ベビーカレンダーで2021年生まれの男の子の赤ちゃん58,739名を対象に「2021年の名づけトレンド」に関する調査を実施しました。 今年も「と止めネーム」が大人気でした! 2021年生まれの男の子に人気だった名前のよみランキングTOP20をご紹介いたします。 1位はると2018年以降3年連続よみランキング首位の「はると」が圧倒的な人気です。「陽翔」「大翔」「悠人」「悠斗」「陽大」「陽斗」「颯人」「悠翔」などが実際に名づけられ、太陽をイメージする「陽」、空を羽ばたくようなイメージの「翔」、おだやかな印象の「悠」を用いた、スケールの大きな名前が多かったようです。 2位りく2020年の4位から2位へとランクアップした「りく」。「陸」「凌久」などが実際に名づけられました。どこまでも続く壮大な陸地を連想させる「陸」や、力強さを感じる「凌」などの漢字を用いることで、男らしいイメージを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。 3位みなと2020年は2位だった「みなと」が、今年は3位。港は人や物が集まることから、魅力的な人という印象を受けます。「湊」「湊斗」「海斗」「湊翔」などが実際に名づけられました。船や人が集まり賑わう場所である「湊」や、壮大なイメージのある「海」など、海辺に関する漢字を用いた名前に人気が集まりました。 4位あおと2020年の9位から、2021年は4位へと大きく順位を上げた「あおと」。「蒼大」「碧斗」「碧人」「蒼人」「蒼翔」などが実際に名づけられました。草木が生い茂る様子を意味する「蒼」や、自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧」の人気が高い傾向にありました。 5位そうた2020年のよみランキングでは3位という結果の「そうた」。「蒼大」「湊太」「奏大」「奏汰」「奏太」「颯太」「奏多」「蒼太」「颯汰」などさまざまな漢字で実際に名づけられました。音や声をそろえて奏でるという意味のある「奏」は、調和や芸術性を感じさせる漢字。「そう」という響きがおだやかで爽やかな印象を受けるようですね。同名の芸能人では、俳優の福士蒼汰さんが活躍されています。 6位はるき2020年のよみランキングでは5位にランクインした「はるき」。「悠生」「悠希」などが実際に名づけられました。遥か遠くのんびりしている様子を意味し、「悠然」「悠々」などにも用いられる「悠」が人気。「のびのびと育ち、安心感のある人になって欲しい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位ゆいと2020年のよみランキングでは8位にランクインした「ゆいと」。「結翔」「結斗」「悠翔」「結仁」などが実際に名づけられました。2021年漢字ランキング21位にランクインし、人とのご縁や結びつきを表す「結」が大人気。落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」です。 8位ゆうと2020年のよみランキングでは6位という結果だった「ゆうと」。「結翔」「悠人」「悠斗」「結斗」「悠翔」などが実際に名づけられました。おだやかな印象の「悠」、人とのご縁や結びつきを表す「結」が多く用いられました。やさしい雰囲気の「長音ネーム」です。 9位あおい2020年のよみランキング11位からランクアップした「あおい」。「蒼」「碧」「蒼空」「葵」「蒼生」「蒼太」が実際に名づけられました。「あおい」は2021年女の子のよみランキングでも6位にランクインしており、男女関係なく人気があるのがわかりますね。 10位そうま2019年、2020年と2年連続よみランキング12位から、今年は10位へ順位を上げた「そうま」。「颯真」「蒼真」「壮真」などが実際に名づけられました。爽やかな印象のある「そう」というよみに、誠実で真面目な印象を受ける「ま」を止め字に用いた名前で、どことなく落ち着いた印象を受けるようですね。 11位ひなた2020年は7位だった「ひなた」。「暖」「陽向」「陽太」「陽大」「陽」「太陽」などが実際に名づけられました。暖かくなる時期に、太陽を意味する「陽」を用いて人気が高まる傾向にあるようです。ちなみに2021年女の子のよみランキングでも23位にランクインしており、男女の性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の一つと言えるでしょう。 12位かいと2020年の14位からランクアップした「かいと」。実際には「海翔」「海斗」「櫂」などの漢字が用いられました。同名では音楽バンドMr.Childrenのボーカリスト兼ギタリスト・桜井和寿さんの息子、櫻井海音さんが同名で俳優やドラマーとして幅広く活躍されています。 13位そら2020年のよみランキング15位から順位が上がった「そら」。「蒼空」「空」などが実際に名づけられました。その字の通り大空を連想させる「空」を用いた名前が多く、スケールの大きさを感じじます。「そら」というよみは女の子よみランキングでも76位にランクインしており、男女どちらにも名づけられ、親しまれています。 14位いつき2020年よみランキングでは10位にランクインした「いつき」。「樹」や「一樹」が実際に名づけられました。「生えている木」を意味する「樹」。「大樹」「樹木」「樹林」など木々が生い茂る様子をイメージし、漢字ランキングでは20位にランクインしています。 15位はる2019年のよみランキングでは17位、2020年は16位という結果だった「はる」。今年は15位へとランクアップ。実際の名づけには「暖」「陽」「晴」などが名づけられました。その響きのとおり、暖かな様子を連想させるような漢字が多数用いられました。毎年春に多く名づけられる名前の一つです。 16位あさひ2020年のよみランキング18位からランクアップした「あさひ」。「朝陽」「旭」が人気。「物事が始まる様子」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた爽やかな「朝陽」は、2021年男の子の名前ランキング5位にランクインした人気の名前です。 17位そうすけ2020年から引き続き、よみランキング17位にランクインした「そうすけ」。実際には「蒼空」「蒼介」「颯介」などが名づけられました。「そう」という響きがやさしさと爽やかさをイメージさせ、「すけ」と組み合わせることで、「古風で粋な男らしさ」を感じさせるようです。俳優の池松壮亮さんが同じよみで活躍されています。 18位あきと2020年のよみランキング31位から大きく順位を上げた「あきと」。「陽斗」「瑛斗」「陽仁」「暁斗」などが実際に名づけられました。太陽をイメージする「陽」や、澄み切った玉の光・水晶などの透明な玉を意味する「瑛」が人気です。 18位こうき2020年はよみランキング13位にランクインした「こうき」。「光希」「航生」「光葵」「洸希」などが実際に名づけられました。脚本家の三谷幸喜さんやプロボクサーの亀田興毅さんが同名で活躍されています。 20位れん2020年は19位だった「れん」。よみランキングでは20位ですが、名前ランキングでは「蓮」が2020年に引き続き2021年も首位を獲得しています。実際には「蓮」「怜」「廉」など「一文字ネーム」で多く名づけられていました。 2021年のよみランキングTOP20のうち、なんと7つが「〇〇と」とよむ「と止めネーム」。まじめで頼もしい印象を受ける「と止めネーム」の人気の高さがわかりますね。これから男の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね! <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)2021年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2021年12月02日ベビーカレンダーは、赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表しています。11月1日には、2021年生まれの赤ちゃん115,678名を対象にした「2021年赤ちゃんの名前ランキング」を発表しました。今回は、2021年10月生まれのお子さん10,045名を対象に『10月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。 10月生まれ名前ランキングTOP20【女の子】「秋ネーム」が増加!「楓」「葉」を用いた名前増加10月生まれの女の子5,194名の名前を調査したところ、名前の種類は全部で2,900種類ありました。人気の名前1位は「紬(主なよみ:つむぎ)」、2位「葵(主なよみ:あおい)」、3位「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」・「美月(主なよみ:みつき)」という結果でした。 年間名前ランキングでも今年初めて1位を獲得した「紬」は、今最もアツイ人気急上昇中の名前です。8月、9月と2カ月連続で月間ランキング3位でしたが、10月は1位となっています。 10月の名づけトレンドは、男女ともに秋の季節感を取り入れた「秋ネーム」が増加しています。10月に増加した名前は「楓(主なよみ:かえで)」。楓はカエデ科の紅葉する木の総称で、秋冬生まれの赤ちゃんに毎年特に多く名づけられる名前です。今年女の子の月間名前ランキングでは9月の23位から、10月は5位へ大きくランクアップしています。 また、注目したいのは「葉」を用いた名前が増えている点です。古風な印象のある「レトロネーム」の一つで、10月は9位「彩華(主なよみ:いろは)」、15位「柚葉(主なよみ:ゆずは)」、18位「琴葉(主なよみ:ことは)」とTOP20に3つランクイン。秋の紅葉をイメージできること、近年人気の「読みやすく親しみやすい漢字を用いた、古風な印象のあるレトロネーム」の人気が相まって、増加したのかもしれません。 【男の子】「楓真」が100位圏外から急増し8位に!10月生まれの男の子4,851名の名前を調査したところ、2,933種類の名前のバリエーションがありました。その中で最も多く名づけられていたのは、「湊(主なよみ:みなと)」。年間順位でも2020年の5位から、2021年は3位へランクアップしており、近年人気の高い名前です。2位は「大翔(主なよみ:はると)」、3位は「碧(主なよみ:あおい、あお)」でした。 また、男の子の名前も「楓(主なよみ:かえで)」が6位にランクイン。秋になると増える傾向にあり、9月は10位でしたが、10月は6位へ順位を上げています。さらに「楓」を用いた名前「楓真(主なよみ:ふうま)」は、9月100位圏外でしたが、10月は8位にランクインしており、特に10月生まれの男の子に人気が高まったことがわかります。「碧」「樹」「暖」「楓」「凪」など女の子にも名づけられている名前が上位にランクインしており、昨今話題となっている、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」への関心の高さがうかがえる結果となりました。 10月生まれよみランキングTOP10【女の子】「いろは」「みつき」が増加10月生まれの女の子のよみは、8月・9月のランキングとTOP3が変わらず1位「えま」、2位「つむぎ」、3位「あおい」という結果でした。「いろは」は、10月の名前ランキング9位だった「彩葉」のよみとして多く使われており、9月16位から10月は9位へ順位を上げました。名前ランキング3位の「美月」が、8月29位、9月17位、10月は3位と徐々に順位を上げている影響により、「みつき」というよみが8月34位、9月25位、10月は13位に比例して増加していました。 【男の子】「と止めネーム」がトップ4位を独占!10月生まれの男の子のよみは、1位「あおと」、2位「みなと」、3位「ゆいと」、4位「はると」とTOP4が「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が独占! 7位「かいと」、10位「ゆうと」と合計TOP10に6つもの「と止めネーム」がランクインするという結果に。そして驚くべきことに、ここ数年年間ランキングで1位をキープし続け、月間ランキングで一度も首位を譲らなかった「はると」が1位から陥落! 「あおと」に1位の座を明け渡しました。 また、名前ランキング8位に「楓真」が入ったことにより、「ふうま」というよみも急増。9月は90位でしたが、10月は24位へ大きくランクアップしていました。 10月生まれ漢字ランキングTOP10【女の子】「楓」を用いた名前がじわじわ増加10月生まれの女の子に人気の漢字1位は「結」、2位「愛」、3位「美」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月は12位、10月は27位と順位が下がり、秋冬に向けて減少していく傾向にあります。一方、秋冬にむけて増加する漢字「楓」は8月58位、9月33位、10月は17位と順位を上げており、123名に名づけられていました。 「楓」を用いた名前では、「楓」のほか、「楓乃(主なよみ:かの)」、「楓菜(主なよみ:ふうな、かんな)」、「楓果(主なよみ:ふうか)」、「楓奈(主なよみ:ふうな、かんな)」、「結楓(主なよみ:ゆいか、ゆか)」、「彩楓(主なよみ:あやか、さやか)」など、全48種類のバリエーションで名づけられていました。 【男の子】「ジェンダーレスネーム」人気が影響10月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。「翔」は2019年以降3年連続で年間ランキングでも1位と今男の子の名づけで最も多く使われている漢字です。月間ランキングでも2021年3月以降、8カ月連続で人気の漢字1位をキープしています。 秋冬生まれに人気の「楓」は8月43位、9月36位、10月18位順位を上げ、88名の名前で用いられていました。注目は、今年の名前ランキングで人気急上昇となった「碧」。2020年は名前ランキング19位でしたが、2021年は7位にランクインし、今年急増している名前の一つです。10月では、漢字ランキング12位にランクインし、113名に名づけられていました。 「楓」や「碧」など性差を感じさせず、男女どちらにも名づけられることの多いジェンダーレスな名前「ジェンダーレスネーム」を意識的に名づけで取り入れる親御さんが増えていることから、今後も人気が続きそうです。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年10月1日(金)~10月25日(月)調査件数:10,045件(男の子:4,851件/女の子:5,194件)※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年11月17日ベビーカレンダーは、2021年生まれの赤ちゃん約12万人の名前を大調査しました!2021年の女の子56,948名のうち、最も多く名づけられたのは、古風で和風なイメージを持つ「レトロネーム」のあの名前でした!2021年、女の子に人気の名前ランキングTOP20をご紹介いたします! 1位紬(主なよみ:つむぎ)2021年女の子の名前ランキング首位を獲得したのは、「紬」。2020年の名前ランキングからワンランクアップしました。「つむぎ」はよみランキングで3位にランクイン。ここ数年大変多く名づけられるようになった名前です。「紬」とは紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど。「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位凛(主なよみ:りん)2020年3位から1ランクアップした「凛」。「りん」というよみは、17位にランクインしています。「凛」は、きりっとしていて隙が無いという意味を持ち、「凛々しい」「凛とした」「凛然」などにも用いられることから、自立した女性のイメージを受けるようです。 3位陽葵(主なよみ:ひまり、ひな、ひなた)あたたかい太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲く花「葵」を組み合わせた「陽葵」。2020年は1位でしたが、2021は3位という結果でした。 よみでは「ひまり」が14位、「ひな」は16位、「ひなた」は23位にランクインしています。あたたかな日だまりの中、元気いっぱい咲く花を連想するような名前ですね。 4位葵(主なよみ:あおい、めい、あお)2020年の7位から、4位へランクアップした「葵」。よみでは「あおい」が6位、「めい」は5位にランクイン。「葵」は太陽に向かって咲くことから、「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位澪(主なよみ:みお、れい、しずく)2020年の9位から5位へランクアップした「澪」。「みお」はよみランキングで2位、「れい」は54位、「しずく」は80位にランクインしました。「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味します。漢字ランキングでは56位にランクイン。みずみずしく、爽やかな印象を受けるようですね。 6位芽依(主なよみ:めい)草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた「芽依」。「めい」はよみランキング5位と、近年多く名づけられている名前のひとつ。エネルギッシュな印象を受けるようで、そのよみの響きから特に5月に人気が高まる傾向にあります。 7位結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな、ゆうな)人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「結菜」。よみでは「ゆな」が22位、「ゆいな」が37位、「ゆうな」は50位でした。「菜の花ネーム」の一つで、親しみやすい印象を受けるようですね。 8位結月(主なよみ:ゆづき、ゆづ) 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた「結月」。「ゆづき」は2021年女の子のよみランキングで24位、「ゆずき」は57位にランクインしました。夜空に輝く美しい月を連想させるような、綺麗な名前です。 9位陽菜(主なよみ:ひな、はるな、はな)2020年の10位からワンランクアップした「陽菜」。「ひな」は2021年よみランキングで16位、「はな」は13位にランクインしました。日の当たる丘や、あたたかい太陽を意味する「陽」に、菜の花を意味する「菜」を組み合わせた名前です。特に菜の花の咲く時期に増加する「菜」を名前に用いた「菜の花ネーム」の一つでもあります。 10位莉子(主なよみ:りこ)夏に香りのよい小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられる「莉」に、日本的な印象を受ける「子」を組み合わせた「莉子」。「りこ」というよみは21位でした。「りこ」というよみが現代的な響きでありながら、「子」を用いた和風で古風な印象もある「レトロネーム」の一つです。 11位結衣(主なよみ:ゆい)2020年と同じく2021年も11位にランクインした「結衣」。「ゆい」はよみランキング4位と人気が高いです。人とのご縁や結びつきを表し、物事をまとめてしめくくる・植物が実りをつけるという意味のある「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、品の良さを感じさせる名前です。人気女優の新垣結衣さんをイメージされる方も多いのではないでしょうか。 12位結愛(主なよみ:ゆあ、ゆいな、ゆめ)2020年から引き続き名前ランキング12位にランクインした「結愛」。よみランキングでは「ゆあ」が18位。「ゆいな」は37位、「ゆめ」は75位です。結ぶ・(植物が)実をつけるという意味をもつ「結」に、愛しむ・愛でるという意味の「愛」を組み合わせた、愛に満ち溢れた印象を受けるような名前です。 13位彩葉(主なよみ:いろは、あやは、さわ)2020年の18位から5ランクアップした「彩葉」。「いろは」というよみは15位でした。「いろはにほへと」という昔ながらの言葉を連想することができる、「レトロネーム」の一つです。色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた名前です。「才能豊かな美しい女性に育ちますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 14位咲良(主なよみ:さくら、さら)2020年と同じく14位だった「咲良」。「さくら」というよみは20位、「さら」は19位にランクインしました。「笑う」という意味があり華やかさを感じる「咲」に、純粋で性格の良い印象を受ける「良」を組み合わせた名前です。春の象徴である、桜にまつわる「サクラネーム」の一つです。ガールズグループの元IZ*ONEの宮脇咲良さんが活躍されています。15位杏(主なよみ:あん、あんず、こう)2020年と変わらず15位にランクインした「杏」。「あん」は2021年女の子のよみランキングで78位でした。「杏」は春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する漢字。「見目麗しく愛らしい女の子」というイメージを受けるようですね。同名では女優の杏さんが活躍されています。 16位咲茉(主なよみ:えま)2020年の25位から16位へ大きくランクアップした「咲茉」。「えま」というよみは、今年よみランキングで1位を獲得した、いま最も多く名づけられている名前のよみです。「笑う」という意味がある「咲」に、白い小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」に使われる「茉」を組み合わせた名前。「笑顔が絶えないかわいらしい女の子になりますように」という想いを感じられるようですね。 17位琴葉(主なよみ:ことは)2020年19位から、2021年は17位へ順位を上げた「琴葉」。「ことは」はよみランキングで30位にランクインしました。美しい音色の弦楽器を意味する「琴」に、爽やかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせ、古風でみやびやかな印象を受ける美しい名前です。「まるで琴の音色のように、凛とした美しい人になるように」と願いが込められているようですね。 17位楓(主なよみ:かえで、ふう)2020年の21位からランクアップした「楓」。「かえで」はよみランキングで76位でした。「楓」は秋から冬にかけて美しく紅葉することから、毎年秋冬生まれの女の子に多く名づけられる傾向にあります。また、種子に翼のようなものがついていることから、「大空を羽ばたくように成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 19位美月(主なよみ:みつき、みづき)美しく華やかな「美」に、神秘的なイメージの「月」を組み合わせた「美月」。漢字ランキングでは「美」が10位、「月」は18位とどちらも多く使われる漢字です。 夜空にやさしく光り輝く月を連想させるような名前ですね。同名では、女優の山本美月さんが活躍されています。 20位凜(主なよみ:りん、しゅり)本ランキング2位の「凛」の旧体字である「凜(主なよみ:りん)」。漢字ランキングでは77位でした。