ダイアナ(DIANA)から、フィンセント・ファン・ゴッホの名画《アイリスのある花瓶》をモチーフにした、2024年春夏の新作シューズとバッグが登場。全国のダイアナ店舗ほかにて発売される。ゴッホの名画《アイリスのある花瓶》モチーフの新作アイテムダイアナのマスターピースコレクション第4弾として、絵画に描かれる花をテーマにした「アート フラワー シリーズ(ART FLOWER SERIES)」が登場。新作では、フィンセント・ファン・ゴッホの名作《アイリスのある花瓶》を基に、アイリスの花を瑞々しいブルーのパターンで表現した。上品ブルー×煌めく銀糸でマテリアルは、銀糸を織り交ぜた生地に、アイリスの柄をプリントしたオリジナル素材を採用。煌めくラメ糸と濃淡のあるブルー糸を組み合わせることで、爽やかかつエレガントな華やかなルックを実現した。華やかパンプス&サンダル、バッグもアイテムは、シューズ6モデル、バッグ1モデルを用意。ビジューのバックルが燦然と輝くポインテッドトゥのパンプスや、白いボディにブルーのリボンが映えるミュール、リボン風のシューレースや艶めくパールを合わせフェミニンに仕上げたスニーカー、ころんとしたフォルムが愛らしいハンドバッグなどがラインナップする。【詳細】ダイアナ新作「アート フラワー シリーズ」発売日:2024年2月15日(木)場所:全国のダイアナ店舗、公式ウェブショップアイテム例:・ビジューバックルパンプス 19,800円・リボンフラットシューズ 16,500円・パールバックルサンダル 18,700円・パールスニーカー 17,600円・ミニポシェットバッグ 18,150円【問い合わせ先】ダイアナ 銀座本店TEL:03-3573-4005(営業時間 11:00~20:00)
2024年02月18日名画を鑑賞する時、「どんな場面を描いたのか」「描かれている人物の気持ちは…」とまっさらな心で想像してみると、より楽しめるかもしれません。夏休みの自由研究で、名画を考察フラダンス講師、Ayaka Tohori(ayaka.tohori)さんの小学生の息子さんは、夏休みの自由研究で、世界的に有名な名画の考察に挑戦しました。母親から、息子さんにある4つの作品にまつわる質問を投げかけると、大人では出てこないような答えが返ってきたといいます。Instagramに投稿された、センスが光る『絵画解説』をご覧ください!エドヴァルド・ムンクの『叫び』、レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』『最後の晩餐』、サンドロ・ボッティチェッリの『春(プリマヴェーラ)』など、いずれも教科書に出てくる名画を考察した、息子さん。1枚目の『叫び』では、「なぜこんな顔をしているの?」と質問されると、「せっかくここまで来たのに忘れ物に気付いたから」と子供らしい素直な一文を記載。確かに、忘れ物をして「しまった!」と焦った時の顔にも見えてきて、クスッとさせられます。4枚目の『最後の晩餐』では、息子さんならではの視点で、イエスキリストを裏切った人物を推測。描かれた登場人物の表情やしぐさを一生懸命観察して答えを考えた様子がうかがえます。投稿者さんが調べた正式な解釈も記載されているので、研究結果を読むと、より深く作品を理解できますね。投稿には「素晴らしい!」「忘れ物をしたら『叫び』を思い出しちゃいそう」とのコメントが寄せられていました。柔軟な発想が生きる自由研究を通して、名画の新たな魅力を味わえますね!Ayaka Tohoriさんは、ほかにも日常のさまざまな投稿をしています。興味のある人は覗いてみてください。ayaka.tohori[文・構成/grape編集部]
2023年08月25日大阪のカフェ「ユニモック(unimocc)」は、ゴッホの名画《星月夜》をモチーフにした新作ドリンクを、2023年7月1日(土)から8月31日(木)まで販売する。ゴッホ《星月夜》モチーフの夏限定ドリンク大阪に店舗を構える「ユニモック」は、名画をモチーフにしたドリンクやスイーツを提供するカフェ。今回は、有名絵画からインスピレーションを得た人気メニュー「アートモック・ドリンク」に、ゴッホの名画《星月夜》をモチーフにした新作ドリンクが仲間入りする。《星月夜》をイメ―ジして、麓の街並みや山々を竹炭パウダーを混ぜたシロップとゼリーで表現。シャリシャリとした食感が楽しいイタリアのかき氷「グラニータ」をベースに、果実感あふれる2種の洋梨ゼリーを重ねて、爽やかな青いソーダを注いだ。作品の中央の“うねり”は、ホワイトチョコレートで描いている。《星月夜》仕様の「キャンバスケーキ」もまた、同期間にはユニモックで人気の「キャンバスケーキ」も《星月夜》仕様で登場。真っ白なケーキをキャンバスに見立てて、『星月夜』をイメージしたカラフルなフレーバークリームやトッピングを本物の絵画の道具を使って盛り付ける、世界にひとつだけのケーキとなっている。トッピングには、琥珀糖やアイシングシュガー、ホワイトチョコレートの三日月などを用意。ケーキには、甘酸っぱいオレンジジャムを混ぜ込んで、夏にぴったりの爽やかな味わいに仕上げた。見た目はもちろん、味にもこだわった“アートなスイーツ”を楽しんでみてはいかがだろうか。【詳細】「The Starry Night “星月夜” 洋梨のグラニータスカッシュ」1,500円販売期間:2023年7月1日(土)~8月31日(木)■「キャンバス・ケーキ」3,250円※好みのアートモック・ドリンク1点付き。※提供できる数に限りあり。<店舗情報>「ユニモック(unimocc)」住所:大阪府大阪市中央区谷町6丁目3-25 1F営業時間:11:00〜18:00定休日:毎週火曜日(祝日の場合は営業)席数:スタンディングテーブル 8席
2023年06月17日書籍『名画のコスチューム 拡大でみる60の職業小事典』が、2023年5月25日(木)より全国書店などにて発売される。“職業”にまつわる60の名画を収録『名画のコスチューム 拡大でみる60の職業小事典 』は、“職業”にまつわる60の名画を集めた書籍。「お針子」や「踊り子」「執事」など、働く人の衣装に着目し、その背景にある服飾文化を解説する。絵画から読み取れる情報やエピソードを紹介たとえば、ジョン・エヴァレット・ミレイの絵画《初めての説教》に描かれるミレイの当時5歳の娘エフィーの赤いマントに注目したページでは、ヴィクトリア朝のイギリスで流行した子どもの仮装パーティーや、その際赤ずきんのケープが定番衣装だったことを紹介している。また、ウィンター・ハルター《侍女に囲まれた皇妃ウジェニー》にも着目し、皇妃や侍女たちが当時の流行の最先端であり、パリ・モードの広告塔のような存在だったことについて解説。さらに、フランス・ハルス《微笑む騎士》に描かれる騎士に関連し、17世紀前半の騎士がエチケットとして白い繊細なレースの襟やカフスを身に着けていたエピソードも登場。知ることで絵画をより楽しめる情報が盛り沢山となっている。このほか、「居酒屋」や「保育士」「市民」といった身近な存在の服装に関する紹介にも注目だ。【詳細】『名画のコスチューム 拡大でみる60の職業小事典』発売日:2023年5月25日(木)展開場所:全国書店、ネット書店著者:内村理奈価格:3,520円判型・ページ数:四六判・256ページ、オールカラー発行:創元社【問い合わせ先】TEL:06-6231-9010
2023年05月28日世界には、「モナ・リザ」「ひまわり」「叫び」「ゲルニカ」など数々の名画があります。それらの多くは美術館で鑑賞できますが、どこの国のどの美術館に所蔵されているかは、そこまで知られていないかもしれません。阪急交通社では、全国20代以上の男女500名以上を対象とし、世界の名画に関するアンケート調査を実施。その結果を公開します。【調査概要】有効回答数:546名調査期間:2023/1/26~2023/2/2調査機関:株式会社ジャストシステム(「Fastask」利用)調査対象:全国、20代以上の男女調査手法:Webアンケート誰もがどこかで目にして知っているような名画も、本物の作品となると世界に一つしかありません。そんな本物を鑑賞するため、名画が所蔵される美術館には各国から多くの観光客が訪れます。美術館はそれ自体がアートとも呼べるような凝った建築物であることも多く、観光の目的地の一つとされる人も多いでしょう。では、世界的に有名なあの名画は、どの国の美術館に所蔵されているのでしょうか。その作品自体はよく知られている8つの作品を挙げ、それがどの国の美術館に所蔵されているのか知っている人の割合を調査してみました。その結果をご紹介します。■どの国の美術館にあるか知られている「世界の名画」ランキング全国、20代以上の男女546名に、「以下に挙げる美術作品は、どの国の美術館に所蔵されているか知っていますか? どの国の美術館に所蔵されているか知っている作品を全てお選びください」と質問した結果がこちらです。これらの作品はフランス、イギリス、オランダ、ノルウェー、スペイン、イタリアと、すべてヨーロッパの美術館に所蔵されています。フランスからはルーブル美術館とオルセー美術館、オランダからはファン・ゴッホ美術館、マウリッツハイス美術館と、複数の美術館が入っている国もあります。参考に、これら世界の名画と、所蔵されている美術館の特徴などをお伝えしていきましょう。1位 モナ・リザ(レオナルド・ダ・ヴィンチ)フランス:ルーブル美術館「モナ・リザ」は、レオナルド・ダ・ヴィンチが1503年から1506年頃(諸説あり)に描いた作品であると言われています。モデルとなる女性が誰なのかはっきりしていない、もう1枚の「モナ・リザ」が存在した可能性があるなど、ミステリアスな要素が多く、数々の謎を解く試みは現在も続いています。フランソワ1世(当時のフランス王)が購入した作品として知られ、現在はフランスの国有財産としてルーブル美術館が所蔵しています。ルーブル美術館は、中庭に設置されているガラスのピラミッドが有名です。レオナルド・ダ・ヴィンチの作品は「モナ・リザ」の他にも、「ミラノの貴婦人の肖像」「岩窟の聖母」などが所蔵されています。2位 ひまわり(フィンセント・ファン・ゴッホ)イギリス:ナショナル・ギャラリーオランダ:ファン・ゴッホ美術館 などゴッホの「ひまわり」は、画家仲間と共同生活を送ろうと作った「黄色い家」において、ポール・ゴーギャンを迎えるにあたり、部屋を飾るために描かれた絵だそうです。「ひまわり」は全部で7作品あります。内1作は日本のSOMPO美術館に所蔵されており、1987年に53億円もの金額で落札されたことでも有名です。