。道すがら、カオルさんが何か思い出したような顔をしながら、私とマキちゃんに向かって言い出した。「ねえ、1回もあんたたちの家に行ったことないんだけど、いつなら行かせてくれるの?」私とマキちゃんは顔を見合わせる。「うち、実は官舎に住んでるんです。ちょっと古い建物で、とてもじゃないけど人をお招きできるようなところじゃなくて……」「へー。官舎ってことは旦那さん公務員なんだー。佐々木さん、しっかりしてそうだもんね。で、あんたは?」話を振られて私はしどろもどろになりながら社宅であることを伝えた。「そっかー。なかなか厳しいんだね、悪かったよ」私とマキちゃんは、顔を見合わせた――。その日のお茶会はお昼で解散になり、マキちゃんがそっと私に耳打ちした。「これから、私の家に来ない?」■前に進み始めるママ友。私の手放した糸の先は…招きに応じてマキちゃんの家に行くと、マキちゃんは私に手作りクッキーとオーガニックの紅茶を出して、それぞれの味の感想を求めた。「このクッキー美味しい! もしかして、野菜スイーツ?」「その通り。じつは、野菜スイーツを作り出したのには理由があるのね」マキちゃんの告白はとても衝撃的だった。ひまりちゃんの偏食にずいぶん悩まされてきて、時に手を上げたくなるほどつらかったこと。もともと料理は好きだったけど、ひまりちゃんに食べてもらいたくて一から勉強しなおしたこと。その過程で本当に子どもにとってふさわしいご飯やおやつを作りたくなったこと。管理栄養士になろうと思ったけれど、国家試験に通ってもなかなか就労が厳しい現実を知ったので、それならいっそ自分で店を開いてみたいと思うようになったこと。「だからね、今年の夏休みは間借りカフェに挑戦しようと思うんだ。じつはもう、借りる店も決まってるの」そう言うマキちゃんの笑顔は晴れやかで、どこか一本、芯が通っている感じがした。(はぁ……私、最近なにやってるんだろう)夜、窓の外を見ながらなんとも言えないやるせない感覚に見舞われる。服作りを諦めて一般企業に就職を決めたときから、私は現実だけを見て生きていこうと決めた。あのころ、夢なんて見なくてもいいと平静を装っていたけれど、いまのイナガキ君やマキちゃんを見ていると、夢や目標がどれだけ人にとって必要なものなのか思い知らされる。イナガキ君がデザインした商品を目の前にするたびに甘酸っぱい気持ちとともに、もうひとつ隠し続けている想いが心の奥底でうごめくような気がするのだ…。手放した糸の先には確かに大きな夢がついていた。そして…またLINEの通知音が鳴る。ため息をつきながら見ると、イナガキ君からだった。『急だけど、明日ちょっと付き合ってくれない? 11時30分に○△ホテルでどうかな?』……え? いきなりどうしたんだろう? そしてホテル?イラスト・ ぺぷり 【わたしの糸をたぐりよせて】 連載 「第1話」から読む ≫ 夫とは口喧嘩ばかり…幸せな家庭が壊れかけていく 前回「第5話」のお話 ≫ ママ友の執拗なダメ出し、夫への不穏な通知…もしかして不倫?! \「うちのダメ夫」連載が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年02月04日前回からのあらすじ幼稚園のママ友に誘われたお茶会は家チェックの場だった! さらにクラス委員長からの提案がさらなるLINE通知を加速していく…。そんなある日、幼稚園を休んだ友里は買い物中、背後に気配を感じるが…。 「幼稚園ママの詮索についていけない…夫があきれるママ友つきあい」 ●登場人物●友里:都会で就職し結婚したが、夫・亮の転勤で地元の街に戻ってくる亮:友里の夫。友里から告白してつきあうように。息子の悠斗を妊娠して以来、夜の生活がないカオル:悠斗と同じ幼稚園に通うママ友。※このお話はフィクションです■もしかしたら外出先をチェックされていた!?家に帰ってひと息ついていると、カオルさんからグループLINEのほうにメッセージが来ていることに気がついた。『今日、幼稚園休んだんだって? 朝見かけなかったから心配になったけど、なんかあった?』予防接種のことは園に伝えてあるから別に問題ないはず。そう思ってありのままを伝えてみた。そうしたら…。