「凛」と同じ意味の漢字ではありますが、「しっかりと自分の考えを持った自立した女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。よみに「ん」がつくことで、かわいらしい印象になる「撥音ネーム」の一つです。 2021年女の子の名前ランキングTOP5のうち4つが、「紬」「凛」「葵」「澪」といった「一文字ネーム」となっており、今年のトレンドといえそうです。また、TOP10には「紬」や「莉子」など日本的な名前がランクインしており、やさしい古風な印象のある「レトロネーム」が多く名づけられていました。これから女の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)2021年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2021年11月10日ベビーカレンダーは、2021年生まれの赤ちゃん約12万人の名前を大調査しました!2021年の男の子58,739名の名前首位に輝いたのは、3年連続1位のあの名前でした!2021年生まれの男の子に人気の名前TOP20をご紹介いたします! 1位蓮(主なよみ:れん) 2021年名前ランキング首位を獲得したのは、「蓮」。2018年から4年連続1位を獲得している、圧倒的人気の名前です。「蓮」は仏教の教えの中で用いられている花であり、清らかなイメージもあるのではないでしょうか。インパクトがあり、覚えやすい「一文字ネーム」です。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと、ひなた)2020年3位から1ランクアップした「陽翔」。あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前で、男の子に人気の漢字「翔」を用いた「飛翔ネーム」の一つです。「はると」というよみは、2018年から4年連続で1位を獲得している近年1番多く名づけられている男の子の名前です。 3位湊(主なよみ:みなと、そう)2020年5位からランクアップした「湊」。漢字ランキングでは14位を獲得しました。 「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、爽やかで雄大でありつつも穏やかで人気があるイメージを受けるようですね。 4位蒼(主なよみ:あおい、あお、そう)名前ランキング4位の「蒼」は、漢字ランキングでも9位にランクイン。「あおい」というよみは、男の子のよみランキングで9位、女の子では6位にランクインするなど、男女どちらにも人気の高いよみです。「蒼」という漢字は草木が生い茂る様子を意味することから、「植物が生い茂るよう、すくすくと成長してほしい」という願いをこめて名づけてもいいですね。 5位朝陽 (主なよみ:あさひ、ともはる)2020年の10位からランクアップした「朝陽」。「あさひ」はよみランキングで16位にランクインしています。「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた名前です。静かな朝に、朝日が差し込むような爽やかな様子をイメージするようですね。 6位樹(主なよみ:いつき、たつき、じゅり)名前ランキング6位の「樹」。「いつき」というよみは、よみランキングでも14位と上位にランクインしています。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味します。 「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージするよう。「たくましくのびやかに育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位碧(主なよみ:あおい、あお) 2020年の19位から大きくランクアップした「碧」。漢字ランキングでも2020年の32位から、2021年は19位へと人気が急上昇しています。「碧」は自然の生み出す美しい青緑色を意味する漢字。神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようです。 今トレンドとなっている、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の一つとして、今年特に人気が高まった名前です。 8位大翔(主なよみ:ひろと、はると、やまと)漢字ランキング1位の「翔」と、2位の「大」を組み合わせた「大翔」。「はると」というよみはよみランキング首位、「ひろと」は35位にランクインしています。大きく立派な様子を意味する「大」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きい名前です。 9位悠真(主なよみ:ゆうま、はるま、ゆうしん)漢字ランキング8位の「悠」と、6位の「真」を組み合わせた「悠真」。遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、真面目で誠実な印象を受ける「真」を合わせた、安定感があり誠実な様子をイメ―ジする名前です。男の子らしさを感じるの「ま止めネーム」の一つです。 10位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと、けいと)2020年の13位からランクアップした「結翔」。「ゆいと」はよみランキング7位、「ゆうと」は8位、「けいと」は53位にランクインしています。人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。「陽翔」「大翔」に続き、人気の「飛翔ネーム」です。 11位颯真(主なよみ:そうま、ふうま、はゆま)2020年の名前ランキング14位からランクアップした「颯真」。2021年男の子のよみランキングで「そうま」は10位、「ふうま」は92位にランクイン。爽やかなイメージの「颯」と、誠実で真面目な印象を受ける「真」と組み合わせた名前で、どことなく落ち着いた印象を受ける「ま止めネーム」の一つでもあります。 12位大和 (主なよみ:やまと、だいな、ひろかず)2020年の17位からランクアップした「大和」。「やまと」はよみランキング50位にランクインしました。「大和魂」「大和男児」などにも使われており、昔から日本人に親しまれている言葉。力強さやたくましさも感じさせるような名前です。 13位伊織(主なよみ:いおり)2020年18位からランクアップした「伊織」。「いおり」というよみは、男の子のよみランキング36位、女の子では93位にランクインするなど、男女どちらにも人気のよみです。賢くてオシャレなイメージの「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかな絹織物を表す「織」を組み合わせた名前です。 14位湊斗(主なよみ:みなと、かなと)船や人が集まる場所を意味する「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた「湊斗」。どことなく神秘的な名前で、「海のような広い心を持ち、夜空に輝く星のような人を引き付ける人になりますように」と想いを込めて名づけても素敵ですね。 15位暖(主なよみ:だん、はる、ひなた)2020年の名前ランキング20位からランクアップした「暖」。「ひなた」は男の子のよみランキングで11位、女の子では23位にランクインするなど、ジェンダーレスネームとしても人気。「暖」は、「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味があり、力強さを感じる「濁音ネーム」の一つです。 16位律(主なよみ:りつ)2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で人気俳優の佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前に仲間入りした「律」。「りつ」はよみランキングで37位にランクインしています。「規律」「旋律」などの熟語に用いられることから、賢さと芸術的センスの良さを感じるような名前です。 16位颯(主なよみ:はやて、そう、はやと)2020年名前ランキング26位から、10ランクアップした「颯」。よみでは「はやと」が22位、「そう」は61位でした。「颯」は風がさっと吹くさまを意味し、きびきびした動きを連想させるようです。「爽やかな印象の人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 18位蒼空(主なよみ:あおい、そら、そうすけ)2020年の41位から大きくランクアップした「蒼空」。よみでは「あおい」が9位、「そら」が13位、「そうすけ」が17位とどれも上位にランクインしています。草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、美しく澄み渡る空を連想させる「空」を組み合わせた名前です。爽やかでロマンあふれる、壮大な印象を受けるようですね。 19位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)2020年の24位からランクアップした「凪」。漢字ランキングでは、男の子51位、女の子31位にランクインするなど、近年注目の漢字です。「凪」は、風や波が静まる様子を意味することから、「穏やかで、落ち着いて行動できるような人になってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 20位蒼大(主なよみ:あおと、そうた、あお)2020年、2021年と2年連続20位にランクインした「蒼大」。2021年男の子のよみランキングで「あおと」は4位、「そうた」は5位、「あお」は33位にランクイン。「草木が生い茂る」という意味のある「蒼」に、大きく立派な様子を意味する「大」を組み合わせた名前です。「のびのびと大きく育ちますように」という願いが込められているようですね。 2021年男の子の名前ランキングTOP10では、男女どちらにも名づけられることの多い「ジェンダーレスネーム」が増加! 特に「碧」が増加しており、2022年も同様の傾向が続きそうです。 また、TOP10に「翔」がつく名前が3つもランクイン!大空を羽ばたくような力強い印象を受ける「飛翔ネーム」が引き続き人気です。これから男の子の名づけを考えられる方は、参考になさってみてはいかがでしょうか。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件)2021年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2021年11月09日近年話題となっている「ジェンダーレス」。社会的・文化的に求められる性差を表す「ジェンダー」の境界をなくすという考え方で、近年では世界中でこの考え方が広がりつつあります。 今回は、2020年上半期生まれの64,316名の赤ちゃんを対象に、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」を調査しました。男女に名づけられていた名前のよみランキングTOP10をご紹介します。 1位はると2019年、2020年と2年連続男の子のよみランキング首位を獲得した「はると」。男の子に大人気の名前ですが、2021年上半期は809人中4人の女の子に名づけられました。男の子の名前には「陽翔」「大翔」「悠人」「陽大」「悠斗」「陽斗」「悠翔」などが実際に名づけられています。空を羽ばたくようなイメージの「翔」、太陽をイメージする「陽」、おだやかな印象の「悠」などを用いた、スケールの大きな名前が多かったようです。 2位あおい2020年男の子のよみランキング11位、女の子では4位にランクインした「あおい」。2021年上半期は699人のうち、女の子の名づけに354人、男の子に345人用いられており、性別に関係なく人気の高いよみです。男の子には「蒼」「碧」「葵」「蒼生」などが、女の子には「葵」「葵衣」「あおい」などが実際に名づけられました。 芸能人では、女優の宮﨑あおいさん、森川葵さんなどが活躍しています。 3位ひなた2020年男の子のよみランキング7位、女の子では24位にランクインした「ひなた」。男の子は「陽向」「陽太」「陽大」「陽」「太陽」などが、女の子はひらがなの「ひなた」のほかに「陽葵」「陽咲」「日葵」などが実際に名づけられました。太陽が降り注ぐ「日向」や「日向ぼっこ」をイメージする人も多いのではないでしょうか。どことなく暖かな印象を受ける名前ですね。 4位りく2020年男の子のよみランキング4位にランクインした「りく」。男の子の名前というイメージがあるかもしれませんが、2021年上半期は504人中16人の女の子に名づけられています。男の子は「陸」「凌空」「凌久」などが、女の子は「李玖」「李空」「理空」「璃空」などが実際に名づけられました。そのよみの響きから、大地をイメージさせるようなスケール感の大きい名前ですね。 芸能人では、ガールズグループ「NiziU」のRIKU(梨久)さんが有名ですね。 5位みお2020年女の子のよみランキング7位にランクインした「みお」。男の子は「澪央」「澪」「澪音」などが、女の子は「澪」「美桜」などと実際に名づけられました。「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、みずみずしく爽やかな印象を受けるようですね。 6位えま2020年女の子のよみランキング3位にランクインした「えま」。2021年の上半期では、「えま」と名づけられた472人中9人が男の子、463人が女の子という結果でした。女の子の名づけでは、「咲茉」「依茉」などが人気。白い小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」に使われる「茉」は、どことなく可愛らしい印象をうける漢字です。男の子には「英真」「榎真」などが名づけられました。 7位はるき 2020年男の子のよみランキング5位にランクインした「はるき」。男の子の名づけでは「悠生」「悠希」などが人気という結果に。女の子の名づけでは「悠希」のほかに、「春希」「遥希」などが名づけられました。遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」がよく使われ、「のびのびと育ち、安心感のある人になって欲しい」という願いが込められているのかもしれませんね。 同名の有名人では、小説家の村上春樹さんが有名です。 8位はる2020年男の子のよみランキングでは16位に、女の子では46位にランクインした「はる」。2021年上半期に「はる」と名づけられた448人の女の子が164人、男の子が284人だったことから、男女ともに人気が高いことがわかります。芸能人では、女優の波瑠さんが活躍されています。 9位めい2020年女の子のよみランキング2位にランクインした「めい」。2021年上半期、「めい」と名づけられた431人中424人が女の子だったことから、特に女の子に人気だということがわかります。女の子は「芽依」「芽生」など、生命力あふれる「芽」がよく用いられ、男の子の名づけには「明」「命」など一文字ネームが目立ちました。芸能人では、女優の永野芽衣さんが活躍されています。 10位みなと2020年男の子のよみランキング2位にランクインした「みなと」。2021年上半期、「みなと」と名づけられた426人中418人の男の子に名づけられたことから、特に男の子に人気だということがわかります。男の子の名づけでは、船や人が集まり賑わう場所である「湊」を用いた「湊」「湊翔」「湊人」という名前が大人気。女の子の名づけでは「湊」の他に、「海音」「光音」などが名づけられました。 ◇ ◇ ◇ これからますます一般的になるであろうジェンダーレスネーム。2020年上半期の「ジェンダーレスネーム」よみTOP10は、同じよみでも男女間での人気の漢字は異なるものが多かったです。 例えば、「と」という音の場合、男の子の名づけでは「翔」「斗」などが用いられ、女の子の名づけでは「音」「都」が用いられることが多いなどの特長がありました。これから名前を考えるみなさま、ぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)調査件数:64,316件
2021年11月06日近年話題となっている「ジェンダーレス」。社会的・文化的に求められる性差を表す「ジェンダー」の境界をなくすという考え方で、近年では世界中でこの考え方が広がりつつあります。今回は、2021年上半期に生まれた64,316名の赤ちゃんを対象に、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」を調査しました。男女ともに名づけられていた名前のなかで、多く名づけられていた名前TOP10をご紹介します。 1位葵(主なよみ:あおい)ジェンダーレスな名前として最も多く名づけられていたのは「葵」でした。太陽に向かって咲く花の葵を意味する「葵」。 2020年女の子の名前ランキングでは7位、男の子の名前ランキングでは47位にランクインしました。2020年漢字ランキングでも男の子では39位、女の子では14位にランクインするなど、男女ともに人気の漢字です。「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 2位紬(主なよみ:つむぎ)紬糸で織られた絹織物を意味する「紬」。江戸時代には普段着としても使用されていたというほど丈夫な布です。 2020年の名前ランキングでは女の子の2位にランクイン。名前に濁音を用いた「濁音ネーム」の一つでもあり、男の子の名づけに用いてもいいですね。「芯の強い人間に育ちますように」「将来、丈夫な縁や絆で結ばれますように」という願いが込められているようです。 3位凛 (主なよみ:りん)きりっとしていて隙が無いという意味を持つ「凛」。2020年の名前ランキングでは女の子の3位にランクイン。漢字ランキングでは女の子の38位、男の子の88位にランクインしました。「凛々しい」「凛とした」「凛然」などにも用いられることから、「きりっと引き締まって威厳があり、勇ましい様子」「自分の人生を毅然とした態度で歩む、自立した大人」をイメージするようですね。 4位蓮(主なよみ:れん)泥水の中から育ち、夏に大きく美しい花を咲かせる「蓮(はす)の花」を指す「蓮」。2018年から3年連続男の子の名前ランキングで首位を獲得している、近年注目の名前です。美しく清らかな花で、女の子に大人気のフラワーネームの一つでもあります。仏教の花として用いられることが多いことからも、「清らか・落ち着き」のイメージがあります。「清く純粋な心を持ち続け、自分の信念を貫くたくましい子に育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 5位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)あたたかい太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲く花「葵」を組み合わせた「陽葵」。特に女の子に大人気の名前で、2019年、2020年と2年連続名前ランキング首位を獲得しています。 また、「ひなた」というよみは男女ともに使われ、2020年のよみランキングでは男の子の7位、女の子の24位にランクインしました。日だまりの中で元気いっぱい咲く向日葵を連想するような名前です。 6位澪(主なよみ:みお、れい)水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する「澪」。2020年女の子の名前ランキング9位に、「みお」はよみランキング7位でした。 また、「れい」というよみは男女ともに使われ、2020年のよみランキングでは男の子の43位、女の子の46位にランクイン。みずみずしく、どことなく爽やかな印象を受けるような名前です。 7位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)朝や夕方の波、風が止んだときの静かな海をイメージする「凪」。2020年名前ランキングで、「凪」は男の子の24位、女の子の27位にランクインしました。 「なぎさ」というよみは2020年女の子のよみランキング63位、「なぎ」は男の子の61位、女の子の74位にランクインしていることから、男女ともに注目の名前だということがわかります。「広大な海のように心も広い人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位碧(主なよみ:あおい、あお)自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧」。2020年名前ランキングで、「碧」は男の子の19位、女の子の79位にランクインしました。 「あおい」というよみも大変人気で、2020年のよみランキングでは男の子の11位、女の子の4位にランクイン。「あお」は男の子の38位にランクインしました。「碧」という名前は神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようです。 9位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた「結月」。2020年の女の子の名前ランキングでは4位にランクインしました。 賢くシャープでかっこいい印象になる「き」止めネームの一つでもあり、男の子の名づけにもいいですね。空気の澄んだ夜空に美しく輝く月を連想させるような、きれいな名前です。 10位湊(主なよみ:みなと、そう)船や人が集まる場所を意味する「湊」。2020年の男の子の名前ランキングでは5位にランクインしました。近年人気の高い「一文字ネーム」の一つでもあり、インパクトがあり覚えやすいのが特長です。爽やかで雄大でありつつも、どこか穏やかで人気があるイメージを受けるようですね。 ◇◇◇ 2020年上半期のジェンダーレスネームTOP10のうち8つが、漢字一文字の「一文字ネーム」。男の子と女の子で読み方が異なる場合もありますが、比較的呼びやすく印象的な名前が多くランクインしていました。 今後ますます加速するであろう多様性への理解。男女の性差を感じない名前は、将来子どもの選択肢を広げてあげることができるかもしれません。これから名前を考えるみなさま、ぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)調査件数:64,316件
