ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,883名の男の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! 秋生まれの男の子の赤ちゃんの名づけで人気の名前ランキングTOP20をご紹介いたします。1位蓮(れん)秋生まれの男の子の名前で一番人気だったのが「蓮(主なよみ:れん)」。2018年、2019年、2020年と3年連続で首位を獲得した名前で、一年を通じて人気があります。清らかで洗練されたイメージの名前です。 2位律(りつ)「律(りつ)」は2018年は21位、2019年5位、2020年9位にランクインするなど、近年人気上昇中の名前。イマドキでかっこいい印象の「ら行ネーム」の一つです。 3位湊(そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は2018年3位、2019年2位、2020年は5位にランクイン。人や物が集まるみなとを意味し、爽やかでみずみずしい印象を受ける名前です。 4位樹(いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は2018年は6位、2019年は4位、2020年は4位にランクインした名前。生命力あふれる力強い木々を連想させる名前です。 5位蒼(あおい、そう)2018年は15位、2019年は8位、2020年には2位と徐々に人気が高まっている「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。青々と茂る植物のような、さわやかで健康的なイメージです。 6位大翔(はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は2018年2位、2019年は7位、2020年は6位にランクインした名前。「立派に成長し、大空を羽ばたくように活躍する人になって欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位陽翔(はると、 ひなと)「陽翔(主なよみ:はると、 ひなと)」は2018年5位、2019年、2020年はともに3位と大変人気の高い名前。明るい光の中で大きく羽ばたき、空高く飛んでいくようなイメージを受ける「太陽ネーム」の一つです。 8位悠真(ゆうま)「悠真(主なよみ:ゆうま)」は2018年4位、2019年は6位、2020年7位にランクインした名前。「明るく素直な子」「真面目で落ち着いた男の子」という印象を受けるような名前です。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年8位、2019年と2020年は15位にランクイン。やわらかな日差しの太陽を連想させる「陽」と、はつらつと元気な印象を受ける「太」を組み合わせ、たくましい男の子を思い浮かべるような名前です。 10位大和(やまと)2018年に7位、2019年は9位、2020年は17位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。日本を表す古称であることから男の子らしいイメージがあり、どこか骨太でたくましい印象を受ける名前です。 11位湊斗(みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2018年25位、2019年14位、2020年8位にランクイン。人気漢字である「湊」に、きれいな星空や神秘的なイメージを受ける「斗」を組み合わせた名前です。 12位朝陽(あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキングでは11位、2020年は10位にランクインしました。前向きで力強くカッコイイ「あ行ネーム」の一つで、太陽のようにエネルギッシュな印象を受ける名前です。 13位颯真(そうま)「颯真(主なよみ:そうま)」は2018年、2019年と2年連続16位、2020年は14位にランクイン。爽やかでかっこよく、「ま」で止めることで落ち着いた印象になります。 14位結翔(ゆいと、ゆうと)2018年に18位、2019年は10位、2020年は13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。「人とのご縁」や「実を結ぶ」イメージのある「結」に、大きく羽ばたくような「翔」を組み合わせた名前です。 15位碧(あお、あおい)「碧(主なよみ:あお、あおい)」は2018年47位、2019年35位、2020年には19位へと大きくランクアップした名前です。自然の生み出す美しい青緑色を表し、どこか神秘的で力強さを感じるようです。 15位悠人(はると、ゆうと)「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」は2018年9位、2019年13位、2020年12位にランクイン。広大な自然や時の流れを表す「悠」に、男の子の止め字として人気で安定感のある「人」を組み合わせた名前です。 17位陽(はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年38位、2019年は23位、2020年は26位。男らしく潔い「一文字ネーム」で、温かさやおおらかさが感じられる「太陽ネーム」でもあります。「はる」「ひなた」のどちらのよみも温もりのある印象です。 17位陽向(ひなた)2018年は13位、2019年は20位、2020年は11位にランクインした「陽向(主なよみ:ひなた)」。「太陽のようにあたたかく、志を高く持った人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 19位伊織(いおり)「伊織(主なよみ:いおり)」は2018年28位、2019年21位、2020年18位にランクインするなど、じわじわと人気が高まっている名前です。どことなく和をイメージする、レトロネームの一つです。 19位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年76位、2019年は51位、2020年は38位でした。秋に美しく紅葉し、古くから日本人に親しまれている楓。秋生まれの赤ちゃんに多く名づけられる名前の一つです。 19位悠(はる、ゆう)「悠(主なよみ:はる、ゆう)」は2018年46位、2019年30位、2020年は28位にランクイン。ゆったりとした印象のある「悠」を一文字で使うことで、やさしく穏やかな印象があります。 秋生まれの男の子に人気の名前では、「陽翔」「陽太」「朝陽」など、エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」を用いた「太陽ネーム」が人気でした。また、秋生まれに急増する「楓」も19位にランクインしています。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,883件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月13日ベビーカレンダーは2020年9月、2019年10月、11月に生まれた18,516名の女の子を対象に、「秋生まれの赤ちゃんの名前」を大調査! いま最も人気のある秋生まれの女の子の名前ランキングTOP20をご紹介します。 1位陽葵(ひなた、ひまり)秋生まれの名前で一番人気だったのが「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2019年、2020年と連続で名前ランキング1位を獲得しており、一年を通して人気があります。おだやかな太陽をイメージさせる「陽」と美しい花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしいフラワーネームです。 2位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は美しい紅葉が楽しめる落葉樹をイメージすることから、毎年秋から冬にかけて人気が高まる名前です。2020年名前ランキングでは21位でした。 3位紬(つむぎ)「紬(主なよみ:つむぎ)」は、2019年の4位から、2020年は2位にランアップした人気の名前です。紬糸で織られた絹織物である「紬」は、江戸時代には普段着として愛用されていたほど丈夫で美しい布を表します。古風な印象のあるレトロネームの一つです。 4位凛(りん)「凛(りん)」は、2018年、2019年と2年連続名前ランキング2位にランクインし、2020年は3位を獲得しました。「凛とした」という言葉に使われることから、自分の道を毅然とした態度で歩んでいく女性をイメージするようです。 5位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年9位から、2020年は4位にランクアップ。空気が澄んで月がきれいに見える秋にピッタリの名前です。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年17位、2019年11位、2020年9位と着実に順位を上げ、人気が上がってきている名前です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようなかわいらしい響きの名前です。 7位陽菜(はるな、ひな)2018年5位、2019年14位、2020年10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。あたたかい太陽の日差しとおだやかさを感じさせる、人気の菜の花ネームです。 7位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年8位、2019年6位、2020年8位にランクインし、近年人気上昇中。名前に「子」がつくレトロネームでありながらも、「りこ」という現代風の響きが特徴的なかわいらしい名前です。 9位芽依(めい)2018年7位、2019年は8位、2020年は4位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。植物が芽吹くイメージの「芽」を用い、エネルギーに満ち溢れた印象を受けます。 10位美月(みつき、みづき)2018年、2019年、2020年と3年連続で13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。その字の通り、美しく輝く月を連想する名前で、中秋の名月が楽しめる秋らしい名前です。同名では、女優の山本美月さんが活躍されています。 11位葵(あおい)2018年は1位、2019年は3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。美しく咲く花を連想させる名前で、年間を通じて人気が高いフラワーネームです。 11位結愛(ゆあ、ゆめ)「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆめ)」は、2018年は13位、2019年は7位、2020年は12位にランクイン。響きもかわいらしく、「周囲の人から愛される女の子になりますように」という想いが感じられるようです。 13位結衣(ゆい)2018年4位、2019年は12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。こちらも女の子に人気の「結」を用いた名前で、女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 14位結菜(ゆな、ゆいな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでは3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」。やわらかい響きとやさしいイメージがいっぱいの「菜の花ネーム」です。 15位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位、2020年上半期ランキングでは14位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。秋に美しい紅葉を見せてくれる、イチョウの木の「銀杏」を連想する方もいらっしゃるのではないでしょうか。覚えやすくてキュートな「二音ネーム」の一つです。同名では女優で3児のママ、杏さんが活躍されています。 16位彩葉(あやは、いろは)2018年は55位、2019年は27位、2020年は18位と大きくランクアップし続けている「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。秋になり紅葉が彩り豊かに色づくイメージのある「彩葉」は、特に秋に多くつけられる名前の一つです。 17位詩(うた)「詩(主なよみ:うた)」は2018年に43位、2019年は35位、2020年は17位と最近増えてきている名前の一つ。言葉がリズムよく連なる「詩」を連想し、「詩吟」「詩人」などにも使われていることから、豊かな感性やロマンチックな芸術性を感じるような名前です。 18位凜(りん)2018年11位、2019年10位、2020年16位にランクインした「凜(主なよみ:りん)」。「りりしい」「きりっとしている」の他に、「冷たい氷に触れたように心身ともに引き締まる感じ」という意味があり、寒くなる秋から冬にかけてぴったりの名前です。※本ランキング4位「凛」のつくり下部は「示」、18位「凜」は「禾」 19位朱莉(あかり、しゅり)2018年は30位、2019年は21位、2020年は22位にランクインした「朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」と言えば、少し茶がかった赤色。高貴な雰囲気があり、美しい紅葉をイメージするような名前です。 20位咲良(さくら、さら)2018年11位、2019年と2020年は14位にランクインした「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるよう願って名づけてもいいですね。 秋生まれの女の子に人気の名前では、美しい紅葉のイメージを受ける「楓」や「彩葉」、夜空に美しく輝く「美月」「結月」など、秋らしい漢字を用いた名前がランクインしました。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)、2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)、2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:18,516件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年11月09日2020年に生まれた赤ちゃん16万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で11回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2020年の結果は!? 【名前】鬼滅ブームで“レトロネーム”人気がさらに過熱!?「鬼滅ネーム」も増加傾向に!赤ちゃんの名前ランキングTOP10近年、ベビーカレンダーの名前調査において人気継続中の名前といえば、古風で日本的な趣を感じる“レトロネーム”です。2020年も、特に女の子の名前で多くのレトロネームが上位に集中しました。今年、空前の大ブームを巻き起こしたマンガ/アニメ作品『鬼滅の刃』は、舞台は大正時代ということもあり、登場人物の名前もどこか古風で日本的なレトロネームばかり。今や社会現象になっている“鬼滅旋風”も、レトロネームの人気を後押ししていると考えられます。 また、『鬼滅の刃』のキャラクターに関連した「鬼滅ネーム」も男女ともに増加傾向に! 先日「週刊少年ジャンプ」で発表された「第二回『鬼滅の刃』キャラクター人気投票」で主人公を追い抜き2位にランクインした人気キャラクター「冨岡義勇(とみおか・ぎゆう)」と同じ「義勇(ぎゆう)」という名前の男の子は、昨年0人であったのに対し、今年は4人に増加。ほかにも、かわいらしい女性キャラクター「甘露寺蜜璃(かんろじ・みつり)」と同じ「みつり」という名前のよみの女の子は、昨年0人から今年は7人に! そのうち2人は漢字も同じ「蜜璃(みつり)」ちゃんでした。 さらに、男女共に順位が急上昇したレトロネーム、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」にも注目。男の子では、一昨年はTOP100圏外、昨年93位でしたが、今年は24位に大きくランクアップ。女の子では一昨年74位、昨年55位でしたが、今年は27位と、徐々に順位を上げてきています。「凪」は、風や波が静まることを意味する漢字です。上記にもある『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」であることから、これまでより身近な言葉・漢字として定着しつつあるのかもしれません。加えて、2019年に放送されたドラマ『凪のお暇』の主人公、「凪(なぎ)」の人気も影響していると推測されます。 子どもたちにも大人気の『鬼滅の刃』は、すでにマンガの連載が終了しているものの、その人気は衰えることがなく、今後もますます「鬼滅ネーム」が増加しそうです。 <男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「蒼」、3位「陽翔」でした。「蓮」は2018年から3年連続で首位に輝き、絶対王者の貫禄を見せつけました。「蒼」は一昨年15位、昨年8位と順位を上げ、今年は2位にランクイン。人気俳優の中村蒼さんや福士蒼汰さんの名前に含まれる漢字でもあり、名前のよみは「あおい」が多数派でした。8位「湊斗」、10位「朝陽」は、ともに昨年TOP10圏外からのランクアップ。TOP10のなかでも「陽」「翔」「湊」の漢字を含む名前は2種類ずつランクインしており、人気の高さがうかがえます。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「陽葵」、2位「紬」、3位「凛」という結果に。「陽葵」は2019年にも1位を獲得したトレンドの名前。月間の名前ランキングでも常に上位をキープし、5〜9月の5カ月連続で1位に輝きました。「紬」は一昨年16位、昨年4位と着実に順位を上げ、今年は2位にランクインと人気が右肩上がりです。「紬」をはじめ、古風&日本的なイメージを持つ漢字を使った「凛」「結月」「葵」「澪」や、和風な名前に用いられる止め字「子」を含んだ「莉子」もTOP10入り。さらに11位〜20位にも、15位「杏(主なよみ:あん)」、16位「凜(主なよみ:りん)」(※)、17位「詩(うた)」、18位「彩葉(いろは)」、19位「琴葉(ことは)」がランクインしており、やはり“レトロネーム”が人気でした。 (※) 3位「凛」と16位「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 【よみ】男の子は“「と」止めネーム”が人気継続中!女の子は2音のよみがTOP3を独占名前のよみランキングTOP10男の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は2018年から3年連続で首位をキープ。月間ランキングでも常に1位に君臨している、名前のよみの絶対的なチャンピオンです。「はると」とよむ名前は、「陽翔」「陽斗」「晴翔」の順に人気で、約230種類のバリエーションがありました。「みなと」は、一昨年6位、昨年3位と徐々に順位を上げている注目のよみで、今年は名前ランキングで「湊」「湊斗」の2種類がTOP10入りしたこともあり、2位にランクアップ。 そして近年の調査で常に人気が高いのは、名前のよみが「と」で終わる“「と」止めネーム”です。「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」と、今年もTOP10の5割を占める結果に。 女の子の名前のよみランキングTOP3は、1位「ゆい」、2位「めい」、3位「えま」でした。2音のよみの人気が高まりTOP3を独占する結果に。「ゆい」は3年連続の首位ですが、昨年4位の「めい」が2位、昨年8位の「えま」が3位、昨年10位の「つむぎ」が5位、昨年TOP10圏外の「ほのか」が8位に浮上し、女の子の名前のよみはトレンドに変化が見られました。昨年から5つもランクアップした注目のよみ「えま」は、約115種類の名前のバリエーションがあり、「咲茉」「依茉」「愛茉」の順に人気でした。海外でも通じる呼びやすい名前のよみで、グローバルな印象が人気の理由かもしれません。 また、名前のよみでも“レトロネーム”が人気で、響きが古風&日本的な3音のよみは、「あおい」「つむぎ」「ひまり」「ほのか」「いちか」「あかり」と、TOP10の6割が該当しました。 【漢字】1位は「翔」「花」。男の子は自然の情景&スケールの大きさ、女の子は植物を表す漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。止め字によく用いられる「翔」「斗」に加え、「大」も止め字に使用する際には「と」と読ませることがあるので、TOP3は“「と」止めネーム“の人気の影響を受けた結果と言えそうです。 さらに、男の子の名前では自然の情景を連想させる漢字や、スケールの大きさを表すような漢字が大人気。空高く飛ぶという意味を持つ「翔」、大きさや広さを表す「大」、星や宇宙を連想させる「斗」、大きくたくましい印象の「太」、太陽の光を表す「陽」、どこまでも続くさまを意味する「悠」、草木が生い茂る様子を表す「蒼」がTOP10にランクインしました。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「菜」、3位「結」という結果に。「花」「菜」をはじめ、4位「莉」、6位「奈」といった草花や果実を表す漢字が上位に。さらに植物に関連する漢字では「咲」もTOP10入りしています。植物を表す漢字は、やさしい雰囲気に加えて「生命力」や「成長」といったイメージがあります。ウィズコロナ時代を生きる赤ちゃんの健やかな成長を願って、植物を表す漢字が多く用いられているのかもしれません。 2020年に生まれた赤ちゃんの名前調査では、一大ブームとなっている『鬼滅の刃』の影響か、レトロネームの人気がさらに高まりました。キャラクターに関連する「鬼滅ネーム」もじわじわと増加傾向で、今後ますます注目度が高まりそうです。 また、男女ともに自然の情景や植物を連想させる名前が多く、コロナ禍での出産を経験したママ・パパが、赤ちゃんの健やかな成長を心から願い、明るい未来への希望を込めて名づけをおこなったことがうかがえる結果となりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方、ベビーカレンダー「2020年 赤ちゃんの名づけエピソードキャンペーン」に応募された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:161,321件(男の子:81,896件/女の子:79,425件) 2020年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2020年11月04日2020年1月から6月の上半期に生まれた46,678名の男の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』を大調査! 