ピーチ・ジョンが、名画にインスパイアされた「巨匠のブラ」の新デザインを5月27日より発売します。昨年10月に発売された第1弾ではモネ、ミュシャ、ブリューゲルの代表作からインスパイアされた、繊細なレースやプリント、色使いで細部まで表現したデザインで、大きな話題となりました。第2弾となる今回は、フィンセント・ファン・ゴッホの<ひまわり>からインスパイアされた「ゴッホイエロー」を展開します。鮮やかなひまわりを繊細な刺繍で再現し、ゴッホが愛した、南フランスの太陽、ユートピア象徴であったといわれている向日葵を感じさせる1枚に仕上げました。名画の魅力を活かしつつ、女性らしいデザインにもこだわり、名画ファンだけではなく、たくさんの方に楽しんでいただけるブラに仕上げました。また発売を記念して、PEACH JOHN公式インスタグラムのストーリーズにてプレゼントキャンペーンをも実施します。「巨匠のブラ」特設ページ:ゴッホイエロー印象派の巨匠、フィンセント・ファン・ゴッホの代表作<ひまわり>からインスパイアされた1枚。繊細な刺繍で鮮やかな向日葵を贅沢にデザインし、ゴッホにとっての向日葵である明るい南フランスの太陽、ユートピアの象徴を現しました。巨匠のブラシリーズ巨匠のブラ価格:3,980円(+税)サイズ:B~Fカップ UB65/70/75巨匠のパンティ・ソング価格:1,480円(+税)サイズ:S、M、Lカラー展開:ゴッホイエロー/モネブルー/ミュシャエクリュ(全3色)商品ページ:インスタグラムでプレゼントキャンペーンを開催「ゴッホイエロー」の発売を記念して、PEACH JOHN公式インスタグラムでプレゼントキャンペーンを実施します。期間中、公式インスタグラムのストーリーズでシェアされる「巨匠のブラ」の画像をスクリーンショットした上に、ご自身のインスタグラムアカウントのストーリーズ上でGIFやイラスト、コラージュ機能を用いてオリジナルの名画を作成、シェアすることで、参加が可能です。参加者の中から選考で3名様に、「巨匠のブラ&パンティ」とオリジナル巾着のセットをプレゼントします。<キャンペーン参加方法>1.PEACH JOHN公式インスタグラムをフォロー対象ストーリーズの「巨匠のブラ」の画像をスクリーンショット3.スクリーンショットした画像にGIFなどを使って、ストーリー上で自由にデコレーション4.「@peachjohn_official」と「#巨匠のブラ」を付けてストーリーズに投稿5.ご希望のブラ・パンティサイズをPEACH JOHN公式アカウントのDMに送信6.応募完了※アカウントを非公開設定にしている場合、本プレゼントキャンペーンに参加いただけません。ご注意ください。※本プレゼントキャンペーンについての詳細や注意事項については、公式インスタグラムをご確認ください。<プレゼント内容>・巨匠のブラ<ゴッホイエロー>・巨匠のパンティ<ゴッホイエロー>・オリジナル巾着<応募期間>・2020年5月27日(水)12:00~6/2日(火)23:59企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年05月28日メゾンスペシャル(MAISON SPECIAL)から、歴史的な名画を落とし込んだパーカー&スウェットが登場。2020年3月14日(土)よりメゾンスペシャル 青山店、メゾンスペシャル メンズ 新宿店で先行販売された後、順次発売される。ゴッホ「ひまわり」やクリムト「接吻」をプリント名画を配したパーカー&スウェットはメゾンスペシャルのブランド設立1周年を記念して発売されるもの。それぞれの名画を保管する西洋の美術館とのコラボレーションアイテムとなっている。ウェアに採用した絵画は、レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」や、クロード・モネ「睡蓮」、フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」、ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」、グスタフ・クリムト「接吻」など不朽の名作。作品部分は下地の上にプリントをしているため、鮮やかできめ細やかな仕上がりだ。アイテムはゆったりとしたシルエットのパーカーとスウェットの2型を用意。ボディのカラーは作品によって異なり、ベーシックなブラック、オフホワイトをはじめ、ベージュ、カーキ、ラベンダーなどを取り揃える。パーカー1.レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」カラー:ブラック/ラベンダー/ブラウン2.クロード・モネ「睡蓮」カラー:ブラック/ベージュ/ピンク3.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「夜のカフェテラス」カラー:オフホワイト/ブルー/カーキ4.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星降る夜、アルル」カラー:オフホワイト/ラベンダー/ブラウン5.ヴァシリー・カンディンスキー「いくつかの円」カラー:オフホワイト/ブルー/ピンク6.ヨハネス・フェルメール「真珠の耳飾りの少女」カラー:ブラック/ベージュ/ブルー7.グスタフ・クリムト「生命の樹」カラー:ブラック/ベージュ/ピンク8.André Kertész「Melancholic Tulip, New York」カラー:ブラック/カーキ/ピンクスウェット1.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「星月夜」カラー:オフホワイト/ベージュ/ラベンダー2.フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ「ひまわり」カラー:ブラック/ブルー/カーキ3.クロード・モネ「印象、日の出」カラー:オフホワイト/ピンク/ブラウン4.ヴァシリー・カンディンスキー「白の上にⅡ」カラー:ブラック/ブルー/カーキ5.ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ「執筆する聖ヒエロニムス」カラー:ブラック/ベージュ/ラベンダー6.レオナルド・ダ・ヴィンチ「ウィトルウィウス的人体図」カラー:ブラック/ピンク/ブラウン7.グスタフ・クリムト「接吻」カラー:オフホワイト/ラベンダー/カーキ8.André Kertész「Les lunettes et la pipe de Mondrian」カラー:オフホワイト/ブルー/ブラウン【詳細】メゾンスペシャル 西洋美術館コラボレーションアイテム発売日:2020年3月14日(土)より店舗先行販売、その後順次発売販売店舗:メゾンスペシャル 青山店、メゾンスペシャル メンズ 新宿店、メゾンスペシャル オンラインストア価格:パーカー、スウェット 各8,800円+税サイズ:42/44/46/48【問い合わせ先】メゾンスペシャル 青山店TEL:03-6451-1660メゾンスペシャル メンズ 新宿店TEL:03-6304-5022
2020年03月14日ピーチ・ジョン(PEACH JOHN)から、「モネ」「ミュシャ」「ブリューゲル」の名画にインスパイアされた「巨匠のブラ」が、2019年10月9日(水)より発売される。名画イメージの「巨匠のブラ」ピーチ・ジョンの新作「巨匠のブラ」は、「モネ」「ミュシャ」「ブリューゲル」の代表作を繊細なレースやプリント、色使いで再現した新作ランジェリー。名画の魅力を活かしつつ、女性らしいデザインに仕上げている。展開されるバリエーションは、「ミュシャエクリュ」「モネブルー」「ブリューゲルブラック」の3種類。ブラと同様のデザインのパンティ、ソングも用意される。「ミュシャエクリュ」「ミュシャエクリュ」は“線の魔術師”とも称されるアルフォンス・ミュシャの名作『四つの花』の『薔薇』に着想した1枚。ミュシャが描く優美な曲線をイメージし、5色使いのケミカルレースで仕上げた。「モネブルー」“印象派の巨匠”と名高いクロード・モネの代表作『睡蓮』からインスパイアされたのは「モネブルー」。睡蓮や池の幻想的な世界観を、美しいグラデーションカラーで再現している。脇部分にあしらった睡蓮モチーフのレースもポイントだ。「ブリューゲルブラック」「ブリューゲルブラック」は、“花のブリューゲル”と呼ばれたヤン・ブリューゲル(子)の作品『机上の花瓶に入ったチューリップと薔薇』を、7色の刺繍糸を使ったエンブロイダリーレースで表現したブラ。サイドベルト部分に透け感のある素材を用いることで、センシュアルな魅力もプラスしている。【詳細】ピーチ・ジョン「巨匠のブラ」発売日:2019年10月9日(水)・ブラ価格:3,980円+税サイズ:B~Fカップ UB65/70/75・パンティ・ソング価格:1,480円+税サイズ:S、M、L【問い合わせ先】ピーチ・ジョンTEL:0120-066-107