2021年11月05日妊娠・出産・子育ての毎日を笑顔にする、ママと専門家をつなげるプラットフォーム企業、株式会社ベビーカレンダーは、2021年に生まれたお子さん115,687名を対象に、赤ちゃんの名前に関する調査を実施しました。この記事では、赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングをご紹介しています。 2021年に生まれた赤ちゃん約12万人の名前を大調査しました! 赤ちゃんの名前ランキング、よみランキング、漢字ランキングのTOP10をご紹介します。今年で12回目となる赤ちゃんの名前ランキング。気になる2021年の結果は!? 【名前】男女どちらにも名づけられる「ジェンダーレスネーム」が2021年のトレンド赤ちゃんの名前ランキングTOP10 近年、性差にとらわれない「ジェンダーレス」という言葉に関心が集まっています。2030年までの長期的な指針として採択されたSDGs(持続可能な開発目標)の中には「ジェンダー平等の実現」も含まれ、企業がジェンダーレスを掲げた商品を発表し話題になったほか、今年9月30日には内閣府男女賛同参画局から「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査結果」も発表され、社会的にジェンダーに対する取り組みが多く見られるようになりました。 近年の赤ちゃんの名づけの傾向でも、「男らしさ」「女らしさ」といった性差を感じさせない”ジェンダーレスネーム“が多く見受けられます。今年はとくに「碧(主なよみ:あおい、あお)」の伸びが如実に見られました。男の子の名前ランキングで7位、女の子の名前ランキングでは48位にランクイン。男の子は昨年の19位から、女の子は昨年の79位から順位を上げました。 さらに今年ランクを上げた注目のジェンダーレスネームは、「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」と「翠(主なよみ:すい、みどり)」でした。「凪」は男の子の名前ランキングで19位、女の子の名前ランキングでは24位。男の子は昨年の24位から、女の子は昨年の27位からランクアップしました。昨年から社会現象を巻き起こすほどのブームとなっている『鬼滅の刃』の人気キャラクター「冨岡義勇」が使う技の名前が「凪(なぎ)」ということも人気アップの影響となっているのかもしれません。「翠」は女の子の名前ランキングで55位にランクイン。昨年の圏外から大きく順位を上げました。男の子は昨年に引き続き順位は圏外であるものの、昨年に対して件数が3.1倍になりました。 ジェンダーに対する社会的関心の高まりから、“ジェンダーレスネーム”も今後より人気が高まっていくことが期待されます。 <男女別の傾向>男の子の名前ランキングTOP3は、1位「蓮」、2位「陽翔」、3位「湊」でした。「蓮」は2018年から4年連続1位を達成! 圧倒的な人気を誇っています。「陽翔」は昨年の3位からひとつランクを上げ2位に。8位の「大翔」、10位の「結翔」と、TOP10に入っている”と止めネーム“の止め字はすべて「翔」でした。「湊」は、今年は3位にランクイン。2015年からTOP3常連の名前でしたが、昨年は5位に。今年はTOP3に返り咲きました。 女の子の名前ランキングTOP3は、1位「紬」、2位「凛」、3位「陽葵」という結果に。一昨年は4位、昨年は2位と着実に人気を伸ばしていた「紬」が初の首位に輝きました! 「紬」を始め、2位の「凛」、昨年9位から5位に浮上した「澪」、10位の「莉子」など古風で日本的なイメージを持つ名前がTOP10に多く入り、昨年に引き続き”レトロネーム“の人気の高さがうかがえます。 (※)「凛」と「凜」は同じ「りん」とよむ名前ですが、漢字のつくりの下部分が「示」か「禾」で異なる異体字です。旧字体の「凜」が先に人名用漢字に追加され、新字体の「凛」は2004年に人名用漢字に追加されました。ベビーカレンダーの調査では、どちらも人気が高い名前であるため、分けて集計しています。 「椛」「ふうな」”五輪ネーム”増加! 注目は新競技スケートボードメダリストこの夏、日本は計58個のメダルを獲得し、メダル獲得数ではアメリカ、中国に次ぐ3位に。メダルラッシュに沸きました。今年の赤ちゃんの名づけでは注目競技である「スケートボード」メダリストの名前が増加! “五輪ネーム”の人気がアップした結果となりました。 日本中を熱くさせた新競技「スケートボード」の女子ストリートで、日本史上最年少記録となった13歳で金メダルを獲得した西矢 椛(もみじ)選手と、銅メダルを獲得した中山楓奈選手。西矢選手と同じ「椛(もみじ)」の件数は昨年から2.4倍に。「もみじ」というよみの件数も、昨年から1.7倍になりました。また、中山楓奈選手の「ふうな」というよみの件数は、昨年から1.6倍になりました。「楓」という漢字も、漢字ランキングでは昨年49位から今年は41位とランクを上げました。「椛」も「楓」も美しい紅葉をイメージさせることから、例年11月に増加する傾向がありますが、西矢選手、中山選手の影響も相まってこれからさらに増えることが予想されます。 【よみ】男の子「りく」の人気がアップ。女の子は「えま」「みお」と男女共に2音よみの人気が上昇名前のよみランキングTOP10男の子の名前よみランキングTOP3は、1位「はると」、2位「りく」、3位「みなと」でした。根強い人気を誇る「はると」が今年も頂点に立ち、2018年から4年連続で1位に! 2位との差も461件とTOP10の中でも圧倒的な数字で”と止めネーム“の代名詞のよみと呼べるでしょう。3位の「みなと」、4位の「あおと」、7位の「ゆいと」、8位の「ゆうと」と、昨年に引き続き”と止めネーム“がTOP10に5件入る結果となりました。注目は、昨年4位から2位にランクアップした「りく」です。「陸」を始め、「凌久」「凌空」「理玖」と漢字のバリエーションも豊かで、「りく」とよむ漢字のバリエーションは昨年の62件から今年は77件になりました。女の子のよみランキングでは”2音ネーム“が多くTOP10にランクインしましたが、男の子のよみでも、”2音ネーム”の人気が高まっていることがわかります。 女の子の名前よみランキングTOP3は、1位「えま」、2位「みお」、3位「つむぎ」で、TOP3のすべてのよみが昨年からランクを上げた結果となりました。昨年7位から2位に順位を上げた「みお」は、近年女の子に人気の”レトロネーム“でもあります。「澪」を始め、今年はとくに「美桜」の順位がアップ。映画『東京リベンジャーズ』やNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』などの出演で話題を集めている女優の今田美桜さんの活躍の影響もあるかもしれません。「えま」「みお」を始め、女の子に人気のよみである「ゆい」「めい」が3位、4位に続いたほか、TOP10以外にも11位には「りお」が、12位には「さな」がランクイン。さらに「のあ」は昨年の39位から28位に大きく順位を上げました。1位の「えま」には海外の名前の要素も感じられることから、誰にでも親しみやすく、呼びやすい”2音ネーム“の需要が高まっているのかもしれません。 【漢字】1位は王道の「翔」「花」。男の子は大らかさ、女の子は五輪の影響も?自然の華やかさ&力強さをイメージできる漢字が人気名前の漢字ランキングTOP10男の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「翔」、2位「大」、3位「斗」でそれぞれが昨年同様の順位をキープ。どれも止め字に用いられることから、漢字ランキングからも“と止めネーム”の人気さがうかがえる結果となりました。大きく羽ばたくという意味がある「翔」に、大きく立派な様子を表す「大」、たくましさを感じられる「太」に、遥か遠く雄大なさまを表す「悠」など大らかさを感じさせる漢字が人気です。新規感染者が減っているとはいえ、まだ油断ならず窮屈さも感じるコロナ禍で、赤ちゃんはのびのびと大らかに育ってほしいという願いが込められ、これらの漢字がとくに用いられたのかもしれません。 女の子の名前に使用された漢字ランキングTOP3は、1位「花」、2位「結」、3位「愛」でした。昨年に引き続き、「花」「結」「莉」「菜」「咲」とTOP10には自然や植物が成長する過程をイメージさせる漢字がランクイン。今年は五輪の影響もあってか、かえでの木を意味する、中山楓奈選手の「楓」も昨年49位から今年は41位とランクを上げました。自然をイメージさせる漢字には、華やかさに加え、大地の力強さや生命力も感じられることができ、赤ちゃんの名づけでは王道です。 2021年生まれの赤ちゃんの名前調査では、「男の子らしさ」や「女の子らしさ」にとらわれない、性差を感じさせない“ジェンダーレスネーム”の人気が高まっていることが明らかになりました。社会的にジェンダーが注目されるなか、赤ちゃんにも性別にとらわれず、自分らしく成長してほしいというママ・パパの願いがうかがえる結果となりました。そして、この夏活躍したメダリストの名前も増加傾向に。歴史に名を刻んだアスリートたちの名前をわが子にも、というママやパパがこれから増えるのではないかと注目です。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2021年1月1日(金)~2021年10月1日(金)調査件数:115,687件(男の子:58,739件/女の子:56,948件) 2021年 赤ちゃんの名前ランキングはこちら名前ランキング検索コーナーはこちら
2021年11月01日ベビーカレンダーは、2021年9月生まれの女の子6,610名を対象に、9月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年9月生まれの女の子に人気の名前TOP10をランキング形式でご紹介いたします。 9月生まれの女の子は、「二音ネーム」が大人気! 人気の名前TOP10をランキングでご紹介いたします。1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年、2020年と2年連続名前ランキング1位を獲得した「陽葵」が、2021年7月から3カ月連続1位を獲得しました。近年圧倒的人気の名前です。あたたかい太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲く花「葵」を組み合わせており、日だまりの中で元気いっぱい咲く「向日葵」を連想するようですね。 2位凛(主なよみ:りん)2019年名前ランキング2位、2020年は3位にランクインした「凛」。2021年上半期、女の子の名づけ1位に輝いた名前です。「凛」という漢字は、きりっとしていて隙が無いという意味を持ち、「凛々しい」「凛とした」「凛然」などにも用いられることから、自立した女性のイメージを受けます。「自分の人生を毅然とした態度で歩んでほしい」という願いが込められているようですね。 3位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキング4位、2020年は2位にランクインした「紬」。8月に引き続き、9月も3位にランクインしました。「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていました。「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。2021年上半期、2位に輝いた注目の名前です。 4位莉子(主なよみ:りこ)2019年名前ランキング6位、2020年は8位にランクインした「莉子」。2021年7月は16位、8月は12位、9月は4位と着実に人気が高まっています。夏に香りのよい小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられる「莉」に、日本的な印象を受ける「子」を組み合わせた名前で、人気の「レトロネーム」の一つです。「りこ」というよみが現代的な響きであり、二音でかわいらしい印象も受けます。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年名前ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜」。2021年8月の11位からランクアップしました。「結」という漢字は2021年9月の漢字ランキング2位、「菜」は4位にランクインしており、人気の漢字を組み合わせた名前です。人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、「菜の花ネーム」の一つ。親しみやすい印象を受けるようですね。 6位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング9位から2020年は4位にランクアップした「結月」。7月は23位、8月は15位、9月は6位と徐々に人気が高まっています。人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた名前です。秋の空に美しい月が輝くこの季節、より人気が高まったのかもしれませんね。 7位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキング3位、2020年は7位にランクインした「葵」。「あおい」というよみは、2021年9月のよみランキングで3位にランクインしています。「葵」は太陽に向かって咲く花を表すことから、特に夏に人気が出る名前です。「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位結衣(主なよみ:ゆい)2019年名前ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣」。「ゆい」というよみは、2021年9月のよみランキングで3位にランクインしています。 人とのご縁や結びつきを表し、物事をまとめてしめくくる・植物が実りをつけるという意味のある「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、品の良さを感じさせる名前。人気女優の新垣結衣さんをイメージされる方も多いのではないでしょうか。 9位凪(主なよみ:なぎ)2019年名前ランキング55位から、2020年は27位に大きくランクアップした「凪」。2021年上半期の名前ランキングでは38位だったものの、2021年7月は16位、8月は15位、9月は9位と人気が高まっています。朝や夕方の波、風が止んだ時の静かな海をイメージするような「凪」。「広大な海のように心も広い女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキングでは8位、2020年は4位にランクインした「芽依」。「めい」というよみは、2021年9月のよみランキングで5位にランクインしています。草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた、エネルギッシュな印象を受ける名前です。 10位澪(主なよみ:みお)2019年名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪」。「みお」というよみは、2021年9月のよみランキングで6位にランクインしています。「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、2021年の漢字ランキングでも71位にランクイン。みずみずしく、爽やかな印象を受けるようですね。 9月生まれの女の子の名前ランキングでは、TOP10入りした11個の名前のうち7個が、かわいい響きで大人気の「二音ネーム」という結果になりました。女の子の名前を考えられている方、ぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年9月1日(水)~9月25日(日)調査件数:6,610件(女の子)
2021年10月23日ベビーカレンダーは、2021年9月生まれの男の子6,779名を対象に、9月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年9月生まれの男の子に人気の名前TOP10をランキング形式でご紹介いたします。「碧」、「蒼」、「樹」など女の子の名前にも名づけられる、性差を感じない「ジェンダーレスネーム」が上位にランクインしています。1位碧(主なよみ:あお、あおい)2021年7月の名前ランキングでは7位、8月は5位の「碧」。9月に初めて首位を獲得しました。年間名前ランキングでも、2019年は35位、2020年は19位と着実に順位を上げており、今年特に多く名づけられている名前です。「碧」は自然の生み出す美しい青緑色を意味する漢字。神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようです。 2位蒼(主なよみ: あおい、そう)2019年の名前ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした注目の名前「蒼」。「蒼」という漢字は草木が生い茂る様子を意味し、緑が著しく成長する春から夏にかけて特に人気が高まる傾向にあります。「植物が生い茂るよう、すくすくと成長してほしい」という願いをこめて名づけてもいいですね。明るくおおらかな印象を持つ「あ行ネーム」の一つでもあります。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2021年の上半期は首位を獲得した「陽翔」。2019年、2020年の名前ランキングでも2年連続3位にランクインしています。あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前で、秋晴れの澄み渡る大空を羽ばたいているようですね。スケールの大きな印象を受ける「飛翔ネーム」の一つです。 2位蓮(主なよみ:れん)2021年7月・8月と2カ月連続首位を獲得した「蓮」。年間名前ランキングでも2019年、2020年と2年連続首位を獲得するなど、圧倒的な人気のある名前です。「蓮」は仏教の教えの中でも用いられている花であることから、清らかなイメージを受けるよう。大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌・「紅蓮華」にも用いられている漢字で、新シリーズが放映される2021年下半期も、引き続き高い人気が期待できます。呼びやすく、インパクトのある「二音ネーム」の一つです。 5位湊(主なよみ:みなと)2019年の名前ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊」。2021年6月から3カ月連続TOP10にランクインするなど、特に夏に人気が高まる傾向にあります。「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、爽やかで雄大でありつつも、どこか穏やかで人気があるイメージを受けるよう。男らしい「一文字ネーム」の一つです。 6位蒼空(主なよみ:そら、あおと)2019年の名前ランキングでは53位、2020年は41位にランクインした「蒼空」。2021年7月の34位から、8月は13位へと大きくランクアップし、9月はさらにランクアップ。草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、美しく澄み渡る秋の空を連想させる「空」を組み合わせた、爽やかでロマンあふれる壮大な名前です。 7位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年、2020年と2年連続で名前ランキング4位にランクインした「樹」。2021年3月以降TOP10にランクインし続けている、大変人気のある名前です。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味することから、「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージするよう。「たくましくのびやかに育ってほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 7位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽」。2021年上半期も4位にランクインしている注目の名前です。 「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた名前です。空気の澄んだ秋の朝に、朝日が差し込むような爽やかな様子をイメージするようですね。 7位凪(主なよみ:なぎ)2019年名前ランキング93位から、2020年は24位へと大きくランクアップした「凪」。2021年上半期ランキングでも16位にランクインしています。特に2020年から多く名づけられるようになった名前の一つです。凪という漢字は、風や波が静まる様子を意味することから、「穏やかで、落ち着いて行動できるような周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 10位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」2019年名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔」。2021年7月は20位、8月は15位と、着実に順位を上げています。人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前。や行の音からはやわらかい印象を受け、「ゆう」と伸ばす音でよりいっそうやさしい印象になります。 10位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年名前ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真」。2021年7月は34位、8月は23位と、徐々にランクアップしている名前です。爽やかなイメージの「颯」と、誠実で真面目な印象を受ける「真」と組み合わせた名前で、どことなく落ち着いた印象を受ける「ま止めネーム」の一つでもあります。 9月生まれの男の子の名前では、男らしい印象を受ける「一文字ネーム」が7つもランクイン! また、「あおい」「あお」とよむ名前が2つランクインしており、性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」の人気が高まっているようです。これから男の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年9月1日(水)~9月25日(日) 調査件数:6,779件(男の子)