ゴッホの出身国であるオランダにはファン・ゴッホ美術館があり、ゴッホが描いた最後の「ひまわり」といわれる作品が所蔵されています。中でも最も知られている「ひまわり」は、ロンドンのナショナル・ギャラリー(イギリスの国立美術館)に所蔵されている作品です。ナショナル・ギャラリーには他にも、モネの「睡蓮」、ヨハネス・フェルメールの「ヴァージナルの前に座る若い女性」など名だたる作品が所蔵されています。3位 叫び(エドヴァルド・ムンク)ノルウェー:オスロ国立美術館、ムンク美術館ムンクの「叫び」は全部で5作品あり、一番有名な作品はオスロ国立美術館に所蔵されています。「叫び」というタイトルから、絵に登場する人物が叫んでいると想像されやすいですが、「私は自然をつらぬく叫びのようなものを感じた」と日記に書かれており、実際には叫びを感じ耳をふさいでいる様子だとされています。その他の「叫び」の多くが所蔵されているのは、2021年にリニューアルオープンしているムンク美術館です。ムンクの作品を27,000点も所蔵した、個性的なデザインで13階建てという大きな建物で、ノルウェーの新たな観光名所ともなっています。4位 ゲルニカ(パブロ・ピカソ)スペイン:ソフィア王妃芸術センター縦3.49メートル、横7.77メートルある大きさの絵、パブロ・ピカソの「ゲルニカ」は、スペインの町ゲルニカがナチスドイツにより爆撃を受けたことがきっかけで描かれた作品で、マドリードのソフィア王妃芸術センターに所蔵されています。ゲルニカが展示されているサバティーニ館は、18世紀に建てられた病院が改築されてできた建物。他に新館のヌーベル館があります。近現代美術が中心となっているソフィア王妃芸術センターには、ピカソの他、シュルレアリスムの代表的作家でもあるサルバトール・ダリ、ジョアン・ミロの作品などがあります。5位 ヴィーナスの誕生(サンドロ・ボッティチェリ)イタリア:ウフィツィ美術館サンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」は、ギリシャ神話の物語を題材としていて、女神ヴィーナスが海の中から誕生し、貝殻に乗って岸に上陸するところが描かれています。所蔵はイタリアのウフィツィ美術館。1560年にメディチ家の事務所として建てられ、そのメディチ家が所有する美術作品を展示したのが、この美術館の始まりだとされています。ルネサンス期を中心とした6世紀にわたる作品群が収められ、ボッティチェリの作品の他、レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」、ミケランジェロ・ブオナローティの「聖家族」なども所蔵されています。6位 落穂拾い(ジャン=フランソワ・ミレー)フランス:オルセー美術館「落穂拾い」は、ジャン=フランソワ・ミレーによる1857年の作品です。当時ミレーが住んでいたという、フランスのバルビゾン村の近くにあった農場の風景が描かれています。「落穂拾い」が所蔵されているオルセー美術館は、パリ万国博覧会のために建設されたオルセー駅が改築されて1986年にできた美術館です。「落穂拾い」の他にも、「晩鐘」「羊飼いの少女」といったミレーの作品が所蔵されている他、フィンセント・ファン・ゴッホの自画像、エドゥアール・マネの「笛を吹く少年」など印象派と呼ばれる画家たちの作品が所蔵されています。なお、「落穂拾い」に似たミレーの作品である「落ち穂拾い、夏」は、日本の山梨県立美術館に所蔵されています。7位 真珠の耳飾りの少女(ヨハネス・フェルメール)オランダ:マウリッツハイス美術館真っ黒な背景に青いターバンが印象的な、ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」。少女のモデルは誰なのかについては、娘や妻、恋人、不特定の人物などの説がありますが、はっきりはしていません。所蔵されているのはオランダのマウリッツハイス美術館。フェルメールの作品としては「デルフトの眺望」「ディアナとニンフたち」も所蔵されています。フェルメールの他に、カレル・ファブリティウスの「ゴシキヒワ」、レンブラント・ファン・レインの「テュルプ博士の解剖学講義」といった貴重な作品もあります。8位 民衆を導く自由の女神(ウジェーヌ・ドラクロワ)フランス:ルーブル美術館ウジェーヌ・ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」は、1830年のフランス7月革命が題材になっています。作品中央の女性は、フランスを象徴する像「マリアンヌ」としても扱われています。所蔵されているのは、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」とも同じ、ルーブル美術館です。なお、フランスにはウジェーヌ・ドラクロワ美術館もあり、この美術館は、ドラクロワが実際に住んでアトリエとしても使っていた建物が使われています。■一番本物を観てみたい世界の名画はどれ?一番本物を観てみたい作品、本物を観たことがある作品についてもアンケートをとりました。両方で1位、2位となった「モナ・リザ」「ひまわり」は、どの国の美術館所蔵か知っている割合の順位とも同じです。世界の名画が日本に来日することもありますが、「モナ・リザ」は1974年に一度、東京国立博物館で展示されたきりです。「ひまわり」は、2020年「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」の際に初来日しています。「ゲルニカ」は来日したことがなく、「叫び」も来日は一度だけと、このような名画を日本で観られる機会は滅多にはありません。本物を観てみたい場合は、所蔵されている美術館のある海外の各国で鑑賞するのが基本となりそうです。■海外旅行で世界の名画を楽しむなら、阪急交通社にお任せください!阪急交通社では、海外旅行の再開に伴い、世界の名画が堪能できる各国へのツアー旅行も多数催行しています。ルーブル美術館やオルセー美術館があるフランス、ファン・ゴッホ美術館やマウリッツハイス美術館があるオランダ、ナショナル・ギャラリーがあるイギリス、ソフィア王妃芸術センターがあるスペインへの旅行など、有名な美術館を訪れるツアーをぜひお楽しみください。※美術館がツアー内容に含まれるかどうかは事前にお確かめください。▼海外旅行・ツアーはこちら ▼阪急交通社 旅行サイトはこちら 阪急交通社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月18日神戸のショコラトリー「ゴンチャロフ(Goncharoff)」は、2023年のバレンタインチョコレートを全国のゴンチャロフ店舗などにて発売。“世界の名画”を描いたバレンタインチョコレート缶神戸・北野町で創業したショコラトリー・ゴンチャロフは、2023年のバレンタインに向けて、バラエティ豊かなチョコレートを用意。中でも注目なのは、世界の名画をパッケージにした「ガルニエ」のチョコレート缶だ。2022年にも登場し、購入するのに整理券が配布されるほど好評を博した。2023年は新たに、クロード・モネの《睡蓮の池、緑の反映》や、アルフォンス・ミュシャの《ジョブ》、ピエール=オーギュスト・ルノワールの《舟遊びをする人々の昼食》などのデザインが仲間入り。缶の中には、アートのように美しいチョコレートをセットした。美しい絵画が描かれたデザイン缶は、チョコレートを食べたあとに小物入れとしても楽しむことができる。日本画パッケージの“和菓子風”ショコラまた、“見て・食べて感じる日本”がコンセプトのブランド「甘味画廊」も、個性あふれるチョコレートを用意する。和菓子をモチーフにした繊細で可愛らしいチョコレートを、葛飾北斎や円山応挙らによる日本画のパッケージに詰め込んだ。チョコムーとのコラボ板チョコレートそのほか、イラストレーター・チョコムー(Chocomoo)とコラボレーションした板チョコレートもお目見え。チョコムーのポップでキュートなイラストを落とし込んだチャック式のパッケージに、カカオのフルーティーな味わいを楽しめるくちどけの良い板チョコレートをイン。フレーバーは、ダーク・ミルク・ホワイト・キャラメル風味・ストロベリーの5種類を取り揃えている。【詳細】ゴンチャロフ 2023年バレンタイン取扱店舗:全国のゴンチャロフ店舗、ゴンチャロフ公式オンラインストア発売日:2023年上旬より順次※オンラインストアは2月9日(木)10:00までの取り扱いメニュー例:■ガルニエ・ガルニエ F・ガルニエ G(5個入)、ガルニエ D(6個入) 各1,296円■甘味画廊・和菓子しょこらあわせ 苺 1,080円(5個入)・和菓子しょこら C 1,296円(6個入)・和菓子しょこら D 1,944円(9個入)■チョコムー×ゴンチャロフ・タブレットチョコレート 各972円(1個入り)※店頭やオンラインで購入すると、チョコム―デザインのオリジナルコットンポーチをプレゼント。※店舗により取扱いのない場合あり。※取扱商品や展開期間は変更になる場合あり。
2023年01月23日「絵画ウォッチ」の新作腕時計が、2022年12月11日(日)より全国のブルーブルーエの店舗などで発売される。“名画鑑賞”を楽しむ「絵画ウォッチ」初のラウンド型「絵画ウォッチ」は、誰もが一度は目にしたことがある有名絵画作品をモチーフにした、ブルーブルーエオリジナルの腕時計シリーズ。額縁のようなスクエア型のケースに、モネやミュシャなどの人気作品を閉じ込めた腕時計を展開してきた。そんな「絵画ウォッチ」から、シリーズ初となる“ラウンド型”の腕時計がお目見え。文字盤のサイズはスクエア型よりも大きい直径30mmなので、これまで以上に絵画鑑賞気分を楽しめる。ゴッホ《ひまわり》《星月夜》をモチーフにラインナップは、フィンセント・ファン・ゴッホの名作《ひまわり》と《星月夜》の2種類。いずれも針の先端に絵画作品に合わせたモチーフがデザインされており、毎秒異なる表情を楽しめる。【詳細】「絵画ウォッチ」新作発売日:2022年12月11日(日)取扱店舗:全国のブルーブルーエ、公式オンラインストア価格:moving アートウォッチ 各3,520円サイズ詳細(cm):約ケース 直径3.3、手首周り 13.5~18、ベルト幅 1.2※店舗によって取り扱いアイテムは異なる。※実際の商品と仕様が異なる場合がある。※商品の入荷日・販売日が若干前後する可能性がある。※都合により入荷しない場合がある。※アイテムがなくなり次第終了する場合がある。