『あのさー、幼稚園とはいえ学校なんだよ。自分の都合で休んじゃダメだよ。土曜日混むからとかどうせそんな理由で平日に予約入れたんだろうけど、それは我慢しなきゃ』私はドキッとした。『そうですよ。先生だって内心快く思ってないかもしれないですよね。それに、帰りに買い物なんてしてたらあんまりいい気持ちしてないと思いますよ』そう追い打ちをかけてきたのは、先日のお茶会で突然お邪魔させてもらったママさん。たしかに、そう言わればそうかもしれない。先生は、いいですよなんて言っていたけれど、あからさまに反対できる理由でもない。私は、グループLINEのなかで、以後気をつけますと送信した。翌朝、またいつものように悠斗を幼稚園に送り届けると、カオルさんが背後から話しかけてきた。「ちょっとあんたに話したいことがあるんだよね。いろいろ問題が起きないうちに伝えた方がいいって思ってさ。立ち話になるけどいい?」少しならと言って、カオルさんに連れられた公園には、マキちゃん以外のこの間のお茶会メンバーがそろっていた。「あんたさ、建前と本音の区別、ついてる?」カオルさんに指摘され、私は口ごもってしまった。たしかに、相手の言葉を額面通りに受け止めてしまうところはある。短絡的な思考を自覚しつつも、苦手なところに目を背けている部分はあった。「幼稚園としては、『親の都合で休んでも構わない』って言ってるけど、それは建前でしょう? 本音では、休んでくれるなってこと。そんなことも理解できないの?」私はいくつもの冷たい視線に晒され、何も反論できないまま、ただただカオルさんから幼稚園で過ごす上でのルールや「母親とは」という理想論にうなづくしかできなかった。結局、解放されたのは迎えの時間ぎりぎり……。こんなことがあってからというもの、私は次第に周りの顔色をうかがうようになってしまった。そうして、フルに幼稚園に預ける日々が始まったけれど、何かしら理由をつけられ、カオルさんたちに呼び出されては愛想笑いでダメ出しを受けるなんてことを繰り返すようになっていった。■夫のスマホに現れた不穏なメッセージある日の夜。悠斗を寝かしつけたあと、缶チューハイ片手に亮の帰りを待っていた。(ここのところ、ちょっと帰り遅いよね……どうしたんだろ)と、思っていたらちょうどよく玄関のドアが開いた。「ただいま~。今日は飯食ってきたからいらない。お風呂沸いてる?」そう言って、亮はスマホを無造作にテーブルの上に置くと、そそくさとお風呂に入っていく。(ごはん食べてくるならそう言ってくれればいいのに……)用意してある食事を片づけようと席を立った途端、亮のスマホの画面が光った。『先輩、今日はお食事ご一緒できてよかったです☆また今度……』(なんなの……これ? 、もしかして……)動揺しているところに、亮がお風呂から上がってきた。「ねえ、ビール出してくれない?」私は、いま見たことを切り出すわけにいかず、悶々とした気分が拭えない。■夫と入れ替わりに目の前に現れたのは…――朝起きると、亮がベッドにいなかった。あれ? と思い、リビングのカレンダーを見ると「大阪出張」と書かれてある。(昨日まで書かれてなかったのに……)悶々とした気分のまま、私は悠斗を幼稚園に送り届ける。悠斗は「あのね、きょうもひまりちゃんとあそぶんだよ~」と、上機嫌。「そっか~、よかったね」と私は話を合わせるけど、心のなかはまるで、ポケットに入れたまま洗濯してしまったハンカチみたいにぐちゃぐちゃだ。アイロンを使ってもどうしてもこのしわは消えそうにない。カオルさんと目が合う。彼女が満面の笑みで近づき、まさに口を開こうとした瞬間、私のスマホが鳴った。慌てて電話を取ると、亮からだった。「ごめーん、悠斗送って行ったばかりだと思うんだけど、リビングに封筒忘れたんだ。今日、大阪出張で使うやつなんだよね。あと1時間は駅で待てるから、悪いけど届けてくれない?」私はあいさつもそこそこに慌てて自転車に乗り自宅へ戻った。駅の新幹線口には、亮が困った表情を浮かべて立っていた。「ごめん、遅くなって」私は亮に封筒を手渡す。「助かったぁ……ありがと。それじゃ」と亮があっさりと封筒を受け取りホームに行こうとしたので、慌てて私も入場券を買って新幹線を待つことにした。