今回は、男の子に人気の「撥音ネームTOP10」をお届けします。撥音とは「ん」のことで、名前に撥音が入ることでリズムがよくなり、活発な明るい印象になります。1位れん2020年上半期「撥音ネーム」で1位を獲得したのは「れん」。2020年上半期よみランキングでは21位にランクインしました。 2018年、2019年の名前ランキングで2年連続1位を獲得している「蓮」が最も人気です。他にはさざなみを意味する「漣」、清廉潔白なイメージのある「廉」などが実際に名づけられていました。 2位けんと2019年のよみランキングで36位にランクインした「けんと」が、2020年上半期名前ランキングでは45位にランクインしました。 「けんと」と言えば、俳優の山崎賢人さんや賀来賢人さん、林遣都さん、アイドルグループSexy Zoneの中島健人さんなどが同名で活躍されており、どこかイケメンの印象がある名前。「健人」「絢斗」「健翔」などが実際に名づけられていました。 3位れんと2020年上半期よみランキングで58位にランクインしたのは「れんと」。2019年のよみランキングで59位にランクインしていました。 上半期で最も多く名づけられていた止め字「と」を用いた名前です。実際には「蓮人」「蓮斗」「蓮叶」「蓮音」「廉人」などの漢字が名づけに用いられていました。 4位しおん2020年上半期よみランキングで76位にランクインしたのは「しおん」。2019年のよみランキングでは100位圏外、2020年の上半期に人気が急上昇した名前です。 「詩音」「心音」「紫音」「心穏」などで名づけられていました。思いやりという意味がある「心」、感性豊かなイメージのある「心」や「詩」が用いられており、そのよみの響きからも、どこか穏やかな雰囲気が感じられます。 5位ゆうしん「ゆうしん」は2020年上半期よみランキングでは80位にランクインしており、2019年の87位からわずかにランクアップした名前です。 思いやりのある人のイメージがある「心」、人との結びつきを表すような「結」、その字の通りやさしい印象の「優」、相手をかばい助けるという意味の「侑」などを用いた「結心」「優心」「侑心」「侑真」などが実際に名づけられました。音の響きからも、やさしい印象を受けるような名前です。 6位かんた2020年上半期よみランキングで82位にランクインした「かんた」。2019年のよみランキングでも72位にランクインしていました。 か行やた行のはっきりした音は、元気でやんちゃな印象になります。スタジオジブリの名作映画『となりのトトロ』の「かんた」をイメージする方も多いのでは。実際に「環太」「栞大」「寛大」「寛多」などの漢字が名づけに用いられました。広いという意味を持つことから、心が広く穏やかな印象のある「寛」、大きく立派な様子を表す「大」など、大らかな印象の漢字が用いられたようです。 7位じん2020年上半期よみランキングで85位にランクインした「じん」。2019年のよみランキングで95位、名前ランキングでも55位に「仁」がランクイン。 隣人愛や同情の気持ちを意味する「仁」、速いという意味をもつ「迅」など、一文字で力強い漢字が名づけに用いられていました。濁音のある響きからも男らしい印象を受ける名前です。 8位りんたろう2020年上半期よみランキングで97位にランクインした「りんたろう」。よみやすいだけでなく、古風さや日本の伝統的な美しさが感じられる「レトロネーム」であり、力強く男らしい印象を受ける名前です。 実際には「稟太郎」「凜太朗」「凛太郎」「倫太郎」などの漢字が名づけに用いられました。最近では人気お笑いコンビEXITのりんたろー。さんが、同名で活躍されています。 9位しゅん2020年上半期よみランキングで107位にランクインした「しゅん」は、2019年のよみランキングでも81位にランクインしていました。 呼びやすく爽やかな印象のある名前です。俳優として活躍されている小栗旬さんを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。最も味のよい時期を表す「旬」や、高く大きいイメージがある「峻」など、男らしい漢字が名づけに用いられました。 10位ぜん2020年上半期よみランキングで118位にランクインした「ぜん」。「全」「善」「然」「禅」などの漢字が実際に名づけに用いられました。 善い・立派なことを意味する「善」や、「座禅」という単語にも用いられ精神統一のイメージのある「禅」など、どこか尊く高貴な印象を受ける名前です。 10位だん「ぜん」と同じく118位にランクインした「だん」。実際に「暖」という漢字が名づけに用いられていたようです。 暖かい春を待ち望むというイメージから、寒さの厳しい冬に人気が集まり、2020年2月の月間ランキングでは7位にランクインするほど人気が高まりました。「豊かで不自由しない」という意味もあり、「周囲を元気づけるような、心あたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年上半期、男の子の「撥音ネーム」では、TOP10のうち5つが「れん」「じん」「しゅん」など一文字の漢字で表すことができる、力強い印象を受ける名前が人気という結果になりました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年11月04日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、11月生まれの男の子5,062名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。11月は秋らしい、あの「メイプルネーム」が人気急上昇するという結果に……! 1位蓮(れん)2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。2020年の上半期ランキングでも1位を獲得しており、近年非常に人気が高い名前です。 蓮(はす)の花は仏教で用いられる花としても知られることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようですね。力強い名前が多い「一文字ネーム」で、名前のよみに「ん」のつく、リズムの良い「撥音ネーム」の一つでもあります。 2位樹(いつき)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位の「樹(主なよみ:いつき)」。2020年の上半期ランキングでは2位にランクイン。 「大樹」「樹木」など生命力あふれる木々の様子を表す熟語にも使わる、「自然派ネーム」の一つ。「青々と生い茂る樹木のように、伸びやかに空に向かって育ってほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 3位悠真(はるま、ゆうま)2018年の年間ランキングでは4位、2019年は6位の「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。2020年の上半期ランキングでは5位にランクイン。 「はるか遠い」「おだやかでのんびりしている様子」を意味する「悠」は2019年の漢字ランキング8位、「正直」「真実」というイメージの「真」は5位にランクインしており、人気漢字を組み合わせた名前です。 4位大和(やまと)「大和(主なよみ:やまと)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位、2020年上半期ランキングでは16位にランクインしています。 「大和魂」「大和男児」などに使われていることから、日本的で男らしいさを感じられる名前です。「男らしく大らかで広い心を持ち、周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いが込められているようですね。 4位律(りつ)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2020年の上半期ランキングでは12位にランクインしました。 「規律」に使われている「律」には、「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われていることから、まじめで賢くも芸術的な印象を受けるような名前です。イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の一つでもあります。 6位蒼(あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。2020年の上半期ランキングでは4位にランクインしました。 青々として力強く生い茂る草を連想させる「蒼」は、さわやかなよみが印象的。「青々とした草木が生い茂るように、元気いっぱいに育ちますように」という想いがこめられているようです。 7位湊(そう、みなと)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。2020年の上半期ランキングでは6位にランクインしました。 船や人が集まる場所を指す「湊」には、「明るく社交的で、人が集まるような愛される人」というイメージがあるようですね。海を感じるスケールの大きな名前で、将来海外で活躍するようなグローバルな印象もあります。 8位朝陽(あさひ)2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期ランキングでは10位にランクインしました。 「爽やかな澄んだ空気」「物事の始まり」というイメージのある「朝」に、エネルギッシュな太陽を思い浮かべる「陽」を組み合わせた、元気いっぱいな男の子という印象を受ける名前です。 8位楓(かえで)紅葉が色鮮やかに色づく11月にぴったりな「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキングでは76位、2019年は51位にランクインした名前が、11月は上位にランクイン。 2019年の11月は女の子の名前ランキングでも「楓」が1位になるなど、秋生まれの赤ちゃんには男女問わず「メイプルネーム」の人気が高まるようです。 8位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインした名前。 エネルギッシュな太陽を連想させる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける止め字「太」を組み合わせることで、「太陽のように明るく周囲を照らす、はつらつとした男の子」をイメージするような名前です。 11月は紅葉が見ごろを迎える時季ということもあり、秋らしい「楓」の人気が急上昇するという結果でした。これから男の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:5,062件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、2019年11月生まれの女の子4,960名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。紅葉が色づく11月らしい「楓」が1位、月がきれいに見えるこの季節にぴったりな「月」を用いた「ルナネーム」の人気が上昇しました。 1位楓(かえで)11月生まれの女の子に最も多く名づけられたのは、「楓(主なよみ:かえで)」でした。2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクインしています。 11月は紅葉が色鮮やかに色づくことから、この時季にぴったりの「メイプルネーム」です。男の子の名前ランキングでも、11月は8位にランクインしており、この時季に人気が急上昇する傾向があるようです。 2位莉子(りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクイン。 止め字に「子」を用いた「レトロネーム」でありがらも、呼びやすくキュートな響きでイマドキの名前です。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる人気の漢字で、2019年の人気漢字ランキングでも2位にランクインしています。 3位杏(あん)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は16位にランクインした「杏(主なよみ:あん)」。 秋と言えば紅葉、紅葉といえばとってもきれいなイチョウを思い浮かべる方も多いはず。イチョウの種子「銀杏」にも用いられる「杏」は、秋らしい名前でもあります。「アン」という名前は呼びやすく、明るくキュートな印象を受ける「二音ネーム」の一つです。 4位澪(みお)2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。2020年上半期ランキングでも8位にランクインしている名前です。 川や海の船が通る水路を意味し、みずみずしくもゆったりと安心感のあるイメージを受ける名前です。漢字の中に「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」でもあります。 5位陽葵(ひなた、ひまり)2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年上半期ランキングでも1位にランクインした人気の名前です。 ぽかぽかとあたたかい太陽の下で、きれいな葵の花がまっすぐに伸びる様子をイメージするような名前で、女の子に人気の花にまつわる「フラワーネーム」の一つです。 6位結愛(ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)」。2020年上半期ランキングでも13位にランクインした名前です。 周囲の人から愛し愛されるようなイメージの「愛」と、人とのご縁を表す「結」を組み合わせた名前。「愛に溢れた女の子になりますように」という親の思いが感じられるようですね。 7位芽依(めい)「芽依(主なよみ:めい)」は、2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期は6位にランクインしている名前です。 若々しさや生命力を感じるような「芽」に、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前。音に温かみがあり、明るい印象の「ま行ネーム」です。「若い芽のようにエネルギーと可能性に溢れ、周囲から愛される女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位咲良(さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2018年の年間ランキングでは11位、2019年は14位、2020年上半期は12位にランクインしている名前です。 「笑う」という意味のある「咲」と「人格が優れている」という意味の「良」を組み合わせた名前。「よく笑う素敵な女の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位美月(みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(みづき)」。2020年上半期は16位にランクイン。 その字の通り美しい印象を受ける「美」に、夜空で優しく光る「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想することから、「秋の夜長」で知られる秋に人気が上昇する名前です。 10位葵(あおい)2018年の年間ランキングでは首位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。2020年上半期ランキングでも9位にランクインした名前です。 葵は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、可憐な印象の「フラワーネーム」の一つでもあります。「葵のように太陽に向かってすくすくと成長し、美しい花を咲かせてほしい」という親の想いが感じられるようですね。 10位結月(ゆづき)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき)」。2020年上半期ランキングでも7位にランクインした名前です。 7位の「美月」同様、名前に「月」のつく「ルナネーム」です。「人とのご縁」のイメージのある「結」に、夜空で優しく輝く「月」を組み合わせたどこか神秘的で美しい名前です。 10位詩(うた)2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした「詩(主なよみ:うた)」が2019年の11月は人気が急上昇。 古風でどこか和の雰囲気の「レトロネーム」でもあり、「令和」の典拠の『万葉集』を連想させる名前でもあります。「詩」は楽しい音楽や美しい言葉のイメージがあり、豊かな感受性や芸術性を感じる名前です。 10位紬(つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。2020年上半期ランキングでも2 位にランクインしている近年人気の名前です。 「紬」は紬糸で織られたしっかりとした絹織物を表すことから、どこか強い女性をイメージするような名前です。「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という想いが込めて名づけてもいいですね。 10位陽菜(はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2020年上半期ランキングでは10位にランクインしました。 ぼかぼかとした暖かな日差しを連想させる「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「菜の花ネーム」の一つ。あたたかく親しみやすい印象の名前で、有名人では元AKBの小嶋陽菜さんが活躍されています。 11月は月がきれいに見える時期ということもあり、「美月」「結月」などの名前に「月」のつく「ルナネーム」の人気が上昇しました。また、男の子のランキングと同じく、秋らしい「楓」という名前にも人気が集まるという結果に。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年11月1日(金)~2019年11月20日(木)調査件数:4,960件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月28日ベビーカレンダーは2020年1月から6月の上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に、『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気だった漢字TOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。 1位花2019年の漢字ランキング3位の「花」が、上半期1位を獲得。その字の通りきれいな花を連想し、花(25位)、一花(30位)、花音(38位)、和花(40位)、百花(78位)、穂乃花(84位)などの名前で用いられました。 2位菜黄色くかわいい花を咲かせる菜の花のイメージがある「菜」。2019年漢字ランキング4位、上半期は2位でした。結菜(3位)、陽菜(10位)、陽菜乃(44位)、紗菜(51位)、菜月(67位)、愛菜(74位)などで多く使われています。 3位結2019年漢字ランキング5位の「結」。紐を締めてつなぐという意味から、人や物事の縁をイメージすることができます。結菜(3位)、結月(7位)、結衣(11位)、結愛(13位)、心結(34位)、美結(44位)、結心(63位)、結(67位)などの名前で用いられました。 4位莉2019年漢字ランキング2位で、ジャスミンの一種である「茉莉花」にも用いられる「莉」。2019年名前ランキング6位だった莉子(上半期4位)のほか、朱莉(28位)、莉緒(40位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、莉央(55位)などの名づけで用いられました。 5位愛2019年漢字ランキング1位の「愛」。バレンタインのある2月には漢字ランキング3位にランクインしています。結愛(13位)、莉愛(48位)、愛莉(49位)、愛菜(74位)、乃愛(78)、唯愛(87位)といった名前で使われています。 6位奈2018年漢字ランキング2位、2019年6位と毎年人気の高い漢字「奈」。栞奈(55位)、怜奈(66位)、玲奈(73位)、紗奈(75位)などの名前で用いられました。 7位美2019年漢字ランキング7位の「美」。その字の通り美しい女性のイメージがあり、美月(16位)、美桜(21位)、美結(44位)、美琴(61位)、美羽(75位)、美咲(87位)といった名前が人気です。 8位乃2019年漢字ランキング8位で、やさしく古典的な印象を受ける「乃」。陽菜乃(44位)、詩乃(52位)、乃愛(78)、穂乃花(84位)などで用いられました。 9位心2019年漢字ランキング9位だった「心」。思いやりを意味する「心」は心春(21位)、心結(34位)、心陽(34位)、結心(63位)、心晴(75位)、心音(78位)などの名前で使われていました。 10位咲2019年の漢字ランキング10位の「咲」。花が咲き始める春、3月から5月に漢字ランキングTOP10に入るなど人気が上昇していました。咲良(12位)、咲茉(26位)、咲希(55位)、陽咲(72位)、美咲(87位)などで用いられました。 11位陽2019年漢字ランキング11位の「陽」。ぽかぽかとあたたかい太陽を連想します。上半期の人気名前ランキング1位の陽葵(1位)のほか、陽菜(10位)、心陽(34位)、陽菜乃(44位)、陽咲(72位)などで用いられました。 12位彩2019年の漢字ランキング12位で、しとやかで愛らしい雰囲気の「彩」。彩葉(26位)、彩羽(91位)、彩、彩愛、彩華などの名前が人気です。 13位音2019年の漢字ランキング13位の「音」。感性豊かなイメージがあり、琴音(28位)、花音(38位)、心音(78位)などで用いられました。 14位桜2019年の漢字ランキング17位の「桜」。桜の時季である4月に人気が急上昇していました。「桜」を用いた名前では、美桜(21位)、咲希(55位)、桜(61位)などが人気です。 15位希2019年の漢字ランキング14位の「希」。希望に満ち溢れた印象のある漢字です。柚希(32位)、紬希(38位)、咲希(55位)などで用いられました。 16位葵2019年の漢字ランキング15位の「葵」。葵の花が開花時期を迎える春から夏にかけて特に人気が高まっていました。陽葵(1位)、葵(9位)、日葵などの名前が人気。 17位月2019年漢字ランキング16位の「月」。美しく優しく光り輝く月を連想させ、結月(7位)、美月(16位)、柚月(52位)、優月(63位)、菜月(67位)などが用いられました。 18位華2019年の漢字ランキング19位で、華やかで、あでやかな印象のある「華」。一華(34位)、華(70位)、彩華、楓華、愛華、凛華などの名前が多く使われています。 19位茉2019年の漢字ランキング23位の「茉」。咲茉(26位)、依茉(67位)、心咲(84位)などの名前が人気。 20位葉2019年の年間漢字ランキング18位の「葉」。