2021年10月22日ベビーカレンダーは、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表しています。今回は、2021年9月生まれのお子さん13,389名を対象に『9月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。9月生まれの赤ちゃんの名前は、「男らしさ」「女らしさ」性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」が多く名づけられていました。名づけの傾向やトレンドの詳細をお伝えします。 9月生まれ名前ランキングTOP10 「ジェンダーレスネーム」が人気近年、「男らしさ」「女らしさ」といった性差を感じさせない「ジェンダーレスネーム」を選択する親御さんが増えてきています。世界経済フォーラムが政治、経済、教育、健康の4分野から男女格差を測り発表している「ジェンダー・ギャップ指数2021」によると、日本のジェンダー・ギャップ指数は156か国中120位、先進国のなかで最低レベルであることが明らかになりました。 9月30日には内閣府男女共同参画局から「性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査結果」が発表されるなど、社会的にジェンダーに対する関心が高まってきています。 9月生まれの赤ちゃんに人気の名前男女TOP10(23個)のうち、「陽葵(男:はるき/女:ひまり)」、「凛(りん)」、「紬(つむぎ)」、「結月(ゆづき)」、「葵(あおい)」、「凪(なぎ)」、「澪(男:れい/女:みお)」、「碧(あおい)」、「蒼(あおい)」、「蒼空(男:そら/女:のあ)」、「樹(いつき)」、「朝陽(あさひ)」、「楓(かえで)」と半数以上の13の名前が、男女どちらにも名づけられていました。男の子1位の「碧」は特に「ジェンダーレスネーム」の代表といえますが、2019年は35位、2020年は19位、2021年上半期は10位と年々増加しています。男らしい名前、女らしい名前も依然として高い人気がありますが、今後「ジェンダーレスネーム」がますます増えていくかもしれません。 【女の子】「陽葵」が3カ月連続で1位9月生まれの女の子6,610名の名前を調査したところ、3,614種類の名前がありました。人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」、2位「凛(主なよみ:りん)、3位「紬(主なよみ:つむぎ)」でした。「陽葵」は7月以降3カ月連続で1位をキープしています。 8月のTOP10外から順位を上げ、9月にTOP10入りしたのは4位「莉子(主なよみ:りこ)」、5位「結菜(主なよみ:ゆな、ゆいな)」、6位「結月(主なよみ:ゆづき)」、9位「凪(主なよみ:なぎ)」の4つでした。「凪」は男の子の人気ランキング7位にもランクインしており、男女ともに人気が高まってきています。 【男の子】「碧」が初めて1位に!9月生まれの男の子6,779名の名前を調査したところ、4,067種類の名前がありました。人気の名前1位は「碧(主なよみ:あおい、あお)」、2位「蒼(主なよみ:あおい、あお)」・「陽翔(主なよみ:はると)」・「蓮(主なよみ:れん)」という結果でした。「あおい」「あお」とよむ名前が2つランクインしており、よみランキングでも「あおい」は8位と大変人気です。 9月生まれよみランキングTOP10 【女の子】「えま」が3カ月連続で1位9月生まれの女の子の名前のよみ1位は「えま」、2位「つむぎ」、3位「あおい」・「ゆい」でした。「ゆい」は8月の8位から3位へランクアップしましたが、それ以外の1位から3位のよみは、8月と同じTOP3となっています。3カ月連続で1位となった「えま」は、「咲茉」「永茉」「愛真」「愛茉」「瑛茉」の順に多く、41種類の名前で名づけられていました。「ふうか」は秋から冬にかけて毎年増加する名前です。今年は、8月39位(27名)から、9月18位(55名)へと順位を上げており、10月以降も多く名づけられそうです。 【男の子】秋生まれに人気の名前「あきと」が増加9月生まれの男の子の名前のよみは、1位「はると」、2位「りく」、3位「そうた」という結果でした。「はると」は、2018年以降3年連続で年間よみランキング1位を獲得している絶対王者。2021年も1位の座を一度も譲らず不動の人気となっています。「そうた」は8月10位から、9月は3位へ順位を大きく上げています。「あきと」は、秋の季節に多く名づけられる傾向にあり、8月28位(36名)から、9月12位(69名)へ大きくランクアップしていました。 9月生まれ漢字ランキングTOP10 【女の子】秋冬生まれに人気の漢字「楓」が増加9月生まれの女の子の人気漢字1位は「愛」、2位「結」、3位「莉」でした。8月の人気漢字1位は「夏」でしたが、9月は12位へランクダウン。秋から冬生まれの赤ちゃんに多く名づけられる「楓」は、8月58位(49名)から、9月33位(101名)と増加していました。 【男の子】「翔」が7カ月連続1位に!9月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「斗」、3位「太」でした。「翔」は月間ランキングで2021年3月以降、7カ月連続で人気の漢字1位となっています。8月29位(80名)だった「夏」は、9月58位(51名)へ下がっています。また、9月生まれの男の子に人気の名前1位となった「碧」は、7月31位、8月21位、9月は16位と順位を上げており、人気が急上昇している漢字といえます。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2021年9月1日(水)~9月25日(日) 調査件数:13,389件(男の子:6,779件/女の子:6,610件※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年10月21日私は、現在8歳の長男、5歳の長女、2歳の次女のパパです。上の子2人と違って、2歳になる次女は、出産の日がきてもまだ名前が決まっていませんでした。3人目にして初めて名づけで焦った私たち夫婦の体験談をご紹介します。名前が決まっていない!性別がわかってから早々に検討を始め、余裕をもって名前が決まった長男。長男ほど早くはありませんでしたが、生まれる1カ月ほど前には決まっていた長女。ところが、3人目である次女は、出産予定日が間近に迫っても名前が決まっていない状態に。 当時6歳、3歳と手のかかる2人の育児で、夫婦共々毎日が精一杯。さらに、きょうだい3人の名前に何かしらの共通点をもたせたかったこともあり、名づけが難航していたのです。そうこうしているうちに、とうとう妻の陣痛が……。 「名前は何?」の質問で焦る!3人目ということもあり、ずいぶんとスムーズに生まれてくれた次女。ほっとした気持ちとは裏腹に、私の心の中には強い焦りが生まれてきました。「名前……」。しかし、子どもが生まれると、上の子たちの育児と病院との行き来、そして仕事と、今まで以上に時間がありません。 妻とゆっくり話をする余裕もなく、生まれたわが子を名前で呼べない日だけがただ増えていきました。内心焦る私に、実家の両親や、私の職場の上司・同僚から次々と「名前は決まったの?」という質問がきます。私は、「今じっくり考えていて……」と笑顔ではぐらかすものの、焦りはピークに。 妻からの1通のLINEで決定!そんなとき、仕事中に妻から1通のLINEが届きました。そこには、「〇〇ってどう!? 上の2人と共通点もあるし、画数もばっちりだった!」という次女の名前の提案が。 私は「ここで保留しては絶対にまずい!」という直感が働き、すぐに快諾する返信をしました。その夜、初めて次女を名前で呼んだときは、安心した気持ちと何だか申し訳なかった気持ちとが入り交じり、ちょっぴり複雑でした。 次女に付けた名前は、今でも心から満足しています。いつか大きくなった次女から「どんなこと考えて私の名前を決めたの?」と名づけの由来を聞かれたら、自信をもって私たち夫婦がこめた想いを伝えます。けれど、「すぐに名前を呼んであげられなくてごめんね」という気持ちだけは、これからも心の中にしまっておこうと思っています。 イラスト/塩り監修/助産師REIKO著者:佐藤 楓1男2女の父。元小学校教員。現在はライターとして、自身の経験をもとに教育・子育てに関する体験談を中心に執筆中。現在は妻がフルタイムで働き、“主夫”業も兼ねる。
2021年09月23日ベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名づけトレンドを調査、発表しています。2021年8月生まれの女の子5,477名を対象に、赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。 8月生まれの女の子は、「ボタニカルネーム」が大人気! 人気の名前TOP20をランキングでご紹介いたします。1位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2021年8月、女の子の名前ランキング首位に輝いたのは「陽葵」。2019年、2020年と2年連続名前ランキング1位を獲得した名前です。 太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲く花「葵」を用いた「陽葵」。あたたかさや夏をイメージする向日葵を連想することもできることから、夏生まれの女の子に特に人気が高まったようです。 2位結衣(主なよみ:ゆい)2019年名前ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣」。2021年7月の13位からランクアップしました。 物事をまとめてしめくくる・植物が実りをつけるという意味のある「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた、品の良さを感じさせる名前です。同名では人気女優の新垣結衣さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 3位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキング3位、2020年は7位にランクインした「葵」。2021年6月・7月は2位にランクインしていて、この時期大人気の名前です。 「葵」は太陽に向かって咲く花を表すことから、「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした「紬」。2021年7月は5位、上半期は2位にランクインするなど、注目の名前です。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着としても親しまれてきたことから、「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。 5位澪(主なよみ:みお)2019年名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪」。2021年上半期の名前ランキングでも5位にランクインしていました。 「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字です。みずみずしく爽やかな印象を受けるようで、8月にピッタリの名前ですね。 6位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)2019年名前ランキング27位から、2020年は18位へとランクアップした「彩葉」。2021年6月は15位、7月は9位と着実に人気が高まっています。 色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた名前。才能豊かな美しい女性に育つよう願いを込めて名づけてもいいですね。 7位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキング8位、2020年は4位にランクインした「芽依」。 草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた、エネルギッシュな名前です。緑が生い茂る、春から夏にかけて人気が高まる名前です。 7位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)2019年名前ランキング7位、2020年は12位にランクインした「結愛」。2021年6月は15位、7月は13位と近年注目の名前です。 2人とのご縁や結びつきを表す「結」に、愛しむ・愛でるという意味のある「愛」を組み合わせた名前。愛に満ち溢れた印象を受けるようですね。 7位咲良(主なよみ:さくら、さら)2019年・2020年と2年連続名前ランキング14位にランクインした「咲良」。同名では、元HKT48・元IZ*ONEのメンバー宮脇咲良さんが活躍しています。 「笑う」という意味があり華やかさを感じる「咲」に、純粋で性格の良い印象を受ける「良」を組み合わせた名前です。女の子に人気の「サクラネーム」で、特に春先に人気が高まる傾向にあります。 7位凛(主なよみ:りん)2019年名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛」。 「凛」はきりっとしていて隙が無いという意味を持ち、「凛々しい」「凛とした」などにも用いられることから、「人に頼らずに自分を見失わず生きて行って欲しい」と願いを込めて名づけてもいいですね。 11位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)2019年名前ランキング5位、2020年は6位にランクインした「結菜」。2021年の上半期ランキング5位にランクインするなど、年間を通じて人気の高い名前です。 人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせており、親しみやすい印象を受けるようですね。 12位光莉(主なよみ:ひかり)2021年7月40位から、8月は12位へ大きくランクアップした「光莉」。実は「光莉」という名前は2019年、2020年の名前ランキング圏外で、今年注目され始めた名前です。 明るく輝く様子を意味し、輝かしい人生を歩む様子をイメージするような「光」に、「茉莉花(ジャスミン)」にも用いられる「莉」を組み合わせた、明るく可憐な印象を受ける名前です。 12位莉央(主なよみ:りお)2020年の名前ランキング48位の「莉央」。「りお」というよみは、2020年よみランキング11位と、人気です。 可憐な印象から近年女の子の名前に人気がある「莉」に、「真ん中」という意味がある「央」を用いた名前です。「花のような存在で、みんなから愛される女性になりますように」という願いが感じられるようですね。 12位莉子(主なよみ:りこ)2019年名前ランキング6位、2020年は8位にランクインした「莉子」。「莉」という漢字はランキングでも3つランクインしている人気漢字です。 「りこ」というよみが現代的で、二音でかわいらしい響き。止め字に「子」という漢字を用いることで、日本的な印象を受ける「レトロネーム」でもあります。 15位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング9位から、2020年は4位にランクインした「結月」。2021年7月の23位からランクアップしました。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた名前。夜空に輝く美しい月を連想させる「美月」は、年間を通じて人気があります。 15位凪(主なよみ:なぎ)2019年55位から、2020年は27位に大きくランクインした「凪」。朝や夕方の波、風が止んだ時の静かな海をイメージするようで、暑い夏にピッタリの名前です。8月生まれの男の子ランキングでも16位と上位にランクインしている、「ジェンダーレスネーム」の一つです。 「広大な海のように心が広い女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 17位芽生(主なよみ:めい)2019年の名前ランキング42位から2020年は27位に大きくランクインした「芽生」。2021年7月の71位から大きくランクアップしました。 「芽」は植物の芽を意味し、「生」は命や若さを連想させることから、生命力にあふれた印象の名前です。5月は英語で「MAY(メイ)」とよむため、毎年5月に人気が高まります。 17位楓(主なよみ:かえで)2019年名前ランキングでは18位、2020年は21位にランクインした「楓」。「楓」は秋から冬にかけて美しく紅葉することから、毎年秋生まれの女の子の名づけで人気が急上昇する傾向にあります。 楓の種子には翼のようなものがついているため、「大空を羽ばたくように成長しますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 19位杏(主なよみ:あん、あんず)2019年名前ランキング16位、2020年は15位にランクインした「杏」。2021年上半期には15位にランクインしました。 「杏」は春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色のかわいらしい実がなる「あんず」を意味する漢字です。見目麗しく愛らしい女の子というイメージを受けるようですね。 19位咲茉(主なよみ:えま)2019年の92位から、2020年は25位に大きくランクアップした「咲茉」。「えま」というよみは、2020年よみランキングで3位と人気です。 「笑う」という意味がある「咲」に、白い小さな花を咲かせる「茉莉花(ジャスミン)」に使われる「茉」。「笑顔が絶えないかわいらしい女の子になりますように」という想いを感じられるようですね。 19位柚希(主なよみ:ゆずき、ゆき)2019年名前ランキングでは29位、2020年は39位にランクインした「柚希」。 冬の季語「柚子湯」に含まれる「柚」を使った名前で、冬になるにつれ人気が高まる傾向にあります。どことなく古風で上品な印象を受けるようですね。 夏のイメージがある向日葵を連想する「陽葵」が、2021年7月、8月と2カ月連続首位を獲得する結果となりました。他にも「葵」「葉」「菜」「莉」「芽」「楓」「杏」など、花や自然を連想させる漢字を用いた「ボタニカルネーム」が多数ランクイン。これから女の子の名前を考えられる方、参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年8月1日(日)~2021年8月25日(水)調査件数:5,477件(女の子)
2021年09月18日ベビーカレンダーは、2021年8月生まれの男の子5,757名を対象に、8月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年8月生まれの男の子に人気の名前TOP20をランキング形式でご紹介いたします。 1位蓮(主なよみ:れん)2021年8月の名前ランキング首位に輝いたのは、「蓮」。7月に引き続き2カ月連続首位を獲得しています。「蓮」は仏教の教えの中で用いられる花であることから、清らかなイメージを受けるようですね。 大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌・「紅蓮華」にも用いられている漢字で、2021年下半期も引き続き高い人気が続くかもしれません。 2位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、7月の10位から大きく順位を上げて2位にランクインしました。船や人が集まる場所を意味する「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、どこか神秘的な名前です。 「海のような広い心を持ち、夜空に輝く星のような人を引き付ける人になりますように」と想いを込めて名づけても素敵ですね。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。7月の5位から更にランクアップしました。 「物事が始まる様子」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた、爽やかな名前です。 3位湊 (主なよみ:みなと)2019年の名前ランキングでは2位、2020年は5位にランクインした「湊」。2021年6月は15位、7月は7位と、徐々にランクアップしています。 「湊」は船や人が集まる場所を意味することから、爽やかで雄大でありつつ、穏やかで人気のあるイメージを受けるようですね。 5位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年、2020年と2年連続で名前ランキング4位にランクインした「樹」。「樹」はその字の通り「生えている木」を意味します。 「大樹」「樹木」「樹林」など生命力あふれる木々をイメージするようで、力強く草木が生い茂る8月生まれにピッタリの名前ですね。 5位碧(主なよみ:あお、あおい)2019年名前ランキング35位、2020年19位と人気上昇中の「碧」。2021年6月は15位、7月は7位と、徐々にランクアップしています。 「碧」は自然の生み出す美しい青緑色を意味する漢字です。神秘的でありながらも、どことなく自然界の力強さを感じさせるようですね。 7位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)2019年は6位、2020年は7位にランクインした「悠真」。7月の20位から大きくランクアップしました。 遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、真面目で誠実な印象を受ける「真」を組み合わせた名前。安定感があり誠実な様子をイメ―ジする方も多いのではないでしょうか。 8位蒼真(主なよみ:そうま、あおま)2019年の名前ランキングでは42位、2020年は34位にランクインした「蒼真」。 草木が生い茂りエネルギッシュなイメージのある「蒼」に、真面目で男らしい印象の「真」を組み合わせた名前。7月の28位から大きくランクアップした注目の名前です。 8位大和(主なよみ:やまと)2019年名前ランキングでは9位、2020年は17位にランクインした「大和」。6月は15位、7月は9位と、じわじわとランクアップしています。 「大和魂」「大和男児」「戦艦大和」「大和撫子」などにも使われていることから、昔から日本人に親しまれ、力強さやたくましさも感じさせるような名前です。 8位陽向(主なよみ:ひなた)2019年の名前ランキングでは20位、2020年は12位にランクインした「陽向」。 太陽の日差しを意味する「陽」と、志が高い様子をイメージする「向」を組み合わせた名前です。向日葵を連想させるような夏らしい名前ですね。 11位蒼(主なよみ: あおい、そう)2019年名前ランキング8位から2020年は2位へと大きくランクアップした「蒼」。 「蒼」という漢字は草木が生い茂る様子を意味し、緑が著しく成長するような夏らしい名前ですね。 11位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続名前ランキング3位にランクインした「陽翔」。2021年の上半期は首位を獲得しました。 あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きな印象を受ける「飛翔ネーム」です。 13位伊織(主なよみ:いおり)2019年は21位、2020年は18位にランクインした「伊織」。2021年6月は18位、7月は15位と、着実にランクアップしています。 賢くてオシャレなイメージの「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかな絹織物を表す「織」を組み合わせた名前です。 13位蒼空(主なよみ:そら、あおと)2019年の名前ランキングでは53位、2020年は41位にランクインした「蒼空」。7月の34位から大きくランクアップしました。 草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、大きく広がる「空」を組み合わせた名前。爽やかでロマンあふれる、壮大な名前ですね。 15位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年の名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔」。7月の20位からランクアップしました。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前。落ち着いた印象を受ける「と」止めネームの一つです。 16位旭(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは33位、2020年は30位にランクインした「旭」。2021年6月は47位、7月は28位と、最近注目されている名前です。 「旭」はきらきらと輝く朝日を意味し、力強く明るい印象を受けるようです。 16位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2019年名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔」。2021年の上半期ランキングでは8位にランクインしていました。 大きく立派な様子を意味する「大」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、スケールの大きな名前です。 16位凪(主なよみ:なぎ)2019年の名前ランキングで93位から2020年は24位と大幅にランクアップした「凪」。2021年上半期ランキングでも16位にランクインしており、今年も引き続き人気の高い名前です。 凪という漢字は、風や波が静まる様子を意味し、「穏やかで、落ち着いて行動できるような周囲にやすらぎを与えるになってほしい」という想いを込めて名づけてもいいですね。 16位悠翔(主なよみ:はると、ゆうと) 2019年名前ランキングでは32位、2020年は37位にランクインした「悠翔」。遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、大空を飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。 おだやかに大空を羽ばたく様子をイメージするような、安定感のある名前ですね。 16位律(主なよみ:りつ)2019年の名前ランキング5位、2020年は9位にランクインした「律」。2021年上半期ランキングでも17位にランクインしており、注目の高さがわかります。 2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で人気俳優の佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気の名前に仲間入り。「規律」「旋律」などの熟語に用いられることから、賢さと芸術的センスの良さを感じるような名前です。 8月生まれの男の子は、「夏」や「海」などを連想させる夏らしい名前が毎年増加します。2位の「湊斗」、3位の「湊」、16位の「凪」は港や海を連想し、夏をイメージする名前として多く名づけられたのかもしれませんね。これから名前を考えられる方、ぜひ参考にしてみてください。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年8月1日(日)~2021年8月25日(水)調査件数:5,757件(男の子)