だって昨日のことをまだ聞き出せていないから……。春の空気は、まだまだ冷たいときがある。のぞみが通過するたびに、びゅううっと風が吹いて、薄手の服ではまだまだ鳥肌が立ちそうだ。しかも、そのたびに話は遮られ、何を話せばいいのかわからなくなる。「なんだよ、友里」「……」亮が乗るひかりが着いた。ドアが開くと、次々と人が下りてくる。「じゃ、見送りありがと。行ってくるね」と言いながら亮が乗り込むとき、鮮やかな色彩の服に身を包み、柔らかなフローラルの香りをまとった男の人とすれ違う。そして、新幹線は、発車ベルとともにホームを離れた。「行っちゃった」私が、踵を返したそのとき、さっきすれ違った男の人と目が合った。「……あれ? ねえ、友里ちゃんだよね!!」その言葉に思わず私は立ち止まって、彼の顔を見た。まじまじと見ると、急に懐かしさが込み上げる。「あ……もしかして、イナガキ君? 久しぶり」――小学校6年間、高校3年間をともに過ごした友だちと、こんなタイミングで再会するなんて思ってもみなかった。込み上げる思いを抑えつつ、しばらく心地良い会話を交わした。まだ春のはずなのに、どうしてだか澄み切ったセルリアンブルーの青空が広がったような気がした。あの日、たしかにすぐ隣にあった青い糸で結んだ絆を密かに感じながら。イラスト・ ぺぷり 【わたしの糸をたぐりよせて】 連載 「第1話」から読む ≫ 夫とは口喧嘩ばかり…幸せな家庭が壊れかけていく 前回「第4話」のお話 ≫ 幼稚園ママの詮索についていけない…夫があきれるママ友つきあい \「うちのダメ夫」連載が動画に!/ 母ちゃんTVはコチラ チャンネル登録お願いします♪
2020年01月21日久々に会った同級生や、同期の男性が以前よりかっこよくなってると思ったり、前からいいと思っていたけれど久々に会ったらますます素敵な男性になっていた…そんな時、ちょっとした一言で自分の事を意識させることができれば、恋が始まるきっかけになるかもしれません。同級生や同期の彼とイイ感じになりたいのであれば、どんな一言が効果があるのでしょうか。『前から思ってたんだけど、やっぱり〇〇君って優しいよね!』彼があなたが何か困っていることを手伝ってくれた時や、さりげなく気遣いをしてくれた時などに、笑顔でこの一言を言ってみてください。「前から思ってたんだけど、やっぱり〇〇君って優しいよね!」男性の優しさを褒めているこのセリフのポイントは「前から思っていた」という所です。自分のことをよく見てくれていて、周りへの気遣いや優しさを褒めてくれたというのはもちろんですが、前からずっと自分のことを見ていてくれたのかと思うと、男性も急に相手の女性を意識してしまうものです。彼の何気ない行動を見逃さないで、彼の優しさに気が付いた時にはこの言葉をかけてみてください。『〇〇君って、昔から頼りになるよね!』男性は女性から頼られて悪い気はしないものです。むしろ、人から「頼られる」のは、自分がその相手から高く評価されていると思えたり、自分は価値のある人間なんだと自己肯定感が高まり、気分がよくなったりします。「〇〇君って、昔から頼りになるよね!」という一言は、男性の自尊心をくすぐります。また、以前から自分をそんな風に評価してくれていたのかと思って嬉しくなりますし、そんな風に言ってくれる女性と一緒にいるのは心地よく感じて、「この子といるのは居心地がいいな」と意識してもらえるでしょう。『〇〇君のその表情、好きだな』彼が久々の再会で自分の趣味や仕事の話を熱心に語っている時、彼の顔を見て微笑みながらこの一言を言ってみましょう。「〇〇君のその表情、好きだな」彼は「好き」という言葉に反応して、あなたのことを意識しはじめるでしょう。直接告白をしているわけではないのに、彼はあなたの「好き」という言葉に反応して、思わずドキっとしてしまうはず。さらにうまくいけば彼はそのドキドキを恋の始まりと錯覚して、あなたとの距離が一気に縮まるはずです。勇気を出してその一言を!男性に意識してもらうためには、話しかける時は言葉の内容だけでなく、笑顔で相手の名前を会話の中に入れて話すと効果が高まります。あなたと彼の距離がぐっと近づきますように!