木々が生い茂る夏場に人気が高まる漢字です。琴葉(20位)、柚葉(23位)、彩葉(26位)など、「〇〇は」とよむ止め字として多く用いられています。 21位子2019年の漢字ランキング20位の「子」。古風で愛らしい印象を受ける「子」は、優れた人という意味があります。莉子(4位)、桜子、璃子、葵子、桃子、日向子、日菜子など、止め字として多く使われていました。 22位優2019年の漢字ランキング22位の「優」。やわらかい物腰やすぐれている人という意味があり、おだやかでやさしいイメージがあります。優月(63位)、優奈、優愛などの名前で用いられました。 23位依2019年の年間漢字ランキング28位の「依」。頼りにする、従うといった意味があることから、素直な子に育ちますように、という願いも感じられます。依茉(67位)、由依、蒼依などの名前で用いられていました。 24位柚2019年漢字ランキング31位の「柚」。冬の季語「柚子湯」のイメージからか、真冬の1月・2月生まれの女の子の名前で特に多く使われていたようです。柚葉(23位)、柚希(32位)、柚月(52位)などの名前で用いられました。 25位衣2019年の漢字ランキング25位で、美しい衣を連想させる「衣」は気品のある雰囲気に。結衣(11位)、葵衣、芽衣、優衣、柚衣などの名前で用いられました。 26位未2019年の漢字ランキング53位の「未」。まだ、いまだに、といった意味をもつ「未」は無限の可能性をイメージする漢字です。未桜、未来、彩未といった名前で多く用いられました。 27位那2019年の漢字ランキング27位の「那」。やさしく朗らかな印象を受ける漢字で、咲那(91位)、玲那、優那などで用いられました。 28位紗2019年の漢字ランキング21位、繊細で美しい印象を受ける「紗」。紗菜(51位)、紗良(70位)、紗奈(75位)といった二音ネームで多く名づけられていました。 29位香2019年漢字ランキング24位の「香」。良い香りが漂ってくるような印象を受け、「香り立つような魅力的な女性になりますように」という願いが感じられるようです。穂香(97位)、結香、遥香、香帆、明日香といった名前で使われていました。 30位羽2019年の年間漢字ランキング32位の「羽」。その字の通り、自由で伸びやかな印象を受け、「将来大きく羽ばたきますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。美羽(75位)、彩羽(91位)、柚羽、音羽などで名づけられていました。 上半期は「花」「菜」「咲」「桜」などの花にまつわる漢字や、植物や自然をイメージさせる「葉」「陽」を用いた名前が人気という結果でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月21日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子の名前で人気だった漢字ランキングTOP30、上半期に多く名づけられていた名前実例とともにご紹介します。1位翔2019年の年間漢字ランキング1位の「翔」。2020年上半期も1位を獲得しました。大空を羽ばたくイメージのある漢字で、陽翔(2位)、大翔(7位)、結翔(9位)、悠翔(32位)、翔(39位)、湊翔(49位)などが人気でした。「と」とよむ止め字として多く用いられているようです。 2位太2019年の年間漢字ランキング3位だった「太」。男らしい印象を受ける漢字で、陽太(11位)、颯太(25位)、奏太(34位)、瑛太(47位)などの名前で用いられました。 3位大2019年の年間漢字ランキング2位だった「大」。大きく立派な様子をイメージする漢字で、大翔(7位)、大和(16位)、陽大(21位)、蒼大(26位)、大智(44位)、大晴(58位)などの名前が人気です。 4位斗2019年の年間漢字ランキング4位だった「斗」。止め字として人気で、悠斗(20位)、陽斗(24位)、結斗(38位)、陸斗(50位)、遥斗(51位)、絢斗(54位)などの名前で用いられました。 5位真2019年の年間漢字ランキング6位だった「真」が、上半期は5位に。悠真(5位)、颯真(8位)、蒼真(42位)、壮真(72位)、涼真、稜真などで用いられていました。 6位陽2019年の年間漢字ランキング5位だった「陽」。あたたかな太陽を連想させる漢字で、陽翔(2位)、朝陽(10位)、陽太(11位)、陽向(13位)、陽大(21位)、陽(22位)などの名前で用いられました。 7位人2019年の年間漢字ランキング7位だった「人」。悠人(17位)、颯人(51位)、碧人(67位)、結人(82位)、湊人(91位)、健人(92位)などが人気です。 8位悠2019年の年間漢字ランキング8位だった「悠」。スケールが大きく落ち着いた印象があり、悠真(5位)、悠人(17位)、悠斗(20位)、悠(23位)、悠翔(32位)、悠生(40位)などの名前で名づけられていました。 9位蒼2019年の年間漢字ランキング9位で、青々として力強い草木をイメージする「蒼」。蒼(4位)、蒼大(26位)、蒼空(41位)、蒼真(42位)、蒼士(55位)、蒼生(58位)などの名前で用いられました。 10位一2019年の年間漢字ランキング11位だった「一」。頼もしい印象でインパクトのある漢字で、一颯(51位)、一翔(98位)、一心、一輝、太一、一真といった名前で多く使われています。 11位柊2019年の年間漢字ランキング50位だった「柊」は、漢字のつくりに「冬」が ついていて冬生まれの赤ちゃんの名前に特に人気です。柊(43位)、柊真、柊太、柊羽、柊哉、柊翔などで名づけられていました。 12位颯2019年の年間漢字ランキング10位だった「颯」。爽やかで男らしいイメージの漢字で、颯真(8位)、颯太(25位)、颯(28位)、一颯(51位)、颯人(51位)、颯斗(61位)などの名づけで用いられました。 13位晴2019年の年間漢字ランキング12位だった「晴」。初夏を連想する漢字で夏に人気が高く、2020年6月の漢字ランキングでは10位にランクイン。上半期では、晴(33位)、大晴(58位)、晴翔(64位)、晴斗、悠晴、晴太などで用いられました。 14位希2019年の年間漢字ランキング15位だった「希」。希望が感じられる漢字で、律希(36位)、光希(68位)、悠希(82位)、充希、柚希、樹希などで用いられました。 14位生2019年の年間漢字ランキング13位だった「生」。悠生(40位)、蒼生(58位)、琉生(82位)、樹生、葵生、航生などの名前が人気です。 16位樹2019年の年間漢字ランキング18位だった「樹」。樹木のようにエネルギッシュな印象があります。2019年名前ランキング4位の樹(上半期2位)のほか、樹生、律樹、春樹、樹希、大樹などで用いられました。 17位郎2019年の年間漢字ランキング16位だった「郎」。朔太郎、琥太郎、虎太郎、健太郎、幸太郎、凛太郎など、漢字三文字の名前で「〇太郎」として多く用いられています。 18位空2019年の年間漢字ランキング25位だった「空」。広い大空をイメージする漢字で、蒼空(41位)、凌空(76位)、空(92位)、大空、朔空、凛空などの名前で用いられました。 19位奏2019年の年間漢字ランキング19位だった「奏」。奏太(34位)、奏汰(35位)、奏多(44位)、奏翔(79位)、奏斗(82位)、奏(92位)などの名前で用いられました。 20位湊2019年の年間漢字ランキング14位だった「湊」は、水上航路の集まるみなとを意味する漢字です。湊(6位)、湊翔(49位)、湊大(79位)、湊人(91位)、湊太(92位)、湊士などで用いられました。 21位輝2019年の年間漢字ランキング17位だった「輝」。きらきら光るという意味を持ち、きらびやかな印象があります。大輝、一輝、輝、律輝、遥輝、桜輝などの名前で用いられました。 22位琉2019年の漢字ランキング21位だった「琉」。琉生(82位)、翔琉、琉翔、琉斗、琉、琉偉などで用いられました。 23位優2019年の年間漢字ランキング23位だった「優」。やわらかい物腰やすぐれている人を指し、おだやかでやさしいイメージです。優斗、優、優心、優翔、優真、優陽などの名前で用いられました。 24位結2019年の年間漢字ランキング22位だった「結」。人や物とのご縁を連想する、男女ともに人気の漢字です。結翔(9位)、結斗(38位)、結人(82位)、結仁、結心、結大などの名前が人気でした。 25位仁2019年の年間漢字ランキング20位だった「仁」。思いやりや慈しみを意味します。仁(61位)、理仁(98位)、結仁、陽仁、悠仁、奏仁などの名づけで用いられました。 25位和2019年の漢字ランキング27位だった「和」。日本を意味することから、大和(16位)が最も多く名づけられていました。そのほか和真、和希、翔和、奏和、杜和といった名前で用いられました。 27位汰2019年の漢字ランキング24位の「汰」。近年男の子の止め字としても人気で、奏汰(35位)、颯汰(69位)、圭汰、蒼汰、陽汰、汰一などで用いられました。 28位心2019年の年間漢字ランキング32位だった「心」は、思いやりを意味します。一心、結心、優心、瑛心、心、心翔などで用いられました。 29位士2019年の漢字ランキング26位だった「士」。さむらいや知識人を意味し、男の子の名前の止め字としてよく使われます。蒼士(55位)、湊士、瑛士、泰士、隼士、絢士などで用いられました。 30位佑2019年の漢字ランキング33位だった「佑」。助けるという意味があり、佑、奏佑、佑真、颯佑、佑成、佑斗などの名前で用いられました。 2020年上半期生まれの男の子の名前で人気の漢字ランキングTOP30をご紹介しました。「た」「と」とよむ止め字として人気の「翔」「太」「大」「斗」「人」などが上位にランクインする結果に。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ ※順位記載のない名前は、上半期名前ランキング100位以下<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月20日3人のお子さんのうち、上の2人と違って3人目のお子さんだけは、事前に名前を決められないまま出産の日を迎えてしまったそう。すぐに名前で呼んであげられず、どんどん焦りが募っていったパパの体験談を紹介しています。 私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。 名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2020年10月17日2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの女の子の名前ランキングTOP100にランクインした、人気のひらがなネームTOP12をご紹介します。1位さくら2020年上半期、女の子のひらがなネームで1位を獲得したのは「さくら」。上半期名前ランキングでも14位にランクインしており、桜の季節である4月には月間ランキング3位にランクインするなど、春生まれの女の子に特に人気が高い名前です。 日本の象徴であり春の訪れを告げる「桜」の花を連想させ、可憐で美しい印象の名前。日本的で古風な響きの名前の「レトロネーム」でもあります。 2位あかり明るくて元気なイメージの「あかり」。2018年、2019年と2年連続よみランキングで2位、2020年の上半期名前ランキングでは33位にランクインしている名前です。 丸みを帯びた見た目とその響きから、ほっと癒やされる優しいあかりのようなイメージを持つ方もいらっしゃるでしょう。 3位ひかり美しく麗しい印象の「り」止めネームの一つである「ひかり」。2018年のよみランキングでは29位、2019年は27位、2020年の上半期名前ランキングでは37位にランクインしています。 名前の意味のとおり、明るく希望を感じさせるような名前で、女優の石田ひかりさん、満島ひかりさんなどが同名で活躍されています。 4位ひまり「ひまり」は2018年、2019年と2年連続よみランキング5位、2020年の上半期名前ランキングでは42位にランクインしていました。上半期のよみランキングでは5月以降4カ月連続でTOP10に入っているほどの人気の名前。 ぽかぽかと暖かく、やさしく周囲を照らす光のイメージを受けるからか、特にあたたかくなってくる時期に人気があるようです。 5位ひなた「ひなた」は2019年名前ランキング28位、2020年上半期名前ランキングでは44位にランクインしている名前です。よみランキングでは2019年23位と人気の高い名前です。男の子にも人気のあり、2020年7月のよみランキングでは9位、8月は6位にランクインしています。 「ひなたぼっこ」のように、温もりのある陽射しを連想させるような名前です。 6位すず「すず」は2018年のよみランキングでは71位、2019年は69位。2020年の上半期名前ランキングでは55位にランクインした名前です。 リンリンとかわいらしい音が鳴る鈴をイメージさせるようです。どこか古風で穏やかな印象がある「レトロネーム」の一つ。広瀬すずさんが同名で活躍されています。 7位いろは「いろは」は2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位、2020年の上半期名前ランキングでは59位にランクイン。 いろは歌の最初の3文字としても知られ、どことなく和を感じる名前です。音の響きもかわいらしく、女の子らしい印象を受けます。 8位すみれ「すみれ」は2018年のよみランキング57位から、2019年は45位へとランクアップ。2020年の上半期名前ランキングでは63位にランクインしました。 「菫(すみれ)」といえば、紫色の小さくかわいらしい花を連想する人が多いのではないでしょうか。ひらがなで表記することにより、女性らしくやわらかいイメージになります。 9位あおい「あおい」は2018年、2019年と2年連続よみランキング3位にランクインする人気の名前です。2020年の上半期名前ランキングでは82位にランクインしました。 太陽に向かって真っすぐ伸びる「葵」の花をイメージすることができ、「葵の花のように、まっすぐ元気に育ち美しい花を咲かせますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。女優の宮崎あおいさんが同名で活躍されています。 10位つむぎ「つむぎ」は2018年のよみランキング19位から、2019年は10位にランクアップした名前で、2020年の上半期名前ランキングでは84位にランクインしています。 日本に古くからある丈夫な絹織物の一種「紬」のように、上品な女性をイメージさせるような名前です。どこか高貴で知的な印象になる「濁音ネーム」であり、近年女の子に多く名づけられるようになった「レトロネーム」の代表格です。 11位ゆい「ゆい」は、2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得するほどの人気。2020年の上半期名前ランキングでは91位にランクインしています。 響きもやわらかく温かみがある名前で、ひらがな表記にすることにより丸みをおびて、かわいらしい印象を受けるようです。 12位こはる「こはる」は2018年のよみランキング12位、2019年は18位、2020年の上半期名前ランキングでは97位にランクインしている名前です。 春を連想することができる「こはる」は、2020年3月よみランキングでは1位、4月は2位、5月は6位と、春生まれの女の子に人気が高まっています。 女の子の上半期人気ひらがなネームTOP12をご紹介しました。やわらかい印象を受けるひらがなネームは、「すず」「いろは」「すみれ」「つむぎ」など、古風で日本的な印象のある「レトロネーム」が多くランクイン。また、「春には「さくら」「こはる」、初夏には「ひまり」が月間ランキングにランクインするなど、季節に合った名前が人気という結果に。これから女の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月14日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子の名前ランキング100位以内にランクインした、名前に「翔」がつく「飛翔ネーム」TOP12をご紹介します。1位陽翔(はると、ひなと)上半期「飛翔ネーム」1位に輝いたのは、「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期は2位にランクインしました。「はると」というよみは、2018年、2019年と2年連続よみランキング1位を獲得し、2020年上半期も1位と、今最も男の子の名づけで人気です。 ぽかぽかと穏やかな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせた、大空へと羽ばたくような壮大な印象を受ける名前です。 2位大翔(はると、ひろと)2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年上半期でも7位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。 「大」は2019年漢字ランキング2位の名前で、1位の「翔」と組み合わせたトレンドネーム。「大きく、高く飛躍してほしい」「立派で優れた人になってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位結翔(ゆいと、ゆうと)伸びやかでやさしい響きの「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」は、2018年年間ランキングでは18位、2019年は10位、2020年の上半期は9位にランクインしました。 「結」は「人とのご縁」「成功が実を結ぶ」といった意味を持ち、男女ともに人気の漢字。男の子の漢字ランキングでは22位、女の子では5位にランクインしています。 4位悠翔(はると、ゆうと)「悠翔(主なよみ:はると、ゆうと)」は、2018年年間ランキングでは25位、2019年は32位にランクイン。 遥か遠い様子や、のんびりと落ち着いた様子を表す「悠」と「翔」を組み合わせることで、伸びのびと大きくゆったりと大空を羽ばたくような印象を受けるようです。 5位翔(しょう)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は26位の「翔(主なよみ:しょう)」。2019年漢字ランキングで1位だったトレンドの漢字です。 「翔」には「空高く飛ぶ」という意味があり、スケールの大きさや、束縛されない自由さなどを感じさせるようです。潔い一文字ネームで、有名人では嵐の櫻井翔さんが同名で活躍されています。 6位湊翔(みなと)「湊翔(主なよみ:みなと)」は2018年の年間ランキングでは100位圏外でしたが、2019年に70位へと大きくランクアップした人気上昇中の名前です。「みなと」というよみは、2018年よみランキング6位から、2019年は3位へとランクアップしています。 「湊」は船や人が集まる場所を指す言葉で、海の雄大さを感じさせるほか、人気者になるように、人に恵まれるようにといった願いが込められているようですね。 7位海翔(かいと)「海翔(主なよみ:かいと)」は2018年の年間ランキングでは33位、2019年は44位。「かいと」というよみは、2019年よみランキング14位にランクインした名前です。 「海」は2年連続漢字ランキング30位にランクインしています。空を羽ばたくイメージの「翔」と組み合わせることで、海と空のイメージを掛け合わせたような壮大な印象を受ける名前です。 8位晴翔(はると)2020年上半期1位のよみである「はると」。「晴翔(主なよみ:はると)」の「晴」はその字の通り、雲がなく晴れている様子を意味し、「晴れた空のように明るい心の男の子になりますように」という願いが込められているようです。 「翔」と組み合わせることで、晴れた空を羽ばたいているような、より一層爽やかな名前になりますね。 9位瑛翔(えいと)「えいと」というよみは、2018年のよみランキングでは25位、2019年は29位にランクイン。 「瑛翔(主なよみ:えいと)」の「瑛」は、澄み切った玉の光という意味があり、水晶のような透明な玉を指します。心の美しい人になりますようにという願いを込めて名づけてもいいですね。 10位奏翔(かなと)「かなと」というよみは、2018年のよみランキングでは39位、2019年は31位にランクイン。 「奏」は2019年の漢字ランキングで19位にランクインする人気の漢字で、音や声を揃えて奏でる様子を意味し、「演奏」「合奏」などの熟語に使われることから、調和や芸術性を連想させる漢字です。 11位翔太(しょうた)「翔太(主なよみ:しょうた)」は2018年の年間ランキングでは44位、2019年は46位。「しょうた」というよみは、2019年のよみランキングでは64位でした。 大空を大きく羽ばたくようなイメージの「翔」に、「太」を組み合わせることで、さらに男らしく元気な印象の名前になりますね。芸能人では、俳優の松田翔太さんが同名で活躍されています。 12位一翔(かずと)2019年の漢字ランキング11位の「一」と「翔」を組み合わせた「一翔(主なよみ:かずと)」。 「物事のはじめ」「すべて」という意味のある「一」は、一つのことをなし遂げる頼もしいイメージを受けるようです。「リーダーになり、大きく羽ばたく人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2020年上半期、男の子に人気だった「飛翔ネーム」TOP12では、その字の通り、大空を羽ばたくような力強い印象を受ける名前が多かったです。12個のうち「陽翔」「大翔」「悠翔」「晴翔」の4つが、「はると」とよむ名前でした。また、12個中10個の名前が「〇〇と」とよむ「と止めネーム」。「翔」は「と」とよむ止め字として多く用いられていました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子ベビーモデル/陽翔(はると)ちゃん(当時生後3カ月)