2019年10月12日元SMAPの香取慎吾が、ファミリーマートのフラッペシリーズのイメージキャラクターに就任。香取がフェルメールの名画「牛乳を注ぐ女」の女性に扮した特別限定ビジュアルが19日、公開された。ファミリーマートのフラッペに欠かすことのできないのが、最後に注ぎ込むミルクの存在。今回公開されたビジュアルには、そんなフラッペにとって最も大切なミルクを、慎重に、そして愛情をもって注ぐ1人の女性…ではなく女性に扮した香取が描かれている。このビジュアルは世界的に有名な画家ヨハネス・フェルメールの代表作の一つ、「牛乳を注ぐ女」を模したもの。瓶をもつ手の角度からその表情にいたるまで、世界的な名画を香取が完璧に再現した。香取は、今回のなりきりに関して「すごくうれしかったです!!」と満面の笑顔で喜び、「プライベートで海外旅行に行く時は、その国のアーティストの作品を観に行くんです。オランダに行った時もフェルメールの作品を観に行きましたからね。彼のアトリエにも行きましたよ! それぐらい好きなフェルメールの作品に、まさか自分がなるとは思いませんでした!」とフェルメールのファンであることを明かした。「牛乳を注ぐ香取」ビジュアルは、7月22日~28日の7日間、東京メトロ新宿駅地下「新宿メトロプロムナード」(東京都新宿区)にて展開される、縦2m6cm×横14m56cmのフラッペ特別ビジュアルの一部。この巨大なビジュアルには、CMでおなじみの“カトッペ”慎吾と愉快な仲間たち(相棒男の子“ぺぺッぺ”、謎の“オバッペ”、一部に熱狂的なファンがいるという?“牛おじさん”)が勢ぞろい。このビジュアルは、フラッペ片手のカトッペの横に立てば、あたかも一緒にフラッペを楽しんでいるかのようなデザインになる構成に。また、一つ一つのビジュアルはInstagramに最適なサイズになっている。さらに特別ビジュアルの掲出に合わせて、ファミリーマートの店頭には、フラッペを両手に笑顔の香取と、巨大な雪像となった香取が描かれた新ポスターが展開される。なお、今期はこれまでに、カフェフラッペ、ストロベリーフラッペ、チーズケーキフラッペ(アップルソース仕立て)、チョコレートフラッペ、バナナジェラートフラッペ、タピオカミルクティーフラッペ、ピーチフラッペ、たべる牧場ミルクフラッペの8種類を発売。さらに7月20日からはソーダバニラ(ラムネ入り)フラッペも発売予定となっている。
2019年07月19日こんにちは。アートディレクターの諸戸佑美です。10連休はいかがお過ごしですか?面白いアートや映画に触れて五感をリフレッシュするのもいいですね!【シネマの時間】第64回は、“ヒトラーの秘宝、闇の美術史” 名画ミステリー映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』をお送りします。アドルフ・ヒトラー(1889年4月20日〜1945年4月30日)が若い頃、画家を志していた逸話はよく知られていますが(ウィーン美術アカデミーを2度受験するが不合格)、政権掌握後も美術に関心の強かったヒトラーは、右腕的存在のゲーリング国家元帥や息のかかった画商を通じて、ユダヤ人富裕層が所有する美術品の略奪に躍起になります。なぜ、ナチス・ドイツは、いやヒトラーは、これほどまでに美術品略奪に執着したのでしょうか?ナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品の総数は約60万点にのぼり、戦後70年以上経った今でも10万点が行方不明と言われます。彼らは、ピカソ、ゴッホ、フェルメール、マティス、ルノワール、ブリューゲル、モネらの傑作に「退廃芸術」の烙印を押し、一方で純粋なアーリア人による写実的で古典主義な作品を擁護。同時に故郷近くのオーストリア・リンツに“総統美術館”を建設する野望を抱きました。本作は、欧米で活躍する歴史家、美術研究家をはじめ、略奪された美術品の相続人や奪還運動に携わる関係者の証言を元に、ヒトラーの思想の背景と略奪された美術品が辿った闇の美術史に迫ります。ちなみにフランスの皇帝ナポレオン(1769年8月15日 〜1821年5月5日)もヨーロッパを制覇する過程で各地の城や邸宅から膨大な数の美術品を略奪したのだとか。それらには、資産価値があり政治的にも権威を高める影響力の大きさを知っていたからでした。「壁を飾るために絵を描くのではない。絵は敵に対する盾にも矛にもなる、戦うための手段だ」―パブロ・ピカソナチスに弾圧され奪われた美術品と、それに関わる人々の数奇な運命に迫る名画ミステリー!ぜひこの機会にお楽しみいただければ幸いです。■映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』あらすじーナチスに弾圧され奪われた美術品とそれに関わる人々の運命を追った名画ミステリー!ナチス・ドイツはふたつの手段で芸術を支配しました。ひとつはピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、シャガール、クレーらの傑作に「退廃芸術」の烙印を押しそれらを貶め、一方で、純粋なアーリア人による写実的で古典主義的な作品を擁護。同時に、青年時代に画家志望だったヒトラーは、故郷近くのリンツに“総統美術館”を建設する野望を抱き、右腕的存在のゲーリング国家元帥や息のかかった画商を通じてユダヤ人富裕層が所有する古典美術の名品を次々と没収。オランダ、フランスなど周辺国を占領するとその勢いと大胆さは加速し、かのルーブル美術館やパリ在住のユダヤ人美術収集家から問答無用で憧れの名品や価値ある退廃美術の略奪を繰り返しました。権力は芸術をも支配できると妄信するナチスが行った歴史上最悪の美術品強奪と破壊。今なお続く奪還をめぐる戦いを、歴史家や美術研究家、関係者らの証言をもとに描き、ヒトラーの思想の背景と略奪品が辿った闇の美術史を浮かび上がらせていきます。ヒトラーの秘宝たちが語る知られざる真実とは……?■『グレート・ビューティー追憶のローマ』などで知られるイタリアの名優トニ・セルビッロが案内人!ナチス・ドイツによる美術史上最悪の美術品略奪やそれらのヒトラーの秘宝が辿った知られざる真実を案内するのは、『グレート・ビューティー/追憶のローマ』(14)や『修道士は沈黙する』(18)など、イタリア映画界が誇る名優トニ・セルヴィッロ。監督は、ヴェネチア・ビエンナーレやイタリア国立21世紀美術館などのドキュメンタリーを手掛けた新鋭クラウディオ・ポリが務めています。ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者・中野京子が、日本語字幕監修を担当。作中では、約100点にも及ぶ退廃芸術やヒトラーが偏愛した名品が紹介されます。■映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』作品紹介映画『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』2019年4月19日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー!公式サイト:hitlervspicasso-movie.com原題Hitler contro Picasso e gli altri監督:クラウディオ・ポリ製作総指揮:ベロニカ・ボッタネッリ原案脚本:ディディ・ニョッキ編集:クラウディオ・ポリ音楽:レモ・アンツォビーノ字幕監修:中野京子(作家/『怖い絵シリーズ』)日本語字幕:吉川美奈子製作年:2018年製作国:イタリア・フランス・ドイツ合作配給:クロックワークス、アルバトロス・フィルム上映時間:97分映倫区分:G©︎2018 - 3D Produzioni and Nexo Digital - All rights reserved案内人:トニ・セルヴィッロ(『グレート・ビューティー/追憶のローマ』『修道士は沈黙する』)【シネマの時間】アートディレクション・編集・絵・文=諸戸佑美©︎YUMIMOROTO