2022年12月11日書籍『名画のティータイム 拡大でみる60の紅茶文化事典』が、2022年12月5日(月)より全国書店などにて発売される。“紅茶”にまつわる60の名画を収録『名画のティータイム 拡大でみる60の紅茶文化事典』は、“紅茶”にまつわる60の名画を集めた書籍。「紅茶占い」や「アフタヌーンティー」「ティードレス」「ティーセット」などのテーマごとに、その背景にある歴史・文化を解説する。紅茶や喫茶文化の背景を解説たとえば、ジョージ・ダンロップ・レスリーの絵画《お茶》に描かれる「ブルー&ホワイト」のティーセットに着目したページでは、「ブルー&ホワイト」の食器が登場した経緯や、発展していった流れ、背景にある逸話などを紹介。さらに、メアリー・カサットによる作品《お茶》に関連した、家で喫茶をする習慣「アトホーム」に関する解説や、ジョージ・ダンロップ・レスリーによる《アフタヌーンティー》に描かれている「シュガートング」にまつわるエピソードも登場。絵画を眺めながら、紅茶や喫茶文化についての理解を深めていくことができる。また、絵画作品は全体像に加え、紅茶にまつわるモチーフが描かれている部分を拡大した図もあわせて掲載。絵画に描かれたモチーフのディテールまで楽しめる仕様となっている。【詳細】『名画のティータイム 拡大でみる60の紅茶文化事典』発売日:2022年12月5日(月)展開場所:全国書店、ネット書店、電子書籍著者:Cha Tea 紅茶教室価格:3,520円判型・ページ数:四六判・256ページ発行:創元社
2022年12月08日書籍『美しい名画の配色イメージ ポストカードブック 西洋編』が2022年7月14日(木)に発売される。人気画家の名画の配色がポストカードに!書籍『美しい名画の配色イメージ ポストカードブック 西洋編』は、ラファエロ、フェルメール、ゴッホ、マティスなど、各時代を代表する人気画家の名画をモチーフにしたオリジナルポストカードブック。各作品の美しい配色イメージをストライプに仕立て、ポストカードに落とし込んだ。ポストカードとしてメッセージを書くのはもちろん、インテリアとして部屋に飾るのもオススメ。スタイルを選ばず、好みにあわせて自由に楽しめるポストカードブックとなっている。【詳細】書籍『美しい名画の配色イメージ ポストカードブック 西洋編』1,760円発売日:2022年7月14日(木)著者・デザイナー:高田雄吉仕様:B6判変型(154×107mm)/ハードカバー/16ページ+ポストカード24枚(Full Color)発行元:パイ インターナショナル
2022年07月14日ダイソーのカードミラーはすぐに取り出せて便利とのこと。とても薄いので、カードケースやスマホケースなどに入れることができます。以前もカードミラーを紹介しましたが、今回はミラーの裏面が名画に。お好きなデザインが選べます。手のひらサイズの名画とともにダイソーの店内でひときわ目を引いたのは「カードミラー名画」。100円ショップで見る名画に、思わず心躍ります!しかし、これはただの名画のレプリカではなく、実用性を兼ね備えたカードミラーなんです。美術館のショップで見るようなアイテムなので、定価110円(税込)なのはお得感がありますね。調べてみたところ、名画シリーズのカードミラーは全9種類あるようです。『ひまわり』や『モナ・リザ』など、だれもが知る作品も。うすくて割れにくいアクリルミラーカードミラー自体はとてもうすく、カードケースやポーチに入れてもかさばりません。また、アクリル素材なので、落としても割れません。鏡を使用する際には、保護フィルムをはがしてお使いください。交通系ICカードとほぼ同じサイズカードサイズということで、交通系ICカードと比べてみました。交通系ICカードとほぼ同じくらいの大きさですが、よく見るとカードミラーの方がやや小さいです。スマホケースにも入るサイズ交通系ICカードとほぼ同じサイズなので、スマホケースに入れるのにもぴったり。スマホはいつも持ち歩くものなので、スマホケースに入れていれば手軽に身だしなみの確認ができます。気になった時にサッと出せる名画のカードミラーダイソーのカードミラーには有名な絵画が描かれていておしゃれ。うすくて、スマホケースにも入るサイズなので、いつでも手軽に使用可能です。アクリル素材の鏡になっているので、割れる心配がないのは安心ですね。9種類のデザインがありますので、お好きなものを探してみてください。※記事内の情報は執筆時のものになります。価格変更や、販売終了の可能性もございますので、ご了承くださいませ。また、店舗ごとに在庫が異なるため、お立ち寄りの店舗へお問い合わせください。"
2022年07月07日アカデミー賞俳優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンが共演、日英同日公開となった『ゴヤの名画と優しい泥棒』。製作国イギリスでは、652スクリーンで拡大公開し週末3日間累計は992,261ポンドを達成、大作が多数公開される中、興行収入ランキングでは『ナイル殺人事件』を抑え初登場3位となった。この度、ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンがまるで夫婦漫才かのような掛け合いを魅せる本編映像が解禁となった。『アイリス』(2001)でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』など話題作に出演するジム・ブロードベントと、『クィーン』(06)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、『黄金のアデーレ 名画の帰還』や『RED』『ワイルド・スピード』シリーズなどジャンルを問わず活躍するヘレン・ミレン。今回解禁された映像は、イギリスが誇る名優2人による、息の合った軽妙なやり取りを堪能できるシーン。バントン夫妻が夕食を食べ終えたところ、ジャッキー(フィン・ホワイトヘッド)が兄ケニー(ジャック・バンデイラ)と帰宅する場面から始まる。ケンプトン(ジム・ブロードベント)が「“放蕩息子の帰還”金を渡すな」と呟くと、ドロシー(ヘレン・ミレン)は「お金はない」と嫌味を吐く。自身が入店禁止を食らっているパブに、息子たちが行っていたと知ったケンプトンは「裏切者」と呟き、「最低の店だ」「私を“トイレ紙泥棒”と」と愚痴をこぼす。それにドロシーはすかさず「盗んだわ」とツッコミ。「そうだが証拠はないぞ」と食い下がるケンプトンだったが、これにもドロシーが「バカなの?」と辛辣な言葉で返す。言い返す言葉に困ったケンプトンは言葉に詰まる。ケンプトンが「ニュースつけろ」と言うと、ドロシーはテレビを見るための「許可証がない」と返答。ケンプトンは過去に受信料未払いで逮捕されている。小言を並べるケンプトンに毒舌で応酬するドロシーの掛け合いは、まるで夫婦漫才のよう。そんな中、ドロシーをよそにケンプトンがテレビをつけ、ようやく家族団らんかと思いきや、今度はケニーとドロシーの親子喧嘩へ。ケニーは部屋を飛び出し、ドロシーは追いかけるも口論は続く。ケンプトンは「“国連”が介入するか」と仲裁に向かうが、1人残ったジャッキーは「ウェリントン公爵」がゴヤ史上最高額で購入されたと報道されているテレビを興味深そうに眺めている…。この一家の様子を収めたシーンは、これから起こる盗難事件を予感させる場面にもなっている。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴヤの名画と優しい泥棒 2022年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2022年03月04日絵画を中心に、陶磁や漆工などの工芸品約100件(前・後期合わせて)を展示し、日本の四季がどのように表現されてきたかを紹介する『花鳥風月 名画で見る日本の四季』が、2022年3月6日(日)より開催される。春の桜、初夏の牡丹に燕子花、秋の紅葉に冬の雪……。日本人は古くから、自然に親しみ、四季の風物を愛で、その美しい景色やわき起こる感情を絵画や詩歌などに表してきた。正月に始まり、ひな祭りや端午の節句、さらには花見や月見、花火見物などは、脈々と現代に受け継がれてきた日本独自の風習だ。同展では、尾形光琳、酒井抱一ら琳派の作品、喜多川歌麿、葛飾北斎らによる浮世絵をはじめ、近代を代表する菱田春草や速水御舟、近年人気の高い伊藤若冲や田中一村の作品を交えながら、絵画の名作や工芸のデザインに見られる四季の美を、前期・後期に分けて紹介。前期では、春夏編とし、伊藤若冲や田中一村、速水御舟らの名品を。後期では、尾形光琳《菊図屏風》や喜多川歌麿《深川の雪》(実物展示期間:7/16~10/3。10/4から12/18までは高精細複製画を展示)をはじめ、同館の代表作品を公開する。自然に囲まれた箱根の地で、四季折々の花や鳥を慈しむ、安らぎのひとときを過ごしたい。酒井抱一《桜図》(部分) 江戸時代後期 19世紀前半 岡田美術館蔵[前期]伝・菱川師宣《江戸四季風俗図巻》(上巻部分)江戸時代前期 17~18世紀 岡田美術館蔵[前期]鈴木其一《秋の七草図》(部分)江戸時代後期19世紀前半 岡田美術館蔵[後期]葛飾北斎《雪中鴉図》(部分) 江戸時代 弘化4年(1847) 岡田美術館蔵[後期]【開催概要】『花鳥風月 名画で見る日本の四季』会期:【前期】2022年3月6日(日)~2022年7月10日(日)【後期】2022年7月16日(土)~2022年12月18日(日)会場:岡田美術館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)休館日:2022年7月11日(月)~15日(金)料金:一般・大学2,800円、高中小1,800円※リピーター割引あり■美術館公式サイト:
2022年02月28日世の中には知られざる驚きの実話が数多く存在していますが、今回映画化されたのは、名画盗難事件の真相。犯人でありながら、イギリス中を感動の渦に巻き込んだ男の嘘のような本当の話をご紹介します。『ゴヤの名画と優しい泥棒』【映画、ときどき私】 vol. 461イギリスが誇る“世界屈指の美の殿堂”として多くの人を魅了しているロンドン・ナショナル・ギャラリー。ところが、1961年にゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれ、前代未聞の大事件が発生する。その犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン。孤独な高齢者にとってテレビが唯一の娯楽だった時代に、彼らの生活を少しでも楽にしたいと盗んだ絵画の身代金で公共放送の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもうひとつの隠された真相が……。本作は、残念ながら2021年9月に急逝した『ノッティングヒルの恋人』で知られるロジャー・ミッシェル監督にとって最後の長編映画作品。そこで、その思いを受け継いだこちらの方にお話をうかがってきました。ニッキー・ベンサムさん映画業界で長年キャリアを積み、本作ではプロデューサーを務めているニッキーさん。今回は、映画化にいたった経緯やロジャー監督から学んだことなどについて、語っていただきました。―もともとはケンプトンのお孫さんからニッキーさんに送られてきたメールがきっかけだったそうですが、どういった内容だったのでしょうか。ニッキーさん ある年のカンヌ国際映画祭のプロデューサーリストを見た彼から、「僕の家族に関するすごい話があります」と突然メールが送られてきたんです。私以外にも何名かのプロデューサーに送っていたようですが、書かれていた簡単なあらすじに魅了された私はすぐに返信をしました。―つまり、その時点で「これはいい映画になる」という手ごたえを感じていたと。ニッキーさん そうですね。家族モノで、実話に基づいていて、絵画の盗難もあるというのはおもしろいので、いい映画になる可能性はいくつも秘めているなと。しかも、それがあまり知られていないというのも大きかったですね。まずは自分で調査を始め、すべての事実がはっきりしてから企画に取り掛かることにしました。ロジャーの姿勢から学ぶことは多かった―その後、本作の監督としてロジャー・ミッシェル監督を指名した理由についてお聞かせください。ニッキーさん 彼の過去作には素晴らしい作品が揃っていますが、彼の映画はたとえ規模が大きくても必ずパーソナルな部分にフォーカスしているのが魅力だと感じていました。この物語も背景にあるのは当時大きく取り上げられたスキャンダルですが、核心となるのは家族の温かみやユーモア。そういった家族ドラマを作るには、ロジャーが一番だと思ったのが理由です。彼ほどバランスの取れる監督はなかなかいないので、完璧な人選だったなと思います。なぜ彼がそこまで温かいストーリーを描けるかというと、彼自身が人間や俳優を心から愛しているから。だからこそ、俳優たちの才能を引き出し、心地よく演技できるような演出ができるのです。―ananwebでは2021年に『ブラックバード家族が家族であるうちに』でロジャー監督へ取材をさせていただき、映画作りに対する興味深いお話をたくさん聞かせていただきました。実際にロジャー監督と一緒にお仕事をされてみて、感銘を受けたこともありましたか?ニッキーさん 企画が動き始めるといろいろな混乱に陥りやすいものですが、そのときにロジャーがよく言っていたのは、「何かあったら脚本に戻れ。答えはそこにあるから」ということ。どれだけ周りが騒いでいても、そういったノイズはすべて消して、脚本をガイドとして歩んでいけばいいんだと教えてくれました。そういう彼の姿勢から学ぶことは多かったですね。それからロジャーの撮影方法はすごく効率的で、だいたい1回撮ったらOK。私としてはクローズアップや別の角度からも撮り直さなくて大丈夫かなと思っていたのですが、ロジャーは「最初の純粋な演技が一番なんだよ」とつねに自信を持って言っていました。そんなふうに、何よりも脚本と俳優を信じることを彼から教えてもらいました。ゴヤの絵には何か惹かれるものを感じた―また、本作でもうひとつの主人公と言えば、ゴヤの名画「ウェリントン公爵」。ニッキーさんはこの絵に対してどのような印象を抱かれましたか?ニッキーさん 最初にこの絵を見に行ったとき、すでに事件についてすべてのことを知っていたので、まるで有名人にでも会えたような気分でしたね(笑)。正直言って、ナショナル・ギャラリーのなかで一番素晴らしい作品だとは思いませんでしたが、絵の存在感やパワフルさという意味では、何か惹かれるものがあるとは感じました。ゴヤの作品においても、もっとも素晴らしい作品とは言えませんが、インパクトはありますし、こういったストーリーのもとにもなっているので、魅力のある作品ではないかなと。依頼をした脚本家たちと初めて会うときに「事件の現場で会いましょう」と言って絵画の前で待ち合わせしたのもおもしろかったです(笑)。―では、何か日本にまつわるエピソードについても教えていただけますか?ニッキーさん 私はオーストラリア出身なのですが、子どものころに家族旅行として初めて訪れた東京や京都、そして富士山の横を通ったときの記憶はいまでも鮮明に覚えています。それから、オーストラリアでは有名なベン・リーというシンガーソングライターがいますが、大学の同級生であった彼が日本でツアーを行ったときに撮影担当として来日したことも。日本の食事はおいしいし、人々は優しいし、地方の景色は美しいので、いろんなJ-POPのアーティストたちと一緒にツアーを回るのは素晴らしい経験でした。最近、私の子どもが日本の文化にハマっているので、旅行ができるようになったらぜひ一緒に日本へ行きたいですね。女性たちに必要なのは、自分の体験談をシェアすること―ニッキーさんは育児や介護をしながらでも女性たちが映画業界で働けるような活動にも力を注いでいますが、ご自身もそういった困難を味わったことがあるのでしょうか。ニッキーさん もちろん、私自身の経験に基づいているところもありますが、周りの女性たちの声にも耳を傾けてみたら、「キャリアは積みたいけれど、この業界にいるのは難しい」という意見が多く上がりました。そういったことが発端となりこの活動を始めることになったのですが、問題はどうすれば女性が映画業界に来てくれるかよりも、どうすれば女性たちが映画業界に残ってくれるか。それに改めて気づかされました。実際、若い世代の男女比は半々ですが、監督や上のポジションになると女性の数は減ってしまいますからね。ただ、私は文句を言うだけで終わりにするのは嫌なので、解決策を見つけて変化をもたらしたいという思いから女性たちをサポートする方法を考えました。映画業界の未来のためにも、才能のある女性たちを失わないような活動をこれからも続けていきたいです。―日本の働く女性でもキャリアと家庭との両立に悩んでいる人は多いので、アドバイスをお願いします。ニッキーさん 私が育児や介護をしながら働く女性たちのための団体を立ち上げたとき、まず初めに作ったのは、女性たちがそれぞれの体験をシェアできるコミュニティ。そこで多くの女性たちが自分の失敗談や成功談を語り合っていたのですが、そうすることで「大変なのは自分だけじゃない」と勇気づけられたと聞きました。おそらく日本の女性のみなさんも、同じような苦労があると思うので、お友達や同僚、もしくはそういった話ができるコミュニティでそれぞれの体験をシェアし合うことが大切なのではないかなと。ただ、それが一部の間だけで行われるのではなく、より多くの人の間で語り合うことができるような社会になるための働きかけも必要だと考えています。笑って泣いて心まで盗まれる!他人に対して無関心になりがちな時代だからこそ、忘れたくないのは、互いを思いやる優しさと人が寄り添い合っていくことで生まれる温もり。何ものにも代えがたい夫婦や親子の絆だけでなく、弱者のために1人で戦うケンプトンの姿は、いまの私たちに大切なものは何かを教えてくれるはずです。取材、文・志村昌美驚きの詰まった予告編はこちら!作品情報『ゴヤの名画と優しい泥棒』2月25日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開監督:ロジャー・ミッシェル出演:ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド、アンナ・マックスウェル・マーティン、マシュー・グード配給:ハピネットファントム・スタジオ©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2022年02月24日実際に起きた前代未聞の絵画盗難事件をもとにしたヒューマンドラマ『ゴヤの名画と優しい泥棒』より、出演のフィン・ホワイトヘッドのインタビュー映像が到着した。平凡な60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントンがナショナル・ギャラリーからゴヤの名画「ウェリントン公爵」を盗み出したという、1961年に起きた驚きの実話を描く本作。フィン・ホワイトヘッドはジム・ブロードベント演じる主人公ケンプトン・バントンの息子ジャッキー役を熱演している。イギリス・ロンドン生まれのフィンは、現在24歳。皿洗いのアルバイトをしながらオーディションに通い、クリストファー・ノーラン監督の大作映画『ダンケルク』(2017)の主役に大抜擢された。その後、エミー賞を受賞したNetflixオリジナル映画『ブラック・ミラー:バンダースナッチ』(2018)で主演を務め、3月に公開を控えるSF大作『ヴォイジャー』(2021)では、若手の新星タイ・シェリダンとリリー=ローズ・デップと共演している。話題作に次々と出演し、これからの活躍が期待される英国俳優の一人だ。本作でフィンが演じたのは、主人公ケンプトンの次男で、船大工として働くジャッキー。何かと口喧嘩が絶えない両親の仲を取り持つ心優しい青年で、事件に隠されたキーパーソンでもある。到着したインタビュー映像では、本作について「当時のイギリス北部の階級格差に対する市民の声が込められていると思う」と述べ、自身の役どころを「彼は父親の影響で制度に従う気はなくて、さまざまなことに疑問を持っている。政府が絵画に払った莫大なお金を福祉に回すべきだという父親に賛同している。映画の中の彼は怒りをため込んでいるけど、本当はとても物静かな人間で頭にあることを全て口にしようとはしない」と説明。主人公ケンプトンについては、「年金生活者は無料にすべきだとケンプトンは真剣に考えてる。テレビ受信料は不公平で、老人の孤独を救っているのがテレビだと信じている。そのために絵画の身代金を要求するんだ。英雄的な行動だよね。人の行動がいかに社会を変えるかという、いい見本だと思う」と魅力を語っている。同じイギリス出身の名優ジム・ブロードベントとヘレン・ミレンと念願の初共演を果たしたフィン。「最高の共演者に恵まれて至福の時だった。