2020年10月13日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの女の子6,840名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。9月生まれの女の子の名前は、神秘的で美しいイメージのある「月」を用いた“ルナネーム”が人気でした。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、5カ月連続で1位を獲得している名前「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は1位、2020年の上半期でも1位と、今最も女の子に人気の高い名前です。「ひなた」「ひまり」のほか、「ひな」「ひより」「ひま」などさまざまなよみで名づけられていました。 ぽかぽかと暖かい太陽を連想させる「陽」と、太陽にむかって真っすぐ伸びる「葵」を組み合わせた、女の子らしい名前です。 2位紬(主なよみ:つむぎ)2018年の年間ランキングでは16位、2019年は4位、2020年上半期は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。8月の11位から、9月は2位へと大きくランクアップしました。 「紬」は美しく丈夫な絹織物を表すことから「周囲の意見に流されない、芯のある美しい女性になってほしい」「強い縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位凛(主なよみ:りん)5月以降TOP10にランクインしている「凛(主なよみ:りん)」。2018年、2019年と2年連続で年間ランキング2位にランクインし、2020年の上半期も4位にランクインするなど人気の高い名前です。 まるでリンリンと鈴の音が鳴っているような女の子らしい響きでもありつつ、「凛とした」「凛々しい」にも用いられる「美しく自立した女性」というイメージも兼ね備えた名前です。 4位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位、2020年上半期では10位にランクインした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。8月の14位からランクアップしました。 暖かな日差しを連想させる「陽」に、黄色くかわいらしい菜の花のイメージを持つような「菜」を組み合わせた名前です。花を連想する「フラワーネーム」の一つで、あたたかく親しみやすい印象です。 5位芽依(主なよみ:めい)5月以降、連続してTOP10にランクインしている「芽依(主なよみ:めい)」。2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインするなど人気の高さがわかります。 草木の発芽を連想し生命力のある「芽」に、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前。「エネルギーに満ち溢れた、周囲から愛される女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 6位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位、2020年上半期は9位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。4月以降連続してTOP10にランクインしている名前です。 爽やかできりっとした印象の「い」止めネームで、男女ともに名づけとして人気の漢字です。太陽に向かってまっすぐに成長し、美しい花を咲かせる葵のように「すくすくと健康に成長しますように」という想いを込めてもいいですね。 7位美月(主なよみ:みづき)名前に「月」を用いた「ルナネーム」の代表格、「美月(主なよみ:みづき)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位、2020年上半期は16位にランクインしました。ここ数カ月TOP10圏外が続いていましたが、9月は7位にランクアップ。 空気が澄んで月が美しく見える9月にぴったりの名前ですね。美しく華やかな「美」に、優しい光や神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた女性らしい名前です。有名人では、山本美月さんが同名で活躍されています。 8位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は7位、2020年上半期は13位にランクインした「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。 名前をよんだときの音の響きもかわいらしく、人との絆や愛に満ち溢れた名前。「周囲の人に愛し愛される女の子に育って欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位葉月(主なよみ:はづき)2018年の年間ランキングでは39位、2019年は53位の「葉月(主なよみ:はづき)」。「葉」は2019年の漢字ランキング18位にランクインしている漢字。 若葉のような生命力あふれたイメージがあり、穏やかで優しい印象を受けるようです。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 10位詩(主なよみ:うた)「詩(主なよみ:うた)」は、2018年の年間ランキングでは43位、2019年は35位にランクインした名前。 古風で日本的な「レトロネーム」の一つで、音楽やリズム、言葉あそび、詩文などを連想させ、どことなく文学的で豊かな感性や芸術性を感じる名前です。「自分の気持ちを素直に言葉に表現できる、心の美しい子になりますように」という親の想いを感じられるようです。 10位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位、2020年上半期は4位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。8月は9位にランクインし、9月もTOP10入りを果たしました。 音の響きが可愛らしく呼びやすい「二音ネーム」。また、名前に「子」を用いた「レトロネーム」でありながらも、「りこ」という響きは現代風です。「莉」はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられる漢字で、2019年漢字ランキング2位にランクインするなど人気があります。 ◇◇◇ 9月といえばお月見。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、毎年9月生まれの女の子の名前は「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 9月生まれの女の子の名前は、7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に初めて「ルナネーム」が3つランクインするなど、「ルナネーム」が多く名づけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:6,840件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月09日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれの男の子7,234名を対象に、『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年9月生まれの男の子の名前は、9月の記録的な厳しい残暑の影響か、海を連想する名前が人気でした。1位湊 (主なよみ:みなと)8月の月間ランキング12位だった「湊 (主なよみ:みなと)」が、9月は1位に。2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位にランクインしている、近年トレンドの名前の一つです。 「湊」は船や人が集まる場所を意味し、おだやかな水辺のイメージ。「明るく社交的で、人に恵まれ周囲から愛される人になりますように」という願いが込められているようです。 2位蓮(主なよみ:れん)8月は1位だった「蓮(主なよみ:れん)」が、9月は2位にランクイン。2018年、2019年の年間ランキングでも1位を獲得しており、大変人気の高い名前です。 水面に浮かぶ蓮(はす)の花は仏教の教えの中でも用いられることから、どこか清らかで落ち着きのある印象を受けるようです。蓮の花は7月から9月に開花期を迎えることから、この時季にぴったりの名前ですね。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2018年、2019年と2年連続年間ランキングでは11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2020年の上半期は10位にランクインしています。 「物事が始まる様子」「爽やか」なイメージのある「朝」に、「エネルギッシュ」「温かい」イメージがある「陽」を組み合わせた明るい印象の名前です。9月生まれの子に名づけることで、秋の爽やかな朝を思い浮かべるようですね。 4位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2月から毎月TOP10にランクインしている「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位、2020年上半期は4位にランクイン。 青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させる「蒼」。青色という意味をもち、「蒼海(そうかい/青々とした海)」という言葉にも用いられることから、青い海や空を連想することができます。春・夏だけでなく、秋になってもまだまだ人気は高いままです。 5位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)7月は1位、8月は2位だった「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年上半期は2位と、いずれも上位にランクインしています。 ポカポカとおだやかな太陽の光をイメージする「陽」に、2019年の漢字ランキング1位の人気止め字「翔」を組み合わせた名前です。澄み渡る秋空の中を羽ばたくような、壮大な印象を受けるようですね。 5位律(主なよみ:りつ)7月、8月と2カ月連続で7位にランクインした「律(主なよみ:りつ)」。2018年の年間ランキング21位から、2019年は5位に大きくランクアップし、2020年上半期は12位にランクインしています。 NHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われたこをきっかけに「律」という名前が急増し、その後すっかり人気のある名前として定着してきています。「律」は「おきて」や「お手本」を意味し、「真面目でしっかりした男の子」という印象を受けるようです。 7位湊斗(主なよみ:みなと)5月以降連続してTOP10にランクインしている「湊斗(主なよみ:みなと)」。2018年の年間ランキングでは25位、2019年は14位にランクインしています。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、星空や神秘的なイメージを受ける止め字「斗」を組み合わせた名前です。「広い心を持った、人を引き付ける魅力のある人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位樹(主なよみ:いつき、たつき)1月から毎月TOP10にランクインしている「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位、2020年上半期は2位と非常に人気のある名前です。 賢くシャープでかっこいい印象の「き」止めネームの一つで、「大樹」「樹木」などに用いられることから「大きくて太い大樹のような、たくましくまっすぐな男の子」のイメージを受けるようです。 8位大翔(主なよみ:はると、ひろと)6月、7月は6位、8月は9位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年上半期も7位にランクインしています。 大きくて立派な様子を表す「大」に、翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」の一つ。「大きく、高く飛躍しますように」という親の願いが感じられるようですね。 8位凪(主なよみ:なぎ)2019年の年間ランキングで93位にランクインした「凪(主なよみ:なぎ)」が2020年9月は8位にランクイン。 凪は風や波が静まる様子を意味する漢字で、風のない穏やかな海の上を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「穏やかで、落ち着いて行動できるような、周囲にやすらぎを与える人になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。力強くたくましい印象を受ける「濁音ネーム」の一つです。 9月生まれの男の子の赤ちゃんの名前は、通年人気の高い名前が上位を占めつつ、「湊」「湊斗」「蒼」「凪」など海を彷彿させる名前が多くつけられていました。 今年の9月は台風9号、10号が立て続けに接近し、9月では初めて40℃を超える地域もあった、記録的な残暑となりました。この厳しい残暑が、8月に引き続き、9月も海を連想する名前の増加に影響していたのかもしれません。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:7,234件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年10月08日ベビーカレンダーは、2020年9月生まれのお子さん14,074名(女の子:6,840名/男の子:7,234名)を対象に『9月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。女の子は名前に「月」を用いた名前や、響きが古風な名前、男の子は「湊」など海を連想させる名前が多くつけられていました。 名前ランキングTOP10 【女の子】「月」を用いた“ルナネーム”が人気!9月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位は「紬(つむぎ)」「凛(りん)」でした。「陽葵」は5月以降、5カ月連続で1位をキープしており、今最も人気の高い名前です。9月は名前に「月」を用いた「ルナネーム」が多く名づけられていました。7位「美月(主なよみ:みづき)」、8位「葉月(はづき)」、13位「結月(主なよみ:ゆづき)」と、月間ランキング15位以内に「ルナネーム」が3つランクインしたのはここ1年で初めてです。9月といえば“お月見”。一般的に9月は月を愛でる「十五夜(中秋の名月)」(※1)の習わしがあることから、「月」を用いた名づけが好まれる傾向にあります。 また、7月に100位以下の圏外、8月に14位だった「葉月」が、9月は8位へランクアップ。旧暦で8月を指す「葉月」は「葉落ち月」が転じたものとされており、季節は“秋”。現在は、葉月=8月として用いられることも多いため、「葉月」は8月と9月生まれの赤ちゃんに多く名づけられているようです。 【男の子】厳しい残暑の影響か? 海を連想する名前が増加9月生まれの男の子に人気の名前は、1位「湊(主なよみ:みなと、そう)」、2位「蓮(れん)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」という結果でした。「湊」は8月の12位から大きく順位を上げ、1位になりました。1位「湊」、7位「湊斗(主なよみ:みなと)」に用いられている「湊」は、水上航路が集まる“みなと”を表します。青色という意味をもつ4位「蒼(主なよみ:あおい、あお)」は、「蒼海(そうかい/青々とした海)」という言葉にも用いられます。海や風が静まることを意味する「凪(主なよみ:なぎ)」は、2019年の名前ランキングで93位でしたが、9月は8位を獲得。初めてTOP10入りしました。9月は「湊」を用いた名前や、「蒼」、「凪」など、海を連想させる名前が多く名づけられていました。今年の9月は台風9号、10号が立て続けに接近し、9月では初めて40℃を超える地域もあった、記録的な残暑となりました。この厳しい残暑が、8月に引き続き、9月も海を連想する名前の増加に影響していたのかもしれません。 よみランキングTOP10【女の子「レトロネーム」人気継続9月生まれの女の子に人気のよみ1位は「めい」、2位「つむぎ」、3位「ほのか」でした。1位の「めい」は、8月の7位から大きくランクアップ。今年に入ってTOP10ランクインをキープし続けているトレンドの名前です。 女の子の名づけトレンドの傾向としては、2位「つむぎ」、3位「ほのか」、10位「いろは」のほか、11位「いちか」、12位「あかり」、16位「はな」など、古風で日本的なイメージのある「レトロネーム」が好まれている印象です。年間ランキングを徐々に上げている「いろは」は、初めて月間ランキングでTOP10入り。毎月TOP20以内にランクインし続けており、2020年の年間名前ランキングでも上位ランクインが予想されます。 【男の子】厳しい残暑の影響か、海を連想する名前も人気9月生まれの男の子に人気のよみは、1位「はると」「みなと」、3位「ゆいと」でした。「はると」は2020年の月間ランキングで、1月以降9カ月連続1位! 2018年、2019年の年間ランキングで1位と、ここ数年で最も人気の高いよみです。また、6位「あおと」、8位「かいと」、10位「ゆうと」など、近年男の子の名づけでトレンドの「〇〇と」とよむ「と止めネーム」がTOP10中6つランクインしました。漢字ランキングTOP10【女の子】「月」が14位へランクアップ9月生まれの女の子に人気の漢字1位は「莉」、2位「花」、3位「愛」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月は12位へランクダウンし、全体的にここ数年、年間ランキングでTOP10入りしている定番漢字がランクインしています。「ルナネーム」で用いられた「月」は、8月の16位から、9月は14位へランクアップ。226名の女の子に名づけられていました。 【男の子】「翔」が3カ月連続1位に!9月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「斗」、3位「大」という結果でした。「翔」は7月以降、3カ月連続で1位をキープしており、男の子の名づけに圧倒的な人気があります。 9月の名前ランキング1位となった「湊」が、漢字ランキング10位にランクイン。「夏」や「海」といった8月生まれの名づけで人気だった漢字を用いた名前が減少し、女の子の名づけ同様、年間を通して人気の高い漢字が上位を占めていました。 四季「秋」を用いた名前は16名9月生まれの「秋」を用いた名前を調査しました。女の子は「秋音(あきね)」「秋月(あづき)」「秋花(しゅうか)」「千秋(ちあき)」など8名、男の子も「秋人(あきと)」「秋楓(かえで)」「秋弥(あきや)」「秋佑(しゅうすけ)」など8名、計16名の赤ちゃんに名づけられていました。 ◇◇◇ 8月生まれの赤ちゃんの名づけは、「夏」や「海」を用いた季節感のある名前が男女ともに多い傾向にありましたが、9月生まれの赤ちゃんの名づけは、男女ともに通年人気の高い名前が上位を占めつつ、女の子は名前に「月」を用いた名前や、響きが古風な名前、男の子は「湊」など海を彷彿させる名前が多くつけられていました。 (※1)2020年の十五夜は10月1日。9月7日から10月8日の間で毎年異なる<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年9月1日(火)~2020年9月25日(金)調査件数:14,074件(女の子:6,840件/男の子:7,234件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年10月06日2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気の止め字TOP10をご紹介いたします。 2020年上半期に生まれた45,577名の女の子を対象に『2020年上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、2020年上半期に生まれの女の子のよみランキングTOP100にランクインした名前のよみから、今女の子の名前で最も人気のある止め字ランキングTOP10をご紹介します。1位な上半期で最も多く使われた止め字は「な」。上半期よみランキングTOP100には「はな」「ひな」「さな」「ゆな」「かんな」「ゆいな」「えな」など、なんと17個の名前がランクインしていました。二音、三音の名前、どちらにも使いやすいのも人気の理由かもしれません。 「な」止めネームは、やわらかくやさしい印象を受けるようです。2019年漢字ランキングでは、4位に「菜」、6位に「奈」がランクインしていることからも、人気の高さがわかります。「な」止めネームでは、女優の橋本環奈さんが活躍されています。 2位か賢くスタイリッシュな印象になる「か」止めネーム。「いちか」「ほのか」「ももか」「ゆいか」「ふうか」「はるか」「りんか」など、全部で11種類の名前が上半期よみランキングTOP100にランクイン。 2019年女の子の漢字ランキング3位には「花」、19位には「華」がランクインしています。「か」止めネームでは、女優の綾瀬はるかさんが活躍されています。 3位りちょっぴり古風でかわいらしい響きの「り」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「ひまり」「あかり」「ひかり」「しおり」「ひより」「あいり」「いおり」など9つの「り」止めネームがランクインしていました。 2019年名前ランキング首位の「陽葵(ひまり)」のほか、21位の「朱莉(あかり)」、30位の「ひかり」など、どこか明るく希望に満ちた印象の名前が多いようです。 4位き元気ではつらつとした印象の「き」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「ゆづき」「みつき」「さき」「ゆずき」「みさき」「なつき」「ゆき」の7つの「き」止めネームがランクインしていました。 2019年の漢字ランキング14位に「希」、16位に「月」がランクインしています。「き」止めネームでは、女優の山本美月さんが活躍されています。 5位い呼びやすいうえに、きりっとした印象の「い」止めネーム。上半期よみランキングTOP100には「めい」「ゆい」「あおい」「れい」「みれい」と、5つの「い」止めネームがランクインしていました。近年人気の二音ネームにも使いやすいのが特長です。 2019年の名前ランキングでは8位に「芽依(めい)」、12位に「結衣(ゆい)」がランクインしており、女優の新垣結衣さん、永野芽郁さん、宮崎あおいさん、桐谷美玲さんなど、美しい女性が多数活躍されています。 6位は上半期よみランキングTOP100には「いろは」「ことは」「ゆずは」「おとは」の4つの「は」止めネームがランクインしました。 漢字では「彩葉」「琴葉」「柚葉」など「葉」が人気。2019年漢字ランキングでも「葉」は18位にランクインしています。名前に「葉」の字が入ると、古風なイメージになります。 6位お上半期よみランキングTOP100には「みお」「りお」「まお」「なお」の4つの「お」で終わる名前がランクイン。漢字では「美桜」「澪」「莉央」「莉緒」などが人気です。 特に「みお」は2019年のよみランキングでも7位にランクインしており、響きがかわいらしい名前として人気があります。芸能人では、今田美桜さんが同名で活躍されています。 8位の「ひなの」「りの」「ゆの」の3つの「の」で終わる名前がTOP100にランクイン。 漢字では「陽菜乃」「詩乃」「彩乃」などがあり、2019年漢字ランキング8 位にランクインした人気漢字「乃」がよく使われているようです。「乃」を用いることで、どことなく優しく古風で上品な印象を受けるようです。「の」止めネームでは、指原莉乃さんが活躍されています。 9位こ「こ」止めネームが「りこ」「あこ」の2つランクイン。「莉子」は2019年の年間ランキングでは6位、2020年上半期は4位にランクインしている人気の高い名前です。 「子」の止め字を用いた、古風で和風な美を連想させる「レトロネーム」の一つですが、可憐で上品な響きは現代風で、レトロとイマドキのいいとこ取りの名前と言えます。「心」を「こ」とよむ名づけも多いようです。 9位ら「ら」止めネームは「さら」「そら」の2つがTOP100にランクイン。