2019年04月29日ナチスに弾圧され奪われた美術品と、それに関わる人々の運命に迫る名画ミステリー『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』から、ゴッホの名画がナチス・ドイツによって没収され、売り飛ばされていた衝撃の事実を紹介する本編映像が到着した。ピカソ、ゴッホ、フェルメール、マティス、ムンク、モネ…いまもなお多くの名画たちが行方不明――。1933年から45年にかけて、ナチス・ドイツがヨーロッパ各地で略奪した芸術品の総数は約60万点にのぼり、戦後70年以上経った現在でもなんと10万点が行方不明と言われる。彼らはピカソ、ゴッホ、ゴーギャン、シャガール、クレーらの傑作に“退廃芸術”の烙印を押し、それらを貶め、一方で純粋なアーリア人による写実的で古典主義的な作品を擁護。同時に、ヒトラーは故郷リンツに“総統美術館”設立の野望を抱き、右腕的存在のゲーリング国家元帥と張り合うかのうように、ユダヤ人富裕層やルーブル美術館からも問答無用で美術品の略奪を繰り返したという。フィンセント・ファン・ゴッホの誕生日である3月30日、今回解禁された本編映像では、晩年ゴッホが診察を受けていたパリ・近郊に住む医師ガシェがモデルで、ゴッホが死の1か月余り前に描いたと言われている彼の傑作「医師ガシェの肖像」(1890)が、ナチス・ドイツから堕落とみなされ、ゲーリングの命でフランクフルトの美術館から没収されていた事実を紹介。また、ゴッホの自画像「Self-Portrait Dedicated to Paul Gauguin」もスイスのオークションにかけられていたと説明している。権力は芸術をも支配できると妄信するナチスが行った歴史上最悪の美術品強奪によって、不遇な運命を辿っていた名画たち。本作を観れば、今後、きっと美術鑑賞でも見方が変わってくることだろう。『ヒトラーVS.ピカソ奪われた名画のゆくえ』は4月19日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2019年03月30日ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)は、ヨハネス・フェルメールの名画『牛乳を注ぐ女』の特製トランクを製作。ルイ・ヴィトン 日本橋三越店にて2018年10月10日(水)より特別展示を行う。これまで貴重なアイテムを収める専用ケースを数多く手掛けてきた、ルイ・ヴィトン。美術品や画材を最適な状態で“旅させるため”、世界中の顧客から依頼を受け様々なケースを生み出してきた。東京・上野の森美術館で2019年2月3日(日)まで開催される『フェルメール展』の開催にあたり、アムステルダム国立美術館が、ルイ・ヴィトンに、名画『牛乳を注ぐ女』を運ぶトランクの制作を依頼。アイコニックなモノグラム・キャンバスをベースに、熟練した職人がディテールにまでこだわって特別なケースを完成させた。トランクの外装には、手作業でストライプのペインティングが施され、ライニングには鮮やかなイエローを。作品に登場するカラーを彷彿させる、プレイフルな配色となっている。ヨハネス・フェルメールの名画『牛乳を注ぐ女』は、アムステルダム国立美術館が所蔵する絵画の中でも最重要作品の一つ。フェルメールが日常の中の一コマを切り取った油彩画は、注がれる牛乳を除いて、時が止まったかのようにすべてが静寂に包まれている様が魅力である。【詳細】ルイ・ヴィトン 画家ヨハネス・フェルメール『牛乳を注ぐ女』特製トランク展示開始日:2018年10月10日(水)会場:ルイ・ヴィトン 三越日本橋店住所:東京都中央区日本橋室町1丁目4-1TEL:03-3241-3311【問い合わせ先】ルイ・ヴィトン クライアントサービスTEL:0120-00-1854
2018年10月13日■新しい年にやってみたいこと1月も終わりに近づくと、新しい年を迎えた清々しい気持ちも次第に薄れ、新年の誓いも相変わらずの日常にまぎれてしまいがち。でも、とりあえずなにかひとつでもやりたい。新しいことを始めるのでもいいし、やりそびれていたことをやるのでもいいし――。というわけで、早速やってみました。■『ティファニーで朝食を』を観るずっと観たかった映画。あまりにも有名な作品だし、ハイライトシーンも鮮明に頭に浮かぶのに、なぜか観る機会を逸していました。『ローマの休日』はセリフを覚えるほど何度も観ているのに。原作は1958年に出版されたトルーマン・カポーティの小説『Breakfast at Tiffany’s』。原題もキャッチーですが、それよりも「ティファニーで朝食を」という邦題の響きがあまりにも耳に心地よく、印象に残ります。出典:の再生ボタンを押して1分後にはわかりました。この映画はオードリーのための映画だ、と。人影もない早朝のニューヨーク5番街。黒のロングドレスに黒いサングラスという出で立ちのスレンダーな女性が、デニッシュをかじりながらティファニー本店のショーウィンドウのなかを覗き込む。やがて、その女性はゆっくりと歩き去っていく。まだ映画は始まったばかりなのに、ストーリーも知らないのに、遠ざかっていくその愁いをまとった美しい後ろ姿を見ていると、なぜか上質な映画を観終わったあとのような、切なくも満たされた気持ちになります。■BGMは言わずと知れたあの名曲『ムーン・リバー』のびやかで抒情的な旋律。この曲が流れるとなぜかノスタルジックな気持ちになります。わずか10小節の短い曲だったというのはちょっと意外。このメロディは冒頭シーンだけでなく、全編を通してさまざまな場面で、さまざまなアレンジで流れます。主人公がギターをつま弾きながらしみじみ歌うシーンは、吹き替えではなくオードリー本人の声だとか。■オードリー・ヘプバーンの挑戦――自分の殻を破る主人公のホリー・ゴライトリーはニューヨークのアパートで暮らす高級娼婦。当初この役はマリリン・モンローが演じる予定だったそうです。映画版のホリーはかなりお行儀がよくなっていますが、それでも、オランダ貴族の血を引き、若い頃プリマを目指していたオードリーは、佇まいも立ち居振る舞いも気品がありすぎて、いささかの違和感は否めません。ちなみに、本物のホリーに会いたければ、ぜひ村上春樹訳の『ティファニーで朝食を』(2008年出版)で。出典:■古き良き(?)1960年代違和感と言えば、ホリーの隣人役の日本人男性も強烈です。時は1960年代初頭。なのに、演じているのがなぜか白人俳優で衣装もアパートの室内ももはやパロディ。はたしてきちんと時代考証がなされていたのかどうか……。いろいろ考えされられます。1960年代はファッション100年の歴史から見るとオートクチュール全盛時代でもあります。その証拠に、オードリーをはじめ、登場する女性たちのファッションの上品で洗練されていること。カクテルパーティのシーンに出てくるご婦人方のドレス姿も必見ですが、街を歩く女性たちの出で立ちも、さりげないのに気を抜いていない。スカート丈といいヒールの高さといい完璧。おしゃれへの気合いを感じます。反面、いろいろなことが今よりも鷹揚だった1960年代。ティファニーの店員の粋な計らい。おもちゃの万引き。ヌード・ショー。ベッドでのくわえたばこ。歩きたばこのポイ捨て。そういえば、この映画ではやたらとみんながタバコを吸います。これも時代なのかな……。■オードリー・ヘプバーン、ここにありこのように突っ込みどころは少々あるものの、それを補って余りあるのが、オードリー・ヘプバーンの圧倒的な存在感。第1子を産んで3カ月後に撮影に臨んだというから驚きです。「わたしはレッドな気分になったとき、ティファニーに行くの」。そう語るホリーは映画のなかでさまざまな表情を見せます。天真爛漫だったリ、傍若無人だったリ。それでいて脆くて繊細。この難役をオードリーは見事に演じ分けていますが、その好演に一役買っているのが多彩な衣装の数々。髪をアップにしてリトル・ブラック・ドレスに身を包み、洗練された美しさを見せつけたかと思えば、髪をツインテールにしてタートルとサブリナパンツでラフにキメる。全身ショッキングピンクで千鳥足で歩いていたかと思えば、上品なベージュのカーディガンを羽織って本を読みふける。そして、かの有名なラストシーンのずぶぬれのトレンチコート姿。どれもこれも完璧な着こなし。ちなみに、身長170cmのオードリーはあのずぶぬれの状態で体重が36kgしかなかったとか。それはなにを着ても似合うはずです……!特に印象的なのは、ティファニーの店内でショーケースを覗いていたときに着ていた、鮮やかなオレンジ色の膝丈ウール・コート。小顔に見せるスタンドカラー。大人っぽいシンプルなシェイプ。でも、バックサイドのリボンがなんともキュート。「大人可愛い」ってああいうことなんですね。華やかな社交場と家具もろくにないアパートの部屋を行き来するホリーは、スポットライトの当たる世界と質素で控えめな日常を行き来するオードリー・ヘプバーン本人と重なります。王女役ではここまでのびのびとした演技ができたかどうか。『ティファニーで朝食を』こそ彼女の代表作と称する声が多い理由がわかりました。この映画をすでに観た人もぜひもう一度DVDでご覧になることをおすすめします。そのときは、絶対に特典メニューをお見逃しなく!なぜあの役がオードリーでなければならなかったのか。なぜ主題歌に『ムーン・リバー』が選ばれたのか。なぜオードリーがジバンシィにとって永遠のミューズとなったのか。さまざまな「なぜ」の答えがすべて特典メニューのなかにあります。名画のDVDにこんな楽しみ方があるとは。嬉しい発見でした。寒くなったら「パンツスタイルにダウンコート」という機能的カジュアルがトレンドになりつつある昨今。寒いけど「スカートスタイルに上質な膝丈コート」に挑戦してみたくなりました。今季のクリアランスセールで大人可愛い膝丈コートを探してみようかな。