2人とも僕にとっては長年の憧れと尊敬の存在だったけど、そんな2人によくしてもらって楽しく仕事ができた」とふり返り、最後に観客に向けて「観客のみなさんも心を打たれると思うし、見終わったあとに心が晴れるといいな」とメッセージを贈っている。またインタビュー映像と併せて、フィン・ホワイトヘッドが写る新場面写真2点も解禁。恋人イレーヌ(エイミー・ケリー)と共にケンプトンの裁判を傍聴する姿と、仕事着で兄ケニー(ジャック・バンデイラ)と物憂げに煙草をふかす姿が収められている。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴヤの名画と優しい泥棒 2022年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2022年02月07日1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで実際に起きた名画盗難事件を基にした実話の映画化『ゴヤの名画と優しい泥棒』。この前代未聞の大事件の犯人は、名優ジム・ブロードベントが演じる60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン。今回、ケンプトンの妻ドロシーを演じたヘレン・ミレンの劇中写真とともに、ヘレンとロジャー・ミッシェル監督のコメントが解禁された。これまで『クィーン』では英国君主エリザベス女王、『RED/レッド』シリーズでは元凄腕の殺し屋、『グッドライアー偽りのゲーム』では詐欺師を演じ、『ワイルド・スピード』シリーズではカーアクションもこなすなど、幅広い活躍を見せるヘレン・ミレン。そんな彼女が本作で演じたのは、ケンプトンの長年連れ添った妻・ドロシー役。ケンプトンが職を転々とする一方で、家政婦として働き続けてきた。今回解禁となった場面写真では、エプロン姿で掃除機をかけ、スポンジで暖炉を磨き、雇い人のドレスの着替えを手伝う、かつて女王を演じたヘレンのイメージを覆す姿が収められている。ヘレンは、脚本と自身の役どころについて「愛情あふれる脚本に魅せられました。私は60年代という時代も大好きなんです。私が演じたドロシーという女性は地に足が付いた人。夫のケンプトンは夢想家だけど、いろいろな意味でとても献身的で勇気がある人だと思います」と明かし、続けて「ケンプトンだけでなく、ドロシーの態度も見習うべきですよね。夢を見るのはとてもいいことだけど、月々の支払いは待ってくれないから(笑)。だから、現実的な生活をしている人たちの声も聞くべきなんです」と語っている。ケンプトンに関する情報はたくさんあったが、脚本と1枚のドロシーの写真だけで役作りをしなければならなかったというヘレン。その写真を見て、キャラクターになりきるためには肉体的な改造が必要だと感じたという。昨年9月に逝去したロジャー・ミッシェル監督の長編遺作となる本作だが、生前の監督は「ヘレンがドロシーになりきる準備をしていたことにとても驚きました。彼女は、まったく何の気負いも衒(てら)いもなく自分を変えていったんです。観客は彼女がやったことに驚くはずです」とヘレンの変貌ぶりを称えている。ドロシー本人の写真(右)一方、ヘレンは監督について「この映画の物語には、彼の優しさ、素晴らしいユーモアのセンスそのものが反映されていると思います。物語と彼自身が真に融合していたんです」と回想している。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2月25日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴヤの名画と優しい泥棒 2022年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2022年02月05日神戸のショコラトリー「ゴンチャロフ(Goncharoff)」から、ゴッホやフェルメールの名画をパッケージにしたバレンタインチョコレート「ガルニエ」が登場。全国のゴンチャロフ店舗ほかにて販売される。“世界の名画と楽しむ”ゴンチャロフのバレンタインチョコレート神戸・北野町で創業したショコラトリー「ゴンチャロフ」が提案する「ガルニエ」は、“世界の名画とチョコレートを楽しむ”がコンセプトのブランド。展開されるチョコレートのアソートは、世界中で愛されるアートにオリジナルのアレンジを加えたパッケージで包まれる。デザインに採用されているのは、ゴッホの《ひまわり》やルノワールの《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》、フェルメールの《牛乳を注ぐ女》、ボッティチェリの《ヴィーナスの誕生》といった誰もが知る名画。思わずパケ買いしてしまう、アート好き&芸術好きにはたまらないバレンタインチョコレートだ。葛飾北斎や円山応挙らの日本画パッケージもまた、同じく「ゴンチャロフ」が展開する、“見て・食べて感じる日本”がコンセプトのブランド「甘味画廊」もおすすめだ。栗、小豆、紫芋など和の素材を使い、和菓子をミニチュアサイズで表現したチョコレートや、縁起物とされる羽子板をイメージしたチョコレートなど“和”をモチーフにした華やかなお菓子を、葛飾北斎や円山応挙らの日本画のパッケージに詰め込んでいる。【詳細】ゴンチャロフ「ガルニエ」「甘味画廊」販売期間:2022年1月12日(水)より順次取扱店舗:全国のゴンチャロフ店舗 / ゴンチャロフ公式オンラインストア※オンラインストアは2月9日(水)10:00までの取り扱い※店舗により取扱いのない場合あり。※取扱商品や展開期間は変更になる場合あり。価格例:<ガルニエ>ガルニエ K(21個入り) 2,700円<甘味画廊>和菓子セット C(4個入り) 756円
2022年01月22日1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで実際に起きた絵画盗難事件の知られざる真相を描いたロジャー・ミッシェル監督作『ゴヤの名画と優しい泥棒』より、出演するマシュー・グードのインタビュー映像が到着した。先月公開されたばかりの『キングスマン:ファースト・エージェント』での副官モートン役での出演も記憶に新しいマシューだが、これまで『マッチポイント』(05)、『ウォッチメン』『シングルマン』(ともに09)、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(15)など数々の話題作に出演。テレビドラマ「グッド・ワイフ 彼女の評決」や「ダウントン・アビー」シリーズでも人気を博し、「ザ・クラウン」では、エミー賞ドラマシリーズ部門ゲスト男優賞を受賞している。英国紳士らしい端正な顔立ちと洗練された佇まいで存在感を放ち、観る者を釘付けにしてきた。本作でマシューが演じるのは、ゴヤの絵画を盗み、前代未聞の大事件の犯人として捕らえられた主人公ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)を弁護する敏腕弁護士ジェレミー・ハッチソン。解禁されたインタビュー映像では、自身の役どころについて「当時売れっ子の法廷弁護人として非常に有名な人物」「この裁判で彼がケンプトンを無罪にしたため法律を変えざるを得なくなった」と説明している。主役を務めたジム・ブロードベントについては、「彼が誰にでも愛される理由は、単に才能があるというだけじゃなくて、彼の演技にはムダなところがない。すごくピュアでとても繊細なんだ。余分なところがない。だからお手本なんだ」と絶賛。「誰にでも優しくてすごく面白い人だ。無口に思える時もあるけど、笑い声を上げてくれたらそれだけで嬉しくなる」とジムの人柄の良さも称えている。また、昨年9月に惜しくも逝去したロジャー・ミッシェル監督について「最高の監督だと仲間から聞いていたんだ」と明かし、「ジムの演技同様に演出にムダなところがない。彼はカメラを熟知している。いいスタッフも揃えている。思慮深く落ち着いていてすごく頭がいい。いい物を作るための最良の方法は、全員が平等でヒエラルキーがないことだ」と監督の手腕について熱く語る様子も。さらに本作の見せ場となる法廷シーンにも言及。「ケンプトンの弁明力は未知だった。証人尋問も反対尋問も見事に切り抜けて、ケンプトンは傍聴人を味方につける。僕の役のハッチンソンは、それを利用して独自の論法を展開するんだ」とふり返り、「作品も脚本も出演者もすばらしい。楽しんでもらえるよ。僕らも笑ったからね」と太鼓判を押している。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴヤの名画と優しい泥棒 2022年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2022年01月18日書籍『フェルメールの世界-拡大図でたどる静謐の物語』が、2022年1月21日(金)に発売される。フェルメールの世界を、拡大図で紐解く名画の細やかなディテールを、高精細の拡大画像で紹介する「拡大で見る!」シリーズから、第3弾『フェルメールの世界-拡大図でたどる静謐の物語』が登場。今回は17世紀オランダの随一の人気を誇るヨハネス・フェルメールの絵画にフォーカスし、その細部に迫りながら、フェルメールの多様な魅力を解き明かす。世界的な名画をディテールから解説本書籍で取り上げられている作品は、『牛乳を注ぐ女』『真珠の耳飾りの少女』『恋文』『手紙を読む青衣の女』といった、フェルメールを代表する名画ばかり。作品同士を比較しながら、色彩やデザイン、ファッション、インテリアに至るまで、作中の様々なディテールについて細やかな解説を行う。そのボリューミーな内容は全288ページに及ぶほど。読み応えたっぷりに仕上げた、ファン必見の一冊となっている。【詳細】書籍『フェルメールの世界-拡大図でたどる静謐の物語』B5判変型/ソフトカバー/ 288ページ発売日:2022年1月21日(金)価格:3,630円著者:ゲイリー・シュヴァルツ翻訳:熊澤弘発行元:パイ インターナショナル