漢字では「咲良」「紗良」など「良」が人気。 「良」は2019年漢字ランキングでも67位にランクインしており、清らかな良い子に育つように願いを込めて名づけてもいいですね。「ら」止めネームでは、IZ*ONEの宮脇 咲良さんが活躍されています。 女の子の上半期人気止め字TOP10をご紹介しました。上半期は、やわらかい印象を受ける「な止めネーム」が圧倒的に人気という結果に。これから女の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年10月02日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年男女ともに「陽」を用いた「太陽ネーム」が人気です。 2020年上半期生まれの男の子では計531名、123種類と多様なバリエーションで名づけられていました。今回は、2020年上半期生まれの男の子の名前ランキングでTOP100にランクインした、「太陽ネーム」TOP8をご紹介します。1位陽翔(はると、ひなと)上半期「太陽ネーム」首位に輝いたのは、「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期は2位にランクインするなど、徐々に人気が高まっている名前です。 あたたかな太陽をイメージする「陽」に、人気の止め字「翔」を組み合わせることで、大空へ羽ばたくような壮大な印象を受け、明るく前向きなイメージのあるかっこいい名前です。 2位朝陽(あさひ)「朝陽(主なよみ:あさひ)」は2018年、2019年と2年連続名前ランキング11位に、2020年の上半期は10位にランクインした名前です。 「澄んだ空気」「物事の始まり」のイメージのある「朝」と、エネルギッシュで快活なイメージのある「陽」を組み合わせることで、男の子らしく元気な印象を受けるようですね。前向きで力強くかっこいい「あ行ネーム」の一つです。 3位陽太(はるた、ようた、ひなた)「陽太(主なよみ:はるた、ようた、ひなた)」は、2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位、2020年の上半期は11位にランクインした名前。 太陽をイメージするエネルギッシュな「陽」に、男らしいイメージの止め字である「太」を組み合わせることで、力強い印象を受けます。「明るく元気で、周囲を照らす存在になってほしい」と願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽向(ひなた)2018年の年間ランキングでは13位、2019年は20位、2020年の上半期は13位にランクインした「陽向(主なよみ:ひなた)」。「ひなた」というよみは男女ともに人気で、2019年の男の子のよみランキングでは9位に、女の子では23位にランクインしています。 8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前で、特に夏生まれの赤ちゃんの名前として人気が高まります。 5位陽大(はるた、ようた)「陽大(主なよみ:はるた、ようた)」は、2018年名前ランキング36位から、2019年は22位に大きくランクアップした名前。2019年の漢字ランキング5位の「陽」と、2年連続漢字ランキング2位の「大」を組み合わせたイマドキの名前です。 太陽をイメージする「陽」に、大きく立派な印象を受ける「大」。「太陽のように大きく健やかに成長してほしい」という親の願いが感じられるようですね。 6位陽(はる、ひなた)「陽(主なよみ:はる、ひなた)」は、2018年名前ランキング38位から、2019年は23位に大きくランクアップした名前。 印象的な一文字ネームで、温かさやおおらかさが感じられる名前です。「陽」は男の子の漢字ランキングでは5位、女の子では11位にランクインしており、男女ともに人気の高い漢字です。 7位陽斗(はると)2018年名前ランキング19位、2019年は17位にランクインした「陽斗(主なよみ:はると)」。 北斗七星を連想させる壮大なイメージの漢字「斗」は止め字としても人気で、美しくもどこか神秘的な印象に。太陽のような穏やかさの中にも、凛とした強さが感じられるような名前です。 8位太陽(たいよう)「太陽(主なよみ:たいよう)」は、2018年は100位ランキング圏外から、2019年は年間ランキング91位にランクアップした名前です。 その字の通り、自らの炎で周囲を照らし続けるエネルギッシュな太陽をイメージさせる名前です。有名人ではタレントの杉浦太陽さんが同名で活躍されています。 2020年上半期生まれの男の子の名前ランキングTOP100以下の「太陽ネーム」は、「悠陽(主なよみ:はるひ、ゆうひ)」、「陽仁(主なよみ:はると)」、「陽葵(主なよみ:ひなた)」、「春陽(主なよみ:はるひ、はる)」、「陽真(主なよみ:はるま)」、「優陽(主なよみ:ゆうひ)」の順に多く名づけられており、全部で123種類の名前のバリエーションがありました。 TOP8つのうち「陽太」「陽向」「陽大」など、3つがたくましいイメージの「た止めネーム」。力強く元気いっぱいな印象の名前が多かったです。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) ベビーモデル/春陽(はる)ちゃん(当時生後4カ月)文/福島絵梨子
2020年10月01日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は10月生まれの女の子6,716名に人気の名前ランキングをご紹介します。10月は古風で日本的な印象の「レトロネーム」が大人気でした。 1位楓(かえで)「楓(主なよみ:かえで)」は2018年の年間ランキングでは10位、2019年は18位にランクイン。 「楓」は秋に美しい紅葉が楽しめる落葉樹を表すことから、秋生まれにぴったりの名前です。また、楓の種子には翼がついていることから、「大空を羽ばたくような女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位陽葵(ひなた、ひまり)「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」は2019年の年間名前ランキング1位、2020年の上半期人気ランキング1位と近年女の子の名づけで最も人気のある名前の一つです。 ぽかぽかとおだやかな太陽を連想させる「陽」と、真っすぐに伸びて色とりどりの花を咲かせる「葵」を組み合わせた、かわいらしさと女性らしさを兼ね備えた品のある名前です。「ひまり」「ひなた」のほか、「ひまわり」「ひより」「ひな」などのかわいらしい響きも人気の理由のようです。 3位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。 「人との良縁」や「結果が実を結ぶ」ようなイメージのある「結」に、夜空で美しく輝く「月」を合わせた、どこか神秘的な印象を受ける名前です。10月の夜空は空気も澄んで月が美しく見える時期。この季節にぴったりですね。 3位紬(つむぎ)2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へと大きくランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。日本的で古風な名前「レトロネーム」の中でも、特に近年人気が高まっている名前です。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、江戸時代にはそのしっかりと丈夫な生地から普段着としても使用されていたというほど。「芯のある自立した女の子に育ちますように」「絹織物のように丈夫な縁や絆で結ばれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結衣(ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキングでは4位、2019年は12位、2020年の上半期ランキングでは11位にランクインする名前です。男女問わず人気のある女優・新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 人とのご縁を表す「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせており、どことなく古風で気品のある印象です。呼びやすく覚えやすい「二音ネーム」です。 6位結菜(ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位にランクイン。2019年漢字ランキング5位の「結」と、4位の「菜」の人気漢字を合わせたイマドキの名前です。 黄色のかわいらしい菜の花を連想させ、明るく愛らしい印象を受ける「菜の花ネーム」の一つです。「結」という漢字から「人との結びつき」「実を結ぶ」などを連想することから、「良縁に恵まれますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 6位凛(りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位、2020年上半期ランキングでは4位にランクインするなど人気の高い名前です。 「凛々しい」「凛とした」などの言葉に使われることから、自分の道を自分の力で切り開いて歩んでいくような、美しくも自立した女性のイメージがあります。「りん」という音の響きからは、かわいらしく透明感のある印象を受けるようです。 6位澪(みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位、2020年上半期ランキングでは8位にランクインする名前です。 「澪」は、川や海の船が通る水路を意味しており、広い海や穏やかな川のようにどこかゆったりとして安心感があります。漢字の中には「令和」の「令」が入っている、「令和ネーム」の一つでもあります。 9位美月(みつき、みづき)2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 その字の通り美しく女性らしい「美」に、優しい光で暗闇を照らす「月」を組み合わせた名前。夜空に光る美しい月を連想させ、「秋の夜長」で知られる10月にピッタリの名前です。 9位陽菜(はるな、ひな)本ランキング6位の「結菜」と同じく「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つである「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2018年の年間ランキング5位、2019年は14位、2020年上半期ランキングでも10位にランクインしています。 あたたかなやさしい陽射しを連想させる「陽」に、かわいらしい菜の花のイメージがある「菜」を組み合わせた、女の子らしい名前です。芸能人では小島陽菜さんが同名で活躍されています。 2019年の10月生まれの女の子の名前では、「楓」「結月」「紬」「澪」「美月」といった古風で日本的な印象のある「レトロネーム」がTOP10内に5つもランクインしていました。また、十五夜に次ぐ名月を楽しむ「十三夜」のある10月は、「月」を用いた名前「結月」「美月」がランクインしていたのもの大きな特徴です。これから女の子をご出産される方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,716件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月29日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、10月生まれの男の子6,857名を調査した人気の名前ランキングをご紹介します。10月は「〇〇と」とよむ「と止めネーム」と、漢字一文字の「一文字ネーム」が大人気です。 1位蓮(れん)「蓮(主なよみ:れん)」は、2018年・2019年の年間名前ランキングで1位を獲得している、今最も人気のある名前です。2019年の8月以降、3カ月連続で1位を獲得しており、2020年の上半期ランキングでも1位という結果になりました。 夏に開花を迎え秋頃には実が成長する、蓮(はす)をイメージする人も多いのではないでしょうか。仏教の花としても親しまれていることから、清らかで落ち着いた印象を受けるようです。さわやかで洗練された印象の「一文字ネーム」の一つです。 2位律(りつ)イマドキでかっこいい「ら行ネーム」の「律(主なよみ:りつ)」。2017年はランキング100位圏外でしたが、2018年4月~9月に放送された連続テレビ小説『半分、青い。』で俳優の佐藤健さんが演じた役名として広く知られるようになりました。同年10月ごろから人気が急上昇し、2018年の年間名前ランキングでは21位、2019年は5位にランクインしています。 「律」という漢字には「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」など音楽に関係する言葉にも使われることから、まじめで賢くどこか芸術的な印象を受ける名前です。 3位大翔(はると、ひろと)「翔」がつく飛翔ネームの「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位、2020年の上半期も7位にランクインしています。 2019年漢字ランキング首位の「翔」と2位の「大」を組み合わせた人気のイマドキネームです。「大空を羽ばたくように世界で活躍するような人」という印象を受けるようなスケールの大きい名前です。 3位湊(そう、みなと)「湊(主なよみ:そう、みなと)」は、2018年の年間ランキングでは3位、2019年は2位、2020年上半期ランキングでは6位にランクインしている人気の名前の一つ。 「湊」は水上航路の集まってくる「みなと」を意味することから、人や物が集まってくるという印象を受けます。「人気者になり、よい友人に恵まれますように」という願いが感じられるようです。海をイメージする名前なので、グローバルに活躍してほしいという思いも感じられます。 5位蒼(あおい、そう)「蒼(主なよみ:あおい、そう)」は2018年の年間ランキング15位、2019年は8位にランクインし、2019年9月に引き続き10月も5位にランクイン。2020年上半期ランキングでも4位にランクインするなど、近年人気の高い名前です。 「蒼」は、植物が生い茂る様子を意味し、さわやかで健康的なイメージがあります。「草木が生い茂るようにすくすくと育ちますように」という願いが感じられるようです。 6位颯真(そうま、ふうま)「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」は、2018年、2019年の年間ランキングで2年連続16位にランクイン。2020年の上半期ランキングでも8位にランクインしています。 落ち着いた印象の「ま止めネーム」の一つであり、「まっすぐ正直、はつらつとした爽やかな男の子になって欲しい」という願いが込められているようですね。 7位悠人(はると、ゆうと)男の子の名前で人気の止め字「人」を用いた「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。2018年の年間ランキング9位、2019年は13位にランクインし、2020年の上半期ランキングでは17位にランクインしました。 「悠」は「はるか遠い様子」や「のんびりした様子」を表し、スケールが大きく落ち着いたイメージを持ち、音の響きからも伸びやかで優しい印象を受けるような名前です。 7位陽太(ひなた、ようた)「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は15位にランクイン、2020年上半期では11位にランクインしました。 やわらかな日差しの太陽を連想させる「陽」と、はつらつと元気な印象を受ける「太」を組み合わせた名前。「太陽のように朗らかに、たくましい男の子に成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位陽翔(はると、ひなと)本ランキング3位の「大翔」と同じく、希望に満ち溢れた「飛翔ネーム」である「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位、2020年の上半期ランキングでは2位と徐々に人気が高まっている名前です。 太陽を連想させる「陽」に、大空を高く飛び回る様子を思い浮かべる「翔」の組み合わせは、爽やかな空を羽ばたき飛んでいくようなイメージを受けるようですね。 10位大和(やまと)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は9位にランクインした「大和(主なよみ:やまと)」。2020年上半期ランキングでも16位にランクインしています。 日本の伝統的な美しさが感じられるような「レトロネーム」の一つです。たくましさや大らかさを感じさせる「大」と、「平和」「和やか」という言葉からも安心感を受ける「和」を組み合わせた名前です。「男らしく力強さもありながらも、大らかで周囲を安心させるような頼もしい人になってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10月生まれの男の子に人気の名前TOP10の中で、「大翔」「湊」「悠人」「陽翔」「大和」と、なんと5つも「と止めネーム」がランクイン!また、漢字一文字の「一文字ネーム」も4つランクインしていました。 10月生まれで「十」という漢字を用いた名前は、「十真(とうま)」「十和(とうわ)」など6人に名づけられていました。9月生まれの「九」がつく名前の赤ちゃんは0人でしたので、「十」は生まれ月を名づけに取り入れやすい漢字のようです。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年10月1日(火)~2019年10月22日(火)調査件数:6,857件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月27日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた45,577名の女の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。今回は、2020年上半期に生まれた女の子の名前の中から、人気の「ま行ネーム」TOP20をご紹介します。1位めい2018年、2019年と2年連続よみランキング4位にランクインした「めい」。2020年上半期「ま行ネーム」では首位という結果になりました。「芽依」「芽生」「めい」「芽衣」「由依」「芽郁」などが用いられ、草木が芽生えエネルギッシュな印象の「芽」が人気。同名では女優の永野芽郁さんが活躍されています。 2位みおよみランキングでは2018年は10位、2019年は7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」「未桜」「みお」「心桜」「実桜」などで名づけられました。日本の象徴的な花で、老若男女に愛される「桜」を使った名前が、特に4月生まれの女の子に多く名づけられていました。同名では、女優の今田美桜さんが活躍されています。 3位みゆ「みゆ」は2018年、2019年と2年連続よみランキング26位にランクイン。「心結」「美結」「心優」などで名づけられ、2019年漢字ランキング9位の「心」、人と人との結びつきを表すような「結」が人気という結果に。女優でフィギュアスケート選手でもある本田望結さんが同名では有名です。 4位みつきよみランキングでは2018年は31位、2019年は28位にランクインした「みつき」。「美月」「充希」「みつき」「光希」「湊月」などが名づけに用いられ、夜空に優しく輝く「月」や希望を感じさせる「希」が人気です。同名では女優の高畑充希さんが活躍されています。 5位ももか「ももか」は2018年のよみランキングでは29位、2019年は34位にランクイン。「百花」「桃花」「百華」「ももか」などで名づけられました。「もも」という響きは、初春に淡いピンク色の花を咲かせ、古くから日本人に愛されている「桃の花」をイメージさせ、女の子らしくかわいい印象です。特に3月生まれの赤ちゃんに多く名づけられています。 6位まな「まな」は2018年のよみランキングでは42位、2019年は47位にランクイン。名づけでは「愛菜」「真菜」「茉奈」「茉南」などの漢字が用いられました。「愛菜」は、2019年の漢字ランキング1位の「愛」と、4位の菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた名前。年間名前ランキングでも44位にランクイン。芸能人では、人気子役から女優へと成長している芦田愛菜さんが有名です。 7位みこと「みこと」は2018年のよみランキング57位から、2019年は46位へとランクアップした名前。「美琴」「心琴」「みこと」「弥采」「海琴」などが名づけられました。美しい音色をイメージさせ、古風で雅やかな印象を受ける「琴」を使った名前が人気です。 8位まお「まお」は、2018年のよみランキング72位から、2019年は63位へとランクアップ。名づけには「茉央」「茉桜」「真緒」「真央」などの漢字が用いられました。開放的で大らかな印象を受ける響きが魅力的。同名では、フィギュアスケート選手の浅田真央さんや、女優の井上真央さんなどを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。 9位みれい「みれい」は、2019年のよみランキング100位の名前。「美玲」「美怜」「未怜」「光玲」などが名づけられました。「玲」や「怜」は、漢字のつくりに「令」を含むため2019年以降人気が高まっている「令和ネーム」で使用される漢字の一つ。同名では女優の桐谷美玲さんが有名です。 10位みのり「みのり」は2018年のよみランキングでは90位、2019年は96位にランクインする名前。ひらがなの「みのり」や「実里」「実莉」「実乃梨」「美乃莉」などで名づけられました。果実や作物の実り、夢や希望の実りなど、縁起が良いイメージのある「実」という漢字が多く用いられていました。 11位みさき2018年のよみランキングでは48位、2019年は72位にランクインした「みさき」。「美咲」「美沙希」「実咲」「心咲」などの漢字が用いられていました。なかでも「笑う」という意味があり、2019年漢字ランキング10位にランクインした「咲」の人気が高いようです。 12位みおり2018年のよみランキングでは63位、2019年は72位にランクインした「みおり」。「美織」「澪莉」「澪里」「美桜莉」などの漢字が用いられました。優しく上品な響きの名前です。同名では女優の瀧本美織さんが活躍されています。 13位みう2018年のよみランキングでは86位、2019年は81位にランクインした「みう」。「心結」「実羽」「美羽」「美海」などの漢字が名づけに用いられました。2019年漢字ランキング32位の「羽」は、「大きく羽ばたいてほしい」という願いが感じられるようですね。 14位みあイマドキの印象を受ける「みあ」は、ひらがな以外にも「心葵」「心愛」「美杏」「心彩」「未愛」といった名前が人気。「心」は2019年漢字ランキング9位にランクインするし、「思いやり」を意味する漢字です。 15位まゆ「まゆ」は2019年のよみランキングで89位にランクインした名前です。「茉優」「茉由」「茉結」「真結」などの漢字が名づけに用いられました。「茉」は2018年の漢字ランキングで25位、2019年は23位にランクイン。ジャスミン(茉莉花)の漢字に使われていることからも、「可憐で魅力的な女の子」という印象を受けるようです。 16位みなみひらがなの他にも「美波」「美南」「みな実」「実南」などの漢字が名づけに用いられた「みなみ」。美しい女性をイメージする「美」、豊かな祈りを連想する「実」などを用いた名前が多かったようです。元テレビアナウンサーで現在は女優として活躍されている田中みな実さんを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんね。 17位みく「みく」という名前には、「実玖」「美玖」「未來」「美紅」などの漢字が用いられました。「玖」は黒色の美しい石をさし、美しく輝く人になることを願って名づけられているのかもしれません。愛らしく知的な雰囲気の名前です。 18位みずき「みずき」という名前には、「瑞季」「瑞葵」「瑞月」「瑞希」などの漢字が用いられました。「瑞」という漢字は、めでたいことやみずみずしい印象を受けることから、「美しく育ち、多くの幸せに恵まれますように」という願いが感じられるようです。 19位まい「まい」という名前には、「真衣」「茉衣」「舞」「茉惟」「茉依」などの漢字が用いられました。美しい衣を連想させる「衣」、可憐な印象を受ける「茉」などが人気。同名では元フィギュアスケート選手の浅田舞さんが有名です。 20位まほ「まほ」という名前には、「真歩」「真帆」「茉穂」「茉歩」「真穂」などの漢字が用いられました。自然のままであること、本当の、という意味を持つ「真」には、「正直で真心のある女性になりますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 2020年の上半期の女の子の「ま行ネーム」TOP20 のうち、なんと13個が「み」から始まる名前という結果になりました。「ま行ネーム」は音にやわらかさや温かみがあり、明るい印象になります。女の子のこれから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子ベビーモデル/美心(みこと)ちゃん(当時生後4カ月)