2018年01月26日ポーラ美術館開館15周年を記念する特別展「100点の名画でめぐる100年の旅」が2017年10月1日~2018年3月11日の期間で開催されます。ポーラ美術館のコレクションから選ばれた名画「ベスト100」が、テーマごとに展示されるこの美術展は、近代100年の美術の流れ、歴史のダイナミズムを体感できるまたとない機会です。時が流れ、美術も動く今年で開館15周年を迎えるポーラ美術館が、特別なコレクション展を開催することになりました。ポーラ美術館は、硝子工芸や東洋陶磁、化粧道具など多岐に亘るコレクションを誇ります。そして絵画コレクションは、19世紀から20世紀にかけて活躍した画家たちの作品を中心に収集されています。今回の特別展では、その貴重なコレクションの中から、ポーラ美術館が選ぶベスト100、西洋絵画71点と日本の洋画29点の名作が、芸術運動(ムーブメント)、主題や時代といった20のテーマごとに展示されます。19世紀半ばから20世紀へのおよそ100年間の、西洋と日本の近代絵画の流れを旅をするように見ることができる贅沢なコレクション展で、歴史のダイナミズムを感じましょう。●展覧会のみどころ●まるで歴史の教科書!ポーラ美術館のコレクションから名作絵画ベスト100を一堂に紹介近代美術史上重要な画家の作品を、体系的に収集しているポーラ美術館のコレクション。モネやルノワール、セザンヌ、ピカソ、そしてマティスのコレクションは、日本で最多です。また、日本の洋画コレクションも充実しています。開館15周年記念展では、西洋と日本の洋画が美術史上めまぐるしく展開した19世紀から20世紀にかけての100年間をコレクションでたどります。●近代100年を名画でめぐる時間の旅1860年代から1970年代に制作された西洋絵画と日本の洋画計100点を、制作年代に沿った20のテーマに分けて展示する本展。産業革命や万国博覧会、さらに二度の世界大戦に翻弄されたこの100年で、社会は大きな変化を遂げました。そんな歴史のダイナミズムを、100点の名画を通して体感できるのが、今回のコレクション展です。●この絵が名画である理由―一点一点の魅力を楽しむベスト100に選ばれた名画は、それぞれたくさんの見どころを持つ作品ばかり。会場では、各界で活躍する17名の方から寄せられた「この絵が名画である理由」というコメントが紹介されています。多彩な視点で寄せられたコメントから、作品の新たな魅力に気づけるかもしれませんね。●巨匠たちがいざなうタイムトラベル1860年からおよそ100年のあいだに描かれた名画を、時代の流れに沿い、テーマごとに展示する本展。その20のテーマと展示作品の一部をご紹介します。1)大自然を歩く―印象派前夜(1860-1870年代)2)雲と煙―モネとモダニズム(1870年代)3)人物の研究―セザンヌとドガ(1870年代)4)光を描く―モネからスーラ(1880年代)5)美しき女性たちーマネとルノワール(1880年代)6)カンヴァス上のサムライたちー日本近代洋画の黎明(1880年代)7)印象派の向こう側ーポスト印象派の挑戦(1890年代)8)モネ、水の世界へ(1890年代)9)1900年ー時代は動き、芸術が変わる(1900年)10)色とかたちの冒険ーフォーヴとキューヴ(1900-1910年代)11)Boujour 巴里ーパリと日本の画家たち(1910年代)12)美の共演ー女性像にみる西洋と日本(1910-1920年代)13)薔薇とキャベツー静物画の魅力(1920年代)14)描かれた日本のエレガンスー洋画の美人画(1920年代)15)パリに集う異邦人たちーエコール・ド・パリの肖像(1920年代)16)魔術的芸術の魅惑ーシュルレアリスムのひろがり(1930年代)17)実りの季節ーマティスとピカソ(1930-1940年代)18)画家たちと戦争ー揺れる時代の絵画(1940年代)19)戦後の絵画ー写実と抽象のはざまで(1950年代)20)それぞれの宇宙ー描かれた幻想(1960年代)いかがでしたか?展示される名画の一部とテーマからも、この展覧会の濃密さを感じていただけたのではないでしょうか。秋の訪れとともにはじまるこの特別展で、近代芸術の名品を堪能しましょう。【展覧会概要】名称:ポーラ美術館開館15周年記念展「100点の名画でめぐる100年の旅」会期:2017年10月1日(日)~2018年3月11日(日)会場:ポーラ美術館所在地:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285電話:0460-84-2111URL:
2017年08月31日名古屋・ヤマザキマザック美術館にて、展覧会「もっと知りたい名画の世界よそおいの200 年」が、2017年4月22日(土)から8月27日(日)まで開催される。展覧会の見どころ本企画展では、17世紀後半から20世紀初頭にフランスで描かれた絵画を中心に、当時の装飾品や調度品を合わせて展示することで、ヨーロッパの美術と装いの文化が広く紹介される。見所は、フランスを中心とするヨーロッパの、200年もの宮廷ファッションを一望できる展示だ。貴族たちが着ていた豪華なドレスや衣服を、宮廷の部屋の装飾をイメージした展示空間で楽しめる。フランス絵画300年の歴史をファッションの切り口で知る出展される絵画作品は、貴族の肖像画を中心としており、そこから当時のファッションや文化を窺い知ることができる。「太陽王」ルイ14世と17世紀のフランスを代表する俳優にして喜劇作家のモリエールを、ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングルが描いた《ルイ14世の食卓のモリエール》。重い巻き髪や全身リボンの装飾などが見てとれるが、これらは当時流行した宮廷ファッションである。18世紀、ロココの時代に入ると、フランスのファッション産業は大きく開花する。ヴィクトワール・シャルティエの《雅やかな場面》(長坂バロックコレクション)には、優美な羽根飾りやレース飾りを身に纏った煌びやかな女性たちが描かれている。ポンパドゥール夫人やマリー・アントワネットに代表されるように、女性たちが輝きに満ちていた時代であった。古代への興味からローマやギリシャ風のファッションが流行したのもこの時期。エリザベト・ルイーズ・ヴィジェ=ルブランの《リラを弾く女性》には、肌が透けて見えるほど薄く、柔らかな生地でできたガウンを着用した女性が描かれている。古代ギリシャのキトンのようなこのシュミーズ風ガウンは、当時の女性たちの間で好まれていたファッションである。その後、19世紀の王政復古はロココを彷彿とさせるロマンティックな様式のファッションを流行させた。19世紀後半には、袖山を盛り上げ、ウエストを絞り、スカートの裾をベル型に広げた「砂時計シルエット」のドレスが姿を現しだす。自然界の有機的な曲線を理想とした、アール・ヌーヴォー小式の隆盛がさらにこのドレスの曲線を強調したものへと変化させることとなった。当時の風俗を表す調度類も展示さらに、絵画や衣服以外に、18世紀の香水瓶や扇、髪飾りといった小物類も展示されるほか、日本の洋裁教育の学術展示も行われる。なお、ヤマザキマザック美術館は、18世紀から20世紀に至るおよそ300年ものフランス絵画コレクションに加え、アール・ヌーヴォーの家具や工芸品、なかでも質の高いエミール・ガレ最晩年のガラス作品を多く所蔵することで知られている。当時流行したドレスや髪型がわかるファッションプレートもまた会場では、「化粧・女性・美意識」をキーワードに東西の”美”に関する広い研究を行っている「ポーラ文化研究所」の所蔵品も約100点が公開される。当時流行したドレスや髪型、装身具が描かれた華やかなファッションプレートも約40点や、ヘアスタイルを1/2サイズで復元した結髪雛形約20点などを展示。絵画と合わせて見ることで、より貴族たちの華やかで美しい生活や美意識をリアルに楽しむことができるだろう。詳細展覧会「もっと知りたい名画の世界 よそおいの200年」期間:2017年4月22日(土)〜8月27日(日)時間:平日10:00〜17:30、土日祝 10:00〜17:00 ※入館は閉館の30分前まで休館日:月曜日※ただし5/1、7/17、8/14は開館。(月曜日が祝日の場合は翌平日休館)会場:ヤマザキマザック美術館住所:愛知県名古屋市東区葵 1-19-30入館料:一般 1,300円、小・中・高生 600円、小学生未満無料※音声ガイド無料サービス※一般10名以上の場合は一人1,100円講演会情報:■「ロココからベルエポックのメークアップ・ヘアスタイル」日時:2017年5月14日(日) 14:00〜講師:津田紀代(元ポーラ文化研究所主任学芸員)■「パリオートクチュールの”裏”側―構成学的な見地から」日時:6月4日(日) 14:00〜講師:滝澤愛(椙山女学園大学講師)■「ヨーロッパのファッション史-王子様とお姫様から紳士淑女まで」日時:7月16日(日) 14:00〜講師:能澤慧子(東京家政大学教授)■「18世紀フランスから現代のコスプレ文化への繋がり」日時:7月22日(土) 14:00~講師:小栗徳丸(イベントプランナー、名古屋文化短期大学講師、和歌山大学客員教授)予約:不要 ※定員80名の先着順参加費無料 ※ただし当日の鑑賞券または半券が必要開催場所:マザックアートプラザ4階会議室(美術館北側隣接ビル)