2021年09月17日義父母にとって初孫の娘。日本人と韓国人のハーフになる娘の名前を夫婦で決めた際、義父母が反対し、ある行動に出ました。夫婦が決めた名前に反対していた義父母が、最終的に納得してくれるまでの体験談をご紹介します。娘の名前に対する夫婦の思い日韓夫婦の間に生まれた娘は22歳になったときに国籍を選ばなければならず、その際、日韓どちらかの名前を捨てなければなりません。そのときに日本と韓国の家族のどちらかが悲しまなくていいように、娘の名前は両国どちらでも使える名前にしたいと考えていました。 義父母にとっては初孫となる娘。それでも名前は私たち夫婦が自由に決めていいだろうと思い、夫婦で日韓どちらでも通用する名前を考えることにしました。 私たち夫婦に内緒で姓名判断に行く義父母どちらでも通用する名前で、私たち夫婦がこれだ!と思う名前が決まりました。義父母にその名前を電話で伝えると、「わかった」と言ってくれました。特に反論もなかったため、義父母も気に入ってくれたのだとひと安心。しかし、その数日後、義母から夫へ電話があり、私たちが決めた名前にしたくないというのです。 さらに、義父母が占い師の元へ行き字画のいい名前を聞いてきたので、そのなかから選ぶようにとのこと。名前のリストを見ると、すべて典型的な韓国の名前で私が発音するのも難しいものばかりでした。 夫婦の思いを理解してくれない義父母なぜその名前にしたのか、日本と韓国で別々の名前をつけたくない理由を夫が義父母に説明してくれました。しかし「知ってる日韓夫婦の子どもはみんな、日本と韓国で別々の名前を持っている。子どもは別の名前を呼ばれても混乱しない」など、私たち夫婦の意見をなかなか理解してくれません。 ひと通りの名前で済むのに、わざわざ将来のもめ事に繋がるようなことはしなくてはいいのではないか?という思いが私たち夫婦にはあったため、改めて義父母に伝えました。最終的には「夫婦で決めたことだから、もう言わないでくれ」と夫が釘を刺してくれ、義父母もしぶしぶ了承してくれました。 夫婦が名前を決めたあとに、私たちに相談もなく義父母が姓名判断に行ったことや、義父母を説得する過程はとてもストレスでした。でも、夫がしっかりと間に立って話をしてくれたおかげで、無事に解決することができました。義父母の願いを聞いてあげられず申し訳なかったですが、今でも両家族にとって呼びやすく、夫婦が納得する名前にできてよかったと思っています。 著者:山口まなみ3歳の娘と双子の男の子の母。韓国人の夫と家族5人で韓国に在住。海外での子育てやバイリンガル教育に奮闘する自身の体験談を執筆中。
2021年09月11日2021年1月から6月生まれの男の子32,616名の名前を調査した「ベビーカレンダー2021年上半期赤ちゃんの名前ランキング」から、ちょっぴり珍しいメダリスト4名をピックアップして調査してみました! 水谷 隼(みずたに じゅん) 水谷 隼選手は、卓球でオリンピックに4大会連続出場した選手です。東京五輪では新種目の混合ダブルスで中国を破り、卓球初の金メダルを獲得。また、男子団体でも銅メダルを獲得しました。その明るいキャラクターで、バラエティなどのテレビ番組でも大人気です。 2021年上半期、同名の赤ちゃんは16名、同じよみは22名に名づけられています。「隼」は「はやぶさ」と読む鳥の名前でもあることから、俊敏なイメージもあります。鳥のように自由に生きて欲しいと願って名づけてもいいですね。五十嵐 カノア(いがらし かのあ) 五十嵐カノア選手は、サーフィンで今大会銀メダルを獲得した選手です。スピードと技術を兼ね備えたサーフィンが持ち味の選手で、サーファーの父の影響で幼少の頃からサーフィンを始めたそう。2021年上半期では、同名の名前の赤ちゃんが6名、同じよみは16名いました。五十嵐選手の名前「カノア」は、ハワイの地元の言葉で「自由」を意味するそうです。 加納 虹輝(かのう こうき)加納 虹輝選手は、フェンシングで日本フェンシング史上初の金を獲得した選手です。非常に強い体幹を生かした攻撃と、守備での安定したフェンシングが特長で、2大会連続の代表入りを果たしました。2021年上半期では、同名の赤ちゃんが2名、同じよみは229名(23位)でした。大きな虹を連想させ多彩な魅力を持つ「虹」に、明るく光り華やかなイメージを受ける「輝」を組み合わせた名前で、きらびやかな人生になるよう願って名づけられたのかもしれませんね。 本多 灯(ほんだ ともる) 本多 灯輝選手は、競泳で銀メダルを獲得した選手です。2021年上半期、同名の赤ちゃんが3名、同じよみは6人に名づけられています。 その字の通り、やさしく光る灯(あかり)という意味があり、「世の中を明るく照らすような人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。男らしさを感じさせる「一文字ネーム」の一つでもあります。 同じ名前ゼロ!激レアネームも!上記選手のほかにも、柔道で同日に兄妹で金メダルを獲得したことでも話題になった阿部 一二三(あべ ひふみ)選手、体操の団体銀・種目別あん馬で銅メダルを獲得した萱 和磨(かや かずま)選手、柔道で金メダルを獲得した髙藤 直寿(たかとう なおひさ)選手の名前を調査しましたが、上半期では同じ名前は名づけられていませんでした。とても珍しい名前だと言えそうですね。たくさんの感動を与えてくれた選手たち。これから男の子の名前を考える方、ぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)調査件数:32,616件(男の子)
2021年09月11日過去最多のメダルを獲得した夏の五輪。今回は、ちょっぴり珍しい名前のメダリストに注目!2021年1月から6月生まれの女の子31,700名の名前を調査した「ベビーカレンダー2021年上半期赤ちゃんの名前ランキング(女の子編)」から、ちょっぴり珍しいメダリスト6名をピックアップして調査してみました!阿部 詩(あべ うた)阿部 詩選手は、今大会で金・銀メダルをそれぞれ1つずつ、計2つメダルを獲得した柔道選手です。同日に兄妹で金メダルを獲得し、日本中が感動の渦に包まれました。 2021年上半期名前ランキングでは、「詩」は人気ランキング25位、「うた」というよみは47位でした。同名の赤ちゃんが上半期に73名、同じよみは134名に名づけられています。 「詩」は、楽しい音楽やリズム・言葉を連想させ、どことなく豊かな感性や芸術性を感じる漢字。強くたくましい阿部詩選手の姿に感銘を受け、同じ名前を名づける親御さんが増えていくかもしれませんね。 西矢 椛(にしや もみじ)西矢 椛選手は、スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した選手です。日本選手最年少となる13歳で金メダルを獲得したことでも話題になりましたね。 2021年上半期では、同名の赤ちゃんが8名、同じよみは2人に名づけられています。毎年11月生まれの赤ちゃんに多く名づけられています。美しい紅葉をイメージさせるような名前で、色とりどりに染まるその葉のように、「美しく成長し、たくさんの人に愛されるますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 赤穂 ひまわり(あかほ ひまわり)赤穂 ひまわり選手は、バスケットボールで日本を銀メダルに導いた選手です。元バスケットボール選手の両親から生まれ、姉・双子の兄もバスケットボール選手に。 2021年上半期では、同名の赤ちゃんが4名、同じよみは15名に名づけられています。実は赤穂選手は8月生まれ。夏の空に向かってまっすぐにのびるひまわりの花を連想させる名前で、夏生まれの赤ちゃんにピッタリですね。 開 心那(ひらき ここな) 開 心那選手は、今大会スケートボードで銀メダルを獲得した選手です。12歳11カ月でのメダル獲得は日本最年少記録だということでも話題になりました。2021年上半期、「ここな」というよみは100位にランクインし、同名の名前の赤ちゃんが4名、同じよみは74名に名づけられています。思いやりを意味する「心」に、ゆったりとしているという意味の「那」を組み合わせた名前。どことなく、優しく朗らかな印象を受けるようですね。 稲見 萌寧(いなみ もね) 稲見 萌寧選手は、今大会ゴルフ競技で銀メダルを獲得した選手です。小学4年でゴルフを始め、2019年にツアー初優勝。世界ランキング27位で出場権を得て代表入りしました。2021年上半期では、同名の赤ちゃんが2名、同じよみは17名に名づけられていました。かわいらしい音と生命力を感じさせる「萌」を用いた名前。現在放送中のNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」のヒロインの名前も「もね(百音)」であることから、これからますます注目の名前です。 並木 月海(なみき つきみ) 並木 月海選手は、今大会ボクシング競技で銅メダルを獲得した選手です。中学からボクシングを始め、2018年の世界選手権で銅メダルを獲得。今回の東京五輪は、日本女子がボクシングに初めて出場したオリンピックでもありました。 2021年上半期では、同名の赤ちゃんが2名、同じよみは3人に名づけられています。夜空をやさしく照らす「月」と、広くて大きい「海」を組み合わせた名前で、広い心でスケールの大きな女性という印象を受けるようですね。 平野 美宇(ひらの みう) 平野 美宇選手は、今大会卓球で銀メダルを獲得した選手です。13歳でダブルスでワールドツアー史上最年少優勝。2017年のアジア選手権でも優勝という輝かしい成績をおさめています。 2021年上半期では、同名の名前の赤ちゃんが1名、同じよみは87名(83位)に名づけられていました。文字通り身も心も美しいという意味の「美」に、宇宙を連想させる「宇」を組み合わせた、壮大な名前です。 上記6選手のほかにも、卓球で金・銀・銅メダルを獲得した伊藤美誠(いとう みま)選手、柔道で銀メダルを獲得した渡名喜 風南(となき ふうな)選手、サーフィンで銅メダルを獲得した都筑 有夢路(つづき あむろ)選手の名前を調査しましたが、上半期では同じ名前は名づけられていませんでした。とても珍しい名前だと言えそうですね。たくさんの感動を与えてくれた選手たち。これから女の子の名前を考える方は、ぜひ参考になさってくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)調査件数:31,700件(女の子)
2021年09月10日結婚後に新しく家族となる「義父母」。義母とは良好な関係を築けていたので、生まれてくる子どもの名前を決める時にトラブルになるとは思いませんでした…。■幸せな夫婦に、予想外の義母からの言葉私はかずみ。夫の康太は、やさしくて頼もしい人。そして、今、私のお腹には赤ちゃんがいます。私たち夫婦は、まだ子どもの性別もわからない妊娠初期から「名づけ事典」を買い込み、赤ちゃんにどんな名前をつけようか、どんな子になってほしいか、そんな会話を楽しみ、すごく幸せでした。ところが……。康太の家では男の子の名づけは代々祖父(康太の父)が行うことになっていると告げられ、予想外の返答にショックを受けてしまいました。すると、これまで関係良好だった義母が初めて私に対して、生まれてくる子の名前も勝手に決めるなと声を荒げたのです。その夜、夫に昼間の義母とのことを伝えると、夫は自分の名前を祖父がつけたことを知らなかったそうで、 子どもたちの名前は自分たち夫婦で決めよう、母親に電話すると言ってくれました。康太はすぐに実家に電話してくれて、「今どき祖父が名前をつけるって変じゃない?」と言ってくれました。義父は私たちの気持ちを汲んでくれたのか、それとも本当に名前をつけるのは面倒くさかったのか、あっさりと代々続く“祖父の名づけ”を廃止してくれることに。そして義母も納得してくれたように思っていたのですが、名づけで本当に苦しい思いをするのは、この後からだったのです……!なんと自分の名前にもついている濁点を使った名前が却下されてしまいました。まるで自分の名前が否定された気がして嫌な気持ちになりましたが、気持ちを切り替えて新たな名前を考えたのですが……。義母に候補として名前を出すたびに難癖をつけられ、却下されたのです。昔からの言い伝えなのか迷信なのかわからないけれど、いろんな理由で反対をされ、私は、義母にダメ出しされる度にイライラしていきました。さらに夫は義母と私の板挟みになっていたのがツラかったのか、次第に投げやりになり、名づけをいっそお義母さんに頼もうとまで言い出して…。これまであまり積極的に名づけに参加してこなかった康太も、私の落ち込みようを見て、自分でも懸命に名前を考えてくれるようになりました。そして、夫が考えに考えた末、決めたひとつの名前。「我が子にいい名前を付けたい!」と真剣に考えてくれた名前だけに、これなら義母も理解してくれると、夫と義実家を訪ね、義母に伝えたのですが……。■誰のために名前を考えているのかわからなくなって…もう誰のために名前を考えているのかわからなくなり、悲しくて、悔しくて、言葉を発することもできない私を強い腹痛が襲いました。さらにトイレに行くと、出血が…! どうしよう…赤ちゃんに何かあったのかもしれない… 無事でいて!!すぐに出産予定の病院に向かったところ、切迫早産であることがわかりました。「絶対安静にしてほしい」と言われ、私はそのまま入院することになりました。待望の赤ちゃんを授かって少しずつ成長しているわが子がお腹にいるのに、私は名づけばかりに気を取られ、自分の体調管理が疎かになっていました。そんな自分が不甲斐なくて涙が止まりませんでした。翌日の昼間、私より先に結婚した妹が面会に来てくれました。妹の言葉に、ハッとしました。昔から要領の良い妹に比べて、私は、すべてをうまくやろうとして、自滅するタイプだったのです。良いお嫁さんでいたくて、義母に意見ができず、結果自分を苦しめてしまっていた弱い自分とは決別しようと心に誓いました。そして早産の時期を抜けて、やっと退院が決まりました。早速、義母から電話がかかってきて……。自分の心の平穏を保つために、ひとまずは義母から距離を取ることに。そして名前については一旦考えることを止めて、生まれたわが子の顔を見て決めることに夫と決めたのです。そして、ついに“その日”がやってきました…! 陣痛はつらく、初産なので時間がかかりましたが、元気な男の子が生まれました。義母へは夫が電話で、「晴太」に決めたと報告しました。夫は、義母には相談という形ではなく、出生届を出す直前に“報告”という手に出たようです。そして数ヶ月後に義母が名づけにこだわった理由がわかるのです…(※詳細は漫画に掲載されています)■記事を読んだ読者から、思わず笑ってしまうご意見も!子どもの名前は親からの最初の贈り物なのだから、ご両親であるご夫婦以外からの進言は参考程度に聞いておくのがいいのかもしれません。子どもの名前は親からの最初のプレゼント。なんで他人がそんなに口出しをするのか?わかりません。よっぽど非常識な名前でない限り見守ってあげたらと思うのですが。初孫であってもなくても、もう少しお嫁さんに寄り添える義母であってほしいと思いました。名前決めは夫婦の楽しみでもあるかと思います。名前は生まれ初めての子供へのプレゼント。義母に気を使い切ない思いをしたお嫁さん。 息子に名前をつけたかったのにできなかった義母。両方の気持ちに共感しました。 日本人は義父母の顔色をうかがいすぎだし、義父母も出しゃばりすぎだと思う。 時代錯誤だし、そんなに義父母にいい顔をしなくていいと思う。経験者の方からの感想には、思わず笑ってしまう対処法もありました。義父母も上の子の妊娠がわかったとき、名付けに口出してきました。しかし事前に夫に「世の中には勝手に孫の名付けする祖父母がいるんだって。そんなに名前付けたかったら犬でも飼って名前付ければいいのにね」と話していたので、義母が「お父さんが名前いろいろ考えてるよ〜!」と言ってきたときに「犬でも飼って名前付ければ?」と夫が言ってくれたのを思い出しました名づけに口を出す義母は、私の主人の家も実は同様でした! でも私が18歳の時書道で書いた好きな字があり、男の子でも女の子でも、それを名付けると決めていました。そして、そのことは主人にも説明し、義母より、やんわり代々使われている文字を伝えられましたが、「命をかけて産むのは私!」とみんなに公言し、出生届は主人が無事提出。 極論意見聞かないで通して、孫の顔見りゃ文句言うことすら忘れてしまう戦法でした(笑)。この記事、まさにわが家に起こりました! 娘が3人いますが、全て、義母が関わり、私たち夫婦の思い通りになりませんでした。漢字がダメだとか、濁点が入る名前はダメだとか。私たちの子ども、まして、痛い思いをして産むのは私。名前は一生ものだし、納得いきませんよ。子どもたちが成長するにつれ、学校でも名前の由来やどんな願いを込めて付けられたなど、調べる機会もあり、辻褄合わせに苦労しました。夫の立ち回り方についてのご意見もありました。たしかに! と唸らされます。義母の気持ちもわからなくはないが、どこがで線引きができたら良かったのかな?と思いました。でも、夫が義母の気持ちを奥さんに伝えてあげてたら、追い込まれなかったのかな?とも思いました。 すれ違ってしまったけど、最終的には、両方が納得できていて良かったと思いました!義母は嫁の味方ではない。 夫がどう立ち回るかが重要。妊娠中はホルモンバランスが崩れているから、些細なことでも悲しくなったりします。義理の親からの圧は半端なくツラいです。旦那さんが支えてくれるのがいちばんです。我が子の名前は親である私達からの最初のプレゼントだから、義理の親には関わってほしくないですね。投稿者さんは紆余曲折ありながらも、夫婦で決めた名前を子どもにプレゼントすることができました。ウーマンエキサイトでは、嫁姑問題の経験談、対処法など、ためになるママたちの漫画を多数掲載中です! ▼漫画「名づけに口を出す義母」