2019年05月04日歌手の矢井田瞳が、7月31日に放送されたTBSラジオ『たまむすび』(毎週月曜~金曜 13:00~)にゲスト出演し、大学の同級生であるお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太との思い出を語った。大学の同期生である山里について、矢井田が「大学時代、めっちゃ格好良くて有名でした」と振り返ると、番組火曜パートナーの山里は「へいへいへいへい! ちょっとヤイコさんね、営業妨害!」と慌てた様子。番組パーソナリティの赤江珠緒が、矢井田の発言を疑うと、矢井田は「マンモス校の中でも山ちゃんは有名でした。NSC(よしもと養成所)通ってて、絶対売れると思ってました」と語る。さらに矢井田が「背も高くてスラっとしていて、おしゃれで。赤ぶちメガネをかけてる大学生あまりいなかったので、目立っていて」と当時の様子を明かすと、山里も「服もこんなこと言うと恥ずかしいけど、吉井和哉さんが着てそうな服着てたのよ、俺」とのこと。赤江は「そういう山里さん見たことない」と驚いていた。大学時代には実際に会ったことがあるという矢井田と山里。しかしその際、"よそよそしく帰った"という山里は、その理由を「その日、寮の昼ご飯がカレーだったの。急いで帰らないとおかわりできない時間だった」と弁明。さらに「ヤイコさんはめちゃくちゃ謙虚なんだけど、俺ちょっと天狗だったのよ。俺は芸能界で結構いく男だぜ感だすための"ツン"だったかもしれない」と明かし、「後で1回謝る!」と話していた。
2018年08月01日好きな人からのLINEを待っているのに、連絡が来る相手はどうでもいい人ばっかり・・・・・・。こういうモヤモヤやイラ立ちを抱えている人は多いと思います。かといって彼らに「もう連絡してこないで!」なんて言えないもの。でも優しくしたらまたしつこく連絡が来そうだし、どう対処したら良いのか困ってしまいますよね。そこで今回は「どうでもいい男性からLINEが来たときの対処法」について、タイプ別にご紹介していきます。■1.学生時代の同級生→既読スルー「高校の同級生からいきなり『元気?』と連絡が来た。その後もしつこく『彼氏いるの?』『仕事何してるの?』としつこく質問が来るのでスルーしたら、パッタリ連絡が来なくなりました」(25歳/販売)同級生ってだけで、彼はあなたに親近感を持っています。だからこそ「嫌だな」と思いつつも相手とダラダラとやり取りをしてしまうと、さらに距離を詰めてきて「今度ふたりで遊びに行こうよ!」なんて展開にもなりかねません。学生時代の友人は同窓会などがない限り、基本的には顔を合わせることもないはず。だからこそここは関係が壊れることを恐れずに、通常通りの既読スルーを押し通すべき。彼も「もしかして恋人がいたのかな?」と察してくれるはずです。■2.合コン・街コンで知り合った相手→ブロック「飲み会でなんとなく連絡を交換しただけなのに、次の日起きたら5件くらいLINEが入っていたことがある。初対面なのにそこまでガツガツ来るなんて怖いので、何かある前にブロックしちゃいます」(24歳/受付)街コンや合コンって、基本的に異性の友人を探しに行く場ではなく、「恋人を見つけに行くところ」ですよね。そのため一度既読スルーをされても、「この子とデートしたい!」と思った以上、男性も返事が来るまで何度もしつこくLINEを送ってしまうみたい。でもさすがに既読がつかないとなると、「ブロックされた=完全なる脈ナシ」とわかるもの。他に繋がりようもないとなると、気持ちが一気に冷め、もうほかに行こうと決心ができるようです。中途半端に接すると相手に期待を持たせるだけなので、ここはバッサリ切ってしまいましょう。■3.友達でいたい相手→暇なときだけ返す「私は友達でいたいのに向こうからアタックされたときは、適当に時間を置いて返信してますね。のらりくらりやるのが一番です」(27歳/接客)ずるい考えと言われればそれまでなのですが「恋人にはするにはムリなんだけれど、男友達としてはそばにいてほしいんだよなぁ~」なんて思ってしまうこともきっとあるはず。そういう時は深く考えすぎずに、暇なときだけ返すのが◎。逆に分刻みで返信をしてしまうと、彼に脈アリと勘違いされてしまう可能性があります。