2017年02月11日和菓子の老舗とコラボ! 個包装だからお土産にもぴったり◎江戸時代から続く老舗の和菓子店「榮太樓總本鋪」とのコラボ商品「ひとくち羊羹」(800円)。北海道産小豆の風味を活かした食べ切りサイズの羊羹は1つずつ小分けにされているから配りやすく、お土産におすすめ。パッケージはモネの「グラジオラス」とゴッホの「オワーズ川の岸辺、オーヴェールにて」の2種類です。ヨーロッパ絵画×えびせん!?ヨーロッパ絵画×海老せんべいという意外なマッチングが目を引く「海老せんべい」(800円)は、もちろん日本での展覧会ならでは。マヨネーズ風味の海老せんべいは老若男女問わず人気の一品です。こちらも個包装されていて日持ちがするので、ちょっとしたお土産にも◎。集めて飾りたい 名作モチーフのマグカップルノワールとモネの作品をそれぞれあしらった「マグカップ」(各1890円)は内側が鮮やかなピンクやブルーになっていて、両方揃えたくなる可愛さです。マグを使うたびに憧れの名画を鑑賞したら、センスアップも期待できるかも?! 他にも、ゴッホのマグカップもあるのでじっくり選んでみて。取材・文/藤井ちひろ店舗情報店名:デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~TEL・予約:03-5777-8600(ハローダイヤル)住所:東京都台東区上野公園1-2上野の森美術館アクセス:JR上野駅公園口より徒歩3分営業時間:9:30~16:30(但し、毎週金曜日9:30-20:00)※入館は閉館の30分前まで)2016年10月7日(金)~1月21日(土)
2016年12月30日アメリカを代表する美術館のひとつ、デトロイト美術館の名作を集めた「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」の東京展が、10月7日より上野の森美術館にて開催中。【チケット情報はこちら】1885年の創立以来、デトロイト市の財政破綻などの危機にも見舞われながら、自動車業界の資金援助もあり、世界屈指のコレクション数を誇る美術館として知られているデトロイト美術館。今回の巡回展では同美術館から、ゴッホの『自画像』やマティスの『窓』など、近代絵画における巨匠の作品52点を展示、うち15点が日本初公開作品となる。モネ、ドガ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、マティス、モディリアーニ、ピカソなどが描いた名画を存分に堪能することができる。開幕前日の10月6日に行われたプレス向け内覧会には、本展の音声ガイドナビゲーターを務めた女優の鈴木京香が出席。「何度観ても面白い展覧会です。私も何回も来たいと思いますので、ぜひ皆さんも足を運んで、名画との対話を楽しんで」とコメント。また、月・火曜日に限り、来場者が自由に絵画を撮影することができるという同展の特徴に触れ、「通常の展覧会ではあまり撮影ができない展示会が多いですが、デトロイト美術館展は自分のカメラで撮影できる点がとてもいいです。私もカメラが好きですので、来場した時にはぜひ撮影したいです」とアピールした。「デトロイト美術館展~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち~」は、2017年1月21日(土)まで東京・上野の森美術館で開催。チケットは発売中。
2016年10月27日名画に秘められた“スキャンダル”に焦点を当てたイベント「アートなスキャンダル」が、徳島・大塚国際美術館で、2016年10月1日(土)から2017年3月31日(金)まで開催される。大塚国際美術館は、展示品の中に“原画が存在しない”特殊な美術館。ピカソやルノワール、レオナルド・ダ・ヴィンチなど、古代壁画から世界25ヶ国190余の美術館が所蔵する現代絵画まで、1,000点を超える名画が展示されている。これらはすべて、陶器の板に焼き付ける事でオリジナルを忠実に再現した「陶板名画」と呼ばれるレプリカだ。本イベントでは、名画が生まれた背景にある、センセーショナルな事件やスキャンダルをピックアップ。新しいアートを開花させる原動力にもなったスキャンダルが赤裸々に紹介される。名画新聞「スキャンダルタイムズ」を読みながら館内を巡ることで、違った角度で作品を観ることが可能だ。また、期間中はアートツアーも開催するため、もっと深く知りたい人はこちらもチェック。10月から12月は「サスペンス編」と題し、殺人犯となったバロック時代の画家・カラヴァッジョ、海難事件など、名画に秘められたサスペンスを紹介する。さらに1月から3月は「ラブ編」と題し、恋多きピカソを始め、劇的な人生を送ったモンパルナスの美男子・モディリアーニ、一途な愛を貫いたフィリッポ・リッピなど、画家の恋や愛にまつわる波乱万丈な人生談と共に作品が案内される。【イベント概要】アートなスキャンダル期間:2016年10月1日(土)〜2017年3月31日(金)場所:大塚国際美術館住所:徳島県鳴門市鳴門町 鳴門公園内TEL:088-687-3737開館時間:9:30〜17:00 ※入館は16:00まで休館日:月曜日(祝日の場合は翌日) / 8月無休 / 2017年1月16日(月)~20日(金)、2月16日(木)~20日(月)(予定)は連続休館入館料:小中高生 540円、大学生 2,160円、一般 3,240円※価格は税込■もっと知りたい!アートツアー (企画一例)時間:毎週土曜・日曜 14:00〜(40分間)集合場所:地下3階 インフォメーション横※クリスマスイベント期間 12/17〜12/25は除く定員:30名(事前予約可)
2016年07月30日アコースティック・ギタリストの押尾コータローが、洋邦の名画を彩った楽曲をカバーしたアルバム「Tussie mussie 2~loves cinema~」がリリースされた。オープンチューニングやタッピング奏法を駆使した、独特のギターアレンジやパーカッシブで迫力ある演奏と、繊細で暖かい音色が、世代を超えて多くの人々の支持を集める押尾さん。「モントルージャズフェスティバル」には 2002年から3年連続出演を果たし、近年ではアジア各国での公演も積極的に行い、海外での評価も高い。“ハーブを使った小さな花束”と意味する「Tussie mussie」と題された本作は、カバーアルバム企画第二弾として、押尾さんがセレクトした洋邦の名画からお馴染みのナンバーのカヴァーを収録。曲目には、『小さな恋のメロディ』や『スタンド・バイ・ミー』、『ゴッドファーザー』に『ミッション:インポッシブル』など、幅広いセレクトの楽曲群が並んでいる。本作について押尾さんは「映画音楽を聴くと、名場面が蘇ってくる。そんな映画音楽をアコースティックギターでアレンジして収録したのが今回の『Tussie mussie II ~loves cinema~』です。『ゴッドファーザー』で有名なのは『愛のテーマ』ですが、ファンとしてはやはり『メインテーマ』も入れたいと思ってメドレーにしてみたり。『ラストエンペラー』ではギターを何本も重ね、まさにギターオーケストラのような壮大なスケールの仕上がりにできました。『ネバーエンディングストーリー』では共鳴弦のあるシタールギターで。『風の谷のナウシカ』では、ウクレレとミニギターで可愛らしいアレンジにしてみました。選曲も編曲もとても楽しく制作出来ました。是非映画ファンの皆さんに聴いていただきたいです」と、本作への思い入れを語っている。映画好きを公言する押尾さんセレクトによるカバーが楽しめる本作。ぜひチェックしてみて。「Tussie mussie 2 ~loves cinema~」は発売中。(text:cinemacafe.net)