2022年01月17日1961年、ロンドン・ナショナル・ギャラリーで実際に起きたゴヤの名画盗難事件の知られざる真相を描いた映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』より、予告編とポスタービジュアル・場面写真が解禁された。この度解禁となったポスターには「公爵さん、お借りします」というキャッチコピーが添えられ、寄り添う夫婦の横にはケンプトン・バントンが盗んだ「ウェリントン公爵」が置かれている。また場面写真では、キッチンで仲睦まじく手を取り合う夫婦の姿や、息子(フィオン・ホワイトヘッド)と共に街頭でTVの受信料無料を訴えるケンプトン・バントンの姿など、それぞれのキャラクターが切り取られた。併せて公開となった予告編は、ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)が裁判官に起訴状を読み上げられる場面から始まり、前代未聞の名画盗難事件の裏側をテンポよく映し出す。実の犯人であるケンプトンは自らを「理不尽な税金と闘う私は、ロビン・フッドみたいだ」と称すも、妻のドロシー(ヘレン・ミレン)は「ただのバカよ」と一蹴。本作の見どころのひとつでもある、バントン夫妻の軽妙なやり取りを垣間見ることができる。またケンプトンの「弱きを助ける」信念の強さが描かれており、彼の弁護人(マシュー・グード)は法廷で「彼は盗っ人ではありません。ゴヤを借りて世界の弱者を救おうとした」と説く。そして、まるでいまを生きる私たちに語りかけるかのような「人は誰しも孤立する時が来る。だから寄り添う人が必要だ」というケンプトンの言葉が続き、名画で世界を救おうと人々に優しく寄り添ったケンプトン・バントンの魅力がたっぷりと詰め込まれた映像に仕上がっている。さらに予告の最後には、「怖い絵」の著書・美術評論家の中野京子より、「アガサ・クリスティーのミステリーばりに、アッと驚くサプライズまで用意されているので、お楽しみに!」というコメントが添えられ、映画ファンだけではなく、ミステリーファン、絵画ファンも見逃せない一作であることを期待させる。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は2022年2月25日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ゴヤの名画と優しい泥棒 2022年2月25日よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開©PATHE PRODUCTIONS LIMITED 2020
2021年11月25日映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』が、2022年2月25日(金)より、TOHOシネマズ シャンテ他で全国ロードショー。ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作にあたる。“ゴヤの名画”盗難事件に隠された感動の実話映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』は、197年の歴史を誇るロンドン・ナショナル・ギャラリーで起きた、フランシスコ・デ・ゴヤの名画「ウェリントン公爵」盗難事件をベースとする物語。この盗難事件は、名もなきタクシー運転手の人生を懸けた大勝負だった。イギリス中を巻き込んだ、笑いと涙溢れる感動の実話を映画化する。<映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』あらすじ>ロンドン・ナショナル・ギャラリーとは、世界中から年間600万人以上が来訪する美術館。13世紀後半から20世紀初頭にわたる2300点以上もの貴重なコレクションを揃え、「英国の至宝」と称えられている。1961年。197年の歴史を誇るこのの美術館・ロンドン・ナショナル・ギャラリーから、スペイン最大の画家と謳われるフランシスコ・デ・ゴヤの名画「ウェリントン公爵」が盗まれた。ロンドン警視庁はその巧妙な手口から、国際的なギャング集団による周到な計画による犯行だと断定。ところが、この前代未聞の事件の犯人はケンプトン・バントン、60歳。長年連れ添った妻と優しい息子とニューカッスルの小さなアパートで年金暮らしをするごく普通のタクシー運転手だった。孤独な高齢者が、TVに社会との繋がりを求めていた時代。彼らの生活を少しでも楽にしようと、盗んだ絵画の身代金で公共放送(BBC)の受信料を肩代わりしようと企てたのだ。しかし、事件にはもうひとつの隠された真相が・・。当時、イギリス中の人々を巻き込んだケンプトン・バントンの“優しい嘘”とはー!?名優ジム・ブロードベントが主演主人公ケンプトン...ジム・ブロードベント「ウェリントン公爵」盗難事件を企てた60歳のタクシー運転手。彼がついた優しい嘘とは...?主演を務めるのは、『アイリス』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや、『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』、『パディントン』シリーズなどに出演するジム・ブロードベント。イギリスが誇る名優が、ユーモアとウィットに溢れた演技を披露している。ドロシー...ヘレン・ミレンケンプトンの長年連れ添った妻。職を転々とするケンプトンに代わって、家政婦として働く一家の大黒柱的存在。演じるのは、『クィーン』でアカデミー賞やゴールデングローブ賞などで主演女優賞を獲得し、『黄金のアデーレ 名画の帰還』や『ワイルド・スピード』シリーズなどでジャンルレスに活躍する女優ヘレン・ミレン。長年連れ添った夫婦のドラマに、重厚感を持たせている。ジャッキー...フィオン・ホワイトヘッド夫婦の息子。『ダンケルク』で好演したフィオン・ホワイトヘッドが担当する。ジェレミー・ハッチソン...マシュー・グード敏腕弁護士。『ダウントン・アビー』『キングスマン:ファースト・エージェント』のマシュー・グードが務める。『ノッティングヒルの恋人』ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作監督は、『ノッティングヒルの恋人』で知られるロジャー・ミッシェル。2022年にエリザベス2世の素顔に迫ったドキュメンタリー『Elizabeth』の公開を控えていたが、2021年9月に65歳の若さで惜しまれながらも逝去。『ゴヤの名画と優しい泥棒』が、長編遺作となった。『恋とニュースのつくり方』『私が愛した大統領』『ウィークエンドはパリで』などに通ずるテンポの良い作風は、『ゴヤの名画と優しい泥棒』でも健在。人と人との温かな触れ合いを描き、観る者すべての心を爽やかな気持ちで包み込む。【詳細】映画『ゴヤの名画と優しい泥棒』公開日:2022年2月25日(金)監督:ロジャー・ミッシェル出演:ジム・ブロードベント、ヘレン・ミレン、フィオン・ホワイトヘッド、アンナ・マックスウェル・マーティン、マシュー・グード2020年/イギリス/英語/95分/シネマスコープ/5.1ch/原題:THE DUKE /日本語字幕:松浦美奈
2021年11月01日ロジャー・ミッシェル監督の長編遺作『THE DUKE』が邦題を『ゴヤの名画と優しい泥棒』として、2022年2月に公開することが決定した。世界中から年間600万人以上が来訪・13世紀後半から20世紀初頭までの間の2300点以上の貴重なコレクションを揃え「英国の至宝」と称えられる美術館ロンドン・ナショナル・ギャラリー。1961年、その場所でスペイン最大の画家と謳われるフランシスコ・デ・ゴヤの「ウェリントン公爵」盗難事件が起こった。この事件の犯人は、60歳のタクシー運転手ケンプトン・バントン(ジム・ブロードベント)。彼はゴヤの絵画を“人質”に取り、イギリス政府に対して身代金を要求。TVが唯一の娯楽だった時代、その身代金を寄付してイギリスの公共放送であるBBCの受信料を無料にすることで、孤独な高齢者たちの生活を助けようと行動を起こしたのだ。しかし、事件にはもう一つの真相が隠されていて…。約50年後に明かされる、イギリス中を巻き込んだその“優しい嘘”とは――。実話を基に、名もなきタクシー運転手の人生を懸けた大勝負を描く本作。監督は『ノッティングヒルの恋人』『ブラックバード 家族が家族であるうちに』のロジャー・ミッシェル。今後の待機作に、エリザベス2世の素顔に迫ったドキュメンタリー『Elizabeth』が控えていたが、今年の9月に65歳の若さで惜しまれながらも逝去し、本作が長編遺作となった。ロジャー・ミッシェル監督 Photo by Larry Busacca/Getty Images主人公ケンプトンを演じたのは『アイリス』でアカデミー賞助演男優賞を受賞し、『ハリー・ポッター』シリーズや『パディントン』シリーズなど数多くの作品に出演するイギリスを代表する名優ジム・ブロードベント。「ジムの演技は愛情たっぷりで、彼が演じた主人公を愛さずにはいられない」と監督が語る通り、本作でもユーモアとウィットに溢れる演技を披露している。さらにジャンルを問わず幅広い作品に出演し、圧倒的な存在感を放つ女優ヘレン・ミレンがケンプトンの妻を演じ、長年連れ添った夫婦のドラマに重厚感を持たせている。また2人の息子役は『ダンケルク』のフィオン・ホワイトヘッドが演じ、フレッシュな魅力も見逃せない。『恋とニュースのつくり方』、『私が愛した大統領』、『ウィークエンドはパリで』などに通ずるテンポの良いウェルメイドな作風は本作でも健在。人と人との温かな触れ合いを描き、観客の心を爽やかな気持ちに包み込む感動作が誕生した。『ゴヤの名画と優しい泥棒』は、2022年2月25日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2021年10月29日グスタフ・クリムトの名画をモチーフにした、メデ・ジュウキュウ(MEDE19F)のネイルシールが、西武池袋本店に登場。2021年10月26日(火)までの期間限定ショップ「フェリシモ フェスティバル」にて販売される。クリムトの名画が“ジェルネイル風”ネイルシールにメデ・ジュウキュウは、ネイリスト大森莉紗が描き下ろす名画モチーフのネイルシールを展開するブランド。爪にシールを貼るだけで、簡単にぷっくりとしたジェルネイル風のネイルを楽しむことができる。普段はオンライン販売のみの展開だが、「フェリシモ フェスティバル」会期中は実際に手に取って購入することが可能だ。19世紀末ウィーンを代表する画家、 グスタフ・クリムトの作品から着想を得たオリジナルネイルシールは、デコラティブな絵画のモチーフを繊細に表現したデザインが魅力。新デザインのネイルシールをはじめ、「接吻」「ユディトI」といった名作を落とし込んだ透明感あふれるネイルシールなど、ゴールド調箔を使用した華やかなネイルシールが揃う。クリムト「接吻」トップスや浮世絵モチーフの雑貨もその他、「フェリシモ フェスティバル」では、クリムトの代表作「接吻」から着想を得たトップスをはじめ「世界の名画」をモチーフとしたアパレル、葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」をモチーフにした猫のつめとぎなど、ネイルシールと同じく普段は通販のみで展開されているアートモチーフのアイテムを店頭販売する。【詳細】クリムトの世界をまとう ネイルシールII販売期間:2021年10月6日(水)~26日(火)販売場所:西武池袋本店4階(中央A7)イベントスペース NEWS 期間限定ショップ「フェリシモ フェスティバル」住所:東京都豊島区南池袋1-28-1価格:各1,628円セット内容:ネイルシールシート2枚(両手約2回分)【問い合わせ先】TEL:0120-055-820(通話料無料)受付時間:月曜~金曜/9:00~17:00