彼を自分のペースに持っていって、「都合のいい相手」にしちゃうのがベストでしょう。■4.ヤリモク感あふれる人→男性を紹介してもらう「『今日の夜うち来ない?』って身体目的のLINEが来たら、『そんなことより男紹介してよ!』って送る。大体連絡こなくなります」(26歳/ネイリスト)LINEから明らかにヤリモクオーラがプンプンしている男性。「お前となんかヤルわけないじゃん!」とイラッときてしまいますが、ここでキレたら負けです。ここはあえて「え~。だったらもっとイイ男紹介してよ!」とわざとほかの人を紹介させるのも方法です。もちろん彼が別の人を紹介してくれるとは限りませんが、少なくともヤリモク男性のプライドがへし折られるのは確実。エッチができないとわかったら、次から連絡はしてこなくなるでしょう。■おわりに恋愛対象外な人を片っ端からブロックしていたら、友達がいなくなるのはもちろん、出会いの幅も狭まってしまいます。相手との関係に合わせて、LINEのかわし方も変えていきましょう!(和/ライター)(ハウコレ編集部)
2017年08月15日5月16日、秋篠宮ご夫妻の長女・眞子さま(25)が大学時代の同級生の男性と婚約される見通しになったとNHKが報じた。 報道によるとお相手は国際基督教大学(ICU)時代の同級生で、横浜市在住の小室圭さん。大学時代には藤沢市観光協会主催の2010年度「湘南江の島海の王子」として、各地の観光キャンペーンに参加していたという。 ふたりの交際は秋篠宮ご夫妻公認だといい、眞子さまから小室さんを紹介されたと報じられている。 女性皇族のご婚約は高円宮妃久子さまの次女・典子さん(28)以来3年ぶり。天皇の子や孫にあたる女性皇族「内親王」では、黒田清子さん(48)以来12年ぶりとなる。 宮内庁は黒田清子さんの例も参考に水面下で準備作業を進めているそうで、整い次第記者会見を通して眞子さまの婚約内定を公式発表する見通し。結婚の時期は来年を想定しているという。 今回の報道を受け、Twitterでは「眞子さま」がトレンド入り。「眞子さまご結婚!」「眞子さま、ご婚約おめでとうございます」「眞子さまあああああああああああ」と歓喜の声があがっている。
2017年05月16日同窓会はなにかと盛り上がりやすく、中には同窓会で再会したことがきっかけで結婚に至るカップルもいます。同級生との再会は、昔話で盛り上がるため距離が縮まりやすく、恋愛に発展することも多いのだそうです。そこで今回は、久しぶりに会った同級生に恋に落ちる瞬間と恋愛に発展させる方法についてまとめました。●久しぶりに会った同級生に恋に落ちる瞬間●(1)昔とのギャップを感じた時『卒業以来会っていなかった同級生が、すごいかわいくなっててびっくりした。前はそこまで仲良くなかったけど、思わず連絡先を聞いちゃいました』(29歳/営業)昔はちょっとぽっちゃりしていて子どもっぽかった同級生が、すらっとしたかっこいい大人になっているのを見た時にドキッとする人は多いようです。ギャップは恋に落ちる時の重要なポイントです。ただし、逆に当時のイメージが良すぎて、同窓会などで会った時にがっかりしてしまうパターンもあるようです。●(2)以前と変わらない姿を見た時『昔から変わらず優しい子には、久しぶりに会ってもキュンとしちゃう。大人になっても素敵な性格のまま人って尊敬する』(33歳/販売)ギャップも大事ですが、同級生の以前と変わらない姿を見て恋に落ちることもあります。大人になるにつれて、多くの人は何かしら変わっていくものです。自分から変わろうとしたり、変わらざるをえなかったり、人それぞれにさまざまな理由があります。大人になったからこそ、変わらないことの難しさがわかるため、以前のいいイメージのまま の同級生を見て、感動して恋に落ちるパターンもあるようです。●(3)思い出話に花が咲いた時『やっぱり同じ学校で長い間一緒にいれば、いろんな思い出がある。そうやって昔を振り返られる仲間がいると、なんか落ち着くよね』(35歳/会社員)同級生に会うと自然と昔の思い出話に花が咲きます。当時はあまり話さなかった異性とも共通の話題で盛り上がれるため、ほぼ初対面のような状態でも一気に距離が縮まります。