2021年09月08日ベビーカレンダーは、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表しています。今回は、2021年8月生まれのお子さん11,234名を対象に『8月生まれベビーの名づけトレンド』を調査しました。8月生まれの赤ちゃんの名前は、夏らしい名前が増加していました。名づけの傾向やトレンドの詳細をお伝えします。 8月生まれは「夏ネーム」爆増!「夏帆」「夏輝」など人気 8月生まれの赤ちゃんで、名前に「夏」を用いた「夏ネーム」を調査したところ、女の子の人気1位は「夏帆(主なよみ:かほ)」、2位「千夏(主なよみ:ちなつ)」・「帆夏(主なよみ:ほのか)」。149種類の名前で名づけられていました。 男の子1位は「夏輝(なつき)」、2位「夏向(かなた)」、3位「夏樹(なつき)」。51種類の名前のバリエーションがありました。近年、性差を感じない「ジェンダーレスネーム」を意識して名づけをする親御さんが増えています。「夏ネーム」では男女ともにTOP10入りした「瑠夏(るか)」のほか、「夏」「夏生」「夏希」「夏海」「聖夏」など、男女どちらにも名づけられている名前が多くありました。8月生まれ名前ランキングTOP10【女の子】人気1位は「陽葵」8月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」、2位は「結衣(主なよみ:ゆい)」、3位は「葵(主なよみ:あおい)」でした。 「陽葵」は7月、10カ月ぶりに月間ランキング1位に返り咲き、2カ月連続で1位となりました。「ひまり」というよみは4位、「ひなた」は18位とともに上位にランクインしています。 太陽を表す「陽」と、太陽に向かって咲く花アオイを指す「葵」を用いた「陽葵」は、2019年以降2年連続で年間ランキング1位となっている、今最も人気の高い名前です。なかでも、あたたかさや夏をイメージする向日葵を連想することもできることから、夏生まれの女の子に特に人気が高まっていました。 【男の子】人気1位は「蓮」8月生まれの男の子に人気の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「湊斗(主なよみ:みなと)」、3位「朝陽(主なよみ:あさひ)」、「湊(主なよみ:みなと)」でした。 8月生まれの男の子は、「夏」や「海」を用いた夏を感じる名前が毎年増加します。今年は、21位「海翔(主なよみ:かいと)」、37位「夏輝(主なよみ:なつき)」・「海斗(主なよみ:かいと)」、85位「夏向(主なよみ:かなた)」が増加していました。 「湊」は港を連想し、水上航路の集まるみなとを意味します。「湊斗」「湊」はともに7月からランクアップしており、夏をイメージする名前として、8月に多く名づけられたのかもしれません。8月生まれよみランキングTOP10 【女の子】8月の季語「かんな」が増加8月生まれ女の子の名前のよみ1位は「えま」、2位「つむぎ」、3位「あおい」でした。トップ10中半数以上が、二音から成る名前「二音ネーム」。今どきな雰囲気と呼びやすさを兼ね備え、近年人気です。1位の「えま」は7月から2カ月連続で1位となっています。 「さら」はここ数カ月で人気急上昇中の名前です。5月30位から6月27位、7月21位と少しずつ人気が高まり、8月は5位にランクインしています。「かんな」は、7月62位から、8月は34位へ人気が上がりました。8月の季語には、真夏に鮮やかで色とりどりの花を咲かせる「カンナ」があることから、多く名づけられたのかもしれません。 【男の子】「かいと」「なつき」が増加8月生まれ男の子の名前のよみは、7月とトップ3が変わらず、1位「はると」、2位「みなと」、3位「りく」という結果でした。7位の「かいと」は、夏に向けて毎年増加する傾向にあり、6月18位、7月10位、8月7位と、今年の最高順位になりました。 また、8月に人気急上昇した「夏輝」が、7月100位以下の圏外から34位へ増加した影響か、「なつき」というよみが7月44位から、8月は23位へランクアップしていました。8月生まれ漢字ランキングTOP10【女の子】「夏」を用いた名前、8月289名8月生まれの女の子の人気漢字1位は「夏」、2位「愛」、3位「莉」でした。毎年夏生まれの女の子に多く名づけられる「夏」。昨年に続き、今年も1位に。6月は33位でしたが、7月に10位、8月は1位に急上昇しています。「夏」を用いた名前は7月176名、8月は289名とさらに100名以上増加していました。 【男の子】6月100位以下だった「夏」、8月29位に!8月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「斗」でした。「翔」は月間ランキングで2021年3月以降、6カ月連続で人気の漢字1位となっています。 8月に大きく順位を上げた漢字「夏」に注目。6月は100位以下の圏外でしたが、7月は36位(49名)、8月は29位(80名)へ急上昇し、31名増加。夏真っ盛りの8月に向けて多く名づけられています。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年8月1日(日)~2021年8月25日(水)調査件数:11,234件(男の子:5,757件/女の子:5,477件 ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年09月07日美しさを感じるうるわしい響きの「り止めネーム」。「あかり」や「ひかり」など明るいイメージの名前が人気です。今回は、79,425名の女の子の名前を調査した2020年名前ランキングTOP100より、人気の「り止めネーム」TOP10をご紹介いたします。 1位 陽葵(主なよみ:ひまり)2019年、2020年と2年連続名前ランキング首位を獲得した、「陽葵(主なよみ:ひまり)」。太陽や明るい場所を連想させる「陽」に、葉が太陽の方向を向いて育つ草花の「葵」を組み合わせた、あたたかさを感じる名前です。 「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いが込めて名づけても素敵ですね。 2位朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)2019年は21位、2020年は22位にランクインした「朱莉(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」は、少し茶がかった赤色を意味し、どことなく高貴な印象を受けるようです。 「莉」は人気漢字4位と、女の子の名づけに多く用いられる漢字です。「茉莉花(ジャスミン)」に使われ、夏に香りのよい小さな花を咲かせることから、品があり可憐な印象を受けるようです。 3位ひまり2019年名前ランキングでは26位、2020年は38位にランクインした「ひまり」。2020年のよみランキングでは6位にランクインしています。 どことなくヒマワリを連想させる名前で、夏にまっすぐ成長するヒマワリの花のように、元気で明るい印象を受けるようですね。 4位あかり2019年名前ランキングでは20位、2020年は40位にランクインした「あかり」。2020年のよみランキングでは10位にランクインしています。 まるでポッと「あかり」が灯るようなイメージを抱くことからも、かわいらしくあたたかみの感じられる名前です。 5位ひかり2019年名前ランキングでは30位、2020年は41位にランクインした「ひかり」。2020年のよみランキングでは27位にランクインしています。 その名の通り明るさや希望を感じさせる名前で、芸能人では女優の石田ひかりさん、満島ひかりさんなどが同名で活躍されています。 6位愛莉(主なよみ:あいり、えり)2019年名前ランキングでは30位、2020年は47位にランクインした「愛莉(主なよみ:あいり、えり)」。かわいらしい「あいり」というよみも人気で、2020年のよみランキングでは56位にランクインしていました。 「茉莉花(ジャスミン)」の花言葉は「愛想の良い」「愛らしさ」。「愛」と組み合わせることで、愛に満ち溢れた名前になりますね。同名ではモデルの松井愛莉さんが活躍されています。 7位栞(主なよみ:しおり)2019年名前ランキングではTOP100圏外から、2020年は81位にランクアップした「栞(主なよみ:しおり)」。2020年の漢字ランキングでは70位にランクインしています。「栞」には、「本のしおり」「道しるべ」という意味があります。清楚で知的な印象の名前で、「人のお手本となる大人になりますように」という願いを込めてもいいですね。8位ひより2019年、2020年と2年連続名前ランキング83位にランクインした「ひより」。2020年のよみランキングでは42位にランクインしています。 「ひより」というよみから「日和」を連想し、ポカポカとあたたかな太陽が照っている晴れた日を思い浮かべるような名前ですね。 9位朱里(主なよみ:あかり、しゅり)2019年名前ランキングでは86位、2020年は88位にランクインした「朱里(主なよみ:あかり、しゅり)」。「朱」は2020年漢字ランキング63位にランクインしています。 「里」はふるさとや山里のイメージを持つことから、素朴で温かな雰囲気の女の子を想像するような名前です。 10位日葵(主なよみ:ひまり)2019年名前ランキングではTOP100圏外から、2020年は92位にランクアップした「日葵(主なよみ:ひまり)」。 ヒマワリは漢字で書くと「向日葵」であることから、夏に青空に向かってきれいな大輪を咲かせるヒマワリを連想させるようですね。 美しく麗しい印象を受ける「り止め」ネーム。ランキングTOP10内には、「あかり」、「ひまり」とよむ名前がそれぞれ3つずつランクイン。これから女の子の名前を考えられる方、ぜひ参考になさってくださいね!<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子)
2021年08月27日近年、男の子の名づけでは陸・海・空を連想させる名前が人気!その中でも、空を連想させる「陽」「翔」「颯」「空」「晴」「月」「朔」「暖」などの漢字を名前に用いた「スカイネーム」がトレンドです。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキング」から、男の子の名づけで人気の「スカイネーム」TOP10をご紹介します。1位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続名前ランキング3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」が「スカイネーム」首位を獲得。 あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。澄み渡った青空の中、空高く羽ばたくような爽やかな印象を受けるようですね。 2位大翔(主なよみ:ひろと、はると)2019年の名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:ひろと、はると)」。「大」がつくことで、「心も体も大きく健やかに成長してほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 羽を広げて大空を羽ばたく様子をイメージするような名前です。 3位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年名前ランキングでは11位、2020年は10位の「朝陽(主なよみ:あさひ)」。「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた名前です。 「あさひ」というよみのとおり、まるで爽やかな朝に差し込むような、あたたかな日差しを連想させるような名前です。 4位陽向(主なよみ:ひなた、ひゅうが)2019年名前ランキング20位から、2020年は11位へとランクアップした「陽向(主なよみ:ひなた、ひゅうが)」。暖かい太陽の日差しを感じさせるを「陽」と、8月の誕生花である向日葵の「向」を組み合わせた名前です。 「太陽のように周囲を照らし、志を高く持った人になりますように」という願いが感じられるようですね。 5位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年名前ランキングでは10位、2020年は13位にランクインした「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。 落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」の一つでもあります。 6位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年名前ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。風がさっと吹くさまを表し爽やかなイメージの「颯」に、誠実で真面目な印象を受ける「真」を組み合わせた名前です。 人気漢字を組み合わせた名前で、「颯」は漢字ランキング11位、「真」は6位にランクインしています。 7位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)2019年、2020年と2年連続名前ランキング15位にランクインした「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。穏やかな太陽の光を連想し、温かさやおおらかさが感じられる「陽」に、男らしくたくましい印象を受ける「太」を組み合わせた名前です。 「太陽のように明るく前向きで、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位暖(主なよみ:だん、はる)2019年名前ランキング29位から、2020年は20位へとランクアップした「暖(主なよみ:だん、はる)」。その字の通り暖かさを感じる漢字で、「豊かで不自由しない」という意味もあることから、「周囲を元気づけるあたたかな男の子に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 力強さを感じる「濁音ネーム」の一つでもあります。 9位陽大(主なよみ:ひなた、はると)2019年、2020年と2年連続22位にランクインした「陽大(主なよみ:ひなた、はると)」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」と、大きく立派な様子を意味する「大」を組み合わせた名前です。 スケールが大きく力強さを感じるようで、「太陽のように明るく、心の大きな子に育ってほしい」という願いが感じられるようですね。 10位陽斗(主なよみ:はると、ひなと)2019年名前ランキングでは17位、2020年は25位にランクインした「陽斗(主なよみ:はると、ひなと)」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」と、北斗七星を連想させることからどことなく神秘的な印象を受ける「斗」を組み合わせた、美しい名前です。 おだやかさのなかに、どことなく凛とした強さも感じられるようですね。 「スカイネーム」TOP10のうち、「はると」とよむ名前はなんと4つもランクイン! 近年人気の高い名前だということがわかります。TOP10外でしたが、「朔(さく、はじめ)」、「晴(はる、はれ)」、「蒼空(そら、あおと)」、「太陽(たいよう)」などのスカイネームも人気がありました。これから男の子の名前を考えられる方は、参考になさってくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子)
2021年08月21日2020年1月から6月の上半期に生まれた31,700名の女の子を対象に「2021年上半期の名づけトレンド」に関する調査を実施。2021年上半期生まれの女の子に人気だった名前TOP20をご紹介いたします。今最も人気のあるトレンドの名前はこちら! 【2021年上半期女の子の名前ランキング】1位凛(主なよみ:りん)2021年上半期生まれの女の子に最も多く名づけられたのは「凛(主なよみ:りん)」。きりっとしていて隙が無い・冷たい・厳しい寒さを意味する漢字です。月間ランキングでは2021年の2月・4月に1位を獲得しました。「凛々しい」「凛とした」「凛然」などにも用いられることから、「自分の人生を毅然とした態度で歩んでほしい」という願いが込められているようですね。 2位紬(主なよみ:つむぎ)紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味する「紬(主なよみ:つむぎ)」。江戸時代には普段着として愛用されていた布で、「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。一般的に衣替えの季節である6月に1位を獲得しました。 3位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)日の当たる丘や、あたたかい太陽を意味する「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。暖かな春の日差しが降り注ぐ春に人気が高まりる傾向があります。月間ランキングでは3月、4月に1位を獲得しました。春に花を咲かせる「菜の花」を彷彿とさせる「菜の花ネーム」の一つでもあります。芸能人では、元AKB48でモデルの小嶋陽菜さんが活躍しています。 4位芽依(主なよみ:めい)草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた「芽依(主なよみ:めい)」。緑がすくすくと育つ時期に人気が高まる名前で、2021年は5月に1位を獲得しました。5 月は英語で「MAY(メイ)」とよむことから、毎年5月生まれの女の子に多く名づけられる傾向があります。 5位結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)物事をまとめてしめくくる・植物が実りをつけるという意味があり、人とのご縁を表すような「結」に、かわいらしい黄色い菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた「結菜(主なよみ:ゆいな、ゆな)」。2021年は1月から5月まで、5カ月連続でTOP10にランクインしました。 5位澪(主なよみ:みお)水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する「澪(主なよみ:みお)」。みずみずしく、どことなく爽やかな印象を受けるような名前です。1月に1位となり、上半期は6カ月連続TOP10にランクインしました。 7位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)太陽や明るい場所を連想させる「陽」に、葉が太陽の方向を向いて育つ草花の「葵」を組み合わせた「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。厳しい寒さが和らぐ春先に人気が高まる名前です。上半期最高順位は、3月に2位。「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空を優しく照らす「月」を組み合わせた「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。空気の澄んだ夜空に美しく輝く月を連想させるような、きれいな名前です。2020年の年間漢字ランキング16位「月」を名前に用いた、人気の「ルナネーム」の一つです。 9位葵(主なよみ:あおい)葉が太陽の方向を向いて育つ、草花の「葵(主なよみ:あおい)」。葵の花が開花を迎える時期、2021年6月に2位にランクインしました。葵の花のように「すくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位莉子(主なよみ:りこ)かわいらしく、現代的な響きの「莉子(主なよみ:りこ)」。「莉」は「茉莉花(ジャスミン)」に使われ、夏に香りのよい小さな花を咲かせることから、可憐な印象を受けるような名前です。名前の最後に「子」を用いた、日本的な印象を受ける「レトロネーム」の一つです。 11位咲良(主なよみ:さくら、さら)「笑う」という意味があり華やかさを感じる「咲」に、純粋で性格の良いイメージのある「良」を組み合わせた「咲良(主なよみ:さくら、さら)」。女の子に人気の「サクラネーム」の一つです。3月から3カ月連続でTOP10入りしており、桜が咲く春生まれの女の子に多く名づけられています。芸能人では、元HKT48で元IZ*ONEメンバーの宮脇咲良さんが活躍しています。 12位彩葉(主なよみ:あやは、いろは)色を取り合わせたさまを意味する「彩」と、草木の葉や花びらを表す「葉」を組み合わせた「彩葉(主なよみ:あやは、いろは)」。才能豊かな美しい女の子に育つよう願いが込められているような名前です。1月に4位、2月に10位でTOP10入りしており、特に冬生まれの赤ちゃんに人気の高い名前です。 13位結衣(主なよみ:ゆい)物事をまとめてしめくくる・植物が実りをつけるという意味のある「結」に、美しい衣や絹を表す「衣」を組み合わせた「結衣(主なよみ:ゆい)」。上半期の最高順位は2月に2位。2020年の年間名前ランキングでは11位です。人気女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 14位結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)人とのご縁や結びつきを表す「結」に、愛しむ・愛でるという意味のある「愛」を組み合わせた「結愛(主なよみ:ゆあ・ゆいな)」。上半期の最高順位は1月に5位。人気者で、愛に満ち溢れた印象を受けるような名前です。 15位杏(主なよみ:あん、あんず)春先に淡いピンク色の花を咲かせ、初夏にオレンジ色の実がなる「あんず」を意味する「杏(主なよみ:あん、あんず)」。開花時期を迎える3月に、7位でランクインしました。「見目麗しく愛らしい女の子」というイメージを受けるようですね。芸能人では女優の杏さんが活躍しています。 16位凜(主なよみ:りん)本ランキング1位「凛」の旧体字である「凜(主なよみ:りん)」。意味は同じです。「りん」というよみは「ん」のつく「撥音ネーム」です。軽やかでかわいらしい印象を受けます。「凛」と同様、「しっかりと自分の考えを持った自立した女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 17位楓(主なよみ:かえで)秋に美しく紅葉する落葉樹を意味する「楓(主なよみ:かえで)」。秋・冬生まれの女の子に非常に人気の高い名前です。実に翼がついていることから、「自立して羽ばたいて欲しい」という想いが感じられるようですね。上半期最高順位は1月に11位でした。 18位さくら老若男女に親しまれる桜の花を連想する「さくら」。桜を連想する「サクラネーム」です。特に春生まれの赤ちゃんに人気の名前で、5月に8位にランクインしました。「日本を代表する桜の花のように、みんなに愛される可憐な女の子になりますように」という願いを込めてもいいですね。 18位心春(主なよみ:こはる、ここは)思いやりを意味する「心」に、新芽や若葉・開花などを連想させる「春」を組み合わせた「心春(主なよみ:こはる、ここは)」。「春」という漢字が入っていることから、特に3月から5月、春生まれの赤ちゃんの名づけで人気です。麗らかな春の陽気や景色を連想させ、あたたかさや優しさを感じる名前です。 18位美桜(主なよみ:みお、みおう)文字通り身も心も美しいという意味の「美」に、日本を象徴する花である「桜」を組み合わせた「美桜(主なよみ:みお、みおう)」。名前に「桜」に関連する字が入った、「サクラネーム」の一つで、4月に4位にランクインしました。芸能人では、今田美桜さんが同名で活躍されています。 2021年上半期、女の子の名づけTOP20には、春らしさを感じる「陽」を用いた「陽菜」「陽葵」や、「咲良」「さくら」「美桜」などの「サクラネーム」、「春」を用いた「心春」などがランクインしました。特に、あたたかみのある名前の人気が高まったという結果に。これから女の子の名づけをされる方、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)調査件数:31,700件(女の子)