2021年10月14日シンヤコヅカ(SHINYAKOZUKA)の2022年春夏コレクションが2021年8月31日(火)に東京・品川のWHAT CAFEで発表された。名画の感動を拡張させてデザイナーの小塚信哉は、とある日曜の晩に自宅で、とある名作映画を15年ぶりに観た。久しぶりに観たその映画はとても面白く、良い夜を過ごせたという。その時に小塚が思ったのは、「デザイナーという職業はこの映画をモチーフやテーマにするのではなく、この映画で観て得た小さな感動やきっかけを最大限に誇張する事をテーマにするべきだ」ということ。“青いインク漏れ”から始まる連想の旅今季のコレクションを手掛けるにあたり、最初のインスピレーション源となったのは“青いインク漏れ”。インク漏れが海のように広く染み渡っていくように、<小さなきっかけ>をできるだけ誇張したいと考え、“青いインク漏れ”から万年筆やボールペンを連想させた。さらに、「線」のツールとして捉えた万年筆やボールペンから、作品や手紙を完成させるために行う“下書き”をイメージした。作品であればより美しく、手紙であればより気持ちが伝わるために行う“下書き”は、とても素敵なものであると気付いたという。そんな視点から今季のコレクションタイトルは、「SWEET ROUGH DRAFT(素敵な下書き)」と名付けた。“青い鳥”を描いたニットやスカーフまず目を引くのは、はっとさせるほど鮮やかなブルー。ジャケットやセーター、ワンピースなどには、“下書き”のようなクラフト感溢れる青いペイントをオン。フロントポケット付きのニットや光沢感のあるスカーフには、様々な色調の青で儚げな鳥を描いた。シースルー素材のジャケット×ストライプシャツワンピースまた、透け感のある素材やざっくりとしたニットのアウターを合わせることで、インナーの柄を見せるようなスタイリングも散見された。シースルー素材のジャケットには、ストライプ柄のシャツワンピースを忍ばせて。網目の粗いニットカーディガンは、格子柄のニットベストやストライプシャツと一緒に提案した。いずれも、複数の線が重なり合う“下書き”のような奥行きのあるルックスに仕上がっているのが印象的だ。オーバーサイズのワークウェア今季は、ユーロワークスタイルからファッション観を培ったというシンヤコヅカらしく、ワークジャケットやワークパンツ、ジャンプスーツなどのワークウェアも豊富なラインナップで登場。コーデュロイで仕上げたマルチカラーのジャケットやホワイトのラインでアクセントを加えたパンツなどがリラクシングなオーバーサイズで展開された。
2021年09月03日書籍『名画のドレス拡大でみる60の服飾小事典』が、2021年7月に発売される。絵画作品とともにたどる西洋服飾史『名画のドレス拡大でみる60の服飾小事典』は、ロココから印象派までの絵画作品を通して、18世紀から19世紀の西洋服飾史を紹介する書籍だ。本書では、リボンや刺繍、花飾り、扇といったディテールに着目し、それらにまつわるロマンティックなエピソードを紹介。たとえば18世紀の肖像画に描かれた花飾りは実物のこともあり、小さな花瓶に水を入れ、それを器用に頭の中やドレスに隠して花が枯れないようにしていたという。見開きに拡大した刺繡など、見応えのあるオールカラーで、画家たちが技巧の限りを尽くして描いた装いを楽しむことができそうだ。詳細書籍『名画のドレス拡大でみる60の服飾小事典』配本予定日:2021年7月14日(水)著者:内村理奈価格:3,520円判型・ページ数:4-6・256ページ発行:平凡社
2021年07月03日機能性と遊び心あふれるデザインを兼ね備えた猫グッズを展開している『フェリシモ猫部』から、葛飾北斎の名画をモチーフにした新グッズが登場しました!新たに発売されたのは、葛飾北斎『富嶽三十六景』の『神奈川沖浪裏』をモチーフにした、猫用つめとぎ。その名も『名画をたしなむ猫のつめとぎ〈葛飾北斎 神奈川沖浪裏〉』は、ダイナミックに描かれた波の絶妙なカーブ部分が、猫のつめとぎになっています!また、波の盛り上がった部分は、猫のあごにフィットするサイズで、つめとぎだけでなく、くつろぎベッドにも使える設計。愛猫がつめとぎにのれば、アーティスティックな写真が撮れること間違いなしです!サイズは、縦約403、横約593。つめとぎ台の部分は、猫がゆったり寝転べる幅をもたせ、背景部分も積層ダンボール製で、しっかり厚みと硬さがあるため、スリスリと体をこすりつけるのにも最適です。和風な猫はもちろん、いろいろな毛色の猫にマッチする『名画をたしなむ猫のつめとぎ〈葛飾北斎 神奈川沖浪裏〉』は、1セット9千円(税別)。フェリシモ猫部のオンラインショップで発売中で、販売価格の一部は飼い主のいない動物の保護と里親探し活動、野良猫の過剰繁殖防止活動、災害時の動物保護活動などに活用されます。愛猫をのせて、あなただけのアートな1枚を撮影してみてはいかがですか。[文・構成/grape編集部]
2021年06月30日クロード・モネやグスタフ・クリムトの名画をモチーフにした、メデ・ジュウキュウ(MEDE19F)のネイルシールが、期間限定で店頭に登場。2021年4月6日(火)まで東京・西武池袋本店、3月28日(日)まで愛知・東急ハンズ名古屋店、4月18日(日)まで大阪・東急ハンズあべのキューズモール店で販売される。名画モチーフの人気ネイルシールが店頭にメデ・ジュウキュウは、ネイリスト大森莉紗が描き下ろした名画モチーフのネイルシールで人気を博すブランド。シールを爪に貼るだけで、“ぷっくり”ジェルネイル風に仕上がるのも人気の秘密だ。今回は、通常フェリシモのオンラインストアでしか手に入れることができないネイルシールを、実際に手に取って購入することができる。モネ着想のネイルシール店頭展開されるのは4人の画家をモチーフにしたネイルシール。「モネの世界をまとうネイルシール」は、印象派を代表するフランスの画家クロード・モネの、淡くやわらかな色遣いを再現したもの。極細の筆を使い、モネならではの自然のきらめきや空気感までを、細やかに表現している。クリムト着想のネイルシール「クリムトの世界をまとうネイルシール」は、19世紀末ウィーンを代表する画家、グスタフ・クリムトから着想したネイルシール。クリムトの「黄金様式」時代の作品を中心にイメージを広げ、緻密なオリジナルアートを制作した。モリス着想のネイルシール19世紀イギリスに生まれ、モダンデザインの先駆者としてその名を轟かせたウィリアム・モリスの作風を落とし込んだのが「モリスの世界をまとうネイルシール」。モリスの図柄にインスパイアされたアートを、繊細に表現している。ルドゥーテ着想のネイルシール「ルドゥーテの世界をまとうネイルシール」は、17~18世紀のフランス宮廷で活躍した植物画家、ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテをフィーチャー。マリー・アントワネットや、ナポレオンの皇妃ジョセフィーヌのお気に入りでもあったという「花の画家」ルドゥーテの作品を、ネイルシートに再現した。植物が“浮き出て”見えるクリアネイル風に仕上げている。【詳細】・モネの世界をまとうネイルシール 1,628円・クリムトの世界をまとうネイルシール 1,628円・モリスの世界をまとうネイルシール 1,628円・ルドゥーテの世界をまとうネイルシール 1,628円※価格は全て税込。セット内容:ネイルシールシート2枚(両手約2回分)【展開店舗】・西武池袋本店4階イベントスペースNEWS 期間限定ショップ期間:~2021年4月6日(火)まで住所:東京都豊島区南池袋1-28-1・東急ハンズ名古屋店期間:~3月28日(日)まで住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 東急ハンズ名古屋店10F登りエスカレータ前(ジェイアール名古屋タカシマヤ内 5F~11F)・東急ハンズあべのキューズモール店期間:~4月18日(日)まで住所:大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-6-1 あべのキューズモール B1F※上記店舗では、モネ、クリムト、ルデュ―テ、モリスの4シリーズ(各3柄)を展開。※フェリシモ公式オンラインストアではターナーも含む全種を販売。【問い合わせ先】TEL:0120-055-820(通話料無料)受付時間:月曜~金曜/9:00~17:00