2015年12月18日グスタフ・クリムトが描いた肖像画をめぐる、驚くべき実話を映画化した『黄金のアデーレ名画の帰還』の特別試写会が11月19日(木)、都内で行われ、美術評論家でタレントとしても活動する山田五郎氏が出席。名画に隠された日本文化の影響を解説した。物語の主役であり、“オーストリアのモナリザ”と称えられる名画<黄金のアデーレ>(正式名称「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像 I」)は画家のクリムトが1907年に描いた代表作で、世界的にも指折りの高額絵画。ヘレン・ミレンが主演する映画は、オーストリア政府を相手に、叔母をモデルにした名画の返還を訴えた女性の奮闘を描いている。山田氏によると、<黄金のアデーレ>にはヨーロッパ美術に多大な影響を与えた“ジャポニズム”が色濃く出ているといい「ウィーンは職人性が強く、クリムト本人も工芸学校の出身。絵画表現ではなく、装飾的な技術に影響を受けている点が、パリのジャポニズムとは大きく違う」と説明。具体的にはアデーレのドレスに「金碧障壁画の影響がある」と話していた。第2次世界大戦下、ナチスに略奪されるなど波乱の運命をたどった<黄金のアデーレ>。現在はニューヨークのノイエ・ギャラリーに展示されており、「改めて美術品とは何なんだろうと考えさせられる映画。やはり美術品には“実体”があり、人間の心を豊かにしたり、狂わせたりもする不思議な力をもっている。役者も素晴らしいし、非常に楽しめた」と専門家の視点で、映画をアピールしていた。『黄金のアデーレ名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年11月20日クリムトの名画をめぐる感動の実話を基に、アカデミー賞女優ヘレン・ミレンを迎えて贈る『WOMAN IN GOLD』(原題)が『黄金のアデーレ名画の帰還』として11月に日本でも公開されることが決定。併せて本作のポスタービジュアルが解禁された。アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが駆け出し弁護士ランディと共に起こした裁判に、世界が仰天。訴えた相手はオーストリア政府。“オーストリアのモナリザ”と呼ばれる、クリムトが描いたマリアの伯母の肖像画「黄金のアディーレ」を返還を求めてのものだった。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリアと彼女を取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていた――。「黄金のアデーレ」とは、正式名称「アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I」といい、19世紀の美術界で一世を風靡し、「接吻」などの代表作を残した画家グスタフ・クリムトが1908~1908年に描いた傑作。世界で最も高価な絵画TOP10に入る、黄金色を多用した豪華で装飾的な肖像画である。実在の女性マリア・アルトマンを演じるのは、アカデミー賞に4度ノミネートされ『クイーン』で主演女優賞を受賞したヘレン・ミレン。さらに弁護士ランディ役をライアン・レイノルズ、『ラッシュ/プライドと友情』でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたダニエル・ブリュールが演じ、監督には『マリリン 7日間の恋』のサイモン・カーティスが務める。今回公開されたビジュアルは、ヘレン演じるマリアと黄金に輝く絵画「黄金のアデーレ」が描かれたポスター。ナチスに奪われた肖像画「黄金のアディーレ」を取り戻すため、オーストリア政府を訴えたマリア。世界が固唾を呑んで見守り続けた名画裁判の行方と、その名画に秘められた真実の物語とは…。現在はニューヨークに所蔵され、当時大きな話題となった絵画。その名画の経緯を本作で確かめてみて。『黄金のアデーレ名画の帰還』は11月27日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年08月27日アカデミー賞女優ヘレン・ミレンを主演に迎えて贈る、映画『WOMAN IN GOLD』が、邦題を『黄金のアデーレ 名画の帰還』と改め、11月27日より日本で公開されることが決定。ポスタービジュアルも解禁された。同作は、19世紀の美術界で一世を風靡した画家のグスタフ・クリムトが1907から2008年に描いた傑作「黄金のアデーレ」(正式名称:アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I)をめぐる感動の実話を描いた映画。アメリカで暮らす82歳のマリア・アルトマンが、伯母の肖像画「黄金のアデーレ」の返還を求め、駆け出し弁護士のランディと共にオーストリア政府を相手に裁判を起こす。その名画には、ナチスに運命を翻弄されたマリア・アルトマンと、マリアを取り巻く人々の美しい思い出と涙の記憶が詰まっていたーー。マリリン・モンローの半生を描いた映画『マリリン 7日間の恋』(’11)のサイモン・カーティスが監督を務める同作。主人公であるマリア・アルトマン役には、アカデミー賞に4度ノミネートされ、『クィーン』(’06)で主演女優賞を受賞したヘレン・ミレンが抜擢。その他、駆け出し弁護士・ランディ役は『あなたは私の婿になる』(’09)のライアン・レイノルズが、自国と父の罪を償おうとするオーストリア人ジャーナリストには『ラッシュ/プライドと友情』(’13)でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたダニエル・ブリュールが演じている。映画『黄金のアデーレ 名画の帰還』はTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。
2015年08月27日東京都・渋谷のBunkamura Galleryは、名画をモチーフとし石膏で作った立体を独自の技法で平面にする作家の個展「山田純嗣展 ―絵画をめぐって―」を開催する。会期は8月19日~8月31日。開場時間は10:00~19:30。入場無料。同展は、日月山水図屏風をモチーフとした未発表の作品や、モネの睡蓮をモチーフとした穏やかな色調が美しい連作など、山田純嗣の新作、近作を中心に展示・販売するもの。山田氏の作品は、名画をモチーフとし石膏で作った立体を、さらにインタリオ・オン・フォトという独自の技法で平面にすることにより完成されている。この技法は、プリントした写真にトレーシングペーパーを重ねドローイングし、PCにスキャン。転写紙を銅版に重ね転写後、腐食・エッチングを重ねて版を作成するというもので、その一つ一つの工程が画面の中で重なり合って見え、絵画と自らの立ち位置・視点を次々に転換する運動を誘発するということだ。また、会場ではインスタレーションも行い、空間全体で魅力を感じることができる構成となっている。また、関連企画として、写真・版画・ドローイングなど様々な技法を組み合わせる「インタリオ・オン・フォト」について山田氏がレクチャーする「アーティストレクチャー」が開催される。開催日時は8月22日14:00~(1時間程を予定)。事前予約不要、参加費無料。
2015年08月06日アドビ システムズは16日、同社の日本製品担当ブログ「Photoshop 日本公式ブログ」において、昨年秋に開催されたフォト蔵との共催による名画がテーマの写真レタッチコンテスト「Adobe Photo Museum」の受賞作品が決定したことを発表した。受賞作品は2月12日から15日まで、都内のギャラリーカフェ「Fireking Cafe」に展示される。同コンテストの最優秀賞(1作品)と優秀賞(10作品)は、特設サイトで発表されている。最優秀賞に選ばれたのは、小石川植物園で撮影した写真をルノアールの"木かげ"風に仕上げた『ルノアール「1880木かげ」』(ゆきゆきさん作)。同作品について審査員を務めたフォトグラファー・鈴木陽介氏は「写真と絵画の絶妙な中間点にうまく落とし込んでいて、絵画的に綺麗な光と写真的に綺麗な光がうまく共存していて面白い」とし、同じく審査員を務めたLIG取締役社長・吉原ゴウ氏は「全体からにじみ出るルノアールらしさをしっかりと表現している所が非常に良いと思いました」とコメントしている。また、優秀賞は9つの名画の中から1作品を選んでモチーフにする「指定部門」と、参考にする名画を1作品自由に選んで制作する「自由部門」がそれぞれ5作品ずつ選出され、指定部門には葛飾北斎の"富嶽三十六景凱風快晴"をもとにした『紅の陽』と『赤富士』(ともにisaさん)や『富嶽三十六景凱風快晴』(umadayamaさん)、竹内栖鳳の"斑猫"を表現した『斑猫リスペクト』(umadayamaさん)、アルフレッド・シスレーの"ブローニュの森"を再現した『「ブローニュの森」もどき』(naoki-mさん)が受賞。一方、自由部門には東山魁夷の"緑響く"風にレタッチした『緑響く御射鹿池』(myy_tさん)、高橋由一の"鮭"を再現した『※鮭:高橋由一風タッチPS』(Shaulaさん)、モネの"睡蓮"をモチーフにした『睡蓮』、レオナルド・ダ・ ヴィンチの"モナ・リザ"の微笑みを醸しだす『多摩川のモナリザ』(mgmgさん)、横山大観の"夜"のの柔らかさを表現した『リアル夜横山大観』(眠兎さん)の合計10作品が選出された。なお、最優秀賞、優秀賞に選ばれた合計11作品は、2月12日~15日まで東京都・代々木上原のギャラリーカフェ「Fireking Cafe」に展示されるとのことだ。同店の営業時間は、平日 11:30~2:00/土日 12:00~2:00。