2021年08月12日ベビーカレンダーは、2021年上半期生まれの男の子の赤ちゃん32,616名を対象に、「上半期の名づけトレンド」調査を行いました。2021年上半期、男の子に人気だった名前TOP20を発表します。 【2021年上半期男の子の名前ランキング】 1位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2021年上半期、1位に輝いたのは「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。2021年の上半期は、6カ月連続でTOP10入りを果たした大人気の名前です。 2位蓮(主なよみ:れん)仏教の教えの中でも用いられている、蓮(はす)の花を意味する「蓮(主なよみ:れん)」。周囲に染まらない清らかなイメージを受ける名前です。月間ランキングでは2021年の2月と6月に1位を獲得しました。呼びやすく、インパクトのある「二音ネーム」です。 3位湊 (主なよみ:みなと)船や人が集まる場所を意味する「湊 (主なよみ:みなと)」。爽やかで雄大、そしてどことなく穏やかな印象を受ける名前です。月間ランキングでは1月と4月に1位を獲得。男らしい印象のある「と止めネーム」の一つです。 4位朝陽(主なよみ:あさひ)「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた「朝陽(主なよみ:あさひ)」。爽やかな朝の日差しを連想させるような、美しい名前です。新年度が始まる4月に3位にランクインするなど、特に春に人気が高まりました。 5位蒼 (主なよみ: あおい、そう)草木が生い茂る様子を意味する「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。「植物が生い茂るよう、すくすくと成長してほしい」という想いが感じられるような名前です。草木が大きく成長する4月から6月にかけて、特に人気が集まりました。 6位悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)遥か遠くのんびりしている様子を意味する「悠」に、真面目で誠実な印象を受ける「真」を組み合わせた「悠真(主なよみ:はるま、ゆうま)」。どことなく、「真面目で落ち着いた人」という印象を受けるような名前です。月間ランキングでは、3月に1位を獲得しました。 7位樹(主なよみ:いつき、たつき)その字の通り「生えている木」を意味する「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。「大樹」「樹木」「樹林」など木々が生い茂る様子をイメージすることから、「たくましくのびやかに育ってほしい」という想いが感じられるような名前です。木々が成長する4月から6月にかけて人気が高まりました。 8位大翔(主なよみ:はると、ひろと)大きく立派な様子を意味する「大」に、2020年人気漢字1位の「翔」を組み合わせた「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。空高く羽ばたく様子を思い浮かべるような、スケールの大きな印象を受ける「飛翔ネーム」です。2021年2月・3月と2カ月連続で6位にランクインするなど、近年人気の名前です。 9位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)爽やかなイメージの「颯」と、誠実で真面目な印象を受ける「真」と組み合わせた「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。落ち着いた印象を受ける「ま止めネーム」です。2020年の年間ランキングでは14位でしたが、2021年上半期は6カ月連続TOP10入りしており、人気が上がってきています。 10位大和(主なよみ:やまと)力強さやたくましさも感じさせる「大和(主なよみ:やまと)」。「大和魂」「大和男児」「戦艦大和」「大和撫子」などにも使われることから、昔から日本人に親しまれている言葉です。読みやすいだけでなく、日本の伝統的な美しさが感じられる「レトロネーム」の一つです。 10位碧(主なよみ:あおい、あお)自然の生み出す美しい青緑色を意味する「碧(主なよみ:あおい、あお)」。神秘的でありながらも自然界の力強さを感じるような名前です。新緑の季節に人気が高まり、5月に2位にランクインしました。 12位暖(主なよみ:だん、はる)「ぬくぬくとして暖かい」「豊かで不自由しない」という意味がある「暖(主なよみ:だん、はる)」。力強さを感じる「濁音ネーム」です。暖かくなってくる春先に人気が高まる名前です。月間ランキングでは4月に6位、6月に8位とTOP10入りをしています。 13位結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)人とのご縁や結びつきを表す「結」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた、「結翔(主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。落ち着いた印象を受ける「と止めネーム」です。2021年1月に6位、2月に7位にランクインしました。 14位伊織(主なよみ:いおり)賢くてオシャレなイメージの「伊」に、細やかな模様が織り込まれたやわらかな絹織物を表す「織」を組み合わせた「伊織(主なよみ:いおり)」。「人にやさしく、細やかな気遣いのできる人になってほしい」という願いが込められているような名前ですね。月間ランキングでは、2月に7位、5月に6位でした。 14位颯(主なよみ:はやて、そう)風がさっと吹くさまを意味し、きびきびした動きを連想させる「颯(主なよみ:はやて、そう)」。「爽やかな印象の人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。2021年5と6月、2カ月連続6位にランクインするなど、初夏に人気の高まっていました。 16位凪(主なよみ:なぎ)風や波が静まる様子を意味する「凪(主なよみ:なぎ)」。上半期最高順位は、3月と6月に、11位を記録。風のない穏やかな海の上を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。2021年の年間名前ランキングでは、男の子で24位、女の子で27位にランクイン。性差を感じない名前「ジェンダーレスネーム」は近年増加傾向にあります。 17位律(主なよみ:りつ)「旋律」や「規律」「自律」などの熟語に用いられることから、どことなく賢くて芸術的センスのあるイメージを受けるような、「律(主なよみ:りつ)」。2018年に放送されたNHKの朝ドラ『半分、青い。』で人気俳優の佐藤健さんが演じた役名に使われて以降、人気名前の常連になりました。 18位新(主なよみ:あらた、しん)「物事の始まり」「最初」を意味し、新鮮で生命力に溢れエネルギッシュなイメージを受けるような、「新(主なよみ:あらた、しん)」。新年度がスタートする2021年4月に7位にランクインしました。 19位蒼空 (主なよみ:そら、あおと)草木が生い茂る様子を意味する「蒼」に、その字の通り空を表す「空」を組み合わせた「蒼空 (主なよみ:そら、あおと)」。草木が生い茂るようにすくすく育ち、大空へ大きく羽ばたくような印象を受けるような名前です。空気が澄み渡る2月に4位でランクインしていました。 20位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)暖かい太陽を意味する「陽」と、元気で力強いイメージの「太」を組み合わせた、「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。「太陽のように明るく、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子」という印象を受けるような名前です。太陽の日差しが強まる6月に、8位でランクインしました。 20位陸(主なよみ:りく)どこまでも続く壮大な陸地を連想させる、「陸(主なよみ:りく)」。上半期最高順位は、5月に13位を記録。力強くスケールの大きな名前で、大地を連想させる「陸ネーム」の一つです。 2021年の上半期は、厳しい冬から春、初夏生まれということもあり、太陽を連想させる「陽」を含む名前が3つもランクイン!「蒼」「樹」など、すくすくと育つ新緑をイメージさせる名前が人気という結果になりました。また、スタイリッシュでイマドキな印象となる漢字一字のみの「一文字ネーム」が約半数ランクインしており、多く名づけられていることがわかりました。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年1月1日(金)~1月25日(月)、2月1日(月)~2月25日(木)、3月1日(月)~3月25日(木)、4月1日(木)~4月25日(日)、5月1日(土)~5月25日(火)、6月1日(火)~6月25日(土)調査件数:32,616件(男の子)
2021年08月06日ベビーカレンダーは、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級!赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表しています。2021年7月生まれのお子さん9,509名を対象に調査した『7月生まれベビーの名づけトレンド』を発表します。 阿部詩選手の活躍が名づけにも影響したのか、7月生まれは「詩」ちゃん急増!NHK2020ソングと同じ「かいと」も増加しています。名前ランキングTOP10【女の子】柔道金メダリストの名前「詩」が人気急上昇!7月生まれの女の子に人気の名前1位は「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」、2位は6月同様「葵(主なよみ:あおい)」、3位は「凛(主なよみ:りん)」「澪(主なよみ:みお)」でした。「陽葵」は月間ランキングで2020年9月ぶりに1位を獲得しました。6月から大きく順位を上げたのは「詩(主なよみ:うた)」。6月の25位から7月は7位へ大きくランクアップし、今年初めて月間人気ランキングTOP10入り。7月に活躍した「詩」という名前といえば、柔道の阿部詩(あべ うた)選手。五輪で、同日に兄妹で金メダルを獲得し、日本中が感動の渦に包まれました。強くたくましい阿部詩選手の姿に感銘を受け、同じ名前を名づけた親御さんが増えたのかもしれません。また、「心結(主なよみ:みゆ)」は6月100位以下の圏外から、7月は10位へ順位を上げており、急増していたことがわかります。 【男の子】2カ月連続、「蓮」と「陽翔」が2TOP7月生まれの男の子に人気の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「樹(主なよみ:いつき)」でした。「蓮」と「陽翔」の2TOPは、2カ月連続同じ順位となりました。7月に増加した名前で注目したいのは10位「朔(主なよみ:さく)」。月間ランキングで初めてTOP10入りしました。「ついたち、はじまり」を意味する言葉です。よみランキングTOP10 【女の子】夏を感じられる「ひなた」が増加7月生まれ女の子の名前のよみ1位は「えま」、2位「みお」、3位「あおい」でした。7月に人気急上昇したのは8位の「ひなた」。今回初めて月間ランキングでTOP10入りしました。日光の当たる場所という意味のある日向を連想し、夏を感じられる名前のひとつです。 男の子のよみ7位にもランクインしており、7月生まれの赤ちゃんに多く名づけられたことがわかります。性別を感じさせない「ジェンダーレスネーム」でもあり、近年意識的に取り入れる親御さんも増えてきているようです。「ひなた」とよむ名前の女の子は、「陽葵」「陽咲」「ひなた」「向葵」「日咲」など20種類のバリエーションで名づけられていました。男の子では「陽向」「陽大」「陽太」「陽」「日向」など25種類の名前がありました。同じよみの名前でも、それぞれ違った傾向があるようです。 【男の子】「かいと」急増!五輪が影響か?7月生まれ男の子の名前のよみ1位は「はると」、2位「みなと」、3位「あおと」「りく」でした。「はると」は2017年以降3年連続で、人気のよみ1位をキープしている、圧倒的ナンバーワン! 2021年も7カ月連続で、月間ランキング1位を獲得しています。 7月に増加した名前の中でも注目したいのは「かいと」。毎年夏生まれの男の子に特に多く名づけられるよみで、6月の18位から、7月は10位へ人気が急上昇しています。NHK2020ソングとして採用されている「嵐」の楽曲も「カイト」。五輪でのアスリートたちの勇姿とともに耳にした「カイト」が好印象となり、ますます「かいと」とよむ名前の人気に拍車をかける結果となったのかもしれません。 「かいと」は「海翔」「海斗」「快斗」「櫂都」など26種類の名前で名づけられていました。五輪で史上最多となる金メダルを獲得している今季、8月生まれの男の子にはさらに多くの「かいと」が誕生するか、次月のランキングにも注目です。漢字ランキングTOP10【女の子】「夏」が急増、人気漢字10位にランクイン7月生まれの女の子の人気漢字1位は「莉」、2位「愛」、3位「菜」でした。急増したのは「夏」。6月は33位、73名に用いられていましたが、7月は176名と100名近く増加し、人気の漢字10位にランクインしていました。毎年7月、8月生まれの赤ちゃんに多く用いられています。 2021年7月生まれでは「夏芽(なつめ)」、「夏帆(かほ)」、「夏希(なつき)」、「小夏(こなつ)」の順に多く、なんと106種類のバリエーションで名づけられていました。 【男の子】「夏」「海」を用いた名前が増加7月生まれの男の子に人気の漢字1位は「翔」、2位「陽」、3位「大」という結果でした。「翔」は月間ランキングで2021年3月以降、5カ月連続で人気の漢字1位を獲得しています。7月に大きく順位を上げた漢字は「夏」、「海」。夏らしい漢字は毎年夏生まれの赤ちゃんに多く名づけられる傾向があります。 「夏」は6月100位以下の圏外から、7月は36位へ急上昇! 「海」は6月の30位から、7月は21位へともに大きくランクアップしていました。「夏」を用いた名前では、「夏樹(なつき)」、「夏向(かなた)」、「琉夏(るか)」の順に多く、34種類の名前で49名に名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年7月1日(木)~2021年7月25日(日)調査件数:9,509件(男の子:4,815件/女の子:4,694件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年08月06日男の子の名づけで、2020年漢字ランキング3位と大変人気の高い「斗」。ひしゃくを意味し、夜空に美しく輝く北斗七星を連想することができ、かっこいいイメージに。今回は、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキング」から、「斗ネーム」TOP10をご紹介します。 1位湊斗(主なよみ:みなと)「湊斗(主なよみ:みなと)」は、2019年名前ランキングでは14位、2020年は8位にランクインする近年注目の名前です。「みなと」というよみは2020年のよみランキング2位を獲得しました。 船や人が集まる場所である「湊」に、夜空に輝く北斗七星を連想させるような「斗」を組み合わせた、どことなく爽やかな雰囲気の美しい名前です。 2位悠斗(主なよみ:ゆうと、はると)2019年名前ランキングでは26位、2020年は23位だった「悠斗(主なよみ:ゆうと、はると)」。「はるか遠い様子」や「のんびりした様」を意味する「悠」に、「斗」を組み合わせた、穏やかでロマンチックな印象の名前です。 「はると」というよみは2020年よみランキング首位、「ゆうと」は6位と人気です。 3位陽斗(主なよみ:はると、ひなと)2019年名前ランキングでは17位、2020年は25位にランクインした「陽斗(主なよみ:はると、ひなと)」。日の当たる丘や太陽を意味する「陽」からは、日だまりのようなあたたかさを感じるようです。太陽のように明るい人になるよう願いを込めて名づけられているのかもしれませんね。 穏やかさのなかに、どことなく凛とした強さも感じられるような名前です。 4位結斗 (主なよみ:ゆいと、ゆうと)2019年名前ランキングでは39位、2020年は38位にランクインした「結斗 (主なよみ:ゆいと、ゆうと)」。「ゆう」という響きは伸びやかでやさしい印象に、「ゆい」という響きはどこかかわいらしい男の子という印象を受けるようです。 「結」は2020年漢字ランキング24位。人の縁や心の結びつきをイメージするようですね。 5位陸斗 (主なよみ:りくと、りと)2019年名前ランキングでは43位、2020年は42位の「陸斗 (主なよみ:りくと、りと)」。「陸」は2020年漢字ランキング52位です。 地に足の着いた印象を与える「陸」。「斗」と組み合わせることで、さらに大らかで器の大きな人というイメージを受けるようです。 6位海斗 (主なよみ:かいと)2019年名前ランキングでは47位、2020年は46位にランクインした「海斗 (主なよみ:かいと)」。海、大きな湖を意味する「海」を用いることで、広い心でスケールの大きな人になるよう願いが込められているようです。 「海」は2020年漢字ランキング29位で、特に夏生まれのお子さんに増加する傾向にあり。「海斗」は7月、8月生まれの男の子に多く名づけられていました。 7位瑛斗(主なよみ:えいと、あきと)2019年名前ランキングでは38位、2020年は51位だった「瑛斗(主なよみ:えいと、あきと)」。「瑛」は澄んだ玉の光を意味し、2002年漢字ランキングで38位にランクインするなど、ここ数年人気の漢字です。 おだかやさや、やさしさを感じさせるような名前です。「えいと」というよみは、よみランキング23位、「あきと」は31位とともに人気のよみです。 8位絢斗(主なよみ:あやと、けんと)2019年の名前ランキングでは56位、2020年は52位にランクインした「絢斗(主なよみ:あやと、けんと)」。「絢」は色糸をめぐらせて取り巻いた美しい模様を意味し、きらびやかな美しさを連想させる漢字です。 「豪華絢爛」という言葉にも用いられており、あでやかなイメージを受けるようですね。芸能人では、俳優の永山絢斗さんが同名で活躍されています。 9位颯斗(主なよみ:はやと、ふうと)2019年の名前ランキングでは57位、2020年は63位にランクインした「颯斗(主なよみ:はやと、ふうと)」。「颯」は風がさっと吹くさま、清らか・清々しいさまを意味します。2021年漢字ランキング11位にランクインしており、特に男の子の名づけで人気が高い漢字です。 姿などが勇ましくすっきりとしたさまを表す「颯爽」という言葉にも用いられることから、「爽やかで勇ましい人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 10位遥斗(主なよみ:はると)2019年名前ランキングでは54位、2020年は71位にランクインした「遥斗(主なよみ:はると)」。はるか彼方にあることを意味する「遥」は、スケールの大きさを感じさせるようです。 「人生をしっかりと歩んでいきますように」という願いを込めが込められているようですね。 男の子の名づけで人気の漢字「斗」は、TOP100に12種類の名前でランクインしていました。また、「斗」は止め字に多く使われており、「〇〇と」とよむ「と止めネーム」は男らしくかっこいい印象になります。これから男の子の名前を考えられる方は、参考になさってくださいね!【調査概要】調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:81,896件(男の子) 文:福島絵梨子
2021年07月20日ベビーカレンダーは、毎月赤ちゃんの名づけトレンドを調査、発表しています。2021年6月生まれの女の子4,881名を対象に、赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。6月生まれの女の子に人気の名前TOP10をランキングでご紹介いたします。梅雨の季節に毎年増加する名前が明らかに! 1位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキングでは4位、2020年は2位にランクインした「紬(主なよみ:つむぎ)」。5月の3位からランクアップして、6月は1位を獲得しました。古風で日本的な「レトロネーム」の一つで、2020年漢字ランキング42位にランクインしています。 「紬」は紬糸で織られた美しく丈夫な絹織物を意味し、江戸時代には普段着として愛用されていたほど。「紬のように丈夫な縁や絆に恵まれますように」という願いが込められているようですね。 2位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキング3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。「葵」は5月19位から、6月は2位へ大きくランクアップしました。2020年漢字ランキングでは14位にランクインしている人気の漢字です。 「葵」はアオイ科の多年草を意味し、太陽に向かって咲くことから、「葵の花のようにすくすくと明るく育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。また、6月は「葵月」という別名もあることから、6月生まれのお子さんの名前で多く名づけられたと考えられます。 ▲タチアオイ(立葵) 3位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。5月は英語で「MAY(メイ)」。そのため、5月生まれに「めい」とよむ名前が増加する傾向にあり、5月は1位を獲得。6月も引き続き人気が集まりました。 草木が芽吹く様子を表す「芽」に、頼りにするという意味がある「依」を組み合わせた名前です。緑がすくすくと育つこの時季らしい名前で、エネルギッシュでありつつもやさしさを感じるようですね。 4位陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)2019年・2020年と2年連続名前ランキング1位の「陽葵(主なよみ:ひなた、ひまり)」。 太陽や明るい場所を連想させる「陽」に、葉が太陽の方向を向いて育つ草花の「葵」を組み合わせた、明るさを感じる名前です。「太陽のようにあたたかく、葵の花のように品格のある女性に育ちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 4位陽菜(主なよみ:はるな、ひな)2019年名前ランキング14位から、2020年は10位へとランクアップした「陽菜(主なよみ:はるな、ひな)」。2021年3月、4月は1位、5月は7位にランクインしている、最近注目の名前です。 日の当たる丘や、あたたかい太陽を意味する「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた春らしい名前で、女の子に人気の「菜の花ネーム」の一つでもあります。 6位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング9位から、2020年は4位にランクアップした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。2021年5月は4位にランクインしており、2カ月連続のTOP10入りです。 人とのご縁や結びつきを表す「結」に「月」を組み合わせた名前で、夜空に輝く美しい月を連想させるようです。 7位凛(主なよみ:りん)2019年名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。「凛」は「きりっとしていて隙が無い」という意味を持ち、2020年の漢字ランキングでは38位にランクインしています。 「凛々しい」「凛とした」などにも用いられることから、自分の人生を毅然とした態度で歩んでほしいという願いを込めて名づけてもいいですね。 7位澪(主なよみ:みお)2019年名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお)」。「澪」は、水の流れの作用で細くなったさまや水路を意味する漢字で、2021年の漢字ランキングでは71位にランクインしています。 みずみずしく、どことなく爽やかな印象を受けるようですね。 9位琴葉(主なよみ:ことは)2019年名前ランキングでは23位、2020年は19位にランクインした「琴葉(主なよみ:ことは)」。「琴」はその字の通り、弦楽器を意味し、「まるで琴の音色のように、凛とした美しい人になるように」と願いが込められているようです。 爽やかで清潔なイメージの「葉」を組み合わせた、古風でみやびやかな印象を受ける美しい名前です。 9位雫(主なよみ:しずく)2019年名前ランキング83位から、2020年は65位へと大きくランクアップした「雫(主なよみ:しずく)」。5月100位以下圏外から、6月は23位へ大幅にランクアップし、6月に特に多く名づけられた名前の一つ。毎年梅雨の時季である6月になると多く名づけられています。 「雫」は水がしたたる様子を意味する漢字で、雫が集まって川になり、やがて海になることから、みずみずしさとともに強い生命力を感じるような名前です。 9位莉緒(主なよみ:りお)2019年名前ランキング52位から、2020年は37位へと大きくランクアップした「莉緒(主なよみ:りお)」。2021年のよみランキングでは11位にランクインしている人気のよみです。 新鮮で可憐な印象の「莉」に、「糸」や「心」を意味する「緒」を組み合わせた名前。芸能人では、元人気女優で現在はヨガインストラクターとして活躍されている松本莉緒さんが、同名で活躍されています。 6月生まれの女の子の名づけは、「葵」や「雫」など季節感を取り入れた名づけ目立っていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年6月1日(火)~2021年6月25日(金)調査件数:9,961件(男の子:5,080件/女の子:4,881件) 文/福島絵梨子