その時に「もっと話したい」と感じ、恋に落ちることもあるようです。共通の話題があることに加えて、同級生という信頼感や安心感 が恋に落ちるきっかけを与えているのでしょうね。●(4)突然、昔好きだったと告白された時『私の同級生で、同窓会がきっかけで再会してそのまま結婚したカップルがいます。どうやら長年の恋が叶った結果だったみたいで、周りからもすごい祝福されてましたね』(27歳/サービス)何気なく話していた同級生に「昔好きだったんだ」と告白されたことがきっかけで、恋に落ちることもあります。突然の告白に動揺することがほとんどですが、「好きだった」と言われて嬉しくない人はいません。告白されたことで相手のことを意識しはじめ、そのうち「好きかも」と思うようになり、恋愛に発展していくこともあるようです。また、実は当時両思い だったことが発覚して、そのまま付き合い出すこともあります。●同級生との出会いを恋愛に発展させる方法●(1)LINEやFacebookでつながる久しぶりに会って気になる同級生ができた時は、まず連絡先を交換することが大切です。今はLINEやFacebookなど、気軽につながれるツールがそろっているので、連絡先も聞きやすくなっています。まずはこれらのツールを利用して連絡を取り合うことから始めましょう。●(2)同級生数人を集めて飲み会を企画するメッセージのやりとりをして親しくなったら、同級生を数人集めて飲み会を企画し、さらに距離を縮めましょう。焦って2人だけの食事に誘うと身構えられてしまうこともありますが、同級生数人となれば、同窓会のような感じで盛り上がるはずです。企画するのが苦手という方は、友人に頼んで飲み会を開いてもらいましょう。●(3)2人だけの食事に誘う飲み会で親睦を深めたら、2人だけの食事に誘いましょう。同級生という安心感がある上に、段階を踏んで距離を縮めているため、断られる確率は低いはずです。2人だけになった時はこれまでと少し違った一面を見せるとさらに親しくなれますよ。----------もし、同窓会などで会った同級生に恋心を抱いた時は、安心感や信頼感というアドバンテージを生かして上手に恋愛に発展させてくださいね。(文/恋愛jp編集部)
2017年02月15日元プロボクサーの具志堅用高が、あす19日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演。同級生から語られる言葉に、涙を見せる。有名人の同級生の今を調査する同番組。21歳の若さで世界チャンピオンとなり、現役時代は無敵を誇っていた具志堅だが、中学時代の同級生に「一番強い男だと思っていた」という怖かった男子がいたという。彼は体が大きく、柔道をやっていた"番長"で、1人で早弁をしていた上、他人の弁当も食べていたそうで、具志堅少年は弁当を食べられないようにしていたと話す。卒業後は、地元・石垣島の高校へ進学したのかも分からないというが、思い出話をしているうちに記憶が甦ったのか、具志堅は「今でも怖い」と恐れだす。卒業から45年たったが、番組ではその"番長"を取材。かつての暴れん坊から語られる言葉に、あの具志堅が人目もはばからず涙を流す。この日の放送には、女優の遼河はるひも登場。高校時代に、先生をいじっていたいたずらっ子の同級生や、小学校の同級生から、明るくて話がしやすかったという秀才男子が登場する。
2016年10月18日大学時代の同級生だというママたち、年の近いキッズたちを連れて代官山でわいわいランチ!ランチは、大人数なので個室で気兼ねなく楽しめるところを、といま話題のママカフェ「Salud Familia Daikanyama」をチョイス。人工芝のひかれた個室で、子どもも楽しく、ママたちもゆったりと楽しめたそう。この日はランチのあと、みずほさんが友人の出産祝いを買いにblosson39へ来てくれました。「自分が使ってみてよかったものをあげたい!」ということで、ベビービョルンのソフトスタイと、エルバビーバのスキンケア用品をお買い上げ。ソフトスタイは、ママたちから「これは本当に便利!ビョルンはすごい〜!」という言葉が出たほどの人気っぷり。深めのポケットで食べこぼしをキャッチするのはもちろん、パールネックレスのようなネックストラップで、子どもも快適なのか「スタイを嫌がって外してしまう…」なんて子にもぴったり。