2015年01月16日アドビ システムズは、同社のコーポレート・コミュニケーションブログ「Adobe Japan Corporate Communications Blog」にて、名画をモチーフとした写真作品の展示企画「Adobe Photo Museum(アドビ フォトミュージアム)」を、写真共有サービス「フォト蔵」との共催で実施すると発表した。作品の応募締め切りは11月30日まで。この展示会は、「Creative Cloud フォトグラフィプラン」のソフトウェアダウンロードカード(12カ月版)が、10月24日から全国の大手家電量販店ならびにオンラインショップでも発売されることを記念して開催されるもの。特設サイトには、葛飾北斎の「冨嶽三十六景 凱風快晴」やボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」、ゴッホの「ひまわり」といった名画をモチーフにしたデジタル写真が掲載されているほか、それらの制作方法をTIPSを交えながら解説したWebページへのリンクボタンも用意されている。また、フォトコンテストは、上記3作品に加えて、竹内栖鳳の「班猫」やゴッホの「ローヌ河畔の星月夜」、アルフレッド・シスレーの「ブローニュの森」など9つの参考名画の中から1作品を選んでモチーフにする「指定部門」と、参考にする名画を1作品自由に選んで制作する「自由部門」のふたつの部門が用意される。最優秀賞(両部門あわせて1作品)には賞金30万円が贈呈され、両部門にそれぞれ5作品ずつ選定される優秀賞の受賞作品と合わせて、都内のカフェ「Fireking Cafe」に展示されるという。なお、応募方法は、写真に「アドビフォトグラフィプラン」というタグをつけてフォト蔵にアップロードすること。ひとりで何枚でも応募でき、すでに投稿されている写真にタグをつけるだけでも応募できるというだ。審査員は、アドビ システムズとフォト蔵(OFF Line)のほか、フォトグラファー・鈴木陽介氏とLIG取締役社長・吉原ゴウ氏が務める。
2014年10月23日ジョニー・デップが真骨頂ともいえる特殊メイク(?)を使って、インチキ美術商を演じる最新作『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』。来年2015年2月に公開が決定し、このほど新キャラクターのアイコンが日本で初披露された。舞台はイギリスのオックスフォード。ゴヤの幻の名画が、何者かに盗まれ、英国諜報機関MI5は、なぜかあやしい美術商チャーリー・モルデカイ(ジョニー・デップ)に捜査を依頼。ちょびヒゲがトレードマークのチャーリーは、最強の用心棒(ポール・ベタニー)と名画を捜すハメに。しかし、実はその名画には、世界を揺るがす財宝の秘密が隠されていたことが発覚!富豪、マフィア、国際テロリストを巻き込んで、イギリス、ロシア、アメリカと世界中を駆け巡る争奪戦が始まった。果たして、幻の名画の行方は――?これまで、さまざまなキャラクターに扮してきたジョニー。両手がハサミ人造人間(『シザーハンズ』)、おとぼけ海賊船長(『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ)、おかしなお菓子の天才発明家(『チャーリーとチョコレート工場』)、不思議な国の不思議な帽子屋(『アリス・イン・ワンダーランド』)、復讐に燃える悪霊ハンター(『ローン・レンジャー』)など、個性的すぎてジョニー以外の俳優は考えられない役柄ばかり。そんなジョニーの“珍キャラクターリスト”に加わるのは、時代錯誤のちょびヒゲをたくわえた美術商(アート・ディーラー)だ。ちょびっとあやしく、超ナルシストで、うんちくセレブのチャーリー・モルデカイ。これまでのキャラクターにも劣らない最高に魅力的で、破天荒なおとぼけキャラを熱演しているという。さらに、ほかのキャストも超豪華。チャーリーのヒゲアレルギーの美人妻・ジョアンナ役には、『アイアンマン』シリーズのグウィネス・パルトロウ。隙あればジョアンナに近づくMI5のワケあり刑事・マートランド役は、『8月の家族たち』のユアン・マクレガー。不死身の用心棒・ジョック役は、『トランスセンデンス』のポール・ベタニー。今回解禁されたビジュアルは、チャーリー・モルデカイのアイコンとなる、ちょびヒゲとサングラスのみだが、見れば見るほど、ジョニーの顔に見えてくるから不思議。この“ちょびヒゲ”が、来冬、新たな大旋風を巻き起こすことは間違いなしだ。『チャーリー・モルデカイ華麗なる名画の秘密』は2015年2月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年09月12日テレビや教科書で見たあの名画をぜひ見てみたい「モナリザ」や「最後の晩餐」など、世界にはさまざまな名画・名作美術品があります。旅に行ったら、このような美術品を見るのが楽しみという人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、414名のマイナビニュース会員の男性に、直接見てみたい名画、名作美術品をアンケートしました。歴史的名作がたくさんランクインしています。>>女性編も見るQ.直接見てみたい名画、名作美術品を教えてください(複数回答)1位モナ・リザ/ダヴィンチ(ルーヴル美術館/パリ)38.9%2位最後の晩餐/ダヴィンチ(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院/ミラノ)31.4%3位叫び/ムンク(オスロ国立美術館/ノルウェー)20.3%4位最後の審判/ミケランジェロ(バチカン美術館/バチカン)16.7%5位ヴィーナスの誕生/ボッティチェリ(ウフィッツィ美術館/フィレンツェ)15.5%■モナ・リザ/ダヴィンチ(ルーヴル美術館/パリ)・「テレビや本などでよく見たことがあるが、一度、本物を見てみたい」(45歳/医療・福祉/専門職)・「あのやさしいほほ笑みを間近に見てみたい」(22歳/建設・土木/技術職)・「ダヴィンチの作品は一度でいいから見たいと思っています」(25歳/金融・証券/事務系専門職)■最後の晩餐/ダヴィンチ(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院/ミラノ)・「テレビや教科書で何回も見ているものが、実際どんなものか見てみたい」(24歳/機械・精密機器/技術職)・「かなり大きい作品とのことなので、どれくらいの大きさなのか、現物を見てみたいと思う」(32歳/運輸・倉庫/事務系専門職)・「人物が多く書かれている絵画は迫力があると思うので、ぜひ本物を見てみたい」(29歳/情報・IT/技術職)■叫び/ムンク(オスロ国立美術館/ノルウェー)・「あの独特の世界観を近くで見てみたい」(27歳/運輸・倉庫)・「ずっと見たいと思っています。いまだに叫びの意味を知らないので知りたい」(26歳/小売店/販売職・サービス系)・「叫びのマネをして、並んで写真をとりたい」(41歳/その他)■最後の審判/ミケランジェロ(バチカン美術館/バチカン)・「精緻(せいち)さを間近で見てみたい」(33歳/情報・IT/技術職)・「実際に見たら感動したので、また見てみたい」(43歳/電機/技術職)・「バチカン美術館に行きたいから」(26歳/金融・証券/事務系専門職)■ヴィーナスの誕生/ボッティチェリ(ウフィッツィ美術館/フィレンツェ)・「よく教科書で見る絵画だから」(26歳/学校・教育関連/事務系専門職)・「テレビでは見たことがあるけど、実際は見たことはないので、一度は見てみたいと思っています」(28歳/食品・飲料/販売職)・「おそらく感動すると思うから」(25歳/学校・教育関連/事務系専門職)■番外編:実際に見たら、その世界に引き込まれそう・睡蓮/モネ(オランジュリー美術館/パリ)「オランジュリー美術館の睡蓮の間で見たときに感動したから、また見てみたい」(33歳/団体・公益法人・官公庁/技術職)・落穂拾い/ミレー(オルセー美術館/パリ)「『ビブリア古書堂の事件手帖』に出てきたから見てみたい」(30歳/学校・教育関連/技術職)・青いターバンの少女/フェルメール(マウリッツハイス美術館/オランダ)「吸い込まれそうな瞳を実際に見てみたい」(30歳/情報・IT/事務系専門職)総評数ある名画、名作美術品の中から1位に輝いたのは、「モナ・リザ/ダヴィンチ(ルーヴル美術館/パリ)」でした。