2021年07月15日近年女の子の名づけで人気の高い「ルナネーム」。女の子の人気漢字16位の「月」を名前に用いた「ルナネーム」は、男女の性差を問わない名前「ジェンダーレスネーム」の一つとしても、ますます注目度が上がっています。 赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級「ベビーカレンダー2020年赤ちゃんの名前ランキング」から、女の子の名づけで人気の「ルナネーム」TOP6をご紹介いたします! 1位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング9位、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」が、ルナネーム首位を獲得! 2020年漢字ランキング3位で、人とのご縁や結びつきを表す「結」に、夜空をやさしく照らす「月」を組み合わせた名前です。 空気の澄んだ夜空に美しく輝く月を連想させるような、きれいな名前ですね。 2位美月(主なよみ:みつき、みづき)2019年、2020年と2年連続名前ランキング13位にランクインした「美月(主なよみ:みつき、みづき)」。美しく華やかな「美」に、神秘的なイメージのある「月」を組み合わせた名前です。やさしく光り輝く月をイメージし、特に冬場に人気がある名前です。 女優の山本美月(やまもと みづき)さんが同名で活躍されています。 3位柚月(主なよみ:ゆづき、ゆずき)2019年名前ランキング88位から、2020年は52位へとランクアップした「柚月(主なよみ:ゆづき、ゆずき)」。日本では、冬至(12月22日ごろ)に柚子湯に入る習慣があり、特に冬に「柚」の漢字を使った名前が多く名づけられています。 料理に使われる柚のように、個性的でありながらも強調性のある子に育つよう願いを込めて名づけてもいいですね。 4位優月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキング96位から、2020年は68位へとランクアップした「優月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。「やさしくて人より優れている人」という意味を持つ「優」が用いられていることから、「才能に優れ、しっとりと落ち着いた雰囲気の女性になりますように」という願いが込められているようですね。 5位菜月(主なよみ:なつき)2019年名前ランキング100位から、2020年は72位へとランクアップした「菜月(主なよみ:なつき)」。菜の花を意味する「菜」を組み合わせた名前は、特に菜の花が見頃を迎える春に増える傾向にあります。 「なつき」というよみは、2019年よみランキング79位から、2020年は67位へとランクアップしていました。 6位葉月(主なよみ:はづき)2019年名前ランキング53位、2020年は88位だった「葉月(主なよみ:はづき)」。陰暦で8月を意味することから、特に8月生まれの女の子に多く名づけられる名前の一つです。 「葉」は草木の葉や花びらを意味します。「若葉のように生命力あふれた子にそだちますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 「月」という漢字は、特に冬の夜空できれいに輝いて見えることから「美月」「柚月」など、特に冬場に人気が出る名前がランクインしていました。これから女の子の名前を考える方は、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年1月1日(水)~2020年10月1日(木)調査件数:79,425件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年07月14日ベビーカレンダーは、2021年6月生まれの男の子5,080名を対象に、6月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。2021年6月生まれの男の子に人気の名前TOP10をランキング形式でご紹介いたします。 1位蓮(主なよみ:れん)2018年、2019年、2020年と3年連続で名前ランキング1位を獲得している「蓮(主なよみ:れん)」が、6月も1位を獲得。2021年4月は4位、5月は2位と、今年も人気が高い名前の一つです。「蓮」は蓮(はす)の花を意味し、仏教の教えの中でも用いられている花。泥水の中から育ち美しい花を咲かせることから、周囲に染まらない清らかなイメージを受けるようです。 「蓮」と言えば、大人気アニメ『鬼滅の刃』の主題歌である「紅蓮華」を想いうかべる方も多いかもしれませんね。 2位陽翔(主なよみ:はると、ひなと)2019年、2020年と2年連続名前ランキング3位にランクインした「陽翔(主なよみ:はると、ひなと)」。2021年4月、5月と2カ月連続で1位を獲得しました。あたたかな太陽を連想させる「陽」と、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前。 本格的な夏目前の時季、爽やかな青空を羽ばたくような印象を受けるようです。 3位蒼 (主なよみ: あおい、そう)2019年の名前ランキング8位から、2020年は2位へと大きくランクアップした「蒼 (主なよみ: あおい、そう)」。「蒼」は草木が生い茂る様子を意味し、草木が大きく成長する、この季節にぴったりの名前です。「植物が生い茂るよう、すくすくと成長してほしい」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位の「蒼」のほかにも「蒼」を用いた名前が多く名づけられており、11位「蒼空(主なよみ:そら)」、18位「蒼大(主なよみ:そうた)」、26位「蒼翔(主なよみ:あおと)」などが上位にランクインしていました。 4位樹(主なよみ:いつき、たつき)2019年、2020年と2年連続で名前ランキング4位にランクインした「樹(主なよみ:いつき、たつき)」。2020年4月は10位、5月は8位と徐々に順位を上げています。 「樹」という漢字はその字の通り「生えている木」を意味します。「大樹」「樹木」「樹林」など生い茂る木々をイメージするようで、本ランキング3位の「蒼」同様、草木が生い茂る今の時季らしい名前です。 5位朝陽(主なよみ:あさひ)2019年の名前ランキングでは11位、2020年は10位にランクインした「朝陽(主なよみ:あさひ)」。2021年になって5回目のTOP10入りです。 「物事が始まる様子」「爽やか」という意味がある「朝」に、暖かい太陽を意味する「陽」を組み合わせた名前。爽やかな朝に窓辺から差し込むあたたかな日差しを連想させるようですね。芸能人では俳優の内田朝陽さんが同名で活躍されています。 6位大翔(主なよみ:はると、ひろと)2019年名前ランキングでは7位、2020年は6位にランクインした「大翔(主なよみ:はると、ひろと)」。大きく立派な様子を意味する「大」に、翔を大きく広げて飛び舞う様子を意味する「翔」を組み合わせた名前です。 空高く羽ばたく様子を思い浮かべるような、スケールの大きな印象の「飛翔ネーム」の一つです。 6位颯(主なよみ:はやて、そう)2019年名前ランキングでは19位、2020年は26位にランクインした「颯(主なよみ:はやて、そう)」が、2021年5月に引き続き6月も6位を獲得。「颯」は風がさっと吹くさまを意味し、きびきびした動きを連想させる漢字です。 「爽やかな印象の人になりますように」という願いが感じられるようですね。 8位暖(主なよみ:だん、はる)2019年、2020年と2年連続名前ランキング15位にランクインした「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。暖かい太陽を意味する「陽」と、元気で力強いイメージの「太」を組み合わせた名前です。 「夏の太陽のように明るく、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位陽太(主なよみ:ひなた、ようた)2019年、2020年と2年連続名前ランキング15位にランクインした「陽太(主なよみ:ひなた、ようた)」。暖かい太陽を意味する「陽」と、元気で力強いイメージの「太」を組み合わせた名前です。 「夏の太陽のように明るく、周囲の人も元気づけるようなはつらつとした男の子になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位颯真(主なよみ:そうま、ふうま)2019年名前ランキングでは16位、2020年は14位にランクインした「颯真(主なよみ:そうま、ふうま)」。「颯」は本ランキング6位にも登場し、爽やかなイメージで近年人気のある漢字です。2020年の漢字ランキングでも11位を獲得しています。 誠実で真面目な印象を受ける「真」と組み合わることで、どことなく落ち着いた印象を受けるようですね。 6月生まれの男の子の名前は、年間を通して人気の名前が上位にランクインしていました。ぜひ参考にしてみてくださいね。 <調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2021年6月1日(火)~2021年6月25日(土)調査件数:9,961件(男の子:5,080件/女の子:4,881件) 文/福島絵梨子
2021年07月13日ベビーカレンダーは、赤ちゃんの名づけ調査件数日本最大級! 赤ちゃんの名前ランキングを毎月調査・発表しています。2021年6月生まれのお子さん9,961名を対象に、6月生まれの赤ちゃんの名づけトレンドを調査しました。6月生まれは、「雫」「葵」ちゃんが急増! その理由とは?名前ランキングTOP10【女の子】「雫」「葵」が急増!梅雨の時季にぴったりな名前が人気に6月生まれの女の子に人気の名前1位は「紬(主なよみ:つむぎ)」、2位「葵(主なよみ:あおい)」、3位「芽依(主なよみ:めい)」でした。 注目は、9位にランクインした「雫(主なよみ:しずく)」。前月は100位以下の圏外でしたが6月に急増し、これまでで初めてTOP10入りしました。「雫」は「雨水がしたたり落ちる」という意味があります。2020年6月のランキングでも「雫」という名前の赤ちゃんが急増し、5月100位以下圏外から、6月は23位へ大幅にランクアップしており、毎年梅雨の時季である6月になると多く名づけられる傾向にあることがわかりました。 また、「葵」は5月19位から6月は2位へ大きくランクアップ。「葵」はアオイ科の多年草を意味します。なかでも「タチアオイ(立葵)」は、梅雨のころに咲きはじめるため別名「ツユアオイ(梅雨葵)」と呼ばれているそう。 さらに6月は「葵月」という別名もあることから、6月生まれのお子さんの名前で多く名づけられたと考えられます。3月以降TOP10にランクインしていた、サクラを連想する「サクラネーム」は、6月のランキングではTOP10以下へ。特に3月から5月の春に人気が高まる名前だったということがよくわかります。 ▲タチアオイ(立葵) 【男の子】1位は近年人気No1の「蓮」6月生まれの男の子に人気の名前1位は「蓮(主なよみ:れん)」、2位「陽翔(主なよみ:はると)」、3位「蒼(主なよみ:あおい)」でした。TOP10の名前は年間を通して人気の名前がランクインしています。 2020年の年間名前ランキング2位と近年人気の「蒼」のほか、「蒼」を用いた名前が多く名づけられており、11位「蒼空(主なよみ:そら)」、18位「蒼大(主なよみ:そうた)」、26位「蒼翔(主なよみ:あおと)」などが上位にランクインしていました。よみランキングTOP10【女の子】「あおい」「みお」が1位!6月生まれ女の子の名前のよみ1位は「あおい」「みお」、3位は「えま」でした。「あおい」が1位になったのは2020年8月ぶり。2021年では初めてです。5月の16位から大きくランクアップし、1位へ。35名も増加し「あおい」が急増していました。「葵月」という別名をもつ6月生まれにぴったりの名前です。 【男の子】「と止めネーム」がトレンド6月生まれ男の子の名前のよみ1位は「はると」、2位「はるき」、3位「あおと」でした。3月以降4カ月連続で、1位「はると」、2位「はるき」の2TOPが継続しており、圧倒的な人気。また、近年「〇〇と」とよむ「と止めネーム」が人気ですが、6月はTOP10に5つの名前がランクイン。上記TOP3の「はると」「あおと」のほか、7位「みなと」、8位「ゆうと」、10位「ゆいと」が特に多く名づけられていました。漢字ランキングTOP10【女の子】6 月の別名「葵月」にちなみ「葵」が人気!6月生まれの女の子の人気漢字1位は「莉」、2位「花」、3位「乃」でした。6月の女の子の名前で増加した「葵」は、5月24位から6月は13位へ大きくランクアップ。「葵」を用いた名前は、6月名前ランキング2位の「葵」、4位「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」のほか、「紬葵(主なよみ:つむぎ)」、「結葵(主なよみ:ゆうき、ゆあ)」、「彩葵(主なよみ:あおい、さき)」、「葵子(きこ)」など49種類のバリエーションで名づけられていました。 【男の子】人気1位は「翔」、「葵」が増加6月生まれの男の子の人気漢字1位は「翔」、2位「大」、3位「斗」。TOP10にランクインした漢字は、多少順位が変動したものの5月のランキングとすべて同じ漢字で、年間を通して人気の漢字が多く使用されています。 女の子で急増した「葵」、男の子にも多く名づけられており、17位にランクイン。過去最高順位を記録しました。「葵」を用いた名前では、「葵(主なよみ:あおい)」、「葵晴(主なよみ:あおば)」、「陽葵(主なよみ:ひなた)」、「葵翔(あおと)」など49種類の名前で名づけられていました。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方 調査期間:2021年6月1日(火)~2021年6月25日(金) 調査件数:9,961件(男の子:5,080件/女の子:4,881件) ※本調査内容をご使用いただく際は、出典の記載をお願い申し上げます。また、画像データ等の改変はご遠慮ください。
2021年07月09日ベビーカレンダーが7月生まれの女の子6,952名の名前を調査! 7月は古風で日本的な「レトロネーム」が大人気! 7月生まれの女の子に人気の名前ランキングTOP10をご紹介します。 1位陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)2019年、2020年と2年連続で名前ランキング首位を獲得した「陽葵(主なよみ:ひまり、ひなた)」。太陽やあたたかさを意味する「陽」と、葉が太陽のほうを向いて成長する植物の「葵」を組み合わせた名前です。可憐でかわいらしい「フラワーネーム」の一つでもあります。 本格的な夏を迎える7月に、爽やかさを感じられるようですね。 2位凛(主なよみ:りん)2019年名前ランキングでは2位、2020年は3位にランクインした「凛(主なよみ:りん)」。「リンリン」と鈴の音を連想させるようなかわいらしい音の「りん」は、2020年よみランキングでも14位に入った人気のよみです。 「凛々しく、きりっとして隙がない」という漢字の意味から、「美しく自立した女性になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 3位葵(主なよみ:あおい)2019年名前ランキングでは3位、2020年は7位にランクインした「葵(主なよみ:あおい)」。「葵」は葉が太陽のほうを向いて成長する植物を意味することから、「すくすくと明るく育ちますように」と願って名づけてもいいですね。 男の子の2020年名前ランキングでも47位にランクインしていることから、男女問わず人気の名前だということがわかります。 4位結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)2019年名前ランキングでは9位、2020年は4位にランクインした「結月(主なよみ:ゆづき、ゆつき)」。「物事をまとめて締めくくる」、「植物が実をつける」という意味のある「結」に、夜空に輝く月を意味する「月」を組み合わせた、美しい「ルナネーム」です。 「ゆづき」は、高貴で知的な印象を与える「濁音ネーム」の一つでもあります。 5位陽菜(主なよみ:ひな、はるな)2019年名前ランキング14位から2020年は10位にランクアップした「陽菜(主なよみ:ひな、はるな)」。あたたかさや太陽を意味する「陽」に、菜の花を連想させる「菜」を組み合わせた、女の子に人気の「菜の花ネーム」の一つです。 陽だまりのようなあたたかさと、包み込むような優しさを感じさせるような名前ですね。 6位芽依(主なよみ:めい)2019年名前ランキング8位から、2020年は4位へとランクアップした「芽依(主なよみ:めい)」。草木が芽吹く様子をイメージする「芽」に、頼りにするという意味を持つ「依」を組み合わせた名前です。 7月は梅雨が明け、植物が急成長する時季。エネルギッシュで生命力溢れる様子をイメージする名前は、この時季にピッタリですね。 7位詩(主なよみ:うた、らら)2019年名前ランキング35位から、2020年は17位へとランクアップした「詩(主なよみ:うた、らら)」。2020年6月の44位から、7月は7位へと急上昇! 「詩」という漢字には、「感動をリズムにのせて表現したもの」という意味があります。 豊かな感受性や芸術性を感じる名前で、「豊かな感性を美しい言葉で表現できる人になりますように」という願いを込めて名づけてもいいですね。 8位結衣(主なよみ:ゆい)2019年名前ランキングでは12位、2020年は11位にランクインした「結衣(主なよみ:ゆい)」。「ゆい」というよみは、2020年よみランキングで1位を獲得しています。 良縁に恵まれるように願いを込めて用いられることが多い「結」に、美しい衣を連想させる「衣」を組み合わせた名前。2021年5月に星野源さんとの結婚を発表して大きな話題になった、女優の新垣結衣さんが同名で活躍されています。 8位紬(主なよみ:つむぎ)2019年名前ランキング4位、2020年は2位へとランクアップした「紬(主なよみ:つむぎ)」。2020年よみランキングでも5位にランクインしています。「紬」は紬糸で織られた絹織物を意味し、とても丈夫なことから江戸時代には普段着としても親しまれていたそうです。 「芯の強い女性に育ちますように」「将来、丈夫な縁や絆で結ばれますように」と願いを込めて名づけてもいいですね。 8位凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)2019年名前ランキング55位から、2020年は27位へとランクアップした「凪(主なよみ:なぎ、なぎさ)」。2020年6月は62位でしたが、7月は8位へと大きくランクアップしました! 凪は、風や波が静まる様子を意味することから、風がやんだ穏やかな海の上でボートが静かに浮かんでいる様子をイメージするようです。 「鬼滅の刃」のキャラクター・冨岡義勇が使う技の一つとしても知られ、「鬼滅ネーム」の一つでもあります。 8位澪(主なよみ:みお、れい)2019年名前ランキングでは11位、2020年は9位にランクインした「澪(主なよみ:みお、れい)」。水の流れの作用で細くなったさまを意味する「澪」は、どこかみずみずしくも爽やかな印象を受けるようです。 漢字の中に「令」が つく「令和ネーム」の一つでもあります。 7月の名づけでは、「葵」「結月」「詩」「紬」「凪」など、古風で日本的な「レトロネーム」が大人気という結果になりました。特に、「詩」「凪」は2020年の6月に比べて大きくランクアップ! これから女の子の名前を考える方は、ぜひ参考になさってくださいね。<調査概要>調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方調査期間:2020年7月1日(水)~2020年7月25日(土)調査件数:6,952件(女の子) 文/福島絵梨子
2021年07月01日■前回のあらすじ切迫早産で入院した私。見舞いに来てくれた妹に今回の名づけトラブルを相談すると、妹らしいアイディアを授けてくれたのです。 >>1話目を見る 切迫早産になり入院し、名づけで悩みすぎていた自分を反省した私。今、私にとって大切なことは無事赤ちゃんを産むこと。そして良いお嫁さんでいたくて、義母に意見ができず、結果自分を苦しめてしまっていた弱い自分とは決別しようと心に誓いました。そして早産の時期を抜けて、やっと退院が決まりました。早速、義母から電話がかかってきて…。自分の心の平穏を保つために、ひとまずは義母から距離を取ることに。そして名前については一旦考えることを止めて、生まれたわが子の顔を見て決めることに夫と決めたのです。そして、ついに“その日”がやってきました…! 陣痛はつらく、初産なので時間がかかったけれど、元気な男の子が生まれました。とっても天気が良い朝に、元気な泣き声で出てきてくれた赤ちゃんを見たとき、自然に「晴太」という名前が浮かび、夫もすぐに気に入ってくれました。夫は、義母には相談という形ではなく、出生届を出す直前に“報告”という手に出たようです。生まれてしばらくは「もっと早く名前を教えてくれれば…」と義母も恨みがましく言っていましたが、今では「晴ちゃーん、晴太ばぁばだよ~」と嬉しそうに何度も呼んでいます。名づけにまつわる迷信やジンクスがこんなに存在することを初めて知りましたが、画数にこだわった私も義母のことを責められないのかもしれません。こうした迷信にも、わが子の成長を願う気持ちが根底にはあるんだと思います。義母が名づけにこだわった理由―それは自分がたった一人の息子の名前を付ける権利さえもらえなかったという悲しい気持ちからだったこともわかりました。義母の行動に私は追い詰められてしまいましたが、あのとき私も「どうして義母がそんなふうにしてしまうのか」、義母の行動の背景にあるものに想像を巡らせてもっと向き合って話してみれば状況は変わっていたのかもしれません。少なくとも義母の言葉すべてに嫌悪感を持つことはなかったでしょう。そして私自身、他人の言葉に振り回されて自分自身を追い詰めてしまう弱さをあらためて発見。すぐには直らないかもしれませんが、もっと自分の考えを大事にして、うまく義実家とも付き合えるようになっていきたいと思います。※この漫画は実話を元に編集しています。原案・ウーマンエキサイト編集部/脚本・ 古口春菜 /イラスト・ ニタヨメ
2021年06月29日