2020年09月17日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期生まれの男の子に人気の止め字TOP6をご紹介します。1位と上半期で最も多く名づけられていた止め字は「○○と」。「と止めネーム」は近年男の子の名づけで人気が高く、2019年の年間ランキングでもTOP10中5つもランクイン。 上半期よみランキングTOP100には、「はると」「みなと」「ゆうと」「ゆいと」「あおと」など、なんと21の名前がランクインしていました。「陽翔」「湊」「大翔」「結翔」「大和」の順に多く名づけられています。 2位た上半期の人気止め字2位は「た止めネーム」。2019年の漢字ランキングでも2位「大」、3位「太」と上位に「た」とよむ漢字がランクインしており、人気の高さがわかります。 男らしくたくましいイメージの名前が多く、上半期よみランキングTOP100には「そうた」「ひなた」「かなた」「こうた」「あらた」など12の名前がランクイン。「陽太」「陽向」「陽大」「奏汰」「颯太」などの漢字が用いられています。 3位き賢くシャープで、かっこいい印象を受ける「き止めネーム」。上半期よみランキングTOP100には「はるき」「いつき」「こうき」「りつき」「いぶき」など8つの名前がランクインしていました。 漢字は「樹」「悠希」「一颯」「律希」などが名づけられています。特に「樹」は2019年の年間ランキング4位、2020年上半期ランキングでも2位にランクインするなど人気の高い名前です。 4位ま男の子らしさとやわらかさを兼ね備えた「ま止めネーム」も例年人気。上半期よみランキングTOP100では、「そうま」「ゆうま」「はるま」「とうま」「りょうま」「しょうま」の6つの名前がランクインしました。 上半期ランキングTOP20にも「悠真」「颯真」の「ま止めネーム」がランクインしています。竹内涼真さん、生田斗真さんなど、イケメン俳優をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんね。 5位せい上半期よみランキングTOP100には、「ゆうせい」「こうせい」「たいせい」「りゅうせい」「かいせい」など、「せい」がつく名前も5つランクインしました。 2019年の年間ランキングでは「悠生」「琉生」「大晴」の3つがランクイン。「生」は2019年の年間ランキングでも13位にランクインするなど、人気の止め字です。 6位すけ伝統的で古風な「レトロネーム」の一つ、「○○すけ」とよむ「すけネーム」。上半期よみランキングTOP100には、「そうすけ」「おうすけ」「こうすけ」の3つがランクインしました。 「すけ」には「介」「佑」「祐」「輔」などの漢字が多く用いられているようです。2019年の漢字ランキングでは、28位に「介」、33位に「佑」、59位に「祐」がランクインしています。 6位たろう力強く男らしい印象を受け、日本の伝統的な美しさが感じられる「レトロネーム」でもある「たろうネーム」。上半期よみランキングTOP100には、「こうたろう」「こたろう」「りんたろう」の3つの「たろうネーム」がランクインしました。 「倖太朗」「煌太郎」「幸多郎」「鼓太朗」「虎太郎」「倫太朗」「凜太朗」など、漢字では「○○太郎」の人気が高かったようです。 上半期人気止め字TOP6をご紹介しました。上半期は、力強くてかっこいい響きの「と止めネーム」の人気が圧倒的に高いという結果になりました。これから男の子を出産される方、参考になさってくださいね♪ <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子ベビーモデル/大和(やまと)ちゃん(当時生後9カ月)
2020年09月16日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた45,577名の女の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気の植物ネームTOP20を発表します。 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」2018年の年間ランキングで6位、2019年は1位にランクインした「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年5月、6月と2カ月連続で首位を獲得し、特に6月は1カ月間で「陽葵」と名づけられた人数が過去最多となりました。葵は梅雨から夏にかけてきれいな花を咲かせることから、上半期特に多く名づけられました。 2位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」は、2018年の年間ランキングで3位、2019年は5位にランクイン。かわいらしい黄色の菜の花を連想させる「菜」は、女の子の止め字として人気が高い漢字で、2019年の人気漢字ランキング4位にランクインしています。 3位莉子(主なよみ:りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。「莉」という漢字は3~5月に開花時期を迎える「茉莉花(ジャスミン)」に使われており、可憐で上品な印象を受ける名前です。 4位芽依(主なよみ:めい)「芽依(主なよみ:めい)」は2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした名前です。5月は英語で「MAY(メイ)」と発音することからか、月間ランキングでは4月11位から5月2位へと大きくランクアップするという結果になりました。草木の発芽、芽が出はじめることを意味する「芽」は、エネルギッシュな印象を受けます。 5位葵(主なよみ:あおい)「葵(主なよみ:あおい)」は2019年女の子の名前ランキング3位にランクイン。6月は葵の花が見頃を迎えることから、別名「葵月(あおいづき)」ともいわれており、「葵」という名前が多く名づけられる傾向です。太陽に向かって伸びる葵のように「すくすくと健康に、誠実に成長しますように」という想いが込められているような名前です。 6位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)太陽を連想させる「陽」に、菜の花のイメージのある「菜」を合わせることで、あたたかく親しみやすい印象の「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。女の子の名づけで人気の「菜の花ネーム」の一つです。2018年の年間ランキングでは5位、2019年は14位にランクインしています。 7位咲良(主なよみ:さくら、さら)「咲良(主なよみ:さくら、さら)」は2019年の名前ランキングで14位の名前です。「さくら」というよみから桜の花を連想させることから、特に3月・4月に増える「春ネーム」の一つ。桜の花のように多くの人に愛され、親しまれるような名前です。 8位さくら7位の「咲良」に続き、8位も同じよみの「さくら」。ひらがなネームの「さくら」も春は特に人気で、2019年4月には3位にランクインしました。こちらも3月・4月に増える「春ネーム」でもあり、日本的で古風な響きの名前の「レトロネーム」の一つでもあります。 9位杏(主なよみ:あん)「杏(主なよみ:あん)」は2019年の年間ランキング16位にランクイン。6月下旬~7月中旬に最盛期を迎える杏の実や花は日本で昔から親しまれている花です。また、「アン」という響きは外国でも通用するグローバルな名前で、呼びやすく覚えやすい響きです。 10位杏奈(主なよみ:あんな)2019年の年間ランキング19位にランクインしたのは「杏奈(主なよみ:あんな)」。実りの多い人生を連想させる「杏」と、穏やかで愛らしい印象の「奈」を組み合わせた女の子らしい名前です。同名では女優の石橋杏奈さんが活躍されています。 11位芽生(主なよみ:めい)「芽生(主なよみ:めい)」は2018年の年間ランキングでは27位、2019年は42位にランクインした名前。4位の「芽依」と同じく、5月(英語でMAYメイ)を連想させることから、5月に人気が高まりました。生命力にあふれた印象を受ける名前です。 12位琴葉(主なよみ:ことは)さわやかで清潔なイメージの「葉」がつく名前、「琴葉(主なよみ:ことは)」。2018年の年間ランキングでは21位、2019年は23位にランクインした近年人気の名前です。どことなく古風な雰囲気のある落ち着いた名前ですね。 13位美桜(主なよみ:みお)日本を象徴する花、桜を用いた「美桜(主なよみ:みお)」。2018年の年間ランキング68位から2019年は32位へと大きくランクアップしている名前です。こちらも桜が見頃を迎える3月・4月に特に増える春ネームです。 14位柚葉(主なよみ:ゆずは)「柚葉(主なよみ:ゆずは)」は2018年の年間ランキング51位、2019年は59位にランクインした名前。冬の季語「柚子湯」の影響か、「柚」は冬生まれに特に人気の漢字で、「柚葉」は2020年1月6位にランクインしました。 15位花(主なよみ:はな)2018年、2019年と2年連続年間ランキング25位にランクインした「花(主なよみ:はな)」。シンプルながらも印象に残る名前です。寒い冬が終わり、草花が芽吹く3月・4月に人気が高まる「春ネーム」の一つです。 16位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)和を感じる名前で、音の響きもかわいらしい「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。2018年の年間ランキング55位から、2019年は27位へと大きくランクアップした名前です。「彩」という漢字は2年連続漢字ランキング12位にランクインしており、安定して人気のある漢字です。 17位咲茉(主なよみ:えま)「咲茉(主なよみ:えま)」は2018年の年間ランキング95位、2019年は92位にランクインした名前。ジャスミン(茉莉花)の漢字に使われ、可憐で魅力的な女の子のイメージがある「茉」が使われています。 18位朱莉(主なよみ:あかり)高貴な雰囲気があり、美しい赤色のイメージを受ける「朱莉(主なよみ:あかり)」。こちらもジャスミン(茉莉花)に用いられる「莉」が使われています。2018年の年間ランキング30位、2019年は21位にランクインした名前です。 19位一花(主なよみ:いちか)かわいらしい印象の「花」止めネームの一つである「一花(主なよみ:いちか)」。美しい「花」に、「一つ」「一番目」「すべて」などを表す「一」をつけることで、唯一無二の存在である印象を受けるようですね。 20位楓(主なよみ:かえで)一文字ネームの「楓(主なよみ:かえで)」。2018年の年間ランキング10位、2019年は18位にランクインした名前です。楓の実には翼がついていることから、将来世界に羽ばたくような女性になってほしいという願いも込められているようです。 2020年の上半期の女の子の植物ネームでは、「桜」や「茉莉花」、「葵」、「菜の花」など、春先から夏に咲く美しい花を連想させる名前が人気という結果になりました。これから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月15日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,6787名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。まじめで頼もしいイメージになる四音以上の名前は、「〇〇すけ」など古風な名前がトレンドです。2020年上半期、男の子に人気だった四音以上の名前TOP20を発表します。 1位そうすけ2018年のよみランキングでは8位、2019年は18位にランクインした「そうすけ」。「奏佑」「蒼介」「湊介」「奏介」「颯介」「颯佑」「想介」「蒼佑」などさまざまな漢字の組み合わせで名づけられていました。やさしさとさわやかさをイメージさせる「そう」に、古風で粋な男らしさを感じさせる「すけ」。同じよみでは俳優の池松壮亮さんが活躍されています。 2位ゆうせい2018年のよみランキングでは21位、2019年は22位にランクインした「ゆうせい」。や行の伸ばす音で、やさしく伸びやかな「ゆう」に、近年人気の「せい」という止め字を組み合わせた名前。「悠誠」「悠晴」「優成」「佑成」などが名づけられました。 3位こうせい2018年のよみランキングでは35位、2019年は28位にランクアップした「こうせい」。「康誠」「晃成」「晃誠」「煌惺」「恒成」などの漢字が用いられました。同じよみではお笑いコンビ・ミキの昴生さんが活躍されています。 4位たいせいランキング2位「ゆうせい」、3位「こうせい」に続き、「せい」で止まる名前「たいせい」。2年連続よみランキングで43位にランクインしています。「大誠」「泰誠」「大晟」などで名づけられました。 5位りょうま2018年のよみランキングでは36位、2019年は45位にランクインした「りょうま」。「涼真」「稜真」「怜真」「令真」「涼馬」などの漢字が用いられました。江戸時代末期の志士・坂本龍馬や、俳優の竹内涼真さんなど、かっこいい男性のイメージがある名前です。 6位しょうまランキング5位の「りょうま」と同じく、「ま」で止まることで安定感があり落ち着いた印象の「しょうま」。2018年のよみランキングでは38位、2019年は49位にランクインしました。同名では仮面ライダーエグゼイドでパラド役を演じた俳優、甲斐翔真さんや、フィギュアスケート選手の宇野昌磨選手が活躍されています。 7位おうすけ「おうすけ」は2018年のよみランキングでは87位、2019年は88位にランクイン。男らしい「おう」という響きが印象的な名前です。「桜介」「旺佑」「凰介」「桜輔」などが名づけに用いられました。「桜」を用いた名前は、上半期4月生まれの赤ちゃんに多く使われていました。 8位りゅうせい2018年のよみランキングでは86位、2019年は84位にランクインした「りゅうせい」。「琉聖」「琉惺」「龍正」「流星」などの漢字が用いられました。漢字ランキング21位の「琉」は青い海や南風を連想させ、近年人気の漢字。同名では俳優の横浜流星さんが活躍されています。 9位こうたろう2018年のよみランキング84位から2019年は78位にランクアップした「こうたろう」。「幸太郎」「康太郎」「幸汰朗」「煌太郎」などが名づけられました。力強く男らしい印象の「たろうネーム」で、同名では俳優の吉田鋼太郎さんや小泉孝太郎さんが活躍されています。 10位こうすけ元気で勇ましいイメージの「こう」と、古風で粋なイメージの「すけ」を組み合わせた「こうすけ」。2018年のよみランキングでは56位、2019年は63位にランクインしています。「康介」「康亮」「幸佑」「航輔」などの漢字が名づけに用いられました。元競泳選手の北島康介選手や、同じく競泳選手の萩野公介選手など、たくましい印象を受ける名前です。 11位こたろう2018年のよみランキングでは81位、2019年は82位にランクインした「こたろう」。「琥太郎」「虎太郎」「虎汰朗」などの漢字が用いられ、荒々しくも勇猛な「虎」を含む名前が人気。「たくましい子に育ちますように」という願いを感じられるような名前です。 12位りょうた2018年のよみランキングでは58位、2019年は79位にランクインした「りょうた」。「凌大」「諒太」「陵汰」「凌汰」「遼太」などの漢字が名づけに用いられました。同名ではGENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太さんが活躍されています。 13位かいせい「快晴」を連想させ、晴れ渡る青空をイメージするような「かいせい」。2018年のよみランキングでは91位から2019年は76位に大きくランクアップしました。「海成」「海誠」「海惺」「櫂成」などの漢字が用いられ、スケールの大きな印象を受ける漢字「海」の人気の高さがわかります。 14位しょうた2018年のよみランキングでは52位、2019年は64位にランクインした「しょうた」。「柊太」「翔大」「翔太」「祥太」などの漢字が用いられました。「翔」は2019年漢字ランキング1位を獲得した毎年人気の漢字で、大空を羽ばたくような印象を受ける名前です。同名では、俳優の松田翔太さんや染谷将太さんがいらっしゃいます。 15位りんたろう「りんたろう」は、2018年のよみランキングでは89位、2019年は68位へと大きくランクアップした名前。「凛太朗」「凛太郎」「倫太朗」などが名づけに用いられました。漢字ランキング98位にランクインした「凛」は近年人気の漢字で、自分の道を毅然と歩んでいくイメージがあり、颯爽とした印象です。 16位しゅうと「しゅうと」という名前には、「柊斗」「柊音」「秀人」「柊澄」などの漢字が用いられました。「柊」は2018年の漢字ランキング70位から2019年は50位へと大きくランクアップした漢字。柊(ひいらぎ)は漢字のつくりに「冬」がついていて、冬生まれの赤ちゃんの名前にぴったり。常緑小高木である柊のように「強く優しく健やかに成長しますように」という願いが感じられるようです。 17位りょうすけ2018年のよみランキングでは79位、2019年は93位にランクインした「りょうすけ」。「涼介」「亮介」「涼輔」「遼介」などの漢字が用いられました。涼やかな響きの「りょう」に、助けることを意味する「介」をつけることで、親しみやすく軽やかな印象を受ける名前です。 18位りゅうと「りゅうと」という名前には、「琉斗」「琉翔」「隆翔」「隆叶」などの漢字が用いられました。2019年の漢字ランキング21位にランクインし、青い空や海をイメージさせる「琉」や、人生の発展や成功を願って名づけられるような「隆」が目立ちました。 19位こうだい「こうだい」という名前には、「煌大」「晃大」「航大」などの漢字が用いられました。響きも見た目も、力強くスケールの大きさを感じさせる名前です。同じよみでは俳優の浅香航大さんが活躍されています。 20位けんしん「けんしん」という名前には、「健心」「謙真」「賢信」などの漢字が名づけに使われました。誠実でまっすぐな印象の漢字を用いることが多かったようです。人気アニメ「るろうに剣心」を思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。強くたくましく古風な名前です。 2020年の男の子四音以上の名前では、男らしくたくましい名前が多く見受けられました。TOP20のうち「すけ」がつく名前が4つ、「せい」がつく名前が5つという結果に。これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月10日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれの女の子6,559名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。猛暑日が続いた8月生まれの女の子の名づけランキング結果はいかに……!? 1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)5月以降、4カ月連続で1位を獲得している「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」が、8月も1位を獲得しました。2020年上半期の人気ランキングでも堂々の1位です。 夏の日差しを連想させる「陽」と、梅雨ごろから夏にかけてきれいな花を咲かせる「葵」を組み合わせたフラワーネーム。「太陽のように朗らかで明るく、落ち着いた品のある女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位葵(主なよみ:あおい)2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。6月は6位、7月は3位、8月は2位と着実に順位を上げています。 葵は空に向かってきれいな色の花を咲かせることから「葵の花ように、すくすくと健康に、美しく育ちますように」という願いが感じられるようですね。2019年の漢字ランキングでは男の子38位、女の子15位にランクインしていることからも、男女問わず人気の高い名前ということがわかります。 3位芽依(主なよみ:めい)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。5月は英語で「MAY-メイ-」ということから5月に人気が集中し、それ以降連続でTOP10に入っています。 若々しさや生命力を感じさせる「芽」と、いつくしみを感じる「依」を組み合わせた名前で、「エネルギッシュで、周囲から愛される人になりますように」という親の願いを感じられるようです。 4位凛(主なよみ:りん)「凛(主なよみ:りん)」は2018年・2019年と2年連続年間ランキングで2位にランクインするなど、近年人気の高い名前です。 「凛とした」「凛々しい」「凛然」などにも使われていることから、自立したかっこいい女性像をイメージする方も。よみは鈴の音のようにかわいらしい音の響きで、キュートで覚えやすい二音ネームの一つでもあります。 5位琴葉(主なよみ:ことは)2018年の年間ランキングでは21位、2019年は23位にランクインした「琴葉(主なよみ:ことは)」。美しい音色を奏でる弦楽器「琴」に、さわやかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた名前です。 