誰もが思い浮かべられる作品ですが、実際どんな絵なのか確かめてみたいという人が多かったです。世界中の人が知っているあのほほ笑み、ぜひ近くで感じてみたいですよね。2位は同じくダヴィンチの「最後の晩餐(サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院/ミラノ)」でした。教科書などで見ると大きさが分かりませんが、実際は4.2m×9.1mの大きな壁画。その大きさと迫力を間近で感じてみたいという声が多く集まりました。3位には「叫び/ムンク(オスロ国立美術館/ノルウェー)」がランクイン。こちらもおなじみの作品ですが、実際どんな絵なのか興味がある人多数。ちなみに、絵に描かれている人物が叫んでいるのではなく、大地の叫びにおののいて耳をふさいでいるといわれています。その辺りも実際に見て確かめてみるといいかもしれません。4位には「最後の審判/ミケランジェロ(バチカン美術館/バチカン)」、5位に「ヴィーナスの誕生/ボッティチェリ(ウフィッツィ美術館/フィレンツェ)」が入りました。「最後の審判」は、作品はもちろんのこと、バチカンという土地に興味を持った人も多かったようです。ほかにも、「睡蓮」「落穂拾い」「青いターバンの少女」などの名画が挙げられました。特にモネの「睡蓮」が人気。実は全部で200点以上の連作。実際に見に行った人が「感動した」とコメントを寄せているように、これはぜひ現地で見てみたい作品ですよね。(文・OFFICE-SANGA二宮由紀子)調査時期:2013年2月15日~2013年2月21日調査対象:マイナビニュース会員調査数:男性414名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【男性編】一度は訪れたいディズニー映画の夢の世界ランキング【男性編】行ってみたい名作アニメの舞台ランキング【男性編】あなたが行ってみたいアニメ・漫画ミュージアムランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年03月11日もし東京に住んでいるのなら名画座に行かない手はありません!「ロードショウが終わった最新作」を安価にかける2番館的な意味ではありません。なかなか見られない、でも見てほしい名作を独自のプログラムで提供してくれる良心的な映画館があるからです。その「名画座の熱さ」を紹介しましょう。「ここはスゴイよ」と映画通から指名される名画座があります。それは『新文芸坐』、『ラピュタ阿佐ヶ谷』、『シネマヴェーラ渋谷』、『神保町シアター』、『銀座シネパトス』の5館です。この名画座では、それぞれ独自のプログラムを工夫して名作を提供しています。■ニュープリントでキレイになったり!またここ最近は、特に日本映画の名作の発掘、上映が盛んです。というのは、DVD化、デジタルリマスターといった作業の中で旧作フィルムのリファインが行われ、それが時にニュープリントされるのです。すると、今までは古いフィルムでしか見られなかった旧作が、なんと名画座ではニュープリントで見られるなんてことが起こるのです。しかも、あらためて見直してみると「えっ、これ面白いじゃん!」てなことも。映画ファンは「名作、佳作の再発見」という喜びを見いだして、東京の名画座を回遊しているという現状になっています。この現状を踏まえて、新文芸坐店長の矢田庸一郎さんにお話を伺いました。--ここ最近日本映画の封切数が洋画よりも多くて、邦画ファンも増えているようですが名画座にもその影響はあるでしょうか?矢田さん「うーん、本当にことを言っちゃうと名画座に来るお客さんはやはり年配の方が多いですけどね(笑)。もちろん若い方もおられますが。本当に映画の好きな人が来られているという感じでしょうか」--矢田さんご自身もやはり映画がお好きですか?矢田さん「そうですね。やはり映画が好きですからね。日本映画の黄金期を知っている人間からすると、その時期の映画を若い人にもっと見てほしいと思ってます。巨匠と呼ばれる映画監督の作品を見てほしいと思いますからね」--映画ファン、マニアが日本映画の名作、佳作を求めて新文芸坐さんなどの名画座を回遊しているという状況がありますが……。矢田さん「独自の特集などを組んでお客さんに喜んでいただけるよう努力しています」--最近ではニュープリントで見られたりする特典があったりしますし。矢田さん「昔劇場公開された時と同じイイ映像をスクリーンで見られるというのは映画ファンにとってうれしいことだと思いますよ」--プログラムは矢田さんが企画されるんでしょうか? 他の名画座さんと作品がかぶったりはしませんか?矢田さん「作品の取り合いになったりする場合も(苦笑)。同じような企画をするってことありますから。お客さんの迷惑にならないように気をつけないといけませんがね」■スコセッシ監督も推す!例えば、新文芸坐さんでは5月23日(水)から「7回忌追悼今村昌平」として6月1日(金)まで、巨匠・今村昌平監督作品を19作品上映する予定。今村昌平の作品といえば、『うなぎ』、『黒い雨』や『楢山節考』が一般的には有名ですが、あの映画狂のマーティン・スコセッシ監督(最新作は『ヒューゴの不思議な発明』)が推す『豚と軍艦』もニュープリントで上映される。これは戦後すぐの横須賀を舞台とした1961年の作品。米軍キャンプから出る残飯を利用して養豚場を営み、ひともうけしようとするヤクザの話(笑)なのだが、クライマックスではこの豚が大量に街に暴れ出る。スコセッシが笑いながら「あれはわれわれアメリカ人のたとえだ」と説明した名シーン。「今村は俺達アメリカ人を豚にたとえたんだよ」と。--今村監督の特集を企画されたのはどういった経緯でしょうか?矢田さん「やはり知ってほしいんです。今村監督はまさに最後の巨匠と言っていいんじゃないでしょうか。カンヌ映画祭のパルム・ドール賞を2回も取っている監督は日本人でも今村監督1人です(筆者注:海外でも5人しかいない)。その作品が忘れ去られようとしている。あまりにももったいですよ。映画ファンだけじゃなく若い人にも見てほしいんです」--今村監督の作品は腹にズンとくる作品が多いですよね。矢田さん「人間存在そのものを問うような、スケールの大きな作品だと思うんです。スケールが大きいといっても大作というわけじゃないですが、社会的な意味を問う作品であり、深い意味のある作品です。こういう、今平さんの作品のような映画があったんだということを若い人にも知ってほしいですよね。今のテレビ局が主体となって作った映画とは違う映画、お茶の間感覚とは異なった映画、これを知ってほしいという熱い思いがあります」いかがでしょうか?このような熱い思いでプログラムが組まれている名画座。あなたも行ってみませんか?(谷門太@dcp)『新文芸坐』『ラピュタ阿佐ヶ谷』『シネマヴェーラ渋谷』『神保町シアター』『銀座シネパトス』
2012年05月08日美術文化振興を目的として設立された一般社団法人・日本美術アカデミー(AAJ)は、ゲーム感覚で名画に親しめる子ども向け無料WEB教材、 「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」を発表した。「あつまれアートキッズ!! みんなのチャレンジ美術館」はレオナルド・ダ・ヴィンチ、エル・グレコ、ルーベンス、モネなどヨーロッパの名画を自宅のパソコン上で気軽に鑑賞できる無料の教材。子どもがゲーム感覚で楽しめるよう、パズル、ぬりえ、クイズ(アートキッズ検定)などのプログラムを用意。また、だれでも気軽にトライできる絵画技法をビデオで紹介するほか、美術館でのマナーも学べる総合的な児童向け美術教材となっている。対象は小学校3年生から中学生だが、教材の一部は小学校低学年もしくは大人も楽しめる内容となっている。いたずら好きのアート魔女、ナビゲーター役の修瑠(しゅーる)君、現代美術家風の館長さんといった、子どもたちが大好きなアニメ風キャラクターが登場。アニメ声優によるナレーションで、仮想の美術館内を楽しく案内する。「ぬりえ美術館」は美術を通したコミュニケーションの場となり、パソコン上で描いた自作の名画ぬりえをコメント付で投稿したり、ほかの作品と見比べたりすることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年04月10日