2016年09月24日先日『同級生から性的な発言をされ非常に困っている。どうしたらいいか』という中学生からの相談が新聞に掲載され、タレントの壇蜜さんが回答をつけて話題になりました。壇蜜さんの回答は『悪ふざけは上手にあしらい、大人の余裕を見せつけましょう』という彼女らしいもの。 ネット上では賛否両論あり、ちょっとした議論にも発展しました。この相談内容、年ごろの子どもを持つ親にとっては他人事ではありませんよね。もし自分の子どもが同級生からのセクハラにあっていたとしたら、あなたは迷わず対応できますか?今回は、都内複数の学校でスクールカウンセラーとして勤務し、多くの事例にあたってきた臨床心理士のS先生に“同級生セクハラの対応策”についてインタビューしてきました。●同級生によるセクハラは“イジメ”! 無視せず迅速な対応をS先生によると、まず大前提として全員がおさえておかなければならないことがあるといいます。それはこの行為がれっきとした“イジメ”であるということです。『同級生からの性的な発言やちょっかい。これは相手の嫌がる言動をし続けるという意味ではイジメの範疇です。校内で行われている場合は当然、生活指導の対象となります』年齢的にこれくらいは誰でもすること、大げさに騒ぎ立てる必要はないのでは?という意見もあるようですが、それは間違い。お子さんから被害報告を受けたなら、迅速に対応すべき なのですね。●まず伝えるべき言葉は「あなたが悪いわけじゃない」被害を受けていることを子どもから打ち明けられたら、親はどう対処したらよいのでしょうか。S先生は次のように述べています。『「自分が悪いから、そういった言動をされている」と感じる必要はない 。これを最初にお子さんに伝えてあげてください。性格や発育には個人差があるものですが、どのようなものであれセクハラをしていいという理由にはなりません』被害にあうと、なにか自分に否があるのでは?と思い悩んでしまう子が非常に多いそうです。まずそこを正してあげましょう。●可能な限り学校側へは報告しておくことさて、次に考えるべきことは“先生に伝えるかどうか”ですね。伝えることで、被害がより一層大きくなってしまうかもしれないと悩む親も多いようですが……。『私は可能な限り伝えたほうがいいと思います。この問題の場合、悩みの深刻さを学校側に伝えておくのは非常に大切です 。また学校としても、相談してもらえれば加害側の子を教育指導することができます』とはいえ、担任の先生が必ずしも頼りになるタイプとは限りません。その場合はどうしたらいいのでしょうか。『担任にこだわる必要はないですよ。保健の先生やスクールカウンセラーも役に立ちます。伝える相手を決める際には、自分たちの感覚を信じること。その人は自分たちのことを本気で考えてくれるかどうか 、じっくり考え見極めましょう』また、自分の子どもには次のようにアドバイスするといいそうです。『「その行為をされて本当に困っている」ということを自分の力で誰かに伝えられればベストです。そのように後押ししてみてください。もしも難しいなら、休み時間は友だちと過ごすように勧めてみましょう 。一人でいる子が狙われやすいのは事実です。女子同士が固まっておくだけで、男子からのセクハラはかなり減るんですよ』●「何かあったの?」異変を感じたら必ず声をかけることしかし、10代は何といっても難しいお年頃。恥ずかしさもあいまって、親にはなかなか打ち明けたがらない子も多いでしょう。悩みをはっきりと伝えてもらえない場合には、どうしたらいいでしょうか。『異変を感じてもスルーしないことですね。普段と違う様子に気づいたら必ず本人に「何かあったの?」と聞いてください 。親には詳しく話したくないし、助けて欲しいとは思わないけれど、知っていて欲しいという年齢です』ちゃんと気づいているよ!という意味で、きちんと言葉に出して言ってあげることが重要なのですね。●“うちの子応援団”を作ってみんなでバックアップ!S先生によると、大人が対応に取り組むときにもチーム体勢を組むことが大切だそうです。『子どもと同じように、親もひとりで抱え込んではいけません。