どことなく古風で優雅な印象を受け、「琴の音色のように、美しくも穏やかな人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位結月(主なよみ:ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクイン。2020年上半期ランキングでも7位にランクインしており、安定した人気です。 「良縁に恵まれるように」という願いが込められたような「結」と、夜空に優しく光り輝きどこか神秘的な印象を受ける「月」を組み合わせた名前。高貴で知的な印象になる濁音ネームの一つです。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2018年の年間ランキングでは3位、2019年は5位、2020年上半期ランキングでも3位にランクインした「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。2019年の人気漢字ランキング5位の「結」と、可愛らしい黄色い菜の花を連想させる人気漢字ランキング4位の「菜」を組み合わせた名前です。 明るく親しみやすい印象を受け、ひらがなも丸みを帯びていて女の子らしい名前です。 8位結衣(主なよみ:ゆい)「結衣(主なよみ:ゆい)」は2018年の年間ランキング4位、2019年は12位にランクイン。5月8位、6月9位、7月8位、2020年上半期ランキングでも11位にランクインするなど、人気の高い名前です。女優の新垣結衣さんと同名です。 「結ぶ」「実をつける」という意味をもつ「結」に、美しい衣や絹を意味する「衣」を組み合わせた名前で、気品のある印象を受けるようです。 9位澪(主なよみ:みお)「澪(主なよみ:みお)」は2018年の年間ランキングでは17位、2019年は11位にランクイン。5月8位、6月7位、7月8位、2020年の上半期ランキングでも8位にランクインするなど、安定して人気があります。 「澪」という漢字には「令和」の「令」が入っていることから「令和ネーム」の一つでもあり、穏やかに水が流れている印象を受けるような名前です。「みお」というよみもかわいらしく、2019年のよみランキングでも7位にランクインしています。 9位莉子(主なよみ:りこ)「莉子(主なよみ:りこ)」は2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクイン。「莉」という漢字はジャスミンの一種である「茉莉花」に用いられ、その可憐な印象からか2019年漢字ランキング2位にランクインするなど女の子に人気の漢字です。 名前に「子」がつくレトロネームの一つですが、「りこ」という響きは現代的。音の響きがかわいらしく、呼びやすい名前です。 8月の女の子の名前では、梅雨の時期から夏に見頃を迎える「葵」を用いた「陽葵」が1位、「葵」が2位という結果でした。このほか、「夏帆」が7月39位から8月は14位へ、「夏希(なつき)」が7月82位から8月29位へと人気急上昇。「葉月(はづき)」「千夏(ちなつ)」「帆夏(ほのか)」など、夏らしい名前が人気でした。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:6,559件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月09日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれの男の子6,743名を対象に、『8月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。猛暑日が続いた8月生まれの男の子の名前は、「夏ネーム」が人気だったようです。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年の年間ランキング1位の「蓮(主なよみ:れん)」が、7月の5位からランクアップし、8月は1位を獲得しました。 「蓮」は仏教の教えの中でも用いられ、水面に浮かぶ蓮(はす)の花を思い浮かべることから、「清らかで落ち着きのある男の子」という印象を受ける方もいらっしゃるのではないでしょうか。呼びやすく覚えやすい、二音ネームの一つです。 2位陽向(主なよみ:ひなた)「陽向(主なよみ:ひなた)」は、夏の日差しを感じさせる太陽の「陽」と、8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前です。 8月らしい要素が詰まった名前であることから、8月生まれの男の子人気が高まったようで、7月の40位から大きく順位を上げ、8月は2位という結果になりました。「太陽のように周囲を照らし、志を高く持った人になりますように」という願いが感じられるようです。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2018年の年間ランキングでは5位、2019年は3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」が、7月は1位、8月は2位という結果になりました。「陽向」と同じく、こちらも夏の太陽をイメージさせる漢字「陽」が用いられた名前です。 「翔」は2019年の漢字ランキング1位の人気止め字であり、頼もしい印象を受ける漢字。太陽の光の中、大空へと羽ばたくような壮大なイメージを受けるような名前です。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき)「樹(主なよみ:いつき、たつき)」は、2020年の1月から8月まで連続してTOP10にランクインしており、2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位にランクインしている人気の名前です。 壮大な自然を連想させる「大樹」「樹木」にも用いられていることから、「大きくて太い大樹のように、たくましくまっすぐに成長してほしい」といった想いを込めて名づけてもいいですね。 5位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。 5月は2位、6月は4位、7月は2位にランクインしており、青々とした草木が力強く生い茂る様子を連想させることからも、春から夏にかけて特に人気が高くなるようです。明るく開放的で、おおらかな印象を持つ「あ」行ネームの一つでもあります。 5位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2018年の年間ランキングでは25位、2019年は14位にランクインしています。月間ランキングでは5月6位、6月5位、7月10位に続き、8月は5位にランクインするなど、TOP10入りが続いている人気の名前です。 船や人が集まる場所を意味する「湊」に、止め字として人気で、きれいな星空や神秘的なイメージを受ける「斗」を組み合わせた「湊斗」。「海のように広い心を持ち、魅力的で輝ける人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位悠人(主なよみ:はると、ゆうと)2018年の年間ランキングでは9位、2019年は13位にランクインした「悠人(主なよみ:はると、ゆうと)」。月間ランキングで7月は8位、8月は7位と着実に順位を上げています。 広大な自然や時の流れ、どっしりと落ち着いているいう印象を受ける「悠」に、「と」という響きからも安定感のある「人」を組み合わせた名前です。「はると」というよみは2019年よみランキング首位、優しい印象を受ける「ゆうと」は2019年のよみランキング4位と、どちらも人気のよみです。 7位律(主なよみ:りつ)イマドキでかっこいい印象を受ける「ら行ネーム」の一つ、「律(主なよみ:りつ)」。2018年の上半期に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で、人気俳優・佐藤健さんが演じた役名に使われたのがきっかけになったのか、2018年の年間ランキング21位から2019年は5位に大きくランクアップし、今ではすっかりトレンドの名前です。 「おきて」や「お手本」という意味がある「律」は、「真面目で強い男の子に育ちますように」という願いが込められているようです。 9位伊織(主なよみ:いおり)「伊織(主なよみ:いおり)」は2018年の年間ランキングでは28位、2019年は21位にランクインしている名前です。昨年から徐々に順位を上げている注目のレトロネームの一つで、2020年の上半期名前ランキングでも17位という結果になりました。 賢くシャープな印象のある「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかい絹織物を意味する「織」を組み合わせた、どことなく和をイメージさせる名前です。 9位大翔(主なよみ:はると、ひろと)「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」は、2018年の年間ランキングでは2位、2019年は7位にランクインした名前です。月間ランキングで6月・7月は6位、8月は9位と、3カ月連続TOP10入りを果たしました。 2019年の漢字ランキング2位で、立派な様子を表す「大」に、漢字ランキング1位で翼を広げて大きく羽ばたく様子を意味する「翔」を組み合わせた、トレンドネーム。「大きく、高く飛躍しますように」「立派で優れた人になりますように」といった願いが感じられるようですね。 2020年8月は国内最高気温と並ぶ41.1度を記録するなど、例年に比べてさらに暑かったですね。その影響もあってか、8月生まれの男の子の名前では、太陽を意味する「陽」を用いた「陽向」「陽翔」などの「夏ネーム」の人気が急上昇しました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:6,743件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月08日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた45,577名の女の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年、男女ともに二音から成る「二音ネーム」が人気です。2020年上半期よみランキングから、女の子に人気の「二音ネーム」TOP20を発表します。1位めい2018年、2019年と2年連続よみランキング4位の「めい」が、2020年上半期二音ネーム1位でした。「芽依」「芽生」「芽郁」「芽衣」「めい」などの漢字が用いられました。草木が芽生える様子をイメージさせる「芽」が人気。同名では女優の永野芽郁さんが活躍されています。 2位ゆい2018年、2019年と2年連続よみランキング1位の「ゆい」。かわいらしい響きが人気です。「結衣」「ゆい」「唯」「結」「優衣」の順に実際に名づけられました。同名では女優の新垣結衣さんが活躍されています。 3位えま2018年のよみランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「えま」。「咲茉」「依茉」「愛茉」「えま」「永茉」などの漢字が用いられました。外国の人からも親しみやすいよみです。ジャスミン(茉莉花)の漢字に使われる「茉」を使うケースが多いという結果になりました。 4位みお2018年は10位、2019年は7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」「未桜」「みお」「心桜」「実桜」など、桜が満開になる春を含む上半期らしく「桜」を使った名前が目立ちました。同じよみの名前では、女優の今田美桜さんが活躍されています。 5位りお2018年は11位、2019年は12位にランクインした「りお」。「莉緒」「莉央」「莉桜」の順に多く名づけられました。可憐な花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」の漢字「莉」を用いた名前が多かったようです。同じよみの名前では、子役から女優へと活躍されている鈴木梨央さんが同名で活躍されています。 6位はな2018年のよみランキングでは9位、2019年は13位にランクインした「はな」。「花」「咲花」「はな」「華」などが名づけに用いられ、華やかで美しい花の印象を受けるようですね。同じよみの名前では、女優の杉咲花さんやモデルの松島花さんが活躍されています。 7位りこ2018年のよみランキングでは13位、2019年は14位にランクインした「りこ」。「子」の止め字を用いた、古風で和風な美を連想させるレトロネームの一つです。「莉子」や「璃子」という名前が多く見られました。女優の成海璃子さんが同名で活躍されています。 8位りん2018年、2019年と2年連続よみランキング6位にランクインした「りん」。名前ランキングでは2年連続で「凛」が2位、2019年10位には「凜」(「凛」の旧字体)がランクインしました。女優の高梨臨さんが同じよみの名前で活躍されています。 9位ゆあ2018年のよみランキングでは20位、2019年は16位にランクインした「ゆあ」。「結愛」「唯愛」「優愛」「優杏」などが名づけで多く使われていました。同名では女優・モデルの新川優愛さんが活躍されています。 10位ひな2018年のよみランキングでは16位、2019年は20位にランクインした「ひな」。温かい陽射しと可愛らしい菜の花を連想させる「陽菜」や「日菜」といった漢字が多く使われました。 11位さな10位の「ひな」に引き続き、あたたかみがあり明るい印象を受ける「な止めネーム」の「さな」。2018年のよみランキングでは13位、2019年は15位にランクインしました。上半期では「紗菜」「紗奈」「咲那」「咲花」などの漢字が名づけに用いられていました。 12位さら2018年のよみランキングでは18位、2019年は19位にランクインした「さら」。「咲良」「咲来」「さら」などが名づけに使われました。「咲」という漢字は「笑う」という意味があり、2019年の漢字ランキング10位にランクインしています。 13位ゆなやわらかくキュートな響きの「ゆな」は、2018年のよみランキングでは24位、2019年は21位にランクイン。「結菜」「優愛」「侑奈」「優那」などの漢字が用いられました。 14位みゆ2018年、2019年と2年連続よみランキング26位にランクインした「みゆ」。2019年漢字ランキング9位の「心」、人と人との結びつきを表すような「結」を用いた「心結」「美結」「心優」が名づけに用いられました。同じよみではフィギュアスケーターの本田望結選手が活躍されています。 15位のあ「のあ」は、2018年のよみランキングでは48位、2019年は44位にランクイン。「乃愛」「望愛」「叶愛」などの漢字が用いられました。ひらがなで書いても丸みを帯びてかわいらしく、穏やかな雰囲気を感じさせる名前です。元モーニング娘。の辻希美さんの長女も「希空(のあ)」です。 16位えな2018年のよみランキング68位から、2019年は51位へと大きくランクアップした「えな」。「咲那」「咲奈」「咲菜」などの漢字が用いられ、「咲」という漢字の人気の高さがわかります。 17位さき2018年のよみランキングでは22位、2019年は31位にランクインした「さき」。花が咲くようなイメージを受ける「咲希」「咲」「咲葵」などが名づけに用いられました。同じよみでは女優の相武紗季さんが活躍されています。 18位いと古風で可憐なイメージの「いと」。2018年のよみランキング96位から、2019年は62位へと大きくランクアップしていることから注目の高さがわかります。ひらがなの「いと」の他に、「愛」が名づけに用いられました。 19位はる2018年のよみランキングでは52位、2019年は68位にランクインした「はる」。寒い冬から初夏にかけて行われた調査で、暖かい陽射しを連想させるような「陽」「はる」「悠」「暖」などが名づけられた結果になりました。同じよみでは女優の波瑠さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 20位うた2018年のよみランキングでは78位、2019年は67位にランクインした「うた」。「詩」「うた」「詠」などが名づけに用いられました。楽しい音楽やリズム・言葉を連想させ、どことなく豊かな感性や芸術性を感じるような名前です。 2020年の女の子上半期「二音ネーム」TOP20では、「はな」「ひな」などの「な止めネーム」が人気。TOP20のうち、5つがランクインしていました。また、「りこ」「いと」「うた」など和を感じる古風な「レトロネーム」も人気が高いという結果に。これから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年09月02日ベビーカレンダーは、2020年8月生まれのお子さん13,302名(女の子:6,559名/男の子:6,743名)を対象に『8月生まれベビーの名づけトレンド』に関する調査を実施しました。この夏の猛暑の影響か、「夏」を用いた名前が昨年よりも増加しています。 名前ランキングTOP10 【男の子】「夏」や「海」を用いた名前、7月に続き人気8月生まれの男の子に人気の名前は、1位「蓮(れん)」、2位「陽向(ひなた)」、3位「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」という結果でした。2位の「陽向」は7月40位から大きく順位を上げ、2位に。「ひなた」というよみ、太陽を意味する「陽」、8月の誕生花である向日葵の「向」と、8月らしい要素が詰まった名前で、特に8月生まれの男の子の名前で人気が高まったようです。 ランク外ですが注目なのは、7月・8月生まれは「夏」「海」にまつわる名前が増えるということ。「夏樹(なつき)」は7月圏外(100位以下)から8月は33位へ急上昇していたほか、17位「海翔(かいと)」、33位「海斗(かいと)」、83位「夏向(かなた)」、83位「海(かい)」が7月から引き続き人気が高まっていました。 【女の子】「夏帆」「夏希」などの「夏」ネームが人気8月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり)」、2位「葵(あおい)」、3位「芽依(めい)」でした。「陽葵」は5月以降、4カ月連続で1位を獲得しています。 女の子も同様に夏らしい名前の人気が高まる8月。「夏帆」は7月39位から8月14位へ、「夏希(なつき)」は7月82位から29位へ人気急上昇したほか、14位「葉月(はづき)」、40位「千夏(ちなつ)」、47位「帆夏(ほのか)」など8月らしい名前が圏外から大きくランクアップしており、8月は特に季節感のある名前が好まれていることがわかりました。 よみランキングTOP10【男の子】「かい」とよむ名前がランクアップ8月生まれの男の子に人気のよみは、1位「はると」、2位「みなと」、3位「そうた」でした。「はると」は2020年の月間ランキングで1月以降1位を獲得しており、大変人気の高いよみです。7月につづき、夏らしい「夏ネーム」が人気です。9位「かいと」は7月6位から引き続きTOP10入り。29位「かい」、36位「かいり」、49位「かいせい」など、「かい」とよむ「海」を用いた名前のよみがランクアップしていました。 また、「なつき」も7月53位から8月は22位へランクアップしており、特に8月生まれの男の子によく名づけられていることがわかりました。 【女の子】「夏」を「か」とよむ名前が8月トレンドに8月生まれの女の子に人気のよみ1位は「あおい」、2位「ほのか」、3位「ゆい」でした。7月に8位だった「ほのか」が8月は2位へ、「かほ」は7月22位から8月17位へともにランクアップ。これは「か」とよむ漢字に「夏」をあてる名前が増えたことから、人気が急上昇したようです。また、盛夏に花を咲かせる植物カンナが8月の季語であるためか、「かんな」も7月37位から8月は26位へ順位を上げました。33位「なぎさ」が圏外から大きくランクアップ。渚は海や湖の波打ちぎわを指すことから夏のイメージが強く、この時季の名づけで多く使われているようです。漢字ランキングTOP10【男の子】「夏」ネーム、春生まれの約7倍増8月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「斗」という結果でした。「翔」は7月に続き、2カ月連続で1位です。4月・5月の春生まれの名づけでは圏外だった「夏」が、7月48位から8月29位へランクアップしています。 「夏」を用いた名前について調べてみると、春生まれでは毎月平均13名でしたが、7月は56名、8月は90名と増えており、「夏」は春と夏で比較すると約7倍多く名づけられています。 「夏」を用いた名前では、「夏樹」「夏向(かなた)」「夏希(なつき)」「夏輝(なつき)」「夏生(なつき)」「夏暉(なつき)」「琉夏(るか)」の順に多く名づけられていました。 【女の子】「陽」「葉」「帆」など夏らしい漢字、人気に8月生まれの女の子に人気の漢字1位は「夏」、2位「結」、3位「莉」でした。4月・5月の春生まれの赤ちゃんでは、「夏」を用いた名前が毎月60名から70名ほど名づけられていましたが、人気漢字1位となった8月は351名、春生まれの5倍以上の赤ちゃんに「夏」を用いた名づけがされていました。このほか、太陽を指す「陽」(8位)、8月の陰暦「葉月」の「葉」(14位)、風を受けて船を進める船具を意味する「帆」(20位)や、波のない海面が静まることを指す「凪」(30位)など、夏や海を連想させる漢字の順位が上昇しており、8月は特に夏らしい漢字を使った名づけが好まれる傾向にあることがわかりました 「夏」ネーム、昨年比120名増。猛暑影響か2020年8月は、国内最高気温と並ぶ41.1度を記録するなど猛暑が続き、とにかく暑い、暑かったという印象。この暑さの影響か、「夏」を用いた名前は2019年8月よりも120名増えていました。 赤ちゃんが生まれた日のうだるような暑さを思い出す……夏ネームの増加は、この夏の気候も影響しているのかもしれませんね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年8月1日(土)~2020年8月25日(火)調査件数:13,302件(女の子:6,559件/男の子:6,743件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2020年09月01日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた46,678名の男の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。近年、男女ともに二音から成る「二音ネーム」が人気です。今回は2020年上半期よみランキングから、男の子に人気の「二音ネーム」TOP20を発表します。1位りく2018年、2019年と2年連続よみランキング5位にランクインした「りく」。「陸」「凛空」「陸玖」などの漢字が用いられました。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる名前で、スケールの大きな印象を受けます。 2位はる2018年のよみランキング27位から、2019年は17位へと大きくランクアップした「はる」。「暖」「陽」「悠」「晴」「葵」など一文字の漢字があてられており、「一文字ネーム」の人気の高さがうかがえます。どことなく温かみのある穏やかな印象の漢字が多く用いられました。 