2021年03月26日「名画の謎」「怖い絵」シリーズなどで知られる中野京子さんに“官能”をテーマに、2点の絵画を選んでいただきました。描かれる者の美しさのみならず、背景にある物語を知ることで、ますますその色香に魅せられ、目が離せなくなってしまうはず。2つの名画から浮かび上がる、官能表現の普遍性。人間が甘味を好むのは、それがエネルギー源であることを体が知っており、快を感じるようにプログラムされているからだという。では美しい人を好む理由は?それは自分の子孫を残したいため、との説がある。つまり男女問わず美しい人というのは――時代や文化によって美の基準が異なるとはいえ――概ね、若くて肌がなめらかで目鼻のパーツが整い、肉体に瑕疵がない。言いかえれば、そのような相手との間に生まれる子は健康で生き延びる確率が高く、自分のDNAを末永く伝えてくれる可能性がある。だから多くの人は無意識に美しい人に惹かれ、また美しい人を見ることに快を覚えるのだそうだ。かなり説得力のある説と思われる。絵画に美男美女があふれているのも無理からぬことだろう。さらには、画面に描かれたそれら美男美女が、単に外見が美しいだけでなく、セクシュアルな魅力にあふれているのも当然ということになる。たとえ絵の中であれ、描く方も観る方も美によって官能を刺激されることが「快」となる。さて、そうなると画中の美しい人は笑ってはなるまい。微笑みを浮かべて誘うことはあっても、ほがらかな笑いは官能とは相性が悪い。なぜなら(ごく一般的な例で言うのだが)真剣な性の営みのさなかに笑いだされて平気な者はおるまいから。十九世紀フランスの新古典派ジャン・ブロック作「ヒュアキントスの死」を見よう。ギリシャ神話におけるヒヤシンス(=ヒュアキントス)の花の誕生譚でもあるこの物語は――太陽神アポロンがスパルタ王の息子ヒュアキントスを愛し、片時もそばから離さなかった。ある日、いつものように野原で円盤投げをしていると、二人の仲を嫉妬した西風ゼフュロスが円盤を急旋回させ、ヒュアキントスの頭にぶつけた。嘆くアポロンの腕の中でヒュアキントスは息絶え、彼の血で染まった大地からは赤いヒヤシンスの花が咲いた……。ブロックは画面のすみずみにまで、抜かりなく小道具をちりばめている。黄昏時の野原。西からの風にひるがえる赤いスカーフ。アポロンは彼のアトリビュート(その人物をあらわす持ち物)たる矢筒を背に負い、死にゆくヒュアキントスを愛しげに抱きしめる。足元には血のにじんだ円盤とヒヤシンスの花。二人の肉体は少年から青年への移行期にある、まだ男女の性差定かならぬ繊細な美しさと、けぶるような柔らかさに輝いており、ボーイズラブのお手本のごとき完璧さだ。何よりヒュアキントスの表情、それは愛に包まれて死へ向かうというよりむしろ、性愛における没我状態と見紛うばかりだ。もちろん画家はそれを意図している。観る者にそれを喚起させようとしている。一瞬の自己崩壊たる性の恍惚は限りなく死に近いことを、観る者にありありとイメージさせようとしている。そしてもちろんそれに成功している。もう少し控えめな官能表現もある。イギリスのラファエロ前派に属するダンテ・ゲイブリエル・ロセッティの「ベアタ・ベアトリクス」。名前からわかるように、ロセッティはダンテ研究家の父からこの名を与えられ、自らをダンテに、自分の妻リジーをダンテの永遠の恋人たるベアトリーチェに投影してこの作品を描いた。リジーは病弱で痛み止めに服用していたアヘンチンキ中毒となり、摂取過剰で若くして死んでいる。これは死後に制作されたもの。リジーの手に赤い鳥がケシ(=ポピー)を運ぶ。アヘンのもととなるこの花のシンボルは夢と死だ。独特な魅力を放つリジーの顔。だがその表情はヒュアキントスとよく似ている。顎をあげ、目を閉じ、かすかに口を開け、恍惚に身をまかす。ヌードでなくとも十分エロティックだ。こうした官能表現は世界共通だからこそ、絵ばかりでなく映像にも使われ続けているのだ。ジャン・ブロック作「ヒュアキントスの死」作者は、ルネサンス期の写実的な表現を追求した「新古典派」の画家、ジャン・ブロック(1771~1850年)。代表作といわれる本作は1801年に発表。フランス西部ポワティエ州のサントクロワ美術館に所蔵。提供:ALBUM/アフロPOINT1:性愛の没我状態を彷彿させる表情POINT2:柔らかく輝く二人の肉体ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ作「ベアタ・ベアトリクス」ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ(1828~’82年)はロンドンのイタリア系の家族に生まれる。本作は1864~’70年の間に発表(モデルとなった妻リジーの死後)。イギリス・ロンドンのテート・ギャラリー所蔵。提供:akg‐images/アフロPOINT1:恍惚に身をまかせた表情POINT2:ケシ(=ポピー)の花は夢と死を象徴中野京子さん北海道生まれ。作家、ドイツ文学者。西洋の歴史や芸術に造詣が深く、「名画の謎」シリーズ(文藝春秋)、「怖い絵」シリーズ(角川文庫)ほか、多数の書籍の執筆、新聞や雑誌での解説を手掛ける。近著に『運命の絵 なぜ、ままならない』(文藝春秋)が。※『anan』2021年2月10日号より。(by anan編集部)
2021年02月06日2020年10月10日(土)、上野の森美術館で 『ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展―名画で読み解く 英国王室物語―』が開幕した。2021年1月11日(月・祝)まで開催されている。この展覧会は、世界屈指の肖像画専門美術館であるロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーが所蔵する王室の肖像画や肖像写真、約90点を展示するもの。テューダ―朝から現在のウインザー朝までの肖像を通して、世界中を虜にした王室の物語だけでなく、王室の権力の誇示の仕方なども読み解いていく。展覧会冒頭に登場するのは、現在の女王、エリザベス2世。歴史上最も多く肖像画に描かれた人物の一人だ。月10日(土)~2021年1月11日(月・祝)、上野の森美術館にて開催【チケットぴあ】
2020年10月13日ヨーロッパの名画を網羅する「ロンドン・ナショナル・ギャラリー」の大規模所蔵作品展が、3カ月の延期を経て開催中!絵画の“大きさ”に注目すると、また違った見え方が。同展の監修者・川瀬佑介さん(国立西洋美術館主任研究員)に、お話を伺いました。■大きさが求められた教会の宗教画「古い時代、絵画の注文主は特権階級の人たちでした。特に教会が依頼した宗教画は、大きなサイズのものが多い。広い公共のスペースに展示され、遠くからも見えないといけなかったからです」(川瀬さん・以下同)女子修道院のために描かれた、カルロ・クリヴェッリ『聖エミディウスを伴う受胎告知』(1486年)は207×146.7cm。建物の装飾や宝石の光沢にも注目だ。■巨大肖像画は王族・大貴族のもの「同じく大きな絵を依頼していたのが、王族やそれに次ぐ有力貴族。18世紀まで、肖像画といえば彼らを権威づける、等身大の全身像が多かったのです」本展最大の、ルカ・ジョルダーノ『ベラスケス礼賛』(1692-1700年ごろ)は205.2×182.2cm!王を務めたスペイン人大貴族のファミリーポートレートだ。■個人宅にも入る小さなオランダ絵画「17世紀のオランダでは、受注生産ではなく、画家が描いた絵画を顧客が買う市場が確立されました。顧客は主に市民階級で、彼らのさほど大きくもない家にも入るようにサイズも小さめ。肖像画も、バストアップが主流です」小さな絵で知られる、ヨハネス・フェルメール晩年の名作『ヴァージナルの前に座る若い女性』(1670-72年ごろ)は51.5×45.5cm。市民にとって身近な主観や風俗画が好まれたのもこのころの特徴。■革新的な印象派絵画、サイズは無難!?「19世紀半ば以降、絵画とは画家の思想を表現するものと捉えられ、サイズも画家の意図に基づいて決められるように。ただ、当時社会からあまり理解されなかった印象派は市民の邸宅に入る無難なサイズにせざるをえなかったようです」フィンセント・ファン・ゴッホ『ひまわり』(1888年)はゴーガンと住む家の寝室に飾ることを想定した92.1×73cm。部屋に複数飾ることを考えて何枚も描いた。「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」国立西洋美術館にて10月18日まで開催中(日時指定制)。※開館時間/9時30分〜17時30分(金・土は〜21時)、休館日/月曜日(7月13日、27日、8月10日、9月21日は開館)、9月23日。料金/一般1,700円ほか。国立西洋美術館では本展のチケット販売は行いません。事前に入場券をご購入ください。詳細は展覧会公式サイトにて。11月3日より大阪でも開催。「女性自身」2020年7月7日号 掲載
2020年06月29日メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)は歴史的な名画を落とし込んだ「アート コレクション」から、新作ユニセックスTシャツを発売。2020年6月5日(金)よりメゾンスペシャル新宿ルミネ店で先行発売され、6月8日(月)よりメゾンスペシャル青山店、公式オンラインストアにて順次展開される。名画を配した「アート コレクション」再びメゾンスペシャルの「アート コレクション」は、名画を保管する西洋の美術館とコラボレーションし、名だたる芸術家の作品を落とし込んだウェアを展開するコレクション。第1弾はレオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」や、クロード・モネ「睡蓮」、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」などを配したスウェット&パーカーを販売し好評を博した。ゴッホやモネに、ミレーも仲間入り第2弾となる今回は全柄を一新。フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホの「花咲くアーモンドの枝」やクロード・モネ「日本の太鼓橋と睡蓮の池、ジヴェルニー」、グスタフ・クリムト「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像|」など不朽の名画をあしらったTシャツが揃う。今回初登場となる画家の作品を配したTシャツも。エゴン・シーレ「膝を折って座る女性」や、ジャン=フランソワ・ミレー「落穂拾い」などを用意した。ビッグTに鮮やかにプリントTシャツのシルエットはゆったりとしたオーバーサイズ。ボディのカラーは組み合わせる名画によって異なり、ホワイトやブラックをはじめ、ニュアンスのあるピンクやイエロー、ラベンダーなどを取り揃える。作品部分は下地の上にプリントをしているため、鮮やかできめ細やかな仕上がりとなっている。【詳細】メゾンスペシャル「アート コレクション」発売日・販売店舗:・2020年6月5日(金) メゾンスペシャル新宿ルミネ店 先行発売・6月8日(月) メゾンスペシャル青山店、公式オンラインストア価格:「Various Arts Collection」オーバーサイズビッグ Tシャツ 各6,800円+税サイズ:42/44/46/48【問い合わせ先】メゾンスペシャル 青山店TEL:03-6451-1660メゾンスペシャル メンズ 新宿店TEL:03-6304-5022
2020年06月07日