普段子どもに関わる大人たちに、「うちの子、最近変だから注意して見ていて欲しい」とお願いしたり、学校での様子を聞いたりしましょう。そこから分かることはいろいろあります。大人同士が連携して“うちの子応援団”を作るような意識 でいてください。周囲が協力する姿を子どもはちゃんと見ています。“うちの子応援団”が後方支援してくれている気配を感じれば、子ども側も大人に相談しやすくなるというものです』●絶対ダメ! 子どもそっちのけでの“犯人探し”行為最後に、親のNG対応について聞いてみました。『親御さんが絶対にしてはいけないのは、“誰が悪いのか探し、犯人決めをすること” ですね』子どもが被害にあっていると知ったら、そんなヒドイことをしているのはどこの誰だ!という気にもなってしまいそうなものですが……。『中学校はコミュニケーションのあり方を学ぶ場でもあるんです。そして、中学生間で起きるセクハラは、主にその未熟さから来ている。これは悪い意味ではなく、男子も女子もこれから良い方法を知る段階であるということ。子どもそっちのけで大人同士がケンカをしてしまうと、彼らが本来この問題を乗り越えて身に付けるべきだったコミュニケーション能力や問題解決能力を奪ってしまうことになりかねません』セクハラ事案も、よりよいコミュニケーションのあり方を学ぶためのきっかけとして生かすことができるもの。大人はその学びを支える立場であるべきだ、とS先生はおっしゃいました。----------いかがでしたか?全体を通して大切なのは、親が子どもの変化にどれだけ気付くことができるかなのかもしれません。小さな違和感でもなにか引っかかるようであれば、無視せずに声をかけること。それが、親ができる一番最初のアクションなのでしょう。●文/パピマミ編集部
2016年08月29日タレントの石塚英彦が、15日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『あいつ今何してる?』(毎週水曜19:00~19:56)に出演し、中学時代の同級生に「当時から笑いの天才」と絶賛された。学生時代から「笑いを取ることに命をかけていた」という石塚。番組には、中学時代の「缶蹴りの際に転んで鎖骨を折った同級生」がVTRで登場し、勉強ができたので一流企業で出世しているのではないか…と石塚が予想していた通り、気象庁で地震の研究者になっていた。そんな彼が、当時に石塚とやっていたというギャグを再現。さらに、石塚について「当時から笑いの天才で、体を使って笑わせたりして天性の勘を持っていた」と証言し、「ウケがイマイチだった時のリアクションまで考えていた」というエピソードも明かした。次週22日の放送は3時間スペシャルで、浅香唯、宮藤官九郎、高嶋ちさ子、高橋茂雄(サバンナ)、浜口京子の5人がゲスト。宮藤は、修学旅行先の京都で一緒にナンパしたという同級生のエピソードを明かし、あることがきっかけで絶縁してしまったという友人も登場する。
2016年06月15日俳優の千葉雄大が、14日(9:55~11:40)に放送されるテレビ朝日のバラエティ番組『あいつ今何してる? 特別編』(関東ローカル)に出演し、学生時代に男子同級生から太ももを触られたことの真相を知る。この番組は、ゲストの学生時代の同級生の"今"を調査していくもので、レギュラーは毎週水曜19時台に全国ネット放送されているが、今回はこの特別編となる。千葉は、幼稚園・小学校時代は明るいキャラクターだったそうだが、中学校から徐々に地味になり、高校ではほとんどしゃべらない帰宅部に。そんな中、当時の同級生に、太ももなどを触ってくる"距離感がやたら近かった"男子がいたことを告白する。周囲からも「男が好きなんじゃないか?」とささやかれていたというその同級生の"今"を取材すると、距離感が近かった理由が、初めて明らかになる。この放送ではほかにも、歌手ドラマーのシシド・カフカが、ダンサーを目指していた同級生の今を見て「涙を抑えるのにイッパイ、イッパイ」と感動。さらに、高校の文化祭でベストカップル賞に選ばれた同級生の男女に「そのまま結婚して幸せになっていてほしい」と期待をかけるが、意外な事実が次々と明らかになっていく。
2016年05月13日