3位そら2018年よみランキングの24位から、2019年は19位へとランクアップした「そら」。「蒼」「蒼空」「空」「昊」「大空」などの、大空をイメージするような漢字が用いられました。1位の「りく」と同じく、大地・海・空をイメージさせる「陸海空ネーム」の一つです。 4位れん2018年のよみランキングでは15位、2019年は13位にランクインした「れん」。漢字では「蓮」「漣」の人気が高い結果になりました。年間名前ランキングでは2年連続「蓮(れん)」が首位を獲得しており、近年大変人気の高い名前です。 5位れお2018年のよみランキング44位から、2019年は32位へとランクアップした「れお」。「怜央」「蓮央」「羚央」などの漢字が用いられました。かっこいい響きがイマドキ。「怜央」や「羚央」は、漢字のつくりに「令」が使われている「令和ネーム」でもあります。 6位りつ「りつ」は2018年のよみランキング55位から、2019年は30位へと大きくランクアップした名前。「律」「璃律」「吏都」などの漢字が用いられていました。「律」は2018年の年間名前ランキング21位から、2019年は5位へと大きくランクアップしている注目の名前です。 7位さく2018年、2019年のよみランキングで2年連続46位にランクインした「さく」。「朔」「朔久」「咲玖」「傑」などが実際に名づけられていました。「朔」は、月の第一日を表すことから、「物事の始まり」を意味する漢字でもあります。 8位るい2018年のよみランキング48位、2019年は43位にランクインした「るい」。青い空や海をイメージさせる人気の漢字「琉」に「生」を組み合わせた「琉生」のほか、「琉偉」「類」などの漢字が用いられました。同名ではモデルの栗原類さんが活躍されています。 9位あお「あお」は2018年のよみランキング73位から、2019年は60位へとランクアップ。自然が生み出す美しい青緑色をイメージさせる「碧」「蒼央」などが実際に名づけに使われました。 10位れい「れい」は2018年の61位から、2019年は38位へと大きくランクアップしました。「礼」「澪」「零」などの漢字が用いられています。2019年の女の子のよみランキング59位にランクインしていることからも、男女ともに人気がある名前だとわかります。 11位かい2018年のよみランキング77位から、2019年は50位へとランクアップした「かい」。「櫂」「快」「海」「凱」などの漢字が用いられました。年間ランキングでは「櫂」が2018年の100位圏外から、2019年は68位へと人気急上昇しています。 12位ゆうやさしい響きの「ゆう」。2018年のよみランキングでは57位、2019年は58位にランクインしています。「悠」「悠生」「優」「佑」などで実際に名づけられていました。 13位りと2018年のよみランキング100位圏外から、2019年は69位へと大きくランクアップした「りと」。「理人」「凛士」「莉翔」などの漢字が用いられました。凛々しくかっこいい響きで、近年注目の名前です。 14位こう「こう」は2018年のよみランキング53位から、2019年は48位へとランクアップした名前。「煌」「光」「昴」「巧」「滉」などシャープでかっこいいイメージの一文字漢字が多く使われました。同名では俳優の前原滉さんが大河ドラマなどで活躍されています。 15位そう2018年のよみランキングは59位、2019年は55位にランクインした「そう」。「蒼」「湊」「颯」「奏」「想」「創」などの漢字が名づけに用いられました。「蒼」「湊」「颯」など、壮大な自然を感じさせ、爽やかでかっこいい一文字ネームが目立ちました。 16位がく2018年のよみランキングは67位、2019年は71位にランクインした、力強さやたくましさも感じられる濁音ネームである「がく」。「岳」「樂」「楽」などの漢字が用いられました。芸能人では俳優の濱田岳さんが同名で活躍されています。 17位けい2018年のよみランキングは49位、2019年は53位にランクインした「けい」。外国の人でもよみやすく覚えやすい名前です。「慶」「圭」などの漢字が用いられました。プロテニスプレーヤーの錦織圭選手や、俳優の田中圭さんが同名で活躍されています。 18位なぎ力強さとインパクトがある「なぎ」。「凪」「梛」などの漢字が名づけに用いられていました。風や波が静まる様子を意味する「凪」は、2019年93位にランクイン。「梛」は暖地に自生する丈夫な木を表すことから、自然のイメージがあります。 19位とあイマドキの名前の印象を受ける「とあ」。「凌空」「翔空」「翔葵」「叶空」などさまざまな漢字を組み合わせて名づけられていました。なかでも「空」や「翔」など、大空を羽ばたくようなイメージの漢字が目立ちました。 20位じんどことなくやさしいイメージを受けつつも重厚感のある響きの「じん」。2018年のよみランキングは97位、2019年は95位にランクインしています。「仁」「迅」などの漢字が用いられました。同名では歌手・俳優の赤西仁さんが活躍されています。 2020年の男の子上半期「二音ネーム」では、男らしくインパクトのある名前が多く見受けられました。TOP20のうち7つが、イマドキな響きの「ら行ネーム」という結果に。これから男の子をご出産される方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:46,678件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年09月01日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は9月生まれの女の子6,083名に人気の名前ランキングをご紹介します。9月は名前に「月」のつく「ルナネーム」が大人気! 1位陽葵(ひなた、ひまり)9月生まれの女の子の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。2020年は5月から7月の3カ月連続で1位を獲得している今最も人気の名前です。 ぽかぽかとおだやかな太陽を連想させる「陽」と、太陽に向かって色とりどりの花を咲かせる「葵」を組み合わせた名前です。花の名前を用いた「フラワーネーム」の一つでもあります。「太陽のように朗らかで、葵の花のようにすくすくと、品のある女性に育ちますように」という願いが込められているのかもしれませんね。 2位結月(ゆづき)「結月(主なよみ:ゆづき)」は2019年8月の5位からランクアップして、9月は2位にランクイン。2018年の年間ランキングでは8位、2019年は9位にランクインした名前です。 人とのご縁や絆を意味する「結」に、夜空に美しく輝く「月」を合わせた神秘的な名前です。月がきれいに見える9月にピッタリの名前ですね。 3位莉央(りお)2019年漢字ランキング2位の「莉」を用いた「莉央(主なよみ:りお)」。2018年の年間ランキングでは34位、2019年は24位へとランクアップしています。 「莉」という漢字は「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられ、可憐な印象から近年女の子の名前に人気があります。「真ん中」という意味がある「央」を用いることで、「花のような存在で、人気者になりますように」という願いが感じられるようです。 4位葵(あおい)2019年8月は7位から、9月は4位へとランクアップした「葵(主なよみ:あおい)」。2018年の年間ランキングでは1位、2019年は3位にランクインしており、近年注目度の高い名前です。 葵の花は太陽に向かって美しい花を咲かせることから、「葵の花のように、美しく成長しますように」という親の願いを込めて名づけてもいいですね。 4位莉子(りこ)2018年の年間ランキングでは8位、2019年は6位にランクインした「莉子(主なよみ:りこ)」。2つの音から成り、呼びやすくキュートな雰囲気になる「二音ネーム」の一つです。 止め字に「子」を用いた古風な「レトロネーム」でありがら、よみは可憐で現代風な響きです。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われる漢字で、7月~9月に開花することから、9月生まれの女の子に特にピッタリです。 6位美月(みづき)「美月(みづき)」は2018年、2019年と2年連続年間ランキング13位にランクイン。 美しく華やかで女性らしい「美」に、優しい輝きや神秘的な雰囲気を感じさせる「月」を組み合わせた名前です。同名の芸能人では、女優の山本美月さんが活躍されています。 7位芽依(めい)2018年の年間ランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「芽依(主なよみ:めい)」。若々しさや生命エネルギーを感じさせる「芽」と、いつくしみを感じる「依」と組み合わせた名前で、トトロに登場する元気いっぱいなメイちゃんを想像する方もいらっしゃるのではないでしょうか。 呼びかけやすい「二音ネーム」の一つであり、「草花が芽吹くようにエネルギーに溢れ、周囲から愛される人になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 7位紬(つむぎ)どことなく高貴で知的な印象の「濁音ネーム」の一つである「紬(主なよみ:つむぎ)」。2018年の年間ランキング16位から、2019年は4位へと大きくランクアップしました。 「紬」とは紬糸で織られた絹織物のことで、江戸時代には普段着としても使用されていたというほど丈夫な布だったそうです。「自立した芯の強い女性に育ちますように」「丈夫な縁や絆で結ばれますように」という親の想いを感じられるようですね。 7位陽菜(はるな、ひな)菜の花を連想させる「菜」がつく「菜の花ネーム」の一つである「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2019年の年間ランキングでは14位にランクインしています。 あたたかな日差しを連想させ陽気なイメージのある「陽」に、かわいらしい菜の花を連想させる「菜」を合わせた、親しみやすい印象の名前です。芸能人では元AKBの小島陽菜さんが同名で活躍されています。 7位凛(りん)2018年、2019年と2年連続年間ランキング2位の「凛(主なよみ:りん)」。 「凛然」「凛々しい」「凛とする」などの言葉にも使われることから、美しくもしっかりと自立した女性という印象を受けるようです。「周囲に流されず、自分の足で人生を歩む女性になりますように」という願いが込めて名づけてもいいですね。 9月は十五夜のイメージがあるためか、「結月」や「美月」など名前に「月」のつくの「ルナネーム」が人気でした。これから女の子を出産される方は参考になさってくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年9月1日(日)~2019年9月23日(月)調査件数:6,083件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年08月28日ベビーカレンダーは、名前の人気順位を検索できる「赤ちゃんの名づけ・名前ランキング」を開設するなど、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 今回は、9月生まれの男の子6,128名を調査した人気名前ランキングをご紹介します。9月はとにかく「一文字ネーム」が大人気でした! 1位蓮(れん)2018年・2019年の年間ランキングで1位を獲得した「蓮(主なよみ:れん)」。8月に引き続き9月も1位を獲得。さわやかで洗練された印象で、近年非常に人気がある名前です。 「蓮」は、夏に開花を迎え水面に穏やかに浮かぶ蓮(はす)の花をイメージするようで、仏教で用いられる花としても知られることから、清らかで落ち着いた印象を受けるかたもいらっしゃるのではないでしょうか。「清く純粋な心を持ち、たくましい子に育ってほしい」といった願いを込めて名づけてもいいですね。 2位樹(いつき)2019年8月の10位から大きくランクアップし、9月は2位にランクインした「樹(主なよみ:いつき)」。2018年の年間ランキングでは6位、2019年は4位だった人気の名前です。 賢くシャープでかっこいい「き」止めネームの一つで、「樹林」「大樹」などに使われることからも、生命力あふれる力強い木々を連想させるようです。「生い茂る樹木のように、すくすくと伸びやかに育ってほしい」といった親の願いを感じられるようです。 2位湊(そう、みなと)2019年8月の6位からランクアップし、9月は2位にランクインした「湊(主なよみ:そう、みなと)」。 「湊」は船や人が集まる場所を意味し、まるで海のような雄大さを感じさせるスケールの大きな名前で、グローバルに活躍するイメージを受けるようです。「明るく社交的で、周囲に人が集まるような人生になりますように」という想いを込めて名づけてもいいですね。 4位新(あらた、しん)2018年の年間ランキングでは14位、2019年は12位、2019年漢字ランキングでも66位にランクインしている「新(主なよみ:あらた、しん)」。 「あらた」という読みは、たくましい印象になる「た止めネーム」です。物事の始まりや最初という意味のある「新」は、新鮮で生命力に溢れているイメージを受けるようです。同名では「井浦新」さんが活躍されています。 5位蒼(あおい、そう)2018年の年間ランキングでは15位、2019年は8位にランクインした「蒼(主なよみ:あおい、そう)」。 植物が生い茂る様子を意味する「蒼」は、「青々とした草木が生い茂るようにすくすくと育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。2018年の漢字ランキングでは10位、2019年は9位にランクインするなど人気の高さがわかります。 6位律(りつ)2017年はランク外でしたが、2018年の年間ランキングでは21位、2019年は5位へと近年人気急上昇中の「律(主なよみ:りつ)」。人気が出たきっかけは、2018年に放送された連続テレビ小説「半分、青い。」(NHK)で佐藤健さんがヒロインの幼馴染「萩尾 律」を演じられたからかもしれませんね。 「律」という漢字には「おきて」「お手本」という意味があり、「旋律」「調律」「規律」などにも使われることから、賢く芸術的な印象を受けます。 7位朝陽(あさひ)2018年、2019年と2年連続年間ランキング11位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。 「澄んだ空気」「物事の始まり」「爽やか」なイメージのある「朝」に、太陽のように暖かい陽射しをイメージさせる「陽」を組み合わせた名前で、まるで爽やかな朝に登る太陽を思い浮かべるような美しい名前です。前向きで力強くカッコイイ「あ行ネーム」の一つです。 7位湊斗(みなと)2位にランクインした「湊」と同じよみの「湊斗(主なよみ:みなと)」。2019年漢字ランキング14位にランクインした、港や人が集まるところという意味を持つ「湊」に、2019年漢字ランキング4位で北斗七星を連想させる「斗」を組み合わせた名前です。 「広い心を持ち明るく社交的な人・人を引き付ける魅力がある輝くような人になりますように」という願いが感じられるようですね。 9位結翔(ゆいと、ゆうと)伸びやかでやさしい響きの「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。2018年年間ランキングでは18位、2019年は10位にランクインしています。 「結」という漢字は男の子の漢字ランキングでは22位、女の子では5位にランクインしており、男女ともに人気の漢字です。「人とのご縁」「植物が実をつける」といった意味を持つ「結」に、大空を羽ばたくイメージのある「翔」を組み合わせた「飛翔ネーム」の一つです。 10位大翔(はると、ひろと)9位の「結翔」に引き続き、こちらも「飛翔ネーム」の「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。2019年よみランキングでは「はると」が1位を獲得、名前ランキングでは7位にランクインしています。2019年漢字ランキング首位の「翔」と、2位「大」を組み合わせたトレンドの名前です。 漢字の通り、「大空を羽ばたくように世界で活躍する人になりますように」という願いをこめて名づけてもいいですね。 2019年9月のランキングでは、TOP10のうちなんとTOP6すべてが漢字一字の「一文字ネーム」でした。これから男の子を出産される方はぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2019年9月1日(日)~2019年9月23日(月)調査件数:6,128件(男の子) 文/福島絵梨子
2020年08月27日ベビーカレンダーは、2020年1月から6月に生まれた45,577名の女の子を対象に、『上半期の名づけトレンド』に関する調査を行いました。2020年上半期、女の子に人気のよみTOP20を発表します。1位めい2018年、2019年と2年連続よみランキング4位にランクインした「めい」が、2020年上半期1位を獲得。「めい」は5月(英語でMAY-メイ-)生まれの女の子に特に人気が急上昇する傾向にあります。「芽依」「芽生」「芽衣」「芽郁」など生命力あふれる「芽」を用いた名前が目立ちました。同じよみの名前では、女優の永野芽郁さんが活躍されています。 2位ゆい2年連続よみランキング1位の「ゆい」。「結衣」「結」「ゆい」「唯」「優衣」などで名づけられていました。同じよみの名前では、女優の新垣結衣さんをイメージされる方が多いのではないでしょうか。 3位えま2018年のよみランキングでは7位、2019年は8位にランクインした「えま」。「咲茉」「依茉」「愛茉」「えま」「永茉」などの名前がありました。ジャスミン(茉莉花)の漢字に使われ、可憐で魅力的な女の子のイメージがある「茉」を使うケースが多いようです。 4位みお2018年は10位、2019年は7位にランクインした「みお」。「澪」「美桜」「未桜」「美緒」など、女の子らしい「美」や「桜」などが目立ちました。同じよみの名前では、女優の今田美桜さんが活躍されています。 5位つむぎ2018年19位から、2019年は10位へと大きくランクアップした「つむぎ」。紬糸で織られた絹織物を意味し、丈夫で江戸時代には普段着として愛用されていた「紬」。この漢字を用いた名前が多く、「紬」「紬希」「つむぎ」などで名づけられていました。 6位こはる2018年は12位、2019年は18位にランクインした「こはる」。毎年4月生まれの女の子の名づけで特に人気が上がる傾向にあり、4月は月間よみランキング2位でした。元モーニング娘。で現在はモデルとしても活動されている久住小春さんが、同じ名前のよみです。女の子の名づけに人気の「心」を用いた名前が多く、「心春」「心陽」「心晴」「心遥」「こはる」「小春」などで使用されました。 7位ひまり2年連続よみランキング5位にランクインした「ひまり」。「陽葵」「ひまり」「日葵」「陽向」「陽莉」など、ぽかぽかと暖かく優しく周囲を照らす太陽をイメージさせる「陽」を用いた名前が多かったようです。 8位あおい2年連続よみランキング3位にランクインした「あおい」。6月は、すくすくと成長し美しい花を咲かせる葵の花が見頃を迎えることから、別名「葵月(あおいづき)」ともいい、「葵」を用いた名前は6月生まれの女の子の名前として特に人気です。「葵」「あおい」「葵衣」などで名づけられていました。「あおい」は男の子の上半期ランキング12位にランクインしており、男女ともに人気のある名前です。 8位いちか2018年17位から、2019年は9位へと大きくランクアップした「いちか」。賢くスタイリッシュな印象の「か止めネーム」の一つであり、オンリーワンな印象を受ける「一」を用いた「一花」「一華」「いちか」などが名づけられていました。 10位ほのか2018年のよみランキングでは17位、2019年は11位にランクインした「ほのか」。「穂乃花」「穂香」「ほのか」「帆花」などが用いられました。 11位あかり2年連続よみランキング2位にランクインした人気のよみ「あかり」。高貴な雰囲気があり、美しい赤色のイメージがある「朱」を用いた「朱莉」「朱里」や、ひらがなの「あかり」などが人気。同じよみの名前では、元アイドルで現在女優として活動されている早見あかりさんがいらっしゃいます。 12位りお2018年は11位、2019年は12位にランクインした「りお」。香りのよい花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」にも使われている漢字「莉」を用いた「莉緒」「莉音」などが多く使われていました。同じよみの名前では、子役から女優へと活躍されている鈴木梨央さんが同名で活躍されています。 13位さくら2018年は8位、2019年は17位にランクインした「さくら」。みんなから愛され日本の象徴と言える桜の花を連想させるような春ネームの一つです。「咲良」「さくら」「桜」「咲来」などで名づけに用いられていました。 14位はな2018年のよみランキングでは9位、2019年は13位にランクインした「はな」。華やかで美しい花のイメージがある「花」「華」「はな」などが名づけに用いられました。同じよみの名前では、モデル・女優の松島花さんが活躍されています。 15位りこ2018年のよみランキングでは13位、2019年は14位の「りこ」。「子」の止め字を用いた、古風で和風な美を連想させるレトロネームの一つで、「莉子」という名前が多く見られました。同じよみでは、成海璃子さんが女優として活躍されています。 15位りん2年連続よみランキング6位と人気のよみ「りん」。名前ランキングでは2年連続で「凛」が2位、2019年10位には「凜」(「凛」の旧字体)がランクインしています。プロサッカー選手の槙野智章さんとご結婚された、女優の高梨臨さんが同じよみの名前でご活躍されています。 17位ゆあ2018年のよみランキングでは20位、2019年は16位にランクインした「ゆあ」。「結愛」「結心」「唯愛」「結葵」「優愛」などが名づけで多く使われていました。同じよみの名前では、新川優愛さんが女優・モデルとして活躍されています。 18位ひな「ひな」は2018年のよみランキングでは16位、2019年は20位にランクインしています。可愛らしい菜の花をイメージさせる「菜」を用いた、「陽菜」「日菜」といった名前が多く使われています。 19位さな2018年は13位、2019年は15位だった「さな」。「な」を止め字に使った「な止めネーム」はあたたかみがあり、周りを明るくしてくれるイメージのある名前に。上半期では「紗菜」「紗奈」「咲那」などの名前で名づけられていました。 20位いろは「いろは」は2018年のよみランキングでは23位、2019年は22位にランクイン。和を感じる名前で、音の響きもかわいらしい「いろは」。鮮やかな花や魅力的なイメージの「彩」という漢字を用いた「彩葉」「彩愛」のほか、ひらがなの「いろは」などが使われていました。 2020年の上半期は、「つむぎ」「いちか」「さくら」「りこ」「いろは」など、どこか和を感じる古風な名前「レトロネーム」が上位にランクインしていました。これから女の子をご出産される方、参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~1月25日(土)、2月1日(土)~2月25日(火)、3月1日(日)~3月25日(水)、4月1日(水)~4月25日(土)、5月1日(金)~5月25日(月)、6月1日(月)~6月25日(木)調査件数:45,577件(女の子) 文/福島絵梨子
2020年08月19日